男「後部座席に違和感が…」製作道路６号線＠VIPService過去ログ倉庫

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男「後部座席に違和感が…」製作道路６号線

1 ：勝手に立てた…ごめん[sage]：2010/02/07(日) 00:50:29.90 ID:noSNjYDO: 厨二病っぽい男
・身長 175cm
・体重 67kg
・髪黒
・戦闘力３
・特技ゲーム
・スリーサイズ秘密だよ

超能力者っぽい女の子
・身長 139cm
・体重 30kg
・髪・目黒
・戦闘力 63万
・特技超能力

男を狙うミスコン王者の同級生女
ある時はミスコン実況、またあるときは中学校教師、同級生女の下僕な実況
相当な距離を走っているはずなのに未だに燃料補給の描写が無い超低燃費カー

現在は大体この方々でお送りしております

……だそうです
実質８スレ目

前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1264344267/

前々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1263628749/
前々々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1262343208/
前々々々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1261634198/
前々々々々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1260027619/
前々々々々々スレ
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259540853/

7xまとめ
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/otoko_koubuzasekini_iwakanga.html
2 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 01:05:11.20 ID:mlRdn1.o: 乙
3 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 01:12:46.35 ID:87R/ZIDO: >>1 キャラ紹介まで…ありがとうございます、書いてる奴です

板も変わり心機一転頑張ろう…と思いましたが眠気が限界です…申し訳無いです…

今日は寝ようと思います…本当に申し訳無いです…

ｺｯﾁﾉｲﾀﾊﾋﾄｲﾙﾉｶﾅｰ?
4 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/07(日) 01:16:14.95 ID:rbtDSYso: >>1乙

お疲れー
|ω・)ﾉ
5 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/07(日) 01:19:13.89 ID:noSNjYDO: >>3
前スレに誘導案内張ってあるし大丈夫だとは思う…たぶん

乙&お休みﾉｼ
6 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/07(日) 01:27:32.35 ID:P3OjxYg0: もう前スレだけ分けてそれ以前はならべるだけでいんじゃね？

とりあえず>>1も作者も乙
7 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/07(日) 01:55:41.08 ID:u662gsDO: 前スレ>>1000……

打ち切り？

男「俺達の戦いは始まったばかりだぜ！」

女の子「完、です！」

みたいになったら鬱になって泣くぞ！？
8 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/07(日) 02:26:18.37 ID:1NGuClY0: 頭の禿げ掛けてる受験生もいるぜー
続き楽しみにしてるぜ～
9 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/07(日) 09:30:11.74 ID:RxHvYJoo: 無理して書こうとしなくてもいいけど、
続き楽しみに待ってるぜ
10 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 15:40:13.77 ID:87R/ZIDO: 休憩室からこんにちは、書いてる奴です

打ち切りについてですが…いろいろと事情がありまして…

最近少しでも更新早くしようとしているのですが…はい逆に遅くなっているという…

それとここから先のストーリーを考えてみたりするのですが…バッドエンドしか思い付かないってﾄﾞｳｲｳｺﾄｻ

なので現在は何か思い付くか打ち切りにするかの勝負…

ネタがあるうちに書こうそうしよう…とりあえずいつも通りあらすじから書く…
11 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 15:44:03.12 ID:87R/ZIDO: 前回までのあらすじ
少女焼肉中…

男｢はい、やってきたよ第五回あらすじコーナー!!｣

女の子｢…｣

男｢…あれ？｣

女の子｢…｣

男｢も、もしもーし｣ｻｯｻｯ

女の子｢…なんですか？｣ｼﾞｰｯ

男｢に、睨むなよー…｣
12 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 15:47:22.05 ID:87R/ZIDO: 男｢何かまた機嫌悪くないか？｣

女の子｢…｣

男｢何があったんだ？｣

女の子｢…こちらの数字をご覧ください｣ﾋﾟﾗｯ

男｢ん？｣
13 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 15:49:13.39 ID:87R/ZIDO: 男｢これは何の数字なんだ？｣

女の子｢前回の走行距離です｣

男｢!?｣

女の子｢見てください!!１kmも走って無いんですよ!?｣
男｢おおおお、落ち着け!!とにかく落ち着け!!｣
14 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 15:51:38.49 ID:87R/ZIDO: 女の子｢…失礼しました｣

男｢いや、大丈夫だけどさ…｣

女の子｢前回反省したばかりなのに、連続でこの状況…情けないです!!｣

男｢だーかーら、仕方ないだろ？前回は移動はしてないがいろいろとあったし｣

女の子｢…それはそうですが｣
15 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 15:55:02.22 ID:87R/ZIDO: 男｢それに、原因はほとんどお前…｣

女の子｢はい、反省会はこれくらいにしてあらすじコーナーに行きますよー｣

男｢あ、お前、逃げる気か!?｣

女の子｢何の事かまったくわかりませんね｣

男｢くっ…まぁいい、さっさと始めるぞ｣

女の子｢はい｣
16 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 15:57:49.14 ID:87R/ZIDO: 男｢えーっと、前回やった事…｣

女の子｢お母様の誕生日パーティーです!!｣

男｢あぁ、そういえばやったな｣

女の子｢忘れちゃダメですよ!!大事な事なんですから!!｣

男｢こいつ…何で母さんの事になるとこんな風になるんだ？｣
17 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 16:03:21.99 ID:87R/ZIDO: 女の子｢プレゼントに絵を送りましたね｣

男｢そうだな｣

女の子｢あの後どうなったか知ってますか？｣

男｢え？｣

女の子｢お母様、携帯電話の待受画面にしたそうですよ｣

男｢なんだと!?｣

女の子｢相当気に入っていただけたようですね｣

男｢つか何でお前が知ってんの!?｣

女の子｢某企業の協力でー…｣

男｢またその手のご都合か…もういいよ…｣
18 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 16:06:48.78 ID:87R/ZIDO: 男｢ケーキも作ったな｣

女の子｢はい、美味しかったですね｣

男｢うむ、俺も驚きだったぞ｣

女の子｢何がですか？｣

男｢まさか生クリームをあんなに大量消費するとは…｣

女の子｢ですから、あれでも足りないんですよ？｣

男｢…そーですかー｣

女の子｢やる気ゼロですね…｣
19 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 16:09:12.07 ID:87R/ZIDO: 女の子｢そういえば｣

男｢なんだ？｣

女の子｢あの家、まだ全部の部屋見てませんよね？｣

男｢あぁ、あれで三分の一くらいか？｣

女の子｢あれで…｣

男｢まぁ、庭入れたらもっと凄い事になりそうだけどなー｣

女の子｢本当に底が知れませんね…｣
20 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 16:11:23.92 ID:87R/ZIDO: 女の子｢どうしますか？｣

男｢どうするって？｣

女の子｢ここであなたの実家を解明するというコーナーを始めてもいいのですが｣

男｢んー、いや、やめておこう｣

女の子｢え？｣

男｢また行くんだろ？だったら楽しみに取っておけよ｣

女の子｢…はい、そうですね｣

男｢おう｣
21 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/07(日) 16:17:46.77 ID:noSNjYDO: 早くしようとする必要はないんじゃないかな？
むしろ、あのペースで毎日書いてるのがすごいし

書き手の都合で一、二ヶ月更新内スレも多々あるんだしリアル第一で、書くとしてもまったり行けばいいのではないかと…
22 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 16:18:22.77 ID:87R/ZIDO: ぬあー、もう休憩終わりかー…次は日付変わった頃かもです…
23 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/07(日) 23:57:25.67 ID:87R/ZIDO: 今日も一日が終わるー…やっと帰宅…

>>21 書いてる奴は飽きっぽい性格なので一日でも書かないと終わりそう…日課にしたい…

ﾖｼ､ﾈﾑｸﾅﾙﾏﾃﾞｶｺｳ
24 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 00:03:02.36 ID:sL3uKcDO: 男｢実家と言えば…あの件について語りたいと思う｣

女の子｢あの件？｣

男｢お前の暴走について｣

女の子｢記憶にございません｣

男｢おっと、こればかりは逃げられないぜ？｣

女の子｢…｣
25 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 00:14:02.17 ID:sL3uKcDO: 男｢この話をしないで先に進めるか!!｣

女の子｢他にもいろいろあったじゃないですかー｣

男｢そんなもん後回しだ!!｣

女の子｢…｣

男｢とにかく、この辺は視聴者も気になる所だ!!たぶん!!｣

女の子｢このコーナーは読み飛ばし推奨なので誰も見て無いと思いますよ｣

男｢なん…だと…？｣
26 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 00:17:02.03 ID:sL3uKcDO: 男｢じゃぁ何でこのコーナーやってるの…？｣

女の子｢それはー…何ででしょうか？｣

男｢…もしかして、俺達かなり無駄な事やってるんじゃないか？｣

女の子｢そ、そんな事無いはずです!!｣
27 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 00:22:15.72 ID:sL3uKcDO: 男｢もうやめてもいいんじゃないかー？｣

女の子｢ダメですよ!!せっかくの伝統あるコーナーを…｣

男｢いや、まだ五回目だし…｣

女の子｢五回もやれば定番化しますよ!!｣

男｢どうかなぁ…｣
28 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 00:41:52.18 ID:sL3uKcDO: 男｢このコーナーは流行らない、絶対にだ｣

女の子｢そんな…｣

男｢そして需要も全くないだろう｣

女の子｢…｣

男｢という訳でやめないか？｣

女の子｢…｣
29 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 00:51:02.19 ID:sL3uKcDO: 女の子｢嫌です続けたいです!!｣

男｢何でそこまで…｣

女の子｢ここが無くなったら私はー!!｣

男｢お、落ち着けって!!｣

女の子｢こうなったら徹底抗戦です!!｣

男｢…｣
30 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 00:58:42.27 ID:sL3uKcDO: 女の子｢私は負けません!!｣

男｢何にだよ…｣

女の子｢絶対にこのコーナーだけは守ってみせます!!｣

男｢わかったからとりあえず話しようぜ…｣

女の子｢油断させて私を追い出す気ですね!?そんな手に乗る私じゃありません!!｣

男｢どうしろと…｣
31 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 01:08:22.15 ID:sL3uKcDO: 男｢ほーらほら、怖く無いからこっちおいでー｣

女の子｢ふにゃーっ!!｣

男｢ダメだ、あまりの混乱にキャラ崩壊が始まってる…いつもの事だけど｣

女の子｢にゃー!!｣

男｢おーい、早くこっちに帰ってこーい｣

女の子｢…｣
32 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/08(月) 01:16:43.29 ID:w1qlo4k0: このコーナーの需要は少なくとも俺がいる限りあるな

ネタが浮かばない時は、
単純に雑談やら人生相談でもなんでもやれば、
ここの人はきっと優しいからなんだかんだでレスしてくれると思うんだぜ

打ち切りで所在不明になるよりも、
雑談だとしてもとりあえず相手がいることがわかってる方が
俺としては安心できる

勝手な意見なのは承知してるけど。
33 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 01:42:04.44 ID:sL3uKcDO: 女の子｢今、天の声が聞こえました!!｣

男｢は？｣

女の子｢このコーナーを求める声が!!｣

男｢俺には聞こえなかったぞ？｣

女の子｢心の目で聞くんです!!｣

男｢いや…どうやって目で聞くんだよ…｣
34 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 01:55:12.97 ID:sL3uKcDO: >>32 人生相談…うちの母が家出てくって言ってるんだけどｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ…

男｢まぁいいや…とにかくそろそろあらすじの戻ろうぜ｣

女の子｢…｣

男｢やりたいんだろ？｣

女の子｢…はい｣

男｢そんじゃ、やろうぜ｣

女の子｢はい!!｣
35 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 01:58:11.27 ID:sL3uKcDO: 女の子｢何の話をしていたでしょうか？｣

男｢だからお前の暴走だ｣

女の子｢…それ、どうしても話さないとダメですか？｣

男｢このコーナー存続の為だ｣

女の子｢うー…わかりました…｣
36 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 02:02:04.60 ID:sL3uKcDO: 男｢結局、あの時何であんな事になったんだ？｣

女の子｢えと…簡単に説明しますと、お母様の影響です｣

男｢ふむ、やっぱりそうだったか｣

女の子｢ただ、あのような超能力は私には使えないはずなのですが…｣

男｢そうなのか？｣

女の子｢えぇ…｣

男｢うーむ…｣
37 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 02:04:15.04 ID:sL3uKcDO: 男｢あ、もしかして…｣

女の子｢この話はここまでにしましょう｣

男｢え？｣

女の子｢これ以上話してしまうと、本編が…｣

男｢…難儀なコーナーだな｣
38 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 02:09:58.24 ID:sL3uKcDO: 男｢とにかく、これについては本編で調べるしか無いか｣

女の子｢そうですね｣

男｢今はもうあの超能力は使えないんだよな？｣

女の子｢やってみないとわからない感じです｣

男｢ふむふむ…そうか｣
39 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 02:15:53.10 ID:sL3uKcDO: 男｢それじゃやってみようぜ？｣

女の子｢ここでですか？｣

男｢前回ここでは何でもありって言ってただろ？｣

女の子｢そういえばそうですね｣

男｢だからここで実験だ｣

女の子｢はい｣
40 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 02:32:28.66 ID:sL3uKcDO: 今日の夜食はカレー…やっぱりカレーはニンジンだじぇ…姉は肉派ﾀﾞｯﾃｻ…ｺｲﾂﾊ敵ﾀﾞｰ

女の子｢それではやってみますね｣

男｢おう｣

女の子｢むぅー…｣

男｢そういえば久しぶりか？超能力｣

女の子｢…｣

男｢…集中してるか｣
41 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/08(月) 02:36:14.75 ID:WGE6zUDO: 兄妹だけでなく姉までいるのか･･･？

てめーは俺を怒らせた
42 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/08(月) 02:39:35.32 ID:2LGWyQDO: しつもーん！！

あのとき、女の子から生えた羽はどうなったの？
教えてロリの人

H.N がんばれテスラちゃん
43 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 02:41:28.46 ID:sL3uKcDO: >>41 弟もいます、フルコンプー…家狭いのに…

女の子｢…うー｣

男｢そろそろか？｣

女の子｢えやっ!!｣ﾋﾟｶｯ

男｢おぉ!?｣

女の子｢出来ましたー｣

男｢まさか本当にやるとは…｣
44 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 02:44:11.40 ID:sL3uKcDO: >>42
女の子｢視聴者から質問が来てますよ｣

男｢おぉ…初めてだな｣

女の子｢えと…あの時出した羽はどうしたのか？だそうです｣

男｢あぁ、あれね…スタッフが美味しくいただきました｣

女の子｢食べたんですか!?｣

男｢うん、美味しい手羽先だった｣

女の子｢…仮にも私が出した羽を｣
45 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 02:47:04.22 ID:sL3uKcDO: 男｢うーむ…おかしい｣

女の子｢何がですか？｣

男｢こういう凄いやつって、発動するのに条件があったりするだろ？｣

女の子｢え？｣

男｢仲間がやられたりＨＰが赤くなったり…｣

女の子｢そんなにこだわらなくても…｣

男｢いや!!これは重要な設定だ!!｣

女の子｢…｣
46 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 02:48:55.77 ID:sL3uKcDO: 男｢今後軽々しく出す事を禁止する｣

女の子｢あなたがやれって言ったんじゃないですか…｣

男｢そんな簡単に出来ると思わないだろー｣

女の子｢確かにそうですが…｣

男｢とにかく止めてくれ｣

女の子｢…はい｣
47 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/08(月) 02:50:16.24 ID:iFPGSQDO: 書いてる奴何と言う大所帯……

まさかみんなあわせて100人家族な大家族とか……

無いか
48 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/08(月) 19:18:06.91 ID:BOnBDIko: バッドエンドはいやああああああああああああああああああああ
49 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 23:28:06.16 ID:sL3uKcDO: 何故…こんな時間に…うわー…

男｢それは最終決戦まで温存しておくんだ｣

女の子｢いつですかそれ…｣

男｢俺とのバトルとか？｣

女の子｢やりますか？｣ｽｯ

男｢冗談だよ!!｣
50 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 23:30:32.22 ID:sL3uKcDO: 男｢あらすじに戻るぞ…｣

女の子｢はい｣

男｢実家で起きた事はこれくらいか？｣

女の子｢感動のお別れがありました!!｣

男｢あったか？母さん笑ってたぞ？｣

女の子｢あなたは何もわかってませんね…｣

男｢？｣
51 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 23:32:18.38 ID:sL3uKcDO: 女の子｢お母様は涙を我慢していたんですよ!!｣

男｢そうだったのか？｣

女の子｢きっとそうです!!｣

男｢母さんの事だからどうせもう大丈夫だろ｣

女の子｢…それはそうですが｣
52 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/08(月) 23:35:14.97 ID:sL3uKcDO: 男｢そういえば母さんから手紙が来てるぞ｣

女の子｢メールでは無く？｣

男｢おう｣

女の子｢何でしょうか？読んでください｣

男｢任せろー｣
53 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 00:03:12.06 ID:KkRWgcDO: 男｢なになに…｣

母｢どうも～、こんばんわ～｣

女の子｢こんばんは｣ﾍﾟｺｯ

男｢何で手紙にお辞儀してんだよ？｣

女の子｢中継で見ているかもしれませんので｣

男｢え!?これ放送してんの!?｣

女の子｢続きお願いします｣

男｢教えろよ!!緊張するだろ!!｣
54 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 00:06:11.61 ID:KkRWgcDO: 男｢まぁいいや…続き読むぞ｣

女の子｢はい｣

母｢これは機密事項なのでメールでは送れなかったの～、ごめんね～｣

男｢禁則事項ってやつだな｣

女の子｢そうですね｣

男｢…ん？数字？｣
55 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 00:08:13.45 ID:KkRWgcDO: 男｢なんだ？この数字？｣

女の子｢あら…それは!?｣

男｢ん？続きがあるぞ｣

母｢これは私が一緒にお風呂に入った時に手に入れた、あの子の情報よ～｣

男｢ま、まさかこれは!?｣

母｢スリーサイズで～す｣

男｢なんとぉ!?｣

女の子｢きゃー!!｣
56 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 00:09:56.05 ID:KkRWgcDO: 女の子｢何でわかったんですか!?｣

男｢流石母さんだぜ、しっかり仕事してるな｣

女の子｢貸してください!!｣ﾊﾟｯ

男｢あ!!お前!!｣

女の子｢えいっ!!｣ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘｰ

男｢手紙がー!!｣
57 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 00:12:32.86 ID:KkRWgcDO: 女の子｢き、機密は守られました…｣

男｢まぁ、俺は覚えてるけどな｣

女の子｢!?｣

男｢しかし…まさかそこまで…すげーな｣

女の子｢な、何か視線がいやらしいです!!｣

男｢おっと、俺は紳士だぜ？｣

女の子｢…やっぱり変態さんです｣

男｢あれ？｣
58 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 00:14:02.83 ID:KkRWgcDO: 男｢えー…上から…｣

女の子｢何で言おうとしてるんですか!?｣

男｢せっかくだから世間にお前のスーパーボディをだな…｣

女の子｢やめてください!!｣ﾄﾞﾝｯ

男｢にぎゃっ!?｣ｽﾞｻｰ
59 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 00:15:46.52 ID:Z6tdLUDO: しえーん！！

無理しないでなー
60 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 00:44:34.63 ID:KkRWgcDO: >>59 ありがとうございます、気をつけます

女の子｢絶対に言わせませんー!!｣ﾎﾟｺﾎﾟｺ

男｢お前!!ちょ!!待て!!｣

女の子｢待ちませんー!!｣ｶﾞｽｯ

男｢ぐえっ!?｣ﾋﾞﾀｰﾝｯ

女の子｢覚悟ですー!!｣ｻｯ

男｢トドメを刺す気か!?そうはいかんぞ!!｣ｶﾞｼｯ
61 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 00:47:05.71 ID:KkRWgcDO: 女の子｢むぅー…｣ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯ

男｢ぬおぉー…｣ｸﾞｸﾞｰｯ

女の子｢観念してくださいー…｣ｸﾞｰｯ

男｢出来るかぁ…!!｣ﾊﾞｯ

女の子｢あっ!!｣

男｢脱出成功!!｣
62 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 00:49:35.39 ID:KkRWgcDO: 女の子｢私から逃げるなんて…｣

男｢いつまでもやられっぱなしな俺じゃ無いぜ!!｣

女の子｢…仕方ないですね、本気を出しましょう｣ｽｯ

男｢…は？｣

女の子｢たぁっ!!｣ﾊﾟｧｰｯ

男｢んなー!?｣
63 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 00:53:36.13 ID:KkRWgcDO: 男｢何でいきなり覚醒してんだよ!?｣

女の子｢本気を出すと言ったはずです｣

男｢簡単に出すなって言っただろ!?｣

女の子｢今があなたとの最終決戦の時です!!｣ｽｨｰ

男｢な、何を!?｣

女の子｢覚悟です!!｣

男｢そ、それはー!?｣
64 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 00:59:16.00 ID:KkRWgcDO: 男｢げふっ…｣ﾄﾞｻｯ

女の子｢つまらない物を斬りました…｣

男｢まさかそんな奥義があったとは…｣

女の子｢これが秘奥義のー…｣

男｢おぉっと、そこまでだぜ｣

女の子｢？｣

男｢そこから先は本編だぜ｣

女の子｢…｣
65 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:01:32.04 ID:KkRWgcDO: 女の子｢気を取り直して｣

男｢あぁ、あらすじだっけ？｣

女の子｢また投げやりになってますね…｣

男｢正直脱線し過ぎでどうでも良くなってきたぜ｣

女の子｢このノリはダメですか？｣

男｢さぁな…いつも通りだけど｣

女の子｢では、いいじゃないですか｣

男｢うーん…｣
66 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:03:17.15 ID:KkRWgcDO: 男｢家を出てからの話をしようじゃないか｣

女の子｢コンテストですか？｣

男｢うむ｣

女の子｢会場で売っていたジュースは美味しかったです｣

男｢いや、それはどうでもいいと思うぞ…｣
67 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:05:39.31 ID:KkRWgcDO: 男｢コンテスト!!コンテストの内容!!｣

女の子｢…｣

男｢お前、また話したくないからって話を逸らそうとしてるな？｣

女の子｢…｣

男｢だがこの話をしないと先に進めないぜ｣
68 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:07:34.22 ID:KkRWgcDO: 男｢まずはお前が選んだ水着についてだ｣

女の子｢スクール水着ですね｣

男｢違う、スク水だ｣

女の子｢同じじゃないですか｣

男｢全然違う、スク水、はい復唱｣

女の子｢…スク水｣

男｢おっけー｣

女の子｢違いがわかりません…｣
69 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:11:02.66 ID:KkRWgcDO: 男｢何であの水着を選んだんだ？｣

女の子｢あの水着以外サイズが合わなかったので…｣

男｢スク水も厳しかっただろ？｣

女の子｢？｣

男｢ほら、胸が…｣

女の子｢セクハラです!!｣ﾋﾞｼｯ

男｢いでっ!?｣
70 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 01:12:29.02 ID:eIaPUgDO: 俺「…スク水」
71 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:13:10.55 ID:KkRWgcDO: 男｢で、実際どうだったんだ？｣

女の子｢え？｣

男｢きつかったんだろ？｣

女の子｢それは…｣

男｢さぁ｣

女の子｢…きつかったです｣

男｢どこが？｣

女の子｢…胸です｣

男｢おっけー!!｣

女の子｢もうセクハラ以外の何物でも無いですね…｣
72 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:16:42.08 ID:KkRWgcDO: >>70 ｺﾚﾃｽﾄﾆﾃﾞﾙﾖｰﾃﾞﾅｲｶﾅｰ?ﾃﾞﾅｲﾖﾈｰ…

男｢しかし、俺としては他の水着も見てみたいんだ｣

女の子｢他の参加者の方が着ていたじゃないですか｣

男｢違う、お前が着ているのを見たいんだ｣

女の子｢え…？｣

男｢お前ならどんな水着でもいけそうだし｣

女の子｢そ、そうですか？｣

男｢うむ｣
73 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:19:10.03 ID:KkRWgcDO: 女の子｢では、機会があればまた…｣

男｢よろしく頼むぞ!!｣

女の子｢はい｣

男｢…よし、これでフラグが立ったぜ｣

女の子｢ここでは無駄な事ですけどね…｣

男｢…｣
74 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 01:20:36.35 ID:Z6tdLUDO: >>72
女の子先生の超能力のテストにはスク水、ワンピース、生クリーム、白いハネ、男……といった単語が出るらしいぜ？
75 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:25:15.40 ID:KkRWgcDO: >>74 たぶんパフェの問題とか出るんでしょうね…皆０点ﾀﾞｰ

男｢他の参加者もレベルが高かったな｣

女の子｢そうですね｣

男｢まさかあの中で、お前が一位とはなぁ…｣

女の子｢私も驚きました…｣

男｢っと、ここでまた手紙が来てるぞ？｣

女の子｢え？｣
76 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:26:40.71 ID:KkRWgcDO: 男｢今度は運営の人からだな｣

女の子｢なんでしょうか？｣

男｢あの大会での最終得点をまとめた表らしいぞ｣

女の子｢なんでそんなものを…？｣

男｢さぁ？…お？｣

女の子｢？｣
77 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:28:41.00 ID:KkRWgcDO: 男｢すげーぞ、これ｣

女の子｢何がですか？｣

男｢お前、二位のあいつと一桁差で勝ってる｣

女の子｢え!?｣

男｢圧勝だったんだな｣

女の子｢…｣

男｢うーむ…あの会場はロリコンで溢れていたのか｣

女の子｢ですから私は違います!!｣
78 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:32:10.83 ID:KkRWgcDO: 男｢認めろ、お前が、ロリだ!!｣

女の子｢かっこよく言わないでください!!｣

男｢何でそんなに嫌なんだ？｣

女の子｢それは…｣

男｢別に馬鹿にしてる訳じゃ無いんだからいいじゃないか｣

女の子｢そう…ですけど…｣
79 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:35:56.44 ID:KkRWgcDO: 男｢ほら、一緒に言おう!!｣

女の子｢…｣

男｢私はロリです…さぁ｣

女の子｢わ、私は…｣

男｢さぁ!!｣

女の子｢…い、嫌です!!私は!!｣

男｢お前は？｣

女の子｢…私はー｣

男｢せーの｣

女の子｢…ロリですごめんなさい｣

男｢おぉ…ついに折れた｣
80 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:37:21.32 ID:KkRWgcDO: 女の子｢うぅー…｣

男｢はっはっは、今回は俺の勝ちだな｣

女の子｢認めたくないですー…｣

男｢それなら身長を伸ばすんだなー｣

女の子｢身長を…｣

男｢お前ならそれだけで立派な大人の仲間入りだぜ？｣

女の子｢…｣
81 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:39:03.53 ID:KkRWgcDO: 女の子｢私の身長が突然伸びたらどうしますか？｣

男｢ん？｣

女の子｢参考までに聞いておきたいのですが｣

男｢うーん…お前が…｣

女の子｢どうですか？｣

男｢…｣
82 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:40:28.89 ID:KkRWgcDO: 男｢ちょっとチビって言ってみてくれ｣

女の子｢急にどうしたんですか？ついに自分がＭだと認めたのですか？｣

男｢ちげーよ!!｣

女の子｢では…｣

男｢いいから言ってみてくれ｣

女の子｢はぁ…｣
83 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:41:54.09 ID:KkRWgcDO: 女の子｢えと…｣

男｢…｣

女の子｢ち、チビ!!｣

男｢あ、ダメダメ｣

女の子｢え？｣

男｢やっぱお前はそのままがいいわ、すっげームカつくもん｣

女の子｢それは誰でもそうだと思うのですが…｣
84 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:44:38.89 ID:KkRWgcDO: 女の子｢ですが、やはり背は高い方がいいですよね…？｣

男｢それはどうだろ…｣

女の子｢？｣

男｢例えば、お前が急に175cmになったとしよう｣

女の子｢はい｣

男｢そこにキャラはあるか？｣

女の子｢…え？｣
85 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 01:47:17.22 ID:KkRWgcDO: 男｢高身長の姉さんが超能力を使うのとちびっ子美少女が超能力使う…｣

女の子｢ちびっ子…｣

男｢どちらがインパクトが強いだろうか？｣

女の子｢それは…｣

男｢つまり、高身長のお前は需要無しという事だ｣

女の子｢そ、そんな!?｣
86 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 01:54:13.08 ID:eIaPUgDO: 俺の好きな胸の大きさｂの範囲は

まな板≦ｂ＜西瓜……①

俺の好きな身長ｔの範囲は

ｔ≦自分の身長程度……②

俺の好きな体型ｓの範囲は

痩せすぎ＜ｓ＜ぽっちゃり……③

①、②、③より、
女の子は俺の大好物である

この求め方はテストに出ますよ～
87 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 03:29:05.40 ID:kb/xQhQ0: >>86
広いな
88 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 06:15:40.36 ID:8E9fcyo0: >>86じゃぁ年齢は？
89 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 07:50:25.23 ID:eIaPUgDO: >>87
小さいおっぱいにも大きいおっぱいにも
それぞれにいいところがあると思ってるからな
あんまり大きすぎるのは気持ち悪いけど

>>88

俺の好きな年齢ａの範囲は

悟り≦ａ≦自分の年齢

っていうか俺の好みの話とか誰得だよ
90 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 08:02:36.20 ID:KkRWgcDO: ねぇおっぱい？おっぱいの話？混ぜて、混ーぜてｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲｺﾞﾒﾝﾅｻｲ

ｵﾄﾅｼｸｶｺｳ…
91 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 08:04:46.28 ID:KkRWgcDO: 女の子｢背が高い私はいらない子…｣

男｢そう!!その通り!!｣

女の子｢私は…一生小さい子…｣

男｢しかしそれがいい!!｣

女の子｢…ストライキです!!｣

男｢え!?また!?｣
92 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 08:06:32.39 ID:KkRWgcDO: 女の子｢私の身長を伸ばす事を要求します!!｣

男｢いや、それは俺に言われても｣

女の子｢どうにかしてください!!｣

男｢どうにかって…出来ない事は無いけどさ｣

女の子｢本当ですか!?｣

男｢あぁ｣
93 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 08:09:17.56 ID:KkRWgcDO: 男｢ちょっとこっち来い｣

女の子｢はい!!｣

男｢これをー、こうしてー｣ﾜｻﾜｻ

女の子｢な、何をするんですか!?｣

男｢まぁまぁ、俺に任せろ｣
94 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 08:11:44.35 ID:eIaPUgDO: 大きいおっぱいには夢がたくさん詰まっている

小さいおっぱいの女の子は皆に夢を与えている
だから小さいんだ

この言葉を聞いた時ハッとした
人生観もといおっぱい観が変わったよ
95 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 08:25:31.84 ID:KkRWgcDO: >>94 名言過ぎる…

男｢よっし、完成｣

女の子｢…｣

男｢やったな、これで身長が｣

女の子｢髪型を変えただけじゃないですか!!｣

男｢見た目は10cm増量だぞ？｣

女の子｢意味無いです!!｣
96 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 08:32:24.39 ID:KkRWgcDO: 女の子｢私の髪がー…｣

男｢面白い事になってるぞ｣

女の子｢うー…｣

男｢頭を振れば元に戻るんじゃないか？｣

女の子｢…｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

男｢お｣

女の子｢戻りました｣ｻﾗｻﾗ

男｢これが、世界が嫉妬する髪か｣

女の子｢え？｣

男｢いやなんでもない｣
97 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 08:34:26.44 ID:KkRWgcDO: 男｢髪型と言えば｣

女の子｢なんですか？｣

男｢スク水を着るならおだんごがいいよな｣

女の子｢そうなんですか？｣

男｢あぁ｣

女の子｢ですが私は髪を結ぶのは…｣

男｢次回は是非やってもらおう｣

女の子｢…聞いてませんね｣
98 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 08:42:32.64 ID:KkRWgcDO: 女の子｢コンテストの特技でやったあれですが｣

男｢リコーダーか？｣

女の子｢はい｣

男｢素晴らしいレベルで音をはずしてたな｣

女の子｢仕方ないじゃないですか!!｣

男｢いや、あれでよかったんだけどな｣

女の子｢その理由がわからないのですが…｣

男｢気にするな、どうせ幻滅すんだ…｣

女の子｢…そうですか｣
99 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 08:48:00.10 ID:KkRWgcDO: 男｢はい、という訳でリコーダー用意したよー｣

女の子｢何でですか!?｣

男｢是非演奏してもらおうかと思って｣

女の子｢絶対に嫌です!!｣

男｢お前…せっかくスタッフさんが用意したのに｣

女の子｢…ついにスタッフさんの存在を認めましたね｣
100 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 08:58:16.54 ID:KkRWgcDO: 男｢さぁ、くわえろ｣

女の子｢嫌です!!｣

男｢仕方ない…それじゃ別の事に使うか｣

女の子｢？｣

男｢はい、持ってー｣

女の子｢はい｣

男｢そして一言、すごく…おおき…｣

女の子｢言うと思いました!!｣ｶﾞﾝｯ

男｢うぎゃぁー!?｣
101 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 09:23:43.52 ID:KkRWgcDO: 男｢武器は反則だぜ…｣

女の子｢ごめんなさいリコーダーさん…｣

男｢いや、俺にも謝れよ!!｣

女の子｢何で謝るんですか？｣

男｢こいつ、素で聞いてやがる…恐ろしい子!!｣
102 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 09:51:58.34 ID:KkRWgcDO: 男｢えーっと？最後はクッキングバトルだったか？｣

女の子｢はい｣

男｢ホットケーキ作ったんだよな？｣

女の子｢そうですね、上手に出来てよかったです｣

男｢あれはうまかったぜ｣

女の子｢ありがとうございます｣
103 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 09:53:35.62 ID:KkRWgcDO: 男｢しかし、なぁ｣

女の子｢なんですか？｣

男｢やっぱりお前は料理出来ちゃいけない気がするんだ｣

女の子｢え？｣

男｢キャラクター的に下手な方がいいと思わないか？｣

女の子｢いえ、私も女の子ですので料理くらい出来るようになりたいのですが…｣

男｢ふむ…そうか｣
104 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 09:55:20.38 ID:KkRWgcDO: 男｢そういえば、テスラちゃんは特技が料理なんだぜ｣

女の子｢そうなんですか？｣

男｢あぁ｣

女の子｢では私も得意にならないといけませんね｣

男｢なんでだ？｣

女の子｢私はテスラちゃんを目指します!!｣

男｢おぉ…なんと無駄な志し｣

女の子｢…｣
105 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 09:56:52.69 ID:KkRWgcDO: 男｢テスラちゃん…テスラちゃんかぁ｣

女の子｢？｣

男｢いや、どうでもいい話なんだけどさ｣

女の子｢はい｣

男｢次回作はテスラちゃんになりそうらしいんだよ｣

女の子｢え？｣

男｢下手すればすぐにでも…と｣

女の子｢!?｣
106 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 09:58:46.00 ID:KkRWgcDO: 女の子｢そんな事したらこのお話が!!｣

男｢あぁ、大変な事になるな｣

女の子｢旅はどうなるんですか!?｣

男｢まぁ…一ヶ月に５kmくらいなら進むんじゃね？｣

女の子｢ダメです…絶対にダメです!!｣

男｢うーむ｣
107 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 10:01:35.71 ID:KkRWgcDO: 男｢まぁ、しばらくその心配は無さそうだけどな｣

女の子｢何でですか？｣

男｢これもどうでもいい話なんだが…｣

女の子｢？｣

男｢今同時進行すると、屍が一つ転がる事になるだろう｣

女の子｢それって…｣

男｢あぁ、まぁ誰の事かは言えないけどな｣

女の子｢もう答え言ってますよね…｣
108 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 10:04:17.98 ID:KkRWgcDO: 女の子｢でも、私はテスラちゃんのお話も見てみたいですね｣

男｢いやー…たぶん無理だと思うけど｣

女の子｢始まった場合、もちろんゲストキャラクターとして私も出れるんですよね？｣

男｢うーん…難しいんじゃないか？お前はファンタジーって感じじゃ無いしキャラ被ってるし｣

女の子｢それが逆にいいんですよー｣

男｢お前、出たくてしょうがないって顔してるな…出たがりめ…｣
109 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 10:10:41.59 ID:KkRWgcDO: 女の子｢いっその事、こちらの話に来ていただけばいいんですよ｣

男｢それこそ無理だろ、世界観とか…｣

女の子｢大丈夫です｣

男｢なんで？｣

女の子｢世界観は前回のお話ですでに壊れてます｣

男｢お前が壊したんだけどね!!｣

女の子｢この為の伏線だったんですね｣

男｢無い!!それだけは無い!!｣
110 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 10:19:53.83 ID:BQ78nu.0: べ、べつに大人しくしないで話に入ってきたっていいんだぜ！

その謙虚さ、嫌いじゃないけどな///
111 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 10:23:31.04 ID:Z6tdLUDO: 屍が一つ………テスラちゃん開始されたら俺が萌え死んでしまうことがバレてたか
112 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 10:26:31.75 ID:KkRWgcDO: 男｢本当に出てくるんじゃないか？という空気が流れている件について｣

女の子｢もうやるしか無いですね｣

男｢…やる場合、一つだけ言っておく事がある｣

女の子｢なんですか？｣

男｢このパターンで行くと、お前の出番は大幅カットになるぞ｣

女の子｢え!?｣
113 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 10:29:47.32 ID:KkRWgcDO: 女の子｢何でですか!?｣

男｢キャラ被ってる奴が出てくると、本家の方は自然と廃れていくんだよ｣

女の子｢そ、そんな…｣

男｢お前がそれでいいならやるけど、どうする？｣

女の子｢中止にしましょう｣

男｢今日も一つの平和が守られたぜ｣
114 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 10:35:07.71 ID:KkRWgcDO: よし、録画で溜めてあったｱﾆﾒを見よう…まずははなまるﾀﾞｰ

女の子｢残念です…お話してみたかったのですが…｣

男｢アニメのDVDならあるけど｣

女の子｢それでは会話できません｣

男｢俺はよくやってるぞ？｣

女の子｢あなたって…｣
115 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 10:40:44.00 ID:KkRWgcDO: 男｢こっちこっちー｣

女の子｢何をしてるんですか？｣

男｢テレビとレコーダーを用意してもらおうかと思って｣

女の子｢…見るんですか？｣

男｢お前がな｣

女の子｢え？｣
116 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 10:46:49.27 ID:KkRWgcDO: 女の子｢何で私が？｣

男｢そりゃもちろん、予行練習だ｣

女の子｢？｣

男｢テスラちゃんと会話をするにも話題が必要だろ？｣

女の子｢そ、そうですね｣

男｢だから今のうちに勉強しとけ｣

女の子｢はい!!｣
117 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 10:57:48.71 ID:KkRWgcDO: 女の子｢…｣ｼﾞｰｯ

男｢よーし、見てるな｣

女の子｢…｣ｼﾞｰｯ

男｢そんじゃこの隙に本編へ…｣

女の子｢まだ質問コーナーをやってません｣ｼﾞｰｯ

男｢げっ!?聞こえてたのか…｣
118 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 11:08:05.41 ID:KkRWgcDO: 男｢で、でもお前DVD見てるし…｣

女の子｢進行お願いします｣

男｢…俺がやるんか？｣

女の子｢えぇ、私は忙しいので｣

男｢お前…あんなにやりたがってたのに…｣

女の子｢頑張ってください｣

男｢…へーい｣
119 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 11:17:17.49 ID:KkRWgcDO: 男｢えー…やってまいりました質問コーナー｣

女の子｢ぱちぱちー｣

男｢せめてこっちを向いてやってくれるかな!?｣

女の子｢嫌です｣

男｢何か倦怠期の夫婦みたいになってるな…｣

女の子｢ご冗談を｣

男｢…ごめん｣
120 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 11:25:09.66 ID:KkRWgcDO: 男｢それでは最初のメール…これはコスプレコンビからだな｣

コス姉さん｢お久しぶりー!!｣

コス兄さん｢実はコンテスト見に来てたんだけど気付いたかなー!!｣

男｢なんと、見に来てたのか｣

コス姉さん｢というか私、参加してたんだけどねー!!｣

コス兄さん｢僕は審査員に選ばれてたよー!!｣

男｢なんという事実…｣
121 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 11:27:05.65 ID:KkRWgcDO: 男｢お前気付いてたか？｣

女の子｢はい、最初に札を上げたのがお兄さんでした｣

男｢という事はあの時の女性が姉さんだったのか…まったくわからなかったなぁ｣

女の子｢服がまったく違いますからね｣

男｢そうだな…｣
122 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 11:30:30.48 ID:KkRWgcDO: 男｢えーっと…今回は残念でしたが、また今度コスプレしましょう…っと｣

女の子｢この書類では四位だったようですね｣

男｢そうなのか？それじゃその情報も付けておこう｣

女の子｢好調ですね｣

男｢あぁ…寂しいけどな…｣
123 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 11:44:43.67 ID:KkRWgcDO: 男｢次は母さんから…母さん、手紙とメール両方出したのか｣

母｢どうも～、メールまでして悪いわね～、実は相談があるの～｣

男｢相談？なんだ？｣

母｢新しいコスプレ服を用意したんだけどどうすればいいかしら～？｣

男｢おい、今からちょっと実家に戻りたいんだが｣

女の子｢ダメです｣

男｢…そっすか｣
124 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 11:50:50.28 ID:KkRWgcDO: 男｢そのうち取りに行きますっと…｣

女の子｢私は着ませんよ｣

男｢意地でも着せてやる｣

女の子｢嫌です｣

男｢こいつ…本当に画面から目を離さないな…｣
125 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 12:04:46.39 ID:KkRWgcDO: 男｢さくさく行くぞ、次はー…店員？焼肉屋の人だな｣

店員｢私も同級生だったんだけど、気が付いた？｣

男｢…｣

女の子｢…｣

男｢…よし、スルーするか｣

女の子｢酷い…｣
126 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 12:18:57.28 ID:Z6tdLUDO: しつもーん！！

1.男宅の総工費は!?

2.男の壊した壁はそのまま？

3.さっきの3サイｚ……うゎぁぁぁぁ..

教えてロリの人

H.N がんばれテスラちゃん
127 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 12:27:00.60 ID:KkRWgcDO: >>126
男｢また視聴者からの質問が来てるぞ｣

女の子｢答えておいてください｣

男｢これくらい真面目にやれ!!｣

女の子｢私にはわからない事ですので｣

男｢そういえばそうだったな…えーっと？工費？これは母さんに聞かないとなぁ…｣

女の子｢壊した壁ってなんですか？｣

男｢俺がピッケルでな…そういやそのまんまだったぜ｣

女の子｢…｣

男｢スリーサイズは…俺の命の為に勘弁してください｣

女の子｢よくわかってますね｣
128 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 12:42:50.58 ID:KkRWgcDO: 男｢そんなこんなで最後の質問だよー｣

女の子｢頑張ってください｣

男｢えーっと…あ？誰だこれ？｣

女の子｢見せてください｣

運営｢来年も来てくれるんだよね!?｣

女の子｢…｣

男｢もしかしてコンテストの？｣

女の子｢…ですね｣
129 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 13:04:10.81 ID:KkRWgcDO: 男｢どうすんだ？｣

女の子｢次回は腹痛の為、欠席させていただきます…これでおっけーです｣

男｢なんという予知…｣

女の子｢もう一生出ません!!｣

男｢まぁ、来年も母さんに会いに来るなら高確率で捕まりそうだけどな｣

女の子｢…｣
130 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 14:07:38.96 ID:KkRWgcDO: 頭痛酷いから薬飲んだら寝てた…ﾖｯｼｵｷﾙｿﾞﾓｳｽｸﾞｶﾞｯｺｳｲｸｼﾞｶﾝﾀﾞ

男｢さて、今回の質問コーナーはこれで終わりかな？｣

女の子｢そうですね｣

男｢いつものやつやらないのか？｣

女の子｢それもやっておいてください｣

男｢…えー、このコーナーでは皆様からの質問をお待ちしています｣

女の子｢宛先はこちらです｣

男｢どしどしメール送ってねー!!｣

女の子｢…｣

男｢…ダメだ、やる気出ない｣
131 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 14:09:21.56 ID:KkRWgcDO: 男｢おい、あらすじも質問コーナーも終わったし、そろそろ本編行くぞ｣

女の子｢待ってください、もう少しで…｣

男｢うりゃ!!｣ﾌﾟﾂｰﾝｯ

女の子｢あっ!!コンセントを!?｣

男｢DVD終了のお知らせだ｣

女の子｢うー…｣
132 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 14:11:20.73 ID:KkRWgcDO: 女の子｢もう終わってしまうのですね…｣

男｢まぁ、そうだな｣

女の子｢次はいつこの場所に来れるのでしょうか｣

男｢さぁな、これで終わらなければ次回があるだろ｣

女の子｢それはそれでしつこいような気がします｣

男｢お前…何て事を…｣
133 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 14:13:09.41 ID:KkRWgcDO: 女の子｢では恒例のおねだりタイムです｣

男｢そんなんあったか？｣

女の子｢カラオケー…｣

男｢あぁ、それね、忘れてた｣

女の子｢むぅー…｣

男｢あー、はいはい、今回はちゃんと行くよ｣

女の子｢本当ですか？｣

男｢あぁ、確率はゼロじゃ無いぜ｣

女の子｢…激しく不安です｣
134 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 14:16:45.98 ID:KkRWgcDO: 男｢つか、もう行かなくてもいいよな？｣

女の子｢ダメです｣

男｢何でそこまでこだわるかねぇ…｣

女の子｢毎回言っているのに行く気配すら無いからです｣

男｢まぁ…最近いろいろあるからな｣

女の子｢それに、私が忘れそうなので｣

男｢それが一番確率高いな｣

女の子｢…｣
135 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 16:35:49.85 ID:KkRWgcDO: ﾋｬｯﾊｰ!!学校到着ﾀﾞｰ!!…何でこんな時間かかってるんだろ…ﾂｶｶｴﾘﾀｲｵｰ…

女の子｢そういえば、オープニング曲の件についてですが｣

男｢その話、しないとダメ？｣

女の子｢はい｣

男｢そうか…それで、決まったのか？｣

女の子｢えぇ、今から歌いたいと思います｣

男｢え？お前が歌うの？｣

女の子｢そうです｣

男｢…何か心配になってきた｣
136 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 16:44:31.36 ID:KkRWgcDO: 女の子｢練習はバッチリです!!｣

男｢張り切ってるな｣

女の子｢この時の為に頑張ったんですよ!!｣

男｢そうか…それじゃ思う存分やれ!!｣

女の子｢はい!!それでは歌います!!聞いてください!!わーるどい｣

男｢はいストーップ!!｣
137 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 16:46:46.10 ID:KkRWgcDO: 女の子｢なんですか？まだ曲名紹介…｣

男｢お前どこでそんな歌を知ったんだよ!?｣

女の子｢えと、前に行ったゲームセンターあるじゃないですか｣

男｢あぁ…あれね｣

女の子｢あそこにあった太鼓のゲームで聞いたんですよ｣

男｢…それで練習したのか？｣

女の子｢はい、何かイメージ的には間違って無いかと思いまして!!｣

男｢あー…うん、まぁ…だいたいあってる｣
138 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 16:53:24.01 ID:KkRWgcDO: 男｢とにかくその曲はダメだ!!｣

女の子｢どうしてですか!?｣

男｢危ないんだよ!!いろいろと!!｣

女の子｢本当にたくさん練習したんですよ!!｣

男｢知らねぇよ!!｣

女の子｢練習風景をダイジェストで見せて差し上げたいくらいです!!｣

男｢そんなもん…え？映像あんの？｣

女の子｢スタッフさん撮ってたんですか!?再生です!!｣

男｢え!?｣
139 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 16:56:25.69 ID:KkRWgcDO: 女の子｢えと、最初から…っと…｣

女の子｢…たん、たたん｣

女の子｢せか～いで～…あ、音程間違えました…｣

女の子｢そのいちっ…えと…ここは～…｣

女の子｢あっ!!歌詞が!!えと…やり直しです!!｣

男｢…｣
140 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 16:58:13.16 ID:KkRWgcDO: 女の子｢どうですか!!｣

男｢何そんなに胸張って聞いてんだよ!?｣

女の子｢凄い頑張ったんですよ!!｣

男｢頑張ってもあれじゃ仕方ねぇよ!!｣

女の子｢あんなに努力しましたのに…｣

男｢ただグダグダになっただけだろ!!｣
141 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:00:21.60 ID:KkRWgcDO: 女の子｢うぅー…せっかく…せっかくこの時の為に…｣

男｢あー、はいはい、頑張ったね｣

女の子｢その頑張りを見てくださいよ!!｣

男｢うーむ…別にいいけど、一つ条件がある｣

女の子｢なんですか？｣

男｢一旦カメラを止めて俺に聞かせろ｣

女の子｢？｣
142 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:01:34.24 ID:KkRWgcDO: 女の子｢では止めますよー…｣

男｢おう、よろしく｣

女の子｢えいっ｣ﾊﾟﾁﾝｯ

男｢…｣

女の子｢…｣
143 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:02:59.71 ID:KkRWgcDO: 舞台裏

女の子｢ちゃんと～、みてて～よね～｣

男｢ぐっ…｣

女の子｢わた～しを～、だれだと～｣

男｢うはっ…｣

女の子｢もぉな～んだか～｣

男｢す、ストップ!!ストップ!!｣

女の子｢…｣
144 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:05:07.98 ID:KkRWgcDO: 女の子｢えいっ｣ﾊﾟﾁｯ

男｢あー…｣

女の子｢どうでしたか？｣

男｢一言で言うと…｣

女の子｢はい｣

男｢…酷い｣

女の子｢えっ!?｣

男｢何で驚いてるんだよ!?｣
145 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 17:05:51.45 ID:GWqIHUDO: たまには叱って欲しいのですね？
(･∀･)ﾆﾔﾆﾔ
146 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:07:49.03 ID:KkRWgcDO: 男｢あれを聞かせるつもりだったのか…｣

女の子｢ダメですか？｣

男｢あぁ…あれは酷い…｣

女の子｢そんな…｣

男｢…まぁ、もっと練習すれば何とかなるだろ｣

女の子｢本当ですか!?｣

男｢うん…たぶん｣
147 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:10:34.96 ID:KkRWgcDO: >>145
女の子｢そ、そんなんじゃ無いんだからねっ!!勘違いしないでよねっ!!｣

男｢お前は急にツンデレになって何を言ってるんだ？｣

女の子｢い、いえ…なんでもないです…｣

男｢？｣
148 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:12:52.44 ID:KkRWgcDO: 男｢前に声は良いって言ったよな？｣

女の子｢はい…｣

男｢つまり、後は音程さえ何とかすればごまかせるはずだ!!｣

女の子｢ごまかす…｣

男｢ま、その為には練習するしか無いって事だな｣

女の子｢うぅー…わかりました…｣

男｢よし｣
149 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:14:36.01 ID:KkRWgcDO: 女の子｢オープニングはまたの機会にします…｣

男｢そうだな、それがいいと思うぞ｣

女の子｢…あら？もしかしてこれって、あなたが歌えば解決なのでは？｣

男｢さーって、本編の準備すっかー｣

女の子｢…歌いたく無いんですね｣
150 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 17:15:27.15 ID:Z6tdLUDO: こ、これは…カラオケフラグか!?
151 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:16:45.04 ID:KkRWgcDO: 女の子｢それでは今回のあらすじコーナーはここまでです｣

男｢また随分と長くなったな…まぁいつもの事だからいいけどな｣

女の子｢それでは本編に行きましょう｣

男｢おう｣

女の子｢ぱっぱぱっぱー｣

男｢にゃんにゃかにー｣

女の子｢…ところで、この言葉の意味はなんですか？｣

男｢知らないで言ってたの!?｣
152 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:22:35.55 ID:KkRWgcDO: はい、本編です…あらすじは読み飛ばし推奨なのでここからどうぞ…

>>150 ﾀﾌﾞﾝ､ﾑﾘ…

女の子｢何かあったんですか？｣

男｢んー…何かがあったと言うか…なぁ｣

実況｢体育祭では戦わなかったんだよね｣

女の子｢え？何でですか？｣

男｢何でも何も…｣

実況｢同じクラスだったからねぇ｣

男｢こいつと競うよりクラスの優勝の方が大事だ｣

実況｢だよね｣

女の子｢…なるほど｣
153 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:27:00.16 ID:KkRWgcDO: 男｢しかし、まさか協力する事になるとはな｣

実況｢そうだねー｣

男｢二人三脚とかやったな｣

実況｢あぁ、転ばされたのを覚えてるよ｣

男｢何言ってるんだよ、その前にお前がやったんだぜ？｣

実況｢わざとじゃ無いって言っただろー？｣

男｢あれ？そうだったか？忘れてたよ、はははっ｣

実況｢あはははー｣

女の子｢お二人共、目が笑ってません…｣
154 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:28:32.05 ID:KkRWgcDO: 男｢まぁ、競い合ったのはそれくらいか？｣

実況｢だねー｣

女の子｢…結局仲が良かったんですね｣

男｢無いな｣

実況｢無いねー｣

女の子｢…絶対仲良しです｣
155 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 17:30:14.11 ID:Gra/FN.o: ここから本編だったのかｗｗｗｗ
携帯なのに相変わらず凄い…お疲れ様です！
156 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 17:31:08.27 ID:KkRWgcDO: 気合い入れて本編だー…とか思ってたら学校ﾊｰｼﾞﾏｰﾙﾖｰ

同級生女｢…話は終わった？｣

男｢ん？あぁ｣

実況(…やば、忘れてた)

女の子｢そろそろいいお時間ですね｣

男｢あー、そうだなー｣

同級生女｢!?｣
157 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 17:54:27.59 ID:wqQN4lQo: OPワールドイズマインかよｗｗ

これはひどい
158 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 19:07:45.26 ID:Z6tdLUDO: 元ネタを知らない俺に教えてくだしゃぁ
159 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 20:04:45.56 ID:Yk3QzgDO: 質問しないでくぐれカス
160 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 21:29:27.62 ID:KkRWgcDO: 次回こそはｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ…学校ｵﾜﾀｰ…眠いよねｿｳﾀﾞﾖﾈｰﾃﾞﾓｶｸﾖﾈｰ…ﾖｼｶｺｳ
161 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 21:31:11.96 ID:KkRWgcDO: 男｢そろそろ行くかー｣

女の子｢そうですね｣

同級生女｢え!?もうお開き!?｣

男｢もうって…まだ食べるのか？｣

同級生女｢お腹は…一杯だけど｣

男｢じゃぁいいんじゃね？｣

実況｢…｣

同級生女｢ちょっとー!!｣ｺｿｺｿ

実況｢あー…ごめん｣ｺｿｺｿ
162 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 21:32:56.72 ID:KkRWgcDO: 同級生女｢どうすんのよ!!｣ｺｿｺｿ

実況｢えーっと…｣

男｢おい｣ｺｿｺｿ

実況｢な、なに？｣ｺｿｺｿ

男｢なにって…計画忘れたのか？｣ｺｿｺｿ

実況｢あ、あー!!あれか!!｣ｺｿｺｿ
163 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 21:34:49.52 ID:KkRWgcDO: 実況｢よし、まだチャンスはある!!｣ｺｿｺｿ

同級生女｢どういう事？｣ｺｿｺｿ

実況｢それは後々説明するから…｣ｺｿｺｿ

男｢なんだ？二人でこそこそ会話して｣ｺｿｺｿ

実況｢い、いや、なんでもないよ｣ｺｿｺｿ
164 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 21:36:32.68 ID:KkRWgcDO: 実況｢それより、頼むよ｣ｺｿｺｿ

男｢あぁ、任せとけ!!｣ｺｿｺｿ

女の子｢どうしたんですか？皆さん｣

男｢いや、なんでもないぞ｣

女の子｢そうですか？｣

男｢あぁ、それより話があるんだが｣

女の子｢話ですか？｣
165 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 21:38:51.76 ID:KkRWgcDO: 女の子｢あの…早く出発したいのですが…｣

男｢んー…俺もそうしたいんだけどなー…｣

女の子｢？｣

男｢ほら、俺酒飲んじゃったからさ｣

女の子｢あっ…｣

男｢だから、すぐにはちょっと…｣

女の子｢…そうですね、忘れてました｣
166 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/09(火) 21:51:52.90 ID:Z6tdLUDO: ですよねー…

ググった後聞いてみた…俺の知らない世界が広がってた
167 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 21:56:21.91 ID:KkRWgcDO: >>166 ｿｯﾁﾆｲｯﾁｬﾀﾞﾒﾀﾞｰ…

女の子｢では、どうするのですか？｣

男｢それなんだが…少し皆で散歩でもしないか？｣

女の子｢散歩ですか？｣

男｢あぁ、懐かしい風景を歩きたいんだよ｣

女の子｢そうですか…｣

男｢ダメか？｣

女の子｢いえ、私はいいですよ｣

男｢そっか、ありがと｣
168 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 22:08:11.09 ID:KkRWgcDO: 男｢お前達も行くよな？｣

同級生女｢もちろーん!!｣

実況｢行くぜ!!｣

男｢よし、そうと決まったらさっそく行くか｣

女の子｢はい｣
169 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 22:09:57.74 ID:KkRWgcDO: 女の子｢それではお会計に…｣

同級生女｢ごちそうさま｣

実況｢ごちそうさま!!｣

男｢ゴチになります!!｣

女の子｢…それ、負けた気分になるので嫌なのですが｣
170 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 22:18:01.86 ID:KkRWgcDO: 男｢うあー…外さみー…｣

女の子｢気持ちいい風ですよ？｣

男｢寒さの方が勝ってるだろ…うー…｣

女の子｢大丈夫ですか？｣

男｢もう散歩とかやめようぜ…｣

同級生女｢何言ってるのよ!?｣

実況｢まだ始まってすら無いよ!?｣

男｢そうだけどさー…うっは…寒い…｣
171 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 22:31:52.14 ID:KkRWgcDO: 男｢あ、ダメ、マジでヤバい、寒い、寝そう｣

実況｢頑張ってくれよ!!｣

同級生女｢そうよ!!｣

男｢あー…お前の為だもんなー…でも寒さの方が強いー…｣

実況｢…｣

女の子｢…｣
172 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 22:38:46.11 ID:KkRWgcDO: 男｢うひゃー…さみー…｣

女の子｢…少し待っていてください｣ﾀｯﾀｯﾀ

実況｢あ!!どこに!?｣

女の子｢すぐに戻ってきます｣ﾀﾀﾀｰ

同級生女｢追わなくていいの!?｣

男｢あー…今俺無理…｣

実況｢…｣
173 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 22:44:35.57 ID:KkRWgcDO: 実況｢本当に追わなくていいのか？｣

男｢だって俺動けないもーん…｣

実況｢そんな…｣

男｢お前が探してこいよー…二人っきりになるチャンスだぞー…｣

実況｢それは｣

同級生女｢そう!!そうよ!!探してきなさい!!｣

実況｢…わかった、行ってくる｣
174 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 23:12:59.53 ID:KkRWgcDO: 実況｢確かこっち行ったよね…あ｣

女の子｢えと…これでいいですよね？｣ｶﾞｺﾝｯ

実況｢いたいた…何してるの？｣

女の子｢あ、あの人が寒そうだったので、温かい飲み物を…｣

実況｢そっか、それで…｣

女の子｢冷める前に戻ります｣

実況｢ん、そうだね、戻ろう｣

女の子｢はい｣
175 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 23:17:17.28 ID:KkRWgcDO: 男｢あいつら何処まで行ったんだ…｣

同級生女｢そうだねー…｣

男｢早く戻ってこないかなぁ…｣

同級生女｢…戻って来なくても｣

男｢ん？｣

同級生女｢ううん!!なんでもない!!｣

男｢そうか？｣
176 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 23:19:26.27 ID:KkRWgcDO: 同級生女｢…｣

男｢…｣

同級生女｢…あの｣

男｢んー…？｣

同級生女｢あの二人、うまく行くと思う？｣

男｢あー…まぁ、あいつなら大丈夫なんじゃないかな？｣

同級生女｢どうして？｣

男｢うーん…｣
177 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 23:21:04.10 ID:KkRWgcDO: 男｢あいつ、あれで結構甘えん坊でなー｣

同級生女｢そうなの？｣

男｢あぁ、だから包容力というか…余裕がある奴が傍に居た方がいいと思うんだよ｣

同級生女｢ふーん…｣

男｢だから、あいつなら大丈夫かなって、な｣

同級生女｢なるほどねー｣
178 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 23:22:51.32 ID:KkRWgcDO: 男｢ま、あいつの好みなんて俺は知らないからわからないけどな｣

同級生女｢あなたはどうなの？｣

男｢ん？俺？｣

同級生女｢あの子に好かれてるなーとか、そんな風に思った事は無いの？｣

男｢はっ、そりゃ無いな｣

同級生女｢そっか｣

男｢おう｣
179 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 23:46:58.01 ID:KkRWgcDO: 同級生女｢あの子のお世話するのも大変でしょー？｣

男｢んー…わがままだしなー｣

同級生女｢でしょ？｣

男｢でも、世話になってるのは俺の方だな｣

同級生女｢え？｣

女の子｢ただいまです｣

実況｢戻ったよー｣

男｢おう、お帰り｣
180 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/09(火) 23:59:51.73 ID:KkRWgcDO: 女の子｢はい、どうぞ｣ﾋﾟﾄｯ

男｢んお？暖かい…｣

女の子｢寒そうだったので｣

男｢そっか、ありがとな｣

女の子｢いえ｣

男｢…な？世話になってるだろ？｣

同級生女｢…そーね｣
181 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 00:01:33.97 ID:jrpsuIDO: 女の子｢暖まりましたか？｣

男｢おう、おかげさまで｣

女の子｢それはよかったです｣

男｢そんじゃ行くかー｣

実況｢おー｣

女の子｢はい｣

同級生女｢次は私が…｣

実況｢…頑張ってね｣
182 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 00:07:30.50 ID:jrpsuIDO: 男｢しかし、飲み物か｣

女の子｢ダメでしたか？｣

男｢いや、いいんだけどさ｣

女の子｢？｣

男｢どうせだったら、私の肌で暖めてあげます…とか言って服を｣

女の子｢やりませんよ!!｣

男｢そりゃ残念だ｣

女の子｢…｣
183 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 00:09:34.43 ID:jrpsuIDO: 男｢それより、お前は寒く無いのか？｣

女の子｢私は大丈夫です｣

実況｢着物とか寒そうなんだけど…｣

同級生女｢着替えた方がいいんじゃないかしら？｣

男｢それじゃせっかく貰ったんだし水着を…｣

実況｢余計寒そうだよ!!｣
184 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 00:21:14.07 ID:jrpsuIDO: 男｢やっぱり着替えた方がいいなー…それ目立つし｣

女の子｢目立つと問題があるんですか？｣

男｢あ、いや、それは…｣

実況｢えーっと…ほら、歩き難いでしょ？｣

女の子｢それは…そうですね｣

男｢そんじゃ一回車に寄っていこう｣
185 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 00:32:16.83 ID:jrpsuIDO: 男｢うっし…服はトランクだったな｣

同級生女｢これがあなたの車？｣

男｢おう｣

実況｢結構いい車に乗ってるんだね｣

男｢見た目だけはな｣

同級生女｢やっぱり乗ってみたいなー｣

男｢ま、機会があればな｣

女の子｢…｣
186 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 00:36:51.14 ID:jrpsuIDO: 女の子｢…あの｣

男｢なんだ？｣

女の子｢目立つ服しか無いのですが…｣

男｢あ…そういやお前、ワンピース以外はコス服しか無かったな…｣

実況｢コスプレ？｣

同級生女｢なんで…？｣

男｢あー、まぁ、気にするな｣

実況｢すっごい気になるんだけど…｣
187 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 00:40:28.60 ID:jrpsuIDO: 男｢仕方ない…ゴスロリ服でいいだろ｣

女の子｢そうですね…暗いですし目立ちませんよね？｣

男｢あぁ｣

実況｢ど、どんな服？｣

男｢気になるなら中に入ってもいいぜ？｣

実況｢入らないよ!?｣

女の子｢…｣
188 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 00:47:45.32 ID:jrpsuIDO: 女の子｢…｣ｶﾞｻｺﾞｿ

男｢いいか？覗くなよ？絶対に覗くなよ？｣

実況｢覗かないよ!!｣

男｢でも、気になるんだろー？｣

実況｢そ、それはー…｣

男｢あいつ、あれでスタイルは凄いんだぜ？｣

実況｢なっ!?｣
189 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/10(水) 00:54:45.74 ID:k17H96DO: 俺「壁|∀・)ﾊﾞﾚﾅｲﾖｰﾆﾄ」

しえーん！
190 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 00:55:20.45 ID:jrpsuIDO: 男｢見たいか？｣

実況｢いや…俺は…｣

男｢正直になれよー｣

実況｢お、俺は…｣

男｢見たいんだよな？｣

実況｢…いや!!そんな事は!!｣

男｢おー…本能に勝つとは…かっこよすぎるぜ｣
191 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 01:01:31.92 ID:jrpsuIDO: >>189 ありがとうございます…ｼｶｼﾊﾞﾚﾃﾙｼﾞｪ

男｢だが!!俺は覗くぞ!!｣

実況｢お前は素直過ぎるだろ!?｣

男｢なんとでも言え!!行くぜ!!｣

同級生女｢はーい、そこまでー｣

男｢げっ!?しまったお前が居たんだった!!｣

実況｢さらっと酷い事言ったよねー…｣
192 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 01:41:45.34 ID:jrpsuIDO: 男｢だが!!俺はー!!｣

同級生女｢あっ!!｣

実況｢お前!?｣

男｢うおおおおおおおおおおおおお!!｣

女の子｢着替え終わりました｣

男｢あ｣

女の子｢…何をしてたんですか？｣

男｢…はい、覗こうとしてました｣

女の子｢そうですか、素直なのはいい事です｣

男｢許してくれないかなー…？｣

女の子｢ダメですね｣ｽｯ

男｢ですよねー…｣
193 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 01:48:04.29 ID:jrpsuIDO: 男｢ぐふっ…｣

女の子｢まったく…｣

同級生女｢い、一瞬で…｣

実況｢何も見えなかった…｣

女の子｢では行きましょうか｣

実況｢え、でも…｣

男｢うっし、行くぞ｣

実況｢復活早っ!?｣

同級生女｢慣れてるのね…｣
194 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 02:06:05.59 ID:jrpsuIDO: ﾀﾞﾒﾀﾞﾈﾖｳ…ｷｮｳﾊﾊﾞｲﾄﾀﾞｼﾈ…

男｢んー…本当に懐かしいなー｣

実況｢ここは俺の通学路だったな｣

同級生女｢私もそうだったー｣

女の子｢そうなんですか？｣

実況｢うん｣

同級生女｢最近じゃ全然通らないなー｣

実況｢だねー…地元なのにね｣
195 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/10(水) 06:58:10.09 ID:x21YKIk0: http://www.nicovideo.jp/watch/sm3091730
ニコニコだけど見れる奴何人いるかなー？
196 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/10(水) 10:11:49.00 ID:k17H96DO: 　_　_　∩　ｵｯﾊﾟｲ!
( ﾟ∀ﾟ)彡　　ｵｯﾊﾟｲ!
　　⊂彡
197 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/10(水) 13:26:50.83 ID:/hWjzuMo: 他人がいるゲーセンでプレイしながら歌練習とかｗｗｗｗｗｗｗｗ

どこだすぐ行く
198 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 16:21:08.42 ID:jrpsuIDO: 学校到着…

>>195 見れました、似てますね

>>196 ﾔﾒﾃｰ…

>>197 地元のゲーセンで実際にやってる人居たお…

よし、授業まで書こう
199 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 16:23:53.77 ID:jrpsuIDO: 同級生女｢というか、あんたは今隣町に住んでるんだから当たり前でしょ｣

実況｢ま、そうだけどさ｣

女の子｢隣町の方だったんですか？｣

男｢いや、違ったと思うけど…引っ越したのか？｣

実況｢うん｣
200 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 16:25:53.07 ID:jrpsuIDO: 男｢何でこっちの中学で働いてるのに隣町行ったんだ？｣

同級生女｢あ、それは私も気になるなー｣

実況｢ま、まぁ、理由なんてどうでもいいじゃないか｣

男｢怪しいな｣

同級生女｢これは聞き出してみる価値はあるわね｣

実況｢絶対に言わない!!｣
201 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 16:39:50.40 ID:jrpsuIDO: 実況｢それより、何処に行く？｣

男｢とりあえず適当に…｣

同級生女｢あ、私行きたい所あるー｣

男｢どこだ？｣

同級生女｢中学校!!｣

女の子｢!?｣
202 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 16:43:44.37 ID:jrpsuIDO: 女の子｢それは…｣

男｢お、行ってみるか!!｣

女の子｢え…？｣

実況｢そうだね｣

同級生女｢それじゃ行きましょー｣

男｢おう｣

女の子｢…｣
203 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/10(水) 17:36:48.51 ID:IQmBP760: 太鼓の達人といえばこの人だろうhttp://www.youtube.com/watch?v=geXtf_O_o7Y
204 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 19:31:43.62 ID:jrpsuIDO: >>203 凄いですねー…書いてる奴は音ゲー苦手です…

女の子｢あ、あの…｣

男｢ん？なんだ？｣

女の子｢よろしいのですか？中学校は…｣

男｢あー…うん、大丈夫大丈夫｣

女の子｢ですが…｣

男｢いいから、行くぞー｣

女の子｢は、はい｣
205 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 19:54:54.57 ID:jrpsuIDO: 男｢ここからだと歩いて５分くらいか？｣

実況｢だね｣

女の子｢あの｣

男｢どうした？｣

女の子｢あそこのコンビニに寄っていきませんか？｣

同級生女｢あ、賛成ー｣

男｢俺は構わないぞ｣

実況｢僕もいいよー｣

男｢そんじゃ寄っていくか｣

女の子｢えぇ｣
206 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 20:21:13.18 ID:jrpsuIDO: 男｢んで？何を買うんだ？｣

女の子｢少しお菓子を｣

実況｢まだ食べるの!?｣

女の子｢甘い物は別腹ですよ？｣

同級生女｢限度ってものがあるでしょ…｣

男｢そいつに限度とか無いから｣

実況｢…｣
207 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 20:29:54.59 ID:jrpsuIDO: 女の子｢これと…これとー…｣

実況｢随分買うね…｣

女の子｢これでも抑え目なんですよ？｣

実況｢…そうなんだ｣

男｢おい、軽く引いてないか？｣

同級生女｢誰でもああなると思うけど…｣
208 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 21:14:53.89 ID:jrpsuIDO: 男｢あ、そうだ｣

実況｢何してるの？｣

男｢いや、ついでにこれをな｣

実況｢あー、そういえば必要かもしれないしね｣

男｢だろ？｣

実況｢四つあればいいよね？｣

男｢だな｣
209 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 21:41:57.08 ID:jrpsuIDO: 学校終了のお知らせー…雨ﾀﾞﾖｰ

男｢うっし、こんなもんかな？｣

実況｢だね｣

女の子｢何を買ってるんですか？｣

男｢あー、まぁちょっとな｣

実況｢後で使う物をね｣

女の子｢？｣
210 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 21:46:30.37 ID:jrpsuIDO: 男｢お前はそれだけでいいのか？｣

女の子｢はい｣

実況｢それだけって…｣

同級生女｢カゴ二つ分…｣

男｢んじゃ、会計してくるから貸して｣

女の子｢いえ、私の分は自分で…｣

男｢さっきの焼肉のお返しだ、貸せ｣

女の子｢…はい｣
211 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/10(水) 21:56:01.09 ID:Nhx5DoDO: 男と女の子の信頼関係に憧れる！
212 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 21:56:27.68 ID:jrpsuIDO: 男｢お待たせ｣

女の子｢あ、ありがとうございます｣

男｢そんじゃ、学校目指すか｣

実況｢ここからならすぐだね｣

同級生女｢こっちが近道だよ｣

女の子｢はい｣

男｢ショートカットー!!｣

女の子｢Ｒボタンが大事です｣
213 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/10(水) 22:01:00.71 ID:xWMatwDO: ｺｯﾁﾊﾏﾀ雪ﾀﾞﾖｰ

ｶｲﾃﾙﾔﾂﾉﾄｺﾛﾆｾﾞﾝﾌﾞｵｸｯﾃﾔﾘﾀｲﾜｰ
214 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 23:07:47.19 ID:jrpsuIDO: 不二家でケーキ食べてたよー…やっぱ三つくらいが限界ﾀﾞﾖﾈｰ…

>>211 そこに痺れる!!憧れｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ

>>213 雪…触りたい…

女の子｢お菓子持ちますよ｣

男｢運搬は俺の仕事だぜ｣

女の子｢…｣

男｢これくらい余裕だからいちいち気にしなくていいぞ｣

女の子｢…はい｣

同級生女｢…｣

実況(これは…付け入る隙がまったく無いねぇ…)
215 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 23:09:55.97 ID:jrpsuIDO: 同級生女｢そこ曲がればすぐだよー｣

実況｢学生の時は遠く感じたのに、なんだか近い感じがするよね｣

男｢あー、なんとなくわかる｣

同級生女｢移動もほとんど車だしねー｣

男｢あれ？お前達も免許持ってたの？｣

実況｢うん、持ってるよー｣
216 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 23:40:29.34 ID:jrpsuIDO: 男｢免許見せてくれよ｣

実況｢え、やだよ｣

男｢なんでだよー｣

実況｢顔変だから｣

男｢馬鹿だなー、それを見たいんだろ？｣

実況｢ドＳだな…｣

女の子｢いえ、その人はＭですよ｣

同級生女｢え!?｣

男｢おまっ!?｣

女の子｢冗談です｣

実況｢冗談っぽく言ってよ…｣
217 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 23:43:32.54 ID:jrpsuIDO: 男｢さぁ、見せてくれ｣

実況｢お前の見せてろよ!!｣

男｢お？見たいのか？いいぞー｣ｺﾞｿｺﾞｿ

実況｢え？本当に見せるの？｣

男｢別に恥ずかしい事でも無いだろ？｣

実況｢…｣
218 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 23:46:20.05 ID:jrpsuIDO: 男｢ほれ、これだ｣

実況｢うっわ｣

同級生女｢無愛想ー｣

男｢笑っちゃいけないんだから仕方ないだろ？｣

実況｢それにしてもこれはなー｣

男｢うっせ、生れつきだ｣

女の子｢…かっこいい｣ﾎﾞｿｯ

男｢ん？｣

女の子｢な、何でも無いです!!｣
219 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 23:48:36.83 ID:jrpsuIDO: 女の子｢ちょっと貸してください｣

男｢おう、いいぞ｣

女の子｢真面目な顔をしてると、なかなか…｣ｼﾞｰｯ

男｢？｣

女の子｢これ、ください｣

男｢いや、ダメだよ!?｣

女の子｢残念です｣

男｢貰えると思ってたの…？｣
220 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/10(水) 23:57:28.77 ID:jrpsuIDO: 男｢さぁ、見せたぞ｣

実況｢？｣

男｢だからお前のを見せてくれ｣

実況｢嫌だって言ってるだろ!!｣

男｢残念ー、お前に拒否権は無ーい｣ｶﾞｼｯ

実況｢な、何をするー!?｣
221 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/11(木) 00:01:30.45 ID:vrUOBQDO: 写真がかっこいいから免許くださいって…女の子かわゆすぎる
222 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 00:11:53.23 ID:7WmWRkDO: >>221 書いてる奴は免許何も持ってないですけど…大抵面白いﾃﾞｽﾖﾈｰ

男｢今だ!!財布を取れ!!｣

同級生女｢任せて!!｣

女の子｢失礼します｣

実況｢や、やめてー!!｣

男｢可愛い女の子二人から攻められてるんだ、悪い気はしないだろ？｣

実況｢そ、それはまぁ…じゃ無くて!!｣

同級生女｢発見ー!!｣

実況｢うわー!?｣
223 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 00:14:44.05 ID:7WmWRkDO: ｻﾃｰ、何故か雀荘来てるﾖｰ…

男｢さて、免許の確認だー!!｣

女の子｢何処に入ってるのでしょうか？｣

男｢どうせ出しやすい場所だろ｣

実況｢ま、マジでやめてくれ!!｣

同級生女｢観念しなさーい｣

男｢発見!!｣

実況｢ぎゃー!!｣
224 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 00:30:34.55 ID:7WmWRkDO: 男｢これは…｣

女の子｢何と言いますか…｣

同級生女｢…微妙ね｣

実況｢今一番つらい事を!?｣

同級生女｢だって、普通なんだもーん｣

女の子｢もうちょっとこう…｣

男｢ネタを入れてくれよ｣

実況｢無理だよ!!怒られちゃうよ!!｣
225 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/11(木) 00:40:01.21 ID:M1NQZkDO: 麻雀か……

書いてる奴は得点調整に優れていて
いつもわざと0点にしてるんですねわかりますん

俺麻雀やったことないしルールだって解んないぜ＼（＾o＾）／
226 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/11(木) 00:47:43.60 ID:vrUOBQDO: 俺も麻雀やったことない
ツモとかヤク？とか言われてもわからないｗｗ

書いてる奴は俺の免許写真をバカにしたな？
……試験に遅刻しそうで寝癖直せなかったんだもんorz
227 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/11(木) 02:21:55.32 ID:qZOfp3E0: >>225それどこの麻雀女子高生？ｗｗ

麻雀かぁ友達と徹夜でやって6000円負けたのは良くも悪くもいい思い出
228 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 04:02:21.78 ID:7WmWRkDO: うーん…微妙…休憩中…

>>225 あれは流石に無理っす…

>>226 申し訳無いです…

>>227 今の所プラマイゼロです…

男｢さて、最後は｣

同級生女｢…あ｣

男｢取り押さえろ!!｣

実況｢了解!!｣ｶﾞｼｯ

同級生女｢ちょ、ちょっと!?何するの!?｣

実況｢俺も恥辱を受けたんだ…お前も道連れだー!!｣

同級生女｢離してー!!｣

男｢財布を見つけ出せ!!｣

女の子｢任せてください!!｣
229 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 04:08:31.10 ID:7WmWRkDO: 女の子｢失礼しますー｣

同級生女｢いやー!!｣

実況｢暴れるなよー｣

同級生女｢誰だって暴れるわよ!!｣

男｢無駄な抵抗はやめたまえー｣

女の子｢発見です｣

同級生女｢きゃー!!｣

？｢お前達、何をしている!?｣

女の子｢え？｣

実況｢うっ!?｣

同級生女｢あ｣

男｢…げっ｣
230 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 04:11:15.15 ID:7WmWRkDO: 男｢な、何でこんな時間のこんな場所に…｣

実況｢部長!?｣

部長｢むっ…お前は…その呼び方はいい加減やめろと言ったはずだぞ!!｣

実況｢す、すみません…クセで｣

部長｢それより、お前達は何をしているんだ？｣

男｢え？｣

実況｢何って…あ｣

同級生女｢助けてー!!｣

男｢…やっちゃったってやつだな｣

実況｢あー…何でこんな事に…｣
231 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 04:15:15.01 ID:7WmWRkDO: 部長｢早く彼女を離せ!!｣

実況｢あ、は、はい!!｣ﾊﾟｯ

同級生女｢助かったー…｣

部長｢さて…お前達、制裁の時間だ｣

男｢あの、ちょっと!?いきなり!?｣

実況｢話を聞いてください部長!!｣

部長｢問答無用だ!!それと部長と呼ぶなー!!｣ﾊﾞｼｨｯ

男｢ぐえっ!?｣

実況｢ぐはっ…｣
232 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 04:19:46.10 ID:7WmWRkDO: 男｢いたた…｣

実況｢部長…竹刀は反則です…マジ痛い…｣

部長｢安心しろ、急所は外した…それと部長と呼ぶな｣

女の子｢あの、このお方は？｣

男｢あぁ…あいつが行ってた部活の部長だよ…｣

女の子｢あの人が…｣
233 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 04:25:38.53 ID:7WmWRkDO: 女の子｢イメージしていた方と随分違いますね｣

男｢そうか？｣

女の子｢えぇ…新聞を作っていたと聞いていたので｣

男｢あー…まぁ、今は仕方ないな｣

女の子｢今は？｣

男｢うん…そのうちわかるさ｣

女の子｢？｣
234 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 04:50:37.81 ID:7WmWRkDO: 部長｢それで、お前達は何をしていたんだ？｣

実況｢それを先に聞いてくださいよ部長…｣

部長｢部長と呼ぶな、早く説明しろ｣

男｢そいつが女性を襲っていたんだ!!｣

実況｢なっ!?お前!?｣

部長｢…お前とは少し話し合う必要があるようだな｣ｽﾗｯ

実況｢話し合うのになんで竹刀が必要なんですか!?というか話を…｣

部長｢貴様と語る事など無い!!｣ｽﾞﾊﾞｧｯ

実況｢話し合うって言ったじゃん!!ぐほっ!?｣

男｢…すまん｣
235 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 05:09:10.23 ID:7WmWRkDO: 部長｢むっ？｣

女の子｢あ…｣

部長｢こんな小さな子まで!?｣

男｢いや、こいつは違うぞ!?｣

実況｢その子はそいつが!!｣

男｢あっ!!てめっ、今の流れでそんな事を言うと…｣

部長｢貴様!!そこに直立したまま動くなー!!｣

男｢ほらー!!｣

実況｢俺も受けた痛みだ…分かち合おう｣

部長｢てやぁっ!!｣ﾋﾞｼｰｯ

男｢にぎゃー!!｣

女の子｢…｣
236 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 07:33:54.14 ID:7WmWRkDO: 結果プラマイゼロのまま…眠いおー…

男｢ちょっと…説明してくれないか…｣

女の子｢はい、わかりました｣

部長｢？｣

女の子｢えと、あのですね…｣

実況｢あー…痛かった…｣

男｢お前とは後で決着を着けてやる…｣

実況｢お断りだ…｣
237 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 08:50:09.08 ID:7WmWRkDO: 女の子｢…という訳なんです｣

部長｢ふむ、そういう事だったのか｣

実況｢部長…わかっていただけましたか…｣

部長｢あぁ、しかし部長と呼ぶな｣

男｢酷い目にあったぜ…｣

同級生女｢あんた達がいけないんでしょ!!｣

男｢…ですよねー｣
238 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 08:57:31.29 ID:7WmWRkDO: ｳｰﾝ…新ｷｬﾗは思い付きで出すもんじゃ無いなぁ…動かしづらい…

部長｢あれ？お前…どこかで会った事あるか？｣

同級生女｢あれ？わからないんですか？｣

実況｢ほら部長、俺達が最後に書いた心配の…｣

部長｢あぁ!!あの時の!!って、部長はやめろ!!｣

男｢…その節はどうも｣

部長｢あ、あぁ｣

女の子｢…｣
239 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 18:00:57.89 ID:7WmWRkDO: 部長｢というかお前達!!｣

実況｢な、なんすか？｣

部長｢学校はこの時間立入禁止だ!!｣

男｢そりゃわかってるよ｣

部長｢では、私が行かせないのはわかってるな？｣

男｢もちろんわかってる｣

女の子｢え？｣
240 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 18:08:34.50 ID:7WmWRkDO: 女の子｢どうするんですか？｣

男｢ん？あぁ、大丈夫だよ、もともと学校に行く気は無かったし｣

女の子｢？｣

男｢まぁ、任せとけって｣

女の子｢はぁ…わかりました｣

部長｢では時間も遅いしそろそろ…｣

実況｢部長、俺達学校じゃ無くてあっちに行きたいんですよ｣

部長｢部長はやめろ、それであっちとは？｣
241 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 18:51:18.62 ID:7WmWRkDO: 実況｢ほら、学校の裏にある…｣

部長｢あの廃校舎か!?｣

実況｢そうです｣

女の子｢廃校舎？｣

男｢あぁ、昔使ってた方の校舎だ｣

部長｢何故あそこに？｣

実況｢まぁ、いろいろと事情がありまして…｣
242 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 19:38:07.49 ID:7WmWRkDO: 部長｢まさか…あの噂を確かめに行くのか？｣

実況｢はい｣

女の子｢あの噂って？｣

同級生女｢それがねー…出るらしいのよ｣

女の子｢出る？｣

男｢おー化けーだよー!!｣

女の子｢!?｣
243 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 19:40:54.85 ID:7WmWRkDO: 女の子｢お、お化けって…｣

男｢俺達が子供の頃からの噂なんだけどな…｣

同級生女｢この時期の廃校舎三階理科実験室に、女生徒の幽霊が…｣

部長｢ふん!!くだらないな!!｣

実況｢え？｣
244 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 19:44:30.50 ID:7WmWRkDO: 部長｢幽霊など居る訳が無いだろう!!｣

実況｢流石部長、恐れないんですね｣

部長｢もちろんだ、それと部長はやめろ｣

男｢うーむ…これはまずいな｣

女の子｢？｣
245 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 19:48:54.68 ID:7WmWRkDO: 部長｢実際今まで目撃された例は無い｣

実況｢そうですね｣

部長｢という訳で、貴様もくだらない事ばかり言ってないで早く帰れ｣

実況｢いやー…それが出来ればやるんですけどね…｣

部長｢どういう意味だ？｣

実況｢まぁ、気にしないでください｣

部長｢？｣

同級生女｢…｣
246 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 19:51:38.61 ID:7WmWRkDO: 部長｢訳を聞こうか｣

実況｢いえ、聞く程の事でも無いですよ、はははっ｣

部長｢お前はいつもそうやって話を逸らすな｣

実況｢そうですか？｣

部長｢あぁ、そんなんだから貴様は…｣

実況｢あー、はい、ごめんなさい｣

男｢うーむ…これは手強いな｣

女の子｢ですね｣

同級生女｢どうするの？｣
247 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 20:07:17.00 ID:7WmWRkDO: 実況｢少し予想外だったけど…まぁ任せて｣ｺｿｺｿ

男｢おう、頼むぞ｣ｺｿｺｿ

部長｢話を聞いているのか!!｣

実況｢聞いてますよー｣

部長｢だいたいお前は!!｣

実況｢あー、部長｣

部長｢なんだ!!それと部長はやめろ!!｣
248 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 23:03:56.62 ID:7WmWRkDO: 実況｢あそこの見回りの当番、今日は俺なんですよ｣

部長｢なに？｣

男｢本当なのか？｣ｺｿｺｿ

実況｢いや、本当は同僚なんだけどあいつどうせサボってるし｣ｺｿｺｿ

部長｢そうか…なるほどな｣
249 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 23:09:46.95 ID:7WmWRkDO: 部長｢しかし他の者は…｣

実況｢いいじゃないですか、彼も久しぶりの帰省で懐かしい街を見たいと言ってるし｣

男｢そうそう、それそれ｣

部長｢だが…｣

実況｢お願いします部長!!見逃してください!!｣

部長｢部長と呼ぶな!!…さて、どうするか｣
250 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 23:30:20.98 ID:7WmWRkDO: 実況｢部長、頼みます!!この通り!!｣

部長｢だから部長では無い!!…まぁいい、許可しよう｣

実況｢本当ですか!?｣

部長｢あぁ、今回は特別だぞ？｣

実況｢ありがとうございます!!部長!!｣

部長｢だから部長と呼ぶなー!!｣
251 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 23:31:44.84 ID:7WmWRkDO: 男｢なんとかなったみたいだな｣

実況｢まぁね｣

同級生女｢ほんと、あの人は昔からあんたに弱いもんねー｣

実況｢え？｣

女の子｢…あの｣

男｢ん？｣
252 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 23:33:07.27 ID:7WmWRkDO: 男｢どうした？｣

女の子｢えと…こんな事を言うのはあれなのですが…｣

男｢言ってみ？｣

女の子｢行くのやめませんか？｣

実況｢え!?せっかく説得したのに!?｣

同級生女｢これまでの苦労は!?｣

女の子｢…｣
253 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 23:34:55.89 ID:7WmWRkDO: 男｢まぁ…そう言うとは思ってたけどな｣

実況｢どういう事？｣

男｢それがな、こいつお化けとかそういうの本当にダメでな｣

女の子｢!?｣

男｢前にお化け屋敷行った時なんか動けなくなったし｣

同級生女｢へー、意外ー｣

女の子｢そ、それ以上は言わないでください!!｣
254 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 23:36:38.46 ID:7WmWRkDO: 女の子｢とにかく、私は行きません｣

男｢それは困るぜ｣

実況｢いろいろ用意したのに｣

女の子｢用意？｣

男｢懐中電灯とか｣

実況｢さっきのコンビニで買っておいたんだ｣

女の子｢…｣
255 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/11(木) 23:38:20.34 ID:7WmWRkDO: 同級生女｢ねぇ、行こうよー｣

女の子｢しかし…｣

男｢大丈夫だ、こいつがついてるぞー｣

実況｢お、俺？｣

男｢他に誰が居るんだよ？｣

女の子｢…あなたは？｣

男｢俺？俺は遠くからお前の行動を面白おかしく見させてもらうぜ｣

実況｢酷いなお前…｣
256 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/12(金) 00:31:57.08 ID:9A53pG.0: 男が・・・Sだと・・・
257 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 01:41:15.26 ID:JesWvkDO: >>256 ﾄﾞｳｼﾃｺｳﾅｯﾀｰ…最近キャラがわからなくなってきました…

女の子｢行きたく無いですー…｣

男｢残念だったな、お前じゃダメだってよ｣

実況｢だね…君ならどうにか出来るんじゃないか？｣

男｢いや、こいつは俺の言う事聞かないからな｣

同級生女｢充分聞くと思うけど…｣

女の子｢…｣
258 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 01:44:18.44 ID:JesWvkDO: 部長｢どうしたんだ？｣

同級生女｢いえ、何でも…｣

部長｢どうか？｣

実況｢あ、そうだ、部長も一緒に行きませんか？｣

部長｢部長では無い!!…って、え？｣
259 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 01:45:41.64 ID:JesWvkDO: 男｢それはナイスアイディアだ｣

実況｢だろ？｣

同級生女｢いいねー!!｣

実況｢どうです？行きません？｣

部長｢いや、私は…｣

同級生女｢えー、行きましょうよー｣

女の子｢…｣
260 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 01:49:27.19 ID:JesWvkDO: 女の子｢…｣ｼﾞｰ

部長｢な、なんだ？｣

女の子｢お化け…怖いんですか？｣

部長｢なっ!?｣

男｢え？マジで？｣

実況｢あー…そういえば文化祭の時、お化け屋敷を避けてたような…｣

同級生女｢これは怪しいわねー｣
261 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 01:54:56.05 ID:JesWvkDO: 部長｢こ、怖くなんか無いぞ!?｣

同級生女｢本当ですかー？｣

部長｢も、もちろんだ!!｣

男｢それじゃ行こうぜー｣

部長｢そ、それは…｣
262 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 01:56:26.67 ID:JesWvkDO: 実況｢というか、部長は何をしてたんですか？｣

部長｢あぁ、コンビニに用事があってな｣

実況｢買い物ですか？｣

部長｢うむ、少し甘い物が食べたくて…｣

男｢ほーう？甘い物とな？｣

部長｢…？｣
263 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 01:59:26.46 ID:JesWvkDO: 男｢甘い物ならいくらでもあるぞ？｣ｽｯ

部長｢あ、本当…｣

実況｢部長、甘い物好きですよねー｣

同級生女｢そうなの？｣

実況｢うん、職員室でもよく…｣

部長｢そこ!!余計な事は言うな!!それと部長はやめろ!!｣

女の子｢…｣
264 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/12(金) 02:12:03.14 ID:cs/92sDO: 女の子はシンパシーを感じたようだ
265 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 03:16:53.52 ID:JesWvkDO: ｶﾞｽﾄでﾄﾘﾌﾟﾙﾊﾝﾊﾞｰｸﾞ食べてみたー…ﾎﾟﾃﾄとｺｰﾝは無理ﾀﾞﾜ…

女の子｢…食べますか？｣

部長｢え？｣

女の子｢私と一緒に食べましょう｣

部長｢あ…うん、ありがとう｣

実況｢おぉ、部長を懐柔してる｣

同級生女｢凄い…｣

男｢何か近い物を感じたんだな…｣

部長｢聞こえてるぞ!!部長と言うな!!｣
266 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 04:03:13.00 ID:JesWvkDO: 女の子｢美味しいですか？｣

部長｢うん、美味しい｣

女の子｢良かったです｣

部長｢か、可愛い…｣

女の子｢？｣

部長｢な、何でも無い!!｣

男｢…よし、そろそろやるか｣

実況｢だね｣

同級生女｢え？｣
267 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 04:17:59.17 ID:JesWvkDO: 実況｢部長、今食べましたね？｣

部長｢な、なんだ？部長では無いぞ!?｣

男｢これで俺達は仲間ですね｣

部長｢えっ!?｣

女の子｢仲間…仲間です｣

部長｢えっ…え!?｣

同級生女｢あー、混乱してるね｣
268 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 04:42:52.70 ID:JesWvkDO: 男｢さぁ行こうか!!｣

部長｢わ、私は行かないと!!｣

実況｢何言ってんすか!!俺達もう仲間じゃないっすか!!｣

部長｢何訳のわからん事を!!｣

同級生女｢押されてる押されてる…｣
269 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 04:54:39.48 ID:JesWvkDO: 同級生女｢でも、この子はどうするの？｣

女の子｢…｣

実況｢あ、そういえばテスラちゃんは行きたく無いんだった？｣

部長｢なんと!?｣

男｢あ、バッカお前!!｣

実況｢え？｣
270 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 05:07:36.52 ID:JesWvkDO: 部長｢なんだ!!行きたく無い子を連れていこうとしているのか!?｣

実況｢うっ…｣

部長｢感心しないな!!教師として!!｣

男｢ぐっ…お前、余計な事を…｣

実況｢ご、ごめん…｣

同級生女｢どうするのよー!!｣
271 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 05:22:45.45 ID:JesWvkDO: 実況｢ど、どうする!?｣

男｢俺に聞くな!!｣

女の子｢…行きましょう｣

実況｢え？｣

部長｢…え？｣

同級生女｢え？｣

男｢お？｣

女の子｢行きましょう!!｣
272 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 05:32:57.62 ID:JesWvkDO: 実況｢どうなってるの!?｣

同級生女｢知らないわよ!!｣

部長｢な…な…｣

女の子｢一緒に、行きましょう？｣

部長｢うっ…｣

男｢どうやら勝負は決まったようだな…｣
273 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 05:36:51.56 ID:JesWvkDO: 男｢さぁ、今度こそ行こうか!!｣

実況｢部長!!諦めが肝心です!!｣

部長｢そんな事わかってる!!後部長じゃ無い!!｣

同級生女｢勝っちゃった…？｣

男｢所詮、あいつには勝てないって事だな…｣
274 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 05:51:19.27 ID:JesWvkDO: 部長｢何で私まで…｣

男｢こうなったら一蓮托生だぜ｣

女の子｢そうです｣

部長｢しかしだなぁ…｣

女の子｢大丈夫です、この人が居ますから｣

実況｢え？俺？｣

部長｢何の役に立つと言うんだ…｣

実況｢酷っ!!酷いっすよ部長!!｣

部長｢うるさい!!それと部長じゃない!!｣

同級生女｢早く行こうよー｣
275 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 06:57:14.36 ID:JesWvkDO: 部長｢…｣

男｢ついに無口になったな…｣

同級生女｢そんなに怖いのかなー？｣

実況｢そうみたいだね…｣

女の子｢大丈夫ですか？｣

部長｢あ、あぁ…ありがとう…｣

男｢こっちは案外平気な顔してるしなぁ…｣
276 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 07:19:55.90 ID:JesWvkDO: 女の子｢ここが中学校ですね｣

部長｢うむ、私が勤めている学校だ｣

実況｢部長、僕もです｣

部長｢知らん!!それと部長はやめろ!!｣

男｢ま、ここには用事無いし、とっとと裏行くぞー｣

女の子｢はい｣

部長｢本当に行くのか…？｣

実況｢部長、諦めてください｣

部長｢だから部長と呼ぶな!!｣

同級生女｢まだまだ元気だねー｣

男｢これから先が楽しみだぜ｣
277 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 07:27:52.42 ID:JesWvkDO: 女の子｢あら？あの大きな建物はなんですか？｣

男｢ん？どれだ？｣

女の子｢あのグランドの横にある…｣

実況｢あぁ、あれね、あれは…｣

部長｢学校が保有している図書館だ、いろいろな本が揃ってるぞ｣

実況｢…｣

女の子｢凄いですねー｣

実況｢部長、僕の台詞取らないでください!!｣

部長｢そんなもの知るか!!それと部長では無い!!｣
278 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 07:33:07.10 ID:JesWvkDO: 同級生女｢見えてきたよー｣

女の子｢あれが…廃校舎…｣

部長｢あぁ…そうだ｣

女の子｢木造で…いかにもといった感じですね…｣

男｢だろ？これは間違いなく出る!!｣

女の子｢何も出ませんよ!!｣

部長｢そ、そうだぞ!!｣

男｢あー…そうだね、何も出ないといいね｣
279 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 07:42:28.07 ID:JesWvkDO: 同級生女｢そういえば、入口に鍵かかってなかった？｣

実況｢あ、そういえばそうだった｣

部長｢貴様…まさか忘れてたのか？｣

実況｢や、やだなー…忘れる訳無いじゃないですか｣

部長｢では、もちろん持って…｣

実況｢すみません、忘れてました…｣

部長｢まったく…｣
280 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 07:48:25.62 ID:JesWvkDO: 部長｢仕方ない…私の鍵を使うか｣ﾁｬﾘｯ

実況｢流石部長!!自分用を持ってるんですね!!｣

部長｢部長じゃない!!｣

男｢ほー…自分用とは…もしかして相当偉いんじゃないのか？｣

女の子｢ですね…｣

同級生女｢そんな感じするよねー｣
281 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 08:03:02.04 ID:JesWvkDO: 男｢で？どうなんだ？｣

実況｢ん？あぁ、部長は学年主任だから｣

男｢マジで!?｣

実況｢うん｣

部長｢だから部長じゃなくてせめて主任と呼べ!!｣

実況｢それは無理っすねー｣

部長｢なんで!?｣
282 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 08:10:57.85 ID:JesWvkDO: 男｢到着だー｣

同級生女｢雰囲気マックスねー｣

女の子｢…｣

部長｢…｣

男｢流石に無口になったか…｣

同級生女｢本当にこのノリで大丈夫？｣

男｢よっゆ、よっゆ｣

実況｢それ、余裕じゃ無いよね｣
283 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/12(金) 11:58:33.19 ID:PcJkPHM0: 今日バイトの面接だったー・・・orz
ところで部長は男？女？
284 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/12(金) 13:31:59.88 ID:ZKsTu6DO: >>283
実況が昔好きだった(今も?)ってところを見ると女性だと思う
285 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 15:45:10.78 ID:JesWvkDO: >>283 お疲れ様です
部長は女性ですが…ﾜｶﾘﾆｸｲﾖﾈｰ…もうちょっと見た目について書いた方がいいのかな…

実況｢それじゃ部長、鍵お願いします｣

部長｢あぁ、後部長はよせ｣

女の子｢…｣

男｢大丈夫か？｣

女の子｢はい…皆さん一緒なので…｣

男｢本当かねぇ…｣

部長｢開いたぞ｣

同級生女｢それじゃぁ行ってみよー｣

男｢おう｣
286 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 15:51:35.65 ID:JesWvkDO: 男｢酷い有様だな｣

実況｢うーん、そうだね｣

同級生女｢これ鍵必要無いんじゃない？｣

男｢だな、ガラス全部割れてるし｣

同級生女｢なんでこんな状態の建物、壊さないんだろ？｣

実況｢さぁねぇ…｣

男｢この時の為に残されてたとしか考えられないな｣

同級生女｢いや、それは無いでしょう…｣
287 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 15:55:12.98 ID:JesWvkDO: 男｢あれ？中は結構片付いてるな？｣

実況｢本当だ｣

同級生女｢最近掃除したって感じね｣

実況｢ここを掃除して、どうしたいんだろ…｣

男｢やっぱりこの時の為に!!｣

同級生女｢はいはい、無いからね｣

男｢ですよねー｣
288 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 15:58:35.99 ID:JesWvkDO: 実況｢とりあえず、どうするの？｣

男｢決まってる、理科実験室だ｣

同級生女｢三階だよね？｣

実況｢うん｣

男｢階段はどこだ？｣

実況｢中央の廊下を真っ直ぐ行って右だよ｣

男｢おっけー、それじゃ行こうか｣

同級生女｢ワクワクしてきたー!!｣

実況｢まぁ、二人程固まってるけどね｣

女の子｢…｣

部長｢…｣

男｢おぉ、石像のように動かない｣

同級生女｢面白いねー｣
289 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 16:03:43.29 ID:JesWvkDO: 実況｢どうしたんですか？｣

部長｢い、いや…少し休憩を…｣

実況｢動けないんですか？｣

部長｢そんな訳無い!!｣

実況｢それじゃぁ行きましょうよ｣

部長｢しかし…｣

男｢もうお前手繋いでやれよ｣

実況｢む、無理!!出来ないよ!!｣

部長｢貴様!!私の手を握れないと!?｣

実況｢い、いえ部長!!別に嫌とかそういう事じゃ…｣

部長｢部長と呼ぶんじゃなーい!!｣ﾋﾞｼｯ

実況｢うわぁっ!?｣

男｢よーしよし、いつも通りに戻ったな｣

実況｢狙いはいいけど痛いのは勘弁して…｣

男｢それは俺に言うな｣

実況｢…だよね｣
290 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 16:06:26.21 ID:JesWvkDO: 女の子｢…｣

男｢んで？お前は？｣

女の子｢…大丈夫です、歩けます｣

男｢無理するなよ？｣

実況｢そっちこそ手を繋いであげればいいじゃん｣

女の子｢!?｣

男｢どうする？お姫様抱っこか？｣

女の子｢なんでそうなってるんですか!?歩きます!!｣

男｢そうか、残念だな｣

女の子｢…｣
291 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 16:09:05.33 ID:JesWvkDO: 実況｢しかし暗いねー｣

男｢懐中電灯買っといて正解だな｣

同級生女｢そうだねー｣

男｢しかし問題が発生したぞ｣

実況｢なに？｣

男｢四本しか買ってない｣

実況｢…あ｣
292 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 16:10:56.57 ID:JesWvkDO: 実況｢そうか…部長が居なかったから｣

部長｢部長じゃない!!｣

同級生女｢困ったねー｣

男｢うむ、どうすっか…｣

実況｢何かいい手ある？｣

男｢んー…｣
293 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 16:16:16.65 ID:JesWvkDO: 男｢よし…仕方ないから一つだけ二人で使おう｣

実況｢まぁ、それしか無いよね｣

男｢問題は誰と誰が一緒に使うかだが｣

実況｢そうだねー｣

男｢うーん…｣
294 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 16:23:10.37 ID:JesWvkDO: 男｢まずは情報整理だ｣

実況｢うん｣

男｢俺達三人は、とりあえずこれ系は余裕だろ？｣

同級生女(…お化け苦手とか言っといた方が可愛かったかな？)

実況｢だね、逆に無理なのはテスラちゃんと部長｣

部長｢べ、別に苦手じゃ…というか部長と呼ぶな!!｣

女の子｢…｣

男｢となると、余裕な奴と無理な奴の組み合わせがいいか？｣
295 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 16:28:43.29 ID:JesWvkDO: 部長｢私は大丈夫だから、この子を…｣

女の子｢…｣

男｢ふむ、無理組からはあいつか…｣

同級生女｢組って…｣

男｢じゃぁ、よろしく｣

実況｢え？俺？君でいいじゃん｣

男｢お前…｣

実況｢？｣
296 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/12(金) 18:25:48.32 ID:neLZgoQo: 車にはいつ戻るんだろ？
297 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/12(金) 18:59:42.39 ID:JrJ3w/A0: >>296しーっ！言っちゃ駄目ー！
298 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 22:47:50.83 ID:JesWvkDO: 学校ｵﾜｰﾀｰﾖｰ姉の新しい車がﾌｯｼﾞｻｰﾝﾅﾝﾊﾞｰな件…

>>296 書いてる奴もわかりません…申し訳無いです…

のろのろ書こう…
299 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 22:49:22.72 ID:JesWvkDO: 男｢ちょっと待ってろ｣

女の子｢はい…？｣

男｢来い｣ｶﾞｼｯ

実況｢え？え？｣

同級生女｢どうしたの？｣

男｢いや、ちょっとな｣

部長｢…？｣
300 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 22:51:14.88 ID:JesWvkDO: 男｢お前、やる気あんのか？｣ｺｿｺｿ

実況｢やる気って…？｣ｺｿｺｿ

男｢せっかく気を遣ってるのにお前は…｣ｺｿｺｿ

実況｢それ、何の話？｣ｺｿｺｿ

男｢…マジで言ってるのか？｣ｺｿｺｿ

実況｢う、うん…｣ｺｿｺｿ

男｢はぁ…｣
301 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 22:54:41.03 ID:JesWvkDO: 男｢あいつの事だよ｣ｺｿｺｿ

実況｢テスラちゃん…？｣ｺｿｺｿ

男｢お前が仲を取り持ってほしいって言ったんだろ!!｣ｺｿｺｿ

実況｢あ…あー!!｣

女の子｢!?｣ﾋﾞｸｯ

部長｢な、なに!?どうした!?｣

男｢いや、何でも無い｣

部長｢そ、そうか…｣

男｢急に大声出すな馬鹿!!｣ｺｿｺｿ

実況｢ご、ごめん…｣
302 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/12(金) 23:00:17.08 ID:cs/92sDO: 富士山ナンバーで思い出した

俺受験合格したら春から
書いてる奴のところから見て
富士山の裏側の県に住むことになるかもだわ

実況目的忘れんなｗｗｗｗｗｗ
303 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 23:01:31.84 ID:JesWvkDO: 男｢これはチャンスだ!!わかってるのか!?｣ｺｿｺｿ

実況｢えっと…｣ｺｿｺｿ

男｢そんなんじゃあいつは気付きもしないぞ!!｣ｺｿｺｿ

実況｢…君もだけどね｣ｺｿｺｿ

男｢は？｣ｺｿｺｿ

実況｢いや、何でも無いよ…｣ｺｿｺｿ
304 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 23:07:45.64 ID:JesWvkDO: >>302 近いですね、合格祈ってます!!

男｢だからとりあえずお前とあいつが…｣ｺｿｺｿ

実況｢…｣

男｢おーい、聞いてるかー？｣ｺｿｺｿ

実況｢あのさ…｣ｺｿｺｿ

男｢ん？｣ｺｿｺｿ

実況｢俺、実は…｣ｺｿｺｿ
305 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/12(金) 23:10:19.58 ID:JesWvkDO: 部長｢まだか!!｣ﾀﾞﾝｯ

実況｢!?｣

男｢あ、もうちょっとだけだから…｣

部長｢早くしろ!!私は一刻も早く出たいんだ!!｣

実況｢ご、ごめんなさい…｣

男｢…｣
306 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 00:13:38.92 ID:X.vYAEDO: 男｢…お前｣ｺｿｺｿ

実況｢え？｣ｺｿｺｿ

男｢念のために確認するぞ？｣ｺｿｺｿ

実況｢うん｣ｺｿｺｿ

男｢本当に今は部長の事好きじゃ無いんだよな？｣ｺｿｺｿ

実況｢なっ!?｣

部長｢今度は何だ!?｣

実況｢何でも無いですー!!｣
307 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 00:26:06.96 ID:X.vYAEDO: 男｢どうなんだ？｣ｺｿｺｿ

実況｢それは…｣ｺｿｺｿ

男｢…一応言っておくぞ？｣ｺｿｺｿ

実況｢？｣

男｢俺はお前の事はもう友達だと思ってる｣ｺｿｺｿ

実況｢!?｣

男｢だから正直に言ってくれ、頼む｣ｺｿｺｿ

実況｢…｣
308 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 00:43:38.72 ID:X.vYAEDO: 実況｢…｣

男｢…｣

実況｢…俺は｣ﾎﾞｿｯ

男｢あぁ｣ｺｿｺｿ

実況｢…好きだ!!｣

女の子｢!?｣

同級生女｢えっ!?｣

部長｢今…え？｣

男｢お前!?｣
309 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 00:45:40.82 ID:X.vYAEDO: 同級生女｢そんな…あんた…｣

実況｢い、いや!!今のは違うよ!!｣

部長｢他人の趣味をどうこう言うつもりは無いが…その…｣

実況｢何で目を逸らすの!?｣

女の子｢…倒します!!｣

実況｢ちょっ!?何で!?｣

男｢おーおー、ツッコミが間に合わないぞー｣

実況｢お前も手伝えよー!!｣
310 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 00:54:20.37 ID:X.vYAEDO: 実況｢早くお前からも弁明の言葉を!!｣

男｢ごめん…俺、そういう趣味無いからさ…｣

実況｢おまっ!?｣

男｢ごめんな…お前の気持ちに応えられなくて｣

同級生女｢うわー…｣

部長｢貴様…やっぱりそうだったのか…｣

女の子｢…短いお付き合いでした｣ｽｯ

実況｢誰かー!!誰か助けてー!!｣
311 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 01:58:45.33 ID:X.vYAEDO: 男｢さっ、冗談はここまでにして｣ｶﾞｼｯ

女の子｢冗談なんですか？｣

実況｢信じてたの…？｣

男｢はっはっは、俺は相当大事にされてるようだなー!!｣

女の子｢…｣ｻｯ

男｢お？｣

女の子｢えいっ｣ﾄﾞｯ

男｢もげっ!?｣ﾄﾞｻｯ

女の子｢冗談はここまでですよね？｣

男｢あ、あぁ…痛みも冗談じゃ済まないレベル…だぜ…｣ｶﾞｸｯ
312 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 02:12:11.50 ID:X.vYAEDO: 男｢さて、お話の続きだ｣

実況｢…｣

女の子｢まだお話するんですか？｣

男｢あぁ、もうちょっと待っててくれ｣

女の子｢はい｣

男｢悪いな｣

女の子｢では私達はお菓子食べて待ってましょう｣

部長｢うむ、そうだな｣

同級生女｢ここで食べるの…？｣

女の子｢お菓子はどこで食べても美味しいです｣

部長｢そうだぞ!!｣

同級生女｢あ、そう…｣
313 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 02:23:50.16 ID:X.vYAEDO: 男｢さっ、話せ｣ｺｿｺｿ

実況｢話せって…｣ｺｿｺｿ

男｢好きなんだろ？好きなんだろ？｣ｺｿｺｿ

実況｢うっ…｣ｺｿｺｿ

男｢ユー正直になっちゃいなヨー｣ｺｿｺｿ

実況｢そのノリウザいからやめろ!!｣ｺｿｺｿ

男｢おー怖い、まぁもうわかってるんだけどな｣ｺｿｺｿ

実況｢じゃぁ聞くなよ…｣ｺｿｺｿ

男｢そこは面白い事を期待してるからだな｣ｺｿｺｿ

実況｢…お前やっぱりドＳなんじゃね？｣ｺｿｺｿ

男｢あいつの性格が移ったのかね？｣ｺｿｺｿ

女の子｢今、失礼な事を言われた気が…｣

同級生女｢？｣
314 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 02:37:56.78 ID:X.vYAEDO: 男｢何で嘘言ったんだよ？｣ｺｿｺｿ

実況｢え？｣ｺｿｺｿ

男｢あいつの事好きだってさ｣ｺｿｺｿ

実況｢あ、あれは…｣ｺｿｺｿ

男｢何か理由があるのか？｣ｺｿｺｿ

実況｢それは…言えない｣ｺｿｺｿ

男｢は？｣ｺｿｺｿ
315 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 02:50:56.57 ID:X.vYAEDO: 男｢…まぁいい、その事は忘れよう｣ｺｿｺｿ

実況｢うん…｣ｺｿｺｿ

男｢さて…これで方向は決まったな｣ｺｿｺｿ

実況｢え？｣ｺｿｺｿ

男｢俺に任せろー!!｣ｺｿｺｿ

実況｢？｣
316 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 02:52:28.21 ID:X.vYAEDO: 男｢お待たせ｣

女の子｢お話は終わりましたか？｣

男｢あぁ、そっちもお菓子は終わったか？｣

女の子｢えぇ、丁度終わりました｣

同級生女｢ほとんど二人で食べてたけどね…｣
317 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 02:55:04.70 ID:X.vYAEDO: 今テレビ見たら外国のｶﾞﾁﾎﾓな映画が…ﾏｼﾞｺｴｰ

男｢えー、俺達の話し合いによりペアが決定したぞー｣

女の子｢それを決めてたんですか？｣

実況｢うん…まぁ｣

同級生女｢それにしては長かったわね？｣

男｢紆余曲折いろいろあってな｣

部長｢なんだそれは？｣
318 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 02:56:32.30 ID:X.vYAEDO: 男｢いやー、こいつがどうしても部長と一緒がいいって言ってな？｣

同級生女｢!?｣

実況｢ちょっ!?｣

部長｢部長と呼ぶな!!｣

実況｢えっ!?ツッコミ所そこですか!?｣
319 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/13(土) 03:16:25.01 ID:Yfp4OgDO: 鈍すぎるのは罪だなｗｗ

支援
320 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/13(土) 11:59:51.71 ID:v/Gf5L6o: 鈍い奴多すぎだろこの面子…　

俺は浪人コースかもしれんｗｗｗｗｗｗｗｗ
321 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/13(土) 13:49:42.20 ID:MPFi/I20: ここまできたら鈍いとかそんなLVじゃねぇな・・・

大学決まったけど毎日自転車で1時間弱か～だるい～
322 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/13(土) 14:49:08.60 ID:Yfp4OgDO: >>321
チャリかよｗｗｗｗ

俺は電車２時間コース睡眠時間付きから電車１時間半コース満員電車にて…になる
323 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/13(土) 15:13:49.28 ID:gyhPvoDO: かなり頭悪い奴が先に私立で大学決まってるから
ここで俺が大学落ちたら負けたような気になる……

そしてどんどん合格が決まっていくクラスメイトを見て
なんか変な気分になる……
324 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/13(土) 18:04:35.17 ID:P7yjiLw0: >>323倍率には注意しろよ～
俺、偏差値が61あるからって55の就職がいいとこ一個しか受けなかったら
実はそこ倍率が20倍でさ、落ちたなと思ってるから自転車www
頑張れよ！俺の分まで奮闘して、後悔が無いように頑張ってくれ。
いや、マジ本当に自分のために頑張れよ。
325 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/13(土) 18:12:16.71 ID:P7yjiLw0: >>324補足：ちなみに20倍ってのはA～C方式全部あわせた結果な

連続スマンorz
326 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 19:44:02.11 ID:X.vYAEDO: ﾊﾞｰｲﾄｰ…ｵﾜﾀｰｯ
書いてる奴の高校は倍率0,8倍だったです…大学って倍率高いんですね…驚きました…

ぬるり書いていきます…遅いですが…
327 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 19:48:23.85 ID:X.vYAEDO: 女の子｢こんばんわです皆様｣

男｢あれ？ここってあらすじで使ってるスタジオ？何でこんな場所に…｣

女の子｢ここからは番組を変更して、特別編です｣

男｢お前!!今からが面白い所なのになんて事を!?｣

女の子｢だからです!!｣

男｢え？｣

女の子｢時事ネタなのにもう間に合わなそうなんです!!｣

男｢それは…俺達の責任なのか？｣

女の子｢いえ、書いてる人です｣

男｢お前…それだけは言っちゃダメだろ…｣

女の子｢ここでは何でもありです｣

男｢あーそうだったね…もう勝手にしてくれ…｣

女の子｢では、特別編、スタートです!!｣

男｢何でこんなにやる気なんだ…｣
328 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 20:00:47.71 ID:X.vYAEDO: 車内

女の子｢いいお天気ですねー｣

男｢おわっ!?｣

女の子｢どうしました？｣

男｢急に変な事言うなよ、驚くだろ｣

女の子｢別に変な事は言ってませんが…｣

男｢お前が言うと変だろ｣

女の子｢…｣ｽｯ

男｢な、なんてな!!冗談だよ!!｣

女の子｢まったく…あら？あれは｣

男｢どうした？｣
329 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 20:04:07.01 ID:X.vYAEDO: 男｢時計か｣

女の子｢はい…今日は１３日なんですね｣

男｢お前、また把握してなかったのか？｣

女の子｢はい｣

男｢まったくお前は…｣

女の子｢…｣
330 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 20:19:49.14 ID:X.vYAEDO: 女の子｢今、二月ですよね？｣

男｢あぁ、そうだな｣

女の子｢という事は、明日は…｣

男｢普通の日曜日だよ｣

女の子｢え？｣

男｢ただの、日曜日、だよ｣
331 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 20:37:19.36 ID:X.vYAEDO: 女の子｢あの、明日は…｣

男｢しつこいぞ!!明日は何が何でもただの日曜日だ!!｣

女の子｢何故そこまで…｣

男｢今年もバレンタインデーは中止なんだよ!!｣

女の子｢え…？｣
332 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 20:53:29.92 ID:X.vYAEDO: 男｢まったく…毎年毎年…どいつもこいつも…｣

女の子｢あの…｣

男｢どうせ俺なんてさ…まったくよー!!さーけもってこーい!!｣

女の子｢無いですよ…というか運転中です｣

男｢そんなんわかってらー!!｣
333 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 21:26:10.73 ID:X.vYAEDO: 女の子｢もしかして、チョコを貰った事が…｣

男｢あ!?ねぇよ!!だから何だってんだよー!?｣

女の子｢いえ…何でも無いです…｣

男｢もう皆消えればいいんだ…｣

女の子｢…｣
334 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/13(土) 21:26:56.80 ID:P7yjiLw0: いや、そこが唯単に物凄く高かっただけｗｗ滑り止めで受けたのは1.1倍だったからなｗｗ
335 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/13(土) 21:28:16.56 ID:gyhPvoDO: >>324-325

俺の家、今ちょっと金そこまで無いから
国公立しか受けないんだぜ
ちなみに前期は2.8倍だ
去年1.5倍だったんだがなorz

ありがとう頑張るぜ

ところで明日ってただの日曜だよな？
あれ？違うの？なんかの祝日？
336 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 21:31:09.18 ID:X.vYAEDO: 女の子(これは…日頃お世話になっているお返しをするチャンスかも知れません…)

女の子(ですが…)

女の子(チョコレートはどうやって作ればいいのでしょうか…？)

女の子(買った物では失礼ですよね…)

女の子(どうしましょう…)
337 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/13(土) 21:45:15.14 ID:EI8bUEDO: ﾃｶﾞｷﾉﾃｶﾞﾐｶﾞﾂｲﾃﾀﾗ
ﾁﾛﾙﾁｮｺﾃﾞﾓ

ｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ……orz
338 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 21:46:12.02 ID:X.vYAEDO: 明日？明日はばれんたうわなにするやｍ…

女の子(何かいい手は…)

女の子｢…あ｣

男｢ん？どうした？｣

女の子｢すみません、携帯電話を貸していただけませんか？｣

男｢いいけど、なんで？｣

女の子｢いえ、少し使いたいだけですので｣

男｢？｣
339 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/13(土) 21:52:42.80 ID:P7yjiLw0: >>335そうだったのか・・・でも、頑張れ！なんとしても前期に受かっとかないと、後期は16倍とかザラだからな！頑張れよ！

「貰えないなら渡せばいい！」と考え、一昨年意中の女子にチョコカップケーキを贈ったら
「友達」で終わらされた悲しさよ・・・メアドは交換したけどね・・・orz
　　　*'``・* 。
　　　|　　　　 `*。
　　,｡∩　　　　　* 　　　
　+　(´･ω･`)　*｡+
　`*｡ヽ、　つ *ﾟ*
　　`・+｡*・' ﾟ⊃ +ﾟ
　　☆　　 ∪~ ｡*ﾟ
　　　`・+｡*・ﾟ.. バレンタインもクリスマスも中止になぁ～れ
340 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 22:03:58.52 ID:X.vYAEDO: そういえば今日、仕事先で一番苦手な人からチョコ貰ったお…家の女性陣の餌ﾀﾞﾉ

女の子｢えと…これを…｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

男｢何してるんだ？｣

女の子｢秘密です…ここっ…｣ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

男｢…気になるな｣

女の子｢最後に…こう…｣ﾎﾟﾁｯ
341 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 22:32:30.40 ID:X.vYAEDO: 女の子｢完成です!!｣

男｢ん？｣

女の子｢送信…っと｣ﾎﾟﾁｯ

男｢なんだ？メール送ってたのか？｣

女の子｢えぇ｣

男｢誰に送ったんだ？｣

女の子｢秘密です｣

男｢…まぁ、一人しか居ないだろうけどさ｣

女の子｢…｣
342 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 23:57:59.95 ID:X.vYAEDO: 男｢で？母さんに何のメール送ったんだ？｣

女の子｢…秘密です｣

男｢別にいいけど…後で確認すればいいし｣

女の子｢!?｣

男｢何のメール送ったのかなー？｣

女の子｢証拠…隠滅…｣ｽｯ

男｢お、おい!!頼むから壊すなよ!?｣
343 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/13(土) 23:59:34.82 ID:X.vYAEDO: 男｢後で消去すればいいだろ!!｣

女の子｢それもそうですね｣

男｢お前は本当に何でも力技だな…｣

女の子｢失礼ですね｣

男｢事実だろ｣

女の子｢むぅー…｣

男｢はいはい…取り消すよ、それでいいんだろ…｣

女の子｢…はい｣
344 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:01:21.84 ID:kXY/CADO: 女の子｢あ｣ﾋﾟﾛﾋﾟﾛｰ

男｢返事か？｣

女の子｢そのようですね｣ﾊﾟｶｯ

男｢お前も随分ケータイに慣れてきたな｣

女の子｢えぇ、文字を打つのは苦手ですが…｣

男｢うーむ…ゲームをやり込んでたとは思えん｣

女の子｢時間が違います｣

男｢…それもそうだな｣
345 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:03:48.61 ID:kXY/CADO: 女の子｢…｣ｼﾞｰｯ

男｢どうしたんだ？｣

女の子｢…｣

男｢おーい？｣

女の子｢…すみません、ここで降りてもいいですか？｣

男｢えっ!?｣
346 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:05:40.70 ID:kXY/CADO: 男｢何を急に!?｣

女の子｢？｣

男｢お、俺、何か悪い事でもしたか!?｣

女の子｢え？あの…｣

男｢もしそうなら謝るから!!｣

女の子｢わ、私の話を…｣

男｢だから考え直してくれー!!｣

女の子｢…｣
347 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:06:51.54 ID:kXY/CADO: 女の子｢勘違いしないでください｣

男｢え？｣

女の子｢少し用事が出来ただけですので、戻ってきますよ｣

男｢ほ、本当か!?｣

女の子｢えぇ｣

男｢そうか…よかった…｣

女の子｢…｣
348 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:09:39.74 ID:kXY/CADO: 女の子｢では、行ってきます｣

男｢おう｣

女の子｢終わりましたら連絡しますので｣

男｢俺は適当にそこら辺で時間潰してるよ｣

女の子｢はい｣

男｢いいか!?絶対連絡しろよ!?勝手に居なくなるなよ!?｣

女の子｢わかってますよ｣

男｢いいな!?約束だぞ!?｣

女の子｢何でそこまで慌ててるんですか…｣

男｢いや、こういう事は初めてだから…｣

女の子｢…そういえばそうですね｣
349 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:11:19.36 ID:kXY/CADO: 女の子｢それでは｣ﾍﾟｺｯ

男｢お、おう｣

女の子｢…｣ﾀｯﾀｯﾀｰ

男｢…用事って何なんだろ？｣

女の子(急がないと…時間がありません)

男｢…勝手に着いて行ったら怒るだろうし、見送るしか無いよな｣

男｢…心配だなぁ｣
350 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:13:04.18 ID:kXY/CADO: 男｢あいつ一人で大丈夫かな…｣

男｢すぐ迷子になるし…｣

男｢…あれ？｣

男｢そういえばあいつ、どうやって俺に連絡するんだ？｣

男｢…まさか｣

男｢俺、本気で捨てられた!?｣

男｢そんな馬鹿なー!?｣
351 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:15:17.21 ID:kXY/CADO: 女の子｢えと…メールでは確かこちらの方に…｣ｷｮﾛｷｮﾛ

女の子｢…あの人、大丈夫ですよね？｣

女の子｢…今考えても仕方ないですね｣

女の子｢あ｣

母｢はぁ～い、お久しぶりねぇ～｣

女の子｢ご無沙汰しております、お母様｣
352 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:17:20.66 ID:kXY/CADO: 母｢急にメールが来たから驚いたわぁ～｣

女の子｢申し訳無いです…｣

母｢いいのよ～、あなたの為ならいつでも協力するわぁ～｣

女の子｢ありがとうございます、ですが今回は…｣

母｢わかってるわ～、あの子の為でしょ～？｣

女の子｢…はい｣
353 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:19:29.39 ID:kXY/CADO: 母｢それで～？チョコレートだったかしら～？｣

女の子｢はい｣

母｢そうよね～、明日はバレンタインデーだものね～｣

女の子｢…そうですね｣

母｢それはテンション上がっちゃうわよね～!!｣

女の子｢…｣
354 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:23:21.69 ID:kXY/CADO: 母｢でも～、手作りチョコ、ねぇ～｣

女の子｢？｣

母｢ふふふっ、本命ねぇ～!!｣

女の子｢!?｣

母｢やっぱりあの子の事が～｣

女の子｢ち、違います!!｣
355 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:24:54.52 ID:kXY/CADO: 母｢何が違うの～？｣

女の子｢その…こ、今回は日頃お世話になっているお礼の為に…｣

母｢え～!?そんな理由なの～!?｣

女の子｢そ、そうです｣

母｢…｣

女の子｢？｣
356 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:26:42.20 ID:kXY/CADO: 女の子｢お母様…？｣

母｢…｣

女の子｢あの…｣

母｢…やめたわ～!!｣

女の子｢えっ!?｣

母｢日頃のお礼なんて、そんな理由のチョコ作り私は手伝いたく無いわ～!!｣

女の子｢そ、そんな…｣
357 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 00:28:34.72 ID:kXY/CADO: 女の子｢お願いしますお母様!!｣

母｢嫌～｣

女の子｢お母様以外にはお願い出来る人が…｣

母｢絶対に嫌～｣

女の子｢そ…｣

母｢意地でもやらないわ～｣

女の子｢…｣
358 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:20:53.48 ID:kXY/CADO: 母｢お礼なら市販の物を買えばいいじゃな～い｣

女の子｢でもそれでは…｣

母｢だって義理なんでしょ～？｣

女の子｢それは…｣

母｢手作りなんて渡したら勘違いされちゃうわ～｣

女の子｢…｣

母｢それじゃぁ私はこれで失礼するわね～？｣

女の子｢!?｣
359 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:22:26.21 ID:kXY/CADO: 女の子｢ま、待ってください!!｣

母｢なぁに～？｣

女の子｢やっぱり…手作りを渡したいです!!｣

母｢なんで～？｣

女の子｢その…気持ちを…｣

母｢気持ちって～？｣

女の子｢それは…｣
360 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:24:52.50 ID:kXY/CADO: 母｢あなたの本心はどうなの～？｣

女の子｢私の…本心？｣

母｢好きなの～？どうなの～？｣

女の子｢そんな事言えません!!｣

母｢それじゃぁダメね～｣

女の子｢!?｣

母｢…このままじゃ、何も変わらないわよ～？｣

女の子｢え…？｣
361 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:28:13.43 ID:kXY/CADO: 母｢手作りのチョコを渡しても、あの子が舞い上がって、でもあなたは本命じゃ無いって否定して～｣

女の子｢…｣

母｢そんな事なら気持ちなんて関係無いでしょ～？｣

女の子｢それはそうですが…｣

母｢だから、期待させるなんてあの子が可哀相よ～｣

女の子｢うぅ…｣

母｢それなら私は手伝わないわぁ～｣

女の子｢…｣
362 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:32:17.06 ID:kXY/CADO: 女の子｢それでも…私は…｣

母｢そんなに手作りを渡したいの～？｣

女の子｢…はい｣

母｢なんで～？｣

女の子｢ですから、日頃の…｣

母｢なんでそんな嘘を言うの～？｣

女の子｢!?｣

母｢もう一度だけ聞くわ～、本命なの～？義理なの～？｣

女の子｢…｣

母｢あなたのチョコの真意は～？｣

女の子｢私の…チョコレート…｣
363 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:34:29.12 ID:kXY/CADO: 女の子｢…｣

母｢認めちゃいなさ～い｣

女の子｢認める？｣

母｢好き…なんでしょ～？｣

女の子｢それは!?｣

母｢あなたが素直にならないなら、手作りでも市販でも変わらないわ～｣

女の子｢…｣

母｢だから…素直になりなさい｣
364 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:37:18.28 ID:kXY/CADO: 女の子｢…わかりました｣

母｢？｣

女の子｢認めます!!｣

母｢あら～？｣

女の子｢私はあの人の事が好きです!!大好きです!!｣

母｢あらあら～｣

女の子｢だから手作りがいいんです!!ですから…｣

母｢…ふふふっ｣

女の子｢ですから…｣

母｢あはははははは～!!｣

女の子｢…え？｣
365 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:42:11.05 ID:kXY/CADO: 母｢も、もうダメ…お腹が…ふふふっ…｣

女の子｢あの…？｣

母｢あなたって本当に真面目ね～、少しからかっただけでそんなに～｣

女の子｢え…？｣

母｢でも～、それだけ本気って事よね～｣

女の子｢…はい｣

母｢そっか～、ふふふっ｣

女の子｢…｣
366 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:45:06.35 ID:kXY/CADO: 母｢大好きなんだ～？｣

女の子｢うっ…｣

母｢大好きなんでしょ～？｣

女の子｢は…い｣

母｢そっか～、そうなのね～｣

女の子｢あの…それでチョコレートは…｣

母｢いいわよ～、それなら協力してあげる～｣

女の子｢本当ですか!?｣

母｢えぇ～｣

女の子｢ありがとうございます!!｣

母｢これでお礼を言うなんて…本当に変わった子ねぇ～｣
367 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:46:49.54 ID:kXY/CADO: 母｢それじゃぁ、早速準備よ～｣

女の子｢はい｣

母｢まずは材料の買い出しに行きましょ～｣

女の子｢了解です｣

母｢でも…チョコ作りかぁ～｣

女の子｢？｣

母｢ふふふっ、楽しみだわぁ～｣
368 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:52:25.27 ID:kXY/CADO: 母｢それで、どんなチョコにするのかしら～？｣

女の子｢それなのですが…種類が多くて迷ってます…｣

母｢確かに多いわね～｣

女の子｢どんなチョコなら、喜んで貰えるのでしょうか？｣

母｢そうね～…｣
369 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:54:02.92 ID:kXY/CADO: 母｢一つ…いい方法があるわ～｣

女の子｢いい方法？｣

母｢そう～、これをやれば誰でもイチコロよ～｣

女の子｢本当ですか!?｣

母｢えぇ～｣

女の子｢是非教えてください!!｣

母｢いいわよ～｣
370 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 05:57:32.52 ID:kXY/CADO: 母｢それじゃぁ材料を買っちゃいましょ～｣

女の子｢え？この場で教えてくださらないのですか？｣

母｢えぇ～、後でね～｣

女の子｢何で後なんですか？｣

母｢それは～…えっと～…企業秘密だからよ～｣

女の子｢企業秘密？｣

母｢そう～、だからこんな人が多い場所では教えられないの～｣

女の子｢なるほど…わかりました｣

母｢それじゃぁ早く買い物を終わらせちゃいましょ～｣

女の子｢はい!!｣
371 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/14(日) 06:00:45.26 ID:K/JVhADO: お母様のことだから再び斜め上を行く予感ｗｗ

書いてる奴は朝っぱらからがんばってますな
372 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:15:47.12 ID:kXY/CADO: >>371 寝落ちしたら怖い夢見て起きたお…ﾅﾝﾃﾞｺﾝﾅｼﾞｶﾝﾆｰ!!

母｢はい、これで最後～｣

女の子｢それでは買ってきます｣

母｢あ｣

女の子｢お母様は待っていてくださいー｣ﾀｯﾀｯﾀｰ

母｢行っちゃった…本当に真面目ねぇ～｣

母｢材料くらい買ってあげるのに～｣

母｢…いえ、真面目と言うより真剣…ね｣

母｢ふふふっ…これからが楽しみだわぁ～｣
373 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:17:52.84 ID:kXY/CADO: 女の子｢お待たせいたしました｣

母｢荷物持つわ～｣

女の子｢いえ、これくらい大丈夫です｣

母｢そう～？｣

女の子｢はい｣

母｢それじゃぁ調理場に向かいましょうか～｣

女の子｢はい!!｣
374 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:19:14.90 ID:kXY/CADO: 母｢えっと～、確かこっちに～｣

女の子｢…あの、お母様｣

母｢なぁに～？｣

女の子｢こちらは家とは反対方向なのでは？｣

母｢あ、いいのいいの、こっちで合ってるわ～｣

女の子｢…？｣
375 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:22:15.64 ID:kXY/CADO: 母｢あった～、ここよ～｣

女の子｢え？｣

母｢早速中に入りましょ～｣

女の子｢えと…お母様、ここは？｣

母｢近所の奥さんがやってるお料理教室よ～｣

女の子｢ここで作るんですか!?｣

母｢そうよ～？お母さん、無理言って借りちゃった～｣

女の子｢…｣
376 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:24:39.45 ID:kXY/CADO: 女の子｢…あの、お母様｣

母｢なぁに～？｣

女の子｢今日はチョコレートを作るんですよね？｣

母｢そうよ～？｣

女の子｢こんなに良い設備が必要なのでしょうか？｣

母｢半分以上は使わないわね～｣

女の子｢…自宅でも良かったのでは｣

母｢そうかもしれないわね～｣

女の子｢…｣
377 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:27:55.61 ID:kXY/CADO: 母｢ごめんなさいね～｣

女の子｢？｣

母｢あなたがチョコを作りたいなんて言うから、お母さん嬉しくて～｣

女の子｢お母様が…嬉しい？｣

母｢えぇ、そうよ～｣

女の子｢何でお母様が？｣

母｢それはねぇ～、私があなたの事もあの子の事も大好きだからよ～｣

女の子｢…？｣

母｢ふふふっ、今はわからなくてもいいわよ～？｣

女の子｢はい…？｣
378 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:30:34.02 ID:kXY/CADO: 母｢それじゃぁ作り方を教えるわね～｣

女の子｢はい｣

母｢まず大事なのは～…愛よ!!｣

女の子｢…え？｣

母｢これがあればとりあえず味は大丈夫!!間違いないわ～!!｣

女の子｢あの…｣

母｢という訳で～、まずお湯を沸かしましょ～｣

女の子｢あ、はい…｣
379 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:33:03.80 ID:kXY/CADO: 母｢いい？私は教えるけど他は手伝わないわよ～｣

女の子｢どうしてですか？｣

母｢だって、私が手伝ったら愛が半減してしまうわ～!!｣

女の子｢そ、そんなに大事なのですか…？｣

母｢もちろんよ～!!チョコの三分の二は愛で出来ているわ～!!｣

女の子｢そうなんですか!?｣

母｢えぇ～｣

女の子｢初耳です…｣

母｢だから頑張ってね～｣

女の子｢は、はい!!｣
380 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:35:59.14 ID:kXY/CADO: 女の子｢お湯沸きました｣

母｢そしたらチョコの袋を入れて～｣

女の子｢はい｣

母｢溶けるまで待ちま～す｣

女の子｢了解です｣

母｢いい～？ただ待ってるだけじゃダメよ～？｣

女の子｢？｣

母｢この間にも愛を込めるのよ～!!｣

女の子｢ど、どうやってですか…？｣

母｢それは～…こう～…何かを送る感じじゃない～？｣

女の子｢そんなアバウトな…｣

母｢愛ってそういうものよ～？｣

女の子｢そうですか…｣
381 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:39:17.81 ID:kXY/CADO: 女の子｢ですが…待っているだけというのも暇ですね｣

母｢そうね～｣

女の子｢そういえば、他の材料は何に使うんですか？｣

母｢え？材料はもう無いわよ～？｣

女の子｢え？｣

母｢後は溶けたチョコを型に流し込んで固めるだけだもの～｣

女の子｢…｣

母｢今、それだけならメールでも良かったんじゃないかって思ったでしょ～？｣

女の子｢そ、そんな事無いですよ!?｣
382 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:41:29.58 ID:kXY/CADO: 母｢あ、でもラッピングとかもやるから安心してね～｣

女の子｢そういえばリボンも買いましたね｣

母｢えぇ、これでラッピングするの～｣

女の子｢出来るでしょうか…？｣

母｢…自分をラッピングとかも悪くないわね～｣ﾎﾞｿｯ

女の子｢え？｣

母｢いいえ～、何でも無いわぁ～｣

女の子｢…？｣
383 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:44:31.39 ID:kXY/CADO: 母｢そういえば今日は可愛い服着てるわね～｣

女の子｢これは前に買った服です｣

母｢ふ～ん…ゴスロリねぇ～｣

女の子｢な、なんですか？｣

母｢何でも無いわ～｣

女の子｢着替えた方が良かったでしょうか？｣

母｢いいえ～、そっちの方が好都合だわぁ～｣

女の子｢そうですか？｣

母｢えぇ～、こういう服の方があの子も喜ぶだろうし～｣

女の子｢あの人が？｣

母｢えぇ～｣
384 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:47:23.72 ID:kXY/CADO: 女の子｢結構柔らかくなってきました｣

母｢そうね～｣

女の子｢もう少しでしょうか？｣

母｢そうね～、後５分くらいかしら～｣

女の子｢了解です!!｣

母｢…ふふふっ、真剣な顔で見つめちゃって～｣

女の子｢…｣ｼﾞｰｯ

母｢これなら間違いなく成功しそうね～｣
385 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:50:27.26 ID:kXY/CADO: 女の子｢…｣ｼﾞｰｯ

母｢どう～？愛入ってる～？｣

女の子｢いえ、私にはわかりませんが…｣

母｢ダメよ～？見ただけでわかるくらいの愛じゃ無いと気付かないわよ～？｣

女の子｢愛って見えるものなのですか!?｣

母｢そうよ～｣

女の子｢それも初めて聞きました…｣

母｢だから、もっと気合いを入れるのよ～｣

女の子｢はい!!｣

母｢…本当に素直ね～｣
386 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:53:42.67 ID:kXY/CADO: 女の子｢そろそろでしょうか？｣

母｢そうね～、もう火を止めていいわよ～｣

女の子｢はい｣ｶﾁｯ

母｢そしたら型の用意をしましょ～｣
387 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:55:35.66 ID:kXY/CADO: 母｢はい、これよ～｣

女の子｢これは…!?｣

母｢ハート型～｣

女の子｢む、無理です!!｣

母｢なんで無理なの～？｣

女の子｢恥ずかしいです…｣

母｢まぁっ!!恥ずかしい～!?｣
388 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 06:57:08.54 ID:kXY/CADO: 母｢そんな事言ってちゃダメよ～!!｣

女の子｢…｣

母｢そんなんじゃ手作りの意味が無くなっちゃう～!!｣

女の子｢それは…わかりますが…｣

母｢だったら迷っちゃダメよ～!!｣

女の子｢うぅー…はい…｣
389 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 07:01:53.10 ID:kXY/CADO: 母｢それじゃぁ型に流し込んで～｣

女の子｢はい｣

母｢ちゃんと平らになるようにね～｣

女の子｢わかりました｣

母｢それと愛を込めるのも忘れずにね～!!｣

女の子｢…了解です｣
390 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 07:04:09.16 ID:kXY/CADO: 女の子｢これでいいでしょうか？｣

母｢えぇ、バッチリよ～｣

女の子｢良かったです｣

母｢安心するのは早いわよ～、早く冷蔵庫に入れないと形が崩れるわ～｣

女の子｢は、はい!!｣ﾀｯﾀｯﾀｰ
391 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 10:27:50.96 ID:kXY/CADO: 女の子｢それで、どれくらい待てばいいのでしょうか？｣

母｢そうね～…５時間くらい？｣

女の子｢え!?｣

母｢どうしたの～？｣

女の子｢えと…もう少し早く…｣

母｢出来ないわね～｣

女の子｢…｣
392 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 10:47:14.00 ID:kXY/CADO: 女の子｢どうしましょう…｣

母｢どうせ明日渡すんでしょ～｣

女の子｢そうですね｣

母｢だったらいいじゃない～｣

女の子｢ですが、あの人が…｣

母｢あの子だったら一日くらい平気よ～｣

女の子｢そうでしょうか…？｣

母｢えぇ～、むしろそっちの方が都合がいいわ～｣

女の子｢？｣
393 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 10:52:29.65 ID:kXY/CADO: 女の子｢大丈夫でしょうか…｣

母｢連絡はした方がいいかもしれないわね～｣

女の子｢そ、そうですね…｣

母｢私の携帯電話使う～？｣

女の子｢いえ、少し失礼します｣

母｢？｣
394 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/14(日) 10:53:48.73 ID:hhWGeIDO: おはいお～早起きだな～

>>364で何かが爆発したぜ
395 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 10:54:13.51 ID:kXY/CADO: 女の子｢まさかあんなに時間がかかるなんて…｣

女の子｢あの人…許してくださるでしょうか…？｣

女の子｢…この辺りなら大丈夫そうですね｣

女の子｢…｣ｽｩｯ
396 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 10:58:42.38 ID:kXY/CADO: >>394 おはようございます、特別編ﾅﾉﾆ大丈夫ﾅﾉｶﾅﾄｶ思ｯﾃﾏｽ…ｷｬﾗﾄｶ…

男｢…｣

男｢…あいつ、今頃何してるんだろ｣

男｢結構時間かかってるけど…｣

男｢まさか本当に…いや、それは｣

女の子(聞こえますか？)ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ

男｢ふぉぉっ!?｣ﾋﾞｸｯ

女の子(…変な悲鳴を上げないでください)ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ
397 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 11:00:53.80 ID:kXY/CADO: 男(急にやるなよー…)

女の子(申し訳無いです、ですが先にやるとお知らせ出来ないので)ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ

男(それはわかってるけどさー…つか今どこなんだ？)

女の子(それは…申し訳無いです、言えません)ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ

男(え？)
398 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 11:14:12.88 ID:kXY/CADO: 女の子(それと、今日は戻れないです)ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ

男(え!?なんで!?)

女の子(それも…言えません)ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ

男(お前…)

女の子(明日には戻ります)ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ

男(…)

女の子(それでは失礼します、ごめんなさい…)ﾋﾟﾘﾋﾟﾘ

男(ちょ、待て!!おい!!)

女の子(…)

男｢…マジかよ｣
399 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 11:27:44.40 ID:kXY/CADO: 女の子｢お待たせいたしました｣

母｢大丈夫だった～？｣

女の子｢はい｣

母｢そう、よかったわ～｣

女の子｢私達はどうしましょう？｣

母｢う～ん…そうね～｣
400 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 11:42:58.29 ID:kXY/CADO: 母｢完成まで時間もあるし～、ご飯にしましょうか～｣

女の子｢そうですね｣

母｢近くに美味しいコーヒーの飲めるカフェがあるのよ～｣

女の子｢コーヒー…ですか｣

母｢あ、コーヒーは嫌いだったのよね～？｣

女の子｢いえ、大丈夫ですよ、そこにしましょう｣

母｢そう～？それじゃぁ行きましょ～｣

女の子｢はい｣
401 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 11:44:50.18 ID:kXY/CADO: 男｢…｣

男｢…心配だ｣

男｢やっぱり探しに行った方がいいのか？｣

男｢でも、迷惑って言われたら立ち直れないしなぁ｣

男｢…なんで何も言えないんだろ？｣

男｢また…隠し事、か｣

男｢…｣
402 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 11:46:41.05 ID:kXY/CADO: 男｢考えても仕方ないな｣

男｢あいつも明日には戻ってくるって言ってたし｣

男｢…信じていいんだよな？｣

男｢いや、信じるしか無いか｣

男｢あいつなら戻って来てくれるだろ…たぶん｣

男｢…よっし、とりあえずゲーセンでも行くか｣
403 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 11:48:32.01 ID:kXY/CADO: 男｢あった、ここだ｣

男｢懐かしいなぁ｣

男｢中学生の頃は毎日来てたな｣

男｢でも、流石に中身は全然違うか｣

男｢全部新しくなって…少し寂しい感じがするな｣

男｢…いや、今の状態が一番寂しいのか？｣
404 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 11:52:17.25 ID:kXY/CADO: カップル｢あのぬいぐるみ欲しいー｣

カップル｢よーし、俺に任せろ!!｣

カップル｢プリクラ撮ろうよー｣

カップル｢えー、恥ずかしいよ｣

カップル｢いいじゃん、撮ろー？｣

カップル｢仕方ないなぁ、今日だけだぞー｣

カップル｢わーいっ｣

男｢…｣

男｢…滅びろ｣

男｢カップルなんて滅びればいいんだー!!｣
405 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 11:54:00.11 ID:kXY/CADO: 男｢いつもだったら俺だって…｣

男｢…あいつが居ないとやっぱり寂しいな｣

男｢前に喧嘩した時もこんな感じだったなぁ｣

男｢やっぱり…あいつが居ないとダメだな｣

男｢ゲーセンはやめよう…｣

男｢しかし…どこで時間を潰そう？｣
406 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 11:55:18.54 ID:kXY/CADO: ｳｰﾝ…ﾊﾞｲﾄｶｰ…
407 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/14(日) 13:08:51.56 ID:K/JVhADO: >>406
ｲｯﾃﾗｰ
408 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/14(日) 14:14:38.96 ID:hhWGeIDO: 母親と婆ちゃんからチョコ貰った……

でもな婆ちゃん、俺、ウィスキーボンボン食えないねん……

母親からはカカオ70％のチョコだったぜ
俺的には甘すぎないのが好みだからラッキーだ

書いてる奴は苦手な人からでも貰えて良かったな
あーあ明日学校行ったら下駄箱にチョコ入ってねーかな……
高校生活最後なのに貰えないとか悲しすぎる……
409 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/14(日) 17:06:41.62 ID:nwCjuW.o: バレンタインなのに夜勤で休日出勤だー
>>1もバイトがんがれ
410 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 18:47:05.78 ID:kXY/CADO: ﾊﾞｲﾄｵﾜﾀｰ…
今、近くのゲーセン…一万使ったのにとらドラの時計取れなかった…時計ｸﾗｲｸﾚﾀｯﾃｲｲｼﾞｬﾅｲｶﾖｰ…

特別編とかやらなければよかったｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾖｼｶｸｿﾞｰ
411 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 18:54:05.54 ID:kXY/CADO: 男｢おぉ、そうだ｣

男｢ここら辺にコーヒーのうまい店があった気がする｣

男｢でもあそこもカップル多そうだなぁ…｣

男｢…ま、いいか｣

男｢うっし、行ってみるか｣
412 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 18:56:58.26 ID:kXY/CADO: 母｢ここよ～｣

女の子｢オープンカフェですか｣

母｢そうよ～、適当に座りましょ～｣

女の子｢はい｣

母｢一応コーヒー以外もあるから安心してね～｣

女の子｢それはよかったです｣
413 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 18:58:39.89 ID:kXY/CADO: 女の子｢どれにしましょう…｣

母｢あ、そういえばここはパフェもあるわよ～｣

女の子｢本当ですか!?｣

母｢えぇ～、こっちのメニューよ～｣

女の子｢ありがとうございます｣

母｢私も食べようかしら～｣

女の子｢オススメありますか？｣

母｢そうねぇ～｣
414 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 19:01:46.75 ID:kXY/CADO: 母｢これがオススメかしら～｣

女の子｢いちごですか｣

母｢とっても甘くて美味しいの～｣

女の子｢では私はこれにします｣

母｢私も同じのにする～｣
415 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 19:26:52.96 ID:kXY/CADO: 男｢あー…寒い…｣

男｢寒いってのに街はカップルだらけか…｣

男｢やってらんねぇなぁ…マジで…｣

男｢さっさとコーヒーが飲みたいぜ｣

男｢確かあの角の先だったか？｣
416 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 20:10:31.83 ID:kXY/CADO: 女の子｢このパフェ美味しいですね｣

母｢でしょ～？｣

女の子｢いちごが特に美味しいです｣

母｢そうなのよ～、ここのいちごは取り寄せでね～｣

女の子｢そうなんですか｣

母｢週に三回は来てるの～｣

女の子｢常連さんなんですね｣

母｢あの子もここのコーヒー好きだったのよ～｣

女の子｢あの人が…｣
417 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 20:27:38.17 ID:kXY/CADO: 男｢やっと着いたー｣

男｢しかし予想通りカップルが多いな…｣

男｢まぁいいや…とりあえず席に…ん？｣

母｢あら～？｣

女の子｢!?｣

男｢な、何でお前達がここに…？｣
418 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 23:52:46.77 ID:kXY/CADO: 女の子｢えと、これは…｣

母｢二人でデート中なの～｣

男｢!?｣

母｢ねぇ～？｣

女の子｢えと…そんな感じ…です？｣

男｢…｣

女の子｢あの…｣

男｢酷い!!酷すぎる!!｣

女の子｢え？｣
419 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 23:55:50.96 ID:kXY/CADO: 男｢母さんにメールって、こういう事だったのか!?｣

女の子｢えと…はい｣

男｢なんで…なんで俺は…｣

女の子｢…？｣

男｢バレンタイン前何だから、俺を誘ってくれてもいいじゃんかー!!｣

女の子｢!?｣

男｢うわあああああああああああああん!!｣ﾀﾞｯ

女の子｢ま、待ってください!!｣

男｢もう皆大嫌いだあああああああああ!!｣ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

女の子｢…｣

母｢あら～、もう見えなくなっちゃったわねぇ～｣
420 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 23:57:36.10 ID:kXY/CADO: 女の子｢どうしましょう…｣

母｢放っといていいんじゃない～？｣

女の子｢ですが…｣

母｢あの子なら大丈夫よ～｣

女の子｢そうでしょうか…？｣

母｢それに、この方が燃えるわ～!!｣

女の子｢燃える…？｣

母｢そうよ～、だから大丈夫よ～｣

女の子｢はぁ…わかりました｣
421 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/14(日) 23:59:43.36 ID:kXY/CADO: 男｢…｣

男｢俺は…結局一人なんだな…｣

男｢ははっ…周りの奴らも俺を惨めな奴だって笑ってる気がするぜ…｣

男｢あいつも…母さんも…｣

男｢…｣

男｢車に戻ろう…｣

男｢やっぱり俺にはそれしか無いんだ…｣

男｢もう寝たい…寝て忘れたい…｣
422 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 00:01:01.72 ID:RVkG2YDO: 母｢ごちそうさま～｣

女の子｢ごちそうさまでした｣

母｢ん～、そろそろいい感じの時間かしら～？｣

女の子｢そうですね｣

母｢チョコの様子を見に行きましょ～｣

女の子｢はい｣
423 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 00:02:32.82 ID:RVkG2YDO: 男｢…はぁ｣

男｢何して時間潰すか…｣

男｢…いや、そもそも時間を潰す意味があるのか？｣

男｢もうあんな奴…｣

男｢でも…｣

男｢俺は…どうすれば…｣
424 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 00:04:39.59 ID:RVkG2YDO: 母｢ん～、完璧ねぇ～｣

女の子｢これで完成ですか？｣

母｢いいえ～、これから文字を入れるわよ～｣

女の子｢彫るんですか？｣

母｢もう固めちゃったから無理よ～｣

女の子｢では…｣

母｢こういう時こそホワイトチョコ～｣

女の子｢という事は…｣

母｢書いて固めるからもう少し時間がかかるわよ～｣

女の子｢…｣
425 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 00:06:44.44 ID:RVkG2YDO: 母｢それと、書いて固める時に小さいチョコを二、三個一緒に作りましょ～｣

女の子｢何でですか？｣

母｢ん～、それはねぇ～｣

女の子｢はい｣

母｢この小さいチョコが、今回の作戦には必要不可欠なのよ～｣

女の子｢？｣

母｢すぐにわかるわぁ～｣
426 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 00:10:17.96 ID:RVkG2YDO: 女の子｢どんな言葉を書けばいいのでしょうか？｣

母｢もちろん、あなたの気持ちよ～｣

女の子｢私の…気持ちですか？｣

母｢うん～、ちゃんと愛してるって伝えるのよ～｣

女の子｢そ、そんな恥ずかしい事書けません!!｣

母｢恥なんて捨てなきゃダメよ～!!｣

女の子｢そんな…｣

母｢さぁ、書くのよ～!!｣

女の子｢うぅー…はい…｣
427 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 00:40:08.58 ID:RVkG2YDO: 女の子｢これでいいでしょうか？｣

母｢ふ～ん、Ｉ LOVE YOU かぁ～｣

女の子｢これが限界です…｣

母｢いえ～、充分よ～｣

女の子｢はい…｣

母｢後は…練習ね～｣

女の子｢練習？｣
428 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 00:44:55.36 ID:RVkG2YDO: 女の子｢冷蔵庫に入れました｣

母｢これでおっけ～ね～｣

女の子｢それで練習とは…？｣

母｢すぐにわかるわぁ～｣

女の子｢…？｣

母｢それじゃやるわよ～｣
429 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 00:47:28.60 ID:RVkG2YDO: 母｢はい、お母さんの恋愛マスター講座～、始まるわよ～｣

女の子｢…ぱちぱちー｣

母｢今日はあの子を落とす方法を簡単に教えるわね～｣

女の子｢は、はい｣

母｢それじゃぁまずは図で説明よ～｣
430 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 00:49:32.46 ID:RVkG2YDO: 母｢これを…こうして…｣

女の子｢…｣

母｢そして…こう!!｣

女の子｢!?｣

母｢その後は～｣

女の子｢ちょ、ちょっと待ってください!!｣

母｢なぁに～？｣

女の子｢それ、本当にやるんですか!?｣

母｢もちろんよ～｣

女の子｢む、無理です!!｣
431 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 01:02:32.62 ID:RVkG2YDO: 母｢図ではわかりにくいと思うから次は実践ねぇ～｣

女の子｢私の話は無視ですか!?｣

母｢はい、やるわよ～｣

女の子｢うぅー…｣

母｢早く～｣

女の子｢はい…｣
432 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 02:26:39.22 ID:RVkG2YDO: チョコ上げたいって言われてる書き手さんが居るんだってさ…俺ﾊ、俺ﾊｰ…

男｢…｣

男｢…あー、ダルい｣

男｢もう何もやる気が出ない…｣

男｢…やっぱ寝よう｣

男｢それからの事は起きてから考えよう…｣
433 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 02:29:09.88 ID:RVkG2YDO: 女の子｢こ、こうですか…？｣

母｢まだまだよ～!!｣

女の子｢は、はい!!｣

母｢あなたに決定的に足りない物…それはエロさよ～!!｣

女の子｢!?｣

母｢これが無ければ勝てないわよ～!!｣

女の子｢…負けでもいいです｣ﾎﾞｿｯ

母｢何か言ったかしら～？｣

女の子｢い、いえ!!何でも無いです!!｣

母｢それじゃぁもう一回最初から～!!｣

女の子｢うぅー…何でこんな事に…｣
434 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 02:37:49.70 ID:RVkG2YDO: 男｢…｣

男｢寝れない…｣

男｢やっぱり不安だ…｣

男｢でも、あんな事言っちゃったし今更…｣

男｢…あー!!もう!!｣

男｢とりあえず車走らせてよう!!そうすりゃ考えないで済むし!!｣
435 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/15(月) 02:47:16.50 ID:RJa/bqI0: キットカットくらいならやるからそう落ち込むな
436 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 03:06:04.49 ID:RVkG2YDO: >>435 ﾜｰｲﾀﾍﾞﾙｰ…う、嬉しくなんか無いんだからｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ

母｢…｣

女の子｢…どうですか？｣

母｢か、完璧よぉ～!!｣

女の子｢ありがとうございます｣

母｢これであの子は落ちたも同然よ～!!｣

女の子｢そうですか…｣
437 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/15(月) 03:19:24.04 ID:N6CzloDO: べ、べつにアンタの為に作ったんじゃないからね！///

ttp://q.pic.to/12aqeg
438 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 03:27:39.40 ID:RVkG2YDO: >>437 ありがとう、愛してｺﾞﾒﾝﾅｻｲﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ

母｢さて～、後はチョコが出来るのを待つだけね～｣

女の子｢そうですね｣

母｢ここは二階にベッドがあるからそこで休んでいいわよ～｣

女の子｢それではお言葉に甘えて…｣

母｢私はやる事があるから、おやすみ～｣

女の子｢おやすみなさいませ｣
439 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 03:34:46.04 ID:RVkG2YDO: 母｢…さて～、寝たわね～｣

母｢それじゃぁ私は…｣

母｢…ふふふっ｣

母｢これでよし～｣

母｢明日が楽しみだわぁ～!!｣
440 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 03:46:09.97 ID:RVkG2YDO: 男｢…｣

男｢…静かだなぁ｣

男｢久しぶりの静けさだ…｣

男｢たまにはいいもんだな…｣

男｢…｣

男｢考えるな、何も考えるなよー…｣

男｢…はぁ｣
441 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 03:56:57.19 ID:RVkG2YDO: 女の子｢…｣

女の子｢このまま寝てもいいのでしょうか？｣

女の子｢やはり連絡をした方が…｣

女の子｢…ですが｣

男｢大嫌いだああああああああああああ!!｣

女の子｢…あんな事言われたら｣

女の子｢何も…言えないじゃないですか…｣
442 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 04:10:37.81 ID:RVkG2YDO: 男｢…ん？｣

男｢うお!?もう朝!?｣

男｢やべー…無心で走るのマジでやべー…｣

男｢あー…まぁいいか…｣

男｢…あいつ、どうすんだろ｣

男｢母さんと一緒だよな？｣

男｢…連絡してみるか｣

男｢俺も超能力が使えればなぁ…｣
443 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 04:14:42.72 ID:RVkG2YDO: 母｢…あら～？携帯電話が鳴ってるわね～｣

母｢あの子かしら～？｣

母｢はいは～い｣

男｢もしもし？母さん？｣

母｢やっぱり～!!｣

男｢は？｣

母｢あ、ううん～、何でも無いわ～｣
444 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 04:21:46.52 ID:RVkG2YDO: 母｢それで、何のご用かしら～？｣

男｢あー、いや…あいつ、どうしてる？｣

母｢今は寝てるわよ～｣

男｢そっか｣

母｢起こす～？｣

男｢いや、いいよ｣

母｢そう～？｣
445 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 04:36:46.71 ID:RVkG2YDO: 男｢…あいつ、俺に何か言ってたか？｣

母｢ん～…そうねぇ～｣

男｢何も無いなら…｣

母｢あ、そうそう～｣

男｢？｣

母｢さっき寝言で会いたいって言ってたわよ～｣

男｢!?｣

母｢どうなのかしらね～？｣

男｢…知らねーよ｣
446 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 04:54:21.57 ID:RVkG2YDO: 母｢それで、そっちは今何をしてるの～？｣

男｢女の子とデート中｣

母｢面白いジョークねぇ～、今世紀最大よ～、あははははは～!!｣

男｢うっせーよ!!どうせ俺には無理だよ!!｣

母｢意地張らずに話したいって言えばいいのに～｣

男｢んな事…言える訳無いだろ｣

母｢ふぅ～ん？｣
447 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 06:28:27.20 ID:RVkG2YDO: 母｢それじゃぁもう会えなくてもいいの～？｣

男｢え？｣

母｢あの子、きっと勘違いしてるわよ～？｣

男｢勘違いって？｣

母｢あなたが言った言葉をよく思い出してみなさ～い？｣

男｢…あっ｣
448 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 06:29:30.04 ID:RVkG2YDO: 男｢あいつまさか…｣

母｢嫌われたと思ってるわねぇ～｣

男｢…｣

母｢どうするの～？｣

男｢どうするって…｣

母｢あなた次第よ～？｣
449 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 06:31:18.49 ID:RVkG2YDO: 男｢俺は…｣

母｢…｣

男｢…あいつと、話しがしたい｣

母｢そう～、それじゃぁ代わるわね～｣

男｢え？｣

母｢さっき起きたのよ～｣

男｢は!?｣

女の子｢…｣
450 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 06:33:23.70 ID:RVkG2YDO: 女の子｢…お電話代わりました｣

男｢あ、あぁ…おはよう｣

女の子｢おはようございます｣

男｢あのさ…昨日言った事なんだが｣

女の子｢お話したい事があります｣

男｢…｣

女の子｢車まで行ってもいいでしょうか？｣

男｢…あぁ｣
451 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 06:37:43.63 ID:RVkG2YDO: 男｢そっち向かうから場所教えれ｣

女の子｢はい｣

母(ふふふっ…予定通りね!!)

母(後は私の台本通り動けば…)

女の子｢では、行ってきます｣

母｢頑張ってね～!!｣

女の子｢はい、ありがとうございます｣
452 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 07:39:44.38 ID:RVkG2YDO: 男｢…｣

男｢…あーあ｣

男｢何でいつもこうなるかねぇ…｣

男｢…まぁ、仕方ないよな｣

男｢俺が…悪いんだよな？｣

男｢…｣

男｢…うっし、行くか｣
453 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 07:41:08.15 ID:RVkG2YDO: 女の子｢…あ｣

男｢ほいほい、お待たせ｣

女の子｢お久しぶりです｣

男｢あぁ、久しぶり｣

女の子｢乗ってもいいですか？｣

男｢おぉ？いいぞ？｣

女の子｢失礼します｣

男｢…？｣
454 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 07:43:00.87 ID:RVkG2YDO: 男｢とりあえず走らせ…｣

女の子｢いえ、運転はしないでください｣

男｢え？｣

女の子｢動かないでくださいね…｣ｽｯ

男｢!?｣

女の子｢ん…しょ｣ﾄｽｯ

男｢…何で上に乗るんだよ？｣

女の子｢こちらの方が都合がいいので｣

男｢…？｣
455 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 07:47:20.14 ID:RVkG2YDO: 男｢まぁいいんだけどさ…話って何だ？｣

女の子｢えと…昨日の話なのですが｣

男｢あぁ｣

女の子｢ごめんなさい｣

男｢？｣

女の子｢どうしても言う訳にはいかなかったので｣

男｢それだ、母さんと何をしてたんだ？｣

女の子｢…｣
456 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 07:54:07.48 ID:RVkG2YDO: 女の子｢…これを｣ｽｯ

男｢何だ？この箱？｣

女の子｢開けてください｣

男｢？｣ｶﾞｻｺﾞｿ

女の子｢…｣

男｢こ、これは!?｣

女の子｢は、ハッピーバレンタインです!!｣
457 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 08:57:59.94 ID:RVkG2YDO: 特別編だし何やってもいいよね眠気でテンション上がってきたし…

男｢お前これ…手作りか？｣

女の子｢はい、お母様に教わって作りました｣

男｢そっか…それで…｣

女の子｢あ、もちろん教えていただいだだけで、全部私が…｣

男｢…｣

女の子｢…あの｣
458 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/15(月) 09:05:48.53 ID:dkonzMDO: 特別編なんだから、
つっぱしっちゃいなよ、ゆー！
459 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:10:36.90 ID:RVkG2YDO: >>458 ﾔｯﾃﾔﾝﾖｰ…ﾅﾆｶﾞﾃﾞｷﾙﾝﾀﾞﾛｳｶ

男｢…あー、やばい｣

女の子｢あの…｣

男｢ちょ、待て、今顔見るな｣

女の子｢？｣

男｢自分でもわかるくらい赤くなってるかも…｣

女の子｢…｣

男｢あー…まさかなぁ…はー…ほー…｣

女の子｢だ、大丈夫ですか？｣

男｢ダメかも…｣
460 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:13:59.78 ID:RVkG2YDO: 男｢と、とにかく、ありがとな｣

女の子｢はい…あの｣

男｢なんだ？｣

女の子｢これが初めてですか？｣

男｢え？｣

女の子｢チョコレート…貰うのは初めてですか？｣

男｢そ、そうだな…お前からチョコのお菓子は貰ってたけどチョコ単体は初めてじゃないか？｣

女の子｢…そういう意味ではありません｣

男｢は？｣
461 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:18:30.16 ID:RVkG2YDO: 男｢それじゃどういう…｣

女の子｢今日はバレンタインデーです｣

男｢ま、まぁ…そうだな｣

女の子｢バレンタインデーにチョコレートを貰うのは初めてなのか聞いているんです｣

男｢あー…｣

女の子｢どうなんですか？｣

男｢まぁ、うん…初めてだよ｣

女の子｢そうですか｣
462 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:22:32.32 ID:RVkG2YDO: 女の子｢私が初めて…｣

男｢あぁ、だからそう言ってるだろー…｣

女の子｢ふふっ、嬉しいです!!｣ﾆｺｯ

男｢!?｣

女の子｢どうしました？｣

男｢い、いや、何でも無い…｣

女の子｢？｣

男(ここでその笑顔は反則だろ…)
463 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:25:32.29 ID:RVkG2YDO: 男｢早速食べてもいいか？｣

女の子｢はい、どうぞ｣

男｢んじゃ…!?｣

女の子｢…｣

男｢お前…これって？｣

女の子｢私の気持ち…です!!｣

男｢気持ちって…｣
464 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:28:09.27 ID:RVkG2YDO: 男｢お前…｣

女の子｢ま、待ってください!!｣

男｢え？｣

女の子｢そこから先は…私が言います｣

男｢…｣

女の子｢だから…聞いてください!!｣

男｢お、おう｣
465 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:36:09.38 ID:RVkG2YDO: 女の子｢少し…待ってくださいね…｣

男｢？｣

女の子｢深呼吸を…｣ｽｰｯ

男｢…大丈夫か？｣

女の子｢…はい、大丈夫です!!｣

男｢そっか｣

女の子｢では…あの…｣
466 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:37:54.02 ID:RVkG2YDO: 女の子｢えと…｣

男｢…｣

女の子｢ずっと…ずっと前から私!!｣

男｢あー…ちょっと待て｣

女の子｢え…？｣

男｢やっぱりこういう事は俺が言わなきゃいけないと思うんだ｣

女の子｢…｣

男｢だから…俺が言うよ｣

女の子｢…はい｣
467 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:39:43.79 ID:RVkG2YDO: 男｢俺は、お前が好きだ｣

女の子｢…｣

男｢だから…これから先も一緒に居たい…ダメか？｣

女の子｢…いえ、こちらこそ｣

男｢そっか…よかった｣

女の子｢はい!!｣
468 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:42:16.09 ID:RVkG2YDO: 女の子｢…ふふっ｣

男｢？｣

女の子｢大好きですっ｣ｷﾞｭｯ

男｢ぬおっ!?｣

女の子｢…ありがとうございます｣

男｢…何でお礼言うんだよ？｣

女の子｢…そうですね、変でした｣

男｢だな｣

女の子｢ふふっ｣

男｢…｣
469 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:44:17.37 ID:RVkG2YDO: 男｢それで？もうチョコ食べてもいいのかな？｣

女の子｢はい、どうぞ｣

男｢んじゃ、いただきます｣ﾊﾟｷｯ

女の子｢ど、どうですか…？｣

男｢…ん、美味しいよ｣

女の子｢よ、よかったです!!｣

男｢お、おい、俺の上で暴れるな!?｣

女の子｢あ…ごめんなさい…｣
470 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 09:46:16.54 ID:RVkG2YDO: 男｢ごちそうさま｣

女の子｢…｣

男｢それじゃそろそろ行くか？｣

女の子｢…いえ｣

男｢ん？｣

女の子｢もう一つ…チョコがあります｣

男｢まだあるのか？｣

女の子｢はい｣

男｢まぁ、今の俺は何個でも食べられるけどな!!｣
471 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 11:38:28.51 ID:RVkG2YDO: 女の子｢これです｣

男｢おぉ、今回のは小さいんだな｣

女の子｢はい｣

男｢そんじゃいただき…｣

女の子｢ダメです｣

男｢え？｣

女の子｢食べちゃダメです｣
472 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 11:47:04.70 ID:RVkG2YDO: 男｢どういう事？｣

女の子｢…一つ、お願いがあります｣

男｢ん？なんだよ？｣

女の子｢目を閉じてください｣

男｢え？なんで？｣

女の子｢お願いします｣

男｢あぁ…わかった…？｣
473 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 11:49:27.71 ID:RVkG2YDO: 男｢これでいいか？｣ｽｯ

女の子｢はい、ありがとうございます｣

男｢んで？これはなんなんだ？｣

女の子｢…｣ｶﾘｯ

男｢ん？何の音…｣

女の子｢…ごめんなさい｣ｸﾞｲｯ

男｢!?｣ｸﾞｯ
474 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 11:55:37.94 ID:RVkG2YDO: 女の子｢んっ…｣ｸﾞｰｯ

男｢お…前…｣

女の子｢ふっ…ぅ…｣ｸﾁｭｯ

男｢!?｣

女の子｢はぅ…ん…｣ｸﾁｭｯ…ﾁｭｯ

男｢ま、待て!!｣ｶﾞﾊﾞｯ

女の子｢あっ…｣
475 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 11:58:15.15 ID:RVkG2YDO: 男｢お前…今…口…舌…｣

女の子｢落ち着いてください｣

男｢そんな事言われても…｣

女の子｢…チョコ｣

男｢へ？｣

女の子｢今、チョコ入れたのですが｣

男｢あ…｣

女の子｢美味しかったですか？｣

男｢あ、あぁ…｣

女の子｢それはよかったです｣
476 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 12:00:29.94 ID:RVkG2YDO: 女の子｢もう一つ…｣

男｢？｣

女の子｢もう一つ…食べたいですか？｣

男｢お前…｣

女の子｢正直に答えてください｣

男｢お、俺は…｣

女の子｢今なら食べさせてあげます｣ｽｯ

男｢…｣
477 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 12:02:56.05 ID:RVkG2YDO: 女の子｢どうします…いえ、どうしたいですか？｣

男｢…｣

女の子｢早く答えないと、チョコが溶けちゃいますよ？｣ｺﾛｺﾛ

男｢うっー…｣
478 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 12:05:42.73 ID:RVkG2YDO: 女の子｢ふふっ、困ってますね｣

男｢そりゃ誰だって急にこんな事されたら…｣

女の子｢可愛いんですね｣

男｢くっ…｣

女の子｢早く…聞かせてください｣ﾌｯ

男｢ぐぁっ…｣
479 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 12:08:08.73 ID:RVkG2YDO: 女の子｢さぁ…｣

男｢…食べ…たい｣

女の子｢あら？それじゃダメですよ？｣

男｢え…？｣

女の子｢食べさせてください、です｣

男｢…｣

女の子｢わかりましたか？｣

男｢…あ、ぁ｣

女の子｢では…｣

男｢食べさせて…ください!!｣

女の子｢ふふっ、いい子です｣
480 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 12:15:34.78 ID:RVkG2YDO: 女の子｢…｣ｽｯ

男｢…｣

女の子｢んぅっ…｣ｸﾁｭｯ…

男｢…｣ﾋﾟﾁｬｯ…ｸﾁｬｯ

女の子｢おいひぃですか？｣ｸﾞﾁｭｯ

男｢あぁ…美味しいよ…｣ｺﾞｸﾝｯ
481 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 12:17:57.86 ID:RVkG2YDO: 女の子｢はい、終わりです｣ｽｯ

男｢あ…｣

女の子｢どうしたんですか？｣

男｢い、いや…｣

女の子｢…ふふっ｣

男｢…｣

女の子｢物足りないって顔してますよ？｣

男｢!?｣

女の子｢本当に可愛いですね…｣

男｢か、可愛いって言うなよ…｣
482 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 12:23:54.41 ID:RVkG2YDO: 女の子｢どうしました？顔が真っ赤ですよ？｣

男｢う、うっさい!!｣

女の子｢どうして…欲しいんですか？｣

男｢!?｣ﾋﾞｸｯ

女の子｢正直に言いなさい…？｣

男｢そ、それは…｣

女の子｢今なら何でもして差し上げますよ？｣

男｢何でもって…｣

女の子｢例えば…｣ｽｯ

男｢!?｣
483 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 12:30:02.94 ID:RVkG2YDO: 男｢お前!?そこは!?｣

女の子｢ふふっ…｣ｸﾞｯ

男｢や、やめ…｣

女の子｢固く…なってますよ？｣ｸﾞｲｯ

男｢うあっ!?｣ﾋﾞｸｯ

女の子｢どうしたんですか？辛そうですよ？｣ｸﾞｯ

男｢ぐっ…あっ…｣
484 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/15(月) 13:02:00.87 ID:zxIeI2DO: あら？男がリア充になってる…スレ間違えたかな？ﾁｮｺﾂｸｯﾃﾙﾄｺﾏﾃﾞﾊｵﾅｼﾞﾅﾉﾆ

でも、今はこの夢のような展開を楽しむぜｗｗｗｗｗｗ
485 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/15(月) 13:06:47.60 ID:izkUAoMo: おいおいエロはないｔｔ
とりあえず会社だけどパンツぬいだ

一思いにたのむ
486 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 13:32:14.98 ID:RVkG2YDO: ｺﾚﾊﾕﾒﾀﾞｺﾚﾊﾕﾒﾀﾞ…ﾖｼｲｹﾙ

女の子｢どうして欲しいか早く言いなさい？｣

男｢っ…｣

女の子｢それとも喋れないのかしら？｣

男｢や…め…｣

女の子｢やめてもいいんですか？｣

男｢それ…は…｣

女の子｢正直になりなさい？｣ｼｭｯ

男｢!?｣ﾋﾞｸﾝｯ
487 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 13:43:54.66 ID:RVkG2YDO: 女の子｢ふふっ、顔がもっと赤くなりましたね｣ｼｭｯｼｭｯ

男｢うっ…ぐぁっ…｣

女の子｢どうしました？さっきより大きくなってますよ？｣ｼｭｯｼｭｯｼｭｯ

男｢待て…マジでこれ以上はダメ…だ…｣

女の子｢あら？どうしてダメなんですか？｣ｸﾞｲｯ

男｢うがっ!?｣

女の子｢気持ちいいのでしょう？｣

男｢…｣

女の子｢ふふっ、こういうのが好きなんですね、やっぱり変態さんです｣

男｢!?｣
488 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 13:54:12.43 ID:RVkG2YDO: 男｢俺はそんな!?｣

女の子｢嘘です｣ｷﾞｭｯ

男｢～っ!?｣ﾋﾞｸｯ

女の子｢ほら…やっぱり気持ちいいのでしょう？｣

男｢…｣

女の子｢答えないと、やめちゃいますよ？｣

男｢う…｣

女の子｢さぁ、答えてください｣

男｢気持ち…いい｣

女の子｢ふふっ、本当にいい子です｣ﾆｺｯ

男(笑顔は…いつも通りなのに…こいつ、いったいどうしたってんだ!?)
489 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 13:59:50.56 ID:RVkG2YDO: 母｢ん～、片付け終わりね～｣

母｢あの二人は今頃…ふふふ～｣

母｢何せお母さん特製のこの薬を混ぜたんだもの、何も無い訳が無いわ～｣

母｢きゃ～っ!!是非現場を見たかったわぁ～!!｣

母｢でも今は二人きりの方がいいわよね～｣

母｢仕方ないから次回ね～｣
490 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 14:02:59.86 ID:RVkG2YDO: 男｢くっ…うぁ…!?｣

女の子｢ふふっ、もう限界ですか？｣ｽｩｰｯ

男｢!?｣ﾋﾞｸｯ

女の子｢いいですよ？全部見ていてあげますから…｣ｼｭｯｼｭｯ

男｢ぐっ…うっ…｣

女の子｢あなたの可愛い顔も、全部…ですから…｣

男｢う、うわああああああああああああ!?｣ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

女の子｢うふふっ…ふふっ…あははははははは!!｣
491 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 14:06:31.54 ID:RVkG2YDO: 楽屋

男｢…っていうのはどうだ？｣

女の子｢はい？｣

男｢今度のバレンタイン特別企画だよ｣

女の子｢却下に決まってるじゃないですか｣

男｢ですよねー…｣

女の子｢私のキャラクターと書いてる人の精神が崩壊してるじゃないですか｣

男｢うーん…ダメかぁ｣

女の子｢それよりコンビニで買ってきたチョコレートがあるのですが｣

男｢マジでー？くれよー｣

女の子｢はい、どうぞ｣

男｢わーいっ｣

女の子｢ハッピーバレンタインです｣

男｢おう!!｣

女の子｢ホワイトデーは期待しています｣

男｢マジかよ…｣
492 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 14:08:29.43 ID:RVkG2YDO: ﾈ?ﾕﾒﾀﾞｯﾀﾈ…書いてる奴の限界はここだった…はい、申し訳無いです…

本編戻るよﾅﾆﾔｯﾃﾀｯｹ…
493 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 14:16:50.87 ID:RVkG2YDO: 結局書いてたらﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝ終わってたなー…いい事だ…黒歴史が残ったけど…誰得ﾀﾞﾖ誰損ﾀﾞﾈ

男｢という訳で、よろしく｣

実況｢ま、待ってくれよ!?何でそんな話しに…｣

部長｢私は別に構わんぞ？｣

実況｢えっ!?｣

部長｢どうした？私では不満なのか？｣

実況｢い、いえ!!そんな事は無いです!!｣

部長｢そうか、それではよろしく頼む｣

実況｢は、はい!!｣

同級生女｢…｣
494 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 14:21:19.46 ID:RVkG2YDO: 同級生女｢ちょっと!!どうなってるの!?｣ｺｿｺｿ

実況｢…ごめん、ばれた｣ｺｿｺｿ

同級生女｢え？｣ｺｿｺｿ

実況｢俺がテスラちゃんの事じゃなくて…｣ｺｿｺｿ

同級生女｢部長の事が好きだって？｣ｺｿｺｿ

実況｢…うん｣ｺｿｺｿ

同級生女｢何やってんのよー!?｣ｺｿｺｿ

実況｢うん…本当にごめん…｣ｺｿｺｿ
495 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/15(月) 15:56:42.47 ID:izkUAoMo: はぁ。。。。○|￣|＿夢がおわってしまわれた。。。
496 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/15(月) 16:12:07.16 ID:dkonzMDO: 今日学校行っても結局チョコ貰えなかった俺としては
夢で良かった！

こうしてまた、一人の尊い童貞が守られた……
497 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 16:55:14.19 ID:RVkG2YDO: ﾊﾞﾚﾝﾀｲﾝﾅﾝﾃｻｲｼｮｶﾗﾅｶｯﾀﾝﾀﾞﾖﾏﾁｶﾞｲﾅｲﾖ

同級生女｢はぁ…まぁ仕方ないわね｣ｺｿｺｿ

実況｢？｣

同級生女｢こうなったら今度はあんたの応援しなきゃね!!｣ｺｿｺｿ

実況｢え？｣ｺｿｺｿ

部長｢どうした？早く行くぞ？｣

同級生女｢はいはーい、ほら、行った行った｣

実況｢う、うん｣
498 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 17:02:39.45 ID:RVkG2YDO: 男｢いやー、こう暗くて懐中電灯だと雰囲気出るねぇ｣

同級生女｢そうだねー｣

部長｢…｣

実況｢あの、部長…そんなにくっつかれると歩きにくいんですけど…｣

部長｢好きでくっついてる訳じゃ無い!!それと部長と呼ぶな!!｣

実況｢そっすか…ははは…｣

男｢うーむ…このままでは進展は無さそうか？｣

同級生女｢だねー…どうしよっか？｣

男｢んー…｣

同級生女(あれ？何か逆に話しやすくなってない？)
499 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 17:05:50.83 ID:RVkG2YDO: 部長｢む？貴様達、どこへ行くんだ？｣

同級生女｢え？｣

男｢どこって…三階の理科実験室に…｣

部長｢何故いきなり三階へ行くんだ？まだ一階を見回って無いぞ？｣

男｢…あ｣

同級生女｢あー!!そういえばそうでしたね!!｣

部長｢忘れていたのか…｣

実況｢こういう奴らなんです…本当にすんません…｣
500 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 21:21:13.80 ID:RVkG2YDO: 学校ｵﾜｯﾀｼﾞｪ…昼間の事は忘れた!!よし!!書こう!!

男｢そんじゃ改めてルートを決めないといけないな｣

同級生女｢どう行けばいいのかな？｣

実況｢右の廊下行けば一階はグルッと一周出来たと思うよ｣

男｢本当か？｣

実況｢確か出来ましたよね？｣

部長｢私は知らない｣

実況｢あ…部長は入りたがらなかったんでしたっけ｣

部長｢部長と呼ぶな!!｣

男｢うーん、とりあえずお前の記憶を頼りに行ってみるか｣

実況｢うん｣

同級生女｢それじゃ再出発ー｣
501 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 21:25:54.72 ID:RVkG2YDO: 部長｢…｣

実況｢あの…部長、服引っ張り過ぎじゃないですか？｣

部長｢す、すまない!!だが部長と呼ぶのは許さん!!｣

実況｢はいはい、ごめんなさい｣

部長｢貴様…やめる気が無いな？｣

実況｢そんな事無いですよ、部長｣

部長｢また部長と呼んだな!?｣

実況｢あー、ごめんなさい｣

部長｢謝れば何でも許すと…｣

実況｢反省してます、本当にごめんなさい｣

部長｢う…わ、わかればいい｣

実況｢ありがとうございます、部長｣

部長｢反省してないでは無いか!!部長と呼ぶなー!!｣

男｢楽しそうだねぇ｣

同級生女｢もうここがどこか忘れてる感じねー｣
502 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 21:47:39.45 ID:RVkG2YDO: 実況｢この辺りは異常無しですね｣

男｢異常無しって…｣

同級生女｢立ってる机が一つも無いんだけど…｣

実況｢いつもの事だから気にしなくても…｣

部長｢いや!!ダメだ!!｣

実況｢うわっ、ビックリした…突然なんですか？部長｣

部長｢こんな状態のまま放置は出来ない!!並べるぞ!!後部長では無い!!｣

男｢え…マジで？｣

部長｢あぁ、本気だ｣

同級生女｢このままでもいいんじゃ…｣

部長｢何か言ったか？｣

同級生女｢な、何でも無いよー｣

実況｢仕方ない…やるしか無いね｣

男｢あー…まさかこんな事になるとはな｣
503 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 21:50:32.56 ID:RVkG2YDO: 男｢んじゃ、二人でサクッとやっちまうか｣ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

実況｢だね｣ﾄﾞﾝｯ

部長｢私も手伝うぞ？｣

男｢こういうのは男の仕事ってね｣

実況｢部長はゆっくり休んでてください｣

部長｢部長って言うな!!｣

男｢こんぐらいなら速攻で終わるしな｣

実況｢だね｣

部長｢しかし…｣

実況｢まぁまぁ、任せてください｣

部長｢う、うむ…わかった｣
504 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 22:03:08.57 ID:RVkG2YDO: 天気予報で明日は雪かもと…ﾔｯﾀﾈ!!

男｢ほい、終わりっと｣

実況｢案外早く片付くね｣

男｢並べるだけだからな｣

実況｢だね、終わったよー｣

部長｢う、うむ…何だ…その…｣

実況｢？｣

部長｢お、お疲れ…様｣

実況｢は、はい、ありがとうございます｣

男｢おー…デレた｣

同級生女｢これは効いたわね!!｣

男｢この調子なら行けるんじゃ…｣

部長｢よし!!この調子で全部屋やるぞー!!｣

男｢…やっぱこの調子ヤダ｣

同級生女｢…頑張ってね｣
505 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 22:06:20.38 ID:RVkG2YDO: 部長｢次はここだな!!｣

男｢へいへーい｣ｶﾞﾀﾀｯ

実況｢やいやーい｣ｷﾞｺｯ

部長｢もっとやる気を出してやれ!!｣

男｢キリキリッ｣ｶﾞﾀﾝｯ

実況｢ハキハキッ｣ｻﾞﾘｻﾞﾘｯ

部長｢うむ、いいぞ｣

男｢…結構単純なんだな、動き変わってないのに｣

実況｢まぁ…そういう人って事で…｣
506 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 22:23:00.85 ID:RVkG2YDO: 男｢流石に…疲れてきたな…｣

実況｢そ、そうだね…｣

部長｢まだまだ先は長いぞ？｣

実況｢…｣

男｢休憩しないか…？｣

部長｢それはダメだ｣

実況｢何でですか？｣

部長｢私は一刻も早くここを出たいと言ったはずだ!!｣

男｢…｣

同級生女｢それって部屋の片付けをしなければ…｣

実況｢しっ!!言っちゃダメだよ!!｣
507 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 22:28:02.20 ID:RVkG2YDO: 男｢このままだと俺…過労で…｣

女の子｢大丈夫ですか？｣

男｢お、おぉ…久しぶり｣

女の子｢ずっと一緒に居ましたよ？｣

男｢いや、さっきからずっと静かだったから…｣

女の子｢そうですか？｣

男｢…アレの事を怒ってるのかと｣

女の子｢アレ？｣

男｢い、いや!!何でも無いぞ!?｣
508 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 22:32:44.95 ID:RVkG2YDO: 男｢もう俺はダメかもしれない…｣

女の子｢頑張ってください｣

男｢そんな事言われても…｣

女の子｢どうしたら頑張れますか？｣

男｢…一つ、言って欲しい言葉があるんだが｣

女の子｢なんですか？｣

男｢お兄ちゃん頑張って!!って…｣

女の子｢お兄ちゃん頑張って!!｣

男｢よっしゃああああああああああああ!!次の部屋はどこだあああああああああああああ!!｣

実況｢な、何で急にやる気出してんの？｣

男｢いいからさっさと次行くぞ!!｣

実況｢う、うん…｣

女の子｢…｣
509 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 22:35:46.15 ID:RVkG2YDO: 男｢オラオラオラオラオラオラオラー!!｣ｶﾞﾀﾀﾀﾀﾀﾀｯ

実況｢よいしょっと｣ｶﾞﾀｯ

男｢無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ー!!｣ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ

部長｢素晴らしい作業速度だな｣

実況｢…｣

部長｢あ、その…頑張れ!!｣

実況｢はい…｣
510 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 22:51:39.18 ID:RVkG2YDO: 実況｢…｣ｶﾞﾀﾀｯ

男｢ぬおおおおおおおおおおおおお!!｣ｶﾞﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀｯ

部長｢…むぅ｣

女の子｢どうしたんですか？｣

部長｢いや、何と無く元気が無いように見えて…｣

女の子｢あの人がですか？｣

部長｢あぁ…君はどうやってあの男のやる気を引き出したんだ？｣

女の子｢どうしてそんな事を？｣

部長｢いや、それは…｣

女の子｢？｣
511 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 23:04:43.36 ID:RVkG2YDO: 部長｢ど、同僚としてあの働き様では恥ずかしいから!!｣

女の子｢…｣

部長｢そ、それだけだぞ!!｣

女の子｢本当ですか？｣ｼﾞｰｯ

部長｢な、何がだ…？｣

女の子｢本当にそれだけですか？｣ｼﾞｰｯ

部長｢うっ…｣
512 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 23:15:19.45 ID:RVkG2YDO: 部長｢別に…深い意味は…｣

女の子｢あなたと私は似ているような気がします｣

部長｢え…？｣

女の子｢どうやら素直になれないようですね？｣

部長｢素直にって…私は!!｣

女の子｢自分に嘘をついてはいけませんよ？｣

部長｢…｣

女の子｢お話、しませんか？｣

部長｢…｣ｺｸｯ
513 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 23:28:01.14 ID:RVkG2YDO: 部長｢…｣

女の子｢それで、好きなんですか？｣

部長｢!?｣

女の子｢あ、ごめんなさい、急に話が飛びすぎました｣

部長｢び、ビックリした…｣

女の子｢ですが、その反応を見た所、当たっているようですね｣

部長｢ぅ…｣
514 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 23:29:40.78 ID:RVkG2YDO: 女の子｢あの人にこの事は…｣

部長｢…言ってない｣

女の子｢まぁ、そうでしょうね｣

部長｢私は…彼に嫌われているようだし…｣

女の子｢え？｣
515 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/15(月) 23:35:53.96 ID:RVkG2YDO: 女の子｢どうしてそんな事を…？｣

部長｢わかってるんだ…全部…｣

女の子｢…話してください｣

部長｢彼と私の関係は知ってる？｣

女の子｢はい、同級生で同僚なんですよね？｣

部長｢うん…でも私はこんな性格だし…話し掛けられても怒るばかりで…｣

女の子｢…｣

部長｢彼も私と話す時はいつも敬語だし…その…部長部長って呼ぶし…｣

女の子｢名前で呼ばれたいのですか？｣

部長｢そ、そんな急に名前なんて無理!!…でも、せめて名字くらい…｣

女の子｢なるほど…それで部長と呼ぶと怒るんですね｣

部長｢…うん｣
516 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/16(火) 02:33:20.98 ID:YFBL.IDO: 書いてる奴の所って雪降るのめちゃくちゃ珍しいんじゃ？
山沿とか伊豆周辺はそうでもないのかな？
517 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/16(火) 03:28:15.63 ID:z/GxhIDO: 部長ww
うんって乙女モード全開wwww
518 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 07:16:17.62 ID:5ziopEDO: >>516 書いてる奴は中途半端な場所なのでまったくですね…御殿場とか住みたい…
>>517 彼女はまだ乙女ﾀﾞｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ

女の子｢とにかく、今の状態をどうにかしたいという事ですね？｣

部長｢うん…でも昔からこんな感じで…｣

女の子｢それは少し難しいですね…｣

部長｢だから私も諦めようかなって…｣

女の子｢でも無理なんですよね？｣

部長｢うん…もうどうしたらいいのかわからない…｣

女の子｢…｣
519 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 07:19:57.24 ID:5ziopEDO: 女の子｢もう少しフレンドリーに話し掛ければいいのでは？｣

部長｢そ、そうしたいんだけど…｣

女の子｢？｣

部長｢その…話し掛けられると緊張して…すぐにあんな風に…｣

女の子｢…｣

部長｢これでも頑張ってるんだけど…それでも全然何も変わらないし…｣

女の子｢…可愛い｣

部長｢え？｣

女の子｢いえ、何でも無いです｣
520 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 07:22:41.46 ID:5ziopEDO: 部長｢最近では私も忙しくなって…｣

女の子｢職場ではお話しないんですか？｣

部長｢…｣

女の子｢どうしました？｣

部長｢…女の子｣ﾎﾞｿｯ

女の子｢？｣

部長｢他の女の子の話ばかりしてるんだ｣

女の子｢…え？｣
521 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 07:28:32.17 ID:5ziopEDO: 女の子｢それってどのような？｣

部長｢最近の女の子はどういうアクセサリーが好きなのかとか、流行りの服とか…｣

女の子｢…｣

部長｢それで、教えるとありがとうって言ってくれるけど…それだけで…｣

女の子｢それって｣

部長｢わ、私だってまだまだ…だからそういうのに興味あるし…少しくらい…｣

女の子｢…あの｣

部長｢？｣

女の子｢それって生徒の方から相談を受けてるだけでは？｣

部長｢そう!!それが問題なの!!｣

女の子｢問題？｣
522 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 07:34:45.10 ID:5ziopEDO: 女の子｢問題とは？｣

部長｢彼…生徒から凄いモテるの｣

女の子｢…はい？｣

部長｢赴任してきた時から女子の間で話題になって…休み時間とかもよく話してるのを見るし…｣

女の子｢…｣

部長｢この前なんか…ら、ラブレター貰ってたんだよ!?｣

女の子｢ラブレターですか｣

部長｢直接だよ!?驚き過ぎて眼鏡落ちちゃったんだよ!?｣

女の子｢いえ、それは関係無いと思いますが…｣
523 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 07:56:05.78 ID:5ziopEDO: 女の子｢今は眼鏡掛けて無いんですね｣

部長｢その時慌てて拾おうとしたら割れちゃって…｣

女の子｢…｣

部長｢あ、でも予備はあるの｣

女の子｢何で着けないんですか？｣

部長｢その…あまり似合わないと思って…｣

女の子｢見えるんですか？｣

部長｢半分くらい見えてる｣

女の子｢…眼鏡掛けてください｣

部長｢…はい｣
524 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 08:09:45.60 ID:5ziopEDO: 部長｢これで…いい？｣ｶﾁｬｯ

女の子｢あら？｣

部長｢な、なに？変？｣

女の子｢いえ、とても似合ってますよ？｣

部長｢ほ、本当!?｣

女の子｢えぇ｣

部長｢そっか…よかった｣

女の子｢？｣
525 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 08:28:53.22 ID:5ziopEDO: 部長｢じ、実はね？｣

女の子｢はい？｣

部長｢彼、眼鏡っ娘が好きらしいの!!｣

女の子｢…え？｣

部長｢学生の頃たまたま聞いたの!!｣

女の子｢は、はぁ…｣

部長｢言葉の意味はよくわからないけど、とにかく眼鏡の事だよね!?｣

女の子｢ま、まぁ…だいたい合ってます｣

部長｢だからコンタクトをやめて眼鏡にしたの｣

女の子｢…凄いですね｣
526 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 08:32:09.67 ID:5ziopEDO: 部長｢これでも努力してるの｣

女の子｢方向性が少し違う気がしますが…｣

部長｢それと髪が長い子も好きなんだって｣

女の子｢それでポニーテールなんですか｣

部長｢うん｣

女の子(…それってそのままこの人の事なのでは？)
527 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/16(火) 08:34:57.32 ID:YFBL.IDO: 部長……ここまで可愛いとは……
528 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 08:35:03.68 ID:5ziopEDO: 女の子｢とにかく、見た目は完璧って事ですね｣

部長｢た、たぶん…｣

女の子｢後は緊張しなければ大丈夫なのでは｣

部長｢それが出来れば苦労は…｣

女の子｢そうですよね｣

部長｢本当にどうすればいいのか…｣

女の子｢…｣
529 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 08:45:50.78 ID:5ziopEDO: 部長は一番扱い難いｷｬﾗ…恐ろしい子…!!…ﾓｳﾀﾞﾒﾅﾉｶﾓｼﾚﾅｲ…

女の子｢ここは…ツンデレ作戦です!!｣

部長｢つんでれ？｣

女の子｢はい、そうです｣

部長｢それって…？｣

女の子｢いいですか？まずあえて冷たい発言をします｣

部長｢それは得意ね｣

女の子｢…そして優しい言葉でフォローするんです｣

部長｢飴と鞭って事ね｣

女の子｢…まぁ、間違ってはいません｣
530 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 08:49:21.84 ID:5ziopEDO: 女の子｢ではまず、私がお手本を｣

部長｢お願いします!!｣

男｢あー…やっぱり少しダルいな｣

女の子｢だらし無いですね、もっとしっかり運んでください｣

男｢うっ…わ、わかってるよー…｣

女の子｢そ、その…頑張ってね？｣ｷﾗｰﾝｯ

部長｢!!｣

男｢何か俺、頑張れる気がする!!うおおおおおおおおおおおおお!!｣ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ
531 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 08:52:47.76 ID:5ziopEDO: 女の子｢こんな感じです｣

部長｢今、何かがｷﾗｰﾝって!!｣

女の子｢これは初心者でも出来る簡単なレベルです｣

部長｢そうなの？｣

女の子｢はい｣

部長｢慣れてくると…？｣

女の子｢見たいですか？｣

部長｢さ、参考までに…｣
532 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 09:06:56.21 ID:5ziopEDO: ｶﾞｽﾄの朝食ってｲｲﾈ

女の子｢では、やります｣

部長｢はい!!｣

女の子｢ちょっといいかしら？｣

男｢ん？なんだ？｣

女の子｢な、馴れ馴れしくしないでよ!!｣

男｢!?｣

女の子｢私はあなたの事なんか何とも思って無いんだからね!!｣

男｢そ、そうか…悪かった…｣ﾄｺﾄｺ

女の子｢あっ…ま、待って!!｣ｷﾗｰﾝｯ

部長｢またっ!!｣

女の子｢私の事…嫌いになっちゃった…？｣ｷﾗｷﾗｰﾝｯ

男｢!?｣
533 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/16(火) 09:17:27.73 ID:5ziopEDO: 男｢そ、そんな事は…｣

女の子｢嘘よっ!!私の事嫌いなんだ…!!｣ｳﾙｳﾙｯ

男｢お、おい…｣

女の子｢でも…お願い…嫌いにならないで…？｣ｷﾗｯ

男｢嫌いになる訳無いだろおおおおおおおおおおおお!!｣

女の子｢…はい、こんな感じです｣

部長｢す、凄い…｣
534 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/16(火) 11:56:17.53 ID:z/GxhIDO: この女の子は番外編レベルww

てかpsp2やってたから部長のイメージがウルスラに･･･
535 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/16(火) 13:06:26.07 ID:XUN7z2DO: もう、女の子崩壊しすぎ
つんでれを自ら実践とか
とめてやれよ
やばいってこれ以上は
レア度が落ちる
536 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/17(水) 13:22:48.03 ID:f46BPEDO: 鯖復帰したぜ

再開(・∀・)wktk
537 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/17(水) 15:59:17.88 ID:fEVSkcDO: ただいま、パー速……
538 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/17(水) 16:16:25.48 ID:y3b7nkDO: あいあーい…今バイトｵﾜﾀ…ﾃｽﾄﾏﾃﾞ時間ｶﾞﾅｲ…

>>534 ﾀﾞｲﾀｲｱｯﾃﾙ

>>535 申し訳無いです…

>>536 今日はちょっと忙しいので…申し訳無いです

>>537 お帰りなさいませ御主人さｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ

という訳でﾃｽﾄ前の悪あがきします…そしてﾃｽﾄ終わった後は職場でお食事会…今日書けるのかな…
539 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/17(水) 16:23:00.92 ID:fEVSkcDO: >>538
お帰りしました書いてる奴さま
まあ無理しないでな

あと>>535は多分たてｙ(ry
540 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/17(水) 16:38:58.17 ID:bSLozfU0: で、唐突なんだがクリスマス編は・・・？
なにげにずっと待ってたんだが
541 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/17(水) 23:23:11.48 ID:y3b7nkDO: ﾔｯﾄｵﾜﾀ…今日は疲れたお…

>>539 ありがとうございます

>>540 クリスマス…何も思い付かないので何か機会があれば…申し訳無いです…

ｿｳﾀﾞ今年のクリスマスに書けばいいんじゃねｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ

ﾖｼ…寒い…書こう…寒い…
542 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/17(水) 23:29:36.28 ID:9J7Vl.DO: 成程、短くても今年のクリスマスまでは書き続けてくれるのか
543 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/17(水) 23:30:29.87 ID:y3b7nkDO: 女の子｢わかりましたか？｣

部長｢私には出来ないと思う…｣

女の子｢ですが、これさえ出来れば…｣

部長｢む、無理だよ…｣

女の子｢では、諦めますか？｣

部長｢そ、それは…｣

女の子｢…｣
544 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/17(水) 23:56:43.18 ID:y3b7nkDO: >>542 ネタのストックも無いし…たぶん…無理…

女の子｢…私なら、諦めません｣

部長｢え？｣

女の子｢少しでも近付けるなら何でもします｣

部長｢…｣

女の子｢あなたも…そうなのではないのですか？｣

部長｢…うん｣
545 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/18(木) 00:00:45.96 ID:wtM9.oDO: 部長｢そうだよね…やる前から諦めちゃダメ!!｣

女の子｢そうです!!｣

部長｢私、頑張ってみる!!｣

女の子｢その意気です!!｣

部長｢早速やってみる｣ﾀｯﾀｯﾀ

女の子｢…やる気を出していただけたのはいいのですが｣

部長｢頑張るぞー…｣

女の子｢少し方向性を間違えてる気がしてきました｣
546 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/18(木) 00:26:21.45 ID:wtM9.oDO: 部長｢…｣

実況｢あれ？どうしたんですか部長？｣

部長｢うっ…その…｣

女の子｢頑張ってくださーい｣ｺｿｺｿ

部長｢…｣

実況｢あの…｣

部長｢部長と呼ぶなー!!｣

実況｢あ、はい、ごめんなさい｣

女の子｢…まぁ、いつも通りのツッコミなのでセーフですね｣
547 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/18(木) 00:37:22.58 ID:wtM9.oDO: 実況｢それで、結局何なんですか？｣

部長｢それは…お前がだらし無いから喝を入れに来たのだ!!｣

実況｢はぁ…それは申し訳無い｣

部長｢もっと気合いを入れろ!!｣

実況｢はい、頑張ります｣

部長｢うむ!!｣

実況｢せっせっせーっと｣ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

部長｢…あれ？｣ｸﾙｯ

女の子｢…｣
548 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/18(木) 00:45:49.23 ID:wtM9.oDO: 部長｢お、おかしい…こんなはずじゃ…｣

女の子｢…何をしたかったんですか｣

部長｢いや…励まそうと…｣

女の子｢あれでは励ませてませんよ｣

部長｢わ、わかってるよー…｣

女の子｢やっぱり難しかったですか…あら？｣

部長｢？｣
549 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/18(木) 01:07:39.95 ID:wtM9.oDO: 実況｢ほい、ほいほい｣ｶﾞﾁｬｶﾞﾀｯ

男｢おー、頑張ってるな｣

実況｢まぁね｣ｶﾞﾀﾀｯ

男｢急にどうしたんだ？｣

実況｢部下として真面目にやんないとね｣ｶﾞｰｯ

男｢ほー、そうか、頑張れよー｣

実況｢おーう｣ｶﾞｯﾀﾝ

部長｢ま、まぁ…結果オーライ？｣

女の子｢…いえ、これはダメです｣

部長｢え？｣
550 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/18(木) 14:47:22.83 ID:wtM9.oDO: やばい書くの遅すぎ…そろそろ真面目に…ﾃﾞﾓｷｮｳﾓﾃｽﾄﾀﾞｰ

部長｢どうしてダメなの？｣

女の子｢あの人の言葉を思い出してください｣

部長｢えっと…頑張るって言ってたよ？｣

女の子｢そこではありません｣

部長｢どこー？｣

女の子｢何で頑張る気になったのかです｣

部長｢それは部下としてー…部下…部下!?｣

女の子｢…随分時間掛かりましたね｣
551 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/18(木) 14:51:08.28 ID:wtM9.oDO: 部長｢これって…｣

女の子｢女性として見られてない可能性が非常に高いですね｣

部長｢!?｣

女の子｢これはある意味、一番厳しい状態です｣

部長｢そんな…｣

女の子｢しかしまだ諦めるのは早いと…｣

部長｢そんな事言われてもー…｣

女の子｢弱気になってはダメです!!常に強気です!!｣

部長｢無理だよー…｣

女の子｢…｣
552 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/18(木) 15:01:42.08 ID:wtM9.oDO: 女の子(このままではどうしようも無いかもしれません…)

女の子(ここはあの人に相談を…)

女の子(…いえ、それは出来ませんね)

女の子(部長さんが嫌かもしれませんし…)

部長｢今、心の中で部長と呼ばなかった？｣

女の子｢呼んでません、気のせいです｣

部長｢そう？｣

女の子(…何でわかるのでしょうか)
553 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/18(木) 15:22:45.61 ID:wA6K.sDO: まじめにテスト勉強しろｗｗｗｗ
554 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/18(木) 23:58:16.04 ID:wtM9.oDO: 部長｢どうすれば一人の女性として見てくれるのかな…｣

女の子｢それは…｣

部長｢私も君のように可愛ければもっと…｣

女の子｢充分可愛いですよ？｣

部長｢そんな事…｣

女の子｢いえ、あなたの方が断然可愛いです｣

部長｢どうして？｣

女の子｢それを言うと可愛く無くなってしまうので言えません｣

部長｢…？｣
555 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 00:00:06.75 ID:7wwJQwDO: 女の子｢とにかく、自信が大事です｣

部長｢もう無いよ…｣

女の子｢それでは取り戻せばいいのです｣

部長｢どうやって？｣

女の子｢私が情報収集してみます｣

部長｢君が？｣

女の子｢はい、任せてくださいますか？｣

部長｢…うん｣
556 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 00:09:47.27 ID:7wwJQwDO: 部長｢が、頑張ってね!!｣

女の子｢はい｣

部長｢応援してるから!!｣

女の子｢それは私の方なのですが｣

部長｢うっ…そ、そうだったね…ごめん｣

女の子｢…どうしてあの人には言えないのでしょうか？｣

部長｢？｣

女の子｢何でもありません｣

部長｢そ、そう？じゃぁ頑張ってね!!｣

女の子｢ですからそれをあの人に…いえ、もういいです｣
557 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 00:24:23.48 ID:7wwJQwDO: 実況｢よっし、後はこれを…｣

女の子｢失礼します｣ｻｯ

実況｢わわっ!?｣

女の子｢すみません、驚かせてしまいました｣

実況｢い、いや…いいんだけどさ｣

女の子｢少しよろしいでしょうか？｣

実況｢え？何？｣

女の子｢聞きたい事があるのです｣

実況｢僕に？｣

女の子｢はい｣
558 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 00:41:00.97 ID:7wwJQwDO: 実況｢いいよ｣

女の子｢ありがとうございます｣

実況｢それで、何が聞きたいんだい？｣

女の子｢部長さんと私、どちらが好きですか？｣

実況｢…は？｣

女の子｢ですから、部長さんと私ならどちらが好きなのかと…｣

実況｢ちょ、ちょっと待って…何でそんな話しに…｣

部長｢…どこかで部長と呼ばれている気がする｣
559 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 00:44:37.49 ID:7wwJQwDO: 女の子｢理由は言えません｣

実況｢そんな…｣

女の子｢答えてください｣

実況｢えっと…｣

女の子｢嘘やごまかしはダメですよ｣

実況｢うーん…｣
560 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 00:49:29.48 ID:7wwJQwDO: 実況｢まぁ…部長…かな？｣

女の子｢ハッキリと答えてください｣

実況｢部長!!｣ｷﾘｯ

女の子｢わかりました、ありがとうございました｣

実況｢え？結局何だったの…？｣

女の子｢気にしないでください｣ﾀｯﾀｯﾀ

実況｢…いや、気になるんだけど｣

部長｢…やっぱりどこかで部長と呼ばれている気がする｣
561 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 00:52:03.84 ID:7wwJQwDO: 女の子｢お待たせいたしました｣

部長｢ど、どうだった？｣

女の子｢はい、私より部長さんの方が好きだと言ってました｣

部長｢本当!?｣

女の子｢はい｣

部長｢やったーっ!!｣

女の子｢…喜びのあまりツッコミを忘れてますね｣
562 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 00:54:49.24 ID:7wwJQwDO: 女の子｢とにかくこれで…｣

部長｢あ、あのー…｣

女の子｢なんですか？｣

部長｢その…もうちょっと情報を集めて欲しいのだけど…｣

女の子｢え？｣

部長｢お願いできる？｣

女の子｢いいですけど…｣

部長｢ありがとう!!｣
563 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 00:59:10.45 ID:7wwJQwDO: 女の子｢それで、何を聞くのですか？｣

部長｢例えば…例えばだよ？｣

女の子｢…はい｣

部長｢その…私のどこが好きなのか…とか｣

女の子｢はぁ…｣

部長｢後、私に求めるものとか!!｣

女の子｢それを聞いてどうするのですか？｣

部長｢もちろん頑張って変わる!!｣

女の子｢…｣
564 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/19(金) 01:16:06.67 ID:BUoe1UDO: 部長変わっちゃらめえええええええ
565 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 07:35:13.11 ID:7wwJQwDO: 女の子｢では聞いてきますね｣

部長｢うん｣

女の子｢…｣ﾀｯﾀｯﾀ

男｢おい、そっちズレて無いか？｣

実況｢いや、君の方がズレてるんだよ｣

男｢いーや、俺は完璧だね｣

実況｢いや、俺の方が完璧だね｣

男｢ほーぅ？｣

実況｢ふーん？｣

同級生女｢二人ともズレてるよ？｣

実況｢…｣

男｢…あれ？｣
566 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 07:37:53.67 ID:7wwJQwDO: 男｢おかしいな…｣ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

実況｢うーん…｣ｶﾞｶﾞｯ

女の子｢どうも｣ｻｯ

実況｢わっ!?｣

女の子｢すみません、また驚かせてしまいました｣

実況｢いや…僕の方こそ…ごめん｣

男｢お前はさっきから何をしてるんだ？｣

女の子｢言えません｣

男｢…あっそ｣

女の子｢もう少し聞きたい事があるのですが｣

実況｢また俺？｣

女の子｢はい｣

男｢…？｣
567 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 07:43:00.90 ID:7wwJQwDO: 男｢なんだなんだ？何の話しだ？｣

実況｢いや、僕もよくわからないんだけどさ｣

女の子｢すみません、二人にさせてもらえませんか？｣

男｢え!?｣

女の子｢お願いします｣

男｢俺に聞かせられない話なのか？｣

女の子｢はい｣

男｢…そっか｣
568 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 07:44:21.84 ID:7wwJQwDO: 男｢わかった…俺はあっち行ってるよ…｣

女の子｢ありがとうございます｣

男｢おーう…｣ﾌﾗﾌﾗ

実況｢凄い落ち込んで無い…？｣

女の子｢では早速質問です｣

実況｢あ、うん｣
569 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 07:46:25.21 ID:7wwJQwDO: 女の子｢先程部長さんの事が好きだと言いましたね？｣

実況｢いや、そういう意味じゃ…｣

女の子｢言いましたね？｣

実況｢…はい、言いました｣

女の子｢どういう所が好きなんですか？｣

実況｢え？｣

女の子｢教えてください｣
570 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 07:49:11.24 ID:7wwJQwDO: 実況｢何でそんな事聞くの？｣

女の子｢理由は言えません｣

実況｢また？｣

女の子｢申し訳無いです｣

実況｢まぁ…いいけど｣

女の子｢それで、どういう所が好きなのですか？｣

実況｢んー…それはどうしても答えないとダメなのかな？｣

女の子｢出来ればお願いしたいです｣

実況｢うーん…｣
571 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 07:53:49.03 ID:7wwJQwDO: 実況｢そうだなぁ…｣

女の子｢…｣

実況｢えーっと…ん？｣

部長｢…｣ｼﾞｰｯ

実況(うっ…部屋の外から視線が…)

部長｢…｣ｼﾞｰｯ

実況(これは迂闊な事は言えないな…)

部長｢…｣ｻｯ

実況(というか部長…隠れているつもりかもしれませんがバレバレです)

女の子｢どうしました？｣

実況｢い、いや、何でも無いよ｣
572 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 07:56:10.09 ID:7wwJQwDO: 実況｢えっと、部長の話だったね｣

女の子｢はい｣

実況｢部長の好きな所…｣

女の子｢何でもいいのですが｣

実況｢あ｣

女の子｢？｣

実況｢趣味が可愛いよね｣

女の子｢趣味？｣

実況｢うん｣

部長｢!?｣
573 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 09:36:26.03 ID:7wwJQwDO: 女の子｢知っているのですか？｣

実況｢まぁ、長い付き合いだからね｣

女の子｢どんな趣味なんですか？｣

実況｢近くのぬいぐるみショップでぬいぐるみを買い漁るのが…｣

部長｢言うなー!!｣ﾌﾞﾝｯ

女の子｢きゃっ｣ﾋｭｯ

実況｢ん？もげっ!?｣ｶﾞﾂﾝｯ
574 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 10:01:13.61 ID:7wwJQwDO: 実況｢…｣ﾊﾟﾀｯ

女の子｢そ、空飛ぶ竹刀…｣

部長｢はぁ…はぁ…｣

実況｢いたたたた…｣

部長｢貴様…｣

実況｢ご、、ごめんなさい!!もう言いません!!｣

部長｢…わかればいい!!｣ﾊﾟｼｯ

実況｢はい…ごめんなさい…｣

部長｢…｣ｽﾀｽﾀ

女の子｢大丈夫ですか？｣

実況｢うん…もう慣れた…｣
575 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 10:09:48.37 ID:7wwJQwDO: 女の子｢それでは次の質問です｣

実況｢答える度に寿命が縮まってる気がする…｣

部長｢…｣ｼﾞｰｯ

実況｢また視線を感じるし…｣

女の子｢次は部長さんに求めるものです｣

実況｢優しさ｣ｷﾘｯ

女の子｢即答ですか…｣
576 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 10:17:01.19 ID:7wwJQwDO: 女の子｢聞いてきました｣

部長｢…｣

女の子｢あの…？｣

部長｢忘れてくれ｣

女の子｢はい？｣

部長｢さっきの事は忘れてくれ!!｣ｶﾞｼｯ

女の子｢いたっ…さっきの事とは？｣

部長｢私の趣味の事だ!!｣ｷﾞｭｰｯ

女の子｢っ…な、なんでですか…？｣

部長｢あんなの私のイメージに無いだろ!?｣ｸﾞｲｰｯ

女の子｢と、とりあえず離していただけるとありがたいです…｣

部長｢あ、すまない…｣

女の子｢…｣
577 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 10:23:57.40 ID:7wwJQwDO: 女の子｢普通に可愛いと思いますが｣

部長｢しかし私のイメージが…｣

女の子｢すでに崩壊していますよ？｣

部長｢え!?｣

女の子｢え？｣

部長｢…｣

女の子｢ご、ごめんなさい｣

部長｢いいよ…｣
578 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 13:50:14.85 ID:7wwJQwDO: 女の子｢それで、求めるものの件ですが｣

部長｢…｣ｻｯ

女の子｢あの？｣

部長｢聞きたくない｣

女の子｢え？｣

部長｢聞いても仕方ない…｣

女の子｢聞いて損は無いですよ？｣

部長｢え？｣

女の子｢優しさだそうです｣

部長｢やっぱり聞かなければよかった!!｣
579 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 13:52:36.28 ID:7wwJQwDO: 部長｢どーせ私なんて…｣ｸﾞﾘｸﾞﾘ

女の子｢あの、座り込んでいじけるのやめてください｣

部長｢どーせ…どーせ…｣

女の子｢大絶賛キャラ崩壊中ですね…｣

部長｢何で優しく出来ないのかと…毎日毎日…それなのに…｣

女の子｢このままでは尊厳が…｣
580 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 13:54:17.84 ID:7wwJQwDO: 男｢おい｣

女の子｢あ、はい？｣

男｢ここも片付け終わったぞ｣

女の子｢そうですか、それでは次の部屋に…｣

実況｢この階はもう全部終わってるよ｣

女の子｢え？｣

同級生女｢それじゃぁ次の階ねー｣

男｢次の階も片付けるってのか…｣

実況｢あー、それは大丈夫だよ｣

男｢？｣
581 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 14:05:36.81 ID:7wwJQwDO: 実況｢上の階は時々使ってるから片付いてるんだよ｣

男｢何に使ってるんだ？｣

実況｢文化系の部活だよ｣

同級生女｢それ、どんな部活なの？｣

実況｢よくわからないけど皆がアスモデウス様に会いたいって言ってたよ？｣

同級生女｢それって黒…｣

男｢言うな!!｣

実況｢何かろうそくとか用意してねー…｣

女の子｢よく許可が出ますね…｣

実況｢あぁ、それは｣

部長｢私が許可を出しているからな｣

女の子｢え？｣
582 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 14:30:55.33 ID:7wwJQwDO: 男｢何で許可出してんの？｣

部長｢私も最初はダメだと言ったんだが、どうやら彼女達は魂という物を呼び出したいらしい｣

同級生女｢…それで？｣

部長｢何かこう…ロマンチックでは無いか？｣

女の子｢え？｣

部長｢もう会えない人に会いたい、その一心で｣

同級生女｢…｣

男｢…というか呼びたいのは人間じゃ無いだろ｣
583 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 14:49:45.50 ID:7wwJQwDO: 部長｢顧問も私がやっているのだぞ？｣

男｢え、それじゃ内容わかってるんじゃ…｣

部長｢知らんな｣

同級生女｢どうして？｣

部長｢それは…｣

実況｢部長、ここに来るの怖いから名前だけの顧問なんだよ｣

部長｢よ、余計な事は言うな!!それと部長では無い!!｣

女の子｢…｣
584 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 15:26:24.20 ID:7wwJQwDO: 男｢まぁいい…この件に関してはもう何も言わないでおこう…｣

同級生女｢そうね…｣

実況｢ついでに部室の確認していきますか？｣

部長｢うむ、そうだな｣

女の子｢それでは二階に行きましょうか｣

男｢おう｣
585 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 17:11:38.79 ID:7wwJQwDO: 男｢階段どこだっけ…｣

実況｢そこ右…あの｣

部長｢なんだ？｣ｶﾞｼｯ

実況｢…いえ、もう何も言いません｣

部長｢うむ、それでいい｣

女の子｢…｣ｼﾞｰｯ

男｢ん？なんだ？｣

女の子｢…いえ、何でもありません｣

男｢？｣
586 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 17:27:31.54 ID:7wwJQwDO: ﾖｰｼﾃｽﾄ最終日…眠いじぇ…

男｢…｣ｽﾀｽﾀ

女の子｢…｣ｼﾞｰｯ

男｢…なぁ｣ﾋﾟﾀｯ

女の子｢なんですか？｣ﾋﾟﾀｯ

男｢さっきから何なんだ？｣

女の子｢何がですか？｣

男｢さっきから視線を感じてるんだが｣

女の子｢…｣
587 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 19:34:08.93 ID:7wwJQwDO: ﾜｰｲﾃｽﾄｵﾜﾀｰ

同級生女｢あ、階段発見｣

男｢ここからはサクサク行くぞー｣

実況｢おー｣

部長｢…｣

女の子｢…｣

男｢うーむ、奥に進む程二人の口数が減ってるな｣

同級生女｢だね｣

実況｢そして俺の苦労は増えると…｣

男｢それは問題無いな｣

同級生女｢だね｣

実況｢言うと思ったよ…｣
588 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 19:42:09.06 ID:7wwJQwDO: 男｢おー、本当だ、荒れてないな｣

同級生女｢まだ使えそうな感じだねー｣

実況｢こっちが部室です｣

部長｢あ、あぁ…｣

男｢場所も知らなかったのか…｣

同級生女｢本当に顧問なのかな？｣

部長｢嘘では無いぞ!!｣

実況｢はいはい、俺が保証しますから｣

男｢それならいいけどさ｣

同級生女｢いいけどさー｣

部長｢何か馬鹿にされてないか…？｣

実況｢気のせいです、行きましょう｣

部長｢…うむ｣
589 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 19:44:55.45 ID:7wwJQwDO: ﾃﾚﾋﾞにｺﾞｰｼﾞｬｽ出てる!!

男｢で、どれなんだ？｣

実況｢そこの角の部屋だよ｣

同級生女｢あれかな？｣

男｢…あぁ、あれみたいだな｣

部長｢何で扉が黒いカーテンになっているんだ？｣

実況｢そういう部活なんですよ｣

部長｢ふむ…そうだったのか｣

男｢…ダメだなこりゃ｣

同級生女｢私もそんな気がする｣

実況｢…｣

部長｢なんだ？｣

実況｢いえ、何でも無いです｣
590 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 20:00:59.53 ID:7wwJQwDO: ﾖｼ､ﾏﾀﾞｶﾞｽｶﾙﾊﾐﾚﾀ…

男｢そんじゃ中確認…するのか？｣

実況｢何で聞くんだ？｣

部長｢確認するに決まってるじゃないか｣

男｢いや、何となく入りたく無くてな…｣

同級生女｢私も…｣

実況｢うーん…｣
591 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/19(金) 20:05:36.72 ID:BUoe1UDO: ゴージャスってあれか
地球儀持って
「レボリューション！」
とか言うあれか

なんてマニアック
592 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 20:13:26.25 ID:7wwJQwDO: >>591 ぜ、全国区だよ!!面白いよ!!…ﾀﾌﾞﾝ

実況｢それじゃ二人で入りますか？｣

部長｢え!?｣

男｢おーおー、それはいい提案だ｣

同級生女｢そうしなよー｣

部長｢き、君は…？｣

女の子｢…すみません、私もちょっと｣

部長｢そんな…｣
593 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 20:15:17.07 ID:7wwJQwDO: 部長｢ひ、一人で入ればいいだろう!!｣

実況｢顧問なんですから｣

部長｢それとこれとは話が別だ!!｣

実況｢いや、同じだと思いますが…｣

部長｢…｣

実況｢諦めて行きましょうよ｣

部長｢…わかった｣
594 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 20:19:43.84 ID:7wwJQwDO: 実況｢それじゃ入りますよ？｣

部長｢…｣

男｢返事する余裕も無いのか｣

同級生女｢仕方ないよー｣

女の子｢頑張ってください｣

部長｢頑張りたく無い…｣

実況｢そんな事言わないでください、部長らしくも無い｣

部長｢部長じゃ無いと言ってるだろ!!｣

実況｢へーいへーい、行きますよー｣

部長｢…｣
595 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 20:43:34.61 ID:7wwJQwDO: 実況｢おー、中は結構広いんだ｣

部長｢…｣

実況｢お、これは…｣

部長｢何？｣

実況｢見てください｣ｽｯ

部長｢…？｣

実況｢ドクロです｣

部長｢!?｣
596 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 20:56:44.12 ID:7wwJQwDO: 男｢二人は大丈夫かねぇ｣

同級生女｢大丈夫じゃない？二人ともしっかりしてるし｣

女の子｢しっかりですか｣

男｢ん？｣

女の子｢私は少し心配な気が…｣

部長｢きゃーっ!!｣ｶﾞﾀｰﾝｯ

実況｢部長!!落ち着いてー!!｣

部長｢こっち来ないでー!!部長と呼ばないでー!!｣ｶﾞﾁｬｰﾝｯ

女の子｢…｣

男｢…お前の予感はよく当たるなぁ｣
597 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 20:59:15.52 ID:7wwJQwDO: 部長｢寄るな!!絶対寄るな!!｣

実況｢すみません、軽い冗談のつもりだったのですが…｣

部長｢全然軽く無い!!｣

実況｢はい、ごめんなさい…｣

部長｢とにかくそれをどこかにしまえ!!｣

実況｢は、はい!!｣

部長｢…｣

同級生女｢静かになったわね｣

男｢うーむ、中が気になるな｣

女の子｢入りますか？｣

男｢いや、遠慮しておく｣

同級生女｢だよねー…｣
598 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 21:02:06.53 ID:7wwJQwDO: 実況｢これでよしっと…｣

部長｢す、すまない…私が倒した物まで直してもらって…｣

実況｢いえいえ、俺が悪かったんで｣

部長｢…｣

実況｢それにしても凄い数の本ですね｣

部長｢そ、そうだな｣

実況｢でも部長は読まないでくださいね｣

部長｢どうしてだ？それと部長では無い｣

実況｢読むとまた暴れそうなので｣

部長｢…？｣
599 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 21:07:10.50 ID:7wwJQwDO: 部長｢とりあえず真面目に活動をしているようだな｣

実況｢怪しい物ばかりですけどね…トカゲの尻尾とか｣

部長｢それは何に使うのだろうか？｣

実況｢さぁ…贄とかじゃないですかね…｣

部長｢何故そんな物が必要なんだ？｣

実況｢それはー…まぁ、いいじゃないですか｣

部長｢さっきからごまかしてばかりだぞ？｣

実況｢いやー、言ったら部活が終わりそうだし｣

部長｢ますますわからん…｣
600 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 21:08:59.78 ID:7wwJQwDO: 実況｢それじゃそろそろ出ましょうか？｣

部長｢う、うむ、そうだな｣

実況｢…あ、そういえば｣

部長｢どうした？｣

実況｢さっきのアレは何だったんですか？｣

部長｢さっきのアレ…？｣
601 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 21:12:14.23 ID:7wwJQwDO: 部長｢何だそれは？｣

実況｢テスラちゃんの質問ですよ｣

部長｢!?｣

実況｢あれは部長が頼んだんですか？｣

部長｢うっ…ぶ、部長と呼ぶな!!｣

実況｢図星ですか｣

部長｢…｣
602 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 21:22:04.29 ID:7wwJQwDO: 実況｢何であんな事を聞いたんですか？｣

部長｢それは…その…だな…｣

実況｢…まぁ、無理には聞きませんけどね｣

部長｢え…？｣

実況｢さ、早く戻りましょう｣

部長｢…｣

実況｢部長？｣

部長｢貴様が…そんなだから…｣

実況｢？｣

部長｢…何でも無い!!部長と呼ぶな!!｣

実況｢はぁ…すんません｣
603 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/19(金) 21:27:44.73 ID:U7W.8QA0: 同級生女が目立たない時点で忘れかけてた嗜虐心が復活した
604 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 21:37:11.55 ID:7wwJQwDO: >>603 キャラ作りしっかりしないからこうなった模様…本当に申し訳無いです…

実況｢ただいまー｣

男｢おう、お帰り｣

部長｢…｣

同級生女｢随分凄い音がしてたけどどうしたの？｣

部長｢それは…｣

男｢無理矢理押し倒そうとして拒否されたか？｣

部長｢そんな訳無いだろう!!｣

実況｢ははは、無理無理｣

部長｢!?｣

男｢…｣

同級生女｢…｣

女の子｢…｣

実況｢あ、あれ？皆どうしたの？｣

男｢…こいつはもうダメだ｣

同級生女｢そうだね｣

女の子｢残念です｣

実況｢え？あれ？…え？｣

部長｢…｣
605 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 21:39:29.13 ID:7wwJQwDO: 男｢さて、見回りと言う名の肝試しを再開するか｣

同級生女｢そうだね｣

部長｢見回りで合ってる!!｣

実況｢あの、俺に…｣

男｢いいから行くぞ｣

実況｢う、うん…｣

同級生女｢というかこの階に他に見回る所あるの？｣

実況｢えーっと…｣
606 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 21:45:15.51 ID:7wwJQwDO: 実況｢…特に無いな!!｣

男｢そんじゃもう三階行こうぜ｣

同級生女｢そうしよー｣

部長｢待て!!これは見回りなんだから一応…｣

男｢いいんすか？｣

部長｢なに？｣

男｢このまま見回りすれば時間は午前二時…｣

部長｢!?｣

男｢後は…わかるな？｣

部長｢よし!!次の階だ!!｣

同級生女｢自分に正直ね…｣

女の子｢…そうでも無いと思いますけどね｣

同級生女｢？｣
607 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/19(金) 21:52:23.45 ID:SNAuS2DO: 部長がんばれwwwww

ゴー☆ジャス面白いよな
608 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 21:54:41.14 ID:7wwJQwDO: 部長｢早く終わらせるぞ!!｣

実況｢そう思うならもう少し離れてくれると歩きやすくなって移動も早く…｣

部長｢むっ？｣

実況｢いーえ、何でも無いっす｣

部長｢言いたい事は言うべきだぞ？｣

実況｢人間言いたくても言えない事があるってもんですよ｣

部長｢…そうか、それは同意だな｣

実況｢でしょ？｣

部長｢では行くぞ!!｣

実況｢へいへーい｣
609 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 22:09:16.88 ID:7wwJQwDO: >>607 君のハートにレボリューシｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲｱﾚﾊｽﾍﾞﾙ

男｢行進速度が遅いのは確かだ!!｣

同級生女｢だね｣

女の子｢漢字が…｣

男｢え？｣

女の子｢な、何でも無いです!!｣

男｢そうか？｣

部長｢何をしている!!早く行くぞ!!｣

女の子｢はい｣

同級生女｢何だったんだろ…？｣

男｢さぁなぁ…あいつ時々天の声が聞こえてるからな｣

同級生女｢何それ…｣

部長｢オカルトか!?｣

男｢いや、違うと思うけど…｣
610 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/19(金) 22:26:26.71 ID:7wwJQwDO: 女の子｢先程の階段を上がればいいのでしょうか？｣

実況｢うん、そうだよ｣

同級生女｢結構怖がらないんだねー？｣

女の子｢これくらい平気ですよ？｣

実況｢聞いてた話と違うね？｣

男｢…うーむ｣
611 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 00:18:23.37 ID:SXRzvsDO: 何故か、また、雀荘に居るお…ﾄﾞｳｼﾃｺｳﾅｯﾀｰ…

男｢うりゃっ!!｣ｶﾞﾊﾞｯ

女の子｢きゃっ!?｣ﾋﾞｸｯ

同級生女｢ちょっ!?｣

実況｢急に何してんの!?｣

部長｢貴様!!こんな場所で抱き着くとは!!｣

男｢うーん、やっぱりそうか｣

部長｢ん？｣

実況｢どういう事？｣
612 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 00:20:16.01 ID:SXRzvsDO: 男｢少し震えてるな？｣

女の子｢!?｣

同級生女｢え？｣

部長｢なるほど…それで｣

実況｢いや、抱き着く必要は無かったんじゃ…？｣

女の子｢そ、そうです!!｣

男｢そこはー…何となく？｣

女の子｢離してくださいー!!｣
613 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/20(土) 00:20:55.00 ID:Dax210g0: とりあえず一番好きな役は？
614 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 00:21:45.03 ID:SXRzvsDO: 男｢ほれ｣ｽｯ

女の子｢…？｣

男｢無茶しないで、ほれ｣ｸｲｸｲ

女の子｢何ですこの手は？｣

男｢手、繋いでやるって事だよ｣

女の子｢!?｣

同級生女｢!?｣

実況｢お前…｣

部長｢…｣
615 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 00:25:04.80 ID:SXRzvsDO: >>613 緑一色ってｶｯｺｲｲﾖﾈ…アガッた事無いけど…一番アガるのはチャンタﾃﾞｽﾈ

部長｢いかん!!いかんぞ!!｣

男｢え？｣

部長｢こんな場面で手を繋ぐとは…｣

男｢さっきから腕組んでるじゃないっすか｣

部長｢!?｣
616 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/20(土) 00:31:55.45 ID:Dax210g0: >>615
チャンタか…なんと難しい(俺にとって
俺は混一色です、はい
617 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/20(土) 01:04:27.38 ID:KFpI1gDO: 麻雀わかんないから
咲も読もうと思えない……
618 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 04:43:24.06 ID:SXRzvsDO: ﾋｰﾊｰｯ…6000円程負けたお…

部長｢こ、これは違うぞ!?｣ﾊﾞｯ

男｢同じだろー？｣

部長｢これは…これは…｣

実況｢部長、落ち着いてください｣

部長｢部長って呼ぶなー!!｣

同級生女｢混乱しすぎじゃ…｣

男｢面白そうだから眺めていよう｣

女の子｢止めてください…｣
619 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 04:48:38.49 ID:SXRzvsDO: 部長｢…仕方ない、許そう｣

男｢ありがたやー｣

部長｢…やっぱり馬鹿にされてる？｣

実況｢気のせいでーありまーす｣

部長｢貴様も馬鹿にしてるな!?｣

女の子｢…あの｣

男｢ん？なんだ？｣

女の子｢私は繋がなくても大丈夫ですよ？｣

男｢…ほーう？｣
620 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 05:04:59.18 ID:SXRzvsDO: 男｢俺と手を繋ぎたく無いって事？｣

女の子｢わかりやすく言うとそうですね｣

男｢酷くね？｣

部長｢当然の反応だ｣

同級生女｢当然…ね｣

実況｢部長が言っても説得力無いっす!!｣

部長｢まだ言うか!?というか部長では無い!!｣

男｢そんでどうすんの？｣

女の子｢私の話は全部スルーですか…｣

男｢慣れてきたのかスルースキルがアップしてるみたいだ｣

女の子｢…そうですか｣
621 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 05:18:37.85 ID:SXRzvsDO: 寝よう…ﾊﾞｲﾄ今日は昼からだったかな…忘れたや…

男｢さぁ、諦めるんだ｣

女の子｢もちろん抵抗します｣ﾆｺｯ

男｢うむ、実にお前らしい答えだ｣ﾆｺｯ

同級生女｢二人とも最高の笑顔ね｣

実況｢心では間違いなく笑って無いけどね…｣

部長｢あの笑顔はどうやったら手に入るのだろうか…｣

実況｢充分持ってますよ？｣

部長｢なっ!?｣

同級生女｢あれー？また天然でナンパかなー？｣

実況｢そんな人聞きの悪い事をあっさりと…｣

部長｢私はナンパされているのか!?｣

実況｢…ナンパされたいんですか？｣

部長｢拒否する!!｣

同級生女｢残念、フラれたね｣

実況｢いや、ナンパはしてないからね!?｣
622 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 15:21:54.42 ID:SXRzvsDO: 少年休憩中…

女の子｢とにかく、私は一人でも平気です｣

男｢つまりお前はお化けを克服したと？｣

女の子｢それは…｣

男｢ん？おい足元の…｣

女の子｢!?｣ﾋﾞｸｯ

男｢…｣

女の子｢…｣

男｢やっぱり怖いんだな？｣

女の子｢うぅー…｣
623 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 15:27:20.56 ID:SXRzvsDO: 男｢俺は足元に落ちている物をだな…｣

女の子｢何が落ちているんですか？｣

男｢自分で確認しろよ｣

女の子｢教えてください｣

男｢…見るのが怖いんだな？｣

女の子｢そ、そんな事は無いですよ？｣

男｢ふーん…まぁ確認しないで後悔するのはお前だけどな｣

女の子｢え…？｣
624 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 15:35:34.09 ID:SXRzvsDO: 女の子｢な、何を後悔すると？｣

男｢さぁなぁ？｣

女の子｢むぅー…｣

男｢知りたかったら自分で足元見ろー｣

女の子｢…｣
625 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 15:59:12.34 ID:SXRzvsDO: 女の子｢…わかりました、見ます｣

男｢おう｣

女の子｢…｣ｽｯ

男｢おー、勇気があるねぇ｣

女の子｢…あら？何も無いですよ？｣

男｢おう、そうだろ？｣

女の子｢…え？｣
626 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 16:09:35.32 ID:SXRzvsDO: 女の子｢これはどういう…？｣

男｢いやー、お前が本当に大丈夫なのか心配になってなー？｣

女の子｢…それであんな事を言ったのですか？｣

男｢そういう事だな!!｣

女の子｢…｣
627 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 16:15:26.76 ID:SXRzvsDO: 実況｢そろそろ話は決まったかなー？｣

男｢おう、もちろんだ｣ﾊﾟｼｯ

女の子｢!?｣

男｢まったく…怖いなら素直に言えばいいものを…｣

女の子｢…ごめんなさい｣ﾎﾞｿｯ

男｢あ？今何か…？｣

女の子｢気のせいです、早く先に進みましょう｣

部長｢あぁ、一刻も早くここから脱出するぞ!!｣

男｢脱出て…｣

実況｢うーん、また最初の目的忘れてるねー…｣
628 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 16:24:51.50 ID:SXRzvsDO: ﾖｰｼ休憩終ﾜﾘｶ…ﾀﾞﾒ眠ｲ…

部長｢…｣ﾄﾃﾄﾃ

実況｢相変わらずののんびり移動ですね｣

部長｢わ、私だって好きでこうしてる訳では無いのだぞ？｣

実況｢はいはい、わかってますよ｣

男｢しかし冷えてきたな…｣

女の子｢…外に出たら暖かい物でも買いましょう｣

男｢ん？あぁ、そうだなー…｣

女の子｢約束…です｣

男｢お、おう…？｣
629 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/20(土) 17:48:32.09 ID:KFpI1gDO: 同級生女（あれ、また私空気だ……）
630 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 22:15:10.31 ID:SXRzvsDO: ﾖｰｼﾊﾞｲﾄｵﾜﾀｰ

>>629 同級生女はこれから本気出す予定…毎回予定ズレてるけど…

寝るまで書くぞー…おー…
631 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 22:26:21.91 ID:SXRzvsDO: 男｢えーっと…理科実験室だっけ？｣

実況｢うん、そうだよー｣

同級生女｢こっちで合ってるよね？｣

実況｢おっけおっけ｣

同級生女｢いよいよね…｣

男｢うむ!!そうだな!!｣

実況｢ワクワクしてきたよー!!｣

同級生女｢私もー!!｣

部長｢…｣

女の子｢…｣
632 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 22:33:02.85 ID:SXRzvsDO: 女の子｢あの｣

男｢ん？｣

女の子｢参考までに聞きたいのですが…｣

男｢なんだ？｣

女の子｢その…外で待ってるという選択肢は…｣

男｢いいけど一人だぞ？｣

女の子｢…｣

男｢どっちがいい？｣

女の子｢…一緒に行きます｣

男｢ですよねー｣

女の子｢…｣
633 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 22:38:11.41 ID:SXRzvsDO: 男｢はい、到着｣

同級生女｢ここに…幽霊がいるのね｣

実況｢まぁ、噂だけどね｣

男｢しかし当初の目的とは随分ズレたな｣

同級生女｢だねー｣

実況｢…ごめん｣

男｢お前は悪くないだろ？｣

同級生女｢…ごめんなさい｣

男｢え？何でお前も謝ってるの？｣

実況｢そこは深く聞かないでやってくれ…｣

男｢？｣
634 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 23:10:38.33 ID:SXRzvsDO: 男｢とにかく、ここまで来たらとことん楽しもうぜ!!｣

実況｢うん!!そうだね!!｣

同級生女｢そうしましょー!!｣

部長｢…何が楽しいと言うのだ｣

女の子｢…まったくですね｣

男｢うわっ、テンション低っ!!｣

実況｢でも負けないぜ!!｣

同級生女｢必ず盛り上げる!!それがー!!｣

男｢マイ、ジャスティス!!｣

実況｢…ちょっと格好悪くない？｣

同級生女｢無いねー｣

男｢あれ!?｣
635 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 23:13:07.21 ID:SXRzvsDO: 男｢行くぜ!!｣ｶﾞﾗﾗｯ

実況｢…あれ？｣

同級生女｢何も無いよ？｣

男｢…どうなってんだ？｣

実況｢…あ｣

男｢どうした？｣

実況｢そういえば忘れてた…ここの設備、全部本校舎に移動したんだった｣

男｢なんだと!?｣
636 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 23:15:57.89 ID:SXRzvsDO: 男｢何でもっと早く言わないんだよー!!｣

実況｢ご、ごめん!!本当に忘れてて…｣

同級生女｢このテンションどうしてくれるのよー!!｣

実況｢えーっと…あ｣

男｢お？なんだ？｣

実況｢もう遅いし帰ろうぜー｣

男｢っざっけんなああああああああああああああ!!｣

部長｢よかった…｣

女の子｢ですね｣
637 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 23:18:58.94 ID:SXRzvsDO: 男｢諦めない!!俺は諦めないぞー!!｣

実況｢ちょっ…｣

男｢ここにあの呪われた人体模型が無くても幽霊の一匹や二匹!!｣

実況｢いないと思うけど…｣

男｢じゃぁ呼べ!!｣

実況｢無理だよ!!｣

男｢じゃぁあの部活の部員に呼んでもらえー!!｣

実況｢何時だと思ってんだよ!?｣

男｢そんなもん関係ねえええええええええええええ!!｣

女の子｢…関係ありますよ｣ﾄﾞｯ

男｢ぐふぉっ…｣
638 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 23:21:24.38 ID:SXRzvsDO: 女の子｢落ち着いてください｣

男｢し、しかしだな…｣

女の子｢私と手を繋いでいるのを忘れているのですか？｣

男｢うっ…｣

女の子｢今なら簡単にあなたの手首から…｣

男｢よ、よし!!落ち着く!!落ち着くぞー!!｣

実況｢完全に上下関係が出来上がってるね…｣

同級生女｢そうね…｣
639 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 23:24:55.99 ID:SXRzvsDO: 男｢ちくしょー…｣

女の子｢早く出ましょう？｣

男｢しかしこのままでは帰れん…｣

女の子｢どうしてですか？｣

男｢お前が怖がって泣く姿をまだ見てない!!｣

女の子｢…｣ｷﾞｭｰｯ

男｢いや!!ごめん!!冗談だから!!ぬおああああああああああああああ!?｣ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ
640 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 23:28:10.34 ID:SXRzvsDO: 男｢そうだ、本校舎に行こう｣

女の子｢急に何を言ってるのですか…｣

部長｢許す訳が無いだろう!!｣

男｢ふんっ、今の俺を止められると…｣

部長｢貴様こそ私を止められるとでも？｣ﾕﾗｯ

男｢ごめんなさい調子乗ってました｣

実況｢諦めるの早くないか？｣

男｢じゃぁお前は勝てるってのかよ!?｣

実況｢うーん、無理だねー｣

男｢だろ!?｣

部長｢…本当に情けない二人だな｣
641 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 23:29:38.49 ID:SXRzvsDO: 男｢くっ…俺が全盛期ならまだ勝機が…｣

女の子｢全盛期？｣

実況｢あ、あれはダメだよ!?｣

男｢…冗談だよ｣

部長｢…｣

女の子｢…？｣
642 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 23:32:55.50 ID:SXRzvsDO: 部長｢本当に丸くなったものだ｣

男｢失礼だな、俺は昔からこの体型だぜ？｣

部長｢そういう意味では無い!!｣

男｢わかってるよ｣

部長｢貴様はー…!!｣

実況｢部長!!挑発に乗ってはダメですよ!!｣

部長｢うるさい!!部長と呼ぶな!!｣ﾌﾞﾝｯ

実況｢ぐぁっ!?…何で俺が…｣

同級生女｢完全に巻き込まれただけね…｣
643 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/20(土) 23:43:07.46 ID:5Q4frcDO: 今あかされる男の過去！？
支援してしまうｗｗ
644 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/20(土) 23:59:11.35 ID:SXRzvsDO: >>643 ありがとうございます…ｼｶｼ正直ﾓｳ男ﾉ過去ﾄｶﾄﾞｳﾃﾞﾓﾖｸﾈ?ﾄｶ思ｳﾝﾀﾞ…

部長｢やはり貴様とは決着を着けなければならないようだな…｣ｽｯ

男｢おい、マジか？｣

部長｢私はいつでも本気だ!!｣

男｢いやー、本気でそのキャラは正直厳しいっすよー｣

部長｢!!｣ｽﾞﾊﾞｯ

男｢うひゃっ!?｣ﾋｮｲｯ

部長｢貴様!!避けるな!!｣

男｢無茶言うなよ!?当たったらヤバかったぞ!?｣

部長｢安心しろ、少し意識が吹き飛ぶだけだ｣

男｢シャレにならねぇぞ!?｣

実況｢やめてください部長ー…｣

部長｢部長では無い!!｣ｽﾞﾋﾞｼｯ

実況｢ぐはぁっ!?｣ﾊﾟﾀｯ

男｢うっわ…ひっで｣

部長｢あ…｣
645 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 00:01:41.85 ID:r9iqOQDO: 部長｢き、貴様のせいで!!｣

男｢お？責任転嫁する気か？｣

部長｢ぐっ…｣

男｢いいのかなー、仮にも教師がそんなんでー｣

部長｢仮では無く、私は本物の教師だ!!｣ｼｭﾊﾞｯ

男｢うおぉっ!?｣ﾋｭｯ

部長｢くっ…また避けたか!!｣

男｢おいおい…まさかの展開過ぎるだろ｣
646 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 00:03:42.75 ID:r9iqOQDO: 男｢何とかしてくれ!!｣

同級生女｢わ、私にはちょっと無理かなー…｣

実況｢俺も…というか動けない…｣

男｢こうなったら…｣

女の子｢？｣

男｢頼むから何とかしてくれないか？｣

女の子｢私ですか？｣

男｢もう他に頼れる奴が…｣

女の子｢…｣
647 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 00:05:30.76 ID:r9iqOQDO: 女の子｢嫌です｣

男｢んなっ!?何でだよ!?｣

女の子｢…最初に私を頼ってくださらなかったです｣

男｢は？｣

女の子｢とにかく、嫌です｣

男｢くっ…｣

部長｢ふっ…どうやら貴様に味方は居ないようだな｣

男｢薄情な奴らめー…｣
648 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 00:08:54.12 ID:r9iqOQDO: 男｢くっそ、やっぱり最後に頼れるのは自分の身体だけって事か…｣

部長｢そう、その通りだ｣

男｢…武器使ってるくせに｣

部長｢何か言ったか？｣

男｢いーえ、何にも!!｣

部長｢そうか…それでは覚悟しろ!!｣

男｢おまえもなー!!｣

実況｢お前…本気でやる気なのか!?｣

男｢ふはははは!!もちろんだぜー!!｣

部長｢隙あり!!｣ﾋﾞｼｨｯ

男｢いでっ!?｣

実況｢…｣

男｢お、お前なー…｣

実況｢ご、ごめん｣
649 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 00:12:24.89 ID:r9iqOQDO: 男｢せめて外なら…｣

女の子｢何か違うのですか？｣

男｢逃げれない!!｣

女の子｢…最初から選択肢それだけですか｣

実況｢うーん…こうなったら…｣

男｢？｣

実況｢少し時間を稼いでくれ!!｣

男｢どうする気だ？｣

実況｢一つ策がある!!とにかく時間を!!｣

男｢今はそれに賭けるしか無いか…いいぜ!!やってやる!!｣

部長｢また隙ありだ!!｣ﾋｭﾝｯ

男｢にぎゃあああああああああああああ!!｣

同級生女｢…先にやられちゃいそうだね｣

実況｢大丈夫かなぁ…｣
650 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 00:13:48.92 ID:r9iqOQDO: 実況｢さて…君にも一つお願いがあるんだ｣

同級生女｢私？｣

実況｢うん｣

同級生女｢何するの？｣

実況｢取ってきて欲しい物があるんだ｣

同級生女｢？｣
651 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/21(日) 00:16:22.33 ID:LIXKqQDO: 確かに過去より今の展開の方が大事だな
652 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 00:18:03.70 ID:r9iqOQDO: 男｢しかしこうして戦うのも久しぶりだぜ｣

部長｢そうだな…｣

男｢中学生の時の決着を今着けてやるぜ!!｣

部長｢貴様が中学生の時のままならば私には勝てないぞ!!｣ﾋｭﾝｯ

男｢ふっ…そんな訳無いだろ!!｣ﾊﾞｼｯ

部長｢私の竹刀を掴んだだと!?｣

男｢テンション上がってるからか、攻撃が雑だぜ!!｣

女の子｢あ、あの人がまともに…｣

男｢ん？｣

女の子｢あなたは誰ですか？｣

男｢うっせ!!おとなしく見てろ薄情者ー!!｣
653 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 00:21:40.88 ID:r9iqOQDO: >>651 今の展開…ﾄﾞｳｼﾃｺｳﾅｯﾀｰ…ﾏﾀｶｰ…

部長｢むぅぅっ!!｣ｸﾞｸﾞｸﾞｯ

男｢やっぱり力は俺の方がまだ上みたいだな!!｣ｸﾞｯ

部長｢このっ…!!｣

男｢無駄だぜ!!｣

部長｢!!｣ﾊﾞｯ

男｢あ、逃げられた｣

部長｢危ない所だった…｣

女の子｢…？｣
654 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 07:38:28.28 ID:r9iqOQDO: 男｢冷静じゃないか｣

部長｢当たり前だ｣

男｢でもそんなんじゃ俺は…｣

部長｢…本当に変わったのだな｣

男｢？｣

部長｢昔の貴様なら、もう勝負は着いていたはずだぞ？｣

男｢…｣

部長｢悠長に長話とは…｣

男｢余裕を見せてやってるんだよ｣

部長｢…その減らず口だけは相変わらずだ｣

男｢これだけが取り柄だからな!!｣
655 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 07:47:11.69 ID:r9iqOQDO: 部長｢そこだっ!!｣ﾌﾞﾝｯ

男｢おわっ!!あぶねっ!?｣ﾋｮｲｯ

部長｢くっ…｣

男｢やめにしようぜー、お前教師だろー｣

部長｢貴様に口で説明するのは面倒なのでな…こちらの方が早いだろう？｣

男｢くっそー体罰教師め…PTAに訴えてやる!!｣

部長｢うっ…｣

男｢あ、ちょっと怯んだ｣

女の子｢教師の宿命という事ですか…｣
656 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 08:26:41.47 ID:r9iqOQDO: 部長｢貴様は生徒では無い!!故に問題は無い!!｣

女の子｢開き直りましたね｣

男｢いやいや!?問題あるだろ!?｣

部長｢黙れ!!｣ｼｭｯ

男｢ぐっ!?｣ﾊﾞｼｯ

部長｢また防ぐか!!｣

男｢うーむ…困ったなぁ｣

女の子｢？｣
657 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 09:07:34.05 ID:r9iqOQDO: 男｢…｣

部長｢どうした？攻撃してこないのか？｣

男｢いや、俺もそう思ってるんだけどね…｣

女の子｢…｣

男｢反撃出来ない…｣

部長｢そんな事言っても私は手加減しないぞ!!｣

男｢あいつはまだなのか…？｣
658 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 09:58:37.78 ID:r9iqOQDO: ？｢お待たせー!!｣

男｢お？｣

部長｢なんだ？｣

お化け？｢どうも、お化けです｣

部長｢!?｣

男｢おまっ!?｣

女の子｢…｣

男｢おい!!シーツの下から足が見えてるぞ!!｣

お化け？｢あ、ごめん｣ｽｯ
659 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 10:24:10.25 ID:r9iqOQDO: お化け？｢おー化けーだぞー!!｣

部長｢…おい、貴様｣

お化け？｢悪戯する子は食べちゃうぞー!!｣

男｢それはお化けじゃ無いぞー？｣

お化け？｢お前をー…｣

部長｢…｣ｸﾞｲｯ

お化け？｢あ｣ﾊﾞｻｧｯ

部長｢…何をしているのだ？｣

実況｢いやぁ…はははっ…｣
660 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 10:32:01.56 ID:r9iqOQDO: 実況｢さ、作戦失敗だ!!｣

男｢そんな作戦で任せろとか言うなよ!!｣

部長｢貴様…｣

実況｢あ、ちょ、ちょっと待って!!｣

部長｢そんな物で私を…｣

？｢確かに今のは無いわね｣

部長｢むっ？｣
661 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 10:43:56.49 ID:r9iqOQDO: 部長｢今度はなんだ？｣

男｢…あ｣

同級生女｢う、上…｣

部長｢上？｣

？｢どうもこんばんわ｣

部長｢!?｣

実況｢シーツが浮いて喋ってる…？｣
662 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 10:53:44.24 ID:r9iqOQDO: 部長｢な…なっ…｣

男｢まさか本当に出るとは…｣

お化け｢ここで暴れるなんて…いい度胸ね｣

部長｢ご、ごめんなさい!!｣

実況｢すぐ出て行きます!!｣

お化け｢そうしてくれると助かるわ｣

同級生女｢脱出ー!!｣

男｢総員撤退しろー!!｣

実況｢部長も早く!!｣

部長｢…｣

実況｢あれ…？｣

部長｢…｣ﾊﾟﾀｯ

実況｢!?｣
663 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 11:16:14.05 ID:r9iqOQDO: 男｢どうした!?｣

実況｢部長が気を失っちゃったみたいで…｣

同級生女｢えーっ!?｣

お化け｢…少しやり過ぎてしまいましたか｣

実況｢え？｣

お化け｢何でも無いわ、それより…｣

男｢仕方ない、担いでやってくれ｣

実況｢う、うん!!｣
664 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 11:19:43.13 ID:r9iqOQDO: 男｢あれ…そういえばあいつは…｣

女の子｢…｣

男｢居た…おい!!｣

女の子｢はい？｣

男｢早く逃げるぞ!!｣

女の子｢わかりました｣

男｢…妙に冷静だな｣

女の子｢そうですか？｣

男｢…あー、なるほどね、そういう事か｣

女の子｢…｣

男｢まぁ、今はいいか…行くぞ？｣

女の子｢はい｣
665 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 11:58:17.87 ID:r9iqOQDO: 同級生女｢ダッシュー!!｣

実況｢無茶言うなよ!!こっちは一人背負ってるんだぞ!!｣

女の子｢私が背負いましょうか？｣

男｢いや、流石に無理だろ…身長的に｣

女の子｢…むぅー｣

男｢はいはい、むくれて無いで早く行くぞ｣

女の子｢…はい｣
666 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:07:41.01 ID:r9iqOQDO: 部長｢…｣

実況｢あー…疲れる…｣

男｢そこは男として頑張れよ｣

実況｢現実は厳しいんだぜ…｣

同級生女｢まぁまぁ、うまく行けば助けたお礼にご褒美くれるかもよー？｣

実況｢ご褒美…だと？｣

男｢お？｣

実況｢何だか俺、頑張れる気がする!!｣

女の子｢元気になりましたね…｣

同級生女｢結局単純なのよねー｣
667 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:10:52.48 ID:r9iqOQDO: 同級生女｢出口が見えた!!｣

実況｢後ちょっとで…｣

男｢うーむ、この展開、ボスとか欲しいな｣

実況｢いらないよ!!｣

女の子｢流石にいませんよ｣

男｢居ないなら作ればいい!!さぁ!!｣

女の子｢…何で私の方を見ているのでしょうか？｣

男｢お前ならラスボスでもいけるぜ!!｣

女の子｢少しお話があります｣

男｢聞く前に言っておく、ごめんなさい｣

女の子｢…｣
668 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:12:02.94 ID:Gq7HanAo: ここ何日か分をようやく追いついた
四円
669 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:16:02.62 ID:r9iqOQDO: >>668 ありがとうございます、お疲れ様です…ﾃﾞﾓｾﾞﾝｾﾞﾝｽｽﾝﾃﾞﾅｲﾃﾞｽｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…

同級生女｢脱出成功ー｣

実況｢はぁ…疲れた…｣

同級生女｢結局あれは何だったんだろう？｣

男｢さぁなー？｣

実況｢今はとにかく、部長を…｣

男｢しかしどうする？｣

実況｢うーん…｣
670 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:18:34.97 ID:r9iqOQDO: 実況｢…そういえば部長の家は学校のすぐ近くだったはず｣

同級生女｢じゃぁ送れば問題無し？｣

男｢どうだろうな…このまま起きてくれると有り難いんだが｣

部長｢…｣

実況｢起きる気配が無いね…｣

男｢仕方ない…送るか｣

同級生女｢だねー｣
671 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:24:32.03 ID:r9iqOQDO: 男｢うーむ、今日は予想外の事ばかりだな｣

同級生女｢そうだねー｣

実況｢素直に楽しめてる二人が羨ましいよ…｣

男｢お前も楽しんでただろ？｣

実況｢そうだけど…明日からの事を考えると…ね｣

同級生女｢…そういえば同じ職場なんだよね？｣

男｢ご愁傷様!!｣

実況｢他に言う事無いの!?｣
672 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:28:11.21 ID:r9iqOQDO: 実況｢えっと、確かこっちにあるー…｣

男｢そういえば、何でお前は家知ってるんだ？｣

実況｢あぁ、それはー…｣

同級生女｢…ストーキング？｣

実況｢そんな訳無いだろ!?｣

男｢お前…あれ程犯罪には手を出すなと｣

実況｢言われて無いよ!?というか出してないよ!!｣

男｢大丈夫だ、俺達友達だろ？｣

同級生女｢部長には黙っててあげるから、警察の方はわからないけど｣

実況｢結局ダメじゃん!!本当に無実なんだー!!｣
673 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:28:52.78 ID:Gq7HanAo: 面白ければ進んでなくてもおｋ
674 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:32:13.99 ID:r9iqOQDO: 実況｢前に一度だけ行った事があるんだ!!｣

男｢なに？｣

同級生女｢え？何？もう付き合ってたの？｣

実況｢違うよ!!職場の話とかを…｣

男｢なるほど…それを口実に近付いて…｣

実況｢何でそっちの方に話を持って行こうとするのかな…｣

男｢ありえるからだ｣

実況｢ありえないよ!?｣
675 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:35:38.14 ID:r9iqOQDO: >>673 ありがとうございます、そう言っていただけると助かります…

実況｢精神的にも疲れてきた…｣

同級生女｢元気出しなよー｣

男｢テンション上げようぜー!!｣

実況｢君達のせいなんだけど…｣

同級生女｢あれ？｣

男｢そうなのか？｣

実況｢…もういいよ｣
676 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:42:21.67 ID:r9iqOQDO: 男｢職場の話って何なんだ？｣

実況｢行事とか方針とか｣

同級生女｢なるほどー｣

実況｢後、問題がある生徒の対策とか｣

男｢問題ってお前と関係を持ってしまったとか？｣

実況｢急に何言い出してんの!?｣

同級生女｢きっと学校側にバラすぞとか言われて脅されたんだ…大変だねー｣

実況｢いやいやいやいや!?無いから!!というかそんな事部長に相談したら…｣

男｢あぁ、もうこの世にはいないだろうな｣

同級生女｢じゃぁ内緒にしてるんだー｣

実況｢その事実が無いって言ってるだろ!?｣

女の子｢関係って何ですか？｣

男｢そのうち教えてやるよ｣

実況｢いや、教え無くていいから!!｣

女の子｢…？｣
677 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 12:45:46.83 ID:r9iqOQDO: ﾊﾞｲﾄﾀﾞｰﾊﾞｲﾄﾀﾞｰ

実況｢あった…ここだ｣

同級生女｢アパートなんだー｣

男｢あれ？一人暮らしだったのか｣

実況｢そうだよ｣

男｢あ、もしかして俺達はお邪魔っすか？｣

同級生女｢空気読んだ方がいい？｣

実況｢いやいいよ!!俺が何かするみたいじゃん!!｣

男｢何もしない気か？｣

実況｢しないよ!!｣
678 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 13:55:16.27 ID:Gq7HanAo: バイトがんばれー
679 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 23:46:57.09 ID:r9iqOQDO: ﾊﾞｲﾄｵﾜﾀｵｰ…休憩無かった…

>>678 ありがとうございます

ﾖｰｼﾖｰｼｲﾂﾓﾄﾞｵﾘﾈﾙﾏﾃﾞｶｺｳ
680 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 23:48:29.31 ID:Gq7HanAo: おつー
おかえろー
681 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 23:49:27.40 ID:r9iqOQDO: 女の子｢あの｣

男｢ん？｣

実況｢何？｣

女の子｢鍵閉まってるのではないでしょうか？｣

男｢…あ｣

同級生女｢そういえばそうね…｣

男｢しまった!!、完全に盲点だったぜ!!｣

女の子｢どうします？｣

男｢その前に俺の中途半端なギャグにツッコミ入れろよー｣

女の子｢嫌です｣

男｢…そうか｣
682 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 23:53:27.78 ID:r9iqOQDO: >>680 ただいまです

実況｢ちょっと待っててねー｣

男｢？｣

実況｢確か…ポストの扉の裏側に…あった｣ﾁｬﾘﾝｯ

同級生女｢おぉー、鍵だー｣

男｢何故場所を…やっぱりお前…｣

実況｢…言っておくけど場所は部長から聞いただけだから｣

男｢最後まで言わせろよ｣

実況｢ヤダよ、どうせまたストーキングとか言うんだろ…｣

男｢バレテーッラ!!｣

女の子｢…先程から妙にテンションが高いですね｣

男｢お前らが低いんだよー…俺が上げないで誰が上げるんだよー…｣

女の子｢無理に上げなくてもいいかと…｣
683 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/21(日) 23:55:09.74 ID:r9iqOQDO: 実況｢よし、開いた｣ｶﾞﾁｬｯ

同級生女｢お邪魔しまーすっ｣

男｢早速家捜しするぞー!!｣

実況｢いや、ダメだよ!?｣

男｢聞こえん聞こえーん!!｣ﾀﾞｯ

実況｢あ!!ちょっとー!?｣
684 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 00:00:56.46 ID:hmKG1EDO: 宮里藍化け物ｽｸﾞﾙ…1ｲｰｸﾞﾙ8ﾊﾞｰﾃﾞｨｰて…

男｢思ってたより広い部屋だな｣

同級生女｢綺麗に片付いてるー｣

女の子｢というか、必要最低限の物しかありませんね｣

男｢そこら辺はあいつらしいな｣

実況｢ま、待って!!とりあえず部長をベッドに寝かせてくるから｣

男｢ベッドどこだ？｣

実況｢隣の部屋だよ｣

男｢うーむ、ベッドの位置まで把握してるのか｣

同級生女｢きっと前に来た時にあわよくばーとか思ってたのね｣

実況｢お、思って無いよ!?｣

男｢本当かなぁー？｣

実況｢うっ…｣

男｢くっくっく、正直な奴だな｣

同級生女｢そこが良い所なんだよねー｣

実況｢…もうヤダこの扱い｣
685 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 00:03:30.10 ID:hmKG1EDO: 実況｢これでよし…っと｣

部長｢…｣

実況｢…あ、眼鏡外さないと｣ｽｯ

男｢おっ、手を出す気だぞ｣ｺｿｺｿ

同級生女｢男は度胸だよー｣ｺｿｺｿ

実況｢いい加減やめてくれ…｣

女の子｢…｣
686 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 00:14:47.10 ID:hmKG1EDO: ｼﾞｬﾝﾌﾟは次決勝か…日本ｶﾞﾝﾊﾞｯﾃﾙﾅｰ

実況｢まったく…おとなしく出来ないのかな？｣

同級生女｢無理だねー｣

男｢みなぎってきたぜ!!｣

実況｢…はぁ｣

女の子｢大丈夫ですか？｣

実況｢うん…ありがと…そう言ってくれるのはテスラちゃんだけだよ…｣

男｢さぁ!!気を取り直して家捜しだ!!｣

同級生女｢おー!!｣

実況｢あー…また…｣

女の子｢…頑張りましょう｣

実況｢うん…頑張るよ…｣
687 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 00:20:09.23 ID:hmKG1EDO: 男｢まずはこの棚からだな!!｣

同級生女｢見た感じ服が入ってそうねー｣

男｢おい、下着はどの段だ？｣

実況｢…下から二番目｣

男｢本当か？｣

実況｢前に…見た｣

男｢なっ!?｣

同級生女｢嘘っ!?｣

女の子｢お電話してきますね｣

実況｢ちょ、待って!!警察呼ぼうとしないで!?｣
688 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 00:23:13.26 ID:hmKG1EDO: 実況｢俺が開けた訳じゃ無いんだぞ!?｣

男｢じゃぁどうやって見たんだよー？｣

実況｢それは…｣

同級生女｢是非聞きたいねー｣

実況｢た、助けて…｣

女の子｢ここは流されるしかありません｣

実況｢そんなー…｣

女の子｢辛いでしょうが、堪えてください｣

実況｢…わかった｣
689 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 00:28:38.55 ID:hmKG1EDO: 男｢それじゃ言い訳を｣

実況｢言い訳って言うなよ!!説明だろ!!｣

同級生女｢何でもいいから早くー｣

実況｢…前に一度職場の話をしに来た事は言ったね？｣

男｢あぁ｣

実況｢実はその時、白熱しちゃって、朝まで話してたんだよね｣

同級生女｢それが？｣
690 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 00:31:39.61 ID:hmKG1EDO: 実況｢部長、その時結局寝ちゃってね…でもその日は仕事だったんだ｣

男｢ほー｣

実況｢それで、無理矢理起こしたんだけど…その…｣

同級生女｢？｣

実況｢部長が…目の前で着替えを始めて…｣

男｢!?｣

同級生女｢っ!?｣

女の子｢…え？｣
691 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 00:33:54.70 ID:hmKG1EDO: 男｢お前、言い訳するにももっとマシな物を…｣

実況｢嘘じゃ無いんだ!!｣

同級生女｢でも…信じられないよー｣

実況｢部長はああ見えて寝起きが最悪で…あ｣

男｢？｣

実況｢お、覚えて無いかな？あの昼休みに部長が寝ちゃった時の…｣

男｢…あ、あー!!｣

女の子｢どうしました？｣

男｢そうか、そういえば…なるほど｣
692 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 00:37:00.95 ID:hmKG1EDO: 男｢あの時のままなら納得だな｣

実況｢だろ？｣

同級生女｢どういう事？｣

男｢中学ん時、たまたま中庭で寝てるのを発見してな？｣

実況｢二人で起こそうとしたんだけどさ…｣

男｢…あれは酷かったなぁ｣

実況｢今思い出しても身体が震えるよ…｣

女の子｢お二人にいったい何が…？｣
693 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 00:41:41.38 ID:hmKG1EDO: 男｢最初は声掛けて起こそうとしてたんだが…まったく反応無しでな｣

実況｢仕方ないからちょっと揺すってみたんだけど…｣

男｢急に凄い速度で起き上がってさ｣

実況｢私の眠りを妨げるのは貴様達かー!!って言って襲い掛かってきたんだよー｣

女の子｢…それでその後は？｣

男｢俺は二秒後には地面に刺さってたな｣

実況｢その三秒後くらいに俺が中庭の木より高く吹っ飛ばされたよ｣

女の子｢…嘘ですよね？｣

男｢嘘だったらよかったのにな…｣

実況｢そうだね…｣
694 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 00:56:11.40 ID:hmKG1EDO: 女の子｢まさか本当に…？｣

男｢だから本当だって言ってるだろー｣

実況｢あの学校では伝説になったんだよ？｣

女の子｢知ってますか？｣

同級生女｢わからないけど…植木人間と空飛ぶ生徒っていう七不思議はあるよ？｣

女の子｢…｣

男｢あれ？七不思議だったか？｣

実況｢その後も部長が伝説を作って増やしちゃったから｣

男｢あー、なるほど｣

女の子｢…信じられません｣
695 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 01:11:22.28 ID:hmKG1EDO: 同級生女｢他には校庭に居たはずの校長先生の銅像が一晩で消えたとか｣

実況｢部長が撤去したんだよー、野球部から邪魔だって苦情があってね…もちろん独断で｣

同級生女｢朝学校に先生が来たら机と椅子が全部外に出されてたってやつは？｣

実況｢それは部長が学校中を掃除しようとした時に退けたんだよー…片付ける前に朝になっちゃって｣

男｢とんでもない奴だな｣

実況｢うん、今でも信じられないよ｣

女の子｢もう聞きたく無いです…｣
696 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 02:11:18.20 ID:hmKG1EDO: 男｢とにかく、家捜し再開だな｣

実況｢だからやめてくれよー…怒られるのどうせ俺なんだからー…｣

同級生女｢何言ってるの？｣

男｢それがわかってるからやってるんだろ？｣

実況｢くっ…外道共め…｣

女の子｢そのツッコミは今更です｣

実況｢…そうだったね｣
697 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 02:19:34.98 ID:hmKG1EDO: 男｢次は押し入れだな｣

実況｢!?｣

同級生女｢何があるかなー…｣

実況｢ダメだ!!｣ｶﾞｯ

男｢なっ!?おまっ!!｣

実況｢ここだけは絶対にダメだー!!｣

男｢な、何でだよ？｣

実況｢理由は言えないがとにかくダメなんだよ!!｣
698 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 02:22:56.25 ID:hmKG1EDO: 男｢わかった…諦める｣

実況｢そうか…｣

男｢…と見せかけて!!｣ｻｯ

実況｢甘い!!｣ｶﾞｯ

男｢…ちっ｣

実況｢絶対にやると思ったよ!!｣

男｢この俺を読み切るとは…やるな!!｣

同級生女｢誰でも思い付きそうだけど…｣
699 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/22(月) 02:37:24.60 ID:ILcQEMDO: 今夜も頑張ってるな
もう夜遅いんだから無理しちゃ駄目よ～

それはそうと俺２５日に大学受験あるんだ
その日は富士山の裏側に向かって応援しててくれ
念を送ってくれてもいいぞ
700 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/22(月) 02:54:38.54 ID:fWxBJEY0: >>699
おまえもか
頑張ろうぜ互いに
701 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/22(月) 03:18:50.06 ID:lKcaZEDO: >>699-700
テストガンバレ！！

そういう俺はその日に進級発表がある……ﾘｭｳﾈﾝｼﾃﾀﾗﾄﾞｳｼﾖ
702 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 08:37:04.45 ID:hmKG1EDO: 受験に発表…皆さん頑張ってください!!
書いてる奴は来年か…定時制だと少し置いて行かれてる気が…
…つか進学するのかも決まってないやﾔｰﾊﾞｲﾖｰ
ﾃﾞﾓｿﾝﾅﾉｷﾆｼﾅｲﾃﾞｶｸﾖ
703 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 08:47:07.51 ID:hmKG1EDO: 男｢くっそー…気になる｣

同級生女｢開けたいね｣

男｢しかし…｣

実況｢ここはテコでも動かん!!｣

同級生女｢押し入れの前に陣取っちゃってるねー｣

男｢くっ…マイスター並の信念だぜ…｣

女の子｢諦めましょう、たぶん勝てませんよ｣

男｢諦め切れん…｣
704 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 08:56:39.30 ID:hmKG1EDO: 男｢本当に何が入ってるんだ？｣

実況｢絶対に言わない｣

同級生女｢従順だね…｣

実況｢命懸けだからな!!｣

女の子｢リアルにそうですからね…｣

男｢そうか、よし、力押ししようぜ｣

女の子｢血も涙も無いですね…｣

実況｢今の俺は誰にも負けないぞ!!｣ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｯ

男｢お、おぉ…光が見える…これがGN｣

女の子｢もうそのネタはいいですから｣

男｢…｣
705 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 09:08:28.48 ID:hmKG1EDO: 男｢ふっ…こうなったら奥義を使うぜ!!｣

実況｢奥義…だと…？｣

同級生女｢知ってる？｣

女の子｢知りませんが、毎回言っている割にはたいした事無いので無駄だと思います｣

男｢行くぞ!!｣

実況｢よくわかんないけど…こい!!｣
706 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 09:32:09.39 ID:hmKG1EDO: 男｢うおおおおおおおおおおおおおおおお!!｣

実況｢おおおおおおおおおおおおおおお!!｣

男｢あれ？押し入れ開いちゃってるぞ？｣

実況｢え？｣ｸﾙｯ

男｢もらったああああああああああああああ!!｣ﾄﾞｶｯ

実況｢ぎゃっ!?｣ｽﾞｻｰｯ

男｢雑魚めっ!!｣

女の子｢酷い…｣

同級生女｢確かにあんな手を使う方もそれに引っ掛かる方も酷いわね…｣
707 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 09:41:43.54 ID:hmKG1EDO: 男｢ふはははは!!年貢の納め時だな!!｣

実況｢やめてけろー、やめてけろー!!｣

男｢下々の民の声など聞こえんわー!!｣

実況｢何という暴政!!｣

男｢天下布武じゃー!!百万石じゃー!!｣

実況｢いーやー!!｣

女の子｢お二人共ノリノリですね｣

同級生女｢あっちは本気でやってるんだと思うけどね…｣
708 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 11:47:07.31 ID:hmKG1EDO: 男｢オープン!!｣ｶﾞﾗｯ

実況｢あー…｣

男｢ん？これは｣

同級生女｢なになにー？見せてー｣

女の子｢…｣ｽｽｽｯ

男｢ぬいぐるみ？｣

同級生女｢可愛い!!｣

実況｢み、見られてしまった…｣
709 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 11:49:53.78 ID:dfeEZwYo: おはーよ
710 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 12:15:54.75 ID:hmKG1EDO: >>709 おはようございます

男｢凄い数だな…｣

同級生女｢本当…押し入れ一杯だね｣

女の子｢…｣ﾌﾗﾌﾗｰ

男｢おい、飛び込もうとするな、正気に戻れ｣

女の子｢あ…ごめんなさい…つい｣

実況｢どうしよう…マジでどうしよう…｣ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

男｢ん？｣
711 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 12:37:13.80 ID:hmKG1EDO: 男｢何でそんなに怯えてるんだよ？｣

実況｢いいか!?この中の事は誰にも言うなよ!?｣

同級生女｢なんでー？｣

男｢部長に言って反応を見て楽しむ予定なんだが｣

実況｢俺が明日から行方不明になってもいいのか!?｣

女の子｢どういう事ですか？｣
712 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 13:02:27.78 ID:hmKG1EDO: 今友達の家で遊戯王中…久しぶり過ぎてﾜｶﾝﾈ…

実況｢前に来た時はそのぬいぐるみは全部棚に飾ってあったんだ…｣

男｢そうだったのか｣

同級生女｢何で今は飾って無いの？｣

実況｢…｣ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ

男｢お、おい…｣

同級生女｢凄い震えね…｣

女の子｢いったい何が…？｣
713 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/22(月) 13:11:25.30 ID:lKcaZEDO: 遊戯王…友達に誘われて昔使ってたデッキを引っ張り出したら主力カードが禁止カードとやらに設定されてたな
どうしようもなかったorz
714 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 13:17:22.08 ID:hmKG1EDO: >>713 あるある過ぎる…というか今その状態…ﾏｼﾞｴｸｶﾞﾃﾞｷﾅｲ…ﾀﾞﾄ?

実況｢俺はただ、部長って可愛い物が好きなんですねって言っただけ…それだけなのに…｣ﾌﾞﾙﾌﾞﾙｯ

男｢も、もういい!!｣

同級生女｢それ以上言わなくていいから!!｣

実況｢や、やめてください!!ごめんなさいー!!｣

男｢落ち着けー!!｣

女の子｢…相当酷い事をされたのですね｣

同級生女｢思い出しただけであんな風になるなんて…｣
715 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 13:27:19.74 ID:hmKG1EDO: 男｢もう家捜しはやめよう…｣

同級生女｢そうだね｣

実況｢そうしてくれると有り難い…｣

女の子｢これからどうしますか？｣

男｢うーん、それが問題なんだよなー｣

実況｢おとなしくしててよ？｣
716 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 13:38:33.07 ID:hmKG1EDO: 男｢そういえば腹減らないか？｣

同級生女｢私は別に｣

女の子｢…｣

男｢減ってるんだな？｣

女の子｢…｣ｺｸｯ

実況｢あんなに食べてたのに？｣

同級生女｢早いわね…｣

女の子｢…｣
717 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 13:45:42.16 ID:hmKG1EDO: 男｢冷蔵庫開けてみるか？｣

女の子｢いいのでしょうか？｣

実況｢一応確認を…｣

同級生女｢取れるの？｣

実況｢…無理だね!!｣

男｢よし、開けよう｣

実況｢また独裁政治っすか…｣
718 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 14:12:07.41 ID:hmKG1EDO: 男｢オープン!!｣

女の子｢野菜がたくさんです｣

男｢肉が無いぞ!!｣

実況｢部長は肉嫌いなんだよー｣

男｢肉ー…｣

同級生女｢…まだ肉食べたいの？｣

実況｢焼肉屋行ったばかりじゃないか…｣

男｢俺は肉食なんだよ!!｣

女の子｢諦めてください｣

男｢…｣
719 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 19:09:28.64 ID:hmKG1EDO: ﾖｰｼﾖｰｼ、今日はテスト返しだけだったからもうお家だじぇ

男｢お…麺発見｣

女の子｢ラーメン用の麺ですね｣

実況｢どうすんの？｣

男｢そりゃもちろん…焼きそば食いてーな｣

実況｢何でそうなるの!?｣
720 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 19:11:02.90 ID:hmKG1EDO: 実況｢ラーメンにしようよ!!｣

男｢ヤダ、焼きそばがいい｣

実況｢くっ…本当にわがままだな…｣

同級生女｢いいじゃん、焼きそばで｣

女の子｢私はどちらでも｣

男｢ふっ、決まりだな｣

実況｢…｣
721 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 19:12:55.57 ID:hmKG1EDO: 男｢そんじゃ早速ー｣

同級生女｢あ、私も手伝うー｣

女の子｢それでは私も…｣

男｢いや、お前は待機だ｣

女の子｢え？｣

男｢待機だ｣

女の子｢な、何でですか？｣

男｢理由…言わなきゃダメか？｣

女の子｢…いえ、結構です、すみませんでした｣
722 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 19:16:40.73 ID:hmKG1EDO: 女の子｢…｣

男｢まずは野菜からだな｣

同級生女｢まっかせてー｣

男｢料理得意なのか？｣

同級生女｢もちろん、趣味みたいな物だけどー｣

男｢ふむ…そういえばコンテストでも確かに美味しかったな｣

同級生女｢そう？嬉しいなー｣

女の子｢…｣

実況｢あのさ…そう落ち込まないで…｣

女の子｢いいんです、少し一人にしてください…｣

実況｢あー…うん、わかった｣
723 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/22(月) 19:16:54.34 ID:dfeEZwYo: テストの点は？とは聞かないでおこう…
724 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 19:18:59.67 ID:hmKG1EDO: 同級生女｢～♪｣ﾄﾄﾄｯ

男｢おぉ、見事な包丁捌きだ｣

同級生女｢これくらい余裕よー｣

男｢んじゃ、俺は鍋の準備でもするか｣

同級生女｢お願いねー｣

男｢おーう｣

女の子｢…｣ｽﾞｰﾝ

実況｢あぁ…オーラがどんどん黒くなってく…｣
725 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 19:22:18.54 ID:hmKG1EDO: >>723 まぁ…平均は取れてましたよ…うん…ｷﾞﾘｷﾞﾘﾀﾞｯﾀｹﾄﾞ

同級生女｢切り終わったよー｣

男｢よし、炒めるぜ!!｣

同級生女｢お願いー｣

男｢ほいほい｣

女の子｢…作るのは焼きそばですよー｣

男｢んー？あぁ、そうだなー｣

女の子｢…｣

実況｢何だよその返事は!!もうちょっと乗れよー!!｣

男｢な、何急にキレてんだよ？｣

実況｢こっちの空気も少しは考えろー!!｣
726 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 19:25:45.08 ID:hmKG1EDO: 男｢ほっ、よっ｣ｼﾞｭｰｯ

同級生女｢凄ーい!!｣

男｢これくらいなら俺でも、な｣ｼﾞｭｰｯ

同級生女｢へー、料理出来るんだー｣

男｢簡単な物だけならな｣

女の子｢…｣ｽﾞｽﾞｰﾝ

実況｢もう取り返しつかないくらい落ち込んじゃってる…｣
727 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 19:29:30.66 ID:hmKG1EDO: 同級生女｢お皿用意しておくね｣

男｢おう、頼む｣

女の子｢!!｣ﾋﾟｸｯ

実況｢ほら、チャンスだよ!!お皿の用意なら!!｣

女の子｢は、はい!!｣
728 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/22(月) 20:16:59.95 ID:/WRvlmM0: 出番がないと言われる同級生女にようやく出番が

でもせっかくのチャンスに気づいてない模様…
実況完全に裏切ってるし…

俺明日の受験ダメなら浪人だぜ！
こういうダメな奴にならないように主は頑張れよ！
729 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 22:24:12.15 ID:hmKG1EDO: >>728 ありがとうございます、頑張ってください!!

女の子｢あ、あの｣

男｢ん？｣

女の子｢私もお皿を…｣

男｢待機だ｣

女の子｢え？｣

男｢待機してろ｣

女の子｢…はい｣ﾄｺﾄｺ

実況｢…何かごめん｣

女の子｢いえ…｣
730 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 22:27:21.49 ID:hmKG1EDO: 実況｢あいつもなんで…｣

女の子｢…私が悪いのです｣

実況｢？｣

女の子｢私…料理出来ないので｣

実況｢え？でもコンテストの時は…｣

女の子｢あの時は…その…調子が良くて｣

実況｢…うーん｣
731 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 22:35:17.19 ID:hmKG1EDO: 実況｢料理は苦手なの？｣

女の子｢経験が圧倒的に不足していて…｣

実況｢ふむ…許せないな｣

女の子｢？｣

実況｢俺に任せて｣

実況｢え…？｣
732 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 22:37:26.53 ID:hmKG1EDO: 同級生女｢はい、お皿ー｣

男｢ありがと…よし、完成したぞー｣

同級生女｢美味しそう!!｣

男｢うむ!!早速食べるか!!｣

同級生女｢はーい｣

男｢お前達も準備を…｣

実況｢おっと、ちょっと待ってもらおうか？｣

男｢ん？｣
733 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 22:43:28.69 ID:hmKG1EDO: 男｢なんだ？｣

実況｢俺は何もしてない訳だ｣

男｢まぁ、料理はな｣

実況｢このまま食べるのも気が引けるし、今から何か作るよ｣

男｢は？いや別にそんな気にしなくてもいいんじゃないか？｣

実況｢いや、気にするね｣

男｢そうか？しかし…｣

実況｢まぁまぁ、やらせてくれって｣

男｢うーん…別にいいけどさ｣
734 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 22:49:26.79 ID:hmKG1EDO: 実況｢それじゃテスラちゃん｣

女の子｢はい…？｣

実況｢お手伝いしてくれるかな？｣

女の子｢!!｣

男｢なっ!?お前!?｣

実況｢ん？何だい？｣

男｢えーっとだな…そいつは…何と言うか…｣

実況｢…｣
735 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/22(月) 22:49:45.33 ID:lKcaZEDO: こいつら、ひとんちだってことわすれてやがるｗｗｗｗ

実況さんの料理に期待
736 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 22:53:15.16 ID:hmKG1EDO: 実況｢何か問題あるの？｣

男｢それはー…直接聞いた方がいいと言うか…｣

実況｢わかってるよ、料理苦手なんだろ？｣

男｢!?｣

実況｢それで、それがどうしたの？｣

男｢どうしたって…｣

実況｢別に問題無いだろう？｣

男｢いや、それは…｣

実況｢悪いけどやらせてもらうよ｣

男｢…俺は知らないぞ｣

実況｢…｣
737 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 22:58:34.42 ID:hmKG1EDO: 実況｢さっ、やろうかテスラちゃん｣

女の子｢あの…私は…｣

実況｢いいの？このままで？｣

女の子｢…｣

実況｢実は俺、今ちょーっと怒ってるんだよ｣

女の子｢え？｣

実況｢俺は君達の関係が羨ましくてね…それなのにあいつは君の事をまったく信頼して無い｣

女の子｢それは私が…｣

実況｢経験が足りないならそれを補ってあげればいいだけだ、今までもそうしてやってきたんじゃ無いの？｣

女の子｢それは…そうですが｣

実況｢それなら今回もそうするべきだ、なのにあいつは最初から諦めてる｣

女の子｢…｣

実況｢だから、教えてやるべきだ｣

女の子｢教える…？｣

実況｢テスラちゃんもやれば出来るって｣

女の子｢…｣
738 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:00:45.54 ID:hmKG1EDO: 実況｢さぁ、どうする？｣

女の子｢私は…｣

実況｢ここで諦める？それとも…｣

女の子｢私…頑張りたいです!!｣

実況｢ん、そっか…それじゃぁ頑張ろうか!!｣

女の子｢はい!!｣

実況｢それじゃまず…食材何があったか確認しようか｣

女の子｢了解です!!｣
739 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:03:24.02 ID:hmKG1EDO: 実況｢ふむふむ…これなら…｣

女の子｢…あの｣

実況｢ん？｣

女の子｢勝手にこんなに料理してもいいのでしょうか？｣

実況｢んー…あぁ、大丈夫だよ｣

女の子｢しかし部長さんが…｣

実況｢安心して、大丈夫だから｣

女の子｢どうしてです？｣

実況｢俺が後で土下座しとくから｣

女の子｢…それ、大丈夫では無いのでは｣

実況｢テスラちゃんの名誉の為なら余裕だよ｣

女の子｢…｣
740 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:05:08.77 ID:hmKG1EDO: 実況｢炊飯器の中、お米ある？｣

女の子｢えと…はい｣

実況｢よっし、それじゃ今から作る料理の発表でーす｣

女の子｢…｣

実況｢今回はー…オムライス!!｣

女の子｢オムライス…？｣
741 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:07:13.30 ID:hmKG1EDO: 実況｢作った事ある？｣

女の子｢いえ、無いです｣

実況｢そっか、それじゃぁ手順を説明するからやろうか｣

女の子｢は、はい!!｣

実況｢まずは卵割ってくれる？｣

女の子｢卵…｣

実況｢？｣

女の子｢や、やります!!｣

実況｢うん、よろしく｣
742 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:09:50.17 ID:hmKG1EDO: 女の子｢…｣ｺﾂｺﾂ

実況｢えーっと…玉ねぎは…｣

女の子｢…あっ｣ｸﾞﾁｬｯ

実況｢ん？｣

女の子｢…上手に割れませんでした｣

実況｢んー…見事に砕けてるね｣

女の子｢ごめんなさい…｣

実況｢大丈夫大丈夫、どうせ混ぜるし殻が入って無ければいいんだよ｣

女の子｢…｣
743 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:14:24.41 ID:hmKG1EDO: 女の子｢全部割れました｣

実況｢それじゃぁ混ぜておいてー｣

女の子｢はい｣ｽｯ

実況｢…あのー、テスラちゃん？｣

女の子｢なんですか？｣

実況｢卵を混ぜるのはお玉じゃ難しいと思うよ？｣

女の子｢…フェイントです｣ｽｯ

実況｢そっか…それじゃぁ今取ったフライパン返しもフェイント？｣

女の子｢…｣

実況｢はい、菜箸｣ｽｯ

女の子｢…ありがとうございます｣
744 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:17:17.81 ID:hmKG1EDO: 女の子｢…｣ｶﾁｬｶﾁｬ

実況｢おー、上手上手｣

女の子｢そ、そうですか？｣

実況｢うん、その調子だよー｣

女の子｢はい!!｣

男｢…｣ﾁﾗｯ

実況｢何してんの？｣

男｢い、いや…別に｣

実況｢気になる？｣

男｢そういう訳じゃ…｣

実況｢んじゃ、そっちでおとなしく待機しててくれ｣

男｢…｣

女の子｢これくらいでいいですか？｣

実況｢ん、いいよー｣
745 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:19:12.74 ID:hmKG1EDO: 実況｢それじゃ卵は一旦置いて、次は玉ねぎ｣

女の子｢玉ねぎ…どうするんですか？｣

実況｢いや、切るんだけど…｣

女の子｢…｣

実況｢…｣

女の子｢あの、お任せしてもいいですか？｣

実況｢ダメ、テスラちゃんがやる｣

女の子｢…はい｣
746 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:20:59.42 ID:hmKG1EDO: 実況｢皮は剥いておいたから｣

女の子｢…｣

実況｢適当にみじん切りにしちゃって｣

女の子｢は、はい…｣ｻﾞｸｯ

実況｢指、気をつけてね｣

女の子｢了解…です…｣ｻﾞｯｻﾞｯ
747 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:23:41.05 ID:hmKG1EDO: 女の子｢えいっ…えいっ…｣ｻﾞｸｻﾞｸｯ

実況｢いい感じだね｣

女の子｢えいっ…｣ｻｯｸﾘ

実況｢…集中してて聞こえてない、か｣

女の子｢…｣ｻﾞｻﾞｻﾞｯ

実況｢やっぱり羨ましいな…頑張れるんだから｣
748 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:26:35.27 ID:hmKG1EDO: 女の子｢…｣ｻﾞｸｯ

実況｢はい、ストーップ｣ｽｯ

女の子｢あ｣

実況｢もういいよー｣

女の子｢もういいのですか？｣

実況｢うん｣

女の子｢…｣

実況｢？｣
749 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:30:33.29 ID:hmKG1EDO: 女の子｢見てください｣

実況｢ん？｣

女の子｢指が切れてません!!｣

実況｢う、うん、そうだね｣

女の子｢驚きです!!｣

実況｢いや、驚かなくても…まぁいいか｣

女の子｢次は何をすればいいですか？｣

実況｢んー…そうだねー…｣
750 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:32:38.66 ID:hmKG1EDO: 実況｢下準備はこれで終わりかな？｣

女の子｢それでは…｣

実況｢今からご飯を炒めるよー｣

女の子｢…｣

実況｢あ、大丈夫、これは俺がやるよ｣

女の子｢え？｣

実況｢全部やってもらうのは少しまずいからね…言い訳の時に｣

女の子｢言い訳？｣

実況｢いや、何でも無いよ、とにかく任せて｣

女の子｢はい…？｣
751 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:37:09.14 ID:hmKG1EDO: 実況｢テスラちゃんはどれくらい食べる？｣

女の子｢えと…｣

実況｢このボウルに食べる分入れて｣

女の子｢はい｣ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ

実況｢えーっと、油とー…玉ねぎ入れてっと｣

女の子｢これくらいでお願いします｣

実況｢あれ？全員分？｣

女の子｢あっ…えと…はい｣

実況｢…もしかして一人でそれ全部食べる気だった？｣

女の子｢…ごめんなさい｣

実況｢これ二合くらいあるんじゃ…｣
752 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:38:54.73 ID:hmKG1EDO: 実況｢…よし、この際全部炒めちゃうか｣

女の子｢え？｣

実況｢四人居るし、全部食べれるだろうし｣

女の子｢そうですね…しかし量が…｣

実況｢いけるいける｣

女の子｢大丈夫でしょうか…｣
753 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:42:20.89 ID:hmKG1EDO: 実況｢よいよいっ｣ｼﾞｭｰｯ

女の子｢!!｣

実況｢よいさっさー｣ｸﾙｯｶﾁｬﾝｯ

女の子｢お上手です!!｣

実況｢そうかな？｣ｼﾞｭｰｼﾞｭｰｯ

女の子｢はい、いいお嫁さんになれそうです｣

実況｢それは嬉しいなー…ほいほい!!｣ｶﾞﾀｯｼﾞｭｰｯ

女の子｢今作っているのはチキンライスですよ｣

実況｢…｣
754 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:45:48.72 ID:hmKG1EDO: 実況｢よし、それじゃテスラちゃん｣

女の子｢はい？｣

実況｢ケチャップ入れてくれるかな？｣

女の子｢了解です!!｣

実況｢ストップって言うまで全力で入れるんだ!!｣

女の子｢任せてください!!｣ｷﾞｭｰｯ

実況｢まだまだー｣

女の子｢…あっ｣ﾄﾞﾎﾞｯ

実況｢うおっ!?｣
755 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:48:23.92 ID:hmKG1EDO: 実況｢蓋が…取れた？｣

女の子｢どうしましょう…全部入ってしまいました｣

実況｢うーん…｣

女の子｢い、入れ過ぎですよね？ごめんなさい!!｣

実況｢まぁ、大丈夫だよ｣

女の子｢…｣

実況｢炒めてれば飛ぶだろうし｣

女の子｢はぁ…｣

実況｢アクシデントは仕方ないって｣

女の子｢…｣
756 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:51:08.56 ID:hmKG1EDO: 実況｢えーっと…ほっ｣ｸﾙﾝｯ

女の子｢…｣ｼﾞｰｯ

実況｢どうしたの？｣

女の子｢いえ、回すの上手だと思いまして｣

実況｢ふっ、かっこいいでしょー？｣

女の子｢はい｣

実況｢やってみるかい？｣

女の子｢私に出来るでしょうか？｣

実況｢こういうのはコツだから、わかれば簡単だよー｣

女の子｢…では、やってみたいです｣

実況｢おっけー!!｣
757 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:52:51.37 ID:hmKG1EDO: 女の子｢どうやればいいのでしょうか？｣

実況｢手首を使って…こう｣ｸﾙﾝｯ

女の子｢…｣

実況｢わかったかな？｣

女の子｢はい｣

実況｢じゃぁやってみよー!!｣

女の子｢手首…手首…｣

実況｢力まないで、ゆっくりね？｣

女の子｢は、はい｣
758 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:54:44.40 ID:hmKG1EDO: 女の子｢…｣ｶﾁｬｶﾁｬｯ

実況｢…｣

女の子｢…えいっ｣ｶﾀﾝｯ

実況｢え？｣

女の子｢あら…？｣

実況｢うーん、飛んで無いね｣

女の子｢もう一度…えいっ｣ｶﾀｯ

実況｢…｣

女の子｢…出来ません｣
759 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:56:24.07 ID:hmKG1EDO: 実況｢力が足りてないみたいだね｣

女の子｢…｣

実況｢もうちょっと思い切りやっても大丈夫だよー｣

女の子｢わかりました…えいっ｣ﾋｭｯ

実況｢!?｣

女の子｢あ｣ﾋｭｰｯ

実況｢うおぉっ!!｣ﾄﾞｽｯ

女の子｢!?｣
760 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:58:11.34 ID:hmKG1EDO: 女の子｢大丈夫ですか!?｣

実況｢危なかった…ボウル持って無かったら床に一直線だったね…｣

女の子｢ごめんなさい、飛ばし過ぎてしまいました…｣

実況｢落とさなければセーフだよ｣

女の子｢はい…｣

実況｢…｣
761 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/22(月) 23:59:52.29 ID:hmKG1EDO: 実況｢おっけー｣

女の子｢？｣

実況｢丁度いい感じに炒めてあるし、ご飯は終了｣

女の子｢もういいのですか？｣

実況｢うん、ピッタリだよー｣

女の子｢そうですか｣

実況｢それじゃ次は卵焼こうか｣
762 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 00:03:03.00 ID:LDDQl.DO: 実況｢まずはお手本見せるからよく見ててね？｣

女の子｢はい｣

実況｢量はこれくらいで…すぐ広げる｣ｼﾞｭｰｯ

女の子｢…｣ｼﾞｰｯ

実況｢んで、固まったら畳んでー…はい出来上がり｣

女の子｢もういいのですか？｣

実況｢うん｣

女の子｢形がオムレツなのですが…｣

実況｢ライスの上に乗せて割るんだ、こっちの方が見た目いいでしょ？｣ｽｯ

女の子｢あ、本当です｣

実況｢それじゃぁやってみようか｣

女の子｢はい｣
763 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/23(火) 00:05:45.45 ID:CstvngDO: 書いてる奴はオムライス作るの巧いの？？
764 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 00:06:07.80 ID:LDDQl.DO: 実況｢落ち着いて入れてねー｣

女の子｢はい…｣ｽｰｯ

実況｢それくらいでおっけー｣

女の子｢…｣ｼﾞｭｰｯ

実況｢もうちょっと広げてー｣

女の子｢…｣ｽｰｯ

実況｢それで畳む｣

女の子｢はい…あ、あら？｣ｶﾁｬｶﾁｬｯ

実況｢!!｣

女の子｢剥がれません!?｣

実況｢とりあえず火から外して!!｣

女の子｢はいー!!｣ｽｯ
765 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 00:09:48.85 ID:LDDQl.DO: >>763 兄貴が上手です…ｴ?ﾎﾞｸ?ﾓﾁﾛﾝｿﾚｦﾀﾍﾞﾙﾉｶﾞｼｺﾞﾄﾀﾞﾖ、ﾊﾊﾊｰ…ﾁｬｰﾊﾝﾅﾗｲｹﾙ

女の子｢うぅー…少し焦げてしまいました…｣

実況｢んー、おっけおっけ、これくらいなら大丈夫だよ｣

女の子｢しかし形が…｣

実況｢見た目は二の次で、食べれるかどうかが問題さ｣

女の子｢それは…そうかもしれませんが｣

実況｢それより、もう一度挑戦する？｣

女の子｢…はい｣
766 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/23(火) 00:11:04.43 ID:yWzHs2DO: この料理シーンでは

健気に頑張る女の子に萌えるべき？
やっぱり女の子が気になってそわそわしてる男に萌えるべき？

それとも変化球で
どんなに料理を頑張っても空気になってしまう
同級生女に同情票を入れるべき？
767 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 00:20:13.81 ID:LDDQl.DO: >>766 皆が未だに起きて来ない部長を心配するべき…ﾊｲ､ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…

女の子｢今度こそ…｣ｼﾞｭｰｯ

実況｢落ち着いて、思ってるより早く固まるからね｣

女の子｢は、はい…｣ｽｰｯ

実況｢…今だ!!｣

女の子｢!!｣ｻｯ

実況｢おぉ!!｣

女の子｢出来ました!!｣

実況｢早くお皿に移してー!!｣

女の子｢!!｣
768 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 00:29:35.32 ID:LDDQl.DO: 女の子｢危なかったです…｣

実況｢ははっ、とりあえず完成だね｣

女の子｢はい!!｣

実況｢最後の一つは俺がやっておくから、運んでくれるかな？｣

女の子｢わかりました｣ﾀｯﾀｯﾀｰ

実況｢…さて、どうしたもんかねー｣
769 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 00:42:51.77 ID:LDDQl.DO: 女の子｢お待たせいたしました｣

男｢お、おう｣

同級生女｢オムライス？｣

女の子｢はい｣

同級生女｢美味しそうー｣

男｢…だな｣

実況｢どうしたのかな？そんな信じられ無いような顔して｣

男｢…別に｣

女の子｢…｣
770 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 00:49:18.82 ID:LDDQl.DO: 男｢一つだけ妙な形してるな…｣

女の子｢あ、それは…｣

実況｢いやー、あんなに自信満々で言ったのに失敗しちゃった!!｣

女の子｢!?｣

男｢お前がやったの？｣

実況｢最初にお手本を見せてあげようとした結果がそれだね｣

同級生女｢全然お手本になってないじゃない｣

実況｢ははっ、その次は成功したんだけどねー｣

女の子｢…｣
771 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 01:01:25.85 ID:LDDQl.DO: 実況｢とにかく、これは俺が食べるよ｣

同級生女｢じゃぁ私はこれー｣

男｢…｣

女の子｢…｣

実況｢よし、いただきまーっす｣

同級生女｢いただきます!!｣

男｢…いただ｣

女の子｢…きます｣
772 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 01:25:37.40 ID:LDDQl.DO: 同級生女｢美味しいー!!｣

男｢本当だ、うまいな｣

実況｢焼きそばもうまい｣

女の子｢そうですね｣

実況｢この勝負…引き分けだな!!｣

男｢うむ、そのようだ｣

同級生女｢いつの間に勝負に…？｣
773 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 01:37:03.52 ID:LDDQl.DO: 女の子｢あの｣

実況｢なぁに？｣

女の子｢そのオムライスは…｣

実況｢美味しいよ？｣

女の子｢そんな事…｣

実況｢美味しい｣

女の子｢…｣

実況｢凄い美味しい!!｣

女の子｢…そうですか、よかったです｣

実況｢ん、よし!!｣

女の子｢…ありがとうございます｣

実況｢何の事かなー｣

女の子｢…｣
774 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 01:45:53.24 ID:LDDQl.DO: 男｢ん？｣

女の子｢…｣

男｢どうした？あまり食べて無いな｣

女の子｢そうですか？｣

男｢あぁ、お前らしく無いな｣

女の子｢…失礼ですね｣

実況｢まったくだね｣

同級生女｢女の子にそういう事言っちゃダメだよー｣

男｢…あぃ｣
775 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 01:52:46.80 ID:LDDQl.DO: 実況｢さてと｣ｽｯ

女の子｢？｣

男｢どうした？｣

実況｢ちょっと部長の様子を見てこようかなって｣

同級生女｢あ、そういえば気を失ったままだったね｣

男｢飯に気を取られててすっかり忘れてたぜ!!｣

女の子｢絶対にご飯関係無しに忘れてましたよね｣

男｢まぁな!!｣

実況｢…｣
776 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 02:01:35.03 ID:LDDQl.DO: 実況｢はぁ…疲れた…｣ﾊﾟﾀﾝｯ

実況｢あの二人…｣

実況｢…どうにもならないか、僕じゃ｣

実況｢はぁ…ため息しか出ないや｣

実況｢…部長、大丈夫かなぁ｣

実況｢本当はこんな事気にしてる場合じゃ無いのに…｣

実況｢…まぁ、仕方ないよね｣
777 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 02:08:56.46 ID:LDDQl.DO: 実況｢部長ー、起きてますかー？｣ｶﾞﾁｬｯ

部長｢…｣

実況｢まだ寝てる、か…まぁわかってたけど｣

部長｢…うー｣

実況｢あれ、何か苦しそうな顔してる…？｣

部長｢こっちに…来ない…で…｣

実況｢うーん、うなされるくらい怖かったのか…｣

部長｢助けてー…｣

実況｢…何か可愛いな｣
778 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 02:23:04.28 ID:LDDQl.DO: 実況｢…｣

部長｢…｣

実況｢…｣ｽｯ

部長｢…ん｣

実況｢!?｣ﾋﾞｸｯ

部長｢…｣

実況｢びっくりした…何してんだろ俺…｣

部長｢…｣

実況｢…そろそろ起きてもらわないと困るんだけどなぁ｣
779 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 02:48:21.06 ID:LDDQl.DO: 実況｢んー…｣

実況｢やばい…眠くなってきた…｣

実況｢少し食べ過ぎたかな…｣

実況｢お酒も飲んだし…今日は疲れた…｣

実況｢でも部長が起きるまでは…｣

実況｢明日は…休みだし…明日…部長…｣

実況｢…｣ﾄｻｯ
780 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 03:07:55.63 ID:LDDQl.DO: 女の子｢お手洗いに行ってきます｣

同級生女｢了解ー｣

男｢まだまだあるな｣

同級生女｢そうだねー｣

男｢少し多く作り過ぎたかな…？｣

同級生女｢少しって…私からすれば有り得ない量なんだけど…｣

男｢うーむ…あいつのせいで感覚が麻痺ってきたかな…｣
781 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 03:39:52.24 ID:LDDQl.DO: 女の子｢…また気を遣わせてしまいました｣

女の子｢これは反省しなければなりませんね…｣

女の子｢どうして…私はいつも…｣

女の子｢…あら？扉が開いています？｣

実況｢…｣

部長｢…｣

女の子｢…あの方、寝てしまったんですね｣

女の子｢…｣

女の子｢おやすみなさい｣ﾊﾟﾀﾝｯ
782 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 03:43:31.76 ID:LDDQl.DO: 女の子｢…｣ｶﾁｬｯ

同級生女｢あ、おかえりー｣

女の子｢ただいまです｣

男｢さぁ、早く食べるぞ!!｣

女の子｢？｣

同級生女｢さっきから二人で食べてるんだけど、一向に減らないのよねー｣

女の子｢そうですか、ではいただきます｣

男｢こいつが加われば百人の味方を手に入れたも同然だぜ!!｣

女の子｢いえ、流石にそんなに食べれませんよ｣

男｢いや、俺もそう思いたいんだけどさ｣

同級生女｢本当に食べそうで怖いよねー｣

女の子｢…｣
783 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 04:29:04.37 ID:LDDQl.DO: 男｢あれ？今何時だ？｣

同級生女｢わからないけどもう外が明るくなる頃ねー｣

男｢お前、こんな時間だけど大丈夫なのか？｣

同級生女｢うん、大丈夫だよー｣

男｢それならいいんだが…お？｣

女の子｢ごちそうさまでした｣

男｢もう食ったのか｣

女の子｢お腹減ってましたので｣

同級生女｢…何回見ても不思議な食欲ね｣
784 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 04:30:52.73 ID:LDDQl.DO: 男｢皿片付けるか｣

同級生女｢手伝うよー｣

女の子｢…｣

男｢…あれ？｣

女の子｢なんですか？｣

男｢いや、さっきみたいに…｣

女の子｢答えはわかってるので聞きません｣

男｢お、俺は…｣

同級生女｢どうしたのー？｣

男｢あ、いや…なんでもない｣

女の子｢…｣

男｢…｣
785 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 04:32:34.29 ID:LDDQl.DO: 男｢うーん…｣

同級生女｢何かあった？｣

男｢あいつを怒らせてしまったかもしれない…｣

同級生女｢テスラちゃんを？｣

男｢あぁ｣

同級生女｢何があったのー？｣

男｢そりゃまぁ…いろいろと｣

同級生女｢ふーん？｣
786 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 04:35:00.72 ID:LDDQl.DO: 男｢あいつ、一度機嫌が悪くなると長いからなー…｣

同級生女｢それは大変だねー｣

男｢あぁ…どうすっかな｣

同級生女｢好物で釣るってのは？｣

男｢好物…お菓子はもう無いな｣

同級生女｢買いに行けばいいんじゃないかな？｣

男｢それもそうだが…こんな時間にあいつを連れ出すのもどうかと…｣

同級生女｢それじゃぁ私と行く？｣

男｢お前と？｣
787 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 04:38:30.07 ID:LDDQl.DO: 男｢俺一人でもいいんじゃないのか？｣

同級生女｢私もお菓子選びたいし｣

男｢そうか、まぁいいけどさ｣

同級生女｢本当？やったー｣

男｢そんじゃ皿全部片付けたら行くか｣

同級生女｢はーい｣
788 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 05:11:59.13 ID:LDDQl.DO: 男｢俺が洗うから拭いてくれ｣

同級生女｢了解ー｣

男｢ほい｣

同級生女｢はいー｣ｷｭｷｭ

男｢よい｣

同級生女｢はーい｣ｷｭｷｭｯ

男｢やっぱり二人だとサクサク進むな｣

同級生女｢そうだねー｣

女の子｢…｣
789 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 22:11:41.40 ID:LDDQl.DO: 今日もﾃｽﾄ返しだったー…その後先生から説教された結果がこの時間か…ﾓｳﾀﾞﾒﾎﾟ…
ﾏｧｲｲﾔｶｺｳ
790 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 22:17:05.07 ID:LDDQl.DO: 女の子｢私…本当に役立たずですね…｣

女の子｢何をしても助けられてばかりで…｣

女の子｢あの廃校舎でも…あの人に手を繋いでいただかなかったら…｣

女の子｢ダメですね、嫌な事ばかり考えてしまいます｣

女の子｢…考えるのはやめましょう｣

女の子｢今は…｣
791 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 22:18:45.04 ID:LDDQl.DO: 男｢うっし、終了ー｣

同級生女｢お疲れ様ー｣

男｢おう、お疲れ｣

同級生女｢それじゃお菓子買いに行く？｣

男｢そうだな、とりあえずあいつに言っておかないと｣

同級生女｢だねー｣

男｢ちょっと待ってて｣

同級生女｢はーい｣
792 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/23(火) 22:19:05.10 ID:WR4fo8go: 説教乙・・・・
793 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 22:20:47.95 ID:LDDQl.DO: 男｢…しかし、何て言えばいいんだろ？｣

男｢普通にお菓子買いに行ってくるでいいかな？｣

男｢しかし…うーん…｣

男｢ま、いいか｣

男｢おーい｣ｶﾞﾁｬｯ
794 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 22:23:01.44 ID:LDDQl.DO: >>792ありがとうございます…

女の子｢…｣

男｢あれ？｣

女の子｢…｣

男｢もしもーし？｣

女の子｢…｣

男｢無視ですかー？｣

女の子｢…｣

男｢…やばい、マジギレか？｣
795 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 22:25:27.89 ID:LDDQl.DO: 男｢話くらい聞いてくれよー｣ｽｯ

女の子｢…｣ｺﾞﾛｯ

男｢え？あれ？｣

女の子｢…｣ｽｰ､ｽｰ

男｢何だ…寝てたのか｣

男｢ビビらせるなよ…｣

男｢まぁ、仕方ないか、こんな時間だし｣

男｢おやすみ｣
796 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 22:29:40.33 ID:LDDQl.DO: 男｢お待たせ｣ﾊﾟﾀﾝｯ

同級生女｢どうだったー？｣

男｢あぁ、もう寝てた｣

同級生女｢あ、そうなんだー｣

男｢こんな時間だしな…｣

同級生女｢どうする？買いに行く？｣

男｢起きたら食べるだろうし、買いに行こう｣

同級生女｢了解ー｣
797 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 22:34:20.97 ID:LDDQl.DO: 男｢うー、寒いぜ…｣

同級生女｢でも、夜よりは寒く無くない？｣

男｢まだ充分寒い…｣

同級生女｢暖めてあげようか？｣

男｢おう…是非肌と肌で頼むぜ｣

同級生女｢本気で言ってるのー？｣

男｢本気で言える男に見えるか？｣

同級生女｢全然見えない｣

男｢ですよねー｣

同級生女｢まぁ、私はいつでもおっけーだけどね｣

男｢そういう事は軽々しく言う事じゃ無いぞー…｣

同級生女｢…はーい｣
798 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 22:42:35.14 ID:LDDQl.DO: 男｢あー…向こうから朝日が昇って来てるぜ…｣

同級生女｢もう朝だねー｣

男｢耳を澄ませれば新聞配達のバイクの音が…｣

同級生女｢そんなの聞いてどうするの…？｣

男｢お疲れ様ですと伝えたい｣

同級生女｢伝わらないんじゃ無いかなー…｣
799 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/23(火) 23:08:21.22 ID:yWzHs2DO: 俺はお前にお疲れ様ですと伝えたい

テレパシーで
800 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 23:17:53.48 ID:LDDQl.DO: >>799 オッケー今受信モードにｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ

男｢朝と言えばニワトリの鳴き声だよなー｣

同級生女｢そうだね｣

男｢しかしカラスの鳴き声しか聞こえないぞ｣

同級生女｢世の中変わるもんだねー｣

男｢変わりに俺が鳴くしか無いと思わないか？｣

同級生女｢どうしてそうなるの…？｣
801 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/23(火) 23:39:19.17 ID:LDDQl.DO: 男｢ニワトリが働かないという事は俺がやるべきだろう？｣

同級生女｢別にやらなくても…｣

男｢今なら出来る気がするんだ｣

同級生女｢やったらお巡りさん来ちゃうよ？｣

男｢さっ、コンビニ行くぞ｣

同級生女｢そうそう、それでいいの｣
802 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/24(水) 00:48:07.37 ID:jIZ64YDO: 説教って何したのさｗｗ

では俺は｢いつもお疲れさま｣と2chを使って伝えてみる。……ｶﾞｲﾌﾞﾊﾞﾝﾊ2chﾆﾊｲﾙﾉｶﾅ?
803 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 02:17:31.63 ID:yBYFTUDO: >>802 ありがとうございます…説教は授業中ｵﾏｴｳｯｾｪでした…自重しよう…2chﾃﾞｲｲﾝｼﾞｬﾅｲｶﾅｰ?

男｢お前は寒く無いのか？｣

同級生女｢私？私は大丈夫だよー？｣

男｢そうか｣

同級生女｢一ヶ月前なんかもっと寒かったのに水着で撮影でねー｣

男｢水着!?｣

同級生女｢もう寒いのなんのってー｣
804 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 02:21:00.07 ID:yBYFTUDO: 男｢うーむ、モデルも大変なんだな…｣

同級生女｢でも楽しいよ？｣

男｢なるほど、好きだから出来ると｣

同級生女｢そんな感じだねー｣

男｢俺は写真撮る方が好きだなぁ｣

同級生女｢そうなんだ？｣

男｢おう｣
805 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 03:06:30.77 ID:yBYFTUDO: 同級生女｢自分のカメラとか持ってるの？｣

男｢持ってるよ｣

同級生女｢へー、今度私を撮ってみる？｣

男｢俺は上手く無いぞ？｣

同級生女｢いいよ別にー｣

男｢本当に撮られるのが好きなんだな｣
806 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 07:19:08.58 ID:yBYFTUDO: 同級生女｢その時は水着で？｣

男｢水着好きなのか？｣

同級生女｢好きだよー｣

男｢露出狂だったのか｣

同級生女｢違うよー!!｣

男｢冗談だよ、はははっ｣

同級生女｢…絶対に本気で言ったよね？｣

男｢俺を誰だと｣

同級生女｢だよねー…｣
807 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 07:27:59.36 ID:yBYFTUDO: 男｢他に好きな衣装とか無いのか？｣

同級生女｢普段着ないような服が好き｣

男｢…｣

同級生女｢？｣

男｢これは将来有望なレイヤーになるかもしれんな…｣

同級生女｢え？｣

男｢いや何でもない｣
808 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/24(水) 10:30:51.24 ID:0Um/XIDO: これは女の子と同級生女のコスプレバトルの予感！

というわけで
富士山の裏側まで大学入試という名の小旅行に行ってくるぜ
新宿駅とかで迷いそうだな……
809 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/24(水) 11:06:05.98 ID:7.7uVDU0: >>808
新宿は上(案内板)見てれば迷わないぞ
810 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 14:21:41.47 ID:yBYFTUDO: 今日のﾊﾞｲﾄｵﾜﾀｰ、今週はもう学校無いからこのまま帰宅だじぇ!!…ｶｴｯﾀﾗﾈﾖｳﾈﾑｲ

>>808 超頑張ってください!!

電車移動だし揺られながら書こう
811 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 14:26:04.04 ID:yBYFTUDO: 同級生女｢そういえばテスラちゃんも珍しい服着てるよねー｣

男｢まぁ、比較的にそうだな｣

同級生女｢あれはあなたの趣味なの？｣

男｢まぁ、ああいう服は確かに好きだけど、あの服はあいつが自分で買ったんだよ｣

同級生女｢へぇー、意外ー｣

男｢俺も驚いたよ｣

同級生女｢機能性で選んだのかな？｣

男｢確かにその可能性は充分にあるな｣
812 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 14:29:01.95 ID:yBYFTUDO: 同級生女｢普段からずっとああいう服なのー？｣

男｢いや、普段は白のワンピースだよ｣

同級生女｢あ、確かに似合いそう!!｣

男｢実際見るとなかなかだぜ｣

同級生女｢いいなー、見てみたいなー｣

男｢そんなに見たいのか…？｣

同級生女｢後で頼んでみよー｣

男｢…まぁいいんじゃない？｣
813 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/24(水) 14:32:16.62 ID:0Um/XIDO: >>809
上を向く暇も無かったぜ
人身事故があったせいで電車遅れて
乗り換え時間が２分だったからな
間に合ったけど

つーか本当に人身事故とかあるんだな……田舎はほとんどないし
気の毒だとは思ったが他人まで巻き込むなと思ったのも事実……

>>809
ありがとう頑張る
明日だけどな
ゆっくり休んでね！
814 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 14:32:36.89 ID:yBYFTUDO: 男｢お前、服好きなのか？｣

同級生女｢まぁ、眺めたりコーディネートするのは好きだよー｣

男｢着ても脱ぐのに？｣

同級生女｢何かそれ誤解を招く言い方じゃない？｣

男｢だいたい合ってるだろ？｣

同級生女｢普段は脱がないよ…？｣
815 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 14:37:55.93 ID:yBYFTUDO: >>813 都会恐ろしい…ﾔｯﾊﾟﾘｲﾅｶｻｲｺｳﾀﾞﾖﾈ

同級生女｢撮影の時だけだよ!!｣

男｢それじゃぁ普段は路上で突然脱いだりしないと？｣

同級生女｢する訳無い…｣

男｢まだまだプロ意識が足りないな｣

同級生女｢それ、違うプロじゃない…？｣
816 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 14:41:57.09 ID:yBYFTUDO: 男｢そうか…脱がないのか…｣

同級生女｢少し酷くない？｣

男｢反省はしている、だが後悔はしていない｣

同級生女｢それ、謝って無いよね？｣

男｢ごめんなさい｣

同級生女｢おっけー｣
817 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/24(水) 14:42:26.48 ID:0Um/XIDO: 安価みすた
下の>>809は書いてる奴にです
818 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 14:53:14.08 ID:yBYFTUDO: 男｢よし!!コンビニ到着である!!｣

同級生女｢到着ー｣

男｢これより作戦に移る!!｣

同級生女｢さーっ!!｣

男｢今回のミッションはお菓子の調達である!!｣

同級生女｢さーっ!!｣

男｢今回は厳しい戦いになるだろう…しかし!!全員生き残るんだ!!｣

同級生女｢らじゃーっ!!｣

男｢お前はノリ良いな、流石だ｣

同級生女｢さーっ!!ありがとうございます!!｣

男｢いや、もう戻っていいよ｣

同級生女｢あ、そう？｣
819 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 15:07:41.27 ID:yBYFTUDO: 同級生女｢ノリだけで生きてきてる感じがするよねー｣

男｢それはお前が？それとも俺が？｣

同級生女｢お互い？｣

男｢それは否定出来ないな!!｣

同級生女｢でしょ？｣

男｢でも俺、そんな生き方大好きだぜ!!｣

同級生女｢私もー!!｣

男｢…さっ、コントはこれくらいにしてさっさと買い物済ませるか｣

同級生女｢だねー｣
820 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 15:18:09.33 ID:yBYFTUDO: 男｢ほいほいほいほい｣ｶﾞｻｶﾞｻｰ

同級生女｢凄い勢いで買うねー…｣

男｢あいつお菓子なら何でも食べるし適当に、な｣

同級生女｢それにしてもこの量は…｣

男｢あいつだぞ？｣

同級生女｢…大丈夫だよね!!｣

男｢うむ｣

同級生女｢こうなったらどんどん買っちゃおー｣

男｢おっけー!!｣
821 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 15:30:39.17 ID:yBYFTUDO: 男｢胃薬いるか？｣

同級生女｢なんで？｣

男｢いや、結構飲んでたから｣

同級生女｢あれくらいならいらないよー｣

男｢本当に酒に強いんだな…｣

同級生女｢まぁねー｣

男｢見た目からは想像出来ないぜ｣

同級生女｢そうかな？そういえば初めて一緒に飲む人は皆驚くねー｣

男｢だろうね｣
822 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 21:35:09.54 ID:yBYFTUDO: 起きた…眠い…でも気がついたら焼肉屋だった…胃が痛い…

男｢んじゃ飲み物も買っていくか｣

同級生女｢そうだねー｣

男｢あいつはオレンジジュースでいいとして…他の二人は何を飲むんだろう？｣

同級生女｢さぁ？あ、お酒とか…｣

男｢まだ飲むのか!?｣

同級生女｢やっぱりダメ？｣

男｢自重しろ…｣

同級生女｢残念ー｣

男｢…｣
823 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/24(水) 21:36:02.39 ID:wkaXnvIP: 起きたら焼肉屋・・・
なんという幸せなシチュ
824 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 22:17:14.10 ID:yBYFTUDO: >>823 書いてる奴は焼肉あまり好きでは…ﾄｲｳｶｵﾓｽｷﾞﾙ…

男｢まぁ、とりあえず炭酸と野菜ジュースと…｣

同級生女｢日本酒ー…｣ｽｽｽｯ

男｢勝手に妙な物カゴに入れるな!!つか日本酒!?｣

同級生女｢美味しいんだよ？｣

男｢いや、知らないけどさ…｣

同級生女｢それじゃぁ是非飲んでみるべきだよ!!｣

男｢いらねぇよ!!｣
825 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/24(水) 23:24:09.22 ID:yBYFTUDO: 書いてる奴が食べたのは肉二切れ…女性陣は三人で１万円…ｺﾚﾊﾋﾄﾞｲ…

男｢とにかく酒はダメだ｣

同級生女｢そんなにダメ？｣

男｢俺はあいつのせいで酒が怖くなってるんだよ…｣

同級生女｢あー、あれ…｣

男｢万が一あいつが飲んだら…｣

同級生女｢確かにそれは困るねー、いろいろと｣

男｢？｣

同級生女｢それじゃぁ紅茶にするー｣

男｢おう｣
826 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 12:29:18.58 ID:EA4GVQDO: ついに25日か…ﾜｰｲｹﾞｰﾑの発売日だーﾏﾁｶﾞｴﾀﾐﾅｻﾝｶﾞﾝﾊﾞｯﾃｸﾀﾞｻｲ

男｢さて、こんなもんでいいかな？｣

同級生女｢いいんじゃない？｣

男｢いや待てよ…｣

同級生女｢どうしたの？｣

男｢…弁当買っていくか｣

同級生女｢どうして？｣

男｢部長｣

同級生女｢あー…なるほどねー｣

男｢冷蔵庫の中の食材ほとんど使っちゃったからな…あれじゃ飯作れないし｣

同級生女｢そうだねー｣

男｢何か適当に買っていこう｣

同級生女｢了解ー｣
827 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 12:34:25.30 ID:EA4GVQDO: 男｢部長、何食べるんだろう？｣

同級生女｢んー…とりあえずお肉系はダメだねー｣

男｢となると…パスタかな？｣

同級生女｢でも朝ごはんでしょ？だったらサンドイッチとかでもいいかも？｣

男｢なるほど…そういう事ならサラダとかもアリだな｣

同級生女｢どれにするー？｣

男｢…よし、全部買おう｣

同級生女｢え？｣

男｢数撃ちゃ当たる作戦だぜ!!｣

同級生女｢…｣
828 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 12:39:35.72 ID:EA4GVQDO: 男｢よーし、会計行ってくる｣

同級生女｢あ、私も…｣

男｢いや、お前に払わせる訳無いだろ｣

同級生女｢でも結構買ったでしょ？｣

男｢｣大丈夫だよ、コンビニだしたいした値段にならないだろうし｣

同級生女｢…｣

男｢んじゃ、待っててな｣

同級生女｢…はーい｣
829 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 12:44:10.35 ID:EA4GVQDO: 男｢あれ？そういえば…｣ｶﾞｻｺﾞｿ

同級生女｢？｣

男｢あー…やっぱり切らしてたか｣

同級生女｢なに？｣

男｢いや、タバコを…｣

同級生女｢あれ？タバコ吸うんだ？｣

男｢まぁ…時々｣

同級生女｢へー、意外ー｣

男｢よく言われるんだが、何でだろう？｣

同級生女｢ストレス溜まってるようには見えないからじゃない？｣

男｢…俺、そんなに能天気に見えるか？｣

同級生女｢うん、結構｣

男｢…そっすか｣
830 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 12:46:17.93 ID:EA4GVQDO: 同級生女｢でも私、タバコ吸う男の人ってカッコイイと思うなー｣

男｢そうか？｣

同級生女｢うんー｣

男｢なるほど…これはいい事を聞いたぜ｣

同級生女｢え？｣

男｢いや、何でも無い｣

同級生女｢？｣
831 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 12:53:42.68 ID:EA4GVQDO: 男｢よーし、買ってきたぞー｣

同級生女｢ありがとー｣

男｢さて、さっさと戻るかね｣

同級生女｢あ、半分持つよー｣

男｢そう言われて俺が渡すと思う？｣

同級生女｢まったく思わないけど一応聞いておかないと｣

男｢うむ、お前は優秀な奴だな｣

同級生女｢そう？｣

男｢あぁ、だが俺が持つ｣

同級生女｢だよねー…｣
832 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 12:57:21.94 ID:EA4GVQDO: 店員｢ありがとうございましたー｣

男｢よし!!無事に戦線離脱だ!!｣

同級生女｢負傷者ゼロ、完全に我々の勝利であります!!｣

男｢皆よく生き残った!!帰ったら宴だー!!｣

同級生女｢やったー!!｣

男｢テンションてなかなか落ちないもんだな｣

同級生女｢そうだねー｣
833 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 13:00:50.13 ID:EA4GVQDO: 同級生女｢早速吸うの？｣

男｢歩きタバコは危険なんだぜ｣

同級生女｢変な所で真面目だねー｣

男｢マナーは守る男だぜ｣

同級生女｢じゃぁ入口にある喫煙スペース行けばいいんじゃない？｣

男｢ふむ…いい考えだ｣

同級生女｢どうするー？｣

男｢…三分間だけ待ってくれ!!｣

同級生女｢それっぽく言うの得意だね｣

男｢…｣
834 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 13:05:58.31 ID:EA4GVQDO: 男｢朝からコンビニの前でタバコって何かサラリーマンっぽいな｣

同級生女｢あ、何か似合ってるー｣

男｢お？そうか？｣

同級生女｢うんー｣

男｢そうか…しかし本当に久しぶりだなー｣

同級生女｢そうなの？｣

男｢うん｣
835 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 13:10:09.10 ID:EA4GVQDO: 同級生女｢禁煙でもしてたのー？｣

男｢いや、そういう訳じゃ無いけど｣

同級生女｢じゃぁ何で？｣

男｢ほら…あいつ、ずっと一緒だし｣

同級生女｢あー、そういう事ねー｣
836 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 13:23:12.77 ID:EA4GVQDO: 同級生女｢あの子タバコ苦手なの？｣

男｢いや、大丈夫って言ってたな｣

同級生女｢それじゃぁどうして？｣

男｢それが紳士のマナーだぜ｣

同級生女｢ふーん…そんなにあの子が大事なんだー？｣

男｢大事というか…それとは少し違うかもしれないな｣

同級生女｢？｣
837 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 13:29:55.45 ID:EA4GVQDO: 男｢どちらかと言えば責任感って感じだな｣

同級生女｢どういう事？｣

男｢俺はあいつの事、何も知らないからな…迂闊な事は出来ないし言えない｣

同級生女｢そんなに気を遣って疲れないの？｣

男｢言うほど遣ってないよ、それにあいつの方が疲れるだろうし、俺のテンションのせいで｣

同級生女｢…それもそうだねー｣
838 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 13:34:47.90 ID:EA4GVQDO: 同級生女｢でも信頼はしてるんだねー｣

男｢まぁな…向こうはどうか知らないけどな｣

同級生女｢あの子も信頼してるよー｣

男｢どうだろうな…最近…いや最初から冷たいし｣

同級生女｢え？冷たい？｣

男｢おう｣

同級生女｢…全然そうは見えなかったけど？｣

男｢そうか？｣

同級生女｢うん、逆にかなり懐いてるように見えたよー？｣

男｢…マジか｣
839 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 13:37:45.31 ID:EA4GVQDO: ﾖｰｼｹﾞｰﾑｹﾞｯﾄｰ…でも今日はやらないじぇ…皆さん頑張ってるみたいだし…

同級生女｢そうじゃ無かったら手を繋いだりしないと思うけど｣

男｢うーむ…それもそうだが…｣

同級生女｢…でも、それは悔しいんだけどね｣

男｢ん？｣

同級生女｢あ、ううん!!何でも無い!!｣

男｢そうか？｣

同級生女｢うん、気にしないで｣

男｢おう…？｣
840 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 13:48:20.58 ID:EA4GVQDO: 同級生女｢手を繋ぐって、女の子からしたら結構勇気が必要だと思うなー｣

男｢そうなのか？｣

同級生女｢うん、まぁ嬉しいと思うけどー｣

男｢嬉しいか…そうか｣

同級生女｢まぁ、相手にもよるけどねー｣
841 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 14:00:45.33 ID:EA4GVQDO: 男｢お前はどうなんだ？｣

同級生女｢え？｣

男｢俺と手を繋いだら嬉しいか？｣

同級生女｢それって…｣

男｢どうだ？｣

同級生女｢それはー…嬉しいよ？｣

男｢ふむ、なるほどな｣

同級生女｢？｣
842 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 14:37:45.03 ID:EA4GVQDO: 男｢つまり誰でもいいって事じゃね？｣

同級生女｢…え？｣

男｢そういう事じゃないのか？｣

同級生女｢ち、違うよ!!私はあなただから…｣

男｢俺だと嬉しいのか？｣

同級生女｢まぁ…そういう事!!｣

男｢？｣
843 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 14:40:22.11 ID:EA4GVQDO: 男｢さて、そろそろ行きますかっと｣

同級生女｢そうだねー｣

男｢もう暖かくなってきたしなー｣

同級生女｢…｣

男｢ん？どした？｣

同級生女｢んーっと…手、繋がない？｣

男｢は？｣
844 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 14:53:43.40 ID:EA4GVQDO: 同級生女｢ほら、何かそういう話してたから｣

男｢まぁ、そうだな｣

同級生女｢だからいいかなーって…｣

男｢ふむ｣

同級生女｢ダメ？｣

男｢別にいいけど｣

同級生女｢本当!?｣

男｢あぁ、だが一つ問題がある｣

同級生女｢え？なに？｣

男｢買い物袋で両手が一杯なんだが｣

同級生女｢…｣
845 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 15:24:46.74 ID:EA4GVQDO: 同級生女｢じゃぁ半分!!｣

男｢ん？｣

同級生女｢私が半分持つから!!｣

男｢いやいいよ、悪いし｣

同級生女｢いいから渡して!!｣

男｢だが渡さん｣

同級生女｢…｣

男｢な、何だよ？｣
846 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 15:33:39.92 ID:EA4GVQDO: 同級生女｢手、繋ぎたいなー…｣

男｢いや、あいつならともかくお前とじゃ勘違いされそうじゃね？｣

同級生女｢嫌？｣

男｢いや、お前がいろいろと困るだろ？｣

同級生女｢…私はいいよ｣

男｢え？｣

同級生女｢勘違いされても、いいよ？｣
847 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 18:43:17.74 ID:EA4GVQDO: 男｢それってどういう…｣

同級生女｢先手必勝!!｣ｻｯ

男｢あ、お前!!｣

同級生女｢はい、片手空いたよ？｣

男｢…｣

同級生女｢手!!｣

男｢…ほら｣ｽｯ

同級生女｢うん!!｣ﾊﾟｯ
848 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 19:02:43.77 ID:EA4GVQDO: 部長｢…ん｣

部長｢ここ…は…？｣

部長｢私の…部屋？｣

部長｢どうして…？｣

部長｢私は確か、廃校舎に…｣

部長｢むっ？｣

実況｢…｣

部長｢!?｣
849 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 19:26:03.95 ID:EA4GVQDO: 部長｢な、何で私のベッドに…｣

実況｢…｣

部長｢お、おい…起きないか!!｣

実況｢…｣

部長｢起きろ!!｣ﾕｻﾕｻｯ

実況｢…｣

部長｢お、起きない…｣
850 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/25(木) 19:48:42.37 ID:bm6J/cDO: 女の子様

大学入試前期試験が終わり

新宿で満員電車に遭遇し

疲弊した状態で新幹線に乗ったら

隣が綺麗な女の人で

現在進行形で何となく余計に気を使って

さらに疲れた状態でいる私に

心の篭ったお疲れ様を下さい

昨日は事故で今日は満員電車って……
ﾓｳｲﾔﾀﾞﾄｶｲﾔｯﾊﾟﾘｲﾅｶｶﾞｲﾁﾊﾞﾝﾀﾞｾﾞ
851 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 19:51:17.94 ID:EA4GVQDO: 部長｢くっ…貴様ー…｣

部長｢起きろー!!｣ﾋﾞｼｯ

実況｢…｣

部長｢なっ!?これでも起きない!?｣

部長｢うー…｣
852 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 19:55:51.53 ID:EA4GVQDO: >>850　女の子｢隣の女性に目移りとは許せませんね｣

部長｢お、起きてよー…｣ﾎﾞｿｯ

実況｢!!｣ｶﾞﾊﾞｯ

部長｢!?｣

実況｢今、部長の可愛い声が聞こえたような気がする｣

部長｢何だそれは!!後部長と呼ぶなー!!｣ﾊﾞｼｨｯ

実況｢ぐはぁっ!?｣
853 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 20:06:48.50 ID:EA4GVQDO: 実況｢痛い…何で寝覚めにこんな…｣

部長｢貴様が勝手に私の横で寝ているからだろう!!｣

実況｢あ、部長、起きたんですね｣

部長｢部長では無い!!｣ﾊﾞｼｯ

実況｢痛っ!!何でそんなに!?｣

部長｢うるさい!!知らない!!この馬鹿ーっ!!｣ﾊﾞｼﾊﾞｼｯ

実況｢ぬおぁーっ!!｣
854 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 20:22:35.77 ID:EA4GVQDO: 部長｢何もしていないだろうな!?｣

実況｢し…してないっす…｣

部長｢そうか…むっ？｣

実況｢どうしました？｣

部長｢眼鏡が無い…｣

実況｢あ、危ないので外しておきましたよ｣

部長｢しているではないかー!!｣ﾊﾞｼﾝｯ

実況｢何でー!?｣
855 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/25(木) 20:45:59.23 ID:zMMXpYDO: この間に女の子に接近するぜっ！
856 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 20:55:20.37 ID:EA4GVQDO: >>855　女の子｢私の戦闘力は６３万…あの方の第一形態を超えて｣ﾊｲ自重ｼﾏｽ

実況｢酷くない…？｣

部長｢貴様が悪い!!｣

実況｢眼鏡取っただけじゃないですか…｣

部長｢それより、何故私の部屋に？｣

実況｢あー…話すと長くなりますが…｣

部長｢構わん、説明しろ｣

実況｢はい、ですがやっぱり長いのでカットで｣

部長｢カット？｣
857 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/25(木) 20:56:54.21 ID:2ZrsocDO: 部長のかわいい声うp
858 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 21:03:42.15 ID:EA4GVQDO: >>857 部長｢貴様、いい度胸だな？｣

実況｢という事です｣

部長｢ふむ、そんな事が…すまなかったな｣

実況｢いえ、連れていった俺達が悪いんですよ｣

部長｢いや、私の方こそ…その…あ、ありがとう｣

実況｢あれ？珍しいですね、俺にお礼なんて部長らしくも無い｣

部長｢私を何だと思っているのだ!!失礼だぞ!!後部長じゃない!!｣
859 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 21:24:16.64 ID:EA4GVQDO: 部長｢それで、皆は？｣

実況｢たぶんリビングの方でくつろいでますよ｣

部長｢私の部屋なのに…｣

実況｢まぁまぁ、細かい事は気にしないでください｣

部長｢それもそうだが、貴様に言われると何か腹が立つな｣

実況｢そうですか？｣

部長｢…もういい、行こうか｣

実況｢はい…あ｣

部長｢ん？…きゃっ!?｣ｶﾞﾂﾝｯ

実況｢…部長、眼鏡忘れてます｣

部長｢う、うるさい!!それと部長では無い!!｣
860 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 21:34:35.79 ID:EA4GVQDO: 名称決めるスレを見た所、どうやらこの板ではssとやる夫スレは歓迎されていない様子…この場でやらせてくださいと言ってみるﾃｽﾄ…

実況｢部長は肝心な所が抜けてますね｣

部長｢さらっと言うな!!後部長と呼ぶな!!｣

実況｢はいはい、眼鏡どうぞ｣ｽｯ

部長｢う、うむ…すまない｣ｶﾁｬｯ

実況｢やっぱり部長は眼鏡かけてるのが一番ですね｣

部長｢なっ…!?｣

実況｢あれ？ツッコミは？｣

部長｢い、今する所だったんだ!!部長じゃ無い!!｣

実況｢ごめんなさい｣

部長｢…絶対謝る気無い｣
861 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 21:42:27.62 ID:EA4GVQDO: 実況｢おーい…って、あれ？｣ｶﾞﾁｬｯ

部長｢どうした？｣

実況｢テスラちゃんしか居ない…？｣

女の子｢…｣ｽｰ、ｽｰ

実況｢寝ちゃったのか｣

部長｢後の二人は？｣

実況｢わかりませんね…どこ行ったのかな？｣
862 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/25(木) 21:44:47.36 ID:2ZrsocDO: >>860
ここで歓迎されないっておかしくね？
863 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 21:54:38.11 ID:EA4GVQDO: >>862 勘違いでしょうか…？何か流れ的にそんな感じがしたので…

実況｢起こしちゃ悪いですよね｣

部長｢うむ…しかし可愛い寝顔だ…｣ｿｰｯ

実況｢部長、起こしちゃダメって言いましたよ？｣

部長｢わ、わかってる!!それと部長と…｣

実況｢しーっ｣

部長｢うっ…むー…｣

女の子｢…｣ｽｰ、ｽｰ
864 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/25(木) 22:08:02.33 ID:cKvo4QDO: まぁ、やる夫とssは元はここになかったもんだからな……そう思われても仕方ないのかも(´・ω・`)
865 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 23:26:55.30 ID:EA4GVQDO: 実況｢どうします？｣

部長｢そうだな…とりあえず朝ご飯にしよう｣

実況｢!?｣

部長｢むっ？どうした？｣

実況｢それって今から料理するって事ですか…？｣

部長｢うむ、そうだぞ？｣

実況｢…｣
866 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 23:37:40.62 ID:EA4GVQDO: >>864 ﾃﾞｽﾖﾈｰ…ﾅﾝﾄｶﾅﾗﾅｲｶﾅｧ…

部長｢どうしたのだ？｣

実況｢いや、あの…｣

部長｢あ、さては自分の分も作ってもらおうと企んでるな？｣

実況｢いや、そういう訳じゃ無いんですが…｣

部長｢むっ？違うのか？｣

実況｢はい｣

部長｢…｣
867 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 23:54:51.71 ID:EA4GVQDO: 部長｢それは私の手料理を食べたくないという事か？｣

実況｢いえ、そういう意味じゃ無いですけど｣

部長｢そうか…｣

実況｢？｣

部長｢よし、では貴様の分も作ってやろう!!｣

実況｢えっ!?｣

部長｢言っておくがついでだからな？｣

実況｢ヤバい…どうすっか…｣
868 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/25(木) 23:57:21.45 ID:EA4GVQDO: 女の子｢んー…｣ｺﾞｿｯ

部長｢むっ？｣

実況｢あ｣

女の子｢…寝てしまいました｣ﾑｸｯ

部長｢お、起きたのか…｣

実況｢おはよう｣

女の子｢はい、おはようございます｣
869 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/25(木) 23:59:32.32 ID:cKvo4QDO: >>866
気にせずやりましょう、いちいち気にしてたらどこにも居れないし……(´・ω・`)

今日、進級発表だったのに…学校以外で発表しないなんて(´；ω；`)ｵｳﾌｸ\2000ﾊﾑﾘ!!
870 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 00:01:26.79 ID:2FpnNEDO: 女の子｢お二人共、どうしたのですか？｣

部長｢朝ご飯を作ろうかと思ってな｣

女の子｢今何時でしょうか…？｣

実況｢えっと…七時だね｣

部長｢丁度いい時間だろう？｣

女の子｢そうですね｣

実況｢まだご飯食べてから３時間しか…｣

部長｢ん？｣

実況｢いえ、何でも無いです｣
871 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 00:08:18.73 ID:2FpnNEDO: >>869 そうですね…ﾓｳ進級ｼﾀｯﾃｺﾄﾆｼﾖｳｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ

部長｢さて、まずは冷蔵庫の中を確認…｣

女の子｢!?｣

実況｢あ、気が付いた？｣

女の子｢これは…まずいですね｣

実況｢何とか止めないとね…｣

部長｢確か麺が…｣
872 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 08:01:07.75 ID:2FpnNEDO: 実況｢ちょぉっと待ったー!!｣ｻﾞｰｯ

部長｢むっ？何だ？どいてくれ｣

女の子｢ご飯は外で食べませんか？｣

部長｢外で？｣

女の子｢はい｣

実況｢部長も朝から料理は面倒でしょ？｣

部長｢部長と呼ぶな!!…確かに面倒ではあるが｣

実況｢でしょ？だから｣

部長｢だが材料はあるんだ、作るさ、どいてくれ｣

実況｢…｣

女の子｢…｣
873 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 08:05:06.82 ID:2FpnNEDO: 部長｢どうしたのだ？二人共微妙な顔して｣

実況｢…実はですね｣

女の子｢謝らなければならない事があるのです…｣

部長｢謝る？私に？｣

女の子｢はい｣

部長｢何を謝るんだ？｣

実況｢冷蔵庫…開ければわかります…｣

部長｢？｣
874 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 08:10:53.95 ID:2FpnNEDO: 部長｢これは!?食材がほとんど無い!?｣

実況｢申し訳ありません…食べちゃいました｣

部長｢貴様ー…｣

女の子｢こ、この人だけが悪い訳では無く、私達が…｣

部長｢…はぁ｣

女の子｢あの…｣

部長｢わかっている｣

女の子｢え？｣

部長｢私が寝ていてもてなせなかっただけだ、君達が悪い訳では無い｣

実況｢流石部長!!その考え大好きです!!｣

部長｢部長では無い!!後、変な事言うな!!｣

実況｢変な事言った？｣

女の子｢はい｣

実況｢あれー…？｣
875 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 08:19:06.15 ID:2FpnNEDO: 部長｢だが罰は受けてもらうぞ!!｣

実況｢え？｣

女の子｢罰ですか？｣

部長｢うむ、そうだ｣

女の子｢いったいどのような…｣

部長｢廊下に立っててもらう｣

女の子｢…｣

実況｢部長…いくらなんでも古風過ぎます…｣

部長｢古風？どういう意味だ？というか部長では無いぞ？｣
876 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 13:51:26.76 ID:2FpnNEDO: 部長｢とにかく、廊下に立て!!｣

実況｢はいはい…わかりましたよ…｣

部長｢わかったら素早く行動!!｣

実況｢へーい｣ｶﾞﾁｬｯ

女の子｢あのー…｣

部長｢あぁ、君はいいから座ってなさい｣

女の子｢え？ですが…｣

部長｢私は少し奴と話があるからな｣

女の子｢…そうですか、わかりました｣
877 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/26(金) 14:09:51.66 ID:HfPTXsDO: 二人きりで話とな(･∀･)ﾆﾔﾆﾔ
878 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 14:15:45.94 ID:2FpnNEDO: 実況｢あー…ダルいー…｣

実況｢俺は何で朝から廊下に立ってなきゃいけないんだ…｣

実況｢…まぁ、仕方ないけどさ｣

実況｢まさかこんな年になって廊下に立たせるとは思わないだろ｣

実況｢まったく…本当にやり方が古い…｣

部長｢何か行ったか？｣ｽｯ

実況｢…いえ、何も｣

部長｢…｣
879 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 14:27:51.12 ID:2FpnNEDO: 部長｢貴様も大変だな｣

実況｢そう思うなら許してくださいよ…｣

部長｢そうはいかん、しつけを怠ると育たないからな｣

実況｢俺は犬か何かですか…｣

部長｢犬…｣

実況｢ん？｣

部長｢…｣ﾎﾟｰｯ

実況｢あのー、部長？何いきなりトリップしてるんっすか？｣

部長｢はっ!?いかんつい…あ、今部長と呼んだな!?｣

実況｢…｣
880 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 14:58:55.20 ID:2FpnNEDO: 部長｢ところで、立たせるだけでは甘いと思わないか？｣

実況｢え？｣

部長｢そうだな…逆立ちなどはどうだ？｣

実況｢いや、俺そういうのはちょっと…｣

部長｢知っているぞ？昔貴様が体育の時間に逆立ちの猛練習をしていた事を｣

実況｢あれはー…２秒もしないで倒れるのが悔しかっただけで…｣

部長｢いい向上心だ、それで？｣

実況｢一応、少しは出来るようになりましたが…｣

部長｢ふむ、では見せてもらおうか｣

実況｢…マジっすか？｣

部長｢私が冗談を言うと思うか？是非見たいぞ？｣ﾆｺｯ

実況｢…その笑顔は反則｣ﾎﾞｿｯ

部長｢ん？どうした？｣

実況｢いえ別に｣
881 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 16:01:12.92 ID:2FpnNEDO: 実況｢わかりました、やりますよ、やればいいんでしょ｣

部長｢うむ、素直なのはいい事だ｣

女の子｢あなたが言いますか？｣

女の子｢…あら？私はいったい何を？｣

女の子｢どこかでこのツッコミを求めている気が…｣

女の子｢…いえ、気のせいですね｣

女の子｢それにしてもあの方…大丈夫でしょうか？｣
882 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 16:32:09.58 ID:2FpnNEDO: 実況｢それじゃ少し離れててください｣

部長｢うむ｣

実況｢よっ!!｣ｽｯ

部長｢おぉ、出来るではないか｣

実況｢まぁ…言ってた通り練習してたんで｣

部長｢それで、何時間程出来るのだ？｣

実況｢いや、分単位でお願いします…｣

部長｢出来ないのか？｣

実況｢冗談でもやれって言うんだろうなぁ…｣
883 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 16:50:45.59 ID:2FpnNEDO: 部長｢しかし、揺らしてみるとどうなるか気になるな｣

実況｢揺らすなよ!?絶対揺らすなよ!?｣

部長｢そうか、残念だ｣

実況｢…あれ？｣

部長｢ん？どうした？｣

実況｢おかしいな…今のはフリだったんだけど｣

部長｢そうだったのか？｣

実況｢あー、はい…そりゃ部長には伝わらないよね｣

部長｢また部長と呼んだな？｣

実況｢あ…｣
884 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 17:22:01.89 ID:2FpnNEDO: 部長｢これは罰として揺らす他無いな｣

実況｢揺らしたいだけですよね？｣

部長｢そんな事は無い、これは罰なのだからな｣

実況｢嘘だ、絶対嘘だ…絶対ワクワクしてる!!｣

部長｢し、してないぞ？｣

実況｢…｣
885 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 17:49:21.36 ID:2FpnNEDO: 部長｢ではやるぞ｣

実況｢はいはい…あ｣

部長｢むっ？なんだ？｣

実況｢…白｣

部長｢白？｣

実況｢あっ!!いえ!!何でも無いです!!｣

部長｢？｣
886 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 18:11:58.98 ID:2FpnNEDO: 部長｢…!?｣ﾊﾞｯ

実況｢あ…｣

部長｢貴様…今、見たか？｣ｶｧｧｰ

実況｢いえいえ!!見てません!!下着なんて!!｣

部長｢…見たのだな？｣

実況｢うっ…｣

部長｢…｣ｽｰｯ

実況｢待って!?今俺身動き取れないんだけど!?｣

部長｢うるさーいっ!!｣ﾄﾞｶｧｯ

実況｢ぎあああああああああああああ!!｣ﾄﾞｰﾝｯ

女の子｢…今日も平和な音がしてきます｣
887 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 18:40:31.96 ID:2FpnNEDO: 部長｢見られた…見られてしまった…｣

実況｢…｣

部長｢しかも…彼に…｣

実況｢…｣

部長｢…戻ろう｣ｶﾞﾁｬｯ

実況｢…｣
888 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/26(金) 19:00:47.04 ID:dZ1E4mYo: 車「そろそろ走りたい」
889 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/26(金) 19:16:38.90 ID:2FpnNEDO: >>888 書いてる奴もそろそろ走らせたい…

部長｢…｣

女の子｢あら？どうなさいました？｣

部長｢…見られた｣

女の子｢え？｣

部長｢下着…見られたの…｣ｸﾞｽｯ

女の子｢え、あの…どういう事ですか？｣

部長｢…｣
890 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 12:07:36.70 ID:sF74.oDO: 部長｢…という訳なの｣ｸﾞｽｯ

女の子｢あの、とりあえず泣き止んでください｣

部長｢うん…｣

女の子｢つまりあの人が逆立ちしてたら偶然見えてしまったという事でしょうか？｣

部長｢偶然…だと信じたい…｣

女の子｢故意に見ようとする人じゃ無いですよ｣

部長｢それはわかってるけど…でも…｣

女の子｢…というか責任は全部こっちにあるような｣

部長｢え？｣

女の子｢いえ、何でも無いです｣
891 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 12:09:01.07 ID:sF74.oDO: 女の子｢それで、あの人は？｣

部長｢…｣

女の子｢随分大きな音がしましたが…｣

部長｢…寝てる｣

女の子｢え？｣

部長｢廊下で…寝てる｣

女の子｢…ちょっと様子見てきます｣

部長｢うん｣
892 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 12:10:44.04 ID:sF74.oDO: 女の子｢…｣ｶﾞﾁｬｯ

実況｢…｣

女の子｢だ、大丈夫ですか？｣

実況｢…｣

女の子｢…ダメですか？｣

実況｢…うん｣

女の子｢大丈夫なようですね、よかったです｣ﾊﾟﾀﾝｯ

実況｢え!?ちょっと待って!?どこが大丈夫そうなの!?ねぇー!?｣
893 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 12:13:38.68 ID:sF74.oDO: 女の子｢お待たせ致しました｣

部長｢どうだった…？｣

女の子｢思いの外元気でした｣

部長｢そう…よかった…｣

女の子｢ですが、どうしたらあのような体勢に…？｣

部長｢良く覚えてない…ローキックを放った所までは覚えてる｣

女の子｢それが正解だと思いますが…というか逆立ちしている方にローキックは…｣

部長｢き、気が付いたらそうなっていたの!!仕方ないでしょ!!｣

女の子｢…まぁ、あなたなら仕方ないですね｣
894 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 12:17:03.27 ID:sF74.oDO: 女の子｢それで、どうするのですか？｣

部長｢どうする…？｣

女の子｢おそらく彼は謝りたいと思っているのでは…｣

部長｢…そんな事言われても｣

女の子｢どちらかが歩み寄らなければ、仲直り出来ませんよ？｣

部長｢…私に歩み寄れと？｣

女の子｢彼は今、動けませんから｣

部長｢…そういう意味なんだ｣
895 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 12:20:54.02 ID:sF74.oDO: 女の子｢さぁ、行ってください｣ｸﾞｲｸﾞｲｯ

部長｢ま、待って!!まだ何を言えばいいのか…｣

女の子｢大丈夫です、すぐにわかりますから｣ｶﾞﾁｬｯ

部長｢わからないよー!!｣

女の子｢では、頑張ってください｣ﾎﾟｲｯ

部長｢きゃぁっ!?｣ﾄﾝｯ

実況｢…ん？｣

女の子｢ごゆっくりどうぞ｣ﾊﾟﾀﾝｯ

実況｢…何してんすか？｣

部長｢わ、私が聞きたい!!｣
896 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 12:22:58.85 ID:sF74.oDO: 部長｢信じられん…私が女の子に力負けするとは…｣

実況｢あの子、ああ見えてパワーファイターですからね｣

部長｢そ、そうなのか｣

実況｢はい｣

部長｢…｣

実況｢…｣
897 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 15:22:48.86 ID:sF74.oDO: 部長｢な、何か話せ!!｣

実況｢え？あ、はい｣

部長｢…｣

実況｢えっと…さっきは本当にすみませんでした、事故とはいえ、下着を…｣

部長｢そ、その事はもういい!!だからそれ以上言うな!!｣

実況｢許してくれるんですか？｣

部長｢…そう言ったつもりだが｣

実況｢ありがとうございます｣

部長｢…何故礼を言うのだ｣

実況｢おかしいですか？｣

部長｢…本当に変わった奴だ｣
898 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 15:25:49.32 ID:sF74.oDO: 部長｢それで、いつまでそうしているつもりだ？｣

実況｢いやー、俺も起き上がりたいんだけど…身体が動かなくて｣

部長｢…少しやり過ぎたか？｣

実況｢アレを少しと言える部長は流石ですね｣

部長｢褒めても何も出ないぞ？それと部長はやめろ｣

実況｢…今のを褒め言葉だと思う所も流石っすね｣
899 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 15:32:36.51 ID:sF74.oDO: 実況｢ところで部長、さっきから言いたい事があったのですが｣

部長｢なんだ？それより部長と呼ぶな｣

実況｢聞いても怒りませんか？｣

部長｢それは今から私に怒られるような内容の話をしようとしている…という意味か？｣

実況｢細かく言うとそうですね｣

部長｢怒るに決まっているだろう？｣

実況｢ですよねー…じゃぁ黙ってます｣

部長｢むっ…｣
900 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 15:34:58.03 ID:sF74.oDO: 部長｢そう言われると気になるではないか｣

実況｢そうですか？｣

部長｢うむ、という訳で話せ｣

実況｢いやー、やめておきます｣

部長｢何故だ？｣

実況｢だって怒るじゃないですか｣

部長｢…｣
901 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 15:36:53.00 ID:sF74.oDO: 部長｢怒らないから、言ってみろ｣

実況｢いえ、絶対怒ると思いますので｣

部長｢それは内容によるだろう｣

実況｢内容…ねぇ｣

部長｢？｣
902 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 15:40:34.59 ID:sF74.oDO: 部長｢とりあえず言ってみたらどうだ？｣

実況｢はぁ…わかりましたよ｣

部長｢うむ、それで何の話だ？｣

実況｢今、俺は仰向けで倒れてる訳で｣

部長｢そうだな｣

実況｢さっきから一生懸命そっちを見てるんですが…｣

部長｢？｣

実況｢ごめんなさい、また見えてます｣

部長｢!?｣
903 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 15:45:43.82 ID:sF74.oDO: 実況｢言い訳させてもらえるならこれは不可抗力で…｣

部長｢きゃぁー!!｣ｹﾞｼｯ

実況｢どぎゃっ!?｣

部長｢もーっ!!もーっ!!｣ｹﾞｼｯｹﾞｼｯ

実況｢ちょ、ま、これ、流石、まず!?｣

部長｢お前なんか大嫌いだー!!｣ﾊﾞｷﾝｯ

実況｢…!?｣
904 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 15:51:22.18 ID:sF74.oDO: 女の子｢また、どこからか愉快な音がしましたね…？｣

部長｢…｣ｶﾞﾁｬｯ

女の子｢あら？どうしました？先程よりさらに暗く…？｣

部長｢…もう嫌｣

女の子｢え？｣

部長｢もう…涙も出尽くすくらい…｣

女の子｢えと、意味がわからないのですが｣

部長｢また…見られた…｣

女の子｢…またですか｣

部長｢…うん｣ｺｸﾝ

女の子｢はぁ…とにかくもう一度経緯を聞きましょうか｣
905 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 15:53:21.27 ID:sF74.oDO: 女の子｢…話はだいたいわかりました｣

部長｢…｣

女の子｢それで、彼はどうなったのですか？｣

部長｢わからない…よく覚えてない…｣

女の子｢え？｣

部長｢頭が真っ白になって…それで…｣

女の子｢犯行後の犯人みたいな口ぶりですね…｣
906 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 19:52:43.58 ID:sF74.oDO: 女の子｢仕方ありません…私がもう一度様子を見に行きましょう…｣

部長｢…｣

女の子｢その間に落ち着いてくださいね？｣

部長｢…うん｣ｺｸﾝ

女の子｢…どうやったら人はここまで変われるのでしょうか？｣

部長｢…｣
907 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 19:55:05.24 ID:sF74.oDO: 女の子｢さて…今回はどうなっているのでしょうか…？｣ｶﾞﾁｬｯ

実況｢あれ？扉が開く音がした？｣

女の子｢…何をしているのですか？｣

実況｢見ての通り、頭が廊下に埋まってるんだけど｣

女の子｢…大丈夫そうですね｣ｽｯ

実況｢ちょっと待って!!今度ばかりは無視しないで!!お願いします!!｣

女の子｢…｣
908 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 19:58:13.74 ID:sF74.oDO: 女の子｢木の床に穴を空けるなんて…｣

実況｢驚きだよね｣

女の子｢…どうしてあなたはそんなに元気なのですか？｣

実況｢いやー、埋められるのは前に体験してるからねー｣

女の子｢…｣

実況｢しかも何故か怪我して無いんだよ？不思議!!｣

女の子｢…どこか幸せそうなのは何故でしょうか｣
909 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:00:50.21 ID:sF74.oDO: 実況｢とはいえ、このままじゃまずいと思うんだ｣

女の子｢そうですね、廊下を通れません｣

実況｢そういう意味じゃ無いんだけど…｣

女の子｢そうですか｣

実況｢助けてくれるとありがたいんだけど…｣

女の子｢…少々お待ちください｣ﾊﾟﾀﾝｯ

実況｢え？おーい？もしもーし？｣
910 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:02:54.86 ID:sF74.oDO: 女の子｢…｣

部長｢どうなってた？｣

女の子｢廊下に頭を埋めた愉快な方が居ました｣

部長｢それって!?｣

女の子｢はい｣

部長｢ど、どうしよう!?助けないと!!｣

女の子｢落ち着いてください｣

部長｢そんな事言ってる場合じゃ無い!!｣ﾀﾞｯ

女の子｢あ｣
911 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:07:52.41 ID:sF74.oDO: 部長｢大丈夫!?｣ｶﾞﾁｬｯ

実況｢あれ？今度は部長かな？｣

部長｢部長じゃ無い!!それより無事か!?｣

実況｢見ての通り無事ですよ？｣

部長｢どこがだ!!顔が埋まってるじゃないか!!｣

実況｢…好きで埋めた訳じゃ無いんですけどね｣

部長｢うっ…そ、それはわかっている…すまない…｣

実況｢いえ、慣れてますから｣

部長｢…いつもはこんなに酷く無いだろう？｣

実況｢そうですけど、それ言っちゃいますか？｣
912 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:16:32.00 ID:sF74.oDO: 実況｢とりあえず助けてくれませんか？｣

部長｢あ、あぁ、待っていろ!!｣ｸﾞｯ

実況｢あ、ちょっと待ってー｣

部長｢なんだ？早く…｣

実況｢いや、顔の辺りに尖った部分があって…｣

部長｢何？｣

実況｢無理矢理抜こうとすると刺さりそうで…｣

部長｢そ、それはダメだ!!傷が…｣

実況｢…まぁ、生傷絶えない日々なんですけどね｣

部長｢…すまん｣
913 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:21:43.86 ID:sF74.oDO: 部長｢しかし、どうすれば…？｣

実況｢うーん…｣

女の子｢私の出番のようですね｣ｺｿｺｿ

女の子｢ここからなら見られなくて済みます｣ｺｿｺｿ

女の子｢…勝手に使うとあの人に怒られるかも知れませんが、これは仕方ないですよね｣ｺｿｺｿ

女の子｢えと…尖ってる所を…｣ｺｿｺｿ
914 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:25:11.50 ID:sF74.oDO: 実況｢仕方ない…少し調整すればいけるか…｣ﾎﾞｿｯ

部長｢ん？｣

実況｢あ、いえ、何でも無い…｣

女の子｢…えいっ｣ｺｿｺｿ

実況｢え？｣ﾎﾟｷﾝｯ

部長｢何の音？｣

実況｢あ｣

部長｢？｣
915 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:28:35.03 ID:sF74.oDO: 実況｢尖ってた場所が折れてる｣

部長｢本当？｣

実況｢えぇ｣

部長｢それじゃぁ…｣

実況｢これで大丈夫です｣

部長｢よかった!!｣

女の子｢…私の出番はここまでですね｣ｺｿｺｿ

女の子｢後は頑張ってください｣ﾊﾟﾀﾝｯ
916 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:30:28.85 ID:sF74.oDO: 部長｢では、引っ張るぞ？｣

実況｢お願いします｣

部長｢はっ!!｣ｸﾞｲｯ

実況｢ぐぇっ｣ｽﾎﾟｰﾝｯ

部長｢…あ｣

実況｢あー…れー…｣ﾋｭｰｯ

部長｢…｣

実況｢ぐおぁっ!?｣ﾄﾞｽﾝｯ
917 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:33:22.55 ID:sF74.oDO: 実況｢俺…空飛んじゃった…｣ﾋﾟｸﾋﾟｸｯ

部長｢す、すまん!!力を入れすぎた!!｣

実況｢力入れすぎたじゃ済まない力だったんだけど…というか首が…｣

部長｢大丈夫…？｣

実況｢はい…何とか…｣

部長｢そうか…よかった｣

実況｢というか…この力に勝ったテスラちゃんっていったい…｣

部長｢驚きだろう？｣

実況｢…ですね｣
918 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:35:27.30 ID:sF74.oDO: 実況｢とにかく、脱出は成功ですね…｣

部長｢うむ、そうだな｣

実況｢でも、この穴どうしますか？｣

部長｢随分大きな穴だな｣

実況｢そりゃぁ俺の頭一つ分ですからね｣

部長｢どうしよう…｣

実況｢うーん…｣
919 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:39:37.26 ID:sF74.oDO: 実況｢木の板とかありますか？｣

部長｢いや、そういう物は流石に無いな｣

実況｢困ったなぁ…｣

部長｢…いや、待ってくれ｣

実況｢ん？どうしました？｣

部長｢そういえば前に使っていたベッドがまだあった気がする｣

実況｢なるほど、そのベッドの板を使うんですね｣

部長｢うむ｣

実況｢では準備しますか｣

部長｢わかった、待っていてくれ｣
920 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:41:14.57 ID:sF74.oDO: 部長｢こっちだ｣ｶﾞﾁｬｯ

女の子｢あら？どうしました？｣

実況｢ちょっと穴を塞ぐ道具をね｣

女の子｢手伝いましょうか？｣

実況｢ごめんね、お願い出来る？｣

女の子｢はい、いいですよ｣

部長｢えっと…この辺りに…｣
921 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:42:54.17 ID:sF74.oDO: 部長｢…あ｣

女の子｢どうしました？｣

実況｢まさかもう捨てちゃったとか…？｣

部長｢いや、場所を思い出したんだが…｣

実況｢？｣

部長｢その…押し入れにバラしてしまったんだ…｣

実況｢…｣

女の子｢？｣
922 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:49:15.34 ID:sF74.oDO: 女の子｢開ければいいのでは？｣

部長｢いや!!ダメだ!!開けられない!!｣

女の子｢どうして…｣

実況｢テスラちゃん、テスラちゃん｣ｺｿｺｿ

女の子｢はい？｣

実況｢押し入れにはほら、部長の…｣ｺｿｺｿ

女の子｢あっ、なるほどです｣

部長｢今、小さな声で部長と呼ばなかったか？｣

実況｢いえ、気のせいです｣
923 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:52:30.00 ID:sF74.oDO: 女の子｢中を見られたく無いのですか？｣

部長｢う、うむ…そうだ｣

女の子｢では、私は廊下に行ってますので、その間にお願いします｣

部長｢わかった…ありがとう｣

女の子｢いえ｣ｶﾞﾁｬｯ

実況｢気の効く子ですね｣

部長｢そうだな｣

実況｢はい｣

部長｢…それで、何故貴様はその場に残っている？｣

実況｢え？｣
924 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 20:59:07.44 ID:sF74.oDO: お家到着…今日はトリビアの日だったはず…見なければ…

実況｢ダメですか？｣

部長｢ダメに決まっているだろう!!｣

実況｢まぁまぁ、俺はその中の事知ってますし｣

部長｢しかし…｣

実況｢それに運ぶの手伝わないといけないし｣

部長｢…｣

実況｢ね？｣

部長｢…わかった｣ｶﾞﾗｯ
925 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:02:16.67 ID:sF74.oDO: 部長｢確か下の段に…｣

実況｢いつ見ても凄いですねー、部長のコレクション｣

部長｢あまりジロジロと見るな!!それと部長では無い!!｣

実況｢あれ？前より増えてますね｣

部長｢うっ…それは…その…新作でな…？｣

実況｢本当に趣味は可愛いですよねー｣

部長｢趣味は…？｣

実況｢あ、間違えました、趣味も、でした｣

部長｢そ、それはどういう意味だ!?｣

実況｢どういう意味でしょうねー？｣

部長｢…｣
926 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:05:27.80 ID:sF74.oDO: トリビア始まったー…懐かしいなぁ…ﾂｶｻｲｼｮｶﾗｼﾓﾈﾀｶﾖ

部長｢もういい…探す｣

実況｢そうですね｣

部長｢むっ…｣

実況｢ありましたか？｣

部長｢あぁ、これだ｣ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ
927 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:09:42.73 ID:sF74.oDO: 実況｢貸してください｣

部長｢うむ｣

実況｢んー…｣ｺﾂｺﾂｯ

部長｢どうだ？使えそうか？｣

実況｢はい、丈夫そうだし、いけるでしょう｣

部長｢そうか｣

実況｢それじゃぁ早速やりますかー｣

部長｢あぁ｣
928 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:15:34.37 ID:sF74.oDO: 女の子｢まだでしょうか…？｣

部長｢待たせて済まない｣ｶﾞﾁｬｯ

女の子｢あ、噂をすれば｣

実況｢準備出来たよー｣

女の子｢では早速始めましょうか｣

部長｢うむ、指揮は任せろ!!｣

実況｢…作業は俺なんすね｣

部長｢当たり前だろう？｣

実況｢…わかってたけどね｣
929 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:25:13.82 ID:sF74.oDO: 種の内容よりP.Nの方がｾﾝｽありすぎる…ｳｫｼｭﾚｯﾄの投稿でとなりのTOTOろさんとか…

実況｢釘で打ち付けてもいいんですか？｣

女の子｢借家なのでは？｣

部長｢問題は無い｣

女の子｢どうしてですか？｣

部長｢このマンションは父の経営でな、勝手に改装しても問題は無かろう｣

女の子｢そうだったんですか!?｣

実況｢それでも問題ありそうだけどね…｣
930 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:30:06.03 ID:sF74.oDO: 女の子｢凄いです｣

部長｢そうでも無いと思うが…｣

実況｢実家はこの辺りで一番の名家なんだよー｣

部長｢…家の話はやめてくれ｣

実況｢あ…すんません｣

女の子｢？｣

実況｢あ、ちなみに家の大きさならあいつの方が上なんだよね｣

女の子｢…もしかしてあの人ですか？｣

実況｢うん｣

女の子｢…｣
931 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:36:36.30 ID:sF74.oDO: 部長｢という訳で、大丈夫だ｣

実況｢…まぁいいや、それじゃやっちゃうよー？｣

部長｢うむ、よろしく頼む｣

女の子｢頑張ってください｣

実況｢あいよー｣ﾄﾝﾃﾝｶﾝｶﾝ
932 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:42:12.71 ID:sF74.oDO: 実況｢…｣ﾄﾝﾃﾝｶﾝｶﾝ

女の子｢…｣

部長｢…｣

女の子｢…暇ですね｣

部長｢うむ、見ているだけだからな｣

実況｢指示出してくださいよ｣

部長｢指示が必要なのか？｣

実況｢いや、いらないけど…｣

部長｢では引き続き頑張ってくれ｣

実況｢…はい｣
933 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:47:06.69 ID:sF74.oDO: ドッジボールレベル高すぎ…ﾜﾗｲﾄﾏﾗﾈ

実況｢…｣ﾄﾝﾃﾝｶﾝｶﾝ

女の子｢引き続き暇になった訳ですが｣

部長｢うむ、そうだな｣

女の子｢何か出来る事は無いでしょうか？｣

部長｢うーむ…｣

実況｢…別に何もしなくていいんだけどさ｣
934 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:51:06.32 ID:sF74.oDO: 部長｢むっ…良い事を思い付いたぞ｣

女の子｢何ですか？｣

部長｢料理をしよう｣

女の子｢え？｣

部長｢二人共、お腹減っているだろう？｣

実況｢まぁ、そうですね｣

女の子｢ずっと減ってます｣

実況｢…｣
935 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:53:21.94 ID:sF74.oDO: 部長｢だから穴を塞いでる間に作ってしまおうかと思ってな｣

女の子｢それはいいですね｣

実況｢でも食材が無かったんじゃ…？｣

部長｢大丈夫だ、簡単な物なら作れる｣

実況｢…じゃぁ何で立たせたんですか？｣

部長｢勝手に使ったからだろう｣

実況｢だよねー｣
936 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 21:54:57.19 ID:sF74.oDO: 部長｢では、作ってくる｣

実況｢はーいよー｣

女の子｢ここはお願いします｣

実況｢ういうい｣

部長｢まずはもう一度食材の確認だ｣

女の子｢はい｣
937 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:00:15.30 ID:sF74.oDO: 部長｢えっと、野菜はほとんど残ってるな｣

女の子｢あまり使いませんでしたから｣

部長｢もっと野菜を食べないと栄養バランスが取れないぞ？｣

女の子｢バランスですか｣

部長｢うむ、特に君は育ち盛りのようだし、もっと気にした方がいいぞ？｣

女の子｢育ち盛り…｣
938 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:05:10.06 ID:sF74.oDO: 女の子｢あの…｣

部長｢ん？なに？｣

女の子｢これは、ここだけの話なのですが…｣

部長｢？｣

女の子｢私、ずっと身長が伸びていないのです…｣

部長｢ふむ、身長か…｣
939 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:09:10.87 ID:sF74.oDO: 部長｢そういうのはカルシウムが大事なのでは？｣

女の子｢そうですよね…｣

部長｢私も小さい頃は牛乳を飲んでいたし｣

女の子｢それでその身長に？｣

部長｢いや、私の家は家系的にだな、全員高身長だ｣

女の子｢…栄養なんて信じません｣

部長｢えっ!?｣
940 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:13:38.25 ID:sF74.oDO: 女の子｢結局血筋なのですね…｣

部長｢いや、それは一概には言い切れないんじゃ…｣

女の子｢別の所は成長しているのに…｣

部長｢別の所？｣

女の子｢…｣
941 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:17:31.63 ID:sF74.oDO: 部長｢別の所とは？｣

女の子｢えと…その…胸とか…｣

部長｢胸!?｣

女の子｢え？｣

部長｢そんな…そんな｣

女の子｢あ、あの…？｣

部長｢…｣
942 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:19:41.39 ID:sF74.oDO: 部長｢胸…｣ｼﾞｰｯ

女の子｢…？｣

部長｢そんなにあるように見えないが…｣

女の子｢どうやら着痩せするタイプらしいです｣

部長｢…｣ｼﾞｰｯ

女の子｢あの？｣

部長｢…信じられん｣

女の子｢え？｣
943 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:22:56.85 ID:sF74.oDO: 部長｢…見せてくれ｣

女の子｢え!?｣

部長｢見ないと信じられない…｣

女の子｢で、ですが…｣

部長｢…｣

女の子｢…｣

部長｢ダメ？｣

女の子｢ダメ…では無いですが…｣

部長｢…｣

女の子｢…少しだけですよ？｣

部長｢あ、あぁ、わかっている｣
944 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:25:24.24 ID:sF74.oDO: ﾏｯﾁ10万本…3万までなら見た事あるけど…ｱﾚﾃﾞﾓﾒﾗｿﾞｰﾏﾚﾍﾞﾙﾀﾞｯﾀﾉﾆ…

女の子｢うぅー…｣ﾁﾗｯ

部長｢!!｣

女の子｢も、もういいですか？｣

部長｢あ、あぁ…ありがとう｣

女の子｢いえ…｣

部長｢しかし…これ程までとは…｣

女の子｢？｣
945 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:26:48.33 ID:sF74.oDO: 部長｢…｣

女の子｢どうしました？｣

部長｢…負けた｣

女の子｢え？｣

部長｢私の…負けだ…｣

女の子｢あの、何の話ですか？｣

部長｢…胸｣

女の子｢…｣
946 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:30:36.83 ID:sF74.oDO: 部長｢…｣

女の子｢…｣

部長｢間違いなく私の負けだ、比べるまでも無い程だ…｣

女の子｢そ、そんな｣

部長｢わかるんだ…私はえ…｣

女の子｢い、言わないでください!!｣

部長｢…君は？｣

女の子｢はい…？｣

部長｢何カップなのかと思って…｣

女の子｢…｣
947 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:33:48.72 ID:sF74.oDO: 女の子｢そういうのはちょっと…｣

部長｢頼む!!教えてくれ!!｣

女の子｢そ、そんな事を言われましても…｣

部長｢私を倒した者の強さを知りたいんだ!!｣

女の子｢倒したって…｣
948 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:38:09.81 ID:sF74.oDO: 部長｢だから頼む!!この通りだ!!｣

女の子｢わ、わかりましたから落ち着いてください｣

部長｢では…｣

女の子｢こ、ここだけの話ですよ？｣

部長｢わかっている

女の子｢絶対に誰にも言ってはいけませんよ？｣

部長｢任せてくれ、私は他人の秘密は絶対に言わない｣

女の子｢約束ですよ…？｣

部長｢あぁ、約束だ!!｣
949 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:41:40.59 ID:sF74.oDO: 全裸の男が乱入で、蕾が流れるって…もしかしてあの男ｲﾔﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲ

女の子｢えと…｣ｺｿｺｿ

部長｢!?｣

女の子｢…です｣

部長｢そんな…馬鹿な…し｣

女の子｢きゃー!!｣ﾊﾞｯ

部長｢むぐっ!?｣

女の子｢い、言っちゃダメです!!｣ﾊﾟｯ

部長｢う、うむ…すまない…｣
950 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:45:45.24 ID:sF74.oDO: 部長｢完敗だ…｣

女の子｢…｣

部長｢…｣

女の子｢あの…ごめんなさい…｣

部長｢謝らないでくれ!!余計惨めになる!!｣

女の子｢は、はい…ごめんなさい…｣

部長｢…｣
951 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 22:52:15.91 ID:sF74.oDO: 女の子｢この話はここまでです!!｣

部長｢うむ…｣

女の子｢それより、お料理頑張りましょう!!｣

部長｢…そうだな、そうしよう!!｣

女の子｢はい!!｣

部長｢よし、それではメニューを決めよう｣

女の子｢了解です!!｣
952 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/27(土) 22:52:43.27 ID:hro9LQDO: 俺の大好きなおっぱいサイズだなｗｗｗｗ

さっきのゴルフボールのピタゴラすごかったｗｗ
953 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:05:01.62 ID:sF74.oDO: >>952 凄いですよね!!あんな装置作ってみたい…

部長｢…とりあえず味噌汁、ご飯、目玉焼き、サラダだな｣

女の子｢いいですね、朝食って感じです｣

部長｢後は…ロールキャベツでも作ろうか｣

女の子｢作れるんですか？｣

部長｢十年以上も料理をしていれば出来るようになるさ｣

女の子｢え？そんなにしているのですか？｣

部長｢うむ｣
954 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:07:23.01 ID:sF74.oDO: 最後のじゃんけん負けた…ｻｻﾞｴｻﾝﾏｼﾞｽｹﾞｰｯｽ…

女の子｢あの方達と同級生なのですよね？｣

部長｢うむ、そうだぞ｣

女の子｢という事は学生の頃から？｣

部長｢あぁ、その頃からずっと一人暮らしだからな｣

女の子｢え？｣

部長｢さっ、そんな事より早く料理を始めよう｣

女の子｢はぁ…わかりました｣
955 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:09:42.57 ID:sF74.oDO: 女の子｢ところで｣

部長｢ん？｣

女の子｢何故急に料理と？｣

部長｢それは言っただろう？お腹が…｣

女の子｢嘘ですね｣

部長｢なに…？｣

女の子｢他に理由がありますね？｣

部長｢…｣

女の子｢例えば…あのまま一緒に居るのが恥ずかしかったとか｣

部長｢うっ…｣

女の子｢やはりそうなのですね？｣

部長｢…｣ｺｸﾝ
956 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:13:04.29 ID:sF74.oDO: 部長｢さっきは緊急事態だったから大丈夫だったのに…また…｣

女の子｢…そうですか｣

部長｢これからどうすればいいのか…｣

女の子｢今まで通りでいいのでは？｣

部長｢む、無理だよ!!恥ずかしい!!｣

女の子｢…やはり一番乙女ですよね｣
957 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:16:39.99 ID:sF74.oDO: 女の子｢…これはチャンスなのでは？｣

部長｢チャンス…｣

女の子｢？｣

部長｢前もチャンスと言ったのにチャンスじゃ無かった…｣

女の子｢そうでしたか？｣

部長｢そうだったよー…｣

女の子｢しかし、今回は決定的かもしれませんよ？｣

部長｢そうなの？｣

女の子｢はい｣
958 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:18:46.73 ID:sF74.oDO: 女の子｢今回は今までに無かったタイプのトラブルです｣

部長｢確かにそうだ…｣

女の子｢つまり、今までに無い変化が起こるはずです｣

部長｢なるほど!!｣

女の子｢きっと今頃彼もドキドキしているはずです｣

部長｢おぉ!!｣

女の子｢だから堂々としていればいいのです｣

部長｢堂々と…わかった｣

女の子｢はい!!｣
959 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:21:09.77 ID:sF74.oDO: 実況｢とーんてーんかーんかーん｣ﾄﾝﾃﾝｶﾝｶﾝ

実況｢よし、こっちはおっけーだな｣

実況｢しかし、逆立ちの後にこの仕打ち…｣

実況｢部長も相変わらずだなぁ…｣

実況｢…頑張ろう｣

実況｢頑張ればきっと良い事あるさ…｣

女の子｢頑張れば良い事あります!!きっと!!｣

部長｢そうだね!!頑張る!!｣

女の子｢その意気です!!｣

部長｢うん!!｣
960 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:23:33.66 ID:sF74.oDO: 部長｢よし、調理開始しようか｣

女の子｢はい｣

部長｢私が焼き物を作るから、君はサラダを頼める？｣

女の子｢わかりました｣

部長｢食材は君が選んでくれ｣

女の子｢はい｣
961 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:25:40.61 ID:sF74.oDO: 部長｢君は料理得意なのかな？｣

女の子｢いえ…むしろまったくです｣

部長｢そうなのか？意外だな…｣

女の子｢よく言われます｣

部長｢しかし、サラダなら…｣

女の子｢えと…まずゴボウを…｣

部長｢ちょっと待ってくれるかな？｣

女の子｢はい？｣
962 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:27:20.54 ID:sF74.oDO: 部長｢ゴボウ…使う？｣

女の子｢ダメですか？｣

部長｢うーむ…｣

女の子｢美味しいですよ？ゴボウ｣

部長｢それはわかっているが…朝食だから｣

女の子｢…わかりました、諦めます｣

部長｢うむ…｣
963 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:29:46.85 ID:sF74.oDO: 女の子｢ではレタスと…キュウリと…トマトで｣

部長｢うむ、いい感じの選択だな｣

女の子｢まず、千切り…｣

部長｢何で!?｣

女の子｢それしか知らないのですが…｣

部長｢…サラダ｣

女の子｢サラダ｣

部長｢もう一度｣

女の子｢はい…サラダ…｣
964 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:31:54.79 ID:sF74.oDO: 部長｢レタスは洗って手で千切ればいいよ？｣

女の子｢…字は当たってました｣

部長｢意味が全然違う…｣

女の子｢そうですね…ごめんなさい｣

部長｢いや、大丈夫だよ、頑張ろう？｣

女の子｢はい｣
965 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:42:25.11 ID:sF74.oDO: 部長｢では、私も始めようか｣ﾎﾞｯ

女の子｢洗って…あら？｣

部長｢卵｣ｶﾝｶﾝ、ﾎﾟﾄｯ

女の子｢か、片手で割ってます!!｣

部長｢慣れてくるとこっちの方が楽なのだよ｣

女の子｢凄いです!!｣

部長｢…まぁ、殻が入りやすいからやってはいけないと前に聞いたが｣

女の子｢…｣
966 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:48:44.17 ID:sF74.oDO: 女の子｢レタスは終わりました…次はキュウリですね｣

部長｢キュウリは斜めに切ると綺麗ね｣

女の子｢斜めに…｣

部長｢あ、包丁大丈夫？｣

女の子｢はい、前回は上手に使えた…と、思いたいです…｣

部長｢そう、それでは頑張って｣

女の子｢はい!!｣
967 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/27(土) 23:51:24.24 ID:sF74.oDO: 女の子｢えいっ…たぁっ｣ｻｸｻｸｯ

部長｢あまり力を入れない方がいいぞ？｣

女の子｢どうしても入ってしまうのです…｣

部長｢うーむ…それは困ったな｣

女の子｢どうすればいいでしょうか？｣

部長｢…よし、アレを使おう｣

女の子｢アレ…？｣
968 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:10:03.46 ID:t7YHHcDO: 部長｢これだ｣

女の子｢これは…ハサミ？｣

部長｢うむ、そうだ｣

女の子｢これで切るのですか？｣

部長｢それ以外に使い道は無いだろう？｣

女の子｢ですが…｣

部長｢安心しろ、それは調理用のハサミだ｣

女の子｢そういう物があるのですか？｣

部長｢うむ、去年同僚の家庭科教師から譲り受けてな｣

女の子｢なるほど…｣

部長｢私は使わないから、君が使ってくれ｣

女の子｢はい、わかりました｣
969 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:11:39.22 ID:t7YHHcDO: 女の子｢…えいっ｣ﾊﾟﾁﾝｯ

部長｢どうだ？｣

女の子｢とても切りやすいです｣

部長｢そうか、それはよかった｣

女の子｢これなら指を切る心配もありません!!｣

部長｢気をつけないと切るぞ？｣

女の子｢…慎重に切ります｣

部長｢うむ、それでいい｣
970 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:14:31.39 ID:t7YHHcDO: 部長｢本当はスライサーもあるのだが…｣

女の子｢あれは…ダメです｣

部長｢どうしてだ？｣

女の子｢…見た目が怖いです｣

部長｢…まぁ、気持ちはわかるが｣

女の子｢あのギザギザで指を…｣

部長｢や、やめろ!!言うな!!聞いてるだけで痛い!!｣
971 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:16:44.75 ID:t7YHHcDO: 部長｢気を取り直して…｣

女の子｢お料理再開です｣

部長｢まぁ、こっちはもうほとんど終わっているのだがな｣

女の子｢え!?｣

部長｢後はロールキャベツを煮込むだけだ｣

女の子｢本当です…早い…｣

部長｢では皿を用意しておくぞ？｣

女の子｢は、はい、お願いします｣
972 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:22:10.56 ID:t7YHHcDO: 女の子｢キュウリも終了です…後はトマトですね｣

部長｢流石にトマトはハサミでは無理だな｣

女の子｢大丈夫です、そのまま乗せますから｣

部長｢え？そのまま？｣

女の子｢あら？違いますか？｣

部長｢それはプチトマトでは…｣

女の子｢これ、プチトマトでは無いのですか？｣

部長｢違うぞ？｣

女の子｢小さく見えるのですが…｣

部長｢普通に大きいと思うが…｣
973 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:24:14.14 ID:t7YHHcDO: 女の子｢では包丁を使うしかありませんね…｣

部長｢あ、少し待ってくれ｣

女の子｢何ですか？｣

部長｢そういえばトマト用のカッターがあった｣

女の子｢…何でもあるのですね｣

部長｢使える物は使う派だからな｣

女の子｢それとは違う気がしますが…｣
974 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:26:39.06 ID:t7YHHcDO: 部長｢はい、これだ｣

女の子｢どう使うのですか？｣

部長｢台にトマトを乗せて、カッターを落とすだけだ｣

女の子｢便利ですね｣

部長｢そうだろう？｣

女の子｢これがあれば簡単に…｣

部長｢まぁ、こういう道具に頼り過ぎるのもダメだとは思うけどな｣

女の子｢…ですよね｣
975 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:27:46.66 ID:t7YHHcDO: 女の子｢何はともあれ、完成です!!｣

部長｢お疲れ様｣

女の子｢そちらはどうですか？｣

部長｢うむ、こちらも終わったぞ｣

女の子｢では後は彼を待つだけですね｣

部長｢あぁ、そうだな｣
976 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:30:12.06 ID:t7YHHcDO: 実況｢おー…いい匂い｣ｶﾞﾁｬｯ

女の子｢あ｣

部長｢噂をすればというやつだな｣

女の子｢作業は終わりましたか？｣

実況｢うん、終わったよ｣

部長｢ご苦労…｣

女の子｢違います｣

部長｢え？｣

女の子｢ちゃんとお疲れ様と言わないと｣

部長｢意味は変わらないではないか…？｣

女の子｢ダメです、全然違います｣

部長｢…｣
977 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:32:19.36 ID:t7YHHcDO: 実況｢どうしました？｣

部長｢うむ…終わったのだな？｣

実況｢はい、完璧だよ｣

部長｢そうか…それでは…その…｣

実況｢？｣

部長｢お疲れ…様!!｣

実況｢あ、はい、ありがとうございます｣

部長｢…あまり変わらないではないか｣

女の子｢あら…？おかしいですね…｣

実況｢…｣
978 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:35:44.16 ID:t7YHHcDO: 女の子｢とりあえず運びましょう｣

部長｢うむ、そうだな｣

実況｢あ、手伝うよ｣

女の子｢ありがとうございます｣

実況｢ごっはんーごっはんー｣

部長｢ご機嫌だな｣

実況｢そりゃもう、俺も流石に腹減りましたから｣

部長｢…そうか｣

女の子｢お味噌汁は？｣

部長｢あぁ、今用意する｣
979 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:37:34.87 ID:t7YHHcDO: 実況｢そんじゃ、いただきます!!｣

部長｢いただきます｣

女の子｢…きます｣

部長｢むっ？何だ？｣

女の子｢あ、いえ、これはクセのようなものなので｣

部長｢クセ？｣

女の子｢とにかく気にしないでください｣

部長｢そうか、わかった｣

女の子｢…あの人、どこに行ったのでしょうか？｣
980 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:39:24.94 ID:t7YHHcDO: 同級生女｢～♪｣

男｢お、おい…あまり腕を振るなよ｣

同級生女｢いいじゃーん｣

男｢腕が疲れるんだが…｣

同級生女｢だって嬉しいんだもーん｣

男｢そっすか…はぁ…｣

同級生女｢～♪｣

男｢…あいつ、そろそろ起きたかな？｣
981 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 00:42:57.57 ID:t7YHHcDO: 女の子｢美味しいです!!｣

実況｢本当、うまいな｣

部長｢そ、そうか？｣

実況｢はい｣

女の子｢こんなに美味しいお料理、初めてかもしれません!!｣

部長｢そんな大袈裟な…｣

実況｢いや、実際それくらい美味しいですよ？｣

部長｢…｣

実況｢おぉ、照れてるね｣

女の子｢そのようですね｣

部長｢う、うるさい!!｣
982 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/28(日) 01:05:33.68 ID:Af7eAsDO: もうそろそろ埋まるし次スレ建ててきても良い？？

因みに、打ち切りという選択肢は無しだぜ？ｗｗ
983 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]：2010/02/28(日) 01:25:49.72 ID:Af7eAsDO: 書いてる奴は寝てるよな(^^;;

ちっと早いけど建てました…ｶｯﾃﾆﾀﾃﾃｺﾞﾒﾝﾅｻｲ

男「後部座席に違和感が…」製作道路７号線
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1267287814/
984 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 01:33:43.58 ID:t7YHHcDO: >>982 埋まるか寝るかの勝負中…ｲﾔｳﾒﾏｽ…

実況｢それにしても部長の手料理なんて久しぶりだなぁ｣

部長｢部長と呼ぶな!!｣

女の子｢前に来た時に食べたんですか？｣

実況｢いやー、その時は食べれなかったよ｣

女の子｢では…？｣
985 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 01:48:59.11 ID:t7YHHcDO: >>983 ありがとうございます、助かります

実況｢実は前に学校でー｣

部長｢やめっ!!｣

女の子｢聞かせてください｣

部長｢…｣

実況｢お弁当をくれたんだー｣

女の子｢えっ!?｣

部長｢…｣
986 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 01:59:14.33 ID:t7YHHcDO: 実況｢あれはそう…冬の寒い日の事だった…｣

部長｢…｣

実況｢その日俺は弁当を忘れたんだ｣

女の子｢それは大変ですね｣
実況｢その時、俺に弁当を差し出す一人の女子が…｣

女の子｢なるほど、それが…｣

実況｢まったく知らない子だったよ｣

女の子｢え？｣
987 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 02:06:41.04 ID:t7YHHcDO: 女の子｢どういう事ですか？｣

実況｢いやー、その時俺、物凄い喜んではしゃいでさ｣

女の子｢はぁ…？｣

実況｢それで、どうせだから屋上で食べようと思ったんだ｣

女の子｢どうしてですか？｣

実況｢さぁ？とりあえず高い所から見下ろしたかっただけだと思う｣

女の子｢…｣
988 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 02:10:57.56 ID:t7YHHcDO: 実況｢そしたら、偶然屋上に行く途中の階段に部長が居てね｣

女の子｢はい｣

部長｢…部長じゃ無い｣ﾎﾞｿｯ

実況｢ごめんなさい、それで俺、せっかくだから自慢したんだよ｣

女の子｢…｣

実況｢見てください!!女子からお弁当貰っちゃいました!!ってね｣

女の子｢それでどうなったのですか？｣

実況｢気がついたら階段二十段転げ落ちてた｣

女の子｢…｣

部長｢…｣
989 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 02:15:31.32 ID:t7YHHcDO: 実況｢目が覚めた時には保健室だったよ｣

女の子｢お弁当は？｣

実況｢無くなってた｣

女の子｢…｣

実況｢それで看病してた部長にご飯ーって言ったらお弁当くれたんだよ｣

部長｢部長では無い、あの時は…その…お詫びにだな…｣

女の子｢…そういう事にしておきます｣

部長｢…｣
990 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 02:18:22.55 ID:t7YHHcDO: 実況｢それから弁当を忘れた時はいつもお世話になってるよー｣

部長｢毎回忘れるなと言っているのに…まったく…｣

女の子｢本当は手作りのお弁当が食べたいだけでは？｣

実況｢あ、わかる？｣

部長｢なっ!?｣

女の子｢こんなに美味しいですものね｣

実況｢だよねー｣

部長｢…美味しいからか｣
991 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 09:11:16.28 ID:t7YHHcDO: 寝た…そして時間が…ｲﾔｲｹﾙｳﾒﾗﾚﾙﾊｽﾞ

部長｢しかし、あの二人、帰ってこないな｣

女の子｢そうですね｣

実況｢どこに行っちゃったんだろうねー｣

部長｢良からぬ事をしてなければいいが…｣

女の子｢…｣

実況｢だ、大丈夫だよ、きっと｣

部長｢そうだといいのだがな｣

女の子｢…そうですね｣
992 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 09:16:06.18 ID:t7YHHcDO: 実況｢それにしても、こうやって食べてるとアレだね｣

部長｢なんだ？｣

実況｢なんていうか、こう…｣

女の子｢私達、家族みたいですね｣

部長｢家族？｣

実況｢うん、そう、そんな感じ｣

部長｢うーむ、家族か…｣
993 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 09:20:02.36 ID:t7YHHcDO: 部長｢私が姉で、弟と妹という感じか？｣

実況｢そうですねー｣

女の子｢いえ、違いますよ？｣

実況｢え？｣

部長｢？｣

女の子｢お母様と、お父様と、娘です｣

部長｢!?｣

実況｢娘!?｣

女の子｢はい｣
994 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 09:26:03.01 ID:t7YHHcDO: 実況｢僕が父か｣

部長｢私は母なのか…？｣

女の子｢もちろんです｣

部長｢という事は…私達はその…｣

女の子｢夫婦です｣

部長｢夫婦…｣

実況｢いつの間にか結婚したんですねー｣

部長｢し、してないぞ!!｣

実況｢わかってますよ…｣
995 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 09:30:32.48 ID:t7YHHcDO: 部長｢それに…子供なんて…｣

実況｢俺達、ついに…｣

部長｢せ、セクハラだ!!｣

実況｢俺はまだ何も言ってないんだけど｣

部長｢うっ…｣

実況｢何を言うと思ったんですか？｣

部長｢う、うるさい!!｣
996 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 09:32:40.33 ID:t7YHHcDO: 部長｢貴様と私が…その…子供など｣

女の子｢私…生まれて来てはいけない子だったのでしょうか…？｣

部長｢!?｣

女の子｢…｣

実況｢あーあ、やっちゃったー｣

部長｢わ、私が悪いのか!?｣

実況｢さぁ？どうでしょう｣

部長｢…うー｣
997 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 09:38:57.19 ID:t7YHHcDO: 女の子｢…｣

部長｢えっと…あの、だな…｣

女の子｢生まれて来てごめんなさい…｣

部長｢そ、そんな事を言うな!!｣

実況｢そうだよ、テスラちゃんは生まれて来てよかったんだよ？｣

女の子｢本当ですか？｣

部長｢うむ!!もちろんだ!!｣

女の子｢…嬉しいです｣
998 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 09:41:13.08 ID:t7YHHcDO: 部長｢しかし、母はやめてくれ｣

女の子｢はい、わかりました｣

部長｢…そうすると私達の関係はどうなるのだろうか？｣

実況｢そういえばそういう事考えた事無いですね｣

女の子｢言われてみますと…難しいかもしれません｣
999 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 09:44:43.16 ID:t7YHHcDO: 実況｢とりあえず俺達は同僚でいいですか？｣

部長｢うむ、そうだな｣

実況｢えーっと、テスラちゃんは…｣

女の子｢…お友達、ではダメでしょうか？｣

実況｢え？｣

部長｢友達？｣

女の子｢はい｣
1000 ：VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 09:48:48.44 ID:t7YHHcDO: はい、1000到達です…書いてる奴です…ﾈﾁｬｯﾀﾖ

今回もお付き合いいただきありがとうございました、皆様には毎回お世話になっております…

それにしても今回は時間がかかり過ぎている…ほぼ一ヶ月ｼﾞｬﾅｲｶ

三月は春休みだし…もっと遅くなりそうな気が…

出来るだけ速度を上げようと思います…申し訳無いです

では次スレで…本当にありがとうございました
1001 ：1001Over 1000 Thread: 　　　　´⌒(⌒(⌒｀⌒,⌒ヽ
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