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HTML化した人:lain.
男「後部座席に違和感が…」製作道路7号線
1 :勝手に建てちった2010/02/28(日) 01:23:34.81 ID:Af7eAsDO
厨二病っぽい男
・身長 175cm
・体重 67kg
・髪 黒
・戦闘力 3
・特技 ゲーム
・スリーサイズ 秘密だよ

超能力者っぽい女の子
・身長 139cm
・体重 30kg
・髪・目 黒
・戦闘力 63万
・特技 超能力
・苦手分野 料理
男を狙うミスコン王者の同級生女
ある時はミスコン実況、またあるときは中学校教師、部長一筋な実況
部長と呼ばれるのが嫌い、ツンデレを巧く扱えずツンツンな部長
奴は今どこにいるのか超低燃費カー

現在は大体この方々でお送りしております

……だそうです
実質9スレ目

前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1265471429/
前々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1264344267/

前々々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1263628749/
前々々々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1262343208/
前々々々々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1261634198/
前々々々々々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1260027619/
前々々々々々々スレ
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259540853/

7xまとめ
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/otoko_koubuzasekini_iwakanga.html
2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 09:57:15.66 ID:t7YHHcDO
>>1 スレ立てありがとうございます、書いてる奴です…

速度を上げたい…と思いましたがもうバイト…申し訳無いです…

休憩中に書こう…
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/02/28(日) 10:10:25.36 ID:pkUv/OEo
>>1

>>2も乙
いつも楽しみにしてる
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/02/28(日) 11:41:39.84 ID:.PYd9Pw0
>>1のテンプレ(?)についてだけど
もう前スレだけ別にして、
それ以前はアドレス並べるだけでいいんじゃないかな

々を足すのもそろそろ面倒だべ
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/02/28(日) 14:04:41.70 ID:Af7eAsDO
>>4
やっぱそう思う?
もし、新参さん来たときにわかりやすいように一応残しておいたけど、じゃまだよな
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/02/28(日) 14:48:34.36 ID:d8zbe1.0
次スレの>>1テンプレアド部の案(早え
(>>900くらいからやるべきかもしれんが)

(人物紹介)

前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1267287814/

過去スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1265471429/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1264344267/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1263628749/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1262343208/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1261634198/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1260027619/
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259540853/

7xまとめ
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/otoko_koubuzasekini_iwakanga.html
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 15:12:15.24 ID:t7YHHcDO
皆様、様々な案を出していただき、ありがとうございます…休憩ダー
今回のキャラ紹介よく見たら…本当に何処に行ったんだろう車君…
とりあえずいつものアレから書きます…イラナイカナー?デモカキタイヨネー
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 15:17:29.04 ID:t7YHHcDO
前回までのあらすじ
少女家族中…


女の子「はい、始まりました」

男「そうだな」

女の子「では張り切って行きましょう、第6回あらすじ…」

男「ちょっと待て」

女の子「何でしょうか?今忙しいのですが」

男「このコーナーを始める前に聞きたい事がある」

女の子「?」
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 15:21:30.55 ID:t7YHHcDO
女の子「聞きたい事とは?」

男「俺達、本編では今別行動中だよな?」

女の子「そうですね」

男「ここで揃ってもいいのか?」

女の子「何回も言っているはずです、ここでは何でも?」

男「…アリ」

女の子「その通りです」

男「…まぁ、俺は何でもいいんだけどさ」
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 15:25:01.56 ID:t7YHHcDO
女の子「では気を取り直して始めましょう…第6回、あらすじコーナー!!」

男「おー」

女の子「まずはこのコーナーの説明からです」

男「俺がするの?」

女の子「お願いします」

男「…はいはい」
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 19:54:44.63 ID:t7YHHcDO
休憩中に強制出動が…そして二度目の休憩…コンドコソー…




男「しかし、急に説明しろと言われてもなぁ…」

女の子「この書類を使ってください」

男「なんだ、原稿があるのか」

女の子「ではお願いしますね」

男「はいよ…えーっと…このコーナーは前スレのあらすじを紹介するコーナーです」

女の子「説明もしちゃうぞっ♪」

男「おい、ちょっとまて」

女の子「何ですか?」

男「今、何か不思議な現象が起きなかったか…?」
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 19:56:13.47 ID:t7YHHcDO
男「お前、今…」

女の子「はい?」

男「…あれ?普通だ」

女の子「どうしました?」

男「うーん…今のはいったい…」

女の子「…」
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 19:58:05.09 ID:t7YHHcDO
男「念のために聞きたいんだが」

女の子「何でしょうか?」

男「お前、酒飲んで無いよな?」

女の子「飲んでませんよ?」

男「そうか…それならいいんだけどさ」

女の子「どうしてそんな事を聞くのですか?」

男「いや、まぁ、気にしないでくれ」

女の子「…?」
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 20:02:57.04 ID:t7YHHcDO
女の子「早く続きを」

男「うーん…それなんだが…」

女の子「どうしました?」

男「あらすじを紹介するコーナーって…違くないか?」

女の子「え?違う?」

男「うん」
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 20:04:36.34 ID:t7YHHcDO
女の子「あらすじコーナーと銘打っているので、あらすじを紹介するコーナーで合ってるはずですが…」

男「だって毎回あらすじ紹介なんてほとんどしないじゃん」

女の子「それはー…そうですが…」

男「もういっそ、このコーナーを雑談コーナーにすればいいんじゃね?」

女の子「!?」
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 20:06:44.16 ID:t7YHHcDO
女の子「それだけは絶対ダメです!!」

男「何でだよー、今回は廃止じゃ無くてタイトル変更だけだろー?」

女の子「雑談なんてしてはいけません!!」

男「どうして?」

女の子「今、本編でグダグダになっているのに、こちらでもグダグダするなんて!!」

男「…説得力あるな」
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 20:08:53.88 ID:t7YHHcDO
男「えーっと…それから質問コーナーだな」

女の子「はい」

男「出演者や視聴者さんからのお便りに返事をするコーナーだな」

女の子「君のお便りも待ってるぞっ♪」

男「!?」

女の子「どうしました?」

男「…やっぱり今」

女の子「?」

男「…いや、何でもない」
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 20:11:08.08 ID:t7YHHcDO
男「コーナーはこれだけで…」

女の子「まだありますよ」

男「え?」

女の子「まだ、おねだりコーナーとオープニングとお別れの挨拶が」

男「あれは違うだろ…つかおねだりをレギュラー化するのやめてくれ」

女の子「カラオケに行きましたらやめます」

男「…」
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 20:14:06.18 ID:t7YHHcDO
男「…と、まぁ、こんな感じでお送りしてるぜ」

女の子「実際内容は真のグダグダ話ですが、時には重大な伏線が隠されていたり…」

男「え?マジで?」

女の子「…しているかもしれません」

男「どっちなんだよ!?」

女の子「皆さん、頑張って見つけてねっ♪」

男「また!?つか伏線は見付かっちゃいけないだろ!?」
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/02/28(日) 20:16:49.38 ID:t7YHHcDO
ヨシヨーシ…休憩終了…




女の子「あ、言い忘れてましたが」

男「ん?」

女の子「このコーナーは読み飛ばし推奨です」

男「おい!!それ言っていいのか!?」

女の子「読んでも読ま無くても変わりませんから」

男「…じゃぁやっぱり廃止でいいんじゃね?」

女の子「それはダメです」

男「だから何でだよ…」
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/02/28(日) 22:07:23.05 ID:.PYd9Pw0
せんせー最 近 見 な いあの車の車種はなんですかー?
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/01(月) 01:19:48.59 ID:VL4vQ2DO
せんせー女の子はCカップってことでいいですかー?
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 08:23:28.65 ID:mlZniMDO
>>21-22
女の子「質問が来ているようですね」

男「うむ、そうだな」

女の子「最近、まったく見ていない車さんの車種についてのようです」

男「…何か言い方が」

女の子「フロントにBMWと書いてありましたが」

男「うむ、そうだぞ」

女の子「…あれって燃費が悪いのでは」

男「まぁ、飛ばすやつだしな」

女の子「…どうしてあの車は」

男「おっとー、細かい事は気にしちゃダメなんだぜ?」

女の子「…了解です」

男「それよりお前の胸についてなんだが」

女の子「…」

男「何故Cカップって話に?」

女の子「それはー…そのー…」

男「まぁ…俺が言える事は、それは妄想にお任せするぜって事だな」

女の子「あら?言わないのですか?」

男「俺も命は惜しいからな」

女の子「…よくわかっていますね」

男「まぁな!!」
24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 08:31:58.76 ID:mlZniMDO
女の子「ここからがあらすじです」

男「えーっとまずは…焼肉だったか?」

女の子「はい、コンテストの優勝賞品でいただいた券で行きましたね」

男「ごちっ!!」

女の子「そういえば食べ終わっていない料理があったような気が…」

男「そうだったか?気が付かなかったが…」

女の子「よく確認しないから…」

男「それは俺に言うな、奴に言え」

女の子「意見出来る訳無いじゃないですか」

男「ですよねー…」
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 09:09:02.62 ID:mlZniMDO
女の子「ですが残念ながら…この時の記憶もほとんど無いのです」

男「あぁ、うん、まぁ…仕方ないんじゃね…?」

女の子「特に中盤の記憶が…」

男「王様ゲームとかやったぜ?」

女の子「本当ですか!?」

男「おう」

女の子「…記憶が無いのが惜しまれます」

男「…やりたかったのか?」

女の子「…少し」
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 09:19:52.22 ID:mlZniMDO
女の子「どのような内容だったのでしょうか?」

男「んー…まぁ、お前の圧勝だったな」

女の子「そうなのですか」

男「おう」

女の子「それで、私はどのような命令を?」

男「それは言えないな」

女の子「どうしてですか?」

男「お前の名誉の為に…な」

女の子「?」
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 09:22:17.69 ID:mlZniMDO
女の子「えと…焼肉が終わった後は…何をしました?」

男「そのまま廃校舎を見に言っただろ?」

女の子「あ、そういえばその途中で部長さんに出会ったのでしたね」

男「…」キョロキョロ

女の子「どうしました?」

男「いや、部長って呼んだからツッコミが来るのかと思ってな」

女の子「…あの人ならやりそうで怖いです」
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 10:47:28.99 ID:mlZniMDO
女の子「部長さん達もそろそろ本格的にレギュラーになりつつありますね」

男「そうだな」

女の子「すぺっく?という物も必要でしょうか?」

男「どうだろうなぁ…その辺りはご想像に…って感じなんだが」

女の子「手遅れな気もしますが…」

男「それもそうだな…」

女の子「どうしますか?」

男「うーん…」
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 11:29:01.41 ID:/8n8du2o
新スレおめでとうございます!割り込み失礼っ!
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 12:03:21.65 ID:mlZniMDO
>>29 ありがとうございます、頑張ります




男「まぁ…とりあえず書くか」

女の子「書く?」

男「あ、間違えた、晒すか」

女の子「…」

男「しかし、たぶんイメージと違うと思うんだよなー…」

女の子「イメージと違うからって怒らないでねっ♪」

男「!?」

女の子「どうしました?早く発表を」

男「…おう」
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 12:46:05.77 ID:mlZniMDO
男「まずはこいつからだー」

同級生女
身長 170cm
体重 60kg
髪 茶髪
スリーサイズ ボンッキュッボンッだよ
趣味 料理
特技 笑顔



男「こんな感じだな」

女の子「身長高いですね」

男「しかしこの特技が気になるな…」

女の子「深く考えてはいけません」

男「うむ…」
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/01(月) 12:49:02.45 ID:0KlZBuUo
60kgはいくらなんでも重すぎだろうwwwwww
33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/01(月) 12:59:15.19 ID:VL4vQ2DO
笑顔は技なのですね・・・
34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:10:58.71 ID:RJ9Qj..0
dfasdfasd
35 :asd2ss1[asdsa]:2010/03/01(月) 13:12:28.22 ID:fclJrIE0
★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★★★좆까라양키들아★★
36 :zzzzzzzzzzzzzzzz[zzzzzzzzzzzzzzz]:2010/03/01(月) 13:13:11.74 ID:FxdlZUA0
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
37 :2131231[fnsdjafsnj@hnasjfs.com]:2010/03/01(月) 13:15:11.42 ID:RJ9Qj..0
종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들종간나 일본색기들
38 :fgdvcd[vcxvxc]:2010/03/01(月) 13:16:37.05 ID:TfnhH320
대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세대한민국만세
39 : ◆XQpCQU7.rI[#12615;#12615;]:2010/03/01(月) 13:17:23.91 ID:LAe6Ee.0
쪽바리새끼들위엄쩜니다 ㅋ
40 :japan1232010/03/01(月) 13:18:40.89 ID:dC0ZzlY0
.....................................................동
...............................................해물과
.............................................백두산이
.................................마....르고닳도
.....................록......하느님이보우
..................하사우리나라만세
...........무궁화삼천리화려강산대
.........한사람대한으로길이보
...전하세남산위에저소나무
.........철갑을두른듯바람서
.............리불변함은우
..............리기상일세무
...........궁화삼천리화려강
.........산대한사람대한으로
......길이보전하세가을하늘공
..............활한데높고구름없이.............밝 . ←われらの領土だ
...................은달은우리가슴일
.....................편단심일세무궁화
...................삼천리화려강산대한
...................사람대한으로길이보
....................전하세이기상과이맘
..................으로충성을다하여괴로
................우나즐거우나나라사랑
...............하세무궁화삼천리화려
.............강산대한사람대한으
.............로길이보전
...........
..............하세
41 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:19:01.59 ID:6XGfDdA0
KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///KOREA IS WINNER --- JAPAN IS LOSER///ㅍ
42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:19:06.50 ID:ATLlWBE0
.....................................................동
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43 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:19:23.73 ID:r6rQgX60
싹쓸이 해주겠어 ㅋㅋㅋㅋㅋ
44 :dsafadsd[fasdfasdf]:2010/03/01(月) 13:22:30.91 ID:IsIn6Xo0
일본 원숭이 새끼들 조져라 조져라 워어어 IT강국 한국의 위엄이다 이색들아 ㅋㅋㅋㅋㅋ
일본 원숭이 새끼들 조져라 조져라 워어어 IT강국 한국의 위엄이다 이색들아 ㅋㅋㅋㅋㅋ
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45 :zzzzzzzz[zzzzzzzzzzz]:2010/03/01(月) 13:24:46.05 ID:tYyJAEk0
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz병신 일본개새끼ㅡㄹ아 ㅋㅋㅋㅋ
46 :japandown[z]:2010/03/01(月) 13:29:17.17 ID:20O1sWE0
笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。笆。
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[・懍イ肋 笘・・2・・・川渥・エ・、・・・・復 Hello Monkey笘・・ (。誤洳・・卓硫アゥ) |・卓┳・・DC・、・、
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:41:09.59 ID:Npjjwv20
개 원숭이 십차년들
48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:42:37.12 ID:TJOh0Ik0
Monky Methers Fuckker
49 : ◆txt5oXaG.I[Jp #49884;1#48156;#44163;#46308;]:2010/03/01(月) 13:42:39.16 ID:WjxowGM0
ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ ㅅㅂ 줫나웃겨
50 :1[1]:2010/03/01(月) 13:43:02.97 ID:V5zXpjE0

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.....................록......하느님이보우
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...........무궁화삼천리화려강산대
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...전하세남산위에저소나무
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...................은달은우리가슴일
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51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:43:24.67 ID:TJOh0Ik0
몽키매직 몽키매직 개새끼들아
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:43:41.86 ID:H2FfzQ20
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53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:43:28.20 ID:TJOh0Ik0
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54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:43:36.86 ID:H2FfzQ20
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55 : ◆3yC0TZoPDI2010/03/01(月) 13:43:39.11 ID:G2VUA6.0
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56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:44:04.56 ID:TJOh0Ik0
여...여기가 AV나라인가요 ?
57 : ◆SCY1m8Ei2g[#12619;#12619;#12619;#12619;]:2010/03/01(月) 13:44:47.93 ID:v4QeHsU0
몽키
58 : ◆uDC9s3cKxg[gydhdmdms@naver.com]:2010/03/01(月) 13:45:35.51 ID:oLZtDC60
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59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:46:37.89 ID:ZAGqzSM0
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60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 13:47:31.95 ID:ZAGqzSM0
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61 : ◆nSn2UOz//Q2010/03/01(月) 13:47:53.33 ID:/fr.jsY0
일본이 무너지고 2ch가 무너지고 일본이 황폐화 되고
승리의 DC 승리의 합필갤 원숭이 우끾우끾
나는 바로 정C님이다
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62 : ◆nSn2UOz//Q2010/03/01(月) 13:49:34.28 ID:/fr.jsY0
일본이 무너지고 2ch가 무너지고 일본이 황폐화 되고
승리의 DC 승리의 합필갤 원숭이 우끾우끾
나는 바로 정C님이다
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63 :kkkk[wcm_yjs1@naver.com]:2010/03/01(月) 13:50:26.09 ID:G2VUA6.0
일본 개새끼들아 ㅋㅋㅋ 좆까시발
64 :asdqwdwq[qwdqwd21124124]:2010/03/01(月) 14:06:39.24 ID:WcV9ySA0
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65 :sa[sd@afas.com]:2010/03/01(月) 14:08:48.41 ID:o4AW5bo0
dfdgdsf
66 :名前[E-mail(省略可]:2010/03/01(月) 14:09:25.08 ID:EwThlPg0
dkssudgktpdy
67 :Doosan Bears V4! me too![awdqaw@naver.com]:2010/03/01(月) 14:09:42.77 ID:R7xaWPg0
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68 :sdsd[sdsd]:2010/03/01(月) 14:10:42.11 ID:QHAWoek0
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69 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 14:11:16.45 ID:RYjIrpA0
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70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/01(月) 17:48:24.06 ID:mobCC6DO
荒れてるなぁ…今日なんかあったっけ…
71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/01(月) 19:33:31.97 ID:Tmg9uM2o
>>70
事前に3/1に攻撃があると内部告発

それとは別件で八百長と801勘違い騒動
  ↓
チョンVIPに誘導され鯖落とす
  ↓
新VIP鯖落としされて反撃
  ↓
大反撃を喰らう←いまここ
72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/01(月) 19:59:30.98 ID:mobCC6DO
>>71
サンクス

さすがチョンだなww
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/01(月) 22:04:01.08 ID:uz5Mo6I0
こっちで読める言語で反撃ならわかるけどさ…
自己満足出来ればいいんだな


同級生女重すぎじゃね?女でモデルなんだからもっと軽いんじゃ?
せめて40後半とか50に……

特技笑顔ってそれ演gあれ誰かきた
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 23:23:59.52 ID:mlZniMDO
はい、書いてる奴です…モウヤダマジデコワイ…

同級生女の体重…ドウシヨウ…でも変更するのもアレだし…このまま?

書いてる奴は少し肉あるくらいが好きイヤナンデモナイソレヨリモヨウジョガイヤコレモナンデモナイ

…気を取り直して書こう
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 23:32:01.80 ID:mlZniMDO
男「えーっと…次は…」


実況
身長 159cm
体重 46kg
髪 金髪
装備 ピアス、カフス
趣味 部長いじり
特技 何でも無理矢理即興実況
属性 犬


男「よし、こんな感じだな!!」

女の子「…」

男「ん?どうした?」

女の子「これ…イメージと全然…」

男「考えてはいけない感じろ」

女の子「…はい」
76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/01(月) 23:38:58.60 ID:mlZniMDO
男「よし、最後は…」


部長
身長 173cm
体重 諸事情により秘密
髪 黒、ポニーテール
装備 眼鏡
スリーサイズ 調査に行った実況が戻って来ない為不明
戦闘力 53万
趣味 人形集め
特技 剣道



男「これでおっけーだな」

女の子「体重は…」

男「いろいろ問題があって」

女の子「そうですか…スリーサイズを調べに行ったあの人は?」

男「さぁな、何処かに埋められてるんじゃね?」

女の子「…」
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 00:35:37.88 ID:xCB3M2DO
重い…すぐ落ちる…




男「まぁ、とりあえずこれでいいか?」

女の子「そうですね」

男「一応言っておくが、あくまでもこれは基本設定だからな?」

女の子「そうですね…正直信じられない設定が…特に身体面で…」

男「あまり参考にしないように」

女の子「自分の妄想でキャラクターを見てねっ♪」

男「…」

女の子「どうしました?」

男「…いや」
78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 09:47:00.73 ID:xCB3M2DO
男「さて、キャラ紹介も終わったし、そろそろあらすじを」

女の子「そうですね」

男「えーっと…部長と合流した後は、廃校舎だったな?」

女の子「そうですね」

男「俺は疲れたぜ…」

女の子「ほとんど掃除でしたからね」

男「何であんな所で掃除だったんだ…」
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 09:53:06.23 ID:xCB3M2DO
男「しかし…あの部活はどうにかしないといけない気がする…」

女の子「大丈夫ではないでしょうか?」

男「いや、そのうち本当に何かを呼び出しそうな気が…」

女の子「そしたら大戦が始まるのですね」

男「…俺は嫌だぞ、そのノリ」
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 10:05:12.02 ID:xCB3M2DO
女の子「いい考えがあります」

男「なんだ?」

女の子「テスラさんを呼び出していただきましょう」

男「…それ、本気で言ってるのか?」

女の子「無理でしょうか?」

男「流石に別次元ってのは無理なんじゃね?」

女の子「そうですか…残念です」

男「…お前はそんなにテスラちゃんに会いたいのか」
81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 10:12:44.11 ID:xCB3M2DO
男「そんで、あの幽霊騒動の件だが…」

女の子「驚きましたね」

男「よく言うぜ…お前がやったくせに」

女の子「…」

男「まぁ、おかげで助かったけどな」

女の子「…そうですか」

男「おう」
82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 10:39:59.72 ID:xCB3M2DO
男「今の俺じゃ部長には勝てないからなー」

女の子「前回も気になったのですが」

男「ん?」

女の子「昔なら勝てたという事ですよね?」

男「うーん…どうだろうなぁ」

女の子「?」

男「そもそも、反撃出来ない時点で勝てる見込みが無いんだよ」

女の子「それはそうですね」

男「俺も覇気だけで相手を気絶されられたりすればなぁ」

女の子「…航海でもしてみますか?」

男「いや、やめておくわ」
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 10:42:14.31 ID:xCB3M2DO
女の子「部長さんとの戦績はどれくらいなのですか?」

男「数えて無いからわからないが…そうだな、100回は戦ってる気がする」

女の子「そんなにですか!?」

男「おう」

女の子「全敗なのですか?」

男「いやー、全分けだな」

女の子「え?」
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 10:44:36.62 ID:xCB3M2DO
女の子「どういう事ですか?」

男「部長が戦いを挑んでくるの、いつも昼休みだったんだよ」

女の子「そうなんですか」

男「おう、それで、うちの学校の昼休みは50分…」

女の子「…つまり、50分逃げ切れば引き分けという事ですか」

男「そういう事だ」

女の子「それを100回以上…」

男「体力だけは自信があったぜ!!」

女の子「過去形ですか…」
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 10:49:22.22 ID:xCB3M2DO
女の子「しかし、その場合あなたが攻撃出来れば勝てるのでは?」

男「どうだろうな…部長は隙が無いし」

女の子「私には隙だらけに見えましたが…いろいろな意味で」

男「は?」

女の子「いえ、何でも無いです」

男「…?」
86 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 10:54:29.43 ID:xCB3M2DO
女の子「部長さん、部活は剣道部では無かったのですよね?」

男「あぁ」

女の子「それなのにどうして竹刀を?」

男「さぁな…全部独学って聞いたけど」

女の子「そうなんですか?」

男「うむ、それであの腕前…恐ろしい奴だぜ」

女の子「部長さんなら有り得ない話でも無い所が特に…ですね」
87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 11:23:04.26 ID:xCB3M2DO
男「お前なら勝てるんじゃないか?」

女の子「私ですか?」

男「こう…超能力とかで」

女の子「武器を取り上げるくらいなら簡単ですが」

男「その後は?」

女の子「そうですね…サイキックウェーブで動きを止めて…」

男「出来るの!?」

女の子「やってみなければわかりませんが」

男「またそのパターンか…」
88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 11:26:11.34 ID:xCB3M2DO
男「それじゃ実践してみるか?」

女の子「いえ、やめておきましょう」

男「なんで?」

女の子「今日はお菓子を用意していません」

男「エネルギー足りないのか?」

女の子「いえ、一応覚醒出来るくらいは溜めてありますが」

男「じゃぁ出来るんじゃねぇの?」

女の子「いいですけどこの後の司会を全てあなたがやる事になりますよ?」

男「よし、やめよう」

女の子「はい」
89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 12:10:03.99 ID:xCB3M2DO
男「そういえば最近、お前の超能力を見ていないな」

女の子「そうでしょうか?」

男「まぁ、状況がアレだから仕方ないか」

女の子「そうですね」

男「だが俺としては見たいんだよなー、お前の超能力」

女の子「どうしてですか?」

男「アレが無いと、お前のキャラ立たないじゃん」

女の子「…」
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 12:13:13.43 ID:xCB3M2DO
女の子「それは皆さん同じなのでは?」

男「うっ…」

女の子「特にあなたです」

男「俺?」

女の子「もうちょっと特徴を…」

男「あ、あるよ!!俺にも特徴!!」

女の子「どこですか?」

男「えーっと…アレだ…その…ほら…」

女の子「…」
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 12:15:20.40 ID:xCB3M2DO
男「…」

女の子「…」

男「…俺、いらない子なんじゃね?」

女の子「そんな事は…無いと思いますが」

男「断言してくれよ!!俺が必要だって言ってくれよ!!」

女の子「これでも最大限努力したのですが」

男「…」
92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 16:24:03.41 ID:xCB3M2DO
女の子「ではあらすじの続きを…」

男「…」

女の子「あら?どうしました?」

男「…やりたくない」

女の子「え?」

男「お前が一人でやればいいんだ…」

女の子「…またいじけてるのですか?」

男「…」
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 16:34:17.73 ID:xCB3M2DO
女の子「いつもは立ち直りが早いのに…おかしいですね」

男「へっ…俺なんて…」

女の子「ヤケになってますね…どうしましょう?」

男「スタッフー!!酒持ってこーい!!」

女の子「飲むんですか?」

男「…飲まないけど」

女の子「…」
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/02(火) 16:42:05.31 ID:4dt6LEDO
あ、あたしは男くんのこと、
好き、だよ?







男だけど
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 18:06:18.58 ID:xCB3M2DO
>>94
男「…」

女の子「どうしました?」

男「見ろよ、視聴者も俺の事を笑っているんだぜ?」

女の子「いつもの事です」

男「そりゃそうだけどよー…」

女の子「というか、それが仕事です」

男「…ですよねー」
96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 23:38:31.43 ID:xCB3M2DO
女の子「早く続きをー」

男「ヤダ、やりたくない」

女の子「そんな事言わずにー」

男「働きたく無いでござる!!」

女の子「…」

男「…すまん、俺が言うと少しリアルだったな」

女の子「い、いえ、そんな事は…」
97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 23:40:13.42 ID:xCB3M2DO
女の子「このままですとこのお話もここまでになってしまいますよ?」

男「!?」

女の子「いいのですか?」

男「…それは嫌だな」

女の子「では頑張りましょう?」

男「…おう、頑張る」

女の子「その意気です」

男「…」
98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/02(火) 23:40:34.16 ID:8JaM1cDO
最近の心のより所はここだけだぜ☆
99 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/02(火) 23:53:11.96 ID:xCB3M2DO
>>98 ありがとうございます…デモコンナノリデイイノカナー、モウシュシカワッテルシネー…ガンバロウ…




女の子「こうなったら特徴を見つけましょう」

男「え?」

女の子「そうすればあなたも…」

男「…それ、見つかるのか?」

女の子「この場所が埋まるまでには!!」

男「…やめようぜ」

女の子「そうですか」
100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 02:04:39.68 ID:TZVvukDO
男「まぁいい!!とにかくあらすじだ!!あらすじ!!」

女の子「そうですね」

男「えーっと?幽霊騒動の後は?」

女の子「部長さんが倒れてしまいまして、部長さんの家に」

男「あぁ、そうだったな」
101 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 02:06:40.88 ID:TZVvukDO
男「押し入れの中…凄かったな」

女の子「お人形さん達で一杯でしたね」

男「あそこまで集めるとは…本当に一つの事に一直線な奴だ」

女の子「それもまた、部長さんらしいですよ」

男「まぁ、そうだな」
102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 02:10:50.85 ID:TZVvukDO
男「しかし、肉が無かった事だけは許せん」

女の子「まだ言いますか…?」

男「当たり前だ、肉だぞ、肉」

女の子「いいじゃないですか、無くても」

男「お前だって本当は食べたかったんだろー?」

女の子「わ、私は…」

男「正直に言えよー」

女の子「…あったら食べたかったかもです」

男「よーし、それでいい」

女の子「…」
103 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 02:12:46.86 ID:TZVvukDO
男「こうなったら…おーい、スタッフー」

女の子「?」

男「アレと…アレな…よろしく」

女の子「何をしているのですか?」

男「ん?いや、ちょっと届け物をな」

女の子「届け物?」
104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 02:15:15.03 ID:TZVvukDO
女の子「何処に何を送ったのですか?」

男「部長ん家に肉を」

女の子「…それでどうするのですか?」

男「部長も送られて来た物は流石に捨てないだろう?」

女の子「まぁ、そうでしょうね」

男「つまり!!その肉を食えばいいのさ!!」

女の子「…それ、ここで食べれば解決なのでは?」

男「…あ」

女の子「…」
105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 02:16:50.83 ID:TZVvukDO
男「いいんだよ!!皆で食べたいんだよ!!」

女の子「焼肉屋さんに行ったじゃないですか」

男「部長が居なかっただろー!!」

女の子「それはそうですが…」

男「それに、確認したい事もあるしな」

女の子「?」
106 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/03(水) 02:25:41.62 ID:5jFPH..0
只今、謎の人物に運送トラックが襲撃されたとの情報が入ってきました。
詳細は未だわかっておりませんが、
現場周辺では竹刀を持った怪しい女性を目撃したとの証言が多数あるようです。
107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 02:42:39.11 ID:TZVvukDO
>>106
女の子「…」

男「…」

女の子「…あの、これ」

男「言うな!!何も言うなよ!!」

女の子「ですが…」

男「消されたいのか!?」

女の子「…黙ってます」

男「よし、それでいい…それでいいんだ…」

女の子「…はい」
108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/03(水) 02:48:22.34 ID:5jFPH..0
なんつうか…うん、俺も悪かった…
109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 02:50:38.04 ID:TZVvukDO
男「おい、スタッフは無事なのか?」

女の子「えと…2…5…全員居ますね」

男「そうか…よかった」

女の子「運転していた方は大丈夫だったのでしょうか…?」

男「さぁな…まさか命までは取らないだろう」

女の子「そうですよね」

男「しかしトラックに勝つとは…もう人間技じゃ無いよな」

女の子「…ですね」
110 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 02:53:23.52 ID:TZVvukDO
>>108 イイパスデシタヨ




女の子「それで、何を確認したかったのですか?」

男「うむ、焼肉といえば酒が付き物だろう?」

女の子「まぁ、そうですね」

男「酔った部長ってどんな感じなのかなって」

女の子「なるほど…確かに興味あります」

男「…お前みたいにならなければいいけどな」

女の子「え?」
111 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 07:53:03.71 ID:TZVvukDO
女の子「どういう意味ですか?」

男「あ、いや…それは」

女の子「…あ、わかりました」

男「え?」

女の子「記憶が無くなるのでは?という事ですね?」

男「あ、あぁ、うん、そう、そんな感じ」
112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 08:50:00.93 ID:TZVvukDO
女の子「何故そんな心配を?」

男「ほら、お前と部長って、何か似た所あるじゃん?」

女の子「…確かにそうですね」

男「だろう?それでさ」

女の子「どうなるのでしょうね?」

男「アレにはなって欲しくないな…こいつ一人で限界だし」

女の子「え?」

男「いや何でも無い」
113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 08:52:35.80 ID:TZVvukDO
男「まぁ仕方ない、この件はまた今度調べてみよう」

女の子「そうですね、そうしましょう」

男「いいか?お前は絶対に飲むなよ?」

女の子「わかってますよ」

男「絶対だぞ!!絶対に飲むなよ!!」

女の子「…」

男「…あれ?今俺、フラグ立てた?」

女の子「知りませんよ…」
114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 08:54:26.80 ID:TZVvukDO
女の子「では次のあらすじを…」

男「もう無いぞ」

女の子「…え?」

男「もう、話す事は、何も無いぞ」

女の子「…」

男「…ヤバいな」

女の子「えぇ、本当に…」
115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 08:57:15.50 ID:TZVvukDO
女の子「もう本当に何のお話かわかりませんね…」

男「そうだな…前回の内容を要約すると、焼肉食って肝試しやって知り合いの部屋に行っただけだからな」

女の子「…これはもう」

男「おーっと?言うなよ?またアレが…」

女の子「…」

男「とにかく、このノリじゃまずいな…」

女の子「そうですね、何とかしなければ…」
116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 09:03:24.17 ID:TZVvukDO
女の子「でも、おかしいですね?」

男「ん?何が?」

女の子「それだけのお話で何故終わったのでしょうか?」

男「どういう事?」

女の子「えと…つまり、その程度で私達は千回近くもお話したのかと」

男「え?」

女の子「あ、いえ、これは禁則事項でした」

男「…?」
117 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 09:05:09.31 ID:TZVvukDO
女の子「何故でしょう…」

男「あー…それはあれだ」

女の子「?」

男「特別編入れたから」

女の子「特別編?」

男「ほら、企画書来てただろ?」

女の子「企画書?」

男「…久しぶりにど忘れ発動か」
118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 09:06:21.31 ID:TZVvukDO
男「ちょっと待ってろ」

女の子「はい」

男「スタッフー」

女の子「何をしているのでしょうか…?」

男「うん、そう、これね、ありがとう」

女の子「あの…」

男「ほれ、これだ」

女の子「?」
119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 09:08:01.25 ID:TZVvukDO
女の子「これは…」

男「特別編の企画書だよ」

女の子「どこかで見た事がありますね…」

男「だから!!お前も一度見てるんだよ!!」

女の子「記憶に無いです」

男「…そっすか」
120 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 09:09:52.49 ID:TZVvukDO
男「それの内容考えておいてくれって頼まれただろ?」

女の子「そうだったでしょうか?」

男「おう、テーマはバレンタインでな」

女の子「バレンタイン…バレンタイン…」

男「思い出せるか?」

女の子「少々時間をください…」

男「…おう」
121 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 09:42:26.74 ID:TZVvukDO
女の子「…」

男「今回は長いな…」

女の子「…あ」

男「お?思い出したか?」

女の子「そういえば夢のお話しましたね」

男「おう!!そうそれ!!」

女の子「思い出しました」
122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 09:54:10.42 ID:TZVvukDO
女の子「ですが、あのお話…」

男「ん?」

女の子「内容の意味がよくわからなかったのですが…」

男「え!?わかって無かったの!?」

女の子「はい…特に後半が…」

男「そうだったのか…」

女の子「あれはいったい何だったのですか?」

男「いや、わからないならいいんだよ、うん」

女の子「はぁ…?そうですか?」

男「うむ、気にするな!!」
123 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 10:01:13.28 ID:TZVvukDO
女の子「しかし気になりますね」

男「いや、そんな気にしなくても…」

女の子「何故そんなに慌てているのですか?」

男「慌ててねぇよ!!」

女の子「では、教えてください」

男「ぐっ…これはいったい何のフラグだ…」
124 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 10:06:26.89 ID:TZVvukDO
男「えーっと…」

女の子「教えてください」

男「…もしかして、ここで教えると発展があるのか?」

女の子「はい?」

男「な、何でも無い」

女の子「…では」

男「ま、待て!!落ち着け!!今考えるから!!」
125 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 10:35:26.49 ID:TZVvukDO
男(間違いない…これはフラグだ…)

男(このまま上手く事を運べば…)

男(しかしそれは…うーん…)

女の子「どうしました?」

男「な、何でも無い!!」

女の子「?」

男「とにかく!!この話はここまでだ!!ここまで!!」

女の子「わ、わかりました…」

男「…俺、やっぱへたれだな」
126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 11:31:49.35 ID:TZVvukDO
女の子「あら?どうしました?スタッフさん」

男「ん?」

女の子「これをですか?…わかりました」

男「どうしたんだ?」

女の子「先程の件に関してお手紙が届いているそうです」

男「手紙?」
127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 11:33:11.98 ID:TZVvukDO
女の子「これです」

男「内容は?」

女の子「えと…少々お待ちください」

男「おう」

女の子「…はい、おっけーです」

男「?」

女の子「では読みます」

男「よろしく」
128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 11:35:39.72 ID:TZVvukDO
女の子「えと…夢の中では残念でした、反省はしている、後悔はしていない」

男「…何だそりゃ?」

女の子「よくわかりませんね」

男「それだけなのか?」

女の子「いえ、下の方にまだ続きが」

男「まだあるのか?」

女の子「はい…続編にご期待ください、と」

男「!?」
129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 11:37:51.51 ID:TZVvukDO
女の子「続編とは、特別編の事でしょうか?」

男「まぁ、そうだろうな」

女の子「アレの続きがあるという事でしょうか?」

男「さぁな…つか俺に聞くな」

女の子「詳しそうだったので」

男「…そこは直感でわかるんだな」
130 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 11:39:49.11 ID:TZVvukDO
女の子「これはいつやるのでしょうか…?」

男「さぁな…」

女の子「バレンタインのお話だったので…ホワイトデーでしょうか?」

男「うーむ、ありえるな」

女の子「…ホワイトデーまでに、ネタが完成するのでしょうか?あの人」

男「無理だろ、いつも何も考えて無いし」

女の子「ですよね…」
131 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 11:43:44.80 ID:TZVvukDO
男「そうか…わかったぞ」

女の子「何がですか?」

男「俺の特徴が出ないのは、あいつのせいに違いない!!」

女の子「え?」

男「俺の良さを引き出せていないんだ!!」

女の子「…あなたの良さとは?」

男「知らない、俺に聞くなよ」

女の子「…引き出しようが無いですよね」
132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 11:47:04.59 ID:TZVvukDO
男「ちょっとあいつに説教を…」

女の子「そこまでです」

男「なんでだよ!!」

女の子「一応頑張っているらしいので、許してあげてください」

男「そんな言い訳で俺の怒りが収まるか!!」

女の子「どうしてそんなに怒っているのですか?」

男「どうして…だと?」

女の子「はい」
133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 11:49:33.26 ID:TZVvukDO
男「それを聞くか…そうか…」

女の子「あの…?」

男「そりゃ焦ったり怒ったりするに決まってるだろ!!」

女の子「ですから、どうして…?」

男「だってこのままじゃ主人公俺じゃなくなりそうじゃん!!」

女の子「…え?」
134 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/03(水) 11:49:37.98 ID:wKYqo76o
俺「俺からもお願いします。」
135 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 11:52:01.03 ID:TZVvukDO
男「だってさー…考えてみろよー…」

女の子「…」

男「実況とかさ…あいつの方がどう考えても主人公向きじゃん?」

女の子「よくわかりませんが…そうなのですか?」

男「そうだろ?今の話、あいつ中心だし」

女の子「…まぁ、そうですね」
136 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 11:54:42.70 ID:TZVvukDO
バイトーダヨー
>>134 お、お願いされました…?




男「それにあいつ、後で重要なポジションに…」

女の子「え?」

男「あ、いや、これは今は言えないんだった」

女の子「?」

男「まぁ、気にするな」

女の子「…」
137 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/03(水) 12:03:11.86 ID:wKYqo76o
書くタイミングが遅かったwwwwww
許してあげてと言いたかったwwwwwwww
138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 15:58:42.21 ID:TZVvukDO
バイトーガーオワター
>>137 ありがとうございます…デモショウジキダメデスヨネー…




女の子「そんなに心配しなくても大丈夫なのでは?」

男「俺の地位が危ういんだぞ?心配だろ?」

女の子「いえ、私は特に」

男「…そんな事を言ってていいのか?」

女の子「え?」
139 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 16:03:23.22 ID:TZVvukDO
男「お前も結構危険なんだぜ?」

女の子「…」

男「というか、お前の方がヤバい」

女の子「どうしてですか?」

男「テスラちゃん、そして新登場の部長の存在だ!!」

女の子「!?」
140 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 16:07:11.30 ID:TZVvukDO
男「この強力な二人にお前は勝てるのか?」

女の子「それは…」

男「ふっ、さっきまでの余裕が消えたな」

女の子「…」

男「つまり、俺達は今、かなりのピンチという事だ」

女の子「…そうですね」
141 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 16:11:25.23 ID:TZVvukDO
男「という訳で対策を考えようと思う」

女の子「対策ですか…」

男「ここはお互い協力しようぜ?」

女の子「…そうですね、これは何とかしなければならない問題です」

男「そうだ、危機感が大事だぜ」

女の子「はい」
142 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 16:31:05.84 ID:TZVvukDO
男「俺に作戦がある」

女の子「本当ですか?」

男「あぁ、シンプルにして最強の作戦が」

女の子「教えてください」

男「…帰省しなかった事にしよう」

女の子「…え?」
143 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/03(水) 16:33:41.73 ID:m1yo1qw0
100をこえるあらすじとかwwwwwwwwwwwwwwww
いつかあらすじだけで終わりそうだなwwwwwwwwww
144 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 16:41:53.75 ID:TZVvukDO
>>143 デスヨネー…ヤッパリイラナイデスヨネ…次回アッタラカンガエテオキマス…




男「だから、この街に来なかった事にするんだよ」

女の子「…それ、手遅れなのでは?」

男「いや、大丈夫だろう、このあらすじが終わった後、何事も無かったかのように車に…」

女の子「それは、実家にも帰らなかった事にするのですか?」

男「まぁ、そういう事だな」

女の子「…」
145 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 16:56:28.98 ID:TZVvukDO
女の子「ダメです」

男「どうしてだ?」

女の子「私はお母様との思い出は忘れられません」

男「そんな事言ってもな」

女の子「大切な思い出なのです」

男「…そっか」

女の子「はい」
146 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/03(水) 17:16:13.44 ID:F56t.MDO
でも、質問コーナーは必要!!
By 俺
147 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/03(水) 17:26:39.75 ID:2PqDy760
浪人回避したぜ!


あらすじはある程度スレ残ってるうちに考えておくとかでいいんじゃ?
そうすれば100は超えないだろwwww
このgdgd感好きだし
148 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 17:28:34.05 ID:TZVvukDO
>>146 質問は随時受け付けております、お気軽に…




男「じゃぁ、この作戦はダメだな」

女の子「はい」

男「しかし、他に何かいい手は…?」

女の子「…あまり深く考えすぎるのは良くないと思いますが」

男「もっと真面目に議論しようぜー」

女の子「…」
149 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 17:34:24.11 ID:TZVvukDO
>>147 おめでとうございます!!
あらすじはいつも出来ない事が出来るのでつい長く…というかもうこっちの方が本編じゃね?イヤナンデモナイ…




女の子「それよりもそろそろ質問コーナーに行きましょう」

男「しかしだな…」

女の子「心配しなくても大丈夫ですよ」

男「そうは言い切れないだろー」

女の子「あなたの素敵な所は私が知っていますから、大丈夫です」

男「!?」

女の子「皆様にも、通じますよ」

男「そ、そうかな?」

女の子「はい」

男「そっか、それなら大丈夫だな!!」

女の子「では質問コーナー始めましょう」

男「おう!!」

女の子「…これでおっけーですね」
150 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 17:45:10.90 ID:TZVvukDO
男「そんじゃ質問コーナー、張り切って行ってみよー!!」

女の子「はい、まず最初のお便りです」

男「お、珍しく手紙からか…誰?」

女の子「部長さんです」

男「部長からか…内容は?」

女の子「えと…さっきから部長と呼ばれている気がするのだが?…だそうです」

男「おい、やっぱあいつも超能力とか使えるんじゃね?」

女の子「…」
151 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 17:48:00.58 ID:TZVvukDO
女の子「私は呼んでません…っと」

男「あ!!お前だけ助かる気か!!」

女の子「では次のお便りです」

男「くっそー…次はメールか」

女の子「はい、名前は…実況さんです」

男「あいつも送ってきてるのか…」

女の子「僕はもう長くない…君達だけでも逃げてくれ…と」

男「…あいつ、やっぱりやられてたのか」
152 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 18:13:00.22 ID:TZVvukDO
男「お前の事は寝るまでは忘れないぜ…よし」

女の子「酷いですね…」

男「うっせ、それで次は誰だ?」

女の子「毎回恒例、お母様からです」

男「またか…今度はなんだ?」

女の子「あの薬が必要になった時は、いつでも来なさい…って書いてあります」

男「!?」

女の子「何でしょうか?あの薬とは」

男「まさか…本当に持ってるのか…?」

女の子「あの…?」

男「いや!!何でも無いぞ!!」

女の子「?」
153 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/03(水) 18:48:31.02 ID:F56t.MDO
俺「男は覇気が使えるだな…もしかしてDの名を次ぐ者なのか!?」
154 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 18:53:29.41 ID:TZVvukDO
>>153 名前も一応考えてあるのですが…Dは無いっす…




男「使う予定が無い、不必要だ…おっけー」

女の子「次のお便り行ってもいいですか?」

男「おう、いいぞ」

女の子「次は巫女さん達からです」

男「誰?」

女の子「…忘れたんですか」
155 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 19:12:58.95 ID:TZVvukDO
女の子「年越しの時に…」

男「あぁ、あの巫女ね」

女の子「忘れるなんて失礼ですよ」

男「つか、お前が覚えてる事に驚きだぜ」

女の子「当たり前ですよ」

男「…ん?この紙はなんだ?」

女の子「あっ、それは!!」

男「これは…今まで登場したキャラの表?」

女の子「…」

男「…カンニングか」

女の子「…ごめんなさい」
156 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 19:33:09.07 ID:TZVvukDO
男「まぁいいや…それで?」

女の子「えと…そろそろお花見の時期になるそうでして」

男「ん?そういやそうだなー」

女の子「それで、巫女さん達の所でお花見はいかがですか?と」

男「ふむ…そうか花見か」

女の子「どうしましょうか?」

男「うーん…」
157 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 19:35:35.17 ID:TZVvukDO
男「まぁ、行けたら行くと返事しておいてくれ」

女の子「了解です」

男「しかし…花見ねぇ」

女の子「どうしたんですか?」

男「いや何でも…お前はやりたいか?」

女の子「はい、やってみたいです」

男「…そっか、それじゃ機会があればやるか」

女の子「はい」
158 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 19:38:16.64 ID:TZVvukDO
女の子「次が最後のお便りです」

男「やっとか…しかし質問来ないな」

女の子「いつもの事です」

男「まぁ、そうだけど…で?誰から?」

女の子「スタッフさん達からです」

男「…は?」
159 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 19:40:25.34 ID:TZVvukDO
男「何でスタッフから?」

女の子「どうしても聞きたい事があるそうで」

男「…直接言えばよくね?」

女の子「そうするとこのコーナーの意味が無くなってしまいます」

男「そうだけどさー…」

女の子「読みますよー?」

男「…おう」
160 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 19:56:24.54 ID:TZVvukDO
女の子「私達はサブキャラでいいんですか?…という内容ですが」

男「そんなくだらない質問するなよ!!一瞬何事かと思ったぞ!!」

女の子「スタッフさん達をいじめないでください」

男「いじめじゃねぇよ!!」

女の子「スタッフさん達も本当は参加したいんですよ、きっと」

男「…じゃぁもうサブキャラでいいよ」

女の子「ありがとうございます」

男「…」
161 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 20:04:21.36 ID:TZVvukDO
女の子「はい、質問コーナーは以上です」

男「何か疲れた…」

女の子「このコーナーではまだまだ質問を募集しています」

男「えーっと?下記の宛先までどしどし送ってくれ…でいいか?」

女の子「これだけじゃ、まだまだ足りないぞっ♪」

男「!?」

女の子「お手紙片付けますね」

男「あ、あぁ…すまんな」
162 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 20:20:16.71 ID:TZVvukDO
女の子「では、本編に行く準備をしましょうか」

男「おう、そうだな」

女の子「それでは恒例のー…」

男「あー、はいはい、カラオケな?そのうちね、そのうち」

女の子「…むぅー」
163 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 20:41:33.32 ID:TZVvukDO
男「今回は終わりもさくさく行こうぜ」

女の子「寂しいです…」

男「まぁそう言うなって」

女の子「…本編ではあのような事になるというのに」

男「え?お前、もう内容知ってんの?」

女の子「毎回知ってますよ?」

男「…じゃぁカラオケおねだり意味無くね?」

女の子「一応やりませんと気が済まないのです」

男「…」
164 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 20:43:08.86 ID:TZVvukDO
女の子「では、オープニングを始めましょうか」

男「何さらっと決まってるような口調で言ってんだお前」

女の子「大丈夫です、今回も練習は完璧です」

男「それが不安なんだけど…」

女の子「むぅー…」

男「あーもー、わかったから早くやってくれ」

女の子「…はい」
165 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 20:45:02.77 ID:TZVvukDO
女の子「では、やります」

男「おう、今回はビシッと頼むぜ」

女の子「はい!!」

男「そんじゃいってみよー!!」

女の子「新曲!!すき?きら…」

男「はーい、そこまででーす」

女の子「!?」
166 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 20:46:15.77 ID:TZVvukDO
男「お前も懲りないな…」

女の子「またダメなのですか!?」

男「当たり前だ!!というかそれエンディングだったし!!」

女の子「なるほど、それで…」

男「いや、理由そこじゃ無いんだけどさ…」

女の子「え?」

男「…ダメだこりゃ」
167 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 20:48:04.35 ID:TZVvukDO
男「お前はいったい何処を目指しているんだ?」

女の子「可愛い曲だったので」

男「いやいやいや、お前には無理だ」

女の子「…」

男「まぁ、そう落ち込むな、次回こそは期待してるぞ」

女の子「…はい」

男「まぁ、オリジナル以外は全部アウトなんだけどな」

女の子「それ、どうしようも無いじゃないですか…」
168 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 20:49:31.09 ID:TZVvukDO
男「もう思い残す事は無いな?」

女の子「えぇ、やり切りました」

男「そういえば聞きたい事があるんだが」

女の子「何でしょうか?」

男「今回のあらすじ、所々無理にテンション上げてなかったか?」

女の子「!?」
169 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 20:51:16.26 ID:TZVvukDO
男「どうしてあんな事を?」

女の子「…」

男「おーい?」

女の子「…本編の展開に耐えられず、つい」

男「え?」

女の子「始めますよ!!」

男「おい!!詳しく…」

女の子「ぱっぱぱっぱー!!」

男「に、にゃんにゃかにー!!」

女の子「はい、撤収です!!」

男「待て!!まだ話が!!」
170 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 20:55:53.84 ID:TZVvukDO
はい本編…内容忘れた…




女の子「実は私、友達と呼べる方が一人もいなくて…」

部長「何!?」

実況「そうなの!?」

女の子「はい…あの人とも、そういう感じではありませんし…」

実況「うーん、確かにそうだね」

部長「…」
171 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 20:59:28.58 ID:TZVvukDO
実況「あいつと出会う前はどうだったの?」

女の子「それは…」

部長「…まったく、貴様は空気を読めんのか?」

実況「え?」

部長「そういう事は女の子に聞くものでは無いぞ」

実況「おぉ…まさか部長にそんな事を言われる日が来るとは…」

部長「相変わらず失礼だな!!それと部長はやめろ!!」

女の子「…ふふっ」

部長「むっ?」
172 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 21:01:12.79 ID:TZVvukDO
実況「どうしたの?」

女の子「いえ、お二人がとても楽しそうでしたので…ごめんなさい」

部長「いや、いいんだが…」

実況「…こっちは結構身体張ってるから厳しいんだけどね」

女の子「私は、そういう関係に憧れているのかもしれません」

部長「…ふむ、そうか」

女の子「えぇ」
173 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 21:04:08.18 ID:TZVvukDO
女の子「ですから、私は…」

部長「うむ…いいんじゃないか?」

実況「ん、そうだね」

部長「よし!!今から私達と君は友達だ!!」

実況「改めてよろしくね」

女の子「は、はい!!よろしくお願いいたします!!」ニコッ

部長「…」

実況「…部長、今は抱き着いたりするのは自重してくださいね?」

部長「わ、わかっている!!後、部長じゃ無いぞ!!」
174 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 21:05:26.00 ID:TZVvukDO
部長「しかし、友達か…」

女の子「?」

部長「…私達も友達なのか?」

実況「え?俺達ですか?」

部長「うむ、そうだ」

実況「うーん、そうですねー…」

部長「…どうなんだ?」
175 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 21:17:20.89 ID:TZVvukDO
実況「うーん、さっき言った通り同僚?」

部長「…」

実況「でも、同僚ってだけでも無いし…」

女の子「…難しいですね」

実況「まぁ、一言で言えば…腐れ縁ってやつじゃ無いっすか?」

部長「…なに?」
176 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 21:33:47.48 ID:TZVvukDO
実況「違いますかね?」

部長「…いや、間違っては無いだろう」

実況「何だかんだで中学からずっと一緒ですしね」

女の子「長いお付き合いなんですね」

部長「つ、付き合ってなどいないぞ!?」

女の子「そういう意味では…」

実況「はいはい、落ち着いてください」

部長「…うむ」
177 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 21:46:13.82 ID:TZVvukDO
女の子「高校も大学も一緒…」

実況「まぁ…うん」

部長「貴様が悪いのだぞ?いつまで経っても進路を決めないから…」

実況「だからって同じ進路にしなくても良かったんじゃ…」

部長「決められないようだったから決めてやったのだ、有り難く…」

女の子「…それ、単純に一緒の学校に行きたかっただけですよね?」

部長「うっ…」

実況「?」
178 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 22:15:03.35 ID:TZVvukDO
実況「どうして同じ学校が良かったんですか?」

部長「それは…」

実況「まさか…まだあの件覚えてるの?」

部長「あの件?」

実況「あれ?覚えてない?」

女の子「あの件とは?」

実況「いやー…うーん…」
179 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 22:25:07.19 ID:TZVvukDO
実況「中学の時、とある契約をしてしまってね…」

部長「!?」

女の子「契約?」

実況「その内容がまた酷くてさー」

女の子「どのような内容だったのですか?」
180 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 22:51:45.30 ID:TZVvukDO
実況「部活が一緒だったって話はしたよね?」

女の子「はい、聞きました」

実況「その時の入部届けの一番下に一文あってね…見逃してたんだ」

女の子「何が書いてあったんですか?」

実況「凄い可愛い文字で部長の言う事三つ聞いてねって」

部長「あ、あれは私では無く先代が勝手に書いたと言っただろ!!」

実況「でもあの時部長だったのは部長でしょ?」

部長「それはそうだが…というか部長と連呼するな!!ややこしい!!」
181 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 22:55:00.48 ID:TZVvukDO
女の子「先代さんは何故部長の座を譲ったのですか?」

実況「俺達の部活は二人いれば成立でね、入ったら即行でやめちゃったんだ」

女の子「…」

部長「無責任にも程があるというものだ」

実況「あの活動内容じゃ仕方ないよ、四六時中雑用だし」

部長「学校に貢献出来るのだ、有り難い仕事ではないか?」

実況「…そう思えるのは部長だけっすよ」

部長「だから部長じゃ無い!!」
182 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 22:57:28.90 ID:TZVvukDO
女の子「その契約はどうなったのですか?」

実況「それが、一つもお願い事されて無くてね…まだ三つ残ってるんだ」

女の子「…」

実況「何かそのままだと後味悪いし、ずっと待ってるんだけどねー…」

部長「貴様に頼める事など自分で出来る」

実況「…って感じで」

女の子「なるほど…」
183 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 23:00:03.24 ID:TZVvukDO
実況「そろそろ使ってくださいよー」

部長「それはダメだ」

実況「どうしてですか?」

部長「その…せっかくだから大事に使いたいし…」

実況「その調子でもう10年以上経ってるんですけど…」

部長「時とは早いものだな、もうそんなに」

実況「…本当だね」

女の子「この人はそう思って無いと思いますが…」
184 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 23:03:59.77 ID:TZVvukDO
実況「まぁ、俺も教職免許は取るつもりだったから丁度良かったんだけどね」

女の子「そうだったのですか?」

実況「うん、先生って憧れない?」

女の子「私にはよくわかりませんが…そうなのですか?」

部長「私は…その…流れでなっただけだからわからんぞ」

実況「そうだったの!?部長が誘ったんじゃないですか!!」

部長「それは仕方なくだ!!それと部長と呼ぶな!!」

女の子「…もう少しよく考えた方がよかったのでは」

部長「…すまん」
185 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 23:06:17.41 ID:TZVvukDO
女の子「内容の濃い人生を送っていますね…」

実況「誰かさんのおかげでね」

部長「それ、私の事か?」

実況「ははっ、他に誰が居ますか」

部長「貴様っ!!」

実況「さてー、そろそろ食事を終わらせますかー」

女の子「そうですね」

部長「…うむ」
186 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 23:08:49.20 ID:TZVvukDO
女の子「ごちそうさまでした」

実況「ごちそうさま」

部長「足りたかな?」

女の子「美味しかったので後三杯は食べたかったですが大丈夫です」

部長「はははっ、そんなに食べられる訳が無いじゃないか」

実況「…そういえばテスラちゃんの大食いは知らないのか」

部長「ん?」

実況「いえ、何でも無いっす」
187 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 23:29:09.25 ID:TZVvukDO
実況「そんじゃ片付けは俺が…」

部長「大丈夫だ、私がやる」

実況「いや、食べさせてもらったのにそんな…」

部長「廊下を治してくれた礼なんだ、気にする必要は無いだろう?」

実況「…そんじゃお言葉に甘えて」

部長「うむ、それでいい」

女の子「…完璧に負けてますね」

実況「元から勝てる見込み無しだからね」
188 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/03(水) 23:43:07.35 ID:TZVvukDO
部長「二人はゆっくりしていてくれ」

実況「へーい」

女の子「ありがとうございます」

部長「よし、皿を片付けて…」

実況「うーん、やっぱり何か手伝いたいなぁ」

女の子「おとなしくしていましょう」

実況「まぁ、そうするけどさ…」
189 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 09:10:10.73 ID:zyPHqIDO
実況「しかし、アレだね」

女の子「?」

実況「家事をしてる姿っていいよね」

女の子「そうなのですか?」

実況「うん、何か新妻って感じじゃない?」

女の子「…やはりお父様と呼びましょうか?」

実況「遠慮するよ」

女の子「そうですか」
190 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 09:12:44.37 ID:zyPHqIDO
実況「何かこう…憧れるよね」

女の子「何がですか?」

実況「部長が毎朝起こしてくれて、朝食を一緒に食べて、一緒に職場へ行く…そんな感じの生活」

女の子「…」

部長「今、どこからか部長と呼ぶ声が?」
191 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 09:14:13.56 ID:zyPHqIDO
女の子「それは…」

実況「まぁ、実際はそんな事無理だろうけどさ」

女の子「…そんな事は無いのですけれどね」

部長「よし、終わったぞ」

実況「お疲れ様」

部長「うむ、ありがとう」
192 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 09:47:10.76 ID:zyPHqIDO
部長「さて、今日は休日か…」

実況「そうですね」

部長「何をするか…」

実況「休みの日くらいごろごろしてようよー」

部長「そういう訳にはいかん」

実況「…」
193 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 09:52:42.82 ID:zyPHqIDO
実況「本当に部長って…」

部長「むっ?部長と呼ぶな」

実況「その生き方、疲れません?」

部長「勘違いするな?私は別に働きたいと言っている訳では無いぞ?」

実況「え?」

女の子「?」
194 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 09:57:00.56 ID:zyPHqIDO
実況「それじゃどういう…?」

部長「いつもならごろごろするのも悪くは無いが、今日は友達が来ているのだぞ?」

女の子「あ…」

部長「それなのに何もしないのは失礼というものだ」

実況「…そっか、なるほどねー」
195 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:20:40.60 ID:zyPHqIDO
部長「という訳で、今日は遊ぶぞ!!」

実況「おー!!」

女の子「お、おー!!」

実況「あ、無理しないでね?」

女の子「…はい」

実況「それで、何をするの?」

部長「むっ?何も考えていないぞ?」

実況「…え?」
196 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:22:02.98 ID:zyPHqIDO
実況「何か案があって言ったんじゃ…?」

部長「急に遊ぶと決めたんだ、あるはずが無いだろう?」

実況「そりゃ…まぁ…そうだけどさ」

部長「だから、今から決めよう!!」

実況「…了解」
197 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:24:13.68 ID:zyPHqIDO
実況「とは言っても…この家の中じゃやる事無いよね」

部長「ん?そうか?」

実況「ゲームも何も無いし…」

部長「あのような俗世の物など不要だ」

実況「…でもぬいぐるみは好きなんですよねー」

部長「そ、それは関係無いだろう!!」
198 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:25:54.66 ID:zyPHqIDO
女の子「では、外に出てみますか?」

部長「うむ、そうだな」

実況「とりあえず何かあるかもしれないしね」

部長「しかし他の二人が気になるな…」

実況「大丈夫なんじゃない?何かあれば連絡あるだろうし」

部長「うーむ…」
199 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:27:18.18 ID:zyPHqIDO
部長「では、先に二人を探すか?」

実況「えー、面倒…」

部長「何か文句が?」

実況「いえ、ありません」

部長「よし、ならば決定だな」

実況「…」

女の子「…頑張ってください」

実況「うん…ありがと…」
200 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:30:05.80 ID:zyPHqIDO
部長「準備はいいか?」

実況「大丈夫だよ」

女の子「私もおっけーです」

部長「では行こうか」

実況「しゅっぱーつ!!」

女の子「しゅ、出発ー!!」

実況「…だから、無理しなくてもいいって」

女の子「…ごめんなさい」
201 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:34:00.84 ID:zyPHqIDO
女の子「どちらの方向でしょうか?」

部長「うーむ…とりあえず左なんじゃないか?」

女の子「どうしてですか?」

部長「勘だ!!」

女の子「…ですよね」

部長「何か問題あるか?」

女の子「いえ、無いです」

部長「うむ、そうか」
202 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:36:05.22 ID:zyPHqIDO
部長「それでは改めて出発…」

実況「あ、ちょっと待ってください」

部長「むっ?なんだ?私がせっかく気合いを…」

実況「そういえば俺、コンビニに用事があったんで、コンビニ行きたいんだけど」

部長「なに?」

女の子「唐突ですね…」

実況「今、丁度思い出してねー」
203 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:37:58.21 ID:zyPHqIDO
部長「まぁいい、先にコンビニへ行くとするか」

女の子「そうですね」

実況「ありがと」

部長「夜中に買えなかったプリンも買いたいからな」

実況「…プリン買うつもりだったの?」

部長「!!」
204 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:40:37.58 ID:zyPHqIDO
部長「違うぞ!?私はプリンなど…」

実況「あれ?今プリンって言ったよね?」

女の子「私も確かに聞きました」

部長「そ、それは…」

実況「本当に普段からは想像出来ない物が好きですね」

部長「うるさい!!余計なお世話だ!!」
205 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:43:07.32 ID:zyPHqIDO
部長「私だって女なのだ…そういう物が好きでも問題無いはずなのだ…」

実況「あー、わかってますって」

女の子「元気出してください」

部長「…うん」

女の子「では、プリンを買いに行きましょう」

実況「…あれ?俺の用事は?」
206 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 10:46:08.74 ID:zyPHqIDO
女の子「コンビニはよく使うのですか?」

部長「うむ、仕事で遅くなってしまった時などにな」

実況「この辺のスーパーは早終いだしねー」

部長「食材の調達にも一苦労だ」

実況「…俺は毎日コンビニ弁当っすけどね」

女の子「大変なんですね」

実況「もう慣れた」

部長「…そんな事に慣れるな」
207 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 11:44:07.49 ID:zyPHqIDO
実況「そんな事言うなら晩御飯作ってくださいよー」

部長「な、何故私が!?」

女の子「いいのでは無いでしょうか?」

部長「嫌に決まっている!!」

女の子「どうしてですか?」

部長「そ、それは…」
208 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 11:47:05.03 ID:zyPHqIDO
バイトダッタラシイ…




部長「そんな事したら一日中一緒じゃないか!!」

実況「ダメなの?」

女の子「新婚さんみたいですね」

部長「新婚…」

実況「?」

部長「…いいかもしれない」ボソッ

実況「えっ!?」

部長「しまった!!」

女の子「…」
209 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/04(木) 12:02:14.96 ID:vyg7JcDO
しまった!って部長www
210 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 16:20:35.22 ID:zyPHqIDO
ヨーシオワター、明日は休みだ…一度寝たい…ヨシネルマデカコウ




実況「今…」

部長「何でも無い!!何も言ってないぞ!!」

実況「でも…」

部長「何も言ってないと言っているだろう!!」

実況「…」

部長「…」

女の子「?」
211 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 17:00:51.00 ID:zyPHqIDO
女の子「あのー、すみません」

実況「…」

部長「…」

女の子「…そろそろ行きませんか?」

実況「!!」

部長「あ、あぁ!!そうだったな!!すまない…」

女の子「いえ、別にいいのですが」

実況「ごめんね!!急ごうか!!」

女の子「別に急ぐ事は無いのでは」

実況「あ、うん…そうだね…」

女の子「…」
212 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 17:05:14.17 ID:zyPHqIDO
実況「…」

部長「…」

女の子(いい緊張感です)

女の子(先程の会話でお二人共意識しているのですね)

女の子(この調子なら…)

実況「あ、部長」

部長「なんだ?言う前に部長の所を訂正しろ」

実況「今思い出したんですが戸締まりしました?」

部長「むっ?したはずだが…」

実況「キッチンの上の窓、いつも開いてますよ?」

部長「何!?それはいかん!!」

女の子「…あら?」
213 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 17:07:10.90 ID:zyPHqIDO
部長「私は戻って確認してくる!!」

女の子「え!?」

部長「二人は先にコンビニへ向かってくれ!!」ダッ

女の子「あ、あの!?ちょっと!?」

実況「流石部長、足速いなぁ」

部長「部長と呼ぶなー!!」ダダダーッ

実況「…」

女の子「行って…しまいました…」
214 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 17:08:47.46 ID:zyPHqIDO
実況「まぁ、仕方ないか」

女の子「…」

実況「それじゃ俺達は…あれ?テスラちゃん?」

女の子「…どうして」

実況「?」

女の子「どうしてあんな事を言ったのですかー!!」

実況「え!?何!?何で俺怒られてるの!?」
215 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 17:10:30.89 ID:zyPHqIDO
女の子「後少しでしたのに…」

実況「あのー…?」

女の子「…待ちましょう」

実況「はい?」

女の子「ここで待つのです!!」

実況「でも先に向かっててって…」

女の子「待つんです!!」

実況「…了解っす」
216 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 17:12:56.76 ID:zyPHqIDO
部長「むっ、本当に開いている」

部長「私とした事が…不用心だったか…」

部長「…しかし、何故知っていたのだろうか?」

部長「まぁ今は早く戻る事だけを考えよう」

部長「…待っててくれたり、しないかな?」

部長「い、いかん…妙な期待をしては…」

部長「…よし、いつも通りに」
217 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 17:16:36.41 ID:zyPHqIDO
部長「…むっ?」

女の子「あ、戻ってきました」

実況「おかえりー」

部長「ほ、本当に待っててくれた…?」

女の子「どうしました?」

部長「い、いや…何でも無い」

実況「どうだった?」

部長「貴様の言う通り開けたままだった…すまなかったな」

実況「そっか」

部長「…それで、何故知っていたんだ?」

実況「それは秘密だね」

部長「…」
218 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/04(木) 17:21:06.66 ID:zyPHqIDO
部長「まったく…先に向かえと言ったのに…」

実況「いやー、寂しいんじゃ無いかなーって」

部長「なっ!?」

実況「…ってテスラちゃんが言えと」

女の子「そこは言わないでください!!」

実況「え?」

部長「…そういう事か」
219 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 00:32:38.46 ID:x0emWMDO
寝て、起きたら、枕元に友達が座ってた…マジデホラーカトオモッタ…
そしてポケモンバトル開始…BGMが頭から離れないくらいやったお…




部長「…期待して損した」

実況「何を期待してたの?」

部長「うるさい!!貴様には関係無い!!」

実況「また急に怒るし…何が何だかわからないよ」

部長「またそんな事を…」

実況「そっちこそ」

女の子「…」
220 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 01:03:22.53 ID:x0emWMDO
女の子(これは大変です…)

女の子(先程まではいい雰囲気でしたのに…)

女の子(流れという物は本当に恐ろしいですね…)

女の子(とにかく、このままでは…)

女の子(しかし、どうすればいいのでしょうか?)
221 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 01:08:52.89 ID:x0emWMDO
女の子(私にお二人を止める事が出来るのでしょうか…?)

女の子(とても入り込める雰囲気では…)

女の子(…いえ、弱気になってはいけません)

女の子(私もあの人に流され続けてきた身…)

女の子(何とかしてみせます!!)
222 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/05(金) 01:51:53.94 ID:4OY32QDO
>>219
友達こわっ!
223 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 02:08:40.51 ID:x0emWMDO
>>222 玄関から入ったって堂々と言われました…イヤソコジャネェヨ




女の子(とにかく…今の私に出来る事は…)

女の子(…特に無いですね)

女の子(仕方ありません、とりあえず見守りましょう)

女の子(…私の経験、まったく役に立ちませんね)
224 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 02:17:34.75 ID:x0emWMDO
女の子(まぁ、このお二人なら…)

実況「いつも思ってたけど、考え方固いよね」

部長「それは今関係無いではないか!!」

実況「どうだろうね」

部長「貴様…」

実況「何だよ」

女の子(あ、あら…?更に険悪な雰囲気に…?)
225 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 02:23:49.94 ID:x0emWMDO
部長「どうして貴様は昔からそう…」

実況「部長だって同じじゃないか」

部長「うるさい!!部長と…」

実況「それだよ、それ」

部長「なに?」

実況「どうしてこの呼び方をそんなに嫌がるの?」

部長「それは…」
226 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 02:33:25.62 ID:x0emWMDO
部長「どうでもいいだろう!!そんな事!!」

実況「いつも…いつもそうだ」

部長「…」

実況「いつもそうやってはぐらかして、何も教えてくれない」

部長「それは貴様もだろう!!」

実況「…そうかもね」
227 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 02:42:46.89 ID:x0emWMDO
実況「何で嫌がるのか、理由を聞かせてくださいよ」

部長「そんな事言えるか!!」

実況「じゃぁ俺も曲げられないね」

部長「わからん奴だな、貴様!!」

実況「わかってないのはどっちだ!!」

部長「!?」
228 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 03:18:54.96 ID:x0emWMDO
実況「そっちだって…ずっと…」

部長「?」

実況「…中学生の頃は名前で呼んでたよね」

部長「あ、あぁ…そうだったな」

実況「今、俺の名前、呼べる?」

部長「…?」
229 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 04:05:38.99 ID:x0emWMDO
部長「よ、呼べるさ」

実況「それじゃ呼んでみてよ」

部長「う、うむ…れ…れ…」

実況「…」

部長「す、少し待て!!」

実況「いいよ」

部長「…」

実況「…」
230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 04:25:01.47 ID:x0emWMDO
部長「…」

実況「…」

部長「…れ」

実況「はぁ、もういいよ」

部長「え…?」

実況「わかったから、もう…」

部長「ちょ、ちょっと待ってくれ!!」

実況「いいって」
231 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/05(金) 09:55:38.08 ID:4hf7LIE0
朝会社から見るのが楽しみなのにいいところでwwwwwwww
232 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/05(金) 09:58:32.54 ID:UfCV/kDO
これは初めての名前付きキャラ誕生か?
233 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/05(金) 11:17:03.77 ID:TrtDxFI0
以下名前当て禁止


なんだこのもやもや感…
234 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 14:19:51.14 ID:x0emWMDO
アーウー、ネタネ…
名前の件…書いてる奴は書いてる時にキャラを名前で呼んでますが…たぶん出ません…名前痛いし…




女の子「…待っていただけないでしょうか?」

実況「え?」

部長「…」

女の子「このままでは…後悔するんじゃないですか?」

実況「…」

女の子「私は…お二人には、後悔してほしく無いです」

実況「テスラちゃん…」
235 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 14:21:04.17 ID:x0emWMDO
実況「…そうだね、テスラちゃんの言う通りかもしれない」

部長「…」

実況「ありがと、少し待っててね?」

女の子「はい」

実況「さて…と」

部長「うっ…」

実況「…」
236 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 14:23:00.23 ID:x0emWMDO
実況「あの、さ…さっきはごめん」

部長「い、いや!!私の方こそ!!つい熱くなってしまって…」

実況「いや、俺が悪かったんだ…だからごめん」

部長「う、うん」

実況「…」

部長「…」

女の子(…あら?私、ここに居てもいいのでしょうか?)
237 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 14:27:02.00 ID:x0emWMDO
実況「…俺が、急ぎ過ぎたんだ」

部長「え?」

実況「今までずっと一緒に居て、ゆっくりと過ごしてきたのにさ」

部長「…」

実況「でも、こんなに長い間一緒なのに…何も変わらないのが…悔しくてさ」

部長「そ、そんなの!!」

実況「?」

部長「そんなの…私だって…」

実況「…ん、そっか」

部長「…」コクンッ

女の子(…どうしましょう、自分で言ったのですが空気に堪えられません)
238 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 14:30:25.28 ID:x0emWMDO
実況「だから、もう少しだけ待ってみる事にするよ」

部長「え?」

実況「だって、後悔はしたく無いし」

部長「…」

実況「よし、それじゃぁ…」

部長「ま、待て!!」

実況「?」
239 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 14:31:50.58 ID:x0emWMDO
実況「なんですか?」

部長「貴様ばかり言いたい事言ってずるいぞ!!」

実況「え?ずるい?」

部長「そうだ!!」

実況「そんな事言われても…」

部長「だから私にも言わせろ!!」

実況「はい?」
240 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 14:33:45.91 ID:x0emWMDO
実況「何か言いたい事があるんですか?」

部長「いいから黙って聞け!!」

実況「はぁ…?わかりました」

部長「よし!!」

実況「…」

部長「…」

実況「…あの、早く」

部長「うるさい!!わかっている!!」

実況「…そう」
241 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 14:37:20.04 ID:x0emWMDO
部長「…いいか?心して聞くんだぞ?」

実況「はい」

部長「その…単刀直入に言う!!」

実況「?」

部長「私は、お前の事が、好きだ!!」

実況「…へっ?」

部長「…あれ?」

実況「えっ?」

女の子(…何故同時に思考停止しているのでしょうか)
242 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 14:53:17.67 ID:x0emWMDO
部長「貴様っ!!」

実況「は、はい!!何ですか!?」

部長「私が勇気を振り絞って言ったのだぞ!!」

実況「そ、そうか…」

部長「もっと…何か言う事…あるだろう?」カァァッ

実況「!?」

女の子(まずいですね…可愛い過ぎます)
243 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 15:05:00.81 ID:x0emWMDO
部長「貴様はどうなんだ!!」

実況「どうなんだって…えーっと…」

部長「私は言ったのだ!!返事を聞かせろ!!」

実況「ちょ、ちょっと落ち着いて…」

部長「お、落ち着いてなどいられるか!!私は!!私は…」

実況「あ、あれ…?」

部長「凄く…頑張って…恥ずかしくて…それでも…」

実況「…」
244 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 15:07:18.32 ID:x0emWMDO
実況「…わかってる」

部長「え…?」

実況「凄いよ、俺にはそんな勇気、まったく無かったのに」

部長「…」

実況「まさか…先に言われるなんて、ね」

部長「そ、それって…」

実況「うん、大好きだよ、部長」

部長「!!」
245 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 15:09:56.15 ID:x0emWMDO
部長「な、何故…」ユラッ

実況「あれ?どうしたの?」

部長「何故…そこで…一番大事な所で…」ゴゴゴゴゴッ

実況「あ、えっと…」

部長「部長と呼んだああああああああああああ!!」ズバーンッ

実況「ごめんなさああああああああああぎゃあああああああ!!」

女の子「…台なしですね」
246 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/05(金) 15:16:49.51 ID:/WFnMHso
台無しワロスwwww
247 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 15:36:49.98 ID:x0emWMDO
部長「はぁ…はぁ…」

実況「人生で一番痛い一撃が…今…か…」ガクッ

部長「貴様が悪いのだ!!」

実況「はい…ごめんなさい…」

部長「謝って済む問題では無い!!」

実況「重々…承知…」

部長「だから…これから償ってもらうぞ…」

実況「ど…どうやって…」

部長「…こうやってだ!!」バッ

実況「っ!!」

女の子「…」コソコソ
248 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 16:01:49.11 ID:x0emWMDO
部長「…ぷはっ!!」

実況「今…キ…」

部長「うるさい!!」バシッ

実況「あいてっ!!」

部長「ふんっ、部長部長とうるさいから口を塞いでやったのだ…」

実況「…」

部長「そ、それだけだ!!それだけだぞ!!」

実況「そんな無茶苦茶な…」
249 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 17:01:49.79 ID:x0emWMDO
部長「とにかく!!これ以上は何も言わなくていい!!」

実況「そんな…」

部長「わかったな!!」

実況「…はい」

部長「うむ、それでいい」ニコッ

実況「はぁ…敵わないなぁ…」

部長「むっ?何か言ったか?」

実況「いえ、別に何も」

部長「ふむ、そうか」
250 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 17:24:46.22 ID:x0emWMDO
実況「あれ?そういえばテスラちゃんは?」

部長「え?」

女の子「…」ジーッ

実況「…何してるの?」

女の子「いえ、お邪魔だったようなので離れた場所に」

実況「だからって電柱に隠れなくても…」

部長「!!」
251 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 17:28:28.35 ID:x0emWMDO
部長「そういえば…」

女の子「私の存在を完全に忘れてましたね?」

部長「うっ…」

女の子「図星ですか…」

部長「み、見てたの…?」

女の子「はい」

部長「全部?」

女の子「えぇ」

部長「そ、それじゃぁ…キス…した所も?」

女の子「もちろん」

部長「…」

女の子「…」

部長「きゃああああああああああああああ!!」ブンッ

女の子「…」ヒョイッ

実況「部長!!テスラちゃんに攻撃しないで!!」

部長「す、すまん!!恥ずかしくて反射的に…というかまだ部長と呼ぶか!?」

女の子「…本当に変わらない方達です」
252 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 18:15:17.90 ID:x0emWMDO
部長「見られた…もうやだ…恥ずかしい…」

実況「まぁまぁ、そんなに気にしないで」

部長「何故貴様はそんなに平然と!!」

実況「俺は無理矢理襲われただけですからねー」

部長「言い方がおかしくないか!?」

実況「気のせいでしょ」

部長「…」
253 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 18:20:51.81 ID:x0emWMDO
女の子「おめでとうございます」

部長「う、うん…いろいろとありがとう」

女の子「いえ、お友達ですから」

部長「…うん、そうだったな」

女の子「ですが、私にお手伝い出来るのはここまでですよ?」

部長「え?」

女の子「後はお二人で、頑張ってくださいね?」

部長「…うん!!」ニコッ

女の子「…やはりこの笑顔を独り占めされるのは少々惜しいですね」ボソッ

部長「ん?」

女の子「いえ、何でも」
254 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 18:30:37.34 ID:x0emWMDO
実況「二人で何を話してるの?」

部長「何でも無いぞ」

女の子「女の子同士の秘密の会話第二弾です」

実況「女の子…同士?」

部長「今の間は何だ!?」

実況「あ、いえ、女の子同士ね、女の子同士…」

部長「また陰のある言い方を…」

実況「女の子、女の子ね」

部長「まだ言うかああああああああああああ!!」

女の子「あのー…」
255 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 18:50:36.13 ID:x0emWMDO
女の子「いちゃつきたい気持ちもわかるのですが…本来の目的を…」

部長「だ、誰がいちゃつくなど!!」

実況「嫌なんですか?」

部長「それは…外だし…他に…人が居るし…」

実況「ふーん?それじゃぁ二人きりならいいと?」

部長「…」コクンッ

実況「よし、これは楽しみだなー」

部長「…」カァァッ

女の子「…何故かつらいのですが、主に精神面が」
256 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 19:23:42.41 ID:x0emWMDO
女の子「目的!!目的です!!」

実況「あぁ、そうだったね、えーっと…」

部長「…すまん」

女の子「忘れたのですか…?」

部長「なんというか…胸が一杯で」

実況「うん、そう、そんな感じ」

女の子「…泣きそうです」
257 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 19:32:15.69 ID:x0emWMDO
実況「冗談冗談、ちゃんと覚えてるよ」

女の子「…」

実況「コンビニだよね?」

女の子「…はい」

部長「あぁ、そうだったな」

実況「…マジで忘れてたんすか?」

部長「そ、そんな訳無いだろう?」

実況「…」

女の子「…」

部長「…すまん、忘れてた」
258 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 19:45:52.05 ID:x0emWMDO
女の子「早く行きましょう?」

実況「うん、少し時間をかけすぎたみたいだし」

部長「…悪かったな」

女の子「いえ、大丈夫ですよ」

部長「そうか?」

女の子「えぇ、ですが急ぎましょう」

部長「…うむ」
259 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 19:52:06.84 ID:x0emWMDO
女の子「…」

部長「何故彼女はあんなに急いでいるのだ?」

実況「さぁねー…恋しくなったんじゃない?」

部長「?」

実況「あいつに、会いたくなったとかさ」

部長「ふむ…なるほどな」

女の子「さぁ、早くお菓子を買いに行きましょう!!」

実況「あれ!?」

部長「違うではないか」

実況「おっかしいなぁ…」
260 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 20:05:16.27 ID:x0emWMDO
同級生女「〜♪」

男「まだまだご機嫌だな」

同級生女「まぁねっ」

男「あいつら、そろそろ起きてるよな?」

同級生女「そうだねー」

男「心配してないかな?」

同級生女「そんな事するメンバーじゃ無いよー」

男「…ですよねー」
261 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 21:51:27.13 ID:x0emWMDO
男(さて、俺が平然と手を繋いでるように見えるだろうが…)

男(んな訳無いだろおおおおおおおおおおおおお!!)

男(だって同い年の女と手を繋いでるんだよ!?)

男(みなぎって…あ、間違えた、緊張しない訳が無い!!)

男(俺が手を繋いだ事がある相手なんて…)

男(…いや、そういえばあいつと繋いだ事あるな)
262 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 22:32:04.60 ID:x0emWMDO
今日もポケモンバトルをした…惨敗だった…ジラーチ、ジラーチをくれ…あいつがいれば勝てるんだ…




男(でも、あれはカウントに入るのか?)

男(だって相手は俺より一回りは年下っぽい女の子…)

男(ノーカン?ノーカンなのか?)

男(ダメだ…思考が麻痺してやがる…)

男(それより俺は手に汗かいて無いか緊張が顔に出てないかダメだ訳わからん…)

男(どうすりゃいいんすか大佐!!)

男(…もう、ダメぽ)
263 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 22:34:18.52 ID:x0emWMDO
同級生女「ねぇ?」

男「ひゃぃっ!?」

同級生女「わっ!?びっくりした」

男「す、すまん…なんだ?」

同級生女「いやー、さっきから何か静かになったなぁって」

男「俺が静か?」

同級生女「うん、凄い違和感なんだけど」

男「違和感、これ、大事」

同級生女「え?」

男「あぁ、いや、気にしないでくれ、こっちの話だった」

同級生女「?」

男(いかん…混乱してる…)
264 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 22:38:26.10 ID:x0emWMDO
男(落ち着け…落ち着くんだ俺)

男(こんな事、長い人生で一度や二度くらいあるさ!!)

男(…いや、今まではまったく無かったんだけどさ)

男(それでも俺だって予習くらい!!)

男(…まぁ、ゲームなんだけどさ)

男(俺、ダメ人間だったのか…)

男(いや、それは随分前からわかっていた事実!!)

男(今更落ち込んだりしないぜ!!)

男(はははっ、ははっ…はぁ…)
265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 22:40:55.05 ID:x0emWMDO
男(…無心だ)

男(そうだ、俺には最強の技があるじゃないか)

男(…素数を数えるんだ)

男(これは過去、何人もの偉人達が行ってきた、最強の技!!)

男(えーっと、素数…素数…)

男(…そういや俺、素数って何か知らねぇや)
266 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 22:42:31.83 ID:x0emWMDO
男「うーむ…」

同級生女「どうしたのー?」

男「いや、素数がな…」

同級生女「え?素数?」

男「いや、何でも無い…これもこっちの話だった」

同級生女「本当に突然変な事言いはじめるね…」

男「そうか?」

同級生女「…自覚無し」
267 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 23:29:53.49 ID:x0emWMDO
同級生女「それより、どうかな?」

男「ん?」

同級生女「私達、カップルに見えてるかな?」

男「んー…そりゃ無いかなぁ」

同級生女「どうして?」

男「釣り合って無いだろ?お前と俺じゃ」

同級生女「そうかな?」

男「おう、間違い無いぞ」

同級生女「うーん…」
268 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 23:37:53.38 ID:x0emWMDO
同級生女「それじゃぁ…これならどうかな?」ギュッ

男「なっ!?」

同級生女「腕組みー」

男「お、おい!!離せ!!」

同級生女「どうして?」

男「どうしてって…流石にまずい」

同級生女「何が?」

男「そりゃぁ…俺が」
269 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 23:50:28.54 ID:x0emWMDO
男「マジかよ…」

同級生女「もしかして緊張してる?」

男「ぐっ…そりゃ…当たり前だ」

同級生女「そう?やったー」

男「何故いつもこうなる…」
270 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/05(金) 23:56:35.06 ID:x0emWMDO
男(待てよ…いつも、だと?)

男(俺…実は結構美味しいんじゃないか?)

男(はっ!?まさか俺ってリア充だったのか!?)

男(…いや、言葉の意味は知らないんだけどさ)

男(だが…しかし…)
271 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 00:04:14.55 ID:H2k35IDO
男(これは…やはりチャンス!?)

男(しかも人生に一度あるか無いかレベルの!!)

男(ここは攻めるべきなのか…?)

男(だが、俺にはあいつが…)

男(…あれ?俺は何を考えてるんだ?)

男(今、あいつは関係無いよな?)

男(まずいまずい、今は混乱してる場合じゃない!!)

男(考えろ!!考えるんだ!!マグ何とか!!)

男(ネタ考えてる場合でも無かった!!落ち着け俺!!)
272 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 00:16:46.37 ID:H2k35IDO
男(これは…どうなんだ?)

男(俺はどうすればいいんだ?)

男(…無心だ)

男(やっぱり無心になるしかない)

男(大丈夫だ、俺だってもうすぐ悟りを開く歳なんだ)

男(これくらいの事乗り越えて見せる!!)
273 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 00:23:44.28 ID:H2k35IDO
同級生女「また無口になってるよー?」

男「あぁ、悪い、少し考え事をな」

同級生女「何を考えてたの?」

男「そりゃー、あれだ、えーっと…地球温暖化の事とか?」

同級生女「…何で今そんな事考えてるの?」

男「ごめん、嘘だわ」
274 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 00:29:55.39 ID:H2k35IDO
女の子「ところで、コンビニに用事って何ですか?」

実況「いやー、たいした用事じゃ無いよ、ちょっとこっちに行きたかっただけで」

女の子「え?」

実況「あ、何でも無い、こっちの話だった」

部長「よくわからん奴だな」

実況「それ程でも」

部長「…褒めてる訳では無いのだがな」
275 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 00:36:29.92 ID:H2k35IDO
女の子「ここはどちらに曲がるのでしたでしょうか?」

部長「右だ」

実況「…さてと、そろそろかな」

部長「むっ?どうしたんだ?」

実況「あぁ、気にせず、行きましょう」

部長「?」
276 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 00:51:15.30 ID:H2k35IDO
同級生女「あれ?家どっちだったかな?」

男「そこ左だろ?」

同級生女「あ、そうだったね」

男「さっさと戻るぞー」

同級生女「少し遠回りも悪く無いのにー」

男「ヤダよ面倒な」

同級生女「ノリ悪いなー」

男「まぁ…お前程良くは無いだろうよ…」
277 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 00:55:21.94 ID:H2k35IDO
部長「むっ?」

女の子「どうしました?」

部長「今、聞き覚えのある声がした気がするのだが」

女の子「?」

男「ほら、駄々こねないでさっさと行くぞ」

同級生女「はーい」

男「…あれ?」
278 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 01:31:53.25 ID:H2k35IDO
実況「お?」

部長「むっ?」

同級生女「あれっ?」

男「…げっ」

女の子「…」

実況「やぁ、お久しぶり」

男「お、おう…」
279 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 01:33:56.17 ID:H2k35IDO
男「どうして?」

実況「いやー、コンビニに行くついでに君達を探そうかなって」

男「俺達がついでかよ!?」

実況「それより…」

男「ん?」

実況「君達…何してんのさ?」

男「え…あっ!!」

女の子「…」
280 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 01:35:39.91 ID:H2k35IDO
男「こ、これはだな…」

同級生女「見ての通り腕組みしてるのー」

実況「…どうして?」

男「な、流れってやつ?」

部長「なんだ?貴様達、付き合ってたのか?」

女の子「!?」
281 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 01:37:13.35 ID:H2k35IDO
実況「ちょっ!?部長!!」

部長「な、なんだ?部長と呼ぶな!!」

実況「今そんな事言っちゃ…」

部長「え?」

女の子「…」

部長「何かまずいのか?」

実況「あー、もー!!」
282 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 01:42:41.32 ID:H2k35IDO
女の子「…すみません、失礼します」ダッ

実況「あっ!!」

部長「むっ?どうした!?」

実況「テスラちゃんが逃げ出した!!」

男「んだと!?」

同級生女「え?なんで?」

実況「何で皆してそうなんだよー!!」
283 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 01:56:20.26 ID:H2k35IDO
実況「とにかく!!追い掛けなきゃ!!」

男「お、おう、そうだな」

部長「こっちに走って行ったな!!」

同級生女「どういう事ー!?」

実況「まさかこんな状態だったなんて…」

部長「?」

実況「急ごう!!」

部長「う、うむ!!」
284 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/06(土) 01:59:59.59 ID:lx146LYo
ふむ
285 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 02:02:31.24 ID:H2k35IDO
>>284 踏まれるのは大好きイヤナンデモナイ




実況「あれ…?」

部長「何処にもいないぞ?」

実況「しまった…テスラちゃんの足の速さを忘れてた!!」

男「…追いつけねぇんじゃね?」

実況「呑気な事言ってる場合じゃ無いよ!!」

男「お、落ち着けよ…」

実況「…」
286 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 02:04:47.21 ID:H2k35IDO
部長「どうした?何か怒ってるような…」

実況「何でも無い…ごめん」

部長「そうか…?」

実況「…手分けして探そう」

部長「うむ、そうだな」
287 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/06(土) 02:06:45.69 ID:lx146LYo
ぐりぐり
288 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 02:08:07.63 ID:H2k35IDO
実況「四人に分かれよう」

男「お、おっけー」

同級生女「任せて!!」

部長「とりあえず、何かあったら連絡を」

実況「集合場所は…」

部長「私の家の前でいいだろう?」

実況「はい、それで」
289 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 02:11:00.58 ID:H2k35IDO
>>287 悔しい、でも、ビクンビクン…イヤゴメンネムケデヨクワカンネ…




男「おーい?どこだー?」

男「隠れてないで出てこーい」

男「…こっちの方には居ないのか?」

男「うーむ…しかし何であいつは急に?」

男「…まぁいいか、見つけて聞けばいいし」

男「しかし…あいつに追いつくなんて出来るのか?」
290 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/06(土) 02:15:40.15 ID:lx146LYo
俺も眠い…スリスリ
291 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 02:22:27.00 ID:H2k35IDO
>>290 ウホッ…ア、イヤ、書いてる奴はノーマルダヨ




実況「…」

実況「…やっちゃったな」

実況「あいつ…何で…」

実況「…言ってても始まらないな」

実況「仕方ない…見つけるか」
292 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 02:26:24.82 ID:H2k35IDO
部長「うーむ?ここか?」カパッ

部長「…流石にごみ箱の中に隠れたりはしないか」

部長「それにしても…うーむ」

部長「さっぱり訳がわからんな」

部長「…」

部長「私、何か嫌われるような事しただろうか?」

部長「い、いや、してない、してないはずだ!!」

部長「しかし、他に理由が…うーむ」
293 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 02:28:13.31 ID:H2k35IDO
同級生女「もー、良い所だったのにー」

同級生女「後少しくらい…腕組んでいたかったなー」

同級生女「…ま、いっか」

同級生女「チャンスならいくらでもあるよね?」

同級生女「よーし、早く見つけて、続き続きー」
294 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 02:34:58.13 ID:H2k35IDO
男「あの時…」

男「もしかして俺の方見てた?」

男「いや、俺の方というか…腕?」

男「もしかして腕を組んでた事に怒って…?」

男「…ねぇな」

男「はぁ…本当に訳わからん奴だ…」
295 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 02:47:45.38 ID:H2k35IDO
女の子「はぁ…はぁ…」

女の子「…思わず走ってしまいました」

女の子「…」

女の子「どうしましょう」

女の子「ここはどこでしょうか?」
296 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 02:52:01.89 ID:H2k35IDO
女の子「何も考えず走ったからですね…」

女の子「連絡手段は…」

女の子「…やめておきましょう」

女の子「今は、あの人とお話したく無いです…」

女の子「何故、でしょうか?」

女の子「…」
297 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/06(土) 03:03:30.03 ID:vvGO9gDO
それはあなたが男に変しているからですよ
298 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 03:11:15.71 ID:H2k35IDO
>>297 そうか、変か…アレ?変?マァダイタイアッテルヨネ




女の子「さて、どうしましょうか?」

女の子「とりあえず来た道を…」

女の子「…どちらから来たのでしょうか?」

女の子「やってしまいました…」

女の子「自分の方向音痴を忘れていました…」
299 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 03:17:34.84 ID:H2k35IDO
女の子「これはもしかして…かなりのピンチでは?」

女の子「…いえ、そんな事は無いはずです」

女の子「きっと、大丈夫ですよね?」

女の子「迷子になるのは慣れてますし…」

女の子「…嫌な慣れですね」

女の子「とにかく、移動しましょう」
300 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 03:20:11.75 ID:H2k35IDO
モウダメダ…切り良いし寝よう…エ?キョウバイト?ソンナノ…ドウニカナルサ、イツモノコトダ




女の子「…あら?」

女の子「ここは公園でしょうか?」

女の子「丁度良いです、休んでいきましょう」

女の子「全力で走って疲れましたし…」

女の子「…皆さんは探してくださっているのでしょうか?」
301 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/06(土) 03:26:36.72 ID:lx146LYo
ムリセズニネトケー
302 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/06(土) 08:20:24.37 ID:T7imhMDO
起きたら急展開

ウデクミイイナァ……
303 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/06(土) 11:21:42.42 ID:HVwRC..0
この状況下で一番まともになるのが実況だとは…
初登場の時には考えられないぜ……


にしても部長可愛い
304 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:28:30.49 ID:H2k35IDO
超寝た、超起きた、展開が意味不過ぎる…アレ?コンナヨテイダッタッケ?…マァイイヤ…ドウシテコウナッターッよし書こう




女の子「…っと」ギッ

女の子「これがブランコ…乗るのは初めてです」

女の子「バランスが取りにくいですね…」

女の子「ですが楽しそうです」

女の子「少し遊んでみましょうか」

女の子「えいっ」ギィーッ
305 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:29:44.02 ID:H2k35IDO
女の子「たぁっ」ズザーッ

女の子「着地成功です」

女の子「もうブランコも極めましたね…」

女の子「…」トスッ

女の子「…これから、どうしましょう」

女の子「…戻りたく無いです」
306 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:31:23.88 ID:H2k35IDO
女の子「ですが戻らなければ…」

女の子「…あら?そういえば」

女の子「あのお二人が付き合っているとなると…」

女の子「…これ以上、旅は続けられないのでは?」

女の子「…はぁ」

女の子「本当に、どうしましょうか」
307 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:33:22.22 ID:H2k35IDO
女の子「この街で過ごす事は出来ませんし…」

女の子「…他の車には乗りたくありません」

女の子「となると…」

女の子「…歩くしか無いでしょうか?」

女の子「…それは後で考えましょう」

女の子「今は何も考えたく無いですし…」
308 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:44:02.69 ID:H2k35IDO
女の子「一人旅…」

女の子「前の私なら、良いと思ったでしょうね」

女の子「ですが…今は…」

女の子「…少し、寂しいです」

女の子「…どうして」

女の子「どうして…なの…?」

女の子「どうしていつも…こうなるのかしら?」

女の子「…また一人です」
309 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:46:22.35 ID:H2k35IDO
女の子「…お友達」

女の子「初めて、お友達も出来たのに…」

女の子「…いえ、あの人達には関係の無い事ですね」

女の子「あの人達なら、きっと私の事を探しているのでしょう」

女の子「ですが、私は…もう…」

女の子「…終わりにしたいのかもしれません」
310 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:50:02.47 ID:H2k35IDO
女の子「…思えば、長い旅でしたね」

女の子「ずっと二人で…いろいろな事を…」

女の子「今思い出しても、楽しい事ばかりでした」

女の子「ですが…私は少し…疲れました」

女の子「もうこれ以上…」

女の子「旅を続ける自信が…」

?「本当に、それでいいの?」

女の子「!?」
311 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:51:52.11 ID:H2k35IDO
女の子「だ、誰ですか!?」

?「あ、ごめんなさい、突然話かけて」

女の子「い、いえ」

女の子(知らない方です…)

女の子(私と同い年くらいの方でしょうか…?)

女の子(ですが…どこかで?)
312 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:53:18.97 ID:H2k35IDO
?「隣」

女の子「え?」

?「隣、座ってもいい?」

女の子「…どうぞ」

?「ありがと」

女の子「いえ…」

?「よっ」

女の子「…」
313 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:55:04.12 ID:H2k35IDO
?「元気?」

女の子「はい?」

?「何か、元気が無いように見えて」

女の子「…その場合、質問する必要は無いかと」

?「あ、そういえばそうだったね」

女の子(…不思議な方です)
314 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:57:13.59 ID:H2k35IDO
?「何かあったの?」

女の子「…」

?「悩んでいるように見えるけど?」

女の子「!!」

?「当たり?」

女の子「…関係、ありません」カタッ

?「あぁー、ちょっと待って!!」
315 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 11:59:08.33 ID:H2k35IDO
女の子「…何でしょうか?」

?「気分を悪くしたならごめんね?」

女の子「…いえ、気にしないでください」

?「私もその…少し悩み事をしててね」

女の子「え?」
316 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 12:01:27.85 ID:H2k35IDO
女の子「悩み事ですか」

?「うん、それでふらふらーっと歩いてたんだけど」

女の子「…」

?「偶然公園を見つけて、それで偶然あなたを見つけたって訳」

女の子「私を…?」

?「そっ、何か私と似た雰囲気だなぁーって、それで話かけたの」

女の子「…そうですか」
317 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/06(土) 12:02:42.80 ID:lx146LYo
新キャラだと…!?
318 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 12:03:56.27 ID:H2k35IDO
女の子「この辺りの方では無いのですか?」

?「うん、偶然来ただけだよー」

女の子「偶然?」

?「あ、何でも無い何でも無い」

女の子「?」
319 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 12:07:31.18 ID:H2k35IDO
>>317 申し訳無いです…




女の子「…私も」

?「んー?」

女の子「私もあなたとは少し似ていると感じました」

?「あ、やっぱりそう思う?」

女の子「はい」

?「そうだよね、やっぱりそうなんだよー」

女の子「わ、わかりましたから…」

?「あ、ごめんね?ついテンションが上がっちゃって」

女の子「…いえ」
320 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 12:09:13.16 ID:H2k35IDO
?「それで?」

女の子「はい?」

?「いや、何を悩んでたのかなーって」

女の子「それは…」

?「言いたく無い?」

女の子「そういう訳では…無いと思いますが」

?「そう?」
321 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 12:10:40.49 ID:H2k35IDO
?「それじゃぁ話してよ」

女の子「…」

?「話せば楽になるかもしれない事もあるかもしれないよ?」

女の子「…ややこしいですね」

?「うん、自分でも噛まなかった事にビックリ」

女の子「…そうですか」
322 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 12:23:03.90 ID:H2k35IDO
職場の前で雨の中チリ募金団体が…アレガ噂ノヤツカー…ハイ、バイトデス…




?「まぁ、無理に聞きたい訳じゃ無いんだけど」

女の子「…」

?「でも…そんなつらそうな顔見てるとね」

女の子「…表情に出てます?」

?「うん、出てる」

女の子「…そうですか」
323 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 16:49:33.21 ID:H2k35IDO
ヨシ…休憩ダー




?「それで、話してくれる?」

女の子「…いいですよ」

?「やったーっ」

女の子「何でそんなに喜んでいるのですか…?」

?「んー?さぁ、なんでだろう?」

女の子「…」
324 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 16:51:49.37 ID:H2k35IDO
?「それよりも、早く、早く」

女の子「わかってますよ…」

?「それでー?どんなタイプのお悩みかなー?」

女の子「…タイプ?」

?「うん」
325 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 16:57:15.40 ID:H2k35IDO
?「悩みっていろいろあるでしょ?仕事とか勉強とか」

女の子「そうですね」

?「だからどんなタイプなのかなーっと」

女の子「私は…えと…」

?「待って待って」

女の子「?」

?「やっぱり私が当てる」

女の子「…え?」
326 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 17:13:11.22 ID:H2k35IDO
女の子「当てると言われましても…」

?「大丈夫、こういうのは慣れてるから」

女の子「こういうの?」

?「今の私には何でも見えちゃうよー、下着とか」

女の子「!?」バッ

?「冗談、冗談」

女の子「…うー」
327 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/06(土) 17:22:16.00 ID:lx146LYo
お、きてたー
オツカレー
328 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 17:27:55.46 ID:H2k35IDO
?「…わかった!!」

女の子「本当ですか?」

?「ずばり…恋ね!!」

女の子「!?」

?「あ、当たった?当たったの?」

女の子「違います、私はそんな事で…」

?「当たりなんでしょ?」

女の子「…」
329 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 17:32:00.90 ID:H2k35IDO
>>327 ありがとうございます




?「まぁ、それは聞けばわかるよね」

女の子「…」

?「という訳で、お悩みどうぞ?」

女の子「…はい」
330 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/06(土) 17:54:20.38 ID:H2k35IDO
…アレ?休憩オワリ?




女の子「実は…私、旅をしていまして」

?「旅?」

女の子「はい、目的地はまだ無いのですが」

?「旅なのに?」

女の子「えぇ」

?「ふーん…でもそれって面白そうね」

女の子「えぇ、とても…とても楽しいです」
331 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 09:43:08.15 ID:PQDYn6DO
マダダ…マダバイトマデ時間ガ…




女の子「ですが…その旅も終わりそうでして」

?「どうして?」

女の子「えと…詳しく語ると長くなりますが…」

?「いいよいいよー、どんどん語ってー」

女の子「そうですか…わかりました」

?「でも、事情によりカットねー」

女の子「かっと?」

?「まぁまぁ、私に任せてー」

女の子「?」
332 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 09:46:09.05 ID:PQDYn6DO
?「なるほどー、あなたと一緒に旅をする運転手さんが居るって事ね?」

女の子「はい…あら?」

?「どうしたの?」

女の子「私…今説明してませんよね?」

?「気にしない気にしないっ」

女の子「はぁ…?」

?「それで、その人と何かあったの?」

女の子「…」
333 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 09:49:27.39 ID:PQDYn6DO
?「喧嘩でもしたの?」

女の子「いえ、それは違いますが」

?「喧嘩じゃ無いとすると…なるほどっ」

女の子「?」

?「その男に新しい女が出来た!!これね!!」

女の子「!!」

?「当たった?当たったかな?」

女の子「…」コクンッ

?「はらたいらにさんぜんてーん」

女の子「え?」

?「あ、ごめん、何でも無いよ…というかごめんね、テンション上げちゃって」

女の子「いえ…」
334 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 09:52:52.67 ID:PQDYn6DO
?「そうかー…別の女が」

女の子「…」

?「それで、この街から離れられなくなっちゃったって事?」

女の子「はい…」

?「そうなると、あなたの選択肢は一人で旅を続けるか、ここでやめるか…と」

女の子「そう…ですね…」

?「…」
335 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 09:56:31.35 ID:PQDYn6DO
?「でも、その顔じゃ一人で旅なんて無理かな?」

女の子「…ほっといてください」プイッ

?「あら?反抗期?グレてる?」

女の子「違います!!」

?「ん、良い元気」

女の子「…」
336 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 10:00:08.46 ID:PQDYn6DO
女の子(…情けないです)

女の子(お母様にはあんな事を言いながらこのような結果になるとは…)

女の子(…合わせる顔がありませんね)

女の子(私は…どうすれば良いのでしょうか?)

?「…ダメな娘っ子ね」

女の子「…え?」
337 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 10:06:43.05 ID:PQDYn6DO
?「今の所、あなたの話を聞いていて思ったんだけど」

女の子「なんですか?」

?「あなた、自分で決めた事が一つも無い」

女の子「!?」

?「ただ流れに流され、結果がこうなってしまった」

女の子「…」

?「それであなたは、どうすればいいのか考えてる…フリをしてるだけ」

女の子「え?」

?「だって今のあなた、誰かが答えを言ってくれるのを待っているだけにしか見えない」

女の子「…」
338 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 10:10:26.81 ID:PQDYn6DO
?「違うの?」

女の子「いえ…そうかもしれませんね」

?「でしょ?でも答えなんて結局無い訳」

女の子「…そうですね」

?「だから、あなたが自分で決めるの!!」

女の子「私が…ですか?」

?「そう!!」
339 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 10:13:27.81 ID:PQDYn6DO
?「そもそも、どうして旅をやめたいの?」

女の子「どうしてと言われましても…」

?「さっき、目的地は無いって言ったよね?」

女の子「はい」

?「でも、目的はあるんでしょ?」

女の子「…はい」

?「だったら、どうしてやめるの?」

女の子「それは…」
340 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 10:17:52.61 ID:PQDYn6DO
女の子「私、もう疲れたんです」

?「嘘」

女の子「え?」

?「そんなの嘘、言い訳してるだけ」

女の子「…」

?「本当は…もう、一人じゃ無理なんでしょ?」

女の子「…」

?「その人と一緒じゃ無いと、ダメなんでしょ?」

女の子「そんな…事…」
341 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 10:21:16.89 ID:PQDYn6DO
?「一人で旅をして、いろいろな景色を見ても…何も変わらない」

女の子「…」

?「きっと、今みたいな顔して、何も感じ無くて…」

女の子「…」

?「でも、それでもあなたはやめたりしないんでしょ?」

女の子「…はい、絶対に」

?「ん、やっぱりね」
342 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 10:30:15.89 ID:PQDYn6DO
?「悩んでいるようだけど、結局悩んでないんじゃない?」

女の子「…ふふっ、そうですね」

?「ん、元気になった」

女の子「…ありがとうございます」

?「いいねいいねー、もっとお礼言ってもいいんだよー」

女の子「…」

?「ん、ごめん、冗談」

女の子「言わなくていいのですか?」

?「あら?言うつもりだった?」
343 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 10:31:55.15 ID:PQDYn6DO
?「どうせなら、私と旅をしてみる?」

女の子「え?」

?「あなたの知らない景色、いくらでも見せてあげる」

女の子「…」

?「どうする?」

女の子「…魅力的なお誘いですが、お断りします」

?「言うと思ったー」

女の子「はい」
344 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 10:34:28.77 ID:PQDYn6DO
?「よっし、ここはお姉さんが胸を貸してあげようっ」

女の子「はい?」

?「飛び込んでおいでー」

女の子「…」

?「あ、あら?あらら?」

女の子「そういうサービスは」

?「いらなかった?」

女の子「…いえ、お借りします」

?「ぃよーし、任せてっ!!」
345 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 11:35:51.62 ID:PQDYn6DO
雨の日に自転車乗っちゃダメ…これ、豆知識な?…寒イ…ヤバイ…トイウカバイトダヨ…




女の子「…」ギューッ

?「よしよし」

女の子(…何故でしょうか?)

女の子(この人…とても安心します)

女の子(初めて会った方ですのに…)

女の子(どうしてでしょうか…?)
346 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/07(日) 11:52:40.38 ID:QblXM2DO
>>345
この人……まさか!?

ただ濡れただけだよな?転けたとか言わないよな??
347 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/07(日) 12:02:15.42 ID:KaoLOMDO
使い古した自転車の雨の中でのブレーキの効かなさはやばい

てか明日合格発表だよマジコエー
348 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 23:50:38.65 ID:PQDYn6DO
休憩が無かった…だと?…バイトオワター
>>346 自転車降りた後で転びました、ごめんなさい…

>>347 書いてる奴は転びましたが転ばないよう祈ってますダメダ全然ウマクナカッタ申し訳無いです…

新キャラもバレてる様子…デモソンナノキニシナイ…ヨシカコウ
349 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/07(日) 23:52:49.88 ID:PQDYn6DO
女の子「…ありがとうございました」スッ

?「もういいの?」

女の子「はい」

?「そっかー、残念」

女の子「どうしてですか?」

?「せっかく気持ち良く胸が…」

女の子「…」サッ

?「あっ、何で胸隠すのっ!?」

女の子「危険を感じたので…」

?「…」
350 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 00:22:43.72 ID:nj/ImwDO
?「何もしないよ?」

女の子「怪しいです…」

?「女の子同士じゃない」

女の子「そうですが」

?「私にそっちの趣味は無いし」

女の子「そっち…?」

?「聞きたい?聞きたいの?」

女の子「い、いえ、遠慮します!!」

?「そっか、残念」

女の子「…」
351 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 00:49:14.78 ID:nj/ImwDO
?「でも、気になっちゃう年頃だよね?」

女の子「関係無いと思いますが…」

?「私…実は胸が…」

女の子「え?」

?「娘っ子…そっちは豊満なようね」

女の子「いえ、そうでも無いですが…」

?「…」

女の子「あの…?」

?「300グラム要求する!!」

女の子「む、無理ですよ!!」

?「いいじゃないちょっとくらいー!!」

女の子「そういう問題ではありませんー!!」
352 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 01:27:02.50 ID:nj/ImwDO
?「欲しいなー、欲しいなー」

女の子「ですから…差し上げられるものではありません…」

?「くーっ、私も胸が大きければ…」

女の子「?」

?「…そういえば、胸は揉むと大きくなると聞いた事があるよっ」

女の子「え?」
353 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 09:58:27.58 ID:nj/ImwDO
?「娘っ子」

女の子「はい?」

?「私の胸を揉んでみない?」

女の子「…え?」

?「え?」

女の子「突然何を…」

?「わかるでしょー、会話の流れ、わかるでしょー」

女の子「いえ、今のは少し理解不能なのですが…」
354 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:06:12.89 ID:nj/ImwDO
?「大きくなるんだよ?」

女の子「原理がわかりません…」

?「それは私もわからないけどさ」

女の子「とにかく、私は」

?「いいじゃん!!少しだけ!!」

女の子「い、嫌です」

?「もしかしたら新しい何かに目覚めるかもしれないし!!」

女の子「ですから、知りたく無いです…」
355 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:08:13.90 ID:nj/ImwDO
?「ダメかー…」

女の子「…」

?「まぁいいや、そのうち…」

女の子「大きくなるといいですね」

?「嫌味!?それは嫌味なの!?」

女の子「…そういう意味で言った訳では」

?「うん、わかってる」

女の子「…」
356 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:11:15.47 ID:nj/ImwDO
女の子「そういえば」

?「なぁに?」

女の子「あなたも…何か悩み事があると言ってましたね?」

?「あー…まぁ」

女の子「聞かせていただけますか?」

?「うーん…聞いてわかる事じゃ無いと思うけど」

女の子「え?」

?「私の悩み…きっとあなたが聞いても、ぶっ飛んでるだけよ」

女の子「飛んでる?」

?「あ、また言っちゃった、失敗」

女の子「?」

?「口癖、治らないよね」

女の子「はぁ…?」
357 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:14:07.48 ID:nj/ImwDO
女の子「とにかく、聞かせてください」

?「でも…」

女の子「先程、話せば楽になるかもしれない事もあるかもしれない事も無くも無いと言ったじゃないですか」

?「…そこまで言ってないよ」

女の子「あら?そうでしたか?」

?「うん」

女の子「それは申し訳ありません」

?「あははっ」
358 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:15:58.19 ID:nj/ImwDO
?「でも…うん、そうだよね」

女の子「?」

?「楽になるかもだよね」

女の子「そうですよ」

?「わかった、話す」

女の子「お願いします」

?「でも、話す前に一つ」

女の子「なんですか?」

?「この話…他の誰にも言っちゃダメだよ?」

女の子「任せてください」

?「よしっ、良い返事!!」
359 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:19:21.02 ID:nj/ImwDO
?「あまり本気にしないで聞いてね?」

女の子「え?それはどういう…」

?「だって内容がぶっ飛んでるんだもん、だから信じないだろうし」

女の子「どうして信じないと決めつけて…」

?「…私さ」

女の子「はい」

?「人を…人の命を奪ってしまったんだ」

女の子「!?」
360 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:21:02.75 ID:nj/ImwDO
実況「…」

実況「こっち、かな」

実況「公園の方か…」

実況「ここからならそんなに遠く無いね」

実況「さてと、問題はあいつに連絡するかどうか…」

実況「…しなくてもいいかな」

実況「話が、ややこしくなるだけだろうし」
361 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:23:11.50 ID:nj/ImwDO
男「うーむ…」

男「ここまで見つからないってのもおかしな話だ…」

男「相当探したはずなんだが…」

男「まさかどこかでイベントが…?」

男「…いかん、いろいろありすぎて思考がおかしい」

男「でも、見つけないと…」

男「よっし、もう一度走るか!!」
362 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:24:57.20 ID:nj/ImwDO
部長「むっ?」

実況「あ」

部長「貴様か…どうだ?見つかったか?」

実況「いえ、まだです」

部長「ふむ…そうか」

実況「…あの」

部長「なんだ?」

実況「先に、戻っててくれませんか?」

部長「なに?」
363 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:28:11.89 ID:nj/ImwDO
部長「どうしてだ?」

実況「それはその…言えませんが」

部長「…わかった」

実況「え?」

部長「何か理由があるのだろう?」

実況「…」

部長「今回は譲ろう」

実況「…ありがとうございます」

部長「だが、忘れるな?」

実況「?」

部長「彼女は私の友達だ…絶対に見つけてくれ?」

実況「はい、わかってます」
364 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:30:34.60 ID:nj/ImwDO
男「んお?」

同級生女「あ、そっちはどう?」

男「いんや、手掛かりゼロだ」

同級生女「そっかー…」

男「そっちはどうだ?」

同級生女「こっちも全然」

男「まったく…何処に行ったのか…」

同級生女「…」
365 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:32:18.22 ID:nj/ImwDO
同級生女「…あのさ」

男「ん?」

同級生女「どうして、そんなに一生懸命に探すの?」

男「いや、それは当たり前だろ?あいつは俺の」

同級生女「…」

男「俺の…」

同級生女「何なの?」

男「…」
366 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:34:39.89 ID:nj/ImwDO
実況「…テスラちゃん、大丈夫かな」

実況「あんな所見ちゃったんだ、今頃…」

実況「…本当に空気が読めない奴だよね」

実況「まぁ、それは俺か」

実況「よっし、僕の本気、見せてやる」

実況「…まぁ、走るだけなんだけどさ」
367 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:39:09.00 ID:nj/ImwDO
男「あいつは…今、一番大切な奴かな」

同級生女「…そっか、わかった」

男「…おう」

同級生女「早く見つけてあげて?」

男「おう、お前は先に戻ってな?」

同級生女「うん、わかった」

男「そんじゃ」ダッ

同級生女「…」

同級生女「あーぁ、フラれちゃったかなー」
368 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:41:25.04 ID:nj/ImwDO
実況「あった、公園…」

実況「ここで間違いないみたいだね」

実況「さてと…問題は何て声を掛けるかだけど」

実況「…まぁ、それはその時考えればいいや」

実況「よし、行こう」

実況「…って、あれ」

女の子「あら?」
369 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:42:56.46 ID:nj/ImwDO
実況「テスラちゃん…」

女の子「はい」

実況「…おかしいな、もう一人居たような気が」

女の子「もう…行ってしまいました」

実況「そうなんだ?」

女の子「はい」

実況「…」
370 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:44:56.77 ID:nj/ImwDO
?「…」

?「ありがとね、娘っ子」

?「いろいろと吹っ切れたよ」

?「んーっ、やっぱり私の脳内ぶっ飛んでるなー」

?「…よしっ、戻ろうかなっと」

?「…また、会おうね、娘っ子」
371 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:46:44.32 ID:nj/ImwDO
実況「あ、あのさ」

女の子「はい?」

実況「さっきの事なんだけどさ…あれはたぶん…」

女の子「…大丈夫ですよ」

実況「え?」

女の子「もう、大丈夫です」

実況「…?」
372 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:48:27.79 ID:nj/ImwDO
実況「でも」

女の子「先程まで、お話していた人が居るのですが」

実況「うん?」

女の子「その人に…いろいろ教わりました」

実況「…」

女の子「なので、もう大丈夫なんです」

実況「…そっか」
373 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:50:15.48 ID:nj/ImwDO
女の子「それに、その人ともお友達になったのです」

実況「おぉ」

女の子「今日はお友達が沢山出来ました」

実況「そうだね」

女の子「それだけで、とても良い一日です」

実況「うん」
374 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 10:55:59.86 ID:nj/ImwDO
女の子「後であの人に携帯電話をお借りしないと」

実況「え?」

女の子「めーるあどれすをいただきました!!」

実況「そうなんだ」

女の子「はい」

実況「それじゃ、戻って」

男「発見ー!!」

女の子「!?」

実況「あ」
375 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 17:43:19.64 ID:nj/ImwDO
男「確保しろー!!」ダダダダダッ

実況「お、落ち着け!!今は…」

女の子「…」

実況「ん?」

女の子「お迎えに…来て下さいました…」

実況「…いや、感動してる場合じゃ」

男「退けえええええええええええ!!」ズガーンッ

実況「ぬおおおおおおおおおおおおお!?」ズザーンッ
376 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 17:46:37.04 ID:nj/ImwDO
マインチャンオモシロス




実況「俺を…蹴る必要が…何処に…?」ピクピクッ

男「すまん、ノリで」

実況「…あっそ」ガクッ

男「あれ?」

実況「…」

男「なんだもう限界か…まぁいっか」

実況「そんな一言で片付けるなよ!!もっと構ってよ!!」

男「なんだよ…寂しがりだな」

実況「…もういいよ」ドサッ
377 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 17:48:47.58 ID:nj/ImwDO
男「そんな事より…またお前は勝手に居なくなりやがって」

女の子「…申し訳無いです」

男「はぁ…ほら、行くぞ」

女の子「え?どちらに?」

男「何処って…皆心配してたんだぞ?顔見せてやんないと」

女の子「…」
378 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 17:51:36.56 ID:nj/ImwDO
女の子「その…私は…」

男「時間も押してるんだ、早く行くぞ」

女の子「時間?」

男「今日の午前には車乗ってるはずだったのに、まったく…」

女の子「!?」

男「ん?どした?」
379 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 19:02:34.08 ID:nj/ImwDO
女の子「車…」

男「どうした?」

女の子「あ、はい、車ですね」

男「…お前、忘れて無いだろうな?」

女の子「わ、忘れてませんよ?」

男「お前だからな…怪しいぞ」

女の子「…」
380 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 21:27:45.66 ID:nj/ImwDO
Googleケータイ便利ダナー、過去ログ確認はケータイ画面じゃ面倒だし…デモ書き込み出来ない所は許せん…




女の子「…あの」

男「今度はなんだよ?」

女の子「あの人の事は…いいのですか?」

男「誰の事?」

女の子「その…同級生の」

男「あいつ?何で急にあいつの話?」

女の子「それは…」
381 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 21:31:58.61 ID:nj/ImwDO
女の子「あの人と付き合っているのでしょう?」

男「は?お前急に何言ってんの?」

女の子「…あら?」

男「お前な、誰に向かってそんな事言ってんの、俺だぞ?俺」

女の子「…そういえばそうでしたね」

男「うむ、そこでストレートに言う所が実にお前らしい」
382 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 21:39:40.67 ID:nj/ImwDO
男「ははーん、わかった、わかったぞぉ」

女の子「何がですか?」

男「お前が急に走り出した理由」

女の子「!?」

男「そうか、そういう事か」

女の子「あ、あの」

男「お前、俺がここに残ると思ったな?」

女の子「…はい」
383 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/08(月) 22:36:44.32 ID:dcGVs2DO
書いてる奴が>>348で代わりに滑ってくれたおかげで
大学合格したぜ

春からは毎日富士山の向こう側に向かって拝んでやんよ
384 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 22:38:44.39 ID:nj/ImwDO
最近学園都市系のSS多いなぁ…流行ってるのかな…流行に乗ろうかな…




男「まったく、無駄な心配しやがって」

女の子「え?」

男「お前がいるのに、俺がこんな所で終わる訳無いだろ?」

女の子「!!」

男「お前はいつも通り、俺を働かせればいいさ」

女の子「うー…はい…」
385 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 22:41:52.86 ID:nj/ImwDO
>>383 おめでとうございます!!こちらからも拝んでみます…イヤ男ジャウレシクナイネ




男「よし、そんじゃ行くぞ?」

女の子「はい」

実況「あの…ちょっと…?」

女の子「あ…」

男「ん?なんだ?お前、まだいたのか?」

実況「ずっといたよ!!」

女の子「すみません、忘れていました」

実況「いいよ…もう慣れた…」
386 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 22:45:41.37 ID:nj/ImwDO
実況「まったく…」

女の子「申し訳ありません…大丈夫ですか?」

実況「うん、ありがと」

女の子「ごめんなさい…」

実況「いやいや、テスラちゃんは気にしないで」

男「俺もまったく気にしないぜ」

実況「お前は気にしろよ!!」
387 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 22:50:54.10 ID:nj/ImwDO
実況「よし、戻ろうか」

男「何を仕切ってるんだよ、お前が時間を取らせたくせに」

実況「誰のせいだよ!!」

女の子「…ごめんなさい、私の責任です」

実況「あ、それは…」

男「あーあーあー、やっちゃったよ」

実況「くっ…こいつ…」
388 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/08(月) 23:08:52.67 ID:nj/ImwDO
男「お前、公園で何をしてたんだ?」

女の子「ブランコを」

男「ふーん?」

女の子「それと…お友達が増えました」

男「は?」

女の子「あの人…泣いてましたが、大丈夫でしょうか…」

男「?」
389 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/09(火) 09:00:20.91 ID:oSOAozs0
いまさらだが何か伏線があったとしても新キャラの名前欄ひどすぎだろwwwwwwww
390 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 09:26:45.85 ID:RK3pZkDO
超寝た超起きた!!…ネムイネ

>>389 デスヨネー…お姉さんとかにすればよかったか…イヤデモコレカラツカイソウダシマァイイカ




同級生女「なかなか戻って来ないなぁ」

部長「…来たぞ」

同級生女「え?」

男「おーい」

実況「ただいまー」

女の子「…です」
391 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 09:29:10.78 ID:RK3pZkDO
部長「無事でよかった」

女の子「ご心配おかけしました」

部長「突然走り出すから何事かと思ったぞ?」

実況「…余計な事言うからだよ」ボソッ

部長「ん?」

実況「いえ、何でも」

女の子「…」
392 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 09:31:17.77 ID:RK3pZkDO
同級生女「何処に行ってたのー?」

男「近所の公園で発見したぞ」

部長「むっ?公園だと?」

実況「どうしました?」

部長「…おかしいな」

女の子「何がです?」
393 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 09:34:23.86 ID:RK3pZkDO
部長「公園なら私も探したはずなのだが」

女の子「え?」

男「ん?どういう事だ?」

部長「うーむ…」

実況「見落としてたか、テスラちゃんがまだ居なかっただけじゃない?」

同級生女「まぁ、それしか無いよねー」

部長「そうか…しかし…うーむ…」

女の子「…」
394 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 09:57:46.79 ID:RK3pZkDO
実況「まぁまぁ、今はいいじゃないですか」

部長「…うむ、そうだな」

実況「それより、これからどうする?」

男「ん?俺達はそろそろ行こうかと思ってるが」

同級生女「そっかー、残念ー」

女の子「この街には、長居しすぎました」

男「だな…」
395 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 10:35:15.54 ID:RK3pZkDO
部長「寂しくなるな」

実況「そうだね」

同級生女「ここに残ればいいのにー」

男「そういう訳にはいかないんだな、これが」

女の子「…」

男「まっ、こいつの許しが出れば俺は何処でもいいけど…出ないし」

実況「だろうね」

男「わがままお姫様だからな」

女の子「…その言い方は嫌味ですか」

男「さてね」

女の子「…」
396 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 10:36:53.03 ID:RK3pZkDO
実況「そんじゃ見送りくらいするか」

部長「うむ、そうだな」

同級生女「という訳で、車まで行こー」

男「おう」

女の子「はい」

実況「…で、駐車場何処だっけ?」

同級生女「…あれ?」

部長「私は知らんぞ?」

女の子「何処ですか?」

男「…お前らな」
397 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 10:45:34.08 ID:RK3pZkDO
男「ほら、コンテスト会場の…」

実況「あー」

同級生女「あそこね」

女の子「思い出しました」

男「…」

実況「よし、それじゃ出発ー」

同級生女「おー」

女の子「お、おー」

男「…出発するのは俺達だけだけどな」
398 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/09(火) 11:36:53.20 ID:qAAn6jM0
俺たちの旅は始まったばかりだ!











とかいうなよ?
399 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 15:01:12.65 ID:RK3pZkDO
ウン、バイトダッタ…トイウカ、来週週6ダッタ…モウ…無理ポ…


>>398 言わない…と思う…


デモ正直コノノリナラ男ニ無理矢理告白デモサセレバ終ワル気ガスル…その場合フラグっぽい物全部そぉいっ、しないとダメだけど…


…ダメダ、カコウ
400 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 15:24:13.40 ID:RK3pZkDO
部長「コンテストとはなんだ?」

男「あれ?知らない?」

実況「あー、基本的にそういうの興味無い人だから」

同級生女「納得ー」

部長「…貴様達、何か失礼な事言って無いか?」
401 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 16:29:56.16 ID:RK3pZkDO
男「水着のコンテストがあったんだよ」

部長「ほう、そんなものがあったのか」

同級生女「私、二連勝してねー」

部長「何!?それは凄いな」

実況「まぁ、今回は負けたけどね」

同級生女「まぁ、あれは仕方ないよー」

部長「こんな綺麗な女性を負かすとは…」

同級生女「お、ありがと」

部長「今回は誰が優勝だったのだ?」

実況「テスラちゃんだよ」

部長「えっ!?」

女の子「…」
402 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 16:34:35.75 ID:RK3pZkDO
部長「凄いな…」

女の子「いえ、今回は運が良かっただけで…」

部長「運で取れる賞では無いだろう」

実況「そうだよー」

男「よっ!!チャンピオン!!」

同級生女「水着クイーン!!」

部長「えっと…水着王者!!」

実況「水着の妖精!!」

女の子「…統一してください」
403 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 16:40:38.19 ID:RK3pZkDO
実況「どれがいいかな?」

男「こうなったら全部合わせようぜ」

同級生女「いいねそれ」

部長「えっと…つまり」

男「クイーン・オブ・チャンピオン・ザ・水着の妖精王者か?」

女の子「なんですかそれ!?」

男「あれ?超かっこよくね?」

同級生女「そうだね!!」

実況「完璧すぎる!!」

部長「あぁ、これ以上無いくらいだ」

女の子「…それ、本気で言ってますか?」
404 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/09(火) 16:59:31.10 ID:qAAn6jM0
このスレのおかげで大学受かりました!

というわけで裏でついてる実況の名前うp
405 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 17:01:26.28 ID:RK3pZkDO
男「良くない?」

女の子「良くないです!!」

男「いいじゃん、クイーン・オブ・チャンピオン・ザ・水着の妖精王者、俺、これからお前の事はそう呼ぶわ」

女の子「やめてください!!」

男「まぁまぁ、そう怒るなよ、クイーン・オブ・水着の妖精王者ザ・グレート」

女の子「早速違います!?」
406 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 17:11:13.13 ID:RK3pZkDO
>>404 おめでとうございます!!…デモ書いてる奴関係ナイヨネー…名前?はい、玉子って呼んでます…ホントダヨ




男「良いと思ったんだけどなぁ…」

実況「本気で思ってたんだ…」

男「あれ?お前達は?」

実況「冗談だよ」

同級生女「ネタに決まってるじゃん」

部長「え?」

実況「え?」

部長「…」

実況「…まさかこいつと同じレベルのセンスだったとは」
407 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 17:20:21.67 ID:RK3pZkDO
部長「とにかく、私はチャンピオンと友達になった訳だ」

女の子「まぁ…はい」

部長「とても誇らしい事だ」

女の子「あ、ありがとうございます…?」

実況「俺も、俺も」

男「おっと、このチャンピオンは俺の仲間だぜ」

実況「経歴に傷がついてるけど、これからも頑張ってね」

女の子「はい」

男「おい、それ何の事かはっきり説明しろ」
408 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/09(火) 17:20:27.10 ID:qAAn6jM0
玉子…だと…ッ!?


でもここで気持ちリセット出来たのは確かなんだよ?ホントダヨ
409 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 17:37:52.61 ID:RK3pZkDO
>>408 マサカコノグダグダガ…?ありがとうございます




男「俺の扱いがまた酷いぜ…」

女の子「落ち込まないでください」

男「いや、これは…」

実況「仕方ないね」

部長「うむ、仕方ない」

同級生女「仕方ないよー」

男「追い込むなよ!!慰めろよ!!」

実況「このメンバーにそれを望んじゃう?」

男「…いや、俺が馬鹿だった」
410 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 22:59:32.88 ID:RK3pZkDO
ウーム…本当に禁書系SS多いなぁ…イヤ一個モ読ンデナイケド…ヤッパ学園都市行くしかないイヤナンデモナイ




男「しかし…駐車場か」

女の子「どうしました?」

男「いや、一日停めてたからな」

女の子「そうですね」

男「…駐車場の料金、凄いんだろうな」

女の子「!!」

男「その辺、考えて無かった」
411 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 23:02:35.13 ID:RK3pZkDO
女の子「私も…」

男「出すとか言うなよ?」

女の子「ですが…」

男「あのなー、これは俺の帰省で…」

女の子「あの会場に行きたいと言ったのは私です」

男「…」

女の子「それに、皆さんでお食事しようと言ったのも…」

男「あーもー、はいはい、わかったわかった」

女の子「そうですか」

男「…お前の頑固も相当だな」

女の子「今更言わないでください」

男「…勝ち誇った顔しやがって」
412 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 23:05:55.77 ID:RK3pZkDO
実況「どうしたの?」

男「いやいや、ちょっと戦いを」

同級生女「え?」

女の子「厳しい戦いでした」

部長「勝ったのか?」

女の子「はい」

部長「うむ、それは何よりだ」

実況「部長ー…ネタですよー…?」

部長「そうだったのか!?」

実況「うん」

部長「そうか…それより」

実況「?」

部長「部長と呼ぶなー!!」

実況「時間差!?」

男「おー、進化してるな」

女の子「…いらない進化ですが」
413 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 23:21:56.11 ID:RK3pZkDO
今から御殿場に雪を見に行くそうな…アノ…俺…明日バイトダヨ…




部長「貴様達のネタはわかりにくい」

男「そうか?」

実況「そうでも無いと思うけど…」

同級生女「だよねー?」

実況「部長がにぶいだけだよー」

部長「そんな事は無い!!それと部長でも無い!!」

女の子「…にぶいのはお互いという事をお忘れ無く」

実況「はい…」

部長「ごめんなさい…」

男「?」
414 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 23:25:08.22 ID:RK3pZkDO
男「どうしたんだお前ら?」

実況「いや、何でも無い」

部長「気にしないでくれ」

男「?」

女の子「…後で教えて差し上げます」コソコソ

男「ん?そうか、わかった」

部長「う、裏切る気!?」

女の子「そんな事はしません」

部長「そうか…よかった」

女の子「ですが、言いたいです」

部長「…」
415 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 23:28:44.73 ID:RK3pZkDO
部長「ダメ」

女の子「はい?」

部長「ダメ!!」

女の子「そう言われましても」

部長「ダメと言ったらダメ!!」

女の子「どうしましょうか?」

部長「むーっ…」

実況「テスラちゃん、可愛いからっていじめないであげてね」

部長「え!?」

女の子「ごめんなさい」

部長「…酷い」
416 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 23:31:17.95 ID:RK3pZkDO
男「気になるな…」

同級生女「そうだねー」

男「おうおうおう、洗いざらい語ってもらおうか!!」

部長「…私とやるというのか?」

男「是非ベッドの上でお願いします」

実況「何急にきつい冗談言ってんだよ!?」ドカッ

男「あいてっ!?」
417 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 23:33:44.48 ID:RK3pZkDO
男「痛い…マジ痛い…ハンパない痛い…」

実況「変な事言うからだろ!!」

女の子「…見境無いんですね」

男「え?」

女の子「失望しました」

男「あ、え?ちょ?ま、待て!!誤解だ!!」

女の子「聞こえません」

男「俺の話を聞けええええええええええええ!!」

女の子「拒否します」

実況「うーん、これからも苦労しそうだなぁ」

部長「ところで、何の話なのだ?」

実況「あ、気にしないでください」

部長「?」
418 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 23:36:24.77 ID:RK3pZkDO
男「冗談!!冗談だぞ!?」

女の子「冗談で言っていい事ではありません」

男「そんな…」

女の子「絶対に許せませんね」

男「うっ…」

実況「はぁ…本当に進展無さそうだね」

部長「うむ…」

実況「君としては、ラッキーなのかな?」

同級生女「え?うーん…そうでも無いかな?」

実況「え?」
419 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/09(火) 23:37:56.43 ID:RK3pZkDO
同級生女「私、もう諦めたんだ」

実況「はいっ!?」

同級生女「どうにも、あの子には敵いそうに無いみたい」

実況「君が諦める何て…珍しい」

同級生女「あははっ、そうだねー」

実況「…」
420 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 00:09:08.90 ID:JZ1pDkDO
同級生女「ステージで言われた通りだなぁー」

実況「え?何か話してたの?」

同級生女「うん」

実況「何を?」

同級生女「…勝負の決めて」

実況「え?」
421 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 00:11:45.34 ID:JZ1pDkDO
同級生女「あれ、見て」

実況「?」

男「もうマジで!!マジで反省してるから!!」

女の子「…本当ですか?」

男「おう!!冗談は言うけど嘘は言わん!!」

女の子「…わかりました、信じます」

男「本当か!?」

女の子「今回だけ、です」

男「おう、ありがと!!」

同級生女「可愛いよねー」

実況「ん、まぁ、そうだね」
422 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 00:13:26.93 ID:JZ1pDkDO
実況「で?さっきの話の続きは?」

同級生女「…答えは」

女の子「答えは…女の子らしさです!!」

同級生女「だって、さ」

実況「…ははっ、そりゃ勝ち目無いね」

同級生女「でしょー?」

実況「…吹っ切れてんだね」

同級生女「うん!!」

実況「…それなら、良かった」
423 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 00:15:11.93 ID:JZ1pDkDO
同級生女「本当にあんたは優しいねー」

実況「ん?そう?」

同級生女「本当本当、それでもうちょっとかっこよければ惚れてる所よ」

実況「は、ははっ…そっすか」

部長「そ、それはダメだぞ!!」

同級生女「え?」
424 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 00:17:14.76 ID:JZ1pDkDO
部長「こ、ここっ…これは私の物だ!!」

実況「これって…」

同級生女「私の物?」

部長「そうだ!!だから絶対に渡さないぞ!!」

同級生女「おぉ?遂に愛の告白?」

実況「あ、それはもう済んでるから」

同級生女「えっ!?」

部長「貴様っ!?」

実況「まぁまぁ、別にいいじゃないですか、言っても」
425 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 00:28:26.16 ID:JZ1pDkDO
雪ヤベーマジヤベーテンションハイダゼヒャッハー!!…自重シヨウ…




同級生女「聞いて聞いてー!!」

男「ん?どうした?」

同級生女「何とあの二人ー…」

男「…何!?マジか!?」

同級生女「らしいよ!!」

男「ちょーっと詳しいお話伺いましょうかー?」

実況「うわっ、めんどくさっ!!」

部長「…だから言ったのだ」
426 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 00:30:42.18 ID:JZ1pDkDO
実況「まぁ、なんだかんだうんたらかんたらあってね」

男「説明になって無いぜ」

実況「あまり言い過ぎると…ほら、怒られるし」

部長「…」ジーッ

男「ちっ…そんじゃ後で体育館裏だな」

実況「何処のだよ!!本当に中学生のノリだな!!」
427 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 00:33:29.35 ID:JZ1pDkDO
同級生女「でも気になるなー…」

男「お前は全部知っているのか?」

女の子「はい、告白のシーンからその後の…」

部長「や、やめてくれ!!」ガッ

女の子「んむっ」

男「あ、いい所で」

部長「何処もいい所じゃない!!」
428 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 00:54:58.25 ID:JZ1pDkDO
お家到着…車だと近いなぁ御殿場…滅多に行かないけど…




部長「終わり!!この話はここで終了だ!!」

男「ちっ…仕方ないな」

同級生女「ここはおとなしく…後が怖そうだし」

男「でも俺は後でちゃっかり聞いちゃうぜ」

部長「貴様ぁ…」


男「以後、この話題は一切出さん」

部長「うむ、それでいい」

男「目だけでやられちまいそうだったぜ…」

女の子「…」
429 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/10(水) 01:43:57.76 ID:v0ynn0k0
学園都市じゃなくて超電磁砲が流行ってるんだぜ
超電磁砲見ただけで禁書知ってる面してる奴がむかついてしょうがない


こっちの方が何倍も好きだぜ
ラブコメばっかで萎える
バトルしろとは言わないが日常系とか他のやれといいたい
430 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:10:12.50 ID:JZ1pDkDO
>>429 書いてる奴も禁書派ですねー…デモ黒子ハイイゾモットヤレ
…そういえば今日って新刊発売日ダッタカナ…?まぁアニメイトは明日行こう…




男「ほら、あそこ」

女の子「あ、車さん発見です」

実況「うーん…これで本当にお別れなのか…」

部長「そうだな…」

同級生女「もっと遊びたかったのになぁー」

男「俺もそうなんだけどな…」

女の子「…」
431 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:12:27.22 ID:JZ1pDkDO
部長「私は…」

男「おっと、それ以上は無しだぜ?」

部長「え?」

男「あまり…こいつを困らせたく無いからな」

部長「あ…」

女の子「…」

部長「す、すまん!!そんなつもりでは…」

女の子「いえ、大丈夫ですよ」

部長「そ、そうか…」

男(…アレが発動されたら厄介だしな)

実況「…」

女の子「…」
432 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:15:25.55 ID:JZ1pDkDO
男「よっし、辛気臭くなる前にさっさと出発するか」

女の子「そうですね」

同級生女「来年も来るの?」

男「どうだろうな…まぁ、母さんがうるさそうだから来るかもしれないが」

同級生女「そっか、それなら安心」

部長「うむ、こっちに帰って来たら、その時はまた会おう」

実況「次のコンテストで待ってるよ!!」

男「おう!!」

女の子「…私はもう出ませんよ」
433 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:17:17.07 ID:JZ1pDkDO
男「そんじゃ、またな!!」

女の子「また会いましょう、です」

同級生女「ばいばーい!!」

部長「また会う時を楽しみにしている」

実況「気をつけてねー」
434 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:21:04.25 ID:JZ1pDkDO
同級生女「…行っちゃったねー」

部長「…うむ、そうだな」

実況「また、寂しくなるねぇ」

同級生女「あんたは彼女いるんだからいいじゃない」

実況「まぁ、ねぇ?」

部長「うっ…それって私…?」

実況「他に誰がいるんですか」

部長「…」

同級生女「さてと、それじゃこれから三人で飲む!?」

実況「昼間から!?」

同級生女「いいじゃん、付き合ってよー」

実況「あー…そういう事ね」

部長「つ、付き合う!?」

同級生女「あーはいはい、そういう意味じゃ無いからさっさと行こう」グイグイ

部長「お、押すな!!詳しく話を…」

実況「部長、それは後で」

部長「部長って呼ぶなー!!」
435 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:23:43.19 ID:JZ1pDkDO
女の子「…楽しかったですね」

男「ん?あぁ、そうだな」

女の子「また…来年も来れるといいです」

男「お姫様が望むなら、俺がいつでも連れてきてやるよ」

女の子「本当ですか?」

男「お前専属ドライバーだからな、お前の行きたい所なら何処でもな」

女の子「ふふっ…お願いしますね?私の運転手さん」

男「おう、任せとけ!!」
436 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:25:35.82 ID:JZ1pDkDO
女の子「…」ペタペタ

男「何をしているんだ?」

女の子「いえ…これを貼らないと…」

男「?」

男帰省編 完

女の子「はい、これでおっけーです」

男「うーむ、感慨深いな」

女の子「随分長かったですから」

男「そうだな…」
437 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:27:27.31 ID:JZ1pDkDO
あい…帰省編終了…長かった…本気で反省している…だが後悔はイヤナンデモナイ

トリアエズバイトカー
438 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/10(水) 10:34:01.90 ID:qJuPHcM0
もうそろそろガソリンを入れようか(ぇ
439 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:44:31.86 ID:JZ1pDkDO
ぬおーっ、シフト間違えてたー…11時半からだった…一時間近くあるよ…

>>438 正直その描写いらないんじゃないかなとか思って…アレ?イラナイヨネ?

仕方ない…書こう…イヤナニモナイケド…
440 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:46:39.57 ID:JZ1pDkDO
男「えーっと…何処を目指してたんだっけ?」

女の子「忘れました」

男「ですよねー…」

女の子「今から決めればいいじゃないですか」

男「だな…とりあえず右行くと戻るから…左か真っ直ぐ?」

女の子「右?左?」

男「真ん中ぁ!!おっしゃぁ!!」

女の子「では真っ直ぐですね」

男「…何かうまく乗せられた気がする」
441 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:48:13.40 ID:JZ1pDkDO
男「ところでお前」

女の子「はい、なんですか?」

男「ばれなかっただろうな?」

女の子「何がですか?」

男「超能力だよ、超能力」

女の子「あ、はい…大丈夫だと思いますが…」

男「そうか…それならいい」

女の子「…?」
442 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:50:20.13 ID:JZ1pDkDO
女の子「随分気にしてますね?」

男「ん?まぁな」

女の子「どうしてですか?」

男「そりゃお前…今はデリケートな時だからな」

女の子「?」

男「暴走したばかりで、また面倒な事になったらと思うと」

女の子「…申し訳ありません」

男「いや、まぁ…お前が無事ならそれでいいんだけどさ」

女の子「…はい」
443 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:52:03.50 ID:JZ1pDkDO
女の子「…言ってませんでしたが」

男「ん?」

女の子「実は…あなたが居ない間に一度使いました」

男「マジで!?」

女の子「…ごめんなさい」

男「大丈夫だったのか!?」

女の子「はい、私は何とも…」

男「そっか…よかった」

女の子「…」
444 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:57:11.95 ID:JZ1pDkDO
男「しかし…もう本当に落ち着いてるんだな」

女の子「そのようですね」

男「でも、一応これからは俺の目の届く範囲で…」

女の子「…それは、ずっと私を見ていていただけるという事ですか?」

男「ん?」

女の子「ずっと…ですよ?ずっと」

男「お、おう…まぁ早々離れたりはしないだろ?」

女の子「…そうですね」

男「?」
445 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 10:58:45.34 ID:JZ1pDkDO
女の子「そういえば、朝ごはんは食べましたか?」

男「あー…そういや食って無いな…」

女の子「そうですか」

男「お前は食べたのか?」

女の子「はい」

男「そっか、それじゃ大丈夫…」

女の子「食べに行きましょう」

男「…おっけー」
446 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 11:00:04.86 ID:JZ1pDkDO
男「んで?何が食べたい?」

女の子「時にはこってりとした物が食べたいですと言ってみます」

男「お前な…朝からか?」

女の子「もうすぐお昼ですよ」

男「…まぁ、そうだけどさ」
447 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 11:02:11.49 ID:JZ1pDkDO
男「しかし…こってりした物か…」

女の子「内容はお任せします」

男「うーん…あ」

女の子「思い付きましたか?」

男「何かまた平凡な道入ったからしばらく何も無いな、たぶん」

女の子「…」
448 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 11:03:48.31 ID:JZ1pDkDO
男「どうすっか…」

女の子「では、最初に見えたお店に入りましょう」

男「いいけど…無かったら?」

女の子「我慢です」

男「そりゃ厳しいな…」

女の子「ある事を願いましょう」

男「…おう」
449 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 11:06:49.14 ID:JZ1pDkDO
男「しかし…こう、運転してると」

女の子「?」

男「やっぱり感じが出てくるよな!!旅してるんだぜ!!的な」

女の子「そうですね」

男「やっぱり運転しなきゃダメだな!!」

女の子「そうですね…遅れを取り戻さなければなりません」

男「法定速度は守りながら行くぜ」

女の子「安全第一です

男「おう、今日も道路は平和です、ってな」

女の子「…」
450 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 11:10:23.56 ID:JZ1pDkDO
男「あー…本当に平和的な道だ…」

女の子「テンション下がるの早いですね…」

男「こう、ずっと真っ直ぐだとな…つまらん」

女の子「どのような道がお望みなのですか?」

男「五連続ヘアピンカーブとか」

女の子「…」

男「はいはい、無いですよね、ごめんなさい」

女の子「はい」
451 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 11:12:29.98 ID:JZ1pDkDO
男「周りもまた田園風景だし…」

女の子「そんなにこの風景が嫌なのですか?」

男「別に…そういう訳じゃ無いけどさ」

女の子「では、我慢しましょう」

男「うーむ…」
452 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 11:15:38.92 ID:JZ1pDkDO
男「暇…暇…」

女の子「随分早い発症ですね」

男「仕方ないだろー…ハイテンションから暇になるとこうなんだよ」

女の子「何かしましょうか?」

男「何かやってくれるのか?」

女の子「私に出来る事ならば」

男「そうか、うーむ」
453 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 11:19:06.12 ID:JZ1pDkDO
男「それじゃ水着を」

女の子「拒否します」

男「まだ最後まで言ってないぞ?」

女の子「言わなくてもわかりますよ」

男「じゃぁもうチャイナでいいよ」

女の子「何故妥協した風なのですか…」
454 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 15:37:56.28 ID:JZ1pDkDO
バイトオワター…今日は近くで卒業式があったらしく、忙しかった…脚痛イ…




男「妥協してんだよ」

女の子「全然してません!!」

男「考えてみろ?」

女の子「?」

男「スク水がチャイナ服に…な?」

女の子「な?…じゃ無いですよ!!何でこれで通じるだろ?みたいな顔しているのですか!!」

男「うーむ、ダメか」

女の子「…」
455 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 15:44:30.09 ID:JZ1pDkDO
女の子「そもそも着替えが出来ません」

男「その事について、ずっと思ってたんだが」

女の子「なんですか?」

男「お前…そろそろ変身出来るんじゃね?」

女の子「…変身?」
456 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 15:47:12.10 ID:JZ1pDkDO
男「前に背中から羽根が生えただろ?」

女の子「えぇ」

男「あれが出来るという事は…つまりお前は物質を何処からともなく生み出した訳だ」

女の子「…」

男「つまり!!これを応用すれば服を自在に生み出し、変化させる事も!!」

女の子「…あの」

男「ん?なんだ?」

女の子「よくわかりませんのでもう一度最初から説明していただけませんか?」

男「あれ!?」
457 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 15:49:53.02 ID:JZ1pDkDO
男「お前…俺が一生懸命説明してたのに…」

女の子「申し訳無いです」

男「まぁいいや…もう一度説明するぞ?」

女の子「はい」

男 説明中…

男「という事だ、わかったか?」

女の子「はい、なんとなくですが」

男「…三十回は説明したのにな」
458 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 15:53:35.72 ID:JZ1pDkDO
男「で、実際出来そうなのか?」

女の子「そうですね…一言で言えば…」

男「…」ゴクリッ

女の子「やりたくない、ですね」

男「…は?」
459 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 15:58:51.59 ID:JZ1pDkDO
男「どうしてだ?」

女の子「…前に出した羽根」

男「うん?」

女の子「あれは、私の超能力で制御していました」

男「そうだったのか」

女の子「はい、しかしあの時力が弱まったせいでコントロール不能になりました」

男「ふむ…」
460 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 16:04:23.14 ID:JZ1pDkDO
女の子「つまり、私の制御が不能になると、使えないという訳です」

男「そうだな」

女の子「それを、変身のパターンに当て嵌めてみます」

男「おう」

女の子「服を変化させる能力はまだ良いのですが…創り出した場合は…その…」

男「…?」

女の子「ふ、服が無くなってしまい…その…裸に…」

男「なん…だと!?」
461 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 16:06:14.44 ID:JZ1pDkDO
男「やろう」

女の子「はい?」

男「今すぐやろう」

女の子「いえ…ですから…」

男「やるんだ!!お前なら出来るはずなんだ!!」

女の子「…もう超能力どうでも良くなってますね」
462 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 16:50:27.60 ID:JZ1pDkDO
バスの中で寝てた…危うく乗り過ごす所だったじぇ…




男「裸になる超能力か…新しいな」

女の子「そんな超能力無いです!!」

男「しかし、ロマンに溢れていると思わないか?」

女の子「そんなロマン嫌ですよ!!」

男「だが、それでも俺はそのロマンを追い続けるぜ!!」

女の子「…一人でやっててください」
463 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 17:05:41.85 ID:JZ1pDkDO
男「もう超能力とかどーでもいいから脱ごうぜ」

女の子「何でそうなるんですか!?」

男「ならないか…そっすか」

女の子「なると思っていたのですか…?」

男「万に一つだろうと億に一つだろうと俺は微かな可能性に賭けたいんだ」

女の子「かっこよく言ってますが…元々可能性ゼロです」

男「あ、はい、すんません」
464 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 19:56:39.09 ID:JZ1pDkDO
男「しかし暇な事には変わり無い訳で…」

女の子「そうですねー…」

男「この旅も長くなってきて、あらかたやったからなぁ…」

女の子「長いですねー…」

男「もうマンネリって感じだなー…」

女の子「はいー…」

男「…お前もいい感じにだれて来たな」
465 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 20:16:11.59 ID:JZ1pDkDO
男「俺もそろそろネタがー…」

女の子「ネタ切れですかー…」グデーッ

男「寝そべるなよー…」

女の子「何故か力が抜けてきましてー…」

男「そうかー…俺もだー…」

女の子「なんででしょうかー…?」

男「流れじゃねー…」

女の子「なるほどー…ですー…」
466 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 20:25:10.48 ID:JZ1pDkDO
女の子「ネタが無いと困りますー…」

男「だなー…」

女の子「あなたの面白く無い感じがー…」

男「いやー…俺は面白いんだよー…?俺はー…」

女の子「ありえませんー…」

男「俺は面白い奴なんだけどさー…書いてる奴がー…」

女の子「それはー…禁則事項ですー…」

男「おうー…すまーんー…」
467 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 20:33:24.28 ID:JZ1pDkDO
女の子「あうー…気力が湧きませんー…」

男「さぁー…盛り上がってまいりましたー…」

女の子「全然盛り上がってませんー…」

男「あー…ごめん無理したー…」

女の子「いえいえー…」

男「はぁー…」
468 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 21:44:22.68 ID:JZ1pDkDO
男「…そうだ、過去ネタだ」

女の子「はいー…?」

男「過去にやってても今やれば違う結果が見えるかもしれん」

女の子「なるほどー…」

男「という訳で、野球しようぜ」

女の子「…やりましたか?」ガバッ

男「いや、うん、間違えた、ごめん」
469 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 22:16:13.53 ID:JZ1pDkDO
男「つまりだな…」

女の子「…野球拳と言いたいのですか?」

男「そう!!それ!!」

女の子「嫌です」

男「なんでだよ?」

女の子「先程脱ぎたく無いと言ったじゃないですか」

男「いいじゃん、どうせ脱ぐの俺だし」

女の子「それ、やる意味無いじゃないですか」

男「あれ?何だお前、本当は脱ぎたいのか?」

女の子「そういう意味では無いです!!」
470 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 22:18:57.82 ID:JZ1pDkDO
男「じゃぁ何をするんだよー」

女の子「…歌」

男「え?」

女の子「歌を聴きたいです」

男「ふむ…そうか、なるほどな」

女の子「はい」

男「じゃぁ、いいぞ、歌え」

女の子「…え?」
471 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/10(水) 22:51:20.02 ID:JZ1pDkDO
男「よく考えるんだ」

女の子「はい」

男「最近俺しか歌ってないぞ」

女の子「…最近歌ってません」

男「うっせ」

女の子「そもそもあらすじではー…」

男「あらすじ?」

女の子「あ、いえ、何でもありませんっ」

男「?」
472 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/11(木) 10:24:25.51 ID:WORXWos0
カラオケ!カラオケ!


でもそうなるとまた車放置……
473 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 10:58:49.31 ID:R.snQgDO
超寝た超起きたー…ウオー、今日は休みだー





男「という訳で歌うんだ」

女の子「わ、私は…」

男「前にカラオケ行く約束しただろ?」

女の子「は、はいっ!!」ガバッ

男「うおっ、どうした?急にテンションが」

女の子「いえ、覚えていてくださった事に感動して…つい」

男「あ、そう…」
474 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 11:02:53.90 ID:R.snQgDO
>>472 車「自分…そういう役割っすから…」
…イヤ、サセナイケド




男「落ち着き払えー」

女の子「はい」

男「話を戻すと…まだしばらくカラオケ行けそうに無いだろ?」

女の子「先程から何も無いですからね」

男「だから、ここで練習しようという訳だ」

女の子「なるほどです」

男「…ま、俺が歌声を聴きたいだけだが」

女の子「はい?」

男「いやいや、何でも無いぞー」
475 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 11:04:23.21 ID:R.snQgDO
女の子「ですがBGMが」

男「ふっ…任せろー」

女の子「どうするのですか?」

男「トランクにダンボールあるだろ?」

女の子「はい、最初から気になってました」

男「そいつを開けてくれ」

女の子「?」
476 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 11:05:35.17 ID:R.snQgDO
女の子「何が入っているのですか?」

男「いいからいいから」

女の子「?」ビリビリ

男「使うの久しぶりだな」

女の子「これは…ノートパソコン?」

男「そっ、貸してくれ」

女の子「はい」
477 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 11:08:43.92 ID:R.snQgDO
男「こいつでBGMを流せばいいのさー」カタカタッ

女の子「私の知っている曲はあるでしょうか?」

男「んー…まぁ、大丈夫だろ」タタンッ

女の子「少し見せてください」

男「んー…待ってなー…よし、おっけー、ほい」

女の子「ありがとうございます」
478 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 11:10:26.34 ID:R.snQgDO
女の子「あ、これは…」

男「何かあったか?」

女の子「はい」

男「そんじゃ再生はそこのボタンだから」

女の子「了解です」

男「さて、どんな選曲をしたのか…」

女の子「えと…出だし…出だし…」
479 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/11(木) 11:11:36.64 ID:4J/30cg0
っはっぱ隊・YATTA!(ぇ
480 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 11:13:40.11 ID:R.snQgDO
デーデーデーデー

男「ん?」

ケロケロケロケロケロ

男「これは!?」

女の子「けろっ…けろっ…」

男「!?」

女の子「まーるきゅー…あら?こうですよね…」

男「お前…なんという選曲…」
481 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 11:15:48.39 ID:R.snQgDO
>>479 あれいいですよね、今でもカラオケで歌ったりします




女の子「寒いとー…冬眠ー…」

男「…やっぱり音程は外してるんだが」

女の子「尻尾はー…ぴょこぴょこー…」

男「何だこの生物は…」

女の子「おたーまじゃくーしー…」

男「…可愛いな」
482 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 11:17:21.14 ID:R.snQgDO
女の子「どうでしたか?」

男「…」

女の子「あの…?」

男「あ、うん、よかったんじゃないか?」

女の子「本当ですか!?」

男「おう」

女の子「やりましたっ」

男「だが…一つ問題があるとすれば…」

女の子「?」

男「それ、カラオケで配信されてない」

女の子「…」
483 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/11(木) 11:31:54.99 ID:WORXWos0
歌知らんけど女の子メッチャ可愛い
484 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/11(木) 11:35:32.58 ID:4J/30cg0
ケロHってまだだったんだ
結構経ったのに
485 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 11:39:08.90 ID:R.snQgDO
>>483 知らない方が…イインダ…

>>484 書いてる奴はいつまでも待ってます




女の子「カラオケで歌える曲を探します…」

男「おう、頼むぞ」

女の子「…あ、これいいです」

男「見つかったか?」

女の子「はい」

男「そんじゃ頑張れ!!」

女の子「任せてください!!」
486 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 11:50:55.03 ID:R.snQgDO
デレッ、テーテー

男「ん?これは…」

女の子「最初は確か…」

男「まっ!?」

女の子「ゆらりーゆらりー…揺れていーるー…」

男「そこから先は!?」

女の子「漢心ー、ピーンチー…」

男「って、そっちで歌えるの!?」
487 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 11:57:52.28 ID:R.snQgDO
女の子「昔、聴きまして」

男「だからって何故そっちを選んだし…」

女の子「あなたはこちらの方が好きなのかと思いまして」

男「そりゃ男が歌うならそっちの方が好きだけど、女の子なら可愛く歌ってくれよ!!」

女の子「そうですか、申し訳ありません」

男「いや…もういいけど…」
488 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 12:12:21.42 ID:R.snQgDO
男「もうちょっと普通に頼む」

女の子「了解です」クルル

男「…だんだんカオスになってきたな」

女の子「あ、これがいいですね」

男「次こそ頼むぞ」

女の子「期待に応えてみせます」

男「マジで頼む…」
489 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 13:16:42.72 ID:R.snQgDO
アニメイト行ってたじぇ…袋が一つじゃ足りない…だと?…袋の中がパンパンだイヤナンデモナイ




テレテッテレテッ

男「お?」

女の子「だんごっ、だんごっ」

男「おぉ…?歌えてる…のか?」

女の子「だんごっ、だんごっ…」

男「…?」

女の子「だんごっ、だんごっ、だんごっ…」

男「…」
490 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 13:51:27.86 ID:R.snQgDO
女の子「だんごっ、だんごっ…」

男「…おい、ちょっと待て」

女の子「なんですか?」

男「それ、そういう歌だったか?」

女の子「違うんですか?」

男「お前だんごの所しか歌って無いだろ!!」

女の子「ここがメインですよ?」

男「あれ…?そうだっけ…?」

女の子「そもそも、他の歌詞は知りません」

男「…チャレンジャー過ぎるだろ」
491 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 14:13:07.09 ID:R.snQgDO
男「まぁいいや、癒されたぜ…」

女の子「それはよかったです」

男「そんで?次の曲は?」

女の子「今探しています」

男「…なぁ」

女の子「なんですか?」

男「お前、これ歌えるか?」

女の子「はい?」
492 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/11(木) 14:22:00.65 ID:caDWxDw0
っ勇者王誕生!
493 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 15:18:50.66 ID:R.snQgDO
>>492 ガガガッ…アレ?前にやったような…?




女の子「これは…」

男「どうだ?」

女の子「一応知っていますが…」

男「じゃぁ頼む」

女の子「何故、これを?」

男「いいからいいから、早く」

女の子「…」
494 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 15:28:00.18 ID:R.snQgDO
女の子「では…」

男「…」

デデデデンデー

女の子「さぁ来い!!抱きしめちゃうぞっ!!」

男「その一言が聞きたかったー!!」

女の子「歌詞ですよ!?」

男「お願いしまーす!!」

女の子「前見てくださいー!!」

男「うおっ!?」グインッ
495 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 16:16:02.90 ID:R.snQgDO
男「ガードレールめ…危なかったぜ…」

女の子「前も似たような事しませんでしたか…?」

男「反省しないのが俺の悪い所だな!!」

女の子「わかっているなら反省してください!!」

男「そのうちな」

女の子「…」
496 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 16:59:21.36 ID:R.snQgDO
男「しかし本当に何も無いなー…」

女の子「まただらけて来ましたね…」

男「だってよー…ん?」

女の子「どうしました?」

男「あれ?もう直ぐ到着か?」

女の子「え?」
497 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 17:04:46.49 ID:R.snQgDO
女の子「本当ですか?」

男「あそこの標識に後2kmって書いてある」

女の子「あ…」

男「…マジか」

女の子「そのようですね」

男「おぉ…隣街…」

女の子「?」
498 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 17:06:46.34 ID:R.snQgDO
女の子「あの?」

男「スゲー…凄くね!?」

女の子「え?」

男「なんと!!渋滞に引っ掛からなかったぞ!!」

女の子「あ、本当です」

男「スゲー!!やったー!!勝ったぞー!!」

女の子「…勝負だったんですか」
499 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 19:35:32.46 ID:R.snQgDO
男「はっはっはー!!どうだ渋滞めー!!」

女の子「どうもしないと思いますが…」

男「俺の底力を思い知ったかー!!」

女の子「あなたは関係無いのでは…」

男「なんだよー、俺が勝ち誇ってるんだから水を差すなよー」

女の子「…ごめんなさい」

男「はっはーっ、今日の俺には何かが降りてるぜー!!」

女の子「まぁ…幸せそうですし、いいでしょう」
500 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 19:39:57.72 ID:R.snQgDO
男「ほら、もう見えてきたぞ」

女の子「あれが…次の…」

男「ふっふっふ…過去最速の到着じゃないか?」

女の子「そうですね」

男「嬉しいっ!!俺、嬉しいっ!!」

女の子「それは何よりです」

男「おう!!ありがと!!」

女の子「…」
501 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 19:51:41.63 ID:R.snQgDO
女の子「…」ピコピコ

男「ん?」

女の子「…」ソワソワ

男「落ち着かないな?」

女の子「はい、落ち着きません」

男「そんなに楽しみか?」

女の子「はい、お久しぶりの新しい街ですから」

男「そっか、そうだな…悪かった」

女の子「いえ、そんな…」

男「次からはもっとさくさくと…」

女の子「…」
502 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 19:56:30.20 ID:R.snQgDO
女の子「そんな事、気にしなくていいですよ」

男「何?」

女の子「何度も言いますが、急ぐ旅ではありません、私達はゆっくりと進めばいいのですよ?」

男「んー…そうなんだけどさー」

女の子「それに…」

男「それに?」

女の子「そんなに急ぐと、すぐに行く街が無くなってしまいます」

男「…ははっ、お前、マジで全部行く気なのか?」

女の子「ダメですか?」

男「ん…いや、いいんじゃないか?俺はいいぞ?」

女の子「…そうですか」
503 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 19:59:47.07 ID:R.snQgDO
男「まぁ、あの街の隣なんだ、どうせ小さくてそんなに見て回る所も無いだろう」

女の子「そう、ですね…小さい…」

男「ん?」

女の子「…」

男「どうした?」

女の子「あれ…小さいですか?」

男「…?」
504 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 20:03:48.92 ID:R.snQgDO
男「小さい…小さい…大きいなおい」

女の子「…ですね」

男「まさかあんな田舎の隣がこんな街だとは…」

女の子「驚きです」

男「ま、まぁ?退屈しなくて済みそうだし、いいんじゃないか?」

女の子「そうですね、更に落ち着きません」

男「…いや、落ち着けよ」

女の子「はい、申し訳ありません」
505 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 20:12:01.58 ID:R.snQgDO
今から、ケーキを、作る…らしい…書いてる奴が




男「よっしゃー!!入ったー!!」

女の子「新しい街です!!」

男「道も空いてるし、素晴らしい達成感だ!!」

女の子「とりあえずお食事処ですか?」

男「そうだな…マジで腹減ってきた」

女の子「お昼ですし、丁度良かったですね」

男「もっと早くてもよかったけどな…限界近いぜ」

女の子「頑張ってください」

男「…おう」
506 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/11(木) 20:53:49.38 ID:WORXWos0
まただらけて→まんだらけに見えた俺は死んでいい


ケーキ頑張れ
507 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/11(木) 21:02:52.16 ID:sQIPI.DO
ケーキを食べられると聞いて


>>506
俺もそう見えたから一緒に逝こうぜ!
508 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 23:04:02.81 ID:R.snQgDO
ケーキを作る→食べる→姉から電話→フジテレビでやる何かの公演のチケット取って→取る…イイシゴトシタジェ




女の子「何が食べたいと言ってました?」

男「うーん…ピザ」

女の子「え?」

男「ピザが、食べたい」

女の子「変わっているような気が…?」

男「それはお前の気のせいだぜ」

女の子「そうですか…では食べられそうな場所を探しましょう」

男「おう」
509 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 23:31:24.60 ID:R.snQgDO
女の子「ピザ…ピザ…」キョロキョロ

男「ん?」

女の子「この辺りはお食事処が少ないです」

男「ふむ…広い街なのにな」

女の子「何処かに繁華街があるのかもしれません」

男「なるほど、ありえるな」

女の子「という訳で、少し散策をしましょう」

男「おう」
510 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/11(木) 23:43:16.34 ID:R.snQgDO
今からプラモを作る作業に入る!!…何か今日忙しいぞー…




男「駐車場ある所がいいなー」

女の子「どうしてです?」

男「無いと別の所に停めなきゃいけないし、金もかかるしな」

女の子「なるほどです」

男「これは車持ってる奴なら誰もが経験するだろう…」

女の子「肝に銘じておきます」

男「…いや、お前は関係無いんじゃね?」

女の子「…」
511 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 07:24:53.97 ID:qrbBFEDO
ヤットオワタ…長い戦いだったじぇ…




女の子「…あの」

男「んー?」

女の子「私、前から思ってたのですが」

男「なんだ?」

女の子「私も…車を運転してみたいな…と」

男「…は?」

女の子「…」
512 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/12(金) 12:26:57.04 ID:gG7KQ.DO
何作ったんだ?
513 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 13:23:04.31 ID:qrbBFEDO
>>512 マスターグレードのシナンジュさんです




男「いや、いやいや、お前は無理だろ」

女の子「どうしてです?」

男「免許無いし、年齢とか問題があるし」

女の子「…」

男「でも、お前が運転ねぇ…」

女の子「?」
514 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/12(金) 13:54:56.53 ID:MckDMgDO
ここは女の子をゴーカートに乗せるしか
515 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 13:55:57.03 ID:qrbBFEDO
男「まったく似合わなそうだな」

女の子「失礼ですね」

男「じゃぁお前は自分が運転している所を想像出来るか?」

女の子「えと…」

男「…」

女の子「…」

男「…諦めが、肝心だぞ?」

女の子「はい、ごめんなさい…」
516 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 14:02:17.37 ID:qrbBFEDO
>>514
男「いい案が出てるぞ」

女の子「はい?」

男「ゴーカートに乗るんだよ」

女の子「ごーかーと?」

男「知らないのか?」

女の子「はい…」

男「遊園地とかに良くあるんだけどさ」

女の子「前の遊園地には無かったと思います」

男「そっか…それじゃ今度行く所にあるといいな」

女の子「また行くのですか?」

男「嫌か?」

女の子「いえ…行きたいです」

男「よっし、決まりな」

女の子「はい、楽しみです!!」

男(…うーむ、何故か思いの外喜んでるな)

男(…ゴーカートの正体を知ったらキレるんじゃね?これ)
517 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 14:23:55.96 ID:qrbBFEDO
女の子「あ、大通りに出ましたよ」

男「おう」

女の子「ピザありますかね?」

男「どうだろうな…あるとしてもファミレスとかじゃね?」

女の子「そうですか」

男「お前もファミレスは飽きただろう?」

女の子「私はデザートがあればどこでも」

男「…それ、もうファミレスしか無くね?」
518 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 18:30:04.08 ID:qrbBFEDO
髪切ってさっぱりしてきたー…頭が軽い…




男「もうファミレスで…」

女の子「大丈夫なのですか?」

男「何でもいい…腹が膨れれば…」

女の子「本当に限界のようですね…」

男「おう…つか最近こんなんばっか…」

女の子「それでも運転は完璧ですね」

男「あー…もう前もぼやけてるけどな…」

女の子「!?」
519 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 18:45:43.60 ID:qrbBFEDO
女の子「大丈夫なんですかそれ!?」

男「なんでだろう…頭が働かないし…」

女の子「体調を崩したのかもしれません…」

男「後、まぶたが重い…」

女の子「え?」

男「気のせいか、今横になれば楽になれる気がする…」

女の子「…それ、眠いだけですよね」

男「…」
520 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 19:15:02.89 ID:qrbBFEDO
男「そうか、俺は眠かったのか」

女の子「何故気が付かないのですか…」

男「そういえば、全然寝て無かったからな…」

女の子「とりあえず車を停められる場所を…」

男「んー…まぁ、なんとかなるんじゃね?」

女の子「そういう訳には」

男「大丈夫だ、俺には秘密兵器がある」

女の子「秘密兵器?」
521 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 19:40:18.43 ID:qrbBFEDO
男「この辺にー…」

女の子「?」

男「あった」

女の子「ガムですか」

男「おう、ウルトラミント味だぜ」

女の子「怪しい名前の味ですね」

男「一回噛めば十日は寝なくても余裕というまさに仙…」

女の子「嘘ですよね?」

男「お前…俺がネタを言い終わる前にツッコミ入れるなよ…」

女の子「申し訳ありませんです」

男「まぁ…嘘だけど」

女の子「…」
522 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 20:16:48.07 ID:qrbBFEDO
男「だが、眠気が覚めるのは本当だぜ」

女の子「そうですか」

男「お前も噛むか?」

女の子「いえ、結構です」

男「あぁそうか、お前はこういうの苦手だったな」

女の子「…はい」

男「はっはっは、お前もまだまだ子供だな」

女の子「!!」
523 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 20:20:04.22 ID:qrbBFEDO
女の子「…」スッ

男「ん?」

女の子「一枚、いただきます」

男「どうしたんだ?急に」

女の子「急に噛みたくなったのです」

男「…大丈夫なのか?」

女の子「大丈夫です、私は大人ですから」

男「あー…また地雷踏んだか…これは学習した方がいい事だな」
524 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 20:24:45.12 ID:qrbBFEDO
女の子「…」

男「どうした?やっぱ無理か?」

女の子「今噛む所です!!お静かに!!」

男「…すんません」

女の子「…」ジーッ

男「…」

女の子「…」カミッ

男「おっ?」

女の子「!!」ビクッ

男「…あれ?」
525 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 20:28:51.85 ID:qrbBFEDO
女の子「けほっ、けほっ」

男「おいおい…大丈夫…」

女の子「だ、大丈夫です!!」

男「…」

女の子「少し…驚いた…だけ、です」

男「…そっすか」

女の子「これくらい…平気…はうっ!?」ビクッ

男「…ダメじゃねーか」
526 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 20:37:16.24 ID:qrbBFEDO
女の子「これは試練…試練です…」

男「は?」

女の子「これに打ち勝たなければ…大人になれません…」

男「…」

女の子「必ず…勝ってみせます…ひゃっ!!」ビクッ

男「…お前、話を重くするの本当に好きだな」
527 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 20:46:05.20 ID:qrbBFEDO
女の子「…」クチャッ

男「…」

女の子「うぅっ!!」ビクッ

男「…」

女の子「はぁ…んっ…」クチャッ

男「…」

女の子「んーっ…」ビクビクッ

男(…これ、音だけ聞いてるとエロくね?)

男(実際はガム噛む度にビクビクしてる娘がいるシュールな光景なんだけどさ…)
528 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 21:13:53.78 ID:qrbBFEDO
女の子「あう…」ビクッ

男「もう出せば?」

女の子「だ、ダメです…負けられません…」

男「何がそこまでお前を駆り立てるのか…」

女の子「…」ジッ

男「…俺の一言ですよねー」

女の子「…噛み終わったら覚悟してください」

男「今は動けないって事ね…」
529 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 21:46:02.92 ID:qrbBFEDO
男「さて、俺はどんな仕打ちに…」

女の子「味が…薄くなってきました…」

男「…」

女の子「ふふっ…所詮この程度です…」

男「…おい」

女の子「なんですか、私は今…」

男「少し自重してくれ」

女の子「はい?」

男「いや、やっぱなんでもない、俺が自重する」

女の子「?」
530 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 22:21:01.01 ID:qrbBFEDO
女の子「あ」

男「ん?」

女の子「味が無くなってしまいました」

男「なん…だと?」

女の子「ふふっ…私の勝ちです!!」

男「あー、うん…もうそれでいいよ」

女の子「これで私も大人です!!」

男「いや、それは無い」

女の子「…ですよね」

男「気付いてたんだ…」
531 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/12(金) 22:47:09.50 ID:j07dtZQ0
フリスク20粒一気にどうぞ


[ピーーー]るぜ☆
532 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 22:56:49.23 ID:qrbBFEDO
>>531
男「なるほどな…」

女の子「?」

男「ここにフリスクがあるのだが」シャカッ

女の子「はい」

男「これ…食えるか?」

女の子「そ、それくらい今の私なら余裕ですよ」

男「…全部」

女の子「え?」

男「全部、一気に、だ」

女の子「はいっ!?」

男「出来ないのか?」

女の子「それはー…」

男「ふっ…やはりまだまだ子供だな」

女の子「…」バッ

男「お?フリスクが…」

女の子「そこまで言うのならご自分でどうぞ」ザラザラザラザラー

男「ちょっ!?ぬはあああああああああああああ!?」
533 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/12(金) 23:27:07.35 ID:qrbBFEDO
女の子「眼は覚めましたか?」

男「おう…空の向こう側が見えるレベルでな…」

女の子「それは何よりですね」

男「お前はどこまで加減を知らん奴なんだ…」

女の子「細かい事を気にしてはいけませんよ」

男「細かくねぇ!!全然細かくねぇから!!」

女の子「そうですか?」

男「くっ…こいつ…」
534 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 00:01:12.09 ID:kyNG7sDO
女の子「それより、どうしますか?」

男「なにが?」

女の子「宿を探して休んだ方がいいと思いますが」

男「んー…でもまだ昼間だし…」

女の子「私達に時間は関係無いと思いますが」

男「うーん…でもなぁ…」

女の子「…?」
535 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 00:32:52.23 ID:kyNG7sDO
男「昼間の内じゃ無いと何も出来ないしー…」

女の子「え?」

男「お前もいろいろ見て回りたいだろ?この街」

女の子「それは…はい」

男「だったら昼間の方がいいだろ?」

女の子「…」
536 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 01:00:26.49 ID:kyNG7sDO
女の子「…いえ、やはり休みましょう」

男「ん?」

女の子「眠そうなあなたと街を見て回っても…その…楽しくありません」

男「…そっか」

女の子「…はい」

男「そんじゃ仕方ないな」

女の子「仕方ありません」
537 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 02:17:15.86 ID:kyNG7sDO
男「よし、こうしよう」

女の子「どうするのですか?」

男「駐車場で5分俺に時間をくれ」

女の子「5分ですか?」

男「あぁ、5分あれば充分だ」

女の子「…それでいいのでしたら構いませんが」

男「よし、決定な」

女の子「はい」
538 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/13(土) 10:55:37.79 ID:hLVBll60
仮眠で大丈夫なんだったなそういえばwwww
その設定が最後に出たのって……ゲフンゲフン


明日はホワイトデー
あとはわかるな?
539 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 11:21:51.63 ID:kyNG7sDO
>>538 把握した…サテドウシヨウ…よし、夜考えるダメダコイツ




女の子「あ、あそこにファミレスが」

男「よっしゃぁ!!」

女の子「ですが混み合っているようですね」

男「まぁ、時間が時間だしな」

女の子「とりあえず駐車場入りますか?」

男「おう、入ろうぜ」

女の子「了解です」
540 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 11:24:02.22 ID:kyNG7sDO
男「よし、おっけー」

女の子「では…」

男「おやすみっ」パターンッ

女の子「きゃっ!?」

男「…」

女の子「急に座席を倒したので驚き…?」

男「…」

女の子「…もう寝てますか」
541 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 11:26:15.09 ID:kyNG7sDO
女の子「随分早い寝付きです…」

女の子「相当眠かったようですね」

女の子「…少し疲れた顔をしている気がします」

女の子「本当に5分で大丈夫なのでしょうか?」

女の子「…」

女の子「この人が起きたら考えましょう」
542 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 11:36:56.46 ID:kyNG7sDO
女の子「それにしても凄い数の車ですね」

女の子「停められたのはらっきーでした」

女の子「席、空いているでしょうか…」

女の子「早く何か食事を…」

女の子「…寝てる場合じゃないですよー」ツンツン

男「…」

女の子「…」
543 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 17:40:08.28 ID:kyNG7sDO
バーイットオーワッター…




女の子「相変わらずの無反応ですね」

女の子「寝ているから仕方ないとはいえ…」

女の子「少し、反応が見たいです」

女の子「…」ググッ

男「んー…」ゴロロッ

女の子「あ、逃げました」
544 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 17:42:00.01 ID:kyNG7sDO
女の子「…」グイーッ

男「…」

女の子「私、この人が寝ていると毎回顔を弄っている気がします」

女の子「…まぁ、大丈夫でしょう」

女の子「この人、鈍いですし」

女の子「…本当に、鈍いですから」
545 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 17:47:52.37 ID:kyNG7sDO
女の子「この人はもう少し思い知るべきだと思います」

女の子「私がどれほど…」

女の子「…やはり言わなければわかりませんか」

女の子「…言いませんが」
546 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/13(土) 17:52:21.58 ID:mzxL8mAo
女の子がデレてきたな
547 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 17:58:18.40 ID:kyNG7sDO
>>546 たぶんデレとかでは…書いてる奴もヨクワカンナイケド




女の子「それにしても大きいお店ですー…あら?」

女の子「二階建てでしょうか?」

女の子「上は…」

女の子「!!」

女の子「こ、これは…」
548 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 18:11:59.06 ID:kyNG7sDO
女の子「…そろそろ5分ですね」

男「…」

女の子「5分ですよー…」

男「5分!!」ガバッ

女の子「きゃっ!?」

男「起きた、起きたぞー」

女の子「…凄い体内時計ですね」
549 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 19:08:14.17 ID:kyNG7sDO
女の子「寝てましたのに」

男「慣れりゃこれくらい余裕だぜ」

女の子「…難しそうです」

男「よっしゃ、んー…よく寝たぜー」

女の子「5分ですよ…」

男「5分も、だ」

女の子「…やはり理解出来ません」
550 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 19:13:24.92 ID:kyNG7sDO
あれ…IDが…ky…だと?




男「そんじゃ行くか!!」

女の子「あ、待ってください」

男「ん?どした?」

女の子「えと…あのお店の上」

男「ん?上?」

女の子「はい」
551 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 19:31:38.69 ID:kyNG7sDO
男「何かの店になってるのか」

女の子「はい」

男「何の店なんだ?」

女の子「カラオケです」

男「…え?」

女の子「カラオケです」

男「ワンモア」

女の子「カラオケ…しつこいですよ」

男「…」
552 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 19:33:50.19 ID:kyNG7sDO
男「…まさか、行きたいとか言わないだろうな?」

女の子「行きたいです」

男「…俺は飯を食いたいんだが」

女の子「カラオケでもピザは食べれますよ?」

男「そう、だけどさ…」
553 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/13(土) 19:34:15.14 ID:v8mMHAwo
とうとうカラオケwwwwwwww
554 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/13(土) 19:36:19.46 ID:U473wQDO
意外に早かったwwwwww
555 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 19:38:00.00 ID:kyNG7sDO
>>553 行く…のかな?
ドウスルカー…




男「普通に飯が食いたい訳で」

女の子「カラオケが普通では無いと?」

男「そういう訳でも無いけどさー」

女の子「…では、こうしましょう」

男「ん?」

女の子「両方行きましょう」

男「…まぁ、言うんじゃないかと思ってたけどさ」
556 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 19:55:26.77 ID:kyNG7sDO
男「俺、カラオケ行く元気は…」

女の子「…」

男「悪いがまた今度…」

女の子「…嫌です」

男「は?」

女の子「行きたいんです」

男「…どうしても?」

女の子「どうしてもです」

男「…ワンモア」

女の子「…」
557 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 19:59:46.91 ID:kyNG7sDO
男「…仕方ない」

女の子「行きますか!?」

男「いや、行かない」

女の子「えっ!?」

男「しかし、行った事にする」

女の子「どういう意味ですか…?」

男「説明は不要、黙って来いやぁっ」

女の子「…?」
558 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 20:03:12.95 ID:kyNG7sDO
スタジオ

女の子「どうも皆様、こんばんはです」

男「こんばんはー!!」

女の子「今日は何やら特別編をやるそうで」

男「そうらしいな」

女の子「今回は何を?」

男「それは始まればわかる!!」

女の子「そう…ですか、では始めましょうか」

男「おう!!チャンネルはこのままで!!ぱっぱぱっぱー!!」

女の子「にゃんにゃかにー」

男「…よし、おっけーだ」

女の子「はい、では移動しましょう」

男「おう」
559 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/13(土) 20:03:59.57 ID:v8mMHAwo
まさかの特別編wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
560 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 20:24:27.83 ID:kyNG7sDO
>>559 申し訳無いです…




男「…」

女の子「どうしました?こっちですよー」

男「おい、俺はいったい何処に…」

女の子「着けばわかりますよ」

男「…へーぃ」

女の子「もっとやる気を出してください!!」

男「うおおおおおおおおおおおおお!!」

女の子「うるさいですよ」

男「…すまん」
561 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 20:28:40.14 ID:kyNG7sDO
女の子「はいっ、到着です!!」

男「…カラオケ?」

女の子「はいっ、そうです!!」

男「…どうしてカラオケなんだ?」

女の子「今日は何日かわかりますか?」

男「えーっと、三月十三日…」

女の子「あ、いえ、そちらのカレンダーでは無く、こちらの時間で」

男「こっちの時間?」

女の子「…」
562 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 20:42:05.79 ID:kyNG7sDO
女の子「今日は三月十四日です!!」

男「え?お前…」

女の子「とにかく!!今日は三月十四日なんです!!」

男「わかったわかった…三月十四日な」

女の子「はい、そうです」

男「ん?三月十四日…?」

女の子「…」

男「…」
563 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/13(土) 20:54:16.87 ID:hLVBll60
三階がスタジオだったんだなwwwwwwww


女の子可愛い俺ロリコンでもいいや
564 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 20:59:11.39 ID:kyNG7sDO
>>563 仲間ハケーン…来たら戻れないじぇ…




男「…あ」

女の子「…」

男「そういや今日、ホワイトデーか」

女の子「そうです、ホワイトデーです」

男「やっべ、俺何も用意が…」

女の子「いえ、準備は不必要です」

男「え?」

女の子「その為のカラオケです」
565 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 21:17:02.68 ID:kyNG7sDO
男「何でカラオケ?」

女の子「私、あなたの歌が聴きたいです」

男「それで?」

女の子「ですので、お返しは歌という事で」

男「…なるほどね」

女の子「いいですか?」

男「今からじゃ何も用意出来ないし…それでいいぞ」

女の子「本当ですか!?」

男「おう、今日は一日お前の為に歌ってやるよ」

女の子「嬉しいですっ」

男「…随分はしゃぐなー」

女の子「ずっと聴きたかったですから!!」

男「…俺の歌の何がいいのか」

女の子「?」

男「いや、何でもない」
566 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 21:23:58.90 ID:kyNG7sDO
男「そんじゃ入るぞ!!」

女の子「はい!!」

ウィーンッ

実況「あ、らっしゃいやーせー」

女の子「はいっ!?」

男「ちょっと待てこらああああああああああああ!!」

実況「おぉ、入ってきていきなりキレる客なんて初めてだよ」
567 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 21:37:20.06 ID:kyNG7sDO
男「何でてめぇがここに居るんだよ!!」

実況「見ての通り、店員だけど?」

男「公務員は副業禁止だろうが!!」

実況「大丈夫大丈夫、ただのお手伝いで、給料貰ってないから」

男「そういう問題じゃねーよ!!」

実況「そんな怒らず、落ち着きなよ」

男「落ち着けるかー!!」

女の子「…」
568 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/13(土) 21:37:34.61 ID:bwDC4kDO
いや、いちゃぬちゃに期待した俺の……orz
569 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 21:42:02.24 ID:kyNG7sDO
>>568 今回は…うん…どうだろ…入れるのかな…?




男「ぜぇ…はぁ…」

実況「落ち着いた?」

男「…もういい、それより部屋だ」

実況「はーい、ご希望の機種はー?」

男「無論、某廃向け機種だぜ」

実況「かしこまりー」

男「…納得いかねぇ」

女の子「ま、まぁ…今はいいじゃないですか…」

男「…だな」
570 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 22:01:34.88 ID:kyNG7sDO
男「まったく…」

実況「はいはーい、こっちでーす」

女の子「…」

女の子(せっかく…良い雰囲気になると思いましたのに)

女の子(まさかこの人が居るなんて…)

女の子(…計算外です!!)キッ

実況「な、何か俺の事睨んでない…?」

女の子「…気のせいです」
571 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 22:05:58.62 ID:kyNG7sDO
実況「はい、ここが君達の部屋だよ」

男「ご苦労」

女の子「…様です」

実況「フリータイムは8時間でドリンクバーあるから、そんじゃ何かあったらそこの電話で呼んでね、じゃ」

男「…もうちょっと店員っぽく出来ないのかな、あいつ」

女の子「無理では無いでしょうか…」

男「…だよな」
572 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 22:16:43.37 ID:kyNG7sDO
男「よし…とりあえずあいつは戻ったみたいだな」

女の子「そうですね」

男「これで邪魔されないな」

女の子「!?」

男「思う存分歌えるぜ!!」

女の子「あ、はい、そうですね!!歌えます!!」

男「ん?なんだ?キョドってるぞ?」

女の子「…気にしないでください」

男「?」
573 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/13(土) 22:33:07.54 ID:HUZOtoDO
カラオケの部屋で誰にも邪魔されず
幼げな女の子とたっぷりいちゃぬちゃしたいです

『幼い』ではなく『幼げ』なのでせふせふだよね
574 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/13(土) 22:52:33.38 ID:kyNG7sDO
>>573 本当だ!!せふに聞こえる!!不思議!!…イヤアウアウダトオモ




男「さて、何を歌えばいいんだ?」

女の子「お好きな歌をどうぞ」

男「いいのか?」

女の子「はい、聴ければ何でも」

男「うーん、そう言われると困るんだけどなー…」

女の子「いつも通り、お願いします」

男「おう…んー…」
575 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 01:04:42.46 ID:9sjXB6DO
電池…電池が…やっと充電出来た…マタカヨ…




男「そんじゃいつも通りアニソンになるけど…」

女の子「構いません、どうぞ」

男「本当にいいのだろうか…」ピッピッ、ピピッ

女の子「…」ソワソワッ

男「しかも何かこいつ期待してる感じだし…何か重い…」

女の子(…まだでしょうか?)
576 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 01:12:36.98 ID:9sjXB6DO
男「そんじゃ一発目…行くぜ!!」

女の子「どうぞ」

男「襲い掛かーる、バイオレーンス!!怪しい黒い影ー♪」

女の子「いきなりマイナーな選曲を…」

男「うっせ!!お前が何でもいいって言ったんだろ!!」

女の子「続きを」

男「…勝ち取るのーさービクトリー♪」

女の子「…」
577 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 01:17:12.85 ID:9sjXB6DO
男「正義のー力がー、嵐を呼ぶのさー!!」デレーンッ

女の子「相変わらずお上手です」パチパチパチ

男「サンキュー!!アンコールありがとー!!」

女の子「まだしていませんが、是非お願いします」

男「テンション上がってきたぜ!!何歌おうかなー」

女の子「ふふっ、良い感じです」
578 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 01:32:41.41 ID:9sjXB6DO
男「私にかえりなさいー♪」

女の子「そふらんー」

男「白い優しさが降り注ぐ街♪」

女の子「新しいやつですね」

男「諦めるには♪まだ早過ぎる♪」

女の子「今度は歌ってる人繋がり…?」

男「お前は本当に何でもわかるのな」

女の子「偶然です」

男「偶然でこの広さは無理じゃね…?」
579 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 01:38:43.17 ID:9sjXB6DO
男「きっとあなたは輝いて♪」

男「大好きな人が遠い♪」

男「言ってみただけなのに♪」

女の子「また同じ人繋がりですね」

男「あぁ、大好きだからな」

女の子「!!」

男「さて次はー…あ、そうだ」

女の子「どうしました?」
580 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 01:41:22.77 ID:9sjXB6DO
男「飲み物無かったな」

女の子「そういえばそうですね」

男「仕方ない、取りに…」

実況「はーい、飲み物お待たせやっしたー」ガチャッ

男「うおっ!?」

女の子「!?」
581 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 01:54:38.87 ID:9sjXB6DO
実況「オレンジジュースとサイダーでーす」

男「お前…見計らったようなタイミングだな」

実況「自分でもビックリなくらい完璧だね!!」

男「あー、とりあえずありがとな、もう帰っていいぞ」

実況「冷たいなー…まぁいいやそんじゃね」パタンッ

男「まったく…あいつは何なんだ」

女の子「私もよくわかりません…」
582 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 12:44:30.16 ID:9sjXB6DO
実況「少し怪しまれたかな?」

実況「まぁ、あの二人ならそこまで深く考えないか」

実況「でも本当にこんな事して大丈夫なのか…?」

実況「でも、あのお方からの命令だしなぁ」

実況「俺が逆らえる相手じゃないし…」

実況「二人には悪いけど…仕方ないよね」

実況「頑張ってくれよ、二人とも…」
583 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 12:49:08.28 ID:9sjXB6DO
男「うーん、次は何にするか…」

女の子「ジュース美味しいです」

男「ん?それオレンジジュースだっけ?」

女の子「はい、オレンジジュースです」

男「少し色が濃い?」

女の子「そうでしょうか?」

男「あぁ…気のせいかな」

女の子「気のせいですよ」

男「そうか、それより次ー」

女の子「美味しいです」
584 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 12:53:28.88 ID:9sjXB6DO
男「熱くなれ!!夢見た明日へー♪」

男「ミンミンミラクル♪」

男「今の僕には理解出来ない♪」

女の子「よくそこまで高さの違う歌を連続で歌えますね」

男「楽しいぞ?喉が辛いけど」

女の子「私には出来なさそうです…」

男「何事もチャレンジだぜ!!」

女の子「チャレンジ、ですか…」
585 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 12:58:31.17 ID:9sjXB6DO
女の子「…」スススッ

男「ん?」

女の子「…」ピッピピッ

男「おぉ?お前も歌うのか?」

女の子「…」コクンッ

男「珍しいな、自主的に曲を探すとは」

女の子「…せっかくですので」

男「そうか、期待してるぜ!!」

女の子「…はい」
586 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 13:08:49.49 ID:9sjXB6DO
女の子「…」ピピッピピッ

男「決まったか?」

女の子「はい、決まりました」

男「さて、何を選んだのかな」

女の子「…」

デーテーテーテー

男「あれ?これは」

女の子「跪ずーいてお舐めよー♪」

男「またまさかの選曲が!?」
587 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 13:22:00.52 ID:9sjXB6DO
男「お前…」

女の子「王女様が大好きで」

男「くっ…女の子に歌われると何か怖い」

女の子「どうしました?」

男「いや、何でもない…」

女の子「今日は調子が良いようなので次の曲を」

男「…おう、頑張れ」
588 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 13:40:46.68 ID:9sjXB6DO
女の子「この深い胸の奥にまで♪」

女の子「今宵も一人果てる、あなたが憎らしい♪」

女の子「生きるは祝杯ー…」

男「はいストップ!!ストーップ!!」

女の子「なんですか」

男「お前は俺をそんなに怖がらせたいか!?」

女の子「怖い曲では無いと思いますが?」

男「そういう意味じゃ無いんだよー!!」
589 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 14:33:02.87 ID:9sjXB6DO
男「曲調が明るく無いんだよ!!曲調が!!」

女の子「好きな歌ですのに…」

男「もうちょっと明るい歌を頼む…」

女の子「わかりました、少々お待ちを」

男「おう…」
590 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/14(日) 14:42:47.01 ID:hvaocRQ0
っぴぴるぴるぴるぴぴるぴー
591 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 15:07:10.80 ID:9sjXB6DO
>>590 バレテル…ダト…?




女の子「決めました」

男「おう」

女の子「…」ピピピッ

男「!?」

女の子「水面がー、ゆーらぐー♪」

男「お、踊っている…だと?」

女の子「風ーの輪ーが広ーがるー♪」

男「こいつ…この振り付けもマスターしていたのか…」
592 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 15:29:02.09 ID:9sjXB6DO
女の子「悲劇だーって構わない♪」

男「…」

女の子「あーなたと行きたいー、皆で一緒にーっ」

男「きらっ!!」

女の子「流星にー♪」

男「テンション上がってきてるなー…」
593 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 15:53:58.32 ID:9sjXB6DO
女の子「楽しかったですー♪」

男「お疲れー…ん?」

女の子「次は何にしようかなー♪」

男「相当テンション上がってるな…歌ってる時と同じか」

女の子「あ、デュエットしませんか?」

男「デュエット?」

女の子「はい♪」

男「おう、いいぞー」

女の子「やったー♪それじゃぁー♪」

男「ん?この感じ…どこかで…?」
594 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 16:23:36.81 ID:9sjXB6DO
女の子「星をー廻せー♪」

男「君がー守ーるドアの鍵でーたらめー♪」

女の子「良いですね、こういうの♪」

男「だな、何だか歌いやすいぞ」

女の子「本当ですか?」

男「おう、お前とは相性が良いみたいだ」

女の子「嬉しいです♪」

男「もう一曲やるか?」

女の子「はい♪」
595 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 16:34:07.17 ID:9sjXB6DO
女の子「君は誰とキスをするー♪」

男「私それとも♪」

女の子「私ー♪」

男(…何かこの歌は試されている気がする)

女の子「星をかけるよ純情ー♪」

男(…まぁ、そんな事は考えて無いだろう、たぶん)

実況「お待たせしやしたー!!」バターンッ

男「うおっ!?」

実況「毎回同じリアクションつまんないぞー」

男「うっせ!!急に入ってくんな!!」
596 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 16:51:52.84 ID:9sjXB6DO
男「で、今度は何だよ?」

実況「差し入れのフライドポテトだよー」

男「差し入れ?」

実況「うん」

男「誰から?」

実況「それは言えないね」

男「うーむ…怪しいな」

実況「まぁまぁ、そう言わず…美味しいよー」

女の子「美味しそうです♪」

男「…食べたいか?」

女の子「はい♪」

男「そんじゃ貰うか…」

実況「あいよーっ」
597 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 16:54:48.39 ID:9sjXB6DO
実況「そんじゃーねー」バターンッ

男「本当に何なんだあいつは…」

女の子「早速食べましょう♪」

男「先食っていいぞ」

女の子「?」

男「怪しいから毒味してくれ」

女の子「女の子に毒味なんてー♪」

男「…自分で女の子言うなや」

女の子「ですがあなたの為ですので、食べます♪」パクッ

男「お前!?そんながっつりと!?」

女の子「…」

男「…大丈夫か?」

女の子「はい、美味しいです♪」

男「そうか…安心した」

女の子「どちらの意味で?」

男「…秘密だ」

女の子「いじわるー♪」

男「…」
598 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 17:00:13.90 ID:9sjXB6DO
男「そんじゃ俺も食べるか…」

女の子「任せてください♪」

男「任せて?」

女の子「はい、あーん♪」

男「…え?」

女の子「さ、早く口を開けてください♪」

男「…待て」

女の子「?」

男「このパターン…やはりどこかで…」
599 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 17:41:07.78 ID:9sjXB6DO
男「…ちょっとお前のジュース見せてもらってもいいか?」

女の子「飲んじゃダメですよ?」

男「わかってるよ」

女の子「何故私のジュースを?」

男「この匂い…」

女の子「匂い?」

男「…」ガチャッ

女の子「フロントにお電話ですか?」

男「おう、ちょっとな」

女の子「?」
600 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 17:51:33.77 ID:9sjXB6DO
男「…」

実況「はいこちらフロントー」

男「おい、聞きたい事があるんだが」

実況「なんすかー?」

男「…お前、その喋り方どうしたんだ?」

実況「やる気無い店員っぽくしようと」

男「変な所にこだわり持つな!!」

実況「えー」

男「…」
601 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/14(日) 17:54:05.84 ID:9sjXB6DO
アイーアー…バイトー…




実況「そんな事が聞きたかったの?」

男「んな訳ねーだろ!!あのジュースだよ!!」

実況「さっき持ってったやつ?」

男「それだ!!アレオレンジジュースじゃねーだろ!!」

実況「え?うっそ?マジで?おっどろきー」

男「お前…わかってただろ」

実況「そんなまさかー」

男「嘘だ!!絶対わかってただろ!!」

実況「うん」

男「すっげー急に素直に認めたな…」
602 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 00:08:33.89 ID:yWCw9UDO
ラストオーダー寸前に11人とか無いわ…日付変わってる…




男「何持ってきたんだ?」

実況「カクテル」

男「何でそんなもん飲ませんだよ!?」

実況「やだなー、俺は持って行っただけで、飲ませては無いよー」

男「屁理屈言ってんじゃねーよ!!」

実況「あははははー」

男「くっ…こいつはー…」
603 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 00:12:02.44 ID:yWCw9UDO
女の子「お電話まだですかー?」

男「あ、あぁ」

女の子「早く続きをー」

男「ちょっと待ってて…」

実況「おっと、俺は邪魔みたいだし、そろそろ切るね」

男「何で選択権がそっちにあるんだよ!?普通俺だろ!?」

実況「そんじゃねー」

男「ちょ!!待て!!俺を助けろー!!」

ツー、ツー、ツー

男「…切れた」
604 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 00:15:54.42 ID:yWCw9UDO
男「くっそ…あの野郎…」

女の子「終わりましたかー?」

男「お、おう…」

女の子「ではこちらへどうぞ♪」

男「…」

男(…真横か)

男(まぁいい…このパターンは何回もあったんだ)

男(何とかやり過ごそう…)
605 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 00:19:07.25 ID:yWCw9UDO
実況「…ふぅ」

実況「彼も大変だな…」

実況「本当は悪いと思ってるんだけどねぇ」

実況「まっ、あいつなら上手くやるだろう」

実況「俺は見守る事しか出来ないし…」

実況「はぁ…心配だなー…」

実況「…もちろん嘘だけどね」
606 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 00:23:56.21 ID:yWCw9UDO
女の子「早く早くっ♪」

男「わかってるよ…ここでいいんだろ?」

女の子「はい♪」

男「お前の変わり方にはいつも驚かされるぜ…」

女の子「私はいつも通りですよ?」

男「どの口が言ってんだ?あぁん?」グイーッ

女の子「い、いたいれふーっ!!」ジタバタ
607 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 00:52:35.85 ID:yWCw9UDO
女の子「うー…頬痛いですー…」

男「まったくお前は」

女の子「…まぁいいです、気を取り直して♪」

男「ん?」

女の子「失礼しますっ♪」トスンッ

男「…また膝の上っすか」

女の子「膝の上っす♪」

男「はぁ…頭痛くなってきたぜ…」
608 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 01:04:01.48 ID:yWCw9UDO
女の子「ポテトですよー♪」

男「はいはいお姫様」

女の子「お姫様…良い響きですっ♪」

男「そんじゃ今からお姫様と呼ぼう」

女の子「本当ですか!?」

男「おう、今日のお前はお姫様だ!!」

女の子「嬉しいですっ♪」

男「よっ、お姫様!!」

女の子「よきにはからえー♪」

男「それは違うんじゃね…?」

女の子「あら?」
609 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 01:23:12.55 ID:yWCw9UDO
女の子「私、お姫様なんですよね?」

男「おう、そうだぞー」

女の子「では私の命令は絶対ですねっ♪」

男「…え?」

女の子「さぁ!!私にポテトを食べさせてください♪」

男「あ、あぁ…はい、お姫様」サッ

女の子「いただきますわー♪」パクッ

男「…」
610 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 01:36:18.38 ID:yWCw9UDO
女の子「もう一本♪」

男「はい、お姫様」

女の子「もう一本っ♪」

男「へい、お姫様」

女の子「もう…」

男「ほい、お姫様」

女の子「…」

男「ひゃぃっ、お姫様!!」

女の子「…」

男「あれ?どした?」

女の子「…」

男「あ、口の中一杯すか、そっすか」
611 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 01:52:09.25 ID:yWCw9UDO
女の子「むぅー…」モグモグ

男「おぉ…久しぶりのリスモード」プニプニ

女の子「むぅーっ」

男「相変わらずの柔肌ー」プニプニプニプニ

女の子「…」ゴクンッ

男「お、飲み込んだか」

女の子「…やめてください」プイッ

男「怒ったか?」

女の子「…別に、そういう訳じゃ」

男「そっか、よかった」

女の子「…」
612 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 02:22:06.65 ID:yWCw9UDO
女の子「…」

男「急に静かになるなよー…怖いだろー…」

女の子「…」

男「まずいな…お姫様の機嫌を完全に損ねたようだ」

男(さて、どうすっか…)

実況「はーい、お待たせー!!」

男「待ってねぇよ!!」

実況「あれ?今回は驚かない…」

男「もう慣れたんだよ!!」

実況「ちっ…つまんね」

男「リアルな舌打ちやめろ!!」
613 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 02:31:57.45 ID:yWCw9UDO
男「今度は何だよ!!」

実況「困ってる君の為にお助けを」

男「…何で俺が困ってるとわかった?」

実況「何で君は膝の上にテスラちゃん乗せてるの?」

男「それはだな…」

女の子「…」

男「おーい?拗ねてないで説明ー」

女の子「…」

男「ダメだなこりゃ…」

実況「?」
614 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 03:14:54.24 ID:yWCw9UDO
男「今日のこいつはお姫様だそうで」

女の子「…」

実況「あー、なるほどね」

男「おう」

実況「でも、毎日お姫様でしょ」

男「毎日?」

実況「君の扱いを見てるとねー…」

男「あー…なるほど」
615 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 10:05:48.21 ID:yWCw9UDO
実況「あ、つい話し込んで本題を忘れてた」

男「俺もだぜ」

実況「はいこれ」

男「ん?パフェ?」

女の子「!!」

実況「これも俺のおごりだよー」

男「悪いな」

実況「いいっていいって、気にしないで」

男「でもなー…」

実況「お詫びというか何と言うか…」

男「ん?」

実況「いや、何でもない」
616 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 10:07:28.37 ID:yWCw9UDO
男「まぁ、遠慮無くもらうぜ」

実況「うん、そんじゃねー」バタンッ

男「さて、パフェを貰った訳だが」

女の子「…」

男「食べるか?」

女の子「…」

男「あれ?」
617 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 10:08:55.01 ID:yWCw9UDO
男「おーい?パフェだぞー?」

女の子「た、食べません」

男「なん…だと…?」

女の子「…」

男「パフェを拒むとは…これは世紀の…」

女の子「…」

男「ヤバいな…マジで怒ってんのか…」
618 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 10:11:58.37 ID:yWCw9UDO
男「んー…どうすっか…」

女の子「…」

男「ここは…スキンシップで何とかしよう」

女の子「?」

男「とりあえず頭を撫でるぜ」サスサス

女の子「あぅ…やめてくださいー…」

男「むっ、これは嫌だったか?」

女の子「…」

男「うーむ…どうすっか」

女の子「…」ススッ

男「んお?」

女の子「…もう一度お願いします」

男「…おう!!」
619 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 11:01:07.87 ID:yWCw9UDO
女の子「優しく…撫でてください」

男「おう、任せろ」サスサス

女の子「ー…」

男「ん?」

女の子「ん…気持ちいいです」

男「猫みたいなお姫様だなー」

女の子「リスの次は猫ですか」

男「まだそれを言うか」

女の子「…」
620 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 11:44:21.77 ID:yWCw9UDO
女の子「あの」

男「なんだ?」

女の子「歌いませんか?」

男「おう、いいぞー」

女の子「では、曲は私が決めます♪」

男「任せたぜ」

女の子「はいっ♪」

男(よかった、機嫌直ったみたいだな)

男(やっぱり、こいつは笑ってるのが一番、かな?)
621 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 12:15:26.50 ID:yWCw9UDO
女の子「これですっ♪」

男「なんだなんだ?」

女の子「さよならを抱きしめてー♪」

男「君ーへーのー想いーで世界…」

男(おい、やっぱこいつ怒ってね?)

男(俺の思い込みだと信じたいぜ…)
622 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 13:01:30.51 ID:yWCw9UDO
男「はぁ…疲れてきた…」

女の子「もうですか?」

男「いや、精神的にな…」

女の子「そうですか…」

男「おう…」

女の子「でも、もっと歌を聴きたいですっ♪」

男「…任せとけお姫様」

女の子「はいっ♪」
623 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 13:11:16.95 ID:yWCw9UDO
男「銀河の果てまでー!!」

男「今こそ立ーちー上ーがーれー!!」

男「月がー闇を照らすとき!!」

女の子「凄いですー♪」

男「喉が…喉が…」

女の子「大きな声でしたからね♪」

男「ちょい…休暇…」

女の子「いいですよっ♪」

男「ありがと…はぁ…」
624 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 13:23:59.51 ID:yWCw9UDO
今日は友達の家でローゼンな日だお…第一期マジオモシロー




男「あー…」

女の子「パフェ食べたいです♪」ススッ

男「ん?」

女の子「休憩中はお姫様に御奉仕たいむですよー♪」

男「あー、食わせろって事ね」

女の子「そうですっ♪」

男「ほれ」サッ

女の子「いただきますっ♪」パクッ
625 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 15:43:08.42 ID:yWCw9UDO
男「美味しいですか、お姫様」

女の子「とっても美味しいです♪」

男「それは何よりで」

女の子「もう一口♪」

男「かしこまりました」スッ

女の子「〜♪」

男「うーむ…やっぱりこのモードも捨て難いな…」
626 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 19:28:52.43 ID:yWCw9UDO
見終わったー…流石に…全話は…疲れた…デモ真紅可愛いじぇ




女の子「もう一口♪」

男「へいへい…あ」ポロッ

女の子「きゃっ♪」

男「す、すまん!!手が滑って…」

女の子「大丈夫ですよー♪」

男「大丈夫って…」
627 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 19:42:55.05 ID:yWCw9UDO
男「うわ…服に…」

女の子「太股の所も冷たいです♪」

男「何でそんなに楽しそうなんだ…」

女の子「何だかおかしくて♪」

男「そっか…」

女の子「さぁ、拭いてください♪」

男「…え?」
628 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 19:55:05.58 ID:yWCw9UDO
男「拭けってお前…」

女の子「お姫様を拭くのは従者の勤めですよー♪」

男「そりゃそうかもしれないがこれは…」

女の子「いいですから早くー♪」

男「で、出来ない!!俺には出来ない!!」

女の子「むぅー…」
629 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 20:10:46.33 ID:yWCw9UDO
女の子「私のー、命令がー…聞けないんですかー?」

男「いや、それは…」

女の子「ダメダメですー、命令は絶対ですー♪」

男「くっ…」

女の子「さぁー、ナプキンを手に取ってー♪」

男「…」スッ

女の子「綺麗に拭いてくださいね♪」

男「…おう」
630 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 20:13:44.70 ID:yWCw9UDO
女の子「ここ、です♪」スッ

男「…」

女の子「早くしないとお仕置きですよー♪」

男「わ、わかってるからちょっと落ち着け!!」

女の子「焦ってるのはあなたですよ♪」

男「うっ…」

女の子「早くー♪」

男「ぐぅっ…考えるな…考えるなー…」
631 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 20:17:56.32 ID:yWCw9UDO
マタ…コノ展開…カ…悔シイジェ





男「…」サッ

女の子「んっ…」

男「…」フキフキ

女の子「ふふっ…くすぐったいです♪」

男「う、うっさい!!静かに!!」グイグイッ

女の子「きゃんっ!!強すぎですー♪」

男「あ、悪い…」

女の子「もっと、優しく…ね?」

男「お…おう…」カァーッ

女の子「顔真っ赤ー♪」

男「あーもー!!」
632 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 20:56:34.96 ID:yWCw9UDO
女の子「んっ…ふふっ…♪」ピクンッ

男(くっそ…妙な反応しやがって…)

男(…緊張しちまうぜ)

男(やっぱこのモードのこいつは苦手なのかもしれん…)

女の子「やんっ♪」ピクッ

男「妙な声出すな!!声!!」

女の子「仕方ないじゃないですかー♪」

男「ちくしょー…」
633 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/15(月) 21:36:20.15 ID:yWCw9UDO
男「ほら、終わったぞ」

女の子「んっ…ありがとうございます♪」

男「まったく、何で俺がこんな事…」

女の子「私がお姫様だからです♪」

男「あーはいはい…そっすねそっすか」

女の子「ですが…あのー」

男「ん?」
634 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 03:45:32.77 ID:.r1r.wDO
女の子「…」

男「?」

女の子「あの、あの…」

男「んー?」

女の子「何か…変な気分になってしまいます…♪」

男「…は?」

女の子「身体が…熱いです…♪」

男「お、おい…それまさか…?」

女の子「ふふっ…♪」
635 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 03:55:04.68 ID:.r1r.wDO
実況「うーん…」

実況「何か大変な事になっている気がするんだが…」

実況「…」

実況「ま、いっか」

実況「俺は悪くない…俺は悪くないぞー…」

実況「あいつに何かあっても俺は…」

実況「…でも、本当に良かったのだろうか?」

実況「い、いや、深く考えちゃダメだ!!」

実況「これも試練なんだ」

実況「うん、試練、試練」

実況「さっ、今のうちに報告っと…」ピッピッピッ

実況「…」プルルルルー

母「もしもし〜」

実況「あ、奥さんー」
636 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 03:58:59.44 ID:.r1r.wDO
女の子「ここが…とても熱いのです…♪」

男「そ、そそそっ、そうか?そりゃ大変だなー!!」

女の子「はい、困りました…ですので…♪」

男「…?」

女の子「鎮めて…ください♪」パシッ

男「お前っ!!俺の腕を…」グイッ

女の子「ここ…ですよ♪」スーッ

男「!!」サスッ

女の子「あっ、んっ♪」ビクンッ

男「ぬあーっ!?」
637 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 04:03:10.08 ID:.r1r.wDO
女の子「はぁ…♪」

男「離せ!!離せー!!」

女の子「ダメ…です♪」

男「離してくれー!!」

女の子「気持ち…いい…です♪」

男「くっ、この…!!」グッ

女の子「あんっ♪はうっ♪」ビクビクッ

男「!?」

女の子「ふふっ…結構積極的ですね…♪」

男(状況悪化してるー!?)
638 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 04:06:56.01 ID:.r1r.wDO
女の子「もっと…触ってください♪」

男「ぐっ…」

女の子「優しく…私を…」

男「…」

女の子「私の事を…愛してください…♪」

男「!!」

女の子「ふふっ…あうっ♪」クチュッ

男「どうなっても知らないからな!!」

女の子「それで…いいです…♪んっ♪」ビクッ

男「くそっ…何で…」
639 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 04:09:54.48 ID:.r1r.wDO
男「…」クチュッ

女の子「はぁっ、んんーっ♪」

男「もう…濡れてんのか…?」

女の子「ふふっ…お上手…です♪」

男「そりゃ嬉しい事で!!」クチュンッ

女の子「あうっ♪」

男「ん?ここ…」ズッ

女の子「はうぅーっ♪」ビクビクンッ

男「!?」
640 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 04:14:28.05 ID:.r1r.wDO
男「す、すまん!!」

女の子「はぁっ…はぁっ…♪」

男「だ、大丈夫か…?」

女の子「急に指入れるなんて…んっ…卑怯…です…♪」

男「い、勢いで…」

女の子「いいですよ…そのまま…動かして…ひゃぅっ♪」グインッ

男「こ、こう…か?」グチュクチュッ

女の子「は、はい…あっ、んっ…その…んぅっ…調子、です…♪」

男「あ、あぁ…わかった」
641 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 04:23:01.99 ID:.r1r.wDO
男「すっげー濡れてる…」ピチャッグチュッ

女の子「そんな事…あっあっ…言わないで…きゃっ、んっ…ください…♪」

男「そう言われてもな…ぐっ…凄い締め付け」グリュッ

女の子「それはあなたが…きゃうんっ♪」ブルルッ

男「くっ…キツいな…このっ…!!」ズッズッ

女の子「あっあっあっあっ!!急に激しくしちゃらめぇっ♪」

男「!!」ピタッ

女の子「はぅっ…はぁ…」
642 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 04:27:01.28 ID:.r1r.wDO
男「お、おい、やっぱやめた方が…」

女の子「ダメ、です…後少しで…♪」

男「え…?」

女の子「とにかく…早く…♪」

男「で、でも…だな…」

女の子「むぅー、ここまでやっておいて何を躊躇うのですか?」

男「そんな事言われてもな…」

女の子「…」

男「?」
643 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 04:32:07.23 ID:.r1r.wDO
女の子「うるさいお口です…」

男「…?」

女の子「そんなお口はー…こうですっ♪」グイッ

男「むぐっ!?」

女の子「んっ…」チュッ、グッ

男「むっ…やめ…くっ…」チュッ、チューッ

女の子「…ぷはっ」ガバッ

男「キ…キ…」

女の子「ふふっ…キス…しちゃいましたね…♪」

男「!!」
644 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 04:35:00.51 ID:.r1r.wDO
女の子「どうでした?」

男「そりゃ…恥ずかしいと言うか…嬉しいと言うか…」

女の子「ふふっ…可愛い…♪」

男「う、うっさい!!可愛いとか言うな!!」

女の子「そんな事より…手が止まってますよ?」

男「あ…」

女の子「早く…続きをお願いします♪」

男「…おう」ズッ

女の子「はぅぁっ♪」ビクッ
645 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 04:48:37.54 ID:.r1r.wDO
男「お前って感度いいのな…」ズックチュッ

女の子「そう…ですか…ひゃっ♪」

男「いや、お前が初めてだからよくわかんないけどさ」

女の子「それは…光栄…です…♪」

男(しかし…さっきから…)

女の子「ふふっ…胸が気になります?」

男「うっ…そりゃぁ…まぁ…」
646 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 04:52:06.79 ID:.r1r.wDO
女の子「んっ…いいですよ♪」スルッ

男「え?」

女の子「こちらも…愛してください…♪」パサッ

男「…」

女の子「早く…♪」

男「お、おう」カリッ

女の子「ふあぁっ♪」ビクンッ

男「うおっ!?」

女の子「急に…歯…立てちゃ…めぇ…です…♪」

男「わ、悪い!!」

女の子「もっとゆっくり…ね?」

男「はい…頑張る…」
647 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 04:56:55.14 ID:.r1r.wDO
女の子「優しく…優しくです…♪」

男「こうか…?」チュッ、チュチュッ

女の子「はぅっ…そう…お上手ですよ…♪」

男(やっぱり感度いいみたいだな…)チューッ

女の子「んんっ!!吸っちゃ…めぇっ♪」

男「気持ちいいか?」

女の子「それは…聞かなくても…です♪」

男「あぁ…そ、そうだな…」
648 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 05:01:43.27 ID:.r1r.wDO
男「あ、あのさ…」

女の子「なん、ですか?」

男「その…」

女の子「言って…ください…♪」

男「揉んでみたいんだが…いいか?」

女の子「ふふっ…いいですよ♪」

男「それじゃぁ…」ギュッ

女の子「ふぁっ、あっ♪」

男「うわっ…柔らけ…」

女の子「んっ…ふぅ…♪」

男「やっぱりこっちの発育はいいみたいだな」

女の子「一言…余計です…んあっ♪」

男「…」サワッ、チュッ

女の子「はぅっんっ、んーっ♪」
649 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 05:07:13.60 ID:.r1r.wDO
男「…」ギュッ、ググッ

女の子「はぁっ…あっ…さっきから…胸ばかり…です…♪」

男「そ、そうか…?」

女の子「はい…ちゃんと両方してくれないと…嫌です…♪」

男「わ、わかった!!」ズズッグイッ、グチュッ

女の子「きゃっ、んんんっ…ひぅっ♪」ビク、ブルッ

男(ん…反応が…?)
650 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 05:14:55.36 ID:.r1r.wDO
女の子「私ばかり…していただくのは悪いですね…♪」

男「ん?」

女の子「私も…御奉仕するです♪」スッ

男「お、おいっ!?」

女の子「えいっ♪」シュッ

男「ぐぁっ!?」ビクッ

女の子「ふふっ…可愛い反応です…♪」
651 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 05:28:04.42 ID:.r1r.wDO
女の子「ふふっ♪」シュッシュッ

男「ま、待て…それ…反則…!!」

女の子「どうしました?先程から手が動いてませんよ♪」シュシュッ

男「そう言われても…無理だろ…ぐっ…」

女の子「そんなに…気持ちいいですか?」コソッ

男「あ…たりまえ…だろ…くそっ…!!」

女の子「ふふっ…こんなに大きくして…♪」ツーッ

男「う…あ…!!」
652 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 05:32:49.18 ID:.r1r.wDO
母「そっちはどう〜?」

実況「はい、抜かり無く順調です」

母「そう〜?それは良かったわ〜」

実況「これなら進展間違い無し!!」

母「あなたの協力に感謝するわ〜」

実況「いえいえ、それで報酬の件ですが…」

母「あ、例の演劇のチケットね〜、ちゃんとツテで取ったわよ〜」

実況「ありがとうございます!!予約一杯で取れなくて部長が落ち込んでたんで…」

母「ふふふっ、あなたも悪ね〜」

実況「奥さん程でも」

母「あらあら〜」

実況「はっはっは」
653 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 05:37:50.55 ID:.r1r.wDO
男「くぁっ!!ま、待て待て!!」

女の子「どうしました♪」

男「そろそろ…マジで限界…!!」

女の子「そうですか…では出してください♪」

男「はい!?お前は何言っちゃってるの!?」

女の子「辛そうなので♪思う存分…♪」シュシュシュッ

男「ぐっ…あっ…!!」

女の子「我慢は身体に悪いですから…えいっ♪」シュッ!!

男「…!!」ビクッ、ドクンッ!!

女の子「きゃぁっ♪」
654 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 05:42:45.48 ID:.r1r.wDO
男「うっ…はぁ…はぁ…」

女の子「ふ…ふふっ♪」

男「くっ…はぁ…」

女の子「たくさん…出ましたね♪」

男「う、うっせ!!」

女の子「そんなに気持ち良かったですか?」

男「…」

女の子「答えてくださいー♪」

男「わかったよ!!気持ち良かったよ!!悪かったな!!」

女の子「逆ギレですー♪」

男「ぐっ…こいつ…」

女の子「派手にイッちゃいましたね♪」

男「うるせー!!」
655 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 06:07:46.64 ID:.r1r.wDO
女の子「私にもかかってしまいました♪」

男「わ、悪い…」

女の子「いえ、でもこんなに出るなんて…」

男「うっ…」

女の子「溜まってたんですねー♪」

男「お前さっきからいろいろぶっちゃけ過ぎだろ!?」
656 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 06:27:16.09 ID:.r1r.wDO
女の子「だってまだ大きいじゃないですかー♪」

男「そりゃぁ…俺もまだまだ若かったって事で…」

女の子「これは…もう一度出した方がいいですね♪」

男「はい!?」

女の子「という訳でー…えいっ♪」トンッ

男「ぬわっ!?」
657 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 06:31:59.39 ID:.r1r.wDO
男「お前、急に押すな!!」

女の子「ふふっ…ごめんなさい♪」

男「つか、上からどいてくれないか?」

女の子「それはダメですよー♪」

男「あの、俺、これから何されるのか凄い怖いんだけど」

女の子「大丈夫です…それは最初だけですから♪」

男「マジで何する気!?無いよね!?そういうの無いよね!?」

女の子「あなたもそろそろこれくらいの空気は読んでくださいー♪」

男「嫌だー!!絶対嫌だー!!」
658 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 06:40:50.86 ID:.r1r.wDO
男「降りてー!!マジで降りてー!!」

女の子「嫌ですー♪」

男「無理!!俺もうマジで限界だから!!」

女の子「そんな事言ってるくせに…こっちはまだ全然元気ですよ♪」グッ

男「ふわっ!?」ビクッ

女の子「反応が女の子みたいですね♪」

男「うっせーな!!今ちょっと敏感なんだよ!!ごめんなさいね!!」

女の子「怒らないでくださいー♪」

男「…」
659 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 06:49:02.80 ID:.r1r.wDO
男「とにかくもう本当に無理!!」

女の子「そんなー…」

男「お前はなんでそんなに元気なんだ…」

女の子「私はまだイ」

男「言うな!!」

女の子「自分だけ気持ち良くなるなんてずるいです♪」

男「うっ…そりゃそうだが…」
660 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 06:53:29.51 ID:.r1r.wDO
女の子「それに…」

男「?」

女の子「私の初めて…貰って欲しいです」

男「!!」

女の子「ですから…お願いします」カアァー


男(くっそ…急に真面目になりやがってこいつ可愛いな)

男(震えてるくせに…無茶しやがってこいつ可愛い過ぎね?)

男(でも、それだけ本気って事なのか?とにかく可愛いな)

男(どうすりゃいいんだよもう可愛い)

男(…あれ、答え出てね?可愛いよもう)
661 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 06:59:21.84 ID:.r1r.wDO
男「…わかった」

女の子「え?」

男「もうお前の好きにしろ!!」

女の子「では…入れますね…♪」

男「もうどうにでもなれだ…」

女の子「…んっ」ピクンッ


男(ヤバい…言ったはいいが緊張して心臓が…)
662 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 07:03:42.36 ID:.r1r.wDO
女の子「くぅっ…ん♪」ググッ

男「お、おい、大丈夫か…?」

女の子「はい…大丈夫…です…♪」ギチィッ

男「でも凄い辛そうだぞ…!?」

女の子「これくらい…あなたと繋がれるなら…我慢出来ます…♪」ズズッ

男「…いちいち可愛い事言いやがって、ちくしょう」
663 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 07:13:12.71 ID:.r1r.wDO
モウ七時ジャーン…朝カラ何書イテルンダロ俺…




女の子「んんっ!!」ズルッ

男「ぐあっ!!」

女の子「は、入りました…でも…深すぎ…で…す…♪」

男「大丈夫…か?」

女の子「は…い…♪」

男「でも相当きついぞ…お前ん中…」

女の子「仕方ない…じゃない…ですか…♪」

男「そりゃ…そうだな…」
664 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 07:22:37.37 ID:inpAjhc0
あれ・・・いつのまにイチャヌチャになったんだっけ・・・?
ところでさっきから心の奥から男に対して黒い感情が・・・?
あ、そうか・・・これが・・・「殺意」か?いや、「嫉妬」?
665 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 07:25:16.06 ID:.r1r.wDO
女の子「それでは…動きますよ…♪」

男「え、ちょ、動けんのか?」

女の子「はい…んっ…随分濡れてしまいましたから…♪」

男「そ、そうか…でも俺はこのままでも別に…」

女の子「それは…んくっ…めぇ…♪」

男「どうしてだ?」

女の子「あなたの可愛い顔が…見れませんから…えいっ♪」ズッ

男「ぐぅっ!?」ビクッ

女の子「ん、はぁっ、っ…♪」ズッズッ

男「ちょ、ま…早過ぎだろ…!?」

女の子「激しいの…嫌い…きゃっ…です…か…♪」ズズズッズッ

男「大好物…だけどさ…あぐっ…このままじゃすぐ…うっ!!」

女の子「いいですよ…あうぅっ…このまま一気に♪」
666 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 07:37:05.59 ID:.r1r.wDO
>>664 何か…はい…本当ごめんなさいこんなつもりじゃマジ申し訳無いです…もう終わるので…




男「おい、そろそろ…」

女の子「はい、私も…あっ…もう…」

男(…あれ?)

男(これ…よく考えると…危なくね?)

男(だって何にも…!?)

男「お、おい!!ストップ!!ストップ!!」

女の子「なん、ですか…今は…あっ…止まれませ、ん♪」ズッズッ

男「これ、流石にまずいって…ぐっ…」

女の子「ふふっ…大丈夫です…今日は安全な日です…♪」ズズズズズッ

男「くっ…なん…だと…ぐぅっ!!」

女の子「ですからこのまま…あぅぁっ…中に…♪」

男「それだけは勘弁したいんだが…限界っ…!!」

女の子「手遅れです…んぅ…全部…ください…♪」ズンッズッ

男「ぐっ…あああああああああああああ!!」

女の子「ふあああああああああああっ♪」
667 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 07:43:04.12 ID:.r1r.wDO
男「はぁ…はぁ…」

女の子「ん…くっ、はぁっ…♪」ズルッ

男「ぐっ…」

女の子「んうー…♪」トサッ

男「…大丈夫か?」

女の子「はい…少し疲れましたが…♪」

男「そっか…俺も疲れたぜ…」

女の子「ふふっ…いっぱい出しましたからね…♪」

男「…うっせ!!」カァァー

女の子「真っ赤です…♪」

男「それ大丈夫なのか!?」

女の子「あなたの顔が、ですよ♪」

男「…悪かったなー!!」

女の子「怒っちゃ…めぇ…です…よ…♪」ツンッ

男「う…」

男(ダメだ…敵わん…)
668 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 07:46:41.68 ID:.r1r.wDO
女の子「…」

男「ん?あれ?」

女の子「…」スー、スー

男「寝ちまったか…仕方ないよな、あんだけ無茶すれば…」

男「それにしても…酒の入ったこいつはやっぱり恐ろしいな…」

男「これは今後対策を考えねば…」

男「…とりあえず服を被せてっと」パサッ

女の子「んぅ…」

男「あ、起こしちゃったか…?」

女の子「ふふっ…服…暖かい…です…♪」

男「!!」

女の子「…」スー、スー

男「…寝言まで破壊力抜群だな」
669 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 07:49:07.68 ID:.r1r.wDO
男「さてと…どうすっかな…」

実況「へーい!!元気してるー!?」

男「!?」

実況「そろそろテンション下がって来た頃だろうから俺がー…あ?」

男「…」

女の子「…」スー、スー

実況「あー…えっとー…あ、あはは、ははっ…」

男「よし、落ち着けー、今説明…」

実況「ご、ごめん!!下がる所か上がりっぱなしだったな!!」

男「ちょっ!?」

実況「お邪魔しましたー!!」

男「ま、待て!!話聞けー!!」
670 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 08:20:01.92 ID:.r1r.wDO
実況「まさかあそこまで行くとは…」

実況「これは報告するべきなのかどうか…」

実況「…報告するか」

実況「それが今の俺の仕事だし」

実況「別に面白そうだからとかじゃ無いよ?」

実況「そうと決まれば電話電話ー」
671 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 08:31:27.51 ID:.r1r.wDO
女の子「…ん」ムクッ

男「お?起きたか?」

女の子「はい…おはようございます…」

男「大丈夫か?顔が辛そうだが」

女の子「頭が痛いです…」

男「そうか…酒が抜けたみたいだな」

女の子「酒?」

男「いや、何でもない」
672 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 08:37:48.40 ID:.r1r.wDO
女の子「私は何を…」

男「あ…」

女の子「何故か下の方が痛…!?」

男「あー…」

女の子「これ…!?」バッ

男「…」

女の子「私…そんな…嘘…」

男「えーっと…落ち着け?落ち着けよ?」

女の子「…あなたですか?」

男「…」

女の子「私の意識が無い間に…何を…」

男「そりゃ…ナニをじゃ」

女の子「全然面白く無いです!!」

男「うん、今のは自分でもダメだと思うぎゃああああああああああああああ!!」ドガンッ
673 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 08:44:01.41 ID:.r1r.wDO
女の子「最低…最低です…!!」

男「あ、あのな?それは…」

女の子「私の意識が無いうちにこんな事…こんな…」

男「…すまん」

女の子「謝って済む問題ではありません!!」

男「うっ…おっしゃる通りです…」

女の子「…」
674 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 08:46:52.31 ID:.r1r.wDO
女の子「どうして…意識が無い間に…」

男「…」

女の子「私…あなたとはちゃんと…」

男「え?」

女の子「…」ガシッ

男「お、おい?どうした…?」

女の子「…責任」

男「え?」
675 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 08:50:21.44 ID:.r1r.wDO
女の子「責任…取ってください」

男「は?」

女の子「私の初めて…記憶が無いなんて絶対に嫌です…」

男「そ、そりゃそうだろうな…」

女の子「ですので…今からもう一度やり直しです!!」

男「なんだと!?」

女の子「身体は準備万端なので大丈夫です」

男「いや、いやいやいや!!体力的に無理だからね!?」

女の子「頑張ってください!!」

男「もう嫌だああああああああああああああ!!」
676 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 08:53:30.23 ID:.r1r.wDO
楽屋


男「うっし、こんな感じでいいか…」

女の子「あら?また何か書いているのですか?」

男「おう、特別編の企画書な」

女の子「あらすじで言っていた物ですね」

男「そうそれ」

女の子「私も見ていいですか?」

男「これが通ったらわかるからいいだろ」

女の子「それもそうですね」

男「そんじゃ出してくるよ」

女の子「はい」

男「通るかなー、通るかなー」

女の子「凄い楽しそうですね…」

女の子「ところで…何の特別編なのでしょうか?」
677 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/16(火) 08:54:57.99 ID:.r1r.wDO
よし…黒歴史終了…特別編はやっぱダメだ…どうにかしなければ…
とりあえず一旦終了…あ、今日バイトだっけ…ははっ…リームー…
678 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/19(金) 17:58:48.39 ID:vCOQpws0
こんなときに落ちるなよ板…
679 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/19(金) 18:04:07.38 ID:eIxwScDO
ふっかーつwww
680 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 19:30:51.49 ID:7mSZejM0
おぉ蘇っている。ところでズボンはまだ下ろしたままでいいの?
681 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:03:48.64 ID:ctsy8MDO
復活してた…終業式の打ち上げしてたー…卒業式は虚しかったじぇ…
えーっと…何してたっけ…思い出せない…
とりあえずしばらくエロ無いよね…タブン…
ウン…ちょっと確認しながら書こう…書き溜めってナンゾヤ
682 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:07:02.13 ID:ctsy8MDO
あー、本編ね…何だっけそれ…




男「よし、飯だ飯」

女の子「…あら?」

男「ん?どうした?」

女の子「カラオケは…?」

男「あー、大丈夫大丈夫、気にするな」

女の子「ですが…」

男「いいから飯行くぞー」

女の子「…はい」
683 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:12:09.22 ID:ctsy8MDO
店員「いらっしゃいませ」

男「大人一人子供一人」

女の子「それ、関係ありません」

男「そうだったな」

女の子「二人で」

店員「只今全席禁煙ですがー」

男「はははははっ、問題無し!!」

店員「ではこちらへー」

女の子「…全部スルーされましたね」

男「さ、寂しくなんか無いんだからねっ!!」

女の子「いいから行きますよ」

男「…おう」
684 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:14:25.88 ID:ctsy8MDO
店員「こちらの御席どうぞー」

男「ういうい」

女の子「…」

店員「こちらが本日のランチメニューです」

男「ほー」

店員「お決まりになりましたらボタンでお知らせください」

男「へいへいほー」

店員「失礼いたします」

男「…表情一つ変えないとは」

女の子「今までもほとんど変わりませんよ」

男「…ですよねー」
685 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:18:45.87 ID:ctsy8MDO
男「もっとリアクションしてくれると思ったんだが…」

女の子「店員さんに何を期待しているんですか…」

男「せめて前の店員くらいドン引きしてくれないと救われないぜ…」

女の子「そんな事ありましたか?」

男「そうだな、お前はくだらない事は覚えない子だったな…」

女の子「大事な事は覚えているので大丈夫です」

男「お前、名前は?」

女の子「忘れました」

男「…そっすか」
686 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:24:04.84 ID:ctsy8MDO
女の子「名前なんて大事な事ではありません」

男「いや、結構大事だろ」

女の子「そうですか?」

男「むしろかなり大事だぞ?」

女の子「名前を知っても意味無いじゃないですか」

男「いや、あるぞー」

女の子「では、私の名前を知ったらどうしますか?」

男「あだ名付けて呼んでやる!!」

女の子「絶対に教えません」

男「あれ?」
687 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:26:09.09 ID:ctsy8MDO
男「お前は本当に冷たい奴だなー」

女の子「…」

男「もうちょっと可愛いらしく出来ないのか?」

女の子「気持ち悪いだけですよ」

男「それもそうか!!」

女の子「…」

男「あ、あれ…何か眼が…?」
688 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:30:04.29 ID:ctsy8MDO
女の子「…早くメニューを決めましょう」

男「お、おう…そうだな」

女の子「…」

男(やばい…何か空気が怖い…)

男(やっぱりフォローしといた方が良かったか…?)

女の子「しなくていいですよ」

男「あ、あぁ…そっか…」

女の子「はい」

男「…」
689 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:33:03.29 ID:ctsy8MDO
男「あれ?そういえば…」

女の子「どうしました?」

男「珍しいな、お前が速攻でボタン押さないなんて」

女の子「そうでしょうか?」

男「まだ決まらないのか?」

女の子「いえ、もう決めましたが」

男「じゃぁ何で押さないの?」

女の子「何故と言われましても…あなたを待っているのですが」

男「なん…だと…?」
690 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:37:19.62 ID:ctsy8MDO
男「気を遣った…だと?」

女の子「はい?」

男「こいつが…俺に?」

女の子「随分失礼ですね」

男「…デレ?」

女の子「違います」

男「そうか…違うか…うーん…」

女の子「…どうしてそこまで過剰に反応するのでしょうか」
691 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/19(金) 23:38:33.92 ID:Nacf77oo
>>514,516
ゴーカートには2人乗りというものがあってだな・・・
隣り合わせで乗れる低速仕様の安全設計なのもあるんだ
692 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:39:35.55 ID:ctsy8MDO
男「珍しい事があるもんだな」

女の子「…」

男「これはこの状況を楽しむためにじっくり決めるか…1時間くらい」

女の子「押していいですか?」

男「冗談だよ!!すぐ決めるから待って!!」

女の子「お願いします」

男「本質は変わらん奴だな…」
693 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:43:25.17 ID:ctsy8MDO
>>691 二人乗り…だと…?…乗ってみたいナー




男「…よし、決めたぞ」

女の子「そうですか」

男「まぁ、嘘だけどな」

女の子「それでも押します」ピンポーン

男「ちょっ!?」

女の子「私に嘘は通じません」

男「いや!!通じるとか関係無いだろ!?つかわかってるなら押すなよ!!」

女の子「嘘を言われた事がショックでして…」

男「それこそ嘘だろ!!」
694 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:48:44.75 ID:ctsy8MDO
店員「ご注文どうぞー」

女の子「チョコレートパフェを」

男「またそれか」

女の子「いいじゃないですか」

男「ま、そうだけどな」

女の子「あなたは?」

男「このハンバーグセット、パンで」

店員「かしこまりました」

女の子「えと、またそれで…」

男「うっせー!!急いで決めたんだよ!!文句あるか!?」

女の子「無いですが」

男「よし!!おっけー!!」
695 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:50:52.33 ID:ctsy8MDO
男「まっだかなまっだかなー」

女の子「…落ち着いて待っていてください」

男「落ち着いていられるか!!アイムハングリー!!」

女の子「私は食べるですか?」

男「あ、あれ…腹減ったとかそういう意味じゃね?」

女の子「そうなんですか?」

男「ちょっと待て…俺も自信無い…」

女の子「…」

男「英語はやめよう…」

女の子「そうですね」
696 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:52:50.08 ID:ctsy8MDO
男「最近、もっと勉強しておけば良かったと思っている」

女の子「急にどうしたのですか?」

男「勉強出来る奴ってかっこよくね?」

女の子「そうでしょうか?」

男「あれ?そう思わないか?」

女の子「私はそのままでいいと思いますが」

男「うーん…そうか…」
697 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:54:55.81 ID:ctsy8MDO
男「例えば、俺が勉強出来たとする」

女の子「はい、例えば、ですね」

男「そこ強調すんな、で、お前の質問全てにスラスラ答えを言う訳だ」

女の子「スラスラですね」

男「かっこよくね?」

女の子「…どうでしょうか?」

男「伝わらないか…」

女の子「はい」
698 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/19(金) 23:57:09.63 ID:ctsy8MDO
男「俺も何とかして馬鹿キャラというイメージを打破したいんだよ」

女の子「難しいと思いますが」

男「さらっと言ったな…」

女の子「事実ですから」

男「くっそー…おい」

女の子「なんですか?」

男「試しに何か問題出してくれ」

女の子「問題ですか?」

男「おう、見事答えてみせるぜ!!」
699 :(・∀・)[sage]:2010/03/20(土) 00:20:27.21 ID:E.DagwDO
復活支援!!

俺「相対性理論より重力を証明してみて欲しいww」
700 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 00:22:14.80 ID:7w1ULADO
女の子「問題…問題…」

男「何でもいいぜ!!」

女の子「…では問題です」

男「おう!!」

女の子「織田信長さんが本能寺で討たれたのは何年の出来事ですか?」

男「あ、あれ!?予想外に真面目な問題が!?」

女の子「何故予想外なのですか…」

男「お前ならもっとこう…1+1=?みたいな問題が…」

女の子「…小学生レベルですか」
701 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 00:25:41.56 ID:7w1ULADO
>>699 男「支援ありがとう!!で、相対性理論てなんだ?新しい海産物か?」




女の子「答えをどうぞ」

男「え!?えーっと…答えは…」

女の子「…」

男「…」スッ

女の子「携帯電話は使用禁止ですよ」

男「うっ…」

女の子「…」
702 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 00:30:31.40 ID:7w1ULADO
男「ぐぅっ…」

女の子「…」

男「…ギブアップ!!」

女の子「残念です」

男「正解は…?」

女の子「1582年です」

男「1582年…そうか、語呂で覚えるのか!!」

女の子「語呂?」

男「1582…つまりいちごパンツ!!」

女の子「そんな覚え方しません!!」

男「え?違うの?」

女の子「それで覚えるのはあなたくらいですよ…」
703 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 00:53:04.04 ID:7w1ULADO
男「くっそー…わからなかったぜ…」

女の子「残念です」

男「お前レベルなら俺でもわかると思ったのに…」

女の子「激しく失礼ですね、本当に」

男「やはり俺は馬鹿キャラなのか…」

女の子「…」
704 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/20(土) 08:18:36.29 ID:zOp38DM0
中坊の時は確かにそれで覚えた

だが高校卒業した今、日本史も世界史も忘れた
705 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/20(土) 10:07:44.52 ID:7oK51MDO
イイニクつくろう鎌倉幕府!
706 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 12:41:39.45 ID:7w1ULADO
>>704 まだ在学中だけど忘れたお…

>>705 有名ですよね、イイニク…1129…ウン、アッテルハズ




女の子「次はあなたが問題出してみてください」

男「俺が?」

女の子「はい、それで私がわからなければ…」

男「なるほど!!俺より下がいると!!」

女の子「…そうですね」

男「よし、問題ー、問題ー」

女の子「大丈夫でしょうか…?」
707 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 12:43:36.46 ID:7w1ULADO
男「それじゃ問題出すぞ」

女の子「どうぞ」

男「パンはパンでもー…」

女の子「ちょっと待ってください」

男「ん?なんだ?」

女の子「問題って…なぞなぞですか?」

男「だって俺、勉強出来ないもん」

女の子「…」

男「という訳で、パンはパンでもー…」

女の子「…フライパン」

男「おい!!最後まで言ってないぞ!!」

女の子「言わなくてもわかります!!」
708 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 12:48:49.33 ID:7w1ULADO
男「くっそー、早過ぎるだろ…」

女の子「そんな簡単な問題で…」

男「それじゃぁおかずに出来るパンは!!」

女の子「おかず…?」

男「ふっふっふ、これはわからないだろ」

女の子「おかず…おかず…」

男「連呼しないでくれないか?」

女の子「どうしてです?」

男「反応に困るというか…」

女の子「?」
709 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 13:08:45.01 ID:l1O.1960
「良(よ)い国作ろう」とクラスで最初に言った俺は負け組み
710 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 13:28:23.01 ID:7w1ULADO
>>709 良い国…4192…ドラちゃんも真っ青な時代…モトモトアオイカ




女の子「わかりました!!」

男「何っ!?」

女の子「答えは…」

男「…」ゴゴゴゴゴゴゴ

女の子「パンナコッタです!!」

男「…それ、洋菓子じゃね?」

女の子「あら…?」

男「…」
711 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 13:46:57.75 ID:7w1ULADO
女の子「違いましたか…」

男「…」

女の子「ですが他に何も思い付きませんし…降参です」

男「…そうか」

女の子「それで、答えは?」

男「うっ…」

女の子「?」

男「答え…答えは…」
712 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 14:05:08.29 ID:7w1ULADO
女の子「答えは?」

男「…」

女の子「あの…」

男「パ…パンケーキ!!」

女の子「え?」

男「答えはパンケーキでしたー!!」

女の子「…それ、おかずでは無いと思いますが」

男「おかずだよ!!パンケーキでご飯三杯はいけちゃうね!!」

女の子「…」
713 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 14:32:31.30 ID:7w1ULADO
女の子「もう少しわかりやすいクイズは無いのですか?」

男「えーっと…じゃぁ…」

女の子「どうぞ」

男「あなたはバスの運転手です、最初の駅で客が五人乗りました」

女の子「はい…まず五人ですね」

男「次の駅で子供が三人、大人が一人乗り、二人大人が降りました」

女の子「えと…子供…大人…」

男「次の駅では誰も降りず、その次で子供が二人降りました」

女の子「ちょっと早いですー…」

男「その次の駅で大人が五人乗って四人の大人が降りました」

女の子「…」

男「さて、ここで問題だ」

女の子「人数でしょうか…?」

男「バスの運転手は何歳でしょうか?」

女の子「年齢!?」
714 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 14:36:47.39 ID:7w1ULADO
女の子「まったくわかりません…」

男「これ知らんのか」

女の子「やはり乗客の数でしょうか…?」

男「…」

女の子「ヒントになりそうなのは…」

男「はっはっは、悩め悩めー」

女の子「うー…わかりません…」
715 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 14:54:05.34 ID:7w1ULADO
女の子「…」

男「どうだー?」

女の子「…ダメですわかりません」

男「お?ギブアップか?」

女の子「はい…」

男「よっしゃ、俺の勝ちだ!!」

女の子「それで…答えは?」

男「答えは自分の年齢だ」

女の子「自分の?」

男「最初にあなたはって言ってるからな」

女の子「あ…」

男「こんな子供騙しに引っ掛かるとは、まだまだだな!!」

女の子「うー…」

男「そんで、お前の年齢は?」

女の子「十…はぅっ!!」パシッ

男「ちっ…言わないか…」

女の子「あ、危なかったです…」
716 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/20(土) 15:45:27.26 ID:EcdpUSI0
ドラちゃんはもともと黄色だぜ


一桁じゃないのか……喜ぶべきか悲しむべきか
717 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 16:15:35.56 ID:7w1ULADO
>>716 書いてる奴は黄色い奴はドラちゃんと認めない…年齢については…まぁ…いろいろ考えてます…タブン…




店員「お待たせ致しましたー」

男「来たかっ」

店員「ハンバーグセットとチョコレートパフェです」

男「早速ー」

店員「ご注文以上でよろしいですか?」

男「あ、はい」

店員「ごゆっくりどうぞ」

女の子「…」

男「何かさ…こう…」

女の子「何も言わず食べましょう」

男「…おう」
718 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 16:23:02.98 ID:7w1ULADO
男「いっただきまー」

女の子「…す」

男「行くぜ早食い!!」ガガガガガッ

女の子「早いですね…」

男「ははへっへふははは」モグモグ

女の子「飲み込んでから喋ってください」

男「ふふん」ゴクンッ

女の子「まぁ、相当お腹が減っていたようですし仕方ないですね」

男「そうそれ、そんな感じだ」

女の子「…」
719 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 16:42:04.04 ID:7w1ULADO
女の子「…」パクッ

男「お?」

女の子「ふふっ…」パァーッ

男「またトリップしてるのか」

女の子「とっても美味しいです」

男「そりゃよかったな」

女の子「はいっ」

男「ところで、俺の方はもう食い終わるんだが」

女の子「!?」
720 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 16:59:12.84 ID:7w1ULADO
女の子「早過ぎるのでは…」

男「あぁ、でもこれじゃ足りねーな」

女の子「追加します?」

男「んだな、さて何を…」

女の子「えいっ」ピンポーン

男「おい!?追加くらいゆっくり決めさせろよ!?」

女の子「早く次の料理を食べたそうだったので、つい」

男「こいつ…マジで俺を追い詰める天才だな…」
721 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 17:16:57.95 ID:7w1ULADO
男「えーっと…えーっと…」

店員「お呼びでしょうかー?」

女の子「追加を」

店員「はい、どうぞー」

男「うーんと…ハンバーグセット…の…パン…一つ」

店員「かしこまりました」

男「あれ…?俺、今何て言った?」

女の子「ハンバーグセットをパン、と」

男「同じじゃねーか!?」

女の子「ですね」
722 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 17:27:11.91 ID:7w1ULADO
男「くっそー…焦って間違えた…」

女の子「残念でしたね」

男「おまえのせいだろ!!」

女の子「先に決めれば良かったのです」

男「無理だろ!!メニュー開いてから1秒無かったぞ!!」

女の子「それでもあなたなら」

男「出来ねぇよ!!」

女の子「そうですか」

男「…」
723 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 17:46:35.47 ID:7w1ULADO
男「またハンバーグ…か」

女の子「嫌ですか?」

男「いや、うまかったからいいけどさ…」

女の子「そうですか」

男「でも、他の味も欲しいよなー…」

女の子「お肉は飽きますからね」

男「お前が言っても説得力無いな」

女の子「そうですか?」

男「お前一人で肉を何人前…」

女の子「…」ジーッ

男「まっ、この話はどうでもいいな、うん」

女の子「えぇ」

男「…はぁ」
724 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 17:49:40.64 ID:7w1ULADO
女の子「調味料を使ってみるのはどうでしょうか?」

男「調味料?」

女の子「備え付けの物がいくつかありますし」

男「ふむ…塩、コショウ、ラー油、醤油に酢か」

女の子「どうですか?」

男「コショウイケそうだな…いや、醤油を使って和風ってのもいいか」

女の子「主夫の本能が」

男「主夫違う」

女の子「はい」

男「うーん…変化球でラー油か?」

女の子「それは無いと思います」
725 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 17:51:51.47 ID:7w1ULADO
女の子「パフェも終わってしまいそうです…」

男「そうだな」

女の子「もっと食べたかったです」

男「お前も追加すれば?」

女の子「有り難みが無くなってしまいます」

男「どの口が言ってるんだよ…上の口かー?」

女の子「上?下があるんですか?」

男「いや、ごめん、何でもないんだ、何でも」

女の子「?」

男「俺は何を言ってるんだか…」
726 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/20(土) 17:54:11.88 ID:7w1ULADO
バイートバイト、ミラクルバイトー…




男「そんじゃお前はこれでごちそうさまって事か」

女の子「はい、朝ご飯食べましたし」

男「そうか、つまり俺の一人フードファイトが始まるという事か…」

女の子「ふーどふぁいと?」

男「おう、飯と俺のタイマンだぜ!!」

女の子「調理されている時点で牛さんの負けでは?」

男「そういう勝負じゃねーよ!!」
727 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/20(土) 18:36:25.46 ID:EcdpUSI0
ハンバーグは大根おろし+ポン酢
異論は認める


男がストレートすぎてヤバイ
女の子が可愛すぎてヤバイ
728 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/20(土) 19:57:28.59 ID:0MVQusDO
おかずにできるパン……

わかった!パイpおや、誰か来たようだ……
729 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/20(土) 22:49:21.83 ID:EcdpUSI0
>>728
縞パンやら紐パンとかいっぱいあるぜ!
730 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 00:09:40.53 ID:WlWrN2DO
バイトオーワッター…何してたっけ…

>>727 書いてる奴は和風よりイタリアン派です申し訳無いです…ウチノ店ノイタリアンハンバーグオイシイヨ

>>728 ウン…当たってるヨ…生きて帰って来てね…

>>729 夢が広がるヨ…紐イイヨ紐


トリアエズカカナイト…
731 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 00:11:47.15 ID:qXUE1sQ0
他にもオイルパンとかコパンとかサイパンとかシクロプロパンとかソースパンとかチンパンとかプロパンとかヘビーシャンパンとか・・・

いろんなパンがあるんだよ!よい子は検索しちゃ駄目なパンもあるから注意してね!(マテ
732 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 00:16:25.17 ID:WlWrN2DO
店員「お待たせ致しました、ハンバーグセットです」

男「あいどーも」

店員「失礼いたします」

男「さて、またお前か…」

女の子「らうんどつーですね」

男「負けないぜ!!」

女の子「頑張ってください」

男「おう!!」

女の子「…食べるだけですが」

男「二度目はいろいろあるんだよ!!敵の手を知っているという事はー…」

女の子「いいですから早く食べてください」

男「…少しは乗れよー」
733 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 00:25:45.17 ID:WlWrN2DO
>>731 ハイセンセー




男「お前は本当にドライな奴だな」

女の子「そうですか?」

男「あぁ、三番って感じだな」

女の子「三番?」

男「ドライはドイツ語で三って意味らしいぜ」

女の子「そうなんですか、よく知ってますね」

男「あぁ、ツインバードストライクにはお世話になったぜ」

女の子「はい?」

男「いや、何でもない」
734 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 00:32:19.60 ID:WlWrN2DO
女の子「ところで、何故私が三番なのですか?」

男「それはほら…あれだ」

女の子「?」

男「お前なら、私はたぶん、三人目だから…とか言いそうで怖い」

女の子「…」

男「お前、何人目?」

女の子「一人目です!!というかクローンじゃないです!!」

男「そうか…残念だな」

女の子「何が残念なんですか…」
735 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 00:52:12.13 ID:WlWrN2DO
男「絶対何人か居そうなのになー」

女の子「どうしてですか…」

男「いや、でもお前三人じゃなー…」

女の子「?」

男「…かなり面倒だな」

女の子「失礼ですね」

男「皆同じじゃあのチルドレン達に敵わないだろうし…いやこいつ万能型だからいけるか?」

女の子「何の考察ですか…」

男「とりあえずテレポ役と読心役とサイキネ役な」

女の子「…不可能な物が混じっているのですが」

男「お前なら出来る!!」

女の子「何故あなたが自信満々なのかがわかりません…」
736 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 09:35:10.06 ID:WlWrN2DO
男「でもやっぱりこのハンバーグうまいな」

女の子「そうですか」

男「でも、たまにはお高いレストランのハンバーグとか食べてみたいよな」

女の子「まぁ、私達の食事のほとんどはファミレスですからね」

男「だな、だから俺も男として女の子をオシャレな店に連れてってやりたい訳だ」

女の子「いいですよ、無理しなくて」

男「無理じゃ無いぞ?」

女の子「私はあなたと食事が出来れば何処でもいいです」

男「!?」カチャーンッ

女の子「あ、フォークが」

男「げっ!!」

女の子「どうしました?」

男「い、いや、そうか…そうかー」

女の子「?」
737 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 09:37:58.25 ID:WlWrN2DO
女の子「あ、まだフォークありますね」カチャカチャッ

男「…」

女の子「はい、どうぞ」スッ

男「お、おう…悪いな」

女の子「いえ」

男(こいつ…無表情でああいう事言うからな…)

男(俺には心臓に悪すぎるぜ…)
738 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 09:49:16.98 ID:WlWrN2DO
男「…」カチャカチャッ

女の子「…」ジーッ

男「…」モグモグ

女の子「…」ジーッ

男(何か…既に視線すら気になるんだが…)

男(こいつ…何を考えてるのかな…?)

女の子(…やはり私も追加すれば良かったです)

女の子(少しお腹が減りました)
739 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 09:53:20.27 ID:WlWrN2DO
女の子「…」ジーッ

男「…あのさ」

女の子「な、なんですか?私は別に食べたいとかそういう事は…お、思ってませんよ?」

男「…一口食うか?」

女の子「…」コクンッ

男「ほれ」スッ

女の子「いただきます」パクンッ

男(…たいした事考えて無かった)
740 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 09:56:08.24 ID:WlWrN2DO
女の子「…」モグゴックンッ

男「うまいか?」

女の子「はい、美味しいです」

男「そりゃ良かった、全部食うか?」

女の子「いえ、結構です」

男「そっか」カチャカチャッ

女の子「はい」

男「…」モグモグッ

女の子「…」ジーッ

男「…やっぱ食うか?」

女の子「い、いえ…いいです」

男「…」
741 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 11:32:20.70 ID:WlWrN2DO
今日はー、カラオケー、来たよー…何か今日はハルヒソングだけでイケそうだじぇ…




男「こう…二回目のハンバーグってさー」

女の子「はい」

男「ポテトとガロニいらなくね?」

女の子「そうですね、そう思います」

男「という訳で、食ってくれ」

女の子「はい?」

男「小皿移すぞー」

女の子「え?え?」
742 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 11:49:47.53 ID:WlWrN2DO
男「さっ、食え」スッ

女の子「あの、私は別にお腹が減ったとかそういう訳では…」

男「中途半端なツンデレはいいからさっさと食え」

女の子「…ツンデレじゃ無いですー」

男「俺が食えないだけだ、勿体ないは良い言葉だぜ」

女の子「…」

男「だから食ってくれ」

女の子「…はい、いただきます」
743 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 12:03:44.63 ID:WlWrN2DO
女の子「…」モグモグ

男「すまんなー、こんな物しか出せれんてー」

女の子「?」

男「もっとえぇもんだしたーてしょーないんじゃけーのー」

女の子「何処の方言ですか?」

男「いや、特に考えて無いんだけどさ」

女の子「…」

男「わしゃーもう歳じゃけーこない…」

女の子「小芝居お疲れ様です」

男「…これも乗らないか」
744 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 12:24:12.04 ID:WlWrN2DO
男「お前、何のネタで乗るのか教えろよー」

女の子「何でもいいですが…」

男「さっきから乗り悪いじゃーん」

女の子「そうですか?」

男「最初の頃なんか無駄にネタ振りしてきたってのによー」

女の子「最初の…頃?」

男「あー、覚えてないね、そうだね」

女の子「…」
745 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 13:00:47.87 ID:WlWrN2DO
男「昔は良かった…」

女の子「…今の私は嫌ですか?」

男「ん?」

女の子「嫌い…ですか?」

男「い、いや…まぁ、うん…いいんじゃ無いか?変わるって事は…」

女の子「…そうですか」

男「お、おう…」

女の子「…」

男(…何か落ち込んでるのか?)
746 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 14:26:37.82 ID:WlWrN2DO
女の子「ごちそうさまでした」

男「お、おう」

女の子「行きますか?」

男「んだな」

女の子「では行きましょうか」

男「おっけー」

男(…考え過ぎだったか)

男(案外普通だ)
747 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 14:47:44.06 ID:WlWrN2DO
男「さて…これからどうすっかー」

女の子「そうですね…」

男「まだ昼だし…適当にぶらつくか?」

女の子「次の街へは?」

男「んー…何時間掛かるかわからんし、夜中だと車内で寝る事になりそうだからな」

女の子「無理せずこの街で一泊すると?」

男「まぁ、そういう事だ」

女の子「了解です」

男「んじゃ、適当に走らせるぞ」

女の子「えぇ、お願いします」
748 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 15:29:47.04 ID:WlWrN2DO
男「何か近未来的な街だなー」

女の子「そうですね」

男「見ろよ、空に何か浮かんでるぜ」

女の子「飛行船でしょうか?」

男「それに何か学生多いしよー」

女の子「ここ、何処でしょうね」

男「さーな、しかし何処かで…?」
749 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 15:34:33.36 ID:WlWrN2DO
女の子「宿はあるでしょうか?」

男「どうだかな…まぁ、車じゃ無ければ何処でも」

女の子「でも、あなたはホテル嫌いですよね?」

男「あぁ…一部のホテルはな…」

女の子「一部ですか?」

男「おう…」

女の子「何がダメなのでしょうか?」

男「んー…目的とか備え付けの物とか」

女の子「?」

男「まぁ、お前は一生知らなくていいぞ」

女の子「はぁ…わかりました…?」
750 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/21(日) 15:44:19.33 ID:Wr.4voDO
行かないんだwwwwwカラオケ行かないんだwwwwww
751 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 16:14:50.09 ID:WlWrN2DO
>>750 特別編でヤッタシイカナーッテ…反省ハシテイル





女の子「あの制服可愛いですねー…」

男「ん?そうか?」

女の子「はい」

男「そこら辺で売ってるんじゃね?」

女の子「ですが私は学生では無いですし…」

男「コスプレって言えばだいたい通るんじゃね?」

女の子「無理だと思います…」

男「お前なら大丈夫だよ、お前はプロのレイヤーだからな」

女の子「プロになった覚えはありません!!」
752 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 16:33:07.06 ID:WlWrN2DO
男「最近のお前はほとんどコスプレだしなー」

女の子「…そうですね」

男「もうこれはコス服が普段着フラグとしか考えられん!!」

女の子「そんなの嫌です!!」

男「でも、お前は何でも似合うから大丈夫だぜ?」

女の子「そういう問題では…」

男「好きな物を着ればいいんだよ、人間だもの」

女の子「それっぽく言いましたね…」
753 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 16:34:42.94 ID:WlWrN2DO
男「お前、どんな服が好きなん?あ、ワンピは無しな」

女の子「…ワンピース」

男「無しだって言ってんだろ」

女の子「それ以外無いです!!」

男「またまたー、本当はメイド服とか好きなんだろー?」

女の子「そんな事…」

男「メイド服…メイド服か…」

女の子「?」
754 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 16:40:24.05 ID:WlWrN2DO
男「そういえば、何で俺達はメイド服を持ってないんだ?」

女の子「何でと言われましても…」

男「だっておかしいだろ」

女の子「何がおかしいんですか?」

男「メイド服と言えばコスプレの基礎の基礎だろ?なのに何故持ってない…」

女の子「…欲しいんですか?」

男「是非とも着せたい!!」

女の子「私にですか?」

男「他に誰がいるんだよ」

女の子「…そうですよね」
755 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 16:51:13.64 ID:WlWrN2DO
男「…着てくれるか?」

女の子「はい?」

男「買ったら、着てくれるか?」

女の子「それは…」

男「ダメか?」

女の子「いい…です、けど…」

男「よっしゃー!!おっけー頂きましたー!!」

女の子「?」

男「どっこに売ってるっかなー!!」

女の子「!?」
756 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 17:15:10.64 ID:WlWrN2DO
女の子「着ません!!先程の発言は取り消します!!」

男「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁぁぁぁぁ!!」

女の子「止まってくださいー!!」

男「むっ!?あの店は服屋か!?行くぜ!!」

女の子「嫌ですー!!」

男「あははははははははははー!!」
757 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/21(日) 17:19:11.65 ID:D/3G85E0
服屋に売ってるもんじゃないだろJK…


女の子のデレっぷりで俺がヤバイ
758 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 17:38:02.01 ID:WlWrN2DO
>>757 デレテルノカナー…ドウナンダロ…




男「うらー!!メイド服どこだー!!」

女の子「お、お静かに…」

店員「当店では取り扱っておりません」

男「あ、はい、すみませんっす」

店員「他に何かお求めですか?」

男「いや…失礼しました」

店員「またの御来店お待ちしております」

男「…」

女の子「…当然の結果ですね」
759 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 17:48:10.17 ID:WlWrN2DO
男「くっそー…メイド服ー…」

女の子「諦めてください」

男「まだだ!!まだ終わらんよー!!」

女の子「…」

男「何処かにきっとあるんだ…俺が求めるメイド服が!!」

女の子「壮大なお話ですね」

男「見つけてみせるぜ!!俺だけのメイド服!!」

女の子「着るのは私ですけどね…」
760 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/21(日) 20:12:02.34 ID:Nizl2cDO
フレンチは却下
クラシカルなロングでお願いします!wwwwww
761 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/21(日) 22:56:51.14 ID:e8fPyVs0
>>760よう俺ww
ヨウジョ+黒髪ときたらロングだよなww
762 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 10:16:58.19 ID:d1iiZgDO
モウネ…カラオケ中ニ職場カラ呼ビ出シトカ無イヨネ…帰ッテソノママ寝チャッタヨ…

>>760ー761 書いてる奴はメイド服に詳しく無いですが…トリアエズ妄想デ考察中…ウン、ロングスカートッテイイネ


バイトマデカコウ…
763 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 10:20:01.08 ID:d1iiZgDO
男「どうすっかな…」

女の子「諦めるという選択肢は?」

男「無論、無い」

女の子「…そうですよね」

男「やっぱメイド服なんて通販とかじゃ無いと手に入らない…か」

女の子「まぁ、そうでしょうね」

男「だが今の俺にはそんな手は使えない…さて、どうしたものか」

女の子「ですから、諦めましょうよ」

男「諦めたらそこで試合終了だぜ!!」

女の子「…戦いですからね」

男「そうだ!!これは俺とメイド服との戦いだ!!」

女の子「メイド服と戦っているのですか!?」
764 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 10:24:32.85 ID:d1iiZgDO
男「…そうだ」

女の子「?」

男「前にお前がゴスロリ買った店はチェーン店…こんだけ広い街ならあるかも知れん!!」

女の子「!?」

男「よっしゃー!!捜索開始だぜー!!」

女の子「…無い事を祈ってます」

男「いや、あるね、今の俺なら引き寄せる事が出来るはずだ、たった一つのデスティニー!!」

女の子「メイド服に運命を…」

男「それくらい重要なアイテムという事だ!!」

女の子「…そうですか」
765 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 10:29:01.83 ID:d1iiZgDO
男「どっこかなどっこかなー」

女の子「…」

男「怖がらないで出ておいでー」

女の子「怖がると思いますよ…今のあなたのテンションを」

男「出ないと目玉をー」

女の子「それは禁則事項です」

男「あぁ、うん…皆のトラウマだったな」

女の子「気をつけてください」

男「おっけー、それじゃ三分間…」

女の子「それも禁則です!!」

男「せちがらい世の中だぜ…」
766 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 10:39:25.39 ID:d1iiZgDO
男「うーむ…まったく見つからないな…」

女の子「そうですね」

男「これは見つからないフラグなのかいやそんな事は無い」

女の子「反語ですか」

男「反語?反語ってなんぞや?」

女の子「えと…自分の言葉を…」

男「あ、やっぱやめ、説明されてもわかんね」

女の子「そうですか」

男「はぁ…どこにあるんだろ」

女の子「どこでしょうね」

男「お前も探せよ?」

女の子「…わかってますよ」
767 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 10:46:18.92 ID:d1iiZgDO
男「無いなら作ればいい」

女の子「突然…どうしました?」

男「いや、作るのはどうだろうかと思ってな」

女の子「あなたが?」

男「おう」

女の子「メイド服…作れるのですか?」

男「主夫と呼ばれた実力を!!…主夫…主夫…」

女の子「…ごめんなさい」

男「いや、いいんだけどさ…」

女の子「ですが道具は?」

男「裁縫セットくらいならあるぜ!!」

女の子「…布が無いじゃないですか」

男「なーに、それくらい俺が両手をあわせてパンッとやれば」

女の子「出来ないと思いますが」

男「いや!!きっと俺の中の眠れる力が!!」

女の子「無いです」

男「…ですよねー」
768 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 11:03:49.88 ID:d1iiZgDO
男「やっぱり店見つけるしか無いか…」

女の子「そうですね」

男「お前、超能力で探せない?」

女の子「そのような能力はありません」

男「だよなー…前に言ってた気がするし」

女の子「…お役に立てず、申し訳無いです」

男「い、いや、無理言ってるの俺だし、気にしなくても…」

女の子「はい…」

男「…」
769 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 11:10:13.66 ID:d1iiZgDO
男「しかし…この街広すぎるだろ」

女の子「そうですね」

男「そろそろ中心くらいかな…」

女の子「見つかりませんね、お店」

男「だなー…これは困ったぜ」

女の子「渋滞してないのが救いですね」

男「おう、俺もこんだけスイスイ進めると爽快感があるぜ」

女の子「捜索もしやすいですからね」

男「だが見つからない…これは…他のフラグを立てないとダメなのか?」

女の子「?」

男「やってみるか」
770 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 11:14:39.02 ID:d1iiZgDO
男「これが、俺達の最終決戦だな…」

女の子「急に何を言っているのですか?」

男「俺、この戦い終わったら、結婚するんだ」

女の子「!?」

男「よっし、これで…ん?」

女の子(結婚…結婚…)グワングワンッ

男「どうしたんだ?お前、妙な揺れ方してるぞ?」

女の子(結婚…結婚?…結婚…)グワングワンッ

男「おーい?何か顔も赤いな…大丈夫か?」

女の子「え、あ…え?」

男「…大丈夫?」

女の子「あ、えと、私は心の準備出来てます!!」

男「ん?あぁ…そっか、うん、おっけー」

女の子「…」
771 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 11:18:20.31 ID:d1iiZgDO
女の子(結婚…結婚…結婚?)

女の子(これは…私の事ですよね?)

女の子(以前にも似た事を言っていた気がします)

女の子(ですが…何故結婚にメイド服が必要なのでしょうか…?)

女の子(よくわかりませんが…)

女の子「絶対に見つけてみせます!!」グッ

男(やっとメイド服着る決心が付いたんだな、よかったよかった)
772 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 11:21:52.65 ID:d1iiZgDO
男「まぁ、気合いで見つかるものでも無いんだが…」

女の子「…」

男「ん?急に静かに…?」

女の子「…次、右方向です」

男「何?」

女の子「次を…右、です」

男「お、おう…わかった」

女の子「…」

男「…?」
773 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 11:23:46.48 ID:d1iiZgDO
男「よっと」

女の子「この先三つ目の信号…左です」

男「急にどうしたんだ?」

女の子「…」

男「…また黙るのか」

男(急にナビゲーターみたいになったな)

男(まさかとは思うが…まさかな)

男(…あれ?これフラグ?)
774 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 11:27:36.84 ID:d1iiZgDO
男「ほいほい、曲がったぜー…あれ?」

女の子「右手の方に…」

男「あったー!!あの店だー!!」

女の子「…」

男「凄いな!!どうやって!?」

女の子「…勘、です」

男「勘か…」

女の子「はい」

男(…うーむ)

男(ここまで的確だと勘とは思えないな)

男(それに、こいつなら…いや)

男(どっちにしろ、超能力が強くなった結果か)

男(これは…喜んでいいのかどうか…)

女の子「どうしました?」

男「いや何でも無い、行くぜ」

女の子「はい」
775 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 13:44:50.42 ID:2oGxbvs0
http://images.google.co.jp/imglanding?q=%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%89%E6%9C%8D%20%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B0&imgurl=http://www.candyfruit.com/0859/0859-01.jpg&imgrefurl=http://www.mcpmaid.com/simple/%3Ft2294.html&usg=__mQVmQLNKQNlNRe6tbO_TD7YNhG8=&h=939&w=690&sz=213&hl=ja&um=1&itbs=1&tbnid=pJbAXe71eVTyaM:&tbnh=148&tbnw=109&prev=/images%3Fq%3D%25E3%2583%25A1%25E3%2582%25A4%25E3%2583%2589%25E6%259C%258D%2B%25E3%2583%25AD%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B0%26um%3D1%26hl%3Dja%26lr%3D%26safe%3Doff%26sa%3DN%26rlz%3D1T4ADBF_jaJP319JP319%26tbs%3Disch:1&um=1&lr=&safe=off&sa=N&rlz=1T4ADBF_jaJP319JP319&tbs=isch:1&start=3#tbnid=pJbAXe71eVTyaM&start=7
・・・なげぇ!ところで女の子的には結婚がOKなあたりあのおまけ本編でもいいんじゃね?
776 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/22(月) 17:48:43.24 ID:WyoirOE0
どうでもいいけど近所のドンキにはメイド服売ってる
777 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 18:58:57.34 ID:d1iiZgDO
ワーイバイトオーッワッター

>>775 ありがとうございます、新しい何かに目覚めそうですイヤナンデモナイ…特別編ハアレナノデ…

>>776 ドンキ凄いですね…書いてる奴は近くに無いので知らんかったとです…

トリアエズマッタリカコウ…
778 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:02:16.63 ID:d1iiZgDO
男「さーってっとー、久しぶりだな、この店も」

女の子「そうですね」

男「漫画とかも見て行きたいが…今回は目的を優先だな」

女の子「衣服コーナーは二階ですね」

男「いよいよ盛り上がってきたぜ!!」

女の子「ここで…私の…」

男「ん?」

女の子「い、いえ、何でも無いです」
779 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:04:19.32 ID:d1iiZgDO
男「相変わらずハンパない数のコス服だな」

女の子「派手な色が多くて目が痛いです…」

男「メイドー、メイド服はどこかなー?」

女の子「これ、何の衣装でしょうか…背中が…」

男「おーい?行くぞー?」

女の子「あ、はい、申し訳無いです」
780 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:06:29.56 ID:d1iiZgDO
男「お、この辺だな!!」

女の子「凄い種類のメイド服ですね…」

男「ふむ…白黒…白黒か」

女の子「?」

男「白黒っていいと思わないか?」

女の子「はい、いいと思います」

男「だろ?」

女の子「ペンギンさんカラーですね」

男「基準そこか…つか、ペンギン好きだな…」
781 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:08:45.70 ID:d1iiZgDO
男「でもミニは無いな…」

女の子「可愛くないですか?」

男「いや、確かに可愛い、可愛いとは思うが…」

女の子「?」

男「こうな?何て言うか…いや、実践の方が早いな」

女の子「実践?」

男「よし、それじゃ試着で教えるからとりあえずこれを着てくれ」

女の子「はい?」
782 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:11:58.78 ID:d1iiZgDO
女の子「フリルがたくさんですね…」

男「最近多いやつだな、袖やスカートもフリル」

女の子「可愛いですよね」

男「あぁ、だが着なければ真価は発揮されないぜ」

女の子「…」

男「後は…わかるな?」

女の子「…わかりました、着ますよ」

男「うむ、仕上がりが楽しみだぜ!!」

女の子「…」
783 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:14:23.29 ID:d1iiZgDO
女の子「では少しお待ちください」

男「おう」

女の子「…」

男「俺はこの間に次のメイド服をっと」

男「むっ…白のソックス…そしてこれは…」

男「素晴らしいな…これは是非あいつに着けさせなければな」

男「まっだかなー!!」

女の子(何故でしょう…急に悪寒が…?)
784 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:20:42.22 ID:d1iiZgDO
女の子「お待たせ致しました」

男「お?着替え終わったか?」

女の子「はい、これでいいでしょうか?」

男「うむ、では次はポーズだ」

女の子「ポーズ?」

男「そう、メイドだからな」

女の子「メイドさんだから…ポーズ?」

男「あぁ、これは大事なことなんだ、やってくれるな?」

女の子「はぁ…いいですけど…?」

男「よく言った!!その心意気やよし!!」

女の子「…」
785 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:23:15.35 ID:d1iiZgDO
男「まず、スカートの中心辺りを軽く摘む」

女の子「はい」キュッ

男「そして一礼しながら軽く上げるんだ」

女の子「こう…ですか?」スーッ

男「…やはりな」

女の子「え?」

男「よし、その服はもうおっけーだから次だ」

女の子「は、はい…」

女の子(何だったのでしょうか…少し…がっかりしているような…?)
786 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:25:49.72 ID:d1iiZgDO
男「次はこいつだ」

女の子「シンプルな長袖とロングスカートですね」

男「シンプルイズベストだぜ!!」

女の子「意味は?」

男「知らん」

女の子「ですよね…」

男「まぁ、そんな事は置いといて、着替えてくれ」

女の子「はい」

男「ちょっと難しいが、頑張れよ?」

女の子「…?」
787 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:31:09.27 ID:d1iiZgDO
女の子「難しいとはどういう事でしょうか…?」

女の子「普通に着れましたが…」

女の子「この服…私の身長では少し…」

女の子「ですがクラシックな感じがいいですね」

女の子「えと…エプロンもおっけーですね」

女の子「ですがこのソックスとベルト…着けなければならない物なのでしょうか?」

女の子「とりあえず着けましょうか…」

女の子「お待たせ致しました」

男「ん?あ」

女の子「?」
788 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:34:14.15 ID:d1iiZgDO
女の子「どうでしょうか?」

男「…ちょい後ろ向いて」

女の子「はい?」クルッ

男「うーむ…エプロンの結び方が小さいな」

女の子「これで充分ですが…」

男「長く見せた方が俺は好きだぜ!!」

女の子「!!」

男「という訳でー」

女の子「す、すぐに直します!!」シュルルッ

男「…いや、そんな焦んなくてもいいけどさ」
789 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:36:46.17 ID:d1iiZgDO
女の子「これでいいですか?」

男「おう、おっけー」

女の子「…その手に持っている物は?」

男「ん?カチューシャだ」

女の子「…着けるんですか?」

男「いや、これは後でいい」

女の子「後で?」

男「おう、それよりさっきのポーズ」

女の子「あ、はい」
790 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:41:04.67 ID:d1iiZgDO
女の子「…」スッ

男「うーむ、やはりな!!」

女の子「あの…」

男「よし!!それで決定だ!!」

女の子「え?」

男「もう着替えていいぞ」

女の子「あの…説明を…」

男「ん?」

女の子「どうして先程の服はダメなのですか?」

男「あー、まぁ、わかりやすく言えば…メイド力が無い」

女の子「メイド力?」
791 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:45:23.57 ID:d1iiZgDO
男「まぁ、戦闘力みたいなもんだ、いかにメイドらしいかって」

女の子「メイドらしさ…」

男「確かにメイドは可愛い…だが可愛いだけではダメだ!!もっとこう全身から…」

女の子「…そのお話、長くなりますか?」

男「三百文字以内にはまとめるつもりだ」

女の子「ではいいです…」

男「そうか?」

女の子「はい…」

男「足は安売りしちゃダメなんだぜ!!」

女の子「結局言うんですか…」
792 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:48:18.29 ID:d1iiZgDO
女の子「着替え終わりました」

男「んじゃ貸して」

女の子「え?」

男「買ってくるから」

女の子「私が着るので私が…」

男「いや、それは違うな」

女の子「え?」

男「俺が着せるんだ」

女の子「…」

男「それが、メイドというものだ」

女の子「理解したく無いです…」
793 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/22(月) 19:52:39.85 ID:d1iiZgDO
店員「あじゃじゅしたー」

男「うっし!!目的の物ゲットだぜ!!」

女の子「はい…あら?」

男「ん?どした?」

女の子「荷物多くないですか?」

男「あー、アクセサリーで竹箒を」

女の子「返品してきてください!!」

男「なんで?これは重要な…」

女の子「返品してください!!」

男「ちっ…やっぱダメか」

女の子「油断出来ませんね…」
794 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/22(月) 23:04:21.26 ID:F3MYNIDO
あじゃじゅしたwwwwww
795 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 02:33:21.72 ID:fzskqIDO
女の子(まったく、あの人は…)

女の子(…そういえば)

女の子(どうしてメイド服で結婚なのでしょうか?)

女の子(メイドさんはどちらかと言えば…)

女の子「…あの」

男「ん?どした?」

女の子「先程の発言は…」

男「あー、あれね、言ってみるもんだなー」

女の子「?」

男「フラグを逆に立てて利用する…我ながら見事な策だったぜ」

女の子「…策?」

男「おう、いい作戦だっただろ?」

女の子「…把握しました」

男「ふっふっふ、お前には少し難しい話だったか」

女の子「えぇ…とても」

男「…あれ?」
796 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 02:36:21.16 ID:fzskqIDO
男「心なしかいつもよりオーラが…?」

女の子「目的も達しましたし、そろそろ行きましょう」

男「お、おう」

女の子「…」

男「気のせいか…?」

女の子(そういう事…そういう事ですか…)

女の子(そうですよね…)ズーンッ

男「あ、あれ?やっぱオーラが黒い…」
797 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 02:38:45.03 ID:fzskqIDO
男「うっし、次はどこに行きたい?」

女の子「どこでもいいですよ」

男「そんじゃ宿探すついでに街中探索って事で」

女の子「はい」

男「何があるかなー?」

女の子「…」

男「何があると思う?」

女の子「わかりません」

男「…ですよねー」

女の子「えぇ」

男(いつもより口数が少ないような…いや、いつもか?)
798 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 02:41:14.27 ID:fzskqIDO
男「ん?おぉ!!」

女の子「…」

男「見ろあそこ!!何かすっげー大きなビルがあるぞ!!」

女の子「そうですね」

男「二十階くらいかな…あれ?」

女の子「…」

男「何か上の方壊れてねーか?」

女の子「え?」
799 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 02:43:47.93 ID:fzskqIDO
男「ほら、あの辺り」

女の子「本当です…焦げて穴が…」

男「今は何とも無いみたいだが…火事でもあったのかね?」

女の子「どうでしょう」

男「気になるなー、気になるなー」

女の子「…行ってみますか?」

男「おう!!」

女の子「…」
800 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 02:47:13.75 ID:fzskqIDO
男「大型のショッピングモールか?」

女の子「ですね」

男「どうやら普通に営業しているみたいだな」

女の子「人もたくさん居ます」

男「…あれ?お前、ワンピースに着替えたの?」

女の子「はい、あまり目立ちたく無いので」

男「えー、せっかく買ったんだからメイド服にしろよー」

女の子「絶対に嫌です」

男「周りは案外普通にスルーしたりするんだぜ?」

女の子「そういう意味ではありません」

男「え?」

女の子「それよりも、早く行きましょう」

男「お、おう…」
801 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 02:49:59.66 ID:fzskqIDO
男「しかし、どうやって調べればいいんだ?」

女の子「…あそこ」スッ

男「お?張り紙?」

女の子「どうやら事件みたいですね」

男「あぁ、張り紙まで用意するとは…事件の香りがするぜ!!」

女の子「…野次馬根性ってやつでしょうか?」

男「えーっと?何々…」
802 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 02:53:35.63 ID:fzskqIDO
男「どうやら三日前くらいの出来事みたいだな」

女の子「結構最近ですね」

男「んーと…あ?これって…」

女の子「どうしました?」

男「いや、何も無いフロアが突然爆発って、おかしくね?」

女の子「爆弾でも使ったのでは」

男「そんな痕跡無いってよ」

女の子「ではどうして…」

男「うーん…」
803 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 02:56:48.38 ID:fzskqIDO
男「なぁなぁ」

女の子「なんですか?」

男「お前、出来ないか?」

女の子「私ですか?」

男「あぁ、お前が出来れば他の超能力者がやった事かもだし」

女の子「…私ではあそこまで出来ませんよ」

男「そうか?」

女の子「コンクリートに穴を開けるなんて、そんな事…あら?」

男「ん?どうした?」

女の子「ここに容疑者の写真が…」

男「なに?」
804 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 02:58:50.88 ID:fzskqIDO
男「この写真…」

女の子「事件の直前撮られた物ですね」

男「あぁ、身長はお前よりちょい高いくらいか?」

女の子「そうですね」

男「しかし…これ、もしかして女か?」

女の子「…この人」ボソッ

男「ん?」

女の子「いえ、何でも無いです」

男「?」
805 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 03:01:19.61 ID:fzskqIDO
男「うーむ…」

女の子「いつまで見ているのですか」

男「何か面白そうな事件だなって」

女の子「早く行きましょう」

男「あー、わかったわかった」

女の子「…」

男「でもなー…何か気になるな…」

女の子「…写真の女性が美人さんだからじゃないですか?」

男「あ、それだ!!」

女の子「…」
806 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 03:30:00.93 ID:fzskqIDO
男「世の中不思議な事があるもんだな」

女の子「そうですね」

男「まぁ、俺は不思議の最先端と行動を共にしている訳だが」

女の子「私のは超能力とわかっているので不思議でも無いですよ」

男「それもそうだな、超能力だとわかれば…いや、不思議だろ」

女の子「そうですか?」

男「…」
807 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 03:32:22.16 ID:fzskqIDO
男「お前はもう少し気にならないのか?」

女の子「…なりませんね」

男「…そっすか」

女の子「それよりも、今日の宿の方が気になります」

男「あー、そういやまだ見つけて無かったな」

女の子「早く見つけましょう」

男「ほいほーい」
808 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 03:36:18.03 ID:fzskqIDO
男「むっ、パトカー」

女の子「?」

男「何かああいう事件現場見た後って、気にならないか?」

女の子「私は特に」

男「きっと犯人を探しているんだ!!キックボード乗った探偵の協力を得て」

女の子「そんな人いませんよ」

男「バーロー、居るかもしれないだろー」

女の子「…そうですか」

男「真実はいつも一つだぜ!!」

女の子「何故あなたのテンションが上がっているのでしょうか」
809 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 03:39:03.66 ID:fzskqIDO
男「しかし、急に宿を探すってのもなぁ」

女の子「私は車の中で寝るのも好きですが」

男「そういう訳にはいかないな」

女の子「…」

男「お前、さっきみたいに宿探せないの?」

女の子「無理です」

男「そうか…仕方ない、地道に探すか」

女の子「えぇ」
810 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 03:45:53.78 ID:fzskqIDO
男「しかし、本当に大きなビルばかりだなぁ」

女の子「そうですね」

男「だが宿らしき物が一つも無いな」

女の子「ビル以外何も無いですね」

男「うーん…これだけあるんだからホテルの一つもありそうなのに…」

女の子「どうします?どこかで聞いてみますか?」

男「それもいいが…まぁ、今は運転を楽しむとしよう」

女の子「そうですか」

男「こんな大きな街、しばらく無いだろうしな」
811 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 03:49:02.52 ID:fzskqIDO
男「ん?」

女の子「?」

男「あの大きな建物…もしやホテル!!」

女の子「そのようですね」

男「ついに発見だぜ!!」

女の子「結構探しましたね」

男「あぁ、これだから広い街は困るぜ」

女の子「…先程まで楽しそうだったじゃないですか」

男「広いという事には長所も短所があるって事だな」

女の子「…」
812 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 03:51:39.09 ID:fzskqIDO
男「…は?満室?」

受付「申し訳ありません、本日は大変混み合っておりまして…」

男「うーむ、困ったなぁ」

女の子「どうしました?」

男「部屋、空いて無いってさ」

女の子「それは困りましたね」

男「うむ…」

女の子「仕方ないです、他の場所を探しますか?」

男「だなー…」

?「…あれ?あの子は?」

女の子「…あら?」
813 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 03:55:06.16 ID:fzskqIDO
?「おーい、娘っ子ー」

男「ん?」

女の子「あの人は…」

?「奇遇ー!!また会ったね!!」

女の子「…」

男「…知り合いか?」

女の子「はい、前の街で少し…」

?「お?おやおや?そっちの人は?」

女の子「あ、えと…」

?「いや待って!!言わなくてもわかるよー、それが話に出てきた彼氏だね?」

男「は?」

女の子「違います!!」

?「あ、そういや付き合って無いんだっけ」

女の子「…」
814 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 03:57:11.87 ID:fzskqIDO
?「あっはっは、ちょっと間違えちゃった」

男「随分テンション高い子だな…」

女の子「何故か私の周りはこんな方ばかりです…」

男「それは俺も含まれるのか?」

女の子「もちろんです」

男「…ですよねー」

?「なになに?何の話?」

女の子「いえ、何でも無いです」

?「そう?」

女の子「えぇ」
815 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 03:59:33.53 ID:fzskqIDO
?「でも、二人一緒って事は…お悩みは解決したって事?」

女の子「はい、その件はお世話になりました」

?「私は何もしてないよ」

女の子「…そちらはどうですか?」

?「んー…まぁ、迷いは無くなった感じかな」

女の子「そうですか、それはよかったです」

?「うん、ありがとー」

男「何の話?」

女の子「秘密です」

男「うーむ、気になる…」
816 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 04:04:45.25 ID:fzskqIDO
?「ところで、お二人さんはここで何を?」

女の子「えと、宿を探していたのですが…」

男「どうやら満室みたいで…」

?「ふーむ…なるほどなるほど」

女の子「仕方ないので他の場所に…」

?「…ん?ちょっと待って」

女の子「?」
817 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 04:06:45.55 ID:fzskqIDO
?「なるほど…これはナイスタイミングかも…」

女の子「あの…」

?「部屋、取ってあげようか?」

女の子「え?」

男「出来るのか?」

?「任せてー、私なら楽勝よ!!」

男「そりゃ助かるけど…」

女の子「本当ですか?」

?「うん、でも一つだけ、お願いがあるのよー」

女の子「お願い?」
818 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 04:10:00.47 ID:fzskqIDO
女の子「お願いとは?」

?「それはここじゃちょっと…とりあえず先に部屋取っちゃお」

女の子「はい…?」

?「それじゃちょっと待っててねー」

男「…大丈夫なのか?」

女の子「えぇ、悪い人では無いです」

男「お前がそう言うならそうなんだろうけどさ」

女の子「…」

男「まぁ、お前の知り合いに悪い奴なんていないだろうしな」

女の子「…それはどうでしょうか」ジーッ

男「おい、何で俺の方を見てる?」

女の子「深い意味はありません」

男「…」
819 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 04:13:37.07 ID:fzskqIDO
?「お待たせー!!」

女の子「お帰りなさいです」

?「はい部屋の鍵」

男「本当に取れたのか…」

女の子「どうやって…?」

?「まぁまぁ、細かい事は気にせずー」

女の子「…はい」

?「部屋は二十階だからエレベーターでゴー!!」

男「…やっぱり怪しくね?何気にいい部屋っぽいし」

女の子「…そんな事は」
820 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 04:16:11.70 ID:fzskqIDO
?「はーい、こちらでーす!!」

女の子「…」

男「…予想外の広さだぜ」

?「眺めも綺麗だよー」

女の子「本当…高いですね」

男「うーむ…どんどん怪しくなってくな」

女の子「…」

?「あれ?どったの?」

女の子「いえ、何でも」
821 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 04:18:26.82 ID:fzskqIDO
女の子「それで、話の続きですが」

?「あー、そうそう、お願いがあるんだった」

男「俺達に出来る事ならいいんだけどな…」

?「うーん、二人というか、娘っ子にお願いかな?」

女の子「私ですか?」

?「うん、ちょっと行ってほしい場所があるの」

女の子「?」
822 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 04:20:22.62 ID:fzskqIDO
女の子「どこですか?」

?「この街の中心部にある、学園だよ」

女の子「学園?」

?「そそ」

女の子「何故そのような場所に…?」

?「それは…先にこっちの説明した方が早いかな」

女の子「?」

?「ちょっと待ってねー」
823 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 04:22:30.80 ID:fzskqIDO
?「確かこの変にしまったはず…あ、あった」

女の子「その紙は…」

男「さっき俺達が見てたやつか?」

?「あ、もう見た?それなら話は早いねー」

女の子「?」

?「この写真、よーっく見て」

男「…あ」

女の子「これは…もしかしてあなたですか!?」

?「そっ、私」
824 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 04:27:43.80 ID:fzskqIDO
女の子「どうしてあなたが…?」

?「どうやら騙されちゃったみたいでねー、いやー困った困った」

女の子「…困っているようには見えませんが」

?「ん?そう?」

男「騙されたってのは?」

?「ちょっとした調査を頼まれてあの場所に行ったんだけど…まぁ、見たと思うけどぶっ飛んじゃってさー」

女の子「大丈夫だったのですか?」

?「大丈夫じゃなかったらここに居る私はお化けだよ?」

女の子「!!」

?「あれ?」

男「あー、大丈夫、おい」

女の子「は、はい…大丈夫です…」

?「んー?」
825 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 08:34:12.99 ID:fzskqIDO
女の子「どうすればいいのですか?」

?「真犯人探しに協力して欲しいの!!」

男「!!」

女の子「探すと言われましても…」

男「おっけー!!」

女の子「!?」

?「おぉ、本当?」

男「おう!!な?」

女の子「あの…」

男「濡れ衣を着せられ、逃げている…そんな人を放っておけるか?」

女の子「それは…出来るなら助けたいですが…」

男「それなら選択肢は一つだぜ!!」

女の子「…そうですね」

?「やったー!!ありがとー!!」

男「ふっふっふ…きた…きたぜ!!俺はこういう燃える展開を待ってたぜ!!」

女の子「…やはり面白そうだから引き受けようと」

男「もちろんだ!!」

女の子「…」
826 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 08:38:09.25 ID:fzskqIDO
女の子「それで、どうして学園へ?」

?「どうやら犯人はそこの学生みたいで、情報を集めてほしいの」

女の子「なるほど…ですが私が入れるのでしょうか?」

?「大丈夫、その辺の準備は私がするから」

女の子(この人…本当に何者なのでしょうか…?)

?「今日はもう下校しちゃったと思うから、決行は明日ね」

女の子「了解です」

?「そんじゃ私は準備を進めるから、また明日ー!!」

女の子「あ、あの…もう少し説明を…」

?「じゃぁねー!!」タッタッター

女の子「あう…」

男「行っちゃったな」

女の子「…ですね」
827 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 08:41:02.77 ID:fzskqIDO
男「もしかしたら大変な事に巻き込まれたかもしれんな」

女の子「あなたが引き受けようと言ったじゃないですか…」

男「だって困っているんだから仕方ないだろ?」

女の子「私が行くんですよー…」

男「大丈夫だよ、お前はやれば出来る子だからな」

女の子「どこからその自信が…」

男「あっちはどうか知らないが、俺はお前の事は全面的に信じてるぜ?」

女の子「…はい」

男「そんじゃ俺達も準備するか」

女の子「準備?」
828 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 08:43:40.55 ID:fzskqIDO
男「明日は忙しそうだからな」

女の子「そうですね」

男「今のうちに今日買ったメイド服の撮影を済ませておこう」

女の子「…それは今やらなくてはいけない事でしょうか?」

男「無論だ!!」

女の子「…」

男「着替えるついでに風呂入ってくれば?」

女の子「…それもそうですね、入らせていただきます」

男「おう」
829 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 08:46:44.18 ID:fzskqIDO
?「運が良かったなー」

?「まさかここで娘っ子に会えるなんて」

?「偶然…なのかな?」

?「どっちにしても、助かったー」

?「…あの子、あんな顔出来たんだ」

?「何かこっちまで嬉しくなっちゃうなー」

?「…あんな子を、巻き込んでよかったのかな?」

?「…ま、いいか」

?「あの娘っ子ならどうにかしてくれそうな…そんな気がするし」

?「とりあえず、私は私の出来る事をしよう!!」
830 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 08:49:13.78 ID:fzskqIDO
女の子(流れで引き受けてしまいましたが…)

女の子(本当に大丈夫なのでしょうか?)

女の子(得体の知れない相手を探す訳ですし…)

女の子(あんな爆発を起こしたんです…あの人は大丈夫だったと言ってましたが、もし巻き込まれたら…)

女の子(…いえ、深く考えるのはやめましょう)

女の子(今は…)

女の子(このメイド服を本当に着るかどうか…それだけです)

女の子(…まぁ、着ないという選択肢は無いのですが)
831 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 08:54:02.25 ID:fzskqIDO
女の子「お待たせいたしました」

男「おう、早かったな」

女の子「これでいいでしょうか?」

男「うむ、今回は完璧な着こなしだな!!」

女の子「…ありがとうございます」

男「お前が風呂に入っている間に、こんな物を頼んでおいたぜ!!」

女の子「これは…ティーセットですか?」

男「うむ、メイドと言えばこれだろう」

女の子「…」

男「あ、でもお前出来ないか?」

女の子「…いえ、やります」

男「お?紅茶のやり方わかるのか?」

女の子「一応…わかると思います」

男「そうか、それじゃ頼むぜ!!」

女の子「はい」
832 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 09:25:52.82 ID:fzskqIDO
女の子「えと…まずは葉を…」

男「おぉ…本当にやる気なのか」

女の子「当たり前じゃないですか、あ、お湯はこれくらいでいいでしょうか…?」

男「しかし、案外様になってるな」

女の子「ありがとうございます…はい、出来ましたよ」

男「違う」

女の子「はい?」

男「お待たせ致しました御主人様、だ」

女の子「…そっちですか」

男「毎回言っているだろ?形が大事なんだよ」

女の子「…はい」

男「違う、申し訳ありません御主人様、だ」

女の子「…もう喋りたくないです」

男「あれ!?」
833 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 09:44:00.75 ID:fzskqIDO
男「ど、どうした!?」

女の子「メイドとは…窮屈な物ですね…」

男「まぁ…そういう仕事だからな」

女の子「私には向かないのかもしれません…」

男「いや、充分出来ると思うけど…とりあえず紅茶貰うぞ?」

女の子「…どうぞ」

男「…大丈夫だよな?」

女の子「何故そのような事を聞くのか理解不能です」
834 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/23(火) 09:44:35.99 ID:D2CHQoDO
メイド好きな俺には堪らない展開!(*´Д`*)ハアハア
835 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 09:49:59.64 ID:fzskqIDO
>>834 ここのメイドはメイド力0です、御了承ください…




男「男は度胸!!」グイッ

女の子「紅茶を飲む台詞とは思えませんね」

男「…」

女の子「どうでしょうか?」

男「あれ?普通にうまい」

女の子「…何故驚いているのですか」

男「まぁ、気にせず、もう一杯くれ」

女の子「えと…かしこまりました御主人様…おっけーですか?」

男「おう、いいぞー」

女の子「…」
836 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 09:53:14.17 ID:fzskqIDO
男「お前、料理は出来ないのに紅茶は余裕なのか」

女の子「失礼ですね、料理は…他の方よりあーてぃすてぃっくになってしまうだけです」

男「まぁ、あの間違え方はある意味芸術だな」

女の子「…」

男「だが、これはメイドの素質があるかも知れないな」

女の子「…なりたく無いです」

男「諦めんなよ!!もっと熱くなれよ!!」

女の子「あなた程熱くはなれません…」
837 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 09:57:02.89 ID:fzskqIDO
男「それじゃ撮影の時間だぜ」カチャッ

女の子「…はい」

男「いいか?メイドとして大事な物がある」

女の子「なんですか?」

男「ずばり…笑顔だ!!」

女の子「笑顔…?」

男「そう…メイドとは癒しの存在…笑顔にはその力が宿るのさ!!」

女の子「よくわかりません…」

男「わからなくてもとりあえず笑っとけ」

女の子「…それで癒されるのでしょうか?」
838 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 10:00:36.36 ID:fzskqIDO
男「ポーズは任せるから自然な感じで頼むぜ」

女の子「一番難しい注文ですね…」

男「今まで何回もの経験を積んできたお前になら出来る!!」

女の子「こういう服を着ると撮影ばかりですからね…」

男「そろそろ快感を覚えてもいい頃だな」

女の子「それだけは絶対に嫌です」

男「いつまでそう言っていられるかな?」

女の子「え?」

男「よっ」サッ

女の子「!!」ピシッ

男「ふっ…やはり身体は勝手に動くようだな、カメラを向けただけでポーズとは」

女の子「うぅっ…」

男「これはもう時間の問題だな」

女の子「…抗ってみせます」
839 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 10:12:08.64 ID:fzskqIDO
?「ここをー…こうしてー…」

?「ん、アクセス完了ー」

?「後は生徒手帳を…っと?」プルルルルー

?「電話?誰からだろ?」

?「はいもしもー…うっ」

?「電話してこないでって言ったでしょ!!頭ぶっ飛んでるんじゃない!?」

?「もうしてこないでよ!!」ピッ、ツー、ツー

?「まったく…あれ?」

?「今一瞬画面が…ま、いいか」

?「一段落付いたし、様子見に行ってこようかなー?」

?「…あ、やば、またぶっ飛んでるって言っちゃった」

?「治らないなぁ、口癖って」
840 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 10:14:24.83 ID:fzskqIDO
?「あ、そうだ」

?「ついでに食事持って行ってあげよう」

?「何がいいかなー?和食かなー?」

?「でもやっぱりこういう所ではフレンチがいいよねー?」

?「雰囲気も出るし、やっぱりフレンチね!!」

?「そうと決まれば早速ー!!」

?「…本、どこだったかな」
841 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 10:17:16.87 ID:fzskqIDO
男「ほら、笑顔が出来て無いぞー」

女の子「そう言われましても」

男「うーん、どうするかな…」

女の子「…」

男「えーっと…脱げ」

女の子「お断りします」ニコッ

男「今だ!!」ピッ

女の子「…あ」

男「お前、心から拒絶する時は笑顔なのな…悲しいけど」

女の子「…うまく扱われてしまいました」

男「まぁ、そう落ち込むなよ」

女の子「…はい」
842 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 10:19:43.74 ID:fzskqIDO
?「やっほー!!夕食を持って来た…」

男「どうしたー!!そんな笑顔じゃ一人前のメイドになれないぞー!!」

女の子「そう言われましてもー…」

男「ほらそこ!!笑顔笑顔だ!!」

女の子「こ、こう…ですか」ニーッ

男「違う!!何か変な顔してるぞ!!」

女の子「うぅー…」

?「…あれ?部屋間違えたかな?メイドと変態しかいない」
843 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 10:22:16.11 ID:fzskqIDO
男「ん?」

女の子「あら?」

?「どうもー」

男「どうしたんだ?」

女の子「決行は明日では…?」

?「いやー、体力つけて貰おうと思って夕食持ってきたよー」

男「お、悪いな」

女の子「そういえばお腹減りました」

?「でしょー?だからたくさん持って来たよー」

男「フルコース…」

女の子「これは…?」

?「えーっと…作ってもらったの」

女の子「そうですか」
844 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 10:24:26.09 ID:fzskqIDO
男「そんじゃいただきー」

女の子「…ます」

?「じゃんじゃん食べちゃってー」

男「お、うまい」

女の子「本当、美味しいです」

?「それは良かったー」

男「でも本当にいいのか?」

女の子「何か悪い気が…」

?「いいっていいって、協力してもらうお礼だし…費用も0だし」

女の子「え?」

?「あ、何でもない、こっちの話ー」

女の子「?」
845 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 10:26:31.31 ID:fzskqIDO
?「ところで、何でメイドの恰好をしてるの?」

女の子「これは…」

男「こいつの趣味のコスプレだ」

女の子「趣味じゃ無いです!!」

?「へー、そんな趣味が」

女の子「違います!!」

男「この他にもいろいろと衣装があるんだぜ」

?「見てみたーい!!」

女の子「拒否します…」

?「えー、残念だなー」
846 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 10:29:00.42 ID:fzskqIDO
?「そういえば初めて会った時も服が…」

女の子「あれは夜行動する時、目立たないように…」

?「確かに真っ黒だったしねー」

男「ゴスロリか?あれはこいつのコスプレの中でも最高レベルのやつだな」

?「凄い似合ってたもんねー」

女の子「…」

男「満更でも無い感じかな?」

女の子「そ、そんな事無いです!!」
847 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 16:19:01.33 ID:fzskqIDO
バイトオワター…アレ…ネムイ…




男「そういや、誰を探せばいいか聞いて無くね?」

女の子「そういえばそうでしたね」

?「あれ?言って無かったかな?」

女の子「はい」

男「頼むぜおい…」

?「ごめんごめん、えーっと、写真写真っと…」ゴソゴソ

女の子「写真があるのですか?」

?「うん、あったあった、この子だよー」

男「これは…」

女の子「…女の子?」
848 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 16:21:42.01 ID:fzskqIDO
?「その子がターゲットだよー」

男「まさか女だったとは」

女の子「驚きです…」

?「クラスは2ーC、娘っ子にはその子と同じクラスに潜入してもらうよー」

女の子「同じクラス?」

?「そっ、転校生として、ね」

女の子「転校生…私が…」
849 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 16:26:05.42 ID:fzskqIDO
男「しかし、何でこいつじゃないとダメなんだ?」

?「え?」

男「自分で転校生のフリして潜入すればいいんじゃね?」

女の子「確かに、そちらの方が早い気はしますね」

?「うーん、私もそうしたいんだけどねー」

男「何か事情があるのか?」

?「私、その子に顔を知られているのよー」

女の子「え?」
850 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 16:31:21.76 ID:fzskqIDO
?「その子、最初から私狙いで攻撃してきたみたいでねー」

女の子「あなたを?」

?「うん、まぁ、呼び出されて行った私も迂闊だったなぁ」

男「つまり、爆弾が仕掛けられている場所に呼び出されたって事か?」

?「うん、そしたらその子が急にー」

女の子「ちょ、ちょっと待ってください」

?「ん?なに?」

女の子「その人も…現場に居たという事ですか?」

?「うん、そだよー」

女の子「…」

男「…」
851 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 16:34:00.40 ID:fzskqIDO
?「そんじゃ私はまだ作業があるから帰るねー」

女の子「…はぁ」

男「お疲れ…?」

?「じゃねー、バイビー!!」タッタッター

男「…古いなおい」

女の子「あなたといい勝負です」

男「俺はあんな古い言葉使わないぞ!?」

女の子「どうでしょうか」

男「…」
852 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 16:37:45.01 ID:fzskqIDO
男「しかし、妙な話だな」

女の子「えぇ、そうですね…」

男「あいつの話が本当だとすると、爆発現場に二人が居た、と」

女の子「それに、調査を頼んできたという事は、相手の方も無傷なのかもしれません」

男「うーむ…だがあそこまで派手に壁が吹っ飛んでるのにどうやって?」

女の子「…わかりません」

男(…どうするか)

男(本当に…こいつを行かせていいのか?)

男(何か危険な感じがしてきたぜ…)
853 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 16:43:45.28 ID:fzskqIDO
?「んー…まーたパソコンとにらめっこかぁ」

?「最近こんな事ばかりだなぁ」

?「私に何の恨みがあるってのよ」

?「…まぁ、当然の結果よねー」

?「危ないだろうけど…いざという時は…」

?「…また怒られそうね」
854 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 16:50:23.02 ID:fzskqIDO
?「よーしよしよし、これで大丈夫ね…ん?」プルルルル

?「まーた電話か…はいはい出ますよーだ」ピッ

???「お、出た出た、俺だよ俺」

?「俺俺詐欺なんて今時流行ん無いわよ」

???「またまた、わかってるくせに」

?「はぁ…用件は?」

???「お前の声が、聞きたくて」

?「さようなら」スッ

???「お、お、ちょ待てよ」

?「だから何よ!!」

???「いや、ちょっとした情報をだな…」

?「メールで頂戴、バイバイ」

???「あ、お前!!それー」ツー、ツー

?「はぁ…まったく…あいつは…」

?「本当…頭痛で頭がぶっ飛んじゃいそう…」

?「…あ、また言っちゃった」
855 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 16:52:42.64 ID:fzskqIDO
男「…なぁ」

女の子「なんですか?」

男「いや、明日の事なんだが…」

女の子「今更断れませんよ?」

男「…俺の脳内読むな」

女の子「読まなくてもわかりますよ」

男「…」

女の子「心配、していただけるのですか?」

男「そりゃー…当たり前だろ」

女の子「ふふっ、嬉しいです」

男「笑い事じゃねぇよ」

女の子「そうですね」
856 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 16:54:35.72 ID:fzskqIDO
男「お前に何かあったら俺がだな…」

女の子「何も無いですよ」

男「そんな事わからないだろ?」

女の子「では、あなたが守ってください」

男「俺は行かないんだぞ」

女の子「それでも守ってください」

男「…無茶言うぜ」

女の子「自分でもそう思います」

男「…ちっ、ダメだ、敵わないな」
857 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 16:56:51.92 ID:fzskqIDO
男「いいか?無理するなよ?」

女の子「わかってます」

男「するなよ!!絶対するなよ!!」

女の子「それは振りですか?」

男「違うよ!!」

女の子「怪我だけはしないようにします」

男「…」

女の子「怪我すると、あなたが相手の方に何をするかわかりませんから」

男「…それをわかってるなら安心だな」
858 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:01:43.03 ID:fzskqIDO
男「うっし、ごちそーさん」

女の子「…でした」

男「どうする?もう寝るか?」

女の子「そうですね…明日は早そうですし」

男「そんじゃ俺も寝るかなー」

女の子「…」

男「ん?どうした?」
859 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:07:18.61 ID:fzskqIDO
女の子「あの…一緒に…」

男「おぉっと、一緒の布団で寝るのはダメだぜ?」

女の子「どうしてです?」

男「それはフラグだ」

女の子「?」

男「という訳で、残念だが今日は別々だ」

女の子「はぁ…わかりました…」

男「うむ、そんじゃおやすみ」

女の子「おやすみなさい、です」
860 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:17:00.62 ID:fzskqIDO
?「あー…疲れたよー…」

?「そろそろ寝ようかなー…」

?「というか…メール来ないわね…」

?「まったく…何してるのかしら…」

?「もういいわ…やっぱり寝よう…」

?「明日は…早く起きなきゃだし…ね…」

?「おやすみー…」
861 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/03/23(火) 17:17:58.15 ID:/LrQK960
会って次の日に転校準備終わってるって無理だろwwwwwwww


自分で行く気だったのかどうなのか…
862 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:19:46.87 ID:fzskqIDO
男(…)

男(やっぱ安請け合いすんじゃ無かった…)

男(何か急に心配になってきたな…)

男(うーむ…しかしどうしたもんか)

男(…見守るしか出来ないのか?)

男(まったく…嫌になるね…)

男(はぁ…)
863 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:31:23.29 ID:fzskqIDO
>>861 その辺は考えてるつもりです…ツモリナダケカナー…




???「入るぞー」ガチャッ

?「すやすや…」

???「やっぱ寝てるか」

???「まったく、何の為に部屋用意したんだか…」

???「まっ、相手から攻めて来ないだろうって事か?」

???「とりあえず布団でもかけて…」

???「よし、今回の俺の出番これで終わりっすか…」

???「まぁいいや、主人公は遅れて…」

?「うっさい」ドスッ

???「ぐぇっ!?」
864 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:35:08.62 ID:fzskqIDO
???「…」ドサッ

?「あれ?今何か殴ったかな?」

?「どうでもいっか…それより今何時…あっ!!」

?「大変!!遅刻しちゃうー!!」

?「急がなきゃー!!」ダダダーッ

???「だっ、ぎぇっ、ぬわーっ!?」

?「ん?今何か変な物踏んだ?」

?「まぁいいや、それよりー!!」バタンッ

???「は、はは…スルーかい…」

???「つい…お父さん的悲鳴を上げちまった…ぜ」ドサッ
865 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:37:38.04 ID:fzskqIDO
?「起きてるー!?」バターンッ

男「お?」

女の子「おはようございます」

?「早く起きないと遅れちゃうー!!」

女の子「あの…」

男「俺達はとっくに起きてたんだが」

?「…あれ?」

男「…大丈夫かこいつ」

女の子「少し、心配になってきました…」

?「何でがっかりしてるの!?」
866 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:39:58.89 ID:fzskqIDO
?「準備はいい!?」

女の子「準備と言われましても…」

男「何を準備するんだ?」

?「あ、そうだった…ちょっと待ってねこの紙袋に…」

男「おい、やっぱダメじゃね」

女の子「私もそんな気がします」

?「だからがっかりしないでよー!!」
867 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:48:17.23 ID:fzskqIDO
?「はいこれ!!」

女の子「この袋は?」

?「その中に制服と学生証が入ってるの!!」

男「一日で用意したのか?」

?「私、あそこに通ってたの、その時のお古だよー」

男「なるほどな…」

?「転校の手続きも、その時の先生をちょっと…」

男「脅して?」

?「そうそう、脅してーって…」

男「おい、やっぱりこいつ犯人じゃね」

女の子「そう思いたくは無いですが…仕方ないですね」

?「さっきからこの扱い何なのよー!!」
868 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:53:01.52 ID:fzskqIDO
?「とにかく!!早く着替えて!!」

女の子「わ、わかりました」

?「…」

女の子「…」

男「ん?どうした?」

?「いや、出てかないの?」

男「あ、そうか、俺が居ると着替えられないか、失敬失敬、はっはっは」

女の子「ぼーっとしてちゃダメですよ?」

男「すまんすまん、はっはっはー」

?「何でこんなに呑気なのよ…」
869 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:54:57.56 ID:fzskqIDO
男「そんじゃ俺は隣の部屋で着替えるか」

女の子「あなたも着替えるのですか?」

男「あぁ、まぁ…ちょっとな」

女の子「?」

男「とりあえず、さっさと着替えろよ?」

女の子「はい、わかりました」

男「終わったら呼んでくれよ」

女の子「了解です」
870 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 17:57:57.37 ID:fzskqIDO
女の子「これ、昨日見た制服です」

?「この辺じゃ結構有名な所なんだよー」

女の子「そうなんですか」

?「凄い進学校でねー」

女の子「え?進学校ですか?」

?「なーんで今、疑問に思ったのかなー?」

女の子「そ、それは…」

?「私が進学校行ってちゃダメ?ねぇ、ダメ?」

女の子「お、落ち着いてください…怖いです…」

?「どうなのよー!!」

女の子「きゃーっ!!」

男「…騒がしいな、何してんだあいつら」
871 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 18:03:37.43 ID:fzskqIDO
女の子「着替え終わりましたが」

?「ん、やっぱりサイズピッタリね!!」

女の子「あの、それが…」

?「何?もしかしてウェスト厳しい?いやー、私結構細かったからー」

女の子「いえ、胸が」

?「娘っ子ー!!覚悟はいいかーい!?」

女の子「怒らないでくださいー!!」

?「世の中言っていい事と悪い事があるって事を教えたらーぃ!!」

女の子「やめてくださいー!!」

男「あいつらいつまで着替えてるんだ…相変わらずうるさいし…」
872 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 18:06:44.60 ID:fzskqIDO
女の子「終わりました…」

男「お?」

?「ぜぇー…ぜぇー…」

男「…おい、お前ら」

女の子「なん…ですか…?」

男「何でそんなにボロボロなんだ?」

?「引けない…戦いがあったのよ…はぁ…」

女の子「私は悪く無いですー…」

?「まだ言うかーぃ!!」

女の子「もうやめてくださいー!!」

男「…いつ出発出来るんだよ」
873 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 18:11:37.77 ID:fzskqIDO
男「ほれ、こっちこい」

女の子「?」

男「髪、ボサボサだぞ」

女の子「あ…」

男「櫛で直してやるから座れ」

女の子「はい…」

男「まったくお前は…」

女の子「…ありがとうございます」

男「女の子は身嗜みが大事なんだからな?」スーッ

女の子「んぅー…」

男「ははっ、猫みたいだな、毛並み揃えてると気持ちいいと」

女の子「…毛並みって」

?「あのー、ラブラブしてる暇無いんだけどー」

男「おい、動くなよー?」

女の子「ご、ごめんなさい」

?「ダメ…聞いてない…寂しいし…どうしよ…」
874 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 18:13:00.99 ID:fzskqIDO
女の子「お待たせ致しました」

男「準備おっけーだぜ!!」

?「やっとね…」

男「お前が言うな」

女の子「ところで」

男「ん?」

女の子「どうしてあなたはスーツなのですか?」

男「いや、お前を送っていこうと思ってな」

女の子「私を?」
875 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 18:21:26.49 ID:fzskqIDO
男「道中何があるかわからんからな」

女の子「何も無いと思いますが…」

男「それに、姫を目的地まで送るのが俺の仕事だぜ」

?「姫って…」

女の子「えと…どうしましょう?」

?「まぁ、いいんじゃない?」

女の子「そうですか…ではお願いします」

男「おう、任せとけ!!」
876 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 18:47:51.21 ID:fzskqIDO
男「あんたはどうするんだ?」

?「私?私はちょーっとやる事があるから別行動で」

女の子「何をするんですか?」

?「ん?秘密ー」

男「おい、やっぱあいつ犯人だぞ」

女の子「短いお付き合いでした…」

?「いい加減その反応やめてくれない…?」

男「大丈夫、お前ならやり直せるって」

女の子「諦めないでください、信じてます」

?「励ますなー!!」
877 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 19:04:15.25 ID:fzskqIDO
?「あーもー…ウザいくらいいいコンビね…」

男「褒め言葉だよな?」

女の子「えぇ、間違いないです」

男「やったー!!」

女の子「おめでとうございます」

男「お前のおかげさ」

女の子「いえ、私なんてまだまだです」

男「これからも二人で頑張ろうな!!」

女の子「はい」

?「あーはいはい、さっさと出発ー」

男「お、ついにスルーされたな」

女の子「そうですね」
878 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 19:56:23.98 ID:fzskqIDO
男「ちっ、せっかくこいつのテンションが上がってたのに」

?「え?」

男「あそこまで乗ってくれるのは珍しいんだよ!!」

女の子「…」

?「うーん、結構乗りいい子だと思ってたけど」

男「いやいや、いつものこいつはもっとクールなんだぜ?」

?「そうなんだー、意外」

男「…え?意外?」

?「だって最初会った時なんかー」

女の子「あの時の話はやめてください!!」

?「どうして?」

女の子「…」ジーッ

?「あっ、無言の圧力が!!」

男「そのモードのそいつは強いぞ、諦めとけ」

?「そだね…残念」
879 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 21:31:45.27 ID:fzskqIDO
?「あ、そうそう、さっきの袋の中にターゲットの写真と学園までの地図が入ってるから」

男「お、そいつはありがたい」

?「ターゲットには写真見つからないようにね?」

女の子「はい」

男「ところで、そいつ見つけたらどうすればいいんだ?」

?「あー、うん、袋の中の手紙を渡して」

男「手紙?」

女の子「これですか?」ピラッ

?「うん、そう」

男「内容は?」

?「もちろん秘密」

男「うーん…気になる」
880 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/23(火) 23:45:14.16 ID:fzskqIDO
?「とりあえず最初は門の所にいる先生に話し掛けて、話は通してあるから」

女の子「はぁ…わかりました…」

男「その後は?」

?「任せるよ」

女の子「え?」

?「何とかして私の仲間だと悟られないようにしてね、それじゃぁ私は行くから」

男「え?ちょ」

?「また後でー」タッタッター

男「…行っちまったよ」

女の子「毎回投げっぱなしですね…大丈夫でしょうか?」

男「ま、何とかなるだろ、俺達も行くぞ」

女の子「は、はい」

男「…」
881 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 06:59:57.91 ID:maJ1GgDO
男「ここからなら5分くらいだな」

女の子「…」

男「いいか?何度も言うようだけど、無茶はするなよ?」

女の子「…はい」

男「それと、俺は近くで待機してるから、何かあったら連絡するんだぞ?」

女の子「連絡?」

男「超能力、超能力」

女の子「あ、はい」

男「ヤバくなったらすぐ逃げる、いいな?」

女の子「わかってます」

男(本当は人の多い所に逃げるのが安全なんだろうけど…巻き込む可能性がある以上、こいつには言えないな…)

男(さっきから妙に静かだし…)

男「…緊張してるな?」

女の子「!!」
882 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:03:33.17 ID:maJ1GgDO
男「お前って本当に気負うタイプだよなー」

女の子「…」

男「失敗する事は気にしないで自分の事だけ考えろよ?」

女の子「…ですが」

男「もし失敗しても誰も責めない、文句言う奴は俺が黙らせる、おっけー?」

女の子「…あなたの方が無茶苦茶です」

男「今更な台詞だな」

女の子「…そうですね」

男「わかったら楽しんどけよ?」

女の子「楽しむ?」

男「おう」
883 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:06:48.34 ID:maJ1GgDO
女の子「何を楽しむのですか?」

男「その制服、着たかったんだろ?」

女の子「はい」

男「着れる機会なんて早々無いんだ、それに今のお前は学生って事になってるんだ」

女の子「私が…学生」

男「いっその事、学校を楽しんでこい」

女の子「学校…」
884 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:10:14.11 ID:maJ1GgDO
男「しかし、大丈夫なんだろうな?」

女の子「何がですか?」

男「お前頭弱いからなー」

女の子「!!」

男「授業とか受けたら、速攻でバレそうだな」

女の子「あなたに言われたく無いです!!それと私は頭弱く無いです!!」

男「よっし、そんだけ元気なら大丈夫だな」

女の子「あ…」

男「ほれ、見えてきたぞ」

女の子「あれが…」
885 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:15:56.88 ID:maJ1GgDO
男「俺が送れるのはここまでだな」

女の子「…ありがとうございます」

男「ばーか、今は礼を言う時じゃねぇだろ」

女の子「え?」

男「それは俺がお前のピンチにかっこよく登場した時に言え」

女の子「…ふふっ、それもそうですね」

男「よし、そんじゃ行ってこい!!」

女の子「はい、行ってきます!!」
886 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:20:39.66 ID:maJ1GgDO
女の子「えと…最初は門の所にいる先生に…」キョロキョロ

教師「そこの生徒!!」

女の子「どこでしょうか…?」

教師「おい!!聞こえないのか!!」

女の子「え?」

教師「お前だ!!お前!!」

女の子「私ですか?」

教師「お前以外に誰がいる!!」

女の子「あ、そうでした、私は生徒でしたね」

教師「は?」

女の子「あ、いえ、何でも無いですよ?」
887 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:22:13.95 ID:maJ1GgDO
教師「怪しい奴だな…」

女の子「怪しいとは失礼ですね」

教師「さっきから挙動不審だし、見ない顔だ…生徒手帳はあるのか?」

女の子「はい…えと…あら?」

教師「どうした?」

女の子「車に…忘れてきてしまいました」

教師「なんだと?」
888 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:24:34.24 ID:maJ1GgDO
教師「ますます怪しい奴だな…」

女の子「ど、どうしましょう…」

男「おーい」

教師「ん?」

女の子「あ」

男「お前車の中に荷物忘れてったぞ」

女の子「ご、ごめんなさい、助かります」

男「いきなり何してんだか…あ?」

教師「…」ジーッ
889 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:28:34.75 ID:maJ1GgDO
男「なんすか?」

教師「彼女の知り合いか?」

男「おう、兄だ、兄」

女の子「兄?」コソコソ

男「いいから口裏合わせとけ」コソコソ

女の子「…」コクンッ

男「こいつが何かしました?」

教師「さっきからキョロキョロと挙動不審でね、見ない顔だから本当に生徒なのかと」

男「ほーう?うちの妹を疑うと?」

教師「え?」

男「そうかそうか、いい度胸だぜ」
890 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:33:08.32 ID:maJ1GgDO
男「だが、残念ながら学生証はちゃんと持ってるんだよ、ほれ」

教師「…確認する」

女の子「大丈夫でしょうか…?」コソコソ

男「ダメならさっさと逃げて次の街だ、俺らの責任じゃ無いし」コソコソ

教師「この名前は!?」

男「ん?」

教師「し、失礼しましたー!!」ガバッ

女の子「わわっ」サッ

男「おいこら!!急に勢いよく頭下げんな!!うちの妹がビビってんだろ!!」

教師「あ、あ…申し訳ありません!!」

女の子「…名前を見ただけで凄い変わりましたね」

男「いいから、俺の後ろ隠れて無いで出てこい」

女の子「…はい」
891 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:39:51.49 ID:maJ1GgDO
教師「ま、まさかあの方の身内の方だとは知らず…」

女の子「本当に有名なんですね」

男「しかしこの怯えよう…どんな事したらこうなるんだ?」

教師「あ!!そういえば今日転校生が来ると聞きましたがまさか…」

男「おう、我が妹だ」

教師「そ、そうでしたかー!!いやそんな気はしてたんですよー!!」

女の子「…」

男「…反応面白いな、こいつ」
892 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:43:46.57 ID:maJ1GgDO
教師「では案内を…」

男「いいか?今度こそしっかりとな」

女の子「はい、了解です」

男「それとあんた」

教師「は、はいっ!?」

男「俺の妹に何かあったら…わかってるな?」

教師「こ、心得ております!!」

男「よっし、そんじゃよろしくな」

女の子「…」
893 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:47:14.03 ID:maJ1GgDO
女の子「まったく、あの人は…」

教師「随分、その、妹思いなお兄さんですね」

女の子「え?」

教師「あ、失礼」

女の子「…えぇ、そうですね」

教師「?」

女の子「とても頼りになるお兄様です」

教師「…」

女の子「それと、敬語はやめてください」

教師「…わかっているんだがあの方の身内と思うと勝手に」

女の子「…本当に何者なのでしょうか、あの人」
894 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 07:52:24.88 ID:maJ1GgDO
教師「まずは職員室に行って担当の先生を…」

女の子「職員室ですか」

教師「それじゃ職員室まで案内します、こっちへ」

女の子「はい」

教師「あー…胃が痛い…」

女の子「…頑張ってください」

教師「…」
895 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 08:02:15.80 ID:maJ1GgDO
教師「ここが職員室です」

女の子「はい」

教師「今担当の先生を呼んでくるから少々お待ちを」ガラガラ

女の子「わかりました」

教師「これでやっと解放される…」

女の子「…お疲れ様です」
896 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 08:05:19.09 ID:maJ1GgDO
女の子「…」

女の子「…まだですかね」

女の子「もう10分程待っているのですが」

担任「お、お待たせしましたー…」ガラガラ

女の子「あ」

担任「私が担任です、よ、、よろしくー…」

女の子「…どうやら事情は聞いているようですね」
897 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 08:09:18.78 ID:maJ1GgDO
担任「ご、ごめんなさいね、待たせちゃって」

女の子「いえ、お気になさらず」

担任「それじゃぁクラスまで案内するからついて来てね、あ、ください」

女の子「…敬語はやめてください」

担任「あ、うん、努力する…」

女の子(いよいよ教室…)

女の子(ここからが本番ですね…)
898 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 08:14:18.77 ID:maJ1GgDO
担任「はい、ここがあなたのクラス、2ーCよ」

女の子「ここが…私のクラス」

担任「はーい、皆席についてー」

生徒1「お?なんだなんだ?」

生徒2「誰だあの子?」

生徒3「もしかして転校生かな?」

生徒4「聞いてないぞ?」

担任「今日は皆に新しいお友達の紹介をしまーす、どうぞー」

女の子「…」
899 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 08:29:21.99 ID:maJ1GgDO
担任「はい、自己紹介お願いね」

女の子「えと…今日このクラスに転校してきた…」

女の子(名前…名前…)

女の子(学生証に確か…)ゴソゴソ

女の子「…え?」

担任「どうしたの?」

女の子「い、いえ」

担任「名前名前」

女の子「は、はい…名前は…」

女の子「テスラ・ローリー…少佐?です…」

生徒1「珍しい名前だな」

生徒2「でもどこかで聞いた事無い?」

生徒3「気のせい?」

生徒4「わかんない」

生徒5「つか名前おかしくね?」

生徒6「少佐って何だよ、そこは曹長じゃ無いのか?」

担任「はいはい、皆静かにー」

女の子「…」
900 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 08:32:12.32 ID:maJ1GgDO
担任「それじゃテスラさん、あなたの席はあそこね」

女の子「はい…あら?」

担任「どうしたの?」

女の子「い、いえ、何でも…」

女の子(隣の席の方…)

女の子(まさか…こんなに早く接触するとは…)

女の子「…よろしくお願いします」

犯人「…よろしく」
901 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 08:35:10.18 ID:maJ1GgDO
担任「それじゃぁ一時間目の準備を…あ」

女の子「?」

担任「テスラさんは教科書あるかしら?」

女の子「あ、そういえば無いです」

担任「それじゃぁ今日は隣の席の子に見せてもらってね」

女の子「…」

犯人「…」

女の子「…あの」

犯人「いいよ、見せてあげる」

女の子「…ありがとうございます」
902 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 09:03:44.31 ID:maJ1GgDO
担任「それでは一時間目の数学を始めます」

女の子(教科担当は担任の先生ですか)

犯人「…」スッ

女の子「?」

犯人「教科書、見るんでしょ?」

女の子「あ、はい、ありがとうございます」

犯人「どう?わかる?」

女の子「数学ですか…はい、るーとくらいなら任せてください!!」

犯人「…」

女の子「あ、あら?どうしました?」

犯人「ううん、何でも無い…面白い子だなって」

女の子「そうですか?」

犯人「うん」

女の子(第一印象は良好なようですね!!)

犯人(あんまり頭良い子じゃ無いみたい)
903 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 09:10:13.44 ID:maJ1GgDO
女の子「うぅー…」

犯人「どうしたの?」

女の子「えっくすまではわかるのですが…なぜわいがあるのですか?」

犯人「え?」

女の子「私が知らない間に数学さんは英語さんに乗っ取られてしまったのでしょうか…」

犯人「…大丈夫?」

女の子「だ、大丈夫です…たぶん…」

犯人「…」
904 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 09:12:52.91 ID:maJ1GgDO
女の子「あ、これは知ってます、二進法ですね」

犯人「そう」

女の子「これなら任せてください!!」

犯人「そこはもう範囲じゃ無いけどね」

女の子「え…?」

犯人「それより二次…」

女の子「2時?今は9時ですよ?」

犯人「…そうだね、ごめん」

女の子「?」
905 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 09:17:29.82 ID:maJ1GgDO
担任「それじゃ次の問題をー」

生徒1「はーい」

女の子「凄いですね、皆さん簡単に答えてます…」

犯人「ここじゃ当たり前のレベルだから」

女の子「私では理解するのも困難です…」

犯人「大丈夫、わからなければ補習だから」

女の子「補習ですか…」

犯人「うん、三時間くらいかな」

女の子「そんなにですか!?」

犯人「それくらいしないとあなたはダメみたいだから」

女の子(私は恐ろしい所へ来てしまったようです…)

女の子(このままでは進級も出来ません!!)

女の子(…いえ、進級が目的では無いのですが)
906 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 09:22:15.53 ID:maJ1GgDO
キーンコーンカーン

担任「はい、それじゃぁ今日はここまでー」

女の子「あうー…結局一つもわかりませんでした…」

犯人「そう」

女の子「このままでは…」

犯人「補習、ね」

女の子「それだけは絶対に嫌です…」

犯人「それじゃぁ頑張らないと」

女の子「…次回頑張ります」

犯人「それ、ダメなパターン」

女の子「うっ…」
907 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 09:24:23.63 ID:maJ1GgDO
女の子「次の授業はなんですか?」

犯人「英語」

女の子「え、英語…!!」

犯人「?」

女の子「私が一番苦手な授業です…」

犯人「数学じゃ無いんだ」

女の子「え?」

犯人「ううん、頑張ってね」

女の子「はい、ありがとうございます」
908 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 09:34:07.01 ID:maJ1GgDO
犯人「今日はリスニングだよ」

女の子「りすにんぐ?」

犯人「音声を流して、聞くの」

女の子「そ、それならなんとかなりそうですね」

犯人「教科書見ながらの方がわかりやすいよ」

女の子「そうですか、ありがとうございます」

犯人「ここから始まるから、読みながら」

女の子「あら?振り仮名が無いです」

犯人「…ある訳無いよ」
909 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 09:41:42.98 ID:maJ1GgDO
女の子「えと…でぃす、いず…あ…ばーる?」

犯人「…ボール」

女の子「ばっと…たいむ…ぜー…のっと?」

犯人「…あの」

女の子「はい?」

犯人「音声、聞いてる?」

女の子「いえ、一言目で諦めました」

犯人「…そう」

女の子「あい…らいく…ふっと…せーる?」

犯人「フットサル」

女の子「新種のお猿さんですか?」

犯人「…」
910 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 09:44:13.29 ID:maJ1GgDO
女の子「これは何て意味ですか?」

犯人「…飛行機」

女の子「なるほど…これは?」

犯人「…空港」

女の子「ではこれ…」

犯人「…あの」

女の子「はい?」

犯人「先生に聞かないの…?」

女の子「…ですよね」
911 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 10:44:04.84 ID:maJ1GgDO
犯人「何で私に聞くの?」

女の子「それは…早くお友達になりたいですし!!」

犯人「友達?私と?」

女の子「はい、ダメですか?」

犯人「…やめておいた方がいいよ」

女の子「え?どうしてですか?」

犯人「…そのうちわかるよ」

女の子「?」
912 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 10:46:15.53 ID:maJ1GgDO
女の子(どうしましょう…?)

女の子(少し早過ぎたかもしれませんね)

女の子(距離を置かれてしまうかもしれません…)

女の子「ですが…諦める訳には…」

犯人「正解」

女の子「え?はい?」

犯人「今の所、当たってるよ」

女の子「あ、英文…ですか」

犯人「他に何が?」

女の子「い、いえ、何も無いですよ」
913 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 10:52:56.03 ID:maJ1GgDO
ヌワーッ、バイトダー




女の子(今の所怪しまれてませんよね?)

女の子(上手に学生さん出来てるでしょうか?)

女の子(…出来てませんね)

女の子(高校の授業は受けてませんし…)

女の子(これはここから先の授業が不安ですね)

女の子(ここから先、ここから先だけです!!)
914 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 19:10:33.68 ID:maJ1GgDO
ヌワー、バイトオワター…今日の晩御飯は焼肉だじぇ




女の子「ここから私…」

犯人「…ねぇ」

女の子「はい?」

犯人「リスニング、終わった」

女の子「本当ですか!?」

犯人「うん」

女の子「…そうですか」

犯人「何で落ち込んでるの?」

女の子「…いえ、気にしないでください」

犯人「?」
915 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 19:53:02.29 ID:maJ1GgDO
女の子「では、英語はこれでー…」

犯人「…まだ」

女の子「え?」

犯人「これから、プリントに答えを書き込むの」

女の子「…本当ですか?」

犯人「こんな嘘言わない」

女の子「では冗談ですか」

犯人「諦めて」

女の子「…はい」
916 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 19:55:53.40 ID:maJ1GgDO
犯人「頑張ってね」

女の子「そう言われましても…一つもわからないのですが…」

犯人「さっきは少し当たってたよ?」

女の子「もう覚えてません…」

犯人「もう?」

女の子「この記憶力が私の最大の弱点です…」

犯人「…それ以前の問題かもしれない」

女の子「?」
917 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 20:13:23.63 ID:maJ1GgDO
女の子「無理ですー…」

犯人「そんな事言わないで…」

女の子「うぅー…」

生徒1「ね、ね、見て見て」コソコソ

生徒2「ん?」

生徒1「あの転校生の子、根暗と普通に会話してるよ」コソコソ

生徒2「あ、本当だ」コソコソ

生徒1「どうする?」コソコソ

生徒2「教えてあげた方がいいんじゃない?」コソコソ

生徒1「うん、そうだね」コソコソ
918 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 20:27:22.28 ID:maJ1GgDO
今テレビ見てたらハナミズキを歌うアジアンのぽっちゃりしてる方に全力で惚れた…ヤバイドウシヨウドウシヨウモネェ




女の子「お、教えていただけないでしょうか…?」

犯人「ヤダ」

女の子「そこを何とか…」

犯人「自分の力でやらないと意味無いよ」

女の子「それはそうですが…」

犯人「結局最後に信じられるのは自分だけなんだから…」

女の子「え?」

犯人「時間、後5分」

女の子「大変です!!」

犯人「…」
919 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 20:41:54.19 ID:maJ1GgDO
先生「はい終了、プリント集めるよー」

女の子「あうー…終わってしまいました…」

犯人「お疲れ様」

女の子「ありがとうございます…」

犯人「…」ガタッ

女の子「あら?どこに行くのです?」

犯人「次…移動…」

女の子「どこにですか?」

犯人「…運動場」

女の子「!!」
920 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 20:48:50.53 ID:maJ1GgDO
女の子「という事は、次の授業は…」

犯人「…体育」

女の子「体育なら任せてください、得意です!!」

犯人「…さっきからそう言って一つも」

女の子「今回は期待してください!!」

犯人「…そう」

女の子「えぇ」

犯人「それじゃぁ…期待…する」

女の子「はい!!」

犯人「…」
921 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 20:50:59.58 ID:maJ1GgDO
女の子「それでは運動場へー」

犯人「その前に…着替え」

女の子「え?」

犯人「体操着にならないと…」

女の子「体操着…」

犯人「…無いの?」

女の子「はい…」

犯人「それじゃぁ体育出来ない…」

女の子「そ、そんな!!」
922 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 20:57:47.62 ID:maJ1GgDO
女の子「このままでは私の見せ場が…」

犯人「…体操着」

女の子「体操着さえあれば…」

犯人「…授業、受けたいの?」

女の子「え?はい…それはもちろん…」

犯人「それじゃぁ…こっち…来て」

女の子「?」

犯人「早く…休み時間終わっちゃう…」

女の子「は、はい!!」
923 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 21:31:26.64 ID:maJ1GgDO
女の子「あの…どこへ?」

犯人「いいから…」

女の子「…?」

女の子(どこを目指しているのでしょうか…?)

女の子(まさか…人がいない場所で私を…?)

女の子(まさか…もう見抜かれてしまったのでしょうか?)

女の子(ど、どうすればいいのでしょうか?)
924 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 21:56:17.82 ID:maJ1GgDO
犯人「…ここ」

女の子「ロッカールームですか?」

犯人「…そう」

女の子「ここに体操着があるのですか?」

犯人「うん」

女の子「勝手に使っていいのでしょうか…?」

犯人「大丈夫…余ってるやつだから」

女の子「そうですか、ではお借りしましょう」

犯人「…」

女の子(…よかったです)

女の子(私の思い過ごしだったようですね)
925 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 21:58:56.06 ID:maJ1GgDO
女の子「…」

犯人「どうしたの?」

女の子「私に合うサイズが見当たりません」

犯人「よく探して」

女の子「はい…えと…」

犯人「時間…」

女の子「わかってますよー…」

犯人「…」スッ

女の子「?」

犯人「遅刻したく無いから…私も一緒に探す」

女の子「あ、ありがとうございます!!」

犯人「…遅刻したく無いだけ」

女の子「でも嬉しいです」

犯人「…早く探して」

女の子「はい!!」
926 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:01:15.35 ID:maJ1GgDO
女の子「えと…これはダメですね」

犯人「…これは?」

女の子「見せてください」

犯人「…どう?」

女の子「あ、大丈夫みたいです」

犯人「そう、よかった」

女の子「はい、ありがとうございます」

犯人「…お礼はいいから、早く着替え」

女の子「ここでですか?」

犯人「この時間は、ここ…誰も来ないから大丈夫」

女の子「そうですか…では着替えますね」

犯人「…うん」

女の子「あなたもここで着替えますよね?」

犯人「…そうする」
927 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:05:45.40 ID:maJ1GgDO
女の子「…」ジーッ

犯人「?」

女の子「…」ジーッ

犯人「なに?」

女の子「いえ、綺麗なお肌だなと思いまして」

犯人「…あなたも綺麗じゃない」

女の子「そうですか?」

犯人「…うん」

女の子「ありがとうございます」

犯人「…お礼言う事じゃ無い」

女の子「あら?」

犯人「…本当に変な人」

女の子「あ、よく言われます」

犯人「…そう」
928 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:10:27.84 ID:maJ1GgDO
犯人「…どう?」

女の子「はい、ぴったりです」

犯人「…よかった」

女の子「ですが…ブルマとは古風ですね」

犯人「…私もそう思う」

女の子「やっぱりそうですよね」

犯人「…でも、古い物は好き」

女の子「そうなんですか?」

犯人「…うん、歴史とかアンティークとか」

女の子「確かにそんな感じがしますね」

犯人「…そう?」

女の子「えぇ」

犯人「…」
929 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:12:36.44 ID:maJ1GgDO
犯人「…私の話はどうでもいいわ」

女の子「もう少し聞きたいです」

犯人「…時間」

女の子「あ、そういえば授業が始まってしまいます」

犯人「…急ぐ」

女の子「えぇ、そうしましょう」ダッ

犯人「…待って」

女の子「どうしました?何か忘れ物ですか?」

犯人「…廊下、走っちゃダメ」

女の子「…そうですよね、ごめんなさい」
930 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:14:52.93 ID:maJ1GgDO
女の子「では校舎を出るまでは歩きましょうか」

犯人「…それでいい」

女の子「休み時間なのに廊下に全然人がいませんね」

犯人「…皆、勉強に一生懸命だから」

女の子「休み時間もお勉強を?」

犯人「…そう」

女の子「凄いですね」

犯人「…あなたもそれくらいした方がいい」

女の子「うっ…はい…」

犯人「…」
931 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:17:18.69 ID:maJ1GgDO
女の子「あなたは?」

犯人「…私は大丈夫」

女の子「頭いいのですね」

犯人「…自慢するつもりは無いけど」

女の子「それでも凄いです、羨ましいくらいですよ」

犯人「…そう」

女の子「はい」

犯人「…そう言われたのは初めて」

女の子「そうですか、私が初めて、初めて」

犯人「…何度も言わない」

女の子「は、はい」
932 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:18:13.17 ID:iIxwYnA0
期待age
933 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:23:00.11 ID:maJ1GgDO
女の子「そういえば」

犯人「?」

女の子「玄関はどちらでしょうか?」

犯人「…覚えて無いの?」

女の子「もちろんです」

犯人「…堂々と言う事じゃ無い」

女の子「はい…ごめんなさい…」

犯人「…そこ、曲がって」

女の子「はい」

犯人「…何で私がこんな事」

女の子「乗りかかった船というやつですね」

犯人「…あなたが言わないで」
934 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:27:32.75 ID:maJ1GgDO
>>932 ありがとうございます…アレ?




女の子「でも助かります」

犯人「?」

女の子「あなたが居なければ、どうしようも無かったです」

犯人「…他の誰かが居る」

女の子「今私を助けてくれているのはあなたです」

犯人「…」

女の子「ですから、ありがとうございます」

犯人「…それは運動場着いてから」

女の子「そうですね、急いで行きましょう」グッ

犯人「…だから、走っちゃダメ」

女の子「…はい」
935 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:29:59.98 ID:maJ1GgDO
男「…むっ?」

男「何か今、謎の気配が」

男「まさかターゲットか…?」

男「いや、そんな感じじゃなくて…何と言うかこう…」

男「惜しい事をしているような…?」

男「…気のせいか」

男「あー…早く終わらねぇかなぁ」
936 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:41:08.64 ID:maJ1GgDO
女の子「あ、玄関です」

犯人「…そうだね」

女の子「それで、玄関からはどう行けばいいのでしょうか?」

犯人「…左の方に…真っ直ぐ」

女の子「了解です」

犯人「…この時間なら間に合いそう」

女の子「さぁ、走りましょう!!」

犯人「…間に合いそうって言った」
937 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:43:03.57 ID:maJ1GgDO
女の子「念のためですよ」

犯人「…先行ってもいい」

女の子「ダメですよ、一緒に行きましょう」

犯人「…それじゃぁ歩く」

女の子「…」

犯人「…走るのは、嫌い」

女の子「なるほど…そういう事ですか」
938 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:45:43.00 ID:maJ1GgDO
女の子「では歩きましょうか」

犯人「…うん」

女の子「走るのも気持ちいいと思いますが…」

犯人「…疲れる」

女の子「その疲れが」

犯人「…疲れる」

女の子「…そうですよね、疲れるのは嫌ですよね」

犯人「…うん」

女の子「…」
939 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:47:23.74 ID:maJ1GgDO
女の子(私、嫌われているのでしょうか?)

女の子(いえ…嫌われているというより、面倒という感じですね)

女の子(どうなのでしょうか…?)

女の子(気になります)

女の子「…あの」

犯人「…なに?」

女の子「私の事、嫌いですか?」

犯人「…え?」
940 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:49:50.32 ID:maJ1GgDO
犯人「…突然どうしたの」

女の子「いえ、そんな気がしまして」

犯人「…別に、嫌いでは無い」

女の子「本当ですか?」

犯人「…うん、どうでもいい」

女の子「ど、どうでもいい…ですか」

犯人「…うん」

女の子「それは…辛いです…」

犯人「…」
941 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:51:46.28 ID:maJ1GgDO
女の子「で、ですが、お話していただけるだけでも私は嬉しいです」

犯人「…そう」

女の子「はい」

犯人「…」

女の子「あなたと隣の席でよかったです」

犯人「…私は」

女の子「あ、迷惑でしたよね、ごめんなさい…」

犯人「…運が悪かっただけ」

女の子「…そうですか」

犯人「…そう」
942 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:53:22.99 ID:maJ1GgDO
女の子「あ、運動場です」

犯人「…そうね」

女の子「もう皆さん集まってます」

犯人「…時間は大丈夫」

女の子「せーふですね!!」

犯人「…うん」

女の子「体育、楽しみです」

犯人「…物好き」

女の子「それもよく言われます」

犯人「…そう」
943 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:55:39.92 ID:maJ1GgDO
教師「それじゃ授業始めるぞー」

女の子「あ、最初にお世話になった方です」

教師「げっ…まだ居たのか…あ、いや、居たんですか」

女の子「当たり前です、それと敬語はやめてくださいと言いました」

教師「そ、そうだったな…すまん」

犯人「…」

女の子「あ、何でも無いですよ?」

犯人「…」
944 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 22:57:56.67 ID:maJ1GgDO
教師「それじゃ二人組になって体操から」

女の子「二人組ですか」

犯人「…そうね」

女の子「二人組です」

犯人「…」

女の子「二人組ですよー」

犯人「…何が言いたいの?」

女の子「一緒にやりませんか?」

犯人「…いいけど」

女の子「よろしくお願いします」

犯人「…うん」
945 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:00:43.44 ID:maJ1GgDO
女の子「ではまず私が背負いますね」

犯人「…ゆっくり」

女の子「わかってます、いきますよー?」グイッ

犯人「…!!」

女の子「んっ…どうですか?」

犯人「…待って、苦しい」

女の子「よく聞こえません?」

犯人「…降ろして」

女の子「後10秒です」グイーッ

犯人「…!!」
946 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:06:08.93 ID:maJ1GgDO
女の子「はい、終了です」トスッ

犯人「…はぁ」

女の子「どうしました?元気無いですね?」

犯人「…引っ張り過ぎ」

女の子「そうでしたか?言ってくだされば…」

犯人「…言った!!」

女の子「も、申し訳無いです」

犯人「…もういい」

女の子「はい…」
947 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:07:48.82 ID:maJ1GgDO
女の子「次は私の番です」

犯人「…」

女の子「という訳で」

犯人「…無理」

女の子「え?」

犯人「…人を持ち上げるなんて無理」

女の子「では私はどうすれば…」

犯人「…」
948 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:09:30.00 ID:maJ1GgDO
犯人「…座って」

女の子「?」

犯人「…背中押す」

女の子「あ、それなら出来ますね」

犯人「…うん」

女の子「ではお願いしますね」

犯人「…」グッ

女の子「…?」
949 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:11:05.39 ID:maJ1GgDO
女の子「あの」

犯人「…どう?」ググッ

女の子「え?」

犯人「…伸びてる?」グーッ

女の子「えと…何も感じませんが」

犯人「…そんなはず無い」

女の子「押してますか?」

犯人「…押してる」
950 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:14:19.21 ID:maJ1GgDO
女の子「押しているのですよね?」

犯人「…うん」

女の子「どうやら力が足りないようですね」

犯人「…おかしい」

女の子「えと…」

犯人「…こうなったら、奥の手」

女の子「奥の手?」
951 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:17:25.02 ID:maJ1GgDO
犯人「…ちょっと重いかもしれない」ドサッ

女の子「きゃっ!!」グッ

犯人「…どう?」

女の子「はい、いい感じです」

犯人「…そう、よかった」

女の子「もうちょっと倒していただけるといいのですが」

犯人「…まだ足りない?」

女の子「はい、少し」

犯人「…」
952 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:19:24.95 ID:maJ1GgDO
犯人「…もういい?」

女の子「はい、ありがとうございました」

犯人「…見かけと違って力がある」

女の子「普通ですよ?」

犯人「…私には無理」

女の子「やってみないとわかりませんよ?」

犯人「…遠慮する」

女の子「そうですか、残念です」
953 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:21:43.40 ID:maJ1GgDO
教師「全員終わったようだな」

女の子「いよいよ授業開始ですね」

犯人「…そうね」

女の子「何をするのでしょうか?」

犯人「…期待しない方がいい」

女の子「え?」

教師「それじゃ今日はランニング」

女の子「らんにんぐ?」

犯人「…知らない?」

女の子「いえ、知ってますが…」

教師「それじゃスタート」
954 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:23:34.39 ID:maJ1GgDO
女の子「うぅー…」

犯人「…どうしたの?」

女の子「もう少し面白い授業を期待していたのですが」

犯人「…期待しない方がいいって言った」

女の子「そうですが…」

犯人「…文句言わずに走る」

女の子「…はい」

犯人「…」
955 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:26:16.52 ID:maJ1GgDO
犯人「…」タッタッタ

女の子「…」タッタッタ

犯人「…どうして?」

女の子「え?」

犯人「…どうして隣を走っているの?」

女の子「どうしてと言われましても」

犯人「…私、遅いでしょ」

女の子「えぇ、どちらかと言えば歩いてる感じですね」

犯人「…先、行けばいい」

女の子「いえ、一緒に走りたいです」

犯人「…そう」

女の子「えぇ」

犯人「…勝手に」

女の子「はい、勝手にします」

犯人「…何でこんなに懐いてる」
956 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:32:47.67 ID:maJ1GgDO
犯人「…」タッタッ

女の子「あら?」タッタッタッ

犯人「…」ノロノロー

女の子「大丈夫ですか?」

犯人「…もう、ダメかもしれない」

女の子「まだ一周もしてないですよ?」

犯人「…走るのは嫌いと言った」

女の子「それでも限界早過ぎると思いますが…」

犯人「…人類に走るなんて必要無い」

女の子「言い訳になってませんよ」

犯人「…失敗」
957 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:34:44.24 ID:maJ1GgDO
犯人「…もうやめたい」

女の子「せめて一周はしましょうよ」

犯人「…しなくていい」

女の子「どうしてです?」

犯人「…した事無い」

女の子「それは大問題では…」

犯人「…私は気にしてない」

女の子「少しは気にしましょうよ」

犯人「…時間の無駄」

女の子「…」
958 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:37:02.30 ID:maJ1GgDO
女の子「私は楽しいですよ、こうやって誰かとお話をしながら走るのは」

犯人「…」

女の子「ですから、これは無駄な時間じゃ無いです」

犯人「…話をしながら走ると体力を使うのだけど」

女の子「あ、それもそうですね」

犯人「…でも、確かに悪く無いかもしれない」

女の子「そうでしょう?」

犯人「…うん」
959 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:39:59.21 ID:maJ1GgDO
犯人「…どこまで走れば」

女の子「大分息が上がってますね」

犯人「…こんなに走ったのは初めて」

女の子「ではこのまま記録更新ですね」

犯人「…」

女の子「こうやって少しずつ記録を伸ばせば、いつか十周だって出来ますよ」

犯人「…それは無理」

女の子「わかりませんよ」

犯人「…十周走るくらいなら授業出ない」

女の子「そんなに嫌いですか…」
960 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/24(水) 23:41:42.51 ID:maJ1GgDO
犯人「…本当に、限界」

女の子「頑張ってください!!」

犯人「…そんな簡単に言わないで」

女の子「あそこ見てください」

犯人「…?」

女の子「あそこまで行けば一周ですよ」

犯人「…え?」
961 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 04:09:23.49 ID:0R.JC6DO
犯人「…本当?」

女の子「はい」

犯人「…嘘」

女の子「本当ですよ」

犯人「…絶対嘘」

女の子「どうして信じないのでしょうか…」

犯人「…私が一周出来る訳無い」

女の子「?」

犯人「…私、鈍いし体力無い」

女の子「そんな事、私は知りませんよ」

犯人「…そうだけど」

女の子「とにかく、あそこからスタートしたのは本当です」

犯人「…」
962 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 04:13:07.56 ID:0R.JC6DO
女の子「後少しですよー」

犯人「…」テクテク

女の子「らすとすぱーとです!!」

犯人「…」タッタッタ

女の子「あ」

犯人「…ゴール」

女の子「おめでとうございます!!」

犯人「…本当にゴール?」

女の子「そうですよ、一周出来ました」

犯人「…そう、一周」

女の子「えぇ」

犯人「…私が、一周したの」

女の子「はい、あなたの実力です」

犯人「…私の実力」
963 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 04:18:10.39 ID:0R.JC6DO
犯人「…」

女の子「それでは休憩しましょうか」

犯人「…うん」

女の子「凄い汗かいてますね、大丈夫ですか?」

犯人「…もう走れない」

女の子「そうですか」

犯人「…うん」

女の子「ですが、一周したのでいいですよね?」

犯人「…達成感」

女の子「嬉しいですか?」

犯人「…少し」

女の子「それはよかったです、私も嬉しいですよ」

犯人「…変な人、私の事なのに」

女の子「あなたが嬉しいのなら、私も嬉しいのですよ」

犯人「…理解出来ない」

女の子「そうですか」

犯人「…うん」
964 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 04:24:22.90 ID:0R.JC6DO
犯人「…もう、走らないの?」

女の子「あなたが走らないのなら私も走らないです」

犯人「…汗かいてない」

女の子「これくらいなら余裕です」

犯人「…凄い」

女の子「そうですか?」

犯人「…私とたいして変わらない体格なのに」

女の子「人には得手不得手がありますし、私の取り柄は体力だけですから」

犯人「…納得」

女の子「あ、今先程までの授業の事を思い出しましたね?」

犯人「…思い出してない」

女の子「本当ですか?」

犯人「…嘘」

女の子「本当と言ってほしかったです…」

犯人「…ごめん」

女の子「いえ、いいですけど…」
965 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 04:27:10.96 ID:0R.JC6DO
女の子「ですが、やはり少し走り足りないですね」

犯人「…走ればいい」

女の子「あなたは走らないのでしょう?」

犯人「…見てる」

女の子「え?」

犯人「…ここで、見てるから」

女の子「そうですか」

犯人「…うん」

女の子「では…少しだけ走ってきますね」

犯人「…頑張って」

女の子「はい!!」
966 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 06:55:14.52 ID:0R.JC6DO
女の子「では、行ってきます」タタタタター

犯人「…速い」

犯人「…もうあんな所」

犯人「…一人で走ればよかったのに」

犯人「…私と一緒に居ても損するだけなのに」

犯人「…でも仕方ない」

犯人「…彼女の目的は私だから」
967 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 06:59:08.78 ID:0R.JC6DO
女の子「〜♪」

女の子「やはり走っていると気持ちいいです」

女の子(今のところはうまくやれているようですね)

女の子(…しかし、あの人が本当に犯人なのでしょうか?)

女の子(全然そのようには思えませんが…)

女の子(何かの間違いではないでしょうか?)

女の子(…それも手紙を渡せばわかる事)

女の子(…もっと、仲良くなりたいです)

生徒1「あ、ねぇテスラちゃん…だっけ?」

生徒2「ちょっといい?」

女の子「はい?」
968 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:03:41.34 ID:0R.JC6DO
女の子「何でしょうか?」

生徒1「ちょっと気になってたんだけど…」

生徒2「テスラちゃん…あの子と仲良くしてるでしょ?」

女の子「はい、とても良い方です」

生徒1「良い方って」

生徒2「…あの子が?」

女の子「そうですけど?」

生徒1「…」

生徒2「…」

女の子「あの?どうしました?」
969 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:07:30.21 ID:0R.JC6DO
生徒1「正直、あの子と仲良くするのはやめた方がいいよ」

女の子「え?」

生徒2「良い噂聞かないし…」

女の子「噂…?」

生徒1「うん、いつも怪しげな本読んでて暗いし」

生徒2「変な宗教にはまってるって噂もあるし」

女の子「…」

生徒1「それに…何と言っても幽霊騒動」

生徒2「あー、あれね」

女の子「ゆ、幽霊…?」
970 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:11:39.19 ID:0R.JC6DO
生徒1「一年生の頃だったかな?」

生徒2「授業中に突然あの子が飛び出していってね」

生徒1「体育館で先生が見つけたんだけど…」

女の子「何かあったのですか?」

生徒2「何かバスケットボールが散乱してて」

生徒1「あの子が幽霊が居たとか言い出して、大変だったの」

女の子「…あの人が」
971 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:14:35.90 ID:0R.JC6DO
生徒1「結局謹慎一週間で収まったんだけど」

生徒2「それから皆恐がっちゃって」

女の子「…」

生徒1「だからテスラちゃんも関わるのやめた方がいいよ」

生徒2「何されるかわからないもん」

女の子「…そうですか」
972 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:16:56.75 ID:0R.JC6DO
女の子「御忠告ありがとうございました」

生徒1「それじゃぁ…」

女の子「…失礼します」タタタタター

生徒2「あ、行っちゃった…」

生徒1「わかったのかなー…?」

生徒2「わかって無いんじゃない?」

生徒1「なんで?」

生徒2「あっち…」

生徒1「…あ」
973 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:19:17.27 ID:0R.JC6DO
女の子「…」タッタッター

犯人「…」

女の子「ただいまです」

犯人「…おかえり」

女の子「気持ち良かったです」

犯人「…そう」

女の子「二人でもう一周走りませんか?」

犯人「…嫌」

女の子「そうですか…ではお隣り座りますね」

犯人「…勝手に」
974 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:23:18.17 ID:0R.JC6DO
女の子「体育は二時間続きなんですね」

犯人「…うん」

女の子「こんなに時間があるのだから、もっといろいろやりたいです」

犯人「…絶対反対」

女の子「やればきっとあなたも楽しいと思いますよ?」

犯人「…それは無い」

女の子「どうしてです?」

犯人「…興味無い」

女の子「ですが、一緒に走ると凄く楽しかったでしょう?」

犯人「…少しと言った」

女の子「では、他の競技も少し楽しくなるかもです」

犯人「…」
975 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:29:07.50 ID:0R.JC6DO
犯人「…」

女の子「どうしました?」

犯人「…さっき話してた」

女の子「はい?」

犯人「…クラスメイト」

女の子「あ、はい、少しですが」

犯人「…何を話してたの」

女の子「そ、それは…」

犯人「…」

女の子「…」
976 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:31:56.19 ID:0R.JC6DO
犯人「…私の事ね」

女の子「うっ…」

犯人「…やっぱり」

女の子「…」

犯人「…私の事聞いた」

女の子「はい…少し」

犯人「…」
977 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:34:10.49 ID:0R.JC6DO
犯人「…それじゃ」

女の子「え?」

犯人「…わかったでしょ」

女の子「何がですか?」

犯人「…私と一緒に居ても良い事無い」

女の子「…」

犯人「…だから、これ以上関わらない」

女の子「ま、待ってください!!」

犯人「…」
978 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:37:33.88 ID:0R.JC6DO
犯人「…なに?」

女の子「えと、あの…」

犯人「…早く」

女の子「私、あなたの話をいろいろと聞いたのですが…」

犯人「…うん」

女の子「別に嫌いになったり気持ち悪く思ったりするような事は聞いてませんよ?」

犯人「…嘘」

女の子「幽霊さんが居たのでしょう?」

犯人「…正確には幽霊とは違うけど、確かに居た」

女の子「では、おかしい事は一つも無いじゃないですか」

犯人「…」
979 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:41:35.15 ID:0R.JC6DO
犯人「…信じてるの?その話」

女の子「いえ、私が信じているのはあなたの事です」

犯人「…会ったばかり」

女の子「初対面でも優しくしていただけました」

犯人「…仕方なかったと」

女の子「それでもこうやってお話していただけるのは優しさです」

犯人「…そう」

女の子「はい」

犯人「…いつか騙されそう」

女の子「その時は自分が悪いのです」

犯人「…」
980 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:44:15.01 ID:0R.JC6DO
女の子「という訳で」

犯人「…?」

女の子「これからもいろいろとお世話になりたいのですが…」

犯人「…図々しい」

女の子「自分でもそう思います」

犯人「…仕方ない」

女の子「いいのですか?」

犯人「…乗りかかった船だから」

女の子「ふふっ、そうですね」

犯人「…責任は取らない」

女の子「こ、怖い言い方ですね、それ…」
981 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:50:10.20 ID:0R.JC6DO
女の子「しかし、幽霊ですか…」

犯人「…どうしたの?」

女の子「私…幽霊は苦手です…」

犯人「…そうなの?」

女の子「はい…」

犯人「…どうして?」

女の子「得体の知れない感じが…もう本能的に…」

犯人「…人の方が得体の知れない存在」

女の子「それは…言えてるかもしれませんね」

犯人「…わかる?」

女の子「はい、私もよく頭を悩まされてます」

犯人「…?」
982 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 07:54:56.60 ID:0R.JC6DO
女の子「えと…お兄様が居るのですが」

犯人「…うん」

女の子「その人、何を考えているのかよくわからなくて」

犯人「…兄妹なのに?」

女の子「はい」

犯人「…不思議」

女の子「はい、本当に不思議な人です」

犯人「…その割には楽しそうに話す」

女の子「そうですか?」

犯人「…好きなの?」

女の子「そ、そんな事は無いです!!」

犯人「…そう」

女の子「はい…」
983 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:02:21.44 ID:0R.JC6DO
犯人「…やっぱり私には理解出来ない」

女の子「いつかわかる日が来ますよ」

犯人「…そう?」

女の子「えぇ」

犯人「…わからなくてもいいけど」

女の子「そのような考え方ではダメですよ」

犯人「…善処する」

女の子「はい」
984 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:08:40.40 ID:0R.JC6DO
女の子「幽霊はお好きなのですか?」

犯人「…うん」

女の子「どうしてです?」

犯人「」…得体の知れない所が

女の子「私とは正反対ですね」

犯人「…解釈の違い」

女の子「どういう意味ですか?」

犯人「…得体の知れないという事は、可能性という意味とも取れる」

女の子「なるほど」

犯人「…可能性という言葉も好き」

女の子「そうですね、良い言葉だと思います」

犯人「…うん」
985 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:10:50.43 ID:0R.JC6DO
教師「むっ、時間か…今日はここまでー」

女の子「あ、終わりましたね」

犯人「…うん」

女の子「この後は?」

犯人「…お昼」

女の子「給食ですか?」

犯人「…給食は無い」

女の子「え?」

犯人「…お弁当」

女の子「そ、そんな…」
986 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:13:42.31 ID:0R.JC6DO
犯人「…お弁当無いの?」

女の子「はい…」

犯人「…残念」

女の子「どうしましょう…お腹減りました」

犯人「…頑張ってね」トコトコ

女の子「あ、待ってくださいー!!」

犯人「…なに?」

女の子「いえ、私は食べませんが一緒に居たいと思いまして」

犯人「…勝手に」

女の子「はい、行きましょう」

犯人「…うん」
987 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:15:11.30 ID:0R.JC6DO
女の子「まずは着替えますか?」

犯人「…うん」

女の子「先程の場所で大丈夫でしょうか?」

犯人「…大丈夫」

女の子「どこで食べるのですか?」

犯人「…図書室」

女の子「了解です、それで図書室はどちらに?」

犯人「…こっち」
988 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:18:34.02 ID:0R.JC6DO
犯人「…ここ」

女の子「ここが図書室ですか」

犯人「…そう」

女の子「広くて静かで、良い場所ですね」

犯人「…学園の中で一番好きな場所」

女の子「そうですか」

犯人「…入る」

女の子「はい」
989 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:19:51.14 ID:0R.JC6DO
女の子「思ったのですが」

犯人「…なに?」

女の子「図書室でお弁当食べてもいいのでしょうか?」

犯人「…大丈夫」

女の子「それなら安心ですね」

犯人「…あなたはお弁当無いけど」

女の子「…そうでしたね」
990 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:22:15.09 ID:0R.JC6DO
女の子「今ってお昼休みですよね?」

犯人「…うん」

女の子「人が全然居ませんね」

犯人「…私が居るから」

女の子「え?」

犯人「…私が居るとわかっていれば近寄らない」

女の子「…」

犯人「…一人の空間が出来るからいいけど」

女の子「今は、二人です」

犯人「…そうね」
991 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:24:17.72 ID:0R.JC6DO
犯人「…」パカッ

女の子「それがあなたのお弁当ですか?」

犯人「…うん」

女の子「可愛いですね、卵焼きにタコ形ウィンナ」

犯人「…そう?」

女の子「えぇ、自分で作ったのですか?」

犯人「…うん」

女の子「凄いです!!」
992 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:27:45.86 ID:0R.JC6DO
犯人「…これくらい普通」

女の子「私には作れませんよ」

犯人「…これが?」

女の子「はい」

犯人「…料理苦手?」

女の子「す、少し…」

犯人「…そう」

女の子「少しですよ?」

犯人「…わかったから」

女の子「…」
993 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:29:52.70 ID:0R.JC6DO
女の子「お弁当作れるなんて、憧れてしまいます」

犯人「…そう」

女の子「練習とかしたのですか?」

犯人「…自然と」

女の子「そうですか」

犯人「…一人暮らしだから」

女の子「なるほど、それで…」
994 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:31:43.01 ID:0R.JC6DO
犯人「…普段、ご飯はどうしてるの?」

女の子「えと…外食?が多いです」

犯人「…不健康」

女の子「それはわかってますが」

犯人「…家で食べた方がいい」

女の子「そうなのですが…いろいろと事情が」

犯人「…?」
995 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:35:12.88 ID:0R.JC6DO
犯人「…外で食べない時は?」

女の子「お兄様が作ってくださいます」

犯人「…兄は料理得意?」

女の子「えぇ、とっても美味しいです」

犯人「…そう」

女の子「もうぷろれべるですよー」

犯人「…あなたが自慢しても」

女の子「ですよね…ごめんなさい…」

犯人「…頑張って」

女の子「努力します…」
996 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:37:28.27 ID:0R.JC6DO
女の子「毎日ここで食べるのですか?」

犯人「…気分次第で外でも食べる」

女の子「そうですか」

犯人「…今日は目的もあったからここ」

女の子「目的?」

犯人「…うん」

女の子「目的とは?」

犯人「…あなたと話がしたくて」

女の子「!!」
997 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:40:09.79 ID:0R.JC6DO
女の子(どうでもいいと言ってましたが…)

女の子(思いの外好感なのでしょうか!!)

女の子(嬉しいですっ)

女の子「わ、私にお話ですか?」

犯人「…そう」

女の子「何のお話でしょうか?」

犯人「…誰の差し金?」

女の子「…え?」
998 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:42:13.19 ID:0R.JC6DO
女の子「言っている意味が…」

犯人「…わかるでしょ?」

女の子「うっ…」

犯人「…誰の命令でここへ来たの?」

女の子「そ、それは…」

犯人「…ほとんどわかっているけど」

女の子「え?」

犯人「…こんなふざけた事するのは一人か二人」

女の子「ふざけたって…?」
999 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:44:36.39 ID:0R.JC6DO
女の子(な、何故?)

女の子(怪しまれるような行動をした覚えは無いのですが…)

女の子(どうやって…?)

女の子「どうして…?」

犯人「…あなたのその名前」

女の子「え?」

犯人「…テスラ・ローリー」

女の子「は、はい」

テスラ「…それは、私の名前だから」

女の子「!?」
1000 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/03/25(木) 08:47:04.64 ID:0R.JC6DO
1000…カ…

見てくださった方はありがとうございました

最後の展開…書いてる奴は超展開が大好物です言い訳終了

…申し訳無いです

それではまたどこかで…

次回作に御期待くださいです…ありがとうございました
1001 :1001Over 1000 Thread
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