VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/11(日) 02:40:19.34 ID:uKDJzlo0<>打ち止め「うそ、嫌…!死なないで一方通行!」
一方通行「……」
視界が霞む。
直に自分は死ぬ。
一方通行はそう確信した。
打ち止め「嫌だよぉ!せっかく、せっかく戦争が終わったのに…!アナタの能力だって取り戻したのに!また…また、二人でお出かけできると思ったのに!」
泣き叫ぶ少女。
泣くなと、言いたかった。
だがもう声を出す気力すら残ってなかった。
口を開いて、一言喋ったら終わりだ。
だからせめて、一方通行はその手で彼女の頭を撫でる。
打ち止め「一方通行…、お願い、諦めないで!もうすぐ救急車が来るから…!だから、それまで頑張って!」
無理だ。
でも、いい。
俺ァ、この手で守りきれたんだ。
もう、打ち止めを狙うやつは現れない。
世界に平和が戻ったんだ。
あのヒーローですら死んだ、多くの仲間が死んだ。
そんな中で、俺ァ大切なモノを守りきったんだ。
もう、思い残すことはねェよ。
打ち止め「ア、一方通行ー!!いや、うそ、だめっ!死んじゃダメ!」
一方通行は、笑った。
笑って、安らかに死んだ。<>一方通行「死んだ世界戦線だァ?」ゆり「ようこそ」
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/11(日) 02:52:37.36 ID:uKDJzlo0<>ゆり「目が覚めた?」
一方通行「ッ!?」
ゆり「ようこそ、死後の世界へ」
一方通行「あン?誰だてめェ?」
夜の学校。
一方通行はその校庭に寝転がっていた。
ゆり「あたしはゆり。あなたは?」
一方通行「…俺に名前はねェよ…ここァどこだ?」
ゆり「死後の世界よ」
一方通行「ハァ?何言ってンだお前?」
ゆり「あなた、死んだのよ。記憶はあるみたいだけど?」
起き上がり、思い出す。
そうだ、俺ァ死んだンだ。
ちゃんと、打ち止めの前で死んで、それで、
一方通行「ハッ!でェ?ここが死後の世界だってかァ?くっははは!どゥいう冗談だよ神様よォ!」
ゆり「…理解はできた?」
一方通行「あァ、いいぜェ。あれで実は生きててこれは夢の中なンてバカな事ァ考えねェよ。俺は死んだ、で、ここはさしずめ地獄かァ?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/11(日) 03:02:50.64 ID:uKDJzlo0<>ゆり「地獄と思おうと、天国と思おうと勝手にしていいわよ」
一方通行「そォかい。なら俺が来たから地獄だなァここは」
ゆり「……」
一方通行「死後の世界だというのはわかった。てめェも死んだンだな?」
ゆり「ええ、そうよ。理解が早くて助かるわ」
そこで一方通行はゆりが構えているモノに気付く。
一方通行「ンなもんがこの世界にはあンのか。つか、構え方なってねェなァ、もっと肩を引き締めろォ」
ゆり「…普通は銃に驚くものなんだけど」
一方通行「俺ァそういう世界で生きてきたンだよ」
ゆり「……」
ゆりの表情が強張った。
そこにあるのは、恐怖とわずかな怒りと憎しみと警戒。
だが、ゆりの過去など知らない一方通行からしてみれば、ごく普通の一般人の反応にしか見えなかった。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 03:13:04.53 ID:uKDJzlo0<>ゆり「(この人からは何か、危ない感じがする…)」
一方通行「びびってンじゃねェよ」
ビクッ、と一方通行の声にゆりが震えた。
ゆり「え、ええ。大丈夫よ」
一方通行「…そォかい」
ゆり「とりあえず、手短に説明するわね」
そして、ゆりは説明した。
死なないこと。
死んだ世界戦線のこと。
神への復讐のこと。
天使のこと。
NPCのこと。
武器やギルドのこと。
説明し慣れているのか、スムーズに説明がなされる。
それらを聞き終え、一方通行は完全に理解した。
一方通行「しっかしまァツッコミどころがあるなァ」
ゆり「答えられる限り答えるわよ?」
じゃあまず、と一つ目を聞く。
一方通行「死んだ世界戦線だァ?」
対し、ゆりはええ、と頷く。
ゆり「ようこそ」
ゆり「死んだ世界戦線へ」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 03:39:22.57 ID:fAA8EUSO<>一方通行じゃ卒業まで持って行けそうにないな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 03:44:53.10 ID:kibRhgAO<>支援
てか一方通行は未練無く死んだっぽいけど…?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 03:46:37.08 ID:FnsCYgDO<>ロリコンなめンな。幼女いないンなら、さっさと出ていきますゥ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 04:02:13.62 ID:uxOPcJQ0<>>>1に期待!!おもしろそうだ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/11(日) 04:33:11.46 ID:9Jedjcc0<>>>1
期待なンだぜェ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 04:48:13.60 ID:uKDJzlo0<>一方通行「神に挑む為と、消えないようにするのが目的だったな。あァ、あと天使だっけか?」
ゆり「そうよ。さっきも説明したけど、今天使を迎え撃つところよ。トルネードを起こす邪魔をされないようにね」
一方通行「天使ってなァ、どれだ?ミカエルか?それともガブリエルかァ?いや、三大、四大天使以外の天使か?…つかソイツの術式はなンだ?属性は青か?」
ゆり「え、ええと、その、たぶんあなたが考えているようなものではないわ。NPCと同じ格好、同じ生活をする生徒会長の女生徒よ」
一方通行「そうか。だが見た目は人間なンて天使も心当たりがあるンだよなァ…あれは属性は青で水を司るーー」
ゆり「ちょ、ちょっと待って。あなたが何を言っているのかわからないんだけど」
一方通行「オマエ、魔術を知らないのか?」
ゆり「はぁ?魔術?」
一方通行「知らねェならいい」
ゆり「……」
一方通行「全く信じねェわけじゃないようだな。ま、それもそうかァ。こんな世界があれば魔術があってもおかしくないしなァ」
ゆり「ええ、まあ」
一方通行「だが神に挑むねェ…」
バカらしい、と一方通行は心の中で吐き捨てた。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 05:07:25.93 ID:uKDJzlo0<>ゆり「あなたもここに来たってことは、悲惨な人生だったのよね?神に抗いたいとは思わない?」
一方通行「思わねェな」
そうだ。
俺ァ満足して死んだンだ。
もう何も思い残すことなンざねェ。
俺ァ自称神野郎や、なんたら神だのを倒してきた。
だが、ここで言う神ってのがそゥいう神ではないって事ァ理解できてる。
運命、ゼウス・エクス・マキナか。
それに対する憎しみなンてない。
むしろ昔の俺からじゃァ考えられねェが、打ち止めを守りきれたことに感謝してやってもイイくらいだ。
神に祈るなンざ、インデックスのやつを思い出しちまうがな。
ゆり「うそっ、ないの!?神に抗いたいとか思わないわけ!?」
一方通行「アァ、ねェな」
ゆり「そんな人がここに来るなんて…」
ゆり「ッ!?現れたわ、天使よ!」
ゆりはすぐさま通信機にそう伝えると銃を構える。
一方通行「あン?あれが天使か?」
ゆり「ええ、あなた戦えるみたいだけど今日は様子見てて」
日向「援護に来たぜゆりっぺ!…うおっ、白い髪、こいつも天使か!?」
一方通行「……ナニ気持ち悪ィこと言ってンだよてめェ」
日向「なっ、違えよ!口説き文句で天使って言ったんじゃねえよ!」
ゆり「彼は日向君、私の仲間よ。で、えっと日向君、こっちは…」
一方通行「名前はねェな。あえて呼ぶならアクセラレータと呼べ」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 05:17:29.28 ID:uKDJzlo0<>一方通行は手のひらを開く。
日向「なんだ?握手か?恥ずかしいなおい」
一方通行「黙れゲイ野郎」
日向「ちげえよ!」
演算を開始する。
わずかながらも風がそこにあつまり小さな渦を発生させる。
風はある、か。能力も健在。
日向「うおっ、なんだそれ?」
ゆり「えっ、天使みたいな力を使えるの!?」
一方通行「学園都市って言やわかンだろ?」
納得するも驚く二人を置いて、一方通行は天使と呼ばれる少女に向かう。
ゆり「あっ、ちょっと!」
一方通行「おいオマエ」
奏「なに?」
一方通行「アイツらに天使とか呼ばれてっけど?天使なのかァ?」
奏「あたしは天使なんかじゃないわ」
一方通行「そォか。オマエも死んでここに来たのか?」
奏「…」コクリ
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 05:26:27.52 ID:FnsCYgDO<>あ、聞いちゃうんだ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 05:27:09.84 ID:0ZAW9hIo<>>>6
音無と同じでバグで来たんだろ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 05:42:51.68 ID:uKDJzlo0<>一方通行「オマエはなンなンだ?」
奏「生徒会長よ」
一方通行「そォいやなンで学校なンだかなァ、しかも俺まで制服来てらァ」
奏「みんなろくに学生時代を謳歌できなかった人だから」
一方通行「ここに来る連中がか?」
奏「…」コクリ
一方通行「そォか。で?アイツらに銃で狙われてっけどオマエら何で敵対してンだ?」
奏「彼らが校則を破って好き勝手やってるから…」
一方通行「それを止めンのか?」
奏「あたしは生徒会長だから」
一方通行「なるほどねェ」
突然、一方通行のほうを向く天使の目が細まった。
奏「危ない、どいて」
一方通行「必要ねェよ」
大きな金属音が、一方通行の背中からした。
野田「ぐあぁっ!」
振り替えると一人の少年の腕をハルバートが切り落とし、地面に突き刺さっていた。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 05:58:57.34 ID:uKDJzlo0<>一方通行「はっはァ!確か腕が弾け飛ぼうが、時間が経てば回復するんだっなァ?」
一方通行はニタニタ笑いながら、少年に向かう。
野田「ぐっ…!何が起こったんだ」
椎名「野田、退却しろ!」
一方通行「あン?」
一人の女が爆弾を投げた。
反射しようか、と一方通行は一瞬考えた。
だが、爆弾は一方通行に触れる前に爆発した。
爆発は一方通行を中心に起こったが、その爆風で天使は目を瞑り後退る。
一方通行「ざァンねんでしたァ」
椎名野田「!?」
ゆり「みんな!彼とは敵対しないで!今のうちに回して!」
日向「今のうちに食券取って走れ!」
学園の建物からモーター音とともに風が吹く。
同時に、大量の食券が宙を舞い、雪のように落ちてくる。
一方通行「あれがトルネードってやかァ」
ゆり「一方通行君も、早く来て!」
一方通行「この腕千切れてるやつはァ?」
ゆり「ほっとけばいいわ、時間が経てば戻るから!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 10:12:07.92 ID:UtYCXYDO<>読んでるぞー
支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/11(日) 10:16:31.19 ID:y88LyxA0<>わくわくが止まらない
支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 10:37:41.71 ID:LrgZVp60<>こういうのを待ってた<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 12:18:49.95 ID:uKDJzlo0<>日向「一方通行ー、しょうゆ取って」
一方通行「ン」
日向「サンキュー」
大山「あ、一方通行君。サラダにマヨネーズ使う?」
一方通行「ン、もらう」
岩沢「マヨネーズ次貸して?」
一方通行「ン、ほらよ」
ゆり「…あなたって顔つきとは裏腹に優しかったりする?」
一方通行「ハァ?なァに言ってンだオマエ。俺にビビってた癖によォ」
一方通行はニヤニヤと笑う。
それにゆりは少しだけ顔を赤くする。
ゆり「わ、悪かったわね。いいじゃない、あたしだって女の子なんだから…」
一方通行「フゥン?へェ?」
ゆり「もうっ、ニヤニヤしないでよっ!」
日向「うおっ、ゆりっぺが顔赤くしてる!珍しい!」
ゆり「うっさい!」
一方通行「ところでゆり」
日向「(あ、呼び捨てだ)」
大山「(おお、呼び捨てだぁ)」
岩沢「(なんとも男らしい)」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 12:35:49.57 ID:uKDJzlo0<>ゆり「なに?」
一方通行「朝食と昼食もまたトルネードすンのか?」
ゆり「さすがにしないわよ。お昼はその日その日で変わるわ。食糧確保できてれば、それを使って調理したりね。朝食ぐらいは普通に買っても消えるファクターにはならないから、大丈夫よ」
一方通行「この世界の金は?」
ゆり「全寮制だからね、奨学金が支給されるわ。後で一緒に行ってあげる。それまではこれで足りるかしら?」
そう言ってゆりが一方通行に五千円札を渡す。
ゆり「売店や自動販売機もあるから」
一方通行「おォ、悪いな」
ゆり「男子寮の方には日向君、案内してあげて」
日向「おう。俺は大山と一緒だが、お前は一人になりそうだな」
一方通行「そいつァ良かった。気ィ遣わねェで済む」
日向「お、男らしい。なんだよ人恋しいとか言ってゆりっぺに抱き付いた俺が馬鹿みたいじゃねえか」
ゆり「ッ!?」
一方通行「なンだ、オマエらそんな仲か」
ゆり「ち、違うわよっ!こいつが抱きつこうとしただけ!あたしは気持ち悪いから避けたわっ」
日向「誰が気持ち悪いだ!」
ゆり「あんたよ!いつもナヨナヨして!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 13:41:25.01 ID:HvpMgADO<>支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/11(日) 13:50:44.80 ID:BR4FNIg0<>しえん<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 13:54:54.64 ID:ZABEsYAO<>制服の一方通行だと……
支援!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 14:36:57.61 ID:uKDJzlo0<>一方通行「それでェ?学生生活をしてれば俺ァ消えられンのか?」
ゆり「!?」
SSS「!?」
ゆり「ちょっと待って!本当に消えちゃっていいの!?」
一方通行「アァ、初めから言ってンだろ。俺は未練も何もねェンだよ」
ゆり「…そう。でも気持ちが変わったらいつでも言ってね」
日向「いつでも来ていいぜ」
一方通行「ああ、ありがとよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガコン、ガコンと立て続けに音が鳴る。
一方通行はとりあえず手に持てる分だけ、ブラックコーヒーを買う。
自動販売機は夜でも光を発していて、一方通行の白い肌を浮かび上がらせる。
岩沢「随分買うんだね」
一方通行「あン?オマエか」
岩沢「ブラック好きなの?」
一方通行「まァな。これがねェとダメだわ」
岩沢「ふぅん。keyコーヒーなんかもオススメだよ」
一方通行「気ィ向いたらな」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 15:11:27.19 ID:HvpMgADO<>この話の一方さんは全盛期の頃の一方さんだよね?
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 15:30:43.63 ID:uKDJzlo0<>ガコン。
岩沢はミネラルウォーターを買い、仰ぐ。
一方通行「バンドの練習してたのか?」
岩沢「そうだよ。聞こえてたかい?」
一方通行「まァな」
岩沢「そう…」
一方通行「オマエは、どォして神に抗いたいンだ?」
岩沢「あんたは満足して死んだんだね?」
一方通行「あァ、そうだ」
岩沢「どんな風なんだろうな…人生に満足して死ぬって…あたしには想像もつかない」
一方通行「……」
岩沢「きっと、欲しい物手に入れて、幸せに生きて、それで安らかに死んだんだろうな……いや、ごめん。勝手に決めつけて」
一方通行「…オマエは、どんな風に死ねれば満足だったンだ?」
岩沢「え…」
一方通行「理不尽に死んだことが許せねェンだろ?だったら、どんなものを手に入れていれば満足だったンだ?」
岩沢「あたしは……」
岩沢「…………」
一方通行「…お節介だったな」
一方通行は岩沢に背を向け、歩き出す。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 15:35:33.06 ID:1wOKfRYo<>面白そう支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 15:50:00.69 ID:9Jedjcc0<>C<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 15:53:47.78 ID:Busf/O20<>垣根に期待支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 15:56:18.43 ID:uKDJzlo0<>岩沢「あっ、今度演奏聞きに来てよ」
一方通行「気ィ向いたらな」
パァン!
一方通行「あ?」
校庭から銃声が鳴った。
岩沢「こんな時間に…?」
校庭を見下ろすと三つの人影が見えた。
この学校でも、SSSの制服でもない制服。
三人とも仮面で顔を隠している。
男が一人に女が二人。
一人の女は拳銃を空に向けている。
戦線布告のつもりだろうか。
一方通行「誰だァ?あいつら」
岩沢「知らない。他の学校の人だなNPCじゃないようだけど」
それだけ分かれば十分だ。
一方通行は窓を開け放つと、軽々と飛び降りた。
岩沢「っ!?」
グラウンドがえぐれ、土煙が立ち上がる。
仮面女「この学校の生徒だな?」
仮面の女は土煙の中に佇む一方通行に声をかけた。
一方通行「アァ、そうだ」
仮面男「えっ!?その声一方通行か!?」
一方通行は、その声の主を知っている。
こんな世界があるなら、絶対に来ているであろう人物を。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 16:03:48.77 ID:t4GlddY0<>わくてかが止まらない<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 16:09:38.65 ID:uKDJzlo0<>一方通行「上条だな?」
仮面男「ああ、そうだよ」
一方通行「……」
上条「……」
仮面女「えっ?上条君知り合いなの?」
上条「ああ、そうだよさーー」
仮面女「うわぁぁっー!あたしの名前バラすなああ!」
上条「あ、悪い」
仮面女2「全く、上条は超情けないですね」
ゆり「一方通行君!大丈夫!?」
ゆりが走ってやってきた。
後ろから、日向、野田、椎名、藤巻、とSSSメンバーがついて来る。
岩沢が連絡したようだ。
野田「何だあ!貴様らは!」
日向「おいおい、どこの誰だよこいつら」
藤巻「はっ!あの拳銃からして、NPCじゃないようだぜ」
仮面女「……」
総勢二十人ほどのSSSメンバーが集まっていた。
仮面の三人はそれらを前にして、全く動揺しない。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 16:21:35.15 ID:HvpMgADO<>女1誰だ?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 16:26:57.98 ID:LrgZVp60<>この口調と沙ときたらあの子か<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 16:39:04.65 ID:NiwKDPMo<>仮面女2は超簡単に誰だか分かったけど、仮面女1は誰だっけ。さ、さ……?
しかし、一方通行だけじゃなくて上条とかまでいるのかよ。
ならば10031人のミサカシスターズとかフレンダとかも期待して良いのか? 夢が広がるな。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 16:41:28.65 ID:oVCF2nM0<>佐天さんか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 16:43:21.01 ID:HvpMgADO<>佐天、サーシャ…
つか上条さんいたら触っただけで昇天しちゃうな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 16:44:05.16 ID:XBjgQlY0<>みんな死んだのか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 16:45:31.00 ID:uKDJzlo0<>仮面女「二十人、か。大した脅威じゃないわね」
仮面女2「そうですね。死なない世界だけに、私たちからすれば超雑魚ゾンビです。…そういえばバイオハザード6が観たかったです」
上条「おいコラ、俺は結構ピンチなんですけど?…あとバイオハザードは諦めろ」
仮面女2「その右手が超あるじゃないですか」
上条「それ以外に当たったら終わりだからね!?」
SSS「……」
ゆり「随分と余裕のようね?」
藤巻「俺たちが雑魚とは言ってくれるじゃねえか!」
野田「ゆりっぺを侮辱するとは万死に値する!」
椎名「むっ、強者の気力が見える」
仮面女「さてと、上条君、この状態をどう見る?」
上条「はぁ…ったく、一方通行はかなり強いぞ。あと、そこの忍者女も中々…」
上条は仮面の奥の瞳で、全員を見回し、言った。
上条「後は脅威にならないな」
仮面女が満足気に頷いた。
仮面女「それじゃっ、ゲームスタート!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 16:50:46.09 ID:kibRhgAO<>とりあえず佐天さんではないよな
誰だ?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 16:51:25.40 ID:kOqMTEI0<>さ、さ…だめだ、キルポイントさんしかでてこない。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 17:00:39.10 ID:HvpMgADO<>待ておまえら。さは関係ないかもしれんぞ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 17:03:50.38 ID:LrgZVp60<>わかってない奴って流石にネタなんだよな?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 17:05:12.50 ID:VJWSP7Eo<>わかったら昇天しちゃうじゃないか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 17:09:20.19 ID:uKDJzlo0<>上条「ま、待てって!まずは話し合おうぜ!何もいきなり戦う必要ねえだろ!?」
仮面女「何言ってんのよ。向こうなんか明らかに武器構えてやる気満々じゃない」
上条「お前が威嚇したせいだろうが……ったく、なあ一方通行?」
一方通行「上条……俺がここにいる理由を聞かないのか?」
上条「…悪い、まだ少し決心が付かないから」
一方通行「そォか」
ブオン、と風を斬る音がした。
野田の投げたハルバートが上条に飛びかかる。
上条「邪魔だ」
上条が右手で裏拳気味にハルバートを殴りつける。
パキン!と音を立ててハルバートが砕け散った。
上条「ったく、会話の最中にんなモン投げんなよ」
SSS「!?」
砕け散ったハルバートは、土となってサラサラと地面に落ちた。
カチャ!
ゆり含むSSSメンバーが銃を構え、安全装置を外した。
仮面女2「上条は超下がっててください。ここは私の番です。ほーらほら、雑魚ゾンビ共、かかって来なさい!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/11(日) 17:15:07.35 ID:FN1yKiQ0<>いいね、いいね、最高にいいねェ!!
支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 17:22:58.58 ID:kibRhgAO<>ガチで仮面1が誰か分からん<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 17:24:27.99 ID:lWCvelMo<>え?某きょげーなスパイじゃないの?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 17:32:31.04 ID:uKDJzlo0<>銃声が立て続けに鳴った。
地響きのように、耳をつんざく音が夜の校庭に響く。
仮面女2「…この程度で、私の窒素装甲は破れませんよ」
SSS「ッ!?」
一方通行「窒素装甲、ねェ。確かてめェの名は絹旗最愛だっけか?」
仮面女2「ええ、超その通りですよ一方通行」
絹旗「さて、私たち二人は学園都市の者なので面が割れてしまいましたが…どうします?リーダー」
仮面女「彼の能力は?」
絹旗「私の能力の超強い版です。攻撃は全て跳ね返り、指で触れられたら一撃で殺されます」
仮面女「…何よそのチートキャラ!時風以上じゃない!」
一方通行「あン?時風だァ?」
仮面女「しまったあぁぁー!」
一方通行「そォいやオマエらの仮面ってあの漫画の…」
仮面女「ギャー!黙って!…上条君、ほらその右手で頭ぶん殴って来て!」
上条「落ち着けって!…はぁ、絹旗、今日は引き下がろうぜ」
絹旗「そのほうがいいみたいですね、まあ私は一方通行以外には超負ける気がしませんけど」
上条「俺には?」
絹旗「私をこてんぱんにした記憶がもうないのですか?超乏しい記憶力ですね」
上条「へいへい…じゃあな一方通行!また来る!」
ゆり「ちょ、待ちなさい!」
上条と仮面女が後ろに走り出す。
SSSメンバーが動こうした瞬間、絹旗が地面を叩いた。
轟音と共に地割れが起き、足場が崩れる。
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 17:35:45.48 ID:q73ABcAO<>oh…
予想外デース…<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 17:38:40.26 ID:HvpMgADO<>わかるかそんなもんw<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 17:39:29.99 ID:q73ABcAO<>ところでさ
俺今まさに風音さまの声聞いてるんだけど
ラジオで<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/11(日) 17:54:23.31 ID:uKDJzlo0<>一方通行「……」
変わらず佇む一方通行。
SSSメンバーの多くがその場に転ぶ。
動けたのは、四人。
ゆりは素早く崩れる地面から地面へと飛び移り、絹旗に向かう。
その手にはナイフ。
椎名は地割れの場にはいなかった。
とっくに絹旗の背後を取っていた。
クナイを絹旗の首に突き刺す。
だが、見えない壁によりクナイが砕ける。
振り向いた絹旗の顔面に野田の拳がぶつかる。
拳からは血が飛び散り、絹旗は涼しい顔でやって来た藤巻の長ドスを掴む。
長ドスはしばらく、ギチギチと音を立て、砕け散る。
ゆりがナイフを投げる。
絹旗はそれを砕く。
ゆり「ゼロ距離ならどうよっ!」
絹旗「っ!」
跳び上がったゆりが、絹旗の頭上からコンバットナイフを構える。
絹旗「くっ」
それを半歩下がって避ける。
パキン!
と遠くで立て続けに幻想殺しの音がした。
振り向くと、椎名が上条たちに向かって爆弾やクナイを投げ続けていた。
絹旗「っ、ッッ!いい加減にーー」
こめかみがピクリと動く。
一方通行「(あれが、俺の思考トレースの…)」
絹旗「いい加減に、しろーー!!」
絹旗を中心に大爆発が起きた。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 18:50:42.21 ID:Ek.TYYDO<>アステカが止まらない。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/11(日) 20:19:50.10 ID:yKCgLMSO<>続きマダー?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/11(日) 20:52:49.93 ID:YlPAVh20<>鍵厨の俺観客!
支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/11(日) 22:17:08.76 ID:haux.W.0<>支援<>
pasuta ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/11(日) 23:13:48.13 ID:uKDJzlo0<>トリ付け<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/12(月) 00:16:39.27 ID:Zg7xmcwo<>支援<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/12(月) 03:14:58.39 ID:B3WR9Ik0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方通行「よォ」
ゆり「っ!」
一方通行「目ェ覚めたか。ホントに死ンでも元通りになるンだな」
ゆり「ここは…保健室」
一方通行「オマエの仲間が運ンだンだよ」
ゆりが周りを見回す。
野田や椎名といったSSSメンバーが他のベッドで寝ていた。
ゆり「そう…ありがとう、情けないリーダーね」
一方通行「あ、おい起き上がンなよ」
ゆり「え?平気よもう……っ!?きゃっ!」
布団を取って起き上がったゆりは、下着姿だった。
制服はベッドの脇に、破れたところを綺麗に縫ったものが置かれている。
一方通行「ったく。だァから言ったンだよ」
ゆり「うぅ…へ、変なことしてないでしょうねっ!?」
一方通行「ああン?」
ゆり「ゴメンナサイ、ナンデモナイデス」
一方通行の眼光に、ゆりがビクつく。
一方通行「…ンなガキくせえことしてねえから、安心しろ」
ゆり「うん…わかった…」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/12(月) 09:29:35.02 ID:BdNITAoo<>まだ仮面わからない人にヒント
リトルバスターズ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/12(月) 09:29:46.29 ID:eaItEgMo<>寝落ちか?
乙!応援してるぜ!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/12(月) 09:34:05.91 ID:QzEDp4Uo<>>>62
ぶりぶりか、把握<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/12(月) 12:18:58.81 ID:B3WR9Ik0<>翌日
日向「おっす!」
一方通行「…ン」
日向「もう昼だぞ?随分と長く寝るんだな、ハハ」
寝起きの頭を回転させる。
一方通行「…なンでてめェが俺の部屋に居ンだよ」
日向「そりゃ起きて来ねえからだろ?」
一方通行「鍵かけたはずなンだがなァ」
日向「全ての鍵は、こいつで開けられるんだよ。オペレーションの時にも役立つしな」
そう言って二本の棒を見せる。
一方通行「(何なンだよコイツ…気持ち悪ィなァ)」
一方通行「…そォかい」
日向「それで?これからどうすんだ?」
一方通行「どォって…とりあえずメシだなァ」
日向「んじゃ、付き合うぜ」
一方通行「ン」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/12(月) 17:21:21.19 ID:5UphP6AO<>妙に声が似ている二人が対峙する…!
似てるってレベルじゃねーぞ<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/12(月) 22:15:29.35 ID:B3WR9Ik0<>廊下
ユイ「うおっ、と!」
一方通行「あン?」
ユイ「わわっ、すみません!お勤めご苦労様です!」ビクッ
一方通行「…俺ァ豚箱から出て来たわけじゃねェよ」
ユイ「は、はい!そうですね、先輩!」
一方通行「にしても変な格好したやつだなァ。SSSメンバーらしいが、その尻尾は本物かァ?」
ユイ「一応、アクセサリーです…先輩はまだSSSの制服貰わないのですか?」
一方通行「俺ァ入るつもりねェからなァ」
ユイ「そうなんですか。かなり強いと伺っていたので残念です。…あ、今入るとなんと!可愛い女の子の路上ライブにご招待しますよ!」
一方通行「誰だ、その女ってのはァ」
ユイ「あたしです!」
ユイ「ぎゃふっ!」ゴンッ
一方通行「これでちったァアホが治ったか」スタスタ
ユイ「うぅ…痛いです…日向先輩のヘッドロックの五倍は痛いです…いや、あれも痛いですけど…」
一方通行は、座り込んでブツブツ呟くユイを置いて行く。
日向「お?何やってんだユイ、座り込んでパンツ見えてぐぁっ!」ゴキッ
ユイ「うっさいわぁ!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/12(月) 23:52:04.29 ID:1RsOEkAO<>ユイってパンツ穿いてたのか
ちょっと意外だ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/13(火) 00:03:40.48 ID:1j.FEcDO<>むしろ、何故はいてないキャラだと思ったんだよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/13(火) 00:05:50.49 ID:JMzhL6Mo<>とんでもねぇ痴女だな
身体拭いてもらうシーンに何度お世話になったことか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/14(水) 14:46:26.49 ID:5noJ7kk0<>とある と なんの話ですか?
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/14(水) 14:52:09.32 ID:IMVOrs.o<>http://www.onsen.ag/program/ab/
ググってきたがたぶnこれじゃにいか?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/14(水) 18:00:28.82 ID:DPQPg2AO<>そ れ は ラ ジ オ だ<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/14(水) 20:02:22.57 ID:erJo5RU0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
上条「御坂美琴を知らないか?」
上条は、何度も何度も尋ねた。
上条「茶色い短髪でさ、スカートの下に短パンを履いているんだ」
死後の世界で、悪魔の証明のように。
どうか、この世界に来てませんようにと、願いながら。
どうか、生きていてくれてますように、と上条は毎日尋ね続ける。
上条「(俺は…美琴を守り切れなかった)」
戦争が終わった。
そう思った上条は、殺さずに倒した敵に背中を刺され、死んだ。
上条の隣には美琴がいた。
上条「あいつは…生き延びられたのだろうか…」
あれからどうなったのかは、分からない。
だが、それでも一方通行ですら死んでしまったのだ。
上条「美琴…俺、返事してなかったよな」
思い返す。
美琴『アンタのことが…!好きなの!』
顔を真っ赤にして、体を震わせて告白してきた美琴。
上条は結局、その返事をすることができなかった。
自然と、上条の瞳が鋭くなる。
上条「美琴…俺もお前のこと、好きだったんだぜ…?」
そして、拳を強く握り締めた。
ヒーローと呼ばれた顔を、彼はもうしていなかった。<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/14(水) 20:22:11.28 ID:erJo5RU0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方通行「すンませン」ガラッ
教師「なんだね?」
一方通行「俺のクラスってェどこですかァ?」
教師「ん……ああはい、君のクラスはねーー」
一方通行「(今、一瞬ロボットみたいに停止したなァ…これがNPCの特徴か)」
一方通行「ありがとございましたァー」ガラッ
一方通行「あのクラスか。オ?ちょォど授業が始まるところかァ」ガラッ
教師「で、あるからして〜この公式を〜」
一方通行「ふぁぁ…ン?あの席の女は天使、じゃなくてェ生徒会長だったかァ」
キンコーンカーンコーン
教師「ではここまで」
NPC生徒「ふあ、やっと終わったぁ」ガヤガヤ
一方通行「ン…だりィ…コーヒー買おう…」ガタン、スタスタ
ガコン
一方通行「ぷはァ…眠みィな…残りの授業は寝て過ごすかァ」
一方通行「なァんか段々ダルくなってきたなァ。これが授業に出て消えるってことなンかなァ…寝みィ」スタスタ<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/15(木) 00:30:26.46 ID:mlGoHWg0<>岩沢「無限に生きたい〜♪無限に生きられたら〜♪全て叶う〜♪」ジャンジャン
一方通行「……」
岩沢「歩いて来た道振り返ると〜♪嫌なことばかりでうんざりだねえ〜♪」ジャンジャン
一方通行「……」
岩沢「触れる物を輝かせていく〜♪そんな道を生きて見たかったよ〜♪」ジャンジャン
ジャジャジャーン
岩沢「ふぅ…ん?」
一方通行「よォ」
岩沢「聴いてたのかい?」
一方通行「まァな。意外と歌唱力あンだな」
岩沢「それは褒めてるのか?」
一方通行「一応ォ」
岩沢「そっか、ありがと」
岩沢「…なぁ、少し歩かないか?どうせ暇してるんだろ?」
一方通行「ご明察」
ーー校庭の花壇ーー
一方通行「花はずっと咲いてるもンなのか?」
岩沢「いや違うよ、一応この世界にも四季はあるらしい」
一方通行「ふゥん」
岩沢「……」
岩沢「昨日……あれから考えてみたんだ、あたしは何が欲しいのか、どうしたいのか、をさ」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/15(木) 00:34:11.98 ID:9ZPl3QDO<>最終回ベッドシーン、セリフからなんからまんま沙耶だったよな
どうすんだコレ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/15(木) 01:20:09.73 ID:S7EYFRQ0<>>「なァんか段々ダルくなってきたなァ。これが授業に出て消えるってことなンかなァ…寝みィ」
そりゃ眠くなりますよね。学園都市最高の優等生に授業してもなあ……<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/15(木) 01:50:34.24 ID:mlGoHWg0<>岩沢「少し…長話になるけど」
一方通行「生憎と時間だけはたっぷりあンだよなァ」
岩沢「そうだね…」
岩沢「あたしは、歌手になりたかった」
岩沢「そう思ったきっかけは、一つの曲と出会ったことだった」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
岩沢「そうして、あたしは死んだ」
一方通行「……」
岩沢「夢を叶えることも、歌うこともできなくなって…」
一方通行「それで、神に抗おうと思ったのかァ?」
岩沢「この世界では、何だってできる。現実みたいに終わりはないし、歌だって歌える。いつまでも夢を追いかけられる」
一方通行「……」
岩沢「そう、思ってた」
岩沢「でも、違うんだね。あんたと話して、それから考えてたら気付いてしまった」
岩沢「この世界がこんなにも何でも思い通りになるのは、理不尽な人生だった人にせめて楽しい学園生活を送らせてあげるためだったんだって。自己満足をさせてくれる世界でしかないんだって」
岩沢「あたしは、結局は歌い続けたいだけだった。夢を叶えたいだけ…でももう夢は叶わない…」
一方通行「生きているからこそ、夢は叶う。人生や命に限りがあるからこそ、夢を人は追いかけるンだよなァ」
岩沢「そうだね…こんな世界であたしがやってることは、神への反逆なんかじゃなかった。ただ、現実を認めたくなくて、駄々をこねてただけなんだね」
岩沢「あたしは、それに気付いてしまった」
岩沢「でもさ…じゃあどうしたらいいの?あたしは…これからどうするべきなの…?」<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/15(木) 02:12:28.49 ID:mlGoHWg0<>一方通行「ンなもン俺にわかるかよ。第一、そこで俺が出した結論に納得できンのかァ?」
岩沢「でき、ないね…」
一方通行「歌いたかったンだろ?歌い続けたかったンだろォ?なら今までどォだった?結局は、どこで自分を納得させられるかなンだよ」
岩沢「あたしは…」
岩沢「歌い、たかった……」
岩沢「多くの人に、あたしが元気付けられたように……」
岩沢「あたしの歌を、聴かせたかった……」
岩沢「そうして生きて……」
岩沢「生き続けて、あたしは…」
岩沢「ああ……そっか」
右手で顔を押さえる。
自然と、指の間を涙が流れ落ちた。
岩沢「あたしはもう、満足してたんだ…」
岩沢「これがあたしの人生だったんだ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
岩沢「最後に一曲、聴いてもらえるかい?」
一方通行「オマエのラストソングを独占できるたァ観客冥利に尽きるねェ」
一方通行「…聴かせてくれよ、岩沢ァ。オマエの人生の全てを」
岩沢「…ああ…あぁ…」
岩沢「ごめん…涙が止まらなくて…」
岩沢「嬉しくて…!あたし…」
岩沢「…………すぅ…はぁ」
岩沢「聴いてください。My Song」
岩沢は歌った。
泣きながら、微笑みながら、歌った。
そうして、無事、この世界から卒業した。<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/15(木) 02:19:18.93 ID:mlGoHWg0<>
ガコン
一方通行「ぷはァ」
一方通行「あァ、甘ェなァ…」
一方通行「よォ岩沢ァ…俺にはkeyコーヒー、甘すぎるぜェ」
一方通行「…………」ゴクゴク
ピッ、ピッ
ガコン
一方通行「……」ゴクゴク
一方通行「ぷはァ…ホント、甘ェなァこのコーヒーは…」
一方通行「俺には合わねェなァ…」
一方通行「でも、しばらくは飲んでやるよ」
一方通行「keyコーヒー」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/15(木) 03:16:16.32 ID:3o8VBRk0<>この番組はご覧のスポンサーの提供でお送り致します
http://beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchULEgxJbWFnZUFuZFRleHQY0PTJAQw.jpg<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/15(木) 05:44:49.04 ID:2YA.z.AO<>どうして一方さんはこんなにカッコ良いんだろうか…
とりあえずkeyコーヒー買ってくる<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/15(木) 14:45:11.12 ID:xYToTQU0<>>>72
ありがと!
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/16(金) 21:41:36.17 ID:COUXS.DO<>ゆとりくさいレスばっかだなぁ・・・
エンジェルビーツのファン層だか、一方通行のファン層だか知らないが<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/16(金) 22:32:37.94 ID:MQM/xeMo<>うるせぇもしもしだな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/16(金) 22:38:14.41 ID:k69d15so<>>>86
厨二病の一種だからほっといてやれ<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/17(土) 00:04:34.21 ID:bW4baQY0<>ゆり「それで、岩沢さんは…」
一方通行「消えた」
ゆり「そう…」
ユイ「っ……」
藤巻「おいゆりっぺ!それで納得すんのか?」
野田「どう見てもコイツが怪しいじゃねえか!…おい貴様、何をした?」ギラッ
一方通行「あァ?なンもしてねーよ」
日向「まぁまぁ!ゆりっぺがああ言ってるんだしさ。岩沢が消えたのは残念だが、事実だろ?」
高松「しかし、これは消える要因として脅威ですね。今後、気を付けなければなりません」
ゆり「安心して。そんな簡単に満足なんかしないから」
一方通行「……」
ゆり「みんなだってそうでしょう?あたし達の神に対する反逆の決意は、そう簡単には揺るがないはず。残酷な運命を受け入れて満足なんて、できないわ」
日向「……」
ユイ「……」
一方通行「そォかい。そンじゃァな」スタスタ
ゆり「またいつでも来ていいからね」
一方通行「ン。悪ィな、トラップぶっ壊しちまって」スタスタ、ガチャ
野田「全くだ!」
ゆり「さてと。新しいボーカルは決まったし、食券の備蓄と昨日の襲撃者について考えましょうか」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/17(土) 00:50:10.02 ID:GdZeWM20<>晒しあげ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 00:54:14.01 ID:7Gl6Lj20<>今日はこれで終わりなのかな
<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/17(土) 01:06:01.91 ID:bW4baQY0<>ゆり「それで?新しい戦線の名前はどうする?」
大山「もうこのままでいいんじゃ…」
松下「今の名前は何だったか?」
高松「確か、死んだ世界戦線ですね」
藤巻「確かにシンプルすぎるな。こう、迫力に欠けるというか」
日向「んじゃあ、死んだけど死ぬ気ないです戦線!ってのはどうだ?」
ゆり「意味わかんないわ、却下」
椎名「…にゃんこ大好きクラブ…」ボソッ
ゆり「き、聞こえない聞こえない…他に意見ないからしらー?誰か」
椎名「……」ショボーン
野田「ならばゆりっぺ!死んでたまるか戦線!はどうだ!?」
ゆり「……とりあえず、それでいっか」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夜ー校庭ー
音無「…はっ」
垣根「お?起きたか?」
音無「ここは…?」
垣根「死後の世界だ」
音無「はぁ?あんた何言って」
垣根「お前、死んだんだよ。覚えてないのか?」
音無「俺が…死んだ?」
垣根「チッ、おいおいマジでわかんねえのか?」
垣根「おい!原子崩し!」
麦野「何よ、うるさいわね」スタスタ<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/17(土) 01:17:14.56 ID:bW4baQY0<>垣根「こいつ死んだことに気付いてねえんだが?」
麦野「あ?あぁ、大丈夫よ。記憶がないパターンでしょ、頭とか打って死ぬとそうなるのよ」
垣根「へぇ」
麦野「ていうか大声出さないでよ。SSSの奴らにバレるじゃない」
垣根「目撃者は殺す…つってもこの世界じゃ意味ないよな」
麦野「とりあえず、あんた名前は?」
音無「…名前…音、無」
麦野「下は?」
音無「わかんねえ…」
麦野「そ。じゃあ私たちに付いて来なさい」グイッ
音無「うわっ…あ、あんた達は何なんだ!?」
垣根「俺たちか?そうだな、強いて言えば女の子を武器で蜂の巣にする連中の敵、だな」ニヤリ
音無「っ…」ゾクッ
垣根「さってと、リーダーんとこに帰るぞ、原子崩し」スタスタ
麦野「私に命令してんじゃないわよ」スタスタ
音無「何なんだよ…一体…」<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/17(土) 01:39:45.65 ID:bW4baQY0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方通行「ふァァ…眠みィ、寝るか…」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゆり「さて、みんな気を引き締めて!」
遊佐『皆さん、配置に付いてください。今回は2チームに分かれます。藤巻チームは天使を食い止めてください。なお、こちらには大多数の人数を割きます』
藤巻「任せとけ!」
SSS「おう!」
遊佐『それでも足りないため、ギルドからの助っ人も天使側に来てもらいました」
チャー「お前ら気合い入れろよ!」
ギルド連中「はい!」
遊佐『そして、日向チームは昨夜の侵入者が現れた際に対応。場合によっては増援を要請してください』
日向「ま、来たらの話だけどな」
ゆり「あたしがこっちにいるんだから、来てもらわなきゃ困るわよ」
ゆり「それじゃ、オペレーションスタートね!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上条「さて、そろそろ行くか」
上条は仮面を取ると、装着する。
上条「準備はできたか?ーーお前ら」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 01:52:50.53 ID:GjYFE360<>全部同じ学校内での出来事?<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/17(土) 02:15:11.00 ID:bW4baQY0<>********************************
ーとある墓場ー
ステイル「上条当麻、今でも僕は君が死んだことが信じられないよ」
ずらりと、白い墓石が並んでいる。
緑の広い一面は、戦争で死んだ者たちの墓が見渡せる。
時折吹く風さえ、まるで彼らが起こしているかのように思えてしまう。
ステイル「君は、紛れもなく英雄だ。だからなのかな?君が呆気なく死んだのは、今まで歴史を変えすぎたせいなのか…」
ステイルの目の前には、上条当麻の墓石がある。
ステイル「僕はね、初め君のことが大嫌いだったんだよ。初めはね。そして、それ以上に君の力と意志を認めてる」
ステイル「知ってるかい上条当麻?最近、インデックスが料理を始めたんだよ?僕と神裂はいつも味見役さ。ははっ、この前なんか紫色のスープを飲まされたもんだよ。あの時ほど聖人の胃袋が羨ましく思えたことはないね」
ステイル「上条当麻、土御門の具合が気になるか?あいつなら心配いらないよ。この前病室を訪ねたらいかがわしい本を読んでいてね、彼の妹に本は没収されるわ、顔を赤くした神裂に殴られるわ。ははっ、それでもあいつは変わらずにゃーにゃー言ってるんだから。…もう二度と、魔術どころか立って歩くこともできないらしい。でもあいつは、笑ってた」
ステイル「さて、次は何の話をしようか?ネタはたくさんあってね。ははっ、毎日大忙しさ。…そうだね、君の気になっているであろう学園都市のーー」
スタスタ
インデックス「また来てたんだね、ステイル」
ステイル「やぁ」
インデックス「ステイル…よく笑うようになったね。当麻が死んだ時は、私と一緒に何日も泣いてたのに」
ステイル「いつまでもクヨクヨしてられないさ。前を向いてやらなきゃいけないことがたくさんある。上条当麻なら、どんなことがあっても…明るく前を向いているだろうしね」
********************************<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 02:17:54.71 ID:jV2MtQSO<>>>85
お前が一番ゆとりくさいんだよ
二度と書き込むなクソガキ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 02:22:15.38 ID:JoZ2goDO<>蒸し返して空気悪くすんなよ・・・SS無視してグダグダと
>>1が投下する気なくなるぞ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 02:27:24.49 ID:0NghaIEo<>>>96
お前も二度と書き込まなくていいよ<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/17(土) 02:42:23.51 ID:bW4baQY0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沙耶「上条君?もう行くの?」
仮面男(上条)「あぁ、確かめたいことがあるんだ」
絹旗「昨日、一方通行と超話してたことですか?」
上条「ああ。もう、覚悟は決まった」
沙耶「そう…早いわね。それじゃ、準備しますか」
仮面女2(絹旗)「私は聞きませんよ、まだ超消えたくないので」
上条「それでもいいさ。どちらにせよ、俺はそう簡単に消えるつもりなんてないから安心しろ」
仮面女1(沙耶)「そうよね、あたし達二人から始まったんだもの。勝手に消えられちゃたまらないわ」
上条「そうだな、沙耶」
沙耶「か、勘違いしないでよね!深い意味なんてないんだからっ。あたしは理樹君一筋なのわかってるわよね!?」
上条「あぁ…俺だって、あいつ一筋さ」
絹旗「ムス。超惚気がうざいです」
上条「戦う前に死亡フラグってか?」
沙耶「あら、なら何百回も死んでるあたしはどうなるのかしら…ってどんだけ間抜けなカミングアウトよあたし!」
上条は銃を握り締め、立ち上がる。
上条「ま、とりあえずあの学校を占領しに行こうぜ」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 02:55:50.10 ID:/eR5Xxwo<>自虐はまだかな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/17(土) 02:57:04.91 ID:WnVYgZko<>wwktk<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 03:08:50.69 ID:NQaTLaUo<>美琴も死んでてほしい<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/17(土) 03:21:47.75 ID:bW4baQY0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゆり「っ!来たわよ!」
日向「なに!?マジで来やがったのか」
やって来たのは一人。
仮面の男だ。
堂々と校門を飛び越えて入って来た。
ゆり「あなたの名前はもうわかってる。上条当麻さん?仮面を外したら?」
無言で仮面を外す上条。
その目は冷え切っている。
上条「…少ないな、たかが四人か」
ゆり「あら?今回は一人で来たみたいだけど、随分余裕そうね。あなたの右手が消す力だってのはわかってるわ。でもそれだけで、どこまでやるつもり?」
日向「俺たちを追い込めたら、増援を呼んでやるよ」カチャ
松下「悪いが、俺は柔道五段でな。見たところ鍛えてるようだが、寝技に持ち込んだら終わりだ」
大山「後方からのスナイプは任せーー」
大山「っ!?」ゾクッ
教室からスコープを介して上条を見ていた大山。
その上条がニヤリと笑い、大山と目が合った。
ゆり「とりあえず、目的を話してもらうわよ」カチャ
ゆりが銃を上条に向ける。
上条「いいだろう」カチャ
素早い動作で、上条も拳銃をゆりに向けた。
上条「言っておくが、俺はお前より素早く撃てるぞ」
ゆり「あたしの実力も知らずによく言えるわね」
上条「…お子様ごっこの戦いに、銃なんて持ち出してるやつに言われたくないな」
上条「昨日、言ってやっただろ?せめてあの忍者女を用意しとけば変わったかもしれないが」
上条「いいか、よく聞け。ーーお前が引き金に力を込めようとした瞬間、俺はお前を撃ち殺す」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/17(土) 03:27:13.51 ID:c1Lu0YDO<>沙耶かわいい<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 05:31:43.80 ID:sj6qnQAO<>沙耶だけ浮いてるんですが
どうせなら恭介をだしてほしい<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 09:14:28.52 ID:WFYdsvYo<>恭介おにーさんだったらむしろ止めそうじゃね?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 10:12:18.92 ID:dxnOKsAO<>〜して欲しいって言うのは止めようぜ
>>1だってやりずらくなるんじゃないか?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 12:20:49.43 ID:SCSfcRU0<>上条さん怖ぇっす<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 12:41:22.18 ID:9gbwBGQo<>心理掌握の方も見てるぞー<>
【misaka00002<>sage saga!蒼_res<>2010/07/17(土) 17:53:09.89 ID:pF5SzW.0<>>>600>>601>>602>>603>>604>>605>>606>>607>>608>>609>>610>>611>>612>>613>>614>>615>>616>>617>>618>>619>>620>>621>>622>>623>>624>>625>>626>>627>>628>>629>>630>>631>>632>>633>>634>>635>>636>>637>>638>>639>>640>>641>>642>>643>>644>>645>>646>>647>>648>>649>>650>>651>>652>>653>>654>>655>>656>>657>>658>>659>>660>>661>>662>>663>>664>>665>>666>>667>>668>>669>>670>>671>>672>>673>>674>>675>>676>>677>>678>>679>>680>>681>>682>>683>>684>>685>>686>>687>>688>>689>>690>>691>>692>>693>>694>>695>>696>>697>>698>>699>>600>>900>>901>>902>>903>>904>>905>>906>>907>>908>>909>>910>>911>>912>>913>>914>>915>>916>>917>>918>>919>>920>>921>>922>>923>>924>>925>>926>>927>>928>>929>>930>>931>>932>>933>>934>>935>>936>>937>>938>>939>>940>>941>>942>>943>>944>>945>>946>>947>>948>>949>>950>>951>>952>>953>>954>>955>>956>>957>>958>>959>>960>>961>>962>>963>>964>>965>>966>>967>>968>>969>>970>>971>>972>>973>>974>>975>>976>>977>>978>>979>>980>>981>>982>>983>>984>>985>>986>>987>>988>>989>>990>>991>>992>>993>>994>>995>>996>>997>>998>>999>>1000>>900>>901>>902>>903>>904>>905>>906>>907>>908>>909>>910>>911>>912>>913>>914>>915>>916>>917>>918>>919>>920>>921>>922>>923>>924>>925>>926>>927>>928>>929>>930>>931>>932>>933>>934>>935>>936>>937>>938>>939>>940>>941>>942>>943>>944>>945>>946>>947>>948>>949>>950>>951>>952>>953>>954>>955>>956>>957>>958>>959>>960>>961>>962>>963>>964>>965>>966>>967>>968>>969>>970>>971>>972>>973>>974>>975>>976>>977>>978>>979>>980>>981>>982>>983>>984>>985>>986>>987>>988>>989>>990>>991>>992>>993>>994>>995>>996>>997>>998>>999>>1000>>900>>901>>902>>903>>904>>905>>906>>907>>908>>909>>910>>911>>912>>913>>914>>915>>916>>917>>918>>919>>920>>921>>922>>923>>924>>925>>926>>927>>928>>929>>930>>931>>932>>933>>934>>935>>936>>937>>938>>939>>940>>941>>942>>943>>944>>945>>946>>947>>948>>949>>950
<>
【misaka00003<>sage saga!桜_res<>2010/07/17(土) 17:53:40.95 ID:pF5SzW.0<>>>600>>601>>602>>603>>604>>605>>606>>607>>608>>609>>610>>611>>612>>613>>614>>615>>616>>617>>618>>619>>620>>621>>622>>623>>624>>625>>626>>627>>628>>629>>630>>631>>632>>633>>634>>635>>636>>637>>638>>639>>640>>641>>642>>643>>644>>645>>646>>647>>648>>649>>650>>651>>652>>653>>654>>655>>656>>657>>658>>659>>660>>661>>662>>663>>664>>665>>666>>667>>668>>669>>670>>671>>672>>673>>674>>675>>676>>677>>678>>679>>680>>681>>682>>683>>684>>685>>686>>687>>688>>689>>690>>691>>692>>693>>694>>695>>696>>697>>698>>699>>600>>1>>2>>3>>4>>5>>6>>7>>8>>9>>10>>11>>12>>13>>14>>15>>16>>17>>18>>19>>20>>21>>22>>23>>24>>25>>26>>27>>28>>29>>30>>31>>32>>33>>34>>35>>36>>37>>38>>39>>40>>41>>42>>43>>44>>45>>46>>47>>48>>49>>50>>51>>52>>53>>54>>55>>56>>57>>58>>59>>60>>61>>62>>63>>64>>65>>66>>67>>68>>69>>70>>71>>72>>73>>74>>75>>76>>77>>78>>79>>80>>81>>82>>83>>84>>85>>86>>87>>88>>89>>90>>91>>92>>93>>94>>95>>96>>97>>98>>99>>100>>1>>2>>3>>4>>5>>6>>7>>8>>9>>10>>11>>12>>13>>14>>15>>16>>17>>18>>19>>20>>21>>22>>23>>24>>25>>26>>27>>28>>29>>30>>31>>32>>33>>34>>35>>36>>37>>38>>39>>40>>41>>42>>43>>44>>45>>46>>47>>48>>49>>50>>51>>52>>53>>54>>55>>56>>57>>58>>59>>60>>61>>62>>63>>64>>65>>66>>67>>68>>69>>70>>71>>72>>73>>74>>75>>76>>77>>78>>79>>80>>81>>82>>83>>84>>85>>86>>87>>88>>89>>90>>91>>92>>93>>94>>95>>96>>97>>98>>99>>100>>1>>2>>3>>4>>5>>6>>7>>8>>9>>10>>11>>12>>13>>14>>15>>16>>17>>18>>19>>20>>21>>22>>23>>24>>25>>26>>27>>28>>29>>30>>31>>32>>33>>34>>35>>36>>37>>38>>39>>40>>41>>42>>43>>44>>45>>46>>47>>48>>49>>50
<>
【misaka00004<>sage saga!美鳥_res<>2010/07/17(土) 17:54:12.04 ID:pF5SzW.0<>>>600>>601>>602>>603>>604>>605>>606>>607>>608>>609>>610>>611>>612>>613>>614>>615>>616>>617>>618>>619>>620>>621>>622>>623>>624>>625>>626>>627>>628>>629>>630>>631>>632>>633>>634>>635>>636>>637>>638>>639>>640>>641>>642>>643>>644>>645>>646>>647>>648>>649>>650>>651>>652>>653>>654>>655>>656>>657>>658>>659>>660>>661>>662>>663>>664>>665>>666>>667>>668>>669>>670>>671>>672>>673>>674>>675>>676>>677>>678>>679>>680>>681>>682>>683>>684>>685>>686>>687>>688>>689>>690>>691>>692>>693>>694>>695>>696>>697>>698>>699>>600>>201>>202>>203>>204>>205>>206>>207>>208>>209>>210>>211>>212>>213>>214>>215>>216>>217>>218>>219>>220>>221>>222>>223>>224>>225>>226>>227>>228>>229>>230>>231>>232>>233>>234>>235>>236>>237>>238>>239>>240>>241>>242>>243>>244>>245>>246>>247>>248>>249>>250>>251>>252>>253>>254>>255>>256>>257>>258>>259>>260>>261>>262>>263>>264>>265>>266>>267>>268>>269>>270>>271>>272>>273>>274>>275>>276>>277>>278>>279>>280>>281>>282>>283>>284>>285>>286>>287>>288>>289>>290>>291>>292>>293>>294>>295>>296>>297>>298>>299>>300>>201>>202>>203>>204>>205>>206>>207>>208>>209>>210>>211>>212>>213>>214>>215>>216>>217>>218>>219>>220>>221>>222>>223>>224>>225>>226>>227>>228>>229>>230>>231>>232>>233>>234>>235>>236>>237>>238>>239>>240>>241>>242>>243>>244>>245>>246>>247>>248>>249>>250>>251>>252>>253>>254>>255>>256>>257>>258>>259>>260>>261>>262>>263>>264>>265>>266>>267>>268>>269>>270>>271>>272>>273>>274>>275>>276>>277>>278>>279>>280>>281>>282>>283>>284>>285>>286>>287>>288>>289>>290>>291>>292>>293>>294>>295>>296>>297>>298>>299>>300>>201>>202>>203>>204>>205>>206>>207>>208>>209>>210>>211>>212>>213>>214>>215>>216>>217>>218>>219>>220>>221>>222>>223>>224>>225>>226>>227>>228>>229>>230>>231>>232>>233>>234>>235>>236>>237>>238>>239>>240>>241>>242>>243>>244>>245>>246>>247>>248>>249>>250
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/17(土) 19:22:56.30 ID:FOcGE7w0<>これは誰でしょうか、とミサカは荒しっぽい雰囲気のなか新人ながら文章を打ち込みます<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 20:19:07.80 ID:eBwSh.k0<>とりあえずsageろ
話はそれからだ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/17(土) 20:53:29.11 ID:GdZeWM20<>晒しあげ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/17(土) 20:56:59.34 ID:FOcGE7w0<>sagaってなんなの、ってミサカはミサカ新人さんだから尋ねてみたり<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 21:00:09.29 ID:F9.JRvM0<><<116 メル欄にsagaじゃなくてsage<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 21:26:52.29 ID:OunPL6DO<>釣りだとは思うけどメ欄にsagaは[ピーーー]や[ピーーー]がピーにならなくなるやつな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/17(土) 21:40:11.50 ID:GdZeWM20<>晒しあけ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/17(土) 21:43:03.00 ID:GdZeWM20<>あげ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/17(土) 22:15:05.71 ID:K3Ed/wAO<>下げろ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/18(日) 01:50:49.76 ID:B6mBR2DO<>てすん
殺す 死ね<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 13:40:58.07 ID:rllEzOI0<>しえn<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/18(日) 14:17:51.84 ID:a9RUbkDO<>>>122
通報した<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/18(日) 14:36:00.91 ID:x49N4gco<>続きはまだか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 16:19:16.28 ID:3vA4jIco<>>>124
きっと>>122はコサインの加法定理の覚え方を言っただけなのさ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 16:23:27.82 ID:B6mBR2DO<>あんまりいじめてやるなよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 16:33:00.46 ID:fFFJ/oDO<>テストスレ行けよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 16:33:13.74 ID:B5rH82DO<>いつもの行事みたいなものさ、気にすることはない。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/18(日) 19:17:28.36 ID:c4GVpZk0<>すいませーン、続きが気になってしかたねェンだけどォ<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/18(日) 20:06:18.42 ID:MGxVof60<>ゆり「っ……」
ゆりは一方通行からの情報を思い出す。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一方通行『あいつの名前は上条当麻。魔術だろォが超能力だろォが打ち消し、神の奇跡すらぶち壊した野郎だァ』
一方通行『一つの戦争が終わった。それから数年後、上条は必要悪の教会っつー組織に入ったンだ。そして二年間、体術や拳銃の扱いを学び、いくつもの戦線を潜り抜けてェきた。あいつは右手で魔術を消し、左手で銃を扱った。この世界の武器を打ち消したから恐らくこの世界でも、同じスタイルを使うだろォな』
ゆり『彼の右手は、この世界の何を消すことができるの?』
一方通行『調べてみねェとわかンねェが…簡単に言うとォ幻想殺しの本質は、常識外に存在するものの打ち消しだァ。この死後の世界は元からあンだろォな。だからあいつがここに居ても世界が壊れねェ。だが、誰かしらが創り出したもンは違ェ。土をこねて記憶を頼りに産み出した武器、パソコンを使ってェ能力を産み出した天使の能力。これらはあいつの右手で消せンだろォな。だが、安心しろ。俺ら人間は消せねェから。…NPCは知らンが』
一方通行『一つ、忠告をしてやる。俺ァあいつに勝ったことがねェ。過去二回負けてるンだ』
一方通行『だからな?…俺を倒せるつもりで向かわねェと、絶対に勝てねェぞ』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ゆり「(一方通行君の言った通りだわ。この上条っていう人、あたし達より明らかに戦い慣れてる…!)」
ゆり「…それで…目的は何?」
上条「この学校を占領することだ」
ゆり「なっ!?」
日向「何言ってんだよ!この学校には他の生徒だって…!」
上条「だから、どうした?NPCなどただのプログラムだろ?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 20:25:35.02 ID:YYA3tt60<>>>116 >>117
ありがとうございます、とミサカは頭を九十度下げて上位個体の分も感謝します。<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/18(日) 21:25:39.55 ID:MGxVof60<>ゆり「占領って…具体的には何をするつもり?」
上条「まずお前らは俺たちの下についてもらう。あとはこの学校のNPCを使わせてもらう」
ゆり「NPCを、使う?」
上条「そうだ。この学校のNPCの支配者は誰だ?」
ゆり「なに、それ…」
上条「はあ?…おいおいマジかよ」
上条「あー、お前ら何してたんだよ?じゃああれか、支配者はお前らが知らないやつってことか?…うわー期待外れにも程があんだろ…」
ゆり「な、何を言ってんのよ!?」
上条「……」
ゆり「支配者って…何よ…裏から操ってるやつがいるってこと!?」
ゆり「まるで、神様の真似事じゃない!そんなやつが…っ!」
カチャ!
ゆり「もっと、詳しく話しなさい…!」
上条「……」
上条「……はっ」
ゆり「神が、この学校にいるの!?どうなの!?早く!説明しなさい!」
日向「お、おい!ゆりっぺ!」
上条「もういいや。お前らに用はないから。好きに武装ごっこでもしてろよ」スタスタ
上条がゆりのほうに歩いてくる。
拳銃も下ろして、緊張を解いて。
ゆり「ま、待ちなさいよ!支配者ってどういうことなの!?」
上条「…それを教えてどうなる」スタスタ
ゆり「と、止まりなさい!撃つわよ!」カチャカチャ
上条「……」スタスタ
ゆり「止まれえぇぇ!」パン!<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/18(日) 21:41:01.54 ID:MGxVof60<>上条は、即座に身を屈めた。
弾丸を避けると同時、ゆりに向かって猛進した。
あまりの速さに対応が遅れるゆり。
パン!
パキン!
上から上条を狙った大山。
その弾丸を上条は横目で確認し、右手で消し飛ばす。
日向のサブマシンガンが上条を向く。
もう、上条はゆりを捉えていた。
ゆりが向けた銃をアッパー気味に弾く。
ゆりがナイフを構える。
上条の足がゆりの足を崩し、重心を崩す。
転びかけるゆりの腕を取るとナイフを消し、両腕を背中に回して身柄を拘束する。
ゆり「っ…!」
右手でゆりの両腕を拘束すると、上条は左手に持つ銃をゆりのこめかみに向けた。
上条「動くな!」
ゆり「っ!」
日向「くそっ!」
上条「武器を捨てろ」
ゆり「ダメよ!あたしごとを撃ちなさい!」
ギチッ
ゆり「ぐぁっ!あ、あぁあああー!」
上条が腕を締め付ける。
上条「聞こえなかったのか?全員武装を解除しろ!」
日向「っ!…わかったよ」ガチャ、ストン
松下「仕方ないか…」ガチャ、ドスン
大山「窓から捨てればいい…?」
上条「お前は部屋の電気を付けて、両手をあげていろ」
大山「わ、わかった…」
上条「…よし、いいだろう」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/18(日) 21:53:15.33 ID:MGxVof60<>
一方通行「なァーにが良ィんだァ?三下ァ?」
上条「なっ!?」ビク
SSS「!?」
スタスタと。
一方通行が校舎から歩いてくる。
上条「お前…寝てたんじゃ…」
一方通行「へェ?よォーく知ってンじゃねェかよォ?なァんでだかなァ?」ニタニタ
上条「っ、どうして」
一方通行「よくある手だよなァ?敵勢力にスパイを送り込むなンざよォ?」
日向「えっ…!?」
ゆり「スパイ!?」
一方通行「オマエら気付いてなかったンか?」
上条「クソ、気付かれてたのか」
一方通行「あァ。なァゆり、TKを最近見ねェんじゃねェか?」
SSS「!?」
日向「まさか…」
松下「冗談だろ…」
大山「う、嘘だぁ!」
ゆり「そういえば…こんな大事が起きてるのに…一度も顔を出さないで…でも前からいつもフラフラしてたし…」
一方通行「アイツは、上条達のスパイなンだよ」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 22:17:02.09 ID:YYA3tt60<>ヤッハー
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 22:34:14.53 ID:haI0umQo<>一般生徒の制服は一応除外するとしても、
SSSの連中の制服は上条さんの右手で消せる可能性が……!?
というエロい妄想が浮かんだ。続きにwktk<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/18(日) 22:51:36.25 ID:x49N4gco<>>>137
お前もしかして天才だったのか?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 23:14:19.30 ID:kh/Wtvc0<>>>137
お前消えるのか?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 23:31:32.77 ID:YYA3tt60<>>>137 そげぶ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 23:38:16.14 ID:NG9Ev2E0<>>>137
天才ってマジで存在するんだな
初めてみたぜ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 23:54:25.67 ID:./H.SHko<>今年の夏コミはそれで決まりだな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/18(日) 23:59:45.51 ID:haI0umQo<>>>139-140このスレらしい、良い切り返しですな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/19(月) 01:16:20.24 ID:8gP4rN2o<>うまく共存してるな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/19(月) 01:18:41.21 ID:Nrk6Ph.0<>ていとくん&むぎのんがどう関わるのか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/19(月) 01:24:33.98 ID:pJc7IcDO<>一方通行は上条に2度負けてるとは言っても、1度目は上条の能力知らない、立ってるだけで相手が勝手に倒れる時代だったから戦い方知らないし考えもしなかった。2度目は怒りに我を忘れて棒立ちで黒翼を振り回してただけ。
打ち止めに会った後の一方通行が冷静に戦ったら上条相手に負ける要素ないよな。ぶっちゃけ距離取るなり空飛ぶなりして戦うだけで封殺できるし<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/19(月) 01:46:04.82 ID:1i5Sppc0<>打ち止めに会った後、って時点で既に勝てないような気がするけどね…<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/19(月) 01:46:54.66 ID:rOIK1UAo<>主人公補正って知ってるか?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/19(月) 02:11:00.52 ID:z0/KPgYo<>ぶっちゃけどっちの方向にも持っていけるよな<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/19(月) 02:30:28.83 ID:8dGnDF.0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沙耶「はぁっ…はぁっ…」
沙耶は夜の校舎を疾走していた。
ふと、視界の端に光を感じた。
沙耶「誰!?」
それは銀色に光る二丁の拳銃。
沙耶「…Oh…what doing?」
沙耶「TK?」カチャ
TK「Do you know?」カチャ
TK「I 'm a double agent」
沙耶「…You make a bad choice」
TK「The choice is mine.…moreoverーー」
TK「They are my friend」
沙耶「“Friend”?…i…i don't understand! what does the word “Friend” mean!?」
沙耶の頬から涙がこぼれ落ちた。
沙耶「I know nothing about it. because i was dead……!!」
沙耶は構える拳銃に力を込める。
仮面の下に、涙をこぼしながら。
沙耶「(ねぇ…理樹君?)」
沙耶「(あたしに教えてよ、“Friend”の意味)」
パン!
銃声は、一つだけ聞こえた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/19(月) 02:49:24.36 ID:Awk8dJk0<>TKって実は英語話せない残念設定だったよね<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/19(月) 11:01:33.15 ID:tOlg9cAO<>あとでこの部分訳せって言われても出来ないだろうなTK<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/19(月) 16:26:21.29 ID:5BmJsPko<>さすがにこんな中学英語なら・・・
いや無理か<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/20(火) 00:29:36.38 ID:da2Scak0<>一方通行「なァ?上条、オマエらはスパイされてたンだよなァ?」
SSS「えっ!?」
上条「どうやら、その様だな。ことごとく情報が間違っている」
ゆり「ダブルスパイってこと…?でもあたしそんな事命じてない…」
一方通行「はっはァ!そりゃそォだろうよ、なにせオマエら」
一方通行「アホだからなァ」
ゆり「んなっ」
一方通行「オマエらがバカやってる間にあいつァ情報集めてくれてたンだよ。さっきTKから言われたンだけどな」
一方通行「俺には三つの選択肢があるらしいぜェ?このまま過ごして消えるか、かつての戦友と再び組むかーー」
一方通行「オマエらSSSと一緒に上条を撃退するかだとよォ」ニヤ
上条「…一方通行。オマエだってこの世界に来たんだろ?なら俺たちの側に来るべきだ」
一方通行「なァに言ってンだァ?俺ァちゃんと満足して死んでンだよォ。何故ここに来たかなンて知らねェがな」
上条「……なら、お前に俺らを止める資格はない」
一方通行「知ったことかよ。上条ーーいや、三下ァ、てめェがやってるこたァ三下がやる手口なンだよ。ンだァ?その面はァよォ?てめェが今なにしてンのかわかってンのかァ?なってねェなァ、本物の悪ってェもンを見せてやるぜェ」
一方通行「俺ァ今からSSSだァ?いいな、ゆり?」
ゆり「えっ、う、うん」
一方通行「オーケイ、じゃァまず三下ァーー」
一方通行「俺の仲間を、ゆりを離しやがれェ!」<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/20(火) 00:52:09.60 ID:da2Scak0<>上条「断る」
一方通行「そォ言うと思ってたぜェ」スタスタ
一方通行は一歩一歩、上条と上条に拘束されるゆりに向かって、歩み寄る。
上条「それ以上こっちに来るな」
一方通行「……」ピタ
日向「お、おい。どうすんだ?一方通行。近寄れねえんじゃどうしようもないぜ」
一方通行「……ゆり、俺が隙を作ったらァ自力で逃げられるか?」
上条「そんなことはさせない」
ゆり「あなたが、やってくれるなら…あたしはそれに従うわ」
一方通行「よォく言った。ちったァ利口じゃねェか」
ゆり「っ!」
日向「一方通行が微笑んだ!?ってゆりっぺがまさか赤くなってる!?マジかよ!」
ゆり「う、うっさいバカ日向!なんで暗闇でわかんのよっ」
上条「……はぁ。わからないな、どうしてお前がこんな連中を仲間にするのか」
一方通行「俺ァ教師とか向いてたンかもしれねェなァ。こういうバカ共を導いてやるよォな熱血教師がよォ」
ゆり「教師……」
上条「…それがお前がここに来て為すべきことなのかもな。だからバグとしてやって来たか」
日向「なるほどな…」
松下「だがどうやって隙を作るのだ?」
大山「状況は変わらないよね」
一方通行「膠着状態を破るのは戦術じゃねェ、会話だ」
上条「俺の動揺でも誘う気か?」
一方通行「聞きてェンだろ?生前のよしみだァ嘘は吐かねェ、超電磁砲がどォなったかを教えてやンよ」
一方通行「御坂美琴はァ、死んだンだよ」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/20(火) 01:00:34.73 ID:cdTnWgQo<>…なん…だと…?
wwktk<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/20(火) 01:15:52.20 ID:da2Scak0<>上条「死ん……?」
一方通行「死ンだ。てめェが殺されてすぐにな」
上条「う、そだ……」
一方通行「嘘じゃねェ。即死だった。俺とエツァリが到着した瞬間だ」
上条「うそだろ…」
一方通行「超電磁砲はオマエに寄り添って死ンでた。戦いは、俺らが倒して終った。まァ次のでけェ戦いがあって、そこで最後に俺ァ死ンだンだがな」
上条「そんなはず、ない」
一方通行「エツァリはそこで死ンだンだけどな?てめェと超電磁砲が一緒に死ンだから、ちゃんと約束を果たしてくれたってェ笑ってたぜ?だからあいつはこの世界には来ねェ」
上条「嘘だと言えーー!!」
一方通行「全て、事実だ」
上条「あ、あぁああ…」
一方通行「超電磁砲は、死ンだ。だがこの世界には来てねェ」
一方通行「わかンだろ?あいつは満足して死ンだンだよ」
上条「う、あ…あ、あぁぁああああああ!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/20(火) 02:57:17.80 ID:XTV0eD2o<>続きはまだなのか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/20(火) 11:03:23.22 ID:Bgx4yJQo<>上条さんたちの目的がよくわからん<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/20(火) 12:15:30.35 ID:bxa7qpU0<>KJさん、あうあうあーってなってもうた<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/20(火) 13:07:52.34 ID:ISV4PDoP<>. |___
. / (^p^ ) シュエエアィサィwwwwwwwwww
/ / \
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___/ /__.| |___
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(Ξ´ ‘ミ)
,'´ `ヽ
リソリノ"゙从
ノjid゚ ヮ゚ノ
. と ノ
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. / (^ )彡 !?
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____/ /| _/ /___
 ̄(⌒__/
 ̄
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. |彡サッ
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/ ( ) ターアィーサィ!!!!!
/ γ⌒\
7``) / / \
.`ヽヽ / X ミ ヽ
ヽ___ノミ\ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/20(火) 18:32:34.46 ID:RSRi1Tg0<>>>1です
長い間、スレを放置してしまい申し訳ありませんでした。
諸事情で時間に余裕がなくなってしまったため、続ける事が困難になってしまいました。
大変残念ですが、ここで打ち切りという形にさせて頂きます。
スレ見ていただいた方どうもありがとうございました。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/20(火) 19:09:45.96 ID:MFL65m60<>>>162
偽者乙
俺は認めないからな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/20(火) 19:09:51.72 ID:XTV0eD2o<>わざわざお疲れ様です。
マルチな書き込みっぷりですね<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/20(火) 19:11:04.07 ID:MFL65m60<>なんだこいつ別のスレにも同じことやってたのか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/20(火) 19:13:45.83 ID:oubgfYDO<>乗っ取り嫌いの>>1が何のためにトリ付けたと思ってるwwww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/21(水) 01:12:50.58 ID:AIIjfFwo<>やはりこちらにもいたか
目的が分からん<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/21(水) 21:28:39.77 ID:EMx4.xQ0<>失せろ三下<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/21(水) 22:08:34.84 ID:c3lKKco0<>まったく<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/22(木) 00:38:03.70 ID:VsSD5DI0<>上条「……」
一方通行「もう、いいンじゃねェか?」
上条「な、に…?」
一方通行「オマエは超電磁砲が心配で仕方なかった。だがよォ、超電磁砲はちゃァんと満足して死ンだ」
上条「……」
一方通行「あいつァ次の人生に走り出したンだ。もう会えねェよ。だからもう、オマエがやることなンざ」
上条「…ふ、はは」
一方通行の言葉を遮り、上条は途端に笑い始めた。
上条「は、はははははははははは!なんだよ、そりゃ」
ゆりに向ける拳銃がカチカチと震える。
上条「美琴が、満足して死んだ?」
上条「だから、どうした…」
一方通行「……」
上条「それで?俺はあぁ、よかった。なんて言って消えるとでも?」
上条「一方通行さ、お前満足して死んだんだよな?はは、やっぱそんなお前にはわかんねえよ」
上条「俺は何が正しいか、何を為すべきかなんてどうでもいい。ただ、神を殺したいだけだ。それこそーーお前にはわかんねえだろうがな…!」
上条が、ゆりに向けていた拳銃を上空に向けた。
立て続けに二発。
深夜の校庭に銃声を響かせる。
それは合図だ。
校庭に潜むいくつかの影が動いた。
白い翼が夜闇で羽ばたいた。
一方通行は目を見開く。
垣根「ハッ、やっと出番かよ。よぉ一方通行、元気してたか?」<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/22(木) 02:15:05.34 ID:VsSD5DI0<>一方通行「なンでてめェがいるンだよ」
麦野「なんでかしらね?わからないなら、第一位の頭脳は空っぽなのかしら」ツカツカ
垣根「違げえねえな」バサバサ
仮面男(音無)「こいつらが、敵…なのか?」
上条「ああ、そうだ」
音無「だって、この状況じゃまるで俺たちのほうが悪役じゃないか!」
上条「こんな世界に悪も正義もない。戦いに美学なんて持ち込むなよ」
音無「っ、そ、そうかよ」
垣根「はは、そりゃ上条よ、一方通行への当てつけか?」バサバサ
麦野「ていうかリーダーはどうしたの?」
上条「あいつなら、校舎内を探索してる。どこかにおかしなところがないかを探してな」
垣根「ふぅん。それじゃ俺たちはこいつらを地に伏せさせればいいんだな?」バサバサ
一方通行「クックククク」
一方通行「だァれに向かって言ってンだァ?三下どもが」
一方通行の反応は早かった。
完全にゆりのことから意識が逸れた上条。
上条の顔面を狙って小石を蹴り飛ばす。
ベクトル操作を使い、弾丸のような速度で発射される。
上条「うおっ、と」
上条が身を屈めてそれを避ける。
ゆりから手が離れる。
同時、ゆりが全力で踏み込む。
上条が再びゆりに手を伸ばす。
一方通行に向かって走り出すゆり。
上条は伸ばしかけた手を戻した。
一方通行が風を起こして、ゆりを優しく包むように拾い上げたためだ。
ゆりは一方通行の元に落とされる。<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/22(木) 02:29:20.21 ID:VsSD5DI0<>一方通行「返してもらったぜェ」
麦野「あん?お姫様取られちゃったわよ?」
上条「構わないさ」
上条「俺はリーダーの後を追う。お前らはあいつらを拘束でもしといてくれ」
垣根「はいはい、了解っと」
麦野「さぁてこいつらはどれだけ出来るのかなーん?」
上条「……」バッ、ツカツカ
一方通行「おい待て三下ァ」
上条「なんだ」
一方通行「NPCが、人間じゃねェって言ったなァてめェ」
上条「そうだな」
一方通行「オマエは死んでいったクローンのあいつらにも同じことが言えンのかァ?あァ!?」
上条「ふざけんな…」
上条「あいつらは人間だ…」
上条「じゃあな」ツカツカ
一方通行「…………」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/22(木) 02:51:39.38 ID:ax7u/p.o<>この一方さんは全盛期の頃の一方さんか
時間制限なし+黒翼もあるんじゃ最強じゃないか<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/22(木) 05:20:18.12 ID:VsSD5DI0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沙耶「はぁ…はぁ…」
沙耶は仮面を取ると、流れる涙を拭いた。
沙耶「…はぁ…なめないでよ、あたしはこれでも凄腕スパイなんだから…」
沙耶の持つ拳銃からは煙がたっている。
廊下に伏すTKの二丁の拳銃が、火を吹くより速く、沙耶がTKの左胸を撃ち抜いたのだ。
沙耶「あたしは…はぁ…諦めるわけにはいかないんだから」
TKを置いて歩き出す。
カツカツ、とわざとらしい足音が聞こえた。
沙耶「またSSSかしら?」
違った。
小柄な男子生徒。
男「貴女は誰ですか?うちの学校の生徒ではないようですけど」
沙耶「(NPCってこと?構う必要はないわ)」
男「僕は生徒会の副会長です。校内は関係者以外立ち入り禁止ですよ?」
男「それもこんな夜中に。生徒会長を呼んで判断を仰ぎますか。それとも教師を呼びましょうか?」
沙耶「知らないわよ」
ペラペラと喋る男を沙耶はNPCだと判断し、無視をしようとする。
男「僕の目を見ろ」
沙耶「だから何がーー」
そして、沙耶は見た。
妖しく光る目を。
沙耶「あっ……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/23(金) 04:00:19.24 ID:KH1aR5so<>直井キター!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/23(金) 10:29:54.69 ID:kj.RbFg0<>GJ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/23(金) 18:15:03.68 ID:ZjjpbUEo<>異形形態ならわからなかったが人間なら確定か?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/24(土) 21:00:14.18 ID:0CTNMJQ0<>これは期待していいのか……<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/25(日) 21:07:50.00 ID:Uvra24c0<>コードギアス思い出すな >>176 下から五行目あたり<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/25(日) 23:57:27.44 ID:8rV50Bgo<>GJがどうかしたか<>
179です<>sage<>2010/07/26(月) 11:52:38.05 ID:ChGUV020<>すみません!
まちがえた!
>>174の下から五行目あたり <>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>sage<>2010/07/28(水) 01:03:50.08 ID:E/PieJY0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方通行「俺が黙ってオマエを逃がすと思ってンのかァ?」
ダンッ、と一方通行は地面を弾いた。
上条が振り返る。
一方通行が必殺の両手を構える。
それを上条は予測し、一歩後ろにステップして構える。
迫り来る一方通行に右手を構える。
そして、一方通行の顔面に左拳を打ち込む。
一方通行「(これはフェイント、もしくは目くらましかァ?)」
右手以外で触れたら最後。
それは上条がよく知っていることだ。
一方通行の読み通りだった。
上条は左拳のフェイントを引き戻し、その勢いに乗って前のめりになる。
強く握られたのは右拳。
一直線に己に向かう一方通行の両の手を避ける。
腕と腕の合間を縫うようにすり抜け、一方通行の懐まで潜り込む。
上条の拳は確実に一方通行の心臓を狙っていた。
一方通行「(ッ!?マジィ!ンなもン食らったら確実に死ンじまう!)」
ベクトル操作で馬鹿みたいな勢いを出す一方通行。
そんな状態で心臓に上条の拳をぶつけられるのは、確実な死を意味する。
高速道路を疾走するバイクの運転手の心臓が、固定された鉄の槍に突っ込むようなものだ。
上条の拳は一方通行の心臓をえぐり、貫通するだろう。
一方通行「ッッ!クッソがァ!」
ベクトルを反対方向に操作し、緊急回避を行う。
上条の拳からすんでのところで逃げる。
グッ、と上条が踏み込んだ。
一方通行「ぐがァパァッ!?」グシャッ
上条の拳が一方通行の顎をアッパーした。<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>sage<>2010/07/28(水) 01:18:23.33 ID:E/PieJY0<>地面を転がる一方通行。
上条「垣根っ!」
垣根「おう、任せとけ」
上空を舞う垣根が、地に伏す一方通行に向かう。
一方通行「ンだァ?」
二枚の翼が肥大化した。
それで一方通行の上空を陣取り、翼をぐるりと伸ばしていく。
一方通行「チッ、面倒くせェ真似を」
一方通行を、白い壁が包んだ。
視界一面が白となり、密室にされた。
一方通行「ンなもンすぐに脱出ーー」
ガクン、と一方通行の体が崩れ落ちた。
一方通行「ぐァ、はっ…!」
何が起こったのか、すぐにわかった。
一方通行「てめェ…く、…そがァ…」
酸素が、なくなっていた。
それだけではない。
どんな化学現象が起こったのか、急激に酸素を奪われていく。
白い壁が吸い取るように、酸素を吸収していく。
一方通行「(二酸化炭素を、酸素にベクトル操作する!)」
だが、二酸化炭素に異物が入り込んできた。
垣根の作り出す、存在しない物質だ。
結合する異物。
取り除くのにかなりの手間がかかる。
ベクトル操作に時間がかかる。
遂には一方通行は演算しようとするも、脳の酸素がなくなり、演算が止まる。
そのまま、一方通行は意識を失って倒れた。
垣根「俺の未元物質に常識は通用しねえ」
薄れる意識の中で、そんな声を聞いた気がした。<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>sage<>2010/07/28(水) 23:39:47.59 ID:E/PieJY0<>上条「……それじゃ、後は任せたぞ」
垣根「へいへい。さーてそこのカワイコちゃん、覚悟は決まったかな?」ニヤニヤ
ゆり「うそ……」
日向「一方通行が…やられた?」
松下「マズイな、こいつらも超能力者だ」
上条「……」バッ、タッタッ
上条はその場を走って離れる。
校舎の窓を蹴破り、侵入する。
上条「……」ダッ、タッタッ
階段を駆け上がる。
ユイ「にょわぁっ!」
上条「っ」ビクッ
上条「だ、誰だ!」グイッ
ユイ「わぁっ!ぐ、あぁぁあ!い、痛いです!い、い嫌ぁ!」
上条は背中に回って押し倒し、腕を拘束する。
膝を背中の少し上の辺りに押し込んで体重をかけ、重心を捉えて動けなくする。
ユイ「や、やだぁ!痛い痛い!誰!?」
上条「…この学校の生徒だな?」
ユイ「ひぃっ、は、はいぃぃ!」
上条「今、俺の顔を見たか?」
ユイ「み、見てないです!暗闇で!ホントに何も見えませんでした!」
上条「…そうか。こんな時間に何をしている?」
上条はベルトに挟んだ仮面を取り出して装着する。
ユイ「あ、あの」
上条「何を、していた?」グイッ
ユイ「ぐ、あァぁあああ!バ、バンドが終わったので!ちょっと自動販売機に向かってたところです!」<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>sage<>2010/07/29(木) 00:08:51.05 ID:/8/MRtc0<>上条「バンドだと?」
ユイ「は、ハイィィ!食堂を貸し切って生徒たちにライブをしてました!」
上条「……その制服、SSSだな?」
ユイ「え、ええ…」
ユイ「あっ、でもでも!今言ったことは嘘じゃないですよ!?」
上条「なら話せ。お前が何を何のためにやっていて、それがSSSとどう関係しているのか」
ユイ「は、はい」
そして、ユイは説明した。
天使、陽動部隊、トルネード、食券確保、消えないように、などなど。
ユイ「ですから今トルネードが終わり、他の人達は食堂にーー」
ひさ子「ユイっ!?」
上条に乗りかかられているユイを見つけ、ひさ子が血相を変えて走ってくる。
上条「チッ、動くな!」ガチャ、チャキッ
ひさ子「!?」
上条は拳銃をユイの頭に押し付け、ハンマーを起こす。
上条「…そこで、止まれ」
ひさ子「……」
上条「お前も、SSSか?」
ひさ子「ああ、あんたは何者なーー」
上条「黙れ。俺の質問に答えろ。今、こいつを呼んだな?お前も陽動のバンドメンバーか?」
ひさ子「…あぁ」
上条「こいつから大体のことは聞いた。これより俺たちはお前らを拘束するんだが、知らないよな?」
ひさ子「なっ!なんだよそれ!」
上条「ゆり、っていうお前らのリーダーに確認するんだな。今頃校庭で地べたに転がっているだろうが」
ひさ子、ユイ「っ!?」
上条「それで、トルネードの部隊はのんきに飯食ってんのか。ははっ」<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/29(木) 00:32:03.75 ID:/8/MRtc0<>ひさ子「……」
上条「…フン、いい眼だ。ほら、行けよ」
ひさ子「なに?」
上条「どの道お前ら全員拘束するんだ。俺は拘束班じゃないから、お前らを拘束するのは手間だしな」
上条「だから校庭でお前らの仲間同様に、まとまって俺の仲間に捕まってくれたほうがいい」スクッ
上条はユイの上から立ち上がり、拘束を解いた。
上条「行けよ」
ユイ「……行きましょう、ひさ子さん」
ひさ子「あぁ…」ダッ
上条「……さて、沙耶と合流するか」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
校庭ーー
ユイ「っ!?」
SSS「!?」
そこは、地獄だった。
人だったモノ、肉片が飛び散り、鮮血が水溜りを作っていた。
それを見て、誰もが息を呑んだ。
ガチガチに震えて、その場からしばらく動けなかった。
地獄の中心には、一人の悪魔がいた。
彼以外、誰もが倒れている。
二枚の、巨大な漆黒の翼。
それを背中に生やす彼は、
鮮血を飛ばして舐める彼は、
紛れもない悪魔だ。
一方通行「dgkprpsjbtkepwncotnfjkdop」
最強の超能力者が、そこには君臨していた。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/29(木) 00:33:19.34 ID:J9hhrhEo<>最強キター<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/29(木) 00:37:18.52 ID:hxjmg1o0<>いきなりすぎる
しかもベクトル操作で二酸化炭素から酸素には出来ない
粉塵爆発のときに酸素がなんちゃら<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/29(木) 01:28:28.08 ID:/8/MRtc0<>垣根ーー
何が起こったのか。
黒い翼が脅威だということを、垣根は理解していた。
あれはピンチの時に現れるものだと。
だが所詮、人間の身体を動かしているのだ。ならば生命活動なしには不可能。
だから、一方通行から確実に酸素を奪い、血液中に酸素が流れないようにしようとした。
上手くいった。
一方通行は、体内で二酸化炭素と水を材料に酸素を作り出そうとするだろう。
人工的な光合成として、さらに光エネルギーの代用エネルギーをベクトル操作で生み出し、学園都市の最新化学技術の真似をするのだ。
一方通行の能力はベクトル操作。水素と酸素を化学反応させて電気を取り出すことなど造作もない。
体内でエネルギーを生み出し、二酸化炭素と水を材料に酸素を生み出し、酸素と二酸化炭素を半永久的に循環させようとするだろう。
それを破るために、垣根は二酸化炭素と結合する物質を生み出したのだ。
これだけの操作をする一方通行に、二酸化炭素から異物を取り除かせる。
そんなことをしていては、必要量の酸素が間に合わず、倒れるだろう。
完璧だった。
なのに、
何故か一方通行は立ち上がった。<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/29(木) 01:51:48.61 ID:/8/MRtc0<>垣根は一つだけ見落としていた。
ここが、死後の世界だということを。
一方通行「rbetogwtkotffjiekleqi」
一方通行は、酸欠で死んだのだ。
そして、再び元の身体に戻った。
このタイミングを、死んでも生き返るということを垣根は完全に忘れていた。
どれだけのベクトルをかき集めたのか、一方通行は触れてもいない垣根の身体を締め付ける。
垣根「ぐ、あぁああ!」
垣根の意識が飛ぶ。
ブシュッ、音を立てて垣根の身体にが弾けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゆり「っ…う、……っ!?」
ゆりは起き上がり、その惨劇に目を見開いた。
敵は全て全滅。
一方通行は背中から黒い翼を生やして暴れている。
ゆり「止めなきゃ…」
腰を上げ、校庭へ降りる階段の前で立ち尽くすSSSメンバーに気付く。
ゆり「恐怖して、誰も動けないのね……」
ゆりは今の一方通行にあまり恐怖を抱かなかった。
彼の笑顔を見たからだろうか。
ゆり「一方通行君…」スタスタ
歩み寄り、声をかける。
一方通行「ffjeohepwntpwnoftspdbj」
聞こえていないのか。
ゆり「ねえ、一方通行君」スタスタ<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/29(木) 02:05:45.43 ID:/8/MRtc0<>危ない、とSSSの誰かが言った。
だがゆりは止まらない。
撒き散らすベクトルで飛んできた石が、ゆりの頬を裂く。
それでも、止まらない。
一方通行の正面に立つ。
ゆり「あたしね、初めて出会った時あなたのことを怖がっての」
一方通行「howngptrdpcnroehgospep」
ゆり「でもあなたは岩沢さんの望みを叶えてあげた。手伝ってあげた」
ゆり「あたしは、まだ消えたいなんて思えないけど……けど、あなたは間違いなく岩沢さんを救ってあげたんだと思う」
ゆり「あたしはね、なんだかずっとあなたのことを気にかけてたの」
一方通行「wgtdatmjpgumtpatgtdp」
ゆり「ずっと、一人で全て悟っているかのようなあなたが、気になってた」
ゆり「あなたは満足して死んだと言ったわよね。でも、あなたは幸せに満ちた人生を本当に過ごせてたの?」
ゆり「違うわよね。あなたの、その悲しげな目を見ればわかる。どうしようもなく苦しんで、頑張って生きてきたんだよね」
ゆり「それでも、最後には満足して死んだ。自分の人生を呪わずに死ねた。そんなあなたにとって、あたし達のやっている事は幼稚に思えたでしょ?」
ゆり「そんなあなたが、あたし達SSSに入ってくれると言った。嬉しかった。なんなんだろうな、この気持ち…」
一方通行の翼がゆりを狙う。
ゆり「ねぇ、あたし達を導いてくれるんでしょ?ーー先生?」
ゆりに触れる寸前で、翼が止まった。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/29(木) 02:06:33.84 ID:EwBT9oSO<>禁書勢が何したいのか分からん<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/29(木) 02:19:00.04 ID:/8/MRtc0<>ゆりはニッコリと笑った。
ゆり「うん、やっぱり一方通行君は一方通行君だ」
ゆり「そんな悲しそうな顔で暴れるのはもう、やめようよ」
ゆりは翼の合間を抜け、一方通行に抱きついた。
ゆり「ねえ、目を覚まして?一方通行君」
一方通行の翼がゆりを突き刺そうとする。
しかしギチギチと音を立てて止まる。
しばらくそうした後、翼は消え、一方通行は気を失った。
倒れかかってきた一方通行を抱きかかえ、ゆりは優しく微笑んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それからどれだけ時間が経ったのか。
再び目覚めた垣根は、学校の外だった。
垣根「助かったぜ」
絹旗「全く、超負けててビックリしました。三人とも私が超運んだんですよ」
垣根「で、お前の仕事は?」
絹旗「超完了しました。SSSの武器庫を発見し、超焼き払って来ました。対天使のためにギルド連中を連れ出したことを、リーダーが超教えてくれたので簡単でしたよ」
垣根「後は、あいつらがどうなるかで俺たちは次の行動を考えたほうがいいな」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/29(木) 14:44:26.70 ID:Z59SupM0<>続きキター<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/30(金) 02:49:48.51 ID:nFNfocc0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沙耶「え……」
目を覚ました沙耶。
そこは、芝生の上で。
木に寄りかかって寝ていたようだ。
沙耶「ここは……うそ……」
そこには懐かしい学校が見えて。
自分がいるのは、その中庭だと気付いた。
理樹「あ、やっと起きたね沙耶」
沙耶「え…うそ、うそうそうそ…!りり理樹君!?」
優しく笑う、最愛の人がいた。
理樹「もう、沙耶ったらぐっすり寝ちゃうんだから。僕も一緒に午後の授業サボるハメになったじゃないか」
沙耶「え、え、え」
理樹「ん?どうしたの沙耶?」グッ
沙耶「うひゃあっ」
顔を寄せられ、沙耶は変な声をあげてしまう。
沙耶「りりり理樹君!」ズササッ
理樹「…いきなり離れてどうしたの?」
沙耶「え!や、その、あの…うぅぅ…そ、そうよ!恥ずかしかったのよ!いきなり大好きな人に顔を近付けられてめちゃくちゃドキドキしちゃってあれこれキスされちゃうのヤダヤダ嫌じゃないけどなんて考えちゃうぐらいドキドキして恥ずかしかったのよ!どうよ、滑稽でしょおかしいでしょ笑えばいいじゃない!何一人発情してんだこいつって笑えばいいでしょ笑っちゃいなさいよあーはっはっは!って!」
沙耶「あーはっはっは!」
理樹「うん、いつもの沙耶だね」
沙耶「そこで微笑むなぁー!」<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/07/30(金) 03:02:34.72 ID:nFNfocc0<>キーンコーンカーンコーン
理樹「あ、チャイム鳴ったね」
沙耶「あぅ。……てあれ、なんであたしここにいるんだっけ…」
理樹「まぁまぁ、気にしないで」
沙耶「いや、ちょっと待って、あたしは何か…」
理樹「じゃあローソンとセブンイレブンどっちに行こうか」
沙耶「そうねぇ、だったら……って!なんでそんな話になってるの!?」
理樹「え?だってローソンだよ?」
沙耶「おかしな理樹君が来たぁー!なんでそんなにコンビニネタが好きなのよぉ!」
理樹「あはは、沙耶は面白いなぁ」
沙耶「違うからね!?今ボケてたの間違いなく理樹君だからね!?」
理樹「あはは。…あ、恭介ー!」
恭介「おう、お前ら何授業サボってんだよ怪しいなぁ」
理樹「沙耶が寝ちゃってね。ほら、沙耶行こう?」
沙耶「え?どこに?」
恭介「俺たちリトルバスターズは、今野球をしてるところじゃないか。寝ぼけてんのか?」
理樹「沙耶は寝ぼすけだなぁ。ほら、行こう沙耶」
理樹が伸ばした手を、掴もうと沙耶も手を伸ばす。
自然と、笑みが浮かぶ。
ーーその幻想をぶち壊すーー
突然聞こえたその一言で、そんな世界が壊れた。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/07/30(金) 03:58:27.27 ID:FGm4AEDO<>これ見ると催眠の中だとしても上条死ねってなるな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/30(金) 07:51:34.36 ID:iYmMgBg0<>ぶち[ピーーー] だろ?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2010/07/30(金) 07:52:03.72 ID:iYmMgBg0<>しくじった
ぶち壊すじゃなくてぶち殺すだろ?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/07/30(金) 07:57:54.30 ID:FGm4AEDO<>>>199
どっちでもおk
本編でぶち壊すだった時もあったし<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/30(金) 09:55:23.67 ID:IblxDyUo<>さや……<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/07/31(土) 19:45:43.93 ID:QC9gcfg0<>さや……さや……<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/02(月) 04:44:56.07 ID:kwF9QAYo<> /:: :: /:: :: :: /:: :: :: :: :!:: :: :: :: l:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :へ
/:: :: :: /:: :: :: ,':: :: :: :: :: |:: :: :: ::,'|:: i、:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: \
∠ .〜' フ彡:: :: :: :: :: !:: _::/ .!:: :: :: ,. !::.|,',-:‐ト:、:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: : ::\
!/l:: :/!:: :: :: :|::´:/ `!:: :: ::! !::|. ',:: :i\:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :::: :: :: \
いただきまーす|! !:: ! |:: :!:: ::i!::.,' l:: :: :l l::| _ '.,::.! ヽ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::.:: :: :: :: \
|::.!. i:: :!:: イ|:,' ´ '.,:: ::! ヽ ヽl ヽ:: :: :: :: :: :: :: :: :: :::: :: :: :: :: :: \
!:| !::|、:ハ !x===、,:: | r = = =、 ヽ:: :: :: r 、:: :: :: ::.::〜ソ⌒ソ〜⌒`
i! ヽ! /::! ' ,! |:: :: :: | ',:: :: :: ::.!
/:: | ' !:: :: :: ! ,:: :: :: :: |
/:: ::.! r = = ヽ、 !:: :: :: ! ノ:: :: :: :: :i
/:: :: ::ヽ、 ! / . . . ..', !:: :: :: |:: :: :: :: :: ::.|
/:: :: :: :: ::へ、 ∨. . . . . .,' .イ:: :: :: !:: :: :: :: :: :: !
■□■ ‐ - . .、:: :: ::ヘ.、 ヽ _ ノ イ .|:: :: :: :|:: :: :: :: :: :: |
, - ', , >>201-202□■ ヽ、:: : > 、_ , <_ _ |:: :: :: ::!:: :: :: :: :: :: !
/, , ,□ , , , , , , , , ,肉 , , , ,\:: :: :_ -.| // :: :: :: ::|::_::_:: :: :: :: |
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,.' , ■, , , , , , , , , , ,■□■ , ,r ― - ヽ/ // :: :: :: :: :!. ヽ
, - つ, , , ,肉 , , □, , , □, , ,( ̄ヽ- - 、 `',\ _ _ ノ| i:: :: :: :: ::!' '.,
. / _ -つ, , ,■□■ , , 肉, , , ,r‐` --、 \ ! \ . |. |:: :: :: :: ::|. ',
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/02(月) 16:41:17.54 ID:Op6s60.o<>そっちの沙耶かよww<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/02(月) 22:16:18.55 ID:Ll4n/Ic0<>上条「……んっ…」
上条「え……ここは…朝?なんで俺……」
上条「……あれ?俺何してたんだっけ?」
起き上がる。
振り返ると目の前に広がったのは、一つの学校。
校門であるここからでも生徒が賑わっているのがわかる。
上条「……んあ、やっべ…マジで記憶がねえ。つかあれ!?学校始まっちまう!」
上条「ああもう!ここはどこの学校なんだよ!俺んとこの学校はこっからどう行ったらいいんだ!……あ、沙耶」
隣で沙耶が寝息を立てている。
とは言っても、どこだかの学校の校門に寄りかかって地面に寝ているのだが。
上条「ったくよぉ…ああどうすっかなぁ」
まいった、とばかりに髪をかく。
パキン!!
全ての記憶が戻った。
上条「あ……」
上条「………そっかーー」
沙耶の頭にも触れながら、上条は呟く。
上条「俺たち、負けたんだ」<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/02(月) 22:39:42.39 ID:Ll4n/Ic0<>あの時ーー
泣き崩れる沙耶。
直井『なっ!僕の催眠術を破るなんて……!』
上条『制服は違うようだがSSSか!?』
直井『ふん、あんなグズどもと一緒にされては困るな。僕は生徒会副会長だ』
上条『副会長だ?NPCだってのか?』
直井『貴様に話す必要はーー』
ブツン
??『聞こえているか?』
上条『校内放送!?しかもボイスチェンジャーまで使ってんのか!』
直井『あっ、』
途端、嬉しそうな顔をする直井。
??『今すぐ、そいつらに学校を出て眠るよう催眠をかけろ』
直井『はい!』
上条『しまっーー』
直井は返事と同時、上条が右手を振り上げるより早く、
直井は、上条と沙耶に催眠術をかけた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
上条「あれが、この学校のNPCの支配者か……」
パキンと音がした。
だが沙耶はまだ寝ている。
疲れているのだろう。
上条は沙耶に自分の上着を被せると、学校から離れて道路を歩き始めた。
上条「やれやれ、仕切り直しだ……」
上条「ーーーーーーー!?」
そこにいた人物を見て、上条は言葉を失った。
いるはずがない、その人物を見て。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/03(火) 12:00:17.43 ID:uLG5rC.0<>御坂か?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/03(火) 14:59:43.10 ID:yXUnrZwo<>インさんか?<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/03(火) 16:54:04.13 ID:HJXwDeA0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方通行「……」スタスタ
一方通行「……あン?」スタスタ
まただ。
一方通行は廊下を歩きながら訝しむ。
一方通行「…デジャヴか」
既視感を感じる。
一方通行「それも強ェもンだ……」
一方通行「(なンだってンだよ、クソが)」
嫌な予感がしてくる。
こんな死後の世界で。
とてつもない負の雰囲気が立ち込める。
美琴「ちょろっとー。いいかしら?」
予感は、的中する。
一方通行「ーーーー!?」
一方通行は、しばらく呼吸すら忘れた。
美琴「ねぇ、アンタよアンタ。ボケッと突っ立ってんじゃないわよ」
一方通行「………なンでてめェが」
振り向きながらの一方通行の言葉を、美琴は遮る。
美琴「地獄で会えて嬉しいわよ、一方通行。ねぇ?アンタへの憎しみを永遠にぶつけられるんだからさ」ニコリ
そこには世界で一番一方通行を憎んでいるであろう少女、御坂美琴がいた。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/03(火) 17:02:35.38 ID:JkcoLG6o<>この時間の書き込みは予想外だった
wwktk<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/03(火) 17:18:55.80 ID:HJXwDeA0<>一方通行「……なンでここに来たン」
美琴「なに勝手に喋ろうとしてんのよ。アンタにはぶつくさ文句言う資格なんかないの。お分かり?」
一方通行「……」
美琴「ほら、アンタ達もそう思うでしょ?」
一方通行「…………!」
ミサカ00001「何を驚いているのですか?とミサカは一方通行に首を傾げます」
ミサカ00001「あ……」ブシュッ
ミサカ00001号の首から血しぶきが弾ける。
ぶちゃっ、と音を立ててミサカ00001号の首が吹き飛ぶ。
一方通行「あ……アァァアアア…!」
一方通行の足元に転がった首。
それの眼が、一方通行を向く。
そして、口を開く。
ミサカ00001「そうでしたね、一方通行。このミサカは貴方に首を切断されて、死んだのでしたね。とミサカは生前の話をします」
コツコツと、また足音がする。
ミサカ00002「一方通行、このミサカをどう殺したか覚えていますか?とミサカは手首をヒラヒラさせてこちらに注目させます」
その、手首が千切れる。
ぐちゃ。
手袋のように落ちたミサカ00002号の右手。
腕の先からは肉と骨の断面図が見える。
ぽたぽたと、廊下に血だまりができる。<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/03(火) 17:36:26.74 ID:HJXwDeA0<>ミサカ00003「一方通行、このミサカを覚えていますか?とミサカも声をかけます」
ミサカ00004「検体番号00003号、ミサカと一緒に殺されましたね。と一瞬で二人同時に殺されたことを思い出します」
ミサカ00005「ミサカは顎を砕かれ、脳にまで人差し指を突っ込まれました。グリグリと脳みそをかき混ぜられ、死にました。と告白します」
ミサカ00006「ミサカは背中から腕で肉を破られ、心臓を掴み取られました。とミサカはミサカの場合を知らせます」
ミサカ00007「ミサカは首の骨を曲げられ、呼吸困難の状態で放置され死にました。とミサカは首元を押さえます」
ミサカ00008「ミサカは手術のように腹を裂かれ、腸を取り出されました。そのまま肉を引き裂かれ、背中まで丸い穴を開けられました。とミサカはミサカの最期を語ります」
ミサカ00009「ミサカは背骨を砕かれ、地に這いずりました。そこを右脚、左脚、と蟻の脚を毟るように引き抜かれていき、右腕、左腕も取られて達磨状態にされました。それでも中々死ねず、じわじわと肺に圧迫をかけられ、死にました。とミサカは痛みを思い出します」
ミサカは、
ミサカは、
ミサカは、
血が、
脚が、
内臓が、
一方通行「あ………あ………」
スタスタ
スタスタ
ミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカは<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/03(火) 17:50:41.06 ID:HJXwDeA0<>一方通行「う…………あ……」
廊下が、ミサカでミサカでミサカだらけだった。
窓も天井もドアも何も関係ない。
腕のないミサカが。
首の弾け飛んだミサカが。
眼をつぶされたミサカが。
内臓をぶちまけられたミサカが。
脚をもがれたミサカが。
死体が肢体が屍体が死体が肢体が屍体が死体が肢体が屍体が死体が肢体が屍体が。
美琴「なぁーにうろたえてんのかなー?アンタがこうやって殺したんじゃん!あはははははははははは!」
ミサカが嗤う。
御坂美琴が嗤う。
そして、
番外個体「やっほう。偽善者の独善者の自己満足野郎。久しぶり」
憎しみの全てを掌握したミサカ、番号個体が狂った嗤い声をあげた。
番号個体「あひゃははははははははははははははははははははは!」
ミサカ「あはははははははははははははははははははははははは!」
美琴「あっはははははははははははははははははははははははは!」
視界一面のミサカ。
死ねよ殺す死んだよ殺したなお前が貴方が一方通行がてめえが偽善者が独善者が自己満足が偽悪が殺す死ね殺す死ね殺す死ね。
呪いの言葉が、一方通行を襲う。
そこはまさに、地獄。<>
訂正<>sage<>2010/08/03(火) 18:44:50.74 ID:HJXwDeA0<>番号個体
↓
番外個体<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/03(火) 18:48:07.16 ID:evLx4EIo<>ゴクリ・・・<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/03(火) 19:44:34.85 ID:HJXwDeA0<>番外個体「なに一人だけ満足して死んでんの?あれだけ殺しておいてさ!ぎははっ!で?最期には打ち止めを守り切れてよかったって?バッカじゃねぇの!あっひゃひゃひゃ!ふざけてんじゃねえよ!妹達は満足して死ねますかー?どうですかー?てめえを憎んでるこっちは満足して死ぬことなんてできねえんだよ!なのに自分は戦争で全ての敵を倒して!打ち止めを守り切って!あぁ、よかったなんて笑いながら死んでやがるの!ぎゃははははっ!なんでこの世界に来たのかだって?バグだって?そんな訳ないじゃん!ミサカたちに永遠の地獄で懺悔して一万回以上の痛みを受けて苦しんで苦しんで罰を受けるんだよてめえはさ!そのためにこの世界にやって来たんじゃん!あれだけのことをしておいて、次の世界に走り出す?バッカじゃないの?消えられないよ、一生!一生一緒に永遠に永久にここで苦悩し続けるんだよ、ミサカ達によってさ。ぎゃはははひはははははははははひはははははははは!!」
全て、一方通行の胸に響いた。
もう、立つ気力もなかった。
一方通行は、その場に崩れ落ちる。
ドロドロと、血だらけでぐちゃぐちゃのミサカ達が這って来る。
害虫のように、吐き気を催すような、体液を撒き散らす虫のように。
ぺたぺたと。
一方通行の体を這う。
反射などできない。
できるわけがない。
一方通行は、ミサカを攻撃できない。
ミサカ「ほら、ミサカの指ですよ」
一方通行の口にミサカが指を突っ込んだ。
やめろ、と叫びたかった。
俺は、そんなことしたくない!と振り払いたかった。
ぶちゅっ。
繊維がぶちぶちと千切れ、勝手に第二関節が弾けた指が、コロンと一方通行の舌の上に乗る。
ミサカ「ほら、指をガムみたいにぐちゃぐちゃと食べたいんですよね?ミサカの指をミサカの指がミサカのミサカのミサカのミサカのミサカのミサカのミサカのミサカのミサカのミサカのミサカのミサカの」
一方通行「あ……あぁ……やめろォォおおおおおおおおお!!」
一方通行の視界が、暗転した。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/03(火) 19:50:03.13 ID:W8KHLyoo<>10031号か…<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/03(火) 19:55:50.76 ID:HJXwDeA0<>一方通行「はっ……!はっ…!」
一方通行「はっ……はっ………はっ……!」
一方通行「はぁっ!……ひっ…!はっ…!はっ…!」
日向「お、おい!一方通行!」
一方通行「はっ…!ひっ……はっ…!」
日向「落ち着け!お前は今、過呼吸状態になってやがるんだ!落ち着いて!ゆっくり呼吸しろ!」
一方通行「はっ…はっ!ひっ…はっ…!」
一方通行「はぁっ!……はっ……」
一方通行「はっ………はっ………」
一方通行「はぁ…………ふゥ…」
日向「…落ち着いたか?」
一方通行「あ…あァ」
見回すと、一方通行は自分の部屋にいた。
ベッドの上で、汗だくになっていた。
日向「大丈夫か?昨日起こしに来た時もうなされてたが、からかう訳にもいかないから昨日は黙ってたんだが…」
一方通行「わりィな……」
一方通行「(それで、昨日今日とわざわざ鍵を開けて入って来たのか)」
妹達のあれは、夢だった。
夢だ。
悪夢だ。
既視感。
デジャヴ。
また、その夢を見た。
一方通行は、未だにその呪縛から逃れられずにいた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<>
pasuta ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/03(火) 20:50:38.26 ID:HJXwDeA0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上条「…………」
上条「……よかった」
何が、良かったのか。
確かに、守り切れなかったことは悲しかった。
でも、好きなんだ。
好きな人にくらい、わがまま言ってもいいだろ?
上条「……よ、美琴」
上条はくしゃくしゃの笑顔で、
右手で自分の頭を何度も叩く。
けれど、それは幻想ではなくて。
美琴「……やっぱり来たのね、アンタは」ニコッ
御坂美琴は、優しく愛おしく微笑んだ。
嬉しさからか、右手で制服の首元を押さえて。
上条「好きだよ……美琴」
美琴「なっ…!いきなり何を言ってんのよアンタは!ああ嫌ってわけじゃないけどいきなり過ぎるでしょっ」
上条「ははっ。……言えなかった、告白の返事なんだけど…ダメ、かな?」
美琴「ダメ…じゃないわよ…」
顔を赤らめる御坂美琴が、そこにはいた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/03(火) 22:53:49.51 ID:48ZPwlEo<>上条ちゃん幸せ過ぎて成仏しちゃう<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/04(水) 03:20:25.84 ID:5I3KTL20<>逆に一方さん絶望しかなくて永久に成仏できない気が……<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/05(木) 17:09:27.41 ID:jj8gdBE0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方通行「……」スタスタ
日向「それにしても昨日は大変だったなぁ」スタスタ
一方通行「まァな…」スタスタ
奏「…………」クイクイ
一方通行「あン…?……オマエか。服掴んでンじゃねェよ」
奏「どこ行くの?授業始まるわよ」
一方通行「あァ……」
日向「うおっ!天使!」
奏「……」ジッ
日向「あーそのー……逃げるぞ一方通行!」ダッ
一方通行「……」
奏「……行っちゃった」
一方通行「そォだな」
奏「…………」ジッ
一方通行「………」
奏「…………授業、始まっちゃう」
一方通行「…………わァーったよ。行けばいいンだろ?生徒会長様よォ」
奏「………」コクリ、スタスタ<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/05(木) 17:19:25.12 ID:jj8gdBE0<>ゆり「今日の作戦は〜」
一方通行「ゆり!」ガラッ
ゆり「!今更何よ!」
一方通行「俺が悪かった」
ゆり「バカ、寂しかった」ダキッ
ガラッ
打ち止め「この泥棒猫」
ゆり「奥様!?」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
一方通行「…はっ……!」
一方通行「夢か……」
一方通行「(授業中になンてバカな夢見ちまったンだ……)」
教師「で〜あるからして、ここの活用形の求めかたは〜」
一方通行「……(あと十分で昼休みか。つってもよォ、天使の奴が受けろってェ言うから来たが……だりィな)」
一方通行「(あそこの席のやつなンか漫画読んでやがるし…まァこれもNPCらしい普通の学生生活ってか)」
一方通行「……ふァ…」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/05(木) 17:26:30.92 ID:Pws7WQAO<>昼メロ先生……<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/05(木) 17:33:05.23 ID:jj8gdBE0<>一方通行「……」ウトウト
ーーーー
ーー
ゆり「一方通行君!新たな敵が現れたわ!」
一方通行「なンだとォ!?どこのドイツ人ですかァ?グチャグチャにしてやンよ!」
ゆり「あいつらよ!」
一方通行「ンなっ!まだ幼くて可憐な幼女達じゃねェか!」
ゆり「でも敵なのよ!」
一方通行「オーケイゆり、オマエにティーチしてやンよ!せンせーとしてなァ!よォく聞け!いいか?幼女ってのは国の宝なンだよ!居るだけで癒しを与えてくれる、そんな、天使なンだよォ!オマエはそンな天使を敵と見なせンのか?しちゃいけないだろォが!そこンとこちゃンと見極めろやァ!」
ゆり「でも、中身40代なのよ彼女達」
一方通行「ロリババァなンざ敵だァ!ロリですらねェ!戦争だ!行くぞゆり!」
ゆり「ヤダ…カッコいい」
ーーーー
ーー
一方通行「…はっ……!」
一方通行「なンつー夢だよ…」
キンコーンカーンコーン
教師「今日はここまで。一方通行、次からはちゃんと授業聞くように」
一方通行「はい……」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/05(木) 17:46:33.66 ID:hAtfktk0<>一方さんはセロリさんじゃないよ
一方さんは一方さんだよ<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/05(木) 18:54:11.95 ID:jj8gdBE0<>ーー昼休み
一方通行「さて、飯でも食いに行くかァ」ガタ
ガヤガヤ
一方通行「あン?」
奏「授業中にいつも漫画読んでちゃダメよ」
とある男子「へいへい」
一方通行「(珍しいな、あいつが自分から男子に話しかけに行くなンて)」
キャーキャー
一方通行「(廊下で女子がうるせェな……あの男子生徒を見てンのか?)」
一方通行「…くっだらねェ」スタスタ
一方通行「(モテ男君は漫画読ンでても様になるってか。青春だねェ)」スタスタ
とある男子「……」ジッ
とある男子「ふっ……」ニヤリ
奏「どうしたの?」
とある男子「さて、どうしたのかな。俺も飯買いに行ってくるぜ」ヨイショ
奏「……ちゃんと廊下から出て行ってね」
とある男子「硬いこと言うなって」ズルズル
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/05(木) 19:48:29.95 ID:i2qiU.o0<>>とある男子「硬いこと言うなって」ズルズル
ズルズル……だと……ゴクリ……<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/05(木) 19:52:47.61 ID:8AlERtoo<>きょーすけなのか・・・?<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/05(木) 20:04:59.80 ID:jj8gdBE0<>とある男子「……」ズルズル
キャーキャー
とある男子「よっと」スタッ
購買のおばちゃん「あらまぁ、また窓から降りて来たのかい?」
とある男子「おう、おばちゃん。カツサンドとミックスサンド、あとどろり濃厚ピーチ味の紙パックジュースくれ」
購買のおばちゃん「はいよ」
とある男子「釣りはとっといてくれ」ピンッ
購買のおばちゃん「相変わらず金額ぴったりなんだけどね」
とある男子「さって、屋上まで登るか……よっと」
ーーーーーーーー
ーー屋上
とある男子「ふぅ」
直井「あ!お待ちしてました」
とある男子「よう文人。飯は買ってきたのか?」
直井「はい。ご一緒しようと思って」
とある男子「そうだな。やっぱ天気の良い日は屋上に限るぜ!」
とある男子生徒は、ニカッと笑った。<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/05(木) 20:58:25.60 ID:jj8gdBE0<>********************************
ーとある墓場ー
番外個体「……お姉様」
ずらりと、白い墓石が並んでいる。
打ち止め「また来てたんだ…ってミサカはミサカは番外個体の心情を察してみる」スタスタ
番外個体「……察してるなら、そのまま回れ右して帰りなさいよガキ」
打ち止め「むむぅ!ガキじゃないもん!それにミサカはお姉様に花を持って来たんだからってミサカはミサカは憤慨してみる!」
番外個体「あーあー、もうっ!ミサカミサカうっさいのよアンタは。どうせ来る前にあいつんとこに寄って来たんでしょうが!」
打ち止め「あ、あいつって誰のことなのかなー、ひゅーとミサカはミサカは吹けもしない口笛で誤魔化してみる!」
番外個体「誤魔化せてないっての!……ああもうっ、お姉様の前でみっともない姿見させないでよ!あと、あいつよあいつ!自己犠牲で死んだバカ野郎よ!」
打ち止め「もう!あの人をバカ野郎と言わないで欲しいかも!あの人は戦争を終わらせてミサカ達を生きられるようにしてくれたんだから!ってミサカはミサカは夫を褒め称えてみる!」
番外個体「誰が夫だコラ!……ったく、分かってるわよ。あいつが皆を救ったことなんて、救われたことなんて……誰よりも分かってるっつの」
番外個体は、悲しげな表情をする。
番外個体「でも…自分が死んでんじゃ意味ないじゃない……他人のために頑張って……それでも自分は報われないなんて……あんまりじゃない」
********************************<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/05(木) 21:01:25.43 ID:J4tfLZwo<>番外個体のセリフが、ゆりで脳内再生された
続きにwwktk<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/05(木) 21:02:53.62 ID:hAtfktk0<>今日はもう終わりかと思ったが
続きにwwktk<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/05(木) 21:25:22.03 ID:jj8gdBE0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
TK「ホォーーーーー!」グルグル
一方通行「…………」
TK「フーーーーー!」グルグル
一方通行「なァにやってンだ?」
TK「So…今のオレ〜最高にcoolー!」
一方通行「意味わかンね。あばよ」スタスタ
TK「Oh…フーーーーー!」グルグル
一方通行「……」スタスタ
ーー三階
一方通行「あン?おンがくしつゥ?へェ…」
ーー第一音楽室
一方通行「ちわーっす」ガラッ
一方通行「誰もいねェな…」スタスタ
一方通行「CDでもありゃァ良い暇潰しになンなァ」スタスタ、ガタガタ
一方通行「ンー、ねェなァ」ガサゴソ
一方通行「オ?またベタな。悲愴があンじゃねェか」
スタスタ
ユイ「あ……」ガラッ
一方通行「おゥ」<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/05(木) 21:40:15.34 ID:jj8gdBE0<>一方通行「どォしたよ」
ユイ「い、いえ。先輩こそどうしてここに?」
一方通行「物色ゥ」ニヤ
ユイ「っ…」ビクッ
一方通行「あ?……おいオマエ、何かあったンか?」
ユイ「鋭いですね……ただ昨日、侵入者に乱暴されて脅されただけですよ」
一方通行「オマエ、いつも日向と技かけあってンじゃン」
ユイ「あれは、ただのおふざけですよ。でも昨夜のは…怖かった」ブルッ
一方通行「…………そいつの特徴は?」
ユイ「暗くて見えなくて…しかも途中から仮面を付けてたので…男だということしか」
一方通行「…………動きは、その、だなァ……動きはプロっぽかったか?」
ユイ「はい…伏せられ、拘束されて拳銃を突き付けられました……」ブルッ
一方通行「…………」
震えるユイを見やる。
一方通行「……野郎ォ……あンの三下がァ……!」
一方通行は、右手を握り締めた。
もう、上条とは呼ばなかった。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/05(木) 22:23:13.46 ID:TtZws4I0<>禁書厨気持ち悪い
とんだ期待はずれの糞スレ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/05(木) 22:41:02.15 ID:rnT4wOs0<>>>236
釣りかもしれないけど、何を期待してたんだよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/05(木) 22:57:52.28 ID:xDLl4C6o<>>>237
触れてやるなよ。
きっと躾のなっていない鍵厨さ。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/06(金) 00:03:44.89 ID:j8crT2SO<>ちょっと禁書キャラ出しすぎ感はあるよね<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/06(金) 00:08:07.17 ID:ECwEJqwo<>スレタイみた時点では普通禁書とABのクロスだと思うわな
それで出し杉とか意味わかんね<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/06(金) 00:20:19.74 ID:j8crT2SO<>ただでさえキャラ多いんだから、そこに禁書キャラ何人も+したら確実に空気になるやつが出るでしょ?って話です
すでに空気と化してるキャラいるしね主にAB<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/06(金) 08:17:38.81 ID:UuuHNFU0<>確かにつまらん、最初らへんはちょっとみてて途中からもうダメダメ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/06(金) 10:30:40.45 ID:xBq8H9w0<>おもしろいが完結しなさそうな気がする
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/06(金) 11:23:04.72 ID:EfGLSQYo<>ABキャラの何人かはもともとk<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/06(金) 14:25:22.83 ID:kX3jpL.0<>ーーーーーーーーーーーーーーー
一方通行「つかよォ、まだ六限があるンだけど」スタスタ
ユイ「まあまあ、授業なんて真面目に受けてもつまらないじゃないですか。それとも先輩は意外と優等生ですか?」スタスタ
一方通行「違ェよ。ただ、まァ…いっか」スタスタ
ユイ「そうです気楽に行きましょう!なんでも今本部に集まって会議をしているらしいので、私が先輩を呼んで来いと言われた訳です」スタスタ
一方通行「会議で気楽ねェ…」スタスタ
ユイ「お、着きましたね。今合言葉をーー」
一方通行「……」スタスタ
ユイ「ちょ、ちょっと先輩!」
ギイィィ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/06(金) 14:33:04.32 ID:uhAdh1I0<>キター!!
マッテマシター!!<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/06(金) 14:43:25.07 ID:kX3jpL.0<>ゆり「元に戻す!死んだ世界戦線」
藤巻「いい蹴りだったぜ…」
ゴゴゴ
ドカーン!
藤巻「またかよ!」
高松「どうやらまた、野田さんの作った罠がまた壊されたようですね」
松下「壊されたというか…ハンマーが校庭まで吹っ飛んでいるな」
TK「So crazy」
ガラッ
一方通行「ちーっす」
ゆり「…あーそっかぁ、合言葉知らないから毎回壊されちゃうのね」
ユイ「死ぬかと思った……ハンマーが…ユイにゃんの眉間にぶつかる寸前だった……」
ゆり「まあいいわ。野田君ならまた暇な時に新しい罠仕掛けといてくれるでしょ」
日向「相変わらず人使い荒いなゆりっぺは」
ゆり「あ、そうだ一方通行君。なにか良い戦線の名前ないかしら?」
一方通行「なンでもいいだろ」
ユイ「はいはーい!小悪魔ユイにゃん戦線で!」ピョンピョン
日向「アホくさ」ケッ
ユイ「んだとコラァ!」ゲシッ
日向「あんだよてめえ!」ガシッ
一方通行「(ユイの奴…普通に元気じゃねェか)」<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/06(金) 14:44:54.85 ID:kX3jpL.0<>ゆり「うぅーん。やっぱこれで行くしかないのか」
一方通行「ンなことより、俺がここに来たのはよォ」
ゆり「戦線に入ってくれるんでしょ?」
一方通行「その前に、だ。オマエらの目的を確認しておきたい」
日向「目的?」
藤巻「天使を倒すことじゃねえのか?」
大山「その後は?」
藤巻「消えないようにダラダラ過ごしてりゃいいだろ」
高松「確かに、きちんと一度、確認しておく必要がありますね」キラン
ゆり「そんなの、決まってるじゃない」
ゆり「神への反逆。そしてこの世界を手に入れることよ」
一方通行「手に入れてどォする」
ゆり「それは…」
藤巻「やっぱダラダラ過ごすんじゃねえか」
椎名「浅はかなり」
日向「まぁまぁ!それは手に入れてから考えればいいじゃねえか」
松下「それもそうだな。皮算用などしてもしょうがない」<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/06(金) 14:50:16.58 ID:kX3jpL.0<>一方通行「……まァいい。なら神への反逆ってのは具体的にどォするンだ?抽象的過ぎていまいちピンと来ねェンだが」
日向「それは勿論神の使いである天使をだなぁ」
大山「天使をどうするの?」
日向「倒すんだよ」
大山「そしたら?」
日向「そしたらフィナーレが鳴って次ステージに進める!」
ゆり「アホかっ!」ビシッ
日向「ぐぉっ」
日向「んだよぉ。ゆりっぺだってNPCだとかこの世界をゲームにたとえてるじゃねえか」
ゆり「この世界がゲームなら、あなたは間違いなくやられ役ね。ええ、たとえそうじゃなくてもあたしが主人公ならあなたを真っ先に倒して「あっ、ごめーん間違って倒しちゃった☆キャピ」って言ってさらに銃乱射してやるわ」
日向「ははーん、なら俺がゲームの主人公の場合は、ゆりっぺ!お前を攻略するアダールトゲェムにしてやるぜ!ぐひひ。校舎内で乱れる屈辱的なゆりっぺ様の表情が見られるぜー?」ニヤニヤ
ゆり「くっ、こいつ最低だわ!」
大山「日向君は相変わらず外道だね」
高松「ええ、それも清々しいほどに」
ユイ「軽蔑しまふぎゃっ」ギャッ
ユイ「何するんですか日向先輩!」
日向「やかましい!」
高松「あ、野田さん。今、日向さんがゆりっぺさんにーー」
日向「ギャー!マジで今の嘘!嘘だから落ち着け野田!……っていねえじゃねえか!」
ゆり「やーい、ビビってやんのー」
日向「くっそう、高松てめえ!」
高松「ふっ…」キラン
椎名「浅はかなり」<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/06(金) 14:53:50.24 ID:kX3jpL.0<>一方通行「……はァ…」
大山「あははー、ごめんね一方通行君。僕らはいつもこんな感じなんだ」
ユイ「なにせアホの集まりですからねっ」
日向「で、あれ?何の話してたんだっけ?」
一方通行「……天使を倒してどォなるンだって話だ」
高松「確かに、普通に倒すだけじゃ意味がないのかもしれませんね」キラン
ゆり「何か、今までにない刺激を与えてアクションを起こさせるとか…」
日向「愛の告白とかどうだ?」
ゆり「それはあんたがやったでしょ」
日向「そうだっけ?」
藤巻「つってもよぉ。あの天使が色恋沙汰でアタフタするとは考えられねえぜ」
松下「確かに」
一方通行「ン、同意だな」
一方通行「あ、そォいやあいつ、自分は天使なんかじゃないって言ってたなァ」
日向「それなら俺も言われたな」
藤巻「けっ、とぼけてやがるんだよ」
大山「そうなのかなぁ」
ゆり「さあね、そこら辺のこともこれから調べないとね」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/06(金) 15:30:46.50 ID:gZ8vGmY0<>一方通行さんなら・・・一方通行さんならきっと・・・<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/06(金) 21:17:55.33 ID:DQmrch20<>天使つながりで風斬とか出てきたときのSSSの反応が面白そうだ。
一応霧々丘女学院に籍があったはずだし。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/07(土) 06:58:33.15 ID:oZDLn820<>追いついた
\ ヽ ! | /
\ ヽ ヽ / / /
続きはまだかああああああああああぁぁぁ!!
\ | / /
,イ
 ̄ -- = _ / | --'''''''
,,, ,r‐、λノ ゙i、_,、ノゝ -  ̄
゙l ゙、_
.j´ . .ハ_, ,_ハ (.
─ _ ─ { (゚ω゚ ) /─ _ ─
). c/ ,つ ,l~
´y { ,、 { <
ゝ lノ ヽ,) ,
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/08(日) 23:34:03.39 ID:youY5xk0<>続きみてぇ<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/09(月) 21:45:20.90 ID:hqnz13Y0<>一方通行「大体よォ、なンであいつが天使なンだ?」
日向「?」
一方通行「まず、天使だと言う根拠は?」
ゆり「超常の力を使うことよ」
一方通行「俺だって使える。あの三下共だってそォだったろ?」
ゆり「確かに。でも一方通行君たちは学園都市で超能力開発を受けている。だからこの世界で使える。何故、死後の世界で使えるのかは、ここが満足を与えて消えさせる世界だからよ。例えば、歩けないでいた者はこの世界で普通に歩ける。声を失い歌えなくなった者は、この世界で歌い続けられた。だから、超能力者は自分の体の一部とも言える能力を行使できる。でも、天使はそうとは思えない」
一方通行「なンでだ?アイツだって学園都市の者かも知れねェだろォが」
ゆり「これは、二つ目の天使と呼ぶ根拠なんだけど。天使は、生徒会長としてこの世界の秩序を守り、やって来た人を生徒会長という立場から導いている。そしてなによりーー」
ゆり「ーー天使は普通に学園生活をしても、消えていない」
一方通行「なァるほど。確かにそう結論付けるのも頷ける」
一方通行「だが、俺はどォだ?天使と同じように、力を持っている。そして、天使と同じように、学園生活をしても消えない。いや、まだ消えていない、だなァ。実際、学園生活をして消えるのは満足したからだろォ?初めから満足して来た俺が消えると思えるか?」
ゆり「それは……確かに」
一方通行「つまり、俺と同じってだけかも知れねェンだ。あまり喋らない、無表情という個性だって俺ら人間らしさとも言えンだろ?」
高松「そう考えるのは貴方が天使をあまり知らないから。なのでは?事実、天使とどれ程対面しましたか?」<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/09(月) 21:57:32.74 ID:hqnz13Y0<>一方通行「ごく僅かだな。だがまァ、俺の考えが正しいかどォかなンざ分からねェ。あくまで一つの可能性として言ったまでだ」
一方通行「俺ァよく検証もせずに天使だのと決め付けたくねェだけだ」
一方通行「パソコンで能力を作り出すなンてどォも考えられねェ。ンな事が出来ンなら、この世界の人間はコンピューター制御されてるって事になる」
ゆり「まだパソコンで能力を開発したと断言した訳じゃないわ。あくまで、それも可能性の話。天使の部屋にはパソコンがあって、もしかしたらそこに秘密があるのでは?と考えての推測よ。一方通行君の推測と同じようにね。ただまぁ、その推測が外れれば天使は神から力を与えられていることになる」
一方通行「だが待て。なンでも神からと考えるな。いいか?全ての事象にはまず人間が絡んでいると考えろ。あの三下共だって、NPCの管理人がどォとか言ってたろ?大体、オマエらが土から武器を作り出した事だって神話になぞらえてやがる。土から作り出せても、そこに命を吹き込めるのは神だけだってなァ。そォして土人形に命が吹き込まれ、人間が生まれた。オマエらの武器製造だって神秘的な現象だと言えンだよ。天使が翼生やそォがどうしたってンだ。見た目や先入観に騙されンな」
大山「翼はないけどね」
ゆり「……つまり、どうするべきだと?」
一方通行「無闇に戦うな。他のコンタクトを取って探ってみろってことだ」
ゆり「まぁ、いいけど」
一方通行「トルネードだって二日連続でやったンだ。備蓄に問題はねェだろ?」
ゆり「ボーカルが変わって量が減ったけど、まぁ許容範囲内ね」
ユイ「うええっ!?あたしのせいですか?岩沢さんから変わったせいでガルデモの人気が落ちたと!?」
一方通行「だろォな。俺も岩沢のほォが上手いと感じる」
ユイ「先輩まで!?先輩は何だかんだ言ってあたしの味方だと思ってたのに!このウサギ野郎!ーーがはっ!…うそうそ冗談ですギブギブ苦しい!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/09(月) 22:02:13.71 ID:ddX3tSso<>待ってました!<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/09(月) 22:59:08.74 ID:hqnz13Y0<>ーーーーーー
日向「それで、直接話して来ることになったわけだが」
ゆり「そろそろ授業も終わる頃だし、ちょうどいいわね」
一方通行「……ここだ」
日向「つか何でこの三人?」
ゆり「戦いに来たと思われないようによ」
一方通行「行くぞォ」
ガラッ
ガヤガヤ
NPC1「これからどうする?」
NPC2「部活だっての。先輩がもうちょーやる気入っててさぁ。練習キツイんだわ」
NPC1「やっぱバスケ部は大変だなぁ。ーーおい棗!お前は?」
NPC3(とある男子)「俺はそうだなぁ…文人んとこに遊びに行こうかな」
NPC4「棗君て副会長と仲いいよね〜」
NPC5「ホントホント!あのしかめ面で厳しい副会長が、棗君と一緒にいる時だけ笑顔でビックリしちゃう」
NPC3(とある男子)「ははっ、あいつも色々気難しいからな。ーーま、その内他のやつにも心を開くさ」スタッ
NPC3(とある男子)「んじゃなー」
NPCら「おー」「じゃあねー」「また明日」
ゆり「天使いないわねー」キョロキョロ
日向「便所じゃね?」
NPC3(とある男子)「……」スタスタ
一方通行「……」クイッ
NPC3(とある男子)「おっと、悪いな避けてもらって」スタスタ
一方通行「ン…」
ーー廊下
NPC3(とある男子)「……」ニヤリ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/09(月) 23:02:43.77 ID:YHAl5.I0<>来た来た来ましたー!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/09(月) 23:05:09.90 ID:mXCvL/Eo<>ウサギ野郎にワロタwwwwwwww
続きにwwktk<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/09(月) 23:15:47.29 ID:YHAl5.I0<>ユイがギブいってるところ
一方さん何したんだろう<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/09(月) 23:24:21.53 ID:hqnz13Y0<>ゆり「天使どこにいるかNPCに聞く?」
日向「名前知らないだろ」
ゆり「生徒会長でいいでしょ」
ガヤガヤ
ゆり「ねえ!誰か生徒会長どこに行ったか知らない?」
シーン
NPC1「おい、アイツらって」ボソボソ
NPC2「授業サボってガタガタ騒いでるやつらだろ。マジ迷惑な連中だよ」ボソボソ
NPC4「ていうか何で生徒会長探してるの?仲悪くない?」ボソボソ
NPC5「あんまり係わり合いたくないよねー、どっか行ってくれないかしら」ボソボソ
日向「うぅーん…驚くべき人気の無さ」
一方通行「オマエら今までどンな事してきてンだよ…」
ゆり「……ま、相手はNPCだしね。生徒会室に向かってみましょう」クルッ
日向「お、おい。待てよ」
一方通行「…そォだな」
一方通行「(NPC、か…あの中にも俺ら人間が入り混じっているらしいが)」<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/09(月) 23:48:16.14 ID:hqnz13Y0<>ーー同時刻、校長室ーー
ガラッ
野田「早まるな!ゆりっぺ!」
藤巻「…馬鹿が来た」
高松「何故ハルバートを振り回しているのでしょうか?」
大山「野田君はシチュエーションを重要視するからね」
野田「ぬぅっ!ゆりっぺはどこだ!?」
大山「見事にタイミングを外してるけど」
藤巻「お前、結構笑顔でキツイ事言うよな」
ーーーーーーーーーーーー
ーー生徒会室
ガラッ
ゆり「おっじゃましまーす」
奏「!」
直井「なっ!?」
NPC3(とある男子)「へぇ」ニヤリ
一方通行「……」
直井「貴様ら!どうしてここに!」
NPC3(棗)「まぁ落ち着けよ文人。ーーあんたらも、とりあえず座れよ」
棗恭介「俺は棗恭介ってんだ。ようこそーー招かざる客達」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/09(月) 23:53:27.13 ID:YaSR2kM0<>棗恭介ググってきたけどリトバス全然知らねぇwwwwww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/09(月) 23:55:03.57 ID:jc/t.aYo<>俺も知らないわ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/10(火) 00:31:33.91 ID:Kh592KYo<>頭の良いアホと思っとけばいいさ
結構アホなことしてるみんなのリーダー的存在みたいな<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>sage<>2010/08/10(火) 00:44:28.16 ID:SK7wcCE0<>ゆり「棗…?何者かしら?」
恭介「ただの一生徒だよ」
ゆり「あっそう。じゃあ用はないわ。そこの副会長と一緒に席を外してくれる」
直井「貴様!僕だけでなく棗さんにまでなんて事を!万死に値する!」
恭介「まぁまぁ。それと俺の<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/10(火) 00:50:56.70 ID:yBU1Ihk0<>(21)<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/10(火) 00:51:47.38 ID:SK7wcCE0<>ゆり「棗…?何者かしら?」
恭介「ただの一生徒だよ」
ゆり「あっそう。じゃあ用はないわ。そこの副会長と一緒に席を外してくれる」
直井「貴様!僕だけでなく棗さんにまでなんて事を!万死に値する!」
恭介「まぁまぁ。それと俺のことは恭介でいいって言っているだろ」
直井「勿体無きお言葉です」
奏「武士みたいね」
恭介「ははっ、確かにな。文人は可愛らしい部下みたいだ。ーーま、部下じゃなくて仲間だけどな」
一方通行「オマエ…」
恭介「気にするな。いいだろう、しばらく席を外してやれうじゃないか」ガタッ
直井「……恭介さんがそう言うなら従います。おい貴様ら、変な真似をするなよ」スタスタ
恭介「…あ、そうだ。立花、何かあったら俺を呼べよ」スタスタ
奏「わかったわ」
ゆり「……」
<>
訂正<>sage<>2010/08/10(火) 00:53:50.07 ID:SK7wcCE0<>>>269
>恭介「気にするな。いいだろう、しばらく席を外してやれうじゃないか」ガタッ
↓
恭介「気にするな。いいだろう、しばらく席を外してやろうじゃないか」ガタッ
<>
訂正<>sage<>2010/08/10(火) 01:01:20.08 ID:SK7wcCE0<>立花
↓
立華<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/10(火) 01:55:09.91 ID:6qcsz5Mo<>ちなみに、棗は緑川ボイスだ。
あとリトバスはやるべき。個別ルートは長くだれるかも知れんが
さやと男どもが面白い。エロゲだと思ってなめない方がいい。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/10(火) 10:44:48.02 ID:ebHMt4co<>>>272
エロゲだと思ってなめない方がいい(キリッ
実際面白いけどなww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/10(火) 14:11:21.53 ID:KmMrF2DO<>つかリトバス知らないでAB好きなやつっているんだなぁビックリ
もしかしてとある男子、を禁書キャラと思って「禁書キャラ大杉」と言ったやつもいるのか?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/10(火) 16:49:22.74 ID:qQNgdESO<>えっ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/10(火) 17:06:07.39 ID:Qb3K0.DO<>釣られるなよ?絶対釣られるなよ!?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/10(火) 18:08:47.08 ID:gMhq62go<>もしもし<>
pasmo<>saga<>2010/08/12(木) 11:34:23.84 ID:QjaTbMk0<>ゆり「単刀直入に訊くわ。あなた、天使なの?」
奏「?…あたしは天使なんかじゃないわ」
一方通行「ほれ見ろ」
ゆり「うぐっ…まだわからないわ。自覚がないだけかもしれないじゃない」
日向「確かになぁ」
一方通行「ったく……ンじゃ訊いてやるぞ。オマエの名前はなンだ?」
奏「あたし?立華」
一方通行「下は?」
奏「ひらがなみっつで、かなで」
一方通行「ハイ、記憶喪失のパターンは消えました、と」
一方通行「続けていくぞォ」
奏「…」コクリ
一方通行「どォしてこの世界に来た?どンな死に方をした?」
奏「……話さなきゃダメ?」
一方通行「嫌なら話さなくてもいい。ただ話せばもうドンパチ銃撃戦なンざしなくて済むかも知れねェ」
奏「…わかったわ。話す」
奏で話した。
心臓をもらったこと。
とても感謝していたこと。
その後に死んでしまったこと。
ありがとう、と言えなかった心残りのこと。
ゆり「……」
日向「……」
一方通行「……そォか。ありがとな、話してくれて」
ゆり「…で、でも待ってよ!一方通行君みたいなバグでもなく、心残りがあってこの世界に来たのになんで…!なんで学生生活をしていて消えないの!?」
奏「わからない…」
ゆり「あと、あの力はなに!?やっぱりパソコンで開発してたの!?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 11:39:46.57 ID:VrzSPuMo<>リアルタイムで来てた!<>
pasmo<>saga<>2010/08/12(木) 11:52:24.60 ID:QjaTbMk0<>奏「なんで知っているの…?」
ゆり「うっ」
奏「そうよ。パソコンでこのプログラムを作ったの」
ゆり「となると、あたし達が銃を生み出したのと変わらないわけか…」
日向「これで、天使だっていう疑いは晴れたな」
一方通行「もう構う必要はねェだろ?」
ゆり「そうね…。今まで悪かったわね、立華さん」
ガラッ
廊下ーー
ゆり「結局、神なんていないんだ。なーんて言われた感じね」
日向「消えていく為だけに存在してるのか、やっぱり」
一方通行「どォかな。三下共があれだけ躍起になるンだ。天使はいなくても神はいるかも知れねェぞ」
ゆり「それもそうかもーー」
藤巻「ゆりっぺ!大変だ!武器庫が焼き払われてやがる!」
日向「何だって!?」
ゆり「…!今すぐ向かいましょ!」ダッ
一方通行「(戦争の常套手段だなァ…チッ、三下共の仕業だな)」<>
pasmo<>saga<>2010/08/12(木) 12:05:28.61 ID:QjaTbMk0<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上条「あぁ、本当によかった」
上条は美琴を抱きしめ、そう呟いた。
美琴「そうね。こうして二人でまた出会えたんだもの」
上条「あぁーー」
上条「これで心置きなく神を殺せるな」
上条は、ニヤリと笑みを浮かべた。
抱き合う美琴にはその笑みは見えない。
しかし、低く冷たいその声は聞こえた。
美琴「え…?」
上条「なぁ美琴」
美琴を離し、上条は美琴の目を見て言う。
上条「神様は許しちゃいけないんだ」
美琴「あっ……!だ、ダメよ!二人一緒になれたんでしょ!?もうこれ以上何もいらないじゃない!これからは、私たちは、後は…」
上条「満足して消える、か?」
美琴「っ!?」ビクッ
上条「美琴はそうしたいのか。でもーーそれは叶えてあげられないな」
上条「なぁーー美琴?」ニコリ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 12:33:31.42 ID:d/z4NcM0<>上条さんが馬鹿みたいだ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 12:37:51.59 ID:zTPjKDQo<>実際馬鹿だしな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 14:12:00.32 ID:pAwkmBIo<>馬鹿だもんな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 14:19:55.84 ID:HD9GMPgo<>あぁ、馬鹿だな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 14:22:59.00 ID:1cgnic2P<>なんだ馬鹿か<>
pasmo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/12(木) 14:46:23.33 ID:QjaTbMk0<>ガラッ
恭介「よう、どうだった?」
奏「仲直りしたわ」
恭介「な、仲直り?そうか、良かったな」
直井「会長は天然ですね…」
直井「それより、話を進めましょう。昨日の侵入者のことなんですが…」
恭介「あいつらか…」
直井「知り合いですか?」
恭介「あの金髪碧眼の女は知っているな」
恭介「恐らく、目的は俺と似ている」
直井「そうなんですか」
恭介「だがーーNPCを人間と見れなくなったらダメだ。あいつらは、道を間違い続けることになるだろうな」
直井「……僕が、そうだったようにですか?」
恭介「そうだな。だが、お前はもう大丈夫だぜ?」ニカッ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
恭介「まぁもっとも、神になるのは俺だがな」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
上条「俺が神を殺して、沙耶を神にするーー」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ゆり「(神に抗って、この世界を手に入れるーー)」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
第1話「Departure」END<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 14:46:30.49 ID:HsIGrc2o<> ______
, へ、 / \
//:::::\ / // | | \ \
. //:::::::::::::::::\ / /_|_ | |_l_ \ ヽ
. //:::::::::::::::::::::::::::: > | | |人人ノ∨\|\|\丿 |
//:::::::::::::::/ ̄二)´ | | |、__, 、__,. | | |
く/::::::::::::::::::::| 、_ノ ∨\〉  ̄ ′  ̄ | | |
\:::::::::::::::::::::、 ヽ、 || 「 ̄ ̄| | |) | |
\ ::::::::::/\ \ |人 V´ ̄ノ | | / <馬鹿だから補習でーす
\/ \ \ rヘ、 从. \ `ニ´ ィレV lV
\ 厂/ ̄`ヽ \N>r―<トレl人/∨
\广/  ̄/ \_/ \__
| /|_/|\_// \
ヽ / : : \_/: : :/ 、
\__| : : : : : : : : : : : | __)
/: : : : : : : : : : : : | /ヽ 〉
/: : : : : : : : : : : : : :\__ノ丶/\
〈 : : : : : : : : : : : : : : .イ \ノ、 ヽ
ヽ: : : : : : : : : : : : : ;ノ / ノ
/ニニニニ<只>ニ{ / /
/ : : : : : : : : : : : : : : \/ /
/: : : : : : : : : : : : : : : : :/ /<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/12(木) 15:42:48.35 ID:X9JvqcSO<>これが第一章か…
展開が気になるな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga sage<>2010/08/12(木) 17:13:55.60 ID:qhdnKZk0<>上条さんに対して馬鹿って連続で書き込まれてたの見て笑ってしまったwww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/12(木) 17:31:47.01 ID:wxRugRc0<>神合戦かよ。
支援。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 21:09:27.58 ID:py2szds0<>ふむ…バカ条さんか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 21:26:27.42 ID:5ca5upE0<>上条の死亡フラグ及び死亡フラグの実現を希望<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:15:12.08 ID:KMOt6Hwo<>バカ条さんがミンチにされる展開お願いします<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/12(木) 23:38:31.23 ID:fwU2ENso<>ミンチになっても生き返る世界設定だから<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/13(金) 00:24:50.83 ID:yE1t4dMo<>上ンチ条さんを帝凍庫で保存するんですね、わかります<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/14(土) 02:44:08.02 ID:g28i3kAO<>上条さん嫌われてるな
まぁ、嫌いだけど<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/14(土) 09:56:49.13 ID:QZFRODEo<>あれだよ、原作だとマジいい人オーラっつかいい人が
こういうところで悪く書かれてるとすごく悪い人に思えるっていう感じのでだな…<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/14(土) 12:00:14.16 ID:YGZarLko<>映画ジャイアンの逆か<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/14(土) 12:49:09.67 ID:q3CAvZs0<>いつもまとめサイトでしかSS読まない俺に教えてほしいんだが、SSってこんなに時間かかるの?
ていうか完結できるの?これ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/14(土) 12:54:27.66 ID:Ng7fAz6o<>>>300
かからんものは一日で終わるし、かかるものは結構かかる。
何カ月もかかる場合も……気長に待つよろし。
まぁ、終わらないことも覚悟したほうがいい<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/14(土) 17:11:33.12 ID:q3CAvZs0<>>>301
そうなんか……
こんなかかるもんなんだな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/15(日) 00:58:19.57 ID:dpZuBrg0<>>>299
それはいい発想wwwwww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/17(火) 20:30:24.78 ID:Ebe4h7g0<>第二章は始まるのだろうか……
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/17(火) 20:33:29.95 ID:mUKyNcDO<>第二章があると、誰が言ったのだろうか・・・<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/17(火) 20:39:32.93 ID:6HEe21I0<>第二章はあるさ
人間信じるところから始まる<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/19(木) 18:29:01.15 ID:uZBOy2k0<>まだかな?
第二章を信じる<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 17:25:00.19 ID:Ycxmc8I0<>まだかな?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/21(土) 22:25:20.44 ID:B/dZuww0<>なんか間をつなぐ話題とかないか?<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/22(日) 01:53:36.01 ID:9U0Yknko<>ーー毎日、毎日柔道に打ち込んだ。
ーー俺の青春の、全てを犠牲にして。
ーーそれでも、こんな終わりだ。
ーー頑張って頑張って、その結末がこれか?
ーー俺の人生って、なんだったんだろう…?
松下「……」
日向「おい松下」
松下「……」
日向「おいってば!」
松下「!あ、あぁすまない。少しぼうっとしていた」
藤巻「珍しいな松下五段」
大山「大丈夫……?柔道のし過ぎじゃない?」
松下「そう、かもな…」
ガヤガヤ
一方通行「だから言ってンだろォが、これは間違いなく三下共の仕業だって」
ゆり「う、で、でも!」
一方通行「でもじゃねェ。いい加減認めたらどォだ。立華がンなことすっかよ」ハァ
ゆり「そりゃまぁ…」<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/22(日) 02:15:29.94 ID:9U0Yknko<>ゆり「それじゃいいわ!みんな、訊いて!」
SSS「?」
ゆり「今回の武器庫襲撃は、この前の侵入グループの犯行だと結論付けるわ」
ゆり「これにより、あたしたちは武器の補充がままならない」
ゆり「よって、これよりギルド降下作戦を開始する!」
大山「おぉ…!」
日向「ま、そうするしかねえよな」
ユイ「ふぇ?あたしも行くんですか?」
藤巻「そんじゃいっちょ行きますかぁ」ヨッコラセ
高松「それと、今後の武器庫の件ですが」キラン
ゆり「ええ、対策として今後は戦線メンバーを見張りに付けるわ。四時間交代でどうかしら?」
一方通行「ンだァ?ギルド降下作戦ってのは」
ゆり「武器の補充に、地下の工場に向かうのよ。あぁ、それと」
一方通行「あン?」
ゆり「一方通行君のSSS制服、できてるから取りに来るようにだって。ーーひさ子さんが」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 02:36:24.54 ID:0otg8cEo<>きたぁ!<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/22(日) 03:20:11.40 ID:9U0Yknko<>被服室ーー
一方通行「……ダセェ」
ひさ子「なんだと!」
一方通行「ンだよこれァ。マジダセェ、まだ学ランのほォがマシだ」
ひさ子「…一応、この制服がSSSの証だから着て欲しいんだが」
一方通行「…………ハァァ」
一方通行「……」ジロッ
一方通行「……ハァ」
ひさ子「どんだけ嫌なんだよ…怒り通り越して呆れるわ」
一方通行「なンつゥか…こンなの着たら俺のイメージが完全にぶっ壊れそォでよォ」
ひさ子「生前は学ランだったのか?」
一方通行「ンや。制服なンざ一度も着たことねェ」
ひさ子「それは……」
ひさ子(こいつも青春を過ごせずに死んだんだな…悲惨な人生だったのだろうか?)
一方通行「…ほら、よこせ」バッ
ひさ子「あっ」
ひさ子「……なんだ、結局受け取るんだな。……に、似合わない」プルプル
一方通行「だから言ってンだろ。ったく…」
一方通行「ンじゃな。俺ァギルド降下作戦とやらに行く」ガラッ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 03:23:19.68 ID:ZstYH0Io<>ブレザー姿の一方通行さんか、見てみたいなwwwwwwww<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/22(日) 03:35:12.41 ID:9U0Yknko<>体育館ーー
藤巻「よっと…」ガラガラ
松下「ふん…」ガラガラ
一方通行「体育館に入り口か、なンとも漫画みてェな話だなァおい」
スタスタ
ゆり「ほら、あとは一方通行君だけよ?」
一方通行「へいへい…」ストン
ドシャ
藤巻「うぉっ!能力使って飛び降りんじゃねえよ!砂ぼこりたったろ」メガミエネエ
日向「…?誰かいるぞ?」
野田「……」スタスタ
大山「なんだ野田君かぁ」
藤巻「アホが出た」
野田「俺はまだそいつを認めていない!」
藤巻「こんなとこで待ち構えてる意味がわかんねえよ」
大山「野田君はシチュエーションを重要視するから」
ユイ「つまりアホですね」
一方通行「あァ?ンだァやる気かオイ」
野田「フン、元よりそのつもり!」
ゆり「ちょっと、こんなとこで戦わないでよ!それに野田君、一方通行君はもう仲間になってるのよ?馬鹿なことはやめなさい」
野田「ぐぅっ…!」
一方通行「だとよォ?オマエの大好きなゆりっぺさンがそゥ言ってンだぜェ?」ニタニタ
日向「早くも野田の弱点に気付いた!」
ユイ「しかもそこを突くなんて鬼畜ですね♪」
椎名「あさはかなり」<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/22(日) 03:45:36.02 ID:9U0Yknko<>ギルド降下作戦中ーー
藤巻「……」スタスタ
野田「……」スタスタ
高松「……」スタスタ
日向「……」スタスタ
ユイ「……♪」スタスタ
大山「……」スタスタ
松下「……」スタスタ
椎名「……」スサッスサッ
TK「Oh……♭」ズンチャズンチャ
一方通行「…だりィな。どンだけ歩くンだよ」サイコウビ
ゆり「仕方ないわよ、地下深くなんだし」ソノトナリ
一方通行「にしても、よくンな工場作れたなァ、オマエらが」スタスタ
ゆり「まぁ、チャーさんは凄いからね」スタスタ
一方通行「…ふゥん」スタスタ
ゆり「……ね、ねぇ。せっかくだし何か話さない?」スタスタ
一方通行「何かって?」スタスタ
ゆり「えっと…そのぉ…」スタスタ<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/22(日) 04:05:14.48 ID:9U0Yknko<>一方通行「なにオドオドしてンだよ」
一方通行「ったく。ンじゃーー」
☆分岐選択肢(BAD有り)☆
@一方通行「ゆり、なンか話せ」
A一方通行「なンでオマエはリーダーなンざやってンだ?」
B一方通行「俺の話でもしてやろォか?」
>>320<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 04:11:42.34 ID:ID5iwTko<>お前ら頑張ってイイヤツを選択してくれ
ksk<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/08/22(日) 04:24:04.52 ID:/Pazo9s0<>3<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/22(日) 04:33:58.42 ID:EUKvoq.o<>B<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 04:42:12.59 ID:ze9KsP20<>まだ書いてんのかよこの糞つまんねえスレ<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/22(日) 05:00:13.67 ID:9U0Yknko<>B
一方通行「俺の話でもしてやろォか?」
ゆり「え……」
一方通行(…………)
一方通行「ッ……!」
一方通行(バカか!俺は何を口走っていやがるンだ!)
ゆり「本当に、話せるの……?」
一方通行(チッ、ンだよその顔は)
本当に、気がどうかしていた。
一方通行(なンだってンだよ、テメェの過去をグダグダと話してどォする)
一方通行(お涙頂戴でもして欲しいってかァ?くだらねェ。同情されてェのか?バカが!自分の罪を語って助けてもらおうとでも考えてンのかよ!)
一方通行「チッ……」
一方通行(妹達の夢にうなされて、それでこれか?カワイソウ、なァンて言われてェのか人殺し)
ゆり「…どうしたの?」
一方通行「……わりィ、なンでもねェ」
一方通行(テメェは、一万以上の人間を殺してきたンだよ。なにひよってんだクズが!)
ゆり「……そう」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 05:30:02.40 ID:ze9KsP20<>厨二すぎてみていて痛いんだけど^^;
どう頭をひねったらこんなウンコみたいなの書けるの?^^;
支援してる奴は中学生ばかりかな^^;<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 09:47:42.77 ID:epI1NzQo<>続けろ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 10:19:40.20 ID:gpwdd7Qo<>>>323
ごめん、痛いレス勘弁してくれ
見ている奴はいるから、1は気にするな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 10:42:48.42 ID:SS1EkYSO<>反応してやるなよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 12:05:30.07 ID:.6MKDHMo<>^^<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/22(日) 16:07:19.72 ID:oLF.7eUo<>
どう頭をひねったらこんな の書けるの?
支援してる ^^
だけ読んだ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/22(日) 22:36:14.35 ID:BrmNVASO<>キテタ━━━(゜∀゜)━━━!!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/23(月) 00:57:39.03 ID:7l2exTc0<>>>328のせいでなんだか>>323がツンデレに見える
平和だ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/23(月) 13:56:32.90 ID:KacNmGE0<>>>328
ナ・イ・ス b<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/24(火) 00:25:51.80 ID:.MTyzVMo<>続き待ってる<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/24(火) 15:10:00.43 ID:.jWbS.I0<>期待期待<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/24(火) 17:07:58.49 ID:DwEEvk60<>まだかよおい、こちとら楽しみにしてんだぞ!! 読者を待たせるものじゃありません!
____
/ ― -\
ミ ミ ミ / (●) (●) ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. (__人__) \ /⌒)⌒)⌒)
| / / / ` ⌒´ | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒) / ゝ :::::::::::/
| ノ \ / ) /
ヽ / ヽ/ /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/24(火) 20:36:16.79 ID:Yj1CPuAo<>ギルド最深部――
日向(ゆりと話してから一方通行の奴、機嫌悪いな……)カベヨリカカル
藤巻「おら日向、サボってんなよ」
大山「どうしたの?珍しく神妙な顔して」
日向「ん?あぁ、ちょっと気になってな」
藤巻「気になるって?」
日向「そりゃユイのパンツがエロいなぁ〜とだな」
ユイ「ちょっ!なに見てんですかお金取りますよひなっち先輩!」
日向「え、何?お前のパンツ如きで金とんのガバァッ!」アタマケラレル
藤巻「…くだらねー」ケッ
大山「あははー藤巻君は女に興味ねえ俺カッコイイ(笑)だもんねー」ニコニコ
藤巻「大山、お前後で三階からダイブな」
大山「え…」ナニソレコワイ
ユイ「もう最低ですこのセクハラ!リーダーに言いつけてやる!」ジダンバジダンバ
日向「はっはーん!残念でしたァ!ゆりっぺのやつは俺にセクハラされ慣れてるからパンツ如きじゃ怒らねえよ!」ケーケッケ
ユイ「マジですか!?いつの間に二人はそんな仲!?」マジデカ
日向「まぁこれでも一番の古株なんでね」フッ
ユイ「…あ♪」オモイツーイタ
ユイ「にっしっしぃ〜♪一方通行先輩ぃ〜♪」ダッ
日向「お、おい!今近づかないほうが……ま、いっかユイだし」
高松「日向さん、いい加減武器を運ぶのを手伝ってくれませんか?」メガネキラーン
日向「相変わらず無駄な筋肉露出してんな」
高松「脱いだ方が力で出ますので」フン、フン、ジョウワンニトウキン、キラン
日向「すげぇ量かかえてんじゃねえか。よっし、俺も運んでやるカパァッ!?」アタマゴツーン
野田「フン、邪魔だ。俺はゆりっぺの為に武器を運んでいるのだ。サボってるやつが邪魔をするな」カッ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/24(火) 20:59:46.40 ID:/0ERSnQo<>おかえり<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/24(火) 21:00:59.30 ID:rg8JCJ20<>ファファファ、シエェエエエエエエンッ!!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/24(火) 21:23:57.90 ID:qeMWLgco<>来てたか<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/24(火) 21:34:37.20 ID:Yj1CPuAo<>一方通行「……あン?」
ユイ「ちわっす先輩!」ビシッ
一方通行「……」
ユイ「……」
一方通行「……ンだよ」
ユイ「…もしかして機嫌悪いですか?」
一方通行「……あァ」
ユイ「ま、まさか……!あの日?」
一方通行「……ほォ?」パキ
ユイ「いやいや冗談ですって先輩は男ですよねええ全くもってそうです決してあたしのパンツ見ても無反応だなこいつ本当に男なのかなんて疑ってませ」
ゴンッ
日向「お?よーうユイ、一方通行はどうだったよ?」
ユイ「テメェのせいで殴られただろうがッッ!」
日向「あぎゃふッ!?」ドカッ
ユイ「ぅう……先輩、痛かったですよぉ」
日向「お、れのほうが痛いわ!」クワッ
ユイ「全く、なんでここの先輩方は暴力的なやつばかりなんですかね!」
日向「お前も十分そうだがな!」
ユイ「それにしても…」
日向「あ?」
ユイ「一方通行先輩、なんだかさみしそうな顔してた…」
日向「へぇ。ま、それでも慰められずに殴られて返ってきたんだから、女として終わってるよなぁ、あっはっは!」
ユイ「……そこは笑うとこじゃないでしょう、相変わらず外道ですね先輩」
ユイ「……ま、気に喰わないのはそこじゃなくて――なんでゆりっぺさんとは普通に話してるんですかねえあの白クマ赤目はよォ!」ドガッ<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/24(火) 21:48:49.98 ID:Yj1CPuAo<>一方通行「おいゆり」
ゆり「ん?」
一方通行「オラ、持ってる武器寄こせ」グイッ
ゆり「あ、ありがと」
一方通行「後は上がるだけか?」
ゆり「えぇまぁ」
一方通行「ンじゃ行くか」スタスタ
ゆり「ん……」スタスタ
日向「見ろよ大山、あの二人のいちゃつき様を」スタスタ
大山「うぅーん、でもゆりっぺを落とすのは難しいかな」スタスタ
日向「そうかぁ?ありゃもう完全に一方通行にホの字だと思うが」スタスタ
大山「たとえそうでも、だよ」スタスタ
ユイ「どーゆーことです?」キャピッ
高松「私の見解ですが、ゆりっぺさんは相当ガードが固いですからね」キラン
大山「誰にでも平等に優しくする人っていうのは大抵そうなんだけどね」スタスタ
ユイ「おぉ、なんだか大山先輩がマジっぽいです」スタスタ
日向「ゆりはそれだけじゃ、ないってか」スタスタ
大山「うん。きっとゆりっぺ自身、一方通行君のことが気になってる。でもね、ゆりっぺはきっと踏み出さない」スタスタ
松下「……消えたくない、ということか」
日向「うぉっ、いたのか松下五段」
松下「俺は、消えることが悪いことなのか…少しわからなくなってきた」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/25(水) 11:47:07.33 ID:MEpGUxw0<>ご、五段……
お前、消えるのか?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/08/25(水) 15:44:16.73 ID:9Zuo6lk0<> ' , \、 、| ヽ l / / ヽ, / / /
``ヽ ヽヽ! , lj ヽ i/ , ' u !/ / /
、 ヽ\ ` l_/ /`ヽ、 ヽ/ / ,. ' ´ヽ l ,'/'´ /__
、 ヽ、 ,へ、/ ,ヘ``ヽ、ヽ. ` / /,. -‐,´ _!,-、 / /'´/ 消えるのか?
ヽ\`` l l^ヽ,', ', oヽ`、} レ/o ,' 〉"^l//'´/
\、 l l r' ', ー―‐",`ー´`ー―‐' //_',/_,. -;ァ
,.ゝ-\ー、 ','""""" ノ_ ゛゛゛゛` /'_j / /
``,ゝ-ゝ、_',u r====ョ /-/_/
´ ̄``ー,ヘ `===='' /=''"´
,'、 `ヽ、,:' -‐- , '``>、
ノ`::ー-、_\__,/_,. ::'´:::::冫二ニ77ー-
,...-、‐ニ二{{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ニニニ〃::::::::
:::::::::ヽニ二ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/二二ニ〃:::::::::::
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/25(水) 23:43:39.79 ID:PJq9qcoo<>今日はなしか<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/26(木) 02:01:04.38 ID:1K49SEso<>一方通行「オマエ、消えたいのか…?」ピタ
松下「え…」
ゆり「一方通行君?」
一方通行「オマエ今、岩沢と同じ目ェしてたぞ?」
日向「それって…」
松下「……」グッ
一方通行「……俺は……チッ、上手く言葉が見つかンねェ」ガシガシ
松下「……いや、わかってる。お前さんの言いたいことは、よくわかる」
藤巻「松下五段……?」
大山「松下君?」
松下「俺は、お前らを置いて行きたくなかった……けれど、最近思うんだ…」ワナワナ
ゆり「……」
松下「少し、楽になりたいって……」
野田「……」フン
高松「それは…」
ユイ「……」
TK「……オレ、は…ユーにダンス教えるの気に入ってた」
松下「あぁ……」
TK「最高のフレンド……そのユーが消えたいなら、俺には止められない」
松下「……あぁ」
ゆり「……」<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/26(木) 02:16:38.32 ID:1K49SEso<>野田「…好きにすればいいだろう、もともと消えたくないからゆりっぺの元に集まっただけのこと」
藤巻「野田ぁ!」
野田「フン……ただ、見届けてやる。それだけだ」
大山「野田君…」
椎名「……」
松下「俺は……」
一方通行「好きにしたらいいじゃねェか、野田の言う通りだ」
ゆり「一方通行君…」
野田「珍しく意見が合ったな」
松下「……俺は…」
一方通行「ただよォ……あァー、なンつーか……その、だなァ…」
SSS「?」
一方通行「松下ァ、肉うどん奢ってやっから消えんのはそれからでも、いいンじゃねェの……?」
SSS「……」ポカーン
松下「あぁ…そう、だな」
一方通行「チッ、オラ!さっさと行くぞテメェら」バッ、スタスタ
ゆり「え、えぇ……」ポカーン
ユイ「先輩ー♪私にも奢ってくださいよぉー♪」スタスタ
一方通行「オーケイ、10辛ライスでどォだァ?」スタスタ
ユイ「嫌です!死にます!まだ激辛麻婆豆腐のほうがいいです!」スタスタ<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/26(木) 02:28:23.60 ID:1K49SEso<>食堂ーー
野田「貴様!俺のカツを横取りしたな!」
大山「だってよ、藤巻君」モグモグ
藤巻「へ?」ズルズル
野田「貴様かコラァ!その月見そばから、月を奪ってやる!」カチカチ
藤巻「うおっ、何しやがる!」
大山「モグモグ」ヒョイ、パクッ
藤巻「明らかにこいつがモグモグしてんだろうが!」
野田「言い訳とは見苦しい!」
大山「カツうめー」モグモグ
日向「お、椎名っち、その唐揚げ一つくれよ」ヒョイ
椎名「フ、残像だ」スッ
日向「なにぃ!?」
ユイ「おーすげー、このやろ、私が取ってやる!」ヒョイ、ヒョイ
椎名「フハハハハ、無駄だ無駄だ」
ゆり「あなたたち落ち着いて食べなさいよ」
一方通行「ンだよ」
ゆり「ねー?」
一方通行「ンー」
TK「Oh,そこのカップル、イチャイチャし過ぎだぜー!」<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/26(木) 02:37:16.39 ID:1K49SEso<>野田「ズズズッ、貴様!ゆりっぺに手を出すな!」
藤巻「あー!こいつマジで俺の月を奪いやがった!」
大山「あ、椎名さん、カツと唐揚げトレードしない?」
椎名「む、いいだろう」
大山「ラッキー、うめー」モグモグ
藤巻「なんか大山は得しまくりだなぁ!」
野田「ゆりっぺに手だしさせんぞ一方通行!」ダダッ
一方通行「モグモグ」反射
野田「ぐぉっ!」反射され
高松「野田さんが何バウンドもして20メートル先の人たちにぶつかりましたね」キラン
ワイワイガヤガヤ
直井「あいつら…あんなに騒いで!」ガタッ
恭介「まぁ待て文人」ガシ
直井「しかしっ」
恭介「見てろって」
奏「……」モグモグ
奏「麻婆豆腐美味しい」<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/26(木) 02:50:12.93 ID:1K49SEso<>一方通行「ったく、ここは幼稚園ですかァ?小学生だってもっとお利口にできンぜ?」
ゆり「なら貴方は園長先生?」
日向「おぉう、組長先生ー」グラサンノナ
一方通行「やめい」
ゆり「でも似合いそー、ぶっきらぼうな顔して『走るンじゃねェよ、転ンだら足擦りむいちまうだろォが』とか言ったりして」
一方通行「……」
日向「わかるわかる!それで園児が転ぶとさ、『ったく、だァから走ンなって言ったろ?オラ、傷見せてみろ。あーはいはい痛いの痛いのトンでけー』ってさ」プククク
一方通行「い、言わねェよ!ンだよそのキャラはよォ!テメェら…頭グリグリの刑な」
日向「ま、マジでやるのかーーっていてええええ!能力使うなおまっ、マジいてえ!」ギャー
一方通行「お客さーン、痛いとこありませンかーってなァ!」アヒャヒャ
日向「」プシュー
一方通行「さァてお次はテメェの番だぜェ?ゆりちゃンよォ?」
ゆり「や、優しく…してね?」
野田「Oh……」
藤巻「野田が!野田が血の涙を流して倒れたー!病院ー!」
奏「病院なんてないわ、誰も病まないもの」
藤巻「うるせえよ!んなこと聞きたいんじゃねえから!」<>
suica ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/26(木) 02:56:59.01 ID:1K49SEso<>ギャーギャー
キサマラーシズカニシロー
ギャーギャー
セイトカイグミガイルー
ドタバタドタバタ
松下「あっはは……」
松下「みんな、」
SSS「……!」
松下「ありがとな、そしてーーまたな」ニカッ
笑って、松下は消えた。
空のうつわを、残して。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第2話「Guild」END<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/26(木) 03:01:55.78 ID:E4cjjuIo<>oh…<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/26(木) 06:24:26.38 ID:LvtOKUY0<>松下ェ……<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/26(木) 10:43:25.27 ID:KmE7X0.0<>幸せなひと時……<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/26(木) 14:50:11.25 ID:pQbIgTUo<>五段……(´・ω・`)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/26(木) 15:15:09.47 ID:kuHep6A0<>空気の読める恭介であった。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/26(木) 19:02:15.01 ID:j4I4Kpo0<>どーでもいいけどAB!の原作ってなんなの?
教えてエロい人!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/26(木) 20:56:18.40 ID:QixLi6Mo<>完全オリジナルアニメですが<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/27(金) 00:58:03.15 ID:xgGmNGMo<>ごだあああああん
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/27(金) 08:34:44.95 ID:RJEk1H.0<>別に批判したいわけじゃないけど五段消えるのあっさりだな……もっと過去編とかやってほしかったな
ところで俺の通ってる大学に五段にそっくりな奴がいるんだが<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/27(金) 10:42:33.72 ID:FjchtAMo<>そいつ…消えるのか…?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/27(金) 12:13:45.88 ID:pYmT42E0<>>>358
過去編はTKだけでおk<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/27(金) 12:30:54.87 ID:t3yoXoDO<>個人的にはアニメでもそうだったが、あさはかさんが何者か気になってた<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/27(金) 12:35:54.94 ID:N4j20MDO<>あさはかなり<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/29(日) 09:41:01.30 ID:cllcZvY0<>待ってる<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/29(日) 14:20:39.81 ID:XG6rV8Q0<>>>363
未来で?<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/29(日) 14:28:03.80 ID:pJDezjUo<>****************************
その日、少女は死んだ。
吹寄「うそ……」
呆気なく、
吹寄「な、んで……?」
友人の前で、その少女は、
吹寄「いやぁぁぁああああああああああああああーーー!!」
とある存在に、殺された。
戦争が終わり、平和が戻ったかに思えた世界にーー不幸が訪れる。
****************************<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/29(日) 14:48:40.42 ID:pJDezjUo<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
恭介「……」
直井「恭介さん!恭介さんってば!」
恭介「おっ、おぉ悪い。聞いてなかった」
直井「何か考え事ですか?」
恭介「この前のことでちょっとな」
直井「この前…?」
恭介「SSSのやつが一人、消えたろ?」
直井「あぁ、そうですね。岩沢に続いて松下とかいうやつが消えました」
恭介「そう、松下だ」
直井「そいつが何か?」
恭介「何故あいつが成仏したと思うか?」
直井「それは、満足したから…ですよね?」
恭介「そうだ。……生前の不幸を受け入れられるほどに、な」
直井「それは…」
恭介「……あいつが抱えていたものはな、俺のダチと同じだったんだ」
恭介「少し、思い出しちまってな」
恭介(……謙吾のやつをな)
恭介「松下のやつが抱えていたものを、あいつらは知れたのだろうか」
恭介「いや、そんなわけはないな。ならあんなに辛そうにはしていない。ーーなぁ、一方通行とか言ったか?お前の選んだ選択肢は果たして正しかったのか、間違っていたのか」
直井「恭介、さん?」オソルオソル
恭介「面白くなりそうだ」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/29(日) 15:02:16.03 ID:pJDezjUo<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方通行「……」
奏「……」
一方通行「……」
奏「……授業、始まっちゃう」
一方通行「……そォか」
奏「……急がないと」
一方通行「……そォだな」
奏「……」
一方通行「……急げよ」
奏「……あなたは?」
一方通行「腹痛ゥで休む」
奏「大丈夫?保健室まで連れてってあげる」
一方通行「……」
一方通行(やり辛ェ)
奏「ほら、早く」クイッ
一方通行「服掴むンじゃねェ」
ユイ「お?これは一方通行先輩じゃないですかー!ってげぇええええええ!?て、天使に捕まってる!?うぉぉおおどうしよどうしたらいいんだユイにゃんはぁぁ!?」
一方通行(よりにもよってコイツかよ)
一方通行「チッ」
ユイ「あーー!今舌打ちした!なんで!?ユイにゃんのどこが不満!?」
一方通行「ぜェェンぶだ、バカ」
ユイ「ひ、ひどいっ!でも、感じちゃう」ビクンビクン<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/29(日) 15:20:03.08 ID:cllcZvY0<>きてた!
うほっユイにゃんかわいいよユイにゃん
それ以上に一方さんがかわいいお!ぺろぺろしたいお!<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/29(日) 15:27:59.12 ID:pJDezjUo<>一方通行(……ン?あそこにいるのは、確か遊佐とかいうオペレーターか?)
一方通行(さて、どォすっかな)
☆分岐選択肢(BAD無し、イベント発生)☆
@奏と授業を受けに教室へ行く
A奏とユイは放って置いて遊佐に話しかける
Bユイと一緒にこの場を去る
>>372<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/29(日) 15:29:18.93 ID:PlnSlP.o<>ksk<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/29(日) 15:33:20.56 ID:uKbxRXw0<>ksk<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/29(日) 15:34:10.45 ID:uKbxRXw0<>A<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/29(日) 15:49:47.47 ID:pJDezjUo<>A
一方通行「よォ」
遊佐「え?」
ユイ「どぅええええ!?あたしを無視してナンパですか!?なんて軟派な野郎なんですか!なんちゃって!」
奏「……?」
ユイ「いや首傾げられても」
奏「……面白いわ」
ユイ「って一方通行先輩!?何時の間にかいなくなってる!?くっそう、遊佐さんに手を出すなんてマニアックな!」
ユイ「いやそうでもないのか?戦線にもファンがいるとかいないとか!ん?でも待てよ」
ユイ(岩沢さんみたいにまさか…!一方通行先輩が話しかけた相手ってみんな満足して消えちゃうんじゃ!?)
キーンコーンカーンコーン
奏「あ、授業始まるわ」グイッ
ユイ「ふぇ?」
奏「急がないと」ズルズル
ユイ「ってええ!?あたしも授業にでろと!?そんなん嫌じゃい!あたしはこれから一方通行先輩いないかなーってぶらぶらした後ギターの練習したかったのに!」
奏「先生に怒られちゃう」ズルズル
ユイ「話聞けやコラァァ!振りほどいてや…ぐえっ、な、なんて怪力ぃぃ!さ、さすがてん、し…」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/29(日) 18:42:54.58 ID:vBBWTko0<>恭介をもっと見たい。<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/29(日) 23:56:55.51 ID:pJDezjUo<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーー校庭
姫神「はっ……!」
姫神「ここは。どこ?」キョロキョロ
姫神「確か私は。死んだ。はず」
ワイワイガヤガヤ
姫神「時間は……1時。お昼時」
姫神「みんな。誰なんだろう」
ゆり「そこのあなた」
姫神「?あなたは。誰?」
ゆり「あたしはゆり。ここは死後の世界よ。つまりね、あなた、死んだのよ」
姫神「死後?じゃあ。上条君もいるの?」
ゆり「上条って人と知り合いなの!?」ビクッ
姫神「!知っているの!?お願い……」
姫神「彼に会わせて!きっと今も。苦しんでいるはずだから!」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/30(月) 00:28:00.15 ID:qxEiP3Uo<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
同日ーー朝
一方通行「ほらよ」ホイッ
遊佐「…っ、とと。ありがとうござます」
遊佐「keyコーヒーですか、美味しいですよね」
一方通行「岩沢のやつがそォ言ってたな」カチ、グビッ
遊佐「岩沢さんと結構親しそうでしたね」
一方通行「岩沢とかァ?まァ、確かにな。あいつはイイ奴だった」グビグビ
遊佐「貴方はBlackですか」カチ
一方通行「あァ、俺にはそいつ、甘過ぎるンだよ」
遊佐「それでもしばらくは飲んでいたそうじゃないですか」
一方通行「なンで知ってンだよ」
遊佐「感情に浸るのも、人間らしいですね」グイッ
一方通行「答えになってねェぞ」
遊佐「ぶっちゃけ戦線でも噂になってました」
遊佐「一方通行さんは岩沢さん狙いじゃないか、と」
一方通行「マジかよ……」
遊佐「もちろん噂の発信源は私ですが」
一方通行「オマエかよ!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/30(月) 00:49:44.68 ID:RZ4Ck4Eo<>おいww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/30(月) 10:51:42.86 ID:vkNaamQ0<>遊佐めwwwwwwwwwwwwwwww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/08/30(月) 13:29:26.37 ID:x4IR7/A0<>3<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/30(月) 16:37:45.52 ID:rSOMw5E0<>話が一通り終わったら選んでない分岐も投下するの?<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/31(火) 15:31:09.39 ID:fa9rYKwo<>遊佐「ところでですね」
一方通行「さっきのやりとりは終わりですかァ?随分とふてぶてしい野郎だなァ」
遊佐「私は女ですよ?」
一方通行「そォいう意味じゃねェよ」
遊佐「そうですか」
遊佐「一方通行さんに尋ねたいことがありまして」
一方通行「あン?なンだよ」
遊佐「二木佳奈多という人物を知りませんか?」
一方通行「いや、聞いたこともねェが」
遊佐「……そうですか」
一方通行「人探しか?」
遊佐「はい」
遊佐「生きているのかどうか、知りたかったのです……」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/08/31(火) 15:48:27.72 ID:fa9rYKwo<>遊佐「私の家は、二木の家と繋がりがありまして」
遊佐「いつだったか、話したことがありました」
遊佐「彼女の家は色々と複雑で、簡単に言えば双子。なんですけど」
遊佐「どちらが跡取りになるか、小さい頃から比べられてきました」
遊佐「そんな中で、一つの集まりがありました。私はそこで、彼女と会話しました」
遊佐「彼女は覚えていないでしょうね。双子の妹のこと、家のこと、いっぱいいっぱいですから」
遊佐「彼女と話したのはごくわずかな時間でした」
遊佐「彼女は妹を下に見て、馬鹿にしているそぶりを見せましたがーー私は気付いてしまいました」
遊佐「嘘つきだな、って」
遊佐「それから私は、彼女の複雑な家庭のことを調べました。そして、いつか助けてあげたいと、救いたいと思いました」
遊佐「あんな、人間のクズに管理される彼女たちを」
遊佐「ある日のことです」
遊佐「彼女の学校の修学旅行で、バスが転落し、大勢の生徒たちが死んだというニュースが流れたのは」
遊佐「私は、その中に彼女がいたのかどうか、必死に調べてました」
遊佐「お願いだから生きていて、と」
遊佐「いてもたってもいられず、二木の家に向かいました」
遊佐「走って、走って……」
遊佐「そんな私の目の前に迫ったのは、一台のトラック」
遊佐「私は彼女の安否も知れず、死にました」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/31(火) 16:08:47.77 ID:hfZ.49E0<>キテタ━━━(゜∀゜)━━━!! <>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/08/31(火) 21:21:01.11 ID:N8YKbb.0<>ときどきよくわからんタイミングで来るなあ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/01(水) 01:13:44.92 ID:Qk0RP3so<>つい最近リトバス終わったからようやくついていけるぜ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/01(水) 12:43:14.98 ID:GW/5AISO<>リトバスもとある◯◯も知らない俺には未知の世界だ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/01(水) 15:43:08.47 ID:EpOzQowo<>いろいろ混ぜてくるなぁww
まぁリトバス最近終わったからわかるけど<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/01(水) 20:31:20.20 ID:L1NpY2co<>遊佐「これが私の未練です」
一方通行「……そォか」
遊佐「一方通行さんは、未練なしにこの世界に来たんですよね」
一方通行「あァ」
遊佐「そんな貴方から見たら、私は滑稽に見えますか?」
一方通行「……それを聞いてどォしたいンだ?」
遊佐「……」
一方通行「批判されてェのか?慰めて欲しいのか?力になって欲しいのか?」
一方通行「好きなのを選べよ。オマエのして欲しいことをしてやる」
遊佐「どうして……そんなに献身的なんですか?」
一方通行「大した理由なンざねェよ」
一方通行「ただ、自分を許したくねェ。それに光ある世界に生きるやつの悲しむ顔なンざ見たくねェ。それだけだ」
一方通行「……チッ、なンでペラペラ喋ってンですかァ?俺はよォ」
一方通行「まァ、俺のこたァ気にすンな」
遊佐「……」
一方通行「オマエはオマエ自身のことを考えろ」
一方通行「いいか?オマエはどうしたいのか、だ。まだ消えたくないのか、消えたいのか。選ぶのはオマエだ」
遊佐「……私は、みなさんと同じように神様が許せません」
遊佐「もし、彼女が死んでいたら……そんな酷い人生を与えた神様を、許したくありません」
一方通行(……テメェではなく、その女の為に、か)
遊佐「だから、消えたくないです。でも彼女が生きていたのかどうか、知りたくて……毎晩夢にうなされて……」
一方通行「話はわかった。とりあえずまァ、その二木って女について調べンのは協力してやる。ニュースで流れてたンならオマエより後にこの世界に来たやつなら知っているかもしれねェ。その後で消えるかどうかは、オマエ次第だ」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/01(水) 20:49:35.28 ID:L1NpY2co<>遊佐「え、あ…はい」
一方通行「ンだよ豆鉄砲でも喰らったよォな顔しやがって」
遊佐「いえ、本当にそこまでしてもらえるとは思わなかったので」
一方通行「いらねェ世話か?」
遊佐「そんなことはありません」
遊佐「お願いします」ペコリ
一方通行「おゥ」
遊佐「あ」
遊佐「もしかして私に惚れましたか?」
一方通行「おォ一目惚れだなァ、その肌ペリペリと剥がしてェくらい惚れてンぜェ?」
遊佐「……」
遊佐「そ、そういう趣味の方ですか。少し対応できそうにありませんね」
一方通行「冗談だ」
遊佐「本当ですか?な、なんならSMくらいまでならなんとか頑張ってみますけど……」
一方通行「そォか頑張れ」
遊佐「まさか初っ端から放置プレイとは、難易度高いです」ハァハァ
一方通行「熱っぽい顔すンな」ヒタイツン
遊佐「あぅ、もっとお願いします」ハァハァ
一方通行「……」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/01(水) 21:05:14.66 ID:L1NpY2co<>一方通行(どォしてこうなった)
遊佐「一方通行さん……」ハァハァ
一方通行(これは誰かに目撃されて面倒なことになる気がすンぞ)
一方通行(よくある嫌なパターンだなァ)
一方通行(落ちつけ、慌てるな)
一方通行(よく考えてみろ、俺ならできる……)
一方通行(そォだよ、俺を誰だと思ってやがる)
一方通行(俺の演算能力がありゃァ簡単なンだよ)
一方通行(まずは、誰か接近してねェから確認だ)キョロキョロ
ゆり「……」ドキドキ←隅に隠れてる
一方通行「はいアウトー」
遊佐「ハァハァ……へ?」
ゆり「っ……」ビクン
一方通行「ゆりちゃン?隠れてないで出ておいでェってなァ?」ニタニタ
ゆり「ッッ……」ビク、バッ
一方通行「追いかけっこかァ?いいぜ逃げろよ」ニタニタ
一方通行「ただしこいつは命懸けの追いかけっこだァ」ニタニタ
ゆり「なっ……!」ビクン
一方通行「追いつかれたら終わりってなァ?」ニタニタ
遊佐「……これもまた、放置プレイですか」ハァハァ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/01(水) 21:22:24.53 ID:/X47pX.0<>遊佐ってドMなのかW<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/01(水) 21:41:35.09 ID:L1NpY2co<>――――――――――――――――――――
教室――
恭介「今日は来ないのか」
奏「?」
恭介「あの一方通行とかいうやつ」
奏「誘ったんだけど逃げられちゃった」
恭介「だとすると、立華が教室に連れて来れなかったのは残念だな」
恭介「今日来たらコンタクトを取ろうと思ってたんだが」
――――――――――――――――――――
お昼――
ゆり「つ、疲れた……」
ゆり「まさかあんなに追いかけ回されるなんて」
ゆり「絶対遊ばれてたわね。だってギリギリで追いつかないで逃がされてたもん」
ゆり「今日のお昼はどうしようかな……」ウーン
姫神「……」キョロキョロ
ゆり「……あの娘(こ)、この世界に来たばかりね」
カツカツ
ゆり「そこのあなた」
姫神「?あなたは。誰?」
ゆり「あたしはゆり。ここは死後の世界よ。つまりね、あなた、死んだのよ」
――――――――――――――――――――
食堂――
ユイ「うーん?一方通行先輩いないなー」
ユイ「って……アレ?あそこにいるのって……」<>
pasuta ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/01(水) 21:54:07.81 ID:L1NpY2co<>――――――――――――――――――――
上条「さて、そろそろ動き出すか……」
美琴「ね、ねぇ本当にするの?」
上条「あぁ」
沙耶「行くしかないわね」
絹旗「超選択肢は一つです」
音無「……あれ?垣根は?」
麦野「ナンパに行ったわよ」
上条「なら垣根は放っておいていい。今回はこのメンバーで行くぞ」
美琴「……」
音無「……」
沙耶「了解」
絹旗「超承知です」
麦野「……フン」
――――――――――――――――――――
一方通行「さて、これからどうすっかァ」
★分岐選択肢(BAD有り、ルート確定)★
@二木佳奈多を探す(現段階でゆり攻略へ走る)
A上条たちについて調べ、対策を練る(二木探し平行)
BSSSのことをもっとよく知る(二木探し平行)
C棗恭介とコンタクトを取る(二木探し平行)
<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/01(水) 21:55:17.56 ID:L1NpY2co<>
ルート確定安価
>>398<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/01(水) 21:55:23.65 ID:GbsaADA0<>C棗恭介とコンタクトを取る(二木探し平行)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/01(水) 21:56:28.28 ID:eKr0Si60<>A上条たちについて調べ、対策を練る(二木探し平行)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/01(水) 21:58:35.10 ID:GbsaADA0<>C棗恭介とコンタクトを取る(二木探し平行)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/01(水) 21:58:58.36 ID:BnWyONco<>ksk
398ならC<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/01(水) 22:01:20.08 ID:L9275J2o<>>>398
よくやった<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/01(水) 22:01:55.43 ID:GbsaADA0<>>>398
よくやった b<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/01(水) 22:10:12.08 ID:L1NpY2co<>×@二木佳奈多を探す(現段階でゆり攻略へ走る)BADルート
×A上条たちについて調べ、対策を練る(二木探し平行)BADルート
○C棗恭介とコンタクトを取る(二木探し平行)
★BAD回避ルート★
【恭介&SSSチーム:ルート】
――――――――――――――――――――
一方通行「あいつは何か知っている素振りだったなァ」
一方通行「とりあえず、教室に向かってみるか」スタスタ
――――――――――――――――――――
とある学校(SSSの学校ではない)――
美琴「……ここね」
上条「あぁ」
沙耶「誰から行く?」
絹旗「能力的にここは私でしょうか?」
上条「そうだな、頼む」
NPC「な、なんだお前ら……!?」
NPC教師「なんだね、君たちは」
NPC「そ、その銃本物かよ!?」
パン!
絹旗「これよりこの学校を、超占拠します!」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/01(水) 22:23:31.21 ID:L1NpY2co<>――――――――――――――――――――
教室――
ガラッ
恭介「来たか」ニヤッ
奏「?あ…」
直井「貴様は……」
一方通行「よォ…」
恭介「ようこそ。歓迎するぜ、一方通行」
恭介「ほら、そこに座れよ」
一方通行「まずオマエに訊きたいことがある」ガタッ
直井「お前だと?言葉に気を付けろ!」
恭介「まぁまぁ、いいから」
恭介「そうだなぁ、何から話そうか……」
恭介「少し、神様の真似事をしたことがある。なんて言ったらどうする?」
一方通行「……」
恭介「へぇ、そこまで驚かないか。相当未知のモノに触れてきたようだ」
恭介「――俺はな、一つの世界を作ったんだ」
恭介「俺一人じゃなくて、三人で願い、創ったんだけどな」
恭介「優しい優しい……偽物の世界を」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/02(木) 01:05:03.11 ID:Wxtqyrco<>毎度乙<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/02(木) 03:56:36.29 ID:8TTmBTUo<>乙
リトバスがもう懐かしいなー
アニメ化しないかな?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/02(木) 04:31:00.80 ID:Y/wVvm6o<>乙です
>>404PSPでフルボイス版が出るからそれで我慢するんだ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/02(木) 17:05:22.72 ID:6Gqp2EDO<>2<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/02(木) 17:11:27.22 ID:irlguBoo<>PSPフルボイスって理樹の声も入ってるのかな?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/02(木) 18:04:25.18 ID:nN9p2a60<>乙
音無と美琴はあまり乗り気じゃない感じかな?<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/02(木) 19:41:14.01 ID:diXr5wIo<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
体育館ーー
NPC達「……」
ザワ、
シーン
上条「どうした?美琴」
美琴「えっ、う、ううん何でもない」
上条「そうか?ならいいが」
上条「……美琴、無理について来る必要はなかったんだぞ?」
美琴「それは……」
麦野「上条ー、制圧終ったわよ」スタスタ
美琴「っ……」ビクン
麦野「あん?なァーにしおらしくなってんのよ超電磁砲。らしくないわね」
美琴「そ、そんなことないわよ…」
上条「……麦野、NPCの管理者はまだ見つかってないんだな?」
麦野「まぁ今のところね」
上条「それじゃあ俺と探しに行こう。音無と美琴はここで待っていてくれ」
音無「……わかった」
美琴「気を付けてね…」
NPC@「……」コソッ
NPC@「う、あぁぁ!」ダッ
上条「なに!?」ビクッ
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/02(木) 19:41:59.47 ID:er5f..SO<>きたきた<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/02(木) 19:53:50.23 ID:WYdOacSO<>きましたよー<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/02(木) 19:54:01.90 ID:diXr5wIo<>美琴「っ……!?」
NPC@「喰らえ!」
グサッ
上条「がっ…!ぐ……て、メェ」
麦野「チッ、大人しく捕まってりゃいいものをッ!」ガシッ
NPC@「ぐぁっ」
麦野「ボールペンを凶器にしやがったか。ったく面倒な」
麦野「音無!縄寄越して!」
音無「あ、あぁ」
NPC@「ち、くしょうが…お前ら何がしたいんだよ……俺を巻き込むな」
麦野「なーるほど、アンタNPCじゃないわね」
NPC@(人間)「あぁそうだよ!ふざけんなよ!一体何の目的があってこんなことをしてるんだ!」
上条「話しても無駄だろうな。どうせ信じられない。仮に信じられたとしても……お前みたいなやつには俺の目的が理解できない」
音無「……」
麦野「……超電磁砲、アンタ今どうして電撃放たなかったの?」
美琴「え……?」
麦野「上条のピンチだったってのに、電撃の一つも放たないなんてらしくないじゃない」
美琴「…………」
麦野「ま、いいけど。行くわよ上条」スタスタ
上条「あぁ……」スタスタ
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/02(木) 20:01:11.45 ID:zgk5CwAO<>リトバスのアニメは2011年確定っぽいぞー 支援<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/02(木) 20:06:30.28 ID:diXr5wIo<>
音無「行ったか……」
美琴「大丈夫かな…」
音無「なぁ、アンタ」
美琴「なに?」
音無「上条と知り合いなんだろ?」
美琴「えぇ、まぁ…」
音無「そのアンタが、不満そうな顔をしてる。てことは上条のやっていることに反対なのか?」
美琴「……わかんない」
美琴「私は、アイツのことが心配で心配で…でもこの世界で再開できて」
美琴「それで、満足だった」
美琴「一緒に…消えたかったのに」
美琴「でもそれは、エゴよね。アイツにはアイツの、やりたいことがあるんだもの」
音無「……俺には上条の神様を殺すだのという話が、いまだに信じられないんだが」
美琴「そう、ね……」
美琴「……」スクッ
音無「どっか行くのか?」
美琴「うん……一度、会っておかないといけないヤツがいるから」
美琴「できれば会いたくなかったけど。……ゴメン、少し外すね」スタスタ
音無「あぁ、行って来い…」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/02(木) 20:15:38.48 ID:diXr5wIo<>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
校長室ーーお昼
ガラッ
日向「おーい、次、藤巻の番だぞ?」
藤巻「あ?何がだ?」
日向「武器庫の警備」
藤巻「あー。んじゃ、行って来る」
大山「行ってらっしゃーい」
日向「あれ?そういや椎名っちは?」
大山「敵について調べてるって」
日向「おいおい単独でかよ。いくら椎名っちでも危険じゃねえか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
食堂ーーお昼
ユイ「あそこにいるのって…ゆりっぺさんと……誰だ?黒髪長髪の、地味っぽいやつは」
ひさ子「あれ?何ボーッとしてんだユイ」
ユイ「おぉ、ひさ子さん!チース」
ひさ子「飯食いに来たんだろ?入江たちも来てるから一緒に食べようぜ」
ユイ「あ、はいっ」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 09:17:59.33 ID:MGnQzVM0<>超期待してます。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/04(土) 17:03:34.64 ID:sWiNaOw0<>期待
まってる
今日来るかな?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/05(日) 21:29:24.28 ID:u9knax.0<>期待期待ー
がんばれー<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/06(月) 00:14:46.50 ID:XFSv01co<>ーーーーーーーーーーーーーーー
恭介「大切な仲間がいたんだ」
恭介「俺の学校でな、修学旅行があったんだよ」
恭介「つっても、俺は三年生で、対象は二年生だったんだが。まぁ勿論、俺も行きたかったからバスに忍び込んだんだ」
恭介「そしてそのバスが、崖から落ちた」
一方通行「……!」
一方通行(……なるほどな。これが遊佐の言っていた事故かァ)
恭介「みな、負傷した。さらにはガソリンすら漏れ始めた」
恭介「そんな中で、俺達の仲間はたった二人を守り切った。そいつらだけは、その場から逃げられるんだ」
恭介「だけどな、そいつら二人はあまりにも……弱かった」
恭介「どうしようもなく弱くて、弱くて……俺達は心配で仕方がなかった」
恭介「だから、願った。偽物の世界を。こいつらが、たった二人でも生きて行ける強さを得られるように、その為だけに、優しい世界を作ったんだ」
恭介「やがて二人は成長し、その世界は壊れた。俺達は二人を急かした。二人は、その場から逃げ切れた」
恭介「その直後、バスが爆発し……俺達は死んだ」
恭介「みんな、満足して」
恭介「でも、俺だけはダメだった」
恭介「二人がちゃんと生きて行けるのか心配で、心配で…この世界にやって来ちまった」
恭介「だから俺はもう一度、擬似的でも何でもいいから、神になりたいんだよ」
恭介「そして、あいつらがどうなったか…この目で見たいんだ」
恭介「これが俺の未練と、目的だ」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga <>2010/09/06(月) 00:22:16.53 ID:I2EOVQM0<>きたーん<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/06(月) 00:34:59.20 ID:XFSv01co<>一方通行「……ンなこと出来ンのかよ」
恭介「さぁな。でも出来ないと断言はされてないし、時間は永遠にあるんだ。別にいいだろ?」
一方通行「まァそォだが」
恭介「で?一方通行、お前らの目的はなんだ?」
一方通行「上条っつゥ野郎どもの撃退だ」
恭介「なるほど、なるほど」
恭介「そりゃ、大変そうだ」
一方通行「とぼけンなよ?オマエ、あいつらのこと何か知ってンだろ?」
恭介「どうしてそう思うんだ?俺は毎日NPCに混じって気楽な学園生活を送っている一生徒なんだが」
一方通行「その発言が既に、ただの生徒じゃねェと言ってるよォなもンだ」
恭介「おっと、こいつはしてやられたぜ!」ハハッ
恭介「というか、一方通行」
一方通行「ンだよ」
恭介「学食行かね?このままだと昼飯の時間終っちまうぞ?それに購買のパンはもう売り切れてるしさぁ」
一方通行「……」
直井「そうですね、恭介さん」
奏「麻婆豆腐…」
恭介「なっ?」ニカッ
一方通行「……ったく、わァったよ」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/06(月) 00:52:26.57 ID:XFSv01co<>学食ーー
恭介「さて、どこか空いてるか…?」
直井「どこも満席ですねぇ」
一方通行「あ、アイツ……」
恭介「ん?……おぉ、SSSのリーダーがいんじゃねえか。ちょうどいいな、席も周りは空いてるようだし」
テクテク
一方通行「よォ、ゆり」
ゆり「えっ!?一方通行君!?」ビクッ、ガタン
一方通行「あン?何ビビってんだ?とりあえず隣座ンぞ」
ゆり「え、ええどうぞ」
姫神「あの」
恭介「んじゃ、改めましてこんにちわ、だな。リーダーさん」
ゆり「あなたは…って天使ーーじゃなくて立華さんと副会長も!?え、なに!?どういう組み合わせよ!?」
一方通行「ガタガタうるせェなァ。おい棗、俺は飯に専念してェからオマエ説明しとけ」
姫神「私は」
恭介「こいつぁイキナリ過ぎるパスだな。ったく、しゃーねーな。んじゃ簡単に説明な」
カクカクシカジカ、セツメイチュー
ゆり「なるほどねぇ。つまり、貴方達は協力者になり得ると」
一方通行「なンでも自分達を中心に考えンな」
ゆり「うぐっ」
恭介「とりあえず仲良くやろうぜ、てことで」
ゆり「わかったわ、リーダーとして歓迎するわよ」
一方通行「……ところでよォ、この地味っぽい女は知り合いか?」
姫神「地味……ふふ、面と向かって。地味、と言われた。ふふ」
ゆり「あ、ちょっと、大丈夫?気にしないでね姫神さん」
ゆり「というか私も紹介し忘れてたんだけど」アハハ<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/06(月) 01:01:42.48 ID:XFSv01co<>姫神「というか。一方通行?」
一方通行「あ?」
姫神「学園都市第一位の?」
一方通行「オマエ、学園都市の人間か?」
ゆり「らしいわよ」
一方通行「能力はなンだ?」
姫神「吸血殺し」
一方通行「聞いたことねェな」
姫神「吸血鬼を殺せるだけの、能力を持った原石」
一方通行「なァるほど」
ゆり「どういうこと?」
一方通行「よォはこの世界じゃただの無能力者ってことだァ」
ゆり「へぇー」
姫神「そういうこと。でも。本当に一方通行?」
一方通行「だったら何だ?」
姫神「確か第一位は。上条くんと知り合いのはず」
ガタンッ、
一方通行「あの三下とどォいう仲だテメェ?」
恭介「!」
ゆり「ちょ、一方通行君!?」
姫神「……クラスメイト」
一方通行「あァ?」
姫神「……ただの、クラスメイト」
ゆり「……こうとしか話してくれないのよ」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/06(月) 01:08:48.37 ID:XFSv01co<>一方通行「チッ」ガタン
姫神「……」
一方通行「ンじゃ訊く。テメェはあの三下に用があンのか?」
姫神「……」コクリ
一方通行「何の用だ?」
姫神「秘密」
ピキ
ゆり「あ、あれ?なんだか今嫌な音を聞いたような」
一方通行「オーケイオーケイ、ンじゃ訊く、テメェの未練は何だ?どォしてこの世界に来た?」
姫神「それも秘密」フンス
ピキピキ
グニャ、
ゆり「スプーンが…折れ曲がってるわよ一方通行君」
一方通行「…あァ、ゴメンなァちょっとした手品だ今のは」
ゆり「い、いや手品ってレベルじゃないというか」
一方通行「決して!キレてなンかねェからな?」
ゆり「は、ハイ。ソウデスネ。手品スゴイヤー…アハハー…」
姫神「?どうしたの?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga <>2010/09/06(月) 01:15:12.80 ID:I2EOVQM0<>おもしろい<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/06(月) 01:20:30.80 ID:XFSv01co<>
一方通行「ったく、埒が明かねェぞ」
ゆり「これじゃぁねぇ…」
姫神「ただで教えるつもりは。ない。決して。地味とか言われて頭にきているわけでも。ない」
一方通行「……」イラ壁
恭介「それなら、ゲームをしよう」
一方通行「あ?何ふざけた提案してンですかァ?」
恭介「まぁ聞け。そこの嬢ちゃん、何か得意なゲームはないか?」
姫神「得意な、ゲーム?」
恭介「おぅ、何かありそうだがなぁ」
姫神「!」ワタシノスクナイコセイ
姫神「花札、なら得意」
恭介「おぉ!」
ゆり「あら似合うわね」
奏「?」ナニソレ
恭介「なら、花札で一方通行が勝ったら話すってんでどうだ?」
姫神「ふ」
姫神「花札クイーンである私に挑むとは、愚かな」
直井「ノリノリだな。さすが恭介さん、のせるのが上手いです」
姫神「種目はこいこい、人数は三人でならいいわ」
恭介「決まりだな!それではこれより、花札大会を開始するぞ!」
花札より、種目――『こいこい』――人数三人の、基本ルール採用。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/06(月) 01:29:38.91 ID:RZkwulso<>サマーウォーズを思い出してしまう俺ガイル<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/06(月) 01:32:51.87 ID:XFSv01co<>移動中――
藤巻「おっと待ちなぁ!」
一方通行「あァ?」
ゆり「藤巻君?――ってアンタ、今武器庫の警備担当じゃないの!?」
藤巻「花札と言われちゃぁ黙ってらんねえぜ」
直井「どっから湧いて来た」
ゆり「あー、そういえば藤巻君、椎名さんとよく花札してるわよね」
藤巻「おぅ!麻雀じゃ負けてばかり、戦闘じゃ噛ませ犬。そんな俺だがなぁ――花札だけは、誰にも負けねえ自信があんだよ!」
姫神「……」ピクッ
ゆり「でもあなた、警備は……」ハナレチャイカンデショ
姫神「強者の…オーラを感じる」
一方通行、ゆり「は?」
藤巻「ほぉ?嬢ちゃん、中々の札使いのようだな」フッ
姫神「!あなた、こそ」フッ
ゆり「え、なに?札使いって?」
恭介「ギャンブルするやつをギャンブラーって言うようなもんか?」
ゆり「それの、花札版てこと?ていうか札使いって…」アキレルワ
奏「なんだか、凄いわ」
一方通行「…アホらし」
恭介「まぁいいじゃねえか」
恭介「今ここに、新たな対戦カードが決まった……」
一方通行「名言チックな言い方すんなオイ」
『こいこい』 一方通行VS姫神VS藤巻
藤巻「んじゃ校長室でやろうぜー」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/06(月) 01:56:11.74 ID:XFSv01co<>校長室――SSS作戦本部
一方通行「つか、俺ルール知らねェんだけど」
姫神「プッ」
藤巻「それでも日本人かよ、ププッ」
イラッ
一方通行「……すみませン、誰かルール教えてくれませンかァ?」ピクピク
姫神「ググレカス。と言いたいところだけど。ルールなら、付属の紙を見ればすぐ覚えられる」
日向(つか、今の時代、花札とかそんなメジャーじゃないよな?)コソコソ
大山(うん。僕なんて実物を見たのも初めてだよ。日本人の九割はルールを知らないと思うよ)コソコソ
ゆり(あたしもルール知らないわ)コソコソ
一方通行「チッ、メンドくせーなァ」
付属の紙を広げて見る。
札は全部で48枚。
光札、種札、短冊札、カス札があります。
それぞれ、一月から十二月まであります。
絵を見て覚えるのが簡単です。
カス札は、花々や木々など、短冊札はその名の通り短冊が、種札は鳥や猪などの動物、光札はその季節を代表する名物です。
一月は松、二月は梅、といったふうに見て行けば簡単です。
こいこいでは、まずそれぞれが一枚引いてみて、親を決めます。親が先行で時計回りです。
親決めでコインやジャンケンを用いる奴は切腹ですよ。
全十二回で合計点を競います。
役を揃えれば勝負、かこいこいを選べます。
こいこいをすれば、さらに役を揃えるまで続けられますが、危険も伴います。
勝負に勝てば得点が入り、一回が終わります。
勝った者が次の親をやります。
役と細かいルールを覚えて楽しみましょう。
一方通行(えっとこれが五光で、柳がないと……あァ、なるほどな)
一方通行「いいぜ、始めようか」
藤巻「ほぉ?早いじゃねえか。それで、酒飲みは有りか?」
姫神「もちろん。月見、花見、有りで」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/06(月) 02:05:37.70 ID:XFSv01co<>
※本来のこいこいは、二人用ゲームです※
<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/06(月) 02:17:11.00 ID:XFSv01co<>
一方通行「……で?なンでこいつが俺にくっ付いてンだ!?」
ユイ「やだなぁ、照れないでくださいよぉ」
ユイ「ていうかこれ、何ですか?」
姫神「学園都市bPの頭脳相手だから。それはハンデ」
一方通行「チッ、まァいい」
姫神「勝利条件は、合計点数で一方通行が一位になることと、藤巻君がビリにならないこと」
藤巻「!」
一方通行「あァ?」
恭介「へぇ?」
藤巻「なるほどな。俺が一方通行を勝たせるためにわざと負けないように、ってか。上手いやり方じゃねえか」
恭介「しかも、一方通行と一対一で戦わないため、余裕ができる」
ゆり「それだけのハンデが必要ってことね」
一方通行「ハッ、上等だバカ野郎!」
札がセットされる。
姫神「まずは親決め。ドロー!」
六月の札。
藤巻「俺もドロー!」
八月の札。
一方通行「……ドロー」
三月の札。
一方通行が親となった。
一方通行が札を配る。
場に八枚。
それを中心に三人が△に陣取る。
そして、それぞれに手札八枚。
ユイ「お?先輩、この聖徳太子みたいな人の絵柄、かっこいいですね」
一方通行「ちょ!?バカオマエ何人の手札ばらしてンの!?ありえないンですけどォォォ!?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga <>2010/09/06(月) 02:20:48.84 ID:I2EOVQM0<>ユイww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/06(月) 04:11:56.88 ID:56M5HMDO<>これはペロペロせざるをえない<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/06(月) 08:23:08.42 ID:7WXWB6SO<>いきなり光り物か<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/06(月) 10:20:55.65 ID:McWb.wDO<>非女神氏ね<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/06(月) 13:58:25.32 ID:HkEm5V.0<>>>435
ところがどっこい既に姫神は死んでます<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/07(火) 05:16:10.52 ID:qdWnx.DO<>まてお前等!花札でドローって言うんじゃねぇwwww<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/07(火) 12:19:36.76 ID:9FPJQTMo<>藤なんとかの中の人は遊戯王でも有名な空気キャラをやってたな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/09(木) 01:48:24.25 ID:1DeI9kDO<>それはもしや三■?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga <>2010/09/13(月) 00:39:41.20 ID:8rgV69c0<>もうこないのか……<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/13(月) 21:18:23.88 ID:PfiaqI60<>超待ってます<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/13(月) 23:33:29.01 ID:pZ9E2jUo<>藤巻「さぁ、テメェが親だぜ?」
一方通行「チッ、わァってるよ」
一方通行(さて、どォ攻めるか?)
手札には、
・光札
雨(柳)
鳳凰
・短冊
梅赤
赤(赤タン外)
・種
猪
蝶
鴬
・カス
十二月
一方通行(場にあって、出して合わせられンのは……)
雨
赤
鴬
一方通行(とりあえず、雨四光でも狙うか)
雨を出す、場のカス札と合わせる。
一枚引く。
引いたのは月。
しかも、場には八月のカス札がある。
一方通行「ひゃっはァ!ツイてるぜェ?光札二枚、初っ端から貰ったぜ!」<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/13(月) 23:50:38.90 ID:pZ9E2jUo<>一方通行「このまま一気に雨四光揃えてやらァ!」
姫神「……」
姫神「……」ブルブル
姫神(だめだ……まだ笑うな……)ブルブル
姫神(くっくく……!こいつ……!最初から雨四光に行きやがった!!)
姫神(それが自分の首を絞めるとも気付かずに……!!)
藤巻「俺の番だな」
藤巻が出したのは牡丹の青短冊。
場の六月のカス札に合わせる。
藤巻「そしてドロー!」
引いたのは桜のカス札。
場にも、桜のカス札がある。
藤巻「これで青短冊一枚、カス三枚だ!」
一方通行(こいつ……!桜のカス二枚を取りやがった……!)
これは都合が悪い。
光札は全部で五枚しかないのだ。
雨四光を狙うということは、一方通行はそのうち四枚を揃えなくてはならない。
だが、藤巻がそのうちの桜のカス二枚を取ってしまった。
一方通行(クソが……!これじゃァ桜の光札の場合、桜光札と三月の短冊、それしか選択肢がねェじゃねェか!!)<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/13(月) 23:57:17.01 ID:pZ9E2jUo<>
姫神「くっくく……」
一方通行「……」
姫神「気付いた?雨四光は。もっとも自分の首を。――絞めてしまう役だってことに」
一方通行(コイツ……、俺がユイにばらされた札を使うってわかってたなァ?)
一方通行(ばらされた札は、柳。チッ、青タンは藤巻が押さえてて無理だァ、狙うなら……猪鹿蝶で、素早く上がるしか!)
一方通行(もしくは、赤タンかァ……)
一方通行(どちらにせよ、カスは二枚しかねェんだ。藤巻は三枚、やつは青タンかカス上がりを狙うはず……)
姫神「私のターン」
姫神が、手札から出したのは――三月の赤札
一方通行「ンなっ……!!」
姫神「フッ」ニヤァ
そして、
姫神「運命の。ドロー!」
引いたのは、光札。
桜だ。<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/14(火) 00:04:19.20 ID:0UOnIYUo<>
一方通行(なんつー度胸してンだこの女ァ!今桜を引けなければ、俺が桜を手に入れられたかもしンねェんだぞォ!?)
それが、姫神の強さ。
圧倒的な、度胸。
勝負強さだった。
姫神「これで。私は。赤札一枚。光札桜一枚」
それだけで、
たった二枚で、
一方通行が追い込まれた。
一方通行(赤タンが、狙えなくなった……!)
一方通行(クソが……!これから場もよくねェ状態で猪鹿蝶を揃えるしかねェのか!?それとも、残る鶴を手に入れ、雨四光を狙うってかァ!?)
姫神「わかってると。思うけど。――」
姫神「花見で一杯まで、リーチ」
一方通行「…………!!」
そして、一方通行の番がやってくる。
一方通行(どうすりゃいい……!?クソが……!!)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/14(火) 00:12:13.23 ID:ma2bWMSO<>>>1花札詳しすぎだろww<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/14(火) 00:14:51.93 ID:0UOnIYUo<>
日向「いやぁー熱戦してますなー」
大山「ていうか、何でドロー?」
ゆり「遊戯王が好きなのかしら?」
日向「ちなみに俺、ギャザ派ね」
大山「おぉ!珍しく日向君と意見が合ったよ!」
高松「……」
日向&大山「キャラゲー(爆笑)」プククク
高松「……シンクロは邪道」ボソッ
ゆり「カードゲームっていうと、ポケモンカードしかやったことないわねー」
ユイ「ハッ、これだからド素人は!カードって言ったらガッシュが一番ですよ!」
ゆり「あれは無理……たぶん、ガッシュほど難しいゲームはそうそうないわ……」
ガヤガヤブラマジハオレノヨメガヤガヤ
一方通行(うるせェなァこいつら……)
一方通行(とりあえず、バレバレだろォが、十二月のカスを出すか)
一方通行(それで、次までにいれば、鳳凰を出せる……)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/14(火) 00:21:02.06 ID:UhaqYSoo<>ブラマジ可愛いよブラマジ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/14(火) 00:21:13.02 ID:xyymTkU0<>なんか皆のアゴと鼻が尖ってきた気がするんだが<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/14(火) 00:29:36.96 ID:ma2bWMSO<>ざわ…ざわ…<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/14(火) 00:33:12.94 ID:0UOnIYUo<>
十二月のカス札を場に出す。
一枚引く。
引いたのは、二月の赤札。
場に合わせられる札はなく、場に置く。
今回の一方通行、取得無し。
一方通行(チッ、クソがァ……姫神のやつが赤札を押さえてる限り、俺が二枚手に入れようと、無駄なンだよ)
一方通行(注意すべきは、姫神の花見で一杯かァ……最悪なことに、場には菊のカス札がありやがる……)
一方通行(!そ、そォいえば、藤巻の野郎は……!?)
藤巻「気付いたか?なぁ一方通行、猪鹿蝶を狙わなかったのはある意味正解だったかもな」
一方通行(こいつが狙ってたのは青タンなンかじゃねェ!!こいつは……!六月の札を二枚取りやがったンだ!!)
一方通行(つまりだ、こいつはカス札をただ集めるだけじゃなく、一巡目から、俺の邪魔をしていた!!)
一方通行(まず、青札を取り、青タンをさせないこと。――そして、猪鹿蝶の――六月の札、蝶を、揃えずらくすること……!)
一方通行(これだけで、俺ァ青タン、猪鹿蝶を狙いに行きずらくなった……!)
一方通行(そして、姫神のやつがそれを読んだ……!姫神はそれに加えて、俺の赤タンを防ぎやがった……!)
一方通行(カスも少ねェ俺には、雨四光しか手段がねェ……!)
一方通行(その上で、姫神は桜を押さえた……!しかも花見で一杯までリーチ……!場には九月のカス札……!)
一方通行(だがどうなる……!?藤巻は青タン狙いではなく、カス札狙いの可能性がある……!だが姫神を上がらせないためには、九月の青を取らねばならない……!)
一方通行(そうしたら、藤巻は青タンにリーチ……!だが、同時にやつは、カス札狙いができなくなる……!!)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/14(火) 00:38:48.59 ID:UhaqYSoo<>>>449
おい!
ナレーションがアムロになっちまったじゃねーかwwww<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/14(火) 00:51:39.07 ID:0UOnIYUo<>>>442
一巡目の、訂正
>>442
>一方通行(場にあって、出して合わせられンのは……)
>
>雨
>
>赤
>
>鴬
↓
>>442
一方通行(場にあって、出して合わせられンのは……)
雨
赤
蝶<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/14(火) 01:11:15.62 ID:0UOnIYUo<>ユイ「どうですか?ヤラレータ先輩」ヒョコッ
一方通行「のしかかるな、ウゼェ。あと名前間違えンじゃねェ、アクセラレータだ」
ユイ「失礼、噛みました」
一方通行「違ェ、わざとだ」
ユイ「噛んだって言ってるじゃないですか、オイコマレータ先輩!」
一方通行「わざとじゃねェ!?…………なンて言うかボケがァ!散ってろ邪魔だ!」
ユイ「うひゃあ、人間、追い込まれると苛立ちまいてててて!すみません一方通行先輩!」
一方通行「チッ」
藤巻「お遊びはここまでだぜ?」
藤巻が手札から出したのは、
九月の、菊のカス札。
それを場の九月のカスに重ねる。
一方通行(野郎ォ!青タンねらいを放棄しやがった……!)
藤巻「ドロー!」
一方通行「ッッ!?クソがっ……!」
藤巻が引いたのは、
十二月のカス札。
一方通行が手札の鳳凰を狙って出した場の、十二月のカス札に合わせる
藤巻「残念だったな、鳳凰に繋げなくて。これで俺は……!カス四枚ゲットだ!」
藤巻はこれで合わせて、青一枚、カス七枚となった。
一方通行(クソォ!俺の邪魔をして……!さらにカス札を懐に集めやがった!こいつ、強ェ……!)<>
taspo ◆QXQDE8vvhs<>saga<>2010/09/14(火) 01:28:25.67 ID:0UOnIYUo<>>>451
二巡目の訂正
>十二月のカス札を場に出す。
>
>一枚引く。
>
>引いたのは、二月の赤札。
↓
>>451
十二月のカス札を場に出す。
一枚引く。
引いたのは、二月のカス札。
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/16(木) 11:27:19.69 ID:Y2m5B.AO<>おはよう<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/17(金) 00:05:55.64 ID:zt2svvk0<>ここはいつから花札スレになったんですか?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage saga<>2010/09/17(金) 01:10:26.61 ID:d9FuP4k0<>長編ゲームとかでよく途中にあるミニゲームみたいなもんだろ
勝てばイベントを進められて負けたら進展なし的な?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/09/23(木) 22:16:12.66 ID:00RXQ2AO<>まだーちんちん(AA略<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/24(金) 01:20:49.12 ID:DcXHBEAO<>>>109
いやなんでもない<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/24(金) 01:22:10.08 ID:DcXHBEAO<>>>110
なんで携帯だと見れないんだ?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/24(金) 01:23:27.15 ID:DcXHBEAO<>>>111
あ〜そゆことか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/24(金) 01:25:06.31 ID:DcXHBEAO<>>>112
これが容量なんたらってやつか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/24(金) 01:26:32.38 ID:DcXHBEAO<>>>113
なんで百単位が無いんだよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/24(金) 02:21:21.15 ID:DcXHBEAO<>解決<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/24(金) 12:40:52.16 ID:3qnuX6SO<>一体何がしたかったのか<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/09/24(金) 15:24:35.02 ID:zKe101g0<>AOだから可愛そうなんだよ、おむつが<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします <>sage<>2010/09/24(金) 20:49:49.92 ID:Ed6u.dg0<>だめだ、つまらん<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/25(土) 14:06:05.41 ID:wXbU42AO<>支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/25(土) 19:53:57.99 ID:xOrkMRoo<>やっと追い付いたか
支援<>
t9rm6<><>2010/09/26(日) 06:07:03.79 ID:AG1bNLw0<>thh44444httつチhh44444httつチhh44<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/09/27(月) 00:22:48.76 ID:BjTfOoAO<>モシモシから支援age<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/01(金) 00:08:34.92 ID:jo/RBYAO<>>>1死んだの?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/03(日) 13:33:35.06 ID:8kTmwEs0<>・・・支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/04(月) 23:45:14.04 ID:WY4BRDk0<>支援<>
2<><>2010/10/11(月) 00:14:49.11 ID:PXljgAAO<>まだてかう<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/11(月) 02:07:54.75 ID:peyIlm.0<>>>1は大好きな花札が書けて満足して消えたのか…<>
4<><>2010/10/12(火) 00:42:52.60 ID:9Kw8N6AO<>むづたくお<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/12(火) 22:03:42.07 ID:hoZVGTo0<>おーい
<>
6<><>2010/10/14(木) 00:41:26.43 ID:ME0/hsAO<>もどつこい<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/20(水) 22:21:47.23 ID:IqEzsUAO<>製速復活!
でも意味なし!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/21(木) 15:41:38.55 ID:OcIbKYAO<>かまちーの速度を見習え!!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/24(日) 01:32:55.99 ID:KWrx.Ygo<>1000なら俺は邪気眼使い<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/25(月) 08:58:19.43 ID:xSh38f.0<>483 遠いよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/25(月) 19:02:10.85 ID:R8lmp.AO<>先生!ここは何をするスレ何ですか!?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/25(月) 19:13:39.24 ID:MP6RYMco<>青春ポイントをできるだけ少なくしてSSSのある世界に行く確率をあげる為に努力するスレです<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 00:03:30.14 ID:Yg8I1.w0<>最初から青春ポイント0の俺はいったいどうすれば<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/30(土) 02:14:35.04 ID:677ysoAO<>>>487
準備万端、さあいこう<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/02(火) 00:22:22.62 ID:.mA5FQAO<>はい<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/02(火) 09:13:05.95 ID:dmDDH22o<>ちゃーん<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/03(水) 05:00:07.39 ID:Q3.wepwo<>追いついた・・・
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/11/05(金) 00:05:46.49 ID:J6.nfQAO<>服を・・・着るか・・・。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/05(金) 01:05:44.10 ID:E88O.V2o<>早まるんじゃない!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/06(土) 16:18:40.76 ID:CKiafYAO<>鬱だ氏のう<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/07(日) 18:17:42.06 ID:KCHP5gDO<>来世はフジツボ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/11/11(木) 02:35:08.38 ID:yM7glcAO<>堊<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/11/11(木) 14:34:26.05 ID:SQLJ7uk0<>追いついた・・・・・・おいおいおい>>1は何処だ?<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/16(火) 17:17:10.48 ID:RigwOR60<>・・・また支援<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/19(金) 00:53:04.93 ID:K97UJMAO<>うめ<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/22(月) 05:02:07.08 ID:.fPU2wAO<>つまり・・・どういうことだってばよ? <>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/22(月) 21:29:08.55 ID:HMptE1Io<>犠牲になったのだ<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/11/25(木) 22:05:57.68 ID:QYRgSXw0<>一体何があった?<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/26(金) 15:25:39.32 ID:N1k/nbMo<>昔のお前は…<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/11/27(土) 07:25:27.90 ID:MG5zP/A0<>もっとエロいやつだったぜ・・・<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/02(木) 01:47:43.47 ID:9kiF/2AO<>さいですか<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/08(水) 12:42:10.77 ID:QGfg4M6o<>ahーahー<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/12(日) 12:33:46.41 ID:iyf5X6Y0<>このスレだって本物だったはずだろう!!<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/17(金) 03:28:45.86 ID:4NahUIAO<>あっ<>
フェラチオ<><>2010/12/17(金) 14:42:46.31 ID:zTzzNsAO<>クソスレ[ピーーー]よー<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 18:14:19.76 ID:R/Ka8gAO<>こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい舞う季節と為りました<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/30(木) 17:24:41.40 ID:CrH10wAO<>[連絡無し]かよ……<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/02/05(土) 23:49:09.27 ID:cwGVrl5DO<> もう…ダメか…… <>
lain. ★<>sage<>2011/02/20(日) 10:11:42.96 ID:???<> SS・やる夫系スレッドは、SS速報VIP【http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/】へ移転することになりました。
それに伴いこちらのスレッドをHTML化させて頂きます。
スレッドを立て直す際はSS速報VIPへお願いします。 <>