VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/03(日) 02:54:14.92 ID:QnWlUns0<>※
禁書SSです。
レールガンメンバーがメインですが、後半から他の科学サイドが登場する予定
魔術サイドは出ません。多分。
原作は全巻読んだ訳ではありませんが、一応禁書wikiで確認してます
一話完結で全7話を予定
投下はゆっくりです。
話の性質上、一話使い捨てですがオリキャラが出ます。割と出ます。
概要 学園都市にある都市伝説の真相を追いかけたりします。
<>とある学園の都市伝説
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/03(日) 02:55:59.12 ID:QnWlUns0<>第一話 「ドッペルゲンガー」
??「はぁはぁ・・・・」
??「はぁ・・・・はぁ・・・」
??「ここまで逃げれば・・・大丈夫かな・・・・」
暗闇の路地裏を一人の少女が走っていた。
耳を澄ませば聞こえてくる大勢の人間が走り回る声と怒号。
??「まさか・・・・アンチスキルが待ち伏せしてるなんて」
??「そろそろ、住居、変えた方がいいのかなぁ・・・」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/03(日) 03:09:09.90 ID:QnWlUns0<>時を同じくして、深夜のとあるスーパー前
アンチスキルA「すみません!!取り逃しました!!」
アンチスキルB「こちらもです。うまい具合に巻かれましたね」
黄泉川「おのれ連続スーパー強盗犯め・・・・」
黄泉川「絶対に捕まえてやるじゃんよ!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/03(日) 03:10:27.76 ID:QnWlUns0<>白井「都市伝説・・・・ですの?」
初春「はい。レベルアッパーの噂も本当でしたし、もしかしたら同じように
ネットに書き込まれたりしている都市伝説の中に実在するものもあるんじゃないか
と思うんです」
白井「それで調べ上げたのがこのリストですの?」
ツインテールの少女の手の中にあるのは数枚のコピー用紙、
その一つ一つに恐らくは花畑の少女が調べ上げたのであろう
都市伝説の数々が記載されていた。
白井「1バーニング男
夜道を歩いていると時折現れる全身火だるまの男。
その正体は嘗て学園都市の実験で・・・」
白井「どう考えてもこの都市伝説が実在するものだとは思えませんの・・・」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/03(日) 03:48:10.30 ID:2fiXXoAO<>フムフム<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/03(日) 10:07:03.11 ID:KNOU9kAO<>もう少し書き溜めろよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/03(日) 10:29:52.14 ID:QnWlUns0<>初春「確かにその都市伝説は私も信用してませんが・・・
No4を見てください」
白井「何々・・・4、ドッペルゲンガー
一人で夜道を歩いていると突然現れる自分と同じ容姿をした人間、
それがドッペルゲンガー。ドッペルゲンガーは自分が化けた人間を殺して
入れ替わろうとする・・・・これも信憑性にかけますの・・・
それに何でこうも夜道ばっかりなんですの?」
初春「夜道の事は私もよく分かりません。多分その方が話の都合がいいんじゃないでしょうか?」
初春「それでですね、そのドッペルゲンガー、見たっていう通報が5件も入ってるんですよ」
初春「それだけなら良いんですが・・・・・
ドッペルゲンガーを見た、という生徒は皆あるものを無くしているんです」
白井「あるもの・・・・?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/03(日) 10:41:33.33 ID:QnWlUns0<>初春「財布です。もしこれが能力を使ったスリなどの類だとすれば・・・」
白井「確かに風紀委員としては見過ごせませんの」
初春「その通りです。ですから白井さんにはこの事件の調査にあたってもらおうと・・・」
白井「それがここに呼び出した理由でしたの・・・」
初春「一応分かっている事は資料にまとめておきましたので、渡しておきますね」
花畑の少女からツインテールの少女が一枚のコピー用紙を受け取る。
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/03(日) 10:53:49.32 ID:QnWlUns0<>初春「そこにも書いてありますけど、ドッペルゲンガーは夜にしか出現しないそうです」
白井「夜・・・でしたら寮の門限がある私より、というよりアンチスキルが担当すべきではありませんの?」
初春「私もそう思うんですが・・・最近アンチスキルの方も何か事件で忙しいみたいで・・・
白井さんには犯人を直接捕まえなくてもいいので可能な限り情報を集めてほしいんです」
白井「分かりましたの。まずはその目撃者とやらに当たってみますの」
初春「実はですね、目撃者の内の一人に明日合うアポを取ってるんです
明日、大丈夫ですか?」
白井「大丈夫ですの」
初春「今日中にはその資料に目を通しておいてくださいね」
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/03(日) 11:32:23.93 ID:Ph.QeKgo<>支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/03(日) 11:39:32.23 ID:QnWlUns0<>学園都市都市伝説事件簿bP
「ドッペルゲンガー事件」
・現時点での被害者は五人
・内訳は男子生徒二人、女子生徒三人
・どの生徒も財布を無くしている。
・それ以外の被害は確認されていない
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/03(日) 11:40:05.34 ID:QnWlUns0<>学園都市都市伝説事件簿bP
「ドッペルゲンガー事件」
・現時点での被害者は五人
・内訳は男子生徒二人、女子生徒三人
・どの生徒も財布を無くしている。
・それ以外の被害は確認されていない
・ドッペルゲンガーについて
どの被害者とも会話を交わした事はない。
遭遇したことに驚いて被害者は逃げているため、遭遇後の行動は不明。
被害者がドッペルゲンガーに遭遇したのはいずれも夜11時以降
どの被害者もドッペルゲンガーと接触していることから財布の損失は
ドッペルゲンガーによるスリや盗難の類だと思われる。
・ドッペルゲンガーの能力
能力者であると仮定した場合、考えられる可能性は
・肉体変化の能力者
・相手の「認識」を変化させる能力者
の二通りがあげられる。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/03(日) 12:33:35.24 ID:Y3SVVzo0<>面白そうだね
支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/03(日) 14:47:40.61 ID:qncAC5Io<>もう少し書きためてからで良いんじゃなかろうか
おもしろいが<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/03(日) 14:48:35.35 ID:KHqT/Rgo<>支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/04(月) 01:06:10.21 ID:eare7zM0<>・盗まれた財布
盗まれた財布はどれも落し物として届けられている。
抜かれていたのは現金のみ。
どの財布にも何故か「ごめんなさい」と一言添えられたメモ用紙が挟んであった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
すみません、投下し忘れてました<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/04(月) 20:57:03.38 ID:JUHI2Koo<>のんびりでもおkだとおもう支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/04(月) 21:30:17.93 ID:eare7zM0<>寮
黒子「1ってなんですの・・・もしかして他にもあるんでしょうか・・・」
黒子「追記によると肉体変化の能力者は学園都市に三人しかいないそうですし・・・
仮に肉体変化の能力者が犯人だとしても
第一相手と同じ姿に変化する理由がわかりませんの」
黒子「相手の自分に対する認識を変える能力者も
この様な真似ができるのはいないそうですの」
黒子「うーん・・・・悩みますの・・・」
その瞬間、脳裏に浮かんだのは今回の事件と少しの共通点があるあの事件。
視覚阻害と呼ばれる能力を持つ少女により常盤台の生徒が立て続けに襲われたあの事件。
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 00:54:11.73 ID:q/eg8Kw0<>黒子「あの時は犯人に明確な目的がありましたけど」
黒子「今回の事件の犯人、ドッペルゲンガーの狙いはなんですの?」
黒子「やはり・・・只のスリなのでしょうか・・・」
黒子「それにしては何か引っかかりますの」
黒子「第一、ごめんなさいってなんなんですの・・・
謝るなら最初からやらなければいいと思いますのに・・・
まったく今回の事件はよく分からない事が多いですの・・・・」
ガチャ
御坂「たっだいまー!!」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 00:54:52.66 ID:q/eg8Kw0<>黒子「・・・・・・・・」ジトー
御坂「な、なによその目は・・・・」
黒子「お姉さまが上機嫌で帰って来た時は大抵あの殿方と追いかけっこをして来たときですの」
御坂「うっ・・・」
黒子「私としてはお姉さまが喜んでいるのは嬉しいのですけれど複雑な気持ちですの・・・・・」
御坂「い、いいじゃない!私が誰と何しようとも!!」
黒子「はぁ、まぁいいですの。シャワー浴びてきますの」
手元に持っていた資料とコピー用紙きれいに整えて机の上に置き、
黒子はバスルームに向かった。
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<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 00:55:27.01 ID:q/eg8Kw0<>御坂「何かいつもより黒子の元気がない気がするわね・・・」
御坂「ん?」
御坂「何かしらこの紙」
御坂「・・・・・・・・・・・・・」
御坂「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
御坂「ドッペルゲンガー・・・・面白そうじゃない!!」
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VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/05(火) 00:56:41.77 ID:jiqeuYUo<>おお、来てる
支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 00:56:56.17 ID:q/eg8Kw0<>黒子「ふぅ・・・さっぱりですの」
御坂「それじゃ、私も入ってくるから」
黒子「わかりましたですの」
バタン・・・
黒子(悩んでても答えは出ませんの)
黒子「ここは一つ、お姉さま分を・・・」
邪な事を考え、バスルームに向かおうとした時
机の上に置いてあるの資料が目に留まる。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 00:58:32.81 ID:q/eg8Kw0<>資料は先ほどとは違い、乱雑に置かれていた。
黒子(確か整えて置いといた筈ですの)
黒子(・・・・・・)
黒子「どう考えてもお姉さまですの・・・」
黒子「不覚ですの。あんな物置いといたらお姉さま
が興味を示さないわけないですの・・・」
はぁ、とため息をつきバスルームに向かう。
その後、いつもの通りのやり取りが交わされたのは言うまでもない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 01:00:41.58 ID:q/eg8Kw0<>火曜日午後10時3分 学園都市のとあるスーパー前
黄泉川「奴はいつか必ず現れるじゃん!!ここを中心に包囲網をひくじゃん!!」
黄泉川(奴は基本的に三日周期で現れる・・・今度こそ絶対に捕まえてやるじゃん!!)
黄泉川(相手の素性は分からないじゃん・・・
今のところ分かっているのは出現する周期と何故か盗んでいくのは食品と日用品だけ、
そして何故か代金も置かれている・・・・
あれ?よく考えたらこれ強盗じゃないじゃんよ・・・
いや、騙されたらだめじゃん!!犯人は侵入するのに窓ガラスを割ったりしてるじゃん!
それだけで十分な犯罪じゃん!)
黄泉川「というか冷静に、いや冷静に考えなくてもこの犯人は何がしたいじゃん・・・」
アンチスキルA「包囲網、敷き終わりました!臨時監視カメラも設置完了です!!」
黄泉川「前回は奴の姿さえ確認できなかったじゃん!ばっちり写真にとってやるじゃんよ!!」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 01:55:06.79 ID:q/eg8Kw0<>火曜日 午後11時45分 学園都市のとあるコンビニ
佐天「たまにあんだよねー夜中におでん食べたくなる事」
佐天「結構買っちゃった・・・」
佐天「夜食こんなに食べたらまずいよね」
佐天「・・・・・静かだなぁ」
佐天「立ち読みしてたら結構時間たってたしなー」
佐天「あそこの裏道通ってくか・・・・」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 01:56:10.30 ID:q/eg8Kw0<>いつもはあまり通らない裏路地に入り、
いくらか歩いて角を曲がろうとした時の事だった。
ドン!!
佐天「きゃっ!!」
佐天「す、すみま・・・」
??「・・・・」
衝突してしまった相手に謝罪を入れ、立ち上がろうとして顔を上げる。
そして上げた先にはよく見知った服装と、もっとも自分がよく知った顔。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 01:56:50.77 ID:q/eg8Kw0<>佐天「あ、あたし!?」
佐天?「・・・・・」
自分とまったく同じ顔、服装をしているそれは
急に走り出し何処かへ去って行った。
佐天「な、なんだったの・・・・」
ふと、昔読んだ都市伝説の本を思い出し、
佐天の背中に冷たいものが流れた。
佐天「ど、どっぺるげんがー・・・・・」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 01:57:24.57 ID:q/eg8Kw0<>佐天「か、帰ろう・・・・出来るだけ急いで・・・」
そこで右手にもっていたビニール袋の惨状に気付く。
佐天「あ、あたしのおでん・・・」
??「君!!大丈夫か!!」
あのドッペルゲンガーが走って来た方から、二人の大人が走ってくる。
何度か目にした事のあるそれはアンチスキルの制服だった。
二人の内片方の背は高く、もう片方は背が低かった。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 01:57:57.70 ID:q/eg8Kw0<>佐天「あ、アンチスキル?」
アンチスキルB「君、さっきここを長身のアンチスキルが通らなかったか?」
背の高いアンチスキルが佐天に尋ねる。
アンチスキルC「いや、背は低かっただろ」
背の低いほうのアンチスキルが横から付け加える。
佐天「すみません。アンチスキルは見てないですね・・・・」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 02:00:04.34 ID:q/eg8Kw0<>アンチスキルB「クソッ!!やっと姿を確認できたのに逃げられたか!!」
アンチスキルC「いや、多分大丈夫だ。
この辺にも追加の監視カメラが仕掛けてある筈だ。
顔さえ割れれば・・・」
アンチスキルB「それもそうだな」
アンチスキルC「ところで君・・・こんな遅くになにやってんの?」
佐天「え、えーと、その・・あはは・・・」
佐天「おでんを・・・買いに・・・・」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 02:00:38.81 ID:q/eg8Kw0<>時間は流れ、裏道の奥の奥。
スキルアウトにすら忘れられた廃屋。
暗がりで何も見えないが、
ただ、誰かが話している声と何かが燃える音だけは聞こえた。
??「又、アンチスキルに追いかけられたのか?」
??「・・・・・・・・・うん」
??「無理はするなとあれほど言った筈だ」
??「・・・・・・・・・でもそうしないと死んじゃうから」
??「ここはばれてないよな?」
??「・・・・・スキルアウト如きにこの裏道で捕まる私じゃない」
??「なら、いいがな」
??「・・・・・・・この奇妙な同棲も、思い返してみれば随分続いてるよね」
??「ああ・・・そうだな」
??「・・・・・・・・何カ月も一緒にいるのに、お互いの顔も知らないなんて、不思議だよね」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 02:01:32.73 ID:q/eg8Kw0<>??「確かに、そうだな」
??「そろそろ住居、変えた方がいいのかな・・・」
??「どこに?」
??「・・・・・・いい物件があれば」
??「ないさ、そんなの・・・」
??「やっぱり私たちがしてることって、悪い事なのかなぁ・・・」
??「かもな」
??「でも、しょうがないんだよね・・・・・」
??「戻らなきゃいけないんだろうが・・・戻れない・・・戻りたくない
ホント、熱血気取りが聞いてあきれるぜ・・・・」
??「・・・・・いつか終わる夢なら、見たくなかった」
??「幻想御手ねぇ・・・・」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>saga<>2010/10/05(火) 02:01:59.13 ID:q/eg8Kw0<>今日はここで退散。おやすみなさい<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/05(火) 07:11:28.77 ID:PpWJyigo<>ふむ。乙。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/06(水) 23:44:51.77 ID:7l20e.c0<>火曜日 午後11時 23分 とあるホームセンター前
アンチスキルA「・・・・・・」
アンチスキルB「なぁ、お前犯人来ると思うか?」
アンチスキルA「包囲網も一般の目には分かりにくい様には引いたけどな・・・」
アンチスキルB「前回姿は暗くて見えなかったけど少しの間でも追いかけられたからな。
警戒して出てこないかもしれん」
アンチスキルA「どうでもいいけどさ・・・
なんで現金とかじゃなくてあくまで日用品なんだろうな」
アンチスキルB「知るかよそんなこと・・・・」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/06(水) 23:51:48.81 ID:7l20e.c0<>火曜日 午前11時 24分 とあるホームセンター「裏」
??「学園都市なのに電子ロックにしないからこういう事になるんだよ・・・」
??「赤外線とカメラのセキュリティがあるからって安心しちゃ駄目だよ・・・」
真夜中のとあるホームセンターの裏、数々のカメラの監視のもとを堂々と歩いてきた少女は
ポケットから針金の様な物を取り出すと鍵穴に差し込んだ。
かちゃ、かちゃかちゃ
かちり、と音がして鍵が開いた。
少女はドアを開け、職員の控室に忍び込んだ。
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/07(木) 00:10:24.34 ID:cAvX70k0<>控室から商品が陳列されている店内に入り、
階ごとにどのような商品が置かれているか書かれている看板をチェックする。
どうやら目当てのものは二階にあるようだ。
非常階段を使い、二階へと上がる。
周囲を見渡し、目当ての物を探す。
??「あのへんかな・・・・」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/07(木) 00:11:16.30 ID:cAvX70k0<>少女はアウトドア関係の商品が置かれている所へ歩き出す。
ここ、科学の街学園都市では最近バーベキューなどのアウトドアが
科学の発展の反動か、ひそかなブームを引き起こしている。
そんなブームの中、開発されたバーベキューセットの箱を開封する。
セットの中から学園都市製の長時間持ち、火力も強く、尚且つビー玉ぐらいの大きさの
科学燃料個体を取り出す。
同様の作業を手早くいくつかの箱でも行い、箱を元通りにし、
いくつかの科学燃料を集め終えると少女は再び非常階段へと歩き出した。
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/07(木) 00:21:58.20 ID:cAvX70k0<>火曜日 午前11時 24分 とあるホームセンター「裏」
アンチスキルA「何も起こりそうにないし、ちょっと一周してくるわ」
アンチスキルB「ま、別にいいけどよ・・・裏から入れる部屋は全て機械警備だろ?
機械に認識されたらすぐに連絡がいくようになってるんだから
見回るだけ無駄だと思うけどな・・・
それにあのへんは増設したカメラもあるんだし」
アンチスキルA「まぁな・・・一応だよ一応。ずっとここで見張ってるのも暇なんでな」
アンチスキルB「そいじゃいってらっしゃい」
アンチスキルA「おう」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/07(木) 00:33:31.72 ID:cAvX70k0<>今日はここで退散。おやすみなさい。
更新が少なくてすみません。
>>6 >>14 もう少し書きためてからの方が良かったですね・・・すみません。
ちまちま投下するよりきりのいい所まで書きためて投下するのどちらがいいのでしょうか・・・
その他支援してくれた人ありがとうございます。
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/07(木) 13:14:41.46 ID:8mrDPPoo<>個人的には書き溜めての方がいい気がするけど
>>1のやりやすいようにでいいんじゃないかな<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2010/10/07(木) 23:21:39.97 ID:MhWjd460<>たのしみにしてまつ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2010/10/07(木) 23:47:08.31 ID:cAvX70k0<>これからはある程度書きためてからの投下にしたいと思います。
ご意見ありがとうございました。
<>
lain. ★<>sage<>2011/02/18(金) 23:36:23.54 ID:???<> SSスレッドは、SS速報VIP【http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/】へ移転することになりました。
それに伴いこちらのスレッドをHTML化させて頂きます。
スレッドを立て直す際はSS速報VIPへお願いします。 <>