以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:24:30.80 ID:ogfPLEN80<>〜ヴィーネの家〜

ザ-ザ-……

ガヴリール「ふー、急に雨降ってきたなー…ヴィーネの家が近くて助かった」ブルッ

ヴィーネ「すっかり濡れちゃったわね。ほら、タオルあるからガヴも早く拭いて」

ガヴリール「ん、ありがと」フキフキ

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<>ガヴリール「ヴィーネとお風呂で」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:26:13.10 ID:ogfPLEN80<> ヴィーネ「だいぶ濡れちゃったし、シャワー浴びたほうがいいわね」

ガヴリール「たしかに。あ、ヴィーネが先に入っていいよ。家主なんだし」

ヴィーネ「ううん、お客さんなんだからガヴが先でいいわよ」

ガヴリール「そう?じゃお言葉に甘えちゃおっかな」

ヴィーネ「あ、ちょっと待って。まだ髪が濡れてるから」フキフキ
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:27:16.77 ID:ogfPLEN80<> ガヴリール「別にいいよ、いまから洗うんだから」

ヴィーネ「あ、それもそうね……ん?」クンクン

ガヴリール「ん?どしたのヴィーネ?私の髪なんて匂って」

ヴィーネ「ガヴ、あんたどれくらいお風呂入ってないの?」

ガヴリール「えーと……このところネトゲのイベントが忙しくて……」ボソボソ

ガヴリール「一週間…くらいかな」

ヴィーネ「いっ…!?」ワナワナ

ガヴリール「あ、シャワーはたまに浴びてるから!そんなに引かないでよ!」アセアセ

ヴィーネ「…ダメよ、女の子がそんなんじゃ!私が徹底的に洗ってあげるから!!」キラキラ

ガヴリール「えっ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:29:00.63 ID:ogfPLEN80<> 〜脱衣場〜

ヴィーネ「ほら、早く脱いで脱いで」

ガヴリール「え〜〜…マジで一人で大丈夫だから」

ヴィーネ「ダメよ!一人じゃ届かないところもあるんだから、私も手伝うわ」ウキウキ

ガヴリール「なんでそんなに楽しそうなの」

ヴィーネ「た、たのっ、楽しくなんてないわよ!ガヴがだらし無いから、しかたなくお世話してあげてるんだからっ!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:30:44.15 ID:ogfPLEN80<> ガヴリール「べつにそこまでお世話してもらわなくてもいいんだけど」

ヴィーネ「私がしたいからいいの!ほら脱いじゃって!」

ガヴリール「んん……しかたないな…」ゴソゴソ

ガヴリール「………///」

ヴィーネ「…なに恥ずかしがってるのよ」

ガヴリール「いや、だって私だけ裸になるって恥ずかしくない?」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:32:30.62 ID:ogfPLEN80<> ガヴリール「ていうかヴィーネも濡れてるんだから、一緒に洗えばいいじやん」

ヴィーネ「……たしかに」

ガヴリール「そんなことにも気づかないなんて、ヴィーネちゃんも案外天然ですな〜」ニヤニヤ

ヴィーネ(ガヴリールを洗えることに夢中で考えてなかった)

ヴィーネ「わかったわよ。私もお風呂入るから、洗いっこしましょ」

ガヴリール「えっ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:33:47.72 ID:ogfPLEN80<> 〜お風呂〜

ヴィーネ「じゃあ、まずガヴの髪から洗うわね」

ガヴリール「おねがいしまー」

ヴィーネ(シャワーでガヴの髪を軽く洗い流して、シャンプーを小量手のひらに乗せる)

ヴィーネ(手のひらの上ですこし伸ばすと、ガヴの髪にシャンプーをつけて泡立たせる)

ヴィーネ(頭皮が傷つかないように、爪を立てずに指の腹で優しく髪を揉み上げる) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:34:45.54 ID:ogfPLEN80<> ヴィーネ「どう?痛くない?」ワシャワシャ

ガヴリール「んっ……うん…きもちいいよ、ヴィーネ」

ヴィーネ「!!そ、それなら良かったわ」ドキドキ

ガヴリール(やべ、なんか変な声出た…恥ずかしいな)

ヴィーネ「ええと、かゆいところとかない?」ワシャワシャ

ガヴリール「そうだな…耳の近くがちょっとかゆいかも」ムズムズ

ヴィーネ「ここ?」ワッシワッシ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:36:27.27 ID:ogfPLEN80<> ガヴリール「んーっと、もう少し下かな」ムズムズムズ

ヴィーネ「ここかしら」ワシャワシャ

ガヴリール「んあっ、そ、そこぉっ!」ビクッ

ヴィーネ「………」ワナワナ

ガヴリール「?、ヴィーネ?どうした?急に黙って…」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:38:11.33 ID:ogfPLEN80<> ヴィーネ「…なっ」

ヴィーネ「なんでそんなに喘ぐのよ!集中出来ないじゃない!///」

ガヴリール「ええ!?そ、そんなの、ヴィーネの洗い方が…い、いやらしいのが悪いんだろ!///」

ヴィーネ「いやらしくないわよ!!」

ガヴリール「いやらしいよ!」

ヴィーネ「あ、もしかしてガヴのほうがいやらしいんじゃないの?!」

ガヴリール「はあ!?///」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:39:18.14 ID:ogfPLEN80<> ヴィーネ「えっちなこと考えてるからそういう風に感じたんじゃないの!?」

ガヴリール「そ、そんなことないって!えっちなのはヴィーネの方だろ!///」

ヴィーネ「そんなに言うならガヴも私の髪洗ってみなさいよ!」

ガヴリール「よし、そこまで言うならやってやるよ!」

ガヴリール「あっ」

ヴィーネ(ちょろい) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:41:52.69 ID:ogfPLEN80<> ガヴリール(なんか乗せられた気がするけど、まあヴィーネも洗ってくれたんだしお互い様だな)

ヴィーネ「優しくお願いね」

ガヴリール「はいよー」ガシガシ

ヴィーネ「いたたっ!」

ガヴリール「あ、ごめん!強すぎた?」

ヴィーネ「ちょっとね…。もうちょっと軽くでいいのよ」

ガヴリール「加減がわからなくて…すまん」ワシワシ

ヴィーネ「うん…そんな感じでいいわよ」

ガヴリール「気持ちいいか?」ワシャワシャ

ヴィーネ「うん。やればできるしゃない、ガヴ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:43:17.74 ID:ogfPLEN80<> ガヴリール(ヴィーネの髪、綺麗だな…)

ガヴリール(見ていると吸い込まれそうな夜空みたいに輝く黒髪)

ガヴリール(私なんかと違って、普段からよく整えているんだろう。少しのほつれの無い髪に指を沈み込ませると、吸い付くように馴染む)

ガヴリール(なんか、こっちが洗ってるのに、逆に心が洗われてる気分になるな…)

ヴィーネ「ガヴ?もうそろそろいいんじゃない?」

ガヴリール「あ、ああ、そうだな。じゃあ流すぞ」

ザパア-… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:44:26.13 ID:ogfPLEN80<> ヴィーネ「ふう、すっきりした。じゃ、次はガヴの身体を洗うわね」

ガヴリール「えええっ!?いやいや、そこまでしなくていいから!」

ヴィーネ「何言ってるの、一人じゃ絶対適当に洗うんだからだめ!」グィッ

ガヴリール「ううっ、なんか子供みたいに扱われてる…」

ヴィーネ「じゃあ背中から洗うわよー」ヌルッ

ガヴリール「ひゃああぅっ!?」ビクン <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:46:24.23 ID:ogfPLEN80<> ヴィーネ「え、どうしたの?!」

ガヴリール「い、いやっ、洗うって言ったら普通さ、タオルとかスポンジとかあるじゃん!いきなり素手って!」ドキドキ

ヴィーネ「あ、ごめん…私肌が弱いから、タオルとか使わないのよね。ついいつものクセで…」

ガヴリール「そ、そっか…まあいいけどさ、心の準備が欲しかったよ」

ヴィーネ「じゃあ続けるけど、いい?」

ガヴリール「ん」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:57:01.89 ID:ogfPLEN80<> ヴィーネ(ガヴはぶっきらぼうにそう言うと、目をつむって背中を預けてきた)

ヴィーネ(私はボディソープを手に取り、ガヴの背中、肩、腕、足と順番に素手で洗っていく)

ヴィーネ(乱暴に扱うと壊れてしまいそうな細くて小さな身体を、丁寧に洗い上げていく)

ヴィーネ(だんだん可愛いお人形を手入れしているような、何だか幸せな気持ちになってきた)

ヴィーネ(しかしそのうち私はあることに気づく)

ヴィーネ(胸とかお腹とか、その、大事なところとかは……?///) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:58:03.16 ID:ogfPLEN80<> ヴィーネ(私がどうしようかとおろおろしていると、目をつむっていたガヴが片目を開けてこっちをチラリと見た)

ガヴリール「ヴィーネの好きにして、いいよ」

ヴィーネ「ガヴ……うん」

ヴィーネ(私の中で、何かのストッパーが外れる音がした) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 01:59:20.78 ID:ogfPLEN80<> ガヴリール「……っ………っふぁっ…//」ブルッ

ヴィーネ(私はガヴの身体の前の方を洗っていく。胸からお腹、おへそ、そして…)

ヴィーネ「ガヴ?あの…」

ガヴリール「…そこも、おねがいできる…?いやだったら、いいんだけど…」

ヴィーネ「はい喜んで」

ガヴリール「え?……〜〜っ!!//」

ヴィーネ(ガヴの許可が下りると同時に、私はガヴのデリケートな部分を丁寧に撫でるように洗う) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 02:00:26.71 ID:ogfPLEN80<> ヴィーネ(手で口を押さえて必死で声を我慢してるけど、全然抑えられてない…)

ヴィーネ(むしろ、口から漏れる声が余計に妖しく聞こえるというか)

ガヴリール「んんんっ……んくっ……///」

ヴィーネ(…………)ムラムラ

ヴィーネ「は、はいおしまい!流すわよ!」ザパァ-ン

ガヴリール「ひゃーっ!」ブルブル

ヴィーネ(危なかった…あのまま続けてたら私…)ゾクッ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 02:01:32.14 ID:ogfPLEN80<> ガヴリール「あーさっぱりした…ありがとな、ヴィーネ」

ヴィーネ「い、いえいえ」

ヴィーネ(途中で押し倒しそうになったなんて言えない…)

ガヴリール「こんだけ綺麗にしてもらったんだ、お礼をしなきゃな?」ニヤニヤ  

ヴィーネ「お礼…??」

ヴィーネ(ガヴは突然私を立ち上がらせると、前の椅子に座らせた) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 02:02:59.96 ID:ogfPLEN80<> ガヴリール「今度は私が洗う番だ。そうだろ?」

ヴィーネ「そ、そうなの?……ひゃっ!」

ガヴリール「へへ、どうだ、他人に素手で身体を洗われる気分は?」ヌルヌル

ヴィーネ「なんか変な口調になってるわよ…っていうか、触り方やらしいからっ!///」

ガヴリール「さんざんいじられたんだ、これくらいやり返してもいいだろっ!」ゴシゴシ

ヴィーネ「やっ、やだ、くすぐったいってば!あはははっ!」

ガヴリール「前の方も失礼して…えい」ムニムニ

ヴィーネ「ちょっ、どこ触ってるのよっ///」

ガヴリール「ヴィーネもさっき触ってたじゃん。ほら、もっと綺麗にするからおとなしくして」

ヴィーネ「うう〜〜っ、わかったわよ…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 02:03:42.64 ID:ogfPLEN80<> ガヴリール「………」ゴシゴシ

ヴィーネ「………っ、ふぅ……」

ヴィーネ(なんか、急に静かになると恥ずかしいわね…)

ガヴリール「………ヴィーネってさ」ゴシゴシ

ヴィーネ「え?なに?」

ガヴリール「結構濃いんだね」

ヴィーネ「が?ぅぅぅぅ!!??」

ガヴリール「嫌いじゃないよ」

ヴィーネ「そ、そうなの?ってそういうことじゃないでしょ!!///」

ガヴリール「はい、終わったから流すぞー」ザパ-ン
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 02:04:44.45 ID:ogfPLEN80<> カポ-ン 

ガヴリール「はあ、やっとお風呂にありつけたよ」

ヴィーネ「でもすっきりしたでしょ?」

ガヴリール「まあね。でもやっぱりめんどくさいわ」

ヴィーネ「またそんなこと言って…」

ガヴリール「でもさ」ピトッ

ヴィーネ「ん?どうしたの、くっついて」

ガヴリール「こうやってヴィーネに洗ってもらえるなら、まあたまにはいいかなーって」

ヴィーネ「…そっか」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 02:07:10.77 ID:ogfPLEN80<> ガヴリール「あと、ヴィーネの家のシャンプーとボディソープ使うとさ」

ヴィーネ「うん」

ガヴリール「私からヴィーネの匂いがして、なんかいい」

ヴィーネ「もう、あんまり恥ずかしいこと言わないのっ!///」

ガヴリール「ま、楽しかったし気持ちよかったからさ、また洗いっこしよう?」

ヴィーネ「……うんっ!」


完 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 02:08:45.81 ID:ogfPLEN80<> ありがとうございました。洗いっこするだけのガヴィーネでした。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/06/24(土) 02:09:09.87 ID:USHymRjy0<> おつ
最高かよ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/06/24(土) 02:12:21.05 ID:QTp8oLC60<> おつ。お肌が敏感なガヴかわいい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/06/24(土) 03:09:41.78 ID:5hiTbs7uo<> 最高だ
かわいい
ありがとう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/06/24(土) 04:58:06.74 ID:wJcSWx+9o<> いいね👍 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/06/24(土) 07:39:23.49 ID:tjxSVgCto<> すごく良い <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/06/24(土) 18:15:05.01 ID:MqRVK5v0o<> 読み返してもやっぱり素晴らしいな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/07/15(土) 00:44:53.94 ID:maDLBKRJo<> 素晴らしい <>