以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/06/24(土) 05:23:14.29 ID:CpUVHG7n0<>ガヴリール「なあヴィーネ、最近サターニャの様子がおかしくないか?」
ヴィーネ「そう?別に変わったところは無いと思うけど」
ゴローニャ「〜♪」ガリガリ
ガヴリール「いや絶対におかしいって!平然と岩食べてるし!」
ヴィーネ「きっとメロンパンが飽きたのよ」
ガヴリール「そもそも顔つきが丸っきり違うだろ!!」
ヴィーネ「人は簡単に変われるものよ?ガヴだって半年くらいで堕落したくらいじゃない」
ガヴリール「そ、そんなものか……?これ……?」
ゴローニャ「グルルルルル」ゴロンゴロン
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<>ガヴリール「サターニャの様子がおかしい」ゴローニャ「?」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/06/24(土) 05:28:08.86 ID:CpUVHG7n0<> ヴィーネ「こらサターニャ!女の子が無防備な姿晒しちゃ駄目でしょ!」
ゴローニャ「グァアアアアアアアアア!!!」ボゴゴゴゴゴ
ガヴリール「なんかめちゃくちゃ怒ってるみたいだぞ」
ガヴリール「痛ッ!!なんか泥かけてきたし!!」
ヴィーネ「サターニャッ!!!!」ドンッ
ゴローニャ「……」チョロロロ
ガヴリール「ヴィーネが一喝したら収まったな……」
ガヴリール「てかもう朝のホームルーム始まる時間じゃん」
ガヴリール「とりあえずグラサンに怒られたら嫌だし、席につこうよ二人共」
ヴィーネ「それもそうね」
ゴローニャ「グルルルルル」ゴロンゴロン
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/06/24(土) 05:36:10.91 ID:CpUVHG7n0<> グラサン「お前ら席に着けー、ホームルーム始めるぞー」
グラサン「ってその顔はなんだ?胡桃沢?」
ガヴリール「やっぱり……グラサンもサターニャの様子がおかしいと気付いて……!」
グラサン「どうも顔色が悪いみたいだな、保健室に行ってきたどうだ?」
ゴローニャ「グルルル……」
ヴィーネ「先生!サターニャ一人では辛いと思うので、私が送っていきます!」
ガヴリール「突っ込むところ違うだろ……」
ヴィーネ「ほら行くわよ!サターニャ!」
ゴローニャ「…………」
ヴィーネ「何甲羅に隠れてるのよ!それじゃあ保健室に行けないじゃない!」
グラサン「体調が悪いんだろう……誰かもう一人、運ぶのを手伝ってくれる奴はいないか?」
ヴィーネ「ガヴリール!友達の為だと思って…!お願い…!」
ガヴリール「えぇ……わ、わかったよ……でも運ぶだけだからな」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/06/24(土) 05:43:00.62 ID:CpUVHG7n0<> 数分後
ガヴリール「サターニャ重すぎ……一体何キロあるんだよ…」
ヴィーネ「感覚的に300キロはありそうね」
ガヴリール「そんなの運べないだろ……サターニャには申し訳ないけど」
ガヴリール「転がして保健室まで運ぼうよ?丁度丸いし転がるはずだよ」
ヴィーネ「さっきからゴロゴロして、サターニャ自身も転がるのが大好きみたいだし」
ヴィーネ「きっと転がしても怒らないでしょう」
ガヴリール「じゃあ決まりだな!」ゴロロロロ
ゴローニャ「…………」ゴロロロロロロ
ガヴリール「おー結構楽しいなこれ、ちょっとしたスポーツをやってる気分だ」
ヴィーネ「これを気にアウトドアな趣味に目覚められたらいいわね」
ガヴリール「私を舐めるな!絶対にアウトドアには目覚めないからな!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/06/24(土) 05:49:19.76 ID:CpUVHG7n0<> 保健室
ガヴリール「やっと保健室についた……」
ヴィーネ「どうやら別の生徒がいるみたいよ」
ガヴリール「別の生徒?」
ラティアス「…………」
ガヴリール「なんだあれ……(困惑)」
ヴィーネ「何言ってるの?ラフィエルじゃない」
ガヴリール「あれがラフィ!?冗談も程々にしてよヴィーネ……」
ヴィーネ「ガヴの方こそ何を言ってるの?どこからどう見てもラフィエルじゃない!」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/06/24(土) 05:54:09.10 ID:CpUVHG7n0<> ガヴリール「どう見ても違うだろ!色だって違うじゃん!赤じゃん!」
ヴィーネ「きっと、髪でも染めたんじゃない?」
ガヴリール「髪……?私には体が赤くなっているようにしか見えないぞ……」
ヴィーネ「本当にどうしたのガヴ?おかしいわよ?」
ガヴリール「おかしいのは私の周りだよ……!」
ガヴリール「サターニャもラフィエルも一体どうなっちゃってるんだ!」
ヴィーネ「ガヴも二人と一緒に、ちょっと保健室で休んだほうがいいんじゃない?」
ヴィーネ「疲れてるのよ」
ガヴリール「そうするよ……グラサンには私も体調が悪くなったって言っといてくれ」
ヴィーネ「わかったわ」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/06/24(土) 06:03:12.38 ID:CpUVHG7n0<> 数分後
ガヴリール「はぁ……サターニャもラフィエルも……本当どうしちゃったんだろ」
ゴローニャ「グルルルル!!」
ガヴリール「サターニャ!さっきから岩飛ばすなよ!」
ラティアス「〜〜〜〜♪」
ガヴリール「ラフィエルは水遊びするなよ……ここ室内だぞ」
ガラララ
ガヴリール「うわっ……こんな時に誰か来たし……」チラッ
ウィンディ「…………」ボワッ
ガヴリール「またこのパターンか……」
委員長「歩ける?ベッドまでもうすぐだから頑張って!」
ガヴリール「委員長……ちょっと聞くけど、そのもふもふした奴って誰…?」
委員長「天馬さん何を言ってるの?月乃瀬さんよ?」
ガヴリール「ヴィーネ!?」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/06/24(土) 06:06:12.39 ID:CpUVHG7n0<> ガヴリール「ダメだ……何がなんだかさっぱりわからない……」
ガヴリール「うっ……急に胸が……!苦しくなって……!」ボンッ
ガブリアス「?」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/06/24(土) 06:26:47.16 ID:CpUVHG7n0<> サターニャ「うぅ……変な夢でも見てたみたいね……」
サターニャ「私がよくわからない生物になって岩を食べてる夢を見たわ……」ゴシゴシ
サターニャ「んっ……ここは保健室かしら?」
ガブリアス「………」
サターニャ「な、何このかっこいい生き物!?私の使い魔にふさわしいレベルだわ!」
サターニャ「貴方!!私の使い魔にしてあげる!光栄に思いなさい!」
ガブリアス「〜〜〜〜♡」ズリズリ
サターニャ「ふふっ頭を擦り付けてくるなんて可愛いやつじゃない♪」
ラフィエル「あら?サターニャさんどうしたんですか?」
サターニャ「げっ!ラフィエル!どうしてこんなところに!!」
ラフィエル「いえ、目を覚ましたらここにいまして……」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2017/06/24(土) 06:33:17.99 ID:CpUVHG7n0<> サターニャ「私も目が覚めたら何故か保健室にいたわ……」
ヴィーネ「二人共、元気になったのね!」
ラフィエル「ヴィネットさんもいらしたんですか」
ヴィーネ「えぇ、サターニャが朝のホームルームで体調を崩したから保健室に運んだのよ」
ヴィーネ「そしたラフィエルも保健室で休んでて……」
ヴィーネ「あれ?その後どうしたんだったけ……記憶があやふや……」
ヴィーネ「そうだ!ガヴは?一緒に保健室で休んでたはずよ」
ラフィエル「ガヴちゃんは見かけませんね」
サターニャ「いないみたいね、どっか行ったんじゃない?」
ヴィーネ「ガヴったら勝手に…!後でちゃんと怒らないと!」
ヴィーネ「ところで、そこの凶悪そうな見た目の生き物は何?」
ヴィーネ「また魔界からサターニャが持ってきたの?」
サターニャ「ち、違うわよ!起きたら隣にいたの!」
ガブリアス「〜〜〜〜♪」スリスリ
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