早紀<><>2017/07/02(日) 12:48:33.04 ID:w9s5MPg50<>♪♪♪♪♪♪〜
テレビから音楽が流れている。
「パパ、アイドルってすごいね!どうやったらひとを笑顔にできるの?」

「笑顔の呪文を唱えるんだ。【にっこにっこにー】って。この魔法は・・・・・
にこにしかない魔法なんだ。」


「にっこにっこにー!」
ポーズをつけて言っているにこはとても可愛らしかった。

「ママ、見てみてにっこにっこにー!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498967312
<>アイドルになりたかったから・・・・・【ラブライブ!】 早紀<><>2017/07/02(日) 14:57:06.47 ID:w9s5MPg50<> 「あら、可愛いわね。私まで笑顔になっちゃう。」

「ほんとう?あのね、にこ、アイドルになるの!宇宙一のアイドル!そしたらみーんな笑顔になるでしょ!?」
にっこにっこにーを気に入ってくれてうれしく思った。

「それじゃあ、練習をしなくちゃだな。」

「うん!アイドルになれるならいくらでも練習する!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/07/02(日) 15:57:36.30 ID:P8JpCKKGO<> オワコンライバーまだいるのか <> 早紀<><>2017/07/02(日) 16:54:43.00 ID:w9s5MPg50<> 何年かして・・・・・




ここあとこころが生まれた。



「ほら、見てみて。いくよ?にっこにっこにー!」


にこはちゃんとこころとここあの面倒を見てくれた。
<> 早紀<><>2017/07/02(日) 17:02:50.54 ID:w9s5MPg50<> にこが中学2年生の時虎太郎が生まれた。



それと同時に、俺が癌でしかも末期ということがわかった。 <> 早紀<><>2017/07/02(日) 20:26:27.75 ID:w9s5MPg50<> 俺が癌ということを子供たち以外に知らせたはずだった・・・・・







それなのに 何故子供たちが?
「あなた、ごめんなさい。にこ達に話しました。」


「何故話した?」

「お父さん全然帰ってこないのなんで?って聞かれて・・・・・。耐え切れなくて・・・・・。」 <> 早紀<><>2017/07/03(月) 19:35:44.29 ID:qc5dz9AX0<> 「そうだったのか。」








数ヶ月後・・・・・




「パパの容態が急変!?」



「ええ。私の車に乗りなさい。」


先生は優しく言ってくれたがパパが死ぬのではととても怖かった。 <> 早紀<><>2017/07/03(月) 19:41:09.96 ID:qc5dz9AX0<> 病室に着くとパパは死にそうで怖かった。


「にこ、お願いがあるんだ。」

パパのお願い・・・・・?なんだろう?

「なんでも聞くよ!お願いって何?」

「にっこにっこにーをして欲しいんだ。」

「わかった・・・・・。いくよ?にっこにっこにー!」


「・・・・・・・・・・ありがとう・・・・。」
<> 早紀<><>2017/07/07(金) 19:03:21.96 ID:Pi0F312o0<> 「母さんと二人だけにさせてくれないか?」

少しだけ、寂しくなった。

部屋を出ると何か話し声がきこえた。










数分後・・・・・

「入ってもいいわよ」ってママが言ってくれた。



パパは申し訳なさそうにしてた。



「お前達に伝えたいことがある。俺が死んでもいいように、念のためだ。」

念のためだ。の部分だけ強く言っているように思えた。

<> 早紀<><>2017/07/08(土) 11:41:03.18 ID:BL6Eryf+0<> 「虎太郎、男らしく育て。
こころ、ここあ、にこと母さんそして虎太郎を支えてくれ。」


にこは・・・・・何を言われるんだろう?

「にこ。俺の部屋の引きだしにノートがある。それを見なさい。
そして・・・・・俺は・・・・・・・にこの一番最初のファンだ。」 <> 早紀<><>2017/07/09(日) 12:12:20.93 ID:xLaf/+9R0<> そして、パパは死んでしまった。











第一部完 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/07/19(水) 04:04:08.47 ID:vzI0mmwSO<> 糞スレ <> 早紀<><>2017/08/16(水) 14:01:37.04 ID:zBgxFlGG0<> 第二部 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2022/09/24(土) 22:58:15.56 ID:zI56V5m20<> 久しく体験していないカフェの喧騒にドギマギしながら、接客をこなす。

『ミナリンスキーちゃん、お誕生日おめでとう!』

一様にお客様たちが声をかけてくれる。

コレは一体どういうことなんだろう。
<>