以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/08/24(木) 23:55:10.81 ID:keCxsdMwO<> <br> どんな日でもひたむきに頭を下げ続ける「彼」 <br> あたしはそんな彼に恋をした <br>  <br>  <br> 高校で出会った「彼女」はどんな不幸な目にあっても前向きで、「私はすっごくついてるよ！」と言い切る姿はどこか彼に似ていた <br>  <br>  <br> 看板の「彼」と生身の「彼女」 <br> 二人への想いが逆転するのに余り時間はかからなかった <br>  <br>  <br> パスケースの写真が <br> 「彼」から「彼女」に変わったのは <br> いつだっただろうか…<br><br>SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1503586510<br><>【あんハピ】ヒバリ「パスケースの中の恋物語」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/08/25(金) 00:01:51.13 ID:qkoRY2ssO<>  <br> ヒバリ「はぁ…」 <br>  <br>  <br> 朝、支度を済ませた後にパスケースの写真を眺めてため息をつくのが最近習慣になった <br> 写真の人物はそんな事を知るわけもなく、こちらに向かって眩しい笑顔を見せている <br>  <br>  <br> ヒバリ「はなこ…かわいいわ」 <br>  <br>  <br> 届かない想いなんて消えてしまえばいいのに、といつも思う <br> 決して届くことのない想い────── <br> それは見えないガラスのような壁で隔たれている <br>  <br>  <br> 私はそんな悩みを振り払うように軽く頭を振る <br> パスケースをしまい、誰もいない家に行ってきます、と告げ家を出る <br>  <br>  <br> 外に出れば、早朝のやや冷たい空気が私を迎える <br> 空は澄み渡り、爽やかな風が髪をゆらす <br> 私の曇り空な心とは正反対だ <br>  <br>  <br> そんな差異にため息をつきながら、学校へ───── <br> いや、はなこの笑顔を見るために、私は登校を始めた <br>  <br>  <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/08/25(金) 00:03:53.35 ID:qkoRY2ssO<> 出だしはこんな感じで <br> 分割投稿の予定です <br>  <br> 今更あんハピssなんて見る人いるのかなぁと思うけど… <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/08/25(金) 07:50:27.87 ID:Sily3EMxO<> あんハピ好きやで！ <br>  <br> 期待 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/08/25(金) 12:02:57.23 ID:Fr5v+XiB0<> 当時アニメ放送中にヒバはなssがあったんだけど完結せずに落ちた思い出 <br>  <br> 応援 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/08/26(土) 20:20:15.18 ID:HviXmCLr0<> ここにいるぞ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/09/03(日) 18:45:00.21 ID:EdfyC7NgO<>  <br> ここ最近の変化がある <br> それは、あたしがはなこを家まで迎えに行くようになったことだ <br>  <br> はなこは…登校するときに必ずといっていいほど不幸な目に会う。それは川に落ちたり、マンホールに落ちたり、泥水をかぶったり…とバラエティに富んでいて、その度に家に帰って制服を着替えていた <br>  <br> はなこ（と母親の桜さん）はそれを見越して、朝早くに家を出ていたのだ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/09/03(日) 19:24:22.14 ID:EdfyC7NgO<>  <br> そんな彼女を見かねて、あたしが毎朝迎えに行くことにしたんだけど…あたしがついていてもダメなときはダメなので、今までにも何度か着替えに帰ったことがある <br>  <br> それでも、はなこ一人よりはずっと少ない <br>  <br> 少し遠回りになるけれど、そんなことは、はなこと一緒に登校できることに比べたら些細な問題だった <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/09/03(日) 22:17:54.40 ID:EdfyC7NgO<>  <br> 今日はどんな話をしようか、なんて真剣に考えながら歩いていると、いつの間にか花子泉家の玄関が目の前にあった <br>  <br> 朝、はなこを迎えに行くようになって少し経つが、未だにインターホンを押すのは緊張してしまう <br>  <br> 一呼吸置いて、身だしなみを整えてから、あたしはインターホンを押した <br>  <br>  <br> ピンポーン <br> ガチャ <br>  <br>  <br> これまで、インターホンを鳴らしてはなこが出てきたことは実は一度もない。今日もはなこの母、桜さんが出迎えてくれた <br>  <br>  <br> ヒバリ「おはようございます」 <br>  <br> 桜さん「あら、おはよう。ごめんね〜杏ったら今日はお味噌汁を頭からかぶっちゃって…今着替えてるところだから」 <br>  <br> ヒバリ「ふふっいつも通りですね」 <br>  <br> 桜さん「まったく…誰に似たのかしら」 <br>  <br> ヒバリ「あはは…」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/09/03(日) 23:19:36.28 ID:E73DSItqO<> (ID変わったけど&gt;&gt;1です。見てくれる人がいてとても嬉しいです。今週中には終わる予定ですので、お付き合い願います) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/09/04(月) 13:03:11.57 ID:5GaDzApE0<> 喜んでつきあう <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/09/11(月) 04:18:17.30 ID:0X+mGSVu0<> これもまた失踪パターンかな… <br> 残念です <>