◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:20:29.89 ID:ItM/qa5T0<>
星井美希(以下、美希) 「ねぇ、律子」

秋月律子(以下、律子) 「律子さん」

美希 「うぅ……律子、さん。聞きたい事があるの!」

律子 「聞きたい事?スケジュールとかかしら」

美希 「ううん、そういうのじゃないの!」

美希 「あのね?今日ってキンローカンシャの日、なんだよね?」

律子 「ええ、そうよー。残念ながら、アイドル的に休みにはならないけど」



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<>【アイマス】美希「ハニーを労うの!」
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:21:39.73 ID:ItM/qa5T0<>
律子 「それがどうかした?」

美希 「えっとね?キンローカンシャって働いてる人に感謝する日って聞いたの!」

律子 「……うーん、ちょっと違うかも」

美希 「えっ、そうなの!?」

律子 「元々は収穫祭とか言われてたりするから……どうなのかしらね?」

美希 「そ、そっか……それなら、仕方ないの」シュン

律子 「美希?どうかしたの?」

美希 「……えっとね?ミキ、ハニーに何かしてあげたいなって思ってて」

律子 「プロデューサーに?良いじゃない、喜ぶと思うわよ?」

美希 「でも、働いてる人に感謝する日じゃないんだよね?」

美希 「うぅ……困ったの」

律子 「……別に、きっかけとして使えばいいだけじゃない?」

美希 「でも、違う日なんだよね?」

律子 「ええ。でも、美希がプロデューサーに何かしてあげたいって思ったのに違いはないでしょ?」

律子 「それならそれで良いじゃない。きっとプロデューサー殿、喜んでくれると思うわよ?」

美希 「律子……!ありがとうなの!ミキ、頑張るね!」

律子 「……律子、さんね」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:22:48.78 ID:ItM/qa5T0<> ――――― 

美希 「ハニー!ハニー!」トテトテ

P 「美希?どうかしたのか?何かあったなら……」ガタッ

美希 「良いから良いから!座っててなの!」

P 「……?」キョトン

美希 「んしょ、んしょ……」グニッ

美希 「どお?ハニー、気持ちいい?」

P 「肩揉んでくれるのか?うーん……」

美希 「あんまり、気持ちよくなかった?」ウルッ

P 「そうだな、揉むより叩いてくれた方がいいかも」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:23:18.32 ID:ItM/qa5T0<>
美希 「叩く?こう?」トントン

P 「そうそう、良い感じ」

美希 「褒められちゃったの〜♪とんとん、とんとん♪」ニコニコ

音無小鳥(以下、小鳥) 「祝日に事務所に来た挙句にイチャイチャを見せられていた……なんという」フルフル

美希 「小鳥もやって欲しいの?」

小鳥 「やって欲しいわ!」クワッ

P 「音無さん……」

小鳥 「目の前で美希ちゃんに肩たたきされてるの見たら、誰だって羨ましくなりますよぅ……」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:24:07.99 ID:ItM/qa5T0<>
P 「それじゃ、俺の後にやってあげてくれないか?俺、これからテレビ局に行かなきゃいけないからさ」

美希 「えーっ!まだ始めたばかりなのに、そんなのってないの……」

美希 「……そうだ!ミキもついてくの!」

P 「ついてくるのか?ただの打ち合わせだぞ?」

美希 「いいの!ミキ、今日はハニーについていくからね!」

P 「?まぁ、いいけど……それじゃ、準備してくれるか?」

美希 「はいなの!それじゃ小鳥、行ってくるね!」フリフリ

小鳥 「……いってらっしゃい」フリフリ
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:25:18.90 ID:ItM/qa5T0<> ――――― 

P 「……っと、後は本命のだけかな」

P 「美希、疲れてないか?」

美希 「大丈夫なの!ハニーの方こそ、疲れてない?」

P 「いや、むしろ思った以上に捗ってくれて助かってるよ」

P 「アイドルが実際に居ると、やっぱり違うもんだなぁって実感させられたな」ハハ

美希 「ふーん……ハニーの為になったなら、良かったの!」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:25:44.05 ID:ItM/qa5T0<>
天海春香(以下、春香) 「あれっ?美希?」

美希 「春香?あっ、千早さんもいるの!」パァアア

如月千早(以下、千早) 「美希、プロデューサーもお疲れ様です」

P 「うん、二人ともお疲れ様」

P 「二人はラジオの収録だったっけ?」

春香 「はい!千早ちゃん、今日もリスナーからのお便りで笑っちゃって……」

千早 「面白かったんだから仕方ないでしょ……ぷ、くく」クスクス

春香 「ただのダジャレだったよね……?」

美希 「ミキには良く分からないの……」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:26:25.01 ID:ItM/qa5T0<>
春香 「あっ、そうだ!誕生日おめでとう、美希!」

千早 「おめでとう、美希」

美希 「あっ、今日ミキの誕生日だったの……ありがとう、二人とも」

美希 「……誕生日」

春香 「今日はとびっきりのお祝いしちゃうからね〜?」ニコニコ

千早 「夕方には、事務所に帰ってきてね?」

美希 「……うん、分かったの!」

春香 「それじゃ、私達レコーディング行ってきますね!」

P 「おう、転ぶなよー」

春香 「もー、そんなお決まりな事やるわけないじゃ……ぁっ」グラッ

千早 「…………」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:27:12.25 ID:ItM/qa5T0<> ――――― 

P 「さて、それじゃ帰るか……美希?」

美希 「……えっ、どうかしたの?」

P 「なんかさっきより沈んでないか?何かあったのか?」

美希 「……ううん、なんでもないの!」

美希 「それじゃ帰ろ、プロデューサー!」

P 「………いや、ちょっと寄り道していかないか?」

P 「今日、折角付き合ってもらったお礼をしたいし」

美希 「えっ?別にそんなの……」

P 「俺が一服したかったの!さ、行こう!」ガシッ

美希 「ぷ、プロデューサー!?」トテトテ
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:28:20.66 ID:ItM/qa5T0<> ――――― 

店員 「キャラメルマキアートといちごババロア、ブラックコーヒーお待たせしました〜」

P 「ありがとうございます……はい、美希」

美希 「ハニー、ありがとうなの……」

P 「……どうしたんだ?さっき、なにか言いたそうだったけど」

美希 「えっ?そ、そんな事ないって思うな」アセリ

P 「……ひょっとして、俺に話せない事か?」

P 「俺じゃ力になれないって事なら、仕方ないんだけどさ……」

美希 「ち、違うの!ハニーは悪くなんてないの!」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:28:56.46 ID:ItM/qa5T0<>
美希 「……今日、キンローカンシャの日って律子から聞いたの」

P 「まぁ、な。俺も、休みにしてやりたかったんだけど……」

美希 「ううん、お休みが欲しかったんじゃないよ?」

P 「?」

美希 「……ハニー、いつもミキたちの為に頑張ってくれてるでしょ?」

美希 「だから、今日くらいはハニーに休んで欲しかったの」

P 「だから、事務所で肩揉んだりしてくれたのか……」

美希 「うん!ちょっとでも休ませてあげたいなーって思ったの!」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:30:14.19 ID:ItM/qa5T0<>
美希 「……でもね?今日はミキの誕生日って思いだしたら、ワガママ言いたくなっちゃって」

美希 「今日くらい、ハニーを独り占めしても良いかなって思っちゃって……」ウルウル

P 「…………」

美希 「……うぅ」

P 「まったく、そんな事に気を遣わなくても良いのに」ナデナデ

美希 「えっ?」キョトン

P 「今日は美希の誕生日だぞ?ワガママ言っても良いんだ」

美希 「……いいの?ハニーのメイワクになっちゃうよ?」

P 「朝、あれだけ助けてもらったじゃないか!それで十分だよ」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:31:09.18 ID:ItM/qa5T0<>
美希 「ホントにいいの?」

P 「おう、今日は午後空けてあるしな!」

P 「今日の俺は、お前だけのハニーだ!」ドン!

美希 「―――っ!やったやったやったのー!」

美希 「それじゃ、ハニーって今日は堂々と外で呼んでも良いの!?」

美希 「ハニーとイチャイチャしても良いんだよね!」パァアア

P 「おう、ほどほどに――」

美希 「それじゃ……はい!あーん」

P 「えっ、いいのか?いちごババロア、美希の好物だったろ」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:31:35.69 ID:ItM/qa5T0<>
美希 「それもそうだけど……うん!こうした方がいいと思ったの!」

美希 「それに、ハニーは甘い物食べて元気になれるよね?」

P 「それはそうだけど……わ、分かった。いただきます」パクリ

美希 「……美味しい?」

P 「うん、美味い……美味いが、恥ずかしい」カァ

美希 「えへ……こうしてると、本当のコイビトみたいなの」テレテレ

P (……周りから、異様な殺気を感じるような)ブルブル
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:33:57.08 ID:ItM/qa5T0<>
美希 「じゃぁ……はい!」スッ

P 「ん?なんでスプーンこっちに向けてるんだ?残ってるの、食べていいぞ?」

美希 「そうじゃないの!もう、ハニーはドンカンなの!」プンプン

P 「?」キョトン

美希 「ミキにた・べ・さ・せ・て?」ニコッ

P 「……いやいや!めっちゃ恥ずかしいだろそれ!」ブンブン

美希 「むぅー、今日はミキだけのハニーなのにー……」

P 「うぐぅ……わ、分かった」スッ
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:34:41.17 ID:ItM/qa5T0<>
P 「それじゃ、行くぞ……はい、あーん」プルプル

美希 「あーむ♪」パクリ

美希 「んー、美味しいのー!ハニーの愛情たっぷりってカンジ!」キラキラ

P 「そ、それは良かった……」

美希 「……ハニー、気付いた?これって間接キスなんだよ?」ジッ

P 「そ、そういう事を不意打ちで言うんじゃない!」カァア

美希 「あはは、ハニー顔真っ赤なの!」

P 「ドキドキさせるなよ……意識すると、余計に緊張してくるから」

美希 「アハッ、ゴメンなさいなの!それじゃ、ハニー?」

P 「……分かった!はい、あーん!」スッ

ギロッ

P (……心が参りませんように)
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:35:29.47 ID:ItM/qa5T0<> ――――― 

美希 「ハニー、ありがとなの!いちごババロアとキャラメルマキアート、とっても美味しかったよ!」

P 「それなら良かった……それじゃ、事務所に戻るか?」

美希 「んーとね……ミキ、一つだけ欲しいなーって思ってたのがあるの」

美希 「ハニー、買ってくれる?」

P 「ああ、誕生日だしな。それで、一体何を……」

美希 「それはね――」


美希 「ハニーと二人で選ぶ……あずさじゃなくても、トキめいちゃうの」ウットリ

P 「……で?なんで指輪なんだ?」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:35:57.30 ID:ItM/qa5T0<>
美希 「千早さんに買ってあげてたでしょ?だから、ミキも欲しいなーって」

P 「ぐぅ……知ってたのか」

美希 「……ダメ?」

P 「まさか、大丈夫だよ」ニコッ

P 「それじゃ、早速選ぶか……って言っても、あんまり俺詳しくないんだけどな」ハハハ

美希 「ハニーが選んでくれたのなら、なんでも似合うって思うな!」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:36:27.00 ID:ItM/qa5T0<>
P 「それは嬉しい……っと、アレなんてどうだ?」

美希 「……うん!ミキも好き!」

P 「それならちょっと見てみるか……すみませーん」


美希 「えへへ……ハニーに指輪をプレゼントされちゃったのー」ニヤニヤ

P 「そこまで喜んでくれるなら、こっちも嬉しいよ」

美希 「……ねぇ、ハニー?指輪、嵌めて?」

P 「それくらいなら……はい、指出してくれ」

美希 「はいなの!」

P 「……いや、薬指じゃないよな?ほら、人差し指出して」

美希 「ぶー……はい」スッ

P 「……よし、これでいいな」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:37:00.37 ID:ItM/qa5T0<>
美希 「でもハニー?なんで人差し指なの?」

P 「ん?いやぁ、左手の人差し指に嵌める指輪にも、ちゃんと意味があるらしくてな」

P 「ゴールに向けて取り組む事が出来るようにっていうのが、トップアイドルを目指すのに合うかなーって思って」

美希 「へー、よく考えてるんだねー……」

P 「あんまり嬉しくないか?」

美希 「……ううん、すっごく嬉しいの!でも――」

美希 「今度は、薬指に指輪嵌めてもらうからね、ハニー!」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:37:26.38 ID:ItM/qa5T0<>
P 「美希は元気だなぁ……ふわぁあ」

P 「っと、ごめん。つい、欠伸が」

美希 「ひょっとしてハニー、眠いの?」

P 「ああ、事務所帰って仮眠でも」

美希 「……ねぇ、ハニー?ミキ、ちょっと試したい事があるの」

P 「どうした?余程の無理じゃなきゃ付き合うよ」

美希 「うーん……今日はまだあったかいし、大丈夫って思うな?」

P 「不安になるな……それで?」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:37:52.06 ID:ItM/qa5T0<>
美希 「ちょっとこっち来てハニー!」ギュッ

P 「……?」

美希 「はい、ハニー。ミキの隣座って?」

P 「公園のベンチに腰掛けて、何しようっていうんだ?」

美希 「えーっとね……膝枕、なの!」

P 「足痛くなるだろ?やめておいた方が……」

美希 「……事務所に帰ったら、二人きりじゃなくなっちゃうでしょ?」

P 「まぁ、あいつらもお祝いしたいだろうしな……」

美希 「ミキ、ハニーから大事なプレゼント貰っちゃったから……そのお返しなの!」

美希 「それに、ハニーもお休みできるでしょ?」

P 「まったく、気を遣わないで良いって言ったのに……」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:38:21.41 ID:ItM/qa5T0<>
P 「分かった、ちょっとだけ寝てて良いか?20分くらいしたら起きるからさ」

美希 「うん、分かったの!ささ、ハニー?」ポンポン

P 「……なんか、照れくさいんだけど」ポスッ

美希 「わっ……意外と重いんだね」

P 「やっぱりやめようか?」

美希 「……ううん、やるの!」

美希 「ハニーと頭が膝に乗ってるってなんか変なカンジなの……」ジーッ

P 「……恥ずかしくて、寝るどころじゃないぞこれ」

美希 「えーっ!?そ、それは困るの……」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:38:52.34 ID:ItM/qa5T0<>
美希 「……そうだ!」ティン

P 「?」

美希 「ちーくーたくーとうごくーとけーいはー♪」

P 「子守歌?」

美希 「そうだよ?千早さんに一回やってもらったから、真似しようと思って」

美希 「〜♪」ノリノリ

P (う……本当に眠たくなってきた……)

P 「……すー」スヤスヤ

美希 「……ハニー、おやすみなさいなの」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:39:19.56 ID:ItM/qa5T0<> ――――― 

P 「……ん」パチリ

P 「あれ、み……!?」

P (外すっかり暗いじゃないか!?美希はどうして――)チラッ

美希 「むにゃ……えへへ」ムニャムニャ

P 「……どうしよ、起こすべきか」

P 「でも、このまま起こさないと風邪ひくかもしれないし……よし」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:39:52.75 ID:ItM/qa5T0<>
P 「美希、起きて」ユサユサ

美希 「……んむ、はぇ?」

美希 「あーっ、はにぃなの……えへへ」

P 「ゴメンな起こしちゃって……帰ろうか」

美希 「手、繋いでくれる?」

P 「勿論」ギュッ

美希 「嬉しいの……それじゃ、帰ろハニー!」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:40:30.57 ID:ItM/qa5T0<> ――――― 

高木社長(以下、社長) 「それじゃ、美希君!」

全員 「誕生日、おめでとー!」 パン パパン

双海真美(以下、真美) 「おかわりDA、やってしまえ亜美隊員!」パン

双海亜美(以下、亜美) 「おうともさ真美隊員!」パン

千早 「……えっ、紐だけ!?」オロオロ

真美 「あらら……千早おねーちゃん、バッドラックだったNE」

亜美 「仕方ねえ……予備のこいつを使いな」スッ

千早 「あ、ありがとう……えいっ」パン

千早 「!や、やったわ!」キラキラ

真美 「そこまで喜ぶとは思ってなかったYO」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:41:03.04 ID:ItM/qa5T0<>
美希 「千早さんが楽しそうで良かったの」

律子 「美希、結局プロデューサー殿を労えたの?」

美希 「……ハニー、ミキどうだったかな?」

P 「ああ、お陰で仕事の疲れも飛んでったよ」ナデナデ

美希 「!やったの!」キラキラ

律子 「へぇー……まぁ、何をやったかを問い詰めるのは無粋ですかね」

美希 「律子、さんも、たまには休まないとダメだよ?」

美希 「はいこれ、今日行ってきたお店のいちごババロアなの!」

律子 「あ、ありがと……帰ってから食べるわね」

P 「喜んでもらえてよかったな、美希」

美希 「うん!」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:41:34.25 ID:ItM/qa5T0<>
春香 「はいはーい!みんな、ちゅうもーく!」

P 「どうした春香、それ……」

春香 「えへへっ……実はですね!」ガサゴソ

春香 「じゃじゃーん!どうですか!?」バーン

美希 「いちごババロアなの!どうしたの、これ?」

水瀬伊織(以下、伊織) 「春香が頑張って作ってたのよ。アンタ、これ好きだったでしょ?」

春香 「えへへ……キャラメルマキアートの用意もしてあるんだよ!」

美希 「春香……ありがとう、スッゴク嬉しいの!」キラキラ
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:42:27.43 ID:ItM/qa5T0<>
春香 「ふっふーん、もっと褒めてくれても……」ピタッ

千早 「春香?どうかしたの?」

春香 「……あ、あれ?美希、それって」ブルブル

菊地真(以下、真) 「綺麗な指輪だけど……あれ?美希、こういうの持ってたっけ?」

美希 「ふふん、ハニーに買ってもらったの!」ドヤッ

律子 「……は?」

P ビクッ
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:42:59.55 ID:ItM/qa5T0<>
春香 「え、あの、その……?」アワアワ

千早 「春香、落ち着いて?ね?」

亜美 「あずさお姉ちゃんとピヨちゃんが息してないYO!」

真 「た、誕生日に指輪……なるほど!」

伊織 「アンタは何を納得してるのよ!」

萩原雪歩(以下、雪歩) 「……よし」グッ

美希 「えっへへー、バレちゃったねハニー?」スリスリ

P 「……そうだな、バレちゃったな!ハハハ!」

律子 「バレちゃったじゃないですよ!アイドルに指輪送ってどうするんですか!」

真美 「あれ?でも、千早お姉ちゃんも指輪貰ってたよ?」キョトン
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:43:28.37 ID:ItM/qa5T0<>
千早 「……何の事かしら」プイッ

三浦あずさ(以下、あずさ) 「プロデューサーさん、今度行きたいところがあるんですけど!」

P 「あずささん、落ち着いてください!」

あずさ 「お、落ち着いてなんて……」アワアワ

律子 「どういう事よ千早まで!」

千早 「……お、お祝い?」

社長 「……うちの事務所は、賑やかで笑いが絶えない事務所だねえ」

P 「……とっても楽しい事務所です、飽きませんね」ニガワライ
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:43:55.98 ID:ItM/qa5T0<> ――――― 

ブーン

P 「まったく、大変だったな……」

美希 「春香、ずっと慌ててたの……」

P 「あそこまで慌てるとは……予想してなかった」

美希 「薬指につけていったらどういう反応するかな?」

P 「余波で音無さんが倒れるからやめなさい」

美希 「それは困るの……」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:44:23.69 ID:ItM/qa5T0<>
P 「……よし、着いたな」

美希 「もう、着いちゃったの……」シュン

P 「まぁ、こればっかりはな」ガタ

美希 「残念なの……」ガタ


美希 「ハニー、送ってくれてありがとうなの!」

P 「おう、どういたしまして」

P 「よし……明日からも頑張ろうな、美希!」

美希 「うん!」
<>
◆SESAXlhwuI<>saga<>2017/11/23(木) 23:45:01.31 ID:ItM/qa5T0<> 美希 「……あっ、ハニー?スーツに白いのついてるの」

P 「えっ、ホントか!?どこに……」キョロキョロ

P 「え?別にどこにもついてな――」チュッ

P 「――――!?」

美希 「えへへ……最後に、美希からのお返しなの!」トテトテ


美希 「大好きだよ、ハニー!」

おしまい <>
◆SESAXlhwuI<>sage<>2017/11/23(木) 23:47:02.10 ID:ItM/qa5T0<> 以上、美希誕ssでした
労うってなんだ……?ってのと勤労感謝の日の解釈で悩みぬいた結果ぶん投げた模様

いつも通り楽しんで読んでもらえれば幸いです <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/11/24(金) 01:27:16.80 ID:lj4FfKrFo<> おつ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/11/24(金) 07:21:55.51 ID:X2IPYMC3o<> おつおつ、美希に労われたい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2017/12/21(木) 20:47:02.18 ID:8jNKHUAkO<> やっぱミキミキ天使やでぇ! <>