◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 16:40:02.97 ID:gS2CPF6DO<>雫「♪たまごさんっ、たまごさんっ、まぜまぜしましょうまぜしましょう」

「こんにちはー!」

ガヤガヤ

芳乃「おやー、雫殿ー」

雫「これはいったい?」ドサッ

法子「あ、雫さん。お帰りなさい。えへへ、さっきの取材でね」

ゆかり「玉子屋さんから沢山玉子をいただきました」

有香「正確には、養鶏場から赤い良い玉子をいただきました」

雫「えっと……実は、私も……実家から」

ドーン

有香「な、なんと!」

法子「じゃあこっちのと合わせて」

ドドーン

ゆかり「今日は卵かけご飯ですね」



雫(ゆかりさんはやっぱり……)

法子(天然さんだね)

有香(押忍!)

芳乃(ほー、卵かけご飯を食すと天然になるのでしてー?)



杏「ねー、あの空間にそろそろ突っ込んでいいよね」

奈緒「その前に(ギュウギュウ)既に(ゴソゴソ)事務所の大半が(ガサゴソ)」

比奈「た、玉子で押し潰されるっス」ギュー

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1512891602
<>【モバマス】芳乃「ヨークチーズでしてー」
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 16:41:52.67 ID:gS2CPF6DO<> 最上静香が麺丼を食べるSSです

こちら、独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 16:44:02.42 ID:gS2CPF6DO<> 杏「で(ゴソゴソ)どうするのさ?こんなに大量の玉子を」

奈緒「どうするって(ガサゴソ)これをか?……プリンとか茶碗蒸しぐらいしか想いつかないな」

比奈「き、今日は(ゴソゴソ)スイーツファイブのメンツもいないし(ガタゴト)ご飯を大量に食べるのもいないっス」



法子「じゃあ、雫さんの玉子はあっちにやるね」ズイッ

雫「お願いしますね」グッ



三人「むぎゅー!」

芳乃「ほー、では必要とされる方を探すのでしてー」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 16:46:34.19 ID:gS2CPF6DO<> …………
……

比奈「で、やって来たのはテレビ局と」タマゴカカエ

法子「わぁー、ドーナツ屋さんの屋台だー!私ちょっと行ってきますね」タマゴカカエタママ

有香「あ、ちょ、ちょっと法子ちゃん!」

奈緒「あー、またか……って、ここって、唯と千枝の料理番組のか?」

芳乃「でしてー」

杏「でも、普通は専門の業者がいるとかじゃない?杏はいらないよね。だから帰って」



「あーっ!」



杏「ん?」フリムキ <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 16:48:02.79 ID:gS2CPF6DO<> 千枝「杏さんっ!その玉子……」

杏「あ?……あー、ひょっとして必要とか?」

千枝「できれば……その皆さんがお持ちの分すべて……」

杏「芳乃?」

芳乃「はいー」

奈緒「ま……いつものことか。じゃあ、案内よろしく」

千枝「はいっ!」



法子「もう一個!」タマゴカカエタママ

有香「法子ちゃん、みんないっちゃったよ」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 16:50:21.56 ID:gS2CPF6DO<> ……スタジオ

千枝「ただいま戻りました!」バタン

唯「あーっ!千枝ちゃん、どこに……えっ!それ玉子?……どうして」

つ【タマゴノヤマ】

千枝「芳乃さんが答えてくれましたので」

芳乃「でしてー」

唯「んー、ゆいにもわかるようにいってくれないかな☆」



唯「つまり、ゆい達の救難信号を芳乃ちゃんが捕らえて、玉子を持って来てくれたんだ☆」

比奈「何故わかったのか、わからないっス」

奈緒「なぁ、唯。そんなに何に玉子……は番組だろうからいるけど、何があったんだ?」

唯「じつは語るも涙ー」

杏「あー、それスキップで」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 16:51:17.84 ID:gS2CPF6DO<> ……回想

玉子屋「あのテレビ局だな」ブロロ

某国大統領の車「もうすぐ首相官邸か」ブロロ

ほたる「♪今日は天気がいいから」

ヘレン「ヘーイ」





奈緒「ストップ」

比奈「あとの経過がわかったっス」

唯「あ、やっぱ☆」

ゆかり「玉子屋さんはどうなったんでしょうか?」

奈緒(一番聞いては行けないことを……)

唯「命だけは助かったって。よかったねー☆」

千枝「よかったです」

杏「逆に気になる……」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 17:03:52.77 ID:gS2CPF6DO<> ……その頃

『ニュースの時間です。先ほど入って来た情報によりますと、某国大統領の乗った車がテロリストに狙われましたが、アイドル二人と玉子屋さんによって無事保護。テロリストは撃退されました』

『その時の模様です』

ヘレン『世界レベルよ』

ほたる『私の不幸のせいで……』 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 22:24:52.75 ID:gS2CPF6DO<> 奈緒「で、こんなに大量の玉子を何に使うんだ?」

唯「んと、チーズを作ろうって話になったんだよ☆」

比奈「……え?玉子でチーズを作る……?」

杏「ワンモアセット。今のをもう一回」

千枝「えっと、卵黄を濃縮させてチーズの食感がする玉子チーズもどきといいますか、玉子のからすみをって」

奈緒「やっぱわからん。玉子を濃縮したらチーズになるのか?」

唯「それをキメるのが今日の話なんだよ☆」



有香「あ、多分似たものを知っていますよ」

法子「えっ?どんなのかな?」

雫「私ももしかすると知ってるかも……味噌漬けにしたあれですよね?」

有香「味噌漬けとまではいきませんが、朝醤油を交ぜた味噌に卵黄を乗せて、夕方には味が染み込んでいるあれです」

千枝「千枝達が聞いたやり方だと、お塩を拭き詰めてその上に卵黄を乗せて半日で硬くなるって話でした」

比奈「晩御飯にちょうどいいって感じっス」

杏「ふーん、そうすると今日中は作るのは無理だろうから、冷蔵庫に玉子を入れて杏達は帰ろっか」トコトコ

唯「うん、千枝ちゃんのツゴウもあるし、今日の収録だけやっちゃうか♪」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 22:25:54.42 ID:gS2CPF6DO<> 千枝「唯と」

唯「千枝の」

二人「ぽてとまっしゃー料理帖!」

千枝「はいっ、今日も始まりました。もうすっかり寒くなりましたね」

唯「ゆいはお家に帰ってコタツに入りたいよ♪」

千枝「千枝もですよ。あ、でもコタツで寝ると、いつのまにかスカートがめくれちゃいますから注意が必要ですよ」

唯「アハハ、それ、こないだ卯月ちゃんがプロデューサーちゃんに見られていたな☆」

千枝「では今日の一品です」

唯「この時期、お鍋のお供やおせーぼで貰う、うどんを使った」



タッタッタッタッ



ズサー

最上静香「はぁはぁはぁ……うどんと聞いて」

ぴてぃ「ぴー!」



唯「アハハハ……やっはろー、静香ちゃん☆」

千枝「こんにちは、ぴてぃちゃん」

ぴてぃ「ぴー!」

静香「で、うどんはどこかしら?」

唯「今からだよ。慌てない慌てない☆」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 22:26:38.31 ID:gS2CPF6DO<> 千枝「では材料を。一人前ですが饂飩二玉、ネギ半分に、小さめの魚一匹もしくはお肉を150g。あとは塩胡椒とバターを一欠けらにお醤油を」

唯「まず、うどんをゆでるね」

ぴてぃ「ぴー」グツグツ

千枝「その間にお魚さん又はお肉を一口サイズにブツ切りにして、ネギはみじん切りにします」

静香「こうね」トーントントントントン

唯「茹で上がった饂飩を……2,3cmぐらいに切りまーす☆」

ぴてぃ「ぴー?」トントン

千枝「フライパンにバターを落として、馴染ませたらネギと魚を入れ……あ、塩胡椒も忘れずに入れて炒めます。火が通ったら、饂飩も入れて炒めますね」

ぴてぃ「あーころころ」ジュージュ

唯「終わったら、醤油を大匙一杯入れて味付けして丼に盛ってできあがりー♪」

静香「焼きうどんの小さく細かく切ったのかな?」

唯「うん。まんまの焼きうどんとちがって、スプーンで食べられるし、なにより服にハネない!」

ぴてぃ「ぴー!」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 22:27:28.56 ID:gS2CPF6DO<> 唯「それではお待ちかね試食ターイム♪」

静香「いただきます」

ぴてぃ「ぴー!」

パクパクパク

静香「……いけません!これはいけませんよっ!」パクパクパク

千枝「えっ!?な、何がダメなんでしょうか?」ドキドキ

静香「小さく切って食べやすくしたうどんに、お醤油とバターの香りという強力な中毒性!」

「これでは手が止まらないままポッチャリ体型一直線です」パクパクパク

ぴてぃ「ぴー」パクパクパク

唯「あー、バターを使っているからカロリーが高いもんね♪」

静香「」パクパクパク

ぴてぃ「」パクパクパク



唯「たしかにヤバいね……」

千枝「止まりません……」



静香「」パクパクパク

ぴてぃ「」パクパクパク

静香「ごちそうさま。お代わりはないかしら?」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/10(日) 22:28:42.56 ID:gS2CPF6DO<> ……その頃

春日未来「あれー?静香ちゃんはどこー?」

みら「みー」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2017/12/11(月) 03:09:47.42 ID:S2DOz/heo<> お歳暮でうどんって珍しい気がする <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/11(月) 08:05:50.02 ID:QNjjUzMDO<> >>14
スマン。当方、とっきーやひとみんと同郷なんで、他県民には味噌煮込みうどんやきしめん等を贈るのが普通だったんですよ <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/11(月) 08:12:36.98 ID:QNjjUzMDO<> ……後日765プロ

『静香「」パクパクパク

ぴてぃ「」パクパクパク

静香「ごちそうさま。お代わりはないかしら?」』

プツッ

765P「さて……静香、何か申し開きはあるか?」

静香「……モウシワケゴザイマセンデシタ」

北沢志保「たしか前のときに」

『今度やったら、シアターでの挨拶で「うどんの申し子、最上静香です」ってやります』

「って言ってたわよね」

静香「ハイ、ツツシンデジッコウサセテイタダキマス」

765P「いやいや、それをやるとみんなが前フリをやらなくちゃいけなくなるから…」

徳川まつり「姫は大丈夫です。『皆の心に住むプリンセスマツリとは私のことですわ』ってできますし」

765P「いや、そういう問題じゃなくて……はぁ、未来だけじゃ抑えきれないか。前は杏奈も一緒に」

望月杏奈「うん……フランス料理…おいしかった」

ナンナン「ナっ、ナっ」

未来「うんうん、スイッチ入っちゃってたもんね」

杏奈「うん……お肉おいしかったよ」

中谷育「えー、私もフランス料理食べたかったな」

いくいく「むー」

周防桃子「育じゃあねぇ。ちゃんとした味がわからないと思うけど?」

もこもこ「もっ!」

ワイワイガヤガヤ <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/11(月) 08:15:51.95 ID:QNjjUzMDO<> テクテクテク

バタン

箱崎星梨花「聞きましたよ、静香さんっ!また千枝さんや唯さんとうどんを食べていたそうですね!」

志保「正論だけど……嫌な予感がするわ」

星梨花「どうして私を誘ってくれなかったんですかぁ!」

せりちょ「あえー」

志保(あ、やっぱり)

未来(お腹が空いているのかな?)



パンパン

765P「あー、埒がない。とりあえず静香。今度やったら、あの番組にシアター組みんなをゲストに呼ぶよう交渉すること。いいな」

静香「……ハ、ハイ」

765P「よーし、ハイライトさんを動かしていいぞ」

静香「はいっ!最上静香っ、分の悪い賭けは嫌いじゃありません!」

志保「まってちがう」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/11(月) 08:37:50.09 ID:QNjjUzMDO<> …………
……

ネネ「くしゅん!くしゅん!」

梨沙「わわっ、ネネ。大丈夫なの?」

晴「そうだぜ、最近一気に寒くなったから」

ネネ「大丈夫ですよ。多分、誰かが噂をしただけですから」

若葉「噂といえば智絵里ちゃんかな?」

智絵里(違うよー)

晴「違うってさ」

ネネ「なら、とりあえず用心して、今日は早めに休みますね」

若葉「ならお姉さんが、卵酒を作ってあげるわよ」

ネネ「わっ、ありがとうございます」





梨沙「ねぇ、智絵里の辺りに誰か突っ込む人はいないの?」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/12(火) 12:07:24.17 ID:G32yrAhDO<> ……翌朝0500

千枝「では改めて、玉子チーズを作りま始めす」

ヒューヒュードンドンパフパフ

唯「なんか、ギャラリーが増えてるね……やっぱり杏ちゃんは起きてきてないか」

奈緒「黄身の味噌づけも作るって聞いて来たメンツや、玉子のからすみ目当ての酒飲みばかりだけどね……」

千枝「では……えっと皆さん、手元の玉子を割って黄身だけをこちらの塩を平らに敷いて、金網とガーゼを乗せたパットに置いてください」

唯「味噌づけは、こっちの味噌と醤油を混ぜて、ガーゼを敷き詰めたパットのタマゴポケットにいれるからねー」

カチャパリッ

グチャ

ボンバー!イキオイアマッテツブシテシマイマシタ

パリッ…グチャ…ワ、ワタシハフコウデスカラ

タマゴガワレテモ、ワリコミハキンシ…フフッ……シクシク

ブンケンニヨレバコノヨウニ(グシャ)…シッパイシマシタ。グスッ

フ、フミカサン。オチコマナイデクダサイ
タマゴワリトクイナンデス

奈緒「そういう失敗したのは、あとで茶碗蒸しでも作るから、安心して次を割ろうな」

ココデワタシノハツメイシタジドウタマゴオキキノデバンダ

比奈「で、とりあえず置いたけど……12時間漬けておくは長いっス」

唯「味噌漬けは、うえからおミソを被せとくから、えっと夕方になったらメールするかラインを流すんで一旦解散で♪」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/12(火) 12:08:50.20 ID:G32yrAhDO<> ジャー、スイハンキノタイマーヲシカケテオキマスネー

デハマタヒトネイリ

ネーネー、ハシリコミニイク?

ゾロゾロ

千枝「千枝達はどうしましょうか?……材料はありますし、皆さんには内緒でアイスクリームでも作りましょうか?」

杏「えっ!?いいの?……いやぁ久々にこたつに入って、汗をかきながらアイスを食べたいって思っていたんだよ」

奈緒「いつ起きた……つか、北海道の人って、本当にそんなムダなことをしているんだな」

杏「無駄じゃないよ。これも立派な引きこもりの手段だよ」ドヤァ

奈緒「はいはい」

千枝「じゃあ、今日はエバミルクを使った『間宮』風アイスクリームと、普通のアイスクリームを作って食べ比べましょう」

四人「意義なし!」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/12(火) 12:11:39.53 ID:G32yrAhDO<> 唯「手動のアイスクリームの機械持ってきたよー♪」

比奈「あのぐるぐるするのですっスか。なら、よく冷やしとかないといけないっス」

杏「じゃあ、事務所の暖房とこたつに火を入れてくるね」スタスタ

奈緒「そういってサボる気だろ」グイッ

杏「はーなーせー」ジタバタ

里美「砂糖を持ってきましたぁ」ドサァ

かな子「コンデンスミルクを使うんじゃなくて、エバミルクなんだね」

雫「牛乳を持ってきました」ドーン

愛梨「変わったアイスの作り方だから覚えないとねっ」

奈緒「……どこから嗅ぎつけたんだ、この皆さんは」

かな子「甘いにおいのするところに」

愛梨「私たちありですっ!」ドヤァ

奈緒「まってこわい」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/12(火) 12:14:27.95 ID:G32yrAhDO<> 千枝「と、とりあえず、お鍋にエバミルク2カップと砂糖60g入れて、沸騰しないぐらいで泡立てないぐらいに混ぜながら温めますね」

かな子「沸騰するとあぶくができちゃって、滑らかにならないですから」

唯「間宮風じゃない方を作るけどいいかなー?まず、牛乳2カップと玉子一個に砂糖120g入れて、よくかきまぜてあっためるねー」

愛梨「この作り方の方が慣れてますっ」

千枝「温度は約80度ぐらいで、しゃもじに薄くまくが付くぐらいまでお願いします」

里美「ぐーるぐる」

唯「あと、鍋のふちにキャラメルみたいに焦げたのができるけど、苦くなったり舌触りが悪くなるからほーちでね☆」

千枝「だいたい15分ぐらいでできますので冷ましておいて、触れるぐらいまで冷めたらバニラエッセンスを入れます」

かな子「よく冷めてからじゃないと、香りが飛ぶもんね」

唯「じゃあ、アイスクリーマーに入れて混ぜるね」グルグル

千枝「混ざりにくくなるぐらい固まったら……一応できあがりですが、ソフトクリームぐらいの固さですし、もっとしっかり固めましょうか?」

みんな「お願いします!」

唯「ではふりーざーへゴー!」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/12(火) 12:17:09.90 ID:G32yrAhDO<> …………
……

千枝「たまに掻き混ぜたり固さをチェックしながら……うん、そろそろかな」

かな子「ちょっと味見を……」

愛梨「かな子ちゃんの場合、味見をすると半分に減ってそうなんだけど……」ダメダメ





チュドーン

奈緒「うわ三突が一撃で……そんな距離からの122mm砲でのアウトレンジは卑怯だぞ!」

キュラキュラ

杏「はっはっはっ、杏のスターリンは無敵なのだ!」

比奈「クルクス戦時点でそれって、どんぐらい課金してるっス?」

唯「ゆいのセンチュリオンも負けないからねー」

里美「戦車のゲームですかぁ?よくわかりませぇん」



千枝「皆さーん、できましたよー!」

杏「待ってましたー!」

雫「手作りアイスなんて始めてです」

比奈「暖房が効いてきたから、中はさすがに暑いぐらいになってきたっス……ハッ」

愛梨「(ゴソゴソ)暑いから脱ぎますねぇ」トップレス

唯「千枝ちゃんは見ないのっ!」メカクシ

千枝「わわわっ」

比奈「……女同士でもさすがにドン引きっス」

杏「杏もここまでは……」



上着だけですが着せました <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/12(火) 12:22:07.55 ID:G32yrAhDO<> 千枝「で、では改めまして」

芳乃「ほー」

こずえ「よこせぇー」

唯「はいっ!?」

奈緒「いつのまに?!」

茄子「あ、甘い香りがしたのでお邪魔させていただいてますね」

比奈「……隠し事はできないっス」



かな子「それでは」

みんな「いただきまーす」

パクッ

キーン

杏「うーん、頭にキーンって来るこの快感」

奈緒「甘すぎるかと思ったが濃厚でうまいな」パクパク

唯「普通のヤツも充分おいしいよ☆」パクパク

かな子「おいしいから大丈夫だよ」パクパク

里美「(ハチミツトウニュウ)おいしいから大丈夫ですぅ」パクパク

愛梨「手作りアイスって自由に固さが選択できるから嬉しいね」パクパク

こずえ「あむあむ」

芳乃「こずえ殿ー、口の回りにアイスがー」フキフキ

奈緒「つか、朝食代わりにアイスってなぁ……」

かな子「変ですか?」

里美「普通ですぅ」

愛梨「よくやるよね?」

茄子「うんうん」



奈緒「あたしか?あたしが間違っているのか!?」

唯「ゴメン。そうくると思ったから、ゆいはツッコまなかったんだ……」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/14(木) 00:01:36.30 ID:0eJhV5TDO<> ……朝食後は、みんなお仕事にいきました

杏「杏はもう少し」ダラダラ

アレー、アンズチャンイルノー

杏「やばっ!見つかったら強制的に」コソコソ

アラ、キラリチャンオハヨウゴザイマス

チヒロサン、ウッキャー!オハヨウサンダニィ

アンズチャンハ、レッスンニイキマシタヨ

アレェー?キョウハチャントイッタンダー。エライエライ

杏「きらりのヤツめ…人のこと何だと……」

ちひろ「ということで、レッスンに行ってくださいね」ニュッ

杏「えっ!?今……扉の向こうで……え!?」

ちひろ「わかりましたね、双葉さん」ニコニコ

杏「(アセダラダラ)あっ、はい……」ガクガクブルブル



杏ちゃんもマストレさんのレッスンに行きました <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/14(木) 00:04:00.59 ID:0eJhV5TDO<> 杏はマストレさんとレッスンしました

……夕方

杏「杏もうダメ……」

法子「杏ちゃん!今からが本番だよ。はいっ、ドーナツ食べてガンバルよ!」

有香「そうです!気力で、根性で、精神力で立ち上がりましょう!」

奈緒「……マストレさんとレッスンだなんて、杏に何があったんだ?」

ちひろ「うふふふ」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 02:28:53.54 ID:9bfVxtjDO<> 千枝「では時間が経過しましたので、玉子の様子を見てみようと思います」

カメラサンアップデー

唯「うっわー、黄身が焼いてない、はんじゅくたまごみたいだよ☆」

奈緒(焼いていないも何も……)

比奈(伝わればいいんっス)

千枝「はいっ、すっかり水分が抜けたみたいなので、これに調味料を加えますね」

杏「その前に一つ

(アーン)

むぐむぐ……やや固めの目玉焼きっぽいかな?……固ゆで卵ほどじゃないけど食感はあるし、塩味がある分お茶が欲しいね」

有香「では私も」

法子「私もいいかな?」

ゆかり「相伴させていただいても?」

千枝「どうぞどうぞ。あ、味噌の方もできているかな」ゴソゴソ

有香「うーん、シンプルな味の濃さがなんとも……味噌味もご飯が欲しくなる一品です」

法子「無糖ドーナツの真ん中に(イソイソ)いただきます!……うんっ!やっぱりドーナツはおいしいねっ。穴まで食べたくなるよ」


ゆかり「え?いつもは残していたのですか?…不思議ですね」



みんな(まってちがう) <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 02:29:47.65 ID:9bfVxtjDO<> ゴハンタケマシタヨー

コノシュンカンヲマッテイタンダー

ゴハンヲメノマエニシテ、ガマンヲシイラレテイタヲダヨ!

ネェ、タベテモイインダヨネ

イタダキマース

ガツガツムシャムシャ

ウミチャン、ソコノオショウユトッテ

ソレグライ……ホラッ

アリガトー、オカーサン

ダレガオカンダ!

ホラ、ハルチャン。ホッペタニゴハンツブガ

ソングライ、ジブンデヤルッテ

リサチャン、オカワリハ?

ア、チョーダイ。アト、ソノホソネギモ

ハイハイ

ソウスルト、ネネッテマルデママミタイネ

エッ!?



ヨカッタ。オカントヨバレルキシツヲモツノハ、ハナナダケジャナカッタンダ

芳乃「」モグモグ

「あのー」

唯「どったの、よしのん?」

芳乃「まだー、チーズには遠いようなー、気がしましてー」

有香「そうですね。おいしいものですが。まだチースの食感という程ではないような」

唯「そうそう、忘れるとこだったよ☆」

千枝「ま、まだ玉子は残っていますか?」

アトフタハコブングラアルッチャ

千枝「じゃ、じゃあ、それは回収して次のステップにいきますね」

エー、モットタベタカッタナー

コラトモ、チエチャンヲコマラセルンジャナイゾ <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 02:58:25.53 ID:9bfVxtjDO<> ネネ「あれ?この紙は?」

つ【レシピ】

梨沙「玉子チーズのレシピにね。どれどれ……っ!!」

ネネ「えっ?……うそ」

晴「おいおい、何か書いて……マジかよ」

若葉「こんなの作るの?」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 11:14:06.14 ID:9bfVxtjDO<> 晴「ホルマリンって、理科のあれだよな……」ワナワナ

梨沙「これを炊いたご飯にって……」ガクガク

スッ

千枝「あ、こんな所にあったんですか。拾ってくださってありがとうございます」

若葉「ち、千枝ちゃん!?」

千枝「でも」



「内容は忘れてくださいね」ニコッ

ネネ「で、でも……」

千枝「そうそう、ネネさん」テマネキ

ネネ「はい?」

千枝「昨日の三回目の時の『プロデューサーさんとしかやりません』宣言はどうかと」ボソッ

ネネ「っ!!!」ヒヤアセ



千枝「若葉さんも」ミミモトデ

若葉「え、えっと?」ブルブル

千枝「四日前のスクール水着のまま縛られている若葉さんは、とっても綺麗でしたよ」ボソッ

若葉「ち、千枝ちゃん……」ガタガタガタ



晴「お、おい、二人共どうしたんだよ」

梨沙「すごい顔色が悪いわよ……」

ネネ「だ…大丈夫……です」

若葉「だ…から……これは、忘れましょう」

千枝(ニコニコ)

「じゃあ続きを始めますね」

「(ニッコリ)」

四人「」ゾクッ

晴(な、なんだ……Pとした時みたいにお腹の中がきゅんって)

梨沙(パパとした時だってあんなには……)

若葉(……下着…濡れてる……)

ネネ(ブラまで?) <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 11:15:14.85 ID:9bfVxtjDO<> スタスタスタ

芳乃「千枝殿ー」

千枝「……ちょっとやり過ぎちゃいましたでしょうか?」

芳乃「……まぁ、あまり表沙汰になる前に釘を挿す意味では、間違っていないかとー」

千枝「『力』の加減って難しいですね」

唯「あー、二人して悪い顔をしてるぞ☆」

奈緒「まったく……ってことは四人ともがか?」

比奈「そういうことみたいっスね」

杏(見ててこっちまでゾクゾクしちゃったよ……)



千枝「では濃縮した玉子は擂潰機で混捏して、うま味調味料を加えてよく練ります」

唯「脱脂粉乳を入れる場合もあるけど今回はパスでー♪」

千枝「さらに三、四日寝かして、形を整えたら薫製させて完成です」

エー、マダタベラレナインダー

千枝「ごめんなさい。今回、藍子さんがいないので……」

ソッカーシカタガナイネー

タカモリサンモイイヨウニツカワレテイルヨウナ

唯「じゃあ、四日後また会うまでテンションあげあげだよー」

サツエイシューリョーシマース



……四日後

千枝「……これで完成ですっ」

唯「長かったねー。でも編集して30分にしちゃうんでしょ」

芳乃「申し訳ありませんがー、唯殿の発言も編集でー」

唯「ちょっとー!!」

アハハハハ

千枝「では頂きましょう」

イタダキマース <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 11:16:53.61 ID:9bfVxtjDO<> ……数日後

芳乃「(パリパリモソモソ)……これでもうなくなったのでしてー」

奈緒「あれだけあったのにか!?」

杏「段ボール一箱ぐらいをわずか二日で……」

千枝「あはは……」

芳乃「また機会があれば所望するのでしてー」

唯「あれは……ちょっと簡単にー」

バタン

ネネ「よかったら私達で作りますよ」

若葉「作り方はこないだのでわかります」

「……だから……その……あの話を」

芳乃「……こう言っておりますがー」クルリ

千枝「大丈夫ですよ。千枝、絶対に人には話しません!」キッパリ

奈緒「ま、まぁ、ナイショの方がいいよな」

比奈「そうっス。……ちひろさんは知ってそうだけど」



みんな「あははは……はぁ」



ネネ「そういえば、最近由里子さんを見ていませんね」

比奈「あぁ、ユリユリはアユマリン707のアニメが終わってから落ち込んでいるっス」

若葉「あ……最終回であゆみちゃん、結局亡くなりましたからね」

千枝「お父さんとせっかく再会できたのに……」グスン

奈緒「……多分それじゃないな」

杏「土門隊長に奥さんと娘さんがいたこと?それとも、飛鳥機長と麗子さんがくっついたこと?」

比奈「多分両方っスね」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 11:18:31.95 ID:9bfVxtjDO<> 奈緒「あぁ、あれはすごかったな」

「あぁ、亮……貴方を……貴方だけを愛しているわ」キリッ

「だもんな」

加蓮「ニヤニヤ」●REC

奈緒「かれーん!!!」

イツカラソコニイタンダー


唯「でも映画にめでぃあみっくだっけ?まだ続くらしいってね」

ナオカワイイー

千枝「千枝は映画は見に行きたいです!」

ケセッ!ソレヲケスンダー!

比奈「先に『鋼鉄のメロス』っていうスピンオフができるらしいっス」

イヤダヨー、ダカラミンナニー

ポチッ

♪カイジョーホアンノジューセキヲー

唯「あれっ?らいん?」

♪センウンクラーキーオキーナーワノー

千枝「千枝にも」

♪キーミトボークトーハーニリンノサークーラー

芳乃「ほー」

♪キボーニモエテーツドイタルー

比奈「奈緒ちゃんのさっきのセリフっスかね?」ポチッ

奈緒『あぁ、亮……貴方を……貴方だけを愛しているわ』

杏「あー、晒し者だね」

奈緒「ウワアアアアアア」ビュー

加蓮「あ、奈緒が壊れた……ってすごい勢いで返信が」

唯「……ごしゅーしょさまで」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 11:21:22.26 ID:9bfVxtjDO<> ……仮眠室

愛梨「プロデューサーさん。こっちですよ」コイコイ

モバP(今回は愛梨P)「おいおい、甘いものを食べさせてくれるんじゃないのか?」

「……って、まさかな」

愛梨「じゃーん!愛梨特製のバニラアイスクリームですよ」

P「おいおい、いくら暖房が効いているからって」

愛梨「そうですね。暖房が効いているから暑いんで脱ぎますね(棒)」

ヌギヌギ

P「ちょ……あぁ、水着を着ているのか」

愛梨(ビキニ着用)「じゃーん、こないだの雪中撮影の水着でーす」

(注、コミック「本日のアイドル」第四話参照)

P「すみませんでしたー!」ドゲザ

愛梨「ふふふっ、そしてこのアイスを」

カポッ

ツメターイ

P「愛梨さ……ん」オソルオソル

愛梨「じゃーん!愛梨のアイスのおっぱい盛りですよー!」

P「あ、愛梨っ!冷たいだろっ!早く止めなさい!」

愛梨「は、はい。想像より冷たいです、でも……」

タラー

チョンチョン

愛梨「早くしないと溶けちゃいますよ」

P「あ……あ…」ドキドキ

愛梨「今日はいつもよりあまーい愛梨を召し上がれ」

チュッ

P「愛梨ーっ!」

愛梨「きゃんっ!」

「……そんなに……ふぅン!」

「ま、まだあります…よ」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 11:22:49.24 ID:9bfVxtjDO<> チュンチュン



数日後

愛梨「これを…」

「こうして色が……」ドキドキ

つ【陰性】

愛梨「あーんっ、今回も幸せにしてもらえなかったよーっ!」









芳乃「そうはさせないのでしてー」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 11:24:15.79 ID:9bfVxtjDO<> おまけ

こずえ「じーっ……」ジョウジカンサツチュウ

「っ!」 ナニカヒラメイタ




こずえ「茄子ぉ、いるぅー?」

茄子「どうかしましたか?」

こずえ「…おっぱいよこせぇ」

茄子「えっ?」



とりあえずこずえを全力で止めました



芳乃「これはこれで困りますー」

(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 11:27:32.80 ID:9bfVxtjDO<> 今回は下ネタが多すぎたかな?

でも反省は(ry


あと、卵酒は風邪に効くので楓さんが飲むレベルで飲みましょう(まってちがう) <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2017/12/16(土) 23:56:11.32 ID:9bfVxtjDO<> ここでネタにしながら劇中で説明しなかった誰得な話を

1
ヨークチーズについて

まぁ、訳していただいたら(鶏卵黄身=Yolk)わかりますが、作中で一切の説明がなかったため、タイトル詐欺になってしまいました

ちなみに卵の濃縮方法や名前は、大阪栄養研究所の特許登録となっております
(ちなみに1935年頃は「栄養からすみ」という名前でも発売されていました)

なお、今回遅れに遅れたのは、陸軍で採用された「栄養食」と「航空ビタミン食」が共にこの濃縮玉子を基としながら、少しモノが違う理由(ビタミンCの原料が、片方が緑茶、片方がほうれん草)が結局わからず、作品中に採用できなかったからです

2
静香が麺丼を食べる話

……単なる構成間違いです。すみません。ヨークチーズと麺丼とバニラアイスはそれぞれ別枠にすればよかったですね

3
ご飯にホルマリン

陸軍で、実際にご飯の防腐剤として、「ウロトロピン(ヘキサメチルテトラミン)」と「グルタミン酸ナトリウム」を錠剤にした「飯ノ防腐錠」として採用されていました


では次回はラブリーチカの誕生日SSでも <>