◆PHHgkjrs.I<>saga !orz<>2018/03/15(木) 20:14:26.80 ID:AWSWLqW0O<>スイレンの家

スイレン「………………」ｶﾁｶﾁ

アシマリ「アウ」


スイレン『アローラ！今日はここで釣りをしたいと思います！』

アシマリ『アウ！』

スイレン『ここの釣りポイントはミロカロスが釣れるポイントで……』


スイレン「……………」ｶﾁｶﾁ

アシマリ「…………………」

スイレン「再生数……全然のびない…」ﾊｧ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521112466
<>スイレン「動画投稿サイト？」 ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 20:26:50.12 ID:AWSWLqW0O<> 一週間前

ポケモンスクール

サトシ「ぽけちゅーぶ？なんだそれ？」

ピカチュウ「ピカ？」

マーマネ「うーんとね……簡単に言えばネットで色んな動画を見たりするサイトかな？」

サトシ「へー面白そー！」ｷﾗｷﾗ

リーリエ「ぽけちゅーぶ……私もよく利用しますね」

マオ「私も！ダグレオのライブ見たりしてるよ！」

スイレン「暇つぶしに最適！」

アシマリ「アウ！」

カキ「俺もよくホシと一緒にアニメ見たりしてるな」

ロトム図鑑「サトシ！博士が見てるアレロト！」

サトシ「あー、アレかぁ！」ﾎﾟﾝｯ

サトシ「で？そのぽけちゅーぶがどうしたんだよマーマネ？」

マーマネ「ふふふ、みんな！これ見てよ！」ﾋﾟｯ

全員「？」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 20:37:35.99 ID:AWSWLqW0O<> ﾋﾞﾋﾞｯ

マーマネ『アローラー』

トゲデマル『マルゥ』


サトシ「え！？これってマーマネとトゲデマル？」

マーマネ「うん！そうだよ？」

サトシ「なんでマーマネがぽけちゅーぶに映ってるんだ？」

ロトム図鑑「まさかマーマネ……ぽけちゅーぶに動画を投稿してるロト？」

マーマネ「うん！そうだよ！」

マオ「え！？動画を投稿？」

リーリエ「す、すごいです！」

マーマネ「そんなにすごくないよ///」ﾃﾚｯ

サトシ「？？投稿？」

スイレン「サトシ、動画を投稿するって事は……」

カキ「マーマネ、この動画でなんでロイヤルマスクのマスク被ってるんだ？」

マーマネ「そりゃ特定が怖いからね」

カキ「なるほど」

サトシ「特定？？」

ロトム図鑑「サトシ、特定と言うのは……」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 20:49:45.54 ID:AWSWLqW0O<> マーマネ『えー…今日ご紹介するアイス屋は……』


リーリエ「アイス屋？」

マーマネ「うん、僕動画でアローラで美味しい食べ物があるお店を紹介してるんだよ」

スイレン「へー」

マーマネ「マオ！今度アイナ食堂も紹介させてよ！」

マオ「いいけど…お金とるよ？」ﾆﾔｯ

マーマネ「え！？」

マオ「嘘です」ﾃﾍｯ

スイレン「マオちゃん、それ私のセリフ」

サトシ「マーマネすげー！」ｷﾗｷﾗ

ピカチュウ「ピカピィ」

カキ「ん？」

カキ「へぇ……再生数やコメントもそこそこついてるんだな？」

リーリエ「グッドもそこそこついてますね……」ｺﾞｸﾘ

スイレン「マーマネ、何気にやる……」

マーマネ「ま、まぁね？///」ﾃﾚｯ

トゲデマル「マルー！」

サトシ「よくわかんないけどすげー！」ｷﾗｷﾗ

ロトム図鑑「サトシはすげーばっかりロトね」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 21:09:48.04 ID:AWSWLqW0O<> マーマネ『じゃあ次の配信はまた来週でー』

トゲデマル『マルマルゥ』

ﾌﾞﾁｯ


マーマネ「ま、こんなとこかな？」

トゲデマル「マルー！」

マオ「へぇー…マーマネこんな事やってたんだ…意外」

リーリエ「でも、すごいです！私、尊敬します！」ｷﾗｷﾗ

マーマネ「そ、そっかな？///」ﾃﾚｯ

サトシ「マーマネ！俺もやりたい！」

マーマネ「え？」

サトシ「俺も…なんか動画作ってぽけちゅーぶに投稿？したい！」

ピカチュウ「ピッカー！」

カキ「おいおいサトシ……そんな簡単にできるもんじゃ……」

マーマネ「いいよ」

サトシ「やったー！」

カキ「できるのか！？」

マーマネ「必要なものは僕が用意するよ！」

マーマネ「えーと……まずは注意点とやり方を……」

サトシ「うんうん！」ｷﾗｷﾗ

マオ「ぽけちゅーぶに動画投稿……考えた事もなかった……」ｺﾞｸﾘ

リーリエ「わ、私たちもやり方……聞きますか？」

スイレン「……でも、ちょっと恥ずかしい……」

リーリエ「ですよね？」ﾊﾊﾊ

カキ「……だが……聞くだけならタダだしな」ﾎﾞｿｯ

マオ、リーリエ、スイレン「！」

マオ、リーリエ、スイレン「………………」ｺﾞｸﾘ

マオ「マーマネ！」

マーマネ「」ﾋﾞｸｯ

スイレン「私たちにも！」

リーリエ「やり方教えてください！」

マーマネ「え？い、いいけど……」

カキ「………………」

カキ「マーマネ！俺も！」


ﾜｲﾜｲ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 21:23:07.69 ID:AWSWLqW0O<> マーマネ「じゃあさ！一週間後にまたみんなで自分が投稿した動画を見せ合うってのはどうかな？」

マオ「うん！いいね！」

スイレン「賛成！」

リーリエ「な、なんだか楽しみになってきました！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

シロン「コーン！」

カキ(ホシ……一緒に動画に映ってくれるかな？)

サトシ「………へへへっ！燃えてきたぜ！」ﾆｯ

ピカチュウ「ピッカー！」

サトシ「じゃあみんな！一週間後な！」

全員「おーっ！」


ロトム図鑑「あ、サトシはやめといた方がいいロト」

サトシ「え？なんで？」

ロトム図鑑「サトシの事だからどうせロクな事にならないロト」

サトシ「な、なんだよソレ！」

ピカチュウ「ピカチュー」ﾎﾟﾝｯ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 21:49:17.89 ID:AWSWLqW0O<> そして一週間後……

マーマネ「みんな！動画はぽけちゅーぶに投稿してきた？」

スイレン「うん！」

マオ「もちろん！」

リーリエ「はい！」

カキ「まぁ、一応……」

サトシ「いいなぁみんな〜楽しそうだな〜」

ピカチュウ「ピッカー」

ロトム図鑑「サトシは見る専で我慢するロト」

サトシ「んー、ま、仕方ないっか！みんなの作ってきた動画見るのも楽しみだしな！」ﾜｸﾜｸ

ピカチュウ「ピカ！」

マーマネ「さて、ぽけちゅーぶオンっと…」ﾋﾟｯ

マーマネ「さ、誰からいく？」

マオ、リーリエ、スイレン「……………………」

マオ「えーと……さ、さすがにトップバッターはちょっと……」ﾊﾊﾊ

リーリエ「そ、そうですよね？少し恥ずかしいです…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

スイレン「じゃ、カキよろしく」

アシマリ「アウ」

カキ「なんでだよ」

マオ「カキ！男でしょ！」

リーリエ「そうです！デリカシーがないですカキ！」

スイレン「カキ、サイテー」ｼﾞﾄｰ

カキ「……関係ないだろ……」

サトシ「まぁまぁ、いいじゃんカキ！早く見ようぜ！」ｷﾗｷﾗ

カキ「………わ、わかったよ……」

マーマネ「カキ、動画のタイトルは？」

カキ「"全種類のZポーズをやってみた"だ……」

マオ「あー、なんかカキっぽい」

リーリエ「ですね」

スイレン「つまんなそう」ﾎﾞｿｯ

カキ「！？」

サトシ「全種類のZポーズ！？すっげー！マーマネ！早く見ようぜ！ワクワクしてきた！」ﾜｸﾜｸ

ピカチュウ「ピカー！」ﾜｸﾜｸ

カキ「サトシ……ピカチュウ……」ｳﾙｯ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 22:09:45.88 ID:AWSWLqW0O<> ﾋﾞﾋﾞｯ

サトシ「あっ！始まった！」ﾜｸﾜｸ

カキ「…………………」


カキ『あ、アルォーラァ！』ｶﾁｺﾁ


マオ「うわっ！カキ、メチャクチャ緊張してる！」ﾌﾟｯ

カキ「し、仕方ないだろ！」


カキ『い、今から……ガラガラとバクガメスとい、いっひょにっ！ぜ、全種類のZポーズをや、やりまふ！』ｶﾁｺﾁ

ガラガラ『ガラ！』

バクガメス『ガメ！』


スイレン「カキ、かみかみ」

リーリエ「かみかみですね」

カキ「うるさい！////」ｶｧｰ

ﾏｽﾞﾊﾎﾉｰｶﾗｰ

マーマネ「てゆーか、再生数全然だね」

カキ「い、いや！投稿したばっかだし！」

ロトム図鑑「４日前の投稿になってるロト」

カキ「…………………」

リーリエ「あ、いくつかコメントついてますよ？」

スイレン「ホントだ！」

カキ「！」

『緊張しすぎw』

『なんだこれ』

『一人でなにやってんのこの人』

マオ、リーリエ、スイレン、マーマネ「…………………」

カキ「…………………」

マオ「ほ、ホシちゃんと一緒にやれば良かったのにね？」ﾊﾊﾊ

カキ「………ホシは誘ったけど断られた……」ｶﾞｸｯ

マオ「そ、そう……」ｺﾞﾒﾝ

サトシ「えーと……ゴーストのポーズはこうしてこう……」ﾄﾞﾛﾛｰﾝ

ピカチュウ「ピッカ！」ﾊﾞｧ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 22:54:32.83 ID:AWSWLqW0O<> マーマネ「えと、じゃあ次はマオの見てみよっか？」

マオ「えぇ！？なんで私？」ﾋﾞｸｯ

アママイコ「アマ！？」ﾋﾞｸｯ

リーリエ「マオ、どちらにせよ順番は回ってくるんです」

スイレン「そうそう、先にやっちゃった方がいいよ」

マオ「じゃ、じゃあ！リーリエやスイレンが先に動画見せてよ！」

リーリエ、スイレン「嫌」

マオ「ちょっと！」

ロトム図鑑「マオ！カキの後だからどんな動画でも心配ないロト！」

マオ「うぅ……」

カキ「どういう意味だ？」

マーマネ「マオ！動画の名前教えてよ」

マオ「…………"まいこっちのお料理教室"……」ﾎﾞｿｯ

マーマネ「え？」

カキ「ん？」

リーリエ「聞こえませんでしたね」

スイレン「マオちゃん！もっと大きな声で！」

マオ「だ〜か〜ら〜！まいこっちのお料理教室だってば！///」ｶｧｰ

リーリエ「まいこっちですか」ﾆﾔﾆﾔ

スイレン「まいこっちちゃん照れてる」ﾆﾔﾆﾔ

マオ「うぅ////」

マーマネ「ぽけちゅーぶに動画投稿してるんなら今更恥ずかしがる事もないよまいこっち」

カキ「そうだぞ！まいこっち！」

サトシ「なぁ〜！早くまいこっちの動画見ようぜ？」

ピカチュウ「ピッカー！」

マオ「うるさーい！何度もまいこっちまいこっち言わないで！////」ｶｧｰ

アママイコ「アマー！」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 23:09:25.43 ID:AWSWLqW0O<> マーマネ「じゃ、スタート！」ﾋﾟｯ

ﾋﾞﾋﾞｯ

マオ『あ、アローラー！まいこっちです☆』ﾁｪｷｯ

アママイコ『アマ☆』ﾁｪｷｯ


スイレン、リーリエ、カキ、マーマネ「……………………」

マオ「/////」ﾃﾚｯ

アママイコ「アマ////」ｷｬｯ

スイレン、リーリエ、カキ、マーマネ(あのポーズはなに？)

サトシ「まいこっち！今のポーズなに？まさか新しいZポー……」

ロトム図鑑「サトシ、やめてやるロト」ｶﾞｼｯ

サトシ「ﾓｶﾞ」

ｷｮｳﾊｵﾘｮｰﾘｦｰ

カキ「あとは普通に料理してるだけだな」

マーマネ「……何かお腹減ってきた……」ｸﾞｰ

スイレン「あっ！再生数結構ある！」

リーリエ「ホントです！それにグッドも結構ありますね！カキとは大違いですね！」

カキ「悪かったな」

サトシ「まいこっちすげー！」

マオ「それほどでも////」ﾃﾚｯ

ロトム図鑑「ロー！コメント欄も好評みたいロト！」

『まいこっち可愛い』

『料理美味しそう』

『まいこっちは俺の嫁』

『まいこっちキープ！』

サトシ「すげー！」

スイレン「まいこっちちゃん、モテモテ！」

マオ「////」ﾃﾚｯ

アママイコ「アマ/////」ﾃﾚｯ

リーリエ「すごいです…カキとは大違いですね……」ｺﾞｸﾘ

カキ「だから何故一々俺を引き合いに出すんだ」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 23:25:19.82 ID:AWSWLqW0O<> マーマネ「じゃ、次はスイレンだね？」

スイレン「わ、私！？」

マオ「スイレン！順番順番！」

スイレン「で、でも……私の面白くないだろうし……」

リーリエ「そんな事ありませんよスイレン！スイレンは結構ユーモアのセンスがあるじゃないですか！」

カキ「スイレン、どうせ俺のよりは面白いんだろうから心配するな」

マーマネ(自分で言った…)

サトシ「スイレンの動画楽しみだな？ピカチュウ？」

ピカチュウ「ピッカー！」

スイレン「………………」

マーマネ「スイレン！スイレンの動画のタイトル教えてよ！」

スイレン「……"アローラ地方釣りバカ日誌"」ﾓｼﾞ

アシマリ「アウ」

マーマネ「了解っと…」ｶﾁｶﾁ

マオ「なんかスイレンらしいね？」

リーリエ「ですね？」ｸｽｯ

ﾋﾞﾋﾞｯ


スイレン『アローラ！今日はここで釣りをしたいと思います！』

アシマリ『アウ！』


サトシ「あっ！スイレンだ！」

マオ「そりゃスイレンの動画だもん。スイレンは映ってるよ」


スイレン『ここの釣りポイントはミロカロスが釣れるポイントで……』


リーリエ「ここ……みんなで釣りをしたポイントですね？」

カキ「ああ、だな！」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 23:40:02.83 ID:AWSWLqW0O<> リーリエ「ふむ…再生数もまいこっち程ではありませんがそこそこですね？」

マオ「まいこっちって言わないで」

アママイコ「アマ！」

マーマネ「グッドも結構あるね！」


スイレン『てやっ！』ｸﾞｲｯ

ｻﾞﾊﾞｰ

ミロカロス『ミロー！』


サトシ「うおっ！ミロカロス釣った！すげー！」ｷﾗｷﾗ

スイレン「/////」ﾃﾚｯ

アシマリ「アウ！」

カキ「……それにしてもこのコメント欄……」ﾁﾗｯ

『JSハァハァ』

『釣りとかどうでもいいから顔見せて！』

『声でわかる！この子絶対可愛い』

スイレン「…………………」

マオ、カキ、リーリエ、マーマネ「………………」

マオ「だ、大丈夫だよスイレン？ほらっ、釣りを褒めてくれてる人もいるよ？」ｽｯ

『彼女の釣りはとても心地のいいテイストだね』

スイレン「うん………」

スイレン「………………」ﾁﾗｯ

サトシ「！」

サトシ「スイレン！またここに釣りに行こうぜ？俺もミロカロス釣りたい！」ﾆｯ

ピカチュウ「ピッカー！」

スイレン「………うん！」ﾆｺｯ

アシマリ「アウ！」ﾆｺｯ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/15(木) 23:46:35.13 ID:AWSWLqW0O<> マーマネ「えーと……じゃあ最後はリーリエだね？」

サトシ「おっ！とうとう最後か！」

カキ「リーリエ！期待してるぜ！」

リーリエ「そ、そんな……私なんて大した事ないです…」

シロン「コーン！」

マオ「ハハハ…まぁリーリエ？そんな緊張しないでさ？」

スイレン「リーリエ！気楽に気楽に！」

リーリエ「は、はぁ……」

マーマネ「リーリエ！リーリエの動画のタイトルは？」

リーリエ「えと……"バレーボールをがんばリーリエ"です」

マーマネ「了解！えーと……バレーボールをがんばリーリエ……」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/16(金) 00:00:37.99 ID:i8vZVo39O<> ﾋﾞﾋﾞｯ

サトシ「始まった！」ﾜｸﾜｸ


リーリエ『アローラ！今日はバレーボールに挑戦してみたいと思います！』

シロン『コーン！』


マオ「おぉ……ユニフォームにまで着替えちゃって…」

スイレン「リーリエ、気合い充分！」

リーリエ「/////」ﾃﾚｯ


リーリエ『シロン！いきますよ！』ｶﾏｴ

シロン『コーン！』ﾎﾟﾝｯ

リーリエ『ていっ！』ｽｶｯ

ﾎﾞｽｯ

リーリエ『い、いたいです……』ﾎﾟﾛｯ


カキ「おいおいリーリエ……顔面でボールを受け止めてどうすんだ…」

サトシ「ははっ」

ピカチュウ「ピカー」

リーリエ「だ、だから大した事ないって言ったんですよ！」ﾑｽｯ

シロン「コン！」

マオ「まぁまぁリーリエ……」

スイレン「どんまいどんまい」

リーリエ「うぅ……////」ｶｧｰ

マーマネ「ははは……とりあえず動画観賞会はこれで終わり……」ﾁﾗｯ

マーマネ「…………………え？」

サトシ「？」

リーリエ「どうかしましたかマーマネ？」

マーマネ「あ、あのさリーリエ？この動画投稿したのいつ？」

リーリエ「一昨日ですが？」

シロン「コーン？」

マーマネ「一昨日………」

マオ「どうしたのマーマネ？」

スイレン「なんかあったの？」

マーマネ「………………」

マーマネ「ちょっとリーリエの動画の再生数見てよ……」ｽｯ

全員「？」

全員「…………………」

全員「！！！？？」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/16(金) 00:19:06.64 ID:i8vZVo39O<> マオ「な、なにこの再生数！？」

スイレン「す、すごすぎ……」ﾋｴｰ

カキ「お、俺たちとは格が違う……」ﾀﾗｯ

サトシ「リーリエすっげー！」

リーリエ「え？え？」

マーマネ「………グッドの数も一昨日の投稿にしてはありえない数だよ……」

リーリエ「そ、それってすごいんですか？」

マーマネ「すごいなんてもんじゃないよ！」

リーリエ「」ﾋﾞｸｯ

マーマネ「………見てよこのコメント欄……」ｽｯ

『なにこの子……可愛い……』

『天使だ！天使が舞い降りた！』

『俺の荒んだ心をこの子が癒してくれた』

『この動画のお陰で自首を決意しました』

『ドジっ子萌え』

マオ「な、なにこのコメントの数……」

スイレン「まるで宗教……」

リーリエ「え？え？」

カキ(俺もホシと撮っていれば…)ｸｯ

マーマネ「リーリエ……これはぽけちゅーぶ界に旋風を巻き起こす逸材だね……」ﾀﾗｯ

リーリエ「逸材……私が……」ｺﾞｸﾘ

シロン「コーン！」

サトシ「すっげーよリーリエ！」

リーリエ「！」

サトシ「リーリエ、まるでアイドルみたいだな！」ﾆｯ

スイレン「！？」

リーリエ「アイドル……私が……」

サトシ「そうだよ！今のうちにサインもらおっかな？なんて」ﾍﾍｯ

リーリエ「お、大袈裟ですよサトシ////」ﾃﾚｯ

サトシ「でもさー！」

ﾜｲﾜｲ

スイレン「………………」

アシマリ「アウ……」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/16(金) 00:55:28.81 ID:i8vZVo39O<> その日の夜

スイレンの家

スイレン「……………………」ｶﾁｶﾁ

スイレン(私の動画……再生数全然のびてない……)ﾊｧ

アシマリ「アウ…」

スイレン(それに比べて……)ｶﾁｶﾁ

ｷｮｳﾊﾊﾞﾚｰﾎﾞｰﾙｦｰ

スイレン「リーリエの動画……再生数がまだのび続けてる…」ﾎﾞｿｯ

(すっげーな！リーリエ、アイドルみたい！)

スイレン「……………………」ｲﾗｯ

スイレン「……リーリエの動画……何度見ても何がいいのかわからない……」

スイレン「ただヘタクソなバレーしてるだけだよ。サトシもお世辞で褒めたに決まってる！」

スイレン「……………それなのに…リーリエも勘違いして浮かれて……」

アシマリ「………アウ……」

スイレン「……………こんなのでアイドルになっても嬉しくないよ…ね？アシマリ」ﾎﾞｿｯ

アシマリ「アウ……」

スイレン「………………」

スイレン「………何言ってるの私……」

スイレン「リーリエは大切な友達……悪く言っちゃダメ……」

スイレン「………もう寝よ……」

アシマリ「アウー」


ｶﾁｯ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/16(金) 21:49:43.62 ID:3gaOzZgCO<> 翌日

スイレン「……………」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

アシマリ「アウ……」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

サトシ「アローラ！スイレン！アシマリ！」

ピカチュウ「ピカ！」

ロトム図鑑「ロト」

スイレン「！」

スイレン「あ、サトシ……ピカチュウ…ロトム……アローラ」

アシマリ「アウ」

サトシ「？ どうしたのスイレン？なんか元気ない？」

スイレン「……いや、別に……」

サトシ「？」

サトシ「あっ！そういえばさ！昨日の動画だけど…」

スイレン「………………」

サトシ「昨日家に帰ってぽけちゅーぶ見たらさ？リーリエの動画の再生数あれからすっげーのびてたな！」

ロトム図鑑「リーリエ、本当にアイドルみたいだったロト！」

スイレン「う、うん！リーリエすごい！」ﾆｺｯ

アシマリ「アウ」

ロトム図鑑「リーリエの動画はみんなから大人気で……」

スイレン「………………」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

サトシ「………スイレン？」

スイレン「…………………」

サトシ「………………」

サトシ「えーと……でもやっぱ再生数とかじゃなくってさ？」

スイレン「え？」

サトシ「その……スイレンの動画とかもさ？アローラの釣りポイントとか詳しく教えてくれるし俺は好きだよ？」

スイレン「………ホント？」

サトシ「うん、ホント！」ﾆｯ

ピカチュウ「ピカ！」

スイレン「でも…私の動画……リーリエみたく再生数やグッドも少ないし……コメントも変なのばっかだし……」

サトシ「変なコメントとか気にすんなよ？それに昨日マオも言ってたじゃん！スイレンの動画をちゃんと見てコメントしてくれてる人もいるって！」

スイレン「………リーリエみたくアイドルじゃない……」

サトシ「……スイレンはアイドルになりたいのか？」

スイレン「そんなんじゃないけど……」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/16(金) 23:30:06.42 ID:3gaOzZgCO<> サトシ「けど？」

ピカチュウ「ピカ？」

スイレン「………サトシは、私の動画面白いって思ってくれたんだよね？」

サトシ「おう！スイレンらしくてすっげーいいと思う！」

スイレン「……じゃ、じゃあ……その……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

スイレン「サトシは……私のファンだ！///」

サトシ「んー？」

ピカチュウ「ピ？」

スイレン「」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

アシマリ「アウ…」ﾊﾗﾊﾗ

サトシ「……………」ｳｰﾝ

サトシ「へへへ、そうなるかもな！俺、スイレンのファンかも！」ﾆｯ

ピカチュウ「ピカー！」

スイレン「サトシ……」ﾊﾟｱｱ

アシマリ「アウ」ﾆｺｯ

スイレン「じゃ、もうアイドルはいいや」ﾆｺｯ

サトシ「ん？そうなの？」

スイレン「うん！もういい！」

サトシ「そっか、でも意外だよな〜？」

スイレン「なにが？」

サトシ「いや、スイレンが頑張り屋なのは知ってるけどさ？動画の再生数とかアイドルとか気にするのは少し意外かなって？」

スイレン「………………」

ロトム図鑑「サトシ！スイレンだって乙女ロト！それは失礼ロト！」

ピカチュウ「ピカピカー！」

サトシ「そ、そっか！ごめんスイ……」

スイレン「………私が気にしてたのはそこじゃないんだけど」ﾎﾞｿｯ

サトシ「え？」

スイレン「ま、いっか？サトシだもん」

サトシ「ん？」

スイレン「早くスクールいこっ！遅刻しちゃう！」

アシマリ「アウ！」

サトシ「お、おう？」

ピカチュウ「ピカー」

ロトム図鑑「年頃の女の子は難しいロトね〜」ﾋｭｰ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/16(金) 23:48:18.62 ID:3gaOzZgCO<> ポケモンスクール

サトシ「アローラー！」

スイレン「アローラ！」

ピカチュウ「ピカ！」

アシマリ「アウ！」

ロトム図鑑「アローラロト」

ﾜｲﾜｲ

マオ「あ！サトシ、スイレン！アローラ！」

サトシ「ん？何してんの？」

マオ「昨日の夜リーリエの動画の再生数すっごくのびてたでしょ？それで……」

マーマネ「リーリエに再生数をのばすコツを聞いてたんだよ」

サトシ「へー」

スイレン「……ちょっと興味あるかも」

リーリエ「で、ですから私は特別なことは……」

カキ「リーリエ！そこをなんとか！俺を助けると思って！」

リーリエ「えー………」

ﾜｲﾜｲ

サトシ「カキ……すっげーマジだな……」

ロトム図鑑「よっぽど昨日の事がショックだったロトね」

スイレン「マオちゃん、また動画投稿するの？」

マオ「うん、ちょっと楽しくなってきちゃって…」ﾃﾍｯ

マオ「スイレンはやらないの？」

スイレン「うーん……」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/16(金) 23:59:36.44 ID:3gaOzZgCO<> サトシ「みんな楽しそうでいいよなー？」

ピカチュウ「ピカー」

サトシ「なぁロトム〜？俺も動画……」

ロトム図鑑「サトシはロクな事にならないので……」

サトシ「ちぇっ」

リーリエ「…………………」

リーリエ「サトシ！」

サトシ「なに？リーリエ」

リーリエ「でしたら……私と一緒に動画をつくりませんか？」

シロン「コン！」

サトシ「え？」

スイレン(………え？)

サトシ「マジ？」

リーリエ「はい、マジです！」ﾆｺｯ

リーリエ「私もまた動画を投稿してみたいとは思っていたのですが……やっぱり一人では恥ずかしくて///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サトシ「ロトム…」ﾁﾗｯ

ロトム図鑑「まぁ、リーリエが一緒なら……」

サトシ「やったー！それじゃ……」

スイレン「あ、あの！リーリエ！」ｶﾞﾀｯ

リーリエ「？」

サトシ「？」

アシマリ「……………」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/17(土) 00:40:10.92 ID:UUqH6JnKO<> リーリエ「なんですかスイレン？」

スイレン「その……リーリエの動画すごい人気だし……サトシと出るのは……」

サトシ「え？」

スイレン「だって、サトシが出たら何かやらかしそう」

サトシ(俺ってそんなに信頼ないのか？)ｶﾞｸｯ

ピカチュウ「ピカピ」ﾎﾟﾝｯ

リーリエ「……確かにたくさんの人が見てくれるのは嬉しいですが、私はそれよりも楽しく動画が作れたらいいなと思ってますので」ﾆｺｯ

シロン「コン」

スイレン「………うっ……」

スイレン「だ、だったらカキと出れば……」

カキ「俺？」

スイレン「うん、そう！カキを助けると思って！」

カキ「どういう意味だ？」

リーリエ「えーと……」

マーマネ(てゆーか……サトシが動画出たいって話しじゃなかったっけ？)

マオ(あっ、何か直感でめんどくさい事になる気がしてきた)

サトシ「えー？でも俺も動画出たい！」ﾌﾞｰ

スイレン「だ、だったらサトシ……！わた……」

カキ「……悪いなリーリエ……俺はリーリエの人気に頼るんじゃなくて、自分の実力で人気になりたいんだ」ﾌｯ

リーリエ「は、はぁ……」

リーリエ「ではサトシ……」

スイレン「待った！」

リーリエ「………さっきからなんなんですかスイレン……」

スイレン「だから！サトシが出たら何かあ……」

リーリエ「いや、ですから私は楽しければ……」

スイレン「リーリエのわからずや！」

リーリエ「え？わからずや？？？」

ｷﾞｬｰ ｷﾞｬｰ

サトシ「………俺はどうしたらいいんだ？」

ピカチュウ「ピカ」

マオ「…………あのさ？」

スイレン、リーリエ「？」

マオ「…………３人で出れば？」

アママイコ「アマ」

リーリエ「………まぁ、私は別に構いませんが……」

サトシ「俺も俺もー！」

スイレン「…………………」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/17(土) 01:08:49.47 ID:UUqH6JnKO<> 翌日

リーリエ「ロトム！カメラはOKですか？」

ロトム図鑑「いつでもOKロト！」

マオ(心配になって様子を見に来たのはいいけど……)

マオ「……なんでリーリエとスイレンがポケテニスで勝負する動画になったの？」

リーリエ「……えと……スイレンの熱い希望で……」

マオ「………サトシは？」

リーリエ「審判です」

サトシ「………えーと……ポケテニスのルールは……」ﾍﾟﾗｯ

ピカチュウ「ピカピ……」

マオ(それでいいのかサトシ……)

マオ「それにしても……またユニフォーム……気合い充分だねリーリエ」

リーリエ「はい！がんばリーリエです！」ﾌﾞﾝｯ

シロン「コン！」

「おまたせ」

マオ「あっ、スイレンきた……」

マオ、リーリエ「！？」

スイレン「ごめん、素振り100本してたら遅れた」ﾐｽﾞｷﾞｰ

アシマリ「アウ！」

マオ「す、スイレン……」

リーリエ「な、何故水着……」

スイレン「ユニフォーム」

アシマリ「アウ！」

マオ「えぇ……」

スイレン「………………」ﾁﾗｯ

サトシ「サーブ……レシーブ…フォルト……ダブルスルール……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

スイレン(見ててサトシ……)ｸﾞｯ

スイレン(私、リーリエに勝つ！！)ﾒﾗﾒﾗ

ロトム図鑑「スイレンが燃えてるロト」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/17(土) 18:53:01.86 ID:euRK0emIO<> リーリエ「スイレン！それではいきますよ！」

スイレン「う、うん！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ロトム図鑑「撮影スタートロト！」ｶﾁｯ


リーリエ「アローラみなさん！」ﾍﾟｺﾘ

シロン「コーン」

『待ってました』『天使再降臨』『ユニフォーム萌え 今日はテニスかな？』

マオ(うわっ！始まったばっかりなのにコメントすごっ)

リーリエ「今日はお友達と一緒にポケテニスに挑戦してみたいと思います」ﾆｺｯ

スイレン「ど、ども////」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

『え？なにこの子』『天使がもう一人……』『スク水ハァハァ』『これって法律にひっからないやつ？』『アローラの太陽と月、ここに爆誕』

マオ「こ、コメント数と再生数がすごい事に……」ﾀﾗｯ

ロトム図鑑「どうやらリーリエとスイレンはアローラ中のロリコンのハートをゲットしたみたいロトね」

マオ「うわぁ…嬉しくな〜い…」

アママイコ「アマ」ﾍﾟｯ

リーリエ「ルールは１セットマッチのパートナーポケモンとのダブルスです！」

リーリエ「負けないですよ？」ﾆｺｯ

スイレン「私だって！」ﾆｺｯ

『仲いいなぁ…微笑ましい』『3○希望』

サトシ(よ、よし！次は俺の紹介かな？)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

リーリエ「では、いきますかシロン」ｽﾀｽﾀ

シロン「コーン」ｽﾀｽﾀ

スイレン「アシマリ！がんばろ！」ｸﾞｯ

アシマリ「アウ！」ｸﾞｯ

サトシ(あれ？俺の紹介は？)

ピカチュウ「ピカピ」ﾎﾟﾝｯ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/17(土) 19:17:36.95 ID:euRK0emIO<> コート

リーリエ「えーと……ではサーブは……」

スイレン「リーリエでいいよ」

リーリエ「いいんですか？」

スイレン「うん」ﾆｺｯ

リーリエ「では、お言葉に甘えさせていただきます」

シロン「コーン」


サトシ「えーと……じゃあ…リーリエ・シロンペアvsスイレン・アシマリペアの１セットマッチポケテニス勝負……開始！」

ピーッ！！

リーリエ(えーと……まずは私のサーブです……あの枠内にボールを……)ｽｯ

ﾎﾟｲｯ

スイレン「………………」ｷﾞｭｯ

リーリエ「サーーッ！！」ﾎﾟｺｯ

ﾍﾛﾍﾛ

マオ「リーリエ……掛け声はいいんだけど……」

ロトム図鑑「ヘッポコサーブロト」

ﾍﾛﾍﾛ

ﾎﾟｰﾝ

リーリエ「や、やりました！入りました！」ｷﾗｷﾗ

『ヘロヘロサーブ入って大喜び可愛い』『パンツ見えた』『ポケテニスのパンツは見えていいパンツなんだよ』『今日のオカズゲットだぜ！』

スイレン「…………」ｷﾞｭｯ

スイレン「………届け……水平線の彼方まで！！」ｷﾞﾗﾝ

リーリエ「！？」ﾋﾞｸｯ

スイレン「スーパーアクアトルネードレシーブ！！！」ﾌﾞﾝｯ

ﾄﾞｶﾝ!!!

ｷﾞｭﾙﾙ

マオ「い、今のスイレンのレシーブ……インパクトの時の音が！！」

ロトム図鑑「まるで大爆発のような音だったロト……」

サトシ「すっげー……」

ｷﾞｭﾙﾙﾙ

リーリエ「……ひっ……！！」ﾋﾞｸｯ

ｼｭﾝｯ

ｷﾞｭﾙﾙﾙ

ｺﾛｺﾛ……

リーリエ(も、もう少しで顔に……)ﾍﾅｯ

ロトム図鑑「審判！」

サトシ「え……あ……アウト！」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/17(土) 19:22:06.81 ID:euRK0emIO<> スイレン「リーリエ！ごめん！」ﾀｯﾀｯﾀ

リーリエ「い、いえ……気にしないでください」

スイレン「うん、わかった！気にしないことにする」ﾆｺｯ

アシマリ「アウ！」

リーリエ「………………」

シロン「コーン……」

サトシ「えーと……スイレンのレシーブがアウトだからポイントはリーリエで……」

ピカチュウ「ピカピィ」


マオ「スイレン！ちょっとやりすぎなんじゃ…」

スイレン「……マオちゃん！私、勝負で手は抜きたくないの！」

マオ「で、でも……」

スイレン「それに……手を抜くのはリーリエやシロンにも失礼……だから私はゼンリョクでやる！」ｷｯ

アシマリ「アウ！」

マオ「そ、そう……」

スイレン「よし！いこうアシマリ！」ｸﾙｯ

アシマリ「アウ！」ｸﾙｯ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/17(土) 19:30:23.04 ID:euRK0emIO<> ピーッ

リーリエ(気をとりなおして……次こそはっ！)ｽｯ

ﾎﾟｲｯ

リーリエ「サーーッ！！」ﾌﾞﾝｯ

ﾎﾟｺｯ

ﾍﾛﾍﾛ

ロトム図鑑「相変わらずヘッポコサーブロト」

スイレン(アシマリ！リーリエに返したらすぐに終っちゃう！シロンのバックハンドに返して！)ﾁﾗｯ

アシマリ「アウ」ｺｸｯ

ロトム図鑑「スイレンが今アシマリにアイコンタクトで何か指示を出したみたいロト」

サトシ「アイコンタクト？まさかスイレンもアシマリとキズナ現象を……」ｺﾞｸﾘ

ﾎﾟﾝｯ

アシマリ「アウ！」ﾌﾞﾝｯ

ﾊﾟｺﾝ

ﾋｭｰ

シロン「！ コーン！」ﾀｯﾀｯﾀ

マオ「アシマリが上手い所に返した！」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/17(土) 19:39:41.62 ID:euRK0emIO<> リーリエ「シロン！私に任せてください！」ｽｯ

シロン「！」

スイレン(！ ここでリーリエが出てくるのは予想外！)

リーリエ「ていっ！」ﾌﾞﾝｯ

ｽｶｯ

リーリエ「あれ？」

マオ「空振り……」

シロン「………ゴン！」ﾌﾞﾝｯ

ﾋｮﾛﾋｮﾛ〜

ロトム図鑑「シロンがなんとか返したロト！」

ﾋｮﾛﾋｮﾛ〜

スイレン(予想通り甘いロブ……チャンボ！)

スイレン「アシマリ！私に任せて！」ｸﾞｯ

アシマリ「アウ！」ｺｸｯ

スイレン「………たぁっ！！」ﾋﾟｮﾝ

マオ「スイレンが飛んだ！？」

ロトム図鑑「というか、飛びすぎロト」

サトシ「スイレンすっげー！」ｷﾗｷﾗ

『スク水ちゃん飛びすぎじゃね？』『え？これワイヤーでもついてんの？』『今日のオカズ』

スイレン「……………」ｷﾞﾗﾝ

スイレン「わだつみのシンフォニアダンクスマーーーシュ！！！」ﾌﾞﾝｯ


ﾄﾞｶﾝ!!!! <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/17(土) 20:00:31.99 ID:euRK0emIO<> ﾋｭｰ

リーリエ「！？」ﾋﾞｸｯ

ロトム図鑑「！？ スイレンのスマッシュがリーリエの顔面に！」

マオ「危ない！避けてリーリエ！」

リーリエ「ひっ……」ｻｯ

ｷﾞｭﾙﾙﾙ

ロトム図鑑「ラケットでとっさにボールを防いだロト！」

ｷﾞｭﾙﾙﾙ

リーリエ「あっ……！」

ｶﾗﾝ

ｺﾛﾝｺﾛﾝ

マオ「ら、ラケットがボールに持ってかれた……」

リーリエ「〜〜〜〜〜！！！」ﾍﾅｯ

スイレン「ドーン☆」

アシマリ「アウ！」

サトシ「リーリエ！大丈夫か！？」

ピカチュウ「ピッカー！」

シロン「コーン！」ﾀｯﾀｯﾀ

リーリエ「そ、その……」

スイレン「…………………」

リーリエ「こ、腰が抜けて立てません……」

サトシ「え？」

ロトム図鑑「し、試合どうするロト？」

リーリエ「………スイレンの勝ちでいいです…」

シロン「」ｼｭﾝ

サトシ「えーと……んじゃ、リーリエ・シロンペアが戦闘不能？で、スイレン・アシマリペアの勝ち？」

スイレン「やったね！アシマリ！」ﾊﾟｼﾝ

アシマリ「アウ！」ﾊﾟｼﾝ

スイレン「……………」ﾁﾗｯﾁﾗｯ

サトシ「…………えと……す、すごかったよスイレン…」

スイレン「/////」

スイレン「あ、そうだリーリエ！」

リーリエ「？」

スイレン「まだまだだね」ﾄﾞﾔｯ

アシマリ「アウ！」ﾄﾞﾔｯ

リーリエ「」ｲﾗｯ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 02:09:10.15 ID:Itsbg8ZIO<> ロトム図鑑「それにしても……再生数もグッドの数もものすごい事になってるロト！」

マオ「うわっ！ホントだ！」

リーリエ、スイレン「！」

サトシ「え？マジ！」ﾜｸﾜｸ

ピカチュウ「ピカー！」

ロトム図鑑「これがさっきのポケテニスの動画ロト」ｽｯ

スイレン(すごい……私の動画……全然再生数のびなかったのがこんなに簡単に……)ｺﾞｸﾘ

マオ「うわぁ……リーリエもスイレンもアイドルみたいな扱いになってるね……」

スイレン(私が……アイドル……)ﾁﾗｯ

サトシ(俺……全然映ってない……)ｶﾞｸｯ

スイレン(サトシが落ち込んでる……きっと私がアイドルみたいに手の届かない存在になったと思ってるんだ……)

スイレン「サトシ、落ち込まないで」ﾎﾟﾝｯ

サトシ「スイレン………」

スイレン「私は私！そ、その……どんなになったって私の気持ちは変わらないから////」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サトシ「は？」

マオ(あっ、きっとなんか勘違いしてるんだろうなスイレン)

リーリエ(次からは一人で撮る事にしましょう…)ﾌｷﾌｷ

シロン「コーン」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 20:25:29.87 ID:D7BJJYE4O<> その日の夜

スイレンの家

スイレン(昼間の動画……グッドも再生数も凄かった……)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

スイレン「……カメラをセットして……」ｺﾞｿｺﾞｿ

スイレン(あ、あれをやるのは恥ずかしい……でも……)

スイレン(私の動画をみんなが見てくれる……私を可愛いって言ってくれるのは悪い気分じゃない……それに……)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

アシマリ「アウ……」

スイレン「ものは試し！やってみようアシマリ！」ﾋﾟｯ

アシマリ「…………………」


ｼﾞｼﾞ……

スイレン「…………あ、アローラ！////」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

アシマリ「……………」

スイレン「え、えと……今日から私の動画は……」

ｽﾙｯ

ﾊﾟｻｯ

スイレン「み、水着で色々なことに挑戦していきたいと思います！///」

アシマリ「…………………」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 20:40:39.51 ID:D7BJJYE4O<> 翌日

ポケモンスクール

ﾜｲﾜｲ

マーマネ「スイレン！スイレンの"水着でやってみた"動画見たよ！」

マーマネ「すごいね！一夜でぽけちゅーぶの大人気アイドルだよ！」

スイレン「そ、そう？////」ﾃﾚｯ

マーマネ「うん！ネットのまとめ記事とかでも話題になってるよ！」

スイレン(わ、私の動画が話題に……)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

アシマリ「……………」

マオ「……"水着でやってみた"……？どういう事スイレン！？」

スイレン「マオちゃん……」

マーマネ「スイレンが昨日ぽけちゅーぶにアップした動画だよ？スイレンが水着で色々な事に挑戦するコーナー」

マオ「水着って……なんでそんな事やってるのスイレン？」

スイレン「………別に、なんとなく」

マオ「なんとなくって……そんなのやめなよスイレン！」

スイレン「なんで？みんな楽しいもっと見たいって言ってくれてるよ」

マオ「で、でも……絶対にそんなのよくないよ！だ、だって……ほらっ！怖い人たちだって見てるかもしれないし……」

スイレン「安心してマオちゃん！コメントしてくれてる人たちもイイ人ばっかり」ﾆｺｯ

マオ「スイレン……どうしちゃったの……」

リーリエ「………私もやめた方がいいと思います…」

スイレン「………リーリエ」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 20:54:38.59 ID:D7BJJYE4O<> リーリエ「スイレン！目を覚ましてください！そんなはしたない格好で再生数を稼ぐ事になんの意味もありませんよ！」

マオ「そうだよスイレン！」

スイレン「…………………」

アシマリ「アウ……」

サトシ「アローラ！」ｶﾞﾗｯ

ピカチュウ「ピカー！」

スイレン「！ サトシ！」

サトシ「ん？何の話ししてんの？」

マオ「サトシ！実はスイレンが……」

マーマネ「サトシ！実はスイレンが昨日アップした動画がすごい事になっててさ！」

サトシ「すごい事？」

スイレン「」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

アシマリ「………………」

マーマネ「うん！スイレンの動画がぽけちゅーぶで大人気なんだよ！」

サトシ「へ〜……すっげーなスイレン……」

スイレン「た、たいしたことない////」

リーリエ「………スイレンが水着で色々な事に挑戦する動画です」

サトシ「水着？」

マオ「サトシからもスイレンにやめるように言ってあげて！こんなので人気者になりたいなんておかしいよ！」

アシマリ「アウ！」

サトシ「え？え？」ｱﾀﾌﾀ

スイレン「………………マオちゃんもリーリエも私に嫉妬してるんだ」ﾎﾞｿｯ

マオ「え……？」

リーリエ「スイレン………」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 21:12:12.35 ID:D7BJJYE4O<> カキ「おいおい、お前らケンカはよせよ」

スイレン、マオ、リーリエ「……………………」

サトシ「マーマネ、スイレンの動画ってそんなにヤバいの？」ﾋｿｯ

マーマネ「え？うーん……一応ちゃんと顔を隠してるみたいだし特定されないとは思うけど……」

リーリエ「スイレン！とにかく、あの動画は削除してください！そして……もう二度となんな動画をアップするのはやめてください！」

スイレン「なんで？だって大人気だよ？」

リーリエ「人気とかはどうでもいいんです！私は友達としてあんなスイレンの動画は見たくありません！」

スイレン「だったらリーリエは見なきゃいいよ」

リーリエ「な………」

マオ「スイレン！私からもお願い！もうあんな事はやめて！」

スイレン「…………………」ﾑｽｯ

カキ「ま、まぁ……確かにマオたちの言うとおり水着はやりすぎ……かもな？」ﾁﾗｯ

マーマネ「え！？あ……う、うん……そ、そうかもね？」ﾊﾊﾊ

スイレン「……………サトシは」ﾎﾞｿｯ

サトシ「え！？」ﾋﾞｸｯ

スイレン「サトシは私の味方だよね？」

サトシ「えと………」

サトシ「…………その動画……まだ見てないから何とも言えないけど……」

スイレン「…………………」ｼﾞﾄｰ

サトシ「お、俺は……前のスイレンが釣りする動画が好きかな？」

<> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 21:21:04.02 ID:D7BJJYE4O<> スイレン「帰る」ｸﾙｯ

アシマリ「アウ……」

サトシ「お、おい！スイレン！」

ｽﾀｽﾀ

ﾋﾟｼｬﾘ

全員「…………………」


スイレン(リーリエやマオちゃんも私の動画が大人気だからって嫉妬してるんだ！)ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

スイレン(サトシも………きっと私がぽけちゅーぶで色んな人から可愛いって言われて喜んでるからその人たちに嫉妬して……)

アシマリ「………………」

スイレン「…………サトシが……嫉妬……」ﾋﾟﾀｯ

アシマリ「アウ………？」

スイレン「もっと……もっと私が人気者になれば……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

アシマリ「アウ……」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 21:26:53.85 ID:D7BJJYE4O<> その後もスイレンは………

スイレン『水着でバルーンの練習します！アシマリ！』

アシマリ『アウ！』ﾌﾟﾜﾝ


次々とぽけちゅーぶに"水着でやってみた"動画をアップし……

スイレン『水着でZ技！』

アシマリ『アウ！』


気が付けば……

スイレン『水着で柔軟体操！』ｲｯﾁﾆｯ

アシマリ『アウアウ』


ぽけちゅーぶ界の

スイレン『水着でお昼寝！』ｸｶｰ

アシマリ『アウ！』


アイドルになっていた <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 21:49:27.68 ID:D7BJJYE4O<> マラサダショップ

サトシ「話ってなに？」

ピカチュウ「ピカー」

マオ「…………………」

アママイコ「アマ」

サトシ「……スイレンのこと？」

マオ「うん……」

サトシ「そういえばスイレン……最近授業終わったらすぐ家に帰って動画編集してるみたいだなー……」

マオ「やっぱりそうなんだ……」

マオ「………スイレン、まだ"水着でやってみた"シリーズやってるの？私やリーリエが聞いても答えてくれないし……」

サトシ「えと……やってるな……」

マオ「やっぱり……」

サトシ「マオはスイレンの動画見てないのか？」

マオ「見てない。スイレンのそんな動画なんか見たくもないよ」

アママイコ「アマ」

サトシ「……………」

マオ「で？どうなの？」ｽﾞｲｯ

サトシ「いっ！？」ﾋﾞｸｯ

マオ「スイレンの動画！スイレン、変な事とかやってないよね！？」

サトシ「え……えと……見た感じやってないとは思うけど………」

マオ「良かった……」ﾎｯ

サトシ「あっ！でもスイレンの動画は相変わらず大人気みたいだぜ？」

マオ「………サトシから見て最近のスイレンの動画ってどう思う？」

サトシ「え？」

マオ「お願い！正直に言って！」

サトシ「………んーと……スイレンには悪いけど……最近はただ昼寝してるだけの動画とかあるし、正直なんで人気あるかわからないっていうか……」

ピカチュウ「ピカー」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 22:07:58.43 ID:D7BJJYE4O<> マオ「………そうだよね？きっとサトシにはわからないよね？」ﾊｧ

アママイコ「アマ」ﾊｧ

サトシ「ど、どういう意味だよ」

マオ「………スイレン……ホントは人前に出て何かやるの得意じゃないハズなのに……こんなのおかしいよ……」ﾎﾞｿｯ

サトシ「マオ……」

マオ「スイレンは……今きっとまわりが見えなくなっちゃってると思うんだ……」

マオ「サトシ、スイレンの動画を見てる人たちは……その……スイレンの動画が楽しくて見てるわけじゃないと思う……きっと……その……///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サトシ「？ どういうこと？」

マオ「だ、だから！サトシだってもしスイレンがｴｯﾁな目で見られたりしたら嫌でしょ！」

サトシ「え！？」ﾋﾞｸｯ

マオ「どうなの！」ﾊﾞﾝｯ

サトシ「そ、そりゃ嫌だけど……」

マオ「だったらそれ、スイレンに言ってあげて！」

サトシ「え？お、俺が？」

マオ「急に呼び出して……こんな勝手なお願いして悪いとは思ってるよ……でも…」

マオ「私じゃダメなんだよ……」ｸﾞｽｯ

サトシ「………………」

マオ「スイレン……きっとサトシが言ってあげたらやめると思う、だから………」

サトシ「………わかったよ」

マオ「！」

サトシ「……確かに、スイレン最近様子が少しおかしいしな？俺もいつものスイレンに戻ってほしい！」

マオ「サトシ………」

サトシ「マオ、俺に任せとけ！」ｸﾞｯ

ピカチュウ「ピカー！」ｸﾞｯ

マオ「…………うん！」

アママイコ「アマ！」
<> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 23:04:57.35 ID:D7BJJYE4O<> スイレンの家

スイレン「………………」ｶﾁｶﾁ

アシマリ「アウー」

スイレン(私の動画……どれも再生数やグッドがのび続けてる)ﾆﾔｯ

アシマリ「…………」

スイレン(そういえば……最近、マオちゃんもリーリエも動画アップしてない……)ｶﾁｶﾁ

スイレン「………………」ｶﾁｶﾁ

スイレン「ま、いっか」ﾎﾞｿｯ

スイレン「それより……もう少しで一昨日ファンの人たちと約束した動画アップの時間……」ﾁﾗｯ

スイレン(どうしよう……何もネタ考えてない……)ﾀﾗｯ

スイレン「………適当に水着で釣竿の手入れとかにしよっかな？それでもそこそこ"楽し〜"とか"かわい〜"って言ってくれるだろうし………」

ｺﾝｺﾝ

スイレン「？」

「おねーちゃーん！」ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

スイレン(こんな時に……)ｽｸｯ

スイレン「ホウ！スイ！静かにして！おねーちゃん今忙し……」ｶﾞﾁｬｯ

サトシ「よ、よおスイレン……」

ピカチュウ「ピカー！」

ロトム図鑑「ロー」

スイレン「サトシ……」

アシマリ「アウ！」

サトシ「えと……スイレン……忙しいんだったらまた今度で……」

スイレン「そ、そんな事ない！」

サトシ「」ﾋﾞｸｯ

スイレン「サトシ！入って！」ｸﾞｲｯ

サトシ「え、おう……」

ホウ「ラブラブだね？」

スイ「ねー？」

スイレン「ホウとスイはあっち行って！//// 」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 23:18:31.48 ID:D7BJJYE4O<> スイレン「サトシ、そこ座って！」

サトシ「お、おう」ｽｯ

ピカチュウ「ピカー」

スイレン「きょ、今日はどうしたの？いきなり家に来て……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

サトシ「んーと……最近スイレンさ？スクール終わったらすぐに家に帰っちゃうし……マオやリーリエとも遊んでないみたいだからちょっと心配で……」

スイレン(サトシ……私を心配して……)ｷｭﾝ

スイレン「ご、ごめん……ちょっとぽけちゅーぶにアップする動画の編集に忙しくて……」

スイレン「みんな私の動画待ってるし……」ｴﾍﾍ

サトシ「……………」

サトシ「なぁ、スイレン？その事なんだけどさ……」

スイレン「ねぇサトシ！」

サトシ「」ﾋﾞｸｯ

スイレン「私の動画、どう思う？」ｷﾗｷﾗ

サトシ「え？」

スイレン「動画アップする時にサトシに毎回送ってるよね？感想、聞かせてほしい！」ｷﾗｷﾗ

サトシ「…………………」

サトシ「はっきり言っていい？」

スイレン「うん！」ﾆｺﾆｺ

サトシ「………なんか……最近のスイレンの動画はちょっとな……？」

スイレン「……………え？」

アシマリ「……………………」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/18(日) 23:45:21.04 ID:D7BJJYE4O<> スイレン「…………………」

サトシ「やべっ、スイレン黙っちゃった……やっぱこの言い方はマズかったかな？」ﾋｿﾋｿ

ロトム図鑑「な、なんとも言えないロト」ﾋｿﾋｿ

スイレン「………でも…」

サトシ、ロトム「」ﾋﾞｸｯ

スイレン「……みんな、私の動画を楽しいって……私を可愛いって言ってくれてる…」ﾎﾞｿｯ

サトシ「……その人たちってホントにスイレンの動画が楽しくて見てるのか？」

スイレン「え？」

サトシ「俺はさ？スイレンが昼寝したりストレッチしたりしてる動画よりも、前のアローラの釣りスポットを紹介してた動画の方が好きだよ」

スイレン「…………………」

サトシ「マオが言ってたんだけど……その……スイレンのこと変な目で見られたりしてないか心配だって…」

スイレン「マオちゃんには関係ない」

サトシ「関係なくないよ、マオ、スイレンがそういう目で見られるの嫌だって泣いてたぜ？」

スイレン「……心配しすぎ。中には変な人もいるけど、みんなイイ人ばっかりで……」

サトシ「それに、俺もスイレンがそんな目で見られるのは嫌だしさ？」

スイレン「え？」ﾋﾟｸｯ

サトシ「だからさ？せめて水着で動画撮るのはやめてほし……」

スイレン「サトシ、私が他の人に変な目で見られるの嫌？」ｽﾞｲｯ

サトシ「え？」

スイレン「私が水着で動画撮るのやめてほしい？」

サトシ「や、やめてほしいけど……」

スイレン「…………じゃあ……」

スイレン「やめる！」ﾆｺｯ

サトシ「え？やめてくれんの？」

スイレン「うん！だってサトシ嫌なんでしょ？」

サトシ「え……まぁ…」

スイレン「それに、やっぱり恥ずかしかったし」

スイレン「あ、でも……恥ずかしい思いした甲斐はあったかも……」ﾎﾞｿｯ

サトシ「？？？」

ロトム図鑑「理解不能ロト」

アシマリ「アウ！」ﾊﾟｼﾝ

ピカチュウ「ピッカ！」ﾊﾟｼﾝ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/19(月) 00:04:48.36 ID:VRsGk5PYO<> スイレン「なんかもうどうでもよくなっちゃった……」

スイレン「あ、マオちゃんやリーリエにも謝らないと……」

サトシ「スイレン………」

サトシ「へへっ、なんかよくわかんないけど…いつものスイレンに戻ったな！」ﾆｯ

スイレン「サトシ、私嬉しい///」

サトシ「嬉しい？」

スイレン(サトシ、私の水着姿を他の人に見せたくないなんて……私たち……やっぱり両想いだったんだ////)ﾎﾟｯ

サトシ「？？？」

アシマリ「アウ…」ﾊｧ

ピカチュウ「ピカ」ﾎﾟﾝｯ

スイレン「……でも、今まで応援してくれた人たちへの礼儀も大事！」

サトシ「！」

ロトム図鑑「スイレン、何する気ロト？」

スイレン「丁度動画更新の時間まであと少しだし……」ﾁﾗｯ

スイレン「引退表明します！」

ロトム図鑑「引退表明！？」

サトシ「ハハッ、本当にアイドルみたいだな？スイレン」

ピカチュウ「ピカー」

スイレン「安心して！水着じゃないから！」

サトシ「おう！」

ロトム図鑑「ん？時間に……更新約束…引退表明…それにカメラ……」ﾁﾗｯ

ロトム図鑑「スイレン、ひょっとして生放送するロトか？」

スイレン「うん！それで……サトシにお願いがあるんだけど……」ﾁﾗｯ

サトシ「？」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/19(月) 00:19:43.12 ID:VRsGk5PYO<> サトシ「え？俺も一緒に動画に出てくれって？」

スイレン「うん！サトシ、動画に出てみたいって言ってたよね？」

サトシ「でも、俺なにすればいいんだ？」

スイレン「す、座ってくれたるだけでいい…///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

サトシ「？」

ロトム図鑑(………スイレンは今やぽけちゅーぶで大人気のアイドル……もしサトシと一緒に動画に出演したら……)

ロトム図鑑「……………………」

スイレン「あっ、もう時間だ。準備しなきゃ」ｺﾞｿｺﾞｿ

ロトム図鑑「す、スイレン！やめるロト！やるならスイレン一人で………」

サトシ「？」

スイレン「ロトム、もうすぐ更新の時間！静かにして！」

ロトム図鑑「か、考えなおすロト！きっと大変な事に……」

スイレン「………アシマリ、ロトムにバルーン」

アシマリ「アウ！」

ﾌﾟﾜｯ

ロトム図鑑「ロ！？」ﾌﾞｸｯ

サトシ「お、おいスイレン？ロトムなんか言いかけてたぞ？」

スイレン「動画終わったら後で聞く、サトシもこれ被って準備して」ｶﾎﾟｯ

サトシ「！ ロイヤルマスクのマスクだ！」ｷﾗｷﾗ

ピカチュウ「ピカピ……」

ロトム図鑑「〜〜〜〜！！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/19(月) 00:40:41.59 ID:VRsGk5PYO<> ｼﾞｼﾞ…

スイレン「あ、アローラ！」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

アシマリ「アウ！」

『うぉーー！！キタキター！』『ハァハァ』『あれ？今日は水着じゃない？』

スイレン「実は……今日は重大発表があります……」

『重大発表？』『まさか……次回からは水着以外のコスプレで……』

スイレン「……みなさん……今まで応援してくれてありがとう…でも、今日をもって私……」

スイレン「ぽけちゅーぶを引退して普通の女の子に戻ります！」

アシマリ「アウ」

『え……な、なんで……』『そんな…俺はこれから何を楽しみに生きていけば……』『嘘ですって言ってくれ…』『しのう』

サトシ(うわっ！コメントの数すっげー……)

ピカチュウ「ピカー」

スイレン「……実は………」ﾁﾗｯ

スイレン「サトシ、きて」ﾁｮｲﾁｮｲ

サトシ「！」

『え？誰こいつ？』『男……？』『あれ？どっかで見た事あるような……』

スイレン「ぼ、ボーイブレンド……できました！////」

『！？』

ロトム図鑑(終わったロト……)

スイレン「そ、その……彼はクラスメイトで……////」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

スイレン「さ、さっき彼から告白されて////」

スイレン「私も……彼の事ずっと好きで/////」

サトシ「スイレ……」ﾁﾗｯ

サトシ「！」

サトシ「スイレン！コメント欄が！」

スイレン「え？///」ﾁﾗｯ

スイレン「！？」

『しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね』『よくも騙しやがったな！売女が！』『天使なんてこの世にいなかった』『おつかれー』『よく見たらサトシだ。おめでとう！』『ビッチビッチビッチビッチビッチビッチ』『特定してやる』

スイレン「な、なにこれ………！？」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

アシマリ「アウ………」

スイレン「な、なんで……？うぅ…サトシィ！」ｸﾞｽｯ

サトシ「と、とにかく早くカメラ切らないと！ピカチュウ！」

ピカチュウ「ピカ！」ﾀﾞｯ

スイレン「うえ〜〜ん！！」ﾋﾞｴｰﾝ

ロトム図鑑(やはりこうなったロトか……)ｶﾞｸｯ



スイレンの動画は大炎上した <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/19(月) 00:47:27.05 ID:VRsGk5PYO<> >>43 訂正

スイレン「ぼ、ボーイブレンド……できました！////」→ スイレン「ぼ、ボーイフレンド……できました！////」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/19(月) 19:37:52.48 ID:oiTm/HwUO<> 翌日

ポケモンスクール

マーマネ「き、昨日は大変だったね？スイレン」

スイレン「………………」ｼｮﾎﾞｰﾝ

アシマリ「アウ」

カキ「で、あれからどうなったんだ？」

スイレン「……カメラすぐ切って動画も全部消した……」

スイレン「お母さんにバレてすっごく怒られて……ぽけちゅーぶのアカウントも削除した」

カキ「そ、そうか……」

マオ「あ、あの…スイレン？元気だして？」

リーリエ「そうですよスイレン！」

スイレン「マオちゃん……リーリエ……」

スイレン「……あの、ごめんなさい二人とも……私、どうかしてた…」

スイレン「あんな所で少しチヤホヤされただけでアイドル気取りで……二人の言うとおりだったよ」

スイレン「………昨日の件で私、目が覚めた」

マオ「スイレン……」

スイレン「二人とも、私の為を思って言ってくれてたんだね。本当にごめんなさい」ﾍﾟｺﾘ

マオ「その言葉が聞ければ充分だよスイレン？」ﾆｺｯ

リーリエ「私たち、まったく気にしてませんよ？」ﾆｺｯ

スイレン「マオちゃん……リーリエ……」ｳﾙｯ

マオ「ほらほら、泣かないの」ﾅﾃﾞ

スイレン「でも……」ｸﾞｽｯ

リーリエ「ふふっ」ｸｽｯ

カキ「やれやれだな？」ﾌｯ

マーマネ「……だね？」ﾆｺｯ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/19(月) 20:09:03.94 ID:oiTm/HwUO<> サトシ「アローラ！」ｶﾞﾗｯ

ピカチュウ「ピカー」

ロトム図鑑「ロトー」ﾋｭｰ

スイレン「サトシ……」

スイレン「………あの……」

サトシ「昨日は大変だったな？」

スイレン「…………ご、ごめ………」

サトシ「…………昨日はごめんな？スイレン」

スイレン「…………え？」

サトシ「ほらっ、せっかくの引退動画だったのに俺が出たせいで台無しになっちゃって……」

スイレン「ち、ちが……」

サトシ「それに……スイレン、ママに怒られてぽけちゅーぶのアカウントも削除されちゃったんだろ？」

スイレン「ちが……私が自業自得で……」

サトシ「………………」ﾁﾗｯ

ロトム図鑑「！」

ロトム図鑑「………やはりサトシが動画に出たらロクなことにならなかったロトね」ｺﾎﾝ

ピカチュウ「ピカピカ」ｺｸｺｸ

サトシ「へへっ、だな？」

スイレン「サトシ……」

アシマリ「アウー……」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/19(月) 20:18:26.61 ID:oiTm/HwUO<> サトシ「ほらっ、もう終わったことなんだし元気出せよスイレン！」

スイレン「………でも……」

サトシ「あっ！そうだ！今日の放課後空いてる？」

スイレン「え？」

サトシ「この前スイレンの動画で紹介してた釣りスポットに行こうぜ！俺、ミロカロス釣りたい！」

スイレン「ぁ……………」

スイレン「………うん！」ﾆｺｯ

サトシ「へへっ」ﾆｯ

ピカチュウ「ピカ！」ﾊﾟｼﾝ

アシマリ「アウ！」ﾊﾟｼﾝ

ﾜｲﾜｲ

マオ「……ま、あの二人は動画作ってるよりアウトドアの方が合ってるか？」

リーリエ「ですね？」ｸｽｯ

マーマネ「……そういえば……昨日の動画でサトシがスイレンに告白したとか言ってなかったっけ？」

カキ「あー、そういえば言ってたな……」

マオ、リーリエ、マーマネ、カキ「………………」

マオ、リーリエ、マーマネ、カキ(ま、どうせスイレンの勘違いだろうな)

アママイコ「アマーイ」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/19(月) 20:29:04.53 ID:oiTm/HwUO<> 夜

リーリエの家

リーリエ(色々ありましたが……スイレンも元通りになって良かったです)ｶﾁｶﾁ

リーリエ「さて、私は……」ｺﾞｿｺﾞｿ

リーリエ「久しぶりの動画更新です！がんばリーリエ！」

シロン「コーン！」


ｼﾞｼﾞ…

リーリエ「アローラみなさん、お久しぶりです」ﾆｺｯ

シロン「コン！」

『天使キター！！』『生放送』『萌え〜』

リーリエ「今日は……ピアノに挑戦したいと思います！」ｸﾞｯ

リーリエ「シロン！いきますよ！」

シロン「コン！」


〜〜〜♪

リーリエ「…………」ﾎﾟﾛﾝﾎﾟﾛﾝ

シロン「コーン♪」

リーリエ「ふふっ、シロンいい調子です♪」ﾎﾟﾛﾝﾎﾟﾛﾝ

シロン「コーン♪」

『神の旋律』『癒される……』

リーリエ(みなさんの反応もいいみたいですね……勇気を出して生放送して良かった…)ﾎﾟﾛﾝﾎﾟﾛﾝ

シロン「コーン♪」

ｶﾞﾀｶﾞﾀ

リーリエ「…………ん？」ﾎﾟﾛﾝﾎﾟﾛﾝ

シロン「コン？」 <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/19(月) 20:39:06.36 ID:oiTm/HwUO<> ｶﾞﾁｬｯ

グラジオ「リーリエ！！」

リーリエ「お兄様！？」ﾋﾞｸｯ

シロン「コン！？」

『え？誰？』『男………？』『イケメンだ……』

リーリエ「お、お兄様！何故家に……？と、いうか…生放送の最中なんで出てってください！」

グラジオ「………ぽけちゅーぶでお前の動画を見て帰ってきた……」

リーリエ「………は？」

グラジオ「………カメラはあそこだな」ﾁﾗｯ

リーリエ「え？お、お兄様……なにを……」

グラジオ「………………」ｽﾞｶｽﾞｶ

『え？なに？』『こっちくる？』

グラジオ「おい、お前ら」ｸﾞｯ

グラジオ「リーリエはこんなところで安売りする女じゃない！リーリエは俺のもの(妹)だ！諦めろ！」

リーリエ「………ちょ……なに言ってるんですか！お兄様！」

グラジオ「フッ」ｸﾞｯ

リーリエ「言ってやったぜみたいな顔しないでくださいよこのバカ！」

グラジオ「ば、バカ………？」ｶﾞｰﾝ

シロン「コン」ﾊｧ <> ◆PHHgkjrs.I<>saga<>2018/03/19(月) 20:50:28.13 ID:oiTm/HwUO<> グラジオ「お、オレはリーリエの為に……」

リーリエ「誰も頼んでません！少し黙っててください！」ｸﾜｯ

グラジオ「」

リーリエ(そ、それよりコメントは……)ﾁﾗｯ


『しねしねしねしねしねしねしね』『ビッチビッチビッチビッチビッチビッチ』『売女』


リーリエ「」

シロン「コ………」

リーリエ「………う……」ﾜﾅﾜﾅ

グラジオ「り、リーリエ………？」

リーリエ「うわ〜〜〜〜ん！！」ﾋﾞｴｰﾝ



リーリエの動画も炎上した


その後リーリエは動画を全て消しアカウントも削除した


リーリエがクチをきいてくれなくなったのでグラジオはまた旅に出た





おわり <>