以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 18:08:50.25 ID:FUpecnY80<>
もしアメトークで「艦隊これくしょん芸人」があったら
---------------
宮迫「はいどうもー」
蛍原「こんばんわですー」
宮迫「いやー蛍原さん」
蛍原「なんでしょう宮迫さん」
宮迫「今日お客さん、男性多いですね」
蛍原「珍しいよねぇ、アメトークでは」
宮迫「今日はねぇ、ようやく来たんですよ。全国の提督が喜んでくださる、待望のあの企画がね」
蛍原「……いやほんまね。嫌な予感しかせぇへん」
宮迫「なんで」
蛍原「この、なんなん？ 後ろのでっかい飛行機」
宮迫「瑞雲やろ！！！」
宮迫「なんでお前瑞雲知らへんねん、太平洋戦争で大活躍した水上型偵察機の代表格やんけ！！」
宮迫「先日まで『よみずいランド』に配置されとったあの名機を！！ あの日向師匠がこよなく愛するスーパー万能傑作機を知らんとかお前正気か！！？」
蛍原「いや知らんよそんなん……ていうか誰よ日向て……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1528016929
<>アメトーク「艦隊これくしょん芸人」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 18:11:42.55 ID:FUpecnY80<>
パチパチパチパチ
宮迫「ほら見てみ、お客さんから拍手起こっとる」
蛍原「いやいや、女の子は『全然分からん』って顔してはるやん」
宮迫「こんなんなぁ」
宮迫「さすがに気分が高翌揚するわ！！！」
蛍原「えっ」
宮迫「……」
蛍原「え、なにその、なに？ なんて？」
宮迫「はい、じゃあもう待たせてもあれなんでね、登場してもらいましょう！ 今日の芸人さんはこの人達たちです、どうぞー！！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 18:13:19.82 ID:FUpecnY80<>
※BGM 「昼戦（砲雷撃戦、始め！）」
【出演者】
---------------
艦隊司令部レベル112 ペナルティヒデ（嫁艦：那珂）
艦隊司令部レベル95 チュート徳井（嫁艦：金剛）
艦隊司令部レベル117 土田（嫁艦：間宮）
艦隊司令部レベル113 品川（嫁艦：赤城）
艦隊司令部レベル105 ブラマヨ吉田（嫁艦：羽黒）
艦隊司令部レベル56 ブラマヨ小杉（嫁艦：北上）
艦隊司令部レベル65 ドランク塚地（嫁艦：叢雲）
艦隊司令部レベル120 ケンコバ（嫁艦：まるゆ）
---------------
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 18:19:54.56 ID:3IK47LnSO<> ＞艦隊司令部レベル120 ケンコバ（嫁艦：まるゆ）
あっ(察し) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 18:20:58.75 ID:FUpecnY80<>
蛍原「ええ……。なによこの司令部レベルて……」
宮迫「いや蛍原さん、何してん」
蛍原「え？」
宮迫「提督殿に敬礼せえや！！ お前だけ司令部レベル１のペーペーやろがい！！」
蛍原「え、なにがなにが！？」
宮迫「お前はほんま、ほんっまお前あれやな」
宮迫「爆撃されたいの！！？」
蛍原「爆撃ってなによ！？ なんで！？」
ケンコバ「さすが宮迫さん。嫁である瑞鶴、そしてライバルである加賀さんのセリフは全部完璧に覚えてますわ」
土田「蛍原さん気づいてないと思うけど、アウトレンジで死んでますからね今」
蛍原「え、俺死んでんの！？」
品川「上々ね」
塚地「悪くないですわこれは」
蛍原「いや、ていうか君らさっきから何言うてんねん」
小杉「んーまぁなんていうの」
小杉「こんなこともあるヒーハー」
蛍原「あるヒーハー！！？」
吉田「見ないでぇ……」
吉田「見ないでぇぇええええ！！！」
蛍原「……」
吉田「それでも見るとか蛍原さん。あんた」
吉田「どうかしてるぜ！！！」
蛍原「あかん、これもう収集つかへん」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 18:32:07.01 ID:FUpecnY80<>
宮迫「はいまぁ、ほならね。お客さんもぽかんとしてるから進めましょうか」
宮迫「皆さんは、なんの括りですかー？」
ケンコバ「僕たちは！！」
全員「艦隊これくしょん芸人です！！！」
ｳｫｫｫｵｵｵｵｵ!! ｲｴｴｴｴｴｴ!!!
蛍原「ええ……。男性のお客さんめちゃ喜んでるやん……」
ヒデ「みんなありがとー！！」
ヒデ「贈り物は鎮守府を通してね！！」
蛍原「ヒデどうしたん……」
ケンコバ「いや蛍原さん」
ケンコバ「ヒデは艦隊のアイドル、那珂ちゃんが最大の推しにして嫁ですから、当然の反応でしょ」
蛍原「嫁ってなんよ。大体ヒデがもう結婚してるやん」
品川「あーもうだめだわ、蛍原さん全然わかってない」
宮迫「こいつほんまアホやからなぁ」
ヒデ「蛍原さん。確かに僕には嫁がいます。でも那珂ちゃんにも、指輪を渡した、れっきとした嫁なんです」
蛍原「だめやろそれ！ 浮気やんか！！」
ケンコバ「蛍原さん、つまりこう言う事ですよ」
ケンコバ「それーーー！！！ むむむむ……」
蛍原「……いやケンコバ突然何してん、床に寝て」
ケンコバ「え！！？？」
ケンコバ「蛍原さん、正気ですか！！！？？」
蛍原「お前に言いたいわそれ！！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 18:40:13.71 ID:s27Rbr1No<> きたい <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 19:05:38.26 ID:FUpecnY80<>
品川「ええ……。ケンコバさんがやってるのは、陸軍所属の潜水艦で有名な、まるゆの真似じゃないですか！」
土田「なんで分かんないかなぁ……」
蛍原「いや普通分からんよ！！ 大体なんよ陸軍なのに潜水艦て！！」
ケンコバ「もう今日から蛍原さんのことは、ホトチンコまるゆさんって呼びますわ」
蛍原「チンコ関係ないやんけ！！」
徳井「蛍原さん！」
蛍原「お、どしたん徳井」
徳井「チンコとかそう言う下ネタは」
徳井「……時間と場所をわきまえなきゃ、NO、なんだからネ……？」
蛍原「俺が言ったんちゃうわ！！ あとなんでお前喋りがルー大柴さんみたいになってんねん！！」
宮迫「エエなぁ、徳井がやる金剛ちゃんかわええわ」
徳井「は、恥ずかしいデース！」
塚地「大体ルー大柴キャラは、アイオワと言うアメリ艦がいますからね」
吉田「徳島が生んだスーパー戦艦ね」
蛍原「また出た新しい名前……」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 19:20:29.88 ID:FUpecnY80<>
蛍原「まぁええわ、とりあえずじゃあ進めよか」
蛍原「ただちょっと聞きたいけど、この司令部レベルって言うのはなんなん？」
ヒデ「司令部レベルは、艦隊を指揮する上での階級ですね」
品川「高ければ高いほど、クラスが上がっていくんですよ。少将、中将、大将、元帥とか聞いたことあるでしょ」
蛍原「あー、自衛隊みたいなやつか」
宮迫「艦隊これくしょんはやればやるだけ、出撃すればするだけ、レベルが上がっていくねん。RPGとおんなじや」
蛍原「あれか、ドラクエ芸人の時に聞いたのと同じ感じやね」
宮迫「そうそう」
蛍原「ほなら、レベル56の小杉と、レベル65の塚地は、まだそんなレベルまだ高くないんやな」
小杉「そうっすね。僕まだ初心者ですわ。最近吉田に勧められてやってますけど」
塚地「僕もまだまだ初心者ですねー」
蛍原「え、でもさ、最初はレベル１やろ？ ならだいぶ高いレベルやと思うんやけど」
ケンコバ「蛍原さん、いいですか」
ケンコバ「艦これにおいて、司令部レベル120以下は」
ケンコバ「全員初心者です」
蛍原「え！？ なにそれ！？」
宮迫「ケンコバと俺以外はまだ初心者言うことや」
蛍原「ん？ なら宮迫さんは」
宮迫「そら当然１２０ですよ」
ケンコバ「宮迫さんレベル１６５瑞鶴が２隻おるからなぁ」
蛍原「なにそれめっちゃすごいんちゃうん」
ケンコバ「まぁ僕はレベル１６５まるゆが４隻いますけどね」
蛍原「４！！？」
徳井「パラオ鎮守府にはもっとすごい人もいますけど」
ケンコバ「正直、あれには勝てる気はせん」
蛍原「すごい人おるんやな……」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 19:37:51.73 ID:FUpecnY80<>
ケンコバ「まぁ、艦隊これくしょんは、数とかレベルとかは関係ないんですよ」
ケンコバ「愛があれば十分です」
蛍原「あ、愛か」
ケンコバ「蛍原さん、奥さん愛してるでしょ？」
蛍原「そら愛してますよ」
ケンコバ「それと同じですよ」
ケンコバ「僕らは風俗嬢のように、擬人化された艦、通称『艦娘（かんむす）』を愛してるんです」
宮迫「おいお前！！」
土田「ケンコバてめえ 笑」
蛍原「ケンコバ風俗嬢言うてるやん」
ケンコバ「や、失敬失敬。僕嫁さんいませんから風俗嬢が嫁ですから。つまり艦娘は嫁と同じですよ」
蛍原「よう意味わからんなぁ……」
品川「まあでも僕は。奥さんよりは赤城さんを愛してますけどね」
宮迫「食費とかやばない？」
品川「そこがいいんじゃないですか！！！」
ヒデ「でもぶっちゃけそのネタ結構古いですけどね」
塚地「リリース初期にバグがあったから、赤城さんは大食と言うイメージがついてしまったんですよね」
蛍原「バグ？ バグてなに」
宮迫「まあそれもこれから語ったるから」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 19:54:35.85 ID:FUpecnY80<>
宮迫「はいじゃあまずはこのお題から」
デデン♫
【艦隊これくしょんって、なにー】
徳井「イエーイ！！」
ケンコバ「FOOOO！！」
蛍原「まぁ、最初はこうなるよねえ」
土田「初見の人も多いでしょうから。視聴者の方にもわかりやすく、説明して行きましょうか」
宮迫「しかしあれやな」
宮迫「いつもの、デデン、の効果音が、あれかと思ってまうわ」
ヒデ「提督ならあの音は、加賀岬の前奏と思いますよね」
宮迫「やんなぁ」
蛍原「もうええから。加賀岬とか言われてもわからんから」
ケンコバ「ほいじゃ、僕が今日は仕切らせてもらいます」
ケンコバ「まずは、艦隊これくしょんとは何か、と言うお題ですね」
蛍原「そやね。俺全然知らんから、よう分からんもん」
蛍原「まず艦隊これくしょんは、なんなん。レベルとかあるってことは、ゲームなん？」
ケンコバ「その通りです。今話題のソーシャルゲームと言う部類です」
ケンコバ「基本はPC専用のブラウザゲームでしたが、一昨年からアンドロイド版もリリースされてます。IOSはまだ未対応ですけどね」
蛍原「……やばい全然分からん」
宮迫「なんでやねん」
ヒデ「あー、蛍原さん、奥さんって何か携帯のゲームやってません？ スマホで」
蛍原「え？」
蛍原「あー、そういやなんかやっとったな。ポコパンやっけ」
ヒデ「そうそれ！ そう言うのと同じゲームの種類、携帯でできるインターネットゲームと思ってもらえれば大丈夫です」
土田「今やソシャゲは常識ですけどね」
品川「蛍原さん、家電芸人の頃から思ってたけど、ほんと世間について行けてないですよね」
蛍原「いやそういうの興味ない人間もおんねん！！」
ケンコバ「まぁ、蛍原さんがそう言うということは」
ケンコバ「まるっとお見通しでしたけどね」
宮迫「まるゆさんや」
蛍原「だから誰よそれ！！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 20:45:07.59 ID:FUpecnY80<>
ケンコバ「でもま、蛍原さんでも分かるように、艦これのことを分かりやすく説明させてもらいますと」
ケンコバ「艦隊これくしょんとは、太平洋戦争で使われていた艦である戦艦や空母、駆逐艦から軽巡洋艦まで、全てを擬人化、女の子にしたゲームなんですよ」
ケンコバ「蛍原さんも日本人なら知ってるでしょ。戦争のこと」
蛍原「そりゃ知っとるよ」
蛍原「あ！ 分かった、ならあれや」
蛍原「大和とかもおるんちゃうん！？」
ケンコバ「その通り！！」
土田「さすがにそこまでは連想できましたか」
蛍原「そらあんだけ有名な艦やもんね」
徳井「蛍原さん、ちなみに。大和以外は知ってます？」
蛍原「え？」
蛍原「いや、うーん。みんな大和ちゃうん？」
宮迫「はぁー……」
品川「はぁー……」
ヒデ「はぁー……」
蛍原「え！？ ちゃうの！？」
ケンコバ「まぁ蛍原さんならそう言うと思いましたけども」
宮迫「て言うかお前、赤城くらいは知っとるやろ、世界的にも有名な空母やで」
蛍原「あ、分かった」
蛍原「あれやろ？ スラムダンク芸人の」
宮迫「いやそれも赤木やけど！！！」
品川「それゴリの方の赤木だから！！！」
宮迫「なんで違うとこでは記憶力ええねんさっきから！！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/03(日) 23:02:54.51 ID:3mlMj6gH0<> アニメ・特撮・ゲーム系の回は、そこそこ面白いかちょっとスベるかの二択の結末になるから見てても先が読めないんだよな <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/04(月) 02:26:45.10 ID:3xlqlKuPo<> 時折、あまり詳しくない奴に配慮したんだろうなぁって感じで多少間違い含みつつも伝わりやすくされたネタが垣間見れて芸人の凄さが垣間見れる
でもしょこたんはだいたい素間違ってる <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/06/04(月) 14:49:49.08 ID:Qvk2Y9Yf0<>
蛍原「まぁまぁ、分かったよ。つまり大和とか、戦争で戦った艦が女の子になってるんやな？」
ケンコバ「Exactly（そのとおりでございます）！」
宮迫「おまえそれジョジョ芸人やんけｗ」
ケンコバ「まぁ蛍原さんが言われたとおり、第二次世界大戦時の艦隊が、たくさん女の子になって出てきます」
蛍原「でもさ、元は戦艦とかやろ？ めっちゃごつい女の子多いんちゃう？」
徳井「これがみんな可愛いんですよ」
塚地「みんな可愛い」
吉田「芋っぽい子はおりますけどね」
蛍原「芋っぽい？」
ケンコバ「あれですよ。各女の子、つまり艦娘は、多種多様なイラストレーターさんが描いてるんです」
ケンコバ「その中で『しばふ』氏が描いた艦娘は、特に芋さが強いと言われています」
蛍原「なんやねん芋さて……」
ヒデ「その芋さがまたね。段々と愛おしさを倍増させるんですよね」
品川「芋最高」
ケンコバ「何を隠そう、品川と小杉は芋さにやられてますから」
小杉「特に北上様は神」
蛍原「毒されとんなぁ君ら……」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/06/04(月) 14:59:21.60 ID:Qvk2Y9Yf0<>
蛍原「ほんでまぁ、艦が女の子になってるのは分かったけど」
蛍原「この子らはなんでそうなってしもたん」
ケンコバ「いい質問ですね」
土田「その理由は私が話しましょう」
ケンコバ「むっ！ あなたは艦娘の中でも特殊な艦、戦闘は行えないけども艦隊の癒し、給料艦の間宮を嫁としている土田さんじゃないですか！！」
土田「間宮さんはオレの嫁」
蛍原「なんなんよ給料艦て……」
土田「えー、ほじゃ説明しますと」
土田「ある日海にですね、怪物が現れたんです」
土田「それらは化物のような容姿をしていたり、人型だったり、時にはたこ焼きのようだったりします」
蛍原「たこ焼き！？」
宮迫「嘘ではないね」
品川「嘘ではないっす」
土田「それらは一気に世界中の海を浸食し、海を支配したんですよ。そいつらの名は『深海棲艦（しんかいせいかん）』と呼ばれています」
蛍原「ほう！」
土田「その深海棲艦に対抗すべく生まれたのが、彼女たち、在りし日の戦船の記憶を持つ『艦娘（かんむす）』なんですよ！」
蛍原「おお、めっちゃ分かりやすいわ、ありがとうつっちー」
塚地「またこのねー、各艦娘が、艦の頃の記憶を持ってるってのがミソなんですよね」
吉田「泣きましたもん僕、youtubeの轟沈ボイスまとめで」
宮迫「分かる。あれやばい」
蛍原「ほいでほいで！？」
蛍原「なんや面白くなってきたわ」
土田「でしょう！？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/04(月) 15:01:54.68 ID:9aJW+W+B0<> 他局だけど見せしめといわんばかりに艦娘轟沈したところを流したZIP!をこの人達はどう思ってるんだろうか？ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/04(月) 15:09:46.36 ID:Qvk2Y9Yf0<>
蛍原「この敵の、深海の奴らは、なんで海を支配したん？」
土田「……」
ケンコバ「分かんないです」
蛍原「分からんのかい！！」
宮迫「公式から明かされてへんねん。しゃーないやろ」
小杉「食料とか資材は奪い合ってはいるんですけど、明確なものはないんですよ」
土田「そこはソシャゲなので多少はね？」
土田「それに、厳密な設定を組み込まないことも、艦隊これくしょんの魅力にも繋がるんですよ」
ヒデ「それは後で説明しましょうか」
蛍原「お、おう」
蛍原「えーっと、ほならね、ちょっと聞くんやけど」
蛍原「この深海なんちゃらっていうのは」
宮迫「深海棲艦や！ 何回言わせんねん！」
蛍原「いやだって分からへんもん！」
品川「まぁ最初ですからね、『深海』とかで統一しましょ」
蛍原「うん。ほでそのー、この深海は、軍隊とかじゃ倒せんの？ ほら、核とかでドバーっとさ」
ケンコバ「そんなんしたら世界中の海が汚染されてまうでしょ！！！」
吉田「蛍原さん、あんた。どうかしてるぜ！！」
宮迫「お前それ久々に言いたいだけやろ 笑」
土田「えーと蛍原さん。実はその質問にもね、厳密に言えば答えられないんですよ」
蛍原「ん？」
土田「この艦隊これくしょんは、どこの世界で起こっているか分からない設定ですから」
土田「地球かもしれないし、そうじゃないかもしれない。あるいは異世界、あるいは未来の世界かもしれない」
土田「その辺を考察するのも、艦これの魅力につながっているんですよ！」
蛍原「ほぉー。つっちーの説明分かりやすいな」
徳井「これはバーニングラブ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/06/04(月) 15:24:09.83 ID:Qvk2Y9Yf0<>
ヒデ「ある一説では、この深海棲艦たちは、艦娘が轟沈した後に怨霊化した存在とも言われたりしています」
蛍原「ん？」
蛍原「ほなら、艦娘はおったらあかんやん」
ヒデ「蛍原さん、言ったでしょう。一説なんですよ」
ヒデ「つまり、各プレイヤーによって、その構図は色々と妄想できてしまうんです。僕が今言った説は、あくまで僕と検証組が考察してる仮説ですから」
塚地「アニメや劇場版も公式から排出されましたけど、それもいわゆる一説のひとつで、概念で言えば二次創作ですからね」
小杉「公式があえて設定を統一しないのも、艦これのええところですよねぇ」
蛍原「え、ちょっと待って」
蛍原「ほならそのー、艦娘ってのは結局なんなん？ 深海ってのはなんなん？」
ケンコバ「わかんないです」
蛍原「分からんのかい！」
宮迫「だから、プレイヤーが好きに想像したらええっちゅーことやねん」
徳井「下手な縛りがあっても面白くないじゃないですか。ほら、ＳＭも縛りが強すぎたら面白くないでしょ？」
蛍原「おまえいちいち下ネタからませんな」
ヒデ「えー。ここでひとつ言わせてもらうとですね」
ヒデ「艦これには、メインのシナリオがないんですよ」
ヒデ「普通ゲームって、会話とか説明とかあるじゃないですか、こういう経緯があるから、敵を倒しに行こうとか」
蛍原「普通はあるよね」
ヒデ「それが、艦これにはないんです」
蛍原「え、待って」
蛍原「それってあれやろ？ 小説で言うたら、お話がないってことやろ？」
土田「まぁそんな感じですね」
蛍原「……面白い？」
全員「面白い（わ）ですよ！！！！」
蛍原「ええ……」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/06/04(月) 15:49:17.04 ID:Qvk2Y9Yf0<>
ケンコバ「蛍原さん、勘違いしちゃダメですよ」
ケンコバ「タイトルみてください」
蛍原「タイトル？」
ケンコバ「艦隊『これくしょん』て書いてるでしょう」
蛍原「うん」
ケンコバ「だからあくまで、戦闘とか、海の戦いは二番手なんですよ」
ケンコバ「一番大事なのは、全艦隊をコレクションできるかというところなんです」
蛍原「ほ？ ほう」
土田「世界が深海に汚染されましたー。提督は艦娘を使って海を取り戻してください―、とは最初に言われますけど」
土田「最終目標は、全部の艦をコンプリートすることが目的ですからね」
蛍原「はぇー、そうなんや」
蛍原「じゃあやっぱりあれなん、もうみんな全部コンプリートしてるん？」
ケンコバ「僕はしてますね」
宮迫「オレは福江ちゃんだけまだやな」
土田「僕はアクィラいないんすよ……」
品川「まぁ、司令部レベルが高い人以外は、まだまだコンプしてないっすね」
蛍原「ふぅーん」
蛍原「ならケンコバとかさ、もうやめてええんちゃう？ コンプしたんやろ？」
ケンコバ「何を言ってるんすか、チンコチンコまるゆさん」
蛍原「それホトハラの要素ゼロやんけ！！」
徳井「ソーシャルっていうネットゲームですから、随時アップデートされて、新しい艦娘が加わっていくんですよ」
ヒデ「そうそう、艦隊これくしょんはソシャゲでも珍しい、春夏秋冬でイベントが始まるゲームなんです。四季のイベントに必ず、新しい艦娘が登場したりするんですよね」
ケンコバ「だからそらやめられんでしょ。だってコンプしてないですもん」
蛍原「そ、そういうもんかぁ」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/06/04(月) 16:40:25.09 ID:Qvk2Y9Yf0<>
蛍原「まぁええわ。ほならまとめるとやな」
蛍原「深海なんとかって言うバケモノが現れて、海を支配してもうたから」
蛍原「それを艦娘っていう艦の記憶を持った女の子が、頑張って深海をやっつけて、海を取り戻すお話で」
蛍原「でも結局は、艦をコンプリートするのが、最終目的っていうことやな？」
ケンコバ「そう言うことです！」
蛍原「……面白い？」
全員「面白い（わ）ですよ！！！」
土田「多分これね、蛍原さん、分かりきれてないと思うんで説明しますけど」
土田「艦これの最大の魅力は、キャラクターなんですよ」
品川「あぁー、そうそう！」
塚地「艦としての記憶ももちろん大事ですけど、キャラとセリフが良いんですよねー」
小杉「使っていくと、興味なかった子にも、だんだん愛着がわきますし」
徳井「何よりみんなめっちゃ良い子やし、可愛いんすよ」
宮迫「説明した方が早そやな」
徳井「そっすね。えーっと、蛍原さん。例えばこの『夕立』って女の子いるでしょ」
蛍原「おう、なんや可愛い子やな」
蛍原「やたら目が赤いけど、大丈夫なんこの子」
宮迫「そういう設定があんねん」
徳井「この子は『駆逐艦』という艦種なんですけど、喋る時の語尾にね、『ぽい』ってつけるんすよ」
蛍原「ぽい？」
品川「ぽい！！」
宮迫「ポーイ！！」
ケンコバ「ポイポイポーーイ！！！」
小杉「イエス、マイ、ポイ！！」
蛍原「ええ……なにこの連帯感……」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/06/04(月) 16:47:37.24 ID:Qvk2Y9Yf0<>
徳井「そもそも、この子がなんで『ぽい』って語尾につけると思います？」
蛍原「ええ？ わからんよそんなんー」
蛍原「ギャルに憧れてるからとか？」
全員「アーーー！！」
ケンコバ「もう全然ダメっすね」
品川「蛍原さん歴史を舐めすぎっすよ」
土田「第三次ソロモン海戦から勉強し直してください」
蛍原「え、なになに！？ なんよ！？」
徳井「この夕立ちゃんはですね」
徳井「悪夢とまで呼ばれたソロモン海戦で、敵をバッタバッタとぶっ倒していった超武勲艦なんですよ」
蛍原「え、めっちゃすごいなこの子！」
徳井「でもぶっちゃけて言うと、ほんまにこの子が倒したのかは明らかになってないんです。なんでかと言うと、悪夢と呼ばれる所以はそこにあって、歴史でも類を見ない程の混戦だったから」
蛍原「ん？ どゆこと？」
ケンコバ「当時は夜も真っ暗な世界ですから、日本もアメリカ側も、誰がどの艦を倒したか、正確に把握できてないんですよわ」
蛍原「ほえー！
徳井「だから！！」
徳井「この子は武勲がちょっと曖昧なんで、『なになにっぽい！』って言う、曖昧な言葉遣いをするんです」
蛍原「おお、そういうことか！！」
宮迫「そういうことっぽい」
小杉「ぽい！！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/06/04(月) 16:56:12.72 ID:Qvk2Y9Yf0<> >>22
すみません誤字脱字です。以下が正確です。
-----------------------
ケンコバ「当時は夜も真っ暗な世界ですから、日本もアメリカ側も、誰がどの艦を倒したか、正確に把握できてないんですわ」
蛍原「ほえー！」
-----------------------
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/06/04(月) 16:57:31.42 ID:Qvk2Y9Yf0<>
蛍原「ならあれか。各艦によって、特徴とか、歴史とか、そういうのがキャラクターに組み込まれてるんやな？」
土田「そうです！」
品川「あ、ならね！ 例えば僕の嫁の、赤城さんいるでしょ」
蛍原「赤城さん？ ああこの、芋っぽい女の子」
品川「お姉さんだろうが！！！」
品川「見てくださいよこの溢れる母性！！！ ただの女の子じゃないんですよ赤城さんは！！！」
蛍原「あ、うん、ごめんごめん」
品川「赤城さんで言えば、セリフにですね。『慢心してはダメ、全力で参りましょう』って言うセリフがあるんですよ」
蛍原「おお、なんやかっこええやん」
品川「なんでこんなセリフがあるかと言うと。この赤城さんを含む、日本の空母機動艦隊は、当時世界最強と呼ばれたスーパー空母軍隊だったんです」
品川「でもね……」
蛍原「え、なになに」
土田「ミッドウェーがな……」
宮迫「ミッドウェーがね……」
品川「世界最強と言われた日本の空母機動艦隊は、ミッドウェー海戦というたった一回の戦いで、主力空母を一気に４隻も失ってしまったんですよ……」
蛍原「え！？ 世界最強なのに！？」
品川「世界最強なのにです」
品川「でも、だから！！」
品川「赤城さんは二度とそんなことがないように、『慢心をせず、いつも全力で』という言葉を大切にしてるんですよ」
蛍原「ほー！」
蛍原「なるほどなぁ。歴史と絡めると、めっちゃ面白いな」
品川「でしょう！！」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/04(月) 17:11:45.77 ID:9aJW+W+B0<> 軍艦芸人とかやれば艦これネタも出せそうだな <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/06/04(月) 17:27:00.03 ID:Qvk2Y9Yf0<>
宮迫「はい、ほなら次のテーマ行きましょか」
デデン♪
【色んな艦種を知ろうー】
ヒデ「イェイイェイッ！！」
小杉「ヒーーーハーーー！！」
蛍原「ほう、艦種」
宮迫「まぁ言うたら軍艦の種類ってことやね」
ケンコバ「ならまた私が仕切らせてもらいますよ」
土田「頼むわケンコバ」
ケンコバ「えー。軍艦とひとえに言ってもね、たっくさんの種類があるんです」
ケンコバ「はいじゃあ蛍原さん。知ってる艦種を全部言うてください」
蛍原「え！？ オレ！？」
蛍原「えー、まああれやろ、大和は戦艦やから、戦艦やろ？」
ケンコバ「ですね」
蛍原「あとあれや。品川が好き言うとった空母があるわな」
品川「スカイママね」
蛍原「それだけちゃう？」
全員「ズコーーーーー！！！！」
宮迫「おまえなぁ……」
吉田「考えられへんですわほんま」
ケンコバ「もー！ 最初、僕の好きな艦言うたでしょ蛍原さん」
蛍原「え！？」
蛍原「あー！ そや、ケンコバは陸軍の潜水艦好きやて言うとった！！」
ケンコバ「そう。潜水艦がありますね。はい他には？」
蛍原「それだけちゃう？」
全員「ズコーーーーーー！！！」
宮迫「何回やらせんねんお前！」
蛍原「だって分からんもんほんまに！！」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/06/04(月) 17:44:31.31 ID:Qvk2Y9Yf0<>
ケンコバ「まぁ一般の人の知識はね。蛍原さんと同じかもしれません」
宮迫「そらそや」
小杉「僕もぶっちゃけ、艦これ始めたんは一年前すけど」
小杉「その時までは軍艦って、戦艦だけや思てましたもん。艦種」
吉田「そやな。今でこそめちゃめちゃな種類覚えたけどな。装備とかも含めて」
蛍原「へぇ、このゲームには装備とかもあるんやな」
ヒデ「……これ、あえて今言いますけど」
ヒデ「艦隊これくしょんは、『装備ゲー』ですからね」
蛍原「ん？」
蛍原「装備が大事なゲームってこと？」
ヒデ「そういうことです」
土田「平たく言えば、艦同士に、そこまでの戦闘力さがないんですよ」
土田「だってね。人間は十人十色ですから、例えば駆逐艦吹雪が好きな人もいれば、駆逐艦五月雨が好きな方もいるんです」
蛍原「そ、その吹雪はオレも知らんけど」
土田「でもね。そういう人からすると、やっぱり弱くても好きな艦を使いたいじゃないですか」
蛍原「ほ、ほう？」
土田「分かりやすくガンダムで言えば、僕は弱くても、08小隊のEz８（イージーエイト）を使いたいってことですよ」
蛍原「いや分からんわ！！ ガンダム言われても分からんよ！」
ケンコバ「つまり、艦これは装備次第で、能力をカバーできるゲームなんです」
宮迫「そうしたらほら。例えば蛍原さんがゲームの中で最弱でも、使ったろと思えるやん」
蛍原「なんか嫌味ある言い方やなぁ……」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/06/04(月) 17:52:45.69 ID:Qvk2Y9Yf0<>
ケンコバ「では。これからその、軍艦の種類について語って行きましょうか」
ケンコバ「まずはこれです。……駆逐艦！！」
蛍原「くちくかん」
塚地「おっと」
塚地「私の出番が来てしまいましたね」
蛍原「おっ、塚地はこの駆逐艦に詳しいん？」
塚地「詳しいも何も、僕の嫁である叢雲は、駆逐艦ですから」
蛍原「……え、なに？」
蛍原「なんて読むのそれ」
塚地「叢雲（むらくも）ですよ！！」
塚地「大日本帝国海軍の吹雪型駆逐艦5番艦にして、艦隊これくしょんの初期艦の内の１人、姉御肌で有名な叢雲姐さんじゃないですか！！」
蛍原「あー。……このあれか、色っぽい子か」
塚地「そうです！！」
蛍原「めちゃめちゃかわええ子やね。この頭についてるやつはなんなん？」
蛍原「この２本のなんか、鬼の角みたいなの」
塚地「わかんないです」
蛍原「分からんのかい！！」
土田「一説によれば、ファンネルではないかと言われています」
蛍原「だからガンダムやろそれ！！ オレ知らんのやって！！」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/04(月) 18:26:32.53 ID:tEAXlTmlO<> ミミノアーレはレーダー説ビーム兵器説食品説とかいろいろあるからなあ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/04(月) 18:56:16.06 ID:FwCCW9tYO<> 食品は初耳 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/06(水) 08:00:08.73 ID:j0JjhvY50<> 俺も艦これは同人とかの薄くて曖昧な知識しかないからこのss読んでて参考になる <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/06(水) 21:51:14.47 ID:Z09birjwO<> 俺もアニメと薄い本しか知識ないから色々と知れて助かるは <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/08(金) 02:48:06.09 ID:7EMR/TjHO<> 後発のアズレンや戦艦少女に浮気せずやっとるんか？
アズレンなんか風俗嬢みたいなのばっかやん <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/10(日) 19:45:41.99 ID:JGHTeQynO<> (イクとか島風とか諸々いる以上ブーメランでは？) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/04(水) 15:20:04.36 ID:xqfR/tFI0<> 続きはまだですか…？ <>