以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 18:03:48.02 ID:Mg7TEIaj0<>注意!!

この話はヤンデレが多数出現します!また、性格が大きく変わってる場合があります。そこを了承の上で読んでください




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<>【リトバス】理樹「来ヶ谷さんは最高だなぁ!」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/10(日) 18:11:03.83 ID:Vg6gamBFo<> 着たい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 18:11:15.73 ID:Mg7TEIaj0<> 理樹(修学旅行での事故での事故を乗り越え、僕たちはやっと平穏な日常を取り戻した。あのループする世界も良き思い出として残っている)

理樹(そして何よりも嬉しいのは……)

理樹「おーい、来ヶ谷さーん!」

来ヶ谷「やあ、理樹君じゃないか。今から放送室に行くんだが……当然来てくれるだろう?」

理樹「勿論だよ!だって来ヶ谷さんは……僕の彼女なんだから!」

理樹(そう。僕は何と来ヶ谷さんと付き合い始めたのだ!元の世界に帰って来た後に好きだと言われ、そして今に至る)

来ヶ谷「ふふふっ……嬉しいことを言ってくれるじゃないか。今日もまた2人でしっぽりと過ごせるな」ニコニコ

理樹(こんな柔らかな表情を向けてくる来ヶ谷さんはとても可愛らしい。あぁ…僕はいつからここまでこの人の虜になってしまったのだろうか……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 18:19:18.85 ID:Mg7TEIaj0<> 放送室

来ヶ谷「ほら、理樹君の大好物の唐翌揚げだ。ぜひ食べて見てくれ」

理樹「おお!これはまた美味しそうな……いただきまーす」パクっ

理樹「おおっ!おいしい!やっぱり来ヶ谷さんの作る料理は最高だよ!」

来ヶ谷「君の好きなあーんもしてあげようか?」

理樹「もちろんお願いするよ」ワクワク

来ヶ谷「はい、あーん」スッ

理樹「///」パクっモグモグ

理樹「エヘヘ……やっぱり何回やってもらっても照れるなぁ…」

来ヶ谷「…っ……もし今が食事中じゃなければ少年に飛びついてしまいそうなぐらい可愛らしかったぞ……」

理樹「も、もう……そんな事言って……///」

こんな風に毎日いろんな所でいちゃついている。今となっては学年公認の仲と言ってもいいぐらいの知名度がある一方、関係が冷え込んでしまった人たちもいる…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 18:29:37.91 ID:Mg7TEIaj0<> 放課後

理樹「あ、真人と謙吾!今日は野球の練習ある?」

真人「おぅ、理樹か……いや、今日もねぇよ」

理樹「そうか…最近みんなで集まる事が減ってるなぁ……」

真人「お前のせいなんだけどな……」ボソッ

理樹「え?何か言った?」キョトン

真人「いや、何でもないさ。今日も来ヶ谷と遊ぶ予定なんだろ?行かねぇのか?」

理樹「あ、そう言えばそうだね!バイバイっ!」タッタッタ

謙吾「……はぁ……全く、無邪気に過ごして……仕方のない話だ。理樹に悪気なんてない、周りが良くなかったって話なんだ…」

真人「あぁ、アイツはすげぇ奴だ。でもそのせいでこうなっちまうだなんてな……」

理樹は来ヶ谷を選んだ。でも選ばれなかった連中……特に能美と三枝はそれに耐えられなかった。そして集まりに顔を出さなくなっていき、次第に離れていった


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 18:35:27.77 ID:Mg7TEIaj0<> 謙吾「しかし、鈴は強いやつだ……最初こそショックを受けていたが、キチンと割り切ってその後も仲良く接している」

真人「確かにそうだが……俺はおかしいと思う」

謙吾「……奇遇だな。俺もそう思う、何がか言ってみろ」

来ヶ谷「おや、二人ともそんな所で何を話しているんだね?おねーさんも混ぜてくれ」

謙吾「来ヶ谷……」

真人「いや、今日もリトルバスターズの集まりは無いって話さ」

来ヶ谷「そうか……最近活動が減ってしまって寂しいものだな……まあ少年と過ごすことにしよう、それではな」スタスタ

真人「……おい、ちょっと場所を変えようぜ」

謙吾「あぁ、その方がいい」 <> saga<><>2018/06/10(日) 18:46:39.99 ID:Mg7TEIaj0<> 謙吾の部屋

謙吾「おい、念のため盗聴器の類が無いか調べろ、ベターだが、背中やポケットだ」

真人「へいへい、確かにアイツは得体の知れない勘の良さがあるからな……忍ばされていても分からねぇかもしれねぇ」

謙吾「どうやらなさそうだな……じゃあ話してみるか」

真人「あぁ、まず第一に……」

真人「恭介がいねぇ、それにさっきまで話してた三枝や能美、二木もいねぇ、そしてなにより……鈴もいねぇ」

謙吾「恐ろしい話だな……こうして考えてみてやっとそんな初歩的な事に気づくとは……」

真人「俺は馬鹿だけどよ……だからこそ無神経にも気づいちまうんだよ、こういう事に」

真人「ちなみにこいつらはクラスが違っていた。全員な」

謙吾「存在ごと消し去られた訳ではなさそうだな……じゃあ恭介は何故来ない」

真人「多分『ゲームマスター』に察知されないよう動いている筈だ。そしてそのゲームマスターは……」

謙吾「あぁ、来ヶ谷だろうな」

真人「ったく……やっと元の世界に戻れたと思ったらまたこれか……まぁ今度は死ぬ予定が無い分いいけどよ……」


謙吾「とりあえず今日はここまでだ。明日こっそり女子達にも聞いてみよう」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 18:51:31.04 ID:Mg7TEIaj0<> その頃の理樹

理樹「ムニャムニャ……来ヶ谷さん……」スヤスヤ

来ヶ谷「あぁ、私の膝でここまで無防備にしてくれるだなんて……今すぐにでも襲いたくなってしまうよ……」

来ヶ谷「ふふふっ……でも焦る必要はない、もう何度も繰り返しているんだ。何度も理樹君とキスをしたし身体も重ねた。そしていつ他の連中が気づいて反逆するかも分かっている」

来ヶ谷「まずは明日だ。『小毬君と西園女史』に気をつけなければな……」ニヤァッ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 20:13:20.89 ID:Mg7TEIaj0<> 次の日

気がつけば理樹君と違うクラスになっていた。その違和感に気づかないまま過ごしていた事に寒気がする。

小毬「やっぱり…ここは偽の世界だよ」

西園「えぇ、間違いないでしょう」

二人とも手には鋭利な刃物を握っている。食堂には誰も居なかったため、いとも簡単に手に入った

小毬「多分何度もこの世界は繰り返されてる……そしてそのたびに私たちは『ゲームマスター』に立ち向かって……」

西園「そして負けては時間が来てリセットの繰り返し。って所でしょうね……」

多分いつ私たちが気づいて来ヶ谷さんに反逆するのかはバレているのかもしれない。今回は偽の世界と気づいてから敢えて時間を置いて襲撃する事を2人で決めた。ただこの考えが既に使い古されているのかもしれない……そう思っても確かめる術はない、だからやるしかないのだ

西園「もしも私たちがゲームマスターに成り代わったら……当然為すことはひとつですよね?」

小毬「もちろんだよ、この世界を変えなければいけないよね?」ニコッ

西園「その通りですね……では、決行は2時間目と3時間目の間の教室外。来ヶ谷さんが教室にもどるために廊下を歩いているところを狙いましょう」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 20:26:05.63 ID:FiUfnklgO<> キーーンコーーンカーーンコーーン

来ヶ谷「さて、2時間目が終わったか……トイレにでも出ようか」スッ

来ヶ谷(当然この時間に2人が狙うのは分かっている、でもこうしてわざわざ外に出る理由はただ一つ。楽しいからだ)

来ヶ谷「知っての通り、私は楽しい事は大好きだ。だからわざわざここに赴く……それは分かるだろう?小毬君に西園女史よ」フッ…

西園「…っ…隠れても無駄みたいですね……」

小毬「今回もダメっぽいね〜」

来ヶ谷「こらこら、何を諦めているのだ?私は丸腰ではないか、君たちの持っているその刃物で一突きにしてしまえば私から世界を動かす権利を持っていけるんだぞ?西園女史にはNYPもある、勝ち目が無いわけではないだろう」

余裕のオーラを放つ来ヶ谷、当然絶対の力の差を知った上での発言。これから何が起こるのかまでも把握してる人の目の前で一体何をできるというのか。

西園「何か今までと違う行動を取るしかないですけど……どうしましょうか?神北さん」

小毬「う〜ん……どうしようか……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/10(日) 20:35:54.21 ID:9p9Ug2bRO<> リトバスSSとか懐かしいな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 20:44:56.10 ID:Mg7TEIaj0<> 理樹「あっ!神北さんと西園さんじゃないか!久しぶりだね!」

ここで何も知らない理樹が来た。当然来ヶ谷は2人をそっちのけで理樹の方へと顔を向ける

来ヶ谷「あぁ、今ちょうど面白い遊びをしていたんだ。少々待っていてくれないか?」

理樹「ん?あの持ってるものは……え?包丁?」

来ヶ谷「はっはっは、偽物に決まっているだろう?今は前やったチャンバラの要領で戦っているんだ。今いい所だからよく見ていてくれたまえ」

すっかり余裕の表情を見せている来ヶ谷。多分今までの2人はこの状況で正面から突っ込んでいって負けたのだろうそれなら……

西園「神北さん、私の考えていることは予測できますか?」ボソッ

小毬「うん……気がひけるけどこれしかないよね……」

西園「では来ヶ谷さん……参ります!」ダッ

来ヶ谷「ふふふっ……結局正面から来るのか……つまらんな」

西園は正面から。小毬はその右を走る。

来ヶ谷「両サイドから来るのも前回通り……勝てるわけがないであろう?」ガシッ

西園(手を掴まれるのは予想通り。……でも神北さんの行動は多分イレギュラーな行動でしょうね……)

来ヶ谷「さぁ、小毬くんも来るがいい……っ!!」

来ヶ谷の方に小毬は向かわない。真っ直ぐに走って行ったのは理樹の懐。そして『ドスッ』という音を立てて刃物は理樹に刺さった




<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 20:53:33.34 ID:Mg7TEIaj0<> 来ヶ谷「!?」

予想外の動き。来ヶ谷の認識では、『自分程では無いが』この2人も理樹の事を大好きなのだろうと思っていた。それだけの今の行動には経験も無ければ予想もしていなかった

西園「そして……私が居るのを忘れてませんか?」グサァッ

廊下は2人の血で染まる。来ヶ谷は一発で絶命したが……理樹の意識はまだのこっている

小毬「エヘヘヘヘヘヘ……仕方ないよね理樹くん?私の物にならないからこんな思いをしちゃうんだよ?」

理樹「こ……ま、りさん……」

一番かわいそうなのは直枝さんでしょう。何も知らずに幸せに過ごしていたのに……

西園「……だからはやくトドメを刺したほうがいいですよ?苦しむ時間が長引くのはダメです」

小毬「そうだね!すぐにやってしまいましょう〜では理樹くん!文字通り、来世で会おうね!」グサッ

こうして理樹も絶命した…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 20:59:14.30 ID:Mg7TEIaj0<> そしてこの光景を陰ながらに目撃した人間がいた

佳奈多「……へぇ……やるじゃないの…」

葉留佳「私たちもああやってしまえばいいのね……」

この2人は来ヶ谷が危険視していなかったが為にループの記憶を残されていた。故に、何度も世界を体験し、そして今初めてゲームマスターを打ち倒すのを見た

佳奈多「とりあえずまた次の世界で様子を伺いましょう。何も知らないフリをしてね……」

葉留佳「待っててね?理樹君……最後に貴方を奪うのはこの私たちなんだから……」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 21:05:37.69 ID:Mg7TEIaj0<> さて、マスターを失ったこの世界は急激に縮んで行く。じきに全てがやり直されるのであろう

西園「本来なら私が神北さんを消し去ってしまっても構いませんが……それをすると人よりも非力な私は不利なんですよね」

小毬「私も一緒だよ?ほんとなら理樹くんは私だけのものにしたいのだけど……まあ美魚ちゃんならいいかな?」

西園「そう言ってもらえると幸いです」




そして世界はやり直される <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 21:20:08.15 ID:Mg7TEIaj0<> 理樹(修学旅行での事故での事故を乗り越え、僕たちはやっと平穏な日常を取り戻した。あのループする世界も良き思い出として残っている)

理樹(そして何よりも嬉しいのは……)

理樹「おーい、西園さーん!神北さーん!」

小毬「あ〜、理樹君だぁ!。今から屋上に行くんだけど……当然来てくれるよね?」

西園「この状況でこないだなんて選択肢はないですけどね」

理樹「勿論だよ!だって二人は……僕の彼女なんだから!」

理樹(そう。僕は何と西園さんと神北さんの二人と付き合い始めたのだ!元の世界に帰って来た後に好きだと言われ、そして今に至る)

理樹(二人同時に好きと言われた時は困ったけど……こうして二人とも承諾する事を許してくれたのは本当に良かったよ)

西園「うふふふっ……嬉しいことをおっしゃりますね……今日もまた3人でしっぽりと過ごせます」ニコニコ

理樹(神北さんはもともとだけど、こんな柔らかな表情を向けてくる西園さんはとても可愛らしい。あぁ…僕はいつからここまでこの人達の虜になってしまったのだろうか……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 21:27:37.22 ID:Mg7TEIaj0<> 来ヶ谷「ほら、理樹君の大好物の唐翌翌翌揚げだ。ぜひ食べて見てくれ」

理樹「おお!これはまた美味しそうな……いただきまーす」パクっ

理樹「おおっ!おいしい!やっぱり西園さんの作るサンドイッチは最高だよ!」

西園「直枝さんが好きなあーんもしてあげましょうか?」

理樹「もちろんお願いするよ」ワクワク

小毬「はい、あーん」スッ

理樹「///」パクっモグモグ

理樹「エヘヘ……やっぱり何回やってもらっても照れるなぁ…」

西園「…っ、何をいいところ取りしてるんですか?怒りますよ?」

小毬「いいじゃんいいじゃん、ほら、こっちのサンドイッチは譲ってあげるよぉ〜」

西園「ならいいですが……はい、直枝さん……」


こんな風に毎日いろんな所でいちゃついている。今となっては学年公認の仲と言ってもいいぐらいの知名度がある一方、関係が冷え込んでしまった人たちもいる…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 21:28:52.87 ID:Mg7TEIaj0<> やばい>>17で痛恨のミスしました。見なかった事にしよう(提案) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 21:30:48.18 ID:Mg7TEIaj0<> 屋上

理樹「おおっ!おいしい!やっぱり西園さんの作るサンドイッチは最高だよ!」

西園「直枝さんが好きなあーんもしてあげましょうか?」

理樹「もちろんお願いするよ」ワクワク

小毬「はい、あーん」スッ

理樹「///」パクっモグモグ

理樹「エヘヘ……やっぱり何回やってもらっても照れるなぁ…」

西園「…っ、何をいいところ取りしてるんですか?怒りますよ?」

小毬「いいじゃんいいじゃん、ほら、こっちのサンドイッチは譲ってあげるよぉ〜」

西園「ならいいですが……はい、直枝さん……」


こんな風に毎日いろんな所でいちゃついている。今となっては学年公認の仲と言ってもいいぐらいの知名度がある一方、関係が冷え込んでしまった人たちもいる…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 21:36:28.65 ID:Mg7TEIaj0<> 放課後

理樹「あ、真人と謙吾!今日は野球の練習ある?」

真人「おぅ、理樹か……いや、今日もねぇよ」

理樹「そうか…最近みんなで集まる事が減ってるなぁ……」

真人「お前のせいなんだけどな……」ボソッ

理樹「え?何か言った?」キョトン

真人「いや、何でもないさ。今日もあの二人と遊ぶ予定なんだろ?行かねぇのか?」

理樹「あ、そう言えばそうだね!バイバイっ!」タッタッタ

謙吾「……はぁ……全く、無邪気に過ごして……仕方のない話だ。理樹に悪気なんてない、周りが良くなかったって話なんだ…」

真人「あぁ、アイツはすげぇ奴だ。でもそのせいでこうなっちまうだなんてな……」

二人は選ばれたが、選ばれなかったその他はそんな事実に耐えきれなかった、葉留佳とクドはともにバスターズから離れて行き、ほとんど顔を出さなくなった
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 21:43:04.65 ID:FiUfnklgO<> 謙吾「しかし、鈴は強いやつだ……最初こそショックを受けていたが、キチンと割り切ってその後も仲良く接している」

真人「確かにそうだが……俺はおかしいと思う」

謙吾「……奇遇だな。俺もそう思う、何がか言ってみろ」

西園「おや?お二人ともそんな所で何を話しているのですか?」

小毬「秘密の男子トークというやつなのかなぁ?」

謙吾「西園……神北……」

真人「いや、今日もリトルバスターズの集まりは無いって話さ」

小毬「そうなんだ……最近活動が減っちゃって寂しいな……まあ理樹くんと美魚ちゃんと過ごすことにしよー、じゃあね〜」スタスタ

真人「……おい、ちょっと場所を変えようぜ」

謙吾「あぁ、その方がいい」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 21:50:18.43 ID:FiUfnklgO<> 謙吾の部屋

謙吾「おい、念のため盗聴器の類が無いか調べろ、ベターだが、背中やポケットだ」

真人「へいへい、確かにアイツらは得体の知れない勘の良さがあるからな……忍ばされていても分からねぇかもしれねぇ」

謙吾「どうやらなさそうだな……じゃあ話してみるか」

真人「あぁ、まず第一に……」

来ヶ谷「おおっと、その話、私も混ぜてくれないか?」

謙吾「!!」

真人「て、てめえ!いつの間に!?」

来ヶ谷「まあそう警戒するな、私はきちんと後ろのドアから入って来ただろう?それに……この脚を見ろ」

来ヶ谷の美しい脚には……痛々しいギプスが嵌めてあった

謙吾「……っ!何があった……」

来ヶ谷「よかろう。全てを話そうか……」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/10(日) 21:57:55.47 ID:FiUfnklgO<> 全てを話しました


真人「けっ、何だよそれ……そんなの永遠に終わらねえじゃねえか……」

来ヶ谷「そうだな……しかもこの私を恐れてこんな怪我までさせるとは……目に物を見せてやる……」ギリィッ

謙吾「今こうして話そうとしたのも何回も繰り返されていたのか……恐ろしい話だ」

来ヶ谷「タネさえ分かれば簡単であろう。あの二人がいくらマスターとは言っても全能になる訳ではない。身体能力が飛躍的に向上するわけではない以上、君たち二人の力であの二人を取り押さえる事は容易な筈だ」

謙吾「そうだな……じゃあ善は急げだ。真人、明日やるぞ」

真人「勿論だ。アイツらには悪いが全力で行かせてもらうぜ……」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/11(月) 06:47:03.83 ID:Xj+0Gdwe0<> 今日の夜から再開します。それでは <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/11(月) 12:12:44.29 ID:6ryKR7o0O<> 小鞠さんて呼んでなかったっけ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/11(月) 21:12:35.98 ID:Xj+0Gdwe0<> あれ?小毬さん呼びだったっけ?とりあえず>>25さんアドバイスありがとうございます。では再開します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/11(月) 21:18:29.68 ID:Xj+0Gdwe0<> その日の夜……

西園「ふぅ……今日も最高の一日でした」ツヤツヤ

小毬「こんないい思いをゆいちゃんは何回も繰り返してたんだよね……ちょっと許せないかな〜って」

西園「もうその事は許してあげましょう。流石に足を折ってしまえば何も出来ないでしょうし」

「いや、アイツは謙吾達と組んだぞ?」

小毬「こ、この声は!」

西園「……久しぶりですね……鈴さん」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/11(月) 21:20:00.90 ID:Xj+0Gdwe0<> 今調べたら小毬はゆいちゃん呼びっぽかったので変えました。多少の違和感は許してm(_ _)m <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/12(火) 06:00:34.34 ID:ssAQh9cQ0<> 鈴「こまりちゃん……アタシを仲間外れにするなんてひどいぞ……あんなに仲良く過ごしてたのに……」

小毬「ごめんね鈴ちゃん、どうしても叶えたい夢があったの。だから許して?」

鈴「まあどの道『元の世界』ではアタシが一番理樹との距離が近いからな。この『偽の世界』の中でなら譲ってやろう」

小毬「……っっ!!」

西園「鈴さん……そうやって煽るのはやめた方がいいかと、それよりもさっきの話を続けて欲しいのですが」

鈴「あっ、そう言えばそれを言いに来たんだった。その通り、くるがやが二人のとこに行って話してた」

西園「……やはりあの手を使うしかありませんね……ありがとうございます。鈴さん」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/13(水) 05:26:18.62 ID:eqCXxcSb0<> 鈴「……お前らはいつまでこの世界を続けるんだ?」

西園「……さぁ?満足する日までではないかと」

小毬「まぁ100年分くらいループしたら流石に終わろうと思うかも?」

鈴「お前らやっぱり狂ってるぞ……あくまでも偽の世界の話なのにここまで執着するなんて……」

小毬「そんなの、元の世界でくっつきかけてる鈴ちゃんだから言えるんだよ!それも脅しに近い事を理樹君にして……」

鈴「アレは脅しじゃない!理樹の為を思って!」

西園「……鈴さんもやっぱり私たちと同じく狂っているんですよ?自覚をして下さい」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/13(水) 06:38:13.44 ID:8eKQNqego<> 面白い <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/13(水) 07:12:44.97 ID:eqCXxcSb0<> 回想……


杉並「直枝くん!私と付き合って下さい!」

理樹「えぇっ!そんないきなり……もうしばらく時間をくれないかな?」

杉並「うん…待ってるからね?」ニコッ

理樹「う、うん///」ドキッ

杉並に告白されたという話は理樹を介してバスターズのメンバーに広まっていった……

、 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/13(水) 07:14:09.00 ID:eqCXxcSb0<> 今日の夜から再開します。寝落ちが多すぎて途切れ途切れですがお許しください。それでは <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/14(木) 03:09:44.24 ID:YC0zqQUmO<> 真人「へぇー、理樹の奴、いつの間に告白されてたんだな」

謙吾「お、おい!他の女子がいる時にその話は……」

来ヶ谷「フフフフフフフフ…………やはりあの時二人だけじゃなくあの女もやるべきだったか?」イライラ

葉留佳「ほとんど話した事もないくせに理樹君を取ろうだなんて許さない……」

恭介「お、お前らちょっと落ち着けって、まだ理樹が告白を受けるだなんて決まってないだろう…」

小毬「そんな事は問題じゃないんだよ。告白したのが問題なんだからね?」

鈴(理樹が取られちゃうかも知れない……それもロクに話した事もないような女に……どうすればいい?)

猫達に聞いてみようと一度鈴は教室を出て、廊下を歩く。ふと、空き教室に立ち寄ってみると、重そうな荷物が高く積んであり、入る事は困難であったことに気づく

鈴「ここは危ないな…アイツらが入ったら崩れちゃうかも……」

その時、鈴の頭にある考えが浮かんできた。そして、善悪を考えるまでもなく、次の瞬間から行動に移していた

鈴「これをこの位置に持ってきて……紐はこっちにっと……」

鈴「これでいい……理樹の為には……ううん、あの女を引き離す為にはこれが一番なんだから」

鈴「…………」


鈴「<??><??>」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/14(木) 03:12:10.85 ID:YC0zqQUmO<> <●><●> <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/14(木) 08:01:49.28 ID:YC0zqQUmO<> 杉並「ん?机の上に手紙が……ひょっとして直枝くんから!?」

杉並「えーっと、『3階の空き教室に来て』だって…よし、行ってみよう!」

杉並「もしも断られたらどうしよ……いいや!ここはポジティブに……」ブツブツ

そして……

杉並「ここが空き教室かぁ…なんかいっぱい物があるけど……お邪魔します!」ガラッ

杉並「ってあれっ?いない?」

鈴「<●><●>」

グイッ

ガラガラ!ドサドサッ!!



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/14(木) 08:04:50.23 ID:YC0zqQUmO<> 来ヶ谷「なに!そうなのか……」

理樹「え?どうしたの?」

来ヶ谷「杉並君が大怪我をして救急車で運ばれたそうだ……現場は立ち入り禁止だ」

理樹「そ、そんな!どうして…」

西園「荷物が空き教室に大量に置いてあって……それが全部落ちてきたそうです」

謙吾「あそこは運動部の機材も置いてあったからな……心配だ」

小毬「……」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/14(木) 08:09:31.92 ID:YC0zqQUmO<> しばらくして

鈴「杉並さん、大丈夫だろうか…」

小毬「……ねえ、鈴ちゃん?」

鈴「どうしたんだ?小毬ちゃん」

小毬「杉並さんが怪我したのは……鈴ちゃんがやったんじゃないのかな?」

鈴「そ、そんな事ない!アタシはやってない!」

小毬「じゃあ……なんで鈴ちゃんは現場から何か紙を持って出てきたのかな?いつもの鈴ちゃんなら絶対に先生を呼ぼうとするのに」

鈴「……」

小毬「それに私、見ちゃってたんだ……鈴ちゃんが荷物を落ちやすい位置に運んでた事」

小毬「でも…私も杉並さんに理樹君を取られたくないって気持ちがあったから……だから見逃したんだ。ふふっ私も同罪だよね?」

鈴「バレてたなら仕方ない……でも仕方なかったんだ」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/19(火) 01:16:27.78 ID:weOFpUjI0<> 鈴「だっておかしいじゃないか!あたしは小さい頃から理樹のどんな事でも知ってて高校に入ってからもずっと一緒にいたんだぞ!他の女の子達よりもよっぽどあたしのほうがいいに決まってるんだ。それを後から来た女が理樹のうわべだけを見て奪おうとするなんて許せるわけがないんだ!!第一あたし以外の誰が理樹にふさわしいと思う?例えば理樹は朝起きてからはしばらくの間ぼーっとしてて受け答えが曖昧でその中で目を覚ますために必ず洗面所に行った後に外に出るんだ、そしてあたしに向かっておはようって言う。そして朝ご飯を食べながら…」

小毬「も、もういいから!ちょっとストップ…」ビクビク

鈴「とにかくあの女が理樹を取ろうとしたからこうなるんだ…小毬ちゃんも場合によってはこうなるかもしれないから……だから理樹の事は諦めて欲しい」

小毬「それはいやだよ。理樹くんは私がいなきゃいけないんだからね」

鈴「……」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/19(火) 01:17:21.47 ID:weOFpUjI0<> 遅くなって申し訳ありません。また再開していくのでよろしくお願いします <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/19(火) 01:24:46.45 ID:weOFpUjI0<> 西園「……まぁあの事件が鈴さんのした事というのは私たちの中では有名でしたが…そこまで末期だとは思いませんでした」

小毬「その後鈴ちゃんは私のお菓子に変な薬を入れたりしてきたから大変だったんだよ〜私が気づいてなかったら何回か病院送りになってたかも?」

鈴「忠告を聞かなかった小毬ちゃんがいけないんだからな。それより……結局現実世界での杉並さんはどうなったんだ?」

西園「杉並さんは2週間の入院ですよ?まだ退院して無かったはずです……災難ですね」

鈴「全くだ」

小毬「鈴ちゃんがそれを言うんだ……」
<> saga<><>2018/06/19(火) 01:31:53.10 ID:weOFpUjI0<> しばらくしてから鈴は去っていった……


小毬「あれをするしかないって言うのは……やっぱりあの3人を殺しちゃうって事かな?」

西園「えぇ、でもいっぺんに消してしまうと直枝さんが気づいてしまってリセットする羽目になりますから……誰か1人、宮沢さんか真人さんにしましょう。来ヶ谷さんは心配ないかと」

小毬「う〜ん…やっぱり謙吾くんにした方がいいかな?頭が良さそうだし」

西園「はい。と言うわけで明日の朝には決着をつけてしまいましょう……直枝さんは絶対に渡しません」

小毬「もちろん……2人で永久に理樹くんを独占しようね……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/19(火) 01:46:30.57 ID:weOFpUjI0<> 早朝

謙吾「ふっ…ふんっ……」ブンッブンッ

西園「今日も朝から練習ですか……熱心なものですね」

謙吾「…そんなお前は随分と物騒な物を持っているじゃないか、その銃は遊びで使ってたものか?」

西園「…もちろん、そのようなものではないですとも」

そう言うと、西園はトリガーを引く。「バシュッッ」と言う音を立てて光線が飛び、後ろの壁に穴を開ける

謙吾「NYPだったか?あの時みたいに楽しめそうなものではなさそうだな……」

西園「貴方は知りすぎてしまいました…この場で始末します。なんて言う台詞は少々アクション物の読みすぎですかね?」

謙吾「いや、この状況にピッタリだと思うが?」

謙吾は分かっていた。いくら自分と西園との間に力の差があっても、あんな兵器を持っている時点で勝負にならないと。だからとにかく時間稼ぎをする、真人でもいい、誰でもいいから仲間が来るまで話続けなくては、と
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/20(水) 01:30:26.23 ID:1v5IRaoT0<> 謙吾「お前達はそんなに理樹の事が好きなのか?」

西園「分かりきった事を聞くのですね、勿論ですとも」

謙吾「お前は…理樹のどこに惚れた?助けてもらったからか?それとも見た目か?」

謙吾にとってそれは話を繋げるための発言に過ぎなかった。こうして若干の煽りを加える事で話に引き込むためであったのだが……

西園「……」バシュッッ!

謙吾「……っっ!!」バッ

謙吾(掠ったか……こいつ、いきなり頭めがけて撃ってきたな…)

西園「流石の身体能力と言った所ですが……そんな安い挑発をしようとは思わない事ですね」

既に西園の目に光は無い。多分次に同じような事を言ったら即蜂の巣にされているだろうと悟り、謙吾は黙り込む
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/20(水) 01:40:44.29 ID:1v5IRaoT0<> 西園「そもそも直枝さんの良いところは宮沢さんの方が余程ご存知だと思いますが……まぁ強いて言うならば存在から特別な人です」

謙吾「存在?」

西園「私はあの人に自分と言う存在を認めてもらいました…あの人が居なければ私は今も変われることもない無為な毎日を送っていたことでしょう」

西園「それに…あの人と居るだけで私は幸せなんです。それこそあの人の為なら何でもできる程に」


謙吾「……まぁ理樹のおかげで今の俺達がいると言っても過言ではないが……それでもこんな世界を作るのは異常だ。今すぐに辞めるんだ」

西園「何故辞める必要があるのですか?貴方だって前まであったあの世界を終わらせたく無かったと強く願っていたではないですか。それに今はもう命の危険がある訳でもない、だから出来るだけ愛する人と居たいと願うのは当然でしょう」

謙吾「いくらそんな事を言ってもここは偽の世界だ。何をしたって現実とは関係ないんだぞ!まだ気づかないか?」




<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/20(水) 01:51:33.47 ID:1v5IRaoT0<> そう言うが、もはや西園にそんな声は届かない

西園「貴方とは分かり合えそうにありませんね……では」

銃口を向ける西園、しかしその後ろにゆっくりと近づく影があった事には全く気付くことは無かった

謙吾「…今だ!!真人!」

西園「……!!」バシュッバシュッバシュッ!!

その声に即座に反応した西園は、振り向きざまに何発も銃を撃ち続けた。結論から言うと……真人は西園を取り押さえることはできなかった

真人「…ぐぅっ!…イッテェ…腹に当たってやがる……」ドサッ

謙吾「真人!!……くそっ!!」ダッ

謙吾はすぐさま西園の元へ走るが、もはや勝敗は明らかである、ゆっくりと、銃を構える西園、そして……

西園「ではさようなら、また次の世界でお会いしましょう……」

謙吾が最期に聞いたのはこの台詞であった




<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/20(水) 04:04:11.82 ID:KICpYbPsO<> 蘭子「混沌電波第173幕!(ちゃおラジ第173回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529353171/ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/21(木) 02:28:50.89 ID:SmZ148jlO<> …………


西園「ふぅ…何とか凌ぎました」

謙吾と真人は共に敗れ、既に世界から消え去っていた

小毬「さすが美魚ちゃんだね!私だったら絶対撃っても当たらなかったよぉ〜」

西園「居たんですか……少しは助けてくれれば良かったのですが…」

小毬(あわよくば共倒れになってくれた方が理樹くんを独り占めできたんだけど……まあ良しとしようかな?)

西園「ひとまず最大の脅威は排除できましたし…次は確実に記憶を消しておきましょうか」

理樹「あっ!西園さんと小毬さんじゃないか!おはよー!」ニコニコ

西園「おはようございます。直枝さん」

小毬「おはよ〜、今日は一段といい朝だね!」

理樹「ん?何か良いことでもあったの?」

西園「まぁ安心できるようになったと言うべきですかね……さて、それよりも一緒に朝食をとりませんか?」

理樹「うん!早く行こう!」

西園(こんなひと時を過ごせると言うだけで手を汚した甲斐があったと言うものです)

小毬(西園さんがいれば戦う事になっても安心だなぁ…)

………


クド「全く……正面からぶつかるからこうなるのです。私が手本を見せてあげしょうか……」





<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/21(木) 02:39:14.39 ID:SmZ148jlO<> 西園「ここはひとつあーんとやらをしましょうか」

理樹「えぇっ!!恥ずかしいよ///」

小毬「いいからいいから〜」

理樹「じゃ、じゃあまず西園さんからで…はい、あーん」

西園「///」モグモグ

小毬「わぁ〜美魚ちゃん顔真っ赤だよぉ」

西園「こ、これは相当なものですね……」ポタポタ

理樹「西園さん!?鼻血出てるよ!?拭かなきゃ!」ゴソゴソ

理樹「はい、こっち向いて……そう、動かないでね」ふきふき

西園「」ブシャァッ

小毬「うわぁ……」

ワイワイガヤガヤ

来ヶ谷「コロスコロスコロスコロス……」ブツブツ

クド「来ヶ谷さん……随分と悔しそうですね……」

来ヶ谷「クドリャフカ君か……当たり前じゃないか、前までは私が少年と共に過ごしていたと言うのに……」

クド「あなたは何度もこれを繰り返していたじゃないですか。私なんて一度もそんな事してないんですよ?今だってたまたま朝の謙吾さんと真人さんの会話から分かったってだけです」

クド「でも分かったからには容赦しません。絶対に……何があってもあの2人からその座を奪わなくてちゃいけないんです。私こそが……リキに相応しいんですから」

来ヶ谷(この子も大概壊れてるな……いや、純粋な悪意がある分鈴君よりもタチが悪い)





<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/21(木) 02:47:29.88 ID:WM1iJM3I0<> 来ヶ谷「でもどうすればいい?武力に優れていた2人はもう敗れ去ってしまったし、ほかにどうしようと言うんだ?」

クド「心苦しいのですがリキを人質に取る必要があるかもしれないのです……」

来ヶ谷「それは無理だろう…四六時中あの2人が張り付いているんだ。……クッ、せめて私の脚が無事ならば話は変わっていたのだが……」

クド「とりあえずリキと接触しませんか?いい加減リキ分が不足して死んでしまいそうなのです」

来ヶ谷「そうだな、私も少年と戯れたいと思っていたんだ」ダッ

クド(反応が早すぎます…)

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/21(木) 03:01:51.30 ID:WM1iJM3I0<> 来ヶ谷「やぁ少年、楽しそうな事をしているではないか」ダキッ

理樹「わぁっ!?来ヶ谷さん!急に抱きつかれたら恥ずかしいな…」///

小毬「あれ〜ゆいちゃんだぁ!その脚はどうしたの?」ニヤニヤ

来ヶ谷「……いくら小毬君でも言って良いことと悪い事があ?んだぞ?」ギロッ

クド「り、リキ!!久しぶりなのです!」ギュー

理樹「クド!?たしかに昨日は会ってなかったけど……そんなに嬉しいの?」

クド「はい!リキの事は大好きですから……」

理樹「そ、そんな好きって言われても……///一応彼女がいるから困るかな」カァッ

西園「ふふふふふっ……『彼女』ですか……素晴らしい響きです」ジーン

クド「……羨ましいのです。私もリキと共に過ごしたいのです……」

小毬「それは嫌だよ、私たちが理樹くんと一緒にいるんだから……」

理樹「そんな事言っちゃダメだよ?僕はみんなで仲良くいたいんだから!」パァー

女子達(天使だ……)

来ヶ谷「グゥッ……何だか凄まじく申し訳ない気になってきた……」クラクラ

小毬「いがみ合ってるのが申し訳ないよぉ……」

西園「謝ってしまいたくなります……」

クド「でも私は譲れないのです。友達としてなら許しますよ?」

そんなこんなで朝食をとった後、放課後まで移る…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/24(日) 23:35:47.09 ID:0Utm550m0<> クド「さて、どうやってあの2人を処分しましょうか?」

来ヶ谷「さぁ……正直私は手を引こうと思ってるんだ」

クド「珍しいですね、こういった話では特にイキイキとしてるのに」

来ヶ谷「正直心が折れてしまってな……それならばいっそのこと少年を眺めている事に専念しようと思うんだ」ハァ……

クド「……まぁ来ヶ谷さんは次また何かしたら存在ごと消されてしまいそうですからね、その方が良さそうかもしれません」

来ヶ谷「……一つだけ案が有る。これが一番確率が高いだろうな」

クド「!!なんですか!?教えて下さい!」

来ヶ谷「爆弾だよ、それも自前で作るのさ……製造難易度もそこまで高くはない」

クド「ふーん……いいでしょう。その案貰いました!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/24(日) 23:45:03.03 ID:0Utm550m0<> …………

西園「直枝さんに呼び出されてここに来ましたが……誰もいませんね」

小毬「うーーん……時間を間違えたかなぁ……」

理樹「おまたせ!2人とも待った?」ダッ

西園「おや、ぴったりではないですか。して、何の用があったんですか?」

理樹「それが僕もよく分からないんだ……クドにここに3人で来るよう指示されたんだけど……」

小毬「……クーちゃんがそう言ったんだ…」

西園「……これは油断しましたかね?」ボソッ

西園「直枝さん?ここに来るまでに変な事はされてませんか?何か起きませんでしたか?」

理樹「ううん?何も無かったよ?2人ともどうしたのさ、急にピリピリしだして」キョトン

小毬「な、なんでもないよ〜ってあれ?何だろうあの箱型の発泡スチロール…」

理樹「どれどれ……ん?蓋には『開けるなよ!絶対開けるなよ!!』って書いてある……」

西園「これはフリですか?フリなんですか?」ウズウズ

小毬「よし!開けてみようよ〜」パカっ





<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/24(日) 23:54:55.40 ID:0Utm550m0<> なんと中から(おもちゃの)カエルが飛び出して来た!!

理樹「うわぁっ!!」パッ

その拍子に箱を落とす理樹。しかし、その瞬間に『ドカァァン!!!』と、轟音が起こる。3人は何も考える暇なく絶命した

クド「………やりました。これで……次は私の時代なのです」

使ったのは液体窒素を利用した爆破装置。作り方は極めて簡単であり、なおかつ鉱山で発破に使われていた程の威力を持つものであった

クド「辺りが白くなっていきます……待ってて下さい、リキ。幸せになりましょうね?」ニコッ


そして世界はやり直される <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/25(月) 00:00:02.86 ID:qOlSyUZ90<> 爆破装置については説明不足なので補足。材料は厚手のビニール袋、木炭、アルミニウム、実験室に置いているような純粋な酸素、それらを箱に入れた上で液体窒素を注ぐことによって爆発を起こせます。非常に不安定な物質な為、僅かな衝撃で反応が起きちゃいます。大変危険な為、良い子のみんなは真似しない事!ちなみに液体窒素は科学部の部室からパクったという事にしといてください。それでは <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/06/25(月) 00:03:25.59 ID:3cKsGA0Wo<> 難しいことは分からんぜ
面白ければ問題ない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/25(月) 00:07:55.01 ID:qOlSyUZ90<> 理樹(修学旅行での事故での事故を乗り越え、僕たちはやっと平穏な日常を取り戻した。あのループする世界も良き思い出として残っている)

理樹(そして何よりも嬉しいのは……)

理樹「おーい、クドー!」

クド「あっ!?リキではないですか!!。今から食堂に行くんですけど……もちろん来てくれますよね?」

理樹「勿論だよ!だってクドは……僕の彼女なんだから!」

理樹(そう。僕は何とクドと付き合い始めたのだ!元の世界に帰って来た後に好きだと言われ、そして今に至る)

クド「ふふふっ……嬉しいことを言ってくれますねぇ…今日もまた2人で過ごせますね!」ニコニコ

理樹(こんな柔らかな表情を向けてくるクドはとても可愛らしい。あぁ…僕はいつからここまでこの娘の虜になってしまったのだろうか……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/25(月) 00:14:22.60 ID:qOlSyUZ90<> 食堂

クド「はいっ、リキの好きな唐翌揚げなのです!口を開けて下さい!」

理樹「あむっ、モグモグ……うん!美味しい!やっぱりクドの作ったお弁当は最高だね!」

クド「そう褒められると照れちゃうのです……///まだまだあるからどんどん食べてくださいね?」

理樹「うん!この卵焼きもおいしい!このきんぴらごぼうも最高!!」パクパクパクパク

僕は本当に幸せだ。クドが居れば他には何も要らない。この幸せが死ぬまで続けばいいと、そう思う <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/25(月) 00:21:51.87 ID:ZWV3lLYUO<> 放課後

理樹「あ、真人と謙吾!今日は野球の練習ある?」

真人「おぅ、理樹か……いや、今日もねぇよ」

理樹「そうか…最近みんなで集まる事が減ってるなぁ……」

真人「はっはっは!なーに言ってるんだよ!お前のせいじゃねーかよ」ケラケラ

理樹「えぇ!僕のせいなの!?」

真人「いや、お前らがいちゃつくから呆れちまったんだろ!全く……今日も能美と遊ぶ予定なんだろ?」

理樹「あ、そう言えばそうだ!そろそろ行かなきゃ!!」タッタッタ

謙吾「はっはっは……全く、堂々と惚気ないで貰いたいものだが仕方のない話だ。理樹が幸せならばいいさ」ニコニコ

真人「あぁ、アイツは今まで頑張ったからな!!それにあんなにお似合いな彼女まで作ってよぉ〜全く、末永く爆発しやがれ!」

そんなこんなで2人からも公認カップル扱いである……でもどこかおかしいと思うのは気のせいだろうか?いや、そんな事ないはずだ。こんなに幸せなんだから…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/06/25(月) 00:32:03.81 ID:ZWV3lLYUO<> クド「さて、待ち合わせの場所に行かなくては……」


西園「おや?奇遇ですね能美さん、こんな場所で出会うとは」スッ…

小毬「へぇ……クーちゃんかぁ……やっぱりこの手に限るよね?」ニコッ

2人ともナイフを握る。当然、西園のNYPはクドが封印している為に使えないが、2人対1人の圧倒的不利な状態なのは変わらない

西園「意表をつかれたから前回は死にました……次は二度とこんな罠にかからないようにしなければいけませんね?」

2人揃って走ってくる、が……2人は失念していた。ゲームマスターは多少なら一般人を動かせる。ということに



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