◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2018/07/01(日) 22:30:18.14 ID:Mfl2DVdDO<>『人気アイドル、桜守さんとそのプロデューサーのお泊りが発覚して早――』
バタン
奏「あら?何を見ているのかしら?」
モバP(奏の担当。以下P)「あぁ、芸能ニュースという名のゴシップ番組をな」
奏「ふぅーん。あ、これって両方が成人しているのね。ならいいんじゃない?」
P「おいおい、そんなんでお泊りしていたらモラルもへったくれもなくなるぞ」
P「奏もこういうヤツに引っ掛かるんじゃないぞ」
奏「そうね……」
奏「未成年アイドルと、肉体関係になるプロデューサーがいうことじゃなければよかったんだけどね」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1530451817
<>【モバマス】奏「そこに惚れた人がいる限り」
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2018/07/01(日) 22:31:13.06 ID:Mfl2DVdDO<> 極めて短い、奏誕生日SSです
こちら、独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/01(日) 22:34:10.87 ID:Mfl2DVdDO<> P(俺と奏。担当アイドルにして同棲相手。当然、肉体関係)
(プロデューサーとして、恋人として、将来の伴侶予定者として誓いあった仲だ)
(まぁ、なんていうか事の始まりは……) <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2018/07/01(日) 22:45:11.56 ID:Mfl2DVdDO<> ――それは
「ハッピーバースデー!」
パンパーン
奏「ふふふっ、いくつになっても誕生日をお祝いしてもらえるっていいわね」
朋「まだ10代!うん、私は若い!」
海「こらこら、最年長が何を言ってるんだ?」
雪菜「そうですねぇ。来年はもう成人ですからぁ、誕生日のお祝いは無しってことでぇ」
朋「嘘!嘘!いやぁ、楽しい楽しい誕生日だなぁ」
ワハハハ
フレデリカ「奏ちゃん、コンステレーション!」
美嘉「何故に米空母?」
志希「そもそもフレちゃん的にフランス語をしゃべるべきで〜?」
フレデリカ「フレちゃん、難しいフランス語は忘れましたー!」
奏「はいはい、私へのプレゼントは漫才でいいのかしら?」
周子「もう、わかってるくせに」
ワハハハ
ガチャ
P「お、やってるな」
奏「ちょっと?担当アイドルの誕生日なんだから最初から参加しなさいよ」
P「すまんな。さすがに抜け出せなかった」
奏「……もう」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2018/07/01(日) 22:55:14.87 ID:Mfl2DVdDO<> フレデリカ「ほらほらプロデューサーも、奏ちゃんにキスでも接吻でも口付けでもして許してもらおうよ」
志希「いいねぇ〜甘酸っぱいムードになるようにアロマを焚こうか」
美嘉「それはみんながそうなるからこないだ怒られはばかりでしょ!!」
奏「やっぱり、漫才がプレゼントじゃないの」プスー
周子「いやいや……ほらプロデューサー」
P「あ、あぁ。奏、今夜は空いているよな」
奏「あら?夜のデートのお誘いかしら?朝までしっぽりしたいのね?……汚されちゃったわ、よよよ」
フレデリカ「プロデューサー、サイテー」
志希「サイテー!」
P「お前らなあ……とりあえずよかったら、景色のいいレストランでディナーを誘いたいんだが」
奏「あら?本当にお誘い?ふふっ、キスだけで足りるかしら?」ピトッ
P「奏ぇ〜」
朋「それじゃこの開運のロケットランチャーを撃つわね」ワクワク
海「お、お、おいおい。人に向けるなよ」
雪菜「ちょっとぉ〜」
朋「まぁ、冗談だって」
ゴトッ
「おっとっと」ガシッ
ポチッ
三人「え゛っ」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2018/07/01(日) 23:01:17.70 ID:Mfl2DVdDO<> BAHUM-FOOOOM!
奏「きゃっ!」
P「奏っ!」
チュッ
二人「……えっ」
フレデリカ「あー、キラキラの紙吹雪がいっぱいだね」
志希「にゃはは、おっきな紙に大吉って書いてあるよ」
美嘉「ジョークグッズにしては盛大ね」
周子「あれ?……奏?」
奏「あ……」
(や……)
(やっちゃった……)
(私の……)
(私の初めての)
(キス……) <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2018/07/01(日) 23:06:58.15 ID:Mfl2DVdDO<> 周子「奏っ!しっかり!」
志希「揺らしちゃダメ。直撃コースだから頭打ったわけじゃないよね?」サスリサスリ
奏「あ……」ボーゼン
朋「ごめん、本当にごめん……」
美嘉「でもプロデューサーがいたから当たるようなことはなかったような……?」
海「とりあえず医務室へ」
フレデリカ「……ねぇ、プロデューサー」
P「な、なんだ?」
フレデリカ「奏ちゃんのファーストキス、おいしかった?」
P「な、なんのことかなぁ(棒)」
フレデリカ「……」
「今はごまかしてもいいけど」
「奏ちゃん、今ので一線を越えちゃったかもしれないから、ちゃんと責任は取ってあげてね」
P「……」
「……おおう」
フレデリカ「……ならよし」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2018/07/01(日) 23:11:37.84 ID:Mfl2DVdDO<> …………
……
P(それ以来、バネが壊れたかのように奏は猛烈に接してきた)
(普段大人っぽくみせている反動か、年相応……いや、若干子どもっぽくなったりもする)
(恋人だけが知ってる特権ってヤツの、膨れた時のヤキモチ具合いもかわいいんだな、これが)
奏「Pさん?どうしたの?」
P「あぁ、なんでもないさ」
「それより、もう夜も遅い。寝るか」
奏「あら?」
「一緒に寝ないのかしら?」 <>
◆Vysj.4B9aySt<>sage<>2018/07/01(日) 23:16:39.65 ID:Mfl2DVdDO<> チュンチュン
バタン
P「おはようございますっ!」ツヤツヤ
奏「おはようございます」ツヤツヤ
ちひろ「……おはようございます」
フレデリカ「ボンソワール!夕べはお楽しみだった?」
奏「えぇ、朝まで繋がっていたわ」ツヤツヤ
P「おかげで寝れなかったよ」ツヤツヤ
志希「うーん、朝から男女のまぐわいのフレグランスが」
周子「……もういいや」
美嘉「慣れたら負けだからね……」
(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/01(日) 23:17:45.34 ID:Mfl2DVdDO<> あれ?お誕生日の話なのにただのリア充カップルになってしまったよ
とりあえずありがとうございました <>