以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/10(火) 23:16:52.95 ID:Zwsn+4/wO<>この作品はパワプロ要素があるので詳しくない人は分かりにくいかも。本編終了直後の高校2年の9月からスタート(最近のパワプロサクセスと同じ)で途中安価出す事もアリ。それではスタートです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1531232212
<>【パワプロ×リトバス】理樹「え?甲子園を目指すって?」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/10(火) 23:25:54.01 ID:jn2crAc30<> 恭介「ああ。お前たちで甲子園を目指すんだ」

理樹「そんな事言っても……僕たちほぼ素人なんだよ?いくら真人とか謙吾が上手いって言っても限度があるって……」

恭介「甘いな……世間には俺たちと同じ時期まで不良真っ只中だった連中をまとめ上げて甲子園を制した高校も存在するんだぞ?お前だってやれば出来るはずだ!」

真人「甲子園か……これは俺のパワーを炸裂させる絶好のチャンスじゃねえか。よしっ!俺は乗ったぜ!」

理樹「で、でも……いざ来年になったら恭介も居なくなっちゃうし…それじゃあ勝てないよ!」

恭介「全く……じゃあ理樹は諦めるのか?甲子園なんて一生に一度しか目指さないんだぞ?」

理樹「そ、そんな事ないよ!そう言うならやるよ!僕がみんなを甲子園に連れてくからね!」

恭介「よく言った!!早速皆に伝えてこよう!」


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/10(火) 23:38:21.90 ID:jn2crAc30<> 謙吾「甲子園か……たしかに面白そうだが俺には剣道が……」

恭介「ふぅん……まぁそうだろうな、お前に掛け持ちなんて芸当は無理だろうな」プッ

謙吾「な、なんだと!?それならばやってやろう!お前に舐められたまま終われるか!」ムキーッ

理樹(ちょろい)

来ヶ谷「甲子園か……女性でも目指せるようになった今、挑戦しない手はないな」

理樹(よし!貴重な戦力ゲット!)

クド「おおお……なんとも素晴らしい企画なのです!是非そのコウシエンとやらに行きましょう!」ワクワク

小毬「もちろん!わたしもこうしえんに行くよぉ〜お菓子持って行ってみんなで食べようね!」ワクワク

理樹(意味分かってないな……)

葉留佳「甲子園……?テレビなんて殆ど見せて貰えなかったから後で教えて?理樹君」??

理樹「うん。なんでも教えるよ」ブワッ

西園「球児たちの汗と涙と友情……想像するだけでお腹いっぱいです」

理樹(いつも通りだ)

鈴「あたしが投げるのか?いくらなんでも毎試合はキツイぞ……」

理樹「大丈夫だよ。鈴なら絶対やれるって」

鈴「理樹がそう言うなら……」

恭介「とりあえずは俺を含めて9人。ただし俺は卒業しちまうから後1人連れてこないとな……、とりあえずこのメンバーは全員野球部登録したから、しばらくしたら練習試合でも手配しておこう」



リトルバスターズのメンバー達は野球部に入った!!





<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/10(火) 23:48:33.09 ID:jn2crAc30<> とりあえず能力値。左から弾道、ミート、パワー、走力、肩、守備力、捕球の順で行きます

理樹2EEDEDD

謙吾3BBCACB

真人4FACAFF

唯湖3BDADBB

小毬1EFFFFF

三枝2DEDDBE

クド1FFBGEG

西園1FGGFED

鈴MAX150スタBコンCスライニャー2、ニャーブ2、ニャックル2、シンカー2、シュート2

以上です。能力値はイベントによって上がったり下がったりします。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/10(火) 23:59:46.42 ID:jn2crAc30<> 恭介「さて、まずは基礎練から、と言いたいところだが……」

理樹「……とまぁこれが甲子園ってやつなんだ」

葉留佳「ほぇーーそんなに難しいところなんだぁ……」

クド「わふーーー!?甲子園とはそんなに行くのが難しいところなのですか!?」

小毬「そ、そんなの無理だよぉ〜」

理樹「そ、そんな事ないさ!僕たちが頑張れば行けるって!ねっ?来ヶ谷さん!」

来ヶ谷「ふむ……正直少し厳しいのではないだろうか……」

理樹「そ、そんなぁ…」

謙吾「おいおい……もう少し希望を持たせてやってくれよ……」

来ヶ谷「そうは言ってもこの戦力じゃあとてもじゃないが1回戦を勝ち抜けるかも怪しいぞ?」

恭介「どんなチームでも最初は下手なんだ。要は頭を使って行かなくてはならない、例えばこのチームは謙吾を軸にして繋ぐ役、足でかき回す役、そして一発を狙いに行く役、と言った風に役割分担をしたりするとまた変わってくると思うぞ?」

恭介「ちょうど俺は部を結成してすぐにバス停前高校という場所に練習試合を頼んだ。向こうもそこまで強くない高校だからか、快く受け入れてもらえたよ。まずはそこで実力を見てみよう」

理樹「い、いきなり試合か……まぁやるしかない!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/11(水) 00:09:12.36 ID:L/qGTkuB0<> 当日


田中山「よーし、今日は結成したばかりの野球部相手だ!絶対に勝つぞ!!」

おーー!

恭介「絶対に勝つ、か……お前たちは野球経験がないと思われてるからな、真の力を見せてやれ!」

理樹「もちろん!絶対に負けないよ!」

恭介「ちなみにオーダーを見せてくれ。理樹はどう言うオーダーを組んだ?」

理樹「僕のオーダーは……あった、これだよ?」

1番ショート来ヶ谷

2番ピッチャー鈴

3番ファースト真人

4番サード謙吾

5番キャッチャー理樹

6番センター葉留佳

7番セカンド小毬

8番レフト能美

9番ライト西園

恭介「ほぉ……ポジションはこんなものだろうな…打順もそれなりと言ったところか」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/11(水) 00:13:06.11 ID:L/qGTkuB0<> >>8で試合の勝敗を決めて下さい。また、勝った場合は殊勲選手、負けた場合は戦犯の選手の名前を書いて下さい

※選択によって選手の能力に関わります <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/11(水) 03:50:20.33 ID:jl4uYNsVo<> 負け
真人 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/11(水) 03:50:50.03 ID:jl4uYNsVo<> 時間帯差っ引いてもコンマ二桁目偶奇数で勝ち負け、一桁目MVPとかじゃないとレスつきづらいと思う <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/11(水) 07:13:55.84 ID:cdRmm/UDO<> >>9アドバイスありがとうございます!次の安価からはそうしようと思います。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/11(水) 12:22:50.06 ID:R8SBOpN2O<> 期待でヤンス <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/11(水) 23:18:52.01 ID:L/qGTkuB0<> 理樹「今日の成績は3打数1安打0打点。チームは8対3で負けてしまった……」

謙吾「……真人。お前の成績を言ってみろ」

真人「さ、3打数0安打…3三振」

来ヶ谷「ついでに何度エラーした?」

真人「よ、4回……」

理樹(ファーストが4エラーとかそりゃー負けるよ……)

恭介「ったく……能美でさえ2エラーで凌いだと言うのにお前は……これからはお前の守備を鍛える必要があるな」

西園「外野で2エラーも大概だと思います……」

葉留佳「美魚っちもエラーにならないだけで3回ぐらいバンザイしてたけど……」

理樹「鈴は頑張ってたけどこのバックじゃキツイよね…」

鈴「あ、あたしが悪いのか!?全員三振にしなきゃ勝てないのか!?」→9回11K被安打10

恭介「鈴は実質7安打しかされてないからな……やはり課題は守備か…」

謙吾「クソッ……俺がもっとホームランを打たねば……」3打数3安打2本塁打

来ヶ谷「この私が全打席出塁をしなければキツイかもしれんな……」3打数1安打1四球2盗塁

恭介「ま、初の試合だしこんなものだろう。じゃあ帰るぞー」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/11(水) 23:19:07.57 ID:cdRmm/UDO<> 理樹「今日の成績は3打数1安打0打点。チームは8対3で負けてしまった……」

謙吾「……真人。お前の成績を言ってみろ」

真人「さ、3打数0安打…3三振」

来ヶ谷「ついでに何度エラーした?」

真人「よ、4回……」

理樹(ファーストが4エラーとかそりゃー負けるよ……)

恭介「ったく……能美でさえ2エラーで凌いだと言うのにお前は……これからはお前の守備を鍛える必要があるな」

西園「外野で2エラーも大概だと思います……」

葉留佳「美魚っちもエラーにならないだけで3回ぐらいバンザイしてたけど……」

理樹「鈴は頑張ってたけどこのバックじゃキツイよね…」

鈴「あ、あたしが悪いのか!?全員三振にしなきゃ勝てないのか!?」→9回11K被安打10

恭介「鈴は実質7安打しかされてないからな……やはり課題は守備か…」

謙吾「クソッ……俺がもっとホームランを打たねば……」3打数3安打2本塁打

来ヶ谷「この私が全打席出塁をしなければキツイかもしれんな……」3打数1安打1四球2盗塁

恭介「ま、初の試合だしこんなものだろう。じゃあ帰るぞー」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/11(水) 23:19:52.60 ID:cdRmm/UDO<> 重ねて送ってしまって申し訳ないでやんす <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/11(水) 23:24:49.02 ID:cdRmm/UDO<> 試合の日の夜


真人「なあ理樹……俺、なんか変な感じがするんだ……」

理樹「え?どうしたの?」

真人「いや、俺が今日足引っ張っちまってそのまま帰るときな?なんかいやーな雰囲気が俺を覆ったんだぞ?なんかあったと思うんだが」

理樹「えぇー?気のせいだよ…多分」

真人「ま、そうだな!切り替えて今日は寝るか!」


真人は三振しやすくなった!!

真人はチャンスに弱くなった!!

真人は大事な場面でエラーしやすくなった!!
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/11(水) 23:33:58.78 ID:cdRmm/UDO<> 9月3週


恭介「今日からお前たちにはひたすら守備練習を行ってもらう!特に真人!お前は謙吾が付きっきりでノックを打ってくれるそうだ。有り難く思えよ?」

謙吾「あぁ、是非とも俺にしごかせてくれ」

理樹「うわぁ……真人、生きて帰って来てね……」

恭介「能美と小毬と西園は来ヶ谷が基本的な守備の動きを教えてくれる。まずはグラブの出し方から練習しような」

来ヶ谷「フフフ……この私直伝のグラブ捌きで必ずや全員名手にしてみせよう」

小毬「ほぇ〜、わたしがいちろーさんのような外野守備になっちゃうのかぁ〜」ホワホワ

恭介「理樹と鈴は俺が担当しよう。鈴の変化球練習に理樹も付き合うんだ」

理樹「うん!分かったよ!」

鈴「あたしの変化球をもっと曲がるようにするのか!これ以上曲がることなんてあるのか?」

恭介「もちろんだ。先ずはカーブもといニャーブから練習しような」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/11(水) 23:45:29.49 ID:L/qGTkuB0<> 投球練習

鈴「フンッ!」ビシュッ

理樹「おぉ!今のはよく曲がったよ!」

恭介「そうだ。単に指先で抜くだけでなくもっと手首のスナップをきかせるようにして投げ込んでいけ、握りを変えれば落ち方も変わるからいろんな握りを試すのもアリだな」


500本ノック

謙吾「おら真人!!まだ200球しか取ってないぞ!!あと300球取らなければ終わらさんからな!」

真人「ひ、ヒィィッ!!謙吾が…鬼に…」ゼェゼェ

基礎練

来ヶ谷「フライの追い方はグラブを出しながら走るのでは無く、落下点に着いてから出す。ボールを取る際も目線を離さずにしっかりとキャッチするのが重要だ」

西園「えぇと……こんな感じですかね……」フラフラ

来ヶ谷「まぁ初めのうちはそんなものだろう。慣れればもっとスムーズに動ける」

練習が終わった!


それぞれの能力値が上がった!

鈴 ニャーブ2→3

真人 赤特エラー除去


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/12(木) 00:06:43.30 ID:8x57iSwe0<> 恭介「ふと思ったんだが三枝はどこに行ったんだ?姿が見えないようだが……」

来ヶ谷「あぁ、どうも用具の使用方法を巡って話しているらしい。なんせこの野球部は実質廃部だったせいで予算が無くてな…」

理樹「そういえば今は辞めちゃったけど元風紀委員の二木さんがいたから多分大丈夫だと思うよ」

葉留佳「それがですねぇ…どうも厳しいみたいなんですヨ……」

謙吾「おお、いつの間に戻って来ていたのか…して、何故ダメだったんだ?」

葉留佳「ほら……野球部が無い分その用具も全部ソフト部が使ってて……今更取り返すのはできないって事らしいんですねー…」

恭介「……まぁそれは仕方ないか……今ある機材で頑張っていこうか」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/12(木) 01:26:56.31 ID:owRUxQFm0<> りっきゅんの出番はあるのかね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/12(木) 11:01:07.80 ID:eCPxWf44O<> 三振はいかんでしょ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/12(木) 23:40:02.81 ID:8x57iSwe0<> 10月1週に入る前に補足。佐々美のルートと佳奈多のルートは共にクリアした前提で進みます。それでは再開 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/12(木) 23:46:23.23 ID:8x57iSwe0<> 10月1週

恭介「よし。全員揃ったな?それじゃあ今日の……おや?理樹はどうした?」

真人「そういや放課後からどっか行ってるな…どこに行ったんだ?」

理樹「おーい!遅くなってごめんよー!」

謙吾「遅かったじゃないか、どうしたんだ?」

理樹「それが……新しい部員が入るんだよ!」

クド「おおっ!!新たな仲間が加わるのですね?誰なのでしょうか!」ワクワク

??「やっ、やっぱりダメですわ……こんな今更……」コソコソ

理樹「大丈夫だって、みんなそんなの気にしないから」

鈴「そ、その声はまさか!」

さささ「え、えぇそうよ!わたくし笹瀬川佐々美ですわ!!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/12(木) 23:54:06.57 ID:8x57iSwe0<> 恭介「なに!?我が部に入部してくれるのか!?」

さささ「か、勘違いしないでくれませんこと?わたくしはこのあまりにも貧相な練習風景を見るに堪えなく思って手を差し伸べて差し上げるのですわ。どうぞ入ってください佐々美様とでも言って貰えたら助っ人になってあげても良くってよ?」

理樹「あぁ、そうなんだ。じゃあ要らないから帰っていいよ?」シレッ

さささ「」ガーン

来ヶ谷「こらこら、あまり佐々美君をいじめるでないぞ?少年」ムギュー

さささ「な、なんですの!?あなたまさかそっちの気が!?」ビクゥッ

来ヶ谷「いやいや、私は可愛い物が大好きなだけさ」スリスリ

さささ「ちょっ、そんなとこ触るのは……ふにゃああああ!!??」


その後10分間来ヶ谷のスキンシップに翻弄され続ける佐々美であった……

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/13(金) 00:08:16.66 ID:Qh9YXXFK0<> 10分後……


恭介「して、何でわざわざ野球をやろうと思ったんだ?お前にはソフト部があるじゃないか」

佐々美「いえ、その……わたくしもみなさまと共にやりたくなったと言うか……その……///」

理樹「もともと鈴とも仲良くなりたかったけど中々素直になれなかったんだよね?佐々美さん」

佐々美「な、ななっ!!そんなことは……」

鈴「なんだ。そうだったのか、それなら素直に言えば良かったのに」

葉留佳「まったく…素直になれないのは良くないですねー」

来ヶ谷「ツンデレ属性は佳奈多君だけで充分だ」

佐々美「あ、あうぅ……///」

恭介「よし!じゃあ入部テストだ!野球をやるにあたって最も大切な物は一体何だ!?」

佐々美「それはもちろん青春の絆!汗と涙と友情以外にありませんわ!!」

恭介「合格だぁ!!入部決定!!!」

西園「おお……これで10人揃いました……!」

真人「おっしゃあ!!これで大会に出られるぜぇ!!早速秋の大会に登録しようぜ!!」

謙吾「待て、もう登録はできん。そもそもおまえは守備練習からだ!!早速俺がノックを打ってやるから三塁ベースに向かえ!」ビシィッ

真人「は、はいぃ!!」

恭介「ならば早速練習だが……まずは実力を見せてもらおうか」

佐々美「もちろん構いませんわ?いきなり棗さんの座るエースの座を奪い取って見せますわ!!」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/14(土) 02:24:55.49 ID:2vclK+hW0<> こんな時間からですが再開します。土曜からは早めに書けるかも。それでは <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/14(土) 02:36:36.35 ID:2vclK+hW0<> 投球練習


鈴「うにゃっ!!」ズバーン

理樹「おぉ…今日はいつも以上に気合が入ってるね…」

鈴「当然だ!!ささささささみなんかにマウンドなんて譲ってたもるものか!!」

鈴(それにアイツも理樹とのタッグの座を狙ってるんだ……この場所はゼッタイ譲りたくない……)

佐々美「わたくしはさ、さ、せ、が、わ、さ、さ、み、ですわ!!噛まないで下さいませんこと!?」

佐々美「と言うよりもあなた……確かに球は速いですけどもコントロールがなってませんわ。それじゃあ並以上の打力のチームには勝てないでしょう?」フフンッ

鈴「な、なんだと!?」

佐々美「では直枝さん?わたくしの球を受けて下さいな。もちろんコースはお言いつけの通りに投げて見せますよ」

理樹「う、うん。分かったよ……」

理樹(アウトコース低めギリギリのライン。ここに投げればめったに手を出さないコースだけど……)

佐々美「では見せますわ……わたくしの実力を!!」ビシュッ!

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/14(土) 02:52:56.57 ID:0+/uftP4O<> スパーーン!!

鈴「あっ……」

佐々美「さぁ、棗先輩?ジャッジを」

恭介「うむ。アウトコース低めギリギリ、ストライクだ。球速も鈴ほどは出ていないが申し分ない」

理樹(すごい……投球フォームにも一切の無駄がなく、それでいて糸を引くような綺麗なストレート。鈴とはまた違う軌道から飛んでくるボールはさぞ打ちにくい事だろう……)

佐々美「お次はスライダーを投げますわ。また同じコースに、寸分違わず投げ込みましょう」

佐々美「……フッ!!」ビシュッ

スパーーン!!

恭介「……これもストライク。凄まじいコントロールだな、笹瀬川」

佐々美「もちろん!さぁ、次は打撃を見てごらんなさい?格の違いを見せて差し上げましょう!」

佐々美「ふふふふふ……オーッホッホッ!!」

理樹(高笑いする佐々美さんの横で鈴からは物凄いオーラが漂ってきてる……やっぱり相当悔しいんだろうなぁ……)


鈴「練習……練習じゃボケーー!!」ダッ

理樹「あっちょっと!!鈴!?」

恭介「まあまあ、こうやって悔しさを乗り越えてこそ一人前だ。それよりも今は笹瀬川の打撃を見てみようか。こいつが即戦力ならかなりの力になる筈だ」

カッキィーーン!!

真人「うわああああ!?俺の豪速球がぁーーー!?」

謙吾「ま、まさか球だけは速い真人のボールをかっ飛ばすとは……これは凄い事になりそうだな」

西園「これは私のレギュラーの座が遠のいたかもしれません……」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/14(土) 03:04:11.07 ID:0+/uftP4O<> 恭介「ピッチング良し、打撃翌良し……ただし守備はどうかな?」

佐々美「ギクッ!!そ、それは……」

葉留佳(おやっ?この流れはもしかして……)

小毬(守備だけダメなのかなぁ〜?)

鈴「ふん!守備ができないのは甘えだな!!」

理樹「あっ、鈴。おかえり」

恭介「まぁ試しにやってみよう。どの程度のものなのか見てみたいしな」

佐々美「まぁ……構いませんわ」

理樹(さっきとは打って変わって低めのテンション。これは本当に下手なのかなぁ……)

カキーン!

佐々美「ふっ!」ヒュッパシッ

真人「あ、あれ?」

謙吾「そこまで下手じゃ無いじゃないか……なんでそんなに渋ったんだ?」

佐々美「いえ……わたくしの中ではそこまで洗練されていないプレーなので……やはり完璧な姿を他人に見せたいではないですか……」

クド「このレベルでダメとは……私はどうすればいいのですか……」

鈴「」チーーン

理樹「鈴!?起きて!ショック受けないで!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/16(月) 02:07:11.73 ID:aI2mlSV70<> 鈴「あたしは……あたしは一体どうすればいいんだ……」

理樹「鈴……」

佐々美「全く……なんですの!その腑抜けた姿は!!」

鈴「!?」

佐々美「わたくしは貴方を永遠のライバルだと思っていましたが……見込み違いだったかしら?」

鈴「そ、そんな事ない!お前なんかに負ける事なんてぜっったいありえない!」

佐々美「ならばわたくしを超える程の実力をつける事ですわ!まぁ貴方に超えられる事など万に一つもありえませんけど」

鈴「そこまで言うならあたしは…球速を極めてやる!そんな些細なコントロールなんて関係なく抑えられるぐらいに!」

鈴「理樹!あたしは……今から宣言する!3年生に上がるまでに……160キロを投げて見せる!」

理樹「えぇーー!?そんな……いくら今150出ると言ってもこれ以上は……」

恭介「よく言った!鈴!これよりお前の160キロ投手へのミッションスタートだ!!」

鈴「ゼッタイ160キロだしてざざみをギャフンと言わせてやる!覚悟しろ!!」

佐々美「ふん!例え160投げようとも打たれたら意味などないですわよ?ではそうですね……『3年の4月』まで待ちましょう。その時になったら逃げも隠れもせずに勝負ですわ!!」


鈴は160キロを目標に設定した!!

鈴は打たれ強くなった!!

鈴は闘志を出すようになった!!
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/16(月) 02:10:37.39 ID:aI2mlSV70<> 笹瀬川佐々美

3ACSCDD

ポジション投手、外野手

MAX142スタbコンSスライダー4カーブ3シンカー3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/16(月) 02:20:10.33 ID:aI2mlSV70<> 10月2週


西園「落下点まで走って行ってグラブを出す……」ブツブツ

カキーン、ダダダ……パシッ

西園「取れた……遂に取れました……」

小毬「やったー!!美魚ちゃんがフライを取ったぁ!!」ダキッ

クド「記念すべき日なのです!!」ダキッ

葉留佳「美魚っちもとうとうここまで来ましたか……感慨深いものですねぇ……」ダキッ

来ヶ谷「これは大きな進歩だな、この調子で頑張っていこう」ダキッ

西園「あ、あの……みなさん暑苦しいのですが……」ジタバタ

ワイワイ

謙吾「うむ、大分上達したようではないか」

恭介「あぁ、それにやはり笹瀬川が入った事によってチームに安定感が増した。特に投手が1人と言うのは心許なかったからな…鈴の尻にも火がついたし、そういう意味でも本当に助かったよ」

真人「はぁ?鈴のケツに火がつくとかどうしたんだ?お前らとうとうおかしくなっちまったか?」

謙吾「……真人、お前はあと300本ノック追加だ」

真人「な、なんでだよぉ!!」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/16(月) 02:34:52.85 ID:aI2mlSV70<> 鈴「うにゃっ!!」ズバーン


理樹「今のはダメだよ、力み過ぎなせいで球に力が伝わってない」

鈴「うむむ……」

佐々美「直枝さん、わたくしはスライダーを投げますからお好きなコースに構えてくださって?」

理樹「分かった、じゃあこのコースで」

佐々美「はぁっ!」ビシュッ

スパーン!!

理樹「相変わらず完璧なコースだね……こりゃあ敵わないや」

佐々美(な、直枝さんに褒められましたわ……///)

鈴「……羨ましい」ボソッ

理樹「でも佐々美さん?ソフト部の方は大丈夫なの?仮にも部長なのに……」

佐々美「あら、その件は問題ありませんわ。なにせわたくしがいなくとも彼女たちは自ら動く事ができますしなにより……」

取り巻き1「佐々美さまが甲子園を目指すですって!?」

取り巻き2「そんな……ソフト部から出ていかれてしまうのですか?」

取り巻き3「もしそんな事になったら私は……」ウルウル

佐々美「そ、そんな事はないですわ!たしかに野球部に入りますけど……ソフトを捨てる事など断じてありませんわ!!」

佐々美「わたくしは絶対に両立させます!そして甲子園に行きながらインターハイを目指すのです!」

取り巻き1「さ、佐々美様……」ジーーン

取り巻き2「やはり佐々美様は……」

取り巻き3「素晴らしいお方ですわ!!」ギューー

佐々美「……と言う事なので心配ないですわ」

理樹(だからたまに練習中の佐々美さんをソフト部の人たちがわざわざ見学に来てるのか……この人の投球を見て気絶した人もいたしどんだけ人気あったんだろう……)

佐々美は人気者になった!!




<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/16(月) 02:46:19.13 ID:aI2mlSV70<> 10月3週

西園「ふぅ……今日は最新作のお宝本を買い求めに来たのですが売り切れていますね……仕方ないので帰りましょう」

西園「わざわざ練習後に直行で本屋に来たのに…」ガックシ

「オウ!こんな所にいかにも野球を終えた後のような女性がいまーす!」(某マッドサイエンティストのBGM)

西園「!?誰ですか?貴方は……」

ダイジョーブ博士「ワタシハダイジョーブデース、悩める野球少女のオーラを嗅ぎつけてきたのデース」

西園(胡散臭いですね……ここは退散しましょう)

ダイジョーブ「オウ!あんな所に探し求めていた本が!!」

西園「え?」

西園「あ、つい反応してしまい……」ドサッ

ダイジョーブ「よく眠っているデース。では、研究室に連れて行くのデース」スタコラ…

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/16(月) 02:55:33.03 ID:+lHUZLk8O<> ???

西園「……んぅ……ここは……」

ダイジョーブ「目が覚めマシタカ、ここは私の研究室、貴方は映えある実験体に選ばれたのデース」

西園(そうだ……私はあの場で無理やり連れ去られて、そして今この状況…ハッ!!)

西園(ヤられてしまいます!こんなエロ同人みたいなシチュエーションで!!)

西園「あ、あの!酷いことはしないで下さい……心に決めた人が私にはいるんです……」グスッ

ダイジョーブ「ナニカ勘違いしてますが……今からやるのは野球の能力を飛躍的に上昇させる実験なのデース」

西園「!?そんな事が出来るのですか?本当に?」

ダイジョーブ「モチロン。ただし……当然失敗したら今よりも大幅に能力を落とす事になるのデース」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/16(月) 03:02:04.05 ID:+lHUZLk8O<> 西園「そ、それはリスクがありますね……」

西園(でも…今のままだと私は殆ど役に立たない。少しでも直枝さんの力になる為にはやった方がいいのかもしれません……)


美魚っちは手術を受ける?受けるか受けないかで安価。受けるならコンマ20以下で成功、それ以外は失敗になります <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/16(月) 07:54:59.56 ID:FIvI1+m/o<> 受けない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/17(火) 15:00:19.25 ID:qsX0ogZqO<> 西園「……いえ、私は遠慮しておきます」

ダイジョーブ「ホントウニソレデイインデスカ?ウマクイケバスサマジイ能力をテニイレラレルのデスが」

西園「私は自分で努力をして実力をつけたいと思います。そんな手術で得た力なんて…意味が無いと思いますから」

ダイジョーブ「ソウデスカ……ナラこの事は無かったことにシテシマイマショウ」プシュー

西園「あっ……」バタッ

ダイジョーブ「女性ヲ改造スルノハハジメテダカラ興味があったんデスが……マァシカタナイデショウ」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/17(火) 15:05:41.93 ID:qsX0ogZqO<> 本屋前

西園「……はっ!?私はここで何を……」

西園「思い出せません……確か本が無かった事に落胆した事は覚えているのですけど……」

西園「まあいいでしょう。早く帰って練習をしなければいけませんね」スタスタ


「オウ!コンナトコロニイキのイイ野球少年ハッケンデース!」

「え?俺のこと?ってうわぁーーー!!!」

西園「??何か聞こえましたね……何となく逃げた方がいい気がしますし急ぎましょう」スタスタ


西園は慎重打法になった!!

西園は安定感を覚えた!! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/17(火) 15:17:31.38 ID:qsX0ogZqO<> 夜

理樹「鈴ー、もうそろそろ練習終わった方が……」

鈴「嫌だ!もっとできる!」

理樹「西園さんもそろそろ上がった方が……」

西園「いえ、私は人よりも下手なので少しでも練習しなければ……」

来ヶ谷「いやいや、西園女史も守備はだいぶマシになったぞ?それなりのフライなら捌けるほどになった」

来ヶ谷「でも鈴君はもう上がった方が良いと思うぞ?無理して肩を痛めたら本末転倒だ」

恭介「そうだぞ、笹瀬川が来たとは言えピッチャーは2人しか居ないんだ。ましてやお前はピッチャー以外をこなせないし、無理はさせたくない」

鈴「そ、そうか……なら辞めておこう。ていうかささみはどこ行ったんだ?」

恭介「アイツはソフト部の練習に出てるよ。全く…掛け持ちであそこまでのプレーができるとは流石と言ったところだ」

鈴「グヌヌ……ささみのやつめ……」

理樹「鈴は鈴のペースでやればいいよ。無理する事は無いさ」

真人「おーーい……俺はまだ終われねぇのかよぉ〜」

謙吾「うるさい!お前は俺が良いと言うまでだ!」

カキーン!ズザァー

恭介「……アイツらは別だな」

理樹「て言うか謙吾もずっと打ち続けてるよね……よく持つなぁ」

来ヶ谷「あの馬鹿達は例外だから気にしない方がいいな」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/17(火) 15:18:59.60 ID:qsX0ogZqO<> 能力変動

真人の守備と捕球はEに上がった!

西園の守備がDに上がった!

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/17(火) 15:27:18.63 ID:qsX0ogZqO<> その頃の佐々美

取り巻きA「佐々美様ーー流石のプレーですわ!!」

取り巻きB「本当にお上手ですこと!惚れ惚れしてしまいます!」

取り巻きC「あぁ…佐々美様はプレーの姿もお美しいこと……」

佐々美「そ、そこまで褒めることではありませんわ!貴方達もこの程度のプレーはできますわよ!」///

佐々美(この子達は本当にわたくしにゾッコンですわね……せめて鈴さんもこのぐらいとは言わなくても……)

佐々美(って何でわたくしがあんな人の事を!?別に、私はそんな……)ブンブン!

クド「佐々美さんが首を振りまくってるのです…」

葉留佳「まぁあの子もそう言う年頃なんでしょうねぇ…」

小毬「ふぇ〜あんまり振ってると気持ち悪くなるよ〜?」

佐々美「だ、誰がそんなお年頃ですって!?第1そこまで長い時間振ってなんていません!」

佐々美「って貴方達ですか……何か用があって?」

葉留佳「いえいえ〜ちょっとお願いが……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/17(火) 15:39:24.88 ID:qsX0ogZqO<> 小毬「葉留佳ちゃ〜ん?そんな他人行儀な言い方しちゃダメだよ?私たちと佐々美ちゃんの仲なんだからね?」

取り巻きA「ななっ!?佐々美様はわたくしたちを差し置いてこの方達の方に行ってしまわれるのですか!?」

取り巻きB「そんな……佐々美様は野球の方へと移ってしまわれるのですか!?」

取り巻きC「いえ!例え佐々美様が遠くに行ってしまわれようとも!影ながら応援するのが真の親衛隊という物ですわ!」

佐々美「そんな事言ってないでしょう!?確かにこの方達とも仲良くなりましたが…貴方達も大切な親友に他なりません事よ?」

取り巻きA B C「佐々美様……大好きですわ!!」ムギュー

佐々美「く、苦しいですわよ!?ほ、ほら!見てないでお助けなさい!!」

クド「押されてる佐々美さんも可愛いのですぅ〜」

葉留佳「これはしばらく続きそうですネ…」

小毬「仲が良くていいね〜」ニコニコ





<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/17(火) 15:52:06.22 ID:qsX0ogZqO<> 10分後……

佐々美「それで?要件はなんですの?」ボロっ

葉留佳「まぁ簡単に言うと用具を一部野球部に回して欲しいって話なんですけど大丈夫そうですかねー?」

佐々美「うーーん……今既に目一杯使ってるので厳しいかもしれませんが……貴方達はどう思いますか?」

取り巻きA「やっばり部員が多いのでこっから減らすのは中々厳しいです…」

取り巻きB「一度増やしちゃうと減らすのに抵抗ある子が多いと思うんですよねー」

取り巻きC「それにやっぱり野球部は弱いってイメージが強くて…全国を狙う私たちの方が優先されるべきだと言う考えが根強いですね」






<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2018/07/17(火) 20:28:00.54 ID:YrfbqOPc0<> (*^○^*)このささかまって選手くーださい! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/19(木) 07:35:30.75 ID:1DtcGYsR0<> 小毬「う〜ん……やっぱり弱いって思われてるのかぁ……」

取り巻きC「で、でもみんな応援はしてるんですよ!しかし……この地区にはソフトでも野球でも名の通った高校が複数あるせいで中々厳しいって見方が大半で……」

葉留佳「ほほーん?ならばそれなりの力を見せればいいんですね?」

佐々美「!?ま、まさか……」

葉留佳「そう!!野球部もといリトルバスターズ対ソフト部で試合をしようではないですか!!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/19(木) 07:42:34.11 ID:1DtcGYsR0<> クド「えぇーーー!?急にお約束の展開になったのです!!」

佐々美「で、でも……急にそんな事言われても難しいんじゃ……」

取り巻きA B C「もちろん構いませんわ!!!では2日後に早速やっちゃいましょう!!!」

クド「は、はやっ!?それも息ぴったり!?」

葉留佳「じゃあもしも勝ったら野球部から回収した分の用具を欲しいな!」

取り巻きA「もちろん!ただし負けたら……」

取り巻きB「佐々美様1週間レンタル券ですわ!」

取り巻きC「おお!!それはいい提案ではないですか!!それでは交渉成立です!!」

佐々美「ちょっ、待っ」

葉留佳「おっけー!では早速みんなに伝えて来ましょう!」ダッ

小毬「楽しみだなぁ〜」ホワホワ

佐々美「わ、わたくしの意思は……」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/19(木) 07:54:11.72 ID:1DtcGYsR0<> 野球部部室

葉留佳「と、言うわけで明後日にソフト部と試合を行う事になりました!!」

鈴「はやっ!それにいきなり!」

謙吾「それは構わないのだが……ボールはどっちを基準にするんだ?」

佐々美「それは野球部に合わせて大丈夫ですの。わたくしを含めて部員たちは硬球の扱いもお手の物ですわ」

来ヶ谷「しかし随分と我々有利な条件ではないか。勝てば用具、負けても佐々美君の組んず解れつする姿が見れるとは」

来ヶ谷「ん?なんなら負けた方が美味しいのでは……?」

恭介「……頼むから手は抜くなよ?」

来ヶ谷「はっはっは、冗談だよ」ハァハァ

佐々美(この人怖いですわ……)

葉留佳「ただし!条件が1つ有るんですよ?ねぇ、佐々美ちゃん?」


佐々美「えぇ、それは分かっておりますの」

佐々美「ソフト部チームの先発はこのわたくしが行いますわ!」

一同「!?」


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/19(木) 07:58:27.73 ID:1DtcGYsR0<> ちなみにソフトでも野球でも名の通った高校というのは夏の予選に出す予定。パワプロファンなら分かるかも……? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/19(木) 08:06:50.01 ID:1DtcGYsR0<> 恭介「ほぅ…お前自ら投げてくれるのか。それはいい練習になりそうだな」

佐々美「当然ですわ!わたくしを打ち崩せないならば甲子園に出る事など夢のまた夢!」

佐々美「そ、それに打てないって事はソフト部が試合に勝ってそのままわたくしが罰ゲームを受けるハメになってしまうんで……打ってもらわなければ困ると言うか……」

鈴「安心しろ。お前なんかの球は余裕で打てるしお前らじゃアタシの球は打てないからな」

佐々美「なっ!?抜かしましたわね!!絶対に貴方だけには打たせてなるものですか!!」ムキーーッ!

真人「おっ!鈴も煽るじゃねーか!この俺の鍛え上げられたグラブ捌きが炸裂するから安心して投げろよ!」

恭介「いやお前まだ対して上手くねーし……」

謙吾「それよりあの当たらないバッティングも何とかしろよ……」

理樹「まぁ真人はそれでいいとして……絶対勝つぞ!!」

一同「おぉーー!!」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/24(火) 02:54:13.02 ID:TE0Dlu880<> 試合当日


恭介「試合当日か……オーダーはこの前と同じか?」

理樹「ポジションは同じだよ、あんまり弄るのも良くないし」

1番ショート来ヶ谷

2番センター葉留佳

3番ピッチャー鈴

4番サード謙吾

5番キャッチャー理樹

6番ファースト真人

7番レフト能美

8番セカンド小毬

9番ライト西園

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/24(火) 03:02:40.54 ID:zo1PpNJVO<> 恭介「へぇ……ポジションは同じだが打順を変えてきたか。三枝が2番、鈴が3番とは随分と思い切った采配だな」

真人「そ、そうだぞ!!いくら俺が三振多いとは言えせめてクリーンナップには置いてくれよぉ!!」

理樹「うん、たしかに真人はパワーがあるしホームランを狙えるけど……どうも上位打線だと出塁できなさそうだし、その点葉留佳さんと鈴なら四球も狙えるし小技もきく。真人には溜まったランナーを返す役割を任せたいんだ」ニコッ

真人「おお!そう言う事なら俺に任せろ!」

謙吾(でもこいつ良いところで回ってきても三振しそうなんだよな……)ヒソヒソ

理樹(そ、そこはもう博打みたいなものだし…最低限僕が返すようにするから……)

謙吾(正直下位打線は期待できんからな……)

恭介「おーい、今から試合開始だぞ!早く整列をするんだ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/24(火) 03:11:16.24 ID:TE0Dlu880<> 佐々美「あらあら、棗さんが3番だなんて3番下園並に暗黒臭が漂ってきますわね、こんな打線でわたくしから点を奪えるのですか?」フフンッ

鈴「なにぃっ!?言ったな!?お前はゼッタイアタシが打ち込んでやるからな!覚悟しろ!」

恭介「こらこら喧嘩するな、ではこれよりリトルバスターズ対ソフト部の試合を開始しよう。主審は俺が務める、平等に見てやるから安心しろよ?」

ソフト部一同「佐々美様!!何があっても勝ちましょう!!部員たち一同の幸せの為に!!」

佐々美「え、えぇ……みなさん、頑張りましょうね……」

佐々美(勝ったら勝ったで厄介な事になりそうですが…まぁ仕方ないですわね)


プレイボール!!

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/24(火) 03:25:36.34 ID:TE0Dlu880<> ちなみに、

取り巻きAキャッチャー

取り巻きBセカンド

取り巻きCセンター

です。その他はモブ3、モブ5というように守備番号で表示します


佐々美「まずは来ヶ谷さんですか…塁に出したらうるさそうなお方、全力で抑えに行かなくては」

来ヶ谷「まさか君といきなり真剣勝負ができるとはな……楽しませて貰うよ」スッ…

取り巻きA(無駄な動きのないフォーム…癖のなさそうなバッターですわね)

(まずは初球アウトコースの真っ直ぐで様子見しましょう)

佐々美「ふん!」ビシュッ

来ヶ谷「……狙い通り!!」

カキーン!

理樹「おお!アウトコースを踏み込んで!」

恭介「完全に読んでたな、これは一、二塁間抜け…」

取り巻きB「させませんわ!!」ズザァッ

鈴「取った!?」

パシッビシュッ、アウト!

来ヶ谷「くっ……低めだった分弾道が上がらなかったとは言え…良いプレーをされたな」

取り巻きA「な、ナイスプレーー!!」

取り巻きA(あ、危なかった……少々安直すぎました。次からは気をつけないと)

佐々美「流石は来ヶ谷さんと言ったところ。2巡目は要注意ですわね……」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/24(火) 03:28:42.17 ID:TE0Dlu880<> 眠すぎて限界来てるのでここまで。この火曜日中に続きを書きます。それでは <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/24(火) 10:19:09.57 ID:ndOmmGB3O<> とりあえず安価でたら全員彼女にしてステータス上げよう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/03(金) 11:00:23.21 ID:xf6GGkva0<> めっちゃ遅れてすみません。では、再開します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/03(金) 11:19:02.26 ID:xf6GGkva0<> 2番葉留佳

ズバーン!ストライクッ!バッターアウト!!

葉留佳「うわっ!そこ入ってるの!?」

恭介「ああ、外角いっぱい確かに入ってる」

葉留佳「うぅ……すごいコントロールですネ……」

鈴「大丈夫だ!アタシがカタキを取ってやる!!」

佐々美「おやおや、随分な自信ですわね、鈴さんはあまり打撃が得意ではないのでは?」

鈴1EFBCDF「うっ……確かにあんまり得意じゃないけど……」

佐々美「では、いきますわ!!」

ビシュッ、ズバーン!

恭介「ストライク!!今のは140キロ出てるな」

鈴「……よし、こうなったら……」

佐々美「ふふっ、反応もできませんわね……これはどうかしら!!」

鈴「来たっ!!」スッ

コツンッ、コロコロ……

理樹「あぁっ!セーフティーバントだ!!」

恭介(三塁線切れない……これはセーフか?)

佐々美「ええい!!まだですわ!!」

来ヶ谷「むっ、この動きは……」

モブ5「さ、佐々美様!?ここはわたくしが……」

佐々美「いえ、その心配は要りません!」ヒュッ!

バシッ!……アウトーー!!

鈴「な、なんだ!?今のはセーフだろ!!」

モブ塁審「い、いえ……今のはギリギリ送球の方が早かったので……」

恭介(体勢を崩しながらも素手で掴んでそのまま一塁に送球したか……とんでもない身体能力だな……)

真人「お、おい!今ぜってぇセーフだと思ったのによぉ……あんなの反則だぜ」

来ヶ谷「もともと四球は出さないであろう上にセーフティーも期待できない。となると下位打線がな……」

理樹「うん、上位打線で取らなきゃね!……でもどうやって……」

恭介「それに関しては心配ない、意外な所で得点は取れるものだからな」

理樹「そ、そうかな……とりあえずチェンジだ!」



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/03(金) 12:16:28.21 ID:xf6GGkva0<> 1回ウラ

鈴「ウニャッ!!」

ドパァン!!

取り巻きC「は、早すぎです……」

恭介「まっ、多少のコントロールが無くても鈴は力で押し切れるからな。笹瀬川とはまた違ったタイプだろう?」

理樹(今日は特に調子が良さそうだなぁ……なんか気持ちが入って投げてる)

鈴(アイツよりもアタシの方が良いって事を証明してやる……)ビシュッ

ストライーク!!バッターアウトォ!!

理樹「よし!三者三振!!」

恭介「テンポもいいしこれは後半勝負かもな」





<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/16(木) 13:55:22.17 ID:IHUhkpAQ0<> 2回オモテ

謙吾「」

理樹「」

恭介「両方三球三振か……不甲斐ない」

謙吾「す、すまん理樹……俺がストレートを狙えって言ったばかりにこんなことに……」

理樹「まさか全球変化球だなんてね……」

真人「おっしゃあ!!俺がカタキを取ってやるゼェ!!!」

佐々美(この方には全球アウトコースのスライダーが安定ですわね)

恭介(おい真人、ちょっとこい!)チョイチョイ

真人「ん?どうした?」

恭介「次の打席お前には全部変化球だろうからな。それだけ狙っとけ。空振ろうが関係ない、取り敢えず全球変化球狙いのフルスイングをしろ」

真人「おし!任せとけ!!」

取り巻きA(はぁ……そんな意識じゃ佐々美様の変化球は打てる訳……)

グワラゴワガキーーーン!!!

取り巻きA「…………はっ?」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/16(木) 14:02:20.51 ID:IHUhkpAQ0<> 理樹「…………打った……」

謙吾「これは夢なのか??」

来ヶ谷「マグレだな」

クド「マグレなのです……」

恭介「まぁどうせ一発狙いの場面だったし取り敢えず振らせとけば良いって思ってたが……まさか本当に打つとはな」

佐々美「」チーン

佐々美「おかしいですの。絶対空振りだと思ったのに!!」キィーーッ!

取り巻きB「お、落ち着いて下さい!!マグレ、マグレですから!!」

真人「お前らマグレマグレとうるせぇーーー!!素直に褒めろよぉ!!」

理樹「まぁ何はともあれ先制だ!残りのイニングを抑えれば勝ちだ!」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/16(木) 14:18:02.92 ID:IHUhkpAQ0<> 理樹「と、思ってた時期もありました……」

葉留佳「な、なんなんですかこの試合……」

0 1 1 3 2 0 0 3 0
0 0 2 2 1 0 0 4


現在9回ウラノーアウト満塁

4番ピッチャー佐々美

恭介「はっはっは、大ピンチじゃないか」

理樹「笑い事じゃないよ!だ、大丈夫!?鈴!」

鈴「なんだなんだ!?さっきのフライもホントはアウトの打球じゃないか!なんで落ちたんだ!?」イライラ

謙吾「短気だな」

真人「まぁピヨるよりはいいんじゃね?」

小毬「鈴ちゃん?落ち着いた方がいいよ?」

鈴「う、うるさいぞ!小毬ちゃんは今日3回もエラーしてるじゃないか!」

小毬「」ガーーン

来ヶ谷「ふむ……ならば今日ノーエラーである私が指摘しよう。そんな情緒不安定な状態で相手を抑えられると思うのか?」

鈴「うぐぅっ……それは……」

来ヶ谷「落ち着いて投げるんだ。幸い三遊間は鉄壁の守備、まぁ一、二塁間は……平気?かな?」

真人、小毬「そんな口ごもりかたすんなよ!?(しないでよぉ!?)」

理樹「大丈夫!鈴なら抑えられるよ!さぁ、再開しよう!」

佐々美「あらあら、今日ここまで全打席安打のわたくしを前にして随分と余裕ですわね?」

理樹「……今回は打てないかもよ?」

佐々美「抜かしましたわね!?サヨナラに持ち込んであげますの!!」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/16(木) 20:45:56.20 ID:IHUhkpAQ0<> プレイッ!!


鈴「落ち着いて……そうだ、イチバン自信のあるストレートで勝負するんだ、ストレートならさささよりも上!打たれる事なんてありえない!」

理樹(鈴はやる気充分……ここは当然ストレートを投げるとしてコースは……)

佐々美(初球……初球が勝負ですわね。ストレートに自信を持ってる棗さんの事、恐らく投げるコースは……)

鈴「えいっ!!」

ビシュゥッッ!!!

理樹、佐々美「「インコース!!」」

ガキィン! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/16(木) 21:04:54.20 ID:IHUhkpAQ0<> 佐々美「て、手が痺れ……」

佐々美(でも詰まった分ショートの後ろに落ちる!!これはヒットコース!!)

佐々美「スタートですわ!!ホームに帰りなさい!!」

理樹「あぁっ!?打球が死んで……」

ヒュゥ〜ン……フラフラ……

来ヶ谷(クッ……追いつかない……!)


葉留佳「うおおおおおお!!!はるちんダーーーイブ!!!!!」

ズザーーーッ!!

パシッ


佐々美「あぁっ!?しまった!」

2塁と1塁のランナー「「まずいですわ!!戻らなくては!!」」ダッ

小毬「はるちゃん!2塁なげて!!」

葉留佳「任せた!」ヒュッ

アウト!!

真人「はやくしろぉ!!一塁だ!!」

小毬「まかせてぇ〜」スッ

恭介(いや、間に合わん!あいつの乙女肩では……)

来ヶ谷「いや、少々借りるぞ」パシッ

小毬「ふぇぇ!?」

「これでチェックメイトだ」バシュゥッ!!

ズバァン!!

真人「うっひょぉ……なんちゅう肩してんだよあいつ……」

謙吾(そもそもスローイング間際の神北の手から球を抜き取って投げるとは凄まじい器用さだな……)


佐々美「あ、あぁ……」

恭介「一塁アウト。トリプルプレーだ」

恭介「そしてこの時点でゲームセット!結果は10対9で野球部、もといリトルバスターズの勝利だ!」


うおおおおおおお!!!リトルバスターズ万歳!!!!!

理樹「ま、真人!?うるさすぎだよ!?」

真人「なーに言ってんだ!勝ったら嬉しいだろう!!よし、お前ら!!理樹を胴上げだ!!」

謙吾「おしっ!俺もやるぞ!」ガシッ

理樹「あわわわわわ……」


わーっしょい!わーっしょい!





<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/21(火) 00:18:19.04 ID:wKwjVLEB0<> 次の日


真人「うおおぉぉ!?なんだこの豪華な機械!?」

謙吾「変化球も多彩な上に最高で150キロも出るのか!こいつはいいな!!」

理樹(ソフト部との試合に勝った僕たちは打撃翌練習のためのマシンを貰う事に成功した。部員たち曰く……)

取り巻きA「あなた方がそんなに強いとは思いませんでしたわ!是非、佐々美様と共に甲子園を目指してくださいまし!)

取り巻きB、C「部員たち一同、応援しております!!」

理樹(と言う事だ。あの試合のおかげで僕たちはまたひとつ成長できた気がするし、本当に有意義な試合だったよ)

真人はパワーヒッターを覚えた!!!
鈴は短気を覚えた!!!
来ヶ谷は守備職人になった!!!
理樹はムードメーカーになった!!!

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/21(火) 00:19:51.34 ID:wKwjVLEB0<> 能力値変動

理樹
ミートE→D

来ヶ谷
肩D→C

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/08/21(火) 00:26:48.39 ID:wKwjVLEB0<> 10月4週

理樹「あれ?恭介ったら何の本読んでるの?」

恭介「おお理樹か、俺は今疲労回復マッサージの本を読んでいるんだ」

恭介「最近練習に熱が入ってきている分、疲れが溜まってるかもしれんからな」

理樹「へぇ……ちょっと興味あるかも……」

恭介「そうだ、理樹がマッサージのやり方を覚えてみたらどうだ?みんなの疲労が取れるし、合法的に女子達の身体も触れるぞ?」

理樹「最後のは余計だけど……たしかにそうだね、よし!僕も読んでみるよ!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/10/16(火) 23:54:02.05 ID:0BEO7RoB0<> 久しぶりに戻ってきました。数日後にもう一度投稿を再開します!見て貰えれば幸いです <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/10/17(水) 22:35:59.90 ID:Sg0lDQhqO<> 待ってる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/10/22(月) 03:17:51.49 ID:MPXVEDYr0<> こんな時間からですが再開


理樹「さて、本を借りてきてしまったわけだけど……おぉ、こんな事が……」ペラッ


……しばらくの間読み続ける

理樹「読み終わったけど……結構よさそうだな、誰かに試してみよう」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/10/22(月) 03:27:06.29 ID:MPXVEDYr0<> 理樹「さて、誰に試そうか……」

???「あ、あのっ!!」

理樹「うひゃっ!?だ、誰!?」

理樹「って君は……」

杉並「は、はい!杉並睦美です!!」

理樹「いや知ってるよ……それで、どうかしたの?」

杉並「あ、あのね?私も……野球部、入りたいんだ……だ、ダメかな?」

理樹「えぇっ!?どうしたのさ、急にそんな事……」

杉並「私……この前の試合を見たの!いや、この前だけじゃない!はじめての試合だったバス停前高校戦もしっかり理樹くんを録画……いやいや、録画をするレベルだったんだよ!」

理樹(そ、そんなに野球すきだったんだ……!これは部員獲得のチャンスかも!) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/10/22(月) 03:33:59.88 ID:MPXVEDYr0<> 理樹「もちろん大歓迎だよ!マネージャーでも選手でもどっちでもいいけど、杉並さんはどうする?」

杉並「私はマネージャーをやりたい!だって今あなた達にはマネージャーがいないでしょ?それなら可能な限り私が手助けしてあげたいから……」

理樹「う、うぅ……!なんて良い子なんだ……」

杉並(実は結成当初から理樹かんの為にと思ってずっとマネージャーの勉強してたんだよね……言い出せなかったままここ来たけど良かった……)

理樹「そうだ!杉並さん、いきなりだけどちょっと頼みたい事があるんだ。僕の部屋に来てよ」

杉並「ほえぇっ!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/10/22(月) 03:43:30.35 ID:MPXVEDYr0<> 事情説明……

杉並「そ、そっか……そう言う事だったのね……」

杉並(てっきりマネージャーになったからまずは身体で奉仕しろとか言われるのかと思った……って私ったらなんてはしたない妄想を!?)

杉並「じゃあ早速横になって……あっ、このアロマの香り良い……」

理樹「はい、蒸しタオルを目にかぶせるからね……熱かったら言ってね?」ピトッ

杉並「ひゃあ……!気持ちいい……」

杉並(これほんとうに気持ちいいわぁ……このまま眠ってもいいかな……)ウトウト

理樹「あはは……杉並さん、もう眠そうだなぁ」

杉並(はっ!?いけないいけない!せっかくの幸せ時間を寝て過ごすハメに……)「だ、大丈夫!ちょっとフワフワしただけ……」

理樹(フワフワ?)「そっか…じゃあいよいよマッサージ、開始だよ」


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/10/22(月) 03:44:11.11 ID:MPXVEDYr0<> 今はここまで、またしばらくしたら再開します <>