以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/29(日) 22:05:08.39 ID:4XQilFIn0<>平塚「おお比企谷、どうだ、今日もラーメン行かないか?」でっぷーん

八幡(加齢による新陳代謝の低下は想像以上だった・・・)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1532869508
<>八幡「平塚先生とラーメンを食べ続けた結果」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:06:29.78 ID:4XQilFIn0<> 平塚「フーフー、ズルズル、クチャクチャ」

八幡「・・・ちょっと」

平塚「ハフハフ・・・なんだ?」

八幡「音立てるのやめてもらっていいっすか、不愉快なんで」

平塚「ああ、すまんすまん・・・ズルズルズルルルルルルル!!!!」

八幡(なんでクチャ音抑えたら啜り音アップ、ついでに汁が飛び散る仕様なんですかねぇ)

平塚「いやー今日も美味いな」クチャクチャ

八幡(もう元に戻ってるし・・・)


ブーン

平塚「はぁー満腹だ。ここらでちょっと風に当たろう」

比企谷「…」

ガチャ バタン

平塚「食後のコーヒーは最高だな…ほれ」

比企谷「…あざす」

平塚「最近どうかね、学校は」

比企谷「まぁ、ぼちぼちですかね」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2018/07/29(日) 22:07:40.44 ID:4XQilFIn0<> 平塚「何か悩みがあるならなんでも言ってくれて構わない」

比企谷(一番の悩みは頻繁にラーメン誘ってどんどん食事のマナーが悪くなってる先生ですかね、なんて口が裂けても言えない)

比企谷「まぁ…なんかあったら話します」

平塚「ああ、遠慮するな。私はお前の先生なんだからな」ドン でぷん

比企谷「・・・」



比企谷(先生は変わった)




比企谷(度重なる合コン、婚活パーティーの日々、晩婚化が始まる昨今、所謂『優良物件』を求める女性達の競争率は激しさを増し、その度に先生は敗北し続けた)

比企谷(先生は変わった)

比企谷(ID登録された婚活者はID登録された名札を持ち、ID登録された婚活パーティーへ向かう)

比企谷(そこには恋愛結婚もベストマッチングもない)

比企谷(ただ互いを「結婚相手」として値踏みし、妥協点を見つけ付き合い、少しづつ相手を理解し理解されながら結婚への歩みを進める)

比企谷(しかしそれは昔から珍しくもない、ありふれた人との付き合い方だ)

比企谷(しかし先生はそれをしなかった。プロセスを間違えたのだ) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:09:29.14 ID:4XQilFIn0<> 比企谷(先生は変わった)




比企谷(婚活に失敗したある回数を超え始めてから、いつにも増して頻繁にラーメンを食べに行く様になった)

平塚「さて、明日はどこに行くかな」

比企谷「今さっき食べたばっかでもうそんな事言ってるんすか…」

平塚「あ、この間見かけた二郎系のインスパイアの店があったな…そこに行くとするか。なあ比企谷」

比企谷「流石に毎日ラーメンはキツイです。小町が晩飯作ってくれてますんで」

平塚「そうか・・・お前には暖かい家族がいるんだったな・・・」

比企谷(アンタも実家に帰れば家族いるだろが・・・)

平塚「私が実家に帰るとやれ結婚だのお見合いだのいい人はいないのかだの…もううんざりだ…冷め切っているよ我が家は…」

比企谷(しかもラーメンいけませんって話しただけでなんか俺が地雷踏んだみたいになってんじゃねーか・・・っべーわー・・・っべー) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:09:58.13 ID:4XQilFIn0<> 比企谷(先生は変わった)



比企谷(ラーメンを食べ続けた先生は太り続けた。体重は70を超え、スーツの前ボタンはもう留まる事を忘れてしまったかの様に開放されている。常時開放型だ。なにそれどこの斬魄刀?)

比企谷「っていうことがあったんだが」

雪ノ下「そう」

比企谷「どうにかしたいんだが」

雪ノ下「どうにかしたいと言われても…」

比企谷「そろそろマジできつい」

由比ヶ浜「そんなイヤなら無理して行かなくていいじゃん」

比企谷「・・・」

雪ノ下「というか貴方・・・なんだか最近」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:10:40.81 ID:4XQilFIn0<> 比企谷(由比ヶ浜の言うことも最もだ。だが、俺はあの人を拒む事が出来なかった)

比企谷(数多の戦場(婚活パーティー)で傷付き疲弊した先生の誘いだ、断れるわけがない)

比企谷(最初はほんの些細な気紛れだった。しかし二度三度と付き合う内に……これは同情なのだろうか)

平塚「なあ・・・いいだろ?比企谷」

比企谷「せ、先生・・・ダメですよこんなところ・・・」

平塚「頼むよ・・・私はもうこれじゃないと・・・」

比企谷「・・・・っ」

平塚「口では色々言ってるが・・・身体は正直だな?」

平塚「ほら、私の身体も・・・」サス

比企谷「・・・」ゴクリ

平塚「今日もあいつらの事を忘れさせてくれ・・・」

比企谷「はい・・・」





二郎「ニンニク入れますか?」

平塚・比企谷「全マシで」

比企谷「ズルッズルッ!ハフハフ!」

平塚「ハフハフ!ジュルルル!!!ズゾゾゾ!クチャクチャ!」

平塚「ウメ・・・ウメッ・・・・」ハフハフ




比企谷「ふぅ・・・・」

平塚「あ〜食った食った」サスサス

比企谷(自分でも理解していた。俺はもう、この地獄からは抜け出せないことを) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:11:37.28 ID:4XQilFIn0<> 雪ノ下「ねえ、デブヶ谷くん」

比企谷(・・・ついに来たか。いずれは呼ばれると思っていた)

比企谷「・・・流石に人の身体のことを言うのはイジメって言うんじゃねえのか?」

雪ノ下「あら、貴方には散々目つきの事とか目つきの事とか言ってきたつもりだけれど」

比企谷「俺が何も言わねえからって好き放題言っていいことにはならねーぞ」

比企谷(平塚先生のやけ食いラーメンに付き合い始めて3ヶ月)

比企谷(ただでさえ運動不足でカロリーを持て余していた俺の身体は、ラーメンという更なる不摂生によって太り始めていた。一足早い生活習慣病だ)

比企谷(サラリーマンに多いと思っていたのだが、俺は高校生で既にその領域に足を踏み入れていたらしい。あれ、俺もう実質社会人じゃね?)

雪ノ下「・・・ともかく、その身体は目も当てられないわ。運動でもしたらどうかしら」

比企谷「散々引きこもり君とか言っておいてそれかよ。つーかまだ言うほど変わってないだろ」でっぷーん

雪ノ下「・・・」

雪ノ下(言えない。運動もせず化学調味料の塊を摂取し続けた彼の身体がどれだけの悪臭を放っているのかなんて)

雪ノ下(朝の梅雨明け満員電車で漂う汗と生乾きの臭い・・・) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:13:09.12 ID:4XQilFIn0<> ザワザワ・・・ザワザワ・・・

比企谷(雪ノ下に注意されてから数日後。俺はクラスメイトから向けられる視線がより増えた事を感じていた)

ヒキタニクンクサクネ?ツーカフトリスギジャネ?

比企谷(薄々感じてはいたが、やはり俺の体は・・・)



戸部「つーかぁ、夏なんてあっという間にくるじゃん?海じゃん?水着じゃん?マジ腹とか腕とか胸とか不安だわー」

大岡「はは、大して変わんねーよ」

戸部「いやマジヤバいんだって!マジナニ谷くんって感じだわーっべーわー」

比企谷(このロン毛殴りたい・・・)

由比ヶ浜「やっぱ太ってきたよね・・・」

戸部「え!?やっぱ分かっちゃう!?女子から見て俺ヤバい感じ!?」

由比ヶ浜「え!?あ、ど、どうだろー」

三浦「戸部の腹事情とかマジどーでもいいんだけど」

葉山「ははは、部活の外周増やしてもいいんじゃないか」

戸部「それはキツイっしょー!」

ハハハ・・・・

比企谷(俺もあれぐらいネタに出来ていればいいんだが。あれは戸部だからこそ許されている感はある)

比企谷(普段自虐ネタ扱ってるやつが本当に悲惨な状況になったときは目も当てられないよな。せめて思い切り慰めてくれ)

由比ヶ浜「・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:16:13.68 ID:4XQilFIn0<> 昼休み

由比ヶ浜「へへ、ゆきのんのお弁当楽しみ・・・」

雪ノ下「そんな大したものじゃないわ・・・」

パカッ

由比ヶ浜「わぁ・・・!唐揚げだぁ〜!もらっていい!?」

雪ノ下「どうぞ。昨日の残り物よ。そんな大したものではないわ」

由比ヶ浜「そんなことないよ〜!ん〜おいひ〜!ゆきのんありがと!」

雪ノ下「由比ヶ浜さん、あなた自分のお弁当が・・・」

由比ヶ浜「あ、そうだった!どうしよ〜カロリーが・・・て」

雪ノ下「どうしたのかしら」

由比ヶ浜「いや・・・その・・・・」

由比ヶ浜「・・・ヒッキーさ、最近ちょっとあれだよね・・・・その」

雪ノ下「太ってきたわね」

由比ヶ浜「ハッキリ言っちゃった!」

雪ノ下「由々しき事態だわ」

由比ヶ浜「そ、そうだよね!折角カッコ良かったのに・・・」

雪ノ下「あんな悪臭には耐えられないし、あんなのが奉仕部にいると知れたらそれこそ誰も依頼をかけなくなるでしょう」

由比ヶ浜「あ、そっちか・・・」

雪ノ下「依頼をこなさなければいつまでも比企谷君との決着はつけられないもの」

由比ヶ浜「そういえばあったねーそんな話」

雪ノ下「早急に対処する必要があるわね」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 22:17:19.40 ID:h5Vs2wUfO<> 蘭子「混沌電波第151幕!(ちゃおラジ第151回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516011054/
蘭子「混沌電波第152幕!(ちゃおラジ第152回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516615777/
蘭子「混沌電波第153幕!(ちゃおラジ第153回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517221252/
蘭子「混沌電波第154幕!(ちゃおラジ第154回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517828308/
蘭子「混沌電波第155幕!(ちゃおラジ第155回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1518405378/
蘭子「混沌電波第156幕!(ちゃおラジ第156回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519035694/
蘭子「混沌電波第157幕!(ちゃおラジ157回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519642167/
蘭子「混沌電波第158幕!(ちゃおラジ第158回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520244800/
蘭子「混沌電波第159幕!(ちゃおラジ第159回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520849603/
蘭子「混沌電波第160幕!(ちゃおラジ第160回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521454455/
蘭子「混沌電波第161幕!(ちゃおラジ第161幕)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522060111/
蘭子「混沌電波第162幕!(ちゃおラジ第162回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522664288/
蘭子「混沌電波第163幕!(ちゃおラジ第163回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523269257/
蘭子「混沌電波第164幕!(ちゃおラジ第164回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523873642/
蘭子「混沌電波第165幕!(ちゃおラジ165回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524480376/
蘭子「混沌電波第166幕!(ちゃおラジ第166回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525058301/
蘭子「混沌電波第167幕!(ちゃおラジ第167回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525687791/
蘭子「混沌電波第168幕!(ちゃおラジ第168回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526292766/
蘭子「混沌電波第169幕!(ちゃおラジ第169回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526897877/
蘭子「混沌電波第170幕!(ちゃおラジ第170回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527503737/
蘭子「混沌電波第171幕!(ちゃおラジ171回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528107596/
蘭子「混沌電波第172幕!(ちゃおラジ第172回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528712430/
蘭子「混沌電波第173幕!(ちゃおラジ第173回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529353171/
蘭子「混沌電波第174幕!(ちゃおラジ第174回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529922839/
蘭子「混沌電波第175幕!(ちゃおラジ第175回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1530530280/
蘭子「混沌電波第176幕!(ちゃおラジ第176回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1531133134/
蘭子「混沌電波第177幕!(ちゃおラジ第177回)」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532340969/ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 22:17:26.06 ID:3+gekVxeO<> 拡散希望
あやめ速報、あやめ2ndへの掲載拒否を推奨します
創作活動に対する冒涜を行う酷いまとめサイトです

あやめ速報へのSS掲載を拒否して下さい
あやめ速報に掲載されてしまった貴方のSSを消すように訴えて下さい
不当サイトの活動源にしてはいけません
あやめ速報を利用しないで下さい
このことを多くの方へ伝えて下さい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 22:25:37.97 ID:pFHED656o<> はよはよ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:39:56.59 ID:4XQilFIn0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

雪ノ下「そういうことで奉仕部でボランティア活動に参加します」

比企谷「内容は?」

雪ノ下「町で行われる筋肉同好会主催のイベント運営スタッフよ」



比企谷「帰る」

雪ノ下「待ちなさい」

比企谷「あのな、どこから突っ込めばいいのかわからんが、明らかに俺じゃ役不足だ、色々と」

雪ノ下「問題ないわ、あくまでも運営スタッフよ」

由比ヶ浜「今回はね、総武高のサッカー部が参加することになってるの。この間の試合で「チームの筋力アップが課題だ」ってことになって・・・」

比企谷「それと俺たちの参加がどう関わってくるんだ」

雪ノ下「イベント参加にあたり、各団体5人以上のボランティアスタッフが必要なの。総武高のサッカー部マネージャーからは一人しか参加出来ないから、私たちと先生に参加を依頼されたのよ」

比企谷(つーか筋肉同好会ってなんだよ) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:44:14.89 ID:4XQilFIn0<> 平塚「まぁそういうことだ」パッツンパッツン

比企谷(釈然としない、何かの思惑を感じる・・・)

比企谷「先生、いい加減新しいワイシャツ買ったらどうですか」

平塚「オラァッ!」

比企谷「ぐふっ!」

平塚「比企谷、今のはセクハラと見なして構わんか?」

比企谷「新しいワイシャツって言っただけでここまで反応するってことはそのサイズのワイシャツじゃもう限界ですよーって自分で言ってるようなもんじゃ」

平塚「比企谷・・・世の中には正しくても言っていいことと悪いことがある」

比企谷(正しいって言っちゃったよ。もうごめんなさいしか言えねえ)

比企谷(というかなんでサッカー部の野郎なんかのために俺が無償奉仕なんぞしなきゃならんのだ)

比企谷(そもそもボランティアって響きが俺は嫌いだ。無償で人様の手伝いをしたら偉いのか?なんで見返りを求めちゃいけないんだ)

比企谷(ただ金を払いたくない奴の口車に乗せられて「偉い」「立派」なんて言われる為だけに活動するなんてまっぴらごめんだ)

比企谷(そしてこういう時に「見返りがないんで嫌です」みたいな事をいうと決まって嫌な顔をされるのだ。なんで俺が悪者扱いされなきゃいけないんだ)

比企谷(花壇の移動終えた後半分冗談でアイス欲しいですって言っただけで睨んできた小3の担任許さねえ) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:45:45.34 ID:4XQilFIn0<> 雪ノ下「ちなみにこの依頼主は・・・」

比企谷(・・・待てよ?サッカー部のマネージャーってことは・・・)

いろは「せんぱ〜い!」ガララ

比企谷「げ」



いろは「・・・なにやってるんですか」

比企谷「いや、先生からの強烈なボディブローがだな」

いろは「そうやってさりげなく私のスカートの中でも覗こうっていうんですか?まじきもいです」

比企谷「んなの興味あるか、バカ」スクッ

いろは「な・・・!焦ったように立ち上がっておいてその台詞はないんじゃ無いですか!?」

比企谷「あ、焦ってねーしゅ」

雪ノ下「・・・ごほん!」

いろは「あ・・・そ、そういえばお話は聞きましたかぁ?」

比企谷「筋肉なんちゃらって奴か?」

いろは「そうなんですよぉ〜・・・ボランティアの人数だけ集まらなくて困ってるんです」

比企谷「数合わせじゃねーか」

いろは「だってほかのマネージャーの子達は筋肉達磨なんか興味ないって言っ・・・忙しいみたいで〜!」

比企谷(ああ、そう・・・)

いろは「ダメ・・・ですかぁ・・・?」

比企谷「ダメだ」

いろは「えぇ〜!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:47:01.37 ID:4XQilFIn0<> 雪ノ下「これは部長命令よ」

比企谷「知るか、ただの無償の労働提供じゃねえか」

比企谷「大体こういうボランティア必須ってしてる時点でイベント運営の金が無いですって言ってるようなものだ」

由比ヶ浜「しょ、しょうがないじゃん!無いものはないんだから!」

比企谷「イベントはしたいのに金は無いから無償で手伝ってくださいっていうのはおかしいだろ。それで俺たちみたいに何の得もしない奴らが駆り出されるのなら猶更だ」

由比ヶ浜「そ、そうかもしれないけどさ・・・」

比企谷「筋トレしたい奴らなら勝手にそこらのジムですればいい、やるなら他人を巻き込まず迷惑かけない場所でやればいい。俺たちにメリットはない」

由比ヶ浜「あ、あるもん!」

比企谷「あ?」

由比ヶ浜「メリットはあるって言ってるの!」

比企谷「どういう意味だ」

由比ヶ浜「そ、それは・・・ないしょ」

比企谷(なんだそれ・・・話にならん)

いろは「先輩、女の子にそういう事聞くのってマジサイテーです」

比企谷(なんで俺が責められなくちゃいけないんだよ) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/07/29(日) 22:48:33.74 ID:4XQilFIn0<> いろは「元々交流会やこういうイベントの参加は前々から要望が強かったんです。でも『生徒会で』中々参加できなくて・・・」

比企谷「・・・」

いろは「一応どっちも続けてるので、サッカー部に参加できる時には参加したいし、葉山先ぱ・・・皆さんのお役に立ちたいなって・・・」

比企谷「・・・・考えさせてくれ」

いろは「むぅ、曖昧な返事ですねぇ」

比企谷「とりあえず今日は帰る」ガララ





由比ヶ浜「ヒッキー大丈夫かな・・・」

いろは「・・・ここまで言わせたんです、必ず来てくれますよ」

由比ヶ浜「・・・」

雪ノ下「・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 23:10:38.12 ID:48zhGfWoO<> 俺にアンチして悪口言ってる奴ら、お前らさ、八幡にも同じこと言えんの?
俺は一応八幡の実写版みたいなものだから結局はそういう話になるんだぜ?
頭使って考えろよ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 23:11:33.65 ID:8CCwM619O<> 「結局今日はしなかったけど平気? なんなら放課後にでも搾り取ってあげようか?」

「俺の意見なんか聞くなよ。御主人様の命令に従いたいんだよ俺は」

「ふふ、じゃあ今日は溜める日で。美味しくしといてよ」

「ああ」

 そんな際どい会話をしつつ屋上から去り、教室に向かう。
 が、階段を下りて教室前に来たところで俺に声がかけられた。

「あ、八幡。ちょっといい?」

「おお、戸塚」

 声をかけてきたのは天使だった。
 と思ったら戸塚だった。あれ、じゃあ天使で合ってるじゃん。
 声を聞くだけで癒されるのはまさに天使の声だ。いや、さっきまで悪魔の腕の中で癒されてた俺の言うことじゃないが。別に癒されるほど何かに疲れてたわけでもないし。

「どうしたんだ?」

「うん。八幡さ、今度の土曜日って暇かな?」

「今週末?」

「最近八幡と遊んでないし、たまにはどうかなって思ったんだけど…………」

 そこまで言ったところで川崎がやって来た。
 誰かに気取られないように途中で別々になったのだが、追い付いて来てしまったようだ。

「…………何?」

 いきなり二人に見つめられて川崎は訝しむ。
 たぶん戸塚には俺と川崎の間に何かあることくらいは察せられているだろう。それでも大っぴらに言うことでもない。
 とりあえず当たり障りのない返事をしておくか。

「いや、何でもないよ川崎…………戸塚、明日までに返事するからちょっと待ってもらえるか?」

「うん、わかった。でも先約とかあったら断ってくれて全然いいからね」

 そう言ったところでチャイムが鳴り、俺たちは慌てて教室に入った。
 今のやり取りで川崎もだいたい現状を理解しただろう。あとで話し合わないと。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 23:12:24.15 ID:oqDVyb7RO<> 他の被害者さんはツイッターで小さなコミュニティを築きツイッターでの被害などのスクショされ共有されていますが、私の場合pixivでのトラブルでグループなどに属しておらず1人です。
また追い回されても嫌なので詳しい内容は伏せますが最初は絵についての悩み相談で「何故かコメントがつかない」「新しい絵をアップしたのに反応がない」など些細な物でした。
2ヶ月程して「オフ会したい」、「会いたい」など言い始めて「私は機会があれば」とだけ返事しました。
その後も似たような事を延々とダイレクトメールされました。
良本人がまったく描かないし練習する気も無いのでアドバイスのしようが無く、時間も昼、夜、深夜、早朝にランダムに送られ、私自身もリアルの仕事も忙しくまたダイレクトメールの量も大量なため返事も疎かになりました。
すると今度は催促のメールが来て「返事くれませんね」「忙しいのですか?」「いつなら返事くれますか?」「四六時中仕事している訳ありませんよね?」「怒りますよ」「無視している」と最後の方は脅迫じみた事を言われました。
返事で「私にもリアルの付き合いが有りますから」と言うと「リアルでの付き合いが可能なら私にも返事が出来ますよね!?怒りますよ」など言われ怖くなり、ブロックしました。
するとサブ垢でダイレクトメールして来て何度も何度も暴言を吐かれ「お前は悪い奴だとツイッターに拡散してやるからな!」と言われ、もう怖くて私はpixivを退会しました。
後から知ったのですが良の被害者はたくさんいて本スレが5ちゃんねるに有るのも知りました。
私はまた付きまとわれる可能性を考えると怖くてSNSに絵をアップする事が出来なくなりました。
これが私の被害内容です、あの悪人の楔としてスレが必要だと思う理由です。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 23:12:51.56 ID:vNpNiqiTO<> 「うー、お兄ちゃん…………」

 夕飯のあと自室に戻って勉強していると、遠慮がちなノック後に小町が部屋に入ってきた。
 表情から察するにいつものあれってわけじゃなさそうだ。

「おう、どうした小町?」

「うん、その、これなんだけど」

 そう言って小町は一枚の紙を差し出してくる。
 どうやら模試の結果のようだ。

「お、出たのか。どれどれ」

 俺はそれを受け取る。正直小町の表情からはそんなに良くなかったのではと思ったが、予想に反して充分な好成績だった。
 これが維持できるなら例え総武狙いでも慌てることもないだろう。ていうか。

「いい成績じゃねえか。何でそんな浮かない顔してんだよ?」

「うん、その…………例の御褒美のことなんだけど…………」

「何だ、やっぱりああいうのはよくないと思ってやめにするか?」

「それはない。むしろそれのために頑張った、まである」

「人の声音まで真似すんな…………じゃあ何だよ?」

「えーとですね、小町、女の子の日になっちゃいまして…………」

「…………ああ」

 生理か。
 確かにそれじゃああいうことは出来ないもんな。

「というわけでですね、今週末じゃなくてまた次の機会ということには…………」

「まあ約束だしな…………でもこれ以降も成績落とすなよ。ちゃんとした目標じゃなくて御褒美のためにってのはモチベーションも長続きしないからな」

「うん、それはわかってる。それじゃ、沙希さんにもよろしくー」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 23:13:18.29 ID:1zx1yUQpo<> 423 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (アウアウカー Sad1-h30C [182.251.246.14]) [sage] :2018/07/23(月) 07:16:02.81 ID:YCwcowk5a
>>422
余談だが逆のパターン。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8918287
がんばるガハマさんの物語で、あげてくれた「元凶」のクソ錯品に
比べたら至極まとも。
[空行略]
ガハマをageて雪ノ下や葉山をsageる話がマシとか
ヲチスレって本当に由比ヶ浜寄りの人が多いよね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 23:14:46.89 ID:hVrfVcvyO<> ついにディズニーに行く日になり朝にチェックインしてからディズニーランドに向かった。

2日目はディズニーシーの方に行く事になっている。2日目の夜に凛にプロポーズするつもりだ。

凛と腕を組みながら園内に入る。凛はばれないように変装もしているのだ。

母ちゃんや姉さん達とは勿論別行動になっているので二人きりのデートなのだ。

待ち合わせ場所と時間が決まっているのでそこに行けば良いことになっているのだ。

まず俺と凛はスターツアーズのアトラクションに向かった。凛と待っている間や移動の間に会話をするだけでも嬉しかった。

凛は変装も化粧も完璧にしているのでどうやら周りは気付かないようで安心したのだった。

ディズニーを効率的に乗り物を乗るには皆が昼食を取る時間に人気アトラクションを乗るのが最善なのだ。

そして昼食は13時半以降に取るのがベストなのだ。

次にシューティングギャラリーのアトラクションに向かった。

これは待ち時間は殆ど無いので楽しんで乗る事が出来た。次にウエスタンリバー鉄道のアトラクションに向かいこれも10分掛からずに乗る事が出来た。

この時に12時少し前位になったのでスプラッシュマウンテンの方に向かった。

一番人気のアトラクションなのでこれには凛と乗りたかったので二人で腕を組みながら向かった。

スプラッシュマウンテンの乗り場に着いた時には12時を過ぎていたので結構すいていた。

殆どが昼食に向かったので30分掛からずに乗る事が出来た。

このアトラクションは一時間半近く待つのが当たり前なのが大幅に短縮出来るのだ。

次にプーさんのハニーハントのアトラクションに向かう。このアトラクションも人気のアトラクションなのでこの時に乗った方が良いのだ。

此方も大幅に短縮で乗る事が出来た。

昼食の時間になったので二人で人気のレストランへと向かった。

昼食のピークは過ぎていたのでスムーズに席が取れて二人で昼食を注文してから席についた。注文した食事が来ると二人で食べ始めた。

「はい。あーん💓❤」

凛がアーンしてきたので俺が食べると今度は俺が仕返しした。

「はい。あーん💓❤」

俺が凛にアーンしたら凛も喜んでアーンして食べた。二人で食べ終わるまで交互に食べさせあったのはいうまでも無い。まわりも余りの甘さに口から砂糖を吐いていた。

昼食が終わってからアリスのティーパーティーとガジェットのゴーコースターにミニーの家の3アトラクションを乗ったら待ち合わせ時間に近くなったので二人で待ち合わせ場所へと向かった。

待ち合わせ場所に到着すると既に母ちゃんと姉さん達がいたのであった。

「八幡…。凛ちゃんも今日は楽しめた?」

「うん。母ちゃん。楽しかったよ。凛とデート出来るだけでも嬉しいよ。」

「機会を作って頂き感謝します。私も楽しかったです。」

俺も凛も母ちゃんに感謝の気持ちを伝えると母ちゃんも姉さん達も笑顔になった。

「八幡。このあと皆で夕食取ったら皆でパレードを見てディズニーリゾートに戻ります。」

刀奈姉さんがこれからの予定を教えてくれた。

母ちゃん達が既にレストランの予約をしていたのでレストランに向かうと皆で会話をしながら食事を普通にした。


夕食が終わると今度は皆でパレードを見に向かった。凛と見るパレードは格別だと思った。

パレードが終わるまでいて終わったらディズニーリゾートに戻った。こうして一日目は終了した。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 23:15:27.35 ID:PA0DvlGgO<> 貴方の作品が存在するだけで私たちファンは、そして原作者は不快な思いをしています。俺ガイルの制作サイドとは私も個人的に付き合いがありますが、全員が「気持ち悪い」「すぐに削除してほしい」と言ってました。ここまで人を傷つけておいて謝罪しないのですか?
私は俺ガイルの原作を全巻持っています。原作のファンです。原作のファンとして命令します。謝罪しなさい。いいですか?これは私だけの命令ではありません。私の周りの人間(全員原作ファン)もそう言っています。
「謝罪するなら許してあげてもいい」とのことです。今すぐ原作者様、出版者様、そしてファンを代表して私に謝罪文を送りなさい。これ以上俺ガイルを汚さないでください。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 23:17:21.10 ID:vqTKkmHdO<> 1の母でございます。
このたびは、息子がこのようなスレッドを立ててしまい、
皆様には大変ご迷惑をおかけしております。深くお詫び申し上げます。
息子は幼い頃に父親を亡くし、そのショックで内気な子供になって
しまいました。そのせいか、小・中学校ではいじめにあっていたのです。
この年になるまで、恋人はおろか友達さえもいないようで、大変心配
いておりましたが、この俺ガイルというラノベを知って以来、息子も
少し明るくなったようです。「やっぱり八幡の考え方や行動が僕に似てるんだよね」
と、とても楽しそうに夕食の時に話してくれるのです。
どうぞ皆様、息子を暖かく迎えてやってくださいまし。本当は良い子なんです。
よろしくお願い申し上げます。
                         1の母より
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/29(日) 23:34:42.70 ID:oHav4kAlO<> 憂鬱である。何を急に、と思うであろうが、とにかく憂鬱であるのだ。

昔からそんな人生であった。憂鬱そのものを具現化したような、なにかモニャッ!とした人生であった。

遡ること約4前?私、八幡はだいたい中3くらいだろうか、今日も死んだような顔で朝の道を歩く。

友達がいない訳ではないが、本当の友達が何人いたかは分からない。勉強は、まぁ出来ない。女は、無い。運動はといえば、やる気を出せばもう少し出来たかも知れない。でも、そのやる気を出さなかったから、全然ダメ…!

正にお先真っ暗というような、消しカスのような人生を送っていた。

それから1.2年後の八幡を考えてみると、これまた散々な人生を送っていた。最早、可哀想。

でも自業自得だから多少はね、と思う。

この頃は、まともに話せる人間すら、周りには居なくなっている。

中学に戻りたいとも思ったが、給食で牛乳を押し付けられたり、ムカデ競争の練習で全部自分のせいにされるのは嫌だ。

やっぱりこれで良い、と、妥協した。マイナスよりはプラマイだと、考えた。

それから、高校を卒業したが、彼が今どこで何をしているかは分からない。

八幡は、自分のことであるが、今、彼が何をしているのかは、分からない。

八幡は何がしたいのか、本当にしたいことが分かっちゃいない。

目標が曖昧。これでは自分の居る場所も分からない。まるで生きちゃいない。

八幡は将来、生きているだろうか。私は今まで生きてはいなかった。

僕たちの未来を確かめる手掛かりは、僕らの中に



自分の道が見つかったときには、また、



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 01:09:55.97 ID:D+gqYtNoo<> 423 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー! (アウアウカー Sad1-h30C [182.251.246.14]) [sage] :2018/07/23(月) 07:16:02.81 ID:YCwcowk5a
>>422
余談だが逆のパターン。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8918287
がんばるガハマさんの物語で、あげてくれた「元凶」のクソ錯品に
比べたら至極まとも。
[空行略]
ガハマをageて雪ノ下や葉山をsageる話がマシとか
ヲチスレって本当に由比ヶ浜寄りの人が多いよね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 01:11:38.16 ID:9G2xZ57TO<> 暇なアホいるな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2018/07/30(月) 02:01:45.72 ID:VcAmxl/tO<> なんで本編進行中、本編完結後時間帯の本編活躍設定のクロスオーバーキャラ、オリ主の一話完結型短編二次創作が定着しなかったんだろ
例えば)
穂乃果「見崎鳴さん、君が好きです!」
http://i0.wp.com/loveca.jp/wp-content/uploads/2013/11/AMq28WE.jpg
真姫「榊原恒一くん、君が好きです!」
海未「比良塚想くん、君が好きです!」
凛「九頭竜八一くん、君が好きです!」
穂乃果「雛鶴あいさん、君が好きです!」

響け!ユーフォニアムキャラのラブライブ!にありがちなこと
久美子「先輩、まだラブライブは嫌いですか?」
みぞれ「たった今好きになった」
麗奈「私、EXILEになりたいの。
    他の奴らと、同じになりたくない。
    だから私は、EXPGに通ってる・・・EXILEになるために」

平成ライダー風俺ガイルクロスオーバー
雪乃「今こそ、神の中の神になる時ィ……!!」
八幡「俺が間違っていた。神なんてなんの意味もない。JUDOは倒さなくちゃならない。俺はシグルドになる」
結衣「……ヒッキー」
八幡「もう二度と誰の言いなりにもならねえ……誰にもナメた口は利かせねえ! 俺は……俺は、人間を超えるんだ!」
雪乃「私は神だ! 私の夢は…不滅だ!!」

ギルティクラウン風ガヴリールドロップアウトクロスオーバー
ダァト「桜満集、未来永劫ガヴリールと生きる事を誓うか?」
桜満集「ガヴリールだけがずっと傍にいて僕を信じてくれたんだ」

ギルティクラウン風クオリディア・コード クロスオーバー
桜満集×天河舞姫
ほたる「桜満集、ヒメと添い遂げる事を誓うか?」
桜満集「ヒメだけがずっと傍で僕を信じてくれた。だから、僕はヒメと共に生きる!」
銀呼「なら、僕達は君の味方だ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2018/07/30(月) 02:39:08.58 ID:VcAmxl/tO<> いろは「今日は先輩方からのLINEが多い」

いろは「揃って『大事な話がある』と言って、全然本題に入らない」

いろは「もう寝たいけど、どうしよう」

いろは「と言ってる内に雪乃先輩からのメッセージが来ちゃった」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 02:45:40.92 ID:VcAmxl/tO<> 雪乃『私は実は男だったの』

雪乃『昔、女装に興味があって父に「女になりたい」とお願いしたら』

雪乃『身体は男のままに戸籍と仕草を女に変えられてしまった』

いろは「マジですか!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 02:49:04.69 ID:VcAmxl/tO<> 雪乃『半分冗談のようなものだったのだけれど』

雪乃『そろそろ打ち明けないと由比ヶ浜さんのスキンシップに欲情しておぞましい事件を起こしてしまいそうよ』

雪乃『どうしたものかしら』

いろは「結衣先輩に打ち明けたら良いんじゃないですか」

いろは「と言うのもなぁ……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 02:57:53.59 ID:VcAmxl/tO<> いろは「悩んでたら先輩からも来ちゃったし……」

いろは「さて、どうしたものか」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 08:44:21.70 ID:Dov+4xiIo<> 気にせず続けてくれ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 09:58:18.06 ID:ZDvlo65fO<> いろは「今日は先輩方からのLINEが多い」

いろは「揃って『大事な話がある』と言って、全然本題に入らない」

いろは「もう寝たいけど、どうしよう」

いろは「と言ってる内に雪乃先輩からのメッセージが来ちゃった」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 09:58:42.64 ID:OzatFe3pO<> いろは「悩んでたら先輩からも来ちゃったし……」

いろは「さて、どうしたものか」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 09:59:17.10 ID:Q//PRP7zO<> 昼休み

由比ヶ浜「へへ、ゆきのんのお弁当楽しみ・・・」

雪ノ下「そんな大したものじゃないわ・・・」

パカッ

由比ヶ浜「わぁ・・・!唐翌揚げだぁ〜!もらっていい!?」

雪ノ下「どうぞ。昨日の残り物よ。そんな大したものではないわ」

由比ヶ浜「そんなことないよ〜!ん〜おいひ〜!ゆきのんありがと!」

雪ノ下「由比ヶ浜さん、あなた自分のお弁当が・・・」

由比ヶ浜「あ、そうだった!どうしよ〜カロリーが・・・て」

雪ノ下「どうしたのかしら」

由比ヶ浜「いや・・・その・・・・」

由比ヶ浜「・・・ヒッキーさ、最近ちょっとあれだよね・・・・その」

雪ノ下「太ってきたわね」

由比ヶ浜「ハッキリ言っちゃった!」

雪ノ下「由々しき事態だわ」

由比ヶ浜「そ、そうだよね!折角カッコ良かったのに・・・」

雪ノ下「あんな悪臭には耐えられないし、あんなのが奉仕部にいると知れたらそれこそ誰も依頼をかけなくなるでしょう」

由比ヶ浜「あ、そっちか・・・」

雪ノ下「依頼をこなさなければいつまでも比企谷君との決着はつけられないもの」

由比ヶ浜「そういえばあったねーそんな話」

雪ノ下「早急に対処する必要があるわね」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 10:00:02.71 ID:ZGk3Gt5/O<> 比企谷(先生は変わった)




比企谷(婚活に失敗したある回数を超え始めてから、いつにも増して頻繁にラーメンを食べに行く様になった)

平塚「さて、明日はどこに行くかな」

比企谷「今さっき食べたばっかでもうそんな事言ってるんすか…」

平塚「あ、この間見かけた二郎系のインスパイアの店があったな…そこに行くとするか。なあ比企谷」

比企谷「流石に毎日ラーメンはキツイです。小町が晩飯作ってくれてますんで」

平塚「そうか・・・お前には暖かい家族がいるんだったな・・・」

比企谷(アンタも実家に帰れば家族いるだろが・・・)

平塚「私が実家に帰るとやれ結婚だのお見合いだのいい人はいないのかだの…もううんざりだ…冷め切っているよ我が家は…」

比企谷(しかもラーメンいけませんって話しただけでなんか俺が地雷踏んだみたいになってんじゃねーか・・・っべーわー・・・っべー) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 10:01:02.69 ID:j3vUHqbTO<> 奉仕部アンチで制裁無いなら需要無いんで書かなくていいよ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 10:05:51.48 ID:I+eREAKdO<> 決着も本物も、そのあとに続くやつも、結局誰と誰がくっつくかってことと同義じゃねーか。

ぶっちゃけ、ことここに至ってそれ以外に興味あることなんてないだろうに
誰と誰がくっつくかんてどーでもいいとか言ってるやつは、単に敗北濃厚のガハマ厨が逃げてるだけって分かりきってんだねw <> ◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 22:15:07.15 ID:utiBeKgi0<> >>1です。これで酉ついてるのかな? <> ◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 22:21:50.36 ID:utiBeKgi0<> 由比ヶ浜母「結衣ー!お風呂空いたわよー」

由比ヶ浜「はーい・・・」

いろは『・・・ここまで言わせたんです、必ず来てくれます』

由比ヶ浜(必ず来てくれます、か・・・)


由比ヶ浜「・・・いいなぁ」




小町「おにいちゃーん、ご飯できたよー」

比企谷「おう」

サラダ・豆腐ハンバーグ「やあ」

比企谷「・・・これだけ?」

小町「うん」



ご飯「・・・」ツヤツヤ

比企谷(なんで俺の分だけ炭水化物先輩がいないんだよ)



比企谷(まぁいいか・・・マヨネーズマヨネーズ)スッ


小町「」シュバッ


比企谷「・・・」

小町「・・・」

比企谷(ソースでいいか)スッ


小町「」シュババ


比企谷「・・・・小町ちゃん?」

小町「なに?」

比企谷「調味料取ってくれない?」

小町「いいよ、はい」

ゴトッ

比企谷(酢て・・・)

小町「お兄ちゃんは自分を律する必要があると思うんだよねー」

比企谷「・・・」

小町「お兄ちゃんは最近ちょっと、いやぶっちゃけて言うと・・・結構太ってきてるじゃん?」

比企谷「・・・」

小町「運動しないお兄ちゃんのダイエット方法は食生活の改善が一番だと思うのですよ」

比企谷「こんなんじゃ生きていけねーよ」 <>
◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 22:27:47.00 ID:utiBeKgi0<> 小町「大丈夫、炭水化物ダイエットってこの間雑誌で見たから!」

比企谷(その情報源はどうかと思うが)

小町「小町的には、今のデブいちゃんより昔のスラっとしたカッコイイお兄ちゃんに戻ってきてほしいなーって・・・あ、今の小町的にポイント高い!」

比企谷(デブいちゃんって最早原型留めてねえじゃねえか。つか発音しづれぇな、どこぞの大統領夫人になっちまうぞ)

比企谷「残念だったな。もう俺はそんな食事程度で治るような段階じゃない」

小町「うわ、開き直ってるし・・・じゃあ運動とか何かするとかさー」

比企谷「めんどくさい」

小町「はぁ・・・あんまり言いたくないけど、小町お兄ちゃんの事目は腐ってるけどカッコイイって学校の友達に言ってるんだよ?」

比企谷「お前何勝手に人の事言いふらしちゃってんの?」

小町「まぁ嘘だけど」

比企谷(嘘なのかよ、実の妹にカッコイイとか言われてちょっと嬉しくなっちゃったじゃねえか)

小町「でも正直、今のお兄ちゃんは友達に合わせたくないなー・・・って」

比企谷「・・・」

小町「お友達とか家に連れて行くのもちょっと遠慮しちゃうかも・・・」

比企谷(口ではこう言ってるが、恐らく俺がこれからどうなろうが、こいつが外で俺に対する態度を変えることはしないだろう)

比企谷(その時俺は勿論、小町もあらぬ中傷を受けることになるかもしれない。以前ですらあまり良いとは言えなかった状況だ)

比企谷(それでもきっと家族だから、いつまでも俺の味方でいてくれるのだろう。俺がそうであるように)

比企谷(だからこれは、こいつなりの忠告なんだろう)

比企谷「・・・・なんとかする」

小町「うん、頑張ってねー」



比企谷「・・・せめてケチャップだけでも」

小町「えー」

比企谷(豆腐ハンバーグ味無しは流石にきついんだが・・・) <>
◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 22:29:19.62 ID:utiBeKgi0<> 比企谷「・・・もしもし?」

雪ノ下「あら、珍しいわね」

比企谷「今日はすまんかった」

雪ノ下「今更よ。貴方の屁理屈は今に始まったことじゃないわ」

比企谷「今日話したボランティアの件だが・・・」

雪ノ下「・・・そう、分かったわ」

比企谷「ああ、宜しく頼む」

ツーツー


由比ヶ浜「はぁ・・・」

アザレアヲーサカーセーテー

由比ヶ浜「ゆきのんからメールだ・・・ん」

雪ノ下:比企谷くん、参加するそうよ

由比ヶ浜「こういう時に言うのはゆきのんかぁ・・・そうだよね」

由比ヶ浜「でも・・・ちょっとはあたしに話してくれてもいいのに」 <>
◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 22:37:20.50 ID:utiBeKgi0<> 当日

比企谷「うす」

いろは「先輩おっそーい!もう!」

比企谷「お前が早すぎるんだろ」

いろは「私はサッカー部の人たちと来たからボランティア組より早いんですー!」

比企谷「その一緒に来たサッカー部はどうした」

いろは「今着替えとかで準備してます」

比企谷(そう言う一色は既にスポーツウェアに着替えていた)

比企谷(肩にさりげないフリルのついたピンク色のあざといシャツは一色らしさがよく出ている。つーかシャツの丈妙に長くない?短パンちょっとしか見えてなくてなんかエロい感じになってるんだけど)

いろは「あれ?先輩そんなにこの恰好気に入ったんですか?」

比企谷「いや・・・」

いろは「この緩い感じが私にピッタリですよね〜」

比企谷「お、おう」

いろは「は!もしかして服装褒めて好感度上げとか狙ってるんですか?ごめんなさいそういうの嬉しくなくはないですけどあざといので無理です」

比企谷(相槌しか打ってないのにフラれたんだが)



由比ヶ浜「やっはろー」

雪ノ下「こんにちは」

いろは「おはようございまーす、今日はよろしくでーす」

平塚「さて、集まったな」でぷーん

比企谷(ジャージがピチピチだ・・・なんて惨い・・・いかん涙が)

平塚「設営等はすでに終わっている。君たちにやってもらうのは給水スペースのドリンクの補充や参加者のマッサージ等だ。よろしく頼む」 <>
◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 22:42:05.47 ID:utiBeKgi0<> 比企谷(先日は予算がないだのなんだの憶測で滅茶苦茶言ったが、思ったよりしっかりしたイベントだった)

マッチョマン「飲み物良いかな?」

比企谷「どぞ」

マッチョマン「ありがとう!」

比企谷「・・・ッス」

比企谷(子供からお年寄りまで参加する地域一体型の運動会みたいなものだ)

比企谷(このイベント自体、どうやら地域住民との交流を目的としたものらしい。御託はいいから金をくれ)

いろは「葉山先輩すっごーい!」

ドヨドヨ

葉山「フッ・・・!フッ・・・!」ガッシャガッシャ

戸部「隼人くんスゲー!これはベンチ90も余裕っしょー!」

マッチョマン「中々有望じゃないか・・・」

マッチョウーマン「貴方こそ、その筋肉・・・今度の大会狙ってますね?」

マッチョマン「君は・・・北区に出来たヨガジムの・・・噂は聞いてるよ」

比企谷(市区にあるスポーツセンターからトレーニング器具も借り、見事に地域のマッチョマン達の交流の場になっている。字にすると気持ち悪いな)

雪ノ下「はい、これで終わりです」

マッチョマン「ありがとう、君マッサージ上手いんだね、どこかのマネージャー?」

雪ノ下「いいえ。次の方」

マッチョマン「そうか・・・」トボトボ

比企谷(奉仕部女子がやってるストレッチ・マッサージのブースは見事に人だかりができている)

由比ヶ浜「んしょ・・・!んしょ・・・!」

マッチョマン「あ^〜・・・いい・・・」

由比ヶ浜「身体柔らかいですね〜」

マッチョマン「柔らかくしないと血流が悪くなるからね。代謝の良い体を作ってこそ良い筋肉は出来上がるんだ。全てにおいて大事なのは筋肉に快適な環境を提供することさ」

由比ヶ浜「そ、そうなんですねー!」
? <>
◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 22:45:41.55 ID:utiBeKgi0<> 比企谷「おつかれさん」スッ

由比ヶ浜「あ、ありがとー」

比企谷「大盛況だったな」

由比ヶ浜「あたしの番になった瞬間にみんなこっち来たから・・・タイミング悪くて大変だったよー」

比企谷(多分タイミングの問題じゃないと思うぞ)

由比ヶ浜「いやー、運動するっていいねー」

比企谷「そうか?」

由比ヶ浜「うん、最初はめんどくさいって思ってたけど・・・終わってみると意外と気持ちいいっていうか・・・」

比企谷「ほーん」

由比ヶ浜「さっきもね、二の腕を引き締めるストレッチをヨガジムの人に教えてもらってたんだけど・・・」

由比ヶ浜「ほらみて、んっ・・・」

比企谷(そういって由比ヶ浜は両腕を左右に広げて身体を捩じり始めた。なにやってだこいつ)

比企谷「い、いきなり何してんだよ」

由比ヶ浜「えー?こうやってやるんだよって教えてもらったから、ヒッキーもどうかなって」

比企谷「・・・」

比企谷(身体を捩じるたびに胸が形を変え、捩じることで由比ヶ浜の肺から漏れ出た空気がなんだか切なげな吐息を作り出している)

比企谷「わ、わかった、わかったからもういい」

由比ヶ浜「そう?ならいいんだけど・・・」

比企谷「多分だが、あまりそれは人前でやらないほうがいいぞ・・・ビッチっぽいし」

由比ヶ浜「な!?ヒッキーマジキモイんだけど!どこみてたの!?」

ギャーギャー <>
◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 22:52:49.28 ID:utiBeKgi0<> いろは「せんぱーい」

比企谷「あん?なんだよ」

いろは「先輩もやってみてくださいよーこれ」

筋トレマシン「・・・」

比企谷「断る」

いろは「えー!?なんでですかー!?」

比企谷「周りのレベルが高すぎるんだよ。こんなところで恥かきたくねえ」

いろは「そんなことないですよー!ほら!中学生とかも軽い奴で挑戦してますよー!」

材木座「フッ・・・フッ・・・」ガッシャガッシャ

比企谷「あれは運動部だろう。完全引きこもりの俺には無理だ」

いろは「ぶー!」

材木座「フッ・・・フッ・・・」ガッシャガッシャ

比企谷(あんなのちょっと上げてみろ。翌日の筋肉痛がやばいにきまってる。しかも俺みたいな普段運動しないニート(しかもデブ)みたいな俺がやった時なんてもっとやばい)

いろは「先輩そのままで本当にいいと思ってるんですかー?」

比企谷(文化部にも課すあの謎のマラソン大会やスポーツ大会とかの学校行事をやった翌日くらいにはやばい)

いろは「ちょっと聞いてますかー?」

比企谷(つかあれやった後運動部の奴でもたまに筋肉痛やべーとか言ってる奴いるよね?そんなに辛いものなら猶更文化部の人間にやらせるもんじゃねえよ。体育祭・・・恐ろしい子・・・!)

材木座「フッ・・・フッ・・・」ガッシャガッシャ




比企谷「・・・・・何やってんの?」

材木座「フッ・・・!1セット終わった・・・ふん、他愛もない」

比企谷「・・・」

材木座「おや!?八幡ではないかぁ!奇遇だなこんなところで」

比企谷「ほんとにね」

材木座「いや、我のような普段運動しないニートまがい(しかもデブ)の人間がやるなんて絶対筋肉痛やばいと思っていたのだが、戸塚氏に『運動も健康に良いよ』と言われてな・・・たまにはこういうのも悪くはないかなと・・・」

比企谷(誰も聞いてねえよ。つーか戸塚に気遣われてるってどういうことだ。このデブ・・・あ、俺もだった)

いろは「ほらーこの人もやってるんですし、ちょっと先輩もやりましょーよ!ちょうどその腕のお肉、落とせるかもですよ!」

比企谷「ぐ・・・」

比企谷(本来であれば周りのトレーニング方法を参考にしてちょっと軽い運動を目立たないところでひっそりやろうかな〜くらいに思っていたのだが・・・)

比企谷(なんでわざわざ知り合いの前でやるんだよ、もうただの羞恥プレイだろ)

材木座「問題ないぞ八幡。我と一緒に復唱だ。デブは意外と力持ち、さんはい」

比企谷(秋葉原のスーパーハッカーに謝れ) <>
◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 22:54:30.50 ID:utiBeKgi0<> 由比ヶ浜「わ!戸部っちすごーい」

戸部「マジ!?俺ってばイケてる感じ!?」ガシャガシャ

葉山「戸部、集中しろー」

由比ヶ浜「なんか男の子の筋肉ってカッコイイかもー」

戸部「・・・結衣」

由比ヶ浜「ん?」

戸部「・・・海老名さんも・・・好きかな?」

由比ヶ浜「んー・・・あ!でもこの間姫名が持ってた本は細マッチョな男の人が沢山出てたような・・・」

戸部「マジで!?うおおおおおおおおお!!!!やるしかないっしょー!!!!」ガシャガシャガシャガシャ

葉山「戸部、もう少しペース落とせって!もたないぞ!」

ワイワイ



比企谷「・・・」

いろは「先輩?」

比企谷「いや・・・」

比企谷(本当に馬鹿だな、俺は)

筋トレマシン「おっ」

いろは「あ」

比企谷「この器具の使い方・・・教えてくれ」

いろは「・・・はいっ」



平塚「うおおおおおおおおおお」ガシャガシャガシャガシャ <>
◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 22:56:58.27 ID:utiBeKgi0<> ・・・・・・・・・・・・・・・


平塚「そんなわけでラーメンを食べるのは暫く禁止した」

比企谷「はぁ」

比企谷(あのイベントがきっかけでジムトレーナーとも知り合った平塚先生はジムに通い詰め瞬く間に体重を減らし、元のプロポーションを取り戻すことに成功した)

比企谷(俺自身もそれから毎日ちょっとした運動を心掛けることにした)

比企谷(そしてトレーニングにハマった先生はそのままラーメンの食事制限を始めた。3日坊主にならずに済んだようだ)

比企谷(必然的に俺もラーメンを食べる回数が減っていき、まだ元の状態とは言えないが、少しづつ体重は戻ってきている)

平塚「それじゃ、私はジムに行ってくるから」

比企谷「わざわざそんなことを言いに部室まで来たんすか」

平塚「お前をラーメン中毒に引きずり込んだのは私だからな。すまなかった」

比企谷「気にしなくていいっすよ。俺がしたくてやったことなんで」

平塚「ふふ・・・そうだ。雪ノ下に礼は言ったか?」

比企谷「いえ・・・なんでまた?」

平塚「む?そうか・・・ははは、君たちは本当に不器用だな」

比企谷(そう言って笑った先生の顔は、ドキリとするほど優しい笑顔だった) <>
◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 23:02:03.70 ID:utiBeKgi0<> ガララララララララララ


雪ノ下「あら、早いわね」

比企谷「先生に開けてもらった」

雪ノ下「そう」

比企谷「・・・」

雪ノ下「何かしら」

比企谷「いや」

比企谷(なんだかんだこいつのお陰でこうして今の俺がいるわけで)

比企谷(元々こういうことを言うのは得意ではないんだが、何故かこいつにこの言葉を言う時が一番緊張する)




小町『やっぱお兄ちゃんは痩せてるほうが一番だよー』

比企谷『以前の目も当てられない体型よりはマシだろうな』

小町『またそんなこといっちゃってー、本当は嬉しいんでしょ』

比企谷『うるせ』

小町『あ、運動ってー』

比企谷『あん?』

小町『自信をつける効果があるらしいよ、よくわかんないけど』

比企谷『なんだそりゃ』

小町『お兄ちゃんも自信、ついてきたんじゃない?』

比企谷『何に対してだよ。つーかこんなんでつくくらいなら俺はこんな腐った目になってないし、そもそも」

小町『・・・要はね、小町が何を言いたいのかっていうとー』

比企谷『・・・なんだよ』

小町『お礼言うんだよ?ってこと』

比企谷『・・・分かってる』



比企谷(小町と話した内容が脳をよぎった)

比企谷(こうして今俺がそれを言葉に出そうと思ったのは、もしかしたらその自信とやらのせいかもしれない)

比企谷(自分を信じるということは、それだけ生きてきた自分を認めるということだ)

比企谷(俺は今までもこれからも、どんなに辛い目にあったとしても絶対に後悔しない。そう考えて生きてきたつもりだ。自分が自身を認めてあげずに、誰が認めてくれるというのだろう)

比企谷(だからこれは決して付け焼刃なものなんかじゃない。これは元々俺の根底にある考え方だ。決して俺が変わったわけではない)

比企谷(だが、もしそれを改めて気付かせてくれたのであれば猶更、俺は彼女に言わなければならない) <>
◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 23:12:51.49 ID:utiBeKgi0<> 比企谷「・・・ありがとな」

雪ノ下「何のことかしら、いきなりお礼だなんて気持ち悪い」

比企谷「わからないならいい」

雪ノ下「そう」



由比ヶ浜「やっはろー」

雪ノ下「こんにちは」

由比ヶ浜「・・・ヒッキーやっぱり痩せたねぇ」

比企谷「・・・」

雪ノ下「ナル谷くん、ニヤニヤするのは気持ち悪いからやめてもらっていいかしら」

比企谷「う、うるせえな」

比企谷(そら人が毎日少なからず頑張ってんだ、報われる言葉が嬉しいのは何もおかしいことじゃない、だからニヤけるのも仕方がない)

比企谷(たまに電車でスマホ見ながらニヤニヤしてる学生とかおっさんとかも何かを毎日頑張ってスマホの中の美少女に褒めて貰ってるんだろう。やっぱソシャゲってすげえわ)

由比ヶ浜「うん・・・やっぱ、カッコいいなぁ・・・」

比企谷「・・・・」

雪ノ下「・・・・」

由比ヶ浜「・・・あれ?今私、声に出てた?」

比企谷「・・・」

雪ノ下「・・・ええ」

由比ヶ浜「ああわわわわ忘れてっ!ああ〜〜・・・」

比企谷(由比ヶ浜が頭を抱えてしゃがみ込み、部室には気まずい空気が漂う)

比企谷(部室内をなんとも言えない静寂が包み込むと、窓の外から1週間しか寿命がないと言われる男たちの叫び声が聞こえてきた)

雪ノ下「夏ね」

比企谷「夏だな」

由比ヶ浜「露骨に誤魔化されるとそれはそれで嫌なんだけど!?」

比企谷(ふと、戸塚に海に誘われていた事を思い出した)

比企谷(それまでにもう少し運動を頑張ろうかなーと一瞬思ってしまった自分がいた、が、それを全力で殴り倒し)

比企谷(これから始まる夏休みを冷房の効いた快適な自室でどう自由に過ごそうか考えながら、この退屈で悪くない時間を過ごす事にした) <>
◆C90pLtpFyA<>saga<>2018/07/30(月) 23:15:44.73 ID:utiBeKgi0<> おわりですhtml依頼だしてきます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 23:18:16.98 ID:CGHxVmUoO<> おつんつん
むしろそんな急激に太ったり痩せたりすると逆に体にも皮膚にも悪そうだが、まあフィクションだしな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/30(月) 23:40:59.18 ID:eJVpFBH2O<> つまんね、アンチじゃねーし <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/31(火) 00:12:43.08 ID:f5y2/lA1o<> 綺麗に終わったな
おつおつ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/31(火) 00:26:41.86 ID:TlHzTdIjO<> ガハマの人気うざい
スレ多くて目障り

なんであんなキャラが人気なんだろうな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2023/06/05(月) 22:37:17.78 ID:vRxKytVEO<> [ピザ]幡は面白かったので痩せる必要はなかった <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2023/07/05(水) 08:32:28.48 ID:Vcnpa3SHO<> 原作からしてデブ幡だしな
作中の行動を考えると間違いなく三段腹のデブやな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2023/09/02(土) 16:28:16.66 ID:u1CTKRFHO<> 俺ガイルはファンタジーやから
あの生活習慣で太っていないとか現実的に考えてありえん <>