◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/07/31(火) 22:38:39.82 ID:WoOVXTQDO<>ありす「なんで……なんでですか!」

ありす「あの時、私を導いて……アイドルにして……それからあなただけのシンデレラにしてくれるって…いっ…て」グスッ

―少女の言葉は最後まで出すことができず

ありす「あ……待って……待ってくだ……さい」

―そして永久に

ありす「あなたに……感謝も……まだ……」

ありす「グスッ……こんな恋なら……好きにならなければ……」



―愛しい人と会うことはできなくなった

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1533044319
<>【デレマス】ありす「好きから始まるアイドル」
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/07/31(火) 22:40:32.75 ID:WoOVXTQDO<> 橘ありす誕生日SSです

短いです

こちら、独自の設定がありますので、よろしくお願いいたします <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/31(火) 22:44:16.71 ID:AOZdPazeO<> 拡散希望
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◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/07/31(火) 22:46:23.33 ID:WoOVXTQDO<> 「はい、おっけーです」

ありす「はい、ありがとうございました」

モバP(以下P)「ありす、お疲れ」ポンポン

ありす「あ、プロデューサーさん。お疲れ様です」

P「無事に終わったな……」

ありす「はい……少し、寂しいです」

P「人によっては……終わるのもいるんだろうな」

ありす「はい……その」

ポンポン

P「何にしろ、今日の1500で終わることは確定だったからな」

P「ガラケー版のシンデレラガールズは」

ありす「はい」 <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/07/31(火) 22:51:26.08 ID:WoOVXTQDO<> ありす「でも私は」

チュッ

ありす「好きな人には大好きって言えましたから」

ありす「きっと……いえ、絶対に大丈夫です」

P「あぁ、その通りだな。じゃあ帰ろうか」

ありす「はいっ」ニコッ





スタッフA「ロリコンだな」

スタッフB「ロリコンだね」

「「でも仕事はできるんだよなぁ」」 <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/07/31(火) 23:00:28.86 ID:WoOVXTQDO<> ―事務所

P「それじゃあ」

『ありすちゃん、お誕生日おめでとう!』

フゥー

パチパチパチ

ありす「ありがとうございます」ニコッ

桃華「ではプレゼントタイムですわね」

桃華「私からはイチゴ型のイアリングですわ。友人として、ライバルとして、将来の伴侶を巡る恋敵としてこれぐらいのお洒落は当然ですわ」

ありす「ありがとうございます。でも大丈夫ですか?敵に塩を送るなんて」

桃華「それぐらいの余裕がないと櫻井の娘として」

千枝「ありすちゃん、桃華ちゃん!もう、喧嘩をしないの!」

千枝「みんなが独り占めしたいのはわかるけど、Pさんはみんなのものなんだから」

P「わー、もの扱いかよ」

千枝「あ、千枝からは、仁奈ちゃんに協力してもらって」

仁奈「がんばったのですよ!」

千枝「等身大、Pさん抱き枕です」

ありす「わぁ……すごい」カンシン

梨沙「何、このクオリティの高さは」

みりあ「千枝ちゃん千枝ちゃん!みりあもコレ、欲しいなぁ」

千枝「ごめんなさい……仁奈ちゃんの着ぐるみさんに協力してもらってるので」

仁奈「仁奈の着ぐるみが消えてしまうのですよ……」 <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/07/31(火) 23:04:42.70 ID:WoOVXTQDO<> …………
……

薫「ところで、ありすちゃんって、せんせぇとのはつたいけんっていつだったの?」

ありす「ぶぅーっ!」

P「おいおい、そんなこと聞いてどうする……」

こずえ「きかせろー」

由愛「(///)」モジモジ

小春「小春も聞きたいです〜」



ありす「(///)」チラッ

P「(///)」コクリ

ありす「あれは……まだ、私が橘と呼ばれることにこだわっていた頃でした」 <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/07/31(火) 23:26:12.57 ID:WoOVXTQDO<> …………
……

ありす「ありがとうございました」

ありす「ふぅ……」

ありす「またオーディション落選です」

ありす(歌うことには興味があったが、所詮はアイドルなんてという気持ち)

ありす(それを見透かされたようで最悪の気分だった)

ありす「歌……だけじゃだめなのかな」



アリスー

ありす「ん……またですか」

P「ありす、お待たせ……そうかまたダメだったか」

ありす「人の顔を見ただけでダメだって決めつけないで下さい!」

ありす「それから、橘ですって何度も言ってるじゃないですか!」

P「すまんすまん、まぁ橘の四文字よりありすの三文字の方がいいやすくてな」

ありす「もう!大体、源平藤橘と言いまして、由緒正しい苗字なんですから、そんな理由で選択肢から外さないで下さい!」

P「ははっ、悪い悪い。じゃあ、ありすのどこが悪かったかまたレッスンだな」

ありす「もう!わかってません!」

―すべてこんな調子だった <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2018/07/31(火) 23:26:51.91 ID:WoOVXTQDO<> とりあえずここまで

誕生日なのに分けてごめんよ <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/08/01(水) 09:45:31.30 ID:YmaRSqWDO<> ―そんなある日

ありす「はぁ……」

ありす「また……ですか」

ありす「何が足りなかったのか……」

―下手にプライドがあった当時の私は、自分を……長所を否定することばかり考えていた

―そんな時

アンッ、ピーチャマ、コンナトコロデスルンデスノ?

モモカガサソッタンジャナイカ

ありす(今の声……)

ありす(プロデューサーさんと櫻井さん?)

ありす(一体、何を)

チラッ

―私は見てしまった

ありす(この部屋かな?)

ありす(そーっと)

アンッアアアッ!ソコッ、キモチイイデスワ!

ありす「っ!?」

ありす(嘘……なんで)

―プロデューサーと……別の担当アイドルとの

ハァハァ、ヌカナイデクダサイナ

ピーチャマ、モット……モットシテクダサイマセ

モウジカンガナイカラマタナ

ありす「んっ!」

ありす(こっちに……来る)

タタタッ

―肉体的な情事を……





桃華「あら?Pちゃま、このハンカチは誰のですの?」

P「この刺繍はたしか……ありすのか」

P「……ということは」 <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/08/01(水) 10:12:43.70 ID:YmaRSqWDO<> タタタタタタッ

ありす「はぁはぁ……」

バタン

ありす「はぁはぁ……まさか」

ありす「今のって……」
―胸が必要以上にドキドキした

ありす「その……枕…的な……」

―自分と同じ世代のアイドルがあんなことをしているなんて

ありす「たしか、私の方が先にデビューしてるのに……最近、人気が出ているお嬢様アイドルって」

ありす(もしかして……ああして)

―自分の中のインプットされたメモリーではそう思うのが精一杯だった

―でも

クチュッ

ありす「ひゃんっ!」

ありす(何?何ですか?今の……刺激は)

ありす(やだ……お股が……キュンって)

―身体の方はわかっていたみたいでした <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/08/01(水) 22:28:26.65 ID:YmaRSqWDO<> ありす(たしかここを……)

ツンッ

ゾクゾクッ

ありす「んあっ!」

ありす(今……ちょっと触っただけなのに)

ありす(私……どうしたんだろう)



ありす(もうちょっと……ちょっとだけなら)

サスサス

ありす「ん――〜!」

ありす(ダメ……この感覚――)

ありす(ぞわっとして……でももどかしくて)



ありす(指だけじゃなくて……)

つ【机】

ありす(あそこでなら……もっと気持ちいいかな) <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/08/01(水) 22:34:44.84 ID:YmaRSqWDO<> ありす(スカートをたくしあげて)

ピラッ

ありす(私のここを……机に)

スリスリ

コスコス

ありす「はぅ〜〜」

ありす(指でするより……イイ)

プニュ

ありす(また……濡れてきた)

クチュクチュ

ありす(やだ……机まで)

ありす(でも……こんな変なことなのに……)

スリスリ

ありす「あッ、ふあっ……んぅ〜……」

ゾクゾクッ

ありす(ダメっ……)

ピクッ

ありす(もう少しで何か……何かが)



カチャ

P「何をしてるのかな。橘さん」ヒヤヤカ

ありす「あ……」サーッ

―プロデューサーさんを見た瞬間

―私は…… <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/08/01(水) 22:40:15.71 ID:YmaRSqWDO<> ―ドキドキする

パサッ

シュルッ

―これを脱いでしまえば下着だけの姿になる

パチッパチッ

P「ほぅ……そう来るか」

―わかっていても手は止まらなかった

ありす「ぷ……プロデューサーさん」ドキドキ

ありす「わ、私も……その」

―もう心臓を破裂しそう

ありす「せ、セックスしてください」



―この一言でプロデューサーさんをモノにできると思った



―でもあの人は

P「イヤだと言ったら?」

ありす「えっ……」

―まさか

―さすがにそれは私には信じられない一言だった <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/08/01(水) 22:52:17.42 ID:YmaRSqWDO<> P「少なくとも、知っていると思うが俺には桃華がいるからセックスのパートナーならいらない」

P「ましてや、自分自身をさらけ出せないお嬢さんにはな」

ありす「な――」

―私が櫻井さんとの逢瀬を見たのを知ってる?

―あと、私が気にしていることをずけずけと口に出すなんて



ありす「あ……」パクパク

―でも図星だった

―素直に自分の言葉を出せず、黙っているのが大人っぽいと考えていたそれまでの私は、この世界に入っていかに自己アピールを遠慮なしに……しかも本音で話すのが大事なのかも

ありす「なら……私は」

ありす「私はどうしたら……」グスッ

P「……」

P「下積みも大切なのは理解しているな」

ありす「……」コク

P「向上心はあるのは認めている。だから半人前を承知でこの業界の世間に出していた」

ありす「えっ……でも普通なら」

P「そう。普通ならもう潰れていてもおかしくはない。でもありすはここにいる。違うか?」

ありす「……」

P「……ありすがやりたいことはわかっているつもりだ。でも嫌いなことや苦手なことはまだ手探りなんだ」

P「どこかの橘さんが素直でないせいでな」

ありす「っ」 <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/08/01(水) 23:01:39.71 ID:YmaRSqWDO<> P「まぁ正直に言えば、もっとプロデュースに協力して欲しいってことかな」

P「少なくとも、ありすが大きないちごのクレープを頬張る顔は大変興味のあるそれだからな」

ありす「あ、あれは……その」

P「はははっ、話がそれたな」

P「だからもし枕営業的なことを考えていたらすぐにやめなさい。そんなことしなくても、俺が見たありすは間違いなくシンデレラを目指せる」

P「もし、ありすが硝子の靴をはけないのなら、サイズに合った靴を用意するのもプロデューサーの仕事さ」

―あぁ、私は

ありす「プロデューサーさん……」

―どうしてこの人を信じられずにいたんだろう

ありす「ご…めんな……さい」

P「ん……わかってくれたか。なるべく自分でわかってほしかったからな。今まで冷たく接していた様に見えてごめんな」ナデナデ

ありす「あ……」

ドキッ

―さっきのドキドキとは違う鼓動

―これは

ありす「プロデューサーさん……」

P「あ、子ども扱いはイヤだったか?」

ありす「いえ……少し屈んでください」

P「ん?」

―そのときはっきり自覚した

―私はこの人に

ありす「ん……っ」

チュッ

―恋してしまったのだと <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/08/01(水) 23:10:02.97 ID:YmaRSqWDO<> ………………
…………
……

ありす「あ、あとはその……なし崩しにといいますか、雰囲気でそのまま」

桃華「ふーん……そうでしたの」

ギュュュュッ

P「痛い痛い!許して!」

千枝「も、桃華ちゃんもそこまでですよ」

桃華「あら。Pちゃまのお宅で襲われた方がおっしゃることですの?」

千枝「も、も、も、桃華ちゃんだって、海でビキニ着て誘ったくせにぃ!」

梨沙「あー、惚気あいはそこまでよ」

千佳「みんな仲良くだよ」

小春「それに今日はありすちゃんがお姫さまですよ〜」

ありす「そうです!今日は私が朝までPさんを独り占めしますからね。覚悟してください!」

P「とほほ、俺の人権はないのかよ」



ありす「そうですね」

ありす「いつもよりキモチよくなったら考えますよ」

ありす「だから」

ありす「……6年も待つ必要はありませんからね。しっかり味わってください」



(o・▽・o)&(●・▽・●)おわりだよー
(*>△<)<ナーンナーンっっ <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/08/01(水) 23:16:00.18 ID:YmaRSqWDO<> 本番シーンはこちらはRでないので削除しました(由愛んときみたいに暴走はしませんよ)

本文にあるいちごクレープを食べるありすは、U149でおなじみの廾之氏のTwitterのありす誕生日絵が元になります



では改めて

橘ありす、誕生日おめでとう <>
◆K7qLUv4H.Lbp<>sage<>2018/08/02(木) 17:54:00.01 ID:BV6hwIXDO<> そんな
https://pbs.twimg.com/media/DjXrNxWUYAA9NrG.jpg
(無断転載失礼) <>