以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/26(日) 00:51:25.12 ID:bQfiqrY30<>ラブライブ!×イナイレ

オリ技有り。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1535212284
<>千歌「サッカーやろうよ!」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/26(日) 01:03:46.40 ID:bQfiqrY30<> トン

トン

トーン

千歌「ぅわとと……!」

コロコロ……

千歌「うぅ……」ショボン…

ビュウウウウ……!

千歌「っ!?」

コロコロ……

千歌「あ!」


普通の私の日常に、突然訪れた奇跡。


タッタッタッ……

千歌「はぁ、はぁ……!」

何かに夢中になりたくて……

コロコロ……

何かに全力になりたくて……

コロコロ……

わきめも振らずに走りたくて……

コロコロ……

でも、何をやっていいかわからなくて……

ピタッ

千歌「はぁ、はぁ……んしょっと……」

くすぶっていた私の全てを吹き飛ばし……

ビュオオオオオオオ!

千歌「……!」

舞い降りた……!


【Love Live! second winner……】


それが――――――――
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/26(日) 01:05:51.66 ID:bQfiqrY30<> ――――――――海岸

トン

トン

コロコロ……ピタッ

千歌「にっ……♪いっくよー!」ダンッ!

曜「来いっ!♪」

千歌「うっりゃあ!」バッ!

曜「なんの!」バッ!

バッ……バッ……!

コロッ!

千歌(行ける!!)

ズパッ!

千歌「だああ!!」

曜「甘いっ!」ガッ!

千歌「ぅあっ!?」ヨロッ

ズザァ!

曜「っし、っと♪」パシッ

千歌「ってて……」

曜「大丈夫?」スッ

千歌「ん……」ガシ…

曜「惜しかったね♪」

千歌「今のは抜けたと思ったのに……。フィジカル負けした……」

曜「まだまだ千歌ちゃんには負けないよ♪」ゞ

千歌「むぅ……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/26(日) 01:07:25.00 ID:bQfiqrY30<> 千歌「あーあ。いっつもおんなじ相手じゃ変な癖ついちゃうよ。たまには曜ちゃん以外とも1on1したいなー」ゴロン

曜「不服?私とマッチアップして勝てたことないくせに」ツンツン

千歌「そうじゃないけどぉ……」

曜「私たちの周りにはプレイヤー少ないもんね。ムッちゃんたち誘うとか?」

千歌「選手より実況の方がいいって」ブスー

曜「アハハ……。まあ、サッカーは人気だけど、楽しみ方は人それぞれだしね」

千歌「はやくメンバー集めて、試合したいのになぁ……」

曜「メンバーどころか……サッカー部も無いけどね。うちの学校」

千歌「だから作ろうとしてるんじゃん!」

曜「集まるといいね〜。メンバー」

千歌「絶対集める!!そして……そして……!!」

曜「ラブライブ……だっけ?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/26(日) 01:34:20.32 ID:1ZG8NbavO<> 千歌「そう!フットボールフロンティアと並ぶサッカーの祭典、ラブライブ!!あの大きな舞台で戦って……一番になる!!」

曜「じゃあまずは、私なんか相手でも一勝出来るようにならないとね」ニシシ

千歌「むうぅ……」

曜「それとメンバー集めね」

千歌「わかってるよぉ……」

曜「拗ねない拗ねない♪あー……そういえば、今日転校生が来るらしいよ」

千歌「転校生?」

曜「うん。たしか東京の……なんていったっけ……。サッカーで有名な学校だったと思うけど」

千歌「本当に!?サッカー好きかな!?好きだよね、サッカーが有名な学校なら!!もしかしてサッカー部だったり!?」グアッ!

曜「さあ?有名ってだけでサッカーをやってたとは限らないし……」

千歌「そっかあ……」ショボン

曜「……ってうわ!?もうこんな時間!!学校遅れる!!」

千歌「えっ!?うわわわ!!」

曜「千歌ちゃんはやく!!」

千歌「ちょっと待って!!ボール!!」アワアワ

ボンッ!

千歌「うわあああ!!蹴り飛ばしちゃったあ!!!」

曜「なにやってるの!!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/26(日) 01:46:04.76 ID:bQfiqrY30<> ヒュウウウウ……

ボンッ……ボンッ……

コロコロ……

???「……………………」


千歌「はぁ、はぁ……ごめんなさーい!!」タッタッタッ……


???「……………………」スッ

ポンッ……ポンッ……

ポーン……

千歌「!」

フワッ……

千歌「っとと……」キャッチ

???「……………………」クルッ…スタスタ…

千歌「……………………」

曜「千歌ちゃーん!」

千歌「あ……」ハッ

曜「どうしたの?ボーッとして」

千歌「今の人……」

曜「ああ……スゴく柔らかいボールタッチだったね。繊細っていうか、動作がキレイっていうか」

千歌「……………………」

曜「って、だから遅刻しちゃうってば!!急ぐよ千歌ちゃん!!」

千歌「あ、うん!!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/26(日) 12:16:08.02 ID:v52xeg3SO<> ――――――――浦の星女学院

――――――――二年教室

ダダダダダダ……

ガラッ!

曜「セーフっ!!」

千歌「間に合ったぁ!!」

むつ「おっはよー」

いつき「今日もギリギリ」クスクス

千歌「アッハハ……」

曜「千歌ちゃんのせいだよ」

千歌「間に合ったんだからいいじゃん」

よしみ「今日もボール蹴ってたの?」

千歌「もっちろん!」

むつ「相変わらずサッカーバカだね、千歌は」

千歌「褒め言葉ありがとう!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/26(日) 12:21:42.36 ID:v52xeg3SO<> よしみ「そういえば聞いた?転校生の話」

千歌「うん、さっき曜ちゃんから」

よしみ「その転校生、あの音ノ木坂から転校して来たらしいよ」

千歌「音ノ木坂!!?」

曜「あー……そうそう。音ノ木坂学院だっけ」

千歌「あのサッカーの名門中の名門の!?」

よしみ「うん」

千歌「そんなスゴいところから転校……ってことは、その子もサッカー好きだよね!?ねっ!?」

曜「だから、さっきも言ったけどその子がサッカー好きとも、サッカー経験者とも限らないって」

千歌「ううん!絶対好きだよ!だってあの音ノ木坂だよ!?世界中のサッカー選手が憧れるあの音ノ木坂!!これはもう運命だよ!!」

いつき「運命って……」

むつ「大袈裟な……」

千歌「どんな子だろ〜♪楽しみだなぁ♪」ルンルン

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2018/08/26(日) 12:46:40.58 ID:v52xeg3SO<> ガラッ

先生「はい、席について」

バタバタ……

先生「今日からみなさんと仲間になる、転校生を紹介します」

千歌「♪」ドキドキワクワク

曜「千歌ちゃん、落ち着いて」ヒソヒソ

先生「どうぞ、入って」

スタ……

スタ……


ヒュウウウウ……

???「……………………」スタスタ……


千歌「!」

曜「あの子……って……」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/26(日) 21:03:48.08 ID:KK+A9KzXO<> ???「クシュン……失礼……」

サアアア……

???「東京の音ノ木坂という高校から転校してきました」

千歌「……!!」


梨子「桜内梨子です。よろしく」ニコッ


千歌「〜〜〜〜!!奇跡だよ!!」ガタッ!

梨子「?」

曜「ちょっ、千歌ちゃん!?」

ズンズンズンズン!

ガシッ!

梨子「キャッ!?」

千歌「桜内さん!!」

梨子「は、はい?」

千歌「サッカーしたことある!?」

梨子「えっ、と……?」

千歌「あるよね!?さっきのボールタッチ、絶対経験者だよね!?」

梨子「さっき……」

曜「えっと、ゴメンね桜内さん。あ……私、渡辺曜」

千歌「高海千歌!!」

梨子「は、はい……」

曜「さっきのこと覚えてない?海岸で、千歌ちゃんが蹴り飛ばしたボールを返してくれたでしょ?」

梨子「ぁ……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 00:05:24.87 ID:EKsRjggJO<> 千歌「あのときのボールタッチ、スゴくキレイだった!桜内さん、サッカーやってたんでしょ!?」

梨子「それは……」

千歌「!!」キラキラ

梨子「うっ……」


先生「高海さん、ホームルームを始めますよ。席についてください」


千歌「ひゃい!」

梨子「ほっ……」

千歌「桜内さん!」

梨子「はいっ!」ビクッ!

千歌「また後でね♪」ウィンク

梨子「……………………」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 00:09:02.13 ID:xlX8KfWc0<> ――――――――お昼休み

キーンコーンカーンコーン

梨子「ふぅ……」

千歌「桜内さん!サッカーしよっ!」

梨子「えっと……結構です」

千歌「私と1on1でいいよね?曜ちゃん審判で」

曜「オッケー」

梨子「えっ?あの……」

千歌「さっ、行こー!」グイッ

梨子「えええっ!!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 00:15:07.70 ID:xlX8KfWc0<> ――――――――校庭

千歌「いっちに、さんし……」グッグッ!

梨子「あの……」

曜「ゴメン。千歌ちゃん、一回言い出したら聴かないから……。少し相手してあげれば、お腹すいて落ち着くとは思うからさ」

梨子「はあ……」

千歌「梨子ちゃん、ポジションは?」

梨子「……………………」

千歌「ポジション……って、あれ?もしかして、本当に未経験者……?」

梨子「あ、いえ……ミッドフィルダー(MF)でした」

千歌「MF……!じゃあ曜ちゃんと一緒だね!ちなみに私はフォワード(FW)!」

曜「まあ、まともに試合したことないから志望だけどね」

千歌「内浦のエースストライカーとは私のことだよ!」

曜「自称ね、自称」

千歌「そのうち現実になるもん!!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 00:21:30.94 ID:xlX8KfWc0<> 千歌「メンバー集めて、ラブライブに出る!!」

梨子「!」

千歌「そして優勝する!!」グッ!

梨子「優勝……メンバーもいないのに?」

千歌「んー、まだ三人だけど……大丈夫!!なんとかなるよ!!」

梨子「なんとか……」

曜「三人って、桜内さんを入れてでしょ」

千歌「そうだよ?」

曜「そうだよって……。せめて桜内さんに許可を取ってから……」

梨子「あの……」

千歌「?」

曜「?」

梨子「この1on1で私が勝ったら、私をメンバーに誘うのを諦めてくれますか?」

千歌「ふえ?」

梨子「諦めてくれますか?」

千歌「……………………」

サアアア……

千歌「わかった。その代わり、私が勝ったらメンバーに入ってもらうよ」

梨子「わかりました」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 01:03:43.23 ID:xlX8KfWc0<> 曜「えっと、それじゃルールは……」

梨子「十分」

千歌「!」

梨子「十分間、私から一度でもゴールを奪えたら高海さんの勝ち。それでどうですか?」

曜「それって……」

梨子「ピッチはハーフ。1on1なので当然キーパーは無し。シュートはペナルティエリア以外でも、どこからでも撃っていいです。もちろん……撃てるなら」

千歌「さすがに……舐めすぎじゃないの?」

梨子「足りませんか?なんだったら、チャージとスライディングも無しにしましょうか」

千歌「自信?」

梨子「そうですね。私の実力はさておき……試合経験も無い素人にはちょうどいいハンデです」

千歌「ちょっとムカッてした」

梨子「……始めましょうか」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 01:05:55.52 ID:xlX8KfWc0<> 千歌「曜ちゃん、お願い」

曜「う、うん!」スッ

コロッ……

ボンッ

千歌「!」パシッ

梨子「……………………」

千歌「絶対決める」

ヒュウウウウ……

千歌「……………………」

梨子「……………………」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 01:07:05.92 ID:xlX8KfWc0<> ――――――――生徒会室

???「……………………」



――――――――図書室

???「……………………」

???「なに見てるずら?」

???「あ、ううん……。ちょっと……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 01:54:23.68 ID:xlX8KfWc0<> ――――――――校庭

曜「それじゃあ……!」スゥー!

ピィーッ!

千歌「!!」ダッ!

梨子「……………………」

千歌「……………………」ザッ!


曜(実力のわからない桜内さんに無闇に突っ掛かろうとしない。距離を取って出方を窺ってる。千歌ちゃん、イラついてるけど冷静だ)


梨子「消極的なプレイですね」ジリッ

千歌「挑発には乗らないよ」コロッ…コロッ…

千歌(桜内さん棒立ち……。距離取ってるのに……なんだろ、このイヤな感じ……)

梨子「攻めなきゃ点は取れませんよ」

千歌「……それもそうだよ、ねっ!!」ダッ!

梨子「…………」ダッ!

千歌「やあっ!!」ギュッ…ダンッ!

梨子「…………」ヒュンッ!

千歌「てやっ!」ボンッ!

コロッ……!


曜「股抜き!!」


千歌「っ!!」ダンッ!

梨子「まだです」ガンッ!

千歌「っあ!!……っ!!」ズザッ!

梨子(チャージをくらってもボールをキープする……。身体はそこそこ出来てるみたいですね)

千歌(左右の揺さぶりに簡単についてくる……!それにこんなに細身なのに、壁にぶつかったみたいに硬い!)

梨子「遅いだけですね、高海さん」

千歌「この……ッ!」

梨子「スピードもテクニックも普通……。それじゃあ、無理ですよ。ラブライブなんて」

千歌「ッ!!」

梨子「…………」スッ

ビュウウウウッ!

千歌「ぅあっ!!」


曜「桜の花びらが渦を巻いて……!!」


梨子「【チェリーブロッサム・ナイトメア】!!」ビュオオオオ!

千歌「っああああああ!!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 21:33:05.33 ID:xlX8KfWc0<> 千歌「っつ!!」ドシン!

トン……

梨子「……………………」ピタッ


曜「花びらが千歌ちゃんからボールを掠め取った……!あれが……桜内さんの……!」


千歌「必殺技……!」

梨子「……………………」

千歌「この……!」

ポンッ

千歌「!!」パシッ

梨子「……私の勝利条件はゴールを奪われないことですから」

千歌「ボールキープしたままじゃ、奪われもしないってこと?」

梨子「ええ」

千歌「カチーン……。吠え面かいても……知らないよ!!」ダンッ!

梨子「高海さんのスピードはもう見切りました」バッ!

千歌「っ!!」ギュッ!

コロッ……

梨子「あなたじゃ私は抜けない」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 21:39:35.33 ID:xlX8KfWc0<> 千歌「そっか……。じゃあ、抜かない!」キッ!

梨子「!」

千歌「てやあっ!!」トンッ……バシュッ!

梨子「上空に大きく蹴り上げた……!」


曜「千歌ちゃんのドリブルセンスは中の下がいいとこ……。私相手のマッチアップで勝ったことは一度もない。だけど、ストライカーとしての千歌ちゃんは……!!」


千歌「とぉりゃああっ!!」ギュインッ!

シュパッ!

千歌「【みかんドライブ】!!」ドガァッ!

ゴオオオオ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 23:30:47.92 ID:xlX8KfWc0<> 梨子「みかんのオーラを纏った必殺シュート……」

千歌「ゴールがら空き!!いっけー!!」

ゴオオオオッ!

梨子「まあ、だからといって……」シュンッ!

シュンッ!!

千歌「なっ!!?」


曜「シュートに……追い付いた!!?」


梨子「この程度の必殺技……パスにもなりませんよ」タン

ポロン……♪

梨子「そしてこれが、本当の必殺シュートです」

――――――――♪

ズバァッ!

梨子「【アリアスパーダ】!!」

ドガアアアアアアアア!

千歌「【みかんドライブ】が……押し戻されて……!!」

梨子「はぁあああああああ!!」

ドゴォォォォォォォッ!!

バシュウウウウ――――――――!! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/27(月) 23:42:17.61 ID:xlX8KfWc0<> 曜「シュートブロック……!千歌ちゃんのシュートをシュートで返して……ゴールを決めた……!!」


千歌「……………………!!」

梨子「……歴然ですね」

千歌「!」

梨子「実力の差です。これ以上は……」

千歌「まだ!!」

梨子「……………………」

千歌「まだ時間はある!!ゴールを決めたら私の勝ち……でしょ!!点を取られたら取り返せばいい!!サッカーに諦めるなんて言葉無い!!」

梨子「……負けず嫌いは見苦しいですよ。高海さん」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2018/08/28(火) 09:04:29.14 ID:udn7883eO<> ――――――――

バシュッ!

バシュッ!

バシュウッ!

千歌「はあっ、はあっ……!!」

梨子「……………………」

コロコロ……


曜「9-0……。ゴールを決められないどころか、まるで桜内さんに敵わないなんて……」


梨子「これで、自分のレベルがわかりましたか?」

千歌「はあっ、はあっ……」

梨子「あなた程度のプレイヤーなら、全国に掃いて捨てるほどいます。ラブライブに出場出来るのはその中でもほんの一握り。その中の一チームのみが、優勝という栄光を手にするんです。なんとかなる……そんな淡い理想じゃ無理です」

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