以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/05/28(火) 17:45:09.58 ID:NVC3yGLr0<>りあむ(ぼ、ぼくが総選挙3位になっちゃうなんて……! そりゃ中間発表3位だったんだから可能性としてあったけどさ!)

りあむ(まさかそのまま突き抜けるとは思わなかったよ! ちょっと話題になっただけで、あとは目立たなくなると予想してたのに!)

りあむ「……」

りあむ(どうしよう……。総選挙お疲れさまパーティーに呼ばれたけど、参加したほうがいいのかな)

りあむ(しなきゃいけないよね、3位だもん。200人近くいるアイドルの中で上から3番目だもん)

りあむ(……3位……新人のぼくが……)

りあむ(何もしてない、まだまだこれからのぼくが……他のアイドルを差し置いて……)

りあむ(パーティーに出たとして、どんな顔すればいいの? 先輩たちは、ぼくを見てどんな顔をするんだろう?)

りあむ(……めっちゃやむ……)


藍子「りあむちゃん、どこにいるんだろう」

りあむ「!!」

りあむ(この声は、パッションアイドル5位の高森藍子ちゃん!)

まゆ「いませんねぇ」

りあむ(それに総合8位、キュートアイドル3位の佐久間まゆちゃん!?)

まゆ「パーティーの準備ができたし、みんなも揃ってるのに」

藍子「あとはりあむちゃんだけなのにね」

りあむ(あわわわ、人気アイドルの2人がぼくを探してる……! 出ていったほうがいいよね!?)

りあむ(でも怖いよぉ。ぼくなんかが3位になったから、きっと嫌々な気持ちで探してるに決まってるよぉ)

りあむ(『なんであいつが』とか『調子に乗るな』とか言いたいのを押し殺して、笑顔で接してもらうの辛いよ。やむ)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1559033109
<>【モバマス】りあむ「ヤバいヤバいヤバい」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 17:47:00.98 ID:NVC3yGLr0<> 藍子「ところでまゆちゃん。どこから食べる?」

まゆ「例の件のことですか?」

りあむ「……?」

藍子「うん」

まゆ「そうですねぇ、まだ決められないです。藍子ちゃんは?」

藍子「えへへ、実はもう決めてるの。すごく楽しみ」

りあむ(何の話をしてるんだろう。料理?)

藍子「あー、お腹すいたなぁ……」


藍子「早くりあむちゃん食べたい」

りあむ「!?」


まゆ「藍子ちゃん、ダメですよ。誰かに聞かれでもしたら」

藍子「誰もいないみたいだし、ちょっとくらいならいいんじゃないかな」

まゆ「……それもそうですね」

りあむ(き、気のせいだよね? 今、ぼくを食べるって……)

まゆ「りあむちゃん、お肉ついてますからねぇ。みんなで食べるとなると少しずつになっちゃいそうですけど」

りあむ「!?!?」

藍子「志希ちゃんのラボから大きな鍋を貸してもらったし、丸ごとコトコト煮込みたいよね」

りあむ「!?!?!?」

まゆ「どんな味がするんでしょうねぇ」ウフフ

りあむ(う……ウソだ……何かの間違いだ……!)ガタガタ

りあむ(あ、そっか! これは夢なんだよ! そもそもぼくが3位なんておかしな話だしね、早く覚めないかなぁ!) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 17:48:59.70 ID:NVC3yGLr0<>
カタンッ

りあむ(げっ、しまった! スマホが落っこちた!)

まゆ「今のは?」

藍子「女子トイレのほうから聞こえたね」

まゆ「……もしかして、りあむちゃんが……?」

藍子「だとしたら私たちの話を」

りあむ(あばばばばば)

まゆ「りあむちゃん、いるんですかぁ?」

りあむ(近づいてくる!!)

藍子「個室の中かな」

まゆ「一部屋ずつ開けてみましょうか」

ガチャ

りあむ(ひっ! マズい、このままじゃ見つかる! そして食べられる!)

まゆ「いませんね」

藍子「次、私が開けるね」

ガチャ

りあむ(怖い怖い怖いどうしようどうしよう!!)ガタガタプルプル

まゆ「ここにもいません。さっきの音、気のせいだったんでしょうか」

藍子「もう一部屋あるよ」

りあむ(ど、どうして!? どうしてぼくを食べるの!? 何でなの!?)

りあむ(はっ! もしかして、ぼくみたいな新人が一気に持ち上げられて、3位になっちゃったから……! 他のアイドルの努力を蹴飛ばすようなことしちゃったから……!) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 17:52:43.96 ID:NVC3yGLr0<> まゆ「りあむちゃん」

藍子「ここにいるの?」

りあむ(それに激怒して、アイドル全員で『あいつ食べちまおうぜ』って話に……!?)

りあむ(……さすがにそれは……)

バンッ

りあむ「うおおおおおおお!!」

まゆ・藍子「!?」

りあむ(あんまりだ!! 人のすることじゃない、狂ってるよ!!)

りあむ(このまま逃げよう! 全力で走って事務所を出て、それから……)

志希「あー、りあむちゃん発見♪」

りあむ(え?)

文香「ようやく見つけましたね……」

ナターリア「探したんダヨ?」

りあむ(ひえええ! 一ノ瀬志希ちゃん鷺沢文香ちゃんナターリアちゃん! 本物だー!)

りあむ(……待てよ? さっきまゆちゃんと藍子ちゃんが話してたことが本当なら、この3人も……!?)


まゆ「見つけた!」

藍子「逃がさない!」

りあむ(しまった、後ろから追手が!!)

ナターリア「2人とも、そんなに慌ててどうシタ?」

まゆ「りあむちゃんに例の話を聞かれてしまったんです」

文香「……ほう……」

志希「なるほどねぇ」

りあむ(目の色が変わった!?) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 17:54:47.85 ID:NVC3yGLr0<> ナターリア「リアム、何もしないカラじっとしてるヨ。何もしないカラ」

りあむ「する気満々じゃんか!! そのロープどっから出したのさ!?」

志希「それ」ギュッ

文香「隙あり」ギュッ

りあむ「あっ! くそう、ナターリアちゃんは囮か!」

ナターリア「ふっふっふ、ダマされたナ」

りあむ「ちくしょーはなせぇー!」

志希「それはできないなー」

文香「大切な食べ物ですから……」

りあむ「!!」

りあむ「や、やっぱりそうなの!? 冗談じゃなくて、ぼくみんなに食べられちゃうの!?」

まゆ「うふふふ」

ナターリア「休憩ルームにいけばわかるヨ」

りあむ「やだやだやだぁ!! やんでばっかの人生だけど、まだ生きてたいよぉー!!」


〜〜〜〜〜〜


志希「みんなー、捕まえてきたよー」

雪美「ほんとだ……」

楓「どこに隠れてたんですか?」

藍子「女子トイレです」

忍「いかにも、りあむさんが潜みそうな場所だね」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 17:57:24.69 ID:NVC3yGLr0<> こずえ「ごちそうだー……」

智絵里「美味しそう」

梨沙「はやく食べたいわ」ペロリ

りあむ「うわーん!! ぼくなんか食べてもお腹壊すだけだよぉー!!」

文香「鍋の用意は、できていますか……?」

加蓮「もちろん。ほら、ぐつぐつ煮えてるでしょ」

りあむ(こっ、これが大きな鍋!? ぼくなんか余裕で入れそうなサイズじゃんか!!)

りあむ「ねえ、マジのマジでぼくを食べるの!?」

梨沙「うん」

りあむ「なんでさ!? どうしてこんな仕打ちをするの!?」

未央「ふふふ、どこを食べようかなー。太ももにしようかなー」

まゆ「未央ちゃんが一番最初に食べてくださいね。シンデレラガールなんですから」

未央「ありがとう!」

七海「七海はお魚を主に食べるのれ、ちょっとだけでいいれす」

智絵里「わたし、耳たぶを食べてみたい……」

藍子「私はおっぱいがいいな」

りあむ「話に花を咲かせないでくれる!? 誰でもいいから質問に答えてよう!」

りあむ「まあ、大体わかってるけどね! みんな怒ってるんでしょ? ド新人のぼくが、先輩たちを抜いて3位になっちゃったことを!」

加蓮・まゆ「……」

りあむ「たくさん、たくさんしてきた努力は何だったのかって。こんな奴が3位だなんてバカみたいだって。そう思ってるんでしょ?」

りあむ「ぼくが憎いんだ! だからこんなこと!」

未央・志希「……」

加蓮「どうする?」

忍「ちょっと早いけど、もうバラしちゃおう」

楓「そうですね。可哀想ですし」

りあむ(解体(バラす)!?) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 18:04:08.02 ID:NVC3yGLr0<> りあむ(はは、口も利きたくないって感じか。終わった……短い人生だったな)

りあむ(……せめてもうちょっと、アイドルを頑張ってみたかったかも……)

加蓮「りあむ」

りあむ「いいよ、もう諦めたから。煮るなり焼くなり好きにしてよ」


ギュッ


加蓮「ごめんね、冗談なの」

りあむ「えっ?」


りあむ「……は?」

加蓮「冗談だよ、りあむを食べるっての」

りあむ「……」

七海「やりすぎたみたいれす」

藍子「ドッキリとしては大成功だけど……罪悪感が湧いちゃうね」

りあむ「ドッキリ? えっ、待って! これってドッキリだったの!?」

未央「そうだよ。しきにゃんが発案したんだ」

志希「こんな子供だまし、本気で信じるとは思わなかったけど♪」

りあむ(……冷静になって考えてみたら、確かに子供だましだ。なんで怯えてたんだよ、ぼく)

りあむ(いや、原因はアイドルの演技力だ!! マジで食べそうな雰囲気だったもん!! 目に影を落として舌なめずりしてたもん!! めちゃくちゃ怖かったし!!)

りあむ「あの……なんで……」

志希「ん?」

りあむ「なんで、こんなことしたの?」

志希「それはねー」

加蓮「とって食わないよ、ってことが言いたかったの」

りあむ「え……」

加蓮「りあむさ。さっき自分でも言ってたけど、『努力も何もしてない新人のぼくが3位だなんて! 先輩アイドルに憎まれる!』」

加蓮「って思ってるんだよね」

りあむ「……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 18:09:19.86 ID:NVC3yGLr0<> 楓「嫌がらせされる、と思ってたんですか?」

りあむ「だってそうでしょ!? ぼくは話題だけで3位になったんだもん! レッスンもお仕事もまだほとんどやってないし、こんな奴がトップスリーにいちゃいけないよ!」

まゆ「確かに、りあむちゃんはこれからのアイドルですから。まゆたちも3位になるとは思ってもみなかったです」

りあむ「だよね!?」

まゆ「それでも、まゆたちはりあむちゃんのこと嫌ったりしませんよ」

りあむ「ど、どうして!」

加蓮「嫌って何になるの? どれだけ人を妬んだって、そこから生まれるものなんて何にもないじゃん」

りあむ「……」

藍子「当然、悔しさはあるよ。新人のアイドルの娘に負けちゃったのかーって」

藍子「でも、そこから『りあむちゃんが憎い!』って考えるか、『悔しい! 次は1位になるため頑張ろう!』って考えるか、どっちがプラスになるかって言ったら、私は後者だと思うんだ」

梨沙「バネにできるしね」

藍子「うん! だから私たちは、りあむちゃんに『3位おめでとう』って言いたい。悔しい気持ちは一旦置いといて、アイドル仲間をいっぱい祝福するよ!」

りあむ「……うぇっ……」

りあむ「ぐすっ……ひっく……!」ポロポロ

こずえ「りあむ……ないてる……」

りあむ「だってっ……だってぇっ……!」グスッ

雪美「ハンカチ、どうぞ……」スッ

りあむ「ありがとう、佐城雪美ちゃん……」

雪美「私のこと、知ってるの……?」

りあむ「当たり前じゃん……アイドルの情報は全て頭に入ってるよ……」

りあむ「っていうかさ、どんだけ良い人たちなの……? その優しさが胸に染みるよ……!」

楓「褒めてもダジャレしか出ませんよ」フフッ

忍「それは楓さん限定な気が……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 18:20:28.65 ID:NVC3yGLr0<> 未央「はい、りあむ」スッ

りあむ「え?」

未央「そこに並んでる料理から、1つずつお皿に乗っけてきたんだ。一緒にパーティー参加しよ?」

りあむ「あ……ありがとう……! あと1位おめでとう、本田未央ちゃんっ!」

未央「えへへ、ありがとう」

七海「りあむさん、元気出ましたか?」

りあむ「うんっ! おかげさまで気持ちの切り替えができたよっ!」

文香「その言葉を聞いて、安心しました……」

藍子「しがらみが解けたってことでいいんだよね?」

ナターリア「だナ! お疲れサマパーティー始められるヨ!」

まゆ「そういえば、他のアイドルは? もう集まってるかと」

文香「お仕事が長引いているらしいです……プロデューサーさんも、少しだけ遅れてくるとか。まずは、ここにいる皆さんだけで乾杯を……」


りあむ「いやー! でも本当によかった! みんなにそう言ってもらえて! これで心置きなく来年1位になれる!」


加蓮「……え?」

りあむ「だってぼく3位だよ!? 先輩アイドルをごぼう抜きして3位! 前代未聞だよね!」

りあむ「努力してないのに3位だからさ! いっぱい努力して本物の尊いアイドルになれれば、もっと票が集まるんじゃないかな!? つまり来年は1位だよっ!」

加蓮・文香・志希「……」

未央「あー、待ってりあむ。それは…」

りあむ「えへへへ、オタクたちの指示をたくさん集めなきゃ♪ 手始めにSNSでセクシーな画像アップしよう。めちゃくちゃチョロいオタクたちだから簡単に食いつくよね♪」

りあむ「このおっきい乳も使えるよ、ぼくの武器として! 乳が無い人と比べたら確実に有利だよ!」

藍子・智絵里・忍「……」

七海・梨沙・楓「……」

りあむ「先輩たち、恨みっこなしだからね? ぼくが1位になったら今日みたいにお祝いしてね」

りあむ「またドッキリとか勘弁だよ! サプライズなら嬉しいけどさ!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 18:24:25.55 ID:NVC3yGLr0<> 未央「りあむ! ストップストップ!」

りあむ「あ、そうだ! 未央ちゃん、ぼくにもニックネームつけてよ! 可愛いのがいいな!」

未央「うん、つけるよ! その前にまず今の言葉、撤回しよう!?」

りあむ「へ? なんで……」


りあむ「!!」ゾクッ

りあむ(な、なんか急に寒気が)


加蓮「りあむ」

りあむ「?」

加蓮「あんたやっぱりメインディッシュね!」ニコッ

りあむ「えっ」

文香「味つけは、任せてください……」グッ

七海「七海は切り分け担当れす!」シャキン

りあむ「え? え? み、みんなどうして怒ってるの?」

ガシッ

まゆ「さあ、りあむちゃん! 大人しくしてください!」グイグイ

智絵里「美味しく食べますから」グイグイ

りあむ「ちょっとちょっとちょっと!! なんで引きずるの!! なんで鍋に近づけるのさ!!」

藍子「自分の胸に聞いてみればいいんじゃないかな。その無駄に大きなおっぱいに手を当てて」

りあむ「!?」

志希「みんなー、お湯が沸騰したよー」

加蓮「よっしゃ! 縄で縛ろう!」

りあむ「やめてえええっ! どうしてこんなに攻撃的なんだようっ!」

忍「準備オッケー!」

楓「吊り上げてください」

志希「ラジャー! スイッチオン!」ポチッ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 18:28:25.15 ID:NVC3yGLr0<>
ウィーン

りあむ「ぎゃあーーーっ!! ぼく浮いてる!! 大がかりな仕掛けで浮いてるーーー!!」

梨沙「そのまま鍋の上にセッティングして、ドボンよ!」

りあむ「人でなしーーー!! あの温もりは嘘だったのかーーー!! 人間不信になるぞーーー!!」

未央「いやいや、りあむが悪いよ!? 謝ろう!」

りあむ「謝るって誰に!!」

未央「みんなにだよ! あんなこと言っちゃってごめんなさいって!」

りあむ「な、なんかよくわかんないけど、ごめんなさいっ!!」

まゆ「よくわかってないのに謝られても」

未央「確かにそうだ」

りあむ「どうすればいいのさ!? わーん、すぐ下に鍋があるよーーー!! ぐつぐつ煮えたぎってるよーーー!!」


ナターリア「なんか向こう、騒がしいナ」モグモグ

雪美「ねえ……それ、美味しい……?」

ナターリア「美味しいヨ! 好物ってほどじゃないケド!」

こずえ「こずえも、たべよー……」モフモフ

りあむ「誰か助けてええええええ!!」


ガチャ


P「みんな、もう始めてるか?」

りあむ「あ、Pサマ!! 助けて!!」

P「な……なにやってるんだ……?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 18:30:49.68 ID:NVC3yGLr0<>

〜〜〜〜〜〜


P「それはりあむが悪いな」

りあむ「うう……わざとじゃなかったとはいえ、気に障ること言っちゃってごめんなさい……」

まゆ「わかってもらえれば」

文香「できるなら、ファンの皆さんにも謝罪をしてほしいのですが……」

りあむ「チョロいもんはチョロいじゃん」ボソッ

加蓮「あ?」

りあむ「ひっ! ごめんなさい!」

P「まあまあ、めでたい時なんだから喧嘩はよそう」

りあむ「そうだよ! っていうか本気でぼくを煮込もうとするなんて、正気じゃないよ!」

志希「本気なわけないじゃん。あれ温泉レベルの湯加減だから」

りあむ「温泉!?」

梨沙「当然よ。人を食べるわけないでしょ」

りあむ「そ、そっか……よかったよ。この事務所のアイドル、実はヤバい人たちの集まりかと」

志希「ある界隈にはヤバい事務所がいくつかあるけどね」

りあむ「へ?」

志希「こっちの話♪」

P「とにかく、りあむに対してのドッキリは終わったんだよな。みんな仲良くパーティーを始めようじゃないか」

藍子「そうですね」

りあむ「……ぼく、帰りたいんだけど……」

未央「大丈夫だよりあむ。もう怖いことしないって」

七海「楽しい時間を共有しましょう」ニコッ

りあむ「ほ、ほんとに……? みんな、ぼくをいじめない?」

楓「むしろ、当初の予定通りお祝いしますよ」

智絵里「はいっ」ニコッ

りあむ「それだったら、参加しようかな……えへへ……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 18:34:04.91 ID:NVC3yGLr0<>
ガチャ

あかり「あっ、りあむさん!」

りあむ「あかりちゃんとあきらちゃん! お仕事終わったんだね!」

あかり「総選挙3位、おめでとうございますー!」ギュッ

りあむ「ありがとうっ!」

あきら「#新人アイドルの快挙 デスね。おめでとうございます。仕事で遅れたんデスけど、まだパーティーやってますか?」

りあむ「うん、まだまだこれからだよ!」

加蓮「あっ、2人共パーティーに間に合ったんだ!」

あきら「加蓮サン、総選挙2位おめでとうございます」

あかり「おめでとうございますっ!」

加蓮「ありがとう」

りあむ「……」

あかり「あれ? りあむさん、どうして私たちの後ろに隠れるんご?」

りあむ「いや……」

りあむ(加蓮ちゃんとは気が合わないような気がするんだよね。なんとなくだけど)

加蓮「あはは、たぶんさっきのドッキリのせいかも」

あきら「ドッキリ?」

加蓮「実はこういうことがあってさ」

りあむ(……上手く接していけるのかな……不安すぎてやむ……)


おわり <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/05/28(火) 18:35:43.75 ID:NVC3yGLr0<> 遅くなったけど、未央1位おめでとう
まさかのりあむが3位ということで書きました
加蓮との絡みがどうなるか、公式でのやりとりが楽しみです <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 19:53:03.57 ID:/u/571Pko<> おつー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/05/28(火) 21:21:39.75 ID:oF3qEAhZ0<> 乙
未央が加蓮とりあむの仲裁役になりそう <>