◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/05(水) 21:06:04.50 ID:e7cwHHuaO<>元ネタ知らない人にも
楽しんでもらえるよう頑張りますので
ぜひ安価やコンマお願いします(。-人-。)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1559736364
<>【安価&コンマ】橘純一「絶対生き残ッてやる!」
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/05(水) 21:13:31.68 ID:e7cwHHuaO<> 《アマガミメンバー》

橘 純一『純正変態紳士』※主人公
【戦闘力8】
【協調性8】
【残虐性1】

橘 美也『気まぐれ我侭甘えん坊』
【戦闘力7】
【協調性6】
【残虐性1】
《好感度90》※橘純一に対する。100が限界値。

梅原 正吉『粋な親友』
【戦闘力9】
【協調性8】
【残虐性1】
好感度《90》

絢辻 詞『天下無敵の仮面優等生』
【戦闘力8】
【協調性7】
【残虐性3】
《好感度90》

桜井 梨穂子『ぽっちゃり幼馴染み』
【戦闘力2】
【協調性9】
【残虐性0】
《好感度100》

棚町 薫『気ままでサバサバした悪友』
【戦闘力9】
【協調性8】
【残虐性2】
《好感度80》

中多 紗江『ふかふかボディの純情少女』
【戦闘力2】
【協調性7】
【残虐性0】
《好感度80》

七咲 逢『面倒見のよいクールな後輩』
【戦闘力9】
【協調性7】
【残虐性1】
《好感度80》

森島 はるか『男殺しの天然女王』
【戦闘力6】
【協調性9】
【残虐性0】
《好感度80》

伊藤 香苗『梨穂子の恋の見届け人』
【戦闘力7】
【協調性8】
【残虐性1】
《好感度70》

田中 恵子『柔和で優しい薫の親友』
【戦闘力5】
【協調性9】
【残虐性0】
《好感度70》

塚原 響『はるかの親友、理解者、そして保護者』
【戦闘力9】
【協調性9】
【残虐性1】
《好感度70》 <>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/05(水) 21:17:17.79 ID:e7cwHHuaO<>
美也「にぃにー起きろー」

純一「んむむ…」

美也「早く用意しないと学校遅刻しちゃうよ?」

純一「今日は遅刻していこうかな…」

美也「もー…そんなんだからにぃには
クリスマスになっても彼女できなかったんだ」

純一「え!そ、それは関係ないだろ!」

美也「とにかく、ちゃんと学校行きなよねー」

純一「………………」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/05(水) 21:19:16.70 ID:n8x0BkxSO<> 案の定上崎さんはハブられか <>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/05(水) 21:21:34.76 ID:e7cwHHuaO<>
ーーーー通学路。

純一「ハァ…」

純一(さっきはいきおいで否定したけど
クリスマスまでに彼女を作る……)

純一(確かにその目標を遂げられなかったのは
僕のダラしなさが原因かもしれないよな)

純一(頑張って女の子と仲良くなったけど
友達止まりで進展がない…)

純一(クリスマスというビッグイベントを
見過ごしてしまった僕にもうチャンスはないのか…)


梅原「おーっす大将、どうしたんだい?
朝っぱらからそんなシケた面してよ」

純一「あぁ梅原……ちょっと考えてたんだ」
純一「クリスマスまでのことをさ」

梅原「だったら落ち込む必要なんてないだろ?」

梅原「俺たちは目標に向かって全力だった」
梅原「それだけで十分じゃねぇか…」

純一「梅原……」

梅原「それによ来年もクリスマスはあるし
イベントはクリスマスだけじゃねぇ」

梅原「もっと言えばイベントに
頼らなきゃいけないってことでもないんだからよ」

梅原「橘は橘なりに頑張っていけばいいさ」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/05(水) 21:26:30.24 ID:e7cwHHuaO<>
純一「そ…そうかもな……ありがとう梅原」

梅原「いいってことよ」

梅原「そんじゃあ俺は
日直の仕事あるから先行ってるぜー」

純一「じゃあ僕も手伝うよ」

梅原「いいっていいって!
大将はゆっくり通学してきな」

純一「またあとでなー!」

梅原は学校に向かって走り去っていった。

純一(あいからわず朝から元気な奴だな…)

純一(お言葉に甘えてゆったり歩いて行こう)

純一「あ…」

純一(あそこに歩いているのは……)

↓1 ー>>1のアマガミメンバーの中から1人ー

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/05(水) 21:27:41.36 ID:e7cwHHuaO<>
すまん>>2のアマガミメンバーの中から1人

再度↓1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/05(水) 21:32:07.88 ID:rC91ns8S0<> りほこ <>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/05(水) 21:44:39.61 ID:e7cwHHuaO<>
梨穂子「〜♪」

純一(…梨穂子じゃないか)

純一(すぐ前をのほほんとあるいてるなぁ)

「おはよう梨穂子」

純一(って普通に挨拶するのも物足りないような…)


純一(どうやって挨拶してやろうか…………)

↓1

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/05(水) 21:53:08.84 ID:Sb4zhwve0<> 耳元でささやくように挨拶してみる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/05(水) 21:59:23.21 ID:h0IyBKMJ0<> ずんいちー(ズシーンズシーン) <>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/05(水) 22:34:02.92 ID:e7cwHHuaO<>
純一(よしっ!
梨穂子の耳元でささやくように挨拶してみよう)

梨穂子「ふんふーん♪」

純一(そーっと近付いて……)

純一(っていうか本当に隙だからだな
後ろからなら何でもできそうだ…)

純一(でもここは!)


純一「おはよォ…りほこぉほぉぉ…………」

梨穂子「ひゃあん!!」

梨穂子「なっ、なぁにぃ!?」

純一「落ち着けって梨穂子ー僕だよ僕」

梨穂子「ってあれ?純一?」

純一「おはよう梨穂子」

梨穂子「もー何なのー、今の挨拶」

純一「普通に挨拶するのもつまらないだろ?」

梨穂子「そんなことないよー」

純一「でもドキッとしただろ」

梨穂子「それは……そうだけど…………」

梨穂子「もー!」

純一(怒った梨穂子もかわいいなぁ)


ーーーー学校。

純一(梨穂子と歩いてるうちに学校に着いたぞ)

梨穂子「じゃあ純一またね〜」

純一「おうまたな」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/05(水) 22:56:47.27 ID:e7cwHHuaO<>
ーーーー昼休み。

純一「さてと」
純一(ご飯食べに行こうかな)

純一(ぐはっ)
純一(お金が全然ない……
食堂は諦めて今日は購買のパンかな)


ーーーー廊下。

???「あっ」

純一「ん……?」

純一「この声は……」

↓1 >>2のアマガミメンバーの中から1人。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/05(水) 23:00:36.27 ID:xM4sY50Do<> 七咲 <>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 00:08:19.44 ID:v6qk97JuO<>
七咲「橘先輩…」

純一「おお七咲どうしたんだ?
2年の教室に用でもあるのか?」

七咲「いえ橘先輩に用があったんですよ」

純一「僕に?」

七咲「お昼まだですよね?
よかったこれ食べてもらいたくて」

純一「え?お弁当?いいのか!」

七咲「はい」

純一「嬉しいよ!お弁当交換以来だよね」

七咲「そうですね
今日は作りすぎてしまって…」

七咲「一緒に食べませんか?」

純一「もちろんだよ!ありがとう七咲」

七咲「い、いえ…」
<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 00:10:05.67 ID:v6qk97JuO<>
ーーーー校舎裏。

純一「うん!すごく美味しいよ」

七咲「ありがとうございます」


七咲「そういえば先輩あのニュース観ました?」

純一「あのニュース……?」

七咲「ほら通り魔の…」

純一「ああ…知ってるよ
1ヶ月くらい前の……隣町で起きた事件だよね」


七咲「はい……その犯人が
この辺りで目撃されたってニュースです」

純一「恐いよね。
うちの両親も珍しく早めに帰ってきてるよ」

七咲「郁夫の小学校は先生や警察の人が
引率して登下校してるみたいです」

純一「七咲もなるべく1人で帰らない方がいいよ」

七咲「大丈夫ですよ」
七咲「美也ちゃんと紗江ちゃんと
いつも一緒に帰ってますから」

純一「そっか」
<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 00:11:15.44 ID:v6qk97JuO<>
七咲「先輩こそ1人で帰ってませんか?」

純一「え?僕?」

七咲「その心配はありませんか
先輩オトモダチ多いですもんね…女の子の」

純一「い、いや帰るときは大体1人だけど…」

七咲「え……!」
七咲「危ないですよ!誰かと一緒じゃなきゃ…」

純一「でも僕、男だしさ」

七咲「刃物持った人間の前じゃ
男も女も関係ないですよ」

純一「た、確かに……」

七咲「私たちと一緒に帰りますか?」

純一「妹の友達たちと
約束して一緒に帰るっていうのはなぁ」

七咲「そんなこと言ってる場合じゃないのに」

純一「まぁ梅原あたりを誘って帰るよ」

純一「心配してくれてありがとな七咲」

七咲「いえ……」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 00:24:03.37 ID:v6qk97JuO<>
ーーーー放課後。

純一(よし帰ろうか…)

純一(そういえば七咲に
誰かと帰った方がいいって言われてたんだっけ)


純一(梅原を誘うか…)

純一(それとも七咲たちと帰る?)

純一(別に1人で帰っても大丈夫だとは思うけど…)


純一(誰と帰ろうかな?)

↓1
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/06(木) 02:28:02.03 ID:Dfip02pqo<> かなえ <>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 05:19:17.36 ID:yBycbQLrO<>
純一「あっ」

純一(あそこにいるのは伊藤さん?
1人で帰るみたいだ……)

純一(ちょうどいい
一緒に帰れるか誘ってみよう)

ーーーー校門。

純一「伊藤さん」

香苗「あっれ?どうしたの?橘くん
桜井なら茶道部の先輩たちと帰ったよー?」

純一「梨穂子に用があるわけじゃないんだ…」

香苗「んん?そーなの?」

純一「ほら今って通り魔が
この辺りに潜伏してるとかで物騒でしょ?」

純一「伊藤さんさえよかったら一緒に帰らない?」

香苗「橘くんと2人きりで帰るだなんて
桜井に怒られちゃうかもねー」

純一「梨穂子はこんなことで怒らないと思うけど…?」

香苗「そ……それはそうなんだけど……。
まっいっか一緒に帰ろ橘くん。ありがとね」

純一「ううん。こちらこそ」
<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 05:22:37.09 ID:yBycbQLrO<>
ーーーー通学路。

香苗「梅原くんとは帰らないの?」

純一「それがもう教室にいなくてさ
たぶん家の手伝いか何かで早め帰ったか…」

純一「あ」

香苗「どったの?」

純一「そうか…梅原今日、日直だったんだ
学級日誌届けに職員室へ行ってただけかも」

純一「待っててやればよかった……」

香苗「まぁ梅原くん友達多いし大丈夫でしょ」

純一「確かにそうだね」

???「きゃあああぁーっ!!」

純一「!?」
香苗「!?」

香苗「何!今の悲鳴…!?」

純一(公園の方から誰かの叫ぶ声が聞こえたぞ…)

純一「も……もしかして……」

通り魔!?

純一(ど…どうしよう……?)

↓2

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/06(木) 07:26:51.71 ID:hwWI3BY/0<> 踏み台 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/06(木) 07:38:23.65 ID:KEYtYEsjO<> 上崎さん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/06(木) 07:58:34.16 ID:8wR7fhYtO<> 行動安価なら
まずは警察、冷静に行動 <>
◆aobDr2WJgs<>sage saga<>2019/06/06(木) 12:25:25.73 ID:wgUXh3JqO<> すまん。行動安価です。
次からもっと分かりやすくします。 <>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 12:27:49.02 ID:wgUXh3JqO<>
純一(冷静に…冷静に……)

純一「伊藤さんもうすぐ家だよね
一応急いで帰って」

香苗「え?でも橘くんはどうするの?
一緒に避難した方が……」

純一「とりあえず警察に連絡してから
ここを離れるよ」

香苗「じゃあ私も一緒にいる!
橘くんを1人にできないって!」

純一「伊藤さん……。分かった」


純一(じゃあまず警察に通報っと…)

純一「もしもし…はい……
それが……誰かの悲鳴が聞こえて……」

純一「はい、すぐ近くです……
いえ…姿は見てません」

純一「え!」


香苗「な、何だって……?」

純一「危険じゃないことを確認して
悲鳴を出した人の様子を見てほしいって…」

香苗「危険じゃないことを……って
そんなの分かんないじゃん……」

純一「公園の方から聞こえたよね……」


純一「分かりましたちょっと見てきます」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 12:32:13.30 ID:wgUXh3JqO<>
ーーーー公園。

香苗「き、気を付けてね……」

純一「う、うん」

純一「……?」


純一(誰かが公園の真ん中でうずくまってるぞ…)

純一(その近くに…………)

香苗「犬?」

純一「犬に襲われてる……
というかじゃれつかれてるね」

純一(悲鳴の原因はこれだったのか)

香苗「あれうちの制服だよね?」

純一「本当だ……。って!」
その公園でうずくまっていたのは……

↓1 >>2のアマガミメンバーの中から1人。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/06(木) 12:39:17.95 ID:IMJNv/mgO<> 田中さん <>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 13:34:24.84 ID:ot4D0eio0<>
純一「あれ?田中さん?」

田中「あ、橘くーん助けて〜!
この犬離れてくれないのー!」

伊藤「なんだ犬だったんだ……」


純一「あ、もしもし。はい、はい。
なので大丈夫そうです。すみません…」
警察との通話を終えた。

そして僕は犬を田中さんから引き離す。

純一「大丈夫?田中さん」

田中「あ、ありがとう…橘くん」

田中「ごめんなさい
いらない心配かけちゃったよね?」

伊藤「ううん気にしないでいいってー
とにかく無事みたいでよかったぁ」


伊藤「じゃあ私はもう帰るけど
橘くんはその子のことちゃんと帰してあげなよー」

純一「うん任せてよ」

田中「えへへ、ありがと〜。橘くん」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 13:35:48.87 ID:ot4D0eio0<>
ーーーー自宅。夜。

チェックマイソウルチェックマイソウル♪

純一「ん?電話だ」

純一「梅原か?」

電話をかけてきたのは……

↓2  >>2のアマガミメンバーの中から1人
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/06(木) 14:58:56.52 ID:rZQwrYjDO<> 中多さん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/06(木) 15:14:14.09 ID:IMJNv/mgO<> ↑ <>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 20:55:04.41 ID:ot4D0eio0<>
純一「あれ中多さんだ」

ピッ

純一「もしもし中多さん?」

中多『あ、もしもし先輩ですか?』

純一「うんどうしたの?」

中多『今日、美也ちゃんが
うちに泊まるって話はご存知ですよね』

純一「あーそういえば
そんなこと言ってたような…」

中多『それで今
美也ちゃんうちにいるんですけど……』

美也『にぃにー熱でたー』
鼻声の美也の声。

純一「何やってるんだよ…」

美也『紗江ちゃんとか逢ちゃんに
うつしちゃ悪いから迎えに来てくれない?』

純一(まだまだ母さんたちは帰って来ないもんな…)

純一「分かったよ中多さんの家に行けばいいんだな?」

美也『うんお願い〜』

中多『逢ちゃんと私は風邪くらいうつっても
構わないって言ってるんてすけど……』

中多『テスト前なんだからーって聞いてくれなくて』

純一「早いところ病原体は回収しないと」

中多『そ、それと気をつけてくださいね』

純一「うん分かってるよ」
純一「それじゃあ今からそっち行くね?」

中多「はいそれじゃあまた」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 20:58:09.83 ID:ot4D0eio0<>
ーーーー中多宅。

七咲「先輩大丈夫かな…」

中多「ごめんね
ママたちがいれば車でおくったんだけど……」

美也「けほっけほっ。謝るのは美也のほうだよー…
ごめんねーせっかくのお泊まり会だったのに」

七咲「気にしないでいいよ美也ちゃん」

中多「そうだよ仕方ないことだもん…」

ドンドン!玄関の扉を叩く音。

七咲「ん……何だろ」

中多「先輩もう着いたのかな」


中多「私出迎えてくるね」トテトテ

七咲「………………」

美也「にぃに……早いねくるの……」

七咲「そ、そうだよね……」

七咲(それに携帯に着いたって
連絡をくれるだけでもいいし…)

七咲(インターホンを押さない理由も分からない…)

七咲(インターホンカメラに映るのを嫌った?)

七咲「美也ちゃんちょっと待っててね」

美也「どうしたの……?」

七咲「嫌な予感がするの」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/06(木) 20:59:41.12 ID:ot4D0eio0<> ーーーー住宅街。

純一「もうすっかり暗いな……」

純一(あのニュースのせいか人の往来も少ないし
何だか不気味だ……)

ザッザッザッ

純一(早いところ美也を向かいにいこう)

ザッザッザッ

純一「……?」

ザッザッザッ

純一(僕の足音と重なって違う足音がする……?)

僕は何となく振り向いた。
そこにいたのは……。

↓1 >>2のアマガミメンバーの中から1人

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/06(木) 21:28:58.21 ID:IMJNv/mgO<> 棚町 <>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/08(土) 16:17:35.95 ID:HiE0eyNaO<>
棚町薫「でいりゃー!」

純一「うわあああっ!!」

棚町薫「ぷっ、あはははっ」

純一「って!え?薫……!?」

薫「うわああーだってー。驚き過ぎよー」

純一「や、やめろよ…今その冗談は質が悪いぞ」

薫「ごめんごめん。
あまりにも緊張した感じだったからさー」

純一(コイツ……)

薫「アタシはバイト帰りだけど純一はどうしたの?」

純一「美也が友達の家で熱だしちゃったみたいでさ」
純一「今からむかいに行くんだよ」

薫「相変わらず妹思いなのねー」

純一「別にそんなんじゃないけど…」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/08(土) 16:19:46.22 ID:HiE0eyNaO<>
薫「じゃあ途中までアタシ送っていきなさいよ」

純一「何がじゃあなんだ?」

薫「か弱い乙女を放っておくつもり?知ってんのよ?
あんたが恵子を家まで送ったってことは」

純一「それは心配だったからだよ」

薫「アタシは心配じゃないっての!?」

純一「薫は守る側のほうな気がするんだよなぁ」

薫「まぁそれは確かにそうかもねー」

純一「でもま暇だし一緒にいくか」

薫「もー!素直じゃないんだからっ」

純一「おい!あんまくっつくなよ…!」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/08(土) 16:20:57.59 ID:HiE0eyNaO<>
ーーーー中多宅。玄関。

中多「先輩、今開けますね」

七咲「だめっ!紗江ちゃん!!」

中多「きゃっ」

七咲「早く扉から離れて…!」

ドンッ!ドンッ!!

中多「な、何……?」

七咲「何か道具で扉を壊そうとしてるのかも」

中多「だ、誰がそんなこと……」

七咲「橘先輩じゃないことは確かだよ」

バキィッ!
玄関の扉から重厚な鉈が突き出る。

七咲「うそ……」

中多「きゃ…きゃあああああ!!」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/08(土) 16:21:54.05 ID:HiE0eyNaO<>
「きゃあああああ!!」

純一「!」
薫「!」

薫「今の悲鳴…」

純一「中多さんの声だ!」

純一「薫、何かあったらいけないから
お前は先に帰っててくれ」

薫「何言ってんのよ!アタシも行くわよ!」

純一「わ、分かった……じゃあ早く行こう!」

ダッ!

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/08(土) 16:22:33.95 ID:HiE0eyNaO<>
ーーーー中多宅。

玄関を突き破ったのは黒いレインコートの大男。

七咲「……さ…紗江ちゃん……逃げて!」

中多「あ、あ、あぅう……」

七咲(ダメだ……紗江ちゃん腰が抜けてる……)

七咲(でもこのままじゃ……私たち……)

大男は鉈を七咲の前で振り上げる。

七咲「……!」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/08(土) 16:25:07.81 ID:HiE0eyNaO<>
純一「逃げろ!七咲!」
僕は大男の首に腕を回してその動きを止めさせた。

大男「……っく」

七咲「え!?」


薫「早く!2人とも!」

七咲「棚町先輩……!?」

薫「説明はあとよ!」

中多「で……でも2階に美也ちゃん……が…………」

美也「み、みんなどうしたの……?」

美也がフラついた足取りで階段を下りてきた。

純一「くっ!」

純一(……全身全霊の力を振り絞ってるけど
もう長くはこの大男を封じられそうにない……!)

純一「薫……!美也を頼む!」

薫「美也ちゃん!こっちよ!」

薫が美也の肩をとって玄関に向かい、
その後を七咲と中多さんが追う。

ウー!ウー!ウー!

パトカーのサイレンが響く。

純一(も、もう少しの辛抱だ……!
もう少しで警察が来てどうにかしてくれるハズ……!)

大男「……!」

ザク!

純一「んぐ!」

大男が僕の腕を鉈で切り裂いた。

薫「純一!?」

純一「早く……行くんだ!!」

ドンッ!!

大男が背中を僕ごと壁に叩きつける。

純一「ぐはっ!」

<>
◆aobDr2WJgs<>saga<>2019/06/08(土) 16:28:17.41 ID:HiE0eyNaO<>
その衝撃で僕は大男から手を離してしまった。

純一「うわあっ!」
純一(……殺される!!)

純一(…………あ、あれ?)

おそるおそる目を開けた。

大男「おおおおおおおっ!」

目に映ったのは鉈を振り回し走り出す大男。
大男の殺意は逃げる4人に向けられていた。

薫と美也、七咲と中多さんに。

純一(このままじゃ4人とも危ない!)

純一(でも僕だけじゃ……
全員を助けることはできない……)

純一(………………くそっ!くそっ!!)



僕は…………

1.美也と薫を庇う!
2.七咲と中多さんを庇う!
3.僕だけでも逃げるんだ!

1か2か3のどれか
↓2
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/08(土) 16:33:33.03 ID:VSreS4ehO<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/06/08(土) 16:34:02.35 ID:qhF5lAtdO<> 1 <>