以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/04(日) 23:55:33.72 ID:wL9Cri0m0<>
―事務所―
ちひろ「……そろそろ認めたらどうですか」
P「ちひろさん、いいですか。男には時として譲れないものがあるんです」
ｶﾞﾁｬ
あやめ「ただいま戻りました〜、ってあれ二人ともどうしたんですか？」
P「おお、あやめか」
ちひろ「あやめちゃん、いいところに。ちょっと聞いてくれますか」
あやめ「はあ、私で良ければ。それでどういう用事ですか？」
P「パンチラの意味が“パンツがチラっと見える”なのか“パンティーがチラっと見える”ことなのか教えてほしいんだ」
あやめ「バカなんですか！？」
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<>ちひろ「相変わらずバカですね」モバP「誰がバカだ！」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/04(日) 23:58:25.04 ID:wL9Cri0m0<>
ちひろ「だから、女物はパンティーだとあれほど言ってるじゃないですか」
P「俺はそれでもパンツだと言い張りますよ」
ちひろ「パンティー！！」
P「パンツ！！」
ちひろ「……とまあこんな感じで話し始めてから小一時間経ったわけです」
」
あやめ「私が仕事に行ってる間に、いったい何をしてるんですか」ｶﾞｸﾘ
P「なあなあ、ところでどっちだとおもう？」ﾂﾝﾂﾝ
あやめ「しつこいなあ、この人！！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/05(月) 00:00:33.23 ID:rhvNmQbo0<>
あやめ「そもそも、私は忍ドルなんですから、パンツなんて履かないですよ」
P「なにぃぃぃいい！！！？？」ﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞｯ
あやめ「大丈夫ですか、P殿！？」
ちひろ「くっ……、さすがですね、あやめちゃん。この私でさえも鼻血が止まらないっ」ﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞ
あやめ「あなたはおかしくないですか」
P「さすが俺の担当アイドルだ――っ」ｸﾞｯ
あやめ「今はその肩書が少し恥ずかしいですよ……」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/05(月) 00:02:25.96 ID:rhvNmQbo0<>
あやめ「そもそも、私はパンツではなく、ふんどしを履いているんですよ」ﾌﾌﾝ
ちひろ「さすが忍ドルあなどれない……」
P「ああ、心意気までが忍だ……」
あやめ「ちなみに、ブラもしていません」ﾁﾗｯ
P「ぐはぁぁぁああっ！！！」ﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞ
ちひろ「おのれ忍ドル！！ 天然ジゴロめっ！！！」ﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞ
あやめ「いつの間にか事務所が血まみれに……」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/05(月) 00:05:14.98 ID:rhvNmQbo0<>
あやめ「というか、P殿もちひろ殿も、いいかげん仕事しないとまた怒られてしまいますよ？」
P「心配にはおよばんよ、あやめ」
ちひろ「ええ。その点はぬかりないですね」
あやめ「それは、なにか秘策があるとでも？」
P「ああ、もちろんだ」
あやめ「では、その秘策とはいったい……？」
P、ちひろ「「さっき怒られたから、今日はもう怒られないはず！！」」
あやめ「駄目だこの事務所……はやくなんとかしないと……」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/05(月) 00:05:56.43 ID:rhvNmQbo0<>
P「仕事なんかよりも電車内におけるパンチラの可能性について話し合おう」
あやめ「仕事なんかっていいました、今！？」
ちひろ「プロデューサーさんにしては名案ですね」
あやめ「あなたは事務員としての自覚はありますか」
P「くそっ、おっぱい揉みたい……」
あやめ「あなたは社会人としての自覚を持ってください！！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/05(月) 00:07:05.84 ID:rhvNmQbo0<>
あやめ「まったく……そんなことだから、いつまで経っても私にろくな仕事がまわってこないんですよ」
P「ちひろさん、言われてますよ。頭を下げてください」ｸﾞｸﾞｸﾞ
ちひろ「ええ。プロデューサーさん、悔い改めてください」ｸﾞｸﾞｸﾞ
あやめ「あなたたちに言ってるんです！！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/05(月) 00:10:50.33 ID:rhvNmQbo0<>
あやめ「とにかく。私はまた仕事に行くので、きちんと自分たちのやることはやっといてくださいね！」
ｶﾞﾁｬ
ﾊﾞﾀﾝ
P「……怒られた、年端もいかない子に」
ちひろ「無理もないですよ……」
P「――まあ、あやめも行ったことですし、ゲームでもしましょうか」ｺﾞｿｺﾞｿ
ちひろ「いいですね。なにするんですか？」
P「王様ゲームです」
ちひろ「なんだ、いつものやつですか」
P「……今日は負けませんからね」
ちひろ「望むところです」ﾆﾔﾘ
―――
――
―
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/05(月) 00:12:59.94 ID:rhvNmQbo0<> >>2 改行のところにかぎかっこ入っちゃってますね、やってしまった。。 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/05(月) 00:40:53.80 ID:rhvNmQbo0<>
あやめ「はあ、すこし怒っちゃったから事務所に戻りづらいなあ……」
あやめ「しかし、ここは心を鬼にした方がお二人のためになる……」
あやめ「……私ももっと鍛錬をつまなければいけないですね」
ｶﾞﾁｬ
あやめ「ただいま戻りました」
P「王様ゲ〜〜〜〜〜〜ム！！！」
ちひろ「いぇーーーーーい！！！」
あやめ「！？」
P「王様だーれだ！」
ちひろ「はいはいはーい！私でーす！！」
P「ﾁｯ……」
ちひろ「あれあれプロデューサーさん、今舌打ちしました？」
P「してませーん！！」
ちひろ「それじゃあ、王様のいうことをきいてもらいまーす！！」
あやめ（終わるまで、お茶でものんでおきますかね）
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/08/05(月) 14:50:06.48 ID:iFaZPLp2o<> いつも二人で王様ゲームをしてるのか
……イチャついてるだけのバカップルでは？ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/08/05(月) 20:20:12.60 ID:usZshs9eO<> >>11
そこに気づくとはさてはオメー天才だな？ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/08/06(火) 02:00:34.89 ID:oZv1hxjao<> 王様ゲームに勝ち負けあるのか？ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/06(火) 22:18:26.60 ID:STWXUuW40<>
P「それで王様、今回の命令は？」
ちひろ「あ、ちょっと待ってください。いま紙に書いてる最中なんで」
P「あっ、はい」
ちひろ「……」ｶｷｶｷ
P「……できました？」
ちひろ「まだです」
P「……」
ちひろ「……」
あやめ「……」
あやめ（急に黙るのやめてほしい）
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/06(火) 22:26:12.41 ID:STWXUuW40<>
ちひろ「それでは王様の命令を発表しまーす！」
P「いぇーーーい！」
ちひろ「はい、ドーン！！」
『幼児退行した状態で、あやめちゃんに喋りつづける』
あやめ「私も巻き込まれてませんか！？」
ちひろ「これも……王様ゲームの宿命なんです」
あやめ「言ってる意味がよくわかりませんが」
ちひろ「私たちも本気ですからね」
あやめ（本気……？）
あやめ「大体、こんなことをあのP殿でもやるはずが……」ﾁﾗｯ
P「ﾊﾞﾌﾞﾊﾞﾌﾞ」
あやめ「ﾊﾞﾌﾞﾊﾞﾌﾞ！？」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/08/06(火) 22:45:23.58 ID:STWXUuW40<>
ちひろ「わ〜、これは完全に赤ちゃんでちゅね〜」ｶﾗﾝｺﾛﾝ
P「ﾀﾞｰﾀﾞｰ」
あやめ（ダメだ、はやくこの事務所をなんとかしないと）
ちひろ「ほらほら、あやめちゃん！話しかけてくれてますよ！」
あやめ「えっ、」
P「ﾊﾞﾌﾞｰ」
あやめ「……」
P「ﾊﾟｰﾊﾟｰ」
あやめ「……パパ？」
ちひろ「いえ、違います！よくきいてください」
P「ﾊﾟｲﾊﾟｲ」
あやめ「この色がまし！！」
<>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/08/07(水) 06:53:50.37 ID:yUf5y7zLO<> ちひろは事務員じゃなくてアシスタントだって何度言えばわかるの <>