◆r5XXOuQGNQ<>saga<>2019/08/06(火) 00:08:19.80 ID:Q0Lh1qCU0<>サイコミで連載されている「アイドルマスターシンデレラガールズU149」のssです
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<>【モバマス】みりあ「プロデューサーは……ラブレターもらったことある!?」【U149】
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 00:14:59.78 ID:Q0Lh1qCU0<> U149P(以下P表記)「よいしょっ……と」
みりあ「あ、プロデューサー! 何してるの?」
P「赤城さん、荷物を運ぶよう頼まれてね」
みりあ「わぁっ……! それ、お姉さんたちへのファンレター……?」
P「そうだよ! すごい量だよね」
みりあ「うん! この中にファンの人たちの気持ちがいーっぱいつまってるんだね!」
P「そうだな! 一枚一枚に愛がこもってるよなー!!」
みりあ「いつかみりあにもくるといいな!」
P「きっとくるさ。そのためにも頑張っていこうな」
みりあ「プロデューサーは……」
P「ん?」
みりあ「ラブレターもらったことある…………!??!!?」キラキラ
P「……」
みりあ「……プロデューサー……?」
P「んぽえ」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 00:24:02.27 ID:Q0Lh1qCU0<> みりあ「……ってことがあったんだー!」
舞「それは……」
桃華「あらまあ」
みりあ「そのときのプロデューサー、こーっんな顔してたよ!」
薫「あはは! 変な顔―!」
仁奈「ゾンビの気持ちになってやがりますか?」
梨沙「きっとラブレターもらったことないのね」
千佳「みんなはラブレターもらったことある?」
千枝「千枝はないです……」
小春「小春もですー」
ありす「私もないですね。今時ラブレター書く人なんているんですかね?」
梨沙「私はもらったことあるわよ」
晴「マジか! さすがだな」
梨沙「まあね。でも直接告白してこない男なんてお断りよ」
薫「わー!」
仁奈「大人だー!」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 00:29:30.04 ID:Q0Lh1qCU0<> 梨沙「他に誰かもらった人は? 舞とかないの?」
舞「私はないかな」
桃華「やはり愛を伝えるのにラブレターを書く人がいないのではなくて?」
千佳「だったらもらったことなくても、気にする必要なくない?」
ありす「そこはやはり男としてのプライドというものなのでしょう」
仁奈「ぷらいどでごぜーますか!」
晴「男って本当そういうこと気にするよな」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 00:36:56.82 ID:Q0Lh1qCU0<> みりあ「そうだ!」
千枝「どうしたのみりあちゃん?」
みりあ「みんなでプロデューサーにラブレターを書こうよ!」
晴「はぁ!?」
ありす「なんでそんな話になるんですか!?」
みりあ「だってプロデューサーはラブレターもらったことないから元気なくなっちゃったんでしょ」
ありす「だからってですね……」
桃華「別にラブレターである必要はないのではなくて?」
千枝「プロデューサーさんに感謝のお手紙を書くだけでいいんじゃないかな?」
小春「それはいい考えですねー」
仁奈「仁奈は書くですよー!」
薫「薫もー!」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 00:41:13.78 ID:Q0Lh1qCU0<> ありす「理屈はわかりましたが……」
桃華「あら、ありすさんは書かないんですの?」
ありす「桃華さんは書くんですか?」
桃華「もちろんですわ。日々お世話になっている方に感謝の気持ちを伝える。レディとして当然のことです」
ありす「むむ……」
桃華「ありすさんもプロデューサーには感謝しているのではなくて?」
P『もう一度撮ろう!』
P『再撮影リベンジしてみないか?』
P『オレは橘さんならもっといい写真撮れると思ってるよ』
ありす「……わかりました。礼儀を忘れてはいけませんしね」
桃華「それでこそありすさんですわ!」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 00:45:55.08 ID:Q0Lh1qCU0<> 晴「なんか結局みんな書く流れになったな」
梨沙「そうね。晴は何書くの?」
晴「そうだなぁ」
P『待たせたなー!!』
P『自分の意思で立ってみないか? アイドルのフィールド!』
晴「バックダンサーの仕事のときに色々やってくれたからな。そのときのことを書こうって思う」
梨沙「あぁ、あれね。あの時のプロデューサーのスカート姿はひどかったわね」
晴「ぶはっ! やべ、思い出したら笑いが……」
梨沙「まあでもそうね。早く莉嘉やメアリーに追いつかなきゃならないんだしもっと仕事をよこすように書いてやろうかしら」
晴「梨沙は素直じゃねえなあ」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:02:42.68 ID:Q0Lh1qCU0<> 千佳「仁奈ちゃん達はなんて書くの?」
薫「かおるは青空クッキングしたときのこと書くよ!」
仁奈「仁奈はですねー。みんなでぴーあーる動画を作ったときのことを書くですよ!」
P『大丈夫!! だって今日と明日はオレが付いてるんだからな!』
P『すげーアイドルも絶対楽しい! オレが約束する!』
仁奈「プロデューサーはすげーです! プロデューサーがいるだけでみんなが笑顔になるですよ!」
薫「そうだよね、かおるもプロデューサーさんがいると安心!」
千佳「早く元気になって一緒に遊びたいね!」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:08:18.44 ID:Q0Lh1qCU0<> 小春「千枝ちゃんはなんて書くんですかー?」
千枝「千枝はオープニングアクトでリーダーを任されたときのことを書こうと思うの」
P『迷惑だなんて思わないよ!』
P『オレはみんなの、佐々木さんのプロデューサーなんだから』
P『オレは佐々木さんをリーダーに選んで良かったと思うよ』
千枝「リーダーをやったとき、千枝怖かったの。みんなに置いてかれちゃうと思って」
小春「千枝ちゃん……」
千枝「でもプロデューサーさんは千枝を信じて背中を押してくれて、そのおかげで自分に自信を持ってステージに立つことが出来たから」
小春「千枝ちゃんすごいかっこよかったですー」
千枝「あの時は小春ちゃんもありがとうね」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:18:23.60 ID:Q0Lh1qCU0<> 舞「プロデューサーのために手紙ってみりあちゃんは優しいね」
みりあ「だってプロデューサー本当に悲しそうな顔してたんだもん」
P『もっとオレを頼ってくれていいんだぞ』
P『自由に楽しく! 目一杯アイドルやろう!!』
みりあ「プロデューサーはいつもみりあ達のために頑張ってくれてるから、プロデューサーも元気でいなくちゃやだよ」
舞「……そうだよね。プロデューサーさんが元気なかったら私たちが元気づけてあげないとね」
みりあ「うん! プロデューサー喜んでくれるかなあ?」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:21:46.47 ID:Q0Lh1qCU0<> みりあ「みんな書いた?」
薫「書いたよー!」
ありす「書きました」
桃華「ありすさんったら、ただ手紙を書くだけですのにまるで小説のようで」
ありす「桃華さん! そういうことは言わなくてもいいんですよ!」
小春「あとはプロデューサーさんに渡すだけですねー」
梨沙「あいつ遅いわね」
晴「もう帰ってきてもいいはずだよな」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:31:43.79 ID:Q0Lh1qCU0<> P「ただいまー」
薫「あ、帰ってきた! おかえりなさーい!」
舞「お疲れ様です。プロデューサーさん」
P「おお、お疲れー。みんな揃ってどうしたんだ?」
仁奈「みんなでプロデューサーを待ってたんでごぜーますよ!」
千枝「私たちプロデューサーさんに渡したいものがあるんです」
P「オレに? なになに?」
みりあ「えっとね。みんなでプロデューサーにお手紙を書いたんだよ!」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:32:12.66 ID:Q0Lh1qCU0<> P「ただいまー」
薫「あ、帰ってきた! おかえりなさーい!」
舞「お疲れ様です。プロデューサーさん」
P「おお、お疲れー。みんな揃ってどうしたんだ?」
仁奈「みんなでプロデューサーを待ってたんでごぜーますよ!」
千枝「私たちプロデューサーさんに渡したいものがあるんです」
P「オレに? なになに?」
みりあ「えっとね。みんなでプロデューサーにお手紙を書いたんだよ!」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:33:00.77 ID:Q0Lh1qCU0<> P「手紙?」
みりあ「いつもみりあ達のためにありがとう、プロデューサー!」
仁奈「ありがとー!」
薫「ありがとうございまー!」
千佳「ありがとう!」
ありす「その……ありがとうございます」
晴「まあ毎日頑張ってくれてんだからね」
梨沙「そのお礼くらいちゃんとするわよ」
桃華「わたくしのプロデューサーなのですからいつまでも暗い顔をしてはいけなくてよ」
小春「心をこめて書きましたー」
舞「元気になってくれると嬉しいです」
千枝「これからも千枝たちをよろしくお願いします!」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:35:40.16 ID:Q0Lh1qCU0<> P「うぅ……」
みりあ「プロデューサー? どうしたの?」
P「み、みんな……ありがとう……」
みりあ「あ、プロデューサー泣いてるー!」
晴「本当すぐ泣くよなー」
梨沙「情けないわねー、男ならビシッとしてなさいよ」
P「だ、だって……こんなことされて……泣かないわけ無いだろ……あの橘さんでさえ書いてくれるなんて……」
ありす「ちょっと! どういう意味ですかそれ!」
桃華「ふふっ、そんなに泣かれるなんて心をこめて書いたかいがありましたわ」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:39:51.47 ID:Q0Lh1qCU0<> P「でもどうして急に手紙なんか書いてくれたんだ?」
みりあ「だってこの間ラブレターをもらったことがないか聞いたとき、プロデューサーすっごい変な顔してたんだもん」
P「ああ、あの時の……」
ありす「ラブレターをもらった経験がないことを気にするなんてプロデューサーはまだまだ子供ですね」
晴「いまどきラブレター書くやつなんていないから気にすんなって」
P「いやぁ……まあそうだよな。ゴメンなみんな、心配かけたみたいで」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:40:43.37 ID:Q0Lh1qCU0<> P「そんなみんなにいい知らせがあるぞー!」
千佳「いい知らせ! なになに?」
舞「新しいお仕事ですか?」
P「ふっふっふ……みんなにこんなものが届いてるんだ!」
小春「これは……お手紙?」
薫「これってもしかして……」
仁奈「ファンレターでごぜーますか?」
P「そうだ! PR動画を見てくれた人が送ってくれたんだぞ!」
千枝「私たち宛のファンレター……」
梨沙「まあ、当然来るわよね。むしろ遅い位ね」
晴「本当にアイドルになったんだな……」
ありす「こうファンレターをいただくと改めてアイドルであることを実感しますね」
桃華「そうですわね。これからも頑張ろうと身が引き締まりますわね」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:56:14.98 ID:Q0Lh1qCU0<> みりあ「……」
P「どうしたの、赤城さん?」
みりあ「この中にファンの人たちの気持ちがいーっぱいつまってるんだよね」
P「もちろん」
みりあ「みりあたちを見て笑顔になったんだよね?」
P「ああ」
みりあ「なんだろう、みりあすっごくどきどきしてる。ファンの人たちの応援ってこんなにあたたかいんだね」
みりあ「プロデューサー、本当にありがとうね!」
P「ああ! よし、みんなこれからも頑張っていくぞー!」
「「「「「「「「「「「おーー!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」 <>
◆r5XXOuQGNQ<>sage saga<>2019/08/06(火) 01:59:55.63 ID:Q0Lh1qCU0<> 終わりです。ありがとうございました。
U149のPはカッコ可愛いですよね。きっと学生時代に男の方からラブレターをもらったことがあるのではないでしょうか <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/08/06(火) 02:10:35.12 ID:oc95l75y0<> 米内Pカワイイ顔してるよな♂
いつものさいきっく杏のこち亀オチと全然作風違うから驚いたわ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/08/06(火) 04:29:44.61 ID:mmIaYcpdo<> 乙。イイハナシダナー
>>19
つまりU149Pは876所属だった…? <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/08/06(火) 23:31:53.45 ID:UHYLSqG5o<> 乙
さいきっくの人マジメなssも書けたのか(偏見) <>