以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2019/10/06(日) 23:52:48.31 ID:7V4h0pnV0<>樹里「は?」
P「すごく可愛いよ」
樹里「なんだ急に? なに言ってんだ?」
P「特に深い意味は無い。ただ、樹里は可愛いということだけ言いたかった」
樹里「どうしたんだよ、熱でもあんじゃねーの」
P「平熱だよ。ああ、しかしこうして改めて見ると本当に可愛いな。可愛すぎる」
樹里「うっ……! おい、アタシをからかってんのか!?」
P「からかう? バカ言え、真剣に決まってるだろ」
樹里「絶対ウソだ! アンタが面と向かって、かっ……かわいい……とか連呼するはずねーだろ!」
P「そうやって言い淀んだりするとこが可愛いんだよ樹里」
樹里「いい加減にしろよ!?」グイッ
P「胸倉を掴まれても怖くない。むしろ可愛い顔が間近で見られて幸せだ」
樹里「ぐう……このぉっ……! それ以上可愛いって言ってみろ、マジでブン殴る!」カァァ
P「可愛い」
樹里「よし覚悟しろ!!」
ガチャ
夏葉「あら? 2人とも、何をしているの?」
樹里「!」
P「おはようみんな」
果穂「おはようございます!」
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<>【シャニマス】P「樹里は可愛いな」
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/10/06(日) 23:55:44.92 ID:7V4h0pnV0<> 智代子「じゅ、樹里ちゃん? 何があったのか知らないけど暴力はダメだよ?」
凛世「振りかざした手を……お下げください……」
樹里「止めるな! 悪いのはプロデューサーなんだ! アタシを可愛いって言うから……!」
智代子「可愛い?」
樹里「ああ。可愛いって何度も何度も言ってきて……そんなことするヤツじゃねーだろ? からかってるに決まってる! だから一発殴る!」
智代子「でも、樹里ちゃんが可愛いのは確かだよね?」
樹里「えっ」
果穂「はいっ! 樹里ちゃんはとっても可愛いですっ!」
夏葉「そうね。疑いようがないわ」
凛世「誠に、愛らしい方でございます……」
樹里「なあっ……!?」
P「だよな? みんなもそう思うよな?」
夏葉「確認をとるまでもないでしょう。周知の事実だもの」
果穂「可愛い一等賞です!」
樹里「や、やめろ」
智代子「可愛すぎるよね」
凛世「世界一と言っても、過言ではありません……」
樹里「やめろぉぉぉ!! そうか、てめーらグルか!! みんなしてアタシを馬鹿にしやがって!!」
P「馬鹿になんてするか!!」
樹里「!?」ビクッ <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/10/06(日) 23:59:30.37 ID:7V4h0pnV0<> P「さっき言っただろう! 俺は真剣に、本気で、樹里のことを可愛いと思ってるんだよ!」
樹里「へ……?」
智代子「私たちも、心の底から樹里ちゃんを可愛いって思ってるよ!」
凛世「世辞ではなく、真実……」
果穂「樹里ちゃんが可愛いのは真実です!」
夏葉「世の理ね」
樹里「そうやって大げさにされると胡散臭くなるな。ま、まあ……本当の言葉なら、嬉しいと思わなくもないけど……」カァァ
P「ぐはっ!!」
樹里「!?」
智代子「プロデューサーさん、大丈夫ですか!」
P「ああ……樹里の照れ顔が眩しすぎて、ちょっと吐血しただけだ……」
樹里「んなバカなことあるか!!」
夏葉「わかるわプロデューサー。今の照れ顔はとてつもなく可愛かった」
果穂「キュートでした!」
凛世「すさまじい、破壊力です……」
樹里「なあ、やっぱアタシのことからかってるよな? からかってるだろ?」
P「本気だと言ってるだろ。それより樹里、そろそろオーディションの時間だ。送っていくよ」
樹里「うわっ、本当だ。早く事務所を出ねーとな」
果穂「がんばってください、樹里ちゃんっ」グッ
智代子「樹里ちゃんの可愛さなら即合格だよっ」グッ
樹里「もうそれはいいっての!」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/10/07(月) 00:01:48.26 ID:9PdVuqdo0<>
〜〜〜〜〜〜
P「もうすぐだな」
樹里「ああ。このオーディションって、炭酸飲料ブァンタのCMガールを決めるやつだっけ?」
P「樹里にぴったりな役柄だと思う。精一杯アピールしてこい」
樹里「おう、任せとけ!」
社員A「次の方どうぞ」
樹里「失礼します」ガチャ
社員A・B・C「!!」
樹里「283プロ所属、アイドルユニット・放課後クライマックスガールズの西城樹里です。よろしくおねが…」
社員B「なんて可愛いんだ!!!」
樹里「!?」
社員C「可愛い!! 可愛すぎる!!」
社員A「こんな可愛い娘は見たことない!!」
樹里「え? は?」
社員A「合格ですね」
社員C「ええ、合格にしなければもったいない」
樹里「ちょ、ちょっと待ってください! 合格って、まだオーディションやってな…」
P「一発合格とは、さすがの可愛さだな樹里」スッ
樹里「プロデューサー!?」
社員A「あなたは283プロの!」
P「どうですか、うちの西城樹里は。可愛いでしょう」
社員C「すばらしいですよ! こんな可愛いアイドルが所属しているとは!」
社員B「ぜひこれから打ち合わせをお願いしたい!」
P「可愛すぎて興奮するお気持ちはわかりますが、打ち合わせはまた後日に」
社員A「そ、そうですね。申し訳ありません」
P「いえ。採用していただきありがとうございます」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/10/07(月) 00:05:43.79 ID:9PdVuqdo0<> 樹里「おい」
P「お、樹里。よかったな合格だぞ」
樹里「合格だな、じゃねー!! これドッキリか何かだろ!!」
P「ドッキリ?」
樹里「でなきゃありえねーよ! 審査する人からも、こんなに可愛いって言われるなんて……!」
P「可愛いんだから仕方ないだろ。ほら、次の仕事に行こう」
樹里「待て待て! こんなの納得いくか! このオーディションは本当にあるやつなのか!?」
P「本当にあるやつだよ。さあ、放クラのみんなが待ってるぞ」
〜〜〜〜〜〜
「果穂ちゃーん!」
「凛世ちゃーん!」
樹里(オーディションの後にミニライブって、なんか予定おかしくねーか)
智代子「よし! みんな準備はいい?」
凛世「はい……」
夏葉「オーケーよ!」
果穂「いきますよ! 放課後ー!」
「「「クライマックスガールズ!!」」」
樹里(ま、いいや。ライブをやる以上、全力でパフォーマンスするだけだ!)
「樹里ちゃあぁぁぁぁぁん!!」
「可愛いぃぃぃぃぃぃ!!」
樹里「!?」
樹里(ここでも可愛いって……いや、ライブでは割と言われるけど。それにしても、いつもより熱がすげーような) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/10/07(月) 00:08:58.37 ID:9PdVuqdo0<> >>5
上から3行目、樹里「合格だぞ、じゃねー!! これドッキリか何かだろ!!」でした <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/10/07(月) 00:14:48.45 ID:9PdVuqdo0<> 果穂「夢咲After school いきますよー!!」
「うおおおおおおおお!!」
Viva After school Yeah Yeah♪
「Hi Hi Hi チーズ!」
Viva After school Yeah Yeah♪
「樹里 樹里 樹里 キュート!」
樹里(樹里キュート!?)
〜〜〜〜〜〜
果穂「みなさん、お疲れさまです!」
智代子「お疲れー! 楽しかったね!」
樹里「……なあ」
夏葉「どうしたの樹里? 浮かない顔ね」
樹里「いや……お客さんのコールがさ。なんかおかしくなかったか?」
凛世「……?」
樹里「ほら、1曲ごとに『樹里キュート』だの『樹里かわ』だの、アタシの名前が……」
智代子「ああ、うん。そだね」
樹里「そだねじゃねーだろ。あれどういうことなんだ」
凛世「樹里さんへの想いが、つい出てしまったのかと……」
果穂「樹里ちゃん可愛いですから!」
樹里「いやいや、今まではあんなコールなかっただろ!?」
夏葉「みんな我慢していたんじゃないかしら。それが今回、堪えきれずに一気に出てしまったのよ」
樹里「コールにするほど思われてねーだろ!」
智代子「そんなことないよ? 樹里ちゃんだもん」
果穂「樹里ちゃんですから!」
樹里「アタシだからって……もうわけわかんねえ……」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/10/07(月) 00:17:59.07 ID:9PdVuqdo0<> 樹里(アタシってそんなに可愛いと思われてたのか? 周りの人からも、世間からも)
樹里(でもこんなに可愛いって言われまくるの、生まれてから今日が初めてだぞ)
P「いたいた、樹里!」
樹里「!」
果穂「プロデューサさん!」
P「みんな、お疲れ様」
智代子「お疲れ様です! って、なんですかその小箱」
P「これか? これはな……」
P「樹里に渡すためのものさ」パカッ
樹里「え」
夏葉「これって……」
P「指輪だよ」
智代子「ウソ、まさか!」
P「そのまさかだ。樹里、俺と結婚してくれないか?」
樹里「は? ……はあああああ!?」
P「樹里の可愛さを毎日見ていて、我慢できなくなったんだ。結婚してくれ!」
果穂「ぷろぽーず、ですか!」
凛世「樹里さんは、とても愛らしい方……当然です……」
樹里「いやいやいやいや!! ありえねーって!! 冗談だろ!?」
P「俺はいつだって本気だ」
パパパパーン♪ パパパパーン♪
樹里(あれ? なんだ!? 景色が急に変わって……ここ、結婚式場か!?) <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/10/07(月) 00:21:50.71 ID:9PdVuqdo0<> 智代子「樹里ちゃんおめでとー! あと可愛いー!」
樹里(この声は、チョコ!?)
凛世「おめでとうございます……大変、愛らしいお姿です……」
果穂「可愛いすぎです! 幸せになってください!」
夏葉「ウエディングドレス、可愛くて素敵よ!」
樹里(それに他のみんなも! 可愛いって言いすぎだろ!)
樹里(ん? ウエディングドレス? ア、アタシ……ウエディングドレス着てる!? ステージ衣装はどこいった!?)
P「樹里」
樹里「!!」
P「健やかなるときも、病めるときも、樹里が可愛いときも、俺と共に助け合い、共に歩んでくれるか?」
樹里(ぷ、プロデューサー……スーツじゃなくて、結婚式に新郎が着るような服を……)
P「まあ樹里が可愛くないときなんて無いけどな」ハハハ
樹里「ま、待ってくれ! アタシはまだ結婚するつもりはない!」
神父「では新郎新婦、誓いの口づけを」
樹里「おい!! 勝手に話を進めるな!!」
P「樹里」グイッ
樹里「待てって! もう何が何だかわかんねーんだよ!」
P「まあまあ、とりあえず誓っとこう」
樹里「そんな軽いノリでするもんじゃねーだろ!?」
P「大丈夫、俺に任せてくれ。樹里は隣で微笑んでいてくれれば、それでいいんだ」
樹里「っ……」
P「俺の隣で、可愛い姿を見せてくれ。この先ずっと」
樹里「……」
樹里「……絶対……」
P「?」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/10/07(月) 00:24:20.20 ID:9PdVuqdo0<> 樹里「絶対……幸せにしろよ……っ」
P「もちろんだよ」
樹里(あれ、アタシなに言って……結婚とかする覚悟もないのに。ってか高校生だし、今後の生活とかどうするんだよ)
樹里(アイドル続けられんのか? 無理だよな……学校もやめないと行けないのか?)
樹里(そう考えたら、やっぱり……!)
〜〜〜〜〜〜
樹里「プロデューサー!! やっぱり結婚は……!!」ガバッ
樹里「……?」
樹里(ここは……事務所? なんで……あー、そっか。レッスン終わったから、ここで放クラのみんなを待ってたんだ)
樹里(ってことは、さっきのは夢。そうだよな。考えてみればめちゃくちゃな内容だったし)
樹里(……なんでプロデューサーと……いや、まあ夢だしな。深くは考えないようにしとこう)
凛世「結婚……」
樹里「!!」ドキッ
樹里「な、なんだ凛世、いたのか」
凛世「はい……つい先ほど、事務所に到着しました……」
樹里「起こしてくれればよかったのに」
凛世「気持ちよさそうに眠っておられたので……」
凛世「……それで、結婚とは……?」
樹里「えっ」
凛世「目覚める瞬間……『プロデューサー、やっぱり結婚は』とおっしゃっていました……」
凛世「樹里さん……どのような夢を……?」
樹里「ああ、すごい変な夢でさ。話すほどのもんでもねーよ」
凛世「……」
凛世「…………」ゴゴゴゴゴ
樹里「そのオーラは何なんだ!?」 <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/10/07(月) 00:25:18.02 ID:9PdVuqdo0<> 凛世「いえ……お気になさらず……」ゴゴゴ…
樹里「気になって仕方ねーよ! 言っとくけど、凛世が思ってるようなことは一切ないからな!」
凛世「では、夢の内容をお教えください……」
樹里「う、それは……恥ずかしいから……」
凛世「……」ゴゴゴゴゴゴゴ
樹里「オーラの強弱で意思表示するな!! わかったよ、言うから!」
樹里「といっても夢だから、うろ覚えだけどな。えっと……」
おわり <>
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2019/10/07(月) 00:26:27.71 ID:9PdVuqdo0<> 樹里ちゃんは可愛いし283プロのアイドルは全員可愛い
読んでくださった方、ありがとうございます <>