以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/01(水) 12:51:03.02 ID:Rlmv6zEWo<>前スレ
【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1570961885/





理樹(…朝になった。)

理樹「んん…」

理樹(いつも通りの朝…とは一つ違うところがあった。)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(そう、隣に佳奈多さんが寝ているのだ…)

理樹「…」

理樹(寝顔は始めてみるけど…普段よりも安らかに見える。)

佳奈多「んん…むにゃ…ん…」

理樹(…おっ、何かいいそうだ…どんな夢を見ているのか、少し気になるなぁ…)

佳奈多「…>>2」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1585713062
<>【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/01(水) 12:54:23.79 ID:uO0awQlj0<> もう食べられないよ〜 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/01(水) 13:25:06.94 ID:jJJHRM4jO<> 理樹「…へぇ、そんな夢見るんだ、意外だね…」

理樹(もっと見てたい気もするけど、そろそろ起こしてあげよう。)

理樹「佳奈多さん、朝だよ。」

佳奈多「ん…?…あら、もう朝なのね…」

理樹「おはよう佳奈多さん、夢では何を食べてたの?」

佳奈多「…は?何が?」

理樹「何って…もう食べられないって言ってたから…」

佳奈多「…寝言?」

理樹「うん。」

佳奈多「……」

理樹(佳奈多さんは顔を赤くして…)

佳奈多「…忘れて…」

理樹「え、なんで?」

佳奈多「良いから、忘れなさい。忘れなかったら死んでやるから。」

理樹「ええー…まあ、そこまで言うなら…」

理樹(でもそこまで恥ずかしくもない気がするけど…)




理樹「…さて、じゃあ、とりあえず、朝ごはんでも食べに行こうか。」

佳奈多「ええ…」



理樹(朝ごはんに行くと…)

理樹「あ、あそこにいるのは…>>4」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/01(水) 13:44:50.00 ID:wb7ltxzbO<> クド <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/01(水) 18:28:22.09 ID:SOpENIjmO<> 理樹「あ、クド!」

クド「あ、リキ!それと…あ、佳奈多さん。」

佳奈多「クドリャフカ…昨日はごめんなさいね。連絡もなしに…」

クド「いえ、良いんです。リキと一緒にいたんですね。お二人はカップルですから、その…イロイロあったんですよね。…ですが、次からはちゃんと連絡がほしいのです!」

佳奈多「ええ、わかったわ。」

クド「はい、お願いします……それにしても、ボーイフレンドと一夜を過ごすなんて、佳奈多さんも大人なのですね。なんだか色っぽく見えますー。」

佳奈多「>>6」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/01(水) 20:51:40.61 ID:EWGh80zAO<> あなたも混ざる? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/01(水) 21:24:17.03 ID:02o8Ugb+O<> クド「わ、わふ!?そ、それは…ちょっと…わふぅ…」

佳奈多「…冗談よ。」

クド「わふっ!で、ですよね!そんなことあり得ないですよね!」

佳奈多「ええ…もし本当にそんなことしたら直枝を殺して私も死ぬからね。」

クド「えっ。」

理樹「あ、あはは…」



理樹(その後、3人でご飯を食べていると…)

理樹「…あ、あれは…>>8」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/02(木) 01:40:34.01 ID:BKhYtfHjO<> まさと <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/02(木) 14:56:00.83 ID:gb+8QPTBO<> 理樹「あ、真人。」

真人「お、理樹!会いたかったぜぇぇ!」

理樹「わっ!」

理樹(真人に抱きつかれる。)

理樹「ちょっと止めてよ真人…」

真人「だってよぉ、最近理樹は2日に一辺くらいしかいてくれねぇから理樹成分が足りねぇんだ!」

理樹「ええー…」

真人「くそっ、二木が羨ましいぜ…俺の理樹を…」

佳奈多「あなたの、では無いでしょう?」

真人「ぐっ…確かにそうだが…でもよ、寂しいんだよ。俺は!バンドもしてねぇし!もっと構ってくれよ!」

理樹「>>10」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/02(木) 17:06:48.08 ID:62bBdGzA0<> 今日は皆で筋肉祭りだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/03(金) 13:24:11.52 ID:eM6E4y6tO<> 真人「おっ、やってくれるのか?」

理樹「うん、筋肉祭りだ!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…え、なに、何が始まったの?」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「わふー!筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「クドリャフカまでどうしたの!?」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…何これ、何?」

理樹「佳奈多さんもやろう!楽しいよ!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「>>12」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/03(金) 14:17:54.50 ID:/ly+8LGc0<> き…きんにくいえいいえい(棒読み) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/03(金) 17:56:18.46 ID:4qdVM7uQo<> 理樹「よし、これで佳奈多さんも筋肉王国の一員だね!」

真人「よし、この調子で仲間をどんどん増やしていこうぜ!」

理樹「うん!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多(井ノ原はともかく直枝までバカに…もう、何なのこれ…)




理樹「…あ、まずあそこに…>>14」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/03(金) 18:07:56.26 ID:FcQv8lFrO<> はるちんが <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/03(金) 20:33:03.94 ID:kESoLaL2O<> 理樹「よーし、葉留佳さんから取り込むぞ!」



葉留佳「あ、理樹くん!お姉ちゃん、他のみんなも!おはー!」

理樹「葉留佳さん、筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「おおう!?何ですカ!?」

佳奈多「…きんにく…いぇぃいぇーぃ…」

葉留佳「…お姉ちゃんまで取り込まれてる…一体何が起こってるんですカ…」

佳奈多「やめて…あんまり見ないで…」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「え、ちょ、ちょっと、何を…あ、あ、あーーーーっ!」



葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…」

佳奈多(葉留佳までも…一体、これになんの力があるというの…)

理樹「よーし、この調子でどんどん行こう!次は…>>16」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/03(金) 22:57:54.24 ID:297s2yF3O<> 小毬 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/04(土) 11:55:31.52 ID:ru2N/L0BO<>

理樹「やあ小毬さん、筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

小毬「ほあぁ!みんなどうしたの?」

佳奈多「…ほんと、どうしちゃったのかしら…」

理樹「筋肉がうずいて仕方ないのさ!さあ一緒に!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

葉留佳「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

小毬「みんな、どうしちゃったの…や、やめてよぉ!ほ、ほあぁぁぁぁぁっ!」




小毬「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「よーし、小毬さんも仲間だ!次は…」

佳奈多「…ちょっと待って。」

理樹「え、何?」

佳奈多「これ、目標は何?」

理樹「筋肉王国の建築さ!」

佳奈多「>>18」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/04(土) 14:35:12.78 ID:2gxM5yEG0<> 何を言っているのかわからない… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/04(土) 19:05:38.24 ID:cou9K9xRO<> 理樹「何って…その通り、僕たちの筋肉旋風(センセーション)で王国を作るのさ!」

佳奈多「センセーション…?何か知らないけど…いままでなんとなく乗っかってしまったけど…直枝、そろそろ目を覚ましたら?」

理樹「僕はいたって正気だよ?」

佳奈多「正気じゃないわ、直枝。どうしたの?」

理樹「筋肉が唸って仕方ないのさ!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

クド「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…あなたたちね…ふざけるのもいい加減にしなさーーい!!!!」

理樹「>>20」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/04(土) 23:35:49.55 ID:pYsrRRbRO<> ごめんなさい
ふざけすぎました <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/05(日) 12:07:55.78 ID:UpDLiJZtO<> 佳奈多「大体あなたたちはいつもこんなバカな事ばかりして!いったいどれほど学校の風紀が乱されているかわかってる?そもそも…」ガミガミ

理樹「はい、ごめんなさい、すみません…」

理樹(佳奈多さんにものすごく絞られた…)





理樹「ねぇ佳奈多さん…そろそろ許して…」

佳奈多「…許して、ねぇ…そうね、じゃあ、直枝、罰則として…>>22」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/05(日) 14:30:25.19 ID:GSqyFQ0W0<> 一週間エッチな事禁止 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/05(日) 18:12:56.77 ID:3WVqLewTO<> 理樹「えっ、そんなぁ…」

佳奈多「文句は言わない!」

理樹「はい、すみません…」

佳奈多「じゃあ、そういうことでね。わかった?」

理樹「わかりました…」

理樹(…怖かった…佳奈多さんを怒らせないようにしないと…)



理樹(その後、僕たちは午前の授業を受けて…)

理樹(…やっと昼休みになった……さて、じゃあご飯に…)

美魚「…直枝さん。」

理樹「あ、西園さん、どうかした?」

美魚「いえ、一緒に昼ごはんでもいかがかと。」

理樹「>>24」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/05(日) 22:02:09.87 ID:ureoBm+DO<> よろこんで!
折角だから二人っきりで食べようよ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/06(月) 11:40:37.11 ID:LjeHgm1MO<> 美魚「ええ、それでは、いつもの中庭に行きましょうか。」

理樹「うん。」



理樹(…というわけで、中庭に来て、木の下に座る。)

理樹「…それにしても、西園さんから誘ってくるってなんだか珍しい気がするよ。」

美魚「…そうですね、ですが、直枝さんに関しては積極的に行かねばと思ってますので。」

理樹「えっ?」

美魚「ふふ、何でもありません…それより、直枝さん…せっかく二人ですし、>>」26 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/06(月) 12:53:11.76 ID:oifeHwVfo<> 薄い本でも一緒に読みましょう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/06(月) 13:57:24.39 ID:rAIX4LWpO<> 理樹「えっ…」

美魚「良いじゃないですか、誰にも見られませんし、それに教室だと邪魔が入って読めないんです。」

理樹「邪魔って?」

美魚「なぜか鈴さんが休み時間の度に意味もなく声をかけてきたり、百合小説を読ませようとしたり、BL本を百合本に差し替えてきたりするんです。何か知りませんか。」

理樹「いや、僕は何も…」

美魚「そうですか、ならよいです…まあともかく、読みましょう、一緒に。」

理樹「…仕方ないなぁ…」

美魚「はい、では、もっと近くに…」

理樹「えっ?」

美魚「近くに来ないと読めないですから。」

理樹「あ、うん…」




理樹(そういうことで、二人で本を読んだ。)

美魚「…いかがですか?」

理樹「…うーん、やっぱり僕にはちょっと、よくわからない…」

美魚「…そうですか…わかってほしかったですが、まあいいです。わかってもらえずとも、こうやって同じ本を読んでいるだけでも十分です。」

理樹「えっ?」

美魚「一緒に本を読んで、同じものを見て、同じ空気を感じて、同じ世界に浸る…こういうことって、ドキドキしませんか?私はしますよ。直枝さんは、ドキドキしますか?」

理樹「>>28」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/06(月) 16:57:19.52 ID:rwA25pVV0<> ドキドキはしないけどムラムラしてきた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/06(月) 18:56:37.26 ID:rSf4Z4whO<> 美魚「ふふ、私で発散しますか?」

理樹「…いや、でも、気持ちが伴わないでそんなことしちゃダメだと思うんだ。」

美魚「…ならば私はオーケーですよ?」

理樹「えっ…」

美魚「さあどうしますか、直枝さん、ここには誰も来ませんよ。」

理樹「…>>30」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/06(月) 19:47:11.02 ID:MqsKAxWRO<> ごめん、それはできないよ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/06(月) 20:19:28.11 ID:2T3SU0T4o<> 理樹「僕には心に決めた人がいるから…」

美魚「…そうですか…」

美魚(まあこの段階ではそうでしょう…そんなに簡単にいくとは思っていません。)

美魚「わかりました…そうですよね。まあ、良いでしょう。」

理樹「…ごめん。」

美魚「謝ることではありませんよ…残念ですけどね。…では、読み終わりましたし、戻りましょうか。直枝さん。」

理樹「うん…」




理樹(教室に戻るとき…)

佳奈多「…あら?直枝と…美魚さん?」

理樹「あっ…佳奈多さん…」

佳奈多「…何してたの?」

理樹「いや、二人で昼御飯を食べてたんだよ。」

佳奈多「>>32」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/06(月) 20:29:59.77 ID:x2aj2k5/O<> はぁ!?(マジギレ) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/06(月) 22:56:00.61 ID:LjeHgm1MO<> 佳奈多「直枝、あなた…昨日、気を付けろって言ったでしょ!」

理樹「いや、だから西園さんはそういう人じゃないって…」

佳奈多「あなたはそう思っても、私はそうは思えないわ!そもそもどういう人かとか関係なく、恋人がいる人が他の異性と一緒にいるなんてそれ事態が…」

美魚「…落ち着きましょう。佳奈多さん。」

佳奈多「落ち着いてなんかられないわよ。…そもそも、あなたのせいでしょう?あなた、どういうつもりで誘ったのかしら?」

美魚「ただご飯を一緒に食べたかっただけですが?一人は寂しいので。」

佳奈多「取って付けたような建て前ね…まあいいわ、西園さん…これから先はこういうことはやめてくれる?」

美魚「>>34」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/07(火) 00:15:36.50 ID:CkUtVElNO<> 善処します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/07(火) 14:38:16.13 ID:1adBV6w6O<> 佳奈多「善処って…やらないってこと?」

美魚「…善処します。」

佳奈多「…まあ、そういうつもりしかないならそれはそれで構わないわ…こっちはこっちでやるだけよ。…直枝!」

理樹「はい!何ですか?」

佳奈多「…委員会室に来るように。」

理樹「え、でも…」

佳奈多「来なさい。良いわね?」

理樹「…はい…」

美魚「…佳奈多さん、束縛の強い女性は嫌われますよ?」

佳奈多「黙って。」



理樹(…というわけで、佳奈多さんのところに行く。)

理樹「……えーと、佳奈多さん……すみませんでした。」

佳奈多「>>36」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/07(火) 15:10:18.25 ID:NoIiBlHuo<> 西園さんに恋人を作らせれば解決出来る? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/07(火) 18:18:52.13 ID:1SU3TPObO<> 理樹「えっ?」

佳奈多「…彼女があなたに手を出してこなくなるような方策を考えてやりましょうって言ってるの。あなただって迷惑してるでしょ?」

理樹「え、いや…説教じゃないんだって思って…」

佳奈多「怒られたいの?」

理樹「いや、大丈夫です…」

佳奈多「そうよね。…で、あなたはどう思う?」

理樹「うーん、ちなみに誰を恋人に据えようとしてるのさ?」

佳奈多「>>38」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/07(火) 18:39:39.39 ID:iJs7midNO<> 井ノ原 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/07(火) 20:29:25.09 ID:veITJ4MMO<> 理樹「えっ、謙吾じゃなく真人?」

佳奈多「ええ、井ノ原のほうが使いやすくて都合がいいわ。鈴さんは百合に目覚めさせたいみたいだったけどそれよりかはこっちの方が確率が高いわ…井ノ原はバカだけど顔も悪くないし、人柄も普通でしょうしね。直枝、西園美魚は井ノ原のことどう思ってると思う?」

理樹「うーん、特に何も思ってなさそうだよね。普通の友達なんじゃないかな。」

佳奈多「じゃあ逆に井ノ原は西園美魚さんのことどう思ってる?」

理樹「さぁ…?そういう話聞いたことないなぁ…それも普通の友達くらいじゃないかな。」

佳奈多「…なるほどね…じゃあ、直枝、放課後までに井ノ原に聞いてきてくれる?それで放課後またここに来て。」

理樹「え、今日の練習は…」

佳奈多「…練習したら西園美魚と接触することになるでしょ、今日の私たちの練習は無しよ。…わかったわね?」
 
理樹「…わかったよ…」



理樹(…というわけで…)

理樹「…ねぇ、真人。」

真人「おう理樹、なんだ?」

理樹「…真人ってさ、好きな人いる?」

真人「お?なんだ突然。」

理樹「いや、ちょっと…気になっただけ。」

真人「そうか…まあ、そうだな…理樹だな。」

理樹「女の子で。」

真人「なら…うーん…>>40」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/07(火) 22:04:09.37 ID:o9lc9MZHO<> 西園は可愛いと思うな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/08(水) 11:41:29.34 ID:foTkMnejO<> 理樹「えっ、本当?」

真人「ああ、筋肉はねぇけど、かわいいよな。」

理樹「うん、わかった、ありがとう!」

真人「おう、別に感謝されることじゃねぇよ、事情は知らねぇがこれくらいならいつでも答えてやるぜ。」



理樹(放課後…)

理樹「…ということだったよ。」

佳奈多「わかったわ、これは朗報ね。まあ問題はこれからな訳だけど。西園美魚をどうやってそっちに向かせるか…」

理樹「何か考えはあるの?」

佳奈多「…そうね、やっぱり接点を増やすことでしょう。だから…まず、直枝。あなた私と一緒にいない時は出来る限り井ノ原と一緒にいるようにして。」

理樹「真人と?」

佳奈多「ええ、そうすればあなたと彼女が二人きりになることを防いだ上で、井ノ原との接触を増やせるわ…」

理樹「そううまく行くかなぁ…」

佳奈多「…やってみなきゃわからないでしょう。」

理樹「まあそうだね…」

佳奈多「…直枝、あなたは考えある?」

理樹「僕は…>>42」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/08(水) 18:17:46.87 ID:VFiEinzP0<> ダメだどれだけ考えても真人と西園さんが一緒にい様子を想像できない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/08(水) 19:04:27.34 ID:9yizTdsqO<> 理樹「…ごめん…」

佳奈多「…まあ、そうよね。私も中々想像できないわ。」

理樹「やっぱりちょっと、真人はやめた方が…」

佳奈多「…いいえ、でも井ノ原にやってもらうしかないわ。」

理樹「じゃあ、どうやって?」

佳奈多「…考えるわ、これから。直枝、いっしょに考えて。」

理樹「難しそうだけど…うん、考えてみよう…」





その頃…
恭介「…お、今日は理樹と二木はいないのか。」

葉留佳「なんか二人で色々あるそうですヨ。」

あーちゃん先輩「あらー、二人で色々って、一体何してるのかしら、にゅふふ。昨日は朝帰りだったって話だしねー。」

葉留佳「えっ、そうなんすか?」

あーちゃん先輩「そうよ。」

葉留佳「うひゃー、だとしたらお赤飯準備しなきゃですネ!」

恭介「2回目で朝帰りとは理樹も中々やるな。まだ交際して間もないだろうに。」

あーちゃん先輩「私たちも出来るだけ早くしてみたいわね。にゅふふ。」

恭介「>>44」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/09(木) 00:48:27.49 ID:tTsS0mby0<> いや、そういう事は結婚してからだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/09(木) 13:42:53.05 ID:QHilnzbEO<> あーちゃん先輩「ええー、じゃあチューは?」

恭介「マウストゥーマウスなら、付き合って一年くらいじゃないか?」

あーちゃん先輩「手繋ぐのは?」

恭介「それは3回デートした後くらいだろうな。」

葉留佳「おおう、けっこうガード固めっすね。」

恭介「そういうことはちゃんとしないとな。」

あーちゃん先輩「ええー。私はいつでもウェルカムなのに。」

恭介「すまんな。」

あーちゃん先輩「…じゃあデート積み重ねてくしかないわね…というわけでさ、週末どっか行こうよ。」

恭介「そうだな…じゃあ、>>46」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/09(木) 16:13:36.53 ID:EyYK/OHHO<> 釣りに行こう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/09(木) 19:21:48.78 ID:HmU93UZ5O<> あーちゃん先輩「釣り?」

恭介「ああ、結局あのあと釣竿を買ったからな、試したい。」

あーちゃん先輩「あれ買ったのね…そう、わかったわ、じゃ、週末でいい?」

恭介「ああ。」

葉留佳「釣りっすかー良いですよネ。何かこうマグロをぐぁー!って釣るのとかかっこいいですよネ!」

恭介「お、わかるのか、あれの良さが。やっぱマグロはロマンだよな。」

葉留佳「わかりますヨ!あのでっかいのをバーン!ってやるのが…」

恭介「おっ、良いな、よし、三枝、お前も釣りに…」

あーちゃん先輩「ちょっと、何他の人までつれてこうとしてるのよ。」

恭介「おっとすまん、ついな…」

葉留佳「おっと、彼女サンのお止めがかかりましたネ、残念ですけど、断念せざるを得ませんナ。…しっかしデートとは、良いですネ。憧れますヨ。」

あーちゃん先輩「葉留佳ちゃんも作ればいいじゃない、恋人。」

葉留佳「いやー、中々いい人っていないんですヨ。」

恭介「真人とか謙吾とかはどうなんだ。」

葉留佳「二人とも友達としてはいいんですヨ、でも恋人とはちょっと違う気がしますネ。」

恭介「そうか…」

葉留佳「いやー、いい人見つけたお姉ちゃんが羨ましいですヨ。本当に。今ごろ二人で何してるんすかねぇ…」





理樹「…だめだ、全然何も思い付かないよ…」

佳奈多「…そうね、井ノ原がそういう展開になるのが全く想像できないからね…」

理樹「うん…少し疲れてきた…ねぇ佳奈多さん。」

佳奈多「何?」

理樹「休憩がてら、>>48」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/09(木) 20:07:03.86 ID:tTsS0mby0<> マッサージでもしようか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/09(木) 20:43:14.52 ID:IVzLU7bCO<> 佳奈多「ええ、頼める?」

理樹「じゃあ…肩から…」トントン

佳奈多「あっ…くっ…んん…いい感じよ…」

理樹「…」モミモミ

佳奈多「んっ…ふっ…気持ちいいわ…」




葉留佳(何してるのかあまりに気になりすぎたので盗み聞きに来てやりましたヨ…さあ、二人が何をしてるのか…)

佳奈多「あっ…んっ…そこっ…気持ちいい…直枝、上手いじゃない…」

理樹「佳奈多さんがどこが良いかは何となくわかるからね…」

佳奈多「あっ…そこっ…」

葉留佳「…>>50」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/09(木) 21:13:30.13 ID:nYb1qdT/O<> えずく風紀委員
略してef
みたいなことしてるんですか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/09(木) 21:23:38.70 ID:g5v8f/FxO<> 葉留佳(いかがわしいですなぁ、これは…)

佳奈多「んっ…んん…」

葉留佳(どうしましょうカ、これ…)
突入する
そっとしておく
>>52 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/10(金) 06:59:29.39 ID:nIEm790yO<> 突入 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/10(金) 12:24:54.50 ID:h4YnMMKBO<> 葉留佳(よーし、レッツ、突入!)

葉留佳「お姉ちゃん!ちゃんと避妊はしましょうネ!」バーン!

佳奈多「え!?葉留佳!?」

理樹「は、葉留佳さん?な、何の事?」

葉留佳「…ありゃ?理樹くん、いったい何を…」

理樹「何って…見ての通り、マッサージ…だけど…」

葉留佳「え?」

佳奈多「…葉留佳、私たちが何してるって思ったのかしら?まさか…」

葉留佳「それは…やはは、はるちん、はやとちりっ!」

佳奈多「…あなたね……」

葉留佳「いやー、邪魔して悪かったですネ、それでは、さよならさんかく!」

理樹「あ、ちょっと待ってよ。」

葉留佳「えっ。何?」

理樹「いや。実は二人で考えてたことがあるんだけど、なかなか決まらないから、葉留佳さんも協力してくれないかな?」

葉留佳「考えてたこと?」

佳奈多「実は…」





葉留佳「ふむふむ、なるほどなるほど、そーいう事ですか、わかりましたヨ!」

理樹「何かいい考えはある?」

葉留佳「そーですな…>>54なんてどうですカ。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/11(土) 02:16:25.27 ID:rKNNcChMO<> あきらめる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/11(土) 12:22:45.44 ID:rNpVA8aJO<> 理樹「えっ。」

葉留佳「だって考えてみてくださいヨ、真人くんがそういうのに興味あると理樹くんは思いますカ?」

理樹「…正直、思ってない…」

葉留佳「ですよネ。なら、どう考えたって無駄ですヨ。」

佳奈多「…じゃあどうしたら…」

葉留佳「普通に勝負すればいいんじゃないですカ。」

佳奈多「…普通に?」

葉留佳「お姉ちゃんと理樹くんはカップルなんですから、堂々と迎え撃てばいいだけと思いますけどネ。」

佳奈多「>>56」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/11(土) 13:13:26.22 ID:1BI6+f5fo<> 西園さんを椅子に縛り付けて
その前でエッチすればいいってこと? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/11(土) 14:31:01.30 ID:wP2u29nao<> 葉留佳「いやいやいや…そんな極端な…もっと普通にラブラブしてればいいんですヨ。」

佳奈多「普通に…って?」

葉留佳「ほら、例えばお姉ちゃんって基本理樹くんと二人の時しかデレてないでしょ?」

佳奈多「…まあ…」

葉留佳「それを回りに人がいるところでもデレるようになればみおちんを含めた回りにもアピールできますヨ。まあつまり、エッチまでいかずとも、二人の関係性をアピールすると言うことですナ。」

佳奈多「アピール…」

葉留佳「人がいるとこでチューとか。」

佳奈多「>>58」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/11(土) 17:57:59.41 ID:QaQewbWF0<> そ、そんなふしだらな事人前で出来るわけないでしょ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/11(土) 18:35:08.18 ID:+a3V50A8O<> 葉留佳「別にそれくらいいいと思いますけどネ。」

佳奈多「ダメよ、そんな白昼堂々出来ないわ。風紀委員なのに…」

葉留佳「もうすぐ委員会も入れ替わるんだし、大丈夫ですヨ!」

佳奈多「大丈夫じゃないわ!」

葉留佳「みおちんはグイグイ来そうですから、お姉ちゃんももっとグイグイ行かないと。回りの目なんて気にしてられないって。」

佳奈多「だからって…」

葉留佳「理樹くんだって場所を選ばずイチャイチャしたいですよネ?」

理樹「え、まあ…そうだね。」

葉留佳「ほら理樹くんだってしたがってますヨ!恥じらいは捨てなきゃ、勝てませんヨ!」

佳奈多「……」

葉留佳「さあ、レッツ、グイグイ!」

佳奈多「>>60」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/11(土) 21:42:20.23 ID:4jO5g1WhO<> やってやろうじゃねえかよこの野郎 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/11(土) 22:50:53.59 ID:2LcVyhfvO<> 葉留佳「なら、まず、イチャイチャしましょう!」

佳奈多「…イチャイチャ?」

葉留佳「イエス!」

佳奈多「具体的に何よ…」

葉留佳「そうですなぁ…まず、名前で呼び会うとか?」

佳奈多「無理。」

葉留佳「即答ですか…じゃあ、>>62」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/12(日) 02:18:09.16 ID:qVxFPmvtO<> 腕を組んで歩くとか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/12(日) 12:02:27.45 ID:66pCg6cwO<> 葉留佳「これなら仲良しアピールできますしネ。」

理樹「あ、それくらいなら出来るんじゃない?」

佳奈多「…まあ、それくらいなら…」

葉留佳「なら、実際やって見ましょうヨ。」

理樹「うん。」



理樹(…というわけで、佳奈多さんと腕を組んでみる。)

佳奈多「…じゃあ…行くわよ。」ギュッ…

理樹「…!うん…!」

理樹(佳奈多さんは片腕を僕の腕に組んでくる。大丈夫だと思っていたけど、実際やって見ると思ったよりもドキッとする。)

佳奈多「…結構恥ずかしいけど…これでいいの?」

葉留佳「そうですネ…でも出来ればこう、腕に抱きつく感じがいいんじゃないですかネ。」

佳奈多「抱きつくって…そんなこと…」

葉留佳「みおちんに負けないためですヨ!」

佳奈多「…わかったわよ…」ギュッ

葉留佳「おお、良いっすネ!」

理樹(…!密着度がより上がって…)

佳奈多「…直枝、どうかしら?」

理樹「>>64」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/12(日) 18:28:59.51 ID:1ZZG0o+b0<> ムラムラしてきた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/12(日) 18:41:20.60 ID:aQYp6L2aO<> 佳奈多「なっ…」

理樹「ねぇ佳奈多さん、今日も…」

佳奈多「…ふしだらな事は禁止。」

理樹「だ、だよね…」

佳奈多「…まったく…大丈夫かしら…」

理樹「た、たぶん平気…」

葉留佳「理性崩壊しそうになったら言ってくださいヨ、避妊具買ってくるんで。」

理樹「いやいやいや…止めてよ…」

佳奈多「直枝が努力すれば大丈夫なのよ。我慢しなさいよ?」

理樹「もちろんさ。…で、このあとは?」

葉留佳「適当に学校歩けば良いと思いますヨ。」





理樹(というわけで、歩いていると…)

理樹(あれは…>>66) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/12(日) 22:41:46.21 ID:m9VkftxIO<> ささささささみさん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/13(月) 13:37:46.31 ID:azVVylOzO<> 理樹「ささささささみさん…」

佐々美「笹瀬川佐々美ですわ!なんであなたまで間違えますの!?」

理樹「ごめん、噛んじゃった…」

佐々美「噛んだ、のレベル越えてますわよ!?まったく失礼な御仁ですわ!」

佳奈多「…直枝、彼女は?リトルバスターズのメンバーじゃないわよね?」

理樹「あ、えーっとね、彼女は笹瀬川佐々美さん、ソフトボール部のエースで鈴の…友達?」

佐々美「友達じゃありませんわ!ライバルですわ!」

佳奈多「あらそう…私は…」

佐々美「あなたの事は存じてますわ。風紀委員長の二木佳奈多さんですわよね。あなたは学内でも有名な存在ですから。それに神北さんからもよく聞きますしね。」

佳奈多「そう…」

佐々美「…聞いてはおりましたが、本当にあなたたちお付き合いを始めたのですね。しかも大層仲の良い様子…意外ですわ。」

理樹「え、そう?」

佐々美「少々前から噂は流れておりましたが、実際そういうところを目にしたことはありませんでしたからね。」

佳奈多「…そうね、あんまり騒がれたくなかったから。それに、仕事に支障もありそうだから。」

佐々美「まあ確かに、風紀委員として恐れられるあなたが公でこんなふしだらな事をしてるとなると、騒がれるでしょうし、影響もありますでしょうね。実際今日も朝帰りをしたとかで噂になってましたわよ?」

佳奈多「>>68」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/13(月) 14:47:34.94 ID:cQaANo49O<> それはマズいわね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/13(月) 18:47:47.87 ID:iY38MfzDO<> 佳奈多「ばれないように気を付けたつもりなんだけどね…これからの風紀委員の活動に支障がでないと良いけど。」

佐々美「あなた本人が規則を破っているわけですから、説得力が落ちてしまいますわね。」

佳奈多「くっ…」

佐々美「仲がよろしいのは結構でございますが、節度を持たないと色々大変なことになりますわよ?不埒な行為は慎んだ方がよろしいですわ。」

佳奈多「…わかってるわよ…」

佐々美「ならよろしいのですが。…では、わたくしはそろそろ用事がありますので失礼しますわ!」

理樹「あ、うん…」




理樹(次にあったのは…>>70) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/13(月) 20:32:44.93 ID:ZMJF2KIyO<> 古式みゆき <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/13(月) 21:49:54.17 ID:8EsjdwGGO<> 理樹「あ、古式さん…」

古式「あ、あなたは宮沢さんのお友達の…それに、二木さんも。…お付き合いを始めたと言うのは本当だったんですね、おめでとうございます。」

理樹「うん、ありがとう。古式さん、あのあとはどうしてる?」

古式「はい、なんとか、やってます。」

理樹「そう、なら、良かった。謙吾とは最近どうなの?」

古式「宮沢さんにはいつもお世話になってます。助けてもらっただけでも感謝してもしきれないのに、そのあとも色々相談に乗ってもらったりしていて…今もすこし相談したいことがあって宮沢さんを探してたんです。」

理樹「そうだったんだ…謙吾なら僕たちの部室にいるんじゃないかな。」

古式「そうですか、ありがとうございます…二人の時間を邪魔してしまい、申し訳ありませんでした、では…」

理樹「いや、気にしないでよ。じゃあね。」



佳奈多「…あの子、立ち直れてるようね。」

理樹「あ、佳奈多さんも知ってる?」

佳奈多「あれだけ騒ぎになったからね…でも、あの様子なら大丈夫そうね。良かったわ。」

理樹「うん。良かったよ。」





理樹(それにしても、さっきから普段それほど話さない人とよく会うなぁ…あ、次は…>>72) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/13(月) 23:54:34.43 ID:V3vIIBtDO<> 佐々美の取巻き三人娘 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/14(火) 12:05:38.84 ID:ffRVx9T1O<> 取り巻き1「佐々美さま、どこにいらっしゃるのでしょう…」

取り巻き2「自主練をなさっているわけではありませんでしたし…」

取り巻き3「お部屋にいらっしゃる訳でもありませんでしたしね…」

取り巻き1「…おや、ちょっとおまちください、なにやらあそこからかすかに佐々美さまの香りが…」

取り巻き2「そうですわね…なにやらあちらから…」

取り巻き3「どうやらあの方からいたしますわね…そこのお方、すこしよろしいですか?」

理樹「…あ、僕?」

取り巻き1「はい、すこしお尋ねしたいことが…」

理樹「えーっと…君たちは?なにか見たことある気がするけど…あ、もしかして、笹瀬川さんの取り巻きの…えーっと…」

取り巻き1「私たちは、渡辺咲子!」

取り巻き2「川越令!」

取り巻き3「中村由香理!…ですわ。」

理樹「あ、そんな名前だったんだ…」

理樹(わからない人のために説明しておくと、左の金髪の子が渡辺さん、真ん中の子が川越さん、右の緑髪の子が中村さんだよ!)

理樹「…で、どうかしたの?」

渡辺「私たち、佐々美さまを探していたのですがどこにもいらっしゃらず…」

川越「困り果てていたところにあなたたちが来て…」

中村「そこから佐々美さまの残り香を感じたので、話を聞きたいのですわ!」

理樹「の、残り香って…」

佳奈多「…なんで文章を分割して話してるの?」

渡辺「そこは今は」

川越「どうでも」

中村「よろしいですわ!」

渡辺「佐々美さまの」

川越「居場所を」

中村「ご存じでは?」

理樹「確かにさっきあったけど…用事っていってどこかいっちゃったし…具体的なことはわからないんだ。」

渡辺「なんと言うことでしょう!」

川越「私たちの知らない」

中村「用事があるなんて!」

渡辺「直枝さん、佐々美さまは」 

川越「一体いつ、どこで、どちらの」

中村「方向へお行きになりましたの?」

理樹「えー…すこし前、廊下で…あっちかな。」

渡辺「ならば、今から」

川越「追いかければ」

中村「間に合いますわね!」

渡辺「ありがとうございました。」

川越「それでは、私たちは」

中村「急ぎますので」

渡辺「ごき」

川越「げん」

中村「よう!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/14(火) 12:06:14.71 ID:ffRVx9T1O<> 理樹「あ、うん…」

佳奈多「…なんだったの、彼女たち…」

理樹「さあ…?」 



理樹「さて、そろそろ戻ろうか…」

佳奈多「そうね、戻りましょう…」



葉留佳「あ、お帰りですヨ!どうでした?」

佳奈多「>>75」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/14(火) 14:58:35.44 ID:+rXQ+nj2O<> この学校は変な人が多すぎるわね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/14(火) 18:33:08.73 ID:XfqlRzmEO<> 佳奈多「変なのはあなたたちリトルバスターズだけかと思ってたけど、それ以外にも一杯いたわ。」

葉留佳「変人じゃないですヨ。個性的なだけですヨ!」

佳奈多「それを変人って言うの…」

理樹「まあ確かに濃い人が多いけど、みんないい人だから…佳奈多さんも最近よく触れるようになっただろうからわかるだろうけどね。」

佳奈多「どうかしら…私にはまだまだ理解できないことが多いわね。今朝の悪ふざけとか。」

理樹「あはは…あの件はごめん…」

佳奈多「まあ、もう良いけど…さて、で、葉留佳、校内歩いてきたけど、これでもうおしまいで良いかしら?」

葉留佳「まだアピールが足りない気がするんですヨ。みおちんが敵なら、みおちんの目に届くようなとこでアピールしないとダメじゃないですカ。…つーわけで、今からみおちんのとこへ行って、そこで>>77」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/14(火) 19:13:00.45 ID:ERoP/j24o<> フレンチキス <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/14(火) 20:31:14.43 ID:n7ON2LBbo<> 佳奈多「…!そんな破廉恥な…」

葉留佳「でも、効果抜群だと思いますけどネ。」

佳奈多「だからって…」

葉留佳「勝つためですヨ!」

佳奈多「…わかったわよ…」



理樹(…というわけで、西園さんのいそうな、いつもの場所にいくと…)

美魚「…」

理樹「あ、いた…」

佳奈多「そうね…」

理樹「…じゃあ、佳奈多さん…大丈夫?」

佳奈多「ええ、覚悟は出来てるから、大丈夫…」

理樹「…うん。じゃあ…」




美魚「…!」

美魚(あれは直枝さんと…佳奈多さんですか…一体何しに来たのでしょうか…)

理樹「…」チュッ!

佳奈多「んっ…んむっ…んんっ…ん…」

美魚「…>>79」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/14(火) 22:39:56.67 ID:yp++Ucit0<> あーそういうことね 完全に理解した <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/15(水) 11:47:04.13 ID:VfxJJ4WlO<> 佳奈多「んっ…んむ…むむっ…はぁっ……」

美魚「そういうことですか、はい、ええ、わかりましたよ。ええ…」

佳奈多「んん…んっ…」

美魚「わかりました、そういうことですね、はい、ええ、はい、ええ、わかりましたよ、ええ…」

理樹(そういって西園さんはどこかへ歩いていった。僕は佳奈多さんから口を離す。)

佳奈多「んっ…はぁっ…はぁ…直枝、長いわよ……」

理樹「ごめん。もっとしたい気持ちが抑えられなくて…」

佳奈多「…私は恥ずかしさで死にそうだったのよ?」

理樹「ごめん…」

佳奈多「…まあ、いいわ…それで、彼女は?」

理樹「なにか、完全に理解した、とかいってどこかいっちゃったけど…」

佳奈多「…完全に理解した…どういうことかしらね、私たちの関係性を理解した、ということかしら。」

理樹「さあ…どうだろう…」





美魚「…さて…」

美魚(…先程は動揺してしまいました…なんとか動揺はまさか人目も憚らずあんなことをするほどまでに関係が進んでいるとは思いませんでした…これは、いかにしましょうか…)

美魚(…そうですね。ひとまずは、>>81) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/15(水) 13:14:00.72 ID:HdQgbLpIo<> 風紀を乱している生徒がいると教師に密告しましょう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/15(水) 17:13:12.24 ID:VfxJJ4WlO<> 美魚(我々学生にとって告げ口は手段としてはなかなかの禁じ手……ですが…)

美魚「…こちらにも覚悟は、あります…」




葉留佳「どーでした、上手く行った?」

佳奈多「…まあ、上手く行ったんじゃないかしら。動揺はしてたようだし。」

葉留佳「ほうほう、なら良かったですヨ!」

理樹「協力ありがとう、葉留佳さん。」

葉留佳「いやいやー、気にしないでくださいヨ。…そいじゃ、はるちんはここで!練習に戻りますヨ。またいつでも頼ってくださいネ!」

理樹「あ、うん…僕らは、どうしようか?この後。」

佳奈多「>>83」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/15(水) 23:54:13.35 ID:pU/r977i0<> 自分たちも練習に行く <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/16(木) 12:46:57.02 ID:b54rc7g4O<> 理樹「まあ、そうだよね。じゃ、いこうか。」

佳奈多「ええ…」




理樹「みんな、こんなに遅くなってごめん。」

佳奈多「すこし、色々ありまして…」

恭介「おっ、理樹、来たか。」

あーちゃん先輩「色々って一体ナニしてたのかしら〜にゅふふ。」

佳奈多「ちょっと今後のこととか話してただけです。」

あーちゃん先輩「あらあら今後って何?結婚?」

佳奈多「違います!からかわないでください。」

あーちゃん先輩「にゅふふ、ごめんごめん。じゃ、早速練習しましょうか。」





恭介「…そういえば理樹と一緒に練習するのってあまり無かったよな。」

理樹「まあ僕は最初から個別だったからね…」

恭介「じゃあ今日は理樹の演奏を初めて聞けるわけか。」

理樹「演奏って…そんな大したものじゃないよ…」

恭介「いや、お前は個別指導でぐんぐん伸びてるはずだ…ちょっと、聞かせてくれ。理樹。」

理樹「…ちょっとだけだよ?」




理樹「…どうかな?」

恭介「>>85」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/16(木) 22:49:26.36 ID:d3yE23hV0<> 素晴らしい演奏だ!俺の見込み通り理樹は音楽の神に愛されているな!
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/17(金) 13:36:43.84 ID:q9Q2hcjKO<> 理樹「大袈裟だなぁ。」

恭介「いや本心さ、野球のときといい、理樹は天才的なセンスがある。」

理樹「いやいやいや…僕にはそんなのないって…」

恭介「いや、ある。すげぇぜ理樹!今からプロの門、叩こうぜ!」

理樹「いやいやいや…僕はプロにはならないよ…」

恭介「なんだ、もったいないな…いい才能をもっているのに…」

理樹「それをいうなら恭介だって、何でも良くできるし、今回もすごく上手く弾けてるじゃないか。」

恭介「ははは、ありがとな。理樹、…だが、お前の才能は俺を越えてると俺は思ってるぜ。自信持てよ、お前はリーダーなんだからな。」

理樹「恭介…うん、ありがとう。」





理樹「…うん、今日はこの辺にしておこう。」

あーちゃん先輩「そうだね、もう時間だし。」

恭介「よーし。じゃ、理樹、今日は俺たちと遊ぼうぜ!」

理樹「遊ぶって、何を?」

恭介「今日は鈴とかも交えて、>>87」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/17(金) 14:13:36.76 ID:oM6+35VXO<> ジェスチャーゲーム <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/17(金) 20:20:49.40 ID:iP6Drum/O<> 理樹「ジェスチャーゲームって…伝わる?」

恭介「ま、なんとかなるだろ…じゃ、早速部屋に行こうぜ!」



恭介「…はい、というわけで、ジェスチャーゲームをやる!」

謙吾「おっ、良いな!楽しみだ!」

真人「やってやるぜ!」

鈴「まて、伝わるのかそれ。」

恭介「それはお前たちの表現力次第だな。ルールは一人が問題を出して、一人がジェスチャーをして、残りが答える。良いな?」

理樹「うん、良いよ。」

恭介「じゃ、とりあえずやってみるか、出題者俺、ジェスチャーするのは理樹な。」

理樹「オッケー。」


理樹(えーっと、お題は…>>89) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/17(金) 22:10:27.68 ID:Jz5SAVLy0<> 筋トレ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/18(土) 12:09:47.39 ID:DUAWyrtIO<> 理樹(良かった、そんなに難しくない…よし…腕立て伏せとか腹筋とかをしてればわかるよね…)

理樹「…」

理樹(腕立て伏せやら腹筋やらをする、みんな、わかって…)

鈴「よし、腕立て伏せだな。」

理樹(そんな単純じゃないよ! )

謙吾「そんなシンプルなはずないだろう…そうだな…真人じゃないか?」

理樹(惜しいけど違う!)

真人「へっ、わかったぜ…答えは、筋肉祭り!」

理樹(違う!)

真人「筋肉旋風!」

理樹(違うよ!)

真人「筋肉さんがこーむらがえった!」

理樹(違うって…もっとシンプルに!) 

謙吾「まさか…暴徒とかした筋肉か!?」

理樹(何なのそれ!?違うよ!さっきから答えが変な方向に…謙吾も何かギアが入っちゃったし…)

鈴「アホかお前ら、そんな変な言葉なわけないだろ。」

理樹(そうだよ。まだ鈴はまともなはず…頼むよ鈴!鈴だけが頼りだ!)

真人「じゃあ鈴は答えなんだと思うんだよ?」

鈴「…答えは……んー…ガッツいしまつとかじゃないか。」

理樹(えええ!?)





真人「…なんだよ、まさか答えが筋トレだったとはな…」

謙吾「くっ、盲点だった…」

理樹(…はぁ…はぁ…答え出るのに15分かかったよ…すごく疲れた…)

恭介「お疲れ、理樹。次はお前が出題者だ、ジェスチャーをするのは、鈴。」

鈴「あたしか、いいだろう、やってやる。」



理樹(お題は…そうだなぁ、>>91) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/18(土) 12:24:34.63 ID:VNbWrvLYO<> 恭介 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/18(土) 19:00:52.76 ID:WJpSCx8HO<> 鈴「…ほう、なるほどな。よし。やるぞ。」

鈴「…」

理樹(鈴は何やら間抜けな顔をしながら、左腕を少し曲げて立つ。)

鈴「……これで終わりだ。」

真人「…え、これで終わりかよ?」

謙吾「なんだこれは…まるでわからん…」

恭介「もはやジェスチャーなのかも不明だな。」

鈴「がんばれ、いつも近くにいるやつだぞ。」

理樹「鈴、ヒントいっちゃだめだって…」

鈴「なにぃ、そうなのか…すまん…」

謙吾「いつも近くにいるやつで、あの間抜けな顔…そうか、そういうことか…」

真人「おっ、なんかわかったのか?」

謙吾「答えは、真人だ!」

鈴「違う。」

謙吾「何、違うのか!?」

真人「おい!間抜けな顔から俺って何が言いてぇんだ!」

謙吾「間抜けな顔と言えばお前だろう?」

真人「なんだと!?おめぇのほうが間抜けな顔だぜ!鈴、答えは謙吾だろ!?」

鈴「違う。」

恭介「そうだな…神北か?」

鈴「そんなわけあるかっ!」ボコッ!

恭介「ぐはっ!」

鈴「こまりちゃんはこんな顔しない。」

真人「わかったぜ、バカっぽいってんなら、三枝だ!」

鈴「違う。」

謙吾「鈴からみるとそう見えてるとすれば…笹瀬川か?」

鈴「あり得なくはないが、違うな。」

恭介「能美!」

真人「西園!」

謙吾「まさか…来ヶ谷か?」

真人「二木か?」

鈴「違う。全部違う。」

真人「くそっ。おい、あと恭介と理樹だけだぜ。」

謙吾「なるほど、だとしたら…」

真人「まあ、理樹じゃねぇよな…」

恭介「まさか…俺か?」

鈴「そう、お前だ。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/18(土) 19:01:25.10 ID:WJpSCx8HO<>
恭介「なん…だと…全然似てないと思うんだが…」

鈴「似てる、あの顔できょーすけのバカさをあらわしている、完璧なジェスチャーだな。あたしにはそう見えてるぞ。」

恭介「ぐはっ…そうか、俺、あんな風に見えてるのか…」

理樹「落ち込まないで恭介、ほら、あれはデフォルメだから、僕にはちゃんとかっこよくうつってるから!」

恭介「何…本当か?」

理樹「うん、かっこいいよ恭介!」

恭介「そうか…ありがとう理樹!元気が出たぜ!よし、次行こうぜ!」

理樹(よかった、なんとか元気になってくれた…)

恭介「次は出題鈴、ジェスチャー真人だ。」

真人「俺か…見せてやるぜ!俺の表現力!」


鈴(お題か……よし、>>94) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/18(土) 21:20:30.55 ID:slBXiUJBO<> 「バカ」だな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/19(日) 11:53:51.93 ID:Dcd/WYf6O<> 真人(何…「バカ」だと…中々難しい上に、なんか自分に言われてるみたいで気に食わんが…やるしかねぇな。)

真人「…」

謙吾「また間抜け顔だな。」

理樹「それでなんかくねくねしてるっていうか…変な動きをしてるね……」

恭介「まさか…また俺か!?」 

真人「さすがにちげぇよ…」

理樹「…真人がやってるし、これこそ謙吾とか?」

真人「違う。まあ近いがな。」

謙吾「俺が近い…?こんなことをした覚えはないが…」

恭介「謙吾が近い、か…ロマンティック大統領か?」

真人「違う!」

謙吾「ロマンティック要素はないからな…よくわからんが、まさか、剣道か?だとしたら剣道を侮辱されているが…」

真人「違う!」

理樹(間抜け顔で、変な動きで、かつ鈴が出しそうなお題…っていうと…)

理樹「もしかして…バカ、とか?」

真人「おっ、正解!さすが理樹!」

恭介「なるほど、確かにバカっぽかったな。」

謙吾「それならいっそなにもしない方が分かりやすかったな。」

真人「んだと!?どういう意味だ!」

謙吾「お前は普段からバカだから普通にたっているだけでバカのジェスチャーになる、ということだ。」

真人「はぁーー!?」

理樹「喧嘩はやめようよ、真人、謙吾…」

真人「ちっ、理樹がそういうなら…」

謙吾「仕方のない…」

理樹「さて、それじゃ、次行こうか…」

恭介「次は出題真人、ジェスチャー謙吾だな。」

謙吾「ふっ、良いだろう。」


真人(お題は…そうだな、>>96) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/19(日) 13:11:25.07 ID:d7N4aUs2O<> 柔道 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/19(日) 15:35:09.69 ID:JjLB1IOZO<> 謙吾(なにっ…柔道…剣の道を進む俺に柔道をさせるというのかっ…くっ、だが…屈辱だが、やらざるを得ない…!)

謙吾「…!」

理樹「あ、良かった、間抜け顔じゃない…」

恭介「さすがに3連続はしつこいからな。…それで、これは…」

理樹(謙吾は気合いをいれるようなポーズをしたあと、何かを投げるような動きをする。)

鈴「なんだ、あの投げるやつか。」

理樹「投げるやつって…一本背負い?」

鈴「そう、それだ。」

謙吾「惜しいな。」

恭介「じゃああれか、柔道。」

謙吾「正解だ。…くっ、真人、やってくれたな…お前は人として倫理に外れた行為をした…剣道をしている俺に柔道をさせるとは…俺に剣道を裏切らせるということだ!俺は屈辱でたまらなかった…柔道をしてしまうなど…剣道にたいして会わせる顔がない…もう俺に…剣を握る資格があるのか…?」

真人「へっ、作戦通り、お前ならそう考えると思ってたぜ…一度柔道に裏切ったお前に剣を握る資格はねぇ!その竹刀を捨てろ!」

謙吾「くっ…そうせざるを得ないか…」

理樹「いやいやいや!大袈裟だって、別にそれくらいいいと思うよ?」

謙吾「何?…だが、俺は一度剣の道を裏切った…」

鈴「なんでじゅうどう一回だけでそうなるんだ。同じぶどうなんだから平気だろ。」

理樹「そうだよ、別にどっちもやってる人だって一杯いるし…」

謙吾「…た、確かに…」

鈴「バカだな、こいつ。」

真人「ちぇっ、竹刀さえなければ謙吾に負けることなんてねぇから持たせないようにしようと思ったのによぉ…」

恭介「普通にバトルってことにすれば謙吾は竹刀で戦えないぞ。」

真人「あ、確かに。」

鈴「こいつもバカか…」



恭介「よし、次は俺がジェスチャー、出題謙吾だな…謙吾、頼んだぜ!」

謙吾(お題は…よし、>>98) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/19(日) 22:05:54.61 ID:J8h+148c0<> 理樹 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/20(月) 12:21:49.44 ID:1sXyFt3aO<> 恭介(ふっ、理樹か…ずっと近くであいつを見ていた俺を見くびるなよ?)

恭介「……」

理樹「…あれ?恭介?ジェスチャーしてる?」

恭介(ん?待て…ふと思えば…理樹の特徴的な動きってなんだ…?真人なら筋肉、謙吾なら剣道、鈴は猫…だが…)

鈴「なんか考えてるな。」

真人「てことは難しいお題なんだな。」 
恭介(考えろ、俺の理樹への愛情が試されるときだ!…よし、とりあえず…)

恭介「…」

理樹(恭介はバットを構えるような仕草をする。)

理樹「え…野球?」
 
恭介「違う。」

真人「素振りか?」

恭介「違う。よく見ろ…」

理樹(そういってバットをふるような仕草をする。)

鈴「わかった、理樹だ。」

恭介「正解!」

真人「おいおい、マジかよ!?よく理樹に絞り込めるな。」

鈴「バットの振り方が理樹だったぞ。」

恭介「さすが鈴、お前も練習中理樹に釘付けだったか。」

鈴「>>100」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/20(月) 12:32:51.37 ID:6tc9ZV4tO<> 当然だ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/20(月) 14:30:59.08 ID:gPkFovNKO<> 理樹「えっ、なんか照れるなぁ…」

真人「くそっ、理樹なら俺も見てたのによぉ…」

恭介「愛が足りない。」

鈴「そーだ、愛がたりないぞ。」

真人「くそぅ…悔しいぜ…」

理樹「いやいやいや…普通わからないからね…」




理樹「さて、とりあえず一周したね…どうする?」

恭介「>>102」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/20(月) 14:39:26.03 ID:K2XnTfH6o<> 出題者とジェスチャーする人の組み合わせを変えてもう一周するか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/20(月) 15:20:37.79 ID:IFRygwDSO<> 理樹「じゃ、ジェスチャーは僕がやろうかな。」

真人「なら、次は俺が出題だ!」

恭介「オーケー、それでいくぞ。」



真人(お題は…>>104) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/20(月) 17:47:37.01 ID:xQHOYMqwO<> 目からごぼう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/20(月) 20:29:30.19 ID:kYi3qOZEO<> 理樹(え、目からゴボウ?どうしよう、これ…実際に存在しないことわざだ…なんとか、やるしかないか…)

理樹「…」

理樹(手でなるほど!と納得した感じを表現し、その後、目から何か落ちた…というのを自分なりにあらわす。)

恭介「わかったぜ!目から鱗!」

理樹「違うよ。惜しいけど…」

恭介「なんだと!?」

鈴「なにぃ…じゃあなんなんだ。」

理樹「がんばって推測して…」

謙吾「もう一回見せてくれ。」

理樹(もう一回同じことをやったあと、手で幅を表して、それが長いものを表現する。)

恭介「…なんだ…あれは…」

謙吾「ふっ…そうか…なるほど、わかったぞ。」

鈴「なにぃ…」

謙吾「答えは…目からゴボウ、だ!」

理樹「正解!」

鈴「おい待て、なんだそのことば。知らないぞ。」

謙吾「真人は目から鱗を目からゴボウと間違って覚えている。」

鈴「なんだそういうことか、やっぱり真人はバカだな。どうしようもないな。生きてるかちがないな。」

真人「なんでちょっと間違っただけなのにそこまで言わなきゃなんねぇんだよ!」

理樹「ちょっとと言っていいのかな…ま、良いや、次行こうか。」

恭介「次は、ジェスチャー鈴、出題俺だ。」



恭介(…よし、お題は…>>106) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2020/04/21(火) 03:44:55.56 ID:Ke8wVSQ50<> 便座カバー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/21(火) 12:50:52.35 ID:wAua6bhGO<> 鈴「できるか!」

恭介「おっと鈴、しゃべってはいけないぞ…頑張れ、鈴なら出来る!」

鈴「…仕方ないな…うりゅ…どうするか…よし…お前ら、やるぞ。すぐわかれ。」

理樹「が、頑張るよ…」

理樹(そういって鈴は腕で何かの形を表している。あの形は…何か、わっかみたいなものかな。)

鈴「…」

真人「…え、またこれだけかよ…」

謙吾「また全然わからないな…」

鈴「お前ら、わかれ。」

理樹「って言われても…フラフープ?」

鈴「違う。」

真人「あれか、バスケットボールのゴールか?」

鈴「違う。」

謙吾「ポートボールかもしれんな。」

鈴「ちがう、お前ら、全然ダメだな。」

理樹「っていわれてと、わっかみたいな感じってことしか…」

鈴「うりゅ、仕方ないな…、こうで、こう…だ。」

理樹(同じことをしたあと、鈴は何かに座るような動作をする。)

真人「座ったな。」

謙吾「余計わからんな。」

理樹「座る、わっかっぽいもの…なんだろうね?」

謙吾「…痔の人が使うクッションか?」

鈴「違う!が、なんか近い気がするぞ。」

理樹「え、近いの?」

謙吾「クッションが…近い?なんなんだ…」

真人「…便座じゃね?わっかっぽくて、座る…」

鈴「おっ、近いぞ。」

理樹「あれ、正解じゃないの?」

鈴「ああ、くちゃくちゃ近いぞ。」

謙吾「ならば、便座ヒーター!」

鈴「違う。」

謙吾「なにぃ!」

真人「わかったぜ!便座カバーだ!」

鈴「正解だ。」

真人「よっし!」

鈴「正解が出たってことは、今回も完ぺきなジェスチャーだったな。」

理樹「いやいやいや…色々察する力が必要だったよ…」



鈴(次はあたしが出題、ジェスチャーは謙吾だぞ。…よし、お題は、>>108) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/21(火) 13:29:07.05 ID:I2S8ZIS6O<> 小毬ちゃん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/21(火) 18:38:35.37 ID:zYiACCe6O<> 謙吾(神北か……あの朗らかな感じをいかに表現するかだな…よし…行くぞ!)

謙吾「…」

恭介「満面の笑顔だな。あとなんか手ふったりしてるな…とりあえず言ってみるか…いい笑顔の奴っていうと…理樹。」

謙吾「違う。」

真人「笑顔か…ボディビルダー!」

謙吾「違う。」

理樹「うーん、わからないなぁ…何か、明るい人っぽいけど」

謙吾(これだけではさすがに伝わらないか…よし、ならば…仕方ないが…やるしかないか…)

謙吾「…」

理樹(謙吾は胸の辺りで何かが盛り上がっているということを表現してるようだ、だとすると…)

真人「なんだ、大胸筋がでかいのか?」

恭介「いや違うな…あれはたぶん、胸が大きいことをあらわしている…」

真人「よっしゃ、なら、来ヶ谷!」

謙吾「違う!」

恭介「なら、神北だな。」

謙吾「正解!」

恭介「ふっ、笑顔で胸があるといったらあいつしかいなぐはっ!」

謙吾「なっ、鈴、何を…ぐふっ!」

理樹「恭介、謙吾!」

鈴「あれでわかるのは、こまりちゃんをせーてきな目で見てるからだ。こまりちゃんの大きさなんて凝視してないとわからないからな。きしょいぞ。あと、謙吾はジェスチャーがにてなかった、こまりちゃんはもっとかわいいぞ。こまりちゃんをばかにしてるのか。」

謙吾「くっ…俺なりに頑張ったんだが…」

恭介「きしょい…だと…ぐはっ!」

理樹「恭介ーー!」





恭介「…そうだよな、大丈夫だよな!よーし、次いくぜっ!」

理樹(ふぅ、時間はかかったけど、なんとか立ち直ってもらえた…次は出題が謙吾、ジェスチャー真人だね。)

謙吾(お題か…よし、>>110) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2020/04/21(火) 22:14:56.42 ID:Ke8wVSQ50<> 理樹子 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/22(水) 13:16:54.80 ID:PMbVAyHIO<> 真人(なにぃ!理樹子…女装した理樹…くっ、どうやって女装を表現するってんだ!…くそっ、やるしかねぇ!)

真人「…」

理樹「…あ、また野球だ…」

恭介「あれは…誰のフォームだ?」

鈴「さあな…わからん。」

真人(とりあえず理樹であることを伝えようとしたが…伝わらねぇか…くっ…なら…)

理樹「あっ、別の動きを…」

恭介「動き的に…なんだ、なにかを否定してるな。」

理樹(恭介の言う通り、真人はなにか断っているような動作をしている。手や首などを三回振るというのを繰り返している。)

鈴「…なんだあれ。」

恭介「…はっ!もしかして…」

理樹「え、恭介、何かわかった?」

恭介「あれは…いやいやいや、だ!」

理樹「え、なにそれ…」

恭介「なにって…お前の口癖だろ。気づいてないのか?…まあいい、とりあえず答えは…いやいやいや!」

真人「惜しいが、ちがう!」

恭介「なんだと!?」

鈴「理樹か。」

真人「惜しいが、ちがう!」

真人(よし、なんとか理樹は伝わった…あとは…)

理樹「…ん?なんだろう…」

理樹(なにか女の子っぽい仕草をしている…)

理樹「…もしかして、女装した僕?」

真人「よし、伝わった!」

理樹「ええ、ほんとに!?」

鈴「なにぃ…」

恭介「真人、女装した理樹のかわいさを全然表現できてなかったぞ。」

真人「さすがに俺であれを表現するのは無理だぜ…すまねぇな。」

恭介「まあ、そうだな…よし、最後は俺ジェスチャー、出題真人だな!」



真人(お題か…>>112) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/22(水) 16:06:06.40 ID:0Et8lwPAo<> サンシャイン池崎 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/22(水) 18:25:53.82 ID:hkM+IxZPO<> 恭介(ふっ、楽勝だな…見ろ!)

理樹(恭介は体をすごく後ろにそらせたあと、すごい形相をしながら元に戻した。)

鈴「なんだ、きしょい顔だな。」

恭介「ぐふっ!」

理樹「恭介、ダメージうけないで!ジェスチャーにいってるだけだから!」

恭介「そ、そうか、そうだな…すまん、取り乱して…」

理樹「うん、いいよ…それで、答えは…」

謙吾「何か、ああ言うことをやる芸人がいた気がするな。」

鈴「げいにんか…あたしはよくわからん。」

理樹「あー…たしか…サンシャイン池崎、だっけ?」

恭介「正解!さすが理樹だぜ!」

謙吾「なんで突然サンシャイン池崎なんだ…?」

真人「一周回って変化球だと思ってな。」

鈴「わけわからんぞ。」

恭介「ま、伝わったし、良いだろ。…よし、満足したから、そろそろ終わりにするか。」

理樹「うん、そうだね。」



理樹(その後、恭介たちは各々の部屋に戻っていった。)

真人「うし…じゃ、俺たちもそろそろ寝る準備するか。」

理樹「うん、そうだね…」

理樹(今日は色々とあったなぁ…そんなことを考えながら、今日も夜は更けていく…) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/22(水) 18:30:25.92 ID:3jJOsLPyO<>


翌日
理樹(…朝起きて、学食でご飯を食べて、その後登校する。)

理樹「さあ、今日も一日頑張ろう…」

理樹(そんなことをいいながら、教室へ向かっていると…>>115さんとであった。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/22(水) 18:53:52.24 ID:0Et8lwPAo<> 佳奈多 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/22(水) 20:13:45.55 ID:MXGG06rnO<> 理樹「あ、佳奈多さん、おはよう。」

佳奈多「あら直枝、おはよう。」

理樹「佳奈多さんもこれから教室だよね、途中までだけど一緒にいこうか。」

佳奈多「ええ。行きましょう。」



理樹「…そういえば佳奈多さんは昨日の夜は何してたの?」

佳奈多「>>117」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/22(水) 20:32:57.32 ID:/04JWz9i0<> はるか来ヶ谷あーちゃんの面子で麻雀 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/23(木) 12:07:28.97 ID:s6f4rNucO<> 理樹「へぇ、佳奈多さん麻雀できるんだ。」

佳奈多「昨日始めてやったけどね。」

理樹「そうなんだ、楽しかった?」

佳奈多「まあ、お金とかを賭けないのであれば、なかなか悪くなかったわね。」

理樹「そう。実は僕も昔恭介に教えてもらったことがあるから、麻雀少しできるんだよね。」

佳奈多「そう、なら、また今度一緒にやってみたいわね。」

理樹「うん、そうだね……」

理樹(佳奈多さんもずいぶん丸くなったと言うか…遊びとか、色々付き合ってくれるようになったなぁ…)

佳奈多「…どうしたの、じっとこっち見て。」

理樹「あ、いや…佳奈多さん、ずいぶん丸くなったなって。」

佳奈多「…そうかしら?」

理樹「うん、少し前なら麻雀なんて絶対ダメっていう人だっただろうし…」

佳奈多「…確かに、そうね…どこかのお人好しさんの影響かしら。」

理樹「あはは、そうかもね。…あ、そろそろ教室だね。それじゃ、また後でね。」

佳奈多「ええ、また。」



理樹「…………」



理樹(…さて、昼休みだ。今日はどうしようかな?)
1佳奈多に会いに行ってみる
2さすらう
3真人と遊ぶ
>>119 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/23(木) 12:19:50.51 ID:Tzu3GJqPO<> B <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/23(木) 19:10:14.58 ID:OnoZ/zUmO<>


理樹「ねぇ真人、新しい筋肉の理論を思いついたんだ。聞いてよ。」

真人「おっ、またなにか思いついたのか、良いぜ!ぜひ聞かせてくれ!」

理樹「うん、名付けて、筋肉スパイラル理論さ。」

真人「スパイラル…なんかかっこいい名前だな!それで、どういう理論だ?」

理樹「それはね、まず誰か一人が筋肉を鍛えてるとするよね。」

真人「ああ。」

理樹「すると、それを見ていた人が筋肉に憧れて、ああ、俺も鍛えないとな、と思い始めるじゃない。」

真人「ああ。そうだな!」

理樹「そして、その人が鍛えている様子を誰かがみて、その誰かが筋肉に憧れて筋トレを始めると…?」

真人「…はっ、まさか…無限に筋肉が広がっていく!?」

理樹「そう、そしてそれが巡りめぐって元々鍛えてた人にまた回れば…」

真人「その鍛えてたやつは更なるビルドアップを始める…そしてそれを見たやつが…」

理樹「またビルドアップを始める…つまり、誰か一人が筋肉を鍛えることで、全員の筋肉が無限に鍛えられていくというわけさ!」

真人「おお!すげぇ!すげぇぜ理樹!…てことは、俺が筋肉を鍛えることで…」

理樹「そう、世界の全員の筋肉が鍛え上げられていくのさ。真人に影響されたこの僕のようにね。」

真人「うおおおお!だとしたら、俺ももっと鍛えなきゃなんねぇな!早速鍛えてくるぜ!」

理樹「その意気だよ真人!僕もトレーニングだ!」

真人「うおおお!筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」





理樹(こんな感じで一通り遊んだのち…)

真人「…理樹…」

理樹「何?」

真人「これ、やるよ。」
>>121を手に入れた! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/23(木) 20:26:18.87 ID:7/vSqfASo<> 遊園地のペアチケット <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/23(木) 21:18:56.59 ID:PwDMfkPNO<> 理樹「えっ、良いの?」

真人「俺が持っててももて余すからな…行ってこいよ。二木と。」

理樹「真人…ありがとう!」



理樹「………」




理樹(…さて、放課後…)

理樹「…じゃ、佳奈多さん、練習いこうか。」

佳奈多「ごめんなさい直枝、先に行っててくれる?」

理樹「え、どうかしたの?」

佳奈多「先生に呼び出されたから。…この前の朝帰りがよくなかったかしら。」

理樹「その件だけなら昨日に言われそうなものだけど…まあ、とりあえず、わかったよ。みんなにも行っておくね。」

佳奈多「ええ、頼むわ。また後でね。」

理樹「うん…」




理樹「…というわけで、しばらく佳奈多さんは来ないって。」

あーちゃん先輩「あらあら珍しいわね。」

恭介「何したんだろうな。あいつが。」

美魚「…」

美魚(…想定通りですね…)

美魚「…まあ、練習していればいずれ来るでしょう。では、直枝さん、そろそろ個人練習に…」

葉留佳「あっ、みおちんみおちん、ちょっと待って!」

美魚「……何ですか。」

葉留佳「いやー、実はちょっと出来ないところがあるんでみおちんに教えて欲しいんですヨ。」

美魚「>>123」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/23(木) 22:46:27.32 ID:G4xZwul5O<> しょうがないですね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/24(金) 15:48:09.44 ID:V0Ipj2KWO<> 葉留佳「ありがとうみおちん!」

美魚(二人の時間を長くとりたいですが…断るのも不自然ですからね。)

美魚「…直枝さん、しばらく自主練習しててください。」

理樹「あ、うん…」



理樹(僕、恭介、あーちゃん先輩で練習をする。)

恭介「おっ、今日も理樹がいるのか、いいな、やる気が出るぜ。」

あーちゃん先輩「よろしくねー。」

理樹「よろしく。そういえば、二人は最近どう?」

恭介「>>125」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/24(金) 16:50:28.52 ID:DdmvXJUTO<> 企業の最終面接まで進んだぜ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/24(金) 18:08:29.85 ID:jFey4zUYO<> 恭介「週明けに面接にいってくる。」

理樹「あ、そうなんだ。おめでとう。今回は受かると良いね!」

あーちゃん先輩「そうなの、頑張ってね、恭介。」

恭介「ああ、次こそは決める!」

理樹「寮長さんの方は?何かありました?」

あーちゃん先輩「んー…>>127」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/25(土) 08:21:46.35 ID:h9XSkfAaO<> 親がお見合いしろって言ってきた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/25(土) 14:17:11.24 ID:UkVpwmwAO<> 理樹「えっ…」

恭介「何!?聞いてないぞ!?」

あーちゃん先輩「だって初めて言ったし。」

理樹「え、それ…大丈夫なんですか?」

あーちゃん先輩「私は嫌なんだけどねー…でも親の言うことだしね。」

恭介「そうか…そうなのか…」

理樹(恭介は何か考え込み始める。)

理樹「そんな、望まない結婚なんて…」

あーちゃん先輩「しょうがないことなの。これほ。」

理樹「そんな…そんなのダメですよ!ねぇ、恭介!」

恭介「>>129」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/25(土) 22:08:39.22 ID:IX1TKn5H0<> 新たなミッションが始まったようだな、その見合いぶち壊してやるぜ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/26(日) 14:26:51.15 ID:X8OZfDTeO<> あーちゃん先輩「えっ…」

恭介「それはいつ行われる?」

あーちゃん先輩「えーっと…文化祭の一週間後…」

恭介「なら、あと2週間強か…十分時間はあるな。よし、計画を考えよう。」

あーちゃん先輩「え、ちょっと待って…本気でやる気?」

恭介「ああ、俺はお前を離すつもりはないからな。」

あーちゃん先輩「恭介…」

恭介「一応確認しておく。お前はその縁談を望んでいるか?」

あーちゃん先輩「…ううん。望んでない…」

恭介「よし、なら…お前を助ける。悪を成敗する正義の味方…リトルバスターズがな!」




恭介「…さて、それじゃ、まず、お前の家の事情を教えてもらおうか。」

あーちゃん先輩「えーっとね…私の実家は地方の名士で…といっても今は名ばかりだけど…で、その血を絶やさないために親戚の人間と結婚しろって言われてるのよ。」

理樹「あれ、なにか、すごく聞いたことある…」

恭介「>>131」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/26(日) 16:46:58.07 ID:FKTIFTY/0<> 親戚同士か…かなり厄介だな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/26(日) 18:53:19.91 ID:RkFb/1TOO<> 恭介「複雑な事情がありそうだな…」

あーちゃん先輩「まあね……色々複雑よ…本家と分家とか、いろいろ…」

恭介「わかった。…お見合いはどこで?あま…の実家とかか?」

あーちゃん先輩「えーっと…そうね、あま…の本家で」

理樹「え、あま、何って?後ろの方が良く…」

恭介「家の間取りとかわかるか?」

あーちゃん先輩「ごめんなさい、詳しくは…」

恭介「そうか。…よし、やるべきことはわかった…まず、いろいろと調べる必要がありそうだな…」

理樹「そうだね…じゃあ、今から調べに行こうか。」

恭介「ああそうだな、今日はもう練習とか言ってる場合じゃない!」

あーちゃん先輩「私は…」

恭介「お前はなにもしなくていい、俺たちに任せてくれ。普通に過ごしていてくれ。」

あーちゃん先輩「え、ええ…」

恭介「じゃあ、行ってくる!」



理樹「さて、まず、何から調べよう?」

恭介「>>133」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/26(日) 23:05:28.36 ID:vXZ5a8x6O<> お見合い相手の親戚とはどんな人物か <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/27(月) 12:19:25.87 ID:M+bTcIgeO<> 理樹「まあ、そうだね…でも、どうやって?」

恭介「決まってるだろう、直接会いに行く。」

理樹「ええっ、そんなことできる?」

恭介「何とかしてみせるさ。使用人として潜入するとかな。」

理樹「今時使用人なんているのかな…」

恭介「ま、なんにせよ、接触の方は俺でやる、理樹はいろいろ情報を集めてほしい。」

理樹「うん、わかったよ。とりあえず今日はどちらも情報集めになりそうだね。」

恭介「ああ、そうだな。」



理樹(…というわけで、各々で調べる。)

理樹(えーっと…どうしようかな…)
1ネットや新聞などで家のことを調べてみる
2寮長周辺の人物から聞き込みをしてみる
3その他
>>135 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/27(月) 12:45:55.48 ID:fX8+pmASO<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/27(月) 19:35:58.56 ID:nNeOj8wrO<>

理樹(…とりあえず、図書館に行って、過去の新聞やインターネットなどで、なにか起こってないか調べることにする。)

理樹「えーっと…あ、ま…」

理樹(…当然だけど、中々見つからないなぁ…結構ありふれた名字だし…)

理樹「…ん?」

理樹(……18年ほど前の記事だ…未成年者略取…どうやら女性…その人の名字は寮長さんと同じだ…が何者かに誘拐されたという事件だ。なにか、関係がありそうだな…)

理樹「…もっと調べてみよう…」





その頃…
佳奈多「ごめんなさい、遅れたわ…先生に結構絞られてたから…あら、直枝は?」

葉留佳「理樹くんなら寮長さんと話してたあと、急いで出ていきましたけどネ。」

佳奈多「あーちゃん先輩と…?何かあったんですか。」

あーちゃん先輩「…>>137」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/28(火) 04:12:34.87 ID:K/K7z5B5O<> お家の事情がちょっとね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/28(火) 10:43:36.28 ID:o8QdcFPsO<> 佳奈多「…事情?」

あーちゃん先輩「まあでも、大丈夫よ、かなちゃんが心配することじゃないから。」

あーちゃん先輩(このことを言ったら絶対かなちゃんも協力する…だけど、こんなリスキーなことにかなちゃんまで巻き込んじゃいけないわよね。かなちゃんにはそんな心配をかけたくもないし…)

佳奈多「…本当ですか?直枝…それとたぶん棗先輩も動いてるということは、大丈夫じゃないんじゃないですか?」

あーちゃん先輩「だいじょぶだいじょぶ!本当に!ささ、そんなことはいいから、練習練習!」

佳奈多「…ごまかさないでください、私はあーちゃん先輩にはいろいろとお世話になりました、だから、困っているのならあなたの力になりたいんです。」

あーちゃん先輩「あらあら、直枝君みたいなこと言うわね。でも、本当に、かなちゃんまで巻き込むことじゃないから。」

佳奈多「ですが…」

あーちゃん先輩「さぁ、この話はもうおしまい!もう時間はないんだから、ちゃんとやりましょ?」

佳奈多「………」




しばらく後…
理樹(…夜になったので、寮に帰ってきた、恭介に今日の成果を報告してこよう…)


恭介「…ふむ、誘拐事件か…」

理樹「うん。」

恭介「何か関係がありそうだな。でかしたぞ。理樹。」

理樹「ありがとう恭介…そっちはどうだった?」

恭介「>>139」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/28(火) 20:30:39.77 ID:raPdCDeb0<> 使用人の募集はしてなかった <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/28(火) 20:54:49.29 ID:o8QdcFPsO<> 恭介「別の接触方をこれから考える。」

理樹「そっか…頑張ってね。恭介。」

恭介「ああ。絶対やってやる…理樹。お前は今日は帰ってていいぞ、しっかり休め。」

理樹「うん、ありがとう…」

理樹(その後、部屋に戻り、しっかりと休んだ。今日も夜が更けていく…)



 

翌日
理樹(いつもの通り、ご飯を食べて、登校すると…)

佳奈多「…直枝。待ってたわよ。」

理樹「あ、佳奈多さん。おはよう。どうしたの?」

佳奈多「突然だけど、一ついいかしら?」

理樹「うん、何?」

佳奈多「…昨日、あーちゃん先輩と何を話したの?」

理樹「え?」

佳奈多「あーちゃん先輩に聞いてもごまかされたから、あなたに聞いてるわ。…何があったの?」

理樹(うーん…どうしよう?)
言う
言わない
>>141 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/29(水) 07:38:02.55 ID:PeFlIpw+O<> 言わない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/29(水) 12:19:38.26 ID:YJieIzrwO<> 理樹「…ごめん、僕からもまだ言えないよ…」

佳奈多「…どうして?」

理樹「寮長さんが言わなかったってことは、たぶん寮長さんは佳奈多さんを巻き込みたくはないと思ってるんだよ。それなりに危ないことも起こり得るし。」

佳奈多「…だとしても…あーちゃん先輩にはいろいろと世話になってるから、それに…実家の事って聞いてるから…もし、私みたいなことになってるとすれば、あの人も私のように苦しんでるとすれば…危険でも、私は力になりたいの。」

理樹「…気持ちはわかったよ。…でも、大丈夫、佳奈多さん。寮長さんのことは今のところ僕たちだけでなんとかするから。…寮長さんは佳奈多さんの助けが必要になる時になったら、きっと言ってくれる。助けを求めてくるよ。けどまだ言ってないってことは、まだ大丈夫ってことだから。佳奈多さんは心配する必要はないよ。」

佳奈多「でも…」

理樹「僕を、僕たちを信じて、今は全部僕たちに任せて。佳奈多さん。」

佳奈多「……絶対、大丈夫っていえる?」
 
理樹「うん、大丈夫。」

佳奈多「……なら、今は信じてあげる。」

理樹「…ありがとう、佳奈多さん。」

佳奈多「ただ、もしあーちゃん先輩が大丈夫じゃなかったら…許さないから。」

理樹「うん、わかってるよ。絶対、僕たちで助けるから…」





理樹(…そして、昼休み…)

理樹(…さて、今日は何をしようかな…そんなことを考えていると、>>143が声をかけてくる。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/29(水) 12:41:05.64 ID:BymIpD0vo<> 恭介 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/29(水) 13:26:37.77 ID:MLsyIfdjO<> 恭介「よう、理樹。」

理樹「あ、恭介。いい考えは浮かんだ?」

恭介「まあ何個か思いついたから、放課後にやってみる。」

理樹「そう。なら良かった。じゃあ今は何をしに?」

恭介「ちょっと昨日からこのことばかり考えて疲れてきたからな、休み時間くらい息抜きをしようかと思った。理樹もいろいろ考えて疲れてきた時なんじゃないか?」

理樹「まあ、そうだね…じゃ、何する?」

恭介「>>145なんてどうだ?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/29(水) 18:49:06.21 ID:+EtD6PZQO<> トランプ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/29(水) 18:57:01.38 ID:uf5MoBFjO<> 理樹「あ、良いね。」

恭介「よし、じゃ、とりあえずいつもの5人を集めよう。」

理樹「うん!」




鈴「トランプか、ずいぶんふつうだな。」

謙吾「まあ、たまにはいいんじゃないか。」

真人「だな。…で、トランプっつっても、何すんだ?」

恭介「5人だし、とりあえずババ抜きでもするか…一番負けたやつは、>>147」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/29(水) 20:28:46.66 ID:hK5L1iMIO<> ペヤング激辛ENDを食べる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/29(水) 21:00:10.09 ID:50sphKfHO<> 理樹「え、そんなの買ったの?」

恭介「ここに準備してある。」

鈴「これ辛いやつか、ぜったいやじゃ!」

恭介「なら、勝てばいい。…よし、じゃ、やるぞ。」



鈴「…」

恭介「…お前、持ってるな…」

鈴「ないぞ。ババなんて持ってないぞ。」

恭介「ふっ、ごまかしても無駄だ…」

鈴「…」

恭介「…お前はいつもこういうとき、ババを見る癖がある…」

恭介「…こいつだっ!」

恭介(俺が引いたカードは…)

恭介「…なにっ!?ババ…だと…」

鈴「…ふん、いつまでもしてやられるあたしじゃないぞ。」

恭介「…ふっ、なかなかやるようになっじゃないか…よし…次、お前だぞ。」

真人「ちっ、この中にババがあるのか……」

恭介「…」

真人「…俺の筋肉がこれがババだとうずいてるぜ…だとしたらこいつは避けて…これだ!…なにっ!?」

謙吾「ふっ、お前もジョーカーをひいたようだな。」

真人「くそう…だとしても、すぐお前に引かせてやる…」

謙吾「ふっ、俺が引くことはない…俺にはわかるからな。」

真人「何?」

謙吾「………見えたっ!こいつだっ!」

真人「へっ…何が見えたんだ?」

謙吾「な、何!?」

理樹(謙吾もひいたんだ…)



理樹(そんなこんなでやってるうちに、みんな手札は相当少なくなってくる。…さあ、誰が負けになるか…)
最下位
>>149 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/29(水) 22:14:35.51 ID:jFV35VZ50<> 恭介 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/30(木) 12:28:12.76 ID:hREUaj1aO<> 理樹「…」

恭介「…」

理樹(最後まで残ったのは僕と恭介だった、今は僕がひく番だ。)

理樹「…こっち?」

恭介「…さあな。」

理樹「…じゃあ、こっち?」

恭介「…さあな。」

理樹「……」

理樹(どっちだろう…恭介の反応、目線、呼吸…すべてから判断して…)

理樹「…こっちだ!」

理樹(結果は…)

理樹「…やった!」

恭介「…くっ…理樹。さすがだぜ…大きくなったな。」



理樹(…というわけで、罰ゲームは恭介だ。)

理樹「わぁ、凄い色…」

真人「臭いだけでも辛さが伝わってくるぜ…」

恭介「ふっ、自分で買ってきたんだ、覚悟はできてる。…じゃあ、いただきます。」

理樹(恭介はそれを口に運ぶ。)

恭介「…ん、意外といけ…ぎゃああああああ!」

理樹「恭介!?」

恭介「ぐぁぁぁっ!辛い!ぐぁぁぁ!」

理樹「そんな辛いんだ…かわいそう…」

鈴「でも罰ゲームだからな。」

恭介「ぐっ…くっ…」ズルズル

恭介「ぐぎゃぁぁぁあぁっ!」

真人「そんな辛ぇのか、逆に食ってみてぇな、一口いいか?」

謙吾「なにっ、真人が行くのか…なら俺も食わねばならんな。俺も一口いこう!」

恭介「か、かまわんぞ…」

真人「じゃあ、いただきます…ぎゃああああああ!」

謙吾「大げさだな、そんな辛いわけ…ぐああああっ!」

理樹「真人ー!謙吾ー!」

鈴「こいつら、バカだ!」 


恭介「はぁ…はぁ…自分で設定した罰ゲームで死にかけたぜ…」

理樹「恭介、大丈夫?」

恭介「平気だ……おっと、休み時間が終わる頃合いだな…じゃ、またな。理樹。」

理樹「うん。今日の放課後はどうする?」

恭介「俺はまた接触を試みてみようと思う、お前は今日は好きにしてていいぞ。文化祭のこともあるしな。」



理樹(…放課後になった、恭介からは今日は好きにしていいと言われてるけど…どうしよう?)
1 昨日と同じく、ネットや新聞で情報集め
2 あーちゃん先輩周辺人物への聞き込み
3 文化祭の練習
4 その他自由安価
>>151 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/04/30(木) 14:34:41.10 ID:B2MNZgI2O<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/04/30(木) 19:25:46.92 ID:ZYXxNUvwO<>

理樹(…今日は寮長さんの関係者…知り合いからいろいろ話を聞いてみることにした。)

理樹「ありがとね。急に呼び出したのに来てくれて。」

クド「いえ、全然構いませんよ、オールライト、なのです!」

理樹(まずは寮長さんの後輩で、僕も親しいクドから聞いてみることにした。)

クド「それで、今日はどうしたんですか?」

理樹「実は、寮長さんのことで少し聞きたいことがあって…」

クド「わふ?寮長さんのことですか?てっきりなにか佳奈多さんのことで相談かと思ってましたが…まあいいです、なんですか?リキ。」

理樹「うん。寮長さんの実家についてなにか知ってることがあったらなって。」

クド「寮長さんの実家ですか……どうでしたかねぇ……あ、料理とか裁縫とかがとっても上手なのは実家にいた頃すごく仕込まれたとか言ってましたよ。」

理樹「ほかには?」

クド「あとは…>>153」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/01(金) 12:17:22.07 ID:biwqvi0n0<> 実家には罠がいっぱい設置されている <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/01(金) 14:44:01.45 ID:jPhFs7phO<> 理樹「え、そんなダンジョンみたいな家ある?」

クド「ほんとかどうかはわかりませんが…でも、言ってはいました。」

理樹「そっか…他にはまだある?」

クド「そうですねぇ…私はこのくらいですかね。すみません。」

理樹「いや、大丈夫、ありがとう。」

クド「いえ。…ですが、こんなこと聞いて、リキはいったい何をするつもりなんですか?」

理樹「ごめん、それはまだ言えないよ。」

クド「わふー、そうですか…」

理樹「もしクドたちの力が必要になったらまた言うから、よろしくね。」

クド「はい、いつでもいってください!」



理樹(次は…)

理樹「…ごめんね、佳奈多さん、いきなり…」

佳奈多「…いいわよ、別に。…それで、何?」

理樹「いや、佳奈多さんにもあーちゃん先輩のこといろいろ聞いておきたくて。」

佳奈多「いろいろ?…それって、実家のこと?」

理樹「うん、なにか知らない?」

佳奈多「>>155」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/01(金) 14:58:27.54 ID:up+Xbw4Xo<> 婚約者候補が3人いる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/01(金) 18:29:12.04 ID:l9ShHbG0O<> 理樹「えっ…それ、どこ情報?」

佳奈多「ちょっと前、噂として小耳に挟んだことがあるのよ。その頃はとるに足らない噂だと思ってたけど、あーちゃん先輩の実家でなにかがあるっていう話を聞いたから、これももしかしたらと思っただけ。」

理樹「そっか。まだある?」

佳奈多「私があまり実家のこととか話したくなかったから、そういう話題は避けてきたところもあるし、私からはこれ以上はあまりないわね。」

理樹「わかったよ。ありがとう。佳奈多さん、時間とっちゃって。」

佳奈多「…別にこれくらい良いわ。…それじゃ。…直枝、頑張りなさいよ。」

理樹「うん、頑張るよ。それじゃ。」




理樹(僕の知り合いで寮長さんと知り合いっていうと…あ、あと一人いた…)



鈴「…なんだ、理樹。急に呼び出して。」

理樹「ごめんね、鈴。聞きたいことがあったんだ。」

鈴「それは別にいい。が…二人でいて、大丈夫か。うたがわれないか。」

理樹「大丈夫。佳奈多さんも僕がいろいろ調べてるのは知ってるから、許してくれるよ。」

鈴「そーか…なら良いか。…で、話はなんだ。」

理樹「鈴が猫関連で寮長さんと仲良くしてるって聞いたから、鈴にもいろいろ寮長さんのことについて聞きたくて。」

鈴「りょーちょーについてか…飼ってる猫の名前は、クロフォード3世だぞ。」

理樹「いや、そういうんじゃなくて…家のこととかさ。」

鈴「家…なんか、でっかいらしいぞ。」

理樹「うん、大きい家にすんでたんだね。あとは?」

鈴「>>157」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/02(土) 06:05:56.13 ID:YcrPC7PbO<> お化けが出る <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/02(土) 12:10:16.13 ID:W9QnLghNO<> 理樹「え、幽霊でるの?」

鈴「ああ、きょーふの館らしい。」

理樹「誰から聞いた?」

鈴「りょーちょー、今年の夏に里帰りして無かったんだ、理由を聞いたら…」

あーちゃん先輩『んー………うちの実家、お化けが出て怖いからかなー、にゅふふ。』

鈴「とか言ってたぞ。」

理樹「…え、それで納得したの?…」

鈴「ああ、おばけ、こわがる人もいるだろ。」

理樹「そ、そうだね…」

理樹(たぶん寮長の引き継ぎとか、色々あったからで、寮長さんの冗談だと思うけど…罠とか幽霊とか…どんな家なんだろう…)

鈴「理樹、そんなこと聞いてどーするんだ。」

理樹「ちょっと、色々あって。調べてるんだよ、寮長さんのこと。」

鈴「…そーか。いろいろか。」

理樹「うん。…他にはまだある?」

鈴「他か………>>159」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/02(土) 20:09:01.05 ID:/sqxkTvI0<> 猫がよく集まって来るらしいぞ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/03(日) 12:34:54.02 ID:fAcumVGFo<> 理樹「あー…そう…」

鈴「ああ、うらやましいな。」

理樹「そうだね…」



理樹(…うーん、噂話程度が多かったけど、それなりに話は聞けたかな。)

理樹「よし、いったんこの辺にしとこう。」



理樹「…今日の収穫はこんなものだったよ。」

恭介「3人もいる可能性があるっていうのか…それに家に罠がある可能性も…本当なら、面倒だな。」

理樹「そうだね…」

恭介「くっ、ようやく一人とはなんとか接触できそうだっていうのに…」

理樹「え、そうなの?」

恭介「ああ、人脈は作っておくものだな。なんとかなりそうだ。」

理樹「そっか、それは良かった。」

恭介「…まああと二人いるとなると中々大変だが…障害がある方が燃える。…よし、もう少し頑張るぜ!理樹、情報、サンキューな。」

理樹「うん、恭介も、頑張ってね…」



理樹(…このあとはどうしよう…よし…>>161) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/03(日) 13:55:23.03 ID:EqYTHUIT0<> 佳奈多さんとイチャイチャしよう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/03(日) 18:44:24.25 ID:0j2HYUo3O<> 理樹(佳奈多さんに会いたいな…よし…)

理樹「…もしもし、佳奈多さん?」

佳奈多『…直枝?どうかした?』

理樹「いや、ただ会いたくなったからさ。…今から、会えない?」

佳奈多『…別に良いわよ。』

理樹「やった。いまどこにいる?」

佳奈多『>>163』 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/03(日) 18:49:48.59 ID:KgxmaPApo<> 女子トイレ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/03(日) 19:35:29.03 ID:lIXDjSmbO<> 理樹「そっか、トイレ中ごめん…」

佳奈多『別に構わないわ…』

理樹「どこのトイレ?」

佳奈多『女子寮。』

理樹「そっか…じゃ、とりあえず女子寮の前までいくから、そこで、待ってて。」

佳奈多『ええ…』




理樹「…ごめんね、待たせちゃって。」

佳奈多「いえ、大丈夫よ。そんなに待ってないから。…さて、じゃあ、とりあえず、場所写しましょうか。」

理樹「え、そう?」

佳奈多「…ここだと人に見られるでしょ?…昨日先生に注意されたから、あんまり目立たないところに…」

理樹「うーん…じゃあ、>>165」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/03(日) 21:51:51.30 ID:b8rXGWAGO<> 体育倉庫 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/04(月) 13:18:12.54 ID:0qFnIBowO<>


理樹「…ここなら、誰にも見られないよね。」

理樹(僕が選んだのは、体育倉庫の中だ。あまり使われていないここならば、中々人も入ってこないだろう。)

佳奈多「良いけど…暗い密室って、ちょっと苦手ね…」

理樹「え、そうなの?」

佳奈多「ちょっと、昔を思い出すから。」

理樹「……ああ、そっか…ごめん…」

理樹(佳奈多さんも、葉留佳さんほどではなくとも、虐待を受けていたんだった。…軽率だったかな?)

佳奈多「良いのよ、大丈夫。ちょっと苦手、ぐらいだし……」

理樹(そういったあと、少し恥ずかしそうにしながら…)

佳奈多「……直枝と、一緒だから…直枝となら、怖くないから…」

理樹「佳奈多さん……」

理樹(そんな風に思ってくれてるとわかり、僕は佳奈多さんが愛しくなる、だから、僕は佳奈多さんにキスした。)

佳奈多「…んっ…」

理樹「んん…んっ…」

佳奈多「…はぁっ……はぁ…直枝…いきなりしないで…驚くでしょ。」

理樹「ごめん…でも、愛しくて、したくてたまらなくて。昨日も今日もほとんど会えなかったし。」

佳奈多「…まあ、そうね…」

理樹「だから、ちゃんと時間をとれるときくらいは…ダメかな?」

佳奈多「ダメじゃ…ないけど…」

理樹「じゃあ、佳奈多さん、もう一回…良いかな。」

佳奈多「…仕方ないわね…」





理樹(…しばらく後…)

理樹「…そういえば佳奈多さん、週末空いてる??」

佳奈多「>>167」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/04(月) 21:13:58.59 ID:D+QJ4bqdo<> 空いてるけど <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/05(火) 14:02:59.45 ID:YJ1J9Zj1O<> 佳奈多「それがなに?」

理樹「いや、前真人に遊園地のチケットもらったんだ、週末、一緒にどうかなって。」

佳奈多「遊園地…わかったわ、良いわよ。週末ね。」

理樹「やった。ありがとう!楽しみにしてるね。」

佳奈多「ええ……あら、そろそろ時間ね。じゃあ、戻りましょうか。」

理樹「うん、そうだね…」
コンマ判定
下一桁が偶数で、閉じ込めイベント発生
>>169 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/05(火) 15:18:43.20 ID:JU6UxNcyO<> そい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/05(火) 18:56:53.88 ID:Z6oIPdh2O<> 理樹「じゃあ、帰ろうか…」

理樹(僕は入り口の扉を開けようとする。)

理樹「ん?…あれ…そんなはず…」

佳奈多「…どうしたの?」

理樹「…開かない…」

佳奈多「えっ!?そんなはずは……ほんとだわ、開かない…」

理樹「鍵、閉められちゃったのかな…」

佳奈多「そんな…だったら、戻れないじゃない。このままだとまた門限を破ることになってしまうわ…」

理樹「とりあえず外に誰かいないかな…誰かー!いませんかー!」ドンドン

シーン…

理樹「だめだ、誰もいないみたい…」

佳奈多「なら、誰かに連絡をいれて助けを求めましょう。クドリャフカとか…」

理樹「そ、そうだね…」

佳奈多「あら…繋がらないわね…」

理樹「うん、僕も…何故かわからないけど、ここ電波がとっても良くないみたいだね。」

佳奈多「…だとしたら…」

理樹「連絡手段は無い…ね。」

佳奈多「…ちょっと、どうするの!?」

理樹「…どうしようか…うーん…あ。」

佳奈多「なにか思い付いた?」

理樹「>>171」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/05(火) 19:04:43.80 ID:0p69X+yrO<> 火災報知器を誤作動させる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/05(火) 20:45:40.26 ID:JyRFoSX1O<> 佳奈多「火災報知器なんてついてる?」

理樹「ほら、あそこにそれらしいのが…」

佳奈多「あら、そうね…」

理樹「あれを何とかしてならせば僕たちがいることを知らせられるんじゃないかな。」

佳奈多「鳴らせればって…どうするの?それに、騒ぎにならないかしら?」

理樹「背に腹はかえられないよ…手段に関しては…ここ、あんまり掃除されてなさそうだから、埃とかもたまってそうだし、なんとかなると思う。…どうかな?」

佳奈多「…仕方ないわね…」



理樹(…というわけで、やってみることにする。)

佳奈多「あれ、とどく?」

理樹「この跳び箱とかを使えば…一緒に運んで。」

佳奈多「ええ。」



理樹(少しして、足場が完成する。)

理樹「それじゃ、やってみるね。」

佳奈多「ええ…」
コンマ判定
下一桁が奇数で成功
>>173 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/05(火) 22:21:35.59 ID:zsjtol4K0<> 筋肉筋肉 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/06(水) 12:57:29.99 ID:96HiQfu8O<> ビー!ビー!
理樹「やった!なった!これで誰か人が来るはずだね!」

佳奈多「そうね…良かったわ。最初はどうなることかと思ったけど…良くあんなことすぐ思い付いたわね。見直したわ、直枝のこと。すごいわね。」

理樹「ありがとう。…さて、それじゃ、助けが来るまで、待ってようか。」

佳奈多「ええ…」



理樹(…しばらくすると、警備員がやって来て、扉が開けられる。)

警備員「…?おや、火事なんておこっていないぞ?」

佳奈多「警備員さん。すみません、なにか、誤作動したみたいで…」

警備員「誤作動?まったく、人騒がせな…だが、それならそれでいいとして…君たち、どうしてこんなところにいたんだ?」

佳奈多「…それは……」

理樹「僕たちで体育倉庫の整理をしてたんですが、物が多いのと、汚れてるのとで、かなり時間が経っちゃって。ずっと中にいて作業してると時間も良くわからなくて…気がついたらこんな時間になってました。すみません。」

警備員「ふむ、なるほど…しかし、一回鍵を閉めたときにそんな中で作業をしてる感じではなかったが…まあ、気がつかなかっただけか……事情は了解しました、ですが、もうこんな時間だから、今日はもう寮に戻りなさい。」

理樹「はい、すみませんでした…」






理樹「…ふぅ、なんとかなったね。」

佳奈多「ええ…」

理樹「それじゃあ、佳奈多さん、またね。」

佳奈多「ええ、また…」




理樹(…部屋に戻ってくる、今日はもう寝よう…明日は何があるかな、そんなことを考えながら、今日も夜が更けていく…)


翌日
理樹(さて、今日は金曜日…今日も登校すると…>>175にであった。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/06(水) 13:14:33.39 ID:n7EETHxBO<> 生活指導の先生 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/06(水) 14:13:03.53 ID:wc/OmpLuO<> 理樹「あ、先生、おはようございます…」

生徒指導の先生「直枝か。ちょうど良かった。」

理樹「え、何か?」

生徒指導の先生「何か?じゃないだろう。直枝、昨日の夜、お前が二木と体育倉庫に行っているのを見かけたぞ。」

理樹「…あー…その事ですか…」

生徒指導の先生「どうやら二木の素行が乱れぎみである原因は直枝だったようだな…直枝、放課後、俺のところに来るように。」

理樹「…は、はい…」



理樹(うう…朝から気が重い…あの先生、怖いって噂されてるし…)

美魚「…朝から災難でしたね。」

理樹「あ、西園さん…見てたんだ…」

美魚「はい。生徒指導の先生に目をつけられてしまったようですね。」

理樹「はは、参ったよ…」

美魚「…これからは校内ではあまり佳奈多さんと一緒にいない方がいいのでは?」

理樹「>>177」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/06(水) 14:52:52.23 ID:VtEWfLdyO<> ほとぼりが冷めるまでは仕方ないか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/06(水) 18:10:42.31 ID:XwZIVqheO<> 理樹「そうせざるを得ないよね…」

美魚「ええ、そうでしょうね。」

美魚(直枝さんまで指導されるのは少し申し訳ないですが…私の計画通りですね。)

美魚「ふふふ…」

理樹「?西園さん、どうしたの?」

美魚「いえ、なんでもありません…」

理樹「そ、そう…」




理樹「……」




理樹(…さて、休み時間だ、今日はなにしようか。…よし、>>179) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/07(木) 00:57:59.86 ID:LODlxT6IO<> 読書 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/07(木) 13:11:33.90 ID:t572RcBSO<>
真人「おう?読書なんて珍しいな。」

理樹「たまにはこういうのも良いよ。何か、落ち着くよね。真人もやってみたら?」

真人「いや、遠慮しとくぜ…俺、本読んでたらだんだん頭が痛くなってくるんだよ…」

理樹「まあ、そうだよね。」

真人「理樹のやることには出来るだけ付き合ってやりてぇけど、これは無理だぜ…理樹と遊ぶ予定だったが、仕方ねぇ、一人でトレーニングでもしてくるか…」

理樹(そういって真人は外へ出ていく。)

理樹(なにか寂しそうだった、悪いことしたかな…帰ったらトレーニングに付き合ってあげようかな。)

理樹(…なんてことを考えていたら…)

美魚「読書ですか、良いですね。」

理樹「あ、西園さん、びっくりした…」

美魚「失礼、読書のお邪魔でしたか?」

理樹「いや、大丈夫だよ。」

美魚「そうですか、なら良かったです…なるほど、ミステリーですか。」

理樹「うん、ちょっと面白そうだったから、借りてみたんだ。なにかおすすめとかあるの?」

美魚「そうですね。その作者だと、物理学者が主人公のシリーズや仮面がタイトルにつくシリーズで有名で、それも面白いですが、貴重なデータ、などのシリーズではない単発の物も好きですね。」

理樹「うん。」

美魚「違う作者でも良いとなれば、館が舞台になるものであるとか、アイスクリームから始まるシリーズであるとか、名字と名前で同じ漢字が出てくる人が書いた作品であるとか、色々ありますね。」

理樹「うん。」

美魚「最近出た話題作ですと、中間、ですとか、少し前ですが、別荘で殺人事件が起こる作品ですとかがありますね、あれらはやはり話題になっただけはあるなかなかの物で…」

理樹「うん。」 

美魚「古典となれば日本ならば江戸川乱歩などになるでしょうね、古い本でありながらも今なお色褪せないものがありまして…」

理樹「…うん…」

美魚「海外となるともっと豊富ですね。コナン・ドイル、モーリス・ルブラン、アガサ・クリスティ、レイモンド・チャンドラー…どれも有名ですが、そのなかでも…」

理樹「…」

美魚「あ、そうですね、ハードボイルドといえば…」

理樹「…」

理樹(どうしよう、全然止まらない!こんな饒舌な西園さん初めてだ!)

美魚「…この文学の流れを組んだ作品として産み出されたのが…」

理樹「あの、西園さん?」

美魚「はい、なんでしょう。」

理樹「うん、もう、大丈夫…」

美魚「そうですか…まだ語り足りないですが…まあいいです。…直枝さん。」

理樹「何?」

美魚「良かったらですが、今持っている私のおすすめの物があるのですが、お貸ししましょうか?」

理樹「え、良いの?じゃあ、貸してもらおうかな。」

美魚「はい、返すときにまた感想を聞かせてくださいね。」

理樹「うん。」

美魚「…さて、ではそろそろ失礼しましょうか、何やら殺気を向けられている気がしますので。」

理樹「殺気?」

佳奈多「……」

理樹「あっ…」

佳奈多「>>181」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/07(木) 19:27:26.88 ID:rQ0DWLX60<> そこに正座 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/07(木) 21:22:50.94 ID:L/f7WwABO<> 理樹「え?」

佳奈多「正座。」

理樹「…はい…」

佳奈多「…直枝、何で私が怒ってるか、わかる?」

理樹「…僕と西園さんが…仲良くしてたからでしょうか…」

佳奈多「ええ、まずはそうね、長々とお喋りしたり、本を借りたり…よくもまあ、あんなに仲良さそうに出来るわね?」

理樹「はい、すみません…」

佳奈多「あとは?」

理樹「え、あとは……すみません、わかりません…」

佳奈多「…前にいったことが伝わってない、わかってくれないことに怒ってるのよ。」

理樹「あー…」

佳奈多「あー、じゃないの!」

理樹「はい、すみません…」

佳奈多「私の忠告は、あなたにとって無視していいものなの?直枝にとって私はそんなに軽いのかしら?」

理樹「いいえ、そんなことはありません…」

佳奈多「…なら、それを行動にともなわせて。肝に命じておきなさい。」

理樹「はい…命じます…」

佳奈多「…直枝。」

理樹「はい…」

佳奈多「…次やったら……わかってるわね?」

理樹「…はい…」

理樹(目が怖い…)

佳奈多「…西園美魚も、これ以上変なことするのは止めてくれる?」

美魚「ただお友だちとして談笑していただけですが?」

佳奈多「…とぼけないで。…西園美魚。あなたの思い通りにはさせないから…あなたに直枝は渡さない…」

美魚「>>183」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/07(木) 23:31:27.41 ID:elK9wt2UO<> 私は男性と付き合うつもりはないですから(嘘) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/08(金) 12:28:03.08 ID:O0VNsHfMO<> 美魚「ご安心を…ふふ。」

佳奈多「…もはや、あなたの言うことは信じれないわ。」

美魚「そうですか、ずいぶんと信用を失ったものですね。それならそれでも構いませんよ。」 

佳奈多「…」

美魚「…」

理樹(うう…怖い…二人とも…)

佳奈多「…直枝。」

理樹「はい…」

佳奈多「また放課後、来なさい。」

美魚「無理ですよ、直枝さんは今日生徒指導の先生に呼び出されてますから。」

佳奈多「生徒指導?」

美魚「あなたとの関係で呼ばれたようです。」

佳奈多「…なら、そのあとでいいわ、待ってあげるから。」

美魚「…あまり学内では一緒にいない方がいいのでは?お互いに迷惑がかかりますよ。」

佳奈多「>>185」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/08(金) 13:03:28.57 ID:VLH5VbRKo<> もしかしてあなた何かした? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/08(金) 18:57:18.76 ID:woxNV0b/O<> 美魚「…どういうことですか?」

佳奈多「あなたが先生に告げ口したんじゃないか、ってこと。」

美魚「私が…ですか。…ふふ、まさか。私は直枝さんの事は、言ってませんよ。」

佳奈多「…直枝の事は、ね……」


佳奈多(疑わしいわ…でも、証拠がない以上はこれ以上言っても仕方ないし…)

佳奈多「…まあいいわ……西園美魚。」

美魚「はい、なんですか。」

佳奈多「…会う会わないは、私たちで決めること、あなたに言われることじゃないわ…」

美魚「私はお二人を心配してるだけですよ。」

佳奈多「どうだか…」
キーンコーンカーンコーン

佳奈多「…時間みたいね…それじゃ、直枝。忘れないでね。」

理樹「はい…」

美魚「…直枝さん、怖がってますね。可哀想です。」

佳奈多「黙りなさい…」




理樹(…というわけで、放課後だ。午後は生きた心地がしなくてあんまり授業聞けなかった…はぁ、このあとは説教だし…嫌だな…)



その頃…
佳奈多「…」

佳奈多(直枝がいないあいだにも、西園美魚が何もしでかさないための対策を考えておかないと…どうしようかしら。)

佳奈多「………」

佳奈多(考えていると…)

葉留佳「いえーい!お姉ちゃん、やはー!」

佳奈多「…葉留佳…」

葉留佳「おやおやどうしましたマイシスター、元気ないですヨ!ファイト一発!しゃかしゃかへい!」

佳奈多「うるさいわ…ちょっと、西園美魚のことで考えることがあるのよ。」

葉留佳「あー、あの事ですカ。なんか昼間もいろいろやってましたしネ。それなら、このはるちん、一緒に考えてあげますヨ!…よし、思いついた!」

佳奈多「…早いわね、一応聞いてあげるわ。何するの?」

葉留佳「>>187」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/08(金) 21:33:33.00 ID:4ROzv1uD0<> はるちんがずっと理樹にベッタリくっついておく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/09(土) 11:49:03.77 ID:vW32gExUO<> 葉留佳「お姉ちゃんの代わりにはるちんが理樹くんを見張ってあげますヨ!はるちんがいれば理樹くんとみおちんと二人だけになるってことは防げますヨ!それに何を話してたかとかもわかりますヨ!」

佳奈多「…あなたが直枝といたいだけでしょ?」

葉留佳「ぎくー!」

佳奈多「図星みたいね。」

葉留佳「………まあ、確かにそういう副次的な目的もあるのはありますケド…でも安心してお姉ちゃん!いるだけで、変なことはしないから!」
 
佳奈多「…」

葉留佳「ちゃんと分をわきまえながらべったりとくっつくから、お姉ちゃん、良いですよネ?この案。」

佳奈多「……>>189」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/09(土) 12:44:18.10 ID:Ne7RmzUzO<> 了承 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/09(土) 13:37:04.23 ID:2qos0KbUO<> 葉留佳「いえーい!やりましたヨ!」

佳奈多「…ただ、変なことしたら、許さないからね?」

葉留佳「もちろん、やりませんヨ!…そいじゃ、お悩み解決したし、はるちんはここで、ばいばい!」

佳奈多「…ええ…」



佳奈多(…直枝が来るまで何しましょうか…そうね、>>191) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/09(土) 18:53:46.39 ID:kh9StK6Y0<> 恋愛漫画でも読もうかしら <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/09(土) 20:41:27.30 ID:Nm9VIRBHO<> 佳奈多(そういえば、少し前にクドリャフカが貸してきた漫画があったはずね…読んでみましょうか…)

佳奈多「……」

佳奈多(…風紀委員として、学校で漫画を読むなんて…別によほどの内容でない限り禁止されてる訳じゃないけど…)

佳奈多「……」

佳奈多(…まあ、ここなんて仕事をする私くらいしか来ないから、まあいいわね…)

佳奈多「…」パラ…パラ…




佳奈多「うっ…うっ…」

佳奈多(なんて…いい話なの…)

佳奈多「うう…うっ…」
ガラガラ
理樹「ごめん、佳奈多さん、遅くな…え、なに、どうしたの?」

佳奈多「うう…直枝ぇ…これ…」

理樹「…あ、漫画…」

理樹(これを見て泣いてたんだ…確か、これ今女の子の間で泣けるって話題なんだっけ。)

理樹「えーっと…大丈夫、話できる?」

佳奈多「…ちょっと…待ってて…」

理樹「あ、うん…」




佳奈多「…ごめんなさいね、ああいうのはじめてだった物だから、取り乱してしまったわ。」

理樹「あ、うん、大丈夫…」

佳奈多「…さて……直枝。…今日は怒る気だったけど、何かそんな気分じゃなくなったから…また、対策についてね。」

理樹「うん…」

佳奈多「まず直枝、あなたは、どうすればいいと思う?」

理樹「>>193」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/10(日) 00:29:04.61 ID:UJLjohaY0<> 真人を四六時中背後に控えさせておくとか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/10(日) 11:51:04.49 ID:VPpcGEx6O<> 佳奈多「…やっぱりそういう発想になるわよね…」

理樹「あ、佳奈多さんもそういう感じだったんだ…」

佳奈多「私は葉留佳にいてもらおうかと思ってたけどね。」

理樹「そっか…まあ、とにかく、二人きりの状況を作らないことが大事だよね。」

佳奈多「ええ…あと、西園美魚を出来るだけ自由に動かせないことよね。」

理樹「それなら…鈴とか、他のみんなに出来るだけ西園さんに絡んでもらう、とかじゃないかな。」

佳奈多「…なるほどね。…他には?」

理樹「…うーん、なにかな…ちょっと、考えてみよう…」




その頃
美魚「…」

美魚(向こうもこれから色々してくる可能性が高いですね。いかにしましょうか…)

美魚「…」

美魚(……おや、あそこに誰かいますね、あれは…>>195) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/10(日) 14:09:25.82 ID:vPjJycInO<> 来ヶ谷 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/10(日) 14:23:49.87 ID:fgNPBe14O<> 美魚「…来ヶ谷さんですか。」

来ヶ谷「…おや、西園女史じゃないか…ふむ、いかにも悩める乙女と言う感じの顔をしているな。」

美魚「そうですか?」

来ヶ谷「ああ、どうだ、お姉さんにその悩み、吐き出してみないか。悩み相談はよくされるから、力になれるぞ。」

美魚「そうですね…ならば、恋敵の倒しかたを教えてください。」

来ヶ谷「>>197」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/10(日) 17:39:27.04 ID:VQl5dqb8o<> 百合に目覚めさせたらいい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/10(日) 18:17:43.63 ID:HveR1+NOO<> 美魚「百合…ですか。」

来ヶ谷「ああ。」

美魚「そのためには何を?」

来ヶ谷「そうだな…手っ取り早く私が仕込んでもいいんだが、それは手荒だから止めておこうか。…相手を百合に目覚めさせるには、まずはその相手の親しい者の中で、一番素質の有りそうなものに接触して、より仲良くなるように誘導していけ。」

美魚「親しい人…ですか。」

来ヶ谷「ああ、そしてその者と相手がより深く仲良くなるようにしていけば、いずれ二人とも百合になっていると言うわけだ。」

美魚「…なるほど…」

来ヶ谷「まあ、頑張りたまえよ、西園女史。」

美魚「はい…」




美魚(佳奈多さんに親しい人といえば…まずはあの人ですかね…)



葉留佳「おおう!みおちん、やはー!」 
美魚「…どうも、三枝さん。」

美魚(さて、三枝さんに素質があるか…)

美魚「…突然ですが、良いですか。」

葉留佳「え、なに、どしたの?」

美魚「…あなたのお姉さんの事、どう思ってます?」

葉留佳「え、そりゃあ…」
コンマ判定
葉留佳の百合の素質
数値が高いほど素質がある
>>199 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/10(日) 22:53:20.45 ID:kQ45EmJIO<> それ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/11(月) 12:23:55.33 ID:kq3t33PwO<> 葉留佳「大好きですヨ。」

美魚「…それはどういう意味でですか?」

葉留佳「もちろん家族として、お姉ちゃんとしてですネ。」

美魚「お出かけとかは?」

葉留佳「んー…買い物に付き合ってもらうとかはありますヨ。」

美魚「…では、スキンシップはどれくらいしてます?」

葉留佳「そうですネ…まあ手繋いだり、ハグしたりとかはありますナ。あと後ろからおっぱい揉んで怒られたこともありますネ…まあ、でもこれくらいなら普通ですヨ。多分!」

美魚「…なるほど…」

美魚(…仲が良い姉妹、くらいですかね…)

美魚「…わかりました。」

葉留佳「みおちん、こんなこと聞いてどうするの?」

美魚「ちょっと調査をしてまして。」

葉留佳「調査?気になりますネ!よかったらはるちんも手伝いますヨ?」

美魚「いえ、結構です。」

葉留佳「遠慮しなくても良いんですヨ?どうせ練習くらいしかやることないから暇だし。」

美魚「遠慮ではなく、うるさくて邪魔なだけですから…」

葉留佳「ガーン!はっきり言わないでくださいヨ!はるちん傷つきますヨ!」

美魚「…ではオブラートに包んで…三枝さんに手伝われても作業が進むどころか進まなくなるので、すみません。」

葉留佳「ちょっと変わっただけですヨ!…うわーん!前から思ってたけど、みおちん、はるちんだけに厳しいですヨー!」

美魚「そうでしょうか?その気はないんですが…まあともかく、私は調査せねばならないので、失礼します。」



美魚(…はぁ、騒がしい人でしたね…さて、次は、あの人です…)




クド「わふー!西園さん、こんにちは!」

美魚「はい、どうも。さっそくですが、能美さん。一つお聞きしても良いですか。」

クド「はい、なんですか?」

美魚「あなたのルームメイトについて、どう思ってます?」

クド「そうですね…」
コンマ判定
クドの百合の素質
数値が高いほど素質がある
>>201 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/11(月) 16:04:30.32 ID:gSAbxhE+O<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/11(月) 18:39:32.28 ID:+zBAQf5JO<> クド「優しい良い人だと思います!」

美魚「…なるほど。…普段その人と部屋でどのようなことをしますか?」

クド「そうですね、一緒に宿題をやったり、今日あった面白いこととか、趣味のこととか話したりですね。」

美魚「ドキドキしたりは?」

クド「ドキドキ…?別に、しませんよ。」

美魚「…なるほど。」

美魚(普通のルームメイトで、それ以上でもそれ以下でもないですね、これは。)

美魚「わかりました、ありがとうこぞいます。」

クド「いえ、良いですよ、西園さん、グッバイなのです!」




美魚(…どうやら二人ともそれほど脈は薄そうですね…佳奈多さんと関係の深い寮長さんは恭介さんがお好きなようですから、厳しいでしょう…まあ、いないなら仕方ないですね、三枝さんで妥協しますか…さて、とすれば、いかに百合に持っていくかですね。…まず、二人をより仲良くさせる必要があるわけですが…何か遊びに行けるようなチケットでも渡せば良いでしょうか。)

美魚「…準備も大変ですが、何とかしましょう…」



その頃
佳奈多「…さて、色々話してきたけど…やっぱり、常に誰かといるって言うのが一番かしら。」

理樹「まあそうだね…」

佳奈多「…前もそう言って失敗したわけだけど…」

理樹「今回こそは徹底するよ…」

佳奈多「…頼むわよ?」

理樹「うん…」

佳奈多「…じゃあ、今日は解散ね。」

理樹「うん。そうしようか。…佳奈多さん、今日は…」

佳奈多「今日の夜は会うのはやめましょう。」

理樹「あ、そうだよね…」




理樹(…というわけで、夜が空いてしまった、何しよう…よし、>>203) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/11(月) 21:41:22.96 ID:ZZq2O8Mm0<> 真人と筋肉について朝まで語り合おう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/12(火) 08:14:26.33 ID:6Brg+g89O<> 理樹「ねぇ真人、筋肉について語ろう!」

真人「おう、良いぜ!じゃあ理樹。まずは好きな筋肉について教えてくれ!」

理樹「うーん、雄々しい大胸筋も良いけど、僕は慎ましい広背筋かな!真人は?」

真人「シンプルに俺は腹筋だぜ!」

理樹「あー、腹筋って何かセクシーだよね!」

真人「おっ、わかってるじゃねぇか、理樹。良いよな!」

理樹「良いよね……」



真人「…よし、じゃあ次は新たな筋肉理論について語ろうぜ!」

理樹「うん、実はすでに一個考えたのがあるんだ!」

真人「おっ、なんだ、聞かせてくれ!」

理樹「うん、まず真人、筋肉ってさ、無限に増えて、大きくなっていくものじゃないか。」

真人「ああ、筋トレに終わりはないからな!」

理樹「そうだよね、それで、自然界には筋肉と同じで、ずっと大きくなり続けていくものがあるよね。」

真人「何?それは一体なんだ?」

理樹「…宇宙さ。」

真人「宇宙…だと?」

理樹「そうさ、筋肉も宇宙も共に無限に広がる世界なんだよ。」

真人「何!?…ってことは…」

理樹「そう、筋肉とは…宇宙なのさ。」

真人「うおおおお!すげぇ!筋肉がそんな壮大なものだったなんて!…より筋肉への尊敬度が上がったぜ…」

理樹「ははは、僕もさ…」

理樹(こんな感じで一晩中語り合った…)






翌日
理樹「……」

理樹(…眠い…今日が土曜日でよかった…)

理樹「…」

理樹(…佳奈多さんとのデートは明日だ。…やるべきことは今日やらなきゃ…まずは何しよう?)
1楽器練習
2恭介の手伝い
3自由安価
>>205 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/12(火) 12:51:23.04 ID:TFs5kOeno<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/12(火) 16:24:43.25 ID:kNYr1QEnO<> 理樹(…今日はひさしぶりに楽器の練習でもしよう…腕がなまるといけないからね。)



理樹(…というわけで、いつもの練習をしてる場所に向かう。)

理樹「…よーし、やるぞ。」




理樹(…しばらく一人で練習していると…)

理樹(…あ、誰か来たみたい…誰かな…)
来た人
>>207 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/12(火) 20:34:58.21 ID:mN0iVoa5O<> あーちゃん先輩 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/13(水) 12:42:05.94 ID:GdTSnxH0O<> あーちゃん先輩「あら、直枝くん、おはよー。早いね。」

理樹「あ、寮長さん。おはようございます。寮長さんも練習ですか?」

あーちゃん先輩「ええそうよ。ちゃんとやらなくちゃだめだもの。」

理樹「最後の文化祭ですからね。3年生は。」

あーちゃん先輩「そう、最後の楽しみかもしれないものだから、頑張らないと。直枝くんも、これの他にも恋やらなんやら色々忙しいだろうけど、ちゃんと練習もやるのよ?」

理樹「はい!」

あーちゃん先輩「よろしい。…さて、じゃあ、練習…の前に…聞いておきたいことがあるわ。」

理樹「…なんですか?」

あーちゃん先輩「昨日直枝くんがかなちゃんに凄く怒られてたって聞いたけど、何があったの?」

理樹「え…そっちですか?」

あーちゃん先輩「それ以外聞くことある?」

理樹「いや…実家の件の進捗状況とか…」

あーちゃん先輩「あー、それは大丈夫、恭介たちのこと信用してるから。」

理樹「…そうですか…」

あーちゃん先輩「で、何があったの?」

理樹「それは…」




あーちゃん先輩「ふーん…西園さんもねぇ…モテ男は辛いわねー。にゅふふ。」

理樹「寮長さんはどうすればいいと思います?」

あーちゃん先輩「いっそ二人とも愛しちゃえば?」

理樹「>>209」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/13(水) 15:16:08.44 ID:fAsXOx8io<> もし恭介にもう一人恋人がいるとしたら
怒らないでいられますか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/13(水) 19:01:20.27 ID:ndWVmog6O<> あーちゃん先輩「うーん…怒るわね。」

理樹「ですよね。…僕の場合はもう怒られるじゃすまない事が起こるので…」

あーちゃん先輩「あー…かなちゃん、ちょっと愛が重そうだもんねぇ。」

理樹「はい…」

あーちゃん先輩「…まあ、それなら、ちゃんと直枝くんがどんなことをされようがしっかりと気持ちを保ち続けるしかないでしょ。直枝くん、一途そうだから出来そうだけどね。」

理樹「出来ますかね…」

あーちゃん先輩「出来るわよ、頑張りなさい。」

理樹「はい。」

あーちゃん先輩「…さて、じゃ、練習、やりましょうか…」





理樹(二人で練習をしていると…次に来たのは、>>211) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/13(水) 20:56:06.59 ID:qNPkzueE0<> ささみ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/13(水) 22:51:38.39 ID:tdcPkHOtO<> 佐々美「ちょっとあなたたち、朝から何をガンガン鳴らしていますの!?」

理樹「えっ、笹瀬川さん?」

佐々美「あら、直枝理樹…あなたでしたのね、この騒音の正体は。」

理樹「騒音?」

佐々美「そうですわ!私たちは隣の部屋で文化祭の準備をしていたんですけれども、あなたたちの音が聞こえてきて、集中できないですわ!音量を下げてくださいまし!」

理樹「あ、それは…ごめんね。さしせがわさん。」

佐々美「笹瀬川ですわ!なんで前は言えてたのに言えなくなってますの!?」

理樹「ごめん…」

佐々美「頼みますわよ!」

理樹「…で、さっき文化祭の準備って言ってたけど、なにするの?」

佐々美「我々がやるのは、>>213」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/14(木) 03:28:36.73 ID:Ni4vnAEhO<> ネコミミメイド喫茶 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/14(木) 12:35:16.38 ID:DOft3GRhO<> 理樹「ネコミミメイド喫茶…あれ、笹瀬川さんって猫嫌いじゃなかった?」

佐々美「別にネコミミくらい何てことありませんわ。実際の猫ではないのですから。」

理樹「あ、そっか…」

佐々美「貴方も良ければ来てくださいませね。」

理樹「え、良いの?」

佐々美「構いませんわよ。宮沢様もぜひつれてきてくださいませね!」

理樹「あ、うん…」

理樹(それが目的だったんだ…)

佐々美「では、ごきげんよう。」

理樹「うん、またね。さささがわさん。」

佐々美「さすせっ…笹瀬川ですわ!」

理樹「今かんだよね?」

佐々美「おだまりっ!」




理樹「…ふぅ…」

あーちゃん先輩「今のも直枝くんのお友達?女の子の友達多いわよね直枝くん。かなちゃんも大変でしょうね。」

理樹「笹瀬川さんは僕って言うか、鈴の友達ですけど…」

あーちゃん先輩「でも友達は友達でしょ?あの子はザ・お嬢様キャラみたいで楽しそうね。にゅふふ。」

理樹「楽しそうって…」

あーちゃん先輩「あの子もだけど、この学校って、恭介やあなたたちを初めてとしてさ、結構個性的な人が多いじゃない。」

理樹「そうですね…」

あーちゃん先輩「だから、いろんな人出会えて、いろんな事を話して、いろんな事があって…全然退屈しなかった。面白かったわね…この学校生活。…ほんと、もうすぐ終わっちゃうのね…」

理樹「寮長さん…」

あーちゃん先輩「…ごめんなさい、なんか湿っぽくなっちゃった。さー、気を取り直して、やるわよ、練習!音量には気を付けながらね。」

理樹「あ、はい…」




理樹(…次に来たのは、>>215) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/14(木) 18:09:45.84 ID:1rpHl/mU0<> 小毬 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/14(木) 18:53:06.14 ID:95GqqmDkO<> 小毬「みんな、おはよー!がんばってるー?」

理樹「あ、小毬さん。」

小毬「あ、理樹くん。…と、寮長さんで…あれ?今日はふたりしかいないの?」

理樹「今のところはね。まあ今日は自主練習だから何人来るかわからないけど。」

小毬「そっか〜。せっかく人数分お菓子つくってもってきたんだけどね〜。」

理樹「ありがとう小毬さん!みんなの分もとりあえず置いといて。来たら食べるだろうから。」

小毬「うん、わかったよ〜。」

理樹(持ってきたものを机の上に置く。)

小毬「ねぇ理樹くん。寮長さん、せっかくだから、一曲聞かせて〜。」

理樹「一曲と言われても、二人しかいないけど…」

小毬「それでも良いから、ね?」
 
理樹「…良いですか?」

あーちゃん先輩「全然良いわよ。…それじゃ、やりましょう。」




理樹「…どうだった?」

小毬「>>217」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/15(金) 01:07:23.69 ID:NCmEF1cV0<> もっと練習しちゃいなよ、ゆー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/15(金) 13:13:38.39 ID:mpvf3VHBO<> 理樹「…だめだった?」

小毬「ううん、ダメじゃないんだよ。じょーずなんだけど、ただ、練習すればもっとよくなるかなって思っただけだよ〜。」

あーちゃん先輩「のびしろがあるって事じゃない。良かったわね。」

小毬「うんうん、そういう事だよ〜。」

理樹「のびしろ…うん、ありがとう。もっと頑張るよ。」

小毬「うん、理樹くん、ファイトだよ〜!…それじゃ、練習のおじゃましちゃだめだから、私はそろそろ戻るね〜。聞かせてくれて、ありがとう!」

理樹「あ、うん、こっちも、ありがとう…」




理樹「…そろそろお昼ですね…」

あーちゃん先輩「そうね…じゃ、ご飯行きましょうか。お腹すいたし。」

理樹「はい…」



食堂

理樹「…」

理樹(食堂にいくと、何やら人だかりができている)

理樹(あれ、何があったんだろう…)
何があった?
>>219 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/15(金) 18:45:45.96 ID:gQkwqyN7O<> 西園さんが百合本を頒布している <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/15(金) 20:48:26.07 ID:B9eNTiG4O<> 理樹(ちょっと見てこよう…)

理樹(人だかりをかき分けて、中に入っていくと…)

美魚「…」

理樹「あ、西園さん…」

美魚「おや、直枝さん…」

理樹「……」

美魚「…なぜ後ろに下がるのです?」

理樹「いや、ちょっと…昨日の事もあるから…」

美魚「今日はそういう目的じゃないので安心してください。今日は本を頒布しているだけですから。」

理樹「本?」

美魚「直枝さんも一冊いかがですか。」

理樹(本…いつも西園さんが読んでるような、男の人同士のやつかな…)

理樹「いや、僕は良いよ…」

美魚「そういわずに。BLではないので。」

理樹「え、そうなの?」

美魚「はい、なので是非。」

理樹「え、じゃあ、貰おうかな…」

美魚「はい、どうぞ。」

理樹「ありがとう。」

美魚「良ければ、他の人にも広めていってくださいね。」

理樹「うん。」

あーちゃん先輩「あらあら、何配ってるの?」

美魚「少し本を書いたので、配っております。」

あーちゃん先輩「へー。面白いわね。私にもくれる?」

美魚「どうぞ。」

美魚(…佳奈多さんに私が直接渡すのは難しいですから、直枝さんなどの周辺人物から渡してもらいましょう…)

あーちゃん先輩「ありがとう。」

美魚(この調子で、地道に百合を広めていけば、いずれは佳奈多さんも…ふふふ…)

美魚「…では、別のところで私は配ってきます。それでは。」

理樹「うん…」




理樹(その後…)

あーちゃん先輩「…さて、直枝くんは午後どうする?」

理樹「>>221」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/16(土) 00:46:46.64 ID:T2WbO54X0<> 午後も練習あるのみです <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/16(土) 12:20:25.02 ID:DgmdH3FRO<> あーちゃん先輩「わかったわ、じゃ、午後もよろしくね。」

理樹「はい、よろしくお願いします。」

あーちゃん先輩「午後は誰か来ると良いんだけどねー。」

理樹「でも恭介は色々忙しいでしょうし…」

あーちゃん先輩「とするとかなちゃんたちが来るかどうかね。何か知らない?」

理樹「いや、知らないです。」

あーちゃん先輩「そっか、なにしてるのかなー。二人とも。」

理樹「さあ…何してるんですかね?ちょっと聞いてみましょうか。」
プルルルルル…
佳奈多『…何?直枝。どうしたの?』

理樹「いや、佳奈多さん、今何してる?」

佳奈多『>>223』 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/16(土) 16:38:12.21 ID:Zqcf2e1FO<> 百合本読み耽ってる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/16(土) 17:43:12.99 ID:oND2IG4HO<> 理樹「あ、配ってたあれ?」

佳奈多『クドリャフカから貸してもらったから知らないけど…何かそんなことを言ってたわね。』

理樹「そっか、おもしろい?」

佳奈多『女の子同士が恋愛してるのはどうかと思うけど、まあ悪くはないわよ。』

理樹「そう…ところでさ、これから練習これる?」

佳奈多『練習…ええ、良いわよ。ちょっと待ってて。』

理樹「うん、わかったよ、よろしくね。」

理樹「…佳奈多さんはこれるそうです。」

あーちゃん先輩「そう。良かったわ。」

理樹「次は葉留佳さんにも聞いてみよう…」
プルルルル
葉留佳『理樹くん、やはー。どしたの?』

理樹「とつぜんごめんね。三枝さん。今何してるかなって。」

葉留佳『>>225』 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/16(土) 19:39:21.94 ID:kzNyTiD0O<> みおちんとレズセ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/16(土) 20:35:33.05 ID:sKomycvAo<> 理樹「レ、レズセ…?」

葉留佳『女の子同士のまぐわいですネ。』

理樹「まぐわい…って、えええ!?本当?」

葉留佳『ほんとほんとー、みおちんもここにいるもん。替わります?』

理樹「うん…」

葉留佳『みおちんみおちーん、電話変わって!』

美魚『…なんですか三枝さん。』

葉留佳『えーっと…ゴニョゴニョ…』

美魚『ふむ、なるほど。』

理樹「え、何?」

美魚『失礼、色々ありまして。替わりました。』

理樹「あ、そう…で、西園さん、さっき葉留佳さんが言ってたことは…」

美魚『ええ、とてもはげしいプレイでした。』

理樹「ええ!?」

美魚『三枝さん、最終的にはトんでましたし。』

理樹「えええええ!?」

美魚『…まあ、そういうことなので、本日は練習には行けません、ご容赦を。』

理樹「え、う、うん…」

美魚『…では。』

あーちゃん先輩「…何て?」

理樹「何か…大変なことが行われてました…」

あーちゃん先輩「大変な…?」

理樹「…はい、大変な…」

あーちゃん先輩「大丈夫なの?それ。様子見に行った方が…」

理樹「大丈夫です。そっとしておいてあげましょう。」

あーちゃん先輩「…そう、何かは知らないけど、まあ、平気なのよね。…じゃあ、来るのはかなちゃんだけ?」

理樹「はい…」

あーちゃん先輩「オッケー、じゃ、練習に戻りましょうか。」


理樹(…佳奈多さんも合流して、練習に戻ったけど…さっきの件がかなり気になる…)

理樹「……」

佳奈多「…直枝?」

理樹「あっ…何?佳奈多さん。」

佳奈多「こっちが聞きたいわね。直枝、どうかした?何だか上の空みたいだけど。」

理樹「あ、いや、ちょっと…西園さんと、えーっと…」

佳奈多「ちょっと…何?まさか、西園美魚となにか…」

理樹「違うよ、僕じゃなくて…西園さんと葉留佳さんが…」

佳奈多「葉留佳がどうかしたのかしら?」

理樹「その…レ…」

佳奈多「レ?」

理樹「レズセックスしてるって…」

佳奈多「……は?」

理樹「レズセックス……」

佳奈多「>>227」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/17(日) 01:04:50.42 ID:SbveLFqFO<> これで直枝にアプローチしなくなるわね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/17(日) 13:47:23.93 ID:QKBJ1xi0O<> 佳奈多「まあそれは良かったけど…葉留佳は…やっぱり、そういう趣味だったなんて…」

理樹「…やっぱり?」

佳奈多「…一回キスされたことがあって…あの時はびっくりさせるためって言ってたけど、やっぱりあれは…そういうのだったのかしら。」

理樹「…うーん、そうかもね…」

佳奈多「だとしたら…ちょっと、葉留佳とどう接すれば良いのか…」

理樹「普段通りに接してあげれば良いんじゃないかな。」

佳奈多「…出来るかしら…」

理樹「…頑張ろう…」

佳奈多「ええ…」





少し前の事…
葉留佳「やはは、理樹くん、ビックリしてましたネ!」

美魚「はい、そうですね。」

葉留佳「ナイス対応力でしたヨ。」

美魚「それはどうも。」

美魚(…予想外の事ですが、上手くいきましたね。本当にレズセックスをしたわけではありません。三枝さんが私の本を見て、突然思いたってやったドッキリを上手く使えました。直枝さんは信じている様子でしたから、ネタバラシをするまでは、向こうの警戒心を解けるでしょう…)

葉留佳「…で、みおちん、私を呼び出したのって本を配りたかっただけ?」

美魚「それもありますが…もうひとつ目的が。」

葉留佳「え、なになに?」

美魚「渡したいものがありまして。」

葉留佳「ほう。何ですか?」

美魚「こちらです、私だともて余すので、ぜひお姉さんとでもと。」

葉留佳「これは…>>229」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/17(日) 19:35:24.56 ID:iIcBky7yO<> 期末試験の予想問題 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/17(日) 20:21:23.69 ID:hW2MKMkJO<> 葉留佳「え、良いの?」

美魚「はい、ぜひお姉さん等との勉強会などにお役立てくださいね。文化祭が開ければテストですから。」

葉留佳「やった、ありがとうみおちん!」

美魚「…」

美魚(計画を進める上では三枝さんの好感度をまず上げておかねばなりませんからね…佳奈多さんの動向なども知れるかもしれませんしね。)

美魚「…三枝さん、このあとのご予定は?」

葉留佳「予定?うーんとね…予定は、無いですヨ!」

美魚「そうですか…では、この後、少しよろしいですか?」

葉留佳「え、なになに?何するの?」

美魚「三枝さんとはこれからより仲良くしていきたいので…>>231でもと。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/18(月) 06:06:19.81 ID:ixUr3bsBO<> お茶 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/18(月) 12:14:47.50 ID:YSCCt9HSO<> 葉留佳「良いですネ!行きますヨ!」

美魚「では、行きましょうか、ついてきてください。」

葉留佳「あいさー!れっつ、ごー!」






葉留佳「んー!美味しいですナぁ。さすがみおちん!」

美魚「どうも…」

美魚(…さて、お茶を誘うところまでは出来ました、ここから、どうしましょうか…まずは、当たり障りのないような…)

葉留佳「ねぇ、みおちんみおちん!おはなししよ!」 

美魚「…はい。」

葉留佳「んーとね、じゃあ…みおちん、聞いていい?」

美魚「なんですか。」

葉留佳「>>233」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/18(月) 13:01:58.43 ID:KnLVieAyo<> さっきのドッキリを本当にする気はない? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/18(月) 13:16:27.81 ID:HLQUg3MkO<> 美魚「…はい?」

葉留佳「さっきのドッキリ…本気にしてみない?」

美魚「…」

美魚(そんな…三枝さんはまだ本気の百合の段階ではないはず…)

美魚「…本気ですか?」

葉留佳「うん。」 

美魚「…」

美魚(…驚きました…ですが、これはこれで、好都合でしょう…)

美魚「…三枝さん、本当に私の事を好きなのでしょうか?」

葉留佳「え?」

美魚「もっと別の…好きな人がいるんじゃないですか?その好きな人が、もう手に入らないから、諦めているのではないんですか?」

葉留佳「>>235」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/18(月) 16:31:31.39 ID:nFwX+xxo0<> …みおちんは何でもお見通しなんですねー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/18(月) 18:44:00.72 ID:coui9puto<> 美魚「わかりますよ。三枝さんとはそれなりに長くいます。…それに、私も同じ、好きな人が、手に入らなくなっている人ですからね。」

葉留佳「…そうだったね…」

美魚「…ですが、私は諦めていません。諦めない限り、可能性があると思っています。ですから、三枝さんも、諦めてはいけないと、諦めなければかならず掴めると、私は思いますよ。…まだ、好きなんですよね、その人の事。」

葉留佳「…うん…」

美魚「なら…私も後押しします、ですから…諦めずに、もう一度、やってみませんか?三枝さん。」

葉留佳「…そうだね…簡単に諦めちゃってたかも、私。…うん、はるちん、もう一回、頑張ってみますヨ!」

美魚「その意気です……それで、三枝さん、その好きな人と言うのは…」

葉留佳「それは…」
1お姉ちゃん
2理樹くん
>>237 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/18(月) 19:03:27.89 ID:H5VGYXtkO<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/18(月) 20:37:43.42 ID:coui9puto<> 葉留佳「お姉ちゃん…」

美魚「…そうですか…」ニヤリ

美魚(これは…好都合です…育成するまでもなく最初から百合だったとは…)

美魚「…では、お互い、頑張りましょう…」

葉留佳「うん。…でも、どうすれば良いんですかネ。」

美魚「幸いなことに貴女たちは姉妹なわけですから、何をするにしてもやりやすいでしょう。まずは接する時間を増やしましょう。」

葉留佳「なるほどですヨ。」

美魚「佳奈多さんは今練習をしてるはずですから、とりあえず行ってみては?」

葉留佳「そうですネ、行ってきますヨ!」




葉留佳「いえーい、みんな、やはー!」

佳奈多「あっ、葉留佳……き、来たのね。」

葉留佳「あ、お姉ちゃん、挨拶代わりの…ハグ!」ダキッ!

佳奈多「…!ちょっと…やめなさい…」

葉留佳「えー、良いじゃん!大好きなお姉ちゃんとのスキンシップスキンシップ!よーしこのまま、ほっぺたすりすり!」

佳奈多「>>239」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/19(火) 00:09:22.29 ID:FnSF3tSNO<> あなたは西園さんと付き合っているのでしょう?
彼女を嫉妬させたいの? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/19(火) 12:23:58.11 ID:dJ/T/gfjO<> 葉留佳(まだネタバラシには早いですからネ…)

葉留佳「うーんとね、姉妹だからオッケー!」

佳奈多「ちょっと…オッケーじゃないわよ…やめなさい…」

葉留佳「やめませんヨ!うりうりー!」

佳奈多「…葉留佳…あなたね…言っておくけど、私にそういう趣味は無いから…」 

葉留佳「>>241」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/19(火) 19:43:35.52 ID:zHSa6JND0<> お姉ちゃんははるちんが嫌いなんですか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/19(火) 20:45:38.55 ID:cgaIVr7AO<> 佳奈多「それは…好きだけど…それは妹としてで…」

葉留佳「じゃ、良いじゃん?」

理樹「……葉留佳さん、突然そんなベタベタして、どうしたの?」

葉留佳「んーとね、今日のはるちんは欲望に忠実なだけですヨ!」

佳奈多「…わりといつもそうじゃない?」

葉留佳「ふっふっふっ、いつも秘めてた欲望があったんですヨ。」

あーちゃん先輩「あら、じゃあ実はかなちゃんにそういうあれなの?」

葉留佳「やはは、どうですかネー?」スリスリ

佳奈多「…ちょっと、もう、離しなさい!」

佳奈多(葉留佳を引き剥がす。)

葉留佳「ええー、いいじゃん。減るもんじゃないのにー。」

佳奈多「駄目よ。恋人でもないのにこんな長くハグするなんて。」

葉留佳「むむぅー…理樹くんならいいの?」

佳奈多「それは…まあ…」

葉留佳「うぬぬ…理樹くん!」

理樹「何?」

葉留佳「負けないですヨ!!」

理樹「…え、何が?」

葉留佳「お姉ちゃんは渡しませんヨ!」

理樹「>>243」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/19(火) 21:09:07.56 ID:qZT1q+W9O<> 佳奈多さんの妹になるつもりはないけど? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/19(火) 22:02:19.84 ID:d6vE5bPuO<> 葉留佳「そういうことじゃないですヨ!」

理樹「え、じゃあ何?」

葉留佳「はるちんのほうがお姉ちゃんの事好きってこと!」

理樹「あー…」

葉留佳「お姉ちゃんも、理樹くんよりも私の方が好きだよね?恋愛的な意味で。」

佳奈多「それは直枝の方が好きだけど…」

葉留佳「…うわーん!ちょっとくらい考えてくれてもいいじゃないですカ〜!」

佳奈多「…ごめんなさい、でも、事実だから。妹として大切には思っても、それは恋愛とは別だから。あなたへの感情は恋愛じゃないわ。」

葉留佳「えー…」

佳奈多「何を考えてるのかは知らないけど、あなたとは、姉妹以上にはなれないからね。」

葉留佳「>>245」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/20(水) 09:40:48.26 ID:MGoxJuLYO<> うーん手強い、
でもそこがいい。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/20(水) 11:08:55.71 ID:YsrE9H+KO<> 葉留佳「簡単に手にはいるとは思ってませんからネ!」

佳奈多「…」

葉留佳「理樹くん、戦いは始まったばかりですヨ!今日のところはこの辺にしておいてあげますがネ!」

理樹「え、ええー…」

葉留佳「そいじゃ、また!」

理樹「…どっか行っちゃったよ…」

あーちゃん先輩「あらあら、ちょっと変わった三角関係?あ、西園さんを加えたら四角か…」

理樹(なんにせよ、面倒なことになってきてる…)

あーちゃん先輩「二人ともモテモテねー、羨ましいわ。にゅふふ。」

佳奈多「…嬉しくないんですが…」





葉留佳「…というわけで帰ってきたけど、どうしましょうかネ、このあと。」

美魚「>>247」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/20(水) 23:03:48.91 ID:z08qaFyJ0<> あせらずのんびりいきましょう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/21(木) 12:41:28.01 ID:FxpJMIBsO<> 美魚「急いては事を仕損じる、ですよ。」

葉留佳「ほうほう!てことは、今日はもういいと言うわけですネ。」

美魚「まあそうですね、急にアプローチされたところで、困惑するだけでしょうから。時間はあります、ゆっくりと、進めていきましょう。」

葉留佳「そうですナ…」






理樹「……何か、大変なことになってきたよね…どうしようか?」

佳奈多「…そうね、面倒なことにはなってきてるわね。…でも、大丈夫よ。葉留佳が何してこようが、私がなびくことはないから。」

理樹「佳奈多さん…」

佳奈多「…直枝も、大丈夫でしょうね?」

理樹「もちろんさ。好きなのは佳奈多さんだけだよ。」

佳奈多「……なら、これ以上考えることは無いわね。…普通に、練習に戻りましょう。」

理樹「うん…」




理樹(……その後……)

理樹「…ふぅ、今日はこんなものかな…」

あーちゃん先輩「そうね、私らはだいぶやってるからね…じゃ、今日は終わろうか。」

理樹「はい。お疲れさまでした…」

理樹(さて、このあとはどうしようかな…よし、>>249) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/21(木) 14:16:55.26 ID:eE3fFY/So<> 前に鈴が西園さんの本を百合本に変えてたから、
西園さんが百合になったって教えてあげよう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/21(木) 20:53:03.15 ID:NNcuk4MfO<>


理樹「…というわけで、そういうことになったから。」

鈴「ん、そーか、あたしのごくひの活動が成功したな。」

理樹「極秘…」

理樹(西園さんはいなかったけど、回りに人がいっぱいいるところでやってたからバレバレだったよ…)

鈴「…なんだ、わざわざそんなことを言うためだけにきたのか。」

理樹「まあそうだね、それと、鈴も僕たちにいろいろ気を回してくれたみたいだから、直接感謝もしときたくてさ。」

鈴「…別に、かんしゃされることじゃないぞ。理樹にしあわせになってほしくて、勝手にやっただけだからな。」

理樹「それでも、助けてはくれたからね。ありがとう。鈴。」

鈴「…うりゅ…」

理樹「…じゃあ、鈴、またね。」

鈴「…待て。理樹。」

理樹「え、何?」

鈴「明日、でーとをするらしいな。」

理樹「え、鈴に言ったっけ?」

鈴「真人からきいた。」

理樹「そう。…それが、どうかしたの?」

鈴「…楽しんでこいよ。」

理樹「…うん、ありがとう。」




理樹(…というわけで、当日!)

佳奈多「…ごめんなさい、少し遅れたわ。」

理樹「いや、全然大丈夫…あ、今日は制服じゃないんだ。」

佳奈多「遊園地に片方だけ制服はおかしいと言われて…変かしら?」

理樹「ううん、可愛いよ。」

佳奈多「…」

理樹(佳奈多さんは少し照れ臭そうにしている。)

理樹「…それじゃ、行こうか。」

佳奈多「ええ…」



遊園地
理樹(遊園地に着いた。人気の遊園地らしく、賑わっている)

理樹「…佳奈多さん、最初は何がいい?」

佳奈多「そうね…よくわからないから、あなたが決めていいわよ。」

理樹「え、じゃあ…」
1ジェットコースター
2お化け屋敷
3コーヒーカップ
>>251 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/21(木) 22:28:07.56 ID:vUh9t1A/0<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/22(金) 14:00:25.89 ID:ybz0DvGTO<>

お化け屋敷
理樹「佳奈多さん、こういうところとかって大丈夫?」

佳奈多「お化け屋敷には入ったことはないけど、別にお化けが特段苦手って事はないわね。」

理樹「そっか、じゃあ、大丈夫かな。…それじゃ、行こうか。」

佳奈多「ええ…」



理樹(お化け屋敷の中を進んでいく。)

お化け「グゥワーー!」

佳奈多「ひっ!」ビクッ!

理樹「…大丈夫?佳奈多さん。」

佳奈多「大丈夫…驚いただけだから、怖くないから…」

理樹(…と言いながら先へいくと、手が天井から降ってくる。)

佳奈多「ひゃっ!」

理樹「…大丈夫?」

佳奈多「……直枝。」

理樹「何?」

佳奈多「前いって。」

理樹「…怖い?」

佳奈多「…怖くない。」

理樹「なら、別に佳奈多さんが前でも…」

佳奈多「いいから、前いって!」

理樹「…さっきから僕の事つかんで離さないけど…」

佳奈多「…怖くない。」

理樹「ええー…まあいいけどさ。」

理樹(怖いなら怖いで言えばいいのに…)




理樹「…ふぅ。いやー、良かったねー。」

佳奈多「……」

理樹「…大丈夫?」

佳奈多「大丈夫…あれは作り物…作り物だから…」

理樹(言い聞かせてる…)




理樹「…さて、次は…」
1ジェットコースター
2コーヒーカップ
3メリーゴーランド
>>252 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/22(金) 14:00:58.20 ID:ybz0DvGTO<> ミス
>>254 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/22(金) 14:02:26.23 ID:6Cs0DBVpo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/22(金) 18:36:14.15 ID:uXAsMBNyo<> ジェットコースター
理樹「遊園地に来たんだから一回くらいは乗っとかないとね。」

佳奈多「ジェットコースターね。」

理樹「こういう絶叫系みたいなのは平気?」

佳奈多「…どうかしら…まあでも、楽しいという話は聞いたことがあるわ。そうなの?」

理樹「うん、僕は結構好きかな。こういうの。」

佳奈多「そう。…なら、楽しいんでしょうね。」

 


理樹(しばらく待って、僕らの番になった。)

理樹「…あ、動き出したね。」

佳奈多「ええ、そうみたい。…これ、危なくないの?落ちないかしら?」

理樹「ちゃんとベルトと安全バーで固定してるから大丈夫だよ…落ちるとか怖いこと言わないでよ…」

佳奈多「ごめんなさい、心配だから…」

理樹(そう話してる間にもどんどんジェットコースターは昇っていく。)

佳奈多「…まだ登るの?これ。」

理樹「この昇ってるときの緊張感もジェットコースターの醍醐味だよね。」

佳奈多「…そうなのね…」


理樹「…あ、そろそろ一番上だね、そろそろ来るよ。」

佳奈多「…来るって、何が…っっ!」

理樹(ジェットコースターが斜面を一気に滑り落ちていく。)

理樹「いやっほうううう!」

佳奈多「っっっっっ!!!!」






 
理樹「…あ、もう終わっちゃった…楽しかったね、佳奈多さん。」

佳奈多「>>256」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/22(金) 19:25:01.32 ID:C8ur9mJEO<> 漏れちゃった <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/22(金) 20:43:36.07 ID:kNutKWzMO<> 理樹「えっ…」

佳奈多「……」

理樹「…」

理樹(…どうやら本当らしい…ど、どうしよう…僕が、なんとか、フォローしなきゃ…)

理樹「…ぼ、僕もだよ!」

佳奈多「えっ?」

理樹「いや、思ったよりも早くて、僕もちょっと出ちゃったよね!」

佳奈多「…」

理樹「だから、ちょっと着替えとか、なんとか、探そう!」

佳奈多「…」



理樹(…なんとか着替えを見つけてきて、佳奈多さんに着替えてもらう。)

佳奈多「…ごめんなさいね…」

理樹「ううん、気にしないで、僕もだから…さて、じゃあ、気を取り直して、行こう、ね?」

佳奈多「…ええ、ありがとう…」

理樹「次は何がいい?」

佳奈多「>>258」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/22(金) 21:12:13.07 ID:cvqnSvpc0<> あえてフリーフォール <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/23(土) 12:41:46.74 ID:Hryj9IvDO<> 佳奈多「あれかしら。」

理樹「あれって…フリーフォールだよね…え、何かもっと平和な物の方がよくないかな…メリーゴーランドとか…」

佳奈多「いえ、もうあんなことが起こらないためにも、ちゃんと慣らしていかないと…だからまずは、あれに乗るわ。」

理樹「もう乗らないって方向性じゃないんだ…」

佳奈多「…逃げてたらなにも解決しないじゃない。それに、直枝はジェットコースターとか、ああいうの好きなんでしょう?」

理樹「うん。」

佳奈多「直枝が好きなら…私も好きになりたいから。」

理樹「…」



理樹(あんなことを言われたからには止めることは出来なかった。)

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さん、落ち着いていこうね。」

佳奈多「ええ…大丈夫よ…大丈夫…」

理樹(平気かな…)


理樹「…佳奈多さん、来るよ。」

佳奈多「ええ……!」

理樹(急降下が始まる。)

佳奈多「っっ!」

理樹「わあああっ!」




理樹「…佳奈多さん、大丈夫?」

佳奈多「……なんとか…大丈夫…」

理樹「あ、良かった…」

佳奈多「…でも…なんでみんな声を出す余裕があるのかしら…楽しめるようになるには、時間がいりそうね。」

理樹「まあ、慣れとかもあるんじゃないかな…そんなあせることは無いからね。その人にあった楽しみかたをすればいいから、遊園地は。」

佳奈多「そうなの?」

理樹「そうだよ。だから無理をしないで行こう、ね?」

佳奈多「ええ…」

理樹「…じゃ、次はどうする?」

佳奈多「…そろそろ、ご飯とか?」

理樹「あ、そんな時間か…うん、じゃあ、食べようか。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/23(土) 12:42:18.46 ID:Hryj9IvDO<>

理樹(お店を探してきて、そこでご飯を食べる。)

理樹「あ、やっぱりハンバーガーなんだ…」

佳奈多「良いじゃない、別に…それにしても、これで2000円近くするって、割高じゃない?」

理樹「あはは、こういうところでそれは気にしちゃ駄目だよ。」

佳奈多「そうなのね…まあ、いいわ、いただきます…」

理樹(佳奈多さんはモグモグとハンバーガーを頬張っている。)

理樹「…」

佳奈多「……何よ、じっと見て。」

理樹「いや…モグモグ食べてて、可愛いから…」

佳奈多「っ!」

理樹(佳奈多さんの顔が赤くなる。)

佳奈多「…あなたはいつも…突然そんなこと言って…」

理樹「良いじゃないか、誉めてるんだから。」

佳奈多「…恥ずかしいじゃない。」

理樹「ごめんごめん。気をつけるよ。」

佳奈多「…やめる気ないでしょ?」

理樹「あ、ばれた?」

佳奈多「…あなたね…」





理樹「…さて、午後はどれにのる?」

佳奈多「>>262」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/23(土) 12:50:04.69 ID:qzdKP1tkO<> メリーゴーランド <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/23(土) 18:47:28.25 ID:vqSTqbEMO<> 理樹「うん、良いね、乗ろうか。」


メリーゴーランド
佳奈多「…これ、こうやってまたがってればいいの?」

理樹「うん。」

理樹(二人ならんで乗ると、メリーゴーランドが動き出す。)

理樹「あっ、始まった…」

佳奈多「そうみたいね……」

理樹「佳奈多さんはメリーゴーランド乗ったことってある?」

佳奈多「記憶には無いわね。」

理樹「そっか、どう?初めてのメリーゴーランド。」

佳奈多「何か…不思議な感じね。ただ乗って回ってるだけだけど、何か…」

理樹「あ、なんとなくわかるよ。何て言うか、ファンシーな非日常というか、童心に帰れる感じがするよ。」

佳奈多「童心…ふふ、そうなのかもね。」

理樹「僕も乗ってて昔の事を思い出したよ。こういう気分になれるのも遊園地の魅力だよね。」

佳奈多「そうね…ふふっ…」

理樹「あはは…」






佳奈多「…中々良かったわね、直枝。」

理樹「うん、楽しい気持ちになれて良かったよ。」

佳奈多「次は何か直枝がしたいことして良いわよ。」

理樹「え、じゃあ、>>263」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/23(土) 23:47:26.44 ID:SCz2unSy0<> ゴーカート <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/24(日) 12:27:19.92 ID:sRsc1V1gO<> 佳奈多「ゴーカート…どういうものなの?」

理樹「まあ、ちっちゃい車みたいなものかな。乗って遊べるんだよね。」

佳奈多「そうなのね。…じゃ、行きましょうか。」


乗り場
理樹「えーっと、じゃあ…2人乗りかな。」

佳奈多「そうね。」



理樹(ゴーカートを走らせる。ほどよい疾走感が心地いい。)

佳奈多「結構上手ね。直枝。」

理樹「まあ、恭介からちょっと聞いたことがあるからね、車の運転。」

佳奈多「そうだったの。」

理樹「僕も3年生になったら取ろうかな、免許。車でいろんなところ行きたいよね。」

佳奈多「ふふ、そうね。」

理樹「佳奈多さんは、どんなとこいきたい?」

佳奈多「>>265」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/24(日) 14:14:43.16 ID:Ua5oJptbO<> 稚内 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/24(日) 19:06:08.80 ID:sRsc1V1gO<> 理樹「稚内…北海道かぁ、良いね。夏とか涼しそうだし。海産物とかも美味しそうだよね。」

佳奈多「それもそうだけど…とにかく、遠くに行ってみたいのよ。」

理樹「遠くに?」

佳奈多「今までそんな長距離移動して遊びにいくなんてなかったから、気になるのよ。」

理樹「そっか…じゃあ、免許とれたら行こう、稚内。いや、いっそ北海道一周とかね。」

佳奈多「…そんな時間もお金もあるの?」

理樹「…無いね…あはは……これから頑張って貯めるよ…」

佳奈多「…それでどうにかなるのかしら…」

理樹「なんとか頑張るさ…」





理樹「…ふぅ、楽しかった!」

佳奈多「そうね、乗ってるだけだったけど、心地よかったわ。」

理樹「なら良かった…」

理樹(さて…時間的に、あんまり何個も出来ないくらいだね…)

理樹「佳奈多さん、時間的にもう少ししか入れないけど…なにする?」

佳奈多「>>267」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/24(日) 19:46:01.99 ID:sC/hKDRMO<> 観覧車 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/25(月) 13:56:35.38 ID:y7yR3bP4O<> 理樹「…観覧車…良いね。行こう。」



観覧車
理樹「…」

佳奈多「…」

理樹(僕と佳奈多さんで向き合って座る。)

理樹「楽しかったね、今日は。」

佳奈多「ええ…朝は色々あったけど…正直、あれでもう、終わったって思ったわ。」

理樹「あはは…あれは僕もだから、気にしなくていいって…」

佳奈多「……あれ、嘘でしょう?」

理樹「えっ?」

佳奈多「…私は着替えたのに、あなたは着替えなかったでしょう?漏らしたのなら、それは不自然だわ。あなたは優しいから、私に恥をかかせないために嘘をついてくれた…そうでしょう?」

理樹「……」

佳奈多「…今日もあなたにたよってばかりで…いつも私はあなたに迷惑かけてばかりで、あなたの優しさに救われてばっかりで…」

理樹「…そんなことは無いよ。佳奈多さん。僕だって佳奈多さんから、いろんな物をもらってるから…佳奈多さんといることで、得たものが一杯あるから。迷惑なんて思ってないよ。」

佳奈多「>>269」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/25(月) 20:32:53.35 ID:f7uqd/DnO<> ほんと? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/25(月) 21:52:58.83 ID:g82Yob0cO<> 理樹「もちろん。嘘なんてつかないさ。」

佳奈多「…じゃあ、証明して。」

理樹「証明?」

佳奈多「…私への気持ちを、証明して。」

理樹「…うん、良いよ。」

理樹(僕は佳奈多さんの顎に手を当てる。もちろん佳奈多さんは拒まない。だから…)

理樹「大好きだよ、佳奈多さん。」

理樹(佳奈多さんとキスをする。)

佳奈多「…んっ…ん……」

理樹「…わかってくれた?僕の気持ち。」

佳奈多「…>>271」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/26(火) 11:47:59.93 ID:SmpYAmEl0<> よくわからなかったからもう一度 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/26(火) 14:10:17.33 ID:UiJZIkDqO<> 理樹「…そっか。いいよ、伝わるまで、何度でもやるさ。」チュッ

佳奈多「んっ…んん…あっ…ん…直枝…まだ、足りないわ…」

理樹「…佳奈多さん…」チュッ

佳奈多「…んん…」





理樹(…その後、何回もキスしていたら…)

理樹「…あ、着いちゃったね…」

佳奈多「…あら…そうみたい。」

理樹「わかってくれた?僕の気持ち。」

佳奈多「ええ…良くわかったわ。」

理樹「…良かった…」 

佳奈多「…じゃあ、残念だけど、そろそろ帰りましょうか。遅くなっちゃうからね。」

理樹「うん、そうだね…」 



理樹(…学校まで帰ったあと…)

佳奈多「…それじゃあ、今日は楽しかったわ、ありがとう。」

理樹「うん、僕も楽しかったよ。…佳奈多さん。このあとは…だめ?」

佳奈多「>>273」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/26(火) 15:48:29.08 ID:4bgx212Eo<> だ〜めっ!! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/26(火) 19:13:25.39 ID:m4b3BBDvO<> 佳奈多「また目をつけられちゃうから。」

理樹「あ…そうだよね…」

佳奈多「…そんな残念そうな顔したって、ダメなものはダメよ。…そうね…直枝。」

理樹「え、な…んっ…」

理樹(佳奈多さんが僕にキスをしてくる。)

佳奈多「…今日はこれで我慢して。」

理樹「…佳奈多さん…」

佳奈多「…じゃあまた、明日学校でね。」

理樹「うん。また明日…」







翌日
理樹(今日は月曜日だ。今週末が文化祭だから、それに向けて頑張っていこう…)

理樹(そんな決意をしながら登校すると…>>275とであった。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/26(火) 23:57:55.05 ID:SmpYAmEl0<> 謙吾 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/27(水) 14:00:33.75 ID:jf/ljutGO<> 謙吾「おっ、理樹じゃないか!」

理樹「あ、謙吾。」

謙吾「文化祭まであと一週間、楽しみだな!理樹。」

理樹「うん、そうだね。」

謙吾「バンドはどんな調子だ?」

理樹「うん、まあ、なんとかなりそうかな。」

謙吾「そうか。まあ理樹と恭介ならそうだろうな。」

理樹「謙吾はなにかやるの?」

謙吾「俺たち剣道部は>>277」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/27(水) 22:27:13.68 ID:USGOM+Tx0<> オカマバーだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/27(水) 22:51:08.08 ID:SPFFyyv/O<> 理樹「……オカマ…」

謙吾「…俺はやりたくなかった…俺は止めた…だが部長の決定には逆らえん…くっ…」

理樹「…そっか…」

理樹(謙吾でオカマ…妙にはまってそうなのが、また…)

謙吾「理樹、知り合いには剣道部には来ないように言っておいてくれ…」

理樹「う、うん、言っとくよ…まあ、頑張ってね、謙吾…」

謙吾「…ああ…頑張って耐え忍ぶ…」




理樹(…次に話しかけてきたのは、>>279) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/28(木) 00:20:10.36 ID:oimuOIRZO<> 笹瀬川さん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/28(木) 12:39:03.79 ID:6TGW6zPkO<> 佐々美「ごきげんよう、直枝さん。」

理樹「あ、ささせがわさん。」

佐々美「笹瀬川…おっと、言えてましたわね。」

理樹「どうしたの?珍しいね、そっちからなんて。」

佐々美「いえ、先ほど宮沢さまと親密に話されていたので、何を話していたのかと。」

理樹「何って…文化祭のことだけど…」

佐々美「文化祭…もしや、宮沢さまも何かやりなさるの?」

理樹「うん…まあ…」

佐々美「それは何を?」

理樹「えっと…うん……喫茶店、かな…」

佐々美「喫茶店、ですか。なるほど、剣道部ですわね、わかりましたわ。…シフトなどは?」

理樹「それはわからないね。」

佐々美「わかりましたわ。それはこちらで入手致しましょう…そしてその時間はわたくしのシフトを外していただかなければ…」

理樹「…」

佐々美「…良くわかりましたわ、協力感謝しますわ、直枝さん。」

理樹「うん…気を付けてね、笹瀬川さん。」

佐々美「気を付ける?」

理樹「いや、文化祭で謙吾のとこ行くなら…」

佐々美「何を気を付けることがありますの?」

理樹「いや、詳細は言えないけど…ちょっと、謙吾がアレで…」

佐々美「アレ?…なんだか知りませんが、宮沢さまなら何でも受け入れますわ!」

理樹「そう、なら、止めないけど…」

佐々美「…では、直枝さん、またどこかで…」

理樹「うん、またね、笹瀬川さん。」

佐々美「さしせがわ…笹瀬川ですわ!」

理樹「僕はちゃんと言えたのに…」

佐々美「おだまりなさい!」



理樹(…そろそろ授業が始まるね…)


理樹「…」



理樹(…休み時間だ。)

理樹「…今日はなにしよう?」
何をする?
>>281 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/28(木) 17:57:54.96 ID:Lkgr6IIco<> 真人と過ごす <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/28(木) 20:49:02.48 ID:zTZn/VB0O<>
理樹「真人、少しいい?」

真人「おう、良いぜ!どうした、理樹。」

理樹「実は、今日もね、新しい筋肉理論を考えたのさ。」

真人「何ぃ…そんなにも筋肉理論を思い付くとは…まさか理樹、お前…筋肉か?」

理樹「うん、筋肉さ!」

真人「それで、どんな理論なんだ?」

理樹「それはね…筋肉ビッグバン理論さ。」

真人「なん…だと…どういうことだ?」

理樹「筋肉は無から有を産み出せるんだよ。」

真人「なん…だと…そんなことができるのか!?」

理樹「そうだね…筋肉があれば、物を圧縮したり、伸ばしたりできるよね。」

真人「ああ。」

理樹「それを応用すれば、あらゆる物の原子の組成を帰ることができるのさ。」

真人「何ぃ…そんなことが…」

理樹「そして、原子の組成を変え続ければ、無から有を産み出すことは可能…というわけさ。」

真人「うおおおお!すげぇ!それをやるためには、もっと鍛え上げなきゃな!」

理樹「うん、そうだね!」






理樹(…真人と遊んだ後…)

真人「…なあ、理樹。」

理樹「何?」

真人「これ、やるよ。」
>>283を手に入れた! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/28(木) 22:55:29.23 ID:+j1CiIXT0<> 焼肉食べ放題のお店の半額クーポン <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/29(金) 12:34:12.43 ID:7g1AAimmO<> 理樹「え、良いの?」

真人「ああ、肉くってタンパク質を補給して、さらに良い筋肉になってくれ!」

理樹「うん、頑張るよ!ありがとう!」





理樹(…その後、授業が終わり…)

理樹「よし、今日も文化祭が近いし、練習しよう…」




理樹(…練習場に行くと…>>285が先に来ていた。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/29(金) 13:00:24.83 ID:GiO5+4YcO<> 恭介 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/29(金) 13:50:04.66 ID:kyVvoBLoO<> 恭介「よう、理樹か。」

理樹「あ、恭介、練習で会うのは久しぶりだね。」

恭介「ああ、さすがに一週間前だからな、顔を出そうと思った。あっちの方も目処はついたしな。」

理樹「そっか、良かった!」

恭介「準備はできた。文化祭が終わったら本格的に動くから、準備しててくれ。」

理樹「うん。」

恭介「頼んだぞ。…さて、それじゃ、練習、やるか。」

理樹「そうだね。」



理樹(…次に来たのは…>>287) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/29(金) 15:16:37.76 ID:w9uuWwH2o<> あーちゃん先輩 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/29(金) 19:13:15.82 ID:n/k7aRBBO<> あーちゃん先輩「やっほー、やってる?」

理樹「あ、寮長さん。やってますよ。」

恭介「よう、お前か。」

あーちゃん先輩「あら恭介、久しぶりね。」

恭介「別に教室とかで会ってるだろう?」

あーちゃん先輩「あらそうだった、にゅふふ。でも練習は久しぶりでしょ?」

恭介「まあな。」

あーちゃん先輩「腕、鈍ってない?」

恭介「安心しろ、ちゃんと弾ける。」

あーちゃん先輩「そう、なら良いわ。じゃ、私も練習、始めましょうか。」



あーちゃん先輩「♪〜♪〜」

理樹「何か、いつもより声出てません?」

あーちゃん先輩「あらそう?恭介もそう思う?」

恭介「まあな、前よりも声も出てるし、良くなってるな。綺麗になってるぞ。声も。」

あーちゃん先輩「>>289」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/30(土) 06:06:38.81 ID:l04Xs/ow0<> それじゃ本番もこの調子で出来るようにがんばらないとねー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/30(土) 12:51:21.47 ID:vPeGPo8jO<> あーちゃん先輩「喉のケアとかにも一応気を使わないとねー。」

恭介「お前、ボーカルはバンドの要だからな。健康管理は頼むぞ。」

あーちゃん先輩「わかってるわよ。最後の文化祭、出しきりたいからね。学生最後の楽しみでしょ?」

恭介「学生最後じゃないさ、文化祭の後も俺が楽しませてやるからな。」

あーちゃん先輩「>>291」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/30(土) 17:00:08.96 ID:g7isq1eMo<> トゥンク <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/30(土) 19:05:10.40 ID:MBxaIAAlO<> あーちゃん先輩「恭介……うん、そうね、楽しみにしてるわ。」

恭介「ああ、任せろ。」

あーちゃん先輩「頼りになるわね、好きよ。にゅふふ。」

恭介「ははは、俺もさ。」

あーちゃん先輩「じゃあチューして。」

恭介「それはダメだ。」

あーちゃん先輩「ええー。」

恭介「そういうことはもっと積み上げていった上でやらなきゃな。」

あーちゃん先輩「キスくらい別に良いでしょ、そう思わない?直枝くん。」

理樹「えっ、いや…考え方は人次第かなって…」

あーちゃん先輩「直枝くんたちはもうしてるんでしょ?イロイロと。」

理樹「え、まあ…」

あーちゃん先輩「直枝くんたちはもう一歩先なんだから、私たちもキスくらい…」

恭介「理樹はキス魔だからな。キスまで行くのは一般よりも早いはずだ。」

あーちゃん先輩「一歩先に行ったのは?」

恭介「そりゃ、主人公だからだろうな。」

あーちゃん先輩「あー、そっか…なら早いよねぇ。」

理樹(今ので納得するんだ…)

恭介「まあそういうことで、理樹はそういう体験において手を出すのが早いんだ。俺たちは俺たちでゆっくり進めていけば良いだろう?」

あーちゃん先輩「ええー。でも、早くしてみたいわ。」

佳奈多「…何の話してるんですか?」

あーちゃん先輩「あ、かなちゃん来たんだ。いやね、ファーストキスとかについて話してたのよ。」

佳奈多「…はぁ。」

あーちゃん先輩「かなちゃん、ファーストキスってどうだった?初体験は、どうだった?」

佳奈多「>>293」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/30(土) 23:33:43.38 ID:ZpMprBXrO<> 記憶にございません <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/31(日) 14:13:15.41 ID:N8wYCnAQO<> あーちゃん先輩「そんなことはないでしょ。教えなさいよ、にゅふふ。」

佳奈多「…記憶にありません。」

あーちゃん先輩「言うつもりはないのね。…じゃあ、直枝くんに聞こ。どうだった?」

理樹「え、いや…」

佳奈多「…言ったら、許さないからね。」

理樹「はい…」

あーちゃん先輩「あらあら、そこまで秘密にしたいの?」

佳奈多「そんなこと他の人に言うことじゃありませんから。」

あーちゃん先輩「堅物なのは変わらないわねー。」

佳奈多「堅物とかじゃないです。…無駄話してないで、練習やりますよ。頑張らなきゃいけないでしょう?」

あーちゃん先輩「はいはい、そうね。しょうがないわね、やりましょうか…」





理樹(最後に来たのは…)

葉留佳「やはー、遅れてごめんですヨ!」

理樹「あ、葉留佳さん…」

佳奈多「…葉留佳…何してたの?」

葉留佳「ちょっと、みおちんといろいろありまして。」

佳奈多「…そう…色々、ね…まあいいわ、早く準備して、あなたも…」

葉留佳「あ、その前にお姉ちゃん。」

佳奈多「何?」

葉留佳「ハグしていい?」

佳奈多「なんで?」

葉留佳「えーっとね、やる気が出るから!」

佳奈多「>>295」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/31(日) 14:22:05.03 ID:UnKsGad2o<> 彼女の西園さんに頼みなさい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/31(日) 18:16:43.31 ID:S8DXyJdUO<> 葉留佳「今みおちんいないじゃん?だから代わりにお姉ちゃんで…」

佳奈多「だめよ。西園美魚を呼べば良いでしょう?」

葉留佳「今日もこれないってみおちん言ってましたヨ。だから。」

佳奈多「なら我慢しなさい。」

葉留佳「お姉ちゃんがダメなら理樹くんにしますヨ?」

佳奈多「…なんでそうなるの…」

葉留佳「一番二番がダメなら、三番の人にハグするってことですヨ。」

理樹(3番僕なんだ…)

葉留佳「さあ、お姉ちゃん、選択の時ですヨ!お姉ちゃんオア、理樹くん!」

佳奈多「>>297」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/31(日) 19:51:43.75 ID:QOKuyaRT0<> 直枝…私の為に犠牲になりなさい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/05/31(日) 21:48:38.60 ID:Sy7LLoYkO<> 理樹「えっ。」

葉留佳「じゃあ…理樹くんで我慢しますヨ、理樹くん、覚悟ー!」ギュッ!

理樹「わっ!」

葉留佳「ほうほう、これが普段お姉ちゃんが味わってる感触…」

理樹「わっ、ちょっと…」

葉留佳「いやー、理樹くんは理樹くんで悪くないですナ。」スリスリ

理樹「やめてよ、葉留佳さん…」

葉留佳「…あ、ちょっとお姉ちゃんの臭いがする気がする…」クンクン

あーちゃん先輩「…ねぇかなちゃん、あれ、良いの?」

佳奈多「自分の身を守るために仕方ないです…」

恭介「というか三枝はしばらく見ないうちに何があったんだ?前はあんなベタベタするような感じじゃなかった気がするんだが。」

佳奈多「土曜日くらいからなぜかあんな感じで…急に抱きつこうとして来たりとか…」

恭介「ほう。ついにあいつも姉妹愛に目覚めたか。その気持ちはわかるぞ。俺の場合は妹にだがな。」

あーちゃん先輩「ちょっと?どういうこと?」

恭介「大丈夫だ、今はそこまでじゃないからな。」

あーちゃん先輩「そう、ならいいけど。」

理樹「ちょっとみんな、見てないで助けてよ!」

佳奈多「…ごめんなさいね…」

あーちゃん先輩「別に良いんじゃない?ハグくらい。」

恭介「頑張れよ、理樹。」

理樹「ええええ…」




葉留佳「ふぃー、満足しましたヨ。」

理樹「…」

理樹(なにか、すっごく疲れた…)

葉留佳「さー、そいじゃ、練習練習!やりますヨ!」

恭介「…まあ、そうだな。」

あーちゃん先輩「今日は全員揃ったし、会わせてみない?みんなで。」

葉留佳「おお、良いですナ。」

佳奈多「…良いんじゃないですか。」

理樹「良いと思いますよ。」

あーちゃん先輩「じゃ、各々準備して。」



理樹(…というわけで、全員で合わせてみた。)

理樹「…どうだったかな…」

恭介「>>299」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/05/31(日) 22:20:01.12 ID:ZNdKV2WDO<> 70%の出来だな
まだまだ成長の余地がある <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/01(月) 16:14:17.69 ID:c9N/lT5nO<> 恭介「理樹、お前は普通に弾きすぎた。もっと気持ちを出して良いんだぞ。」

理樹「う、うん…」

恭介「二木、正確に弾こうとし過ぎなんじゃないか。遅れてるところがあったぞ。」

佳奈多「はい…」

恭介「三枝、自由にやり過ぎてリズムが乱れてたぞ。」

葉留佳「やはは、ごめんなさいですヨ…」

恭介「お前は音程はとれてるが表現力が足りてない。」

あーちゃん先輩「表現力、難しいこと言うわね…まあ、頑張るけど。」

恭介「そして俺自身も、所々楽しくなってきてミスしたところがあった…俺が気がついていただけでこれだから、他にも各々思うところがあるだろう。残りの一週間で、この30%を埋めなきゃならん。皆、それぞれの課題を意識して練習をしていかないと、間に合わない。これから一週間、気合い入れていくぞ。」

理樹「うん!…それじゃ、各々言われたこと、思ったことを意識して、もう一回やってみよう。」

佳奈多「ええ…」




理樹(その後、合わせる練習を何回もして…)

理樹「…そろそろ疲れてきたから、一端休憩にしよう!」 

恭介「よし、休憩か…しっかり休めよ。」

理樹「うん…」



葉留佳「ねぇお姉ちゃん。」

佳奈多「…何。」

葉留佳「休憩ですネ。」

佳奈多「ええ、だから?」

葉留佳「マッサージでもしてあげますヨ?」

佳奈多「>>301」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/01(月) 16:38:35.46 ID:QM1b7wF0O<> 直枝に頼むから結構よ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/01(月) 18:26:04.55 ID:qu/YkG2EO<> 佳奈多「よろしく。」

理樹「うん。いいよ。」モミモミ

佳奈多「…ん…」

葉留佳「…むむむ…」

葉留佳(羨ましい…)
 
理樹「どう?気持ちいい?」

佳奈多「んん…良いわ…」

葉留佳(…理樹くんのこと、邪魔したくなってきましたナ…何かいたずらを…そうですネ、>>303) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/01(月) 21:47:31.84 ID:RvnDW95I0<> 理樹くんにチュウしてみましょう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/02(火) 12:25:03.09 ID:wFU+rOFGO<> 葉留佳(…よーし、やってやりますヨ…お姉ちゃん共々、絶対びっくりしてマッサージどころじゃなくなりますネ!)

葉留佳「…理樹くん!」

理樹「え、なに…」

葉留佳(こっちを向いた、今ですヨ!)

理樹「!?!?んっ…」

佳奈多「!?」

葉留佳「やはは、唇、頂戴しましたヨ!…びっくりした?」

理樹「…うん、ビックリしすぎて、状況が飲み込めてないよ…」

葉留佳「お姉ちゃんは?びっくりした?」

佳奈多「…>>305」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/02(火) 14:09:44.55 ID:JlmkgWk4O<> ぶちギレ絶縁宣言 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/02(火) 19:14:11.18 ID:LXBnPe59O<> 佳奈多「びっくりした?じゃないわ!」

葉留佳「!?」

佳奈多「葉留佳、あなた、人の恋人に何をしてるの!」

葉留佳「…マジで怒ってます?」

佳奈多「怒ってるわよ!葉留佳!何でこんなことしたの!?」

葉留佳「…えーと…二人をビックリさせたくて…」

佳奈多「ビックリさせたくて、ですって?…そんなことの為だけに、私の目の前で、直枝にキスしたって言うの?」

葉留佳「はい…」

佳奈多「…ふざけないで…」

葉留佳「…」

佳奈多「ふざけないで!そんな軽い気持ちでやって良いことじゃないわ!あなたの行動で、どれだけ私が嫌な気持ちになるか、傷つくか、わからないの!?」

葉留佳「…ごめんなさい…」

佳奈多「この前からずっとそう…いつまであなたは私を困らせるの!?いつまで私に嫌な気持ちをさせるつもり!?せっかく戻った関係性を、また壊したいの!?」

葉留佳「…それは…」

佳奈多「そっちがそのつもりなら、こっちからそうしてやるわ!」

葉留佳「え…?」

佳奈多「葉留佳…もうあなたのことを、妹とは思わないから。」

葉留佳「そ、そんな…お姉ちゃん…」

佳奈多「…私はもう、あなたのお姉ちゃんじゃないわ…」

理樹(そう言うと、佳奈多さんは自分の鞄を取る。)

佳奈多「…練習する気分じゃなくなった。今日はもう帰るわ。」

葉留佳「ちょっと、待って…」

理樹(葉留佳さんは佳奈多さんを掴もうと手を伸ばしたけど…)
パンッ!
葉留佳「…!」

理樹(佳奈多さんはその手を払う。)

佳奈多「さようなら。…三枝さん。」

葉留佳「っ!」

理樹(佳奈多さんは部屋から出ていく。)

葉留佳「……」

理樹「…葉留佳さん…大丈夫?」

葉留佳「…」

理樹(葉留佳さんはあまりのことに放心しているようだ…この状況はよくない、二人がまた絶縁してしまうことは、三枝さんにも佳奈多さんにも良くないことだ。…なんとかしなきゃ。僕は、どうするべきか…とりあえず、今の状況を何とかしなきゃいけないから…やるべきことは…)
1 葉留佳を慰める
2 佳奈多を追う
>>307 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/02(火) 21:02:48.36 ID:/O12axI5O<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/03(水) 13:41:16.02 ID:gyB7+o9RO<> 理樹「恭介、葉留佳さんの方、見ててくれる?」

恭介「ああ。」

理樹「僕は佳奈多さんを追ってくるよ。ちょっと話してくる!」

恭介「ああ、言ってこい。」





理樹「はぁ…はぁ………佳奈多さん!」

佳奈多「…直枝……何しに来たの。」

理樹「何しに来たって…さっきの事だよ。」

佳奈多「…さっきの…ああ、あの事ね。なら大丈夫よ。…もう終わったんだから。縁を切ったことで。私とあの子はもう関わらない。それで…終わり。」

理樹「…本当にそれで良いの?」 

佳奈多「…構わないわ、昔に戻るだけだから…そう、昔に戻るだけ…そう、だから、もういいから……帰って。」

理樹「そうはいかないよ。」

佳奈多「どうして?」

理樹「このままだったら、佳奈多さんは絶対後悔するから。放ってはおけないよ。…佳奈多さん、今なら戻れるから、仲直りできるから、だから…戻ろう。」

佳奈多「…無理よ。もう、終わったの…」

理樹「そんなこと…」

佳奈多「無理よ!私はあの子に言っちゃいけない事を言った!またあの子を傷つけた!私はあの子と仲直りする資格なんてないわ!」

理樹「…」

佳奈多「だから…もう…無理なの…もう…帰って…」

理樹「>>309」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/03(水) 13:49:19.92 ID:Vt9t8L9AO<> 僕達を別れさせるために西園さんが
何か仕組んだのかもしれない
葉留佳さんと話してみよう? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/03(水) 20:52:42.50 ID:sCmEpcHfo<> 佳奈多「…そんなことある…?」

理樹「まあ、とにかくさ。一緒に話そう?」ガシッ

理樹(僕は佳奈多さんの手を掴み、連れていこうとする。)

佳奈多「ちょっと…離して…」

理樹「良いから、行こう…」





理樹「…連れてきたよ。」

佳奈多「…」

恭介「そうか。」

理樹「葉留佳さんは…大丈夫?」

恭介「大丈夫だ。…それじゃ、後はお前たちに任せたぞ。俺たちは出てるからな。」

理樹「うん、ありがとう…」


理樹「じゃ、というわけで…」

葉留佳「…あの、お姉ちゃん…」

佳奈多「…」

葉留佳「…その…あらためて、ごめんなさい…」

佳奈多「>>311」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/03(水) 22:30:42.02 ID:H4qYWC6qO<> 私達を別れされる為に
西園さんにそそのかされたの?
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/04(木) 13:41:59.36 ID:wWwCNJz/O<> 葉留佳「…えっとね、確かに私を後押ししたのはみおちんだけど、別れさせろとまでは言われてないし…」

理樹「…焚き付けられてはいたってこと?」

葉留佳「…それは…うん。」

理樹「葉留佳さん、そういえば来る前に西園さんと何かしてたって言ってたよね。何してたの?」

葉留佳「ちょっと会って話してた…」

理樹「具体的には?何か言われた?」

葉留佳「>>313って…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/04(木) 14:12:27.95 ID:DRKL9dSmO<> 姉妹愛は悪いことじゃない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/04(木) 18:28:55.28 ID:kUBp8D1CO<> 葉留佳「だからまぁ、そうなのかなってことで…積極的に…」

理樹「そう…佳奈多さん、葉留佳さんは西園さんにそそのかされただけなんじゃないかな。やっぱり。」

佳奈多「でもチューしたりとかは自分で考えたわけでしょう?」

葉留佳「それは…うん…」

佳奈多「…つまりこの子は自分の意思で行動をしてるのよ。」

理樹「いや、でもそれも西園さんによる誘導が影響してるわけで…」

佳奈多「理由はどうあれ、行動は変わらないわ…この子は私たちの関係を壊そうとした。」

葉留佳「…そう思ったのなら、ごめんなさいですヨ…でもそんな気はなくて、私は少し構ってほしかっただけで…理樹くんとお姉ちゃんっていう大好きな二人がどんどん遠くへいっちゃうような気がしたから、それが寂しくて………本当に、二人を別れさせようとか、そんな事は考えてなかった…」

佳奈多「…」

葉留佳「今まで通りでいいから、恋人じゃなくていいから…どうか、また、私と…」

佳奈多「>>315」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/04(木) 18:32:17.41 ID:Mrkx4ELbO<> 今回は許すけど
次は社会的に潰すから覚悟しなさい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/04(木) 20:32:54.43 ID:uNdX+52VO<> 葉留佳「…え、許してくれるの…?」

佳奈多「ええ…私も頭に血が登ってついあんなことをいっちゃって…ごめんなさい、葉留佳。こんな私を、許してくれる?」

葉留佳「…お姉ちゃん…うんっ!これで仲直りですネ!お姉ちゃんっ!」

理樹(葉留佳さんは佳奈多さんに抱きつこうとし…)

佳奈多「…もう…」

理樹(今回は佳奈多さんも応じる…よし、これで一件落着…)




佳奈多「…さて、じゃあ、直枝。」

理樹「何?」

佳奈多「…このあと、少し良い?」

理樹「良いけど、どうしたの?」

佳奈多「諸悪の根元、西園美魚に会いに行くわよ。」

理樹「諸悪って…」

葉留佳「あ、みおちんなら>>317にいるって。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/05(金) 02:52:59.40 ID:PnA0LbxYO<> 背後 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/05(金) 12:38:53.94 ID:1BSZZwi4O<> 理樹「えっ!?」

美魚「…どうも、諸悪の根元です。」

理樹「わっ…いつからいたの?」

美魚「三枝さんたちが抱擁しはじめた辺りからですよ。ついに成就したのかと思っていたのですが…どうやら違うようですね。」

佳奈多「そうよ。…あなた、葉留佳まで利用して何か企んでいたようね…」

美魚「人聞きの悪いですね。ただ三枝さんを後押ししただけです。お友達として。別にあなたたちの関係の破壊をするために利用したわけではないですよ。」

佳奈多「…あくまでそういうのね…とにかく、葉留佳にこれ以上変なことを吹き込むのはやめてくれる?」

美魚「変なことを吹き込んだつもりはありませんが。…まあ、善処しましょう。」

佳奈多「いつもあなたそうやって言葉を濁して…変える気ないでしょ?」

美魚「…ええ、そうですね。…あなたに言われて変えるなら、もう諦めてますよ、直枝さんの事は。」

佳奈多「…いい加減にしなさいよ?そろそろ諦めなさい……」

美魚「嫌です。」

理樹「えーっとさ、二人とも…落ち着こう?ここは一旦抑えて…」

佳奈多「…そもそも直枝がフラフラしてるのがこれの原因じゃない。」

理樹「えっ?」

美魚「そうですね。はっきり迷惑とか嫌いとでも言われれば諦めのつくものを、直枝さんは今まで通り接してくださりますから、チャンスを感じるわけです。」

理樹「え、ええ!?」

佳奈多「そう、なら直枝、はっきり言ってあげて。西園美魚に。」

美魚「…直枝さんはそんなこと言いませんよ。そうですよね、直枝さん。私は迷惑ではありませんよね。」

理樹「え、ええー…」

理樹(ど、どうしようか…)
1迷惑だと言う
2黙る
3この場から逃げ出す
>>319 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/05(金) 12:40:58.30 ID:LT41zA6E0<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/05(金) 19:13:02.07 ID:gCJS900fO<> 理樹「……ごめん!」ダッ!

佳奈多「…!ちょっと…」

美魚「…答えに窮して逃げ出したようですね。」

葉留佳「おっかける?お姉ちゃん。」

佳奈多「ええ。…答えは聞かせてもらわなきゃ…」





理樹「はぁ…はぁ…」

理樹(……筋としては、西園さんに迷惑だと言うのが正しいだろう。…でも僕はそうは言えなかった。佳奈多さんはもちろん大切だけど、西園さんも大事な友達だ。友達に迷惑だなんて中々言えなかった。僕は決断できなかった。)

理樹(僕としては佳奈多さんと西園さんも出来れば仲良くしてほしい。本来は恋人の佳奈多さんの肩を持つべきなんだろうけど、でも、そうすると西園さんと佳奈多さんの関係、そして僕と西園さんの関係は崩れてしまう。恋と友情。どっちも取ろうとするのは贅沢なのかもしれない。…頑張りたいけど、そのためのいい考えが浮かばなかった。だから僕は逃げ出した。)

理樹(………きっと佳奈多さんは怒っているだろう……いい考えが浮かぶまではなんとか待避しないと…)

理樹「はぁ…はぁ…」

理樹(…よし、>>321のところにかくまってもらおう。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/05(金) 23:53:23.16 ID:3Q2CmKiVO<> 謙吾 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/06(土) 11:55:20.04 ID:9cvlERSAO<>

理樹「…はぁ…はぁ…」

理樹(なんとかここまでこれた…ここならしばらく安全だろう…)
トントン
理樹「謙吾、いる?」

謙吾「いるぞ、理樹。どうしたんだ?」

理樹「謙吾、しばらく匿って!」

謙吾「匿う?一体何があったんだ?」

理樹「話はあとでするから、とりあえず入れて!」

謙吾「別に構わないが…」

理樹「ありがとう!」




理樹「…ふぅ…」

謙吾「さて、それで、どうしたんだ?」

理樹「実は…かくかくしかじかで…」

謙吾「なるほど。そういうわけか…逃げるとは、今のお前らしくもないな。」

理樹「だって上手い方法が思い付かなくて…どうすれば二人仲良くなったまま解決できるのか…」

謙吾「…俺もそんな状況は経験したことはないから、良くわからないな。」

理樹「だよね…うーん…どうしようかなぁ…」
トントン
謙吾「むっ…誰か来たな…理樹、ちょっと隠れていろ…」

理樹「あ、うん…」



謙吾「…誰だ?」

謙吾(来たのは…>>323) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/06(土) 12:25:58.14 ID:1o0G2pHOO<> 神北 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/06(土) 13:50:32.44 ID:xWxr4cujO<> 小毬「私だよ〜。」

謙吾「…なんだ、神北か…驚かせるな…」

小毬「ほえ?」

謙吾「おっと、気にしないでくれ…で、どうかしたのか?」

小毬「えっとね〜、これを、さーちゃんが謙吾くんに渡してきてくれって言ってたから来たんだよ〜。」

謙吾「…笹瀬川か…」

小毬「うん、今回は何が書いてあるんだろうね〜?」

理樹(二人の会話が聞こえてくる。…謙吾がたまに持ってるラブレターってこうやって手に入れてたんだ…まあいいや、小毬さんなら特にかくれる必要も…)

謙吾「……さあな…で、用件はこれだけか?」

小毬「あ、えっとね、謙吾くんは理樹くんがどこにいるか知らない?」

理樹(!?)

謙吾「…理樹が?どうかしたのか?」

小毬「えっとね、さっきメールではるちゃんとかなちゃんが理樹くんを探してるって言ってたから、どうしたんだろうね〜?」

謙吾「…そうか…」

小毬「?どうしたの?」

謙吾「いや…俺は知らんな。理樹はここには来ていない。」

小毬「そっか〜。見かけたらかなちゃんたちに伝えてあげてね〜。」

謙吾「あ、ああ…」

小毬「それじゃ、またね〜。」



謙吾「…よし、理樹。出てきて良いぞ。」

理樹「うん…」

謙吾「…面倒なことになったな、向こうは回りの人間にも声をかけているようだ。リトルバスターズメンバーはここにいれてはいけないことになる。」

理樹「そうだね…」

謙吾「誰が来ようが油断せずに隠れていろよ、理樹。」

理樹「うん…」




理樹(…次にここに来たのは…>>325) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/07(日) 05:01:23.85 ID:sLfm7FtuO<> ストレルカ&ヴェルカ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/07(日) 12:20:56.61 ID:FpyPTWB9O<> 謙吾「…なにか物音がするな…少し見てくる。」

理樹「うん…。」

謙吾(扉を開けると…)

ヴェルカ「アン!アン!」

ストレルカ「ワン!ワン!」

謙吾「これは…い、犬?」

理樹(犬…ってことは…)

理樹「ヴェルカとストレルカ…かな。ほら、クドが飼ってる…」

謙吾「…能美の…まさか、二木がたまに連れてるあの犬か…?」

理樹「うん、そうだね。」

謙吾「…だとしたら相当まずいんじゃないか…?」

理樹「…うん、そうだね…」

理樹(ここに二匹が来てるってことは…佳奈多さんが犬を使って捜索した可能性がすごく高い…)

ヴェルカ「アン!アン!」

ストレルカ「ワン!ワン!」

理樹「…どうしよう謙吾…」

謙吾「お前は隠れていろ…俺で何とかしよう。」

理樹「え、大丈夫?」

謙吾「任せろ、理樹。」

理樹「…ありがとう、謙吾。頑張って。」




謙吾(…少しすると、予想通り、犬の鳴き声を聞いた二木がここにやって来る。)

佳奈多「…ここね…ここはたしか…宮沢の部屋だったかしら…宮沢、出なさい。いるんでしょ?」

謙吾「……なんだ。どうした、二木。」

佳奈多「単刀直入に聞くわ。直枝がここにいるでしょう?」

謙吾「知らんぞ、来ていない。何を根拠にそんなことをいってるんだ?」

佳奈多「この子達に臭いをたどらせたのよ。」

ヴェルカ「アン!」

ストレルカ「ワン!」

佳奈多「…この子達の鼻は誤魔化せないわよ。宮沢。おとなしく直枝を出しなさい。」

謙吾「だから理樹は来ていないぞ。二木。」

佳奈多「…じゃあ、どうしてここから直枝の臭いがすることを説明できるの?」

謙吾「それは…おそらく俺が所持している理樹の下着の臭いだな。」

佳奈多「………は?」

謙吾「…今まで誰にもいっていないが、実は俺はつい最近理樹の汗や体臭が染み込んだ下着のシャツを入手し、保管をしていたんだ…ちょうど今からそれを堪能しようとしていたところで…」

佳奈多「……」

謙吾「…まあそういうことで、理樹の臭いが俺の部屋からするわけだ。理樹はここにはいない。」

佳奈多「>>327」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/07(日) 13:06:14.87 ID:exHHEZ3Q0<> 変態!変態!変態! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/07(日) 18:15:35.86 ID:ur8MQh7UO<> 佳奈多「それこそ風紀を乱すことだから捜査する必要があるわ!」

謙吾「ま、まて、人の趣味嗜好を風紀を乱すなどと言うのは…」

佳奈多「良いから、通しなさい!即刻回収よ、そんなものは!」

謙吾「待て…それは俺の大切な物なんだ…」

佳奈多「知らないわそんなこと!」

謙吾「くっ…どうしても通ると言うのなら…俺を倒してからいくんだな!!」

佳奈多「なっ…」

謙吾「さあ二木、剣なら貸してやる…俺と勝負だ!!」

佳奈多「…嫌よ。剣道部って言ってももう
幽霊部員だし…」

謙吾「ならバトルでも良いぞ。…ともかく、俺が倒れるまで、ここは通さん!」

佳奈多「…」
どうする?
1仕方ないから戦う
2そんな時間はないからやめておく。
3自由安価
>>329 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/07(日) 18:24:55.99 ID:HA291xeGo<> 本当は直枝がいるんじゃないの? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/07(日) 21:10:27.88 ID:qeMDX5JWO<> 佳奈多「…やっぱり、ほんとは直枝がいるんじゃないの?」

謙吾「なっ……」

佳奈多「…さっきから必死なのが怪しいわ…頑なに部屋にいれようとしないし、すぐに力に訴えようとした。それに、下着所持なんて変態的なことを私にさらりと言ったのも不自然よね。…下着なんてのは嘘で、本当に隠したい何かがその部屋にある…そうじゃない?」

謙吾「…ちがう…」

佳奈多「…それに良く見たら、宮沢が履いてるもの以外にもう一個履き物があるじゃない。中に誰かいるんでしょう?」

謙吾「それは…真人だ。」

佳奈多「本当に?なら井ノ原も出てきなさい。別に隠れなくてもいいじゃない。」

謙吾「…ちょっと今真人は出てこれない…」

佳奈多「どうして?」

謙吾「…それは…とてつもなく腹を壊したからだ。」

佳奈多「なら声で良いから聞かせなさい、トイレにノックして。」

謙吾「…」

佳奈多「…出来ないの?」

謙吾「…くっ…」

佳奈多「…やっぱり、ここに直枝が隠れてるのね…さっさと通しなさい、宮沢、すぐ退くなら、あなたにはなにもしないから。」

謙吾「>>331」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/07(日) 23:44:18.32 ID:ZZ9/xpuxO<> お前には失望したぞ二木 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/08(月) 14:46:11.78 ID:bp1bYBtUO<> 佳奈多「…何ですって?」

謙吾(もはや理樹がここにいることが露見している以上は…説得あるのみだ!)

謙吾「…相変わらずなお前に失望した。理樹と接して変わったと思ってたんだがな…」

佳奈多「…それがなんなの?」

謙吾「…二木、理樹の事で必死になるのはわかるが…お前は理樹を信用できないか?」

佳奈多「…信用?してるわよ。直枝の事は。」

謙吾「ならばなぜそこまで理樹を追いかける?縛り付けようとする?それはお前が理樹を信用してないことのあらわれじゃないか?」

佳奈多「…」

謙吾「詳しくは知らんが、理樹、二木、西園の三人の間に何かあったそうじゃないか。理樹は逃げ出した。その場でよい解決が思い付かなかったからだ。だが今は必死に考えている。…だから二木、理樹を信じてるなら、理樹がちゃんと答えをだせるまで、待ってやってくれないか。」

佳奈多「>>333」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/08(月) 20:30:09.05 ID:9pNSbdRAO<> 今回は引き下がる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/08(月) 21:41:17.45 ID:hPekZclLO<> 謙吾「そうか…ありがとう。」

佳奈多「…早く答えを出すように言いなさいよ。」

謙吾「ああ…」



謙吾「…というわけで、待ってくれることになった。」

理樹「ありがとう!謙吾!」

謙吾「とはいえあんまり長いとまた怒る可能性があるからな、お前も出来るだけ早く考えをまとめろよ。理樹。」

理樹「うん…実は、隠れてる間に一個思い付いたんだ。」

謙吾「ほう?どうするんだ?」

理樹「>>335ってどうかな。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/09(火) 01:07:41.79 ID:a9J/Qd4H0<> 僕を優勝賞品にしてバトルトーナメントを開く <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/09(火) 13:05:38.06 ID:Ei6ICkfzO<> 謙吾「…理樹、それで良いのか…?二木でも西園でもないやつが出てくる可能性があるぞ。」

理樹「あ、そっか…」

謙吾「まあそれだと俺にもチャンスがあるから、別に構わんがな。」

理樹「えっ…謙吾もそういう…」

謙吾「別にそっち系じゃないが、理樹ならありだ。」

理樹「えええ…」

謙吾「ふっ、冗談だとも、半分な。」

理樹「半分…」

謙吾「別に俺の趣味はどうでもいい。…ともかく、その案は余計に事態を混乱させるな。」

理樹「うーん、だめかなぁ…じゃあ…佳奈多さんと西園さんの二人で…それだと余計に仲悪くなっちゃうか…」

謙吾「だろうな。」

理樹「…どうしたらいいのかなぁ…佳奈多さんも西園さんも、どうやったら仲良くしてくれるのか…」

謙吾「…お前を西園が盗ろうとしているから二木は西園を警戒し、嫌う。西園も二木の事を恋敵として対立してるわけだからな。なかなか難しいだろう。」

理樹「だよね…西園さんが僕の事を諦めてくれれば、佳奈多さんと西園さんが対立する理由がなくなるわけだけど…」

謙吾「…ならば、いっそ西園の事ははっきりフッた方がいいんじゃないか?」

理樹「えっ?」

謙吾「西園が執着するのも、はっきり断られてないからなんじゃないか。」

理樹「>>337」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/09(火) 13:53:54.19 ID:sw/XwLS2o<> わかったよ
西園さんをふってくるよ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/09(火) 15:45:39.99 ID:YkR4gqyWO<>


理樹(…というわけで…。)

理樹「…西園さん!」

美魚「…おや、直枝さん。ちゃんと考えはまとまったんですか。」

理樹「うん、色々考えて…これからのために、やっぱりちゃんと言わなきゃダメだなって思って……」

美魚「…なるほど。…それで、その言わなければいけないこととは?」

理樹「西園さん………ごめん。」

美魚「…」

理樹「僕は佳奈多さんが好きだから、西園さんの気持ちに答えることは出来ないよ。だから…ごめん…これからも友達のままで…いてくれないかな。」

美魚「……>>339」
1仕方ありませんね。
2嫌です。
3自由安価
>>339 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/09(火) 18:17:06.48 ID:Rozj68A8O<> 3
それは本当に直枝さんの考えですか?
誰かからそうしろと言われたのではありませんか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/09(火) 19:52:39.59 ID:SofvR59NO<> 理樹「えっ…それは…」

理樹(す、鋭い!)

美魚「…その反応と言うことは、誰かに言われたんですね。」

理樹「…なんでわかったの?」

美魚「わかりますよ。ずっと直枝さんの事を見てましたから。」

理樹「……西園さん…」

美魚「本心でフラれないかぎり私はおれません。諦めませんよ。」

理樹「…本心で…」

美魚「人の心を動かすには、心のこもった言葉でなくては。…本心を聞かせてください。」

理樹「…本心…僕の本心としては、三人全員仲良く入れたら言いなって思ってるよ…」

美魚「>>341」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/10(水) 09:05:40.88 ID:9xPbTV3fO<> 強欲ですね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/10(水) 13:41:42.34 ID:I+LRwiSkO<> 理樹「やっぱりそうなのかな…」

美魚「はい、仲良くするなんて、今さら困難でしょう。佳奈多さんは私を嫌っていますし。」

理樹「だとしても、僕はそれを実現させたいから…西園さんと同じで、僕も諦めないから。」

美魚「…そうですか…頑張ってください。…無駄でしょうが。では、また。」
 



理樹(西園さんと別れて…)

理樹「…よし、じゃあ今度は佳奈多さんと話してこよう…」




佳奈多「…ようやく答えが出たみたいね。直枝。」

理樹「うん、僕は…3人みんな、仲良くなってほしいって思ったよ。」

佳奈多「>>343」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/10(水) 15:54:34.81 ID:fYdj13J9O<> あの泥棒猫と仲良くするのは無理ね

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1570961885/974
で言ったこと忘れてないわよね? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/10(水) 18:40:10.23 ID:SZ8tKBGFO<> 理樹「…うん、それはもう、わかってるよ…あんなこと言われたら忘れられないよて」

佳奈多「…なら、選択肢は一つじゃないかしら?…私と西園美魚が仲良くするのは無理、そして、直枝が私を捨てたらその時は、私も貴方も一緒に……それくらい私はあなたのことを想ってるんだから。…直枝は私の事を想ってくれてる?」

理樹「もちろんさ。」

佳奈多「…じゃあ、西園美魚とは手を切って、私たちが幸せになるためには、それしかないから。」

理樹「そんなことはないよ…僕は友達との関係も諦めたくない。」

佳奈多「……あなたは私だけじゃ不満なの?私じゃ、不満?」

理樹「…そういう訳じゃないよ。」

佳奈多「なら、どうして?どうしてそこまで西園美魚にこだわるの?」

理樹「…西園さんもリトルバスターズの仲間だからね。佳奈多さんはもちろん大切な恋人だけどね。」

佳奈多「……」

理樹「…そういうわけだから、僕は二人が仲直りするまで、諦めないから。」

佳奈多「……どうせ無駄になるだけ…といっても止めないでしょうね、あなたは。…勝手にしなさい。……じゃ、今日はもう帰るから……最後に、直枝。」

理樹「…何?」

佳奈多「…私は直枝だけいればいいと思ってるから。…他を失ってもいいくらい、それだけあなたを愛してるから。…それを忘れないでね。…それじゃ。」

理樹「…うん。」




理樹(…さて、というわけで…)

理樹「二人の仲を取り持つのは中々難しそうだけど…やるしかない…」

理樹(…考え込んでいると…>>345と遭遇した。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/10(水) 18:42:00.61 ID:QPreFQH5o<> あーちゃん先輩 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/10(水) 20:31:11.81 ID:eSedueqsO<> あーちゃん先輩「あ、直枝くん、いたいた!」

理樹「あ、寮長さん…どうしたんですか?」

あーちゃん先輩「どうしたんですかーじゃないわよ。別室に移れって言われてから待っても待っても呼ばれないし、それで練習場を見に行ったら誰もいないしで…探したのよ?」

理樹「あー、そうでしたね。すみません…ちょっと、佳奈多さんと葉留佳さんの喧嘩から…色々ありまして忘れてました…」

あーちゃん先輩「色々?何よ、今度はあなたとかなちゃんで何かあったのかしら?」

理樹「いや、西園さんが着まして…佳奈多さんといざこざがあって…」

あーちゃん先輩「あー…あの二人ねぇ…」

理樹「板挟みと言うか…間にたたなきゃいけない僕は大変ですよ…仲良くしてほしいんですけど…」

あーちゃん先輩「あの二人は難しいわよねぇ。かなちゃんも西園さんもわかり会う気が無さそうだし。」

理樹「そうなんですよ…どうすればいいと思います?」

あーちゃん先輩「>>347とか?にゅふふ。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/11(木) 09:30:57.74 ID:CNBy4Jo2O<> 飲み会 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/11(木) 14:31:11.49 ID:uR4DPpjFO<> 理樹「いやいやいや!僕たち未成年ですよ!」

あーちゃん先輩「わかってるわよ、飲み会っていっても、ほら、お食事会みたいな感じよ。」

理樹「お食事会…」

あーちゃん先輩「他のみんなも呼んでおけば気まずさも少ないだろうし、良いんじゃない?…あ、でも直枝くんがいっちゃダメよ、絶対ギスギスするから。」

理樹「なるほど…じゃあ、葉留佳さんとかに頼んで、やってもらってみようかな…ありがとうございます、寮長さん。」

あーちゃん先輩「にゅふふ。どういたしまして。お役に立てたなら良かったわ。…それで、直枝くん。今日の練習はもう終わりって事でいい?」

理樹「あ、はい、すみません…」

あーちゃん先輩「良いわよ、そっちも大変みたいだからねー。…それじゃ、またね。」

理樹「あ、はい…」



理樹(…部屋に戻る前に、葉留佳さんにおねがいをしておく。)

理樹「…というわけだかさ、葉留佳さん、お願いできないかな。」

葉留佳「>>349」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/11(木) 21:27:28.64 ID:33B2yKLgO<> 美魚ちんは私の彼女なんだけど
忘れてないデスよね? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/12(金) 13:02:46.44 ID:GuTO1eicO<> 理樹「えっ、葉留佳さんは佳奈多さんのことが好きって事じゃなかった?」

葉留佳「いやいやー、何言ってんですカ。もちろんお姉ちゃんは好きですけど、それとこれは別枠ですヨ。」

理樹「あと西園さんも百合とかそんな風に思えなかったんだけど…」

葉留佳「気のせいですヨ。」

理樹「ええー…本当?」

葉留佳「ほんとほんと!」

理樹「…疑わしい気がするんだけど…西園さんはまだ僕の事諦めてないって言ってたし…」

葉留佳「いやいやそれはなんていうか…あれですヨ、元カレへの未練みたいなヤツですヨ。」

理樹「いやいやいや、元カレじゃないし…それにさ、もし本当にそうならさ、二股かけようとしてる西園さんを止めてやろうとか思わない?…それに、葉留佳さんも西園さんも言ってるだけで、実際そんな感じの事をしてるのは見ないしさ…」

葉留佳「それは……」

理樹「…ねぇ葉留佳さん、あのときいってたことって…嘘なんじゃない?」

葉留佳「…」

葉留佳(>>228でのドッキリがバレかけてる……どうしましょうか…)
1バラす
2ごまかす
>>351 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/12(金) 13:19:41.12 ID:q8cQkt1xO<> バラス <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/12(金) 18:29:28.15 ID:sC+28pboO<> 葉留佳「やははー、バレた?」

理樹「…やっぱり嘘だったんだ…なんで嘘を?」

葉留佳「ビックリするかなって。」

理樹「またそんな理由で、混乱させるだけのことをして…」

葉留佳「理樹くん、めんご!」

理樹「…まあいいけどさ…葉留佳さん、次からはそういうことはやらないでね?」

葉留佳「はいはーい!わかりましたヨ!」

理樹「…で、改めて聞くけど、やってくれる?」

葉留佳「>>353」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/12(金) 21:10:00.47 ID:ZD6drpfV0<> しょうがないやりますよー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/13(土) 12:20:33.99 ID:Nz1GfpUDo<> 葉留佳「騙してたお詫びもしなきゃだめですしネ…女の子メンバーは全員呼ぶ感じ?」

理樹「まあ、できればそうだね。」

葉留佳「わかりましたヨ。じゃ、今日にでもさっそくやりますかネ。」

理樹「え、そんな急に大丈夫?」

葉留佳「だいじょぶだいじょぶ!前のパジャマパーティーでも突然誘ってもみんな来たんだから!」

理樹「あ、確かに…」

葉留佳「よーし、それじゃ、はるちんに任せて!」


葉留佳(というわけで…)

葉留佳「第二回、リトルバスターズ女子会〜!」

小毬「ぱちぱちぱち〜!」

クド「わふー!」

鈴「…」パチパチ

来ヶ谷「第二回なのか。」

葉留佳「前のパジャマパーティーが第一回ですヨ。」

来ヶ谷「あの時は理樹くんもいたが…まあ、実質女子だから別に構わんか…」

美魚「一名リトルバスターズではない人がいるのは大丈夫なんですか。」

佳奈多「…なら、帰るけど。」

葉留佳「まーまーまー!細かいことは気にしちゃダメですヨ!お姉ちゃんもすぐ帰るとか言わないでくださいヨ!」

佳奈多「…葉留佳、西園美魚もいるならいるって言いなさい。言われたら最初から来なかったのに…」

葉留佳「忘れてた!ごめんなさいですヨ!ま、でも来ちゃった以上は楽しんでくださいヨ!みおちんもね!」

佳奈多「…」

美魚「…」

葉留佳「…はい、というわけで、始めますヨ。まずは皆さん、ご注目!」

来ヶ谷「ほう、これは…調理器具だな。」

葉留佳「というわけで、みんな、食事会のために、これからごはんを作りますヨ!」

鈴「はるかが準備するんじゃないのか。」

葉留佳「うっ…だってだって〜今日突発的にやるのに〜はるちんが7人分も準備できるわけないじゃないですカー。」

佳奈多「…そんな突発的にやるからじゃない…」

葉留佳「まあまあ、クッキング、楽しいでしょうし、良いじゃないですカ!ネ?」

小毬「うんうん、良いね〜!」

来ヶ谷「まあ、良いだろう…」

葉留佳「よーし!それじゃ、手分けしてサクサクやっていきましょう!」



佳奈多「…」

美魚「…」

クド「わふー!レッツ、クッキング!佳奈多さん、西園さん、よろしくお願いします!」

佳奈多「…ええ。よろしくね、クドリャフカ。」

美魚「はい能美さん、よろしくお願いします。」

佳奈多(…まさか西園美魚と同じ分担になるなんて…)

クド「…わふ?二人とも目を会わせようとしないのは何でです?」

佳奈多「いえ、なんでもないわクドリャフカ、さっそくやりましょう?」

美魚「なんでもないですよ、能美さん。担当を確認しましょうか。」

クド「?はい…えーと、私たちの作るのは…>>355」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/13(土) 12:50:01.75 ID:wuqoCIeoo<> カレー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/13(土) 19:09:14.60 ID:w/1PoPIKO<> 美魚「じゃあとりあえず野菜を切る感じですかね。」

クド「そうですね。では二人でお願いします。私はご飯の支度をして来ますね!」

佳奈多「え、ちょっと…ご飯なら私が…」

クド「いや、私がやります、お米とかを研ぐのって大変ですから、私がやりますよ!」

佳奈多「…いや、でも…」

クド「大丈夫ですから、それじゃ、お二人、お願いしますね!終わったら戻ってくるので!」

佳奈多「…」

美魚「…」


佳奈多「…」トントン

美魚「…」トントン



クド「…わふー、戻ってきました、お二人とも、どうです?」

佳奈多「…あら、戻ったのね、今から煮るくらいだけよ」

美魚「…おや、戻りましたか能美さん、今から煮るところですよ。」

クド「…あれ、なんで二つの鍋で別々にやってるんですか?」

佳奈多「…別に特に理由はないわ。」

美魚「やりやすいようにやったらこうなりました。」

クド「…お二人、やっぱり何か…ずっと静かでしたし…何か喧嘩したのなら、仲良くした方が…」

佳奈多「>>357」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/13(土) 19:20:33.30 ID:HpakwXgdO<> 私の彼氏を奪おうとしている泥棒猫と仲良くしろと? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/13(土) 20:51:17.09 ID:K7NQ3GADO<> クド「えっ?リキをですか?」

佳奈多「そうよ、彼女は直枝を盗ろうとしてるのよ!」

美魚「人聞きの悪いですね。好きな人に恋することの何がいけないんですか。」

佳奈多「いけないわよ!この泥棒猫!」

クド「わふー!佳奈多さん、落ち着いてください!西園さんも、盗ろうとするなんてだめですよ!」

美魚「では聞きますが、能美さんは納得してるんですか?佳奈多さんと直枝さんが付き合ってることに。自分の方がふさわしいと思ったことはありませんか?」

クド「それは…そんなこと無いですよ。佳奈多さんは素敵な人ですから。私よりもふさわしいと思ってますよ。西園さんがそう思ってるんだとしたら、佳奈多さんのことを誤解してるだけだと思います。」

佳奈多「クドリャフカ…」

クド「だから、盗るなんて、やめましょう?」

美魚「>>359」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/13(土) 23:32:35.54 ID:nC/dPMsz0<> 誤解なんてしていませんよ、私も佳奈多さんは素敵な人だと思います。でも自分よりもふさわしいなんて卑下することは出来ません。直枝さんにふさわしいのは私自身だと確信しています。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/14(日) 15:04:06.97 ID:bJPoafqdO<> 美魚「だから諦めないのですよ。」

クド「西園さん…でも、だからって…」

美魚「…能美さん。私はなにを言われようがやめるつもりはありませんし、佳奈多さんとも馴れ合うつもりはありませんよ。」

クド「西園さん…」

佳奈多「クドリャフカ、わかったでしょう?もう無理なのよ、私たちは。」

クド「佳奈多さん…そんな無理だなんて…」

美魚「安心してください。能美さんまで嫌うことはしませんから。」

佳奈多「そうよ、あなたには何にもないんだから、気にしないで。」

クド「そんな…わふぅ…」

佳奈多「…さ、それじゃあ、続きやるわよ、料理の。」



佳奈多(…しばらく後…)

佳奈多「…はい、完成ね。」

美魚「出来ました。」

葉留佳「お、出来ました?…おやおや?どうして別々で作ってるんですカ?」

佳奈多「…別に良いじゃない。」

美魚「食材は同じですから、味もほぼ同じです。問題はないでしょう。」

葉留佳「ほうほう…」

葉留佳(…狙い通りにいってないようですナ…)

クド「わふぅ…ごめんなさい…私は止めたんですが…」

葉留佳「いやいや、クー公は悪くないですヨ…」

葉留佳(思った以上に根が深そうですなぁ…ま、気を取り直して、次いきましょう…)



葉留佳「…カレー、豚カツ、サラダ…よーし、完成ですね!」

鈴「カツカレーか。」

小毬「美味しそうだね〜!」

葉留佳「はいじゃあ、食べましょういただきます!」





佳奈多「…なんであなたと向い合わせなの…」

美魚「…なぜか席が決められていたので、仕方ないでしょう…」

佳奈多(…はぁ、他の人と話すしかないわね…隣は…>>361)  <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/14(日) 15:35:33.71 ID:8gttp0jSO<> 姉御 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/14(日) 19:15:59.45 ID:N93UfqueO<> 来ヶ谷「やあ、君が隣か。」

佳奈多「……来ヶ谷さん…」

来ヶ谷「…なんだね、その面倒くさいというような顔は。」

佳奈多「実際あなたは色々引っ掻き回しに来ますからね。」

来ヶ谷「ははは、私は楽しみたいだけだよ。今は君で楽しませてもらうことにするかな。」

佳奈多「…やめてください。」

来ヶ谷「まあそういうな、佳奈多君も話し相手を探していただろう。ちょうどいいじゃないか。」

佳奈多「…別にそんな…」

来ヶ谷「それに、何か悩みとかあるんじゃないか?理樹くんとの性活のマンネリとか、欲求不満とかな。」

佳奈多「ないです!」

来ヶ谷「無いのか。毎日してるとすればそろそろそういう時期かと思ってたがな。」

佳奈多「違います!セクハラはやめてください!」 

来ヶ谷「あいにく女の子へのセクハラは半ば趣味だからな。やめられそうもない。クドリャフカ君や小毬くんが一番良いが、君も十分対象だからな。」

佳奈多「…やめてください…私には恋人がいるんで。」

来ヶ谷「はは、そうだな。君に手を出したら理樹少年が黙っていないか。…では、対象をあちらに写すとするかな。」

佳奈多「…あちら?」

来ヶ谷「西園女史は何か悩みがあるかな?なんでも受け止めるぞ。」

美魚「>>363」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/15(月) 17:25:27.19 ID:RxISKzZy0<> ではセクハラのコツを伝授してください <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/15(月) 18:43:23.37 ID:WTECe34rO<> 来ヶ谷「ほう、君がそんなことを聞きたいとは意外だな。まあ、構わんがね。教えてやろう。」

佳奈多「…そんなこと教わって、なにするつもり?また何か変なことをするのかしら?」

美魚「別に私が何をどうしようが勝手でしょう?」

佳奈多「勝手だけどね、何かされると迷惑なのよ。」

美魚「ならば私の望むところですね。」

来ヶ谷「おや、私が見ない間に更にギスギスしてるな、理樹くんがらみで何かあったのかな?」

佳奈多「ありましたよ。泥棒猫さんと色々とね。」

来ヶ谷「ほう、泥棒猫…」

美魚「まだ盗ったわけではないのに泥棒猫はおかしいと思いませんか。」

佳奈多「盗ろうとした時点で罪なのよ。」

来ヶ谷「まぁ、落ち着きたまえ、二人とも。今この場で争ったとて理樹くんは手に入らんぞ。無駄な争いは体力を減らすだけだぞ。」

佳奈多「>>365」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/15(月) 20:11:27.93 ID:G4SKKQjqO<> それもそうね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/15(月) 20:52:02.65 ID:L/oc3147o<> 佳奈多「…もう、あんまり関わらないことにするわ…」

美魚「それがお互いのためですね。」

来ヶ谷「…まあ、それがいいだろう。お互いの精神衛生的にな。…よし、じゃあ、あらためて、セクハラを教えてやろう。」

美魚「はい、よろしくお願いします…」

 
佳奈多「…」

美魚「…」

葉留佳「…姉御〜、二人、大丈夫そうですか?」

来ヶ谷「まあ大丈夫だ、仲良くなりはしないがこれ以上敵対はしないようにしておいたぞ。」

葉留佳「ええー、それじゃダメじゃないですカ…」

来ヶ谷「これが妥当な落とし所だと思うがね。」

葉留佳「ええー…」

葉留佳(やっぱ難しいですなぁ…でもまだ、諦めちゃいけないですヨ!)


佳奈多(しばらく後…)

葉留佳「…はい、みんな、ちゅうもーく!」

佳奈多「…どうしたの?」

葉留佳「そろそろご飯も終わる頃なので…次は、>>367」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/16(火) 00:24:32.17 ID:ne2nl3+BO<> ビンゴ大会 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/16(火) 15:09:49.73 ID:xxF8ndvfO<> 佳奈多「ビンゴ?」

葉留佳「そうですヨ!一番早く揃えた人には豪華景品が待ってますヨ!」

佳奈多「…本当に豪華なの?」

美魚「…本当に豪華なんですか。」

葉留佳「ほんとほんと!なんで二人とも疑うんですカ。」

佳奈多「だってゲストにご飯作らせるような主催じゃない。」

葉留佳「いやいや、ご飯は準備できませんでしたケド、景品準備するくらいならやりますヨ。一人で。」

美魚「その景品って何ですか。」

葉留佳「そりゃ当たってからのお楽しみってことで。」

美魚「…大丈夫ですか?」

葉留佳「大丈夫!そいじゃ、みんなビンゴカード配りますヨ!景品は一個、早いもん勝ち!それじゃ、レッツ、ビンゴ!」
勝者
>>369 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/16(火) 16:17:43.14 ID:5TiTaNYHo<> 佳奈多 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/16(火) 19:30:00.26 ID:3FdZnOuCO<> 葉留佳「えーと、じゃあやりますよ…」

美魚「ビンゴマシンなんてよく準備しましたね。」

葉留佳「やはは、借りるの結構大変でしたヨ…そいじゃ最初の数字は……30!」

佳奈多「…あら、あるわね…」

葉留佳「次は…11!」

佳奈多「…それもあるわね…」

来ヶ谷「ほう、ずいぶん順調なようだな。」

佳奈多「何故かね…」




葉留佳「数字は…73!」

佳奈多「…また…」

美魚「…何かのイカサマですか。」

佳奈多「そんなわけないでしょう。何を根拠にそんなこと言うのかしら?」

美魚「葉留佳さんはあなたの妹ですから、そういうこともやろうと思えばできるだろうということだけです。」

佳奈多「やらないわよ。そもそもあそこのビンゴマシンでランダムじゃない。」

葉留佳「はいそこー、喧嘩は良くないですヨ!…それじゃ、気を取り直して…そろそろ誰かが揃う頃じゃないですかネ…次の数字は…42!」

佳奈多「……あ、揃ったわね。」

美魚「…」

小毬「わー!かなちゃん凄ーい!」

鈴「やるな。」



葉留佳「あ、お姉ちゃん揃った?ならもっと高らかに宣言してくださいヨ。そんなさらっと言わずに!当たったときの喜び爆発がビンゴの醍醐味ですからネ!」

佳奈多「…当たるものが何かもわからないのに喜べと言われても…何がもらえるの?」

葉留佳「むっふっふ、こりゃ喜びますヨー…景品は…こいつですヨ!」

佳奈多「これは…>>371」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/16(火) 19:46:30.47 ID:T3qI32pt0<> 理樹子の写真多数と学食の食券5000円分 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/16(火) 21:29:20.28 ID:RmD4zVabO<> 佳奈多「…何この写真……」

葉留佳「女装理樹くん。」

佳奈多「いやそうじゃなくて…どうやって手にいれたのよ?」

葉留佳「秘密ですヨ!」

佳奈多「えええ…何よそれ…」

葉留佳「あれ、嬉しくない?いらないですかネ?」

佳奈多「……もらうけど…」

葉留佳「むふふ、お姉ちゃん、むっつりですな。」

佳奈多「…変な風に思わないでくれる?」

美魚「持っててどうするんですか。」

佳奈多「…別に勝手でしょう?」

美魚「…どう思いますかね、直枝さんは。」

佳奈多「…別に認めてくれるわよ、直枝は。そういう人じゃない。」

葉留佳「はいはーい、言い争いはだめですヨ。…はい、というわけで、ビンゴ大会でした〜!」  



来ヶ谷「…よし、じゃあ葉留佳くん、次のプログラムは?」

葉留佳「えーと…自由にやりましょうネ!」

佳奈多「もうないのね…」

美魚「…なら、>>373でもやりましょうか。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/17(水) 04:13:06.76 ID:Fi+tr1K7o<> 百合本朗読会 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/17(水) 12:13:13.62 ID:Kw4zY0asO<> 葉留佳「え、なんすかそれ…」

美魚「前配っていたものとは別のものを朗読しますよ、私が。」

来ヶ谷「ほう、百合か。是非ともクドリャフカくんや小毬くんに聞いてもらいたいところだな。」

クド「わふ?」

小毬「ふぇ?」

鈴「おい、純真なこまりちゃんたちを変な方に引き込もうとするな。」  

来ヶ谷「ははは、冗談だとも。二人は純真だから実にかわいいのだからな、もちろん君もね。とても可愛らしい。」

鈴「やめろ口説くな。そういう趣味はないぞ。」

来ヶ谷「別に口説いてないさ、素直な感想だとも。」

美魚「…あの、良いですか。朗読の話は…」

来ヶ谷「まあ聞きたい人だけ聞けばいいんじゃないか。他の人はまあ自由にやればいい。」

葉留佳「あたしは聞こ!」

佳奈多「…じゃあ私は…>>375でもしてるわ。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/17(水) 12:49:31.35 ID:E6MZHt1UO<> ソシャゲ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/17(水) 13:38:09.15 ID:BT3TRu4zO<> 葉留佳「えー、おもいっきり一人遊びじゃないですカ。」

佳奈多「…別に自由でしょう?」

葉留佳「いやいや、でもできればもっと複数でやるような…」

佳奈多「別にいいでしょ、あなたは朗読聞くんでしょう?聞いてこれば良いじゃない。」

葉留佳「…むむむ…」

葉留佳(…このままじゃ不味いですネ…なんとかせねば…)

葉留佳「んー…じゃあやっぱりお姉ちゃんと遊ぶ!遊ぼ!」

佳奈多「>>377」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/17(水) 13:47:29.15 ID:Fi+tr1K7o<> 藤井聡太七段が有名な将棋 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/17(水) 18:13:33.91 ID:UCSkMnctO<> 佳奈多「打てる?」

葉留佳「打てないから教えて!」

佳奈多「…はぁ、仕方ないわね…」

葉留佳「ありがとー!」

クド「わふー、将棋ですか。私もしたくなってきましたね。」

小毬「くーちゃん将棋出来るの?すごーい!私あんまりやったことがないからよくわからないんだ〜。」

クド「昔祖父に教わったことがありまして。」

鈴「あたしは少し打てるが、昔きょーすけに勝てなかった記憶があるな。」

クド「打てるんですか、鈴さん、少しやってみませんか?」

鈴「…まあ、別にいいぞ。」

美魚「…おや、こっちは私たちだけですか。」

来ヶ谷「まあそれはそれでいいだろう、じっくりねっとり読んでいこうじゃないか。」




佳奈多「…駒の動かし方はわかった?」

葉留佳「オッケーオッケー!問題なし!」

佳奈多「…大丈夫かしら……まあいいわ、それじゃ、早速打ってみましょうか。」

葉留佳「お姉ちゃんお姉ちゃん!負けたほう罰ゲームにしません?」

佳奈多「…あなた好きね、罰ゲーム。私もそんなに強くはないけど、初心者のあなたの不利になるだけじゃない?」

葉留佳「罰ゲームがないと面白くないじゃないですカ。罰ゲームは…>>379」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/17(水) 18:18:14.25 ID:/vILzL0SO<> 服を脱ぐ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/18(木) 13:41:03.75 ID:RtexEOByO<> 佳奈多「…何でよ。」

葉留佳「なんとなく。いいでしょ?」

佳奈多「嫌よ。」

葉留佳「何でですカ。ここ女の子しかいないのに。」

佳奈多「夏じゃないから寒いし…恥ずかしいし…」

葉留佳「負けなきゃいいんですヨ。それに理樹くんには全部見せてるわけで…」

佳奈多「それとこれは話が別よ。嫌だからね私は。」

葉留佳「まあまあ、たぶんはるちんが負けますからネ、心配しないでくださいヨ、だから、やりましょう、ネ?」

佳奈多「…どうしても譲らないのね…はぁ…仕方ないわね…本気で価値にいくから…」
勝者
コンマ判定
下一桁が奇数なら佳奈多勝利
>>381 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/18(木) 16:26:05.96 ID:Pd77/FQmO<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/18(木) 18:55:12.66 ID:f8fszEZsO<>

葉留佳「えい!」パチッ!

佳奈多「…!」

佳奈多(葉留佳…手の予想が全くつかない…なかなか難しいわ…)

佳奈多「…」パチッ!

葉留佳「そりゃっ!」パチッ!

佳奈多「…」

佳奈多(早いから考える時間もくれないし…)

佳奈多「…パチッ!」

葉留佳「王手っ!」パチッ!

佳奈多(!しまったわ…)

佳奈多「っ!…」パチッ!

葉留佳「王手っ!」パチッ!

佳奈多「っ!?…」パチッ!

葉留佳「そいやっ!王手!」パチッ!

佳奈多「……っ……詰み、ね…」

葉留佳「いえーい!勝った!王将討ち取ったりー!」

佳奈多「……」

葉留佳「というわけで、罰ゲーム!お姉ちゃん、脱いじゃいましょう!」

佳奈多「…っ……一番上だけでいい?」

葉留佳「いや、下着以外の上は脱ぐ感じで。」

佳奈多「…いつまで?」

葉留佳「はるちんがいいって言うまで。」

佳奈多「…」

葉留佳「はい、ほらいいから、脱いじゃいましょうヨ!」

佳奈多「…仕方ないわね…」



佳奈多「…はぁ…恥ずかしいわ…」

葉留佳「おお、いいすなぁ、エロいっすなぁ。」

佳奈多「…あまり凝視しないで。」

葉留佳「やはは、ごめんごめん。」

佳奈多「…もういい?」

葉留佳「だめ。もうちょっと堪能したいですネ。お姉ちゃんはそのままで次は…>>383」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/18(木) 19:31:52.89 ID:CmymJIPxO<> 鈴と打つ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/18(木) 20:50:07.39 ID:SzyHOf9fO<> 葉留佳「鈴ちゃん、やろー!」

鈴「まて、まだクドと終わってない…」

クド「王手です。」

鈴「あ…終わったな。…あたしも脱ぐか。」

クド「わふー!脱がなくても大丈夫ですよ!」

鈴「そうか…じゃあはるか、やるぞ。」

クド「じゃあ佳奈多さんは私とやりましょうか。同じ部屋の私ならそんなに恥ずかしくないでしょうし…」

佳奈多「そうね…いいけど…寒いわ…」

クド「えーっと…じゃあ、このマントでも…」

佳奈多「…ありがとう…」



鈴「よし、はるか、あたしとは何をかける。」

葉留佳「鈴ちゃんとは…>>385」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/18(木) 20:58:10.36 ID:+yOYUL2no<> 髪飾り <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/19(金) 13:22:19.76 ID:/TF8dhBeO<> 鈴「なにぃ…良いのか。大事なものって聞いてるぞ。」

葉留佳「まあ2個あるし、一個だけなら…それに、もうこれがなくてもお姉ちゃんのこと信じられるから、大丈夫!」

鈴「…そうか。」

葉留佳「はるちん負けないからね!そのチリンチリンなる髪飾りを奪ってやりますヨ!」

鈴「別に髪飾りはいらんが、負けられんな…」

 


佳奈多「…」パチッ!

クド「…わふぅ…どうしましょうかね…」

来ヶ谷「…ほう、将棋か…」

クド「あ、来ヶ谷さん、朗読は終わったんですか?」

来ヶ谷「いや、終わってないが、佳奈多くんがずいぶん攻めたファッションをしているのが見えてな。気になったから来た。下着姿にマントは中々だぞ。君まさかそういう趣味が…」

佳奈多「…ただの罰ゲームです…脱がされて、寒いからマントを借りてるだけで…」

来ヶ谷「ほう、そうか…理由はなんにせよ悪くないぞ、佳奈多くん。」ハァハァ

佳奈多「…ジロジロ見ないでください…変態ね…変態。」

来ヶ谷「格好的には君のほうが変態だがね。」

佳奈多「…言わないでください。」





葉留佳「えいやー!」パチッ!

鈴「うっさいはるか。集中できん…」

葉留佳「それも作戦ですからネ!ほいやー!ちょあー!」

鈴「…」
勝者
>>387 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/19(金) 15:12:57.63 ID:tNFF9ezlO<> 鈴 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/19(金) 18:35:39.00 ID:dqW0tn4iO<>

鈴「…王手だな。」

葉留佳「あっ…うむむ…むむむ…」

鈴「…」

葉留佳「……やはは、負けちった…」

鈴「よし、勝ったな。」

葉留佳「いやー、鈴ちゃん強い!さすがですナ…そいじゃ、お約束の髪飾り、一個!」

鈴「ん、一応もらっとく。」

葉留佳「…ぬぬぬ…負けたままは悔しいから、鈴ちゃん、もう一個もかけますヨ!!だからもう一回!」

鈴「別に構わんが、また負けたら髪飾りなくなるぞ、いいのか。」

葉留佳「大丈夫!今度こそ負けないから!鈴ちゃん、今度こそ…覚悟!」






鈴「…王手だな。」

葉留佳「…ありゃりゃ……詰みましたナ…」

鈴「よし、髪飾りくれ。」

葉留佳「むむむ…はい。」

鈴「ん。」

葉留佳「うむむむ……」 

葉留佳(…髪飾りがなくなってしまいましたヨ…)

葉留佳「…お姉ちゃん。」

佳奈多「…何。」

葉留佳「髪飾り、無くなっちゃった。」

佳奈多「…そうみたいね。それで?」

葉留佳「…いやー、お姉ちゃんの髪につけてるやつの半分、妹のはるちんにまた譲ってくれないかなって…やはは…」

佳奈多「>>389」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/19(金) 20:35:24.08 ID:h9ZO8unz0<> 可愛い妹の頼みなら仕方ないわね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/20(土) 12:24:43.81 ID:eogiudW0O<> 佳奈多「…もう賭けたりするんじゃないわよ。」

葉留佳「やったー!お姉ちゃん、ありがとう!やっぱりこれがないとはるちんダメですからナ。」

佳奈多「調子がいいわね、さっきはなくても大丈夫とか言ってたのに。」

葉留佳「だって、とられてみても思ったけど、やっぱりあったほうが落ち着くなーって。やっぱりお姉ちゃんとの繋がりの証を持ってたいみたいですヨ。」

鈴「…はるか、そんな大事なら別にこれ返してやるぞ。」

葉留佳「いやいやー、遊びとはいえ、賭けに負けたものをそんな簡単に返してもらうわけにはいきませんからナ。」

鈴「そうか…よし、なら、かなた。」

佳奈多「何?」

鈴「かなた、はるかの髪飾り、やる。」

佳奈多「え?」

鈴「これなら問題ないだろ。」

佳奈多「>>391」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/20(土) 20:55:20.98 ID:26/9Cm750<> ならそれを賭けて私と勝負しましょう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/21(日) 12:28:57.90 ID:2093KpwdO<> 鈴「なるほどな。なら何をかけるんだ。」

佳奈多「私も髪飾りをかけるわ。それでいいかしら?」

鈴「ん、いいぞ。それじゃ、やるか。」



葉留佳「…はい、というわけで始まりました、髪飾りを賭けた最後の勝負!二木佳奈多7段対棗鈴8段!」

佳奈多「別に段位なんて持ってないけど…それに、実況なんていらないんじゃない?」

葉留佳「ほら、それは雰囲気?細かいことは気にしないでくださいヨ。…というわけで、実況は私三枝葉留佳、解説は神北小毬6段をお呼びしました。よろしくお願いします。」

小毬「よろしくお願いしまーす。」

鈴「こまりちゃん、将棋出来ないって言ってたが、できるのか。」

小毬「私なりにがんばるよ〜。」

佳奈多「クドリャフカじゃダメなの?」

葉留佳「クー公でも良いけど、こまりんの方が喋ってないから、そっちがいいかなーって。まま、それはいいから、始めてくださいヨ!」




葉留佳「さあ、始まりました…最初の動き、どう見ますか?神北6段。」

小毬「どっちもちゃんと考えててすごいよね〜。」

葉留佳「なるほど。どちらもすごいと言うわけですね。」

小毬「うんうん、二人とも、ファイトだよー!」





鈴「…」パチッ!

葉留佳「…おっと、攻めた一手が出ましたね。」

鈴「これ、攻めてるのか。そんなつもりはないぞ。」

葉留佳「えっ?えー…はるちんにはそう見える!ねぇ、神北7段もそう思うよね?」

小毬「うんうん、せめてるせめてる!鈴ちゃん頑張って!」

鈴「…ああ頑張るぞ、こまりちゃん。」

佳奈多「…どうでも良いけど、神北さんは6段じゃなかったかしら?」

葉留佳「あれ、そうでしたっけ?間違えちゃいました、やはは。」

佳奈多「あなた実況ごっこするならせめてもっとちゃんとやりなさいよ…」



佳奈多「…王手。」

鈴「なにぃ…」

葉留佳「さあ、そろそろ対局も佳境といったところでしょうかネ。」

小毬「ドキドキだね〜。鈴ちゃん、かなちゃん、頑張ってー!」

佳奈多「…!」

鈴「…!」
勝者
コンマ判定、下一桁が奇数なら佳奈多勝利
>>393
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/21(日) 20:50:49.18 ID:ZYRpBbnw0<> がんばれがんばれ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/22(月) 14:54:08.92 ID:/YMFmuwGO<> (今さら佳奈多は髪留め一個しか持ってないことを思い出しました…佳奈多は>>390で葉留佳に一個しかない髪留めを渡したということになります。鈴が2個、葉留佳が一個持ってます。勘違いがありました。すみませんでした。)

鈴「…なら、こうだ。」

佳奈多「っ!」

葉留佳「おおーっと!ここでこの返し!素晴らしい返しです!」

小毬「そうなの?」

葉留佳「うん。たぶん素晴らしい返し!お姉ちゃん困ってるっぽいし!」

小毬「じゃあかなちゃんがピンチなんだね、かなちゃん、ファイトー!」

佳奈多「……」



鈴「…王手だな。」 

葉留佳「おっと、これは……」

佳奈多「…参りました。」

葉留佳「決まったー!二木佳奈多対棗鈴!勝ったのは棗鈴だー!」

小毬「すごーい!鈴ちゃんおめでとー!」パチパチ

鈴「…」

小毬「…あれ?鈴ちゃんどうしたの?」

鈴「…まずいな、勝ってしまった…」

小毬「勝っちゃだめなの?」

鈴「あたしが髪飾りを返してやろうと思って始まってるのについ勝っちゃったぞ、これじゃ返せない、どうしようこまりちゃん。」

小毬「ええ〜。それは困っちゃったねぇ…」

佳奈多「…良いわよ別に返さなくて。そういう勝負なんだから。」

鈴「…良いのか?」

佳奈多「良いわ。好きに使って。」

鈴「…かなたがそういうなら…貰っとく。」

葉留佳「じゃあお姉ちゃん、さっき貰ったのはやっぱりお姉ちゃんに…もともととられてるのは私のだし…」

佳奈多「良いわ。葉留佳がもってなさい。これ持ってなきゃ落ち着かないんでしょ?私は大丈夫だから。」

葉留佳「でも…」

佳奈多「持ってなさい。必要な人が持ってるべきだわ。」

葉留佳「…お姉ちゃん…」

佳奈多「…さて、そろそろ疲れたから将棋はやめましょうか。」

小毬「じゃあ>>395でもする〜?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/22(月) 15:27:27.38 ID:9sCmEDkxo<> かなちゃんは服を着て
罰ゲームなしの大富豪 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/22(月) 19:21:20.94 ID:PFhA6D7SO<> 鈴「いいと思う。平和だしな。」

佳奈多「…服着てもいいかしら?」

葉留佳「うーん、ま、もういいですヨ。」

佳奈多「…やっと着れるわ…マント、感謝するわ、クドリャフカ。」

クド「わふー、気にしないでください!」

小毬「えーっと…ゆいちゃんとみおちゃんはまだ読んでるみたいだから、とりあえずこの5人でやってよっか!」

鈴「ルールはどうする。縛りはつけるか。」

葉留佳「革命とかは必要でしょうナ。」

クド「8切りもあったほうが良いですかね。イレブンバックはいれますか?」

小毬「階段はどうする〜?」

佳奈多「…ちょっと待って、皆何を言ってるの?」

葉留佳「何って…大富豪のルール?」

佳奈多「…ちょっと、一個ずつ説明して…」

葉留佳「えー、お姉ちゃん大富豪知らないの〜?」

佳奈多「基本的なルールは知ってるけど、そういうのはわからないわ。やったことないもの。」

葉留佳「しょうがないですナ、このはるちんが教えてしんぜよう!」




葉留佳「…ってわけで、こういうローカルルールを入れたら大富豪がさらに楽しくなるって訳ですヨ!」

佳奈多「…なるほどね、大体わかったわ。」

葉留佳「よーし、それじゃ、先行はじゃんけんで決めますヨ!レッツ、スターティン!」



佳奈多(私が一番最初ね…普通の大富豪なら少ない数を出すのだろうけど、今回は色々ルールがあるから考えなきゃいけないわね…まあとりあえず、6くらいにしときましょう。)

葉留佳「ハートの6ですか…よーし、はるちんのこいつをくらえ!K!」

鈴「なにぃ…パス…」

クド「わふー!三枝さん、攻めますね…パスしておきます。」

小毬「うーん、ここはパスかなぁ。」

佳奈多「パス。」

葉留佳「ふふふー、ここからはるちんタイムの始まりですヨ!!」

佳奈多(やっぱり葉留佳は最初からどんどん切ってくるタイプ…そこに無理に付き合う必要はないわ…)

葉留佳「よっしゃー、ガンガンいきますヨ!」
勝者
>>397 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/22(月) 20:14:41.46 ID:2F1/mA4e0<> クドリャフカ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/23(火) 12:09:45.76 ID:lwQgk4MoO<>



葉留佳「ほいや!J!」

鈴「イレブンバックか…よし、なら、ここで3だな。」

佳奈多(鈴さんも中々思いきりがいいみたいね。)

鈴「みんなパスだな。…よし、じゃあ、7のペアだ。」

クド「…どうしましょうかね…わふぅ……出しても大丈夫でしょうか……はい、とりあえず、9のペアで。」

佳奈多(クドリャフカは慎重に考えていくタイプのようね。)

小毬「うーんとね…じゃあ〜、13のペアだよ〜!」

佳奈多「…パス。」

佳奈多(上げてきた……小毬さんが一番読めないのよ…何かふわふわしてると言う感じというか…)

小毬「みんなパスかな?……じゃあ次は…5だよ〜。」

佳奈多「なら…9。」

葉留佳「…うむむむむ…パスですヨ…」

佳奈多(そうこうしてる間に葉留佳は息切れしてきてるわね…さあ、どうなるか…)


鈴「よし、Kだ。」

クド「…そろそろですかね…2です!」

佳奈多(…攻めてきたわね…)

クド「…誰もだしませんね。…では、次は…6のスリーカードです!」

小毬「うーん、出せないねぇ、パスだよ〜。」

佳奈多「…止められないわね、パス。」

葉留佳「パス!」

鈴「無いな。」

クド「でしたら…これで上がりです!11のペアです!」

佳奈多(…一着はクドリャフカ…)

クド「わふー!一位です!アイアムウイナーオブリッチパーソンなのです!」

小毬「おめでとー!あとクーちゃん。カードゲームの大富豪は英語でCareer pokerとかPresidentっていうんだよ。」

クド「そうなのですか?」

小毬「前ゆいちゃんから聞いたんだ〜。」

クド「わふー、直訳じゃダメなんですね。英語は難しいです…」

小毬「まだまだ頑張らないとね〜…じゃ、ゲームの続きしよっか…あ、11だから、これで私も上がりだね〜。」

佳奈多「…!」

佳奈多(意外ね、小毬さんが二位…)




佳奈多(…その後の最終結果は、私が平民、鈴さんが貧民、葉留佳が大貧民だった。)

葉留佳「いやー、最初にだしすぎましたナ…」

佳奈多「次はもっと計画性を持ちなさい…さて、じゃあ、もう一回やりましょうか。」

小毬「次はあっちの二人も誘おうよ〜ねぇゆいちゃん、みおちゃん。一緒にやろ〜?」

美魚「>>399」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/23(火) 15:26:49.76 ID:ZKHqKWpRO<> 受けてたちます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/23(火) 20:01:02.39 ID:WHmv9TjBo<> 佳奈多「…」

来ヶ谷「よし、なら私もやってやろうじゃないか。」

小毬「参加してくれるんだね、ありがとー。二人は平民さんからだね〜。」

美魚「はい、わかりました。」 

葉留佳(おおー、さすがはこまりん!二人を誘い込むことが出来ましたナ。)

来ヶ谷「ルールはどうしている?5スキップ、7渡しなどはありかな?」

葉留佳「やってないですネ。お姉ちゃんが初心者なんで。」

来ヶ谷「なんだ、そうか…そういうのがあるほうが楽しめるんだがな。まあいいだろう。」

美魚「それでは、やりましょうか。」

佳奈多「…私抜けようかしら。」

葉留佳「まぁまぁまぁ、お姉ちゃん、大富豪は2回目からが楽しいやつですからネ。やりましょう?」

佳奈多「でも…」

葉留佳「いいから、もう一回やりましょうヨ!!」

佳奈多「…」
勝者
>>401 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/23(火) 20:28:58.67 ID:9gbRD9Gt0<> 美魚ちん勝利 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/24(水) 14:13:29.76 ID:1OdO2wAUO<> 葉留佳「…じゃあ、えーっと…クドリャフカ様、年貢でございやす!」

クド「わふー、ありがとうございます!」

佳奈多「…その口調は何?」

葉留佳「ほら、はるちん大貧民でございやすから。」

佳奈多「…それ、いる?」

葉留佳「そこは雰囲気でごぜぇやすよ。お姉ちゃん。」

佳奈多「なんなのよ、それ…」

鈴「……こまりちゃん、年貢でごぜーやすー。」

小毬「鈴ちゃんも真似するんだ〜。うん、鈴ちゃん、ありがとう〜。」





来ヶ谷「…2だ。」

小毬「ほぁあ…パスだよ…」

佳奈多(…来ヶ谷さんは何を考えているの佳なんてわからないからまあいいとして…)

来ヶ谷「…では、素直に5だ。」

美魚「…8で流します。」

佳奈多「…」

佳奈多(西園美魚…何を考えてるのか…)

美魚「…では、5のフォーカード、革命で。」

佳奈多「!?」

佳奈多(革命…しまったわね、大きいカードしか手札にはない…)

葉留佳「おおー、やりますなぁ。」

美魚「…誰もいませんね。…では、4で上がりです。」

小毬「わー、すごーい!早い!」

鈴「やるな。」

美魚「…あとは皆さん、頑張ってくださいね。」



葉留佳「…はい。9!上がり!」

佳奈多「…」

葉留佳「やったー!貧民ですヨ!」

佳奈多(調子が崩れたわ……まさか大貧民になるなんて…)

葉留佳「じゃ、最後にもう一回やりましょうヨ!」

美魚「やりましょうか。」

佳奈多「…」


美魚「…さあ大貧民さん、私にカードを。」

佳奈多「……」

美魚「…そんな睨み付けないでください。」

佳奈多「…いいから早くカードを寄越しなさい…」

葉留佳(おお…バチバチしてますナ…)
次の勝者
>>403 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/24(水) 15:42:28.41 ID:QgaqxMJNO<> 葉留佳 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/24(水) 19:06:32.95 ID:PZnL+Pz7O<> 葉留佳(とはいえそこで勝ちを狙いにいくのがはるちんなのだ!)

佳奈多「…」

葉留佳(…最初は大貧民、お姉ちゃんからスタート…これはチャンス!)

佳奈多「…4。」

葉留佳「必殺、8!」 

鈴「む…」

葉留佳「からの…必殺、10のスリーカード!!」

鈴「むむ…パス。」

クド「ないです。」

葉留佳「みんな、無いですカ?…ふっふっふっ、なら…6のペア!」

鈴「なんだ、普通だな。…9のペア。」

クド「わふぅ、パスです…」

来ヶ谷「ここは…まだいいか、パス。」

小毬「パスだよ〜。」

美魚「…では、12のペアを。」

佳奈多「…パス。」

葉留佳「パス!」

美魚「……皆さん無いようですね。では私は…無難に、5くらいですかね。」

佳奈多「…なら、7。」

佳奈多(…葉留佳はいつも通りなら息切れのはず…)

葉留佳「もう一枚必殺の…8!」

佳奈多「…!」

葉留佳「そして…最後の、345階段!上がり!やりましたヨ!戦略の勝利!貧民から大富豪!アメリカンドリーム!」

佳奈多「…」  

美魚「…おめでとうございます。」

葉留佳「お姉ちゃん、あとは頑張ってくださいネ!」 

佳奈多「…」

佳奈多(葉留佳に上がられたとなると、厳しいわね…)





佳奈多(…結局、また上がれなかった…)

葉留佳「よーし、じゃあもう一回…」

鈴「大富豪飽きたな、別のトランプゲームやらないか。」

クド「良いんじゃないですか?」

葉留佳「ええー。せっかく大富豪なのにぃ…まあいいですヨ、なら…>>405」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/24(水) 19:53:13.16 ID:Zc1dteAv0<> 心理戦が面白いインディアンポーカーなんてどうでしょ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/25(木) 14:25:42.18 ID:iRrpt7XJO<> 佳奈多「インディアンポーカー?何それ?」

クド「わふぅ…私もわからないです。」

美魚「…インディアンポーカーとは、まず参加者全員にカードを一枚配り、それを自分以外に見えるように、頭の前に掲げて、他の人のカードや反応から自分のカードを推理して、勝負をするか下りるかを判断します。そして勝負をした人の中でもっともカードの数が大きい人が勝ちですね。」

小毬「勝った人はどうなるの?」

美魚「勝った人は勝負をした人の掛け金を全てとれます、そうなると掛け金をあげるかどうかというのも駆け引きになりますね。…ですが、本当にお金をかけるわけにはいきません、どうしましょうか。」

来ヶ谷「西園女史、チップならあるぞ。」

佳奈多「…なんでそんなものを…」

来ヶ谷「こんなこともあるかと思ってな。…さて、聞くよりもやってみたほうが早い、早速やってみようか。」


葉留佳「自分のは見ちゃダメですからネ……そいじゃ、せーので見せてくださいヨ…せーの!」
葉留佳 3
クド  1
小毬  6
鈴 10
来ヶ谷 5
美魚  9
佳奈多(…なるほどね、こうやって他人のカードが見えているわけね…)

葉留佳「そいじゃ、一分間の話し合いタイム!スタート!」

小毬「わー、鈴ちゃんいいカードだね〜。」

鈴「そうなのか。…小毬ちゃんは低めだな、気を付けた方がいいぞ。」

小毬「そうなんだ…低めなんだねー、じゃあ勝負はしない方がいいのかな〜。」

クド「来ヶ谷さん、あまり強くないですね。私のはどうですか?」

佳奈多(…見た感じ、こういう正直者…嘘の苦手そうな純粋な人と…)

来ヶ谷「能美女史、良いカードだぞ、どんどん勝負していくと良い。」

クド「わふー、そうですか。」

葉留佳「みおちーん、めちゃくちゃ強いのひいてますネー。やはは。」

美魚「そうなんですか?三枝さんも中々ですが。」

佳奈多(…ああいう人を騙そうとするペテン師に別れてるわね…)

葉留佳「ねぇねぇ、お姉ちゃんははるちんのカード、どうおもう?」

佳奈多「…まあ、悪くないんじゃない?」

葉留佳「悪くない…ほうほう…悪くないなら、少なくともお姉ちゃんのには勝てますナ。お姉ちゃんはあんまり勝負しない方が良いですヨ?」

佳奈多「…なるほどね。」 

佳奈多(葉留佳によれば、これは弱いカード…だけど、信用に値するかどうか…そうね…ここは…)

佳奈多「…クドリャフカ。」

クド「わふ?」

佳奈多「…来ヶ谷さんはああいってたけど、あなたのために、勝負しない方が良いわ。」

クド「そうですか?来ヶ谷さんも三枝さんも強いっていってくれたんですけど…」

佳奈多「あの二人は息をするように嘘をはくから、気を付けなさい…で、私の方はどう?」  

クド「佳奈多さんは…中々強いです!勝負をしても良いと思います!」

佳奈多「…なるほど、ありがとう。」

佳奈多(…さて、次は…)

来ヶ谷「佳奈多くん。良いかな?」

佳奈多「…来ヶ谷さん…」

来ヶ谷「…なんだ、詐欺師を見るような目で私を見ているな。このゲームでは感情が顔に出るようでは勝てないぞ?…それで佳奈多くん、君は私のカードをどうおもう?」

佳奈多「…まあ、悪くないですけど、強くはない…私が見えてるなかでは、3番目ですね。」

来ヶ谷「ほう…私から見れば君が3番目だがね。信じるか信じないかは君の自由だが。」

佳奈多(油断ならないわね……) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/25(木) 14:26:13.92 ID:iRrpt7XJO<>



葉留佳「…はい、1分たったので相談タイム終わり!」

佳奈多(…さて…葉留佳が言うには私は弱く、クドリャフカが言うには強い…来ヶ谷さんがいうには私は3位…つまり8、7、6のどれか…誰のいうことを信じるかね…正直一番信用ならないのは来ヶ谷さん、次いで葉留佳だけど…)

葉留佳「さー、それじゃ、勝負をする人はそのままカードをもって、降りる人は下ろしてくださいヨ!それでは…せーの!」
佳奈多(…どうする?)
降りる
勝負する
>>408 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/25(木) 16:00:27.19 ID:cZ/d/cUvO<> 勝負する <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/25(木) 18:34:30.82 ID:iRrpt7XJO<> 佳奈多(ここはクドリャフカを信じて、強いカードのはず…)

佳奈多「…」

葉留佳「…えーと、勝負をしたのは…はるちん、お姉ちゃん、鈴ちゃん!クー公!…そいじゃ、自分のカードを確認!」
葉留佳 3
鈴   10
佳奈多 8
クド  1
クド「わふっ!?…騙されました…」

鈴「…よし、こまりちゃんを信じてよかった…」

葉留佳「あちゃー!3ですカ…みおちんと姉御に騙されましたヨー!」

佳奈多「…」

来ヶ谷「言っただろう、3番目だとな。」

佳奈多(くっ…来ヶ谷さんが本当の事を言ってたなんて…)

葉留佳「それじゃ、負けて人は鈴ちゃんにチップを渡して…よーし、なら、自分のカードを確認して良いですヨ!」

美魚「…なるほど、9でしたか、悪くなかったですね。」

来ヶ谷「5か、なんともいえんな。」

小毬「6だったよー。しょーぶしないでよかったー!」

葉留佳「さあ、それでは気を取り直して…第二ゲーム!スタート!」




佳奈多(…次は…)

葉留佳 9
クド  6
小毬  3
鈴   6
来ヶ谷 J
美魚  7

佳奈多(…なるほど、来ヶ谷さんがJを持っている…厄介ね…)

佳奈多「…」

美魚「…佳奈多さん。」

佳奈多「……何?」

美魚「あなたの数字、弱いですよ、勝負はやめた方がいいかと。…どうですか。私の数字は。」

佳奈多「…」

佳奈多(あえて私に聞いてきた…ということは何かの企みの可能性が高いわね…私はどう返すか…)
1.嘘をつく
2.あえて正直に言う
>>410 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/25(木) 21:53:46.69 ID:lfiYrudfo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/26(金) 12:29:56.66 ID:ci3QPgKLO<> 佳奈多「強いわよ。」

美魚「勝てそうですか?」

佳奈多「ええ、勝負をした方がいいわね。来ヶ谷さんにも負けないし。」

美魚「…なるほど、わかりました。」

佳奈多(……私が彼女を騙すように、向こうも私を騙そうとするでしょう…だとしたら、彼女の言うことは嘘ということになるわね…)

美魚「…」

美魚(…おそらく佳奈多さんは私を信用しないでしょうが…さて、私は佳奈多さんの言葉をどう解釈するべきでしょう。佳奈多さんが私と同じ思考だとしたら……)

美魚「…」

佳奈多「…」




葉留佳「はい、時間終了!勝負をするか決めてくださいネ…はい、どうぞ!」

佳奈多「…」
勝負する
勝負しない
>>412 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/26(金) 14:45:12.50 ID:cBUeKIb6o<> 勝負しない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/26(金) 18:14:36.30 ID:R+jOuHP+O<> 佳奈多(ここは…あえて彼女を信じてみましょう…)

葉留佳「えーと、勝負したのは…はるちん、姉御、みおちん、こまりん!それじゃ、一斉に…せーの!」

来ヶ谷「ふふ、私の勝ちだな。」

葉留佳「むむむ…9…思ったよりも低いですナ…」

小毬「ほわぁ…3だったよ…」

美魚「…なるほど…」

美魚(佳奈多さんも私と同じくあえて真実を言うという選択をして来ると思いましたが…誤算でしたね。思ったよりも単純な人だったのですね。)

佳奈多「…賭けてない人も見ましょうか…私のは、2…」
 
佳奈多(…彼女は真実を言っていたようね…私はあなたを信用しないと思ったんでしょうが…甘かったわね。)

葉留佳「むむ、はるちん二連敗ですヨ…次こそ逆転してやりますヨ!…てことで、次!」




葉留佳 6
クド  8
小毬 10
鈴   3
来ヶ谷 5
美魚  Q

佳奈多(…西園美魚はQ…勝つにはおそらく、西園美魚に勝負させない必要性があるわね…)

美魚「…今度はどうですか?佳奈多さん。」

佳奈多「…そうね…」
また嘘をつく
今度は本当の事を言う
>>414 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/27(土) 01:16:02.92 ID:YloQeVEYO<> 嘘 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/27(土) 12:16:32.34 ID:GNYVX2g0O<> 佳奈多「…そんなにね。鈴さんや来ヶ谷さん辺りになら勝てる、ってところかしら。…信じるかどうかはあなた次第だけどね。」

美魚「なるほど。」

佳奈多「…私のは?」

美魚「…そうですね、葉留佳さんまでなら勝てる、それくらいの強さでしょうか。勝負はしなくていいかと。」

佳奈多「…そう…」

美魚「…先程私は嘘つきのあなたとは違い、本当の事を言いましたからね、佳奈多さん。」

佳奈多「…今回はどうだか…泥棒猫は、いつ騙して来るかわかったものじゃないわ…」

美魚「…」

佳奈多「…」

葉留佳「ねぇねぇ、お姉ちゃん!」

佳奈多「…何、今ちょっと考えてるのに…」

葉留佳「いやー、数、どうっすか。」

佳奈多「…普通よ、あまり勝負をしかけない方がいいくらいかしらね。」

葉留佳「なるほど〜。」

佳奈多「…わかったなら、もういいかしら?考えたいから。」

葉留佳「…お姉ちゃん、みおちんをライバル視してますナ…」

佳奈多「ライバルじゃないわ、彼女は…敵よ。」

葉留佳「おおう…」

葉留佳(なんか余計仲悪くなってませんかネ…)




葉留佳「はい、時間終了!」

佳奈多「…」

美魚「…」

佳奈多(…さあ、どうするか…)

美魚(さあ、どうしましょうか…)
勝負をかけるか書けないか
コンマ判定
下一桁目が奇数なら佳奈多は勝負をする。
下二桁目が偶数なら美魚は勝負する
>>416 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/27(土) 21:32:56.84 ID:jjVZ9DuR0<> そいやそいや <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/28(日) 13:18:15.66 ID:9cZZ1Tw8O<> 佳奈多(……彼女は私に疑われているのをわかっているわ、だから前回はあえて本当の事をいった…そして今回も同じ手を使うとは考えにくいわけだけど、でも、その心理を利用してまた…というのもあり得る…そうね、ここはまた…)

美魚(…さて、前回佳奈多さんは嘘をついてきました…今回はどうなるでしょうか。可能性としては今度は逆に本当の事をいう…、しかし、佳奈多さんはそうシンプルでしょうか。…今回は本当の事をいってくると踏んで、逆に今回もあえて嘘をついた…その可能性もありますね…ここは…)

美魚「…」

葉留佳「勝負をしたのは…みおちん、こまりん、はるちん!それじゃあ…どうぞ!」

美魚「…やりましたね。」

小毬「ほわぁ…負けちゃったよ…」

葉留佳「むぅ…また微妙なカードでしたなぁ…ちぇー、これで3連敗ですヨ…」

佳奈多「…あなたはもっと考えなさい…」

葉留佳「でも心理戦とか得意じゃないんですヨ…ていうかお姉ちゃん、どうして勝負しなかったんですカ。」

佳奈多「え?」

葉留佳「見てくださいヨ、自分のカード。」

佳奈多「…これは…Q…」

葉留佳「うん、勝負すればみおちんと分けれたんですヨ。」

佳奈多「…なるほど………やられたわね…」

美魚「……今回は私の勝ちですね、佳奈多さん。」

佳奈多「……ええ、泥棒猫さんは騙すのが得意みたいね。私には真似できないわ。」

美魚「誉め言葉ですね。どうも。」

葉留佳「…」

葉留佳(…うーん、上手くいかないですナ…なんとかならないっすかね…ここは、別の事を…)

葉留佳「…さーて、そろそろなんか別の事しましょうヨ!」

佳奈多「なら…>>418」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/28(日) 15:57:13.71 ID:yZxILwdXO<> 試験が近いから解散で <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/28(日) 18:37:05.04 ID:hWFpH15tO<> 葉留佳「えっ、もう?」

佳奈多「もうっていっても、かなり時間はたってるわよ?それに、文化祭が終わって一週間もすればテストなんだから、そろそろやらないと駄目よ。」

小毬「そうかもねぇ…」

鈴「確かにテストは近いな。」

葉留佳「…むむ……じゃあ、女子会はここで解散して、皆で勉強会とか?」

クド「わふー、いいですね!」

佳奈多「…この騒がしいメンバーで集まっても勉強にならないんじゃないかしら?」

葉留佳「でも楽しいですヨ。」

佳奈多「…なら、やればいいけど、私は帰るわ。」

葉留佳「えー…そんなお姉ちゃん一人だけのけ者みたいな事出来ないですヨ…」

来ヶ谷「ならば最初にいった通り、今日は別に解散でも良いんじゃないか?勉強会ならばまたあとにやればいい。」

葉留佳「姉御まで…」

来ヶ谷「葉留佳くん、急いては事を仕損じる、またの機会にやるのでも問題がないなら、急ぐこともない。」

葉留佳「むむむ……皆、解散でいい?」

鈴「まあ、仕方ないな、良いぞ。」

小毬「うん、良いよー。」

クド「別に構いませんよ。」

美魚「良いですよ。」

葉留佳「…じゃあ、今日は解散!みんな、また会う日まで!」




火曜日
葉留佳「…という感じでしたヨ!」

理樹「…そっか。」 

理樹(やっぱり、上手くはいかないなぁ…)

理樹「…どうしたら良いのかなぁ…」

葉留佳「やっぱり近くで見てても、かなり険悪に感じましたヨ。中々厳しいんじゃないですかネ…」

理樹「…」

葉留佳「…ま、とにかく昨日の事は伝えましたからネ…じゃ、理樹くん、また放課後練習で!」

理樹「あ、うん…」

理樹(…どうしたものかなぁ…)

佳奈多「…直枝?」

理樹「あ、佳奈多さん、どうしたの?」

佳奈多「…葉留佳と何か話してるみたいだったから。ちょっと声かけただけよ。」

理樹「そっか。昨日女子会をやったって聞いたから、葉留佳さんから聞いてたんだよ。佳奈多さんもいたんだよね?」

佳奈多「ええ、いたわね。」

理樹「どうだった?」

佳奈多「>>420」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/28(日) 19:17:48.54 ID:UPoWnytg0<> まあ…悪くなかったかな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/28(日) 21:29:40.71 ID:sK8e3C18O<> 佳奈多「将棋を指したり、トランプをしたりね。」

理樹「そう、よかった。」

佳奈多「…ただ、西園美魚がつっかかってくるのが不快だったけど。」

理樹「…そっか…」

理樹(やっぱり上手くいってないね…)

佳奈多「…直枝、あなたは何してたの?」

理樹「僕は普通に勉強したり、真人とあそんだり………あれ?」

佳奈多「…?どうかした?」

理樹「いや…そういえば佳奈多さん、いつもと何か違う気が………あ、佳奈多さん、いつも髪留めつけてるのに、今日は…」

佳奈多「ああ、そのこと…昨日色々あって、あげたのよ。葉留佳に。」

理樹「え?佳奈多さんはあれ一個しか持ってなかったと思うけど…大事なものだよね?」

佳奈多「そうだけど、良いのよ、別に。」

理樹「え、良いの…?」

佳奈多「気にしないで、大丈夫だから。あれがなくても私は葉留佳を信じていられるから。」

理樹「…そっか、まあ佳奈多さんがそういうなら良いけど……でも何か、少しの変化だけど、慣れないよね。」

佳奈多「…変なら明日から何か別ので留めてくるけど。」

理樹「いや、変じゃないよ。それはそれで似合ってるから。」

佳奈多「…そう…」

理樹(少し嬉しそうな顔をする。)

佳奈多「……じゃあ、そろそろ授業始まるから、教室に戻るわ。」

理樹「あ、そんな時間か…うん、またね。佳奈多さん」

佳奈多「…ええ。また。」


理樹「………」


昼休み
理樹「……」
理樹(さて、今日は…)
1佳奈多と会う
2真人と遊ぶ
3自由安価
>>422 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/28(日) 22:34:13.34 ID:xXXJ2c4uO<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/29(月) 15:39:26.60 ID:i1byfXnbO<>

理樹「…やあ真人。今日も遊ぼう!」

真人「ああ良いぜ、実はな理樹、俺は昨日発見したことがある。」

理樹「それは是非聞きたいね。何?」

真人「それはな…筋肉革命のその先さ。」

理樹「革命のその先……響きだけでもすごそうだね、それはどういうものなの?」

真人「まず、筋肉を鍛えると時々暴徒とかすよな。」

理樹「うん、疑いようがなくそうだね。」

真人「そして、その暴徒と化した筋肉を俺はいつも鎮めようとしてるわけだ。」

理樹「うん。」

真人「だが、そこで鎮めようとしないと革命になる。…だがこの前、俺はそれでもなお筋肉を鍛え、鎮めなかった…そしたら、どうなったと思う?」

理樹「…どうなったの?筋肉センセーション?」

真人「…違う。……革命の先に、筋肉連邦が完成する。」

理樹「筋肉…連邦…?なんて楽しそうな連邦だ…」

真人「それは体が筋肉、すべてが筋肉…あらゆるものが筋肉の連邦…そんな世界が見えたぜ…」

理樹「それは…すごいね…」

真人「理樹、お前も筋肉連邦…見たくねぇか?」

理樹「…見たい…どうすれば見れる?」

真人「それは…ガンガン鍛える!よし理樹、行こうぜ!鍛えに!」

理樹「うん!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」






理樹「…ふぅ、良いトレーニングだった…」

真人「…理樹…これ、やるよ。」
>>424を手にいれた! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/29(月) 20:11:01.96 ID:hm6DQWgrO<> ヴァイオレット・エヴァーガーデンの映画観覧券 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/30(火) 12:27:44.94 ID:WHEZFEySO<> 理樹「アニメ映画のチケット…?」

真人「行ってこいよ…二人で…」

理樹「うん、ありがとう…でも何か、いつもいろいろ貰っちゃって…良いの?」

真人「気にすんな、普段世話になってるお礼だぜ!」

理樹「そんな、別に良いよ…僕だって真人には世話になってるし…」

真人「いいや、俺の方が理樹の世話になってる。昔からずっとな。だから今は俺がお前を助ける番だ。」

理樹「そんなこと…」

真人「なんか、理樹と二木と西園の間でなんか…変な感じになってるんだろ?俺ができるのはこうやって応援するくらいだからな。幼馴染みとして、それくらいやらせてくれ。理樹。」

理樹「真人…うん、ありがとう。」

真人「へっ、良いってことよ!」



理樹(その後…)

理樹「……」   



理樹(…授業が終わり、放課後だ。)

理樹(…さて、昼休みに筋トレして疲れたけど、今日も練習にいこう…)



練習場
恭介「お、理樹か。」

理樹「あ、恭介…早いね。」

恭介「俺は気合い入ってるからな。…それより理樹、昨日は平気だったのか?」

理樹「あ、うん、佳奈多さんと葉留佳さんはなんとかなったよ…でも…」

恭介「なんだ、他に何かあったのか?」

理樹「…いや、何でもないよ。僕がどうにかしなきゃいけない事だから。恭介も他に考えることがあるだろうし…」

恭介「…そうか、理樹がそういうなら、お前に任せよう。」

理樹「…うん、ありがとう。恭介。」

恭介「…で、他のやつらは?」

理樹「来ないとは聞いてないから、待ってれば来ると思うよ。」

恭介「そうか、なら、もう少し待つか…」

理樹「そうだね…」



理樹(…待っていると…>>426が来た。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/30(火) 13:22:21.02 ID:gV+nQ6KpO<> 葉留佳 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/06/30(火) 19:47:33.72 ID:C9UQTCklO<> 葉留佳「みなさん、やはー。」

理樹「…葉留佳さんか…」

恭介「…三枝か…」

葉留佳「え、なんか二人して、「なんだ、お前か…」みたいな雰囲気を感じるんですケド…まあそりゃ理樹くんにとってはお姉ちゃんの方が良いのはわかりますがネ。」

理樹「いやいやいや、そんなつもりは…」

葉留佳「なんか雰囲気ににじみ出てましたヨ!!なんだあいつか…うるさいのがきたなぁ…みたいな感じがありましたヨ!特に恭介さんから!」

恭介「まあ、正直ちょっと思ったな。」

葉留佳「えっ!?」

恭介「あいつの方がよかったともおもった。」

葉留佳「あいつって…寮長さん?」

恭介「ああ。」

葉留佳「…理樹くんは?」

理樹「…正直、最初佳奈多さんに見えて、葉留佳さんとわかって、ちょっと、残念というか、なんというか…」

葉留佳「…あれ、もしかしてはるちん、ウザがられてますカ…?」

恭介「ほう、ようやく気がついたか。」

理樹「恭介!?ちょっと…」

葉留佳「…そうっすカ…ウザがられてましたカ…」

理樹「いやいやいや、そんなことないよ?葉留佳さん、僕はそこまで思ってないよ?」

葉留佳「理樹くんもちょっとは思ってるんだ…」

理樹「いや、そういう訳ことじゃなくて…」

葉留佳「もはやこのバンドではるちんは必要とされていないんですネ……うわーん!バンドやめてやるー!」

理樹「ちょっと、そんなこと言わないでよ、葉留佳さん!僕は葉留佳さんのことうざいとか思ってないから!」

葉留佳「うわーん!」

佳奈多「…何、ちょっと…どうしたの?」

理樹「あ、佳奈多さん、葉留佳さんがちょっと…」

佳奈多「葉留佳が何?」

葉留佳「…お姉ちゃんははるちんのことウザいと思う?」

佳奈多「>>428」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/06/30(火) 21:26:42.13 ID:ygSTmf5Z0<> そんなこと思う訳ないでしょ!
誰かにそう言われたの?そんな奴私がぶっ飛ばしてやるわ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/01(水) 12:51:52.57 ID:2p12LojBO<> 葉留佳「…恭介さんと理樹くん…」

佳奈多「…そう…じゃあ…直枝。」

理樹「…」

佳奈多「…そんなこと言うんじゃないわよ。次から。」コツン。

理樹(軽く僕の頭を小突く。)

理樹(あ、良かった…こんなものですんだ…)

佳奈多「…棗先輩。」

恭介「…」

佳奈多「…妹を傷つけたあなたの罪は重いわ…償いなさい!」ドガバキッ!

恭介「ぐはぁぁぁぁっ!」

理樹「恭介!」

恭介「ぐっ…理樹…あとは…任せたぜ…ガクッ…」

理樹「恭介ー!」

葉留佳「おおぅ…良い右ストレートが入りましたネ…」

佳奈多「…妹を傷つけたんだから、当然よ。」

葉留佳「あと、理樹くんには甘いですネ。」

佳奈多「…それは…」

葉留佳「ひゅー、ラブラブですナ!」

佳奈多「…やめて…違うわ、直枝の方が罪が軽いと思っただけだから…」

葉留佳「いやいや、そうじゃないでしょー、やっぱラブだからでしょー。」

佳奈多「…違うから……直枝。」

理樹「…はい。」

佳奈多「…葉留佳とはこれからも仲良くいなさい。…いずれは…その…あなたの義妹になるかもしれないんだし…」

理樹「…うん…そうだね…」

葉留佳「じゃ、今からお義兄ちゃん呼びに慣れといた方が良いっすかネ、理樹お義兄ちゃん!」

理樹「やめてよ…」

佳奈多「まだ違うんだから、やめなさい。」

葉留佳「やはは、わかってますヨ。お姉ちゃん、理樹くん。」

理樹「もう…葉留佳さんは…」

理樹(その時…)

あーちゃん先輩「みんな、やっほー。遅れてごめんねー。」

理樹「あ、寮長さん…」

恭介「…」

あーちゃん先輩「…あらあら、恭介どうしたの?」

理樹「かくかくしかじかで…」

あーちゃん先輩「>>430」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/01(水) 13:17:41.23 ID:9/FDyR0Io<> 自業自得ね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/01(水) 18:40:56.71 ID:N8qoCmBxO<> あーちゃん先輩「…ちょっと意識落ちるほどの威力で殴ったなのはどうかと思うけどね。」

佳奈多「妹を傷つけたんですから、当然です。」

あーちゃん先輩「あら、かなちゃんついにシスコンが前面に出てきたわね。」

佳奈多「シスコンじゃないです。普通です。」

あーちゃん先輩「どうかしらねぇ。にゅふふ。」

佳奈多「からかうのはやめてください…やりますよ、練習。」

あーちゃん先輩「恭介がのびてるけど?」

恭介「…」チーン…

あーちゃん先輩「…ちょっとくらい待ってあげない?…ていうか、これ大丈夫?」

佳奈多「…さぁ、どうでしょう…手加減はしてないので。」

あーちゃん先輩「…ちょっとー、恭介ー、大丈夫ー?」

恭介「ぐっ…ぐ…」

あーちゃん先輩「あ、良かった、意識復活したわ…」

恭介「ぐ…ぐうっ……」

あーちゃん先輩「大丈夫?立てる?」

恭介「…ちょっと、大丈夫じゃないな…まだ立てない。」

あーちゃん先輩「じゃあどうすれば良いかしら?」

恭介「…>>432をしてくれれば…立てるかもしれないな…」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/01(水) 22:48:35.21 ID:Mb1O6bIi0<> 理樹が女装 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/02(木) 14:13:09.02 ID:HBtwO+AGO<> 理樹「えっ。」

あーちゃん先輩「…直枝くん…わかってるわね?」

理樹「いやいやいや、なんで…」

あーちゃん先輩「そうしないと恭介が立てないんだから。」

理樹「嫌ですよ、恭介、何か別の…」

恭介「いや、理樹の女装じゃなきゃ…だめだ…」

あーちゃん先輩「ほら、観念なさい。直枝くん。」

理樹「え、いや…」

理樹(逃げようとするが…)
ガシッ!
葉留佳「逃げちゃだめですヨ。理樹くん。」

理樹「葉留佳さん?」
ガシッ!
佳奈多「…我慢なさい。」

理樹「佳奈多さんまで!?」

あーちゃん先輩「にゅふふ、さぁ、覚悟ー!」



理樹子「…もう…何回目なのさ…」

あーちゃん先輩「あらー、わたし始めてみたけど、かわいいわね。写真撮らなきゃ。」カシャカシャ

理樹子「や、やめてくださいよ…」

恭介「おお…良い…これなら…立てる!」

理樹子「…うん、恭介立てたね、ならもうこれで…」

恭介「いや、今日はそのままで頼む。」

理樹子「えええ!?嫌だよ!」

恭介「頼む、俺のやる気のためだ。別に俺たち以外に見られる訳じゃないし、何より面白くないか、そっちのほうが。」

葉留佳「それにかわいいし。ねぇお姉ちゃん。」

佳奈多「……まあ…」

恭介「皆もそういっている。理樹…頼む。」

理樹子「…ええー……もう、仕方ないなぁ…」

恭介「やったぜ!いやっほう!」

あーちゃん先輩「…すごいテンション上がったわね。…なんか悔しいわ…ねぇ、恭介。」

恭介「なんだ?」

あーちゃん先輩「理樹くんと私、どっちがかわいいと思う?」

恭介「>>434」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/02(木) 15:28:13.53 ID:PV+eaV05O<> 彼女の前で理樹と答えるわけないだろ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/02(木) 18:37:54.47 ID:sk0az0HcO<> 恭介「お前の方が可愛いさ。」

あーちゃん先輩「そうよねー安心したわ、にゅふふ。」

恭介「わざわざわかりきってることを…」

あーちゃん先輩「それでも確認したいのよ。」

恭介「そうか、そんなものなのか。」

あーちゃん先輩「そんなものよ。……よし、それじゃ恭介起きたし、練習始めちゃおっか。とりあえず。」

理樹「あ、はい…」

理樹(本当にこのままやるんだ…)




理樹「……うん、とりあえず一曲引いてみたけど…」

恭介「…確かに前より進歩はしてるがな……まだ足りないな。俺たちの目指すものはこんなものじゃない。」

理樹「うん、そうだね。」

葉留佳「まだだめっすカ…」

理樹「うん、葉留佳さんはやっぱりまだアドリブしちゃう癖があるし…あとパフォーマンスしようとして乱れたりとか…」

葉留佳「え、パフォーマンスダメ?」

恭介「別にダメではないが、そういうのはもっと確実な技術をつけてからにするべきだろう。」

葉留佳「へーい。」

恭介「キーボードは…逆に楽譜通り引きすぎていると感じがやはり強いな。」

佳奈多「はい、気を付けます。」

恭介「ギターは…何か、恥ずかしそうに弾いてたな。なんか演奏が縮こまっていたぞ。」

理樹「そりゃそうだよ…誰のせいだと思ってるのさ…」

恭介「ボーカルは…まあ、いい。」

あーちゃん先輩「あら、そう?やったー、にゅふふ。」

恭介「理樹、俺はどうだった。」

理樹「そうだなぁ…ちょっと乱れてたよね、リズムが。」

恭介「そうか、ベースがずれるとすべてが崩れかねんからな、それは反省しなきゃいけないな。」

理樹「うん…それじゃ、反省を踏まえて、もう一回やってみようか。」

恭介「おう!」




理樹(…しばらくそれをやった後…)

恭介「よし、それじゃ、休憩!」

理樹「…ふぅ…」

理樹(一旦休憩だ…誰に話しかけよう?)
誰にする?
>>436 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/02(木) 19:32:31.18 ID:pnU2DkR2O<> 恭介 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/02(木) 21:58:45.93 ID:qvhrEtsyO<> 理樹「おつかれさま、恭介。」

恭介「おう、おつかれ。理樹。…いや、理樹子?」

理樹「やめてよ…」

恭介「はは、すまん。」

理樹「もう…」

恭介「…さて、理樹、喉乾いただろう。飲み物を買いに行こう。俺がおごってやるから。」

理樹「ありがとう!いこうか。」


理樹(…二人で飲み物を買いにいくと…>>438に出会った。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/02(木) 23:38:14.36 ID:qe/sxodP0<> 来ヶ谷さん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/03(金) 12:21:14.36 ID:JdXEBbLgO<> 理樹(来ヶ谷さん…女装してる今一番会いたくない人に)

恭介「お、来ヶ谷か。」

来ヶ谷「おや、恭介氏と…ほう、理樹少年、いや理樹子くんか…」

理樹「やめてよ来ヶ谷さん…あんまり見ないで…」

来ヶ谷「ははは、君は実に可愛らしいからな、つい見てしまう。…しかし、理樹少年は何故また女装をしているんだ。」

恭介「俺が頼み込んだ。」

来ヶ谷「ほう、恭介氏が女子寮長と付き合い始めたと聞くが、その趣味はまだ持ち合わせていたのだな。」

恭介「それとこれは別枠だ。もちろん彼女はいるしまあ好きだが、それとは別枠に理樹は好きだし、鈴も好きだぞ。」

来ヶ谷「ホモ、ロリショタコン、シスコンぶりは健在と言うわけか。恭介氏もなかなかだな。私としては構わんがね。…しかし、理樹少年は頼めば女装してくれるのか。」

理樹「いやいやいや!半ば無理矢理やらされたんだよ。頼まれても普通はやらないから。」

来ヶ谷「なんだ、つまらんな。いっそこのまま男の娘路線でいけば良いのに。」

恭介「あ、良いなそれ。」

理樹「良くないよ!」

来ヶ谷「佳奈多くんがそっちの方が良いといってもかな?」

理樹「佳奈多さんはそんなこと言わないよ…」

来ヶ谷「どうだかな。ああいうタイプほど案外、というところもある。この前の女子会の時も……」

理樹「…何かあったの?」

来ヶ谷「…おっと、そろそろ時間だな、そろそろ行かねばならん。ではな、理樹少年、恭介氏。」

理樹「えっ、ちょっと、いったい何が…行っちゃったよ…何だったのかな…」

恭介「あとで二木本人に聞けば良いんじゃないか。」

理樹「…まあ、そうだね…」




理樹(その後、自販機で飲み物を買って貰って、練習場へ戻る時…今度は、>>440に会う。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/03(金) 12:41:43.16 ID:gWQuU9QDo<> クド <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/03(金) 18:45:45.02 ID:xCANSUxGO<> クド「あ、リキ!…わふ?どうしてそんな格好を…」

理樹「ちょっと…恭介にいろいろ…」

クド「恭介さん、何を?」

恭介「頼み込んだらしてくれた。」

クド「頼み込んだら…わふぅ…なるほど…」

理樹「いや、普通はしないからね?」

クド「そうですか…残念です。…それで、私はお散歩ですが、お二人は何を?」

理樹「ちょっと自販機で飲み物を買ってたんだ。今から練習に戻るところだよ。」

クド「わふー、それはお疲れさまです!最近佳奈多さんも頑張ってるみたいですから、応援してます!」

理樹「ありがとうクド。…あ、そうだ、クド、このあと暇?」

クド「はい、大丈夫ですが?」

理樹「練習見に来ない?よかったら。」

クド「良いんですか?」

理樹「良いよね?」

恭介「ああ、構わん。」

クド「なら、行きます!」



クド「…というわけで、よろしくお願いします!」

佳奈多「あら、クドリャフカ…見に来たのね。」

葉留佳「よっしゃー、はるちんの華麗なドラムさばき見せてやりますヨ!」

理樹「うん、やる気は十分だね。…じゃ、練習再開しようか…とりあえず、一曲聞いてもらおう!」



理樹「…どう?」

クド「>>442」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 01:55:17.86 ID:/fKF8ELuO<> ぱーふぇくと <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/04(土) 12:50:23.09 ID:P4dbKgDzO<> クド「すばらしいのです!短い期間でこれだけ楽器ができるなんてすごいです!寮長さんも歌がとっても上手なのです!」

あーちゃん先輩「ありがと、にゅふふ。」

理樹「ありがとう、クド。でも僕たちはまだまだ満足してないけどね。」

クド「そうなのですか?」

理樹「うん、本番に向けてまだまだ上手くなるよ。」

クド「わふー…すごい向上心です!さすがです!」

理樹「ありがとう。」

恭介「ふっ、当然だな。…よし、この調子で、どんどんいくぞ!」

葉留佳「いえーい!」

佳奈多「…はい…」



理樹(練習中…)

理樹「…あ、そういえば、佳奈多さん。」

佳奈多「…何?どうかした?」

理樹「…いや、昨日の女子会で佳奈多さん、僕がらみでなにかあった?」

佳奈多「…バンド関係ないじゃない。突然なによ。」

理樹「いや、さっき来ヶ谷さんに女装見られたときに、何か佳奈多さんの事で意味深なこと言われたから…何かなって…」

佳奈多「……何のこと?」

葉留佳「あー、もしかして、ビンゴの景品が理樹くんの女装写真で、それお姉ちゃんがもらったって話?」

理樹「えっ。」

佳奈多「…ああ、あれ…別に景品だから貰っただけじゃない。嫌かしら?」

理樹「>>444」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 23:31:14.04 ID:emR0sepG0<> 佳奈多さんだけはと信じていたのに…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/05(日) 12:22:20.54 ID:UuP4wmyhO<> 理樹「佳奈多さんまで、僕の事をそんな目で…」

佳奈多「直枝、違うのよ。これは景品だから仕方なく貰っただけで、別に私は棗先輩みたいに女装のあなたがかわいいとか、見たいというわけじゃないから。」

理樹「本当に?」

佳奈多「本当よ。ありのままのあなたが一番。こんな写真に興味は無いから…」

クド「あれ、佳奈多さん昨日の夜あの写真を…」

佳奈多「…」キッ!

クド「!?わ、わふぅ…な、なんでもないです」

葉留佳(うはー、クー公をこれ以上ないくらいに殺気に満ちたすごい目付きでにらんでますナ…)

佳奈多「…とにかく、私は棗先輩や来ヶ谷さんみたいに変態じゃないし、女装が良いとかそんなこと思ってないから。」

理樹「…じゃあその写真はちゃんと処分しておいてくれる?なんか嫌だからさ…」

佳奈多「………ええもちろん、ちゃんと責任をもって処分するわ。」

理樹「…本当に頼むよ?」

佳奈多「……もちろんよ。」

理樹「…うん、じゃあ、良いよ。…練習止めちゃってごめんね、再開しようか。」 
佳奈多(…なんとか、切り抜けたわね…クドリャフカが余計なことを言ったせいで危なかったけど…)チラッ

クド「!」ビクッ!

クド「わ、わふぅ…」ガクガク

佳奈多(…まあ、あの様子なら漏らすことは無いでしょう…)

理樹「…?佳奈多さん、まだ何かある?」

佳奈多「いいえ。やりましょう。」

理樹「うん…」







理樹「…ふぅ…もう遅くなってきたねー。」

恭介「今日はこんなものだな。」

理樹「そうだね…じゃ、今日はもう終わりにしようか。」

クド「わふー、おしまいですか。今日はありがとうございました!」

理樹「うん、いつでも見に来て良いからね。」

クド「はい!」

理樹「それじゃあ、今日は解散!みんな、ありがとう!」

佳奈多「…直枝、このあとあなたはどうするの?」

理樹「このあとは…>>446」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/05(日) 14:51:35.11 ID:EVG6RsenO<> 謙吾のとこへ行く <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/05(日) 18:13:19.10 ID:Ii11IKuwO<> 佳奈多「宮沢のとこ?なんで?」

理樹「ちょっと、いろいろ話し合いたくて…」

佳奈多「…色々?なによ。」

理樹「うん、色々…男だけで話したいことが…」

佳奈多「……そう……わかったわ、なら、私はもう帰るわ。…行きましょう、クドリャフカ。」

クド「わふぅ…は、はい…」ビクビク

佳奈多(…まだ怖がってるわ…そんな怖かったかしら…あとで謝っときましょう…)



理樹(僕は謙吾のところにいく。)

謙吾「…理樹か、どうしたんだ、今日は。」

理樹「ちょっと、昨日の件で、また色々考えたくて。」

謙吾「昨日…ああ、二木と西園の話か。…よし、わかった、入れ。理樹。」

理樹「ありがとう!」




理樹「…さて謙吾、まずはきのうだけど、謙吾が言ってたはっきり振るっていうのも、女子寮長さんに言われた、葉留佳さんにやって貰った女子会で距離を詰めるっていうのも失敗したんだ…」

謙吾「ふむ、ダメだったか…それなりに自信はあったんだがな…それで、理樹は何か今は思い付いたのか?」

理樹「僕の案は…>>448」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/05(日) 19:47:30.50 ID:RZokIYZoO<> 誰になんと言われようと西園さんとは普通のクラスメイトとして接する
恋人は佳奈多さんだけだから <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/05(日) 20:35:47.76 ID:RNM0B0Swo<> 謙吾「とてつもなく原点に帰ってきたな。」

理樹「うん、意外と基本だけどやってなかったよね。」

謙吾「明日からやるのか?」

理樹「うん、頑張るよ。」

謙吾「そうか。良いと思うぞ。俺は。とりあえず西園とお前の問題を解決するという考えは良いと思う。二人を仲良くさせるなら、そこからだろうからな。」

理樹「そうだね。…ちなみに、謙吾は何か案がある?」

謙吾「俺か…そうだな…いっそ二人で殴りあいの喧嘩でもすれば仲は深まるんじゃないか。」

理樹「それで仲が深まるのは男だけだよ…」

謙吾「そうか…」

理樹「…謙吾はさ、女の子に何回も言い寄られたことあるよね?」

謙吾「現在進行形で言い寄られてるな。」

理樹「どうしてるの?」

謙吾「ラブレターは一応読んでいるが、最近はほとんど返事は書いていないな…自分が好いている相手でもなければ、適切な距離感を保っているぞ。」

理樹「そう。やっぱり、適切な距離感だね、参考になったよ…うん、ありがとう。…じゃ、相談はこのくらいかな…」

謙吾「…そうか……よし、じゃあ理樹、俺と遊ぼう!」

理樹「うん、いいよ。」

謙吾「何をする?」

理樹「じゃあ…>>450」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/06(月) 08:46:44.11 ID:/v17uHT9O<> 野球拳 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/06(月) 15:18:53.58 ID:qQsY5teQO<> 謙吾「野球拳か…ふっ、いいだろう。どちらかが全裸になるまでやる…それでいいか?」

理樹「うん、それでいいよ?」

謙吾「…では…いくぞ…ランナーになったらエッサッサ!」

理樹「アウト?セーフ?」

二人「よよいのよい!」

理樹 パー
謙吾 グー

謙吾「くそっ!負けた!」

理樹「やった!」

謙吾「くっ…では、胴着を脱ごう…まだまだ余裕はある…逆転をする!」

理樹「…よーし、この調子で…」

二人「よよいのよい!」

理樹 チョキ
謙吾 グー

謙吾「よし!」

理樹「そんな!…しかたないね、じゃあ僕も制服を脱ぐよ…」

謙吾「よし、このまま連続でかつ!」

二人「よよいのよい!」

理樹グー
謙吾パー
謙吾「よし!二連勝!」

理樹「うう…これで上半身裸だよ…」

謙吾「…ほう…」

理樹「…なに、どうしたの?」

謙吾「…いや、良いからだだなと。」

理樹「ふふ、鍛えた成果かな?よーし、どんどん行こう!」
勝者
>>452 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/06(月) 22:02:22.88 ID:LK3xx57o0<> 謙吾 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/07(火) 12:03:06.33 ID:x4wiDxZVO<>



理樹「…これが…」

謙吾「…最後の勝負…」

理樹(あのあともどんどん進み、僕はパンツ、謙吾はふんどししか着けていない状態となっていた。)

理樹「それじゃあ…いくよ!」

謙吾「ああ…来い!」

二人「よよいのーー……よいぃぃぃ!」
理樹 チョキ
謙吾 グー

謙吾「よおおおおっし!」

理樹「うわああああっ!」

謙吾「俺の勝ちだ!…さあ理樹、約束通り、脱いでもらおうか。」

理樹「……くっ、負けたんだ…仕方ない……くっ…」

理樹(パンツを脱ぎ、僕が全裸になった。)

謙吾「…おお…ほう…これは…なかなか…」

理樹「なにその反応…ちょっと怖いんだけど…」

謙吾「思わず言っただけだ、そっち系のあれではない。」

理樹「本当に…?」

理樹(…などと話してると…)
ガチャッ
理樹「!?」

理樹(>>454が入ってくる。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/07(火) 14:33:29.71 ID:tnL0WNBqO<> 佐々美 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/07(火) 16:05:27.24 ID:x4wiDxZVO<> 佐々美「…宮沢さま、鍵が空いておりますので、入らさせていた…!?」

理樹「あっ…」

謙吾「さ、笹瀬川…」

佐々美「…な、なななな!?!?!?」

理樹(笹瀬川さんはとても驚いているようだ、そりゃそうだろう、部屋に半裸と全裸の男が居たら誰でも驚く。)

理樹「えっとね、笹瀬川さん、違うんだよ、これはね、野球拳で…」

佐々美「ど、どうしましょう…と、とりあえず、し、失礼いたしましたわっ!お二人がそのような趣味をお持ちで、部屋でそのようなことが行われているとはとはしらず…いえ、違いますのよ、別にそれが良いとか悪いとかどうこうを言っているわけではなく…」

理樹「笹瀬川さん、一旦落ち着いて…違うから、そういうのじゃないから…」

佐々美「と、とにかく、お二人のじゃまをしてしまいましたわっ、失礼いたします!」
バタン!

理樹「あっ、ちょっと、笹瀬川さん…まって、これは、誤解なんだ!」

理樹(思わず外に出て追いかける。)

理樹「待って、笹瀬川さん!?」

佐々美「ひっ!?なんで追いかけて来ますの!?」

理樹「違うんだ笹瀬川さん!これは…」

佐々美「裸で出歩くなんて変態ですの!?誰かー!助けてくださいましー!変態が追いかけて来ますわー!」

理樹「変態!?…あ…」

理樹(そういえば僕、全裸だった…その事に気がついた時にはもう遅く…)

取り巻き1「佐々美さまの、助けを求める声が聞こえましたわっ!」

取り巻き2「佐々美さまを傷つけることは許しませんわっ!」

取り巻き3「佐々美さまを襲う変態、覚悟するが良いですわっ!」 
理樹「あっ、ちょっと、これは…あっ!」

理樹(3人になす統べなく僕は捕まってしまい…)

取り巻き1「佐々美さま、捕まえましたわ!」

取り巻き2「この不届きものをいったいどのようにいたしますか?」

取り巻き3「風紀委員にでもつきだしますか?」

佐々美「ありがとう、助かりましたわ…そうですわね…>>456」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/07(火) 16:09:21.72 ID:Ev1aKn6Yo<> 彼女に引き取りに来てもらいましょう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/07(火) 19:25:14.86 ID:2//sVLK6O<> 佐々美「あとはあちら側にお任せいたしましょう、元々の目的である宮沢さまが達成できていませんからね。あまり直枝理樹に時間をかけてはいられませんわ。」

取り巻き1「わかりましたわ!」

取り巻き2「そのように」

取り巻き3「いたします!」

佐々美「ええ、よろしく頼むわよ、渡辺、川越、中村。」



取り巻き1「かくかくしかじか」

取り巻き2「というわけで」

取り巻き3「あとは任せましたわ!」

佳奈多「…なるほど…それは、直枝が迷惑をかけたみたいで…申し訳ないわね。こちらで指導をしておくから。」

取り巻き1「二度とないように」

取り巻き2「しっかりとした指導を」

取り巻き3「お願いしますわよ。」

佳奈多「…ええ、本当、ごめんなさいね…」


佳奈多(…笹瀬川さんの取り巻きは帰っていく。)

佳奈多「…さて、直枝。」

理樹「はい…」

佳奈多「なんで全裸で走り回ったの?」

理樹「えっと…野球拳をしてたところを見られて、笹瀬川さんに誤解されたままどこかへいっちゃいそうだったから、自分が脱いでるのも忘れてつい…」

佳奈多「アホね…アホ。」

理樹「うん、なにも言い返せないね…」

理樹(本当、なんでこんなことをしてしまったのだろう…)

佳奈多「…まあとりあえずちゃんと服は来なさい、指導はそこからよ。」

理樹「うん…」



理樹(…というわけで、謙吾の部屋に戻り、服を着る。)

佳奈多「…さて、直枝、それじゃあ、風紀委員として、あなたには指導を加えなきゃいけないわけだけど…」

理樹「…うん…」

佳奈多「そうね…直枝、あなたには…>>458」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/08(水) 02:26:00.51 ID:LTIQsSiHO<> 反省文とこの前みたいなおふざけ禁止の校内清掃 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/08(水) 12:20:40.29 ID:9qJwZZgUO<> 佳奈多「原稿用紙は今から持ってくるから、明日までに提出しなさい。そして放課後は清掃活動だからね。」

理樹「はい…」

佳奈多「…二度とこんな事はやるんじゃないわよ。次はこんなものじゃすまさないから。」

理樹「…はい…反省します…」




理樹(…というわけで、反省文を書くことになった。)

理樹「はぁ…大変だな…」

真人「…おう?理樹、なに書いてるんだ?」

理樹「反省文だよ…ちょっと、色々やっちゃって…」

真人「そうか。…手伝うか?」

理樹「いや、大丈夫、真人こういうの書くの苦手そうだし…自分で書かなきゃ意味もないだろうしね。」

真人「…偉いな、理樹。…まあ理樹がそういうんなら、やめとくか。大人しく静かに筋トレでもしてるぜ。」

理樹「うん、ありがとう…」

理樹(そんな感じで、今日も夜が更けていく…)




翌日
理樹(…昨日は反省文も書いていたから、少し寝不足だ…でも、頑張ろう…)

理樹(…そんな感じで登校すると…>>460に出会う。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/08(水) 15:02:07.30 ID:gIA4vIfmO<> 鈴 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/08(水) 18:36:45.88 ID:7XuXlxyjO<> 鈴「理樹、おはよう。」

理樹「あ、鈴…」

鈴「なんかねむそうだな。どうかしたのか。」

理樹「ちょっと、昨日反省文を書いてて…」

鈴「なにぃ…反省文か。なにしたんだ。」

理樹「ちょっと…笹瀬川さんと…色々…」

鈴「さしみに何かされたのか。」

理樹「いや、笹瀬川さんは被害者だよ…ほんと、改めて謝っとかないと…」

鈴「あいつにあやまることなんてないと思うぞ。理樹。」

理樹「いや、そういうわけにはいかないでしょ…ねぇ鈴、笹瀬川さんどこにいるか知らない?」

鈴「しらん、あたしから会いに行ったことはないからな。」  

理樹「だよね…」

鈴「だが、ふらふらしてたらそのうち会えると思うぞ。あたしは良く会う。」

理樹「どれくらいの頻度で?」

鈴「二日にいっぺんよりやや多いくらいだな。」

理樹「それほぼ毎日だよね…」

鈴「そーかもな…」

理樹「…ねぇ鈴、しばらく一緒にいていい?」

鈴「…なにぃ……いいのか。かのじょがいるのに。」

理樹「笹瀬川さんに会うには鈴の近くにいるのが一番ぽいから…お願い。鈴。」

鈴「……仕方ないな。良いぞ。」

理樹(…というわけで、しばらく一緒にいてもらうことになった…)
コンマ判定
下二桁が3の倍数、あるいはゾロ目なら佐々美と遭遇
>>462 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/08(水) 18:59:06.02 ID:YLgNMl9wO<> そい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/08(水) 21:22:35.79 ID:B74u1uJjO<> 理樹「…」

鈴「…」

小毬「あー、理樹くん、鈴ちゃん、おはよー!」

理樹「うん、おはよう。」

鈴「おはよう。こまりちゃん。さささがどこにいるから知らないか。」

小毬「さーちゃん?ごめんね、わからないよ〜。」

鈴「そうか…」


謙吾「お、理樹と鈴。おはよう。」

理樹「おはよう謙語。」

鈴「おはよう。」

理樹「笹瀬川さんどこにいるかわからない?」

謙語「笹瀬川…?すまん、俺にはわからない。」

理樹「そっか…」





鈴「…だめだ…あわないな。」

理樹「うん、会わないね…関係ある人には会えるけど。」

鈴「さささ、肝心なときにこないとは、つかえないな。」

理樹「まあ、そういう時もあるよ。」

鈴「…すまんな、理樹。」

理樹「いやいやいや、鈴が悪い訳じゃないから…むしろこっちこそ、付き合わせてごめん。」

鈴「あたしは別にいい。…で、さしみはどうするんだ。」

理樹「…まあ、探していなかったから、またであったときに謝ることにしとくよ。」

鈴「そーか。あたしが会ったらできる限りで理樹に伝えるようにしてやる。」

理樹「うん、ありがとう、鈴。」 



理樹(…その後、教室で授業を受け…)

理樹(…さて、今日の休み時間は…>>464) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/09(木) 01:30:44.29 ID:Q2+lsJ7hO<> 佳奈多さんと過ごそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/09(木) 15:18:52.12 ID:uajJyzSBO<> 理樹(反省文出しついでに、今日は佳奈多さんとすごそう。)



理樹(…佳奈多さんに会いにいく。)

理樹「佳奈多さん!」 

佳奈多「…あら、直枝?反省文でも出しに来たのかしら。」 

理樹「それもそうなんだけど、それついでに、今日は一緒にいたいなって。」

佳奈多「…良いけど…珍しいわね。」

理樹「そうかな?」

佳奈多「いつもは井ノ原と珍妙な話をして、筋トレに行ってるじゃない。」

理樹「珍妙なって、真剣な筋肉議論さ。…ていうか、話、聞いてたの?」

佳奈多「…私もたまにあなたに会いにいってるけど、その時はいつも井ノ原がいるのよ…というか、気づかれてなかったのね。」

理樹「…ごめん。」

佳奈多「…まあ、別にいいわ…じゃ、直枝、まず反省文を見せなさい。」

理樹「うん、これ…」

佳奈多「…」

理樹(…じっくりと反省文を読んでいる。)

佳奈多「………まあ、いいでしょう。受け取ったわ。」

理樹「やった、ありがとう。…じゃ、佳奈多さん、ご飯でも食べようか、とりあえず。今日も佳奈多さんはお弁当?」

佳奈多「ええ。…直枝、せっかくだからどこか別のところで食べましょうか。」

理樹「え、じゃあ…>>466」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/09(木) 19:14:38.03 ID:TIRN0ZIuo<> 中庭には厄介な西園さんがいるだろうから
屋上行こうか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/09(木) 21:07:37.52 ID:EpwtnGbSo<> 佳奈多「屋上?あそこは立ち入り禁止よ。そもそも鍵がかかって…」

理樹「そこは大丈夫だから。」

佳奈多「大丈夫って…」

理樹「良いから、行こう?そこなら二人になれるしさ。」

佳奈多「…仕方ない、わね…」





理樹(…というわけで、屋上の入り口までいく、さっき小毬さんは鈴と教室でご飯を食べていたからいないはずだ。実際開けられた様子もない。)

佳奈多「…ここ、本当に大丈夫?」

理樹「大丈夫だよ、ここを…こうやって……ほら、開いた。」

佳奈多「……良く見つけたわね…」

理樹「僕が見つけた訳じゃないんだけどね。…それじゃ、いこうか…」



屋上
佳奈多「…初めてきたけど…なかなか、いい景色ね。」

理樹「でしょう?景色もいいし、風も気持ちいいし、人も来ないから、二人でいるには最適だよね。」

佳奈多「…そうね。」

理樹「じゃ、食べよっか。」

佳奈多「…ええ。」

理樹(僕の昼御飯は買って来たパン、佳奈多さんはお弁当だ。)

理樹「…わあ、美味しそうだね。」

佳奈多「…そう?」

理樹(佳奈多さんの弁当は聞いてた通り、ハンバーグやら卵焼きやら、好きなものを詰め込みましたという感じで、美味しそうであった。)

理樹「うん、とっても。」

佳奈多「……ありがとう。」

理樹(ちょっと照れながら言う。)

理樹「食べてみたいよね、僕も。」

佳奈多「…じゃあ、ちょっといる?」

理樹「え、良いの?」

佳奈多「どれか一個くらいならね。」

理樹「じゃあ、卵焼きかな。」

佳奈多「…じゃ、どうぞ。」

理樹「…」

理樹(僕は口を開けて、待つ。)

佳奈多「…食べないの?」

理樹「いや…食べさせてくれないかなって…」

佳奈多「>>468」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/10(金) 01:13:31.85 ID:IX0Jp85kO<> するわけない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/10(金) 12:11:39.96 ID:N4d2uDa+O<> 理樹「…え、ダメ?誰もいないのに。」

佳奈多「…ダメ。」

理樹「…はーい…」

理樹(あきらめて自分で口に運ぶ。)

佳奈多「…どう?」

理樹「美味しいよ、さすがだね!」

佳奈多「…そう?」

理樹「うん、毎日でもたべたいよね。」

佳奈多「>>470」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/11(土) 14:17:25.20 ID:JKGDdCk6O<> プロポーズみたいね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/11(土) 16:33:58.67 ID:8eKwOe08O<> 理樹「プロポーズ…そういう意味も無くはない、かな。」

佳奈多「…え?」

理樹「…嫌なの?」

佳奈多「いえ、嫌じゃないわ……でも、まだ早いじゃない。法律的にも無理だし。結婚だなんて、卒業してからよ。」

理樹「そっか。わかった、卒業するまで我慢するよ。」

佳奈多「…ええ…」

理樹「…じゃあさ、せめて昼ごはんのお弁当を作ってきてもらうことって出来ないかな?」

佳奈多「…お弁当…まあ、作ってあげても良いけど、毎日は無理よ?」

理樹「うん、佳奈多さんの負担にならない位でいいから。」

佳奈多「…ええ、わかったわ。…とりあえず、明日作ってきてあげる。」

理樹「やった、ありがとう!佳奈多さん!」






理樹(…その後、しばらく雑談をする。)

理樹「…そしたら謙吾に「お前、良い身体だな」って言われて、その時の目付きがちょっと本気で…」

佳奈多「宮沢が…それは危ないわね。直枝に危害が及ぶ前に指導しておくべきかしら…」

理樹「あはは…まだなにもしてないからやめてあげて…ねぇ佳奈多さん、佳奈多さんは昨日の夜呼ばれる前は何してたの?」

佳奈多「>>472」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/11(土) 17:26:30.26 ID:OehwLl2Ro<> 試験勉強 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/11(土) 20:35:43.69 ID:VmU3Awnoo<> 佳奈多「大変だったところにあなたがあんな事を…そのせいで昨日はだいぶ遅くまで起きてることになったわよ…今も少し眠いわ…」

理樹「…ごめん…」

佳奈多「…いいわよ、別に…慣れてるから。」

理樹「慣れてるって…大丈夫なの?」

佳奈多「…別に夜更かしくらいなら平気よ、前より心労は減ったから。」

理樹「でも、心配だなぁ。」

佳奈多「心配してくれるのは嬉しいけど、大丈夫だから。」

理樹(…大丈夫かな…)

理樹「…やっぱり、ちょっと寝た方がいいんじゃない?」

佳奈多「え?」

理樹「昨日頑張って寝てないんだったらすこしでも補った方がいいって。時間になったら起こしてあげるからさ。」

佳奈多「…良いの?せっかくの時間なのに。」

理樹「文化祭もあるんだし、健康第一だよ。ほら、日差しもあるから暖かいし。固いのが駄目なら僕の膝で…」

佳奈多「>>474」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/12(日) 08:23:33.10 ID:qmL8s5EqO<> 遠慮なく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/12(日) 12:51:09.41 ID:TNUiIiBaO<> 佳奈多「…失礼するわ。」

理樹「うん。」

理樹(僕の膝の上に、佳奈多さんが頭を乗っける。)

佳奈多「…変なことしないでよ?」

理樹「しないよ…」



佳奈多「すぅ…すぅ…」

理樹(すぐに佳奈多さんは寝息をたて始める。やっぱり疲れてたんだろう。)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(寝顔は穏やかだ。最近はずいぶん丸くなって、こんな顔を見せることも前より増えたけど、それでもここまでじっくりみれることは無い。)

理樹「…」

佳奈多「…すぅ…」

理樹(…ああ、可愛いなぁ…)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(…変なことはするなって言ってたけど…>>476くらいなら大丈夫かな…) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/12(日) 16:22:20.36 ID:H/4RZ7Tv0<> おっぱいを揉む <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/12(日) 18:51:34.67 ID:epNo3jVhO<> 理樹(…待って、これって変なことなんじゃ……いや、でも僕たちはもうそれ以上の事も経験してるわけで…うん、ちょっとだけ、ちょっとだけなら、大丈夫だよね。)

佳奈多「…すぅ…」

理樹(…慎重にいって…出来るだけばれないように…そーっと…)

理樹「…」モミッ

理樹(あっ、服越しでも、柔らか…)

佳奈多「…んっ…」

理樹「!?」

佳奈多「……すぅ…」

理樹「…ほっ…」

理樹(なんとかなった……しかし、一回揉んでしまうと…何か………よし、もう一回やってみよう…)

佳奈多「…すぅ…すぅ…」

理樹「……」モミッ

佳奈多「んんっ…すぅ…」

理樹(…何か、止まらなくなってきた…よし、さらにもう一回だけ…)モミッ
コンマ判定
下一桁が奇数なら起きる
>>478 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/12(日) 19:50:18.15 ID:MX1VZcz5O<> ほい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/12(日) 20:46:57.37 ID:1JPvGvz2O<> 佳奈多「…ん…んん…なに…」パチッ!

理樹「!?あっ…」モミッ

佳奈多「……!?っっっ////!へ、変態!」ぺチッ!

理樹「痛い!」

佳奈多「変態ね…変態!変なことはなにもするなって言ったじゃない!」

理樹「ごめん…それ以上の事をしてるから、触るだけなら、いいかなって…ちょっとした出来心で、決してそこから先をしようなんて思ってないから、だから、許して!佳奈多さん!」

佳奈多「…>>480」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/13(月) 07:21:33.82 ID:Rz9uDIGzO<> 死刑 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/13(月) 12:29:53.14 ID:B/l8+StlO<> 理樹「…え?」

佳奈多「死して償いなさい…」

理樹「し、死!?」

佳奈多「…そうね、ちょうどここは屋上だから…」

理樹「いやいやいや!?そこまで!?」

佳奈多「寝てる無防備な人に淫らな事をしたんだから、当然よ。すぐにやられないだけましと思いなさい。」

理樹「いやいやいや…どうか佳奈多さん、それだけは…他なら何でもするから、許して!」

佳奈多「なら…>>482」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/13(月) 12:42:11.82 ID:6fntBMU/O<> 西園さんを半径2m以内に近づけるのを禁止 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/13(月) 14:06:55.49 ID:qzdnHfH3O<> 理樹「うん、それで許してくれるなら。がんばるよ。」

佳奈多「じゃあ、それでね。」

理樹(良かった…許してもらえた…)

佳奈多「…破ったら許さないからね。」

理樹「はい…」

佳奈多「…じゃ、戻るわよ。」



理樹(…その後、教室に戻ると…)

美魚「…おや、直枝さん…」

理樹「!」ササッ!

美魚「…?どうされたのですか。」

理樹「…ちょっと…西園さんに近づいちゃダメなんだ、ごめんね。そう言うことだから、それじゃ。」

美魚「>>484」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/13(月) 16:02:17.34 ID:DRzTPTtR0<> 酷いです直枝さん…そんなイジメみたいな事を…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/13(月) 18:18:57.10 ID:bU/ZaYFYO<> 理樹「え、いじめなんて、そんな…」

美魚「そうじゃないですか、私だけ避けるなんて…ひどいです。直枝さん。直枝さんにはなにもしていませんのに…皆さんには普通なのに、どうして私だけ……ぐすっ…」

理樹「え、ちょ、ちょっと…」

美魚「…ぐすっ…」

理樹「ちょっと、泣かないで…あっ、近づいちゃダメなんだった…」

小毬「理樹くん、みおちゃん、どうしたの〜?」

美魚「直枝さんが突然…ぐす…私のことだけ避けるんです……」

小毬「理樹くん、みおちゃんとも仲良くしなきゃダメだよ〜。いじめはめっ、だよー?みんな仲良くしないと〜。」

理樹「小毬さん…いや、いじめとかじゃなくて、これは…」

小毬「ちゃんと謝って、早く仲直りしよー。ね?」

理樹「…」

理樹(…回りの注目が集まる前に穏便に済ませるべきなのかな…) 

理樹「…ごめん…」

小毬「うん、謝ってるから、みおちゃんも許してあげて。」

美魚「…直枝さん…」スッ

理樹「…西園さん?」

美魚「仲直りというのなら、証として、握手を。」

理樹「…え…」

理樹(…これは…受けたら仲直りだけど、佳奈多さんの約束が…)

美魚「…」

理樹(…どうしよう…これは…)
どうする?
>>486 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/13(月) 18:49:51.19 ID:wpSGzbgBO<> 応じる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/13(月) 22:14:53.07 ID:V5GUwtn6O<> 理樹「…」

理樹(…小毬さんもいるし、ここで手をとらないと西園さんとの仲は切れてしまうかもしれない。僕のしたいことは二人の仲をとりもつことだ。…だから…)

理樹「…」ギュッ

美魚「…ありがとうございます。」

小毬「うん、これで仲直りだね!」

理樹「…」

理樹(…これでよかったのかな…)

美魚「…」ニヤリ

美魚(…うまく事が運びました…)




理樹(…その後、放課後…)

理樹「…今日は掃除だっけ…一旦佳奈多さんのところに行って、どこをやるのかとか聞いてこないと…」




理樹「…というわけで、来たよ。」

佳奈多「…あら、直枝…昼の約束はちゃんと守ってる?」

理樹「も、もちろんさ。」

佳奈多「…そう、なら、いいわ。…で、今日の掃除だけど、罰則だから、徹底的にやってもらうわよ。」

理樹「うん。まずはどこ?」

佳奈多「>>488」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/14(火) 13:53:04.49 ID:RGa5qWQRO<> トイレ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/14(火) 18:04:55.93 ID:bH7GG/K/O<> トイレ
理樹「…」ゴシゴシ

佳奈多「隅から隅まで徹底的にやるのよ。」

理樹「…佳奈多さん、わざわざついてこなくても…」

佳奈多「サボらないかの監督よ。」

理樹「男子トイレだけど、大丈夫?」

佳奈多「清掃中の標識はたてておいたから、だれも入ってこないから安心なさい。」

理樹「…じゃあ、二人きりなんだ。」

佳奈多「…ちょっと、変なことしたら許さないからね?」

理樹「わかってるよ…」ゴシゴシ

理樹(しかし、汚いな…全部やるとなると大変そうだ…)

理樹「…佳奈多さん…」ゴシゴシ

佳奈多「…何?」

理樹「手伝ってくれたりは…」

佳奈多「>>490」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/15(水) 04:05:05.67 ID:noGKxVhOo<> 手伝ったら罰にならないでしょ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/15(水) 12:18:43.73 ID:/F10L5vwO<> 佳奈多「そこまで甘くはできないわ。一人でやりなさい。」

理樹「だよね…」ゴシゴシ

佳奈多「休憩時間はあげるから、そこまではしっかりやること。」

理樹「…うん…」ゴシゴシ

理樹(ちゃんと厳格なところはやっぱり厳格だなぁ…)




理樹「…あれ?これは…」

佳奈多「…あら、どうかした?」

理樹「いや、忘れ物みたいなのがあるから…」

佳奈多「…これは>>492」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/15(水) 17:13:22.52 ID:GV74zTgM0<> 葉留佳のハンカチ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/15(水) 18:23:39.63 ID:kuWCB3x2O<> 理樹「あ、これ、葉留佳さんのなんだ…」

佳奈多「これは私から返しておくわ。」

理樹「うん、よろしく……でも、なんで男子トイレに葉留佳さんのが…?」

佳奈多「…美化委員じゃないの?」

理樹「あ、そっか、美化委員…でも、女の子が男子トイレの掃除やるかな?」

佳奈多「男の子が女子トイレ掃除するよりはあり得るんじゃないかしら。」 

理樹「そっか、確かに…」

佳奈多「…まあ気になるならそれも私から聞いといてあげるから、それよりも、手を動かしなさい。」

理樹「…はい…」





理樹「…ふぅ、ここも終わり…」

佳奈多「…この階のはおわったみたいね、それじゃ、休憩にしてあげる。」

理樹「…やった…休憩…」

佳奈多「一旦、お疲れさま。」

理樹「うん…」



理樹(二人で休んでいると、>>494に出会う。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/15(水) 18:55:43.19 ID:wOQe+iKHO<> 葉留佳 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/15(水) 20:54:15.61 ID:ceORGfZ1O<> 葉留佳「あ、お姉ちゃん、理樹くん、やはー!」

佳奈多「あら、葉留佳。」

理樹「あ、葉留佳さん…今日は練習じゃないの?」

葉留佳「全員集まれないみたいだから今日は自由って恭介さんが言ってたんですヨ。」

佳奈多「それで、何してるのよ。」

葉留佳「んーとね……あえて言うなら、お散歩?」

佳奈多「暇だったのね。」

葉留佳「そうとも言いますナ…二人は?」

理樹「トイレ掃除だよ。今は休憩中。」

葉留佳「なんで?」

理樹「僕が昨日色々やっちゃって…」

葉留佳「ほうほう、なるほど〜。理樹くんがお姉ちゃんの指導を受けてるわけですナ。きついですよネ〜、よくわかりますヨ。お姉ちゃんこういうところは手を抜いてくれませんからネ。」

理樹「うん…きついね。」

葉留佳「どうせ暇だし、手伝いますカ?美化委員としてほっとけないし。」

佳奈多「ダメよ、直枝の罰則なんだから。」

葉留佳「ええ〜、良いじゃん、別に。」

佳奈多「駄目。」

理樹「大丈夫だよ、葉留佳さん。一人でやるから。」

葉留佳「むむぅ…わかりましたヨ。仕方ないですネ…」

佳奈多「わかってくれたのね、良かったわ…あ、そうだわ葉留佳、これ…」

葉留佳「ん?…おや、無くしてたハンカチじゃないですカ。ありがとー!どこにあった?」

佳奈多「男子トイレよ、何してたの?男子トイレで。」

葉留佳「んーとね、それはね……えーと…」

佳奈多「…考えることじゃないでしょ、何なの?」

葉留佳「ちょっと…男子トイレにいたずらをしたことがありまして…やはは…」

佳奈多「……まさか、前言われてた男子トイレにビー玉がばらまかれてたっていうのってあなたなの?」

葉留佳「やはは…ごめんなさーい…」

佳奈多「…罰則として、>>496」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/16(木) 08:00:52.18 ID:aXO+h7VOO<> 文化祭が終わったら風紀委員の手伝い <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/16(木) 14:08:26.19 ID:U4PnlYFFO<> 葉留佳「おおー、これはちょっと楽しみですネ。」

佳奈多「楽しみって、なんでよ…」

葉留佳「お姉ちゃんと一緒に仕事するならそれはそれで悪くないかなって。」

佳奈多「…なら罰則にならないじゃないの。やっぱり反省文かしら。」

葉留佳「それはやめてくださいヨ!あー、嫌!風紀委員の仕事嫌ですヨ!!」

佳奈多「…どっちなの?」

葉留佳「風紀委員は嫌ですヨ!」

佳奈多「じゃあ風紀委員の手伝いね、葉留佳。」

葉留佳「はーい。」

 


佳奈多「…さて、それじゃ、そろそろ再開しましょうか。」

理樹「うん…」

葉留佳「あ、始まるの?じゃ、はるちんはそろそろ帰りますネ。理樹くん、頑張ってくださいヨ。」

理樹「うん、ありがとう…」




理樹(…掃除を再開する。)

理樹「…佳奈多さん。」ゴシゴシ

佳奈多「…何?」

理樹「…今度はこんなものが…」

佳奈多「これは…>>498」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/16(木) 16:10:16.24 ID:gxPDJ0yQo<> 西園さんと女子生徒のキス写真(盗撮) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/16(木) 20:04:28.91 ID:j0YOBwSUO<> 理樹「え!?何それ?」

佳奈多「…どういうことかしら、これは…相手は葉留佳でもないし…」

理樹「そうだね…それに、盗撮って…僕の女装写真といい、この学校、盗撮横行してない?」

佳奈多「……その話は一旦おいときましょう、今はこの写真の話よ。」

理樹「うん、そうだね…これ、本物かな?」

佳奈多「私には合成には見えないけどね。」

理樹「…本物だったら、やっぱり西園さんはそっち系ってことなのかな。」

佳奈多「…いや、あいつのことだからね、これも何か罠の可能性があるわ。私を油断させたいとかね。」

理樹「…その可能性もあるね…でも罠だとしたら不確実じゃない?僕らがトイレ掃除することは知ってても、その前に拾われたりとかする可能性もあるわけで…」

佳奈多「……まあ、とにかくこれは私が預かっておくわ。じっくり考えたいしね。あなたは掃除をしなさい。」

理樹「うん、わかったよ…」





理樹(…しばらくして…)

佳奈多「…そろそろ時間かしら。」

理樹「…終わり?」

佳奈多「ええ。」

理樹「ふぅ…疲れたよー佳奈多さん……」

佳奈多「おつかれさま、直枝。」

理樹「佳奈多さん、このあとは?空いてる?」

佳奈多「>>500」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/16(木) 22:51:27.70 ID:ZEwUw6m40<> 悪いけど風紀委員の雑務があるの <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/17(金) 12:19:07.97 ID:dmVUUBmwO<> 理樹「じゃあ僕も手伝おうか?」

佳奈多「手伝わなくていいわよ。疲れてるでしょう?」

理樹「その雑務が終わってないのは僕の罰則に付き合ってくれたからだろうし、それに佳奈多さん、寝不足になるくらい大変みたいだから、ちょっとでも助けになりたいんだ。雑務なら僕にもできるし。」

佳奈多「…」

理樹「だから、手伝わせてよ。佳奈多さん。」

佳奈多「…わかったわ、一緒に来て。」

理樹「うん。」




佳奈多「…じゃあ直枝、これとこれ、間違いがないかチェックして。」

理樹「うん。」

佳奈多「よろしくね。」

理樹(佳奈多さんは頑張って働いている、風紀委員、寮会にバンド、試験勉強…佳奈多さんはいまとても大変な時期だろう。少しでも僕が肩代わりできるよう、佳奈多さんの負担を軽減できるように、頑張らないと…)



理樹「…んん…」

理樹(…寮会の手伝いもしていたことがあるとはいえ、中々大変だね…)

佳奈多「…直枝、無理はしなくていいからね。」

理樹(そう言いながら、佳奈多さんは黙々と作業する。)

理樹「いや、大丈夫。佳奈多さんの方こそ、平気?」

佳奈多「…私は大丈夫よ。心配しないで。」

理樹「本当?一旦やすんだ方が…マッサージでもする?」

佳奈多「…>>502」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/17(金) 18:41:20.94 ID:dQMkxarYo<> エッチなことしない? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/17(金) 18:59:34.86 ID:685SOIZfO<> 理樹「えっ?」

佳奈多「…何回も言わせるつもり?」

理樹「いや、驚いちゃって…突然どうしたの?」

佳奈多「…作業に付き合わせちゃったし…昼間のこととか見るに、直枝はたまってそうだし…」

理樹「…」

佳奈多「二人きりだから、ここなら誰も来ないから…少しだけなら…」

理樹「>>504」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/18(土) 13:25:23.77 ID:Nl+/hIn1O<> これは夢に違いない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/18(土) 18:36:20.95 ID:h3bTOvZFO<> 理樹「きっと僕の理想が反映されちゃってるんだろう…うん……夢だとわかる明晰夢っていうのもあるらしいし…」

佳奈多「…」

佳奈多(…何か前も似たような事が…ああ、お泊まり会で寝てたときだったかしら…私が積極的になるとそんなことを言い出すのね…まあでも、これも夢ってことにした方が都合がいいかも…)

佳奈多「…そう、これは直枝の夢。だからあなたのしたいことなら、なんでも…」

理樹「…そっか……なら佳奈多さん…良いんだよね?」

佳奈多「…ええ、あなたが望むなら。」

理樹「じゃあ…」チュッ

理樹(まずは佳奈多さんにキスをする。)

佳奈多「ん…んん…」

理樹(そのまま僕は佳奈多さんの体に手を這わせていき、そして…)

シャララララウーワー♪





佳奈多「…はぁ…はぁ……」

理樹「ごめん佳奈多さん、やり過ぎちゃった?痛くなかった?」

佳奈多「いえ、大丈夫…夢なんだから、これは。」

理樹「あ、そっか…あはは…すごくリアルなものだから…」

佳奈多「…しっかりしなさい…夢よ、これは。」

理樹(夢…でも、それにしては、本当、リアルな…そういえば前もこんな事が…あのときも確か佳奈多さんが出てきてそれで…なんとなく、状況が似ている。そしてあのときもリアルな夢だと、同じように感じた…同じような状況が、二度も起こるだろうか?)

理樹「…ねぇこれ、本当に夢?」

佳奈多「…夢よ。夢。」

理樹「…」

理樹(…佳奈多さんはこう言うけど…どうなんだろう?ここは…)
コンマ判定
下一桁が奇数で現実と気がつく。
>>506 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/18(土) 22:10:56.82 ID:DM+gt+bZo<> ほい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/19(日) 12:57:37.92 ID:SdCteYdeO<> 理樹(…やっぱり夢だ。佳奈多さんの行動的にも、そう考えるべきだろう。)

佳奈多「…さて、じゃあ、直枝、そろそろ夢から醒める時間よ。」

理樹「醒める?どうやって?」

佳奈多「…直枝、目を閉じて。」

理樹「う、うん…」

理樹(言われるままに目を閉じる。すると…)

佳奈多「…ごめんなさいね。」ドゴッ!

理樹「ぐっ…」

理樹(殴られたような感覚が走る、そしてその強い衝撃に、僕の意識は遠のいていった…)




理樹「…はっ!」

理樹(目が醒める…あれ、一体何が…たしか佳奈多さんとここで…)

佳奈多「…」

理樹(…佳奈多さんは何もなかったように、変わらず働いている。)

佳奈多「…あら、直枝、起きたのね。」

理樹「あ、うん…寝落ちしてた?」

佳奈多「ええ、起こすのも悪いから起こさなかったけど。」

理樹「…じゃあここで佳奈多さんと…してたのは?」

佳奈多「…何のこと?」

理樹(佳奈多さんは普段通りだ。あんなことをしたあとには思えない。…やはりあれは夢で、僕は寝落ちしただけのようだ。)

理樹「…いや、何でもないよ。ごめんね、寝ちゃってて。」

佳奈多「…良いわよ、もともと一人でやるものだから。」

理樹(佳奈多さんはそういうが、申し訳ない。夢のことは一旦おいて、寝てしまっていた分も頑張ろう…)




理樹(…その後…)

佳奈多「…これで終わったわね。お疲れさま。」

理樹「ふぅ…お疲れさま。…このあとは?寮の部屋に戻るの?」

佳奈多「ひとまずはそうね、戻って試験勉強かしら。」

理樹「…試験勉強…大変だね…」

佳奈多「あなたは?」

理樹「僕は…>>508」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/19(日) 22:38:03.52 ID:+jhkWpdQO<> 鈴と遊ぶ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/20(月) 13:09:20.27 ID:nOAWTlXVO<> 佳奈多「…遊ぶって何、どういうこと?」

理樹「いや、違うよ、いつも恭介とか真人とかと遊ぶ感じで遊ぶだけで…それで最近鈴とそういうことしてないなって思ったから…」

佳奈多「…そう。…まあ、鈴さんならたぶん大丈夫ね…わかったわ。…でも、昨日は宮沢と遊んでたわよね、遊んでばっかりで大丈夫なの?テストは。」

理樹「普段の勉強はしてるから、まあなんとかなるよ。」

佳奈多「…その感じでいって、補習にならないといいけどね。」

理樹「あはは、気を付けるよ…」




理樹(…というわけで、今日は鈴と遊ぶ。)

理樹「鈴、いきなり呼んでごめんね。」

鈴「へーきだ、きょーすけもいつもこうだからな。…来てるのはあたしだけか。真人はどーした。」

理樹「真人は走り込んでくるって行って外に行っちゃったよ、しばらくすれば帰ってくるだろうけどね。謙吾と恭介は今日は呼んでないよ。」

鈴「…呼ばれたのもあたしだけだったか。今日はなんだ、どーした。」

理樹「今日は鈴と遊ぼうと思って。最近あんまりしてなかったじゃないか。」

鈴「…なるほど、確かに。…なら、何するんだ。」

理樹「せっかく鈴とだから…>>510」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/20(月) 23:29:03.12 ID:9n9TJ552O<> 初心にかえって人気になる方法を考える <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/21(火) 12:10:21.31 ID:Lj5JfM8KO<> 鈴「そーいえば最初はそんなふうにはじまったな。」

理樹「うん、ここらでちょっとその初志も思い出しておくべきだよね。…で、どうすればいいかな。」

鈴「そーだな…猫を可愛がれ。」

理樹「猫?」

鈴「猫を可愛がってアピールだ、それで学校の人気はぼーん!だ。」

理樹「…それは…ちょっと、アピールできる層が限られてるんじゃない…?」

鈴「いや、みんな猫か好きだから、だいじょーぶだ。一回やってみるぞ。」


鈴「よーし、猫を呼んできたぞ。」

猫1「にゃー。」

猫2「うにゃー。」

鈴「うりうりー。」

理樹「…う、うりうりー…」

猫「にゃ〜」

理樹「…これでいいの?」

鈴「ああ、人気がくちゃくちゃ上がってる。問題ない。つれて歩くとなおいい。」

理樹「つれて歩く…出来るかな?」

鈴「出来る、これを、こうやって…こうだ。」

理樹「おお、なるほど…」

鈴「…よし、じゃあこうやって猫をつれて、次は…>>512だ。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/21(火) 16:18:03.68 ID:1OWbS051O<> ネコミミ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/21(火) 17:10:36.06 ID:3ibzrFG1O<> 鈴「これをつけろ。」

理樹「ええ!?何で?」

鈴「人気が上がる。これできょーすけよりも上だ。」

理樹「そんなものかなぁ…まあ、もう猫耳くらいつけるのどうと言うこともない気がするからつけるけど…」




理樹「…どうかな?」

鈴「いいと思うぞ。理樹と猫と猫、最強のタッグだ。」

理樹「鈴が猫好きなだけじゃないかな…?


鈴「猫はみんなすきだ。かわいいからな。みんなわかってくれる。…ちょーどよくあそこに>>514がいるから反応を聞いてみるぞ。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/21(火) 21:09:53.12 ID:SdnntERHO<> 杉並さん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/22(水) 11:54:09.97 ID:hu6g7HhwO<> 鈴「おい、杉並。」

杉並「は、はい?あ、棗さん…なんですか?」

鈴「これ、どう思う?」

猫「にゃー。」

杉並「…あ、猫ちゃんですか?かわいいと思いますけど…」

鈴「いや、そっちじゃなくて、理樹だ。」

杉並「え…直枝くん?」

理樹「…」

杉並「…ネコミミ…ですか。」

鈴「理樹の人気をあげるために、この路線でいこうと思うんだが、どーだ。」

杉並「えと…かわいいとは思います…けど…別に直枝くんは…そのままでも全然…全然…」

鈴「全然…なんだ。」  

杉並「…ごめんなさい、何でもないです!ネコミミ、いいと思います!では!」スタタタタ!

鈴「む…いっちゃったな。だが、ネコミミはこうひょーだったな。」

理樹「そうかな…?」

理樹(何か微妙な感じだったけど…)

鈴「間違いない。…だが、ねんのためもう一人聞くか…今度は…あ、そこに>>516」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/22(水) 14:30:29.38 ID:d1YiqEWPO<> お兄ちゃん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/22(水) 18:18:58.19 ID:96hYINgmO<> 恭介「なに!?」

鈴「なんだきょーすけ、そんなビックリすることか。」

恭介「いや、いまお兄ちゃんと言われた気がしてな…」

鈴「言ったぞ。もう一回いってやろうか、お兄ちゃん。」

恭介「ぐはぁっ!」

理樹「恭介!?どうしたの?」

恭介「ああ理樹、すまん、「お兄ちゃん」と呼ばれたことの嬉しさがつい…ぐはっ!」

理樹「えええ!?」

恭介「かはっ…ネコミミ理樹…それは…反則だろ………」

鈴「かわいいか。」

恭介「ああ、すげぇかわいいぞ。鈴の趣味か、中々やるじゃないか。」

鈴「猫は偉大だからな。」

恭介「ああ、猫のかわいさと理樹のかわいさがかけ合わさって無限のかわいさだな。」

理樹「いやいやいや……」

恭介「…しかし、なんで突然ネコミミを見せてきたんだ?何かの罰ゲームか。」

理樹「いや、初心にかえって、人気をあげるための方法をね…」

恭介「ほう、なるほどな…よし、なら…猫とネコミミ…>>518も加えてやろう。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/23(木) 00:42:27.60 ID:yyQm8C1sO<> ネコしっぽ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/23(木) 12:14:24.91 ID:Z1OomxiYO<> 理樹「え、なんで?」

恭介「ここまでやったならより猫に寄せていった方が良いだろう?というわけでこのしっぽをだな…」

鈴「おい待て、なんで今そんなの持ってるんだ。」

恭介「いつそういうことを言われてもいいようにだな。なんならもうひとつあるから鈴にもつけてや…」

鈴「つけるか!」ドカッ!

恭介「ぐっ…やはりそうか…仕方ない、理樹にだけつけるか…」



理樹「…もうこれくらい、なんてことないや…」

恭介「おお、よりかわいさがアップだな。」

鈴「うん、いいな。これで完璧だ。」

恭介「ああ、これで一位間違いないな。」

理樹「いやいやいや…二人に好評なだけだよ…」

鈴「なんだ、まだ足りないか、理樹。」

恭介「だったら衣装も替えるか、巫女とかメイドとかならあるぞ。」

理樹「いやいやいや、もう女装はしないよ!?」

恭介「だめか…」

理樹「女装とか可愛い路線じゃなくてさ、なにか別のことないの?」

鈴「かわいいじゃだめか。」

理樹「ダメじゃないけど、男の子として複雑と言うか…」

恭介「なるほど、なら…>>520なんてのはどうだ?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/23(木) 14:21:28.33 ID:wsxiAsCH0<> リーゼントに長ランなんでどうだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/23(木) 20:38:45.65 ID:JvmBN5OkO<> 恭介「逆に男らしさ方向ってことでな。」

理樹「…そんなの準備できる?」

恭介「よし、ちょっと待ってろ…」



恭介「…準備してきた。」

理樹「え、どこから準備してきたのさ…」

恭介「この学校一のワル、バッドガイ田中から借りてきた…代償はただじゃすまなかったがな…」

理樹「え、それ大丈夫なの…?」

恭介「大丈夫だ。お前に迷惑はかけない…よし、というわけで、やってみるぞ。」




理樹「慣れないなぁ……どう?」

鈴「>>522」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/23(木) 22:05:54.73 ID:qDcVd84gO<> 胸キュン <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/24(金) 08:17:39.60 ID:hNcejefmO<> 鈴「い、いいと思うぞ。かっこいいぞ。」

理樹「え、そうかな?恭介は?」

恭介「ああ、いかしてるな。男らしいぜ。似合ってるぞ。」

理樹「そっか…似合ってるんだ…」

恭介「あ、そうだ、それ着ている間は反応をそれっぽくするんだぞ。」

理樹「それっぽく…?」

恭介「一人称は俺、語尾は〜ぜ。返事をするときは押忍!と言え。」

理樹「うん…じゃなくて、押忍!」

恭介「良いぞ。理樹…よし、じゃあ理樹、この服装で今日は行くぞ。」

理樹「押忍!」

恭介「じゃあまず他のやつらの反応を見ていくぞ。まずは…>>524」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/24(金) 08:33:31.08 ID:I8Hp0EiYO<> 佳奈多 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/24(金) 16:41:52.21 ID:2S1d9eJsO<> 恭介「どこにいるかわかるか?」

理樹「佳奈多さんなら試験勉強するって言ってたから部屋にいると思う…ぜ。」

恭介「部屋か…テスト勉強をしているのなら、呼び出すのはちょっと悪いが…理樹、呼んでくれ。」

理樹「押忍!……あ、もしもし、佳奈多さん?」

佳奈多『…直枝。どうしたの?』

理樹「ちょっと見てほしいものがあるんだぜ。良かったら来てほしいぜ!」

佳奈多『…試験勉強中なんだけど、言わなかったかしら?…あと、口調、変よ。』

理樹「じゃあこっちからいくから、あんまり時間はとらせないぜ。あと口調はあんまり気にしないで欲しいぜ…」

佳奈多『…そう…どうしても今みせたいのね?』

理樹「うん。そうだぜ!どうしても見て欲しいぜ!お願いするぜ!」

佳奈多『…はぁ…わかったわよ、しかたないわね。なら、そっちから来て。女子寮の前についたらまた連絡ちょうだい。』

理樹「押忍!待ってて欲しいぜ!」





理樹(…というわけで、女子寮の前に来る。)

理樹「着いたぜ!佳奈多さん!」

佳奈多『…わかったわ、じゃ、ちょっと待ってて…』




理樹(少し待つと、下りてくる。)

恭介「よし、来たぞ。行ってこい、理樹!」

理樹「押忍!」



佳奈多「…直枝、見せたいものっていったいな…」

理樹「押忍!佳奈多さん!」

佳奈多「…は?」 

理樹「押忍!佳奈多さん!俺だぜ!これ、いかしてる?」

佳奈多「…>>526」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/24(金) 21:34:58.26 ID:PHLhmoGq0<> どうしちゃったの直枝!?
超イケてる格好じゃない! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/25(土) 12:19:54.19 ID:nfmKonOYO<> 佳奈多「見せたいものって、こういうのだったのね…その長ランは校則に触れるからちょっとどうかとは思うけど…でも、いいんじゃない?」

理樹「ありがとう、佳奈多さん!」

理樹(佳奈多さんにも好評だ。良かった…こういうのが佳奈多さんには好感触なのか…)

佳奈多「…それで、なんで突然こうなったのかしら?どうしちゃったの?」

理樹「初心にかえって、人気者になるための事をやってたんだぜ!そしたらこうなったぜ。鈴と恭介には好感触をもらえたけど、それだけじゃ不安だったから佳奈多さんにも見てもらうことにしたんだぜ!」

佳奈多「…なるほど、そういうことね…なら、なかなか気に入ったわ、私はね。」

理樹「ありがとう!」 

佳奈多「…それじゃ、そろそろ戻るわ。勉強もあるし。」

理樹「うん、わざわざごめんな!」



理樹(…その後も、女子寮に来たついでに、皆からいろいろ聞いてみる事にした。)


理樹「押忍!小毬さん!」

小毬「わぁ〜、理樹くん、かっこいい服装だね!」

理樹「ありがとう!」



理樹「クド!押忍!」

クド「わふー!理樹、イメージチェンジなのです!」

理樹「イカしてる?」

クド「はい、イカしてます!ベリークール、なのです!」

理樹「ありがとう!」




理樹「押忍!葉留佳さん!」

葉留佳「おっす!…て、あれ?どうしたんですカ、その格好。」

理樹「人気を取るためにやってみたぜ!イカしてる?」

葉留佳「うんうん、ツッパリみたいでイカしてますヨ!なんか、強そうですしネ!」

理樹「ありがとう!」


理樹(今のところみんなから好感触だ…これが正解なのかな…?)

美魚「…おや、直枝さん…」

理樹「あ、西園さん。ちょうど良かったぜ、これ、イカしてる?」

美魚「>>528」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 14:24:31.81 ID:QcOwoFB/o<> 失望しました
私に必要以上に近づかないでください <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/25(土) 18:16:40.01 ID:nfmKonOYO<> 理樹「えっ!?」

美魚「ヤンキーとかそういうのに興味も魅力も感じません。…では。そういうことなので。」

理樹「え、ええー…」

理樹(ここに来てのすごい酷評…ちょっとダメージが…)

理樹「…いや、でも賛成多数だから…まだ…」



理樹「…あ、来ヶ谷さん、押忍!」

来ヶ谷「その声は、理樹少年か。…ほう、なかなか個性的な格好をしているな。」

理樹「イカしてる?」

来ヶ谷「そうだな、私としては好みではないな。」

理樹「そっか…」

来ヶ谷「君には>>530のほうが似合う。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 19:04:23.51 ID:90FlttoDO<> 少女の格好 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/25(土) 20:13:02.17 ID:J4Cv2ilJO<> 来ヶ谷「…というわけで、私のところに来て、着替えてもらおうか。それに。」

理樹「嫌だぜ!」

来ヶ谷「その口調も変だな。それも治してやろう…」

理樹「ぼ…俺は女装が嫌だったからこれにしたんだぜ!」

来ヶ谷「だが似合うのは圧倒的に女装だ。だからおとなしく着てくれないか、理樹少年。私は実力行使も辞さないぞ?」

理樹「それでも嫌だぜ!」

来ヶ谷「…そうか…仕方ないな…なら、無理やりでもつれていく…少年、バトルだ。」

理樹「…それしかないね…受けてたつぜ!」
来ヶ谷武器
>>532
理樹武器
>>533 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 21:18:34.57 ID:QcOwoFB/o<> 甘ロリの服 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 21:35:48.01 ID:zmbVYFwjO<> リリアン <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/26(日) 10:40:38.93 ID:mfpE2lLsO<> 来ヶ谷「よし、いい武器だ…」

理樹「これは…リリアン…」

来ヶ谷「ほう、風○三姉妹の次女か…」 

理樹「なにそれ…」

来ヶ谷「知らんならいい。…始めるぞ。私からいかせてもらおう!」
来ヶ谷は理樹の服を脱がせようとした!!
理樹「えええ!?」
来ヶ谷「これを着させるにはまずはこうする!」
理樹「させないぜ!」
理樹はリリアンで刺した!
来ヶ谷に60ダメージ!
来ヶ谷は理樹の服を脱がせようとした!
理樹は服を脱がされた!
来ヶ谷「よし、あとは着せるのみだな。」
理樹「くっ…」
理樹はリリアンで刺した!
来ヶ谷に63ダメージ!
来ヶ谷は理樹に甘ロリを着せようとした!
しかし理樹はそれをかわした!
理樹はリリアンで刺した!
来ヶ谷に58ダメージ!


来ヶ谷「…ほう、中々のリリアンさばきじゃないか…まさか、風魔の印を持っているのか。君は。」

理樹「持ってないぜ!何をいってるんだぜ…」

来ヶ谷「はっはっはっ、なんだろうな……それでは、またいかせてもらうぞ。理樹少年…」シュバッ!

理樹「!」

理樹(来る!僕は防御の構えにはいった…)
勝者
コンマ判定
下一桁が奇数なら理樹勝利 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/26(日) 10:41:10.71 ID:mfpE2lLsO<> 安価忘れ
>>536 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/26(日) 17:01:39.58 ID:MwYVTInP0<> ほいさっさー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/26(日) 18:22:04.77 ID:U7I+J9gzO<> 理樹(だが…)

来ヶ谷「…はっ!」

理樹「!」

理樹は甘ロリ服を着せられた!
理樹は恥ずかしさを感じた!
クリティカルヒット!
400ダメージ!
理樹は倒れた!


来ヶ谷「…最初からおとなしくしておけば良かったものを…ふふふ…」

理樹「くっ…」

来ヶ谷「ああ…素晴らしいな。…もっと楽しみたくなってきたな…よし、私の部屋につれていってやろう…」



理樹(…というわけで、来ヶ谷さんの部屋に連行される。)

来ヶ谷「さて、では…もっと楽しませてもらおうか。少年。」

理樹「…何をするつもりなのさ…」

来ヶ谷「そうだな…>>538」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/26(日) 18:51:06.11 ID:L+CtyQbuo<> 佳奈多君にあげる
理樹くんロリータ服写真集の撮影 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/26(日) 21:15:13.37 ID:RHyrTT6iO<> 理樹「ええ!?なんで佳奈多さんに?」

来ヶ谷「彼女もこういうのが好きだろうからな。」

理樹「いやいやいや!そんなことないよ!」

来ヶ谷「いいや、ある…さっそく始めるぞ。少年。」カシャカシャ

理樹「うう…」

来ヶ谷「恥じらうところ…実にかわいらしい…もっとその姿を見せてくれ。」カシャカシャ

理樹「やめてよ…」

来ヶ谷「ああすばらしい、素晴らしいぞ
理樹くん。」カシャカシャ

理樹「ううう…」





来ヶ谷「…ふぅ、満足した、あとはこれを佳奈多くんに渡すだけだな。」

理樹「そんなの喜ばないと思うけどなぁ…」 

来ヶ谷「どうだかな…」

理樹「…じゃあ、僕はもうそろそろ…」

来ヶ谷「まちたまえ。」

理樹「え?」

来ヶ谷「せっかくだからな、ついでに、>>540でもしないかね?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/27(月) 03:18:44.92 ID:gI8QHQFHO<> エッチなこと <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/27(月) 12:26:22.31 ID:BFkURUygO<> 理樹「えっ!?」

来ヶ谷「佳奈多くんのことだから、そういうこともあまりさせてくれないんじゃないか。だからこのお姉さんが発散させてやろう。」

理樹「…いや、やらないよ…」

来ヶ谷「…なんだと?普通ならここはムヒョッス、最高だぜとなるところだぞ?」

理樹「だって恋人がいるのに裏切れないし、別に貯まってないし、なんか、今はそういう気分でもないし…」

来ヶ谷「…ほう、なるほど…つまり理樹くんは貯まっていないわけか…餡な風に見えるが毎日ヤっているわけか。」

理樹「してないよ!そんなに!」 

来ヶ谷「毎日でもない限り性欲旺盛な男子高校生が満たされるわけないだろう。」

理樹「いやいやいや…そんなの偏見だよ!」

来ヶ谷「…まさか理樹少年、今日はもう行為を済ませているということかな?」

理樹「だからしてないよ!寝落ちしちゃったときにそんな夢なら見たけど!」

来ヶ谷「夢か…ほう…それは興味深いな。一体どんな夢かな?」

理樹「言わないよ。恥ずかしいから…」

来ヶ谷「もしや佳奈多くんが積極的に来るような夢じゃないかな?」

理樹「!…それは…そうだけど…」

来ヶ谷「…ほう、そうかそうか。ふむ…なるほど。納得がいったよ。」

理樹「えっ。今ので何が…」

来ヶ谷「いや、少年は気にしなくていい。私として納得しただけさ…わかった、そういうことはまたの機会にさせてもらおうじゃないか。」

理樹「…?まあ、引き下がってくれるならいいや。ありがとう…じゃ、帰るね。」

来ヶ谷「ああ、貯まりすぎてしょうがなかったらいつでも来るといい。」

理樹「こないよ…」




理樹(…ふぅ、助かった……疲れたから、今日はもう帰ろう…)


理樹(…部屋に帰る途中、>>542に会った。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/27(月) 13:53:59.40 ID:KFcAq3zuo<> 謙吾 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/27(月) 18:15:02.29 ID:f7tBLF5IO<> 謙吾「おう、理樹」

理樹「あ、謙吾。」

謙吾「理樹、昨日のあれは大丈夫だったのか?」

理樹「昨日のあれ…ああ、あれは反省文と掃除当番で許してもらえたよ…謙吾はあの後なにもなかった?」

謙吾「あの後笹瀬川が再び来たから一応誤解は解いておいた。あとは…一応二木から聴取はされたな。俺は注意だけですんだな。」

理樹「そっか、よかったよ…」

謙吾「理樹も許されたのならよかった。…今は何をしていたんだ?俺は自主連帰りだが…」

理樹「人気あげ作戦の帰りだよ…」

謙吾「そうか、なんだか久しぶりの響きだな…」

理樹「そうだね…参考までに、謙吾は何をしたらいいと思う?」

謙吾「俺か、そうだな…>>544」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/27(月) 20:21:43.42 ID:3jLLK88gO<> 女装 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/27(月) 21:31:45.59 ID:3jLLK88gO<> 理樹「…そっか…うん…わかったよ…」

理樹(なんでみんな…こういう…)

謙吾「…なんだ、やらないのか?」

理樹「うん、もうやったから。」

謙吾「そうか…残念だ…」

理樹「ごめん謙吾…」

理樹(…謙吾なら頼れると思ったのに…)




理樹(…その後、部屋に戻る。)

真人「理樹、お帰りだな!」

理樹「うん、ただいま、真人…」

真人「なんだ、疲れてるのか?」

理樹「ちょっと、いろいろやって…人気あげたりとか…」

真人「あああれか…久しぶりだな。」

理樹「うん…」

理樹(せっかくだから幼なじみには全員聞いておこう…)

理樹「真人は何したらいいと思う?」

真人「>>546」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 00:03:09.06 ID:JiRznMcnO<> 筋トレ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/28(火) 12:13:57.26 ID:yfNajveFO<> 真人「筋肉があれば何でも大丈夫だからな!」

理樹「うん、真人的にはそうだろうね。」

真人「今から筋トレするか?ちょうどマッスルエクササイザーが出来上がったところだぜ。」

理樹「今日はいいや、もう疲れたから。」

真人「そうか…まあなんか罰則食らったって昨日いってたもんな…」

理樹「うん、ごめんね。」

真人「別に構わねぇさ。」

理樹(そのあと僕は就寝した、今日も夜が更けていく…)



木曜日
理樹(今日は木曜日、土曜日と日曜日が文化祭だから、文化祭まであとわずかだ…今日も授業は半日で終わることになっている。)

理樹(…そんなことを考えていると、今日は>>548と会う。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 20:42:50.52 ID:6PkGc+jdO<> 生活指導の先生 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/29(水) 13:54:09.89 ID:3G9vkEroO<> 理樹「あ、先生…おはようございます…」

生徒指導教員「おはよう。直枝…あれから大丈夫だろうな?」

理樹「はい、もちろん…ちゃんと節度をもってお付き合いをしてます…」

生徒指導教員「…ほう、そうか…本当だな?」

理樹「はい、もちろん。」

生徒指導教員「そうか…嘘をいう感じではないな…なら、お前たちじゃないか…」

理樹「え、何かあったんですか?」

生徒指導教員「学校に避妊具が捨てられてたんだ。どうやら校内でいかがわしい行為を行うものがいるようなんだ。」

理樹「あ、なるほど…」

生徒指導教員「疑ってすまんな。直枝。」

理樹「あ、いえ…別に大丈夫です…」



理樹(…次にあったのは、>>550) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/29(水) 15:03:26.83 ID:GYZe/ykoO<> わふー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/29(水) 19:06:19.32 ID:n76V9xyUO<> クド「リキ、おはようございます!」

理樹「あ、クド、おはよう。」

クド「わふ?昨日のあの服装はやめちゃったんですか?」

理樹「うん、ちょっと色々問題があって…」

理樹(あれ着ると来ヶ谷さんに襲われそうだし…)

クド「そうですか。あのリキ、クールだったんですが…残念です。まあでも事情があるなら仕方ないですね。」

理樹「ごめんね…ところでクド。」

クド「わふ?」

理樹「文化祭までもう少しだね。」

クド「わふー、そうですね。」

理樹「クドは何かやるの?」

クド「私は…>>552」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/29(水) 20:13:46.97 ID:N7IRan3sO<> ロケットの研究発表 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/29(水) 21:21:15.80 ID:5fkEeloBO<> 理樹「ロケット?」

クド「天文部の皆さんがペンシルロケットを飛ばすっていうのを文化祭でやるんです。私もそこに頼み込んで参加させてもらいました!いろいろ研究したことも発表します!」

理樹「へぇー、すごいね。クド。」

クド「わふー!ありがとうございます!リキも時間があれば来てくださいね!」

理樹「うん、もちろん!クドの方も、僕たちのバンド、聞きに来てね。」

クド「もちろんです!」




理樹(クドと一緒に教室まで歩くと…今度は、>>554と会う。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/29(水) 22:35:10.30 ID:T4FAUzbd0<> 鈴 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/30(木) 10:18:51.38 ID:VXRCPYnFO<> 鈴「理樹。クド、おはよう。」

理樹「あ、鈴。おはよう。」

クド「おはようございます!」

鈴「なんだ、あのかっこーはやめたのか。」

理樹「ちょっといろいろあってね…ヤンキーっぽいのはやめたよ」

鈴「そーか…似合ってたんだがな。」

理樹「ごめんね…」

鈴「まあいい…」

クド「鈴さん、さっき文化祭の話をしてたんですが、鈴さんは何かやるんですか?」

鈴「あたしは特にやらんぞ。クラスのにちょっと参加するだけだ。」

理樹「あれ、クラスって何かやってたっけ…」

鈴「なんだ理樹、忘れたのか。」

理樹「うん、ごめん…」

鈴「クラスでやるのは、>>556だぞ。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/30(木) 17:33:43.44 ID:3gNG6svLO<> ソーラン節 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/30(木) 19:33:41.83 ID:sDOrE9v6O<> 鈴「出し物だな。」

理樹「あ、そうだったね…」

クド「わふー、鈴さんは踊るんですね。」

鈴「ああ。真人もやるって言ってたぞ。」

理樹「へぇ、そうなんだ。」

理樹(真人が踊り…大丈夫だろうか…)

理樹「…まあ、頑張ってね。僕も空いてれば見に行くから。」

鈴「ああ、来てくれ。」



理樹(その後、教室についたので、おのおのの席につく。)

理樹(…鈴と真人はソーラン節で、クドはロケットで、僕たちはバンドかぁ…謙吾も部活でゲイバー…喫茶店的なものをやるって言ってたし…結構みんないろいろやってるんだなぁ…他の人にも聞いてみようかな。)


理樹(…というわけで、まずは小毬さんから聞いてみる。)

理樹「小毬さんは文化祭何するの?」

小毬「文化祭?わたしはね〜、>>558」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 09:12:48.74 ID:9kq8ODYBO<> 人形劇 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/31(金) 12:12:11.95 ID:IUncJmKcO<> 理樹「へぇ、そんなのもやってるんだ。」

小毬「地域の子供たちに向けてなんだよ〜、みおちゃんにも協力してもらってるんだ〜。」

理樹「西園さんも…」

理樹(確かに、演技とか得意だったもんなぁ。)

理樹「そっか、ありがとう、頑張ってね、小毬さん。」

小毬「うん、理樹くんたちも、頑張ってね〜。」




理樹(あとは…来ヶ谷さんか…)

理樹「来ヶ谷さんはなにかやってる?」

来ヶ谷「やっているにはやっているな。何だと思う?」

理樹「え?うーん……喫茶店でコーヒーを出す…とか…」

来ヶ谷「なるほど、確かに私はよくコーヒーを飲んでいるな、だが違う。」

理樹「じゃあ…何かスポーツ系?」

来ヶ谷「違うな。」

理樹「じゃあ、何?」

来ヶ谷「>>560」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 18:43:04.75 ID:pOpLC+DeO<> ピアノ演奏 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/07/31(金) 20:57:22.80 ID:vwM0e80dO<> 理樹「ピアノ…」

来ヶ谷「なにやらそういう企画があったからな、私も参加させてもらった。私のみ何もやらないのも寂しいだろう?」

理樹「まあ、そうだね。」

来ヶ谷「君には是非とも聞いてもらいたい。聞いたからには、来てくれたまえよ。私の指使いを特別に堪能させてやろう。」

理樹「うん、もちろんさ…」



理樹(聞いてみたけど…みんな自分の個性を活かしていろいろやってるんだなぁ…)

理樹「…僕も頑張らなきゃな…」




理樹(…というわけで、授業が終わると…)

理樹(ご飯を食べて、そのあとはみっちり練習だ…今日も頑張ろう…)

理樹(今日のご飯は…どうしようかな…)

佳奈多「…直枝。」

理樹「あ、佳奈多さん。どうしたの?」

佳奈多「…お弁当…あなたのも作ってきたから…」

理樹(お弁当そういえば、昨日作ってきてくれるって言っていた。)

理樹「ありがとう佳奈多さん、本当に作ってきてくれたんだね。忙しいだろうにごめんね。」

佳奈多「良いわよ、別に…今日はどこで食べる?」

理樹「そうだなぁ…」
1練習場
2屋上
3あえて中庭
>>562 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/01(土) 17:01:19.00 ID:eTy9+RKaO<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/01(土) 18:16:09.54 ID:a9F3YaxWO<> 理樹「練習場で食べちゃおう。」

佳奈多「ええ、わかったわ、行きましょう。」
 


練習場
佳奈多「…まだ、誰も来てないのね。」

理樹「そうみたいだね。…じゃ、食べちゃおっか。」

佳奈多「そうね。…それじゃ、これ…」

理樹「うん、ありがとう。佳奈多さん、それじゃ、開けるね…」カパッ

理樹(開けると、ハンバーグやウィンナーなど、美味しそうな具材がいっぱい入っている。)

理樹「わぁ、美味しそう。いただきます。」パクッ

佳奈多「…どうかしら?私なりに頑張ってみたけど。」

理樹「うん、とっても美味しいよ。ありがとう。佳奈多さん。」

佳奈多「…どういたしまして。」

理樹(佳奈多さんは嬉しそうな顔をしている。)

佳奈多「…じゃあ、私も食べましょうか…」

理樹(佳奈多さんも弁当を取り出し、食べ始めたとき…>>564が入ってきた。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 03:13:02.53 ID:IV3WzO1IO<> 葉留佳 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/02(日) 12:35:01.97 ID:rGeL8Nx4O<> 葉留佳「やはー!はるちんさんじょーう!」

理樹「あ、葉留佳さん。」

佳奈多「あら、葉留佳。」

葉留佳「おや、まだ二人だけですカ。ま、いいですヨ。お二人はご飯中?」

理樹「まあ、そうだね。」

葉留佳「じゃ、はるちんも食べよ!ご一緒していいですよネ?」 

理樹(葉留佳さんはお弁当を取り出してから、僕たちのところにくる。)

理樹「良いよ。」

葉留佳「あざす!…あれ?理樹くん、普段お弁当だっけ?」

理樹「いや、違うよ。」

葉留佳「てことは、それは、まさか…」

理樹「うん、そうだね。作ってくれたんだよ。」

葉留佳「ほうほう!お姉ちゃんもなかなか可愛いことしますネ!愛妻弁当ってやつですカ。かー!羨ましいですナ!理樹くん!いい妻を持って!」

佳奈多「…やめて葉留佳、まだ妻じゃないから……」

葉留佳「いやいや、お菓子とかならともかく、お弁当を作ったらそれはもう夫婦同然ですヨ、朝ごはん作るみたいなもんじゃないですカ。」

佳奈多「からかうのはやめなさい。これくらい恋人関係でもやるわ…あーちゃん先輩も初デートでお弁当作って食べてもらったって言ってたしね。」

葉留佳「おおー、じゃああのお二人ももはや夫婦ですナ、このバンドで私だけ独りもんですネ!やはは…しかし理樹くん、羨ましいですナ…お姉ちゃん、はるちんには作ってくれないのに。」

理樹「そうなの?」

葉留佳「そうなんですヨ。はるちんも食べてみたいですナ、お姉ちゃんのお弁当。お姉ちゃん、作って!」

佳奈多「作らないわよ。」

葉留佳「ええー。お姉ちゃんケチ!」

佳奈多「お弁当の作り方なら教えてあげるから、自分で作りなさい。いつまでも甘えないの。」

葉留佳「理樹くんには作ってるのに。」

佳奈多「それは恋人だから良いの。」

葉留佳「むむぅ…理樹くんに嫉妬しちゃいますナ…」

理樹「またややこしくなるからやめてよ…」


理樹(…その後、>>566が来た。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 15:12:14.80 ID:2RjU5J66O<> 恭介 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/02(日) 18:54:58.09 ID:IvFtk86fO<> 恭介「よう、来たぜ。」

理樹「あ、恭介。」

葉留佳「恭介さん、ちょうどいいとこに来ましたネ。」

恭介「ちょうどいいとこ?何だ、お前がいうと嫌な予感がするな。」

葉留佳「大丈夫ですヨ、今回はそんな面倒なことじゃないんで…ただ理樹くんが愛妻弁当を食べてるってだけですヨ。」

佳奈多「…妻じゃないから…」

恭介「ほう、二木の愛妻弁当か。なかなか良くできてるじゃないか。」

佳奈多「だから私は妻じゃ…」

恭介「細かいことは気にするな。…とにかく、お前たちは仲良くしてるみたいだな、安心したぞ。」

理樹「そういう恭介はどうなのさ。」

恭介「…俺たちか……俺たちなぁ…」

理樹「…え、何かあったの?」

恭介「いや、順調だが?」

理樹「ええー。じゃあなんであんな訳ありな雰囲気出したのさ…」

恭介「いや、ちょっと思わせ振りな雰囲気を出したかったんだ。」

理樹「ちょっと心配しちゃったじゃないか、もう…」

葉留佳「そういや、あーちゃんさんは一緒じゃないんですネ。」

恭介「声は掛けたんだが、用事を済ませてからいくと言われてな。もちろん俺も手伝うと言ったが、大したことじゃないと断られた。」

理樹「用事って?」

恭介「時間がかかるものじゃない、練習には出ると言っていたぞ。」

理樹「そっか…」

理樹(大丈夫かな…)

恭介「さて、それじゃ、俺も飯食うか…」



理樹(しばらく四人で談笑する。)

理樹「そういえば、葉留佳さんたちのクラスって何するの?」

葉留佳「えっとね、はるちんたちのクラスは…あれ、なにするんだっけ?関わらないから忘れちゃいましたヨ。やはは。」

佳奈多「ちゃんとなさいよ…私らのクラスは、>>568」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 22:34:20.75 ID:ql2AGleQ0<> ……なんだったかしら? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/03(月) 20:31:03.97 ID:A+/mLRlRO<> 葉留佳「お姉ちゃんも覚えてないじゃないですカ!」

佳奈多「…仕方ないじゃない、私も関わってないんだから。」

葉留佳「ちゃんとしてくださいヨ!」

佳奈多「あなたに言われたくないわ…」

理樹「まぁまぁ…二人とも関わってないってことは、シフトとかは入ってないんでしょ?」

佳奈多「そうね。」

理樹「じゃあいいよ、二人ともなにかやるなら見に行こうと思っただけだから。思い出せなくても全然いいよ。」

佳奈多「そう?」

理樹「うん。まあ気になれば当日調べるし…恭介は?何かやる?」

恭介「俺は…>>570」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/03(月) 21:27:41.13 ID:bFx8PqgPo<> もともと3年は自由参加だし
俺はバンドに集中するぜ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/04(火) 12:15:51.39 ID:14bB30GjO<> 理樹「そっか、まあそうだよね。てことはここにいる人たちはみんなバンド一本ってことだね。」

葉留佳「そうですネ。」

恭介「みな本気というわけだな。」

理樹「やるからにはちゃんとやらないと。」

葉留佳「やってみたらけっこー楽しいですしネ。」

佳奈多「…まあ、そうね。」

恭介「よし…それじゃ、そろそろ練習やるか?」

理樹「でも、寮長さんがまだ来てないけど…」

恭介「先にやっててくれとあいつは言ってたぞ。」

理樹「そう…なら、はじめてもいいかな…」



理樹(というわけで、練習を始める。取り合えず弾いてみて…)

理樹「……うん、良かったんじゃない?」

葉留佳「うんうん!はるちんもそう思いますヨ。ミスも無かったし!」

佳奈多「そうね、リズムの乱れも気になるようなものはなかったし…」

恭介「確かになかなか良かった…だがこれで満足をしてはいけない。今日と明日でまだまだ俺たちは伸びれる…」

理樹「そうだね…」

葉留佳「厳しいですナ…」

理樹「満足したらそこから伸びないし、油断するとむしろ下手になっちゃうこともあるだろうしね。」

葉留佳「まあそうなんでしょうケド…」

佳奈多「葉留佳。文句は言わないの。」

葉留佳「へーい…」

理樹「じゃ、もう一回頭からやろうか…」

恭介「おう!」




理樹(…もう一回やったのが終わったとき…)

あーちゃん先輩「みんな、ごめん!遅れちゃって!」

恭介「おっ、来たか。別に構わないさ。来たんならな。」

佳奈多「何してたんですか?」

あーちゃん先輩「んーとね、ちょっとばかりやることがあってね。思ったよりも時間かかっちゃったけど。」

佳奈多「…やること?」

あーちゃん先輩「…ちょっと、寮のことでね。大丈夫、もう済ませたから。ほんとごめんなさいねー。文化祭も近づいてきてるのに…それじゃ、練習の準備するから、ちょっと待ってて!」

恭介「ああ。」

佳奈多「…」

佳奈多(…寮で何かやることなんてあったかしら…私が聞いてないだけ?)




理樹(今度は歌も会わせて、練習する。)

理樹「…今のは、どうだった?」

恭介「>>572」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/04(火) 21:16:10.14 ID:6UY1T/TP0<> いい感じだが何ヶ所かズレていたな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/05(水) 12:11:05.30 ID:eOXp24svO<> 恭介「やはりまだ完璧とはいえないな。」

理樹「そっか…じゃあまずはそこのずれてた部分の修正をしていかないとね。」

恭介「ああそうだな…まずは…」





理樹(何回も練習した後に…)

理樹「うん。よくなってきた気がする。…それじゃ、一旦休憩!」

恭介「よし、休憩か…なら、いろいろな計画の考案でもするか…」

あーちゃん先輩「ふぅ、休憩ね。飲みもの買ってこよ…」

葉留佳「お姉ちゃん見てみて!ドラムスティックさばきがまた上手くなりましたヨ!」

佳奈多「…あなた、意外と器用よね…」

理樹(…それぞれ思い思いに休み始めたようだ…僕はどうしようかな。)
誰に話しかける?
1 恭介
2 あーちゃん先輩
3 葉留佳佳奈多
>>574 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/05(水) 14:21:14.88 ID:TyDZNBAYO<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/05(水) 18:57:58.26 ID:DWnM4vR5O<> 理樹「恭介、何してるの?」

恭介「ああ、理樹か。…まあお前には伝えておくか。あいつの件に関するプランを考えていた。」

理樹「ああ、なるほど…相手のこととかはわかったの?なにか、三人いるとかそんな話だったと思うけど…」

恭介「結局一人に絞られたようだ。相手はあいつの一族の男。又従兄弟らしい。」

理樹「そっか…プランはできたの?」

恭介「大体はな…第一プランとしては迎えに来たあいつの実家の人間を追い払うと言うプラン…単純だが、多少暴力的ではあるな。」

理樹「まあ。そうだね…」

恭介「第二プランは、実家に戻ったあいつを連れ戻しにいくプランだな。実家の位置は把握したし、潜入できそうなルートも見つけた。」

理樹「なるほどね。」

恭介「祝言のタイミングで潜入、奪還する。要するに、花嫁奪還作戦だな。」

理樹「警察沙汰にはならないのかな?」

恭介「そう、そこが重要だ。ああいうタイプの家は面子を気にする隠蔽体質だと決めつけてしまえば簡単だが、確実にそうとは言えん。…まあどちらにせよしばらくは隠れて過ごすつもりだったが、警察沙汰になるとすれば、本格的に逃げて隠れる手だても考えなきゃならん。そこの手だてがまだすんでいない。」

理樹「そう…隠れて暮らすとなると、拠点と、お金と…いろいろ必要だよね…」

恭介「そうだ。あと一週間ちょっとで隠れ場所もろもろを準備して、今後のことも計画する必要がある。」

理樹「恭介、僕になにかできることはある?手伝うよ。」

恭介「理樹には…>>576」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/05(水) 23:38:00.94 ID:dTxYLOQY0<> 陽動を頼みたい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/06(木) 12:20:12.63 ID:y07CweYpO<> 恭介「追い払うにせよ救出にせよ、誘導をしたりひき付けたりする必要がある。お前にはその役回りをたのみたい。方法とかも文化祭終わってからでいいから考えといてくれ。誰が必要とかもな。」

理樹「うん、わかったよ。任せて。」

恭介「頼んだ。…ほんと、悪いな。お前らも巻き込んじまって。」

理樹「なに言ってるのさ恭介、人を助けるのがリトルバスターズだよ。恭介と寮長さんが困ってるならいくらでも力になるさ。」

恭介「理樹…ありがとう。あいつのために、頑張ろうぜ。」

理樹「うん!」

あーちゃん先輩「あら、なんの話?」

恭介「ああ、いや、こっちの話…計画についてだな。」  

あーちゃん先輩「ああ、なるほどね…」

恭介「お前は気にしなくていい。安心しろ。お前は俺たちで守るからな。」 

あーちゃん先輩「>>578」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/06(木) 22:22:29.62 ID:jIF84X7+0<> なんだかお姫様になった気分 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/07(金) 13:50:59.07 ID:NfoV/jylO<> あーちゃん先輩「さしずめ私はピー◯姫かしら。」

恭介「なら俺はマ◯オだな。」

あーちゃん先輩「あら、マ◯オならさらわれるまでは来てくれないじゃない。」

恭介「それは普段ピー◯姫の回りにマ◯オがいないからだろ。マ◯オの俺が最初からいればキノ◯オのようにあっさりピー◯姫をさらわれたりはしないさ。」

あーちゃん先輩「あら頼もしいわね、にゅふふ。好き。」

恭介「俺もだ。」

あーちゃん先輩「キスしていい?」

恭介「それはダメだな。」

あーちゃん先輩「やっぱりだめか…何ならいいのよ。本当に。」

恭介「今なら…>>580」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/07(金) 17:20:40.01 ID:ObKj2wT7O<> ハグ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/07(金) 18:17:41.94 ID:NfoV/jylO<> あーちゃん先輩「じゃ、ハグする。」ギュッ

恭介「ふっ、仕方ないな。」ギュッ

あーちゃん先輩「にゅふふー。しばらくこうしてていい?」ギュッ

恭介「構わんさ…」

理樹「…」

理樹(しばらく二人はこのままにしてあげよう…しかし、二人を見てると、僕も、なにか…ハグしたくなってくる。)

理樹「ねぇ、佳奈多さん…」

佳奈多「ハグはしないわよ。」

理樹「だめ?」

佳奈多「だめ。人前では気を付けた方がいいわ。」

葉留佳「じゃ、はるちんとする?ほぼお姉ちゃんですヨ。」

理樹「>>582」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/07(金) 18:34:16.72 ID:hpxypqtr0<> じゃあちょっとお試しで <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/08(土) 12:09:37.89 ID:f0tSeatBO<> 葉留佳「じゃ、行きますヨ!」ギュッ

理樹「わっ!」

佳奈多「!」

葉留佳「やはは、どう?」

理樹「どうって…まあ…確かにほぼ佳奈多さんだね。抱いた感じは。」

葉留佳「でしょでしょ?」

理樹「なにか、暖かいし…」

葉留佳「ねー、ハグって暖まりますよネ!」

佳奈多「……ちょっと、葉留佳…」

葉留佳「あ、お姉ちゃんも混ざる?お姉ちゃんもカモン!理樹くん、暖かいですヨ!」

佳奈多「…>>584」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/08(土) 14:11:06.59 ID:u/JQten4O<> 混ざる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/08(土) 18:20:23.71 ID:hbgZf8YKO<> 佳奈多「葉留佳に独占はさせないわ。」

葉留佳「じゃ、カモン!ここ空けますからネ。」

佳奈多「…ええ…」ギュッ

葉留佳「そいじゃ、はるちんも」ギュッ

理樹「!」

理樹(二人の暖かさが僕に伝わる。鼻の中にミント系と柑橘系の香りがふわりと広がる。)

葉留佳「やはは、三人だと更にあったか!」

佳奈多「…そうね。」

理樹「う、うん…」

葉留佳「理樹くん、どっちがいい?」

理樹「えっ?」

葉留佳「抱き心地ですヨ!どっちがいい?」

理樹「そりゃ…」
1普通に佳奈多さん
2意外と葉留佳さん
3選べないなぁ
>>586 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/09(日) 02:16:12.18 ID:8e5y+s1tO<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/09(日) 12:02:23.87 ID:vwDrpfmEO<> 理樹「…選べないなぁ…」

葉留佳「ほうほう…」

佳奈多「…ちょっと、どういうこと?」ムッ

理樹「あ、いや、その…怒らないで、佳奈多さんが抱き心地が悪いとかそういう訳じゃないから…」

佳奈多「でも葉留佳と同じなんでしょう?」

理樹「いや。それは…」

佳奈多「それなら私でも葉留佳でも一緒ってことになるじゃない。葉留佳が抱きついてきても自然に受け入れてたし。もう葉留佳だけ抱いてればいいじゃない。」

理樹「そんなことないよ。」

佳奈多「もう、知らないから。」

理樹「佳奈多さん…」

葉留佳「あーあー、怒らせちゃいましたナ。」

理樹「うん、そうみたいだね…」

葉留佳「本気の気持ちを見せるしか無いでしょうネ。」

理樹「本気の気持ち…」

理樹(本気の気持ちを表すとすれば…)

理樹「…!」

理樹(僕は佳奈多さんに、>>588) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/09(日) 22:01:31.31 ID:g08R3Uat0<> 学校の屋上から全校生徒の前で熱烈な愛を叫ぶしかない! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/10(月) 16:36:14.38 ID:Xo5Lj28GO<> 理樹「葉留佳さん、ちょっといい?協力してほしいんだ。」

葉留佳「何ですカ?」

理樹「佳奈多さんを外に連れ出してほしいんだよね。屋上が見てるとこで。僕は人を集めるから、そこに。」

葉留佳「人が集まってるところに行けばいいんですネ。オッケー、任せてくださいヨ。」



理樹(というわけで、僕は集まるようにいろんな人に集まるように呼び掛けたあと、屋上に向かう。)

理樹(…よし、やるぞ…)



佳奈多「ちょっと…葉留佳…なんなの?こんな外に連れてきて…練習は?」

葉留佳「良いから良いから!カモーン!」

佳奈多「一体何が…人もそれなりに来てるし…」



理樹「…」

理樹(よし…人も来てる、佳奈多さんもいる…決行の時!)

理樹「…佳奈多さーーーーん!」

佳奈多「!?な、直枝!?」

理樹「さっきはあんなことを言ってごめーーん!機嫌を悪くしたかもしれない、でもこれだけは言わせて欲しい!僕は佳奈多さんの事を……世界で一番…愛してまーーーーーーす!」

佳奈多「>>590」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/10(月) 21:36:16.50 ID:CGaKC2N9O<> 2番目はいないわよね? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/11(火) 15:02:57.08 ID:X4kK6jOkO<> 理樹「もちろんー!佳奈多さんが一番だよーー!2番なんていないよーー!」

佳奈多「……言ったわね?誓える?」

理樹「うん!誓うよ!好きなのは、君しかいない!」

佳奈多「……私もよ。私も、あなただけが好き!」

理樹「うん!ありがとう!今から、そっちへ行くよ!」

佳奈多「…え?」

理樹「受け止めてね…はっ!かーなーたーさーん!」

理樹(僕は屋上から飛び降りる。)

佳奈多「え、え!?ちょ、ちょっと…直枝!?」

佳奈多「直枝ーー!」
ビヨンビヨン!

佳奈多「…え?」

理樹「…びっくりした?」

理樹(事前にバンジージャンプのようなゴムを準備しておいて、びっくりさせるために仕込んだのだ。)

佳奈多「もう…バカね…バカ。」

理樹「あははは。」

理樹(…これで、一件落着…と思ったが…)

パチパチパチ
美魚「なるほど、人を集めてるときいたので来てみれば…こういうことですか。」

理樹「…西園さん…ごめん、でもこれが僕の気持ちだから。」

美魚「>>592」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/11(火) 15:07:05.61 ID:pteHv1Dmo<> しょうがないので直枝さんのことは諦めます
あと生徒指導の先生に告げ口したのも私です <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/11(火) 18:11:45.07 ID:O7NTX7ygO<> 理樹「えっ。」

美魚「それであなたたちの動きを牽制できると思いましたが、あまり効果はなく…直枝さんにも迷惑をかけましたね、申し訳ありませんでした。」

理樹「…うん、それはもう、別にいいけど…」

美魚「ありがとうございます。」

理樹「…それで、僕の事は諦めるって?」

美魚「はい、多くの生徒の前で公開告白をするほど本気ならば、身を引きましょう。」

理樹「…そっか、ありがとう。」

美魚「…そういうことなので、これからはよろしくお願いしますね。佳奈多さん。」

佳奈多「>>594」
1よろしくね
2信用できない
3自由安価 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/11(火) 22:13:00.71 ID:NppraMsG0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/12(水) 13:38:09.31 ID:qTHrmYIyO<> 佳奈多「…よろしくね。」

美魚「…おや、信じてくださるのですか。」

佳奈多「だめなのかしら?」

美魚「いえ、今までの事を考えると、信用されないと思っていましたから。」

佳奈多「信用した訳じゃないわ。今の直枝なら、あなたに何されようが揺らがないと思ったから、もう何されようと問題ないと思ったからよ。」

美魚「なるほど、そうでしたか。確かに私もそう思えばこそ敗けを認めているわけですから。お互いに直枝さんの本心が伝わったわけですね。」

佳奈多「…」

美魚「…では、それを言いに来ただけですので、私はこれで失礼します。」

理樹「あ、うん…」

美魚「文化祭、頑張ってくださいね。直枝さん。佳奈多さん…」





理樹(西園さんは去っていく。)

理樹「…突然でびっくりしたけど…思いがけず、一個問題が解決したね…」

佳奈多「そうね。」

葉留佳「まさに飴くって地固まる!」

理樹「あ、葉留佳さん…協力してくれてありがとね…あと、雨降って地固まる、だよ。」

葉留佳「やはは、そうとも言いますナ……で、理樹くん、これからどうするの?」

理樹「練習場に戻ろうか、恭介たちほってきちゃったし…」

佳奈多「そうだったわね、それじゃ、戻りましょう。」



理樹(部屋に戻ると、二人は>>596していた。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/12(水) 14:17:11.61 ID:O/7C//BKO<> あっち向いてホイ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/12(水) 20:35:32.05 ID:V9FZ4CTRO<> 恭介「じゃんけんぽん!」

あーちゃん先輩「あっち向いてほい!」

恭介「はっ!…ふぅ、危なかった…」

あーちゃん先輩「じゃんけんぽん!」

恭介「あっち向いてほい!」

あーちゃん先輩「よっと…よし、セーフね…」

理樹「…何してるの?恭介…」

恭介「ああ、理樹。戻ったか。見ればわかるだろう。あっちむいてほいだ。」

理樹「いや、それはわかるけど…なんでそんなことを…」

恭介「いや、気がつけばお前たちがみんないなくなっていたからな。待つ間柄暇だったから、やってる。」

理樹「それで、あっちむいてほい?」

恭介「ただのあっちむいてほいじゃないぞ…負けたやつが勝ったやつの言うことを一つ聞く、というルールでやってる。」

理樹「なるほど…だからあんな真剣に…」

恭介「そういうことだ…負けるわけには行かん…次で決める!行くぞ!じゃんけん…ぽん!」
勝者
>>598 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/12(水) 23:43:58.30 ID:FgCQiknU0<> 恭介 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/13(木) 12:26:17.28 ID:EQZ+tfXeO<> 恭介「あっちむいて…ほい!」

あーちゃん先輩「…あっ…」

恭介「…ゲームセット、俺の勝ちだ。」

あーちゃん先輩「あー!負けた!せっかくあんなことやこんなことをさせようと思ってたのにー。にゅふふ。」

恭介「ははは、残念だったな。」

葉留佳「恭介さん、命令はどうするんですカ?」

恭介「命令か…どうするか…」

あーちゃん先輩「にゅふふ。負けたからにはなんでもするわよー。」

恭介「よし、なら…>>600」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/13(木) 20:06:34.67 ID:ab2HSkJ70<> しばらくお淑やかにしていろ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/13(木) 20:50:59.66 ID:/o988oL1O<> あーちゃん先輩「しばらくっていつまでよ。」

恭介「俺が飽きるまでだな。」

あーちゃん先輩「オッケー。わかりました。にゅふふ。」

恭介「そのにゅふふって笑い方もだめからな。」

あーちゃん先輩「あら。だめですか?意外と難しいわ…ですね。どう笑えばいい…んですかね?」

恭介「うふふ、とかで良いんじゃないか。」

あーちゃん先輩「なるほど、うふふ……あー、しゃべりにくいですね…なかなか…」

葉留佳「すごくわかりますヨ…大変ですよネ…」

理樹(そういえば葉留佳さんもこういう罰ゲームしてたことあったっけ…)

恭介「ま、頑張れよ。…さて、そいじゃ、戻ってきたし、後ちょっとだが、練習やるか。」

理樹「あ、うん、そうだね…」

あーちゃん先輩「やりますわよ!」

葉留佳「それお嬢様言葉ですヨ…」

あーちゃん先輩「細かいことは気にしないでくださいね。うふふ。」




理樹(数回ほど練習して…)

恭介「…よーし、時間だな…そろそろ、終わりだな。」

理樹「あ、もうそんな時間…」

恭介「まあ、すこし遊んじまったからな…まあ、仕方ない、残りは明日だな。」

あーちゃん先輩「あら、終わり?…じゃあ恭介、この後暇ですか?」

恭介「まあ暇だな。」

あーちゃん先輩「ならこの後、>>602」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/14(金) 20:44:53.72 ID:Knb1Qcaw0<> おコーヒーでも飲みに行きませんこと <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/15(土) 12:42:10.73 ID:n4Da0oQZO<> 恭介「コーヒーか…いいな。行こう。良い店を知ってる。」

あーちゃん先輩「ありがとうございます。じゃあ、片付けたら、行きますわよ。」

恭介「ああ。そうするか。」



恭介(行ったのは、近くにある喫茶店だ。雰囲気もよく、なかなか気に入っている。)

マスター「いらっしゃいませ。」

恭介「やあマスター。いつもの頼む。」

マスター「いつもの…?」

恭介「いつもの……」

マスター「…?」

恭介「いや、言いたかっただけだ、すまん、キリマンジャロで…」

あーちゃん先輩「わたくしも同じので。」

マスター「かしこまりました。」

あーちゃん先輩「なかなかはずかしいですわね。うふふ♪」

恭介「…たまたまマスターの記憶が飛んでいただけだろう…まあ、そんなことは良いだろう?」

あーちゃん先輩「うふふ、まあ、からかうのはこの辺にしてあげますわ。…さて、恭介…さん、ちょっと、よろしくて?」

恭介「なんだ。」

あーちゃん先輩「今日来るのが遅れた理由についてなんですけど…」

恭介「ああ、その事か…」

あーちゃん先輩「実は、実家から今日連絡があって、それで…」

恭介「……何だと…」




その頃…
理樹「佳奈多さん、この後は…」

佳奈多「試験勉強。」

理樹「あ、だよね…」

佳奈多「あなたは、また遊ぶの?」

理樹「今日は、>>604」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/15(土) 13:04:43.03 ID:4ZgwdPtzO<> 勉強するという選択肢しか用意してないよ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/15(土) 18:53:24.91 ID:SgAwmiNpO<> 佳奈多「あら、珍しいわね。」

理樹「たまにはやっとかないとね…それに週末は文化祭で課題とかできないだろうし。」

佳奈多「なるほど、確かにね…」

理樹「ねぇ佳奈多さん、一緒にやらない?勉強。」

佳奈多「…一緒にね…どうしようかしら。」

理樹「ほら、教えたり教えたりすることで理解が深まったりするだろうし…だめ?」

佳奈多「…まあ、良いけど…」

理樹「やった、じゃあ場所はどうする?」

佳奈多「…普段寮の仕事やってるあそこで良いんじゃないかしら。」

理樹「わかったよ。じゃあ戻った後、勉強道具もって行くね。」

佳奈多「ええ。」






理樹(…というわけで、勉強道具をもって佳奈多さんのところへいく。)

佳奈多「来たわね。…じゃあ直枝、何からする?」

理樹「そうだなぁ…>>606」
コンマ判定
下二桁が奇数なら数学、偶数なら英語、ただし、ゾロ目なら筋肉 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/16(日) 00:10:20.31 ID:vRjR+FB7O<> マッスル <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/16(日) 13:18:09.60 ID:O65hjd/cO<> 理樹「数学かな。」

佳奈多「数学ね。わかったわ、やりましょう。」 




理樹「…佳奈多さん、ここって…」

佳奈多「…ああ、それは…これをxとして、漸化式を立てれば出来るんじゃない?こうやって…」

理樹「漸化式……あ、本当だ……すごいや
佳奈多さん。」

佳奈多「別にすごくないわ、私はやってるだけ。」

理樹「でも教えるのも上手だし…葉留佳さんとかによく教えてるからなのかな?」

佳奈多「…料理とかはともかく、勉強を教えることはあんまりないわね。」

理樹「え、そうなの?」

佳奈多「課題とかをやってこないから不真面目に見えるだけで、センスはあるのよ。天才肌っていうのかしらね。だからあんまり教えることは無いのよ。数学とかはむしろ葉留佳の方が得意なんじゃないかしら。」

理樹「そうなんだ…」

佳奈多「私は努力して、出来るように見せてるだけよ。ずっとあがいて、良いように見せてきた、それだけ。」

理樹「それでもやれるように見せられてるのはすごいよね。頑張れるのはすごいよ。」

佳奈多「…ありがとう。直枝。」

理樹「…あ、佳奈多さん、ここはどうやって…?」

佳奈多「ああ、そこは…」



理樹(しばらくして…)

理樹「…んー…疲れてきた…」

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さん、息抜きに…>>608」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/16(日) 14:29:09.23 ID:uhA7CtzaO<> QuizKnockの動画見よう

https://www.youtube.com/c/QuizKnock <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/16(日) 18:34:24.00 ID:I67eucNcO<> 佳奈多「…なによそれ。」

理樹「今ちょっと流行ってる◯ouTuberで、クイズとか勉強とかを動画にあげてるんだよ。」

佳奈多「へぇ、流行ってるのね。知らなかったわ。そういうのは見ないから。」

理樹「まあ佳奈多さんこういう娯楽系には疎いもんね。面白いから、見ようよ。」

佳奈多「…一本だけよ?」

理樹「うん、一本で良いよ。」




理樹「…どうだった?佳奈多さん。」

佳奈多「…なんでこの人たちはこんなに早く答えられるのかしら?」

理樹「たぶん、クイズの定番とかをしっかり勉強して押さえてるんじゃないかな…」

佳奈多「クイズにも勉強とかあるのね。」

理樹「そりゃ知識勝負だからね。勉強は必要だよ。そう考えると、佳奈多さんはクイズ得意かもね。」

佳奈多「どうかしら、知っての通り無趣味な人間だから、知識の範囲は狭いし。」

理樹「そこは勉強すればなんとかなるでしょ?」

佳奈多「そうなのかしらね…」

理樹「それに、趣味がないなら作っても良いわけだし。」

佳奈多「作る、ねぇ…」

理樹「興味あることとかないの?」

佳奈多「>>610」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/16(日) 21:03:56.50 ID:OdUe1NJeO<> フィッシング <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/17(月) 13:20:24.70 ID:K6ENdaZNO<> 理樹「フィッシングって…釣り?なんで?」

佳奈多「…あーちゃん先輩が棗先輩と一緒に行きたいとか言ってたから…」

理樹「ああ、そういえば恭介も釣り道具買ったとか言ってたっけ。落ち着いたら、四人で川に行って、ダブルデートとかも良いかもね。」

佳奈多「そうね、そういうのも良いかもしれないわね。」

理樹(釣りかぁ…もし行くことになったら、僕も練習とかしとかなきゃな…)

理樹「他にはある?おかし作りとか料理は?」

佳奈多「お菓子作りは…別に趣味でもないわ、必要だからやってるだけで。葉留佳に教えてあげたりはしてるけど。」

理樹「そっか…」

佳奈多「…直枝はなにかおすすめの趣味とかあるの?」

理樹「そうだなあ…>>612」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/17(月) 16:44:56.34 ID:RdqW+Dx/O<> 筋肉旋風 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/17(月) 20:19:23.29 ID:oZUb8dOEo<> 佳奈多「は?……筋トレって事?」

理樹「いや、筋肉旋風(センセーション)はその先…筋トレを越えた、筋肉の躍動だよ。」

佳奈多「……」

理樹「とっても楽しいよ、全てが筋肉になる感覚を味わえるのさ!」

佳奈多「…はぁ、そう…」

理樹「…よくわからないって顔してるね。よし、なら今から見せてあげる。」

佳奈多「…やめて。」

理樹「一度その気になったらやめられない、それが筋肉センセーション!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「やめなさい。」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「直枝…ちょっと…」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「…くっ、やっぱり止まらないわね…何回もやってるけど、私はそんなのには屈しないわ!」
コンマ判定
ゾロ目なら屈する
>>614 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/17(月) 21:38:43.73 ID:Cums6T0M0<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/18(火) 15:29:42.59 ID:0ZZqteM1O<> 佳奈多「しつこいわよ。いい加減に…しなさーーーい!」

理樹「…!き、筋肉いぇいいぇ…」ビクッ!

佳奈多「直枝!」

理樹「…はい。」

佳奈多「…いつまでそんな変なことやるつもり?やめなさい!」

理樹「すみません…」

佳奈多「今回は私だけだし許してあげるけど、次やろうとしたらまた反省文だからね。」

理樹「はい…」

佳奈多「…わかったわね、じゃあ、勉強に戻りなさい。」

理樹「はい…」

理樹(怒られてしまった、やっぱり佳奈多さんを筋肉に取り込むのは難しいみたいだ…)




理樹(真面目に勉強をした後…)

佳奈多「…あら…結構時間たってるわね。」

理樹「あ、そうだね…じゃ、今日はもう終わり?」

佳奈多「そうね、今日はもう終わりにしましょうか。」

理樹「うん、ありがとね佳奈多さん、いろいろ教えてくれて。」

佳奈多「ええ、平気よ。こっちも勉強できたから。…じゃ、帰りましょうか、途中まで一緒に。」

理樹「うん…」




理樹(二人で帰っていると、>>616と出会う。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/18(火) 18:08:00.42 ID:/C99nYbuO<> 真人 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/18(火) 19:04:43.25 ID:uSZNQnxZO<> 真人「おっ、理樹と二木じゃねぇか。」

理樹「あ、真人。」

佳奈多「井ノ原…」

真人「何してたんだ?こんな時間に。練習か?」

理樹「いや、勉強会だよ。真人は?」

真人「俺はトレーニング帰りだ。途中で筋肉の波動を感じたからよ。つい張り切っちまったぜ。」

理樹「そう。波動…」

理樹(僕がやった筋肉旋風かな…)

真人「俺も同調しようとしたところで波動がやんじまったのが残念だったな。」

理樹「そっか。それは残念だったね。」

佳奈多「…」

佳奈多(私が屈してたら大惨事だったわね、危なかったわ…)

真人「…ま、いいや。そんなことより、理樹。」

理樹「なに?真人。」

真人「さっきこんなものを拾ったんだよ。見てくれ。」

理樹「これは…>>618」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/18(火) 23:56:42.20 ID:lvBh6hJW0<> コンバットコマンダー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/19(水) 12:30:37.40 ID:TcWjIZ6JO<> 理樹「…って、け、拳銃!?」

真人「理樹、名前までわかるのか、詳しいな。」

理樹「詳しくないけど、何か、見たこと有る気がしてさ…」

佳奈多「モデルガンじゃないの?最近のは精巧に出来てるって言うけど。」

理樹「どうなのかなぁ…普通に考えればそうだけど、持った感じは結構重たいし…」

真人「確かめようにも、もし本当だったら下手なことするとさすがにあぶねぇし……」

理樹「そうだよね…」

佳奈多「……これは普通に先生に任せるべき事なんじゃないかしら、偽物でも、こんなもの持ち込むのは問題だし…本物だったら、警察沙汰よ?」

理樹「そうだけど…」

真人「なんだ、なにか引っ掛かるのか?」

理樹「ほんと、何でかわからないんだけど、見覚えがあるんだよね。この銃に。僕のじゃないはずなんだけど…」

佳奈多「…本で見たとかじゃなくて?」

理樹「うん、何か…使ったことがある気がすると言うか…」

佳奈多「使ったことがある?直枝、まさか、あなた…」

理樹「いやいやいや!違うよ、ほんと、気がするだけで…なんなんだろう…」

真人「……よくわからないけど、仮にあなたとこの銃に何かあるとしたら、持ち主を探せばそれが何か良くわかるんじゃね?理樹もそうしてるうちに何か思い出すかもしんねぇしな。」

理樹「確かに…」

佳奈多「私たちで探すって言うの?これがどんな人の物かもわからないのに?もし本物だったら、取り返しのつかないことになるかもしれないわ。ここは普通に先生に任せるべきよ。そっちの方が早いし安全じゃないかしら。」

理樹「…」

真人「どうすんだ、理樹。」

理樹「>>620」
1僕らで探そう
2先生に任せよう。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/19(水) 12:41:11.20 ID:Tgp2QTA4O<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/19(水) 18:29:20.43 ID:dOfEWWjKO<> 理樹「僕たちで探そう。やっぱり気になるからね。」

真人「そうこなくちゃな!」

佳奈多「…危ないと思わないの?」

理樹「危ないかもしれないけど、真相は早く知りたいし…もしこれが文化祭の何かで必要なものとかだと、持ち主に早く返してあげないと間に合わないしね。どうしても嫌なら、佳奈多さんに無理に付き合えとは言わないよ。」

佳奈多「………いえ、付き合うわ。あなたたちが変なことをしないように監視しないと。」

真人「俺はもちろん付き合うぜ!」

理樹「ありがとう…じゃあ真人、とりあえず落ちてた場所を教えてくれる?」

真人「ああ、落ちてたのは…たしか>>622」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/19(水) 21:27:06.20 ID:pe+8pCGTO<> 体育館 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/20(木) 15:07:39.22 ID:wEJhUxoQO<> 理樹「体育館…っていうと、今日そこを使ったのは?」

真人「授業以外だと、たしか文化祭の体育館での出し物担当だな。」

佳奈多「これは今日の落とし物って断定できるの?」

真人「そこは毎日通ってるが、昨日までなかったから、今日で間違えねぇよ。」

理樹「だったらまずその人たちから聞いてくべきだよね。えーっと、その出し物は…吹奏楽部とかだっけ?」

真人「ああ、たしか、吹奏楽部と、演劇部と…あと、ダンス部だったかな。」

佳奈多「発表会とかってことね、演劇以外は特にこういうものが必要な感じはないわね。」

理樹「そうだね、だとすると、まずはそこからかな。」

佳奈多「そうね…」

理樹「演劇部の部長さんからとりあえず聞いてみようか…」



理樹(…というわけで、演劇部の部長さんのところに言ってみた。)

理樹「本当、突然ごめんね…」

演劇部部長「別に構わないさ。それで、何か用かい?」

理樹「実は体育館でこんな落とし物があって、演劇部のじゃないかって…」

理樹(落ちていた銃を見せる?)

演劇部部長「モデルガン?」

理樹「うん、演劇部の小道具とかかなって…」

演劇部部長「残念だけど、僕たちのじゃないね。僕たちのやる演劇に銃は出てこないよ。」

理樹「何か、部員でこういうのを持ってそうな人とか…」

演劇部部長「部員にはいないかなぁ。」

理樹「そっか…わかったよ、ごめん、ありがとう。」



理樹(その後、吹奏楽部とダンス部の部長にも聞いてみたけど…)

佳奈多「…みな違ったわね。」

理樹「そうだね…」

真人「そうだなぁ…てことは、文化祭絡みじゃねぇのかもな。」

佳奈多「でも体育の授業でこんなの持ってかないし、使わないでしょう…」

真人「…そうだよなぁ…思ったより難題かもしれないぜ、これ。どうする?」

理樹「…現場に言ってみよう。他の手がかりがあるかもしれないし、落とし主が探しにきてるかもしれないし。」

佳奈多「そうしましょうか…」





理樹(真人から場所を聞き、落ちていた場所をすこし探してみる。)

真人「…お?」

理樹「真人、何かあった?」

真人「なんかあったぜ。」

理樹「これは……>>624」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/20(木) 15:37:02.11 ID:M+BRve0no<> ステージの下に地下に続く謎の空間 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/20(木) 20:34:25.14 ID:UTeXmViaO<> 佳奈多「え?そんなことが…」

理樹「みればわかるよ、来て。」

佳奈多「…ほんとだわ…」

真人「こっから下に降りれるみたいだな。」

佳奈多「…降りるの?危険とかないかしら?」

理樹「見つけた以上は行くしかないよね。行こう。大丈夫、何かあったら僕が守るから。」

佳奈多「…わかったわ、行きましょう…」



理樹「よっと……結構広いね…」

真人「そうだな…」

佳奈多「何があるかわからないからね、慎重に行きましょう。」

理樹「うん…」



理樹(しばらく行くと…)

理樹「何か…扉だね……開けてみようか。…それじゃ、行くよ!」

理樹(慎重にあけると…そこには>>626があった。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/20(木) 21:19:25.28 ID:sw+b+LpV0<> 温泉 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/21(金) 14:50:35.08 ID:gT5iAEIeO<> 理樹「…なんだろう、これ…お湯?」

佳奈多「みたいだけどね…」

真人「だとしたらこの部屋は一体なんなんだ?」

理樹「…お風呂とか?」

佳奈多「なんでこんなとこにお風呂があるのよ。」

理樹「さあ…?でも、このフロアは一本道で、ここで行き止まりだったし、ここに何かあるってことだと思うけど……とりあえず、入る?温泉っぽいし…」

佳奈多「何でよ。」

理樹「なんか、それで何か解けそうなきがするから…」

佳奈多「何かって…」

真人「よし、じゃあ入ってみるか!」

理樹(真人は服を素早く脱ぎ、入っていく。)

佳奈多「っ!ちょっと…」
チャプン
真人「…おっ、いい湯だな…」

理樹「本当?大丈夫そう?」

真人「ああ、気持ちいいぜ!」

理樹「じゃあ、僕も…」

佳奈多「直枝!?」
チャプン
理樹「あっ…いい湯…」

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さーん、気持ちいいよー!」

真人「ほら、俺はあっち向いてるからさ、入れよ。」

佳奈多「……」

理樹「それで仕掛けが解けるとかなにかあるかもしれないし…お願い、佳奈多さん。」

佳奈多「…はぁ…もう……井ノ原、絶対みるんじゃないわよ?」

真人「おう、誓って見ないぜ!」


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/21(金) 14:53:08.92 ID:hNql5JxRO<> チャプン
佳奈多「…あら、本当、いい湯かげんね。」

理樹「…」

佳奈多「…本当にこれで何か起こるのかしらね。直枝。」

理樹「…」

佳奈多「…直枝?」

理樹(…混浴…佳奈多さんと混浴…別に体を見るのは初めてではないけど、緊張と高揚が…)

佳奈多「…直枝、どうしたの?」

理樹(なんとかこの気持ちをごまかさなきゃ…)

理樹「ボドドドゥドオー」

佳奈多「…は?ぼど…?何?」

理樹「…ただの魂の叫びです。気にしないで…思春期男子はみんなこういう叫びをあげるんだ…」

佳奈多「魂の叫びってなによ……あなた以外そんな叫んでるの聞いたことないけど…」

理樹「そういうものだから、本当、気にしないで…」

佳奈多「…直枝、本当あなた時々意味がわからないわね…」

理樹「ごめん…」

理樹(などと言ってると…何か音がする。)

理樹「あれ、今そこから何か音が…」

真人「ちょっと見てくる。……お?」

理樹「どうしたの?」

真人「なんか、さらに下に行けそうな通路が出てきたぜ!」

理樹「さらに下…やっぱり、お風呂に入るのが仕掛けを解く鍵だったんだ…」

佳奈多「…一体どんな仕掛けなのよ、それは…」

理樹「まあ細かいことはいいじゃない。…さて、それじゃ、さらに下に言ってみよう!」


理樹(…更に下の階にも、同じように扉がある。)

理樹「さあ、今度はなにがあるのか…」
あるもの
>>629 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/21(金) 15:56:37.38 ID:yUoytMGio<> 10台以上並んだパソコン <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/21(金) 19:27:13.31 ID:76xym44dO<> 理樹「これは…パソコン?さっきと同じならここにも何か仕掛けがあるよね。」

真人「げ、パソコンか…俺の出る幕はないかもしれんな…」

佳奈多「仕掛けだとしたら、なにをするのかしら。」

理樹「どうしようか…あるからには、これを使うんだろうけど…とりあえずつける?」

真人「そうするか…」

理樹(とりあえず一台のパソコンをつけてみると…)

理樹「!…何か、表示されたね…」

佳奈多「何?これは…」

理樹「これは…>>631」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/21(金) 20:20:47.84 ID:0u+qlG9dO<> Angel Player <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/22(土) 15:19:43.40 ID:k48iA6DDO<> 真人「なんだ?それ。」

理樹「さあ…?でもそう書いてあるから…なんなんだろうね?」

佳奈多「…何か画面に表示されてるわね。えーっと、ハンドソニック、ディストーション、ハーモニクス…」

真人「…それぞれなんて意味なんだ?」

佳奈多「全部音楽の用語ね、ハンドソニックは楽器の名前、ディストーションは音を歪ませたりすること、ハーモニクスは…音を調和させたりとか、和音とか、そういう意味よ。」

真人「なるほどな…」

佳奈多「だとしても、これが何を意味するのかはよくわからないけどね。」

理樹「この3つが押せるみたいだけど…どれにする?」

佳奈多「不用意に押すのは危ないとおもうけど…現状、それしか出来なさそうね…仕方ないわ、直枝、あなたが好きなのを押してみなさい。」

真人「理樹、お前に任せた。」

理樹「なら…」
1ハンドソニック
2ディストーション
3ハーモニクス
>>633 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/22(土) 16:31:02.73 ID:trzs/GAfo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/22(土) 18:06:24.72 ID:whxVA0VbO<> 理樹「じゃあ…これ!」

理樹(それを押すと…)

理樹「!」

理樹(手の付け根から何か透明なものが生えてくる!)

真人「おおお!なんか出てきたぜ!」

理樹「えっ、何これ!?」

佳奈多「知らないわよ、何なの?これ。」

理樹「…形は何か、剣みたいな感じだけど…」

真人「剣…てことは、切れるのか?」

理樹「切れそうではあるけどね。」

佳奈多「仕組みはわからないけど、切れるのなら……これで扉を切って次の階につながるとか?」

理樹「ちょっと、やってみようか…」



理樹(しばらくやってみるけど…)
キン!キン!キン!
理樹「…だめだ、切れないよ…」

佳奈多「…だめ?」

理樹「うん、傷をつけるくらいしかできないよ…僕一人じゃ無理だ……」

真人「じゃあ残る2つのどっちかを使う必要がありそうだな。」

理樹「うん。そうだね…」
どちらを使う?
1ディストーション
2ハーモニクス
>>635 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/22(土) 19:13:43.66 ID:2Z7/ddiPO<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/23(日) 14:40:11.90 ID:I63ezpUDO<> 理樹「じゃあ今度はこっちだ!」
カチッ!
理樹「…」

真人「…」

佳奈多「…」

理樹「…あれ?何か起こった?」

佳奈多「今のところは、何も…」

真人「どういうことだ…?」

理樹「ディストーション…ゆがみ…なんだろうね…」

佳奈多「さっきのみたいに、直枝の体に何かあるんじゃ…ちょっと確かめさせて。」

理樹(そういって佳奈多さんは僕に手を伸ばそうとするが…)

佳奈多「…っ!」

理樹「え?何?どうしたの?」

佳奈多「何か…弾かれるみたいな感じが…」

理樹「弾かれる…?」

真人「…ちょっと俺もしてみるか……ふんっ!ぐっ…」

理樹「真人、どう?」

真人「ぐっ、くっ…くっ……くそぅ、だめだ…やっぱり、何かがあるぜ…破れねぇとは、悔しいぜ…あとで鍛え直さねぇと…」

佳奈多「…私だけでもなかったし、井ノ原の馬鹿力でもだめってことは…これがディストーションなのかしら。」

理樹「バリア…みたいなものなのかな。なにか、空間をゆがめて、バリアにするみたいな…」

佳奈多「原理はわからないけど、そうなんじゃない?」

真人「おいまて…てことは、俺たちはもう理樹に触れないのか!?うおおお!そんなの嫌だぁぁ!」

理樹「いや、さっきの剣みたいなのもいつの間にか消えてるから、ほっとけば治るんじゃないかな…」

真人「なんだ、なら良かったぜ…」

理樹「…まあともかく、これはあんまり開けるのには役に立たないね。残念だけど。」

佳奈多「…じゃあ最後のこれが正解なのかしら。」

理樹「さぁ…でもとりあえず、やってみよう!」
カチッ!
理樹「…あれ、今度も何も起きない…」

佳奈多「…いえ…そんなこと無いわよ…後ろみなさい。」

理樹「え?」

理樹2「……」

理樹「…え…ええええええ!?」

理樹(僕が…もう一人!?)

理樹「なに、何これ!?」

佳奈多「…ハーモニクスがこういう能力なんじゃないかしら。」

理樹「分身ってこと…?そんなこと出来る?」

真人「現実として起こってるじゃねぇか…」

理樹「そうだけど…」

佳奈多「起きてる以上は受け入れなさい…それより、これを使えば開けられるんじゃないかしら。」

真人「何?どういうことだ?」

佳奈多「直枝一人じゃ開けられなくても、分身させれば開くんじゃないかってこと。」

理樹「なるほどね…やってみようか。」
コンマ判定
下1桁が奇数なら成功
>>637 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/23(日) 17:55:52.71 ID:/tB138P1O<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/23(日) 18:25:58.91 ID:exIyuH+fO<>

理樹「やった!」

理樹2「開いた!」

真人「おお!やったぜ!」

佳奈多「予想通りね。…ところで…」

理樹「…ん?何?」

佳奈多「その分身って…どうやって消すの?」

理樹「え、それは…ほっとけば消えるんじゃないかな?さっきみたいに。」

佳奈多「そうなの?」

理樹2「消えないよ。アブソーブ、っていうのを使えば消えるよ!」

理樹「あ、教えてくれた…」

理樹(アブソーブ…あ、さっきのハーモニクスってところがそれに変わってる…)

理樹「じゃあ、ありがとね、もう一人の僕。」

理樹2「気にしないでよ、困ってるなら助けるさ。」

理樹「じゃあ、さようなら。」
カチッ!
理樹(分身は消えた。)

理樹「…じゃ、また先に行こうか。」

真人「おう!」
次のフロアにあるもの
>>639 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/23(日) 20:10:29.29 ID:SyZ1EBLe0<> トラップ満載の部屋 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/24(月) 14:34:01.67 ID:DcU7XQOEo<> 理樹「…次の階は、いきなり扉だね…」

真人「よし、ならいつも通り入って、なんか解けばいいんだな!」
ガチャッ
理樹「あ、ちょっと…」

真人「…ん?あれ、何にもな…」
ブン!
真人「ん?」
ドォォォォン!
真人「ぐはっ!」

理樹「真人ーー!」

理樹(横からハンマーが突然襲いかかってきた!)

真人「くっ…はぁ…」

理樹「真人、平気?」

真人「いてて…平気だ…筋肉のお陰で助かったぜ…」

理樹「そっか…」

理樹(かなりの大きさのハンマーだけど…まあ無事でよかった。)

佳奈多「…なにやらこの部屋はなにもないように見えて、トラップが仕掛けられてる、そんな感じみたいね。」

真人「ああ、そうみたいだな…」

理樹(そういうことか…注意していかないと…)
次の罠
>>641 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/24(月) 18:08:08.48 ID:XNVK2yR4O<> 落とし穴 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/24(月) 19:50:10.11 ID:aKvum37jO<> 佳奈多「…慎重にいかないと…」

理樹「うん、次は何が襲いかかってくるかわからないからね…」

真人「ああ、そうだな…周囲を確認しながらいこうぜ…」

理樹「うん、そうだね、僕たちでちゃんと確認を…」

理樹(そういった時、僕たちの足元の地面がが突然なくなり……)

理樹「…あれ?」

佳奈多「…なっ…落とし穴…」

真人「理樹、二木ー!?」

ヒューーー…ドンッ!

理樹「っ……大丈夫?」

佳奈多「…痛いけど、なんとか…」

真人「おーーい、大丈夫かーー!」

理樹「真人は無事だったんだね!うん、なんとか大丈夫!」

理樹(どうやら真人は落ちずにすんだようだ…それだけでも安心だ。)

佳奈多「…で、これ、どうやって出る?肩車でも届きそうにないけど。」

理樹「うーん…あ。」

佳奈多「なにか思い付いた?」

理樹「こう、服を脱いでくくりつけてロープみたいにすればいいんじゃないかな。」

佳奈多「…服を?」

理樹「うん、一人じゃ足りそうにもないから…ごめん、佳奈多さんも…脱いで?」

佳奈多「>>643」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/24(月) 20:40:01.12 ID:c5lBgJAKO<> 井ノ原に頼みなさいよ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/25(火) 14:57:34.22 ID:ZhIAeDFAO<> 佳奈多「明らかに井ノ原の方が服も大きいから長さを稼げるでしょう?下に服を下ろしてもらえば良いじゃない。」

理樹「あ、そうか…」

佳奈多「ちょっと考えればわかるでしょう?」

理樹「ごめん…ちょっと佳奈多さんの裸がみたくて…つい…」

佳奈多「……真面目にやりなさい。」

理樹「ごめん…」



理樹(…というわけで、真人に頼んで、真人にも衣服を脱いで、それを結んでもらった。)

真人「うし、いくぜ!理樹!」

理樹「うん!」

理樹(僕は落ちてきたそれを受けとる。…僕のとつなぎあわせれば、長さは絶対に足りる。全裸になってしまったが、穴のなかは暗いからよく見えないし、背に腹はかえられない。)

理樹「…よーし、じゃあ真人、ロープを投げるから、つかんでね!」

真人「おう、任せろ!」

理樹「行くよ!えい!」
シュルシュルシュル!
真人「いよっと!」

理樹(どうやら真人のところまで届いたようだ。)

理樹「じゃあ佳奈多さん、先行って良いよ。真人も上から引っ張ってくれるから、そんなに負担もないだろうし。」

佳奈多「…ええ、わかったわ。ありがとう。」

理樹(…というわけで、佳奈多さんから登り始める。)

佳奈多「…」

理樹(順調に進んでいるみたいだ…よし、大丈夫…)



真人「理樹ー、二木がおわったぞー!」

理樹「うん!よし。じゃあ僕もいくね!」
コンマ判定
下一桁が偶数なら成功
>>645 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/25(火) 17:19:02.25 ID:j88p8/GZO<> 暗くてスカートの中は見えなかったか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/25(火) 18:27:42.17 ID:ZhIAeDFAO<> 理樹(…よし、それなりに登れてきた、これなら行け……)

理樹(そう思った、その時…)
ミシミシ……ブチッ!

理樹「あっ!」

真人「理樹!?どうしたー!?」

理樹「あぁぁ…ううっ…真人、ロープが途中で切れたんだ!」

真人「なにぃ!?ロープが切れたぁ!?ちなみに何がだ!?何が切れた!?」

理樹「…えーっと…ごめん、真人のパンツのとこで切れてる…」

真人「うおおお!仕方ねぇが、ノーパンは嫌だぁぁぁ!」

佳奈多「…そこよりも、なんとかして直枝をまた引き上げる方法を考えなきゃだめでしょう。」

真人「た、確かに…」

佳奈多「とりあえず切れたロープをまた結び直せば…」

真人「でもそれだとまた切れる可能性がねぇか?少し補強した方がいいんじゃね?」

佳奈多「補強?」

真人「…二木のを少し足すとか…」

佳奈多「…」

真人「…頼むぜ二木、理樹を救うと思って…もちろん全部とはいわねぇから。頼む!」

佳奈多「>>647」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/25(火) 20:29:39.16 ID:idPScybGO<> しかたない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/26(水) 14:12:26.50 ID:kdlE+Bifo<> 佳奈多「直枝を救うためなら…でも、一番上だけよ?下着とかは脱がないからね。」

真人「ありがとな!恩に着るぜ!」

佳奈多「…あと、こっちまじまじとみたら許さないから。」

真人「おう!」

佳奈多「じゃあ…」ヌギヌギ


佳奈多「…直枝、それじゃあ、投げるから、それでロープを補強しなさい!」

理樹「うん!」

理樹(服がまた投げ込まれてくる。…新しいこれは、おそらく佳奈多さんの服………てことは佳奈多さんの匂いが…)

理樹(…いや、変態的な考えはやめよう…真面目に脱出しなければ…こうやって補強して…)

理樹(…よし、これで…行こう!)




理樹「ふっ、よいっ…しょ…」

理樹(今度こそ、なんとか抜け出せた…)

理樹「…ふぅ…抜け出せた…」

真人「うおおおお!理樹ぃぃ!無事でよかったーー!」

理樹「ちょっと、真人…大げさだよ…」

佳奈多「…」

理樹「…佳奈多さんもやっぱり脱いでたんだ…ごめん、僕のために。」

佳奈多「…仕方ないじゃない、あなたを助けるためなんだから。」

理樹「…ありがとう、佳奈多さん。」

佳奈多「…いえ、良いわよ。別に…」

理樹「…ねぇ佳奈多さん、なんで僕の方ちゃんと見てくれないの?」

佳奈多「……あなた、自分の格好がわかってるの?あと私のほうもそんなまじまじ見ないで。」

理樹「…あ、そっか…でも、お互いみたことないわけじゃ…」

佳奈多「そう言うことじゃないわ。さっさと服を着なさい!」

理樹「…はい…」



理樹「…さて、服は着たけど…どうしようかこの後、一旦戻る?まだ行く?」

佳奈多「>>649」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/26(水) 14:24:32.30 ID:XiO4PHG+O<> 行く <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/26(水) 18:12:50.17 ID:kdlE+Bifo<> 佳奈多「…拳銃らしきものの持ち主を見つける、その手がかりを得るっていう目的はまったく果たせてないじゃない。」

理樹「ま、そっか、そうだね…」

佳奈多「行きましょう、先へ。」

理樹「うん…次の階にも絶対なにかあるから、油断はしないようにね…」



次の階
理樹(…そういえば、何かまた手がかりになりそうなものが落ちたりしてないかな…)

真人「理樹、下向いてどうした?」

理樹「いや、なにか落ちたりしてないかなって…あ、みて、なにか落ちてるよ。」

真人「あ、ほんとだ、あれは…>>651」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/26(水) 18:43:21.87 ID:4TT/HKECo<> イヌのぬいぐるみ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/26(水) 20:19:10.71 ID:kdlE+Bifo<> 理樹「…ぬいぐるみ?」

真人「ああ、ほらみろよ、かわいいぬいぐるみだぜ。」

理樹「本当だ…」

佳奈多「…これもあの銃と同じ持ち主…かもしれないのよね。」

理樹「そうだね。」

真人「今まで銃だからなんとなく男かと思ってたが、これをみるとイメージ変わったな。」

理樹「女の子ってこと?」

佳奈多「落とし物なら、だけどね。これも何かの仕掛けの可能性もあるけど。」

理樹「まあそうか…どっちにせよ、これから落ちてるものとかにも気を付ける必要があるよね。」

真人「だな…」




佳奈多「…あら?」

理樹「今度は何?」

佳奈多「あれは…>>653」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/26(水) 21:15:38.01 ID:LI4L9dwT0<> 女子の制服 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/27(木) 14:06:45.12 ID:4ItqrF/XO<> 佳奈多「あそこの…うちの女子制服よね。」

理樹「え?どれどれ…本当だ…」

真人「やっぱ女だったのか…てか、これ、落とし物の範疇越えてねぇか…?」

理樹「まあ、落とすっていうのはなかなか無いだろうね…」

佳奈多「じゃあなにか、脱がなきゃいけないようなことがあるのかしら、この先に。」

理樹「そうかな…」

理樹(この先には扉がある、そこの仕掛けがもしかしたらそういうのが必要なのかもしれない。)

理樹「この扉の先になにかそういうのがあるかもね。」

真人「そうだな…開けてみるか…」
ガチャ
理樹(開けるとそこにあったのは…)

理樹「…水…だね。」

真人「水だな…」

佳奈多「…水ね。」

理樹(部屋のなかは、辺り一面に水がはられていた。)

理樹「…泳ぐ…のかな、これは。それで脱いで、先に行ったとか…」

佳奈多「…可能性はあるけど。」

真人「うし、じゃあ俺らも泳ぐか!」

理樹「それしかないかな…大丈夫かな、佳奈多さん。」

佳奈多「>>655」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/27(木) 17:10:49.49 ID:V/WV0RDeO<> 下着姿で泳げってこと? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/27(木) 19:05:13.72 ID:mgyCYRPoO<> 理樹「まあ、そうだね。」

佳奈多「だったら脱いだ服はどうするの。」

理樹「あ、そっか…こう、頭の上にのっけて…」

佳奈多「途中で落とさない?それにそれやるとスピードも落ちるし体力的にも大変だと思うけど。濡れたら後で着るにも体力奪われるし…」

理樹「まあそっか…」

真人「歩いて渡れねぇかな…」

佳奈多「見たところ相当深いし…」

真人「じゃあ服着て行くか?」

理樹「着衣は危ないよ…」

真人「じゃあどうするんだよ…」

理樹「…服は諦めるって訳にもいかないし…」

佳奈多「…どうする?」

理樹(…考えよう、何か良いアイデアがあるはず…)

理樹「…服、向こう側に投げられないかな…」

真人「投げる?」

理樹「野球で鍛えてる僕たちなら、届くんじゃないかな、向こう岸まで。」

真人「おお、なるほどな…」

佳奈多「…行けるの?」

理樹「やってみるしかないよね…とりあえず、僕がやってみるよ……いくぞ…えい!」
コンマ判定
下二桁が50以上で成功
>>657 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/27(木) 20:18:59.08 ID:BHPdg1sB0<> どっせい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/28(金) 12:21:42.92 ID:3QBGOrslO<> 理樹「届けっ!」
ボチャン!
理樹「…あ…」

佳奈多「…全然届いてないじゃない。」

真人「8mってとこだな。」

佳奈多「野球で鍛えたんじゃなかったの?」

理樹「…あれ…おかしいな…あはは……」

真人「理樹は出来なくとも、俺ならいけるかも知れねぇ…」

佳奈多「…え、井ノ原、やるの?」

真人「俺の肩をなめるな…俺が外野を守ればエラーはするが、2塁打以上は出ねぇぜ…」

佳奈多「それ、すごいの…?」

真人「すげぇんだ。よし、次は俺がいくぜ!うおおおお!」
コンマ判定
下二桁が30以上で成功
>>659
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/28(金) 22:25:20.66 ID:mzC4ocg40<> どっせい! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/29(土) 18:49:21.88 ID:SXiR3YJxO<> 真人「うおおおおお!」ブン!

ひゅーーー!ポトン!
真人「よし、届いたぜ!」

佳奈多「あら、さすがね。…私のもお願いできる?」

真人「おう、任せろ!うおおおおお!」

佳奈多「…これも届いたみたいね。ありがとう。」

真人「良いってことよ…」

理樹「…僕も最初から真人にやってもらえばよかった…はぁ…どうしよう服…」

真人「とりあえず、回収してこねぇと。急ごうぜ。理樹。」

理樹「う、うん…」




理樹(…何とか回収して、渡りきる。)

理樹「…ああ…びしょびょだよ…」

佳奈多「私も、服は無事だけど…ちょっと体を乾かしたいわね。」

真人「まあ確かにな…一旦休むか?」

理樹「>>661」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/30(日) 01:14:32.54 ID:t33tdlHaO<> そうしよう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/30(日) 14:32:42.05 ID:/b+Ok7oNO<> 理樹「進みっぱなしで疲れたし…服も少し乾かしたいし…」

佳奈多「じゃあ、少し休憩しましょう。」

理樹「うん…ついでにちょっと情報を整理しとこうか…」


理樹「…えっと、じゃあ整理すると、拾ったものは拳銃、ぬいぐるみ、女子制服だね。」

佳奈多「この落とし主がいるかもしれない、地下の迷路はどんどん下へと続いてて…」

真人「中には落とし穴とかのトラップがいっぱいある…ってとこだな。ここってなんのためにあるんだろうな?」

理樹「トラップとかがあるんだから、奥になにかあるんじゃないかな。中にはトラップかどうか微妙なのもあったけど…」

佳奈多「何かって、なによ…」

理樹「…お宝とか?」

真人「宝か…すげぇな!」

佳奈多「そんなもの本当にあるわけないでしょ…手がかりがないからいいきれはしないけど。」

理樹「まあそこは結論が出るものではないよね…」

真人「まあそうだよな…」

佳奈多「本当、この地下の迷路のことも、おとした人のことも、まだ全然わからないわね…」

理樹「そうだね…女の子じゃないか、くらいしか…」

真人「なにか思い出したりとかしねぇのか?」

理樹「うーん、何かありそうだけど…思い出せないね…」

佳奈多「そう…じゃあ、これ以上考えてもどうしようもないわね…」

真人「それっぽいな。」

理樹「…じゃあ、一旦考えるのはやめようか…そうだね、休憩だし…>>663でもしようよ。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/30(日) 21:02:54.46 ID:RbLQ86CK0<> しりとり <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/31(月) 12:27:00.46 ID:4YPc+2ZYo<> 佳奈多「しりとり?」

理樹「暇潰しには最適かなって。」

真人「まあ確かに、基本無限に遊べるしな。」

理樹「うん、良いよね?」

佳奈多「まあ、良いけど。」

理樹「じゃあ…しりとりの「り」からだから…りんご。」

佳奈多「ゴール。」

真人「る…ルンバ。」

理樹「バ…バンド。」

佳奈多「ドリル。」

真人「る…ループ。」 

理樹「プ…プール。」

佳奈多「ルール。」

真人「る、る…ルーズボール!」

理樹「る…ルーズリーフ。」

佳奈多「…フリル。」

真人「る、る…うおおお!る攻めをやめろぉぉぉ!出てこねぇだろ!」

佳奈多「…そういうゲームでしょ?」

理樹「いや、そうなんだけどさ…暇潰しだから…そんな本気で潰しに行かなくても…」

佳奈多「あら、そう…じゃあ次からはそうしてみるわ。」

理樹「うん、じゃあ、気を取り直して…じゃあ、りからだから…リトルバスターズ。」

佳奈多「ズ…ずいき、とか?」

真人「き…筋肉!」

理樹「く…くるぶし。」

佳奈多「し…シダ。」

真人「大胸筋!」

理樹「ん、だよ…」

真人「大腿四頭筋!」

理樹「だから、ん…」

真人「なら…大臀筋!」

佳奈多「…バカなの?」

真人「んだと!?」

理樹「ごめん、一度筋肉に行っちゃったらそれしか考えられなくなってるだけだと思う……」

佳奈多「…しりとりもまともに成立しないじゃない…井ノ原、ここまでなんて…どうしようもないわね。」

真人「ありがとよ。」

佳奈多「誉めてない…」

理樹「あはは…真人もやるときはやるから…まあでも、しりとりはやめとこっか…」

佳奈多「そうね…」

真人「なら、>>665」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/31(月) 16:46:38.11 ID:sdegEGsAO<> スクワット <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/31(月) 17:19:05.99 ID:OVrpUbmlO<> 理樹「スクワットかぁ…」

佳奈多「なんで休憩なのに体を動かすのかしら?」

真人「やることねぇ時にやることと行ったら筋トレだろ。」

佳奈多「…筋肉バカね…」

真人「へっ、その通りだぜ…だから、俺はやる!ふっ!ふっ!」

佳奈多「…バカね。バカ。直枝、勝手にやらせときま…」

理樹「ふっ!ふっ!」

佳奈多「な、直枝?あなたも…」

理樹「真人がやってるのを見たらいてもたってもいられなくて…ふっ、ふっ!」

佳奈多「…」

理樹「佳奈多さんも良い汗かこうよ!楽しいよ!」

佳奈多「>>667」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/31(月) 19:39:05.04 ID:ngu3okyrO<> 汗をかきたくないからパス <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/08/31(月) 20:31:49.71 ID:4YPc+2ZYo<> 佳奈多「体力も温存したいし」

理樹「そっか、残念…」

真人「しょうがねぇ、なら俺たちだけで筋肉の世界に行くしかねぇな。」

理樹「うん、そうだね。」

真人「いくぜ…ふっ!ふっ!」

理樹「ふっ!ふっ!」 

佳奈多「…」

佳奈多(何してるんだか…)

理樹「ふっ!ふっ!」

真人「ふっ!ふっ!」

佳奈多(見てるだけで暑苦しい…)




理樹「はぁ…はぁ…」

真人「ふぅ…良い汗かいたぜ…」

理樹「うん、筋肉がうなったね。」

佳奈多「…よくわからないけど良かったわね、それじゃ、休憩はそろそろ…」

理樹「ちょっと、筋トレ後だから…少し休ませて…」

佳奈多「……」

理樹「…だめ?」

佳奈多「…いいけど、追いつかないわよ?急がないと…」

理樹「…そうだけど…ほんと、少しで良いから…」

佳奈多「…」

理樹「ちょっとでも早く回復するために、佳奈多さん、マッサージでも…」

佳奈多「>>669」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/31(月) 21:18:30.78 ID:Mp75Mumn0<> 踏んであげましょうか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/01(火) 13:45:18.43 ID:Ba1GbjzAO<> 理樹「うん、ちょっと頼める?」

佳奈多「じゃ、寝転んで。」

理樹「うん…」ゴロン

佳奈多「…じゃあ、行くわよ。」

理樹「…うっ…」

佳奈多「…ごめんなさい、痛かった?」

理樹「いや、大丈夫…続けて。」

佳奈多「ええ…」

理樹(ほどよい力加減だ…気持ちいい…)

佳奈多「…」

理樹「あふっ…んっ…ひゃっ…」

佳奈多「変な声出さないで…」

理樹「ごめん、気持ちいいから…あっ…」

佳奈多「そんなに?」

理樹「うん。とっても…」

理樹(なんだろう…なにか、少し変な気分…佳奈多さんに踏まれてると、なにか…まさか、そんな…)
コンマ判定
下二桁の数値に応じて理樹のM値が上昇
>>671 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/01(火) 15:37:17.01 ID:ZdlDv9miO<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/01(火) 18:49:06.64 ID:6D4XKjNgO<> 理樹(…いや、そんなことは無かったね、普通にマッサージが気持ちいいだけみたいだ。)

佳奈多「はい、こんなものでいい?」

理樹「あ、うん、大丈夫。結構楽になった…真人は大丈夫?」

真人「平気だ、俺の筋肉はこの程度じゃへこたれねぇぜ!」

理樹「そっか。…じゃ、そろそろ行こう。」

真人「おう!」



理樹(僕たちは先へ進む、服は生乾きで若干不快だけど、自業自得、仕方の無いことだ…)

理樹「…そういえばさ、この制服の持ち主ってなに着てるんだろう?」

真人「替えの服とかないんなら、そのまま歩いてんじゃね?」

理樹「半裸で歩いてるってこと?」

真人「そうしか考えられねぇよ。」

理樹「だったら、大丈夫なのかな?体温とか奪われそうだけど…」

佳奈多「会えればどうなってるかわかるわ、どんどん先に…ほら、次の扉があったわ、行きましょう。」

理樹「うん…」
次の部屋にあるもの
>>673 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/01(火) 19:08:52.77 ID:Z8J5M/1Do<> 武器製造工場 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/02(水) 12:07:15.05 ID:/HQEK3T+o<> 理樹「…え…」

真人「なんだ、何があった?」

理樹「これは…」

佳奈多「…工場…?」

理樹(中には銃などの武器が大量に置かれており、生産用の機械や、設計図のようなものもある。)

真人「なんだって学校の地下にこんな…」

佳奈多「というか、そもそもこんな工場みたいなのが日本にあっていいの…?」

理樹「…どういうことなんだろう…?」

真人「…!なあおい、みろよあれ。」

理樹「え、何?」

真人「人がいるぜ。」

理樹「え!?」

理樹(顔は良く見えないが、作業服みたいなものを来た男性の姿が見える。)

佳奈多「…どうする、直枝。」

理樹(どうしよう…)
話しかける
隠れる
>>675 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/02(水) 16:53:37.39 ID:FKNzmZpKO<> かくれる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/02(水) 19:04:24.85 ID:/HQEK3T+o<> 理樹「危ない人かもしれないし、ここは隠れよう。みんな、こっちの物陰に。」

佳奈多「ええ。」

真人「おう!」

理樹(隠れて息を潜めていると…)

作業着の男「…この辺にだれかいるのが見えたんだがな…」

理樹(男の声が聞こえる、どうやらここの近くまで着ているようだ。)

作業着の男「おかしいな。」

???「動物かなにかと見間違えたんじゃないの?」

理樹(なにか別の人の声…おそらく女の子の声…が聞こえる。)

作業着の男「そうか?ここに動物なんてこないんだがな…」

???「入り口は一つしかないんだから、人がいる可能性はもっと低いと思うけど…まあ、一応確認はしときましょうか。」

作業着の男「ああ、そうだな…」

理樹(まずい、ここを少し探し始めるようだ…見つかるな…見つかるな…)
コンマ判定
下一桁が奇数で見つからない。
>>677 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/02(水) 21:55:15.37 ID:j47unOPL0<> えいや <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/03(木) 18:40:11.19 ID:G5Tjl49UO<> 理樹「…」ドッ…ドッ…

作業着の男「…さてと…誰かいるなら出てこいよ。」

理樹「…」ドッ…ドッ…

作業着の男「…」キョロキョロ…

理樹「…」ドッ…ドッ…

作業着の男「…やっぱり、誰もいねぇか…」

理樹「…」ホッ…

???「こっちにもいなかったわね…やっぱり、気のせいだったみたいね。」

作業着の男「そうみてぇだな…俺も勘が鈍ったか。誰かいる気がしたんだがな。」

???「まあ、いなかったのなら良いじゃない。」

作業着の男「まあそうだな…ん?なんだ、この扉。」

???「扉…?ああ、それね。」

作業着の男「なんだ、知ってるのか。」

???「前…たしか前のスレの>>119くらいの時にもその辺にそんな扉があったわね。あたしが行ってみたら知らないところにつながっててビックリしたわ。」

作業着の男「知らないとこだと?」

???「ええ、他作品の子達がいたわ、あの時は戻ってきたらすぐ消えたから気にしなかったんだけど、また出来てるのね。」

作業着の男「他作品だと?…信じられねぇな。」

???「行きたいなら行く?」

作業着の男「いや、ここをあけちまうのもいろいろ問題だからな、やめておこう。」

???「あらそう…」

作業着の男「…ま、いい。それじゃ、さっきまで話してた話に戻ろうか。…ほらよ、これが話してた拳銃だ。」

???「ありがとう。さすがの腕前ね。」

作業着の男「急いで作ったが、何とか出来上がった、まったく、まさかリーダーともあろうやつが…」





理樹「……行ったね…」

真人「ふぅ、見つからないで良かったな…」

佳奈多「…それよりさっきの人たち…他作品とか言ってなかった?」

理樹「…言ってたね。」

佳奈多「…だとしたら、もし私たちもまた他作品の世界に着てしまったのだとすれば、これ以上ここにいるのは…」

理樹「…うん…」

真人「でもよぉ、ここまで着て真相がわからねぇのもモヤモヤするぜ。」

理樹「…そうだね…」

佳奈多「…どうする?」

理樹「>>679」
引き返す
ここに残る <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/03(木) 19:49:18.11 ID:Pg0cg3X50<> ここに残る <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/03(木) 20:43:58.83 ID:/V+wKfB5o<> 理樹「行こう、やっぱり真実が気になるから。」

佳奈多「…そう、あなたならそういうと思ってた。」

理樹「二人にもついてきてくれると嬉しいけど…戻りたいなら、止めないよ。」

真人「俺は理樹についてくぜ!」

佳奈多「…直枝が行くなら私も行くわ。」

理樹「うん、ありがとう。…それじゃ、ここに残って、手がかりを探そう。」

真人「おう。」

佳奈多「とは言っても、情報が少ないわね。」

理樹「まあね…わかってるのはここが武器工場であるってことと、少なくとも作業着を来た男性と女の子の二人が少なくともここにいるってことだね。」

佳奈多「女の子のほうはリーダーとか言われてたわね。」

真人「しかもなにか、他作品に行ったことあるとか言ってたな。」

佳奈多「その女の子が大事になりそうね。落とし主なのかもしれないし。」

理樹「うん…でも、もう行っちゃったね。」

真人「追っかけるか?」

理樹「うん。そうしよう。」



理樹(追いかけてみると、さっきの人の背中が見える。男性のほうはどこかへ行ってしまったようだ。)

理樹「…あの!」

???「ん?」

理樹「あの…初めまして?」

???「…あら、あなたは…」

理樹(その女の子は…どこかで聞いたような声、どこかであっているような雰囲気だが、少し違う。そんな感じの人だった。)

???「…どっかで見た気がするわね、良く覚えてないけど…あなた、名前は?」

理樹「えっと、直枝理樹です。」

???「…直枝、理樹…ああ、たしか、前、他作品に行った時にあったわね。」

理樹「あれ、そうですか?」

理樹(なんとなくどこかで聞いた声だと思ったけど、そういうことだったんだ…)

???「そうよ、あなたは覚えてないのね。…ま、いいわ、なら改めて、わたしは死んだ世界戦線リーダー、ゆり、仲村ゆりよ。親しい人はゆりっぺと呼ぶけど、まあ好きに呼ぶといいわ。」

理樹「仲村…ゆり…」

ゆり「ここに来たってことは、あなた死んだのね?制服は違うけど。」

理樹「え、死…?」

ゆり「…あなた、なにも知らないのね。まあいいわ、教えてあげる、なんでも聞くといいわ。」

理樹「え、じゃあ…」
1この施設のこと
2この世界のこと
3死んだ世界戦線のこと
>>681 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/03(木) 22:56:51.34 ID:jNOa9kD7O<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/04(金) 13:19:26.14 ID:dBLMzRp3O<> 理樹「さっき言ってた、死んだ世界戦線…ってやつは?」

ゆり「死んだ世界戦線っていうのは、私が作った、理不尽な人生を強いた神に反抗するための戦線よ。」

真人「てことは、その神ってのと戦ってるのか?」

ゆり「それはノーね。神は姿を表さないから。私たちが今戦ってるのは、天使よ。」

佳奈多「…天使?」

ゆり「この学校の生徒会長のこと、私たちは天使と呼ぶわ。」

理樹「…生徒会長…?」

ゆり「そう、この世界の中ではもっとも神に近い人物でしょうね。ガードスキルっていう特殊な力を使うわ。剣を出したり、銃弾をゆがめたりね。」

理樹「…なるほど…」

理樹(剣を出す、弾を歪める…さっきの謎のソフトで出来たことに似てるなぁ…)

ゆり「わかったかしら。」

理樹「うん、天使っていうのは、なんとなく…でも、そんな天使とどうやって戦うの?」

ゆり「この施設を見ればわかるでしょう?武器を作って、それを使って戦うの。」

理樹「…なるほど。」

理樹(…てことは、あの武器は彼女のかも…)

ゆり「他になにか聞きたいことは?」

理樹「うーん…>>683」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/04(金) 14:33:56.37 ID:pIFW5wWaO<> この拾った銃と制服は君の? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/04(金) 18:32:39.53 ID:mneR4x8Qo<> ゆり「ん?拳銃?」

理樹「学校の体育館に落ちてて、その持ち主を探しにここまで来たんだ。」

ゆり「…ちょっと、見せなさい。」

理樹「これ…」

ゆり「…どれどれ…うん、そうね、これは……私のだわ。」 

理樹「え、ほんと?じゃあこの制服と、おちてた犬のぬいぐるみは…」

ゆり「…その二つは知らないわね。私は。」

理樹「そっか…」

ゆり「…あなたたちの目的はその落とし物の持ち主探しってところかしら?」

理樹「うん。」

ゆり「…オーケー。なら拾ってもらったお礼に、私もその持ち主探し、手伝ってあげるわ。」

理樹「え、良いの?」

ゆり「一応助けてもらったわけだしね。それに人間に不親切にする理由はないし。この世界の勝手を知った人間がいた方がいいでしょう?」

理樹「それは、確かに…」

ゆり「じゃ、そういうことだから、まずは…そうね、とりあえず案内してあげるわ。」

理樹「うん。ありがとう。」

ゆり「とりあえずギルドから出ましょう。」



理樹(みんなでギルドを出て、外に出る。)

理樹「…わぁ…」

真人「広ぇ…」

佳奈多「…かなりのマンモス校みたいね。」

ゆり「まあ生徒は多いんじゃないかしら…それじゃ、どこから見たい?学校にあるものはだいたいなんでもあるわよ。」

理樹「じゃあ…>>685」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/04(金) 19:43:43.61 ID:yVBTVF/3O<> 屋上 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/04(金) 20:37:57.59 ID:mneR4x8Qo<>


屋上
理樹「いやー、すごいなぁ…ほんと、大きいなぁ…」

真人「ほんとだな…」

佳奈多「…ほんとね。」

ゆり「…別にいいけど、なんでいきなり屋上?」

理樹「いや、やっぱりせっかく来たから、全部を見渡しておきたくて…うん、大きな校庭に、体育館に…へぇ、すごいなぁ…」

ゆり「そう…ま、良いけど。」

佳奈多「…ねぇ、仲村さん…でいいかしら。」

ゆり「あら、何?」

佳奈多「これ、この学校の外はどうなってるの?見えないけど…」

ゆり「学校の外は無いわ、この学校から出られないようになってるのよ。」

佳奈多「…どういうこと?」

ゆり「文字通りよ、ここには学校しか存在しないってこと。神の準備した箱庭の中から私たちは出られないってこと。本当腹が立つわ…」

佳奈多「…なるほどね…」

真人「え、じゃあ買い物とかどうしてんだよ。」

ゆり「売店とかでもろもろ買う感じね。食事は学食よ。食べなくても死なないけど。」

理樹「死なないって?」

ゆり「そういう世界なの、何をしても死なない、年もとらない、病気にもならない…それが死後の世界であるここ。あなたたちがどうなのかは知らないけどね。」

佳奈多「…死後?そういえばさっきも言ってたけど。」

ゆり「言ってなかったわね、ここは死後の世界なの。あたしも一回死んだ人間。」

真人「え、マジ?」

ゆり「マジよ。ほとんどは人間じゃないけど。」

理樹「人間じゃない?」

ゆり「あたしらはNPCって呼んでるわね。姿かたちは人間だけど…まぁ、どういう存在かはあったときに説明するわ。」

理樹「NPC…」

ゆり「さて、そろそろ次の場所生きましょうか、次はどこいきたい?」

理樹「>>687」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/05(土) 03:18:26.26 ID:Zq5A/w4BO<> 天使が見たい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/05(土) 11:52:20.57 ID:KQZ4s/sbO<> ゆり「天使に会いたい?」

理樹「どんな感じなのかなって…」

ゆり「…まあ、そうよね、気になるわよね。わかったわ、来なさい。この時間なら…あそこにいるかしら。」



食堂
ゆり「…ほら、あそこで麻婆豆腐を食べてる白い髪のがいるでしょ。あれが天使。」

理樹「白いの…あ、あれか…パッと見普通の女の子だけど…」

ゆり「見た目はね…だけど、実際は様々な能力を使う神の使いよ。」

理樹「…」

理樹(…本当にそうなのかな…)

理樹「…ちょっと話しかけてみよう。」

ゆり「え、ちょっと…」

理樹「あの…」

天使「…何?…あなた、制服が違うわ…どうしたの?」

理樹「これは…えーと、来たばかりで服がないというか…」

天使「…なるほど、あなたもなのね。…なら、後で生徒会室まで来て、代わりの制服を準備するから。」

理樹「あ、どうも…」

天使「…それじゃ、もういいかしら。」
 
理樹「あ、いや…来たばかりだからいろいろ聞きたいことが…」

天使「…何かしら?わかることなら力になるけど。」

理樹「なら…>>689」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/05(土) 15:54:17.91 ID:DyoCUp8ho<> この世界について <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/05(土) 19:09:37.64 ID:6v+DQzejO<> 理樹「この世界について教えてほしいな。来たばかりでいろいろわからなくて…」

天使「…この世界は死後の世界よ。あなたに死んだ自覚は無いかもしれないけど。」

理樹「死後の世界…やっぱりそうなんだ…でも、死後の世界のイメージとは違うよね、ここはどうみても学校だけど…」

天使「そう、ここは学校。授業、部活動、普通の学校生活がここにはあるわ。」

理樹「そっか…」

天使「…だからあなたも、昼から授業はちゃんと受けてね。教室も割り当てられてるし、教科書も準備されてるから。」

理樹「あ、うん。ありがとう。えーっと…天使…さん?」

天使「…私は天使じゃない…」

理樹「え?」

天使「私は生徒会長。…またあの人たちが言ったのね。」

理樹「あ、生徒会長さん…えっと、名前は?」

天使「…立華。」

理樹「じゃあ立華さんだね。ありがとう。それじゃ。」

天使「…ええ、授業にはちゃんと出てね…」



理樹「…話してきたよ。」

ゆり「…どうせ授業に出ろとかそんなことでしょ?言われたのは。」

理樹「まぁ、そうだね…」

ゆり「言っておくけど、天使の言うような普通の学校生活の結果待ってるのは死を受け入れ、消滅することだからね。」

理樹「しょ、消滅?」

ゆり「文字通り、この世界から消える…私たちは成仏と呼ぶけどね。天使は私たちを授業を受けたり、部活をさせたりすることで成仏させようとしているのよ。まさに神の使いね。」

理樹「…天使って言ってるけど、普通の女の子にしか見えなかったけどなぁ…」

ゆり「まだ言うのね…まあいいわ、時期にわかるわ、彼女が人間じゃないってことが。」

理樹「…」

ゆり「ま、とにかく天使がどんな奴かはわかったわよね。次はどうしたい?」

理樹「>>691」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/05(土) 22:19:14.50 ID:dZl4d8IEO<> 職員室 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/06(日) 12:23:04.07 ID:4N+fEBBbO<> ゆり「職員室?またなんで?」

理樹「学校ってことは先生もいるんだよね。」

ゆり「ええもちろん、NPCだけどね。」

理樹「どんな感じなのか見ておきたくて。」

ゆり「そう、まあいいわ、じゃ、行きましょうか。」



職員室
ゆり「ここが職員室。校長も含めた教師たちがここにいる。」

理樹「校長先生は校長室じゃないの?」

ゆり「校長室はあたしらが占拠してるから、校長にはここにいてもらってるわ。」

理樹「ええー…」

ゆり「ま、それよりあなた、教師…つまりNPCがどんな感じか見たいって言ったわよね。」

理樹「あ、うん…」

ゆり「なら、ちょっとここにいれば…」

先生「…む?君たち、なんだその制服は。」

理樹「え、これは…来たばっかりで…」

先生「何?転校生など聞いていないが…まあいい、ならば、すぐに生徒会から制服を受け取って、着替えるように。」

理樹「は、はい…」

先生「まったく、けしからん…」

理樹「すみません…」



ゆり「…わかった?今のがNPC。」

理樹「…別に普通だったけど…ねぇ?」

佳奈多「…まあ、普通の先生だったわね。」

ゆり「そう、ここにいる先生、NPCはみんな…会話はできるし、反応も普通、スカートめくりをすれば怒るし、泣いたり笑ったりもするけど、だけど無個性で、何か人間味の無い…そんな存在よ。まあ来たばかりのあなたたちにはわかりにくいでしょうけどね。」

理樹「じゃあ先生もみんなあんな感じってこと?」

ゆり「そう。みんなあんな感じよ。」

理樹「…なるほど…」

ゆり「…これでだいたいわかったかしら、この世界のことは。」

理樹「まあ、なんとなく…」

ゆり「なんとなくわかったなら良いわ…じゃ、そろそろ次に行きましょうか。」

理樹「次か…次は…」
1校長室へ行く
2教室を見て回る。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/06(日) 13:59:55.40 ID:9Wukp8txo<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/07(月) 09:02:30.16 ID:556hoKwgo<> ゆり「教室ね、構わないわよ。」 



ゆり「はい、ここが教室。この時間はNPCは授業ね。」

佳奈多「授業は受けなくて良いのかしら?」

ゆり「さっきも言ったけど模範的な生活は成仏につながるからね。授業なんて受ける意味もないし。」

佳奈多「…良いのかしら? 」

ゆり「良いの、成仏しないためなんだから。」

理樹「…」

理樹(何か音が聞こえる気がする…これは…楽器?)

理樹「…ねぇ、何かさっきから聞こえる気がするんだけど。」

ゆり「ん?ああ、それは音楽室からだと思うわ。」

真人「音楽室か…授業でもあるのか?」

ゆり「たぶんあたしらの陽動部隊が練習してるわね。せっかくだから紹介してあげましょうか。来なさい。」



空き教室
理樹(来てみると、何やらギターの音が聞こえる。バンドなのだろうか?)

ゆり「入るわよー。」ガラガラ

???「ん?なんだ、ゆりっぺか…」

???「おや?ゆりっぺさん、後ろの方々は新入りですか?」

ゆり「まあ新入りというか、他作品から来たお客さんね。」

???「ふーん、他作品から…」

ゆり「何か困ってるみたいだから手伝ってあげてるのよ。その時音が聞こえたのが気になったみたいだから、つれてきたわ。」

理樹「どうも、直枝理樹です。」

真人「井ノ原真人だぜ!」

佳奈多「…二木佳奈多よ。」

???「そうか…よし、なら、一曲聞かせてやるか。」

???「よーし、やってやりますよー!」

???「いくぞ!ワンツースリーフォー!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/07(月) 09:03:01.73 ID:556hoKwgo<> ♪〜♪〜
理樹「…!」

理樹(……すごい…何か魂が震わされるような音楽だ…)




???「…どうだった、あたしの音楽は。」

理樹「…すごい…」

佳奈多「そうね、すごい技術だわ。」

真人「なんつーか、すげぇ熱量だな…」

???「そうか。素直に評価してもらえると嬉しいな。」

ゆり「これが生徒から圧倒的人気を誇る我が戦線の陽動部隊、Girls Dead Monsterよ。」

理樹「ガールズデッド、モンスター…」

ゆり「一応それぞれ自己紹介して。」

岩沢「あれ、してなかったか、あたしは岩沢。」

ひさ子「ギターのひさ子だ、よろしく。」

関根「ベース担当、関根しおりでーす!よろしくお願いします!」

入江「ど、どうも…入江です…」

理樹「よろしくお願いします。みんな学生なのにこんなに出来てすごいや、同じギター引いてる学生とは思えないなぁ。僕たちも見習わないと。」

岩沢「何?お前ギター引いてるのか。」

理樹「え、まぁ、少し…」

岩沢「そうか…どんな音楽が好きだ?ギターはどこのメーカーだ、何のコードが一番好きだ?どの…」

理樹「え、え?」

関根「すみません、この人音楽キチなんです。」

理樹「キチって…」

岩沢「否定はできないな。」

理樹「出来ないんだ…」

岩沢「…なあ直樹。」

理樹「直枝です。」

岩沢「ああ悪い。お前、ちょっと弾いて見せてくれ。経験者なら。」

理樹「え?いや、そんな大したものじゃ…」

岩沢「良いから、お前の音楽を見せてくれ。アドバイスもあればするから。」

理樹「…わかりました…」





理樹「…どうでした?」

岩沢「>>696」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/07(月) 09:36:26.66 ID:zYsNDrE2O<> うちのピンク頭より上手いな
どのくらい弾いているんだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/07(月) 12:09:10.18 ID:556hoKwgo<> 理樹「えっと…2、3週間くらいです。」

岩沢「2、3週間だと!?まじか!?…ひさ子、あたしたち、とんでもない才能を見つけちまったかもしれないぞ…」

ひさ子「確かに、2、3週間であれなら上手いな…」

岩沢「ああ、それにあたしは感じる!こいつからロックをな!」

理樹「ロック…?」

岩沢「ああ。よし決めたぞ、あのピンクはクビにして、こいつをサポートに…」

ひさ子「ああ、そうするか…」

???「ちょっと待ってくださいよ!」

岩沢「ん?」

???「こんな新参に負けませんよ!ガルデモ愛なら誰にも負けませんし、私だって頑張ってるんですー!」

ひさ子「なんだお前か。だが伸び代こみでもやっぱりこいつが…」

???「あたしだって伸び代の塊じゃー!こんなどこの馬の骨ともわからない女々しそうな男になんて負けるかぁーー!」

理樹「えっと…彼女は…?」

関根「ガルデモのガヤ担当。」

???「そんな担当があるかーー!せめてアシスタントじゃーー!」

理樹「アシスタントさんなんだ、僕は直枝理樹、よろしくね。」

ユイ「あ、どうも、ユイにゃん☆です。…って、そんな穏やかに挨拶してる場合じゃないですよ!てめぇにあたしの立場は奪わせないからなゴラァァー!」

理樹「いや、奪わないよ…」

ユイ「うるせぇ!あたしの実力の差、見せつけてやりますよ!聞け、あたしの歌とギターを!おらぁぁぁぁ!」



ユイ「……」チーン…

理樹「…パフォーマンスしすぎてマイクコードが首に絡まってる…」

ひさ子「アホだな。」

ゆり「アホね。」

理樹「これ、助けなくて良いの?」

ゆり「ほっとけば蘇るから、大丈夫よ。」

理樹「ええー…」

岩沢「さて、それじゃあ直樹が新メンバーに…」

理樹「いやいやいや、入りませんよ…あと直枝です…この世界には人探しに来たようなものなんで…」

岩沢「人探し…だと?」

理樹「はい、これと、これの持ち主を…」

岩沢「ぬいぐるみと…制服?…まったく知らないな。」

ひさ子「ぬいぐるみへともかく、制服うちとは違う奴だな。なんだ?これは。」

関根「あたしも知らないねぇ。」

入江「ごめんなさい…私のじゃないです…」

理樹「そっか…」

岩沢「まあそんなことより、明日からメンバーとして…」

理樹「いやいやいや、だから入りませんよ…」




理樹「…ふぅ…」

理樹(勧誘を断るのすごく大変だった…すごく残念そうな顔をされてすこし心がいたかった…)

ゆり「ふぅ、岩沢さんの音楽キチっぷりは大変ね…ま、良いわ、なら、次の場所を案内しましょうか。」

理樹「次は…>>698」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/07(月) 17:01:01.13 ID:oJ+oQLJ8o<> 体育倉庫 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/07(月) 18:56:12.74 ID:6cASAkkxO<>
体育倉庫
真人「おお、すげぇな、いろんなスポーツできる道具があるぜ!すげぇ!」

佳奈多「…いろんな部活動があるのかしらね。」

理樹「そうかもね。」

ゆり「…こんなとこに何しに来たのよ。」

理樹「いや、なんとなく…」

ゆり「なんとなくって何よ…」

理樹「誰かいるかなって。」

ゆり「人に会いたいならもっといろいろあるでしょうに…」

理樹「あはは、確かに…あ、でも見て、誰かいるよ。」

ゆり「あら、あれは…>>700(ABのキャラクター)」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/07(月) 21:14:03.15 ID:zw6AjS6oO<> 野田 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/08(火) 18:37:09.48 ID:uei53fN1o<> 野田「ん?…お、来てくれたのかゆりっぺぇ!」

ゆり「よーし、じゃあ次行くかー。」

野田「なっ、ちょっと待ってくれぇ!」

ゆり「何よ、あたしは案内で忙しいのよ。」

野田「案内だと?」

ゆり「そう、彼らのね。」

野田「俺よりもそいつらが大事なのか、ゆりっぺ!」

ゆり「当たり前じゃない。」

野田「なん…だと…」

理樹「えっと、この人は…」

ゆり「彼は野田くん。特徴はバカなことと、あたしに嫌われていること。」

野田「そんな悲しい特徴は嫌だぁ!」

理樹「あはは…よろしく、野田くん…僕、直枝って言います。」

野田「貴様…哀れみの視線を向けるなぁ!」ブン!

理樹「おっと!」

理樹(大きな斧みたいなものをなんとか避ける。)

ゆり「野田くん、お客さんを傷つけるようなことしたら本当にゆりっぺに嫌われているってことにするわよ。キャラ設定を。」

野田「それだけはぁ!」

ゆり「なら大人しくしてなさい。」

野田「ああ、ゆりっぺが言うなら!」

ゆり「よーし、じゃあ気を取り直して、次行くわよー。」
次に出会う人
>>702 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/08(火) 20:10:56.62 ID:b3+zQtcyO<> TK <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/08(火) 20:49:15.64 ID:uei53fN1o<>


???「Hey!Come on! Let's dance!Foo!」

理樹「わっ、びっくりした…」

???「Don't stop dancing!」

真人「なんだこいつ…外人か?」

ゆり「ああ、彼はTK、彼もまたメンバーよ。全てが謎の存在で、見ての通り特技はダンス。」

佳奈多「TKで名前なのかしら?」

ゆり「TKは呼び名ね、由来はとにかくキてる奴だからよ。」

佳奈多「とにかくキてるって…」

TK「絶望のcarnival…」

理樹「…えっと、直枝です、よろしくお願いします…」

TK「Oh yeah!Get you reload kiss!!」

理樹「…何て言ってるの?」

ゆり「何十年といるけどよくわからないわ。よろしくー的なことを言ってるんじゃない?」

理樹「ええー、そんなのでいいの?」

理樹(というか、さっきから変な人が多い気がする…)

ゆり「良いのよ。さ、この感じでどんどん消化して行きましょうか。次は…>>704でも会いに行きましょうか。」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/08(火) 23:34:57.24 ID:Vo8gwYJD0<> 遊佐さん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/09(水) 18:57:08.75 ID:3uoiM0KBo<> 理樹「その遊佐って人はいったいどこに…」

???「後ろにいますよ。」

理樹「!?」ビクッ!

理樹(いつの間に後ろに!?)

ゆり「来たわね。彼らは他作品からのお客さんよ。この人たちに自己紹介して。」

遊佐「遊佐です。オペレーターとして戦線に参加してます。」

真人「なあ、オペレーターってなんだ…?」

ゆり「通信士よ。作戦伝達とか、戦線メンバーのことやら何やらの情報をあたしに伝達したりとかする仕事ね。」

真人「なるほど…なんかすごいな…あ、俺は井ノ原真人だ、よろしくな。」

佳奈多「二木佳奈多よ。」

理樹「な、直枝理樹です…ごめんね、さっきは驚いちゃって…」

遊佐「お気になさらないでください、井ノ原さん、二木さん、直枝さんですね。よろしくお願いします。」

理樹「よろしくね。」ニコッ

遊佐「…はい。」

理樹「…」

理樹(すごく無表情な人だなぁ…ほかにも気配無く僕の後ろまで来たり…なんというか、不思議な人だね…)

遊佐「……何か。」

理樹「あ、いや、ごめん…」

遊佐「…そうですか、…では、ゆりっぺさん、私はこれで。」

ゆり「ええ、ありがとう。」

理樹「あ、ちょっと、一つ聞きたいことが…あれ?」

理樹(もう彼女はそこにはいなかった。)

理樹「えっ…あれ?遊佐さんは…」

ゆり「彼女ならオペレーターの仕事に戻ったわよ?」

理樹「えっ、周りにもいないけど…こんな短時間ですぐいなくなれる?」

ゆり「なれるわよ。遊佐さんなら。」

理樹「いやいやいや、どれだけ足が早くてもこんな一瞬で消えるなんて…幽霊じゃないんだから。」

ゆり「死後の世界なんだから、幽霊くらいいても良いじゃない。」

理樹「ええー…」

ゆり「さ、そんなことは良いのよ、どんどん次行くわよ、次!」

次の人
>>706 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/09(水) 21:13:03.52 ID:SsKGuYIDo<> 椎名 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/10(木) 22:06:14.41 ID:k3JB6DTPO<>


ゆり「さて、いつもならこの辺にいるはずね…」

理樹「…パッと見人はいないけど…」

???「あさはかなり。」シュバッ!

理樹「!?!?」

理樹(突然クナイが飛んできた!?)

真人「大丈夫か理樹!?」

理樹「う、うん…」

???「…何者だ、貴様…」

理樹「!」

理樹(目の前に女の子が現れる、彼女がこれをなげたのだろうか?)

理樹「…君は一体…」

ゆり「あら、椎名さんじゃない。」

理樹「えっ?」

椎名「…ゆりか…なんだ、ゆりもいたのか。」

ゆり「そうよ。彼らは他作品からのお客さん。怪しい人じゃないから、攻撃はしないで。」

椎名「む…そうだったのか、気がつかなかった。すまない。」

理樹「え、えっと…彼女が椎名さん?」

ゆり「ええそうよ、彼女が椎名さん。あさはかなりが口癖よ。」

椎名「あさはかなり…」

理樹「あ、どうも…直枝理樹です…さっきクナイを投げてたのは…」

ゆり「椎名さんね。」

理樹「……忍者なの?あ、女の子だからくの一か…」

ゆり「そんな雰囲気はあるけど、生前は詮索しないのが戦線のルールだから、よくわからないわね。」

椎名「あさはかなり…」

理樹「そうなんだ…」

椎名「それで、ゆり、直々に来るなど珍しい、どうしたんだ。」

ゆり「彼らがお困りのようだから助けてあげてるのよ、とりあえず戦線メンバーの人たちに声かけしてる感じよ。」

椎名「ふむ…」

理樹「えっと、これとこれの落とし主を探してて…」

椎名「……!これは…」

理樹「え、なにか知ってる?」

椎名「このぬいぐるみは…私がなくしたものだ…」

理樹「えっ…」

ゆり「てことは、椎名さんもあそこを?」

椎名「ああ、外に出たら妙な世界だったからすぐ戻ったが。」

ゆり「なるほど、そういうことね。」

椎名「感謝するぞ。」

理樹「いや、持ち主がいたなら良かったよ…」




理樹「…さて、残りはこの制服だね…」

ゆり「残りの戦線幹部はみんな男だからあり得なさそうだけど…まあいいわ、一応確認していきましょうか。次は>>708」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/10(木) 23:50:14.63 ID:+6IphVly0<> フィッシュ斉藤 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/11(金) 19:45:23.26 ID:Vv1LS9lMO<>


理樹「…へぇ、こんなところに川もある…」

ゆり「ええ、先に行っても海はないけど、ここも現世と大差なくて、魚とかもいるわよ。」

理樹「そうなんだ、本当良くできてるなぁ。」

ゆり「ええほんと、良くできた世界よ…」

真人「なあ、それでそのフィッシュ斎藤ってのはどこなんだ?」

ゆり「フィッシュ斎藤なら、…あ、ちょうどあそこよ。」

理樹「あ、ほんとだ、そこにだれかいるね…」

フィッシュ斎藤「ふぅ…はぁっ!…雑魚か…まあいい。次こそ…」

理樹(彼は魚釣りをしているようだ。)

ゆり「ちょっと良いかしら。」

フィッシュ斎藤「ん?ああ、ゆりっぺか。どうした、新入りか?」

ゆり「他作品からのお客さんよ。」

理樹「直枝理樹です。」

フィッシュ斎藤「俺は斎藤、フィッシュ斎藤だ、よろしくな。」

真人「…なんだ、すげぇ聞いたことある声な気がするんだが…」

理樹「僕もなにかそんな気がするよ…」

フィッシュ斎藤「なんだ?生前でもお前たちのような奴とあった記憶はないが…」

ゆり「似た声の人なんて良くいるじゃない。」

理樹「まあ、そうですよね、すみません。」

フィッシュ斎藤「で、なんだ今日は、オペレーションか?」

ゆり「いいえ、今日は彼らが困ってるみたいだから助けてあげてるのよ、あなたにも話を聞いておこうと思って。」

フィッシュ斎藤「なるほどな、なんだ?」

理樹「恭介…じゃなくて、フィッシュ斎藤さん、これの持ち主を探してるんです。…」

フィッシュ斎藤「…ん?女子制服…しかも一般生徒とも戦線とも違うな…」

ゆり「そうなのよ、知らない?」

フィッシュ斎藤「知らないな。」

理樹「そうですか…」

フィッシュ斎藤「すまんな……む、竿が引いている…はあっ!……くっ、まあまあ大きいが、違うな…」

真人「さっきからなに狙いで釣りしてるんだ…?」

フィッシュ斎藤「俺が狙うのは「主」ただひとり…」

佳奈多「主?」

フィッシュ斎藤「川にすむという巨大魚、男のロマン…俺はそいつをずっと狙っている…」

理樹「主…」

フィッシュ斎藤「そうだ、せっかくだしやってくか?楽しいぞ、釣りは。」

理樹「>>710」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/11(金) 21:18:36.56 ID:LWQHvjFNO<> やってみる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/12(土) 14:26:44.25 ID:thYYPYARO<> 理樹「やってみよう。」

佳奈多「…持ち主探しは良いの?」

理樹「ちょっとくらい脱線しても大丈夫でしょう。それに二人で釣りとかしてみたいっていってたじゃない?」

佳奈多「それは…言ったけど…」

理樹「ちょうど良い機会だよ、やってみよう?」

佳奈多「…仕方ないわね。」




理樹(…というわけで、釣りに挑戦する。)

フィッシュ斎藤「さあ、神経を研ぎ澄まして、竿に集中するんだ…」

理樹「集中…」

フィッシュ斎藤「そして引いてるのを感じ取って……釣る!」

理樹「…そんな簡単に釣れるんだ、すごいね。」

フィッシュ斎藤「まあ慣れだな。…お、お前さん、引いてるぜ。」

理樹「え?あ、ほんとだ……釣るぞ。…くっ…」

理樹(以外と…重たい…)

フィッシュ斎藤「タイミングを見ろ、、少しずついって…今だ!」

理樹「ほっ!」

フィッシュ斎藤「…ふっ、まあまあのサイズの魚だな、初めてにしてはやるじゃないか。」

理樹「やった…佳奈多さんは、どう?」

佳奈多「…まだ何もひっかからな…!?」

理樹「佳奈多さん、どうしたの!?」

佳奈多「今、すごい引きが…」

理樹「えっ。」

フィッシュ斎藤「何!?」

理樹(見てみると、佳奈多さんのほうが川におとされそうな勢いで竿が引かれている。)

フィッシュ斎藤「まさか…主か!?おい嬢ちゃん!竿を離すな!」

佳奈多「そんなこと言われても…」

理樹「佳奈多さん、助けるよ!」

理樹(佳奈多さんの竿を一緒につかむが…)

理樹「うっ…まだ…足りない…」

フィッシュ斎藤「俺も行く!ゆりっぺも頼む!」

ゆり「え、私も?」

真人「俺もやってやるぜ!」

フィッシュ斎藤「やるぞ!うおおおお!」

真人「おらぁぁぁぁ!」

理樹「いっけぇぇぇ!」
コンマ判定
下二桁がゾロ目か、80以上で釣り成功
>>712 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/12(土) 16:35:20.95 ID:I4J3THhM0<> フィィィッシュ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/12(土) 20:20:58.60 ID:WV8WVc3uO<>
理樹「…いけるよっ!みんな!」

佳奈多「っっっっ!」

フィッシュ斎藤「うおおおおお!」

ジャッパーーーン!

理樹(川から巨大な魚が姿を表し、陸にあげられる。)

巨大魚「…」ビチッ!ビチッ!

フィッシュ斎藤「う、うおおおおお!「主」だ!!「主」を釣った!俺たちは「主」に勝った!うおおおお!」

理樹「やったね佳奈多さん!」

佳奈多「はぁ…はぁ…え、ええ…」

真人「これが主か…でけぇ…」

フィッシュ斎藤「勝った…勝った…ついにあいつに…俺は……」

理樹「…あれ、何かフィッシュ斎藤さんの周りに光が…」

ゆり「…光?」

フィッシュ斎藤「もう俺のやり残したことは無い…」キラキラ…

ゆり「…フィッシュ斎藤?」

フィッシュ斎藤「とても晴れやかな気分だ……」キラキラ…

ゆり「ちょっと!?まさかあなた成仏しかけてない!?まだあなたには役割があるのよ!?」

フィッシュ斎藤「だが俺はもう…満足した…」

ゆり「…させないわよ…戦線メンバーに成仏なんてさせないからね!…そうだわ…井ノ原くんだったかしら、運ぶの手伝って!」

真人「え、何すんだ?」

ゆり「主を逃がすのよ。」

真人「せっかく釣ったのにか!?」

ゆり「良いから!はやく!」

真人「え、お、おう!そいやっ!」
ザッパーン!
フィッシュ斎藤「ああーーー!?主が!?」

ゆり「ふぅ…これでよし…」

フィッシュ斎藤「何をするんだゆりっぺ!?」

ゆり「成仏しないためにしかたなかったのよ。ごめんなさいね。」

フィッシュ斎藤「そんな………いや、まてよ、もう一度「主」と戦えると考えれば…燃えてきたな。」

ゆり「そうでしょ?これからもよろしくね。フィッシュ斎藤。」

フィッシュ斎藤「ああ!次は単独で釣ってやる!」

理樹(すごく復活がはやい…)

佳奈多「…」

ゆり「あなたたちも、せっかく釣ったのに逃がしてごめんなさいね。こっちの都合で。」

理樹「まあ、釣るまでは楽しめたし…」

真人「まあ良いぜ。」

佳奈多「釣りの良い経験にはなったし、別に良いわ…」

ゆり「許してくれるのね、ありがとう。……よし、じゃあそろそろ次行くか…次は、>>714」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/12(土) 21:53:29.52 ID:J1kcvAyrO<> 大山 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/13(日) 20:04:26.93 ID:FdXKuUypO<>


ゆり「あ、いた、大山くん!」

大山「あ、ゆりっぺ。何かな?一杯人がいるけど…もしかして、新入りさん?」

ゆり「新入りというか、お客さんね。他作品からの。メンバーの紹介と、探し物の手伝いをしてあげてるのよ。。」

大山「他作品?へぇ、もう何十年もこの世界にいるけど、そんなこと初めてだね。珍しいなぁ。あ、自己紹介するよ、僕は大山。」

理樹「どうも、直枝理樹です。」

佳奈多「二木佳奈多です。」

真人「井ノ原真人だ!」

大山「直枝くん、二木さん、井ノ原くんだね。よろしく!…で、探し物って?」

理樹「これです…」

大山「…女の子の制服?…ごめん、僕は知らないなぁ。」

ゆり「大山くんもだめか…男子メンバーで一番持ってそうなのは大山くんなのに…」

大山「ええ!?何でそう思ったの!?」

ゆり「一番女装が似合いそうだからよ。」

大山「僕はそんなことしないよ!」

理樹「あ、そうなんだ…」

大山「そうなんだって何さ!そんな風に見えるの!?」

理樹「いや、今まで紹介された人がなんというか…個性的な感じだったから、それくらいやっててもと…」

ゆり「大山くんは特徴がないのが特徴なのよ。」

大山「あはは、まぁ確かにみんなに比べるとそうだよね…やっぱりキャラが薄いんだよね。」

理樹(否定はしないんだ…)

ゆり「大丈夫よ大山くん、ほらあなた、あれ得意じゃない、大喜利。」

大山「え、あれは人に見せるようなものじゃないよ。」

ゆり「良いから良いから、ネタ振りしてあげるから、ボケなさい。コント、>>716」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/13(日) 21:39:12.31 ID:WAcZXmDtO<> コンビニ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/14(月) 11:17:21.34 ID:680xVhp5O<> ゆり「あたしがコンビニの店員になって温めますか?って聞くから、それに返すかたちでボケてね。大山くんだけだとあれだから、そっちからも参加してちょうだい。」

大山「うわぁ、他の作品の人たちとやるなんて、ドキドキしてきたなぁ。」

理樹「え、僕らもやるの?」

真人「へっ、普段恭介から鍛えられてる実力見せてやるぜ!」

佳奈多「…やったことないんだけど…」

ゆり「よーし、それじゃ、いくぞー、コント、コンビニ。」

ゆり「温めはどうなさいますか?」

四人「「「「~@"×<$&〒○☆!」」」」

ゆり「よーし、ひとりずつ聞いていくぞー、まずは二木、何て言った?」

佳奈多「…それタバコです。」

ゆり「タバコだったのかよ!暖めたらタバコのいろんな成分がへっちまうよ!もはやタバコにならねぇよ!てかあたしら未成年だからタバコ買えねぇよ!法律違反だよ!死後の世界だからタバコ吸おうが何しようが健康だがな!25点!」

佳奈多「…その点数はなに?」

ゆり「次井ノ原、何つった?」

真人「あの葉っぱみたいなのがどろどろになるまでお願いします。」

ゆり「溶けたらしきられてる具材混ざっちゃうじゃねーか!てか溶けたらその具材食えなくなるだろ!死後の世界だから食っても何もないだろうけどな!そしてそんだけ溶かすのどれだけ時間かかるんだよ!迷惑だろ!35点!」

真人「それは高いのか…?」

ゆり「次は直枝、なんつった?」

理樹「お手拭きだけ温めてください。」

ゆり「普通温めねぇよ!おしぼりじゃねぇんだよ!お手拭き暖めても顔吹いたり出来ねぇよ!しかもなんかアルコールも蒸発しそうだから効果もなくなりそうだな!ただの布になっちまうよ!だがまぁまぁよかった、60点。」

理樹「やった…でいいのかな…」

ゆり「最後に大山、なんつった?」

大山「良い感じに温めて増やしてください。」

ゆり「増えねぇよ!電子レンジを何だと思ってんだよ!培養装置じゃねぇんだよ!てか培養装置でも増えねぇよ!弁当はひとりでに増えねぇよ!植物じゃねぇんだよ!65点!」

大山「ふぅ、何とか勝てた…」

ゆり「もう一回だけ別ので行くぞ、コント、>>718」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/14(月) 13:04:52.51 ID:RKuDwHrGo<> 風紀委員 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/14(月) 18:49:49.06 ID:NgVDmtelO<> 大山「風紀委員?」

ゆり「そうねぇあたしが風紀委員になって不良のあんたらに注意するために何やってるのか聞くから、ボケろよ。」

大山「よーし、頑張るぞ!」

佳奈多「…不良なんて出来るかしら…」

ゆり「じゃ、いくぞー。コント、風紀委員。」

ゆり「よーし今日もバシバシ取り締まっていくわよーって早速不良発見!こら!あなたたち何やってるの!?」

四人「「「「@·¥-'¥;〒[○<!」」」」

ゆり「よーしひとりずつ聞いていくぞー。まずは井ノ原、なんつった?」

真人「教室の時計を全部1分ずらしてやったぜ。」

ゆり「地味だな!あれーあの時計なんかちょっと早くね?ってなるだけだろ!何の意味があるんだよ!不良の癖にやってることがちっちぇな!30点!」

真人「ちっ、下がった…」

ゆり「次直枝、なんつった?」

理樹「駐輪場の自転車のサドルを全部ロマネスコにした。」

ゆり「サドルが時々盗まれてるあれお前だったのかよ!てか指すなら普通ブロッコリーだろ!せめてカリフラワーだろ!なんだよロマネスコって!聞いたあたしも一瞬あれ、ロマネスコって何だっけ?ってなりますから!変なところでオリジナリティを出すな!だが良いぞ、65点。」

理樹「やった、ちょっと上がった!」

ゆり「次二木、なんつった?」

佳奈多「…>>720」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/15(火) 08:12:59.54 ID:exbNt5PRO<> 午後の紅茶を午前中に飲んでやった <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/15(火) 17:37:46.03 ID:hXqEl/GoO<> ゆり「おめぇも規模がちっちゃいな!てかどうでも良いわ!勝手にしろ!別にあれ午前に飲んじゃだめって訳じゃねぇから!それくらいで不良を名乗るな!30点!」

理樹「佳奈多さんは風紀委員長だから不良なんて出来ないんだね。」

佳奈多「そうね、悪いことが全然思いつかなかったわ。」

ゆり「最後に大山、なんつった?」

大山「太陽を2つに増やしてやった!」

ゆり「それは規模がでかすぎだろ!2つに増やしてどうすんだよ!大迷惑だよ、地球が滅ぶわ!取り締まれねぇよ!あとお前増やすの好きだな!てか不良にそんなこと出来ねぇよ!神か、お前は神なのか?だとしたら今すぐ撃つ!」

大山「やだなぁ、そんなわけないじゃん。」

ゆり「しっとるわ!てめぇ相変わらず異次元だな!75点!」

大山「ひゃっほう、やった!」

ゆり「はぁ…はぁ…疲れた…」

大山「ねぇゆりっぺ、もう終わり?あと最後の全員揃える奴を…」

ゆり「もう、勘弁して…あなたのキャラはもう伝わったでしょうから…」

大山「そっか、それもそうだね!それじゃ、またね、ゆりっぺ。直枝くんたち。」

ゆり「ええ…」



ゆり「…疲れたし、定例会議もあるし、次で一旦最後にしましょうか…最後に、>>722」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/15(火) 18:20:29.67 ID:5yRXOFpkO<> 音無結弦 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/16(水) 18:09:08.06 ID:qlF5fWyYO<> ゆり「最後に新入りの彼に聞いてみましょうか…」



ゆり「いたわね、音無くん。」

音無「ん?ゆりか。どうしたんだ、そいつらも戦線メンバーなのか?」

ゆり「違うわ、他作品からの客よ。」

音無「他作品?…この世界はそんなこともあるのか?」

ゆり「こっちに来るのは初めてじゃないかしら。まあ珍しいことね。」

音無「そうなのか…この世界もいろいろあるんだな…まあいい、俺は音無だ。よろしく。」

理樹「直枝理樹です。」

理樹(何か、主人公感が溢れた人だなぁ…)

音無「で、俺に何のようだ?ゆり。」

ゆり「この子達が困ってることがあるみたいなのよ、貴方は何かしらないかと思って。」

音無「困ってること?何なんだ?」

理樹「これの持ち主を…」

音無「…女子制服?しかも俺たちの学校のじゃない…他の学校が世界にあるのか?」

ゆり「無いはずだから不思議なんじゃない。それで、何かしらない?」

音無「そうだな……あ。」

ゆり「あら、何か知ってる?」

音無「いや、何か、天使が女の子を連れてるのを見たってだけだ。」

ゆり「天使がねぇ…良くあることだけど、新しい人間が来たのかしら、それもそれで調べときましょうか。それだけ?」

音無「ああ。」

ゆり「わかったわ、ありがとう…」



ゆり「…音無くんくらいだったわね、情報があったのは。ごめんなさいね、あんまり力になれなくて。」

理樹「いやいや、ちょっとでも見つかっただけ良かったよ。ありがとう。」

ゆり「いえいえ、当然のことをしたまでよ。…それじゃ、あたしは一旦失礼するわ、また定例会議とオペレーションが終わったら会いましょう。」

理樹「うん…」




理樹「…さて、それじゃあここからは僕らで探さなきゃだめなわけだけど…」

佳奈多「手がかりは…天使だけね。」

真人「天使かぁ…どうする理樹、会いに行くか?」

理樹「>>724」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/16(水) 18:49:06.15 ID:8x6iWcSQo<> >>688-690で会っているけど
この世界から成仏したらどうなるのかも知りたいから、
もう一回会いにいこう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/16(水) 21:37:12.74 ID:qLjM7EoRO<> 佳奈多「そうね、行きましょうか。」

真人「でもどこで会えるんだ?」

理樹「生徒会長って言ってた気がするから…生徒会室みたいなところにいけばいいんじゃないかな。」



理樹(生徒に話を聞いて、生徒会室にたどり着く。)

理樹「失礼します…」ガチャッ

天使「どうぞ…あら、あなた…直枝くんだったかしら、やっと来たわね。」

理樹「やっと…?」

天使「制服の話よ。準備はできてるから。」

理樹「あ、そんなこと言ってたっけ…」

天使「…ところで、後ろの二人は?見たところあなたたちも制服が違うようだけど…」

佳奈多「…私たちも来たばかりだから…」

天使「…そう、あなたたちもね…わかったわ、少し待ってて、あなたたちの分も貰ってくるから…」

理樹「…あ、ちょっと待って…立華さん、聞きたいことがあるんだ。」

天使「…何かしら。」

理樹「この世界が死後の世界ってことはわかったんだけどさ、だったら成仏…この世界から消えたら、どうなるのかな?」

天使「…それは私にはわからないわ。」

理樹「じゃあ、立華さんはどうして生徒を成仏させているの?」

天使「……この世界から消えることは、望ましいことだから…」

理樹「…望ましいこと…なんで?」

天使「…それは……そういうものだからよ。」

理樹「そういうものって言われても…」

天使「…消えることについてこれ以上答えることは出来ないわ…」

理樹「…そっか…」

天使「…じゃあ、制服を準備してくるから…」

理樹「あ、ちょっと…」

天使「…まだ、何かあるの?」

理樹「うん、えーっと…」

理樹(少し質問をかえて…)
1この世界に来る人たちについて
2この世界の目的について
3距離をつめるために、生徒会長について
>>726 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/16(水) 22:29:06.19 ID:UzER2oOY0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/17(木) 12:25:40.65 ID:YBc8VphjO<> 理樹「えっと、この世界に来る人たちって…」

天使「…死んだ人間よ。」

理樹「いや、そうなんだけど…全員がここに来る訳じゃないよね?どういう人が選ばれてここに来てるの?」

天使「……ここに来た人たちはみんな、悲しい生前だった人…」

理樹「えっ。」

天使「…事故、事件、病気…いろんな原因で死んだ、普通の学校生活を送れなかった…そういう人がここに来るの…」

理樹「…そっか…だから立華さんは、ここに来た人に授業を受けたりとか、普通の学校生活を贈って欲しいって思ってるんだね。」

天使「…そうね。」

理樹「なるほど。…だから立華さんは成仏を望ましく思ってるんだね。成仏するって言うのは、聞いた話によれば普通の学校生活を送った結果みたいだから…成仏するって言うのは、普通の学校生活を送れた証だもんね。」

天使「……そうね、そういうことで良いわ。」

理樹「なるほどね、良く分かったよ。ありがとう。立華さん。」

天使「…それじゃあ、もう良いかしら。」

理樹「うん、良いよ、ごめんね。」

天使「…構わないわ。…じゃあ、服を取ってくるから、ここで待ってて…」



理樹「…うん、なんとなく分かってきたね。ここのことが。ここは普通の学校生活をおくれなかった人にそういう場所を提供する場所みたいだね。それで、その普通の生活を送れた人は、成仏して、ここから消える…」

真人「結局その先は分からなかったけどな。」

理樹「そうだね、結局そこは分からなかったね…」

佳奈多「ねぇ直枝、私たちがそこまでこの世界のことを知る必要あるのかしら?私たちは結局他作品の人間なんだし…」

理樹「気になるじゃないか。死後の世界だよ?中々来れる場所じゃないし…そういうのを探るのも面白いじゃないか。面白いこと、楽しいことをするのが僕たちリトルバスターズだよ。」

佳奈多「…そうだったわね、直枝もそういう人だったわ。」

理樹「もちろん本来の落とし主探しは忘れてないからさ…良いでしょ?」

佳奈多「…良いわよ、もう…」

理樹「ありがとう。」

真人「じゃあ理樹、次は何をする?」

理樹「次は…>>728」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/17(木) 21:13:53.25 ID:qdcJ8c1VO<> NPCの観察 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/18(金) 14:50:23.44 ID:oZvFaa+kO<> 理樹「ここからちょっとNPCの様子を見てみよう。さっきだけだと良くわからない所もあるし。」

真人「ここの前を通る人とかを見てれば良いんだな。」

理樹「うん…」


NPC1「はぁー…部活の基礎練だるいぜ…」

NPC2「なー、でもやんねぇと監督に怒られるからな…」

NPC1「だなー…」


NPC3「ねぇ、期末に向けての勉強やってる?」

NPC4「やってるとも…次こそは負けないからね。」

NPC3「ふっ、お互い頑張ろうじゃないか、勝つのは俺だけどね…」


NPC5「ねぇねぇ聞いた?馬場ちゃん、A組の高橋くんと付き合い始めたんだって!」

NPC6「あの野球部のエース高橋くんと?信じらんなーい!」



NPC7「はぁー、授業まじつらたんだわー。」

NPC8「それな〜。」


理樹「…何か、NPCにもそれなりにバリエーションがあるみたいだね…」

佳奈多「まぁ、世界を再現してるっていうんだから。いろんな人がいるでしょうね。」

理樹「そうみたいだね…ほんと、区別がつかないなぁ…」

真人「話してみるとなんか違和感があるのかもしんねぇな。」

理樹「違和感、そうなのかな…よし、ちょっと行ってみてみようか。この制服来てけば違和感も持たれないだろうし…」



理樹「や、やぁ…」

NPC「ん?…見かけない顔だな、誰?」

理樹「えっと、今日来た転校生なんですけど…」

NPC「転校生…へぇ、珍しいな。ま、良いや、おれは安藤、あんたは?」

理樹「直枝です。」

NPC「直枝か、よろしくな!」

理樹「うん、よろしく…」

NPC「それで、何か用?場所でもわからないのか?」

理樹「まあ、そんなとこ…」

NPC「そうか、案内してやろうか?」

理樹「あ、うん…」


理樹(案内して貰う途中…)

NPC「なぁ、あんた部活は?」

理樹「部活は…野球かなぁ……」

NPC「野球か!実は俺野球部なんだよ。」

理樹「え、そうなの?」

NPC「ああ、もしはいるんだったら、よろしくな。」

理樹「うん…」

理樹(…今のところは、普通だね…ちょっと普通すぎて怖いけど…)

NPC「…」

理樹(…ちょっと、こっちで変なことをしたときのアクションとかも見てみよう。…そうだな…>>730) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/18(金) 17:43:29.57 ID:lCi/cu7dO<> 愛の告白 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/19(土) 15:44:37.25 ID:8v0xOM4xO<> 理樹(よーし…)

理樹「こんなときに場所も選ばずすみません!安藤くん!あなたのことがずっと好きでした!付き合ってください!」

理樹(周りにいたNPCもざわつき出す。さあ、どういう反応を…)

NPC「は、はぁ!?え、えーっと、まず俺たちあったばかりだし……俺にそんな趣味はないし…お前とはせいぜい友達までであってだな…だから…えーっと…うん…すまん…」

理樹「…そっか…」

理樹(普通に断られた…こちらを全面的に受け入れてくれるわけではないようだ。)

理樹「うん、わかった…こっちこそごめん、変なこと言っちゃって…じゃあね。」

NPC「待て、案内は良いのか?」

理樹「いや、ほんと、大丈夫だから…ごめん!」



理樹(…特に不自然じゃなかったなぁ。僕も突然男の子から告白されたらあんな感じだろう…やっぱり違いが良くわからない…)

理樹(…そんなことを考えていると…>>732に出会った。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/19(土) 17:14:50.08 ID:rzhfMHoiO<> ゆいにゃん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/20(日) 14:45:51.61 ID:SCQXk4ezO<> 理樹「…あれ、あのピンクの髪の子は…たしか、ユイさん?」

ユイ「あ、あなたは…直枝先輩でしたっけ。」

理樹「さっき首しまってたけど、大丈夫なの?」

ユイ「大丈夫っすよ、死後の世界なんで。で、何の用ですか、ガルデモをかけたギター対決ならまた後で…」

理樹「いや、そうじゃなくて、さっきも言ったけど別にガルデモの座は奪わないから…単に何してたのか気になってさ、戦線の人は定例会議なんじゃ…」

ユイ「なんだ、そんなことっすか。あたしはガルデモのポスター張りですよ。あたしはまだそんな上の立場じゃないんで呼ばれないんすよ。」

理樹「あ、そうなんだ…」

ユイ「で、直枝先輩はなにしてんすか。」

理樹「僕はちょっとNPCとか、この世界がどんな感じなのか調べてて。」

ユイ「NPCですか。ゆりっぺ先輩からだいたい話は聞いてるんじゃないんすか?」

理樹「そうなんだけど、実際にどんな感じなのか見たくてね。告白とかいろいろやってみたけど、あんまり人との違いは感じなかったなぁ。」

ユイ「告白…さっきからNPCに男が男に告白してたって騒がれてましたけど、もしかして…」

理樹「あ、噂になってるんだ…そういうのも現実に則してるんだ、良くできてるなぁ。」

ユイ「まじっすか…男に告白って…もしかして直枝先輩、コレなんですか?」

理樹「いやいやいや!違うよ!あくまで調査だから!」

ユイ「いやーでも調査とはいえちょっとはその気がないとその発想は出ませんよ。まあでも大丈夫ですよ直枝先輩、うちの戦線はそういう人も一杯いますから。」

理樹「だから違うって…というか、そうなの?」

ユイ「はい、藤巻先輩とか、ひなっち先輩とか…それっぽい人が一杯いますよ。」

理樹「ええ…」

理樹(まだ会ったことない人だけど…そんな人たちもいるんだ…)

ユイ「なんで先輩のことも優しく受け入れてくれますよ、たぶん。」

理樹「いやだから僕は違うんだって…でも噂になってるってことは、そう思われちゃうのか…」

ユイ「ああ、それはまあ大丈夫ですよ、NPCなんて明日にでもなりゃ忘れてるんで。」

理樹「えっ、そうなの?」

ユイ「はい、いつまでいる気か知りませんけど、明日にもいるなら、その告白したNPCに話しかけてみれば良いんじゃないですか、何もなかったことになってますよ。」

理樹「そうなんだ…」

理樹(そこは都合が良いようになってるんだ…)

理樹「また一つわかったよ、ありがとう。」

ユイ「いえ、いいっすよ。…じゃ、あたしは仕事に戻りますね。」

理樹「うん…」

理樹(ポスターが多くて大変そうだな…どうしようかな。)
手伝う
手伝わない
>>734 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/20(日) 17:49:32.58 ID:5S4kAZmPO<> 手伝う <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/21(月) 14:45:07.66 ID:n8m4LcVrO<> 理樹「大変そうだね、手伝う?」

ユイ「え、良いんですか。」

理樹「ひとりじゃ大変でしょう?ほっとけないからさ。僕もやるよ。」

ユイ「ありがとうございます!直枝先輩いい人っすね!じゃあ半分お願いします!」

理樹「うん…」



理樹「…」

ユイ「よいせっ…と…」

理樹(二人でポスター貼りをする。)

理樹「そういえばこのガールズデッドモンスターって、どれくらいの人気なの?演奏はすごかったけど…」

ユイ「そりゃあもうものすごい人気ですよ、最高ですよねガルデモ、あの歌詞がまず良いですよね、特に「Alchemy」とか最高ですよ。これはいつもライブの最後にやる曲で最高に盛り上がりますし、まじかっこいいですよ。んで、歌詞もそうですが、メロディもすごいんですよ。型にはまらないサウンドというか、こんなところで!?みたいなところで転調したりとか、ここでこのコード使うの!?みたいな、ガツンと来ちゃいますよね。ほんと。いやーこれを全部ひとりでこなしちゃう岩沢さんはまじ天才ですよね、あたしの憧れの人ですよ、作詞作曲だけじゃなくて歌も上手い、声も良い、なんてほんと完璧っすよ。しかもクールでミステリアスでカリスマ性もすごくて……もちろん岩沢さんだけじゃないですよ、ガルデモは。ギターのひさ子先輩のテクニックも凄いんです。あの技術があってこそ、岩沢さんもあの曲がかけるんでしょうね。あんなギターあたしも弾けるようになりたいですねー。あと入江先輩も普段はおどおどした小動物みたいな感じですけど、ドラムの前に立つと人が変わったみたいになるんですよ。あれはまさに…」

理樹「あ、うん、わかった、もう大丈夫だよ。」

ユイ「え、まだ語り足りないんですけど。」

理樹「いや、十分良くわかったから。」

理樹(あの辺りで止めとかないとずっと語ってそうだからね…さっきの岩沢さんといい、ガルデモはそういう人が多いんだろうか。)

理樹「…ユイさんはガールズデッドモンスターが大好きなんだね。」

ユイ「そりゃあもう!ギターだって岩沢さんに憧れて始めたくらいですし!」

理樹「そっか、じゃあ何年くらいやってるの?1、2年とか?」

ユイ「まさか、もう何年になるんですかね、10年越えたくらいから数えなくなったんで忘れちゃいましたよ。」

理樹「10年以上…それなのに3週間の僕より下手っていわれたんだ…」

ユイ「うるせぇ!これでもガルデモの曲は一通り弾けるし、路上ライブの固定ファンは何人もいるんだからな!」

理樹「路上ライブなんてやってるんだ。」

ユイ「やってますよ!今日もこれが終わったらやる予定なんで見に来いやごらぁ!」

理樹「なんで怒ってるのさ…まあ、良いけどね。行くよ。」

ユイ「絶対来いよ!」

理樹(こんな風に会話してると…>>736がここを通る) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/21(月) 22:41:39.72 ID:Mw0Fw8e/O<> ひなっち先輩 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/22(火) 18:02:38.44 ID:uuDnUIt2O<> ???「…」

理樹(戦線の服を来た人が歩いてくる。)

???「ん?なんだ、このポスター。」

ユイ「あ、ひなっち先輩、どもっす!ガルデモ告知ライブのポスターですよ。」

???「ほーん。ほんとにやるんだな、告知ライブ。」

理樹「…」

???「ん?誰だ、こいつは。ガルデモファンのNPCか?」

ユイ「違いますよ。他作品から来た直枝先輩です。」

理樹「あ、どうも、直枝理樹です。」

日向「あー、おまえがゆりっぺの言ってたお客さんか!そうかそうか、俺は日向、よろしくな!」

理樹「日向さん…」

理樹(たしか日向さんって…コレだっていわれてた人だよね…)

理樹「あ…はい…よろしくお願いします…」

日向「何時までいれるのかはわからないが、仲良くしようぜ!直枝!」

理樹「…いや、えーっと…はい…日向さん…」

日向「…なんだろう、めっちゃ心の距離を感じるんだが…なんでだ?」

理樹「いや、その…日向さんって…その…コレなんですよね?」

日向「ちげーよ!音無といいなんでみんな俺をそんな風に見るんだよ!いたって俺はノーマルですから!てか誰から聞いたんだよそんなこと!」

理樹「ユイさんから…」

日向「てめぇかぁぁぁぁ!」

ユイ「ああぁぁぁ!ギブギブギブー!」

理樹(すごい、完全に極ってる…)



ユイ「はぁ…はぁ…いきなり卍固めはないっすよ…」

日向「お前が何も知らない奴に変なこと吹き込むからだろ!…ともかく、俺は本当にコレじゃない、安心しろ、直枝。」

理樹「…そういうなら…よろしくお願いします…」

日向「ああ!こう見えてもこの世界にいる歴は長いから、わからないことがあったらなんでも頼ってくれよな!」

理樹「え、じゃあさっそく良いですか?」

日向「おうなんでも来い!」

理樹「じゃあ…」
1生前のこと
2戦線メンバーの事
3自由安価
>>738 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/22(火) 18:23:11.32 ID:k8AZoGMdO<> 生前に普通の学生生活が出来なかった人が
未練が無くなって成仏して生まれ変わるって説は議論された? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/23(水) 18:40:46.64 ID:32Xj+QA3O<> 理樹「成仏についてなんだけど…」

日向「成仏?ああ、成仏ってのは、天使のいう通りに模範的な生活を送ると…」

理樹「いや、どういう言葉なのかはわかるんだけど…単純に、その後はどうなってるのかなって…」

日向「成仏のその後なぁ…すまねぇが、そいつは俺にもわからないな。」

理樹「そう…」

理樹(その立華さんもわからないって言ってた…誰にもわからないんだろうか、知ってて黙ってる可能性もあるけど…)

ユイ「考えたことないっすけど、生まれ変わったりするんじゃないっすかね。」

日向「生まれ変わりなぁ…無いとはいえねぇけど…少なくとも、ここに2回来たやつはいないからな…」

理樹「生まれ変わった先は普通の人生を送れたから…ってことじゃ…」

日向「どーだかねぇ…成仏についてはいろいろわからねぇんだよ。成仏の原因も俺たちは「普通の学校生活を送ったからだ」って思ってるけど、それもあってるかはわからねぇしな。何か別の条件があるかもしれない。正確なとこを知ってるのは神か天使くらいだろう…ま、神は見つかんねぇし、天使にきいても答えてくれないわけなんだがな。」

理樹「…なるほど…」

日向「にしても、なんでそんなことが気になってんだ?別に直枝は死んでるわけじゃないんだろ?」

理樹「いや、何かわからないことがあるなら調べてみたくなっちゃって…何か、世界の秘密みたいなのを調べるのってワクワクするっていうか…」

日向「ワクワクする…か…確かに、その気持ちはわかるぜ。」

ユイ「でも成仏の事なんて調べていってもわかるんですかね?ひなっち先輩やゆりっぺ先輩でも完全には把握してないのに。」

日向「わかんねぇぞ?他所から来たやつ独自の視点から見れば何かわかるかもしんねぇしな。俺は応援するぞ、直枝。お前のためならなんでもしてやる!」

理樹「コレなの?」

日向「ちがーう!さっきもいったろ!普通に協力してやるってだけですから!」

ユイ「なんでツッコミ途中から敬語なんですか。」

日向「ただの癖だよ!気にすんな!…はぁ、ほんと何かあったらいつでも頼れよって言いたかっただけなのに…まあいい、そいじゃ、俺はオペレーションの準備あっから。またな。」

理樹「あ、はい…」




理樹(…この世界に関してある程度は聞き取れたけど…どうしようか…)
まだ聞き込む
一旦佳奈多と真人のところへ戻る
>>740 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/23(水) 19:25:23.38 ID:9cPeDpmZO<> 聞き込み <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/23(水) 20:45:08.40 ID:gv6MMIVvO<> 理樹(まだ聞き込みにしよう…)

ユイ「あれ、先輩、どっか行くんですか。」

理樹「うん、ちょっと、いろんな人に話を聞いてみたくて。」

ユイ「なるほど。ちなみに今までは誰にあったんですか。」

理樹「えーっと…ゆりさん、ガルデモの人たち、遊佐さん、椎名さん、野田さん、大山さん、音無さん、あとユイさんと日向さんかな。」

ユイ「なんだ、メインどころには会ってるじゃないですか、もう。松下先輩とか高松先輩とかっすよ。」

理樹「その人たちはどこにいる?」

ユイ「あの辺の人たちは外で鍛えてるんじゃないですかね。でもあの人たちが成仏とか考えてるようには思えないっすけどね。」

理樹「まあでも聞くだけ聞いてみるよ、ありがとう。」

ユイ「いえ、いいっすよ。では、また後で!」




理樹(というわけで、外に行ってみる。さて、誰に会えるか…)
次に会う人
>>742 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/23(水) 23:24:39.87 ID:2nDszGu10<> 松下護騨 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/24(木) 16:59:06.66 ID:unFSyUkmO<> ???「ふんっ!…ふんっ!」

理樹「…」

理樹(柔道着を着てる人がいる…恐らくあの人も人間…戦線メンバーなのだろう。)

理樹「あの…」

???「…うん?なんだ?」

理樹「あの、戦線の方ですよね?はじめまして、リトルバスターズの世界から来た直枝理樹です…」

松下「直枝?…ああ、確かゆりっぺが言っていたな…俺は松下護騨、よろしくな。」

理樹「五段…」

理樹(柔道の有段者…なのかな。)

松下「よし、ではさっそく始めるか。」

理樹「えっ、始める…?」

松下「こーい!」

理樹(松下さんは構えている。)

理樹「え、いや…」

松下「こーい!」

理樹「そういう目的じゃ…」

松下「こーい!」

理樹「…」

理樹(話を聞いてくれない…これはやるしかないのだろうか…)

松下「こーい!」

理樹(…やるしかない!僕は立ち向かうが…)

松下「…!」
クルッ!バーーン!
理樹「いっ!…たぁ…」

理樹(簡単に一本を取られる。)

松下「こーい!」

理樹「え。」 

松下「こーい!」

理樹「…」

理樹(またやるしかないのか…)





松下「…なんだ、乱取りの練習相手になってくれるわけじゃないならもっと早く言ってくれ。」

理樹「…話聞いてくれなかったじゃないですか…」

理樹(何回も投げられた、全身が痛い…)

松下「すまないな。つい柔道の事となると熱中してしまう…で、本当の用事は何だ。」

理樹「この世界の事をいろいろ調べてて…この世界に長くいる人に聞いてるんです。」

松下「なるほどな。…とはいえ、俺が知ってるこの世界の事なら、他のメンバーでも知ってることだと思うがな。まあ良いだろう。なんだ?」

理樹「>>744」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/24(木) 17:57:00.55 ID:QufWEIaMo<> 学園の外はどうなっているのか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/25(金) 23:05:52.18 ID:F0NX6ER0O<> 松下「外ならない。この世界にあるのはこの広大な学校だけだ。」

理樹「じゃあこの世界の縁はどうなってるの?」

松下「壁がある、どれだけ登っても登りきれない壁がな。もちろん壊すことも出来ない。」

理樹「…なるほど…」

松下「最初のうちは閉塞感のようなものも感じたが、学校のなかに必要なものはだいたいある。不便は今は感じないな。」

理樹「そういえば、ここってお金はどうなってるんです?」

松下「奨学金が出ていることになってる。我々は神から与えられたものは使わない主義だから基本は使わんがな。」

理樹「…そっか…」

松下「あとはもう平気か?」

理樹「あとは…そうですね…また別の人に聞いてみます、いろいろ教えてくれてありがとう。松下五段さん。」





理樹(次にあったのは、>>746) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/26(土) 05:52:32.12 ID:rminQlurO<> クライスト <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/26(土) 19:02:57.54 ID:iuPZAxsxO<>
理樹(あ、あそこに戦線の服着た知的な雰囲気の人がいる…)

理樹「あの…」

???「はい?」

理樹「あの、戦線の人ですよね?」

???「そうですが…何か?」

理樹「僕、リトルバスターズの世界から来た、直枝って言います。この世界について調べてて…」

???「なるほど…あなたが…僕の事はクライストとお呼びください。」

理樹「え、クラ…?本名は…?」

竹山「…竹山と言いますが、僕の事はクライストとお呼びください。」

理樹「竹山さん、聞きたいことがあって…」

竹山「…なんですか。あと、僕の事はクライストと…」

理樹「えーっと…」
1成仏の条件について
2Angel playerについて
3自由安価
>>748 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/26(土) 21:39:17.69 ID:WifgDCCO0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/27(日) 19:00:19.55 ID:sO9byFG0O<> 理樹「成仏の条件って何だと思います?」

竹山「成仏したいんですか?」

理樹「いや、そうじゃないんですけど、気になるので…竹山さん、知りませんか?」

竹山「天使のいう通り模範的な学園生活を送ると成仏する…と聞いてますよ。あと僕の事はクライス」

理樹「それはいろんな人に言われて知ってるんです。それ以外になにかある気がして…」

竹山「ほう、それ以外に何かあるとお考えなんですか?」

理樹「はい、だって、戦線の人たちは戦線に誘われる前には普通に暮らしてたわけですよね?」

竹山「まあ、人によるでしょうが、そうなりますね。」

理樹「普通に暮らすと成仏するなら、戦線に誘われる前に消えちゃうと思うんです、だから、普通に暮らすことだけが成仏の条件じゃない気がして…」

竹山「…なるほど、確かに、大山さんはゆりっぺさんよりも前に来て、普通に暮らしていたと聞いてますが、消えていませんしね。可能性はあります。」

理樹「そうですよね。」

竹山「なかなか興味深いですね。これは次のオペレーションでの重要テーマになり得ますよ。」

理樹「次のオペレーション?」

竹山「…天使エリア侵入作戦ですよ。天使の部屋の中枢のコンピューターを調べに行くんです。」

理樹「天使エリア…」

理樹(そこを調べれば、一気になぞがわかるかもしれないのか…)

理樹「…それ、僕も一緒に行けたりは…」

竹山「それは僕の一存ではなんとも…ゆりっぺさんに聞いてみなければ。」

理樹「そっか…竹山さん、ゆりさんはどこに?」

竹山「校長室だと思いますよ。案内しましょうか、あと僕の事はクラ」

理樹「ありがとうございます!」




校長室
ゆり「…オペレーションに参加したい?」

理樹「はい、僕もこの世界の秘密をしりたくて…お願いします!」

ゆり「>>750」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/28(月) 00:39:14.63 ID:5a/doA2Z0<> 特別ゲストとして参加を許可します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/28(月) 21:32:35.25 ID:JS2Z9AKdO<> ゆり「ただし、来るのならその制服じゃなくて、うちの制服で来ること。」

理樹「戦線の…制服ですか?」

ゆり「そうよ。ほら、これ。オペレーションの時には着てきなさい。」

理樹「あ、どうも…」

ゆり「実行は夜19時から、集合場所はここね。それまでは自由に過ごしてくれて良いからね。それじゃ、よろしく頼むわ、直枝くん。」

理樹「はい!」




理樹(…さて、それじゃあ一旦、二人のところへ戻ろう…かなり長く待たせてしまっただろう、急がないと。)




生徒会室前

理樹「…あ、二人とも…遅くなってごめん…」

佳奈多「…何してたの。」

理樹「ちょっと、NPC調査ついでに、校内探索まで、色々と…」

真人「なんだ、それなら俺たちも呼んでくれりゃよかったのに。」

理樹「ごめん…」

天使「…ようやく戻ってきたのね。」

理樹「あ、立華さん、ごめんなさい、勝手に出ちゃって…」

天使「…大丈夫よ。」

佳奈多「…長々と居座って申し訳なかったわね、直枝とも合流できたから、失礼させて貰うわ。」

天使「…ええ。」




理樹「…さて、じゃあ夜まで何してようか。」 

佳奈多「>>752」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/29(火) 05:34:27.23 ID:amw9W3fgO<> もちろん、拾った女子制服の持ち主探しに決まっているでしょ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/29(火) 18:01:08.21 ID:JcCYQMnAO<> 佳奈多「まさか忘れてたんじゃないでしょうね?」

理樹「あはは、まさかー。」

理樹(ごめん、ちょっと忘れてた…)

佳奈多「本当に?」

理樹「ほんとだよ。」

佳奈多「…そう。じゃあ聞くわね、直枝があった人で、なにか知ってる人はいた?」

理樹「い、いなかったよ…」

佳奈多「そう、情報は無しなのね。」

真人「よし、ならさっそく、どんどん聞いていこうぜ!なあ、そこのお前!少し良いか?」
であった人物
>>754 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/29(火) 20:56:32.10 ID:UAOVGcp3O<> 高松 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/09/30(水) 19:03:13.04 ID:cQQuMCHQO<> ???「はい?…どなたですか?」

真人「俺は井ノ原真人、他作品から来たぜ!んで、こっちにいるのが理樹と二木だ。」

高松「なるほど、皆さんの行っていた…私は高松です。よろしくお願いします。」

真人「おう!んでよ、この制服の持ち主を探してるんだが…」

高松「制服ですか?…ふむ、なるほど。」

理樹「なにか知ってるんですか?」

高松「いえ、何も知りませんね。見たこともないです、この服は。申し訳無いです。」

佳奈多「だめだったわね、じゃあ次に…」

高松「おや、もうよろしいのですか?他の人はもっと色々と聞かれたようですが…」

佳奈多「…制服の事知らないなら、私は別に…」

真人「じゃあ、俺から少し良いか?高松だったか、お前…感じるぜ…」

理樹「?真人、何の話?」

真人「筋肉の鼓動だよ…」

高松「……筋肉…ほう…」

真人「ふっ、…着痩せするのか、知的な雰囲気で誤魔化してるのか知らねぇが…俺の筋肉は誤魔化せねぇぞ……お前はその服の下に、相当な筋肉を持っているはずだ!」

高松「…ふふふふ…なるほど…まさか初見で見抜くものがいるとは、井ノ原さん、やりますね…その通り!」
バッ!
理樹「!?」

理樹(突然服を脱いだ!?)

高松「戦線で戦うために鍛え上げられたこの肉体美を見よ!!」

真人「ふっ、やっぱりな…なかなかの筋肉だ…だが、俺も負けてねぇ!」
バッ!
理樹(こっちも!?)

高松「…」ゴゴゴゴゴ…

真人「…」ゴゴゴゴゴ…

理樹「両者、睨みあってる…始まったね…」

佳奈多「…何が始まったの?」

理樹「どちらが美しい、良い筋肉か…それを競う漢同士の対決だよ…」

佳奈多「…わけがわからない…」

真人「…はっ!」ムキッ!

理樹「真人は…ダブルバイセップス!」

高松「はいぃぃっ!」ムキッ!

理樹「たいしてこっちは、サイドチェストだ!さあ勝敗は!」

真人「…やるじゃねぇか…」グッ!

高松「…そちらこそ…」グッ!

理樹「お互いに認めあった!これは筋肉和解!この勝負、引き分けだ!」

佳奈多「直枝はさっきからなんで実況みたいなことしてるの…?」

理樹「こんな熱い筋肉勝負見たら実況せずにはいられないよね!」

佳奈多「…井ノ原から筋肉バカが完全にうつってるわね…」

真人「なあ高松、これから一緒にトレーニングしに行かねぇか?」

高松「ふっ、良いですよ。やりましょう、井ノ原さん。」

佳奈多「…ちょっと、井ノ原、目的を…」

真人「俺はとめらんねぇぜ!なあ理樹、お前も行こうぜ!」

高松「ほう、あなたも筋肉仲間ですか、やりましょう!」

理樹「>>756」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/09/30(水) 19:12:16.41 ID:kUbfPVZq0<> もちろんさ!筋肉いぇいいぇーいっ!! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/01(木) 16:01:37.06 ID:AEhAwXmPO<> 佳奈多「…は?ちょっと、調査は…」

理樹「ごめん佳奈多さん!任せるよ!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

高松「おお、なんだか楽しげだ…筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「……………」

佳奈多(バカ…あまりにもバカ…好きになる人を間違えたかと一瞬思ったわ…)

佳奈多「はぁ……」

佳奈多(…ため息をついてもしょうがないわね、仕方ない、一人でやるしかないわ…)



佳奈多(…一人であるいていると、>>758に出会う。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/01(木) 22:49:10.48 ID:kl78Sa8GO<> 岩沢 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/02(金) 20:16:32.55 ID:+9c+tEO3o<> 岩沢「…♪ー♪〜…うん、これだな…」

佳奈多「彼女は…」

佳奈多(確か、ガールズデッドモンスターとか言うバンドのボーカルの…)

佳奈多「…岩沢さん…」

岩沢「♪~♪〜…」

佳奈多「…岩沢さん?」

岩沢「…いや、こっちの方が…」

佳奈多「あの、岩沢さん!」

岩沢「…ん?なんだ…ああ、お前は…えーっと…轟音指揮者だっけ。」

佳奈多「二木佳奈多です。」

岩沢「ああ、そうだったね。…で、何?」

佳奈多「あの、この制服の持ち主をまだ探してて…」

岩沢「ああ、まだ見つかってないのか。頑張れよ。」

佳奈多「あ、はい…」

岩沢「…♪ー♪〜」

佳奈多「…あの…」

岩沢「♪〜♪〜」

佳奈多(…音楽に戻ってしまった、音楽以外の事はほぼ興味が無いのかしら。)

佳奈多「…」
どうする?
もう少し聞いてみる
別の人のところへ
>>760 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/02(金) 21:50:25.49 ID:BLz8ATPS0<> もうちょっと聞いてみよう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/03(土) 20:44:32.02 ID:mNdXLPZSO<> 佳奈多「…岩沢さん、なにか知ってることは…」

岩沢「♪〜♪〜」

佳奈多「…岩沢さん、岩沢さん!岩沢さん!」

岩沢「…なんだ、またお前か…なんだ?」

佳奈多「この制服に繋がりそうな何か、知らないですか?」

岩沢「知らないな。」

佳奈多「本当、なんでも良いんです。」

岩沢「知らない。音楽以外興味ないからな。」

佳奈多「…」

岩沢「どうしても私と話したいなら、私が楽しめるような話題にしてくれ。」

佳奈多「…あなたが…楽しめる…っていうと…」

佳奈多(音楽のこと……というと…)

佳奈多「…実は私、キーボードを少しやってるんです。」

岩沢「へぇ、キーボードか。確か直樹はギターだったよな、バンドでも組んでるのか?」

佳奈多「まあ、文化祭程度ですけど。」

岩沢「そうか。あいつがあれだけ出来るのなら…よし、お前も少し弾いて見せてくれ。」

佳奈多「えっ?」

岩沢「ちょうどキーボードはいないしな。キーボードもいた方が音楽に幅みたいなのが出る。腕次第ではお前もメンバーだ。楽器は音楽室にあるからな、来い。」

佳奈多「いや、ちょっと…」

岩沢「恥ずかしがるな。弾いてくれたら話も聞いてやるから。」

佳奈多「…」




音楽室
岩沢「…さあ、こいつだ、弾いてみてくれ。」

佳奈多「…」

佳奈多(やるしかないわね…)




佳奈多「…どうでした?」

岩沢「>>762」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/04(日) 07:53:41.08 ID:rE3y3DRQ0<> 悪くないな
今夜一緒に演奏してみるか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/04(日) 18:48:18.19 ID:i7QHhICIO<> 佳奈多「えっ?」

岩沢「知らないのか?今夜私たちのライブをやるんだ。一緒にやろうぜ。」

佳奈多「え、いや…そんな突然言われても…曲の練習とかしてないですし…」

岩沢「大丈夫だ、これから夜まで練習すりゃいい。」

佳奈多「でもこの落とし物のこととかも…」

岩沢「ライブにはたくさん人が来るからな、そこで聞けば言い。最後にそれを聞く時間をつくるからさ。」

佳奈多「…」

佳奈多(…それで聞けるならそれでも…それに、直枝たちも調査を放りだしてるわけで)

岩沢「な、良いだろう?」

佳奈多「…わかりました…」




岩沢「…ということだから、今日のライブにはこいつに参加して貰う。」

佳奈多「…どうも…二木佳奈多です。」

ひさ子「…直枝とか言う奴を諦めたと思ったら、また別の奴を…」

岩沢「良いだろう?キーボードはいなかったわけだし。」

ひさ子「キーボードなぁ…今さらいるか?」

岩沢「あたしは試したい。とりあえずは今夜だけで良いから。なぁ、良いだろう?ひさ子。」

ひさ子「はぁ……腕は確かなのか?」

岩沢「まあ問題ない。」

入江「あの…キーボードの楽譜はあるんですか?」

岩沢「もう出来てる、さっき急いで書いた。」

入江「あ、そうなんですか…」

岩沢「ま、そういうことだから、とりあえず一回やってみよう。いくぜ。」

佳奈多「…ええ…」



佳奈多(…とりあえず、一度会わせてみた。)

岩沢「…うん、良かった、音楽の幅が広がったな。」

ひさ子「技術は追い付いてないが…初めてにしては悪くはなかったな。」

岩沢「えーっと…二木はどう思った。」

佳奈多「>>764」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/04(日) 20:23:52.60 ID:Z2nmoWQmO<> ついていくのがやっと <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/05(月) 19:13:50.34 ID:kM0c4mAqO<> 佳奈多「私なんかが一緒にやってて良いのかと思うくらいで…」

関根「最初はそんなもんですから、気にしないで良いですよ。練習すりゃいずれ追い付けるようになりますよ。」

佳奈多「…そうかしら。」

岩沢「ああお前なら問題ない、とりあえず1、2曲は弾けるようになれば最悪大事丈夫だしな。それくらいならなんとか間に合わせられるだろ。…よし、それじゃ、もっかい、やるぞ!」




岩沢「…よし、それじゃ、休憩にしようか。一旦。」

ひさ子「ああ、そうするか。」

佳奈多(…休憩ね…せっかくだし、だれかと話してみようかしら。)
誰と話す?
>>766 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/05(月) 19:35:27.86 ID:WK/rohNvO<> 関根 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/06(火) 18:52:18.41 ID:5hDiKZpSO<> 佳奈多「…あの…」

関根「はいはい!なんでしょう?」

佳奈多「…ベース、凄かったわ。」

関根「あざっす!二木さん…でしたか、あなたも悪くなかったですよ。」

佳奈多「そうかしら?あなたたちのレベルには到底達してないと思うけど…」

関根「経験浅いのにあれくらい弾ければ大したもんですよ、入りたての頃の私はもっと酷かったですから。」

佳奈多「そうなの?」

関根「はい!学祭で弾いたことあります!くらいの感じで入ったらもう想像以上のガチで、もー最初はビックリしましたよ。死ぬほどの思いで、練習して、やっとここまでたどり着きました!」

佳奈多「…死ぬほどの…」

関根「いや、一回死んでたかもしんないですね。ひさ子先輩の鬼、いや悪魔のような特訓で。何年かかりましたかねぇ…いやぁ、あれは辛かったっすよ…天国なのに地獄のような日々でしたよ。ほんと。ひさ子先輩の理不尽な暴力に耐えに耐えたあの日々…」

佳奈多「暴力、虐待…それは…酷いわね。」

関根「まあ二木さんは今は体験なんでそんなことも無いかと思いますけどね。」

佳奈多「…だといいわ…」

関根「ところで、二木さん、私から一つ聞いても良いですか?」

佳奈多「…何?」

関根「>>768」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/06(火) 22:26:17.12 ID:eiHILOUz0<> 大きいのと小さいのどっちが彼氏なんですか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/07(水) 19:11:33.24 ID:i+dekpBBO<> 佳奈多「…はい?」

関根「どっちか、あなたの彼氏ですよね?」

佳奈多「…なんでそう思ったの?そして、なんでそんなことを…」

関根「私は浮いた話に飢えてるんですよ、もう何年もいますけど戦線内でそういう話が出たのは一度もないんですよねー。そんな中であなたたちが来た!しかも男女で!これは何かあるに違いない!そう思いましたよ。さあ、小さい人と大きい人、どっちです?」

佳奈多「…あなたには関係ないでしょ…」

関根「そう答えた時点で、どっちかは彼氏なんですね。教えてください!」

佳奈多「…っ!…嫌よ…」

関根「そんな隠すこと無いじゃないですか。なあ姉さん、とっとと吐いちまいなよ。」

佳奈多「…」

関根「頼みますよー。ほんと教えて貰えるだけで良いんですよー。ほんと、それだけで良いんですよー。」

佳奈多「……はぁ……もう…わかったわよ。」

佳奈多(しつこいし、言うしか無いわね…)

佳奈多「……小さい方よ。」

関根「おおー、やっぱりそうでしたか!てことは恋人同士でバンドやってんですね!良いですねー!じゃああの大きい方もバンドマンですか?」

佳奈多「いえ、彼は小さい方…直枝の友達ってだけ。」

関根「彼氏と、彼氏の友達…まさか、三角関係ですか?」

佳奈多「…違うわよ…井ノ原はただの筋肉バカだから。」

関根「ふむふむ、付き合ってどれくらいですか?」

佳奈多「…一ヶ月前後?」

関根「なるほど。ファーストキッスは?どうでした?ディープキスはしましたか?もしかしてキスの先まですましたり…」

佳奈多「…ちょっと、そこまでは…」

関根「いやー気になるんすよねぇ、生前そんなことせずに死んじまったもんで…なんで、教えてくださいよ。経験者として。」

佳奈多「>>770」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/07(水) 19:39:18.88 ID:phjgjQVuO<> ABCのCまでやった <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/08(木) 22:23:06.85 ID:u2f8qpmGO<> 関根「ええー!Cまで!うはー!すごい!一ヶ月でC!うはー!すげー!」

佳奈多「…ちょっと、あんまり言わないで…」

入江「ちょっとしおりん、うるさいよ…」

ひさ子「そうだぜ、びっくりしたじゃねぇか。」

関根「いやいやこりゃ騒がずにはいられないでしょう!付き合って一ヶ月でCまでだよこの人!AやBならともかくCだよ!」

入江「AとかCとか…いったい何のことなの?」

関根「そんなことも知らないんだねみゆきち、恋のABCって言うのがあって、それは…」

ひさ子「おいやめろ入江に変なこと教えるな…」

関根「おっとそうですね。入江たんはずっとピュアなままでいておくれよ。二木さんのようなオトナの世界に入るにはまだ早いからね。」

入江「大人の…?」

関根「そう、この人は私たちが想像もつかないことをすでに経験済みの人なんだよ。それだけわかってれば大丈夫だから。」

入江(いったいどんな体験なんだろう…)

関根「いやー、にしてもまさかそこまでいってたとは…岩沢先輩、すごくないですか?」

岩沢「え、何?」

関根「この人彼氏いて、Cまでいってるらしいですよ。」

岩沢「C?ああ、それくらいあるんじゃない?」

関根「えっ、岩沢先輩、もしやあなたも…」

岩沢「あたしは…Bかな。」

関根「えええ!?岩沢さん、恋人いたことあるんですか?」

岩沢「無いぞ?」

関根「ええええ!?じゃあAやBは誰と?」

岩沢「誰って…何が?っていうか関根は何を驚いてるんだ、BとかCとか普通だろ?」

関根「えええええ!?普通なんですか!?Aもない私が異常!?」

岩沢「いやさすがにお前もAはあるだろ。」

関根「ないですよ!」

佳奈多「…岩沢さん、何の話してると思ってます?」

岩沢「何って…カップ数だろ?」

関根「えっ?」

岩沢「カップ数といえば、昔を思い出すな、確かあたしとひさ子だけでやってたときにバンド名「Fカップ&Bカップバンド」として活動してた時期が…」

ひさ子「ねぇよ!てか岩沢、お前勘違いしてるぞ?」

岩沢「え、何が?」

関根「岩沢先輩、ここで話してたのは恋のABCですよ。」

岩沢「恋のABC?」

佳奈多「…彼女、天然なの?」

ひさ子「天然っつうか、音楽以外興味ないって言うか…」

佳奈多「なるほどね…」

入江「あの…そろそろ練習に戻りませんか?」

岩沢「ん?ああ、そうだね。」

関根「えっ、ちょっと、まだ聞き足りないんですが。しまった、岩沢先輩に気をとられたうちに…じゃあ最後に一つ!」

佳奈多「何?」

関根「>>772」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/09(金) 13:39:08.09 ID:uq6duH2dO<> 同性愛について <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/09(金) 19:44:50.03 ID:MBxE2UlMo<> 関根「同性愛って有りだと思います?」

佳奈多「…は?…何をいってるの?」

関根「いやー、最近もう男と縁が無さすぎてもう女の子でいいかもな〜と思いはじめまして…ほら、それに岩沢先輩とひさ子先輩の百合カップルみたいな感じであたしも入江たんと百合ペアで売っていくのも有りかなって…」

ひさ子「おい、あたしと岩沢はそんな関係じゃねぇからな?」

入江「百合って何?」

関根「女と女のエロスだよ。」

入江「ええーー!嫌だよ!」

関根「ええ!?なんで?ペアで売ってけば今より人気者だよ!?」

入江「だってしおりんとはただの友達だもん…」

関根「振られたー!…なら二木さん、あなたと…」

佳奈多「…恋人いるから…」

関根「そうだったーー!くぅぅ…じゃあやっぱりみゆきちしか……」

入江「だから嫌だって…」

関根「はっきり拒絶された!」

ひさ子「関根、もう諦めろ、騒ぐのやめてさっさと練習戻ろうぜ?」

関根「くぅぅ…」

佳奈多「…」

佳奈多(なんか、騒いでるところは、葉留佳みたいね…どこにもああいう人はいるのね…)





その頃…
理樹「ふぅ、良い汗かいた…」

高松「なかなかよいトレーニングになりました、ありがとうございました。」

真人「良いってことよ…よし、じゃあ、理樹、そろそろ時間か?」

理樹「あと少し、なにか出来そうかな…よし、じゃあ、>>774」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/10(土) 03:31:05.94 ID:plRXFs+GO<> 腹ごしらえ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/10(土) 21:13:46.21 ID:RhAOmhgbO<> 高松「名案ですね。付き合ってくださったお礼に今日は私が奢りましょう。」

真人「え、良いのか?」

高松「はい、では、食堂へいきましょうか。」



食堂
真人「おお、いろいろあるな!」

理樹「トムヤムカレー…すごく変わってるのもあるけどね…」

高松「あらゆるニーズに対応できるようになっているわけですね。」

真人「なあ、俺トンカツで良いか?」

高松「はい、トンカツ定食ですね。どうぞ。」

理樹「あれ、券売機で買うんじゃないの?」

高松「我々戦線は神から支給されたお金は原則使用しないということになっています。ですから食券は買うのではなく、一般生徒から巻き上げるという形で得ています。」

理樹「えっ、巻き上げるって…」

高松「別に暴力的なことをしているわけではありません…我々の陽動部隊、ガールズデッドモンスター、通称ガルデモについてはご存じで?」

理樹「あ、はい、会いましたけど…」

高松「彼女たちが定期的に行うライブの代金のようなものとして、NPCから食券を受け取っています。…まあ厳密には少し違いますが、まあ良いでしょう。それを我々で分けあって日々の食事を確保しているということですね。ガルデモは陽動部隊であるとともに、我々の収入源にもなっているというわけですね。」

理樹「ああ、なるほど…」

高松「わかってくださいましたか…では直枝さん、あなたは何にしますか?井ノ原さんのトンカツ定食を抜くと…麻婆豆腐、肉うどん、カレーライス、ブイヤベース…」

理樹(一杯あるなぁ…まあ、どれでも良いや…)

理樹「じゃあ…これ!」
選んだ食券
>>776 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/10(土) 21:45:01.42 ID:Q6ec4yqOo<> 蒙古タンメン <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/11(日) 18:37:30.95 ID:428q/zpLO<>

真人「うめぇ!ここの料理最高だな!」


理樹「うっ、辛い…」ズルズル

高松「ここの学食は妙が本格的ですからね。蒙古タンメンは辛いのは当然でしょう。」

理樹「こんな本格的なんて…」ズルズル

高松「直枝さんが選んだのですから、最後まで食べてくださいよ?ちなみにその蒙古タンメンは学食のなかでも相当に辛い部類ですが、一番ではありません。」

理樹「そうなの?」

高松「この学食では激辛麻婆豆腐がもっとも辛いともっぱら言われていますね。興味があるなら食べてみては?」

理樹「これでも十分辛いと思うから…遠慮するよ…」

高松「そうですか…豆腐は筋肉にも言いそうなのですが…」

真人「豆腐が筋肉?そうなのか?高松。」 

高松「はい、豆腐にもかなりのタンパク質が含まれているようでして…」

真人「ふむ、なるほどな…」

理樹(筋肉談義で盛り上がってるなぁ…しかし、本当に辛い…適当に蒙古タンメンなんて選ばなきゃよかったよ…)

理樹(…あれ、あそこに…>>778がいる…) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/11(日) 20:45:40.29 ID:UKR7fJ+pO<> 日向 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/13(火) 19:01:11.94 ID:qb4/QFJFO<> 理樹「あ、日向さん…」

日向「ん?おお、直枝か。蒙古タンメンか、中々チャレンジャーだな。」

理樹「後悔気味ですけどね…日向さんもご飯ですか?」

日向「まあな、オペレーション前に食っとかねぇといけないからな。」

理樹「僕もそんな感じです。オペレーション、よろしくお願いしますね。」

日向「え、お前も参加するのか、そうか、よろしくな。何やるかは聞いてるか?」

理樹「天使エリアっていう、天使さんの部屋に侵入するって…」

日向「ああ。その通りだ。」

理樹「でもそれって天使さん本人にばれないんですか?」

日向「ばれないためのガルデモライブだよ。ユイと一緒に張ってたポスターのあれさ。無許可なのにあれだけ予告して大々的にやれば天使は止めざるを得ない。俺たちはその隙に天使エリアを探るのさ。」

理樹「なるほど…」

日向「うまくいけば特に危険なことはないはずだな。その上お前が知りたがってるようなこともわかるかもしれん。」

理樹「そうですね…」

日向「まぁいざとなったら俺がお前を守ってやるからな。」

理樹「コレなの?」

日向「違ーう!」




理樹「ふぅ、ごちそうさま…」

日向「よーし、じゃあ直枝、行くか!」

理樹「はい!」




理樹(向かう途中、>>780に出会う。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/13(火) 19:46:50.75 ID:roF7z4ZIO<> 音無 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/14(水) 21:13:04.15 ID:MSZBE8nUO<> 日向「おー、音無じゃん、よう、お前もオペレーションか?」

音無「日向か、ああ、そうだ…あれ、直枝も来るのか?」

理樹「はい、知りたいことがあって。ゆりさんに許可をもらって一緒に行かせて貰うことに…」

音無「そうか。…知りたいことって、何なんだ?」

理樹「成仏とか、天使とか…この世界の秘密についてです。」

音無「世界の秘密、か…別にこの世界のひとでもないのに調べてるのか?」

理樹「はい。気になっちゃって。」

音無「それだけか?」

理樹「ダメですか?」

音無「いや、全然良いが…ただの好奇心でよくここまでやるな…」

日向「面白い奴だよな。」

理樹「そうですかね?」

日向「そうだろ、俺たちが何十年かけてわからないことをわかろうとしてるんだからな。…お、話してるうちに校長室についたな、よーし、それじゃ、いくぞ。」

理樹「あ。はい…」




校長室
ゆり「…揃ったわね。ガルデモライブの準備も出来たようだし、それじゃ、さっそくいくわよ、オペレーション、スタート!」




理樹「そういえば、天使エリアってどこに?」

日向「女子寮の部屋だぜ?」

理樹「えっ?」

日向「まあ有り体にいえば部屋荒らしだな。」

理樹「ええー…」

ゆり「気にしないの、天使は私たちの敵なんだから。…よーし、ついたわね。じゃ、突入するわよ…突入!!」

ガチャッ!
???「っ!?」

ゆり「…ん?」

野田「おいゆりっぺ!誰かいるぞ。」

ゆり「え?天使は一人部屋のはず…」

理樹「え、いったい何が……!?き、きみは…」

理樹(そこにいたのは…>>782(リトバスキャラで)だった。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/14(水) 21:49:49.99 ID:e4cwwbsFO<> クド <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/15(木) 17:20:28.60 ID:WWVJzO9vO<> クド「わふー!へるぷみー、なのですー!」

理樹「く、クド?」

クド「わふ?その声は…リキ!」

理樹「クド、どうしてこんなところに…」

クド「学校でよくわからない通路を見つけたので、入っていたらこの学校に来てて…」

ゆり「…ちょっと、直枝くん。知り合い?」

理樹「そうです、僕と同じ世界から来た、僕の友達です。」

ゆり「そう…彼女もそうなのね。」

クド「わふぅ…リキ、この武器を持った人たちは…」

理樹「ああ、この人たちは…」

ゆり「私たちは死んだ世界戦線。理不尽な人生を強いた神に復讐する組織よ。私はリーダーのゆり、皆はゆりっぺと呼ぶわ。」

クド「ゆりっぺさん…ですか…」

ゆり「ねぇ能美さん、どうしてあなたは天使の部屋にいるのかしら?」

クド「天使?」

理樹「生徒会長…立華さんのこと。」

クド「わふー、立華さんは知らないところに来てしまった私を助けてくれたんです。学校の案内もしてくれましたし、この世界の事とかも教えてくれたのです!さらに部屋がなかったといったら部屋まで貸してくれました!しーいずべりーかいんどねす、なのです!」

ゆり「…なるほど、あなたは天使の正体を知らないわけね…まあ、良いわ。今は天使エリアの捜索を急がないと…」

クド「わふ?何をするんですか?」

ゆり「…直枝くん、説明してあげて。」

理樹「あ、はい…」




理樹「…というわけなんだ、クド。だから…そうだね、一旦外に出ない?僕も一緒にいくからさ。」

クド「>>784」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/15(木) 23:15:40.35 ID:SRDfUsWp0<> わふー、わかりました <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/16(金) 20:07:12.22 ID:DzXC1qzjO<> 理樹「ありがとう。」

ゆり「じゃ、よろしく頼むわよ。直枝くん。…それじゃ、私らは、捜索開始よ!」



理樹(…さて、とりあえず連れ出せた…)

理樹「…えーっと、クド。」

クド「はい?」

理樹「実は、聞きたいことがあって…」

クド「わふー、なんですか?」

理樹「えっと…」
1制服をどうしたか聞いてみる
2なんでこの世界に来たのか聞いてみる
3立華さんのことについて聞いてみる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/16(金) 20:28:02.71 ID:liWoCfgKO<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/17(土) 20:46:10.13 ID:qy5VyArAO<> 理樹「ねぇクド、立華さんの事について教えてくれない?」

クド「立華さんの事ですか?」

理樹「うん。立華さんの事も僕の知りたいことを知るためには大事だから。」

クド「そうなんですか…わかりました。えっとですね、立華さんはこの世界で生徒会長をやってる人で、さっきもいった通り、この世界に来た私を丁寧に案内してくれました。この世界の説明もしてくれましたし…」

理樹「うん、世界の説明って、その時何か言ってた?」

クド「話したことですか?わふー、そうですね…ここは死後の世界で、未練が残った状態で死んでしまった学生さんが来る場所だと…」

理樹「うん。」

クド「そういう人を助けて、満足させるのが自分の生徒会長としての役目だ、と言ってましたよ。」

理樹「そっか。」

理樹(今のところ僕が知ってる以上のことはないけど…)

理樹「部屋で何か変わったとこは?」

クド「特には…普通の部屋だったと思いますよ。」

理樹「何か、神様みたいな感じの人と連絡してたりとかは…」

クド「そんなことしてませんでしたよ?」

理樹「そっか…なんでも良いけど、変わったとことかもなかった?」

クド「そうですね…>>787」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/18(日) 05:53:21.92 ID:Zkzzq1900<> なんか変なポースとりながらハンドソニーック!って叫んでました <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/19(月) 20:50:16.95 ID:lh7GOQ1co<> 理樹「ポーズ?」

クド「私に見られてるのに気がついたら…」


クド『…立華さん、今のは何ですか?』

天使『……見てたのね。…どうだったかしら?』

クド『今の変なポーズですか?』

天使『…変、かしら…そう……』シュン…

天使(かっこいいと思ったのに…)



クド「ということが…あと、別の世界から来てしまった、ということを言ったら…」


天使『…異世界転生ってことかしら…素敵ね…』ワクワク


クド「…って言われたりもしました。」

理樹「…なるほど、そっか…」

理樹(クールで無機質な印象だったけど…そんな一面もあるんだ…天使なんて言われてるけど、結構人間味もあるし、やっぱり普通の人のように思えるね…)

理樹「…うん、ありがとう。」

クド「立華さんの事を聞いてどうするんですか?」

理樹「いや、こっちのこと…クドは聞きたいことある?」

クド「そうですね…>>790」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/19(月) 22:47:27.16 ID:bn3ZRvZaO<> 帰る方法 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/20(火) 20:43:59.19 ID:a467zcVJO<> クド「ここからどうやって帰るんでしょうか…」

理樹「…わからないけど、普通に、来たところから戻れば良いんじゃない?」

クド「はい、そう思って確認はしたんですが、扉は消えてました…」

理樹「え?…クドはどこから出てきたの?」

クド「私は花壇?みたいなところに出まして…それですぐ立華さんとあいました。」

理樹「…僕らとは出てきたところが違うね…僕らは地下みたいなところから…扉が消えたかどうかは確認してないけど…そこも消えてるのかな…」

クド「もし消えてたら、どうやって帰れば良いんでしょうか?リキ。」

理樹「……どうするんだろうね…」

クド「明日には帰らないと、文化祭が始まって、みんなに迷惑をかけてしまいます…わふぅ…」

理樹(あ、そっか文化祭…あやうく忘れかけてたよ…)

理樹「…確かに早く戻らないとね…立華さんはなにか知らなかったの?」

クド「考えてはくれましたが、わからないそうで…」

理樹「そっか…後で戦線のみんなに聞いてみるよ、帰る方法。僕たちも考えるし。少なくとも明日には戻れる方法を探そう。」

クド「おねがいします。リキ!私も探しますので!」

理樹「うん。頑張ろう。…他に聞きたいことは?」

クド「私は大丈夫です!」

理樹「そっか。」

クド「リキはもう平気ですか?」

理樹「>>792」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/21(水) 00:59:57.80 ID:AgvtrbKzO<> 大丈夫 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/21(水) 21:16:28.72 ID:NGp3NR5FO<> クド「そうですか。」

理樹「うん。」

クド「…でしたら、部屋に戻っても大丈夫ですか?」

理樹「あ、いや、待って、まだだめ…だと思う。」

クド「ダメですか?」

理樹「うん、まだ…えーと、じゃあ…ライブでも見に行く?」

クド「わふ?ライブ?」

理樹「この世界で人気のバンドがライブをやってるんだよ、今日。良かったら行かない?」

クド「良いですよ、行きましょう!」




その、少し前…

佳奈多「……」

佳奈多(もうすぐ、本番みたいね…)

岩沢「…緊張してるか?二木。」

佳奈多「ええ…まあ…」

岩沢「だろうな、最初は誰でもそれなりに緊張するもんだ。…ほら、これでも飲んで落ち着きな。」

佳奈多「…」

佳奈多(…飲みかけのコーヒー…)

佳奈多「ど、どうも…」

岩沢「…」

佳奈多「…あの、岩沢さん。」

岩沢「ん?どうした?」

佳奈多「…聞きたいんですけど…>>794」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/22(木) 08:00:51.70 ID:wObldegC0<> この世界に来る前の事を… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/22(木) 21:01:42.20 ID:wKSORXTSO<> 岩沢「…あたしが生きてた頃の話…ってことか?その話題はあんまり軽々しくは出来ないぞ?」

佳奈多「はい…ここに来る人たちはみんなそれなりの過去をもってるのは知ってます、語りたくないということもわかります。ですが、あんな音楽を作れるあなたという人がどういう人なのか、もっと知りたくなって…」

岩沢「…そうか…」

佳奈多「…言いたくないなら、言わなくても…」

岩沢「…いや、良いよ。これから一緒に音楽を奏でるんだ。あたしの過去くらい知っててくれても良いだろう。それじゃ、どこから話そうかな…」



佳奈多(…岩沢さんの過去の話を聞く。喧嘩ばかりのろくでもない両親のあいだに生まれて、うんざりして荒んでたころにあるバンドに出会って、ギターを拾って、音楽の道を志したこと。そして音楽で生きようと家を出て日々夢を目指していたのに、両親の喧嘩が原因の損傷で声がでなくなり、夢を絶たれたまま静かに死んでしまったこと…)

岩沢「…これがあたしの人生だよ、二木。どうだ。」

佳奈多「…………辛かったでしょうね……でも、わかったわ。あなたの音楽があれだけのパワーを持ってる理由が。」

岩沢「パワー?」

佳奈多「あなたが音楽に支えられたから…あなたの音楽にも誰かを支えていけるような、変えていけるような…そんな力を感じたわ。」

岩沢「はは、そういって貰えると嬉しいな……じゃ、二木、あたしも一つ聞いて良いか?」

佳奈多「…何ですか?」

岩沢「>>796」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/23(金) 06:39:41.93 ID:oU9n6n450<> ステージで二木を紹介するとき本名じゃつまらないからCカップのカナとかでいいか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/23(金) 21:36:44.65 ID:uKUFrBjLO<> 佳奈多「…はい?」

岩沢「聞こえなかったか、Cカップの…」

佳奈多「…いや、聞こえてますけど…この雰囲気で普通そんなこと言います?」

岩沢「…?だめなのか?」

佳奈多「……あなたって人は………なにか音楽以外のことは無頓着というか、抜けているというか…」

岩沢「抜けてる?何が?」

佳奈多「…いえ、良いです…」

岩沢「そうか、んで、紹介はそれで良いか?」

佳奈多「良くないです!セクハラじゃないですか。」

岩沢「ひさ子にも言ったら同じこといわれたな。やっぱりだめか…」

佳奈多「普通に本名でいってくれたら良いですから。」

岩沢「それじゃロックじゃないだろ。」

佳奈多「ロック…?」

岩沢「じゃあ…あれだ。水着で出てこよう。」

佳奈多「却下。」

岩沢「じゃあ…>>798」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/23(金) 21:54:48.54 ID:HIYX3XDbO<> バニー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/24(土) 20:46:38.89 ID:nNRnuD/dO<> 岩沢「これならいいだろ?」 

佳奈多「嫌です。」

岩沢「何でだ?」

佳奈多「恥ずかしいのと…腕とかを露出するのはちょっと…事情があって…」

岩沢「…そうか…」

佳奈多「…ですから、普通に…」

岩沢「じゃあこの耳だけで妥協するか…」

佳奈多「え…」

岩沢「良いだろう?頼む!な?」

佳奈多「……いや、ちょっと…」

岩沢「…だめか?」シュン…

佳奈多「…うっ…」




岩沢「…ほう、中々良いじゃないか。」

佳奈多「……」

佳奈多(すごく悲しそうな目をされたから、断れなかった…)

岩沢「十分ロックだ。良いぞ。」

佳奈多(…まあ、この世界の人たちにみられても特に後には影響しないし、岩沢さんは楽しそうだし、まあ良いわ…)

岩沢「よし、ロックに決まったところで、行くぞ、二木。あたしたちの演奏、見せてやろうぜ。」

佳奈多「……ええ…」




ライブ会場
ワー!ワー!
佳奈多「…!すごい数ね…」

岩沢「何人来ようが、あたしたちの音楽を奏でるだけさ。…よし、みんな、行くぞ!」


ワーーーー!
クド「わふー!始まったみたいですね。」

理樹「そうみたいだね……」

岩沢「今日は集まってくれてサンキュー。さっそく演奏…の前に、新メンバーを紹介する。」

理樹「新メンバー?」

岩沢「…キーボードの…カナだ!」

クド「カナ…?」

佳奈多「…」

理樹「え!?か…佳奈多さん!?」

クド「わふーー!びっくりなのです!」

岩沢「みんなに一言挨拶してくれ、カナ。」

佳奈多「えっ?」

佳奈多(一言挨拶…突然言われても…)

佳奈多「…えっと……>>800」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/25(日) 08:20:37.36 ID:45fp/hc/O<> ライブは生き物
全く同じライブはないのだから
今回のライブを未練を残さないように楽しんでね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/26(月) 21:09:12.93 ID:wZIDlcdMO<> 岩沢「ありがとう。その通りだ、同じ音楽なんてのはない。今日のあたしたちを全部ぶつけていくから、お前たちも、全力で楽しんでくれよ。」
ワー!ワー!

佳奈多(こ、こんな感じでよかったのかしら?)

岩沢(さすが二木、音楽をわかってるな…)

理樹(佳奈多さん、良いこと言うなぁ…)

クド(わふー…あのウサミミは何なんでしょうか…)

岩沢「よし、じゃあ、さっそく最初の曲いこうか…『Crow Song』!」

理樹「あ、始まる…」
♪〜♪〜
岩沢「♪背後には シャッターの壁」

佳奈多「…」

佳奈多(…やっぱり、ついていくのがやっと……でも…)

岩沢「♪指先は鉄の匂い」

佳奈多(…演奏前に、岩沢さんの生前を知って、音楽への思いがわかった。)

岩沢「♪いつも思うよ いつ寝てるんだろ」

佳奈多(だったら私も…この思いに応えないといけない…だから…私の思いを…)

佳奈多「…!」

岩沢「♪Find a way ここから」

岩沢(良いぞ二木。良い…お前の心、伝わってきたぜ…やっぱり、私の見込んだ通りだ…)



理樹「…これは…すごいね、クド…」

クド「>>802」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/27(火) 06:23:54.19 ID:FEd6puQe0<> 佳奈多さんからききせまるものを感じます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/27(火) 20:40:34.37 ID:p+jyN4OiO<> クド「あそこまで本気になってる佳奈多さん、珍しいですね。」

理樹「…」

理樹(短時間だけど、とっても練習したんだろう…僕たちとやってるときよりも本気で、楽しそうだな…何か…複雑だなぁ…)

クド「…リキ?どうしました?」

理樹「!あ、ごめん…ちょっと…」

クド「そうですか…」

理樹「…」




岩沢(…人は来てるが…まだ足りない…もっと…来い!)

岩沢「…!」

佳奈多「!」

佳奈多(これは確か…『Alchemy』…言われてた曲順とは違う…)

岩沢「…」

佳奈多(…岩沢さん…何を…)




理樹「…!」

理樹(あそこに…)

天使「…」

理樹(立華さんだ…見に来た、のかな…)

天使「…」

理樹(…どうしよう?)
話しかける。
話しかけない。
>>804 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/27(火) 21:39:56.24 ID:nV7AVICYo<> 話し掛ける <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/28(水) 20:31:25.05 ID:iX05qUyPO<> 理樹「…やあ、立華さん。」

クド「あ、立華さん!」

天使「…あなたたちは…」

理樹「立華さんもライブ見に来たの?すごいよね、ガルデモ。」

天使「…違うわ。」

理樹「え?じゃあ何しに?」

天使「…止めに来たの。無許可でこんな大きなライブ、認められないわ…」

理樹「え…」

クド「わふー、立華さん、そんなこと言わないでください。こんなに盛り上がってるのに…」

理樹「そうだよ、みんなこんなに楽しそうなのに…」

天使「…だめよ。」

理樹「そんな…」

クド「おねがいします立華さん!」

天使「…どれだけ頼まれても、無理よ。」

理樹「…」

理樹(…交渉は無理だろうか?…どうする?)
戦うしかない
諦める
まだ交渉する
>>806 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/28(水) 21:17:44.31 ID:DRn103QZO<> 交渉 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/29(木) 21:34:42.19 ID:jGjEebICO<> 理樹(まだ粘ろう…)

理樹「…中止させるにしても、せめてこの曲が終わるまで、とか…」

天使「無理よ。」

理樹「…だったら、1番だけとか…」

天使「…だめよ。」

理樹「…どうしてそんな頑ななの?」

天使「…ルールは守って貰わなきゃ、困るわ…」

理樹「…みんなこんなに楽しそうなのに、みんなこのライブを望んでるのに…ルールにこだわって、生徒の楽しみを奪うのは、どうなのかな?」

天使「仕方のないことよ……」

理樹「…頑なにルールを守らせようとするんだね。」

天使「…それが私の仕事だから。」

理樹「…」

天使「…そろそろどいてくれるかしら。」

理樹「嫌だよ。どうしても止めさせるなら、僕はどかない。」

天使「……」

理樹「岩沢さんたちの、そして佳奈多さんの音楽を邪魔はさせないよ。立華さん。」

天使「>>808」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/10/30(金) 07:38:39.73 ID:/fRWBQuM0<> (カッコいい?ポーズで)ハンドソニーック! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/10/31(土) 18:31:42.27 ID:Jrp9xntPO<> 理樹「…!」

理樹(なにか妙なポーズとともに、腕から剣みたいなものが…)

クド「わふー!あれはなんですか!?」

理樹「…あれが立華さんの力…」

天使「…そう、これか私の力…異世界より来たりし迷い子よ…私の力で、導いてあげる…」ビシッ!

天使(…決まったわ…)

理樹「…?」

クド「わふ?」

天使「…」

天使(…反応が薄いわね…まだかっこよさが足りないのかしら…)

天使「…さあ、浄化の時間よ…」

理樹「じ、浄化?」

天使「…!」ダッ!

理樹「!」

理樹(来た……やっぱり戦うしかないのか…)

天使「!」

理樹(…止めるためには…やるしかない!)
コンマ判定
下一桁が5か0なら天使の妨害に成功
>>810 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/01(日) 00:18:11.19 ID:2dGKxlZUO<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/01(日) 19:10:59.94 ID:PwpOKcbYO<> 理樹(あの剣を避けることが出来れば…)

天使「…!」

理樹「!」

理樹(速い!)

天使「!」ザシュッ!

理樹「…っ!」

クド「リ、リキ!」

理樹「ぐ…うっ…」バタッ!

天使「…」

クド「た、立華さん…」

天使「…あなたも…邪魔をするの?」

クド「わ、わふ…」

天使「…私の部屋を使って良いから、帰ってて。そうすればなにもしないから。」

クド「>>812」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/02(月) 11:28:52.70 ID:Kqb0rkVN0<> そ、そうはいきません
リキのかたきです <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/04(水) 18:55:00.02 ID:2hXteQoqO<> クド「こ、ここは通しません!」

天使「……そう、残念ね……」

クド「わ、わふ…」

天使「…ガードスキル、ハンドソニック…」

クド「…」

クド(こ、怖いのです…リキの敵討ちなのです…それに、佳奈多さんたちの邪魔をさせるわけにはいきません!)

クド「わふー!ちぇすとー!なのです!」
コンマ判定
下二桁がゾロ目か、90以上で妨害成功 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/04(水) 21:14:26.30 ID:AO1fiN7SO<> わふ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/05(木) 19:29:15.76 ID:iDo4h8fgO<> 天使「警告はしたから……」ザクッ!

クド「!わ…ふ…た、たちばなさ…」ガクッ…

天使「……ごめんなさいね…」

理樹(クドも僕も倒れ、意識が遠のいていく…僕たちが最後にみた光景は、立華さんと、教師たちがぞくぞくとステージへ侵入してくる光景だった…)




天使「…」

教師「お前たち、何をやってる!」

佳奈多「…!」

佳奈多(…ここの教師たちかしら…)

教師「文化祭でもないのに、こんな大規模にライブをやるなんて認められないぞ!連行して、楽器も没収だ!」

岩沢「っ!」

佳奈多(ぞくぞく教師たちがステージに侵入し、私たちを取り押さえようとする。)

佳奈多「…」

佳奈多(どうしようかしら…)
1おとなしく捕まる
2抵抗する
3自由安価
>>816 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/05(木) 22:11:28.48 ID:S34Hp5DXo<> 楽器をもって逃走 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/08(日) 18:44:49.64 ID:V8hdW6TlO<> 佳奈多(ここは…逃げるのが正解かしら…)

佳奈多「…っ!皆、逃げましょう。」

ひさ子「ちっ、しゃーねぇか…行くぞ!」

関根「は、はい!」

佳奈多(キーボードを持って逃げようとする。)

先生「まて、逃がさん!」

佳奈多「…!」

佳奈多(しまった、逃げ道を…)

???「うおおおおお!」

???「はああああ!」

先生「!?ぐっ!」

佳奈多「!?」

真人「二木!今だぜ!」

高松「ガルデモの皆さん!私が食い止めます!」

佳奈多「井ノ原!?」

ひさ子「高松!」

真人「ここは俺たちに任せろ!」

高松「はい、先に行ってください!」

佳奈多「井ノ原…助かるわ。」

ひさ子「サンキューな、高松!」

岩沢「…!ちょっと、待ってくれ。あいつを…」

佳奈多「…岩沢さん?早く行かないと」

岩沢「あいつを置いていけるわけないだろ!」

佳奈多「あいつ…?あ…」

佳奈多(あのギター…確か、生前のものと同じものっていう…)

岩沢「お前らは行ってろ、あたしはあれを取りに行く!」

佳奈多「>>818」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/09(月) 10:51:26.85 ID:R3c7H0Ak0<> (何故だろう一人で行かせてはいけない気がする) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/09(月) 19:09:10.49 ID:Hjlhqg/uO<> 佳奈多「…だめよ岩沢さん、一人で行ったら…」

岩沢「お前がなんと言おうがあたしは行く!止めるな!」

佳奈多「……なら、私も行くわ。」

岩沢「いや、大丈夫だ、あたし一人でも…いや、言い争うのは時間の無駄だな、勝手にしろ。」

佳奈多「ありがとう。」

佳奈多(そういって、二人でギターのもとへ走る。)

教師「…!おい、あっちに何かあるみたいたぞ!」

岩沢「…ちっ…」

真人「くそっ、数が多くて防ぎきれねぇ…」

高松「岩沢さん!」

教師「お前たち、捕まえてやる!」

岩沢「…っ!」

佳奈多(来たわ…おねがい、間に合って…)
コンマ判定
下二桁が50以上で奪還成功 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/09(月) 22:09:50.84 ID:NZCbsCNfO<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/11(水) 20:23:51.64 ID:ibd+z59lO<> 岩沢「とどけー!」

教師「…!」

佳奈多「いかせない!」

佳奈多(放置されているマイクスタンドを投げる。)

教師「ぐっ!」

佳奈多「今!」

岩沢「サンキュー二木!」

佳奈多(岩沢さんはギターをつかむ。)

岩沢「よし!」

佳奈多「岩沢さん!急いで戻るわよ!」

岩沢「おう!」ダッ!

教師「逃げたぞ!」



岩沢「はぁ…はぁ…」

佳奈多「はぁ…はぁ…」

佳奈多(なんとか体育館は脱したけど…井ノ原たちが突破されたのか…追手が来てるわね、)

岩沢「…」

佳奈多(…二人で逃げきれるかどうか…どうしましょうか…)
1わかれて逃げる
2一緒に逃げる
3自分はここでとどまる
>>822 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/11(水) 20:29:49.29 ID:91rRku6HO<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/12(木) 19:38:36.38 ID:cqwMuuD0O<> 佳奈多(…やっぱり岩沢さんは一人にしないほうが良い気がするわ、ここは一緒に行きましょう。)

岩沢「二木、こっちだ!」

佳奈多「ええ!」



教師「待ちなさい!」

岩沢「…はぁ…はぁ…二木、今度はこっちだ!」

佳奈多「…!」




佳奈多(しばらく走り…)

岩沢「…はぁ…はぁ…なんとか撒けたか…?」

佳奈多「……そうみたい…しかし、岩沢さん、ずいぶんと逃げなれてるような感じがしたけど…」

岩沢「ああ、特に昔は良く逃げてたからな。」

佳奈多「昔?」

岩沢「この世界に来たころ、勝手に楽器を持ち出して使って、教師に追いかけ回されたんだよ、そんときに助けてくれたのがひさ子でな。それがガルデモの始まりだったのさ。そのあとも戦線に組み込まれる前までは結構逃げ回ったりしてたし…」

佳奈多「…なるほどね…」

岩沢「懐かしいな…あの頃に比べれば、あたしたちも大きくなったもんだ…ファンもあれだけ増えたしな…」

佳奈多「…」

岩沢「…なあ、二木、今後もあたしたちと出来ないか?」

佳奈多「えっ?」

岩沢「お前となら、もっと大きく出来る、もっとすごいことが出来る、もっと人の心を動かせる気がするんだ。」

佳奈多「>>824」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/13(金) 12:19:40.59 ID:WK0R2L+9O<> 嬉しいお誘いだけどごめんなさい。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/16(月) 18:37:16.48 ID:5K519AFgO<> 佳奈多「あなたとの演奏は楽しかったけど、この世界にとどまるわけには行かないわ。元の世界でやらなきゃ行けないこともあるから…」

岩沢「…そっか、そうだよな。うん、わかったよ。」

佳奈多「…ごめんなさいね。」

岩沢「謝ることじゃない。残念ではあるが、今の二木の意思を尊重するさ。でも、あたしはこれまでもこれからもここでこいつと一緒に、音楽を奏で続けてるから、いつかまた、一緒に演奏しよう。」

佳奈多「岩沢さん…ええ、またやりたいわね。約束しましょう。」

岩沢「約束か…ああ、わかった、約束だ。…ふっ、この世界にいる理由が一つ増えたな。」

佳奈多「…」

岩沢「さ、そろそろ行こうか、ひさ子たちが心配だしな。探さないとな。」

佳奈多「ええ…」

佳奈多(直枝たちも…無事だと良いけど…)



佳奈多(…探していると…)

佳奈多(あれは…>>826) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/16(月) 21:53:57.94 ID:Kr32tWZp0<> 入江さん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/17(火) 20:46:26.41 ID:jXsUiv/3O<> 入江「はうぅ…見つかりませんように…見つかりませんように…」

佳奈多「…入江さん?」

岩沢「おう、入江じゃないか。」

入江「っ!?あ、二木さん!岩沢さん!無事だったんですね!」

岩沢「ああ、そっちも無事だったんだな、よかった。それで、ひさ子と関根はどうした?」

入江「それが…途中からわかれて逃げたので…」

佳奈多「そう…どこかで落ち合う約束はしてないの?」

入江「えと…校長室で落ち合うことになってるんですが…怖くて私一人じゃ中々動けなくて…」

岩沢「そうか…校長室か…よし、じゃあ一緒に行こうか。それなら大丈夫だろう?」

入江「は、はい!」




佳奈多(…というわけで、校長室へ向かう。)

岩沢「神も仏も天使もなし…よし、じゃあ、入るぞ…」

入江「はい…」
コンマ判定
下二桁が00~24ならひさ子のみ無事
    25~49なら関根のみ無事
    50~74なら両方無事
    75~99なら両方ともいない
>>828 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/17(火) 22:44:04.22 ID:ljQwlmJwO<> はい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/19(木) 19:46:22.93 ID:Ux8UWLfRO<> ひさ子「…おっ、入江!それに…岩沢と二木!良かった!逃げれたんだな。心配してたんだぜ?」

岩沢「ああ。勝手なことして、心配かけて悪かったな。」

ひさ子「いや、良いよ、無事に帰ってこれたんだし…楽器も何事もなかったみたいだしな。」

岩沢「ああ、こいつもなんとかなった、二木の協力のお陰でな。」

ひさ子「そっか、ゲストなのに迷惑かけたな、二木。すまん。」

佳奈多「いえ、私は別に…」

入江「あの、ひさ子さん、しおりんは…」

ひさ子「関根は…まだ来てない。」

入江「…そう、ですか……」

佳奈多「…捕まってしまったのかしら…」

岩沢「かもな…」

入江「しおりん…捕まったのなら、助けてあげないと…」

ひさ子「助けるっつったって、あたしらじゃ無理だろ?ここで大人しくしとくべきだぜ。別に捕まっても死ぬ訳じゃない。」

佳奈多「ひさ子さんの言う通り、安全な場所にいるべきだわ。まだ捕まったと決まった訳じゃないし…」

入江「…でも…」

ひさ子「岩沢もそう思うよな?」

岩沢「>>830」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/20(金) 05:21:56.09 ID:VNXQC0vv0<> それは違うなひさ子 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/21(土) 09:36:36.83 ID:IrT10dU0O<> 岩沢「あたしは助けに行きたいと思う。」

ひさ子「本気か?あたしら事捕まるリスクがあんだぜ?」

岩沢「大丈夫だ。考えがある。」

ひさ子「考えだと?」

岩沢「あたしを放送室まで連れてってくれ。放送で歌を流して隙を作る、その隙にお前たちで関根を救出するんだ。」

ひさ子「そんなの成功するか?足止めできるかなんてわからないだろ?」

岩沢「あたしはあたしの音楽の力を信じてるよ。」

ひさ子「…」

岩沢「大丈夫だよ。やらせてくれ。みんな。」

佳奈多「>>832」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/21(土) 15:39:39.50 ID:KBnf0VSeO<> 岩沢と一緒に行く
あと直枝達と合流できれば心強い <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2020/11/25(水) 18:22:19.15 ID:GrpI+r0uO<> 岩沢「お前も?」

佳奈多「この状況で単独行動は危ないし…助けに行くのは学校の構造を知ってるひさ子さんや入江さんの方が良いだろうから。」

岩沢「なるほどな、確かにそうだ。わかった。みんなもそれで良い?」

ひさ子「…わかったよ、しかたねぇな。」

入江「わ、わかりました!」

佳奈多「あと、直枝に連絡がつくと良いんだけど…携帯ってこの世界で使えるの?」

岩沢「さあな…遊佐とかはトランシーバーみたいなやつを使ってるが…一回やってみれば良いんじゃないか?」

佳奈多「ええそうね…」
プルルルル……
佳奈多「………繋がらないわね…」

岩沢「そうか…じゃ、探しに行くか?恋人なら心配だろう?さっきはあたしがつきあわせたからな、付き合うぞ。」

佳奈多「>>834」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/11/26(木) 15:16:23.97 ID:SzgaHh8IO<> 付き合ってもらう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2021/03/19(金) 08:44:31.85 ID:Qx+shPito<> 保守 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2021/12/01(水) 05:59:13.49 ID:aiDUn2X/o<> 保守 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2022/07/14(木) 21:09:36.61 ID:EFv9ZBzbo<> 保守 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2022/09/20(火) 23:51:14.02 ID:RwLu7j6P0<> はい <> 以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします<>sage<>2022/09/21(水) 02:28:05.51 ID:uq1k+PIY0<> VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2022/09/28(水) 08:28:35.96 ID:qWkBBdzAo<> 保守 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2022/10/01(土) 20:47:35.22 ID:gQyK+FIuo<> 保守 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2023/08/20(日) 17:29:54.43 ID:cmOMoKRyO<> 保守 <>