以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2020/07/04(土) 20:41:17.16 ID:7jKqaIFBO<>P「5歳の猫なんですけどね。もう最強に可愛くて」

ちひろ「いいですねぇ。写真とかないんですか?」

P「もちろんありますよ、動画も。観てくださいこれ」

ちひろ「きゃー茶トラ! 可愛いー!」

P「でしょう」

ちひろ「動画は? 早く観せてください!」

P「ちょっと待ってくださいね」

ちひろ「……はっ!」

ちひろ(後ろからすごい圧を感じる)


凛・まゆ・響子・藍子「……」ゴゴゴゴゴ


ちひろ(あれはPラブ勢の一角!? なんであんなに真に迫って……あっ、そうか! 犬や猫などのペットは恋愛の敵!)

ちひろ(ペットを愛ですぎて、恋人を作る気がなくなるというのはよく聞く話。だから危機を感じてるのね)

P「ほら、ちひろさんこれですよ」

ちひろ「きゃーー! お腹見せてるー! ボールで遊んでるー!」

P「可愛いでしょう」

ちひろ「めちゃくちゃ可愛いです。また写真動画撮ったら見せてもらえますか」

P「いいですよ」

ちひろ(でもプロデューサーさん、気をつけてくださいね。猫に気をとられ過ぎるとアイドルたちがヤバいですから)

ちひろ(……というのを声にして忠告したほうがいいんだろうけど)

P「ふふ、いやあ本当に世界一可愛い。今日は早く帰らないとな」

ちひろ(この状態じゃ、どれだけ言ってもメロメロね)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1593862877
<>【モバマス】P「猫を飼い始めたんですよ」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 20:42:49.59 ID:7jKqaIFBO<> 凛「ねえ」

まゆ「ええ、マズイですね」

響子「このままだとプロデューサーさん、ペットを可愛がりすぎて恋愛が疎かになっちゃいます」

藍子「どうする?」

まゆ「答えるまでもないですよぉ」

凛「そうだね。猫には悪いけど」

響子「みんな考えることは同じですね」

藍子「そうと決まれば、さっそく今日実行に移そう」


ちひろ(それにしても、猫可愛かったなぁ。私もペット飼おうかな)

ツンツン

ちひろ「はい、どなたですか……」

凛「ちひろさん」ゴゴゴゴ

ちひろ「!?」

まゆ「お願いがあるんですけど」

ちひろ「わ、私にお願い?」

〜〜〜〜〜〜

P「ふんふーんふふーん♪」

P(ちゃんといい子に留守番してるかな。早く顔が見たい)ガチャ

P「ただいまー。きなこ、帰ってきたぞー」

ニャー ニャー

P(天使の鳴き声が聞こえる)

P「きなこー、ただい……ま……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 20:44:11.70 ID:7jKqaIFBO<> 凛・まゆ・響子・藍子「……」

P「……」

まゆ「にゃーん」

響子「にゃんにゃん」

P「……」

凛「なーご」

藍子「みぃ、みぃ」

P「お前ら、なんで人の家で猫のコスプレしてるんだ」

Pの猫(きなこ)「ニャー、ニャー」

P「あ、きなこ」

P(あれ? トイレが綺麗に片づけられてる)

凛「にゃん」スリ

まゆ「にゃにゃん」スリスリ

P「うおっ! 何してる!?」

まゆ「足にすり寄ってるにゃん」

P「それは見れば分かる! なんで足に……」

響子「プロデューサーさん。きなこちゃんのトイレ、綺麗にしておきましたにゃん」

P「あ、ありがとう……」

藍子「プロデューサーさん、甘えさせてくださいにゃん」

P「へ?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 20:46:19.54 ID:7jKqaIFBO<> 凛「甘えたいにゃん」

まゆ「撫でてにゃん♪」

響子「にゃんにゃんっ」

P「いや、というかどうやって俺の家に……ああもう、色々聞きたすぎて混乱してくる!」

きなこ「ニャー、ニャー」

P「!!」


P「よしよしきなこ。可愛いなあ」ヒョイッ

凛・まゆ・響子・藍子「!?」


きなこ「ニャー」

P「寂しくなかったか?」ナデナデ

きなこ「ニャー」

P「そうかそうか」ナデナデ

凛・まゆ・響子・藍子「……」

響子「どうしますか? 完全敗北ですよ」

まゆ「きなこちゃんからプロデューサーさんを奪って、甘えまくる予定だったのに……」

藍子「仕方ないね。あんなに可愛いんだもん」

凛「私たちが忍び込んだとき、ご主人じゃないのに甘えてきたもんね」

まゆ「まゆたちも計画を忘れて遊んじゃいましたよね」

P「そこの4人」

凛・まゆ・響子・藍子「!」ドキッ

P「詳しいワケを聞こうか」

まゆ「にゃ、にゃーん」

P「もう猫のマネはやめなさい」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2020/07/04(土) 20:47:59.78 ID:7jKqaIFBO<> 響子「うう……プロデューサーさんは、これからずっときなこちゃんと暮らしていくんですか?」

P「当たり前だろう」

凛「じゃあ恋人とかいらないんだね」

P「恋人?」

凛「ほら、ひとり身の人がペットを飼い始めると、恋愛が疎かになるっていうじゃん」

まゆ「プロデューサーさんは、きなこちゃんと仲睦まじく過ごしていくんですね」

藍子「女性には目もくれず、きなこちゃんと……」

P「……」


P「それとこれとは話が別だろ」

凛・まゆ・響子・藍子「!!」


P「確かにその手の話は聞くし、こうして猫を飼ってみると寂しさも減る」

P「けど、恋愛への欲求は相変わらずだよ。素敵な人と出会えば付き合いたいとも思う」

藍子「本当ですか?」

P「ああ、確信が持てるな」

響子「よかったぁ……」

P「もしかして、それが理由でこんな奇行を?」

凛「奇行とか言わないでよ」

P「人の家に侵入して水着になって猫の真似するのは完全な奇行だろ」

藍子「水着じゃないです! ちひろさんに貸してもらった猫なりきりセットです!」

P「ほぼ水着みたいなもんだろうが。というか、ちひろさんこんなのも持ってるのか」

まゆ「……」


まゆ「プロデューサーさん、ドキッとしないんですかぁ?」

P「え?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 20:49:46.18 ID:7jKqaIFBO<> まゆ「美少女4人が揃いも揃って、こんなにセクシーでキュートな格好してるんですよ?」

凛「普通の男の人なら襲いかかってるよね」

P「まあ正直ドキッとはしたな。不審者がいるんだから」

響子「ひどいっ!」ガーン

P「そう思われるようなことしてるからな」

藍子「で、でも、ちょっとは男心をくすぐりますよね?」

P「……」

凛「大丈夫だよみんな。プロデューサーの心はちゃんと揺さぶられてる。さっきから私たちの体をなるべく見ないようにしてるし」

P「目のやり処に困るのは間違いない……」

まゆ「うふふ♪ 困らなくていいにゃん♪」

響子「むしろもっと見てにゃん!」

藍子「撫でてにゃん、触ってにゃん」

P「変態かお前ら!」

凛「人はみんな変態だにゃん。普段は常識という皮を被ってるだけにゃん」

P「うるさいわ! それより本当にやめてくれ、頼むから! 世間的に俺が危ういから!」

まゆ「誰も見てないにゃん。世間なんて気にせず、甘えさせてくださいにゃん」ジリジリ

P「詰め寄ってくるなって!」

凛・まゆ「にゃんにゃん!」

響子・藍子「にゃんにゃんにゃん!」

P「ちょっ、本当にやめっ……」

きなこ「ニャー」ピョン

P「ああっ、きなこ!? どこ行くんだ!」

きなこ「ニャー」トコトコ

ゴロン

凛・まゆ・響子・藍子「あ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 20:52:14.42 ID:7jKqaIFBO<> きなこ「ニャー」ゴロゴロ

響子「……かっ……」

凛・まゆ・響子・藍子「可愛いー!」

まゆ「お腹見せてますよぉー!」

藍子「きっと撫でてほしいんだね♪」

響子「ここかなー? ここが気持ちいいのかなー?」ナデナデ

きなこ「ニャー」

藍子「えへへ、気持ちいいんだねー」

凛「これはヤバいね。犬もいいけど猫もなかなか」

P(た、助かった……きなこに救われたみたいだ……。ペットは場を和ませる力があるな)

凛「ねえ、次は私に触らせてよ」

響子「はい、どうぞ」

藍子「ネコじゃらしで遊びたい!」

まゆ「いいですねぇ。プロデューサーさん、ネコじゃらしありますか?」

P「あるよ。テレビの横にある棚の上に置いてある」

まゆ「ありがとうございます」

P「……」

P(何故だろう。嬉しい反面、もったいないことをしたような気持ちが……)

P(いやいや、これでいいんだ。俺はプロデューサーで向こうはアイドル&未成年。この壁は絶対に越えられないし越えちゃいけない)

凛「プロデューサー、ご飯はあげたの?」

P「皿を見ると食べたみたいだな。自動でキャットフードが出る機械があるから。というか俺にも触らせてくれ!」ナデナデ

まゆ「まゆも猫みたいに触ってくれると嬉しいのに」ボソッ

P「よしよしよし。可愛いなーきなこ」

きなこ「ニャー」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 20:55:16.07 ID:7jKqaIFBO<>
(翌日)

P「ということがあって、ペットの可愛さの力を感じましたよ」

ちひろ「きなこちゃん可愛いですしね。私も猫飼おうかなー」

P「お、飼いますか?」

ちひろ「でもなぁ」

ちひろ(私こそ、ペットを飼っちゃうと恋愛が疎かになっちゃう可能性が……)

ちひろ「今はまだ保留ですね」

P「そうですか。その気になったらいつでも相談に乗りますよ」

ちひろ「ありがとうございます」

P「っていうかちひろさん、なんでアイドルに猫のコスプレを貸したんですか」

ちひろ「すみません。凛ちゃんたちの圧がすごくて、つい」


???「……」ゴゴゴゴゴ


ちひろ「!!」ビクッ

P「どうしました?」

ちひろ「い、いえ」

ちひろ(後ろには……誰もいない。今感じた威圧感は気のせい?)


???「……」


〜〜〜〜〜〜

P(ふぅ、今日も早く帰って来れたな。きなこと遊ぶぞ)

P「ただいまー」ガチャ

ニャー ニャー

P(いつ聞いても可愛い声だ)

P「きなこー、新しいオヤツを買ってき……た……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 20:58:22.37 ID:7jKqaIFBO<> 瑞樹・早苗・留美・美優「……」

P「……」

瑞樹「にゃーお♪」

早苗「にゃーにゃー♪」

P「……」

留美「にゃんにゃん♪」

美優「……にゃーっ……」カァァ

P「……」


P「きっつ」

瑞樹・早苗・留美「こら」


早苗「そういうこと言っちゃダメでしょ?」

瑞樹「そうよ、こんなに色っぽい猫を4匹も捕まえておいて」

P「す、すみませんつい。というか捕まえてないですよ、勝手に上がり込んできたんでしょう!」

留美「プロデューサー君、私とっても傷ついた。くちゅんっ」

P「本当にごめんなさい。でも……」

瑞樹「ええ、分かってる。分かってるからもう言わないで。内心、私たちも無理があるって思ってるから」

P「瑞樹さんたち、何故こんな……大体予想はつきますけど」

早苗「察しの通りよ。凛ちゃんたちがプロデューサーに誘惑云々言ってたのを聞いて、私たちも参加しようと思い立ったの」

瑞樹「ドン引きされるか魅了できるかの二択で賭けに出たんだけど……結果はこの通りね」

P「いや、まあセクシーだとは思いますけどね」

留美「本当? くちゅんっ」

P「はい。ただもうちょっと衣装を大人っぽくしたほうがいいです。リボンとかフリルとかついてるので、それを無くして……」

早苗「こんなところでプロデューサーとしての顔を出さなくていいわよ」

美優「……あの……」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2020/07/04(土) 21:00:11.74 ID:7jKqaIFBO<> 瑞樹「なに美優ちゃん」

美優「き、着替えてもいいですか……?」モジモジ

早苗「ダメよ! せっかくなんだからもっとアピールしなきゃ!」

留美「セクシーって言ってくれたんだものね。子供にはない大人の色気を出すのよ。くちゅんっ」

P「留美さん、ずっとくしゃみしてますけど、辛いなら外に出たほうが」

留美「晶葉ちゃんに薬をもらったから、100%とまではいかないけど平気よ」

美優「色気なんて……そんなこと、私には無理です……っ」

瑞樹「そうでもなさそうよ。プロデューサー、唯一美優ちゃんには反応してるから」

美優「!」

P「なっ……何を……!」

早苗「確かに、隅っこで縮こまってる美優ちゃんをチラチラ見てたわよね」

P「……」

瑞樹「ひょっとしてプロデューサー、美優ちゃんのことが?」

P「い、いや、そうじゃなくて」

美優「……」シュン…

P「ああ、違うんですよ! その、猫のコスプレして恥ずかしがってる姿がグっときたというか! あっ」

早苗「なるほどねぇ」

留美「プロデューサー君はそういうのが好きなのねくちゅんっ」

瑞樹「恥じらいが重要みたいね」

P「だからといって今更恥ずかしがるとこ見せても動じませんからね」

留美「ちっ」

美優「プロデューサーさん……私を選んでくれるんですか?」

P「え」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 21:03:16.58 ID:7jKqaIFBO<> 美優「他の方よりも、私を……」

P「話が飛躍しすぎですって!」

早苗「そうよ美優ちゃん! ポイントがちょっと加算されただけでゴールはしてないわ!」

美優「……わ、私! お料理、お洗濯、お掃除、どれも平均以上にこなせます!」

瑞樹「猫コスと全く関係ないアピールをしてきたわね」

留美「私たちだってハイレベルでこなせるわよ。良妻度をパーセンテージで示したら余裕の90越えよ、くちゅんっ」

P(数値の測り方を知りたい)

美優「私! プロデューサーさんが望むなら、どんなコスプレだってします!」

P「えっ」

早苗「マズイわ、効いたみたい」

P「い、いやいや効いてませんよ!」

瑞樹「本当に? 美優ちゃんの色んなコスプレ見てみたいとか思ってない?」

P「……」

瑞樹「思ってるのね」

P「少しだけ」

美優「プロデューサーさん、それじゃあ私を……」

P「だから話が飛躍しすぎですよ!」

美優「エッチなコスプレも頑張ります」

P「…………」

早苗「ヤバい揺らいでる」

瑞樹「プロデューサーも男だもの、仕方ないわ」

P「た……確かに揺らいだのは認めますけど、ダメです。プロデューサーと人気アイドルが熱愛なんて」

美優「に、にゃん……っ」ギュッ

P「!?」

美優「にゃん……」ギュー

P「美優さん、何して……!」

留美「ゴリ押しする気ね」

早苗「ゴリ押し!?」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 21:05:15.47 ID:7jKqaIFBO<> P「そ、そんなことしても無駄ですよ! 俺はプロデューサーとして、アイドルとの距離感を一定に保ち続けますから! 今までも、そしてこれからも!」

美優「プロデューサーさん」

美優「だ……大好き、にゃんっ……」カァァ

P「」

瑞樹「あっ、大ダメージねこれ」

留美「胸に抱きつきながら上目遣いで告白。ポイントを押さえてるわね」

早苗「2人とも、冷静に分析してる暇は無さそうよ。このままじゃ……」

瑞樹「そうね。この状況、私たちに不利すぎるわ」

留美「どうする?」

早苗「どうするって……」

瑞樹「……出直す?」

瑞樹・早苗・留美「……」


瑞樹「み、美優ちゃん! 今日はこのへんにしときましょうか!」ガシッ

美優「え?」


早苗「プロデューサー君が困ってるし、離れましょう!」グイグイ

美優「ええ!? そんな! あと一押しなのに!」

P(た、助かった……!)

美優「みなさん、私がリードしたからってこんなこと……ズルいです! それぞれの邪魔はしない約束じゃなかったんですか!」

瑞樹「だって、猫のコスプレが効いてるの美優ちゃんだけなんだもの……」

留美「同じ装備でもつけている人によってプラスにもマイナスになる。それって不公平じゃない?」

美優「承知の上では……」

早苗「悪いとは思ってるのよ。お詫びと言ってはなんだけど、今度予約制の高級エステに連れていくから」

留美「プロデューサー君をかけたバトルはまたの機会に。同じ条件で正々堂々と戦いましょう」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 21:06:30.34 ID:7jKqaIFBO<> 留美「ということでプロデューサー君、私たちもう帰るわ。くちゅんっ」

P「あ、はい……ってその恰好でですか!?」

早苗「さすがに捕まるわよ。玄関で着替えさせてもらってもいいかしら?」

P「もちろんです」

早苗「ありがとう。美優ちゃん、行きましょうか」

美優「うう……プロデューサーさん、明日のお仕事よろしくお願いします……」

P「瞳子さんと写真集の撮影でしたね。よろしくお願いします」

美優「つ、次こそは選んでもらえるよう頑張りますから……!」

留美「またね、きなこちゃん」

きなこ「ニャー」

留美「ふふ♪」

P「……」

P(危なかった。プロデューサーである以上は、アイドルとは一定の距離を保たないといけないのに)

P(美優さんもだけど、実は瑞樹さん、早苗さん、留美さんの恰好もグッときたんだよな……しっかりしろ俺!)

きなこ「ニャー」スリスリ

P「きなこ、オヤツ食べるか?」

きなこ「ニャー」

P「よしよし、今あげるからな……っと、そうだ。着替え終わったら4人を送っていかないと」


(翌日)


P「ちひろさん、もうアイドルに猫のコスプレ貸すのやめてもらえませんか」

ちひろ「すみません、すさまじい威圧感に負けてしまって。今後は絶対に貸しませんから」

P「というか何着持ってるんですか?」

ちひろ「8着ですね。凛ちゃんや瑞樹さんたちにはクリーニングして返していただく予定ですし、在庫はありませんよ」

P「ならいいですけど」

ちひろ「それよりプロデューサーさん、きなこちゃんの新しい画像は無いんですか? 動画でもいいですよ」

P「昨日撮影しましたよ。ぜひ観てください」

ちひろ「きゃーー! ボールころころ転がしてるー! お尻ふりふりして飛びかかる準備してるー!」

P「可愛いですよね」

ちひろ「すごく癒されます……よければ画像いただけませんか?」

P「いいですよ。今送りますね」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 21:08:27.45 ID:7jKqaIFBO<> ちひろ「はぁ〜……本当に可愛いですねぇ。触ってみたいなぁ」

P「触りますか?」

ちひろ「へ?」

P「人懐こいので初対面の人でも触らせてくれますよ」

ちひろ「……えっと……」

ちひろ(つまりそれって『俺の家に来ないか?』ってこと?)

P「あー、でも俺の家に上がるのは嫌ですよね」

ちひろ「そんなことないですよ。プロデューサーさんさえよければ、今度きなこちゃんと会いたいです」

P「本当ですか! データで見るのと実際に見るのとじゃ、可愛さが違いますよ! いつ空いてます?」

ちひろ(すごいグイグイ来る。飼い猫を見せたくて仕方ないって感じね)フフ

ちひろ「明後日の夜とかどうですか」

P「大丈夫ですよ」

ちひろ「じゃあ予定開けておきます。私の家の近くにペットショップがあるので、プレゼント持っていきますね♪」

P「うわ、嬉しいな! きなこ絶対に喜びます!」

ちひろ(……ペットを飼うと、恋愛が疎かになる……か……)

ちひろ(もしかしたら、ペットをきっかけに始まる恋もあったりして。なんて♡)


おわり <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2020/07/04(土) 21:09:23.32 ID:7jKqaIFBO<> おまけ


(別の日)


P(今日もなんとか早く帰って来れた。きなこと遊べるぞ)

P(……さすがにもうアイドルが侵入してたりしないよな? 猫コスの在庫は無いって言ってたし)

P「ただいまー」ガチャ

ニャー ニャー

P(この声を聴くと体の疲れが吹っ飛ぶよ)

P「きなこー、今日はどんな遊び……を……」



みりあ・桃華・千枝・ありす「……」

P「……」

みりあ(チアガール猫ver.)「にゃーんっ!」

桃華(メイド猫ver.)「にゃん!」

千枝(体操服猫ver.)「み、みゃあ……」

ありす(スク水猫ver.)「ごろごろ」



みりあ・桃華・千枝・ありす「みゃーご♡」

P「アウト!!!!!」


おわり <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 21:11:17.20 ID:7jKqaIFBO<> 力尽きて子供組は書けなかった
読んでくださってありがとうございました <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>age<>2020/07/04(土) 21:12:15.05 ID:/gCNkHmcO<> フリーホラーゲーム
『魔女の家 マジで初見 実況』
(20:28〜配信開始)

://youtube.com/watch?v=BF5VlPav2U0 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 21:43:47.03 ID:fXU0VLrDO<> >>16
こらこら、JS組が本番ありでしょうが <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/04(土) 22:16:35.12 ID:wuUWU7VH0<> 乙

M「なんで出番がないにゃ!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/05(日) 07:30:59.12 ID:E1jE5HHSO<> 乙

MもNもAもSもいないのは何故 <>