◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/24(金) 23:30:10.70 ID:txd5tSIF0<>けものフレンズの世界で生きていくスレです


まずは目覚める場所から

1 サバンナ
2 ジャングル
3 高山
4 砂漠
5 平原
6 森林
7 雪山

↓2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1595601010
<>【安価・コンマ】けものフレンズシミュレーション 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/24(金) 23:31:43.82 ID:lGcB1rbDO<> 7 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/24(金) 23:31:46.79 ID:h20Z4DPm0<> 6 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/24(金) 23:46:55.35 ID:txd5tSIF0<> 「――うぅん……」


頭が痛い……ゆっくりと顔を上げて、辺りを見回す


「ここは……?」


小さい独り言は、暗い森の中に吸い込まれていった
ここはどこだろう? ……あれ?
肩掛けカバンなんて、いつの間に持ってたっけ?
中身を探ると、救急箱が出てきた



[>肩掛けカバンを手に入れていた

肩掛けカバン … 大きめのカバンだ。それなりに物を入れることができそう


[>救急箱を手に入れていた

救急箱(使いかけ) … 色々な薬や包帯とかが入っている。でも量が少ない。とりあえず3回は使えそう



――ガサガサッ



その時、遠くから誰かが近づいてくる音が聞こえてきた
思わず身構えると、そこには―― <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/24(金) 23:49:11.33 ID:txd5tSIF0<> 今からパートナーとなるフレンズを決定します
フレンズはNEXONアプリ、ぱびりおん、けもフレ3の中から選んでください。
それぞれの媒体で性格が異なるフレンズがいるため、括弧書きで書いてくれると嬉しいです。

例:ツチノコ(NEXON)、ヘラジカ(ぱびりおん)、ドール(けもフレ3)

NEXONアプリのみの登場、もしくは特に指定がない場合はNEXONアプリ版を参考にします。



↓3 奥から現れたフレンズ(一人まで) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 00:16:35.82 ID:mr50fj4ro<> かそくした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 01:11:39.56 ID:Mso7JFB+o<> 安価遠い加速 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 02:24:25.06 ID:l7OnxZ7P0<> マレーバク(NEXON) <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 06:31:17.13 ID:ywuD4YeU0<> マレーバク「ひゃっ! ……だ、だぁれ?」



現れたのは、女の子だった
頭の上に、なんだか丸い耳のようなものがある



マレーバク「あの〜……」


「あ、えっと……すみません。ここってどこですか? 気がついたらここにいて……」


マレーバク「気がついたら……?」



女の子はジロジロとこちらを眺めてくる



マレーバク「……あなたみたいな子、私も初めて見た。“ジャパリパーク”でも、きいたことがない」


「じゃぱ……?」


マレーバク「も、もしかして……“しんしゅのセルリアン”……?!」



女の子はそう呟くと、顔を一気に青く染め上げ、カタカタと震えながら数歩後ずさった
……どうやら、よくない勘違いをされているみたい
どうしよう……



1 カバンを置いて両手を挙げる
2 ジリジリと距離を詰める
3 ダッシュで近づく
4 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 10:05:20.52 ID:gaRjLhTN0<> 4.「そうか、私(僕?)は新種のせるりあん?だったんだ(確信)」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 11:51:27.63 ID:mr50fj4ro<> 1 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 19:03:00.43 ID:ywuD4YeU0<> とにかく、誤解を解かないと
カバンを置いて、両手を挙げて……よくある、無抵抗のポーズだ
これを見れば、いかに敵意が無いかが――


マレーバク「か、構えた! やっぱり私を食べるんだ……!」ガタガタ


「いや、食べないよっ」


思わず、そうツッコんでいた
人を食べる趣味は持ってない


「そうじゃなくて。危害とか、食べようとか……とにかく、君に何かしようとか思ってない、っていうことだよ」


マレーバク「本当に……?」


「本当、本当」


マレーバク「……何か裏がありそう……油断させたところを、食べるとか……?!」


「どーしてそうなっちゃうの!」


マレーバク「あうぅ、ごめんね。私、疑り深い性格で……だ、駄目だとは思ってるけど、ついそう考えちゃうっていうか……」


「あ、いや。こっちこそ、いきなり大声出してごめんね」


……どうしよう。とりあえず、この距離感で色々訊いてみようかな



1 ここはどこ?
2 あなたは誰?
3 他に人は?
4 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 19:13:32.52 ID:mr50fj4ro<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 19:14:14.10 ID:44BNVlZq0<> 1 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 20:07:14.25 ID:ywuD4YeU0<> 「えっと、改めて……ここはどこか、教えてもらえませんか?」


マレーバク「ここは“ジャパリパーク”だよ。私みたいな、“フレンズ”が住んでるの」


「ジャパリパークに、フレンズ……」


どっちも聞いたことがないなぁ。


「じゃあ、その丸い耳も、フレンズだから付いてるの?」


マレーバク「そうだね……そういえばあなた、お耳や尻尾とか、ないんだね……?」


「変、かな」


マレーバク「うん。相当変わってると思う……あなたは、何の動物なの?」


「何って……」


女の子に言われて、気がついた
自分のことが、何一つ思い出せない。わからない。
そもそもなんで、聞いたことがないところに居るんだろう?
どうやってここまで来たんだろう?


マレーバク「……分からないの?」


いつの間にか、女の子が心配そうな顔で、こちらを覗き込んでいた


「うん……」


マレーバク「それは、不安だよね……“ハカセ”なら、何か分からないかな……」


「ハカセ、って?」


マレーバク「いろいろ知ってるフレンズだよ。多分、どのフレンズよりも物知りだと思う」

マレーバク「“としょかん”っていうところに住んでるから……一緒に、行ってみる?」


「いいの?」


マレーバク「困ってる子は、放っておけないから……」


「ありがとう。すごく助かるよ」



1 両手を握る
2 抱きしめる
3 頭を撫でる
4 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 20:10:18.37 ID:u7602rex0<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 20:11:34.22 ID:mr50fj4ro<> 3 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 20:32:04.62 ID:ywuD4YeU0<> ポンッ


マレーバク「ひゃっ、ひゃわっ!?」


ゆっくりと、女の子の頭を撫でる
艶のある黒い紙はサラサラとしてて、すごくさわり心地がいい
しばらくその感触を楽しんでいると、女の子は素っ頓狂な声を上げて、近くの木の後ろに隠れた


マレーバク「な、なんで頭をっ!?」



「だ、駄目だった? 感謝の気持ちだったんだけど……」



マレーバク「ふ、普通は撫でたりしないと思うよ!?」



「そうなの?」



マレーバク(や、やっぱり何か裏が……い、いや、でも困ってるんだから、助けてあげないと……)

マレーバク(というか、放っておくと危なっかしい……!)



なにやらうーんうーんと唸っている。どうしたんだろう



マレーバク「と、とりあえず、自己紹介しないとだね」

マレーバク「私は“マレーバク”っていうの」


「マレーバク……わかった。よろしくね」


マレーバク「うん……それで、あなたのことはなんて呼べばいいかなぁ」


確かに、呼び名がないといろいろ不便かも……
どうしよう……



1 名前を付ける
2 名前を付けない(以降、主人公は“ボク”で固定)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 20:33:51.43 ID:mr50fj4ro<> 1
カマエ
(いきなり構えたから) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 20:48:02.10 ID:qFzX9unaO<> キュルツー
さすがにダメなら↑ <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 20:59:31.44 ID:ywuD4YeU0<> 「えっと、どうしよう……」


マレーバク「とりあえず、仮の名前を付けて……何の動物かわかったら、そっちに変えてみる?」


「そうしようかな。何がいいかなぁ」


マレーバク「……じゃあ、“カマエ”とかどうかな」


「カマエ?」


マレーバク「さっき、急に構えたから……」


「あれは構えたわけじゃ……まあ、いっか」

カマエ「それじゃあ、今からボクの名前はカマエだね。改めてよろしく、マレーバクちゃん」


マレーバク「うん、よろしく。カマエちゃん」



こうして、ボクのジャパリパークを巡る旅は始まった
自分が何者なのか、何の動物なのか……わからないことは沢山あるけど……
でも、マレーバクちゃんと一緒なら、きっとなんとかなる

そんな気がするんだ



[>マレーバクと、ともだちになりました

マレーバク 好感度2 (放っておけないなぁ) <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 21:13:48.56 ID:ywuD4YeU0<> カマエ「そういえば、図書館ってどの辺にあるの?」


マレーバク「えっとね……まず、私達がいるのは、ジャパリパークの中の、“しんりんちほー”っていうところなの」

マレーバク「としょかんは、そのしんりんちほーにあるんだ」


カマエ「じゃあ、すぐ近くなんだね」


マレーバク「うん。ちょっとだけ歩くけど、真っ暗になるまでに行けると思う」


たまたま目が覚めたところがここでよかった……のかな?
まあ、マレーバクちゃんが案内してくれるなら、困ることはないよね


マレーバク「じゃあ、ついてきてね。ここ、はぐれると迷子になりやすいから……」

マレーバク「私の友達、うっかり迷い込んで5日間もお家に帰れなかったんだって……」


全力でついていこう


99、00 武器になりそうなものを発見
50〜98 何もなし
20〜49 フレンズと遭遇
01〜19 セルリアンと遭遇


↓1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 21:15:30.96 ID:gaRjLhTN0<> コンマ? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 21:16:00.52 ID:yZBaGEyko<> お <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 21:27:52.21 ID:ywuD4YeU0<> コンマ判定でした


判定:何もなし



カマエ「なんだか、静かだね……」


マレーバク「そうだね。この辺は、フレンズもセルリアンもあんまりいないから」


カマエ「そういえば、セルリアンって何?」


マレーバク「……セルリアンは、フレンズを食べちゃうんだ」


不安そうに自分の腕を抱いている
その表情は、不安の色一色に染まっていて、体を小さく震わせていた
そういえば、さっきも『食べられる』とか言っていた
もしかして、セルリアンと何か……


マレーバク「だから……カマエちゃんも、セルリアンを見かけたら、すぐに逃げたほうがいいよ」

マレーバク「多分、一目で分かると思うから……」



1 分かった、と頷く
2 手を握りしめる
3 頭を撫でる
4 何も声を掛けない
5 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 21:29:29.74 ID:u7602rex0<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 21:29:44.50 ID:mr50fj4ro<> 3 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 21:51:45.17 ID:ywuD4YeU0<> ボクは、気がつくと右手をマレーバクちゃんの頭に乗せていた
そのままゆっくりと、撫でてみる


マレーバク「ひゃわぁっ!!」


体を大きく震わせて、大きい声を出している


マレーバク「ま、またぁ! もーっ!」


カマエ「ごめん。でも、なんだか辛そうだったから……」


マレーバク「気持ちは嬉しいよ? でも、いきなり撫でるのはびっくりしちゃうよぉ……」


カマエ「分かった。じゃあ、今度はちゃんと声を掛けるね」


マレーバク「うーん、それならいい……の、かな?」


[>マレーバクの好感度が1上昇しました

マレーバク 好感度3 (放っておけないなぁ)



コンマ判定(2/2)

99、00 武器になりそうなものを発見
50〜98 何もなし
20〜49 フレンズと遭遇
01〜19 セルリアンと遭遇


↓1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 21:52:19.30 ID:u7602rex0<> はあっ <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 22:00:34.66 ID:ywuD4YeU0<> どんなフレンズと遭遇したか決定します
ルールは>>5に加えて、幻獣種のフレンズの登場を制限させていただきます(例:オイナリサマ、ビャッコ、ヤマタノオロチ等)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 22:04:03.77 ID:mr50fj4ro<> かそくした <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 22:04:30.56 ID:LTjtBq5F0<> オポッサム(NEXON) <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 22:22:37.48 ID:ywuD4YeU0<> しばらく歩いていると、誰かが倒れていた
彼女もフレンズなんだと思うけど……


カマエ「た、大変だよ! 助けないとっ」


マレーバク「そうだね……多分、大丈夫だと思うけど……」


大丈夫、ってどういう意味だろう
ともかく、ボクたちは倒れているフレンズに近づいた
傍にしゃがみこんで、彼女の肩を軽く揺さぶる


カマエ「おーい、聞こえる? 大丈夫?」


顔を覗き込むと、フレンズは顔面蒼白になっていて、明らかに大丈夫じゃなさそうだ


カマエ「どっ、どうしよう! えっと、救急箱に何か……」


マレーバク「“シロミミオポッサム”ちゃん? また死んだふりしてるの?」


マレーバクちゃんの言葉に面を喰らっていると、倒れていたフレンズがいきなりがばっ! と起きた


カマエ「うわあっ!?」


シロミミオポッサム「いやぁ、なかなかいい演技だったでしょ? 君、優しい子ね」


カマエ「えっ、えぇっ?」


シロミミオポッサム「あれ? 初めましての子ね。私はシロミミオポッサム! こうやって演技するの、得意なの」


カマエ「あ、演技……そっか。はぁ、良かった……」


マレーバク「この前やり過ぎて怒られたばっかりだよね?」


シロミミオポッサム「そうだけど、やっぱりやめられなくてー。ごめんごめん、驚かせたわね」



差し出された手を取って立ち上がる
大きい耳と長い尻尾がすごく目立つ。なんだか、触ってみたいかも…… <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 22:32:00.35 ID:ywuD4YeU0<> シロミミオポッサム「ところで、君は誰?」


カマエ「あ、ボクはカマエ。あっちのほうで目が覚めたんだけど、自分が誰か分からなくって……」


マレーバク「とりあえず、としょかんに行けば何か分かるかもしれないから、私が案内してるんだ」


シロミミオポッサム「そうなのね。ふーん……」


なにやら、ジロジロと色んな所を見られている
気になるんだろうけど、膝の裏まで見られるのは恥ずかしい……


シロミミオポッサム「君、疲れてるんじゃない?」


カマエ「え?」


シロミミオポッサム「なんだか表情も良くないし、よかったら私がおんぶしてあげるわよ?」


カマエ「いや、そんな。そこまででも……」


シロミミオポッサム「遠慮なんかしなくていいのよ? 私の背中、あったかいわよ〜」


そう言って、彼女が背中を向ける。
どうしよう……



1 お言葉に甘えて
2 やめておきます
3 マレーバクちゃん、どう?
4 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 22:40:02.59 ID:mr50fj4ro<> B <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 23:09:34.49 ID:gaRjLhTN0<> 1 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 23:22:55.91 ID:ywuD4YeU0<> カマエ「じゃあ、お言葉に甘えて……」


マレーバク「あっ」


マレーバクちゃんが何か呟いたような気がする
けど、それが聞こえたときには、ボクはシロミミオポッサムちゃんの背中に乗っていた


カマエ「ホントだ、あったか〜い」


シロミミオポッサム「ふふっ、いい子ね。確か、としょかんに行くのよね? このまま行きましょう」


カマエ「ありがとう、シロミミオポッサムちゃん。よろしくお願いします」ペコリ


マレーバク(言うタイミング逃しちゃった……シロミミオポッサムちゃん、一度おんぶすると中々降ろしてくれないんだよね……)

マレーバク(ま、まあ大丈夫……だよね? うん、ハカセと話すときには降ろしてくれるはず……)


カマエ「マレーバクちゃん、行かないの?」


マレーバク「あ、うぅん。ちょっと考え事……行こっか」


シロミミオポッサム「それじゃーしゅっぱーつ!」



[>シロミミオポッサムと、ともだちになりました

シロミミオポッサム 好感度2 (とってもいい子!) <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/25(土) 23:23:50.87 ID:ywuD4YeU0<> 今日はここまでにします
ありがとうございました <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 23:26:23.62 ID:mr50fj4ro<> おつおつー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/25(土) 23:43:43.45 ID:zpgXI91Co<> おつ
これからたのしみ <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/26(日) 20:34:04.38 ID:6VlXTPYT0<> 再開します <> ◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/26(日) 20:35:37.52 ID:6VlXTPYT0<> シロミミオポッサムちゃんにおぶられながら、しばらくして
マレーバクちゃんの案内のおかげで、無事に図書館が見えてきた
ところどころ崩落した白い壁、丸みを帯びた赤い屋根。そして、図書館を覆うように茂った、屋根から飛び出した大きな木
傍から見ると、まるで齧りかけのリンゴのような外観だった


【図書館】


カマエ「ここが、図書館?」


マレーバク「うん。ハカセ、いるかな……?」


シロミミオポッサム「そうねー。たまーに居ないときがあるけど、その時はここで待たせてもらいましょう」

シロミミオポッサム「とりあえず、としょかんに入ってみましょう」


カマエ「あ、じゃあそろそろ降ろして……」


シロミミオポッサム「いいのいいの。お姉さんに任せて」


カマエ「う、うーん。じゃあ、もうちょっとだけ」


こうしてずっと背負われるのも申し訳ないけど、彼女がいいっていうなら……
それにしても、シロミミオポッサムちゃんも疲れてないのかな?


シロミミオポッサム「フレンズはこのくらい平気よ。心配してくれて、ありがとっ」


カマエ「そっかぁ」


そんなやり取りを交わしながら、図書館の扉を開けて、中に入った



コンマ判定

50〜00 フレンズ発見
01〜49 誰も居ない……


↓1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/26(日) 20:37:32.41 ID:n3MYfY1jo<> 長なので <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/26(日) 20:50:22.83 ID:6VlXTPYT0<> マレーバク「ハカセー、いたら返事してー!」


……返事はない。どうやら、ハカセは不在みたいだ
改めて、図書館内部を見渡してみる
壁に設置された本棚が、上の方まで積み上がっている
上に行くためには、同じく壁に沿って設置された螺旋階段を使えばいいみたい


カマエ「すごいなぁ。本がいっぱいだ」


マレーバク「カマエちゃん、本を知ってるんだね」


カマエ「そうみたい。これ、全部ハカセの?」


シロミミオポッサム「としょかんに住んでるし、そうだと思うわ。本人は『拾い物みたいなもの』って言ってたけど」


ハカセが帰ってくるまで、本を読んでみようかな
でも、図書館自体も気になるなぁ



1 机の上にあった本を読んでみる
2 図書館の上階へ行ってみる
3 マレーバクと話す
4 シロミミオポッサムと話す
5 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/26(日) 21:02:27.00 ID:Bqfr8Gpo0<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/26(日) 21:28:19.23 ID:Zk7+Ji7Wo<> 1 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/26(日) 22:08:42.05 ID:6VlXTPYT0<> カマエ「あのー、そろそろ降ろしてもらえると……」


シロミミオポッサム「なに? 恥ずかしいの?」


カマエ「恥ずかしいとかじゃなくてー……」


マレーバク「カマエちゃんは、としょかん初めてだから。色々と見て回りたいんだよ」


シロミミオポッサム「それなら私が背負ったままでもいいじゃない?」


カマエ「自分の足で見て回りたいよ。またお願いするから、今日は降ろして?」


シロミミオポッサム「むぅ、しょーがないわねぇ……」


渋々、といった感じで、シロミミオポッサムちゃんが降ろしてくれた
服装を軽く直して、近くにあった机に向かう
机の上には広げっぱなしの本や積み上げられた本が散乱してて、全体的にごちゃごちゃとしている
その中で、一冊の本に目を引かれた
タイトルは、『サンドスターとフレンズ』


カマエ「“サンドスター”って、なに?」


マレーバク「サンドスターはね、“火山”から出てくるキラキラしたものだよ」

マレーバク「それが動物に当たると、私達フレンズになるんだよ」

マレーバク「でも、どうして急にそんなことを?」


カマエ「ここに書いてあったから……」


シロミミオポッサム「カマエちゃん、もじが読めるの?! すごいじゃない!」

シロミミオポッサム「他に何が書いてあるの?」


カマエ「ええっと……」


この本は絵本のようになっているみたいで、内容は簡単な絵とひらがなで書かれていた
サンドスターはフレンズの源になっているのと、火山が噴火することでジャパリパークに降り注ぐことは、マレーバクちゃんの説明で聞いたとおりだった
他にも、それぞれの地方の気候管理や、物質の劣化を防ぐなど、割と万能な物質のようだ <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/26(日) 22:18:46.45 ID:6VlXTPYT0<> マレーバク「へぇ〜……サンドスターって、すごいんだねぇ」


シロミミオポッサム「ホントね。当たり前過ぎて、今まで気づかなかったかも」


カマエ「ボクも、サンドスターから生まれたのかなぁ」


マレーバク「どうだろう……最近、大きい噴火ってあったっけ?」


シロミミオポッサム「無かったと思うわ。けど、たまーにだけどサンドスターって地面に落ちてるから、それじゃない?」

シロミミオポッサム「まあ、カマエちゃんがどんな動物か、もうすぐ分かるんだから。不安にならないでね」


そう言って、シロミミオポッサムちゃんがボクの頭を撫でてくる
優しい手付きに、心が穏やかになっていくのを感じる
その時、図書館の扉が勢いよく開かれた


コンマ判定

51〜00 “ハカセ”
01〜49 他のフレンズ

↓1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/26(日) 22:31:19.60 ID:tp6iPWxe0<> あ <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/26(日) 22:41:45.45 ID:6VlXTPYT0<> ハカセとなるフレンズを決定します
以下の中から選択してください
また、複数媒体に登場しているフレンズは、それも記入してもらえると嬉しいです


1 アフリカオオコノハズク(NEXON、ぱびりおん、けもフレ3)
2 ワシミミズク(NEXON、ぱびりおん、けもフレ3)
3 メンフクロウ(NEXON)
4 キュウシュウフクロウ(NEXON)
5 モリコキンメフクロウ(NEXON)
6 メガネフクロウ(NEXON)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/26(日) 22:53:26.43 ID:Bqfr8Gpo0<> ksk <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/26(日) 23:03:33.82 ID:kxhBAISVo<> 3 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/26(日) 23:17:02.20 ID:6VlXTPYT0<> メンフクロウ「おや……お客さんか。待たせてしまったかな?」


シロミミオポッサム「ハカセ、おかえりなさい」


やってきたフレンズに、シロミミオポッサムちゃんが声を掛けた
なるほど、彼女がハカセらしい
確かに、なんか賢そう


メンフクロウ「見慣れない顔がいるようだね。私は“メンフクロウ”だ。お前は?」


カマエ「は、初めまして。カマエです」


メンフクロウ「カマエ……そんな動物いたかな」


マレーバク「私が付けたの。この子、自分のことが何もわからないって」

マレーバク「ハカセなら、何か分からない?」


メンフクロウ「ふむ……」


ハカセは顔を近づけて、じっと目を合わせてくる
うぅ、なんか怖いかも……


メンフクロウ「羽はない。尻尾もない。牙も爪もない……しかし、私達フレンズに姿が似ている……」

メンフクロウ「と、なると……ちょっと待っててくれ」


観察が終わると、彼女はそう言って、頭の翼を広げて上へ飛んでいった


カマエ「こ、怖かった……」


マレーバク「ハカセ、観察するのが好きなんだって。お面を作るのに必要みたい」


カマエ「お面?」


シロミミオポッサム「あっちの壁にかかってるのが、ハカセの作ったお面よ。まあ、ちょっと不気味だけど……」


壁に目を向けると、白や赤など色んな色のお面がかかっていた
確かに、なんとも言えないデザインだ…… <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/26(日) 23:21:04.78 ID:6VlXTPYT0<> メンフクロウ「不気味とは失礼な。いいデザインだろう」


カマエ「ほあっ!?」


いつの間にか、ハカセが戻ってきてた。いつの間に……


メンフクロウ「ふふ、私みたいなフクロウは、静かに飛ぶのが得意でね」

メンフクロウ「それより、お前が何の動物か分かったよ」


マレーバク「ホント? どんな動物なの?」


メンフクロウ「ああ、それは――」


ハカセが持ってきた図鑑を開いて、ボクたちに見せてきた
そこには――


メンフクロウ「――カマエ。お前は、ヒトだ」 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/26(日) 23:21:31.05 ID:6VlXTPYT0<> 今日はここまでにします
ありがとうございました <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/26(日) 23:31:27.10 ID:Bqfr8Gpo0<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/26(日) 23:34:29.41 ID:Zk7+Ji7Wo<> おつー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/27(月) 01:09:52.84 ID:bTzGMkuNo<> ハカセ役交代は新鮮でええな <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/27(月) 19:27:08.46 ID:/tqJ0yP+0<> 再開します <> ◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/27(月) 19:29:18.34 ID:/tqJ0yP+0<> マレーバク「ヒトって、どんな動物なの?」


メンフクロウ「そうだね……私達、フレンズの元となった動物かな」

メンフクロウ「単純な力は、フレンズに遠く及ばない。しかし、それを補うだけの知能を持つ」

メンフクロウ「要するに、賢いってことだ」


シロミミオポッサム「賢いって、ハカセよりも?」


メンフクロウ「私なんか、とてもじゃないけど敵わないよ。この本も、図書館も、ジャパリパークを作ったのだって、ヒトなのだから」


マレーバク「そうなんだ。カマエちゃんって、すごいんだね?」


カマエ「いや、ボクはそんなのじゃないと思うよ」


メンフクロウ「そうだろうね。お前は、まだ子供……成長途中のヒトだ」

メンフクロウ「でも、将来はそういったヒトになれる可能性があるだろうね」


ボクが、ジャパリパークを作ったヒトのように?
……なんだか、あんまり想像できないかも


マレーバク「っていうことは、カマエちゃんじゃなくて、ヒトちゃんって呼んだほうがいいのかな?」


シロミミオポッサム「そっか。ヒトっていう動物だものね」


カマエ「それなんだけど、やっぱりカマエのままでいいよ。ヒトちゃんって呼ばれるの、なんかモヤモヤする」


メンフクロウ「確か、ヒトは個体ごとにそれぞれ違う名前を持つ動物らしい。だから、そのままでも問題ないだろう」


マレーバク「そっか。じゃあ、これからもカマエちゃんって呼ぶね?」


カマエ「うん」


メンフクロウ「さて……他にも聞きたいことはないか? 私に分かる範囲なら、教えよう」



1 他にもヒトはいるの?
2 ボクはフレンズなの?
3 なんで森林地方で目覚めたんだろう
4 ハカセのことが知りたい
5 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/27(月) 20:02:42.28 ID:6v0K6P24o<> 4 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/27(月) 20:04:10.41 ID:j7Hu+H9O0<> 1 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/27(月) 20:39:50.91 ID:/tqJ0yP+0<> カマエ「さっき、個体ごとに名前がある、って言ってたけど……ボク以外のヒトはいるの?」


メンフクロウ「どうだろうね……少なくとも、パークにはもういないと思う」


マレーバク「ジャパリパークを作ったのに、いないの?」


メンフクロウ「ヒトは、ある日を境に姿を消したんだ」

メンフクロウ「何か理由があって、ここを去ったのか……もしくは、“絶滅”したか」


絶滅。その言葉を聞いて、急に喉が渇いていくのを感じた
ジャパリパークには、もう、ボク以外のヒトはいない……
その答えに、ボクは言い表せない恐怖を感じていた


メンフクロウ「だけど、パークの外なら、あるいはヒトがいるかもしれない」


シロミミオポッサム「外って?」


メンフクロウ「お前たちは見たことあるか分からないが、ここは海に囲まれている」

メンフクロウ「海というのは、大きな水溜りみたいなもので……そのはるか先に、ヒトが住んでいるんじゃないか、と私は考えているんだ」


マレーバク「海……?」

シロミミオポッサム「水溜り……?」


二人はピンと来ていないみたいで、しきりに首を傾げている


メンフクロウ「まあ……海を超えるには、色々な問題が山積みなのだけれどね」

メンフクロウ「詳しい話は、外に興味が出てからでも遅くはないだろう」


カマエ「そう、だね」 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/27(月) 20:41:51.84 ID:/tqJ0yP+0<> と、ここで。
ボクのお腹から、ぐぅぎゅるるるるぅぅ……と、大きな腹の虫の声が聞こえてきた


シロミミオポッサム「カマエちゃん、お腹空いたの?」


カマエ「あ、あはは……うん……」


シロミミオポッサム「大変! 早く“ボス”から“ジャパリまん”貰ってこないと……」


メンフクロウ「いや、ジャパリまんなら、私が沢山持っている。それをあげよう」


マレーバク「いいの? ……ま、まさか、後で何か要求される……?」


メンフクロウ「しないしない。よく、悩みを解決してくれたお礼に、とジャパリまんを貰うんだ」

メンフクロウ「ただ、私一人だと消化しきれないからね……腐らせてしまうのももったいないし、良かったら、お前たちにも食べてほしい」


シロミミオポッサム「そういうことなら、いただきまーす!」


カマエ「ジャパリまん……」


なんでか分からないけど、とても美味しそうな響きだ
ハカセが両腕いっぱいに持ってきてくれたジャパリまんを、一つ頬張った


カマエ「……! 美味しい……!」


メンフクロウ「ふふ、それはよかった。まだまだあるから、好きなだけ食べるといい」


カマエ「ありがとう……!」


ハカセの言葉に甘えて、次々とジャパリまんを平らげる
どのくらい食べてなかったのかも思い出せないけど、よっぽどお腹が減ってたみたいだ


マレーバク「カマエちゃん、落ち着いて食べないと、喉に詰まらせちゃうよ」


カマエ「もごごもごもごももごごもごごごご」


シロミミオポッサム「何言ってるか分からないわ……」 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/27(月) 20:43:44.00 ID:/tqJ0yP+0<> カマエ「はふぅ〜……美味しかったぁ……」


メンフクロウ「ふむ、ヒトの食べる量はフレンズと違うのかな?」


マレーバク「多分、食べ過ぎだと思うけどなぁ」


シロミミオポッサム「でも、いっぱい食べるのはいいことよ」


メンフクロウ「そうだね。食べることは、生きること。カマエが元気に生きるための、大事な糧になるだろう」


お腹がパンパンになったボクを見て、皆がなんだかほっこりしてるような……
いくらお腹が減ってたとはいえ、ちょっとはしたなかったかなぁ



1 マレーバクに話しかける
2 シロミミオポッサムに話しかける
3 ハカセに話しかける


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/27(月) 21:05:34.49 ID:6v0K6P24o<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/27(月) 21:17:00.59 ID:9XRYQ5aJo<> 1 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/27(月) 21:29:46.47 ID:/tqJ0yP+0<> カマエ「マレーバクちゃん」


マレーバク「どうしたの、カマエちゃん?」


カマエ「改めて、お礼を言いたくて。ボクに付き合ってくれて、ありがとう」

カマエ「あの時、怖がりながらも話しかけてくれて、すごく嬉しかった」


マレーバク「そんな、お礼なんていいよ。それに、話してて、カマエちゃんが悪い子じゃないって、分かったから」

マレーバク「だから今はもう、怖くないよ」

マレーバク「……いきなり頭撫でられるのは、びっくりしちゃうけど」


カマエ「あはは、ごめんね」


マレーバク「ふふ……」



1 手を握る
2 抱きしめる
3 頭を撫でる
4 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/27(月) 21:44:46.04 ID:CAUJQgIho<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/27(月) 21:50:41.18 ID:6v0K6P24o<> 3 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/27(月) 22:28:21.59 ID:/tqJ0yP+0<> カマエ「ねえ、マレーバクちゃん。頭撫でていい?」


マレーバク「ふぇっ!?」


カマエ「駄目……?」


マレーバク「う、うぅ……そんな目で見ないでぇ……」

マレーバク「まあ……いいよ。……どうぞ」


おずおずとこちらに頭を差し出してくるマレーバクちゃん
そんなにかしこまられると、ボクもちょっと恥ずかしいけど……


ポンッ


手のひらを軽く頭に乗せて、ゆっくりと動かしてみる
柔らかい髪の毛の感触は、気持ちいいのとくすぐったいのが一緒にやってくる


カマエ「マレーバクちゃんの頭、すごく撫で心地がいいよ」


マレーバク「そ、そんなこと言わなくていいから!」

マレーバク(うぅ、恥ずかしい……けど、ちょっとだけ慣れた私がいるなぁ……)


[>マレーバクの好感度が2上がりました

マレーバク 好感度5 (楽しい子だね) <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/27(月) 22:29:42.06 ID:/tqJ0yP+0<> シロミミオポッサム「ちょっとー? お姉さんたちのこと、忘れてない?」


マレーバク「ひゃっ!?」


メンフクロウ「まあまあ、仲がいいのはいいことだ」


ちょっとばかり、二人の世界に浸りすぎたみたいだ
マレーバクちゃんは、顔をすっかり赤くして、俯いている


メンフクロウ「ところで、今日はどうするんだ? そろそろ、陽も落ちかけているが……」


ハカセの言葉に、窓の外へ目を向けると、空が茜色に染まっていた
夜はやっぱり、危険なのかな?


メンフクロウ「昼も夜も、セルリアンという存在がいる限りは安全とは言い難いかな」

メンフクロウ「ただ、ヒトは昼行性だから、夜になると眠くなるだろう。あまり、出歩かないほうがいいとは思う」


シロミミオポッサム「それじゃあ、私はそろそろ帰ろっかな」


カマエ「帰っちゃうの?」


シロミミオポッサム「巣を開けっ放しにしてきたからね。大丈夫よ、またすぐに会えるわ」

シロミミオポッサム「それじゃあ、またね」


そう言って、シロミミオポッサムちゃんは帰っていった
ボクは、どうしよう……


メンフクロウ「お前が望むなら、図書館で一晩明かしても構わないよ」

メンフクロウ「マレーバクは、どうする?」


マレーバク「カマエちゃんが泊まるなら、私も一緒に泊まりたいな」


図書館で一泊するか、それとも夜の森を進んでいくか……



1 図書館に泊まる
2 夜の森を進む


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/27(月) 22:31:35.93 ID:6v0K6P24o<> 加速 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/28(火) 00:08:30.34 ID:L2nmctFV0<> 今日はここまでにします
続きはまた、明日にでも
ありがとうございました

安価下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 00:16:39.23 ID:iOIUbQQYo<> 1
おつ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 01:07:06.91 ID:3v9k3385o<> バクかわ
おつ <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/28(火) 19:15:04.81 ID:L2nmctFV0<> 再開します <> ◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/28(火) 19:16:30.45 ID:L2nmctFV0<> カマエ「じゃあ、図書館に泊まろうかな」


メンフクロウ「分かった。寝床は好きにしてもらって構わないよ」

メンフクロウ「外へ出るのはいいけど、あまり遠くへ行かないように」


カマエ「うん」


メンフクロウ「それじゃあ、私は上にいるから。何かあれば訪ねてくれ」


そう言って、ハカセはふわりと上に飛んでいった
いいなぁ。ボクも、空を飛んでみたいな


マレーバク「私、お水飲んでくるね」


カマエ「分かった。行ってらっしゃい」


マレーバクちゃんは、図書館の外に向かった
これから、何をしようかな



1 本棚を眺める
2 図書館の周りを散歩する
3 フレンズと交流する(マレーバク、メンフクロウのどちらか)
4 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 19:55:53.54 ID:yT6sTiB20<> 加速下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 20:03:00.18 ID:3v9k3385o<> 2
対象指定可ならメンフクロウ <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/28(火) 20:34:19.90 ID:L2nmctFV0<> カマエ「ハカセー」


メンフクロウ「ん? どうかした?」


カマエ「えっと、図書館の周りを散歩してみたいんだけど、一人だと心細くて……」


メンフクロウ「それで、私に付いてきてもらいたいと?」


カマエ「駄目かなぁ」


メンフクロウ「いや、構わないよ。ふふ、じゃあ行こうか」


ハカセは嬉しそうに微笑んで、ボクに付いてきてくれた
外は暗くなってて、図書館から漏れ出る電気が、足元をおぼろげに灯していた


カマエ「あ、ねえねえ。あれ何?」


メンフクロウ「あそこは炊事場だね。昔、ヒトがキャンプをするのに使っていたらしい」


ハカセが言うには、図書館はキャンプ場としての機能もあるらしい
広めに開かれたこの土地が、その証拠だって
言われてみれば、確かに。ここのスペースは十分すぎるぐらいだ


メンフクロウ「まあ、私達フレンズにとっては、使い所がない場所かな」


カマエ「どうして? お料理しないの?」


メンフクロウ「正確には“できない”と言ったほうがいいね。けものとしての本能が残っているのか、火を扱うことができないんだ」

メンフクロウ「昔、一度だけ火を起こしてみたけど……恐怖で足が竦んでしまったよ」


カマエ「ハカセでも、できないことがあるんだね」


メンフクロウ「ハカセだからと言って、なんでもできるわけじゃないさ」


そう呟いたハカセの横顔は、なんだか寂しそうに見えた
何かに思いを馳せるように、遠くを見つめている



1 じゃあ、ボクが料理を作るよ
2 ボクも、ハカセみたいになりたいな
3 悩みがあるなら、ボクが聞くよ
4 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 20:37:00.39 ID:qACuesbQ0<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 20:41:33.01 ID:hlNm2n04o<> 2 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/28(火) 21:00:20.18 ID:L2nmctFV0<> ハカセは、色んなことを知っている
ボクがヒトだということも、すぐに思い至ったし、フレンズから沢山お礼をもらうくらいなんだから、きっとそうなんだと思う
未だにボクは、自分が何者か思い出せないけど……
もし、目標にするとしたら……


カマエ「……ボクも、ハカセみたいになりたいな」


自然と、そう呟いていた


メンフクロウ「私みたいに、か……」


ハカセはそれだけ言うと、ボクの頭に手を載せて、ゆっくりと撫で始めた


メンフクロウ「なれるよ、カマエなら。きっと、私以上の……」


カマエ「ハカセ?」


メンフクロウ「……なんでも無い。気にしないでくれ」

メンフクロウ「そうだね、お前が望むなら、知りたいことは私が教えよう。私が分かる範囲で、だけどね」

メンフクロウ「さあ、そろそろ図書館に戻ろう」


そう言って、ハカセは図書館の方に向かって、歩き出した
慌ててボクも、そのあとを付いていった


[>メンフクロウと、ともだちになりました

メンフクロウ 好感度1 (不思議な子だ) <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/28(火) 21:11:36.97 ID:L2nmctFV0<> 翌朝。お日様が少しだけ顔を出した時間に、目が覚めた
隣には、マレーバクちゃんが、すやすやと寝息を立てて眠っている


カマエ「ん〜……っ」


大きく伸びをして、眠気を飛ばす。昨日は、よく眠れた
外に出ると、草や木のいい匂いがして、とても気持ちがいい


メンフクロウ「おはよう。よく眠れたみたいだね?」


カマエ「ハカセ。おはようございます」


メンフクロウ「とりあえず、顔を洗っておいで。昨日案内した炊事場に、水道があるから」


カマエ「うん。ありがとう」


ハカセの言葉通りに、炊事場に向かう
冷たい水で顔を洗ったら、眠気はすっかり無くなった
その時、カサリ、と何かが揺れる音が聞こえてきた
それも、一度だけではなく、何度も何度も、同じところから聞こえてくる


カマエ「だ、だれ……?」


恐る恐る声を掛けると、そこからは――



コンマ判定

70〜00 ラッキービーストが現れた
20〜69 フレンズが現れた
01〜19 セルリアンが現れた


↓1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 21:18:31.57 ID:feDuEeVzo<> ボスううううっっっ <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/28(火) 21:24:02.79 ID:L2nmctFV0<> フレンズが くさむらから とびだしてきた!
ということで登場させたいフレンズを書き込んでください
改めて、フレンズ登場ルールを掲載します


フレンズはNEXONアプリ、ぱびりおん、けもフレ3の中から選んでください
それぞれの媒体で性格が異なるフレンズがいるため、括弧書きで書いてくれると嬉しいです

例:ツチノコ(NEXON) ヘラジカ(ぱびりおん) ドール(けもフレ3)

NEXONアプリのみの登場、もしくは特に指定がない場合はNEXONアプリ版を参考にします
ただし、幻獣種のフレンズは特殊な場合を除き選ぶことができません(オイナリサマや四神、ヤマタノオロチなど神話上のフレンズ)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 21:25:05.91 ID:YKb4QJLY0<> kskst <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 21:34:44.13 ID:3v9k3385o<> オオミチバシリ <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/28(火) 21:56:56.69 ID:L2nmctFV0<> オオミチバシリ「どいてどいてー!」


カマエ「ほあぁっ!?」


草むらから飛び出してきたのは、フレンズだった
尻餅をついたボクの頭上を軽く飛び越したかと思うと、急ブレーキで数メートル先に停止した
砂埃が舞って、思わずむせてしまう


カマエ「ごほっ、ごほっ!」


オオミチバシリ「ああ、ごめんなさい! 怪我はない? 大丈夫?」


カマエ「へ、へーき……あー、びっくりしたぁ」


オオミチバシリ「んん? あなた、見ない顔ねぇ」


カマエ「えっと、ボクはカマエって言うんだ。君は?」


オオミチバシリ「私は“オオミチバシリ”! 道なき道を往く砂漠の開拓者よ!」

オオミチバシリ「知らない場所、知らない光景を知るために、パークの色んな所を走り続けているの!」

オオミチバシリ「ここは……としょかんね! ということは、しんりんちほーかしら?」


カマエ「うん、そうだよ」


オオミチバシリ「なるほど、あの道からしんりんちほーまで行けるのね……うーん、これだから“けもの道”はやめられないわね!」


彼女は一人で満足気にうんうんと頷いている
どうやら、走るのが好きみたい? あと、パークの色んな所を回っているようだ


メンフクロウ「何やら騒がしいと思えば、オオミチバシリか」


オオミチバシリ「あらハカセ! 元気にしてた?」


メンフクロウ「私は相変わらずだよ。お前も随分、元気そうだね」


オオミチバシリ「当然でしょ? ハカセも、引きこもってばかりいないで、色んな所を走り回ったらいいのに」


メンフクロウ「私は走るより飛ぶほうがいい」




1 どんなところを走ったの?
2 走るのが好きなんだね
3 ボクもオオミチバシリちゃんみたいに走れるかな?
4 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 22:07:44.97 ID:3v9k3385o<> kskst <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 22:36:28.18 ID:feDuEeVzo<> 4
頭触ってもいい? <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/28(火) 22:47:46.54 ID:L2nmctFV0<> 行動が決まりましたので今日はここまでにします
明日と明後日はおやすみしますので、また金曜日に参加してくれると嬉しいです
それではありがとうございました <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 22:49:27.41 ID:feDuEeVzo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/28(火) 23:14:18.53 ID:3v9k3385o<> おつー
ゴマちゃん転生前か <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/31(金) 20:19:10.47 ID:Cv5T3GCB0<> 再開します <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 20:20:36.38 ID:Bybo6n+Eo<> はい <> ◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/31(金) 20:20:56.85 ID:Cv5T3GCB0<> カマエ「ねえ、頭触ってもいい?」


オオミチバシリ「?? いいわよ? どーぞ!」


僕のお願いにオオミチバシリちゃんは快く受け入れてくれた
手触りは、ふわっとした感じ? マレーバクちゃんとは、また違った感触だ


カマエ「そういえば、オオミチバシリちゃんって、ハカセみたいな羽? があるんだね」


オオミチバシリ「一応、私も鳥のフレンズよ。短い間なら飛ぶこともできるけど、走るほうが好きなの」

オオミチバシリ「って、あははっ。ちょっとくすぐったいわね」


オオミチバシリちゃんが笑うのに合わせて、羽がピクピクと動いている
……どうなっているんだろう? 気になる……


カマエ「……羽も触っていい?」


オオミチバシリ「か、カマエ? なんだか目が怖いわよ?」


カマエ「駄目?」


オオミチバシリ「うーん、別にいいけど……優しくね」


そう言うと、羽を広げてくれた。傷つかないように、そっと触れてみる


カマエ「おぉ……髪の毛と感触が全然違う」


メンフクロウ「フレンズの動物的な要素はそのままだからね。手触りもまた、違ったものになるだろう」


オオミチバシリ「ん、んふ……触られることがないから、変にムズムズする……」


しばらくの間、オオミチバシリちゃんの羽を堪能した


[>オオミチバシリと、ともだちになりました

オオミチバシリ 好感度1 (羽が好きなのかしら?)




オオミチバシリ「それじゃあ、私はそろそろ次の場所に向かうわ」


そう言って、また森の中へと走り去っていった
また会えるといいな


メンフクロウ「さあ、私達も図書館に戻ろう。そろそろ、マレーバクも目を覚ましている頃だろう」


カマエ「うん」 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/31(金) 20:22:04.44 ID:Cv5T3GCB0<> マレーバク「ふあぁ〜……おはよう、カマエちゃん」


カマエ「おはよー」


メンフクロウ「さて。早速だが、お前たちはこれからどうする?」


マレーバク「……どうしようか?」


カマエ「どうしよう……」


メンフクロウ「ふふ、そんなに悩まなくてもいいさ」

メンフクロウ「ジャパリパークに決まりというものはない。お前たちのやりたいことをすればいい」


マレーバク「私は、カマエちゃんのやりたいことに付いていくよ」


二人に見つめられて、しばらく考える
やりたいことかぁ……


1 ジャパリパークを見て回りたい
2 沢山のフレンズと“ともだち”になりたい
3 自分の記憶を探したい
4 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 20:32:29.58 ID:Bybo6n+Eo<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 20:34:58.69 ID:W+VyAtfj0<> 2 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/31(金) 21:04:54.52 ID:Cv5T3GCB0<> カマエ「……ボクは、沢山のフレンズと“ともだち”になりたい」

カマエ「色んな子と“ともだち”になって、一緒に過ごすことができるなら……そう考えると、なんだかワクワクするんだ」

カマエ「これが、ボクのやりたいことだよ」


マレーバク「とても素敵なことだと思うよ。カマエちゃんならきっと、パーク中のフレンズと“ともだち”になれるよ」


カマエ「えへへ、そうかな?」


メンフクロウ「うん、分かった。私も、お前のやりたいことに協力するよ」

メンフクロウ「しばらくは、ここを拠点にするといい。安心して眠れる場所があるだけでも違うだろう」


カマエ「いいの? 迷惑とかじゃない?」


メンフクロウ「大丈夫、気にしないで。一人でもかなり持て余しているからね」


マレーバク「でも、しんりんちほーだけで、沢山ともだちできるかなぁ?」


メンフクロウ「そういう時は、他の地方に向かうといい……と、言いたいところだけど、歩いていくには少し遠いかな」

メンフクロウ「まだヒトがパークに居た頃、“バス“という乗り物で地方間を行き来していたそうだ。それを探すのもありだろう」


マレーバク「ばす?」


カマエ「のりもの?」


メンフクロウ「詳しい話は、“ラッキービースト”に聞いたほうがいいかもしれないね」

メンフクロウ「……といっても、どこに現れるのかは決まっていない。こればっかりは、運が必要になるだろう」


カマエ「ラッキービースト……分かった。ありがとう、ハカセ」


メンフクロウ「ふふ、どういたしまして」


カマエ「それじゃあ……行こう、マレーバクちゃん」


マレーバク「うんっ」


こうして、ボクのともだちづくりは始まった
どんな子がいるのか、ちゃんと“ともだち”になれるのか……
期待と不安を胸に、最初の一歩を踏み出した



1 森林地方を探索する(フレンズ、セルリアン、ラッキービーストとの遭遇の可能性あり)
2 “ともだち”のフレンズと交流する(選択の際、どのフレンズと交流するかを記載してください)
 ともだち:マレーバク、シロミミオポッサム、メンフクロウ、オオミチバシリ
3 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 21:07:37.69 ID:Bybo6n+Eo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 21:23:26.82 ID:/xiVE8yNo<> 1 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/31(金) 21:38:32.74 ID:Cv5T3GCB0<> 改めて、森林地方を探索してみる
ヒトが通るように開かれた道以外は、どこまでも続きそうなほどに木が生い茂っている
フレンズは、どんなところにいるんだろう?


マレーバク「そうだなぁ。私だったら、身を隠せそうなところとかかな」

マレーバク「とりあえず、この森を進んでいけば、誰かには会えると思うよ」


カマエ「そっか。じゃあ、森に向かってしゅっぱーつ!」


テクテク、と道なき道を進んでいく
奥に進むにつれて、徐々に暗くなってきた
木の葉っぱで、太陽が遮られたからかな?


マレーバク「私は暗いほうが落ち着くけど、カマエちゃんは大丈夫?」


カマエ「うん、へーきだよ」


ホントはちょっとだけ怖いけど……マレーバクちゃんの前で、かっこ悪いところは見せられないな



コンマ判定

80〜00 ラッキービーストが現れた
60〜79 美味しそうなきのみを見つけた
20〜59 フレンズが現れた
01〜19 セルリアンが現れた


↓1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 21:45:12.49 ID:9h1J3Kklo<> 食べないでくださーい! <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/31(金) 21:52:10.12 ID:Cv5T3GCB0<> 登場させたいフレンズを書き込んでください
ルールは>>87を参考にしてください

↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 21:58:07.05 ID:W+VyAtfj0<> ksk <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 21:58:47.93 ID:Bybo6n+Eo<> ブラックジャガー(NEXON) <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/07/31(金) 22:04:24.29 ID:Cv5T3GCB0<> 登場フレンズが決まったところで、今日はここまでにします
ありがとうございました <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 22:09:38.02 ID:Bybo6n+Eo<> おつでした
ナデラーカマエ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/07/31(金) 22:15:34.92 ID:9h1J3Kklo<> 乙 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/08/02(日) 19:42:19.14 ID:mb1QvQ5C0<> 再開します <> ◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/08/02(日) 19:44:07.61 ID:mb1QvQ5C0<> バサバサバサッ!


カマエ「ほあっ!?」


マレーバク「ひゃっ!?」


鳥が一斉に飛び立つ音で、僕たちはお互いに抱きついた


マレーバク「か、カマエちゃん、大丈夫?」


カマエ「うん……マレーバクちゃんは?」


マレーバク「私も、平気……びっくりしちゃったねぇ」


カマエ「うん……」


すっかり静かになった今でも、まだ心臓がバクバク鳴ってる
驚いた拍子に、変な声あげちゃったよ……うぅ、恥ずかしい……


「――そこにいるのは誰だ?」


カマエ「ひぇっ!?」


後ろから声を掛けられて、また変な声を出してしまった
振り返ると、暗いためにすぐには気づけなかったけど、一人のフレンズがいた <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/08/02(日) 19:45:26.97 ID:mb1QvQ5C0<> マレーバク「ブラックジャガーちゃん。私だよ、マレーバク」


ブラックジャガー「マレーバクか。いつもの曖昧な模様だから分からなかった。……そこのお前は?」


カマエ「ぼ、ボクはカマエです……」


ブラックジャガー「……ああ、すまん。怖がらせたか? 闇に紛れて動くのが癖になっててな」

ブラックジャガー「オレは“ブラックジャガー”だ。ここ一帯のセルリアン退治を任されている“セルリアンハンター”だ」


カマエ「セルリアンハンターっていうのは?」


マレーバク「ブラックジャガーちゃんみたいに戦いが得意なフレンズが、セルリアンをやっつけてくれるの」

マレーバク「私は、戦うのが苦手だから、とっても助かってるんだよ」


ブラックジャガー「オレはオレのやりたいようにやってるだけだ。……まあ、感謝されて悪い気はしないがな」


ぶっきらぼうに答えているけど、ちょっとだけ顔が赤くなっている
尻尾もピーンと立ててるけど、恥ずかしいのかな? それとも嬉しいのかな?



1 このへんにセルリアンがいるの?
2 奥の方にはなにがあるの?
3 尻尾に触ってみたい……
4 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 19:46:19.75 ID:s08jKKAso<> 4
ありがとうのナデナデ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 19:56:56.55 ID:oURIVNueo<> 3 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/08/02(日) 20:29:14.10 ID:mb1QvQ5C0<> カマエ「ブラックジャガーちゃん。尻尾、触っていい……?」ウズウズ


ブラックジャガー「な、何故だ? というか、目が怖いんだが……」


カマエ「だって、どんな感触なのか、気になっちゃって……ボクにはないし」


ブラックジャガー「確かに、お前は普通のフレンズとは少し違うみたいだが……」


マレーバク「カマエちゃんはヒトなんだって。ハカセが教えてくれたの」


ブラックジャガー「うぅむ……まあ、別に構わないが……」


カマエ「ありがとう!」


ブラックジャガーちゃんの尻尾を優しく握る
おぉ、生暖かい……思ったよりふさふさしてるかも


ブラックジャガー「んっ……お、おい。あまりいじるな……」


カマエ「……」スンスン


ブラックジャガー「に、ニオイを嗅ぐな!?」


ボクの手から尻尾が離れていった
ブラックジャガーちゃんは尻尾を足の間に挟み込んで、顔を赤くしながらボクを睨んでいる
別に変なニオイはしなかったけどな


ブラックジャガー「お前、変な奴だな……」


マレーバク「ごめんね、カマエちゃんってこういうところあるから……」



[>ブラックジャガーと“ともだち”になりました

ブラックジャガー 好感度1 (尻尾のニオイを嗅がれた……) <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/08/02(日) 20:30:39.26 ID:mb1QvQ5C0<> ブラックジャガー「んんっ! ところで、お前たち。こんなところで何をしてるんだ?」


マレーバク「実はね……」


マレーバクちゃんが、これまでのことを簡単に説明してくれた


ブラックジャガー「ほう。沢山のフレンズと“ともだち”にか」


カマエ「それで、とりあえず森林地方を探検してるんだ」


ブラックジャガー「そうか……だが、あまり奥の方には行かないほうがいい。迷い込むと中々出られないぞ」


マレーバク「そうだね。このあたりだったらまだ、私も分かるけど……」


ブラックジャガー「なら、オレがついていってやる。しんりんちほーには詳しいからな」


カマエ「ホント? じゃあ、お願いします」ペコリ


しばらくの間、ブラックジャガーちゃんが一緒にきてくれることになった
セルリアンハンターという彼女がいてくれるから、心強いな
三人で更に森林地方を探検することにした



コンマ判定

00 バス(運転席)を見つけた
80〜99 ラッキービーストが現れた
60〜79 美味しそうなきのみを見つけた
30〜59 フレンズが現れた
01〜29 セルリアンが現れた


↓1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 20:36:17.60 ID:0I8UMTRo0<> あ <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/08/02(日) 20:55:20.02 ID:mb1QvQ5C0<> カマエ「わぁ、なんだろうこのきのみ……」


赤い色のきのみを見つけた
みずみずしくて、なんだか美味しそう


マレーバク「それ、甘くておいしいよ。食べてみようよ」


ブラックジャガー「そうだな。少し小腹が空いてきたところだ」


みんなで赤いきのみを食べた
……美味しい!


カマエ「いくつか持っていっても大丈夫かな?」


ブラックジャガー「取り過ぎなければ大丈夫じゃないか?」


カマエ「じゃあ、5つくらい貰っていこう」


[>赤いきのみを手に入れた

きのみ×3 … みずみずしくて美味しいきのみ。フレンズにプレゼントすると喜んでくれるかも


カマエ「こういうきのみって他にもあるの?」


マレーバク「うん。色んな種類のきのみがあって、どれも美味しいよ」

マレーバク「あ、でも時々にがいのもあるから、気をつけてね」


カマエ「うん、分かった」



コンマ判定

00 バス(運転席)を見つけた
80〜99 ラッキービーストが現れた
60〜79 美味しそうなきのみを見つけた
30〜59 フレンズが現れた
01〜29 セルリアンが現れた


↓1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 21:10:29.34 ID:s08jKKAso<> ボスこい <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/08/02(日) 21:14:22.39 ID:mb1QvQ5C0<> 登場させたいフレンズを書き込んでください
ルールは>>87を参考にしてください

↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 21:17:21.52 ID:s08jKKAso<> 加速下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 21:29:07.87 ID:3rJ4bxuqo<> ミナミコアリクイ(ぱびりおん) <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/08/02(日) 22:01:18.07 ID:mb1QvQ5C0<> カマエ「あれ? あの子は……」


視線の先に、おどおどとした足取りで歩いているフレンズを見つけた


カマエ「おーい、なにしてるの?」


ミナミコアリクイ「わぁっ!? な、なんだよぉ!」


振り返ったフレンズは両手を上げて、可愛らしいポーズを取った


マレーバク「大丈夫だよミナミコアリクイちゃん」

ブラックジャガー「元気そうだな、ミナミコアリクイ」


ミナミコアリクイ「って、マレーバクちゃんにブラックジャガーちゃんかぁ……」

ミナミコアリクイ「知らない子もいるけど……」


カマエ「ボクはカマエ。初めまして」


ミナミコアリクイ「あたしは“ミナミコアリクイ”……よろしくねぇ」


白くてふわふわした子だ。かわいい


ミナミコアリクイ「そういえばみんな、ボス見なかった? お腹すいたけど、見つからなくて……」


マレーバク「うーん。見てないなぁ。ブラックジャガーちゃんは?」


ブラックジャガー「オレも見てないな。いつもはそこらへんの草むらから出てくるんだが」


そういえば、ボスってどんな姿なんだろう
ボスっていうくらいだから、貫禄のある姿なのかな?


ミナミコアリクイ「そっかぁ……どこにいるんだろ」



1 ボクも一緒に探すよ
2 ……ボクもお腹すいた
3 お腹を触りたい
4 自由安価(内容によっては再安価あり)


↓2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 22:13:12.48 ID:3rJ4bxuqo<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 22:14:17.67 ID:BdkTG+gVo<> 4
きのみあげて一緒に食べてからの3要求 <>
◆FUSkZf0Oww<>saga<>2020/08/02(日) 22:16:22.99 ID:mb1QvQ5C0<> 行動が決まったところで今日はここまでにします
ありがとうございました <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 22:21:17.69 ID:3rJ4bxuqo<> おつです <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/02(日) 22:37:13.05 ID:s08jKKAso<> おつ
ムツゴロウさん味を感じる… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2020/08/12(水) 01:27:12.28 ID:pD9u5NVho<> 待ってる <>