Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:21:00.94 ID:ch+GxRTZo<>ついに地球はふたりのサイヤ人の侵入を許してしまった!!!!

ドーーン!!

「な……なんだ……」「なな……なにがおこったの……?」

「た……たまげたな……」「なにかが、お……落ちてきたみたいだ……」

「や、やっぱりだ……!」「あ、あの丸いのが落ちてきたんだ……!」「こっちにもあるぞ!」

ギィ……

「ひ……人だっ!」「人がでてきたっ!」

ベジータ「ふうっ」

──

ピッコロ「!!」悟飯「!!」

ピッコロ「と……とうとうきやがったか……!」

悟飯「ものすごい気だね……」

──

餃子「て……天さん……!」

天津飯「ちっ……、おもったよりずっとはやかったな……!」

──

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1744114860
<>【シャニマス】ベジータ「ア、アルストロメリアだと………!」【ドラゴンボール】 Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:21:30.15 ID:ch+GxRTZo<> ──

「な、なんだあいつら……!」「なにものだ……!?」

ベジータ「地球っていったな……、まあまあの星じゃないか」

ナッパ「ピーピーうるさいヒヨコたちにあいさつしてやろうかな……」

ベジータ「! 待て、ナッパ!」

ナッパ「!? な、なんだベジータ?」

ベジータ「…………」

ナッパ「……? おいベジータ、いったい何を見てるんだ?」

ベジータ「黙ってろ」

ナッパ「ベジータ?」

ベジータ「…………」

ナッパ「おいベジータ! 何を見てるんだ! 地球人が踊っている映像が流れてるだけだぜ!」

ベジータ「黙れと言っているんだナッパ! 黙らんと貴様も地球人と同じ目に合わせるぞ!!」

ナッパ「……っ! す、すまねぇベジータ……。だがよ、いったい何をそんなに気にしてるんだ?」

ベジータ「…………」

ベジータ「おい」

一般人「ひいっ!?」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:22:14.16 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「あの映像に映っている地球人はなんだ?」

一般人「え、映像……? あのオーロラビジョンに映っているアイドルの事か?」

ベジータ「アイドル?」

一般人「あ、ああ……アレは最近話題になってるアイドルユニットで確か名前は……ア、アルストロメリア」

ベジータ「アルストロメリア……」

ナッパ「……! なぁベジータ、戦闘力1000を越える反応が1つや2つじゃないぜ。こんな星に妙じゃねぇか?」

ベジータ「そのアルストロメリアとかいうのは今どこにいる?」

一般人「い、今……? た、確か今アルストロメリアは東京でライブをしているんじゃないか……?」

ナッパ「見つけたぜベジータ、一番戦闘力の高い反応が遠くにある。コイツがラディッツを殺した奴に違いねぇ」

ベジータ「東京というのはどっちだ」

一般人「と、東京はあっちだ」

ベジータ「あっちだな」

ナッパ「どうする? 他の奴から殺して遊ぶか? それともラディッツを殺した奴にドラゴンボールの事を聞きに行くか?」

ベジータ「行くぞナッパ。ついてこい」

ナッパ「へへっ、そうこなくっちゃな」

一般人「と、飛んでいった……」

ベジータ「…………」

ナッパ「……? お、おいベジータどこに行くんだ?  そっちには何の反応もないぜ?」

ベジータ「…………」

ベジータ「アルストロメリア……か」

── <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:22:43.41 ID:ch+GxRTZo<> ──

ピッコロ「動き出した!」

悟飯「ど、どこに向かってるのかな」

ピッコロ「奴ら俺達を無視して暴れる気か。行くぞ悟飯!」

悟飯「はい!」

── <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:23:18.39 ID:ch+GxRTZo<> ──

甘奈「みんな〜、今日はアルストロメリアの野外ライブにきてくれてありがとうー!」

千雪「笑顔の花、たくさん咲かせましょうねー!」

甜花「て、甜花たちの歌……最後まで聴いていってくだしゃい……! あう……」

スタッ スタッ

ベジータ「…………」

ナッパ「なんだここは……? 地球人がウジャウジャいやがる。こんな所に何があるっていうんだ?」

甘奈「だ、誰……!? い、今……飛んできたよね?」

ベジータ(戦闘力1……。真ん中に立っているあたりコイツがリーダーか? いやに大きな目だ、イライラさせやがる……)

千雪「あ、あの……何かご用でしょうか……?」

ベジータ(コイツも戦闘力1……。見たところ最年長だがリーダーではないのか。いやに大きな胸だ、イライラさせやがる……)

甜花「あうぅ……」

ベジータ(……! せ、戦闘力が小数点を切っていやがる……! こ、こんな奴が生きていけるのか!? なんだこの弱い生き物は、イライラさせやがる……!) <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:23:47.03 ID:ch+GxRTZo<> ナッパ「なぁベジータ、ここに何があるっていうんだ?」

警備員「すみませーん! 勝手にステージに上がられると困ります!」

ベジータ(この3人がアルストロメリア…………)

警備員「すみませー……んっ! う、動かないっ……! な、なんだこの2人……! ビ、ビクともしないぞ……!」

ナッパ「なにかしてるつもりか?」

バキッ

警備員「ぐはっ!?」

甘奈「きゃあっ!?」

ベジータ「! 待てナッパ!」

ナッパ「な、なんだベジータ? さっきから変だぜ?」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:24:16.25 ID:ch+GxRTZo<> 千雪「あ、甘奈ちゃん甜花ちゃん離れて……! プロデューサーさんに警察を呼んでもらいましょう?」

甜花「ひぃん…·…こ、怖い人たち……」

ベジータ「ま、待て! 俺たちは貴様らに危害を加えるつもりはない!」

ナッパ「!? 何を言ってるんだベジータ! 地球人は皆殺しにしてこの星は高値で売るんだろ!? どうしちまったんだ!」

ベジータ「黙れナッパ! それ以上コイツらを怯えさせてみろ! まず貴様からぶち殺してやるぞ!」

ナッパ「待てよベジータ! おかしいのはお前だぜ! いつまでもそんな冗談に付き合ってられるか! 俺は好きにやらせてもらうぞ!」

ベジータ「待てと言ってるのが分からんのか!」

ナッパ「まずはそこの地球人からだ!」

甜花「ひぃん!?」

ベジータ「ちっ!」

ズンッ!

ナッパ「っ……! か、かはっ……! べ、ベジータっ……!?」

ベジータ「逆らうならまず貴様からだと言ったはずだぞ」

ナッパ「ま、待ってくれベジータ! 俺が悪かった……! ゆ、許してくれ……!」

ベジータ「そのセリフをもっと早くに言っておくんだったな」

ナッパ「! 待ってくれベジータ!! べジ………!!」

甜花「だ、だめっ……!」

ベジータ「!?」

甘奈「甜花ちゃん!?」

千雪「て、甜花ちゃん! 危ないから前に出ないで……!」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:24:43.56 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「…………」

甜花「け、喧嘩は……ダメ……!」

ベジータ「…………………」

ナッパ「べ、ベジータ………た、頼む……」

ベジータ「………………」

ベジータ「……ちっ、命拾いしたなナッパよ」

ナッパ「っ……! す、すまねぇ……」

P「甘奈! 千雪! 大丈夫か!?」

甘奈「プ、プロデューサーさん!」

P「甜花! 危ないからさがるんだ!」

甜花「は、はい……!」

ベジータ「…………」

P「な、何者なんだ……アンタ達は……」

ベジータ「……何者だと? 貴様のようなゴミが俺様に向かって舐めた口をきくなよ。貴様こそ何の権限があって俺とソイツの間に割って入りやがるんだ」

P「俺はこの子達のプロデューサーだ……!」

ベジータ「プロデューサー? 何だそれは。それがこの俺様の前に立っていい理由になるとでも思っているのか?」

P「な、何を言ってるんだ……」

ベジータ「分からないなら教えてやろう! この俺が惑星ベジータの王子であり超エリート戦士! ベジータ様だ!!」

── <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:43:23.70 ID:ch+GxRTZo<> ──

天津飯「! 見えてきたぞ!」

ピッコロ「なんだあれは……」

悟飯「お祭りかな……?」

クリリン「あれはライブ会場だぜ。アイツら何だってあんな所に……」

餃子「暴れてる様子はないね……」

ヤムチャ「も、もしかしてアイドルのライブを見に地球に来た……ってワケじゃないよな?」

ピッコロ「ふざけた事を言っている余裕があるなら直接やつらに聞いてみるんだな」

ヤムチャ「か、勘弁してくれ……」

── <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:44:11.29 ID:ch+GxRTZo<> ─

P「惑星ベジータ……? う、宇宙人なのか?」

ベジータ「ちっ……こんな田舎民族じゃ異星人の存在も知らないのか」

ナッパ「! ベジータ、何か来たぜ!」

スタッ スタッスタッ

ピッコロ「…………」

甘奈「また飛んできた……」

クリリン「ヤ、ヤムチャさん、本当にアイドルのライブですよ……! き、聞いてみましょうか?」

ヤムチャ「や、やめろクリリン! 冗談で言っただけだ!」

悟飯「お客さんはみんな逃げてるみたいだね……」

ベジータ「揃いも揃って雑魚ばかりで俺様に何の用だ」

天津飯「雑魚だと……!」

ナッパ「おいベジータ! コイツらは俺にやらせてくれ! コイツらならやっていいんだよな!?」

ベジータ「好きにしろ」

ベジータ「……いや、待てよナッパ」

ナッパ「ま、またかよ……」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:45:01.35 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「おい」

P「な、なんだ?」

ベジータ「アイツらは殺しても構わないか? 後ろの奴らとは関係ないだろう」

P「!? ダ、ダメに決まってるだろ!」

ベジータ「ちっ……、おい!」

甘奈「!? は、はい……!」

ベジータ「喧嘩じゃなければいいんだな!?」

甘奈「え? えぇ……甘奈に聞かれても分からないよ……」

P「待ってくれ! アンタ達が甘奈といったい何の関係があるんだ!」

ベジータ「黙ってろ! 今俺様がわざわざ伺いを立ててやってるんだ! そこのアマナとかいう女! どうなんだ!? 貴様がその集まりのリーダーだろう!」

甘奈「そ、そんなこと言われても……」

P「甘奈、答えなくていい」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:45:29.89 ID:ch+GxRTZo<> クリリン「お、おい……なんか揉めてるみたいだぞ」

ピッコロ「…………分からん。何なんだコイツらは。地球を破壊しに来たんじゃないのか」

悟飯「も、もしかして戦わなくていいのかな?」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:46:15.49 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「おい! どうなんだ! 答えないなら好きにやらせてもらうぞ!」

甜花「ま、待ってくだしゃい……!」

P「甜花……!?」

ベジータ「…………」

甜花「て、甜花たちがダメって言ったら……何もしない……?」

ベジータ「フン、呆れた自惚れだな! 俺が貴様の言うことを聞くと思ったのか! いちいち怯えられても目障りだから聞いただけだ!」

甜花「ひぃん……」

千雪「ベ、ベジータさん!」

ベジータ「今度は何だ! あまり俺をイライラさせるな!」

千雪「ごめんなさい……。でも聞いて欲しいの」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:46:52.90 ID:ch+GxRTZo<> 千雪「今日は私たちの大事なライブの日で、この日を楽しみにしてくれてた人も沢山いるの」

ベジータ「フン、だからなんだ。俺には関係のない事だ」

千雪「そうかもしれない……。でも、この日を楽しみにしてた人がいること、甘奈ちゃんや甜花ちゃん、私達がこの日のために一生懸命に練習してた事、そういう事を知ってもらいたいな」

ナッパ「…………」

甘奈「千雪さん……」

ベジータ「……他の地球人がどうだろうと俺の知ったことじゃない! 練習してたと言うなら今その練習したものを見せてみたらどうだ!」

P「それは出来ない……!」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:47:29.30 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「なんだと!? どういう事だ!」

P「アンタ達がステージに乱入したせいで、ライブは中止になった……。チケットを正規で購入してくれたファンを避難させた今、チケットもないアンタ達の為にライブを続けるワケにはいかない……!」

ベジータ「だったらそのファンという奴を呼び戻せばいいだろう」

P「すでに中止のアナウンスを流している。これを撤回したら更にファンの混乱を招く……」

ベジータ「……つまりソイツらはもう歌わんという事か?」

P「少なくとも今日は歌わない。アンタ達の前では特に」

ベジータ「な、なにぃ…………!」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:47:59.51 ID:ch+GxRTZo<> ピッコロ「……話が見えん」

クリリン「ま、まぁアンタじゃ特にわからないだろうな。アイドルのライブなんて柄じゃねぇもん」

天津飯「おい、俺達はどうしたらいいんだ?」

ヤムチャ「もしかしてこのまま帰ってくれたりして……」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:48:30.22 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「…………」

ナッパ「べ、ベジータ……」

ベジータ「……………ちっ」

ベジータ「どうしても歌わんと言うんだな……?」

P「……そうだ」

ベジータ「…………」

ベジータ「このベジータ様を前に良い度胸だ」

P「…………」

ベジータ「だが、このまま俺が引き下がると思うなよ!」

P「!?」

ベジータ「おい! そこのナメック星人!」

ピッコロ「!?」

クリリン「な、なんだ!? 急にこっちに……!」

悟飯「ナ、ナメック星人?」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:49:03.97 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「ドラゴンボールとやらを作ったのは貴様だろう! もし本当に願いが叶うというなら今すぐ俺の前にそのドラゴンボールとやらを持ってこい! そうすれば殺さないでおいてやる!」

クリリン「な、なんだって……!」

ヤムチャ「お、おい、ドラゴンボールを持ってこいって言ったって……」

天津飯「ああ、悟空を生き返らせたから後一年は石のままだ……」

ベジータ「どうした! ドラゴンボールとやらでカカロットも生き返らせたんじゃないのか!」

ピッコロ「……残念だったな。ドラゴンボールは願いを叶えると一年は石のままだ。それに……ドラゴンボールを作ったのは俺じゃない」

ベジータ「一年……!? 本当かそれは」

ナッパ「カカロットのカスを生き返らせたせいでドラゴンボールが石になっただと!? 冗談じゃねぇぜ!」

クリリン「じょ、冗談じゃねぇのはこっちだぜ。例えドラゴンボールが使えたってあんな奴らに渡すもんか」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:49:46.99 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「くっ……」

P「あ、あの……」

ベジータ「……なんだ」

P「今アルストロメリアの3人から提案があったんだが……」

ベジータ「なに?」

甘奈「べ、ベジータさんが甘奈達の歌に興味を持ってくれたんだったら……」

千雪「私達の歌のCDや、ライブのDVDをプレゼントしたいと思うの」

甘奈「つ、次のライブまでの……予習……」

ベジータ「…………」

P「このCDとDVDで、今日のところは引き取ってくれないか?」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:50:25.79 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「………なんだこれは」

ナッパ「なんだこりゃ。こんな円盤で何か見れるのか?」

クリリン「なんだアイツら? 何か受け取ったぞ」

ヤムチャ「そもそもアイツらはあのアイドルに何の用だったんだ……?」

ベジータ「おい!」

ピッコロ「!?」

クリリン「こ、今度はなんだ!?」

ベジータ「この円盤の中身はどうやって見るんだ!?」

ピッコロ「な、なんだアレは……?」

クリリン「し、知らないぜあんなの」

悟飯「…………」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:50:56.16 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「おい! どうなんだ!」

クリリン「そんなこと言われたって……」

ヤムチャ「あ!」

クリリン「ヤムチャさん?」

ヤムチャ「い、いや……ブルマなら何か分かるんじゃないかなー……と思って」

ベジータ「ほう……?」

クリリン「いやぁブルマさんなら確かに分かるだろうけど……、やっつけるはずのサイヤ人を連れてきましたってのは怒るんじゃないかなぁ〜……ブルマさん………」

ヤムチャ「た、戦わずに済むならそれが一番だろっ!」

ベジータ「はっはっは! ソイツの言う通りだぞ。貴様らが束になったところで俺様に殺されるのがオチなんだからな」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:51:24.00 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「さぁ、俺をそのブルマとかいう奴のところに案内するんだ!」

クリリン「で、でもよ〜……どうするピッコロ?」

ピッコロ「知るか……! 勝手にしろ。俺はもう興味が失せてしまった」

天津飯「俺達は何の為に修行したんだ……!」

ヤムチャ「あ、案内してやろうぜクリリン。戦わずに済むかも知れないし、悟空が来るまでの時間稼ぎにもなる」

クリリン「そ、そうか……もし暴れ出してもその時には悟空が来てるかもしれないですもんね……」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:52:01.97 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「話は決まったようだな」

クリリン「よ、よし、ついてこい……」

ベジータ「フン、行くぞナッパ!」

ナッパ「あ、ああ……」

P「と、飛んでいった……」

悟飯「ピ、ピッコロさん……一緒に行かないの?」

ピッコロ「くだらん。サイヤ人があんな腑抜けだとは思わなかったぜ」

天津飯「俺も帰ってよさそうだな。ちっ、鍛えたのが無駄になったな」

餃子「で、でもめちゃくちゃに暴れるような人じゃなくて良かったね」

── <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:52:30.53 ID:ch+GxRTZo<> ─

界王神「うーむ……、あのベジータというサイヤ人、どうも様子がおかしい。それにアルストロメリアというアイドルたち……」

界王神「これはひょっとすると、戦わずして地球が救われるかも知れんぞ……!」

── <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:52:56.47 ID:ch+GxRTZo<> ─

ブルマ「げげぇっ!? サイヤ人!? ア、アンタたち何だってそんな危ない奴を連れてくるのよ!」

クリリン「い、言いたいことは分かりますけど、ブルマさん聞いてください! これに地球の未来がかかってるんですよ!」

ブルマ「地球の未来って……何よその円盤、私も初めて見るわよ」

クリリン「え!? そ、そんな……!」

ヤムチャ「な、なぁブルマ! これの中身を見せてやればコイツらは大人しく帰ってくれるらしいんだ!」

ベジータ「おい、勝手なことを言うな。大人しくしているかどうかは貴様らの態度次第だ」

ブルマ「……何よコイツ、感じ悪いわね」

ベジータ「なんだと?」

ナッパ「おいベジータ、何も大人しく頼む必要はないんじゃねぇか? 少し痛めつけてやれば逆らうこともなくなるだろうぜ」

ベジータ「なるほど……それもそうだな」

クリリン「いっ!?」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:53:26.78 ID:ch+GxRTZo<> ヤムチャ「ま、不味い!」

ブルマ「ちょ、ちょっと! 私に手を出すつもり!? 私に手を出したらこの円盤の中身一生見られなくなるわよ!?」

ベジータ「な、なに……!?」

ナッパ「ハッタリだぜベジータ! もうこの女なんて殺しちまおうぜ!」

クリリン「ま、待て!!」

ヤムチャ「ちくしょうやっぱ戦うしかないのか!!」

ブリーフ「何を騒いでいるんだい」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:53:55.85 ID:ch+GxRTZo<> ベジータ「なに……?」

ブルマ「お父さん……」

ブリーフ「どれ、その円盤を貸してみなさい」

ベジータ「…………」

ブリーフ「ふむふむ……、まぁこれなら3日もあれば再生機器を作れるだろう」

ベジータ「! 本当か!?」

ナッパ「待てよベジータ! 3日も待てねぇぜ! またあのポッドで寝てろって言うのかよ!」

ブリーフ「なに、出来上がるまでウチに泊まるといい」

ブルマ「げ!?」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:54:35.51 ID:ch+GxRTZo<> クリリン「だ、大丈夫なんですか?」

ブリーフ「構わないよ。ただし、暴れるのは無しにしてもらえるかな?」

ベジータ「…………いいだろう、3日待ってやる。だが、もしも3日待ってそれの中身が見れなかった時は、それなりの覚悟をしておくんだな」

ブルマ「お父さん! 私は嫌よこんな奴ら! うら若い乙女の私に何するか分かったもんじゃないわ!」

ベジータ「う、うら若い乙女だと……。コ、コイツのどこが……」 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:55:08.19 ID:ch+GxRTZo<> ブリーフ「こんな円盤が平和の鍵だと言うなら、やってみるのも面白いじゃないか。それに、争わずに済むならそれが一番だよ」

ヤムチャ「さ、流石ブリーフ博士! よく分かってらっしゃる!」

ブルマ「だからってこんな危ない奴らと……」

ブルマ「! ちょっと! そういえば孫君はどうしてるのよ! もしかしてやられちゃったの!?」

クリリン「い、いや……悟空は今こっちに向かってるはずなんですけど、気も感じられないしまだ遠いんじゃないかな……」

ブルマ「じゃ、じゃあ……アンタたち本当に全く戦わずにここまで来たわけ……?」

ヤムチャ「い、いいじゃないか別に!」

クリリン「悟空には事情を説明して、とりあえず普通に帰ってもらった方が良いですよね? 修行してもらって悪いと思うけど……」

ブルマ「知らないわよそんなの! お父さんもアンタたちも勝手なんだから!」

ベジータ「やかましい女だ……」

ナッパ「ちっ……3日かよ、また体がなまっちまうぜ」

── <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 21:56:26.28 ID:ch+GxRTZo<> 1ヶ月後

ベジータ「はっはっはっ! 見ろよナッパ、甜花の奴がまた噛んでやがるぜ。全くどうしようもない野郎だ」

ナッパ「それより見ろよベジータ、千雪さんが作った小物が売ってあるらしいぜ。ブリーフに頼んで街に買いに行こうぜ」

ブルマ「ちょっともしもし孫君!? コイツらずっと居座ってるんだけど!? 今すぐウチにきてコイツら追い出すか何かしてくれないかしら!?」



【サイヤ人襲来編】 完 <> Dの人<>sage<>2025/04/08(火) 22:12:58.20 ID:ch+GxRTZo<> >>24は界王神じゃなくて界王でした <>