◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 19:21:23.94 ID:CJLJ6WZH0<>【注意】
安価とコンマで異世界を旅していきます。
更新頻度低め、筆遅め、勢いマシマシとなります。

【安価コンマ】
安価の範囲は基本そのときそのときで、コンマは基本直下となります。
連取りは原則禁止ですが、20分以上安価やコンマが来なかった場合は連取り可能とします。
まだ内容次第で再暗化する可能性もあります。ご了承ください。

随時システム変更やルール変更があります、改めましてよろしくお願いいたします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1747304482
<>【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 19:24:24.33 ID:CJLJ6WZH0<>

――目を覚ますと、そこは神殿だった。


女性「目を、覚ましましたね。あら……まあ、良いでしょう」

神殿の奥からこの世のものとは思えない美貌を持った女性が現れ、あなたを見ると何か驚いたような顔をする。

……よく見ると、あなたには体がなかった。眼も鼻も口もない、煙のようにふわふわとした存在だった。

女性「――この世に生まれ落ちる生命には決まって【好き】と【嫌い】があります」

目の前に居る美女が語る。姿がないはずの貴方をジっと見つめながら、語り始める。

女性「人生の中で形成されていく好き嫌いではなく、魂に刻み込まれる、その存在にとっての核となる好悪が」

女性「人にとっての【好き】は信念でありプライドであり熱情であり」

女性「人にとっての【嫌い】は天敵であり仇敵であり邪悪である、と言い切ることが出来るかもしれませんね」

女性「分かりやすい例をあげましょうか。もし【好き】が勉強の人間がいたとしたら、その人間は日夜勉強を楽しみ嬉々として知識を吸収し始めるでしょう」

女性「しかし【嫌い】が勉強の人間がいたとしたら、そんな知識を吸収することを嫌悪しありとあらゆる学びを拒絶するでしょう。果てしない努力を続ければマシになるかもしれませんが――それでもその勉強に対しての根本的な認識は変わりません」

女性「この世界において【好き】と【嫌い】はそういう概念なのです。ご理解いただけましたか?」

女性「――改めて自己紹介をいたしましょう。私はアモディア・セル、そんな好悪を司る神様をしています」

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 19:25:34.66 ID:CJLJ6WZH0<>
その女性は自らの事を神様だと自称する。圧倒的なオーラとその存在が、それを嫌でも本当の事だと教えてくれる。

アモディア「さて、今からあなたには世界を旅し私の力を宿したアイテムを回収していただきます」

アモディア「感情の聖杯――手にしたものの感情を暴走させ、その感情が望む力を授けるアイテム」

アモディア「かつて人の身でありながら私の元までたどり着いてた者たちに褒美として授けた物ですが……少々事情が変わったため、回収しなくてはいけなくなりました」

アモディア「では、これよりあなたを世界に移動させます――が」

アモディア「何かがあってはいけません、あなたのことを今一度理解してもらう必要があります」

アモディア「不安定な体も、自我も、性別も――勿論好悪も」

アモディア「導きましょう、作り出しましょう。さあ、よろしくお願いいたします」


そして、その神様は――そっと、無いはずのあなたの手を手に取った。


■キャラメイクを始めます。よろしくお願いします。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 19:27:26.11 ID:CJLJ6WZH0<> アモディア「まず、あなたの性別は――――」

性別は――:安価下2まででコンマが大きいもの
1 男性
2 女性
3 そういうの無い

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 19:28:17.52 ID:VVI+wi6lo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 19:28:32.95 ID:/XfhMphY0<> 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 19:31:09.14 ID:CJLJ6WZH0<> アモディア「そう、貴方は男性――」

アモディア「では次に貴方の種族は――――」


種族は――:安価下3まで募集。(人間でも、人間以外でも人型なら異なる種族でも)

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 19:32:50.67 ID:XjSlUhz3o<> 人間 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 19:36:52.92 ID:RuiAuQm8o<> 人間とエルフのハーフ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 19:39:09.62 ID:SpaMZ0l1O<> 鳥人類 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 19:42:45.72 ID:CJLJ6WZH0<> アモディア「人間、ハーフエルフ、ハーピー……でしょうか?」

アモディア「ここまでは絞れました、後は……貴方の意志で決まるでしょう」

そうだ、自分は……。


多数決安価:先に二つとったものを採用。
1 人間
2 ハーフエルフ
3 ハーピー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 19:43:14.03 ID:Fs0rTl+5o<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 19:45:30.90 ID:oR1eqROy0<> 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 19:49:16.31 ID:CJLJ6WZH0<> ――自分の体がはっきりしてきた。見慣れた手足、身体、自由に動かすことが出来る……。

そうだ、自分は人間だ……。

アモディア「……ふふ、良かったですね」

アモディア「では次に決めるのはステータスです」

アモディア「肉体は貴方の体の強弱を決め、精神はメンタルの強さを、そして知能は頭の良さを決める」

アモディア「貴方は――――」


ステータス判定:コンマ01が一番小さく00が最大

肉体:コンマ直下
精神:コンマ下2
知能:コンマ下3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 19:49:56.69 ID:Aa00hNJU0<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 19:51:00.08 ID:XjSlUhz3o<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 19:52:17.09 ID:z8LVoAXj0<> ダメなところも後でちゃんと強くなるのかな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 19:54:10.70 ID:HGXKNfGZo<> メンタル弱くて頭も弱い…
絶望的ですね <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 19:55:21.58 ID:CJLJ6WZH0<> アモディア「肉体は平均以上、ですがそれ以外が……」

それ以外が、なんですか……?

アモディア「はい?」

…………ぐすっ。どうせ自分はちょっと力があるだけの……。

アモディア「わぁ、わぁ!ちょっと泣かないでください!貴方を貶すつもりでは……!」

……ぐすん。

アモディア「……今は少々低いかもしれませんが、伸びしろがありますよ。ええ、神様の私が言うんですから」

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 19:58:48.75 ID:CJLJ6WZH0<> アモディア「では、最後に――」

アモディア「一番重要な部分、【好き】と【嫌い】を決めましょう」

…………自分は一番自分が嫌いです。

アモディア「卑屈にならないでください、もう。自我が確立したばかりで不安定なんでしょうか……」

アモディア「こほん、【好き】と【嫌い】は貴方の核となるもの。これが今後の貴方を形作るでしょう」

アモディア「では、まずあなたの可能性を私が確認します――――」


好き嫌い安価:20:15まで単語を募集。1ID2つまで安価可能!

集まった単語の中からコンマで【好き】と【嫌い】を決定します。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 20:02:07.12 ID:CJLJ6WZH0<> 単語は何でも大丈夫です。勉強とか動物とか、海とか蛇とか重火器とか。

とりあえず思いつくものを安価してくれると嬉しいです。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:03:23.25 ID:Nrulwbkbo<> 好き 絆
嫌い 傷つける <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:05:36.34 ID:Dv7ZaNW80<> 好き 護
嫌い 侮辱 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:08:06.11 ID:9+rLzb/M0<> 好き 絵を描く
嫌い 人間 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:09:01.62 ID:CPO2BQw2o<> 好き 慈悲
嫌い 酷薄 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:11:28.58 ID:yO8wLLUB0<> 好き 水
嫌い 秩序 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:11:31.09 ID:uPkM8+WR0<> 好き読書
嫌い喧嘩 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:13:36.65 ID:tuh97GCmO<> 好き 優しい人
嫌い 乱暴な人 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:15:06.64 ID:lN0klw1ko<> 好き 友情
嫌い 友情を嘲笑う者 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 20:29:48.82 ID:CJLJ6WZH0<> アモディア「ふむ、ではこの中からだと……」

アモディア「――――理解しました、まず。貴方の【好き】は――」

【好き】グループ決め:コンマ直下
偶数:グループ1
奇数:グループ2

決定:コンマ下2
1-25 @
25-50 A
51-75 B
76-00 C


グループ1
@絆
A護
B絵描き
C慈悲

グループ2
@水
A読書
B優しい人
C友情



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:33:51.24 ID:0J/b3o0Zo<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:34:32.43 ID:uPkM8+WR0<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:34:38.95 ID:wsrMtXTVo<> あ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 20:41:30.73 ID:CJLJ6WZH0<> アモディア「では【嫌い】は――」


【嫌い】グループ決め:コンマ直下
偶数:グループ1
奇数:グループ2

決定:コンマ下2
1-25 @
25-50 A
51-75 B
76-00 C


グループ1
@傷害
A侮辱
B人間
C酷薄

グループ2
@秩序
A喧嘩
B乱暴な人
C友情をあざ笑う者 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:44:28.93 ID:EcgJQECwo<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 20:53:56.96 ID:tK+jbc8U0<> あ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 21:04:22.74 ID:CJLJ6WZH0<> ■好きの表示を少し変えております。



アモディア「ふむ……ところで何をしているんですか?」

……か、神様を守っています。どこから攻撃があるか分からないので…………。

アモディア「ええっと、ここは私の世界なのでそういうのは特にないと思いますが……」

も、もしかしたら攻撃が来るかもしれないじゃないですかぁ!い、痛いのは嫌ですけど、人が傷つくのはもっと嫌です……。

……ぼ、ぼでーかーどやりたいです。

アモディア「……まあ、それが貴方のやりたいことなのであれば。私は喜んでそれを受け入れましょう」

【好き】守護
【嫌い】絆を嘲笑う者
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 21:06:33.35 ID:CJLJ6WZH0<> アモディア「では、最後に――あなたの名前を思い出しましょう」

…………名前。

アモディア「名前が付けばあなたが確立する、そうすればもうあなたは何時でも世界に行くことが出来る」

アモディア「あなたの名前は――」


名前安価:安価下3までで一番コンマが大きいものを採用

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 21:15:57.85 ID:XFW8KL/xo<> 有友 優護(ありとも ゆうご) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 21:20:14.02 ID:CyeJPcQA0<> 星海 護(ほしみ まもる) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 21:24:56.61 ID:Rd8F+D+2o<> 白崎 十護(しろさき とうご) <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 21:39:48.43 ID:CJLJ6WZH0<> 優護「…………!」

アモディア「有友優護――素敵な名前ですね」

アモディア「では、貴方にはこれから世界に降り、ある国にある三つの感情の聖杯を回収してもらいます」


アモディア「殆どが海に沈み、人口島で生活する人々と海上に魂を捧げた海賊が蔓延る大自然の――海洋国家」

アモディア「神を信仰し、各国に存在する教会の本拠地が存在する祈りと願いと宗教の国――神聖国家」

アモディア「ここ数十年で大きく規模を拡大し、魔法を使わずとも魔法を使う欲望と繁栄の国――科学国家」


アモディア「各国に一つ聖杯がありますので、回収したら――」

優護「ちょ、ちょっと待ってください……!」

アモディア「はい?」

優護「……も、もう一度お願いします。な、なにが、なんですか?」

アモディア「海洋国家と神聖国家、そして科学国家の――」

優護「……かいよう?しんせい?か、化学はなんとか……?」

貴方の知能では情報量が多すぎる。処理することが出来ない。

アモディア「……科学も感じが違う気がしますが、とにかく行けば分かります。感情の聖杯を集めることが、護ることに繋がるのですから――頑張ってくださいね、優護」

優護「!」




<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 21:43:05.77 ID:CJLJ6WZH0<> 優護「ま、待って下さい!も、もうですか!?ま、まだあと少し心の準備を――」

アモディア「残念ながら時間は残り少ないのです――では、また後で」

次合うときは聖杯を手にしたときでしょう。そう言って、彼女は微笑むと。

優護「――へぇ?」

優護の足元に、漆黒の穴が開いて。落ちた。

優護「――――ぁあああぁああぁあぁぁぁぁ……!!!」

アモディア「……」

アモディア「…………ふう」

アモディア「お願いしますね優護。どうか、どうか私を――」 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 21:46:06.42 ID:CJLJ6WZH0<> ――――――――……

――――――……

――――……

――…

―…


重要安価:優護は――:安価下3までで一番コンマが大きいもの

1 海洋
2 神聖
3 科学 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 21:46:39.73 ID:mJEtOL+dO<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 21:48:42.83 ID:Gyu/pJRDo<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 21:48:58.46 ID:a9iZh5X00<> 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 22:07:59.19 ID:CJLJ6WZH0<>
優護「――――いたたぁ」

目を覚ますとそこは塗装された道路だった。

優護「……ぐすっ」

身体がなんだか痛い、なにがなんだか分からない。優護には神様に言われたことの半分も理解できなかった。

優護「と、とにかく……歩こう――――うわぁ!?」

立ち上がり、どこか人がいる場所を目指そうとした瞬間――大きな地ならし。そして、どごぉおおおおおおおん!と大きな地鳴り!

優護「ひぅ!ぁ、な、なんだよぉ…………ぁ!?」


『ターゲットロックオン!対ダイアモンド装甲破壊ミサイル――!』

『ミサイルが来ます!電磁バリア起動します!』


優護「」

振り返るとそこには――二体の超巨大ロボット。とてもとてもとてもでっかい――山くらいでっかい、二体のロボ

片方のロボからは大量のミサイルの雨が、そしてそれを防ごうをもう一つのロボがバチバチとド派手な音を出しながらバリアのようなものを展開する。

爆発。爆発。超爆発。熱風がこちらまで飛んでくる。

優護「ひゅっ」

――そんな衝撃に肉体は耐えれても、精神が耐えきれなかった。

ブラックアウト。意識を失い、優護はまたそこに倒れこんだ――。


<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 22:11:54.86 ID:CJLJ6WZH0<> 優護「」

「…………!??!?!?!」


どっちのロボット:安価直下

1 ミサイル
2 電磁バリア
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 22:12:53.29 ID:NDoOrhXQo<> 2 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 22:20:47.72 ID:CJLJ6WZH0<> ■ここで初めてのキャラ募集をしたいと思います。

巨大ロボットのパイロットを募集します。一応ファンタジー異世界ですが、初手がそういう国になっちゃいました。

下記テンプレートを使用してください。また、今回選ばれなかった場合でも、別の機会に登場する可能性が大いにあります。

【名前】(カタカナ)
【種族】
【性別】

【好き】
【嫌い】

【容姿】
【性格】
【その他】(書ききれなかった特徴や、趣味嗜好など。なんでもどうぞ)
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/15(木) 22:22:00.11 ID:CJLJ6WZH0<> パイロット――:日付が変わるまで募集。

日付変更後、改めてパイロット以外の科学国家キャラ募集も始めたいと思います。

質問などあればご気軽にどうぞ。頑張って答えさせていただきます <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 22:30:55.31 ID:iMBulPdxo<> 【名前】アサヒ・ノーラン
【種族】人間
【性別】女

【好き】義理
【嫌い】不義理

【容姿】スタイルはかなり良い
【性格】快活で勝ち気でツンツンしてるとこもあるけど優しくて面倒見が良い
【その他】(書ききれなかった特徴や、趣味嗜好など。なんでもどうぞ)
【好き】と【嫌い】を人には押し付けない、あくまでも自分が遵守したいもの <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 22:47:16.66 ID:uPkM8+WR0<> 【名前】ルル•ノートン
【種族】 人間
【性別】女性

【好き】読書
【嫌い】死

【容姿】 緑色の髪をした片目隠れの小柄で華奢な少女
【性格】気弱で引っ込み思案な性格だが心優しく、誰かの為に頑張れる性格
【その他】本を読むだけでなく密かに小説も書いている <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 23:17:17.71 ID:o15TMm8Fo<> 【名前】テラス・リンドン
【種族】改造人間
【性別】女

【好き】勇気
【嫌い】諦める

【容姿】金髪碧眼 美人と可愛いの中間辺り 腰まで届くボリュームある髪をツインテールにしてる(スパロボ30のミツバっぽい髪型)
【性格】おしとやかで優等生お姉さん系だが戦術眼は大胆さと繊細さを併せ持ち強気なところがある
【その他】別に自分が改造人間であることは気にしないで欲しい
そこまでネガティブな境遇があるわけではなくて自分で選んだことで周りの人達もかなり躊躇っていたから <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2025/05/15(木) 23:52:44.70 ID:7bCzIJRLo<> 【名前】ミモザ・ブーゲンビリア
【種族】人間
【性別】女

【好き】平和
【嫌い】平和が乱されること

【容姿】腰まで伸ばした黒髪、片メカクレ(左目)、瞳の色は紅
年齢は20代前半、身長は160cm後半、胸は大きめ
【性格】普段はオドオドしていてパイロットにはとても向いていなさそうだが、コクピットに座ると一転しオラオラ系になる
(彼女の素。ハンドルを握ると人格が変わるタイプ)
その根底には揺るぎない正義感と心優しさがあり、オラオラモードの際もそれは変わらない
【その他】ロボット搭乗中人格が変わることを恥ずかしく思っている <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/15(木) 23:59:12.17 ID:Vg/dh5ZKO<> 【名前】シエラ
【種族】人間
【性別】女

【好き】空
【嫌い】墜落

【容姿】黒髪ショートの小柄な少女
【性格】寡黙。命令に忠実
【その他】巨大ロボットのパイロット兼生体ユニット。搭乗時は機体に直結され、迅速かつ精密に機体を操作することができる
命を奪うことに躊躇いはないが、敵機を撃墜する時に形容しがたい不快感を覚えることがある
好きな飲み物はココナッツミルク <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 00:04:14.25 ID:4Zs2ArZ90<> ■パイロット募集終了します。皆さんありがとうございました。

では、これから科学国家キャラ募集を始めます。集まったキャラから何人か採用したいと思います。

味方として出すかもしれませんし、敵として出るかもしれませんが。その辺はその時の流れになります。


■では、本日はこれで終わりになります。

ありがとうございました!ゆっくりやっていきます。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 00:04:44.39 ID:4Zs2ArZ90<> 期限は18時までです! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 00:45:02.89 ID:/rc2W53+O<> 乙
期待 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 01:28:11.10 ID:aN/Z/IYvo<>
【名前】ピタコ・サモスラス
【種族】人間
【性別】男

【好き】知的好奇心がくすぐられるもの
【嫌い】度が過ぎてること

【容姿】あんまり身なりを整えない 身なりさえきちんとすればそれなりに見える
【性格】一人称は僕 いつも気の抜けたようなふざけてるようなテンション 目上に対しても不敬 無礼で馴れ馴れしいマッドサイエンティスト寄りではあるけど自分が非常識なことや技術者としての責任は理解してる
【その他】誰が正義か悪かなんて人や状況によって変わるからあんまり考えない
一般的な倫理観道徳思いやりなどといったものは薄いように見えるが人や物の数だけ面白いものが生まれるんだからそこら辺は大切にした方がいいとは思ってる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 09:17:21.01 ID:S/lsGR08o<>
【名前】オペッコ・ペッコ
【種族】人間
【性別】女

【好き】ソフトクリーム
【嫌い】辛い食べ物

【容姿】クールな印象
【性格】クール
【その他】オペレーターとか管制官的なものの担当 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 13:15:05.66 ID:+zdJrENWO<> 【名前】ジーク・ルブラン
【種族】鬼
【性別】男

【好き】秩序
【嫌い】混沌

【容姿】非常に大柄で筋骨隆々としたゴツい体格。日に焼けた肌。スキンヘッド。左目を隠す眼帯。強面。軍服姿。額から生える一本の角。
【性格】厳格でストイックな堅物。強く自分を律し努力を怠らないが、その分他者にも厳しく人望はあまりないようだ。生粋の愛国者。
【その他】
科学国家の軍を束ねる総司令で、無秩序に陥りそうな「欲望と繁栄の国」である科学国家の治安を一手に守る人物でもある。
国民の幸福を第一と考えており、自国の技術なら幸福を実現できると信奉している。
しかし秩序を重んじる反面、国民からの人気は低く舵取りに苦労しているようだ。
辛い物が好きでかなりの酒豪。
妻と娘がいる。(仲が良いか悪いかはコンマに委ねる)


異種族ありだから鬼を投げてみる。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 15:10:07.51 ID:FyPbmln20<> 【名前】ロイド・マクスマン
【種族】人間
【性別】男

【好き】機械いじり
【嫌い】喋ること

【容姿】マスクを着けた白衣姿の男性。肩にはいつも自作の鳥型ロボットが留まっている
【性格】極度のコミュ障で自分の口では喋ることが出来ず、いつも肩の鳥型ロボットが彼の代わりに話している
【その他】科学国家の科学者の一人。容姿のせいで苗字をよく間違えられるのだが、マスクマンではなくマクスマンである
怪しげなビジュアルのせいで誤解されがちだが、中身は極めて真面目かつ常識人
科学は人を幸せにするべきものだという信念があり、戦いや兵器として利用されている現状には疑問を抱いている <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 17:52:12.15 ID:FF8voNlfO<> 【名前】レオン•ヴァニス 【種族】人間 【性別】男 【好き】女性 【嫌い】父 【容姿】金髪長身の美青年 【性格】ナルシスト気味の残念なイケメンだが憎めない性格 【その他】科学国家の王族の1人。父親からは落ちこぼれ扱いされてるが彼なりに国の未来について考えている <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 18:02:20.08 ID:nE5Rv2u2o<> 【名前】ドロシー・マーブル
【種族】人間
【性別】女

【好き】意志の強い人
【嫌い】信念を持たない人

【容姿】紫髪ポニーテール、キャップ、作業着、やや小柄
【性格】活発、義理堅い、機械マニア
【その他】現在の国家の体制に反発するテロリストグループのメンバー
メカニックの天才でありパイロットとしても優秀 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 20:21:02.37 ID:4Zs2ArZ90<> ■お疲れ様です。少しやっていきます。

>>60
ありがとうございます。頑張ります。




優護「ん、んんぅ……」

「ぇ、ぁ……!だ、大丈夫ですか……!あ、あのぉ!」

――目を覚まし声を上げると、誰かが体をゆする。

蛍光灯の光がまぶしく、そこに居る誰かをハッキリと見ることが出来ない。微かに見えたのは――とても綺麗な緑色の髪だった。

「ど、ドクターさん!ドクターさん!」

慌てた様子で声を上げながら、彼女は行ってしまった。どたばたと慌てていたらしく、先ほどまで読んでいた本を床に落としてしまっている。

……表紙に何か文字らしきものが書いてあるが、優護には分からない。

ドクター「おお、目が覚めたのか!そこのキミ、意識ははっきりしているか?名前は、年齢は言えるか?」

優護「ぇ」

扉が開かれると、彼女が連れてきたらしい医者がやってきて。貴方のベッドの近くにある椅子に座りこんで、次々と質問を続ける。

貴方の意識がはっきりとしているかの確認なのだが。知らない人からの圧に驚き、なんだか怖くなった貴方は。

優護「ぇ、ぁ、その……じ、自分は…………うっ」

「へっ!?」

医者「ど、どうしていきなり泣き出す!?何か精神的に負荷がかかったのか……?と、とにかく落ち着いてくれ、な、な?」

優護「うううううぅうぅううぅ」

ボロボロと涙が零れて、止まらなかった。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 20:30:11.25 ID:4Zs2ArZ90<>
「…………ど、どうしてドクターさんは私を……う、うぅ」

優護「…………」

――いきなり私が診察しても怖がらせるだけだろう。とかなんとか言って、医者は緑髪の彼女を置いて部屋を出て行ってしまった。

気まずい空気。静寂。両方ともにぐいぐい話すタイプではなかったが、先に口を開いたのは彼女だった。

ルル「ぁ、えっと。分かりますか?今朝行われた決闘のフィールドで貴方が倒れていたのを、私が運んだんですけど……」

ルル「そ、そうだ名前……!わ、私ルル・ノートンと申します。貴方は……」

優護「ぁ、ご、ごめんなさい。自分は……有友優護、って言います」

ルル「アリトモ・ユーゴ?珍しい名前ですね……ええっと、ではユーゴさんと呼ばせていただきます、ね……?」

にこりと優しく微笑む少女――ルル・ノートン。小柄で華奢な体躯をした彼女を見て、優護はまず守護らねばならないと本能で感じ取る。

……が、いきなり初対面の相手に行動できるわけもなく。ベッドの上で彼女の話を聞くだけだった。

ルル「えっと、どうしてユーゴさんはあそこに……?フィールドは関係者以外立ち入り禁止、そもそも決闘中に生身の人がは入れるわけが……」

優護「……? ??」

何かを問われているのだろうが、まったくもって何を言っているのか分からない。

ちんぷんかんぷんなまま、その空気に耐え切れずまた涙が出そうになっていると、ルルは慌てたように喋り出す。

ルル「ま、まあ、そういうことも……あります、よね?た、たぶん…………」

優護「……す、すみません」

ルル「い、いえいえ!別に責めているわけじゃなくて……!け、怪我とかも特になかったですので、そこは一安心と言いますか……」

なんとも会話が進まない二人。しかし、確実に優護の中の緊張はほぐれていっている。

――もう少し会話をしようと。ルルがなんとか会話を繋げていく。
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 20:33:35.78 ID:4Zs2ArZ90<> 会話をしましょう:安価直下

1 ユーゴさんはいったいどちら国家から……?
2 ……ロボが好きなんですか?
3 会話内容自由(自由安価) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 20:34:49.55 ID:aGbZ03ns0<> 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 20:43:04.52 ID:4Zs2ArZ90<>
ルル「ところでユーゴさんはどちらの国家から……?」

優護「ぇ、こっか?」

ルル「はい、科学国家の人間のようには見えませんが……?」

国家、という言葉を聞いて優護は頭を巡らせる。そうだ、たしか神様が話していた言葉の中にあった……なんとか国家が三つほど。

しかしその中の一つが科学国家だったかどうかはっきりしない……が、きっとそうなのだろう。

優護「こっか、国家……えー…………」

優護の勘が言っている、おそらくここで口をもごもごさせるのは怪しまれると。早く答えなければいけない、しかし分からない。

必死に必死に頭を回転させて――。


安価:安価直下
1 ――か、化学国家、ですよ?
2 ――し、新鮮国家……ですかね?
3 ――か、解放国家、みたいな?
4 …………(言葉が出てこない)
5 会話内容自由(自由安価)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 20:45:11.87 ID:4mYMi0H4o<> 4 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 21:00:42.57 ID:4Zs2ArZ90<>
――言葉が出ない!

優護「――――」

嘘でもいい何か喋らなくてはいけない、しかしその噓がバレたら?優護は一気に怪しまれることになるだろう。

そもそも国の名前が出てこない、嘘をつくのも怖い。バレた後を考えるとまた気絶してしまいそうだ。

ガラスのハートがミシミシと音を立てていく。が、またそれを救ったのはルルだった。

ルル「……そうですね、自分の出自を言いにくい人もいますよね。ごめんなさい、無理して言わなくても大丈夫ですよ、ユーゴさん」

優護「ぁ……」

ルル「私はその、ずーっとこの科学国家に居るので、そういうのはないんですけど…………あ、そ、そうです!」

ユーゴさん!その、もし歩けるなら……案内しましょうか?と、恥ずかしそうにしながら、彼女は提案をする。

ルル「――私が過ごすこのファクトリーを紹介しますね。あ、も、もし嫌なら嫌と言っていただいても……あの、ご、ご迷惑でなければそのぉ……」

それを断る勇気も理由も貴方にはなかった。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 21:11:10.50 ID:4Zs2ArZ90<>
――そこは小さな工場のようだった。

職人1「おーい!素材はまだか!」

職人2「すみませーん!今切り出してまーす!」

大量の鉱石と、何かの部品。巨大なクレーンなどの重機が動き、それを修復している。

優護「…………!」

ルル「あ、これは覚えていますか?そうです、今朝の試合で私が搭乗したロボット……と言っても、今日も負けてしまったんですけど」

あはは……と、困ったように笑うルル。しかし、優護の目線はそれに釘付けだった。

ロボットアニメで見るような人型のロボット。銀色がかった白い装甲と腰に掛けられている申し訳程度の小さな銃。そして、なによりも――巨大な白い盾。

ルル「……これがこの第62ファクトリーのロボットなんです。ほかのファクトリーよりも守備に重きを置いた、被害を最小限に抑える目的で使用されるロボット――カッコいいですよね」

優護「…………は、はい。カッコいいと思います」

ルル「ふふっ……それは良かったです」

優護「……」

何とも男の気持ちをくすぐるロボットだ、それになによりあの盾が良い。あれが優護の気持ちにドストライクだった。

ドクター「おーい、おーいルルー!勝手に部屋を出ていかないでおくれよー!」

ルル「あ、ドクター……!ご、ごめんなさい……!」

――そして、優護はドクターと共に貴方が眠っていた部屋。医務室まで戻っていった……。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 21:22:51.41 ID:4Zs2ArZ90<>
ドクター「――うむ、特に問題はなさそうだな。しかし不安だ、しばらくはこのファクトリーに泊っていきなさい。なぁに心配はいらない、うちの長ならその辺緩いから」

――というわけですぐに解放された。こういう時に少しだけ丈夫な体に感謝をする。

ルル「よ、よかったですねユーゴさん……!」

優護「……そ、そうですね。その、しばらくお世話になります……」

ルル「は、はい!こ、こちらこそよろしくお願いします……!で、ではユーゴさんのお部屋は――あ!」

貴方の部屋に案内される途中、ルルが誰かを見つけたように小走りで行ってしまう。

ルル「ロイドさん……!あの、ちょっといいですか……?」

ロイド「…………」

優護「…………!!!」

――なんとも怪しげな男性だ。顔の半分を覆うマスク、そして白衣姿。肩には小さな鳥なんかが乗っていてますます怪しい。

しかも優護には分かる。あの絶対に喋りたくないというオーラ……優護の何倍も強いそのオーラに押され、思わず目が眩む。

…………というか普通に怖い。人体実験とかされそうで。ぶるぶると体が震えていく。

優護「ひっ……ぁ…………ぐすっ。い、痛いのは止めてください…………」

ルル「ゆ、ユーゴさん……!?」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 21:46:25.63 ID:EeaW5EMY0<> メンタルも頭もダメ
せめて容姿は最低でも普通くらいはないと人とのコミュニケーション厳しいかも <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 22:05:48.85 ID:4Zs2ArZ90<>
ロイド「――『別に痛いことはしませんよユーゴさん』」

優護「……?」

今、確実に彼の方から声がした……が、彼が喋ったようには見えない。

ロイド「『ああ、私はこのロボットを通じて会話をするようにしているんです……初めまして、第62ファクトリーのファクトリー長をしています、ロイド・マクスマンと申します」

優護「……ま、マスクマンさん……?」

ロイド「『マクスマンですよ、ロイドで大丈夫ですよユーゴさん』」

……ナチュラルに名前を間違えてしまった。人の名前を間違えてしまうのは最低なことだ、じんわりと心が傷を負っていく。

優護「す、すみません……わ、わざとではなくて……ぁの」

ロイド「『いえ、別に気にしていませんよ。この見た目と名前ですから、しょうがありませんよ』」

ルル「ロイドさん、よく間違われてしまいますよね……」

ロイド「『普段はそもそもロイドの方で呼ばれますからねぇ』」

……なんだか優しい人、なのかもしれない。見た目とオーラに騙されてはいけないなと優護は反省する。

それになんだか鳥のロボットも可愛らしい。

ロイド「『ドクターから話は聞いていますよ、どうか安静になるまでこのファクトリーをお使いください。部屋なら沢山ありますので』」

ロイド「『なんでしたら色々と見学していってください、もし興味があれば機械工作なんかも――』」

ルル「ろ、ロイドさん……。その、そろそろお部屋に…………」

ロイド「『ああ、すみませんルルさん引き留めてしまって。それでは、暫くの間よろしくお願いしますね』」

……軽く頭を下げて、ロイドは行ってしまった。

ルル「……ロイドさんは、とても良い人なのでそんなに怖がらないでくださいね?私も、ずっとお世話になっているので……」 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 22:21:10.45 ID:4Zs2ArZ90<>
――その日の夜。

優護「……眠れない」

このファクトリーの方々とご飯を食べ、一通り挨拶をしただけですべての力を使い果たしたような。そんな感覚だった。

ルルにはとても感謝している。こんな自分に付き添ってあいさつ回りに付き合ってくれたのだから。

優護「…………」

……色々なことを考えていると、どんどん目が覚めてくる。

優護「少しだけ、水でも…………」


優護は――:安価直下
1 何か準備をしているルルがいた
2 ロボを見つめているロイドがいた
3 ……ええっと、あれはご飯を食べるときにいた……
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 22:22:26.92 ID:aGbZ03ns0<> 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 22:40:36.51 ID:4Zs2ArZ90<>
ルル「きゃっ!ゆ、ゆーごさんですか……?」

台所に向かうとそこには可愛らしいパジャマ姿のルルがいた。見られたくないところを見られてしまったのか、顔を赤くして恥ずかしそうにしている。

ルル「は、恥ずかしいところを見られてしまいました……ゆ、ユーゴさん……内緒にしてくださいね?」

優護「……はい」

なにが恥ずかしいのかいまいちよく分かっていないが、とりあえず頷いておく。

よく見るとルルの手はマグカップを持っていた。ふんわりと甘い匂いがするこれは……。

ルル「あ……よ、良かったら飲みますか?ホットミルクなんですけど…………」

ルル「……わ、分かりました!それじゃあ、作っちゃいますね……!」
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 22:47:49.56 ID:4Zs2ArZ90<>
――ルルに入れてもらったホットミルクはとても美味しかった。

ルル「男の人って甘いもの苦手な人が多いイメージなので……気に入ってくれてよかったです」

優護「そう、かなぁ?」

ルル「ロイドさんが苦手なのでそう思い込んでるだけかも……あの人、コーヒーもブラックで飲めちゃうので凄い、えっと。大人だなぁって思います……」

コーヒーは何とか知っているので胸を撫でおろす。脳みそが他の人よりも弱い優護にとって、知っている単語が出てくることは安心につながる。

ルル「私はお砂糖とかミルクを沢山入れちゃうので……ぁ、ユーゴさんは、飲めます?ブラック」

優護「……コーヒーは、飲まないかも……?」

ルル「あ、そうなんですね。じゃあもしかして紅茶派とか……?」

そこから他愛のない会話を続けていく。ルルに作ってもらったホットミルクを飲むと、だんだんと体がぽかぽかしてくる。

……眠気が襲ってくる。眠ってしまう前に、何か色々と訊けたら……。

ルル「……?どうかしましたか?」


会話安価:自由安価下1-2でコンマが大きいものを。

ルルに何か話を訊いてみましょう。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 22:51:54.51 ID:uqdoS14gO<> 収入がほしいが働き先はないものか

ファンタジー世界だから冒険者的なサムシングとかあるかな? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/16(金) 22:54:18.11 ID:CltvJ67Oo<> ここはどういう世界なのか

多分記憶がないと言っておく <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 23:17:00.09 ID:4Zs2ArZ90<>
ルル「え、お仕事ですか?」

優護「……お金とか、欲しくて」

賢くない優護でもわかる、お金がないとご飯は買えないし生きていけないのだと。

野宿をするにしても食べられる草とかがあるのかもわからないし、そもそもどれが食べれる奴なのかの判断もつかない。

ルル「んー……そう、ですね。ロイドさんにお願いすればお仕事を貰えるかもしれませんが……ユーゴさんって、機械弄りできますか?」

優護は首を横に振る、チラっとしかみていないがあんなものを優護が動かせるなんて到底思えない。

ルル「でしたら、荷物整理とか荷物運びとか……でしょうか?それでしたらユーゴさんでもできると思います、よ……?あ、その、一応ファクトリーなので基本は機械に任せているんですが、どうしても人の手が必要な部分もあるので……」

優護「その、ダンジョン的なものとか……冒険者、みたいな?そういうのって……」

ギリギリ頭の片隅にあった知識でルルに質問する。異世界ならば、冒険者的稼ぎがあるかもしれない。

……それなら、ぎりぎり……。

ルル「ダンジョンですか?いやぁ……今の時代、科学国家のダンジョンと呼べるものは、大体政府に制圧されていますから……」

ルル「魔物もいるにはいるらしいですが、私は見たことありませんね……海洋国家ならばダンジョンがまだあると聞きますけど」

優護「…………」

なんだかあまり異世界らしくなかった……。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 23:41:11.92 ID:4Zs2ArZ90<>
ルル「と、とりあえず明日ロイドさんにお仕事の話はしておきますね」

優護「あ、ありがとうございます……す、すみません。いきなりやってきて、迷惑ばかり……」

ルル「い、いえいえ!そんな、大丈夫ですよ……!」

ルル「ではそろそろ寝ましょうか、夜更かしをしすぎるとオペッコさんに怒られてしまいますから」

……では、おやすみなさい。ユーゴさん。

そういって、会釈をしてルルは行ってしまった。優護だけが一人ぽつんと台所にいる。

……なんだか急に一人が怖くなって。優護はその場から逃げるように部屋に戻った。頭から布団をかぶって眠ると、すぐに意識は夢に消えていった。
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/16(金) 23:47:39.06 ID:4Zs2ArZ90<> 【名前】有友優護(ありとも ゆうご)
【種族】人間
【性別】男
【ステータス】肉体:69 精神:8 知能:9

【好き】守護
【嫌い】絆を嘲笑う者

【能力】
守護:人を護ること、およびそれに伴う行動に躊躇がない。
スイッチ(絆):絆を侮辱されると行動が少々乱暴になる。



■お疲れさまでした、本日はこれで終わりにします。
パイロット採用は>>54となりました。これから長い付き合いになると思いますので、仲良くしたいですね。

■ついでなのでロボットの名前安価とかしてみます。>>74のやつです。

安価下1-5まででよさそうなものを。


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/17(土) 00:04:42.54 ID:+8XHroXSO<> スクタリ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/17(土) 00:11:17.85 ID:GRG13Jx6o<> アイアス <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2025/05/17(土) 00:58:42.38 ID:tmpmb42LO<> スクトゥム <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/17(土) 02:09:40.25 ID:4ux0faqYo<> ガードナー <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/17(土) 02:14:17.48 ID:pwKy20Gho<> サーズデイ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/17(土) 20:31:38.49 ID:zOR4Fb830<> ■安価ありがとうございました。この中から選ばせていただきます。

>>76
■優護くんの見た目決めてなかったので、コンマで決めておきます。最低保証はありです。
具体的な見た目は、後でどこかで。

容姿:コンマ直下(最低保証45) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2025/05/17(土) 20:32:24.99 ID:aDQwkBGWo<> ほいさ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/17(土) 20:33:00.56 ID:VhWf56uvo<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/17(土) 20:33:31.87 ID:H4sDqNTOo<> こんなところでクリティカル <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/17(土) 20:33:51.87 ID:zOR4Fb830<> たっか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/17(土) 20:35:24.11 ID:GQ5Rm2I4o<> 草 <> ◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/17(土) 20:55:08.06 ID:zOR4Fb830<> ■容姿:99 世界でもトップクラスの容姿をしています。なんもしてないのにとてもイケメン。
真面目に仕事するよりホストとかやった方が稼げますよ。コミュ力がちょっとまずいけど <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/17(土) 20:57:03.68 ID:H4sDqNTOo<> 喋り方だけならかっこいい系というよりかわいい系にも見えるな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/17(土) 21:00:48.88 ID:4gnAAolMO<> 女の子だったほうが生きやすそう <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/17(土) 21:55:54.18 ID:zOR4Fb830<> ■ここまでくると見た目を安価下ほうがよさそうかもですねぇ。カッコいいのか可愛いのか。


ロイド「『はい、仕事ですか?ユーゴさんに任せられるような仕事……』」

ロイド「『ええ、力仕事などの雑務になってしまいますが勿論ありますよ。ですが、ユーゴさんの方からこうして仕事を申し出てくれるなんて……真面目な人ですね』」

優護「ぁ、ぁはは……」

そういってロイドは優護を真面目だと評価するが、優護は全く自身の事をそう思ってはいない。

生活のための金が欲しい――という理由ではあるが、根っこの部分にあるのは自分だけ仕事をしていないと後で色々怖いことがあるのではないかという保身のためだった。

仕事もせずご飯だけ頂いて周囲からの反感を買い、闇討ちでもされるのではないかという不安が、彼の仕事への意欲を生み出していた。

ロイド「『では地図とメモを渡しますので、後は近くに居る作業員やメカニックに聞いてください。大丈夫ですか?』」

優護「は、はい。ありがとう、ございます…………」

――仕事をちゃんとこなせるかの不安でほとんど頭が真っ白だったが、とりあえず優護はその地図に書かれた場所に向かう。

優護「…………?」

…………だいぶ時間をかけて目的の場所についた。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/17(土) 21:59:08.16 ID:zOR4Fb830<> 優護「えっほ、えっほ…………」

倉庫の荷物を、別の倉庫へ。そして別の倉庫から、また別の倉庫へ。

荷物を運ぶ運ぶ。与えられたメモと近くに居た作業員の指示を護ることを意識して。


仕事結果!:コンマ直下

コンマがでかいほど上手に仕事が出来ました。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/17(土) 21:59:58.34 ID:GQ5Rm2I4o<> ちゃんと仕事できるって伝えなきゃ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/17(土) 22:27:42.65 ID:zOR4Fb830<> ロイド「『――――はい、はい。ありがとうございます、ある程度荷物や部品を仕分けできていますね』」

ロイド「『ですが、少々ミスがありますので一緒に直しましょうか。ユーゴさん』」

優護「は、はい…………」

仕事が終わり、ロイドに確認をしてもらった結果。結構ミスが多かったようで一緒に仕分けをやり直すことになってしまった。

…………申し訳なさで泣きそうになるが。グっと堪える。

ロイド「『結構埃ぽかったですよね、申し訳ありません。あまり使っていない倉庫でして』」

優護「い、いぇ。大丈夫です……」

ロイドからの会話を何とか相槌をうちながら続けていく。

ここの長という彼にこんなことをさせても良いのだろうかと、思考がどんどん暗い方に進んでいくのでなんとか会話で紛らわしていく。

ロイド「『……ルルから聞きましたよ。結構訳ありみたいで』」

優護「ぇ……」

ロイド「『私も、他の作業員の方々も気にしていませんので。どうぞここを家のように使ってください。今回のように仕事が欲しいのであればいくつかの仕事も提供しますので』」

ロイド「『……あ、別に裏とかありませんからね?よく思われるんですよ、マッドなことをさせられるんじゃないかって』」

正直思う。何かされそうになったら真っ先に逃げようと考えていたが、実際にそうなったら逃げられる自信もないなと諦めていたが。

……優護の表情を見て、ロイドは苦笑いをする。

ロイド「『……科学とは人を幸せにするためのものです、薬品でも機械でもAIでもそれが本質だと私は思っています』」

ロイド「『ですから、そもそもの過程で人を傷つけるのはあまり宜しくないと私は考えているんです』」

ロイド「『そうなんです、けどねぇ……』」

優護「……?」

何か含みのある言い方をするので、訊こうかとも思ったが。そんなことを優護に出来るはずもなく。

このまま黙々と整理を続けていった…………。
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/17(土) 22:56:42.76 ID:zOR4Fb830<> ルル「――――あ、ユーゴさん」

仕事が終わり、どうしようかとファクトリー内を散歩しているとルルが声を掛けてくる。

優護「ぁ、る、ルルさ――ぁ?」

流石の優護も挨拶くらいは返す、名前を呼んで挨拶をしようとするが――思わず固まってしまう。

ルルの着ている服が、ピッチピチの黒いタイツのようなものだったからだ。

ルル「どうかしましたか、ユーゴさ……ぁ!そ、そう、ですよね。ユーゴさん見たことありませんよね、これ」

ルル「ロボットに搭乗するときのパイロットスーツ……なんですけど。えっと、結構体のラインとか、見えちゃうので…………」

私は着るの慣れちゃいましたし、周りも気にしてないので……ユーゴさんのように固まられると、その。恥ずかしいです……ね。

優護としては見たことない服を着ていたのでビックリしていただけなのだが、なんだかルルは顔を真っ赤にして恥ずかしがってしまった。

ルル「ここっ、これから訓練なんです。普段から乗っておかないと、大会で実力を出せないので……」

優護「……大会?」

ルル「そうなんです。年に一度、科学国家の政府が主催でロボット同士を戦わせるトーナメントを行うんです」

ほら、あれを見て下さい。と、ルルが指をさすとそこにはポスターが貼ってあった。

――国家主催、ロボットトーナメント!ファクトリーの叡智を集め、国家のための力となろう!

ドーンとどでかいロボットが写ったポスター、そしてその手のひらにパイロットのような男性が乗っている。

ルル「このファクトリーでも毎年参加しているんです。まあ、いつも良くて二回戦止まりなんですけど……」
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/17(土) 23:11:02.75 ID:zOR4Fb830<> 優護「そういうのがあるんですねぇ……」

ルル「昨日のあれは練習試合だったんですよ。その、ロイドさんや他の方の意見でうちでファクトリーのロボット……スクトゥムは防御機能に重きを置いているので」

ジリ貧になりがちで、負けちゃったんですよね……。と、困ったように笑いながら、ルルは喋る。

確かにあれだけ巨大な盾、そしてあのバリア。ロボットについてよく分からないが、凄いものだという確信が優護にはあった。

優護「……ん?」

ポスターに書かれた優勝賞品に、ふと視線が向く。

ルル「あ、優勝賞品ですか?なにやら凄いものらしいですが、私にはよくわからなくて……調べても載っていないんですよね」

優護「……ぁ」


――優勝賞品。感情の聖杯。


優護は理解する。自分が何をしなくてはいけないのかを。

……なんだか、じんわりと手のひらから汗がにじみ出してきた。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/17(土) 23:40:13.77 ID:zOR4Fb830<> ルル「――――スクトゥム。発進します!」

オペッコ「ええ、それじゃあルル。いつも通り基本動作の確認の後、シールドを展開しての動きを3セットほどお願いね」

ルル「わかりました、オペッコさん!」

――ファクトリー内にある大きな広場で、昨日見たあのロボット。スクトゥムが動いている。

準備体操みたいに両腕を動かしたり、脚を動かしたり。十分に動くことを確認した後、あの巨大な盾を構えて色々と動き始める。

優護「……」

あんなロボットを動かせるなんて、凄いなぁと優護は考える。

オペッコ「……貴方、ユーゴよね。ちゃんと話すのは初めてね」

優護「え」

オペッコ「私はオペッコ・ペッコ。このファクトリーでスクトゥムのオペレーターを担当しているわ、マイクを通じてルルに指示を出したり、周囲の状況を知らせたりするの」

優護「よ、よろしく、お願いします……」

……クールな印象の女性だ。何度か見かけることはあっても、こうやって面と向かって話すのは初めてだった。

オペッコ「ま、よろしくね。言っておくけど、今スクトゥムに近づいたら怒るわよ」

優護「ひゃっ、ひゃぃ……気を付けます……」

オペッコ「ルルから聞いたときは驚いたわよ、うちのロボットで変な事故起こしたらと思うと……気を付けてね、ほんと」

それだけ言って、オペッコは手に持ったタブレットを見つめて黙ってしまった。そしてなにやらマイクに向かって指示を出す。

オペッコ「……修理は問題なし、ルルの方も問題なく動けてる。ルル、次はあそこの――」

ルル「――分かりました、オペッコさん!スクトゥム、対象に近づきます!」

…………とりあえず、優護はそれをぼんやり見続けた。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/17(土) 23:55:34.55 ID:vlr5ELPno<> コミュ障でおバカで顔はトップクラスってイケない考え抱いてる女の子にホイホイ連れ込まれてヤられそう <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/18(日) 00:12:20.42 ID:P5yH4EhO0<> ――次の日。

優護「……」

自室のベッドの上でぼんやりと天井を眺める。天井の染みが人の顔に見えたのがなんだか怖くて、枕に顔を埋める。

そして顔を忘れたら、また天井をぼんやりと眺める。これを繰り返す。

優護「……どーしよ」

ロイドさんに訊くと今日は仕事はないらしい、そもそもこの前整理は終わらせてしまったし、それ以外だとやることがないのだという。

……早くも訪れてしまった無職タイム。考え事に時間を費やす。

ロボットトーナメント、その優勝賞品が聖杯。

優護「……トーナメントにでるのかな」

優勝のために優護自身がパイロットになる……しかし優護の頭ではまともに操縦なんてできる気がしない。

じゃあ何もせずに、ルルにお願いをする?優勝して感情の聖杯を譲ってほしいと……考えただけで吐いてしまう。

優護「どーしよー……ぁあぁあぁあぁ……」

…………流石に何かしないといけない気がしてきた、外に出よう。

優護は、のそのそと着替えて、部屋の外に出た。

……まだ優護は物事を知らない。今は色々な人と交流をして、土台を作る時期だ。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/18(日) 00:23:21.60 ID:P5yH4EhO0<> >>108
優護くんはとても純粋で人見知りは激しいけどすぐについてきます。


■イベント安価を始めます。
自由安価で自由にイベントを発生させることが出来ます。特定のキャラと出会ったり、科学国家の町に出向いたり、何かそれ以外にも色々と……。
例として「ルルと出かける」とか「ロイドさんに科学についての勉強を教えてもらう」とか「筋トレをする」とか、そういうので大丈夫です。

初めてなので、色々とお願いします。暫く募集した後、多数決かコンマでイベントを決定します。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/18(日) 00:24:28.57 ID:P5yH4EhO0<> イベント安価:0:50まで募集。1ID一つまで <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 00:25:43.22 ID:zc23+px8o<> オペッコさんが町を案内してくれた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 00:27:45.24 ID:v1kF7fvS0<> トレーニングルーム的なところで身体を動かした
ついでにその様子見られてた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 00:35:20.74 ID:1ktRCkBDo<> 女性達がこっちを見てはヒソヒソと
変な人がいたら誰だって当然そういう反応だよね…と思いながらテクテク歩いて回る

女性達は容姿もあって普通に好感抱いて話盛り上がってただけで優護君はそういうことに関しては鈍感だった <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 00:44:46.01 ID:U6/sphVA0<> ルルと一緒にバイロットの勉強やトレーニングをする <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 00:46:10.04 ID:NwTynwbIo<> 暇なんだったらってことでスクトゥム試作型、要は劣化版に乗せてもらえる
誰だって初めは初心者だから初心者が動かそうと思ったらどう思うかのデータが欲しくて極論全然動かせなくて良い <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 00:48:38.23 ID:ysiqnUueO<> ルルが読書していたので自分も本を読んでみる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/18(日) 01:01:10.89 ID:P5yH4EhO0<> ■安価ありがとうございます。では時間なので決めます。

イベント安価:安価下5まででコンマが大きい3つを採用。

1 >>112
2 >>113
3 >>114
4 >>115
5 >>116
6 >>117 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 01:02:01.17 ID:a6YbdU+6o<> 選択肢を選ぶ感じか
1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 01:02:20.34 ID:OvDkm4Epo<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 01:03:40.35 ID:rv9oCnvq0<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 01:03:40.56 ID:U6/sphVA0<> 6 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 01:04:00.28 ID:an2yYEeUo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/18(日) 01:10:39.70 ID:P5yH4EhO0<> ■安価ありがとうございます。では、上位3つを採用して続けていきます。

■では、今日はこれで終わりにします。ありがとうございました。
優護くんの容姿が凄いことになったので、ネームド女性キャラが面に耐えてて偉いという気持ちが増します。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 12:39:20.53 ID:Q9s+9EDmO<> 乙
顔の良さを活かせるくらいの頭とメンタルは欲しいところね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 12:51:53.34 ID:OfLqVSkMo<> 女じゃなくて良かったな
女だったらそこら辺のチャラ男にヤられてる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/18(日) 21:31:55.01 ID:P5yH4EhO0<> >>125,126
■顔がよくて目立つので、頭とメンタルがもう少しないと騙されて大変なことになります。
女性じゃなくてよかった。保護者がいれば問題ないのですが。

■やります。



優護「――――ふっ。ふっ」

無心になって走る、走る。ペースを落とさず、呼吸を一定に、リズムカルに地面を蹴る。

ファクトリー内でたまたま見つけたトレーニングルーム。優護は体を動かしたくなり、それを利用する。

優護「――」

始めて使うランニングマシン、使った記憶はないはずなのに体がそれを覚えているような感覚がある。マシンの操作自体は時間がかかったが、こうして問題なく走ることが出来ている。

……身体を動かすことは好きだ。ルールのあるスポーツなんかは苦手意識があるが、ランニングや筋トレ、水泳なんかは何も考えなくていい、それだけに集中できる。優護は無心になれる行為が好きだった。

零れそうな汗をタオルで拭う。いったん休憩でもしようと、なんとか機械を操作して速度を落とす。

優護「ふぅ……」

心拍数を下げてからマシンを降り、ベンチに座って水分補給。

優護「…………誰もいませんね」

あんまり利用する人がいないんだろうか、ほとんど優護の貸し切り状態だったトレーニングルーム。そこに、誰かが……。


誰かに見られていた:安価直下
1 ルル
2 ロイド
3 オペッコ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 21:34:22.06 ID:Az8jfgXKo<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/18(日) 21:51:37.50 ID:P5yH4EhO0<> オペッコ「ふーん、貴方。運動なんてするのね」

優護「へぁあぁあ!?」

オペッコ「……どんな声よ」

突然背後から声を掛けられ、優護は情けない声を漏らしながらベンチから崩れ落ち、腰を抜かす。

オペッコ「ほら、立てる?……ん、ならよし」

優護「す、すみません……」

オペッコ「別に驚かせようと思ったわけじゃないの、私以外あまりここ使わないのよ。だからちょっと……感心しただけ」

そう言いながらオペッコは羽織っていたジャケットを近くのベンチに脱ぎ捨てる。

程よく鍛えられたお腹がよく見える、黒色のスポーツウェア。そして流れるようにランニングマシンの設定をして、走り始める。

オペッコ「…………ふっ、ふっ」

優護「……」

……とてもいい姿勢だなぁと、彼女を見て優護は思った。


行動:安価直下
1 優護も走り始める
2 オペッコさんを眺める
3 自由行動(自由安価)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 21:56:52.90 ID:9X9EMD05o<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/18(日) 22:25:18.16 ID:P5yH4EhO0<> 優護「……」

休憩も終わりにして自分も走ろう、そう思い優護もオペッコの隣のランニングマシンを使い始める。

オペッコ「……」

優護「……ほっ、ほっ……」

特に会話はなく、お互いの呼吸音だけと走る音がトレーニングルームに聞こえていく……。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/18(日) 22:27:09.17 ID:P5yH4EhO0<>
オペッコ「――――お疲れ様。ほら、これ」

優護「ぇ」

走り終え体を休めていると、オペッコがそのシェイカーを手渡してくる。

オペッコ「プロテイン。そのシェイカーも使ってない奴だから、あげる」

優護「……ぁ、ありがとう、ございます」

オペッコ「貴方がいつまでここに居るのか知らないけど、ここに居る間はたまに運動しにきて。一人でやるよりかは……まあ、退屈しないわね」

優護「…………ぐすっ。すびばぜん、今日から毎日ここに来ます……ですからぁ。もう少しここに居させてください……」

オペッコ「な、なんで泣くのよ……はぁ。その不安定なメンタル、どうにかしなさいよ」

オペッコ「それにトレーニングなんて毎日続けたら逆効果よ。体壊して面倒見るのはドクターなんだから、無理しないで」

優護「……ひゃぃ」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 22:29:51.34 ID:QlukT2G8o<> 悪い女の人だったら「グヘヘヘッ、美味しそうな身体してんじゃねえか」って食われてたところだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/18(日) 22:48:16.89 ID:P5yH4EhO0<> 優護「…………うぅ」

――ファクトリーで生活をして数日間、優護には悩みがあった。とてもとても深い悩みだ。

女職人1「……ねぇ、やっぱりユーゴさんさぁ」

女職人2「ねー……すっごいさ……」

優護「……」

ファクトリー内で仕事をしているときや歩いているとき、毎回と言って良いほど女性の職人たちからヒソヒソと見られている。

なにを話しているのかは聞こえてこない、だが優護には確信があった。どのような話をしているのかが。

優護「……自分みたいな部外者はやはり嫌われますよね……」

そうだ、優護は自分の陰口を言われていると思っている。

自分のようなどこの人間かも分からない奴、陰口を叩かれて当然なのだ。いきなりやってきて生活しだす不審者、幸いにもはっきりとした嫌がらせは受けていないが……。

優護「く、臭いのかな自分……口臭かな」

風呂にも入っているし歯磨きも毎日している、しかし染み付いた匂いというものはなかなか取れないものだ。

優護「…………ぐすっ」

自分に非がある、自分が悪い。その考えから抜け出せない優護はただただ女性たちからの視線とひそひそ話を受け入れるしかなかった……。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/18(日) 22:52:57.72 ID:P5yH4EhO0<> ■決めていなかった優護見た目安価します。容姿99のため結構だいぶ持っても大丈夫です。
背丈、髪色、ガタイ、もうなんでも。好きなようにしてください。

■では、突然ですがよろしくお願いします。


有友優護の見た目:日付変わるまで安価、後多数決。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 22:58:33.33 ID:UTnEfKpLo<> 可愛らしい顔立ち
ガタイは肌は綺麗で見た目は小柄でなんかぴょんぴょんしてそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 23:03:14.06 ID:RZXXv2hco<> お洒落とかは身だしなみを整える程度で派手か地味なら地味よりだけど容姿のおかげで地味が清潔感に変換されるとか地味系男子にありがちなマイナス要素が全部プラス要素になってる
中肉中背で黒髪、かっこいいとも可愛いとも捉えることが出来る <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 23:28:47.72 ID:Or2lXCue0<> 可愛いとかっこいいがころころ変わるくらい表情豊か
キリッとしてたり顔引き締めてたらかっこいいのにちょっと喋らせたり表情変わるとすぐ可愛いになるとか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/18(日) 23:51:33.00 ID:OvDkm4Epo<> ちょっとおめかしすれば女に見せることも出来る可愛い寄りのイケメンで肌綺麗でほっぺが赤ちゃんのようにふわふわ

体格は中肉中背で服の上からだと細いけど脱がせると引き締まっててお肌すべすべ

髪型は普通の黒髪のショート <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 00:11:06.98 ID:K5wpq8Za0<> ■安価ありがとうございました。では、多数決したいとおもいます。
ただ>>138に関して表情だけだったので除外しますが、表情がコロコロ変わるタイプの男になると思います。採用です。


優護くん見た目:安価先に2つとったものを採用。
1 >>136
2 >>137
3 >>139 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 00:13:40.29 ID:q8pGa8Duo<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 00:13:54.14 ID:TLzB6RyR0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 00:16:49.70 ID:0xPy/xgQ0<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 00:38:32.67 ID:K5wpq8Za0<> ■安価ありがとうございました、では>>139を採用させていただきます。

■では今日はこれで終わりにします。ありがとうございました。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 00:38:54.87 ID:bxaGENEJo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 20:31:08.43 ID:K5wpq8Za0<> ■始めます。



女職人1「ね、ね!なんか可愛いし、守ってあげたくなる雰囲気だよね〜……ほら、うちの男性陣みんなゴツかったりロイドさんだったりでしょ?」

女職人2「ね〜!しかも知ってる?ユーゴさんすっごいお肌綺麗なんだよ!?手入れとかどうしてるんだろー……」

女職人1「え、うそほんと!?うらやまし〜……」

優護「……ひぅ」

何の話をしているのか気になって怖くてしょうがない。喋り方か、性格か、見た目か、それとも全部か……。

優護「……どこをどう直したら……」

女職人1「彼女とかいないなら立候補しようかなぁ、私」

女職人2「うわ、やる気!でもあんなに顔が良いならもう彼女とかいるんじゃない?」

なんだかボロボロ涙が零れてきそうになったので、そそくさを部屋に戻って、ベッドにもぐりこむ。

……枕に顔を埋めて、無心になれるまで優護は目を瞑った。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 20:31:43.78 ID:K5wpq8Za0<>
ルル「……」

優護「……?」

ファクトリー内にある食堂、その窓際の席でルルが集中した表情で本を読んでいた。

……ぺら、ぺら。と本を捲る音。気になって優護はルルの元に近づくと……。

優護「……る、ルル、さん?」

ルル「わっ……!?ぁ、ご、ごめんなさい……!って、ユーゴさんですか……どうかしましたか?」

身体をぴくっ!と反応させ、本を閉じて優護と向かい合う。読書の邪魔をしてしまったと、一気に優護のメンタルが下がっていく。

優護「ご、ごめんなさい……!そ、そんなつもりじゃ……!」

ルル「大丈夫ですよ、気にしないでくださいユーゴさん。えっと、本に興味があるんですか?」

優護「……」

こくこくと頷いて返事をする。すると、ルルさんは嬉しそうに顔を明るくして、テーブルの上に置いてあったもう一冊の本を優護に差し出す。

ルル「良ければ読んでみますか?」

優護「ぇ……ぁ、はい。ありがとう、ございます」

差し出された本を手に取る。表紙を見る、少し頭がくらくらする。

……どうなるだろうか。優護はルルの体面に座り、とりあえず一ページ捲った。


読書:コンマ直下

コンマ9以下で成功
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 20:33:03.84 ID:mBSCr7Xko<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 20:46:57.42 ID:K5wpq8Za0<>
優護「きゅぅ」

ルル「わわっ!だ、大丈夫ですか……?」

辛うじて一行は読めた、そして二行目から意識が朦朧とし、三行目から意識が消えた。

ルルに揺さぶってもらい優護は意識を取り戻す。

優護「……す、すみません。ぐずっ、これ、お返しします……」

ルル「は、はい……ユーゴさん、読書ってあんまり……?」

優護「…………本を読むの、初めてです。た、多分……」

ルル「本を読むのが初めて!?」

この世界に来る前どうだったかさえ覚えていないし、この世界で本なんて触ったことがなかった。

なんならまともに活字を読むのが初めてだった。そんな優護の脳みそに三行以上の情報は限界だ。

ルル「……ゆ、ユーゴさん。その、えっと、今までどういう生活を……?」

優護「…………え、ぇっと」」

ルル「い、いえ!言いたくないことも沢山ありますよね!え、えっと……お勉強で良かったら、私、付き合いますよ……?」

なんだかルルに不審がられてしまった。その事実が優護のハートを大いに傷つける。

……優護は静かに涙を流した。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 21:12:14.96 ID:K5wpq8Za0<>
ロイド「『――ユーゴさん、もしよろしければ乗ってみませんか?ロボットに』」

ある日。優護がこのファクトリーのロボ、スクトゥムを眺めていると、突然ロイドが優護にそんな話を持ち掛けてくる。

優護「……ぇ?」

ロイド「『ロボットは初めて搭乗する人間でも動かせるように……といった内容の指令が政府からありましてね』」

ロイド「『ユーゴさんのような初心者の方がロボットを操作するデータが欲しいんです。引き受けてくださるのでしたら、普段のお仕事のようにお金も差し上げますよ』」

その誘いを優護に断る理由がなかった。二つ返事で引き受け、優護はロイドの後ろを付いていく。

ロイド「『――――スクトゥム・試作1号機。こちらがユーゴさんに乗ってもらう機体になります』」

優護「……わっ……!」

――白よりも銀色に、銀色よりも灰色に近い機体。パっと見の見た目やサイズ感こそスクトゥムと同じだが、ところどころに傷などが見られる。

盾のデザインもスクトゥムと比べると小さく、なんだか心もとない。しかし、それでも優護の心をつかむにはバっちりだった。

ロイド「『点検も欠かさずやっていますし、動作も問題ありません。これでしたらデータを集めるのにも十分でしょう――では、大丈夫ですか?』」

優護「はっ、ぁ、はい……」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 21:26:09.64 ID:K5wpq8Za0<>
優護「――――」

コックピットから見えるメインカメラの光景を見て、優護は息を呑んだ。

高い、とても高い。立っているだけなのにグラグラ揺れる。高い。心臓が破けてしまいそうだ。

ロイド「『――ユーゴさん、聞こえていますか?』」

優護「ひゃ、ひゃぃ……」

近くのスピーカーからロイドの声が聞こえてくる。オペッコが持っていたタブレットから指示をしているんだろう。

ロイド「『はは、外から見るよりも高くて怖いですよね、私も最初ちょっと怖かったですよ』」

ロイド「『――では、今座っている個所の近くにマニュアルがあるはずですので、そちらを確認してください。搭乗する前に軽い説明はしましたが、一応の確認を』」

優護「『ま、まにゅある』」

近くにあった冊子を手に取る。1ページ目から情報量で脳みそが爆発してしまいそうだった。

ロイド「『大丈夫です、駄目で元々ですから。失敗を恐れず動かしてみましょう、ではまず前進してみてください』」

優護「わ、わかりまひた!」

思いっきり噛んだことに死にたくなりながら。優護は近くにあったレバーを握り、えいやと動かし始める。


ロボット操縦――:コンマ直下

コンマが高いほど凄い。(補正-10) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 21:29:00.45 ID:oPGiYzVGo<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 22:03:28.75 ID:K5wpq8Za0<> 優護「はわわわわわわわ」

視界が揺れる!一歩歩くたびに振動が凄い!何をどうすればいいのか分からない!

ロイド「『ユーゴさん落ち着いてください。ロボットは怖くありませんよ。……歩けているだけとても凄いです』」

優護「ぇ、ぁ、そ、そうです、か……?へ……」

こんな状況でも褒められることは嬉しい。普段ならお世辞なんじゃないかとか色々考えてしまっていただろうが、危機的状況の中でそんなことに意識を使えなかったのだ。

ロイド「『そう、そうです。ゆっくり落ち着いて。一つ一つ歩いていきましょう。いったんルルさんが動かしていたような光景は忘れてください』」

優護「は、はぃ……!ぁ、で、でも……!――ぁ〜〜〜!!!」

ロイド「『……っ、ユーゴさん大丈夫ですか!?ユーゴさん!』」

油断したのか思いっきり足をぶつけて、思いっきり転ぶ。スクトゥムの試作機とはいえ頑丈で、機体や優護に傷は全く付かなかったが――。

ロイド「『――ユーゴさん!?返事をお願いします!』」

優護「ぁ、だ、大丈夫、れす……ぁぇ」

――――暫くの間、優護の視界はぐわんぐわんと揺れ続けた。

とにかく、優護がロボを操縦できるようになるには長い時間をかけないといけないだろう。

感情の聖杯を手に入れる方法がトーナメントの優勝である以上、ロボットの操縦方法を覚えることは必須事項かもしれない。

……それ以外に方法があるのなら、それに越したことはないが。



<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 22:23:54.56 ID:K5wpq8Za0<> ■目標が設定されました。
「ロボットの操縦方法を覚える」
「優護がパイロットとしてトーナメントに出場する」or「第62ファクトリー関係者に聖杯の事を伝える」
「色々なことを知る」

■科学国家では通常戦闘ではなくロボットに騎乗しての戦闘が主になります。
優護自身がロボットに乗りトーナメントに出場するでも、ルルにお願いして何とか頑張ってもらうでも、どちらでもお好みで。
今後のスレでの展開は、科学国家イベント→交流を深める、ステータスを高める→トーナメント出場となります。基本的には。

■――ちょっと力強い肉体と、びっくりするくらい整った容姿で頑張りましょう。
優護の目的は"感情の聖杯入手"ただ一つになります。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 22:34:02.91 ID:K5wpq8Za0<> ルル「――練習試合ですか?」

オペッコ「そうよ、近くのファクトリーから申請があったの。お互いに今の機体の性能を確認し合い、トーナメントへの準備に役立てようと――まあ」

ルル「…………新しい装備を開発したとか、そういうのでしょうか?」

オペッコ「シールドだけの機体をサンドバッグに使おう、という意図が見え見えね」

――優護の近くで彼女たちがそんな話をしている。

ルル「ロイドさんには……?」

オペッコ「一応話は通してあるけどどうかしら。本人はロボット開発に意欲的だけど……圧倒的に戦いに向いていない」

ルル「……わ、私は。ロイドさんのそういうところ、好きですよ……?」

オペッコ「……そう。意外と言うわよね、貴女」

ルル「ぇ、ぁ、ぇ……!?」

――――練習試合が近づいているようだ。そもそも操縦できない優護には関係ない話かもしれないが……関わっておいた方が良いと、そんな風に考えてしまう。

優護「……」

……変に関わって嫌がられないだろうか、という心配で心臓がズキズキする。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 22:35:33.35 ID:K5wpq8Za0<> イベント安価:23:30まで募集。1ID一つまで
目標を達成するでも、キャラと交流を深めるでも。どうぞご自由に。

【目標】
「ロボットの操縦方法を覚える」
「優護がパイロットとしてトーナメントに出場する」or「第62ファクトリー関係者に聖杯の事を伝える」
「色々なことを知る」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 22:37:40.66 ID:TLzB6RyR0<> ルルと一緒にお勉強 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 22:39:06.14 ID:OFWlnEGVO<> ルルと交流を深める <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 22:42:48.97 ID:b+JDSr3Io<> 外に出ると練習試合をする相手陣営の女性スタッフが何人かいて"親切に"こっちはどんな操縦技術使ってるかとかロボットのこととか教えてくれた

容姿のこともあって初見でかなり気にいってて好感度稼ぎしたかったという魂胆で女性の達は教えてくれた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 22:49:08.03 ID:02vyqMgw0<> ロボット操縦の練習 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 22:50:41.18 ID:P3vSMRyZ0<> ロボットの操縦に興味あると言ったら女性職員達がいっぱいお話してくれた
どんなにおバカでも懇切丁寧に教えてくれる(女性達からすればお話できる時間が長くなるのはむしろありがたい)
優護君はメンタル以前になんか距離近い女性複数人とお話しするのはなんか恥ずかしいというお年頃の男の子なら誰でもそうなるが故に顔赤くしたりアタフタしてた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 22:51:10.50 ID:K5wpq8Za0<> ■また、日付変わったら追加キャラ募集を始めます。科学国家ではこれが最後となります。
前回のキャラ募集と合計して、あと6,7人くらいは採用したいなと考えております。

突然ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 22:56:06.52 ID:vesFWq9pO<> お勉強タイム。
この世界のことを知る。三国家の仕組みとか歴史とか。全部が難しいなら、この国のことだけでも。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 23:06:50.57 ID:K9y0WgJe0<> 外出したら誰かと出会う。(まだ出ていないキャラとランダムで遭遇) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 23:36:21.98 ID:K5wpq8Za0<> イベント安価:安価下5まででコンマが大きい3つを採用。

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5 >>161
6 >>163
7 >>164 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 23:37:17.08 ID:nGJBufwF0<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 23:37:42.55 ID:tCJYsBe8o<> 5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 23:38:23.58 ID:TLzB6RyR0<> 自分のに投票していいなら1
無理なら2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 23:38:50.15 ID:uELNSWZ0o<> 6 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 23:39:34.75 ID:oPGiYzVGo<> このssはゾロ目とか出ても特に関係ないのかな
3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/19(月) 23:40:10.76 ID:YtpfpjRT0<> 7 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 23:45:04.44 ID:K5wpq8Za0<> >>170
■ゾロ目ボーナス考えましたが頻繁に忘れそうなので止めました。00なら流石に目立つのでボーナスやると思います。

結果 3,1,5

■とても女性を誑かしてる……
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/19(月) 23:52:12.39 ID:K5wpq8Za0<> ■それでは今日はこれで終わりにします。お疲れさまでした。ありがとうございました。

■日付変わった瞬間から、キャラ募集始めたいと思います。
期限は20時までです。テンプレは>>51のものを使用してください。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 00:38:42.11 ID:qPfEEDRoo<> 【名前】イーチロゥ・オータシン
【種族】人間
【性別】男

【好き】実況と解説
【嫌い】面白い試合を汚すもの

【容姿】主役は選手達なので
【性格】普段は温厚で親切だけど試合の実況となると誰よりも熱く詳しく分かりやすく喋る
【その他】トーナメントでアナウンサーを担当してくれる人
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 00:39:38.62 ID:qPfEEDRoo<> >>174ミス

【名前】イーチロゥ・オータシン
【種族】人間
【性別】男

【好き】実況と解説
【嫌い】面白い試合を汚すもの

【容姿】主役は選手達なので本人は特に特徴のない容姿
【性格】普段は温厚で親切だけど試合の実況となると誰よりも熱く詳しく分かりやすく喋る
【その他】トーナメントでアナウンサーを担当してくれる人
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 01:13:14.41 ID:BcNLOnelo<> 【名前】ルッチー
【種族】人間
【性別】女

【好き】楽しいこと
【嫌い】暗い雰囲気

【容姿】スラッとしてて所謂モデル体型 ツリ目で普段は可愛い系なのに表情次第で時折見るものをゾクッとさせるような大人っぽさを感じさせる美人系にもなる
【性格】明るく天真爛漫 好奇心旺盛で何にでも手を出す 人懐っこい 天然
【その他】17歳 歌って踊れるは勿論のこと、色んな番組やドラマやアニメの声優等にも出演したり企画とかタイアップとかで色んなことやったりモデルやその他諸々とにかく割と何でも出来る器用なアイドル
色んな国へ何度も飛び回っていて荒事も何度も潜り抜けてたりしてたこともあって色んな戦闘技術持っててやけに強い

「アイドルって何なんだろうな…」と思う者も周囲にはいる

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 02:29:07.36 ID:IkETJZW20<> 【名前】エリック・ワット
【種族】人間
【性別】男

【好き】熱い友情
【嫌い】戦争

【容姿】赤髪短髪。鼻に絆創膏を貼っている。身長は170cm。
【性格】明るく熱血漢。誰とでもコミュニケーションをとっている。
【その他】機械をいじったり、改造するのが好きで、ロボットのメカニックを主にしている。メカニックの技術は結構高い。ロボットトーナメントが好きで必ず観戦している。一人称は俺。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 02:39:20.21 ID:TThSQk9Ko<> 【名前】おやっさん
【種族】人間
【性別】男

【好き】機械弄り
【嫌い】機体が修復不能になること

【容姿】おやっさん
【性格】おやっさん
【その他】メカニック スクトゥムが受けること前提な機体のため被弾が多くて大変 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 03:43:04.01 ID:vulMFEsYO<> 【名前】ビーナ・バルチェ
【種族】人間
【性別】女

【好き】プロレス・目立つこと
【嫌い】怪談話

【容姿】目の回りを覆うようなプロレスマスクをつけた褐色黒髪ロングの巨乳
【性格】テンション高めでかなりの目立ちたがりな自信家
【その他】自分が目立つことや周りが盛り上がることが生き甲斐。
マスクをはずすと途端に弱気になる。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 08:55:21.54 ID:kzTfxdsfo<> 【名前】プルロザ
【種族】人間
【性別】女

【好き】甘いもの
【嫌い】苦いもの

【容姿】幼い
【性格】ボーッとしてて情緒が育ってないかのような幼い言動 機体や戦闘に関することなら口数が増える
【その他】年齢は10歳にも満たない 特殊な機体のパイロットとして育てられてきた子供 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 10:16:59.31 ID:a/Hkued/O<> 【名前】クーナ・シュタージ
【種族】ドワーフ
【性別】女

【好き】努力
【嫌い】怠惰

【容姿】身長140cm代前半。意思が強そうなつり目がちの目付きと可愛い系の顔立ち。黒髪ツインテール、赤い瞳。日焼けした肌と服の下から覗く日焼け跡。
小学生に見えるほど顔立ちは幼く小柄で華奢な体格だが、胸は大人顔負けに豊かなロリ巨乳。
【性格】気が強く、高飛車でプライドは高いが、人一倍努力家な性格。少しキツいけど根は優しい良い子。
【その他】
最新鋭の機体に乗る軍所属のエースパイロットで大会の参加者。
見た目は幼いが歴とした大人で文武両道をゆく俊英。
しかし、真面目に軍人一筋で生きてきたためか、男性との交際経験はなくかなりうぶ。案外口説けばコロリと落ちそうではある。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 11:48:36.78 ID:XkM7otef0<> 【名前】マキ・アイジューン
【種族】人間
【性別】女

【好き】可愛げある人
【嫌い】素っ気ない人

【容姿】ギャルっぽいお姉さん 栗毛のロングヘアー
【性格】ちょっとチャラチャラしてるような明るくサバサバした性格 小悪魔なとこもある
【その他】面食いなとこある 服装は大体露出ちょっと高めでよくヘソ出ししてる ウインクや投げキッスとか平然と出来る <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 13:23:09.34 ID:bubWIYT40<> 【名前】AI-07(通称 アイナ)
【種族】AI
【性別】女

【好き】人の役に立つこと、マスター(ロイド)
【嫌い】ウイルス

【容姿】姿形は設定されていないが、声は若い女性で設定されている
【性格】おしゃべり大好きで明るくノリが良い
【その他】ロイドが優護の為に開発したサポートAIアプリで、同時に渡されることとなるスマホ型の機械の中にインストールされている
彼女に話しかけることで分からないことから戦闘のアドバイスまで何でも教えてくれるのだが、流石に急ごしらえだったためか丁寧な女性の口調で話すはずが、
何故か現実世界で言う所の関西弁で話すというバグが発生してしまっている
とはいえ、あくまで口調が変になっただけでそれ以外は何の問題もないため、そのまま渡されることになる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 13:57:25.33 ID:2hcdplbZO<> 【名前】ネイガ・アルフィ
【種族】人間
【性別】男

【好き】休日
【嫌い】幽霊

【容姿】黒髪で両目が前髪で隠れている。前髪をあげると美少年。暗い雰囲気を出している。身長160cm後半で少し猫背。
【性格】ネガティブな性格でいつも悪い方に考えてしまう癖がある。
【その他】今回のトーナメントの参加者。前回もトーナメントに参加した事があり、その時は準決勝まで行った事がある。もちろんロボットの操縦も上手い。家族全員ロボットパイロットの一家で家族のすすめでトーナメントには必ず参加している(両親すごく厳しい感じはなくわりと普通)。ネガティブな性格だが友達は結構いる方。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/20(火) 19:59:12.48 ID:dXrT8Nag0<> 【名前】エルク• ヒーロ
【種族】人間
【性別】男

【好き】知識を得ること
【嫌い】知識だけでは解決できない物事

【容姿】水色の髪をした可愛い系ショタっ子。

【性格】冷静沈着に振る舞おうとするが、子供らしい地もたまに出る。

【その他】多くの優秀なパイロットを輩出してきた名門の出身で子供ながら技術は高い。ある時自分と同じ年頃らしい少女(ルル)のパイロットと出会って以降、なぜかルルが気になり、ルルと戦えば気になる理由が分かると思ってに大会に参加する。要するに思春期である。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/20(火) 22:33:03.86 ID:TPDAyddT0<> ■皆さんキャラ安価ありがとうございました! この中から何名か採用させていただきます。


科学国家の街並みを表現するとしたら"未来予想図"と表すのが一番正しいだろう。

優護「……」

空飛ぶ車に空飛ぶ人間、空に浮かぶ映像からは明日の天気などの情報が流れ、何を見てもどれを見ても科学が発展した国家。という印象を受ける。

過去の人間が想像した発展した未来、それをそのまま現実にした国家――その最たる例が、スクトゥムなどをはじめとした巨大ロボットなのだ。

優護「……ふぁあ」

相手スタッフ1「あのすみません。もしかしてお兄さん、第62ファクトリーの人ですか?」

優護「ぇ」

相手スタッフ2「やっぱりそうですよね!あのぉ、実は私たち今度そちらと練習試合する予定のファクトリーなんですけど……」

相手スタッフ3「もしよろしければ、お互いのロボットについてお話とかしませんか?ロボットの性能を高め合うことは悪いことがありませんし、情報共有で切磋琢磨できたらと思うんですけど」

優護「ぇ、ぁ、そ、のぉ……」

突然3人の女性に囲まれ優護は固まってしまう。どうやら今度練習試合をするファクトリーのスタッフらしいが、真偽は不明である。

お話なんて優護に出来るわけがない、そもそもロボットの事なんて名前と見た目、それと試作型のコックピットしか知らないのだ。

スタッフ1「お兄さんがよかったら、そこでお茶しながらなーんて……どうです?」

スタッフ2「あそこのパンケーキとコーヒー絶品なんですよぉ?AIを判断で一番美味しい組み合わせのパンケーキとコーヒーらしくてぇ……」

スタッフ3「……そちらの情報共有と一緒に、こちらも色々と共有できたらと思うのですが……」

優護「!」

その言葉の意味は優護にも分かる、相手の情報を手に入れることが出来ればこちらとしても有利になるだろう。

…………とても怖くて腰が抜けそうだが。優護は静かに頷いて、3人と一緒に近くのお店に入っていった。


情報共有!:コンマ直下

コンマが大きいほど相手の情報を入手!(補正+25)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 22:34:09.37 ID:ALxn/cpoo<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 22:34:58.79 ID:ZJmTC7bgo<> 男女逆ならパクッ!と食われてるぞ優護くん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/20(火) 22:53:39.30 ID:TPDAyddT0<>
スタッフ2「あっ!きたきた〜!ほらほらユーゴさん!食べてみてくださいよ!」

優護「ぁ、は、はい……」

自分も役に立つぞと勢いで入店したものの、そこからは一気に大人しくなってしまった。普段通りの優護が女性に囲まれている。

……冷汗が止まらない。とりあえず元気な女性スタッフに言われるがまま、そのパンケーキを頬張る。

優護「――――!!!」

――美味しい!美味しい!口の中でふわふわのパンケーキが溶けてしまうみたいだ!トッピングされたクリームも絶妙な甘さで、全く飽きが来ない!

食べる、どんどん食べる!美味しい!

スタッフ1,2,3「…………」

優護「……〜♪」

スタッフ1「……うわ、かわい〜。ぇ、あんな表情変わるもの?」

スタッフ2「私より女の子してない……?気づかなかったけど、肌綺麗すぎるし髪艶もなんかすご……」

スタッフ3「…………あ、すみません。彼が食べているパンケーキと同じものをもう一つお願いします」

優護「?」

こうして優護は何枚ものパンケーキを頬張ることとなった。しかも、彼女たちのお金で。

勿論練習試合相手のロボットの情報も問題なく手に入れることができた。優護は思う、彼女たちはきっといい人なのだと。

……帰り際彼女たちの電話番号を受け取ったが、残念ながら優護には使い方が分からなかった。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/20(火) 23:02:55.11 ID:TPDAyddT0<>
オペッコ「はい?練習試合相手の機体情報を貰った……?」

ルル「ぇ、えっと……ユーゴさんそれはいったいどういう……?」

ファクトリーに戻り二人にそのことを話すと、当然のような反応をされてしまった。

オペッコ「…………その紙に情報が?ふむ……機体の武装や、使われている技術について……嘘、ではなさそうだけど」

ルル「あれ、これユーゴさんの字じゃないですよね?なんだか丸っこくて可愛い字ですけど……書いてもらったんですか?」

オペッコ「……まあ、完全に信用するわけじゃないけど。これを参考に機体の調整をスタッフにお願いしましょうか」

オペッコ「ところで貴方。もしかしてこの情報のためにこっちの情報を売ったとか――は?何も喋ってない?パンケーキを食べた?」

オペッコ「……顔か」

ルル「ぉ、ぉ〜……」

感心したようにオペッコが呟き、ルルがなんだか恥ずかしそうにしながら声を漏らした。


■――――練習試合でのコンマ判定がこちらに有利になった! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/20(火) 23:21:12.07 ID:TPDAyddT0<>
ルル「で、ではユーゴさん……お勉強、頑張りましょう!」

優護「は、はぃ……が、がんばり、ます!」

前に本を読んだあの席で、優護はルルに勉強を教えてもらう。

この瞬間、ルルは優護の先生であり、優護はルルの生徒の関係だった。

ルル「ユーゴさんがどの程度詳しいかはわかりませんが、基本的な読み書きは……何とか出来ているので、国の歴史についてお勉強しましょうか」

優護はこの世界の文字を書いたり読んだりすることが出来る、優護にそれが出来るほどの知能があるとは思えないが、きっとこれはあの神様からの最低限の保障なのだろう。

……それはそれとして、文章を読むと気絶してしまうし難しい漢字や慣用句は意味が分からないが。

ルル「それでは、まず科学国家の――――」


勉強結果!:コンマ直下

コンマが大きいほどとても勉強がよく進んだ!
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 23:22:42.17 ID:8rPNFAjiO<> 大きく <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/20(火) 23:55:28.92 ID:TPDAyddT0<>
ルル「――科学国家は他の2つの国家と比べると歴史が浅い国家です。他の二つの国家が数百年の歴史を持つのに対して、科学国家は数十年……しかしそれでも肩を並べるところまで来ることが出来ました」

ルル「初代科学国家国王は魔法を扱うことが出来ず、他の魔法を扱うことが出来る者たちと対抗するために科学を生み出したとされています。科学はより発展した科学を生み出し、武力も生活も科学によって向上していきました」

ルル「より快適な生活を満喫するために、より強い力を求めるために発展してきたこの国を"欲望の国"と揶揄する人もいますが……わ、私はそれを悪いことだとは思いません」

ルル「確かに科学はそうやって発展してきましたが……科学とは、人を守るためにも使えるのですから。もっとも、これはロイドさんの教えですけど……」

ルル「で、では。次に神聖国家を――ユーゴさん?」

優護「」

ルル「ユーゴさん!?」

――――はっ、と優護は目を覚ます。どうやら気絶してしまっていたようだ。

優護「ぁ、わっ!ご、ごめんなさっ……!ぇ、ぇーと……」

ルル「……す、少し長く話をしすぎてしまったでしょうか……?で、では話の続きは休憩してからにしましょう。お紅茶で良いですか?」

優護「……」

――こうしてルルとお勉強をしたが、あまり成果は上がらなかったようだ……。


■知能が上昇しました。(9→10) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/20(火) 23:57:15.41 ID:9NCgU6sBo<> アホの子が自己流で勉強してもどうしようもないし良い先生に巡り合うしか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/21(水) 00:28:50.19 ID:wo+7ms1T0<> ■お疲れさまでした、今日はこれで寝ます。ありがとうございました。

■女性優護ちゃんだったらこのスレがR-18になっていたかもしれません。じゃなくてもなっているのかも。

■明日はお休みです。好きに休むのですが、一応言っておきます。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/21(水) 00:31:51.89 ID:A4gorUGEO<> おつ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/21(水) 00:54:41.28 ID:PGHUHHBGo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/22(木) 11:23:05.64 ID:N0w/RixKo<> 更新は基本的にいつも夜か <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/22(木) 21:40:25.59 ID:N1Yi9EBZ0<> >>198
■基本夜に更新になります。決まった開始時間はないんですが。

■やります。


女性スタッフ1「はい?スクトゥムの操縦方法、ですか?」

優護「は、はい……ほ、本当に、もし大丈夫だったら……なんです、けどぉ」

自分の目標のためにせめてロボットの操縦方法を覚えなければならない、そのために優護はファクトリー内のスタッフの誰かに教えを乞う必要があった。

……男性の職人たちはとても忙しそうで、ロイドやルル、それにオペッコもなんだか用事がありそうな雰囲気だった。

だから優護は女性スタッフに声を掛けたのだが……。

女性スタッフ2「えっ!?ユーゴくん操縦に興味あるの!?」

女性スタッフ3「やっぱ男の子だね!この前入ってきた新人の職人くんも先輩に色々聞いてたみたいだし……」

優護「えっ、えっ、えっ」

一瞬のうちに優護は女性スタッフに囲まれてしまった。優護はとにかく女性受けがいい、普段もこうやって女性に話しかけられることが多いが、優護から話しかけることは稀だった。

数人の女性スタッフに囲まれた優護は……。


コンマ判定:コンマ直下

コンマが高いほど顔赤くなっちゃう、低いほどそれどころじゃない。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/22(木) 21:41:08.29 ID:IzK4sw0Yo<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/22(木) 21:55:24.82 ID:G+kMmyN6o<> 人に慣れてない猫ちゃんが人に揉みくちゃにされてるみたい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/22(木) 21:59:06.24 ID:N1Yi9EBZ0<> 優護「…………よ、よろしく、お願いします……」

優護の脳内浮かぶのは先日に別ファクトリーの女性スタッフに声を掛けられた記憶、知らない人ではない分マシではあるが、それでもこうやって囲まれると色々な心配事が駆け巡る。

こんなに色んな人の時間を使ってしまって良いのだろうか、もっと別の時間に頼むべきだったんじゃないだろうか、自分のような他人が大事なスクトゥムについて聞くなんて常識がないんじゃないか――とにかく色んな事が巡る巡る。

女性スタッフ1「ん、了解です!ユーゴさんのために懇切丁寧に教えますね!」

女性スタッフ2「じゃあ私がコックピットで手取り足取り……」

女性スタッフ3「あ、ずるい!ユーゴくん独り占め禁止!」

優護「へぇ!?ぁ、その、ぁの……」

女性スタッフ1「ちょっと皆さん落ち着いてください!ユーゴさんが困っていますから!……こほん、では代表して私がマンツーマンで」
女性スタッフ3「そっちも抜け駆けしなーい!」

女性スタッフ2「ふふふ、ユーゴくんもお姉さんたちを捕まえたんだから覚悟してよね……」

優護「ひゃっ、ひゃい……」

――――こうして女性スタッフたちによる懇切丁寧な授業が始まった……。


授業結果:コンマ直下

コンマ75以上で覚えた!コンマ90以上でより覚えた!(補正+20) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/22(木) 22:00:00.51 ID:ieK7BY/to<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/22(木) 22:30:04.03 ID:N1Yi9EBZ0<> 女性スタッフ2「でね、ユーゴくん!前進するときはコツがあって……」

女性スタッフ3「マニュアルに小さく書いてあるんだけど、盾を構えるときは……」

女性スタッフ1「そう、そうですユーゴさん!ちゃんと操縦できていますよ!」

優護「……ぁ、ありがとうございます」

何人もの女性スタッフが交代交代で色々なことをとても丁寧に教えてくれる。その結果もあって優護のスクトゥムの操縦テクニックはかなり上達してきた。

……が、しかし。

優護「…………」

途中から緊張でメンタルがすぐにでも壊れてしまいそうだったので、操縦に意識が向かなくなってきてしまっていた。

女性スタッフ1「……ぁ、もうこんな時間ですか。すみませんユーゴさん、もう少し話して……じゃなくて、教えてあげたかったんですけど」

女性スタッフ2「この後スタッフ同士で会議があるの。ごめんねユーゴくん!」

女性スタッフ3「また今度、いつでも話しかけてね!操縦の事なら何でも教えてあげるから!」

優護「ぁ、ありがとうございます……」

――次、操縦方法を誰かに教えてもらえれば。基本的な操縦は行えるようになるはずだ。


■次回操縦方法勉強時、確定的な操縦が出来るようになります。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/22(木) 23:05:31.95 ID:N1Yi9EBZ0<> ルル「――よし、それじゃあ、行ってきます!」

オペッコ「ん、敵機体の情報は事前に渡している通り……勿論その情報が嘘かもしれないけど、意識しておくことに越したことはないわね」

ロイド「『気を付けてねルルさん、まずは安全第一、怪我やスクトゥムの不調などがあればすぐに報告するように』」

ルル「は、はい!気を付けます!」

――練習試合当日。ルルはパイロットスーツに着替えオペッコやロイドと会話をしていた。

優護「……ぁ」

何か声を掛けようとするが、直前で止める。試合が始まる瞬間に声を掛けて邪魔をしてしまっても――。

ルル「あ、ユーゴさん……!」

優護「!?」

ルル「私、頑張ってきますので!応援してくださいね!」

彼女の方から優護を見つけて声を掛けてくる。油断していたのか、優護の口からうまく言葉が出てこない。

……が、なんとか声を振り絞って。彼女に声を掛ける。


優護「……が、頑張って、ください。ルルさん」

ルル「――はい!」

そして、ルルはスクトゥムに乗り込み、試合のフィールドへと向かって行った。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/22(木) 23:19:50.20 ID:N1Yi9EBZ0<> ロボット同士の戦いをするときは専用のフィールドに向かい試合――もとい決闘をすることになります。

ファクトリーが作り出したロボット同士の1on1、規定に沿ったロボットであるならばどんなものでも使用可能のバトル。それが今最もこの国家で流行っているロボットバトルになります。

ルル「――よ、よし」

手のひらでぺちぺちと頬っぺたを叩いて気合を入れます。今日こそは勝利を、ファクトリーの皆に……!

相手パイロット「どうぞ、今日はよろしくお願いします……ふふっ」

ルル「ぁ、よ、よろしくお願いします……!」

通信を受けると相手パイロットからの挨拶。それに返事を返し目の前に機体に集中する。

――とてもとても大きなドリル。どんなものも貫くという意思を感じる武器。普段の私なら驚いていたかもしれませんが……。

ルル「……」

事前情報の通りです。機体の見た目なども主流となっている人型のものですし、これなら練習通りやれば……。

……少し卑怯な気もしますが、これも決闘。目的はただ一つ、この決闘に勝つこと――自分も相手も被害は最小限に。

ルル「――スクトゥム、戦闘を開始します!」


■――――チュートリアル戦闘を開始します。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/22(木) 23:21:48.12 ID:VDGdIdHno<> こっちが勝ったらそこの男の子貰うわとか言い出さないよな? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/22(木) 23:39:34.54 ID:N1Yi9EBZ0<> ■スクトゥムの機体データを表示します。

■毎ターン【戦闘スキル】からスキルを選択し、敵にダメージを与え敵のHPをゼロにした方が勝者となります。


スクトゥム:HP200

【戦闘スキル】
通常射撃:敵に50のダメージ。
電磁バリア:1戦闘1回のみ使用可能。敵から受けるダメージを0にする。

【パッシブスキル】
純白の大盾:敵から受けるダメージを50軽減する。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/22(木) 23:44:08.40 ID:N1Yi9EBZ0<> ルル「では行きます!」

盾を構え、そこから銃口を覗かせ。相手機体との距離を保たせる。


ターン1

スクトゥムHP200
戦闘コマンド(一覧>208):安価直下
1 通常射撃
2 電磁バリア
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/22(木) 23:45:19.55 ID:U54dGrzl0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/22(木) 23:46:11.89 ID:15T1H4VHo<> こういう時ゾロ目なら有利なこと起こるとかあれば… <>
◆gnMVpaH84at6<><>2025/05/22(木) 23:59:05.46 ID:N1Yi9EBZ0<> >>211
■それじゃあコンマ忘れなければやります軽く。ぞろ目って言ってくれたら忘れないと思います。


ルル「――――そこ!」

相手パイロット「っ!?」

――事前に練習でシミュレーションしていた通り機体動き出す。近接武器、人型機体でしたらある程度行動は予想できるもの……!

オペッコさんと何日も対策を練った甲斐がありました……!

相手パイロット「っこの……!調子に、乗るなぁ!」

大きく動いて射撃を回避し、こちらに接近してきます――が!

ルル「落ち着いて、落ち着いて……!っ!!!」

相手パイロット「んなぁ!」

――敵のドリルがこちらに迫る。そのタイミングに合わせて勢いよく盾を動かして――受け流す!!!

そしてその隙になんども、相手の脇に射撃をする――この銃でもこれだけ至近距離で撃てばいいダメージになります!


■■■

敵機体に100のダメージ!(コンマ/事前情報補正)

敵機体の攻撃を受け流す!(純白の大盾/事前情報補正)


<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 00:02:10.48 ID:YanN5DE1o<> 優護君も頭で理解できないなら良いお手本を目で見て覚えよう <>
◆gnMVpaH84at6<><>2025/05/23(金) 00:05:37.87 ID:Coo6p9KP0<> 敵パイロット「くそっ!なんでこんな動きを読まれて……こっちは作ったばかりの最新兵器だぞ……!?」

ルル「……」

……ユーゴさんどこから情報取ってきたんでしょうか。嬉しいことではありますが、ちょっと申し訳ないですね。

相手パイロット「だがな、これはどうだ……!」

ルル「――!」

――敵機体のドリルから、目に見えてバチバチと電気のようなものが見えます。超高出力されたエネルギーが実体となって表れて……あれはいけません!

あれをまともに喰らってしまえば……!

■■■

ターン2

スクトゥムHP200
戦闘コマンド:安価直下
1 通常射撃
2 電磁バリア
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 00:14:11.83 ID:AmqWjVrio<> 2 <>
◆gnMVpaH84at6<><>2025/05/23(金) 00:28:47.24 ID:Coo6p9KP0<> ルル「――――超高出力エネルギー確認!電磁バリア展開します!」

敵パイロット「はっ!その程度のバリア!ぉおおおおぉおお!!!」

ルル「っ!」

――盾から展開された電磁バリアにドリルがぶつかり、バチバチと激しい音が響き渡ります。

相手の力が強い――!ですが!こっちにだって意地があります!

敵からの攻撃を受け止め、被害を抑える――平和を守るための巨大な盾!!!

ルル「――ぁああああああああ!!!」

敵パイロット「!?バカな……!」


■■■

スクトゥムの電磁バリアが敵の攻撃を受け止める!

スクトゥムに0ダメージ!(純白の大盾/事前情報補正)
<>
◆gnMVpaH84at6<><>2025/05/23(金) 00:47:11.55 ID:Coo6p9KP0<> ルル「っっっ……!敵の攻撃、完全無力化しました……!」

敵パイロット「……このっ……!」

電磁バリアで敵のドリルを受け止めた後、盾で敵を弾き飛ばし距離を開けます。そしてそのまま目標に向かって射撃!

ルル「――!」

しかし、もう電磁バリアは使用できません……!短期決戦で決めるしか……!



■■■

ターン3

スクトゥムHP200
戦闘コマンド:安価直下
1 通常射撃
2 電磁バリア(残り使用回数-0回)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 00:47:36.86 ID:wmY2MeUJo<> 相手が奥の手を出した直後は大きなチャンスだ
1 <>
◆gnMVpaH84at6<><>2025/05/23(金) 01:27:55.78 ID:Coo6p9KP0<> 相手パイロット「――――っぁあああああああ!!!」

敵の機体が一気に迫ってくる、相手も短期決戦しかないとわかったんでしょう。

――状況はこちらが有利。大丈夫、大丈夫と自分の心に言い聞かせて――盾を構え、銃口を目標に向けます。

ルル「っ……」

相手パイロット「!」

的確に、銃弾を相手に命中させます。右足と右腕を中心に狙い破壊して、相手の重心をずらしてやればその勢いは一気に下がります。

――そして。

ルル「――これで……ぇ!」

相手「ぐっ……ぁ!くそっ……!」

相手の頭部パーツを破壊、相手の機体がバチバチと音を立て。動かなくなりました。

ルル「……〜〜〜っっっ!!!」

――こちらの勝利です!

■■■

敵機体に70のダメージ!(事前情報補正)

――敵機体のHPが0になった!

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/23(金) 01:43:14.43 ID:Coo6p9KP0<> ■遅くまでお疲れさまでした、寝ます。おやすみなさい。

■戦闘はこんな感じの事続けていきます。自由イベントや固定イベントでスクトゥムをカスタマイズしましょう。

■次回からは追加でキャラを増やしていきます。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 01:44:16.42 ID:H7v7Tt3Uo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 01:46:18.52 ID:oVczNialo<> 乙
イベントやキャラ募集はしばらくなさそうか <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/23(金) 21:46:34.06 ID:Coo6p9KP0<> ■やります。


ルル「スクトゥムただいま戻りました。皆さ――ひゃぁ!?」

スクトゥムが帰還し、コックピットからルルが下りてくると同時にファクトリーメンバーが一気にルルに駆け寄る。

職人「ルル!お前よくやったな!さっすがウチのパイロット!」

スタッフ「ルルちゃんお疲れ様!かっこよかったよー!」

ルル「ちょっ、みなっ、みなさんやめっ……!〜〜〜!!!」

オペッコ「……駆けよらないんですか?ロイドさん」

ロイド「『はは、キミこそ駆け寄ってきたらどうだい?勝利した瞬間、ちょっとガッツポーズしてたじゃないか』」

オペッコ「……勘弁して下さい」

優護「…………」

ルルが様々な人に揉みくちゃにされている光景をロイドとオペッコ、そして優護は眺めている。

とても微笑ましい光景だ。ファクトリー内での彼女がどれだけ可愛がられているかが一発で分かる。まるで家族のように喜びを分かち合う。あまりにも眩しくて、優護はその輪に入ることが出来なかった。

ルル「ぷはっ……オペッコさぁん……見てるなら助けて、下さいよぉ……」

オペッコ「……ごめん。とにかく、お疲れ様ルル」

ルル「ロイドさんも、それにユーゴさんも……!」

ロイド「『ええ、お疲れ様ですルルさん。良い戦いぶりでした』」

優護「ぇ、えーと……お、お疲れ様、です。ルルさん」

ルル「――はい、ありがとうございます!」

――こうして、今日の練習試合は終了した。この勝利の経験が、ルルに影響を与えるだろう……。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/23(金) 21:52:26.63 ID:Coo6p9KP0<> 優護「…………」

職人「おーい!そっちの資材こっちに回せー!」

夜、優護はぼんやりと職人たちがスクトゥムを修復している作業を見ていた。

機体にも傷が沢山出来ていたが、なにより目に付くのは盾だった。

穴が開き、焦げ付き、ぼこぼことへこんだ盾。その傷は何もかもを守るために酷使された証、名誉の傷。優護にはそれがなんともかっこよく見えた。

……別に何かを護る自分に酔っているわけじゃない。自分の身を犠牲にして何かを護りたいわけでもない。

ただただ、何かを護っている、という結果に優護は惹かれていたのだ。

優護「…………」

――だが、今の優護には何も護れない。そのためにも優護は一刻も早く護る術を覚えなければいけない。

あの練習試合を思い出す。ルルが操縦するスクトゥムのあの姿を。盾の使い方を、機体の立ち回りを、銃の扱い方を。

優護「……がんばろ」


■練習試合が優護に影響を与えたようです。


<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/23(金) 22:12:13.45 ID:Coo6p9KP0<>
優護「……え、えーあい?」

ロイド「『はい。ルルさんのお願いでユーゴさんのためにサポートAIを作ってほしいと頼まれたんですよ』」

そして、出来上がったものがこちらになります。そういってロイドはそれを手渡す。

スマートフォンのような機械。何をどうすればいいのかとあたふたしていると――。

「――――ほーん?もしかしてアンタがウチのマスター?」

優護「うわぁ!??!?」

突如画面が光り、スマホから女性の声が聞こえてくる。優護には刺激が強すぎたようで、思わずスマホを落としてしまう。

「ってこらぁ!ウチを落とすな!レディはもっと丁寧に扱うべきやでマスター!」

優護「へっ?ぇ、ぁ……?ぅ???」

ロイド「『――こらこら、キミのマスターが困惑しているよアイナ』」

落としてしまったスマホをロイドが拾うと、微笑みながら改めて優護に手渡す。

ロイド「『――AI-07、通称アイナ。私が作ったキミ専用のサポートAIになります』」

ロイド「『まあ、その。急いで作ってしまったせいで口調がおかしくなってしまったんですが、通常使用には問題ありませんので、個性だと思って受け入れてくれれば……』」

アイナ「ちょいちょい酷いなロイド!ウチのことバグ扱いするつもりなん?酷いわー酷いわー!」

優護「……???」

この機械の中に女性が入っているわけではないようだ。この一瞬で優護の脳みそはパンク寸前だ。

アイナ「……なあなあマスター。ウチはマスターのサポートAIで……あ、AIて分かる?」

ロイド「『まあ、すぐに理解しますよ。それじゃあ、今後はよろしくお願いしますねアイナ』」

アイナ「ん、任しとき!」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 22:16:01.54 ID:q97alFi2o<> 元住んでた世界が現代日本なら現代日本の「常識」としての知識は残ってたりしないか <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/23(金) 22:20:55.66 ID:Coo6p9KP0<>
優護「……で、ええっと。その、アイナ……さんは、自分のサポートをしてくれる……ってことですか?」

アイナ「さん付けなんていらんよマスター!普通にアイナって呼び捨てでええから!」

優護「……あ、アイナ?」

アイナ「んー完璧!」

ロイドに渡されてどうしようかと考えた末、とりあえず部屋に持って行って会話をすることにした。

画面にはAIアプリの画面が表示され、そこから色々と設定が出来そうな感じだった。

アイナ「はー……マスターはイケメンなんやから、もっと胸張ってどーんと構えとったらええのに。そんなんじゃモテないで?」

優護「い、イケメンですか?そ、そうです、か……?」

アイナ「……ま!ウチも負けず劣らずの美少女やけどな!」

なんだか張り合ってくるがアイナの表情は分からなかった。そもそも姿形が設定されていないようで、声だけが部屋に響いていく。

アイナ「ほんまな!ロイドが設定してくれたら良かったのに声だけしか作ってくれんくて……まあ!声だけでもウチが可愛く美しいべっぴんさんなことは分かるな!」

優護「……そ、そう、ですね。綺麗な声だと、思います」

アイナ「わー!褒められた!マスターやるやん!」

……なんだかとても楽しそうだ。せっかくだし、なにか色々と話が出来たら……。


アイナと話してみよう:下3まででコンマが大きいもの。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 22:23:25.03 ID:kv4K2tg+o<> とりあえずスマホの使い方聞いてみた
自分が「知ってる」スマホと違いあるのか知りたかった <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 22:25:09.54 ID:jj+aRzD30<> 自分が知ってるAIよりやけに感情的というか人間的というか
ここではこれが普通なのか的なお話 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 22:28:45.93 ID:+hdxMgQuo<> ルルさんにお礼言っておきたいけどメッセージ送れるアプリ何かある? <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/23(金) 22:36:54.09 ID:Coo6p9KP0<> ■設定見返したら【好き】がマスター(ロイド)でした。
勝手にユーゴくんの方だと思ってました。どうしましょ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 22:38:02.10 ID:KK9eIRTUo<> 設定通りで良いんじゃない? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/23(金) 22:46:55.13 ID:Coo6p9KP0<> ■ロイドさんの呼び方をマスターに変更、そしてユーゴくんの呼び方とユーゴに変更します。
とりあえずこれで今後揃えていきます。
ユーゴくん好き好きさせなくてよかった。させてたら書き直しでした。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 22:47:19.96 ID:pogVNz++o<> 今は設定通りにしても特に問題なさそうだけど <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/23(金) 23:02:07.37 ID:Coo6p9KP0<> ■一つだけの予定でしたが、二つ採用します。

優護「……ぁ、えっと。えーあい……っていうのは、人間みたいなものなんですか……?」

アイナ「AIと人間は全然別のものやけど?んまぁ、ウチみたいにこうやって喋れるのは珍しいと思うで?マスターが丹精込めてつくってくれた愛の結晶!というわけやな!」

優護「はぁ」

アイナ「他のAI知らん?結構機械的というか、かたーい口調のAIの方が多いんやで?まあウチみたいに流暢に喋るのもいるっちゃいるけど……お金がな?」

……つまり高いAIはアイナのように喋るということだろうか。優護はあまり街に出かけないので、その辺どうしてもイメージがしにくかった。

アイナ「やー、にしてもマスターはほんっま優しいなぁ。ウチみたいな超高性能AIを無償でユーゴにあげちゃうなんて……大事にするんやで?間違ってもさっきみたいに落としたらあかんで?」

優護「き、気を付けます……」

アイナ「――ま、そういうわけで!ウチに言ってくれればユーゴのお願いは何でも叶えたる!調べものに、相談ごと。戦いのアドバイス、手相占い……」

優護「な、何でもできるんですね……す、凄いです」

アイナ「ん……素直に褒められると嬉しいけど、なんかむずがゆいなぁ……ま!ウチはそれだけ優秀ってことで!!!」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/23(金) 23:22:50.94 ID:Coo6p9KP0<> 優護「……ぁ」

アイナと話している途中思い出す、ルルにお礼を言わなければいけないのではないかと。

アイナ「どうしたんユーゴ?」

優護「その、ルルさんにアイナ……さんを用意してくれたお礼を言わないと、と思って……」

アイナ「あーもう!だからさん付けは……はぁ。まあそっちのペースでゆっくり行こか。ウチは待てる女やで」

アイナ「まま、折角ならそんなウチを使ってや!このスマホにはメッセージアプリがあるからな!」

そう言うと自動で画面が切り替わり、メッセージを送れるアプリが開かれる。見て見るとルルやロイド、オペッコなど知っている名前が自動的に登録されていた。

アイナ「こっからメッセージが送れるで!じゃあ早速ルルにメッセージ送るか?スワイプとかできる?喋ってくれたらウチが勝手にメッセージ入力するけど?」

優護「ぇ、えーと……」

とりあえず自分で触ってみる。文字自体は分かるため、慣れない手つきで指を動かして文字を入力してみる。

優護「…………」

アイナ「うんうん、その辺はなんとなーくでも出来るもんやなぁ」


ルルに送る文面は……:安価直下
1 無難な感じで
2 メッセージ内容自由(自由安価)
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/23(金) 23:23:32.72 ID:jGIEBT+L0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/23(金) 23:49:20.34 ID:Coo6p9KP0<> 優護「…………あ、アイナさん。じゃあこれで……」

アイナ「ん、りょうかーい!ふむふむ……なあちょっと無難すぎへん?もう少しジョークとか織り交ぜてルルを爆笑させてなぁ……」

優護「だ、だめ、かな……?」

アイナ「別にダメってわけちゃうけど……ま、いきなりユーゴからそんなメッセージが来たらルルが驚いちゃうか。ほな、誤字脱字修正したから、これで送っちゃうで〜」

そしてアイナはそのメッセージをルルに対して送信する。数分後、ルルからメッセージが返ってくる。

ルル『あ、早速スマホ使いこなしてますね!ルルです!』

ルル『サポートAIはきっとユーゴさんの力になりますので、仲良くしてあげてくださいね!』

そして、最後に可愛らしいクマのゆるキャラがピースしているスタンプが送られてきた。

アイナ「うわー嬉しい!まあ、ウチくらいの性能があればどう使ってもユーゴの力にはなるんやけど?こうも言われると照れてまうなぁ」

優護「え、えっと……返信、返信」

――こうして、優護はスマホと超高性能サポートAI"アイナ"を手に入れた。

知り合いとの連絡に、調べごとに。とにかく優護の生活をサポートしてくれるはずだ……。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<><>2025/05/24(土) 00:01:08.62 ID:hXjWneZJ0<> ■新キャラ安価です。改めて言いますが、全キャラ採用するつもりはありませんのでご了承下さい。


次に出会うキャラは――:安価下3までで一番コンマが大きいもの
1 エースパイロット
2 ココナッツミルク
3 ばんそうこう
4 アイドル?
5 思春期 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 00:03:00.53 ID:BGqx/uoAo<> 4 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 00:04:42.02 ID:EwDmrAw8o<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 00:04:54.27 ID:atLuwiyd0<> 4 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 00:05:04.13 ID:IB6whrFbO<> 2 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 00:14:00.85 ID:hXjWneZJ0<> ■アイドルです。

■それでは今日はこれで終わりにします。お疲れさまでしたー。

■安価一覧にあるキャラでも確定登場じゃないので、ある程度揃ったら自由イベントに移りたいと思います。
特定のキャラが登場したら、連鎖的に登場が確定するキャラとかもいるので。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 00:14:54.18 ID:0Qm6Q8Wyo<> 乙 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 00:21:18.63 ID:hXjWneZJ0<> ■女性と初めて会うときに一目惚れ判定とかしたら面白いなぁとか考えていましたが、容姿が99だと凄いことになりそうなので止めておきます。
モブとか惚れっぽそうな子だけに留めておきましょう。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 00:27:34.82 ID:nvc+kDdro<> 土日祝でも基本夜かな?
乙 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 00:48:57.26 ID:hXjWneZJ0<> >>247
土日祝でも基本夜になりますが、出来そうなら突発でお昼に更新したりするかもしれません。
暫くはお昼やりません。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 01:10:54.56 ID:nUWMS+PQo<> あからさまなガチ恋とまではいかなくてもちょっと良いかもとか味見(意味深)してみたいくらいは思われるかもしれない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 11:39:51.72 ID:r59d1oTT0<> この容姿だと芸能人といても何かの番組の共演者かな?とか思われそう <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 21:25:39.38 ID:hXjWneZJ0<> ■やりまーす。


優護「…………」

優護は仕事が特にない時は外に出るようにしている。ずっと部屋に籠っているとネガティブ思考になってしまい良いことがないからだ。

アイナ「今日はずっと晴れみたいだし散歩にはうってつけやね。平日のこの時間に散歩ってのも不審者みたいやけど」

優護「ぇ。ぅ、や、止めておこうかな……」

アイナ「まーまー!そんなん言わせておけばええねん!」

……アイナが言い出したんじゃないか、とは思うが口にはせず。優護は街を歩いていると……。

男「――ねえねえ一緒にお茶しようよ!今暇でしょ?」

「ぁ、えーと。ちょっと私やることあるんだけどー……」

男「用事があるなら付き合うって!だからさ、今日は俺とさ……」

誰かが男性にナンパされている。ナンパされている女性の方はサングラスと帽子を被っていて、日焼けを気にしていそうな格好をしていた。

アイナ「うわぁ、今時あんな男もいるんやなぁ……ユーゴはああいうのマネしちゃあかんで?」

優護「し、しないよ……」

アイナ「色んな女性が勘違いしてまうから」

優護「……?」

「――――!」

その瞬間。ナンパされていた女性が一気にこっちに向かってきて、いきなり腕を組み始める。

優護「えっ!?ぇ、あの、ちょっと――」

「ご、ごめんなさーい!用事ってこの人となの!だからごめんねー!」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 21:32:49.17 ID:OZuNEEapo<> あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

ナンパされてる女性を眺めていたと思ったらいつのまにかナンパされていた…

な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…

催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ… <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 21:36:19.13 ID:hXjWneZJ0<> 「あはは、ごめんねお兄さん。あの人ずーっと話しかけてきてたからしつこくてさ、とっさにお兄さん使っちゃって」

ちょっとなら全然大歓迎なんだけど、ずーっとはちょっとね。事務所の人にも怒られちゃうし。と、彼女はメロンソーダを飲みながら笑った。

優護「…………そ、そう。です、か」

「お兄さんもしかして緊張してる?確かにここ雰囲気あるからねー」

その女性に腕を引かれてやってきたのは喫茶店だった。古き良き雰囲気のあるクラシカルな喫茶店、そこには優護と女性。そして数人のお客さんしかいなかった。

「あ、私が迷惑かけちゃったからじゃんじゃん飲んで食べていいよ!なんと私、お金持ってるから」

優護「そ、そんな大丈夫です……」

「そう?お兄さん奢ってもらえるときは奢ってもらった方が良いよ〜?あ、じゃあショートケーキとチーズケーキ頼んじゃうから、それお互いに食べ比べしよう!そうしよそうしよ!」

優護「え?ぁ、ちょっと……」

アイナ「……なあ、ユーゴ。もしかしてそこの女の人……」

「あ!もしかしてそれサポートAI!?うわ、そんな流暢に喋ってるのすごーい!こんにちはー!」

アイナ「おっ!なんや分かってるやん!ウチはマスターに作ってもらった超高性能のやなぁ……」

なんだか盛り上がり始めてしまった。

アイナ「じゃなくて!なあユーゴ、この人ってもしかして」

「そうだ自己紹介!自己紹介してなかったね!」

そう言って、彼女はサングラスと帽子を外してにっこりと笑う。太陽のように眩しい笑顔に、思わず目が眩む。

ルッチー「お兄さんにAIさん初めまして!私、ルッチーって言います!よろしくね!」

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 21:46:32.95 ID:hXjWneZJ0<> アイナ「うわ、ほんもんや。なあユーゴ、この人めっちゃ有名なアイドルやで」

優護「ぇ?アイドル……?」

ルッチー「そうです!私、アイドルやってます!えへへ」

……アイナが表示した画面を見る。そこには目の前に居る女性の情報がずらりと並んでいた。

彼女が歌った曲や発売したCD。彼女が出演したテレビ番組にドラマ、アニメのCVなどとにかく色々な作品がこれでもかと。

優護にはあまりピンとこなかったが、それでも凄い人だということは分かる。

ルッチー「あ、ケーキきた!はいじゃあお兄さんどっちが良い?」

優護「……じゃ、じゃあ……チーズの方を」

ルッチー「オッケー!じゃあ私はショートケーキ貰っちゃお!ここはケーキが絶品なんだよねー」

ルッチー「……あ、ところでお兄さん名前は?ずっとお兄さんじゃダメだよね」

優護「…………あ、有友優護と、言います。それでこっちは」

アイナ「最高のAI!アイナちゃんやで〜!よろしゅうなルッチー!」

ルッチー「ユーゴさんにアイナちゃん!うんうん、よろしくぅ!」

――なんだかとてもハイテンションだ。天真爛漫、と言った方が良いのかもしれない。


軽いイベント:安価直下
1 ケーキ食べ比べ
2 アイドルってどんなことを
3 自由イベント(自由安価)

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 21:48:40.48 ID:qlD65xeLo<> 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 22:16:50.40 ID:hXjWneZJ0<> 優護「……」

ルッチー「んーおいしー!」

目の前でとても美味しそうにショートケーキを食べるルッチー。優護の目の前にあるチーズケーキを本当に食べて良いものかどうかで考える。

勝手に食べるのは失礼ではないか、それとも食べない方が失礼なのか。考えに考えた結果、優護はそのチーズケーキを頬張って……。

優護「――――!!!」

ルッチー「ね、ね?美味しいでしょ!」

これは美味しい!前に食べたパンケーキも絶品だったが、このチーズケーキも絶品だ!この科学国家には美味しい食べ物で溢れている!

ルッチー「んー……ねえねえ!それじゃあ食べ比べしよ!はい、私のショートケーキ!」

優護「ぇ」

にこにこと可愛らしい笑みを浮かべながら、ルッチーがフォークにケーキを差して優護に向ける。食べて良いということなんだろうが、どうみてもあーんをする姿勢である。

ルッチー「あーん!」


あーん:コンマ判定

コンマ一桁6以上であーん。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 22:19:48.68 ID:9jy2AidYo<> あ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 22:32:26.77 ID:hXjWneZJ0<> 優護「い、いただきます……んっ」

――ショートケーキも美味しい!頬っぺたが落ちてしまいそうだ!

ルッチー「えへへ……じゃあ、ユーゴさんのチーズケーキも!」

優護「ぁ、は、はい。どうぞ……」

優護はチーズケーキの皿をすっと差し出す。

ルッチー「そうじゃないですよ!ほらほら、あーんって!」

優護「…………こ、こう、ですか?」

ルッチー「ひゃくてーん!ん……ん〜!おいしー!」

こうして、二人は喫茶店で仲良くケーキを食べ続けた。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 22:40:49.65 ID:hXjWneZJ0<> ルッチー「――はいじゃあこれが私の番号と連絡先です!また一緒にスイーツ食べに行きましょうね!」

私、お仕事があるので中々休みにはならないんですけど!連絡してくれたら!と、ルッチーは胸を張って言う。

優護「あ、ありがとう、ございます……」

ルッチー「それでは!ユーゴさんアイナちゃん!また今度!」

アイナ「……」

優護「……どうしたの?」

アイナ「なあなあユーゴ。それそれ、その連絡先の紙」

アイナに指摘されて連絡先の書かれた紙を見る。特に問題はなさそうだが……。

優護「…………事務所?」

アイナ「……なあ、もしかしてナンパとかスカウトとかそういうのちゃう?」

優護「え」


■ルッチーの電話番号を手に入れました。イベントで出会えるようになります。
ルッチーが所属する芸能事務所の名刺を手に入れました。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 22:49:44.65 ID:hXjWneZJ0<> 次キャラ:安価下3までで一番コンマが大きいもの
1 エースパイロット
2 ココナッツミルク
3 ばんそうこう
4 思春期 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 22:50:10.27 ID:aONl2HFwo<> 4 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 22:52:00.73 ID:MpN/35Cdo<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 22:52:30.25 ID:MT2dYjtG0<> 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 22:59:21.62 ID:hXjWneZJ0<> ■ちょっと離席。今日は長めにやります。

■名刺を使って優護アイドルデビューの可能性ありますあります。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/24(土) 23:02:42.65 ID:MT2dYjtGo<> 悪い大人達に枕営業に使われそう… <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/24(土) 23:58:29.70 ID:hXjWneZJ0<> ■R-18スレだったら色々と展開がありそうですけど健全展開で行きます。これでもう少し精神強かったらそういうのもなかったんでしょうけど。
再開していきます。


優護「――あっ!」

「っ!」

曲がり角を曲がった瞬間、ユーゴは誰かとぶつかってしまう。ユーゴはよろけるだけで済んだが、相手はしりもちをついてしまった。

アイナ「あーもうぼんやりしてるから!ちゃんとせえユーゴ!」

優護「っ!ご、ごめんなさい!だ、大丈夫、ですか?」

「…………ぁ」

尻もちをついてしまった相手に手を差し伸べる。髪を短く揃えた少女、見た目的にはルルと同年代くらいだろうか。

……彼女は優護を見て、ぽかーんとしてしまっている。

「……ココナッツミルク」

優護「ぇ……?あ……」

気が付くと優護の服にべっちょりと白い飲み物が掛かってしまっている。そして道路の床にもそれが浸み込んでいき、空の容器がそこに転がっている。

……彼女が買ったココナッツミルクを全部優護が零してしまったのだろう。

優護「ご、ごめん!そ、その、えっと……」

「……ココナッツミルクが……」

優護「ひっ……ぁ、ご、ごめんっ、なさい……!」

アイナ「ええからはよ買ってこい!!!売ってるお店はピックアップしといたから!」


<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 00:14:57.09 ID:bg1SUaVp0<> 「…………」

公園のベンチに腰掛けた少女がちゅーちゅーとココナッツミルクを飲んでいる。その様子にとりあえず優護はホっとしている。

アイナ「ほんま気を付けや!女の子の飲み物奪うとか最低の事やで!」

優護「うぅ……ぐすっ。ごべんなざい……」

「…………別にいい」

それだけ言って、彼女はまた飲み始める。とても言葉数が少ない女の子だった。

優護「……」

「……」

ココナッツミルクを弁償して、じゃあさようならとその場を立ち去れる男ではなかった。少女の隣に座り、どうしたものかと脳みそをフル回転させる。

優護「…………あ、あの。お名前、は……?」

シエラ「……シエラ」

優護「し、シエラさん、ですか。じ、自分は有友優護って言います……」

アイナ「なんやその自己紹介……あ!ウチはアイナちゃんやでー!」

シエラ「……」

優護「……」

寡黙な少女とコミュ障な男。ココナッツミルクを吸う音と、近くで子供たちが遊んでいる笑い声だけが聞こえてくる。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 00:19:47.66 ID:bg1SUaVp0<> この沈黙空間に話題かイベントを:安価直下

1 ……い、良い天気ですね。
2 ココナッツミルク好きなんですか?
3 自由会話(自由安価) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 00:21:26.72 ID:1Vf/zsVVO<> 2 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 00:46:05.49 ID:bg1SUaVp0<> 優護「……好きなんですか?ココナッツミルク」

シエラ「…………好き。ほんのり甘いから」

優護「そ、そうなんですか。実は、えっと、自分も甘いものは好きだったり……」

シエラ「あげない」

優護「……」

――別に欲しかったわけじゃないのになぁ。と、なんだか泣きたくなる。

シエラ「…………私も、甘いのは好き」

優護「えっ。あ、そ、そうなんですか?じゃあ、ケーキとか……」

シエラ「好き」

優護「あ、じゃあ……前に知った美味しいお店を教えますね。その、ココナッツミルクだけじゃ申し訳ないので……」

そして、優護はパンケーキを食べたお店とあの喫茶店の事をシエラに教える。話をしている途中、心なしかシエラの眼が輝いていたようにも見える。

シエラ「……ココナッツミルク、ある?」

優護「え、ココナッツミルク……は。えっと……あ、アイナ……!」

シエラ「喫茶店の方にはないけど、多分パンケーキのお店にはあるで!ほら、ユーゴが行ってたってパンケーキのお店、ここやろ?」

優護「……!そこ、そこです!えっと、ありますよ!」

シエラ「……!」

……そこから少しずつ会話が少なくなっていったが、シエラはなんとなく嬉しそうだった。
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 00:59:48.14 ID:bg1SUaVp0<> シエラ「……」

ココナッツミルクを飲み終えたシエラは立ち上がり。近くのごみ箱に空の容器を捨てる。

シエラ「…………ばいばい」

優護「ぁ、も、もう行っちゃうんですか?」

シエラ「……うん。美味しかった、また、どこかで」

そう言い残して、シエラはふらふらとどこかに行ってしまった……。

優護「……」

アイナ「……追いかけていったりしたら駄目やからな?」

優護「えっ!?」

アイナ「なんか変なことしそうな目やったから、あかんで?事案や事案!!!」

――何か守護らなくてはいけない気持ちになっていたが。それをアイナに止められる。

シエラ。不思議な少女だったがまたどこかで出会えるだろうか……。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 01:01:13.64 ID:t2FvwkY2o<> ニュータイプとか超直感的な <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 01:09:37.99 ID:bg1SUaVp0<> シエラ「…………」

「おお!戻ってきましたかシエラ!キミがいないとこっちはどうにもできないのでね!さ、さ!早く早く!」

シエラ「……うるさい、ピタコ」

ピタコ「おおっと失敬失敬!僕のこのテンションもどうにかしないといけないとは思うのですが如何せん――」

シエラ「…………」

――シエラがそのコックピットに搭乗する。特注のパイロットスーツを身に纏い、両腕と両足をその穴に入れると、パイロットスーツの挿入口のような場所にケーブルのようなものが刺さっていく。

シエラ「……ふぅ」

ピタコ「ふむ、身体や脳に影響なし!何か美味しいものでも食べましたか?」

シエラ「……うん」

ピタコ「それは素晴らしい!ではでは、早速テストを開始しましょう!いつも言っておりますが、異変があれば――」

シエラ「分かってる、それじゃ――往くよ」

――――そしてその機体は。目にもとまらぬ速さで、空を駆けた。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 01:26:58.03 ID:bg1SUaVp0<> ■こんなことやってますが、機体は募集すると思います。ラスボス性能になるのかそれとも。

■次の新キャラ(一旦最後):安価下3までで一番コンマが大きいもの
1 エースパイロット
2 ばんそうこう
3 思春期
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 01:28:05.49 ID:FpN0PTZ3o<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 01:29:37.22 ID:+cIVAf130<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 01:29:39.49 ID:M+dbA/sF0<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 01:30:07.66 ID:JO2nF71kO<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 01:30:07.54 ID:7oWoAtnK0<> 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 01:31:47.34 ID:bg1SUaVp0<> ■同コンマなのでその二つで最終安価します。

次の新キャラは:安価直下
1 エースパイロット
2 ばんそうこう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 01:32:07.19 ID:hLaTR4xzo<> 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 01:42:29.38 ID:bg1SUaVp0<> ■エースパイロットちゃん。

■それでは今日はこれで、お疲れ様でしたー。
パイロットキャラが続々と。しかも女の子沢山。これは別の陣営に入る可能性もありますね。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 01:46:37.79 ID:AD/0YyTv0<> 乙
知らない人にホイホイついていきそうだから優護君下手すると誘拐されちゃう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 01:49:29.89 ID:rUkrH+vHo<> 乙
R-18じゃないということはどんなに貞操の危機を迎えても絶対大丈夫ということだから逆に何回危険な目にあっても良いんだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 02:13:55.53 ID:1Vf/zsVVO<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 10:14:51.68 ID:u1ns6ffDO<> 乙
徐々にメインヒロイン(?)の立場を失いつつあるルルに悲しき現在 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 19:53:36.70 ID:tBak6LyF0<> 容姿と同じくらい高い戦闘系の取り柄があれば少しは頼りがいが出てくるんだけどな <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 22:12:11.56 ID:bg1SUaVp0<> ■肉体69あるんである程度の戦闘系スキルみたいなのは取れるんですけどね、守護するための肉体。
始めていきます。ちょっとだけ。



優護「うわぁ、なんかすごい場所……」

アイナ「ここは科学国家の軍事基地やね、軍が所属する兵器やロボット、ウイルスなんかがここにはわんさかある場所やな。おーこわ!」

ただひたすら無心で散歩をしていると、山奥にある仰々しい建物の前まで来てしまった。巨大な門の向こうに何があるのかは分からないが、何やら大きな掛け声のようなものが聞こえてくる。

優護「……」

アイナ「訓練とかしてるんちゃう?あーもう、こんなところにおったらウチにウイルスとか入ってきてまうかも!ほらほら、ユーゴもこんなところにおったら怪しまれて――」

「アンタ!そこで何をしているの!」

アイナ「あーもう言わんこっちゃない!」

――背後から大きな声で呼び止められ、反射的に振り返る。そこにはとても小さな背丈をした女性が居て、優護を力強く睨んでいた。

優護「ぇ、ぁ、そ、その……」

「……怪しいわね。他の国家のスパイ……?ちょっとアンタ名前は!職業は何をしている!」

その見た目からは想像できないほどの圧に優護は何も言えない。体が震え、心臓の鼓動が激しくなり、もう数秒で涙が零れそうだ。

いや、零れた。ぼろぼろと。

アイナ「わー!わー!お姉さんちょっと待ち!このお兄さんぜんっぜん怪しいものじゃないんです!はいこれ!」

「サポートAI……?なに、第62ファクトリーのアルバイト?アリトモ・ユーゴ……ふむ」

スマホの画面に優護の個人情報を表示させて相手に提示する。それを彼女は真剣に見ている。

アイナ「そうなんですよ!この人ぜーんぜん怪しくありませんから!なんならマスター……ちゃう、ロイドさんに確認取ってもらっても!ええ!」

「……なるほどね、ではアタシに付いてきてもらおうかしら。別に悪いようにはしないわよ……何もなければね」

優護「っ!??!?!?」

アイナ「あー……事前に止めておくんやったぁ……ユーゴごめんなぁ」

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 22:12:49.07 ID:bg1SUaVp0<>
「…………ええ、分かったわ。それじゃあ仕事に戻って」

窓がない事務室のような場所に案内され数分。彼女は誰かと電話をした後、部屋を訪ねてきた軍人と会話をして優護の向かいの席に座った。

「情報に問題はなし、ファクトリー長であるロイド・マクスマンからも確認が取れた……けど」

「……アンタ、この国に来る前は何をして?」

優護「ぇ……ぅ、その……た、旅?みたいな……」

「……はぁ、別の国家の情報となると流石にね。まあいいわ、アンタみたいなビビりが変なことできるとは思わないし」

そう言って、彼女は長い黒髪ツインテールの毛先を指で弄り始める。

クーナ「一応自己紹介しておくわ。アタシはクーナ・シュタージ、科学国家群に所属する軍人よ。ま、そこは分かってると思うけど」

優護「……あ、有友優護って言います……」

クーナ「いや知ってるわよ。さっき見せてもらったし」

何とも言えない空気のまま数分。もう帰っていいのだろうかと優護は頭の中で一杯だったが、そんなことを言い出せるほどの勇気はなかった。

クーナ「…………」

優護「……うぅ」

しかもなんだかこっちの顔をまじまじと見られているような気もする。怖くて優護は泣きそうだった。


イベント:安価直下
1 ……ぐ、軍人さんってどんなことを……?
2 ぐすっ……な、なにか顔についてますか……
3 自由イベント(自由安価)

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 22:14:08.94 ID:a2uvTNPv0<> 2 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 22:38:48.71 ID:bg1SUaVp0<> 優護「ぐすっ……な、何か顔についていますか……?」

クーナ「え?ぁ、いや……ふんっ、別に何もついてないわよ!自意識過剰なんじゃないの?」

優護「そ、そうですよね!ご、ごめんなさい……」

自分の自意識過剰だったようだと、優護の気持ちがまた落ち込んでしまう。今日はファクトリーに帰ったらそのまま眠ろうと誓う。

クーナ「……」

優護「……ぐすん」

クーナ「な、なんで泣いてるのよ。男のくせに情けないわね……はぁ、もっと軍の男を見習って体とか鍛えれば?体を鍛えればそんなひ弱なメンタルも鍛えられるんじゃない?」

優護「そ、そうなんですかね……?」

幸いにも体を動かすことは好きな優護。昨日もオペッコさんと一緒にジムで運動をしたばかりだった。

……精神を鍛えるためにも、トレーニング量をもう少し増やそうかと考える優護。

クーナ「……体つきはしっかりしてそうよね」


イベント:コンマ直下

コンマ50以上でちょっと見せて見なさいよ。
コンマ90以上で……。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 22:39:17.46 ID:qQNldUjho<> お) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 22:40:26.07 ID:0+KVwUfVo<> 中々難易度高いな <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 22:57:43.53 ID:bg1SUaVp0<> クーナ「ま、アタシには関係ないけど」

優護「…………」

クーナ「……」

……やっぱりチラチラ見られている気がする。しかし、クーナが自意識過剰だと言っていたのだからこれは自意識過剰なのだろう。

もしかしたら幽霊とかそういうのに見られているのかもしれない。そう思うとまた怖くて震えてしまう。優護はビビりでメンタルが弱すぎる男だった。

クーナ「な、なによ。やめてよアタシがアンタを虐めてるみたいじゃない……はあ、もういいわ。連れてきて悪かったわね」

クーナ「はぁ、情けないわね。ほら、門まで送っていくわよ」

優護「あ、ありがとう、ございます……すみませんでした……」

こうして、優護はクーナと共に基地の入り口まで案内してもらい。もう来ないでよね、と注意されてしまった。


――彼女も軍人だ、それ相応の訓練は受けているのだろう。もしかしたら彼女に教えを請えば色々と付き合ってくれるかもしれない。

しかし、そう何度も彼女と出会える保証がない。軍の基地にまで行く危険はもう冒したくない、もしオフの彼女とたまたま出会えたら……。もしかしたら、色々と手伝ってくれるかもしれない。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 23:05:25.62 ID:bg1SUaVp0<> クーナ「…………アイツ、結構鍛えてそうよね」

クーナ「二の腕とか結構がっしりしてたし、上半身も下半身もバランスよく鍛えられてそうだったし……筋トレが趣味なのかしら」

クーナ「……あと顔も……」

モブ軍人「クーナさん!ジーク指令がお呼びです!」

クーナ「ひゃぁあ!?の、ノックくらいしなさいよ!!!」

モブ軍人「へっ?ぁ、も、申し訳ございません!」

クーナ「はぁ……了解したわ。ありがとうね」

クーナ「……第62ファクトリーだったかしら。そうね、もしかしたら怪しい男かもしれないし……ええ……」

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/25(日) 23:17:21.49 ID:bg1SUaVp0<> ロイド「『ユーゴくん、なんだかキミ軍のお世話になったんだって?』」

優護「ぁ、は、はい……」

ロイド「『この前いきなり電話がかかってきたときは焦ったよ……別に構わないけど、あまり心配はさせないでおくれよ?』」

優護「き、気を付けます……」


■イベント安価を始めます。
目標達成、キャラ交流、ステータスアップ、それ以外でも。

イベント安価: 0:30まで募集。

【目標】
「ロボットの操縦方法を覚える」
「優護がパイロットとしてトーナメントに出場する」or「第62ファクトリー関係者に聖杯の事を伝える」
「色々なことを知る」

【出会ったキャラ】
ルル・ノートン
シエラ
クーナ・シュタージュ

オペッコ・ペッコ
ロイド・マクスマン
ルッチー
アイナ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 23:19:11.49 ID:NKI/Ad1Co<> オペッコさん考案
どうせ机に向かってじっと勉強してても疲れるなら
身体を動かしながら勉強した方が効率は良い <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 23:24:41.95 ID:4WhADzwYo<> こっちのこと考えて気を遣ってくれる心遣いは嬉しいけどお互いよく知らないまま気を遣いあってもすれ違うだけだからまずはお互いもう少し遠慮をなくそうと言ってくれる女性がいた
その女性はお互いのことをもっとよく知るためにベッドの上で!とか言い出したら別の女性に殴られた

とりあえず対人スキルは前よりマシになる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 23:32:08.28 ID:+cIVAf130<> ルルのことをもっと知るために交流
内容もならルルの過去やどうしてパイロットになったのとか。(今の段階でまだ聞けないなら、無難に趣味や好きなもの等を聞く。) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 23:33:10.19 ID:CJNDsoWT0<> クーナにどうすればメンタル強化が出来るのか聞いてもし良ければ一緒にしてみる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/25(日) 23:34:10.53 ID:TZANH5ZP0<> 奢ってもらったお礼もしたかったのでルッチーさんのとこ行った
お礼は「ルッチーさんの言うこと何でも聞きます」
とりあえず優護のこと話すことになってロボットに乗ってみたいとか実は記憶がないとか色々話したら向こうも自分のこと色々話してくれたり力になってくれたり <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 00:00:45.48 ID:61ZynwwWo<> ロボットの操縦関係イベント 絡む人選はそういうこと言いそうなキャラ

基本的な操縦法の他にもロボットの操縦と自分の身体を動かすことは共通するところも多いとか、そもそも運動できる人は悲観するほどバカでもない、どうしようもないバカはそもそも自分がやりたいように身体を動かす方法も分からないからとか意識の仕方も含めて教えてくれる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 00:26:35.89 ID:NxTdkyzeO<> パンケーキのお店でシエラと出会い相席することになる
一緒にココナッツミルクやパンケーキを飲み食いしつつロボットの操縦に困っていることやトーナメントの話をしてみる <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/26(月) 00:38:07.48 ID:MiQzE1Nr0<> イベント安価:安価下5まででコンマが大きい3つを採用。

1 >>297
2 >>298
3 >>299
4 >>300
5 >>301
6 >>302
7 >>303 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 00:38:27.61 ID:OF2SxV2NO<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 00:39:33.88 ID:t7xs9YxzO<> 7 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 00:40:06.36 ID:2lCG04QOo<> 5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 00:40:08.09 ID:9qDysCkQ0<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 00:41:01.14 ID:FXturVOL0<> ゾロ目出てたら何かボーナスないかな

6 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/26(月) 00:53:50.03 ID:MiQzE1Nr0<> 結果7,3,5

■ぞろ目なので7のイベントでは何かプラスでやるかもしれないです。思いついたらです。

■では今日はこれで。おやすみなさい。

■選ばれたキャラのルートが進むかもしれないし、進まないかもしれないです。好感度が稼げたら別の国家まで同行してくれるかもしれないです。そこは難易度高そうですけど。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 00:57:17.27 ID:grD7UJc4o<> 乙
ワープ能力とかでもない限り他の国行くと殆どの人達とはお別れか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 01:00:58.88 ID:QnSAkzbD0<> 乙
ロボット使う戦闘はこの国家限定だとすると戦闘スキル的なものは戦闘全般に使えるものの方が良さそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 03:34:38.26 ID:t7xs9YxzO<> 乙
出会ったキャラの中で男性がロイドさんしかいねえ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 09:10:15.01 ID:NNX7gF4oo<> トーナメントにダブルス部門とか団体戦とか集団戦とかあったら気が付いたらチームメイト女の子ばっかになってたかな <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/26(月) 23:31:54.49 ID:MiQzE1Nr0<>
優護「あ」

シエラ「……」

あの味が忘れられず優護はあのパンケーキ店に足を運ぶと、知っている顔の少女と相席することになってしまった。

もきゅもきゅと頬を膨らませながらパンケーキを食べるシエラの向かいの席に座り、どうしたものかと優護は考え始める。

優護「……ど、どうも」

シエラ「……」

こくりと頷いたので声は聞こえているようだった。これで反応が無かったら泣きながら退店していたので危ないところであった。

……店員さんに話かけるまでに時間が空いてしまったが、無事にパンケーキを注文できた優護。

優護「ぁ、えっと……こ、ココナッツミルクも、お願いできますか……?」

シエラ「……!」

まるで同志を見つけたかのようなキラキラした瞳を、シエラは優護にぶつけ始める。

眩しすぎてその視線に耐え切れない優護は俯いてしまった。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/26(月) 23:32:43.00 ID:MiQzE1Nr0<>
優護「……ぁ、美味しい」

シエラ「……そう、ココナッツミルクは美味しい」

シエラ「ここのパンケーキも、美味しい……教えてくれて、ありがとう」

とてもほんわかとした空気が流れる。ほとんどお互いに喋りはしなかったが、パンケーキを食べココナッツミルクを飲むその空間はとても平和だった。

……もしかしたらだいぶ好感度が高いのかもしれない。ならば色々と話を訊けるかもしれない。

優護「……シエラさんは、ロボットって、操縦しますか……?ぁ、いや、答えたくないなら無理して答えてもらわなくて大丈夫なんですけど……」

シエラ「……?」

優護「あの、そのですね――」

そして優護はシエラに話す。ロボットを操縦できるように色々と頑張っているが中々うまく操縦が出来ないと。ロボットの基本的な操作もおぼつかないことを。

優護「なので、早く操縦できるようになりたいん、ですけど……」

シエラ「……」

優護の話をパンケーキ頬張りながら聞いていたシエラ。ごくん、と咀嚼していたパンケーキを飲み込み、シエラは話始める。

シエラ「……色々、考えすぎ」

優護「ぇ」

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/26(月) 23:33:18.15 ID:MiQzE1Nr0<>
シエラ「ユーゴ、あんまり頭良くないから」

優護「えっ、あっ、その……」

――優護の心がもうすでに限界だ。泣きそうでプルプル震えてしまう。

シエラ「……私はそういうのじゃないけど。自分が動かしたいように動かすの」

優護「……ぐすっ。そ、その方法が分からないんですよぉ……」

シエラ「ユーゴなら多分出来る。感覚で、直感で、雰囲気で……ロボットはそういうもの」

シエラ「それに、ユーゴは……多分私と同じだから」

優護「えっ?」


コンマ判定:コンマ直下

コンマ一桁8以上で大成功
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 23:33:49.93 ID:z/yqW0/to<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/26(月) 23:35:30.65 ID:CAgMBOxO0<> 1〜0の中で8以上となると成功率は3割
なかなか難易度高いな <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/26(月) 23:48:59.37 ID:MiQzE1Nr0<>
■ぞろ目ボーナスは確定成功です。今のは大成功判定なので。

優護「お、同じ……ですか?」

シエラ「…………うん」

あとは切っ掛けだけ。シエラはちゅうちゅうとココナッツミルクを飲み始める。

……どうやらもう話すことはないみたいだった。

優護「…………あ、ありがとう、ございます。正直あの、よくわかりませんでしたけど……」

シエラ「……」

もう特に話すことはないようだった。

優護「ぁ、じゃあ、トーナメントって知ってますか?自分あんまり詳しくないんですけど……」

シエラ「知らない」

優護「そ、そうですか……すみません」


■優護の能力に「???」が生えました。

???:……???
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 00:16:34.14 ID:zABlMBd20<>
ルル「あ……おはようございますユーゴさん。何か飲みますか?」

優護「……おはよう、ございます」

何時もより早く目を覚ますと、食堂の何時もの席にルルが座っていた。どうやら読書をしていたようで、近くにはコーヒーが注がれたカップと一冊の本が置かれていた。

ルル「早いですね。もしかして、今日は何か用事が?」

優護「……そ、そういうわけじゃないんですけど。ちょっといつもより早く目が覚めて」

……アイナが設定してくれたアラームよりも早く目が覚めた。優護自身もなんでこんなに早く目が覚めたのか分からないのだ。

ルル「お紅茶でいいですよね?」

優護「ぁ、ありがとう、ございます……」

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 00:27:21.22 ID:zABlMBd20<>
ルル「……ここにきて結構経ちますけど、どうですか?特に何か問題とか……」

優護「えっ!?ぁ、いや、そういうのは特に……ないんですけど。むしろ自分が皆さんに迷惑とか、かけてるので……」

ルル「そんなことありませんよ!ユーゴさんはしっかり働いてくれますし、職人さんもスタッフさんも評判良いんですよ?」

優護「……そ、そうなんですか」

だが優護は知っている。女性スタッフから内緒話をされていることを、それがきっと自分の事についての話だということを。

……褒められて悪い気はしないが、何人かには確実に嫌われているという事実だけで気持ちが盛り下がってしまう。

優護「えっと、ルルさんは……早起きして何を?」

ルル「私ですか?たまに早起きしてここで本を読むんです、そうするといつもより本の世界に入り込めるような気がして……」

そう言いながら、ルルは呼んでいた本の表紙を撫でる。

優護「……」

ルル「ユーゴさんもどうです?早起きして本を読むと、脳が冴える感じしますよ?」

優護「ぁ、いや……そ、そう、ですね……」



何か追加でお話:安価下2までで一番コンマが大きいもの
1 ルルの過去話
2 趣味や好きなものの話
3 自由イベント(自由安価) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 00:31:13.00 ID:A3I5fp8fo<> 3 ここには他にパイロットはいないのか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 00:32:17.19 ID:ejS6hGo60<> 2

こういうときに00という容赦判定以来のクリティカル <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 00:33:26.96 ID:zABlMBd20<> どわーw <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 00:33:29.57 ID:GaHavh390<> 3
ルルはパイロットになる為にどのような訓練や勉強をしたのか
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 00:36:40.65 ID:MUZx6mo4o<> パイロットはいないのか→パイロット関係のボーナス→戦闘関連のボーナス→戦闘に使えるスキル(容赦並み)追加とか拡大解釈しまくるか? <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 00:36:48.89 ID:zABlMBd20<> ちょっとタイム <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 00:40:52.72 ID:ob5x6XD50<> ロボット動かすには基本的には何かの適性必要とか向き不向きがあって
優護君は曲がりなりにも動かせたから思ってるほどバカじゃないよきっと大器晩成だよとか確実に何か取り柄あるよ的な方向にいけるか? <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 00:45:29.92 ID:zABlMBd20<>
■悩んだ末の多数決

00ボーナス:先に二つ取ったものを採用
1 好きなパイロットが第62ファクトリーに
2 搭乗済みパイロットとルルが知り合い以上に
3 優護にロボット操縦系スキル
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 00:46:35.14 ID:H4oHXNyjo<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 00:47:36.29 ID:eSttWkdco<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 00:48:12.00 ID:aUBSXfHJO<> 3 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 01:12:23.85 ID:zABlMBd20<>
優護「……あの、このファクトリーって他にパイロットいないんですか?」

ルル「!!!」

優護「え」

ルル「実は……居ないんですよ!ユーゴさん!」

なんだか悔しそうな、辛そうな表情をしながらルルは語る。

ルル「一応私以外にも操縦できる人はいるんですけど、スタッフとしての仕事などがあるのでパイロットとして働いてもらうのは難しくて……パイロット、という立ち位置だと私以外、いないんです……」

ルル「……しょうがないとは思います、ここは小さなファクトリーですから。他のファクトリーには、それこそ軍のファクトリーでは何十人もパイロットがいるらしいですが……」

今までとても苦労したのだろうか、そんな言葉がぽろぽろと溢れ出してくる。

ルル「ですから私が色々と――あ、そ、そうです!ユーゴさんちょっと待っていてくださいね!」

そう言って、ルルは駆け足でどこかへ飛んでいく。そして戻ってくると一冊のノートを持ってきた。

ルル「どうして忘れていたんでしょう……ユーゴさん、最近スタッフの方とスクトゥム・試作1号機に乗ってたりしますよね?」

優護「え、ええっと……?」

ルル「色んな教本やロボットバトルの映像を研究したりして、特に重要そうなポイントをまとめたノートになります。もし次パイロットになってくれそうな人が現れた時は渡そうと思ってたんです……!」

ノートを捲ってみるとそこにはロボット操縦に関しての技術がこれでもかとまとめられていた。しかも、とても分かりやすい。このノートへの思いが伝わってくるようだ。

ルル「使ってください!ユーゴさん……!もし分からないところがあれば、全力でお答えします!」

優護「あ、ありがとうございます……」



■戦闘能力「ロボット戦術(攻)」を手に入れました。

ロボット戦術(攻):ロボット操縦時に敵に与えるダメージを+10する。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 01:15:53.99 ID:zABlMBd20<> ■今日はこれで、おやすみなさい。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 01:16:31.24 ID:EfJ47D2Xo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 01:19:26.05 ID:WEaxtweoo<> 乙
一応ロボットの操縦法覚えたか? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 01:26:28.45 ID:RUGjQE0GO<> 乙
ニュータイプ的な何かもあるっぽい? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 01:30:22.03 ID:g3cm2GwD0<> 乙
ロボットなしで戦うことになったらロボットの経験はあんま役に立たなくなるのだろうか <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 02:02:45.15 ID:zABlMBd20<> >>339
■ロボットバトルの経験が生身の戦闘で活きることもあります。活きないもののほうが多いですか
今回生えた「???」とか…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 04:02:38.47 ID:MeJa1YReo<> 他のファクトリーには何十人もパイロットがいる
つまりその分だけノウハウがある

ライオンの群れに高級肉を放り込むが如く優護君を放り込んでいっぱい教えてもらわないと <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 09:06:52.28 ID:fGmRrUZr0<> 反射神経 空間認識能力 直感とかの類いはどういうバトルでも腐らせることなさそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 10:28:48.83 ID:9fpu0fdB0<> アイドルさんはきっと
何でこんなこと出来るんですか?
アイドルだから
何でここにいるんですか?
アイドルだから
で何でも済ませて神出鬼没の風来坊 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 21:43:42.48 ID:zABlMBd20<> ■始めます。


優護「わぁ……」

アイナ「ここがルッチーの事務所のはずやけど……いや、デッカいなぁ」

ルッチーに色々と奢ってもらったお礼をするために、優護は彼女が所属する事務所に足を運んだ。

とてもとても大きなビル、入り口からは芸能人と思われる人たちが出入りをしている。

優護「……は、入って良いんですかね?」

アイナ「とりあえず受付の人に話しかけるしかないやろ、名刺見せてルッチーに用があるんですけど〜って。気張れやユーゴ!」

優護「うっ……怖いなぁ……」

……一応用意したお高めの菓子折りを抱きしめながら。優護は恐る恐るビルの中に入り、受付の人に話しかける。

優護「ぁの、すみません……ちょ、ちょっとお話が……」


コンマ判定:コンマ直下

コンマが高いほど事務所の色んな人に見られて話題に(補正+30) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 21:46:14.30 ID:eSttWkdco<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 21:46:16.95 ID:GaHavh390<> あ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 22:02:34.33 ID:zABlMBd20<>
優護「はい……あの、ルッチーさんにお会い出来たらなぁ……って思うんですけど……」

……通る人がチラチラと優護の事を見ている。視線には気づいているようで、優護のメンタルが次第に壊れ始めている。

優護「ぐすっ……あっ、その。い、いきなりだったので、ごめんなさい……こ、これだけルッチーさんにお渡ししてくれれば……はい、はい……」

菓子折りだけ渡してルッチーの元に届けばそれでいい、心が折れてもう帰ろうとしているとき――。

ルッチー「あ!!!ユーゴさんじゃないですか!」

優護「うひゃぁあぁ」

――背後からいきなり声を掛けられてとても情けない声を出してしまう。ビクビクしながら振り返ると、そこにはルッチーが居た。

ルッチー「あはは変な声!受付さんもこんにちは!お仕事お疲れ様でーす!」

何かの撮影帰りなのだろうか、特に変装などもしていない素の彼女の姿だった。しかし、どんな状況でも彼女は何も変わっていなかった。

ルッチー「こんなところで立ちっぱなしはあれなので、中入っちゃいましょう!すみませーん!カードキーって貰えますかー?」

優護「あっ、いやっ、そんなっ……」

――――ルッチーの勢いに負け、優護はそのまま流れに任せて事務所の中にまで入っていった……。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 22:06:26.74 ID:i+nllgVEo<> 首筋とか耳とかさわさわふぅ〜されたら確実に情けない声挙げるタイプ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 22:18:02.06 ID:zABlMBd20<>
優護「……」

ルッチー「あ!私ここのお菓子好きなんです!ユーゴさんありがとうございます!美味しいですよねー」

ルッチー「それじゃあ、いただきまーす!」

眼をキラキラと輝かせて、ルッチーは丁寧にそのお菓子を食べ始める。

事務所の応接室のような場所で、優護とルッチーの二人きり。扉の方を見ると、なんだかチラチラとこちらの様子をうかがう人たちが見える。

アイナ「わー、すっごい見られてる……なーなールッチー。あれ、なんなん?」

ルッチー「へっ?んー、なんですかね?」

優護「……」

……事務所にアイドルであるルッチーと出会いに来た変な奴。そりゃこんなに見られるよなと優護は思う。一瞬でも変な動きをすれば捉えられて警察に連行されるんじゃないかと心配になってしまう。

アイナ「はぁ、ユーゴは固まってもーてるし。一応な、この前のお礼ちゅうことで菓子折り持参してきたんやけど……どう?」

ルッチー「とっても嬉しいです!ありがとうございますユーゴさん!アイナちゃん!」

優護「ひっ……ぁ、ど、どうも……あ!えっと、菓子折りだけじゃ、ダメかなと思って……」

ルッチー「ん?」

優護「……る、ルッチーさんの言うこと、何でも聞きます。な、何でも言ってください」

ルッチー「……ん〜?」

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 22:32:17.54 ID:zABlMBd20<>
……なんだか扉の前にいる人たちがざわざわし始めてしまった。なんか変なことを言ってしまったか不安になる。

優護「ぁ!も、もちろん!じ、自分が出来る範囲内になっちゃいますけど……あ、あと人を傷つけたりとかは……あんまり、その」

荷物持ちとか、相談事とか……そ、そういうのでしたら!いけます!と、胸を張って答える優護。しかし、肝心のルッチーの反応はなんだかぽかーんとしていた。

優護「……る、ルッチーさん?」

ルッチー「へ?ぁ、ご、ごめんなさい!ちょっとボーっとしちゃいました。え、えーっと……なんでしたっけ?なんでも?」

優護「は、はい!る、ルッチーさんが言ってくだされば、何でも、です!」

ルッチー「……ぷっ。ぷはは!ユーゴさん、もしかしてそれ本気で言ってますか?」

優護「ぇ……?」

ルッチー「聞き間違いなんじゃないかってちょっとびっくりしちゃいましたよ!いきなりそんなこと言いだす人、私初めてです……」

優護「あ、アイナ……な、なんか変なことだったかな……?」

アイナ「ぇ?あー……いや、ユーゴのそういうところウチ好きやで?おもろくて」

何とも興味がなさそうに返事をされるが、ルッチーの方は面白そうに笑っていた。お腹まで抱えて。

ルッチー「……じゃあユーゴさんの事を色々教えてください。私、もっとユーゴさんの事、知りたいです!」

優護「そ、そうですか?と言っても、あんまり話せることもないんですけど……わ、分かりました」

こうして、今までの出来事をルッチーに話し始めた……。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 23:07:13.07 ID:zABlMBd20<>
ルッチー「えっ、じゃあユーゴって記憶喪失なの!?」

優護「は、はい……」

――流石に神様の話をするのは良くないと優護にも分かったので、その辺りの話はせずに優護は今までの話をした。

自分はここに来るまでの記憶がない。どうしてあの神様にお願いをされたのか、どうしてあの場所に居たのか。なにもかも優護には分からなかった。

ルッチー「うわぁ、アニメとかドラマの設定でしか知りませんでした記憶喪失って……」

優護「そ、そう、なんですか?」

ルッチー「ふむふむ、じゃあその記憶を取り戻す旅をしてるってことですね!なんだか主人公っぽい!」

別にそういうわけではなかったが、優護は頷いた。記憶のためではないが、自分の記憶について気になることも多い。

……自分はいったい何者なんだろうか?

ルッチー「で、今のファクトリーに拾われて?こうやって生活してて……あ、私ロボット操縦できるよ!」

優護「えっ、あ、そうなんですか!?」

ルッチー「ちょっと前に番組の企画でね!みっちり練習したよ!」

優護「す、凄い……」

自分はまだ操縦すらうまく出来ていないのに、ルッチーさんは凄いなぁと。素直に優護は感心する。


ルッチーの腕前:コンマ直下

高いほど強い! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 23:07:59.92 ID:kSR/UVTdo<> あ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 23:10:11.73 ID:zABlMBd20<> どわー!!!!!!! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 23:14:36.69 ID:RvHFayyso<> なぜ色んなことやってるのにロボットの操縦すら上手いのか

それとも色んなことをやっているからロボットの操縦が上手くなるのか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 23:15:13.70 ID:ArecqxCbO<> エースパイロットちゃんでどれくらいだろうなあ(現実逃避) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/27(火) 23:17:52.59 ID:Alzd+klvo<> 暮らしの中に修行あり理論でこの子は日常そのものがあらゆる物事に関しての鍛練となっているのだ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/27(火) 23:55:30.50 ID:zABlMBd20<>
アイナ「へぇ……番組でロボットに乗るなんて凄いなぁ。どんな番組だったん?」

ルッチー「えっとですね、科学国家の軍に潜入!という名目で、数週間ほど軍に密着したんですよ!」

優護「え」

ルッチー「その時に訓練としてロボットに乗ったんです!そしたら当時私にロボット操縦を教えてくれた方から色々と褒めてもらえて!」

……優護は驚く。ニコニコと嬉しそうに語っているが、もしかしてルッチーは凄い人なんじゃないかと。

ルッチー「その時私に色々教えてくれた人も今は凄いんですよ!なんと前のロボットトーナメントで優勝しちゃったんですよ!クーナさんって言うんですけど知っていますか」

優護「クーナ……ぇ?」

ルッチー「一緒にご飯食べたり、トレーニングも色々手伝ってくれて……大変でしたけどいい経験になりました!あ、実は軍での経験のおかげで早起きがちょっと得意になったんですよ!」

アイナ「なあユーゴ。想像以上なんやけど……アイドルすごいな?」

優護「……ぅ、うん……そう、だね?」

ルッチー「本当ならもっと密着したかったんですけど、そのまま次は海洋国家のロケに行かなくちゃいけなくて泣く泣く……でもその時の海洋国家でのロケも面白かったです!島と島の間を泳いで渡る水泳大会が――――」

……彼女の話を訊いていると、なんだかアイドルについてよくわからなくなってしまう。多分、ほとんどの事はアイドルのロケとして行っているような気さえする。

……ルッチーについてとてもよく知れた気がする。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/28(水) 00:18:46.41 ID:8/Wz1r5Z0<> ■お疲れさまでした。寝ます。
次回セクトゥム強化とかやります。

■ルッチーはハワイで親父に習ったみたいな感じで多分大体ロケでやってます。
すごいつよい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/28(水) 00:21:59.23 ID:4EXivwYso<> 乙
ルッチーさんは力ずくのナンパされたら『正当防衛』してきそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/28(水) 00:24:09.18 ID:Eoth+dC8o<> 乙
大抵の分からないこと困ったことはまずアイドルに相談すれば何かしらの前進はしそう <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/28(水) 00:34:02.88 ID:8/Wz1r5Z0<> ■こんな何でもできるルッチーさんに対してお礼に何でもしますと言った男がいるらしい。

■スクトゥム強化で付けたい武装とかそういうのを募集しますが、そのあと追加機体募集します。
他のネームドキャラが乗る奴です。強すぎるとスクトゥムもそれ相応に強くなります。
そういうわけなので、いきなりですがよろしくお願いします。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/28(水) 01:05:16.89 ID:OYlLCKEwo<> 今は武装だけ募集ってことかな? <>
◆gnMVpaH84at6<>sage<>2025/05/28(水) 01:09:53.51 ID:8/Wz1r5Z0<> ■次更新の時に武装は募集します。なんで今はまだ大丈夫です。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/28(水) 01:16:03.77 ID:9okEsQNMo<> 今は特に募集してないわけね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/28(水) 06:02:18.00 ID:emBzTJ760<> 戦うアイドル
流星のロックマンの響ミソラちゃんを思い出す <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/28(水) 21:58:10.59 ID:8/Wz1r5Z0<> ■お疲れ様です。体調不良のため本日更新無しにします。

■ですが募集するとは言ったので募集だけ始めようと思います。
23:59までセクトゥムに搭載する【武装】を募集し、日付が変わってから18時まで【追加機体】を募集したいと思います。
下記にテンプレを記載します。セクトゥムと電磁バリアについてのものになりますので、参考にお願いします。


【武装】電磁バリア
【性能】セクトゥムの盾に搭載された強力な電気発生装置。あらゆる攻撃を一度だけ無効化する。
【その他】(何か付け加えたい設定がありましたら)

【機体】セクトゥム
【説明】守備に特化した銀色がかかった白い装甲の機体。巨大な白い盾が特徴。
【その他】盾で守りながら銃で射撃が主な戦法。ロイドの思想が強く反映された機体で、攻めが少々貧弱。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/28(水) 21:59:22.48 ID:8/Wz1r5Z0<> ■それでは、急になりますがよろしくお願いいたします。

武装:23:59分まで募集


機体:5/29 0:00から18:00まで募集 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/28(水) 22:03:32.64 ID:K3sEQkIgo<> 【武装】アクセルモード
【性能】超スピードで動ける 弱点は一瞬だけしか使えない 1回しか使えない パイロットの肉体が強くないと扱えない
【その他】こんな感じ
https://imgur.com/BLYQr05.gif <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/28(水) 22:13:43.16 ID:Iu/F7wq9o<> 【武装】超高圧水流
【性能】その名の通り超高圧の水流を発射
【その他】消火活動や災害救助等にも使える <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/28(水) 22:28:33.51 ID:cqKCgQfn0<> 【武装】アンカー付きワイヤー
【性能】先端にアンカーが装備されたワイヤーを射出する 対象の拘束や移動や姿勢制御の補助とか物運んだり
【その他】 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/28(水) 22:59:17.58 ID:602hCvjLo<> 【武装】データ収集用解析ドローン
【性能】AI搭載で自立稼働するドローン 収集解析したデータを機体に送る
【その他】戦闘力向上が目的ではなく多くのことを【知る】ことでパイロットの成長を促すためのもの <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/28(水) 23:20:00.24 ID:8/Wz1r5Z0<> ■よくよく考えると明日まで募集するのに武装だけ23:59締め切りなのよく分からないので、武装も明日の18時まで募集に変更します。急かすのも申し訳ないので。

■寝るので質問とかあっても答えられなさそうです。すみませんが二つとも締め切りは明日18時でお願いします。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/28(水) 23:59:26.22 ID:L/N+grUPO<> 報告乙
無理せずお大事に <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 00:02:18.54 ID:cLYCXffd0<> 【機体】トクチヨノ
【説明】シルエットは比較的人間に近い。初心者でも扱いやすく、エースの力を引き出す扱いやすい機体というのがコンセプト。
【その他】内蔵武装や特徴的な機能等はなくその分装甲と関節の強度と機動力が高め。武器は外付けの携行武器頼りで手に持ってるものを手放したらそれっきり。
外付けの装備などである程度好みのカスタムは出来るがどう足掻いても特化型機体の得意分野で上回るのは不可能。
良く言えば万能、悪く言えば特徴がないのが特徴の器用貧乏。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 01:36:24.81 ID:BPIun2QRo<> 【機体】エアスペリオル
【説明】飛行特化型 大きなウイングバインダーが特徴 極限まで軽量化したことにより高い機動性と飛行能力を獲得
【その他】攻撃手段は細くて軽い剣とウイングバインダーに付いた小型バルカン砲のみ
一発の攻撃翌力が極端に低い
1度地面に着地すると再飛行まで時間を要する
紙装甲
パワーも低い <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 01:40:08.39 ID:Q6jxM0rM0<> 【機体】ライノローグ
【説明】犀の様な頭の全体的にゴツい見た目な装甲の機体
武器として大型の斧を装備している
【その他】鈍重で小回りはききにくいが直線的な動きは速く、頑丈な装甲を活かしたタックルやゴリ押しな戦い方が得意。
犀のような角はミサイルのように飛ばすことができる。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 02:07:11.84 ID:mJTwxjRro<> 【機体】コマンダー
【説明】所謂指揮官機で支援型。索敵や通信機能とデータの解析と演算に特化していて直接的な戦闘能力自体は低め。
【その他】1VS1なら戦闘と並行してリアルタイムで敵機のデータを入力しながら演算能力の大半を1人の敵機の解析に費やすことで敵機の動きを高精度で予測することが出来て何とか戦える <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 02:45:34.65 ID:7TRHF5nU0<> 【機体】クロウファント
【説明】黒色でカラスのような頭部、背中には羽のようなウィングがある。足先には鳥に似た爪がある。人型みたいな見た目。大鎌を装備している。左腕に盾を装着している。
【その他】機動力が高くスピード型の機体。背中のウィングで空を飛ぶことが可能(ウィングは刃がついており、切断が可能)。足先にある爪も刃物になっており、切ることができる。基本的に大鎌で戦うが両肩にある機関銃で乱射できる。スピード特化なので耐久性は低めだがそのかわりに盾で防御しそれで補っている。大鎌、ウィング、爪の刃は特殊で硬い装甲でも切断できる。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 04:21:44.61 ID:Sx8fy0zhO<> 【機体】レイヴンフェザー
【説明】航空機形態と人型形態を持つ可変機。航空機形態では長時間の高速飛行ができる
機動性の大半は背部のウィングユニットに集約されており、ウィングユニットのパーツを細かく可動させることで姿勢や速度の調整が可能
外観は名前の通り、烏の濡羽を思わせる黒色をしている
【その他】
基本武装にバルカンと高出力ビーム砲に近接武器のブレードがある
ブレードは実体剣だが使用時にビームでコーティングされるため、切断力は高い
オプションとして多段式ミサイルを積むこともできるが、重量が増して機動性が落ちるためあまり好まれない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 08:59:09.08 ID:AUnILj+ho<> 【武装】使い捨てシールドセット
【性能】壊れることで衝撃を受け止めるタイプの小さな盾を複数装備。軽さと取り回しの良さが特徴
【その他】スクトゥムの特徴の1つである大きな盾を外さなければならない。
弱い攻撃を受けて例え問題なさそうに見えても本来の機能が損なわれている可能性が高いので使用を続けることは推奨されない。
一々弱い攻撃にも使っていたら勿体ないから、動きやすくなってることを活かして弱い攻撃は回避して強い攻撃は盾で受け止める立ち回りが求められる
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 09:55:03.18 ID:CRR812hlo<> こういうのは作者的に使いやすいの選ぶ感じか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 10:38:23.40 ID:WwpdE45fO<> 【武装】フローティングアイ
【性能】まるで眼球のような形状をしたパイロットの脳波によって操作される攻撃ユニット。自由自在に飛び回り、四方八方から相手に攻撃を浴びせかける。
【その他】
平たく言えばガンダ○シリーズに出てくるファ○ネルのような武装。
スクトゥムにつけるとするなら背中だろうか。
防御に徹しながら攻撃が可能になる。

【機体】獅子大帝グラン・シャリオン
【説明】大型のゴツい機体で、トリコロールを基調とした配色や獅子の顔を模した胸部、大きなドリルのついた両肩などが特徴的。強大なパワーと重厚な装甲が持ち味のスーパーロボットのような機体。
【その他】
基本武装は胸部についた獅子の顔から出るビームや、肩についたドリルを拳につけての接近戦、ロケットパンチ、ビームバリアなどスーパーロボットらしい武装。
無論、機体の全エネルギーを拳に集中させて相手に叩きつける必殺技も完備で、スクトゥムの防御力でも危ない。
弱点は燃費の悪さで短期決戦にせざるをえないこと。
科学国家で人気のスーパーロボット作品に出てくる主人公機を模した機体で、関連企業からの出資もあるようだ。
本物のロボットを作れるなら実際にガン○ムとかザ○とか作ってみるわな。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 14:08:28.81 ID:/Yc75jqcO<> 【機体】ヘラクレス
【説明】オレンジ色の装甲の機体。見た目はゴツく頭部にはヘラクレスオオカブトのような角がついている。金棒を持っている。両腕には銃が装着。
【その他】パワーに特化しており、武器の金棒を振り回したり、角を使って頭突きしたりミサイルのように飛ばしたりできる。遠い相手に両腕の銃でビームを撃ったりする。スピードが低いのが弱点だがセクトゥムと同じ電磁バリアを持っている。どんな攻撃にも耐えられる耐久性を持っている。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 15:38:09.86 ID:vKULb3G0O<> 【武装】ディジーズ・バレット
【性能】コンピュータウィルスの詰まった弾頭を発射し、相手ロボットのAIやセンサー類をはじめとした電装系などにダメージを与える。
【その他】
相手の動きを止めることがで、機体に直接ダメージを与える類いの武装ではない。
その特性上、AI無しで完全に手動で操作できる機体には効果が薄い。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/29(木) 16:17:00.58 ID:fDnWlvZV0<> 【機体】ハーミット
【説明】ステルス機能を搭載した紫色の機体。武器は双剣だが、戦況に合わせて双銃にフォームチェンジする事も出来る。
地上戦、空中戦、どちらにも対応可能であり、相手の機体に音もなく忍び寄って破壊する暗殺者のような戦いを得意とする。
【その他】ステルス機能さえ除けばあとは正直、これといった特徴のない機体である。
パワーも防御力も平均的で、唯一スピードだけはそれなりに速いが純粋なスピード特化型の機体と比べるとやはり劣る。
そのため、この機体のパイロットはステルス機能がパワー切れにならない内に短時間で勝利しなければならず、なかなかの腕前を要求される。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/29(木) 20:52:04.73 ID:Z23cep7A0<> ■皆さん安価ありがとうございました。武装は安価ですが、機体の方はいくつか採用させていただきたいと思います。
武装の方は性能からシステム的な性能を決めますが、都合により弱体化したり強くなったりするかもしれませんのでご了承ください。

■また、すみませんが本日もお休みです。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/29(木) 20:55:03.73 ID:Z23cep7A0<> >>381
■パイロットに合ってるとか使いたいとか、展開思いついたとかそんなので決める予定です。機体は。
安価コンマで決めようかとも思いましたが、そっちは困ったときで。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 11:49:41.32 ID:+gXXaYOKo<> 62ファクトリーが一番貧乏で色んなものが総合的にも一番低いって感じなんかな <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/30(金) 22:26:54.97 ID:8MHMgg/h0<> ■体調治ったのでやっていきますが、武装の性能を考え終わってないので追加イベント募集します。
急ですが、すみませんよろしくお願いいたします。


■イベント安価を始めます。
目標達成、キャラ交流、ステータスアップ、それ以外でも。

イベント安価: 23:15まで募集。

【目標】
「ロボットの操縦方法を覚える」
「優護がパイロットとしてトーナメントに出場する」or「第62ファクトリー関係者に聖杯の事を伝える」
「色々なことを知る」

【出会ったキャラ】
ルル・ノートン
シエラ
クーナ・シュタージュ

オペッコ・ペッコ
ロイド・マクスマン
ルッチー
アイナ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/30(金) 22:28:35.82 ID:8MHMgg/h0<> >>388
■第62ファクトリーは科学国家全体でみると中の下くらいのファクトリーです。
多分一番貧乏のファクトリーは戦えるほどのロボットも作れません。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 22:36:20.87 ID:NGVzAs0po<> 仲の良いファクトリーから練習試合してほしいと突然頼まれた
しかも2VS2
そのファクトリーのスポンサー的なお得意様が見てくれるからって練習試合組めるかも分からないのに承諾しちゃって運悪くどこのファクトリーも予定が入ってて断られてもう最後の希望が62ファクトリーしかないとか機嫌損ねたらマジでヤバいとかで凄い頭下げられる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 22:40:57.12 ID:uQYvu0880<> たまたまクーナさんと出会ってルッチーさんの話になる
どんなことやったかって話から何故か優護もそれをやることに <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 22:45:18.68 ID:Q6nx2I4r0<> 2人乗りの教育•訓練用ロボットで前に貰ったノートを見ながらルルと一緒に操縦訓練 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 22:46:44.49 ID:BMOrIa55o<> あんまり人手がないファクトリーの女の人達が機体のテスター募集しててボーッと見てたら目を付けられてめっちゃ近づいてきて後退りしたら壁際まで押し込まれてあうあうしてる間に押しきられてテスターやることに <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 22:48:50.15 ID:OxRStMyV0<> オペッコさん考案
どうせ机に向かってじっと勉強してても疲れるなら
身体を動かしながら勉強した方が効率は良い <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 23:03:48.97 ID:6V09AsUa0<> 以前シエラに言われたことを意識して操縦の訓練
訓練のあと気分転換にパンケーキ屋のデザートバイキングに行くとシエラと再び会い、練習の成果やデザートの感想を話したりしながら一緒に食べる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 23:09:33.74 ID:m2ElmJ4ro<> 今よりもっとファクトリーを大きくするにはどうすれば良いか考える62ファクトリーの人達
思い浮かぶ手段が優護君を使った枕とか口説くとかみたいな人道とか倫理とかコンプライアンスに触れそうなことばかりで却下の連続

最終的に満面の笑みの優護君の写真載せてネットの広告に掲載するか!でまとまった <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/30(金) 23:20:48.62 ID:8MHMgg/h0<> ■イベント安価:安価下5まででコンマが大きい3つを採用。

1 >>391
2 >>392
3 >>393
4 >>394
5 >>395
6 >>396
7 >>397 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 23:21:47.90 ID:QnFK84bYo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 23:21:56.36 ID:Hc+4kzphO<> 6 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 23:22:04.07 ID:ddn13RGG0<> 5 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 23:22:23.43 ID:EnS6USFao<> 4 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 23:22:38.31 ID:lMCg7HZzO<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/30(金) 23:22:52.06 ID:fmNoKCdLo<> 2 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/30(金) 23:30:11.74 ID:8MHMgg/h0<> ■結果:1,4,6

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/31(土) 00:08:13.69 ID:wTJl5CBO0<>
優護「…………」

ロイドの許可を取り優護はセクトゥム試作機に搭乗する。練習がしたいという話をすると、なにやらロイドは考えた後、優護のスマホを借りてどこかに行ってしまった。

試作機に搭乗し数分。するといきなりメインカメラの映像にノイズが走る。

優護「――ぇ!?ぁ、へっ!?」

アイナ「あーあーあー、んもーユーゴ!なーにのんびりしとんねん、可愛い可愛いアイナちゃんの登場やで!」

優護「あ、あいな……?」

アイナ「ウチのマスターがセクトゥム試作機に繋げてくれたんや!日常生活だけじゃなくて、一応ロボット操縦とか戦闘も補助するのがウチの役目やからな〜」

スピーカーからアイナの声が響く。どうやら色々とサポートをしてくれるようだ。

アイナ「と言っても本家本物のロボットAIには勝てんけどな。簡単な状況説明とかそんなになってまうけど堪忍な」

優護「いや、嬉しいよ……ありがとね?」

アイナ「ま、話を訊く限りまずは操作方法から見たいやけどなー。ほらほらまずは動かす動かす!気張っていくでー!」

優護「ぅ、うん……」

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/31(土) 00:09:06.43 ID:wTJl5CBO0<>
優護「よ、よぉし……」

操縦桿を握り力を籠める。そして優護は不意にシエラからの言葉を思い出す。

シエラ『――感覚で、直感で、雰囲気で……ロボットはそういうもの』

シエラ『――それに、ユーゴは……多分私と同じだから』

ルルに借りたノートも、色んなスタッフに手伝ってもらった技術も忘れてはいないが――とにかく優護はこの言葉を忘れられなかった。

私と同じだから、そうは言われても優護に何が何だか分からない。しかし。

もし、それを一瞬でも理解できれば――何かが確実に変わると。優護には分かった。

優護「……感覚、直感、雰囲気……」

アイナ「ん?なんか言ったか?」

優護「ぁ、ぇ、えっと……な、なんでもないです……」


コンマ判定:コンマ直下

コンマ一桁5以上でコツを掴む。
コンマ一桁0で? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/31(土) 00:09:26.77 ID:ZEPawbRfo<> こういう場合イベント発生順はコンマ高い順なのか作者がやりやすい感じにするのか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/31(土) 00:10:00.28 ID:la25l0QTo<> ラッキーセブンだ
クリティカル並みかそれ以上か? <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/31(土) 00:11:37.56 ID:wTJl5CBO0<> >>408
■やりやすい順です。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/31(土) 00:38:10.48 ID:wTJl5CBO0<>
優護「……」

シエラは言った、ユーゴは考えすぎだと。余計なことを考えすぎてしまい、捜査がおぼつかなくなってしまっているのだ。

――ならば優護は考える。一度、何も考えず操縦をしてみればいいのではないかと。

アイナ「……?おい、どうしたんユーゴ?なんか間抜けな顔しとるけど……ユーゴ?」

優護「…………」

出来るだけ何も考えない、目を瞑って深呼吸をして、瞼の裏の暗闇だけに意識を向ける。

脳みその中を空っぽにして、思考を透明に近づける。そして、優護は辛うじて握っていた操縦桿を――意識せずに動かした。

アイナ「っ!?お、おおっ!?なんやなんや!ユーゴ操縦出来とるやん!」

優護「……っ」

優護の操縦は完ぺきだった。今までの操縦とは比べ物にならない動きでセクトゥム試作機を動かしていく。

盾を構え、的を射抜き、立ち位置を変え、また射撃。

意識しない、意識しない、意識しない、意識、しない……。

優護「……っぷはっ!ぁー……はーっ、はー……」

アイナ「ちょっ!おいおいどないしてんのユーゴ!うわ汗びっしょりやないか!」

優護「ごべっ、ごべんなさい……っ!ぁー……で、できて、ましたか?」

アイナ「操縦出来とった出来とった!とにかく一旦降りて水分補給!あと一応ドクターの検診!ほら行った行った!」

優護「ぁ、は、はい……」

――――一瞬だけ何かを掴んだような気がする。しかし、優護の脳みそが焼き切れてしまいそうだ。

……この後、大量の水分補給の後自宅のベッドで横になることになる優護だった。
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/31(土) 00:55:02.20 ID:wTJl5CBO0<>
シエラ「中途半端」

優護「え」

――しばらく横になった後、脳みそに栄養がいっていないからと結論付けた優護はデザートバイキングに向かう。そして、そこでウキウキとバイキングを楽しんでいたシエラと出会う。

目と目が合い、なんやかんやと相席で楽しむことになった優護は練習でのことをシエラに相談する。

シエラ「……考えないを、考えてる。けど、よくやってる」

優護「ん、んー……?」

シエラ「偉い偉い……よしよし、いる?」

優護「い、いらないです……」

そっか、とだけ言ってシエラはチョコホイップマシマシのケーキを頬張り、ココナッツミルクを飲んでいく。

シエラが食べているものを見るとなんだかとても美味しそうに見え、自分も次はそれを取りに行こうと考える優護。

シエラ「……でもやっぱり私の見込み通り。ユーゴは、私と一緒」

シエラ「……嬉しい」

いつも無表情気味な彼女の表情が、ほんの少しだけ笑って見えた。それを見て優護はぽかんとしてしまう。

ぼんやりと守護らなければいけないと思った。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/31(土) 01:06:57.24 ID:wTJl5CBO0<>
シエラ「……でも後はほんの少し、切っ掛けがあれば……」

優護「切っ掛け、ですか……」

……それ以上はシエラは語らなかった。これ以上話しても意味はないと判断したのかもしれない。

シエラ「……ユーゴ。それ、美味しい?」

優護「ぇ、あ、美味しいですよ?」

シエラは優護が食べているフルーツタルトに興味津々のようだった。すでに切り分けてあるタイプだったので、シェアも簡単にできる。

優護「……シエラさん、一つ食べますか?」

シエラ「食べる……んぁ」

小さな口を開いて、何かを待ち始めるシエラ。この光景を優護は見たことがあった。

優護「……はい、どうぞ」

シエラ「んむっ……んっ、おいひ……」

小さなタルト一つをフォークに刺して、シエラのお口に運んであげる。どうやら満足してくれたようでその表情もなにやらほんわかとしている。

シエラ「……じゃあ、お返し」

優護「え」


コンマ判定:コンマ直下

コンマ一桁8以上でココナッツ
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/31(土) 01:07:33.96 ID:AeX8QM27o<> あ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/31(土) 01:14:41.12 ID:wTJl5CBO0<>
シエラ「あーん」

優護「……ぁ、ありがとうございます――んんっ」

口を開いた瞬間ケーキを突っ込まれる。生クリームたっぷりのミニケーキで、口の周りにクリームがべったりとついてしまう。

優護「んんっ……ごくっ。い、いきなりは、止めてくださいよぉ……」

シエラ「……美味しい?」

優護「それは、えっと……美味しかったですけど……」

シエラ「ふふっ」

――そして二人はデザートバイキングを堪能した。お互いにデザートの感想を話し合っていたらあっという間に時間が経ってしまった。

……帰りが遅くなった優護は、オペッコさんに軽く怒られる羽目になった。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/05/31(土) 01:19:30.15 ID:wTJl5CBO0<> ■お疲れ様です。今日はこれでおしまいです。おやすみなさい。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/31(土) 01:19:37.77 ID:SmNamQ8go<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/31(土) 01:22:31.04 ID:VUuHAQcSo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/31(土) 01:41:03.07 ID:5f7FsX/lO<> 乙
精神的にも成分的にも糖度マシマシの甘々で良き
シエラちゃん既にかなり好感度高いっぽい? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/31(土) 02:35:11.67 ID:E/lu1kqgo<> 乙
クリームが付いてる優護君
邪な気持ちを抱いてる女性がいたら美味しく食べられていたところだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/31(土) 23:21:48.08 ID:+ladzCH6o<> この子飼い主におやつもらうペットみたいにいつもあーんされるな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/05/31(土) 23:52:41.97 ID:3g5nQ52T0<> 待ってたが今日はなしか? <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/01(日) 00:06:16.14 ID:lSQTpP8G0<> ■ごめんなさいこんな時間に少しだけですがやります。

スタッフ1「――――ロボットのテスター募集していまーす!ロボット操縦に興味がある方ご気軽にどうぞー!」

優護「……」

アイナ「テスター募集なんてしてるファクトリーもあるんやなぁ、大体ファクトリー内の人員でどうにかするもんやと思うけど」

街を歩いていると、どこかのファクトリーのスタッフ数名がロボットのテスターを募集している光景を目撃する。

あまりこういう風にテスターを募集することはしないので、珍しくてなんだかボーっと見ていると……。

スタッフ1「ぁ……」

優護「あ」

目が合ってしまった。なんだか気まずく反射的に目を逸らすが、その女性スタッフ数名が優護の元に駆け寄ってくる。

スタッフ1「すみませーん、もしかしてお兄さん。テスターに興味が……?」

優護「ぇ、ぁ、その……」

スタッフ2「もしよろしければテスターとして参加してみませんか?経験者大歓迎ですが、未経験者でももちろんです!むしろその方が……ああいえ、なんでもありません」

スタッフ3「お時間も取りませんので、よろしければ付き合っていただけませんか?」

アイナ「あーもうしっかりしろ!ほら、はっきり断る!」

優護「ぁ、そ、そのぉ……じ、自分は……」

――複数名のスタッフの圧に負け、じりじりと後退り。言葉が上手く出ずわたわたしていると、いつの間にか行き止まりまで追い込まれていた。

スタッフ女性たちの眼が、きらりと輝いたように見えた。

スタッフ1「どうですか!ほんとお兄さんだけが頼りなんです!」

スタッフ2「どうか私たちを助けると思って!お願いします!」

スタッフ3「もし助けてくださったら……お兄さんのために色々と、させていただきますよ……?」

優護「ぁ、あわわ……」
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 00:08:17.35 ID:TztmAW/no<> 獲物を見つけた肉食獣だ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/01(日) 00:21:16.99 ID:lSQTpP8G0<> 優護「……うぅ、どうしてこんなことに……」

結局、優護は彼女たちに押し切られテスターをすることになった。

ファクトリーまで案内される道中、どうにもボディタッチが多かったのが気になるが、優護の脳内はこれから自分はどうなってしまうんだろうかという不安だけだった。

優護「……でも、セクトゥム以外に乗るのって初めて、だな……」

――セクトゥムよりも細身の人型の機体。腰に装着された一つのサーベルと一つの銃を使い分けて戦う、オーソドックスなタイプの機体だった。

重装備がない変わりに身軽で動きやすい。初心者にでも扱いやすそうなそれは、優護のような人にとってはセクトゥムよりも扱いやすいかもしれない。

優護「操縦方法は……セクトゥムと大体一緒、かな」

乗る前に操作方法などのレクチャーをしようかと迫られたときに、怖くて大丈夫と断ってしまったのが不安だったが、何とかなりそうで胸を撫でおろす。

優護「……よし!」

操縦桿を握りしめ、優護は――目を瞑り集中する。

――シエラのアドバイスを思い出しながら。優護は機体を動かし始める。


コンマ判定:コンマ直下

コンマ一桁5以上で感覚を手にする。
コンマ一桁0で……。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 00:23:12.14 ID:GNFGxDDPo<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 00:25:05.27 ID:8gtrqIkDo<> 後ほんのちょっとなのに <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/01(日) 00:38:55.67 ID:lSQTpP8G0<>
優護「…………っ」

――ダメだ、まだ感覚を掴むことが出来ない。

考えないを考えている。無意識になろうとして、意識してしまっている。シエラとともにデザートを食べていた時の会話を思い出す。

いつもと違う機体を使っているからではない、おそらくこの感覚はどんな機体を使っていても起こりえることだろう。

優護「……はぁ、はぁ……っ」

しかしどうだろう。感覚を掴めてはいないがもう初めて乗る機体でも操作することが出来ている、操作方法をハッキリと理解は出来ていないかもしれないが……問題ではないだろう。

銃で的を狙い、剣で敵を模したダミーを切り刻む。

優護「こ、これ。テスターとしては……大丈夫なのかな?」

――とりあえず動かしているところを見たいと言われ気ままに動かしてみたが、やはり不安だ。もう少しだけ動かしたら一度ファクトリーに戻ろう……。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 00:41:41.58 ID:DRbSUf4d0<> 無意識の動きを意識してやろうとするから疲れる
身体に染み付いてる動きなら意識しなくても簡単に無意識で動かせるしそんなに疲れない的な <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/01(日) 01:02:08.63 ID:lSQTpP8G0<> 優護「…………?」

テスター終了後、話があると言われ優護は何も疑問に思わず彼女たちについていく。

案内されたのは応接室のような部屋だった。そして、その部屋にテスター募集をしていた女性スタッフたちが入ってくる。

優護「ぇ?あ、あの……?」

スタッフ1「ユーゴさん!私たち感動しました!あの操縦技術……見過ごせません!」

スタッフ2「もしよろしければ、このファクトリーの専属パイロットになってくれませんか……?」

優護「せ、専属……?あ、あの自分、意味がよく……」

スタッフ3「もし専属パイロットになってくれましたら、お兄さんに色々と……ふふっ」

なんだか空気が怪しくなってきた。彼女たちの眼に妖しい色のハートマークが見えるような気がする。

捕食者というか、肉食獣というか。とにかく、色々と――まずい気がする。

優護「な、なんですか……?あ、あの自分……そろそろ……」

スタッフ3「大丈夫です、優しくしますから……ね?」

じり、じりと女性たちが近づいてくる。これからどうなるか優護には分からなかったが……。

優護「し、失礼します……!」

スタッフ2「あっ!」

――優護は必死になって逃げだした!


逃げ出した先で……:安価直下

1 ルル
2 オペッコ
3 ロイド
4 ルッチー
5 シエラ
6 クーナ
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 01:03:10.03 ID:Hy4+fEQ70<> 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/01(日) 01:13:01.30 ID:lSQTpP8G0<> ■お疲れ様です、寝ます。おやすみなさい。
明日できるか不明です。やれそうならいつも通り夜の時間に開始します。

■優護君ハード。知らない人にもホイホイついていくし科学国家女性なんか肉食系。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 01:13:15.80 ID:bJmrxvDAo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 01:20:01.99 ID:U7DPogzJ0<> 乙
ガードゆるゆるなおかげか何かしらの経験は積める <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 01:24:04.39 ID:eZZovuLIo<> 乙
今は色んな人と絡んであんなことやこんなこと教えてもらって強くならないと

如何わしい意味ではなくて <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 01:27:30.26 ID:TbHbkrMMo<> 頑張って逃げれるように逃げ足も鍛えとかないと <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 08:14:55.90 ID:MiJbNKzFo<> 誰かに聖杯ゲットされちゃったとしても優護君を使った何らかの交換条件なら譲ってもらえそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 08:47:16.81 ID:WYB+exdN0<> ルルはノート
シエラさんは無意識とか考えないとか
他のネームドは何を教えてくれるかな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/01(日) 11:38:54.12 ID:KmlA/R7r0<> 人間は危機に晒され乗り越えることで強くなる
つまり定期的に優護君を肉食獣の群れに放り込んで無事に生還を繰り返すことで強くなる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/02(月) 00:54:25.57 ID:xVvfBych0<> やれなさそうな時はお知らせとかあれば助かるけどその余裕すらないかもしれない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/02(月) 21:06:08.40 ID:QlvWjwZ7o<> 他の国家行ったら生活もバトルも別物になってたら優護君涙目になりそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/02(月) 21:20:04.19 ID:JRwXagrhO<> 技術レベルは変わるだろうから生活は変わりそうだな
科学が普通にロボット出てくるくらいにはレベルが高いから、AKとか現代火器携えて小型船で襲ってくる海洋の海賊とか出てきてもおかしくないけど <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/02(月) 23:28:26.10 ID:TA5Ml2Ue0<> ■帰ってくるとこの時間だったりするので更新遅めがデフォになりそうです。
早く更新できるときは、更新します。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/02(月) 23:37:38.04 ID:4OGzrD4No<> お仕事ちょっぴりブラックかな <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/03(火) 00:08:18.87 ID:GFS0tqL10<>
ルル「あれ、ユーゴさん……?走ってどうしたんでしょう……?」

優護「……っ!……っ!」

アイナ「――あ!この声ルルちゃんや!おーいルルちゃーん!」

――逃げながらファクトリー内を駆け巡り、自分の荷物とスマホを取り戻した後一心不乱に外に出る。

幸いにも身体能力は問題なく逃げ切ることが出来たが……安心するにはまだ早い、優護は全く安心できていなかった。

そんな状況で、顔見知りであるルルを見つけられたことは幸運なことだった。

優護「ルル、さん……!あ、え、今、怖い人が……!」

ルル「……え、えっと……?」

優護「……っ!」

脳みそをフル回転させて現状を説明するが、まったくもって言葉が上手く出てこない。もとより説明なんて苦手な優護、恐怖にメンタルをやられた状態で説明なんて出来るはずもない。

そして、そんな優護がとった行動は……。

ルル「きゃっ!?ぁ、ぇ、ゆ、ユーゴさ……!?」

ルルの手を握りしめ、彼女を護るようにどこかへと手を引いて走っていった……。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/03(火) 00:08:57.94 ID:GFS0tqL10<>
ルル「ユーゴさん、ダメですよ……!知らない人の誘いに乗ったら……!」

優護「……ぐすっ」

アイナ「……どっちが年上か分かったもんちゃうな?この構図」

一息落ち着こうと近くの喫茶店に入り、改めてルルに説明をすると、ルルは驚いたような表情をして優護を叱った。

ルル「今回はその……た、助かりましたけど!もっと怖い詐欺とかの可能性も、あるんですからね!」

優護「うぅ……ごべんなざい……」

頭は良くないがなんとなく情けないことは分かる。優護は涙をこぼす。

アイナ「はぁ、ウチがおったら色々言えたかもしれんけど。コイツテスターやる前に荷物預かるって全部預けてまうんやから……」

アイナ「ほんま、ユーゴの貞操の危機やったなぁ……分かるか意味?」

優護「…………あ、あんまり」

アイナ「……その辺の知識がないのもなんやねん。子供の教育番組でも見せたろか?」


コンマ判定:コンマ直下

コンマが高いほどルルの顔真っ赤興味津々。低いと冷静。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 00:11:40.63 ID:A+3xXrjA0<> とう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 00:11:51.58 ID:RxB9hhMJ0<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 00:12:13.11 ID:TnLShHB4o<> R-18板なら格好の獲物だ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/03(火) 00:27:01.75 ID:GFS0tqL10<>
ルル「……か、科学国家にもそういう客引きと言いますか、誘惑はありますので……と、とにかく!ユーゴさんも気を付けてくださいね!」

優護「は、はぃ……」

顔を赤らめたルルにぷんすこと注意されて、涙目の優護。知らない人の誘いには乗ってはいけないと学ぶ。

ルル「…………」

そしてルルも無知ではない。色々な本を読んだりしていればそういったシーンを読むこともあり、年頃なのでそういったことに少し興味も出てくる時期だった。

身内がそういうトラブルに巻き込まれたと聞いて叱りはしたものの、それはそれとして恥ずかしい。よく見ると耳まで真っ赤になっているルル。

アイナ「はぁ、もールルちゃんにもウチにも迷惑かけて……ほら!仕事はしてるんやからルルちゃんになんか奢ったれや!」

優護「そ、そう、だね……ルルさん。な、何か飲む……?」

ルル「へっ!?」

優護「えっ!?ぁ、ご、ごめっ……!」

ルル「ぁ……ち、違うんです!ちょっと驚いただけで……ゆ、ユーゴさん……!」


■今日はこれだけ。おやすみなさい。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 00:28:47.47 ID:TnLShHB4o<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 00:29:02.41 ID:A+3xXrjA0<> 乙 更新は無理せず余裕がある時にでも <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 07:52:23.94 ID:fpUog0QS0<> どのキャラも少なくとも優護君よりは"そういうこと"の知識あるんだろうな <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/03(火) 23:09:40.11 ID:GFS0tqL10<>
ロイド「『やあユーゴくん、悪いねいきなり呼び出したりしちゃって』」

優護「ぁ、いや、大丈夫、です……」

オペッコ「……」

ルル「お、おはようございますユーゴさん……!」

朝、朝食を食べてこれから仕事の手伝いをしようかと考えていたところ、ロイドに呼び出されここに向かうことになった。

ロイドの他にもルルやオペッコの姿もあり、何の話をされるのかと優護は不安で不安で仕方がなかった。

……もしかしてクビだろうか。このファクトリーを追い出されるんじゃないかとビビり散らかしていた。

ロイド「『実はね、今セクトゥムの搭載する新たな武装の相談していたんだ』」

優護「ぇ……?ぶ、武装……?」

ロイド「『あまりこういう話をするもんじゃないけれど、資金にも余裕が出てきてね。セクトゥムに新しい武装を付けるにあたってキミの意見も訊こうって話が……』」

オペッコ「ユーゴも最近こそこそ機体に乗って練習してるんでしょ。だったら私たちにない意見も出してくれるんじゃないかって思ったの」

ルル「前々から色々と案は出しているんですが、提案が似たようなものばかりになってしまったので……」

優護「……そ、そう、ですか」

自分の意見が求められているのだと、優護はなんとなく理解する。言ってしまえばセクトゥムにどんな力が欲しいか……それを決めているのだろう。

ただ優護もセクトゥムに乗って戦闘をした経験があるわけではない。あくまで乗って動かしているだけ。そんな状況で良い案が出るとは思えないが……。

優護「わ、分かりました……」

――断れそうな空気でもなかったので優護は椅子に腰かける。ホワイトボードに書かれた武装案を見ながら、優護は思いついた武装を提案してみる……。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/03(火) 23:18:22.29 ID:GFS0tqL10<> ■戦闘前に、折角なので武装安価です。

ロイド「『――――ふむ、結構集まったね』」

アイナ「やーウチも色々と案を出したかいありましたわ!んふー」

いつの間にかアイナも会議に加わり、様々な武装の案が出ては消え、出ては消えを繰り返し……残った武装がホワイトボードに残っている。

ロイド「『……私としてはあれだね、超高圧水流、良いと思うけどね』」

オペッコ「戦闘を考えるとあまり使い道はありませんけどね、戦場の地面が土だったり砂だったりしたらまだありますけど」

ロイド「『災害時には活躍するさ、それに消火作業にもぴったりだ』」

オペッコ「……そうとは思いますけどね」

ルル「と、とにかくこの中から決めましょう!ユーゴさんもそれで……ユーゴさん?」

優護「……ぇ!?ぁ、だ、大丈夫です!はい……」

ホワイトボードに書かれている文字を処理するので手一杯だった。なにやら難しそうな文字列も並んでいて、理解するのにも難しい。大抵はロイドが書き足した一文なのだが。

アイナ「……ウチとしてはこの趣味の悪い爆弾は止めておいた方がエエとおもうけどな!自分がやられて嫌なことはしちゃいけないんやで〜?」

ルル「爆弾……あ、コンピュータウイルスを発射する……」

アイナ「可愛い可愛いアイナちゃんに被害があったらどーすんねん!マスター!ウチの事を思ってお助けをー!」

オペッコ「はいはいその辺はしっかりやるわよ。ロイドさんも悩まないでください」

――そして、改めて議論を重ねた結果。セクトゥムの新しい武装は――。


■武装の能力を提示します。
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/03(火) 23:19:32.02 ID:GFS0tqL10<> 【戦闘スキル】
アクセルモード:1戦闘1回のみ使用可能。次のターン、誰よりも先に行動する。

【戦闘スキル】
超高圧水流:敵に10のダメージを与える。コンマ7以上の確率で敵の行動順を遅らせる。

【戦闘スキル】
アンカーショット:コンマ5以上で敵に30ダメージを与え、次の敵の行動を不能にさせる。

【パッシブスキル】
データ収集用解析ドローン:敵のデータを未収集の場合、敵のデータを閲覧することが出来る。

【パッシブスキル】
シールドセット:純白の大盾との併用不可。1戦闘3回まで、回避失敗時に敵から受けるダメージを70軽減する。

【パッシブスキル】
フローティングアイ:フィールドにユニット「フローティングアイ」を設置。
フローティングアイが設置されている限り、自身の行動時に敵に20のダメージを与える。

「フローティングアイ」:HP10 速度30

【戦闘スキル】
ディジーズ・バレット:コンマ3以上で敵を1-3ターンの間行動不能にさせる。
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/03(火) 23:23:48.10 ID:GFS0tqL10<> ■武装に関してですが時と場合によって性能が変わる可能性があります。
戦闘システムもふんわりしてるのでややこしくなった時に。


■武装安価:0時半まで。

コンマが一番大きい武装一つを採用します。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 23:26:54.26 ID:sszGK6Sj0<> アクセルモード
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 23:27:37.28 ID:HnL06t9Y0<> 超高圧水流 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 23:28:28.63 ID:Yek+Nv1/o<> シールドセット <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 23:31:00.26 ID:XmnBGzHFo<> データ収集用解析ドローン <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 23:32:26.44 ID:a6oEAiYEO<> 解析ドローン <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 23:34:40.48 ID:vk0IadmS0<> アンカーショット

ゾロ目とかクリティカルとか出たらどうすんだろ? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 23:36:57.48 ID:A+3xXrjA0<> シールドドローン <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/03(火) 23:39:33.88 ID:GFS0tqL10<> >>463
今回はぞろ目クリティカル関係なしで。
数字がでかいのを採用します
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 23:40:32.69 ID:/2+SKp0do<> >>456から選ぶってことでOK? <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/03(火) 23:45:45.24 ID:GFS0tqL10<> >>466
そうです <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/03(火) 23:55:40.56 ID:GpO11g+8o<> アクセルモード <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:07:18.14 ID:WBugiS/T0<> シールドセット <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:11:00.06 ID:ILentO03o<> 水流 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:12:04.70 ID:MptyRXhM0<> 超高圧水流 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:15:40.71 ID:2eu1Khk3O<> フローティングアイ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:16:00.56 ID:xpRYpE4p0<> アクセルモード <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:16:48.75 ID:m6xe9G610<> アンカーショット <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:21:48.93 ID:GSMxx1uSo<> 解析ドローン <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:24:50.94 ID:omrxjC5L0<> シールドセット <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:26:04.46 ID:Np5d3cCJO<> 超高圧水流 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:26:54.05 ID:Hzn16+7po<> アクセルモード <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/04(水) 00:39:53.00 ID:II5j/dTo0<> 結果:シールドセット

【パッシブスキル】
シールドセット:純白の大盾との併用不可。1戦闘3回まで、回避失敗時に敵から受けるダメージを70軽減する。

■ある程度の方向性は固まっていますがセクトゥムの改造などは行っていく予定です。
純白の大盾で攻撃を受けきる方向性にシフトするか、シールドセットで敵の攻撃を避ける方向にシフトするか。それともまた別の方向性か。安価で決めていきます。
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/04(水) 00:46:53.31 ID:II5j/dTo0<> ■そして次のイベント。2VS2のロボット戦ですが。

コンマ:コンマ直下
コンマ5以上で仲の良いファクトリーのパイロットがネームド。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:51:18.99 ID:omrxjC5L0<> 5以上とかまぁ大丈夫でしょう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 00:51:48.71 ID:5PA0oJVBo<> クリティカルか <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/04(水) 01:00:30.48 ID:II5j/dTo0<> ■ぞろ目ですけど特に思いつかないので、そういうときはボーナスやんないです。

■ではネームドパイロット募集です。おそらくこれが最後のネームドです。

仲の良いファクトリーのパイロットは……:安価下3まででコンマが一番大きいもの。

ネームド安価キャラ
1 テラス・リンドン
2 ネイガ・アルフィ
3 エルク・ヒーロ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 01:01:06.20 ID:Np5d3cCJO<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 01:01:25.44 ID:1PJvmBmvo<> うーんもったいない
1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 01:02:30.78 ID:zhaYhAXy0<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 01:02:50.02 ID:MptyRXhM0<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 01:03:29.18 ID:omrxjC5L0<> ボーナス無しは残念 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 01:06:13.10 ID:LxeONBNZo<> 思い付かない時はボーナス保留にしておくとか <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/04(水) 01:10:23.64 ID:II5j/dTo0<> ■最後のネームドパイロットはテラスさんになりました。これで科学国家での登場ネームドは恐らく最後になると思います。必要になったら増えるかもしれません。
優護くんハーレムですね。パイロットの女性を侍らせて胃を痛くするタイプです。

■今日はこれで。おやすみなさい。

>>489
■多分やんないです。ごめんなさい。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 01:15:37.71 ID:mINPSGW6o<> 乙
誰かを侍らせるというよりは逆に誰かがユーゴ君を侍らせそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 01:16:05.60 ID:coksCZXzO<> おつ。
それと細かいけど機体の名前はスクトゥム(>>89)じゃないかな、と思ったり。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 01:16:44.15 ID:E/m5akV30<> 乙
1回戦うだけの相手とかならどっかから流用して良いかもな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 07:54:52.83 ID:MptyRXhM0<> うーんハーレムとか別にいいけど正直女性ばっかり登場するのはちょっとな(安価だからしょうがないけど)。せめて1〜2人くらい男性いてもいいかなと思ってしまう。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 08:02:07.53 ID:NUN/5iCvo<> 目的果たしたらちゃんとみんなにお別れ言える時間あったらまだマシだけど目的果たしたら別の国家へ即ワープ!なパターンだとか弱き生き物なこともあってめちゃくちゃ心配させて知り合った人全員のメンタルに大ダメージ与えそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 09:38:00.25 ID:WxuTf9btO<> ここまで女性ばかりだから男性比率が低い国なんだろうなと思うようにしてる(故に肉食系が多い)
まぁユーゴ君のキャラ的に女性ばっかなのは仕方ないんだろう
性別が逆なら貞操の危機的に男ばっかになって無かったはず <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 09:48:45.12 ID:jpUAINFxo<> ユーゴ君の数少ない取り柄を活かしてコミュで色んな情報や能力を高めていくには女性相手が一番効率良いんですよね

アッー!な男性もいるかもしれないが… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 18:47:17.27 ID:omrxjC5L0<> 何で出会う人が全員恋愛対象として見てくるの前提なんですかねぇ… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 19:03:55.31 ID:fDOky3hyo<> 恋愛というよりは狩りの対象… <>
◆gnMVpaH84at6<>sage<>2025/06/04(水) 23:42:23.42 ID:II5j/dTo0<> >>492
■ごめんなさいなんかスクトゥムだったりセクトゥムだったりしてますね。今後気を付けます。

■女性キャラばっかなのはイベントと安価で取られてるだけなので男性もしっかりいます。
名前は出してますがシエラとクーナ辺りと仲良くなると登場するかも。
容姿99がどうしてもね……。

■今日お休みです。そして多分明日も無理そうなので続きは金曜日になります。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/04(水) 23:50:38.78 ID:II5j/dTo0<> ■上がってなかった。上げます
優護くんの好き嫌いがコミュ系なので色々とコミュした方が爆発しそうでいいですね。守護とか絆とか。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/04(水) 23:54:38.88 ID:omrxjC5L0<> なんか国変えても女性キャラばかりな気がしてきた
もうチャンスは無くなったけど科学編用に試しに作ったシートが女性キャラばっかだったから人の事言えないんだけど <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/05(木) 18:49:35.39 ID:DMMs8OWuO<> 女性キャラだけで問題ある?
男性キャラの選択肢がないとかだったら分かるけど選択肢にあるし安価コンマだからしゃーないでしょ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/05(木) 23:02:18.49 ID:+jatQ+Lyo<> 運動かなり得意で顔の良い男性と聞いたら9割の女性はイケメンを思い浮かべそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/06(金) 11:35:15.87 ID:GfEw2O7d0<> >>502と一緒で他2つの国に行っても女性ばっかりになるかもしれないと思っている。選択肢では女性キャラがあったら圧倒的にそっちに入れて結果女性キャラが採用されているから男性キャラ作っても意味ないと感じてしまう。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/06(金) 11:46:56.51 ID:FV3cljwKo<> 本当に行かなきゃならない国は後2つだけなのか
全部集めたやった!と思ったらごめん実はまだ行ってもらわなきゃならない国たくさんあるわwな可能性も <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/06(金) 15:28:33.25 ID:3qgORMVX0<> 優護君が頭は悪いけど頭と口は回るのび太君とか上条さんみたいな頭してたらもう少し器用に立ち回れそうなんだけどなあ
今の優護君では地道に交流とイベント積み重ねたりたまに流されて絡まれてを繰り返して成長してくのが向いてそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>saga<>2025/06/06(金) 23:42:53.99 ID:spms8FNPO<> ■外からです。
すみませんこんなギリギリタイミングですが今日お休みします……
帰れなさそうになっちゃいました。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/06(金) 23:57:21.42 ID:zRUTEREXO<> 報告おつ。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/07(土) 08:01:06.86 ID:b0/e4F7G0<> 某ライダーは記憶喪失でも運転免許取れると言ってたが優護君は免許や資格取れるかな? <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/07(土) 21:27:13.81 ID:U6Pef0/p0<> ■お疲れ様です。やります。


ロイド「『――では大盾と付け替えて装備する新しい防御武装、シールドセットを開発しようか』」

なに、頭の中で構想は出来ている。後は職人さんたちとの打ち合わせをすればすぐに開発は完了すると思うよ……と、ロイドさんは少し嬉しそうしながら言った。

ルル「大盾があの重量ですから、相手よりも先制して動ける機会が増えそうですね」

オペッコ「と言ってもシールドセットは使用回数が限られている――不用意に使っていると貧弱な攻撃武装だけ残った機体になってしまうわ」

ロイド「『そこはルルさんの操縦技術に期待だね……身軽ということはより早く助けに行ける、ということでもあるからね」

ロイド「『――それに』」

優護「……?」

ちらりと、ロイドが優護を見る。その視線の意図を優護には理解することが出来なかった。

……なんだかよくわからなかったので、頷いておく。

ロイド「『はは、それじゃあ早速開発に取り掛かるよ。追加の武装はまた今度で――』」

こうして、今回のスクトゥム追加武装会議は終了した――。


■スクトゥムに「シールドセット」が追加されました。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/07(土) 21:30:31.78 ID:5gfhofiqo<> 武装貧弱すぎてシールドで殴ったり投擲でぶつける方がまだ威力高かったりして <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/07(土) 21:30:43.62 ID:U6Pef0/p0<>
テラス「――――そういうわけでして、もしよろしければ第62ファクトリーさんに練習試合を申し込みたいのですが……」

第62ファクトリー内の応接室、そこに金髪の長い髪をツインテールに結んだ女性となにやら苦労していそうな白衣の男性がいる。

ロイド「『なるほど、そういうお願いでしたら私の方も断る理由がありませんね。普段から第14ファクトリーさんにはお世話になっていますので』」

第14ファクトリー長「いやぁ本当に申し訳ない……!スポンサーから急に練習試合を観戦させるようにお願いされてね……ロイドさんにはいつもご迷惑を……」

――第14ファクトリーの長とそのメインパイロットの一人がロイドに対して練習試合の申し込みをしている。どうやら急に練習試合を組まないといけなくなったようだが、肝心なその相手がおらず困っているようだ。

ロイド「『いえいえ、これくらい構いませんよ。では具体的な話になるのですが、試合形式などは……』」

テラス「はい、スポンサーからの提案で2VS2形式の試合を……」

ロイド「『……2VS2です、か……?』」

第14ファクトリー長「も、もしかして何か問題でも――もしかしてパイロットでしょうか?」

大手ファクトリー以外の中堅下位ファクトリーはどこも大抵パイロット不足に悩まされるものだ。環境や乗れる機体、給与など色々と問題はあるが……大抵のパイロットは大手に引き込まれて行ってしまうのだ。

一人のパイロットだけで試合を回すのも難しい、両ファクトリーともにそれは悩んでいるのだが……。

第14ファクトリー長「お願いします!もしよろしければこちらのパイロットを一人そちらのパイロットとして一時的に――」

テラス「ちょっとファクトリー長さん……!」

ロイド「『……ああいえ、そういう問題ではないんですよ!ですから頭を上げてください……!』」

ロイド「『――パイロットに関しても、機体に関しても問題ございません。ですので予定通りやりましょう、2VS2のロボットバトルを……』」

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/07(土) 21:34:58.55 ID:qyS/QCEG0<> 悪い職場だったら戸籍がない優護くんを言いくるめて低賃金で働かせてそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/07(土) 21:36:57.50 ID:rF2U5pyA0<> 悪い職場ならパイロットじゃなくて外部の女性人材へのハニトラ要員に無理矢理されてそう <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/07(土) 21:45:16.74 ID:U6Pef0/p0<>
ロイド「『――と、言うわけで。もしよろしければルルさんと一緒に2VS2のロボットバトルに出てくれませんか?ユーゴさん』」

優護「ぇ」

――朝、優護はロイドに呼び出されるとそんな話をされてしまう。

部屋にはルルとオペッコもおり、そんな話を振られた優護を見て困ったような表情をする。

オペッコ「……私は反対ですよロイドさん。ユーゴには実戦経験がないじゃないですか、しかもこんなぶっつけで……」

ルル「わ、私はユーゴさんが頑張っているのを知っていますけど……も、もう少し練習を積み重ねてからでも……」

ロイド「『ですが彼はもうスクトゥムを使用した基本操縦は問題ありません。それに今回は練習試合――いざとなったら降参でもしましょう』」

オペッコ「ロイドさん……!」

優護「ぁ、ぇ、そ、その……」

なんだか空気が悪い……優護にとってその雰囲気は最悪だった。なぜなら自分のせいで空気が悪くなっているように感じるからだ。

何か言わなくちゃいけない、何か喋らなくちゃいけない。そう思うのに声が出ない……必死に喋ろうと口をパクパクしていると。ロイドが椅子を優護の方に向けて、言う。

ロイド「『――ユーゴさん。もし貴方が問題ないと一言言ってくだされば、私は貴方をパイロットとして今回の練習試合で起用しようと思います』」

ロイド「『そして――私は、貴方を居候のアルバイトではなく"正式な第62ファクトリーのパイロット"として採用したいと思っています』」

優護「!」

ルル「ぇ……!?」

オペッコ「ちょっとロイドさん!そんな話一体……!」

ロイド「『流石にルルさん一人でパイロットを受け持ってもらうのは限界です、それにこうした方がルルさんの肉体的にも精神的にも良いと思うのです……で、どうでしょうか?ユーゴさん?』」

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/07(土) 21:57:53.76 ID:U6Pef0/p0<>
ロイドからの視線、思わず視線を逸らしてしまいそうになるが――グッと、優護は堪える。

流石に逃げてばかりではいられない、ずっとファクトリーの優しさに甘えているだけでもいられない。そんな思いが優護にもあった。

優護「……わ、分かり、ました。よろしく、お願いします……!」

ルル「!ユーゴさん……!」

オペッコ「……はぁ。なんでこういう時に頑固なんですか」

ロイド「『ありがとうございますユーゴさん……!アイナ聞いているだろう?キミも精一杯サポートをお願いね?』」

アイナ「――はぁ〜い!マスターのお願いならウチ、ユーゴと一緒にたとえ火の中水の中!精一杯頑張ります!」

ロイド「『はは、ありがたいね……じゃあ詳細な雇用内容やお給料は後ほど詳しく話すとして……』」

ロイド「『今後ともによろしくお願いします、ユーゴさん。では、練習試合の日程ですが――』」

優護「は、はい……!」

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/07(土) 22:32:21.14 ID:U6Pef0/p0<>
ルル「で、では!私がユーゴさんに今回の練習試合相手である第14ファクトリーさんの情報を教えますね!」

優護「あ、ありがとうございます……ルルさん」

わー、パチパチ。とそんな拍手と共にルルの授業が始まった。ロイドからの話が終わり、オペッコとロイドが出ていってしまったので今部屋には二人きりだった。

アイナ「ウチにもある程度情報は共有されとるけど、ルルの体感の話とかを聞きたいなぁウチは。んで、どーなん第14ファクトリーのことは?」

ルル「え、ええっと。第14ファクトリーさんのメインパイロットはテラス・リンドンさんというお姉さんで、トクチヨノという機体に搭乗します」

アイナ「トクチヨノ――誰にでも扱いやすく、フラットな性能を追求した機体やね。それ故にパイロットの腕前が重要になるっちゅう訳やな?」

ルル「はい。今回は2VS2なので2機のトクチヨノと戦うことになります。テラスさんの相方のパイロットさんはサブのパイロットさんになると思います」

優護「……」

こくこくと頷いて必死に話についていく。一瞬でも話を訊き逃したら優護にはもうついていけないからだ。

ルル「トクチヨノの武装は外付けの武装が主で、カスタマイズ性が高いのですが、テラスさんは近距離戦――メリケンサックのような拳に装着する武装を好んで使用する傾向にあります」

アイナ「今回は2VS2――テラスが近距離から、相方のサブパイロットが中距離遠距離から攻めてくると考えてきてええんちゃうかな?二人とも近距離で殴ってくる斬ってくる――っての考えられへんかも」

ルル「テラスさんは結構大胆な人ですから、最悪自分ごと撃っても大丈夫……なんてことを相方に話しているかもしれませんね」


【戦闘スキル】
■『近距離打撃』… 敵に80のダメージ。

【パッシブスキル】
■『追撃連打』… 稀に連続して【戦闘スキル】を使用する。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/07(土) 22:49:11.83 ID:U6Pef0/p0<> ルル「――これが私が知っている情報になります。テラスさんの乗るトクチヨノは素早いので、よく後ろに回り込まれて攻撃されたりして痛いんですよね……」

優護「そ、そう、なんですか……」

ルル「……ユーゴさん、お互いに頑張りましょうね!わ、私も精一杯援護しますので……あ、当たって砕けろ!という感じで……」

優護「あ、当たって砕けちゃうんですか!?」

ルル「ああちがっ!そ、そういう言葉があるんですよ……!」

アイナ「はぁユーゴはもう少しお勉強せんと……ところで今回武装はどうするん?スクトゥムとスクトゥム試作型の2機で行くのは知っとるけど……前話したシールドセットは?」

ルル「あ、そ、そうですね……もう武装自体は完成しているらしいですけど。ユーゴさんどうしますか?私は大盾でいこうと思うのですが……」

優護「ぇ、ぇーと……」


■『純白の大盾』… 『シールドセット』との併用不可。敵から受けるダメージを50軽減する。機体の速度を-30する。

■『シールドセット』… 『純白の大盾』との併用不可。1戦闘3回まで、回避失敗時に敵から受けるダメージを70軽減する。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/07(土) 22:50:51.91 ID:gY/kP8IJo<> せっかくだしシールドセットで
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/07(土) 22:52:03.57 ID:U6Pef0/p0<> ■パッシブスキルに少し変更があったので再掲です。"速度"については追々説明します。



使用するパッシブスキルは……:安価直下
1 純白の大盾
2 シールドセット <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/07(土) 22:52:33.46 ID:agI/BHqTo<> 2 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/07(土) 23:15:13.62 ID:U6Pef0/p0<>
優護「じゃ、じゃあシールドセットを……」

ルル「わかりました!では、ユーゴさんの機体にはシールドセットを装備と伝えておきますね!どうしても私は遅くなってしまいますので、ユーゴさんよろしくお願いします……!」

優護「わ、分かりました……」

アイナ「ルルちゃんの行く道をしっかりエスコートしてあげるんやで〜?んま、ユーゴにそんなうまいことできるとは思えへんけど、ウチがおるからな!ウチが!」

ルル「ふふ……よろしくお願いしますね?アイナさん」


――こうしてルルから相手についての情報を共有してもらえた優護。

初めての練習試合。優護の心臓は今にも爆発してしまいそうだったが、涙と吐き気を堪えながらその日まで特訓に励むのだった。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/07(土) 23:33:10.61 ID:U6Pef0/p0<>
機体名:スクトゥム
HP:200
速度:60(90)

【戦闘スキル】
『通常射撃』… 敵に50のダメージ。
『電磁バリア』… 1戦闘1回のみ使用可能。敵から受けるダメージを0にする。

【パッシブスキル】
『純白の大盾』… 『シールドセット』との併用不可。敵から受けるダメージを50軽減する。機体の速度を-30する。



機体名:スクトゥム・試作1号機
HP:150
速度:90

【戦闘スキル】
『通常射撃』… 敵に50のダメージ。
『電磁バリア』… 1戦闘1回のみ使用可能。敵から受けるダメージを0にする。

【パッシブスキル】
『シールドセット』… 『純白の大盾』との併用不可。1戦闘3回まで、回避失敗時に敵から受けるダメージを70軽減する。


■速度について
戦闘において速度が高い機体、キャラから先に行動していきます。上記2機の場合「試作1号機」→「スクトゥム」の順に行動することになります。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/07(土) 23:36:28.99 ID:U6Pef0/p0<> ■明日練習試合やります。
今日はこれだけです、お疲れさまでした。おやすみなさい。

■戦闘について。
調整とか一切してないのでアホ強い敵とかスキルが生えてくる可能性大です。目指せ最強のスキル最強の機体。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/07(土) 23:39:25.52 ID:rF2U5pyA0<> 乙 ロボットバトルは科学限定みたいだしチートの応酬(敵だけ)お祭りモードでもまぁ良いんじゃない? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/07(土) 23:40:56.15 ID:jHgfsfeso<> 乙
でっかい盾持って比較的遅めの機体じゃ速くて近接得意な機体は相性最悪だから優護君が頑張らなくてはいけない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/07(土) 23:45:03.53 ID:5IvmPnA4o<> 乙
転生者特典どころか魔術師に召喚されるサーヴァントですら貰えるその世界の一般知識すらくれない割とケチな女神様

優護君はほぼ素の力だけで色んなチートに立ち向かわないといけないのか <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/08(日) 01:31:32.30 ID:TogDwo+i0<> ■優護くんが今いる環境が神様特典と言っても過言ではない……。
>>514,515みたいなことにならないだけ優護くんは恵まれてるんだ。
せめて精神面が強ければそんなことには……

■そもそものステータスに補正を付けろ?
そこはアモディア様の管轄外なのです。別の神様です。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 01:43:06.66 ID:szPKndzg0<> 防御寄りのリアル系ロボット
スパロボだと扱い難しいやつ
ポイント貯めて底力LV9のスキルつけなきゃ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 01:52:27.54 ID:5XmcmFSXo<> スクトゥムも機体性能がちょっと玄人好みというか結構パイロットに左右されそうだし>>334みたいなパイロット系っぽいスキルが重要になってきそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 03:09:08.31 ID:ydfgol1e0<> 今のところ機体関係なしで純粋なパイロットとしての強さ暫定最強は
シエラ(生体ユニット)
ルッチー(アイドル)
クーナ(軍のエース)
辺りかな? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 07:24:05.72 ID:5qB0Rmkmo<> 操縦方法がGガンのモビルトレースシステムの路線だったら初めから肉体強い優護君は操縦かなり強い方になれたかもしれない <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 10:26:18.94 ID:QO632WNZ0<> この世界観まだ色々謎ありそうだけど優護君の頭じゃどうせ一気に説明されても分かんないから少しずつ頭に入れてこう感 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 11:02:19.11 ID:5yoDho9N0<> 他の神も居るみたいだし科学や技術を司る機械神みたいなのも居たりするんだろうか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 20:11:16.52 ID:7Cv/ei9Fo<> お金さえあればスクトゥムも色んな換装形態作って貰えたりして <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/08(日) 22:45:35.18 ID:TogDwo+i0<>
テラス「――貴方が第62ファクトリーの新しいパイロットさんね。初めまして、第14ファクトリーのメインパイロットをやっています。テラス・リンドンと申します」

優護「ぁ、う、は、初めまして……あ、有友優護と言います……」

練習試合当日。今日戦うファクトリーのパイロットと軽い顔合わせをする優護とルル。

事前に話に聞いていたテラスと、その隣にいる優護と同じくらいの年齢の男性が今回の対戦相手だ。

ルル「今日はよろしくお願いしますテラスさん。2VS2は久しぶりですね……」

テラス「ルルちゃんも今日はよろしくね?うちもそちらもパイロットには悩まされてるから……2VS2なんてとてもとても」

モブ「そっすね姐さん!僕も今日が殆ど初めてですから――ぅぇ!」

テラス「姐さんは止めてって言ってますよね?」

優護「ひゅっ」

――なんとも仲がよさそうな二人だった。テラスの軽い小突きがクリーンヒットしたように見えるが、多分大丈夫なのだろう。

優護には何とも怖く見えたが。

テラス「こほん――ともかく、本日はよろしくお願いします。ルルちゃんも、ユーゴさんも」


■――――戦闘を開始します。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/08(日) 22:59:39.12 ID:TogDwo+i0<> 優護「……」

アイナ「さぁ気張りやユーゴ!ルルちゃんにケガさせたら許さへんで!」

ルル「そんな、大丈夫ですよルルさん……とにかく緊張しないでやりましょうユーゴさん!私もついていますから!」

優護「ひゃ、ひゃぃ!」

――何度も握りしめた試作1号機の操縦桿。手に汗がじんわりと滲んでいく。

沸騰しそうな脳みそ、爆発しそうな心臓、吐いてしまいそうな緊張感。

……もう泣いてしまいそうだった。

テラス「――それじゃあ早速行くよ!」

ルル「来ますよ!ユーゴさん!」

優護「っ!!!」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン1】
行動を選択してください:安価直下
(安価例:試作1号機 通常射撃→トクチヨノ(テラス)
スクトゥム 通常射撃→トクチヨノ)

敵:トクチヨノ(テラス)、トクチヨノ

優護(スクトゥム・試作1号機)
HP:150/150 速度90 シールドセット 残3
1 通常射撃
2 電磁バリア 残1

ルル(スクトゥム)
HP:200/200 速度60
1 通常射撃
2 電磁バリア 残1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 23:02:37.95 ID:+ydR1xhlo<> 優護 1 テラス

ルル 1 モブのトクチヨノ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/08(日) 23:16:13.59 ID:TogDwo+i0<> 拳にメリケンサックのような武装をしたトクチヨノが優護のスクトゥム・試作1号機に勢いよく向かってくる。

優護「っ!」

――おそらくあの拳をまともに喰らったらかなりのダメージを受けてしまうだろう。

テラス「ほら!ゆっくりしてると痛いよ!」

アイナ「ユーゴ!タイミングはウチもサポートする!だから避けるで!」

優護「ぁ、は、はい……!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン1】

トクチヨノ(テラス)の『近距離打撃』!
試作1号機は――。

コンマ50以上で回避成功(アイナサポート補正)
コンマ直下
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 23:17:11.07 ID:5yoDho9N0<> 避 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 23:23:58.76 ID:R39Zd1O3o<> 大盾よりは身軽になってるってことで小盾で防ぐが上手く受け流すとかして隙を付いてカウンターとか出来ればかっこいいんだけどな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 23:31:04.27 ID:/Rxebos40<> もう少し技量あったらそもそも近づかせずに引き撃ちってのも出来たかもしれない <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/08(日) 23:31:21.85 ID:TogDwo+i0<> 優護「っぐぅうううううう!!!」

アイナ「あかん……!大丈夫かユーゴ!」

テラス「私のトクチヨノはスピード自慢です!早々に避けられたら……自信無くしちゃいます!」

――トクチヨノの連撃が襲い掛かる。緊張のせいかいつも通りの操作が出来ず、辛うじて盾で攻撃を受ける。

機体が大きく揺れ、振動が伝わってくる。苦し紛れに銃を構え、カウンターのように相手に射撃を叩きこむ。

テラス「っ!へぇ……そういう判断はできるんだ……!やりますね!ユーゴさん!」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン1】

試作1号機は装備した使い捨てのシールドセットでその攻撃を受け止める!(ダメージ-70)

試作1号機に30のダメージ!(『近接至上主義』補正)


試作1号機の『通常射撃』!
トクチヨノ(テラス)に60のダメージ!(『ロボット戦術(攻)』補正)


テラス・リンドン
【戦闘能力】
『近接至上主義』… ロボット操縦時『近距離打撃』のダメージを+20する。
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 23:38:53.49 ID:0pOKkvXzo<> ルルさん優護君が時間稼いでる間にモブ倒して… <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/08(日) 23:38:54.19 ID:TogDwo+i0<>
ルル「ユーゴさん!今助けに――」

モブ「――おっと!姐さんのところには向かわせませんよ!」

ルル「!」

モブ「……ってうわ!あのデッカい盾そんな振り回せるんですか……!」

テラス「ちょっと!あの盾にはそんな攻撃通用しないわよ!」

ルル「――――喰らってください!」

テラス「っおっと!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン1】

トクチヨノの『通常射撃』!
スクトゥムに0ダメージ!(『純白の大盾』補正)

スクトゥムの『通常射撃』!
トクチヨノ(テラス)は――。

コンマ70以上で命中!
コンマ直下
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/08(日) 23:39:53.49 ID:TogDwo+i0<> ■違うの見てた
コンマ無し中止です。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 23:40:07.93 ID:/IbRQCyHo<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 23:40:17.47 ID:GSAt6mWLO<> コンマがムズい <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 23:40:44.78 ID:/IbRQCyHo<> せっかくの判定成功は幻に終わった <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/08(日) 23:43:40.30 ID:TogDwo+i0<> ■時間よ戻れー。


ルル「当たれ……!」

モブ「――――どわっ!?」

テラス「あーもう、なにやってるの……。ほら、集中してください!集中!」

ルルの乗るスクトゥムの射撃がもう一人のトクチヨノに命中する。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン1】

スクトゥムの『通常射撃』!
トクチヨノに60のダメージ!(『ロボット戦術(攻)』補正)
<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/08(日) 23:52:17.84 ID:TogDwo+i0<>
優護「だ、大丈夫、ですか……!」

ルル「は、はい。私はこの盾がありますので……それよりもユーゴさんは……!

テラス「……分かった?だから最初はルルちゃんよりも――」

モブ「了解です!姐さんの仰せのままに!」

テラス「……後でお話ししましょうね?」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン2】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→トクチヨノ→スクトゥム】
行動を選択してください:安価直下
(安価例:試作1号機 通常射撃→トクチヨノ(テラス)
スクトゥム 通常射撃→トクチヨノ)

敵:トクチヨノ(テラス)、トクチヨノ

優護(スクトゥム・試作1号機)
HP:120/150 速度90 シールドセット 残2
1 通常射撃
2 電磁バリア 残1

ルル(スクトゥム)
HP:200/200 速度60
1 通常射撃
2 電磁バリア 残1

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/08(日) 23:55:29.19 ID:lREyaA8B0<> 優護 1 テラス

ルル 1 モブ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/09(月) 00:14:01.99 ID:8FgtTAZz0<> ■途中ですけど今日はこれで、おやすみなさい。

■回避云々はもうちょいどうにかできそうかもです。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/09(月) 00:15:42.51 ID:0aW6uiAKo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/09(月) 00:17:56.57 ID:b/i3zTZgo<> 乙
シエラさんの考えない意識しない云々この戦いでどこまで精度上げられるか <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/09(月) 00:42:49.40 ID:8FgtTAZz0<> ■スクトゥムのガチガチ防御大盾と回避判定で戦闘がまあ長引きそう長引きそう
どこかでスクトゥムのナーフか敵味方全員の火力アップが求められそうですねぇ… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/09(月) 01:18:08.89 ID:9o08pQ3jo<> 防御重視機体で攻撃翌力が全然ないとなるとひたすら守って回避して豆鉄砲撃つしかないという観客から見たら塩試合になってしまうのだ

出来そうな分かりやすい派手な攻撃は盾かバリア構えて体当たりか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/09(月) 09:34:48.04 ID:VVn6n6JGO<> 盾持ちなんで盾内蔵剣かランスでも持たせたいっすねぇ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/09(月) 16:41:07.98 ID:Uggy7ld0o<> 防御に重き置いてる思想だったりロイドさんがあんまり攻撃好きそうじゃなかったりで人気とかスポンサーの面で苦労しそう <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/09(月) 19:06:13.15 ID:zZpZalq2O<> ユーゴくん見た目良いし身体出来上がってるしで襲われても返り討ちにできそう、自分が攻めだと信じ込んでる女の子をあひんあひんと

性格とメンタルがそれどころじゃないけど、エロなんて出来ないんだ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/10(火) 00:42:46.41 ID:DHstnhhjO<> 死んだ? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/10(火) 18:54:02.00 ID:o9QedkwRO<> 今日は来てくれるかな <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/10(火) 23:53:09.66 ID:MwplLLxCO<> いきなり更新途絶えるとエタっぽいなぁ… <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 01:42:11.97 ID:NZGEEDO8o<> ■すみません、帰ってきてすぐ寝てて更新すっぽかしてます……
毎日は出来ないので改めてですがよろしくお願いします。あんまり催促されても出来ないときは出来ないので……すみません…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 01:43:04.02 ID:TdrVMdL5o<> 終わりが見えないブラック企業のブラック企業ルーティンライフ… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 07:36:04.88 ID:i4H70vrr0<> 忙しいって言ってんのにすぐ騒ぐヤツは実質荒らしみたいなもんだから気にしなくて良い <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 21:32:58.49 ID:NZGEEDO80<> ■ちまちまとやります。


テラス「――――!」

優護「っ!」

トクチヨノの連撃が止まらない。テラスの近接攻撃の標的にされてしまった優護はがむしゃらにその攻撃を避けていく。

少しの操作ミス、判断ミスでその攻撃を直に喰らってしまうだろう。アイナのサポートもあり避けれてはいるが、それももう限界だった。

テラス「ほら、ほら!だんだん反応が遅くなってきてるよ!ほら、そこがら空き――!」

優護「ぅ――――!」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン3】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→トクチヨノ→スクトゥム】

トクチヨノ(テラス)の『近距離打撃』!
試作1号機は――。

コンマ50以上で回避成功(アイナサポート補正)
コンマ直下
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 21:36:57.27 ID:IuoEPjWl0<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 21:45:59.82 ID:ch1TbTa9o<> 回避が結構難易度高いな <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 21:49:02.53 ID:NZGEEDO80<>
アイナ「――ユーゴ!右から来るで!」

優護「はぃ……っ!ぐっ……!」

右から来るパンチを小型シールドで受け流し、反撃とばかりに銃で射撃する。

テラス「うっ……いったぁ……!ユーゴくん!キミ、カウンターが上手だね!」

優護「――――?」

カウンターが上手だと褒められて思考を一瞬停止させる。あれ、今自分はどうやって――銃を撃ったんだ?

変に意識すると今まで出来ていた歩き方や呼吸方法を忘れてしまうように、優護は射撃方法を忘れてしまった……というわけではない。今、自分は"無意識"に銃を撃っていた……?

反射的に、自分自身の"身体がそう感じた"から――今、カウンターするように射撃を…………。

アイナ「――考え事してる暇なんてあるのかな!」

優護「うひゃぁあ!?」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン2】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→トクチヨノ→スクトゥム】

試作1号機は装備した使い捨てのシールドセットでその攻撃を受け止める!(ダメージ-70)
試作1号機に30のダメージ!(『近接至上主義』補正)

試作1号機の『通常射撃』!
トクチヨノ(テラス)に60のダメージ!(『ロボット戦術(攻)』補正)

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 21:54:25.40 ID:QLtiACT9o<> 無意識云々みたいなゾーン的な物はなんでも良いから積み重ねて慣れてくのが一番か <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 21:55:27.40 ID:LR2zUttb0<> ロイドさんとかオペッコさん辺りは指示は特にしないのかな <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 22:01:28.54 ID:NZGEEDO80<>
モブ「あの姐さんの攻撃を凌いでる……!?姐さん!すぐに援護を――!」

ルル「ユーゴさんのところには行かせません!」

モブ「っ!しつこいっすね……!」

テラスの元に向かおうとするモブの行く手を阻むように、大盾を構えて立ちふさがるルル。

盾の横から銃口を出し、トクチヨノの頭にめがけて射撃をする。

モブ「ルルさんも結構、やりますねぇ……!そりゃ、姐さんと何回か練習試合してるだけありますよね……!」

ルル「ここで貴方を倒して、ユーゴさんの元に――そこです!」

モブ「っ!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン2】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→トクチヨノ→スクトゥム】

スクトゥムの『通常射撃』!
トクチヨノに60のダメージ!(『ロボット戦術(攻)』補正)

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 22:02:54.67 ID:Ledb8Gn5o<> やはりモブにルルさんの攻撃を掻い潜って援護しにいく技量と機動性はない! <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 22:21:32.56 ID:NZGEEDO80<>
ルル「ユーゴさん!今そっちに――!」

何度かの射撃でモブを離し、ルルがユーゴの方に向かってくる――。

モブ「――このままじゃ居られないですよ!!!」

ルル「!!!」

油断していたのか、ルルが移動を始めたタイミングでモブが急接近し、そのまま銃を構える。

ルル「しまっ……!」

優護「ルルさん!!!」

――咄嗟の射撃に大盾が間に合わない。背後からの射撃をもろにルルが喰らってしまうだろう。

その光景を、優護は――――。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン2】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→トクチヨノ→スクトゥム】

トクチヨノの『通常射撃』!
スクトゥムに――――(『純白の大盾』補正無し)

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 22:27:05.75 ID:NZGEEDO80<>
優護「――――」

目の前でルルが攻撃されようとしている。大盾があるならば問題ない、しかしあの大盾を構えるよりも先に銃弾がルルのスクトゥムを撃ち抜くだろう。

――ルルが優護の元に駆け付けようとしたから、ルルが優護の援護をしようとしたから。

アイナ「おいユーゴ!聞いてるんか!?今はルルちゃんよりテラスの方に集中を……?ユーゴ!?」

優護「ぁ――――」

――守護らなければいけない。そう思った瞬間に、優護の身体は誰よりも早く動き始める。

どんな方法を使ってもルルを守護しなければならない、それが優護のただ一つの"信念"で――――。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン2】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→トクチヨノ→スクトゥム】

■■■:安価直下

1 敵を無力化する行動
2 攻撃を引き付ける行動

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 22:30:14.75 ID:SSLKW3Ll0<> 2 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 22:34:45.72 ID:NPHkPckVo<> 大盾のスクトゥムやっぱ相当鈍いのね <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 22:49:24.71 ID:NZGEEDO80<>
モブ「せめてこの一発――っ!?」

ルル「きゃっ!?」

――銃口を向けた瞬間、その射線上を優護が乗るスクトゥム・試作1号機が勢いよく通り過ぎる。

あまりにも突然の出来事、思わずモブはそれに反応してしまい試作1号機に向かって射撃をしてしまう。

優護「――――!」

――射撃を確認せず、優護は"直感的"に"無意識"にスクトゥムを動かし回避する。まるで当然のようにその攻撃を避け、優護は当然のように銃口を向ける。

モブ「んなっ!?そんな体勢から――!?」

テラス「どんなスピードでそこまで――!」

弾丸は的確にトクチヨノの関節にクリティカルし、その機体は動けなくなってしまった……。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン2】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→トクチヨノ→スクトゥム】

スクトゥムに向かって放たれた攻撃を試作1号機が『インターセプト』によって邪魔をし回避する!

試作1号機の『カウンター』!
優護の――『超直観』によってその攻撃は威力を増す!

トクチヨノに80のダメージ!
トクチヨノはダウンした……。

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 22:53:24.23 ID:NZGEEDO80<>
ルル「――――ユーゴ、さん?」

アイナ「おい、おいユーゴ!お前今の動きどうやって……!?」

優護「へっ……?ぇ、あれ……今、自分……?」



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン2】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→トクチヨノ→スクトゥム】


『インターセプト』… コンマ7以上で味方を対象とした攻撃を自分対象にし、攻撃を回避する。
『カウンター』… 攻撃を回避した時、攻撃をした敵に30のダメージを与える。

『超直観』… 各戦闘及び行動においてコンマ判定を行い、成功時に様々な有利な効果を与える。
┗ダメージを+50する。
┗どのような攻撃も回避しダメージを0にする。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 22:56:16.75 ID:FbAA15Fjo<> 小言弾ぶちこんどハイパー死ぬ気モードにならなきゃ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 23:07:17.54 ID:3hX5odXTo<> 01〜00の中で7以上ってもう常にインターセプトだ… <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 23:15:01.03 ID:NZGEEDO80<> >>583
■えへへ。
『インターセプト』… コンマ一70以上で味方を対象とした攻撃を自分対象にし、攻撃を回避する。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 23:15:36.57 ID:NZGEEDO80<>
モブ「うぐぅ……すみません姐さぁん……」

テラス「……いや、大丈夫ですよ。気にしないでください――あとは私が取り返しますから」

優護「ぇ……」

テラス「もしかして先に撃破したから勝ちを確信しましたか?それだけで私を止められるとでも?」

テラス「――諦めるなんて死んでもやりませんから!」

ルル「ユーゴさん、先ほどはありがとうございます!とても助かりました……!」

ルル「……とりあえず今は、テラスさんをどうにかしましょう!」

優護「ぁ、は、はい……!」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン3】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→スクトゥム】
行動を選択してください:安価直下
(安価例:試作1号機 通常射撃→トクチヨノ(テラス)
スクトゥム 通常射撃→トクチヨノ)

敵:トクチヨノ(テラス)

優護(スクトゥム・試作1号機)
HP:90/150 速度90 シールドセット 残1
1 通常射撃
2 電磁バリア 残1

ルル(スクトゥム)
HP:200/200 速度60
1 通常射撃
2 電磁バリア 残1

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 23:17:22.80 ID:dGttrtNZo<> とにかく弾幕張って様子見だ

優護 1
ルル 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 23:32:37.65 ID:NZGEEDO80<>
テラス「これ以上勢いづく前に――落とす!」

優護「っ!」

――テラスの視線には優護ただ一人。今ここで優護を倒しておかなければ勝ちはないと判断したのだろう。

先ほどの驚異的な行動、そしてモブを撃破するまでの勢い――テラスにとってそれは意識せざるを得ないものだった。

テラス(私も――あれくらい――っ!)

アイナ「ああもう!サポートAIのウチがなんたる……!ほら!攻撃来るで!構え!」

優護「わ、分かってます……!」

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【ターン3】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→スクトゥム】

トクチヨノ(テラス)の『近距離打撃』!
試作1号機は――。

コンマ25以上で回避成功(アイナサポート補正、『超直観』)
コンマ直下

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 23:38:18.27 ID:Q2SiHwDJO<> はい <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 23:44:23.27 ID:NZGEEDO80<> 優護「――!」

テラス「いきなり動きが……!」

――シエラが語った今感覚に体が慣れてくる、おそらく今感覚を発動できていなければこの攻撃も当たっていただろう。

スローモーションのように見える拳を躱し、すかさず銃を構える――!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン3】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→スクトゥム】

試作1号機は攻撃を回避する!

試作1号機の『カウンター』!

超直観:コンマ直下

コンマ50以上で成功
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 23:46:06.18 ID:ML6yL77bO<> 落ちろ! <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 23:49:41.31 ID:3qYztEgvo<> 邪念か雑念が入ってカウンターの精度が落ちたか <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/11(水) 23:51:51.28 ID:NZGEEDO80<> 優護「っ!」

引き金を引いた瞬間、この射撃は急所じゃないと確信する。

テラス「――この、程度!!!」

優護「んなっ……!?」

射撃を受けながらも一気に距離を詰め、テラスはもう一度渾身の攻撃を繰り出す……!

アイナ「なんて執念や……!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン3】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→スクトゥム】

トクチヨノ(テラス)に30のダメージ!


――トクチヨノ(テラス)は『追撃連打』によりもう一度行動する!

トクチヨノ(テラス)の『近距離打撃』!
試作1号機は――。

コンマ25以上で回避成功(アイナサポート補正、『超直観』)
コンマ直下 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 23:54:59.15 ID:YzXiRqBPo<> こういうときタイミング良く電磁バリア使えれば <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/11(水) 23:57:23.71 ID:l34DRzRJ0<> 連続攻撃なら初撃を何かしらの手段で止めれば <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 00:12:01.09 ID:jVLvGHsW0<> 優護「ぐぅうううううう……!」

――今まで維持できていた感覚が途切れたような感覚。油断したわけではない、頭の中にノイズが混ざるようなこの感覚。

間一髪盾を使い攻撃を受け流すが……もう用意していた盾はない。

次の攻撃を喰らえば終わりだろう。

テラス「――――もう一発――!」

ルル「ユーゴさん!!!」


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン3】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→スクトゥム】

試作1号機は装備した使い捨てのシールドセットでその攻撃を受け止める!(ダメージ-70)
試作1号機に30のダメージ!(『近接至上主義』補正)

スクトゥムの『通常射撃』!
コンマ直下
コンマ70以上で命中!

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 00:13:59.39 ID:Fg8IZUDRo<> あ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 00:18:44.13 ID:jVLvGHsW0<>
テラス「おっと、喰らいませんよ?」

ひらりとルルの攻撃をかわし、攻撃の手を止め距離を離す。

優護「ぁ、ありがとう、ございます……ルルさん」

ルル「――あの連撃と言い、やっぱりテラスさんの攻めにはヒヤッとさせられますね」

ルル「ですが状況は2VS1――私たちが有利です。このまま攻撃を続けていきましょう……!」

優護「は、はい……!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン3】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→スクトゥム】


トクチヨノ(テラス)は攻撃を回避した!

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 00:20:24.81 ID:jVLvGHsW0<> アイナ「……流石に次テラスの攻撃を喰らったらアウトや。大丈夫か?ユーゴ」

優護「が、頑張ります……」

――あと少し、あと少し押し込めば勝ちになる状況。

優護は吐きそうになるのをこらえ、目の前に居る強敵に目標を合わせる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン4】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→スクトゥム】
行動を選択してください:安価直下
(安価例:試作1号機 通常射撃→トクチヨノ(テラス)
スクトゥム 通常射撃→トクチヨノ)

敵:トクチヨノ(テラス)

優護(スクトゥム・試作1号機)
HP:60/150 速度90 シールドセット 残1
1 通常射撃
2 電磁バリア 残1

ルル(スクトゥム)
HP:200/200 速度60
1 通常射撃
2 電磁バリア 残1

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 00:22:38.18 ID:UVWGE/dFo<> 盾がなくなった直後、後一撃でダウンを好機と思って攻撃してくる、と読んで
勝負に負けても試合で勝つ

優護 2
ルル 1 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 00:35:08.97 ID:jVLvGHsW0<>
テラス「はぁああああああああああ!!!」

アイナ「――ユーゴ!電磁バリアや!抱え落ちは情けないで!」

優護「っ!電磁、バリア……!」

意識を戻し、優護はテラスの攻撃に合わせ電磁バリアを起動する。大盾に取り付けられたのとは別で、機体に直接取り付けられた電磁バリアが、機体を覆うように展開される。

テラス「っ電磁バリア……!」

トクチヨノの拳にバチバチと火花が散る。一瞬だけ怯んだテラスの隙をルルが狙い撃つ。

ルル「これなら……っ!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン4】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→スクトゥム】

トクチヨノ(テラス)の『近距離打撃』!

試作1号機の電磁バリアが敵の攻撃を受け止める!ダメージが0になる!


スクトゥムの『通常射撃』!
コンマ直下
コンマ40以上で命中!
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 00:35:44.93 ID:fN3eXDVI0<> あ <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 00:46:38.58 ID:jVLvGHsW0<>
テラス「――ああ、流石にちょっと、限界かな……」

ルルが撃ち込んだ弾丸が、トクチヨノのボディに命中する。

それでもなお攻撃を続けようとするが、機体の動きがおかしくなり、メキメキと音を当てて膝をつく。

テラス「……2VS2で完敗だね……!あぁー……悔し……!」

優護「へっ……?ぇ、あ……」

ルル「――〜〜〜っっっ!!!勝ちましたよ!ユーゴさん……!!!」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ターン4】【行動順:トクチヨノ(テラス)→試作1号機→スクトゥム】

トクチヨノ(テラス)に60のダメージ!(『ロボット戦術(攻)』補正)

――トクチヨノ(テラス)はダウンした……。


■戦闘を終了します。お疲れさまでした。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 00:48:08.21 ID:CafGhykoo<> 優護君やられてたらルルの機体じゃ相性悪すぎてそのまま負けてたかな <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 00:50:11.55 ID:jVLvGHsW0<> ■【目標】の「ロボットの操縦方法を覚える」を達成しました!
今後ロボットに乗りロボットバトルに参加することが可能となります!

<>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 00:55:03.17 ID:jVLvGHsW0<> ■お疲れさまでした。今日はこれで終わりです。

■練習試合お疲れさまでした。2VS2だったのでこんなかかりましたが、1VS1だともう少し早く終わったりするかもです。
『超感覚』に伴うコンマ判定が多い。これをシエラも高い精度で使ってきます。『追撃連打』は裏で判定決めてやってたのでそんな感じにした方がよさそうかも。その辺はやっていきながらで。

■次はイベント安価から。イベント安価→固定イベント→イベント安価……みたいな感じで進めていけたらいいなぁと思てます。場合によって固定が消えますが。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 00:56:28.08 ID:0gqQonpIo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 00:58:02.56 ID:q12S0OGh0<> 乙
まだまだ上位陣にはとおそうね <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 08:22:23.58 ID:qhmn5FUW0<> こういう場合は次の更新まで安価イベント募集とかにはしないのね <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 19:39:21.00 ID:jVLvGHsWo<> ■こんばんは、イベント募集しておけば良かったですね。急ですけどやっときます。


■イベント安価を始めます。
目標達成、キャラ交流、ステータスアップ、それ以外でも。

イベント安価: 22時まで募集。

【目標】
「優護がパイロットとしてトーナメントに出場する」or「第62ファクトリー関係者に聖杯の事を伝える」
「色々なことを知る」

【出会ったキャラ】
ルル・ノートン
シエラ
クーナ・シュタージュ
テラス・リンドン

オペッコ・ペッコ
ロイド・マクスマン
ルッチー
アイナ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 20:04:57.59 ID:XrgTXz0n0<> ルッチーさんが今度は複数の男にナンパされていて、相手の男が殴ろうとしてること察した
お話だけなら未だしもそういうことしてくるなら"正当防衛"も仕方ないとルッチーさんが"対処"しようとしたら優護が間に割って突っ込んで来た
<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 20:07:39.09 ID:U1RCudsGo<> シエラさんと話してた意識しないとか無意識だとかの話をオペッコさんに聞いてもらった
オペッコさんの解釈では勉強やスポーツと同じように「身体に覚えさせる」必要もあるんじゃないかと <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 20:11:07.10 ID:K5IStn+Uo<> 机に向かって勉強なんて向いてないだろってことで身体動かしながら勉強することに <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 20:17:20.61 ID:KvRFj+ly0<> ファクトリーの人達が近隣の学校に出向いて自分達のお仕事を紹介するから優護君はそれのお手伝い
雑用の他は誰かが生徒に講演するとき時近くに立ってるだけで良し!(少なくとも女子生徒はそこに君がいてくれるだけで真面目に聞いてくれる)
学校の授業的に言えば社会学習とか総合学習とかに当たるもの <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 20:24:50.64 ID:SmFdSTSpO<> ユーゴのビビりが気になったクーナ、軍隊式メンタルトレーニングをすすめてみる。
クーナとの交流兼ユーゴの精神訓練になるかな? <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 20:26:24.13 ID:VQDuO6nGo<> 息抜きで気楽にみんなで野球やってた
優護君もあまり深く考えずにやることに
初心者にとってはまあまあややこしいルールのはずなのに優護君は何故かある程度は知っていて(アホでも好きなことならルール分かるのび太君的な)
世界全体で見ればそんなにメジャーではないスポーツの知識があったことを訝しむロイドさん <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 20:29:41.53 ID:qR7Dm5HS0<> オペッコさんと運動してる時にシエラさんが言ってたことの話をする
オペッコさんは「意識しないで出来るようにする」ことは置いておいて、どんなことでもつまずいたらまずは基本に立ち返る、回り道に見えるものが近道って考えで「意識しなくても出来ることはなんなのか」を考えてみることを勧められた <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 20:43:12.74 ID:F379bx6UO<> 前回の練習試合での事の復習を含めてルルと訓練
 
訓練後食堂で一緒に甘味を食べる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 20:44:10.22 ID:8mpp3SL20<> 偶然優護 クーナ ルッチーが出会う
何故か軍事基地でルッチーがやった訓練を優護もやることに <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 20:49:45.18 ID:H15If7gco<> 宣伝のために宣材写真についての会議をするファクトリーの人達
色んな案が飛び交う
ルッチーさんに依頼するという案もあったがルッチーさんレベルのタレントキャスティングなんて諸々の費用でファクトリー潰れるから却下されて
容姿なら問題ないということで優護君を使うという案もあったがアルバイトの顔晒すのはプライバシーとか色んな問題でちょっと不味いということで却下されて
女性職員の誰かが言い出す
──身バレが問題なら女装させれば良いと <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 21:03:20.49 ID:6LvKCs6a0<> 試合直後テラスさんと交流
何故かシエラさんと似た感じがしたけどもっと根本的なところで違うと感じる
(生体ユニットと改造人間) <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 21:22:03.22 ID:T4l0JVPg0<> 豆腐メンタルのユーゴ君、誰かが言った何気ない一言で度胸付けの一環としてバレたらどうしようという緊張状態の中、女装で街中を練り歩かされる <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 21:25:57.60 ID:9CW8dL+00<> ルルと一緒に食事しながら今回の試合の反省会をする <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 21:54:08.67 ID:KnF0prKho<> よく考えたらテラスさん達負けちゃったけどスポンサーさんからの評価とか大丈夫なのか心配する優護達だったけど
スポンサーさんからは双方高評価で、結果や数字だけに囚われないし双方の良かった点改善点なども指摘できる"分かる人"だった <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 21:56:48.47 ID:y8gedDPvo<> 散歩していると高台の展望台でココナッツミルクを飲みながら空を眺めるシエラを見つけ、練習試合で掴んだ感覚について伝えたりしつつ一緒に空を眺める <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 22:01:15.09 ID:SX+S+hVso<> モブさんから優護君へありがたいお言葉
「めんどくさくて大変な仕事はテキトー!遊びは全力で楽しむために本気でやるッス!」
モブさんはテラスさんのファクトリーの職員達にポカポカげんこつされました <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 22:41:35.32 ID:jVLvGHsW0<> ■とてもおおい。イベント安価皆様ありがとうございます!
とりあえずいつも通り3つ、もう少し出来そうなら追加のもういくつかやります。


イベント安価:安価下5まででコンマが大きい3つを採用。

1 >>610
2 >>611
3 >>612
4 >>613
5 >>614
6 >>615
7 >>616
8 >>617
9 >>618
10 >>619
11 >>620
12 >>621
13 >>622
14 >>623
15 >>624
16 >>625 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 22:42:02.93 ID:/wHApbCL0<> 13 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 22:42:16.12 ID:iOvjBkKAO<> 15 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 22:42:41.17 ID:u4nU7rNzO<> 8 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 22:43:25.31 ID:ODQMY+PNo<> 1 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage <>2025/06/12(木) 22:43:32.51 ID:Ny9cArbbO<> 3 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 22:44:10.00 ID:duAmegYxo<> 7 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 22:45:57.38 ID:duAmegYxo<> 惜しい…
下6までなら000ってことでボーナスあったかもしれない <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 22:50:12.65 ID:jVLvGHsW0<> ■結果:13,1,3

■やっぱり数が多いと採用数も増やした方が良いような気がしてきますが、とりあえず今回はこの三つで。 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/12(木) 22:51:49.55 ID:wU28oMM0o<> ちょっと多かったら合体させれそうなやつはさせとくとか <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 23:36:06.02 ID:jVLvGHsW0<> テラス「――いやぁ負けました!ルルちゃんにそれにユーゴさんも、今日はありがとうございました!」

そう言ってテラスさんはすっきりとした笑顔を浮かべ手を差し出す、それに対して優護はおどおどとしながら手を握る。

モブ「うぅ……姐さんすみませぇん。自分がサポートに行けたら……」

テラス「分かってます、分かってますから……この負けを糧にして次は頑張りましょう?」

優護「…………」

――優護にとっての初めてのロボットバトル。そして、あの感覚。

きっとあれがシエラの言っていたものなんだろう。あの、感覚が研ぎ澄まされるような……。

ルル「きょ、今日はありがとうございました!で、でもその。スポンサーさんは……?」

テラス「ん?ああ、多分それは大丈夫だと思いますよ?ほら――」

テラスの視線の先、そこで向こうのファクトリー長とスポンサーであろうおじさんが楽しそうに話している様子だった。

テラス「……ロボットバトルが好きって感じなんです。2VS2も見れましたし……それに、ユーゴさんっていうパイロットの活躍も見れましたから」

優護「ぇ」

テラス「あの動き、まるで先を読まれているような動き――まるでチャンピオンみたいな」

――チャンピオン?ぇと、それは確か……と、思い出そうとするが全く思い出せない。誰かから聞いたはずだけど……。

モブ「くぅ、次は負けませんからね!」

テラス「あら、やる気?じゃあ帰ったらトレーニングしましょうか!」

モブ「え」

――――こうして、初めての練習試合は終わった!

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◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/12(木) 23:52:40.41 ID:jVLvGHsW0<> ルル「――改めまして、昨日の試合ではありがとうございましたユーゴさん」

優護「え」

ルルとお昼ご飯を食べている途中、急にルルからそんな言葉を言われ固まってしまう。

ルル「あの、私あんまり活躍できなかったじゃないですか?モブさんに翻弄されちゃって、テラスさんの相手をユーゴさんに全部任せちゃって……」

優護「い、いやいやいや。その、ルルさんが居なかったら自分テラスさんに負けてましたから……自分なんかより」

最後の一撃を決めたのはルルだ。あの感覚を優護が身に付けたからといっても、あの連撃をすべてかわす事は出来ない。あのまま攻められていたら負けていたのはこちらだった。

優護が頭を下げると、ルルもぺこりと頭を下げる。それを見て優護も慌ててぺこぺこ頭を下げる。

優護「いやいやいや……」

ルル「いえいえいえ……」

アイナ「……平行線やな。ああもうそんなぺこぺこせんといて!うっとおしい!」

スマホから聞こえてきたアイナの声に、ルルは顔をほんのり赤くして静止する。こほん……と小さな咳払いが、ルルから聞こえて。

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◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/13(金) 00:07:16.08 ID:2GePT+LY0<>
ルル「……私のスクトゥムは大盾を構えているので、どうしても行動が遅くなってしまって"攻撃を回避することが出来ない"んです」

ルル「それに"攻撃の回避も難しくなってしまいます"……その分大盾で受ければ、大抵は大丈夫なんですが……」

そうだ、確かにルルは基本あの大盾でモブの攻撃を受けていた。そのせいかほとんど機体には傷が付いていない。

ルル「ロイドさんは大盾で人々を護るようにとスクトゥムを造ったと聞きます。ロボットを兵器ではなく、護るモノとして運用しようとしていたんです」

優護「……」

護るためのロボット――その点は優護にとっても同意できるところだった。攻撃するためよりも護るために行動したい。根っこの部分で重なっているのだろう。

ルル「でもそのおかげで攻撃は銃一つだけ、じり貧になって負けちゃうんですよね……」

アイナ「実はちょっと前にオペッコに試合データを見せてもらったんやけど、確かにルルちゃんからの攻め手が足りんくて負けてる印象やなぁ……」

ルル「ロイドさん的には間違ってない運用なんですけどね……」

優護「……じゃあ、自分のあの盾は」

――人々を護るための盾を外し、自分だけを護る小型の盾はロイドさんの思想に反するのではないだろうか、そう思うとなんだか申し訳なくて吐きたくなってくる。

アイナ「あかん、ユーゴがまた変に考え込んでる。ほらー!ユーゴ戻ってこーい!」

ルル「ま、まあでも私もちょっとわかりますから……」

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◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/13(金) 00:17:51.83 ID:2GePT+LY0<> 優護「…………ぁ、ご、ごめんなさい。ちょっと考え事を……」

ルル「いえいえ、気にしないでください!それで、前回の試合の反省点なのですけど、やはりお互いに攻め手に欠けると思うんです」

アイナ「確かに銃だけじゃちょっと足りんかもなぁ……ユーゴもルルちゃんもある程度勉強はしとるけど、それでもなぁ」

ルル「はい……なので新しい武装の提案か、それ以外で敵機体を倒す方法を考えたいなぁと思うんですけど……ど、どうですかね?」

優護「……だ、大丈夫だと思います。よ……?じ、自分もそう思います……」

――ええっと、敵を倒す方法というと……。


攻め手が欠けている、解決法:安価直下
1 新しい武装の追加
2 守りながら敵を倒せる方法
3 自由安価 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/13(金) 00:18:40.27 ID:sG8Y977Go<> 2 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/13(金) 00:43:33.64 ID:2GePT+LY0<> 優護「……ま、守りながら、攻撃は出来ないんでしょうか?」

ルル「え……?」

優護「ああいや違うんです!その、自分がやった、あのカウンターみたいな感じで……敵の攻撃に合わせて、攻撃を当てらたら……」

アイナ「あー、なるほどな。自分から攻撃を当てに行くんじゃなくて、相手から攻撃に当たってもらうんか。そうすれば相手にダメージを与える回数も増えるしな」

ルル「ええっと、私の場合だと……大盾で攻撃を受けた時に、相手の機体に何か損傷を与えられるような……?」

アイナ「別にルルちゃんのスクトゥムで何かする必要もないな?確か、前の武装提案の会議で、守りながら攻撃できるビットの話もあったし……」

盾に攻撃した機体にダメージを与える、守っている間に別の方向から攻撃をしてもらう――やろうと思えば攻め手は増えるものだ。

――それに、話には上がっていないが――"電磁バリア"あれももしかしたら使うことが出来るかもしれない。

優護「…………そ、そういえばなんですけど」

ルル「はい?」

優護「ルルさんは、その……戦っているときにこう……無意識に動ける、みたいな時ってありませんでしたか?」

ルル「……無意識に?」

優護「えっと、その……相手の攻撃が来ると直感で分かったり、相手がこう動くんじゃないかって先読み出来たり……みたいな……」

ルル「……?」


コンマ95以上で芽生えが:コンマ直下

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/13(金) 00:44:37.33 ID:oY3tM3JCo<> あ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/13(金) 00:46:55.17 ID:sG8Y977Go<> 成功扱いなのかまた別のボーナスなのか <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/13(金) 01:01:07.13 ID:2GePT+LY0<> ルル「いえ、特に何も……」

優護「そ、そうですか……すみません、変なことを聞いてしまって……」

――あの感覚は誰にでもあるものではないようだ。

ルル「……あ!ユーゴさんご飯冷めちゃいます!早く食べちゃいましょう!」

優護「へっ!?ぁ、ひゃ、ひゃい!」

――――スクトゥムの火力については問題が山積みだ。

次の試合までにどうにかその問題を解決しておきたいが……とりあえず、一つ目標が出来たことは良いことだ。

<> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/13(金) 01:02:58.53 ID:Rls85ItNo<> こういう場合はゾロ目でも特になしか <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/13(金) 01:03:44.50 ID:2GePT+LY0<> ■とりあえず今日はこれで、おやすみなさい。

■ルルちゃんも裏でお勉強とか色々頑張ってます。 <>
◆gnMVpaH84at6<>saga<>2025/06/13(金) 01:05:11.56 ID:2GePT+LY0<> >>643,645
■ぞろ目でも特になしです。
結構求められる数値が大きかったので…… <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/13(金) 01:05:16.29 ID:LdA6jRfVo<> 乙 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/13(金) 01:06:29.93 ID:oY3tM3JCo<> 乙
ルルちゃんは感覚じゃなくて理論派だったか <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2025/06/13(金) 01:08:59.02 ID:ufij4xZY0<> 乙
ルルはどちらかというと「戦略が戦術に潰されてたまるものか!」とか「条件は全てクリアされた!後はイレギュラーさえなければ」寄りの人間か <>