以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 01:01:40.80 ID:z1gOxbUo<>はじめに
ここはマスター・オブ・ネクロロリコンのスレです。
姫さん出せやとか俺ライカさん派なんだけどって方は残念でした。
禁書×デモンベインを主軸にした妄想SSですが、関係のない作品のキャラが出る可能性があります。
はじめの終わりに、終わって始めるための最大の注意をひとつ。
ご 都 合 主 義 が多分に含まれます。たぶん。
<>上条「デモンベイン・・・?」
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 01:03:13.65 ID:.5/KkbYo<>どんとこいデウスエクスマキナ<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 01:09:52.51 ID:z1gOxbUo<>??「着いたか」
今ここに
??「ふむ・・・。ここが学園都市であるか」
この場所にとてもふさわしく
??「むこうとはあまり変わらないのであるな」
違和感バリバリの男が
??「なにわともあれ、しばらくはここに世話になるのであるな」
到着した。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 01:22:17.43 ID:z1gOxbUo<>西博士「さて、着いたはいいがこれからどうするか・・・」
まったくのノープランな博士のすぐそばを清掃用ロボットが通り過ぎる。
西博士「おお!なにやら共にアルコールを楽しく飲めそうな人物を想像させるフォルムであるな!」
西博士「やはりあの形状は素晴らしい!」
ドラム缶なカタチを見て興奮する博士。
西博士「あのロボットはなかなかに素晴らしいものではあるが、今心配するのはわが身であるな・・・」
勇み足で来たのはいいが、科学の街だということ以外はまともに調べていないのである。
西博士「先立つものはそれなりにあるし、2,3日は観光気分で回ることにでもするのである」
西博士「しかし、エルザを連れてくるべきであったか?」
西博士「こんなときに二手に分かれて・・・そのほうが不安であるな・・・」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 01:35:22.71 ID:z1gOxbUo<>西博士「見渡す範囲にここまで学生がいるとは思ってもいなかったのである」
そんな博士の目の前を1組の男女が歩いていく。
西博士「このような科学の街にも宗教はあるのだな。」
ウニのような頭をした男子学生と、シスターであろう白い少女は人ごみに消えていく・・・。
西博士「シスターの少女はどことなく似ている気がする」
西博士「それよりも、である。研究所の多いとこくらいは調べるべきであったか・・・」
西博士「後悔先に立たず、であるな」
西博士「人や物事はつながっている。とよく言われるが、科学技術においてもそうであろうとろくに調べなかったのは失敗であったな」
西博士「よもやここまで研究施設が多いとは」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 01:49:37.77 ID:z1gOxbUo<>彼がこの学園都市に来たいきさつは簡単なものだ。
ここに来る前、アーカムシティである男に幾度となく勝負を仕掛け、
負け続けた。
それでも挑戦する心は折れなかったし、むしろ、それでこそ我がライバルと燃え上がるくらいだった。
ただ、あのままでは何も変わらない。少し違うものを取り入れてみよう。
そう考えたのだ。
西博士「少なくともアーカムシティほどには科学が発展している」
西博士「いや、先ほどのロボットのようにこちらのほうが優れているもののほうが多いのかも知れんな」
西博士「なんにせよ、我輩のソウルフルで鳴り止まない熱きハートビートは、我輩の作品の中でも今までになかった斬新で、かつ名状しがたいようなものが出来上がりそうな予感をかもしだしておる!」
ヒソヒソ ヘンナヒトガイルガダイジョウブカ?
ヒソヒソ アンチスキルヲヨブベキカナ?
西博士「ふふふふふ、うははははは!ダァーハッハッハッハッ!!!」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 02:07:37.89 ID:z1gOxbUo<>ザワ・・・ ザワ・・・
ザワ・・・
ザワ・・・
西博士「ロットォ!こうしてはおれん!何かが浮かび上がりそうなこの、初めて科学の不思議を目の当たりにした少年のような心のまま今すぐにでも行動せねばなるまい!」ダダダッ
彼は適当に研究所を探すことにした。
無計画なら無計画にそのまま歩き続けようと。
西博士「科学はたしかに発展している。その片鱗がいたるとこに散らばっていることから、量産も容易に出来るほどなのだろうな」
西博士「しかし!しかしである!」
西博士「それなりに長いこと歩き続けてきて見つけたのがこんな場所とはこれいかに!?」
彼の今までの感覚なのか人目のつかないようなところへ、路地裏のほうへと進んで行ったのだ。
せっかくだからと中をのぞいてみることに。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 02:21:42.61 ID:z1gOxbUo<>西博士「あまりなじみのなさそうなところであるな」
西博士「何かと部品が巨大であるのはどういうことか?ここにも我輩と同じようなスペッシャルなロボットをつくろうという者がいるのか?」
??「いやー!やめてー!不慮の事故なのー!ただ、故郷に帰りたいだけなのー!我輩を解剖したあとはどうするトカ!?スタッフが責任を持ってあとでおいしくいただいてくれるトカ!?」
西博士(騒々しいな。)
西博士(どうやらここはロケットのようなものに関係のある施設のようであるな)
西博士(素材の強度はたいした差ではない、か)
??「シェフの気まぐれ爆弾!このままここで終わる我輩ではないトカ!行くぞッ!ゲーくんッ!」
西博士(近づいてきた!?)
西博士「巻き込まれる前に立ち去るのである!」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 02:25:19.72 ID:z1gOxbUo<>さっそく関係ない人がでたところで、今日は終わり。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 05:25:04.59 ID:ub3CRcDO<>西博士に違和感ありすぎ
西博士は扱いやすそうに見えてデモベで最も扱いが難しいキャラ
一言二言なら簡単だが、SSで使うには相当の腕が必要かと
どう扱いが難しいかと言うと西博士の外基地っぷりだろう
それができて初めて西博士が書ける
ともしもしはボヤいてみる
結局何が言いたいかというとガンバりやがれこんちくしょう!<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 10:10:43.54 ID:Uaj6soAO<>禁書キャラをデモベキャラに置き換えたSS期待したのにちょっと残念
上条さんが乗るのか<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 11:18:33.09 ID:CIXNIoDO<>西博士は準レギュラーのつもり
メインはロリコン
違和感あるのは九朗がいないから、きっとそう。
わかってたけど難しすぎる<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 11:27:09.99 ID:ub3CRcDO<>そうかわかった
決定的に足りないものがあった!
ギター型ミサイルランチャーが無いんだよ!
あと破壊ロボとエルザと沈痛な面持ちになる面々だ!
だから基地っぷりが発揮されないんだなぁうんうん<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 11:56:38.59 ID:XyGZn/Mo<>ロリコンメインじゃ見るきねーわ<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 13:17:44.83 ID:CIXNIoDO<>トカゲの人ありがとう!
ページモンスターのために出しただけのつもりだったけど、君のおかげで西博士がインテグレータさんを追う理由ができたよ!
少しでも西博士の出番増やしたい<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/20(月) 23:50:08.17 ID:z1gOxbUo<>さて、イン何とかさんを追い回すか
〜とある研究所前〜
みなさんお待ちかね「ぼ・う・さ・ん・が・・・
屁をこいたッ!」
みなさんお待ちかね「・・・そのままゆっくり振り返りな」
「少しでもお茶の間をわかすような素振りを見せたら思わず引き鉄を引いてしまうトカ」
みなさんお待ちかね「光るッ!回るッ!音が出るッ!
抜けばタマ散る蒼の光線銃ッ!」
みなさんお待ちかね「もしかするとすごいショッキングな「長いわ!」ビシィッ!
トカ「痛いじゃないか我が同志よ」
??「博士がツッコんだロボ・・・これはすごいショッキングロボ・・・」
西博士「いまいち我輩らしさが出ていないのである。それもこれも、作者の力量不足のせいであ〜る!」
エルザ「メタ発言はやめるロボ」ビシッ!
トカ「はッ!?ツッコミで冷静になってる場合じゃないトカ!不法侵入よ〜〜ッ!であえ、であえッ!」
ゲー「げげげー、げげげー」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 00:06:59.34 ID:OCosti2o<>エルザ「・・・うっとうしいロボ
博士、こいつ始末していいロボか?」
トカ「まぁ!始末だなんて穏やかじゃないわねッ!」
トカ「ミミズだって、オケラだって生きているから超カッコいいんだトカ」
トカ「生きているって信じられんくらい素晴らしいことなんだトカ」
ゲー「げげー」
エルザ「扱いづらいロボ・・・
で、博士と一緒なのはなぜなんだぜロボ?」
西博士「いやッ!そのことにふれないでッ!
我輩の過去を詮索しないでッ!」
トカ「そう、あの日我輩は――」
エルザ「二人してうっとうしいロボッ!」ドカッ
西博士「ズワァースッ!」
トカ「ドラムロッ!」
ゲー「げげ〜;;」
エルザ「世界観が違いすぎるロボ・・・」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/21(火) 00:22:52.87 ID:OCosti2o<>西博士「くっ、トカゲの人よ、大丈夫であるか?」フラ
トカ「お、思い出が領空侵犯して来よる・・・」ピヨピヨ
エルザ「それは走馬灯ロボッ!
強すぎたロボか!?」
西博士「ごり押し感は否めないが、いつも通りであったと思ったが」
ゲー「げげげー!」
エルザ「とりあえずショック療法ロボ」ボカ
トカ「うおぅッ!今、テロリストの片棒担いでまで手にしたかった我輩の夢・・・
無限に広がる星の海に手が届いたトカッ!?」
エルザ「こんなことしといてアレロボが・・・大丈夫ロボか・・・?」
トカ「テーブルマナーや喫煙マナーにはチトうるさい、自称良識人に向かって何事ですかーッ!!」
西博士「ええいっ!話が進まんわ!なんで我輩がツッコミに回るトカッ!?」
エルザ「博士、語尾がうつってるロボ」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 00:38:31.26 ID:OCosti2o<>トカ「そうよ!話が進まないじゃないッ!!」
ゲー「げっげげー」
エルザ「そうやって話を変に広げるからロボ!」
エルザ「話を戻すロボ。なんでお前たちみたいな
・・・その、個性的なのが博士と一緒に?」
西博士「時が来てしまったか・・・」
トカ「灼熱の血を孕む紅い風にいざなわれて今ッ!秘密も秘密過去の秘密を暴くッ!!」
西博士「我輩も気になってたのである」
エルザ「ひとつ、簡潔に頼むロボ・・・」
トカ「我輩ら(我輩とゲー君)は、故郷に帰るため、活動にいそしんできました」
トカ「悪いことはなにも、いたしていませんトカ」
エルザ「・・・簡潔すぎて言葉が出ないロボ・・・」
西博士「科学であるな」
エルザ(科学をばかにしてるみたいロボ・・・)
トカ「――科学・・・ そう、科学ッ!」
トカ「その昔に科学が我輩を改心させたトカッ!」
ゲー「げげー」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 00:56:27.36 ID:OCosti2o<>エルザ「通じた!?通じたロボかッ!?」
西博士「さすが科学であるな!」
エルザ「こいつらは何を言ってるロボか!?
科学で思いっきり道を踏み外してるくせに!」
西博士「科学の前に人はみな平等!」
トカ「我輩たちの圧倒的な科学力の前にはッ!!」
西・トカ「「お茶の間の皆さん方は等しくひれ伏すのみッ!!!」」
ドゴォッ
トカ「何、なんだトカ!?どこからともなく突然飛来したるその棺桶は一体ッ!?」
西博士「エルザっ!落ち着くのである!ま、まだあわて、あわわわてて!?」
エルザ「我、埋葬にあt「げー!」」
エルザ「離すロボ!どいて!そいつらをころせないロボ!」
トカ「落ち着くロボ!じゃない!
落ち着くトカ!我輩らはただ、故郷へ帰りたいだけなんだトカッ!」
トカ「その夢さえかなえられれば人畜無害にして無病息災、あなた方の平穏は約束さるるであろう・・・」
トカ「一度出会ってしまったがために別れたあと、我輩たちが恋しくなるトカ、ならないトカ・・・」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 01:13:20.67 ID:OCosti2o<>トカ「そのうち、『趣味は読書です』とかいって怪しげな本を読んでるうちに本の一説を唱えてしまう・・・ふんぐるい むぐるうなふ」
トカ「わーおッ!想像するだけで狂気に落ちそうッ!!」
エルザ「故郷に帰るならとっとと帰ればいいロボ」
トカ「帰るための船を鋭意製作中だトカ」
西博士「そこで我輩が手伝う。↓へ」
トカ「我輩の技術力を見せ付ける↓へ」
西博士「その技術を受け継ぐ」
トカ「我輩たちは故郷へ帰れる」
西・トカ「こうして誰も悲しまず、夫婦の仲は円満なままにその骨を了法寺にうずめることになるのだ(トカ)ッ!!」
エルザ「わかったからとっとと活動開始ロボーッ!」
ゲー「げー!」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 01:27:33.92 ID:OCosti2o<>〜覇道邸〜
九郎「よっ、姫さん。今日はなんだ?猫探しか?」
今日呼び出された理由はどうやら説教じゃないらしい。
デモンベインを呼び出すたびに俺は姫さんに呼ばれる。内容は主に説教だ。
瑠璃「あら、なかなかに繁盛してるみたいね?」
九郎「ここのところ平和でなぁ。嵐の前の・・・じゃなければいいんだがね」
瑠璃「えぇ、平和。平和なんです。九郎さん、この数日、目立つようなことがないのはなぜでしょうか?」
九・ア「あー・・・「簡単なこと。あやつがおらぬからであろう?」」
九・姫「言われてみr「あなたが答えたのが気になりますが、その通りです」」
瑠璃「ここアーカムシティの平和を脅かす存在が不本意にもアレなのです」
アル「ふむ。確かに、その通りだな」
九郎「エルザが何もなしに遊びに来てたのはそういうことだったのか」(まともに発言できた・・・)
瑠璃「ロボ娘がどうとかは知りませんがアレがここではない所へ行ったようなのです」
九郎「『少しばかりレベルアップしてくるのであ〜る。首をフランスパンほどに長くして待っているが良い』とか言ってたから、少しこもってるんだと思ってたんだが・・・」
アル「そうだな。あやつがこの街を出るとは思っておらなんだ」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 01:36:19.40 ID:OCosti2o<>瑠璃「少し調べてみたのですが、どうやらアレは学園都市にいるようなのです」
九郎「さっきからアレって・・・姫さんにしては毒舌だな?で、学園都市ってのは?」
アル「ふん。あやつのことなどアレで十分であろう。妾も知らぬな」
瑠璃「簡単に言うと、様々な分野の科学が発展した閉じた都市。ですかね」
九・ア「科学がねぇ・・・でもあいつg「あやつが他人の研究を取り入れるとは思えんが・・・」」
瑠璃「そのあたりのことは知りませんが・・・アレは迷惑にしかならない存在です」
九郎「確かに・・・あいつがおとなしいとか考えられねぇ・・・」
アル「それで?どうするつもりだ?この街でも見つからないようなやつだぞ?」
瑠璃「騒ぎになる前に捕まえられれば幸い。おそらく、アレが動いたときに対処してもらうことになると思います」
九郎「そんなところか」
瑠璃「えぇ。非常に口惜しいですが今までからしても後手に回らざるを得ないでしょう」
九郎「それで、「今からです」
九郎「・・・」
アル「気取るつもりはないが、あやつを放っておくわけにもいかんしな」
瑠璃「そういうことです」
九郎「」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 02:11:00.80 ID:OCosti2o<>西博士「この街のどこかにインデックスとやらが・・・」
ついさっきの出来事を簡単に振り返る。
(トカ「インデックスとかいう魔術の集大成のようなものがこの街のどこかにあるトカ、ないトカ」)
(トカ「我輩たちはそれを探していたトカ」)
(トカ「我輩の科学と魔術が融合ッ!ワクワクが止まらなくなりそうだとは思わんかねッ!?えぇッ!?」)
西博士(我輩も考えなくはなかったが・・・扱いが難しいのである)
こんな街にあるのなら研究所だろうと二人の天災の意見が一致したため、ドクターウェストは施設を探して歩いていた。
すぐそばを通る、赤く長い髪の長身の男とどこかで見たようなつんつんした頭の少年。
ステイル「・・・・・・ぉう、インデックスの・・・・・・」
話はわからなかったが、はっきりとインデックスという言葉が聞こえた。
慌ててドクターは振り返る。
西博士(あの後姿は)
確か、学園都市に着いたばかりのときに見かけた少年。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 02:38:53.91 ID:OCosti2o<>赤いほうは初めて見るが、会話にインデックスという言葉が出るからには関係者だろう。
西博士(あまり得意ではないが、あとを尾けるのである)
上条「神裂も来てるのか」
ステイル「ここに来るらしい魔術師は敵じゃないにしてもすごすぎるらしいからね。保険のようなものさ」
ステイル「これでもまだ全然足りないくらいらしいけどね」
上条「そんなのが来るのかよ・・・」
ステイル「味方だからこれで十分だということさ。保険のいるようなやつを味方と呼ぶならね」
上条「敵じゃないなら上条さんは気が楽です」
ステイル「それじゃ、話も終わったし、今度はそっちの話を聞こうかな」
そう言ってステイルは振り向く。
西博士「ばれているのなら仕方あるまい」
西博士「さあ!おとなしくインデックスの所在を教えるのであ〜る!
ここで我輩を無闇に怒らせ、『あぁ、お代官様。それだけは、それだけはやめてぇ〜!』などという展開はいやであろう?」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 02:45:47.53 ID:OCosti2o<>ステイル「そうなるのは一体どっちだろうね?」
西博士「ほほう。貴様、やる気か」
西博士「先手必勝ゥ!」
ギュイーン スギャギュギャギャイーン
西博士はギターをかき鳴らした!
ドン
ステイルの冷静な反撃!
西博士は爆風で吹き飛んでいった!
ステイル「・・・・・・なんだったんだ今のは」
上条「上条さんにもわかりませんのことよ?」
ステイル「・・・今回は魔術師よりも厄介なやつに狙われてるんじゃないのか?」
上条「俺もそんな気がしてきた・・・」
上条「・・・不幸だ」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/21(火) 02:48:23.26 ID:OCosti2o<>今日はこれで終わり。
・・・インスタンスさん追いかけてねぇや<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 00:12:16.58 ID:gCsQ1Uco<>思考回路に西博士回路がほしい
上条「ただいま。今帰ったぞ・・・って、こんなときにインデックスがいねぇぇぇ!!」
西博士「ふはぁ。酷い目にあったのであ〜る。」
西博士「あの衝撃に少し懐かしさを感じてしまう我輩は少し自己嫌悪」
西博士「痛めつけられることに喜びを覚えるなど、なんという変態!拘束された挙句鞭で叩かれちゃったりなんかして『あぁ、もっと!もっとこの卑しい豚めにあなた様の愛の鞭を!』あなたをそんな子に育てた覚えはありません!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
西博士「なにもなしであるか、調子が狂うではないか」
西博士「やはりツッコミがいなければボケは生きてこないのであ〜る。って我輩は芸人などではない!」
インデックスとやらを探さねばならないのだがどうしたものか
先の二人にはもう警戒されているだろう。
赤いほうなんて尾行に気づいていた。
西博士(他の手がかりを探したほうが良さそうであるな。ツンツン頭どもは(デフコン)Bくらいにはなっているであろう)
博士は唐突に、上条と共にシスターらしき少女が歩いていたのを思い出す。
西博士(シスターと魔導書、いかにも怪しげである)<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 00:45:07.11 ID:gCsQ1Uco<>よくわからない変態の勘で核心に近づく博士
西博士(そうと決まれば即行動!考えたときすでに行動は終わっているのだ!)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
西博士「そこなシスター。少しばかり聞きたいことがあるのである」
禁書「どちらさま?」
西博士「どちらさまと、聞かれては答えねばなるまい!」
西博士「あっちでもこっちでも一億年に一度とよばれた天才科学者たる我輩を知らないなどとのたまう輩が多すぎて実は我輩、誰にも知られていないのでは?と少し弱気になってみたりしていやきっと我輩の存在が凄すぎるゆえにお偉方に隠匿されているのだ、そんな罪作りなお・と・こである我輩は」
西博士「あなたの環境リストラリセット改善あなたの隣に巻き起こる旋風!神妙不可侵にして今世紀最高のマッドサイエンティスト、ドクタァァァァウエェェェェストォォ!」
禁書「わ、私は急いでるからバイバイなんだよっ・・・!」
西博士「なに、心配せずともすぐ終わるのである」
西博士「我輩に任せれば何も怖くなどない。天井のシミでも数えていれば終わるのであ〜る」
禁書「うっ・・・!不安しかないんだよ!」
気圧されて逃げそびれるインデックス。
西博士「して、聞きたいことであるが」
西博士「インデックスとやらを知らぬか?」
禁書「ッ!?し、知らないんだよ!!」
西博士「ほほぅ。知らぬと。」
西博士「知らないというならば我輩に捕まりあのツンツン頭から聞き出すための交渉材料となるのがモアベターな選択と言えよう!」
西博士「貴様の犠牲によって我輩は明日のその先へ足を進める・・・」
西博士「もう戻れないあのころ、さようなら、何もかもが新しかった若き日の我輩・・・」
西博士「うおおおぉぉぉ!煮汁があふれ出るかのごとく我輩の心は今!熱く煮えたぎっているのであーる!!」
西博士「アイム、ロックンロォール!!!」
<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 01:04:14.12 ID:gCsQ1Uco<>禁書「」ポカーン
インデックスが、完全に、全力で、置いていかれる。
そんなとき、救いの手が伸ばされる。
――――墓穴を掘りながら。
上条「インデックス!無事か!?」
禁書「!とうまのばか!!」
西博士「ん?インデックスは貴様であったか」
西博士「ならば慎重かつ大胆に、そしてなまめかしく大事に大事におもてなしするのである!」
上条「うおおぉ・・・!マジかよ・・・」
西博士「ふふふふ、ノリにノってきたのであーる!」
西博士「この勢いならば我が道に敵無し!列車の果てしなき暴走の果てで、一人の男に投げられてしまう様が目に浮かぶようである!」
上条「投げられたら駄目だろ!」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 01:21:35.85 ID:gCsQ1Uco<>西博士「とにかく、我輩に今出来ることはただひとつ、この熱く燃え盛る我輩の情熱をクールな歌と狂おしいほどのギターの音色と共に、その数を着実に増やしている核家族の団欒へとお届けするのみ!」
西博士「思いと混ざり合い、ぬるくなっても当方文句は一切受け付けておりません。」
西博士「Let's プレイ!!」
禁書「ギターケースを構えるのもだけど、構え方がおかしいんだよ!」シュゴ
博士のギターケースが火を噴く。
上条「そんなのありかよ!」
西博士「安心しろ、峰うちである」
上条「重火器に峰もなにもあるか!」
迫り来る害意になすすべもない二人。
西博士「ぬわーーーーーーー!!!!」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 01:34:03.44 ID:gCsQ1Uco<>悲鳴を上げたのは博士だった。
博士の叫びに、顔を上げる。
上・禁「?」
現状に、二人の理解が追いつかない。
「間に合いましたか」
上条「?あ、あぁ、たすかったよ」
神裂を見て合点がいったようだ。
二人は見ていないが、神裂が博士の放った弾頭を掴み、投げ返したのだ。
神裂「今回は科学者が狙っているのですか?保険程度だと聞いて気楽に思っていたのですが」
上条「ははは。狙われてるわけじゃ、なかったはずなんだけどな・・・」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 01:58:53.51 ID:gCsQ1Uco<>〜そのころの九郎たち〜
九郎「やっと入れたぜ・・・」
九郎「思ってたよりも厳重なんだな」
アル「これでは『閉じた都市』と言われても仕方あるまい」
厳重な審査を抜けて都市に入り込んだ二人に、頭に花飾りを乗せた少女と黒髪サラサラロングの少女が近づく。
「すみません、ちょっといいですか」
アル「ん?なんだ?」(頭がお花畑・・・)
九郎「道ならわからないぞ?」(頭がお花畑・・・)
頭がお花畑「あ、違うんです。外から来たなら少し話しておいたほうがいいかなって」
アル「何をだ?」
花畑の少女「ここは学園都市で管理されてると言っても、裏路地とかは危ないってことと」
ロン毛「困ったことがあったら風紀委員にどうぞってことを」
九郎「そうか、ありがとう」
九郎「でも、そのジャッジメント・・・っていうのは?」
ショート「この街の自警団と思ってくださればいいかと」
ストレート「結構な規模なんでなかなか頼りになりますよ」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 02:28:21.60 ID:gCsQ1Uco<>九郎「親切にどうも。それじゃ、俺たちはこれで」
おっきい方「あの、お二人はどんな関係ですか!?あ、私は佐天涙子って言います。こっちの子は初春です」
ウィハル・カズァーリ「初春飾利です」
九郎「大十字九郎だ」
アル「アル・アジフだ。こやつとは主人と所有物の関係だな」
九郎「お、お前・・・!そんな言い方して、前にも勘違いされたろうが!」
佐春((その趣味でさらにそんな性癖・・・))
九郎「ち、違うんだ。二人とも」
九郎「こいつが変なこと言ってるけどなんでもないんだ!」
アル「そ、そんなフランスパンみたいなのを入れるなんて、なんでもなくないよぉ・・・」
スススッ
それとなく離れる初天。
佐天「えっと、あの・・・その」
初春「風紀委員に・・・いえ、警備員に連絡を」
九郎「だから違うんだって!」
初春「じ、じゃっじめんとです。お、おとなしく捕まってくださいこの変態!」
九郎「君もジャッジメントだったのか!」
佐天「に、逃げようよ初春!私たち射程圏内だよ!?この人の触手が動くんだよ!?」
九郎「触手って、俺は化け物かよ!?動くのは食指だろ!?」
アル「このガチペドロリコンー!」
九郎「アル!てめぇは相変わらず人を落とすとこは逃さねぇな!落とすのはSAN値だけにしやがれ!!」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 02:53:06.13 ID:gCsQ1Uco<>九郎「誤解を解くのにしばらくのときを有しました」
今、九郎たちがいるのは風紀委員支部
今回、急なことだったので学園都市の情報なんてものは瑠璃に聞いたことだけだったから、地図だけでも、とここまで来たのだ
初春「変な噂のせいで忙しいんですが、困ってる人は見捨てられませんからね」
九郎「はは・・・助かるよ」
九郎「それで、つかぬ事をお伺いしますが・・・その変な噂とは?」
アル「そんなことを聞いてどうする?この都市のことなど我等には関係のないことであろう」
九郎「まぁ、そう言うなよ。何か手がかりがあるかもしれないだろ?それに、なかったとしても困ってるんだから助けてやろうぜ?な?」
佐天「変なことに食いつくんですね。手がかり・・・と仰ってましたが何かお探しですか?」
九郎「あぁ、人探しをな。変な噂が手がかりになるかもしれないような厄介なやつを・・・」orz
初春「そうですか・・・私は地図を用意してきます。どこの地図がいいですか?」
九郎「そうだな、学園都市ぜんt「研究所の多い所だ。分野は問わん」
初春「わかりました。あ、噂のほう、聞きたいんでしたら佐天さんに聞いてください」
九郎「なにからなにまでありがとう」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 03:07:17.05 ID:gCsQ1Uco<>今日はこれで終わり。
少しでも西博士っぽさを出せてるといいんだけど
飛翔のラストは考えてるけど斬魔でも終われる素敵構成。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/23(木) 23:21:50.40 ID:gCsQ1Uco<>佐天「さて、それじゃあ話しちゃいますよー」
佐天「噂の内容なんですが・・・神隠しだとかいくつかあるんです。ほとんどがこの都市なら説明出来ちゃいますけど」
佐天「ある人は燃え盛る犬に襲われたとか、空を飛ぶ氷の鳥や剣を見たとか、他にも自分に襲われた、影に襲われた、一対の人魂を見た、とかがあります」
九郎「あぁ・・・何か覚えのある事件が・・・」
アル「しかし、どういうことだ?扱えるやつがここにいるとは思えんが」
佐天「遭遇した人はトラウマになってるらしくて」
佐天「何もないのに『あぁ、窓に!窓に!』と何かにおびえることがあるそうです」
九郎「被害はどれくらいなんだ?」
佐天「出始めてから日も浅いし、今のところは少ないみたいです」
九郎「そうか。君も気をつけたほうがいい」
佐天「噂ですよ?この街なら発火能力者、テレポート、念動力なんかで同じことが出来ますよ?」
九郎「それでもだ。初春さんにも言っといてくれ」
佐天「はぁ、どちらにしても気をつけるつもりです」
佐天「初春は、調べる側だから強めに言っとくか」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/23(木) 23:52:48.77 ID:gCsQ1Uco<>初春「お話は済みましたか?地図をお渡ししますね」
九郎「ああ、ありがとう」
アル「世話になったな」
アル「急がねばならんゆえ、我等はこれで行く」
初春「え?ああ、早く見つかるといいですね」
初春「場所からして研究者と知り合いなんですかね」
佐天「学区も教えてないなんて変な人と知り合いなんだね」
佐天「初春ー、これからどうしようか?」
初春「そうですね・・・なにかいやな感じがするので今から噂について調べます」
佐天「じゃあ、私はゲームでもして待ってるから一緒に帰ろう」
初春「佐天さん、最近よくそれしてますよね。どんなやつなんですか?」
佐天「これはね、ラブプラス+っていうんだけど」
佐天「前作のイベントが増えたやつって感じかな」
初春「恋愛シミュレーションですか?」
佐天「従来のものと違って、プレイヤーが落とされる仕様なんだよ!」
佐天「正式名称ラヴクラフトプラスだけあって落とされるのはSAN値だけど」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/24(金) 00:25:05.49 ID:jfXjDKko<>
ステイル「・・・見つからないか」
インデックスが狙われているというのだから放っておくわけにもいかない。
そのうえ、いつ来るかわからないのならば、こちらから探し出して潰す。
そう考えて探しているのだが全然尻尾がつかめない。
ステイル「よくも悪くも目立つからすぐ見つかると思ったのだけどね」
ステイル「おやおや、こんなところに野良犬か」
ステイル「君はとても、熱そうだね」
燃え盛る炎を纏った犬、というよりも狼のような獣。
ステイル「僕の炎とどっちが熱いかな」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/24(金) 00:35:05.46 ID:jfXjDKko<>
禁書「!?」ガタッ
神裂「どうかしましたか?」
禁書「知っている」
確かに知っているのに
私はこれを知らない気がした。
神裂「本当にどうしたんですか?」
禁書「魔導書、多分写本か何かの感じがするんだよ」
神裂「ですが・・・」
禁書「不思議な感じ・・・確かめに行くんだよ」
走り出すインデックス。
神裂「ちょっと待ってください!」
追いかける神裂。
神裂(呼んだほうが、いいかも知れませんね)<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/24(金) 00:48:56.10 ID:jfXjDKko<>〜とある帰り道〜
上条「はぁ、さっさと帰るか」
今は、補習で呼ばれたその帰りだ。
その補習で気になることを聞いてしまった。
上条(学園都市に広がりつつある怪異、ねぇ)
補習には土御門や青ピも呼ばれていて、二人がその話をしていたのだ。
土御門「聞いたか?あの噂」
青ピ「聞いたで。AUGUSTAのゲームみたいな噂やろ?」
土御門「俺が聞いたのはLamp of Alhazredっぽかったけどにゃー」
青ピ「大してかわらんやろ」
上条「何の噂だ?」
土御門「実はにゃー・・・」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/24(金) 01:12:53.52 ID:jfXjDKko<>そうやって上条さんが巻き込まれることが確定した。
もっとも、最初から逃れられる運命はありもしなかったのだが
ブブブブッ
上条「ん?電話か?」
上条「もしもし」
神裂『インデックスが、止める間もなく動きました』
上条「動いたって・・・どこに行ったんだ?」
神裂『今、一緒に向かっているのですが、あなたを呼んだほうがいい気がしましたので』
上条「俺もそっちに向かう!場所を教えてくれ」
神裂『今向かってる先は・・・』
インデックスが動いた。
悪いことにならなければいいが、相手は超能力者を相手にする怪異なのだ。
インデックスが何か出来るとは思えない。
上条(急がないとな)<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/24(金) 01:30:28.17 ID:jfXjDKko<>
九郎「アル、お前探せねぇのか?」
アル「感じてはいるが、詳細はわからん」
アル「だがこの感じは、あの時と同じで何もせずともよいだろう」
アル「裏路地に行く位の配慮は、九郎次第だ」
九郎「なら、裏路地を中心に歩き回るか」
九郎(最初に戦ったのは、アトラック=ナチャか・・・)
だが、影が襲ってきた。というのも含まれていた。
似ているとはいえ、まったく同じというわけではないだろう。
そもそも、前のことも順番が決まっていたわけではない。
九郎(手早く済ませられるといいんだがな)
ドクターの件も残っているし・・・
<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/24(金) 01:44:37.16 ID:jfXjDKko<>
言われた方向へと進む上条はついに、インデックスと合流する
上条「無事か?インデックス」
禁書「大丈夫なんだよ」
上条「あいつが噂のやつか」
影のような黒いヒトガタ
上条「神裂は一緒じゃないのか?」
禁書「他のがきて、それと戦ってるんだよ」
神裂が足止めをしてインデックスを逃がし、その途中で出会ってしまったのだという。
上条「あいつは一体なんなんだ?怪異だって噂になってるけど」
??「・・・・・・」
禁書「魔導書の、記述の一つだと思う」
禁書「写本だったらそうだったでわかるのに、こいつはよくわからないんだよ」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/24(金) 02:02:42.96 ID:jfXjDKko<>上条「何の記述かわかるか?」
禁書「見た目からして、ナイトゴーントだと思う」
禁書「特別なことは特になくて、しいて言うなら空を飛べることくらいかな」
上条「十分厄介だな。で、記述の一つってことは・・・」
禁書「多分とうまの右手が利くはず」
上条「とりあえず触ってみるか」
夜鬼「・・・・・・」
近づいていく上条だが、簡単に触れるはずもなく
夜鬼「!!!」
上条「うお!」
夜鬼から繰り出されたフックを避ける上条
上条(ぎりぎりだったからかわせたけど・・・)
上条(かなり早いから次も避けられる自信はないぞ)<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/24(金) 02:20:28.62 ID:jfXjDKko<>
アル「近いな、こっちだ!」
九郎「なんだよ!もうお出ましってか!?」
さっそくアル・アジフの探知にかかった。
九郎「こいつが問題のお相手か」
アル「あやつが術者か」
九郎「シスターっぽいほうか?」
アル「そちらはおそらく、魔導書だ」
九郎「マジか!?相当厄介じゃねぇか」
アル「気を引き締めていくぞ!九郎!」
そういってマギウススタイルへ
最初に戦ったのはナイトゴーントでの訓練だったな、と考えたりしながら夜鬼と対峙する<>
Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/24(クリスマスイブ) 22:39:11.04 ID:jfXjDKko<>
上条(一般人!?こんなときに!)
バラッ シュルシュル
禁書「!」
上条「なんだありゃ、女の子が本のページみたいなのになって男にくっついた?」
上条「しかも見た目変わりすぎだろ・・・」
禁書「あれは、マスター・オブ・ネクロロリコン!?」
九郎「噛んでんじゃねぇ!ネクロノミコンだ!ネクロノミコン!」
禁書「そんなに間違ってないじゃない」
九郎「ぐっ!そうだけどよ」
九郎「こんなシリアスな雰囲気で変なとこ噛んでんじゃねぇよ!」
上条「・・・知ってるのか?」
禁書「さっき言ったように彼はマスター・オブ・ネクロノミコン」
禁書「魔導書の中でも並ぶもののないと言われる最強の魔導書ネクロノミコンの主」
上条「よくわかんないけど、最強の魔術師ってことか?」
九郎「それで聞きたいんだが、君たちみたいな子がそいつを使ってどうするつもりだ?」<>
Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/24(クリスマスイブ) 22:59:22.36 ID:jfXjDKko<>上条「使う?」
禁書「私たちじゃないんだよ!」
禁書「それに、多分純粋な魔術じゃないんだよ」
九郎「純粋な魔術じゃない?」
アル「ほう。それでか」
九郎「お前、何か気づいてたのか?」
アル「魔翌力の流れがおかしいのをいつを見て気づいた」
アル「探知に引っかかったときに何かがおかしいとは思っておったが」
九・上「だぁー!とにかく敵じゃないんだな!?」
アル「ああ、そうだろう」
禁書「そうなんだよ」
九郎「ちゃっちゃと倒しちまうからさがってろ!」
言うが早いか、夜鬼へと飛び出す九郎と、先ほどと同じように射程ぎりぎりで迎撃する夜鬼。
九郎「遅い!」
夜鬼の攻撃を片手で受け止めて翼で斬りつける!
夜鬼の腕がいとも容易く切り落とされる。が<>
Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/24(クリスマスイブ) 23:11:34.47 ID:jfXjDKko<>九郎「くッ!?」
夜鬼は怯むことなく前蹴りを放ってきた
それどころか切り落とされたはずの腕が付いていた。
九郎「足りねぇか!?」
九郎「これならどうだ!イタクァ!!」
九郎の左手にリボルバーが握られ、瞬時にその中身がすべて撃ちつくされる
すべての弾丸が夜鬼へと吸い込まれる
九郎「これならッ!ってこれもダメか!?」
アル「ダメージを瞬時に回復しておる」
アル「核のようなものをやらねば意味がない」
九郎「すぐに回復するのにかよ!?」
クトゥグアを使えばいけるだろうが・・・
威力がありすぎて街にも被害が出てしまう
上条「俺も手伝う!」
九郎「手伝うったって・・・」
上条「とにかく、何でもいいから注意を引いてくれ!」<>
Are you enjoying the time of eve?<>sage saga<>2010/12/24(クリスマスイブ) 23:26:33.80 ID:jfXjDKko<>こいつが異能の力で出来てるなら、右手が効くはず
アル「乗ってみようではないか」
九郎「あー、もう!いくぞ!」
九郎「アトラック=ナチャ!!」
魔力で出来た蜘蛛の糸が夜鬼に絡みつく
九郎「これでどうだ!」
上条「期待以上だ!」
上条が走り、夜鬼へ右手を叩きつける
九郎のアトラック=ナチャごと夜鬼を吹き飛ばすかに見えたが、夜鬼は再生を始める
九郎「バルザイの偃月刀!」
一瞬だが確かに見えたその場所へと、今度は九郎の放つ刃が吸い込まれる。<>
Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/24(クリスマスイブ) 23:42:43.40 ID:jfXjDKko<>夜/鬼
ガタンと核が音を立てて落ち、夜鬼は消えていく
アル「やったようだな」
上条「はぁー、助かった」
みな、思い思いに息をつく
上条「・・・帰るか、インデックス」
アル「ちょっと待ったー!」
上・禁「?」
アル「汝等はいったい何者だ?」
上条「ただの高校生ですが・・・」
禁書「た、ただのシスターなんだよ?」
アル「ただの高校生にあんな真似が出来るか!」
九郎「シスターが偽名なんぞ使うかぁ!」
上・禁「ッ!!」<>
Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/25(土) 00:16:38.46 ID:BYne72Eo<>とりあえず、上条宅で話すことに
アル「まず、汝の能力について聞こう」
上条「お、俺?」
アル「そうだ」
上条「俺の右手は”幻想殺し”って言って、異能の力ならなんでも打ち消せる」
アル「そんな力、聞いたことがないが、実際に見たわけだ」
九郎「アトラック=ナチャごとだったもんな」
アル「そっちのシスターは?」
禁書「な、なにかな?」
九郎「インデックスなんてあからさまに偽名だしな」
禁書「偽名じゃないんだよ!」
禁書「Index-Librorum-Prohibitorumだと長いからインデックスなんだよ」
九郎「そうなのか」
アル「汝は魔導書ではないのか?」
禁書「魔導書じゃないんだよ」
アル「しかし、いやそれはいいか」
九郎「なんだよ?気になるじゃねぇか」<>
Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/25(土) 00:26:18.24 ID:BYne72Eo<>上条「そっちばっかり聞いてきて不公平だと思うのでこっちも質問」
アル「そうだな、答えられることならば」
上条「最強の魔術師、ってことはインデックスに聞いたからいいけど」
上条「そんな人がなぜここへ?」
九郎「・・・人探しでな」
上条「・・・人探し」
九郎「ああ、すごく厄介な・・・その」
九郎「変態を」
上条「変態」
禁書「変態」
アル「変態」
九郎「なんか俺が言われてるみたいだからやめてくれ」
上条「早く見つかるといいな」
九郎「見つけたくねぇ・・・」
上条「え?」
九郎「あ、いや、その・・・」<>
Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/25(土) 00:39:29.04 ID:BYne72Eo<>神裂「上条当麻!インデックスは無事ですか!?」
上条「神裂!お前も無事だったか!?」
神裂「はい」
ステイル「しかし・・・この人たちは?」
上条「お前も一緒か!」
アル「狭くなったな」
九郎「お、お前・・・!」
上条「狭いのは勘弁してくれ」
ステイル「今聞いてるのはこの部屋の狭さじゃないんだけどね」
九郎「あ、あーほら?俺たちは「イギリスには話がいっているはずだが?」
神裂「それではあなたたちが・・・」
禁書「マスター・オブ・ネクロロリコンなんだよ」
九郎「てめぇ!?絶対ぇわざとだろ!?」
禁書「・・・噛んだだけなんだよ」
九郎「今の間はなんだ!?」<>
Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/25(土) 00:54:24.34 ID:BYne72Eo<>ステイル「漫才はおいといて」
ステイル「この街で何かが起こっている」
上条「怪異の噂のことか?」
ステイル「怪異の噂?」
九郎「なんだ、君たちも噂を聞いてるのか」
アル「噂になっているのだ」
アル「知っていてもおかしくないだろう」
ステイル「僕は知らないな」
神裂「私もです」
説明しよう!
怪異の噂とはみんなもお気づきの通り、デモンベイン本編でも暴れていたページモンスターたちのことである。
神裂「そんなことが・・・」
ステイル「変態を探している場合じゃないか」
九郎「変態?」
ステイル「あぁ、変態だ」
上条「変態だな」
神裂「変態ですか」
禁書「変態」
アル「変態」
苦労「だー!だからやめろって!!」<>
Are you enjoying the time of eve?<>sage<>2010/12/25(土) 01:09:46.00 ID:BYne72Eo<>九郎「・・・で、どんな変態なんだ?」
ステイル「なぜそんなことを?」
アル「人探しをしておるのだ」
ステイル「変態を探しているのか?」
アル「不本意ながらな」
神裂「その人も・・・その、ロリコンなのですか?」
九郎「どうしてそういう発想が出るかな!?」
神裂「なら、あなたたちの関係をどうぞ」
アル「主人とシモベだ」
九郎「だからー!!」
上・ステ「」ススッ
禁書「え?身の危険を感じるかも・・・」
神裂「インデックス、あなたは私たちが守ります」
九郎「ちょ、そんな事実はございませんのことよ!?」
九郎「魔術師と魔導書として契約してるから」
アル「やぁのぉ・・・そこは入り口じゃなくて出口なのぉ・・・」<>
MerryChristmas!!<>sage<>2010/12/25(クリスマス) 01:24:45.03 ID:BYne72Eo<>ステイル「僕には理解できそうもない世界だ」
九郎「理解すんな!ていうかちげぇよ!!」
上条「そんな、そんな趣味で飽き足らずそんなことまで・・・」
九郎「こいつの嘘っぱちだ!信じてくれ!」
禁書「え?入り口?出口?」
九郎「君は今のままの君でいてくれ」
神裂「そんな///う、後ろだなんて・・・///」
九郎「むっつりか?ムッツリなのか!?ムッツリーニですかぁ!?」
アル「これはもう、輝くガチペドロリコンだな」
九郎「お前がしれっと混ざるんじゃねぇ!!元凶!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
土御門「メイド服こそが!」
上条「なに言ってんだ、年上だろうが!」
九郎「俺、やっぱロリコンだったみたいでさ」
九郎「アルのきれいな体を知っちまったら、年上なんざ汚くて抱く気にもならねぇんだよ!」
ヒートアップ性癖暴露大会<>
MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)<>sage<>2010/12/25(クリスマス) 01:37:30.20 ID:BYne72Eo<>ステイル「どうしてこうなった・・・」
神裂「わかりません、土御門が入ってきたあたりから考えるのをやめました」
アル「こっちはこっちで話を進めるか」
禁書「怪異の対策なんだよ」
概要をざっと説明
神裂「ネクロノミコンの記述の一部と言うことですが・・・」
アル「妾ではないぞ。あれらはページごと使われておる」
ステイル「どちらだろうと、倒せば済む話だろう?」
アル「そうだな」
禁書「特性に応じた正しい対処が必要なんだよ」
アル「魔術を知るものならば常識だな」
アル「対処法だが・・・」
・・・・・・・・・
<>
MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)<>sage<>2010/12/25(クリスマス) 01:52:53.33 ID:BYne72Eo<>ステイル「話はまとまったが、今日はどうする?」
土御門「学園都市だし、夜まで回ればあとは学生なんかはいなくなるにゃー」
九郎「そんなに酷いことにはならないみたいだし、夜以降は自己責任ってことにしてくれ」
神裂「私も疲れました。そういうことでお願いします」
上条「それじゃ夜まで見回りとするか」
<>
MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)<>sage<>2010/12/25(クリスマス) 01:59:54.72 ID:BYne72Eo<>***************
デモべネタですらない関係ない小ネタ
美琴「ちぇいさー!」ガツン
ゴトン
美琴「これかー、どんなのなんだろう・・・」
新感覚!
一度飲んだら離れられないのど越し!
アトラック=ナ茶
美琴「アトラク=ナクア社製造・・・」
美琴「なんだか不安になるわね」
*****************<>
MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)<>sage<>2010/12/25(クリスマス) 02:14:56.01 ID:BYne72Eo<>今日は終了。
見てる人いるのかな?
でもそんなの関係ねぇ!
○∧〃
/ >
< \
ということで、ニトクリスの巻で出す敵キャラ募集!
扱えそうなら禁書のキャラと戦わせるよ!
なんでもいいよ!関係ない作品注意は最初にやったからね!
期限は明日の20時くらいにしようか
出てこなかったらゴーガンダンテスと神裂戦わせる<>
MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!)<><>2010/12/25(クリスマス) 02:15:56.25 ID:BYne72Eo<>一応age<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/26(日) 20:18:40.72 ID:tk9gHyIo<>OK。誰も見てないようだな
需要があっても力量不足か
スタートー<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/26(日) 21:11:37.42 ID:tk9gHyIo<>〜科学 力研究所〜
西博士「くうぅ〜〜!厄介な!」
西博士「だが!インデックスとやらか今暴れてるやつらさえ手に入れば!」
西博士「技術躍進日進月歩、唯我独尊かかぁ天下!」
西博士「我が宿敵、大十字九郎をぎっちょんぎっちょんのメッタンメッタン、メメタァにしてさらにゴシカァンしてやる我輩のキラキラと輝き、『あぁ、天使が迎えに来た・・・パトラッシュ、共に行こう・・・』とか言ってしまいそうな姿が目に浮かぶかのようである」
西博士「こうしてはいられん!エェルザァ!」
エルザ「はいロボ」
西博士「第一種戦闘配備で出撃!オーダーは『見敵必殺』で我輩と共に明日のその先どころか宇宙を飛び越えて涅槃の向こうへと歩みを進めようではないか!!」
エルザ「要は見回り、記述かインデックスを見かけたら確保ロボ」
西博士「さぁ行くのである!敵を見つけ次第、粉砕!玉砕!大喝采!!」
エルザ「・・・早くダーリンのもとに永久就職したいロボ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
初春「今まで襲われたのは幸か不幸かスキルアウトのみ」
黒子「噂が広まってからはその被害もほぼゼロ」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/26(日) 21:26:45.95 ID:tk9gHyIo<>初春「被害は減ったんですけどね」
黒子「まだ調査は続行するみたいですし、あと少しと言ったところですか」
むしろこれからだが、そんなことがわかるわけもない
黒子「見回りが少し気楽でいいですわね」
初春「まじめにやんなきゃ駄目ですよ」
軽く笑いあう二人だった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
結標「例の噂を解決しろ、だそうよ」
海原「あの噂ですか」
一方「ちっ、あンなもン、ただの噂だろォが」
土御門「それがちょっと厄介な相手だ」
海原「どれくらい厄介なのですか?」
土御門「この中でも一方通行にしかどうにかできないくらいには」
一方「ほォ・・・」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/26(日) 21:52:34.44 ID:tk9gHyIo<>一方「で?そこまで言うからには楽しめんだろォなァ?」
土御門「戦えばわかるさ」
一方「ちっ、しゃァねェか・・・」
一方「俺にしかできねェってンなら一人で動くからな」
土御門「歩けば見つかるさ」
結標「楽でいいわね」
海原「何かあれば手伝いますよ」
一方「ま、すぐに片付けてやるよ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
上条「昼には出てこないのか?」
ステイル「さぁ?君たちの方が詳しいんじゃないのか?」
上条「出る、としか聞いてないんだよな・・・」
九郎「動きやすいのは夜なんだけどな」
アル「常識の通用する相手でもあるまい」
禁書「ネクロノミコンもいるし、すぐ動けるように見回りくらいでいいかも」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/26(日) 22:16:22.76 ID:tk9gHyIo<>ステイル、神裂は単独、九郎アル・アジフはペアで、上条と禁書は留守番という形になった
再生し続けるやつは上条と相性が悪かった
上条「俺の分もがんばってきてくれ」
〜夕方〜
九郎「やっぱ簡単に見つかんねぇなぁ」
九郎「出てくるならさっさとしてほしいね」
アル「そうか、ならさっさとするか」
九郎「はい?今なんと?」
アル「何もしないはずがない、上を見ろ」
飛び回る、剣のようなもの
九郎「バルザイの偃月刀か」
九郎「ちゃちゃっといけないかも・・・」
アル「今の我らなら敵ではないわ」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/26(日) 22:38:50.28 ID:tk9gHyIo<>ギュイーン
どこからともなく響いてくるギター
九郎「そういやいたんだっけ・・・」
西博士「ぬふっふぁははははぁ!大十字九郎!ここであったが百年目!」
西博士「貴様がここにいるのは少々驚きであるがそんなことは今どうでもいいのである」
西博士「このような場所で会うとはまさに運命!」
西博士「我輩の小指と貴様の小指はアカイイトによって結ばれている!惹かれあう二人、それでも交わらない二人の道は闘争の日々によって彩られている」
西博士「我輩の愛は届くことはない・・・ああロミオ、あなたはどうしてロミオなの?君と出会うためのはずさ、ジュリエット」
エルザ「長い博士の話は置いといて、ダーリン!会いたかったロボー!!」
九郎「エルザもいるのか!」
アル「ふん、お前たちの相手をしているほど我等も暇ではない」
西博士「マクベス、君ってやつは・・・」
西博士「そうであった!今は貴様らの相手をしている場合ではないのであーる!」
ビュン
西博士「どわぁ!」
エルザ「チッ、しななかったロボ」
九郎「え、エルザ?今何か聞こえたような・・・?」
エルザ「?何のことロボ?舌打ちなんてしてないロボ」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/26(日) 23:04:57.25 ID:tk9gHyIo<>九郎「だ、だよなぁ〜;」
ビュン
九郎「うおわぁ!」
エルザ「大丈夫ロボか!?」
九郎「だ、大丈夫だ」
西博士「ぐぬぬぅ・・・!あいも変わらずこの扱いの差!」
西博士「あれもこれも!大十字九郎!貴様のせいである!!」
九郎「無茶苦茶だっ!?」
西博士「そこで待っていろ大十字九郎!!空を飛び回っているあの記述の一部を手に入れれば貴様など!!」
アル「そうはいかぬ!我等もあれに用があるのでな」
エルザ「やっぱり私とダーリンは戦う運命にあるロボ」
エルザ「どっちが先に捕まえるか競争ロボ!」
九郎「ていうか、バルザイのどこに核が入るスペースが・・・」
アル「それは禁則事項だ」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/27(月) 15:58:02.13 ID:wB4xV2DO<>俺以外にもみてる人いると思うから最後までがんばって
個人的な意見だけど投下の時はageのほうが良いと思いますよ
<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/28(火) 02:29:51.63 ID:dexF9rYo<>>>70
反応ありがとう
誰も見てなくても完結させるつもりだったし安心していいよ
1レスめをageでと思ってるけどよく忘れるwwww<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/28(火) 23:25:24.81 ID:dexF9rYo<>〜ステイルサイド〜
ステイル「雪辱戦、といきたかったんだがね」
相対するはいつかの炎の神性と同じ気配のする、妖艶な女性
ステイル「こんな姿のものもいるのだね」
近づいてくる
ステイル「さて、君の正体は一体何かな?」
手には炎で出来た剣が一振り
敵だと認識されたのか、空気が変わる
ステイル「いいね、それでこそ!」
ステイル「!?」
目の前の女性が形容しがたい変貌を遂げる
ステイル「驚いた。それが本当の姿ってことかい」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/28(火) 23:30:40.72 ID:dexF9rYo<>〜そのころの一方通行〜
一方「あン?人魂ァ?」
フヨフヨ
一方「ちっ、よりにもよってンな雑魚が相手かよ」
一方「さっさと片付けさせてもらうぜェ!!」カチ
チョーカーのスイッチを入れる一方通行
人魂が人の形になっていく
一方「その程度で、なンもかわンねェだろォがァ!!」
凄まじい速度で人魂だったものに飛び込む一方通行。体が触れると同時に相手を霧散させる
一方(・・・あァ?)
おかしな手ごたえに戸惑う一方通行。そんな一方通行を尻目に再生を始めるロイガーとツァール
一方(アイツが言ってたのはこういうことかァ・・・)<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/28(火) 23:48:48.10 ID:dexF9rYo<>再生は即座に終わり、人型へと変化し終えた人魂だったものは何も言わず一方通行とにらみ合う
一方(再生する速度が早ェ、てか全部吹き飛ばしたろォが・・・)
先に動いたのはロイガーとツァール。
片割れが一振りの剣となり、もう一人がそれを手に一方通行へと襲い掛かる
一方通行は動かずに突進を受け、弾かれる。
「!?」
一方「チッ」
反射するはずが、 弾 か れ る
一方(一体なんなんですかァ?)
少し考える一方通行に対して再び剣を振るう
が、やはり弾かれる
一方「チッ、ハジケやがれ!」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/28(火) 23:59:51.86 ID:dexF9rYo<>戸惑いつつも、再び霧散させる。
当然再生するが
一方(もっとだ)
再生するたびに霧散させる
何度か繰り返したところで一方通行の手が止まる
チャンスとばかりに襲い掛かるロイガーとツァールだが
一方「少し時間かかっちまったが、もう終わりだ」
振るわれた剣が一方通行にあたるが、あたった剣が今度は砕けた。
一方「これで最後だァ!!」
真っ直ぐに手が伸ばされ、その手が触れたときに
ピシッという何かがひび割れる音が聞こえ、消えていく。
ガコン<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/29(水) 00:13:30.01 ID:9PaWWHEo<>一方「あァ?なンだこりゃァ?」
一方(まァ、いいかァ・・・噂の元はもう再生しねェみてェだしな)
核になっていたものは落ちたままに捨て置かれるようだ
一方(他にいくつだったか?)
一方(とりあえず土御門のやろォに文句でも言いに行くかァ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
神裂「何事においても、最大の敵は自分であるとよく言われますが」
神裂「私の相手は私自身ですか」
神裂「いいでしょう!これを機会に自身の悪いところを改善することにいたしましょう!」
まったく同じ格好をした二人は
これもまたまったく同じタイミングで、
まったく同じ構えで向かい合う。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/29(水) 00:46:12.57 ID:9PaWWHEo<>向かい合う二人が同時に飛び出し、数多の剣戟が
刃鳴散らす。
寸分違わぬ位置に同じタイミングで打ち込まれるために決定打が打てない。
神裂(おそらく向こうは合わせるつもりしかない)
神裂(でも、変化をつけたところで容易く合わせられる)
一旦距離をとり
距離が開いたところで間髪いれずに七閃を放つ。
それも相殺されてしまう。
神裂「予想はしてましたが、あまりいい気分ではありませんね」
神裂(やはり、動きを変えただけでは無意味ですか)
頭に浮かぶ必殺の技、唯閃。
同時に、防がれてしまうのでは?と不安が脳裏をよぎる
神裂(弱気はいけません。第一、これで駄目だったら他に打つ手など・・・)<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/29(水) 00:59:44.76 ID:9PaWWHEo<>納刀し、抜刀の構えに入る二人の神裂。
神裂(やはりそうきますか・・・)
神裂(ですがこれだけは・・・!!)
持てる力を開放し、渾身の一撃を放つ!!
神裂「これだけは相打ちさえも許しません!!」
鳴り響く甲高い金属音。
今までのように同時に、同じ場所へと放たれた斬撃
神裂はその一撃を、振りぬく。
刀ははじかれ、無防備となった体へと刃が吸い込まれる
手ごたえなどなく、刃が通り抜けていく<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/29(水) 01:24:51.91 ID:9PaWWHEo<>体が両断され、崩れ落ちる。
崩れ落ちたその姿が闇へと消えていく。
神裂「やりましたか・・・」
静かに刀をしまい、立ち去る。
神裂「この技までコピーなどさせませんよ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ステイル「灰は灰に、塵は塵に!」
必殺の威力をこめて撃ち出すが、意外にすばやいので避けられてしまう。
お返しとばかりに糸を伸ばしてくる
ステイル「無駄だよ!」
炎で燃やして防ぐ、その炎をそのまま撃ち出し攻撃へと転じる。
軽々とよけられる
そんなことを先ほどから何度か繰り返している。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/29(水) 01:44:03.88 ID:9PaWWHEo<>ステイル(あと少しかな・・・)
ステイルは、幾度かの攻防の最中に準備を進めていた。
ステイルが攻撃を繰り出し、それをかわし反撃する。
焦れたのか、反撃は近距離の打撃だったが。
ステイル「ぐッ・・・!?」
かろうじてガードが間に合った。
この大きな隙を逃すはずもなく、怪物はもう一度腕を振る。
ステイル「イノケンティウス!!」
しかし、ステイルには腕を振るだけの時間で十分だった。
呼び声に応じ、即座にその姿をあらわにする魔女狩りの王。
勢いは止まらず、腕をそのまま突き出すアトラック=ナチャ
ステイル「形勢逆転、だね」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/29(水) 01:44:58.77 ID:vlFNmv2o<>しえ<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/29(水) 01:49:53.58 ID:s3uY1fUo<>ステイルさんがちゃんと戦ってるSS見ると安心するわ<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/29(水) 01:58:39.35 ID:9PaWWHEo<>アトラック=ナチャが腕を引くと、その腕が即座に再生される
ステイル「やれ、イノケンティウス!」
お構いなしに襲い掛かる魔女狩りの王。
魔女狩りの王がアトラック=ナチャを飲み込み、アトラック=ナチャが甲高い声を上げる
ステイル「そのまま燃え尽きるといい」
しばらくそのままにしておき、魔女狩りの王を消す。
あとは残らず、逃げられたわけでもない。
ステイル「・・・こんなものか」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/29(水) 02:17:32.45 ID:9PaWWHEo<>2レスで戦闘が終わる自分の文才に絶望した!!
〜とある路上〜
黒子「・・・まさしく氷の鳥、ですわね」
空を舞う怪鳥
その姿は透き通り、見るものを魅了するものがある
黒子(目撃した、というだけでたいした相手ではありませんわね)
黒子(それにしても、降りてこないのでしょうか)
空を旋回するばかりで降りてくる気配がまったくない。
黒子(仕方ありません。少々手荒な方法ですが)
空から鳥が落ちてくる。
黒子が針をテレポートさせて打ち込んだのだ。
黒子(・・・お姉さまをお連れしたほうが、いえ、お姉さまを巻き込むわけには)<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/29(水) 02:30:23.42 ID:9PaWWHEo<>黒子が近づく前に再び空へと舞い上がるイタクァ。
黒子「・・・相性悪すぎですわね」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
禁書「!!」ガタッ
上条「?どうした、インデックス」
禁書「近いんだよ!」
上条「近いったって、神裂達がどうにかしてんだろ?」
禁書「かおり達は他のとこで戦ってるんだよ!」
上条「それじゃ、そいつはフリーってことかよ?」
禁書「行くんだよ、とうま!」
上条(・・・インデックスはどうする?)
ここにおいて行くわけにもいかないし、都合よく他に人がいるわけでもない。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/29(水) 02:38:19.64 ID:9PaWWHEo<>なら、少し危険でも連れて行くしかない
上条「一緒に行くぞ、インデックス!」
禁書「急ぐんだよ!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
黒子(この様子ですと、何度落としても意味がありませんの)
近くにこの鳥を操っているものがいないか探し始める黒子だが
ビュォ
黒子「な、なんですの!?」
先の一撃で敵であると認識されたため、黒子が狙われる結果となった。
その事実は今の威嚇で十分に伝わったようだ。
黒子「上等ですの、叩き潰して差し上げますわ!」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/29(水) 02:46:07.31 ID:9PaWWHEo<>デモベあんま関係ない小ネタ
******************
佐天「初春ー、この映画にしよう!」
初春「なんですか?」
LOAD OF THE EARTH 〜ハスターの帰還〜
初春「・・・なんですか、これ」
佐天「わかんない、でも面白そうじゃない?」
初春「ちょっと遠慮願いたい」
******************<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/29(水) 02:52:11.59 ID:9PaWWHEo<>今日はこの辺で終了。
小ネタはwikiでハスターのとこ見てたら見っけたのでつい、英語は地球皇帝のつもり
アウグストゥスは金枝篇でハスターじゃないなどという文句は受け付けません<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/29(水) 02:57:22.30 ID:s3uY1fUo<>乙でした<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/29(水) 23:11:26.67 ID:9PaWWHEo<>叩き潰す、そう決めたはいいがどうしたものか
幸か不幸かそこまでの大きさはない。
だけど、さっきのように針で攻撃しても落とすだけで精一杯だろう。
黒子(やはり使用者を探したほうが良さそうですわね)
即座に反応してきたところを見るとすぐ近くにいるのだろう。
そう考えて、牽制をかけながら探し始めることにした。
そんなことは知ったこっちゃないとばかりに猛烈な突進を仕掛けてくる。
黒子「そんなものにあたるわたくしでは・・・」
黒子「なんですの、あれ・・・」
テレポートで避けた黒子は、イタクァの通り過ぎたあとを見て絶句する。
何しろあたり一面が凍っていた
いや、氷柱さえ立っていた。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/29(水) 23:33:41.67 ID:9PaWWHEo<>黒子(これほどの能力者が今まで名前もあがらなかった?)
黒子(これは、何の悪い冗談ですの?)
能力者なんていないのだが、それを知るわけも考えることもない。
もう一度、特攻をかけてくる。
黒子(どうにかしないと・・・!)
そう思いつつも打開策は出てこない。
オレノウシロニ!
氷の鳥が通り過ぎた惨状を確認せんと振り返る黒子だが、その目に再びイタクァが映るのは一瞬後のことだ
上条「いきなり突進かよ!?」
禁書(・・・やっぱり右手だけじゃどうしようもないんだよ)
目の前で元通りに再生するイタクァ。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/30(木) 00:15:24.81 ID:S82YnO.o<>上条「あー・・・やっぱり駄目か。どうするかな」
黒子(再生した・・・?)
黒子「・・・そこの方達、これを知ってますの?」
上条「?俺達か?」
上条「知ってるぞ。倒せはしないけどな・・・」
黒子「出来れば何とかしていただきたいですが、とりあえず食い止めてくださいな」
黒子「その間にこっちで能力者を探し出しますので」
禁書「能力者なんていないんだよ。あれ自身をどうにかしないと・・・」
黒子「そうなのですか?」
黒子「だとしたら、ここにいるわたくし達でどうにかできるとは思いませんけど」
わりとすんなり受け入れた黒子と上条は空を飛ぶイタクァを見る
さきほどの右手のせいか攻撃はしてこないようだ。
上条「核が壊せればいいんだけどな・・・」
黒子「・・・さっきみたいにあの鳥を消すことはできますの?」
上条「ん?ああ、右手で触れれば多分」
黒子「ならわたくしが墜としますわ」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/30(木) 00:29:17.64 ID:S82YnO.o<>黒子「そこであの鳥を消滅させれば核とやらも無防備になるはずですの」
そう言ってイタクァに向き直る黒子
少し経つが、何も起きない
黒子「なぜですの!?さきほどは墜ちたというのに!」
さっきと同じように針を打ち込んだのだが、なぜか効果がない
上条「あ、あのさ。食い止めてたら俺の仲間が助けに来てくれるから」
黒子「今何とかしなければいけませんの」
上条「そ、そうだね・・・」
強めの勢いに押される上条さんであった。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/30(木) 00:48:29.65 ID:S82YnO.o<>禁書「・・・私でも出来ることがあるかもしれないんだよ」
上条「はい?」
黒子「なんですの?」
上条「何を言ってるんでせうかこの娘は・・・」
上条「インデックスには十分協力してもらったよ。こっからは戦闘員の仕事だ」
なるべく優しく、インデックスは戦わなくていいのだと諭す。
禁書「本当に出来るか試すだけでいいんだよ!」
本当に出来るのか今まで迷っていたのだが、この状況をどうにかできるかもしれないのは自分だけという思いと
上条の手伝いが出来るかもしれないという思いにインデックスは決断した。
禁書「私と、契約するんだよ」
上条「契約?どんな?」
禁書「私の中の魔導書と、マスター・オブ・ネクロノミコンみたいに」
上条「上条さんは魔術は使えませんよ?」
禁書「だから、試すだけ」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/30(木) 01:03:28.62 ID:S82YnO.o<>〜少し遡って作戦会議後〜
アル「汝は魔導書ではないのだな」
禁書「違うんだよ。頭の中に10万3千冊の魔導書が入ってるからそのせいじゃないかな?」
アル「・・・それでか」
アル「なれば汝は半人半書のような扱いになるのか?」
禁書「聞かれても困るんだよ」
アル「そうだな、頭の中に入っているのだったな?」
禁書「そうなんだよ?」
アル「頭の電気信号として記されておるわけだ」
アル「ならば汝は電気言語版、といった形になるのかな」
禁書「それがどうかしたのかな?」
アル「汝も誰かと契約出来るかも知れん、ということだ」
禁書「契約・・・」
アル「もしかしたらあの当麻とかいう少年ともできるやもしれんな」
禁書「とうまじゃ無理なんだよ」
アル「この世の理を外道の知識でぶっ壊すのが我等魔導書よ!」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/30(木) 01:26:40.51 ID:S82YnO.o<>そんな非常識を打ち砕く当麻の右手だが、魔導書の無茶苦茶ぶりに賭けてみようと思った。
なにより、あのネクロノミコンの言ったことである。
どうにかなるんじゃないか、そんな気にさせてくれる。
上条「俺の右手がなんなのかわかってるだろ?」
禁書「魔導書を使うのと契約するのとは全然違うって言ってたんだよ」
上条「・・・がっかりすんなよ?」
禁書「文句は後でネクロノミコンに言うんだよ」
上条「え?」
インデックスがなにかつぶやいたと思ったらいきなり顔が近づき
唇が重なる。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/30(木) 01:33:53.35 ID:S82YnO.o<>
禁書「・・・」
上条「・・・何も変わんねぇな」
禁書「・・・わかる、わかるんだよとうま!」
上条「なにがですか!?」
禁書「とうまと、深いところでつながってるのがわかるんだよ!」
上条「な、なんですとーーー!?」
黒子「・・・誤解を招きそうな発言などは置いといて、なにやらすごく大きくなってますわよ?」
上条「それも誤解を招きそうですよ!?」
一応説明すると、イタクァが大きくなってます
禁書「ふふん、今のわたし達なら大丈夫なんだよ!」
上条「全然大丈夫じゃ・・・ってうわ!?」
上条の小指がトランスフォーム!
せずに、上条の周りを静電気のようなものが走る。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/30(木) 01:55:08.90 ID:S82YnO.o<>上条「なんだこれ!?」
禁書「魔導書の内容なんだよ」
禁書「私はバックアップ、私はサポート」
禁書「とうま!使うことだけが、とうまの役目なんだよ!」
上条「そんなこと言われても!?」
戸惑う上条目掛けて全力でイタクァが突っ込んでくる。
とっさに右手で受け止める上条。
処理が追いつかないのか、今度は一瞬で消えることはないようだ
禁書「とうま!」
上条「くッ!バルザイの偃月刀!」
上条の声にひかれて魔刃がその手に姿を現す。
上条「本当に出てきた!?」
偃月刀が出てきたところでイタクァが上条から離れる。
上条の右手によってその姿は先ほどと同じ大きさになっていた。<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<>sage<>2010/12/30(木) 02:06:08.33 ID:S82YnO.o<>上条(これなら・・・ッ!)
最初に突進を受けたときに見えた場所へと
核があるはずの体の中心部へ目掛けて
上条「どうだッ!?」
偃月刀を投げる。
イタ/クァ
上下に分断されたイタクァは今度は再生することもなく消えていく。
標的を切り裂いた偃月刀はそのままブーメランのように上条のもとへと戻ってくる
上条「うわ!?」
かろうじて左手で受け止めることができた
上条「・・・一番危なかったのって偃月刀じゃないか?」<>
以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします<><>2010/12/30(木) 02:24:20.98 ID:S82YnO.o<>区切りもいいしこの辺で終了
勝手にQ&A
Q、なんで上条さん魔術使っちゃってるの?
A、ご都合主義
無理やりな解釈として、
開発された人は回路が違って死に掛けるが魔術は使える。+魔翌力の流れが変電所上条じゃなくて変電所インデックスに行く感じ
Q、バルザイは消えないの?
A、物質として固定されてる感じ。インデックスが無限の剣製扱い<>
あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 00:09:23.06 ID:XytULwko<>さぁ!あげてこうか!
〜人通りのない路地〜
みなさんお待ちかね「『ド』〜は、ド〜クターの、『ド』〜」
みなさんお待ちかね「『ク』〜は、クリスマス〜・・・」
みなさんお待ちかね「『タ』〜は、タクレ・・・・・・」
九郎「何だその歌は!」
西博士「なんだかんだと聞かれたら!」
エルザ「答えてあげるが世の情け!」
アル「別に答えずとも良いわ!」
西博士「なかなか酷いじゃないか古文書」
エルザ「ダーリン、愛してるロボ」
九郎「だぁー!そんな場合じゃねぇだろうが!!」
九郎「てーか競争だなんだとか言ってたのはなんなんだよ!?」
西博士「・・・過去は振り返らない。つらい過去よりも、未来に希望を抱いて進むほうがきっといい。」
エルザ「・・・過去なんて捨てたロボ。私には、あなた一人さえいればいいロボ。」<>
あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/04(火) 00:29:48.94 ID:XytULwko<>九郎「面倒だ・・・世界観の違うやつを相手にするのは・・・」
アル「なんだと、このロボ娘が!」
九郎「・・・アル?」
アル「妾は過去になどならぬからな!九郎は妾のものだ!」
九郎「・・・ついにアルが遠いところへ・・・」
西博士「フフフ、たった今!この場から始まる我輩レジェンド!」
西博士「大十字九郎!今日が貴様の、ラララ命日だ〜」
九郎「いきなりなんだよ!?その前にアレをどうにかすんだろうが!!」
飛び回るアレ、偃月刀
アル「不覚ッ!彼奴等の口車に乗ってしまったか!」
九郎「なんでもいいからさっさと片付けるぞ!」
エルザ「阻止!加えて拘束ロボ!」
九郎「抱きつくな!」
西博士「くふふふ、それなりの悲しみと少しの絶望、それに一握りの欲望をプロによる繊細な匙加減で加え、丁寧にこねられたような複雑な心境のままに神妙にお縄につけぃ!!」
九郎「くそっ!どうする気だ!」<>
あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/04(火) 00:46:56.98 ID:XytULwko<>西博士「こうするのである!」
手に持ったギターケースをなにげなく振り回す西博士。
その先には、
ガン
なんとバルザイの偃月刀が!
九郎「・・・なん・・・・・・だと・・・・・?」
アル「そんな!?」
エルザ「ありえないロボ!!」
西博士「なんだとーぅ!?」
九郎「ってなんでお前が驚いてんだよ!!」
西博士「これはまさに幸運!何の女神かは知らないが我輩に微笑みかけたのであーる!」
西博士「微笑むどころかむしろ踊ったと言っても過言ではないだろう。だが安心するのである大十字九郎!」
西博士「この世にとっては百年、いや、10万年に一人と言われた大・天・才!であるこの我輩、ドクタァーウエェェストォ!が生まれたこと自体が幸運であるからして!」
九郎「大天災の間違いだろうが!」<>
あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 01:07:16.20 ID:XytULwko<>西博士「とにかく、このまま我輩たちはおさらばするのである!」
西博士「だが忘れることなかれ大十字九郎!我輩は必ず帰ってくる!」
西博士「それは黄昏に沈んだ夕日が暁に昇るかのごとく悠然と・・・」
西博士「だが我輩と太陽は違う。なぜならば我輩は沈むことなどナッシン!であるから」
西博士「しかし!世の中には沈まない太陽があるという」
西博士「その太陽は我輩と同じく常に明るく照らし続ける」
西博士「そう!我輩は人々を、この世のすべてを照らす太陽である!」
九郎「照らされてたまるか!」
西博士「そうこう言っているうちに準備は整った」
西博士「エルザ!ここのところは全力で撤退!明日への遁走である!」
エルザ「転進!転進!退却にあらずロボー!」
九郎「待て!ってなんだこの縄は!頑丈すぎだろ!!」
九郎「くそ!逃げられたか」
アル「あやつは何が言いたかったのだ・・・」
アル「太陽と一緒にするなと言っておきながら最後は自分は太陽だなどと・・・」
九郎「・・・深く考えるな、あいつの頭の中はきっと魔導書以上に精神汚染されちまう・・・」
アル「・・・」<>
あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 01:27:35.32 ID:XytULwko<>〜号外〜
佐天「今日はちょっと遅くなっちゃったなー」
佐天「・・・こっち、ちょっと危ないけど近道なんだよね〜・・・」
佐天「よし!急いでいけばこわくない、行こう!」
彼女が今から通るのは、少し奥まったところにある道。
不良たちがたむろするのにちょうどよさそうなところだ。
駆け抜ける最中に声が聞こえて、そちらへ向いてしまった。
目撃したのは女性が不良に絡まれているさま
・・・とても扇情的な姿をした褐色の女性に、不良が絡んでいる。
不良 い「ねーちゃんよぉ、なんてかっこしてんだよ」
不良 ろ「そんな格好しちゃってさ、何が目的なのかな?」
不良 は「べ、別にアンタなんかに興味なんてないんだからね!こんなところでそんな格好はこんなに危ないって教えに来ただけなんだから!」
佐天(ツンデレ風・・・じゃない、助けないと!)
不良 4「ほんとさ、やべーよ。もうほんとやべぇ」
不良 4「そんなんやべーって、マジ、っべーよアンタ」
不良 4「べーわ、そんなかっこしちゃってまじで、べーよ」<>
あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/04(火) 01:39:26.92 ID:XytULwko<>佐天「こっちです!警備員さん!」
不良's「警備員!?っべぇよ、ずらかんぞ!」
不良が散っていって残るのは佐天と褐色の女性。
女性の瞳が、佐天を捕らえ、妖しく輝く。
佐天「大丈夫ですか?」
返事はなく、ゆらりとその身を動かす。
佐天「えっと、大丈夫そうなら私はこれで・・・」
そうは言うが、何故か目をそらすことさえままならない。
追い詰められた佐天は何を思ったのか突撃を敢行する
佐天「ごめんなすってぇ!」ガッ
はずだったのだが、女性を巻き込む形で転ぶ。<>
あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<><>2011/01/04(火) 01:47:17.65 ID:XytULwko<>佐天「んう・・・」
ものの見事に折り重なる
唇が。
佐天「ふわっ!?あの!!これはその、熱ッ!?」
突然熱くなった右手を見てみると
佐天「なにこれ?」
よくわからない模様が浮かんでいた。
佐天「・・・いつになったら放してくれるの?」
衝撃的な、佐天と学園都市製クトゥグアとの出会い
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<>
あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/04(火) 01:55:01.51 ID:XytULwko<>デモベ関係ない小ネタ
*************
初春「佐天さん、今日はご飯時に家に呼ぶなんてどうしたんですか?」
佐天「今日は山羊のお肉が手に入ったので初春もどうかと」
初春「山羊ですか。食べたことありませんね」
佐天「なんか珍しいやつで、確か『黒き豊穣の女神』っていうやつなんだって」
初春「付け合せにヨーグルト=ソースですか?」
佐天「よくわかったね」
初春「そんなもん食えるか!!」
*********************<>
あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/04(火) 02:00:04.15 ID:XytULwko<>今日は終了。
佐天さんの話は続きません。小ネタとか変なところでからませたりするかも。
クトゥグアがあぶれちゃったから適当に処理したってわけじゃないよ。むしろあぶれたのは神裂の方
佐天さんニャル子ポジでヤリタカッタダケー<>
あはっぴぃにゅうにゃぁ2011!<>sage<>2011/01/04(火) 11:20:34.51 ID:B8kiDoDO<>ニャル子サテン「フォマルハウトより来たれ……クー子!」
こうでせうか?<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/05(水) 22:59:21.88 ID:o/DE.X2o<>今日も元気だらっきょがうまい!
食べたことないけど
>>110
クー子「・・・るいこ、体が熱いの・・・」
佐天「もとからでしょうが!ていうかそんな状態で来ないでください。もえちゃうでしょうが!」
クー子「・・・そんな、もえるだなんて・・・でも、わたしは、るいこがしてくれることなら・・・」
こんな感じ
マジ、っべーわ。全然続けられる気がしない
とりあえず本編進めよう<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/05(水) 23:27:18.69 ID:o/DE.X2o<>〜上条宅、は狭いので公園(ナコタスとか書いてあった)〜
九郎「こんなとこか」
日も暮れて集合した一行。
ちょうど本日の成果を確認をし終わったところだ。
上条「・・・あと残ってるのは」
ステイル「4体だね」
アル「ロイガーとツァール、クトゥグアにニトクリスの鏡だな」
上条「人魂のほうは放っておいてもいいくらいに何もしてないんだけどな」
土御門「ここで魔術はご法度だからにゃー」
アル「どのみちそのままにしておくわけにはいかんだろう」
九郎「存在自体が罪みたいなもんだからな」
神裂「それで、どうしましょうか」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/05(水) 23:46:36.77 ID:o/DE.X2o<>九郎「今日はもういいだろ。ドクターウェストも探したいし、なんかあったらこっちで対処するさ」
ステイル「そうだね。彼女もなにやら疲れているみたいだし」
そういってインデックスへと視線を向ける。
禁書「そうかも。いつもよりおなかがすいた気がするんだよ」
上条「い、今まで以上に食べる気だったりするのでせうか?」
禁書「少しくらいは多くなるかもしれないんだよ」
上条「不幸だ・・・」
九郎「・・・がんばれ。塩と水があれば少しは大丈夫だ」
上条「・・・具体的な上に妙な説得力が」
アル「気にするでない」
上条「ま、なんとかなるか」
ステイル「明日は今日と同じような時間でいいのかな?」
アル「それでいいだろうな」
上条「じゃあ、そういうことで解散といきますか」
という感じで解散する一行だった<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/06(木) 00:01:45.84 ID:XXIv4Awo<>〜帰り道〜
上条「他のやつもあんなんなのかな・・・」
土御門「危ないのはクトゥグアかにゃー。ニトクリスの鏡も別方向に危ない気がするけど」
神裂「話に聞いてたより厄介な気がしますね」
禁書「説明されたのは概要だったし、できることは想像以上かも」
ステイル「おっと、僕達はこっちだ」
上条「・・・そんな気はしてたが近いとこだったんだな」
ステイル「君がいるとはいえ近くにいるにこしたことはないからね」
ステイル「休暇のようなもののはずだったんだけどこんな自体だし、なおさら都合がいい」
禁書「ちょっと過保護かも」
上条「仕方ないさ。それくらいこいつらもインデックスが心配なんだ」
ステイル「当然だね」
神裂「なにかあればすぐに駆けつけます。それでは」
上条「ああ、また明日な」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/06(木) 00:23:23.06 ID:XXIv4Awo<>一方(・・・チッ、出てこねェな。今日はもォ帰るか)
〜夜も深まったころ〜
九郎「見つからなかったな」
アル「この程度で見つかっていたら苦労せんよ」
九郎「そうだな。俺達も戻るか」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
翌朝
「う〜〜〜い〜〜〜は〜〜〜る〜〜〜」
バサッ
初春「ひゃあ!?佐天さん!?やめてくださいとあれほど!!」
??「・・・下着が見たいなら言ってくれればいいのに・・・るいこにならいくらでも・・・」
??「・・・それどころか・・・・っん・・・この薄布の内側だって・・・」
佐天「ストップストーーーーップ!ちょっと落ち着こうか!?二人きりじゃないんだよ!?」
??「・・・え?・・・・二人きりならいいの・・・・?」
初春「二人きりでも駄目です!というか誰ですかこの子は?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/06(木) 00:45:03.85 ID:XXIv4Awo<>??「・・・お花畑には関係ない・・・・」
佐天「昨日帰り道で知り合ってね。不思議な子」
佐天「名前はクーっていうの」
初春「不思議な子・・・おかしな子と言った方がいいのでは・・・」
クー「・・・頭がお花畑におかしいとか言われたくない・・・・」
初春「・・・・・#」
初春「それでどうして佐天さんと知り合ったんですか?」
クー「・・・お花畑は知らなくていい・・・・・るいことわたしだけの愛のメモリー・・・・」
初春「・・・美しい人生と限りない喜びを終わらせてあげましょうか?」
佐天「まぁまぁ落ち着いて、最初から話そうと思ってたから」
初春「・・・長くなるようなら三行でお願いします」
クー「気が付いたらここにいた」
クー「暇つぶしをしていた」
クー「不良に絡まれた」
クー「るいこが不良から助けてくれた」
初春「なんで四行ですか!?しかも、そこはあなたが答えるんですね」
初春「それにこんな小さい子に絡む不良とか・・・」
佐天「絡まれてたときは大きかったんだけどね・・・」
初春「・・・・えっ?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/06(木) 01:08:01.67 ID:XXIv4Awo<>初春「どういうことですか?それ」
佐天「わたしも聞いたんだけどね。自分は炎の神性だーとか不思議なこと言うんだよ」
クー「・・・邪神系少女・・・・通りすがりの生ける炎・・・・」
初春「・・・・・お名前は?」
クー「・・・人に名を尋ねるときは・・・・」
佐天「最初に言ったと思うけど?」
初春「・・・正式名称は?」
クー「・・・クトゥグア・・・・」
初春「魚座に帰れ!」
クー「・・・・お花畑がひどい・・・・ここでも星座差別が・・・・・」
佐天「星座差別は知らないけど・・・初春はこの子のこと知ってるの?」
クー「・・・・るいこ・・・世の中には知らなくていいことが・・・・・」
〜少女説明中〜
初春「・・・ということなんです」
佐天「へぇ〜・・・」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/06(木) 01:33:01.06 ID:XXIv4Awo<>日の当たり方によって赤にも紅にも朱にも見える髪をしたすごく長いツインテールの少女についてざっと説明
佐天「初春さんさすがです。今度なにか差し入れしてあげちゃいます」
初春「小説のことを現実として立ち会うとは思いませんでした」
クー「・・・お花畑・・・・・この世には不思議がいっぱい・・・・でも・・・一番不思議なのは人間・・・・・」
初春「お花畑言うのやめてください!私には初春飾利という名前があるんです!」
佐天「さすがにお花畑はやめてあげてね」
クー「・・・わかった・・・・」
九郎「お、なんか久しぶりだな。ご両人・・・と、誰?」
佐天「クーちゃんです」
クー「・・・わたし・・・・ちょっと用事が・・・・・」
佐天「え?」
初春「え?」
九郎「え?」
アル「なるほどな」
<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/06(木) 01:47:14.75 ID:XXIv4Awo<>クー「・・・るいこ・・・・ベッドで待ってるね・・・・・」
初春「部屋で待ちなさいよ!?むしろ部屋でも待たないでください!」
アル「ククク、どこへ行こうというのかね?」ガシッ
先回りしてクーの肩を掴む。
サラマンダーよりはやーい
九郎「いきなりどうしたってんだよ」
アル「こやつ、クトゥグアだ。何かおかしいと思ったのだがそうだったとはな。クカカカカ」
アル「ちゃんちゃらおかしくてへそが茶を沸かすわ!」
九郎「もちっと萌えキャラっぽく振舞えよ・・・引かれてるぞ」
佐天(・・・・顔こわい)
初春「そのまま、そのまま処分しちゃってください!」(・・・こわいよぉ><)
初春「しまった!本音と建前が逆に!!」
九郎「あれ?この子なんか怖い」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/06(木) 01:59:24.20 ID:XXIv4Awo<>アル「ふん。それよりもこやつはどうしてくれようか・・・」
佐天「待って!その子は悪い子じゃないよ!」
アル「ほほう。最近ここで噂になってる炎の犬っころがこやつだと知ってもまだそんなことが言えるかな?」
佐天「そうなんですか?」
初春「そうなんじゃないかと思いましたがやはりそうでしたか」
アル「そうだ。こやつは」
初春「先ほど説明しました噂になってることだけで十分ですありがとうございました」
アル「・・・」
佐天「・・・・はっ!たとえ噂の通りだったとしても、今はもうそんなことしないんです」
クー「・・・・ぼくはわるいクトゥグアじゃないよ・・・・」
九郎「・・・ほっといてもいいじゃねぇか、な?悪さもしないってんだし」
九郎「小さい子いじめてるみたいでしのびねぇよ」
アル「かまわんよ」
佐天「え?」
クー「え?」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/06(木) 02:10:01.11 ID:XXIv4Awo<>今日は終了
なんか収拾が付かなくなってきた気がするけど気にしない。
上条さんの話どうしよう。話がややこしくなりそうだけどどうしよう。
上条さんにそげぶされる理由何にしよう。
次回はクーと佐天による愛と肉欲とポロリが満載のギャグ回!
嘘です。何も考えてません。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/06(木) 03:12:41.01 ID:7TC9JXIo<>上条さんは「俺が気に入らないから殴る」の人だから
適当に相手を全否定するように言葉を選べば良いと思うよ!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/07(金) 23:11:57.01 ID:ZwlA4XQo<>よし、上条さんには適当に不幸という単語を聞かせて殴ってもらうことにしよう
上条さんの話は変に広げないで適当にまとめる方向で行くことにした
次から進めるよ<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/07(金) 23:52:52.90 ID:ZwlA4XQo<>アル「何故かはわからんが契約したようだな」
九郎「そのほうが厄介なんじゃ・・・?」
アル「忘れたか?魔道書が使える力は基本、術者に左右される」
九郎「そういえば、クラウディウスとシュリュズベリィ先生がそうだったな」
アル「そうだ」
アル「そして、こやつの主は・・・」
クー「・・・・わたしの全てはるいこのもの・・・・・命令したりされたりも・・・・はぁはぁ・・・・いいかも・・・・・」
クー「・・・るいこ・・・・命令してもいいよ・・・・?・・・どんな鬼畜安価でもわたしはかまわない・・・・ふぅ・・・」
佐天「トリガーはどこ!?いきなり発情するトリガーはどこなの!?」
アル「・・・・・とにかく、自分から縛られたのだ。あのままの方が自由だったろうにな」
クー「・・・・縛られるのも悪くない・・・・っん・・・目隠しとかあるとさらにもえる・・・・」
初春「いきなりなんなんですか、この子はなに言っちゃってるんですか!?」
九郎「・・・・そうか、悪くないか・・・」
佐天「え?なに?なに決意したような凛々しい表情してるの?」
アル「・・・・阿呆が」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/08(土) 00:26:34.54 ID:RtjBtdAo<>〜お昼休みはウキウキウォッチン♪〜
土御門「カミや〜ん。昼だにゃー」
上条「・・・はっ!?」
上条「もう昼か?なんだか今まで何をしていたのか全然思い出せないんだが・・・・」
土御門「最近聞くようになった症状だにゃー。紅王症候群といって時間が吹き飛んだように感じるらしいにゃー」
上条「・・・紅王症候群」
上条「そうだ、土御門は噂がどうなったかわかるか?」
土御門「聞かなくなったぜぃ」
上条「そうか」
土御門「残りはあと一つだそうだぜぃ、カミやん」
上条「?減ったな?大十字さんがやったのかな?」
土御門「そんな感じだにゃー」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/08(土) 00:56:28.83 ID:RtjBtdAo<>〜夕方〜
禁書「今日も張り切って行くんだよ!」
九郎「うおっ!?もうそんな時間か!?」
九郎「朝から今まで思い出せないんだが・・・」
上条「・・・俺もだ。また紅王症候群か・・・。疲れてるのかな?」
ステイル「それなら君は休んでいるかい?なに、インデックスは責任をとって僕が引き取ろう」
上条「やすまねぇよ。てかなんだよ、責任を取って引き取るって。それを言うなら責任を持って引き受けるだろ・・・」
神裂「漫才をするのはかまいませんが、そろそろ行きましょう」
九郎「そうだな。細かいことは昨日と同じでいいか」
一同はそれぞれに散っていく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
一方(・・・・チッ、今日もか。他にも動いてるやつがいるンだしそいつらに任しときゃァいいだろォが)
土御門から「残り1体だよ〜ん」と聞いた一方通行は今日も街をふらつく
一方(そういやあいつ、俺には倒せねェみてェに言ってやがった割にはあンまり驚いてなかったな)<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 01:31:31.08 ID:RtjBtdAo<>考えても仕方がないので思考を切り替える。
一方(残りが1体ならとっとと片付けるかァ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ドドドドドド
九郎「なんでいきなりこんな展開にぃ!!」
アル「ふっ。質で勝てないのなら量で勝負か。まだ足りぬわッ!!」
九郎「いくらなんでも多すぎだろこれ!?」
アル「がんばれ九郎!立ち向かえ九郎!負けるな九郎!!」
九郎「畜生ッ!!やってやんよ!こうなったらやけっぱちだぁー!!」
大量の雑魚を相手にするために九郎の出番なし
アル「なんだと!?この妾の舞うように美しく、百魔獣の王より勇ましく戦う姿が描写されんというのか!?」
雑魚をちぎっては投げするだけでしょうに。ていうか地の文に文句つけないでください
アル「それならば妾の勇姿をだな・・・・」
勇姿をって言うけど、小っちゃくなって九郎についてるだけでしょうが。次いきます
アル「」<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 02:10:51.27 ID:RtjBtdAo<>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
街を歩く一方通行。
見つけたら倒せくらいにしか指示を出されていないために歩き回るしか出来なかった。
一方「せめてどこに出てくるとかわかりゃァなァ」
誰に言うでもなく愚痴をこぼす一方通行。
そのとき一方通行の前に立ちはだかる影が一つ
一方「あァ?何でてめェがここにいンだ?」
立ちはだかる影は仁王立ちをしているが、威圧感がなかった。
小柄だから。
目の前の人影からは返事がない。
一方「・・・チッ、こっちは忙しいンだよ。とっととおうちへ帰ンな」
一方通行の言葉を無視していきなり襲い掛かる!<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 02:18:56.33 ID:RtjBtdAo<>今日は終了
いい文章が思いつかない・・・
次回は魔装少女になった打ち止めが一方通行と戦い、深い絆で結ばれる三文しb・・・素敵なドラマ!
打ち止め「わたしは強くなった・・・誰よりも・・・・だから・・・・・・だから、あなたのお嫁さんにしてください!!!」
一方「ハイ!よろこんでェ!!」
嘘です。何も考えてません。<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<>sage<>2011/01/08(土) 18:58:22.51 ID:5UahGkSO<>まさかこの間思い付いたネタがすでにあったとは……
まあ自分じゃ書けないからむしろ嬉しい支援<>
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします<><>2011/01/14(金) 00:18:46.80 ID:YCwi/3TNo<>長らくお待たせしてしまいすいません
支援ありがとう
今日もがんばるぞー