VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:35:52.42 ID:Hj1BUdYi0<>注意*この話には ア ッ ー な表現が多数含まれます。
閲覧の際にはご注意ください。

またこの作品は元はやる夫系で展開しようと思ったものですが
思い直して、再考案したものです。
そのため、やる夫系のノリも多数含まれています。
<>オーキド「そこにモンスターボールがあるじゃろう?」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:36:20.94 ID:Hj1BUdYi0<> その日オーキド博士は悩んでいた。
少し前にポケモン図鑑を完成させるために旅立った二人の少年、
しかし、たった二人の少年がこの世界にいる全てのポケモンを本当に発見できるのだろうか?
そんな事を思いながら、オーキド博士は論文を書いていた。

「ううむ、どうにも良い文面が思い浮かばない」

ふうと、溜息をついたオーキドは気晴らしに携帯を開いた。
そして、一通のメールが来ている事を知った。

「こ、これは……」

メールの送り主、それは…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:37:26.65 ID:Hj1BUdYi0<> マサラタウンに一軒だけある、自動車修理工場。
いままで、その主が不在という事を告げていたシャッターが、
一人の青いツナギを着た男によって開けられる。

「ひゅう、暫く帰らない内に随分と埃まみれになっちまってるじゃないの」

男の名前は阿部高和
ノンケでも食っちまう良い男だ。

「さーて、まずは軽く掃除でもするかな」

箒を取り出し軽く床を掃く。

「すいません阿部高和さんいらっしゃいうわ!なんだこの埃は!」

掃除の最中にやってきた白衣を着た男、宙を舞う埃の量に驚き
口を手で押さえ、埃を払う。

「ん、俺が阿部高和だけど……自動車修理なら明日にしてくれないか?
 見ての通り、掃除中でね」

「いえ、実はオーキド博士が貴方に至急お会いしたいと」

「へぇ、オーキドがね……なら、ちょっくら行ってくるとしますか」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:38:32.71 ID:Hj1BUdYi0<> オーキド博士の研究所

「よぉ、やってきてやったぜ博士」

「おぉ阿部君か!ざっと3ヶ月ぶりじゃな」

「ああ、あっちの男達も中々に良い男がいたぜ」

「その話は追々聞くとして……実は君に頼みがある」

「頼み?良い男の頼みと聞いちゃあ断れないね」

阿部の言葉を聞いたオーキド博士は、阿部を近くのテーブルに
つれてきた。

「そこにモンスターボールがあるじゃろう?」

テーブルの上に置かれた一つのモンスターボール。
モンスターボールとは、この世界に存在するポケモンという生物を
捕獲し、服従させる人類の英知が生み出した、代物。

「君に頼みたい事はたった一つじゃ……
 どうかポケモン図鑑を完成させて欲しい!」

ポケモン図鑑とは、ポケモンの詳細な情報を記録できる優れた図鑑である。
そのポケモンに出会えば、目撃情報等を元に、大まかな分布図等が展開される。
また、そのポケモンを捕まえれば、自動的に詳細な情報が記録される代物。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:40:10.36 ID:Hj1BUdYi0<> 「へぇ……ポケモン図鑑ねぇ」

「実は既に、ワシの孫ともう一人少年にポケモン図鑑の完成を頼んでおるのだが……
 いかんせん、二人しかおらん。
 このままでは、図鑑が完成するまえに今より老いぼれてくたばる恐れがあるのじゃ!
 よって、阿部君にもポケモン図鑑の完成を手伝ってもらいたいのじゃ」

「あいよ、そういう事なら阿部さんにお任せだ」

「おお、やってくれるか阿部君!
 流石は、今までワシが出会った中で最高の良い男じゃ」

オーキド博士、ポケモン学界で知らぬ人はいない言われる程の男だが、
実は彼は裏の顔がある。それはノンケでも食っちまう男という顔である。

「では、そこのモンスターボールを手にとってくれ……
 その中には至急君のためにと、取り寄せたポケモンが入っている」

「へぇ、どんなポケモンを取り寄せてくれたんだい?」

阿部が早速モンスターボールからポケモンを出すと、少々ポッチャリとしたピカチュウが飛び出してきた。

(うはwwwwwwwwwwwwやっと外にでられたおwwwwwwwwwwwwww)

「へぇ、ピカチュウじゃないの……結構珍しいポケモンらしいけど貰っちゃっていいのかい?」

「うむ、そのピカチュウはちょっと問題児でな……引き取り手がいなかったポケモンなんじゃ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:41:36.38 ID:Hj1BUdYi0<> つまりは、厄介払いである。
だが、その問題児を阿部に押し付けたのは、ただ厄介払いしたかっただけではない……
長年の勘が、阿部ならどんな問題児でもたちまち手なづけてしまうだろうと告げていたのだ。

「さっそくじゃが、その子にニックネームでもつけてはどうかね?」

(ニックネーム?名づけるならカッコイイ名前にして欲しいお)

「そうだな、やる時はやるっていう顔してるから、『やる夫』っていう名前にでもするか」

(やる夫かお、まあまあ良い名前じゃないかお)

「うむ、やる夫も喜んでおるようじゃな!」

「そんじゃ、ポケモン図鑑も受け取ったし、俺は明日の準備のために
 一旦帰らせてもらうぜ」

「ああ、よろしく頼むぞ……阿部君」

(うはwwwwwwこれからやる夫の輝かしい生活が始まるおwwwwwwwwww
 世の中の勝ち組ktkrwwwwwwwwwwww)バンバン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:44:04.59 ID:Hj1BUdYi0<> 自動車修理工場

「さーて、だいたいの準備は出来たことだし……
 まずは貰ったポケモンと親睦を深めようじゃないの」

突然の背筋の寒気に驚き、阿部の顔を見上げるやる夫……

(な、なんだお……突然、この男から恐怖を感じるお!)

「ムチムチとして美味そうじゃないの……」

やる夫は何故か貞操の危機を感じ取っていた……
しかし、逃げようにも阿部の放つ強烈なプレッシャーの前に
呼吸すら忘れてしまいそうだった。

「さて、じゃあ楽しませて貰おうじゃないの」

阿部がツナギのチャックを下ろし始める。
それを見たやる夫は、突然脳裏にこれまでやる夫という存在が生きてきた
全てが鮮明に思い返される。俗にいう走馬灯という奴である

「さ、今日はとことん楽しませてもらうぜ?」

阿部の一物がやる夫の尻にあてがわれる。

(や、やめるお……や、やる夫はそっちの気は
「 ア ッー !」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:45:49.79 ID:Hj1BUdYi0<> 次の日、阿部はゲッソリとしたやる夫を連れてオーキドの研究所にいた。

「では、これはワシからの餞別じゃ……受け取ってくれ」

阿部はオーキドから120円と捕獲用のモンスターボールを受け取った。

(どっかの国の王様みたいにケチな博士だお……)

「それともう一つ頼みがあるのじゃが……」

「ん、なんだい?阿部さんにできる事ならなんでもやるぜ?」

「では、旅先で良いポケモンを見つけたら、捕まえてワシの所に送っては貰えんかのう?
 ここ最近、良いポケモンが送られてこなくてのう……
 孫達に頼んでもよかったのじゃが、変な目で見られたくはないからのう」

「そういう事なら了解だ……俺の眼鏡に敵った奴を送ってやるよ」

「おおそうか!ではよろしく頼むぞ!」

「そんじゃ、行ってくるぜ」

こうして阿部高和はマサラタウンを後にしたのだった。


現在の阿部の手持ち

ピカチュウ♂(やる夫)
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:47:17.89 ID:Hj1BUdYi0<> トキワシティ

緑溢れる豊かな土地である。
特筆するべきは、最後のジムであるトキワジムと、虫タイプのポケモンが数多く生息する
トキワの森がある事である。

「さーて、トキワシティについたがどうしようかね、やる夫」

(やる夫は一刻も早く、この変態の許から逃げ出したいお)

「まあ、今後の事は追々考えるとして、まずは情報収集といこうか」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:48:35.28 ID:Hj1BUdYi0<> トキワシティのとある公園
ここには、夜な夜ないい男達が集まるハッテン場が存在した。

「ひゅう。どうやらもう始めてるようじゃないの」

(夜にポケモンセンターを出たと思ったら、なんでこんな場所に来てるんだお……)

「よぅ、お楽しみの最中悪いが、俺もまぜてくれよ」

「ほぅ……中々に鍛え抜かれた体だ……
 それに、その瞳孔の鋭さ……素人じゃねぇな」

中でハッテンしていた男達の中で、一番がたいのいい男が阿部に近づいてきた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:50:28.98 ID:Hj1BUdYi0<> 「あんたの名前を聞いてもいいかい?」

「俺は阿部高和さ」

阿部高和、その名前を聞いた途端周囲にざわめきが走った。
突然の男達の同様に、阿部のポケモンであるやる夫は、不安にかられ男達を見渡す。

(一体何事だお……もしかしてこの男、犯罪者かなにかなのかお?)

「成程……お前さんがマサラタウンで今一番HOTな男で有名な阿部高和か……
 会えて光栄だ」

「アンタも中々にいい男のようだな……俺の暴君もご機嫌だぜ」

ツナギの上からでも解るほど、阿部の暴君はいきり立っているのが見て取れた。

「それじゃあ、早速始めるとするかい?」

阿部がツナギのチャックを下ろそうとした時、ガタイのいい男から待ったが飛び出す。

「見た所ポケモントレーナーのようじゃないか……
 なら、まずは俺とポケモンバトルをしてみないか?
 勝ったほうが、負けたほうを美味しくいただくっていう条件でな」

「ほう……それは楽しみじゃないの」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:52:32.15 ID:Hj1BUdYi0<> 「それじゃあやる夫、お前の出番だぜ」

(こ、こんな所でポケモンバトルをするのかお!?)

「へぇピカチュウなんて、中々可愛らしいのつれてるじゃないの……
 少々面が気に食わないが、ムチムチして美味そうだな。
 ま、それはともかく……行って来い!」

男のモンスターボールの中からは一匹のワンリキーが繰り出され、
やる夫を睨みつける。

(な、なんだか強そうだお……でも、ポケモン持ってた人のほうがもっと強そうなんだお……)

「さあ、試合開始といこうか!
 ワンリキー、穴を掘る(♂)だ!」

男の命令を聞き、ワンリキーがすぐさまやる夫めがけて飛び掛る。
しかし、当の阿部はそれをただ黙ってみていた。

(は、早く命令をくれお!なに考えてるんだお!)

やる夫の訴えかけるような目を見ても、阿部は動かない……
阿部、まさかの静観である。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:54:32.39 ID:Hj1BUdYi0<> ブスッッ!

「おうふッ!?」

阿部が黙ってみている内にやる夫は、相手のワンリキーに貫かれた。

「ん〜?そのポケモンは受身が強いのか?
 たしかにMッ気がありそうではあるが……ならこっちはガンガン攻めるとするか!
 ワンリキー、そのまま乱れ突き(♂)だ!」

「んぎゃあああああああああッッ!」

ワンリキーの激しい乱れ突きの前に、たまらず悲鳴をあげるやる夫。
しかし、それでも阿部は動かない……

「よし、止めの溶解液(♂)だ!」

「 ア ッ ー !」

(ど……どうしてやる夫ばかりこんめにあうんだお……)

やる夫戦闘不能 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:56:38.68 ID:Hj1BUdYi0<> 「ん、ポケモンバトルっていうのはこういうものなのかい?」

「え?……
 あんたまさか、ポケモンバトルのヤり方を知らないのかい?」

「ああ、今日ポケモントレーナーになったばかりだからな」

(じ、じゃあ……なんで勝負を受けたんだお……)

「そうだったのかい……なら俺達が手取り足取り、ポケモンバトルの仕方を
 教えてやろう……俺達流のポケモンバトルの仕方だけどよ」

「ひゅう。太っ腹じゃないの」

「なあに、気にするなって事よ」

こうして阿部は、親切な男達にポケモンバトルの方法を教えて貰い
さらにトキワシティの詳しい情報まで頂く事ができた。
ついでに、ポケモンの捕まえ方までレクチャーしてくれた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 21:57:49.51 ID:Hj1BUdYi0<> 次の日

「さあて、それじゃあトキワジムっていうのを見てみるとするかな」

前日の宿泊地であるハッテン場を後にした阿部は、トキワジムへ向かって歩いていた。
ポケモントレーナーの多くが憧れるという、ポケモンリーグ。
その片鱗でも、阿部は見ておこうと思ったのだ。
ところが

「いやー悪いねー、トキワジムは今ジムリーダーが留守だから閉まってるんだよ」

「なんだ、そうなのかい?」

「もし、ジムっていうのを見て周りたかったら、この先のニビシティにもニビジムがあるから
 そこで、ジムの中を見せてもらったらどうだい?」

「へぇ、ニビにもジムがあるのか……
 これはいい事を聞かせてもらったぜ」

「じゃあ、ジムリーダーが帰ってきたら、また会おうぜ」

ガイドの言葉を背に、阿部はトキワジムから離れると、
トキワの森へと向かい始めた。
ニビシティは、トキワの森を抜けた先にあるのだ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 22:00:36.63 ID:Hj1BUdYi0<> トキワの森
高い木々に囲まれ、太陽の光がほとんど地面に届かない程の場所である。
そのため、常に湿気を帯びている事が原因で、様々な虫ポケモンが生息している場所である。
その中でも危険なのが、毒を持つポケモンである。

「やれやれ、やけにジメジメしてるじゃないの」

藪の中を強引に進む阿部、そのおかげであちこちをうろちょろしていた
虫取り少年達は阿部に気づく事はなかった。
だが、虫ポケモン達は容赦なく阿部に牙を剥いた。

「いて、またビードルかよ」

刺された場所をポリポリと掻く阿部、ビードルの持つ毒は危険で、
『普通の人間』ならば、刺された場合すぐに毒消しを飲まなければ
吐き気や、目眩等が襲ってくる。

(ビードルに刺されてもピンピンしてるなんて……あいつ化物かお)

「いてぇwwwwwwwwまたビードルかよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 22:02:03.63 ID:Hj1BUdYi0<> 「あー、毒消し買ってくればよかったな」

(か、体が重い……やる夫はここで死ぬのかお?) 状態異常 毒

つい先ほど、阿部はたまたま目の前に飛び出してきた、ビードルとやる夫を戦わせた。
しかし、阿部がやる夫にどんな技を使わせるか、考えてる最中にビードルの猛攻を
やる夫は受け続けたのである。
その結果がこれ……流石の阿部もこれには反省。

「まあ細かい事はいいか……さて、さっさと森を抜けるとするか」

(や、やる夫が毒を貰ったのは細かい事なのかお……)

しかし、悪い事は続くものである。
それは、トキワの森の出口に差し掛かった時だった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 22:03:43.55 ID:Hj1BUdYi0<> 「なあおっさん、ここを通りたければポケモンバトルで勝負だ!」

突然虫取り少年が藪の中から現れ、阿部に問答無用の勝負をしかけてきた。

「面白いじゃないの、やる夫お前の出番だぜ」

(はぁ……はぁ……目の前が霞んできたお……)

「うわ、なんかすごくやつれてるポケモンが出てきたな……
 でも、容赦しないからね」

虫取り少年はビードルを繰り出した。

「さあやる夫、電気ショックで倒すんだ!」

(も……もうだめだお……こんな事なら、高望みしないで大人しくしてればよかったお)

やる夫は倒れた。

「あれ、なんだか知らないけど勝っちゃったぜ」

阿部は目の前が暗く「んじゃ次は俺の出番だな」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 22:04:39.40 ID:Hj1BUdYi0<> 「ちょwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwポケモンバトルに、トレーナーが出るとかwwwwwwww」

「こないなら、こっちからいくぜ?」

「なっ、本当にやるのかよ!くそ、ビードル!」

「アッー!!」

それは一瞬の出来事だった、阿部に貫かれたビードルは一瞬のうちに果て、
その身を横たわらせていた。

「さて、次はどのポケモンを出すんだい?」

開かれたチャックから覗く暴君が、次の獲物を待ち構えていた。

「こ、こいつ……」

「ん、もう次のポケモンはいないのかい?
 それなら、この勝負俺の勝ちだな」

「あ……あぁ……」

じりじりとにじり寄る阿部の迫力の前に、勝負を挑んだ虫取り少年は何もできなかった。
そういえば前にポケモンスクールで小耳に挟んだことがある。
この世界には、男なら決して挑んではいけない連中がいる事を。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 22:07:00.15 ID:Hj1BUdYi0<> 「うっ……」

虫取り少年が気づいた時、そこは阿部に負けたトキワの森ではなかった。
目が覚めた場所はトキワシティのポケモンセンター前。
慌てて財布の中身を確認したが、賞金を取られた形跡はなかったし
同時に衣服の乱れもなかった。

「た、助かったのか……」

だが、ズボンのポケットの中から一枚の紙が出た時、少年の瞳はその紙に釘付けになった。
―もう少し大人になったら、今回の勝負の賞品を頂きにいくからな―

少年は目の前が真っ暗になった。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 22:08:41.89 ID:Hj1BUdYi0<> 書き溜めが切れたので、一旦終了。

今回はプロローグという事で、あっさり風味に。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/01(火) 22:25:39.39 ID:aFFG83oI0<> じゃないの使いすぎな気が… 
まぁいいか、楽しみにしてるぜ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/01(火) 23:52:15.30 ID:GDTtss6Ro<> これであっさりとかこれからどうなっちまうんだよ…
期待してるぜ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/02(水) 01:06:04.61 ID:Zr2bjFsHo<> きたい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/02(水) 01:55:58.61 ID:ZRmyTiB50<> コレは期待せざるを得ないwww

なんか某ガノタポケモン憂鬱スレ思い出したww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/02(水) 02:10:27.80 ID:S1PYxwQy0<> 期待してくれて嬉しいんだお

という事でニビシティ編はっじまるよー(^p^)/▽ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:11:12.92 ID:S1PYxwQy0<> トキワの森を抜けた阿部は、ニビシティへと到着した。

「街の入り口の看板を見た限りだと、どうやらこの街には博物館があるらしいな、行ってみるか」

(意外な事に博学に興味があるのかお?)

博物館

「なぁにぃ!?大人は入場料1000円だって!?」

「家も経営が厳しいッスからね〜てことで、入場するなら1000円いただきますよ」

(なんというぼったくりだお……景気の悪化は人から色々な物を奪っていくんだお)

「しょうがない博物館は諦めて、この街にもハッテン場がないか探すとするか」

博物館を出た阿部が、街の中を彷徨っていると街の出口へと出てきてしまった。
しかし、そこには一人の屈強な男が通行する者に、厳しい視線を送っていた。

「む、貴様……ポケモントレーナーだな!?」

「ん、一応ポケモントレーナーだが……もしかしてバトルのお誘いかい?」

「この先に進みたければ、ニビシティのジムバッチが無ければ通す事はできん」

「生憎だが、ジムがどこにあるか俺は知らないぜ」

「ならば私が案内してやろう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:12:25.52 ID:S1PYxwQy0<> こうして阿部は、見ず知らずの男に連れられニビジムの前へとやってくる事ができた。

「ひゅう、ここがニビジムか……あちらこちらに岩が転がってるな」

「おーっと、挑戦者さんかい?俺はニビジムのガイドをしてる者だ」

「へぇ、どんな事を教えてくれるんだい?」

「ここのジムのリーダーはタケシはかたくてつよいおとこだ」

「ウホッ……かたくてつよいおとこか」

「そんなジムリーダータケシが好きなタイプは岩タイプ!
 スピードは遅いが、生半可な攻撃じゃ傷一つつかないぜ」

「それは参考になったな……それじゃあ早速挑むとするか」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:14:25.10 ID:S1PYxwQy0<> 「俺はジムリーダーのタケシだ!
 俺の許に来たという事は挑戦と受け取っていいんだな」

「ああ、初めてのジムリーダー戦なんでね、暴君もいきり立ってる所さ」

「ならば、戦う手持ちは互い2匹までだ!」

「おーけい、お互い2匹までだな」

「まずは一番手、イシツブテだ!」

「こっちはやる夫だ!」

(ちょwwwwww岩タイプに電気タイプとかwwwwwwwwせめてけたぐりマンキー捕まえて欲しいおwwwwwwww)

「岩タイプのイシツブテに電気タイプのピカチュウだと……なめているのか」

「いや、俺の手持ちそいつしかいなくてさ」

「たった一匹で、ジム戦に挑むとは……ならば、ジム戦の恐ろしさを思いしらせてやろう!
 イシツブテ、自爆だ!」

イシツブテは自爆をした。

(ちょwwwwwwwwまっwwwwwwww)

巨大な爆発音と共に、辺りに爆発によって生じた熱風が駆け抜けた。
やる夫と対峙したイシツブテは、その原型もとどめる事なく、黒い円状のすすの塊を地面に刻み込み消滅消えていた。
対するやる夫は、自爆によって吹き飛ばされたのか、黒くこげた姿のままバトルフィールドの隅で転がっていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:15:27.38 ID:S1PYxwQy0<> 「イシツブテ戦闘不能!挑戦者のピカチュウも同じく戦闘不能!」

「ジム戦をなめたものの報いというものだ……これに懲りたら、次はもっとポケモンを用意するんだな」

「御託はそれだけか?次のポケモンを早くだせよ」

「なに!?お前の手持ちのポケモンはあいつだけだったはずだぞ!」

「たしかに手持ちはやる夫だけだが」

「ならば、お前の手元には戦えるポケモンはいないはずだ!
 よって、お前の負けは確定している」

「いいや、やる夫は負けたが、まだ俺が残ってるぜ」

阿部は着ていたツナギを脱ぎ捨てると、バトルフィールドの真ん中へと歩き始めた。

「面白い……ポケモンバトルに自ら参戦するとはな……
 だが、俺は相手が人間だからといって、手加減をする気は一切ない!ゆけっイワーク!」

ボールから放たれたイワークは、ジム全体を揺らすほどの地響きをたて、
その全容をバトルフィールドに晒した。

「なかなかでかいじゃないの……」

「さあイワーク!この変態を痛めつけてやれ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:16:17.40 ID:S1PYxwQy0<> 巨体をうねらせながら動いたイワークは、阿部の体を己の体で締め付け始めた。
その攻撃は普通の人間ならば、岩と岩に挟まれるようなものである。
すなわち、末路はトマトケチャップである。

「さあ、イワークが本気を出せばお前の体は一瞬でトマトケチャップになる……
 負けを認めて、とっととこのジムから出て行くんだな」

「生憎だが、阿部さんはいままで自分から負けを認めた事はなくてね」

「そうか、ならば不幸な事故としてこの世から消えてもらう!
 イワークそのまま、その男を潰してしまえ!」

イワークの締め付ける力が急激に上がる。
しかし、締め付けられている阿部本人はとても涼しい顔をしていた。

「おいおい、これで全力かい?
 やる夫の尻のほうがもっといい締め付けをしてたぜ?」

「言ってくれる!イワーク、フルパワーで締め付けろ!」

「おっ、ちょっとはマシになってきたじゃないの……
 でも、俺が求めてる物にはまだまだ足りないねぇ」

刹那、阿部の力により、締め付けていたイワークが弾き飛ばされ
巨大な轟音と共に、バトルフィールドに横たわる。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:17:55.78 ID:S1PYxwQy0<> 「さあ、こっちもそろそろ本気を出すとするか」

「なに!?」

突然阿部の姿がバトルフィールドから消え、それと同時に

「 ア ッ ー !」

イワークは阿部の暴君に貫かれ、あっけなく果ててしまった。

「こ、こんな馬鹿な……あのイワークがこんな変態に負けるなんて」

「さて、バトルに勝ったんだ。ジムバッチを貰うとしようか」

「あ……あぁ、これがニビジムのジムバッチだ」

阿部はタケシからバッチを受け取ると、ツナギのポケットの中に押し込んだ。

「さて、次は賞品の方も頂くとするかな」

「賞品?賞金じゃないのか?」

「いや俺は賞金はいいぜ、代わりにお前の体を頂こうと思う」

「な、なんだって!?」

「さあ、覚悟はいいな」

「く、来るな!」

「や ら な い か」

「アッーー!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:19:26.96 ID:S1PYxwQy0<> 「中々良い具合だったじゃないの……俺の暴君も満足したみたいだぜ」

「ああ、俺も新たな世界への扉を開いた気がするよ」

その先の男達に言葉はいらなかった。
お互いが、握手を交わし阿部はそのままジムを後にした。

「さて、まずはポケモンセンターでやる夫を回復させないとな」

ポケモンセンター

「ねぇ知ってる?最近オツキミ山にロケット団が出没してるって噂」

「なにその名前ふざけてるの?」

黒こげになったやる夫を預けている間、阿部はポケモンセンター内に飛び交う噂に聞き耳を立てていた。
どうやらニビシティとハナダシティの間には、オツキミ山という山があり、そこを超えねばハナダシティには
たどり着かないという事だ。
しかし、そのオツキミ山にはさきほどの話の通り、ロケット団という組織の者が出没しているとの噂が飛び交っていた。

「これは、道中面白そうな事がおきそうじゃないの」

阿部はまだ見ぬ、ロケット団員を思い浮かべ舌なめづりをしていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:20:19.40 ID:S1PYxwQy0<> 「阿部高和さーん!ポケモンの治療が終わりましたよ」

日も沈んだ頃、ようやくやる夫の治療が終わり、阿部の許にやる夫が戻ってきた。

「さーて、そろそろ宿泊地を探さないとな」

ポケモンセンターでは宿泊が出来るのだが、子供以外は宿泊料を取られる。
どこまでも子供に甘い世界である。

「お、やってるようだな」

阿部の今晩の宿泊地、そこはニビシティのハッテン場であった。

(またハッテン場かお……やる夫はあんなむさい男達の性行為を見るのはもううんざりなんだお……
 できればかわいい女の子とにゃんにゃんしたいんだお)

だが、やる夫の願いも虚しく阿部はハッテン場の中へと入っていった。

「やらないか?」

「ウホッいい男」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:21:13.98 ID:S1PYxwQy0<> 次の日

(うぅ……またガチホモ達のポケモンに掘られたお……
 なんで、やる夫ばかりこんなめに会わないといけないんだお……
 世の中不公平だお。
 こうなったら、意地でもこの男から逃げてやるお!)

阿部が目を覚ました時、阿部の許にはやる夫は居なくなっていた。

「おやおや、嫉妬してどこか行っちまったのかな?
 そういえば、二日連続で相手してなかったからな」

流石にほったらかし過ぎたかと、阿部は少し反省をする。
幾ら手持ちといえど、あまりにもやる夫を構ってやらなすぎたと、阿部は今までの事を思い返していた。

「まあ、手持ちのポケモンが居なくなると困るからな……
 早速やる夫を探しにいくとするか」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:22:19.58 ID:S1PYxwQy0<> (あ〜やっと自由が手に入ったお!
 あの男と一緒にいると、開いちゃいけない扉を完全に開いちゃう所だったお……)

阿部の支配から離れたやる夫は自由お謳歌していた。

(そこいくおねーさん、やる夫をゲットしないかお?)

「やーだー、なにこのぶっさいピカチュウwwwwwwwwww
 まじありえないわー」

「ちょっと、誰よこんな所に動くグロ動画放置したの……
 保健所に連絡しなくちゃ」

(くそ、好き勝手言いたい事いいやがって!
 やる夫だって、好きでこんな顔して生まれたくなかったんだお)

「やだー、あのブサチュウ泣いてるわよー、キモーイwwwwwwwwwwww」

「て、いうーかーあの面見てたら、ストレス溜まらない?
 あたしのポケモンで、二度と人里にでれないようにしようか?」

「あー、それいいわねー!
 あんた強いポケモン持ってるでしょ!やっちゃいなよー」

JKはウィンディを繰り出した

(ぎゃああああ!!こ、こいつ等マジでやる夫を亡き者にしようと企んでいるお……
 こんな事なら、やっぱりあの男から離れないほうがよかったお)

「ウィちゃん!大文字で焼き尽くしちゃって!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:23:51.21 ID:S1PYxwQy0<> ニビシティのとある路地裏にあるゴミ箱の中。
その中に、無慈悲にも大文字をくらったやる夫が放り込まれていた。

(うぅ……酷すぎるお……
 やる夫がいったい何をしたっていうんだお……)

(んー?誰かの泣き声がするにょろ〜)

ゴミ箱の下から聞こえる女の声、それもいままで聞いた人間の女の声ではなく
ポケモンの声。やる夫はすぐさま立ち上がると、ゴミ箱から飛び降りた。

(こんにちわ麗しいお嬢さん、やる夫はピカチュウのやる夫ですお!)ドヤッ

(やる夫さんにょろ?ちゅるやはピッピのちゅるやにょろ)

(ピッピっていうと、あのオツキミ山にいるピッピかお?)

(そうにょろ!実はオツキミ山にいるロケット団がちゅるやの仲間をどんどん捕まえているにょろ……
 ちゅるやも捕まったんだけど、なんとか逃げ出す事が出来たんだにょろ)

(そうだったのかお……ちゅるやちゃんも苦労したんだおー)

(そういえば、やる夫君はこんな所でなにしてるんだい?)

(あ……そういえば、やる夫のトレーナーから逃げてる所だったお!)

(逃げてる所?なんか意地悪でもされたにょろ?)

(意地悪というか……男として大事な物を失ったというか……
 色々散々なめにあったんだお)

(そうにょろか……やる夫君も大変にょろね) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:25:10.28 ID:S1PYxwQy0<> 二人が、身の上話に華を咲かせていた頃、阿部は己の暴君を使って着々とやる夫との距離を詰めていた。

「こっちからやる夫の気配を感じるな……だが、同時に別の気配も感じる……
 この感じからすると女のようだな……俺のやる夫を誘惑しようたってそうはいかないぜ」

「待ってろやる夫!お前を誘惑し、堕落させる元は俺が全て絶ってやるからな」

(それからイシツブテの自爆に巻き込まれた後の記憶はほとんどないんだお……
 目を覚ました後は、またハッテン場とかいう場所につれてかれたんだお)

(そ、そうだったにょろか……なんだか凄い人生を送ってきたんだね)

(でも、あの男も酷いけどこの街にいる人間の女も酷いお!
 やる夫の顔をみただけでキモイとかぶっさとか言って!
 しかもなにもしてないのに、大文字までされたんだお)

(そ、そうにょろか……たしかにそれは酷いにょろね)
言えないにょろ、ちゅるやも最初見たときは、ちょっとキモかったなんて

(でも、そのおかげでこうして君に出会えたから全てが悪い「やる夫!」

(こ、この声は……ま、まさか!)

「やっと見つけたぜやる夫……女に酷いめに合わされてはないか?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:26:11.45 ID:S1PYxwQy0<> 「ん?その近くにいるポケモンは……」

阿部はポケモン図鑑を開き、ピッピの詳細な情報を手に入れる。

「ピッピっていうのか……主な生息地はオツキミ山ねぇ
 こいつが別の気配の主か」

(ど、どうしてこんなに早くやる夫を見つける事ができたんだお)

「さて、やる夫も無事見つけた事だし
 一度戻って、もう一度親睦を深めるとしようか」

(や、やる夫はもう二度とお前なんかの手持ちには加わりたくないんだお!)

電光石火を使い逃げるやる夫。
だが、その進路を阿部によって塞がれる。

(ば、馬鹿な!電光石火を超える速度でやる夫の進路をふさぐなんて!?)グニャ〜

「ンフフフフ……そうやって照れて逃げる所もカワイイじゃないの
 今夜はたっぷりかわいがってやるからな」

(あ……あぁ……)

やる夫は感じていた。
この男は、いままで自分のトレーナーになったどの人間よりも規格外なのだと。
そして、自分如きがどのような手を使っても、この男には決して敵わないと本能が告げていた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:27:10.55 ID:S1PYxwQy0<> 「さ、今夜は寝かさないぜやる夫」

(ま、待つにょろ!)

やる夫を抱えその場を去ろうとした時、ちゅるやが阿部の前に飛び出してきた。

(嫌がってるやる夫君を連れて行かせるワケにはいかないっさ!)

「なんだ?もしかして捕まえて欲しいのか?
 悪いが、俺は♀を捕まえる気はないんだ、他を当たってくれ」

(ポケモンを虐待する奴に捕まえて欲しくはないにょろ!
 早くやる夫君を解放しないと、ちゅるやの右手がその頬をはたくにょろよ?)

(や、やめるおちゅるやさん……この男にはそんな脅し通用しないお……
 そんな事より、早く逃げるんだお!)

「なんだ?どうあっても俺を通さない気か……
 と、なるとお前がやる夫を堕落させようとする元凶だな」

(や、やめるお!ちゅるやちゃんを殴るならやる夫を殴るお!)

阿部が抱えているやる夫が、阿部の放つ殺気を感じ取り暴れ始める。
その姿を見た阿部は、少し考え込み始めた。

「成程、そういう事か……
 俺が見ない内にお前も大分いい男になったじゃないの……」

(え?話が見えないんですが) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:29:26.16 ID:S1PYxwQy0<> 「泣ける話じゃないの、見ず知らずの女に頼まれてオツキミ山のロケット団を
 追い出そうとするなんてな……ただ、女の頼みっていうのが少々気に食わないが
 ポケモンと人間の価値観は違うんだろうな」

やる夫は、阿部が何を言っているのかまったく理解できなかったが、
とりあえずうなづいてみた。

「ンフフフフ、嬉しいぜやる夫……
 こんな短時間で、いい男として成長するなんてな
 これは、俺も本腰を入れてお前と向き合わないとな」

(一体なにがどうなってるにょろ?)

(や、やる夫に聞かれても解らないけど、とりあえずちゅるやちゃんは助かったって事だお)

「そんじゃ、ちょっと気に食わないが一応捕まえるとしましょうか」

(にょろ!?)

阿部の投げたモンスターボールにちゅるやは捕らわれ、抵抗むなしくゲットされてしまった。

(なんだろう、素直に喜んじゃいけないのに、とっても嬉しいお……
 この気持ちは一体!?)

「さ、今日はと こ と ん 喜ばしてやるからな」

(詰んだ\(^o^)/) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:30:32.07 ID:S1PYxwQy0<> 阿部の手持ち
ピカチュウ♂(やる夫)
     / ̄ ̄ ̄\
   / ─    ─ \
  /  <○>  <○>  \
  |    (__人__)    |
  \     `⌒J´   /
  /              \
ピッピ♀(ちゅるや)
          , -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
         /:::::/" `ヽ ヽ:::::::\
        /:::::::::/     ヽ ヽ:::::::::ヽ
        l:::::::{:::l ,    ー-j从:ヽ::::.ヽ
        | ::i::ル{レ'     ●` li!:: ト、:::.',
        /⌒)i"●      l|:: ||ノ:::.l
      /   yi ヘ⊃   ,_,⊂⊃l|:: |:::::::::.l
      (  /ス、,ゝ、_ `´   ィ<|:: |_:::::::.l
       '</ |l:::: i "Tーイ'^ァレ'l_::::::.l
        \,,t|l:::: l'ヾ::|三/:://l/ ヽ、'i
         |::|l:::: l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, | :ji
<> ◆XYeK8Y.BAc<><>2011/03/02(水) 02:31:27.62 ID:S1PYxwQy0<> 今回の投下はここまでです。

また、書き溜めができたら投下する予定です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/02(水) 02:45:38.64 ID:EgPK9ZKDO<> ほし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/02(水) 02:57:59.59 ID:+8Bsk7hao<> 阿部さん図鑑完成させる気ねぇな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/02(水) 10:33:55.15 ID:MgjswQvAO<> ポケモン世界、大人の対応はリアルだなwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/02(水) 12:54:31.21 ID:ZRmyTiB50<> 乙乙
>>1はコテハン付けないの?
あと今のところのパーティのレベル教えて欲しいな(阿部さん含めて) <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 21:50:49.57 ID:S1PYxwQy0<> >>47 コテハンは今の所考えてません。
   さらに、Lvに関してはアニメ版と同じように明確に明記しません。
   同時に技も平気で四つ以上使います。
   もう一つ付け加えると、この話はピカチュウ版を意識しています。

という事で、オツキミ山編を始めたいと思います <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 21:51:56.27 ID:S1PYxwQy0<> 「んーー!今日もいい天気じゃないの!絶好の冒険日和だな」

(たいようが……きいろいお……)

「さてと、今日はオツキミ山を抜けてハナダまで行くとしようか。
 だがそのまえに、ロケット団とかいう連中とダンスパーティーをしないとな」

(きのうあれだけ、やる夫を襲っておきながら、なんでこいつはこんなに元気なんだお)

「さあ、いくぜやる夫!」

ハッテン場を出た阿部は、そのままニビシティを抜けオツキミ山へと向かう山道にでた。
その道中、ピクニックボーイやガールに勝負を挑まれたが

「やる夫、電気ショックで蹴散らすんだ」

(なんか、すごくまともにバトルをしてる気がするお)

「ピッピ、お前は適当にやれ」

(なんで命令がいい加減なんだにょろ……)

割と真面目にバトルにこなし、トレーナーを蹴散らしていった。

「おっとここから先は、この山男様が通さないぜ」

「ウホッいい男」

しかし、山男だけは全て阿部の餌食となっていた。 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 21:53:25.19 ID:S1PYxwQy0<> なんやかんやでオツキミ山入り口の前についた阿部。
しかし、オツキミ山の入り口はジュンサー達によって封鎖されていた。

「ただいまオツキミ山内部は、ロケット団と思わしき連中の破壊活動により
 内部崩落する恐れがあるため、立ち入り禁止です」

通行人A「おいおいそりゃねーぜ、どうなってるんだ!?」

通行人B「やれやれ困りましたね、ここしかハナダへ抜けるルートがないというのに」

通行人C「そんな道理、私の無理でこじ開ける!」

通行人D「強行突破はまかせろーバリバリダー」

通行人E「ヤメルーワ」

通行人F「そんな餌で釣られクマー」 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 21:54:25.27 ID:S1PYxwQy0<> 「おいおい、どうなってるんだいこりゃあ……オツキミ山の入り口が封鎖されてるじゃないの
 オマケに、通行人がわんさか集まって、理由を聞くのもめんどくさそうだな」

(これもロケット団の仕業なのかお?)

「しかし困ったな、ここが通れないとなるとどうやってハナダまで行くか……」

(ちゅるやちゃんはここ以外の入り口知らないのかお?)

(いままで洞窟の中で暮らしてたから、実は知らないにょろ……
 ちゅるやがロケット団から逃げ出した時は、もうオツキミ山の外にいにょろ……)

(ということは手詰まりかお……)

「しょうがない、今日の所は野宿でもして過ごすとするか」

(え、ポケモンセンターあるのに宿泊しないのかお!?)

ポケモンセンター無料宿泊は、子供だけの特権です。
ちなみに大人は一泊食事無しで2万円になります。 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 21:55:34.80 ID:S1PYxwQy0<>      {:::::::!     ,}::{     .〃:.:.:.l/:.:/:.:.:.;':.:.:.:.:.:.:|:.!:.:.:.ヽ.:.:..:.:.::\|:.!.:.:..:.ヾ:..:. l:.:..:`.       /:::ノ
     、::::!     〈:::;'    /:.ハ:.:.|:.:.:/:.:.:.∧、:.:.:.:.:.:!:|.:.:..:.:..`:.ミ.、.:.:..l ト.:.:..:.:..';:..:.|.:.:..:.:.',    ./∠_
      }:::{    }::{_ /.:/!:l:.}:.:!:./:!.:.:/:.∧ヽ:.:.:.:!:!`:.:.、.:.:..:.:.:.:.\:l !:.\.:.:.l.:..:l:..:.:..:.:.',   .//ー-、ヽ/7
       {::::二ニ二::::::::ニ,'.:/:.l:.l∧:V:.:|:/l:./ Vヘ\|:!:\:.|`丶、ー=:ミl:!.:.:.:.\!..:.l..:.:..:.:..:.',  .//    〉,、ヽ
      |:Y    `!::}´,':.:'.:.:.!:.V∧V://!:'_  .Vヘ l:ト、:.:.:ト、:..:/≧.、l|ヽ、:.:.:!:.:.l.:.:.:.!:|.:.:.', ,//    // ヾ〉
      |::'     l::! ,::.;.:.:.:.|、:.V∧∨ l;仁≧ミ ヽ|lハヽ:.lヾX >==<、:.\:.|:.:.l\ l.:!:.:.:.',{::、r==ニ7:,、:、
      }:{   ___!:{_l:.:!:.:.:.:l∧:.V:.ゝミ,《 (:い:)ヾゝl!=メ{{、イ,イ{ (:い:) .》`メ、Y、:l:.:.:.:.!:|、:.:.:lゞ、>ゞ、/:/ ヽ}
     ノ;' く::r==、:r l:.l:.:.:.:.l':∧:.\ :.ヽミ≡彡 .,イ 、  ヾ  `ミ≡彡'" //:!:.ハ:.:.:.:l:l.、:.、:!  `ーイ
     {:::ゝ、ヾゝ、__八.| ト:.:.:.:l:.: ∧:.:.:ヽ「     人: : ` .        /;ハ!:.l:.}:.:.:.!:l:.:.:.、ヽ
     `ー'´  `ー='´l:l.!:.:.:.:!:.:.l、.:\:.:.ヽ.     (::ノ::): :ヽ :)        / .|:/ノ.:.:.:.}:l:.:.:.:.ハ}
             .l八:.:.:.!:.:.|.:、:,人⌒        ヽ  ´          lハ:.:.:. ハl.:.:.:.:| __
               マハ  \:!:. l:.:.:ヽ:.ゝ {.,ィ _rー― -‐―- 、 、    /  }:.:./, !:.:.:.:.l }::! 、_/7
               マ:〉 「;'ヽ:.l.ヽ. ハ   ‘、(ヽ _,、_, _  `ヽ}        l.:/ リ:.:.:.., .|::| `¨7;ヘ
             マゝ }{、.!ヽ:.:\!.   ヽー'´:::::::::::::::::::::::`丶く|      リ/ィ:.:.: !.,′!::} r=メ;ゝ、
              }lー=、`:|八:.:.:.:',.     Y Y:.:.:.ヽー:.:.:.:⌒Y ヲ     //:.:.:.:.:.:ハ'  |::{ ゞ=彳⌒
       ー- 、    .,':'  .マ〈⌒.\.:',    に{、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:イ,/     ,/ィ:.:.:.:.:.:./ .,、 .}::;
        ヽ:::ヘ   /::{ __〉:'、___ }:∧.   ゝ`ー=ー‐r‐-イ.ノ       イ .!:./:.:.;' {::;' ゞ:.ヽ
         マハ  \ヽ\、.}:「¨` V:.l::.     ヾミ _ 彡'      ./   |/:.:.:'  l::;  `´
    「ゝ     マ〉   ヽ〉 ヽ'」     V:.:.ヽ   冫ー 二二 イ     /:.:'   .ハ/:,' ./:/,、__ ,}::〉
    マハ     マ〉、__,ィ='ヘ、.    ';!:: .\           /:.:.:.:'   { } | ./:/ ー--==メ/
    マハー----‐'::::´r一 ⌒¨¨     .|:.  :. \         ,ィ.:.:.:.:.:.:'   :.:l!ハ!/:/  ,,,,  .'/
      マr‐一 ¨´ ̄マハ           」:.:.. :.   ` ー = イ:.:.:.:.:.:.:.:,'   :.:.r 、|{::{ .r:ィ¨¨ヾv/
      マ、      マハ     _, イ7 ! :.:.:. :.:.   :.::.:.:.:.:..: ' " .:.:.:,'    >  ト`_.{:::!   〉:ヽ
      マ、    _ヾゝ、_, イ:::::::::::〉 `ゝ、 :.::.:.  ´" "´  .:.:.,:´ _. <     |:::::::>..、イノヾ:〉
       マゝ、 /:r=. イ::::::::::::::::::::/    ` <:.:..     .:.:.,' イ´         !:::::::::::::::::`ヽ、 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 21:56:39.16 ID:S1PYxwQy0<> 「計画通り」ニャッ

「わざとロケット団の活動をリークし、なおかつ派手に宣伝をする。
 その影響で、事態を重く見たジュンサー共はオツキミ山を閉鎖する……
 結果、一番厄介な正義感(笑)あふれる通行人に邪魔をされずに、希少ポケモンピッピの乱獲と
 月の石の大量採取が可能になる!」

「せいぜい邪魔をしてくるジュンサー共も、連れてるポケモンはガーディときたものだ……
 水や地面タイプのポケモンに経験値を与えてくれる彼等にも感謝をしないとな」

ロケット団員5「流石月幹部ですねぇー、お肩お揉みしましょうか?」

ロケット団員6「喉が渇いたら、なんなりとお申し付けくださいねぇ〜ん」

「お前達か……悪いが僕は少し外れる……
 2〜3日したら戻るから、それまではお前達が現場の指揮をとれ」

「了解しました!責任をもって現場監督に当たらせてもらいます!」

「ヘマをするなよ……折角僕がここまでお膳立てをしたんだ」

「わかってますよ〜、どーんと私達に任せて、月幹部は安心して出かけてくださいねぇ〜」

「それじゃあよろしく頼むよ」 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 21:57:31.84 ID:S1PYxwQy0<> 次の日

「申し訳ありませんが、本日もオツキミ山を通行する事はできません!
 現在内部では、私達とロケット団員との激しい死闘が続いており大変危険です」

「ジュンサー達は頼りになる、そう思ってた時期が私にもありました」

「私は我慢弱い!」プンスカ

「くっ、ゴルゴムの仕業か!」プンスカ

「おのれ邪気王!」プンスカ

「クマァァー!!!」プンスカ <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 21:58:39.05 ID:S1PYxwQy0<> 「おやおや、昨日に引き続き今日も通行止めかい。
 その辺で右往左往する人数もどんどん増えてきてるねぇ」

「しかし、このまま通行止めが解除されるまで何もしないってのも退屈だねぇ
 なにかいい暇つぶしはないものか」

「さーさー寄ってらっしゃい見てらっしゃい!
 ここにいるのは、滅多に捕獲ができないレアなポケモンコイキング!
 しかーし、このコイキングが本日限り500円だ!
 こんなチャンス滅多にないよー!?」

「コイキングねぇ……面白そうじゃないの
 ちょっくら見に行くとしますか」

「さー、そこ行くお兄さんお姉さん!
 コイキングを買いませんか?今ならワンコイン(500円)ですよ!」

「よぅ、コイキングってのはどういうポケモンなんだい?」

「お、青いツナギを着たお兄さん!
 コイキングとは、海や川に生息してるポケモンなんだが、これが実は中々捕まえられない!
 そのため滅多に捕獲できないレアなポケモンと言われているんだ!
 だがしかし!今回はそんなレアなポケモンを500円で販売だー!」

「へぇ、レアなポケモンねぇ……
 だが、俺としてはレアなポケモンより中々に鍛え抜かれたあんたの体に興味がある」

ジィィィィィィィ
突然ツナギのチャックを開き、ぱんぱんに膨れ上がった己の暴君を見せる阿部。
目の前の男に興味津々といったご様子だ。 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 21:59:52.07 ID:S1PYxwQy0<> 「ほぅ……中々いいものを持ってるようだが……
 獲物だけでかくても、それを扱うテクがなければ、この俺はイかせられないぜ?」

「ンフフフフ、なら試してみるかい?」

「いいだろう、このおじさんがファックの何たるかをお前さんに教えてやるとしようか」

その日の夜、阿部のテントの中で裸の男達が横になっていた。

「中々いいテクニックだったぜ……」

「ん?なんならもう一回戦いくかい?」

「いやいや、流石に寄る年波には勝てなくてねぇ……
 それにしても、アンタほどのいい男がなんだってこんな所に?」

「実はハナダシティへと行きたいんだが、ご覧の様に通行止めでねぇ……
 困り果てて通行止めが解除されるまで、こうしてるって訳さ」

「たしかに国家権力に喧嘩を売ってまで通行するのは馬鹿馬鹿しいからなぁ……
 なら、一つこのおじさんが手をかしてやろうじゃないの」

「おじさんが知ってるオツキミ山へ入る事ができる裏ルート、教えちゃうよ」

「へぇ、そんなものがあるのかい」

「ただ、あのルートは今ロケット団がわんさかいるから、あまりオススメはしたく
 ないんだけどねぇ」

「なあに、ロケット団員が邪魔をするなら食っちまうだけさ」 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:00:43.90 ID:S1PYxwQy0<> 「中々頼もしいじゃないか!
 だったら、このおじさんにお任せだ」

「期待してるぜ」

次の日

「ニビシティのジュンサーです。
 目の前にいる人達が今にも強行突破しそうで恐ろしいとです。
 特に仮面をつけた人の放つ気が一番やばいとです」

「やれやれ、日にちを追うごとに人の数が増えていくねぇ……
 まあ、俺は裏道を教えてもらうからどうという事はないんだけどね」

(やーっと先に進めるのかお)

(仲間はいったい今どうしてるにょろか……)

オツキミ山の裏道

「この割れ目から、オツキミ山の中へと入れるんだ、
 気をつけていってくるんだぞ」

「あいよ、あんたも息災でな」 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:02:49.12 ID:S1PYxwQy0<> オツキミ山内部

「へぇ、ここがオツキミ山か……
 少し薄暗いが、いい所じゃないの」

(オツキミ山よ、ちゅるやは帰ってきたにょろー)

そのまま内部を見渡しながら歩いていると、Rの文字をつけた服を着ている男二人が
タバコを片手に駄弁っていた。

「この山に住むピッピ達も大分捕獲できたな」

「ああ、後は捕まえたモンスターボールの山を運び出せば俺達捕獲部隊の仕事は終わりだな」

「月の石発掘部隊の方はまだ仕事が遅れてるっていう話だが、大丈夫なのか?」

「さあな、俺達は言われた通りの仕事をしてればいいだけだろ」

「なんという事なかれ主義、でも最近は言われた通りの仕事をしてるだけでも
 上司から駄目だしされる時代、一体どうすればいいんだ」

「その辺に落ちてる木の枝とか石とか売ってこいと言われないだけ
 今の仕事はましだと思うんだ……ポケモン捕まえればいいだけだしな」

「それもそうだな」 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:03:30.89 ID:S1PYxwQy0<> (にょろ……仲間はほとんど捕まっちゃったにょろか……)

(げ、元気だすお!なんとか助け出せばいいだけだお!)

「さて、どうやら連中の雑談タイムも終わったようだし……
 早速頂くとしましようか」

「そこのロケット団!俺とダンスパーティーと洒落込まないか?」

「な、なんだこいつは!?」

「かまわねぇ痛めつけて、ロケット団の恐ろしさを思い知らせてやれ!」

「遅いな、ボールを手に取る前に背後をとっちまったぜ」

「な……なんだと!?」

「さあ、お楽しみといこうか」

「あ、あいぼアッーーー!!!」

「お次は君だな」

「ち、ちかよアッーーー!」 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:04:29.67 ID:S1PYxwQy0<> 「さて、ダンスパーティーはまだまだ始まったばかりだぜ」

その先は阿部の独壇場だった。
片っ端から出会ったロケット団員を掘ってゆく阿部、彼が通った後には
尻穴を掘られ、横たわった者しか存在しなかった。

「た、たすけアッーーー!!」

「さーて、粗方掘り終わったようだが……
 この先から大人数の男達の気配を感じるな」

(かわいそうな男達だお、この男に狙われたら最後……
 やる夫のように必死に逃げても、掘られる運命なんだお)

(ちょっと同情するけど、ちゅるやの仲間に手を出した罪は重いにょろ)

「さあて、デザートを頂くとするか!」

「きたな!あれが侵入者だな」

「うはwwwwwwwwでけぇwwwwwwwwwwwwうらやましすwwwwwwwwww」

「いけぇラッタ!あの男にペスト菌を移してやれ!」

「へぇ……ならやる夫!あのラッタに電磁波をかまして痺れさせてやりな
 後はこの俺がしとめてやる」

(ラッタさんご愁傷様だお……
 でもお前が♂に生まれたのが悪いんだお、やる夫と同じ苦しみを味わうがいいおwwwwwwwwww)バンバン

やる夫の電磁波がラッタに命中し、痺れて動けなくなったラッタの尻穴に阿部のいきり立った暴君が
あてがわれる。 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:05:17.21 ID:S1PYxwQy0<> 「さあ、久々のポケ姦といこうか!」

「アッー!」

一瞬の果てるラッタ、阿部のテクの前では人間もポケモンでも差は存在しないのだ。

「ら、らった!?畜生なんて野郎だ!」

「だったらこっちはベトベターだ!やれるもんならやってみろ!」

「構わん、挿せればいい」ブスリ

「んぎっぢぃぃぃいい!!!」

ベトベター戦闘不能

「さあ、もうポケモンはいないのか?
 ならば、覚悟はできているな?」

「く、こんな所で後ろの貞操を失ってたまるか!
 お前等、捕まえたピッピを繰り出してあいつにけしかけるんだ!」

「ほいさっさ!」 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:06:05.77 ID:S1PYxwQy0<> ロケット団員の次々と繰り出すピッピによって、阿部は周囲を大量のピッピに
取り囲まれてしまった。

(何てことだにょろ……かつての仲間が敵として現れるなんて!)

「ちっ、ほとんどが♀か……阿部さんの息子も萎えてきたよ」

(うはwwwwwwwwちょっとしたハーレム状態だおwwwwwwwwww)

(ウホッいいピカチュウ!あいつは俺達の獲物だな)

(中にはあれな♂のピッピもいるけど)

「さあ、この数相手にどう立ち向かう!?」

「残念だけど、阿部さんの辞書に撤退の文字は存在しないよ。
 よって、鉄拳制裁!」

鈍い重低音が響き、一匹の♀のピッピが一瞬のうちに壁にめり込む。
そこには一切の手加減もいたわりも存在しなかった。

「さあいくぜやる夫!…………とピッピ」

(私はついでにょろか……) <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:06:51.56 ID:S1PYxwQy0<> 「いけピッピ共!あいつ等を病院送りにしちまいな!」

(あのピカチュウは俺達、月の三連星に任せてもらおうか)

(ムチムチしててうまそうだぜ……じゅるり)

(や、やめるお!戦うならやる夫のトレーナーにするお!)

(悪いが俺達は、人間とヤる趣味はない!)

(ふ、ふざけんなおーーー!!)

やる夫の放つ電磁波を、華麗に避けながら月の三連星の三匹はやる夫との距離をじょじょにつめていく

(マッシュ、オルテガ!あのピカチュウにジェットストリームアタックをしかけるぞ!)

((おう!))

(は、早いお!!)

(((ジェットストリームアタック!!!)))

ブスリッ

(ぎゃあああああああああああああ!!!) <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:07:32.11 ID:S1PYxwQy0<> 「やる夫!?」

鉄拳制裁で周りのピッピを吹っ飛ばしていた阿部は、やる夫の悲鳴を聞き
やる夫のほうを向く。
そこにはやる夫を犯す、阿部の目から見ても良いピッピが三匹もいた。

「へぇ……こいつは美味そうなピッピじゃないの……
 人間以外にもこんないい男がいたなんてね」

「いまだピッピ!残った連中で一気にその男をしとめちまうんだ!」

「遅い!」

飛び掛る大勢のピッピの僅かな隙間を潜りぬけ、阿部はやる夫を襲う
月の三連星の一人の背後を取る。

「まずは一匹!」

「がいアッーー!!」

(マッシュがヤられた!?)

(馬鹿な、人間如きがマッシュをイかせるなんて!?)

「次はお前だ!」

「アッーー!!!」

(お、オルテガ!?) <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:08:18.81 ID:S1PYxwQy0<> 「残ったのはお前一匹、いや一人のようだな」

(馬鹿な、俺達月の三連星をたった一人の人間が……)

「さ、淫夢の時間だぜ」

尻にあてがわれた阿部の暴君に気づいた時、ガイアは自分の負けを悟った。
そして同時に、人間界にこれほどの逸材がいた事を喜んだ。

「フンッッ!」

「 ア ッ ー !」

月の三連星ここに墜ちる。

「さあて、ピッピ達の中でもとびきりいい男は食い終わったな。
 残った連中を倒すとしますか」

いい男達と交わった阿部は、先ほどまでとは打って変わり
超高速で、♀のピッピ達に鉄拳制裁を加えてゆく。

「フンッッ!」

阿部が一撃を加えるだけで、余波で周囲にいたピッピ達も吹き飛んでゆく。
さらに、阿部が動くだけで周囲に爆音が響きわたる。
音速の壁を、動くたびに突破しているのだ。 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:09:21.10 ID:S1PYxwQy0<> 「ハァッッ!!」

(にょぶッ!?)

あまりにも激しい阿部の一撃の余波で、ついには近くにいたちゅるやまでも壁の中にめり込む。
だが、その阿部の激しい戦闘にオツキミ山自体が耐え切れなくなってきていた。
ピッピ達が壁にめり込むたびに起きる大小の岩の崩落、それはオツキミ山が崩壊を迎えようとしている
事を告げていた。

「アッー!」

ピッピ達を殲滅し、残ったロケット団員を全て掘った時、阿部の周りには誰一人として
立っている者はいなかった。

「おや、もう終わりかい?案外少ないんだな」

ツナギを着終えた阿部は、転がっていたやる夫とちゅるやをボールに戻すと
先へと進んでいった。 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:10:27.17 ID:S1PYxwQy0<> 「待て!この先にある化石は全部僕んだぞ!たとえロケット団員といえども渡さないぞ!」

「フンッッ!」

「アッー!!」

「残念だが、俺は化石より君の体のほうが欲しいんだ」

理科系の男を掘った阿部は、落ちていた化石を無視しそのまま進んでいく。
もう少しでオツキミ山を抜けるという所で、阿部の前に最後のロケット団員が立ちふさがった。

「待ちな、散々暴れてくれたようだがこの先には通さないぜ!」

「アンタのせいで、アタシ達の計画は失敗!責任とって貰うわよ」

「ん?まだロケット団員が残ってたのか……」

「行けドガース!」

「行きなさいアーボ!ついでにニャース!」

「ニャーはオマケかニャ!」

「へぇ喋るニャースか、珍しいじゃないの」 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:11:17.98 ID:S1PYxwQy0<> 「さあ!お前もポケモンを出せ!」

「悪いが、俺の今の手持ちに戦闘可能な奴は残ってないぜ?
 代わりに俺がお前達の相手をしてやるがな」

「ほぅ、今までの戦闘でオミャーの手持ちは全滅したのかニャ?
 だったらこれはチャンスニャ!こいつを倒して、手持ちのポケモンを奪うニャ!
 あれだけいた部隊を全滅させるほどの強さを持つポケモンを奪えば、
 この失敗も許して貰えるはずだニャ!」

「おぉ!冴えてるなニャース!」

「そうと決まれば、アーボ毒針よ!」

「甘い!」

阿部が全身に力を入れると、アーボの口から放たれた無数の毒針は
皮膚に刺さる事もなく、高音をたてはじかれてゆく。

「な、なによこいつ!?私のアーボの毒針を全部弾いたわよ!?」

「だったらドガース!毒ガスでこいつをやっちまうんだ!」

命令を受けたドガースは、阿部に向けて紫色のガスを吐き出す。

「んー、なんともいえない臭いじゃないの」

だが、阿部はガスが充満するなかでも平然と立っていた。
それどころかガスの中で深呼吸をする余裕すら見せ付けていた。 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:12:11.69 ID:S1PYxwQy0<> 「な、なんだとお!?お前本当に人間か!?」

「いい事を教えてやろう……いい男は毒にかからないんだぜ」

「こ、こいつ化物だニャ!」

「さあ、覚悟は出来たな?」

その場にいた全ての男達が、自分の貞操の危機を感じ取った。
そして同時に、目の前にいた男が突然、とても巨大な存在のように感じ取れた。

「こ、こいつはやばいんじゃないか?」

「に、ニャーもそう思うニャ」

「なーに言ってんのよ、ここでアイツのポケモン奪えなきゃアタシ達に待つのは地獄だけよ!」

「どちらかというと、あいつとも戦うのも地獄というか……手詰まりというか……」

「ンフフフフ、だーれーにしーよーうーかーなー、ゲーイーのかーみーさーまーのーいーうーとーうーりー
 よしニャース、君に決めた!」

「ニャニャ!?」 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:13:42.27 ID:S1PYxwQy0<> だが、阿部がニャースの処女を頂こうとした時、ニャースが持っていた無線機に連絡がはいる。

「ちょっとタイムタイム!」

「ん?なにか緊急事態かい?」

「月幹部からの無線ニャ、出るのが怖いのニャ〜」ピッ

「馬鹿野郎ーーっ!! お前等何をしてたんだ!? ふざけるなーっ!!」

「おおぅ、凄いご立腹じゃないの」

無線機から聞こえるすさまじい剣幕の怒鳴り声は、阿部すらも多少驚かせる程であった。

「じ、実はこれには深いわけがありまして……」

「言い訳は聞きたくない……これほど無能な部下とは思わなかったよ」

「なによ!こっちだって一生懸命やったのよ!
 最年少で幹部になったからって、偉そうな事言ってんじゃないわよ!」

「な、なんだとっ!?……女を殴りたいと本気で思ったのは生まれて初めてだ……」

「だいたいね、毒針も毒ガスも効かない人間なんてどう対処しろって言うのよ!」

「なにぃ!?毒針も毒ガスも効かない!?そんな人間がいるわけないだろっ!」

「でも、今目の前にいるのニャー」 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:14:18.49 ID:S1PYxwQy0<> 「…………もういい分かった。
 今回の失敗には目を瞑ってやる……だが、目の前にいるというならそいつの写真ぐらいとってこい!
 いくら無能でもそれくらいはできるだろ」

「というわけなんで、写真とっていいですか?」

「ん、写真かい?ちょっと待ってくれポーズとるから」

「よし撮ってもいいぜ」
 \                     /       カシャ☆
   \  丶       i.   |     /     ./       /
    \  ヽ      i.   .|  、 `  ̄ ̄ `' ,/      /
      \  ヽ  /⌒ ー-、  i、‐-┬-ー-r i       /
   \      / ヾ 、、、ヽ〉 |},_   _,,| |
        .//  7ヽ_|」」ノ   l´゚゛{ `'゚゛ |Z        -‐
  ー    / ,′  /       ! _''__,   i.イ
 __    /     ,ム-.、       ト. ー /l ゙i         --
     二ヽ    ̄      ̄⌒ヽ_,ィ! , ̄ /  ヽ.、 = 二
   ̄    \  ヽ、__.. 、    !、   /., ___,,`ー-.、      ̄
    -‐    `ヽ、-== 、 У   /´      〃   ',  ‐-
            `ー-、/   /            l
    /          ,'、   ,′       ,ィ、   ハ
            /  l,゚'  ,;l;,    、。, ;ノハ `ー-''  ',  \
    /          }`ー‐个ー  -‐ '' ノ |     l

「じゃあ写真もとった事ですし、今回はこれで……」

「ん、もう帰るのかい?その幹部さんによろしくな」

「わ、解ったのニャ……」 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 22:15:03.63 ID:S1PYxwQy0<> 謎のロケット団員達が消えたすぐ後、阿部の許にジュンサー達がやってきた。

「ちょwwwwwwwwあんたなんで全裸なんですかwwwwwwwwwwww」

「おっと、失礼ロケット団員に写真を求められてね」

「意味が解らないが、来る途中に倒れていたロケット団員は皆アンタが倒したのか?」

「ああ、全部俺が食ったぜ」

「食った?よく解らないが、あのロケット団達を倒すなんてあんた凄いんだな」

「ですが、私達の封鎖を潜り抜けて、オツキミ山に入ったのはいただけません。
 申し訳ないですが、ハナダ署のほうまでご同行願います」

「どうせ連れて行かれるなら、女のアンタじゃなくて、男に連れて行かれたいんだがなぁ」

「何を訳の分からない事を言っているのです!さあ行きますよ!」

「チッ、よりによって女にしょっ引かれるとはな」

「男女差別のつもりですか?」

「いや、そういう訳じゃないんだ。
 ただ、連れて行かれるなら男のほうがよくてな」

「……無駄口は叩かなくて結構です。では行きますよ」 <>
◆XYeK8Y.BAc<><>2011/03/02(水) 22:16:09.20 ID:S1PYxwQy0<> 今回の投下はこれで一旦終了です。 <> ◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 23:15:10.15 ID:S1PYxwQy0<> ちょっとしたオマケ。

ためしにAAに起した時の残骸が発掘できたので投下。
>>50の部分をAAに起したものです。 <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 23:15:57.00 ID:S1PYxwQy0<>              -――――――- 、
          /  '´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `丶 \
          l/             \}
          l   ○ー―――- 、   /    ただいまオツキミ山内部はロケット団と思わしき連中の
          レ-―\          \/     破壊活動により、内部崩落する恐れがあるため
          /    / 丶        \    立ち入り禁止です!
            /    / yヌjト> .        \
        / /⌒| /  /V r┘ノ`7ヌ . ___)
        l {h リ  〈ノ {rー'  /V _) ) |
      |\ } ヽ={     __   フ{ノ ( ( /        /
_____」  `    lヽ   (⌒ マ  -=彡'     _ _ /
\         r=」  \  ニ´  /   __ ノ´/-‐'´
  .>   ___ /  \  \_  イ'´ ̄}V´  / /
/  rー(___)  /^l´c  /__//   |   |         _
 ̄/ /| |    l   /  |  /   //  / |   |   . -‐ '"´
「  /|||   \/  j/   / /  / |  l イ´/
 l/\j \\       __/ ̄l/     \  ` /
ノ\   ̄´} ̄}     /     /|     /´ ̄


.     /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
     /: : : : : : : : : : : : : : : : :.、: : : : : : : : ヽ
.    /: : /:: : : / : : : !:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
   /: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
   |: : |: : : : : |: /  \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
   |: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V    おいおいそりゃねーぜ、どうなってるんだ!?
  < : 」_: : / 〈  ゚ |/  レ  ゚ ..}|:./ヽ: : |
  <:: |. 小{   _,,.. -    、-.,_  レ{: :.|ヽ:|
   厶ヘ ハ         、     {ハ/ V
      \_!      _ '     !
        ヽ    /   `t   /
      ___,r| \  {    / /
    /:/::::| \  ヽ `_⌒ ィ ´
  /::::::/::::::|  \   ´ ∧>、
/:::::::::::/::::::::|    \  /  !\::`ー- 、
::::::::::::::/:::::::::∧    /二\ |::::::ヽ::::::::::::\
::::::::::::/::::::::::::::∧ヽ  /: : : : :}ヽ!::::::::::〉:::::::::::::::! <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 23:16:41.00 ID:S1PYxwQy0<>        , '::::::::〃:::::::::::.i::::::::ヽヽ:ヽ ::::::、::::::::::::::::':::、、,__
     _ィ:::::::::〃::::::::::::l!::!:::::::::::\ヽヽ:::::ヽ:::::::::::::::::::t=ー-.
    _ィシ='7:::〃::::ィ''|!i:::!i::,::::::、::::::ヽ::::::':,',、;,:::::::::::::::::::::ンッy、,_
  ´"  /::::::/:::/,.-ャj:::l 'i!';::::i\::::ヽ:::::::',',',i!::::::::::::::f"''''==-''
     ,.シィ::::::::ソ !. (::)リ! ヘ',:::l,,、ヌ;:::ヽ::::::',',',':::::::::::::::',
    〃 シi::::::::l  `""゛  ` 'リ (:::)ヤ、:ヽ:::!:','::::::::::::::::',
    ' ' .l::::::::l          ヾ'''''" Y:::::::::::::!::::::::::::::::',       やれやれ困りましたね、ここしかハナダへ
      i::/l::::!   ヽ 、       l:::::::::::::::'::::::::ッ::::::',       抜けるルートがないと言うのに。
        l/ !:::'、   ァ、.        !:::::::::::::::::ォ:::::!';::::::',
.       ,!.  |/ ';、. ヾミ.`j       ,イ::ァ:::::::::::::::i '、::',ヤ::::、
        " . ';ヽ     ,、y'´ /シ l::::::ヽ:::::l ヾ; ゛丶
           '|!`=tー:::'"/  /'  ハ::;::::il!';::!
.              'i::: '       リ ソ ヽ'リ、
              !'i   j       ~ヽ
              リ 、 /  ―ー '''"""f,
              / _冫'''~            ',
            / ´   ,、     ̄~ ヽ  'i
           l!~    /         ヽ. !
           ソ.    /   ン      、 ', l
           /    /   /          ', ', 'i
          /    '   /            i. ', l


  /:::.:::.:::.: / /::/.:. ト、.:.:.:.:.:.:.ヽ:ヽ ヽ
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 ':::.:::.:: / /::/.:.:.:.:.:.ト. !ハ.:| -`¨ヽ:.:!:丶:Y /
/:::.:::.:::/ ,:'::/.:.:.:.:.:.:.:.|| |:i!|レ'¨ ̄},, !:ノ .:. 〉 '      、__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_,
!:::.:::.::/ /:::'.:.:.:.:..:.:.:{.:.:.i| レ|||{ {j,∠.ノ'.:.:.:./       _)                       (_
|:::.:: / ,'::/.:.:.:.|:.、.:.:.\ヘ ,j| ` '^ー -‐ァ'         _) そんな道理、私の無理でこじ開ける!(_
|:::.:::i  ':∧.:.:.:.ト、ヽ、 :. ヽY__,   //          )                       (
|:::.:::| |::|:::||.:.:.ヽ:\:マ''{フー‐'´   〈ヽ.ヽ、  /     ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
ヽ::: | |::∨!.:.|、:、ヽ ,>′    , --=、ヽ ><゙ /
  \ 、:ノ∧:| ヽ\ヘ、 ^  //¨¨^y'´  `´
   `Y-'=、ヽ ̄\ー、ヽ_ ,ノ/、::::::; ' ィ'¨ `ヽ
    ヽ.  \\___`__Vヽヾ、‐′,イ 弋   ノ
       ヽ.  `ー----∨ヘ:::`>'´!ヽ、 `¨´_,.
         \      ∨j/   ヽ、`¨ ´__,.
         `ヽ、   /'´     `ア¨.ィ ´
             \/      //::::
              /      //::::::/
            {       //::::::/
              \    //:::::::::/ <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 23:17:12.32 ID:S1PYxwQy0<>                                  ,   ´j
                             ,   ´   , _ノ
                          /´   ,  '´ 〈
                        , イ   ∠ ---一┴ 7
                      //    ´       _/
           ∠テー-、  _ ∠ イ      ,  - ブ
        /ヒ'恁へ、 _`,´、r┴`  l     ∠__∠_    |\     /\     / |   //  /
       《/,-─┴ミ穴「 ̄ `    j    ______/   _|  \/\/   \/\/ |∧/ ///
        ヾ    〉 ヾ> _  ,-‐〉 _ノ            \   強行突破はまかせろっ!   /
         二ヾ〈  hヽ<_ゝ´  '┘/             ∠                      >
       /`-六A 〉V/  \__/r‐、──--  、     /_    バリバリダー!!  _ \
     / イ  ,イ〈l 〉´7´\__/  /`´レ-′、     i      ̄ / /∨| /W\  /\|\  .|  ̄
     `´く彡' ィ ハY └-、 ,二ィミ-┤ {  ヾ⌒l __  l       //   |/     \/     \|
         ´,'y〈  _  ノ  j  `ヘ _ゝ-¬7′丶厂
          j 人/  ヾ´ /   , >`=ー´ 、  `7
        _」ノ 丿ヾ|  l ̄j、 / - / ゙、  | \  辷イL_
    ,. '_´ ̄ 爪ブ  川/) ト V´  _⊥ 」  l__」/ヾヽノlj/
  /r▽フ , '´  ハY′/ j ヾヾ彡三ヲ└┬' t _」洲}} /
 〈,ィ尺,寸′   小|| /   \\一 〃癶─く  l〃イ
  └'゙゙'-′  ,. '"/|| |l、    ヘ '、 川川 | 以_」
      , " ,. ヘt| |lヽ  厂¬、|ノ刄リ |丿
     ,イ , '   ヾ、、ヾヽヽ/    丶l 杉ヅ、 / /
    t }´  _, -一゙ ‐--=ヘヘ     〉< ノ/
     `ヾ ̄ ヾフ      ヾ    /  `<
       ノl  ,.へ        `ーく丶    '、
    r‐く j ⊥-'"           '、 /′丶、 '、
     ̄´´ ̄              /′    丶!
                     / `i;;/  ヾ / ヾ
                    j  |l   ||   i
                    └¬⌒ー-一⌒ー┘ <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 23:17:47.61 ID:S1PYxwQy0<>          |ヽ     /
       /|  ヽへ,//_/ ̄ ̄\
.       /ν  / / 冫,        │
      レ    レ′  /       |
      冫   ′   /        │
.    /       ___     / つ
    |     、 /   ハ″\   |    つ
    | ‖   ,●  ミ// │   │       や、やめるーわ
.    /   /  // ゞ ,|   ノ.   \___
   /  / _ ,  ノ 彡 |            ヽ
   ヽ__ r ' \ ∧  |            |
         ″三三.三\              ヽ


   ∩___∩           |
   | ノ\     ヽ          |
  /  ●゛  ● |         |  そんな餌に釣られ……
  | ∪  ( _●_) ミ   ___j___
 彡、   |∪|   |    |通行止め|  
/     ∩ノ ⊃  ヽ   │keep out│
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◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/02(水) 23:20:43.34 ID:S1PYxwQy0<> ハナダシティ編は書き溜めがたまり次第投下します。

また今回のオマケのようなAAの投下は、たぶんこれで最後になります。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/03(木) 00:32:11.24 ID:NjOQJ5+Y0<> 乙
だがvipでやった方がいいと思うのは俺の気のせいだろうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/03(木) 13:02:32.02 ID:6PUdHOhAO<> >>1乙
阿部さん無双すぎだろjk <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/03(木) 15:27:02.97 ID:g2ujVdV40<> >>80
助言thx!
ハナダ編書き溜めたら、HTML化依頼してVIPいってくるお <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/03(木) 18:52:55.51 ID:AZgeQrNAO<> >>82
スレタイはどうするんだ?維持? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/03(木) 19:25:05.55 ID:WgHQrI4Lo<> VIPだと落ちるぞ
保守させるつもりか? <>
◆XYeK8Y.BAc<>sage<>2011/03/03(木) 19:28:55.87 ID:g2ujVdV40<> >>83
同じスレタイでいこうと思います

>>84
落ちてもスレはまた、たてればいいのさっ!
でも、保守してくれると嬉しいのん(´・ω・`) <>