ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 12:05:28.91 ID:PVjvDxhF0<>〜とある城〜
兵士「くせぇ者だぁぁあああぁぁう!! 出会え! 出会え!」ピィィーッ
ドタタタタタタ
盗賊?「うひぃぃぃ!? なんか見つかったー!!」ダッ
兵士「待てぇぇい!! 待たないと斬るぞぉぉぉう!!」ズバッ
盗賊?「斬りながら言ってんじゃねえよ馬鹿!!」ヒョイッ
バッ
兵士2・3「見つけたぞ!!」ズラッ
盗賊?「うぉぉ!? ならこっちだ!」バッ
兵士「逃がすなぁぁぁぁう!! 姫様の部屋がある棟へ逃げたぞぉぉ!! 」<>姫「ヒトデ・・・?」
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 12:10:17.60 ID:PVjvDxhF0<>
ドタタタタタタ
盗賊?「しっかし久しぶりにミスったなー」
盗賊?「……よし、あの白い扉の中に隠れるか」シュバッ
ガチャッ バタンッ!
盗賊?(よし、一度兵士達の目をごまかしてから金目の物を……)
?「そこにいるのは誰だ」
盗賊?「━━━!??」ビクゥッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 12:12:27.90 ID:PVjvDxhF0<>
盗賊?「(女……ヤバい?)あ、あの……俺は…」
女?「むぅ? その声、お前兵士か?」
女?「それとも……賊か?」
盗賊?「(暗闇で俺の姿は見えてないのか?) えーと、俺は最近この城に採用された兵士みたいなものです」
女?「……その兵士が私の部屋に何の用だ」
盗賊?「(なんか偉そうだなコイツ) 失礼ですが、あなたの名前は?」
姫「なに? この国の王女に決まってるだろう」
盗賊?(えぇぇぇぇぇぇ!!???) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 12:15:20.99 ID:PVjvDxhF0<>
盗賊?「あ、えと……ですよね〜?」
姫「むぅ、お前まさか……」
盗賊?(ヤバ!?)
姫「私のファンか?」
盗賊?「そうです」
盗賊?(いやいや、違うけどとりあえずね……とりあえず)
姫「なるほどな……いいだろう、サインしてやるから灯りを点けろ」
盗賊?「まったー!!」
姫「ふえ?」
盗賊?(灯りなんか点けたら見つかるぅぅぅううう) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 12:17:23.66 ID:PVjvDxhF0<> 姫「むぅ、なんなのだお前は」
盗賊?「あの……じ、実は俺……(考えろ! 一番都合がいい理由を!!)」
姫「?」
盗賊?「姫直属隠密忍者部隊総隊長兼護衛騎士なんです!!」
姫「姫直属あんみつ……?」
姫(むぅ……そんな組織もあったのか、さすが母上)
盗賊?(よっしゃぁぁあ!! 世間知らずキター!!)
姫「……そんな男がここにいて良いのか?」
盗賊?「」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 12:25:06.42 ID:PVjvDxhF0<>
盗賊?「えーと……そうですよ、俺は姫を『直接』守るのが仕事なんで…うん、良いんです」
姫「むぅ……しかしそれだとお前は私の着替えも見る事になるのか?」
盗賊?「(あ、偉そうだけど恥ずかしいのな) いえいえ、俺は姫が眠りに着いてる間護衛するだけですから」
コンコンッ
盗賊?「━━━ッ!?」ビクゥッ
兵士「姫様、今こちらに誰か来ませんでしたか?」
盗賊?(ヤバい……)
姫「………」
盗賊?(くそ、こうなったら全員気絶させてから……)
姫「いや、来ていないな」
盗賊?「!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 12:31:31.26 ID:PVjvDxhF0<> 兵士「そうですか、このような時間に申し訳ありませんでした」
スタスタスタ
盗賊?「……姫?」
姫「ふふん、やはりな…お前の仕事からして極秘なのはわかっていたのだ」フッ
姫(……となるとやはり母上が作った組織か、やれやれ親バカめ)
盗賊?「あ、よ、よくわかりましたね……さすがです」
盗賊?(危ねぇぇぇええ!! マジでヤバかった━━━!!)
姫「ではこれからもよろしくな、えーと?」
盗賊?「あ、俺は………」
ヒトデ「 ヒトデ って言います」
姫「ヒトデ・・・?」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<><>2011/03/23(水) 12:33:46.42 ID:wbXHpYhAO<> ☆ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 12:38:50.90 ID:PVjvDxhF0<> 姫「ヒトデ……というと」
ヒトデ(しまったー!? 間違えて『組織』の名前言っちゃったー!!)
姫「あの☆みたいなヤツか? 面白い名前だな」
ヒトデ(っしゃー!! 天然キター!!)
ポーンポーン!
姫「むぅ! 12時か……すまないが私は寝るぞ」
ヒトデ「あ、はい、おやすみなさい姫」
姫「ああ、おやすみ……」
ヒトデ「……ホッ」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 12:43:47.37 ID:PVjvDxhF0<> ヒトデ(ちょっと危なかったけど、何とかなったな……)ヤレヤレ
ヒトデ(……顔ぐらい拝見しとくか?)
ヒトデ(いや、やめとくか……目を覚まして俺の格好見られてもヤバいし)
姫「すー……すー………」
ヒトデ(寝息が聴こえてくる……うーん、めっちゃ顔みたいけど我慢して帰るか)
ガチャ パタン
ヒトデ(……誰もいないな? よし、金目の物盗んで逃げるか!)シャッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 12:50:14.86 ID:PVjvDxhF0<> 〜翌日・盗品オークション〜
ヒトデ「おし、200GILにはなったかな」ジャラジャラ
盗賊「よう、五番目」
ヒトデ「五番目言うな、てか久しぶりだな? 何してた」
盗賊「王国の組織を探ってたんだ、そしたら面白い組織が見つかってな」
ヒトデ「面白いって?」
盗賊「姫直属隠密忍者部隊総隊長兼護衛騎士部隊ってのが今度設立するんだと」
ヒトデ「」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 12:54:26.56 ID:PVjvDxhF0<>
ヒトデ「え、設立っていつから?」
盗賊「丁度今夜かららしいぞ」
ヒトデ「………偶然ほど怖い物はないな」
盗賊「んで、俺の所の組織はそれを利用して事を起こすらしい」
ヒトデ「……王家滅亡作戦?」
盗賊「いやいや内容はあってるけどそんなダサい作戦名じゃねえよ」
盗賊「ま、そんな訳で応援してくれよー?」シュバッ
ヒトデ「………おう」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 13:00:03.25 ID:PVjvDxhF0<>
ヒトデ「……ま、いっか」シュバッ
〜孤児施設教会〜
シスター「まあ、いつもこんなに寄付して下さり感謝していますわ」ジャラジャラ
ヒトデ「いいんスよ、俺にはこのくらいしか出来ない物で!」
シスター「まあ、あなたにはきっと神の御加護がありますわ」
ヒトデ「へへっ♪」
ヒトデ(ひょえー、相変わらず巨乳だぜ)
シスター(相変わらずキモいイケメン野郎だな、とっとと帰れよ) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 13:08:05.51 ID:PVjvDxhF0<>
ヒトデ「……さて、行くか」ファサ
普段は孤児施設にお金を寄付する心優しいイケメン。
しかし、その素顔は(白い忍者装束に仮面だけど)謎の組織の幹部なのだー!!
女「いや、何1人でナレーションやってんねや」
ヒトデ「うおぉぉ!? 女!? いつからそこに!?」
女「ひょえー・・・の辺りから見てたんや」
ヒトデ「勝手に読心術使うなよー!! ばか! アンタなんか知らないんだから!」ぷいっ
女「いてまうぞゴルァ」キメェンダヨ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 13:11:28.34 ID:PVjvDxhF0<> 女「と、まあそないな事は後にしてやなー……」
女「ボスがお呼びやで?」
ヒトデ「ボスが?」
女「アンタまた何かやらかしたんか」
ヒトデ「……否定出来ないのが怖い」
女「やれやれ、ほなまたな? 五番目」シュバッ
ヒトデ「……五番目でも幹部だもん」ぐすっ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 13:20:08.38 ID:PVjvDxhF0<>
〜組織『ヒトデ』のアジト〜
ヒトデ「……あのー、ボス?」
幼女「五番目ェ…テメェなンで俺様に呼び出されたかわかるなァ?」
ヒトデ「……えと、その、ごめんなさい」土下座
幼女「あァン? 駄目だなァ、そンなンじゃ全然駄目だァ」
ヒトデ「……焼き土下座?」
幼女「ちげェよ、そもそもなーンで謝ってンだ」
ヒトデ「え、じゃあなんで?」
幼女「No4……四番目が殺害された」
ヒトデ「!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 13:27:15.96 ID:PVjvDxhF0<> ヒトデ「四番目って……あの?」
幼女「そォだ、あのアーノルド・シュ○ルツェネッガーを素手で倒した組織1の筋肉マンだ」
ヒトデ「殺したのはどこのヤツです!?」
幼女「……王国の組織だ」
ヒトデ「……え?」
幼女「思えば俺が悪かったンだ、アイツに偵察に行かせたがばかりに……」
ヒトデ「ま、さか……姫直属隠密忍者部隊総隊長兼護衛騎士部隊の連中!?」
幼女「知ってンのか」
ヒトデ「名付け親ですし!(違うけど)」
幼女「?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/23(水) 13:33:41.51 ID:PVjvDxhF0<> 幼女「まあとにかく……そンな訳でテメェは今日から四番目に昇格だァ」
ヒトデ「……とは言っても、五人の幹部の1人が減って昇格したからやっぱ最下位じゃないすか」
幼女「というか、『5人』じゃなくて『4人』だから『ヒトデ』っていう名前意味ねェよな」
幼女「つー訳なンで、数日で五番目を探して来るからな」
ヒトデ(……四番目の代わりはいくらでもいる、てことか)
ヒトデ(気をつけないと、俺もな……)
幼女(お兄ちゃんが真剣な顔してる! みゃー! 可愛いー!!) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/23(水) 13:52:36.74 ID:PVjvDxhF0<> こんな感じでやっていきます
世界観としては主な職業が盗賊や用心棒ばかりみたいな野蛮な世界と思って下さい
組織『ヒトデ』の仕組み
100人の盗賊グループの中からランダムで選んだ五人がヒトデ。
No1:幼女
身長:120cm
体重:0kg(魔法の効果)
金髪:ロング
組織『ヒトデ』のボス
No2:女
身長:158cm
体重:39kg
茶髪:ツインテール
組織『ヒトデ』の伝令役、愛用してる武器はモーニングスター
No3:?
身長:?
体重:?
?
組織『ヒトデ』の三番目
No4:ジェイソン
身長:225cm
体重:100kg
スキンヘッド:太陽拳
組織『ヒトデ』の力持ちキャラ。シュワちゃんを素手で倒した。
No5:ヒトデ(本名は謎)
身長:175cm
体重:53kg
黒髪ツンツン(FF7のクラウド風)
組織『ヒトデ』の五番目。基本的に仕事がないほとんど下っ端。でも一応強い。 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 19:23:49.05 ID:PVjvDxhF0<> 〜城下町〜
ヒトデ「ん〜、とりあえず昼飯食いてーよなぁ」ぐるるる
ヒトデ「……昼間から盗みは気が向かないしなー」
「きゃあああああああ!?」
ヒトデ「ぬ? 美女の悲鳴が聴こえてきた!! 今行くぜぃ!」シュバッ
〜路地裏〜
山賊「ぐへへへ…俺の名前は山田賊太郎、略して山賊、よろしくなぁ」
少女「いやぁぁああああ!!?」
ヒトデ「……よし、帰るわ」
少女「そこは助けないの!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 19:28:20.06 ID:PVjvDxhF0<> ヒトデ「いや…ほら、俺別にロリコンじゃないし?」
少女「ええ!? 女の子がキモい男に凄いことされてるんですよ!? 」
山賊「キモい……?」
ヒトデ「ほらほら、キモいとか言うから山田君が傷ついてるよ?」
少女「え……あ、ごめんなさい?」
山賊「体で落とし前つけてもらうぜぇ!!」
ヒトデ「お前もしつけーんだよロリコン」ドゴォォッ
山賊「へぶふぅっ!??」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 19:35:02.62 ID:PVjvDxhF0<> 少女「ありがとうございました!」ぺこり
ヒトデ「ん? あれ、山田君気絶しちゃったかー」あちゃー
ヒトデ「一応聞いとくけど、君なんでこんなとこウロウロしてたんだ?」
少女「え?」
ヒトデ「わかってるだろ?最近の路地裏や人気のない地域は盗賊や山賊が屯ってんのがさ」
少女「……でも」
ヒトデ「(あれ、何かイベント地雷踏んだ?)でも?」
少女「お姉ちゃんの病気に効くお薬はこの先にしかなくて……」
ヒトデ「……お姉ちゃん?」
少女「うん、四歳年上n
ヒトデ「よし、手伝うぜ!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 19:39:25.55 ID:PVjvDxhF0<> ヒトデ「ていうか、この先にあんの?」
少女「うん」
ヒトデ「おぉぅ……ちょっと厄介かも」
少女「?」
ヒトデ「君は向こうの宿屋の308号室にいる男の所で待ってな」
少女「いいの?」
ヒトデ「まあね、あ、薬の指定は?」
少女「えーと、『オフォティス』かな」
ヒトデ「!!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<>sage<>2011/03/23(水) 19:39:39.76 ID:/kriMBwso<> おー、きてた
しえん <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 19:45:54.66 ID:PVjvDxhF0<> ヒトデ「そうか……わかった、行って来る」シュバッ
ヒトデ(……『オフォティス』って確か微弱な霊薬だよな、ということはあの娘のお姉ちゃんは…)
〜盗賊街〜
盗賊「お、また会ったなー五番目!」
ヒトデ「はん! もう俺は五番目じゃねえ、四番目だ!!」
盗賊「……ついに殺っちまったのか」
ヒトデ「いやいやシュワちゃんを素手で倒した奴に勝てる訳ないじゃん」
盗賊「んで、珍しいな? どした」
ヒトデ「……別に」
盗賊「怪し過ぎるな、なんだ? まさか元カノに会いに行くとか?ww」
ヒトデ「」
盗賊「マジで?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 19:51:06.99 ID:PVjvDxhF0<> 盗賊「お前わかりやすいな!? ていうか何!? 彼女!? マジで!!?」
ヒトデ「うるせぇぇぇ!! 久しぶりだし関係が関係だったから気まずいんだよぉぉぉぉぉ!!」
盗賊「やっぱ別れたのか……いや、別れる前にヤったのか!? ヤっちまったのかぁぁ!?」
ヒトデ「だ、黙れ!!」
盗賊「」
盗賊「……え、何? マジでヤったの?」
ヒトデ「……////」ぷいっ
盗賊「……よし、ちょっと今から女盗みに行くわ」
ヒトデ「早まるな強姦拉致魔」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 19:57:15.68 ID:PVjvDxhF0<> 盗賊「んで? なんで会いに行くんだ」てくてく
ヒトデ「はしゃいだり落ち込んだり付いて来たりと忙しい奴だな」
盗賊「それより、なんでだよ」
ヒトデ「ん〜、仕事だよ、仕事」
盗賊「組織のか?」
ヒトデ「……半分はそれに関係してるな、うん」
盗賊「へー、どっかの令嬢?」
ヒトデ「そんな娘がここに住んでるわけないだろが、ほら、あれだよ」
盗賊「ん?」チラッ
盗賊「し、忍組総本部(*)!?」
*忍組総本部:忍者のヤクザ版の人達の総本部 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 20:04:39.90 ID:PVjvDxhF0<> 用心棒「……」ジー
ヒトデ「あー……青髪はいるか?」
用心棒「……何用だ」
ヒトデ「緊急だ、邪魔をしてないで呼んで来い」
盗賊(ちょ、ヒトデなに言ってんのこんな怖い人に!?)ビクゥッ
用心棒「……おや、もしや貴方は……」
ヒトデ「ども、アイツの世話になった『俺』ッスよ」
用心棒「おお、坊ちゃま! どうぞ!」ササッ
盗賊(……え、五番目すげぇ) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 20:12:23.23 ID:PVjvDxhF0<> 〜忍組総本部〜
忍者達「押忍ッッッ!!!」ズラッ
盗賊「ひぃぃ! 顔はヤクザ風な上戦闘のプロとか恐すぎるぅぅ!!」
ヒトデ(なんでコイツ来たんだろ)
スタッ
忍頭「お久しぶりです、『元』若頭」
ヒトデ「あ、どもッスよ忍頭さん」ぺこ
盗賊「ど、どうも(ひぃぃ!超こええぇ!!)」ぺこ
盗賊「……え?」
ヒトデ「……どした」
盗賊「『元』若頭?」
ヒトデ「……うん」
盗賊「……ヤった所か結婚までしたのか、…20にもなってねえくせに」
ヒトデ「うっせえ29歳」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 20:17:43.28 ID:PVjvDxhF0<> 忍頭「お嬢なら奥の部屋でお待ちです」
ヒトデ「わかった」
忍頭「……貴様はここで待っていろ」ギロッ
盗賊「イエス・サー!!!(オッドアイこええぇ!!)」
〜青髪の部屋〜
ガラッ
ヒトデ「…よお」
青髪「久しぶりだね、キミの方から来るなんて」カチャカチャ
ヒトデ「そうだな、今何やってんだ?」
青髪「うん、薬の調合だよ」
ヒトデ「そ、そうか」
ヒトデ「……」
カチャカチャカチャカチャカチャカチャ
青髪「……」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 20:23:40.80 ID:PVjvDxhF0<> ヒトデ「じ、実はな…!」
青髪「知ってるよ、オフォティスだよね」
ヒトデ「……なんで知ってんの」
青髪「くすっ、やだな…決まってるでしょ?」
青髪【【 毎日私はキミのことずっと見てるもん 】】
ヒトデ(やっぱりかぁぁぁあああああああああ!!!???? )
ヒトデ「そ、そうなのか…」
青髪「うん、いつか見つけ出してやるの…キミを私と別れさせた泥棒猫をね♪」
ヒトデ(…俺がお前と離婚したのはその圧倒的な病みっぷりのせいだよ!! ) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 20:29:36.19 ID:PVjvDxhF0<> 青髪「…ねえ」ピタッ
ヒトデ「なな、なんだ?」
青髪「今日会った女の子は…違うよね?」
ヒトデ「少女のことか!? だ、だったら違う! 初対面だよ!!」
青髪「ふーん」カチャカチャ
ヒトデ(…一回とばっちりで花屋の女の子がモヒカンにされたからな、下手なことは言えん)
青髪「はい、出来たよ『オフォティス』」コトッ
ヒトデ「お、サンキュー」
青髪(……今日のオカズはこの笑顔にしよっかな♪) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/23(水) 20:30:07.35 ID:PVjvDxhF0<> 落ちます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/03/23(水) 20:41:14.87 ID:uqTbj64t0<> 楽しみにして待ってる
にしても青髪いいな最高だ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/23(水) 22:04:36.04 ID:JAi38+VDO<> 面白そうだな <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/24(木) 08:35:15.01 ID:I6ooVMxt0<> >>24
>>34
>>35
ありがとう、これからも面白くなるかはわからないけどBADな物語じゃないから安心して見て欲しい
(……ヒロインの姫が霞んで来たけど大丈夫だ、うん) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/24(木) 08:49:03.42 ID:I6ooVMxt0<> 〜訓練場〜
忍頭「まだだ……次は五本行くぞ」チャキ
盗賊「無理だから!! 投げて来たくないを叩き落とすとか無理だから!! 二本が限界だし!! 」
忍頭「問答無用……!」
ビュビュンッ!!
盗賊「ぎゃあああああああ!!? 」バッ
忍頭「コラ、逃げるな男だろうが」
盗賊「うるせぇ! どうせ見た目20代の今年30だよちきしょー!!」
忍頭「そんなことは聞いてない……!」ビュビュンッ
盗賊「ぎゃあああああああ!!?」
ヒトデ「……楽しそうだなお前ら」
青髪「キミもやりたいのかな?」
ヒトデ「結構です(余裕だけど青髪の場合は[ピーーー]気で来るから怖い)」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/24(木) 08:55:31.77 ID:I6ooVMxt0<> ヒトデ「おーい盗賊! 行くぞー」
盗賊「若様ぁぁぁあああああ!! 助けてぇぇ!! 」
ヒトデ「若様言うな、行くぞ」
盗賊「あ、待ってー!! 」
忍頭「………」
青髪「くすっ、変わってなくて良かったかな…『サスケ』君」
忍頭「お嬢、今日も監視はしますかい?」
青髪「ううん、いいの」
青髪「サスケ君忙しいみたいだし、それに今日は……」
忍頭(また部屋で1人営むと……いうわけか)
忍頭(まったく、なんでお嬢と離れたんだアイツは……)
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/24(木) 09:02:58.29 ID:I6ooVMxt0<> 〜盗賊街〜
盗賊「うだ〜、二度と行くもんか」
ヒトデ「そもそもてめぇは何を期待してた!」
盗賊「ドロドロの愛情劇」
ヒトデ「これ以上ドロドロしてたまるか!! 」
盗賊「さて、俺はそろそろ帰るぜ?」
ヒトデ「ああ、お前から来たとはいえ突き合わせて悪かったな」
盗賊「アディオス」シュバッ
ヒトデ「ふぅ……よし、行くか」シュバッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 09:08:34.55 ID:I6ooVMxt0<> 〜城下町・宿屋〜
ヒトデ「どもー」コンコン
?「開いてるぞ」
ヒトデ「お邪魔しまーす」ガチャ
少女「……すー…すー……」
ヒトデ「寝てるのか」
子供?「ああ、寝てるぜ」
ヒトデ「なんか悪いッスね、先輩」
子供?「仕事上はそうだが、今は気にしなくていい」
ヒトデ「さすがッス『ロリ太』先輩!」
ロリ太「前言撤回、ぶち殺す」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 09:12:59.87 ID:I6ooVMxt0<> ヒトデ「まあまあ、とりあえず……ありがとうございます」
ロリ太「……とりあえずを付けてんのはわざとか? わざとだな? やっぱり俺を舐めてんだろ」
ヒトデ「なでなで」
ロリ太「何度も言うけどな! 俺は男だからロリじゃねぇし、子供でもねぇ!! 」
ヒトデ「はいはい」なでなで
ロリ太「……幼に言いつけてやる」ぐすっ
ヒトデ「すいませんでした」土下座
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 09:22:09.68 ID:I6ooVMxt0<> ロリ太「……まあいい、ほら引き取ってくれ」
ヒトデ「ああ、了解」スッ
少女「……すー…」
ロリ太「……まだ幼いな」
ロリ太「その少女が言うには、姉は病弱だが不思議な力を使うらしいな」
ヒトデ「知ってる」
ロリ太「知ってる、ということは……どうするつもりだ?」
ヒトデ「明日の朝、もう一度アンタの所に行くけど…来なかったらこの娘の家に来てくれ」
ロリ太「いいだろう、何をするつもりだ」
ヒトデ「一気に儲けるんスよ、金」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 09:30:34.06 ID:I6ooVMxt0<> 〜町外れの小屋〜
少女姉「妹がお世話になりました、なんとお礼をして良いやら……」ぺこり
ヒトデ「起きて平気なのかい? 具合が悪いんだろ?」
ヒトデ(やはり想像通りの巨乳……シスターさん以上か!! )
少女姉「……あの」
ヒトデ「はい?」
少女姉「多分、気づいてますよね? 私のこと」
ヒトデ「………『エルフ』なんだな?」
ヒトデ「エルフは大概並外れた魔力と魔法の知識を持ってる」
ヒトデ「……が、アンタみたいに病弱だったり呪いにかかってたりがほとんどだ」
少女姉「それも、霊薬の類でしか症状は抑えられません」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 09:36:36.51 ID:I6ooVMxt0<> ヒトデ「この少女もエルフなのか? 病弱には見えないが」
少女姉「いえ、その娘は火事で両親を無くしたのを私が引き取ったのです」
ヒトデ「……病弱で盗みも満足に出来ないし、金も無いか」
少女姉「お金が目当てですか?」
ヒトデ「いや、違う…ただこのままじゃアンタら2人は死んじまう」
少女姉「なにが言いたいのです」
ヒトデ「明日の朝、アンタは『絶対に抵抗しない』でくれないか」
少女姉(………)
ヒトデ「それが、俺への礼だと思ってくれ」
少女姉「わかりました」
ヒトデ「あねさん」
少女姉「?」
ヒトデ「俺に任せとけ!」
少女姉「……はい」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 09:43:17.89 ID:I6ooVMxt0<> 〜城下町〜
ヒトデ「よ〜し、やるかー!」シュバッ
〜酒場〜
ヒトデ「エルフを買ってくれる奴はいねぇかー! 巨乳のお姉様系だー!! 」バンッ
男衆「!?」
ヒトデ(あの集団か……)ニヤ
ヒトデ「なあ? どうだ? アンタら」
ハゲ男「……証拠は?」
ヒトデ「『オフォティス』を常用してる、ほぼ間違いない」
ハゲ男「……場所は」
ヒトデ「町外れの小屋だ、金は後日この酒場の店主に預けといてくれ」
ハゲ男「いいだろう」
ヒトデ(大金頂き決定だな)ニヤ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 09:49:02.70 ID:I6ooVMxt0<> ハゲ男「おい兄ちゃん」
ヒトデ「んー?」
ハゲ男「お前、最低のゲス野郎だなー?」
ヒトデ「……ははっ」
ヒトデ「そうでもしねぇと生き残れないだろこの国じゃ」
ヒトデ(一緒にすんじゃねぇよクズ)
ヒトデ「マスター、バニラアイス」
店主「いつものだね」カチャカチャ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 09:55:19.10 ID:I6ooVMxt0<>
ヒトデ「すっかり夜になっちまったなー」てくてく
ヒトデ「はらいてー、アイスのやけ食いはキツいなー」
ヒトデ「まあ、『儲け』前のパーティーってことで!」
ヒトデ「……そういえば、一応俺ってお姫様の護衛なんだっけ?」
ヒトデ「…………」
ヒトデ「盗みは抜きで行って来るか」シュバッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 10:10:42.58 ID:I6ooVMxt0<> 〜王城・屋根裏〜
ヒトデ(やれやれ、一部木造なのが幸いしたな)コソコソ
ヒトデ(っと、確か姫の部屋はここの下か?)
カタンッ
ヒトデ「……姫ー?」
姫「む、その声はヒトデか?」
ヒトデ「そうですよー」
姫「むぅ、全然極秘ではないではないかヒトデー!」
ヒトデ「え?」
ヒトデ(ああ、姫直属隠密忍者部隊総隊長兼護衛騎士部隊のことかな)
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 10:15:47.99 ID:I6ooVMxt0<> ヒトデ「『アレ』は公共の為に発表したのですよ」
姫「……むぅ?」
ヒトデ「つまり、俺は裏切り者が姫を狙った時用なのです」
姫「おぉ、頼もしいなそれは」
姫(余程母上に信頼されているのか、何者なのだ……)
姫「ヒトデ、一つ聞いて良いか」
ヒトデ「一つだけですよ?♪」
姫「一つだけ?」
ヒトデ「はい、一夜に一つだけなのでよく考えて下さいね」
姫「むぅ……ケチな奴め」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 10:24:16.81 ID:I6ooVMxt0<> 姫「では……うむ」
姫「お前の本名を教えろ」
ヒトデ「━━━!!」
姫「フフン、気づいてないとでも思ったか」
ヒトデ「あー、えと……」
姫「城の者に聞いたが、皆口々に知らないと言っていた……つまり偽名だろう?」
ヒトデ(ビビったー!! そっちかよ!!?)
ヒトデ「本名…ですか」
姫「うむ、少しはお前のことが知りたいのだ」
ヒトデ「…………俺、幼少の頃に記憶を無くしてるんです」
姫「!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 10:33:06.68 ID:I6ooVMxt0<> 姫「す、すまなかった…知らなかったのだ」
ヒトデ「あ、平気ですから気にしなくていいですよ」
ヒトデ「俺はどうやら川に流れ着いてたのを拾われたらしいんです」
姫「………」
ヒトデ「拾ってくれたのがたまたま忍者一族の人で、俺の面倒を良く見てくれました」
ヒトデ「そこにいた同い年の女の子とも仲良くなり、忍者としての技も教えて貰った」
ヒトデ「……で、今は一人前の男です」
姫「……うむ、良い人達に出会えたのだな」
ヒトデ「……えぇ、感謝してもしたりないです」
姫「うむ、今日はもういい…私は寝るが構わんか?」
ヒトデ「はい、おやすみなさい」
姫(……不幸な人間は、どこにでもいるのだな) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 10:40:46.74 ID:I6ooVMxt0<> 〜屋根裏〜
ヒトデ「……はあ」
ヒトデ「何を話してんだか……」
ヒトデ「………」
ヒトデ「もうしばらくしてから帰るかな」ごろっ
ヒトデ(……本当は、もう思い出してるけどな)
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 10:47:32.75 ID:I6ooVMxt0<>
〜翌日・少女の家〜
少女姉(……そろそろかしらね)チラッ
少女「すー……すー…」
少女姉「お金はきっとあの人が渡してくれるはずよね……なら、」
少女姉(迷うことはない)
コンコン
少女姉(来た……) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 10:53:15.44 ID:I6ooVMxt0<>
ガチャ
少女姉「……来ましたか」
片目男「成程、巨乳のエルフってのはテメェか」
少女姉「おとなしく捕まりますから、手荒な事はしないで下さい」
ハゲ男「おとなしくすんのかぁ、だったら少し遊んでもいいか?げへへ」
少女姉(……薄汚い人間め)キッ
片目男「おいおい、なんだその目は」
ハデス「俺様は泣く子も黙る『人浚い組』の頭、ハデス様だぞ?」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 10:57:59.34 ID:I6ooVMxt0<> 少女姉「ハゲスさん、早く私を捕らえたらどうです?」
ハデス「……あん?」
ハゲ男「おぅコラ? テメェただで売ると思うなよ?」
ガバッ
少女姉「ッ!!」
ハゲ男「へへ…やっぱエルフは最高だぜぇ…」さわ…
ハデス「ん? 奥にも娘がいるな、おい!」
手下「へい」
少女姉(話が違う! こうなったら……) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 11:03:05.23 ID:I6ooVMxt0<>
「その辺にしとけよ、ゴミ共」
ハデス「ッ?」
ハゲ男「なんだてめぇ!! 」
ロリ太「俺は『ロイ』、組織『ヒトデ』のNo3の……」
ロリ太「賞金稼ぎだ」チャキッ
ハデス(『ヒトデ』だと……聞いた事がある、確か2m近い刀を使う子供の賞金稼ぎがいると…)
少女姉(なぜそんな人がここに!?)
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 11:09:43.65 ID:I6ooVMxt0<> ロリ太「ハデス・ガーランド、王国からてめぇにかけられてる賞金は1000万GIL」
ロリ太「その他一味も1人につき20万GILの追加」
ロリ太(これ以上美味い話はねえよな? 『五番目』!! )
ザッ!
ハデス「チィッ!!」ガギィンッ
ハデス「何してるお前ら! コイツを殺せ!! 」
ハゲ男「は、はいぃ!」チャキッ
ズバンッ
ハゲ男「は…ぁえ?」ビチャッ
ロリ太「遅い━━━ッ」ヒュンッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 11:14:35.10 ID:I6ooVMxt0<> 手下2・3「死に晒せやぁぁああ!!」ブンッ
ロリ太「……」フワッ
シュン……ッ
手下2「これは……!?」
ロリ太「残像だよ」ヒュンッ
ハデス「この…クソ野郎があああああ!!!」ブォンッ
ドチャンッ!!
手下2「ぐぇぇ……」ドサッ
ハデス「!?」
ロリ太「『大鉈』を武器にするのはいいが、振り回すと仲間に当たっちまうぜ?」ヒュンッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 11:20:32.86 ID:I6ooVMxt0<> ハデス「くそがッ!! ちょこまかと……!」ブォンッブォンッ
ロリ太「なんだ? まともに相手していいのか? 」ヒョイヒョイッ
ロリ太「両腕粉砕しても恨むなよぉ?」ビュッッ
ハデス「!?? 消え━━━
バギィィンッッ!!
ハデス「━━━なっ━━━」
ロリ太「安心しろ、破壊したのは武器だけだ」シャキンッ
ハデス「あわ…わわわ……ば、化け物!! 」
ロリ太「そうかい、まあ後は城の牢獄で怯えてな」チャキッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 11:25:38.10 ID:I6ooVMxt0<> 手下3「う、動くんじゃねえ!! 動いたら……」ギリッ
少女姉「うぐ……」
ロリ太「……白けるじゃねえかよ」
手下3「なんとでもいいやがれ!!」
ロリ太「いやお前じゃなくて」
手下3「?」
スパッ
手下3「え……右腕が……」
ゴトンッ
手下3「ぎゃあああああああああ!!!??」
ヒトデ「ヒーローは遅れてやって来るってね♪」チャキィッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 11:29:05.64 ID:I6ooVMxt0<> 少女姉「あなた……『ヒトデ』の幹部だったんですか」
ヒトデ「まあね♪」
ロリ太「お前後から来たクセにかっこつけんなよ」
ヒトデ「いいじゃないッスか、それにほら」クイッ
ロリ太「……ああ」
ヒトデ「ハデスに逃げられたッスよ?」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 11:33:55.12 ID:I6ooVMxt0<> 〜森〜
ハデス「ひぃっ……ひぃっ……!」がさがさ
ハデス「に、逃げないと……逃げない…と?」
幼女「よォゲス野郎」
ハデス「どきやがれガキ! 痛い目見るぞ!!」
幼女「あー、悪ィがそいつは出来ねェな?」
幼女「こっから先は一方通行なンでね」
ハデス「このぉぉ!!」パッ
バキッ グシャンッッ!!
ハデス「え……?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 11:41:52.94 ID:I6ooVMxt0<> ハデス「ぎゃあああああ!!? な、なんで殴った俺の手が……!!」ドサッ
幼女「ハハッ、まさか本気で殴るとはなァ?」
ハデス「て、テメェ何モンだぁ!!」
幼女「組織『ヒトデ』のNo1、つまり俺がボスだよ」
ハデス「ひ……馬鹿な、確かヒトデのボスは美しいエルフだと…」
幼女「あァァァァンッッ??! テメェ俺は美しくないってのかァ!? アァンッ!? 」
ハデス「ま、まさか今の『結界』はお前の……ということはエルフなのか!?」
幼女「さァな? 悪い子はお昼寝の時間だァ」
<ぎゃあああああああああああああああ………!!
ロリ太「あ、幼ちゃんが殺ったっぽい」
ヒトデ「ボスおっかねぇ……」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 11:48:51.51 ID:I6ooVMxt0<> 幼女「よォ、ここか? エルフの姉妹ってのは」
ヒトデ「正確には姉がエルフですね」
少女姉「あの……」
ヒトデ「悪かったな、魚を釣るのに餌にして」
少女姉「最初からこうするつもりで……?」
ヒトデ「ああ、1000万も貰えるしな」
ロリ太「素直じゃない奴め」
少女姉「?」
幼女「なァ」
少女姉「はい?」
幼女「組織『ヒトデ』に入らねェか?」
少女姉「ッ!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 11:57:41.25 ID:I6ooVMxt0<> 少女姉「わ、私がですか……」
幼女「悪い話じゃないはずだ」
幼女「アンタと妹さんの安全は私の命を懸けて保証するし、金は組織の金で何とかする」
幼女「肩書きは四番目、No4の戦闘員だが実際は仕事はしなくていい」
幼女「どうだ、私達の仲間にならないか?」
ヒトデ(あれ?いつもの変な喋り方は?)
ロリ太(あれが幼ちゃんの素なんだよ、多分)
少女姉「……宜しくお願いします!」ぺこり
幼女「決まりだな」にっ
【エルフ、少女姉が組織に加わった!】
ヒトデ「へへっ、仕事の報酬として倒した一味の20万は貰えるし少女姉は仲間に入ったし……めでたしかな」
ヒトデ(……でも少女姉が四番目ってことは俺はまた五番目か!?) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/24(木) 11:58:43.02 ID:I6ooVMxt0<> プロローグ的な話終了
落ちます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/24(木) 13:15:17.84 ID:eaRPFoea0<> 巨乳でお姉さま系とかなんという俺得 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/24(木) 16:07:53.00 ID:yi4b4ddo0<> 乙! <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 08:29:41.04 ID:RrPy/G0G0<> そういえば書き忘れ
組織『ヒトデ』のメンバー(改めて)
No1,幼女
身長:120
体重:0
金髪:ロング
種族:エルフ
能力:最強補正
No2,女
身長:158
体重:39
茶髪:ツインテール
No3,ロリ太(本名はロイ)
身長:120
体重:0(魔法による効果)
銀髪:ツンツン
組織『ヒトデ』の資金稼ぎを担うショタ。2mの刀が得意の武器で、なんかもう強い。
No4,少女姉
身長:165
体重:44
茶髪:超ロング
種族:エルフ
能力:不明
両親がいなくてさまよっていた少女を妹として育てたり、
ヒトデが頼まないとハデスを瞬殺しかねなかったり、妹思いの強くて優しいエルフお姉様。
No5,ヒトデ(忍組に拾われた時はサスケと名付けられた、本名は不明)
身長:178
体重:53
黒髪:ツンツン
武器:小太刀二刀流
今回の話で上げて落とされた下っ端主人公。
でも何気に幼女に頼み込んで少女姉を推薦したり、ロリ太に自分が遅れた時の手順を教えてたり、
意外に主人公らしい奴。 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 08:33:43.01 ID:RrPy/G0G0<> >>67 巨乳イベントの話もあるんで期待してくれ
>>68 ありがとう!
第1話的なのやるぜぃ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 08:43:26.62 ID:RrPy/G0G0<> 〜王城・女王の間〜
姫「母上!」
女王「なんだ? リリス、また私に勝負を挑みに来たのか」
姫「いや、その……ヒトデを知っていられますか?」
女王「あの気持ち悪い海洋生物か、それがどうかしたか」
姫「むぅ……そちらではなく、人間の方です」
女王「!」ぴくっ
女王「兵士と侍女を」クイッ
側近「御意」ヒュッ
姫「……?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 08:49:44.31 ID:RrPy/G0G0<>
ドサドサッ!
兵士「あたた…な、なにするんだぅ!?」
侍女「私が何をしたの!?」
女王「お前達か、『外』の事を娘に教えたのは」
兵士「陛下! この騎士としての魂に誓って違います!!」
侍女「わ、私も!!」
姫「母上? 一体何をして……」
女王「お前は黙れ、リリス」ギロッ
姫「……!?」ビクッ
女王「その者達を牢に、そして舞踏会の日に公開処刑しろ」
姫「な……ッ!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 08:54:59.80 ID:RrPy/G0G0<> 姫「その者達は違う!! 私は何も知らない!!」
女王「自分で言ったではないか、『ヒトデ』とな」
姫「ヒトデの何が母上は気に入らないのだ!!」
女王「………フン」チラッ
側近「御意」サッ
姫「?」
女王「武器は七種類、制限時間はなし、勝利条件は━━━━」バサァッ
女王「十秒、『意識が保っていられたら』お前の勝ちだ」スッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 08:59:33.09 ID:RrPy/G0G0<> 姫「……」チラッ
兵士「……」びくびく
侍女「……」がくがく
姫「負ければ?」
女王「処刑は決定だ」ゴキッゴキッ
姫「トンファーを」
側近「どうぞ」ガチャ
女王「やはり剣の才能がないお前は武術か」
姫(十秒……全力で防御していれば乗り切れる!)
女王「行くぞ」スッ
女王「………」
姫「………」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 09:06:50.57 ID:RrPy/G0G0<>
ビュオンッッ!!
姫「━━!!」バッ
女王「下がっても無駄だ」ゴキッ
ドゴォッ!!
姫「が……ハッ!!?」フワッ
ドッシャァッ!
姫「ぐぅ…」フラッ
女王「遅い」ヒュッ
バコンッ!!
姫「ッッ!?」メリッ
ドサッ
女王「……四秒で終わりか、つまらん」スタッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 09:12:05.97 ID:RrPy/G0G0<> 女王「寝室で寝かせておけ」
側近「御意」
姫「……」
側近(……姫様……)
女王「さて、めでたく処刑は決定だ」
兵士「……」
侍女「そんな…!」
女王「兵士、貴様の目はなんだ」
兵士「……」
女王「いいだろう、貴様は3日後の舞踏会で直々に私が処刑してやる」
女王《「 誰も私には勝てない、逆らえない、越えられないのだ……何をしても私は絶対だ! 」》
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 09:19:24.01 ID:RrPy/G0G0<>
女王「アハ……はははははははは!!!」
ズカッ!!
女王「……矢文だと?」ガサッ
女王「……」
女王「くく…くははは」
女王「3日後の舞踏会が楽しみだな!! あははははははははははははははははははははは」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 09:25:36.08 ID:RrPy/G0G0<>
〜組織『ヒトデ』のアジト〜
少女姉「こうでしょうか」ポゥ
幼女「おォ、やっぱり才能はあるみてェだな? お前みたいなエルフは初めてだ」
少女姉「本当に、何から何まで…」ぺこり
幼女「やめな、別に俺はお礼が目的じゃねェンだ」
女「じゃーん!! おはよーリーダー!」
幼女「よォ、調子良いな」
少女姉「初めまして、少女の姉です」ぺこり
ぷるんっ
女「」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 09:29:20.16 ID:RrPy/G0G0<> 少女姉「? どうかしましたか」ぷるんっ
女「……」ぺたんっ
女「……ちょい川に流されて来ますわー」
幼女「まて早まるな、俺も最初はそうだった!」ガシッ
少女姉「?」ぷるっ
女・幼女「「 揺らすなぁぁぁああああああああ!!! 」」
少女姉「え? あ、ごめんなさい?」ぺこり
ぷるんっ
幼女「」
女「」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 09:33:53.19 ID:RrPy/G0G0<>
ヒトデ「……朝から何やってんスか」
幼女「うるさい! 私だって……少し前なら凄かったんだもんね! うわあああああ!!」
女「17になる頃にはきっと……きっと……きっと……かっと……!」ぶつぶつ
少女姉「わ、私のせいですかこれ?」
ヒトデ「大丈夫ッスよ」
ロリ太「おはよー」ねむねむ
どんっ
幼女「あたっ」
ロリ太「幼ちゃん、どうしたんだい」
幼女「ろ、ローくん……」ぐすっ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 09:38:23.57 ID:RrPy/G0G0<> 幼女「ローくんは賓乳でも私のこと好きだよね!? ね!?」
ロリ太「ちょ、みんな見てるから! 好きだから! わかったから!」
ヒトデ「朝からなんだこの茶番は━━━━!!!??」
女「なに嫉妬してんねや変態」
ヒトデ「うっせー賓乳」
幼女「よーし、会議始めンぞ」
ヒトデ「……」ボロボロ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 09:49:41.35 ID:RrPy/G0G0<> 幼女「今日呼ンだのは他でもねェ、3日後についてだ」
ヒトデ「!」
幼女「3日後、知ってる奴もいるかもしれねェが『盗賊団』が王家主催の舞踏会で女王とその娘を殺害する」
ヒトデ(あの娘まで!?)
幼女「そこで、俺達はある依頼を元に水面下で動くことになる」
ロリ太「依頼?」
幼女「あァ、王女自身からな」
ヒトデ「姫が!?」ガタッ
少女姉「五番目さん?」
幼女「……知ってるのか?」
ヒトデ「いや…その、なんでもないです」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/25(金) 09:59:52.28 ID:RrPy/G0G0<> ヒトデ「で…王女は知ってるのか? 襲撃されること」
幼女「依頼内容からして個人的なことだろォな、ちなみにさっきの話を蒸し返すが……」
幼女「お前、王女に会ったことあンだろ」
女「いつのまに!?」
ヒトデ「……なんで?」
幼女「この依頼を届けてくれたのは、忍組の者なんだが……どうやら鳩にくくりつけてあったらしい」ガサッ
ヒトデ「?」ペラッ
ヒトデ「……俺に宛てた手紙?」
幼女「あちこちに『ヒトデ』ってあるが、どォ考えても人間を指してるだろ」
ヒトデ「しかもこれ、襲撃されること知らないみたいだ……」
幼女「知らないンだろォな、にも関わらず『処刑されてしまう友人を助けて欲しい』と来た」
幼女「どォいう関係かは知らねェが、かなりの信頼度だなァ?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 10:07:57.38 ID:RrPy/G0G0<> ロリ太「……お前、王女にまで手を出して…」
ヒトデ「ち、ちが…!」
少女姉「……」じー
ヒトデ「え? なんであねさんが白い目で見るの? え?」
女「ホンマ死ねや」
ヒトデ「直球なのが逆にダメージ高い……」
幼女「みンな安心しろ、手紙からして2人は顔を見たこともないらしい」
女「なーんだ」
幼女「『最近の夜は突き合ってくれてありがとう』らしいがな」ニヤニヤ
ヒトデ「誤字に決まってんだろぉぉぉおおおおおお!!? 」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 10:16:40.28 ID:RrPy/G0G0<> 少女姉「……少しは信じてたのに」
ヒトデ「少しだけ!? ていうか今も信じてよお願い!!」
女「……」
ヒトデ「あれ? おーい?」
女(コイツが…突かれて突いて……ふわ、ふわあああああああああああ)びくんっ
ヒトデ「ちょっとまてなんでコイツ痙攣してんの!? 」
幼女「っと、話がそれ過ぎたな」
ヒトデ「誰のせいだ、オイ」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 10:29:36.00 ID:RrPy/G0G0<> 幼女「えー……ローくん、どこまで私話したかな?」
ロリ太「王女の友人を助ける依頼だよ幼ちゃん」
ヒトデ(ロリ太には素で話すのか……)
幼女「つまり、今回の『ヒトデ』が行う仕事は」
幼女「王女の友人2名の救出と王女を『盗賊団』から守る事だ」ドンッ
ヒトデ「どうして姫も…?」
幼女「あン? 見捨てるのか」
ヒトデ「いや、そうじゃないですけど」
幼女「俺達『ヒトデ』は利益が最優先される、よって王国とのパイプを作るチャンスを逃す訳にはいかない」
ヒトデ「……」
女「せやけど、そないな事したら『盗賊団』の連中に目ぇつけられんとちゃう?」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 10:43:09.94 ID:RrPy/G0G0<> 幼女「だから『水面下』だろォが」
ロリ太「つまり気づかれないようにやるのか」
幼女「そして今回そのどちらも出来るのは……」
ヒトデ「……俺か」
幼女「自惚れるな、『ソラ』もだ」
女「ウチも!?」
幼女「五番目は言うまでもなく隠密に長けてる、王女とも知り合いらしいしなァ」
幼女「ソラは武器が目立たないからドレスの中に隠せる、盗賊団と戦る事になっても平気だ」
ヒトデ「……なんか初めて仕事するな、お前と」
女「ほんまやな、まーウチの足引っ張らんよう気ぃつけや」
幼女「以上、解散だァ」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 10:50:16.69 ID:RrPy/G0G0<>
青髪「……ふーん、王女様だったんだ」
忍頭「どうしますか」
青髪「くすっ」
忍頭(あ、ヤバい)ゾクッ
青髪【【 私のあの人を奪ったんだからお礼しないとね♪ 】】
忍頭「ぎょ、御意……(見方によっては凄まじい愛情だな)」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 10:57:44.43 ID:RrPy/G0G0<> 〜盗品市場〜
ヒトデ「とりあえず何か飯食いてーよな」ぐ〜
ヒトデ(3日後、かー……)
ヒトデ「ん?」
バニラアイス「……」
ヒトデ「……なぜに道端にバニラアイス」
ヒトデ「………」そー
バニラアイス「……」
ヒトデ「……」キョロキョロ
ヒトデ「いっただきまーす」バッ
青髪「いただかれまーす」シュバッ
ヒトデ「」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 11:07:29.14 ID:RrPy/G0G0<> ヒトデ「……なにやってんの? 超高度な身代わりの術まで使って…」
青髪「えへへ、キミに会いたくてやっちゃった☆」
ヒトデ「とりあえずさ、バニラアイスはどこいった」
青髪「あるよ?」ヒョイ
ヒトデ「……くれ」
青髪「くすっ、別にいいけど条件があるかな」
ヒトデ「条件?」
青髪【【 私も食べて欲しいかな 】】
ヒトデ「謹んでお断りさせて頂きます」
青髪「でも頂くんだ♪」
ヒトデ「文章の読み方を学び直して来なさい」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 11:59:01.19 ID:RrPy/G0G0<> ヒトデ「実際何の用だ? 忍組の現当主が」
青髪「……つめたいな、せっかく来たのに」
ヒトデ「は? え、いや…ごめん」
青髪「いいよ、気にしてないよ」
青髪「ただ……くすっ」
ヒトデ「?」
青髪【【 気をつけないと頭とれちゃうよ? 】】
ヒトデ「なんの冗談だよこれ…(首…いや、全身にワイヤーが巻かれてるな)」
青髪【【 知らないと思ったのかな? 王女様のこと 】】
ヒトデ「ちょ、まてって! おい…?」
青髪【【 5mm動いたらバラバラになるから、気をつけて♪ 】】
ヒトデ「……(やべぇぇえええええええ)」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 11:59:30.35 ID:RrPy/G0G0<> 一旦落ちます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/25(金) 13:02:38.87 ID:DzLF/36uo<> こんな時間に投下あるとは
乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/25(金) 14:07:34.90 ID:zp8rf8/DO<>
ワカチコワカチコww <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 15:58:05.03 ID:RrPy/G0G0<> 再開
青髪【【 やっと見つけたんだ、キミを奪った猫さんをね 】】
ヒトデ「お前……さっきの話聴いてたのか」
青髪【【 くすくす、言ったでしょ? 私はキミのことをずぅっと見てるんだから 】】
青髪【【 ………違うかな 】】
ヒトデ「?(このワイヤー、アイツの右手から伸びてるのか……)」ピクピク
青髪【【 キミを見てるんじゃないんだよね、きっと 】】
ヒトデ「そうだよ、お前は過去のことしか…
青髪【【 キミのことしか見えなくなっちゃったんだよ、きっと♪ 】】
青髪【【 今ならこの両目を潰してもキミが見えると思うよ……? 】】
ヒトデ(やべぇぇえええええええ!! なんか今までで一番鳥肌立ったあああああああ) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 16:04:06.28 ID:RrPy/G0G0<>
通行人「やばくねアイツら」ひそひそ
通行人「ていうかリア充じゃねアイツ」ひそひそ
通行人達「よし、爆散しろイケメン野郎」
ヒトデ「お前ら見てないで助けろぉぉぉぉぉ!!? 」
青髪「……人が多いからやめとこっかな」ヒュルンッ
ヒトデ「あ、ワイヤー消えた━━━━とぉ!?」スパッ
青髪「あ」
ヒトデ「あ、じゃねえ! 今スパッて切れたぞ俺のまつげ!! 」
青髪「えへへ……////」
ヒトデ「なんでそこで赤くなった」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 16:09:39.68 ID:RrPy/G0G0<> ヒトデ「で、今度こそ聞くが……」
青髪「安心していいよ、王女様に手を出すつもりはないから」
ヒトデ「じゃあなんでこんな?」
青髪「くすっ、言ったでしょ? キミに会いたかっただけだよ」
ヒトデ「……ほんとに?」
青髪「本当はキミを犯s
ヒトデ「はらへったああああああ!!!」
青髪「……本当はキミを犯
ヒトデ「はらへったああああああ!!!!」
青髪「本当はキミw
ヒトデ「はらへったああああああ!!!!!」
青髪「本当は
ヒトデ「いつまでやるつもりだお前!!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 16:15:12.03 ID:RrPy/G0G0<> 青髪「だって……」しょんぼり
ヒトデ「はう!!」ズキュンッ
青髪「?」
ヒトデ「……」
青髪「…」しょんぼり
ヒトデ「ぐぅは!!」ズキュンッ
青髪「……私のこと嫌いなんだね」しょんぼり
ヒトデ「はばぶぴ!!!」ドブシャッ
青髪「そっか、キミの好きなタイプってこんなのなんだね」
ヒトデ(一番危ない奴に知られたあああああああ!!!) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/25(金) 16:16:59.42 ID:DzLF/36uo<> 今知ったって事は一回目は脅迫に近い形で結婚してたのか
結婚してから病んだのか… <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 16:20:56.83 ID:RrPy/G0G0<> ヒトデ「まー、そろそろいいか? はらへったし」
ヒトデ(結局こいつは何がしたかったんだ……)
青髪「お腹すいてるのかな」
ヒトデ「そうだよ」
青髪「こっち」ぐいっ
ヒトデ「は?」
青髪「私の秘密の隠れ家があるの」
ヒトデ(……ゴミ山の奥にあったりしないだろうな、鉈とか…) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 16:33:08.08 ID:RrPy/G0G0<> 〜町外れの川〜
ヒトデ「おー」
青髪「私が1人で作ったの」
ヒトデ「簡易テントをワイヤーと木材で補強したのか、凄いな」
青髪「ほめられた……////」
ヒトデ(こいつ、こういう『別の部分』は全部可愛いんだよなぁ)じー
青髪「あぅ……?////」
ミジンコ(畜生なんだよコイツら) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 16:39:41.57 ID:RrPy/G0G0<> 青髪「ここならお魚も結構釣れるし、飲み水もあるからね」
ヒトデ「へぇ、組の奴らも知ってるのか?」
青髪「ううん、私が1人で出る時は必ず付いて来ないように言ってるから」
ヒトデ「ふーん……」
青髪「………」
ヒトデ「……」
青髪「それに……ね」
ヒトデ「ん?」
青髪「ここ、結構思い出の場所だから」
青髪(覚えて、ないよねきっと……)
ヒトデ「そうなのか、やっぱり忍ならではの思い出か?」
青髪「うん」
青髪(流されて来たキミを助けたのも私なのになぁ……) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 16:44:12.22 ID:RrPy/G0G0<> 青髪「まっててね、今お魚焼くから」スッ
ヒトデ「おう」
ヒトデ(あれ? 用意が良すぎる……まさか最初から計画されてたのか!??)ゾクゥッ
ヒトデ(……でも)チラッ
青髪「〜♪」シャキシャキシャキシャキンッッ
ヒトデ(……ごめんな、『るり(瑠璃)』) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 16:56:54.81 ID:RrPy/G0G0<> 〜草陰〜
忍頭「ぅう……うぐ、えぐっ…ひっく」ぐずっ
下忍(なあ、頭はどうしちまったんです?)
中忍(瑠璃お嬢と元若頭の幼少の頃を思い出して泣いてんだよ、そっとしときな若造)
下忍(あのお二人ってどんな関係だったんですかい)
中忍(一口に言えば幼馴染ってヤツさ)
下忍(……昼ドラ風に言うと?)
中忍(本当なら結婚してハッピーエンドでめでたしめでたしだったはずの引き裂かれた恋人達だな) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 17:04:40.79 ID:RrPy/G0G0<> 下忍(いったいどこのアバズレが引き裂いたんですかい?)
中忍(それが……わからんのよな)
下忍(は?)
中忍(結婚式の直後、急に別れるって言い出して逃げてしまったんだ)
下忍(やっぱりあの性かくで…
中忍(しっ! 頭に聞かれたら殺されるぞ!!)
下忍(でも実際そうなんじゃ…?)
中忍(いんや、違うみたいでな…そもそも元若頭はお嬢の『あれ』も含めて愛したんだぞ)
下忍「若様かっけぇぇぇぇええええええ!!!」
忍頭「……」
下忍「……お嬢には聴こえてないみたいですよ?」
忍頭(聴こえてたらどうする貴様ああああああああ!!)ドドドドドォッ
下忍「ぐはっ……!」ドシャッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 17:10:30.54 ID:RrPy/G0G0<> 忍頭(ソイツを片付けとけ)
中忍(へい!)シュバッ
忍頭(ったく)
忍頭(………)
青髪「〜?」
ヒトデ「〜」モグモグ
青髪【【 〜 】】
ヒトデ「〜!!???」ブシャァァアアアア
忍頭(本当に、どうしちまったんだ……サスケ様…) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 17:17:28.18 ID:RrPy/G0G0<> 〜青髪の隠れ家〜
ヒトデ「はあ…はあ……おどかすなよ」
青髪「キミはいつも私の冗談で吹いちゃうよね♪」
ヒトデ(そりゃあ…『その肉はあの女の子のなんだよ』ってお前に言われたらな……)
青髪「美味しかった?」
ヒトデ「あぁ、前より腕を上げたな」なでなで
青髪「っ……////」
ミジンコ「ミジン子さん、実は俺…」
ミジン子「うっせーキモイんだよ」ぺっ
ミジンコ「畜生!! リア充めええええええ!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 17:29:34.87 ID:RrPy/G0G0<> ヒトデ「……ん…」ウトウト
青髪「……?」
ヒトデ「……すー」
青髪「……え?」ドキッ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
裏青髪【【 今がチャンスだよ、縛ってからどうして別れたのか聞き出そう? 】】
表青髪「……ダメだよ、私はそんなつもりで呼んだんじゃ…」
裏青髪【【 へえ、あの人が他の女の子に奪われていいの? 】】
表青髪「で、でも……」
裏青髪【【 くすっ、なら百歩譲って『既成事実』を作るのは? 】】
表青髪「━━━━!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
青髪「……」ごくっ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 17:34:54.74 ID:RrPy/G0G0<> 青髪「……っ」そー
ヒトデ「すーzZZ」
青髪「……////」ちゅ…
ヒトデ「すー……す…っ」
青髪「……はぁ…はぁ……っ//////////」ドキドキ
さわ……
ヒトデ「……っ」
青髪【【 ……くすっ 】】
青髪「……!」ピタッ
青髪(こんなのダメだよ!! これじゃ何も解決しないよ……)
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 17:41:23.40 ID:RrPy/G0G0<> 〜テントの外・川〜
青髪「……はあ」ぱちゃぱちゃ
青髪「……でも変わってなかったかな、唇」スッ
ガサッ
青髪「……?」
山賊「げへへへへへ」ガサッ
山賊2「よぉ」ガサッ
山賊3「ひぐらしが鳴いてる気がするが気にしないぜぇ」ガサッ
青髪「……」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 17:45:14.02 ID:RrPy/G0G0<> 〜草陰〜
中忍(頭…ヤバくないですかアレ)
忍頭(……行くぞ)
中忍(勿論です……って、え?)
忍頭(どうした)
中忍(そっちは逆方向ですよね)
忍頭(いいんだよ、死にたいのか)
中忍(でも…)
忍頭(そこにいると『バラバラになる』ぞ)
中忍(Why?) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/25(金) 17:45:55.40 ID:DzLF/36uo<> ですよね〜 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 17:50:17.86 ID:RrPy/G0G0<>
山賊「なぁ? 俺が最初でいいよな」
山賊2「じゃあ俺は後ろを頂くぜぇ」
山賊3「お前らそれは明らかに死亡ふら…
シパッ
山賊3「ひ、ひぐらしが鳴いてる時はやっぱり死亡フラグふぅ…!!」ドチャッ
山賊「三平ー!! てめえ、なにしやがった!?」
青髪「あなた達が悪いよ、私の目の前に出るなんて」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 17:54:26.78 ID:RrPy/G0G0<> 青髪「大丈夫、苦しまないようにするから」スッ
山賊「え……」
シパッ
ドチャチャチャッッッ!!
山賊2「ひいいいいぃぃぃぃ!? 」
青髪「あなた、組織には入ってるかな」
山賊2「え、い、いえ……」がくがく
青髪「そう」スッ
シパッ
ビチャッ!!
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 18:00:58.40 ID:RrPy/G0G0<> 〜草陰〜
中忍(つえぇ…)
忍頭(お嬢は元若頭に去られてから最初に作り上げた最強の武器だからな)
中忍(やっぱり復讐のために?)
忍頭(違う、元若頭のためだ)
中忍(?)
忍頭(お嬢はまず、元若頭の『敵』の存在を考えたんだ)
中忍(対抗勢力?)
忍頭(さあ、だがお嬢の中で最初に導き出された答えは『脅している敵』に勝てるように強くなることだ)
中忍(……一体どんな敵を想像したらあんな凶悪な武器を?)
忍頭(……恐らく元若頭が操られてることまで想像して元若頭にも勝てる物にしたんだろうな) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 18:13:46.78 ID:RrPy/G0G0<> 中忍(……でもなんか皮肉ですね)
忍頭(かもな)
中忍(結局、何も分からないってんだから……)
忍頭(……本当は原因なんざ1つしかねぇがな)
忍頭(………) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 18:20:34.29 ID:RrPy/G0G0<> 〜夜〜
ヒトデ「……う、動けねえ」
青髪「すー……すー……」ぎゅっ
ヒトデ「なんでいつも腕にしがみつくかなぁー」
ヒトデ「………まだ遅い時間でもねえしたまにはいいかもな、こんな1日も…」
ヒトデ「……」
青髪「…すー」
ヒトデ「……何時間寝るつもりだコイツ」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 18:28:07.96 ID:RrPy/G0G0<> 〜王城・姫の部屋〜
姫「むぅ、夜中にならんとヒトデは来ないらしいな」むすっ
ごろっ
姫「はぁ、母上の思い通りにはさせんぞー」もぞっ
姫「それにしても、ここまで来ると親バカでは済まない……母上はなぜ私に外の世界の事を隠す?」
姫「む〜〜」ゴロゴロゴロゴロ
姫「……3日後が肝心なのに色々考えてしまうな」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 18:38:51.07 ID:RrPy/G0G0<> 姫「む〜〜……」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
姫「む〜〜〜〜〜〜……」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
姫「……そうだ、抜け出そう!」ピーンッ
姫「何たる名案、これならヒトデにも会いに行けるはずだ!」
姫「よし、そうと決まれば」
側近「どうなさるのです」
姫「」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 18:41:34.60 ID:RrPy/G0G0<> ここで第1話てきな話は終了かな
第2話的な話は来週の月曜日か火曜に投下します
個人的に忍頭が好き <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/25(金) 18:46:36.12 ID:zwANQFEJo<> 乙
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 18:49:37.13 ID:RrPy/G0G0<> ちなみに
忍組現当主:青髪(本名るり)
身長:163
体重:42
青髪:ひぐらしのレナがちょっと伸びた
武器:右手のワイヤー
忍組忍頭:忍頭
身長:194
体重:80
龍が如くの桐生ヘアー
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 18:51:23.63 ID:RrPy/G0G0<> >>93
>>94
>>121
ありがとう、もし何か希望があれば言ってくれ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/25(金) 18:57:33.52 ID:RrPy/G0G0<> ないようなので落ちますぜい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/25(金) 18:59:12.98 ID:jdYXcEvP0<> 乙
女王って、もしかして暴君? <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/03/25(金) 19:32:06.08 ID:RrPy/G0G0<> >>125 もしかしなくても暴君……というより戦闘狂かなぁ、うん <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/26(土) 00:04:27.03 ID:nRS10Jiy0<> 乙
青髪とヒトデは元に戻って欲しいなぁ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 08:17:54.12 ID:F372yoYx0<> パイレーツオブカリビアン五回見ただけで朝になっていた
何が(ry
第2話的な話始めるぜい <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 08:25:46.33 ID:F372yoYx0<> 側近「はぁ……姫様、できればもう少し考えて行動してくださいよ」
姫「な、側近! 仮にも17の娘の部屋に無断で入るなど何という無礼な…!!」
側近「いいから聴きなさい、ほっぺを膨らませて怒っても笑えるだけです」
側近「まあそれはいいとして、ちょっと伝える事があり忍んで来ました」
姫「むぅ…伝える事?」
側近「3日後の舞踏会の日、あなたと女王様が襲撃されます」
姫「………はあ」
側近「なんで溜め息を吐くのです?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 08:58:00.58 ID:F372yoYx0<> 姫「……随分と母上は喜んだのではないか?」
側近「それはもう、今日の大半は女王様の修行に付き合わされました」
姫「……とても使用人を処刑する人でなしとは思えん」
側近「まあ仕方ないでしょう」
側近「それで、あなた様はどうされるのです」
姫「逃げも隠れもしないぞ、母上を止められるのは私だけだ」
側近(あれだけボコボコにされたのに凄い根性だな、さすがは娘なのか?)
姫「下手したら襲撃者は文字通り八つ裂きにされるかもしれないし……」
側近(……アイツもこのくらいの優しさが素直に出てればな) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 09:01:33.61 ID:F372yoYx0<> 〜女王の間〜
女王「……くしゅん!」
女王「むー、側近かリリスが私の噂をしているか?」ずずっ
女王「……ふふ、楽しみで眠れないな」
女王「………」
女王「……zZZ」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 09:09:55.34 ID:F372yoYx0<> 〜同時刻・青髪の隠れ家〜
ヒトデ「……ん?」ピクッ
ヒトデ「やべ、寝過ぎた」バッ
ヒトデ「あれ? るりー?」
ヒトデ「……いない、帰ったか」
ヒトデ「………」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
青髪【【 やっと見つけたんだ、キミを奪った猫さんをね♪ 】】
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒトデ「……手は出さなくてもワイヤーなら…………」
ヒトデ「ヤバいかもな……!!」シュバッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2011/03/28(月) 09:16:05.19 ID:TIEP9MUP0<> ああ、可愛くてヤンデレだって事をすっかり忘れてたよ・・・・・・ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 09:16:15.97 ID:F372yoYx0<> 〜姫の部屋〜
姫「ヒトデ、いるな?」
━━━━シーン
姫「むぅ、ヒトデー?」
━━━━シーン
姫「??」
姫「まさか遅刻……あるいは屋根裏で身を隠してたら寝たか…?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 09:22:38.30 ID:F372yoYx0<> 姫「……ヒートーデー!」
【 ここにいますよ 】
姫「むぅ、やはり寝ていたのだろう! このお寝坊さんめ」
姫(……少し声が高いか? 気のせいか)
【 はは、姫様をお待ちしていたら寝てしまったのですよ 】
姫「むぅ、となると側近の話していた襲撃される件は聴いていたな?」
【 は? 】
姫「……私と母上が暗殺される件だ」
【 (へぇ…)そうでした、まさかこのような事態になるとは…… 】 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 09:26:05.35 ID:F372yoYx0<> 姫「……どう思う」
【 襲撃者など我々に任せていただければ、安心してください 】
姫「……なあ」
【 ? 】
姫「お前……いつから私を『姫様』などと呼ぶようになった?」
【 元からですが 】
姫「あれ、そうだっけ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 09:30:34.91 ID:TIEP9MUP0<> 姫様、それヒトデちゃう! ヤンデレや!! <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 10:25:04.64 ID:F372yoYx0<> 【 (……あの人の口調を覚えちゃうくらい親密なんだ) 】
姫「むぅ……ん」
姫「……」ウトウト
姫「ヒトデ、今日は寝る…疲れていたようだ」
【 おやすみなさい 】
━━━シーン━━━
スタッ
青髪【【 くすくすっ 】】 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 10:30:54.05 ID:rej4V3xDO<> 青髪さんが王妃さんにボコられる気しかしない <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 10:31:40.86 ID:F372yoYx0<> 青髪【【 ……綺麗な金髪 】】さわっ
姫「……zZZ」
青髪【【 ……くすっ 】】
青髪【【 くすくすくすくすくすくすくすくすくすくす 】】
スッ
ピンッ
青髪【【(あとは右手を軽く揺らすだけで王女様はバラバラ……♪)】】 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 10:41:39.44 ID:F372yoYx0<>
ヒトデ「(ストーッップ!!)」小声
青髪「え、なんで…」びくっ
ヒトデ「なんでじゃねえよ、何やってんだよ」
青髪「……くすっ」
青髪【【 私は
ヒトデ「邪魔者を消そうとしたと? いい加減にしろよ、モヒカンは許してたが殺すってんなら許さねえぞ」
青髪「……やっぱりこの女なんだ、キミが離れた原因は」
ヒトデ「ちげえよ、まだ知り合って3日なんだぞ」
青髪「嘘だッッ!!!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 10:53:09.36 ID:F372yoYx0<>
姫「……んぅ」
ヒトデ「(なんで今ので目を覚まさねぇんだよ!?)」
青髪「私はこの二年の間、あなたのことを調べた……!」
青髪「そしてあなたが私を避けるようになってから気にするようになったのは、」
青髪「 王家の話ばかりだった 」
ヒトデ「……(なんか、すげえ勘違いしてるな)」
青髪「……どっちみち、あなたが理由を教えてくれないなら王女様はここでバラバラにするよ」ス…
バシンッ
青髪「っ………?」
ヒトデ「目は覚めたか」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 10:58:39.04 ID:F372yoYx0<>
青髪「……」ヒリヒリ
ヒトデ「なあ、頼むから馬鹿なマネはするなよ……やめろよ…」
青髪(……殴った)
青髪(……なんで……)
ヒトデ「……おい?」
青髪(………そんなに私が?)
ヒトデ「……るり?」
青髪(こんなに、こんなに頑張ってるのに?)
青髪(……もう、なんなんだろう)スッ
ひゅるんっ
ヒトデ(ワイヤーをしまったか) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 11:08:22.50 ID:F372yoYx0<> 青髪「……さようなら」シュバッ
ヒトデ「あ、………」
ヒトデ「……もう、意味がわからねぇよ」
姫「……すーzZZ」
ヒトデ「……そういや顔を見るのは初めてだったな」
ヒトデ(綺麗な金髪だな…今にも輝くんじゃねえか?)
ヒトデ(………)
ヒトデ(……話せば、みんなを巻き込む事になるんだ…絶対に話してたまるかよ) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 11:20:19.41 ID:F372yoYx0<>
〜忍組総本部・青髪の部屋〜
青髪「………」
青髪「………約束した」
青髪「……守るって」
青髪「……私が、守るって……」
青髪「なのになのになのに……!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 11:25:39.08 ID:F372yoYx0<>
〜廊下〜
<「なのに……ぐすっ…えぐっ………!」
忍?「………」ギリッ
忍頭「盗み聴きとは感心しねえな、『宮本』」
宮本「……頭、なんでお嬢ばかりこんな目に?」
忍頭「2人のことに口出すんじゃねえよ若造、上忍のクセに」
宮本「……」シュバッ
忍頭「……マジでなんの昼ドラだっつの」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 11:37:12.56 ID:F372yoYx0<> 〜そして翌日、場面は変わり『ヒトデ』のアジト〜
女「おっっはよー!!」ガバァァッ
少女姉「ひゃああ!?」
幼女「……朝から元気だな」
女「なんでボスはやつれとるん?」
幼女「……寝不足」
女「なんでやねん」
少女姉(一晩中私と恋バナしてたとは言えませんね) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 11:42:50.84 ID:F372yoYx0<> 幼女「……そらー」
女「なんや、ホンマにやつれとるな……大丈夫なん?」
幼女「……むり」ドサッ
女「……」
少女姉「……」
「 え 」
女「ちょ、ボス!? しっかりせぃや!」
少女姉「あわわわわわわわわわわわわわわわわ」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 12:14:29.92 ID:F372yoYx0<> 幼女「うーん………」
女「アカン…四番目、ロリ太を呼んで来い!」
少女姉「ロリ太??」
女「ああ、ロイや!!」
少女姉「分かりました!」ダッ
女「一体どうしたんや、ボス……」
幼女「……そら」
女「ん?」
幼女「……俺は今日ちょっと仕事が出来そうにない、だから頼む…」
女「わかった、任しとき! ウチがボスの仕事やっとくわ!」
幼女「……リストは棚の一番右にあるから……ぐふっ」かくんっ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 12:21:47.36 ID:F372yoYx0<> ロリ太「幼ちゃん! ……まだ大丈夫だ、お前達はしばらく外に行ってろ」
女「ぐふって言うとったけど平気なんやな!?」
ロリ太「うるせぇぇぇ!! 俺が一番心配してんだよぉぉぉぉぉぉ!!」
少女姉「それよりボスさんの治療をしなさい!!!」
ロリ太
「ごめんなさい」
女
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/03/28(月) 12:24:04.54 ID:2LPmLX/fo<> しぇん <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 12:32:50.87 ID:F372yoYx0<> 〜城下町〜
女「……なんでウチだけ追い出されてるん?」
女「……まあええわ、仕事仕事」カサッ
女「うわー、えげつない依頼ばっかやな……さすがボスの依頼された仕事」
女「とりあえず支度だけしとくかな、仮にもAAランクの仕事やし」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 12:37:46.94 ID:F372yoYx0<> 〜酒場〜
女「ただいまー」
店主「ん、というか!! 店の裏から入って来いといつもいってるだろう!!」
女「ええやん、お水ちょーだいパパ」
酔っ払い「えぇぇ? マスターの娘さん??」
筋肉野郎「しかもかなり可愛いじゃねえかよ」
店主「ふふん、自慢の娘だよ♪」
女(……酒くさいなこのおっちゃん達) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 12:42:10.76 ID:F372yoYx0<> 店主「で、どうしたんだ? 花屋の仕事はどうした」
女「んー、ちょいと必要な道具を取りに来たんよー」
店主「ああ、ハサミとかだな」
店主(ふふ、ますます娘が花嫁修行に励んで可愛いくなっていくな)
女(……本当は義賊集団の幹部って言ったらどないな反応すんのやろ)
女「それじゃ、お仕事がんばりやパパー」
店主「うむ!」キリッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 12:47:32.91 ID:F372yoYx0<> 〜酒場・二階の女の家〜
女「んー、どれにしよかな?」ガチャガチャ
女「仕込みもええけど、やっぱりここは白兵戦用の『変形仕様』にすんのもええな……」
ガチャガチャ……ガキンッ
女「お、スタンダードなのもええなー」ガチャガチャ
女「うーん迷う、どれにしよか?」
1、仕込みモーニングスター
2、変形仕様モーニングスター
3、スタンダードチェーンモーニングスター
>>156 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/03/28(月) 12:50:39.42 ID:2LPmLX/fo<> 2 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 12:59:27.10 ID:F372yoYx0<> 女「うーん……よし、『変形仕様』にけってーや!」
女「ぱっと見は槍やけど、実は色々機能が付いた優れものなんがええよなぁ〜」ウットリ
女「よし、そろそろ行くか!」
〜港町・船着場〜
女「うーん、なかなか海の仕事もええなぁ♪」
海賊手下「アンタが『ヒトデ』の幹部か」
女「せや、ウチが『ヒトデ』のNo2やで」
海賊手下「……大丈夫だよな」
女「何や?」
海賊手下「別に(かませ犬っぽいなぁ)」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 13:03:01.58 ID:F372yoYx0<> 女「いざ! しゅっこー!!」キャー
船長「……あんな小娘が『ヒトデ』の幹部か!?」
手下「らしいです……」
船長「オイオイ、本当に用心棒なんてできるのか?」
女(全部聴こえてるっつのハゲ!!)
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 13:11:40.38 ID:F372yoYx0<> 女「おい冴えないおっちゃん」
船長「なあ、撃ち殺していいか?」チャカッ
手下「船長、キレるのが光速過ぎます」
女「用心棒を雇うっちゅー事は、何か強い敵が近くにおるんやな?」
船長「ああ、この辺りを徘徊してる『魔導海賊団』ていう組織だ」
女「最近『盗賊』『山賊』『義賊』の他に『海賊』の枠を作ったヤツかいな?」
船長「そうだ、隣の港町までの間が一番それと遭遇するらしくてな……アンタを呼んだ訳だ」
女(うわー、めっさダルい仕事やん) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 13:22:13.70 ID:F372yoYx0<> 女「ところでさー」
船長「?」
女「トイレどこぉおぼろろろろろろろろろ」ドシャアアア
船長「ぷるぁああああああああ!!???」
手下「きゃ、キャプテーンッッ!??」
女「はあ…はあ……うっぷ…」
船長「びゃああああああ!! とうもろこしが!朝食と思われる液体があああああああああ!!?」
手下「や、やべえ…もらいげろろろろろろろろろろろろろろ!!!」バシャ嗚呼アアッ
船長「アッ━━━━━━!!!!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 13:28:38.44 ID:BT+TnLez0<> 女ェ・・・
しえん <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 13:31:17.75 ID:F372yoYx0<>
赤髪女「……前方2km先に船影発見、どうします」
銀髪女「………」コクン
赤髪女「野郎共!! 狩りの時間だよぉ!!」ピィィーッ
手下達「ぉぉおおおおおお!!!!」
銀髪女(……今日は風が静かであるな) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 13:40:55.31 ID:F372yoYx0<> 手下「キャプテーンッッ!! 右方500m先から海賊船です!」
船長「なんでそんな至近距離になるまで気づかなかった!??」
手下「船長のシャツ洗ってましたー!!」
船長「他のヤツらはどうしたああああああああ!!?」
一同「「 もらいゲロしてました! 」」フンス
船長「お前らなんで海賊やってんだよぉぉぉ!!!!」
女「全員戦闘準備! 来るでぇ!!」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/28(月) 13:57:01.90 ID:F372yoYx0<> 戦闘描写はどうしようか悩むぅ!!
台本?それともノーマル?うわあああああ!!
落ちます! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 15:28:56.44 ID:BT+TnLez0<> 女がフルボッコ
そこからドヤ顔とかすれば俺得 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 17:02:49.57 ID:TIEP9MUP0<> 乙
青髪が可愛くて今後の展開が怖い
後、>>165の展開は俺も好きだ
戦闘描写は今までと同じ感じでいいと思う <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 17:45:06.58 ID:F372yoYx0<> >>165>>166
どんだけ女が嫌いなんだw
再開 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 17:52:50.68 ID:onA+J20IO<> 逆転する展開って事じゃないのか <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 17:58:31.67 ID:F372yoYx0<> 銀髪女「………行って」
赤髪女「行くぞぉぉおおおおおお!!」チャキッ
手下達「おおおおおおおおおおお!!!!」バッ
女(あの赤髪と銀髪のねーちゃんが指揮をとってるんやな、だったら……!)ガシャコンッ
女「おっちゃん! ザコは任せたで!!」シュバッ
船長「ちょ、なんの為の用心棒だよ!??」
手下「来ましたよキャプテーンッッ!!?」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 18:05:44.12 ID:F372yoYx0<> (>>168その展開ならこの後……ごほっ)
女「一撃先手必殺勝!!」ブォンッ
赤髪女「あぁん? 馬鹿正直に突っ込んで来てんじゃねぇよ!!」
赤髪女「【ウォール】!!」
バキィンッ!!
女「うぁ…!? ま、魔法やと?」ビリビリ
赤髪女「伊達に『魔導海賊団』名乗ってねぇんだよガキィ!!」ズババッ
女「危な!? って、ウチのスカートボロボロにしたなぁぁあ!!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 18:11:52.18 ID:F372yoYx0<> 〜船長サイド〜
船長「にぎゃあああああ!!」パキッ
魔導海賊手下(以下魔導手)「ぐほぁ!」ドサッ
手下「キャプテーンッッ!!」
船長「どうした!?」
手下「ゲロが出そうッス……うぷ」
船長「我慢しろぉぉぉ!! こんなとこでゲロ吐いて死にたくねえだろ!!」
魔導手「オラァァァァ!!」ブンッ
手下「おぼろろろろろろろろろろろろろろ」ドブシャアアアアア
魔導手「うわあああ!?? 目が、目がァ!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 18:17:45.31 ID:F372yoYx0<>
ガキィンッ! ズババッ!!
女「せあああ!!」ブォンッ
赤髪女「ワンパターンなんだよ! 【ウォール】!!」バキィンッ
女「━━━にっ」ニヤッ
赤髪女「ッ!」ビクッ
女「モード・ヌンチャク!!」ガシャシャンッ
ビュルンッ!!
赤髪女「な…!?」ガキャァッ
フワッ……!
赤髪女(コイツ、馬鹿力でアタシを吹き飛ばした……!?)
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 18:22:39.12 ID:F372yoYx0<> 女「続いてモード・ランス………」ヒュッ
赤髪女「ぐ……【ウォール】!!」ヴンッ
女「……と見せかけてモード・モーニングスター!!」ガシャゴンッッ
赤髪女「な━━━ッ!!」
女「空中でウチの鉄球避けれるかい?」ジャララッ
グィンッッ!!
赤髪女(や、バ……!?) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 18:26:54.87 ID:F372yoYx0<>
ガギィィ━━━ンッ!!!!
女「は……?」
ギュンッ!!
女「打ち返され━━━!??」
ドゴォォッ!! ゴキッメリッ
女「ァ……っガ…!!」ブワァッ
ドシャッ!
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 18:32:44.14 ID:F372yoYx0<> 女「ぐぁ……な、なんや今のは……?」ヨロヨロ
銀髪女「………?」スッ
赤髪女「だ、団長! ありがとうございます!!」
銀髪団長「………」チラッ
女(……アイツがウチの鉄球跳ね返したんか)ジャララッ
女「……アンタ、名前は?」ビュビュンッッ
銀髪団長「………シルバ」
女「へぇ、ウチは『ヒトデ』のNo2『ソラ』や……よろしくなッッ!!」ギュンッッ!!
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 18:36:40.41 ID:F372yoYx0<>
銀髪団長「……」ヒュインッ
ガギィィンッ!!
女「またかい!!」グッ
ブォンッ!!
銀髪団長(……跳ね返された勢いを乗せて回転させた?)
女「ぬおおぉぉぉぉるゃぁぁあああああああ!!!」グォォッ
ドゴォォォオッッ!!!
赤髪女「しまった!!」
銀髪団長「マストを……?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 18:41:05.81 ID:F372yoYx0<>
〜船長サイド〜
船長「へぶるぁあ!!」ぺちーんっ
魔導手「あべしっ!?」ドサッ
手下「キャプテーンッッ!!」
船長「どうした!?」
手下「敵船のマストが折れてますよ!!」
船長「マジで!? 逃げるなら今だ!! 全速左回、逃げるぞぉぉぉぉ!!!」カァーンッカァーンッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 18:46:50.85 ID:F372yoYx0<>
<カァーンッカァーンッ
銀髪団長「………あなた、最初から逃げるつもりで?」
女「ちゃうわ乳牛女!! 勝てる相手なら戦うつもりやったけど、やっぱボスの仕事なだけにムリやから逃げるだけや!!」
赤髪女「し、シルバ様に向かって乳牛女だとぉ!?」
銀髪団長(……ボス?)
女「せやから、今日の所は逃げといてやるわ!! 覚えときぃ! なーはっはっはっは!!」シュバッ
銀髪団長(……確か、ヒトデのボスといえば……)
赤髪女「なんなんだあの女……!」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 18:50:33.07 ID:F372yoYx0<> 銀髪団長「………運が良かった」
赤髪女「まったくですねあの野郎!」
銀髪団長「………違う」
赤髪女「へ?」
銀髪団長(………もしあの娘じゃなくて『妖艶の魔女』に出てこられてたら全滅していたかも)
銀髪団長「……ふふ」
赤髪女(なんかよくわかんねーけど団長可愛い! ブチ犯したい!)ハアハア <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 18:58:29.20 ID:F372yoYx0<> 〜港町〜
船長「いやあ、一時はどうなるかと思ったぜ!」
手下「でも生きて帰って来れましたねキャプテーンッッ!!」
船長「ああ! これからはマジメに生きようぜ!」
女「ん? なんやアンタら、海賊やめる為にここまで来たんか」
船長「まあな、元々海賊向きじゃなかったし…『魔導海賊団』なんていたらやめるしかねえだろ」
女「はあ……(ウチの折れたアバラ返せっつの)」
手下「そんなわけで、報酬はこの船と中にある武具ッスよ」
女「おー、通りでボスが担当した仕事やな! おおきにおっちゃん!」
船長「ああ、頑張れよ女!」
女「女、じゃなくてウチはソラや、じゃあなー!」シュバッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 19:03:39.23 ID:F372yoYx0<>
〜夕方・『ヒトデ』のアジト〜
幼女「ご苦労だったな、ソラ」
女「ん、ボスはもう平気なん?」
ロリ太「まだ安静にしてないとダメなんだが、一部仕事は俺が引き受けるよ」
女「おー! 頼むわロリ太、意外にボスの仕事ってむずいねん」
ロリ太「ロリ太いうな! ……今日は用心棒の仕事をやったのか」
幼女「……よく無事だったな」
女「いんや、逃げて来たからはっきり言って惨敗やな」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 19:12:06.06 ID:F372yoYx0<> 少女姉「逃げて来たって…そんなに強い方達だったんですか?」
女「おぉ、ロリ太並みやったで」
幼女「『魔導海賊団』か」
女「お、やっぱり知ってるんやね」
幼女「あの組織を束ねてる『総団長』は俺も知ってるエルフだからなァ」
女「あの銀髪、エルフやったん!?」
幼女「銀髪? ……恐らくソイツは『第2師団』の団長だろォな、シルバって名前の『ハーフエルフ』だ」
女「うぉぉ……ウチよく生きとるな…」
少女姉「大丈夫ですよ、『ハーフエルフ』は普通のエルフに比べるとそこまで強くはありませんから」
女「へえ……(あねさんは強いんやろか?)」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 19:28:24.20 ID:F372yoYx0<> 女「んで、ボスも知ってるそのエルフってどんな奴なん?」
幼女「まあ、一言で言えば……良い奴だな」
女「海賊を束ねてんのに!?」
幼女「そォいう奴なンだよ、悪い奴なようで良い奴なのが微妙なンだ」
女「へぇー」
幼女「ああ、そういえばさっき新しくお前に仕事が入ったンだ」カサッ
女「えー、今日はもう嫌や〜」
幼女「………」ギロッ
女「やらせて頂きます」ドヤ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 19:37:49.51 ID:F372yoYx0<>
〜とある建物前〜
女「……残業とか、シャレになってないやん」
ジャララッ
女「……今度の仕事は『ある組織を裏切った女を無力化しろ』やもんなー、ムチャクチャやわ」
ギュルンッ
女「まあ、やってやるで……!」
ビュンビュンビュンビュンッッ!!
女「なあ? 『孤児施設教会』の巨乳ねーちゃん」
ドゴォォォンッッ!!! <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 19:45:12.82 ID:F372yoYx0<> 今回と次回は女(ソラ)編。
次回はいよいよ? シスターVS女ですネ
『ヒトデ』のメンバーの強さ順位
1、幼女
2、ロリ太
3、少女姉
4、女・ヒトデ
能力順位
1、幼女
2、女
3、少女姉
4、ロリ太
5、ヒトデ
登場キャラクター順位
1、????(三人以上のため)
2、ロリ太・銀髪団長・側近・青髪
3、少女姉・赤髪女・盗賊・忍頭
4、女・ヒトデ・姫
5、山賊・ハデス・船長 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/28(月) 19:50:06.18 ID:F372yoYx0<> 落ちます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/28(月) 20:00:29.15 ID:9Pyac98DO<>
おつでした <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/29(火) 04:54:19.64 ID:r18qmbDd0<> 乙
赤髪女に同調しそうになった自分が怖いよ…………orz <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 08:17:00.87 ID:KGhlJe4A0<> パイレーツオブカリビアンまた三回も見てしまった……
提督がていとくんに似すぎている
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 08:35:48.05 ID:KGhlJe4A0<>
〜女が襲撃する数分前〜
子供「お姉ちゃん、もうさっきの怖い人達来ないよね?」
女の子「来ない?」
シスター「ええ、もう来ないはずです……私は強いですから」
子供2「痛くないー?」
女の子2「さっき怖い人達にぶたれてたよね…?」
シスター「……大丈夫ですから、私はとっても強いのは知っているでしょう?」
子供2「……うん!」
女の子2「さすがお姉ちゃん!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 08:43:15.31 ID:KGhlJe4A0<> シスター(……もう2時間は動きがない、やはり『王家襲撃』に備えて退いたか?)
子供3「お姉ちゃん!」とてとて
シスター「どうしました?」
子供4「あのね、ぼくたちが作ったんだよ!」
女の子3「これ♪」
━━━チリンッ
シスター「まあ……御守りですね」チリンッ
女の子3「うん、お姉ちゃんに持ってて欲しいの」
シスター「………ありがとうございます、じゃあ貴女が首に着けてくれる?」
女の子3「うん!」チリンッ
ドゴォォォンッッ!!!
シスター「ッッ!?」
シスター(クソが……ッ) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 08:52:38.04 ID:KGhlJe4A0<>
━━━ジャリッ
女「シスターの巨乳ねーちゃん、おるんやろ?」ビュンビュンッ
シスター(……誰だ? 確か組織にあんな女はいなかったはず……雇われの暗殺者か)
ガシャッ
シスター(……行くぜ)
バッ!
女「! 見つけたでぇ!!」ギュルンッ
ブォォォッ!!
シスター(鎖を超長くしたモーニングスターか、だが機動力ならこちらの方が上だ……!!)
ビュバババァッ!!
ガギギギィィンッ!!!
女「な━━━『マジックボウガン』やと!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 08:59:54.68 ID:KGhlJe4A0<> シスター「へぇ、よく知ってるじゃないか? そうさ、私の使ってるのは『マジックボウガン』」
ガシャシャッ!!
シスター「リロードは微量の魔力によって自動、連射可能、何より━━━」
女(正面に立つのはマズい…!!)バッ
シスター「━━━『ホーミング』のオマケ付きさクソ女ァ!!」
ズガガガガガッッ!!!!
ビュバババァッ!!
女「マジで追って来たァ!!?」シュバッ
ビュバババァッ ズカカカカカッ!!
女(……!、直角に動けば楽勝やないか) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 09:04:58.36 ID:KGhlJe4A0<> 女「……モーニングスターじゃ分が悪いなぁ」チラッ
女「………」ジャラッ
バッ
シスター「蜂の巣にしてやんよぉ!!!」ガシャッシャッ
女「うげ!? もう一丁あるんかい!!」ビュンビュンッッ
シスター「クライマックスだぜぇぇ!!」ズガガガガッッ
ガギギィィンッ
シスター「鎖を高速で振り回して……!?」
女「攻略したでぇ!!」ブォンッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 09:11:33.83 ID:KGhlJe4A0<>
━━━チリンッ
女「……!」ビクッ
シスター(今だ━━━!!)カチンッ
ビュンッ!
女「しまっ、消えた…?」
シスター「ここだよ、余所見女」スタッ
女(なんで一瞬でシャンデリラに!?)
シスター「……その顔だと『7つ道具』を見るのは初めてみたいだな?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 09:23:15.00 ID:KGhlJe4A0<> 女「……アンタ、まさか?」
シスター「そう、私は『元』『盗賊団』のNo2さ」
女(……ボスめ、聞いてへんぞそないな事)ジャラッ
女「通りで強いと思ったわ、超四天王級の格なんやしなぁ?」ビュンビュンッッ
シスター「はッ、誉めても矢しか出ねえよ!!」ガシャッシャッ
━━━チリンッ
女「(また? 一体どこから……)」
シスター「ワンテンポ遅れてんぞぉ!?」ズガガガガッッ
女「ヤバっ!!?」バッ
ズカカカカカッ!! <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 09:29:52.78 ID:KGhlJe4A0<> 女「だぁーもう!! 鈴の音が気になるぅぅ!!」バッ
女(こうなったら一度そっちの仲間を潰してからあの女を叩くしかない!!)
シスター「……あっちはダメだ!!」シュバッ
ブンッ
女「ん?」
ゴトンッ シュゥゥ……
女「ば、爆弾!?」ビクッ
バフゥゥンッ!
女「ゲェッホ!? ごほ、煙幕……!??」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 09:33:20.62 ID:KGhlJe4A0<>
ビュバババァッ!!!
女「しまっ━━━」
ドスドスドスッッ!!
女「がぁぁぁあああああ!!?」ドサッ
スタッ
シスター「……勝負アリ、だな女」ガシャッ
女(ぐぁ…左腕が……!!) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 09:41:57.88 ID:KGhlJe4A0<>
━━━ゴスッ
シスター「え?」ブワッ
ブォンッ! ドサッゴロゴロゴロ………!!
女「……誰や、アンタ」
三角頭?「……御苦労だったな、『ヒトデ』の女」ヂャキッ
女「……依頼したのがアンタなら、『盗賊団』の人間やな?」
スカー「まあな、団長をやってる『スカー』だ……宜しく」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 09:47:48.74 ID:KGhlJe4A0<> 女「へぇ、アンタが『死神鎌のスカー』かいな」
スカー「やめろ、恥ずかしいからそれ」
女「……ちなみに報酬って貰えるん?」
スカー「まあいいだろう、手こずる所をやりやすくしてくれたしな」
スカー「少ししたら部下が来る、待ってろ」
女(……刺さったのが肉だけなのは幸いしたな、2日後の仕事に影響はなさそうや)
スカー「………」スタスタ
シスター「うぅ……」
スカー「使えねぇ奴だな」ドゴッ
女「ッ!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 09:53:42.56 ID:KGhlJe4A0<> 女「……そういえば、そのねーちゃんは何やったんや?」
スカー「コイツはな、襲撃作戦に使うはずだった『保険』を使わねえと言って組織から逃げ出したんだ」
シスター「げほっげほっ……!」
スカー「ったく、何のための『保険』だと思ってやがる?」ドゴッドゴッ
シスター「ぁ…ぐっ……!!」
女「その『保険』ってなんや、そこまで痛めつける理由ってなんや」
スカー「……てめえの後ろにいる奴らさ」
女「……え?」
━━━チリンッ
女の子「……」フルフル
女「子供…やと?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 09:59:27.12 ID:KGhlJe4A0<> スカー「元々、2日後の襲撃作戦に備えて考えた『人質』という保険だったんだよ」
スカー「それを、2日前だってのに問題を起こしやがって……!」ドゴッ
シスター「ぁあ……ッ!」
女(……なんで、このねーちゃんは拒否したんや? 最初から利用するはずの子供達やったのに…)
━━━チリンッ
女「…?」ピタッ
女の子「……おねーちゃん」フルフル
女「……あの御守りに書いてあるのって……」
【いつもありがとう、シスターのおねえちゃん】
女(━━━ッッ!!)ゾワッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 10:06:07.52 ID:KGhlJe4A0<>
スカー「さてと、そろそろアイツらも来るか……」
女「おうゲス野郎、ちょい待てや」ジャララッ
スカー「……あぁ?」
女「アンタは知らんやろうけどな、『ヒトデ』の仕事は基本的に依頼や資金集めをする事や」
女「けどなぁ、一部の例外もアリなんやで?」
女「例えばNo3以上の幹部は『組織の利益になる事』だと思えば、依頼主でも消していいようになぁ」
ギュルンッ ビュンビュンビュンビュンッッ!!!
スカー「……チッ、だから女は嫌いなんだよ すぐ感情に流されるからな」ヂャキッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 10:14:58.82 ID:KGhlJe4A0<> スカー「というか、わかってんのか? 下っ端如きが俺に勝てるとでも?」ヒュンッ
女「下っ端やない、No2やボケェ!!」ダッ
ゴォッ!!
スカー「遅ぇ」ビュッ
女「……モードチェンジ!!」カシャンッ
スカー「あん?」
ギュオォッ!!
スカー(鉄球がアンカー状に変形して戻ってきやがった…!!)
ガギィィッ!
女「チェンジ!!」ガシャッ
スカー「ヌンチャクか、楽しませてくれるじゃねえか」ガギンッガギンッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 10:32:00.64 ID:KGhlJe4A0<> スカー「だがスピードも」ギュンッ
女(はや━━━)
スカー「パワーも足りてないな」ヒュィンッ
スパンッ!!
女「ツゥ……!!」ジャラッ
ギュルンッ!!
スカー「鎖振り回してりゃいいもんじゃねえぞ素人」バッ
ズバァァッ!!
バキャンッ!!
女「鎖を両断……大きいだけやないなあの鎌…」ガシャッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 11:01:59.97 ID:KGhlJe4A0<> 女(……ロリ太並みに強いかもしれへんな、コイツ)ジャラッ
スカー「どうした、来ないのか」ヂャキッ
女「うるさいわデカ野郎!!」ギュンッ
スカー「デ…カ?」ズキンッ
女「……行くで?」ビュンビュンビュンッ
スカー「…うん(そんなに身長高いか?)」ヒュィンッ
ガギィィッ! ブォンッ!!
女(ウチごと振り投げた…!?)ブワッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 12:13:24.63 ID:KGhlJe4A0<> 一旦休憩 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 17:19:33.67 ID:KGhlJe4A0<>
ガァァンッ!
女「いっつ……!!」ドサッ
スカー「女は感情的になる上、いつだって弱い…!」ヒュィンッ
女「ッ!!」バッ
シャキィィ……ン!!
女「ば、化け物かいな……!?」
スカー「てめえも同じだ、女だからこそ俺には勝てねぇ」
女(なんなんやコイツ…差別発言の嵐やな!!)ムカッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 17:27:14.56 ID:KGhlJe4A0<> 女「よぉし決めたで? 絶対アンタの三角頭とって直に顔面粉砕したる!!」ガシャンッ
スカー「ほぉ、やってみればいいさ」ヒュィンッヂャキッ
女「ランス…!」ドォッ
スカー「棒切れだろうが!!」ガギィッ
女「続いてアンカー&ヌンチャク!!」
ガシャシャン!!
女「覚悟しぃやッッ!!」ブルンッ
スカー「小賢しい……!」ヒュィンッ
ガギャァァンッ!!
女(しまっ……!? 武器ごと砕きおったやと!!?) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 17:31:06.29 ID:KGhlJe4A0<>
━━━チリンッ━━━
スカー「……っ?」ピクッ
女(!! 今や…ッ)
バッ!!
スカー「逃げる…の、か……?!」ピタッ
女「はは、ウチを舐めんなよぉ? 三角頭ァァァ!!!」ビキビキッ
スカー(コイツ、教会の十字架を剥ぎ取って……!) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 17:35:27.95 ID:KGhlJe4A0<> スカー「させるか、女ぁぁ!!」ブォンッ!
ビュォォンッッ!!
女「投げた鎌なんぞ怖くないっつの……!!」ヒュンッ
女「おらぁぁぁああああああああああ!!!!」
シュバァンッッ!!
スカー「ま、ず……!?」バッ
ドガァァッ!!
スカー「がはぁ……!??」ブワッ
ドサッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/29(火) 17:39:10.61 ID:KGhlJe4A0<> 女「死ねやぁ!!」グワッ
スカー「チィッ!」バッ
バフゥゥゥンッ
女「げほっがほっ…え、煙幕……?」
ブォンッ
女「……!!」
ビュンッ!
スカー「避けたか…!」バッ
女「……」ニヤッ
スカー「!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 18:12:39.68 ID:KGhlJe4A0<> 女「今やねーちゃん!!」
スカー「しまったまさか……!?」バッ
シスター「喰らいな団長ッ!!」ガシャコンッ
スカー「くそッ」ヂャキッ
女「余所見すんなや!!」ブォンッ
ドゴォッ!!
スカー「グ……っあ!?」フラッ
ズガガガァンッ!!
スカー「━━━!!?」
ドスドスガキィィンッッ!!! <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 18:18:33.41 ID:KGhlJe4A0<> スカー「━━━三角兜が……!」ドサッ
女「シャァァッラァァッッ!!」バキッ
スカー「ゴハッ……!?」ズザザッ
女「フィニッシュやぁぁぁ!!」ブンッ
ドゴォォォッ!!
スカー「がッッ!!」ブワッ
シスター「……トドメだよ」ガシャッ
スカー(マズい…マズい!)
ズガガァッ!!
スカー「【ウォール】!!」バキィッ
女・シスター「!!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 18:24:44.34 ID:KGhlJe4A0<> スカー「はははは!! これでも俺はハーフエルフなんだよクソ女ども…」ガッ
スカー「あ」どてっ!
ガシャーん!
女「はッ、なに自分で転んでんねんゲスや……野郎?」ピタッ
シスター「……まさかとは前々から思ってたが、団長アンタ」
女・シスター「「 女だったのか 」」
スカー「み、見るなああああああああああああああ!!!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 18:29:44.14 ID:KGhlJe4A0<> 女「……だからと言って容赦するかドアホ!!」バッ
スカー「【ロックダウン】!!」
ゴガァァンッ!!
女「だあああ!? 地割れやと!!?」ピタッ
スカー「ち、畜生……俺は男だ!! 男なんだよォ!!」バッ
シスター「動くな」ガシャッ
スカー「━━━!」
女(あ、あぶねぇ……真っ二つにされるとこやったわ)ひやひや <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 18:34:27.05 ID:KGhlJe4A0<> シスター「……その頭、ブチ抜いてやる…!!」ギリッ
スカー「………【フラッシュ】」
カァァァッ
女「!? 目、目が…!」
シスター「クソ!!」ズガガガガァァンッッ
ビスッ
スカー「ぐああ!!?」シュバッ
シスター「逃がすか……!」ギリッ
盗賊「待ちな裏切り者」スタッ
シスター「!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 18:48:01.40 ID:KGhlJe4A0<> 盗賊手下「動くな」チャキッ
女「ぐ……」
盗賊「……まさかここまでウチの団長を追い詰めるとはな、お前は確か『五番目』と同じ組織だよな」
女「……そうや」
盗賊「ふん…そうか、金は外に置いておく」
盗賊手下「No3、殺さないんですか?」
盗賊「ああ、下手すると『五番目』や他の奴らが報復しにくるからな」
シスター「………」
盗賊「安心しろ、団長の治療を優先するからお前のことは諦める」
スカー「か、勝手に決めるな『ウォーカー』! 俺が団長だぞ!!」
盗賊「……」シャキッ
ズバッ!!
盗賊手下「え…?」
ドサッ
盗賊「これで団長が女だというのを知っているのは俺だけ、安心して帰りますよ」
スカー「……!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 18:52:13.48 ID:KGhlJe4A0<> 女「……ウチも知ってるけどいいんか?」
盗賊「喋ったら俺が本気で殺しにくるだけだ、勝手にしろ」ギロッ
スカー「………」
盗賊「さあ団長、左目の治療をしに行きますよ」
スカー「……てめえが指図することじゃねえよ」
シュババッ!
女「………畜生逃げられたッ」
シスター「……」ドサッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 19:04:46.67 ID:KGhlJe4A0<>
女の子「お姉ちゃん!!」チリンッ
シスター「……大丈夫、少し休めば平気」
子供「……」キッ
女「えっ…?」
女の子2「……悪い人」
子供2「お姉ちゃんに近づくなー!!」
女「ちょ、うえ?」びくっ
女「そんな、ウチはそないなこと知らなくて……」
子供達「かーえーれ!! かーえーれ!! かーえーれ!!」
女「………」チラッ
シスター(悪い、明日辺り埋め合わせはする)パクパク
シスター(ありがとう)パクパク ニコッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 19:09:30.50 ID:KGhlJe4A0<> 女「……まったく、骨折り損やな」
女「うわー、凄い迫力だー! 逃げるしかねぇぜ!」棒読
シュバッ
子供「悪い人追い返したよお姉ちゃん!」
シスター「……まあ、ありがとうみんな…」
〜窓の外〜
女「〜♪」ぱたぱた
〜〜〜〜〜
シスター(……本当にありがとよ、ソラ) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 19:16:32.15 ID:KGhlJe4A0<>
〜とあるアジト〜
水銀髪男「……へえ♪ 女の子だったのかい、あの組織の団長って」
銀髪団長「………そのようです」
水銀髪男「ふーン、さぞかし可愛いんだろうねぇ?♪」
銀髪団長「…………」コクン
水銀髪男「あはは、大丈夫だよシルバ♪ ボクは女の子に順位なんてつけないからね」
水銀髪男(ふふン♪ そっか、女の子だったんだー♪)
水銀髪男( 『欲しい』なぁ、『盗賊団』の団長さン♪ ) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 19:20:14.53 ID:KGhlJe4A0<>
〜『ヒトデ』のアジト〜
少女姉「はい、治りましたよ」
女「いやー、ありがとなあねさん!」
幼女「……随分ボロボロになったな? なにがあったンだ」
女「ん〜……」
女「結果だけ言えば、ハッピーエンドなことやな♪」にっ
幼女「?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 19:25:15.16 ID:KGhlJe4A0<>
〜忍組総本部〜
宮本「……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
青髪「なのに……ぐすっ…えぐ……!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宮本「……お嬢を泣かせるとは、やはり許せん……!!」
宮本「待っていろ、元若頭サスケ…!」チャキッ
忍頭「おい!! 今日はお前が炊事当番だぞ!!」
宮本「あ、今行きます」チャキッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 19:31:00.55 ID:KGhlJe4A0<>
〜盗賊団のアジト〜
スカー「……失明していないだけでもラッキーだったか」
盗賊「そうみたいッスね〜?」ニヤニヤ
スカー「……なんだてめえの顔は」イラッ
盗賊「いやあ、185cmってのもアリなジャンルだなーとブゴォォォォオオオオフゥ!!!??」ドギャン
スカー「八回死んで来いクソ野郎!!」
盗賊(ぐへへ……今日からずりネタに団長が追加されたぜぇ…!)ピクピク <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 19:38:04.67 ID:KGhlJe4A0<>
〜王城・姫の部屋〜
姫「ヒトデ、いるか?」
ヒトデ「いますよ」
姫「うむ、そういえば昨日は話し忘れていたが……」
ヒトデ「2日後の救出ですね」
姫「救出ということは……そうか、助けてくれるのだな! ありがとうヒトデ!」
ヒトデ「いえいえ、姫はどうするんです?」
姫「むぅ? どうするとは?」
ヒトデ「姫は姫で襲撃されるでしょう?」
姫「それなんだが、ヒトデが舞踏会に参加するのはどうだ!」
ヒトデ「え」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/29(火) 19:48:19.39 ID:KGhlJe4A0<>
ヒトデ「……さすがにムリじゃ?」
姫「何を言う、今回の舞踏会は参加者は2000GIL払えば誰でも参加出来るぞ?」
ヒトデ(どうりで盗賊団が襲撃できる訳だよ!!)
姫「だから、どうだ?」
ヒトデ「……考えときますです」
姫「むぅ……まあいいだろう」
姫「さて、ひとつだけ頼んでいいか?」
ヒトデ「1つだけですよ」
姫「……姿を見せろ」
ヒトデ「アウトでございます」
姫「えぇぇ!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/29(火) 19:54:33.65 ID:KGhlJe4A0<> 姫「なぜだ、なぜだ!」
ヒトデ「色々ダメなんです、姫ともなれば当然わかるでしょう」
姫「う、そ、そうだな(むぅ…そうなのか?)」
ヒトデ(この娘の扱い方がわかってきたかもww)
姫「では、好きな食べ物は?」
ヒトデ「バニラアイスですね」
姫「なぜバニラアイスなのだ」
ヒトデ「それはですねー……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
青髪の女の子『これ、美味しいよ?』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒトデ「………初めて食べたのが、友達にすすめられたものだったからですね」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/29(火) 19:59:10.74 ID:KGhlJe4A0<> 姫「成程、思い出の品なのか」
ヒトデ「そう…ですね」
姫(うむ、また1つ姫ヒトデを知る事が出来たな)
姫「そろそろ寝る、おやすみヒトデ」
ヒトデ「おやすみなさい」
ヒトデ(………明日、謝りに行こうか)
ヒトデ(………) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/29(火) 20:01:03.40 ID:KGhlJe4A0<> 第2話女編は終了です
次回はまたヒトデに視点が戻るので青髪ファンはご安心を
落ちます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)<><>2011/03/29(火) 20:12:07.68 ID:r18qmbDd0<> 乙
変態共がぞくぞくとwwwwww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<>sage<>2011/03/30(水) 04:44:34.12 ID:oQt6kmQio<> くそっwww展開がわけわからなくなってきたぞwww今何がどうなってやがるwww <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/30(水) 08:26:57.15 ID:hofFXYBx0<> じゃーン♪(御坂風)
わけがわからない、>>1の力不足なせいで困っているANATA☆
今までのストーリーをまとめちゃうぞー♪(竹中直人風)
3つの大陸に別れているうちの1つの大陸が主人公ヒトデの世界。
主な職業は『山賊』『盗賊』『義賊』『海賊』『用心棒』という変な世界。
ここは女王が1人で支配してるからか基本的に自由!
ある日、主人公ヒトデは小遣い稼ぎの為に王城へ忍び込んだらひょんな事から王女 姫 と知り合う
そんなヒトデは『義賊』である名乗った名前の由来の組織『ヒトデ』の幹部だった。
5人メンバーの最下位で、それ以外のメンバー詳細は>>69
実はヒトデには元妻でもある幼馴染、青髪(ヤンデレ忍者)がいたり『盗賊団』のNo3盗賊(変態29歳)の友達がいたりした
そんな時、友人の盗賊は王家襲撃が舞踏会の日にあると告白
同時に姫からは処刑されるっぽい兵士と侍女を助けて欲しいと頼まれ物語は壮絶を極めている!(>>1的に)
ここまでヒトデのおおざっぱなストーリー <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/30(水) 09:07:12.58 ID:hofFXYBx0<> サブストーリーのおおざっぱなあらすじ
青髪はヤンデレ。ヒトデが結婚式直後に離婚した理由は姫のせいだと思い暗殺を決行
失敗してヒトデにぶたれ、ショックで引きこもっている。
宮本はストーカー。青髪が好き過ぎて1日の様子を観察しっ放しな変態
ヒトデに敵意がある。
女(ソラ)は腐女子。ヒトデが男に突かれている妄想でイッた
第2話では魔導海賊団第2師団と交戦し銀髪団長(シルバ)に惨敗
また、その後では盗賊団の元No2シスターと交戦。直後に盗賊団長スカーと戦って最後は引き分け?した
基本的に良い娘。
スカーは女の虎(おんなのこ)。基本的にサイレントヒルの三角頭だが実際は小麦肌に黒髪のハーフエルフ
盗賊団の団長で、王家襲撃作戦でピンチになった時の人質に孤児施設の子供を使おうとしたがシスターと女に邪魔をされ失敗
過去になにかあったのか女であることを強く否定する。
姫は天然武闘派。王女様、ヒトデに興味があり兵士や侍女と仲良しな普通に良い娘。
女王は戦闘狂。姫に容姿が非常によく似ているだけに、発言や行動が怖い
いきなり兵士と侍女を処刑しようとしたりするほど、姫になにか隠している。年齢は34歳。 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/03/30(水) 09:09:47.68 ID:hofFXYBx0<> つ、疲れた……
第3話的なの始めるぜい <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 09:27:10.52 ID:hofFXYBx0<> 〜翌日・忍組総本部〜
宮本「……………ふぅ」キリッ
宮本「今日もお嬢の寝顔は一段と可愛い…!」
宮本(なのに、ヤツは………!!)
宮本「……まあいい、それも今日までの話」
宮本「サスケ……貴様の首はこの『宮本小次郎』が貰い受ける!!」チャキッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 09:38:09.36 ID:hofFXYBx0<>
〜『ヒトデ』のアジト〜
幼女「本日は全力で買い物じゃああああああああああ!!!」
女「ぃぃよっしゃああああああああ!!」
ロリ太「久しぶりのデートだな!!」
少女姉「えと……王女様が襲撃される前日なのに?」
ヒトデ「いいんスよ、大きな作戦がある前日は自由でいいらしいから」
幼女「五番目とソラは明日に必要な物を買ったら自由でおKッ!!」
ロリ太「ひゃっはあああああ!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 09:44:22.05 ID:hofFXYBx0<> 少女姉「……でしたら、妹を呼んで行こうかしら」
ヒトデ「お、良いんじゃねそれ」
幼女「なんでもいい、楽しめよお前ら!!」
ロリ太「今夜は寝かさないぞ…?♪」
幼女「もぉ…////」
女(あのちっちゃいカップルはどうやってエッチするんやろ……?) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 09:48:55.34 ID:hofFXYBx0<>
〜城下町〜
ヒトデ「ふむ、何を買おう……?」
ヒトデ「ぶっちゃけなんでもいいな……アイス食べに行こうかな」
〜酒場前〜
ヒトデ「……本日は隣町の店にいます、だと」
ヒトデ「……仕方ない、行くか」シュバッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 09:55:55.38 ID:hofFXYBx0<>
〜一方そのころ〜
宮本「たのもー! サスケという男は知らぬか!」
盗賊「サスケ? 知らねえな」
宮本「黒髪のツンツンした二刀流使いなんだが」
盗賊「あ? ……五番目だなソイツ」
宮本「五番目?」
盗賊「ああ、この辺じゃそう呼ばれてる」
宮本「では五番目はどこにいる!!」
盗賊「! ……あー、城下町にでもいるんじゃね?」
宮本「かたじけない!!」シュバッ
盗賊(さて、俺は酒場に行ったと思われる団長を探すかな) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 10:02:34.38 ID:hofFXYBx0<> 〜城下町〜
宮本「すまぬそこの娘!」
女「ふえぇ!? なんや、痴漢か!?」
宮本「拙者はただの忍者だ、安心しろ」キリッ
女「忍者? なんや、五番目の友達か?」
宮本「むむ! その五番目を拙者は探しているのだ!」
女(なんやコイツ…キモいなぁ)
女「多分そのへんにいるで〜」
宮本「かたじけない!!」シュバッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 10:09:05.99 ID:hofFXYBx0<> 宮本「そこの巨乳!!」
少女「お姉ちゃんに向かっていきなり何!?」
少女姉「はあ…なんでしょうか?」
宮本「五番目を知らないか!?」
少女「知らないです! 行こーお姉ちゃん!」
少女姉「え? あ…っ」
宮本「……がんばれ俺」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 10:12:24.52 ID:hofFXYBx0<>
〜宿屋〜
宮本「たのもー!!」
宿屋店主「一泊かい?」
宮本「いや、五番目を探しているのだ!!」
宿屋店主「知るか、帰れ」
宮本「」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 10:18:21.17 ID:hofFXYBx0<>
〜酒場前〜
宮本「……いねえじゃん」
宮本「なんなんだよ、日頃の行いが悪いだけでコレかよ畜生」
宮本「だああああ!! モテるヤツはみんなしねぇぇええええええええええ!!!!」
盗賊「その意見には賛成だ☆」
宮本「あなたは……っ!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<>sage<>2011/03/30(水) 10:20:54.08 ID:oQt6kmQio<> ラクシーニュ殿……。すまなかった……。わかりやすい説明ありがとう……。 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 10:24:34.69 ID:hofFXYBx0<>
盗賊「ああ、実は俺も人捜しをしててな……酒場にいるはずなんだが、どうやら隣町に行ったようだな」
宮本「そうだったのか」
盗賊「俺の掴んだ話じゃ五番目はここに寄った後どっか行ったらしい、恐らく隣町だ」
宮本「なるほど!!」
盗賊「一緒に……イカなイカ?」にっ
宮本「………押忍ッッ!!」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/30(水) 10:32:54.96 ID:hofFXYBx0<> >>245に名前呼ばれて吹いたwwwwwwwwwwww
〜隣町の酒場〜
ヒトデ「バニラアイス20個!!」
店主「よく腹壊さないなアンタ……」
三角頭?「そこなのか、突っ込むべき場所がちがくないか」
ヒトデ「ん? なんだお前…!??」ビクッ
三角頭?「……てめえが店に入った時にはいたっての」
ヒトデ「はは、悪いな! 置物かと思ってよ!」
三角頭?「マスター、コイツのアイスにニンニク入れてやれ」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 10:36:47.68 ID:hofFXYBx0<> ヒトデ「にしても、なんだ? その……帽子?」
三角頭?「……、一応兜だ」
ヒトデ「へえ、盲目なのかい?」
三角頭?「違うが、なぜだ」
ヒトデ「だって前とか見えなくね?」
三角頭?「一応小さい穴がたくさん開いてる仕様になってるから平気だ」
ヒトデ(にしてもなぜこんな悪趣味な……) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 10:43:00.66 ID:hofFXYBx0<> 店主「はいよ、ニンニクアイス」ゴトッ
ヒトデ「ちょっとまてやコラ」
店主「冗談だよ」
ヒトデ「……パクッ」
ヒトデ「ぶふぇぇぇぉぉぉおおえ!!!??」ブシャアアア
三角頭?「な、なんだ!?」
店主「はっはっは、密かに研究して作り上げた私のアイスはどうかね?」
ヒトデ「こ、殺すッッ!!」チャキッ
三角頭?「おい、どうしたんだ」
ヒトデ「……食ってみろ」
三角頭?「……?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 10:46:33.29 ID:hofFXYBx0<> 三角頭?「……」スンスン
ぱくんっ
三角頭?「………」
ヒトデ「……わかったろ? それの臭い」
三角頭?「……あ、ああ」ゴクンッ
ヒトデ・店主「「 !!? 」」
三角頭?(なんだろ……この生臭くてしょっぱくて苦い味……) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 10:52:04.70 ID:hofFXYBx0<> ヒトデ「よ、よく飲み込めたな…」
店主「バカな、味と風味は本物に限りなく近いはずなのに!!」
ヒトデ「テメェはなんで知ってんだよ味を!!?」
三角頭?(……どこかで嗅いだような…何だろ、嫌な感覚がするな)
ヒトデ「とにかくぶッ殺す!!」
店主「まあまあ、はいバニラアイス」ゴトッ
ヒトデ「……パクッ」
ヒトデ「ぶふぇぇぇぉぉぉおおえ!???」ドビチャアアア
店主「あれ、女の味もアウトかい?」
ヒトデ「げほっぉぇ!! テメェ…八つ裂きにしてやる!!」チャキッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 10:57:31.67 ID:hofFXYBx0<> 店主「はっはっは、感謝したらどうかね? 無料でリアルでマニアックな体験をさせたんだから」
ヒトデ「おい三角頭! コイツ殺すぞ!!」
三角頭?「……ちなみに最初のは何味だったんだ?」
ヒトデ「【精液】じゃね」
三角頭?「……」ヂャキッ
店主「え、待って、そんな大きな鎌で斬られたら死んじゃうよ?」
三角頭?「黙れゲス野郎……」
店主「ストップ!! 悪かった!! 待て、俺には娘がー!!」
どちゃんっ☆
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/30(水) 11:02:42.38 ID:xC3HtM6T0<> ああ……三角頭(スカー)のトラウマがなんとなく分かったよ……
そりゃ、自分が女である事否定したくもなるわ………… <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 11:03:45.71 ID:hofFXYBx0<> 〜隣町酒場前〜
店主「あ、ありがとうございました〜………」ボロッ
ヒトデ「これに懲りたら二度と食わすなよ!」
三角頭?(本当に殺してしまえば良かったんだアイツ!!)
ヒトデ「やれやれ……まあタダでアイス50個食えたからいいけど」
三角頭?「底無しかてめえは」
ヒトデ「へへーん……なあ、アンタこの辺知ってるのか?」
三角頭?「まあな、なぜだ」
ヒトデ「いや、ちょっと買い物してえから何かいい店は無いか」
三角頭?「……大通りの先を右に入ると道具屋がある」
ヒトデ「ん、サンキュー!」シュバッ
三角頭?(……買い物、か) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 11:09:57.84 ID:hofFXYBx0<>
盗賊「おー! 俺の探してた人が見つかったぜ!」
宮本「……拙者もだ」
盗賊「じゃあここでお別れだな、ミヤモト」
宮本「……ああ」チャキッ
盗賊「……1つアドバイスしてやろうか?」
宮本「?」
盗賊「二太刀目を抜かせるな、確実に負けるぞ」
宮本「━━━!」
盗賊「じゃな☆」シュバッ
盗賊「……ふふ、望む所だ」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 11:17:24.21 ID:hofFXYBx0<> (>>253はエスパーか!? 半分当たり)
〜道具屋〜
ヒトデ「とりあえず瑠璃(青髪)に謝る時用のお土産と小道具は買えたし、一旦帰るかな」
男?「………」スッ
ヒトデ「〜♪」
シャキィンッ!!
男?「……瞬時に避けたか」チャキッ
ヒトデ「辻斬りみたいな真似をするとはな、何モンだ」
宮本「拙者の名は『宮本小次郎』!! 貴様のお嬢に対する外道の仕打ちの数々……」
宮本「ここで拙者が晴らす!!」バッ
ヒトデ(ようするに頭のおかしい変態か)バッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 11:22:06.68 ID:hofFXYBx0<>
ヒトデ「おーい! さっきの人〜!!」
三角頭?「ん?」
盗賊(お、早速か)
ヒトデ「これ持ってて!」ガサッ
三角頭?「っと、……え、ちょっとまて━━━」
シュバッ!
宮本「まてぇぇい!!」シュバッ
三角頭?「……どうしろってんだよ」ガサッ
盗賊「あー、団長の中身って今困惑した表情なのかなー? たまらん!(あとで俺が届けますよ)」
三角頭?「………」ヂャキッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 11:29:55.83 ID:hofFXYBx0<>
〜町外れの時計塔前〜
宮本「おのれ! どこまで逃げるつもりだ!!」シュバッ
ヒトデ「いや、この辺でいいさ」スタッ
宮本「ふっ、ようやく観念したな」チャキッ
ヒトデ「……途中走ってて気づいたんだけどよ、ひょっとしてお前忍組のヤツか?」
宮本「いかにも、お嬢護衛隊隊長(自称)宮本とは俺のことだ!!」
ヒトデ「……もしかして瑠璃の命令?」
宮本「え? いや…そうだ!!」
ヒトデ(………マジかよ)
宮本(ははっ、びっくりしてら) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 11:41:18.47 ID:hofFXYBx0<> 宮本「貴様はお嬢を泣かせた、その罪は漬け物石よりも重い!!」
ヒトデ「………」
宮本「つーわけで死ねぇぇサスケッ!!」ビュバッ
ガキィィンッ!
ヒトデ「……結論だけ言えば、瑠璃の意志とは関係なく俺の『敵』になるんだな?」ギチチッ
宮本「(あ、バレてた)ふん……そうなるな」ガギッ
ヒトデ「後悔するなよ三下……ッ」シャッ
宮本「消え━━━ッ!?」
ガギィィッ…!!
ヒトデ「……上忍くらいか」ガキィィッギンッ
宮本「(くっ…ギリギリ見えるのが限界か!!)」ガンッジャギッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 11:48:22.06 ID:hofFXYBx0<> 宮本「ならば……ッ!!」ヴンッ
ヒトデ「!?」バッ
ズバァァアアアアッッ!!!
ヒトデ「コイツは…『妖刀・ムラサメ』か」スパッ
宮本「フハハハっ!! 凄いぞ、軽く魔力を流しただけで林道を吹き飛ばしてしまった!!」ヴゥン…
ヒトデ「……本気で俺を殺す気かよ」ギリッ
宮本「当たり前だッ!! 貴様さえ消えればお嬢は悲しまなくて済むんだからなァ!!!」ヒュッッ
ドゴォンッ!!
ヒトデ(………悲しむ?)スタッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 11:54:41.78 ID:hofFXYBx0<> ヒトデ(そういえばさっきも泣かせただの言っていた……瑠璃に何かあったのか?)
宮本「死ね死ね死ね死ね死ね死ねェェェえええええッッ!!!」
ヒュンヒュンビュバァンッズバッズババッッ!!!
ヒトデ「どうした? 最初の不意打ち以降当たってないぞ」ヒュッヒュッ
宮本「だァッ!!」ヒュインッ
ヒトデ「オラッ!!」ガギィィッ
宮本「馬鹿め! ムラサメに太刀打ちするなどッ」
ズガァァアンッッッ!!!
ヒトデ「ぐわっ!? 」ヒュンッ
ヒトデ(衝撃だけで20mある時計塔の頂上まで吹き飛ばしやがっただと…!) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 12:05:09.50 ID:hofFXYBx0<> ヒトデ「いっつ……ッ」ビリビリ
スタッ
宮本「はン、本来なら腕が粉砕されていいはずなのに……タフな人だな」チャキッ
ヒトデ「まあ、痺れはしたかな…?」
宮本「……まだ余裕だな」イラッ
ヒトデ「まあな、お前ぐらいじゃ二刀でやる程でもないし」
宮本「………お嬢はなぜ貴様のようなヤツに惚れたのだぁぁ!!」パッ
ガギィッ!! ドゴォォッ!!
宮本「どうせ貴様が何かしたんだ!! でなければ許嫁を取り止めになるなど有り得なかったのだ!!」
ヒトデ「許嫁って……まさかお前が元々当主になるはずだった奴なの!?」ギィンッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 12:08:36.20 ID:hofFXYBx0<>
宮本「どうせ貴様がムリヤリ犯したんだろう!!!」ガギィッ
ヒトデ「……………あ?」ぴくっ
宮本「ふっ、図星か……クズめ」チャキッ
ヒトデ「………」
宮本「どうした? 自分の過ちにでも気づいたのか」
ヒトデ「……テメェに何がわかんだ?」
宮本「なに……?」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 12:13:52.55 ID:hofFXYBx0<> ヒトデ「撤回しろよ……今言った事全部ッ!!」ギロッ
宮本「……わかっているだろ? 『何か』を賭けた真剣勝負をする時のルールぐらい」
ヒトデ「……いいだろう、俺が勝ったら撤回して忍組から出て行けよ」
宮本「いいとも、義は俺にある!!」
宮本「拙者の名は宮本小次郎だ!!」
ヒトデ「……『アーサー・ペンドラゴン』だ」
宮本「……は?」
ヒトデ「いざ……ッ!!」ビュバッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 12:20:54.34 ID:hofFXYBx0<>
カチンッ シャキィッ!!
宮本(二刀になったか━━━!)チャキッ
宮本「オオオォォォォォォォッッッ!!!!」パッ
ヒトデ(………)ブゥンッ
ズバパンッ!!
宮本「……え?」
ヒトデ「………まだやるか?」チャキ
宮本(な、な……なんで? 『俺が踏み込んだ時は動いてなかった』のに!??)ブシャッ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
盗賊「二太刀目を抜かせるな、確実に負けるぞ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宮本「……む、無念」ドシャッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 12:26:34.14 ID:hofFXYBx0<> ヒトデ「………」チャキンッ
ヒトデ「………傷の手当ては、あそこでいいか」ボソッ
ヒトデ(……周りに誰もいなかったのは幸いだった、もし今のを聴かれてたら………)
ちらっ
宮本「……ぅ」
ヒトデ(……殺すか?)
1、殺す
2、いや、さっさと忍組に連れて行こう
ストーリーに影響オオアリ>>267 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/30(水) 12:48:22.25 ID:v0CBp5IDO<> 2 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 12:55:15.21 ID:hofFXYBx0<> ヒトデ(……いや、さっさと忍組に連れて行こう)
ガシッ
ズル…ズル……
ヒトデ(……俺は、『俺の敵』を増やしちゃだめなんだ……それが、あいつの為でもあるから…)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
青髪の少女『しっかりして! もう大丈夫だから!!』
子供?【g#X$&%^a@!!?】
青髪の少女『大丈夫……きっと、私が守るから』
子供?【……jv@%>=】
青髪の少女『そうだよ、どんなに恐い奴が相手でも私が守るから……』
青髪の少女『キミの敵は私の敵だから…………』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 13:00:37.98 ID:hofFXYBx0<>
〜物陰〜
赤髪女「……総団長に報告しなければ」ガタガタ
赤髪女(『最狂』の一族はまだ生きていたなんて……また、アタシ達は……)ガタガタ
シュバッ
赤髪女(一大事だ…もし、あの男の言っていたのが名前なら、……っ)ブルブル
赤髪女(また……12年前と同じ世界になっちまう!!) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 13:07:48.19 ID:hofFXYBx0<>
〜忍組総本部〜
忍頭「本ッッ当に、申し訳ありやせんッ!!!」ズダンッ
忍者達「「 申し訳ありやせんでしたッッ!!! 」」ズダンッ
ヒトデ「オイオイ、一族総出で頭下げなくていいよ」
忍頭「聴いたかおめぇら!! 切腹の用意だァ!!」
ヒトデ「だからいいっつってんだろぉ!!? 腹切れなんて言ってねえだろうが!!」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 13:15:49.77 ID:hofFXYBx0<> 忍頭「しかしケジメはつけねぇと……!!」
下忍「宮本を五右衛門風呂にしたら良くね?」
忍者達「「 それだッッ!!!! 」」
ヒトデ「それだじゃねええぇぇ!! 宮本は組を出て行くからそれでいいだろ!!」
忍頭「そうですかい……すまねぇ元若頭ッ」
ヒトデ「……あのさ、瑠璃はどこにいる?」
忍頭「自室です」
ヒトデ「……わかった」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 13:25:08.07 ID:hofFXYBx0<> 〜青髪の部屋〜
ヒトデ「……ルリ、入っていいか」
<「……うん」
ガラッ
ヒトデ「……この間の夜さ、ごめん」
青髪「なんで?」
ヒトデ「俺、なんか……すげー勝手だったしさ」
ヒトデ「……お前はお前で、頑張ってたんだよな」
青髪「………違うよ」
ヒトデ「え?」
青髪「私は、あなたの敵じゃない人を傷つけようとしたから……キミは怒った」
青髪「悪いのは私でいいんだよ」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 13:29:12.12 ID:hofFXYBx0<> ヒトデ「………」
青髪「くすっ、もし悪いと思ってるなら1つお願い聞いてくれるのかな」
ヒトデ「いいよ」
青髪「1分1秒でもいいから、ぎゅってして欲しいな」
ヒトデ「……」なでなで
青髪「……♪」
━━━ぎゅっ━━━
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 13:36:29.48 ID:hofFXYBx0<>
〜王城・地下牢〜
兵士「……」
侍女「私たち、処刑されちゃうんですかね」
兵士「姫様を信じるんだぅ、そうすればきっと……」
??【酷いな、まるで私が悪者みたいだな】
兵士「!? あなたは……」
??【フフン、さっさと出てこい】ガチャン
兵士「……処刑は明日のはずでは」
??【処刑ではない、逃げろ】
兵士「は?」
??【どうやら明日は想像以上にマズいことになりそうでな、『冗談』で言った処刑のせいで色々集まりそうなのだ】
侍女「……本当に逃げていいんですか?」
??【ああ、私の劣悪な冗談に付き合ってくれてありがとうな……半分本気だったが】
兵士「……ご無事で」ササッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/30(水) 13:38:18.86 ID:fyhiwHSMo<> そういや少女姉結局まだ戦ってないな <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 13:44:02.77 ID:hofFXYBx0<> ??【……ご無事で、か】
側近「結局はお前も信頼されてるのさ」スタッ
??【……フフン、私は何もしてないのにな】
側近「何言ってんだよ、『英雄』のクセに」
??【むー、別に私は…ただ暴力を振るい続けただけだがな】
側近「まあいいさいいさ、俺はそんなお前が好きだよ」
??【もう少しムードを考えて告白してほしいものだ】
側近「それより、そんなにマズい状況なのか」
??【むー、『恩人』によればリリスに接触した者は恐らく……】ボソボソ
側近「……!? 本当なのか」
??【らしいな、明日は事が始まり次第客をお前が避難させろ】
側近「お前は?」
??【『お客様』を盛大に歓迎してやるさ】
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 13:50:43.06 ID:hofFXYBx0<> (>>275 幼女や他のエルフに比べて病弱なのでほとんど最終兵器みたいなものです)
〜夜・王城・姫の部屋〜
姫「……ヒトデ?」
ヒトデ「はいよっ」
姫「むぅ? なにやら上機嫌ではないか」
ヒトデ「ちょっとありまして♪」
姫「むぅ……まあいい、明日の舞踏会だが…」
ヒトデ「俺も参加します」
姫「む、やはり潜入がやりやすいか」
ヒトデ「ええ、仲間にも伝えました」
姫「……仲間がいるのか」
ヒトデ「はい、とても信用出来ます」
姫「……なら大丈夫そうだな!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/30(水) 13:55:54.00 ID:fyhiwHSMo<> >>277 やっぱ強いのは強いのかはーく <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 13:59:29.27 ID:hofFXYBx0<> ヒトデ「あ、1つ聞いていいですか?」
姫「な、お前が私に質問とは珍しいな」
ヒトデ「ええまあ……黒髪って嫌いですか?」
姫「?? 別に、構わんが」
姫(ふふん、緊張してるのだな)
ヒトデ(一回貴族にゴキブリ扱いされてブチキレたからな…一応確認っと)
姫「さて、今日は明日に備えて寝る」
ヒトデ「そうですか」
姫「今日の分の質問は明日まとめてするから、覚悟しておくが良い♪」
ヒトデ「はい、おやすみなさ〜い」
ヒトデ(さぁて、いよいよ明日かー………) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 14:12:01.91 ID:hofFXYBx0<> 第3話的な話終了
一旦落ちる前に現在のエルフメンバーのまとめ
少女姉:エルフ
能力:?
制限:病弱
病弱だけど、長年1人で生き続けただけの強さはあるエルフ。
幼女:エルフ
能力:結界?
呪い:愛情の代償
幼女な見た目とは違い何年生きてるのかわからないエルフ。少女姉以上の実力らしい。
銀髪団長(シルバ):ハーフエルフ
能力:身体強化
制限:??
魔導海賊団第2師団の団長をするハーフエルフ。口数が少ないからか一部の女性に人気。
スカー:ハーフエルフ
能力:微弱な身体強化と魔力強化
呪い:完全記憶
盗賊団の団長をしているハーフエルフ。他のエルフ達に比べると能力は弱いが、身体能力は独自で鍛え上げたようだ。
水銀髪男(魔導海賊団の総団長):エルフ
能力:?
制限&呪い:??
色々と謎だらけな変態キャラクターの1人。一応美形キャラ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/30(水) 14:14:40.34 ID:fyhiwHSMo<> 乙 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 14:19:55.84 ID:hofFXYBx0<> ちなみに、このスレでのエルフについて
エルフ=何かしらの制限や呪いがあるけど超強い、でも数が少ない
ハーフエルフ=人間とエルフの間に生まれた子供にあたる、能力が下がる代わりに制限や呪いが易しくなる
これらに共通しているのは、必ずエルフ・ハーフエルフは女の子として生まれてしまうこと。
元々は別の大陸にいたせいか現在のスレにいるエルフの皆さんは見た目は人間と同じです。
え? 水銀髪男はエルフなのに男だって? そこは後で明かされますからご安心を
seeyou!☆落ちます☆ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2011/03/30(水) 15:59:38.78 ID:lh8S27juo<> 乙! <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 17:40:28.32 ID:hofFXYBx0<> 〜早朝・王家襲撃作戦当日〜
━━━とあるアジト━━━
赤髪女「━━━以上が『猿飛佐亮』の監視報告です!!」
水銀髪男「ハハッ♪ 随分面白い事になってきたね」
銀髪団長「………良いのですか」
水銀髪男「うん、下手したら君達の方が危ないからね」
赤髪女「しかし……もし本物だったら?」
水銀髪男「その時はボクと『彼女』でどうにかするさ、安心していいよ♪」
赤髪女「………」
水銀髪男「まだ怖いかい? あの一族が」
赤髪女「……は、はい」
水銀髪男「大丈夫、君達はボク『達』が守るからね♪」
水銀髪男(……さて、お手並み拝見と行かせてもらうよ…サスケくン♪) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 17:45:18.48 ID:hofFXYBx0<>
赤髪女(………)カタカタ
銀髪団長「……平気、今は『カデシュ』様がいる…」なでなで
赤髪女「……しかし…っ」
銀髪団長「…………信じられない?」
赤髪女「……違うんですよ、体が…勝手に……ッ」
銀髪団長「…………」
銀髪団長(……信じて、良いのですよね)チラッ
カデシュ「………♪」ニコッ
銀髪団長(……………)コクン <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 17:51:13.69 ID:hofFXYBx0<>
〜朝・『盗賊団』アジト〜
スカー「━━━━━以上!! 後は作戦を開始するだけだ!」
盗賊達「「「 オオオオォォォォォッッッ!!!! 」」」
盗賊「よし、それぞれ解散! 予定通りの場所で待機せよ!!」
シュバババァァッ!
盗賊「……ふぅ、早起きしたからねみーですね?」
スカー「てめえが緊張感無いだけだ、シャキッとしろ」
盗賊「………実は胸だるんだるんなクセに」ボソッ
スカー「………」ヂャキッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 17:56:30.32 ID:hofFXYBx0<>
盗賊「」グチャッ
スカー「まったく、サラシを巻いてるからなるわけねえだろが」
盗賊「おっ、つまり美乳なんスね♪」
スカー「………」ヂャキッ
盗賊「」土下座
スカー「てめぇ……マジで死ね」
盗賊「ぐへへ、だって男しかいない組織のリーダーがまさかおん
スカー「おい……ッ」
盗賊「……っと、すいませんでした」
スカー「……先に行ってるぜ」スッ
スカー(……男なんて、女なんて……) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 18:05:43.19 ID:hofFXYBx0<>
〜『ヒトデ』のアジト〜
幼女「今日の詳細を説明すンぞ、よく聞け」
女「おう」
ロリ太「………」
ヒトデ「了解ッス」
少女姉「はい」
幼女「まず、先に五番目とソラは舞踏会の会場である王城に行ってろ、昼には入れるからな」
幼女「そこで舞踏会が始まる前に王女と女王の顔を覚えておけ、特にソラ」
女「了解や」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 18:15:25.69 ID:hofFXYBx0<> 幼女「次に、恐らく盗賊団は舞踏会が始まった後……つまり夜に作戦を決行するはずだァ」
幼女「となりゃ間違いなく明かりを消して行う可能性が高ェ、姉ちゃんは魔法で外から会場を照らせ」
少女姉「わかりました」
幼女「後は俺とロイだが……そっちは言えねェ」
女「まさか……サボる気やなぁ!?」
ロリ太「違うが、念の為言わない方が良いからな」
女「ー?」
幼女「そして、五番目とソラは王女の友人と王女を助けてハッピーエンドだ」
ヒトデ「逃走経路は?」
幼女「自分で考えろ、組織の構成員50人で一応囲ンどくからどっから来ても平気だァ」
ヒトデ(……となればいざという時は『あの場所』から逃げてもいいのか)
幼女「よし、お前ら気をつけろよ? 解散ッ!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 18:22:32.61 ID:hofFXYBx0<> 女「いや〜ホンマ緊張するなー」
ヒトデ「なんで」
女「そりゃー……アンタに足引っ張られないか心配やからな!♪」
ヒトデ「はン! これでも元忍者だから楽勝です〜」
少女姉「あの、ケガしないように気をつけて下さいね?」
ヒトデ「ん、ありがとな姉さん」
少女姉「……あねさんじゃなくて、『エリア』です」
ヒトデ「へ?」
少女姉「……なんでもないです」
ヒトデ「?」
女(フラグかいな……へぇ…へぇ…) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 18:28:48.98 ID:hofFXYBx0<>
〜忍組総本部〜
くの一「お嬢様、もう昼時ですよ」コンコン
━━━シーン
くの一(……気配を消す修行でもなさってるんだろうか)コンコン
━━━シーン
くの一「……お嬢様?」
ガラッ
くの一「!?」
手紙【 舞踏会を見に行って来ます PS,見るだけだよっ♪ 】
くの一「あわわわわわわ惨劇になるに決まってるじゃないですか!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/30(水) 18:29:46.46 ID:hofFXYBx0<> 今度こそ落ちる
次回をお楽しみに <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/30(水) 20:03:46.78 ID:v0CBp5IDO<> 毎日楽しみにしてる
乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<>sage<>2011/03/30(水) 21:09:11.27 ID:oQt6kmQio<> 乙です!投下楽しみにしています!おかげで宿題が終わりませんが気にしません!ラクシーニュ殿!頑張ってください! <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/31(木) 08:16:59.75 ID:KOHm3PtL0<> >>281>>283>>293
みんなありがとう……っ
本当に…っ なんと言っていいのか俺にはわからない……っ
だがこのファイナルヒトデファンタジーを楽しんで行ってくれ……っ!!
>>294 なんかもう名前呼ばれるたびに笑いが止まらないから名前をシンプルにしたよwwwwww
あと宿題は夜中で仕上げて後日ゆっくりした方が良い、俺はそうやった
そんなこんなで続き行くぜぃ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 08:38:38.57 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城前・庭園広場〜
騎士「入場には推薦状か2000GILが必要ですが……」
女「ほんならあるでー♪」ジャラ
騎士「確かに受け取りました、登録するのでお名前は?」
女「『ソラウミ・クウカイ』やな」
騎士「クウカイ様、どうぞ良い1日を」スッ
女「おっさきー♪」
ヒトデ「ああ」
騎士「ええ…と……なんですかその仮面」
ヒトデ「巷じゃ有名なんだぜ? 『シャー・マスク』」
騎士「……(なんか今日変なヤツばっかだな)」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 08:42:44.29 ID:KOHm3PtL0<> ヒトデ「金ならあるよ」ジャラ
騎士「……お名前は」
ヒトデ「『アーサー・カリバーン』で頼むよ」
騎士「はい、良い1日をカリバーン様」スッ
ヒトデ「どーも」
騎士「次の方ー」
三角頭?「……金ならある」ジャラ
騎士「」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 08:50:54.70 ID:KOHm3PtL0<> ちなみに三角頭の頭部分はこれ(R12)http://ameblo.jp/fliege/image-10706132077-10857317869.html
騎士「………」チャキッ
三角頭?「なぜ構える」
チャラ男?「あー、わっるいねぇwwちょっといいかな?」
騎士「?」
ゴニョゴニョ………
騎士「し、失礼しました!! そんな偉大な方とは知らずに……」
三角頭?「え、ああ…気にするな」ジャラ
騎士「お名前は?」
三角頭?「『スカーレット・ロックハート』だ」
騎士「(……あれ、女の名前?)どうぞ良い1日をロックハート様」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 09:00:51.03 ID:KOHm3PtL0<>
チャラ男?「ちょりっす! 金ならいくらでもあるずぇ?」ジャラ
騎士「(とか言いつつピッタリじゃねえか、うぜぇ)お名前は?」
チャラ男?「『ウォーカー・エレック』だよん」
騎士「……逆じゃないんですか?」
チャラ男?「うん、珍し過ぎてあちこちで名乗って『仕事』しても噂にすらならなくてさ〜」
騎士「(こんだけうざいと当たり前だな)どうぞ良い1日をエレック様」スッ
チャラ男?「グッパイ!」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 09:12:18.99 ID:KOHm3PtL0<> 青髪「あの、ここが受付ですか…?」とてとて
騎士「そうですよお嬢さん、舞踏会に参加されるなら推薦状か2000GIL必要です」キリッ
青髪「お金……私、持ってないですけど…」しょんぼり
騎士「そうですか、困りましたな」キリッ
青髪「……大切な人がこの先で大変なことになるのに」ぐすっ
騎士同僚(うわ、泣かしたなコイツ)じろー
騎士同僚2(紳士として恥ずかしいヤツ)じとー
騎士(ええええええええええ!!!?)
青髪「……わかりました、帰ります」
騎士「お嬢さん、お待ちなさい」キリリッッ
青髪「?」
騎士「騎士たる者、困っている女性がいたら助けるのが当たり前……さあ、どうぞ中へ」キリリリッッ!!
青髪「ありがとうございます!(計画通りかな……♪)」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 09:15:50.22 ID:KOHm3PtL0<>
騎士同僚「見直したぜ、俺も見習わないとな」
騎士同僚2「さすがだ」
騎士「ははっ、なに……騎士として当然の行いさ☆」
店主「あの、なんか娘が中に入ってくの見えたんだけど……お金ないけど入っていい?」
騎士達「「「 帰れ 」」」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 09:30:11.34 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城・エントランスホール〜
女「ふえ〜! すっごい綺麗なとこなんやなー!」
ヒトデ「あんまりはしゃぐなよ? 結構見られてるからな」
女「誰にや?」
ヒトデ「あそこの柱の陰を見ろ」
女「━━━━!」
ヒトデ「多分、あれが『姫直属隠密忍者部隊総隊長兼護衛騎士部隊』だろうな」
女「……ゴッツい名前やな」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 09:35:38.56 ID:KOHm3PtL0<> 女「見た感じウチら以外も監視してるっぽいんやけど」
ヒトデ「特定は出来ないんだろうな、これだけ来賓してると」
ヒトデ(………ん?)
仮面女「………」ニコッ
ヒトデ(……あの金髪、顔の一部だけとはいえ綺麗に整った感じ……姫か?)
女「どないした?」
ヒトデ「ちょっと待ってな」スッ
ヒトデ「……姫?」ボソッ
仮面女「!!」ピクッ
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 09:42:06.86 ID:KOHm3PtL0<> 仮面女「すまない、外すぞ」
貴族?「ええ、構いませんよ」
仮面女「……」
ヒトデ「えーと、アレだな? こうやって面付けてるとはいえ初めて会うわけだ」
仮面女「フフン、毎日密会していたわけか」
ヒトデ「……え?」
女「ちょ、ちょっと!?」
ヒトデ「! どうした?」
仮面女(………)シュバッ
女「いや…なんか今お尻触られたような」
ヒトデ「……なにやってんだよ」
ヒトデ「ああ、ところで……」ピタッ
━━━━
ヒトデ「あれ? どこ行ったんだろ」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 09:53:20.13 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城・女子トイレ〜
鎧男?「監視の報告から総合すると、予定通り幾つかの組織が入って来たようです」
鎧男?2「……馬鹿なヤツらだ」
鎧男?3「全くですな、騙されたとも知らずに……」
鎧男?4「ところでさー、女の子いたー?」
鎧男?「いるわけないだろ、いたとしても成長していて分からん」
鎧男?2「……1人ぐらいなら見分けがつく女がいるはずだ」
鎧男?4「たとえばー?」
鎧男?2「『黒髪で褐色肌の女』とかな……」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 10:00:35.02 ID:KOHm3PtL0<> 鎧男?4「うはっ、オレそいつ知ってるー!」
鎧男?「あのエルフか」
鎧男?3「違いますぞ、ハーフエルフです」
鎧男?2「……ククッ、今頃何してんだろうな?」
鎧男?4「案外ホントに来てたりしてー」
鎧男?「だったらまた可愛がってやりたいモンだな」
鎧男?2「……まずは大きく動けるだけの『権力』を手に入れてからだ、今回の騒ぎでな」
鎧男?4「また漁り放題な生活もいいなー」
鎧男?「はは、確かにまた『貴族』の時代が来ればな」
鎧男?2(………クク、ペンドラゴン時代か…それもいい) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 10:06:46.44 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城・エントランスホール〜
ヒトデ「そろそろ舞踏会が始まるな」
女「ウチ、誰と踊ろうかな〜?」キョロキョロ
ヒトデ「オレだろ」キリッ
女「だまりやエセ仮面彗星」
ヒトデ「」ズーン
女「なんで本気で落ち込んでんねや!?」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 10:19:05.76 ID:KOHm3PtL0<> ヒトデ「だって……舞踏会で仮面って言ったらやっぱりコレだと……」
女「わかったからメタ発言すなや! 一応具体的には仮面の特徴言ってないんやし!!」
ヒトデ「純白のちょっとズッシリした仮面です☆」キリッ
女「いてまうぞゴルァ……!!」ゴキッ
ヒトデ「」土下座
チャラ男?「ん?……なんかあの土下座見たことあるような……」
三角頭?「気のせいだろ」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 10:29:13.48 ID:KOHm3PtL0<>
ヒトデ「……え」ピタッ
三角頭?(あ、目が合った)
ヒトデ(な、なんでアイツがいんのぉぉぉぉぉぉぉ!!?)
女「ちょ、どないした!? 目ぇひん剥いとるぞ!?」
ヒトデ「あわわわわ……」
三角頭?(なんかワナワナしてるなアイツ……)
ヒトデ(あ、怪しいにも程があんのになんで誰も気づかねえんだよ!! おかしいだろあの三角頭!!) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 10:37:34.82 ID:KOHm3PtL0<>
三角頭?(……つかおかしいな、魔法で気配は消してるはずなんだが)
チャラ男?(ずっとこっち見てわなわなしてるなアイツ)
ヒトデ「なんで気づかねーのお前!?」
女「せやからなんの話やねん!!」
ヒトデ「あ、あそこに三角頭の化け物が……!」ビシッ
三角頭?(あ、指差してきた)
チャラ男?(見えてるっぽいですね)
女「……デブのオッサン?」
ヒトデ「それは後ろ!! そいつの前!!」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 10:44:37.03 ID:KOHm3PtL0<> 女「………アイツやな!!!」
ヒトデ「そうそれ!!」
女「あんの野郎……ッ!!」バッ
ヒトデ「え?」
<「オッサーン!!」
オヤジ「ん?」
メッキャアアアアアアアッッ!!!
オヤジ「ぐへぇ!!?」ドサッ
女「お兄さーん! 痴漢捕まえたでー!!」ガシッ
オヤジ「な、なぜバレた……」ピクピク <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/31(木) 11:14:36.04 ID:KOHm3PtL0<> 騎士「お手柄ですね!」
貴婦人「あ、ありがとうございました!」
紳士「なんと勇気のある娘じゃ」
「「 わー! 」」パチパチパチ
ヒトデ「………」チラッ
ヒトデ「なあ、これなんなんだ?」(・_・)9m <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/31(木) 11:15:06.36 ID:KOHm3PtL0<> 一旦休憩 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<>sage<>2011/03/31(木) 11:17:54.54 ID:7Sz5Ullvo<> おおおお‼更新されてた‼
というか三角頭wwwいいですね〜。乙!
続き期待してます!ラクシーニュ殿! <>
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします<><>2011/03/31(木) 14:26:04.05 ID:7AppqCkT0<> 乙!!
鎧男共=スカーのトラウマ決定だな
下種が…… <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 15:09:10.77 ID:KOHm3PtL0<> 再開
〜しばらくして、夜〜
側近「本日はご来場頂き、誠に感謝しています」
側近「今宵は我等が女王の名の下に、優雅な夜をお過ごし下さい」
側近「これより、舞踏会を開会します……!」
来賓の者達「〜!」パチパチパチパチパチ
側近(音楽を始めろ)クイッ
指揮者(御意)コクン
━━━━〜〜♪ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 15:15:12.53 ID:KOHm3PtL0<> 女「うはぁ……ちゃんと踊れますかねぇウチ?」
チャラ男?「心配しなくていい、私めがエスコートしましょう」キリッ
チャラ男?(ぐへへ……合法的にボディタッチできるぜぃ)
三角頭?(あの野郎、何ニヤニヤしてんだよ……)
貴婦人(ひぃぃ…!? なんでこの人と踊らないといけないの!?? ていうか三角頭がこっちにも当たって痛い…!)
青髪(……あの人と踊りたかったなぁ)ハァ
騎士(た、溜め息!?)
ヒトデ「……やべー、踊る相手がいねえ」ポツン <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 15:21:06.67 ID:KOHm3PtL0<> ヒトデ「まさか相手が見つからないとは……なぁ」
ヒトデ「……向こうでフレンチサラダでも食うか」トボトボ
姫「むぅ……どれがヒトデなのかそういえばわからん」トボトボ
ヒトデ(見つけたああああああ!!!♪♪)
ヒトデ「これはこれは王女さm」
姫「すまんがあっちへ行ってくれ変態仮面」
ヒトデ「」ズーン
姫(むぅ?? 今のヒトデの声だったか?) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 15:27:02.50 ID:KOHm3PtL0<> 姫「あー……っと、お前もしかして…」
ヒトデ「……グスン、ヒトデと申します」
姫「や、やはりヒトデなのか…! すまなかったな、さっきまでどこぞの貴族に誘われ続けていたからつい……」
ヒトデ「……いいです、気にしてないですーだっ」
姫「うむ、では踊ろう!」
ヒトデ(本当に気にしないのかよ!?)
姫「……どうした、早く右手を腰に添えないか」
ヒトデ「あ、悪い」スッ
ヒトデ(……すげえオーラが違うな、さすが姫) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/31(木) 15:31:43.94 ID:Eb7RBQyr0<> よーし青髪、ヒトデが踊ってるから俺と踊ろうじゃないkうわなにするやめr <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 15:34:06.57 ID:KOHm3PtL0<>
姫(ふふ、楽しんでいるか?)ボソッ
ヒトデ(ん、そうですね)
姫(うむ、これで襲撃だの救出だのがなければもっと素敵な夜だったろうに)
ズザッ
ヒトデ(っと、大丈夫ですか?)
姫(う、うむ…少しテンポがズレてコケただけだ)
ヒトデ(ちょっとペースを落としますか)
姫(すまない、………)じー
姫(随分ダンスにキレがある、並みの貴族でもこうはいかないだろう)スッ
姫(……隠密護衛と言っていたが、他の者達は『監視』という形で護衛しているのになぜヒトデは私と踊っていられる)
姫(……ますますわからんな、ヒトデは)じー
ヒトデ「……っ?////」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 15:39:22.32 ID:KOHm3PtL0<> 忍頭(>>320は消した、あとはご自由にどうぞお嬢!)グッ
女「えと、まず左足が…やな?」てっとて
チャラ男?「ちがくて、そこをまず……」とてとて
女「うぅ…全然ダメやウチ……」しょんぼり
チャラ男?「だ、大丈夫だから! ね?」
三角頭?(はン、ザマァねえな)
貴婦人(……この人、見た目によらずバラに近い女性みたいな匂いがするのね)ウットリ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 15:44:05.87 ID:KOHm3PtL0<> 青髪(……あの人、楽しそう)ギリッ
青髪【【 ……くすっ 】】
スッ
スパァンッ!
騎士「ええぇぇ!? なんか俺の眉毛が吹き飛んだ!!?」ビクゥッ
青髪【【 くすくすくすくすっ 】】
スパスパァンッ! ゾリンッ!!
騎士「ぎゃあああああ!!? なんか頭が大変なことに…!?」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 15:48:48.04 ID:KOHm3PtL0<>
姫(ところでヒトデ)
ヒトデ(なんです?)
姫(うむ、いつ友人を助けに行くのだ)クルンッ
ヒトデ(いえ、もうそろそろか今には行きますよ)ガシッ
姫(むぅ、怪我人が出なければいいが)
ヒトデ(……そうですね)
姫(よし、母上に勘付かれる前に行こう)
ヒトデ(分かりました) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 15:53:46.70 ID:KOHm3PtL0<>
三角頭?(……頃合いだな)クイッ
チャラ男?(……!)
チャラ男?「ごめんよ、俺用事できちった☆」
女「そうなん? しゃあないな……」
ブァサッッ!!
盗賊「ピィィィィィッ!!」
女「な、━━━━アンタこの間の!?」
盗賊「あれ、どっかで会ったっけ?」←現在の女がポニーテールになってるから気づかない
スカー「そういやあの女は『ヒトデ』の……!!」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 15:57:29.11 ID:KOHm3PtL0<>
バリィィィンッッ!!!
フッ(灯りが消えた)
ヒトデ「クソッ、もう開始かよ!!」
姫「どうするのだ!?」
ヒトデ「姫を連れて地下牢まで走ります!」ガシッ
姫「ちょ、1人で走れる!」
ヒトデ「俺が抱きかかえて走った方が速いんです!!」シュバッ
姫(むぅ……//////) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 16:01:43.51 ID:KOHm3PtL0<>
スカー「『ウォーカー』! てめえは王女を追え!!」
盗賊「御意ッ━━!!」シュバッ
女「行かせるかッッ!!」ガシャコンッ
ブォンッ!!
盗賊「悪いな嬢ちゃん、お前の相手は━━━━」
ガキィィンッ!!
盗賊手下「我々に任せて下さいNo3!」ギチチッ
女「コイツら……!!」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 16:06:36.52 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城・エントランスホール二階〜
女王「始まったか……」ガチャガチャガチャガチャ
女王「側近、来賓の者達は避難させたな?」
側近「はい、完了しました」スタッ
女王「では『火矢』を12方向に放ち、お前も避難しろ」
側近「……御意」シュバッ
女王「さて、肩慣らしにザコを30秒で蹴散らすかな」ゴキッゴキッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 16:11:19.63 ID:KOHm3PtL0<>
青髪(………一部の騎士や兵士は盗賊団と交戦してるみたいだけど)
盗賊手下「うおりゃあああああ」
スッ シパンッ
ビチャビチャッ……!
青髪(……おかしい、王女様を守る姫直属隠密忍者護衛騎士部隊がどこにもいない!!)
青髪(………何か、何かおかしい?)
鎧男?4「……」ユラァッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 16:14:53.10 ID:KOHm3PtL0<>
ガキィィンッ!!
青髪「……あなた、何者?」ギギ…
鎧男?4「こぉんばんはー♪」ガキンッ
ヒュンッ!!
青髪(速い…ッ)シュバッ
スッ
鎧男?4「うおっとー!」ババッ
ヒュワンッ
青髪「ワイヤーを避けた!?」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 16:21:05.10 ID:KOHm3PtL0<>
ヒュ━━━━ンッ!!
ズカカカカカカカカカカカカカッッッッ!!!!
スカー「あん? ……『火矢』だと?」
女「おぉぉりゃぁぁぁぁ!!!」ゴォッ
ヒュィンッ!!
ガキャァァンッ!!
スカー「学習しねぇ女だな、モーニングスターなんかじゃ俺の鎌に太刀打ちはできねぇぞ!!」ブンッ
女「せやな、でも今日は大量に鎖持って来たから平気や!」ジャラララッ
スカー「チィッ…お前ら!!」
盗賊手下達「御意!」ズラッ
女「だぁぁもう!!」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/31(木) 16:25:40.08 ID:KOHm3PtL0<> スカー「殺れッッ!!」
盗賊手下達「「 おおおぉぉぉぉぉ!!! 」」
ズォォッ!!
女「やべ……!」ジャラッ
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ツツツ!!!
ドサササッ!!
スカー「ッ!?」
女「……え」
女王「……まず4人」ゴキッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)<>sage<>2011/03/31(木) 16:28:39.78 ID:7AppqCkT0<> 女王TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!! <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 16:35:19.89 ID:KOHm3PtL0<>
鎧男?4「うはっ、やべー! あのババアもう来やがった!!」
青髪(なに……今の、あれが女王!?)
鎧男?4「う〜……ババアこえーけどコイツペットに欲しいしなぁ……」
青髪「ッ!!」スッ
シパンッ
鎧男?4「うはっ、コイツもこえー! やっぱ逃げるわー!!」シュバッ
青髪「……奇襲専用のワイヤーとはいえ、全部避けられるなんて」ヒュルンッ
青髪(一先ず女王に見つかる前に隠れた方がいいかな)シュバッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 16:38:52.73 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城・兵舎渡り廊下〜
盗賊手下達「止まれッ!!」ズラッ
ヒトデ「姫、目ぇ閉じろ」
姫「うむっ」ギュッ
バフゥゥゥンッ
盗賊手下2「ぎゃああああ!! 目、目がああああ!!」
ヒトデ(特製の玉ねぎ煙幕だぜい!)シュバッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 16:44:13.20 ID:KOHm3PtL0<>
タタタタタタ・・・・・
盗賊(チィ……ダテに忍組の元若頭じゃねえってか、仕方ねえ)シュバッ
カチンッ
盗賊(場合によっては…友人のお前でも殺すからな…!)チャキッ
シュバッ!!
ヒトデ「……やっぱ刃出してるか、アイツ…」シュバッ
姫「知り合いなのか?」ギュッ
ヒトデ「結構付き合いは長い方です!!」シュバッ
ヒトデ(それでも……この娘を殺す気なら、俺は…)チャキッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 16:49:13.47 ID:KOHm3PtL0<>
姫「そこの階段を降りろ!!」
ヒトデ「わかった!」シュバッ
盗賊手下3「なっ…!」
ヒトデ(クソッ、鉢合わせか!?)ヒュッ
姫「待て! 殺すな!!」
ヒトデ「ッ━━!?」ピタッ
盗賊手下3「ひっ……!」ドサッ
ゲシッ
ヒトデ「あらよっ!!」ヒュバッ
盗賊「馬鹿野郎!! 何逃がしてんだよ!?」シュバッ
盗賊手下3「す、すいません!」シュバッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 16:53:46.83 ID:KOHm3PtL0<>
〜地下牢〜
姫「この先を右だ!」
ヒトデ(くっ……ソラはどうした!? なんで着いてきてない!!)シュバッ
盗賊手下3「ハァッ!!」バシュンッ
ガシッ!
ヒトデ(フックが刺さって……!?)ズキッ
ピタッ
盗賊(今だなッ)バッ
ヒトデ(姫を逃がして……いや、間に合わない!!)
ズバァンッ!! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<>sage<>2011/03/31(木) 16:55:55.54 ID:np3NOQlDo<> 支援だ。
楽しく読ませてもらってる <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 16:57:44.66 ID:KOHm3PtL0<>
ビチャッ
ヒトデ「ぐぁぁ…ッ」
姫「ヒトデ!!」
盗賊手下3「貰った━━━ッッ!!」バッ
姫「━━ッ」
ヒュンッ!!
ドドドドッッ!!!
盗賊手下3「ぐはあああ!??」ドシャッ
姫「……ま、まぐれでも倒せるものだな」
ヒトデ「」
盗賊「」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 17:03:49.50 ID:KOHm3PtL0<> 盗賊(オイオイ……ウチの団長並みの速さだったぞ!?)
ヒトデ「今のウチに、先に行ってろ!!」ザッ
姫「で、でも……」
ヒトデ「姫の友人助けた後でいいから、加勢してくれよ?」
姫「……う、うむ!」タタッ
ヒトデ「……一対一だな」チャキッチャキッ
盗賊「まだ守るのか、ヘタしたら俺より強いぞあのガキ」チャキッ
ヒトデ「……でも殺気は感じない、女王の娘とは言っても女の子だ」
盗賊「ああ……相変わらず、俺と気が合うヤローだよテメェは!!」バッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 17:09:23.99 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城・エントランスホール〜
ドササササササッッ!!!!
女王「むー、途中から『火矢』の灯りが消えて見えにくくなったから命中し辛い……」
女王「まあ今ので43人目だがな!」ゴキッゴキッ
スカー(畜生……何なんだあの化け物は!!)ガタガタ
スカー(あの強さ……『まるで』)ガタガタ
鎧男?2「お前さん、体が震えてるぜ? まるで『何かを思い出してる』みてえだな」
スカー「ッッ!!?」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 17:16:37.54 ID:KOHm3PtL0<> 〜物陰〜
女(うわ……絶対暗殺とかムリやんあの女王様)
女(それにしても……おかしい)
女(さっきから100人はいた盗賊達が半分くらい姿が見えへん)
女(兵士や騎士もや、さっきから姿が見えへんやないか)
女(……?)ピクッ
女( 『なんで外にいるあねさんからの灯りがない』!? )
女(何より、ボスやロリ太がこの状況で出て来ないのもおかしい……!!)
女(………)
女(考えられるとすれば……)
女
「「何らかの原因で手が離せない」」
鎧男?
女「なッ━━━━!!?」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 17:21:55.03 ID:KOHm3PtL0<>
〜地下牢〜
姫「兵士! 侍女! 助けに来た……ぞ?」
━━━━シーン
姫「……なんで?」
ガララッ ガシャンッ!!
姫「!!」
側近「騒ぎが治まるまで、そこにいて下さい」ガチャン
姫「お前…兵士と侍女はどこだ!」
側近「ご安心を、既に解放しました」
姫「……本当だろうな」
側近「姫様に嘘はつきません」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 17:28:57.39 ID:KOHm3PtL0<> 姫「……母上を止めなければ、襲撃者達は死ぬぞ!」
側近「逆に死んで誰が困るのか分かりませんが、今日の女王様は大丈夫です」
姫「なぜ大丈夫なのだ?」
側近「『メイン』が今日は来ていますから」
姫「……メイン?」
側近「さて、私は『姫にとってのヒトデ』様に貴女を保護した事を伝えておきましょう」
姫「………」
側近「出せとは言わないのですね」
姫「さっき迷惑をかけたばかりだしな、文句は言えん」
側近(……本当に、誰かさんに似たものだ)シュバッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 17:38:43.99 ID:KOHm3PtL0<>
ギィンッ!!
ガキィッ!
シャギィィッ!!
ガッキィィィンッッ!!!
盗賊「オラオラオラァァッ!? どしたァ!! んなモンかよォ!!」
ズバァァァッ!!
ヒトデ「……ッ!」ヒュンッ
ヴゥンッ!!
盗賊「ッ!?」ズブシャァァッ
ヒトデ「……まだやるかい?」チャキッ
盗賊「やるさッ!!」ジャギィッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 17:44:42.39 ID:KOHm3PtL0<>
ヒトデ「……こっちはまだ一刀だ、気づいてんだろ」ヒュバッッ
ヴゥンッッ
スパンッ!
盗賊「ぐゥ……ッ」ガクッ
ヒトデ「アンタじゃ、俺には勝てないってことが」チャキッ
盗賊「………」ピチャッ…ピチャッ…
ヒトデ「……俺はアンタを殺したくねえ、頼むよ…『盗賊』」
盗賊「………はッ」
盗賊「甘いこと言うんじゃねぇぞ若造━━ッ!!」バッ
ヒトデ「クソッ……」ヒュバッッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 17:48:58.02 ID:KOHm3PtL0<>
━━━━ザンッ━━━━
ヒトデ「………」
盗賊「…………」
ヒトデ「…ッ」ズシャッ!
盗賊「……へへ」
盗賊「今の勝負は俺の勝ちだぜェ……坊主」グラッ
ドサッ
ヒトデ「ぐ……ッ、痛ぅッ━━!」ポタポタッ
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 17:52:43.11 ID:KOHm3PtL0<> ヒトデ「……出血は酷くない、ってのは不幸中の幸いか」
ヒトデ「アンタ、出血多量だろ? 大丈夫かよ」
盗賊「へへ……『七つ道具』の『オフォティス』があるから死にはしねえよ」
盗賊「……当分の間は立てねぇけどな」
ヒトデ「……じゃあ先に行くぜ」
盗賊「せーぜい気をつけろよ」
ヒトデ「おう」シュバッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 17:58:03.67 ID:KOHm3PtL0<>
側近「その必要はない」スタッ
ヒトデ「……アンタ、側近か」
側近「そうだ」
ヒトデ「姫とその友人達はどうした!!」チャキッ
側近「そう構えるな、姫様は無事に保護した」
側近「その友人達は……逃げたよ、とっくにね」
ヒトデ「……証拠は?」
側近「ない」
ヒトデ「………」
側近「…………」
ヒトデ「……姫は俺のこと心配してたか」
側近「とてもな」
ヒトデ「(信じていいみたいだな…)わかった、一度俺は逃げるがアンタが追って来たりはしないよな?」
側近「ああ、速く行け」
ヒトデ「悪いな」シュバッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 18:00:35.61 ID:KOHm3PtL0<>
側近「……とても、『あの』子供とは思えないな」
盗賊「……なんだって?」
側近「別に、お前らが知る必要はないよ」
側近「……じゃあな」シュバッ
盗賊「……俺おいてけぼりかよ」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 18:04:19.01 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城・エントランスホール〜
女王「ザコはあらかた片付けたな」パンパンッ
<「うぐぁ……!」バキャァンッ
女王「…?」
女王「おーい、誰かいるのかー?」
━━━━━━シーン
女王「……間違いなくいるな」スタスタ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 18:11:17.43 ID:KOHm3PtL0<>
鎧男?2(チッ……親玉を狩る前に女王が来るか)
スカー「ハァ……ハァ…ッ!!」ヂャキッ
鎧男?2「もういいさ、後は勝手に殺されてろ」
スカー「……何者だてめぇ」
鎧男?2「……ククッ、顔を隠した奴に言われたくないな」
鎧男?2「それとも、『誰かに見つかりたくない』のかい?」
スカー「………だまれゲス野郎」
鎧男?2「……ククッ」
鎧男?2【 殺すぞクソアマ……ッ!! 】
スカー「ひっ……」ドサッ
鎧男?2「やっぱりそうなのか…! これはいいな、ククッ」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 18:17:06.64 ID:KOHm3PtL0<>
鎧男?2「いやぁ、久しぶりだなスk
女王「見つけたぞ」ブンッ
ドグシャアアアアアアッッ!!!
鎧男?2「ガ…フッ……!??」ブワッ
パリィンッ………ドサッ
女王「……? 鎧の硬さだったか今の」コキッ
女王「しまったな…衛兵だったか?」
スカー「……ッ…ッ」ガクガク
女王「……ん、まだいるのか」
スカー(落ち着け……相手は俺が見えてねぇ!!)スッ
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 18:23:24.54 ID:KOHm3PtL0<>
スカー「オオオォォォォォッッ!!」バッ
女王「鎌……お前が首領だなっ♪」ヒュンッッッ
スカー(消えた…!?)
ドゴォッ!!
スカー「ぐあ━━ッ」ドサッ
シュバッ
スカー「あああああああああああああああ!!!!」ヒュインッ
ガシッ
女王「なかなかタフだが…指二本で充分だな」バッ
スカー「!!」
ズゴォォンッ!!
女王「兜越しだが、『デコピン』でKOだ」スタッ
スカー「━━━━ッッ」ドシャッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 18:35:04.60 ID:KOHm3PtL0<>
女王「さて、あとは『アイツ』を……」
<ヂャキンッ
女王「………やめろ、死にたいのか」
スカー「………ぅ、あ…」トトッ
女王「立つのがやっとのクセに、何をそんなに……ッッ!?」
この時、月明かりが女王の前にいる者を照らした。
そして映し出されたのはボロボロになった『知ってる人間』だった。
スカー「……ぁ…うぐ…」トトッ
女王「お前……あの時に解放された…?」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 18:39:01.08 ID:KOHm3PtL0<>
スカー「……アンタは」よろっ
スカー「アンタ達がいるから……」よろっ
スカー「俺達は…『力』が怖いんだよぉぉぉ!!!」バッ
ヒュンッッッ ドゴォッ!!
スカー「━━━━ッ」ドシャッ
女王「………」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 18:44:28.22 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城・エントランスホール出入口〜
ヒトデ「ソラ!」スタッ
女「五番目!? 王女様と友人さん達は!?」
ヒトデ「もう保護されてるっぽい! 逃げろ!!」
女「おぉ! ……へ、アンタはどないするつもりや!?」
ヒトデ「ちょっとやっておきたいことがあるんだ!」
女「……まちや」
ヒトデ「なんだよ」
女「ちゃんと帰ってきぃや?」
ヒトデ「了解ッスよ!」シュバッ
女(……よし、逃げるで)シュバッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 18:49:59.29 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城・エントランスホール〜
女王「……来たか」
<スタッ……スタッ……スタッ……
女王「私の事は覚えているか?」
<「…………」チャキッシャキンッ
女王「成程、やはり『二刀』という事は間違いないな」クルッ
ヒトデ「………」スッ
女王「『ペンドラゴン一族』の最後の生き残り……か」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 18:57:46.34 ID:KOHm3PtL0<>
ヒトデ「……俺はこの12年間、アンタが怖くて堪らなかったよ」
女王「………」
ヒトデ「今だって、アンタは化け物にしか見えない…!」
女王「フン」
女王「それはお前も同じだろう?」
ヒトデ「違う!!」
女王「『戦いに勝つ度に強くなる力』……今は私と娘のリリスと貴様、他を入れても世界に4人だけだ」
女王「……貴様も充分化け物さ」
ヒトデ「………もういい、今俺がアンタの前にいる理由は1つだ」
ヒトデ「ここでアンタと戦って、俺はもう怖くない日々を送るんだッ!!」
女王「フフン、やって見ろひよこ風情が」ゴキッバキッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 19:04:24.09 ID:KOHm3PtL0<>
ヒトデ「━━━ッッ」シャッ
ヴゥンッッ!!
女王「……そこか」ヒュッ
スッパァァアンッッッ!!!
ヒトデ「が…ぁっ!?」ズザザッ
女王(私の本気の張り手で吹き飛ばないか…面白いな)
ヒトデ「くッ!!」ヒュバッ
女王「…!」シュバッ
ガギギィィンッ!!
ヒトデ(俺の二刀を完全に避けた…!?) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 19:17:17.26 ID:KOHm3PtL0<> 女王「まだまだひよこだな? やはり」ヒュッ
ドドドドッッ!!
ヒトデ「うぐぅぅっ!?」ドサッ
女王「ほら、避けないと死ぬぞ」ビュッ
ヒトデ「━━━ッッ!!」シュバッ
ドズゥゥッッ!!!
ヒトデ「はぁ…はぁ…ッ!」ヴゥンッ
女王「おっと」シュンシュンヒュバッスルッ!!
ヒトデ「クソ…ッ!!」シャシャシャッッ
ヒュバッ
ズゴォッ!!
女王「どうしたどうした、外れだぞ」スタッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 19:27:10.64 ID:KOHm3PtL0<> ヒトデ「…………」チャキンッ
女王「フフン、構え直したか」
スッ
女王「ほら、『本気』でやってやるぞ」
ヒトデ「なんの真似だ……ッ」
女王「私も『両利き』なんでな、左手一本にしても同じだ」
女王「だから左足『だけ』でお前と本気で戦ってやろう」
ヒトデ「……ふざけるなァァァァアアアッ!!!」バッ
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 19:30:34.70 ID:KOHm3PtL0<>
女王「ほら」ブォンッ
ドゴッ!!
ヒトデ「━━!?」
女王「遅いぞ」ヒュァッ
ドゴゴゴゴゴゴッッッ!!!
ヒトデ「がッッ━━━━!!?」フワッ
ヒトデ(ち、近づくことすら出来ない……!!)ドサッ
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/03/31(木) 19:38:29.25 ID:KOHm3PtL0<> 女王「……しかし丈夫だな、リリスや側近でも15秒と保たないのに」
ヒトデ「………」よろよろ
女王「訂正してやる、お前はひよこではなく『子ガメ』だ」
ヒトデ「━━━━ッッ!!!」シャキィッ
ズガガガァッ!!
ヒトデ(刀の柄に蹴りを入れて受け止めてる…!!?)
女王「止まったが最後、お前の負けだ」ビュォォッ
ヒトデ「しまっ━━━━!!」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!!!
ヒトデ「………ッッ」ブォンッ
━━━━ドシャンッ━━━━ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 19:45:39.19 ID:KOHm3PtL0<>
女王「…………」
ヒトデ「……」
ヒュンヒュンッ━━━━ストンッ!
女王「結局、まだまだみたいだな」
<「あァ、全くだな」スタッ
女王「フッ、今日は久しい人間とよく会うな」
金髪女「……らしいな」
女王「たまに思っていたが、元の姿にはどうやって戻ってるのだ」
金髪女「今聞くことじゃねェだろ、『クリス』」
女王「……さっさと連れて帰れ、衛兵が戻って来たら困る」
金髪女「わかってる、コイツに付き合わせて悪かったなァ」ガシッ
女王「なに、私のした事はそれだけ『悪』でもあっただけだ」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 19:52:38.07 ID:KOHm3PtL0<>
女王「……1つ、聞いていいか」
金髪女「ダメッつっても聞くンだろ」
女王「あの日、私がした事は良い事だったのか?」
金髪女「……さっき黒髪の女が体引きずって逃げてたけどな、アイツが今ああやってテメェに喧嘩売れンのもテメェが助けたおかげだろ」
金髪女「良い事だったと断言はしねェ、だがな」
金髪女「テメェがやってなきゃ、この大陸は、この国は、最低のバッドエンドだったろォさ」
女王「……フン」
女王「良いカウンセリングになった、礼を言おう」
金髪女「……おォ」ズルズル
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:00:19.38 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城・旧地下牢〜
スカー「ぐ……確か、この穴に飛び降りれば……」ズル…ズル…
鎧男?4「みーっつけたー!」
スカー「ッッ!!」バッ
鎧男?「そんな怖い顔するなよ、今こっち来れば優しく迎えるぜ?」
鎧男?3「怒りより怯えの表情に近いですがね」
スカー「……」ジリッ
鎧男?「言っておくが、その穴の下にあった船ならたさっき没収しといたぞ」
スカー「!!」
鎧男?4「うはっ、まーだ逃げれると思ってんのー?」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)<>sage<>2011/03/31(木) 20:00:30.49 ID:7AppqCkT0<> 金髪女の喋り方が本気になった幼女と似ている件について
関係者? <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:05:58.84 ID:KOHm3PtL0<> 鎧男?「そのケガで海に飛び込めば自殺も同然、観念するんだな」
スカー「……っ!!」ズザッ
鎧男?3「仕方ないですね、私が足の一本でも折りましょうか?」
鎧男?4「えー、どうせならすぐ楽しめるようにしたいな」
スカー「……あはは」
鎧男?「お、諦めたか」
鎧男?4「では遠慮なくー♪」
スカー「くたばれゲス野郎」バッ
鎧男?達「「 !!? 」」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/31(木) 20:08:44.53 ID:oOWR7geDO<> 幼女ちゃんデカくなれたのか <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:11:46.78 ID:KOHm3PtL0<>
━━━━ドボンッ
鎧男?4「……うわー」
鎧男?「てめぇのせいだぞ」
鎧男?3「わ、私ですか!?」
鎧男?2「……よぉ」ズル…ズル…
鎧男?4「うはっ、生きてたの?」
鎧男?2「ククッ、俺の能力は『自然治癒』だぞ? 即死でない限りそう簡単に死なねえよ」
鎧男?「悪いな、せっかく見つけたの死んじまった」
鎧男?2「……ククッ、まあいいさ」
鎧男?2「どうせ捕まえた盗賊団の野郎共から情報聞き出して金を手に入れればまた好き放題できる」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:15:05.25 ID:KOHm3PtL0<>
(…………溺死って、意識が薄れてても苦しいんだな)
(……あはは、最後の最後まで怖い思いしたなぁ俺……)
(……もう、怖くないよな?……)
?「うん、もう怖くないよ団長さン♪」
(………え?) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:21:32.95 ID:KOHm3PtL0<>
━━━とあるアジト━━━
女海賊手下「容態、安定しました!!」
赤髪女「その状態を二時間はキープしろ!! 絶対だ!!」
緑髪女「体温がまだ低いですわ、すぐに火炎系の魔法陣と霊薬を!」
銀髪団長「…………頑張って」ぎゅっ
スカー「…………」
カデシュ「ある程度回復したらもう一度ボクに代わって! まだこの娘は精神的に後遺症がある!!」
赤髪女「了解!!」
カデシュ(…………まだ、死ぬなよ) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:28:31.27 ID:KOHm3PtL0<>
〜王城・エントランスホール〜
<スタッ
青髪「……今度こそ、見つけた……」
青髪「あの人の怯えてる原因……」
青髪「…………女王…ッ!!」
青髪(そして、核心も持てた…! あの人は『やっぱり』ペンドラゴンの一族…)
青髪(でも、もう関係ない……方法はわかったんだ)
青髪(あの女を……殺す!!)
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:29:41.93 ID:KOHm3PtL0<>
To Be Continued...
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)<>sage<>2011/03/31(木) 20:30:29.74 ID:7AppqCkT0<> るりに死亡グラフが立った!? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)<>sage<>2011/03/31(木) 20:32:10.43 ID:7AppqCkT0<> カデシュの「まだ」死ぬなよ、という言葉も気になるし……ますます目が離せなくなったな
乙!! <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:34:55.16 ID:KOHm3PtL0<> さて、第4話&第1期はこれで終了かな
>>369 金髪女の詳細は言えませんが、幼女と同じ口調で同じ金髪ロングです
>>371 幼女「……こンな小さい118歳がいるわけ(ry」
とりあえず次回の二期開始は明日か来週の月曜日か火曜日です
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/31(木) 20:37:49.19 ID:iokrZFZIO<> 今日はニュがないんだな <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:40:57.87 ID:KOHm3PtL0<> 作成意欲を沸かせるが為に100回聴いた曲
銀魂MAD 曇天
http://www.youtube.com/watch?v=B6fR1Xp9MIo&feature=related
銀魂MAD ダイアの花
http://www.youtube.com/watch?v=VTu1ZZv-QtI&feature=related <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:42:03.20 ID:KOHm3PtL0<> >>380 うん、名前呼ばれた時笑っちゃうから <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)<>sage<>2011/03/31(木) 20:42:36.07 ID:7AppqCkT0<> ダイアの花って、ブラックキャットのOPか
懐かしいな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/31(木) 20:44:51.92 ID:Eb7RBQyr0<> 青髪は絶対にしなせないでよ!マジだよ!
俺の希望を奪うなんてこと絶対させないうわなにするやめr <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:50:39.08 ID:KOHm3PtL0<> >>383 このスレと照らし合わせて若干歌詞とかぶるのは気のせい
>>384 宮本「お嬢は俺の嫁」ズバッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/03/31(木) 20:54:23.75 ID:KOHm3PtL0<> あ、これもだった
銀魂MAD ココロオドル
http://www.youtube.com/watch?v=FeUkgrsfud8 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/03/31(木) 21:05:52.97 ID:KOHm3PtL0<> じゃー落ちるから選んどいてくれー
1、カデシュサイドの話
2、店主(アイスマン)の話
3、ヒトデサイドの話
4、12年と半年前の小さな話
>>389 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/03/31(木) 21:10:10.90 ID:U7wMVC08o<> 3かな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2011/03/31(木) 21:15:02.28 ID:/H1poLXVo<> 3か4 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)<>sage<>2011/03/31(木) 21:41:28.04 ID:7AppqCkT0<> 両方?
ラクシーの書きやすい方でよろ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2011/03/31(木) 22:03:37.22 ID:/H1poLXVo<> 安価踏んだの俺だけど
その二つからどっちかラクシーの直感でかいて〜 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 08:02:22.99 ID:z4EnXouX0<> ……ね、ねむい
パイレーツオブカリビアン何回見ても楽しめるけど眠い……
よし、じゃあ3をやりますかねぃ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 08:15:04.14 ID:z4EnXouX0<>
━━━とあるアジト━━━
カデシュ「……やあ、2人揃ってどうかしたかい?」
幼女「どうかした、じゃねェだろ? テメェ今回の襲撃の裏で何してやがった」
ロリ太「場合によっては力づくで聞き出す事になるぞ、カデシュ」
カデシュ「……やれやれ♪」
幼女「何がおかしい…?」キッ
カデシュ「仮にもボクは君の『兄』なんだ、もう少し優しい話し方は無いのかな?」
幼女「………」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/01(金) 08:18:48.32 ID:lFDHwXKHo<> ktkr <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 08:21:00.63 ID:z4EnXouX0<> カデシュ「……ふふっ黙らないでくれよ、なんだか悲しいじゃないか」
幼女「……話を逸らすンじゃねェよ」
カデシュ「おっと、ごめんよ」
カデシュ「じゃあ逆に聞くけど、君達は今回の事をどこまで把握してる?」
ロリ太「『アイツ』はペンドラゴンで、『あの娘』はアンタの所にいるんだろ」
カデシュ「……よくわからないな」
幼女「あー、話がこじれちゃうからちょっと黙っててねロー君」
ロリ太(え、まさかの戦力外通告?)
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 08:28:50.23 ID:z4EnXouX0<> 幼女「大体は把握してるつもりだが、幾つか分かンねェ事がある」
カデシュ「それを聞きにわざわざこのアジトの人達を1時間かけて眠らせて侵入しに来たのかい?」
幼女「そォだ」
カデシュ「何がわからないのかな?」
幼女「まず、襲撃が開始された直後俺達は『銀色の鎧』に身を包ンだ奴らに邪魔された」
幼女「ありゃ何者だ、俺とロイでさえ本来の姿にならなきゃヤバかったぞ」
カデシュ「……ボクもそこはよく分かってないけどね、実は『ある女の子』の記憶を覗いてボクもそれを知った」
ロリ太(記憶を覗いた…?)ボソッ
幼女(兄貴の能力の『一つ』だよ) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 08:33:56.89 ID:z4EnXouX0<> カデシュ「悪魔でボクの推測だけど、『ペンドラゴン時代』の貴族の生き残りだと思うよ」
ロリ太「馬鹿な、それがなんであんな戦闘力を持ってる!!」
カデシュ「………」チラッ
幼女「……オイ、まさか」
カデシュ「……エルフの魂を何らかの器に入れ、能力と超人的な力を手に入れてるのさ」
ロリ太「━━━!!」
幼女「……この12年間で『ハデス』が捕まえたエルフをどこに売ってるのか知らなかったが、そういう事か」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 08:39:56.48 ID:z4EnXouX0<>
幼女「一体どれだけの命が……」
カデシュ「さあね、知りたくないよ」
ロリ太「アンタ、黙ってて良いのかよ」
カデシュ「何一つ良くないね、それにボクも場合によっては彼らを皆殺しにしようと思ってる」
カデシュ「……けど」
幼女「?」
カデシュ「……一番の問題は、君達の所にいる『ペンドラゴン』の生き残りだ」
ロリ太「アイツは悪い奴じゃねぇ!! 力の使い方もよく分かってねぇような奴だ!!」
カデシュ「関係ない、彼が生きてるだけでボクの所にいる半分以上が怯えてるッ」
ロリ太「……!」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 08:48:37.96 ID:z4EnXouX0<> 幼女「……これ以上話しても無駄だな、元に戻すぞ」
カデシュ「ああ」
ロリ太(……クソッ)
幼女「後分からねェのは、『アリス』の事だ」
カデシュ「彼女がどうかしたかい」
幼女「俺が見る限り、アイツの力は12年前に比べりゃ『大きく劣化してる』……なぜだ」
カデシュ「多分彼女の娘さんが原因だよ」
ロリ太「どうしてだ?」
カデシュ「さぁ? 『彼女達』の特性はボクにも分からないからね、知ってるのは神様と『あのお方』だけさ」
幼女「『あのお方』か、懐かしいじゃねェか」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 08:54:28.65 ID:z4EnXouX0<> カデシュ「いずれにせよ、娘さんが20になる頃には全ての力が『アリス』から消えるさ」
ロリ太(あのお方ってなんだ……)
幼女「最後に聞きてェ事がある」
カデシュ「何かな」
幼女「……ペンドラゴンのガキの事だ」
カデシュ「言っておくけど、彼にはもっと別の治療法をした方がいいんじゃないか? 『アリス』に勝って治るとは思えない」
幼女「やっぱそうか」
ロリ太「だが本人が望んでるんじゃ……」
カデシュ「……ふふっ、『恋』なんかが良い薬になるとも思うんだけどな」
幼女「黙れメルヘン野郎」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 09:02:34.96 ID:z4EnXouX0<>
<「……カデシュ?」ヒタヒタ
カデシュ「……悪いがもう帰って貰うよ、ボクはボクでやる事がある」
幼女「あァ、邪魔したな」
ロリ太「またな、お兄さん」
カデシュ(……ふふっ、次は2人共元の姿になって来て欲しいな)
<「……クソッ、体が…!」
カデシュ(……とりあえずあの娘をどうにかしないとね)
カデシュ「やあ、起きれるようになったみたいだね♪」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 09:09:33.27 ID:z4EnXouX0<>
〜それから2日経ち・『ヒトデ』のアジト〜
ヒトデ「……………………んっ」ピクッ
少女姉「ソラさん! 五番目さんが起きましたよ!!」
女「なんやて!!?」ガバッ
ぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺち
ぺち
女「おーい、起きろ〜五番目〜〜」 ぺち
ぺち
ぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺち
ヒトデ「だああああああああぺちぺちうるせえ!!!」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 09:25:47.19 ID:z4EnXouX0<> 女「何エッラそうに言ってんねやゴルァ!!」
ドゴォッ!!
ヒトデ「ぶべらッ!?」
女「アンタは! 3日も!! 寝てたんやぞぉ!!?」
ドスッバキッゴスッチーンッ!!
少女姉「ちょ、ソラさん! 死んじゃいます!!」
女「あ」
ヒトデ「わ、我が人生に……一片の悔い無し……っ」ドサッ
女「」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 09:31:58.89 ID:z4EnXouX0<>
〜一度落ち着いて〜
ヒトデ「3日かぁ……よく飢え死にしないな俺」
少女姉「一応魔法陣で体の仕組みを弄ってたので平気ですよ」
幼女「よォ、お目覚めか」
ロリ太「久しぶりだなー」
ヒトデ「ボス…」
幼女「とりあえず12件ほど仕事溜まってるから行け」
ヒトデ「」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 09:40:14.09 ID:z4EnXouX0<> 幼女「と、言いたい所なンだがな? テメェには2日の休暇をくれてやる」
ヒトデ「……へ?」
幼女「……休暇だ、自由に過ごせ」
ヒトデ「い、良いんスか!? 遊びますよ俺!!」
女「ええぇぇずるーい!!!」
少女姉(……私仕事サボリましょうか)
ロリ太(ていうかコイツの仕事やったの俺だし)
幼女「いいからとっとと行けや五番目ェッッ!!!」
ヒトデ「はい」土下座 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 09:46:40.47 ID:z4EnXouX0<>
〜そんなこんなで盗賊街〜
ヒトデ「……人通り少ねえな、やっぱり3日前のが原因か?」
ヒトデ「………ちょっとルリのとこ行ってみよう」シュバッ
〜忍組総本部〜
ヒトデ「よー」
忍頭「あれ!? なんで元若頭がここに……」
ヒトデ「どうかしたのか」
忍頭「いえ、ここ3日お嬢が行方不明で……」
ヒトデ「行方不明って…大丈夫なのか!?」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 09:54:44.85 ID:z4EnXouX0<> 忍頭「……やはり情報は確かなのか」
ヒトデ「なんだよ、どうしたんだよ」
中忍「実は、お嬢らしき人物が大陸のあちこちで確認されてるという情報が……」
ヒトデ「……1人旅か?」
忍頭「えぇ、『200人斬り』の旅ですな」
ヒトデ「…………は?」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 10:01:14.49 ID:z4EnXouX0<> 忍頭「お嬢らしき人物は確認された町の全てで人間を殺しているようなのです」
ヒトデ「……嘘だろ、アイツはそんな奴じゃねぇよ!!」
忍頭「聞きなさい!! ……特徴や証言からしてお嬢である確信が持てないのです」
ヒトデ「当たり前だ!!」
忍頭「そのお嬢らしき人物は……その、なんといいますか…」
忍頭「まず髪は『藍色』で、言動は残虐かつ冷酷、恐ろしい顔だと言う証言ばかりで……」
ヒトデ「ルリじゃないんじゃねえか! ったく、びっくりさせやが…」
忍頭「『あの人の為』と仕切りに呟いていたそうです…………」
ヒトデ「…………」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 10:06:02.95 ID:z4EnXouX0<> 忍頭「何より、全身に刀がぶら下がっていたそうなのです」
ヒトデ「……?」
忍頭「実を言うと、ここ3日で他の忍組の支部に保管されている『妖刀』が合計47本全て何者かに強奪されていまして」
ヒトデ「……それも、ルリだと?」
忍頭「……」コクン
ヒトデ「……ちげぇよ、絶対」
忍頭「では一体どこにお嬢は……」
ヒトデ(……………) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 10:14:06.11 ID:z4EnXouX0<>
━━━とある街の店━━━
デブ店主「いやぁお目が高い! ウチの『マジックメタル』は上質ですよ?」
藍髪マント【【 ……それをよこせ 】】
デブ店主「300000GILになります」
藍髪マント【【 ……高い 】】
デブ店主「なにせ微弱な魔力を入れるだけで硬質化し、属性付加も出来る代物ですから」
デブ店主「金が無いなら帰りな」
藍髪マント【【 じゃあキミに用はねぇんだよブタ野郎!!! 】】シャッ
ドブシャァァッ!!
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 10:19:59.90 ID:z4EnXouX0<>
ドチャッ!
藍髪マント【【 ……あの人の為だから、許してねぇ? 】】スタスタ
ガッ
藍髪マント【【 あと5個は欲しいとこだなぁ 】】
藍髪マント【【 あばよミンチ野郎 】】
〜店の外〜
用心棒達「「 …… 」」チャキッ
藍髪マント【【 ……アハッ、まだいっぱいゴキブリがいたんだぁ♪ 】】
用心棒「貴様、言い残すことはあるか」
藍髪マント【【 クソ虫が話しかけんじゃねえよ 】】
用心棒「殺れ」
バッ━━━!
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 10:23:47.20 ID:z4EnXouX0<>
藍髪マント【【 あーあ、血でどんどん頭がカピカピしてきちゃったじゃん 】】
用心棒だった肉片「…」
藍髪マント【【 ……アハッ、次はどこの町にある『マジックメタル』を探そうかなぁ 】】
藍髪マント【【 全てはあの人の為…あの人の為… 】】
グシャッ
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 10:35:19.37 ID:z4EnXouX0<>
〜再び忍組総本部〜
ヒトデ「……1000人組み手?」
忍頭「なんかスレ立てられそうなセリフですね」
中忍「はい、お嬢がいない為お嬢の代わりとなる鍛錬相手がいないでしょう?」
ヒトデ「……で?」
中忍「そこで、50人組と20戦闘う1000人組み手で鍛錬することにしました」
ヒトデ「……50人組み手しかやったことないな、ていうかそれ最後まで戦い抜いた奴いるのか」
忍頭「俺だけですね」
ヒトデ「……お前凄いな」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 10:49:04.07 ID:z4EnXouX0<> 忍頭「元若頭もどうです? 3日も体動かしてなかったそうですね」
ヒトデ「んー……」
忍頭「………」
ヒトデ(……女王の動きの参考にはなるか?)
ヒトデ「やるよ」
忍頭「よしきた! おーい! 500人連れてこい!!」
ヒトデ「ちょっとまてやコラ」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 11:01:56.04 ID:z4EnXouX0<> ちょっと一旦休憩
青髪大好きな皆様、 GOMEN★ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/01(金) 11:05:19.36 ID:0PpoNYoH0<> 大丈夫…ヒトデがいるなら青髪は…
いやこの俺が青髪を助けるべきだよnうわなにするやめr <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 15:48:47.79 ID:z4EnXouX0<>
〜『ヒトデ』のアジト〜
構成員「あの、No5さんはいますか」
幼女「今はいねェが、どうかしたのか」
構成員「女がコチラを渡すようにと……」スッ
幼女「……わかった、下がっていいぞ」
構成員「はい、失礼しました」シュバッ
幼女「……どンだけ好かれてンだよアイツ」
幼女(手紙と……指輪か? オイオイ、国宝級じゃねェの)
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 15:53:37.38 ID:z4EnXouX0<>
ロリ太「なんだなんだー?」
少女姉「五番目さん宛てらしいですよ」
幼女「ロー君、五番目のとこに持ってってくれるかな?」
ロリ太「構わない、丁度体を動かしたかったからな」
幼女「えへへー、ありがとう」
少女姉(……ボスさんはこうしていれば私の妹と変わらないのですが)
ロリ太「じゃ行ってくる」
幼女
「行ってらっしゃーい」
少女姉 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 16:03:38.66 ID:z4EnXouX0<>
〜王城・女王の間〜
女王「━━━━━━というわけだ」
侍女「えぇ!? む、ムリですよぅ!!」
女王「なんだ、本当に処刑されたかったのか」
侍女「い、いえ……」
女王「大丈夫だ、少し時間を稼ぐだけでいい」
侍女「……わかりました」
女王(フフン、私が贈った指輪をリリスはしていなかった……つまり誰かに渡したに違いあるまい)
女王(そしてリリスが指輪を渡しかねない異性となれば……)
女王(『アイツ』以外いないはずだからな……ッ!) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 16:16:26.54 ID:z4EnXouX0<>
〜忍組総本部〜
ドゴォッッ!!
バキッ!
ブンッ ゴドンッ!!
シュバンッ!!
ヌメッ! バコッ!!
ヒトデ(……ッ)ヒュォンッ!!
ドズンッ!!
下忍「ぐほぁ!!?」ズザザッ
中忍「……凄いですね、下忍とはいえ元若頭に誰も一撃入れられてませんよ」
忍頭「しかも、あと29人で333人の下忍の段が終わるぞ」
上忍「人間ですかあの人……」
忍頭「ぶっちゃけ分からん」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 16:22:35.65 ID:z4EnXouX0<> ヒトデ(感じる……1人倒す度に、僅かに全身に力がたぎる!!)
下忍317「ホアチャアアアアアアアアッッッ!!!」
シパンッ! ドゴォッ!!
下忍317「ぐへぇ!?」ドシャッ
ヒトデ(俄かに信じられなかったが、どうやら『戦いに勝つ度に強くなる』ってのは本当みたいだな)
ヒトデ「どした!! 次来いよ!」
忍頭「……スイッチが入ってるな」
中忍「そんな人と俺闘うんですか!?」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 16:36:32.71 ID:z4EnXouX0<>
〜孤児施設教会〜
シスター(さて、そろそろ洗濯物でも……)
ロン毛?「……ククッ、邪魔するぜ」ガチャ
シスター「まあ、お祈りですか?」
ロン毛?「クク、違う」
シスター「ではひょっとして寄付でも…?」
ロン毛?「ククッ……俺の顔を忘れちまったか?」
シスター「………ッッ!!?」
ロン毛?「よぉシルビア……クク」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 16:41:20.66 ID:z4EnXouX0<> ロン毛?「すっかり色々成長したな…?」スタスタ
シスター「やめろ、それ以上来るんじゃねえよ」ガシャコンッ
ロン毛?「おお怖い怖い、ボウガンなんて人に向けるんじゃ━━━」
シャッ!!
シスター「な…ッ」
ロン毛?「━━━ねえよ、あ?」チャキッ
シスター「……何が目的だ」
ロン毛?「その前にボウガン捨てろよ? ククッ、乳房から切り落としてもいいんだぜ」
シスター「……ッ」ゴトンッ
ロン毛?「ククッ、いい子だ」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 16:46:24.71 ID:z4EnXouX0<> ロン毛?「さぁて……寄付金はどこにしまってる?」
シスター「……無いよ」
ロン毛?「………成程」
━━━ドスッ!
シスター「……え?」ポタポタ
ロン毛?「ククッ…!」クワッ
━━━ドスッドスッドスッドスッドスッドスッ!!!
シスター「ア”ア”ァァァアアアアアアアッッ!!??」ドシャッドシャッ
ロン毛?「痛いか? ん?」ドスッドスッドスッドスッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 16:50:45.18 ID:z4EnXouX0<>
━━━━━━━━━「……ククッ」
シスター「………!?」
シスター(……どこも刺されてない?)チラッ
ロン毛?「ジャスト1分……ククッ、良い夢は見れたか?」
シスター「今の…なんだ」
ロン毛?「『幻視体験』さ、ありもしない事を見て、体験する……ククッ、痛みが現実のようだったろ」
シスター「……!!」ゾクゥッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 16:55:43.05 ID:z4EnXouX0<> ロン毛?「最後に聞くぞ? 寄付金はどこにしまってる?」
シスター「……十字架の裏にある隠し階段の下」
ロン毛?「そうかい、ありがとよ」チャキッ
シスター「!?」
<「その薄汚い手を離せ!!」
ロン毛?「……誰だい?」クルッ
シスター(帰って来たのか…!)
宮本「拙者は『宮本小次郎』……訳あってここに居候させて貰っている者だ」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 17:01:33.19 ID:z4EnXouX0<> ロン毛?「……ククッ、ケガしねえウチに帰りな」
宮本「それは俺のセリフだ、その人に手を出すなら容赦しないぞ」
ロン毛?「へぇ……」
ロン毛?(『幻眼』で動きを止めてから殺すか)
ギロッ━━━!!
ロン毛?「……!?」ズキンッ
宮本「フン、まさか幻術を使おうとするとはな」
宮本「だがこれでも俺は『忍組』の上忍!! 幻術は中忍の頃には効かないのが当たり前だ!!」チャキッ
ロン毛?(コイツ…忍者だったのか、どうりで……) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 17:08:52.52 ID:z4EnXouX0<> ロン毛?「あー、ちょっといいか」
宮本「……なんだ」
ロン毛?「後ろにいんの気づいてたかー?」ニヤニヤ
宮本「ッッ!?」バッ
━━━シーン
ロン毛?「バーカ」ヒュンッ
宮本「!!」
ズバァンッ!!
宮本「ぐぁぁあああああ!!!」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 17:13:06.06 ID:z4EnXouX0<> ロン毛?「ククッ……どうかしたか?」ブォッ
ドゴッ!!
宮本「グ…ゥッ」ドサッ
<カランッ
ロン毛?「ん? ……面白い刀だな、『妖刀』か」チャキッ
宮本「……貴、様…ッ!」
ロン毛?「ククッ……どれ、魔力を流してみるか」
シスター「やめろぉぉぉ!!」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/04/01(金) 17:16:51.25 ID:z4EnXouX0<>
━━━━━━シュバッ
ロン毛?「!!?」バッ
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!!
ロン毛?「がぁ…!!」ドゴォンッ
宮本「……!」
シスター「アンタは…!!」
女王「……ケガはしてるみたいだな、医者まで連れて行ってやろうか」スタッ
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 17:22:37.03 ID:z4EnXouX0<> ロン毛?「チィ……またアンタですかい」ヨロッ
女王「『また』とはなんだ、私はお前のようなクズなど知らんが?」
ロン毛?「ククッ、そういや顔を会わせるのは初めてでしたか」ジリジリ
女王「むー、私はお前の声すら知らんな…まあもっとも貴様は一度お縄についてもらうがな」スッ
ロン毛?「ククッ……」キィィ…ンッ
女王「?」
━━━カッ!!━━━
女王「目眩ましか…!」ガバッ
━━━━━━シュバッ
ロン毛?(一度逃げるしかないな……やれやれ)シュバッ
女王「……逃げたようだな、フン」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 17:27:17.19 ID:z4EnXouX0<> シスター「だ、大丈夫ですか!」タタッ
宮本「……ぜ、全然平気」
女王「どれ」ツンツン
宮本「ぐおおお………」びくんっ
シスター「なにしてんですか!!?」
女王「むー?」
女王「そんなことより傷の手当てだな、近くに傷の治療できる場所はどこだ」
宮本「………」
宮本「……盗賊街の奥にある屋敷で頼む」
女王「任せるが良い」ヒュンッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 17:39:03.33 ID:z4EnXouX0<>
━━━とあるアジト━━━
赤髪女「カデシュ様!!」シュバッ
カデシュ「どうしたんだい?」
赤髪女「へ、へんな女がカデシュ様を連れて来ないと片手に持ってる女を殺すって……」
カデシュ「穏やかじゃないね、ボクが行くよ」
赤髪女「はぁ、知り合いですか…?」
カデシュ「それは見てみないと分からないな♪」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 17:47:39.42 ID:z4EnXouX0<> 〜入口〜
藍髪マント【【 よぉ、100年ぶりか? 】】
カデシュ「……あはは、さすがのボクもビックリだね」
藍髪マント【【 私の事は覚えてるよねぇボウヤ 】】
カデシュ「当然かな、ボクの生涯で貴女程淫乱な人はいなかったからね」
藍髪マント【【 アハッ、生意気だねぇ 】】
カデシュ「で、ボクに何の用かな」
藍髪マント【【 分かってんだろクソガキ、私を召喚したコイツを預かってろ 】】ポイッ
??「……」ドサッ
カデシュ「……意識がないみたいだね、なぜだい」
藍髪マント【【 ソイツの心が今の私だからだよ、わかるかぁ? 】】 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 17:54:14.94 ID:z4EnXouX0<> カデシュ「あー、つまり『この子』の心が君の存在を形作ってるんだ?」
藍髪マント【【 そゆこと♪ 】】
カデシュ「……聞いていいかい」
藍髪マント【【 速くしろよ、こっちは忙しいんだ 】】
カデシュ「『君自身』の今の名前は?」
藍髪マント【【 …… 】】
藍髪マント【【 『瑠璃』だ、とりあえずな 】】
カデシュ「そうか、頑張ってね瑠璃ちゃン♪」
瑠璃?【【 ……あの人の為…… 】】ボソッ
━━━━━シュバッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/01(金) 17:55:36.24 ID:z4EnXouX0<> よし、第二期第1話的な話し終了
次回は来週の月曜か火曜日で
落ちる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/01(金) 18:55:23.54 ID:ahJrKR+DO<>
ニュ様乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/04/01(金) 22:00:47.42 ID:G+TBhpuDO<> ニ様乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/02(土) 00:17:18.80 ID:LOgIWf89o<> 乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)<>sage<>2011/04/02(土) 11:51:26.37 ID:KYRrxQoR0<> 乙
すいません、2つほどいいですか
疑問@:女王の名前って『クリス』(>>366)だっけ『アリス』(>>399)だっけ
疑問A:青髪マント(瑠璃)は青髪(るり)のスタンド的なもの? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/02(土) 13:50:56.65 ID:O/5CAwFWo<> その後も使われてるのはアリス
クリスは>>366一回だけだがワザとやってる可能性も否定できん <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/03(日) 18:23:54.84 ID:Ei3I1gGk0<> 投下はないけど>>440に解答
解答1:クリスについては後々の『過去編』に出します、今は女王の名前を『アリス』だと思ってくれぃ
解答2:後々説明会話あるけど、藍髪マントは青髪がたまに出した裏青髪(セリフが【【】】になる時の)だと思ってくれぃ
勝手に一言:スカーのイメージ絵がクソ過ぎてうpする勇気がない <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/03(日) 19:14:39.97 ID:hEoJRhqU0<> うーp!うーp!
いや、どうしてもいやだったら別にやめてもいいけど <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 08:09:14.79 ID:MITQSw7q0<> >>443 今ちょっとイメージ破壊されるの恐れただろうwwww
まあうpする方法がないからどうしようもない(メールでなら可能だけど)、するにしても4人は賛成してからでないと荒れそうだ
第2話的な話し行くぜぃ <>
ギニュー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 08:41:24.65 ID:MITQSw7q0<> (く…画像検索してもエロばかり、チクショウ男なんて……ッ!!)
〜夕方・忍組総本部〜
忍頭「………」
下忍「頭、オレ幻術にでもかかったんですかね…?」
忍頭「……なんでそう思う?」
下忍「だって『元若頭の全身が金色に光ってる』ように見えるんで……」
忍頭「……俺にも見えるから安心しろ」
忍頭(あの光…魔力か?)
忍頭(だがあれだけの超高密度な魔力は見た事がない……!) <>
ギニュー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 08:49:06.98 ID:MITQSw7q0<>
シュバッ
ロリ太「おー、見つけた見つけた! 全く夕方になるまで探すハメになるとは……ん?」ピクッ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ヒトデ「はぁ…はぁ……ッッ!!」ゴォォォ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ロリ太「……へぇ」ニヤッ
ロリ太(五分だけ…相手をしてやるかな)
ロリ太「……へへ」 <>
ギニュー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 08:59:32.80 ID:MITQSw7q0<>
<「なあ」
忍頭「ん?」
銀髪青年「俺に合うサイズの忍装束はどこにある?」
下忍「えーと、廊下奥の部屋に予備がありますね」
忍頭(ていうか誰だコイツ)
銀髪青年「悪い、じゃあな〜」スタスタ
下忍「きっとどっかの支部の新人ですね」
忍頭「んーむ、あの銀髪どこかで見たような気もするが……」
下忍「今はもう上忍の段ですし、きっと次の順番の上忍ですよ」
忍頭「……そうか」
忍頭(……銀髪の男か、どこかで見たような見てないような?) <>
ギニュー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 09:06:55.81 ID:MITQSw7q0<>
ヒトデ「ハァ…っ、はぁ…ッ……どうした、次で1000人組手達成だろ?」ヨロヨロ
━━━ズラッ━━━
上忍「ほとんど肩で息をしているようですな」
上忍2「だからと言って、手加減をするつもりはないですが」
上忍3「覚悟して下さい」
忍者??「おー、やってるやってるぅ♪」スタスタ
ヒトデ「……スゥ」ピタッ
忍者??(呼吸法も見つけてるみてえだな、あれなら30秒以内に上忍達を倒せるだろうな)
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 09:36:16.08 ID:MITQSw7q0<>
中忍「いてて、若頭やるな〜」ズキズキ
女王「ちょっといいか」スタッ
中忍「」
女王「怪我人なんだ、手当てしてくれ」ドサッ
宮本「げふっ!? も、もっと優しく下ろして…」
中忍「……宮本? キサマ、この期に及んでなにを…」
女王「いいから手当てしろ」ズオッ
中忍「御意」シュバッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 09:50:58.78 ID:MITQSw7q0<> 女王「あの反応…お前何かしたのか」
宮本「…フン、にっくき『サスケ』を葬ろうとしただけだ」
女王「サスケ? ……ほう」
女王「となると貴様は強いのか」
宮本「……いや、完敗したよ」
宮本「奴が二刀になっただけでな」
女王「……(素質はありそうだな、私も最近は『オモチャ』がなかったし)」
女王「お前、名は?」
宮本「宮本小次郎だ」
女王「その『サスケ』に勝ってみないか?」
宮本「……どうやって」
女王「今日からお前は、二刀使いの『宮本武蔵』と名乗るがいい…私がお前を奴以上の使い手にしてやる」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/04(月) 09:57:03.36 ID:nWnQbUjDO<>
ニュうpww <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 10:01:09.78 ID:MITQSw7q0<>
上忍49「ぐはぁ!!」ドシャッ
ヒトデ「ぜぇ…ぜぇ……」
忍者??「余所見するなよ?」ヒュッ
ヒトデ「!?」バッ
バリィィンッ!!
ヒトデ「ッッ!!?」ズザッ
忍者??「お前の魔力を一時的に砕いただけだ、安心しな」ヒュバッ
ヒトデ(ぜ、全身に力が入らねぇ…ッ!!)よろ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 10:10:12.80 ID:MITQSw7q0<> 忍者??「シャッ━━━━━━!!」
ズドンッ!!
忍頭(鳩尾に直撃した……!)
ヒトデ「……ッ!!」キッ
忍者??「ハハッ、やるな」シュバッ
スタッ
ヒトデ「……何者だ、アンタ」
忍者??「さあな、それより集中しとけよ」ヴゥンッ
ズガァンッ━━━!!!
ヒトデ「グァ…!?」ズザッ
忍者??「今の俺を『女王』だと思ってな」スタッ
ヒトデ「━━━!!」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 10:19:02.83 ID:MITQSw7q0<> ヒトデ「いいぜ…だったらそのマスク剥がして……!」ググッ
メキメキッ
ヒトデ「ツラ拝んだ上で正体聞き出してやる!!」
ゴォォッ!!
忍者??「へへ、言うじゃねえかガキのクセによ」ヴゥンッ
ビュバッ……!!
ヒトデ「そこだァァッ!!」
ドゴンッッ!!
忍者??(……今の魔力の流れ、まさか?)ズキッ
ヒトデ(殆どダメージ無しか……!)スタッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 10:30:40.17 ID:MITQSw7q0<> 忍者??「筋肉を魔力で覆ってるのか」
ヒトデ「だからなんだよ」
忍者??「無駄が多すぎるんだよそれじゃ」ヒュッ
ヒトデ「!?」
忍者??「必要な時に必要な部分だけ『集中』しなきゃ、折角の魔力が意味無いぞ?」
ドドドドォォオッッ!!!
ヒトデ「ガハァ……ッッ!?」ドサッ
忍者??「立てよ、まだまだやれるだろう?」
ヒトデ「……当たり前だ!!」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 11:21:06.03 ID:MITQSw7q0<>
〜盗賊街〜
男「ひ、ひぃぃ!?」ドサッ
瑠璃?【【 教えろよ豚、妖刀『ムラサメ』と『マサムネ』、『ムラマサ』の三本はどこだ 】】ヒュルンッ
男「ま、まってくれ! 言うからワイヤーを引かないで!!」
瑠璃?【【 じゃあとっとと言えよゴルァ!! 】】
男「ひぃぃ!? え、えと……孤児施設教会に居候してる『宮本』って男が持ってるよ!!」
瑠璃?【【 宮本? ……ハン、なるほどね 】】
男「じゃあ俺を解放してくれ…!」ビクビク
スッ
シパンッ!!
瑠璃?【【 素直に命乞いしてれば『首だけ解放』なんてしなかったのにねぇ…! 】】ヒュルンッ
瑠璃?【【 アハッ、後少しで50本の妖刀が全て手に入る……そうすりゃぁ 】】
瑠璃?【【 あの人の為になるんだ! アッハハッ♪ 】】 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 12:05:59.46 ID:MITQSw7q0<> ね、眠り……tyおとっねてくる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/04(月) 12:51:11.27 ID:Q9YdlwYIO<> お休みー <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 14:08:40.73 ID:MITQSw7q0<> 再開
━━━とあるアジト━━━
白髪??「……ん、ぅ……」ビクンッ
白髪??「ぁ……うぁ」ガクンガクンッ
緑髪女「また痙攣してますわ……」
赤髪女「あーもう!! どうすればいいんだ!? カデシュ様は何も教えてくれないし!!」
銀髪団長「…………」スッ
赤髪女「?」
銀髪団長「………きっと大丈夫」コクン
緑髪女「……だと良いのですが、顔色も悪いのですわこの娘」
銀髪団長「…………」
白髪??「……ぁぅ……」ピクッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 14:14:33.28 ID:MITQSw7q0<> 〜通路〜
カデシュ「……さすがに何も言わないと心配しちゃうか」
カデシュ(………)
黒髪「なに落ち込んでんだよカデシュ」
カデシュ「……『スカー』」
スカー「てめえらしくもないな、もっとニヤニヤしてた時の方が断然マシだな」
カデシュ「ふふっ、そうかい? そう言って貰えると嬉しいな」ニコッ
スカー「勘違いすんなよ、俺は皮肉のつもりで言ったんだ」
カデシュ「そっか、でもありがとうスカー」スタスタ
スカー「………フン」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 14:17:13.57 ID:MITQSw7q0<> スカー「だぁーっ気分悪いな、くそっ」テクテク
スカー「……」ピタッ
スカー「……あーぁ」スタスタ
スカー「なんかムッカムカするなチクショー」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 14:25:04.30 ID:MITQSw7q0<>
〜王城・女王の間〜
側近「ふんぬぁぁぁあああああああああああああ!!!」ブッチンッ
侍女「ひぁぁ!? ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ぺこぺこベコッ
側近「あぁんの戦闘狂!! このクソ忙しい時期にぶらぶらとぉぉぉ!!!」グアアッ
侍女「あわわわわわわわ」ガクガクガクガク
姫「どうしたのだ側近」とてとてっ
側近「ぐぬぬぬ……っ、何も気にしないで結構です姫様ッッ!!」ゴァァッ
姫「む、むぅ?? ならなぜ侍女はお前の足下で失禁しているのだ」
侍女「ひにゃぁ……」ガクガクブルブル
側近「あ」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 14:30:43.71 ID:MITQSw7q0<>
〜その頃の女王様〜
女王「 1秒の間に10回呼吸しろ 」
宮本「寿命が縮みます師匠」
女王「むー、文句の多い奴だな」
宮本「……」
女王「それより、持ってきたな?」
宮本「はい、妖刀『ムラマサ』と『マサムネ』です」
女王「それを使って同時に素振り10000回、まずは手になじませるがいい!」
宮本(見た目とは裏腹になんなんだこのスパルタ根性はああああ!!) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 14:42:15.89 ID:MITQSw7q0<>
宮本「うぅ……き、筋肉がぶっ壊れる…」ビュビュンッビュビュンッ
女王「フフン、その調子だ」
中忍(やっぱこの人女王だよなー、なにやってんだろ)
じ〜〜〜〜
女王「むー、まだ終わらないのか?」もじもじ
宮本「ま、まだ2436になったばっかです……」ビュビュンッビュビュンッ
女王「むー……」もじもじ
中忍(……なんかエロい) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/04/04(月) 15:01:26.14 ID:w5aHqdnF0<> >>194
暴力教会ですねわかります <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 15:13:09.86 ID:MITQSw7q0<> 女王「むー、まだか」
宮本「まださっきから50回も振ってないですよ!?」ビュビュンッビュビュンッ
女王「むー………」もじもじ
女王「……したいのに」もじもじボソッ
中忍「あっははははー! どうです? 暇つぶしに僕とヤリません!!?」シュばっ
女王「むー、……では早速やろうか」
中忍(にははは! これはなんというラッキーなんd)
女王「さあ、来い…まずは2秒だ」ゴキッ
中忍「え」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 15:21:49.47 ID:MITQSw7q0<>
ドゴォォォンッ!!
忍頭「な、なんだ!?」
中忍「」チーン
忍頭「…!?」チラッ
女王「むー? 1秒もなかったぞ今のは」ゴキッ
忍頭「じょ、女王だと!??」
下忍「ええぇぇぇぇ!!?」
上忍「忍組全滅フラグのお知らせ」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 15:50:27.14 ID:MITQSw7q0<>
〜病室〜
ヒトデ「……」ボロッ
ロリ太「発想はなかなかだったのになぁ、俺が相手じゃ三分がやっとだったか」
<「じょ、女王だと!?」
ロリ太「なにぃ!??」
ロリ太(な、なにやってんだよアイツは!!)バッ
ロリ太「……」チラッ
ヒトデ「……」
ロリ太(セーフだな、起きてたらややこしい事になってた……)ホッ
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 15:59:19.86 ID:MITQSw7q0<>
〜鍛錬所〜
忍頭「ゼェ…ゼェ……!!」チャキッ
女王「おぉ、20秒も立っていられるとは凄いな」
下忍「やあああ!!」シュババッ
ガギギンッ!!
下忍「は、刃物が効かない!?」
女王「フフン、そう見えたならそうなんじゃないか?」ドゴォッ
ドシャッ!
忍頭(畜生が……1000人の忍者を三分足らずで全滅させるとは、何者だ!??) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/04/04(月) 16:04:34.07 ID:MITQSw7q0<> 女王「どうした、来ないのか」
忍頭(何よりタチが悪いのは━━━━━━)
女王「フフン」ヒュォッ
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ォォッッッ!!!!
忍頭「グガァッ…!!(この並外れたスピードと━━━)」
忍頭「ッッ!!」チャキンッ
女王(仕込み鎖鎌か)
ギュルンッ!!
ガギィィンッ!!
忍頭(刃物を弾く最強の肌だ━━━!!)
女王「フフン 楽しかったぞ♪」ヒュォッ
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ォォッッッ!!!
忍頭「」ドシャッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 16:25:28.57 ID:MITQSw7q0<> 女王「……さて、そろそろアイツも10000k
銀髪青年「なぁぁにやってんだゴルァァァアアアアアアア!!!」
ドゴォォォンッ!!
女王「つ〜〜ッ!? な、何をするのだ!!」
銀髪青年「何をするのだ、じゃねぇだろ『クリス』!? 何1000人も暇つぶしでぶちのめしてんだよ!?」
女王「……なんだ『ロイ』か」はぁ
ロイ「喧嘩売ってるのか? 売ってるんだな、よしオメーが初めて人前で漏らしたこと言いふらすからな」
女王「ま、まてまてまて!! なんで怒ってるのだ」
ロイ「……」ぶっつん
ロイ「 お 前 こ そ な に し て ん だ ? 」ズォォッ
女王「むー……ごめんなさい」ちょこんっ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 16:37:15.55 ID:MITQSw7q0<> ロイ「どうするつもりだ、他の支部の忍者軍団が攻めて来たら」
女王「……蹴散らせばいいだろう?」
ロイ「っ」ゴツンッ
女王「あいた!」
ロイ「とりあえず帰っとけ、な?」
女王「……実はどうしても鍛えたいヤツがいるのだ」
ロイ「?」
女王「私は最近欲求不満というやつでな、色々大変なんだ」
女王「だからせめて鍛えつつ遊ぶ者を探していてな……」
ロイ「………」
ロイ「仕方ない、ソイツ以外で『遊ぶ』時は周りの忍者とかじゃなくて俺か『アーサー』にしとけ」
女王「いいのか」
ロイ「ただしそれ以外に手を出したら怒るからな」
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 16:43:31.60 ID:MITQSw7q0<> 女王「ならば早速……」ゴキッ
ロイ「待てぃ!」
女王「むー、なんだ」
ロイ「分かってるよな?」
女王「……?」
ロイ「『アーサー』と戦り合う時は正体は隠しとけ、ややこしいから」
女王「うむ! では早速……」
<「終わりました師匠ー!!」
ロイ「呼んでるみたいだな」ニヤニヤ
女王「……また今度やろう」シュバッ
ロイ(誰がやるか戦闘狂!) <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 16:50:37.01 ID:MITQSw7q0<>
忍頭「うぅ……思い出した、アンタは確か…!」
ロイ「とうっ」べしっ
忍頭「へぶっ!?」カクン
ロイ「あぶねーあぶねー、バレたらバレたで厄介だからな」
<「……あれ? 俺は確か組み手で…」
ロイ「……見つかる前に戻るか」
キュポッ ゴク…ゴク……ッ
シュワァァァ……
ロリ太「……よし、幼ちゃんに頼まれてたモン渡して帰るか」ザッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 17:03:34.79 ID:MITQSw7q0<>
━━━とある港町━━━
ロン毛?「じゃあな」
紳士?「ええ、また『作戦』の時に会いますかね」
ロン毛?「……ククッ、それにしても今日はとんだ災難だったぜ」
紳士?「大変でしたね、まあ他の場所にあった『盗賊団』の資金は回収できたから良いのでは」
ロン毛?「それもそうだな…ククッ」
紳士?「では」スタスタ
ロン毛?(ククッ……相変わらず掴めねぇジジィだ)スタスタ
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 17:12:36.28 ID:MITQSw7q0<>
紳士?「〜♪」スタスタ
ドンッ
??「っ」
紳士?「おや、失礼……お怪我は?」
赤髪女「ああ、大丈夫で……す?」ピクッ
紳士?「……あなた、『レン』さんでは?」
赤髪女「あ、ぁ……」ズザッ
紳士?「はは、またあなたに会えるとは……どうです? 少し『遊び』ませんか」二ヤァ
赤髪女「……死にやがれクソジジィ!!」チャキンッ
紳士?「【ペサード】」
ズンッ!!
赤髪女「!?」メキメキッ <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 17:19:10.69 ID:MITQSw7q0<> 赤髪女「ぐ、ぅう……!!」メキメキッ
紳士?「重いですか? 辛いですか? まだ悲鳴が足りませんね、足の一本でも折りますかね」ジリッ
赤髪女「ひ、ぃ……!」
バコォォンッ!!!
紳士?「……痛いですね」ギロッ
銀髪団長「……………」
赤髪女「団長ぉっ!?」
銀髪団長「……逃げて」
赤髪女「で、でも一緒に戦えば……!」
銀髪団長「…………」フルフル
赤髪女「……すぐに『スカー』と『カデシュ』様を呼んでくるから頑張って下さい!!」シュバッ
銀髪団長「……………」
紳士?「おやおや、泣けますね」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 17:25:40.04 ID:MITQSw7q0<> 紳士?「その美しい銀髪に傷1つ無い美しい白い肌、『シルバ』さんですか」スタスタ
銀髪団長「…………」チャキッ
紳士?「……おやおや、表情に恐怖が出てますよ」ヴゥンッ
銀髪団長「ッ!!」バッ
ガキィィンッ!!
紳士?「ほぉ、私のスピードについて行けますか」
銀髪団長(見えない何かに刃が押されてる…?)ギギッ
紳士?「【パレット】」
バキュゥゥンッ!!
銀髪団長「ッッ!!?」ドゴッ
紳士?「相変わらず丈夫ですね、さすがは私のお気に入り」 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 17:34:38.36 ID:MITQSw7q0<> 紳士?「どれ、今度は……【バレット】」
ドギュゥゥゥンッッ!!!
銀髪団長「ぎ…ぃああっ!!」バキッ
銀髪団長「ぁ…ぅああ!!」ドサッ
紳士?「おやおや、足が折れてしまいましたか」ニヤァ
ガシッ
銀髪団長「いっ……!?」ズキッ
紳士?「貴女を私の『コレクション』にまた加えてあげますよ……フフフ」ズル…ズル…
銀髪団長(…………カ…デシュ、様……)ズル…ズル…
紳士?「さあ、帰ったら祝いとして3人同時に始めるとしましょうかねぇ? フフフ」
紳士?(いや、それよりまずはこの娘に12年間で忘れた記憶を蘇らせる為にたっぷり他の悲鳴を聞かせましょう)
紳士?(それから…恐怖に怯えるコイツを死なない程度に……フフフフフフ)
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 17:35:53.96 ID:MITQSw7q0<>
「フフフ……フフフフフフ……フフフフフフフフフフフフフフフ」
ズル……ズル…ズル………ズル……ズル……ズル……
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 17:38:41.62 ID:MITQSw7q0<> さて、ヒトデサイドはここで終了ですね
次回は>>483が選んで下さい
1、ヒトデサイドの続き
2、カデシュサイド(襲撃作戦の話直後から)
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/04/04(月) 17:49:33.99 ID:w5aHqdnF0<> 2
てか、そろそろキャラの整理頼む <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 18:01:24.10 ID:MITQSw7q0<> >>482 一旦まとめますかね?
安価なら下 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2011/04/04(月) 18:11:49.91 ID:ekDrCwtAO<> 2だな <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 18:37:33.34 ID:MITQSw7q0<> ヒトデサイドのメンバーまとめ
主人公:ヒトデ(本名アーサー・ペンドラゴン)
年齢19歳、黒髪ツンツンの元忍者。
7歳の時に同い年の青髪に川で救出されてから10年間猿飛佐助として忍組にいた。
17の時には青髪と結婚したが、結婚式直後に逃走し数ヶ月後には組織『ヒトデ』のボス『幼女』に拾われた。
たまたま知り合った姫の頼みで救出作戦を行ったが、女王の気まぐれとロン毛?達のせいで意味は無くなり
その後の女王との闘いで敗北、3日間意識を失った後現在はロリ太にフルボッコにされている。
ヒロイン1:青髪(本名 猿飛・瑠璃)
年齢19歳、透き通るような青い髪の忍組現当主。
生まれてからすぐに両親は死んだ為、幼い頃から忍組の未来を背負う忍者だった。
7歳のある日川に流されて来たヒトデを救出し、連れて帰ってから記憶の無いヒトデに『サスケ』と名付けた影の張本人。
それからヒトデに支えられていくウチに惹かれた青髪はヒトデに14歳の時告白、3年後には結婚した。
しかしその結婚式の直後、様子がおかしいヒトデに突然別れを告げられてしまう。
その為ヒトデの敵と思った者には容赦をしない(元々のヤンデレ気質もあるが)。
現在は女王がヒトデがおかしくなった原因と判明し行方不明。
メインキャラ:幼女(本名 ??)
年齢118歳、ロリ太と親しく、組織『ヒトデ』のボス。
エルフの中でも強いらしく、ヒトデや周りの者達に『妖艶の魔女』と恐れられた人物。
また、ヒトデや少女姉を組織に引き入れたり『義賊』集団として活動していることから普通に優しい。
『魔導海賊団』の総団長カデシュの妹であり、女王アリスとも知り合いらしい。
他にも実は大人の姿になれたり女王やヒトデの過去を知っているらしい。
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 19:10:53.59 ID:MITQSw7q0<> メインキャラ:ロリ太(本名 ロイ)
年齢不詳、銀髪のフワッとした青年(またはショタ?)。
組織『ヒトデ』を幼女と一緒に設立した子供(または青年?)であり、幼女の恋人。
強いのか弱いのかよくわからないが、幼女に続く強さはあるらしい。
ロリ太も幼女と同じく女王とヒトデの過去を知っている。
メインキャラ:女(本名 空海・紅羽魁)
年齢18歳、茶髪でいつもツインテールをしている。
組織『ヒトデ』の伝令役で、基本的にどんな仕事もやる。
普通に良い娘で、一時期経営が苦しくなった実家の為に組織に入ったり孤児施設教会のシスターの味方をしたりした。
襲撃作戦の際には女王に見つからないように逃げたり、鎧男?と戦闘もせず見事に逃げ切れる所から、逃走スキルもなかなかである。
メインキャラ:少女姉(本名 エリア)
年齢17歳、小さい頃から1人で戦って逃げていた孤高のエルフ。
だがその途中で火事で両親を失った少女を引き取り、現在はヒトデのおかげで少女と共に普通の暮らしを得ている。
その気になれば相当強いらしいが、エルフ特有の『制限』で病弱。
ちょっとヒトデが好き。
メインキャラ:姫(本名 リリス)
年齢17歳、女王の娘で外についてほとんど知らない。
ヒトデに対して親友並みの信頼感を持っており、女王の娘だからか相当強い少女。
また行動力もかなりあり、母である女王に戦いを挑んだりヒトデに兵士と侍女の救出を頼んだ。
メインキャラ:女王(本名 アリス<クリスとも呼ばれている>)
年齢34歳、姫と同じ金髪と容姿の女王。
戦闘狂であり、急に凄まじい事を言う為暴君のように周りに言われているが、実際は悪い人ではない。
超人的な力を持ち、1000人束になってもかすり傷1つ与えられない化け物。
ヒトデと12年前何かあったらしく、命を狙われている。
趣味は側近と貞操を賭けてバトル(いつも側近が負ける為ほとんど女王が攻め)
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 19:24:37.61 ID:MITQSw7q0<> サブキャラ:宮本(本名 宮本小次郎)
年齢22歳、焦げ茶色の髪で青髪のストーカー。
妖刀使いで、かつては青髪の婚約者であり忍組の当主となるはずだった男。
だがヒトデの出現により青髪は12歳の時に宮本との親の代からの契約を破棄。
ちなみにこの時の騒ぎで宮本の父親は怒って青髪に切りかかるが返り討ちに遭い隠居。
ヒトデに復讐しようとするが、ヒトデの本気の一撃でKOされた上忍組から追い出されたかませ犬。
趣味は青髪の下着採集、枕のカバー採集。
サブキャラ:シスター(本名 シルビア)
年齢21歳、孤児施設教会を経営している元『盗賊団』の幹部。
二丁の『マジックボウガン』を操り、女を苦しめたり大抵の暗殺者を返り討ちにする程強い。
『盗賊団』の団長スカーを返り討ちにしてからは孤児施設を普通に経営。
ある日忍組を追い出されてさまよっていた宮本を拾った。
巨乳で、『昔』に比べたらびっくりな成長を遂げたらしい。
スカー同様ロン毛?には何らかの嫌な思い出があるらしい。
ヒトデサイド終了 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/04(月) 19:31:34.17 ID:MITQSw7q0<> カデシュサイドメンバー
主人公2:カデシュ
年齢349歳、水銀のような髪のエルフ。
『魔導海賊団』の総団長で、12年前からずっと女性をかき集めている。
能力は幼女以上に特殊で、女王やヒトデ、様々なことを知っており四大組織の中でも最強のエルフ。
スカーに対して特別な何かを抱いている。
趣味は女の子の笑顔鑑賞。
残りは明日 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/04(月) 21:13:57.09 ID:EDDWfQuDo<> 乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/04/05(火) 00:07:50.54 ID:KRNqv1BC0<> 乙 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 08:36:10.28 ID:lvU7FL2K0<> >>488の続き
ヒロイン2:スカー(本名 スカーレット・ロックハート)
年齢82歳、黒髪ロングに褐色肌のハーフエルフ。
ロン毛?達に強い恐怖心を抱いており、また女王にも過去と関係あるのか殺意を抱いていた。
『盗賊団』の団長で今までは男として活動していたが女&シルビアの裏切りにあい、女であることがバレ戦闘の末に敗北。
その後襲撃作戦を決行したがロン毛?達の策略により失敗。
自分も女王との戦闘で惨敗し逃走しようとするがロン毛?達に見つかり泳げない体で海に飛び込んだ。
その後なぜか『魔導海賊団』に救出され現在はとあるアジトに居候している。
異名は『死神鎌のスカー』だが、本人は好きじゃないらしい。
サブヒロイン:銀髪団長(本名 シルバ)
年齢93歳、長くて綺麗な銀髪に白い肌のハーフエルフ。
『魔導海賊団』の第2師団の団長で、魔法は使えないが凄まじい身体能力を持っている。
とあるアジト付近で『狩り』を行って資金や食料を集めていたが、女に邪魔をされたことがある。
スカーやシルビア同様に、紳士?達に嫌な過去がある。
口数は少なく、物静かで気品が漂ってるせいか女海賊の仲間に人気がある。(男にも人気)
趣味は朝日を見てから1人でお風呂(仲間達には格好のずりネタにされやすい)
メインキャラ:赤髪女(本名 レン)
年齢21歳、赤髪のボーイッシュヘアー(アクセルみたいな)だが心も好みも女の子である。
銀髪団長ファンクラブ会長でもあり男性向け銀髪団長同人誌の作者でもある。
28回銀髪団長に夜這いを仕掛けたがことごとく失敗してからは覗きと隙を見てセクハラするだけにしてる。
周りの女海賊の四割は一度赤髪女に犯されている。
また銀髪団長同様、紳士?に嫌な過去がある。
仲間以外には口調が荒くなる。 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 08:53:25.30 ID:lvU7FL2K0<> メインキャラ:盗賊(本名 ウォーカー・エレック)
年齢29歳、まともな人間の中では最年長。
スカーの従順な部下であり『盗賊団』のNo3だった。
ヒトデとも仲良しで、何度か合コンをしたこともあるがヒトデに全部持ってかれるので今はしていない。
赤髪女には劣るが変態で、スカーの正体が分かってからは何度か覗きをしたりした(全て失敗してボコられたが)
何気に仲間を簡単に殺したり姫を暗殺しようとしたり、結構冷酷。
趣味は酒場で泥酔してる女の子漁り。
メインキャラ:緑髪女(本名 ??)
年齢?、緑髪のお嬢様口調なポニテ女。
医務室の室長。
メインキャラ:ロン毛?(本名 ??)
年齢28歳、茶髪のロン毛。
襲撃作戦の際にはスカー達やヒトデ達組織を策略によって混乱させ、利益の為に水面下で動いていた。
リーダー的存在だが、女王のせいでかませ犬臭がする。
それでも目を見た相手に1分の悪夢を見せる『幻眼』や超人的な力を持っている。
趣味はJv#$%&+(R18)
メインキャラ:紳士?(本名 ??)
年齢67歳、紳士的な口調と格好をしてるが心は真っ黒。
12年前ではスカーや赤髪女、銀髪団長に酷い事をしていたらしい。
現在では何か特殊な能力を持っているらしい。
趣味は若い女の悲鳴鑑賞(時にはレイプも)。
<>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 09:02:24.16 ID:lvU7FL2K0<> メインキャラ:鎧男?(本名??)
年齢?、ロン毛?の仲間だが4人の中で一番落ち着いてる。
幼女やロリ太と互角に戦った張本人。
趣味は調教。
メインキャラ:鎧男?4(本名??)
年齢??、口調が軽くてうざい。
過去ではスカーに何か酷い事をしてきたらしい。
趣味は恋愛という名のレイプ。
メインキャラ:あのお方(本名 ??)
年齢??、カデシュや幼女から凄まじい大物扱いされてる人物。
カデシュサイド終了 <>
ラクシー ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 09:08:32.29 ID:lvU7FL2K0<> よっしゃー、龍が如くで千人斬りしてからカデシュサイドの話始めるぜー <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 14:58:17.50 ID:lvU7FL2K0<> 【物語は一度襲撃作戦の夜に遡る……】
〜夜・とある港町周辺の海域〜
レン「……襲撃作戦は開始されたようです」カチャ
銀髪団長「…………」コクン
カデシュ「そっか、報告ありがとうレン♪」
銀髪団長「………私達も行くのですか?」
カデシュ「ふふっ、みんなを危険に晒す気はないよ」ニコッ
レン「しかしカデシュ様、ペンドラゴンがあそこにいるのですよ!?」
カデシュ「今の彼の実力ではシルバにも勝てないさ、だから今は様子を見るんだ」
レン「……御意」
カデシュ(やっぱり怖い物は怖いか……仕方ない) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:03:22.77 ID:lvU7FL2K0<> カデシュ「……?」ウトウト
カデシュ(なんだ? 急に眠気が…)ウトウト
レン「……女王によって『盗賊団』は壊滅、周辺の仲間や他組織も『銀の鎧を着た者達』に薙払われてます!」
カデシュ「……あ、れ?」
ドサッ
銀髪団長「カデシュ様……!」
レン「ちょ、カデシュ様!?」
カデシュ(これは……ねむ…気とはち……がう………)グラグラ
【 意識が……『あの場所』に……………… 】 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:08:19.89 ID:lvU7FL2K0<>
━━━裏世界━━━
ドサッ!
カデシュ「いてて……やっぱりここか」スッ
カデシュ「ボクは『扉を開いた』覚えはない…となると『あのお方』か別の……」
<「やめろぉぉぉッッ!!!」
カデシュ「今のは……子供?」ピクッ
カデシュ(……どちらにせよ『裏』に来たからには鍵主を探さないと…)
カデシュ「……」シュバッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:15:31.05 ID:lvU7FL2K0<> ━━裏世界・城下町━━
褐色少女「離せよ!! やめろよぉ!!」
影??【・・・・】ニチャッニチャッ
カデシュ「その娘から離れろ」スタッ
褐色少女「誰かぁぁ!! 助けてよ!! いやだああああああ!!」
カデシュ「待ってて、今ボクが…」バッ
影??【・・・・】グルンッ
カデシュ「!」
影??【・・・・オレサマニハダレモカテナイ】二チャァ
カデシュ「へぇ? それはどうかな」
影女?【オネガイ、ソノコヲツレテイカナイデッ】
カデシュ「……!?」ビクッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:20:22.67 ID:lvU7FL2K0<> 影女?【ワタシヲカワリニ・・・】
影??【ダメダ・・・オレサマハガキグライガコノミナンダヨ】二チャァ
カデシュ「……まさか」スタスタ
ブンブン
影女?【ワタシハエルフナノ、ソノコヨリワタシノホウガナガイキスルワッ】
カデシュ「………」スッ
フワッ
カデシュ(触れない……干渉出来ないのか!?)
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:26:02.54 ID:lvU7FL2K0<> カデシュ「……しかもおかしい」チラッ
褐色少女「お母さん!! お母さん!!」グイグイ
影??【サワグナ】バキッ
褐色少女「痛いっ!?」
カデシュ「……」ギリッ
スッ
カデシュ「……魔法も使えないのかい」ギリッ
褐色少女「お願い! 誰か助けてよ!!」
影?【助けるって……なあ?】
影??【仕方ないさ、女として生まれて来たのがいけなかったんだ】
カデシュ「……ッ」ギリッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:32:14.96 ID:lvU7FL2K0<> カデシュ「でもあの女の子だけはっきり見えるということは……」
褐色少女「うわあああ!! みんな嫌いだ!! お願いだから! お母さん!! 助けて!!」
カデシュ(……まさか、あの娘がこの空間を開いたのか?)
モワァァッ
カデシュ「?」クルッ
褐色肌女「……その娘から離れなさい」
カデシュ(なんだ…? 急に影が消えて………)
影??【ダマレクソアマ・・・】ニチャッ
カデシュ「!!」
ビュルンッ!!
ドズッ!!
褐色肌女「………あ」ドサッ
カデシュ「ッ!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:35:35.39 ID:lvU7FL2K0<> 褐色少女「……いやだ、おかあさん! お母さぁぁんっ!!!」
カデシュ「ッ…!!」ギロッ
影??【・・・・】ニチャッニチャッ
褐色少女「……どうして…っ」ズルズル
カデシュ「……」
褐色少女「 どうして助けてくれないの? 」
カデシュ「え……?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:38:00.95 ID:lvU7FL2K0<>
【 キライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライ 】
カデシュ「な……」
【 キライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライ 】
カデシュ「もうやめろ……!」
【 キライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライ 】
カデシュ「やめてくれ━━━━━━━━━━━━!!!!」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:43:01.68 ID:lvU7FL2K0<>
━━裏世界・牢獄━━
カデシュ「!?」
カデシュ「……今度は牢獄か」
【 苦しいよ……怖いよ…… 】
カデシュ「………」スタスタ
【 もういやだよ……どうして何もかも上手く行かないんだろ 】
カデシュ「………」スタスタ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:46:00.10 ID:lvU7FL2K0<>
結晶?【 あはは、最後の最後まで怖い思いしたなぁ俺…… 】
カデシュ(……このクリスタルに触れればいいのか?)
スッ━━━━━━
━━━━━━パシュンッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:51:16.62 ID:lvU7FL2K0<>
━━━白い空間━━━
褐色黒髪「…………」
カデシュ(見つけた……)スタスタ
カデシュ(あれ……まさか、『盗賊団』の団長?)ピタッ
褐色黒髪「もう、怖くないよな?」
カデシュ「…………」
ナデッ
カデシュ「うん、もう怖くないよ団長さン♪」なでなで
スカー「………え?」クルッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:52:11.74 ID:lvU7FL2K0<>
━━━━━━バリィィィィンッ━━━━━━
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 15:59:45.22 ID:lvU7FL2K0<>
━━━海賊船・医務室━━━
レン「目を覚ました!!」
銀髪団長「カデシュ様……!」
カデシュ「……ここは?」
レン「医務室です! 良かった…もう30分何をやっても目を覚まさないから…」
カデシュ「ッ…! 『盗賊団』は!?」ガバッ
銀髪団長「団長・スカー以外は全滅したと思われます…」
カデシュ「……スカーはどこに?」
銀髪団長「崖に面している旧地下牢から海に飛び込んだのが確認されました」
カデシュ「全速でその位置まで行くんだ!! 速く!!」
レン「うぇぇ!? は、はい!」ダダッ
カデシュ(……間に合ってくれ!!) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 16:05:03.73 ID:lvU7FL2K0<> 〜王城周辺海域〜
カデシュ「くっ、夜だから何も見えない……」
レン「い、一体どうしたんですか!?」
カデシュ「………」バッ
レン「カデシュ様!?」
ダッパーンッ!
カデシュ(スカー……!!)ゴボゴボ
スカー「……」ゴボ…
カデシュ(ッッ!!) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 16:10:49.33 ID:lvU7FL2K0<>
ザバッ!!
ドチャドチャッ!!
レン「カデシュ様!」
銀髪団長「………誰か抱えてる」
カデシュ「はあはぁ……」スッ
スカー「……」
カデシュ「すぐに医務室に運んで!! 息をしてない!!」
レン「了解!!」バッ
銀髪団長「………『盗賊団』の団長、スカー?」
カデシュ「ああ…そうだよ」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 16:16:59.50 ID:lvU7FL2K0<> カデシュ「船の進路をアジトへ! 急げ!!」
女海賊手下「はっ!!」
〜医務室〜
レン「呼吸が戻りました!!」
銀髪団長「……次は体温を上昇させないと」
ガチャッ
カデシュ「呼吸は?」
レン「戻りましたが未だ安定もしていなくて……!」
カデシュ「ボクに代わって!」
レン「はい!」バッ
カデシュ「………ッ!」ポォ
スカー「……っ」
カデシュ「今のうちに代わって!!」
レン「は、はい!!」バッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 16:23:58.70 ID:lvU7FL2K0<>
━━━『魔導海賊団』アジト━━━
緑髪女「報告は受けていましたの! こっちですわ!!」
女海域手下「我々が運びます!」ザッ
女海域手下2「さあ速く!!」ザッ
レン「気をつけろよ?」スッ
スカー「……」
女海域手下「はっ!!」シュバッ
銀髪団長「……………私達も行こう」
レン「はい!」
カデシュ「………」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 16:29:47.77 ID:lvU7FL2K0<> 女海賊手下「容態、安定しました!!」
赤髪女「その状態を二時間はキープしろ!! 絶対だ!!」
緑髪女「体温がまだ低いですわ、すぐに火炎系の魔法陣と霊薬を!」
銀髪団長「…………頑張って」ぎゅっ
スカー「…………」
カデシュ「ある程度回復したらもう一度ボクに代わって! まだこの娘は精神的に後遺症がある!!」
赤髪女「了解!!」
カデシュ(…………まだ、死ぬなよ)
カデシュ(君が死んで良いのは君が『ハッピーエンド』になった時だけだ…!)
カデシュ(……それ以外は、ボクが許さないよ? スカー)
スカー「………」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 16:43:57.80 ID:lvU7FL2K0<>
〜数時間後〜
レン「ふ、ふぁぁ……お疲れさんみんなー」トサッ
銀髪団長「…………」コクン
緑髪女「あの娘は元々の能力のおかげで丈夫な作りでしたし、明日の朝には目を覚ますと思うですの」
カデシュ「………良かったね」なでっ
スカー「…………」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 17:11:17.15 ID:lvU7FL2K0<> <「さあて、お疲れエッチでもどうですシルバさまー♪」
<ゴスッ!
緑髪女「なぜカデシュ様はスカーを助けようと思ったんですの?」
カデシュ「ふふっ、それを言ったら君達はどうなるんだい?」
緑髪女「……スカーも私達と同じなんですのね」
カデシュ「……うん」
カデシュ「さて、暗い話は終わり! みんなおやすみ♪」ニコッ
緑髪女「ええ、おやすみなさいですのカデシュ様」ニコッ
緑髪女(……あのスカーというハーフエルフ、何かありますわね) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 17:20:20.71 ID:lvU7FL2K0<>
〜深夜〜
レン「ハアハアハアハアハアハア……//////////」
じゅるりっ
銀髪団長「すー……すー……」
レン(ぐふふふふ…これだけ爆睡してるなら起きないだろう!!)じゅるりっ
さわっ
銀髪団長「ッッ!!」ビコォォンッ
レン「まさかの覚醒!??」
<「アッ━━━━━━!!」ゴスッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 17:27:26.21 ID:lvU7FL2K0<>
〜廊下〜
レン「ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア……//////////」
緑髪女「そこの変質者、うるさいですわ」
レン「だ、だって久しぶりに殴られたら変な快感に目覚めちゃって…////」
緑髪女「……で、今なにしてるんですの」
レン「殴られたいが為に触りまくってたら部屋から追い出された挙げ句縛られて……////」
緑髪女「……ほどく?」
レン「いやあとちょっとで緊縛にも目覚めそうだから…」
<べちーんっ
<「ぁん…っ!」ビクンッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage sag<>2011/04/05(火) 17:36:10.02 ID:lvU7FL2K0<>
ドタタタタタタタ……!!
〜大広間・手下達の寝室〜
女手下「……今の足音、まさか?」
女手下2「ないないwwww」
女手下3「さっきシルバ様に縛られてたから平気だよーww」
ガタンッ!!
レン「 ToLoveるのお時間デース!! 」ドンッ
女手下「全速力で逃げろぉぉぉぉぉ!!!」
女手下2「開発された上に目覚めさせられるぞぉぉぉ!!!」
女手下3(……じゅるっ) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage sag<>2011/04/05(火) 17:44:26.14 ID:lvU7FL2K0<> <「アッ━━━━━━!!」
<「そんな!」
<「いいから逃げるぞ!!」
<ガシッ
<「え……?」
<「アッ━━━━━━!!」
<「エリザベスぅぅぅぅ!!?」
カデシュ「……ボク男の子で良かった♪」ホッ
カデシュ「さて、月見月見〜♪」スタスタ
<ガシッ
<「ちょ、おま」
<「んぅ!?…ふっ……ぁはっ////」
<「アッ━━━━━━!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage <>2011/04/05(火) 17:54:53.48 ID:lvU7FL2K0<>
〜翌日〜
女手下「むふふ……花ビラがいっぱいだ〜」zZZ
レン「んぅ?」ぱちっ
レン「ふぁーあ、朝か……お風呂入って来ようかな」モゾッ
レン「……張り切り過ぎちゃったかな?」
女手下2「」チーン
女手下3「……////」ゾクゾクッ
女手下4「ぴちゃ……ぴちゃ…」
女手下5「」チーン
女手下6「……そこぉ…////」zZZ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage <>2011/04/05(火) 17:59:43.85 ID:lvU7FL2K0<>
レン「……むにゃむにゃ」とてとて
シュバッ
レン「?」
ドスンッ!
ドサッ
幼女「よし、行くぞ」スタッ
ロリ太「おう」スタッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage <>2011/04/05(火) 18:08:39.99 ID:lvU7FL2K0<> 〜医務室〜
スカー「……っ」ズキッ
スカー「…………………ここは?」
シュルッ
スカー「…なんで俺は裸なんだよ」
スカー(クソ、頭がぼんやりしてやがる……)
スカー「……そうだ、俺は『奴ら』に追い詰められて海に…」
スカー「……チッ、とにかく服と出口を探さないとな」ひたひた
スカー(……なぜか心が騒ぐな、なんだ?) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 18:16:44.86 ID:lvU7FL2K0<> スカー(………)ひたひた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
?「うん、もう怖くないよ団長さン♪」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スカー(……あの声……)
スカー(…………)ひたひた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
女の声?「カデシュ様!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スカー「……カデシュ?」ひたひた
ズキッ
ズデッ!
スカー「……クソッ、体が…!」ヨロッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 18:25:40.80 ID:lvU7FL2K0<> カデシュ「やあ、起きれるようになったみたいだね♪」
スカー「」←裸
カデシュ「」←超笑顔
スカー「……ふん」ひたひた
カデシュ「服、君に合うサイズは向こうだよ?」
スカー「………ふん」クルッ ひたひた
カデシュ「…やれやれ」
バサッ
スカー「?」
カデシュ「痩せ我慢しなくていいよ? 寒いし恥ずかしいよね♪」ニコッ
スカー「なにニヤニヤしてやがるスケベ野郎」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 18:27:25.83 ID:lvU7FL2K0<> ここで一旦斬るぜぃ
みんな…いろんな意味でありがとう!
心おきなくトイレに行けるぜ……… <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/05(火) 18:28:13.04 ID:lvU7FL2K0<> つまり今日は終了
やっぱり怖くてトイレ行けねぇ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)<>sage<>2011/04/05(火) 18:53:50.12 ID:jD7GmjPn0<> 乙
銀髪団長………… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/05(火) 19:29:52.19 ID:qOKCnGxn0<> 乙乙
レン…… <>
ウンコマン<><>2011/04/05(火) 19:50:07.57 ID:KRNqv1BC0<> レンェ・・・・ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/05(火) 22:24:24.82 ID:MaJoBVrko<> 乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/06(水) 01:52:23.87 ID:Ale9uiClo<> 乙、追いついた
一回ラクシー(ニュ)から名前が変わってたんだけどなんかあったの? <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 08:16:06.89 ID:KLJijryX0<> >>529 何 者 だ お 前
>>531 ニュー速で マリーダ「カヅーラ?」桂「カヅーラじゃないキャプテン・カツーラだ」
を書こうとしてたからギニューのままになってた
ちなみにラクシーニュに戻したのはみんながニュ様ニュ様言うからや!! <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 08:24:49.95 ID:KLJijryX0<>
〜廊下〜
レン「あ、あれー? アタシいつの間にか寝てたのか?」よろっ
レン「ん〜……とりあえずお風呂…」よたよた
〜脱衣場〜
レン「……これは」
[シルバの下着]
レン「………」ガシッ
レン「すー……はー……すー……はー……」
レン「よし、アタシの下着とすり替えようそうしよう」スッ
レン(お次はシルバ様の裸を拝みますかね〜?)ぐへへ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 08:30:47.14 ID:KLJijryX0<>
ガラガラッ!!
レン「おはよーございますシルバっさまー!!」シュバッ
シルバ「……」ぷかー
レン「」
レン「……シルバさまー?」
シルバ「……」ぷかー
レン「え? 食べて良いんですか? 全身茹で上がったかのように紅潮したその肌にむしゃぶりつきますよ?」
シルバ「……」ぷかー
レン(……頂いていいのか、それともヤバいのか)
朝の平日だけど>>535
1、部屋に持ち帰る
2、救出して緑髪を呼ぶ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/06(水) 08:54:34.95 ID:IUbVW+EDO<> 1 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 09:05:57.90 ID:KLJijryX0<> レン(……ていっ)
もみっ
シルバ「……」
レン(………)
レン「来たんじゃね? アタシの時代が」ニヤァ
〜廊下〜
レン「ひゃっほぉぉぉぉ!! 今日は1日中シルバ様と[ピー]して[ピー]しまくってフィニッシュはカデシュ様も呼んで3[ピー]だぜぇ!!」
緑髪女「なにしてるんですの!!」ドゴォォォッ
レン「あぶどぅる!!?」ドシャッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 09:09:55.90 ID:KLJijryX0<> レン「な、なにすんだよぉ……っ」うるっ
緑髪女「そんな保護欲を煽る目をしても無駄ですの!!」
シルバ「……ぅ」ぴくっ
緑髪女「こんなにグッタリしてる人間を抱えて…何をするつもりでしたの!」
レン「いやぁ……花園にご招待しようかと…」
緑髪女「誰が好き好んで百合しかないような花園に行きたがるんですの!??」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 09:19:54.20 ID:KLJijryX0<> レン「良いじゃん! 百合キレイじゃん!! あの白くて艶々した肌触りが何とも食欲をそそる……」
<べちーんっ!!
<「あいた!? なにすんの!?」
<べちーんっ!!
<「ひゃぅ! ……あのさ、もっかい いいかな? 今度はお尻に…」
<バコンッ!!
スカー「………本当にここが泣く子も黙る『魔導海賊団』なのか」
カデシュ「うん、いつも通りさ♪」ニコッ
スカー(……ある意味俺にとって最悪の環境だな)
<「あれ? ここは……」
<「起きましたの?」
<「チィッ! こうなったらお前たちまとめて犯してやるぅ!!」
<ゴスッバキッ
<「ひゃあんっ……////」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/06(水) 09:20:45.43 ID:IUbVW+EDO<> すばらしい <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 09:26:19.86 ID:KLJijryX0<>
〜大食堂〜
スカー「そういやここはどこなんだ? 随分広い空間が有り過ぎだな」
カデシュ「このアジトは小さな島を開発して作ったから広いンだよ」
カデシュ「ちなみにここはお腹が空いたらバイキングか料理長に頼めば食事ができるよ」
料理長「あら、その娘が新しく来たスカーちゃんね♪」
スカー「……オカマか?」
カデシュ「そこはお姉って言ってあげてね♪」ひそひそ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 09:31:31.14 ID:KLJijryX0<> 料理長「何か食べたい物はあるのかしら?」
スカー「何でもいいのか」
料理長「ええ、プロですもの!」
スカー「ステーキにイチゴパフェをトッピング」
カデシュ「」
料理長「」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 09:37:10.73 ID:KLJijryX0<> 料理長「ステーキにデザートのパフェね?」
スカー「違う、乗せろ」
カデシュ「……乗せてあげて♪」に、ニコッ?
料理長「わ、わかったわ…(あのカデシュ様でさえ引きつってるー!!?)」
スカー「さすがに腹が減ったな……」スタスタ
<「おーい!」
スカー「ん?」
女手下「私の横座りなよー!」カタンッ
女手下7「あぁ!? 抜け駆けずるい!」
女手下8(シルバ様に匹敵するあの静かな迫力…犯したい////)ハアハア
スカー「……1人で結構だ」スタスタ
カデシュ(……) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 09:45:52.00 ID:KLJijryX0<> <カタンッ
スカー「ふう……」
カデシュ「大丈夫かい? 随分疲れてるみたいだね」
スカー「……こんな女だらけの所にいたら誰だって疲れるだろ」
カデシュ「そっか」カタンッ
スカー「隣座るなよスケベ野郎」
カデシュ「おっと、ごめん」カタンッ
<スタスタ……カタンッ
スカー「……なぜそんな遠くに座る」
<「えー? なに?」
スカー「なぜそんな遠くに座る」
<「聴こえないよー?」
スカー「だああああ!! 隣座っていいから普通に話せイラつく!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 09:50:33.77 ID:KLJijryX0<> カデシュ「〜♪」ニコッ
スカー(……本当にコイツが俺を助けたのか?)
カデシュ「〜〜?」
スカー(だとしたら厄介だな、いまいち突き飛ばす気にもならねぇし…)
カデシュ「……〜?」
スカー(そういえば仲間はどうなったんd)
カデシュ「スカー?」ぽんぽん
スカー「っ」ぴくっ
カデシュ「何か考え事かい? ボクの声聴こえてなかったみたいだけど」
スカー「……ああ、ちょっとな」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 10:05:15.95 ID:KLJijryX0<> カデシュ「これからどうするつもりなの?」
スカー「……仲間の所に帰る」
カデシュ「その仲間の半数は捕獲され、残りの半数は殺されたのに?」
スカー「なっ、どういう事だよそれ!!!」ガタンッ
━━━━━━シーン━━━━━━
スカー「………」キッ
カデシュ「……」カタッ
カデシュ「おいで」
スカー「……」カタッ
カデシュ(……)コクン
料理長(了解)
<「今日は朝からデザート食べ放題解禁よー!!」
<「おおおおおおお!!!!」
シルバ「…………(まだ混乱してるんだ)」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 10:23:45.75 ID:KLJijryX0<>
〜ダイアの部屋〜
スカー(なんだここ…クリスタルか?)カツカツ
カデシュ「ここの壁も床も家具も、ベッド以外はボクの『能力で作ったダイア』だよ」
スカー「だ、ダイア!?」
カデシュ「うん、綺麗でしょ?」ニコッ
スカー「……そんな所に連れて来て何なんだよ」
カデシュ「こっちに来て」カツカツ
スカー「?」カツカツ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 10:29:41.51 ID:KLJijryX0<>
スカー「魔法陣か……」
カデシュ「えぇと、この辺かな」カツカツ
カデシュ「はい♪」スッ
スカー「その手は何だ」
カデシュ「良いから握って握って♪」ニコッ
スカー「………」
ギュッ
━━━━━パキンッ━━━━━ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/06(水) 10:29:50.84 ID:keUrsHNzo<> がんば <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 10:40:25.38 ID:KLJijryX0<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
盗賊手下『た、助けて! 助けてくれぇぇぇ!!』バッ
鎧男?『おっと、逃がさないぜ?』ザシュッ
盗賊手下2『おのれぇぇぇ!!』
盗賊手下3『死ねぇ!!』
盗賊手下4『うえおおお!!』
鎧男?『まとめてかかって来るのはいいけどさ…』ヴゥンッ
━━━スパンッ!!
鎧男?『弱過ぎるだろ』チャキンッ
盗賊手下達『ぐあああ!??』ドシャッ
鎧男?『さて、後は向こうの奴らを片付けるかな』シュバッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 10:51:08.92 ID:KLJijryX0<>
鎧男3『【ペサード】』
ズンッッ!!
盗賊手下5『な、なんだ…!?』メキメキッ
盗賊手下6『体が重く……ッ!!』メキメキッ
鎧男?3『【メイデン】』
盗賊手下5『え』
グシャァァァッ!!!
鎧男?3『さて……次は、と』シュバッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/04/06(水) 10:57:08.97 ID:KLJijryX0<>
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!!
盗賊手下×25『『ぎゃあああああああ!!??』』
ドシャシャシャァッ!!
女王『……誰か私を濡れさせるような強さの者はいないのか』シュバッ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/04/06(水) 11:06:45.88 ID:KLJijryX0<>
━━━━━パキンッ━━━━━
スカー「……全滅?」ガクッ
カデシュ「………」
スカー「なんだよそれ……12年かけて集めて鍛えた仲間が……全滅?」
スカー「あははは……冗談だろ? オイ」
カデシュ「……」フルフル
スカー「…………」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 11:20:22.52 ID:KLJijryX0<> スカー「……しばらく、ここに居座らせて貰うぞ」スッ
カデシュ「うん、その怪我じゃ当分の間戦闘は出来ないしね♪」
スカー「……スカーレット・ロックハートだ」
カデシュ「あれ、急に改まってどうしたの」
スカー「仮にもてめえは『魔導海賊団』のトップだからな、ちゃんといっとかねえと……」
カデシュ「…ふふっ」ニコッ
なでなで
スカー「……おい?」ビキッ
カデシュ「宜しく、スカー♪ ボクはカデシュだよ」ニコッ
スカー「……下の名前は?」
カデシュ「今は内緒さ♪ 」
スカー「……変な野郎だな」カツカツ
カデシュ(ふふっ、君ほどじゃないけどね)ニコッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 11:39:56.93 ID:KLJijryX0<> ちょっと休憩してからレンの暴走いくわ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/06(水) 12:04:14.69 ID:+UpZeUTO0<> ひとまず乙
レンの暴走っぷり楽しみにしてる <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 16:30:27.43 ID:KLJijryX0<>
〜一方その頃食堂では〜
シルバ「………っ!」ドタタタ
料理長「シルバ速く逃げなさぁーい!!」ドタタタ
女手下9「ひいいい!!」ドタタタ
男手下「最悪だあああああああ!!!」ドタタタ
???「我が名は『ゼロ』!! さあ百合の申し子達よ! 今こそシルバ様を食すのだあああああああ!!」
女手下〜8「「おおぉぉぉぉぉぉ!!」」
男手下2〜50「「うぉぉおおおおおお!!!!」」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 16:34:49.77 ID:KLJijryX0<> 〜廊下〜
ドドドドドドドド
スカー「……なんだこの地響き」
カデシュ「なんだろうね?」
<「カーデーシュー様ああああああああ!!?」
カデシュ「?」
スカー「なんだあれ」
料理長「ひいいいいいいいい!!」
シルバ「………っ!!」
女手下9「あわわわわ! 追いつかれちゃうですよぅ!!」
女・男手下達「「まてぇぇぇぇぇぇぇ!!!」」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 16:41:26.11 ID:KLJijryX0<> スカー「……」シュバッ
カデシュ「あ、ずるい!」シュバッ
料理長「ちょっとぉぉぉ!? アタシを見捨てるのぉ!??」
シルバ「……はっきり言うと料理長は男だから平気っ」
女手下9「あわわわわわわ……!!」ドドドド
緑髪女「待つですのぉぉぉぉ!!」ガシッ
女手下9「え」
男手下〜50「「いっただきま〜す!!」」
<「ひゃあああああああああああああああんん!!!」
スカー「な、なんなんだよここ!?」
カデシュ「さすがのボクも怖いねあれは!!」
料理長「何女の子後ろで大変なことになってるのに呑気なのよ!?」
シルバ「だから料理長は男だから……!!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 16:51:19.61 ID:KLJijryX0<> カデシュ「みんなはどうしたんだい? あんな性欲丸出しな生き物100年ぶりに見たよ」ドドドド
料理長「それが…デザートに使ったトリュフが『オニマツタケ』と『ヌメリンギ』だったみたいで…!」ドドドド
スカー「それどっちも麻薬並みの媚薬に使われてるやつじゃねえか!!?」ドドドド
シルバ「どっちにせよレンのせいでみんなが操られてる…!」ドドドド
カデシュ「なんで彼女が!?」ドドドド
料理長「元々変態だったあの娘がそんなの食べたら暴走もするわよーぅ!!」ドドドド
レン?「ふははははは!! その通りだああ!!」
スカー「なんかコー○ギアスの○レンみたいな髪型にルルー○ュみたいな服着てんぞ!?」ドドドド
料理長「もはや別世界の姿になってるのよ!!」ドドドド
カデシュ「色々危ないよねアレ!?」ドドドド <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 16:55:40.66 ID:KLJijryX0<>
シュバッ
緑髪女「ジャッジメントですのぉおおおおおおおおおお!!!」
スカー「アイツに至ってはなんなんだ!!」ドドドド
シルバ「知らない……!」ドドドド
カデシュ「……まずいかも」ピタッ
スカー「は? ……あ」ピタッ
男手下達「「 ゼロ万歳\(^_^)/ 」」
料理長「な、何がしたいのアイツら…!?」
シルバ「知らない……!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 17:01:40.19 ID:KLJijryX0<> レン「ハサミ討ちですよシルバ様ぁ……ぐへへへ」
緑髪女「ぐへへへへへ」
スカー「おいおい……もうコイツらボコボコにしていいか?」
カデシュ「うーん………暴力は避けたいかな」
料理長「言ってる場合!? もうダメよ、私達ぐっちゃぐっちゃに犯されるのよ!!」
シルバ「だから料理長は関係ない……!」
レン「野郎共!! かかれぇぇぇぇ!!!」
男手下達「「おおぉぉぉぉぉぉ!!!」」
女手下達「「おおぉぉぉぉぉぉ!!!」」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 17:09:42.79 ID:KLJijryX0<>
スカー「くそ、こうなったら……痛ッ」ズキッ
カデシュ「大丈夫かい? 痛んじゃったかな」
スカー「言ってる場合かよ、来るぞ」ズキズキ
カデシュ「……ごめん」スッ
料理長「来たわよぉぉぉ!??」
レン「ヒャッハー!!! シルバ様の処女はアタシのモンだああああああ!!」バッ
カデシュ「………」
カデシュ?【【 動くな 】】
━━━━━━キンッ━━━━━━
レン「!?」
緑髪女「!?」
手下達「「「「 !!!??? 」」」」
スカー「……なんだ? 急に動かなくなったな」
カデシュ「ボクの能力でみんなの足を封じたンだよ♪」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 17:22:55.78 ID:KLJijryX0<> スカー「……」ドゴッ
カデシュ「いてっ♪」
スカー「最初から使えっての、クソ……」ズキズキ
料理長「どうやって止めたのかしら…?」
シルバ「……………足をダイアで拘束したから」スッ
<ピキピキッ
料理長「随分綺麗なダイアね……」
カデシュ「本物だから綺麗だよ♪」
スカー(海賊やる意味あんのかそれって……) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 17:32:53.62 ID:KLJijryX0<>
〜そんなこんなで昼頃〜
スカー「……ッ」ズキッ
緑髪女「…さっきは私も追いかけたりして申し訳なかったですわ」
スカー「……気にするな、あんな毒キノコ食ったら誰だってラリっちまうからな」
緑髪女「……そうですわよね」
シュルッ キュッ
緑髪女「はい、包帯は巻き終わったので動いてもいいですわよ」
スカー「悪いな、サンキュー」スタスタ
ガチャ バタン
緑髪女「………」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/04/06(水) 17:49:05.55 ID:KLJijryX0<> 緑髪女「そこにいるのは誰ですの?」ビシッ
━━━━━━シーン
緑髪女「……あ、展開的にいそうだっけどいませんでしたのね」スタスタ
ガチャ バタン
?「……………」バサァッ
青髪「ふー、少しびっくりしたかな?」スタッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 18:01:46.06 ID:KLJijryX0<> 青髪(それにしても広い所だなぁ…私の家より広いや)ガチャ
キョロキョロ
青髪(……よし)
シュバッ
〜廊下〜
レン「……あの、まだこのダイア消えないのかな」
カデシュ「うーん……おかしいな♪」ニコッ
スカー「お前……さすがに笑顔になる所じゃねえだろうが」
スタッ
青髪(……あれが総団長のカデシュだね)チラッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 18:12:13.23 ID:KLJijryX0<> 青髪(……とにかく、今は『カデシュの部屋』に行かないと)シュバッ
カデシュ「?」クルッ
スカー「……今誰かいたよな」
カデシュ「ふふっ、気にしなくても良いんじゃないかな」
レン「え、なに? 何かあったんですかー?」←足がダイアに固められてるから後ろがわからない
カデシュ「大丈夫、君達は心配しなくていいよ♪」ニコッ
スカー「まあ別に俺は関係ないから良いけどな」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 18:19:12.93 ID:KLJijryX0<>
〜しばらくして・スカーの部屋〜
スカー「小綺麗な部屋だな、良いのか?」
カデシュ「うん、好きに使って構わないよ」ニコッ
スカー「そうか、じゃあ少し俺は寝るよ」スタスタ
カデシュ「昼食は?」
スカー「いらねえ、朝食食べ過ぎたみたいだ」ファサッ
カデシュ「そっか、じゃあおやすみスカー」ガチャ
スカー「……ああ、おやすみ」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 18:24:39.92 ID:KLJijryX0<> スカー(変な野郎だ……)スゥ
スカー(近くにいるだけで疲れるし、明らかに俺を『女』として見てやがる……)
スカー(……朝食、久しぶりにうまかったな)
スカー(味とは別の……なに、か…が……)
スカー(………何年ぶりだろう)スヤ
スカー(……何の…不安もな……く、過ごせたなんてよ……)
スカー(………)すやすや <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 18:38:09.42 ID:KLJijryX0<>
━━━━━━カチャッ
カデシュ「………」スタスタ
スカー「……」すやすや
カデシュ(……)スッ
━━━━━ポゥ━━━━━
スカー「んっ……」
カデシュ(ごめんねスカー、君の『闇』の中に入らせてもらうよ)ズズ
━━━チャプンッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 18:48:58.24 ID:KLJijryX0<> ━━━裏世界・スカーの間━━━
スタッ
カデシュ「……」
【 汝 60の扉を開き、深淵の闇を晴らす者か 】
カデシュ「はは、凝ってるね……そうだよ?」ニコッ
【 ここより先は『主』の記憶と心そのもの、過去の闇が汝を追い出そうとするだろう 】
カデシュ「……そうかい」
【 汝はなぜ扉を開くのだ 】
カデシュ「『人形』に言うつもりはない、さっさと通して貰おう」
【 ……良いだろう 】
━━━パシュンッ━━━
カデシュ「……まずは『60年前の扉』か」スタスタ
カデシュ「……」ガチャッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 18:53:24.28 ID:KLJijryX0<>
━━━━━ひょっとしたら扉を全て開く事は出来ないかもしれない
━━━━━現にボクは何人も救えてない。
━━━━━それでも、ボクは『あのお方』に少しでも近づきたい。
━━━━━それに……彼女だけは、今までと違う気がする
━━━━━ロマンチックに言うなら・・・
━━━━━運命の糸の先を掴んだような、不思議な感覚━━━━━
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 18:57:46.86 ID:KLJijryX0<>
カデシュ「━━━━━さあ、始めようか」シャラララ
男「……」ニチャァッ
カデシュ「まずは君からみたいだね、『ヘラクレス・ペンドラゴン』」
ヘラクレス「あ”あ”あ”ァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
カデシュ(……12年前と同じように、君を━━━)ヴワッ
カデシュ?【【 殺す 】】シャキキィンッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 19:02:31.83 ID:KLJijryX0<>
スカー「ん……?」ぴくっ
カデシュ「あ、起こしちゃったかな♪」
スカー「てめえ……人の寝顔ずっと見てたのか?」
カデシュ「ふふっ、ずっとじゃないけど可愛いかったよ」ニコッ
スカー「……気持ち悪い」バサッ
カデシュ「……じゃあボクは食堂にいるよ」スッ
━━━ガチャッ バタンッ
スカー(……?)ズキッ
スカー(……なんか今胸の辺りが痛かったような?)
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 19:06:01.15 ID:KLJijryX0<>
〜カデシュの部屋〜
ドサッ
カデシュ「はぁ…はぁ……はぁ…っ」
カデシュ(たった2つ……『扉』を開いただけでこのザマか)ズキッ
カデシュ(まだ彼女に変化はないみたいだけど……きっといつか、きっと……)
カデシュ(…ッ)ズキッ
カデシュ(………スカー………)
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 19:07:26.86 ID:KLJijryX0<>
【スカー・メモリー01を手に入れた!】
【スカー・メモリー02を手に入れた!】
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 19:13:13.16 ID:KLJijryX0<>
【スカー・メモリー01と02に『ハート』の影響を与えますか?】
→1、はい ピッ
2、いいえ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 19:15:40.33 ID:KLJijryX0<>
【スカーの心に『楽』が20%戻りました】
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 19:21:56.61 ID:KLJijryX0<>
〜夕食〜
スカー「いただきまーす」カチャカチャ
レン「な……なんつー物食べてるのさ」
緑髪女「チャーハンにチーズケーキ……!?」
シルバ(…………ちょっと美味しそう)
スカー「もぐもぐ……」
ごくんっ
スカー「カデシュはどうした?」
緑髪女「さあ、昼頃から見てませんわ」カチャカチャ
スカー「へえ、もぐもぐ」
ごくんっ
スカー(なんか足りねーな)もぐもぐ
シルバ(……スカーの何かが今朝と違う?) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/06(水) 19:23:33.99 ID:KLJijryX0<>
カデシュサイド第1話的な話は終了
次回から安価で途中選択してもらうぜぃ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/06(水) 19:36:44.23 ID:44PzjJBDO<> 乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/06(水) 20:28:51.67 ID:Ale9uiClo<> 乙 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/07(木) 14:57:49.93 ID:bbJRgPcr0<>
第2話的な話行くぜい <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/07(木) 15:21:28.85 ID:bbJRgPcr0<>
『 少し、昔話をしてあげようか? 』
幼い私に彼は横に座って言った。
この時の季節は潮風がとても冷たかったからよく覚えている。
『 ある遠く離れた大陸に、とても暗くて悪い動物ばかりいる国がありました 』
彼はいつものように軽くて柔らかい話し方だった。
でもこの時、私には分かった。
きっとその国が彼の故郷に違いないと。
彼はそんな風に考えてる私の横で続けた。
『 その国の王様はとても悪い人で、人に常に意地悪していました 』
『 しかしある時、そんな悪い王様の前にとてもとても優しくて強い人が現れたのです 』
『 その人は何も言わずに悪い王様を消してしまい、国にいる悪い人達をみんな大陸から追い出したのです 』
『 しかし追い出した悪い人達は外の大陸で優しい王様を悪く悪く言って、優しい王様の名前を変えてしまったのです 』
『……それって貴方の事なんですの?』
私は思わず呟いてしまった。 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/07(木) 15:32:43.75 ID:bbJRgPcr0<> 彼は一瞬寂しそうな顔になったが、またいつもの笑顔になる。
正直ずるいと思った。
なぜ笑顔で逃げるのだろう。
『 ……優しい王様は、名前を変えられたせいで本当の名前が思い出せなくなってしまい…… 』
彼は私の呟きを無視して続けた。
『 いつしか、優しい王様は悪い人達につけられた名前が自分の名前になってしまいました 』
『 しかし、そんな名前になっても周りにいた優しい王様の仲間は王様のそばにずっといました 』
『 そんな4人の仲間がある日、ケンカをしたのです 』
『 王様を守ると約束した仲間のうちの2人、兄妹が出て行くと言ったからです 』
『 しかし王様は止めません、それが2人の為であり必要な事だと思ったからです 』
『 王様は兄に言いました 』
『 「いつか私のような何よりも優しい者になって帰って来て欲しい」と 』
『 兄は小さく頷き、国から旅に出ました 』
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/07(木) 15:36:37.44 ID:bbJRgPcr0<> 彼はそこで止まった。
なぜだかは分からなかった。
けど彼は最後に
『 その兄妹は素晴らしい物を見つけ、幸せになりましたとさ…… 』
『……その昔話、王様はなんて呼ばれてたの?』
『 ……… 』
『 【魔王】って呼ばれていたんだよ 』
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/07(木) 15:39:34.95 ID:bbJRgPcr0<>
バサッ
緑髪女「………」
緑髪女「……随分昔の夢を見ましたの」
緑髪女「…まだ深夜、ちょっとお水を飲みに………」ムクッ
ガチャッ
バタンッ
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/07(木) 15:43:30.96 ID:bbJRgPcr0<> 〜各小部屋前・廊下〜
<「れ、レンさんっ……そこ、ぁっ…ふあああ!////」ギシギシッ
緑髪女(相変わらずお盛んですこと……)ヒタヒタ
緑髪女(食堂はまだ開いてるといいのですけれど)
<「〜!」
<「〜〜♪」
緑髪女(……誰かいる?) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/07(木) 15:48:38.46 ID:bbJRgPcr0<> 緑髪女「誰ですの?」ガチャッ
スカー「ん、よお」
カデシュ「どうかしたのかい?」ニコッ
緑髪女「……いえ別に、喉が乾いたのでお水をと」
カデシュ「これなんかどうだい? ボクが入れたお茶なんだ」
コトッ
スカー「やめとけ、コイツの味覚おかしいから」
緑髪女「……」スッ
ごくっ…ごくっ…!
緑髪女「……苦いですの」
スカー「ほらな」
カデシュ「おかしいな、『友人』に教えてもらった通りに作ったのに」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/07(木) 16:22:23.76 ID:bbJRgPcr0<> スカー「それより、明日のことなんだが」
カデシュ「?」
緑髪女(……私はお邪魔みたいですね)スッ
<「あ、おやすみ『カエデ』ー♪」
<「カエデっていうのかアイツ……」
ガチャッ
バタンッ
緑髪女「………」
<「……ふぅ、もうみんな気絶しちまったかな」
緑髪女「レンさん?」コンコン
<「なんだー」
緑髪女「少ししたら私の部屋に来て下さいな」
<「分かったー」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/07(木) 16:31:43.54 ID:bbJRgPcr0<>
〜カエデの部屋〜
レン「んー、珍しいなどしたの」
緑髪女「まあまあ、お水でも」コトッ
レン「ん」ゴクッ
ぱりーんっ!
レン「ふぁ? ぁっ…はっ♪??////」ビクンッ
緑髪女「ごめんなさいですわ、お水の中に強力な『魔薬』を入れさせていただきましたの」
レン「く、空気に触れてるだけなのに……ひっぁん//////」ビクンッ
緑髪女「どーせ貴女に攻められるのは分かっていたので、私が攻めになれるよう細工させて貰いますの」
レン「ぁう…っ//// そんな……ぁ」びくびくっ
緑髪女(こうなりゃヤケですの、50回イクまで寝ませんわ!!)ガバッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 16:44:03.22 ID:bbJRgPcr0<>
<「アッ━━━━━━!!!」
スカー「……なあ、問題とは思わねえの?」
カデシュ「うん、別に相手を傷つけてるわけじゃないしね」
スカー「ムリヤリでも?」
カデシュ「ムリヤリは良くないよ」
スカー「……なんかもう変なヤツばっかだなここ」
カデシュ「ふふっ♪」ニコッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 16:51:58.63 ID:bbJRgPcr0<> スカー「そうだ、明日行きたい所があるんだが…いいか?」
カデシュ「構わないよ」ニコッ
スカー「そうか、座標は明日の朝教えるよ」カタッ
カデシュ「今日はもう寝るかい?」
スカー「まあな、少しでも体を直してーし」
カデシュ「おやすみ、スカー♪」
スカー「ああ、おやすみ」ガチャッ
バタンッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 17:15:01.19 ID:bbJRgPcr0<>
〜スカーの部屋〜
カデシュ(夜中の女の子が寝静まった頃に忍び込むってなんだか変態みたいだ……)ガチャ
スカー「…………」すやすや
カデシュ(……せめて3つは開きたいな)ポゥ
━━━━━チャプン━━━━━
スカー「……むにゃ…『お兄ちゃん』…………」すやすや <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 17:29:39.26 ID:bbJRgPcr0<>
━━━裏世界・スカーの間━━━
スタッ
カデシュ「57年前の扉か……『主』がヘラクレスじゃないと良いけど」
ガチャッ
【 待て 】
カデシュ「なんだい?」
【 その先は今までとタイプが違うから気をつけろ 】
カデシュ(……? 昼間初めて会った時に比べると親切だな)
━━━━━パシュンッ━━━━━ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 17:38:41.07 ID:bbJRgPcr0<>
【 …………ツンデレという訳ではないのだ 】
【 狙ったわけでもないのだ……… 】
【 ………スカーの影響なだけなのだ 】 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 17:57:52.08 ID:bbJRgPcr0<>
━━━裏世界・???━━━
ヒュッ
カデシュ「よっと」バッ
??「ひゃあああ!?」ドサッ
カデシュ「うわ!」ドサッ
カデシュ「いてて…(あれ? なんでこの世界に女の子が?……)」チラッ
カデシュ「━━━!?」
スカー「あいたた……だ、誰ですか?」ビクビク <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 18:11:59.35 ID:bbJRgPcr0<> カデシュ「す…スカー?」
スカー「え? 確かに私はスカーレットですけど……」
カデシュ「………」
スカー「あ、あの……ごめんなさい、その…」アタフタ
カデシュ「いや、別にボクは…」
スカー「ッッ!!」ヒュッ
カデシュ「っと!」ヒョイ
スカー「まだ『追っ手』がいたなんて……ここで死んで貰います!!」チャキッ
カデシュ(やっぱりボクの知ってるスカーじゃないみたいだ、仕方ない)スッ
スカー「?」
カデシュ?【【 動くな 】】パキィッ
スカー「!?」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 18:20:59.41 ID:bbJRgPcr0<> スカー「や、やっぱり『ペンドラゴン』の手下なんだ!!」
カデシュ「落ち着いてよ、ボクは違うって」シュゥゥ
スカー「だって今髪の毛が黒くなって魔法を使ったし……」
カデシュ「んー……」
パチンッ!
スカー「あ、砕けた…」ビキキッ
カデシュ「……信じてくれるかな」しょんぼり
スカー「………」チャキッ
カデシュ「……」
スカー「…刺すよ?」
カデシュ「いいよ」ニコッ
スカー「……」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 18:25:05.61 ID:bbJRgPcr0<>
カランッ
スカー「…」
カデシュ「…♪」ニコッ
スタスタ
スカー「っ」ビクッ
ギュッ
カデシュ「……ね、平気」ギュゥ
スカー「〜!??」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 18:35:41.73 ID:bbJRgPcr0<> スカー「や、やめて下さい!!」バッ
カデシュ「ごめんよ」ニコッ
スカー「……変な人ですね」
カデシュ「君にはよく言われるよ♪」
スカー「?」
スカー「お兄さんはどうしてこんな所に?」
カデシュ「……さあね?」
カデシュ(本当にどこだろうここ)
スカー「…せっかくですし、一緒に食事しません?」
カデシュ「構わないよ」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 18:44:09.55 ID:bbJRgPcr0<>
━━━裏世界?・森?━━━
カデシュ「……」スタスタ
スカー「あ、あの果物美味しそー♪」ガサガサ
カデシュ(……よく見るとすこしスカーより背が低い、何よりこの頃は感情がある…)ジー
*低いと言っても170cmはあります(カデシュは187くらい)
スカー「はいっ」ポイッ
カデシュ「ありがとう♪」パシッ
スカー「いただきまーす」シャクシャク
カデシュ「ん、美味しいね」シャクシャク
スカー「うん、お兄さんもいるからだね!」ニコッ
カデシュ「……!」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 18:57:30.13 ID:bbJRgPcr0<> カデシュ(なんだか、不思議な気分だ…スカーにもこんな顔が出来たなんて……)ジー
スカー「…?////」シャクシャク
カデシュ「所で、どうしてあんなに警戒してたのかな」シャク
スカー「……私ね、『ペンドラゴン』の城に捕まってたの」
カデシュ(やっぱり……)
スカー「でも私、地下牢に穴を掘って抜け出したの!」
カデシュ「地下牢からかい?」
スカー「うん、崖に近い位置だから海に落ちて泳いだの」
カデシュ「それでここにいるンだね」なでなで
スカー「あぅ、が、頑張って逃げて来たんですよ?」
カデシュ「そっか、怖かったね」なでなで <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 19:16:47.14 ID:bbJRgPcr0<> スカー「……」
カデシュ「あ、ごめんよ」ニコッ
スカー「……もう少し撫でて下さい」グスッ
カデシュ「え?」
スカー「……」ウルウルッ
━━━なでなでくしゃくしゃ━━━
スカー「……//////」ボロボロ
カデシュ「………スカー?」
スカー「この…っ、三年間で……一番あったかいですっ」ボロボロ
カデシュ(………え?)
カデシュ(『三年』ってことは…やっぱりここは57年前のスカーの記憶!?) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/07(木) 19:31:58.81 ID:BIfbrUk/P<> ギャグパートがつまらない <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 19:32:06.55 ID:bbJRgPcr0<> カデシュ(……こんなの、この『裏世界を開く能力』を手に入れてから初めてだ)なでなで
スカー「……グスッ」ボロボロ
〜しばらくして〜
スカー「……」すやすや
カデシュ(うーん…寝ているスカーの記憶の中でスカーが寝てるってどういうことだろ?)
スカー「……むにゃ…お兄ちゃん…………」すやすや
カデシュ「……ふふっ」ニコッ
━━━━━なでなで━━━━━
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 19:42:44.07 ID:bbJRgPcr0<> (>>605 だってずっとシリアスなのにしてたら飽きられるかと……まあそういうならたまにしかやらないけどさ)
━━━━━パリィィィンッ━━━━━
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/07(木) 19:47:46.81 ID:BIfbrUk/P<> いやほのぼのやらは良いと思うんだがトラウマあるスカーの近くで襲ってるのにスカー呆れるだけなとことかに物凄く違和感が
楽しみにしてるから気を悪くしたらごめんね <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 19:51:04.51 ID:bbJRgPcr0<> ━━━裏世界・スカーの間━━━
カデシュ「……!?」
カデシュ「……どういうことだい」
【 ……… 】
カデシュ「……なんなんだ今のは」
【 スカーの『記憶』そのものだ 】
カデシュ「扉はどうなる!!」
【 二度と開けない 】
カデシュ「〜ッ!!」
【 ……偶然か、必然か…混ざるはずのない『表』と『裏』が混ざることによって生じたのだ 】
カデシュ「……なんだいそれは」ギリッ
【 どちらにせよ、お前はもう扉を開くことはできない 】
カデシュ「待ッ━━━」
━━━パシュンッ━━━ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 19:57:54.56 ID:bbJRgPcr0<>
〜スカーの部屋〜
カデシュ「ッ!!」
スカー「……むにゃ…」すやすや
カデシュ「……(スカーの記憶そのもの?)」
カデシュ(……過去を変えられたかもしれないのか?)
カデシュ(……)スッ
なでなで
スカー「……んっ////」ピクッ
カデシュ「………」
カデシュ(どっちにせよ……ボクはダメだな)
カデシュ(結局『あのお方』の足下にも及ばないのかな)
カデシュ(……ボクは無力だ) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sag<>2011/04/07(木) 20:02:33.60 ID:bbJRgPcr0<>
【壊れたスカー・メモリー03を手に入れた!】
【壊れたスカー・メモリー03を見ますか?】
>>612
1、見る
2、次の朝へ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 20:47:24.07 ID:bbJRgPcr0<> 2 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/07(木) 21:05:04.84 ID:bbJRgPcr0<> よし、グラスハートがバリンする前に今日は落ちよう!
>>608 あれ、カデシュがさりげなくダイアで周りの男とかを固めてたんだよ
それとも緑髪女らへんのことを言ってるなら言わせてもらおう
男子が更衣室でじゃれあってるのを本気で止めようとはしないだろう? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/07(木) 22:15:06.75 ID:Gq+bMxd30<> 乙
うちはシリアスも好きだけど
ギャグも大好きなんだぜー
好きなようにやってくれ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/08(金) 00:16:06.31 ID:Fbx7/be/0<> 乙
シルバが可愛すぎるだけに連行された後が心配でならない <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 16:14:51.43 ID:V1NauzX50<> >>615 このペースだと来週の月曜か火曜日にシルバ編になるかも
再開 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 16:23:13.09 ID:V1NauzX50<> 〜翌日(シルバが拉致される2日前)〜
コンコン
カデシュ「………っぅ」ぴくっ
<「カデシュ? 起きてるなら開けるぞ」
カデシュ「ああ…いいよ」ムクッ
ガチャッ
スカー「……どうかしたのか、てめえにしては元気がねえな」
カデシュ「そうかな、気のせいじゃない?」ニコッ
スカー「そうか、なら今日は付き合ってくれるな?」
カデシュ「ああ、そうだったね♪」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 16:32:07.12 ID:V1NauzX50<> 〜第1師団母船・船長室〜
スカー「確か……この辺だな」カキカキ
緑髪女「あら? そこってただの廃墟の街があるだけですわよ」
カデシュ「どうしてそこに?」
スカー「その街のそばに用があるんだよ」
緑髪女(変ですわね…この辺には『何もない』はずですのに)
カデシュ「じゃあそこの近くまで船を出してくれるかな♪」
緑髪女「了解ですの! 『魔導海賊団』で最速の名を持つ私にお任せあれ♪」
スカー「頼んだぜ」
カデシュ(あのスカーが嬉しそうだ…どこに行くんだろ) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 16:38:31.82 ID:V1NauzX50<>
〜廃墟の街・船着き場〜
スタッ
スカー「悪いな、ここからは1人で行かせて貰うぞ」
カデシュ「怪我は平気なのかい?」
スカー「いや…痛むが俺1人じゃないとダメなんだ」
カデシュ「それじゃあダメかな、怪我人を1人で歩かせるには危険過ぎるからね」
緑髪女「私も同意ですの」
スカー「……どうしてもか」
カデシュ「うん」ニコッ
スカー「………」しょんぼり <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 16:44:07.44 ID:V1NauzX50<> 緑髪女「せめて理由だけでも教えてくれないんですの?」
スカー「……」フルフル
カデシュ「うーん、困ったね」
スカー「……この先の『森』は思い出の場所なんだ」ボソッ
カデシュ「……『森』?」
スカー「……ああ」
カデシュ「?」チラッ
緑髪女(そんなのは無いはずですわ、ここ一体は砂漠化してるんですの)フルフル
カデシュ(………気になるな) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 16:48:26.56 ID:V1NauzX50<> カデシュ「ボクだけでも、連れて行ってくれないかな」ニコッ
スカー「………」
カデシュ「ダメかい?」
スカー「……絶対、何があったか言わないし探ろうともしないだろうな」
カデシュ「それを約束したら連れて行ってくれるかな?」ニコッ
スカー「まあな」
カデシュ「なら約束するよ、ボクは部下にも近寄らせないようにするし誰にも言わない」
スカー「……ならついて来い」スタスタ
緑髪女「私達はここで辺りに誰か来ないか見張ってますわ」
カデシュ「うん、ありがとう」スタスタ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 16:56:44.41 ID:V1NauzX50<> 〜廃墟の街・出口付近〜
スカー「ケホッケホッ、ホコリっぽいなこの辺」スタスタ
カデシュ「ここに来るのはいつぶりなんだい?」スタスタ
スカー「さあ、ほとんど覚えてなくてな」
カデシュ「そっか」
スカー「この先のはずだが……」スタスタ
カデシュ(二年前の再度調査では『砂漠化した林』だったはずだけど……)
━━━━━ビキッ━━━━━
カデシュ「?」
スカー「どうした」
カデシュ「いや、何かヒビでも入ったような音がしたような気がして……」
スカー「廃墟だからな、どっかの窓でも割れたんだろ」スタスタ
カデシュ(……ボクに限って聞き間違いなんてあるのかな)スタスタ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 17:00:44.70 ID:V1NauzX50<>
━━━???━━━
カデシュ「━━━ッ!!?」
スカー「良かった、ほとんど幼い頃の記憶のままだな」
カデシュ「ここって一体……?」
スカー「『森』だよ、人があんまり来ないから木も自然のままだからな、見たことないくらい綺麗だろ」
カデシュ「………どうして……?」
━━━━━ビキッ…パキッ━━━━━
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 17:04:06.40 ID:V1NauzX50<> 〜森・中心部〜
スカー「ほら、こっちだカデシュ」ガサガサ
カデシュ「ああ、うん」ガサガサ
スカー「もうすぐだな…『凄いの』を見せてやるよ」
カデシュ「凄いのって?」
スカー「秘密だ」ガサガサ
カデシュ「…ふふっ、そっか」ニコッ
━━━━━パキキッビキィッ━━━━━
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 17:09:17.44 ID:V1NauzX50<>
ガサガサ
スカー「ん、ちょっとまて」ピタッ
カデシュ「なんだい?」ピタッ
ガサガサ
スカー「やっぱりだ……ほら、カデシュ!」ポイッ
カデシュ「?」パシッ
カデシュ「……え?」
スカー「美味しそうな『木の実』だろ? 結構甘いんだ」
カデシュ「これって……」
スカー「ん、食べてみろよ」シャクシャク
カデシュ「……」スッ
━━━━━ビキキッ…バキンッ、ピキパキッ━━━━━
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 17:10:55.66 ID:V1NauzX50<>
カデシュ「んっ」
━━━シャクッ━━━
━━━━━━バリィィィィンッ━━━━━
ドサッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 17:12:48.34 ID:V1NauzX50<> スカー「おい…?」
スカー「カデシュ! どうした!?」
<「カデシュ!! しっかりしろよ! カデシュ!」
「カデシュッッ!!!」
<>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 17:16:48.68 ID:V1NauzX50<> ━━━裏世界?・森?・夜━━━
<「━━━!?」
<「━━━!!」
ユサユサッ
カデシュ「ん……あれ、ここは?」
スカー(別)「お兄ちゃん!!」ギュッ
カデシュ「…!?」
スカー「良かった……もう1時間は目を覚まさないからどうしたのかと…」ギュゥ
カデシュ(……ここは……) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 17:25:02.18 ID:V1NauzX50<> カデシュ(……戻って来た? ボクは開いてないのに?)
スカー「……お兄ちゃん?」
カデシュ「あ、ああごめんよスカー……心配させたね」なでなで
スカー「…////」ギュッ
カデシュ「……」なでなで
カデシュ(まさか……『あのお方』がいるのか?)
カデシュ(でも…何のために?)
カデシュ(……でも『表世界』を『裏世界』の姿にすり返るなんて神がかった事はあの人にも出来ない!!)
カデシュ(……なんでボクは戻れた?) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 17:32:23.98 ID:V1NauzX50<> カデシュ「……もう森は暗くて危ない、どこかに泊まらないのかい?」
スカー「でもお金無いから宿には泊まれないですよ」
カデシュ「お金なら平気、街があるなら案内してくれるかな?」ニコッ
スカー「本当に!?」
カデシュ「うん、本当だよ♪」
スカー「こっち! この森を抜けると街があったの!」タタッ
カデシュ(……まさか) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 17:42:56.86 ID:V1NauzX50<> ━━━裏世界?・港街?━━━
カデシュ「………」
スカー「この先に宿屋があるよ!」タタッ
カデシュ「ああ、走ったら危ないよ」ニコッ
スカー「あー! 今ゼッタイ子供扱いしましたね!? フン、こう見えて私はもう13なんですよ!」
カデシュ「そっか、大人だね」なでなで
スカー「ぅぅ……なんだか納得出来ないです////」
カデシュ「ふふっ♪」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 17:52:08.86 ID:V1NauzX50<> ━━━裏世界?・宿屋━━━
カデシュ「数日二部屋貸し切りにしてくれるかな?」
コトコトンッ
主人「だ、ダイア!?? 数日で良いんですかい!!?」
カデシュ「うん、主人がとっといてくれ」ニコッ
主人「お前らー!! 料理フルコースだ!! 金ならある!!!」
厨房の漢達「「 押忍ッッ!!! 」」
スカー「……あのダイア本物だったの?」
カデシュ「うん♪ 初めて知った時はボクもびっくりしたよ」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 18:01:20.49 ID:V1NauzX50<>
スカー「もぐもぐ……」カチャカチャ
ごくっ
スカー「美味しぃぃぃ!!」
コック帽漢「へへっ、そう言って頂けると嬉しいぜい!!」
カデシュ「……うん、本当に美味しいよ? どこかの貴族に出して良いと思うよ」
コック帽漢「ダンナまでそう言って貰えるたぁ俺も成長したんだなあ!!」
主人「バーロー! 『明日来る貴族』様に誉めて貰えるまで気を抜くんじゃねえやい!!」
カデシュ「……貴族?」
主人「へい、明日の夕食だけここで食べるんですよ」
カデシュ「そっか、頑張ってね」ニコッ
主人「あたりめえよ!!」にっ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 18:17:49.97 ID:V1NauzX50<>
〜部屋〜
カデシュ「……結局、『表世界』に戻るには『扉』を開くしかないのか」
カデシュ「……はあ」
カデシュ(とにかく、一度休んでおかないと『ペンドラゴン』との戦闘で敗北しかねないしね)バサッ
カデシュ「……おやすみ」スゥ
<ガチャッ <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 18:29:41.86 ID:V1NauzX50<> <ひた……ひた……
カデシュ「………」スヤスヤ
<ひた……ひた…ひた…ひたひたひたひたひた
カデシュ「はいストップ」パキィンッ
<「!?」
カデシュ「さて、一体誰かな?」ムクッ
スカー「あぅぅ……動けないよぉ」パキィンッ
カデシュ「……何やってるの」 <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 18:39:20.41 ID:V1NauzX50<> スカー「だって…夜こわい」
カデシュ「ふふっ、13歳の大人だろう?」
スカー「……」しょんぼり
カデシュ「……やれやれ」スッ
バサッ
スカー「?」
カデシュ「ボクは少し読書でもするよ、君はそこで寝て良いよ」ニコッ
スカー「横で読んでてくれる?」
カデシュ「ああ♪」
スカー「〜♪」バサッ
もぞもぞ
カデシュ(ふふっ……可愛いな) <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/08(金) 18:58:08.88 ID:V1NauzX50<>
ちょい少ないけど、第2話的な話し終了
ここまで見てくれた人は知ってるかな…?
数多くいる神様の中には、ある者に最も欲しい物を与える幻覚を見せて人形のように同じ道を辿らせる神様がいる話
それ以外にも沢山面白い神様がいるけどね
殻に籠もって怯え続けた神は美しい娘の怪物を生み出して犯そうとして食べられた事がきっかけで邪神になったりね
(ごめん調子にノリ過ぎちまった……落ちる) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/08(金) 19:24:46.71 ID:Fbx7/be/0<> 乙
娘の怪物が神を食ったのか…………どっちの意味で? <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/04/09(土) 17:41:33.43 ID:mSSrD5xM0<> >>638 確か生命力が尽きる寸前まで精力を喰われて、それから普通に食われたはず
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/09(土) 22:11:28.41 ID:ZOC+wyKx0<> 乙
次も期待して待ってる! <>
ラクシーニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/10(日) 18:15:03.36 ID:iacFRi/c0<> 聞き忘れてたが
みんなどの程度のエロ表現なら平気だ?
ちょっとシルバ編でやる安価に影響するから教えてくれ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/10(日) 19:32:58.14 ID:6CQTMY0w0<> あまりに気に入っちゃったのでなるべく酷い目には遭ってほしくないなあ……
「次はお前だ」というギリギリで助けが来る感じでお願いします <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/10(日) 23:22:18.98 ID:iQSjNpCF0<> どんなエロでも受け止める自信がある(キリッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2011/04/11(月) 00:35:48.64 ID:El3KxkkAo<> がんがん来いよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/11(月) 07:35:44.62 ID:Rol8LqFSO<> 内臓とびでてたり四肢切断くらいのエロなら問題ない <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/11(月) 15:49:36.68 ID:V9k2ObQ20<> >>642->>645の結果を総合して………
明日か水曜日のシルバ編でやる安価が『色んな意味で』決まったぜぃ
第3話:思い出 を始めるぜい <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/11(月) 15:58:44.05 ID:V9k2ObQ20<> 〜深夜・宿屋〜
カデシュ(さてと、ボクも寝ようかな)パタッ
スカー「……ぇへへ……」もぞっ
カデシュ(ふふっ、スカーもこんな顔出来たンだね♪)
カデシュ「………?」ピクッ
<「こ、困りますぜダンナ!」
<「あ”ぁ? 良いからテメぇは酒持って来いよ!!」
カデシュ(今の声……)スッ
ガチャッ
バタンッ
スカー「………んぅ?」ぴくん <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/11(月) 16:07:37.10 ID:V9k2ObQ20<>
女性「アンタ! アンタぁ!!?」
男性「…」ドチャッ
男?「お”い、そんなクソ虫の死骸は良いからこっち来い」
主人「な、なんて事を……!!」
男?「なんだぁ? 文句があんなら言ってみやがれ、俺は『ペンドラゴン』だぜ?」
女性「ぺ…『ペンドラゴン』……」
男?「分かったらとっとと俺のイスにでもなれクソアマ」
コック帽漢「うおおおぉぉぉぉぉ!!!!」ブンッ
ゴシカァァンッッ!!!
男?「……あ”ぁ?」ギロッ
コック帽漢「お、大鉈で斬ったのに傷1つない!?」
男?「 オラッ 」ヒュッ
ゴグシャァッ!! <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sag<>2011/04/11(月) 16:14:23.32 ID:V9k2ObQ20<> 主人「ひ、ひいいいい!!?」
男?「……服が血で汚れちまった、クソが」スッ
男?「 ムカつくからこの街潰す 」ニチャァ
<「相変わらず気持ち悪い笑顔だねヘラクレス」
ヘラクレス「……な”に?」ギロッ
カデシュ「聴こえなかったかい? 『気持ち悪い』と言ったンだよボクは」
ビュォッ!!
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
ヘラクレス「フン、クソ虫め」スタッ
主人「だ、旦那ぁぁぁあああああ!!!」
カデシュ「何を得意気に威張ってるんだ、『虫ケラ』」ユラッ
ヘラクレス「ッッ!!?」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 16:22:02.18 ID:V9k2ObQ20<> ヘラクレス「……確かに手応えはあったぞ」
カデシュ「脳味噌が筋肉で埋め尽くされてるからわからないのかい? 君はダイアを殴っただけさ」
シャラララッ
ヘラクレス「……ほぉ」ニチャァ
カデシュ「断言してあげようか、お前はボクに勝てない」
ヘラクレス「あ”はぁぁ……そぉかそぉか、只のまぐれで調子に乗ってるのか」
カデシュ「……(今のうちに)」チラッ
主人「っ!」こくん
女性「…あわわ」バタバタ
カデシュ「まぐれだと思うなら来なよ」
ヘラクレス「……ア”ア”ア”アアァァァァァぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ドンッッ
カデシュ(少し挑発し過ぎた━━━!) <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 16:27:42.48 ID:V9k2ObQ20<>
グワァッ!!
ヘラクレス「あ”ぁ”ッッ!!!」ビュルンッ
カデシュ「ッ!!」ヒュッ
ドゴゴゴゴォォッ!!!
カデシュ「ぐぅ…!!」ズザザッ
ヘラクレス「ま”だだぜぇぇ!??」ブォンッ
バギャァッ!!
カデシュ「が…━━━ビキッ━━━」グラッ
ヘラクレス「『ビキッ』?」
━━━パリィンッッ!!━━━
ヘラクレス(『ダイアの分身』か……!!) <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 16:33:44.08 ID:V9k2ObQ20<>
━━━街外れの森━━━
スカー「お兄ちゃんどうしたの!? さっきの音は何!?」
カデシュ「後で話すからスカーは森の一番深い所に行って!!」
スカー「なんで!!」
カデシュ「いいから行きなさいスカー!!!」
スカー「っ」ビクッ
カデシュ「……夜明けには追いつくから、行きなさい」
スカー「……はい」たたっ
カデシュ「………」シュバッ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 16:52:56.09 ID:V9k2ObQ20<>
━━━街━━━
一般人「逃げろ━━━!!」
一般人2「『ペンドラゴン』様だあああああああ!!!??」
一般人3「建物の中にいる奴は机の下に隠れろ━━━!!!」
ゴガァッ!!
ゴゴゴゴゴ
ドゴォォオオンンッ!!! ドゴシカァァンッッ!!
ガゴォンッ!
ボゴォォッ!! ドドドドドドド!!!!
ヘラクレス「クソがああああああ!!! あの野郎ォッ!! 俺様をコケにして逃げやがってぇぇぇぇぇ!!!」
ドゴゴゴゴォォッ!!!
ヘラクレス「おおあああああああああああ!!!!」ブォォッ!!
ドゴッ!!
ゴガガガガビシャァァァンッッ!!!!
一般人「地割れだぁぁああああ!!」
一般人2「もうだめだあああああああ!!!」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/11(月) 18:04:40.89 ID:V9k2ObQ20<> (だぁ……死ぬかと思ったぜい)
カデシュ「随分荒れてるじゃないかヘラクレス」スタッ
ヘラクレス「……あ”はッ、見つけたぜクソ虫」ドンッ!
カデシュ「『黄金の魔力』をそんなに噴射して…力自慢な体質は『69年前』でも変わらないわけだ?」
ヘラクレス「……何者だテメぇ」
カデシュ「へえ、『最後に会ったヘラクレス』は何者かは気にせず力の比べ合いが好きだったらしいけど」
カデシュ「さすが若い頃は脳味噌くらいは残ってたんだね」ニコッ
━━━━━プッツン
ヘラクレス「ア”ア”ア”ァァァぁぁぁぁぁああああああああああああああ!!!!」
カデシュ?【来いよ、倒すのは四回目だ】パキキィンッ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 18:28:54.63 ID:V9k2ObQ20<>
ヘラクレス「おおあああああああああああ!!!」ギュンッ!!
カデシュ?【直進あるのみ、か……やはり貴様では『俺』に勝てないな】パキィッ
ブォォッ!!
ズバァァッ!!
ヘラクレス「ッッ!!?」グラッ
カデシュ?【どうした、すれ違い様に斬りつけただけだが】ガキャンッ
ヘラクレス「い”いねぇ…ダイアの鎌か、俺にピッタリじゃねえか」ニチャァ
ブォンッ!!
ズバァァアンッ
ヘラクレス「……あ”?」ビチャッ
カデシュ??【 その目に焼き付けるがいい 】ユラッ
カデシュ??【 『カデシュ・スカー・チェインハート』の姿をな 】
ヘラクレス「黒い鎌?……し、死神…?」グラッ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 18:34:35.14 ID:V9k2ObQ20<> ヘラクレス「……お”、もしれぇ…お前、最高だよ…!!」
━━━ドサッ━━━
カデシュ?【……】シュゥゥ
カデシュ「………」シュゥゥ
カデシュ「…………ッ」ズキッ
カデシュ(あまり『戻る』時間が長くなかったとはいえ…負担が大きいね)ヨロッ
カデシュ(……迎えに行かなきゃ)よろよろ
ヘラクレス「……」
━━━━━ニチャァ━━━━━ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 18:41:02.95 ID:V9k2ObQ20<>
━━━森・最深部━━━
スカー「……街が燃えてる」ガサッ
スカー「どうしよう、お兄ちゃんが…!」バッ
<「どこへ行くんだい?」
スカー「!」クルッ
カデシュ「やあ」ニコッ
スカー「お兄ちゃん! 無事だったんだね!」タタッ
カデシュ「うん、ほらケガもしてないでしょ?」
スカー「良かったぁ…!」ギュッ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 18:48:45.25 ID:V9k2ObQ20<> カデシュ「でもごめんよ、街はかなりメチャクチャになったしまったみたいだ」なでなで
スカー「ううん、平気…お兄ちゃんが居てくれるなら私はそれで……」
スカー「……ね、約束してよ」
カデシュ「?」
スカー「『絶対に私を助けて』……?」
カデシュ「……え?」
━━━━━ピキッ━━━━━
スカー「私の事を絶対守ってね、約束だよ」タタッ
カデシュ「……ああ、約束しよう」ニコッ
スカー「うん♪ あのね、こっちに『凄いの』があったんだよ!」タタッ
カデシュ「凄いの…?」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 18:58:20.63 ID:V9k2ObQ20<>
スカー「ほらっ! 枯れてるけどすっごく大きな木だよ!」
カデシュ「凄いね確かに…樹齢1000年はありそうだ」
スカー「真ん中に大きな穴もあるし、ここで寝たらどうかな?」
カデシュ「仕方ないね…はい、スカー」バサッ
スカー「わっ、毛布?」ばふっ
カデシュ「風邪を引くといけないからね」ニコッ
スカー「えへへー」もぞもぞっ
カデシュ「さ、寝ようか」スッ
スカー「うん!」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 19:04:36.41 ID:V9k2ObQ20<>
━━━枯れた大木・内部━━━
スカー「おやすみなさい…」すやすや
カデシュ「おやすみ」
カデシュ(……随分広い、というより異様に広すぎるね)
━━━━━━ォォオオオ━━━━━━
カデシュ(……この先に何があるのか気になるけど)グラッ
ドサッ
カデシュ(体が言う事を聞かないや) <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 19:25:56.66 ID:V9k2ObQ20<>
カデシュ(……………)
カデシュ(……随分弱々しい生き物になったな、ボクも)
カデシュ(ほんの250年前のボクなら片手を使わなくても殺せたような相手なのにな………)
カデシュ(……でもこれがボクの望んだ『人間』なんだ)
カデシュ(『今は』エルフだけど……きっといつかボクは人間になれるはずなんだ………)
━━━━━ビキキッ━━━━━ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 19:35:54.52 ID:V9k2ObQ20<> ####################################
【ある所に魔王と四匹のドラゴンがいたよ】
【魔王は常にモンスター達の事を考えてる時、ドラゴン達はケンカをしていたよ】
【二匹の兄妹ドラゴンは人間になりたいと言ったからさ】
【それに怒った一番強いドラゴンは二匹の兄妹ドラゴン達を追い出したよ】
【でも魔王は笑って二匹を送り出したよ】
【『人間になれる』魔法を二匹にかけて送り出したよ】
【二匹のドラゴン達はそれぞれ喜んで旅に出たよ】
【それがどれだけの試練とも知らずにね】
#################################### <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 19:41:50.91 ID:V9k2ObQ20<> ####################################
【兄ドラゴンは美しい青年に】
【妹ドラゴンは美しい美女に】
【でも人間はその2人を気味悪がったよ】
【なぜなら2人は『エルフ』そっくりなのに人間だからさ】
【そしていつの間にか2人にはおかしな名前がついたよ】
【兄ドラゴンには『死神』と】
【妹ドラゴンには『魔女』と】
【兄ドラゴンは悲しんだよ】
【かつて『竜王』と呼ばれた兄ドラゴンは大粒の涙を流したよ】
【するとその涙は綺麗なダイアモンドになったよ】
#################################### <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 19:46:14.27 ID:V9k2ObQ20<> ####################################
【神様は皮肉にも兄ドラゴンに元の力を与えなおしたよ】
【兄ドラゴンは泣きながら人間を襲ったよ】
【すると兄ドラゴンは気づいたよ】
【 また自分が化け物になっていることにね 】
【兄ドラゴンはまた泣いたよ】
【そして今度は傷ついた女の子を見つけたよ】
【金髪で黄金に輝く女の子は名乗ったよ】
【『勇者』だとね】
#################################### <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 19:48:03.70 ID:V9k2ObQ20<>
【 絶対助けてね 】
━━━━━ビキパキィッ━━━━━ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 19:55:42.08 ID:V9k2ObQ20<>
━━━翌朝━━━
カデシュ「……」ムクッ
カデシュ「……」スッ
カデシュ?【……】スタスタ
カデシュ??【……】スタスタ
ドラゴン?【【 ……… 】】
<>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga sage<>2011/04/11(月) 19:57:17.27 ID:V9k2ObQ20<>
カデシュ「━━━!!?」ガバッ
カデシュ「………」はぁはぁ
スカー「……」スヤスヤ
カデシュ「…」
「嫌な夢だね………」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/11(月) 21:28:21.88 ID:D42sAI9+0<> 今名前欄に気づいて吹いたwwww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2011/04/11(月) 21:48:02.49 ID:euFLgxRAO<> ニュニュ乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/11(月) 21:58:48.11 ID:I7LwyhMl0<> ニュニュ乙乙 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 13:57:22.55 ID:u6akCG9a0<> くっそ…彼女か彼氏(男の娘)が欲しい……
胸は無くても巨でもいい、何でもいい
再開 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/04/12(火) 14:03:40.66 ID:u6akCG9a0<> 俺は何を言ってるんだあああああああwwwwwwwwwwwwwwww
<>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 14:36:10.64 ID:u6akCG9a0<>
カデシュ「ん〜、朝日って何でこンなに気持ち良いのかな♪」
パチッ…パチッ……
カデシュ「そろそろお魚も焼けるかな? ふふっ、何だかおかしな気分だ」スタスタ
カデシュ「ん、まだ生かな…甘い果物でも採って来ようかな」
カデシュ(……果実、か)スタスタ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/04/12(火) 14:36:37.76 ID:OX6Q9UY/0<> 気にするな俺は気にしない <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 14:43:43.81 ID:u6akCG9a0<>
━━━森・中心部━━━
カデシュ「あ、これこれ♪」ガサッ
【カデシュは『黄色の果実』を手に入れた!】
カデシュ「……確かこれを食べて戻って来たんだよね」
カデシュ「……」
カデシュ「っ」シャクッ
━━━━━パキィッ━━━━━
カデシュ「ふふっ、さすがに都合良く戻れはしないよね」スタスタシャクシャク
<>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 14:53:41.59 ID:u6akCG9a0<>
カデシュ「シャクシャク……ん?」ピタッ
カデシュ「……??」スタスタ
カデシュ(一瞬『血』の臭いがした気もするけど気のせいかな?)スタスタ
━━━森・最深部━━━
スカー「お兄ちゃん酷いよー!? お魚全部焦げてるじゃん!!」
カデシュ「え、それまだ生だけど?」
スカー「これで生なら何この魚!! バリバリ音するくらい炭になってるんだけど!!」
カデシュ「あれ…ボクがおかしいのかな」
スカー「……お兄ちゃん料理とか、火を使ったことは?」
カデシュ「戦闘以外だと初めてかな」ニコッ
スカー「」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 15:06:00.71 ID:u6akCG9a0<> スカー「もう……私がまたお魚捕ってくるから待ってて!」タタッ
カデシュ「はーい」しょぼん
━━━しばらくして━━━
スカー「さてと、まずは鱗を落としてから塩を……」
カデシュ「スカーって料理みたいの出来たのかい?」
スカー「当たり前でしょ!」
カデシュ(そしたら表世界に帰れたらスカーに何か作って貰おうかな♪)ニコッ
スカー「……?////」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 15:15:07.37 ID:u6akCG9a0<>
カデシュ「……生に見えて仕方ないのは気のせいかな?」
スカー「多分幻覚だよ、赤い目の人の写輪を見ちゃったんだよ」
カデシュ「?」
スカー「はい、焼けたよ」スッ
カデシュ「あ、匂い『は』美味しそう」ニコッ
スカー「この…ぶち殺すよ━━━ぁ」ピタッ
カデシュ「どうかした?」
スカー「……お兄ちゃんの名前ちゃんと聴いてなかったかも」
カデシュ「そうだっけ、まあ仕方ないね…ボクは『カデシュ・S・チェインハート』だよ」ニコッ
ムシャッ
スカー「カデシュだね、うん! 『記憶した』よ」
ムシャッ
カデシュ「」
スカー「……まだ生だったね」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 15:37:13.53 ID:u6akCG9a0<>
━━━街━━━
騎士「ヘラクレス様! 女達は全て生け捕りにし、刃向かって来た者は皆殺しにしました!!」ザッ
ヘラクレス「あ”ぁ…御苦労」
初老?「何事であるか、ヘラクレスよ」シュタッ
女??「随分ハデにやったけど負けたの〜?」スタッ
ヘラクレス「黙れ、『ヘレン』……犯すぞ」ギロッ
ヘレン「ちょっと、また『儀式』じゃないから近親相姦はお預けなんだけど〜?」
初老?「やめろ、『ペンドラゴン』の恥晒しめが」
ヘラクレス「それより…『親父』、コイツを見ろ」スッ
初老?「……斬られたのであるか?」
ヘラクレス「あ”ぁ……ズバッとなぁ」ニチャァ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 15:44:51.35 ID:u6akCG9a0<> 初老?「何者である」
ヘラクレス「知るかよ、だが名前は聞いたぜぇ?」ニチャァ
ヘレン(キッモい顔だけどアレだけはかっこいいのよね〜♪)ゾクッ
ヘラクレス「名前は確か……『スカー・チェインハート』だったはずだ」
初老?「何?……間違いないのであるか」
ヘラクレス「あ”ぁ、確かそれだ」
初老?(『あの小娘』か……たかがハーフエルフと思っていたが失敗だったである)
ヘレン「で〜? どうすんのよお二人さん」
ヘラクレス
「「決まってる」」
初老? <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 15:48:46.49 ID:u6akCG9a0<>
「「 殺しに行くのさ……!! 」」
ヘレン「……むふふ、ならあたしも行く〜」
騎士「我々はどうしますか?」
ヘレン「ん、君若いねー? 新入りかな」
騎士「そ、そうですが」
ヘレン「なら捕まえた女子供を好きに犯すなりお持ち帰りするなりしていいよ♪」
騎士「……有り難き幸せ」ザッ
ヘレン「じゃあね〜」シュバッ
騎士「………」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 16:00:39.73 ID:u6akCG9a0<>
騎士「おい、そこのハーフエルフ」
銀髪女「………?」ピクッ
騎士「来い、可愛いがってやる」グイッ
銀髪女「っ………やだ」バッ
バキッ!!
銀髪女「ひゃ…!?」ドサッ
騎士「……んん?」ゾクッ
騎士「……気持ち良いな今の」ユラァ
銀髪女「ひ…ぃ」ずざざ
騎士「もっと泣けよ!? もっと喚けよぉ!!?」ドゴッガッバギン
銀髪女「や、め……ぁあああ!?」ズキッ
騎士「はぁ…はぁ…気に入ったぞ、お前は一生俺のサンドバックだ」
騎士「たとえ俺が死んでも娘か息子にお前はいたぶられていくのさぁ…!!」
銀髪女「ひ……ぃや」
騎士「さあ、行くぞ……クケケッ」ズルズル
「クケケケケケケケケケケ・・・・・・」ズルズルズルズルズルズル <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 16:06:15.76 ID:u6akCG9a0<>
━━━森・枯れ木前━━━
スカー「お腹もいっぱいになったし、お願いします!」ニコニコ
カデシュ「良いかい? じゃあよく見ててね……」スッ
ヴワッ
カデシュ?【………ッ!!】グッ
━━━━━━パキパキキィィィィンッ!!!
【枯れ木は『ダイアの大木』になった!】
スカー「すっごぉぉぉぉい!! 綺麗………」
カデシュ「ふぅ、ちょっと疲れたかな?」シュゥゥ
<>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 16:35:09.96 ID:u6akCG9a0<> スカー「凄いよ……凄いよカデシュ!!」ギュッ
カデシュ「ふふっ、喜んで貰えて嬉しいよ♪」なでなで
スカー「それにしても眩しいくらいだね……光ってるよ!」
カデシュ「……ボクもこんな使い方は初めてだからね、なかなか良い使い方をしたかな」ニコッ
スカー「わぁぁ……」タタッ
スカー「分厚い……」ぺたぺた
スカー「隙間なくダイアになってる…!」すりすり
スカー「このダイア消えたりしないよね!?」
カデシュ「うん、ボクが死ぬまで消えないよ♪」
スカー「わーい!」
カデシュ「ふふっ」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 16:53:21.31 ID:u6akCG9a0<>
スカー「……ね、カデシュ」
カデシュ「なんだい?」ニコッ
━━━━━ビキッ━━━━━
スカー「ずっと私を守ってくれる?」ニコッ
カデシュ「……!」
スカー「きっとね、分かるの…私が生まれたのはきっと助けて欲しいからなんだよ」
カデシュ「……スカー?」
スカー「………こんな風に、『偽りの過去』が現実になってれば良かったのになぁ」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 17:01:41.37 ID:u6akCG9a0<> カデシュ「ふふっ、急に大人びてどうしたんだ?」なでなで
━━━━━ビキキッ……パリッ━━━━━
スカー「これが『なるはずだった私』なんだよ、カデシュ」シュゥゥ
カデシュ「!?」
スカー?「……貴方のせいじゃないのは分かってる、だって貴方が居なければ『彼女』という存在は生まれなかった」
カデシュ「君は一体……」
スカー?「クスッ……楽しかったよ、たった1日の思い出でも…『彼女』にとっては最高の思い出」スッ
カデシュ「……」
スカー?「もっと『私』でいたかったけど……もうコインは表になってしまう」スッ
カデシュ「━━━━━━!!」
━━━━━━ちゅっ━━━━━━
スカー?「……最後くらいは、女の子らしい時間が欲しかったの」スッ
<>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 17:07:18.34 ID:u6akCG9a0<> カデシュ「まさか君はもう1つのきお…」
ギュッ
スカー?「……ほら、周りを、この世界を、もっとよく見て?」
カデシュ「………」
━━━━━裏世界・森━━━━━
カデシュ「これは……」
スカー?「……さあ、『扉』を開いてあげて……」
スカー?「『彼女』にとって……最大の救いとなる鍵を…!!」スゥゥ
━━━━━━ビキキッ!! バリッ!!!━━━━━━
カデシュ「スカー!!」バッ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/12(火) 17:15:48.84 ID:4YB0bYWx0<> シルバ来たけど………過去でも同じような目に遭ったのか………
おのれ騎士、マジ許せん <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 17:17:52.05 ID:u6akCG9a0<>
ドゴォォォッッ!!!
カデシュ「がッ!!?」ブワッ
ヒュオッッ!!
ドドゴガガガガガガガ!!!!
カデシュ「ッッ━━━!??」ドチャァッ
スタタッ
ヘラクレス「よ”ぉ? 元気だったかぁ」ニチャァ
初老?「コイツが『スカー』? 男である」
ヘレン「ハッロ〜?♪」
カデシュ(ヘラクレスに『ヘレン・ペンドラゴン』……もう1人の初老は誰だ?)ヨロヨロ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/12(火) 17:34:50.29 ID:u6akCG9a0<> >>688 >>492で紳士?の年齢は67歳、そしてこの話は69年前……
初老?「……ヘラクレスに一撃入れたらしいな」
カデシュ「というより仕留め損なったみたいだね?」チラッ
ヘラクレス「……ッッ!!」
ヘレン「ねえねえ、こんなのさっさと殺して帰ろ〜よ」
初老?「……」
カデシュ(この男…ヘラクレスとは段違いの実力みたいだね)
初老?「右だ」
カデシュ「なに?」
ビュバァッ!!
ドガッ!!
初老?「良い反応であるな、私の相手に相応しい」ギリギリ
カデシュ「ぐ…ッ!!」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 17:45:43.21 ID:u6akCG9a0<> カデシュ?【おおぉぉぉぉ!!!】ヴワッ
初老?「ほぉ、面白い……私が死ぬ前にこんな獲物にありつけるとは思わなかった!!」
ギュオオオォォッッ!!!!
カデシュ?【黄金の魔力を刃の形に……!?】
アレクサンダー「私の名は『アレクサンダー・ペンドラゴン』、ペンドラゴン一族最長齢にして……」
ブォンッ!!
カデシュ?【(まずい━━━!!)】ヒュオッッ
━━━━━ザンッ━━━━━
ヘラクレス「すげぇな、親父が本気出してるぜ」
ヘレン「マジ化け物じゃん?」
アレクサンダー「最強の男だああああああああああああああ!!!!」ドヒュンッ
カデシュ?【(『親父』……? ボクが戦ったヘラクレスには親なんていなかったが…69年前には生きてたのか!!)】ビュバァッ <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 18:48:35.18 ID:u6akCG9a0<> ………寝る <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/12(火) 18:51:40.27 ID:r0tzzJmA0<> おやすみ
ニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュ乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/12(火) 18:56:09.67 ID:4YB0bYWx0<> 乙!
おやすみ、ラクシーニュ×11 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 19:17:59.81 ID:u6akCG9a0<> おっしゃ、とりあえず目ぇ覚めた
再開 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 19:26:52.15 ID:u6akCG9a0<>
━━━━━━ザザッ!!
カデシュ?【…………】ビキキッ
アレクサンダー「ほぉ、私のソードを受けてヒビだけとは頑丈である」スタッ
ヘレン「ってか、余所見していいの〜?」ヒュァッ
カデシュ?【ッ!】
ガギィィンッ!!
ヘレン「いっ…てぇぇえええ!? なに!? 鉄じゃなくてマジでダイア!!?」ジンジン
カデシュ?【━━━━ッ!!】
ビュバァッ!!
ズバァッッッ!!!!
ガギギギィンッ!!!
ドゴォォォッッ!!!
カデシュ?【ガハッ……!!】
ヘラクレス「俺達の連携に勝てるとでもぉ? さっさと本気出せやクソ虫」ザッ
<>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 19:31:57.48 ID:u6akCG9a0<> アレクサンダー「まだ強くなれるのであるか」ギュオオオォォッッ
ヘレン「いってー、マジふざけんなよそのダイアのキラキラした面と鎌」
ヘラクレス「あ”ぁ…お”い、早くしろよ」
カデシュ?【………】ズキズキ
アレクサンダー「……フン、つまらん奴である」ギュィンッ
カデシュ?【!!】バッ
━━━━ヴワァッ!!━━━━
カデシュ??【 ハァァァ!!! 】
バシュゥゥッ!!
アレクサンダー「私の魔力をかき消した……!?」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 19:40:16.10 ID:u6akCG9a0<> カデシュ??【 (保って三分が限界の限界と言った所か……) 】
ヘラクレス「う”ぉぉぉおおおおッしゃあああああああああああああああ!!!!」
カデシュ??【 動く隙は与えん……!! 】ヴゥッ
カデシュ??【 【#jc,@'gP+%&^】……!! 】
ガギャギャギャガギィィィィンッッ!!!!
ヘラクレス「ご、がぁぁぁああああああああアアアアアアアアアアッッ!!??」ズブゴシャッ
ヘレン「ヘラクレス!?」
アレクサンダー「これは…ダイアの刃を無数に出現させたのか!!」
カデシュ??【 ………ぉぉおおお!!! 】ブァサッ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 19:44:03.58 ID:u6akCG9a0<> ヘレン「こんの……!!」ビュバァッ
ギュンッッ!!
ヘレン「化け物がぁっ!!!」
ドズゥゥンッ!!
カデシュ??【 グゥッ……!! 】グラッ
アレクサンダー「駄目押しだ━━━ッッ!!」ビュッ!!
カデシュ??【 ━━━━━━!! 】
━━━━━━ゴキッグチャァァッッ!!━━━━━━ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 19:52:13.26 ID:u6akCG9a0<> アレクサンダー「はあはあ……ふ、フン…こんなものか?」
カデシュ??【 …… 】ドクドク
ヘレン「ハン、化け物め…なにさ、ダイアの翼生やしたり髪の毛黒くしたり、大した事ないじゃ〜ん?」
━━━ガサッ
スカー「お、お兄ちゃん……?」
アレクサンダー「おやおや、こんな所にいたのであるか小娘」
スカー「!?」
スカー「や、やだ……」
ヘレン「へぇ、確かヘラクレスが『飼って』たヤツだよね〜」
スカー「ぁ……」ガタガタガタガタ
ヘラクレス「クソが……派手にやられたぜぇ」ヨロヨロ
スカー「ぅ……あぁ…」ドサッ
<>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 20:00:21.88 ID:u6akCG9a0<> ヘラクレス「あ”ぁ…クソ、おいヘレン…『死神』はどこだ?」
ヘレン「は? ヘラクレスの足下辺りに……」
ドゴオオオオンッッ!!!!
カデシュ??【【 があああああああああ!!! 】】ジャキィッ
ヘレン「━━━━━━え?」
━━━━━ズバズバズブジャッッ!!━━━━━
アレクサンダー「あ、頭を潰しても生きてるとは……!!」ギュオオオォォッッ
━━━━━ザンッ!!━━━━━
カデシュ??【【 グァ……オオオオ!! 】】ビキバキィンッ!!
アレクサンダー「!?」
ドスドスドスッッ!!!!
ヘラクレス「ア”ア”アアアアアァァァァァ!!!」ドギャァッ
カデシュ??【【 ッッ!! 】】バリィィンッ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 20:07:03.08 ID:u6akCG9a0<> スカー「お兄ちゃん!!」
ヘレン「この…!!」ガッ
ゴォォォォォッ!!
ヘレン「化け物があああ!!」ブォンッ
ガゴォオッッ!!
カデシュ??【【 ッ……!!! 】】グラッ
カデシュ??【【 ッッ!! 】】ギンッ!!
アレクサンダー「ふははははははははは!! こっちだ『死神鎌のスカー』よ!!!」ギュンッッ
カデシュ??【【 ガァッ!! 】】ビュォッ
━━━━━━ガギィィィンッ!!━━━━━━
カデシュ??【 ぐ、ぁ……! 】シュゥゥ
アレクサンダー「ふははははははははは!! どうした!? 変身が解けているぞぉ!?」ギチギチッ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 20:17:32.03 ID:u6akCG9a0<> カデシュ?【ハァ……グゥッ!】ビキビキッ
アレクサンダー「砕け散るがいい…ダイアモンドの人外…!!」ギギッ
ヘレン「トドメのッ!!」バッ
ヘラクレス「一撃だぁぁッッ!!」バッ
カデシュ「ク…ソ、ッ!!」バリィィンッ
スカー「やめてぇぇ!!」
━━━━━━ビキッ…バリィッ━━━━━━
カデシュ(……スカー……!!)
スカー「〜!!」
カデシュ(……約束、守れなくてごめん)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
スカー?「約束を守るのは、『彼女』だけで良いんだよカデシュ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
カデシュ(━━━━━━え?)
━━━━━━ザンッ!! グシャグシャ!!! ドガァアアアッッ!!!!
<>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 20:18:37.47 ID:u6akCG9a0<>
━━━━━━バリィィィィンッ━━━━━━
<>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 20:23:39.62 ID:u6akCG9a0<> ━━━裏世界・スカーの間━━━
カデシュ「……ここは」
【 おめでとう、スカーの『扉』をまた開いたな 】
カデシュ「………何故だ? ボクは敗北したのに」
【 そもそも『あの世界』はカデシュの知る裏世界ではない、だろう? 】
カデシュ「ならなんなんだ? あの世界がスカーの記憶から作られた世界じゃないなら」
【 さあ? 】
カデシュ「…………」
【 さて、スカーが呼んでいるぞ 】
カデシュ「……ああ」
━━━━━パシュンッ━━━━━ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 20:32:11.56 ID:u6akCG9a0<>
【 ……… 】
【 ……何故か私にも記憶がある事が今回ので分かったが 】
【 肝心の記憶は無いか…… 】
【 ……もし私は『私』という存在があったなら、何故『私』はスカーの裏世界にいるのだ? 】
【 ………… 】
【 …… 】
【…】 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 20:40:45.19 ID:u6akCG9a0<> ━━━>>627の表世界・森・中心部━━━
スカー「カデシュ!!」ユサユサ
カデシュ「……ん」ピクッ
スカー「良かった…無事か」ホッ
カデシュ「……」ジー
スカー「……どうかしたか、またボーっとしてんぞ」
カデシュ(さすがにテレてはくれないか)ハハッ
スカー「な、何笑ってんだよ急に……」びくっ
カデシュ「心配したのかい?」ニコッ
スカー「は? ……そりゃいきなりてめえが倒れるからだろ」
カデシュ「……ありがとう、スカー」なでなで
スカー「ちょ、いきなり何だよてめえ!」バシッ
カデシュ「え」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 20:46:12.62 ID:u6akCG9a0<> スカー「ったく……心配して損したぜ」スタスタ
カデシュ「……」ニコッ
カデシュ(……どちらにせよ、スカーはボクが敗北したせいでどうなったかはわかるけどさ…)スタスタ
カデシュ(………あ)
カデシュ(……)ニコッ
ガサガサ!
<「スカー!」タタッ
スカー「ああ?」クルッ
トスッ
スカー「っと、……果実? お前これさっき食って倒れたじゃねえか」
カデシュ「ふふっ、ボクはスカーと食べた方が美味しいんだよ♪」シャクッ
スカー「……そうか」シャクッ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 20:54:59.99 ID:u6akCG9a0<> カデシュ「あれ、気持ち悪いとか変な奴だなとか言わないのかい?」シャクッ
スカー「……別に、言う気が失せてるだけだ」シャクッ
スカー(……さっきの手、あったかかったな……)シャクシャク
スカー「なあ?」
カデシュ「なにかな」ニコッ
スカー「俺とお前って、どっかで会ったか? ずっと昔」
カデシュ「……さあ♪」ニコッ
スカー「……フン、変な奴だな」スタスタ <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 21:00:17.58 ID:u6akCG9a0<>
━━━森・最深部・???━━━
カデシュ「随分奥まで来たね」
スカー「ああ、『これ』が目当てだ」べしべし
カデシュ「?」
スカー「このツタの下には巨大なダイアモンドに覆われた大木があんだよ」
カデシュ「━━━!?」
スカー「最初に『1人で来た』のは13の頃で、それ以来来てなかったが……」
スカー「……俺にとっては、数少ない『思い出』なんだよ」
カデシュ「………」 <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 21:05:39.75 ID:u6akCG9a0<> スカー「直接見れないのは残念だが、まあ別に……」
カデシュ?【……】ヴンッ
シパァァンッ!!
スカー「……え?」
カデシュ「ふぅ、ほら…ツタは全部吹き飛ばしたよ」ニコッ
スカー「……何故だ」
カデシュ「スカーにとっては思い出という『過去』かもしれないけど、ボクにとっては『今』なんだよ」
カデシュ「ほら、ごらん」ニコッ
スカー「━━━!!」
カデシュ「綺麗に輝いてるね、この大木」
スカー「………ああ」ニコッ
カデシュ(!!) <>
ラクシーニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/12(火) 21:06:20.54 ID:u6akCG9a0<> おちる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/12(火) 21:45:12.98 ID:4YB0bYWx0<> カデシュが墜ちたか……だが俺はシルバ一筋だ! <>
ラクシーニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/13(水) 18:27:22.58 ID:zQ4yGehs0<> あれ、復活してたのか
>>713あんたはカデシュも好きだったのかwwww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/13(水) 18:43:29.78 ID:+lheq66j0<> >>714
このSSのキャラは皆大好きです 一番は不動だが
というか>>712って、スカーの笑みにカデシュが墜ちたって事かと思ってた <>
ラクシーニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/13(水) 18:57:22.77 ID:zQ4yGehs0<> カデシュ「……」スッ
スカー「ん?」
━━━━━ぎゅぅぅ…!━━━━━
スカー「んぐ!? て、てめ何しやがる……」
カデシュ「やっと笑ってくれたね、スカー♪」なでなで
スカー「なっ、なななななななな何なんだよ急に!!」ガバッ
カデシュ「ふふっ♪」ニコッ
スカー「……変態な奴だな」
カデシュ「変態は言い過ぎじゃない?」 <>
ラクシーニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/13(水) 19:05:13.99 ID:zQ4yGehs0<> >>715 遊星?
カデシュ「さて、他に用事はないね?」
スカー「ま、まあな……折角だから一目見たかっただけだしな」
スカー(………………っ)キュッ
カデシュ「どうかした?」チラッ
スカー「だああああああああ!!?」バコォッ
カデシュ「い、いたい……」
スカー「いきなり顔近づけるからだ変態野郎! 先に帰るからな!!」
カデシュ(……元気そうで何よりかな)ニコッ
━━━━━━「クスッ」━━━━━━
カデシュ「ッ」バッ
ダイアの大木「…」シーン
カデシュ「………?」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/13(水) 19:13:14.84 ID:+lheq66j0<> >>716
シルバが一位の座から揺らぐ事は無いって事 <>
ラクシーニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/13(水) 19:25:52.92 ID:zQ4yGehs0<>
━━━━━━あなたは知っていますか?━━━━━━
━━━━━━怪獣のバラードという歌にある1つのセリフを━━━━━━
━━━━━━「人を愛したい」━━━━━━
━━━━━━かつて一匹の竜は、同じセリフを言っていました━━━━━━
<>
ラクシーニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/13(水) 19:26:35.62 ID:zQ4yGehs0<>
━━━━━━何故なら竜も、今この時1人の大切な人を見つけたからです━━━━━━
━━━━━━しかし人間ではない竜の彼にはその人物が誰でどこにいるのかわかりません━━━━━━
━━━━━━そこで彼は人間になってその女性を探しに行きました━━━━━━
━━━━━━しかし彼は一向に見つけられないまま、112年の時が過ぎてしまった━━━━━━
━━━━━━………物語はそこで途切れました━━━━━━
━━━━━━ですがそれは彼が見つけられなかったから途切れたのではありません━━━━━━
━━━━━━彼は既に見つけているのに気づけないからです━━━━━━
━━━━━━これは、そんな彼の『短い』物語━━━━━━ <>
ラクシーニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/13(水) 19:28:31.86 ID:zQ4yGehs0<>
【スカー・メモリー82を手に入れた!】
【スカー・メモリー03を手に入れた!】
<>
ラクシーニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/13(水) 19:30:46.58 ID:zQ4yGehs0<>
【竜王の書を手に入れた!】
【スカー・メモリー82と03にハートの影響を与えますか?】
>>723
1、はい
2、いいえ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/13(水) 19:56:37.23 ID:EcVR34IDO<> 1 <>
ラクシーニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/13(水) 20:03:59.97 ID:zQ4yGehs0<>
【スカーの『恋』と『優』が60%戻りました!】
・
・
・
・
・
・
・ <>
ラクシーニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/13(水) 20:12:37.78 ID:zQ4yGehs0<> ……実はさ、気づいたかもしれないが
第3話:思い出はこれで終わりなのだよ
本当なら今日さっさと終わらせるはずが板が落ちてたから気がつかなくて…ね
というわけで次回の話安価>>726
1、次の日→シルバ編
2、次の日→ヒトデサイドの続き
3、次の日→12年と半年前
4、1→ヒトデサイドの続き
5、2→シルバ編→12年と半年前
6、1→2→3 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/13(水) 20:18:05.02 ID:QzXZT1oDO<> 6 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2011/04/13(水) 20:50:07.66 ID:ujlFIIewo<> スカーをイメージしようとすると褐色で腕に文字刻んであるおっさんが邪魔してくる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/13(水) 21:24:16.23 ID:+lheq66j0<> 乙!
ようやくシルバ編か……! <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 14:00:46.66 ID:RKF13nuF0<> >>727 ttp://blog-imgs-35.fc2.com/z/i/p/zipdeyaruolog27/zipyaru-20091010-01-00344.jpg
これから耳をとって髪の毛黒くした感じだと思ってくれ(R12注意)
>>728 最近こっちも忙しくてな…スマソ
何せ静岡スレ立てようかバイオスレ立てようか迷ってて……
第四話:拉致 を始めるぜい <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 14:32:29.72 ID:RKF13nuF0<> 〜翌日(シルバ拉致の前日)〜
〜大食堂〜
レン「さーさー!! 久しぶりの新刊だよぉぉ!!」バッ
レン「最新刊はシルバ様がヒロインの同人誌、『願堕夢パイスター、〜侮辱壊乳〜』だよぉ!!」シュバッ
男手下「うおおおおおおお!! 一冊くれぇぇぇぇ!!」
男手下2「二冊くれぇぇぇぇ!!!」
男手下3「鑑賞用と保存用と読む用とぶっかけ用で13冊くれぇぇぇぇ!!!!」
女手下「わ、私にも!!」
女手下2「なら私は四冊!!!」
女手下3「本物以外に興味無い……まあ50冊だけなら買ってもいいけど」
「「「 わーわー!!!!! 」」」 <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 14:40:08.27 ID:RKF13nuF0<>
緑髪「なんの!! こっちでは最新刊のカデシュ×レンの『プリーチ〜快楽地獄編〜』ですわよぉ!!!」
男手下4「うぉぉぉ!! そっちくれぇぇぇぇぇ!!」
男手下5「BなのかCなのか中途半端なあのおっぱいが犯される姿は見物だぜぇぇぇ!!」
男手下6「150冊くれぇぇぇぇ!!!!」
女手下4「カデシュ様の裸体きたああああああああ!!!」
女手下5「ウホッ」
女手下6「金ならあるから食事用に300冊くれぇぇぇぇ!!!!」
「「「 ヒャッハアアああああああああああああ!!!!! 」」」
<>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 14:46:30.70 ID:RKF13nuF0<>
<「ひゃっほぉぉぉぉい」
スカー「……朝からウンザリするなこれ」ぐでー
カデシュ「ふふっ、みんな元気で良いじゃない」ニコッ
スカー「ったく、あんな絵の何が良いんだかな」
カデシュ「見たのかい?」
スカー「んな!? べ、別に見た訳じゃねえが……ッ////」
カデシュ「なら……はい♪」ひょい
【スカーは『爆乳列伝〜G願堕夢〜』を手に入れた!】
スカー「…」ヂャキッ
カデシュ「ごめんよ、だからその鎌降ろして」 <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 14:51:52.39 ID:RKF13nuF0<>
スカー「……部屋に帰る!」ずかずか
カデシュ「……何も頭に鎌振り下ろさなくても良いのに」ドクドク
シルバ「…………おはようございます団長」すたすた
カデシュ「ん、おはよう♪」ニコッ
ガサッ
シルバ「………?」ピタッ
【『爆乳列伝〜G願堕夢〜』】
シルバ「…………」チラッ
【作:レン・アルファ】
シルバ「……」ぷっつん <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 14:56:13.53 ID:RKF13nuF0<>
レン「いや〜、もう750冊の同人誌売り切れたか! さすがはシルバ様だよなー」ふぅ
緑髪「……それに比べてあなたがヒロインの同人誌は年々売り上げが下がってるですの」
レン「そりゃ相手が女ならアタシはいつでも体のレンタルやってるからなぁ」
緑髪「……今思ったんですけどあなた殿方と性交したことは?」
レン「無い」キリッ
緑髪「」 <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 15:03:39.40 ID:RKF13nuF0<> レン「そういやこの間カエデを抱いてみて思ったけどさ」
緑髪「……?//////」
レン「結構体ぷにぷにしてて気持ちよかったな!」
緑髪「」
<トントン
レン「ん?」クルッ
シルバ「…………」ニコッ☆
レン「ウホッ、良いおん…なっああああああああああああああああああああ!!???」メキメキメキメキ
緑髪「ひいい!? し、シルバ…? さすがに肩を握る力緩めないと千切れそうですわよ!?」
シルバ「………良い、たまには良い薬」ギリギリッッ
レン「まっで!! お願い!! ……あっ、ちょっとイキそう」メキメキメキメキメキメキ <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 15:09:59.37 ID:RKF13nuF0<>
〜しばらくして・廊下〜
レン「あいちち…なんか青黒くなってる」
シルバ「………やり過ぎた、ごめんね」しょぼん
レン「ハアハア……いえ、全然平気れすよ? ハアハア//////(シルバ様のしょぼんたまんねぇぇぇぇぇぇ)」
シルバ「…………?」ピタッ
レン「どうしました?」チラッ
男?「……」キリッ
<>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 15:14:42.70 ID:RKF13nuF0<> レン「アイツは……第三師団の団長ですね」
シルバ「…………嫌な予感がする」
第三団長「シルバ殿、私は貴女を愛しています!!」ドーンッ
男手下7「がんばれ団長ぉぉ!」
女手下7「かっこいい!!」
シルバ「…………」じっ
第三団長「………」キリッ
レン(え、何この超展開、え?) <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 15:19:33.10 ID:RKF13nuF0<> シルバ「……………」スッ
第三団長「!」
男手下7「おお! あの手は!!」
女手下7「きっと『イエス!』の握手よ!!」
レン(……!!)
シルバ「………こっち、来て…」くいっ
第三団長「え? あ、勿論ですともぉぅ☆☆」
男手下7「斜め上だったあああああ!! 早速ヤるのか!!」
女手下7「まだ昼前よ!? 昼ドラには速いし深夜ドラマにも速いわ!!」
レン(……ホッ) <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 15:26:55.28 ID:RKF13nuF0<>
〜屋外・外庭〜
第三団長(うへへへへへ……確かここはあまり団員も人も来ない場所、つまりシルバ殿は間違いなくヤる気まんまん!!)
シルバ「………脱いで」
第三団長「ええ勿論ですともぉぅ!!」バサァッ
シルバ「……………」じっ
第三団長(むふふ…見てる見てる、なんて初々しいのだ!)
バサァッ
シルバ「…………」
第三団長「下着はまだとらないのですかな?(ひょえー、微妙に腹筋割れてて更にエロスww)」キリッ
シルバ「………構えて」グッ
第三団長「え」 <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 15:33:20.59 ID:RKF13nuF0<> 第三団長「え〜と、そのファイティングなポーズは何ですかい?」
シルバ「…………私より強い人じゃなきゃ、だめ」グッ
第三団長(む、………)
第三団長(ムリだあああああああああああああああああああああああ!!!!???)
第三団長(ムリムリムリ!! 勝てる訳ないじゃん!? だってシルバ殿は近接戦闘だけならカデシュ団長に続く最強だし!!)
シルバ「…………(様子を伺ってる? 知略戦型なのかも)」ギッ
シルバ「………ッ!」ヒュッ
第三団長「あ」
<「あんぎゃぁぁあああああああああああああああああああああ!!!!???」ドッギャーン <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 15:37:32.05 ID:RKF13nuF0<>
〜しばらくして昼頃〜
レン「お疲れ様っしたー!」サッ
シルバ「ん………」ゴクゴクッ
シルバ「…………ぷは、ありがとうレン」スッ
レン「いえいえ♪(ハアハアシルバ様が口を付けたコップゲット!!)」
レン「いや〜、今回は団長クラスだけあってしぶとかったですね!」
シルバ「………」コクン
<>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 15:44:47.94 ID:RKF13nuF0<>
〜屋外〜
男手下7「団長ぉぉ!! しっかり!!」
女手下7「アカギみたいに高い鼻が折れてる……」
第三団長「ぐ……2人とも、聞いてくれ」
第三団長「お……おれ……」
第三団長「 シ ル バ 殿 の 乳 揺 れ 堪 能 し た よ 」
ガクッ
男・女手下7「団長ぉぉぉぉおおおおおおお!!?」 <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 16:29:52.67 ID:RKF13nuF0<>
〜総師団母船・船長室〜
緑髪「一個小隊で調査ですね?」
カデシュ「うん、第三師団の調査報告からすると近辺に潜伏していた『盗賊団』のアジトにも来てるかもしれない」
緑髪「……本当ですの? 『王国騎士隊』がスカーの仲間を拷問して資金の在処を探してるなんて」
カデシュ「そればっかりはわからないけど、一応見て来て欲しいかな」
緑髪「分かりましたわ、私にお任せを」ザッ
カデシュ「ああ、カエデ?」
緑髪「なんですの」
カデシュ「……危なくなったら仲間を連れて逃げておいで」
緑髪「わかりましたわ♪」 <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 16:45:35.56 ID:RKF13nuF0<>
カデシュ「……ふぅ」
カデシュ「…………」カタッ
スタスタ・・・
カデシュ「………」ガチャッ
【『輝いてる糸?の束』】
カデシュ「……少しはあなたに似て来たでしょうか?」
カデシュ(どうか、ボクに仲間を守る力と勇気を下さい……)
【『輝いてる糸?の束』】・・・・・・ <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 16:57:01.67 ID:RKF13nuF0<>
〜夕方・大浴場〜
女手下8「夕焼け見ながらの温泉って気持ち良いですよね〜」ちゃぽん
シルバ「………」コクン
レン「ハアハア…まったくその通り!…ハアハア」
女手下9「……レンさん明らかにのぼせてません?」
シルバ「………出る」ザバッ
レン「えぇ!? バレた!?」
シルバ「……………サウナ」ヒタヒタ
レン(……シルバ様の汗を舐め回すフラグかな?) <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 17:18:40.11 ID:RKF13nuF0<> 〜サウナ〜
シルバ「…………」
レン「……」
シルバ「………」
レン「……」
シルバ「………」
レン「……」
温度計「80℃」
シルバ「………っ」ぶるっ
レン「えぇ!? なんで寒いんですか!!」汗だく <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 17:27:26.06 ID:RKF13nuF0<> シルバ「………」ぷるぷる
レン「……??」
レン「……!」ピーンッ
レン(もしやシルバ様はついに人肌が欲しくてここに入ったのでは!?)
レン(だとしたら……)チラッ
シルバ「………っ」ぶるっ
レン「いっただっきま〜す♪」ガバッ
シルバ「!?」
<ゴスッ!!
<「あひぃん!//////」 <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 17:40:53.41 ID:RKF13nuF0<>
〜夕食〜
レン「……」
カデシュ「……」
シルバ「………」
スカー「もぐもぐもぐ……」
スカーの食べてるもの、『オムライスにトマトケチャップとチョコアイスを混ぜたもの』
レン「……さすがにどうなのさ、それ」
スカー「?」
カデシュ(微笑ましいけど……食べてる物が物だね) <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 17:48:03.49 ID:RKF13nuF0<> シルバ「………カエデは?」
カデシュ「さっき調査から無事に帰ってたから、部屋で食事してるんじゃないかな」
シルバ「…………」コクン
カタッ
レン「あれ? どこに…」
シルバ「…………今日は少し疲れてるみたい」スタスタ
レン「……ふーん」もぐもぐ
スカー「さあて、次はキュウリに蜂蜜を……」
カデシュ(あ、それは美味しそう) <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 17:58:25.43 ID:RKF13nuF0<>
〜カエデの部屋〜
緑髪「分かりましたわ、明日の夕方には用意しますの」
シルバ「………ありがとう」ぷるぷる
緑髪「……厚着なさいな、どっちみち寒いですわよ?」
シルバ「………」コクン
フラッ
緑髪「!」
シルバ「……平気」フラフラ
緑髪「ムリはなさらないで、寝るのをオススメしますの」
シルバ「………」コクン <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 18:10:53.16 ID:RKF13nuF0<>
<ガチャッ
<バタンッ
緑髪(やれやれ…スカーの『足枷』は完全記憶でしたかしら?)
緑髪(嫌な過去があればある程凶悪な『足枷』ですけれど、シルバには程遠いですわね)
緑髪(なぜ『ハーフ』の筈の彼女がこんな強烈な『足枷』を持っているかは知らないですけれど)
緑髪(私は医者として、彼女のお手伝いをするしかないですわね)
緑髪(……明日に備えてお肉やワカメでも食べようかしら) <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 18:19:57.83 ID:RKF13nuF0<>
━━━そしてシルバ拉致当日・翌朝━━━
カデシュ「……ねぇ?」ユサユサ
スカー「んぅ……」ぎゅっ
カデシュ「スカー?」ユサユサ
スカー「………」すやすや
カデシュ(なんでボクのベッドの中にいるの!?) <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 18:28:59.11 ID:RKF13nuF0<> カデシュ「……仕方ないなあ」スッ
スカー「………」すやすや
カデシュ「……〜」ボソボソ
スカー「━━━ッッ!!!??////////////」ビクゥッ
スカー「てっててててめえ!! なに朝からとんでもないこと言ってやがる!?」
カデシュ「スカーなら結構これで起きると思ってね」ニコッ
スカー「うあああああああああ!!!//////」シュバッ
<「わああああああああああ」ダダダダ……
カデシュ「ちょっと刺激が強すぎたかな?♪(完全記憶だし…)」 <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 18:37:41.62 ID:RKF13nuF0<>
〜昼前〜
カデシュ「……まだ傷塞がりきらないや」ニコッ
緑髪「頭に4本鎌を刺されていた人間のセリフと顔じゃないですの」
レン「…カデシュ様丈夫ですよね」
カデシュ(さすがのボクもどうしてみんなボクに疑問を持たないのか心配になってきたよ)
レン「……シルバ様はどこに? 朝から姿が見えなくて」
緑髪「アジトの入口で潮風に当たってますの」
カデシュ(ああ、彼女にとって『足枷』の時期だからか)
レン「前からたまに具合悪い時あっただけに心配ですね……」
レン「……ちょっと見に行って来る」シュバッ
カデシュ「行ってらっしゃい」ニコッ <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 18:43:08.39 ID:RKF13nuF0<>
〜アジト・出入り口〜
シルバ「…………ふー」
━━━━━━ふわっ━━━━━━
シルバ「………風が気持ち良い」
シルバ「……………」
<「団長♪」スタッ
シルバ「?」
レン「へへ〜ん」スタスタ
シルバ「………レン」
<>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 19:01:16.42 ID:RKF13nuF0<> レン「どうしたんですか、たまに具合悪い時ありますよね」
シルバ「……私の『足枷』は病だから」
レン「そうなんですか!? その割にいつも平気なような……」
シルバ「……………」スッ
レン「?」
ドサッ
レン「え…?」
シルバ「………」ぽんぽん
レン「『横に寝ろ』と?」
シルバ「………」コクン
レン「……」ドサッ
シルバ「………」
レン「…………」 <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 19:07:29.61 ID:RKF13nuF0<> レン「……あ、潮風気持ち良い」
シルバ「………」コクン
レン「……」すやすや
シルバ(……寝ちゃった)
シルバ(………少し体が冷えて来たかも)ぶるっ
もぞもぞ
ぴとっ
シルバ(…………いつも仲良くしてくれるお礼)ぎゅっ
レン「………」すやすや <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 19:13:43.57 ID:RKF13nuF0<>
【【 おやおや、百合百合な事になってるねぇ? 】】
シルバ「!?」ビクゥッ <>
ラクシーニュニュニュニュ乳 ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/14(木) 19:14:40.55 ID:RKF13nuF0<> 落ちる
明日辺りにシルバ編第一話行けるはず <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/14(木) 20:03:32.54 ID:IfXm9y8U0<> 乙!
シルバ可愛すぎるよシルバ
なんかもう一位の座を飛び越えて殿堂入りしそうな勢いで好感度が伸びてる
というか、体術最強の彼女を圧倒した「ヤツ」の強さも相当な物だな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2011/04/14(木) 20:29:02.56 ID:MZ75Np8AO<> ニュニュニュニョ乙 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 14:06:17.14 ID:0I8zdP9j0<> >>760 今後の設定を考えると『ムチャクチャ』すれば作品内最強になることもできる
さいかい <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 14:46:58.89 ID:0I8zdP9j0<>
藍髪マント?【【 あんた確か団長だよな? カデシュ呼んで来いよ 】】ブラブラ
白髪??「……ぅ」
シルバ「………その娘」
レン「ふあぁ…どうかしたですかシルバさまー」ムクッ
藍髪マント?【【 おいそこの赤髪、カデシュ呼んで来ないとこの手にぶら下がってる女殺すぞ 】】
レン「へ!?」
シルバ「…………」キッ
藍髪マント?【【 ……速くしろ、ミンチにして[ピー]を噛み千ぎってやろうか? 】】
レン「は、はいい!!」シュバッ
シルバ「………」
藍髪マント?【【 …… 】】 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 14:56:20.67 ID:0I8zdP9j0<> 白髪??「あ……ぁっ」ガクガク
シルバ「………?」
藍髪マント?【【 『夢』を見てんのさ、覚める事のない『夢』をな 】】
シルバ「………あなた一体…?」
藍髪マント?【【 話す義理はないな、『血まみれ』さん 】】
シルバ「━━━━━━!!?」
藍髪マント?【【 へぇ!? 珍しい反応じゃない? 普通人を殺りまくった奴の反応はサバサバしてるもんだけどね 】】
シルバ「………」チャキッ
藍髪マント?【【 やるかい? あの人の為ならアタシは無敵だよ? 】】
カデシュ「そこまでだ」スタッ
シルバ「………カデシュ様」 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 15:04:41.80 ID:0I8zdP9j0<> カデシュ「シルバは中に入って休んでるんだ、君は今ムチャクチャ出来る体じゃないだろ」
シルバ「…………」コクン
シルバ「…………」チラッ
藍髪マント?【【 ♪ 】】ニコッ
シルバ「っ!」
シルバ(……どこかあの人、私に似てる気がする?)シュバッ <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 15:30:11.33 ID:0I8zdP9j0<>
〜しばらくして・医務室〜
レン「もぉぉぉぉ!! この娘どんな術式だろうが魔法だろうがセクハラしても起きないよ!! しかも処女じゃないし!!」
緑髪「とりあえず黙れですの」
白髪??「………っ」ガクガク
シルバ「………」ぎゅっ
白髪??「………」
シルバ「この娘、強く手を握ると痙攣しなくなるよ」ぎゅっ
緑髪「そうですの?(普通にシルバ喋ったあああ!!?)」 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 15:38:53.12 ID:0I8zdP9j0<> レン「さ、さすがシルバ様!! 人を見る目と乳と観察力は大した物ですね!!?」
レン(ふっはあああああ!! 団長ブチ犯してぇぇぇ!!)ハアハア
シルバ「…………っ」フラッ
緑髪「……とりあえずシルバは『今夜』に備えて寝たらどうですの」
シルバ「………レン、この娘の手お願い」
レン「え、はい…」
シルバ「……………」じっ
緑髪「うっ」
緑髪「……わかりましたの、寝たくないなら港町で薬の材料を買って来て欲しいですわね」
シルバ「………」コクン
レン「……」 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 15:45:51.79 ID:0I8zdP9j0<>
〜港町〜
シルバ「………(…これ本当に薬になるのかな)」ガサッ
シルバ(オニマツタケにシビレダケ、ヌメリンギ?)
シルバ(……でも早く買って行こう)
ヨロッ
ガシッ
ロン毛?「おいおい、大丈夫かお嬢さん」スッ
シルバ「…………」コクン <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 15:51:49.37 ID:0I8zdP9j0<> ロン毛?「ククッ、この辺を歩くならもう少し体調が良い時にした方がいいぞ」
シルバ「………ありがとう」
ロン毛?(ハーフエルフか? かなり綺麗だな、100回遊んでも飽きない体だ)
シルバ「………」ぺこり
<よろよろ
ロン毛?(ククッ……まあもうすぐそんな時代は来るだろうな)スタスタ
ロン毛?(選ばれた者だけが生き残る世界……ククッ) <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 16:02:54.80 ID:0I8zdP9j0<>
〜シルバとは隣の路地〜
レン「あれー? シルバ様こっちに来てないのかなー」とてとて
レン「あんな体調で歩いたら倒れちゃうし、やっぱり私が同行しないとね!」とてとて
レン(あわよくばあの豊満な乳を思う存分揉みしだいて……)
<ドンッ
レン「っ」
??「おや、失礼……お怪我は?」
レン「ああ、大丈夫で……す?」
紳士?「……あなた、『レン』さんでは?」 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 16:09:40.60 ID:0I8zdP9j0<>
<ズズ・・・ンッ━━━━━━!!
シルバ「………何の音?」ピタッ
シルバ「…………」
<「みんな逃げろー!『魔導海賊団』の手下が暴れてるぞ!!」
シルバ「………??」 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 16:18:55.95 ID:0I8zdP9j0<>
タタタタタタタ・・・
シルバ「ッ!!」
紳士?「重いですか? 辛いですか? まだ悲鳴が足りませんね、足の一本でも折りますかね」ジリッ
赤髪女「ひ、ぃ……!」
シルバ「〜〜ッ!!!!」ヒュオッ
バコォォンッ!!!
紳士?「……」
シルバ(……足が『見えない何か』で防御された!?) <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 16:32:40.18 ID:0I8zdP9j0<> 紳士?「……痛いですね」ギロッ
シルバ(━━━ッ)ぞくっ
シルバ(レンを逃がさないと……今の私じゃレンより足手まといになるっ)
レン「団長ぉっ!?」
シルバ「……逃げて」
レン「で、でも一緒に戦えば……!」
シルバ(……お願い)フルフル
レン「(!!)……すぐに『スカー』と『カデシュ』様を呼んでくるから頑張って下さい!!」シュバッ
シルバ(……良かった、レンまで巻き込みたくない)
紳士?「おやおや、泣けますね」 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 16:43:58.37 ID:0I8zdP9j0<>
━━━━━━その後はあまり覚えていない
━━━━━━私は何もわからないまま彼に敗北し、気を失ったから
━━━━━━・・・もう私は覚悟しているから怖くはない
━━━━━━良いタイミングだったから・・・
━━━━━━私は彼に痛めつけられながら一生を過ごすことはない
━━━━━━放っておけば私は1ヶ月で絶命するはずなのだから
━━━━━━・・・だから平気、怖くない
━━━━━━もう少しみんなと過ごしたかったけど <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 16:48:15.78 ID:0I8zdP9j0<>
━━━━━━とあるアジト━━━━━━
<>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 17:01:31.09 ID:0I8zdP9j0<> カデシュ「………」
レン「……どうして行かないんですか」
カデシュ「……今連絡が入ったよ、シルバの使っていたロングソードが落ちていたらしい」
カデシュ「そして、彼女の頭髪と発信機用の魔具もね」
レン「そ……んな」ガクッ
カデシュ「立て、レン!!」
レン「!?」ビクッ
カデシュ「死体が無いということは拉致されたんだ、死んでない……生きてる!!」
カデシュ「敵の情報を何か知っているなら、すぐ教えるんだ」
レン「……はい!」 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 17:11:19.59 ID:0I8zdP9j0<>
「敵の名前は『ルシフェル・エルト』」
「12年前の『ペンドラゴン時代』終幕の日まで仕えていた、由緒正しき精鋭騎士部隊の元指揮官です」
「……そして『エルフ狩り』などの事件を通して親子二代で数々の女性をゴミのように扱って来た最悪の男です」
<>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 17:16:06.22 ID:0I8zdP9j0<>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 17:26:58.38 ID:0I8zdP9j0<> 〜???〜
「……くしゅんっ」
メイド「風邪? アンタの事だからきっとロクでもない事が起きる前触れね」
それは避けたいけど、コイツの言ってる事は当たっている。
俺がこういうクシャミをする時は決まって嫌な事が起きたりするのだ。
例えばいきなりムチャクチャな事を言われたり━━━━━━
ガチャ
バタン
「お帰りなさいませ、旦那様」スッ
メイド「お帰りなさいませご主人様」スッ
ルシフェル「『アーチャー』君、久しぶりに『仕事』ですよ」
「なんでしょうか」
ほら来た、どうせ厄介な貴族の手下を抹殺しろとかそういう……
ドサッ
シルバ「……ぅ」
「………」
これが俺にとって、人生で一番壮絶な劇の開幕だった。 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 17:30:10.38 ID:0I8zdP9j0<>
カデシュサイド
━━━in『ルシフェルの屋敷』━━━
主人公は誰にしますか? >>781
1、アーチャー
2、シルバ
3、両方視点
4、主人公なし <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/15(金) 18:02:13.12 ID:7xvcWoKR0<> 3がいいかな <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 18:12:30.90 ID:0I8zdP9j0<>
メイド「どう? 目は覚ましたわけ?」
アーチャー「いや、当分起きないッスね」
メイド「ふーん、あっそ」スタスタ
アーチャー「………」
コイツはいつも『ふーん、』と言う時は本当は怒ってる時だ、
多分旦那様の性癖に久しぶりにムカついたんだろう。
アーチャー「……さて、夕食の支度の確認に行くッスかね」スタスタ <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 18:18:27.38 ID:0I8zdP9j0<> 〜厨房〜
アーチャー「みんなー、調子はどうッスか?」ヒョイッ
コック「アーチャーさん、新しく誰か来たらしいですね」ジューッ カンカンッ
コック2「マジで? メイド? それとも執事?」
アーチャー「はは、『オモチャ』ッスよ」
コック「………」カンッ
コック2「うわ……っ」カチャカチャ
アーチャー「……」
正直このニュースにガッカリするのは俺やメイドだけではない、大抵の人間はガッカリする。
こんな田舎の屋敷でも、新しく誰か来れば楽しくなるというものだからだ。 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 18:24:12.73 ID:0I8zdP9j0<> しかし、今俺が言った通り『大抵』の人間だけだ。
例えばアイツら
<「どうもぉ、アーチャーさン♪」
アーチャー「ん?」イラッ
門番A「新しく『肉玩具』が来たそうですな?」
門番B「どんな娘か聞かせてくれますかい?」
そう、コイツらだ。
正直旦那様に止められてたり俺の度胸が無い事さえなければ殺したいくらいだ。
アーチャー「うっせえ、お前らは門番の仕事やってろッス」
門番A「へいへい」
門番B「にひひひ」
<>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 18:29:21.86 ID:0I8zdP9j0<> コック「……あのクズ共め」
アーチャー「……」
だがこんな事でイライラしていたらとっくに胃に穴が開いてる。
何故なら俺としては、この屋敷全体の男はアイツらと同じだと思ってるからだ。
アーチャー(要は俺も偽善者ッスね)スタスタ
さあ、暗く落ち込んでないで屋敷の見回りッスよ。
『執事長』たる者、キチンと部下の仕事は把握するべきなのだ。
アーチャー(洗濯はちゃんとしたかなアイツら……?) <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 18:36:52.54 ID:0I8zdP9j0<>
〜洗濯場〜
ロリメイド「……」
メイド「……」
気弱執事「あわわわわわわわわわわわわ」
アーチャー「」
予想通り過ぎると人間は思考が停止する、と俺は知った。
アーチャー「……なんなんスか、その泥まみれの洗濯物は」ビキッ
気弱「あの、その……てへっ♪」
ロリメイド「あのねー? 執事クンと鬼ごっこしてたら執事クンが洗濯干し縄に引っかかって千切ったの」
アーチャー「……汚れ落とすまで夕飯抜きッスね」
気弱「うひいいい!?」
こういう事があるから見回りは大切だ。 <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 18:46:23.82 ID:0I8zdP9j0<>
〜ルシフェルの屋敷の隣・メイド達の屋敷〜
アーチャー「おッス」
女騎士「……何の用だ」
アーチャー「いや、見回りッス」
女騎士「帰れ、もう男は信用しないからな」
この女騎士、『キーア』は少し前に近くの村の男と付き合っていたらしいが……
アーチャー「なんかあったんスか」
女騎士「……あの男、この私がハーフエルフでないと分かったら別れようって言ってきて…」
アーチャー「ごめん、悪かったからもうヤメテ」
ちなみにこのキーアがフラれたのはこれで49回である。
アーチャー(目指せ50回ッスね!)グッ <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 18:57:49.82 ID:0I8zdP9j0<>
〜ルシフェルの屋敷・ルシフェルの部屋〜
アーチャー「失礼します」ガチャ
ルシフェル「やあ、彼女はもう目を覚ましましたかな?」
アーチャー「いえ、まだ気絶しています」
ルシフェル「ふむ…となると今夜はムリか、なら今夜は他の者にしますかな」
アーチャー「……」
ルシフェル「一応夕食前に彼女の様子を見ておいて下さいね」
アーチャー「かしこまりました、旦那様」
他の者……か、確か今いる『肉人形』は全部で八人しかいないはずだ。
アーチャー(……まあ同情なんてしないッスけどね) <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 19:02:53.41 ID:0I8zdP9j0<>
〜別名・人形の棟〜
アーチャー「………」スタスタ
<「……」
<「……」
アーチャー(殆ど目に光が無いッスね、魚みたいだ)スタスタ
アーチャー「っと、確かあの娘は『特別部屋』だっけ」スタスタ
アーチャー(そういえばあまり顔見てなかったッスね、良い機会だから壊れる前に見とこうかな) <>
ラクシーニュる ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/15(金) 19:03:48.30 ID:0I8zdP9j0<> 落ちる
何か好きなプレイ内容でも書いといてくれ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/04/15(金) 22:44:10.89 ID:0fyDk7PIO<> 必死の抵抗虚しく陵辱、堕ちる心 <>
ラクシーニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/16(土) 00:26:23.52 ID:xRAsJzwY0<> >>791 ガシッ(力強く握手)
ちょっとだけ再開 <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/16(土) 00:32:27.53 ID:xRAsJzwY0<>
━━━━━ピクッ
シルバ「………ここは」ムクッ
ズキッ
シルバ「ッ…………」チラッ
シルバ(………まだ足の骨折が治らない、やっぱり体の能力が下がってる)
シルバ「…………覚えてる、ここ」キョロキョロ
シルバ(……確か『エルフ専用部屋』だったはず、その影響もあるのかも)ズキズキ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/16(土) 00:37:21.59 ID:zsXxhyqH0<> 追いついた!シルバ編楽しみにしてたぜ
>>791
嫌いじゃないが……読むのが辛そうだ <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/16(土) 00:37:27.67 ID:xRAsJzwY0<> シルバ「………」ぶるっ
━━━トサッ
シルバ「…………寒い」ぷるぷる
シルバ(……体も熱い、完全に高熱の症状が出てる)
シルバ「……はぁ………はぁ……………」ぷるぷる
シルバ(…………何か、暖まれる物は…ない)スッ
ぺたぺた
シルバ(あるのは冷たい石作りの床…………)
シルバ(………………)
━━━ガチャッ━━━
シルバ「!」 <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/16(土) 00:45:14.84 ID:xRAsJzwY0<> (>>794、安心したまえ……私は変態だが紳士なのだよ)ニュ
執事?「……まだ寝てるッスね」ギィィ…
シルバ「…………起きてるよ」ボソッ
執事?「〜ッッ!!?」ビクゥッ
シルバ「…………(逃げ出すなら今かな?)」
執事?「えーと、逃げたりするッスか?」
シルバ「……………」コクン
バッ
執事?(マジで来たぁぁぁああああ!!?)
シルバ「……っ!?」よろっ
執事?「あ」
ズドォォォォンッ!! <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/16(土) 01:04:48.06 ID:xRAsJzwY0<> 執事?「……めっちゃ痛い」
シルバ「……っ」ズキッ
執事?「あちゃー、余計腫れてるッスよその足」
シルバ「〜っ」ズキズキ
執事?(……結構明るい所より暗い所で見た方が綺麗な銀髪ッスね)ジー
シルバ「…………」フラッ
ドサッ
執事?「……逃げる体力も無いじゃないッスか」
シルバ「…………」ぷるぷる
<>
ラクシーニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/16(土) 01:09:55.26 ID:xRAsJzwY0<> アーチャー「俺はここの執事の管理をしてるアーチャーッスよ、よろしく」
シルバ「……っ」
アーチャー「……体力じゃなくて具合悪そうッスね、何か持って来る?」
シルバ「………いらない」ぷるぷる
アーチャー「とりあえず毛布ッスね、了解」シャッ
シルバ(……………………)ぷるぷる
━━━━━━シャッ━━━━━━
アーチャー「はい、お待ちどー」バフッ
シルバ「…………」もぞもぞ
アーチャー「警戒心剥き出し、まあそのくらいの方が良いッスよ」 <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/16(土) 01:14:25.70 ID:xRAsJzwY0<> アーチャー「飲み物は? 紅茶?」
シルバ「……………いらない」ぷいっ
アーチャー「そうッスか、じゃあ俺は帰るッスね」シャッ
シルバ「……………」もぞっ
シルバ(扉が開きっ放し……罠?)
━━━━━━シャッ━━━━━━
アーチャー「扉閉め忘れてた、あぶねえ」スタッ
ヒュンッ!!
アーチャー「んじゃ」
バタンッ!!
シルバ(……………)ムクッ <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/16(土) 01:17:42.99 ID:xRAsJzwY0<>
シルバ「…………あの人、ランプと飲み物を置いて行った」スッ
シルバ(………横には三冊本がある)
シルバ(…………あんまり読む気にはなれない)スッ
トサッ
もぞもぞ
シルバ(…………この毛布あったかい)もぞっ <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/16(土) 01:19:08.89 ID:xRAsJzwY0<> 寝るソン
次回投下は月曜日だす
シルバ「…………おやすみ」もぞっ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/16(土) 01:25:24.55 ID:zsXxhyqH0<> 毛布に包まるシルバを想像して萌えた……!>>1乙!ありがとう!
追記
『シャッ』っていうのはアーチャーの移動音!? <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/04/16(土) 19:00:46.19 ID:xRAsJzwY0<> >>802 うむ、アーチャーの移動音だ
描写下手ですまん <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)<>sage<>2011/04/16(土) 19:13:15.62 ID:zsXxhyqH0<> >>803
いえいえ、こちらこそどうでもいい事聞いてごめん
シルバin布団可愛いよ、本当にありがとう <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/16(土) 21:18:05.94 ID:dbhYeAuIO<> ニュは何個まで増えるんだ? <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/17(日) 18:37:48.02 ID:/829v7L10<> 投下はしないが一言
シルバの姿が『もんはん』のキリンちゃんになるどうしよう <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/18(月) 00:47:31.30 ID:nIqZdo1p0<> 想像しやすくなった、ありがとう
今俺の中ではKIRINBUNってサイトのキリン=シルバで再生されてる <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/18(月) 15:12:13.24 ID:rRlpUHY50<> >>805 名前欄に書き込める限界まで
>>807 俺はもんはんのえろほんかな
シャワー入ってから再開 <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/18(月) 16:34:28.40 ID:rRlpUHY50<> 〜部屋の外〜
アーチャー「……嫌われてるなぁ俺」ズーン
アーチャー(仕方ないのは分かってるけど……まあいっか)スタスタ
アーチャー(どうせあの娘も3日経てば壊れるんだし)
━━━━━━スタスタ
アーチャー(……夕食夕食っと) <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/18(月) 17:10:34.73 ID:rRlpUHY50<> 〜食堂〜
ロリメイド「アーチャー! 私の隣来てー!」だんだんっ
アーチャー「はいはい、机は叩くなッス」ガタッ
メイド「マナーは守りなさい?」
ロリメイド「はーい♪」
気弱「はは…可愛いらしいですね」
門番A「おぉ? お前そっち『も』イけたのか」
門番B「守備範囲広いなw」
アーチャー「……」
本当にコイツらはクズだと俺は思う <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/18(月) 17:17:16.47 ID:rRlpUHY50<> コック「オラ、クズな話してんじゃねえよクズ共」カチャカチャ
門番A「へいへい」
門番B「にひひひ」
メイド「……さ、放っといて食べよ? アーチャー」
アーチャー「ん、サンキュー」
ロリメイド「今日のご飯もおいしー!!」モグモグモグモグ
コック2「ゆっくり食えよー、喉に詰まるぜい」
ロリメイド「んぐぐぐぐぐぐ!!!??」
アーチャー「言ってるそばからッスか!?」
メイド「水! 水!!」 <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/18(月) 18:01:39.01 ID:rRlpUHY50<>
メイド「ところで、旦那様はまた?」
アーチャー「部屋で食べるってさ」
気弱「へぇ、ここ三年どうしてでしょうね」
ロリメイド「なぞなぞだねー」
アーチャー「……さあ?」
本当は旦那様は『とある3人』とつるんでいたのを俺は知っているが、あえて言わない。
正直あの3人は気味が悪いからである。
アーチャー(……まあどうでもいいんスけどね) <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/18(月) 18:14:19.67 ID:rRlpUHY50<>
〜ルシフェルの部屋〜
ルシフェル「まだ骨折が治らない上に風邪?」
アーチャー「みたいですね」
ルシフェル「……12年前まではあなたの父上が彼女の『飼育』をしていたのですが」
アーチャー「!!?」
ルシフェル「おや、そういえばあなたは彼女に会うのは初めてでしたね」
アーチャー「……私の父があの娘を?」
ルシフェル「ええ」
アーチャー(……わお) <>
ラクシーニュニュニュニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>GOOOOOCONDAAAAAAA<>2011/04/18(月) 18:24:54.94 ID:rRlpUHY50<> す、すまない…!
人生一大イベントに行って来る!!
シルバ「…………んっ………」もぞっ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/18(月) 18:27:35.88 ID:SWMnk2+P0<> 乙
合コンがんばれ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/18(月) 21:43:55.73 ID:nIqZdo1p0<> 乙!
アーチャーの父親がシルバを(もし手出してたら許さん)だと?
親子二代で『エルフ狩り』とかやってたのってルシフェル達じゃ…? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/19(火) 13:20:46.20 ID:wQ9fo1CDO<>
ニュータイプってか…
うん、ごめん <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/19(火) 16:41:33.57 ID:fS1vvvxV0<> >>815
合コンの結果報告:トラウマ歴史に追加
ニュ「どもっ、ニュでぇす!!」
友達「俺○○ッス」
ニュ「んでこっちの2人が
友達の友達「わり、ちょっと用事出来たから帰るよ」
女「えー!? マジで?」
友達の友達「ん、ごめ」
女友達「ちょい、こっち5人なのにそっち三人しかいないけどなんで」
友達「え」
ニュ(……そっちの女三人すげえ不機嫌な顔になってるやん)
女友達「誰か呼んだら?」
友達「おっけ」
━━━シーン
ニュ(……雰囲気がヤバ過ぎる、帰ろう)
ニュ「なんか俺も妹に呼ばれてっから帰りますわ」←わざと携帯を見て目を丸くしながら
女友達「はあ!?」
女「じゃあねー」
ニュ(残りの三人は空気読めよと言わんばかりの無表情だな…) <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/19(火) 16:50:30.69 ID:fS1vvvxV0<> >>813の続き
アーチャー「一体いつまであの娘を?」
ルシフェル「私の父が『目覚めた』時からずっと……12年前までの69年間ですかね」
アーチャー「………」
ルシフェル「安心なさい、あなたの父上は彼女『には』手を出していませんから」
アーチャー「本当ですか?」パァ
ルシフェル「まあ、『確かめ』ないと分かりませんがね」ニヤッ
アーチャー「……そうですか」 <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/19(火) 16:57:19.58 ID:fS1vvvxV0<> 〜しばらくして〜
<「では、頼みましたよ」
━━━バタンッ━━━
アーチャー(……あの親父と69年間過ごして、あんなに『まとも』にいられた?)
アーチャー(……気になるッスね、あの娘)
アーチャー「まあそれはあの娘に夕食を届けてから聞くかな」スタスタ <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/19(火) 17:04:27.65 ID:fS1vvvxV0<>
シルバ「………」ピクンッ
アーチャー「うっ!?」ビクゥッ
シルバ「………なにしてるの」
アーチャー「いや…極限まで気配を殺して夕食を置きに来たッス」カチャン
シルバ「…………」ムクッ
フラフラ
シルバ「………ありがとう」カチャカチャ
アーチャー「……うッス」
シルバ「モグモグ……」
アーチャー(……ありがとう、ね…何年ぶりッスかね〜女の子に言われたのって)じー <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/19(火) 17:11:24.32 ID:fS1vvvxV0<> アーチャー(にしてもやっぱしまともだなぁ、親父の事だから500回は犯されてそうなのに…)じー
シルバ「……モグモグ」
アーチャー(それに、着てる服も割と上質だから12年前の『事故』以来どっかの騎士のメイドにでもなってたのかな)じー
シルバ「…………ね」
アーチャー「何ッスか」
シルバ「………なんで見てるの」
アーチャー「気が散るなら見ないよ」
シルバ「…………モグモグ」
アーチャー(……でもかなり警戒されたもんだよなぁ)チラッ <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/19(火) 17:31:56.83 ID:fS1vvvxV0<> シルバ「………ごちそうさま」カチャン
アーチャー「ん」カチャカチャ
シルバ「………」フラフラ
トサッ
シルバ「………」もぞっ
アーチャー「まだ寝ないで欲しいッス」
シルバ「………?」
アーチャー「話があるのと、お風呂に入って貰わないと」
シルバ「………いらない」
アーチャー「女の子なら綺麗にした方が良いッス」
シルバ「………変な事するんだよね」
アーチャー「だぁぁああああああ!!!」
シルバ「!?」ビクッ <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/19(火) 17:39:59.95 ID:fS1vvvxV0<> アーチャー「俺『は』変な事しないッス!!」
シルバ「…………なら他の仲間にさせるんだよね」キッ
アーチャー「しないしいないから!!」
シルバ「…………」ぷいっ
アーチャー「……もう知らないッス」ぷいっ
スタスタ
アーチャー「ふんっ!」バタンッ
シルバ「…………」ぷるぷる
シルバ(……どっちみち体を洗う体力も無い)ぷるぷる <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/19(火) 17:50:43.78 ID:fS1vvvxV0<> 〜執事休憩・仮眠室〜
アーチャー「やっちまった」ズーン
男の娘執事「どうしたんですかアーチャーさん」
アーチャー「…いや、カッとなってつい……ね」
男の娘執事「童貞卒業おめでとうございます!!」
アーチャー「ちげぇぇええええ!!!」
男の娘執事「違う? ならルシフェルの旦那様と同じく目覚めたのですか」
アーチャー「違う! 新しく来た……ハーフエルフの娘にキレたんだよ」
男の娘執事「女々しいですね、とっとと謝って来たらどうです」
アーチャー「お前それ上司の俺に言う言い方?」 <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/19(火) 17:58:57.91 ID:fS1vvvxV0<> アーチャー「だってさー、警戒されてるから扱い辛くって……」
男の娘執事「…」
アーチャー「どした」
男の娘執事「『普通の女の子』をこの屋敷の娘達みたいに扱うつもりだったんですか」
アーチャー「……!」
男の娘執事「……がっかりですよ、アーチャー先輩」スタスタ
アーチャー「………」
アーチャー(よし、土下座しに行こう) <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/19(火) 18:04:35.03 ID:fS1vvvxV0<>
〜シルバの(仮)部屋〜
シルバ(………?)ぴくっ
シルバ(………誰か来る)ムクッ
━━━━━シャッ━━━━━
ガチャッ
バタンッ
アーチャー「すいませんでしたぁぁぁッス!!!」土下座!
シルバ「…」 <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/19(火) 18:39:57.20 ID:fS1vvvxV0<> シルバ「………どうしたの」
アーチャー「普通ならもっとよく考えて言うべきなのに……俺最低だったから…」
シルバ「………本当に何かするつもりだったの?」
アーチャー「違うッス!! ただ…思いやりが無かったから……」
シルバ「………」スッ
フラフラ
アーチャー「?」
シルバ「………見てわからない?」フラフラ
アーチャー「……?」
シルバ「……あなたのせいじゃない、私は自分で体を洗うのにも凄く疲れる状態だから今日は寝たいの」
アーチャー(……あれ、今まで[今日しか会ったことはないが]会った中でこの娘凄い喋った?)
アーチャー「……じゃあとりあえず許してくれるッスか?」
シルバ「……」コクン <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/19(火) 19:11:34.12 ID:fS1vvvxV0<> アーチャー「……えーと、結局お風呂どうする?」
シルバ「…………何もしない?」
アーチャー「うッス」
シルバ「………なら入るだけ入る」
フラフラ
アーチャー「っと、片足折れてる上その体調じゃ歩くのキツいッスよ?」
シルバ「………平気」フラフラ
アーチャー「……やれやれ」
アーチャーはシルバに何をする?
1、手刀
2、おんぶ
3、お姫様抱っこ
4、ドロップキックの練習
>>830 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/19(火) 19:34:46.86 ID:oosAjg9IO<> 2 <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/19(火) 19:42:01.46 ID:fS1vvvxV0<>
アーチャー「んしょ」ガバッ
シルバ「!」
アーチャー「よし、行くッスよー」スタスタ
シルバ「ま……まって」ぺしぺし
アーチャー「ん?」
シルバ「………ありがとう」
アーチャー「おう♪」
シルバ(………この人は、良い人だといいな)ぎゅっ
アーチャー(あ、ヤバい胸当たるこれ) <>
ラクシーニュ……ぐすんっ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/19(火) 19:53:33.92 ID:fS1vvvxV0<> ここで切る!!
た、楽しみにしていた人がいたらすまない…
実はどうしても書きたいスレができたのとこの物語のラスト制作で投下が進まなくて……
シルバ「………ごめんね」しゅん <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/19(火) 21:14:32.24 ID:7Zzdc86O0<> 乙!相変わらずシルバが安定した可愛さ
アーチャーに「そこ替わってくれ」と本気で願ったぜ
合コンは……まあ、ドンマイ
追記
あと、最近はもんはんのえろほん9のクシャナX(銀髪に脳内変換)で再生されるんだが
読んでる時罪悪感?みたいなのが半端ない
<>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/20(水) 17:16:08.16 ID:bx841WBV0<> >>833 あれは……うん、罪悪感を快感にするんだよ!
再開 <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/20(水) 17:32:31.68 ID:bx841WBV0<>
〜メイド寮・浴場〜
シルバ「…………」チャプンッ
シルバ「………♪」ちゃぶっ
<「何かあったら呼んでッス〜」
シルバ「………うん」ちゃぶっ
ズキッ
シルバ「……っ」
シルバ(……足、今までなら治ってたのに) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/20(水) 17:50:28.56 ID:sD3WNjeF0<> 待ってました <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/20(水) 18:04:48.02 ID:bx841WBV0<> シルバ「………出よう」ザバッ
ひたひた
シルバ「………タオル」
<「ういッス」スッ
シルバ「…………」バサッ
フキフキわしゃわしゃ
シルバ「…………」ガチャッ
アーチャー「へ?」
シルバ「………?」
アーチャー「ぎゃああああああああああああ!!?」シャッ
物陰<「な、なんで何も言わないで出てくるッスか!?」
シルバ(………意外にウブ?)ひたひた <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/20(水) 18:10:48.40 ID:bx841WBV0<> シルバ「………んっ」ズキッ
物陰<「どうかした?」
シルバ「……下着が穿けないの」
物陰<「頑張れとしか言えないッスね」
〜しばらくして〜
シルバ「………終わったよ」
アーチャー「だぁー、心臓にわりー」スタスタ
シルバ「………」じっ
アーチャー「?」
シルバ「見かけ倒し」
アーチャー「………アンタ結構言うッスよね」 <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/20(水) 18:23:04.85 ID:bx841WBV0<>
〜メイド寮・入り口〜
女騎士「……さすがだ、見直したぞアーチャー」
アーチャー「…なんの話だよ」
シルバ「?」
女騎士「その銀髪に胸を当てられて興奮していたようだからてっきりもう犯してるのかと…」
アーチャー「よしお前後で給料減らして貰うよう言うかんな、見てろよ」
女騎士「うわああ!! ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
シルバ(……たしかにずっと耳が赤くなってる)じっ
アーチャー「…////」 <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/20(水) 18:33:02.52 ID:bx841WBV0<>
〜シルバの(仮)部屋〜
アーチャー「さ、明日に備えて寝るッスよ?」
シルバ「………」フルフル
アーチャー「何かしたいんスか?」
シルバ「………持って来てくれてた本読む」スッ
アーチャー「…了解ッス」スタスタ
アーチャー「それじゃ、おやすみ」
シルバ「………」コクン
━━━バタンッ━━━
シルバ「………」ペラッ
シルバ(………『光の大陸にある勇者の物語』)ペラッ <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/20(水) 18:37:58.12 ID:bx841WBV0<>
〜部屋の外〜
アーチャー(……今日は一応あの娘の信頼を少しは得れたはずッスね)
アーチャー(まだ会って半日だけど、この分なら明日にでも親父のことが聞けるかもだな)
アーチャー(……………)
アーチャー(……旦那様に壊される前に、少しでもあの娘の支えになりたいな……)
アーチャー(そしたら、きっと……)ニコッ
アーチャー(……さて、辺りの戸締まり確認したらここに戻ろうかな)スッ
アーチャー(『アイツら』が何するか分かった物じゃないし)スタスタ <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/20(水) 18:46:49.27 ID:bx841WBV0<>
━━━━━━━━ズチュッ
「ぅ……あっはぁぁ……♪♪」
ぴちゃ…っ、プチュッ パンッパンッ
ビュクッ……ドクッ…
ズブッ…… ニチャッ、にゅるっ
「ぁ…あっ……はぁっ♪♪♪」
ビクンッビクンッ
「……………殺せ」
━━━━━━ズシャッッ━━━━━━
<>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/20(水) 18:52:49.31 ID:bx841WBV0<>
〜翌朝〜
アーチャー(………なんだよ、これ)
メイド「酷すぎる…」
ロリメイド「……」ガクガクガク
茶髪のエルフ「…」グチャァ
気弱「うっぷ……!!」タタッ
男の娘執事「………」
アーチャー(……な、なんだ?)
━━━今思えば、どうして俺は気づかなかったんだろう
アーチャー(何が、起きて…?)
━━━シルバが来た日にしてから、俺は一度も『不幸のくしゃみ』をしていないことに。 <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/20(水) 18:57:02.63 ID:bx841WBV0<>
ルシフェル「何事ですか?」スタスタ
アーチャー「旦那様……!」
ルシフェル「……ほう、これは……」
━━━グチャァ
ルシフェル「……昨夜私の相手をしたエルフですな」
アーチャー「では旦那様はご存じないのですね?」
ルシフェル「当たり前だろう、殺すなど勿体ない」
アーチャー(……となると) <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/20(水) 19:00:14.57 ID:bx841WBV0<>
アーチャーの聞き込み1人目、>>846
1、門番A
2、門番B
3、メイド
4、シルバ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/20(水) 19:17:14.22 ID:o7BlfUlDO<> 3 <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/20(水) 19:23:23.60 ID:bx841WBV0<> アーチャー「なあ、『フレア』」
メイド改めフレア「なに?」
アーチャー「……昨日の夜中、何か知らないか?」
フレア「知らないわよ、それよりあっちの方が知ってそうじゃない?」スッ
アーチャー(……だよな)
門番A「おいおい、真っ二つにされてっけどよく見たら中出しされてね?」
門番B「にひひ……って、笑えねえよ殺すぞコラ」
<>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/20(水) 19:29:37.33 ID:bx841WBV0<> アーチャー「おい、お前ら」
門番A「なんだ」
門番B「にひひひ、職質じゃね?」
アーチャー「昨日の夜中何してたんだよ」
門番A「……言う必要は無いなぁ?」
アーチャー「なんでだよ」
門番B「疑ってんのかぁ?」
アーチャー「………殺したんだろ、ゲス野郎」
門番A「……その綺麗なツラグチャグチャにしてやるよ坊主」ギロッ
アーチャー「…っ」びくっ
コック「その辺にしろバーロー」 <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/20(水) 19:37:21.73 ID:bx841WBV0<> コック2「旦那様から伝言だ、『静かに待機しろ』だとさ」
コック「特にアーチャー、お前さんは新入りの娘に朝食を持って行かないといけねえだろ」
スッ
アーチャー「ん、分かった」
門番A「………」にやにや
アーチャー「……」キッ
門番B「随分熱心だなぁ、『飼育』によ」ケラケラ
アーチャー「……」
コック「気にするな、早く持ってけ」ひそひそ
アーチャー(……俺がもっと『強ければ』!!) <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/20(水) 19:45:26.50 ID:bx841WBV0<> アーチャー(……なんて変に意気込んでも俺らしくないよなぁ)スタスタ
ドンッ
アーチャー「は?」グラッ
ガッシャーンッ!!
気弱「あわわわわわわわわわわわわ」
アーチャー「て、てめ何やってんスか!?」
コック「あーあ…作り直しだなこれ」
門番B「アーチャーだっせwwww」
アーチャー「……」
気弱「あわわわわわわわわわわわわ」
アーチャー「……少しはいつもの調子に慣れたよ、サンキュ」
気弱「あわ……はえ?」キョトン <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/20(水) 19:57:32.50 ID:bx841WBV0<>
〜人形の棟〜
アーチャー「……」スタスタ
<「あ”ー♪」ぴちゃぴちゃ
アーチャー「……!?」ピタッ
スタスタ・・・
アーチャー「?」チラッ
黒髪のエルフ「……ぴちゃぴちゃ」
アーチャー「……何を舐めてるんスか?」
黒髪のエルフ「……んぐっ…ちゅっ」ぴちゃぴちゃ
アーチャー「………暗くて見えない」
>>852
1、気にしないでシルバの所に行く
2、扉を開いて見る <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/20(水) 20:12:43.13 ID:sD3WNjeF0<> あえて1で <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/20(水) 20:15:41.02 ID:bx841WBV0<> チッ、初のDEADは回避されたか
アーチャー「……いや、どうせ指でもしゃぶってるだけだよな」スタスタ
━━━━━━ぴちゃ……ぴちゃ……━━━━━━
「…………………………」 <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/20(水) 20:21:10.27 ID:bx841WBV0<>
〜シルバの部屋〜
アーチャー「朝ッスよ〜」コンコン
<………シーン
アーチャー(? 寝てるのかな)ガチャッ
シルバ「…………お…はよぅ」ぷるぷる
アーチャー「……起き上がれないのか!?」
シルバ「………平気、今起きる」ググッ
アーチャー(なんで昨日より調子悪そうなんだ…?) <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/20(水) 20:24:50.02 ID:bx841WBV0<> シルバ「………1人で平気」
アーチャー「……」スッ
━━━とんっ━━━
シルバ「っ!」グラッ
アーチャー「あぶねっ」ガシッ
アーチャー(…体が酷く熱くなってる)
シルバ「…………」
アーチャー「指先で押しただけで倒れるなんて普通じゃない、なんでだ?」
シルバ「………」フルフル
アーチャー(話したくないのか…) <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/20(水) 20:29:51.64 ID:bx841WBV0<> アーチャー「……待ってろ」
シルバ「?」
━━━━━シャッ━━━━━
━━━━━シャッ━━━━━
アーチャー「ぜぇ…ぜぇ…!!」ドズゥンッ
シルバ「…!?」
アーチャー「……し、執事達が使う仮眠室の大型ソファーッス」
シルバ「……今の一瞬で持って来たの?」
アーチャー「速さだけが売りなんでね…!」ぜえぜえ <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/20(水) 20:35:05.79 ID:bx841WBV0<> 落ちる
ちなみに俺としてはシルバの表情だけはナルガさんだな <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/20(水) 20:40:06.17 ID:bx841WBV0<> 前言撤回
今クシャナさん見直したらシルバにぴったりハマって死ぬかと思った <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/20(水) 21:01:37.24 ID:sD3WNjeF0<> 乙!ニュ様もやっぱりそう思いますか
本当になんだろう、読んでる時に感じるあの罪悪感の混じった気分は
シルバの体調が悪化したのか……心配だ <>
ニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/21(木) 16:35:48.88 ID:j1wEAePW0<> そういえば俺……読んでくれてる人々への感謝の気持ちが薄れてたぜ
みんな、ありがどう!! <>
ニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 16:49:05.13 ID:j1wEAePW0<> アーチャー「ほい、ここに座りながら食べなよ」ズズッ
シルバ「………」コクン
カチャカチャ……
シルバ(………嫌、考えたくない)もぐもぐ
アーチャー「ふーっ」
シルバ(…………違う、きっとこの人も『弱者』だから従ってるだけ……)もぐもぐ
シルバ(………考えちゃ、だめ)ごくっ
アーチャー「美味いッスか?」
シルバ「………」コクン
アーチャー「ん、良かった」ニコッ <>
ニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 16:56:14.31 ID:j1wEAePW0<>
〜しばらくして〜
アーチャー「……食欲無い?」
シルバ「………ごめんなさい」
アーチャー「いや平気平気、気にしないで良いよ」カチャカチャ
アーチャー(料理長には病人食作ってもらうか…?)
アーチャー「じゃあ片付けたら後で来るッスよ、………えーと?」
シルバ「………?」
アーチャー「ごめん、君の名前は?」
シルバ「…………シルバ」
シルバ「『シルバ・ラヴクラフト』」
アーチャー「ん、じゃあなシルバ」スタスタ
ガチャッ
バタンッ
シルバ(……………あの人の名前、私も知らないのに) <>
ニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 17:09:35.73 ID:j1wEAePW0<>
〜人形の棟・通路〜
アーチャー「あ、俺の名前教えてなくね?」ピタッ
アーチャー(……後で改めて自己紹介するか)スタスタ
パチャパチャ
アーチャー「…は?」
ぱちゃっ
アーチャー「水溜まり…? !!?」ビクッ
アーチャー(うぇ…!! な、なんだこの『濃厚な鉄の臭い』は!?)
<>
ニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasag<>2011/04/21(木) 17:15:54.19 ID:j1wEAePW0<> アーチャー(………)ジー
「………ギィッ」カキカキカキキキッッ
アーチャー(何かいる…!!)バッ
━━━━━━シーン━━━━━━
アーチャー「………誰かいるか?」
━━━━━━シーン━━━━━━
アーチャー「……」
アーチャー(どうする?)>>865
1、シルバの食べ残しを暗闇に投げてみる
2、ひとまずコックとフレアの所に向かう
3、ナイフを暗闇に投げてみる <>
ニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 17:59:42.09 ID:j1wEAePW0<> 時間切れなので末尾の倍数で決めるか <>
ニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 18:06:26.53 ID:j1wEAePW0<> アーチャー「……」スッ
ビュッ
カキンッ
アーチャー(…………)スッ
「ギィッ」シャッ
アーチャー「な…!?」
「あ、ぐぁぁあああああああああああ!!!!」ズジュッグジャッ
BADEND <>
ニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 18:08:43.76 ID:j1wEAePW0<> やり直し、末尾 <>
ニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 18:10:36.44 ID:j1wEAePW0<> 1人でなにやってんだ俺は!?wwwwwwwwwwwww
アーチャー「……後で確認しに来るッス」スタスタ
「………………ギィッ」
<>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 18:29:29.32 ID:j1wEAePW0<>
〜広間〜
フレア「ちょ、アーチャーあんたその靴!?」
アーチャー「……ちょっと来てくれフレア」
男の娘執事「どうかしましたか先輩」
アーチャー「……人形の棟で血溜まりみたいのがあったんだ」
フレア「……」
男の娘執事「分かりました、フレアさんは来ないで下さい、危険ですから」
アーチャー「そうッスね」
スタスタ
フレア(……血、ね) <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 18:43:23.22 ID:j1wEAePW0<>
アーチャー「………な、に?」
男の娘執事「先輩、これはどういう事ですか」
「━━━━━━どこにも血なんて無いじゃないですか」
アーチャー「……臭いも無くなってる」
男の娘執事「もしかして新入りの娘の世話で疲れてるんですか? 困った上司ですね」
アーチャー「……」
男の娘執事「まあ仕方ないですよね、今朝からあんな死体見た後だし」
アーチャー「………そう…ッスよね」 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 18:47:48.01 ID:j1wEAePW0<> 男の娘執事「さ、一度旦那様に今日の仕事聞きに行きますよ先輩」
アーチャー「……」チラッ
━━━━━━シーン━━━━━━
アーチャー(……気味悪いッス)スタスタ
━━━━━━カツカツ
━━━━━━カツカツ
━━━━━━カツカツ
━━━━━━ピタッ <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 18:54:34.45 ID:j1wEAePW0<>
「謎が不気味さを生み、不気味さは血を呼ぶ」
バッ!!
「全ての血の舞台は山奥の屋敷!!」
「この『物語』を彩るは屋敷にいる男女達……!!」
クルッ
シュバッ
「さあ…!! 私に近づき、『主人公』と『哀れなヒロイン』は誰になるのか!?」
バッ
「さぁ!! 私の作るシナリオに踊らされるが良い……!」
ロリメイド「そこにいるのはだれー?」ガチャッ
「………!」 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 18:57:33.87 ID:j1wEAePW0<>
〜ルシフェルの部屋〜
ルシフェル「━━━以上です」
執事達「「 イエス、マイロード 」」ザッ
ゾロゾロ・・・
ルシフェル「おっと、アーチャー君は残りたまえ」
アーチャー「はい」ザッ
アーチャー(…?) <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/21(木) 19:04:42.48 ID:j1wEAePW0<> ルシフェル「どうかね? シルバの体調は、今夜にでも『鳴かせられる』かね?」
アーチャー「……『足枷』の影響か、余程の重病のせいでしょう。 今の彼女では死にかねません」
ルシフェル「本当ですか……?」ギロッ
アーチャー「ッ……はい、旦那様」ゾクゥッ
ルシフェル「ならば仕方ありませんね、後で港町の薬師に注文の手紙を出しておきます」
アーチャー「となると、明日の昼にお受け取りに行けば良いのですね?」
ルシフェル「ええ、よろしくお願いしますよ」
アーチャー「イエス、マイロード」ザッ
アーチャー「失礼します」ガチャッ
<>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/21(木) 19:20:28.27 ID:j1wEAePW0<> ルシフェル「待ちなさい」
アーチャー「…」ピタッ
ルシフェル「貴方の『父上と同じ過ち』は許しませんよ?」
アーチャー「……承知しております」バタンッ
ルシフェル「……待ち遠しいですね、早くあの娘を鳴かせたいものです」
ルシフェル「まず肌を切り刻んでからアバラを一本ずつ折って……フフフ」 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/21(木) 19:36:15.36 ID:j1wEAePW0<>
〜シルバの部屋〜
シルバ「………」もぞっ
シルバ(…………寒い)
シルバ(………帰りたい、みんなの所に………)
シルバ「………っ」ボロ
シルバ(やっぱり……こんな形で死にたくないよ………っ)ボロボロ
アーチャー「泣いて……るんスか?」
シルバ「っ!?」びくっ <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/21(木) 19:48:06.00 ID:j1wEAePW0<> シルバ「い、いつから……?」ボロボロ
アーチャー「……今ッスよ」スタスタ
カチャッ
トポポポ・・・
アーチャー「紅茶、飲んだら少しは落ち着くッス」スッ
シルバ「…………」スッ
こくっ……こくんっ
シルバ「…………ありがとう」
アーチャー「ん、どう致しまして」カチャ
シルバ「………」もぞっ
アーチャー「…」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/21(木) 20:06:26.81 ID:0bLKzFde0<> クトゥルーは俺も好きです
ラヴクラフト御大のもダーレスらのも <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/21(木) 20:08:14.45 ID:j1wEAePW0<> アーチャー「……うしっ!!」バッ
シルバ「?」
アーチャー改めシオン「俺は『シオン・アーチャー』ッス、気軽に『シオン』って呼べよ?」
シルバ「………?」
シオン「な、なんスか? 言いたい事があるならドーンと言うッス!!」
シルバ「………シオン」ムクッ
シオン「んー?」にこっ
シルバ「ありがとう」
シオン「……おう!」
<>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/21(木) 20:11:11.80 ID:j1wEAePW0<> シオン「よし、何か食べたい物とか…何か欲しい物はあるッスか?」
シルバ「………あれ」スッ
シオン「本?」
シルバ「………」コクン
シオン「うっし、待ってろッス!!」
━━━━━━シャッ━━━━━━
<>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/21(木) 20:20:09.59 ID:j1wEAePW0<>
〜書室〜
━━━━━━シャッ━━━━━━
シオン「おらぁぁああああ!! 何か本出せッス!!」
気弱「……」ユラ…ユラ…
シオン「おい!!」
気弱「ひっ!? はい只今!!」シュバッ
シュバッ
気弱「どうぞ!!」スッ
シオン「サンキュー!」
━━━━━━シャッ━━━━━━
<>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/21(木) 20:23:17.15 ID:j1wEAePW0<>
━━━━━━シャッ━━━━━━
シオン「ぜぇ……ぜぇ……!!」
シルバ「………大丈夫?」
シオン「おう…はいこれ」スッ
シルバ「………ありがとう」
シオン(………あ、ヤバい情が芽生えそう)どきっ <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/21(木) 20:24:25.31 ID:j1wEAePW0<> 落ちる
クッソ…シルバが可愛い過ぎてラストのストーリー書けねぇ <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/21(木) 20:26:15.81 ID:j1wEAePW0<> シオンのスペック
シオン・アーチャー:執事
身長:177
体重:55
髪の毛:金髪ツンツン(FF7のクラウド) <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/21(木) 20:28:39.41 ID:j1wEAePW0<> シルバスペック
シルバ・ラヴクラフト:ハーフエルフ
身長:168
体重: シルバ「……ひみつ」
髪の毛:銀髪ロング?(もうクシャナさんの髪型でいいや) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/21(木) 20:47:35.74 ID:0bLKzFde0<> 乙!
シルバ可愛いよシルバ
彼女と同じ名字の方の作品世界の様な謎の片鱗が見えてきましたね
後、もしかして……シオンの父って前にシルバを○○○○のでは……?
これからも応援してます!
追記
>>834
読み直して気づいたんですが……つまりアレですか
俺はシルバ(に脳内変換したクシャナX)が犯されてるのを見て快楽を得ている……と……
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<><>2011/04/21(木) 23:23:19.27 ID:4zBtLhWAO<> 乙ー
シルバたんハァハァ <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/22(金) 16:34:30.86 ID:sR4QzTUk0<> >>886 ……君は違うと股関を張って言えるのかね?ん?(グイグイ
うし、再開ッス <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 16:53:12.27 ID:sR4QzTUk0<> シルバ「………」ペラッ
シオン(どうしよっかな…考えてみりゃ昼までは何もする事ないんだよな)
シルバ「………」ペラッ
シオン「面白いッスか?」
シルバ「………興味深い」ペラッ
シオン(おぉ、意外に頭良さそうな発言ッスね)
シオン「へえ、結構古そうな本ッスけど内容は何スか?」
シルバ「………外の大陸について書かれてる」
シオン「ふーん…」
シルバ「………」ペラッ
シオン(………)
<>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 17:23:54.71 ID:sR4QzTUk0<> シルバ「………」ペラッ
シルバ「………!」
シオン「……」zZZ
シルバ「………」スッ
━━━ばさっ━━━
シオン「………」
シルバ(………あったかい)もぞっ
シルバ(…………)ペラッ
<>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 17:34:11.78 ID:sR4QzTUk0<>
━━━【この世界には、太古からの言い伝えでは3つの大陸が存在する】
【1つは私やその他の『人間』が住む光の加護に守られた、『セイレム』という大陸である】
【知っての通り、この大陸は『勇者一族』達に守られこの230年一度も『魔物』に侵入された事が無い】
【しかし、私はこの言い伝えに奇妙な物を感じたのだ】
【何故、『勇者一族』がいるだけで『侵入すらされない』のか?】
【そこで私は3つの仮説を立ててみた】
【まず1つ、この大陸にある『聖剣』が『魔物』の侵入を防いでいるのではないかということだ】
【あの『聖剣』には色々と謎が多い、それだけの力があってもおかしくはないだろう】 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 17:42:52.91 ID:sR4QzTUk0<> 【そもそも、『勇者一族』に伝わって来たアレは元々どこにあったのかすら不明なのだ】
【さらには、『勇者一族』であると認められた者に絶大な光の力を与える特性…】
【私は『聖剣』こそがこの世界の謎を解く鍵だと思っている】
【2つ目、これは先に記した通り『聖剣』には謎が多い】
【まず『聖剣』には決まった形が存在しない点だ】
【あれはまさに勇者を支える為の当たり前の力と思われがちだが、私は違うと思う】
【勇者を支える為なら、何故『使いにくい』形になる必要があるのだ?】
【時には『鎌』になり、時には『双剣』にもなる】
【まるで、『聖剣』そのものが『真の勇者』を探しているようにも思えないだろうか?】 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 17:50:01.58 ID:sR4QzTUk0<> 【他にもある】
【それは『聖剣』の全ての形状にある柄に、『何かが折れた』形跡がある事だ】
【そう、私の仮説が正しければ『聖剣』は『不完全』な物なのである】
【それならば『聖剣』に決まった形が存在しないのにも納得がいくとは思わないだろうか】
【そして、『魔物』が侵入出来ないのにもこれが理由なのだ】
【『不完全』であるが故に、『完全』になった『聖剣』を恐れているのでは?】
【もしも、『聖剣』が真の姿を取り戻してこれまで以上の力を秘めていたら?】
【私としてはこの仮説もなかなか合っている気がする】 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 17:59:55.37 ID:sR4QzTUk0<> 【さて、3つ目の仮説だが……】
【正直、私はこれを仮説と言って良いのか分からない】
【だが私達が住む光の大陸、『セイレム』には数々の幻想物語が存在する】
【『美しい姿の人魚』、『青いゼリー状の小動物』、『可愛いらしい岩の子供』……】
【『優しい 魔王 』】
【………どれも私にとっては信じられない】
【言い伝えでは、『魔物』とは字の通り『魔の生物』のはずなのだ】
【それが間違いなはずなどない、何故なら考えればすぐ分かる】
【『必要』が無いはずなのだ、もしも『魔物』が実は優しい生物だとして…何故『デタラメ』を言い伝える必要がある?】 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 18:05:32.72 ID:sR4QzTUk0<> 【………しかし私は信じられないと断言する自信が無い】
【………ここまで意味の分からない事を書き続けてしまったが、つまり3つ目の仮説とは】
【 『魔物』は侵入出来ないのではなく、する必要がないから 】
【……『魔物』がもし争いを好まない種族で、平和に暮らしたいと望んでいたら……?】
【当然、醜い欲望にまみれた『人間』には近づこうとしないはずだ】
【……しかし、なら何故『聖剣』などという物があるのか意味不明になってしまう】
【まあ結局は私の妄想とも言える仮説だろう】 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 18:15:59.54 ID:sR4QzTUk0<> 【さあ、そろそろ私の『遺書』とも呼べる自伝は終わりだ】
【しかしキチンと残り2つの大陸について記さねばならないな】
【2つ目の大陸は、『魔物』のいると言われる大陸……『ブリチェスター』だ】
【この大陸については『魔物』がいるという事くらいしか分かっていない】
【当然だろう、近づいた船達は『帰って来ない』からだ】
【さらには言い伝えによれば】
【 『魔物達を統べる悪しき王、その王の下には四匹の竜達がいる』などというのだ 】
【私の家にある言い伝え通りなら、『竜達』は非常に凄まじい力を持っているはずである】
【何故なら、その四匹の『竜達』はそれぞれ並行世界と呼ばれる世界では『魔王』だったのだ】 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 18:21:08.90 ID:sR4QzTUk0<> 【なかなか笑える話だろう?】
【魔王級の四天王に囲まれた『魔王』は更に並外れているのだから】
【……まあ『勇者一族』も並外れているが】
【そして、3つ目の大陸だ】
【私が調べた限り、この大陸は名前が無いので『最果ての島』と呼ぶ】
【まあ、名前があったら私的にショックなのだが】
【何せ私はこれからその『最果ての島』に行くのだ】
【つまりこの自伝が誰かに読まれているとしたら、私は無事『最果ての島』に着いたのだろう】 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 18:25:47.61 ID:sR4QzTUk0<> 【私が『最果ての島』を目指す理由は2つ】
【先に記した『聖剣』、これの『もう片方』を探す為だ】
【もし私の予想が正しく、無事に島に着いていれば…】
【『最果ての島』にその『聖剣』があるはずなのだ】
【……………………】
【……しかしもしそれらが間違っていた場合、私は2人の『妹』達を残して逝く事になるだろう】
【さて、2つ目は酒屋で聞いた素晴らしい話だ】 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 18:32:53.83 ID:sR4QzTUk0<> 【なんとその『最果ての島』には、『人間』とまるで見た目が変わらず、大人しくて可愛い『エルフ』がいるらしい】
【……男なら是非とも行きたいだろう?】
【何せここ『セイレム』にいる『エルフ』はとても野蛮で、耳が犬や猫のようだから困る】
【しかし、その『エルフ』達もそれなりに強力な力を持っているらしい】
【……まあ余程悪い事をしないかぎり平気だと思いたい】
【さあ、これから私は夜中にこっそり抜け出して船に乗る】
【後は言い伝えと私の運が良ければ……】
【アディオス、我が家よ】
著者:アーサー・ペンドラゴン一世 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 18:38:01.11 ID:sR4QzTUk0<>
シルバ「………すやすや」トサッ
【アーサー#%&…ゴンの冒険・その1巻】バササッ
シルバ「………すやすや」もぞっ
シオン「………zZZ」ぎゅっ
【……追記:私は変態だが紳士なので絶対にエルフに優しくするだろう】
<>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 18:42:24.63 ID:sR4QzTUk0<>
━━━『魔導海賊団』・アジト━━━
女手下「第3師団捜索部隊の報告です!」ドサッ
カデシュ「ありがとう♪」ニコッ
レン「ど、どうですか!? 何か手がかりは…!」
カデシュ「……」
カエデ「……そうですの」
レン「糞!! ルシフェルめ!!」ダンッ
<>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 18:49:18.69 ID:sR4QzTUk0<> カデシュ「レン、落ち着いて」
レン「でも…!!」
カエデ「……たしかに落ち着いてはいられませんの」
カデシュ「?」
カエデ「……実はシルバ、『前回の発作』の時少量しか摂取してないんですの」
カデシュ「ッ!?」
カデシュ「……どうして無理にでも飲ませなかったんだ!!」
カエデ「!」ビクッ
レン(あのカデシュ様が怒った!?)
<>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 18:53:58.00 ID:sR4QzTUk0<> レン「ていうか、2人共何の話をしてるんですか!? シルバ様はどうなるんですか!?」
カエデ「………」チラッ
カデシュ「それは……」
スカー「言ってやれよ、カデシュ」スタッ
カデシュ「……!」
スカー「俺も何なのか知らねえが、お前がそこまで言わないって事は大方シルバ自身に口止めされてんだろ」
カエデ「!!」
レン「…そうなんですか?」
カデシュ「うん、その通りだよ……」 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 18:57:27.68 ID:sR4QzTUk0<> カデシュ「…………」
カデシュ(ごめんよ、シルバ…後でボクがどんなことをしてでも償うよ)
カデシュ「彼女は、シルバは………………」
カデシュ「 『3ヶ月に一度、大量の生き血を飲まないと死ぬ』んだ 」
レン「………は?」 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 19:04:44.86 ID:sR4QzTUk0<> レン「…………たったそれだけ?」
カデシュ「!」
レン「たったそれだけを…隠してたんですか?」
━━━バシッ!!━━━
レン「〜っ!?」ズキンッ
カエデ「……あなた、シルバがその血を飲む時どうなるか知ってるんですの!?」
レン「え…」
カエデ「あの娘はね!! 血を一舐めでもしたら体が焦がれるような痛みと熱に襲われて……ッ」
カエデ「同時に自分の意思では止められなくなり、どうやっても相手を死なせてしまうんですの!!!」
カエデ「……12年前、ここに来た時もそう…!!」
レン「………」
カエデ「あの娘は!! 20人以上の仲間を殺したの!!」
レン「!?」 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 19:11:41.69 ID:sR4QzTUk0<> カデシュ「カエデ、落ち着い━━━━━━」
カエデ「その時以来ッ!! あの娘は口をあまり開かなくなった……!!」
カエデ「……想像出来ますの? 痛みを我慢しながら血を啜らされ、更に体は痛くても血を求めて勝手に動く!!」
カエデ「辛くても、体は言う事を聞かない!!」
カデシュ「その辺にするんだ、カエデ!」
カエデ「…………」
レン「……じゃあ、今まではどうやって…?」
カエデ「特製の霊薬で鎮静化させ、ゆっくり私の血を与えてましたの」
スカー(……『ハーフ』なのに、何なんだその化け物じみた『足枷』は) <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 19:15:53.84 ID:sR4QzTUk0<> レン「……このまま飲まないとどうなるんですか?」
カエデ「……前回の量が少なかったのもあるから……」
スカー「……」
カデシュ「……」
レン「……」
カエデ「飲まないでいれば間違いなく、『10日後』には絶命しますの」
レン「〜!!?」
スカー「……このままのペースだと10日なんてあっという間だぞ」
カデシュ「………」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/22(金) 19:18:10.69 ID:ZYb9raxK0<> ああ、だから「後一ヶ月」なのか
でも今シルバは監禁されてるから、館の事件とは関係……無いよな? <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 19:22:27.06 ID:sR4QzTUk0<> (>>908 シルバ自身はいつものペースだと思って『後一ヶ月』と言ってますが、実際の余命は後10日)
カデシュ「……まだ、望みはあるんじゃないかな」
スカー「…?」
カデシュ「こんな事、不謹慎かも知れないけど……」
カデシュ「例えば 彼女を好きになった人が血を差し出してくれたり …なんてさ」 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 19:29:27.14 ID:sR4QzTUk0<>
━━━ルシフェルの屋敷・食堂━━━
シオン「ふぁー……すっかり昼寝しちゃったッスよー」とてとて
フレア「あら珍しい、どうして?」
男の娘執事「……女の子の匂いがする」スンスン
シオン「に、匂いなんか嗅ぐなよ!!」
メイド2「あのー、宜しいですか?」
フレア「どうかした?」
<>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/22(金) 19:37:20.18 ID:sR4QzTUk0<> メイド2「その…『シェリル』ちゃんがいなくて…」
フレア「あの娘ならいつも『小劇場』で遊んでるじゃない?」
シオン「え? あそこってお客様に『出し物』してた時に使ってた洋館ッスよね?」
フレア「今は結構メイド達の遊び場になってるのよ」
男の娘執事「ボクも行った事ありますよ」
シオン(…ふーん)
メイド2「わかりました、それでは……」スタスタ
フレア「やれやれ、シェリルにも困ったものね」
シオン「まあまだ幼い子供だし仕方ないッスよ」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/22(金) 19:43:40.07 ID:ZYb9raxK0<> 後10日……フラグが立ってる奴が一人居るな
後、シェリルってあのロリ? <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/22(金) 19:47:51.03 ID:sR4QzTUk0<> コック「おーぅ、昼飯はトマトソースパスタにデザートのレアチーズケーキだ」ゴトッ
コック2「オードブルはカルパッチョにサラダだぜい」カチャカチャ
気弱「美味しそうですねー?」
執事達「「さすがだな…コックブラザーズ」」
シオン「いっただっきまーす!」カチャカチャ
フレア「あら、オードブルから食べないの?」
シオン「男ならがっつり食べるッスよ!」
男の娘執事「ボクも先輩を食べたいですよ…いや、食べられたいですね」ニコッ
シオン「」 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/22(金) 20:02:29.72 ID:sR4QzTUk0<> シオン「もぐもぐ…ん?」
フレア「どうかした?」
シオン「……あのクズ2人はどこいった」
コック「……そういや見てねえな」
気弱「まさか…?」
コック2「おいおい、飯食ってからにしろよ?」
男の娘執事「気になりますか? 先輩」
シオン「……シェリルも見つかってない状況で、アイツら……」
男の娘執事(だめだね、スイッチ入ってるや)
男の娘執事「僕ちょっと探して来ます」スッ
シオン「!」 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/22(金) 20:15:40.35 ID:sR4QzTUk0<> 執事2「俺も行くよ」スッ
男の娘執事「すまないね」
シオン「ま、まてまて! 俺も一緒に━━━━━━」
男の娘執事「今の先輩は邪魔だからいらないですよ、大丈夫、僕に任せて下さい」
執事2「俺もいますから平気です、執事長!」
フレア「気をつけてね〜」ヒラヒラ
シオン「フレア!?」
フレア「平気だよ、あっちの執事くんはともかく『ミーシャ』君はそれなりに強いし」
シオン「……ならいいッスけど」 <>
ニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/22(金) 20:16:26.14 ID:sR4QzTUk0<> 落ちる
個人的にこのルシフェルの屋敷編が一番苦手 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/22(金) 20:40:04.51 ID:ZYb9raxK0<> 乙!今日はシルバについて色々知ることが出来ました(内容が重い?関係ないね!)
後シルバ、あのクズ門番共が来たら構うことはない……殺っちゃいな
ロリメイド→シェリル
男の娘執事→ミーシャ
執事長 →フレア でおk? <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/23(土) 00:27:25.49 ID:0pAvqkYf0<> >>917 うーん…一応まとめとくかね
〜ルシフェルの屋敷内紹介〜
執事長:シオン
執事:ミーシャ(男の娘執事)
メイド:フレア
ロリメイド:シェリル
旦那様:ルシフェル
気弱:??(気弱執事)
門番A
門番B
コック
コック2
ちなみに今のシルバはヒトデサイドの『ソラ』にも勝てませんぜ
つまり……(男なら正々堂々レイ○!!)な展開もありなわけです <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/04/23(土) 00:35:53.66 ID:0pAvqkYf0<> 次回投下は月曜日くらいねちなみに <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/23(土) 00:38:25.51 ID:00ECsH3v0<> >>918
乙!シオンが執事長だったのか
>つまり……(男なら正々堂々レイ○!!)な展開もありなわけです
ちょ、ま……じゃあ、門番共がその気になったら、抵抗できないってことか!?
お気に入りのキャラが陵辱されるのは……いやでも>>888でも言われたけど……うああ、どうすれば
<>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/04/23(土) 00:41:32.80 ID:0pAvqkYf0<> 落ち着きなさいwwww
考えてもみなさい、あなたはクシャナが犯されてるのを見て興奮したんじゃないか?
なら大丈夫☆任しとき☆ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)<>sage<>2011/04/23(土) 01:51:52.04 ID:zvi/CRN+o<> 陵辱安価が中々反映されない… <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/04/23(土) 17:38:51.32 ID:0pAvqkYf0<> ん、安価で色々するのはまだ先かな…
………なんか俺までシルバ気に入っちゃったし <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/23(土) 18:32:54.18 ID:00ECsH3v0<> >>923
色々するのは確定ですか…………もうこうなったら、ニュ様に全てを委ねます
でも、あまり酷くはしないで下さい
ここまでSSのキャラに入れ込んだの初めてだ <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/04/24(日) 16:02:34.16 ID:MiR3nfbX0<> そこまで酷くするつもりは無いが…………………
恋人目の前で惨殺されてレイ○描写にはなるかも?
(ごめんねシ○ン) <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/04/24(日) 16:26:51.39 ID:MiR3nfbX0<> まあ酷くはならないから安心してくれぃ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)<>sage<>2011/04/24(日) 17:02:06.06 ID:oQW3NrYF0<> 次スレ行きそうですか? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/24(日) 17:57:31.44 ID:WQXjxds90<> >>925
…………わかりました
全て委ねると言った以上、>>926を信じます <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/25(月) 16:36:26.57 ID:wDn0efvs0<> >>927 間違いなく行く事になるかな
>>928 仕方ないから強制的に陵辱イベントを終わらせられる安価内容に替えといたぜ☆
(まぁそれでも場合によっては……ね)
再開 <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>saga<>2011/04/25(月) 16:48:05.86 ID:wDn0efvs0<> ━━━ルシフェルの屋敷・庭園━━━
ミーシャ「やれやれ、君はメイド寮の方を見て来てくれるかな?」
執事2「おう!」シュバッ
ミーシャ(さて、僕は劇場の方へ行くか……)スタスタ
メイド3「あの! ミーシャ君?」たたっ
ミーシャ「あれ、どうかしたかい?」
メイド3「いえ、私の友達が劇場に行ったきり戻って来ないんです」
ミーシャ「あちゃー……分かった、ついでに探すよ」
ミーシャ(これはひょっとするとビンゴかな?) <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/25(月) 17:03:29.62 ID:wDn0efvs0<>
━━━メイド寮・裏手━━━
執事2「へへっ、ラッキー♪ 俺も良いか?」スタッ
門番A「あぁ? 後から来たんだからお前は二巡してからな」パンパンッ
女騎士「ぁっ…ひぁ////」
門番B「おいおい、初めてなのにもうイッたのかよ?」ぐちゅぐちゅ
女騎士「だ……らっ…てぇ!!」ビクンッ
執事2「へぇ、騎士様もこうなっちまうとそこらのメイド達と同じだなw」
女騎士(……このクズ達め…!!)ビクンッ! <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/25(月) 17:13:41.96 ID:wDn0efvs0<>
━━━ルシフェルの屋敷隣・小劇場━━━
ミーシャ「まずは周りを軽く見ようか」
メイド3「はい!」
ミーシャ「……」スタスタ
ミーシャ「……」スタスタ
ミーシャ(……?)ピタッ
ミーシャ(……劇場の屋根裏に続く梯子が折れてる、おかしいな? 確か先月新しくしたのに)
<>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/25(月) 17:20:36.15 ID:wDn0efvs0<> ミーシャ「……まさかね……」
ミーシャ「……………………」
シュバッ
ガシッ!
ミーシャ「っと……んしょ、んしょ」カンカン
スタッ
ミーシャ「……?」
ミーシャ「なんだろ……これ」
ネバァッ
ミーシャ(……糸?) <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/25(月) 17:28:56.76 ID:wDn0efvs0<> ミーシャ(……)ねばねば
ミーシャ(……行こう、気味悪いや)
シュバッ
スタッ
ミーシャ「んー、アイツらやっぱり中にいるかな?」スタスタ
スタスタスタスタスタスタ
ミーシャ「あれっ」
ミーシャ「『一周したのにさっきのメイドさんに会わなかった』…?」 <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/25(月) 17:36:14.74 ID:wDn0efvs0<> ミーシャ「メイドさーん! メイドさーん?」スタスタ
ミーシャ「メイ……ド…」ピタッ
━━━━━……ギィ……ギィ……━━━━━
ミーシャ(……なんで、『今さっきまで』開いてなかったのに扉が開いてるんだい!?)
ミーシャ(ッ!!)バッ
ジャラッ
ミーシャ(劇場の鍵もある……)
ミーシャ(でも開いてる…………となると中に…?)
スタスタ…………
ギィ……バタンッ…! <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/25(月) 17:45:03.01 ID:wDn0efvs0<> ミーシャ「……ぅぇ」ビクッ
バッ
バタンッ!!
ミーシャ「ゲホッゲホッ……な、なんの臭い!?」チラッ
シェリル「…」プラーン
ミーシャ「………………………は?」
<>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/25(月) 18:00:11.22 ID:wDn0efvs0<>
━━━ルシフェルの屋敷・シオンの部屋━━━
シオン「……何があったんスか?」
フレア「シェリルが殺されてたのを見て気分が悪くなったそうよ」
ミーシャ「……」ガタガタガタガタ
シオン「……で、なんで俺のベッドで震えてるんスか」
フレア「良いじゃない、ミーシャ君男の子だから平気でしょ」
シオン「まあ……うん、シェリルの状態はどうなってたんだ?」
フレア「わからないわ、旦那様が『妙な二人組』を連れて劇場を見てるから…」
シオン「旦那様達が?」 <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/25(月) 18:37:33.45 ID:wDn0efvs0<>
━━━ルシフェルの屋敷隣・小劇場━━━
女?「うはっ、なんか明らかに数十回は犯されてるよなこれ」
ルシフェル「困りましたね……まさか『魔蟲』が他にもいたとは…」
金髪男?「いや、『この大陸』にはいないのは知ってるだろ? つまり4人のうちの『使者』が連れて来た蟲だな」
女?「うはっ、言っとくけど俺じゃねえぜ?w」
金髪男?「俺でもないな」
ルシフェル「……となるとやはり『使者』は『ギルガメス』でしょうか」
金髪男?「さあな、いずれにせよ気をつけろよ」
ルシフェル「フフ、平気ですよ…私も『宝玉』や『魔蟲』の力を所有していますから」 <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/25(月) 18:46:46.54 ID:wDn0efvs0<> 金髪男?「さて、とりあえずツッコミたい点があるんだが」
女?「うはっ、俺かな? かな? かなかな?」
ルシフェル「……あなたの能力は女性にも慣れるのですか」
女?「ま〜っね! どう? ヤる? 結構俺最近ハマってんだよね」
金髪男?「寝言は寝てから言え」
女?「うはっ、即答かよww」
金髪男?「……というよりお前もうレイプはしないのか」
女?「いんや、逆レイプだよ! うはっ」
ルシフェル「あなたの正体知ったら即死するんじゃないですか?」
女?「うはっ、即死はしねーけど70人くらいは腹上死してくれたよ」
金髪男?「相変わらずびっくりするほどの性欲だなお前は」 <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/25(月) 18:52:26.95 ID:wDn0efvs0<> 金髪男?「さて、もう良いか?」
ルシフェル「えぇ、敵が『魔蟲』を所有している事さえ分かれば十二分にね」
女?「じゃあな〜」シュバッ
金髪男?「……フン、『アイツ』は元気か?」
ルシフェル「えぇ、しかもあのシルバが最近手に入りまして」
金髪男?「なるほど……」
ルシフェル「フフ、ところで1つ聞いても?」
金髪男?「悪いが教えられないな」
ルシフェル「『先読み』しないで下さいよ」
金髪男?「便利な能力だろう? ……そろそろ仕事だ、じゃあな」シュバッ
ルシフェル(……どいつもこいつも怪しい連中ですね) <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/25(月) 18:55:51.66 ID:wDn0efvs0<>
シェリル「…」プラーン
ルシフェル(……とりあえず卵を産みつけられていたら厄介ですから燃やしますか)
<>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/25(月) 18:58:55.19 ID:wDn0efvs0<>
━━━シルバの部屋━━━
シオン「やれやれ……」ガチャン
シオン「シルバ、昼飯ッスよ」
シルバ「……………おいとい…て」ブルブル
シオン「……寒い?」
シルバ「………平気」
シオン「駄目ッスね、今毛布二枚持って来るよ」カチャカチャ
━━━━━━シャッ━━━━━━ <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/25(月) 19:07:19.15 ID:wDn0efvs0<> ━━━━━━シャッ━━━━━━
シオン「ん、……シルバ?」
シルバ「……すや…すや……」
シオン(起こすのも可哀想だけど、何か食べないと体に悪いしな……仕方ない)スタスタ
━━━もふっ
シオン(起こさない事にしよう!)キリッ
シオン(……代わりに)スッ
━━━ポゥ━━━
シオン「おー、『魔導書』なんて初めて使ったけど凄いな」
シオン「んと……#%&$00……」
━━━ポゥ…━━━
シルバ「………すやすや」
シオン「……これで少しは調子良くなったはずッスね」 <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/25(月) 19:13:28.80 ID:wDn0efvs0<> シオン「ついでに、保温の魔法は……これか」ペラッ
━━━ヴゥン━━━
シオン(これで後で食べる時もあったかいッスね)
シオン(……よし、戻ってミーシャの様子見て来るか)スタスタ
シルバ「……レン………カデシュさま……」ボソッ
シオン「っ!」ビクッ
シルバ「…………すや…」もぞっ
シオン(………)スタスタ
ガチャッ
バタンッ
<>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/25(月) 19:19:28.05 ID:wDn0efvs0<>
シオン(……まだ、2日目なのに…忘れかけてたな俺)
シオン(そうッス…シルバにもこの屋敷の外に日常があったのに……)
シオン(………)
シオン「………クソッ」ズガァンッ!!
<>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/25(月) 19:24:13.27 ID:wDn0efvs0<>
━━━ルシフェルの屋敷・シオンの部屋━━━
シオン「あれ、ミーシャは?」
フレア「……ふえっ?」
シオン「」ぶっつん
シオン「てめぇはなんで俺のベッドで寝てんだよぉぉぉぉぉ!!?」
フレア「何よ、ケチ」
シオン「……ミーシャは?」
フレア「執事の仕事に行ったわよ」
シオン「あ、復帰したのか」
フレア「女の子じゃないんだから当たり前でしょ」 <>
ニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/25(月) 19:36:54.62 ID:wDn0efvs0<> く、進みが悪いな…
水曜日までには次スレ行きたいな、落ちる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/25(月) 19:39:03.45 ID:kzEcbLU20<> おっつかれ
次スレ立てたら誘導よろしく <>
以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします<><>2011/04/25(月) 19:51:07.55 ID:TFhUw/MO0<> 乙
ここの男共は本当にクズだな
シェリル、キーア……初めてがレ○プなんて可愛そうすぎるぜ…… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/25(月) 20:25:14.96 ID:TFhUw/MO0<> 下げ忘れた、本当に申し訳ない <>
ニュニュニュニュニュ<>saga<>2011/04/26(火) 16:39:11.36 ID:W0yKcy6y0<> >>950 大丈夫、良い宣伝になるだろ?(阿部さん顔
再開 <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 16:58:48.10 ID:W0yKcy6y0<>
シオン「……はぁ」バサッ
フレア「どうしたのよ」
シオン「……別に」
フレア「シェリルの事?」
シオン「当たり前だろ、まだあんなに幼いのに……こんな酷い話あるかよ」
フレア「………」
シオン「………」
シオン(フレアに当たろうと思ったけどやめよう、コイツも結構キてるみたいッス) <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 17:33:47.38 ID:W0yKcy6y0<>
シオン「………あ」
フレア「どうかした?」
シオン「いや、メイド寮の掃除と洗濯のチェックしないと」
フレア「ああ…私も行くわ」スッ
シオン「……シェリルが殺された影響が出てるかもしれないけどさ」
フレア「どうかしらね?」
シオン(…………だよな) <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 17:40:16.01 ID:W0yKcy6y0<>
━━━ルシフェルの屋敷・メイド寮━━━
シオン「あれ、キーアは?」
フレア「休憩じゃないかしら」
シオン「んー、なら良いッスけど」スタスタ
フレア「……」
フレア(まあ、別に大した事でもないわね…殺される訳じゃないし)
フレア(キーアも処女喪失おめでとう、って所ね)スッ
カチャンッ
シオン「どうかしたッスか?」
フレア「んん、大丈夫よ」スタスタ
シオン「そか」スタスタ
<>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 17:44:58.02 ID:W0yKcy6y0<>
メイド4「掃除なら終わりましたよ」
メイド5「なので私達は少し休憩させて頂きます、アーチャーさん」
メイド6「宜しいですね?」
シオン「……おう」コクン
<スタスタスタスタ
フレア「ほらね? シェリルやその他のメイドが消えても何とも思ってない」
シオン「仕方ないッスよ、それが『ここ』なんスから」
フレア「………まあね」 <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 17:52:23.61 ID:W0yKcy6y0<>
━━━ルシフェルの屋敷・メイド寮・裏手━━━
メイド4「やっほー、ヤッてる?」
執事3「おぉ! 来たか!!」ズズッズズッ
執事2「コイツもう殆ど反応無くってさ、新しい相手欲しかったんだよな!」ズッズッ
門番A「チッ、俺達は仕事に戻るがキーアをちゃんと鎖に繋いどけよ?」
門番B「夜中は俺達が暇つぶしに犯すんだからなw」
執事2「分かってますよ♪」
メイド5「じゃあそのヘタレ騎士は放っといて私達とヤろうよ♪」
執事3「へへっ、どうせシェリル達が殺された影響で仕事無いからヤリ放題だな!」
女騎士(………)グッタリ <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 18:01:06.95 ID:W0yKcy6y0<> メイド4「ほらっ! 良い薬もあるの♪」ガサッ
メイド6「なにそれ?」
メイド4「凄い強力な『催眠魔薬』だよ、気持ち良くなれるよ?」
執事3「へぇ……?」ガシッ
メイド4「あっ」
グイッ
メイド4「〜〜!?」ゴクッ
メイド4「な、なにすん……」ピタッ
メイド5「……?」
執事3「おー、効き目抜群じゃん」
執事2「これ、しゃぶってみ?」
メイド4「……」グチュ
執事2「ぉお!」
執事3「良いね良いねこれ!! 使おうぜ使おうぜ!?」 <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 18:06:58.66 ID:W0yKcy6y0<>
<「オラ、四つん這いになれよ!!」
<「やべぇ、イキまくりじゃんw」ビュッビュッ
??「………愚かな人間には罰を与えねば………」
━━━━━━グジャッ━━━━━━
??「性欲に取り憑かれた『脇役』には死を……」ガギギギ……
━━━━━━ジャカカカカカカカカカッッッ━━━━━━
<「な、なんだよアイツ!?」
<「た、助け……助けでぇぇぇ!!!」
<グチュ…ッ!! <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 18:12:23.79 ID:W0yKcy6y0<>
〜しばらくして・厨房〜
コック「おうアーチャー、ちょいと味見してくんねぇか?」
シオン「良いッスよ?」
コック2「コイツなんだがねぃ」じゃーん
シオン「………何ッスか? このぷるぷるした黄色いの」
コック「『プディング』と名付けてみた、一応紅茶の摘みみてぇなつもりなんだが」
シオン「…………」 <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 18:19:22.84 ID:W0yKcy6y0<> シオン「……ちゅるっ」
もぐもぐ
シオン「………ッッ!?」
コック2「あちゃー、やっぱりまずかったかぃ」
シオン「いやいや、超美味いッス! ほれ!!」
ちゅるっ
コック「!!」
コック2「!!?」
シオン「甘いッスよね? 美味いッスよね?」
コック「こりゃ……旦那様に直接出せるな」
コック2「俺達の才能が怖い」 <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 18:28:07.32 ID:W0yKcy6y0<> フレア「なになにー?」ひょこっ
コック「フレア! これ食べてみな!?」
フレア「?」カチャ
ちゅるっ
フレア「……デザート? 甘くて美味しいけど」
コック2「女性の反応もばっちり!!」
コック「うぉぉぉぉ!!」
フレア「……」
フレア「なんの騒ぎ?」
シオン「いや、単に凄いって事」
フレア「ふーん」 <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 18:37:32.62 ID:W0yKcy6y0<> シオン「あっ」
フレア「どうかした?」
シオン「なあ? もう一個作ってくれねぇかな!?」
コック「は? なんでだ?」
シオン「頼むッス!」ガバッ
コック2「うぅむ、よし任せなアーチャーさんよ!」
シオン「サンキュー!」
シオン(今のシルバにぴったりのデザートッス!) <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 18:41:37.62 ID:W0yKcy6y0<>
━━━シルバの部屋━━━
シルバ「………っ」ぶるっ
シルバ「………寒い」
シルバ(………ご飯?)ムクリ
シルバ(魔法……かな、あったかいままになってる……)フラフラ
カチャ
シルバ「………いただきます」スッ
シルバ「もぐもぐ……」 <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 18:47:30.10 ID:W0yKcy6y0<>
<ゴトンッ
シルバ「?」ぴくっ
<「えーと、これをこう着けて…?」ガチャガチャ
シルバ「………ゴクンッ」
シルバ「………」スゥ
シルバ(……この息遣い、シオンの呼吸音じゃない)
シルバ(となれば……)
<「よし、これで大丈夫かな?」
シルバ(何をしてるんだろ……) <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 18:51:11.31 ID:W0yKcy6y0<>
<「【トラペゾヘドロン】」
━━━ガチャッ━━━
シルバ(ッ! 鍵が勝手に開かれた……!!)
━━━ギィッ━━━
ミーシャ「……えと、こんにちは」スッ
シルバ(………)キッ
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 18:53:38.24 ID:97QUhzTs0<> 鍵開けるだけでトラペゾヘドロン必要なのかこの牢……
というか、毎回シオンはどうやって入ってたんだ <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 19:00:55.02 ID:W0yKcy6y0<> >>966 元ネタバレるの早かったww
ミーシャ「あ、警戒するの当然ですよね」スタスタ
バタンッ
ミーシャ「少し扉の鍵に細工しておきました、レトロな古鍵じゃ心配なので暗号コード式の『魔法錠』にしましたよ」
シルバ「………心配?」
ミーシャ「ええ、今この屋敷はそこらの盗賊街よりよっぽど危険なので」
シルバ「………」フルフル
ミーシャ「……えと、違う?」
シルバ「………私が言いたいのはどうしてあなたが心配するのか」
ミーシャ「ああー、僕はアーチャー先輩の『友達』だからです」
シルバ「………(信用出来ない)」 <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 19:06:03.58 ID:W0yKcy6y0<> ミーシャ「ムリに信用しなくて良いです、僕からすればその方が安心する」スタスタ
ガサッ
ミーシャ「これ、サイズが合うかわかりませんが着替えの服です」ドサッ
シルバ「………シオンに渡される服でいい」
ミーシャ「あの人はメイド寮から服を借りてるみたいですから、何か細工されると厄介ですので僕が予め渡します」
シルバ「………あなただけを信用しろと?」
ミーシャ「いいえ、先輩だけを信用して下さい」
シルバ「??」
ミーシャ「………」 <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 19:10:27.90 ID:W0yKcy6y0<> ミーシャ「言ったでしょう? この屋敷は今一番危険なんですよ」
シルバ「………」コクン
ミーシャ「男性は勿論、メイド達や女性も信用しちゃ駄目です」
ミーシャ「……僕の事も信用しないで下さいね?」
シルバ「………矛盾してる」
ミーシャ「そうです、僕的にもクソくらえな展開ですよ」
シルバ「………?」
ミーシャ「仕方ない、まずは……ッ!!」ビクッ
シルバ「?」 <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 19:17:33.06 ID:W0yKcy6y0<> ミーシャ(そろそろ来るか……)
ミーシャ「あの、僕はそろそろ行きますので……!」
シルバ「……え?」
ミーシャ「服、先輩には言わないで下さいよ! あと……お名前は?」
シルバ「………」
ミーシャ「は、早く! 先輩に見つかる訳には行かないんです!!」
シルバ「っ……シルバ」
ミーシャ「それではシルバさん! 『また』お会いしましょう!」シュバッ
ガチャッ
バタンッ
シルバ「……???」 <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 19:24:35.19 ID:W0yKcy6y0<>
ミーシャ「………ふぅ」スッ
シオン「……お前、そこで何してんスか?」
ミーシャ「!?」ビクゥッ
シオン「………その扉についてんの、なんだ」
ミーシャ「『魔法錠』です、今は暗号コードを【トラペゾヘドロン】にしてますが変えられますよ」
シオン「何で勝手に付けた?」
ギリッ
ミーシャ「(……随分シルバさんに入れ込んでるね)」
ミーシャ「あんな簡単な鍵じゃ心配でしょ? 先輩にしか開けられないようにした方が良いと思って」
シオン(………) <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 19:31:54.58 ID:W0yKcy6y0<> シオン「外せ、今すぐに━━━ッ」
ミーシャ「………はい」アッサリ
ミーシャ(だと思った、念の為シルバさんに渡した服に『記憶結界札』を仕込んで正解ですね)
ガチャガチャ
ミーシャ(……問題なのは『僕と先輩』だけしか入れない事、つまりは僕も入れてしまう)
ゴトッ
ミーシャ「外しましたよ」
シオン「……行け」
ミーシャ「はいはい」スタスタ <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 19:42:08.06 ID:W0yKcy6y0<>
ミーシャ(……もし、僕の予想が正しければ相手は完全に人外)
ミーシャ(そんな奴が僕の姿になれないとは否定しきれない……)
ミーシャ(……仮に僕の姿になれなくても、相当の怪力を持つ奴なら間違いなくあんな扉を破れるか)
ミーシャ(………いや)
ミーシャ(エルフを殺したのも、シェリルを殺したのも『外』)
ミーシャ(なら恐らくそこまでの怪力は『まだ』無いと考えた方が良いのかも……) <>
ニュニュニュニュニュ<>sagasage<>2011/04/26(火) 19:45:57.14 ID:W0yKcy6y0<>
ミーシャ(………いずれにせよ)
「━━━━━━先輩にとって少しでも大切な物は僕が守り抜いてみせます━━━━━━」
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 19:49:13.97 ID:3i7RdhvDO<> 相変わらずスレタイからは想像できない面白さ <>
ニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/26(火) 19:50:35.18 ID:W0yKcy6y0<>
シルバ「………」
ポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポク
シオン「………」
ポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポク
チーン♪
シルバ「……これ、美味しい…」ニコッ
シオン「っしゃああああああ!!」 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鳥取県)<>sage<>2011/04/26(火) 19:57:23.11 ID:d6W0TW8N0<> シルバちゃんのプリンと申したな!? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 20:03:25.66 ID:97QUhzTs0<> 作ったのはコック’sだがな
むしろシルバのスマイルの方が見たい <>
ニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/26(火) 20:06:09.90 ID:W0yKcy6y0<> シオン「いやー、良かったッスよ…具合悪いから喉に入らないかと思ったッス!」
シルバ「………ありがとう」
シオン「安心して欲しいッス、明日には薬を持って来るんできっと治るから」
シルバ「………」じっ
シオン「………?」
シルバ「………なんでもない」スッ
もぞもぞっ
シルバ「………」
シオン(元気無いな、って当たり前か…) <>
ニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/26(火) 20:10:33.68 ID:W0yKcy6y0<>
シオン「また、夕食と風呂の時来るッス」ガチャッ
シルバ「……うん」もぞっ
バタンッ
シルバ(………少し気になる、さっきの男の子)
シルバ(………)チラッ
ムクッ
フラフラ
シルバ「………すぅ」スッ
シルバ(………女の子用なのに、さっきの人の匂いがする?) <>
ニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/26(火) 20:19:53.53 ID:W0yKcy6y0<> 〜夕食時〜
━━━ルシフェルの屋敷・食堂━━━
気弱「……随分とがらーんとしてますね」
フレア「まあそうでしょうね、みんな部屋で食べたいわよ」
フレア(……どうせ他の理由もあるだろうけど)
シオン「『イタカ』、門番の奴らは?」
気弱改めイタカ「あわ……その、用心の為に門の所で食べるって…」
コック「懲りねえよな、アイツらこそ殺されちまえば良いんだ」カチャカチャ
コック2「まったくだぜぃ」
シオン(……怪しいよな、やっぱりアイツら) <>
ニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagasage<>2011/04/26(火) 20:24:22.82 ID:W0yKcy6y0<>
━━━ルシフェルの屋敷・門━━━
門番B「……遅いな、相棒の奴」
門番B「…………まさか?」スッ
ダッ!!
門番B(キーアのGスポでも見つけたのか!? ズルいぜ相棒!!)タタタッ
??(…………成程、最低な奴らだ)ゆらっ
<>
ニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<><>2011/04/26(火) 20:28:50.72 ID:W0yKcy6y0<>
シルバ「………♪」ニコッ
落ちる、クトゥルフねたあっさり見破られたなしかし…… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 20:29:26.09 ID:IGzFeblY0<> 乙
次スレ立てたら誘導頼むぞ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 20:29:48.56 ID:97QUhzTs0<> 気弱が名前的に怪しいが、ウェンディゴの性質的に違うよな…… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/26(火) 20:37:03.50 ID:97QUhzTs0<> 乙!まともな人間が男どころか女にもほとんどいなかった件について(ミーシャやフレアはもう色々と諦めてるっぽいな)
もうこの屋敷のクズ共、一部を残して皆シルバに血吸われてまえと思ったのは俺だけではないはず
追記
そりゃあ、シルバの名字からして予想はつきますって……糸か……もしかして犯人、アトちゃんか?
クトゥルーも好きです、でもシルバはもっと好きです!!
改めて>>1乙!! <>
ニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagsaga<>2011/04/27(水) 18:38:04.53 ID:AVjybmng0<> 次スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1303896298/l50
ここの残りは小ネタとか質問スレとして使おうかな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/27(水) 19:11:39.32 ID:dfTMYwtE0<> じゃあ早速、気になってる事をいくつか
1:キーアが(49回目だっけ?)振られた時「ハーフエルフじゃないとわかったら」別れを切り出されたんだよね
ハーフエルフってそんなに人気あるの?(後できれば彼女の今の状況も詳しく)
2:プディングが新発明……この世界の料理ってどのくらいのレベル?
後、開発したコック’sって凄いの?
3:何故この屋敷の人間はほとんどクズ同然の奴ばかりなのか
フレアやイタカとかとっくにキーアの様になっててもおかしくないレベルだよね
向こうでも書いたけど、新スレおめでとう! <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/27(水) 19:22:32.70 ID:AVjybmng0<> >>988
解答1、エルフやハーフエルフは基本的に超美人で可愛いから人気です
だから結構スカーやシルバが酷い目に会ってます(少女姉は能力で逃亡してたので無事)
解答2、この舞台となってる大陸では、微妙なレベルです。ラーメンは作れないけどナポリタンは作れたり
アイスは作れるけどかき氷は作れたり
要は発想が無いんです、この大陸……(コック達は普通レベル、でもいきなり美味しく作れたのでパティシエ向き)
解答3、この屋敷だけはペンドラゴン時代の『力=絶対権力』の名残りがあり、そのせいでメイド達は全員犯され(フレアを除いて)ています
ちなみにイタカは執事ですし、既に他の執事達同様メイドを3人は犯しています(前に門番達が『ロリもイケるのか』とイタカに言ってたのはそういう事)
ちなみにフレアが犯されてない理由は後々明かします <>
ニュ ◆G2/Yj5eh5U<>sagesaga<>2011/04/27(水) 19:24:57.91 ID:AVjybmng0<> あ、キーアは只今門番達が……うん <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/28(木) 20:27:19.54 ID:j0T+fNTS0<> もしかしてコック’sやミーシャもメイドに【18禁】的なことしてたのか?
(シルバにセクハラとかテメエ……シオンに言いつけるぞ)
後、シオンはシルバのことをどう思ってるのか
この二点お願いします <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)<>sage<>2011/04/29(金) 09:27:25.20 ID:NDJmIDZfo<> 今更だけど体重軽い175cmで53`とか骨スカスカのカリッカリ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/29(金) 15:07:02.56 ID:MSgjIPnP0<> >>992
俺172cmで55キロなんだが <>
ニュLv3 ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/04/29(金) 19:13:00.76 ID:ydfFCNy00<> >>991>>992への解答
もしかしてコック’sやミーシャもメイドに【18禁】的なことしてたのか?
後、シオンはシルバのことをどう思ってるのか
これについての解答
コック’sやミーシャですが、両者共にしてません
それぞれ色々と理由があるんです
今更だけど体重軽い175cmで53`とか骨スカスカのカリッカリ
……知り合いのスペックを写してたのですが、言われてみれば凄い痩せてるよな
知り合いは普通にスリムなマッチョなんだが、……どうなんだろこれ(何せ俺は171の73kgなもんで) <>
ニュLv3 ◆G2/Yj5eh5U<>sage<>2011/04/29(金) 19:14:57.48 ID:ydfFCNy00<> >後、シオンはシルバのことをどう思ってるのか
今はとりあえず彼自身は『か弱い彼女の為に出来る事はしよう』と言った感じですね
なにせまだ知り合って3日ですから <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2011/04/30(土) 02:51:13.12 ID:S+4vaxq+o<> うめ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/30(土) 22:56:42.49 ID:S+4vaxq+o<> うめ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/30(土) 22:57:19.38 ID:S+4vaxq+o<> 乙うめ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/30(土) 22:57:58.18 ID:9x3gP4wDO<> 梅 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/04/30(土) 22:58:28.64 ID:S+4vaxq+o<> 1000ならニュが転生 <>
1001<><>Over 1000 Thread<> わ〜い、>>1001ゲット〜
__
‖ _~",ー 、,,_
| ‖ / |ノ ,>
\ | / ‖ /ヽ_,:-−'´
‖/~ ヽ | /
‖ , ))
,、 ,、 /'ll__/ ヽ
/ ヽ__/ ヽ/ _‖ _ ヽ. ∧___∧
/ / ´ ‖ー/ ` l ロ. / _ _
/ ´ 、__, ` |. ‖∨ ,! || | l--l `
_l ∨ ヽ/ ̄)( ̄ ̄`"::::ノ (⌒ヽ, ..ヽノ ,
( ヽ_ / /ll `'ー、....::ノ ∀\/ー- /`l ヽ
ヽ、 ,ヽ:..:ノ ‖ '::::|⊃ iー- l (_〕i__ SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
l : :::Y ‖ ::| |"|ー-,| |( . http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
<>
最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>とある都市の緊急警告(バイオハザード) @ 2011/04/30(土) 22:38:38.78 ID:AehZO5oV0
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厨二能力やるからそれ使って闘え @ 2011/04/30(土) 22:14:34.49 ID:kQCp7G7r0
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しまっておけない♥AKBSKEスレ @ 2011/04/30(土) 21:34:21.30 ID:gof1YSXVo
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なろとスピリットの誘い 10ターン目 @ 2011/04/30(土) 21:32:06.14 ID:H6wG6fwBo
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あ、こいつB級だなって思うA雑民の特徴 @ 2011/04/30(土) 21:26:16.03 ID:uLGqEhF+o
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けいおん!!ローソン電話隔離スレ @ 2011/04/30(土) 21:18:27.40 ID:tgbAWyHdo
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暇なんで元カレに安価でメール @ 2011/04/30(土) 20:59:06.95 ID:fxtt+c7u0
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のび太「僕が僕の力で君に勝たなきゃ、ドラえもんが安心して未来に帰れないんだ!!」 @ 2011/04/30(土) 20:25:45.49
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