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★
QB「君には失望した、解約だよ。マミ」の155からの分岐1
1 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:32:11.65 ID:sff2SsE20
QB「君には失望したよ。マミ」
マミ「…」
QB「調子にのって油断、あげくに暁美ほむらに助けられるなんてね」
QB「あんな姿見られたらまどかもさやかも、
魔法少女になりたいなんて思えないだろうね」
マミ「で、でも私一人でも大丈夫だわ」
QB「うん、今日までは大丈夫だったね」
マミ「あぅ…」
マミ「そ、それに魔法少女になんてならない方が…」
QB「マミ…」
マミ「そうよ!鹿目さん達は普通に暮らしてた方がいいわ」
QB「まどか達は魔法少女というものを知ってしまったんだ」
QB「すでに普通ではないよね」
QB「マミ、キミによってね」
マミ「あ…」
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:32:51.09 ID:sff2SsE20
QB「マミには期待できそうもないみたいだね」
マミ「今日はたまたま負けただけよ!」
マミ「まだいけるわ」
QB「…マミ」
QB「まどか達は魔女や使い魔を知っている」
QB「彼女達はもう、その影に怯えながら
生きていかなきゃいけないんだよ」
マミ「だ、だから私が!」
QB「あんなふうに負けたキミをかい?」
QB「…キミには荷が重すぎてしまったんだよ」
QB「今まで様にいくなんてボクには思えないよ」
マミ「そんな…」
QB「ボクはキミみたいな、ベテランの魔法少女知っている」
QB「彼女はへんに仲間を頼ったりしない」
QB「キミの様な失敗はしないだろうね」
マミ「!そ、それって佐倉…さん?」
QB「そのとうりだよ」
マミ「だ、駄目よ!佐倉さんはグリーフシードの為なら…」
QB「寧ろ、それが本来の魔法少女さ」
QB「キミみたいのが異常なんだよ、マミ」
マミ「だ、だって…困ってる…人達が」
QB「ボクにはわからないよ」
3 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:33:23.54 ID:sff2SsE20
QB「もうキミは戦わなくていい」
マミ「!?どういう意味なの…」
QB「マミ、キミはもう魔法少女ではなくなるんだよ」
マミ「え?」
マミ「じゃ、じゃあもう…戦わない!?」
マミ「普通に戻れるの?」パァ
QB「そうだよ、マミ」
マミ(また、普通にみんなと接してもいいの?)
QB「あたり前だけど、キミの願いは無効になってしまうからね」
マミ「……?」
QB「キミは生きたいって願ったね?」
マミ「!…あ、ああ…」ガクガク
QB「さよならだね、マミ」
QB「安心しなよ、すぐに死ぬわけじゃないから」
QB「でも、助かる可能性は低いかな?」トテトテ
マミ「待って!待ってキュゥべえ!!」ガシ
QB「マミ、離しておくれよ」
マミ「どうしたらいいの?…私、何をしたらいいの!?」ポロポロ
QB「……」
マミ「お願い、キュゥべえ…まだ死にたくないよ…」ガク
QB「…やれやれ」
QB(醜いね、でも構わないか…)
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:33:54.24 ID:sff2SsE20
QB「そうだね…」
マミ「なんでもするわ!お願…い…」ウゥ
QB「ならさ?鹿目まどか、美樹さやか」
QB「二人のどちらかを魔法少女にしてくれるかい?マミ」
マミ「!」
QB「街を守るには多い方がいいだろ?」
QB「うまくいったら、今回の事はなかった事にするよ」
QB「もちろん、キミにも魔法少女として戦かってもらうよ」
マミ「で、でも二人とも…」
QB「それはキミの責任だろ、マミ?」
QB「あまり長くは待てないから…」
QB「そうだね…一週間待つよ」
マミ「一週…間?」
QB「うん、ボクも手伝うから用があったら呼んでくれよ」
QB「じゃあね、マミ。頑張ってね」トテトテ
マミ「…」
頭が回らない…
一週間は生きていられるのね
マミ「し、死にたくない…死にたくない!!」
鹿目まどか、美樹さやか…
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:34:36.42 ID:sff2SsE20
登校時
マミ「か、鹿目さん!」ニコ
まどか「マミさん!?体、大丈夫なんですか?」マド
マミ「だ、大丈夫…よ、魔法少女は無敵だから…」オドオド
まどか「よかったです!ホントにマミさんが無事で…」ウル
マミ(あぅ…)
マミ「も、もう!朝から泣いてちゃダメでしょ?」マミッ
まどか「えへへ」ゴシゴシ
まどか「マミさんも一緒に行きませんか?」
まどか「もう少しでさやかちゃん達と…」
マミ「!あ!ごめんね、急いでたんだわ…」
マミ「また後でね」タッタッタ
まどか「はい!」ニコニコ
マミ(まずは鹿目まどか…)
マミ(大丈夫。鹿目さんは魔法少女になりたがっていたもの)
マミ(案外簡単にいくかな?…)
なんだか…嫌だわ
マミ「キュ、キュゥべえ」チラチラ
QB「やあ、呼んだかいマミ?」スッ
マミ「う、うん…キュゥべえ。鹿目さんと美樹さんの事で」ビク
マミ「あなたの知っている事…教えてちょうだい」
QB「やる気みたいだね、ボクはうれしいよ」
マミ「」イラッ
ほむら「………」
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:35:13.24 ID:sff2SsE20
カクカク、カクカク
マミ(だいたいわかったわ)
マミ「ありがとうキュゥべえ!」ニコリ
QB「お礼はいいよ、成果でみせくれるかい?」
マミ「…わかってるわよ」シュン
マミ「ねぇ、鹿目さんだけにテレパシーってできる?」
QB「できるよ」
マミ「やってくれる?今」
QB「ちょっと待ってね…」
まどか(えっとこの問題はどうやって…)
マミ「(そこはね因数分解をして…)」
まどか「(あ!ホントだ!ってマミさん!?)」
マミ「(うふふ、こんにちは)」
まどか「(ビックリしちゃった…)」
マミ「(あら、ごめんなさい。)」
まどか「(ううん、大丈夫です!何かあったんですか?)」
マミ「(たいした事じゃないわ)」
マミ「(ねぇ鹿目さん…今日は家に寄ってかない?)」
さやか「まどか?なんかキモいよ…いきなり笑ったりして」ツンツン
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:35:59.63 ID:sff2SsE20
まどか「あのね、さやかちゃん」ヒソヒソ
マミ「(か、鹿目さん一人とお話したいの!!)」
まどか「!?。ううん…なんでもないの」ニコ
さやか「そ?まあいいや」
まどか「(今日ですか?)」
マミ「(ええ…ダメかしら?)」
まどか「(すいません!今日は…)」シュン
マミ「(き、気にしなくていいのよ!また今度お誘いするわ)」
まどか「(ごめんなさい…)」
マミ「……」ホッ
QB「やれやれ」
QB「マミ…時間は有限だよ」
マミ「(鹿目さんがダメでも美樹さんがいるわ)」
QB「わかってるのかい?もっと時間を…」
マミ「わかってるわよ!」
先生「ん?そうか、なら巴にこの問題をやってもらおう」
マミ「あえ!?」
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:36:37.29 ID:sff2SsE20
放課後
さやか「まどか、帰ろ」
まどか「ほむらちゃんも一緒にいい?」
さやか「え!?転校生も?」
まどか「ダメ、かな?」マドマド
さやか「…いいよ」
まどか「よかった!」パァ
まどか「ほむらちゃん一緒に帰ろ」
ほむら「…ええ」ホム
二年生の教室
マミ「あの…」
仁美「はい?」
マミ「美樹さんは居るかしら?」
仁美「さやかさんでしたら先程、まどかさんと暁美さんと
一緒に帰えってしまいましたわ」
マミ(暁美さんと!?)
ーーーーーーーー
ほむら「一般人を危険な目に…」
ーーーーーーーー
マミ(あぁぁ!!)
マミ(ダメ、ダメ!)ダッ
仁美「!!」ポカーン
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:37:09.12 ID:sff2SsE20
マミ「キュゥべえ!キュゥべえ!!」タッタッタ
QB「どうしたんだい?」
マミ「暁美さんの居場所を教えて!!」アセアセ
QB「暁美ほむらの?」
マミ「そうよ!どこ!?」
QB「いったいどうするんだい?」
マミ「暁美さんは鹿目さん達を
魔法少女にしないように妨害するつもりだわ!」
QB「そうだったね…でも、行ってどうす
るんだい」
マミ「え?」
マミ「なにって…それは」
QB「そいつの話は聞くな、とでも言うつもりかい?」
マミ「!」
QB「暁美ほむらはキミの恩人だよ」
マミ「…うっ」
QB「そんな事をまどか達の前で言うつもりかい?」
QB「そんな事をすれば、キミの心象が悪くなってしまうよ」
マミ「どすればいいの…」
QB「さあ?ボクにはわからないよ」
マミ「うぅ…」ガク
ドクン…ドクン
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:37:52.21 ID:sff2SsE20
まどか「ほむらちゃん、マミさんを助けてくれてありがとう」
ほむら「…気にしないで、当然事だから…」ファサッ
さやか「なるほどね、まどかは転校生にお礼がしたいってわけか」
まどか「うん!」
ほむら「礼には及ばないわ…」
ほむら「ただ…あなた達は魔法少女になりたいなんて思ってはダメ…」
さやか「…」
まどか「…うん。私、もう…怖くって…無理かな」エヘヘ
まどか「怒るかな…マミさん…一緒にって言ったけど…」シュン
さやか「まどか…」
ほむら「…魔法少女にならなくても、巴マミの支えになる事はできるわ」ホムッ
まどか「そう…かな?」
ほむら「ええ」
さやか「転校生もいい事言うね!」バシッ
ほむら「…美樹さやか」
さやか「ん?」
ほむら「あなたもよ?魔法少女になろうなんて思わない事ね」
さやか「…わかってるよ…」フイッ
まどか「ほむらちゃんはさっ…マミさんと仲良くできないの…かな?」マドマド
まどか「ほむらちゃんがマミさんの事、手伝ってくれたら…」
ほむら「考えておくわ…」ホム
ガチャ、バタン
マミ「…うぅー、うぅ」ポロポロ
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/06/19(日) 00:38:24.47 ID:uOim4A8IO
良いスレの予感
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:38:34.20 ID:sff2SsE20
マミ「…」
QB「ご飯作らないのかい?」トテトテ
マミ「食欲ないの…」
QB「無理はよくないよ?マミ」
マミ「」ダキ
QB「何をするんだい…」
マミ「私無理だよ…できっこない…」ウルウル
QB「…じゃあ、死ぬのかい?」
マミ「死にたくない!」ギュー
QB「マミ…苦しいよ…」
マミ「我慢して…離したく…ないの」ポロポロ
QB「そんなでは…」
マミ「今だけは…だまって抱かせて…キュゥべえ」ギュッ
QB「キミは案外、成長していないのかな」
QB「まるで最初の頃みたいだよ…」
マミ「弱わかったもの…仕方ないわ」
QB「今はとても強いじゃないか…」
QB「まあ、失敗してしまったけどね」
マミ「うん…」
QB「心、感情は変わらないものなのかな?キミ達は…」
マミ「わからない…」
QB「まあいいや」
QB「そろそろ離しおくれよ、マミ」
QB「マミ?」
マミ「すーすー」グスッ
QB「やれやれ」トテトテ
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:39:02.31 ID:sff2SsE20
翌日
マミ「鹿目…さん」
まどか「!マミさん、おはようござい」
まどか「ど、どうしたんですか!?目が真っ赤ですよ?」
マミ「あら、そうなの……大丈夫よ」ニ…ニコリ
マミ「今日はどうかしら?予定とか…」
まどか「すいません…今日も…」マドマド
マミ「うふふ…そうなの。」スタッスタ
まどか「マミさん…」
さやか「あ!マミさん!おはようございます!」
マミ「あらあら美樹さん、おはよう」スタスタ
さやか「あ…マミさん」キョトン
さやか(大丈夫なのマミさん!?)
キーンコーンカーンコーン
ガタ
マミ「それじゃ…さよなら」スタスタ
クラスメート「巴さんさよなら」
マミ(今日もだめだった…)トボトボ
マミ(鹿目さん…私の事、嫌いなのかしら…)
ドクン…ドクン
さやか「マ〜ミさん!」エヘ
マミ「…美樹さん」
さやか「どうしたんっすか?すっごい暗いですよ〜」
さやか「悩み事ですか!なら、私が相談にのりますよ」エヘヘ
マミ「そ、そう…?」マミ
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:39:33.13 ID:sff2SsE20
マミ「鹿目さんって私の事…嫌いになっちゃったのかな…」
さやか「え!?な、なにいってるんですか」
マミ「そうよね。こんな情けない先輩なんかと一緒になんてね…」ウフフ
さやか「ま、まどかはそんな子じゃないですよ!」
マミ「でもね…なんだか避けられてる気がするの」シュン
さやか「まあ、たしかに最近は転校生と一緒にいることが多いかな?」ウーン
マミ「暁美さんと!?」ガシ
さやか「そ、そうです」ビク
マミ「うふふ…そうなんだ〜」トボトボ
さやか「マミさん…」
ぷるるる、ぷるるる、ガチャ
まどか「もしもし」
さやか「まどかちょっといいかな?」
まどか「うん」
さやか「…聞きたい事があるんだけど」
まどか「私に?うん、なにかな?」
さやか「あんたさ、最近マミさんの事避けてるの?」
まどか「…え?」
さやか「なんかさ、マミさんすっごい落ち込んでるんだよね」
さやか「鹿目さんがーって」
さやか「…最近転校生と何してんのさ?」
まどか「え、えっと…ね」
さやか「…言えない事なの?」
まどか「い、今はまだ…」
さやか「ふーん、そっか…じゃ、また明日」
まどか「うん、またあs」
ガチャ
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:40:03.90 ID:sff2SsE20
ほむら「美樹さやか?」
まどか「うん…」
ほむら「どうしたの?」
まどか「なんでもないよ」ニコリ
まどか「それより、ほむらちゃんもマミさんの家に行こうよ!」
ほむら「昨日も同じ事を聞いたわ」
まどか「ほむらちゃんだって、マミさんと仲良くなりたいでしょ?」
ほむら「私は別に…」ホムーン
まどか「ほむらちゃんお願い!マミさんの力になってあげて」キリッ
まどか「私もマミさんの事、支えるから!」
ほむら「…考えておくわ」ホムッ
まどか「む〜」プクー
ほむら(かわいい)ジー
マミ「ただいま〜キュゥべえ…居る?」
…
……
………
マミ「紅茶でも飲みましょっ」
ガサゴソ
マミ「あら…もう空みたい」
ガチャ、バタン
マミ「夜は寒いわね…」
スタ…スタ…スタ
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:40:32.38 ID:sff2SsE20
あざーす
スタスタ
マミ「気配がする!」ダッ
マミ「結界!?」
マミ「久しぶりだわ…」キラン
変身
マミ「さて」
杏子「おいおい、そいつは使い魔だぞ!」スタ
マミ「…だから?」
杏子「けっ、相変わらずみたいだな」フン
マミ「ここは私の街…あなたが出る幕はなくってよ」キッ
杏子「…なんで使い魔なんて倒そうとするんだい?」
杏子「あたしにはわからねぇーな」ポリポリ
マミ「使い魔でもほうっておけば誰かが犠牲になるわ」
杏子「お前にとっては他人だろ?気にする必要があるか?」
マミ「あなたにはない…でも私にはあるの!」
マミ「ずっと守ってきたの…この街を…みんなを」
マミ「私は、魔法少女はそうあるべきだと思うから!」
杏子「けっ、馬鹿だな」
マミ「…でも、あなたにまかせる事になるのね」ボソ
杏子「あ?なんだって?」
マミ「なんでもないわ…ここは私がやる!行きなさい…」
杏子「ふん」シュ
17 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
2011/06/19(日) 00:42:34.50 ID:sff2SsE20
そうだった…
ずっと守ってきたの
だから戦うわ、私
残りの命も…
なんだか気持ちが軽くなった
マミ「いける!!」バン
………。
18 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 00:43:49.06 ID:sff2SsE20
翌日
まどか「おはよう!さやかちゃん仁美ちゃん」
さやか「おはよう…」
仁美「おはようございます、まどかさん」
さやか「まどか…」
まどか「…うん」
放課後
まどか「マミさん…」ニコ
マミ「あら、鹿目さんじゃない。どうしたのかしら?」
まどか(あれ?)
まどか「今日、マミさんのお家にお邪魔していいですか?」
マミ「ええ。歓迎するわ」ニコリ
マミ「でも、いきなりね?どうしたの」
まどか「え?だってマミさんが…」ポカーン
マミ「……!!ああ、そうだったわ!ごめんなさい」ニコ
…ドクン
マミ「どうぞ、くつろいでちょうだい」ウフ
まどか「お邪魔します…」
まどか「あっ!キュゥべえ久しぶりだね」
QB「やあ、まどか」
マミ「あら?キュゥべえ居たの?」
マミ「二人とも紅茶でいい?」
まどか「はい」
QB「なんでも構わないよ」
QB「(マミ…うまくいけば)」
マミ「(?……あ!…)」ビク
マミ「鹿目さん…どうぞ」ガクガク
まどか「ありがとうごさいます」ニコリ
19 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 00:44:21.54 ID:sff2SsE20
QB「(鹿目まどかとボクが契約できたら、
キミはもう死におびえなくていいんだよ)」
マミ「(でも!)」
QB「(生きたくないのかい?)」
マミ「……」フフ
マミ(私は一人で大丈夫だよ)
マミ「ところで鹿目さん」
まどか「?はい」
マミ(怖くない!怖くない!!)
………
マミ「願い事…決まった?」
馬鹿なんだ…
弱虫なんだわ
まどか「マミ…さん私…なれません」ウゥ
まどか「私なんかじゃマミさんの役になんて…」
マミ(無理しなくていいの)
マミ「そんな事ないわよ?鹿目さんが同じ魔法少女。
素敵な事だわ」ウフフ
マミ(ああ、やっぱり強がってただけなんだ…私)
まどか「でも、私、怖い…」
ギュ
まどか「!」
マミ「私がいる…そうでしょ。鹿目さん…」ナデナデ
マミ(結局…死にたくないだけなんだ…)アハハ…ハハ
まどか「…マミさん?」ゾク
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/06/19(日) 00:44:56.61 ID:FGj3Z/31P
わざわざBADエンドの方を書きに来たのかい
お手柄だよ
21 :
この次からで
[sage]:2011/06/19(日) 00:45:05.77 ID:sff2SsE20
マミ「怖いくない…怖くないよまどか…」ギュ
まどか「マミさん…私」
マミ「ん?」
まどか「ほむらちゃんと約束して…魔法少女には…ならないって」マドマド
マミ「……」
まどか「ほむらちゃんならマミさんの…」
まどか「だから…。!?」ビク
マミ「魔法少女になりましょう鹿目…さん」ポロポロ
マミ「自分は何の役にもたたない?
鹿目さん…そんな事ない…さぁ、願い事を…」ポロポロ
QB(さてさて)
まどか「で、でも私…」
マミ「………」
1.なんで?なんで私の言う事を聞かないの!?
2.(もう…受け入れよう。みんなとの関係、壊したくない…)
22 :
now
[sage]:2011/06/19(日) 00:46:15.16 ID:sff2SsE20
マミ「鹿目さん」ユラ
まどか「はい?」
マミ「どうしても…どうしても魔法少女になってくれないの?」
まどか「マミさん…ごめんなさい!!」
マミ「そう。その言葉に覚悟はあるの?」
まどか「マミさん?」
マミのリボンがまどかに絡みつく
まどか「なに!?マミ…さん?」
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 00:47:06.37 ID:sff2SsE20
マミ「なんで?なんで私の言う事を聞かないの!?」カチャ
まどか「マ、マミさん!?な、なにを」
マミ「もう一度聞くわ…。魔法少女になって…」ポロポロ
まどか「だって…、だって!ほむらちゃんと約束…」
マミ「私の方が先だったでしょ!?」
マミ「私と一緒に居てくれるって、居てくれるって!!」
マミ「あれは嘘なの!?」
まどか「そ、それは。私怖いんです!」
まどか「私じゃ無理だよ…怖くて動けない」
まどか「マミさんの役に立てない」ウル
まどか「いやだよ。マミさん離してよ…」
24 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2011/06/19(日) 00:47:45.14 ID:EaH1/ghro
まさか分岐が来るとは……
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 00:49:14.93 ID:sff2SsE20
マミ「なら、今ここで死ぬ?」
まどか「ウ…ウソですよ…ね?マミさん」
マミ「…私だって鹿目さんを殺したくない」カチャ
マミ「でも、私も死にたくないの!!」
まどか「マミさん?どういう」
マミ「最後の質問!!」
マミ「魔法少女になりなさい!!!」
マミ「はいって言って…お願いだ…か…ら…」ポロ
26 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 00:52:21.73 ID:sff2SsE20
まどか「…」
マミ「答えは?答えは!?」
まどか「…は」
マミ「!。なんて…言った…の?」
マミ「もう一度…」
まどか「はいって言いたい…言いたいけど。」
まどか「私、無理です…」ポロ
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 00:55:50.39 ID:sff2SsE20
マミ「…」
まどか「マミさん!でm」
マミ「あぁぁぁぁ!!もういや!いやよ!!」
マミ「なんで、私が死なないといけないの?」
マミ「頑張ってきったのに、この町のために戦ってきたのに!」
マミ「みんなを守ろうと…がんばったの…に…」
まどか「マミさん…ほむらちゃんならマミさんの…」
マミ「暁美ほむら!!?」
28 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 01:02:12.10 ID:sff2SsE20
マミ「その名前は言わないで!!」
マミ「なんで私を助けたのよ…」
マミ「こんな思いをするなら…あそこで死んでいたかった!!」
まどか「そ、そんな…」
マミ「鹿目まどか…あなたも、あなたも!!」
マミ「私を見捨てるの!?」
まどか「見捨てません!!マミさんを」
マミ「ウソつかいで!」
バチン!
まどか「うぐっ!」
29 :
ミス
[sage]:2011/06/19(日) 01:03:02.27 ID:sff2SsE20
↑マミ「ウソつかないで!」
30 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 01:05:56.42 ID:sff2SsE20
まどか「あっ…」ツゥー
マミ「鹿目さん!?あぁぁ」ハァハァ
ドクン、ドクン
マミ「もう、終わり…終わりにするわ」カチャ
マミ「あの世で待ってて…」ポロポロ
まどか「まっ…て…」
31 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 01:09:57.95 ID:sff2SsE20
マミ「!?ここは」
ほむら「ここは、魔女の結界の中…」
マミ「暁美ほむら!?なぜここに?」
マミ「なんで。私、こんな所に!?」
ほむら「そんな事はあなた知らなくていい」ツカ
ほむら「あなたは知っていたの?」
マミ「な、なにを…?」
ほむら「まどかは私とあなたを…」
ほむら「仲良くしたいと…私に、頼みに毎日、毎日、私に…」
32 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 01:25:30.64 ID:sff2SsE20
マミ「!?あ。鹿目さん…」
ほむら「それを…それをあなたは!?」
マミ「あぁぁぁぁ!!そんな!?そんな…」ガクガク
ドクン…ドクン!
ほむら「…これは」
QB「暁美ほむら、君にはわかるのかい?」
ほむら「インキュベータ…」
QB「そのとおりだよ。巴マミは魔女になるんだよ」
QB「信じるものがなくなった今、マミの心を支えるものはない」
QB「信じて守ってきたのにね。この町を君たちをね」
ほむら「結末…」
QB「そう、ボクの思ったとおりになって良かったよ」
QB「マミはなかなかの実力者だ。それはボクが保証する」
33 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 01:31:37.08 ID:sff2SsE20
QB「ありがとう、暁美ほむら」
QB「キミの言葉が決めてだよ」
ほむら「っ!!」
QB「無駄な事はやめなよ」
QB「ボクを殺しても無駄なのもわかってるだろ?」
ドクン!ドクン!!
マミ「ごめん…なさ…い」ニコリッ
ピシッ…
QB「あとは頼むよ、暁美ほむら」
QB「グリーフシードは必ず出ると思うよ」トテトテ
ほむら「なにもできなかった…」
…これが結末だね…
34 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]:2011/06/19(日) 01:32:29.91 ID:sff2SsE20
以上です。
後味悪くてすまん。
ではでは!
35 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/06/19(日) 01:43:24.94 ID:iIGqaK/Zo
乙
…マミさんは報われないよなぁ
36 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]:2011/06/19(日) 11:14:18.73 ID:EaH1/ghro
マミさんまじマミマミ
乙
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