VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/07/16(土) 16:20:40.70 ID:0f6n/fBPo<>マミさんがメインのシリアス系パラレルワールドSSです
小説形式は初めてなので生暖かい目で見守ってください><<>魔法少女まどか☆マギカ-Credens justitiam-
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/07/16(土) 16:21:22.08 ID:0f6n/fBPo<> 序章
土砂降りの大雨が降っていた。
その中に、ずぶ濡れになっている黄色いストレートヘアの少女が一人立っていた。
彼女の足元には、漆黒の宝石の様な物が二つ雨に濡れて転がっていた。
その少女は、呆然とした目で暫くそれを見続けていたが、やがて転がっている宝石の様な物を拾い上げた。
彼女の目は、決意に変わっていた。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/07/16(土) 16:22:49.12 ID:0f6n/fBPo<> 第一章 交差する少女達
1
白と黒の世界。
まるでチェスの対戦盤の様な空間を、一人の少女が走っていた。
少女は暫く走り続けた後、「非常口」のマークのある緑色のライトを見つけると間もなく立ち止まった。
息を少し切らしながら、少女は少し息を飲むと、緑色のライトの方へ歩いていく。
ライトの下にはドアがあった。
そして少女はおもむろにそのドアを開ける。
その先に広がる世界は―
絶望だった。
荒廃した街を、厚く黒い雲が覆い尽くしていた。
しかし、その一点が太陽の様に明るく、輝いていた。そこに何があるのかは、余りの眩しさに少女からは全く見えなかった。
少女は辺りを見回した。
すると、一人の黒髪の少女が立っているのが見えた。
そして間もなく、黒髪の少女は輝きの方へ向けて飛翔していった。
しかし、直後には黒髪の少女は元いた場所に横たわっていた。
光の方へ跳んだ直後、何かによって弾き飛ばされていたのだ。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/07/16(土) 16:24:43.30 ID:0f6n/fBPo<> 「ひどい…」少女は呟いた。
「仕方ないよ…」
すると横から、兎とも猫とも似つか無い赤い目をしたぬいぐるみの様な生物が少女に話しかけた。
「彼女一人では荷が重すぎた。でも、彼女も覚悟の上だろう。」
更に光の方へ跳んで光の方へ攻撃を加えようとするが、弾き返される黒髪の少女。
「そんな、あんまりだよ、こんなのって無いよ!」
少女はぬいぐるみの様な生物に反論した。
その声を聞いた黒髪の少女は、声のした方向を振り返ると、一瞬驚いたように目を見開いた後、何かを叫んだ。
しかし、少女へはその声は届かない。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/07/16(土) 16:25:48.18 ID:0f6n/fBPo<> 「諦めたらそれまでだ」 ぬいぐるみの様な生物は続ける。
「でも、君なら運命を変えられる」
はっとする少女。
「避けようの無い滅びも、嘆きも、君が全て覆せばいい、君にはその為の力が備わっているのだから」
少女は訊く。
「本当なの…私なんかでも、こんな結末を変えられるの!?」
「勿論さ!だから―」
-僕と契約して、魔法少女になってよ!!- <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/07/16(土) 16:27:36.78 ID:0f6n/fBPo<> 2
ベッドの上。鳴り響く目覚まし時計。
少女―鹿目まどかは目を覚ました。
「はぁ…夢オチ?」
目を覚ましたまどかは、朝の支度をし、制服に着替え一階に降りて行った。
するとまどかの父―鹿目知久が朝食を作り終えていた。
テーブルにはまどかの母洵子とまどかの幼い弟である達也が既についていた。
「おはよー」とまどか。
「おはよう」「おはよう」「おはよ!」と知久、洵子、達也。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/07/16(土) 16:28:33.13 ID:0f6n/fBPo<> テーブルについたまどかは朝食を食べ始めた。
そして暫く家族との他愛も無い会話を楽しむまどか。
「ところでまどか、そろそろ行かないと」
知久がまどかに声をかける。
「あっ本当だ」
急いでバックを持って、残ったパンをくわえて家を出るまどか。
「いってきまーす」
「「「いってらっしゃーい」」」
三人の声。
「うふっ」
まどかは楽しそうに小走りで学校への道を進んで行く。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/07/16(土) 16:30:09.10 ID:0f6n/fBPo<> まだここまでしか書き溜めてませんのでまた後ほど来ます、ノシ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<>sage<>2011/07/16(土) 16:37:14.24 ID:Ey6v9sLao<> 乙・フィナーレ! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2011/07/16(土) 16:58:34.05 ID:KNuYvr830<> 乙マミマミ。期待してます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2011/07/16(土) 20:51:53.19 ID:xq2QVPY3o<> 乙っちまどまど!
待ってるぜ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<><>2011/07/29(金) 02:17:00.97 ID:j40l/o4Eo<> 3
―三滝原市。
その路上を歩いている一人の少女がいた。黄色い髪をカールにしたその少女―巴マミは、前方を歩いている三人の少女を見ていた。
「キュゥべえ、真ん中と左の子ね」
「ああ、左が美樹さやかで真ん中が鹿目まどかだよ」「特に鹿目まどかにはかなり高い素質がある」
兎の様な姿をした生き物―キュゥべえは答えた。
「わかったわ」
マミは答えた。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)<><>2011/07/29(金) 02:17:48.19 ID:j40l/o4Eo<> 4
夕方。街を歩くまどかとさやか。
「まどかCD買ってもいい?」
「うん、いつものだね」
「しっかしあの転校生何者何だろうねー電波発言といい…」
「う〜ん…」
そうしてCDショップに入ろうとする二人に、一人の少女が近づいて来た。
「ねぇあなた達…」
巴マミである。
「私達…ですか?」
「ええ、その、あの…」
「ちょっと、お茶でもしない!?」
「」
「」
唖然とする二人。
「ねえまどか、これま、まさかナンパ!?」
「え、あ、さあ…」
「まさか、女の子同士で・・・!?」
「え、ええっ・・・」
その時― <>
◆fFgdhHmwl6<><>2011/07/29(金) 02:28:50.31 ID:j40l/o4Eo<> 『助けてまどか!』
まどかは声を聞いた。
何か、心に直接訴えかけてくるような声を。
「え・・・?」
『助けて!』
「誰・・・?」
声の元を辿り、CDショップへ入っていくまどか。
「ちょっと、まどか?どうしたの?」
追いかけるさやか。
「ねえ、ちょっと待ってあなた達、ねえ・・・!」
マミは2人を呼び止めようとするが、2人はどんどん先へ行ってしまう。
「・・・」
急いで携帯電話を取り出し、マミは電話をかける。
「・・・もしもし?ごめんなさい、こっちは失敗したわ。すぐに追いかけるからそっちも頼んだわ」 <>
◆fFgdhHmwl6<><>2011/07/29(金) 02:30:16.27 ID:j40l/o4Eo<> とりあえず書いてた分を書いて見ました
ものすごい遅筆ですがこれからもお願いします>< <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)<>sage<>2011/07/29(金) 14:43:41.21 ID:mfwRuO3Ko<> 乙マミ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2011/08/17(水) 19:21:16.68 ID:YW0dHCojo<> この時点でマミさんが携帯で連絡できる相手は誰なんだろうって、
密かに気になってるんだぜ… <>
!ninja<>sage<>2011/08/22(月) 02:11:33.60 ID:mDxjwfeNo<> 乙乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>hage<>2011/09/13(火) 08:31:26.87 ID:1MZckWYS0<> age <>