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HTML化した人:lain.
ほむら「怪獣!?」ゴジラ「…」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/09(日) 00:26:41.25 ID:I1aaeg2X0

魔法少女まどか☆マギカとゴジラのクロスオーバーです。
読んで頂けたら、とっても嬉しいなって。


三滝原病院、病室。

ほむら「……」

私、暁美ほむらは病室で目を覚ます。もう何度繰り返したかしら…。
私の最愛の少女、鹿目まどかを救う為に、時間逆行能力を使ってまた過去へ戻って来た。
極大の魔女、ワルプルギスの夜と戦い敗れた。前のループでは、巴マミ、美樹さやか、
佐倉杏子と共闘できた。3人とじっくり話し合い、励まし合い、友達…
いいえ、親友になれた。勝てると確信した。自信もあった。
だが…それでも勝てなかった。
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 00:52:47.09 ID:VLBm86CY0
人類最大の脅威、地球最強の兵器、破壊神、怪獣王ゴジラ

ゴジラが好きなので期待
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)2011/10/09(日) 00:57:42.34 ID:QiOay2hAO
…え?
もしかして今日こんなけ?(^_^;)
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/09(日) 01:47:43.06 ID:I1aaeg2X0
>>1

スレ立て代行ありがとうございます。

>>3

いやこれから。何かさっきまで掲示板に繋がらなくて気付かなかった


回想…

ワルプルギスの夜との戦闘中、私、さやか、マミ、杏子の4人は博物館に隠れていた。
4人で戦術を駆使し、持てる力を振り絞り…それでもワルプルギスの夜は倒れなかった。
もうこの町で生きているの人間は私達4人だけだろう。まどかも死んでしまった…。
使い魔の大群が避難所に入り込んで避難民全員を皆殺しにてしまった…。
それでも私は戦うのを止めなかった。此処まで上手くいったのは始めてだった。せめて仇をとりたかった。
ワルプルギスの夜は私達で決死の猛攻を加えても進撃を止めず、町を蹂躙して破壊し尽くし、
ここの人間達を絶望させ、その感情エネルギーを吸い取って益々強大になってしまっていた。
もう、どうあがいても勝ち目は無かった。
今頃、私達を探して好き放題暴れまくっているわ。
忌々しいインキュベーターの奴は何処かで嘲笑しているのかしら?それとも呆れている?或いはエネルギーを回収できずに残念がっている?
いえ、奴にそんな感情は無いわね。
もうこの町に見切りを付けて偽りの希望と真の絶望を撒きに行ってるでしょう。
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/09(日) 01:50:53.61 ID:I1aaeg2X0
マミ「暁美さん…」

ほむら「はぁ…はぁ…何かしら?」

私は息を整えて問い返す。

マミ「過去に行って」

ほむら「え?」

杏子「お前、戻れるんだろ?過去に」

ほむら「で、でも…あなた達が…!!」

さやか「私達は…もう駄目だよ…逃げる事も出来ない」

ほむら「そんな…あなた達を見捨てるなんて嫌…嫌…」

さやか「お願い…こんな結末を変えて欲しいんだ」

ほむら「無理よ…初めてあなた達全員と一緒に戦えたのよ…それでも勝てない…」

もう…ワルプルギスの夜を道連れにするくらいか、私に出来る事は無い。
4人で全魔翌力を炸裂させれば倒せるかも知れない。
以前に魔女化したさやかを杏子が“解放”したあれを4人でやればもしかしたら倒せるかも知れない。最も、それも相当部の悪い賭けだけど。

ほむら「お願い…私もあなた達と一緒に死なせて…」
まどかには悪いけど…もう無理だわ…。
それにこの3人と一緒に逝けるのなら後悔は無い…。

パァン! 乾いた音が響いた。

マミ「しっかりしなさい!!暁美ほむら!!」

マミが私の頬を張った音だった。
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/09(日) 01:54:40.43 ID:I1aaeg2X0

マミ「私達と一緒に戦うのは始めてだったんでしょう!?あなた一度で諦めるの!!
今まで何度も何度も繰り返して来たんでしょう。一人で挑んだ事も何度もあるんでしょう
それでもあなたは諦めなかった。なら…私達と戦う事もまたやってもらえないかしら?
あなたが決意してくれるなら、もう何も怖くないわ」

ほむら「マミ…」

杏子「頼むよ…こんなクソッタレな結末は認めたくないんだよ。
一人ぼっちは寂しいって知ってる…でも、お前にしか頼めないんだ」

ほむら「杏子…」

さやか「もう、私の契約は無理なら阻止してくんなくて良いからさ、
皆が笑える未来にしてよ。そしたら後悔なんてあるわけ無い」

ほむら「さやか…」
私の心は決まった。

ほむら「解ったわ」

杏子「それにな、まだ最後の切り札を残してあるんだぜ?」

杏子がにやりと笑う。

ほむら「切り札…?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/09(日) 02:00:30.56 ID:I1aaeg2X0
ズズン!!
突然建物の揺れが激しくなった。
奴が私達を見付けて、上空から魔翌力弾で猛爆撃を行っているようね。
建物の天井や壁がどんどん割れていく。

さやか「げげげっ!ヤバイ!これはヤバイ!早くして!!この建物もうもたない!!」

マミ「良い?時間逆行の直前に私達3人の残った全魔翌力をあなたに送るわ」

杏子「それで次の世界の何が変わるかなんて解らない。
もしかしたら何も変わらないかも知れねぇ。でも、あたしはそれに駆けるぜ!!」

さやか「もしかしたら魔法少女も魔女も無い、
さやかちゃんがモテモテの世界になっちゃうかもねー?」

ほむら「それはないわ」

さやか「最後まで冗談の通じない奴だなー、まぁ、良いけど」

マミ「さぁ、受け取って!」

マミのソウルジェムが金色に輝き、光が伸びて私のソウルジェムに照射される。

杏子「これがあたし達の…」

さやか「切り札だっ!!」

赤と青の光も伸びる。私のソウルジェムに魔翌力が溢れて来る。私は時間逆行を発動させる。
光に包まれる私。

ほむら「約束するわ!次の世界で、まどかだけじゃなく、絶対あなた達も救ってみせる!!
あなた達を守ってみせる!!」

マミ「ありがとう。期待しちゃおっかな」

マミがウィンクする。私は3人に右手を伸ばす。

マミ「暁美さん、幸運を!」

杏子「ほむら、グッドラック!」

さやか「グッドラック、ほむほむ!」

3人が私の手を握る。温かい。

ほむら「グ…グッドラック!」

私は何とか笑顔を作り、震える声で返す。…直後、魔翌力弾が3人の親友を消し飛ばした。

ほむら「う…うわぁあああああああああああ!!」
私は泣き叫びながら時間を逆行した。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/09(日) 02:06:16.99 ID:I1aaeg2X0
回想終了。

頬を触ると涙で濡れていた。
駄目ね…冷静に考えようにも、ちょっとショックが大き過ぎて落ち着かないわ。
ここは…何時もの方法で元気を出しましょう。
私は、何時かのループで手に入れた、おろし立てだったまどかのパンツで涙を拭き、
まどかの汗をたっぷり吸ったまどかのパンツを被る。
クンカクンカスーハースーハー
ふぅ…やっぱりスバラスィー幸福感だわ。落ち着くわね。
他にもまどかの聖水やら、おりものやら、うんうんが付いたパンツもあるけれど、
それを被ったら、理性が吹っ飛んでスーパーほむほむタイムに突入してしまうわ。
冷静になる私。

ほむら「何か…変わったのかしら?」

3人が託してくれた魔翌力によって、私は何か違う世界に飛べたのだろうか?
早急に確認する必要があるわね。
とりあえず休憩所でTVのニュースのチェックでもしましょう。あ、パンツは外さないと。
変態だと勘違いされてしまうわ。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/09(日) 02:09:07.46 ID:mQbmukWb0
おい
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/09(日) 02:11:49.96 ID:I1aaeg2X0
TV視聴中…。

ほむら「……」

うーん、特に変わった所は無いわねぇ。

アナウンサー「昼のニュースは以上です。本日はまだ日本に怪獣が現れていませんが、避難の準備は怠らないようにしてください」

ニュースは終わった…って、え!?今、このアナウンサーはなんて言ったの?
かいじゅうが現れ…?海獣?ジュゴンとかマナティのアレ?…な訳無いわよね。
とすると怪獣?あの特撮の?う、ううん…?と私が考えていると私の視界に誰かが入った。

ほむら「!?」

あの青い髪…間違いなかった。美樹さやか。
そういえば、上条恭介のお見舞いに何度も通っていたわね。
さやかに会いたい…会って話がしたい…。よし!先ずはあの子に会いに行きましょう!
私はさやかの後を追う。行き先は解っているわ。上条恭介の病室ね。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/09(日) 02:17:37.15 ID:I1aaeg2X0
私は上条恭介の病室をノックする。

恭介「どうぞー?」

ほむら「こ…こんにちは」

恭介「こんにちは」

さやか「こんにちはー…って誰?この美人」

さやか…さやかが生きてる。話している。過去に戻ったから当たり前なのに、
今までと違い、嬉しくて泣きそうになってしまう。

ほむら「わ、私は暁美ほむらって言うの…」

恭介「あ、うん、僕は上条恭介、よろしく」

さやか「私は美樹さやかだよ、よろしく!

あぁ…さやか…抱き締めたい。今すぐ駆け寄って抱き付いてしまいたい。
でも、今の彼女は私を知らない。それがたまらなく寂しい。
何時かは邪魔者なゴミ虫だとすら思っていた彼女がこんなにも愛おしい。
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/09(日) 02:24:23.46 ID:I1aaeg2X0
さやか「って何しに来たん?」

ほむら「いえ…廊下であなたの姿を見たものだから…
ここに私と同年代の女の子っていないから、お話したくなったのよ」

さやか「ほうほう?このプリティでキュートなさやかちゃんに一目惚れしちゃったと?」

全くさやかは相変わらずね…。

ほむら「それはないわ」

さやか「あんた冗談通じないな…」

恭介「ははは、まぁ、僕は歓迎だよ」

私達は3人で談笑する。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 02:26:26.60 ID:VLBm86CY0
さらりと変態ほむほむだったか

ちなみにメ欄にsagaと打ち込むとまともに変換されたはず
eではなくa
魔力
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/09(日) 02:27:18.57 ID:I1aaeg2X0
さやか「へー、暁美さんはもうすぐ退院なんだー」

ほむら「ええ、そしたら三滝原中学に編入になる予定なの」

さやか「おおっ!それ私の通ってる中学だよ!」

恭介「暁美さんは何歳なの?」

ほむら「14よ」

さやか「私とタメじゃん!一緒のクラスになれると良いね!」

ほむら「そうね」
きっと一緒のクラスなんだろうけどね。

ドゴゴゴゴゴゴ…!突然の大きな揺れと地響き。地震!?

ビーッ!ビーッ! 突然、大きな音が病院に鳴り響いた。

ほむら「な、何?」

さやか「警報だ!恭介、早く逃げる準備!!」

恭介「うん!頼むよ」

ほむら「警報?地震の?」

こんな音なったかしら?

さやか「この音は怪獣警報に決まってんじゃん!!」

ほむら「か、怪獣!?」

さやか「あんたは先に逃げて!!」

ほむら「あなたは!?」

さやか「あたしは恭介を車椅子に乗せてあげなきゃなんない!」

待って…怪獣って魔女の事じゃないかしら?
確かに魔女の中には怪獣と呼んで差し支えない容姿のものも存在…してたかしら?
もしかしたらこの世界は魔女は結界を作らず、普通の人に見えるよう具現化するのかも知れない。
この辺りには多分、マミがいるとはいえ何時駆け付けてくれるか解らない以上、
私が倒さないと!!

ほむら「大丈夫なのね!?」

さやか「うん、すぐに先生達も来てくれるから!」

ほむら「解ったわ!また会いましょう!」

さやか「とーぜん!」

私は病室から駆け出し、廊下を走って外へ。そして魔法少女へ変身。
確かにソウルジェムに反応があるわ!
身体能力を強化して、ソウルジェムの反応がある方へ走る。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 02:32:17.38 ID:I1aaeg2X0
>>13

ありがとう、入れておく



???「ギャーウ!!」

巨大な咆哮が聞こえて来た。魔女の声?にしてはえらく野獣じみた声だわ。
その声に近付くに連れ、避難する人の姿は少なくなり、徐々に大きくなる地響き。
近付けば近付くほど、地響きは地震のようになり、歩くのが困難になってくる。
どんどん見えてくる巨体な存在。

ほむら「何…?」

???「ギャアアアアス!!」

ほむら「何なのよ…?」

???「ギャーオオオオオウウ!!」

ほむら「”アレ“は…!?」

背中にはトゲだらけの甲羅を背負って、長大な尻尾もトゲだらけ。
頭部には角が並び、鋭い牙が生えている。それは少し恐竜の鎧竜を彷彿させる姿だったけど、
こんな恐竜は存在しない。何より大きさが違い過ぎる。まさに特撮怪獣そのままの存在がそこにいた。

“暴龍 アンギラス”

アンギラス(FW)「ギャアアアアアアーース!!」

何て大きさなの…4本足にも関わらず、その高さは7階のビルくらいに達している。
ざっと40メートル。全長は150メートルを由に超えるであろう存在がそこにいた。


怪獣の鳴き声は無理やりカタカナで表現するんで脳内再生お願い。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/09(日) 02:33:49.24 ID:QiOay2hAO
怪獣期待
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 02:35:34.50 ID:VLBm86CY0
>>15
脳内再生バッチシよ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 02:38:20.96 ID:I1aaeg2X0
ほむら「わっはっはっはっはっは!!でけーー!!」

って笑ってる場合じゃないわよ、私!!何てこと…?この世界にはこんな怪物が存在しているの!?ちょちょちょちょちょ!!こんなの勝てっこ無いじゃない!!

ほむら「と…とりあえず時よ、止まれ!!」

時間停止して、盾からミサイルランチャーを二挺取り出し、全弾撃ってみる。

ほむら「そして時は動き出す」

怪獣の顔面に殺到する8発のミサイル。常識で考えれば、生物なら致命傷を与えられる筈!!

アンギラス(FW)「ガアアアアアア!?」

爆炎に包まれる怪獣。そしてそれが晴れる。

アンギラス「ギャアアアアース!!」

傷1つ無く、元気に吼える巨体がそこにあった。

ほむら「全然効いてねー!!」

やっぱり、あんな地球重力を無視しまくりの巨体で普通に歩いているとか、
常識が通じるわけが無い!!確かに世界は変わったけど、悪化してるじゃない!!
あんなワルプルギスの夜級にヤバそうな奴が、普通の魔女ポジションとか有り得ない!!

キュイイイイイイ…!!

ほむら「!?」

私のソウルジェムが輝き出した。同時にわたしの中に今までに無い強大な力を感じる。
それこそワルプルギスの夜と同等じゃないかしら?これならこいつと戦える!?
ここは駆けてみましょう!!私はその力を解放した。
私の身体が紫色の光が溢れ出る。それは多数の光の粒子となってほとばしり、私から何かが飛び出る感じがした。
そして紫色の光が収束、結合し“それ”は私の前に顕現し、光が消える。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/09(日) 02:42:47.08 ID:QiOay2hAO
ガメラは?
ガメラは出るの!?
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 02:44:08.79 ID:I1aaeg2X0
ほむら「これは…」

全身は黒に近い暗い緑色、大きな頭部、その頭部に長い角、赤い目、全身を鎧う刺々しい甲殻。
全長は90メートルほど。そしてその名を理解する…。

ほむら「(それがあなたの名なのね…)バトラ…私の相棒!」

“大地の守護神 バトラ(幼虫)”

バトラ幼虫「ギョオオオオオオ!!」

解る…!この怪獣は私の味方であり、私の仲間!何かえらく凶悪な見た目なのは気にしないでおきましょう。

ほむら「行くわよ!あのアルマジロ野郎を倒すのよ!!」

アンギラス「ギャアアアアス!!」

奴はバトラを見るや否や、突進して来た。

ほむら「こっちも突撃よ!!」

お互い突進してぶつかり合う2体の怪獣!怪獣プロレスの基本、
がっちりぶつかり合ってパワー比べよ!と思ったらあっさり吹っ飛ぶ私のバトラ!!

ほむら「あれー!?」

バトラ「ギョオオオオン!!」

悲鳴を上げてビルの上に落下!!わ、私の所為じゃ無いわよね!?
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 02:50:27.92 ID:I1aaeg2X0
>>19

ガメラシリーズの怪獣は今の所出す予定無いけど、希望があるなら考えてみます。


ほむら「あれだけ盛大に吹っ飛んだという事は相当な重量差があるわね…」

体格で上回る相手に接近戦では不利だわ。

参考:アンギラスFWの体重6万トン。バトラ幼虫の体重2万トン。

ほむら「なら遠距離攻撃!バトラ!プリズム光線よ!!」

バトラ「ギョオオオオ!!」

バトラの角から稲妻のような光線が放たれる。

アンギラス「ギャアアアアア!!」

効いてる!!

ほむら「よし、良いわ!このまま遠距離から攻撃よ!」

プリズム光線を連射する。
あの怪獣が苦しがって暴れて周囲の建物がかなり壊されてるけど、気にしてはいけないわ。
じゃなくて気にする余裕はないわ。

アンギラス「ギャオオオオン!!」

ほむら「そろそろトドメね、強化プリズム光線!!」

バトラ「ギョオン!!」

一旦、角からの光線照射を止めて、エネルギーをチャージ、目からより強力なプリズム光線を全力で発射!!

アンギラス「…!!」

でも、奴は光線照射が止まった隙に身体を丸めて上空にジャンプした。
全力の強化プリズム光線は奴に避けられ、大きなビルに直撃、バラバラに倒壊させてしまった。

ほむら「あ」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 03:00:47.84 ID:I1aaeg2X0
やっちゃった…。ふ、不可抗力よ!不可抗力!!人的被害は無いし!!・・・多分。
…ってそんな事よりもあのアルマジロ野郎は!?…上!
身体を丸めて跳び上がったあの怪獣はまるで巨大なトゲボール。
本当にボールのように街を跳ね回り、バトラに体当たり攻撃を仕掛けて来た。

バトラ「ギョオッ!!ギョオオオオオオン!!」

巨体から想像出来ない素早い動きに対応出来ない!
何度も何度も体当たりを食らうバトラ。全身の甲殻に傷が付けられ、
下の肉から緑色の血が流れだす。
下手にプリズム光線を乱射したら、町の被害が増えてしまう!

ほむら「ど、どうしよう…って、そうだわ、ザ・ワールド!!時よ止まれ!!」

周囲の時間が静止する。バトラは…

バトラ「ギョオオ…」

思った通り、時間が止まっていない。起き上がるバトラ。
また、プリズム光線を使うと私の魔力が減るも解る。このバトラの事は幾らかは理解しているのよね。私の怪獣だから?

ほむら「今度は外しようが無いわよ!」

さて、私は盾から、まどかの黄金の聖水が染み込んだパンツを取り出して頭に装着!!
ほむほむハイパーモード発動!!

ほむら「うおおおおおおおお!!みなぎってきたああああああ!!」

バトラ「ギョオオオオオオオーー!!」

バトラが私の昂ぶりに呼応して咆哮!!思った通り、私がパワーアップすると、
この怪獣も強くなるみたいね!!
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 03:06:19.14 ID:VLBm86CY0
これはひどい

アンギラスボール
暴龍怪球烈弾で轢いちゃえ
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 03:11:39.33 ID:I1aaeg2X0
ほむら「バトラ、全力のプリズム光線よ!!」

バトラ「ギョオオオオオオン!!」

角と両目の両方からプリズム光線を発射。それは命中の直前あたりで止まる。

ほむら「そして時は動き出す…」

時間停止解除!!

アンギラス「!?」

アルマジロ怪獣は空中で丸まったままプリズム光線の直撃を受ける。
そして木っ端微塵に吹き飛んだわ。

ほむら「やった…やったわ!!」

バトラ「ギョオオオオオオオオンン!!」

バトラの勝利の咆哮が響き渡った。
身体は傷付き、あちこちから緑色の血が流れているけど…勝った!
私はバトラの召喚を解除、バトラは紫の光に包まれ、粒子になって私の胸の辺りに吸い込まれるように戻った。
私も被っていたまどパンを外して大事に盾に仕舞い込む。

ほむら「かなり魔力を使ってしまったわね…」

プリズム光線の使用だけじゃなく、怪獣の傷を治すのにも魔力が必要なようで、随分魔力が減ったのが解る。そして、この身体を襲う凄まじい疲労感。
まるでバトラの戦闘の疲れが私に移ったようだわ。立っているのもちょっと辛い。
うーん、聖水まどパンで一撃の威力は増すけど、魔力の消費量も多いわね。

ほむら「ソウルジェムも大分汚れて…あれ?」

ソウルジェムを見てみると、黒く濁ってはいない…いないけど、逆に色がかなり薄くなっていた。
汚れが溜まると黒くなるけれど、今は逆に色が抜けたように白っぽくなっているわね。
どういう事かしら…?輝きが弱くなるのは同じだけど。

ほむら「どっちにしろ、魔力はかなり減ってるのね…そうよ!グリーフシードは?」

私はふらつきそうになりながら、さっきの怪獣が爆発した下辺りに行って探す。
向こうを見ると、巨大な穴が空いていた。
地中を掘り進んでここからさっきの怪獣が出て来たようね。その前の地面の揺れは、
地中から出てきた時の振動だったのね。

ほむら「これ…かしら?」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 03:12:52.14 ID:I1aaeg2X0
ちょっと腹減ったのでカップめん食って来る
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 03:17:40.19 ID:VLBm86CY0
蓋開けるとすでに青のりがかけてある焼きそばとか
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/09(日) 03:19:03.38 ID:RIewqYojo
夜食うと太るぜ
気持ちはわかるがな
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/09(日) 03:24:40.00 ID:tOtt0hMro
バトラがほむほむ(人類)の味方とか胸が熱くなるな
さすがにQB星人の脅威がでかいか
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/09(日) 03:26:28.06 ID:QiOay2hAO
ガメラたんの火炎弾見たいお!
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 03:33:50.21 ID:I1aaeg2X0
再開

>>27

大丈夫、何故か太らない体質だから

>>29

ガメラか・・・ギャオスの群れならヤラレ役に使えるんだけどな・・・。


それっぽい物は見付かったけど、大きさはリンゴくらいあるし、何か岩みたいにゴツゴツしてるし…茶色いし。でも何か物凄いエネルギーを感じるわ。
これが無かったら岩ころと見分けが付かないわね。
とりあえず、それを私のソウルジェムにかざしてみる。
すると、汚れを吸い取るのとは逆にそのグリーフシード?から私のソウルジェムが
エネルギーを吸い取り、魔力が補充されていく。
やがて、私のソウルジェムが輝きと色を取り戻すと、そのグリーフシード?は灰色になり、
エネルギーを感じなくなった。そして私の疲れた身体に活力が戻る。

ほむら「成る程…こうやって魔力を回復するのね」

とりあえずこのグリーフシード?の残骸?は盾の中に仕舞っておきましょう。

ほむら「?」

私は振り返る。誰かに見られている気がした。いえ、多分、見られていた。
まぁ、誰かなんて予想は付くけれど。

ほむら「(…確かに色々変わったわね)」

夕日が差す中、私は病室に戻ると情報を整理する。
さて、落ち着く為にまどかパンツを被りましょう。
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 03:40:11.68 ID:I1aaeg2X0
先ず、この世界には“怪獣”と呼ばれる存在がいる。それは常識外れに巨大で強い。
地球の生物の常識を超えた大きさだわ。
それは暴れ回るタイプと魔法少女が使役するタイプがいるようね。私だけが怪獣を呼び出せるとは考えにくい。
怪獣が今までで言えば魔女で、それを倒す為に魔法少女も怪獣で対抗する、といったところかしらね?
魔女に関しては不明。存在するかどうか解らないわ。
魔力はこれまで通り、魔法の使用で減る他、怪獣の特殊な攻撃の使用、怪獣のダメージの回復でも減るようね。戦闘中の回復は出来るのかしら?
また、ソウルジェムは汚れは溜まらないけど、魔力が減ると使えなくなり、怪獣が落とすグリーフシード?で回復させる。
魔力を限界まで使い切るとどうなるのかしら?魔法少女は死んで怪獣は暴走を始める?
私が今日倒したあのアルマジロな奴も元は誰かの怪獣だった?
キュゥべぇえは…いると考えた方が妥当ね。
今度会ったら、あのファッキン淫獣を締め上げてこの世界の事を色々吐かせましょう。

まぁ、こんな所かしら?怪獣については家でネットで調べれば情報が出るでしょう。

コンコン…誰かがドアをノックした。

さやか「ねぇ、暁美さん。戻ってるー?入っていい?」

あぁ、さやかね。無事だったのね、良かった…。さっき携帯で確認したけど、もう警報は解除されたようね。それにしても避難も迅速だったし、この世界の人々はどうも慣れているみたいだわ。

ほむら「どうぞ」

さやか「お邪魔しまーす…って、何でパンツ被ってんの?」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 03:44:40.58 ID:I1aaeg2X0
ほむら「時よ止まれ!!」

上のパンツ脱ぎ脱ぎ。仕舞い仕舞い。

ほむら「そして時は動き出す・・」

さやか「…って、あれ?」

ほむら「どうしたのかしら?」

さやか「…今、パンツ被って無かった?」

ほむら「いいえ、そんなパンツを被るなんて変態みたいな事を私がする訳無いじゃない」ファサ

さやか「だ、だよねー!ごめん、変な事聞いちゃってさ」

ほむら「美樹さんはきっと避難して戻って疲れてるのよ。見間違ったんじゃないかしら?」

さやか「あはは…まぁ、慣れてると思ってても、いきなり来ると精神にも悪いしねぇ」

ほむら「それで、何か用かしら?」

さやか「あ、そうだ。さっきの避難で暁美さんが無事か確認しに来たの」

ほむら「ありがとう、優しいのね」

さやか「そんな事無いって!」

ほむら「無事といえば上条君は無事だったの?」

さやか「うん、大丈夫だった」

しばらくさやかとお話。

さやか「あ、もうこんな時間だ。そろそろ帰らなきゃ。親も心配してるだろうし」

ほむら「ええ、また明後日」

さやか「学校でね!同じクラスになれると良いね、暁美さん」

ほむら「私の事はほむらで良いわ。あなたの事もさやかって読んで良いかしら?」

さやか「勿論!じゃんじゃん名前で呼んじゃってよ、ほむら!」

ほむら「ええ、じゃ、さやか」

さよならは…言いたくなかった。今まで何度も何度もさよならを繰り返す内、
私はこの言葉が嫌いになっていった。そして私が好きになった別れの言葉がある。

ほむら「グッドラック」

さやか「え?ぐっどらっく?」

ほむら「“幸運を”」

さやか「いや、解ってるけど、挨拶としては珍しくない?てか初めて聞いた」

ほうら「そうかしら?良いと思うけど」

さやか「うん、確かに悪くないね、グッドラック!」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 03:50:57.55 ID:I1aaeg2X0
翌日ほむホーム

さて、退院。
最優先でするべき事はまどかの部屋とトイレと風呂にカメラを仕掛ける事なので、それは済ませて来たわ。
これは決して私の変態的欲望を満たす為ではなく、インキュベーターの契約から、まどかを守る為なのよ。ホムッ

先ずはネットで怪獣の事を調べ…る前に。
部屋にまどかグッズを置いてほむホームをまどかエディションにしておかないと。
盾から全裸まどかの添い寝シーツ、全裸まどか抱き枕、まどかポスター、まどかタペストリー、まどかフルスクラッチフィギュア私製作10種類。
後は大量のまどかの写真(主に盗撮)を貼れるだけ壁に貼って…こんなものかしら。

さて、まどかステッカーをベタベタ貼ったPCを盾から引っ張り出して、ネットを繫いで起動。
壁紙は勿論、M字開脚まどかの画像よ。土下座して撮らせてもらったものだわ。

ほむほむ…
怪獣とは人智も常識も超えた大きさ、生命力、戦闘力を持つ超巨大生物の総称なのね。
一口に怪獣と言っても、2足歩行恐竜型、4足歩行恐竜型、翼竜型、魚介類型、昆虫型、植物型など様々な形態や生態を持ち、発生原因も様々。生物ではない、機械の怪獣、所謂ロボット怪獣も存在する。私のバトラは昆虫型怪獣で、昨日倒した怪獣は4足歩行恐竜型ね。
そして生物でありながら災害に近いものなのね。まさに生きた天変地異といったところかしら・・・。
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 03:57:01.32 ID:I1aaeg2X0
1954年、太平洋上で貨物船「栄光丸」が原因不明の沈没事故を起こし、
救助に向かった貨物船「備後丸」と大戸島の漁船も次々に沈没。
そして暴風雨の夜、大戸島に巨大な恐竜に似た生物が上陸。沈没事故はこの生物が原因と思われ、この生物は山根博士によって大戸島の伝説の怪物に因んでゴジラと命名される。
その正体は中生代ジュラ紀に生息していた肉食恐竜の生き残りが、アメリカの1954年3月1日、
ビキニ環礁で行われた水爆実験の水爆実験で被爆、放射能を浴びて変異してしまったものと判明。

ゴジラはその後、東京に現れ防衛隊の攻撃を受けるも、ものともせずに進撃。
ゴジラは3度に渡って東京に出現。高圧電流も防衛隊の決死の攻撃も通用せず、防衛線を突破して暴れまわる。
この恐竜は水爆実験の影響を受け、口から放射能を帯びた火炎を吐く“怪獣”と化していた。
戦車隊を全滅させ、口から吐く放射能火炎で首都を焦土に変えてしまった。
死者は10万人を越え、戦後間もない日本にとってそれは東京大空襲の再来であり、広島、長崎に続く第三の核攻撃に等しかった。

ほむぅ…ワルプルギスの夜ってレベルじゃ無いじゃない…。

このゴジラは天才科学者、芹沢博士の開発した酸素破壊剤“オキシジェン・デストロイヤー”によって死亡。

これが人類と怪獣の初の接触だったのね。
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 04:02:56.46 ID:I1aaeg2X0
その半年後、岩戸島で東京を襲ったゴジラと同族別固体の怪獣、つまり別のゴジラと、それと戦う怪獣が目撃される。

このゴジラと戦ったっていう怪獣、昨日私が倒した奴にそっくり…いえ、殆ど同じね。

この怪獣は中生代白亜紀の恐竜アンキロサウルスの生き残りがロシアの核実験により被爆、
放射能でゴジラ同様に怪獣化してしまったものと判明、アンギラスと命名される。
この2匹の怪獣は大阪に上陸、激戦をくり広げながら街を破壊し尽くす。これが史上初の怪獣同士の戦闘となった。
やがてアンギラスはゴジラに倒され、ゴジラは千島列島の神子島に移動、そこの雪山に閉じ込められる。

この世界って、恐竜が普通に生き残ってて、それだけでも驚きなのに、何で放射能を浴びたら怪獣になるのよ・・・。

それ以降、世界各地でまるでゴジラに呼応するように怪獣の目撃と襲撃が相次ぐようになり、更に外宇宙から怪獣が襲来するようになった。1954年3月1日、ゴジラを産み出したこの日、人類は決して開けてはならないパンドラの箱を開けてしまったのかも知れない。

オキシジェン・デストロイヤーの製造法が解らず、現用兵器では全く歯が立たない怪獣という存在を倒すには同じ怪獣しか無いという事実を、
このゴジラとアンギラスの戦いから学んだ人類は、怪獣を使役する事が出来ないか様々な面から研究を始める。
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 04:03:13.18 ID:VLBm86CY0
ゴジラか、科学兵器か、驚異と戦慄の一大攻防戦!
http://www.youtube.com/watch?v=9cpb8t7ejJE
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 04:08:23.48 ID:I1aaeg2X0
怪獣が現れたにも関わらず、自衛隊の兵器が出動しなかった理由はこれね。
足止め程度出来るか出来ないか程度じゃ戦っても無駄という事ね。兵器ってメチャクチャ高いし。

その研究成果が実り、人類は怪獣を使役する事に成功、敵対怪獣の撃退をその怪獣に任せるようになった…と。
研究の詳細は一般閲覧できないようね。まぁ、大体解ったわ。多分、この怪獣を使役できるのは私のような魔法少女。
素質があって契約してとかそんなんでしょう。まぁ、この辺の詳しい事は淫獣に聞く事にするわ。
さぁ、今日の残りの時間は!スッパになって!!まどパン被って咥えて穿いて!!ずっとスーパーまどニータイム!!

ほむら「あぁん!まどかまどかまどかーー!!」クチュクチュクチュクチュプシャアアアアア



此処までいわゆるプロローグ。

この世界の怪獣は、全てVSシリーズの100メートルゴジラに準拠する大きさにしています。
初代ゴジラも身長100メートルという風に。

眠いので寝る。起きたら再開します。
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 04:09:24.87 ID:VLBm86CY0
なるほど昭和後期にゴジラたちが人間の味方についたのももしや・・・
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/09(日) 04:14:58.24 ID:mQbmukWb0
乙!
なかなか面白そうなので、期待

ほむらの怪獣がバトラなら、まどかはモスラ呼んだりするんだろうか
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/09(日) 04:17:48.46 ID:tOtt0hMro


しかしこの設定だとG兵器は無しか?
スーパーXや三式機龍を駆るほむほむとか、
時間停止によるメーサー光線車の超弾幕とか見たかったけど
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 04:20:48.73 ID:VLBm86CY0


そういやゴジラ映画ってちょくちょく宇宙人とかが出てくるよな
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/09(日) 07:01:12.09 ID:QiOay2hAO
まどか(ガメラ)「プラズマァァ火炎弾ッッッ!」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]:2011/10/09(日) 09:19:23.74 ID:ZCRQ1iLAO
ゼットン「怪獣の出番と聞いて」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 09:50:37.59 ID:jyV8Xv+v0
仁美「守りなさい!キングシーサー!!」

しかしこのループのほむらさんの変態っぷりはマジパねぇなwww
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga sage]:2011/10/09(日) 10:47:05.22 ID:TfR3g/r60
わーいゴジラだー、と思ったら変態ほむらのインパクトが強すぎて何が何だか
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 10:55:25.24 ID:I1aaeg2X0
おはようじょ。

皆さん、レスありがとうございます。凄く嬉しい。


三滝原の教室、まどかとさやかのクラス

ほむら「転校生の暁美ほむらです。よろしくお願いします」

いつも通りの始まり、クラスメイトに自分の名前を伝える自己紹介。クラスを見渡すと、さやかが嬉しそうな顔で手を振っている。
私はそれにニコッと笑顔で返す。そしてまどかにも笑いかける。

まどか「えっ!?」

ふふふ、その戸惑ったような顔も可愛いわまどか。いますぐベロチューして、お股にもチューしてあげたいわ。さて…先ずは

ほむら「時よ止まれ!」

ほむら・ザ・ワールド!!

ほむら「まどか、出会った記念にパンツ貰うわね、返事は聞いてない、ぐへへ」

まどかのパンツを脱がし脱がし。

ほむら「うっひょおおおおおおお!!目の前にまどかのおまんまん!おまんまん!触りたい!
しゃぶりたい!ペロペロしたい!ペロペロしたい!!でも、ペロペロしちゃうとまどかの時間も動いちゃう!!
何という生殺し!!でもそれもイイ!!ハァハァ…あぁん、まどか、まどかぁー、んんんっ!」クチュクチュ

ほむら「んん…はぁ…あああああんっ!」ビクッビクッ!

掛かった時間は!?ほむほむ時計で測定。ほむほむ時計とは時間停止中でもまどかの事に関する行為なら正確に測定できる時計よ。
くっ…!1分02秒…ダメね、今回も全然遅い!いつか、1分を切ってやるわ…!待っててね、まどか!!

ほむら「ふぅ…」

何はともあれ超重要ミッションまどニー&転校記念のまどかパンツゲット完了だわ。ファサ…
さて、まどかには用意しておいた新品のパンツを穿かせてと…ふふふ、このパンツも今日の夕方には収穫時になるわね。

ほむら「そして時は動き出す…」

休み時間に質問攻めにされて、合間を見付けてまどか達の方へ。
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 11:02:38.79 ID:I1aaeg2X0
さやか「いやぁ、本当にほむらと同じクラスになれるなんてねー」

ほむら「ええ、私も嬉しいわ、これからよろしくね、さやか」

さやかの笑顔を見ていると心が晴れるようだわ。

まどか「ねぇ、さやかちゃんと暁美さんって知り合いだったの?普通に名前で呼び合ってるし」

さやか「よくぞ聞いてくれました!私とこの子は時空を超えて巡り合った、運命の仲間なんだわ!」

ほむら「ええ、そうなの」ファサ

大正解!流石よ、さやか!

仁美「くすっ、暁美さんって意外と面白い方ですのね」

さやか「なーんだ、あんた冗談通じるじゃん」

ほむら「私は冗談は言わないわ」

さやか「いやいや、もう良いって!あんまり続けると恥ずかしいじゃん!
まぁ、本当の事を言うと、ほむらとは病院で会ったんだよね。そしたら何か凄く息が合っちゃってさ」

仁美「そうなんですの」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 11:09:29.58 ID:I1aaeg2X0
まどか「そういえば昨日、怪獣が現れたのってさやかちゃんが病院に行ってる時間だったよね?大丈夫だった?」

怪獣…やっぱりこの世界では珍しい存在では無いようね。

さやか「うん、大丈夫だったよ」

仁美「アンギラスだったようですわね」

さやか「多いよね…先月も出て来たっけ」

先月もアンギラスが現れたって言うの!?

ほむら「ねぇ、この町に怪獣ってそんなに頻繁に現れるの?」

まどか「うーん、ここ大きい町だから怪獣の出現も多いよ。人が多いところ程怪獣が現れやすいっていうし」

仁美「でも、この町は安全だよ!」

さやぁ「そうそう!この町は何といっても金色で三つ首のすっごい大怪獣が守ってくれちゃてるからねー!」

金色の怪獣、やはりマミの怪獣かしら?だとしたら多分、派手ででかい怪獣だと思うわ。
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 11:10:22.60 ID:I1aaeg2X0
まどか「そういえば昨日、怪獣が現れたのってさやかちゃんが病院に行ってる時間だったよね?大丈夫だった?」

怪獣…やっぱりこの世界では珍しい存在では無いようね。

さやか「うん、大丈夫だったよ」

仁美「アンギラスだったようですわね」

さやか「多いよね…先月も出て来たっけ」

先月もアンギラスが現れたって言うの!?

ほむら「ねぇ、この町に怪獣ってそんなに頻繁に現れるの?」

まどか「うーん、ここ大きい町だから怪獣の出現も多いよ。人が多いところ程怪獣が現れやすいっていうし」

仁美「でも、この町は安全だよ!」

さやぁ「そうそう!この町は何といっても金色で三つ首のすっごい大怪獣が守ってくれちゃてるからねー!」

金色の怪獣、やはりマミの怪獣かしら?だとしたら多分、派手ででかい怪獣だと思うわ。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/09(日) 11:12:19.91 ID:4BlouxUGo
キングギドラの三つの首が全部マミっちゃうのか…
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 11:15:26.60 ID:I1aaeg2X0
あれ、二重になってしまった。


まどか「でも、昨日のアンギラスを倒してくれたのは別の怪獣らしいよ。朝のニュースでやってた」

仁美「ええ、黒い昆虫型の怪獣が倒してくれたそうですわ」

それ私!私のバトラ!!

仁美「何でも今までに確認された事の無い怪獣だとか」

さやか「へー何て名付けられるんだろ?」

まどか「じゃあ黒い虫だから…ブラックインセクトなんてどうかな?」

ほむら・さやか・仁美「「「……」」」

違う…違うのまどか!あの怪獣はバトラって言うの!
後、ついでに言うと、本当の体色は黒じゃなくて黒に近い緑色なのよ!!

さやか「ね、ねぇ、ほむら!今日、昼は一緒に食べない?」

ほむら「あ、ご、ごめんなさい、私、今日はお弁当持って来てないの、学食で食べるわ!」

仁美「そ、そうなんですの、転校初日ですし、仕方ないですわね」

まどか「ねぇ、皆どうして話を逸らすの?ブラックインセクト良いよね…?」

メチャクチャ不機嫌そうなまどかさん。

さやか「あー、言い難いけど、ダサい。それに長い」

バッサリね。

まどか「そ、そんなに駄目かな…?」

今度は何か凄いショック受けてる…でもそんなまどかも可愛いわ!
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 11:27:20.57 ID:I1aaeg2X0
放課後、ショッピングモールのマクドナルド。

さやか「へぇ…心臓の病気で今までねぇ…そりゃあ大変だったね」

私、まどか、さやか、仁美の4人ででお話タイム。

まどか「暁美さん、もう大丈夫なの?」

ほむら「勿論。それとほむらで良いわ」

まどか「うん、じゃあほむらちゃん、私もまどかで良いよ」

ほむら「解ったわ、まどか」

仁美「では、わたくしも仁美と呼んでくださいな、ほむらさん」

ほむら「ええ、仁美」

さやか「じゃ、早速3人ともほむらとメアドと番号交換しよっか!」

まどか「うん!」

仁美「そうですわね」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 11:28:10.72 ID:I1aaeg2X0
まどか「それにしても、ほむらちゃんって、なんかこう燃え上がれー!って感じで、名前カッコいいよね!」

私はまどかに何時でも萌え上がっているわよ!

さやか「でも、ほむらって炎っていうより、氷だよね。あ、冷たいとかじゃなくて、クールでさ」

ほむら「そうかしら」

仁美「…あら、もうこんな時間!ごめんなさい、お先に失礼しますわ」

まどか「今日はピアノ?」

仁美「お茶のお稽古ですの。もうすぐ受験だというのに何時まで続けさせれるんだか…」

さやか「仁美は習い事を掛け持ちしてるんだよ」

ほむら「それは大変ね」

さやか「あたしゃ小市民に生まれてよかったよー」

まどか「私達も行こうか」

さやか「あ、CD屋寄ってもいい?」

まどか「良いよ、ほむらちゃんはどうするの?」

CD屋…今までCD屋であのインクソッタレベーターがまどかに接触しようとして来たわね。
出来ればそれは避けたいけど、私も向こうに用がある。
此処は2人をキュゥべえから守れるよう一緒に行動した方が良いわね。

ほむら「ええ、私も一緒に行くわ」

あ、そうそう、そろそろまどかに朝穿かせたパンツが、良い具合に熟れて収穫時だわ。
時間停止、まどかのパンツ回収、新しいパンツ穿かせて時間停止解除。
よし。
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 11:32:28.42 ID:I1aaeg2X0
CD屋

さやか「うーん、どれにしよっかなー?」

まだ、キュゥべえの呼びかけは来ないようね…。

ほむら「ねぇ、まどか」

まどか「うん、何?」

ほむら「変な声が聞こえて来たりしない?」

まどか「変な声?」

ほむら「ボスケテーとか」

まどか「無いよ。どうしたの?」

ほむら「そう、無いなら良いの。変な事聞いてごめんなさい」

まどか「ううん、別に良いけど」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/09(日) 11:35:56.49 ID:XaGTeA9/0
設定はすごく面白そうなのに変態描写が台無しにしてる気ががが
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 11:37:25.04 ID:I1aaeg2X0
さやか「ねぇ、ほむらー」

ほむら「何?」

さやか「恭介へのお土産にCD持ってこうと思うんだけどさ、何が良いと思う?」

今までのパターンからして上条恭介はクラシックの音楽CDを聴き続けて、
動かない左腕に絶望するという面倒くさい場面があったわね。という訳でそれは論外。
まぁ、ここは私の好きな曲でもオススメしておきましょう。

ほむら「これなんかどうかしら?」つhttp://www.youtube.com/watch?v=L6GI07RSfqU

まるで私の事を歌ったかのような曲で大好きなの。

さやか「おお!何かカッコいい曲!これ良いかも知んない!これにしよう!!」

まどか「決まった、さやかちゃん?」

さやか「うん、ちょっと待って、会計済ませて来るから」

結局キュゥべえは来なかったわね…と思ったいたら帰り道の大きな公園。

QB「やぁ、始めまして」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 11:45:16.22 ID:I1aaeg2X0
>>55

でも、もう書いちゃったし・・・
これからは、控えめにします。多分、おそらく、きっと


ほむら「」ガッシボカ!

QB「ギャッグッワ!」

QB「いきなり何をするんだい!?酷いじゃないか!!」

ほむら「出たわね、淫獣。絞殺か銃殺か斬殺か撲殺か、好きな殺され方を選びなさい」

淫獣の首を掴んで持ち上げる。10匹くらいぶっ殺してから話をしましょう。

QB「いやいやいやいや!!待ってよ!!何でボクが殺されなきゃいけないんだい!?」

ほむら「え?溺死がお望み?良いわ、丁度そこに噴水があるから沈めてあげる」

QB「ちょちょちょちょちょ!!それ物凄く苦しい死に方だよ!!止めて!!殺さないで!!」ジタバタ

さやか「ちょっと、ほむら、止めなよ!そいつ微妙に憎たらしい面で殴りたくはなるけどさ!」

まどか「そうだよ、何かキモくて思わず踏み潰しなる生き物だけど、特に害があるように見えないよ!」

QB「…」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 11:52:01.84 ID:I1aaeg2X0
ほむら「あなた達は知らないのよ、この害獣がどれほど危険で恐ろしい存在か…」

さやか「ま、まさか…こいつ怪獣なの!?」

QB「違うー!」

まどか「巨大化して人間を食べたりするの!?」

QB「しない!しない!しない!」

ほむら「こいつの恐ろしさはそんなものじゃないわ。死に至る病を感染させる病原体よ!!」

そう…絶望と言う名の病を。

さやか「ええええええええ!?怖っ!!怖過ぎる!!」

まどか「きゃああああああ!!嫌ぁああああああ!!」

さやか「ほむら、触っても大丈夫なの!?早く殺して焼いた方が良いんじゃない!?」

ほむら「そうね、そうするわ」

QB「いや、待って!君が何を言ってるのか解らないよ!!話を聞いてよ!!」

ほむら「まぁ、触って感染はしないけどね」

まどか「ほっ…」

さやか「じゃあ、そいつの血からとか?」

というか、言葉ね。

QB「いやいや!ボクは病原体じゃない!!本当だよ!!」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 12:00:48.59 ID:4V6GJ+8IO
なんて感情豊かなQBさんなんだ
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:01:51.29 ID:I1aaeg2X0
ほむら「黙りなさい、まどかとさやかを契約させようたって絶対にさせないわよ」

QB「まどかとさやかって誰!?」

白々しい…。

まどか「まどかは私で」

まどか「さやかはあたし(って、契約って?)」

QB「あ、そうなんだ…」

ほむら「もう良いわね、とりあえず死になさい」

私は淫獣を掴む手に力を込め、ギリギリと締め上げる。
まどかとさやかの間の前で殺しておけば、今後、復活して現われ辛いでしょう。
また出て来た所で締め上げて情報を吐かせれば良いわ。

QB「きゅべぇぇぇ…と、ともかく…ボクが探していたのはその2人じゃない…」

ほむら「ふぅん?じゃあ、誰に用があったのかしら?」

QB「き、君だよ…今、ボクを締め上げてる黒髪ロングで美人の君だ…」

はぁ?私?まぁ、話を聞いてあげましょう。こっちも話があるし。
後、こいつに誉められても、はっきり言って気持ち悪い。

QB「はぁ、はぁ、はぁ…や、やっと首を離してくれた…死ぬかと思った」

死んでも平気でしょう。
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:08:14.74 ID:I1aaeg2X0
ほむら「で、話って?」

QB「その前に、えっと、まどかとさやかだっけ?悪いけど2人は外して欲しい」

まどか・さやか「え?」

ほむら「…何を企んでいるの?」

QB「いや何も」

ほむら「吐け、切り刻んでカラスのエサにするわよ」

カラスも食わなさそうだけど。

QB「ただ、一般人は聞かなくて良い話も含まれるだろうから・・・」

胡散臭いわ…。でも、こいつが此処にいる間は2人に契約を迫ったりしないでしょうから、2人は離れててもらいましょう。

ほむら「あなた達は先に帰っててくれるかしら?」

さやか「でも、帰りに女の一人歩きは危ないじゃん」

まどか「じゃあ、私達、その辺歩いて待ってるね」

全く、優しいわね、2人とも。

ほむら「解ったわ、ありがとう」

QB「…さて、ボクは君に色々聞きたい事がある」

ほむら「私もお前に聞きたい事があるわ」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:11:08.15 ID:I1aaeg2X0
QB「ではお互い、話の前に嘘を吐かないと約束しようと思う、どうだろう?」

ほむら「答えたくない時は?」

QB「その時は黙秘すれば良いさ。ボクとしては真実確認はとても重要だから、
嘘だけは吐いて欲しくない。ボクも決して嘘は言わない。どうだろう?」

インキュゥべえターが嘘を吐かないのは周知の事実…。でも嘘を吐いて欲しくないというのは初めて聞いたわ。

ほむら「解ったわ」

QB「先ず、言っておきたい事がある」

ほむら「何よ?」

QB「昨日はアンギラスを倒してくれてありがとう。昨日はこの町の魔法少女が来れなかったんだ。
君の正体は解らないけど、君がいなかったら、甚大な被害が出ていた所だった。礼を言わせてもらうよ」

頭を下げるインキュゥべえター。うわぁ…。

ほむら「…」

QB「そんな露骨に嫌そうな顔しなくても良いじゃないか…」

ほむら「お前から礼を言われるとか寒気と吐き気がするのよ」

QB「ボク、君に何かした!?ねぇ!」

ほむら「ええ」

あ、ヤバい、殺したくなって来たわ。
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:13:53.88 ID:I1aaeg2X0
QB「…ボクの態度や言った事で何か気に障った事があったら謝るよ」

ほむら「いえ、特に」

QB「あ、そうなんだ…」

ほむら「でも、それがまたムカつくわ」

QB「どうすれば良いの、ボク!?」

ほむら「死ね」

QB「いや、だから…ああ、もう良いよ…実行に移さなければ殺意を抱いてくれていても。
じゃあ見た目だったりする?確かにボクのこの見た目は、微妙だと思うよ。
ネコとウサギを参考にした割にはイマイチ可愛くないし。でも、それはボクを開発した人達に言ってくれないか?」

開発…?こいつの母星の宇宙人かしら?

ほむら「確かにお前は見た瞬間、ミンチにしてやりたくなるほどぶっさいくね」

QB「そこまで酷くないと思うんだけど」

ほむら「ていうかもう存在自体が許せないわ」

QB「うん、まぁ、理由は解らないけど、君がボクを大嫌いなのは解ったよ…。ではどちらから質問しよう?」

ほむら「そちらからどうぞ」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:17:07.62 ID:I1aaeg2X0
ほむら「暁美ほむらよ」

QB「じゃあ、ほむらって呼んで良いかい?」

ほむら「様を付けろよ、淫獣野郎」

QB「…で、ほむら」

うわ、スルーしやがった。

QB「君は魔法少女なのかい?」

ほむら「何故そう思うの?」

QB「今は質問に質問で返さないでくれるかい?それは君が質問する時に聞いてくれ」

くっ、淫獣の癖に正論を抜かしやがる…。

ほむら「そう思うわ」

QB「思う、とは?」

ほむら「お前の言う魔法少女と、私の言う魔法少女の認識の違いがある可能性が高い」

私の魔法少女は怪獣を呼び出して怪獣と戦ったりしないし。

QB「では、その違いは何だと思う?1つで良い、挙げてくれるかい?」

ほむら「そうね、私は魔法少女は怪獣を呼び出したり出来ないものと考えている」

QB「でも君は昨日、怪獣を呼び出して戦っていたよね?しかも、驚くべき事に今までに確認されなかった怪獣だ」

見ていたのはこいつなのね。それで私が魔法少女だと思った、と。
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:18:55.79 ID:I1aaeg2X0
ごめん、最初の一行飛んだ。



QB「先ず、君の名前は?」

ほむら「暁美ほむらよ」

QB「じゃあ、ほむらって呼んで良いかい?」

ほむら「様を付けろよ、淫獣野郎」

QB「…で、ほむら」

うわ、スルーしやがった。

QB「君は魔法少女なのかい?」

ほむら「何故そう思うの?」

QB「今は質問に質問で返さないでくれるかい?それは君が質問する時に聞いてくれ」

くっ、淫獣の癖に正論を抜かしやがる…。

ほむら「そう思うわ」

QB「思う、とは?」

ほむら「お前の言う魔法少女と、私の言う魔法少女の認識の違いがある可能性が高い」

私の魔法少女は怪獣を呼び出して怪獣と戦ったりしないし。

QB「では、その違いは何だと思う?1つで良い、挙げてくれるかい?」

ほむら「そうね、私は魔法少女は怪獣を呼び出したり出来ないものと考えている」

QB「でも君は昨日、怪獣を呼び出して戦っていたよね?しかも、驚くべき事に今までに確認されなかった怪獣だ」

見ていたのはこいつなのね。それで私が魔法少女だと思った訳ね。
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:21:48.88 ID:I1aaeg2X0
ほむら「私は昨日、初めて怪獣を呼び出したのよ」

QB「つまり以前は魔法少女でありながら、怪獣は呼び出せなかったという事かい?」

ほむら「そう」

QB「うーん…?君とは契約した記録が無い。契約無しで魔法少女になったり、怪獣を呼び出せるなんて有り得ない。
更に魔法少女になってずっと怪獣を呼び出せなかったというのも初めて聞いたし、
呼び出したのが初めて確認された怪獣というのも驚きだ。君はどういった経緯で魔法少女に?
どうして急に怪獣の召喚が可能になったのかな?」

話すべきでは無いわね。

ほむら「黙秘するわ」

QB「解った。成る程、確かに君は普通の魔法少女とは違うようだ。
そもそもボク達との契約無しで、変身したり怪獣を呼び出していたから、極め付けのイレギュラーだけどね」

ほむら「そのようね」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:24:40.86 ID:I1aaeg2X0
QB「君の目的は?」

ほむら「この町と隣の町に住む、何人かの女の子を災厄から守る事。
それにはさっきのまどかとさやかも含まれているわ」

QB「それはこの町を守ってくれる、と解釈しても良いかい?」

こいつの目的は、町を守る事?
本当だとしたら、今までのインキュベーターとは間違いなく違うけれど、油断は出来ないわ。

ほむら「この町を守らなければその娘達も守れないから、そうなるわね。でも、私が最優先で守るのはその娘達」

QB「そうか、なら、君はボク達の味方だね」

ほむら「さっきお前を殺そうとしたけど?」

QB「しかし、今はそれほどの敵意を感じないよ。
君がボクへの認識を間違っていると思い始めてくれてるんじゃないかな?」

ほむら「それを判断するのはこれからよ」


他にキュゥべえに、ほむほむに聞いて欲しい事ある?
内容と関係なくても良いです。10分くらい待ちます。
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/09(日) 12:32:32.94 ID:BE7TnLoAO
他の魔法少女たちはどうしているのか
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/09(日) 12:33:14.15 ID:tOtt0hMro
怪獣の存在を知っていたか


あと変態描写は自分も余計だと思う
>>1が息抜きに使いたいとかなら別にいいけど
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 12:33:38.19 ID:S1bDFjwDO
どこでQBを知ったか?
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 12:34:11.35 ID:S1bDFjwDO
どこでQBを知ったか?
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富士山)[sage]:2011/10/09(日) 12:35:59.47 ID:uG/N5oK90
ソウルジェムと怪獣との関係
ソウルジャムがある限り死なないか
怪獣が死んだ後発言したグリーフシードみたいなものは何か?
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/09(日) 12:38:15.55 ID:BE7TnLoAO
>>68
やっちゃったQBがじゃん…
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:41:50.01 ID:I1aaeg2X0
QB「君に他に、怪獣を呼べなかったっていう魔法少女はいるかい?いるなら、その娘達はどうしてるのかな?」

ほむら「私の知る限りいないわね」

QB「君は怪獣の存在を知っていたのかい?アンギラスを見た時、随分と驚いているように見えたけど」

明かしたら、私は違う世界から来たという事が解ってしまう。

ほむら「黙秘するわ」

この場合、もう答えてるも同然だけど。

QB「君はボクを見るなり、いきなり殺そうとしていたね。
それはボクを知っていたという事だね。君は何処でボクを知ったんだい」

ほむら「黙秘するわね」

理由は上と同じ。
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:44:53.25 ID:I1aaeg2X0
>>68

おk、68はキュゥべえに聞かせる。

>>72

これもほむほむからQBへの質問って事で良い?
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:46:27.52 ID:I1aaeg2X0
間違えた!

68の質問もほむほむからQBだ!
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:51:52.99 ID:I1aaeg2X0
再開。QBから他にあったら、後で問答。


QB「ボクからの質問は以上だ」

ほむら「じゃあ、私から質問させてもらうわ」

QB「どうぞ」

ほむら「お前の名前は?」
確認しておきましょう。

QB「インキュベーター。通称はキュゥべえだけど、好きに呼んでくれ」

自分からインキュベーターと名乗ったわね。初めてだわ。

ほむら「じゃあ、淫獣」

QB「それは酷くないかな?」

ほむら「畜生」

QB「出来ればキュゥべえでお願いします」

ほむら「解ったわよ。それでお前はどういう存在?」

QB「ボク達、インキュベーターは国際組織、対怪獣機関“マギカ”が造り出した人工生命体だよ。
詳細は極秘事項だから言えないけどね。そして普段は白いネコに姿を変えている」

何ですって!?
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 12:57:16.01 ID:I1aaeg2X0
ほむら「…それは本当ね?」

QB「うん」

ほむら「宇宙生物じゃないの?」

QB「違うよ。いきなり話がぶっ飛んだね」

ほむら「…信じられない」

QB「その辺の人にボクが人工生命か、宇宙生物かどっちだと思う?
って聞いたら殆ど前者の答えが返って来ると思うけど…」

インキュベーターは嘘は吐かない筈。それにしてもさっきから思っているけど、こいつはこれまでのキュゥべえと明らかに違う。
さっきから表情替えまくって明らかに感情があるように見える。
そして対怪獣機関マギカは恐らく「Magica」。ラテン語で「魔法の」を意味する形容詞「magicus」の女性形だわ。

ほむら「次の質問よ。お前に感情はあるの?」

QB「あるよ」

あるの!?そんな気はしていたけど、嘘は吐かないと言っていたし、
という事はやはり、今までのインキュベーターじゃないわね。

QB「最も人間のものを擬似再現されたものだから、人間と全く同じと言う訳ではないけどね。
それでもかなりアップデートを繰り返しているから、今は人間にかなり近くなってるよ」

本当に人口生命みたいね。
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 13:07:36.52 ID:I1aaeg2X0
ほむら「次よ。お前の役目は?」

QB「ボク達の役目は、素質を持つ第二次性長期の女の子と契約して魔法少女になって貰う事。
とは言っても、素質があれば誰でも良い訳じゃない。この辺りの裁量はそれぞれのインキュベーターに任されている。
最も、魔法少女がいないと怪獣を撃退できないから、いない所だと、あんまり悠長にやってられないけどね。
今、この町には君以外にもとても強い魔法少女がいるし、イレギュラーとはいえ君もいる。
今は魔法少女を増やす必要は無いね。どうしてもなりたいと希望する女の子がいれば別だけど」

ほむら「今、それぞれのインキュベーターと言ったわね?他にもインキュベーターはいるの?」

QB「それぞれの地域や町に、基本一体ずつ。それぞれ性格もやり方も違う。
見た目も色や形が少しずつ違うよ。死亡すると後継が来る。
ボク達を故意で殺すのは、規約に抵触するから止めてね?ボク達も人工生命体とはいえ、それぞれ意思も感情もあるんだから」

ほむら「解ったわよ。それで、巴マミと佐倉杏子は知っている?」

QB「さっき言った、この町の強い魔法少女が巴マミだ。佐倉杏子は隣の区域の魔法少女で、ボクの担当区域じゃないから、詳しくは知らない。ただ、マミに匹敵する相当な実力者だ」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 13:11:38.43 ID:jyV8Xv+v0
このQBはアニメ本編のインキュベーターの話を聞いたら「なんて酷い事を!」って怒り出しそうだな
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/09(日) 13:13:01.37 ID:dZSOUq6wo
元の世界と勝手が違うみたいだしソウルジェムの末路とグリーフシードについて聞いておくべきと思うけどほむほむは聞かないのかなぁ
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 13:14:24.26 ID:I1aaeg2X0
ほむら「さっきのまどかとさやかに素質はある?」

QB「あるよ」

ほむら「まどかに特別高い素質は?」

QB「まどかってピンク色の髪でツインテールの方の娘だよね?答えはノー。
確かに彼女の、魔力の源となる生命力は相当多い。でも強さはそれほどでもない。
強さなら、君やあのさやかって女の子の方が上だよ。
ゲーム風に言うならまどかは最大MPが非常に高いけど魔力はそれほどでもない。
さやかは最大MPは普通だけど、魔力は高い。君はMPは大分低いけれど、魔力はかなり高いね。
君は何か特別強力な魔法を使えるんじゃ無いのかい?」

ほむら「さぁね?次よ。これは何?」

私はソウルジェムを指輪から宝石に変える。

QB「ソウルジェム。君達魔法少女が、怪獣と戦う上で必須となる様々な機能を持つツールだ。
これを契約時に精製するのもボクの役割だよ」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 13:19:39.72 ID:I1aaeg2X0
>>81

勿論聞く。

ほむら「ツール?その役目は?」

QB「先ず、君達の生命力を、魔法武器の精製、特殊能力の使用、怪獣の呼び出し、怪獣の特殊攻撃使用、怪獣の傷の治療時等に消費する必要となるエネルギー、それぞれ違うエネルギーになっているんだけど、便宜上ここではまとめて魔力と呼ぼう。それに変える、エネルギー変換炉だよ」

ほむら「ほむほむ…」

QB「次に魔法少女の生命力の残量を表すメーター。普段は鮮やかな色をしているけど、魔力へ変換し、消費すると色が薄くなって来る。完全に使い切ると無色になる」

ほむら「そうなるとどうなるの?」

私は既に、このインキュべーター、いえキュゥべえに、自分がこの世界の魔法少女について殆ど何も知らないという事を隠そうとはしていなかった。

QB「勿論、死ぬよ。生命力を使い切るんだからね。だから、普通はリミッターをかけて、使いきる少し前辺りで魔力を使用する行動は出来ないようにしてある」

ほむら「リミッターを切る事は?」

QB「出来るけど、止めた方が良い。いや、止めてくれ。君達に死なれると、とても困るし、ボクは悲しいよ」

ほむら「悲しいの?本当に?」

QB「おかしいかい?」

ほむら「いえ。話続けて」

QB「次の役割は、倒した怪獣を量子化、凝縮してグリーフシードに変える事だ。
これは自動と、君達の意思でグリーフシード化させる言わば手動のどちらにも切り替えが可能だよ。
怪獣の死体なんて物凄い邪魔になるから自動にするのをお勧めするけどね」

私のは今は自動になっているから、あの時アンギラスがグリーフシードになったのね。
というか、やっぱりアレはグリーフシードだったのね。
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 13:24:30.93 ID:I1aaeg2X0
量子うんぬん・・・質量保存の法則を無視しまくりの素敵技術って事で。深く考えてはいけません。



QB「さて、他には怪獣を感知するレーダー、自分の怪獣を制御する制御装置にもなっている」

ほむら「破壊されるとどうなるのかしら?」

QB「変身も魔法の使用も怪獣を呼ぶ事も出来なくなる。もし、壊れてしまったらすぐにボク達インキュベーターに伝えてくれ。
最も、君のジェムはボク達が精製したものじゃないようだから、君のを作れるかどうかは解らない。君はくれぐれも壊さないように」

ほむら「ほむ…これが私達の魂で、破壊されると死んだりという事は?」

QB「有り得ないね。ただ、怪獣を顕現させている状態で破壊される、
又はソウルジェムから大体100メートル以上離れたりすると大変な事になる」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 13:27:55.16 ID:I1aaeg2X0
ほむら「どうなるのよ?」

QB「怪獣が正気を失って暴走する。更に説明が必要だね。
ソウルジェムは、それを通して怪獣に生命力を送る送信機の役割も果たしているんだけど、破壊されたり君達の手元から離れるとエネルギーを送れなくなる。
だから怪獣は自分でエネルギーを補充しようとする」

ほむら「どうやって?」

QB「怪獣によって違うね。肉食の怪獣なら動物を食べるし、
放射能や電気を吸収する怪獣もいれば、土から養分を吸い上げる怪獣もいる。一番多いのは肉食の怪獣かな」

ほむら「つまり、肉食なら人間も食べる?」

QB「街中なら間違いなくその悲惨な状況が起こるだろうね。
次にソウルジェムが破壊、手元をから離すと怪獣が正気を失う事についてだけど、
一緒に君たちが使役する怪獣がどういう存在か説明した方が良いかな?」

ほむら「お願い」

QB「解った。先ず怪獣の肉体は、普段は量子化されて極少の物体となり君達の体内に封入されている。
丁度胸の辺りだね。君達の意思で呼び出した瞬間、身体から発行する粒子となって飛び出し、物質化、身体を構築する。
そして怪獣の意思は君達の人格を基に構築した自我なんだ。
だからその最初の性格は君達の性格の影響を大きく受ける。例えば、自分に正直なら怪獣はとても素直に言う事を聞いてくれる」

ほむら「…そうね」

自分に正直…私の事だわ。
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 13:29:46.47 ID:I1aaeg2X0
QB「呼び出す魔法少女が好戦的なら凶暴になるし、臆病なら慎重になる。そして、君達の中ですごし、外で戦い、様々な経験をして成長していく。やがてどんな性格になっていくかは君達次第さ。きっと家族のように思えて来るよ。決して道具や兵器だなんて思わず、大事にしてあげてね」

ほむら「ええ」

そのつもりよ。

QB「後、全体的に怪獣が強ければ強いほど、扱いが難しいし、心身への負担も大きい傾向がある」

ほむら「解ったわ」

QB「そして自我はソウルジェムを通して君達を認識している。それが出来なくなると、怪獣は自我を失う、つまり正気を失ってしまう」

ほむら「なるほむ」


ちょっと飯食って来ます。
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富士山)[sage]:2011/10/09(日) 13:32:07.15 ID:uG/N5oK90
めがほむらなら怪獣をまだ使いこなせた方だったかな・・・・
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/09(日) 13:33:46.27 ID:BE7TnLoAO
おつおつ期待
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/09(日) 13:36:23.68 ID:b8JcKR3I0
すでに怪獣操れるってことはモゲラとかメカゴジラとかでないってことか?
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 13:49:06.45 ID:I1aaeg2X0
再開


>>89

その辺は、まぁ、お楽しみという事で


ほむら「次に聞きたいのはコレの事よ」

私はアンギラスのグリーフシードを取り出す。

QB「グリーフシードだね。それを使って君達魔法少女の生命力を回復出来る事はもう知ってるよね?」

ほむら「ええ」

QB「でも、それの役目はそれだけじゃないんだ。それに応じて君達魔法少女のメリット、報酬が支払われる」

ほむら「ほむほむ?」

QB「そのグリーフシードの大きさは、怪獣によって違い、倒した怪獣が強大であればあるほど、落とすグリーフシードも大きくなる。
それをボク達インキュゥベーターに渡してくれたら、大きさと個数、残った生命エネルギーによって報酬を渡すよ」

ほむら「報酬?」

QB「ある程度の望み、かな」

ほむら「具体的には?」

QB「先ず、現金。
他に入手が難しい欲しい物、例えばもう売り切れたライブとかのチケットを入手したり、
オークションの商品を即落札したり、既に売れてしまった物件の購入権を取ったり。
後、大きな声じゃ言えないけど、非合法の商品と交換したり」

ほむら「えらく現実的ね…何でも願いが叶うとかは無いの?」

QB「そんな非現実的な事を言われても困るよ。しょうがないじゃないか。奇跡でも魔法でも無いんだし」

ほむら「その…胸を大きくするっていうのは?」

QB「豊胸手術かい?それとも精密なPAD?」

無理みたいね・・・。
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 13:52:35.18 ID:jyV8Xv+v0
>QB「そんな非現実的な事を言われても困るよ。しょうがないじゃないか。奇跡でも魔法でも無いんだし」
べぇさんを知ってるほどこのセリフは笑えるようなそうでないような、複雑だわ
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 14:00:01.69 ID:I1aaeg2X0
ほむら「因みにコレは幾らになるかしら?」

QB「アンギラスのグリーフシードなら中の下といった所で、エネルギーの残りは殆ど無いから・・・12万円だね。
それで良いなら明日に銀行に振り込まれるよ」

高い・・・のかしら?こっちは命がけだったけど。

ほむら「うーん、良いわ。今は持っておくわ」

QB「そうか」

ほむら「で、この集めたグリーフシードはどうするの?」

QB「それはボク達の組織、マギカで回収し、量子変換を解除、その怪獣の肉体を修復して量子化して保管。
そして適合する魔法少女となる娘の肉体に封入される。
魔法少女の使っている怪獣は、殆どが敵として出現した怪獣を倒して、その肉体に君達の人格を基に構築した自我を宿らせ、
生命力を送って命を吹き込まれた存在だ。例外はあるけどね。
だから、ボクは君の怪獣が始めて確認された存在だから驚いたんだよ。本当にその怪獣は何者なんだい?」

もうこのQBは私の知っている憎い、あのインキュゥべえターと違う事は明らかね。でも…


ほむら「黙秘するわ」

解らない物は仕方が無い。いつか解るのかしら?
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 14:05:11.18 ID:I1aaeg2X0
QB「そうか、解った。君が敵で無いと解っただけで十分だ」

ほむら「何故、呼び方が魔法少女?説明を聞いているとむしろ怪獣少女か科学少女の方が意味は合うと思うのだけれど」

QB「そりゃ可愛くないし、萌えないから。で、見た目は魔法っぽいから魔法少女って呼ぶ事になったのさ」

ほむら「へー」

うわ、どうでも良い。

ほむら「魔法少女を止める事は出来る?」

QB「出来る。但し条件がある。
その条件と言うのが鬼畜でね…グリーフシードの報酬と言う形になっているんだけど、必要な数と質が半端じゃないよ。
だから、そう簡単には止められない」

契約した以上、ある程度は戦果を上げろという事ね。そして、怪獣退治は、やはり魔法少女の使命なんでしょうね。

ほむら「そう、解ったわ」

まぁ、私は止める気は無いけれど。



長々と続いたスーパー設定説明タイム終了。
他にほむほむ→QBの質問ある?逆でも可。
10分くらい待ちます。
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/09(日) 14:09:34.40 ID:dZSOUq6wo
使役してる怪獣が怪獣同士の戦いで死んだ場合使役していた人物はどうなるのか
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/09(日) 14:10:51.30 ID:b8JcKR3I0
現時点のゴジラはどうしているか
小美人の存在
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 14:11:22.65 ID:jyV8Xv+v0
このQBが魔法少女たちについてどう思ってるのか知りたいな
さっきは死なれたら悲しいとも言ってたけど、インキュベーターみたいに単なる道具なのかそれとも・・・ってのをはっきりさせたい
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/09(日) 14:16:19.93 ID:tOtt0hMro
怪獣はどのくらいの頻度でどういう奴が現れてるか
特にやばい奴はいるか(ゴジラ・キングギドラ級の)

魔法少女以外の対抗手段はまったくないのか
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 14:31:08.94 ID:I1aaeg2X0
ほむら「使役している怪獣が怪獣同士の戦いで死んだ場合、使役していた人物はどうなるの?」

QB「結論から言うと、別にどうにもならない。
ただ怪獣は、魔法少女から生命力を送られて生きているから、傷の回復を行ったりすると、魔法少女の生命力が減少する。
そして、回復仕切れない程の重傷を負った場合は、リミッターによって強制的に召喚は解除される。リミッターを切っている場合は、生命力を吸い上げられて怪獣より先に魔法少女が死んでしまって、次に怪獣も死亡する。
回復させずに戦わせた場合は、死ぬけど、遺骸は魔法で治すか、それで回復できない程の重傷でもマギカで治せばまた戦えるようになる」

ほむら「最初のゴジラ以外にもゴジラはいるのよね?今、ゴジラは何処で何をしているの?」

QB「ゴジラ族は、今は色んな無人島や人里離れた場所で暮らしていたり、都市で暴れたり、
怪獣と戦ったり、魔法少女と戦ったり、思い思いに過ごしていると思うよ。三滝原に来ない事を祈るばかりだ」

ほむら「あなたにとって、魔法少女はどういう存在?」

QB「ボクにとって、君達魔法少女は共に戦う同胞だ。仲間と言っても良い。
インキュベーターの中には、契約以外は関わろうとしない他人としている者、君達を道具扱いする外道、魔法少女は御主人様です踏んでくださいハァハァな変態もいる。まぁ色々さ」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/09(日) 14:38:16.70 ID:tOtt0hMro
ん?ゴジラだけは使役できてないってことか?
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/09(日) 14:39:05.06 ID:28AmvqRAO
ゴジラ族って事は複数居るのかよ!?
やべぇなオイ…

…今まで魔法少女がゴジラを倒せた事はあるのかね?
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 14:48:17.97 ID:I1aaeg2X0
ほむら「怪獣の出現頻度はどれくらい?」

QB「うーん、人が多い都市ほど怪獣はよくやって来るよ。三滝原なら一週間現れないという事は先ず無いね。平均で週3くらいかな。
一番出現回数が多いのが、アンギラスやバラゴン、ラドンといった古代生物が変異した中級の怪獣だ。
カマキラスとかの低級の怪獣は、ここ三滝原じゃあんまり出て来ないけど、地域寄っては群れを成して毎日のように襲って来て大変らしい。
上級の怪獣は個体数も少ないし、出現頻度も低い。強い種類ほど個体数が少ないのは普通の動物と同じだね」

ほむら「魔法少女以外の対抗手段は無いの?」

QB「人類に味方する怪獣も存在するし、怪獣に匹敵する機械兵器、ロボット怪獣も開発されているよ。
ただ、そういったものも魔法少女に封入して扱ってもらった方が、強い。
結論は、魔法少女が怪獣に対抗する一番の手段になっている」

ほむら「あ、それと、小さい美人の双子とかいる?」

QB「小さい?どれくらい?」

ほむら「えーっと、15センチくらい?」

QB「確認はされていないね。何でそんな質問を・・・?」

ほむら「天の声よ」

QB「あ、そう・・・」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 14:59:07.10 ID:I1aaeg2X0
ほむら「ゴジラは使役できないの?」

QB「今までゴジラが死亡が確認された例は1度だけ。オキシジェン・デスロイヤーだね。
他の怪獣や魔法少女と戦って、追い詰められても、その恐るべき潜在能力と運の良さで
反撃して勝利したり、上手く逃げている。返す事は出来ても死んだ個体は存在しないよ」

ほむら「じゃあ、ゴジラは確保できていないし、扱える魔法少女もいないという事?」

QB「それは極秘事項だ。済まないが、話せないよ」

ほむら「解ったわ」
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/09(日) 15:05:44.21 ID:b8JcKR3I0
モスラはすでに小美人に使役されてるような物?だからどういう扱いになるんだろう

あとGフォース出るの?
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 15:06:50.02 ID:I1aaeg2X0
まどか「きゃああああああああ!!」

さやか「うわああああああああ!!」

まどかとさやかの悲鳴!!

QB「まずい!!ほむら2人を」

変身!

ほむら「時よ、止まれ!!」

声は…向こうの公園のバラ園の方からね!!

ほむら「これは…!!」

静止した世界。異様な大きさと姿になったバラの園の一本のバラからツタが伸び、まどかの脚を絡め取ってる!
触手がまどか引き倒して引き寄せようとし、さやかが逆に引っ張って抵抗している状態。
私は盾からデザートイーグルを取り出し、ツタに向けて3回トリガーを引く。

ほむら「そして時は動き出す」

ブチッ! ツタが拳銃弾で切れる。

さやか「うわっとと!?」

まどか「きゃっ!」

よろめく2人を後ろから受け止める。

ほむら「怪我は無い?」ファサ

まどか「ほむらちゃん!?ここにいたの!?」

ほむら「急いで来たの」

さやか「その格好はコスプレ?」

ほむら「説明は後でするわ」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 15:11:21.33 ID:I1aaeg2X0
>>103

モスラ云々はまた後で説明します。
Gフォースはいない予定。


それより…こいつね。切られたツタは黄緑色の液体を噴出しながらヘビのようにのた打ち回っている。気持ち悪…。
異常な姿のバラが更に急速に巨大化しながら形状を変えていく。こいつもやっぱり…

まどか「そ、そんな…これって」

ほむら「怪獣…!!」

さやか「嘘…冗談だよね…!私達…悪い夢でも見てるんだよね?ねぇ!」

やがてそれは瞬く間に高さ100メートル程に成長し、天辺に巨大な蕾が生え花びらが開いて異形の花が咲く。
植物怪獣…という訳ね。

“バイオ怪獣 ビオランテ(花獣タイプ)”

ビオランテ(花獣タイプ)「イアアアアア…」

そして、花弁の中央にある牙の生えた口から悲しげな声。この異形の姿で妙に悲壮な声を出すのが不気味だわ。

地面から次々と太さが私達の身長よりもある、口のある大蛇のような触手が次々に生えてくる。
それら全てが口を開いて私達3人に殺到して来る。

まどか「いやぁあああああああ!!」

さやか「誰か…誰か助けて!!」

任せなさい。

ほむら「出なさい」

私の中に宿る力を解放。

さやか「何、この光!?」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/09(日) 15:12:18.83 ID:tOtt0hMro
おおー、いきなりこいつ出しちゃうか
でもたしかにゴジラシリーズでバラって言えばこいつだよな
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 15:12:19.85 ID:VLBm86CY0
FWでM塩基で唯一操られなかった怪獣がゴジラだからな
それ故に味方にできれば恐ろしく頼もしい

昭和だったらX星人やキラアク星人に操られてるんだけどね
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 15:16:05.53 ID:I1aaeg2X0
まどか「ほむらちゃんが光った!?」

光が収束し、集合し、物質化、それと私の命が繋がり、意思が宿る。触手は全て、それの角と爪で切り飛ばされた。

ほむら「私の大切な人達に触れるな、下等生物」

バトラ「ギョオオオオオオオン!!」

まどか「この怪獣…」

さやか「まどか、知ってんの?」

まどか「う、うん、昨日、アンギラスを倒してくれた怪獣だよ」

さやか「へ、へぇ…味方の怪獣なんだ。って、こいつほむらが光って出て来なかった!?」

ほむら「ええ、私の相棒よ。もう大丈夫」

まどか「その怪獣の名前、ブラックインセクトにしよ!ね、ほむらちゃん!!」

ほむら「え、えっと…」

さやか「それはもう良い、って今それどころじゃ無いってば!!」

ビオランテ「イアアアア…」

さて、こいつの武器はリーチのある長い触手。だとすれば接近したほうが良いわね。

ほむら「行きなさい、バトラ!」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 15:18:19.70 ID:jyV8Xv+v0
ビオランテか
ウルトラの怪獣だから出ないって分かっててもバサラかと思ってギョっとした
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 15:23:13.78 ID:I1aaeg2X0
バトラ「ギョオオオオ!!」

首を倒し、角を前に向けて突進!!次々に触手が絡み付こうとバトラに伸びてくる。

ほむら「無駄無駄無駄無駄無駄―!!」

私はMG3マシンガンを取り出すと、弾に魔力を込めてバトラに伸びる触手向けて連射!!次々に触手を破壊!破壊!破壊!
思った通り、こいつは軟らかい。触手程度なら携行火器の魔法で強化した弾薬で十分通じるわ。

さやか「ほむらすげー!!」

まどか「ほむらちゃんカッコいい…」キュン

バトラに殺到する触手が更に多くなり、いい加減、さばき切れなくなってきたわ。しかし!

ほむら「無駄ぁ!!時よ止まれ!!」

時間停止!!バトラはあの植物怪獣につっこみ、花の下辺り、喉に角を突き立てる。

ほむら「そして時は動き出す…」

さやか「おお!あの怪獣手テレポートしたよ!!」

まどか「凄い…」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 15:26:07.37 ID:I1aaeg2X0
>>109

バサラ・・・いたなー、そんな奴。タロウによくいるギャグ怪獣だよね。


ビオランテ「ア…アア…」

植物怪獣の喉の辺りに角が深々と突き刺して押し倒す。傷口や口から黄緑色の液体を噴出して苦しげな声を上げてるわね。
楽勝だわ。さて、プリズム光線でトドメ…

まどか「あっ!さやかちゃん!ほむらちゃん!周りを見て!!」

ほむら「えっ?」

さやか「うげげげ!!」

別のバラ4本が次々に急激に成長、巨大化していってるじゃない!!

ビオランテB「イアアアア…」

ビオランテC「アアア…」

ビオランテD「アアアアアア…」

ビオランテE「アアア…イアア…」

まどか「ビ、ビオランテが5体に増えちゃった…」

ほむら「嘘…」

本当に何なのよ、怪獣って!?こんなに簡単に増えるものなの!?やば過ぎるでしょ!!
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 15:27:09.23 ID:VLBm86CY0
まさかの分裂だと
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 15:30:42.77 ID:I1aaeg2X0
触手が新たに現れた4体の内3体が、最初の一体に組み付いているバトラに物凄い数の触手を伸ばす。バトラの全身に触手が絡み付いて行く。

ほむら「しまった!!」

バトラ「ギョオオオオオン!」

バトラは、組み伏せていたビオランテから引き剥がされてしまう。組み伏せられていた一体も起き上がり、4体が一斉にバトラに攻撃してくる。

バトラ「ギョオオオー!!」

バトラは触手に噛み付かれ、殴られ、締め上げられる。まずい!

更にもう一体は私達に狙いを定めてこちらに触手を伸ばして来る!!
時間を止めて2人を連れて逃げる?いえ、無理だわ。あの怪獣はあれだけの巨体。触手も恐らく何百メートルも伸ばせるでしょう。
時間停止は魔力を大量に消費するから、そんなに長くは止めてられない!触手に追い付かれてしまうわ!!
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 15:32:50.61 ID:jyV8Xv+v0
>バサラ・・・いたなー、そんな奴。タロウによくいるギャグ怪獣だよね。

うんにゃ、ギャグじゃねーだよ
捨て子の怨霊がバラの花に宿って実体化した怖くも切ない怪獣だよ
ってスレ違いスマソ
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 15:37:07.09 ID:I1aaeg2X0
ほむら「2人とも私から離れないで!!」

さやか「う、うん!」

私はMG3マシンガンで応戦。触手を潰す。弾切れになったそれを捨ててSaigaショットガンで近寄って来る触手を撃ち抜く。
途中で攻撃を避けられない時は時間停止!それでも、潰した端から次々に新しい触手が生えて襲って来る。
しかも、触手の動きは恐ろしく速い。

バトラの方も隙を見てプリズム光線で反撃させてるけど、それを撃っても、触手を束ねて盾にされてしまい、本体に攻撃が届かない!!

まどか「あぁっ!ブラックインセクトも!!」

バトラ「ギョオオオオン!」

バトラも甲殻が何枚も剥がされ、重傷を負っている。回復させる余裕も無い。
召喚を解除したら、5体の攻撃が私達に襲って来る。まずい・・・。

ほむら「駄目だわ、キリが無い!!」

こんな所で…死ぬの?折角あの3人が命をくれて、絶望しないで済む世界に来れたのに…
こんな訳の解らない怪物に…私の大好きで大事な人達を殺されるの!?

カキン! 弾切れ…!!

ほむら「嘘…!!」

まどか「え…?」

目の前で触手の一本がまどかを飲み込もうと、口を開けて迫る。
時間停止・・・魔力が足りずリミッターで止まった。そ、そんな…

ほむら「嫌…止めて…!止めてぇええええええ!!」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 15:43:59.05 ID:I1aaeg2X0
ズドドドドドド!!
横から稲妻のような金色の光線が降り注いだ。
それは、まどかに迫っていた触手を焼き潰し、バトラを拘束していた触手の大半を千切り飛ばした。

ほむら「え…?」

まどか「あ…あれ?」

さやか「今のは…?」

マミ「危なかったわね。でももう大丈夫」

この声…あぁ…あの人だ…慈愛に満ちた、強く優しい私の先輩…巴マミ…。彼女がソウルジェムを持って歩いて来る。

マミ「あら、あの怪獣、昨日アンギラスを倒してくれたのは、あなただったのね。ありがとう」

マミがにこりと笑いかける。

ほむら「いっ…いえっ!」

涙が出て来る。疲労と安心で膝が崩れた。

マミ「その制服、あなた達も三滝原の生徒みたいね?二年生?」

さやか「あ…あなたは?」

マミ「そうそう、自己紹介しないとね。でも…その前に!ちょっと一仕事、片付けちゃって良いかしら?」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 15:44:54.49 ID:VLBm86CY0
http://www.youtube.com/watch?v=mMJ8CuVHR04
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 15:47:59.95 ID:I1aaeg2X0
>>114

いや、ギャグって言ったのは見た目の事。
タロウの怪獣って設定はちゃんとしてるに、遊んでるとしか思えないデザインのが多い。


マミが華麗なステップを踏んで変身!!

マミ「盟約に従いて、我が前に姿を現せ!金色なりし竜の王!!出でよ!!」

…この世界でもマミは絶好調のようね。

まどか「あの人も光ってる…!」

さやか「金色の光だ…じゃあ、すると…」

マミ「最強最悪巨大怪翼三頭邪竜!!」

金色の光の粒子が集まり、巨大な姿を形作る。
全身を覆う金色の鱗、獰猛さを湛えた爬虫類の瞳、巨大な顎、鋭い牙、3本の長い首、
空を覆う扇状の翼、巨体を支える強靭な脚、山をも粉砕出来そうな2本の尻尾。
身長は140メートル、翼長は150メートルに達する3本首のドラゴンがそこにいた。

“未来超怪獣 キングギドラ”

キングギドラ(新)「キシャアアアアアアーウ!!」

さやか「出たー!!私達のヒーロー!キングギドラ!!」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 15:53:08.04 ID:VLBm86CY0
http://www.youtube.com/watch?v=C8i4MQ1x8QE
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/09(日) 15:55:18.19 ID:28AmvqRAO
未来ギドラか…味方でも納得。
ただ未来ギドラってオリジナルの劣化コピーだったはず…
来るか、ギドラ善vsギドラ悪…
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 15:59:06.28 ID:I1aaeg2X0
金色の三つ首竜が翼を広げて上空に飛び上る。

マミ「トライ・グラビテーション・ライトニング!」

その3つの頭部の口から上空に向けて放たれる3本の光線。3体の植物の怪獣に飛来し腹部を射抜く。

マミ「スクリーミング・ドラゴン!!」

キングギドラが一体向けて上空から急降下。

マミ「インフィニティ・マスケッツ・サモニング!!」

マミの周囲に無数のマスケット銃が現出。その手にもマスケット。

マミ「はっ!!」

マスケットの一斉射撃!!

急降下する金色の竜の体当たりで一体は根こそぎ吹っ飛ばれ、バトラによってダメージを受けていた一体はそこの傷口にマスケットの銃弾を撃ち込まれて首のような花の部分が千切れ飛ぶ。

マミ「・・・」

マミはマスケット銃をクルクル回してビシッとポージング。それが決まると同時に、5体の植物の怪獣はマミの後ろで地響きを上げて倒れ伏す。
うっ・・・確かにカッコいい・・・。
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/09(日) 16:14:41.60 ID:I1aaeg2X0
>>120

あのドラットが云々っていう、ノベライズ版のアレだよね。
ただ、この世界では、別の設定つけてます。



倒した植物怪獣の死体が消滅しグリーフシードに変わった。マミがそれらをリボンを伸ばして回収。

さやか「わぁ…」

まどか「凄い…」

ほむら「しゅ…瞬殺…」

凄い…これがマミの怪獣…。
このビオランテとか言う怪獣は勿論、アンギラスなんかともまるで格が違うのが私でも解る。

ひとまずバトラの召喚と変身解除…。全身を凄まじい疲労感が襲う。もう立ってるのも辛いわ…。

さやか「た、助かった〜」

まどか「良かった…」

ほむら「ハァ…ハァ…ハァ…」
我慢できずに地面に手を突く。

さやか「あんた、大丈夫!?」

まどか「ほむらちゃん顔真っ青だよ!!」

マミ「あなた、早くソウルジェムを!」

ほむら「は、はい…」

私はマミにソウルジェムを渡す。マミは私のソウルジェムにさっきの植物怪獣のグリーフシードを近付けて生命力を補充してくれた。
2つのグリーフシードで私のソウルジェムはすっかり綺麗な鮮やかさを取り戻した。

ほむら「ふぅ…」

生き返った・・・。割とそのままの意味で。
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)2011/10/09(日) 16:17:46.08 ID:p4zNkPUe0
ゴジラで詳しく知ってるのはvsシリーズだけだがキングギドラはマミってたなww
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 16:18:06.69 ID:I1aaeg2X0
マミ「これで大丈夫ね。あなた達も怪我は無いわね?」

まどか「は、はい!」

さやか「はいっ!あの、あなたは?」

マミ「私は巴マミ。あなた達と同じ、三滝原中の三年生。そしてこの町を怪獣の脅威から守る、魔法少女よ」

まどか「私は鹿目まどか、2年生です」

さやか「同じく!美樹さやかです!」

ほむら「助けてくれてありがとう。私は暁美ほむらよ」

マミ「あなたも魔法少女ね?」

ほむら「そうよ」

マミ「なったばかりみたいね」

ほむら「え、えぇ、まぁ…」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)2011/10/09(日) 16:18:19.41 ID:p4zNkPUe0
ゴジラで詳しく知ってるのはvsシリーズだけだがキングギドラはマミってたなww
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 16:19:53.78 ID:VLBm86CY0
ギドラ族って真ん中の首を飛ばされたら負け確定だよな
VSとかFWのあいつとか
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 16:21:11.01 ID:I1aaeg2X0
>>123

それもあって、マミさんにはキングギドラ


話していると、ズシンズシンと地面を揺らしながら、金色で三つ首の怪獣がこちらに歩いて来た。

キングギドラ「…」

首を伸ばしてこっちを見てる。

さやか「うわぁ〜…近くで見ると、ほんっとでっかい〜」

まどか「最強最悪巨大怪翼三頭邪竜って言うんですね!!カッコいいです!!」

よく一回で覚えたわね…

QB「いやいや、キングギドラだよ…」

さやか「あ、さっきの変な動物!」

QB「(変…)ボクはインキュベーター。キュゥべえって呼んでね。間に合って良かった…急いでマミを呼んだんだ」

ほむら「そう、ありがとうキュゥべえ」

QB「…へ?」

ほむら「何?助けてくれたなら礼を言うのは当然でしょう」

もう確信しているわ。このQBは私の知っているQBじゃないわね。

QB「あ、うん…どう致しまして。後、殺さないでね?」

ほむら「もうそんな気は無いから安心しなさい」
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 16:25:16.23 ID:I1aaeg2X0
さやか「この怪獣、どれくらいの大きさなんですか?」

マミ「身長は約140メートル、全長約300メートル、体重は7万トンね」

まどか「な、7万トン!?うわぁ…本当におっきいんですね…」

あぁ、まどかがマミに憧れの眼差し…私にもそんな目を向けて欲しい…。でもマミは本当に強いから仕方ないけど。私も憧れてるし…。
しかし7万トン…重い流石マミ重い。

マミ「さて、色々気になるだろうけど、もう遅いし明日の放課後にしましょう」

キングギドラを戻し、変身を解除するマミ。

まどか「はい」

さやか「そうですね」

マミ「じゃあ、私達で2人を送ってあげましょうか、暁美さん」

ほむら「ええ」

マミ「あ、そうそう、はい」

マミがビオランテのグリーフシードを5個私に差し出す。
大きさはアンギラスのより小さく、テニスボールくらいかしら。どれも緑色のツタの塊のよう。
その内3個はまだ生命力エネルギーを使っていない。

ほむら「え?」

マミ「あなたにあげるわ」

ほむら「良いのかしら?」

マミ「私はストックがあるもの」

ほむら「ありがとう、使わせてもらうわ」

ストックの無い私にはありがたいわ。
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 16:29:12.36 ID:I1aaeg2X0
ほむホーム

今日は大変だったわね…それにしても…私が無力なばかりにまどかとさやかを危険に晒してしまった…。
キュゥべえがいなくて、マミが来なかったら今頃は間違いなく3人仲良くあのバラの怪獣に食われて養分にされている所だったわ。

ほむら「ありがとう…マミ…さやか…杏子…」
私は夜空を見上げて前の世界の3人に礼を言う。怪獣は確かに物凄く危険だけど、
でも、キュゥべえに聞いて解った。この世界は、魔法少女が絶望する世界じゃない。私はこの世界で生きる!!
もうやり直しは無しよ!!あの3人が命を捧げてくれたんだもの、絶対に…絶対に幸せな未来を掴んでみせる。

そしてもう1つの懸念事項を考える。白と黒の魔法少女、美国 織莉子と、呉キリカ。
あの2人はこの世界でも契約しているのかしら?明日にでもキュゥべえに聞いてみましょう。
イレギュラーだらけのこの時間軸。あの2人がまどかの命を狙って来ないとも限らない。
或いはそうでなくても、単純にこの“狩場”を奪いに来るかも知れないわ。何もして来ないと良いけど・・・。

ほむら「頼むわよ…バトラ」

私は彼?彼女?が中いる胸にそっと触れる。

さて、夕食はカップラーメンにしましょう。
エースコックの1、5カップだけじゃ足りないからチキンラーメンも食べるわ。
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 16:34:04.62 ID:I1aaeg2X0
同時刻、富士山麓。

3つ頭部のある巨大な闇色の怪獣が、小柄な赤い怪獣に噛み付く。

“地底怪獣 バラゴン”

バラゴン(総攻撃)「ギャエエエエエーン!!」

悲鳴を上げる赤い怪獣バラゴン。もがいて抵抗するが絶命して動かなくなる。

バキバキグチャ・・・ガツガツガツ

3つ頭のある黒い怪獣が、バラゴンの腹を食い破り、脚を食い千切り、貪り食う。

???「フフフ・・・可愛いなぁ」

“暗黒超怪獣 デスギドラ”

???「私のデスギドラ・・・」

それを眼帯を付けた長身、ショートカットの少女が岩の上から笑いながら見ている。彼女も魔法少女。

???「グリーフシードにしてソウルジェムを回復させるより、食べた方が美味しいよねぇ、ん?」

少女の携帯電話が鳴る。

???「やぁ、織莉子。え?今、富士山麓だよ。いや、ちょっと新鮮な空気が吸いたくなってね。
三滝原に戻る?うん、良いよ、君の頼みを断る訳ないじゃないか。
解った、んじゃ明日の夜には戻るね」

デスギドラ「グルルルルル・・・」

???「ふふふ、三滝原かぁ。あそこは怪獣が多く出るんだよね。
やったね、デスギドラ!ご馳走が食べられるよ!」

デスギドラ「グァアアアアアアア!!」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 16:36:23.22 ID:VLBm86CY0
バラゴンが相変わらずかませで泣いた

初代ならタイトルにも名前が出てるのに・・・
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/09(日) 16:38:31.82 ID:b8JcKR3I0
ゴジラ複数いてそれが思い思いに行動してるってことは世界中放射線で大変だなww
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 16:45:35.20 ID:I1aaeg2X0
>>132

その辺は魔法少女と、ゴジラにケンカ売る怪獣もいっぱいるから何とか



翌日通学路

さやか「よぅっ!おはよう、ほむら!!」

まどか「ほむらちゃん、おはよー!」

ほむら「あ、おはよう…まどか、さやか…」

さやか「って、元気ないぞー」

まどか「大丈夫?昨日すっごくしんどそうだったし…」

ほむら「あ、うん、大丈夫よ。あのね、まどか、さやか」

まどか「え?」

さやか「何?」

ほむら「昨日はあなた達を助けられなくてごめんなさい。
私が不甲斐無いばかりに、危険な目に合わせてしまった…本当にごめんなさい」

さやか「何言ってるのさ!あんたがいなけりゃ、私達死んでたんだよ!」

まどか「そうだよ。私、マミさんだけじゃなく、
ほむらちゃんにもすっごく感謝してるんだよ。助けてくれて、ありがとう」

さやか「ありがとうほむら!命の恩人!!」

ほむら「まどか…さやか…」ウルッ

まどか「それに、戦ってるほむらちゃん、すっごくカッコ良かったよ!」

さやか「うんうん、まさに歴戦の兵士って感じでさ!」

魔法少女じゃなくて兵士…まぁ、良いけど…
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 16:50:29.67 ID:I1aaeg2X0
まどか「それでね、ほむらちゃんの怪獣の名前なんだけどね」

ほむら「え?」

まどか「漆黒棘々装甲巨虫!」

まどか「昨日、ほむらちゃんの為に一生懸命考えたよ!」

まどかが私の為に…嬉しい…けど!酷いネーミングセンスだわ…いや、もうセンスがどうとか言う以前に長くて言い難い。

さやか「えぇー」

ほむら「ご、ごめんなさい、まどか。あの怪獣にはもうバトラって言う名前があるの」

まどか「そうなの…残念だなぁ…折角考えたのに…」

ほむら「ごめんね?本当にごめんね、まどか」

さやか「バトラって覚えやすくて良いじゃん。まどかのはセンスが酷い上に長くて覚え難いよ」
さやか、空気を読みなさい!

まどか「さやかちゃん、もうもう二度と宿題見せてあげないから」

さやか「ちょ!それは勘弁!!」

まどか「ほむらちゃんもさやかちゃんに見せてあげなくて良いからね」

ほむら「え、ええ」

さやか「ほむらの裏切り者―!!」

まどかとさやか、どっちを取れと言われたら…まどかね。ごめんね、さやか。

さやか「そういや仁美は?」

まどか「委員会の仕事で早いんだって」
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 16:55:32.87 ID:I1aaeg2X0
放課後マミホーム

マミ「じゃあ、皆上がって」

さやか「お邪魔しまーす!」

まどか「お邪魔します」

ほむら「お邪魔します」

QB「お邪魔しまーす、ムギュ!」

まどか「あ、ごめん、思わず踏んじゃった、テヘ♪」

あざといまどかも可愛いわ。

QB「酷い…」

さやか「わぁ…」

まどか「素敵なお部屋!」

ほむら「綺麗ね」

マミ「1人暮らしだから遠慮しないで。紅茶とケーキを用意するから、ちょっとくつろいで待っててくれる?」

QB「へーい」ベッドゴロン

QB「嗚呼…第二次性長期の女の子の匂い!」クンカクンカクンカクンカ!

まどか「うわぁ…」

QB「うわあ、凄い!これは凄いよマミ!こ
うしてマミの布団に潜っていると、マミの匂いに包まれて、まるでマミと一つになったような錯覚を覚えるよ!」

さやか「おい、淫獣」

QB「全く持って素晴らしい!まさにエントロピー!これぞエントロピー!
いやエントロピーを凌駕しちゃってるよ!!うっひょおおおおおおお!!」

エントロピーの意味解って喋ってるのかしら…?布団の上でスリスリゴロゴロするQB。
その尻尾をマミががっしりと掴んで床に叩き付ける。

QB「だっ!誰!?危ないじゃないか…!?」

マミ「布団の上で暴れちゃ駄目でしょ?」

レイプ目のマミさん、怖い。

QB「は、はひ…しゅ、しゅみばしぇんでした…」

涙目で土下座するQB。

マミ「解れば良いのよ」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/09(日) 16:59:17.39 ID:tOtt0hMro
QBは変態マミマミストか…ちょっと屋上来いQB
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 17:02:31.28 ID:I1aaeg2X0
席に着く私達

まどか「マミさん、すっごく美味しいです!!」

さやか「メチャウマっすよ!」

ほむら「美味ね」モフモフ

QB「んまいんまい」ガツガツガツガツ

マミ「ありがとう、私の手作りなのよ」

まどか「へー凄いですね」

さやか「あんなに強くてカッコいい上に、お菓子作りまで出来るなんて!天は二物を与えまくりかー!」

ちょっと厨二病だけど。

まどか「ほむらちゃんもお料理するの?」

ほむら「得意料理はカップラーメンよ」ファサ

さやか「それ料理ちゃう」

ほむら「レトルト食品も得意よ?」

さやか「うん、それも料理してないからね」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 17:05:42.45 ID:I1aaeg2X0
マミ「さて、あなた達も素質がある以上、ある程度の説明は必要ね」

さやか「うんうん!何でも聞いてくれたまへー!」

まどか「さやかちゃん、それ逆…」

ほむら「キュゥべえから大体聞いたけど、私も聞いておきたいわ」

QB「きゅっぷい、マミ、ケーキおかわり!」

マミ「説明が済んでからね」

ほむら「ところでマミ、一昨日はあなたが来れなかったって聞いたけど、何かあったの?」

マミ「あ、それはね、私“あの日”だったのよ。痛くて動けなくて…アンギラス出現の報を聞いた時はどうしようかと思ったわ」

ほむら「あぁ、成る程」

QB「因みにあの日っていうのはせい…」ガシッ

マミがQBにアイアンクロー。

マミ「殺すわよ?」ニッコリ

QB「…」ガクガクブルブル

マミはそっとソウルジェムを取り出す。

マミ「あなたも持ってるわよね?」

ほむら「ええ」

私も取り出す。

まどか「わぁ…綺麗…」

さやか「トパーズとアメジストって感じだなー」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 17:15:57.32 ID:I1aaeg2X0
マミ「これがソウルジェム、キュゥべえ達、インキュベーターが契約した女の子に精製して渡す宝石よ。
私達の力の源であり、魔法少女である証でもあるの」

QB「この石を手にした者は、怪獣と戦う使命を負うんだ」

さやか「へー、ところでコレを売っちゃったりしたらどうなるの?」

QB「重大な規約違反を犯したとして、捕まるよ」

まぁ、そうでしょうね。話を聞く限り、ソウルジェムは機密の塊でしょうから。

QB「ソウルジェムの説明は、機密だらけだから、
契約を前提とした時点でしか話せない。だから今は省くよ」

QB「次にグリーフシードの説明に移ろう」

QB説明中…

まどか「へー、報酬である程度の望みが叶うかぁ…」

QB「何だって構わないって訳じゃないけどね。勿論奇跡なんて起こせないよ」

さやか「金銀財宝とか!」

QB「物凄い質と数のグリーフシードが必要だね」

さやか「不老不死とか!」

QB「出来る訳無いじゃないか」

さやか「モテモテの美少女になるとか!」

QB「君は実にバカだなぁ」

さやか「…」

QB「きゅべえぇぇぇ…無言で首を絞めないでくれるかい…?」ギリギリ
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 17:21:09.82 ID:I1aaeg2X0
マミ「それと、魔法少女には幾つか守るべき規約があるけど、重要なものを教えてくわね。
一般人や、敵意の無い魔法少女への攻撃をしてはいけない事」

QB「これは常識だね」

マミ「魔法や怪獣を犯罪行為に使ってはいけない事」

QB「怪獣はともかく、魔法を窃盗とかに使う子が多いのが現状だけどね・・・」

さやか「何それ・・・あたしはそんな奴許せないわ」

マミ「そして、決して扮装や戦争に介入しない事」

QB「怪獣とそれを使う魔法少女が加われば、国同士のミリタリーバランスなんて簡単に壊れてしまう。
そして多くの魔法少女や怪獣同士の戦争があちこちで起きたら・・・地球が滅びかねない」

まどか「・・・そ、そうだよね・・・」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 17:23:02.26 ID:jyV8Xv+v0
こっちのQBはQBで身も蓋も無さすぎwwww
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 17:25:33.17 ID:I1aaeg2X0
マミ「他に何か聞いておきたい事はあるかしら?」

ほむら「怪獣って出生は色々なんでしょう?核実験以外で生まれた怪獣もいるの?」

マミ「えぇ、怪獣の中には他に宇宙から来る宇宙怪獣、自然に発生する怪獣もいるわ」

自然発生…勝手に怪獣に進化って危な過ぎるじゃない。

QB「宇宙怪獣は宇宙を旅して、地球へ来るのは、大抵、住む所を探しているのが多い。
でも大人しくしてようなんて気は毛頭ないらしく、
他の怪獣を襲ったり、住み場所を奪おうと人類を攻撃したりする。
人間にとって住みやすい所は怪獣にとってもそうらしい」

ほむら「なるほむ」

QB「後君達が昨日、倒したビオランテは、過去にある科学者が造り出してしまった怪獣だ。
それが増殖してしまったんだ」

ほむら「まさに人類の愚かさが生み出した負の遺産ね」

QB「核実験で生まれた怪獣や、人間の実験によって造り出された怪獣は殆どが、
人間に対して本能で凄まじい敵意と憎しみを持っている。当然だね。
自分達をそんな望まぬ姿に変えてしまったのは人間なんだから」

まどか「それ…何だか悲しいね…」

さやか「うん…悪いのは人間なのに…」

マミ「だからといって何もしない訳にはいかないわ。
彼らを放っておけば、一週間と経たない内に人類の文明は崩壊するでしょうね。
まさに形となった人間の愚意だわ」

まどか「い、一週間で…」

QB「通常兵器は全くといって良いほど通用しないから性質が悪い。
魔法少女が精製する特殊な武器…魔法じゃ無いんだけど、いわゆる魔法武器と
同じ怪獣でしか効果的なダメージを与えられない。
そこで魔法少女と彼女達が使役する怪獣の出番って訳だ」

さやか「うわ、とんでもない…」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 17:39:05.42 ID:I1aaeg2X0
ほむら「人間に友好的とは言わなくても敵対的でない怪獣はいないの?
私達が呼び出す怪獣以外で」

QB「いるよ。自然に進化した怪獣の中にはそういったものが結構いる。
代表的なのがモスラ族だね。
彼らは人間に敵対的でないばかりか、協力してくれる事も多い。
そういった怪獣は魔法少女と一緒に戦ってくれる場合がある。
そしてロボット怪獣。これはボクの属する対怪獣機関マギカが開発した、
怪獣と対等以上に戦える機械兵器だよ。こういう怪獣はそのまま量子化して魔法少女の体内に封入される。
後、意外な事にゴジラ族は人間より他の怪獣を攻撃する傾向も強い。
結果的にゴジラに助けられる場面が何度もあったよ。彼らが何を考えているかは解らないけどね」

まどか「マミさんやほむらちゃんは、そんな怪獣と戦ってるんですね…」

マミ「そう、まさに命がけよ。だからあなた達には、慎重に考えて欲しいの。
素質のあるあなた達は、人智を超えた力を手に入れるチャンスがある。
でも、それは…死と隣合わせなの」

まどか「…」

さやか「うわぁ…悩むなぁ…」

まどか「うーん…」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 17:44:23.60 ID:I1aaeg2X0
ほむら「私は反対よ」

QB「ボクも反対だね」

ほむら「え…?」

うわ、キュゥべえが契約したくないって言ってるわ…。

QB「どうしたんだい?そんなハトが対物ライフルを喰らったような顔して」

ほむら「いや…てっきりしつこく勧誘するかと…」

QB「この町には君とマミがいるから、焦って魔法少女を増やす必要は無いよ。
昨日言ったじゃないか。そんな事よりマミ、ケーキおかわり」テーブルバンバン

マミ「はいはい」

まどか「ほむらちゃんは、どうして私達が契約するのに反対なの?」

ほむら「危険だからに決まってるでしょう。私が、あなた達の分まで戦えば良い」

さやか「うーん…心配してくれるのはありがたいけど…」

まどか「私は、急に言われても…」

QB「ケーキうめぇ」ガツガツガツガツ
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 17:45:30.83 ID:VLBm86CY0
やだこのQB可愛い
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/09(日) 17:49:24.80 ID:tOtt0hMro
厚かましいなww完全にマミさんのヒモじゃねえかww
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 17:52:34.24 ID:I1aaeg2X0
マミ「そこで提案なんだけど、3人ともしばらく、私の怪獣退治に付き合ってみない?」

まどか・さやか「「えっ!?」」

ほむら「私も?」

マミ「その上で、危険を犯してまで力を得たいか、じっくり考えてみて欲しいの」

ほむら「あなたに助けられた私が駄目…と言ったところで説得力は無いわね」

まどか「ほむらちゃん…」

QB「きゅっぷい。マミ、知ってると思うけど、怪獣との戦闘に一般人を連れて行くのは規約違反だよ」

マミ「大丈夫、2人の安全は私が保証するわ」

QB「やれやれ…まぁ、マミなら大丈夫かな」

マミ「それに、暁美さんもいるしね」

ほむら「私なんてまだまだ未熟よ」

マミ「そうね。だから私があなたに怪獣での戦い方を教えてあげようと思うのだけれど、どうかしら?」

私の師であった彼女は、この世界でも私の師になってくれる…願っても無い提案ね!

QB「それは良いね。かなり強い力を持っているのに、君は使いこなせていないからね」

解ってるわよ。

ほむら「ええ、是非お願いするわ」
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 17:58:24.05 ID:I1aaeg2X0
>>146

原作でもQBって魔法少女のヒモじゃね?



マミ「良かった。で、2人はどうするの?」

さやか「うーん…まどかはどうする?」

まどか「そうだね…行きます」

ほむら「まどか、本当に?」

まどか「うんっ!だって危なくなっても、ほむらちゃんが守ってくれるんでしょ?」ニコッ

ほ、ほむぅうううううう!必殺のエンジェルスマイル!!

ほむら「え?えぇ!任せておきなさい!」ブシュー

QB「鼻血出てるよ」

さやか「やっぱりほむらはまどかには、甘いと」

マミ「美樹さんはどうするの?」

さやか「行きます!興味が無い訳じゃないし」

興味本位で首を突っ込んだら危ないと思うけど…。

QB「やれやれ、仕方ないなぁ…その代わりボクも同行するからね」

マミ「と、高い戦果を上げていれば、多少の規約違反を大目に見てもらえるのよ」

QB「ほむらは真似しないでよ。悪い事だからね?」

ほむら「善処するわ」ファサ

さやか「うわ、守る気ねー」
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 18:02:40.56 ID:I1aaeg2X0
ほむら「もう1つ聞きたいのだけれど、あなた達は白と黒の魔法少女、美国 織莉子と呉 キリカを知っているかしら?」

さやか「黒の魔法少女ってあんたじゃん」

ほむら「私は紫よ」

さやか「あ、そう…」

とさやかと漫才をやってる場合じゃないわ。マミの目が鋭くなった。

マミ「あなた、何処でその名前を?」

マミの雰囲気が明らかに変わっている。

ほむら「噂で聞いただけで…」

マミ「そう…その2人を知っているかどうかだけど、呉さんは知っているわ」

ほむら「本当?」

マミ「ええ、彼女はこの町出身の魔法少女で、私を亡き者にしようと襲い掛かって来たわ」

さやか「え!?どうして!?魔法少女って怪獣を倒す正義の味方なんじゃないの?
それが何で味方のはずのマミさんを襲ったりした訳!?規約でも禁止されてるのに」
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 18:07:41.33 ID:I1aaeg2X0
ほむら「同じ魔法少女でも、味方とは限らないわ」

この世界でもマミみたいなタイプは少ないのかしら。

さやか「何で?同じ敵と戦っているのなら、味方じゃないの?」

マミ「それが…そうでも無いの。むしろ、競争になる事の方が多いのよね」

まどか「どうして…あ!そっか!グリーフシードの報酬!」

マミ「そう、グリーフシードは報酬と引き換える事が出来る。
だから、時と場合によっては、グリーフシードの奪い合いになって、ぶつかる事もあるのよね」

さやか「つまり、狩場として美味しいこの町をマミさんから奪い取ろうとしたって訳か」

マミ「多分、そういう事でしょうね」

QB「魔法少女の中には、他の魔法少女を襲ってグリーフシードを奪う、盗賊紛いの事をする子もいるくらいだ。
一応、魔法少女同士で争うのは規約で禁止されているけど…」

ほむら「そんな事をするなら、そもそも規約なんて守らないわね」

QB「困った事にそうなんだ」

まどか「それで、その子はどうなったんですか?」

マミ「私が返り討ちにしたわ。結構危ない所だったけれどね。それで呉さんは、この町を出て行ったわ。
一応、三滝原の生徒なんだけどね。今頃、何処かで暴れてるんじゃないかしら?」

さやか「うっわー…危ない奴」

QB「でも、彼女の上げている戦果は世界でも指折りだ。既に100個以上のグリーフシードを報酬と交換しているから、
それだけの怪獣を倒したという事だよ」
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 18:11:41.53 ID:I1aaeg2X0
ほむら「それで美国 織莉子は知っているかしら?」

マミ「その人は知らないわね」

QB「美国 織莉子に関しては、ボクは契約したという事しか知らないね。怪獣を倒すのも、それほど目立った戦果は上げていない」

ほむら「会った事は無いの?」

QB「無いよ。契約したのもボクじゃなくて、別のインキュベーターだしね」

ほむら「そう、解ったわ」

さやか「全く…私利私欲の為に魔法とか怪獣使うなんて、
そんな奴が多いなんて…」

QB「でも、その結果として多くの人が怪獣の被害から助けられているのも事実だ。
対怪獣機関のマギカも、結果さえ上がっていれば、目をつぶっている場合が多い」

まどか「多くの人を助けられる…か。私にも…」

ほむら「まどか?」

まどか「あ、何でも無いよ!」

この後少し話してから、私達は解散した。
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 18:22:45.17 ID:I1aaeg2X0
翌日、通学路

まどか「おはよー、ほむらちゃん」

ほむら「おはよう、まどか…って」
私の天使との待ち合わせ…肩に白いネコが乗ってる。

QB「(おはよう、ほむら!)」
頭に響く声。成る程、普段は白いネコに化けていると言っていたわね。

ほむら「(おはよう…って、これは何?まさかテレパシー?)」

QB「(違う違う。これは量子通信の直接通話だよ。名称はチャント。もの凄く大雑把に説明すると、ネットのチャットみたいなものだよ)」

ほむら「(へー)それはともかく淫獣、何、私の嫁の肩に乗ってるのよ。殺すわよ?」

QB「ええ!?一昨日殺す気は無いって言ってたじゃないか!」

ほむら「それとこれとは話が別よ」

まどか「ま、まぁまぁ、ほむらちゃん、キュゥべえと仲良くしてよ(嫁…?)」

ほむら「でも、そいつ変態なのよ?昨日、マミの家で見たでしょう?」

まどか「もう反省したって言ってたし」

嘘ね。
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 18:27:39.70 ID:I1aaeg2X0
まどか「じゃあ・・・はい」

ほむら「え?」

まどかがQBをひょいと持ち上げて、私の肩に乗せた。

ほむら「えっと…」

まどか「これでほむらちゃんとキュゥべえは仲良しだね!」

QB「だね!」

ほむら「…」

暑いし、鬱陶しいけど、まぁ良いわ、まどかが笑ってるなら。

QB「嗚呼…ほむほむの匂い!良い匂いだなぁ!!」クンカクンカクンカクンカ!

やっぱり殺そうかな…。

QBにナイフを突き付けて黙らせ、しばらく歩いて、さやかと仁美との待ち合わせ場所に。

まどか「おはよー」

ほむら「おはよう」

仁美「おはようございます」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 18:33:05.30 ID:I1aaeg2X0
QB「(おはよー、さやか!)」

さやか「おは・・・て、あ・・・が・・・!?(今のキュゥべえの声!?)」

仁美「どうかしましたか、さやかさん?」

さやか「あ・・・いや・・・」

さやかが私の肩に乗っているキュゥべえの近くに来る。

さやか「そ・・・そいつキュゥべえ?」

ほむら「ええ」

仁美「あら、可愛らしいネコちゃんですわね」

仁美がキュゥべえに手を伸ばして喉を撫でる。締めても良いのよ?

QB「ペロ」

仁美の指を舐めるキュゥべえ

仁美「まぁ」

QB「(嗚呼!お嬢様の指!ひとにゃんの指ぺろぺろ!ぺろぺろ!)」ペロペロペロペロペロペロペロ-

うわ、もうこいつ普通に変態だわ。
私だってまどかのおまんまんをペロペロしたいのに!!

まどか「(うわぁ・・・全然反省してない。私、あんなのを肩に乗せちゃってたんだ・・・嫌過ぎる)」

さやか「(まさに淫獣・・・)」

仁美「きゃはは!くすぐったいですわよ」

QB「ペロペロペロペロ!」

ほむら「(いい加減にしなさい)」

QB「(へーい)きゅっぷい」ツヤツヤ
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 18:36:43.25 ID:jyV8Xv+v0
QB人生エンジョイしてるな
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 18:38:07.64 ID:I1aaeg2X0
さやか「(ところでさっきから私の脳内にあんたらの声が聞こえるコレ何?)」

ほむら「(直接通話、チャントっていうチャットみたいなものらしいわ)」

まどか「(頭で考えるだけで会話できるみたいだよ)

さやか「(ええ!?私達、もうそんなマジカルな力が!?)」

QB「(いやいや〜、今はまだボクが中継しているだけ。
後、これも科学だから、サイエンスな力だね。内緒話には便利だろ?jc同士の内緒話、ぐへへ)」

ほむら「(おい、繋げたまま本音語るな、気持ち悪い)」

QB「(あ)」

まどか・さやか「…」

2人が淫獣を蔑むような目で見ている。

QB「(嗚呼・・・その目もっとボクを見て!エントロピーを凌駕出来ちゃう!!)」

ほむら「(最低ね)」
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 18:40:54.43 ID:I1aaeg2X0
仁美「3人とも、さっきからどうしましたの?しきりに目配せしてますけど」

まどか「えっ?」

さやか「いや、これはそのー」

ほむら「私達、既に目と目で解り合う関係なのよ」ファサ

仁美「まぁ!たった二日で、そこまで急接近だなんて!一昨日と昨日は、一体何が!?」

さやか「いや、そりゃねーわ、流石に」

まどか「確かに色々、あったんだけどさ」

ほむら「そう・・・私達は人には言えない関係なの」ファサ

嘘は言ってないわよ。

さやか「あんた、何言ってんの!?」

仁美「そんな・・・いけませんわ!女の子で、しかも3人でなんて!それは禁断の恋の形ですのよ〜!!」ダダダダダ

さやか「バッグ忘れてるよー!」

まどか「今日の仁美ちゃん、何だかさやかちゃんみたいだよ・・・」

さやか「どーゆー意味だよ、それは!?つか、ほむら!誤解されるような言い方すんな!」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 18:44:03.91 ID:I1aaeg2X0
ほむら「誤解?私はあなた達とそういう関係だと思っているけれど?」

まどか「えぇっ!?」

戸惑うまどか、可愛いわね。襲いたい。

さやか「あーもう、あんた真顔で冗談言うから、冗談か本気か区別がつかないのよね」

ほむら「私は冗談は嫌いよ」

さやか「はいはい、もう良いから。まどかもほむらの冗談をいちいち真に受けない」

ほむら「ほむぅ…」

冗談じゃないのだけれど。まどかは勿論、さやかも愛しているのに。

QB「(美少女同士の百合…ハァハァ)」

さやか「(…で、淫獣、あんた学校まで付いて来るつもり?)」

QB「(勿論だよ!)」

まどか「(一応、ペットの持ち込みは禁止なんだけど…)」

QB「(大丈夫、勝手にブラつかせてもらうから)」

ほむら「(何しに来る気よ?)」

大体解るけど。

QB「(決まってるじゃないか!女の子の着替えを覗いたり、シャワーを覗いたり、トイレを覗いたり…
可愛らしいネコの姿なら、怪しまれずに覗き放題じゃないか!!)」

まどか「(ほむらちゃん、そいつ殺して)」

ほむら「(解ったわ)」
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 18:51:09.06 ID:I1aaeg2X0
QB「(ちょちょちょちょちょちょ!今のは軽いジョークじゃないか!
インキュベーションジョーク!全く…マミの影響かな…皆、すぐ殺すとか言わないでよ。
仮にも世界を守る組織に属するボクが、そんな変態みたいな事をする訳が無いだろう!)」

さやか「(だってあんた変態じゃん)」

QB「(いやいやー誤解だよ)」

ほむら「(これまでのあなたの言動を振り返って、どう思考すればその結論が出るのか疑問だわ)」

まどか「(だよねー)」

QB「(えっと、まぁ、別に何が目的って訳じゃないよ。
平和に過ごす子達を見て、嗚呼、この平和を壊しちゃいけない、と決意を新たにしようかなーと)」

ほむら・まどか・さやか「(怪しい…)」

とかやってる内に、校門に着いた。

QB「(じゃっ!ボクはこれで!)」

キュゥべえは脱兎のごとく、学校に駆け込んで行った。目指す先の建物は…

ほむら「部室棟ね」

まどか「部室棟だね」

さやか「部室棟だ」

ほむら「私、あの淫獣の目的が解ったわ」

さやか「奇遇だね、私もだよ」

まどか「どうしよっか?ふん捕まえて締めとく?」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 18:56:44.62 ID:I1aaeg2X0
マミ「(ご心配なく、話はちゃんと聞こえているわ)」

マミの声。

まどか「え?」

さやか「(マミさん?)」

マミ「(この程度ならチャントの圏内なの)」

まどか「(あ、えっと、おはようございます)」

さやか「(おはようございます)」

ほむら「(おはよう)」

マミ「(はい、おはよう。キュゥべえは私が締めておくから安心して。今、私部活棟にいるの)」

さやか「(なら良いんだけど)」

ほむら「(あなた部活やってるの?)」

マミ「(ええ、女子テニス部よ)」

ほむら「(へぇ、凄いわね。怪獣退治もやっているのに)」

マミ「(人間、上手く効率よく行動すれば、割と色々出来るものよ。時間の使い方は上手にね)」

さやか「(流石マミさんだなぁ…)」

まどか「(うん、カッコ良くてちょっと私のママみたい)」

マミ「(お褒めにお預かり光栄ね)」
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 19:02:56.39 ID:I1aaeg2X0
午前中の授業の合間、私とまどかは先生に頼まれて授業で使う資料を取りに、離れた倉庫への廊下を歩いていた。
人気は普段は全くと言っていいほど無い。ちょっとしたデートね、まどか!あ、誰もいないし押し倒しちゃおうかしら!?と思っていたら…。

QB「(助けて…まどか!ほむら!)」

何か変態の声が聞こえて来てぶち壊し。

まどか「(キュゥべえ!?どうしたの?)」

ほむら「大方覗きが見付かって、追いかけ回されてるんじゃないの?」

まどか「だよねー」

QB「(違うよ!いや、その途中で見付かったから違くないけど…彼女は明らかに殺意を持って襲って来てる!
彼女は…魔法少女だ!!)」

なんですって?私とマミ以外にもこの学校に魔法少女が!?

まどか「えっ!?」

ガコン!と、廊下の天井の通気口が外れてキュゥべえが落ちて来た。

まどか「きゃあっ!」

QB「いだっ!」

廊下に落ちた。姿はネコのまま全身傷だらけで、あちこちから血を流してる。

まどか「キュゥべえ!」

まどかがキュゥべえを抱きかかえる。

ほむら「何があったの?」

まさか本当に覗きを見付かって殺されかけてるとか、間抜けな事態じゃ無いでしょうね?
ていうか、これ見た事があるような・・・私が追い掛け回す方で。
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]:2011/10/09(日) 19:06:19.69 ID:5a43e7Lqo
支援
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/09(日) 19:06:34.44 ID:x7HFc8+i0
キリカ来るーーーーーー?
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 19:07:53.54 ID:I1aaeg2X0
ちょっと飯とかで外します。
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/09(日) 19:56:34.79 ID:b8JcKR3I0
人間側に属してほしい怪獣と属してほしくない怪獣がいるよね
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/09(日) 20:07:58.07 ID:g2Y9vCSAO
ゴジラよく知らないんだけど怪獣で一番強いのって何?

スペースゴジラ?
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/09(日) 20:13:01.98 ID:b8JcKR3I0
>>166
スペースゴジラ、デストロイア、カイザーギドラ(モンスターX)、バーニングゴジラ、FWゴジラ
のどれかってよくいわれてる
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga sage]:2011/10/09(日) 20:24:49.47 ID:TfR3g/r60
ファミコン版ゴジラが大好きです。
BGMとかカッコよすぎです。
ガイガンの絶望的な強さにビビったのも良い思い出です。
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 20:34:12.34 ID:I1aaeg2X0
ただいマミ
再開します。

??「よっ」

スタッと誰かが通気口から降りてくる。

???「そいつから離れてくんないかなー?」

ほむら「!?」

黒いショートカットの髪に、高い身長。彼女は…黒い魔法少女、呉キリカ!!

まどか「で、でもキュウべぇ、怪我してる…」

キリカ「君にはカンケーないよ。いや、あるんだっけ。どっちでも良いや。そいつこっちに渡してよー。殺すから」

まどか「駄目だよ!キュゥべえはどうしようもない変態だけど!たまに殺したくなるけど!
えっと・・・キュウべぇを殺して良いのは、ほむらちゃんだけなんだもん!」

えぇー・・・。
自分で矛盾してる事を言って混乱してるのは解るけど、それはどう取って良いのか解らないわ。

キリカ「あのさ、私、けっこーイラついてんだよね。邪魔するなら一緒に殺しちゃうよ?」

近付いてくるキリカから庇うように私はまどかとキュゥべえの前に立つ。

ほむら「止まりなさい」

キリカ「はぁ?何、君も邪魔すんの?」

表情を歪めるキリカ。

ほむら「あなたがこの娘を傷付けるというなら、私は容赦しない」

私は魔法少女に変身する。
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 20:43:04.82 ID:I1aaeg2X0
まどか「ほむらちゃん…」

キリカ「へーえ、やっぱり君も魔法少女だったんだ。なら、解るよねぇ?格の違いって奴が。それでもやろうって言うの?」

ほむら「…ええ」

この呉キリカの中に…恐ろしく強大な気配を感じる。それこそマミのキングギドラと同等ほど。
生身同士の戦闘ならともかく、怪獣で戦った場合は私に勝ち目は無い。

キリカ「あああああああ!もうっ!!面倒くさいっ!!」

呉キリカは頭を抑えて喚いたかと思うと、ブラックダイヤのように漆黒のソウルジェムを掲げた。
ソウルジェムから闇色の影が溢れ出す。それは彼女を包み込み、影が弾け、キリカの衣服が変化していた。
長い袖の丈の短いコートに右の眼帯。呉キリカの魔法衣。

まどか「あの子も魔法少女!?」

キリカ「さて」

にたり、キリカが嗤う。その表情にゾッと背筋が凍る感覚がする。キリカの長い袖からカギ爪が3本ずつ現出した。

キリカ「まとめて殺しちゃおっと!!」

駆け出すキリカ。とんでも無く速い!時間停止…シールドのギミック駆動が遅い!!どうして!?間に合わない!?
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 20:48:09.08 ID:I1aaeg2X0
キリカ「わぶっ!?」

キリカにいきなり白い煙が吹き付けられる。

さやか「まどか!ほむら!こっち!」

さやかが消火器を持ってキリカに吹き付けている。これも見た事があるような、そうでないような。

まどか「さやかちゃん!」

ほむら「グッジョブよ、さやか!」

私とまどかは走り出す。

さやか「マミさん呼んどいた!でぇい!」

さやかがキリカに消火器を投げ付ける。

キリカ「あーもう!またお邪魔虫!?」

キリカはそれをカギ爪で切り裂く。

さやか「何なのあいつ!?学校内で白昼堂々通り魔かよ!?つか、あいつ魔法少女だよね!何者!?」

ほむら「彼女は呉キリカよ」

さやか「あいつが昨日言ってた!?」

キリカ「にっがすかぁー!!」

キリカが恐ろしいスピードで追って来る。魔法で身体能力を強化しているとしても、幾らなんでも速過ぎるわ!
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 20:55:24.63 ID:I1aaeg2X0
ほむら「2人とも、私の手を握って!」

まどか「え?うん!」

さやか「こ、こう?」

ほむら「時よ、止まれ!」

ほむら・ザ・ワールド!!

さやか「え?何これ…どうなってるの?」

まどか「あの人、止まってる…?キュゥべえも動かないよ!」

まどかがキリカを振り返る。

ほむら「時間停止。これが私の固有能力よ」

さやか「うっそ、マジ・・・本当に魔法みたい」

ほむら「でも、長くは持たないわ。マミは何処?」

さやか「こっち!」

さやかの案内で廊下を走る。マミの姿が見えた!

ほむら「そして時は動き出す」

時間停止解除。
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 21:00:31.32 ID:I1aaeg2X0
さやか「マミさん!」

まどか「助けて!」

マミ「あなた達、急に目の前に…?暁美さんの魔法?」

ほむら「ええ、それより、呉キリカが」

キリカ「ん?」

マミの姿を見てキリカの足が止まる。

マミ「所構わず暴れるのは相変わらずね、呉さん。
敵意の無い魔法少女、及び一般人への攻撃は重大な規約違反よ」

キリカ「うるさいっ!邪魔すんならあんたから殺すよっ!!」

カギ爪をマミに突きつけるキリカ。

マミ「あなた、私に負けたこと忘れたの?そういえばあなた、忘れっぽかったわね。
まぁ、今回は“規約を忘ていた”と解釈しておきましょう。
という訳で、あなたは規約を思い出したんだから鹿目さん達への攻撃を止めるわね」

キリカ「ふざけんな!何であんたの言う事を…!」

マミ「飲み込みが悪いのね。見逃してあげるって言ってるの」

マミの雰囲気が変わり、彼女から凄まじい威圧感が放たれる。
それは私に向けられた訳ではないのに、身体が震えた。

キリカ「うっ…」

流石のキリカもたじろぐ。
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 21:05:21.00 ID:VLBm86CY0
キングギドラ(新)<メカキングギドラ?>
デスギドラ
と来て後は
宇宙超怪獣のキングギドラに千年竜王、そしてモンスターX(???)と白亜紀型キングギドラか
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 21:15:56.82 ID:I1aaeg2X0
ちょっとブログ更新してた。


マミ「まさか、こんな街中の学校で怪獣出してやり合おうなんてしないわよね?」

キリカ「…」ギリッ

マミ「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」

ほむら・まどか・さやか「…」

私達は固唾を飲んでキリカの様子を伺う。

キリカ「っつ、あああああああああ!!ムカツク!!ムカツク!!ムカツク!!」

いきなり叫び出すキリカ。

まどか「ひっ…!」

キリカ「はぁ…まぁ良いや、もう良いや…」

キリカはいきなり落ち着き、背を向けると変身を解除。

キリカ「ったく…織利子…学校で騒ぎ…すなって言われ…こんな奴…」

何かぶつくさ言いながら去って行った。

さやか「何、あいつ…情緒不安定過ぎ…訳解んない」

ほむら「はぁ…助かったわ…」

私は変身を解除して廊下にへたり込んだ。
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 21:27:20.91 ID:I1aaeg2X0
まどか「ほむらちゃん、大丈夫!?」

ほむら「ええ…呉キリカってあんなに動きが速いの?それと私の魔法の起動が遅かったわ」

マミ「それが彼女の固有能力。自分を除く周囲の時間を遅くさせる事が出来るのよ」

ほむら「そうだったの」

それで私の盾のギミックの起動も遅かった訳ね。

マミがキュウべぇを治癒魔法で傷を治す。

QB「ありがとうマミ!」

マミ「どうしたしまして。それでキュウべぇ」

すっごい笑顔のマミ。キュウべぇの顔をがっしり掴む。

マミ「あなた、また覗いてたそうね?」

QB「う、うーん!今の怪我で記憶が飛んじゃったみたいだ!訳が解らないよ」

マミ「そう?なら思い出させてあげるわ。じゃ、3人とも放課後ね」

まどか「あ、はい…」

さやか「はーい」

ほむら「ええ」

QB「ぎゃあああああ!嫌だぁあああああああ!!」

マミはジタバタ暴れるキュウべぇを掴んで歩いて行った。
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 21:33:08.00 ID:I1aaeg2X0
昼休み、屋上。私、まどか、さやか、キュウべぇで昼食。
私はカップめんを3つ。魔法を使うと生命力が減る、それは体力が減るのと同じ、ようはお腹が空く。

まどか「ほむらちゃん、身体に悪くない?」

ほむら「うーん…解ってるけど、好きで止められないのよ」

さやか「ねぇ、まどかー、魔法少女の事、何か考えたー?」

まどか「うーん、私は結構、興味あるかな」

ほむら「まどか、この力は興味本位で触れて良い物では無いのよ。解ってるの?」ズゾゾゾ

コーンバターラーメンうめぇ。

まどか「解ってるけど・・・さやかちゃんは?」

さやか「んー何だかなー、一国の軍隊すら敵わないすっごい力を手に入れられる言ってもなー」

ほむら「怖い?」

さやか「まーねー。そんな力を果たして正しい事だけに使えるのかなーって。
それに命がけって所でどうも引っかかっちゃうよね」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 21:38:08.30 ID:I1aaeg2X0
QB「二つ返事の子は多いみたいだけどね。最も二つ返事で“なりたい”とか言われても、ボクは断るけどね」

さやか「まぁ、それはきっと、私達がバカなんだよ」

まどか「そうかなぁ?」

ほむら「さやかがバカと言うのは同意するけど、まどかはバカじゃないわ」

さやか「うるせー!ちょっと良い事言おうとしたのに!」

ほむら「あらごめんなさい、どうぞ」

さやか「はぁ…。別に、珍しくない筈だよ。命を駆けてでも得たいもの、守りたいものって。
怪獣が世界中で暴れてるんだし、そういうのがある人、世界に大勢いるんじゃないかな?
だけど、そんな力がそこまで欲しくない私達って、守られる事に慣れきってるって事じゃん。
守られて、平和で幸せで、バカになっちゃってるんだよ。何で…私達なのかな?」

まどか「…」

さやか「不公平だと思わない?そんな、力、本当に欲しいって思ってる人、他にいるはずなのにね」

ほむら「世界は不公平、理不尽、絶望で溢れているのよ。
そんな事をいちいち気にせず、あなた達はその幸せを享受しておきなさい。私やマミが守りたいものは、それなのだから」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 21:39:43.28 ID:I1aaeg2X0
さやかちゃんの一人称間違えた


QB「二つ返事の子は多いみたいだけどね。最も二つ返事で“なりたい”とか言われても、ボクは断るけどね」

さやか「まぁ、それはきっと、あたし達がバカなんだよ」

まどか「そうかなぁ?」

ほむら「さやかがバカと言うのは同意するけど、まどかはバカじゃないわ」

さやか「うるせー!ちょっと良い事言おうとしたのに!」

ほむら「あらごめんなさい、どうぞ」

さやか「はぁ…。別に、珍しくない筈だよ。命を駆けてでも得たいもの、守りたいものって。
怪獣が世界中で暴れてるんだし、そういうのがある人、世界に大勢いるんじゃないかな?
だけど、そんな力がそこまで欲しくない私達って、守られる事に慣れきってるって事じゃん。
守られて、平和で幸せで、バカになっちゃってるんだよ。何で…あたし達なのかな?」

まどか「…」

さやか「不公平だと思わない?そんな、力、本当に欲しいって思ってる人、他にいるはずなのにね」

ほむら「世界は不公平、理不尽、絶望で溢れているのよ。
そんな事をいちいち気にせず、あなた達はその幸せを享受しておきなさい。私やマミが守りたいものは、それなのだから」
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 21:46:30.14 ID:I1aaeg2X0
さやか「でもっ!あんたはそれで良いの!?」

ほむら「ええ」

さやか「二つ返事なんだ・・・それって凄いと思う」

ほむら「私が戦う事であなた達が平和に、幸せになれるなら…私はどうなっても構わない」

まどか「ほむらちゃん…あのね、私が幸せになるには、皆がいないと駄目なの。
その中には、ほむらちゃんもマミさんもいないと、駄目だよ!
だから、自分がどうなっても良いなんて言い方しないで…グスッ」

ほむら「まどか・・・ごめんなさい…今のは私の覚悟を語ったまで。
私も死ぬ気なんてないから、安心して。それに私の命は、私1人だけのものじゃないの」

そう…私の命は、前の世界の3人が繫いでくれたもの。そっとまどかの手を握る。

QB「ほむら…君は一体…?」

さやか「でもさー、何か納得いかないんだよね。
折角、素質があるのに何もせずに、平和と幸せを貪ってて良いのかなーって」

ほむら「幸せに過ごすあなた達を非難する権利なんて誰にも無い。いたら私が許さない」

さやか「ねぇ、ほむら…どうして、そんなに私達に優しくしてくれるの?
いや、感謝してるし、勿論打算があるんじゃないかとか、嘘を吐いてるとか言ってるわけじゃないよ。
ただ、気になって。気を悪くしたらごめん」

やっぱり、鋭いわね、あなたは。

ほむら「それは…」

!?入り口に、何者かの気配。
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 21:54:06.15 ID:I1aaeg2X0
キリカ「よーす」

まどか・さやか「!?」

歩いて来るキリカに対して、さやかがまどかに前に立ち、2人を背中に庇うように私が立つ。

マミ「(大丈夫)」

マミからのチャント。見ると向こうの塔にマミの姿が見える。

キリカ「ちょーっと、良いかな?」

さやか「朝の続きかよ?」

ほむら「さやか、彼女を煽るのは止めなさい」

煽っていきなりキレられたら私の手に負えない。

キリカ「そーんな、怖い顔しないでよ!もうそんなつもり無いからさ」

ほむら「じゃ、何の用かしら?」

キリカ「で、えっと、さどかだっけ?」

まどかとさやかが混ざってるわよ。

まどか「鹿目まどかだよ…」

キリカ「あ、そっか、ごめんごめん」

さやか「美樹さやかよ」

キリカ「あ、君はどーでも良い。で、君は魔法少女になるつもりはあるの?」

まどか「わ、私は…」

キリカ「まぁ、とにかく忠告ね?君、魔法少女になっちゃ駄目だよ」
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 22:00:21.26 ID:I1aaeg2X0
さやか「あんたにとやかく言われる筋合いは無いわよ!」

ほむら「止めなさい、さやか」

さやか「だって…!」

キリカ「あーうるさいなぁ。巴マミに見付かる前に、こっそりキュゥべえを始末しようと思ったけど、
見付かっちゃったから、こうして言いに来たんだけどねー」

ほむら「呉キリカ、まどかは魔法少女になる必要はないわ」

QB「ボ…ボクも2人と契約する気は無いよ…」ガクガクブルブル

キリカ「ふーん、じゃあ良いや。話はそれだけ、じゃーね」

キリカは振り返ると手を振りながら去ろうとする。

ほむら「待って」

キリカ「うん?」

ほむら「何故、まどかは魔法少女になってはいけないの?良かったら教えてくれるかしら?」

キリカ「ん?んー…さぁ?」

さやか「さぁ、って…」

ほむら「美国織莉子の指示?依頼かしら?」

瞬間、呉キリカの雰囲気と目つきが豹変した。
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 22:05:23.60 ID:I1aaeg2X0
キリカ「え?君、織莉子とどういう関係?」

ゾッ…背筋に寒いものが通り抜ける。不味い、触れてはいけない事だった?

マミ「(暁美さん!)」

ほむら「(大丈夫…)な、名前を知っている程度よ。後はあなたと…仲が良いと聞いていたから…」

キリカ「な、仲が良いとか!そんなに軽々しいものじゃないぞっ!」

いきなり叫び出した。
まどかは怯えているけど、もうさっきまでの恐ろしい雰囲気は霧散し、無邪気なものへと変わっていた。やり辛いわね、この子…。

キリカ「私は織莉子を愛してる!愛は全てだ!仲が良いだの、特別な関係だの、愛を単位であらわすようなやつは愛の本質を知らないっ」

私に近付き、指を突き付けて来る。

ほむら「え、えぇ、そうね、ごめんなさい」

キリカ「解ればよろしいっ」

解るような解らないような。

キリカ「あ、それでさっきの質問だけど、私は織莉子に頼まれたからやったんだ。反省はしてない!」

ほむら「そ、そう」

キリカ「んじゃねっ!」

呉キリカは今度こそ背中を向けて屋上から降りて行った。

さやか「何、あいつ…訳解んな過ぎ」

まどか「うん…」

ほむら「(この世界の美国織莉子…何が目的なのかしら?)」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 22:10:41.51 ID:I1aaeg2X0
さやか「あ、そうだ。さっき聞きそびれたけど、どうしてほむらは私達に良くしてくれんの?」

ほむら「それは、あなた自分で言ったじゃない」

さやか「へ?」

ほむら「あなたと私は、時空を超えて巡り合った運命の仲間だって」

さやか「あーもう、冗談は…冗談、だよね?」

真剣な私の眼差しを見て、さやかは頭に疑問符を浮かべる。

ほむら「どう解釈するかはそちらに任せるわ」クスッ

さやか「あーもー、あんたはあんたで訳解らん!」

QB「まぁ、良いんじゃないかな?彼女が君達を守りたいという言葉に偽りは無いだろうし」

まどか「そうだよ。私はほむらちゃんを信じてるよ。確かに、理由は気になるけどほむらちゃんから話してくれるのを私は待つよ」

ほむら「ありがとうまどか。さやかも、ごめんなさい」

さやか「ああ、いや、余計な事聞いちゃって謝るのはこっちの方だし…」

まどか「そうだ、ほむらちゃん、1つ聞いて良いかな?」

ほむら「今日の下着の色かしら」ホムッ

まどか「いや、それはどうでも良いんだけど…」

ど、どうでも良いなんて…orz

さやか「真顔で冗談はもう良いから」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 22:16:42.10 ID:I1aaeg2X0
まどか「ねえ、ほむらちゃん、あなたはどうして魔法少女になったの?」

ほむら「…それは、あなたを守る為よ」

まどか「え!?」

さやか「って事は、ほむらは、前からまどかを知っていたって事?」

ほむら「ふふっ、秘密」

さやか「ちぇー」
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 22:25:05.20 ID:I1aaeg2X0
放課後、ショッピングモール、マクドナルド。


マミ「さて、それじゃ魔法少女体験コース第一弾、張り切って行ってみましょうか。準備は良い?」

さやか「準備になってるかどうか、解らないけど…持って来ました!」

バ、バット!?それでどうやって巨大怪獣と戦うつもり!?

さやか「何も無いよりはマシかと思って!」

マミ「ま、まぁ、ショッキラスとか大ネズミくらいなら、それで戦えない事もないけど…」

って、それで戦える怪獣?もいるの!?…ともかく、そんな物では心配ね…。


参考

ショッキラス・・・1984年の「ゴジラ」に登場した、放射能で変異したフナムシ。体長1メートルで体重45キロ。

大ネズミ・・・緯度0大作戦に登場したでかいネズミ。Wikiでは怪獣として紹介されているので、怪獣。体長2メートル。


ほむら「もっと良い物を貸してあげるわ」ゴソゴソガチャ

私はシールドを現出させ、中から2丁の大型ライフルを取り出した。

マミ「まぁ」

まどか「何…これ?」

さやか「モデルガン?」

ほむら「本物よ。アキュラシーインターナショナルAS50とバレットM82。アンチマテリアルライフルで、装甲目標や施設への攻撃に使うの」

QB「何でそんな物持ってるんだい…?」

マミ「って、ここお店よ!早く仕舞って!」

あ、そうね。後で2人に渡してあげましょう。
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 22:35:33.60 ID:I1aaeg2X0
さやか「まどかは?何か持って来た?」

まどか「えっと…私は」

まどかが取り出したノートには可愛らしい絵が描いてあったわ。それは魔法少女姿のまどか。

さやか「うわぁ〜」

ほむら「可愛い…」ホムホムッ

まどか「と、とりあえず、衣装だけでも考えておこうかと思って」

さやか・マミ・QB「あはははははははっ!」

まどか「え…え?」

マミ「うん、意気込みとして十分ね」

さやか「こりゃ参った、あんたには負けるわ〜あははっ!」

マミ「うふふっ!」

QB「あははははは!まどかは面白いね」

まどか「うぅ…///」

ほむら「まどか、私はあなたの絵、とっても素敵だと思うわ」

まどか「そ、そうかな…?」パァ…

ほむら「そうよ、この芸術が解らない人は可愛そうね」

さやか「いや、芸術って…」

QB「衣装の希望があれば、その通りに作る事も出来るよ。マミの胸を強調したコスチュームも…」ガチャ
キュウべぇの頭に、めり込むほど強くマスケット銃の銃口が押し付けられる。

マミ「あら?無かった事にした事を覚えている脳はこれ?吹っ飛ばした方が良いのかしら?」グリグリ

この人、怖い…。

QB「いえ、何も覚えていませんです、はい」

さやか「マミさん!此処、お店ー!」
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 22:41:17.14 ID:VLBm86CY0
案外マイナーなところを突いてくるところがニクいね
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]:2011/10/09(日) 22:43:01.20 ID:2AGOA/lAO
これは今まで見たなかで一番のまどマギss

私怨
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 22:45:45.67 ID:I1aaeg2X0
外へ。

マミ「さて、今日は暁美さんもいるし、大物を狙う事にするわ」

さやか「大物ですか?」

QB「怪獣の中には成長して、形態を変化させるものもいてね、君達が、一昨日、私達が戦ったビオランテもその1つだ。
あれは花獣タイプって言ってまだ成長しきってない、進化途中の状態の個体だよ。
そして同時に5体も普通のバラから急速進化したという事は、近くに本体である成長しきった個体がいたのは間違いない」

マミ「バラの怪獣であるビオランテは、普通のバラに養分と自分の遺伝子を送って自らの…なんて言えば適切かしら…分身?手下?」

ほむら「使い魔?」

マミ「あなた面白い言い方するのね。そうね、使い魔とも言えるわ。
そうやって仲間を増やし、バラはビオランテの変異させた植物となって、花獣タイプになり、
やがて成長して親個体と同じになるのよ」

QB「その成長しきったビオランテは低級の花獣タイプとは比べものにならない程強大な上級怪獣さ」

ほむら「そんな強い奴を、私みたいな初心者抱えて倒せるの?」

マミ「私は、あなたがいるからこそ、ビオランテの親個体を倒そうと思ったのよ。
私1人じゃ心許無かったからね。アテにているわ」

ほむら「足手まといにならないよう、努力するわ」

まどか「大丈夫だよ!ほむらちゃんなら!」

ほむら「ありがとう、まどか」

QB「それに、放っておいたら、またあんな風にバラを変異植物や花獣タイプといった自らの子個体にしてを増やすから、
早く倒してしまわないと大変な事になる。かつてビオランテが大増殖して滅亡しかけた国もあるくらいだ」

マミ「さて、では捜索と行きましょうか」

ほむら「そうね」

それにしても、バラの怪獣ね…。今まで私がループを開始して、巴マミが最初に倒す魔女はバラ園の魔女、ゲルトルートだった。
これは偶然かしら?まぁ、とにかく今は目の前の敵に集中しましょう。そんな危険な怪獣の親玉を放っておく訳にはいかないわ
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 22:49:13.03 ID:I1aaeg2X0
最初のQBの台詞が変になってた・・・修正

外へ。

マミ「さて、今日は暁美さんもいるし、大物を狙う事にするわ」

さやか「大物ですか?」

QB「怪獣の中には成長して、形態を変化させるものもいてね、君達が、一昨日戦ったビオランテもその1つだ。
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/09(日) 23:02:13.25 ID:4V6GJ+8IO
さやかの怪獣を予想したらガメラシリーズのイリスが浮かんだぜ

それともデストロイヤー?
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:10:05.82 ID:I1aaeg2X0
>>188

大ネズミとか、マイナーってレベルじゃないね。

>>189

ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!頑張る。

>>192

いや、イリスじゃないよ。病みさやかなら、ある意味合ってるけど

デストロイアはさやかの怪獣じゃないよ。



さやか「どうやって探すんですか?」

さやかの質問にマミはソウルジェムを取り出し、私もソウルジェムを手に取る。ソウルジェムに怪獣の反応は無い。

マミ「これがビオランテ花獣タイプの生命反応のパターン。暁美さん、あなたのソウルジェムにもこのデータを送信するわ」

ほむら「ええ」

すると、ビオランテのいる大まかな方向だけは解るようになった。

マミ「基本的に、怪獣探しは足頼みよ。こうしてレーダーになっているソウルジェムで怪獣の反応を探す訳」

さやか「意外と地味ですね…」
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/09(日) 23:11:05.37 ID:b8JcKR3I0
デストロイアは通常ゴジラを殺しうる存在だからそれなりの扱いになるだろうか
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:14:04.73 ID:I1aaeg2X0
マミ「そうそう、暁美さん、あなたの固有能力を教えておいてもらえるかしら?
その方が戦い易いから。私は強力な治癒魔法よ」

私達、魔法少女じゃ元々治癒魔法は使える。それは元もとの身体の治癒能力を高めるといった、要は身体能力強化と同じ。
でも、マミは重傷を早く治せる魔法を使える。

ほむら「私の能力は、時間停止よ。私と私が触れている物全ての時間を停止させる」

QB「なんだって!?」

キュゥべえが目が飛び出さんばかりに驚く。まさかキュゥべえのこんな顔が見られるなんてね。

QB「それは・・・本当かい!?」

ほむら「ええ、何をそんなに驚いているの?」

QB「驚くに決まってるよ!自分と触れたもの以外の時間を停止させるなんて、どんな科学を使っても説明が付かない!
もしそれが可能だとしたら、それこそ魔法だ!ほむら、君は本当の意味で魔法少女なのかい!?君は一体何者なんだ!?」

ほむら「・・・その事についてはいずれ話すわ。あなた達も、私の正体が解らなくて、気持ち悪いかも知れないけど」

マミ「私は暁美さんの正体はあまり気にしないわ。それよりその能力は一見地味だけど、非常に実戦的ね。頼りにしてるわよ」

まどか「何度も言ってるけど、私はほむらちゃんを信用してるよ」

さやか「あたしはなーんか、解っちゃうんだよね。ほむらは絶対、味方だってさ。だから気にすんな!あたしも気にしない!」

ほむら「・・・ありがとう。本当にありがとう」

QB「うーん、ボクは君の正体より、能力の原理が気になるよ」

ほむら「それは私にも解らないわね」
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:18:23.87 ID:I1aaeg2X0
しばらく歩く。

さやか「光…全然変わらないっすね」

マミ「一昨日は公園近くの地下に潜んでいたようだけど、もう移動してしまったわね」

まどか「あの時…すぐ追いかけていたら…」

マミ「仕留められていたかも知れないけど、あなた達を放っておいたら、それこそ私の戦う意味を否定してしまうもの」

ほむら「ごめんなさい、私が弱かったばかりに」

マミ「誰だって最初から強いわけじゃないわ。それにあなたがいなかったら、
鹿目さんも美樹さんも、ビオランテに食べられていたわよ」

まどか「そうだよ。ほむらちゃんは弱くないよ!」

ほむら「ありがとう、まどか。もっと強くなって、あなた達を守るわ」

さやか「うーん!やっぱりマミさんとほむらは正義の味方だ!
それに引き換え、あの呉キリカって奴!ほんっと危ないしムカつくなぁ!」

まどか「本当に…あの子悪い子なのかな?私、そこまで悪い子じゃ無いと思う。
何かに一生懸命って感じで・・・」

ほむら「それは解らないわ。解り合えれば良いのだけれど」

まどか「うん…」
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:20:27.56 ID:I1aaeg2X0
ほむら「マミ、怪獣が潜んでいそうな場所、目星くらいは付けられないの?」

マミ「地上の怪獣は大きな洞窟や山の中を好むわね。
地底怪獣はその名の通り、地底から、海洋怪獣は海の中からやって来るわ。
飛行する怪獣は最悪よ。飛行能力は、只でさえ厄介なのに、超音速で遥か彼方から襲って来るから」

ほむら「成る程ね」

私のバトラも飛べたら便利なのだろうけど・・・。

マミ「ところで暁美さん、あなたの怪獣はなんていう名前なの?」

ほむら「バトラよ」

マミ「真名は?」

ほむら「しん…めい?」

何それ?

QB「(マミのスイッチが入った…)」
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:25:06.04 ID:I1aaeg2X0
マミ「そのバトラというのは、世を忍ぶ仮の名前…真名っていうのは、真の名前…魂の名前なのよ」

あ、あー…ずっと落ち着いててカッコ良かったからすっかり油断してたわ。

マミ「私のキングギドラの真名は最強最悪巨大怪翼三頭邪竜よ」

さやか「え、えーと…」

まどか「カ、カッコいい…」ポー

ちょ、まどか…

まどか「でも、マミさんの正義の怪獣なのに、悪とか邪とか入ってますよ?」

思いっきり地雷踏んじゃ駄目ーーー!!厨二病患者にそんな風に食い付いたら…

マミ「ふふっ、知りたい?知りたいわよね?教えてあげるわ」

いえ、結構…と言いたいけど、怖くて言えない。

まどか「はいっ!」

さやか「…」

そう、黙ってるのが正解よ、さやか。

マミ「私の怪獣、キングギドラは未来人が過去を変える為に送り込んで来たの」

QB「(というマミの設定だから)」

ほむら「(という設定ね)」

さやか「(…マミさん、カッコいいのに…)」
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 23:27:49.67 ID:VLBm86CY0
メタ発言的な・・・
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:30:15.72 ID:I1aaeg2X0
まどか「未来人が!?キングギドラは未来から来た怪獣なんですか!?」

ほむら・さやか・QB「…」

マミ「そう。未来では日本は強大な国力を持つ、世界最強の国家になっているの。
それを快く思わないアメリカ人が、3匹の小さな合成生物を放射能で融合、怪獣化させたのがキングギドラ。
そしてキングギドラはタイムスリップしてこの時代の日本を襲いに来たの。過去の日本を壊滅させ、自分達が世界の優位に立つ為にね」

まどか「そ、それでどうなったんですか?」ドキドキ

ほむら「…」

マミ「そのキングギドラは、ゴジラと戦ったの」

まどか「あの怪獣の王、ゴジラとですか!!」

マミ「両者は激しい死闘を繰り広げて、遂にキングギドラは敗れたの。
瀕死の重傷を負って死ぬ寸前だったキングギドラをある女の子が見付けるのよ」

まどか「そ、それで?」

さやか「…」

マミ「その女の子はキングギドラを悪い怪獣だと解っていたけれど、
どうしても放って置く事が出来ずに、献身的に傷を治して遂にキングギドラはすっかり元気になるの。
キングギドラは、今までの行いを悔いてもう暴れないと誓ったわ。
でも、攻撃を止める事、それは自分が産まれた意味を否定する事になる。キングギドラは自分の強大な力と産まれた意味を考えて苦悩するのよ」

まどか「キングギドラ…」

QB「…」

マミ「そんなキングギドラにその女の子はこう言ったの。“それなら私に力を貸して。
決して折れることの無い私の剣となって、世界を悪しき怪獣から守って”と。
キングギドラは頷き、力の意味と自分の存在意義を見出し、それから生まれ変わって皆を守る正義の怪獣になったの!」

長い…。
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国)2011/10/09(日) 23:32:32.64 ID:Lk0lX5eh0
ちょっと気になったことがあるんだけど、
なんでマギカは地域ごとに定員を設けて欠員ごとに補充する方式をとってないの?
国際組織なのにしっかりした管理体制ができてないってどうなんだろう。
好き勝手に契約されたら絶対予算足りなくなるし、書類がめんどくさそう。
しかも契約した人が規約違反しても放置してるし……

細かいこと気にしすぎの邪魔なレスとはわかってるけど、一応聞いてみたい。
さやかに積極的に契約する理由がないなとか考えてたら、こんなことが頭に浮かんだ。
このssはとても面白いと思いながら読んでるよ!
こんなレスは深く考えずに頑張って!
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:33:23.32 ID:I1aaeg2X0
まどか「あ!その女の子ってもしかして、マミさん!?」

マミ「ふふっ、解っちゃった?そう、私よ。それからずっとこの子は私のパートナーなの。
そしてキングギドラは生まれ変わったその日に、最強最悪巨大怪翼三頭邪竜という真名を名乗っているの。
それで名前に悪や邪と付いているのは、かつて自分が悪しき存在であった事を忘れてはいけないという、自らの戒めの為なのよ…」

まどか「そうなんですか…」

ほむら「(で、本当のところは?)」

QB「(宇宙怪獣であるギドラ族のキングギドラ、その倒された個体のグリーフシードを回収、マギカで肉体を修復して量子化、マミの肉体に封入されている。
修復の際に顔が龍風からドラゴン風に変わってる。以上)」

さやか「(私の中のマミさん像が音を立てて崩れていく…)」

マミ「それで、暁美さんのバトラの真名は?」

ほむら「いえ、特に無いけど…」

まどか「あ、私、ほむらちゃんの怪獣の名前考えてあげたんです!」
まさか…。

マミ「あら、どんなの?」

まどか「漆黒棘々装甲巨虫です!」

マミ「あら、悪くないわ、悪くないけれど、ちょっとストレート過ぎるわね…そうね、トゲトゲと同じ言葉を続けるのは美しくないわ」

最強最悪はいいのかよ。

マミ「だから、漆黒刺突装甲巨虫なんてどうかしら?」

まどか「あ!良いかも知れないです!」
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/09(日) 23:36:07.51 ID:VLBm86CY0
紫の字を入れてもいいかもな
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]:2011/10/09(日) 23:37:46.74 ID:skJrgmuIo
もう、ビッグほむ でいいんじゃないかな。
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:42:41.02 ID:I1aaeg2X0
>>201

うん、自分もFWのM機関とか見てたら、そういう事は思った。
まぁ、その辺は原作の魔法少女システムもツッコミ所満載なので、まぁ良いかなと。

地域ごとに「最低1人」という下限はあっても上限は無い設定。
予算云々は、怪獣が大暴れしたら、それこそ何十、何百億っていう損害が出るから、それより安けりゃ良いだろって事で。

規約違反しても、暴れる怪獣を止めていたら、良いかって感じ。
後、魔法少女をキレさせて暴れられたりすると、えらい事になるし。だって少女ですし。

まぁ、読者の方も深く考えないで下さい。



マミ「どうかしら、暁美さん?」

ほむら「えっと…」

私はさやかとキュウべぇの方を見る。

さやか・QB「…」

うわ!全力で目を逸らしやがった!ただ、解るのはこういう時のマミに逆らってはいけないという事。

ほむら「い、良いんじゃないかしら?」

どうでも。

マミ「気に入ってもらえて嬉しいわ」

まどか「良かったね、ほむらちゃん!ほむらちゃんの怪獣にカッコいい真名が付いて!!」

ほむら「そ、そうね…」

マミ「それで、そのバトラはどういう出自なのかしら?」

へ?え、えーっと、それってつまり、私のバトラにマミのキングギドラみたいな痛い設定を考えろって事…?

ほむら「ご、ごめんなさい。特に無いの…」

マミ「そう…今は言えないという事ね…」

何言ってんの、この人…。

マミ「あなたが私の事をもっと信頼してくれた時に、明かしてくれるという事ね…解ったわ」

いや、本当に何言ってんの、この人。
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:46:40.74 ID:I1aaeg2X0
ほむら「いえ、今既にあなたを全面的に信頼してるつもりだけど…」

マミ「そう…じゃあ、近いうちに教えてね」

それはつまり、早く考えろって事ですね、解りたくありません。

ほむら「わ、解ったわ…」

さやか「(ご愁傷様…)」

ほむら「(どうも…)」

QB「(マミの思考は訳が解らないよ)」

それにしても…バトラがどういう存在か、か…。
この世界にループして来て私に宿った私の相棒。私は未だこの子の正体を知らない。

ほむら「(あなたは何者なの?バトラ…)」

そっとバトラが封入されている胸に手を当てて、心で語りかけても、答えが返って来る筈も無い。
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:50:34.87 ID:I1aaeg2X0
そして私達はビオランテの反応を辿っていくと、三滝原市の市街地を出て、山に入り、しばらく歩く。
…!凄い強大な生命力の反応!!

ほむら「マミ」

マミ「ええ、とんでもない生命力の波動だわ。近いかも」

4人プラス1匹で周囲を、見回す。

ほむら「ねぇ、マミ、あれ」

私は、見覚えのあるものを見付けて、先輩に声をかける。

マミ「間違いないわね」

太く長い、蠢く植物のツタがある。マミが魔法少女に変身し、私も変身する。

ほむら「まどか、さやか、これを」

私は盾からAS50とM82を取り出して、それぞれまどかとさやかに渡す。

さやか「え、うん…って、おっも!!」

まどか「こんなの重くて持てないよ…どれくらいあるの?」

ほむら「大体13キロくらいかしら」

さやか「んなもん持てるか!」

ほむら「因みに、対物ライフルは普通は地面に伏せて撃つの。立ったまま撃とうものなら、反動で後ろに吹っ飛ぶわ」

まどか「えー・・・」

ほむら「後コレが予備のマガジンよ。たっぷりあるからガンガン撃ちなさい」

AS50とM82のマガジンをどっさり詰め込んだバッグを取り出す。

さやか「いやだから撃てねーよ」
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:53:27.36 ID:I1aaeg2X0
ほむら「大丈夫。マミお願い」

マミ「あぁ、成る程」

マミが2人のライフルとマガジンを詰め込んだバッグにそっと触れると、それぞれファンタジーな形状と色に変化した。

さやか「わぁー!」

まどか「すごーい!軽くなった!」

QB「これも量子変換技術の応用さ」

マミ「それで身を守るくらいの役には立つわ。さぁ、行くわよ!」

ほむら「絶対に私達から離れないで!」

私は盾から、機関銃シュライクアレスを取り出してガチャリと弾を装填する。

まどか「はい!」

さやか「うん!」
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/09(日) 23:57:56.43 ID:I1aaeg2X0
私達は反応のある方へ走る。周囲の木々にツタが巻き付き、そのツタに血のような真っ赤な巨大なバラが咲き、その中央には牙の生えた口。
すぐに緑色のガス?が出て来た。

まどか「な、何なのこれ!?」

QB「大丈夫、これはビオランテの成体が、周囲の植物を成長させる為に出している粒子だ。害は無いよ。むしろ栄養分で元気になる」

言われれば、少し身体が軽いわね。

さやか「でも不気味…」

そして私達に触手や、5〜10メートルほどのビオランテの花獣タイプが次々に襲って来る。

マミ「ふっ!」

マミのマスケットライフルが小さな花獣タイプビオランテの頭部にあたる花を撃ち抜く。

さやか「来んなっ!来んなっ!」

まどか「えいっ!えいっ!」

まどかのAS50とさやかのM82が、花獣ビオランテに火を吹き何発も撃ち込まれたそれは地面に倒れ伏す。

ほむら「邪魔よ!」

私はシュライクアレスで弾幕を張って正面の触手を蹴散らす。

進んでいくと、緑色の霧が益々濃くなり、視界も悪くなって来る。

マミ「怖い?3人とも」

ほむら「いいえ」

これくらい、魔女の結界で慣れてるわ。

さやか「何てことねーって!」

まどか「私はちょっと怖いかも…」

QB「ボクはめっちゃ怖いです、帰って良いですか?」

マミ「駄目」
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 00:01:19.69 ID:ySvkPYD40
ビオランテ(花獣タイプ)「イアアアアアア…」

一昨日に出てきた奴と同じ大きさの巨大なビオランテが生えて来て、私達に襲って来た。

まどか「きゃあっ!」

さやか「うわっ!」

2人が危ない!

ほむら「バトラ…」

と、私がバトラを呼ぼうとするより早く、マミが手を一振りすると、彼女から金色の粒子が溢れ出て、一瞬で結合、、花獣ビオランテの真上でマテリアライズ。
キングギドラとなり、花獣ビオランテを踏み付け、引力光線の近距離射撃で葬った。
そしてマミが手を振ると、すぐにキングギドラは光になってマミの中に戻る。
速い、召喚に1秒も掛かっていない。それになんて無駄の無い戦い方。マミの方を見ると、余裕の笑みを浮かべている。やっぱり、この人は凄い…。

まどか「(怖いけど、でも…)」

ああ、まどかがマミに憧れの眼差しを!その目を私にも向けて!
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/10(月) 00:01:24.75 ID:Por9GF3Fo
スペースゴジラの設定はQBが恐怖するレベルのチートだと思った

ほぼ無限に再生可能、飛行・宇宙活動可能、電磁波ジャミング、結晶化ガス、湾曲ビーム
重力操作、反射バリア、結晶ミサイル、宇宙から無限にエネルギー供給
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/10(月) 00:03:21.09 ID:XJv4QL2C0
>>211
確か宇宙空間での飛行形態の速度は亜光速
宇宙で戦えばほぼ負け無しだろうな
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/10(月) 00:08:36.71 ID:90+/nq5k0
>>211
スペースゴジラもモゲラも大好きだ

後、今更かもしれないがバトラって確か「バトルモスラ」を縮めた名前なんだよな
ほむほむはどっちの名前が浮かんだんだ?
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 00:11:54.77 ID:ySvkPYD40
>>213

バトラで



私達は休まずに走る。

QB「頑張って、もう少しで本体に着くよ。ボクはこの辺で待ってて良いですか?」

マミ「黙ってて」

QB「…」

やがて走っていくと、山の中に開けた窪地。その中央に巨大な湖。そしてその中央には…

“バイオ怪獣 ビオランテ(植獣タイプ)”

マミ「見て、あれがビオランテの最終形態、ビオランテ植獣タイプよ」

ほむら「あれが…」

ちょっと待って、大きさおかしいでしょ…。

さやか「うわぁ…でかい…」

ビオランテ(植獣タイプ)「ビャーオオ…」

でかい、メチャクチャでかい。いえ、でかいなんてものじゃないわ。
身長は恐らく、150メートルほどでキングギドラとあまり変わらないけけど、体積は比較にならない。
本当に山のような巨大な身体に、ワニのようなこれまた巨大な頭部、そしてその身体から伸びる多数の長大な触手。
見るからに強そうね…。アンギラスや、花獣ビオランテなんかとは比較にならない力を感じるわ。
正直怖いわ。あの巨体からの威圧感だけで膝が笑う。

QB「触手の長さは何百メートル、推定体重は30万トンと言われてる、今まで確認された怪獣の中でも最大、最重量の怪獣だ」

さ、30万トン!?キングギドラの4倍以上!!
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/10(月) 00:14:38.68 ID:XJv4QL2C0
あれが突き進んでくればゴジラもぎょっとしよう
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 00:15:12.81 ID:ySvkPYD40
まどか「あんなのと…戦うんですか…?」

マミ「大丈夫、暁美さんがいるんだから、負けるもんですか」

ほむら「そうね!」

笑う膝に渇を入れるように私は両頬を手でパシンと叩く。この人の期待に答えないと!!
私とマミで、簡易バリアを形成、まどかとさやかを包み込む。

マミ「2人は此処から動かないでね。暁美さん、行きましょう」

ほむら「ええ」

私から紫色の、マミから金色の光が溢れ出て、それが集まって私達の相棒が現れる。

バトラ「ギョオオオオオン!」

キングギドラ「キシャーーアアアアウ!!」

ビオランテ「ビャーオオオオオオウ!!」

ビオランテがこちらの怪獣の出現に反応、無数の触手を私達に伸ばして来る。
私はそれを横っ跳びで回避。マミは両手のマスケットで撃ち潰し、バトラは角と爪で切断、キングギドラは上空に飛び上がる。

マミ「グラビテーション・ライトニング!」

ほむら「プリズム光線!」

私、マミ、バトラ、キングギドラで銃弾と光線の一斉攻撃。

ビオランテ「!!」

それに対しビオランテは多数の触手を束ねて、防護壁を形成、こちらの攻撃を受け止めた。
触手の壁は半壊させたが、あっという間に触手は再生した。植物だから予想してたけど、とんでもない再生能力ね。
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/10(月) 00:18:33.87 ID:Ydx7rA4Po
映画でも最後はビオが自ら消滅を選択しただけで
ゴジラも息の根止めるのに成功はしてないからな……
ギドラとバトラで勝てるか?
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 00:19:41.19 ID:ySvkPYD40
ビオランテ「ビャーオオオ!!」

ビオランテが咆哮を上げながら、マミに向かって突っ込んで来た。
マミは帽子を手に取り、それを横に振って、多数のマスケットを現出させる。
そしてそれを次々に持ち替えながら、ビオランテの目や喉、足元の地面に次々に撃ち込む。撃ち出されるのは、魔力で精製された特殊銃弾。着弾時に金色の爆発が起こる。

ビオランテ「ビャーオオオウ!!」

流石マミ、生身であの巨大な怪獣を怯ませた!!その隙に私は、時を止める。
バトラを横に回らせ、私はビオランテの足元に接近、爆弾を何十個と設置。時を動かして起爆。

チュボオオオオオオン!!

ビオランテ本体にダメージは殆ど無い。だけど、奴の巨体を支える地面を崩すのには成功した。
更にバトラがビオランテの真横に全力の体当たり。重量比は15:1だけど、
こちらも常識を超えた怪獣、ビオランテの体勢を崩す事に成功した。

ほむら「マミ!今よ!!」

バトラを攻撃に巻き込まれないよう、すぐに地中に潜らせる。

マミ「ナイスアシスト!キングギドラ!」

キングギドラ「キシャアアアアアア!!」

キングギドラが、動きが止まったビオランテに上空から強襲、引力光線を吐きながら急降下の踏み付け。

ドォオオオオオン!!
7万トンの巨体が30万トンの巨体に高速でぶつかる轟音が響く。
キングギドラの爪と足がビオランテの腹部に突き刺さり、黄緑色の液が流れ出て来る。

ほむら「これは効いたんじゃないかしら?」

マミ「…いえ」
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/10(月) 00:24:19.84 ID:8RYkTgMa0
>>212
宇宙空間での速度は“光速の3倍”だったはず。
それにスペースゴジラは公式設定で宇宙だと無限にエネルギーを吸収できるからほぼ無敵。

地球でのスペゴジは砂漠にできた僅かな水溜りの中にいる魚のようなもの。
それでゴジラとモゲラを圧倒したんだぜアイツ。やっぱりチートだわ。
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 00:25:46.27 ID:ySvkPYD40
キングギドラ「!?」

キングギドラの脚と尻尾に、触手が絡み付いた。そして触手だけで、キングギドラの巨体を軽々と持ち上げ、振り回した後、地面に叩き付けた。周囲の地面が激しく揺れる。
ビオランテを見ると、まるで動きは鈍っていない。あまり効いていないようだった。巨体だけあって何てタフさ…。

キングギドラ「キアア…」

ビオランテ「ビャーオオオ!!」

キングギドラに向けて、ビオランテが巨大な口をガバリと開ける。何をする気!?

ジュバアアアアアアア!!
ビオランテの口から、輝く緑色の液体が噴射された。それがキングギドラに噴き付けられる。

キングギドラ「ギシャアアアアアアアアア!!」

悲鳴を上げるキングギドラ。

ほむら「これは…!」

マミ「樹液だわ!溶解性の!!」

すぐに、皮膚を溶かす嫌な臭いが漂って来た。
キングギドラの鱗が溶かされて、赤い血が流れ、翼には穴が空く。い、痛そう・・・。

まどか「あぁっ!」

さやか「マミさーん!キングギドラー!」
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 00:28:58.49 ID:ySvkPYD40
マミ「大丈夫、未来の後輩にあんまりカッコ悪い所見せられないものね!」

ほむら「私はあの2人を後輩にする気は無いのだけれど」

地中に潜らせていたバトラを、ビオランテの前に跳び出させる。
先ずは目からの強化プリズム光線をビオランテの開いている口に発射!

ビオランテ「ビャーオオオオ!?」

もがくビオランテ。効いてる!
その隙にキングギドラを縛っている触手を角からのプリズム光線で焼き切った。

マミ「惜しかったわね?」

マミが跳び上がり、キングギドラが跳ね起きる。マミが襟に巻いている長いリボンを解いて振るうと、それは巨大な大砲のような銃に変化。
キングギドラは3つの頭部を横に揃えて口を開く。ビオランテが、慌てて触手で壁を作り、防御体勢に入ろうとする。

ほむら「同じ手が通じると思ってるの?時よ止まれ!!」

時間停止。私は盾から重火器を取り出してずらりと並べる。
迫撃砲、無反動砲、グレネードランチャー、ロケットランチャー、地対地ミサイルなどを魔力を込めて撃っては捨て、撃っては捨て…
全部で何十発もの爆発弾を集束しつつある触手向けて撃つ。それらは撃ち出された後、空中で停止する。

ほむら「そして時は動き出す」

時間停止解除!撃ち出された多数の爆発弾は、まだ固まっていない触手に着弾、大爆発。
触手の大半を破壊されたビオランテはマミとキングギドラの前に無防備な姿をさらけ出す。
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/10(月) 00:29:35.94 ID:XJv4QL2C0
>>219
うろ覚えの知識よりさらに速かったwwwwwwwww
スペゴジさんすげぇ
さすがG細胞の持ち主


そういやビオランテも持ってたよな
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 00:31:43.67 ID:ySvkPYD40
マミ「ティロ・フィナーレ・クロス!!」

そしてマミの十八番、ティロ・フィナーレ!マミの大砲銃が火を吹くと同時に、キングギドラが3本の引力光線を収束して発射。
更にバトラもタイミングを合わせて、角と目からプリズム光線を撃つ。
それは損傷しているビオランテの口内に交差して同時に命中、その巨体を貫いた。

ビオランテ「ビャグオオオオオオ!!」

ビオランテの巨体がまさに地震のような地響きを立てて崩れ落ちる。

スタッとマミが私の横に着地。マミが2人分のソーサーと紅茶入りカップを精製。

マミ「どうぞ」

ほむら「どうも」

マミから片方を受け取り、2人で砲火後ティータイム。まどかとさやかの方を向いて微笑む。

さやか「やったー!マミさんとほむらの勝ちだ!!」

まどか「2人ともすごーい…」
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/10(月) 00:34:25.54 ID:4rH2bUOX0
あのビオランテが負けた…?
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/10(月) 00:34:26.94 ID:90+/nq5k0
>>222
G細胞+バラの遺伝子+開発者の娘(孫だっけ)の遺伝子だったはず
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]:2011/10/10(月) 00:35:26.56 ID:pdnSuLgAO
砲火後ティータイムwww
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 00:36:57.09 ID:ySvkPYD40
周囲のいびつなバラが急速に枯れ、緑色の霧が消えていく。2人にかけていたバリアを解除。
マミがビオランテ植獣タイプのグリーフシードを拾って私達に見せる。

マミ「これがグリーフシード。怪獣の生命力の結晶であり、遺伝子情報の塊よ」

さやか「でか…」

まどか「大きいですね…」

2人の言うとおり、その緑色のツタの塊のような物体の大きさはメロンほどもある。
花獣ビオランテのものとは比較にならない大きさね。

QB「ビオランテの生命力は、全怪獣の中でもトップクラスだからね。
こんな大きなグリーフシードは滅多に見られないよ」

マミ「私達のソウルジェム、昨日より色が薄くなってるでしょう?」

私達はソウルジェムを手に取る。

さやか「え、言われれば…」

ほむら「そこで、グリーフシードに近付けると…」

マミ「ほら」

グリーフシードから生命力がソウルジェムに移り、色は再び鮮やかになった。

マミ「これで私達の消耗した生命力も元通り」

まどか「完全にソウルジェムの色が無くなるとどうなるの?」

QB「それは生命力を使い切ったという事。つまり死ぬ事になるね」

さやか「ほ、本当に死と隣り合わせなんだ…」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 00:40:32.41 ID:ySvkPYD40
>>224

ごめん、負けてくれないと話が先に進まないし。
自分の一番好きな怪獣のビオランテを負けさせるのは、自分も心苦しいけど。
まぁ、オリジナルの個体じゃないから、弱かったと補間。



マミ「暁美さん、今日はありがとう。あなたのお陰で、ビオランテを倒せたわ。多分、私だけじゃ倒せなかった」

ほむら「いえ、あなたの役に立てたなら嬉しいわ」

さやか「それにしても、マミさんとほむらって、息ぴったりって感じだったよね!」

まどか「うん!」

QB「初めて一緒に戦ったとは思えないよ」

マミ「私も暁美さんが、あんなに上手く戦ってくれるとは思わなかったわ。あなた本当に初心者?」

ほむら「ええ、そうだけど」

あなたの事はよく知っているもの。意を汲んで動く事は私には難しくない。

マミ「あなたに教えると言ったけれど、あまり教えてあげられる事は無いかも…」

ほむら「そんな事は無いと思うわ」
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/10(月) 00:41:22.41 ID:Y8r6RRbAO
ガメラたん登場要請からもうこんなに進んでいるだと…!?
連邦のゴジラは化け物か!?
つーかめっちゃ面白い支援!
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 00:43:09.60 ID:ySvkPYD40
マミ「ねえ、もし良かったらだけど…これからずっと…私と一緒に戦ってくれる?
今日、暁美さんと一緒に戦えて凄く嬉しかった。私と同じ、魔法少女の仲間が出来たんだって。どう…かしら?」

ほむら「当たり前よ」ファサ

ほむら「私はもうあなたを仲間だと思ってたのだけれど、それは私だけだったのかしら?」

マミ「う、ううん!そんな事ないわ!でも…本当に良いの?グリーフシードの報酬が半分になるって事なのよ?
多くの魔法少女はその為に争ったりもするのに…」

ほむら「その事なのだけれど、私はその報酬に正直、執着は無いの。あなた達が無事でいてくれる事が、私にとって何よりの報酬よ」

マミ「…あなた、凄いのね。私でも其処までは言えないわ…やっぱり報酬は欲しいもの」

驚いた顔でマミが見て来る。まぁ、当然でしょう。
でも、私からすれば、魔女に相当する存在を倒す事で、報酬が得られるなんて方が信じられないのだけれど。
穢れを取るなんて、ただの補充だったし。

QB「…ボクも今まで多くの魔法少女にあって来たけど、君みたいなタイプは初めて会ったよ」

ほむら「ただ、私が変わってるだけだと思うけど」

さやか「あぁん!もう!ほむらってば良い子過ぎる!!お姉さん嬉しいぞー!!」

さやかが抱きついて来る。

ほむら「ちょっ!止めなさい、さやか!」

まどか「あはははは!」

マミ「うふふふふ」

ほむら「笑ってないでさやかを止めなさい!!」
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/10(月) 00:50:39.72 ID:NXa98iZ4o
このほむらが二人に対して契約しないでって言ったら本当に二人の命を案じてるってわかってもらえそうでいいな
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 00:52:43.98 ID:ySvkPYD40
>>229

ありがとう!頑張るよ!
ゴジラはまだ名前しか出てないよ!



QB「百合最高!さやほむ!さやほむ!」

黙れ!ほむまど以外認めない!!

やっとさやかが離れたわ。

マミ「じゃあ、このビオランテのグリーフシードはどうしましょう?」

ほむら「あなたに譲るわ。1人暮らしなんだから、何かと入用でしょう。それに、前は譲ってもらったし」

マミ「うーん、じゃあ今回は頂いておくわ…でも、やっぱりずっと私1人で貰うのは気が引けるわね。
報酬は2人で分けない?」

ほむら「あなたがそれで良いなら。じゃあ、これからよろしくね、マミ」

マミ「ええ、よろしくね、暁美さん」

私達は固い握手を交わした。

さやか「うんうん、仲良き事は美しきかな」

まどか「良いな…こういうの何か良いなぁー」

QB「2人の薄い本的な展開はまだですか?」

さやか「黙ってて」

まどか「(強大な力で何をしたいか、難しくて直ぐには決められないけれど、
優しくて強くて、仲の良いほむらちゃんとマミさんは、とっても素敵で…
こんな私でも、あんな風になれたら、それはとっても嬉しいなって、思ってしまうのでした)」



明日は困った事に仕事なので今日は此処まで。
付き合ってくれた方々、ありがとうございます。
再開は明日の夜の予定です。
落ちるかな・・・?落ちたら、スレ代行してもらわないといけないです。

後、自分のブログ。

http://blogs.yahoo.co.jp/vaiker2000

ゾイドとらき☆すたやら、東方のクロスリプレイSSとか置いてあります。
宣伝禁止なら、ごめん。
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/10(月) 00:56:05.57 ID:NXa98iZ4o
ss速報は落ちないぜ

続き楽しみにしてる。逆に落とすときは1000まで行くか申請出すまで長い間残っちゃったりするんだけどな。
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/10(月) 00:57:24.87 ID:Ydx7rA4Po

いきなりビオなんて大物倒すとはびっくりしたけど、面白かった

後ここはvipと違うから1ヶ月くらいは大丈夫
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]:2011/10/10(月) 01:01:16.10 ID:pdnSuLgAO


これで明日も生きられる
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/10(月) 01:02:20.26 ID:4rH2bUOX0
乙!
>>1は今日一日よくがんばった!
面白いから、続き楽しみに待ってるぜ!
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/10(月) 01:02:31.82 ID:Y8r6RRbAO
乙ランテ
怪獣大好きな奴にはたまらんスレだな
お気に入りに追加しますた
無理しない程度に頑張ってね!
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/10(月) 01:04:56.88 ID:XJv4QL2C0
乙力光線

やっぱり怪獣って良いよなぁ
個人的にバランを使いたい
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 01:16:16.72 ID:FchfSe7K0
激しく乙
怪獣とか詳しくないから敬遠してたけどこのSSは楽しめた
これからも更新期待してる
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 01:19:05.56 ID:hlvJsRPr0
オツですたー
皆が無事でいてくれるのが嬉しいって口に出来るようになっただけでも、
この世界に来た事はほむらにとって幸せなんだろうな
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 01:20:07.39 ID:LVoMnthSO
まどかマギカとゴジラをクロスさせる猛者が現れたのが嬉しい
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 01:29:31.59 ID:HC40eP+IO
乙ですー。

なんか誰も死ななそうで安心するわ?
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/10(月) 01:29:38.34 ID:XJv4QL2C0
正に怪獣王
http://www.youtube.com/watch?v=RRjY6ldoCX4
やはりゴジラは強く、カッコいい
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/10(月) 02:04:15.61 ID:R6gPdoZU0
おつおつ!!
全てが面白すぎ
これしか言えない
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/10(月) 02:45:25.69 ID:90+/nq5k0
乙!
誰かと思ったら、一時期よく覗きに行ってたサイトさんでしたか!
主にゾイド記事目当てで見てたんですが、まさかこんな所で会えるとは
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/10(月) 03:04:05.78 ID:Y8r6RRbAO
ウルトラマン「呼んだ?」
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/10(月) 06:42:46.45 ID:lCj3aSaAO
>>246そちらの裏口からお帰りください


おつおつあとバトラはもちろん羽化するよね
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/10(月) 09:38:28.45 ID:Y8r6RRbAO
ウルトラマンティガ「俺は呼んだよな?」
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]:2011/10/10(月) 10:36:17.57 ID:co9WjsDYo
クトゥ○ー「いや、お前はどっちかっつーとこっちだろ」
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/10(月) 10:36:37.39 ID:90+/nq5k0
鎧モスラとか出てきてくれても胸熱だな
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 11:35:07.15 ID:5CzglxvSO
僕のエビラは出ますか!?
いや、水棲怪獣は扱いにくいのは分かるけど…
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/10(月) 13:37:17.11 ID:6V9yTclAO
大丈夫、海からヘドラと一緒に吹っ飛んでくるさ
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]:2011/10/10(月) 13:54:29.08 ID:0R9fIakAO
FWのヘドラの扱いは絶対に許さない
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/10(月) 14:04:40.15 ID:Por9GF3Fo
>>253
環境改善でかなり弱体化してるって節があるからな
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 14:30:15.93 ID:CIiqoJcDO
公害が進んでいるほど強くなる怪獣・・・
このSSの世界観だと使役する魔法少女はなんか複雑だな
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/10(月) 14:30:33.79 ID:R6gPdoZU0
>>250
ファイヤーモスラもいいよね
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/10/10(月) 14:54:55.26 ID:rGBpGMNA0
ゲルトルート戦でビオランテかあ。
この調子だとワル夜に対応するのは白眼ゴジラかな。
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/10(月) 17:26:33.55 ID:R3M5jt3D0
上のスレでも話されていましたが、もし、ガメラ勢から出るとしたら
戦い方がややグロいので恐ろしくシリアスなシーンになりそうですね
(最強最悪巨大怪翼三頭邪竜さんマミっちゃらめー!!)

時々スーパーハカーの声が聞こえてくるんだがっっ
てか、QBがいいキャラしてるぅぅぅ!!! 百合ユリの薄い本はマダですか?
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 17:59:57.94 ID:HC40eP+IO
そういやここの杏子ってどんな感じなんだろう?

使い魔的なのはビオランテとか一部のだけみたいだから人を食わす必要もあんまないし、金が貰えるから食べ物盗む必要ないし、いい奴になってそう
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 18:20:52.70 ID:LJ2vBSPSO
俺の一番好きなマミさんが、一番好きなキングギドラを使役して戦っている…!
なんという俺得!!
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/10(月) 18:38:43.77 ID:8RYkTgMa0
どうせならゲームオリジナル怪獣も出してほしい。
それに雑魚怪獣に困ったらアメゴジのアニメの怪獣とかいいかも。

超ゴジラ(『超ゴジラ』)
魔獣バガン(『超ゴジラ』)
雷怪獣バルグザーダン(『ゴジラトレーディングバトル』)
一角大魔獣ジャルム(『ゴジラトレーディングバトル』)
GP-547怪獣ラジン(『ゴジラトレーディングバトル』)
吸血怪獣バルガロン(『ゴジラトレーディングバトル』)
海棲怪獣シーガン(『ゴジラトレーディングバトル』)
深海猛毒怪獣ヴァグノザウルス(『ゴジラトレーディングバトル』)
G型高機動戦闘ロボットSMG-IInd(『ゴジラジェネレーションズ マキシマム・インパクト』)
対G拠点防衛用ロボット戦車MGR-IInd(『ゴジラジェネレーションズ マキシマム・インパクト』)
ジャイアント芹沢博士(『ゴジラジェネレーションズ』)
オブシディアス(ゴジラ怪獣大乱闘,『ゴジラアンリーシュド』米国)
クリスタラック(ゴジラ怪獣大乱闘,『ゴジラアンリーシュド』米国)

クリスタラックとかはマジでスペースゴジラの使い魔にふさわしいと思う。
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/10(月) 19:31:03.30 ID:6V9yTclAO
ジャイアント芹沢博士は駄目だろwwwwwwwwwwwwww

個人的には暫くは東宝怪獣オンリーでやってほしいな
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/10(月) 20:05:27.11 ID:Y8r6RRbAO
あんまり入れすぎるとパワーバランス的に苦しくなるもんな
東宝映画系だけで良いと思う
個人的にはゲスト出演でガメラたん見たいけどww
プラズマ火炎弾は男のロマンを感じる
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 20:13:58.81 ID:HC40eP+IO
もしもガメラ出すんだったら、レギオンとかイリスとか出して欲しい
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 20:50:01.34 ID:ySvkPYD40
ロリこんばんは

予想を遥かに上回る反響にめっちゃびっくりしてます。
今まで色々書いて来たけど、こんなに感想もらったの初めてです。凄い嬉しいです!

SS速報は落ちないのね。安心した。

ちょっとだけレス。

>>241

このクロスを思い付いて「ちょっと書いてみるかー」と思って、形にならなけりゃ、止めようと思ってたんだけど、設定とか展開がポンポン浮かんで来て形になった。

>>247

当然、成虫になるよ。

>>251

安心してください。出る予定。但し、扱いは期待しないでね・・・。

>>260

マミさん&キングギドラは、一番最初に決まった組み合わせ。

>>261

ゲームの怪獣も出そうと思った事もあったけど、普通の人は知らないんじゃない?
自分もその中でプレイしたトレーディングバトルの怪獣しか知らないし。超ゴジラは途中で投げた。



ガメラ怪獣はどうしようか悩んでる・・・。
ガメラだけならともかく、レギオンやイリスなんてボスクラスの怪獣どうすりゃ良いんすか。

後、色々出来るスペースゴジラのマスターは色々出来るユウリ様しかいないよなーと思った。ユウリ様の活躍まだ読んでないけど。

んじゃ、待ってくださる方もいるようなので、さっさと続きいきます。
ゆっくり読んでいってね!



バトラ「ギョオオオ!!」

バトラが亀の怪獣の喉に角を突き刺し、そのまま角からのプリズム光線を発射。

“巨大海亀 カメーバ”

カメーバ「ギィエエエーーン!!」

その怪獣、カメーバは喉を貫通されて口から血を吐きながら絶命した。
私達は三滝原の港にいる。この怪獣は海から上がって来たわ。カメーバがグリーフシードに変わる。

さやか「いやー、やっぱ2人はカッコいいねぇ」

マミ「もう、見世物じゃないのよ?危ない事してる意識は忘れないでいて欲しいわ」

ほむら「出来れば私達に付いて来るのを止めて欲しいのだけれど・・・」

私はグリーフシードを拾い上げながら言う。

まどか「えへへ・・・あ、そのグリーフシードあんまり大きくないね」

QB「カメーバは下の上といった怪獣だからね。そんなに強い怪獣じゃないよ」

まどか「結構強そうだったなのに、怪獣全体じゃ弱い方なんだ・・・」

ほむら「堅いばかりで旨味が無いわ」

動きは鈍いし、攻撃も頭突きと噛み付きくらいしかして来なかったけど、異様に頑丈で倒すのに魔力を結構使ってしまったわ。
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 21:08:59.64 ID:ySvkPYD40
さやか「ここんとこ、ずっとそんな感じだよね。ビオランテみたいな大物は出て来ないなぁ」

ビオランテと戦って一週間。そんなに強い怪獣は出て来ていない。ていうか出て来て欲しくない。
ただ、出現頻度は多く、一日に複数の怪獣が現れた日もあった。

マミ「あんな強大な怪獣はそうそう出て来ないわ。
それに、普通の怪獣だって普通の人からすれば途轍もない脅威なのよ」

ほむら「あんまり強くない方が今の私の訓点になるわ」

マミ「でも、昨日や今日は、殆どあなた1人で倒したじゃない。本当、私が教えてあげられる事も、あんまり無いわね」

ほむら「あなたの足を引っ張りたくないもの」

さて、今日のグリーフシードは私が貰う番だけど、ソウルジェムの回復も出来たし…。
私はカメーバのグリーフシードをさやかに渡す。

ほむら「あなた達にあげるわ。キュウべぇに換金してもらってお小遣いにでもしなさい」

さやか「え?良いの!?キュウべぇ、これどんくらいになるの?」

QB「8万円といった所だね。交換するかい?」

さやか「わお…」

まどか「じゃあ、2人で4万円ずつ!?」

QB「じゃあ、2人の銀行口座を教えてね。明日に振り込まれるから」

ほむら「無駄遣いしちゃ駄目よ」
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/10(月) 21:21:34.19 ID:XJv4QL2C0
東京SOS内で語られたカメーバの出現事例が1972年と1987年、そして本編の2004年
この内1972年は行け!ゴッドマンの事を指しているんだろう
1987年のが不明なまま
ゲゾラ・ガニメ・カメーバ決戦!南海の大怪獣は1970年だし
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 21:26:34.13 ID:HC40eP+IO
同じ亀でも違うんだな

ビオランテとゲルトルートにも言えるけど
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/10(月) 21:34:15.36 ID:Por9GF3Fo
下顎がないカメーバ
何故か民家を踏まず避けて通るゴロザウルス
毒ガスがあさっての方向に飛んでるガバラ
特に子供を襲う気もないのに爆殺されたサンダ

ゴッドマンとは何だったのだろうか
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 21:43:52.53 ID:ySvkPYD40
キュゥべえをキュウべぇと誤字った。気にしないでね。



帰宅中。

マミ「2人とも、何か考えはまとまった?」

さやか「うーん…?まどかは?」

まどか「うーん…私はなってみたいなーっと思う」

ほむら「まどか

まどか「マミさんはどうして魔法少女になったんですか?」

マミ「…私はね、生きる為だったわ」

ほむら「そうなの?」

マミ「ええ、家族で旅行してて、車に乗っていた時、カマキラスの群れに襲われたの。
そこで私の両親は殺され、私も瀕死だった。
その時に、たまたま見付けてくれたキュゥべえが慌ててやって来て契約したの。私は自分の魔法で自分を治療してキングギドラを召喚、カマキラスを倒したわ」

QB「あの時は間に合って良かったよ…」

さやか「その町の魔法少女は何してたのさ!?」

QB「…来なかったよ。カマキラスは低級の怪獣、倒しても小さいグリーフシードしか落とさないしね。
報酬も安いから、放置されていたんだろう」

さやか「何それ!?信じらんない!!」

まどか「マミさんは…それで良いんですか?」

マミ「あの町の顔も知らない魔法少女を、ずいぶん恨んだ事もあったわ。
でも、魔法少女って本当に大変な事も知って、仕方なかったのかもと今は思えるわ。
それに、後悔してる訳じゃないのよ。
あの時、魔法少女にならかったら、後で怪獣に殺されていたかも知れない。
でもね、ちゃんと選択の余地のある子には、ちゃんと考えて欲しいのよ」

まどか「はい」

さやか「解りました」

ほむら「一応、私は反対している事も覚えておいて欲しいわね。私はあなた達が本当に心配だから、言っているのよ」

さやか「解ってるって!」

本当に解ってるのかしら…?
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]:2011/10/10(月) 21:48:29.74 ID:nz1ijB1AO
平成ガメラの怪獣はデザインもアクションもかっこいいから困る、まあゴジラ系列もかっこいいけど
イリスは魔法少女と融合とか絡ませやすそうだなあ
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 21:51:27.40 ID:hlvJsRPr0
>平成ガメラの怪獣はデザインもアクションもかっこいいから困る
ガラシャープさんが仲間になりたそうにコッチを見ている……
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 21:53:35.98 ID:ySvkPYD40
さやか「…ねぇ、キュゥべえ、聞きたいんだけどグリーフシードの報酬でさ、
難しいケガを治してもらうって、出来るかな…?」

まどか「それって上条君の事?」

さやか「聞いてみただけだってば!」

QB「見てみない事には…と言いたい所だけど、ほぼ確実に治せると思う。
マギカには何と言っても、機械で言えば半壊した怪獣の身体を治療する技術も使われている。
人間なら、腕の一本や二本失っても治す事は出来る。
そういった報酬と引き換える子もいるしね。ただし、それには相応のグリーフシードが必要だよ」

マミ「でも、最初からグリーフシードの報酬目当てで魔法少女になるのは、あまり感心出来た話ではないわ。
他人の為にグリーフシードを稼ぐにしても、命を駆けるのは自分。
だから、自分の望みははっきりさせておくべきだわ」

ほむら「そうね、さやか、あなたは彼の腕を治してあげたいだけかしら?それとも見返りは求めるの?
見返りを求めないにしても、それは本当?決して後悔はしないの?
その辺り、全て考えなさい。後戻りは出来るけど、その後戻りも簡単には出来ないわ」

QB「失礼を承知で言わせて貰うと、君たちは、この魔法少女になる覚悟も自覚もまるで足りていない。
そんな状態で契約しても…」

まどか「後悔、するのかな?」

QB「それだけで済めばまだ良いよ。中には力に魅入られ破滅する子、
拒絶し自分の力に恐怖して自ら命を絶つ子、守りたいものを守れず重圧に心が壊れてしまう子もいたね…」

まどか「そ、そうなんだ…」

さやか「うえっ!マジ…?」

マミ「仕方ないわ。それほどにこの力は強大過ぎるもの…」
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 21:54:48.65 ID:HC40eP+IO
>>271

さやかの魔女化もそれで解決だな
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 22:06:54.38 ID:ySvkPYD40
>>271

イリスは何回も見たけど、殆ど内容覚えてないのよ。



さやか「そうだね…ごめん、マミさん、ほむら、キュゥべぇ、あたし甘く考え過ぎてた」

ほむら「解ってくれれば良いわ」

マミ「焦って決めるべきではないわね。本当に難しい事だから」

QB「インキュベーターの中には、もうとにかく誰でも良いから契約しようってのもいるけど、それじゃあ、駄目だね。
乙女心を解ってないよ。女の子を急かす男子は、嫌われるって言うのに」ヤレヤレ

ほむら「あなた、男の子(ていうかオス?)なのに、乙女心が解るの?」

QB「何を言ってるんだい?ボクの性別は女性だよ」

ほむら「え?」

マミ「え?」

まどか「え?」

さやか「え?」

ほむら・マミ・まどか・さやか「えええええええええーーー!?」

QB「女の子が好きなボクっ娘です」
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/10(月) 22:09:20.43 ID:Por9GF3Fo
  /'           !   ━━┓┃┃
-‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、    ┃   ━━━━━━━━
ァ   /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 )    ┃               ┃┃┃
'   Y  ー==j 〈,,二,゙ !  )    。                  ┛
ゝ.  {、  - ,. ヾ "^ }  } ゚ 。
   )  ,. ‘-,,'   ≦ 三  
ゞ, ∧ヾ  ゝ'゚       ≦ 三 ゚。 ゚
'=-/ ヽ゚ 。≧         三 ==-
/ |ヽ  \-ァ,          ≧=- 。
  ! \  イレ,、         >三  。゚ ・ ゚
  |   >≦`Vヾ        ヾ ≧
  〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、     `ミ 。 ゚ 。 ・
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/10(月) 22:18:56.79 ID:HC40eP+IO
な、なんだってー(迫真)
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/10(月) 22:26:20.70 ID:R6gPdoZU0
な、なんだってー(棒読み)





いや迫真だわ
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/10(月) 22:26:31.13 ID:4rH2bUOX0
な、なんだってーーー!
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 22:27:54.40 ID:ySvkPYD40
まどルーム

まどか「やっぱり簡単な事じゃ無いんだよねー」

ベッドの上のまどか・・・可愛いわ!あ、今、まどかの部屋に設置したまどかを盗さ・・・じゃなくて、見守る為に設置したカメラからの中継でモニターで見ているわ。
え?インキュベーターの契約の心配が無くなったんだから、必要ないだろって?何を言っているの!!
もし、まどかの部屋に、小型怪獣、例えばメガヌロンとかが入って来たらどうするの!?
メガニューラが襲撃して来るかも知れないでしょう!!
それに、可愛過ぎるまどかを付け狙う変態がいるかも知れないわ。

QB「まぁ、ボクに聞きたい事があれば何でも聞いてくれて良いよ」

キュゥべえ・・・私の嫁のすぐ近くに・・・女の子だって解ったけど、ガチ百合変態だしね・・・。
もしまどかに変な事をしたら、すぐにぶっ殺す。

まどか「ただ、なりたいってだけじゃ、駄目なのかな…?」

QB「絶対駄目」

そうよ、駄目よまどか!

まどか「バッサリだね…」

QB「まどかは、力そのものに憧れているのかい?
だとしたら、契約するにはそれはとても危険だ。そういった子は、力に魅入られやすい。前例も多いしね」

まどか「そ、そういう訳じゃないよ。うーん…私って鈍臭いし」

QB「まどかは良い匂いがするよ!臭いなんてとんでもない!」

そうよ!まどかの匂いは何より良い匂いだわ!!

まどか「(無視しよ)何の取り得もないし」

QB「何言ってるんだい!まどかは可愛いじゃないか!パンツ下さい!」

ふふふ・・・キュゥべえ、私は既にこの世界のまどパンを、幾つもゲットしているわ。
今も頭に被っているもの!
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 22:38:05.99 ID:ySvkPYD40
まどか「マミさんやほむらちゃんみたいに、カッコ良くて素敵な人になれたら、
それだけで十分に幸せなんだけど」

私が・・・カッコ良くて素敵!!私、もう幸せ過ぎ!!ホムーン

QB「あー、言っておくけど、マミは特別強い魔法少女だよ。
元々素質も高かったし、超怪獣と呼ばれるギドラ族を扱える数少ない適合者であり経験も豊富だ。
誰でもマミのようになれる訳じゃない」

まどか「やっぱりそうだよねぇ…」

QB「ほむらも怪獣を使った戦闘はあまりした事が無いようだけど、戦闘そのものの経験は非常に豊富だと思う。
何処かの紛争地帯で、小さい頃から傭兵でもやってたんじゃないのかな?」

無い無い無い。それなんてフルメタよ。

まどか「それは無いと思うよ。ほむらちゃん、ずっと心臓病で入院していたらしいし」

QB「うーん…?敵国から逃れる為に心臓病患者に偽装して日本に入国…?」

まどか「いや、傭兵から離れようよ」

QB「それにあの時間停止能力・・・謎が多いね。ミステリアスな女の子って魅力的だけどね!」

それはどうも・・・。

QB「君の素質自体は総合して平均よりは上といった所だけど、特別な怪獣に適合している可能性があるよ。
しばらく一緒にいて気付いたんだけどね」

え?特別な怪獣?
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 22:44:35.42 ID:ySvkPYD40
まどか「特別な怪獣?マミさんのキングギドラ、じゃなかった最強最悪巨大怪翼三頭邪竜みたいな?」

その名前で呼ぶのね・・・。

QB「うん、それは怪獣の王と呼ばれる…ゴジラだ。君はその初の適合者かも知れない」

な、何ですって!?

まどか「えっ!?何言ってるのよもう…嘘でしょ」

もっと詳しく!!

QB「いや…確証は無いけれどね。可能性は今まで出会った子の中で一番だよ。
これ以上は極秘の機密だから、今は言えないけどね」

やっぱりそうよね・・・。でも、これで解ったわ。まどかはこの世界でも特別なのね。
でも、ゴジラってそこまでとんでもないのかしら?
確かに上級の怪獣ではあるらしいけど、データ上では、
ゴジラ族より強いとされている怪獣のそれぞれの個体数は少ないけど、種類は多い。
マミのキングギドラや私達が倒したビオランテ植獣タイプの方が強いとされているわ。
キュゥべえに説明してもらった通り、どんな危機に陥っても、その恐るべき潜在能力と強運で勝ってしまうらしいけど。
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 22:58:48.97 ID:ySvkPYD40
次の日の夜の道、私とマミは出現した怪獣を倒した後、公園でのベンチで一息つく。
今日は私達2人だけ。

マミ「そろそろ帰りましょうか」

ほむら「そうね…!?」

私は背後に気配を感じて振り向く。そこには私達とは別の学校の制服を着た少女が立っていた。
その傍らには、呉キリカ。

ほむら「あなた…は、美国織莉子…」

彼女自身と、彼女の中の冷たく凄まじい気配、何てプレッシャー・・・身動きが取れない程の。

織莉子「私の事、ご存知のようですね、暁美ほむらさん」

マミ「あなたが美国さん?」

織莉子「あなたは巴マミさんですね。始めまして」

マミ「ええ、始めまして。それで何か御用?」

織莉子の恐ろしいほどの気配に物怖じせずにマミは話す。
何て強靭な精神力…この世界のマミは鋼鉄メンタルかしら。

織莉子「あなたは無関係な人達を戦いに巻き込んでいますね」

マミ「あら?規約違反がどうこう言うつもりかしら?
そちらの呉さんの方が、先に重大な違反を犯したと思うのだけれど」

織莉子「それについてはこちらに非があります。申し訳ありませんでした」

キリカ「おおおおお織莉子が謝る事なんてないよ!私が謝れば済むんだからさぁ!
ごめんなさいっ!!」

キリカが私達に勢い良く頭を下げる。

ほむら「え、えぇ」
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 23:05:47.37 ID:ySvkPYD40
織莉子の口調ってこれで良かったかな・・・


織莉子「さて、話を戻しますが、あなた方が鹿目まどかさんを魔法少女に誘導している、とも見えるのですが」

マミ「そんなつもりは無いのだけれどね、それが面白くない訳?」

織莉子「はい、止めていただけませんか?」

マミ「ふぅん、あなたも気付いているのね。あの子の特殊な適合性に。
どうやって気付いたか知らないけれど」

あの、ゴジラへの適合性の事ね。

織莉子「彼女だけは、契約させる訳にはいきません」

マミ「何故?…成る程、彼女が私達と一緒になれば、あなた達より戦力は上回るわね。
自分達より強い相手が邪魔者って訳?それであなた達はこの町をどうするつもり?
自分達の狩場にしたいのかしら?」

ほむら「ちょ、ちょっとマミ、そんな言い方は・・・」

キリカ「何だとっ!?織莉子に向かってなんて口聞くんだっ!取り消せ!!」

織莉子「そんな次元の話をしているのではありません」

!?何・・・途轍もなく嫌な予感がする。詳しく聞きたいわ。

マミ「へぇ、ならどんな高尚な話が聞けるのかしら?」

織莉子「あなたのような狭量な方に話しても信じてもらえるとは思えません」

マミ「・・・あなた、私を怒らせたいのかしら?
沖に無人島があるのだけれど、そこで話を付けましょうか?」

ほむら「マミ、落ち着いて・・・」

キリカ「良いねぇ・・・同じギドラ族を今度こそ食べてみたいって、私のデスギドラが言ってるよ」

物凄く険悪な雰囲気。呉キリカは既に殺気を隠そうともしていない。
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 23:17:37.01 ID:ySvkPYD40
織莉子「・・・あなた方とは戦いたくないのですが」

マミ「なら、お互い二度と会う事のないよう努力しましょう。
次は話合いでは済まないでしょうから。行きましょう、暁美さん」

ほむら「え・・・ちょっと・・・」

織莉子「話し合いで済まそうと思っていたのですが…そうもいかないようですね。キリカ、行くわよ」

キリカ「えぇー?戦わないのー?」

織莉子「今はね」

キリカ「はーい」

2人は去って行こうとする。ちょ…ちょっと待って、これってこの2人を敵に回してしまったって事!?
そしてこの2人の目的…恐らく、いえ間違いなくまどかを殺す事!
あの時の時間軸・・・私の脳裏に、あの時の・・・ソウルジェムの破片で胸を貫かれて、命を落としたまどかの姿が蘇る。
また・・・まどかを失うの?ようやく見えた、たった一つの出口。今、私は順調にそこへ辿り着こうとしている。
それが・・・あの2人を敵にしてしまったら、途轍もなく遠くなってしまう。
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 23:24:30.47 ID:ySvkPYD40
ほむら「待って…お願い待って!!」

マミ「暁美さん!?」

気付けば私は駆け出していた。美国織莉子と呉キリカを追いかけて、縋るように美国織莉子の手を握る。
私から敵意を感じないからか、呉キリカは攻撃して来ない。

織莉子「何ですか?」

美国織莉子は冷たく見下ろしてくる。

ほむら「ねえ、あなたはまどかを殺すの!?殺そうとするの!?
お願い、止めて…彼女は私が絶対に契約させない…だから止めて!」

ようやく、辿り着いた絶望からの出口。絶対にそれを閉ざす訳にはいかない。
もう形振り構っていられない。今の私に出来る事は、彼女達に頭を下げる事しかない。

キリカ「君…」

ほむら「お願い、私にとってまどかは何より大切なの!!
私に出来る事なら何でもする…だから…だから私の大事な人達を殺さないで…
お願い…お願いだから…うっ…ううううう…」

織莉子「暁美ほむらさん…」

織莉子はきょとんとした顔でこちらを見ている。

キリカ「ねぇ、織莉子、この子可愛そうだよ…(それに…織莉子への私みたいだ)」

織莉子「そうやって恥じも見聞も無く、私達に頼むとは鹿目まどかさんは、
あなたにとって、本当に大切な方なんですね」

ほむら「ええ、そうなの…」

織莉子「ハァ…」

美国織莉子は溜め息1つ。

織莉子「困りましたね、どうしたものでしょうか…?」
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 23:43:35.62 ID:ySvkPYD40
マミ「良かったら、あなた達が鹿目さんを契約させたくない理由、聞かせてもらえるかしら?」

振り向けばマミが来ていた。

ほむら「マミ…」

マミ「ごめんなさい、いきなりケンカ腰じゃ解り合える訳ないわよね。私だって、敵対はしたくないのに」

キリカ「んー、とりあえず此処より、そこのファミレス行って話ししない?」

織莉子「そうね。行きましょう、暁美ほむらさん」

ほむら「ええ、ありがとう…」

キリカ「ほら涙拭いて。私達が苛めてるみたいじゃん」

ほむら「ありがとう…」
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 23:44:21.45 ID:ySvkPYD40
ファミリーレストラン

織莉子「さて、理由を話す前に、私の固有能力について説明しましょう。私の能力は未来予知です」

キリカ「凄いだろー!」

ほむら「え、えぇ、まぁ」

私の前にはマミと同じ紅茶が置かれているけど、飲む気にはなれない。

織莉子「正確には、予知ではなく予測。私の脳の演算能力を大幅に強化し、ある事物について最も可能性が高い未来を識(し)る事が出来るのです」

ほむら「それで、まどかの未来を見たの?」

織莉子「ええ。あの方は契約して魔法少女になった場合、ゴジラを使役します」

マミ「やっぱりね」

紅茶を一口飲むマミ。

織莉子「ゴジラより、データ上は強いと言われている怪獣は多く存在します。巴マミさんのキングギドラもその一体。
私とキリカが宿している怪獣も、理論上はゴジラを上回る力がある、とマギカはしています」

ココアを飲む、三国織莉子。

キリカ「でも、絶対に負けないのがゴジラだよ。どんなに追い詰められても、どんなに死に掛けても、そのとんでもない潜在能力と運で、逆境を切り抜ける。
私も1回、ゴジラと戦った事があるよ」

メロンソーダを飲んでいた呉キリカが、ストローから口を離して喋り出す。
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/10(月) 23:47:37.17 ID:XJv4QL2C0
ゴジラVSデスギドラ
一度見てみたかったカードだ
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/10(月) 23:54:03.38 ID:ySvkPYD40
ほむら「それで?」

キリカ「追い詰めて、勝った!と思ったら、なーんかオレンジ色に光ってさ、口から赤い熱戦吐いて来て3発で私のデスギドラは瀕死にされて命からがら逃げたよ。
ありゃ、マジで死ぬかと思ったね、うん」

ほむら「それで、その怪獣をまどかが使役してはいけないの?」

織莉子「ここから先は、見てもらった方が早いでしょう」

美国織莉子は、バッグからタブレットを取り出す。
彼女はそれを操作して、1つのムービーを再生して、私達に見えるように置いた。

マミ「CGムービー?」

キリカ「私が作ったんだぞ!凄いでしょ!」

ほむら「え、えぇ」

呉キリカの意外な特技発覚。それより、内容は!?

ムービーの内では、ゴジラが普通と違い、異常に赤く発光し、
その近くで、泣き叫ぶ魔法少女姿のまどかの姿が映っていた。
やがてゴジラは体内から溶け出していく。瞬間、映像のまどかが消える。蒸発・・・。

ほむら「これは!?」

織莉子「メルトダウンです」

そしてゴジラは、地球の地面を溶かしながら沈んで行き、地球が灼熱の星となって滅亡して、ムービーは終わった。
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/10(月) 23:58:15.82 ID:XJv4QL2C0
デスギドラの火砕流撃弾やら三重渦撃砲を吸収して熱線に上乗せして撃ち返したか

てかデスギドラの技名ってマミさんが好みそうなものばっかじゃねーか?
それともカタカナ派なのかな

火砕流撃弾:光線化した火砕流
三重渦撃砲:3つの首から火砕流撃弾を一斉に放ち回転、増幅させる
剛烈駆雷震:地下のマグマを噴出させる
火龍重撃波:灼熱の火炎
天怒爆突:体の一部を爆発させる
轟砲一閃:高熱エネルギーによるバリア
炎龍旋風撃波:三重渦撃砲のスピードと回転をさらにパワーアップさせる
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/11(火) 00:08:12.28 ID:fskPfNcj0
>>291

うん、それ思った。ダガーラもそんな感じだけど。
マミさんはカタカナ派。



ほむら「・・・こ、これはまどかが契約したら確実に起こる未来なの・・・?」

私は何とか言葉を搾り出した。
ゴジラの体内には、核融合炉がある。それがゴジラの絶大な無限の力の源。
それはどのゴジラでも安定している・・・らしい。でもそれは人間の出したデータ。
そんなもの、人智も常識も及ばない怪獣に何処まで当てに出来るか、大いに怪しい。
これは、有り得ない事態では無いわ。
口の中がからからに乾く。でも、紅茶を飲む気にはなれない。

キリカ「んー、絶対って訳じゃないけど、可能性は高いよ。ソースは私」

マミ「あなた達は、確実に起こるかどうか解らない事の為に、鹿目さんを殺そうと考えていたの?」

織莉子「巴マミさんとは思えない発言ですね。あなたは、地球全てを滅ぼす可能性がある存在を放置するのですか?
犠牲は1人で済むか、その1人を含む全てが犠牲になるか、あなたなら迷わず前者を選ぶでしょう?」

マミ「・・・そうね」

織莉子「それで、どう思いますか?」

マミ「・・・」

マミは顎に手を当てて考えている。
嘘とは思えない、でも話が突拍子過ぎて信じられない、といった所かしら。
でも、私の結論は決まっていた。
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/11(火) 00:13:10.98 ID:HAjQLYT80
>>291
何だ、その戦国BA○ARAにでも出てきそうな痛い技名の数々は
そしてマミに関しては、格好良くてかつ厨二な名前が好きそうだからモスラの技名とかも好きそう

ファイヤー・ヒート・アタック、プチ・レールガン、シャイン・ストライク・バスターとかさ
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/11(火) 00:18:46.32 ID:fskPfNcj0
ほむら「信じるわ」

マミ「暁美さん?」

織莉子「理由、聞かせて頂けますか?」

美国織莉子の表情は変わらない。

ほむら「私もかつて、絶望の未来を回避しようと、必死にあがいていた事があるの。
それで、事実を仲間に明かしても、信じてもらえず、その絶望は現実となった。
もっと、皆に信じてもらえていたら、それはきっと回避できた筈なのに、私の力が及ばなかったから、私が上手く出来なったから、そうなってしまったの。
だから、美国織莉子、あなたが絶望の未来を変えようとあがいているなら、私は信じる。マミ」

私は横に座るマミに向き直る。そして彼女の手を両手で握る。

ほむら「私はあなたを信じている。あなたも私を信じていてくれてると思っている。
私を信じているなら、美国織莉子と呉キリカを信じて。お願い」

お願い・・・マミ。

マミ「暁美さん・・・」

数分の沈黙。
美国織莉子と呉キリカも黙って見守っている。

マミ「解ったわ、信じる」

ほむら「マミ・・・ありがとう・・・ありがとう・・・」

涙が溢れて来た。

マミ「ふふっ、今日の暁美さんは泣き虫ね。美樹さんが見たら笑うんじゃ無いかしら?」

マミは優しく私の頭を撫でる。とても安心できる・・・。
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/11(火) 00:23:18.02 ID:/QgtR4zQ0
>>293
ちなみにこれがダガーラの技の一覧表

超重龍爆炎 - 強化後、両肩から放つ破壊光線
噴灼毒撃波 - 光線化したベーレム毒素
縦列毒撃砲弾 - 背中から連続して毒を撃ち出す
轟渦赤猛毒弾 - ベーレムを含んだ巨大竜巻
爆龍赤塊光波 - 高速回転してそのエネルギーを射出
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/11(火) 00:27:57.35 ID:fskPfNcj0
織莉子「それで、どうします?」

ほむら「え?」

私は顔を上げる。

織莉子「協力、して頂けるのですか?勿論、鹿目まどかさんの殺害ではなく、彼女を契約させない事に」

ほむら「・・・え?良いの?協力・・・してくれるの!?」

織莉子「私とて、無駄な犠牲は出したくありません。
あなた方が敵対するなら、強攻策に出ざるを得ませんでしたが、協力してくださるのなら、話は別です。
早い話が共闘しましょう。鹿目まどかさんが契約しなくても良い状況を作るのです」

マミ「それは、あなた達もこの三滝原を怪獣の脅威から守ってくれるという事?」

織莉子「ええ、それが本来の魔法少女でしょう?キリカも、それで良いわね?」

美国織莉子・・・いえ、織莉子・・・ありがとう。

キリカ「君が良いなら、オールオッケイ!!てか、この町、最近怪獣が多いから、それも楽しそうだねっ」

キリカ、ありがとう。

この後、私は2人に何度も何度もお礼を言いながら、解散した。
最後はキリカですら苦笑していたけど。
グリーフシードはそれぞれが入手した分はそれぞれの物、という事で話は付いた。
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/11(火) 00:38:09.50 ID:fskPfNcj0
帰り道

マミ「暁美さん、あなたのお陰ね」

ほむら「え?」

マミ「只でさえ、最近怪獣の襲撃が増えているこの状況、あの2人と共闘関係が結べたのは大きいわ。
私からもお礼を言わせてもらうわ。ありがとう」

ほむら「そんな・・・私はただ、まどかを助けたいだけで・・・」

マミ「そこまで大事にされている鹿目さんは幸せね」

ほむら「あなたも同じくらい大事よ」

マミ「嬉しい事言ってくれるわね」

ほむら「あ、今日私が泣いた事は・・・」

マミ「はいはい、美樹さんには秘密ね、解ってるわ」




キリが良いので今日は此処までです。
読んでくださっている方、レスくださる方、ありがとう!
続きは明日の夜。
イカ娘見てから始めるので、ちょっと遅くなると思う。
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/11(火) 00:42:33.08 ID:/QgtR4zQ0

映画とかじゃ見られない対決が出来るのがこういうスレのいいところだな
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]:2011/10/11(火) 00:48:55.21 ID:b/AIiIZAO
乙っちほむほむ
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/11(火) 00:59:25.99 ID:n35XZdlt0
乙!
みんな仲良くできそうで何よりです

あと、どうでもいいことなんだが、見滝原って群馬あたりにあるもんだと思ってたけど、
沖の無人島が、とか言ってたから海に面してるって事でいいの?
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/11(火) 01:01:54.07 ID:HAjQLYT80
おつおつ
>>298
だよな
キングギドラ&バトラvsビオランテとかマジで胸熱だったし
個人的にはモスラがどこで出るのかが楽しみだ
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/11(火) 01:09:09.74 ID:cpGtR4cIO
そういや杏子まだ名前しか出て来てないな


303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/11(火) 01:54:41.04 ID:PCpG2e3SO
デストロイアは出るのか!?
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)2011/10/11(火) 06:27:57.96 ID:/HQg/hKAO
乙ランテ
しかしまどかがゴジラなら出番当分無し?
それとも天然ゴジラが出るのかな?
そこら辺も期待やね
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/11(火) 08:02:34.15 ID:+PYRd4+q0
一応「ゴジラ種」って野生の個体はいるらしいけどな
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/11(火) 11:34:22.39 ID:+Qd27vRDO
ゴジラのエネルギーは核分裂ですよ。

あと、唯一ゴジラに勝ったスーパーX3でねーの?
この世界観で、自衛隊が怪獣対策兵器を配備してないとか有り得ないと思うし(他国に配慮して設置されたGフォースの有無は別として)。
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/11(火) 13:31:12.85 ID:mGl+47FDO
未来ギドラならマミられてもメカ化して復活するから安心だな
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/11(火) 13:36:45.76 ID:sCoNgW2c0
まどかのほうはぜんぜん知らないけどこれはいいね!!ちゃんと説明してくれてるし

あとハッピーエンドでねぇとグラビトルネードの後赤色熱戦はいてやるからな
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/11(火) 16:58:46.96 ID:y74w0vSR0
ゴジラはやっぱ人間に操られたりしないで見境なく蹂躙してほしい

あと>>1は特撮好きなの?ゴジラとか怪獣のみ?
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/11(火) 17:38:25.59 ID:1J7c73Jqo
なかなかに楽しみ。ムッチャ楽しみ!
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/11(火) 19:00:38.91 ID:vo0THSQ4o
一気読みしたー凄く面白かった!乙乙!!

>>304

ジラ(チラッチラッ
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/11(火) 19:10:48.87 ID:aIpKLPYIO
ジラってハリウッドの方?
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/11(火) 19:17:47.86 ID:+PYRd4+q0
>>312
そうそう、あのウミイグアナの進化系
GODZILLAから神(GOD)をとってZILLA→ジラ

ちなみにアニメ版としてアメリカで続編もある
主役は映画のラストで生き残ってた最後の一個体
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]:2011/10/11(火) 19:43:40.38 ID:SNAt9pIjo
ゴジラとガチバトルで相討ちになって、息子にゴジラが転生憑依する骨法使いは出ますか?
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/11(火) 19:45:03.17 ID:aIpKLPYIO
でもあれ繁殖力は高いけど他は生物としては強靭だけど、怪獣としては脆弱って言われてるからな…
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/11(火) 21:13:34.47 ID:fskPfNcj0
ロリこんばんは。
今週のイカ娘は、千鶴さんの出番が少なくてちょっと残念だったでゲソ。

ゲゾラェ・・・

>>300

三滝原=群馬はほぼ否定されてる。
つーか、海に面していてくれないと、海洋怪獣を出しようが無いのよ。

>>303

自分が1番好きな怪獣はビオランテ植獣タイプ、次にデスギドラ、次にデストロイア完全体。
既に1番と2番は出ている。自分はこういうのを書くと、好きなのは優遇する。
後は・・・解るな?
ていうか、既に上のほうで答えてるけどね。

>>306

あ、核分裂だっけか。ごめん、次から気を付ける。
X3は今の所予定なし。
自衛隊に対怪獣兵器使わせるより、魔法少女が使った方が強いって事で。

>>309

とりあえず、まどかはwikiと公式ページのキャラの辺だけ見れば問題ないはず。
情景描写はいつも力入れてる。説明にならないよう、気を付けてます。

>>309

ビーファイターとかめっちゃ好き。仮面ライダーは昭和〜RXまで結構見てた。
ウルトラマン(ていかその怪獣)も好きだが、ゴジラシリーズこそ至高。

>>311

昨日の冒頭でぶっ殺される怪獣は、マンダかジラかカメーバかで悩んで、カメーバにした。
その内、即殺される役で出るかも知れんから安心してくれ。

>>314

???




んじゃ、そろそろ続きいこうじゃなイカ!!




次の日、通学路。

私はシロネコの姿のキュゥべえを肩に乗せ、まどかが仁美と話しているのを見計らって、さやかの隣に行く。

ほむら「さやか、ちょっと良いかしら?」

さやか「んー?」

ほむら「(チャントに切り替えて)」

さやか「(ほうほう?内緒のお話ですかな?・・・って、雰囲気じゃないね、どうしたの?)」

ほむら「(良い?今から話すことをよく聞いて)」

私はチャントで、昨日、織莉子が予見した未来の事を語った。
まどかが契約するとゴジラを相棒とする事、そうなるとゴジラがメルトダウンを起こして、
地球を焼き、溶かし、滅亡させてしまうかも知れないという事を。

さやか「(なっ・・・!?それマジなの!?)」

ほむら「(何時も言っているでしょう、私は冗談は言わないわ)」
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/11(火) 21:18:33.31 ID:+PYRd4+q0
>>315
アニメ版のジラJrは繁殖力が無くなったかわりに泥に浸かって自己再生・強化熱線など
親兄弟と比べて全体的に戦闘力が上がってる印象
あと調べてわかったんだが、第一話で誕生した際に主人公の男性に刷り込み効果
その後一晩で親ジラと同じ体格まで成長、体重は約2万トン(親の40倍の重さ)にまで増量してる

しかも熱戦は強化されてるわ、泥に浸かっただけで自己再生するわと
明らかにマグロ以外の何かを食ったとしか…………
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/11(火) 21:22:53.97 ID:fskPfNcj0
QB「(ボクも昨日帰って来たほむらから聞いて気絶したよ)」

さやか「(気絶したんかい・・・それはともかく、それ信用出来んの?
その織莉子って奴、あのヤバいキリカの仲間なんでしょ?)」

ほむら「(今は、織莉子もキリカも仲間よ)」

さやか「(あたしは、あのキリカの奴は信用できないし、織莉子って方は会ってすらいないから、何とも言えないよ。
でも、ほむらやマミさんの事は信じてる。だから、あんたが今言った事は信じる)」

ほむら「(ありがとう。
だから、まどかを契約する気にさせたり、契約しなければいけない状況に置いたりする訳にはいかないの)」

QB「(ボクは勿論、契約する気は無いけど、他のインキュベーターが契約する可能性もあるからね。
万が一という事もある)」

さやか「(解った、あたしも気を付ける。この事、まどかには言ってないんだよね?)」

ほむら「(ええ)」

さやか「(それ正解)」

QB「(どうして?昨日ほむらにも止めろって言われたけど、
まどかに“君が契約したら世界が滅んじゃうから駄目”って言えば済む話じゃないか)」

さやか「(あの子さ、普段から自分は役に立たないとか、駄目なんだとか思ってるんだよね。
そんな事無いのにさ)」

その通りよ!まどかはいるだけで回り全てのものを癒すのよ!!

さやか「(只でさえ、そんな事を思ってるまどかが、自分が世界を滅ぼしてしまうかも知れないなんて知ったら、自殺しかねないよ・・・)」

ほむら「(私もそう思ったら、あなたに相談しようと思ったのよ)」

さやか「(ありがとう、それってあんたもあたしを信じてくれてるって事だよね。
てかさ、考えたんだけど、キュゥべえが、その組織の・・・マギカに報告して、
全てのインキュベーターにまどかとは契約しないように命令してもらったり出来ないの?)」

それは私も思ったけど、聞かなかった。何故なら、答えは予想出来ていたから。
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/11(火) 21:30:55.60 ID:fskPfNcj0
QB「(それはやらないよ。そんな世界を滅ぼしかねない存在をマギカが知れば、
確実に世界を守る為、守るより殺そうとするだろうね。すぐにマギカ直属の魔法少女を含む暗殺部隊がやって来るよ)」

やっぱりね・・・大を救う為に、平然と小を切り捨てる印象があったもの。
高い戦果を上げていれば、規約違反も放置なんて、解り易い例があるし。

さやか「(・・・でも、あんたは黙っててくれるんだね、ありがとう)」

ほむら「(私からもお礼を言うわ、ありがとう、キュゥべえ)」

QB「(ボクもまどかは大好きだからね)」
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/11(火) 21:38:09.46 ID:fskPfNcj0
放課後。三滝原病院、ロビー。

さやか「やぁ、お待たせ」

まどか「あれ?上条君、会えなかったの?」

さやか「何か診察中でさ、時間掛かるって」

まどか「そうなんだ。今日はどうしよっか?マミさんとほむらちゃんは、怪獣を探しに行っちゃったし」

さやか「そうだねー、あ、古市行って良い?」

まどか「何か買うの?」

さやか「大きな予想外の収入があったからねー。
欲しかったマンガとゲームをドカ買いするのだ!」

まどか「無駄遣いは駄目だよ…」

さやか「解ってるって♪」

病院の外。

QB「やぁ、早かったね。ボクも入ってナースのスカートを覗きたかったよ」

さやか「動物は禁止なの。てか、あんたはどっちにしろ禁止だ。危な過ぎる」

QB「どうして?入院中の幼女の服に、こっそり忍び込んだりしようと考えてるだけなのに」

まどか「保険所に連絡しようかな」

QB「済みませんです。変態でごめんさい」
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/11(火) 21:48:23.09 ID:fskPfNcj0
バスで移動。バスを降りる2人と1匹。

まどか「あ、あれ…」

さやか「ん?どしたの?」

まどか「あの工場の辺り…何か凄い霧が出てる…」

まどかが指差す方向に、三滝原の郊外にある工場郡。そこが異常に濃い霧で覆われている。

さやか「本当だ…霧ってか、ガス?何だろ?」

QB「いや、あれは霧でもガスでも無い…硫酸だ!」

さやか「硫酸!?あのジュワーって溶けるアレ!?」

QB「ソレ!」

2人が目を凝らしてよく見ると、霧の中に穴だらけの工場の壁や、半分溶けている煙突などが見える。

QB「これは・・・怪獣だ!それももの凄く危険な!
今はあそこで大人しくしてるけど、何時暴れ出すか解らない!早く逃げないと!!」

さやか「まどか、ほむらに電話して!あたしはマミさんにかけてみる!」

まどか「うん!…もしもし、ほむらちゃん!」
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/11(火) 21:56:32.50 ID:fskPfNcj0
ほむら「今日も〜ステキな〜怪獣〜退治〜♪とくらぁ!!」

私は今、三滝原沖の洋上にいる。
バトラの頭の横、肩の辺りに乗って、海中に盾から取り出した、魔翌力を込めたドラム缶型爆雷をポーンポーンと海中に投げ入れる。

ズドォーン!!チュバーン!!

次々に巨大な水柱が上がる。我ながら傑作ね。パクって来た対潜爆雷を大幅に強化した、対怪獣爆雷、ほむほむエディション。
そしてその爆発に煽られて、海面に浮かび上がって来る巨大な赤い影。

ザバァアアア!!

それが海面に顔を出す。

“南海の悪魔 エビラ”

エビラ(初代)「ギャギャーアアアアアアーア!!」

全長100メートルに及ぶ巨大なエビの怪獣、エビラ。信じがたい事に、普通のエビが自然に進化して怪獣化したらしい。どうしてこうなった。
エビは食べるのは好きだけど、戦うのは好きじゃないわ。

エビラ「ギャアアーーアアアアーア!!」

吼えながら、その尾を打ち振るい、巨大なハサミを構えてばく進して来る。

バトラ「ギョオオオオオン!!」

バトラも尾を振って突撃、エビラにぶつかる直前、私は跳び上がって宙返り。

ズガシィィン!!

2体の甲殻で覆われた怪獣がぶつかる。そして私は、エビラの頭の上に着地。
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/11(火) 22:17:50.09 ID:fskPfNcj0
さて、攻撃の準備。

エビラ「ギャギャーーアアア!!」

エビラは吼えて、バトラと格闘中。あぁもう!揺れて落ちそうになる!何よりうるさい!

ほむら「バトラ、ホーンフラッシュ」

バトラ「ギョオオオン!!」

バトラの角が光り、プリズム光線のエネルギーを放射するのではなく、
角自体にそのエネルギーを纏わせて切り付ける。瞬間、まるで機械が感電するかのようにエネルギーがエビラの身体に流れ込み、身体の内部にダメージを与える。

エビラ「ギャギャアアアアーー・・・」

エビラの動きが鈍る。やれやれ、やっと大人しくなったわね。
私は盾から、手で持って撃てるように改造した戦車砲を取り出す。
1発が140ミリ口径、大体1、5リットルのペットボトルくらい弾を入れられる10発装填のマガジン付よ。弾も私の特製で内部で止まって爆発するようにしてあるわ。
それの銃口をエビラの頭部と胴体の接合部に押し付け、魔翌力を込めてトリガーを引く。

ズゴォン!!ボゴォン!!バゴォン!!

それをエビラの関節部に間隔を空けて撃ち込む。内部で、魔翌力で強化した爆薬が爆発し、エビラの肉と血が飛び散る。

エビラ「ギャギャアアアーアアア!!」

はいはい、すぐ済むから大人しくしててね。

ほむケータイ「交わした約束〜忘れないよ〜♪」

ん?携帯電話の着信?

着信:嫁

まどか!?
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/11(火) 22:31:52.23 ID:fskPfNcj0
ほむら「どうしたの?」

私は左手で電話に出て、話しながら右腕の魔翌力での身体能力を更に強化。
右手だけで戦車砲をエビラの首と胴体の関節部に撃ち込んでいく。

まどか「今、戦ってるの!?」

ほむら「ええ、だから急ぎで無いなら、後にしてちょうだい」

まどか「こっちにも怪獣が出たんだよ!」

え!?

ほむら「何ですって…!?解ったわ、出来るだけ早く片付けてそっちに向かう!場所は!?」

まどか「郊外の工場の所!すっごい霧みたいなのが出てる!」

ほむら「解った!マミにも連絡して、あなた達は直ぐ逃げなさい!」

また、怪獣!?

マミも織莉子もキリカも今、戦ってる。5体目じゃない!今日は幾ら何でも多すぎるわ!
当然、織莉子とキリカにも連絡しておきましょう。
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/11(火) 22:44:13.93 ID:fskPfNcj0
バス停。

まどか「ほむらちゃん、今戦ってるって…倒したら直ぐ来てくれるらしいけど」

さやか「マミさんも一緒…ヤバいね」

QB「最近、怪獣の出現頻度が跳ね上がってるね…。
それにしても、いきなり現れたって事は、地下から…いや工場の横を通る大きな運河から?それだとマズイよ!」

まどか「何が?」

QB「あの濃い硫酸に紛れて、運河に入られると見失ってしまう!
あんな酸を撒き散らす怪獣が上陸して来たら、数分の間に物凄い犠牲者が出てしまうよ!」

さやか「(運河は、病院の横に流れてた…しかも此処から近い人の多い場所は…病院じゃん!!)
まどか、あんたは逃げて!あたしはあの怪獣を見張る。キュゥべえ、あたしに簡易バリア張って」

キュゥべえも魔法少女と同じく、簡易的なバリアなら付与する事が出来る。

まどか「そんな!!」

QB「無茶だよ!あの怪獣を見張るには、あの硫酸の漂う工場に行かないといけない!
それの怪獣に見付かったら…マミとほむらの助けが間に合うかどうか…」

さやか「あの怪獣が移動したら、行方が解らなくなるんでしょ?放っておけないよ…」

QB「・・・まどか、君は逃げて。さやかにはボクが付いていく。
魔法少女なら、ボクが確実に誘導できる。2人なら最短距離で来られる筈だ」

さやか「ありがとう、キュゥべえ。よし、行こう!」

さやかが、近くの避難用自転車の停留所に走る。日本などの国では、避難時に便利な自転車が直ぐ使えるよう、あちこちに自転車の停留所がある。
これは避難警報が発令されるとロックが解除されるようになっている。返す時は、最寄の停留所に返せば良い。

さやか「まどか、あんたは早く逃げて!」

自転車に跨り、キュゥべえをカゴに突っ込んで走り出すさやか。

まどか「わ、私…逃げた方が良いよね…」
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/11(火) 22:53:00.77 ID:fskPfNcj0
工場付近。

さやか「うわっ、自転車のフレームもタイヤも溶け出した!!よっと!!」

自転車を乗り捨てるさやか。
彼女の身もキュゥべえも、キュウべぇが造り出した白いバリアで覆われているので、硫酸の霧、硫酸ミストの影響を受けない。

QB「ぎゅっぶい!?」

自転車のカゴの乗ったまま吹っ飛ぶキュウべぇ。

さやか「あ、ごめん。すばしっこいネコだから、てっきり跳び下りるかと」

QB「痛い…姿はネコだけだよ・・・」

そして工場の敷地内に足を踏み入れる。
工場の建物という建物はボロボロに溶解し、原型を留めていないものも多い。また、あちこちに赤い液体の溜りがあった。

さやか「ねぇ…あの赤いのって…」

QB「溶かされた人間だね…」

さやか「うえっ、あたしもバリアが無かったら…」

QB「一瞬でああなるよ…ボクもね。怖いかい、さやか?」

さやか「そりゃあ、当然でしょ…」

QB「ボクはもう怖過ぎる、帰って良いですか?」

さやか「あんた何しに来たのよ…。いざとなったら契約お願い」

QB「いや、それは・・・」

さやか「…まぁ、あたしにとっても大事な事だから、いい加減な気持ちで決めたくない」

QB「そうだね…(いた!)」

さやか「何処?」

さやかはキョロキョロする。

QB「(しっ!気付かれる!上だよ!前の大きな工場の煙突の上!!)」

さやか「(いた…うわぁ…キモい)」
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/11(火) 22:59:28.04 ID:fskPfNcj0
さやかの正面の工場の上には、まるで溶けた金属が固まったような物体、それに巨大な目と短い四肢と尻尾が付いている。
全長は80メートルほど。

“公害怪獣 ヘドラ(上陸期)”

ヘドラ(初代)「…」

ヘドラは目を閉じて、身体の隙間から、煙突から排出される煙を吸収している。そして吸い込むと、まるで呼吸するように、身体の表面から硫酸を霧状にして噴き出している。

さやか「(あいつ…体の隙間から、煙を吸ってる!?)」

QB「(あれはヘドラって言う公害怪獣さ。
排煙の他に自動車の排気ガス、水銀、カドミウム、オキシダン等の公害物質を吸収して成長する。そしてその代わりに、身体から硫酸を噴き出すんだ)」

さやか「(本当に常識が通じないな、怪獣って…
そんなもの、普通の生物にとって全部猛毒じゃん)」

QB「(過去の産業革命の時に、初めて確認されてその個体はゴジラに倒された。
でも、その後、公害物質を廃棄している地域なら世界の何処にでも現れたよ。
ヘドラが現れて僅か数日放っておかれただけで植物も動物も、皆死滅したらしい。
あまりにも危険な怪獣だから、魔法少女によって徹底的に駆逐された筈なんだけど、
それ以後も何度か出現している)」

さやか「(じゃあ、こいつを放っておいたら…!)」

QB「(三滝原は死の世界になるだろうね…)」

さやか「(ひええ…早く来てマミさん!ほむら!)」
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/11(火) 22:59:42.44 ID:aIpKLPYIO
まさかヘドラか!?
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/11(火) 23:08:29.37 ID:HAjQLYT80
あぁ・・・刻一刻と「あの時」が近づいてる気がして滅茶苦茶怖い
まさかヘドラが[ピーーー]のか?
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/11(火) 23:14:46.56 ID:fskPfNcj0
全く・・・速攻で片付けたいのにてこずらせてくれるわね、このエビ野郎!
エビラは、今、目の前で首から血を流しながらも、ゆうゆうと泳ぎ回っている。
私は今、深い海の中にいる。自分にバリア付けたから、呼吸は出来るけどね。
戦車砲をエビラの首に撃ち込んで、傷口にプラスチック爆弾を詰めて爆破しようとしたんだけど、詰めようとしたら、エビラが暴れ出して、海中に逃げられたわ。
しかも、ぐんぐん潜行されてしまった。
海中深くじゃ、爆雷も効果が薄いからこっちも潜るしか無かったんだけど、私まで潜ってるから、得意な爆破戦法が使えない。
そして致命的なのが、時間を停止すると、水も全て止まってしまう点。つまり、私もバトラも周りの水に触れた瞬間は動けるけど、その端から、水の時間が停止して固まってしまう。その場でもがけるくらいで何も出来ない。
ただ、救いなのは、バトラが意外なほど水中戦が得意だった事。という訳で、水中でバトラとエビラでドッグファイト中。光線が使える分、こちらが有利だけど、エビラの甲羅はやったら堅く、プリズム光線があまり効かない。
早く・・・早く倒さないと!何故か、途轍もなく嫌な予感がする・・・。
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/11(火) 23:16:36.06 ID:aIpKLPYIO
マミらなくてもさやかが契約しそうだ
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/11(火) 23:20:40.03 ID:/QgtR4zQ0
見滝原100万人ゴーゴーってか
http://www.youtube.com/watch?v=sdzWv-6wLsQ
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/11(火) 23:24:49.05 ID:r5TZZ+ub0
ひとつ疑問に思ったんだけどこのssの魔法少女はいつごろからいたの?
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/11(火) 23:45:03.23 ID:fskPfNcj0
>>333

んー・・・3大怪獣地球最大の決戦辺りから、かな・・・



まどかが待つ場所の上空に巨大な影、マミを首に乗せたキングギドラ。マミはキングギドラの召喚を解除して、まどかを見付けて降りて来る。

マミ「鹿目さん!?あなた、逃げなかったの!?」

まどか「ごめんなさい…どうしても、私だけ逃げたくなくて…」

マミ「仕方ないわね…今から逃げたら却って危ないかも。私について来て」

まどか「はい!」

マミ「(キュゥべぇ、状況は?)」

マミはキュゥべえにチャントを繫げる。

QB「(まだ大丈夫、ヘドラは気付いていない。ほむら達はまだ来てないよ)」

マミ「(やっぱりヘドラなのね…早く倒さないと大変な事になるわ)」

まどか「(さやかちゃん、大丈夫?)」

さやか「(って、まどか逃げて無かったの!?まぁ、こっちはへーき。
何か怪獣は居眠りしてるし)」

QB「(気付かれて取り逃がす訳にはいかない。
急がなくて良いから、気付かれないように来てくれるかい?)」

マミ「(解ったわ)行きましょう、鹿目さん」

そしてマミは身体強化してまどかを背負って走り出す。


工場敷地内。

マミは自分とまどかに、金色の簡易バリアを張り、左手でまどかの手を引いて歩いていく。

まどか「間に合って良かった・・・」

マミ「美樹さんには無茶し過ぎ、って怒りたいところだけど、今回は冴えた手だったわ。
ちょっとショートカットしましょう」

マミは右手でマスケット銃を現出させ、目の前の壁を撃ち抜いて、中に入っていく。
そして直線の最短距離で行くのに邪魔な壁や扉は全て撃ち壊しながら進む。
暗く、溶けた金属とコンクリートと人間だらけの工場内を歩く。

まどか「酷い・・・」

マミ「そうね・・・このままヘドラを放っておけば、三滝原全体が数日でこうなるわ」

まどか「・・・マミさん」

暗く、溶けた金属とコンクリートだらけの工場内でまどかは口を開く。




335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/11(火) 23:50:55.94 ID:6Ng9dnw00
戦車砲からどこと無くロシアの香りが・・・
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/11(火) 23:55:59.68 ID:fskPfNcj0
あら、上ちょっとナレ被ってたな・・・



マミ「なぁに?」

まどか「契約の事・・・私なりに考えてみたんですけど」

マミ「決まりそうなの?」

まどか「はい・・・でも、もしかしたらマミさんには考えた方が甘いって、怒られちゃうかな・・・」

マミ「どんな考え?」

まどか「私って昔から、得意な事とか、人に自慢できる才能とか、何も無くて。
きっとこれから先ずっと、誰の役にも立てないまま、迷惑ばかりかけて行くのかなって・・・それが嫌でしょうがなかったんです」

マミ「そう」

まどか「でも、ほむらちゃんやマミさんに出会って、誰かを助ける為に戦ってるの、見せてもらって・・・
私なんかじゃ、2人みたいに凄くは出来ないかも知れないけど、
それでもキュゥべえに怪獣の王のゴジラを使役できるかも知れないって言われて、それならきっと役に立てるって思って・・・何より嬉しかったのはその事で・・・」

マミ「・・・」

まどか「だから私・・・魔法少女になりたいんです!こんな私でも、誰かの役に立てるんだって、胸を張って生きていけたら、それが一番の夢だから」



今までは多少はシーンを書いてたのを加筆したりして投下してたけど、ストック完全に使い切りました。
なので、以後は投下スピードが落ちます。今日は何処までいけるかな・・・。
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/12(水) 00:28:53.30 ID:VlFSXUEH0
マミ「ふふっ」

まどか「?」

マミ「うふふふふふっ!クスクス・・・」

まどか「わ、笑う事無いじゃないですか!」

マミ「ごめんなさい、あまりにも年齢離れした話をするものだから、つい、ね。
鹿目さん、あなた大人ね。大人過ぎるわ。人間ね、生きていく以上、必ず誰かしらに迷惑をかけるし、誰の役にも立てない時期があるものよ。
あなたは私や暁美さんに憧れてると言ったけど、私達は本当に特殊な例外よ。しかも魔法少女の力も、怪獣の力も与えられたものであって、私達自身の力じゃないの。
それを扱える素質があったって言うだけ。鹿目さん、あなたはその与えられた力で人の役に立ちたいの?
あなたは努力も無しに、得る事だけなら何のリスクも無い力で役に立つことが夢なの?」

まどか「それは・・・」

マミ「あなたは考えが甘いかも知れないって言ってたけど、甘いというか、そんな事考えなくて良いの。
あなたくらいの年の子は、そんな誰かに迷惑かけるとか、誰かの役に立ちたいとか、そんな事難しい事考えず、毎日を楽しむ事を考えなさい。
私が同学年の友達と話す話題も、美味しいものとか、服とか、そんな事ばっかりよ。受験生なのにこんなので良いのかって思うくらいね」

まどか「でも・・・」

マミ「それにね、あなたは誰の役にも立ってないなんて事は無いわ。あなたがいるだけで、皆明るくなれるの。あなたの優しさに救われた人がきっといる筈よ」

まどか「そうでしょうか・・・?」

マミ「もっと具体的な話をしましょうか?最近、新しい魔法少女の仲間が増えたの」

まどか「え?そうなんですか!?」

マミ「ええ、あなたも会った呉さんと、その子の友達の美国さんって言ってね、
暁美さんの説得で仲間になってくれたのだけれど、切欠はあなただったわ」

まどか「え?」

マミ「あなたは今のままで、十分私達の役に立ってくれてるわよ。
あなたのように、幸せに平和に暮らしてくれている子が近くにいると、私達の戦いが決して無意味でないと実感出来るのよ。それは私にとって何より嬉しい事なの」


まどか「マミさん・・・」

笑顔になるまどか。

マミ「あなたはあなたのままでいれば良い。それが暁美さんの何よりの望みであり、私の望みでもあるの。だから、契約なんてしちゃ駄目。これは私のわがままだけど」

まどか「解りました。私、魔法少女になりません。いっぱい毎日を楽しく過ごせるよう、頑張ってみます!」

マミ「それで良し!それにドジな鹿目さんが魔法少女になってゴジラを呼び出したりしたら、
放射火炎があっちこっちに飛んで、敵の怪獣を暴れさせてるより被害が大きくなっちゃうわ」

まどか「あー、ひどーい!私、そこまでドジじゃないですよぅ!」

マミ「うふふっ」

まどか「あははっ」
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 00:36:54.60 ID:lMb0U/kc0
>鹿目さん、あなた大人ね。大人過ぎるわ。
この言葉、アニメ本編でも誰かがまどかに言ってあげるべきだったんだよね
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東)[sage]:2011/10/12(水) 00:38:13.18 ID:hY/Mor5AO
言うな
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/12(水) 00:46:48.41 ID:4gdaAH10o
しかしまどマギクロスではこの辺のシーンは毎回気が気でない
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/12(水) 00:47:37.45 ID:mjsYkggf0
むしろこのSSのスペースチタニウムメンタルのマミさんだから言えたセリフなんじゃないだろうか
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/12(水) 00:50:37.54 ID:Gpqc9Afyo
今のところさやかとキリカの中が悪いことが懸念材料だな
本編のように転びかねないから怖い
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/12(水) 00:59:19.84 ID:VlFSXUEH0
QB「(マミ!)」

キュゥべえからのチャント。

QB「(ヘドラが動き出した!)」

ヘドラの大きな両目が開く。中から不気味な赤い眼球が現れた。

ヘドラ「ゴガアアアアアアア・・・」

ヘドラは工場の上から降りて、のそのそと大きな運河に入ろうとする。

QB「(運河から移動される!急いで!!)」

マミ「オッケー!解ったわ!!十分近付けたし、今日という今日は速攻で片付けるわよ!!
出なさい!!最強最悪巨大怪翼三頭邪竜!!」

マミから金色の光が溢れ出し、キングギドラが工場の屋根を内側から突き破って現出する。

キングギドラ「キシャアアアアアーーーゥ!!」

中央の首には、マミとまどかが乗り、既にヘドラの姿が見える。

マミ「グラビテーション・ライトニング!!」

キングギドラの引力光線が数発ヘドラに撃ち込まれる。

ヘドラ「ゴガアアアアアアア!?」

ヘドラの体表でバチバチと火花を散らせる。ヘドラの足が止まった。
その隙にキングギドラは走ってキュゥべえとさやかの所へ移動する。

マミ「お待たせ!」

マミは、まどかを抱き上げて、キングギドラの首から降りる。

さやか「はぁ・・・間に合ったぁ」

まどか「ほむらちゃんは?」

QB「まだだ。気を付けて・・・来るよ!!」

ヘドラ「ゴガアアアアアアアア!!」

ヘドラの真っ赤な巨眼がマミ達を捉える。



今日は此処まで。マミさんとまどっちの会話シーンがめっちゃ時間掛かった。こういうの苦手。
今日も読んでくださった方、レス下さった方に多謝!
んでは、また明日の夜に!
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 01:01:59.30 ID:CB9n++vgo
乙ー!

初代へドラ未見なんだがえらい厄介な怪獣だなあ
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/12(水) 01:03:00.85 ID:laWi2l2J0
乙!
そういえば、劇中でも海の中でゴジラと戦ってたなバトラ(幼虫)
モスラ同様に繭を作るかと思ってたら【浮上→泳ぎながら進化】だったな……あれは格好よかった
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/12(水) 01:06:49.76 ID:mjsYkggf0

初代ヘドラだと成長期でも松明持って突っ込んでった若者たちの骨が残ってたはず
それ以上に上陸期の時点で赤い水溜りになるまで人を溶かすとなるとこのヘドラかなりの手強さか
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 01:55:55.18 ID:n2EBqwwDO
んー、手持ち140mmとか微妙。
120mmと15%しか威力は変わらないし、戦車砲は冶金学や鉄鋼メーカーの粋を集めたような物で、知識が有っても到底自作できるような物じゃない。
APFSDSでない徹甲瑠弾なら其処まで弾速は求められないから、戦車砲にする意味が不明(APFSDSは弾体が流体に成るほどの高速)。
それに自動装填装置ってかなりかさばるし、かなりデリケートです。


>自衛隊に対怪獣兵器使わせるより、魔法少女が使った方が強いって事で。
いえ、同じの使って強い弱いじゃなく、政治的にって話で。
国が魔法少女を統括できてるなら兎も角、明らかにそうじゃない状況で信用できる対抗戦力の保持は絶対に必要でしょう。
魔法少女が故意に人を殺したら?政治に介入しようとしたら?国際機関を真に信用できるか?必要な時に必要な場所に居る保証は?と
魔法少女を無力化し、怪獣を倒す手段の確保が求められるでしょう。
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/12(水) 02:05:14.42 ID:mjsYkggf0
マミさん達に応援歌だ
http://www.youtube.com/watch?v=-yQhxTxdCLU
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/12(水) 03:47:57.14 ID:eom2Un21o
>>347
アリアドネ厨の分際で何を偉そうに人様に意見しようとしてんの?
おとなしく巣に引きこもって永遠に同類とだけ罵倒し合ってればいいのに。
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/12(水) 05:52:16.73 ID:fHc7/j2AO
>>344ちなみにゴジラは初代ヘドラに左目つぶされ左手は白骨化しました
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 11:02:56.76 ID:UbzDUT6IO
しかも倒せたの人間の兵器(と言う名の乾燥機)のお陰だしな
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 16:28:18.21 ID:n2EBqwwDO
>>349
レッテル貼りの好きで思い込みの激しいキヨ信者さんチース。

俺がアリアドネ厨なら、お前はキヨ信者ってことで。

所で何処ら辺からアリアドネだと思ったわけ?
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/12(水) 17:07:34.04 ID:AkCtZJiAO
柳田理科雄の本で
戦ったせいでゴジラの身体中に乾燥したヘドラの破片が付いてるから
最後あのまま海に戻ったらまたヘドラが復活すると書かれてたな
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/12(水) 17:35:12.74 ID:mjsYkggf0
その後、>>349>>352は引力光線に巻き込まれて仲良くお空の彼方へ吹っ飛んで行きましたとさ
チャンチャン
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/12(水) 17:47:04.05 ID:A5vO84Tc0
>>349
長文キモイ、見苦しいだけだから
考察なら自分でスレ立ててやれよ
そこでいいだけ妄想垂れ流せばいいだろ
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/12(水) 18:08:31.36 ID:A5vO84Tc0
安価ミスった
>>352
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 18:09:14.26 ID:n2EBqwwDO
>>355
安価はキチンと付けろよ。
ここの作品に対する突っ込みを他でするとか意味不。
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 19:00:25.49 ID:9j0H3feho
SSの隅を突いて長文で文句垂れる電話の方がよほどキモいというかキモい
自分で書いてから物を言えよって思うけどこういう奴ほど書いてない
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/12(水) 19:05:00.19 ID:LBrxfnCp0
つか140mmの戦車砲って無いんじゃね?
90式の120mmと間違えた感じかな
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/12(水) 20:45:43.50 ID:VlFSXUEH0
ロリこんばんは

このSS書く為にアニメ見直してたら、マミさんの髪型がテトに似てると思ったのは自分だけで良い。


>>348

マミさんのテーマかと思ったらこっちか!吹いた。
つか、この歌、メイコ姉さんのカバー版しか聞いた事無かったから、オリジナル聞いたの初めてだ。

>>359

いや、140ミリも開発はされてる。採用されて無いけど。
この世界では採用されてるって事にしといて。ほむほむが開発されたのを、パクって来たって事でも良いけど。


上にも書いてるけど、もう一回書くよ。

深く考えちゃ駄目。

では、いくおー!




ヘドラ「ゴガアアアアアアア!!」

ヘドラは吼えながら、身体から次々と硫酸を多分に含んだヘドロ、硫酸弾をマミたちに撃ち出す。
怪獣にも十分な効果がある武器。人間が喰らえば、例え簡易バリアで守れていようと、骨すら残さず溶かしてしまう。

マミ「任せて!」

マミは跳び上がって宙返り、まるで扇を描くような軌道で多数のマスケット銃を現出させる。それらは地面に突き立つ。
着地して、更にもう一丁、マスケット銃を胸元から取り出すように現出。クルクルと回して、硫酸弾に向ける。
そして始まる華麗な乱舞。

飛び散るように飛来する硫酸弾を、右手で持ったマスケット銃で撃って1つを破壊。
それを放って回転させて銃身を掴み、銃床の部分で小さな榴散弾を殴り飛ばす。
すぐさまマスケット銃が溶け始めるが、それを別の硫酸弾に投げてぶつけて落とす。
両手で地面に突き立ったマスケット銃を持って撃ち、殴り、投げる。
更に足で地面に突き立った別のマスケット銃を次々に蹴り上げて手に持ち、目にも留まらぬ速さで同じ動作。前、後、左、右、上に同時に別方向に撃ち出される銃弾とで打撃は硫酸弾を全て叩き落とした。

マミ「(身体が軽い・・・今日は絶好調ね!暁美さん達が来るまでに終わらせる!!)」

まどか「すっごーい!!」

さやか「さっすがマミさん!!」

この間にキングギドラも動く。ヘドラに近付き、3本の首で頭に噛み付いて持ち上げ、上空へ飛び上がる。そして高度1000メートル程に上がる。

キングギドラ「キッシャアアアアアアーーウ!!」

足でヘドラの身体を掴んで急降下。地面に7万トンの体重を乗せて叩き付ける。

ヘドラ「ゴガアアアアアアアアーー!!」

ヘドラは苦しげな声を上げる。

マミ「折角のところ悪いけど、一気に決めさせて!!」

キングギドラ「キシャアアアアアア!!」

キングギドラは振りかぶって、2本の強靭な尻尾をヘドラに叩き付ける。吹っ飛ばされるヘドラ。
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 20:57:07.28 ID:n2EBqwwDO
>>358
えー、書かない奴は批判するな意見するな疑問を呈すなって?

それと電話だからなに?
SSスレ見るのに、いちいちパソコン立ち上げろてか?
時間と電気代の無駄だな。
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/12(水) 21:08:41.45 ID:VlFSXUEH0
エビラ「ギャギャァァアアーーアアーーア!!」

エビラが泳いで正面に回り込み、両方のでかいハサミを突き出して、私とバトラのほうに突っ込んで来る。

ほむら「いい加減、終わらせるわ・・・」

マミから電話があって、先に工場地帯へ向かうと言っていたけど心配、というか嫌な予感がしてしょうがない。
エビラを早く倒さないと!さっきから何度も何度もぶつかり合ってる内に、こいつの攻撃のタイミングが解って来た。
エビラが猛スピードで、バトラの首を切り落とそうと、突進して来た。

ほむら「・・・今よ!!」

バトラ「ギョオオオン!」

バトラは自分の首がハサミに挟まれる直前、頭を下げて回避。そして頭を勢いよく上げて角を振り上げる。
角がハサミの下にぶつかり、ハサミを強引に上げられた形になるエビラ。エビラは無防備に軟らかい腹部を晒す。その腹にバトラの鋭い角を深々と突き刺してやった。

ほむら「ホーンフラッシュ!!」

エビラの腹に突き刺した角から、直接プリズム光線のエネルギーを拡散放射。

エビラ「ッギャァァアーーアアーーア!!」

エビラは悲鳴を上げ、絶命。エビフライ?一丁上がり・・・とか言ってる場合じゃない!!
私はエビラの赤いグリーフシードを泳いで掴むと、バトラの背中に乗る。

ほむら「全速浮上して!!」

出来るだけ速く海面を目指す。海上に出て、移動しながらソウルジェムをエビラのグリーフシードで回復。
郊外の工場群を目指す。

ほむら「バトラ、急ぐわよ!!」

バトラ「ギョオオオオオン!」

マミ・・・お願い、無事でいて!!
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/12(水) 21:23:27.50 ID:MJGizz+AO
 ☆皆さんへ☆
>>361はこのスレが受けたのを嫉妬している、全くレスが付かない駄目SS作家の妬みです。
何を言っても嫌がらせをしてきます。
作者自身が深く考えないでと言っているにも関わらず、
重箱の隅をつつく様にネチネチと揚げ足を取る事からも分かると思います。
反論等は無駄な事ですので優しくスルーして上げてね♪
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/12(水) 21:24:16.51 ID:VlFSXUEH0
360の続き、ちょっと足りなかった。
後、ほむほむは海中で電話を受け取った訳じゃなく、潜る前にマミさんから電話が掛かって来たって事で。



ヘドラ「ゴガアアアアアアア!!」

ヘドラは吼えながら、身体から次々と硫酸を多分に含んだヘドロ、硫酸弾をマミたちに撃ち出す。
怪獣にも十分な効果がある武器。人間が喰らえば、例え簡易バリアで守れていようと、骨すら残さず溶かしてしまう。

マミ「任せて!」

マミは跳び上がって宙返り、まるで扇を描くような軌道で多数のマスケット銃を現出させる。それらは地面に突き立つ。
着地して、更にもう一丁、マスケット銃を胸元から取り出すように現出。クルクルと回して、硫酸弾に向ける。
そして始まる華麗な乱舞。

飛び散るように飛来する硫酸弾を、右手で持ったマスケット銃で撃って1つを破壊。
それを放って回転させて銃身を掴み、銃床の部分で小さな榴散弾を殴り飛ばす。
すぐさまマスケット銃が溶け始めるが、それを別の硫酸弾に投げてぶつけて落とす。
両手で地面に突き立ったマスケット銃を持って撃ち、殴り、投げる。
更に足で地面に突き立った別のマスケット銃を次々に蹴り上げて手に持ち、目にも留まらぬ速さで同じ動作。前、後、左、右、上に同時に別方向に撃ち出される銃弾とで打撃は硫酸弾を全て叩き落とした。

マミ「(身体が軽い・・・今日は絶好調ね!暁美さん達が来るまでに終わらせる!!)」

まどか「すっごーい!!」

さやか「さっすがマミさん!!」

この間にキングギドラも動く。ヘドラに近付き、3本の首で頭に噛み付いて持ち上げ、上空へ飛び上がる。そして高度1000メートル程に上がる。

キングギドラ「キッシャアアアアアアーーウ!!」

足でヘドラの身体を掴んで急降下。地面に7万トンの体重を乗せて叩き付ける。

ヘドラ「ゴガアアアアアアアアーー!!」

ヘドラは苦しげな声を上げる。

マミ「折角のところ悪いけど、一気に決めさせて!!」

キングギドラ「キシャアアアアアア!!」

キングギドラは振りかぶって、2本の強靭な尻尾をヘドラに叩き付ける。吹っ飛ばされるヘドラ。

マミ「もらうわよ!!」

キングギドラ「キシャアアァァァー!!」

キングギドラは、倒れて動かないヘドラに引力光線を連続で撃ち込む。
ヘドラの身体に光線が撃ち込まれる度、表面でバチバチと火花が散り、身体が表面からボロボロと崩れていく。
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/12(水) 21:38:26.81 ID:VlFSXUEH0
ヘドラ「・・・・・・」

ヘドラは生きてはいるが、不気味に沈黙している。

さやか「なーんだ、全然弱いじゃん!」

まどか「相手にならないね!」

QB「(様子が変だ・・・今までのヘドラなら、既に中から本体が逃げ出している筈なのに・・・)」

マミ「まだ中から出て来ないの?良いわ、その身体ごと貫いてあげる!!キングギドラ!!」

キングギドラ「キシャアアアアア!!」

キングギドラは頭部を横に揃えて、口を開く。マミも持っていたマスケット銃に魔力を送り込み、巨大な大砲に変化させる。

マミ「ティロ・・・」

必殺の一撃の前の、一瞬の隙、それを見計らっていたようにヘドラが“飛び”出す。

“公害怪獣 ヘドラ(飛行期)”

ヘドラ「ゴガアアアアアアアア!!」

さやか「あっ・・・!!」

まどか「危ない!!」

まるでエイのような形状に変化したヘドラが、必殺の一撃前で動けないキングギドラの眼前に迫った。それが縁のヒレを広げる。

マミ「しまっ・・・!」
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/12(水) 21:39:50.23 ID:jMVq7OxS0
ああっ
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/12(水) 21:52:14.71 ID:VlFSXUEH0
ヘドラは前方のヒレでキングギドラの中央の首を包み込む。

キングギドラ「キシャアアアアアア!!キシャアアアアアアア!!」

キングギドラの左右の首の悲鳴とも怒りの咆哮とも付かない声が響く。

マミ「調子に乗るんじゃ・・・」

マミは大砲をヘドラの左眼に撃ち込む。

ヘドラ「ゴガアアアアアア!?」

大口径の魔力弾が撃ち込まれ、眼球の中で爆発。片目を潰されたヘドラの拘束が緩む。

マミ「無いわよ!!」

キングギドラ「キシャアアアァァァアーーウウ!!」

キングギドラは、足をヘドラの腹に押し当て、渾身の力で蹴り飛ばす。

ヘドラ「ゴガアアアアアアアア!!」

ヘドラは吹っ飛んで行き、残った建物の1つに突っ込んで行った。

さやか「キングギドラは・・・」

まどか「良かった・・・無事だね」

キングギドラは、中央の首も鱗が多少傷付いている程度で特に目立った外傷は見られない。
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/12(水) 22:14:39.82 ID:VlFSXUEH0
QB「・・・でも無いみたいだ」

そう、“外傷は”無い。

キングギドラ「キァアアアアアアア!!」

突然、中央の首が苦しみ出す。その口からは煙が出ている。それは火の煙ではなく、肉を強酸が溶かす時に出る煙。

マミ「・・」

マミはキングギドラに命令。キングギドラの右の首が、中央の首に噛み付いて引っ張り、左の首が中央の首の根元に引力光線を零距離発射。

まどか「何してるの!?」

さやか「マミさん!?」

やがて、引力光線は中央の首を焼き切って行き、右の首が中央の首を引き千切って捨てる。
胴体から血が吹き上がるが、直ぐマミからの治癒魔法で止血。

マミ「調子に乗っていたのは私だったようね・・・その代償がコレとは・・・」

地面に落ちた、キングギドラの中央の首が内側から溶けていく。それはやがて、ボロボロの骨だけになった。

まどか「な、何があったの!?」

QB「首を包まれた時に、口に超高濃度の硫酸を含んだヘドロを流し込まれたんだろう。
殆どの怪獣は強固な甲殻や鱗を持つけど、内側からの攻撃にはとても脆い」

さやか「うえっ・・・口から硫酸入りヘドロって・・・」

まどか「キングギドラは無事なの!?」

QB「ギドラ族は胴体に脳があるから、首を全て失っても死ぬ事は無いよ。
首の一本なら、致命傷にはならない。それより問題は・・・」

キュゥべえはガタガタと震え出し、ヘドラが突っ込んで行った建物を見る。

???「キュワワワワワワワワワ!!」

そしてヘドラが突っ込んで行った建物から、形容し難い、不気味な声。

マミ「・・・最悪だわ」

マミの顔に焦りが浮かぶ。
地響きを立てて、上陸期や飛行期のヘドラに比して数倍はある巨大な影が歩み出て来る。

“公害怪獣 ヘドラ(成長期)”

ヘドラ「キョワワワワワワワワ!!」

身長120メートル、体重10万トンに達するヘドラの戦闘形態にして最終形態、成長期ヘドラだった。
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 22:25:05.91 ID:catHzGuIO
最終形態なのに成長期とはこれいかに
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/12(水) 22:27:24.93 ID:AkCtZJiAO
>>369
あくまで映画の中で確認された最終形態だからな
デストロイア同様まだ進化する可能性がある
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]:2011/10/12(水) 22:30:31.58 ID:w5vGMX2AO
無限に進化し続ける可能性がある奴って大体厄介だよね
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/12(水) 22:33:05.18 ID:AkCtZJiAO
えげつない、がこういうヘドラのみたいなトリッキーな戦い方が見られるのもいいな
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/12(水) 22:51:44.57 ID:laWi2l2J0
キ、キングギドラがマミったー!?


でもこれでフラグは回収か
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/12(水) 22:54:31.46 ID:VlFSXUEH0
ヘドラを倒す場合の鉄則、それは“最終形態に進化させてはならない”事。
理由は単純にして明快。“余りにも強過ぎるから”。
最終形態となったヘドラは怪獣全体でも最上級クラスであり、途轍もない強さを持つ。
但し、それにはヘドラが大量の公害物質を吸収し、幼体、水中期、上陸期、飛行期と変態を繰り返し、ようやく最終形態である成長期へと進化する。大抵は水中期〜飛行期の間に発見されて駆除される。

さやか「な・・・何で!?何であいつ、あんな急に進化したの!?」

まどか「さやかちゃん!あの建物の地下に!!」

さやか「あ・・・あれって、そっか!」

まどかが指差すと、そこは産業廃棄物が埋め立てられていた跡があった。
この工場か、それとも建て替えられる前に此処に建っていた工場か解らないが、過去に指定量を上回る危険な廃棄物を出してしまい、地下にコンクリートやドラム缶で大量に埋め立てられていたらしい。
そのコンクリートが、今回のヘドラの硫酸ミストで脆くなり、そこに蹴り飛ばされたヘドラが突っ込んで地下に落下、大量の汚染物質を見付けて吸収、進化した。

ヘドラ「キュワワワワワワワ!!」

ヘドラが赤い両眼から、ヘドリウム光線を撃ち出し、キングギドラを攻撃。

キングギドラ「キシャアアアアアア!!」

ゴジラの熱戦でもそうそう破れない、キングギドラの被弾部分の鱗が溶け出した。

マミ「何て威力・・・!!」

キングギドラ「キシャアアアアアア!!」

引力光線で反撃。それはやはり、表面で火花となって散り、多少その表面を剥がすだけ。
このヘドラの見えている身体は言わば流状の重金属で出来た外装。
中のヘドラの本体にダメージを与えない限り倒せない。
成長期になると、纏っている重金属の装甲が厚過ぎて、光線攻撃は、普通に撃っても殆ど効果は無い。しかも・・・

ヘドラ「キョワワワワワワ!!」

ヘドラが怯むキングギドラを殴り付ける。

キングギドラ「ギシャアアアアアァアアア!!」

そのヘドラに触れられた部分が溶け出した。
全身を覆う身体自体も強烈な酸性を帯びるようになり、触れるだけで怪獣の身体すら溶かしてしまう。

マミ「このっ!」

マミがマスケットをヘドラに撃ち込むが、銃弾は体表で止まって魔力での爆破も効果は殆ど無い。
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 23:21:04.43 ID:CB9n++vgo
文字通りの化け物だなへドラ…勝てる図が全く浮かばん
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/12(水) 23:22:08.84 ID:dZh1H+XD0
颯爽と現れてみんなを助けるモンスターX,実は主人がkj
まどかが契約した怪獣がジェットジャガー

まで妄想した。ごめん、流石にすみません
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 23:23:09.59 ID:tRg8OQ8co
ジャガーとまどかでパンチパンチパンチ
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/12(水) 23:26:23.77 ID:l7CS0cEDo
斥力で太陽に向けて宇宙に上げるか、
”上向けろ上、間違っても下(地球)に向けるんじゃない”級の兵器を
使用すれば問題ないかと。
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/12(水) 23:36:16.20 ID:A5vO84Tc0
ヘドラか・・・「アブソリュート・ゼロ」(機龍)を叩き込んだらいんじゃね
分子レベルまで瞬間凍結できるから、ヘドロを封印ぐらいはできるかも
溶けたり粉砕したら普通に復活しそうだけど
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 23:43:52.32 ID:lMb0U/kc0
>まどかが契約した怪獣がジェットジャガー
ピースランド星から来た防人一家の長男と契約すると、もれなくゴジラとゴジラ基地も付いてきてお得だぞ!
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/12(水) 23:53:43.50 ID:catHzGuIO
>>379

やる前に溶かされたりしてな
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/12(水) 23:56:08.83 ID:VlFSXUEH0
ほむら「・・・」

私は、はやる気持ちを抑えて全速力で進むバトラの肩に乗って海上を進んでいる。
その時携帯が鳴った。

着信:嫁

まどか?どうしたのかしら・・・?

ほむら「どうしたの?」

まどか「ほむらちゃん!マミさんが!キングギドラが!!」

まどかが泣き叫ぶように話す。どうしてまどかが、マミと一緒にいるのよ!?逃げたんじゃ無かったの!?でも、今はそれより、マミがって・・・まさか、嫌な予感が的中した!?

ほむら「マミがどうしたの!?さやかもいるの!?」

まどか「うん、さやかちゃんもキュゥべえもいるよ!」

キュゥべえはともかく、さやかもどうして逃げなかったのよ!

まどか「お願い助けてほむらちゃん!マミさんが・・・マミさんが死んじゃう!!」

ほむら「落ち着いて!どうなってるの?マミはまだ生きているの?」

生きていて・・・お願い!!

まどか「う、うん、でも今、すっごく強い怪獣と戦ってる・・・マミさんもキングギドラも傷だらけなのに!
逃げようって言っても聞いてくれ無くて!私が倒すんだって!この怪獣を放って置いたら、
三滝原だけじゃなく、この辺り全体が死の大地になっちゃうからって!
でも・・・このままじゃっ!キングギドラもマミさんも死んじゃう!!
お願いほむらちゃん、助けて!!たすけ・・・きゃあっ!」

ブヅッ・・・

携帯が切れる。

ほむら「もしもし、まどか?まどか!?・・・くっ!!」

私は、携帯を耳から離して握り締める。このままだと、まどかが危ない・・・さやかも、マミも、ついでにキュゥべえも!!
私に・・・私にもっと力があれば!!力が欲しい・・・!!守る為の力が!!

???「(・・・うね、今・・・そ、バ・・・ラの真の・・・)」

???「(かい・・・する・・・ぞ)」

???「(それ・・・んた・・・いせつ・・・を、ま・・・て)」

?・・・今、誰かの声が?何処かで聞いたような、3人の違う声。

バトラ「・・・!!」

突然、バトラの身体の表面が激しく赤く点滅する。何事!?
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/13(木) 00:00:13.65 ID:UDreiN2L0
対へドラまだ観てないけどヘドラって結局人とゴジラが共闘して倒したって聞いたけど本当?
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 00:02:11.25 ID:bW934oVa0
ジジジッ!バチバチッ!!

更にバトラの身体に黄色の稲妻状の光が走る。え!?いきなり自爆とか止めてよ!!

更に全身が赤く光り、紫色の閃光が迸る。明る過ぎて目を開けていられない!
ちょっと、何なの!?

・・・?光が収まる。身体に風を感じる・・・空中にいる?目を開けてみた。

バトラの姿が・・・変わっていた。

“大地の守護神 バトラ(成虫)”

バトラ成虫「バギョオオオオオオーーン!!」

ほむら「これは・・・!?」

キュゥべえの言葉を思い出す。

「怪獣の中には成長して、形態を変化させるものもいてね」

このバトラも成長して形態を変化させる怪獣だったの!?
身体自体は一回り小さくなったけど、そこから先端の尖った巨大な翼が伸びている。
翼には赤い稲妻のような模様。胴体に鋭い爪の付いた足が六本生え、角は短くなり、3本に。

そして何より・・・

ほむら「凄い力を感じるわ・・・」

変化前とは比較にならない強大な力。今の私に使いこなせるかどうか解らないほどの。
いえ・・・

ほむら「使いこなしてみせる!」


海を移動しなくて良いなら、時間停止が使える!
私は出来る限り早く着く為連続で時間を停止させながら、相棒と共に飛ぶ。

ほむら「待っていて!まどか!さやか!マミ!キュゥべえ!今助けに行くわ!!」

バトラ「グァギョオオオオオオオオオオーーーーン!!」
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/13(木) 00:08:59.52 ID:PBtF189IO
>>383

本当。
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/13(木) 00:12:16.48 ID:0enKvsHC0
バトラって破壊神じゃなかっっけ?
モスラが守護神で、バトラはその対局の存在だと思ってたけど

細かい指摘でスマン、でも気になったんだ
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/13(木) 00:20:55.66 ID:ZRGBHEaz0
ヘドラは昭和ゴジラ最強怪獣の一角だからね。
実際ゴジラと人間が共闘してようやく倒せる怪獣なわけだし。平成でいうスペースゴジラのポジションだった。

だからFWでの扱いが納得いかない人も多いんだよ。
もっともFWゴジラがチートだったってのもあるけど。
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/13(木) 00:21:42.49 ID:bS6fvNJl0
>>386
あくまで守る基準が
地球>>>>>>>>>>>>人間なだけ
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/13(木) 00:36:13.75 ID:0enKvsHC0
>>388
なるほど
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/13(木) 00:39:05.79 ID:L5WrLaJW0
140mmはドイツが研究してたな。
冷戦終結による予算の減少や120mmと比較した場合の搭載弾数の減少、そもそも威力的に140mmで無ければ撃破できない目標が存在しない等の理由で中止されたと記憶している。
怪獣が存在する世界観なら攻撃翌力の増大という面で開発の続行や実戦配備されててもおかしくないと思うよ。
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 00:45:27.57 ID:bW934oVa0
>>386

モスラが緑の守護神、バトラは大地の守護神。ソースはトレーディングバトル。
バトラは地球を守る存在だから大地=地球って事でおかしくは無いかと。
戦闘破壊獣、破壊魔獣とも言うけどね。主人公の怪獣で仲間を守る存在であるから、
この作品では、戦闘とか破壊とか、そんな物騒な単語を使いたくなかった。そういう事。



私はやっと、目的地である、工場地帯に着いた。そこ全体が、白い霧かガスで覆われている。いえ、あれは・・・

ほむら「酸!?」

見れば工場の建物がボロボロになり、泡を吹いて溶けている。
酸が漂うってどんな状況よ!?とにかくこのままじゃ、生身の4人が危ないわ!

ほむら「バトラ!吹き飛ばすのよ!!」

バトラ「グギョオオオオオン!」

バトラが一旦、飛行速度を緩めて身体を若干上向きにする。
そして翼長180メートルに及ぶ巨大な翼で羽ばたく。

猛烈な突風が起こり、酸で出来た霧が飛ばされて晴れていく。

キングギドラは・・・

ほむら「いた!」

でも、その姿は痛々しい。中央の首が無くなり、右の翼は殆ど無くなり、左の翼も骨だけを残して皮膜が無くなっている。尻尾も先端が失われていた。
身体も傷だらけであちこちから血を流している。

そのキングギドラと対峙する巨大な・・・何あの・・・何?液体の金属が固まったような不気味な物体。
怪獣・・・なの?とにかくあれが敵ね!!

ほむら「バトラ!パワーアップしたあなたの力を見せて!プリズム光線!!」

バトラ「ガギョオオオオン!!」

3本の角がバチバチと発光、両眼から紫色の光線が発射される。

ヘドラ「キョワワワワワワ!!??」

驚くほど強烈な光線が放たれ、巨大な変な物体に命中。そいつの胴体の一部が削られて落ちる。
こちらを向いた。不気味な赤い巨大な眼。うわー気持ち悪!!その眼から赤い光線が放たれて来る。それを悠々と回避するバトラ。
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 00:58:57.93 ID:bW934oVa0
ほむら「お待たせ」

3人と、マスケット銃を持って3人を守って立っているマミに歩いて行く。

まどか「ほむらちゃん」

さやか「ほむら!」

キュゥべえ「ほむら!」

マミ「暁美さん!」

ほむら「大丈夫?」

私は頭や腕から血を流しているマミに、治癒魔法を施し、予備に取っておいたグリーフシードをソウルジェムに近付けて回復させる。
けど、彼女の生命力の消耗が激し過ぎて十分に回復させてあげられなかった。
でもこれで死ぬような事は無いわね。もう少しで・・・この人を失ってしまう所だった。
間に合って良かったわ、本当に。

ほむら「後は私がやるわ。あなたは休んでいて」

マミ「え、えぇ、お願い・・・あの怪獣、バトラ?」

あの巨大な物体を、超高速飛行によるソニックブームで転倒させるバトラ。

ほむら「ええ」

マミ「凄い・・・力ね。私のキングギドラ以上の・・・お願い・・・ヘドラを倒して・・・」

ほむら「解ったわ」

マミが私にもたれ掛かり、そっと眼を閉じる。
同時にキングギドラが、金色の光に変わって、マミの中に戻った。

まどか「マミさん!!」

さやか「マミさん、生きてるの!?」

ほむら「大丈夫、気を失っているだけよ」

私はマミをそっと地面に横たえる。

ほむら「よくも私の大切な人達を・・・許さない」

そして巨大な敵、ヘドラを見据える。

ヘドラ「キュワワワワワワワ!!」

バトラ「グギョオオオオオン!!」

QB「(あれがバトラの進化形態、確かに凄い力だ・・・でも、ヘドラには・・・)」
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 00:59:43.32 ID:bW934oVa0
今日は此処までです。今日は書いててめっちゃ楽しかった!やっぱりバトルは書くの楽しい。
読んでくださった方、レスしてくださった方にありがとう!!
明日も読んでね!!
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/13(木) 01:00:55.00 ID:bS6fvNJl0
乙力光線
上でも書いたけどやっぱり戦い方がいろいろあって面白い
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/13(木) 01:04:49.27 ID:nyD0t15DO
乙!

いいところで「次回に続く」か…
先が気になるぜ!
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/13(木) 01:06:10.88 ID:PBtF189IO
なんかQBがフラグ建てたけど、へドラってドガースみたいに自爆でもするの?
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/13(木) 01:07:04.67 ID:UDreiN2L0
バーンスパイラル乙
ほむらがやたら社交的なのはギスギスしたとこ無くしてテンポよくするためだったりするのかな
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/13(木) 01:09:24.60 ID:0enKvsHC0
おつおつ
バトラvsヘドラとか、また胸熱な決戦だな
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/13(木) 01:11:05.54 ID:7jFzVEjj0
乙!
マミるかと思ったけど、大丈夫だった
ヘドラはどうやって倒されるのか非常に楽しみです
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/13(木) 01:13:40.12 ID:w02sOv0AO
乙ガメラ!
しかしヘドラつえーな
バトラ進化しても戦いは厳しそうだし
 
 
その時、颯爽と現れるガメラ!
ヘドラの金属皮膜を超超高熱のプラズマ火炎弾が焼き払う!
なんて妄想しますた。
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/13(木) 01:14:05.09 ID:bS6fvNJl0
>>396
映画の中じゃやってなかったけどこのSS内じゃどうかなー

ただヘドラの恐ろしい所は本体(核)を潰さない限りは復活するというしぶとさ
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/13(木) 01:26:15.01 ID:6LinRjELo
こ、これは乙じゃなくてマンダだから勘違いしないでよね!
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]:2011/10/13(木) 06:52:22.70 ID:psu+yEAd0
乙乙、おりキリの援護も無いと厳しそうだな

>>400
邪神降臨のときみたく三滝原が火の海になるじゃないですかやだー!
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/13(木) 08:04:01.13 ID:NeCctlOP0
>ヘドラは平成で言うとスペースゴジラの立ち位置

この二体が戦ったらどっちが勝つだろうか?
映画の印象が強くて、スペゴジが勝ちそうに思えるが
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/13(木) 09:40:50.40 ID:usHU/QCKo
これはメカギドラにパワーアップフラグ
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/13(木) 09:51:15.29 ID:gUpmRRXIO
>>404

肩のクリスタルを溶かされたら解らないと思う
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 20:31:07.40 ID:bW934oVa0
モンスターアーツゴジラが予約出来てない。困った・・・。

>>397

社交的・・・かなぁ?
ほむほむは大切な人を誰一人欠けさせない未来を掴む為、
そしてもうやり直しはしないと決めて必死になっている。

>>399

キングギドラはマミったけどね!
ただマミるんじゃ芸が無いので、自分でマミらせてみた。


じゃあ、再開。


バトラ「ガギョオオオオン!!」

バトラの両眼から、紫色の強烈な光線が放たれる。私も地面に立ってリボルビンググレネードランチャー、アームスコー MGLを手に持って、魔力を込めてグレネード弾を撃ちまくる。

ヘドラ「キュワワワワワワ!!」

ヘドラの体表でバチバチと火花が散り、爆発が起こるたびに、身体の表面がボロボロと削れる。けど効いてるのかしら、これ・・・?
確かに、バトラのプリズム光線は格段にパワーアップしている。これなら、普通の怪獣なら、数発で倒せて仕舞えるはず。でもヘドラには5発ほど撃ち込んでも、特に堪えてるようには見えない。

QB「(ほむら!)」

キュゥべえからのチャント?

ほむら「(何?)」

QB「(ヘドラの体表は、光線攻撃を拡散させ、微弱にしてほぼ無効化する性質がある。
その強力なプリズム光線でも、光線である以上、内部の本体直接当てない限りに実質ダメージは全く無い。爆発物も表面では効果は無いよ)」

なっ・・・!?じゃあ、私が撃ちまくってるグレネード弾も効いてないって事じゃない!

ほむら「(・・・じゃあ、あれに取り付いて、本体を引きずり出すか、爪でも突っ込んで攻撃するしかないわね・・・)」

何か汚さそうだしバトラに触らせたくない。

QB「(止めた方が良い。ヘドラの全身の流体金属の間を流れるヘドロには強烈な酸性がある。
中の本体に届く前に、突っ込んだ部位が溶け切ってしまう)」

ほむら「(何て怪獣なの・・・)」

そんなのどうやって倒すのよ!?
飛行可能になった事で、機動性が大幅に上昇したバトラはヘドラの赤い眼からの光線や、
飛んでくる硫酸を含んだヘドロの弾を避けているけれど、こちらからもダメージを与えれられないのでは、倒しようが無いわ。
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 20:44:59.01 ID:bW934oVa0
QB「(あの最終形態のヘドラは最上級の怪獣だ。過去現れた怪獣の中でも最強の一体に数えられる)」

・・・とんでも無いのが出て来たわね。

・・・!

ほむら「(触れずに内部にダメージを与えれば良いのね?)」

QB「(そうだよ)」

私は唇の両端を吊り上げる。

ほむら「(解ったわ)」

QB「(どうする気だい?)」

強化されたのがプリズム光線だけじゃない所を見せてあげる!

ヘドラ「キョワワワワワワワ!!」

ヘドラの赤い光線を回避するバトラ。そしてそのまま急上昇。

バトラ「グギョオン!!」

雲を突き破り、マッハ2、5で一気に高度25000メートル辺りまで上昇した所で静止させる。
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 20:55:06.72 ID:bW934oVa0
ほむら「時よ、止まれ!!」

時間停止!!

上空のバトラの角にプリズム光線のエネルギーをチャージする。紫色に発光する角。
目一杯蓄えた、プリズム光線のエネルギーを角から放射しながら急降下。
バトラは前方に放射されるプリズム光線のエネルギーを纏い、紫色の流星となって静止した世界を進む。

私はヘドラの足元に行き大量の爆弾を並べる。バトラが私の視界に見えて来る。今だわ!

ほむら「そして時は動き出す」

時間停止解除!すぐに爆弾を一斉に起爆!!

ヘドラ「キュワワワワワワワ!?」

ヘドラの足元が崩れて、その巨体が前倒しに倒れた。

ほむら「プリズム・スパーク・アターック!!」

バトラ「グァギョオオオオオオオオ!!」

バトラが紫色の巨大な砲弾のように、前に倒れたヘドラの頭部に激突。

ヘドラ「キュワワワワワワワ!?」

余りに大量な為、質量すら結んでいるプリズム光線のエネルギーは盾にもなっており、そのお陰で、ヘドラの身体には触れてない。
そしてヘドラの身体の表面では火花が散り、表面が弾け飛んでいるけれど、これは狙いでは無いわ。
そのまま地面を削りながら、押し進みヘドラを吹っ飛ばす!これでヘドラの中は相当な衝撃だった筈!!

ほむら「これならどう?」ファサ

さやか「やったか・・・?」

まどか「(さ、さやかちゃん!それは・・・)」
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 21:10:46.12 ID:bW934oVa0
ヘドラ「キュワワワワワワワワ!!」

でも、ヘドラは何事も無かったように起き上がった。

まどか「さやかちゃんの所為だよ!!」

さやか「あたしの所為かよ!?」

QB「・・・ヘドラの内部は、軟らかいヘドロによって衝撃を緩和するようになっている。
何せ、10万トンもある身体だ。歩くだけで凄まじい衝撃がかかるからね」

ほむら「(淫獣、言いたい事がある)」

QB「(何だい?)」

ほむら「(光線云々含めて、そういう事は先に言いなさい)」

QB「(ごめんなさい)」
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 21:32:57.10 ID:bW934oVa0
ほむら「(それであの怪獣、弱点か何か無いの?)」

QB「(さっきも言ったように、ヘドロを含む身体だ。それも半分以上ね。
だから熱や、それを蒸発させるものに弱い。例えば火炎だ)」

ほむら「火炎ねぇ・・・」タテゴソゴソ

火炎放射器があったわ。火をシュボン!と出してみる。巨大なヘドラからすれば、線香くらいの炎。

ほむら「・・・」

まどか「・・・」

さやか「・・・」

QB「・・・」

バトラ「・・・」

ほむら「(で、ヘドラに効果的なダメージを与えるには、どれくらいの威力がいるの?)」

QB「(周りの地面も鉄も一瞬で蒸発させるくらいの熱で、あの全身を包み込むくらい)」

ほむら「無理だろ!!」

私は火炎放射器を地面に叩き付ける。

ほむら「(他は!?)」

QB「(電撃だね。それでヘドラの身体の水分を蒸発させるんだ。
実際、最初の個体は最終形態になったけど、それで倒された)」

ほむら「電撃かぁ・・・」タテゴソゴソ

電撃警棒があった。スイッチを入れてみる。バチッ!と鳴った。

ほむら「・・・」

まどか「・・・」

さやか「・・・」

QB「・・・」

バトラ「・・・」

ほむら「(で?)」

QB「(500万ボルトくらいで、長時間照射する必要があるよ・・・)」

ほむら「無理だっつってんだろ!!」

私は火炎放射器を地面に叩き付ける。

ほむら「(他!)」

QB「(レーザー、つまり熱戦も有効といえば有効だけど・・・)」

ほむら「レーザー、レーザー・・・」タテゴソゴソ

何故か演出用レーザーが見付かった。コンサートの演出とかで使われる、レーザーライトのアレね。

ほむら「・・・」

私はそれをヘドラに当ててみる。

ほむら「よし、効いてる!」

さやか「効いてねぇよ、現実を見ろよ」

まどか「ほむらちゃんが壊れた・・・」
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 21:45:39.64 ID:bW934oVa0
ヘドラ「キュワワワワワワワ!!」

遠くまで吹っ飛んだヘドラが戻って来たわ!もう遊んでる場合じゃない!!

ほむら「バトラ!」

私はバトラを呼んで、その背に飛び乗る。

ほむら「あなた達は逃げなさい!こいつは私が此処で食い止める!!」

さやか「無茶だよ!どうやってさ!?」

ほむら「何とかするわ!!」

私とバトラはヘドラに向かう。勝機?そんなものあれば苦労はしないわ。
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 21:49:00.09 ID:bW934oVa0
411のQBの最初の台詞修正



ほむら「(それであの怪獣、弱点か何か無いの?)」

QB「(さっきも言ったように、水分の多いヘドロを含む身体だ。それも半分以上。
だから熱や、水分を蒸発させるものに弱い。例えば火炎だ)」
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/13(木) 21:50:56.35 ID:GeKBVyU1o
火炎放射器「解せぬ」
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 21:55:48.24 ID:bW934oVa0
うわぁ!ミスってる!2回目の


ほむら「無理だっつってんだろ!!」


私は電撃警棒を地面に叩き付ける。


だよ!ごめん・・・
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/13(木) 21:56:53.68 ID:w02sOv0AO
火炎と聞いて平成ガメラがアップを始めたようです
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/13(木) 21:57:09.42 ID:fiHuxEQR0
一つ質問、前に魔法少女が現れはじめたのが三大怪獣のあたりからと言っていらしたが
それでもゴジラ本編どうりにゴジラと怪獣が戦ったことってあった?
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/13(木) 22:00:15.60 ID:0enKvsHC0
>>414
一回無駄に叩き付けられたもんな、お前
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]:2011/10/13(木) 22:01:00.88 ID:kFGj3VOAO
>>416
京都がニ発で火の海とか三滝原終了のお知らせ
でもそのくらい必要か
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/13(木) 22:02:39.60 ID:w02sOv0AO
電撃警棒「ククク…! 残念だったな火炎放射器! 身代わりの術だよ!」
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/13(木) 22:03:34.75 ID:gUpmRRXIO
硫酸ミストが周りに発生してるけど、レーザーって意味あるの?
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 22:06:16.46 ID:bW934oVa0
>>417

ゴジラは、大体、原作どおりに戦ってる設定。VSキングギドラ、VSモスラ、怪獣総攻撃など、
一部、あったらこっちの設定と矛盾するのは無かった事にしてます。


さやか「キュゥべえ!あたし契約する!!ほむらを助ける!!」

QB「・・・無理だ。君が契約した所で、ヘドラは倒せない。経験の無い君じゃ、ほむらの足手まといにしかならない」

まどか「じゃあ、私が契約する!私、ゴジラを使役できるんでしょ!?私が倒してみせるから!!」

QB「同じだよ、ゴジラでもああなったヘドラは倒せない。それに今の君じゃゴジラの力を使いこなせない」

まどか「じゃあ、どうしたら・・・どうしたら良いの・・・?」

QB「・・・」

キュゥべえは目を閉じ、ヘドラの方へ向き直って目を開く。

QB「まどか、さやか、君達はマミを連れて逃げるんだ」

さやか「・・・え?」

QB「大丈夫、ほむらも直ぐに合流する。・・・まどか、君がゴジラを扱える素質がある事は、誰にも言ってはいけないよ。特にインキュベーターにはね。
・・・今まで巻き込んで済まなかった。短い間だったけど、一緒にいて楽しかったよ、まどか、さやか」

まどか「何言ってるのよ、キュゥべえ・・・」

さやか「そうだよ!これでお別れみたいな言い方しないでよ!」

QB「・・・」

QBの身体が僅かに桃色を含む白に光り始める。

まどか「きゃっ!!」

さやか「何!?」

織莉子「その必要はありません」

QB「!!」
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/13(木) 22:07:32.99 ID:usHU/QCKo
そういえば幼虫なら使えたんだよな、電撃
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 22:36:33.75 ID:bW934oVa0
>>421

391でバトラが羽ばたきで吹っ飛ばした。


魔法少女姿の織莉子が崩れかけた建物の上から、宙返りして降りて来る。
魔法衣は白い豪奢なドレスに、頭には白いヴェール付きの帽子。

織莉子「申し訳ありません、遅れました」

まどか「あなたは!?」

織莉子「美国織莉子と申します、暁美ほむらさんの仲間です。鹿目まどかさん」

まどか「私の事、知ってるんですか?(そういえばこの人が仲間になったのは、マミさんが私が切欠って・・・)」

さやか「あんたが織莉子・・・白い魔法少女か」

突然、彼女達の頭上の折れかかったクレーンの上から明るい声。

キリカ「天が呼ぶ!!地が呼ぶ!!人が呼ぶ!!怪獣喰らえと私呼ぶ!!黒の魔法少女!
まじかる☆キリリンさんじょ〜う!!」

黒の右の眼帯と、丈が短く袖の長い黒のコートの魔法少女、キリカが、彼女達の所へスタッと降りて来た。

さやか「随分、遅かったじゃないのよ」

織莉子「山間部でゴジラと戦っていましたので」

キリカ「そーだぞー!大変だったんだぞー!!」

QB「倒せたのかい?」

織莉子「キリカと合流して何とか追い払いました」

まどか「あの・・・助けに来てくれたんですよね!?」

織莉子「ええ」

織莉子の目付きが鋭くなり、バトラと戦うヘドラを見据える。

織莉子「行くわよ、キリカ」

キリカ「オッケ〜イ!!」

織莉子から白の、キリカから黒の光が溢れ出し、集束してマテリアライズ、巨大な姿を形作る。
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]:2011/10/13(木) 23:00:40.46 ID:nDUQL9LAO
おりこの怪獣初披露か
wktk
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 23:09:42.38 ID:bW934oVa0
ほむら「あぁもう!銃弾も効果が無いわね・・・」

スナイパーライフル、ドラグノフを試しに魔力を込めて撃ってみてもやっぱり、ヘドラには効かない。
元々、金属を含んだ身体らしいし、金属を撃ち込んでも効果は無いわね・・・。ていうか、こんな口径の武器じゃ・・・

ほむら「ん?」

まどか達の方が、ピンクっぽい白に光ったと思ったら、今度は白と黒の光・・・これは魔法少女が怪獣を呼び出す光!そしてこの色は・・・織莉子とキリカ!?

光が収まると、白銀と闇黒の怪獣が現出していた。

“世紀末覇王 スーパーメカゴジラ”

ゴジラに似た姿、全身を覆う曲線を多用した銀色の装甲、両肩には長い砲、太く長い脚、短い尾。
ロボット怪獣・・・初めて見たわ。その両目に光が灯る。それは決して、ただの機械ではなく、明らかな意思が宿ったのが解る。

もう一体は・・・黒いキングギドラ?と思ったけど、4つ足で体表には鱗が無く、尻尾は1本。
翼も扇状ではなく、コウモリに似た形状をしている。何とも凶悪な姿。私のバトラも人の事言えないけど。

どちらも、このバトラと同等クラスの力を感じる。これなら何とかなるかも知れないわ!

スーパーメカゴジラ「ウオオオオン!!」

デスギドラ「グアアアアアーアーアーアアアア!!」

織莉子「(ほむらさん、遅れました)」

織莉子からのチャント。私は一旦、バトラを織莉子達の方へ飛ばして、そこへ跳び下りる。

ほむら「やっと来てくれたのね・・・もうちょっと、早く来て欲しかったけど」

織莉子「済みません。・・・ゴジラの次は最終形態のヘドラですか。
今日だけで、どうしても会いたくない怪獣に会うのは2回目ですよ」

キリカ「わー、まずそー」

織莉子「止めなさい、食べたらデスギドラがお腹壊すわよ」

お腹壊すで済むのかしら・・・?内側から溶けそうな気がする。
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 23:19:31.97 ID:bW934oVa0
ほむら「あれがあなた達の怪獣?」

織莉子「はい、マギカが開発した対怪獣超兵器、ゴジラを模したロボット怪獣、
スーパーメカゴジラです」

キリカ「前に名前は言ったけど、私のはデスギドラって言うんだよ!可愛いでしょ!!」

ほむら「えぇー・・・?」

QB「以前、マミのキングギドラと戦った時と、デスギドラの姿が変わってるね。
あんな翼は無かったのに。それに、大幅に強くなっている」

キリカ「フッフッフッフ!実は進化したんだよー!!」

ほむら「それはともかく、まどか達は?」

QB「マミを連れて安全な場所に隠れてもらったよ」

ほむら「解ったわ。それで織莉子」

織莉子「何でしょう?」

ほむら「あの化物を倒す手立てはあるんでしょうね?」

私は、3体に睨まれているからか、動きが鈍るヘドラを指して言う。

織莉子はその気品溢れる外見に似合わない、凄みのある笑みを浮かべた。

織莉子「勿論」
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/13(木) 23:20:13.69 ID:bS6fvNJl0
VSシリーズ屈指の名曲
http://www.youtube.com/watch?v=LE-Dcjncigo
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/13(木) 23:33:42.44 ID:gUpmRRXIO
そういえば、へドラって本体死んでも体の欠片から再生するんだっけ?

そして近くには上条の居る病院の近くを流れる川……ヤバイな
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/13(木) 23:51:02.36 ID:bW934oVa0
織莉子「では、行きましょう。ほむらさん、私のスーパーメカゴジラは、火力は強大ですが、
運動性が劣悪ですので密着されないよう、サポートをお願いします」

ほむら「解ったわ」

ヘドラ「キュワワワワワワワワワワ!!」

ヘドラがスーパーメカゴジラを狙って動き出す。ヘドラは巨体にも関わらず、その動きは意外と速い。

バトラ「グギョオオオオオオン!!」

すぐさまバトラがプリズム光線を、ヘドラの足元に撃ち込んで体勢を崩させる。
もう解ったけど、ヘドラのもう1つの弱点、それは身体が重すぎてコケ易い事。

織莉子「キリカ」

キリカ「よっしゃー!!かりゅーじゅーげきほー!!(火龍重撃砲、火龍重撃波の集束版)」

デスギドラ「グアアアアアーーアア!!」

デスギドラが3つの口を開く。瞬間、

ゴバアアアアアアアアア!!

3つの口から、信じ難いほどに巨大で真っ赤な火炎が吐き出された。3つの火炎は合流して1つになり、ヘドラに叩きつけられる。
周囲の地面や、ボロボロになった建物が一瞬で溶けて蒸発した。

ヘドラ「ギョワワワワワワワワ!!」

火だるまになるヘドラ。初めてヘドラの悲鳴を聞いた気がする。

ほむら「何て高温・・・!!」

離れたここでも皮膚が熱で痛い。すぐに自分に簡易バリアを張る。

ヘドラ「キュワワワワワワ!!」

ヘドラが倒れ込む。

織莉子「メーサービーム発射!!」

スーパーメカゴジラの両肩の砲から青白い光線が発射される。

QB「そうか!火炎攻撃を得意とするデスギドラに、
500万ボルト以上のメーサービームを撃てるスーパーメカゴジラ!これならヘドラでも・・・」

ヘドラ「キョワワワワワワ・・・!」

ヘドラの右腕が焼け落ち、尻尾が焼き切れる。だが、それでも目から光線をデスギドラに撃つ。

キリカ「ごーほーいっせーん!!(轟砲一閃)」

デスギドラを赤い高熱エネルギーが包み込む。それはヘドラの赤い光線を遮断した。

キリカ「ヴァーカ!!マグマを操るデスギドラに高熱系の攻撃が効く訳ないよねぇー!!」

凄い・・・これが呉キリカのデスギドラの力!!
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/13(木) 23:59:40.85 ID:WQZ7atr+o
>>429
ポータブル版の地図を見るに病院は川から結構遠いぜ
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/14(金) 00:03:27.73 ID:2UOlosmc0
デスギドラってマグマ状生命体が昔戦ったギドラ族や恐竜の姿を模したものだとか
死なない負の生命体だとかノベライズなどでいろいろ設定があったりするんだよな

それも頷ける強さ、映画でも封印どまりだったし
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]:2011/10/14(金) 00:12:24.29 ID:a4Lss+9AO
M6000TCシステムだっけ?あれがあれば楽だったかな
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/14(金) 00:20:37.33 ID:SuuZd7nb0
キリカ「んじゃあ、その邪魔な目ん玉、ぶっ潰しちゃおうか!」

いきなり、只でさえ緩慢なヘドラの動きが更に鈍くなる。キリカが、両手に長大なカギ爪を5本ずつ現出させて、ヘドラに猛スピードで走っていく。

ほむら「どうなってるの?」

織莉子「キリカの固有能力は周囲の味方以外の時間を遅くする能力です」

味方は影響を受けないのね。広範囲な分、私の時間停止より使いやすいかも知れない。
そして織莉子の周囲には、多数の直径数メートルはある、巨大な水晶玉のような球体が浮かんでいる。

キリカ「うおーりゃあああああー!!」

キリカは跳び上がり、大きく振りかぶると、カギ爪が5メートルほどに伸びる。そして、ヘドラの左の眼球にカギ爪を突き刺し、そのまま自分の体重で下に降りて切り裂いていく。

続いてヘドラの右目に飛んでいく多数の織莉子の巨大水晶玉。それが次々にヘドラの眼球を突き破って入って行った。

ヘドラ「キュワワワワワワワ!」

両目を潰されたヘドラが悲鳴を上げる。

織莉子「これでヘドラは無防備、一気に外装を吹き飛ばします!ほむらさん!
私のスーパーメカゴジラにプリズム光線を全力で撃ってください!キリカも!!」

ほむら「ええ!?」

味方に攻撃しろって事!?

キリカ「大丈夫だから!デスギドラ!だいさんじゅーかげきほー!!(大三重渦撃砲)」

デスギドラ「グアアアアアア・・・!!」

ググッと身体にエネルギーを蓄えるデスギドラ。身体のあちこちが赤く発光している。
確かに隙だらけの状態。ヘドラからの光線攻撃を不可能にしておいてからでないと危険ね。

・・・あぁ、もうどうなっても知らないわよ!!

ほむら「バトラ!強化プリズム光線をスーパーメカゴジラに撃ちなさい!全力で!」

バトラ「グギョオオオオオ・・・!!」

プリズム光線のエネルギーチャージ開始、バチバチと角が発光。

デスギドラ「グアアアアアーーア!!」

デスギドラが、スーパーメカゴジラに3つの口から回転する赤い光線を放つ。

バトラ「ガギョオオオオオオーーン!!」

バトラの両眼から、限界まで威力を高めたプリズム光線がスーパーメカゴジラに撃ち込まれる。

そしてスーパーメカゴジラは放たれて来た光線全てを吸収した。
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/14(金) 00:21:21.13 ID:+M8u8+tZo
>>433
発動すれば効果大だと思うけど
電位差発生地雷が溶かされちゃうと思うんだ
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/14(金) 00:23:20.60 ID:2UOlosmc0
ゴジラの熱線を幾倍にもして撃ち返すアレか
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/14(金) 00:34:02.27 ID:SuuZd7nb0
織莉子「これがスーパーメカゴジラの切り札!プラズマ・グレネイド、発射!」

スーパーメカゴジラ「ウオオオオオーン!!」

スーパーメカゴジラは反動に耐えるような感じで、腰を落として構える。
そしてその腹部から、とんでも無く巨大な金色の光線が放たれた。
成る程、光線攻撃を吸収して増幅して撃ちだすのね!!

ズヴァアアアアアアアアアアアアアア!!!

目が眩む程の閃光、それが両目を失ったヘドラに直撃。

ヘドラ「キュワワ・・・」

悲鳴は途中で掻き消えた。

ほむら「・・・」

余りの威力に形容出来る言葉が見付からない。撃った後、地面が溶解して地形が変わっていた。
地面は溶けてブスブスと煙があちこちから上がっている。

ほむら「ヘドラは?]

キリカ「今ので消し飛んだんじゃないのー?」

織莉子「いえ」

織莉子の指差す方に、既に原型を留めていない、元はヘドラだった真っ黒な物体。
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/14(金) 00:35:53.44 ID:2UOlosmc0
まだ気は抜けない
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/14(金) 00:59:01.88 ID:SuuZd7nb0
織莉子「・・・いい加減、出てきなさい。ショックアンカー」

腕を組んだ織莉子が腹立たしげに言う。

スーパーメカゴジラ「ウオオオオン!」

スーパーメカゴジラの両手首から、ワイヤーで繫がれたアンカーが、ヘドラだった物に撃ち込まれる。そしてズバババババ!と強烈な電撃がワイヤーを通してアンカーからヘドラに伝わる。
そして、その中から、何かが飛び出す。

ヘドラ「ゴガアアアアアーー!」

小さな、オタマジャクシのような形状になったヘドラが、ガスの噴射で逃げ去ろうと、飛んでいる。でも、力が殆ど残っていないらしく、遅い。

ほむら「アレが・・・?」

織莉子「ヘドラの本体です」

そして私の肩を、キリカがポンと叩く。

キリカ「トドメ、任せたよ」

ほむら「ええ!」

ありがとう、キリカ!

ほむら「時よ止まれ!!」

時間停止!!

ほむら「バトラ!あの汚物を消しなさい!!」

バトラ「ギョオオオオオン!!」

バトラの角が発光し、強化プリズム光線発射!!
直撃の直前で光線は止まる。

ほむら「そして時は動き出す・・・」

プリズム光線が直撃、ヘドラを消し飛ばし、ヘドラはグリーフシードに変わった。
遂に・・・ヘドラ撃破!!

キリカ「やったー!!」

織莉子「やりましたね」

ほむら「ありがとう、織莉子、キリカ、あなた達のお陰だわ」

QB「凄い・・・最終形態になったヘドラに勝った!!」



もうラスボスって事で良いんじゃ無いかなってくらい、強く描き過ぎたヘドラをようやく倒した所で、今日は終了。
続きは明日だけど、帰るの遅くなったり、アニマス見たりで遅くなると思います。読んでくれたら嬉しい。
では本日も読んでくれた方、レスしてくれた方、ありがとうございました
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/14(金) 01:05:12.36 ID:+M8u8+tZo

ギドラ・デスギドラ・バトラ・メカゴジ競演とか胸熱すぎる
マミさんが限界に達して血溜まりになってしまうんじゃないかと冷や冷やしてたぜ
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/14(金) 01:07:01.52 ID:2UOlosmc0
乙力光線+乙レーザー光線
マミさんのギドラはどうなっちゃうのだろうか
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/14(金) 01:26:19.66 ID:B96exZmR0
>>441
メカキングギドラじゃね?
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/14(金) 01:39:58.98 ID:YdmGn/Vz0
おつおつ
メガゴジ強すぎw
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/14(金) 02:14:24.84 ID:/LAkOcNIO
乙です

どうでもいい事だけど、スペゴジって大気圏内だとマッハ3で飛行出来るらしいね。流石チート(ガメラシリーズのイリスはマッハ9)
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/14(金) 02:20:53.99 ID:s1R+2NQ80
乙ですトロイア。

>>444
宇宙で光速の3倍出せるやつが地球だと僅かマッハ3しか出せない=かなり弱体化してるってこと。
やっぱりチートだ。
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/14(金) 02:43:03.69 ID:ai7PRpWAO
乙ガメラ!
外伝組怪獣はなかなか卑怯な組み合わせやねww
単体でも強いのにスロウ+バイキルトはかなりの強さだな
 
ガメラ「……」ションボリ
ガメラはアップだけで帰ったようです(笑)
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/14(金) 07:35:59.19 ID:/GqMCakAO
ガイガン様の出番はまだですか><
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/14(金) 08:12:41.00 ID:byLgpzxSO
メカゴジラと言ったらキングシーサー
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/14(金) 12:55:47.42 ID:F/Zgt4EAO
おいチタノザウルスさんも
450 :名無しHYAHHER[sage]:2011/10/14(金) 13:16:11.39 ID:a4Lss+9AO
じゃあ桂さんも
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/14(金) 13:57:49.47 ID:4PMKDigC0
ガァイガァァァーーーン!!きどぉぉぉぉぉおおお!!!

452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/14(金) 14:13:04.08 ID:H6CLxQEDO
ヤマトタケルとか日本誕生の怪獣は・・・流石にないか

マタンゴや○○人間シリーズも元人間だからなぁ
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/14(金) 17:00:42.69 ID:F/Zgt4EAO
>>450
メカゴジラ使いの魔法少女の正体がサイボーグ
コスチュームは勿論あの首から下を全部覆う銀色のスーツをモデルに
っていうのはどうでしょ
454 :訂正[sage]:2011/10/14(金) 17:01:48.53 ID:F/Zgt4EAO
>>450
メカゴジラ"U"使いの魔法少女の正体がサイボーグ
コスチュームは勿論あの首から下を全部覆う銀色のスーツをモデルに
っていうのはどうでしょ
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/14(金) 17:06:49.93 ID:MnjQnGqB0
矛盾するとこはなかったことにするってことは
ビオランテは死んで宇宙には逝かなかった
VSモスラはあったとしてもバトラは戦っていなかった
メカゴジラは破壊されなかった
ってこと?
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/14(金) 17:46:48.28 ID:H6CLxQEDO
それだと旧ガイガン使いの魔法少女は・・・
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/14(金) 18:21:58.75 ID:F/Zgt4EAO
ごめん俺が悪かった
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/14(金) 18:46:35.91 ID:/LAkOcNIO
もしもへドラ使いの魔法少女がいたら可哀想だな
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/14(金) 23:04:18.88 ID:YdmGn/Vz0
>>458
もしドラ?







スマン
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/14(金) 23:29:11.78 ID:2UOlosmc0
さてヘドラ編が終わってお次の怪獣は・・・
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/14(金) 23:35:07.09 ID:SuuZd7nb0
ロリこんばんは。
遅くなって済みません。
今回のアニマスは酷過ぎて笑った。

>>440

ならないよ!自分、マミさん好きだから!!

>>444

デスギドラはマッハ23だぜ・・・。どう扱って良いか解らん速度なので、このSSじゃマッハ2、3にしようと思ってる。

>>446

ガメラを出すには、先ず空中大決戦を見直す必要がある。もう殆ど内容覚えてないのよ・・・

〜は出るの?というレスは、ネタバレになっちゃうので、答えていいか困る。
出してという要望は出してくれたら、出来るだけ反映させたいです。

そんじゃ、遅くなったけど続き行くぜ!



キリカ「これがヘドラのグリーフシードかぁ・・・」

キリカがグリーフシードを拾い上げ、私がキュゥべえの所に戻ると、まどかとマミを負ぶったさやかが待っていた。

ほむら「あなた達、無事で良かっ・・・」

まどか「ほむらちゃああん!!」

まどかが私に走って抱き付いて来た。
ほ、ほむぅぅぅううううううう!?嫁がっ!嫁がっ!!私に抱き付いてっ!!

まどか「良かった・・・良かったよぉ・・・ほむらちゃん達が無事で・・・
ほむらちゃんが死んじゃったら、私、私・・・」

まどかは私の胸に顔を埋めて泣きじゃくる。これは・・・まどかの私への好感度大幅アップ!!
ホムフフフフフフフ・・・

ほむら「心配かけてごめんなさい。もう大丈夫、大丈夫だから・・・」

私はまどかをそっと抱き返し、まどかの背中をさする。

まどか「私、ほむらちゃんが死んじゃったらって思うと、
凄く怖かった・・・もうこんな無茶はしないで・・・お願いだから・・・」

・・・死ねさっきの私。こんな天使を相手に、何を邪な事を考えていたのよ!

ほむら「・・・約束は、出来ないけど、気を付けるわ」

やがてまどかが、ゆっくりと離れる。
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/14(金) 23:53:10.72 ID:SuuZd7nb0
さやか「ありがとう、勝ってくれて」

さやかが背中に気を失ったマミを背負って微笑む。

ほむら「その言葉を言われるべきは、私だけでは無いわ」

私の後ろに織莉子とキリカ。
彼女らの後ろから、スーパーメカゴジラとデスギドラがドシンドシンと地響きを上げて付いて来た。

さやか「返してよ・・・」

キリカ「?」

さやか「それは・・・それは・・・命がけで戦ったマミさんとほむらのものだ!!」

キリカ「え?え?」

ほむら「止めなさい、さやか」

さやか「返せって言ってるだろ!!ほむらに!!後から来て軽く片付けた癖に!!
グリーフシード目当てで来たんだろ!!ヘドラが最終形態になるのを待ってたんだろ!
グリーフシードが大きくなるのを!!」

キリカ「え?いや・・・え?」

ほむら「止めなさい!!」

パァン!

私はさやかの頬を張った。

さやか「ほむら・・・?」

ほむら「私の仲間をこれ以上侮辱したら、幾ら仲間のあなたでも許さない」

まどか「ほむらちゃん・・・」

織莉子「・・・」

QB「・・・」
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/14(金) 23:55:08.55 ID:/GqMCakAO
さすがサヤカさんWWW
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/15(土) 00:00:55.25 ID:9GEQdYX8o
ttp://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira047910.jpg
その頃の怪獣島
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)2011/10/15(土) 00:02:30.83 ID:npRhHRwAO
いや、キリカ達が持ってくのも実際おかしいだろ
どう考えても全員居なきゃ被害も広がってたしな
四等分が正しい
とどめ刺したのほむらだし
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/15(土) 00:05:37.75 ID:7mdNk5um0
割れる…のか?
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/15(土) 00:08:01.77 ID:bc3g9asT0
ほむら「キリカ、ヘドラのグリーフシードを貸して」

キリカ「どーぞ」

キリカが指でピンとヘドラのグリーフシードを弾いて投げる。私はそれを受け取る。

ほむら「見なさい、これがヘドラのグリーフシードよ」

私は、まるで溶けた金属が冷えて球状に固まったようなヘドラのグリーフシードを見せる。
大きさはクルミ程しか無い。

さやか「え・・・?」

まどか「小っちゃいね・・・」

QB「汚染物質を吸収し進化したヘドラは極めて強大だけど、
ヘドラの本体自体は、怪獣としては非常に脆弱だ。低級怪獣以下の生命力しかない。
そのグリーフシードのレートはとても低いよ」

そう、私も気付いていた。ヘドラの中から感じる生命力は、あの強大過ぎる怪獣のものとは
信じられない程に弱かった。最も、幾ら弱かろうと、ダメージを与えれらないのでは、不死身に等しいのだけれど。

QB「強い、危ない、醜い、汚いと、魔法少女の間で徹底的に嫌われているヘドラだけど、
その嫌われる理由の1つにこれもある。報酬が巨大怪獣じゃ最弱のカマキラスより安い」

割りに会わなさ過ぎるって事ね。

ほむら「それにあなたは、2人はヘドラを軽く片付けたと言ったわね?
織莉子、キリカ、あなた達のソウルジェム、さやかに見せてあげて」

織莉子「はい」

キリカ「ほれ」

2人は指輪をソウルジェムに変える。
織莉子のソウルジェムはかなり曇っている。恐らく本来の色は、透き通るような白の、美しいダイヤモンドのようなのでしょうね。
そしてキリカのブラックダイヤのようだったソウルジェムの色はくすみ、灰色になっている。

QB「確かに、スーパーメカゴジラとデスギドラは楽勝でヘドラを倒せたように見えるけどそれは違う。
プラズマ・グレネイドと、大三重渦撃砲はそれぞれの最大攻撃だ。
怪獣を使役する魔法少女にも凄まじい負担が掛かる。どちらも上級怪獣の中でも頭1つ抜けた力を持つ存在。
その生命力の消費は推して知るべしだよ。ましてや、2人はゴジラと戦った後で消耗していた。
これは簡単に勝ったんじゃなく、短期で決戦を挑んだだけ。戦いが長引けば不利になるし、追い詰めても逃げられたら大変な事になる。
そしてもう1つ重要なのが、この2体の怪獣はレーザーであるメーサーや電撃、火炎とヘドラに効果的な攻撃を持っていたのが大きい。
簡単に言って相性が良かったのさ。だから簡単に勝てたように見えた。というか、ヘドラに勝てる数少ない怪獣だった」
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/15(土) 00:09:00.24 ID:u2UQdJqho
皆で均等になるように使うか、
一番消耗が激しい人優先で使うようにするでも
問題ないかと。
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/15(土) 00:09:27.58 ID:npRhHRwAO
>>466
現金に変えれるからそれで四等分すりゃ良いんじゃない?
みんなグリーフシードの予備は持ってるしさ
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/15(土) 00:13:05.31 ID:7mdNk5um0
やっぱり相性はあるんだな
ダガーラをヘドラにぶつけたら千日手だろうし


ヘドリュームの価値とは一体
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2011/10/15(土) 00:13:16.10 ID:HD1GUb+h0
>>462
※ヘドラを倒した直後のこの場面のBGM

か〜えせ♪(か〜えせ♪) か〜えせ♪(か〜えせ♪)
グリーフシードを ほ〜むらに か〜えせ♪
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/15(土) 00:30:49.71 ID:bc3g9asT0
さやか「・・・」

さやかの顔に申し訳なさが広がる。

さやか「ごめんっ!本当にごめん!私バカだから、そんな事を考えもせずに・・・
さっきのは取り消すよ!取り消せないだろうけど・・・とにかくごめん!」

織莉子「誤解されるのは慣れてますから、余り御気になさらず」

キリカ「私は、謝罪されるより、感謝されたいぞー!命の恩人なんだからさっ」

さやか「うん・・・ありがとう。・・・本当に、ごめん・・・」

織莉子「もう良いですから」

苦笑する織莉子。

キリカ「んで、どーすんの、ソレ?私は要らないけど」

ほむら「じゃあ、私が回復に使うわよ?」

ソウルジェムを近付けると、ちょっとだけ生命力が回復した。・・・わぁ、びっくりするくらいちょっとだけ。
それにしても、変化後のバトラの大きな長所、それはこの相当強いと言われるスーパーメカゴジラやデスギドラと同格でありながら、
私の生命力の消耗が少ない事。これは、最大値の少ない私にはとても大きな長所だわ。

QB「ヘドラのグリーフシードは回復に使ったら、ボクが預かっておくよ。
とりあえず、換金して君達4人に等分して振り込んでおくね」

私は、キュゥべえにヘドラのグリーフシードを渡す。

ほむら「とりあえず、あなた達には私から御礼を渡しておくわ」

私は盾から、ストックしておいたグリーフシードを出して、織莉子とキリカに渡す。

織莉子「助かります、ゴジラとの戦闘後に使い切ってしまっていましたので」

キリカ「ありがとー!!」

ほむら「御礼を言うのはこっちの方よ」

キリカ「君の分は良いの?」

ほむら「まだ、少しは残ってるから」
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/15(土) 00:31:25.18 ID:3ySlR+J+0
今更ながらこのssが大怪獣バトル的なものと気づいた
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/15(土) 00:34:55.52 ID:7mdNk5um0
おいマミさん大丈夫なのか
ギドラも真中の首やられてるし
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/15(土) 00:42:07.50 ID:bc3g9asT0
>>473

そうなの?アレ全然知らんから解らん。寧ろイメージは舞Himeの前半が近いかも知れない。



QB「さて、マミのキングギドラを預かろう」

とキュゥべえが言うと、マミから金色の光が溢れてキュゥべえの背中の模様に吸い込まれた。

まどか「ねえ、キュゥべえ、マミさんのキングギドラはどうなるの?」

QB「マギカの拠点でその身体は修復される。でも、重傷だからね・・・完全に元通りに出来るかは解らない」

まどか「そうなんだ・・・」

QB「さぁ・・・帰ろう。君達が守った町へ」

ほむら「ええ」

私は空を舞うバトラを見上げる。

ほむら「・・・」

変化する時・・・誰かの声が聞こえた。3人の違う声で、それは私の知っている声に似ている気がした。

キリカ「どしたー?ほむほむー?帰るよー!」

既に皆は歩いて行っている。
スーパーメカゴジラが白の、デスギドラが黒の光の粒子に変わり、それぞれの主の胸元に吸い込まれていく。
魔法少女への変身を解除する織莉子とキリカ。

ほむら「・・・まさかね」

バトラが紫色の光の粒子となり、私へ戻ると、私は変身を解除した。
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/15(土) 00:47:21.08 ID:3ySlR+J+0
>>475
いや、人が怪獣操って怪獣と戦うってのがそれっぽくて

最初は魔法少女がゴジラに立ち向かうのかと思ってた
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/15(土) 00:59:55.12 ID:03TWiamh0
>>476
なんか大怪獣バトルのウルトラマンみたいな登場と活躍になりそうだなゴジラ
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/15(土) 01:03:35.69 ID:npRhHRwAO
キリカ達つぇー!って思ったけど、それでもゴジラ倒して無いもんな
追い返しただけってゴジラ強すぎ
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/15(土) 01:08:00.95 ID:7mdNk5um0
ゴジラの死亡が確認された事例はゴジラ(1954年)のオキシジェンデストロイヤーによるものと
VSデストロイアでのメルトダウンだけだしな
その他はSSでも書かれてるように驚異的な生命力や運の良さで海に帰ってるし

GMKは全身が吹っ飛んでも心臓だけで生き延びるしぶとさ
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/15(土) 01:21:55.76 ID:03TWiamh0
機龍と深海に沈んでいった後はどうなったんだろう
どの道ゴジラは復活しているだろうが
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/15(土) 01:29:36.07 ID:7mdNk5um0
機龍ゴジの出現した目的って同族の骨を取り返したいだけだったんだろうな
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/15(土) 01:37:55.70 ID:bc3g9asT0
>>455

ごめん、レスしようと思ってて今、思い出した。

>ビオランテは死んで宇宙には逝かなかった

そう。行ったとしても、世界中に自分の種子みたいなものをバラ撒いた感じ。

>VSモスラはあったとしてもバトラは戦っていなかった

それもそんな感じ。まぁ、このVSモスラ自体が無かったって事でも

>メカゴジラは破壊されなかった

VSメカゴジラのメカゴジラも魔法少女が使役して戦ってたと。
このメカゴジラは一体だけじゃなく、マギカで何体か建造されてる。
で、これを得意そうな娘に預ける。強化版のスーパーメカゴジラは扱いが難しく、適合者が少ない。

こんな感じで

>>477

それは自分の書きたいのじゃ無いなぁ。

>>480

機龍も全部機械で何体か建造されている、このゴジラも復活してるという事で。



翌日、まどホーム、ダイニング。

ニュース「先日、三滝原工場地帯に、公害怪獣ヘドラが出現しました。ヘドラはキングギドラを追い込みましたが、その後現れた未確認の怪獣と、スーパーメカゴジラ、デスギドラによって倒され・・・」

まどか「・・・」

まどかがそのニュースのVTRを見る。そこにはヘドラと戦うキングギドラやバトラ、続いてスーパーメカゴジラやデスギドラが戦う映像が流れていた。
それは特撮の怪獣同士の戦いを思わせるが、決して特撮ではなく、現実に起こった事だった。
だが、そこにはマミやほむら、織莉子やキリカの姿は映っていない。現出、召喚解除の所も、まるで怪獣が普通に現れ、去って行く映像が入れられている。
対怪獣機関、マギカによって、修正された映像。年端も行かない少女に、人智を超えた力を与え、ましてやそれで怪獣を倒させている等という事実が表に出れば大変な問題になる。

ニュース「工場の従業員多数が犠牲になり、工場地帯は壊滅し・・・」

詢子「やれやれ・・・ヘドラかぁ。厄介な怪獣が出て来ちまったもんだねぇ。
もし、そいつがやられてくれなかったら、あたし達も今頃御陀仏だったね」

知久「でも、倒されてくれて良かったね」

詢子「全くだよ。怪獣同士で勝手に潰しあってくれてこっちは大助かりだけどね。
何を考えてるんだろうねぇ、あの化物どもは?なぁ、まどかー?」

まどか「さ、さぁ・・・?(化物・・・)」

自分達を命がけで守っている魔法少女達と共に戦っている存在。それを化物呼ばわりされ、まどかは居た堪れない気持ちになった。母の詢子も悪気は無い。それは解っている。

まどか「(言いたい・・・私達が今、こうやっていられるのは・・・マミさんやほむらちゃん、
織莉子さん、キリカちゃんのお陰なんだって・・・叫びたい)」

詢子「あの怪獣型のロボも一体、何なんだか・・・どした、まどかー?さっさと食べないと遅刻だぞ」

まどか「う、うん・・・」

そして思い出す、昨日感じた自分や友達の死の恐怖を思い出す。

まどか「うっ・・・うぅっ・・・うぅ・・・」

まどかは声を抑えて泣き始める。

タツヤ「ねーちゃどしたの?」

知久「泣くほど、不味かったかな?」

まどか「ううん、美味しいの。凄く美味しい。生きてると・・・パパの御飯が、こんなに美味しい」
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/15(土) 01:38:51.71 ID:zP1jkHNa0
>>480
あのゴジラは親の骨を取り返しに来ただけだから、骨を取り戻したからもう現れないと思う。
ゴジラにしたら遺骨を盗まれた上に自分の親の遺骨から作られた兵器が自分を殺しにかかってきてたんだぜ。
モスラもゴジラの骨の事は気にかけてたけど、完全な被害者であるゴジラの事をほとんど考えてなかった。

あの作品の最後はまた自分たちでゴジラを作り出そうとする人間たちで終わってるし救いがない。
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/15(土) 01:49:34.59 ID:MH5wsGmIO
>>483

初ゴジはあくまで同族であって、親では無いだろ
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[sage]:2011/10/15(土) 01:49:39.32 ID:3zZATS5P0
>>483
あの後、あのゴジラは日本海溝で眠りについていそう
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/15(土) 01:51:58.19 ID:bc3g9asT0
通学路。

何時ものように私はまどか、さやか、仁美と一緒に学校に向かう。

ほむら「おはよう」

さやか「おはよ・・・って、臭っ!ニンニク臭っ!!」

ほむら「あら、ごめんなさい。昨日は疲れたから精を付けようと、特濃爆盛ニンニクラーメンを食べたのよ。
余りに美味しかったから、今朝も食べて来たの」

さやか「朝からカップめんかよ・・・」

仁美「ブレスケア要ります?」

ほむら「頂くわ」

私は仁美にブレスケアを貰って、口に放り込む。

まどか「・・・」

嫁が何だか浮かない顔で歩いているわ。
ほむ・・・今日はまどかの生理じゃないし・・・まどかの生理周期を把握している私に隙は無いわ。

ほむら「どうしたの?何か悩み事?」

まどか「え?あ、うぅん、そういう訳じゃ無いんだけど・・・」

ほむら「何かあったら、何でも言いなさい。私でも、さやかでも、マミでも良いから。
私達で無理そうなら、織莉子やキリカに言ってみなさい」

マミは今日休んでるし、織莉子は違う学校だけど。

まどか「うん、そうするね・・・」
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/15(土) 01:52:24.22 ID:zP1jkHNa0
>>484
富山さんが機龍ゴジは初代の息子で親の骨を取り返しに来たって発言してる。
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/15(土) 01:59:47.28 ID:03TWiamh0
>>482
ビオランテが宇宙行ったか行かないかでスペースゴジラが生まれるかどうかが変わってくるんだが保留ということか
>>483ゴジラ族って妙に同族愛が深いよな

あとGフォースなどの怪獣対策機関=マギカってことでいい?
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/15(土) 02:00:38.63 ID:7mdNk5um0
ちょうど母さんが1954年生まれ、初代ゴジラと同い年
もし死んだ後に機械のガワ纏って俺を殺しに来たら・・・その恐怖は想像を絶する
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/15(土) 02:33:30.66 ID:bc3g9asT0
授業中。

ほむら「・・・」

机に頬杖を付いて、まどかを視姦・・・いえ、まどかに目の保養をしてもらうわ。
先生は何か結婚適齢期がどうとか、超絶どうでも良い話をしているので聞き流す。
実は、この世界にループして来て、授業内容が科目によってはかなり変わってるから、
それまでのように何もしなくても簡単に解けるとはいかなくなったけど。

はぁ・・・何か今日は、ゆっくりしたい気分だわ。
何て言うか・・・何かをするのが面倒くさい。そんな日無い?

ほむら「まどか、本当に大丈夫?」

次の休み時間、何故か元気の無いまどかに声を掛ける。

まどか「う、うん・・・」

まどかは心配だけど・・・

ほむら「じゃあ、今日は帰るわね」

まどか「え?」

さやか「ほむら帰んの?何で」

ほむら「サボりよ」ファサ

さやか「あ、そうですか・・・」

先生には適当に言っておきましょう。
誰も覚えてない気がするけど、私って心臓病だったからこういう時便利だわ。

ほむら「じゃあ、何かあったら直ぐ連絡しなさい。グッドラック」

さやか「はいよー、グッドラックー!」

まどか「うん、グッドラック・・・」

私は校門から出る。帰ろうかな・・・と思ったけど、帰ってもねぇ・・・。
あ、あそこへ行こうかしら。

マミホーム

ピンポーン・・・

私はマミの部屋のチャイムを押す。

マミ「はい、どちら様・・・って、暁美さん?」

私服のマミが出て来た。

ほむら「こんにちは、遊びに来たわ」

マミ「え?まぁ、とにかく、中へどうぞ」

ほむら「お邪魔するわ」

私はマミの部屋に入って、ソファーに座る。

マミ「今日、学校は?・・・どうぞ」

マミが紅茶セットをプレートに乗せて、持って来て紅茶を入れてくれた。

ほむら「どうも。サボったわ」

紅茶を飲む。

マミ「あなた、今日から3日は私に休めって言って、学校サボってその私の所へ来るってどうなのよ」

ほむら「怪我人は大人しくしてなさい」

マミ「怪我なんて、もう私の治癒魔法で治ってるわよ」

ほむら「良いから、万が一と言う事もあるでしょう」

マミ「無いわよ」
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/15(土) 02:34:29.97 ID:bc3g9asT0
ほむら「はぁ・・・何か無事なあなたの顔を見たら、眠くなって来たわ。という訳で寝るわね」

私は絨毯に寝転ぶ。あー・・・窓から日が差し込んで来て気持ち良い・・・。

マミ「え?いや、ちょっと。あなた何しに来たの?」

ほむら「クッション借りるわ」

私は、適当なクッションを掴むと、絨毯と頭の間に押し込んで枕代わりに。

マミ「寝るのなら私のベッド使えば良いのに」

ほむら「あなたがそこで寝るでしょう」

マミ「まだ昼前なのに寝ないわよ」

ほむら「怪我人は寝てなさい」

マミ「だから怪我人じゃないわよ。せめてソファーで寝たら?」

ほむら「ソファーで寝たら、首が痛くなるのよ。あ、出かける時はカギ閉めてほっといてくれて良いわ。
あなたが帰って来るまで待つから。じゃ、おやすみさない」

私は目を閉じた。

マミ「あ、うん、おやすみなさい・・・」

ほむら「くー・・・」

マミ「早っ!」
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/15(土) 03:11:50.93 ID:7mdNk5um0
メカゴジラが複数体作られてるってことは設定画やポスターのバージョンのもいたりして
まさに機械のゴジラといった姿の奴や超重機動要塞みたいな感じの奴
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/15(土) 03:43:10.70 ID:bc3g9asT0
>>488

>オランテが宇宙行ったか行かないかでスペースゴジラが生まれるかどうかが変わってくるんだが保留ということか

そう、保留で。

怪獣対策機関=マギカでおk。



学校、休み時間。

まどかとさやかが並んでベンチに座り、弁当にも手を付けず話をしている。キュゥべえはマミのキングギドラの関係でマギカの拠点に出向き、何日かこの町にいない。今、三滝原にはほむら、織莉子、キリカの3人の強い魔法少女がいるので、大丈夫との判断で町を出た。

さやか「まどか、今日はどうしたの?元気ないぞ。ほむらも心配してたし」

まどか「うん・・・何か・・・違う世界に来ちゃったみたいだなって」

さやか「?」

まどか「学校も仁美ちゃんも・・・昨日までと全然変わって無い筈なのに、何だかまるで知らない人達の中にいるみたい。
魔法少女の皆の事・・・知らないんだね」

さやか「知らないんだよ、誰も」

まどか「・・・っ」

さやか「魔法少女の事、マミさんやほむらが命がけでこの町を守る為に戦って来た事、
織莉子やキリカが助けてくれた事。この町の平和・・・いや、生存って言っても良いか、それがあるのは、4人のお陰だって事。
あたし達は知ってて、他の皆は何も知らない。それってもう、違う世界で、違うものを見て暮らしているようなもんじゃない」

まどか「さやかちゃん・・・」

さやか「とっくの昔に変わっちゃってたんだ。もっと早くに気付くべきだったんだよ、あたし達も」

まどか「・・・」

さやか「まどかはさ、魔法少女になりたいって、思ってる?」

まどか「・・・解らない。マミさんには気にせず、幸せになりなさいって言ってくれたけど、私にはほむらちゃん達が戦って傷付いてる事を気にしないでいるなんて無理・・・。
でも・・・戦うのも怖いよ。あの時はなるって言った癖に・・・ずるいって、卑怯だって解ってるの、虫が良すぎだよね・・・。
今考えると・・・無理、あんなヘドラみたいな怪獣と戦うなんて・・・怖いよ・・・。
何かしたいって思うのに、出来る力があるのに、するのが怖いなんて・・・何処まで卑怯なんだろ、私・・・」

俯いてまどかは独白するように言う。

さやか「あたしなんてもっと最低だよ。グリーフシードの報酬欲しさに契約しようかどうか迷ってる。
でも、あたしだって戦うのが怖い。
マミさんやほむらって、本当に凄いんだね・・・。
キュゥべえに、あたし達には魔法少女の、自覚も覚悟も足りないって言われたのが、よく解ったよ」



今日は此処まで。眠くて書くのが進まないので寝ます。
明日は夜は確実に書くけど、朝から昼はどうなるか解らないです。雨なら書けそう。
では、今日も読んでくれた方、レスしてくれた方にありがとう!
また明日!ていうか今日!
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/15(土) 05:47:08.49 ID:o4VDqyzm0
この世界でもやっぱりみんなそれぞれ悩みや問題を抱えてるんだな

おつおつ 今日も舞ってる
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/15(土) 07:18:59.12 ID:mBWw/YJAO
おつおつ今日も舞ってる
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/15(土) 07:30:12.23 ID:fybk00DIO
本編でいうシャルロッテ戦が終わったから次はエリー戦だけど……どうなるか楽しみだぜ
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/15(土) 07:36:44.49 ID:I+qVsGi/o
乙トロイア
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/15(土) 09:11:38.74 ID:HD1GUb+h0
キングギドラのサイボーグ化フラグが立った訳だけど、確かメカゴジラはメカキングギドラに使われた未来の技術で完成したはずじゃあ……

あっ、未来云々はマミさんの妄想だったか。

>>479
書籍だったかファンサイトで書かれていたのか記憶が定かではないのだけど、初代ゴジラを倒せたのは芹沢博士の犠牲が人身御供になっていたからという考察があったよ。
GMKゴジラが撃退されたのも心中覚悟で体内に突っ込んだからと言われてた(自分の考えを付け加えると、あの後結局助かっちゃったからゴジラの方も心臓が残って復活しそうな描写になっていたのかと思う)。
ゴジラの事を、核を弄ぶ人類に対して怒り狂う神だと考える人は(ゴジラ好きの人なら)沢山いると思うけど、そう考えるとゴジラを倒す(=脅威を取り払う)には科学ではどうしようもない神懸かり的な力が必要というのも一理あると思う。
オキシジェンデストロイヤーは確かに最悪の兵器ではあるのだけど、それだけだとやっぱりただの超兵器の一つに過ぎないのであってゴジラを倒す事が出来ないんじゃないかな。
だからVSデストロイアでもオキシジェンデストロイヤーがゴジラに効かなかったとも考えられるし(単純にバーニングゴジラが通常よりもパワーアップしてるから効かなかったとも言われるけど、そっちの線で考察すると内部から焼け溶け始めたゴジラが本当に防御面でもパワーアップしてたのか怪しい訳で)。
VSデストロイアでは死んだとはされているけれど、ラストのシルエットの描写を見るとやはりゴジラそのものは不滅の存在なのだと思う(あれはジュニアであって4代目ではないのだろうけど精神は間違いなく4代目のものをしっかり受け継いでると思う。不完全にゴジラザウルスの形態を残していたジュニアの身体に4代目の肉体に宿っていた神が入り込んで初めて本物のゴジラになれたというか、そんな考え方。放射能で巨大化パワーアップするだけならどこぞのイグアナ怪獣も当てはまる訳だし)。

ちょっと熱くなっちゃった長文失礼しました。
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/15(土) 09:28:19.48 ID:Q4jTUK9O0
>>492
ガンダムのMSVみたいに蛇足なやつ多そうだなMGV(メカゴジラバリエーション)か
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/15(土) 10:43:45.77 ID:bc3g9asT0
どうも皆さん、おはようじょ。

今日なんですけど、自分は地域のどうでも良いイベントに駆り出される羽目になりました。嫌過ぎる。
なので、家とそこを往復しなければならず、何時から何時まで投下できるっていうのが解りません。
だから夜までに空いた時間には書き溜めて、夜に投下開始します。多分、8時か9時くらい。

今、時間無くてレスも出来ません、ごめんなさい。
では、またちょっと行って来る。
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage saga]:2011/10/15(土) 10:52:02.43 ID:teOJmd/u0
三滝原じゃなくて見滝原ね
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/15(土) 11:59:01.03 ID:Q4jTUK9O0
>>500
なんと奇遇などこかは存知ませんがそちらもイベントがあるんですか
もしかして御神輿とかだんじりとか?
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/15(土) 12:41:02.91 ID:XdjjD85DO
>>499
別冊コロコロに読み切りで掲載されたゴジラVSメカゴジラの漫画に量産型が一体登場してる

主人公の乗ったモゲラに瞬殺されたけど
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(徳島県)[sage]:2011/10/15(土) 14:37:33.94 ID:M2Sp3w2oo
>>503
俺的にはスペゴジとデストロイアは漫画版のほうが面白かったな
作者の趣味全開で黒木特佐がレギュラー化してたしww
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(徳島県)[sage]:2011/10/15(土) 14:52:56.87 ID:kU41PPoyo
量産型メカゴジラは漫画版のVSスペースゴジラだな
ちなみにVSデストロイアには量産型MOGERAが二体でてた(こっちはゴジラに瞬殺)
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/15(土) 15:17:06.19 ID:ywvOjtPdo
坂井版は出来がいいからゴジラ好きは必読だよな
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/15(土) 21:16:08.04 ID:bc3g9asT0
ロリこんばんは

やっと解放されました。仕事よりずっと嫌だった。

>>501

マジで?マジだ!
うわぁー!最初から間違ってたよ!
これからは気を付けます。指摘ありがとう。

>>502

いや、検索しても見付からないような所のやらなくて良いというか、ぶっちゃけ時間の無駄な、そういうのです。
マジでムカつく事ばっかりでした。

>>505

何か漫画版だとスペースゴジラがやたらマッシヴだったのを覚えてる。


では、今日の事は無かった事にして開始!



キリカ「ぅあああああーっ!!」

まどか・さやか「!?」

キリカ「無いよ、無いよぅー!!」

後ろを見ればキリカが必死に何かを探している。

まどか「キリカちゃんだ・・・」

さやか「どうしたんだろ・・・?」

キリカ「あうあうあー!どうしよう、無いよー」

空を見上げて、両手を挙げるキリカ。

さやか「(あのポーズは一体・・・?)」

キリカ「ないっよー!もう駄目だ、生きていられない、さよなら私!」

キリカが屋上から跳び下りようと、柵を登り始める。

まどか「だ、駄目ー!何やってるの、キリカちゃん!!」

まどかがキリカの制服の背中を握って止めようとする。
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/15(土) 21:23:12.34 ID:bc3g9asT0
さやか「ん?何か落ちてる」

さやかは足元に落ちている小さなぬいぐるみ付きのキーホルダーを拾い上げる。

さやか「キリカ、探し物ってこれ?」

キリカ「!!」

キリカの首がぐいんと高速で後ろに回り、柵から屋上へ跳び降りる。

まどか「きゃん!」

まどかは、いきなりキリカが跳んで行ってしまい、引っ張っていた勢いで尻餅をつく。
スパァンとキリカは目にも留まらぬ速さでさやかを通り過ぎると、そのキーホルダーはキリカの手に移っていた。

キリカ「うわぁー会いたかった!もう離さない!」

さやか「よ、良かったね・・・」

キリカ「ありがとうさやさや。君のお陰で愛は死なずに済んだよ。君に礼をしたい」ズイッ

さやか「いや、礼って・・・拾っただけだし・・・昨日助けてくれたし・・・その、酷い事も言っちゃったし・・・」

キリカ「そんなのどうでも良い!!駄目!?さやさやは礼を拒否なの!?そんなの悲しい!」

ぽろぽろと涙をこぼして泣き始めるキリカ。

さやか「あ、えっと・・・じゃあ・・・あんたが何で魔法少女になったか、教えてもらえる?」

キリカ「そんな事で良いの?」

さやか「それぞれの魔法少女にとって、結構、重要な事なんじゃないの?重大な理由とか、秘密とか・・・軽々しく聞いて良いものじゃないんじゃ・・・」

キリカ「そんなの足りない!私の愛がそんな単純なものと同等と思われたくないよ」

まどか「愛かぁ・・・それ誰かからのプレゼント?」

キリカ「ああ、あぁ・・・うん、そう、そうだよ・・・///」

頬を赤くして俯くキリカ。

まどか「(表情がよく変わる子だなぁ・・・ちょっと怖いと思ってたけど、何か可愛いかも)」
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/10/15(土) 21:31:41.58 ID:1jfsQlKSO
シリアスかと思って読んだら変態ほむらさんだった
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 21:33:19.76 ID:bc3g9asT0
さやか「ん?何か落ちてる」

さやかは足元に落ちている小さなぬいぐるみ付きのキーホルダーを拾い上げる。

さやか「キリカ、探し物ってこれ?」

キリカ「!!」

キリカの首がぐいんと高速で後ろに回り、柵から屋上へ跳び降りる。

まどか「きゃん!」

まどかは、いきなりキリカが跳んで行ってしまい、引っ張っていた勢いで尻餅をつく。

スパァンとキリカは目にも留まらぬ速さでさやかを通り過ぎると、そのキーホルダーはキリカの手に移っていた。

キリカ「うわぁー会いたかった!もう離さない!」

さやか「よ、良かったね・・・」

キリカ「ありがとうさやさや。君のお陰で愛は死なずに済んだよ。
君に礼をしたい」ズイッ

さやか「いや、礼って・・・拾っただけだし・・・昨日助けてくれたし・・・その、酷い事も言っちゃったし・・・(さやさやってあたしの事?)」
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 21:36:46.05 ID:bc3g9asT0
510は508のさやかちゃんの台詞のカッコ部分を足した。


キリカ「織莉子から・・・もらった物なんだ・・・」

キリカはキーホルダーを大事そうに抱く。

まどか「織莉子さん、優しそうな人だよね」

キリカ「そう!私は織莉子を愛している!織莉子は私の全てで、愛は無限に有限だよ!」

さやか「???」

キリカ「あ、そうそう、私が何で魔法少女になったかー、だっけ?」

さやか「う、うん・・・聞いて良いなら教えて欲しいけど・・・」

キリカ「そんな理由なんて単純だよ!愛の為だっ!!」

さやか「えーっと、それは織莉子の為って事で良いのかな?」

キリカ「そう!私は織莉子の為に契約した。私は彼女に無限に尽くす。
私が戦いの中で死んでも、無限の中の有限に過ぎないよ」

さやか「戦いの中で死んでも良いの?あんたは・・・」

キリカ「結構だ!たかだか死ぬ程度で私の全てを守れるのなら 大いに結構!」

まどか「そんな・・・そんな事言わないで。キリカちゃんが死んだら、私は悲しいよ」

キリカ「・・・優しいね、まどっちは」

まどか「そう・・・かな(まどっち・・・)」

キリカ「そうだよ、君は優しい。魔法少女には向いてない。だからなっちゃ駄目」

まどか「う、うん・・・」
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 21:43:10.71 ID:bc3g9asT0
さやか「あんたも・・・凄いんだね」

キリカ「何が?」

さやか「そうやって自分の命を、誰かの為に捧げられるって、言い切るなんて凄いと思う」

キリカ「そうかな?自分の命1つで、人智を超えた力を得られるんだよ?
その力で愛する人の為に尽くせるんだよ?安い代償だと思わない?」

まどか「キリカちゃんの命は安くなんかないよ・・・
織莉子さんも、キリカちゃんをきっと大事に思ってると思う」

キリカ「あぁーもうっ!良い子だなぁ、まどっちは!!」ガバッ

まどかを抱き締めるキリカ。

まどか「きゃあっ!」

キリカ「んー、まどっち柔らかーい。良い匂いー・・・」スンスン

まどか「ちょ、ちょっと、キリカちゃん・・・」

キリカ「はっ、しまった!織莉子一筋の私を誘惑するとは、やるな、まどっち!」

キリカはまどかをバッと離す。

まどか「えーと・・・」

さやか「ねぇ・・・グリーフシードの報酬が欲しくて契約するのは・・・悪い事かな?」

キリカ「んー?別に良いんじゃない?それが君にとって、命を投げ打つに値する価値があるなら。
てか、さやさや、グリーフシード欲しいの?」

さやか「え、うん・・・」

キリカ「じゃあ、あげよっか?」

さやか「え?」

キリカ「あ!そうだ、それ良い!さっきのお礼にさやさやにはグリーフシードを上げちゃおう!」

さやか「え?」

という訳で、さやさやは今日、私の家に来る事!返事は聞いてないっ」

さやか「・・・え?」
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 21:44:25.99 ID:bc3g9asT0
後ろの方ちょっと修正。修正多くてごめん。



キリカ「あ!そうだ、それ良い!さっきのお礼にさやさやにはグリーフシードをあげちゃおう!」

さやか「え?」

キリカ「という訳で、さやさやは今日、私の家に来る事!返事は聞いてないっ」

さやか「・・・え?」
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 22:00:36.10 ID:bc3g9asT0
放課後。

さやか「・・・という訳で、あたし、キリカん家行くから・・・」

キリカ「さぁ、行くぞ、さやさや!時間は有限だ!!
まどっち、生きていたら明日も会おう!エル・プサイ・コングルゥ!!」

さやか「じゃあ、まどか、また明日・・・」

キリカに引き摺られていくさやか。

まどか「あ、うん、私はマミさんのお見舞いに行くね。キリカちゃん、良い子なんだけど、ちょっと疲れるなぁ・・・」

マミホーム

ピンポーン

チャイムを鳴らすまどか。

マミ「はーい・・・あら、鹿目さん、いらっしゃい」

まどか「今日はマミさんのお見舞いに来ました」

マミ「お見舞いって、大げさね。でも、ありがとう、上がって」

まどか「お邪魔しまーす・・・って、ほむらちゃん?」

ほむら「くー・・・くー・・・」

マミ「午前中にやって来て、私の顔を見たらいきなり寝始めたのよ」

まどか「きっとほむらちゃんも、マミさんが心配だったんですよ」

マミ「身体は大丈夫だって言ってるんだけどね。
暁美さんのお陰で、明日と明後日も休む事になりそうだわ」

まどか「いや、身体じゃなくて・・・ひょっとしたらマミさんが落ち込んでたりしてるんじゃ、
無いかなとか考えてたんじゃないですかね?」

マミ「一回負けそうになったくらいで落ち込むなんて、そんなお豆腐みたいなメンタルしてないわよ。
死にそうになった事だって始めてじゃないんだし。それより、暁美さんや美国さん、呉さんに助けてもらって、私、喜んでるのよ。助かってよかったって」

まどか「そうなんですか。私・・・凄く失礼な事考えてました」

マミ「なぁに?聞きたいな」

マミは意地悪そうな笑みを浮かべる。
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/15(土) 22:04:08.53 ID:XvBupBJSo
支援するッ!!
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/15(土) 22:15:18.02 ID:fybk00DIO
さやかとキリカの絡みは喜劇『さやかの結婚』以来大好きだ
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 22:18:30.47 ID:bc3g9asT0
>>515

支援ありがとう!

>>516

そんな作品もあったのか。さやかとキリカの絡みは殆ど無いから珍しいよね。



まどか「あー、いや、えっと・・・」

マミ「聞・か・せ・て」

まどか「(疑問符が無い・・・)えっと・・・ほむらちゃんの怪獣が進化したり、キリカちゃん、織莉子さんの怪獣が凄く強くて・・・
多分なんですけど、マミさんより強くて、それでマミさんが落ち込んでたりしないかなー・・・なんて・・・」

マミ「フフッ、クスクス・・・成る程ね。私ってそんなに器が狭く見えるのかな。
あー、傷付いちゃったなぁ」

まどか「あっ!ごめんなさい!ごめんなさい!」

マミ「冗談よ。こっちこそごめんなさい。そうね、悔しさよりそんな頼もしい味方が出来て嬉しいって思うわ。
それより、暁美さんがいなかったら、美国さんや呉さんとは敵対していたわ。私が原因でね。
そんな愚かな私は、ヘドラにやられるまでも無く、生きていなかったかも知れないわ。
私が、今こうしていられるのは、暁美さんのお陰が大きいの。私だけで無く、私の守りたいものまで守ってくれた。
私はこの子に本当に感謝しているわ。幾ら感謝しても仕切れないくらい」

まどか「私も・・・ほむらちゃんには何度も助けてもらって・・・いっぱい迷惑かけてるのに、
それでも一度も私を邪魔者扱いしたり、除け者にはしようとないんです。どうしてだろ・・・?私なんかを・・・」

マミ「それはきっと、あなたが大好きで信頼しているからじゃないかしら」

まどか「でも、ほむらちゃんは、マミさんの事も信頼していますよ。
こんな無防備な姿を見せちゃってるくらいですから」

マミ「そうね。こんな凄い暁美さんの寝顔なんてそうそう見れるものじゃないしね。
・・・でも本当に、この子が私より年下なのか、疑わしくなっちゃうわ」

まどか「でも、この可愛い寝顔は年相応じゃないですか。
でも、ほむらちゃんって、不思議ですよね・・・ほむらちゃんって、どういう人なんだろう・・・?」

マミ「そうね、こういうのはどう?暁美さんは、悲劇の結末を変える為に、
未来の世界からやって来た救世主なの」

まどか「それカッコいいですね。ほむらちゃんは、私にとって救世主だし・・・」
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 22:23:47.20 ID:bc3g9asT0
マミさんの、そうねが被ってる。まぁ良いよね。


ほむら「う、うーん、まどかぁ・・・」

まどか「え?起こしちゃった?」

ほむら「くー・・・」

マミ「寝言みたいね」

ほむら「大好き・・・愛してる・・・」

まどか「わ・・・///」

マミ「あらあら、思わぬ所で、暁美さんの告白が聞けたわね。今更な気がするけど」

ほむら「パンツちょうだい・・・」

まどか「え・・・?」

マミ「・・・」

まどか「パ、パンツ買うお金も無いのかな・・・?グリーフシード持ってたのに・・・」

マミ「いやいやいや・・・多分、夢の中でも真顔で冗談言ってるのよ」

まどか「そうだ、マミさんが何時も読んでる雑誌買って来ましたよ」ゴソゴソ

マミ「あら、紅茶生活の来月号ね。これ、発売日明日じゃ無かったかしら?」

まどか「えへへ・・・私の行きつけの本屋さん、雑誌を入荷してすぐ並べるから、
発売日の前日の夕方前には買えるんですよ」

マミ「そうなの。ありがとう」
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 22:28:21.30 ID:bc3g9asT0
まどか「・・・マミさん、魔法少女の事なんですけど」

マミ「何?」

まどか「私・・・どうしたら良いか解らないんです。
マミさんもほむらちゃんも気にせず、幸せになりなさいって言ってくれましたけど、
やっぱり私の大好きな人達が戦って傷付いてる事を気にしないでいるなんて出来ません・・・。
でも・・・戦うのも怖いんです。うっ・・・うう・・・ごめんなさい・・・
私、弱い子で、ごめんなさい・・・うっ・・・うっ・・・ううう・・・」

まどかは口に手を当てて涙を流す。

マミ「良いのよ。あなたは弱くなんて無い。あなたを非難できる人なんて誰もいないわ。
あんな戦い、普通なら怖いと思わないほうがどうかしてるもの」

そっとまどかの肩を抱くマミ。

マミ「私だって、怖くて、辛くて・・・誰にも相談出来なくて、独りぼっちで泣いてばかりの時もあったわ。今は、独りぼっちなんかじゃないけどね」

ほむら「くー・・・くー・・・」

マミは窓からのオレンジ色の光を浴びて眠るほむらを見る。
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 22:37:28.89 ID:bc3g9asT0
ほむら「ん・・・」

私は目を覚ます。何か夢の中でまどかに告白していたような・・・

ほむら「ふわぁ・・・」

起きて欠伸を1つ。

まどか「ほむら・・・ちゃん」グシグシ

マミ「おはよう」

ほむら「おはよう・・・どうしたの、まどか?」

まどかが目を擦ってる。泣いてたの?

まどか「う、ううん、何でも無いよ」

ほむら「そう?」

まどか「うん」

ほむら「今何時・・・?」

5時だった。ぐーとお腹が鳴く。

ほむら「お腹が空いたわ」

そういえば朝から何も食べて無いわね。

マミ「そろそろ夕飯の準備をしましょうか?2人とも食べてく?」

まどか「私はもうパパが作ってるから、今日は遠慮します」

ほむら「私は今すぐ食べたいの。ていうか、カップラーメンが食べたいの。
カップラーメン、あったらもらえるかしら?」

ていうかあるわよね?1人暮らしなんだし。この際、何でも良いわ。
学校の昼食用のは、私のロッカーに積め込んであるから、いちいち持って来てないの。

マミ「カップラーメンの買い置きは・・・無いわね」

な、なん・・・だと?

ほむら「ちょっと・・・あなた1人暮らしなんでしょう?
1人暮らしの人間にとってカップラーメンは、命そのもの!尽きると死ぬのよ!!」

マミ「へー」

あ、スルーされた。くっ・・・!マミ、どうして解らないの!?

まどか「(それはほむらちゃんだけなんじゃ・・・)」

ほむら「仕方ないわ・・・無いなら、帰るわね。マミ、明日もゆっくり休みなさいよ」

マミ「はいはい」

まどか「あ、私もそろそろ帰らなきゃ。ほむらちゃん、一緒に帰って良い?」

ほむら「勿論よ」

大歓迎よ。

まどか「じゃあ、マミさん。お邪魔しました」

立ち上がってぺこりと頭を下げるまどか。可愛い。

マミ「ええ、またね」

ほむら「グッドラックー」

まどか「グッドラックです」

マミ「はい、グッドラック」
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 23:08:25.08 ID:bc3g9asT0
帰宅中。

ほむら「私は、途中でスーパーによってカップラーメン買うけどどうする?」

まどか「あ、一緒に行くね。ほむらちゃん、カップラーメン好きだね・・・」

ほむら「カップラーメンこそ、人類の英知の結晶よ。お湯を注ぐだけで、あんなに美味しい料理が食べられるんですもの。
怪獣が小さくて軽い分子状態になって私達の体内にある事より驚きだわ」

まどか「そ、そうかな・・・?・・・ほむらちゃんはさ、魔法少女になって長いの?」

心臓病だった・・・という説明は何の意味も持たないわね。

ほむら「ええ」

まどか「ほむらちゃんはさ、マミさんとは別の意味で、ベテランって感じだよね」

ほむら「そうかもね、否定はしない」

まどか「ほむらちゃんは・・・誰かが死ぬところ、何度も見て来たの?」

ほむら「・・・そうよ」

私が何度もループして救えなかった、見殺しにした、或いは私自身が手にかけた仲間達。
もう悔やんでも悔やみきれない。

まどか「何人・・・くらい?」

ほむら「数えるのを諦めるほどに」

まどか「昨日・・・もし、マミさんやほむらちゃんがヘドラに負けて死んじゃってても・・・
誰も、気付かないの?」

ほむら「仕方ないわ。私達のような子どもが、一国の軍隊でも敵わない存在を使役して同じような存在と戦ってるなんて事が明るみに出たら、
どうなるかなんて考えるだけで面倒だわ」

まどか「・・・っ!うぅ・・・酷いよ・・・ほむらちゃんもマミさんも、皆の為に命懸けで、いっぱい傷付いて戦ってるのに、
誰にも気付いてもらえないなんて、そんなの、寂し過ぎるよ・・・」

ほむら「そういう契約で、私達はこの力を手に入れたの。それにまどか、あなたは勘違いしているわ」

まどか「・・・え?」

ほむら「皆の為に戦ったのはマミ。私は、私の祈りの為に戦い続けるの」

まどか「ほむらちゃんの戦いって・・・?」

ほむら「私、あなた、さやか、マミ、後もう1人と、今や織莉子とキリカで、希望ある未来を掴む事。それが私の戦いよ。
さっき、私は数えるのを諦める程に、人が死ぬのを見て来たといったけど、それは皆私の仲間。或いは仲間になれた人達。
だから、今度こそ、仲間のあなた達は絶対に守ってみせる。誰にも気付かれなくても、忘れ去られても、私は構わない」

まどか「私は覚えてる・・・ほむらちゃんやマミさんの事・・・忘れない。絶対に!
織莉子さんやキリカちゃんの事だって絶対忘れないもん!昨日助けてくれた事、絶対忘れたりしないもん!」

ほむら「・・・ありがとう、まどか。
あなたのような優しい子にこんなに思われてるなんて、私達は凄く幸せな魔法少女だわ。
でも・・・あなたは優し過ぎる。やっぱり、魔法少女には向いていないわ」

まどか「それ・・・今日、キリカちゃんやマミさんにも言われたよ。
どうして優しくちゃいけないの?皆、とっても優しいのに・・・」
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/15(土) 23:30:27.63 ID:bc3g9asT0
ほむら「じゃあ、あなたに聞くわ。あなたが魔法少女になったとするわね」

まどか「?うん」

ほむら「そして、あなたはその力で、私達近しい者か、不特定多数の人達のどちらかしか救えない状況にあったとする。例え、命を駆けてもね」

まどか「う、うん」

ほむら「そして問うわ。あなたはどちらを救う?」

まどか「え?あ、あの・・・えと・・・その・・・う、うーん・・・?」

思った通り、まどかは悩んでいる。

ほむら「・・・あなた、魔法少女には向いてないわ」

まどか「え?どういう事?」

私がこの世界の魔法少女について考え、恐らく正しい答え。

ほむら「今の問い、私やキリカなら前者と答えるし、織莉子は迷い無く後者と答えたでしょう。マミも苦悩しても後者を選んだに違いないわ。
もしくはどちらも知った事ではない、自分さえ良ければ良いと言う答えでも良いの。あなたは優しいから、こうは答えられないでしょうけど。
私が言いたい事が解る?」

まどか「助けられないなら・・・見殺しにしろって事・・・?」

ほむら「その通りよ。魔法少女でいるにはある種の冷酷性が必要なの。残酷な強靭さと言い換えても良いわ。
何処までは守り、何処からは見捨てる。その線引きがしっかり出来なければ、魔法少女は務まらない。
私達は神ではないのだから、全てを守る事なんて出来ない」

まどか「そうだよね・・・うん、やっぱり私に魔法少女は無理そう・・・ごめんね・・・」

ほむら「あなたは優しいままのあなたでいれば良いわ」

さぁて・・・スーパーに着いたわ。

ほむら「さて!何のカップラーメン買おうかしら!」

まどか「(何だろう・・・台無しな気がする・・・)」
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/15(土) 23:40:03.65 ID:7mdNk5um0
魔法少女やってくにはこうやってすぐに気持ちを切り替えられなきゃな


例えいい雰囲気をぶち壊しでも
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/15(土) 23:54:11.99 ID:npRhHRwAO
台無しって言っちゃう辺りがまどかの限界だな
過酷だからこそ日常を楽しむ
それが出来るからこそ魔法少女が出来るのにね
実際、因果がまどかに集まってなきゃまどかの願いなんか到底叶わなかったんだしな
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/16(日) 00:00:32.93 ID:SMjIUWPho
まどかさんの願いは二パターンあったようですが。

ほむほむの妨害がなかった場合の猫助けと、
ほむほむの妨害があった場合(本編周回)のアレと。

・・・・・・・・・猫助けの方は”因果の集中”なしでも普通に叶うようですが……。
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/16(日) 00:08:46.25 ID:AuZNSApIO
逆に因果無くても猫すら助けられなかったらビックリする。
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 00:17:25.68 ID:f1WuDVE40
>>523
>>524

ただ、ギャグで書いただけなんだけど・・・



キリホームの?貸し倉庫。

キリカ「これが私の家!さぁ、どうぞ、さやさや、上がりたまえ!!」

キリカが鍵を開けて倉庫のドアを開ける。

さやか「あのー・・・私の目の錯覚かなぁ・・・?此処、貸し倉庫だよ?」

キリか「そうだよ?それが?」

さやか「いや、それが?って・・・あんた、此処に住んでるの?」

キリカ「あー、家って只の冗談だったんだけど」

さやか「だ、だよなー!(キリカはキリカで何処まで本気か解らん・・・)」

キリカ「私は今、織莉子の家に住んでるよ。織莉子のトコに住むようになってから、要らないものを放り込んどく倉庫が欲しくなってねー」

電気を点けるキリカ。端にダンボールが幾つか置かれ、そこに色や大きさが様々なグリーフシードが入っていた。
ざっと全部で数十個はある。生命力は全て回復に使われており、空になっている。

さやか「これ、どうしたの?(ていうか、これ、普通の人に見付かったらえらい事になるんじゃあ・・・)」

キリカ「日本全国グルメの旅!で、デスギドラが食べた、日本各地の怪獣のグリーフシードだよ!
同じ怪獣でも、地域で味が違ったりするんだよねー」

さやか「へ、へー・・・って、じゃあ、過去にマミさんを襲ったのも・・・」

キリカ「そう!先ずは前菜に同族のキングギドラを!と思ったけど、返り討ちにされちゃってさー、
もう諦めて、日本全国グルメの旅に出た訳ですよ。まぁ、織莉子が戻って来てって言ったから、途中で帰って来たけどね」

さやか「でも、地域ごとに魔法少女がいたんじゃない?勝手に怪獣を狩って良かったの?」

キリカ「大抵は逃げたら、追わないでおいてあげたり、たまにこっちが逃げたり。
しつこいのは、つい、殺しちゃった!テヘペロ!」

さやか「そ、そうなんだ・・・」
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/16(日) 00:21:06.99 ID:DY68Ehqs0
>>527
いや、もちろんこっちもギャグとして受け取ってるから大丈夫だ

それにしてキングギドラを前菜にしようとは・・・
ならメインディッシュは皇帝か

そもそも出るのかな
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 00:24:26.33 ID:f1WuDVE40
キリカ「んじゃあ、どうぞ!」

キリカはダンボールを指す。

さやか「って、全部!?」

キリカ「だって、今まで交換しまくったけど、もう面倒くさいっ!
私には織莉子の愛があれば良いっ!後、食べられる怪獣と!」

さやか「・・・でも、やっぱり悪いよ。あたし、何にもしてないし」

キリカ「私の愛を救ってくれたよ!!」

さやか「・・・(よし、決めた!!)」

さやかは目を一度閉じ、決意したように目を開く。

さやか「じゃあ、このグリーフシードは、キリカに借りる事にする!
どれくらい掛かるか解らないけど・・・あんたに返す」

キリカ「えぇ〜?良いよ、数えるのも面倒くさいし」

さやか「私が欲しい報酬と交換してもらったらさ、記録が残るでしょ。
その分だけだって、解るから」

キリカ「まぁ、君が良いなら、そうすれば?」

さやか「うん・・・そうする!」
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 00:42:08.68 ID:f1WuDVE40
数日後、マミホーム

QB「ただいマミー!!」

入って来たキュゥべえがマミのおっぱいに跳び込もうとダーイヴ!

マミ「はい、お帰りなさい」

めごし!

マミの拳がキュゥべえの顔面にめり込む。

QB「ぐふぁっ!我々の業界では御褒美です・・・」

血を吹き出しながら、床に落ちるキュゥべえ。

マミ「あなたみたいなヘンタインキュベーター、そうそういないわよ。
で、私のキングギドラは、どうなったの?」

QB「やっぱり、損傷が大き過ぎる。元に戻すのは難しいよ」

マミ「そう・・・」

QB「そこで、今までのロボット怪獣の技術を使って、失った部分を機械化してはどうか?
という案が出てるよ」

マミ「サイボーグ化?」

QB「有体に言ってそうだよ。そのテストケースさ。
既に倒したサイボーグ怪獣のガイガンの魔法少女用の改造強化は成されてるからね、その技術もあるし先ず成功すると思う」

マミ「サイボーグ・・・フフフ・・・フフフフ・・・」

QB「(あ、やべ、スイッチ入った・・・)」

マミ「良いわ・・・一度倒れた正義の怪獣が、サイボーグ化して復活!!早速、真名を考えないと!!」

QB「じゃあ、やるって事で良いね?」

マミ「勿論よ!早くして頂戴!!」

QB「わ、解った・・・」

ピンポーン

マミ「誰かしら・・・」ガチャ

マミ「あら、美樹さん」

さやか「こんにちは、キュゥべえ戻ってますか?」

マミ「ええ」

QB「?」
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/16(日) 00:46:31.55 ID:DY68Ehqs0
改造強化ってことはFWのガイガンか
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 01:01:28.83 ID:f1WuDVE40
さやか「キュゥべえ、上条恭介っていう子の左腕を治して欲しいんだ。これだけあれば足りる?」

さやかは担いで来た大きなスポーツバッグを開けて、中身をキュゥべえに見せる。

マミ「こんなに沢山のグリーフシード、どうしたの?」

さやか「キリカから借りました」

マミ「呉さんから?」

さやか「はい。それでキュゥべえ、足りるかな?」

QB「左腕一本だね?十分だよ」

さやか「うん、余ったらキリカに返しといて」

QB「解った。じゃあ、キリカからの依頼って事で良いね?」

さやか「お願い。キュゥべえ、もう1つ、頼みたい事があるの」

QB「何だい?」

さやか「あたしと契約して、魔法少女にして!!」
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 01:58:46.25 ID:f1WuDVE40
マミ「美樹さん・・・」

QB「・・・君の契約したい理由と決意を聞かせてくれるかい?」

さやか「あたしは、理不尽な暴力に苦しむ人達を助けたい、マミさんやほむらのように、皆を守りたい。
それがどんなに大変で凄い事かって、解ってるつもり。この前のヘドラとの戦いの時だって、何も出来ない自分が凄く嫌だった。
それと、まどかは絶対契約させちゃ駄目なんでしょ?だから、あたしも契約してまどかを守れば、その確立も少しは減ると思うし・・・
迷ってたんだけど、キリカからグリーフシードを借りようって思って、それが最後の後押しになったんだ。
グリーフシード優先で戦わなくて良いなら、あたしの一番の目的の為に戦える。
キリカにグリーフシードは返すけど、それは二の次。戦ってく中で、少しずつ返す事にするよ。
あたしはグリーフシードより、守る為に戦いたい!
でも・・・やっぱり不安もあるんだ、あたしなんかがそんな巨大な力を正しい事だけに使えるのかって・・・」

QB「・・・さやか、君に力の本質を教えるよ。それは心だ」

さやか「心・・・」

QB「そう、心の無い力は暴力に過ぎないし、力の無い心は暴力に過ぎない。
解るかい、さやか。何事にも折れることの無い、強い心を持つんだ。
それがあれば、マミやほむらのように、力を抑制し、正しく使う事が出来る」

さやか「・・・解った」

QB「この巨大な力を手に入れた者には、怪獣という人智も常識も超えた存在と戦い続ける運命が待っている。
その覚悟があるなら、君と契約しよう」

マミ「本当に良いのね?鹿目さんや暁美さんに相談しなくて良いの?
2人とも美樹さんをとても気にかけているわ」

さやか「まどかやほむらに相談したら、絶対反対されちゃいますよ。もしあたしが、力に魅入られたり、飲まれてしまったら・・・マミさん、その時は頼みます」

マミ「そこまでの覚悟があるなら、もう何も言わないわ。
大丈夫、後輩を正しく導く事も先輩の役目ですもの。その時は全力で、死にそうにさせてでも、目を覚まさせてあげるわね」

さやか「お、お手柔らかにお願いします・・・」

QB「じゃあ・・・良いんだね?」

さやか「うん、契約して」

QB「では、美樹さやか、君と契約しよう」

キュゥべえが目を閉じ、背中の模様が光り出す。そして白い小さな光の粒子が溢れ出て、さやかの目の前で固まっていく。徐々に物質化し、楕円に近い形状になっていく。
それは青い宝石となり、金属の台座が出来、更に金具で飾られていく。

QB「さぁ、受け取ると良い。それが君のソウルジェムだ」

さやか「・・・」

さやかはそれを両手で包み込むように受け止める。

QB「そしてこれが、君の力となり、共に戦い、生死も共にする怪獣だ」

キュゥべえの背中の模様から青い光の帯が何本も飛び出して曲がり、さやかの胸に突き刺さるように、吸い込まれていく。

さやか「うっ・・・あぁ・・・っ!」

さやかが胸に痛みを感じて、うずくまるが、それは直ぐに治まった。

さやか「今のは・・・?」

マミ「量子化された怪獣が定着する時の痛みよ。もう大丈夫」

QB「これで君は魔法少女だ。ボクの言葉を忘れず、その力を正しい事に使ってくれ」

さやか「うん、任せて!」
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/16(日) 02:06:57.70 ID:vMUMsIbAO
さやかと言うだけで不安感いっぱいなのは何故でしょうか?(笑)
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/16(日) 02:07:02.57 ID:DY68Ehqs0
さてどんな怪獣が・・・
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/16(日) 02:11:36.66 ID:y+/7xMwAO
カマキラスかな?
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/16(日) 02:12:24.83 ID:DY68Ehqs0
>>534
マミさんもいるし大丈夫だろ、多分

>>536
腹に鉄塔が突き刺さって敗れてたじゃないですかー
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/16(日) 02:12:55.48 ID:vMUMsIbAO
さやか「…大タコだと!?」
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[sage]:2011/10/16(日) 02:24:33.35 ID:sVkqCM3l0
来るか?メガギラス
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/16(日) 02:26:00.67 ID:DY68Ehqs0
青くて、刃物を持ってる奴・・・ふむ
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 03:05:17.90 ID:f1WuDVE40
翌日夜、見滝原繁華街。

まどか「(ここ数日は怪獣は出ないし、平和って言えば、平和だなー・・・
ちょっと、夜にこんな所を1人で冒険してみたり・・・)あ」

1人でまどかは繁華街を歩く。その足がDVDレンタルショップで止まった。
彼女の目の前には、ウルトラマンシリーズの新作DVDのポスターがある。

まどか「(ウルトラマンかぁ・・・)」

人が夢想した、怪獣を倒す宇宙から来たスーパーヒーロー。
この作品では、怪獣という存在をウルトラ戦士という存在が倒してくれる。
だが、現実にはそんなヒーローは存在せず、怪獣を倒すのは、怪獣を使役して命賭けで戦う少女達。宇宙から来るのも同じく危険な怪獣ばかり。

まどか「(でも、私のヒーローはほむらちゃんやマミさんなんだよね・・・)」

ちょっと誇らしい気持ちになってまどかは歩き、やがて壊れたビルが立ち並ぶ区画へ。
ここには電気も通っておらず、基本的に人はいない。通称廃棄区画。
元はビル街だったが、過去に怪獣が暴れ回り、派手に破壊されてしまった為、復興するのが大変だったので修復されずにそのままにされている。今は人もいないので、基本的に怪獣は余り此処には出て来ない。

ガサガサ・・・

まどか「(ここも夜来ると新鮮だなぁ・・・)あれ?今、何かいたような・・・?ネコかな?」

まどか「(何かあっても、ほむらちゃんやキリカちゃんに連絡すれば、大丈夫だよね・・・)
ちょっと追いかけてみようっと」

まどかは音のした方、ビルとビルの間に走っていく。
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 03:13:19.77 ID:f1WuDVE40
まどか「あれ?何だろう、この糸?」

まどかが足元を見ると、黄色い、まるでクモの糸のようなものが、まどかのいるビルとビルの間に張り巡らされている。

まどか「やだなぁ・・・クモかな?取れない、んもう!」

手で払おうとしても、取れず、手を振る内に手に付き、袖に、髪に、糸が付いて行き、
そしてもがけばもがく程糸が粘着して絡み合い、太くなっていく。

まどか「やだ、ちょっと、何これ・・・取れない!動けない!!」

ガサガサガサガサ

上から音、まどかが見上げると体長1、5メートルほどの巨大なクモが3匹、迫って来ていた。体色は黄色と黒の幅の広い縞模様。

まどか「これって・・・まさか・・・ほむらちゃんに電話・・・駄目!動けない!!」

まどかはもがくが、身体中に糸が絡みついて動けない。

まどか「嫌!嫌!来ないで!!」

まどかは襲われると思ったが、3匹のクモはまどか糸で適当に縛ると、足で糸で釣り上げて運んで行く。

まどか「(やだ・・・何処に連れて行く気なの・・・!?)」

まどかが運ばれた場所は、巨大な半壊したビル郡に囲まれた広い空間。下を見れば倒れたビルや全壊したビルがあり、この空間はそれで出来ている。
ここは途轍もなく太かったり、広かったりする黄色い糸が張り巡らされ、周りには、1〜3メートルくらいの大グモが多数。
そして円形のクモの巣の中央に、体長60メートルに及ぶ巨大なクモがいた。

“大蜘蛛怪獣 クモンガ”

クモンガ(FW)「ギチュッ!ギチュチュッ!!」
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/16(日) 03:32:33.15 ID:DY68Ehqs0
ビオランテが分裂するくらいだしクモンガも子供を産むか
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 03:35:00.16 ID:f1WuDVE40
書いてたけど、もう眠いので寝ます。
今日も読んでくださった方、レス下さった方、ありがとうございます。
起きたら再開します。
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/16(日) 03:47:07.94 ID:ME4RA/Rb0
乙!そしておやすみなさい

このssはことごとく本編の鬱展開を回避してくれるから安心して見れるね
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/16(日) 04:05:44.09 ID:DY68Ehqs0

もう少し投下間隔が短くても・・・
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/16(日) 05:06:34.98 ID:WriP/4Du0

過去のゴジラ作品に登場した人出してほしいな
マギカの指令部にGフォースメンバーとか
対怪獣武装勢力とかに過去作主役とか
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/16(日) 06:05:22.23 ID:oiihMhXy0
そういや、FWのクモンガって砲丸投げされた後どうなったんだろ?

549 :名無しNIPPER[sage]:2011/10/16(日) 07:15:43.01 ID:UpZbVMBAO
どっかとんでったんだろ
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 09:53:20.68 ID:f1WuDVE40
おはようじょ!

>>545

欝より燃えと萌えが好きなので、そういう展開でいきたいです!

>>546

昨日の終わりの方は、大まかにしか考えてなくて「書きながら展開とか状況設定考えればいーや」って考えててたんだけど、
考えようにも眠くて異様に時間が掛かってしまった。ごめん。

それとも全体的にもっとちょっとずつ早くって事?

>>547

出したいと思ったりしたけど、名前を全然覚えて無い!
先ずはDVD見て思い出す必要がある。今後の展開次第では出すかも。

んでは、再開。いよいよさやかちゃんの怪獣が登場(ヒント:青い、自分が大好き)



まどか「ひっ・・・!」

周りをよく見れば、人やイヌやネコが縛られて吊り下げられている。その中に仁美の姿もあった。

まどか「仁美ちゃん!仁美ちゃん!」

呼びかけても返事は無く、気絶しているらしく、首は下を向いている。
このクモンガは警報装置も無いこの区画に侵入して、目立たない子グモに糸で獲物を捕まえさせたり、さらわせたりして食料を集めていたらしい。

まどか「どうしよう・・・どうしよう・・・動けたら・・・携帯が使えたら・・・!」

必死に身を捩って糸から腕を抜こうとするまどか。だが、結果、クモンガの興味を引いてしまう。クモンガが巣の上を歩いてまどかに近付いて来た。

まどか「嫌だ!助けて!誰かぁああああああああ!!」

???「ギシィヤァーーーイィ!!」

甲高い、鋭い声。

同時にクモンガに赤い光線が上空から飛来、それは着弾直前に拡散してクモンガの足元のクモの巣を焼き切った。

クモンガ「ギチュッ!?」

地面に落ちて行き、着地するクモンガ。3万トンのクモが落ちた衝撃で、周囲の廃ビルからバラバラとコンクリートが落ちる。

ほぼ同時に、まどかの周囲をザン!ザン!サン!と青い閃光が駆け抜ける、それがまどかを拘束していた糸を切り飛ばした。

まどか「ほむら・・・ちゃん?・・・って、落ちちゃうぅううううううう!!」

地面に落下していくまどか。

さやか「やっ!はっ!たぁっ!」

魔法少女に変身したさやかは閃光のようにビルや糸の間を跳び回り、次々に子グモを切り捨てていく。
そして全て切り殺した所で、ビルの壁を蹴って跳び上がって、落ちるまどかをお姫様抱っこで抱きとめる。
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 09:59:34.42 ID:f1WuDVE40
さやか「ほむらだと思った?残念!さやかちゃんでした!」

まどか「さやか・・・ちゃん?」

そしてさやかは、まどかを抱いて廃ビルの上に着地、まどかを降ろす。
そして上空からほぼ垂直に巨大な影が急降下、下のクモンガを強襲する。

クモンガ「ギチュチュッ!」

クモンガはそれを長いバックステップで回避。

ズシィィィイイン!!

身長120メートル、体重6万トンの巨体が瓦礫を舞い上がらせ、地面を抉りさやかの使役する怪獣が着地する。

さやか「いやぁ、ごめん、ごめん!危機一髪ってトコだったね!」

まどか「さやかちゃん・・・その格好・・・それに・・・この怪獣は・・・?」

“サイボーグ宇宙怪獣 ガイガン”

ガイガン(FW)「ギシイャーーーーッ!!」

全体的にスマートでシャープ。メタルブルーの身体に、両端が吊り上がった赤い単眼。
両手両足は鋭い鎌になっており、頭部にも鋭い鎌状の角、口には縦に開く口の他に、横に開く鎌のような顎、長い尻尾の先端には短い鎌が2本、そして腹部には回転カッター。
両肘、両膝には棘。まさに全身凶器と言うべき怪獣がそこにいた。

さやか「サイボーグ怪獣ガイガンの魔法少女専用の強化バージョン!カッコいいでしょー!!」

まどか「う、うん・・・(強そうだけど、凄い悪役っぽいよ・・・)」

さやか「ちょーっと、待っててね。片付けちゃうから!」

魔法で精製した剣を構えて、さやかは跳び上がり、別の高いビルのうえへ。
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/16(日) 10:03:46.08 ID:f8GhcK7po
予想してたけどやっぱりガイガンか
悪っぽいけどサイボーグ化されて魔法少女と共に戦う怪獣とか
またマミさんが盛り上がっちゃうじゃないか
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/16(日) 10:18:04.38 ID:oiihMhXy0
>>552
そして次から登場の際に「ガイガーン!起動ーーー!!」と叫ぶよう決められるんですね
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/16(日) 10:18:51.79 ID:AuZNSApIO
ガイガンってファンが多いらしいね
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/16(日) 10:34:34.72 ID:wFn6jzPFo
SFCのゴジラ格ゲーでのマイキャラだったなぁガイガン…
さすがさやか…それでこそ俺の嫁だ…
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 10:45:48.21 ID:f1WuDVE40
>>552

メガギラスと悩んだけど、より武器がさやかっぽい、ガイガンにした。
他に候補はジャルムもあったけど、ゲームオリジナルだし。
マミさん大歓喜だよ!

>>554

人気が高いだけに、FWの扱いに不満がある人も多いみたい。
自分は、他があまりに酷かったから、まだマシだと思ったけど、やっぱりアレは酷い。



クモンガ「ギチュッ!」

クモンガは口からガイガンへ向けて太い糸を吐き出す。
それは空中で投げ網のように広がってガイガンへ落ちて来る。

ガイガン「ギシィッ!」

両手の鎌をふるって、簡単に切り裂いてしまった。

さやか「ガイガン!ブラッディ・トリガー!」

ガイガン「ギシイャーーーーッ!!」

ガイガンが両腕をクモンガに向ける。ガイガンの鎌の両脇にある、2本ずつのカギ爪が射出される。ワイヤーで繫がれたそれらは、クモンガの長い脚に絡み付いて動きを封じる。

クモンガ「ギチュッ!」

身体を支えられず、クモンガは転倒。そしてガイガンはワイヤーを巻き取り、腹部のカッターが唸りを上げて上向きに回転を始めた。

さやか「やっちゃえ!ブラデッド・カッター!!」

クモンガの身体が、回転するカッターに押し付けられる。

クモンガ「ギチュチュッ!ギチューーッ!!」

鋭利な刃はクモンガの軟らかい腹部を切り裂き、頭部に傷を付ける。周囲にクモンガの黄色い血と肉が飛び散っていく。

さやか「さぁてと・・・ガイガン!」

ガイガン「ギシィャーーーィ!!」

ガイガンはクモンガをワイヤーに絡み付かせたまま、飛び上がる。
適当な高さまで上がった所で、ワイヤーを全て巻き戻してクモンガを離す。同時に空中で宙返りし、長い尻尾をクモンガに叩き付ける。

クモンガ「ギチュチュッ!」

そして落ちて来るクモンガ目掛けてさやかが、魔翌力で作ったバリアを纏い、剣を握って垂直に跳ぶ。

さやか「これでトドメだぁーっ!!」

ガイガンがブラデッド・カッターが付けたクモンガの頭部の傷口から侵入、剣で切り進むと同時に、バリアーを使った言わば削岩機の要領でクモンガ内部を貫通していく。
やがて、クモンガの腹の上のほうの最後部から突き抜けるさやか。

クモンガ「ギチューーーッ!!」

体内の腹部背面にある心臓を貫かれ、大量の黄色い血を噴出しながら、黄と黒のまだらのグリーフシードに変わった。
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 10:54:03.58 ID:f1WuDVE40
空中でさやかは降下するガイガンの腕に捕まり、降りる途中でクモンガのグリーフシードをキャッチ。
ガイガンは地面に降りて、さやかはまどかの待つビルの屋上に降り立った。

まどか「さやかちゃん・・・」

さやか「まぁ、何?心境の変化って奴?初めてにしちゃあ、上手くやったでしょう?あたし」

まどか「でも・・・あ」

まどかの目が空へ。見るとバトラと飛行モードのスーパーメカゴジラが飛んで来ている。
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 11:25:07.72 ID:f1WuDVE40
私は織莉子と共に見滝原の廃棄区画に飛ぶ。ここには私が過去のループでは、
魔女が人を引き寄せて喰らっていたけれど、怪獣が出たと聞いたのは初めてだった。

クモンガを目撃したというマギカからの情報をキュゥべえを伝って聞いて、私は急行、途中で織莉子と合流したわ。

そして着くとそこにはクモンガではなく、見た事の無い怪獣がいた。全身刃物だらけで何て物騒な姿!まさに宇宙人の地球侵略用怪獣!敵に違いないわ!!

織莉子「ほむらさん、あれは味方です」

ほむら「え?嘘。だってどう見ても悪役じゃない」

織莉子「あなたがそれを言いますか・・・」

織莉子が私のバトラを見る。何よ!自分のは、銀色の思いっきりヒーローっぽい機械の怪獣だからって!!

とにかく、バトラを適当な大きなまだ崩れていないビルの上に降りさせ、スーパーメカゴジラはあの凶悪な怪獣とビルを挟んで正面の位置に着地した。

そして、スーパーメカゴジラの正面のビルには・・・まどかと、魔法少女姿のさやか!?
じゃあ、この青い怪獣は、さやかの怪獣?

私はバトラの背から跳び下り、更にビルとビルの間を跳び移ってさやか達の元へ。
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/16(日) 12:12:30.90 ID:WriP/4Du0
使役不可能な怪獣っていないの?宇宙怪獣とか
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 12:18:39.48 ID:f1WuDVE40
何か掲示板との接続が切れてた。たまにこうなるから困る。

>>559

今のところはゴジラかなぁ。
後は不可能と言うより禁止されているのがヘドラ。
強くするには公害物質食わせて、硫酸ミスト噴き出させないといけないし、戦うたびに周囲を汚染するし。



ほむら「さやか・・・あなたは・・・」

契約・・・したの?

さやか「やあ、遅かったじゃない、ほむら。まどか姫は、ナイトのさやかちゃんが、悪い巨大グモから助けたよ!」

ほむら「どうして・・・どうして、契約したの?」

あれだけ忠告したのに、反対だと、言ったのに・・・。

織莉子「私達が間に合わなかった時点で、彼女を攻める資格はありませんよ」

織莉子がスーパーメカゴジラの肩からビルに跳び降りて来た。
・・・そうね、さやかがいなかったら、まどかは今頃クモンガの餌食にされていたわ。
私は結果として、これで良かったと思う。私は笑顔をさやかに向ける。

ほむら「色々言いたい事はあるけど、先ずは礼を言うわ。まどかを助けてくれてありがとう」

まどか「あ、私もお礼言って無かった。さやかちゃん、助けてくれてありがとう」

さやか「あ、あはは・・・こうやって面と向かって言われると照れ臭いや・・・。ま、まぁ、親友なんだし?助けるのは当然って言うか・・・」

織莉子「一先ず、クモンガに拘束されている人達を救助しましょう」

ほむら「そうね」

さやか「OK」

織莉子「まどかさん、あなたは、此処から動かないように」

まどか「あ、はい」

粘つく糸を火炎放射器で焼き切り、無理そうな太いのはバトラのプリズム光線の威力を調整して切って行き、救出作業は終わった。

そして助けた人達は、後はマギカが辻褄を合わせてくれるらしく、その場に置いて行った良いとの事なのでそうしたわ。
仁美を置いて行ったのは、気が引けるけれど。
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 12:56:40.84 ID:f1WuDVE40
見滝原の隣地区、港、コンテナ置き場。

“巨大海蜥蜴 ジラ”

ジラ「グルルルルル・・・!」

手足や尻尾が長い、ウミイグアナが放射能で変異した変異した身長90メートル、全長250メートルの怪獣、ジラが足元のコンテナの間を走り回る小さな影を目で追っている。

ジラ「ガアアアアア!!」

ジラはその影が正面の地面に来たタイミングで襲い掛かり、口を開いて地面ごと噛み付いて丸呑みにした。

ジラ「ギャアアアアアア!!」

突然上を向いて、喉を爪で押さえて苦しみ出したジラの喉を内側からを突き破って影が飛び出した。
その影の正体は長い赤い髪を後頭部で束ね、長い柄と大きな穂先の槍を持つ魔法少女。

杏子「よっと」

その少女、佐倉杏子は地面に降り立った。
ジラは口と喉から血を噴き出しながら、轟音を上げて背中側から地面に倒れて、グリーフシードに変わった。

杏子「ジラはよえー癖に、グリーフシードがでかいから美味いぜ。
怪獣使うまでも無いね」

グリーフシードを拾い上げる杏子。

杏子「もー良いぞ、ゆま、帰ろうぜ」

杏子がコンテナの間に声を掛ける。すると、緑のショートツーテールで、大きなブルーグリーンの瞳の幼女が出て来た。彼女も魔法少女。
その魔法衣は頭にはネコミミ付きの帽子にネコ足ブーツ、更にネコ尻尾。

ゆま「終わったの、キョーコ?」

杏子「ああ、楽勝だ。お前に回復してもらう必要も無ったぜ」



皆大好きあんこちゃん登場。ジラ使ってみた。こんな役で済まん。
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/16(日) 13:18:47.52 ID:AuZNSApIO
確かにあんこは好きだ。だけどさやかちゃんはもっと大好きだからね!結婚してくれ!
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/16(日) 13:20:42.86 ID:WriP/4Du0
>>560
ゴジラみたいに強力だから扱えないってのもだけど、そもそもその使役できるシステムが通用しない奴とか
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/16(日) 13:20:48.61 ID:f8GhcK7po
まあみんなジラはかませ安定で納得してると思うよ
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(徳島県)[sage]:2011/10/16(日) 13:32:31.95 ID:VzD4MYSAo
>>561
やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだな。乙!
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/16(日) 13:51:39.49 ID:Wm9m8YD3o
まあ、マグロだしね
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 13:53:46.78 ID:f1WuDVE40
???「あーあ・・・やっぱり、マグロを食ってるようなのは駄目だな・・・」

ゆまと呼ばれた幼女は千歳ゆま。そのゆまの隣に立つっている、ベージュ色のインキュベーターが言う。

杏子「良いじゃねーか、キーべえ、美味いぜ、マグロ」

KB(CV:木原くン)「え?マグロ食った事あんの?こいつぁ、驚きだ」

キーべえと呼ばれたインキュベーターがバカにしたように言う。

杏子「テメェ、ぶっ殺されてぇのか?」

杏子は槍をキーべえに向ける。

KB「おいおい、止めろよ・・・その力は、何処の誰が与えてやったと思ってンのよ?」

インキュベーターを故意に[ピーーー]のは重大な規約違反になる。最悪、魔法少女の力を失う事になる。

杏子「ちっ・・・うぜぇ」

杏子は変身を解除し、ゆまも変身を解除し、2人で歩き始める。

KB「あ、そうそう、隣の見滝原だけどよ、何か面白れー事になってるみたいだぜ」

その足元にキーべえ。

杏子「あぁ、何でもマミの奴がくたばったって?」

KB「くたばってねーよ、勝手に[ピーーー]んじゃねーよ。何でもキングギドラが戦闘不能になったとかで、今は戦えねぇ、みたいだけどな。
んでよ、呉キリカの奴が戻って来てるみたいだぜ?」

杏子「なっ・・・キリカの野郎が!?あいつ、また、あたしのシマ荒らそうってのかよ!?」

KB「別にそういう訳じゃないみてぇだ。そんでもって美国織莉子も最近、目立って戦うようになって来た。更にだ、最近、また新しく契約した奴がいる」

杏子「ふぅーん」

KB「何だ?気になんねーのか?」

杏子「どうでも良いし、興味もねーよ。あたしのシマで余計な真似しない限りはね。
つか、テメェ付いて来んな!」

KB「まぁ、そういうなよ。腹減ってんだよ」

杏子「ゴミ箱でも漁ってやがれ!」



キーべえはコレ見て思い付いた。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13723777
こんなオリキャラ出しても大丈夫ですかね?嫌だったら無しのを書いて進めるけど
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/16(日) 14:08:44.32 ID:AuZNSApIO
ジュウベえとかいるくらいだし大丈夫じゃね
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/16(日) 14:10:59.05 ID:TmwlsEGv0
いいと思うよ。
この作品のQBは基本的に好意的で味方だから。こういう一癖も二癖もありそうな奴が出てきても。

何よりまどかの存在を消そうとしたり、逆に契約させて戦力を強化させようとする存在も必要だしね。
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 14:36:18.09 ID:f1WuDVE40
解った、キーべえ、使います。



翌日、見滝原中学教室。
仁美の元気な姿を見てちょっと安心。

さやか「ねえ、ほむらー」

さやかが話しかけて来た。その手の指にはソウルジェムが変化した指輪。

ほむら「何?」

さやか「怪獣に付いて聞きたいんだけどさー」

ほむら「(チャントに切り替えなさい)」

さやか「(あ、やべ・・・んで、聞きたい事なんだけどさ)」

ほむら「(ええ)」

さやか「(怪獣ってさ・・・エサとかどうすんの?)」

は・・・?

さやか「(後、散歩とかした方が良いのかな?)」

ほむら「(あなたバカでしょう?ていうか、バカでしょう?)」

さやか「(2回言うな!)」

ほむら「(怪獣はペットじゃないわよ。先ず、食べ物だけど、私達が栄養を取れば、量子化されている状態で勝手に養分を吸収するわ。その分、ちょっとだけ多く摂る必要があるだけ。散歩は・・・したければしたら?空を飛び回るくらい良いんじゃないの?)

さやか「(ふむふむ・・・あ、それで芸を仕込んだりは・・・)」

ほむら「(怪獣の意思は私達の人格をベースに造られているわ。基本的に知能レベルも、私達と同等よ)」

これが私達の怪獣が、敵の怪獣に比べて大きく有利な点。
殆どの怪獣は、獣並み、あるいはそれより多少頭が言い程度。こちらの人間並みの頭脳を持つ怪獣には到底及ばない。

ほむら「(だから、あなたに芸をする程度の知能があれば出来るんじゃないの?あなたの場合、あんまり難しいのは無理そうだけど)」

さやか「(なんだとー!?)」

そして言う事を聞くかどうかも使役者次第。
素直にさやかが芸をしろと言われてやるようなら、ガイガンも芸をしてくれるんじゃないの?
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 14:43:11.82 ID:y+jlVplS0
>>563
>>1が深く考えるなって言ってたろ
まあ俺もそんな完全なシステムかは知らんが
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 14:51:46.63 ID:f1WuDVE40
>>563

システム自体は完全だけど、強い怪獣ほど肉体的、精神的な強さが必要で、
必要なそれ=適合性で大体合ってる感じ。
システムが通用しない怪獣は今の所考えてないなぁ。



放課後、私、まどか、さやか、キリカで学校近くの河の土手で休憩。

まどかは座って、さやかは仰向けに寝転び、キリカは何故かうつ伏せ。
私は適当な転がってたブロックに、腕と脚を組んで座っている。

キリカ「さやさやもとうとう契約したんだねっ」

さやか「うん!久々に気分良いわー!そーかい!そーかい!」

まどか「さやかちゃんはさ・・・怖くはないの?」

さやか「んー?そりゃあ、ちょっとは怖いけどー、まぁ、昨日の奴にはあっさり勝てたし」

ほむら「クモンガは中級の中でも弱い方の怪獣よ。ましてや刃物を多数持つガイガンにとって、拘束攻撃を得意とするクモンガは相性が良かった。
調子に乗らない事ね」

さやか「うん、解ってる。それに、まどかと仁美、友達2人を同時に亡くしてたかも知れないって、そっちの方がよっぽど怖いよね」

キリカ「うん、解るよー。私も」

さやか「だーかーらー!何つーか自信?安心感?ちょっと自分を誉めてあげたい気分っつーかね。まぁ、舞い上がっちゃってますね、あたし!」

と言ってさやかは立ち上がる。

さやか「これもキリカのお陰!ありがとう!」

キリカ「恩人に感謝されたなら良かったよー、よく解んないけど」

さやか「これからも見滝原市の平和は、あたし達魔法少女チームが、ガイガン、守りまくっちゃいますからねー!!」

うわー、詰まんねー。

さやか「因みに今のは、ガンガンとガイガンとかけた高度なギャグで・・・」

解説しないで。聞いてるこっちが恥ずかしいわ。
此処に他人がいたら時間を止めてまどかを連れて逃げてる所だわ。
ていうか一般人に聞かれたら・・・マミの同類の厨二病患者に思われるわね。うん、嫌だ。

キリカ「ぶふぉっ!・・・くっくっくっくくくくく・・・」

うつ伏せのキリカがめっちゃ吹き出してる・・・えぇー・・・どんだけ笑いの沸点低いのよ、この子・・・。
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/16(日) 14:56:55.91 ID:tjymJikAO
名演?怪演?なんにせよ名言
http://www.youtube.com/watch?v=bIcExdpsEcQ&sns=em
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 15:10:07.23 ID:67Epep840
さやかが契約した時を見るに使役できる怪獣ってマギカが飼ってるの?それともガイガンが特別なのか
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 15:13:58.86 ID:f1WuDVE40
さやか「それにしてもさー、あたし、マミさん、ほむら、キリカ、織莉子の5人で、戦隊みたいだよね!」

キリカ「魔法戦隊マギレンジャーだね!あ、でも色が白、黒、青、黄、紫・・・リーダーの赤がいない!」

さやか「あ本当だ。でも、ここはマミさんがリーダーじゃん」

キリカ「何をーぅ!?リーダーは織莉子しかいないだろ、常識的に考えて!!」

2人で議論するさやかとキリカ。うん、2人の仲が良くなって、私の不安材料が1つ消えたわ。良かった。
そして赤といえば佐倉杏子、何してるのかしら?隣の地区へ探しに行って、仲間にしたいわね。
最も一日じゃ無理だろうから、何日か空けないといけない。
今、この町には織莉子とキリカがいてくれてるとは言え、さやかが心配で目を離せない。
マミの復帰まで待つ事にしましょう。因みにマミは部活してて、学校にいるわ。

まどか「さやかちゃんは・・・後悔とか、全然無いの?」

さやか「そうねぇ・・・後悔といえば、迷ってた事が、後悔かなぁ。
どうせなら、もうちょっと早く心を決めるべきだったなぁって・・・
ヘドラだって、あたしとマミさんの2人で戦ってたら、進化させずに倒せて、
マミさんとキングギドラも怪我しないで済んだのかも知れない」

まどか「私・・・」

まどかが俯く。

そんなまどかの頬を、起きたキリカがむにっと摘む。ちょ・・・私の嫁にほっぺ触るとか!何て羨ましい!!
私も後でしようっと。

キリカ「まどっち、余計な事考えてるでしょー」

まどか「だって私・・・私だけ・・・」
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/10/16(日) 15:21:59.52 ID:+fNjUmxh0
おもしろい、もっとやれ
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/16(日) 15:28:50.63 ID:tjymJikAO
あんこちゃんの怪獣は何だろうかと考えて
赤っぽい怪獣から悪役っぽい奴や弱そうな奴を除いたら
一匹いい奴がいた
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/16(日) 15:38:37.60 ID:B1KoTquvo
>>577

デストロさんですねわかります
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 15:40:25.78 ID:67Epep840
>>577
ラドンですね
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/16(日) 15:42:23.82 ID:tjymJikAO
>>578
どうみてもツラが・・・ゲフンゲフン

それにしても東宝の赤っぽい怪獣って甲殻類モデルが多いような
先に出たエビラはもろにエビだし
デストロイアだって元々は甲殻類の御先祖様みたいなのが酸素に触れて異常進化した奴だし
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 15:42:39.32 ID:f1WuDVE40
>>574

あ、説明してなかったごめん。

マギカで怪獣の肉体を小さく量子化(ISの待機形態みたいな感じ)して保存しておいて
契約する時に、インキュベーターを通じて転送されて来る。
インキュベーターは怪獣やグリーフシードの転送装置の役割もある。



私はブロックから立ってまどかの隣に座る。

ほむら「言ったでしょう?あなたは魔法少女になるには、優し過ぎる。
そうやって引け目を感じるのは、あなたがとても優しい証拠。
私達はそれぞれの命賭けで守りたいもの以外は、見捨てられるような冷酷さがある。あなたはそんな私達に引け目なんか感じなくて良いの。
寧ろ、その優しさを誇りなさい。自分は魔法少女になれないのでは無く、堕ちていないと」

まどか「う、うん・・・」

でも、さやかが冷酷になれるかどうかは、大いに疑問だわ。
彼女なら、私のあのどちらを取るかと言う問いに“絶対に両方!”とか答えかねない。

さやか「さて、と。じゃあ、そろそろあたしは行かないと」

キリカ「どうしたの、さやさやー、用事?」

さやか「うん、ちょっとお見舞い」

そういえば、上条恭介の腕を、キリカから借りたグリーフシードでマギカに治してもらった、と昨日の夜に聞いたわ。
私が返す分を一緒に稼いであげても良いけど、さやかは受け取らないでしょうね。
受け取るなら、そもそもキリカから貰っていたでしょうし。それに返しきっても魔法少女は続けるらしいし・・・。
まぁ、それなら出来るだけ彼女の助けになりましょう。それに、さやかもまどかを守ってくれる点は大いに喜ばしいわ。

さて、近場のコンビニ巡って、また新しい、変なカップラーメンが無いか見てみましょう。
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 16:00:40.61 ID:67Epep840
>>581
保存できるのはすでに倒した怪獣?それとも倒さなくてもできるの?
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 16:07:33.14 ID:f1WuDVE40
>>582

保存してあるのは倒してグリーフシードになった怪獣。この場合、死骸とも言う。
または何処かで眠っていたのを捕獲して保存。
敵対じゃない怪獣の場合は、契約時に魔法少女と心を交わしたり何かしてから「協力してもいいよ」ってなってから封入。



数日後の放課後に私、まどか、マミ、キリカ、織莉子、キュゥべえはさやかに呼ばれて、見滝原の病院に来ていた。

キリカ「こんな大きな病院って初めてキター!あ、自販機あるんだ!」

織莉子「キリカ、余りはしゃがないで」

マミ「此処に暁美さんは入院していたのよね?」

ほむら「ええ、一応心臓の病気だった、という事になってるわ」

マミ「という事になってるのね、解ったわ」

QB「やっぱりナースは良いなぁ、うへへー。あ!幼女!よーじょ!よーじょ!つるぺたよーじょ!この可愛いネコさんと遊ばな〜い?」

ネコ形態の淫獣まどかの持っているカバンから顔を出してる・・・。
本当に所構わず発情するわね。もうやだ、この淫獣。

まどか「ちょっと、カバンから顔を出さないで!追い出されちゃうよ!!」

織莉子「とりあえず、さやかさんが待ってる、その上条さんという方のの病室に行きましょう」

マミ「暁美さん、案内してくれるかしら?」

キリカ「うおっ!見たこと無いジュースだっ!此処限定か!?新しい出会いに感謝!!ありがとう!神はいた!!」

あーもう・・・

ほむら「ええ、皆こっちよ」

私はキリカの首根っこを掴んで引き摺りながら、エレベーターに向かった。
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/16(日) 16:12:29.52 ID:tjymJikAO
魔法少女の契約を結んだときに上手く見合う怪獣がいなかったらどうなるんだろう
と気になっていたけどグリーフシードのストックが大量にあるなら大丈夫か
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 16:12:41.17 ID:67Epep840
>>583
なるほど、あと使役されていない怪獣が怪獣を殺した場合、GSができるのか
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 16:33:26.39 ID:f1WuDVE40
>>585

いやならない。グリーフシード化もSGの機能の1つ。自動のオン・オフ切り替え可能。



見滝原病院、上条恭介の病室。

ほむら「お邪魔します」

ぞろぞろと入る私達。

さやか「おー!皆来たかー!!」

恭介「え?えっと、鹿目さんと、暁美さんと・・・後は・・・」

マミ「巴マミ、3年生よ」

織莉子「美国織莉子と申します。白河女子学園の3年です」

キリカ「私は呉キリカ!おお、君がかの有名な上条サンか!“その幻想をぶち[ピーーー]!!”って言ってみて!」

恭介「え?え?」

さやか「止めんか!」

スパーン!とさやかがキリカをハリセンで張り倒した。何、このコント。

まどか「か、上条君、久しぶり・・・」

ほむら「お久しぶり」

恭介「あ、うん、久しぶり・・・」

ほむら「(あなた、急に大人しくなったわね)」

QB「(だって野郎に興味ないですし、お寿司)」

織莉子「それで、さやかさん、私達を呼んだ理由を聞かせてもらえませんか?」

さやか「そうそう!・・・そろそろだね」

さやかが時計を確認する。

さやか「恭介、ちょっと外の空気吸いに行こ?皆も付いて来て」

ほむら、まどか、マミ、織莉子、キリカ、恭介「?」

QB「ZZZ・・・」
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/16(日) 16:55:47.22 ID:AuZNSApIO
もしかして、このループではまだデストロイアはまだ出現していない?
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/16(日) 17:01:38.34 ID:tjymJikAO
>>587
でもオキシジェン・デストロイヤーで1954年に初代ゴジラが
倒された事例はあったから登場する可能性はあるんじゃね
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 17:12:34.22 ID:f1WuDVE40
>>587

済まんがまだ秘密だ!


私達は、上条恭介の車椅子を押すさやかに付いて屋上へ。
屋上へ着くと誰か知らない人達が・・・

恭介「皆・・・」

上条恭介の知り合いの人達?

さやか「本当のお祝いは退院してからなんだけど、脚より先に手が治っちゃったからね」

恭介父「お前からは処分してくれと言われていたが、どうしても捨てられなかったんだ・・・私は」

中央の男性が高価そうなバイオリンを持って進み出た。

恭介「・・・!」

そして車椅子の車輪を回して進み、バイオリンを受け取る。

上条父「さぁ、試してご覧、怖がらなくて良い」

上条母「あなた達はさやかちゃんのお友達の方々ね」

さやか「一緒に恭介の演奏聞いてよ。大好きな皆には、恭介の演奏を是非聞いて欲しかったんだ」

あ、そういう事ね。

まどか「さやかちゃん・・・」

マミ「是非聞かせて頂くわね」

織莉子「上条恭介という名は、何処かで聞いた事があったのですが、思い出しました。
天才的なバイオリニストとして有名な方でしたね」

そして始まる演奏。
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/16(日) 17:14:42.45 ID:Wm9m8YD3o
黒いお医者の先生のおかげか
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 17:14:51.84 ID:f1WuDVE40
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

ごめんなさい!ぶっちゃけ退屈だわ!確かに上手い・・・のでしょうけどそれしか解らん!!
どうせ、無教養ですよ・・・。

マミ「・・・」

織莉子「・・・」

この2人は聞き入っているみたいだけど・・・

まどか「・・・」

まどかは解っているような、解っていないような・・・まぁ、解ってない感じだわ。

キリカ「・・・」

意外な事にキリカは目を閉じて心地よさそうにしている・・・心地よさそう?ひょっとして、寝てる!?
立ち寝とは器用ね・・・まぁ、眠れるくらい、リラックス出来るのでしょう。決して退屈だから寝てる訳じゃないわよね・・・多分。

さやか「(皆・・・私の願い、叶ったよ。ありがとう、キリカ)」

キリカ「(・・・うん?え?何?)」

やっぱり寝てた・・・。

さやか「(まぁ、あんたにはちょっと退屈かもね・・・)」

キリカ「(うーん、何ていうか、ベッドの中で聞きたいね、コレは。気持ち良く寝れそう)」

さやか「(あはは、解らなくも無いよ。まどか)」

まどか「(え?)」

さやか「(後悔なんてある訳無い)」

まどか「(良かったね、さやかちゃん)」

さやか「(うん!それとほむら)」

ほむら「(何かしら?)」

さやか「(あたし、今、最高に幸せだよ。最高の仲間が一緒で、恭介の腕が治って!)」

ほむら「(それは、良かったわね)」

本当に。

ほむら「(でも、どうして私に?)」

さやか「(あんた、何時もあたし達のこと考えててくれてたからさ、知ってて欲しかったの)」

ほむら「(そう・・・)」

演奏が終わって私達は拍手。

恭介「・・・」

そして上条恭介の一礼。
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/10/16(日) 17:15:50.47 ID:CoRrtLKSO
レスとSS本文は別レスでやってくれたらありがたい

あとこの掲示板は2ちゃんねるじゃなくてVIPサービスっていう別サイトなんですの
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 17:30:26.30 ID:f1WuDVE40
>>592

解った。別にします。
うん、VIPなのは知ってる。
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 17:44:59.88 ID:Ca+8HuJh0
このループでGMKがあったなら、たった一人一時的といえどゴジラを倒した立花准将って英雄じゃん
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 17:47:24.03 ID:f1WuDVE40
>>594

GMKは無かった事で。怪獣の設定が違い過ぎるし。
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 17:49:48.79 ID:f1WuDVE40
見滝原タワー、最上階。

杏子「ふーん・・・あれが見滝原の新しい魔法少女ねぇ・・・つか、マジでキリカの奴がいやがるな・・・はむ」

量子変換で超高倍率と高精度にした双眼鏡で、さやか達の様子を見ている杏子。
見ながら手に持ったクッキーを齧る。

KB「何だ、やっぱり気になってんじゃねーかよ」

後ろのオブジェに座るキーべえが言う。

杏子「まぁ、あたしのシマを荒らされちゃ困るからねー。しっかし、チョロそうだなー。
ところで、見た事無い奴がいるんだけど、あの髪が黒くて長いの。何者なのーあいつ?魔法少女なんだよね?」モゴモゴ

クッキーを噛みながら、双眼鏡の

KB「さぁ?知らねぇな」

杏子「はぁ?どういう事さ?あいつだって、あんたらインキュベーターと契約して、魔法少女になったんでしょ?」

KB「違う、違う、そーじゃねぇよ。マギカの記録にも、あんな奴と契約した記録はねぇ」

杏子「有り得んの、そんな事?」

KB「無ぇが、有り得てる。使役してる怪獣も、確認された事は無ぇ。もう理論のりの字も解んねーぞ。
マギカじゃイレギュラーつって呼んでる。ま、敵じゃ無けりゃ良いだろ」

杏子「まーね。こっちの邪魔しなけりゃ良い。正体なんて知った事じゃ無いし。
杏子「しっかし、マミにキリカの野郎、織莉子、新しいの、訳解らんので魔法少女が5人じゃねーか・・・多過ぎないのか、この町。
普通、戦争が始まんぞ」

KB「何でも全員、仲良くやってるみたいだぜ。てめぇとあのガキみたいにな」

ゆまの事を指して言うキーべえ。

杏子「ふーん・・・だったら、向こうも無駄な争いなんてしたく無いだろうし、
こっちで暴れたりしないっしょ。さっさと帰るか。見付かって因縁付けられても面倒臭いしねー」
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 17:51:00.23 ID:f1WuDVE40
ナレーションが途中で切れてた部分が・・・


見滝原タワー、最上階。

杏子「ふーん・・・あれが見滝原の新しい魔法少女ねぇ・・・つか、マジでキリカの奴がいやがるな・・・はむ」

量子変換で超高倍率と高精度にした双眼鏡で、さやか達の様子を見ている杏子。
見ながら手に持ったクッキーを齧る。

KB「何だ、やっぱり気になってんじゃねーかよ」

後ろのオブジェに座るキーべえが言う。

杏子「まぁ、あたしのシマを荒らされちゃ困るからねー。しっかし、チョロそうだなー。
ところで、見た事無い奴がいるんだけど、あの髪が黒くて長いの。何者なのーあいつ?魔法少女なんだよね?」モゴモゴ

クッキーを噛みながら、双眼鏡の量子変換を解除する杏子。
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 18:19:58.20 ID:f1WuDVE40
ちょっと飯とかで外します
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 18:36:32.96 ID:kiQECNuo0
メカゴジラが先にでてメカキングギドラが後にでる、本来未来から来たメカキングギドラの技術を応用してできたのがメカゴジラ…マギカの技術力スゲーってことでいいか

あと機龍のオペレーターだった茜(だったっけ?)は魔法少女…?
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/10/16(日) 18:38:05.03 ID:CoRrtLKSO
>>593
ありがとう
怪獣好き、ほむほむ好きとしてはたまらん作品だから楽しく読ませていただいてる

あと「VIP」って単体で言うとニュー速VIPのこと指すから厳密に区別して欲しいというか
まあ別サイトで管理人も2chとは別で設定も別って理解しているなら良いですハイ

ところどころ脱字もあるけどそれはまあ脳内補完します
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/10/16(日) 18:40:43.25 ID:TbZPEGkQ0
乙!
機龍を出す時は家城さんとセットで是非!
少女……うん、少女
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/16(日) 18:41:13.81 ID:tjymJikAO
>>599
そうなるとメカゴジラUの魔法少女は真船桂ということに
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/16(日) 19:18:59.84 ID:VKtXIpCUo


それにしてもどうして電話はこう一言多いというか変な奴ばかりなんだ
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage saga]:2011/10/16(日) 19:24:52.74 ID:IbeFXWxP0
>>515
なに?その禁書の騎士団長の『ソーロルム術式』の「ゼロにするッ!!」っていう感じのは??
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 21:01:57.82 ID:f1WuDVE40
機龍の話は、初起動時に暴走した事しか覚えて無い。

>>599

そう、マギカの技術力は世界一。

>>600

完全な自己満SSだけど、楽しんで頂いてるようで何よりです。

誤字は気を付けてるんですけど、脱字が無くならない。うーむ・・・

じゃあ、再開します。
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 21:02:51.60 ID:f1WuDVE40
ショッピングモール、喫茶店。

織莉子「あなたが私にお話とは珍しいですね」

織莉子が座っていて

織莉子「まどかさん」

反対側の席にはまどか。

まどか「来てくれてありがとうございます、織莉子さん」

織莉子「いえ、それで、お話とは?」

まどか「さやかちゃん・・・の事なんですけど」

織莉子「さやかさんの?」

まどか「はい、あの子はですね、思い込みが激しくて、意地っ張りで、結構人と直ぐケンカしちゃったり・・・
でも!すっごく良い子なんです!優しくて勇気があって、誰かの為と思ったら、一生懸命で、頑張り過ぎちゃうんです」

織莉子「魔法少女としては、欠点だらけですね」

ココアを口に付ける織莉子。

まどか「そう・・・なんですか」

織莉子「度を越した優しさは、甘さになりますし、感情的である事は力量を弁えない行動に出させます。
意地を張っていると、無駄な敵を作る事もあります。何より冷静さに欠けているのは致命的です。
優秀なほむらさんとは、対照的ですね」

まどか「そんな言い方止めてください!!」

織莉子「失礼」

まどか「・・・こっちこそ、怒鳴ってごめんなさい。さやかちゃん・・・自分では平気だって言ってますけど、本当は凄く怖い筈なんです。
さやかちゃんが、死んだらって思うと・・・私、どうすれば良いのか・・・」

織莉子「さやかさんの事が心配なんですね」

まどか「はい、だから織莉子さんにもお願いしたいんです。
さやかちゃんと仲良くしてあげて下さい。助けてあげて欲しいんです」
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 21:04:27.10 ID:f1WuDVE40
織莉子「どうして私にその話を?さやかさんには、ほむらさんがいるではありませんか。
キリカも仲良くしてもらってますし、間も無くマミさんも復帰します」

まどか「それは・・・織莉子さんにも、一度きちんとこうしてお願いしたかったんです。
戦えない私にさやかちゃんの為に出来るのは・・・これくらいしかありませんから」

織莉子「あなたは優しいですね。優し過ぎます。あなたも魔法少女としては、致命的です」

もうまどかが何度も言われた事だった。苦笑するまどか。

まどか「あはは・・・それマミさんにも、ほむらちゃんにも、キリカちゃんにも言われちゃいました・・・。
でも、織莉子さんだって優しい人だと思います。私達を助けてくれたし・・・」

織莉子「あれは助けられたから、助けただけです。無理だと解っている場合は、容赦無く見捨てます」

まどか「・・・」

織莉子「私は優しくはありませんよ。必要な犠牲なら、私は躊躇無く払います」

まどか「でも・・・それって、助けられる限りは助けてくれるって事ですよね?」

織莉子「ええ、戦力が減るのは困りますから。私は出来はしない約束はしたくありませんし、嘘を吐くのは嫌いです」

まどか「・・・」

織莉子「だから約束は出来ませんが、努力しましょう。
さやかさんは、私も出来る範囲で支えます。
大切なキリカの友達ですし、それに一応、戦力ですから」

まどか「!!」

まどかの顔に驚きが浮かび、すぐに明るくなる。

織莉子「不満ですか?」

笑みを浮かべて織莉子は言う。

まどか「い、いいえ!そんな事無いです!ありがとうございます!」

織莉子「その代わり、1つ約束して下さい。あなたは決して魔法少女にはならないと」

まどか「心配・・・してくれてるんですか?」

織莉子「どう解釈するかは任せます」

まどかはにっこりと笑顔になる。

まどか「解りました、契約しません。心配してくれてると思う事にします」

織莉子「結構。何か食べますか?奢りますよ」

まどか「あ、はい!じゃあ、イチゴショートケーキと紅茶を・・・」
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 21:31:09.90 ID:f1WuDVE40
さやホーム、さやルーム。

さやか「・・・っ!!」

さやかは鏡の前で両頬を叩いて気合を入れる。

QB「緊張してるのかい、さやか?」ゴソゴソ

さやか「まぁね・・・ひとつ間違えたら、お陀仏な訳だし」ピクピク

QB「君1人で大丈夫かい?他の3人の誰かと一緒に行った方が良いんじゃないかな?」ガサガサ

さやか「大丈夫。いざとなったら直ぐに呼ぶし、それに手分けした方が、悪い怪獣を見付け易いしね。それとあんた・・・」

QB「何だい?」

さやか「何だい?じゃねぇえええええ!!何、人の下着漁ってやがる!?ていうか、勝手に入んな、この淫獣!!」

ズドォ! キュゥべえのどたまに肘鉄をかますさやか。

QB「ぎゅっぶい!?我々の業界でも拷問ですー!」

キュゥべえを肩に乗せ、さやかがマンションから外に出ると、まどかが待っていた。

さやか「まどか・・・?」

まどか「さやかちゃん、これから・・・その・・・」

さやか「そう!危険な怪獣を探してパトロール!これも、正義の味方の務めだからね」

まどか「1人で・・・大丈夫なの?ほむらちゃん達と一緒じゃなくても・・・」

さやか「へーき!へーき!マミさんだってそうして来たんだし!後輩として、そのくらいはねー」

と言って意地を張るさやか。

まどか「あのね!私・・・何も出来ないし、足手まといにしかならないって、解ってるんだけど、でもっ!
邪魔にならない所までで良いの!行ける所まで一緒に連れてってもらえたらって・・・」
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 21:34:12.03 ID:f1WuDVE40
さやか「頑張り過ぎじゃない?」

まどか「ご、ごめん・・・駄目だよね・・・迷惑だったのは、解ってたの。私、何も出来ないけど、何かしたくて・・・いても立ってもいられなくて・・・」

さやか「ううん!すっごく嬉しい!」

さやかはまどかの手を握る。

まどか「・・・」

さやか「ねえ、解る・・・?手が震えちゃってさ、さっきから止まらないの。情けないよね、もう魔法少女なのに、1人だと怖いなんてさぁ・・・その癖、他の皆にはカッコ付けて一緒に行ってくれるのを断って・・・」

まどか「さやかちゃん・・・」

さやか「邪魔なんかじゃない!すごく嬉しい!
まどかが一緒にいてくれるだけで、すっごく心強いよ!それこそ百人力って感じ!」

まどか「さやかちゃん、私・・・」

さやか「必ず守るよ!今までみたいに、一緒に怪獣を倒そう!」

QB「いやいやいやいや!駄目駄目駄目駄目!さすがに戦果がクモンガ1匹のド素人のさやかと同行なんて危な過ぎるよ!!
条件として最低あと1人は誰か一緒に来てもらってよ!一般人の安全を守るマギカとしてはこれは、見てみぬ振り出来ないよ!」

さやか「あたしの使用済みパンツ、一枚あげるから」

QB「仕方ないな!今回は特別に目をつぶろう!」

まどか「・・・(マギカってこんなんで、大丈夫かな・・・?)」
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/16(日) 21:41:24.22 ID:icm0ou800
前に矛盾するとこ以外は本編と一緒っていってたけど大分無理があると思う
特に平成VSシリーズは一部噛み合わないとその後の内容にも響くし
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 21:47:24.22 ID:f1WuDVE40
>>610

そもそもゴジラ本編を大まかにしか覚えて無いのよ。
だから上に“大体”って書いてる。大体一緒。
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/16(日) 22:02:22.04 ID:tjymJikAO
1954年にゴジラ(第一個体)が確認されて以来、日本は怪獣と呼ばれる巨大生物の脅威に晒されてきた!

しかし!その裏で人知れず怪獣の魔の手から人々を守る組織があった
その名を『マギカ』!
1960年代、ゴジラ・モスラ・ラドンが協力して宇宙超怪獣キングギドラを迎え撃った戦い
通称『地球最大の決戦』事変に前後して生まれたその組織は
魔法少女と呼ばれる怪獣を使役する少女達を筆頭に日夜戦い続けている!!

頑張れマギカ!負けるな魔法少女!
平和な未来を勝ち取るまで!!
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 22:17:04.00 ID:f1WuDVE40
さやか「あたしバカだから、1人だと無茶なデタラメやらかしかねないし、まどかもいるんだって、肝に銘じてれば、それだけ慎重になれると思う」

QB「そっか、考えがあっての事なら良いんだ」

まどか「(キュゥべえはもう何を言っても遅いと思う・・・)」

ほむら「・・・」コソコソ

私はまどかとさやかとキュゥべえの後を付けている。
一緒に行こうと言って断られたけど、心配でこっそり後を付ける事にしたわ。

ほむら「・・・で」

私はずっとツッコミたかった事を口にする。

ほむら「何であなた達もいるのよ?」

マミ・織莉子・キリカ「?」

ほむら「何、“何が疑問なのか解らないわ”って顔をしてるのよ?」

マミ「何が疑問なのか解らないわ」

ほむら「繰り返してるんじゃないわよ!」

ていうか、他の場所は良いの?

キリカ「だーって、さやさや弱いから心配なんだよっ。一緒に行くって言っても嫌って言うしー」

ほむら「はぁ・・・マミは怪獣は今はいないでしょう!生身じゃ危ないわよ!」

マミ「あら?私なら怪獣が無くても、小さな怪獣や、低級の怪獣なら倒せるわよ。
それに、後輩を見守るのも、先輩の務めですもの」

織莉子「私はまどかさんにさやかさんの事を直接頼まれましたからね。喫茶店で」

ほむら「は?何それ?じゃあ、あなたまどかと一緒に2人きりでお茶した訳?
それってデートじゃない。あなた、誰の許可を得て、私の嫁とデートしてるのよ?」

織莉子「まどかさんからお誘い頂きましたが?」

ほむら「な・・・何・・・だと・・・?」

・・・orz

キリカ「ねぇ、ほむほむー」

何よ?私は今、欝で死にそうなのよ。

キリカ「まどっちとさやさや、どっか行っちゃったよ」

え!?

ほむら「何やってるのよ!見失ってどうするのよ!?」

キリカ「人の所為にしないでよーっ!」

織莉子「人混みに紛れてしまったようですね・・・」

マミ「手分けして探しましょう!」

私達はソウルジェムを取り出して、さやかのガイガンの反応を探すけど、量子状態なので、波動は極めて微弱。
あちこち回って探すしかないわね・・・。
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 22:18:21.85 ID:f1WuDVE40
>>612

ありがとう!こういうの凄い嬉しい!頑張る!!
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 22:50:35.78 ID:f1WuDVE40

見滝原、森林部。

QB「もうすぐ、隣の地区との境界線だね。そろそろ引き返そうか」

さやか「解った」

まどか「ね、ねぇ、あれ・・・すっごく大きなトンボがいるよ?」

“古代昆虫 メガニューラ”

まどかが指す先、大きな樹には、翼長が5メートルもある巨大なトンボ、メガニューラがいた。
古代に出現し、進化を繰り返し、今や“怪獣”と呼べる存在に進化してしまった、昆虫の亜成体。

QB「メガニューラだ。所謂小形怪獣だね。ガイガンを呼ぶまでも無い」

さやか「楽に越した事無いよ、こちとらまだ、初心者なんだし」

メガニューラは、まどか達を見付け、樹を離れて飛び。襲い掛かって来た。

まどか「来たよ!」

さやか「任せて!」

魔法少女に変身するさやか。マントで自分を包み込み開く。
マントの下にあった地面に多数の魔法で鍛造された剣が突き刺さっていた。

さやか「ふっ!たぁっ!やっ!」

剣を飛来するメガニューラ目掛けて次々と投擲する。

メニューラ「キチチチチ!」

直ぐに敵わないと思ったのか、踵を返して逃げ出すメガニューラ。

まどか「逃げるよ!」

さやか「任せて!」

走りながら投げた剣で、木の枝を1本切り落とし、メニューラに落下させる。それを避けるメガニューラ。
その避けた場所目掛けて剣を数本投げる。必殺のタイミング、避けられるはずが無く、さやかは必中を確信した。

ガキン!ガキン!ガキン!

だが、それらは多節のムチのようにしなる槍で全て弾かれてしまった。

まどか・さやか「あぁっ!?」

そして弾かれて地面に突き立つ剣の柄の先に舞い降りる赤髪の魔法少女。
彼女は剣が消滅すると、軽やかに地面に立った。

杏子「ちょっとちょっと、何やってんのさ、あんた達?」

手に持つ多節槍を戻す、その赤髪の魔法少女、杏子。
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/16(日) 23:17:50.76 ID:TmwlsEGv0
これは…ゴジラ最速の怪獣メガギラス来るーーーーー!?
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/16(日) 23:22:49.05 ID:i3s+NGiQ0
>>404
古き良きセガサターンの列島激震だとスペースゴジラ>>>>>へドラだったな。
ゲーム中だとスペースゴジラはマップ上の結晶塔をある程度潰さない限り異常な体力回復が付くから結構強かった。
一方へドラは61式戦車で囲うだけであっさり倒せたりする
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 23:29:26.02 ID:f1WuDVE40
まどか「逃がしちゃう!」

走り出すさやか達。だが、さやかの喉元に杏子の槍が突き付けられる。

杏子「こっからはあたしのシマなんだ。勝手な真似すんなよな」

杏子の傍らには、ネコミミ帽子を被った幼女、ゆま。

まどか「あの小さな子、ひょっとして・・・」

QB「彼女は千歳ゆま。魔法少女だけど、魔法少女っていうより魔法幼女だね。よーじょ!よーじょ!」

まどか「黙ってて」

QB「はい」

さやか「グリーフシードならあんたに譲るよ!それよりあいつを倒さないと!」

杏子「メガニューラなんて倒したって、カスみたいなグリーフシードにしかならないじゃん」

さやか「だって!放っておいたら、誰かが襲われるのよ!?」

杏子はたい焼きを取り出すとかじる。

杏子「あむ・・・だからさ、メガニューラにメガギラスを育てさせるんだよ。
メガギラスなら、結構でかくて、かなり質の良いグリーフシードになるんだからさ。
あんた、ニワトリを育てる飼育員絞めてどうすんの?」

槍を手元に戻す杏子。

さやか「なっ・・・!怪獣に襲われる人達を、見殺しにするって言うの!?」

杏子「あんたさ、食物連鎖って知ってる?学校で習ったよねぇ?人間やら動物やら何やらを怪獣が食う。
その怪獣をあたし達が食う」

たい焼きを食う杏子。さやかの方へ歩いて来る。

杏子「はむ・・・あんたんトコじゃどうだか知らないけど、此処じゃそういうルールなんだよ。
解ったら、さっさと帰ってそっちで好きなようにやってりゃ良いじゃん」モゴモゴ」

ザキィン!

杏子が槍の穂先をさやかの足元の地面に突き刺す。

まどか「さやかちゃん!」

さやかの元へ走ろうとするまどか。

杏子「・・・ゆま」

ゆま「解った、キョーコ、えいっ」

ゆまが右手を開いてまどかとキュゥべえの方に向けると、地面からツタが生えて、さやかとの間に壁を作った。

まどか「これって・・・まさか・・・」

QB「とすると、ゆまの怪獣は・・・」
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 23:30:22.84 ID:f1WuDVE40
まどか「逃がしちゃう!」

走り出すさやか達。だが、さやかの喉元に杏子の槍が突き付けられる。

杏子「こっからはあたしのシマなんだ。勝手な真似すんなよな」

杏子の傍らには、ネコミミ帽子を被った幼女、ゆま。

まどか「あの小さな子、ひょっとして・・・」

QB「彼女は千歳ゆま。魔法少女だけど、魔法少女っていうより魔法幼女だね。よーじょ!よーじょ!」

まどか「黙ってて」

QB「はい」

さやか「グリーフシードならあんたに譲るよ!それよりあいつを倒さないと!」

杏子「メガニューラなんて倒したって、カスみたいなグリーフシードにしかならないじゃん」

さやか「だって!放っておいたら、誰かが襲われるのよ!?」

杏子はたい焼きを取り出すとかじる。

杏子「あむ・・・だからさ、メガニューラにメガギラスを育てさせるんだよ。
メガギラスなら、結構でかくて、かなり質の良いグリーフシードになるんだからさ。
あんた、ニワトリを育てる飼育員絞めてどうすんの?」

槍を手元に戻す杏子。

さやか「なっ・・・!怪獣に襲われる人達を、見殺しにするって言うの!?」

杏子「あんたさ、食物連鎖って知ってる?学校で習ったよねぇ?人間やら動物やら何やらを怪獣が食う。
その怪獣をあたし達が食う」

たい焼きを食う杏子。さやかの方へ歩いて来る。

杏子「はむ・・・あんたんトコじゃどうだか知らないけど、此処じゃそういうルールなんだよ。
解ったら、さっさと帰ってそっちで好きなようにやってりゃ良いじゃん」モゴモゴ」

ザキィン!

杏子が槍の穂先をさやかの足元の地面に突き刺す。

まどか「さやかちゃん!」

さやかの元へ走ろうとするまどか。

杏子「・・・ゆま」

ゆま「解った、キョーコ、えいっ」

ゆまが右手を開いてまどかとキュゥべえの方に向けると、地面からツタが生えて、さやかとの間に壁を作った。

まどか「これって・・・まさか・・・」

QB「とすると、ゆまの怪獣は・・・」
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 23:31:39.37 ID:f1WuDVE40
まどか「逃がしちゃう!」

走り出すさやか達。だが、さやかの喉元に杏子の槍が突き付けられる。

杏子「こっからはあたしのシマなんだ。勝手な真似すんなよな」

杏子の傍らには、ネコミミ帽子を被った幼女、ゆま。

まどか「あの小さな子、ひょっとして・・・」

QB「彼女は千歳ゆま。魔法少女だけど、魔法少女っていうより魔法幼女だね。よーじょ!よーじょ!」

まどか「黙ってて」

QB「はい」

さやか「グリーフシードならあんたに譲るよ!それよりあいつを倒さないと!」

杏子「メガニューラなんて倒したって、カスみたいなグリーフシードにしかならないじゃん」

さやか「だって!放っておいたら、誰かが襲われるのよ!?」

杏子はたい焼きを取り出すとかじる。

杏子「あむ・・・だからさ、メガニューラにメガギラスを育てさせるんだよ。
メガギラスなら、結構でかくて、かなり質の良いグリーフシードになるんだからさ。
あんた、ニワトリを育てる飼育員絞めてどうすんの?」

槍を手元に戻す杏子。

さやか「なっ・・・!怪獣に襲われる人達を、見殺しにするって言うの!?」
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/16(日) 23:35:55.23 ID:f1WuDVE40
うわー、回線がおかしくて連続投稿してしまった!
619、620は無いことにしておいて下さい。
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/16(日) 23:55:43.84 ID:+erJ20Ddo
どんまい。そんなミスなど些細なことだ。しっかりな。
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 00:08:51.66 ID:5C2dQhmf0
さやか「あんたは・・・っ!!」

さやかの顔に怒りが浮かぶ。

杏子「まさかとは思うけど、やれ正義だの、皆を助けるだの、顔も知らない誰かの為に戦うだの、
そういうおちゃらけた冗談かます為に、あいつと契約した訳じゃないよねぇ?あんた」

キュゥべえを見る杏子。

さやか「だったら・・・何だって言うのよ!?」

ガキン!

さやかは剣を振りかぶって、杏子に切り掛かるが、あっさりと槍の柄で止められてしまう。

杏子「ちょっとさぁ・・・止めてくれない?こっちは平和的に話し合いで済ませようってのに。
黙って出てきゃ、何もしやしないよ。謝るんなら、まだ間に合うぞ?あたしを怒らせんな」

さやか「んん・・・っ!ぐぐぐっ・・・!」

さやかは力を更に込めるが、槍は微動だにしない。

QB「止めるんだ、さやか!君じゃ彼女には敵わない!早く謝って帰ろう!」

KB「おいおい・・・杏子、何やってンのよ?魔法少女同士のケンカは一応、禁止だぞ」

キーべえがゆまの横に現れる。

まどか「あれ?ベージュ色のキュゥべえ?」

QB「彼はこの地域のインキュベーターだよ。通称はキーべえ」

杏子「知らないよ。向こうがケンカ売って来やがったんだ」

さやかの剣を受け止めたまま、後ろを向いて答える杏子。それだけ格の違いがあるのが解る。

さやか「くぅ・・・!んぐぐ・・・!!」

杏子「こいつ痛め付けちまって良いよな?」

KB「死なねぇ程度にな」

杏子「あむ・・・んじゃ」

杏子はさやかの方を向き、たい焼きを食べ切ると、槍をグイッと前に押し出す。

さやか「うわぁっ!!」

さやかはそれだけで、後ろへよろめいて体勢を崩す。
杏子は槍を多節で分けて回転を加えた一撃をさやかにぶつける。

さやか「うわぁああああっ!」

吹き飛ばされ、背中を樹木で打ち、倒れるさやか。

まどか「さやかちゃん!」

まどかがゆまの作ったツタの壁の隙間から叫ぶ。

杏子「ふん、トーシロが。ちったぁ、頭冷やせっての」

KB「あーあー死なない程度っつったけど、アレ、ホントに生きてんのか?
こんなんで面倒ごとなんて真っ平だぞ」

杏子「大丈夫だ、全治3ヶ月って程度に抑えてやった」
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 00:38:10.45 ID:5C2dQhmf0
さやか「ん・・・ぐぐ・・・っ!!」

さやかが剣で身体を支えて立ち上がる。

杏子「おっかしーなぁ?動けんのか、無駄に丈夫な奴だなぁ」

踵を返して歩いていた杏子の足が止まる。

まどか「さやかちゃん、平気なの・・・?」

QB「強力な自己治癒、いや再生と言っても良い。それが彼女の固有能力だ。
ていうか、まどか!さやか!もう帰ろうよ!!」

さやか「誰が・・・あんた何かに!あんたみたいな奴がいるから!」

QB「聞いてくださーい」

さやか「マミさんの家族は!!」

剣を構えるさやか。

杏子「うぜぇ・・・超うぜぇ!!」

振り返って槍を構える杏子。

杏子「つーか何?礼儀って物がなってないよねぇ。
人のシマに土足で上がり込んで、先輩に対する態度がそれか?いー加減、頭来た!」

さやか「黙れぇっ!ガイガァーン!起動ーーー!!」

剣を振り上げ、相棒の怪獣の名を叫ぶさやか。
彼女から青い光が溢れ出し、スマートな躯体を形作っていく。

QB「止めるんだ、さやか!!」

杏子「ガイガンか、思ったより良い怪獣連れてんじゃんか」

ゆま「私も怪獣、出す?」

杏子「必要無い。少々痛い目みせてやる。出て来い」

そして杏子の口は、破壊の意味の言葉を冠する怪獣の名を紡ぐ。

杏子「デストロイア」
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 00:40:03.68 ID:YbiVmIxAO
カンが外れた
より物騒なのが・・・
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/17(月) 00:40:11.90 ID:Vn33Ijjho
あんこちゃんまじあんあん
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/17(月) 00:44:00.37 ID:4hJ/Vx9B0
まさかゆまの怪獣って・・・・・・ビオランテ!?
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 00:46:25.30 ID:5C2dQhmf0
もうちょっと進めたかったけど、もう遅いので今日は此処までです。
読んでくれた方、レスくれた方、ありがとうございます!
では、また明日の夜に。
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/17(月) 00:46:55.94 ID:Vn33Ijjho
おつおつ
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/17(月) 00:47:08.94 ID:tT5tIo4C0
デストロイアかよ!?
ワルプルポジがいよいよわからなくなってきた…
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 00:52:59.26 ID:YbiVmIxAO

ガイガンVSデストロイアか

ジュニアを倒された怒りで更に燃えたバーニングゴジラだからこそ
あそこまで圧倒出来たわけし
スーパーX3以下冷凍兵器満載のVSデストロイアのタンク軍団だからこそ
ミクロオキシゲンを無力化して倒せたわけだし

刃物と光線がメインのガイガンでどう挑むのか気になる
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/17(月) 00:53:48.85 ID:Lb+xyIjAO
デストとビオとか優遇されすぎだろ
ガイガァーン!(笑)
さやかたんマジ可哀想…
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/17(月) 00:58:10.88 ID:9gFCWmQXo


って、いきなりラスボス級とは…
そもそも制御できるのかアレ
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 01:02:36.98 ID:YbiVmIxAO
>>632
ガイガン(FW)だってそれなりに強いはず
太古の昔にはモスラ一族相手に勝利してたし(ただしこの時のモスラは原始モスラの可能性あり)


モスラとの戦いで自分の首落としちゃったけど
あれモスラが鱗粉で飛ばしたやつの軌道を変えてたかららしいね
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/17(月) 01:05:52.76 ID:HvUUFmmIO
制御以前にどうやって倒したんだ…?
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 01:11:22.11 ID:YbiVmIxAO
何も完全体をそのまま倒したりしなくても集合体とか飛翔体辺りから育てれば
いっそ微少体やクロール体、幼体とかでも

QBもヘドラが禁止な理由のところで
成長させるには云々言ってたから出来るんじゃね?
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/17(月) 01:11:34.44 ID:Lb+xyIjAO
それなり(笑)とかさやかたんだけ差別やん
他の魔法少女強すぎだろ
俺が許すからさやかたんは平成ガメラ使うべき
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/17(月) 01:23:42.76 ID:HvUUFmmIO
QB「これが君の怪獣だ」
さやか「これが…私の…」
イリス(幼体)「キュイー?」
さやか「………」
QB「………」
さやか・QB「「ちっさ!?」
イリス(幼体)「キュイ!?」ビクッ

俺は疲れたんだな…こんな夢見るなんて…
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/10/17(月) 01:30:49.70 ID:oNAt/DWSO
ガイガンはオキシジェンデストロイヤーレイ食らって大丈夫なのか?
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[sage]:2011/10/17(月) 01:54:28.74 ID:NUoGCTqS0
完全体だったら詰んでる気が
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]:2011/10/17(月) 03:17:58.56 ID:YuMygbYAO
機動性重視のファイヤーラドンとかかと思ったら格が違った
いや待てこれはさやかちゃんパワーアップフラグだ
そうに違いない
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]:2011/10/17(月) 06:03:37.78 ID:jAnVOkMz0
期待してたら本当にデストロイアだった
中間体に分裂して攻撃するのとかも使えるのかね…物理主体のガイガンじゃどう見ても詰んでる気がするなぁ

まぁそんなことはどうでもいいね、あんこちゃんまじあんあん
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/17(月) 06:14:27.27 ID:Hd3xWB7AO
サヤカ終了のおしらせ
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方)[sage]:2011/10/17(月) 06:33:18.70 ID:LGGS0kQAo
両腕がチェーンソーになって首周りが補強される未来しか見えない
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2011/10/17(月) 09:00:25.61 ID:0jxQJUlL0
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/17(月) 11:48:46.81 ID:Lb+xyIjAO
先に書いときますね
 
 
 
 
 
 
ガイガン弱すぎワロタwwwwwwww
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 13:03:53.92 ID:YbiVmIxAO
大丈夫だって
完全体相手だったら
オキシジェン・デストロイヤーレイで頭吹き飛ばされたり
ヴァリアブル・スライサーで首を斬り落とされたり
空中に上がったら捕まえられて地面に叩き落とされたり
尻尾を巻き付けられて地面を引きずり回される
かもしれないけど
なんとかなるって、多分
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/17(月) 15:47:19.36 ID:HvUUFmmIO
きっと土壇場でパワーアップするに違いねぇ!


………と思いたい
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/17(月) 18:11:20.02 ID:P7XNifs40
デストロイアとビオランテか
後のこと考えると杏子とゆまはバーニングゴジラの噛ませにしかならんな
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/17(月) 19:25:32.42 ID:5E1+59Hg0
>>638
ありがとう、おかげで幼少期のトラウマを一つ克服できた
このイリス可愛いな
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/17(月) 19:34:38.68 ID:bT4HzhWco
その杏子とゆまの噛ませになるさやかちゃんマジ踏み台
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/17(月) 19:38:05.63 ID:WGlIMCN6o
でも>>638だとどう考えてもさやかちゃん取り込まれるフラグ
バーニングゴジラ相手だと今の面子でも正直勝てる気がしない
冷凍系の使い手が一人は欲しい
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/17(月) 20:20:39.21 ID:oytGKXxMo
ギドラって撮影スタッフから右の首から一郎次郎三郎って呼ばれてたんだよな
足を動かすために中に入るとスーツ構造の都合から絶対内股になるとか
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/17(月) 20:34:14.87 ID:BC/cmmOSO
デスギドラの場合は女の名前でよばれてたみたいね
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/10/17(月) 20:34:43.96 ID:CVSCxIar0
>最強最悪巨大怪翼三頭邪竜
























ttp://sorafunekokake.web.fc2.com/_tt/st_5.html スッ
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 21:00:17.24 ID:5C2dQhmf0
ロリこんばんは。
あんこちゃんは大好きなので、大好きなデストロイアで。
さやかちゃんも好きよ?ガイガン大好きだし。
ゆまたんも大好きなので・・・あの大好きな緑色の怪獣。

>>630

ラスボスは別の怪獣を考えてる。

>>635

その辺SS内で説明するね。

>>641

実はファイアーラドンと悩んだ。
どうせなら好きなほうをメインキャラの相棒にしようと思った。
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 21:08:02.28 ID:YbiVmIxAO
>>654
のぞみ、かなえ、たまえ
だっけか
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 21:15:12.47 ID:5C2dQhmf0
杏子の身体から出る赤い光、それらが集束、結合し、赤い甲殻で覆われた存在を顕現させる。

“完全生命体 デストロイア(集合体)”

デストロイア(集合体)「クォオオオオオオオ!!」

身長はやや低く80メートルほど、全長は120メートル。頭部の側面は横大きく張り出した甲殻。
身体の下側にはカニのような短い足が多数生え、胸部には2本のハサミ、そして両肩にはカニの脚に似た、先端が尖った槍のような触手。
青と赤の怪獣が対峙する。

QB「デストロイア・・・ボクも実物を見るのは初めてだ・・・」

まどか「あの怪獣、そんなに凄いの?そこまで強そうには見えないけど・・・」

QB「1954年に芹沢博士が、東京湾でゴジラを倒す為に使用したオキシジェン・デストロイヤーは知ってるね?」

まどか「う、うん」

QB「その東京湾の底で眠っていた、古生代の微小な生命体がオキシジェン・デストロイヤーによって、水中が無酸素状態になった事によって復活、潜伏していたんだ。
1995年にマギカでその生物を発見して採集、研究して魔法少女用の対怪獣用怪獣として超進化させたのがデストロイアだよ」

まどか「じゃあ、あれはマギカが造った、怪獣を倒す為に生まれた怪獣なの!?」

QB「そうなるね(最もあの形態のデストロイアの強さは中の上でガイガンより低級、とはいえ戦闘経験の少ないガイガンじゃ・・・)。
まどか!3人の誰かを呼ぶんだ!!」

まどか「あ、うん!」

携帯電話を取り出そうとするまどか。

ゆま「仲間を呼ぶ気?させない」

ゆまが右手をまどかに向けてかざして、人差し指を下に向ける。
すると更に3本のツタが地面から生えて、まどかとキュゥべえを拘束する。

まどか「また縛られちゃったよー!!」

QB「触手プレイ、美味しいです」

縛られて逆さ吊りにされているキュゥべえ。

まどか「何言ってるのよ、バカー!!」
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/17(月) 21:27:14.73 ID:oytGKXxMo
駄目だこの淫獣!
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 21:30:51.02 ID:5C2dQhmf0
さやか「やれぇ!ガイガン!ギガリュームクラスター!」

杏子「ミクロオキシゲン」

ガイガンの広い単眼から赤い光線が発射され、デストロイアの口の牙から赤白い物質が噴射される。
ミクロオキシゲンはギガリュームクラスターを飲み込みながらそのまま進み、ガイガンの頭部に命中、怯むガイガン。

ガイガン「ギシィヤァーーィ!!」

さやか「そんなっ!?」

デストロイア「クォオオオオオオオ!!」

杏子「こっちも行くぜ、相棒!」

デストロイアが体勢を崩したガイガンに、杏子がさやか向かって駆け出す。

ガキン!

槍の柄と剣が、触手の先端と鎌がぶつかり合って火花を散らす。

そして杏子は槍で、デストロイアはハサミと触手で、さやかとガイガンに猛ラッシュを加える。

杏子「チャラチャラ踊ってんじゃねぇよ、ウスノロ!!」

デストロイア「クォオオオオオオオオウーー!!」

さやか「うあっ!ぐあぁっ!!」

ガイガン「ギシィーーーッ!!」

防戦一方のさやかとガイガンは徐々に交代する。

杏子「おらよっと!」

杏子が多節に分けた槍をさやかに巻き付けて、木に叩き付ける。

デストロイア「クゥオオオオオオオオウ!!」

デストロイアが短い多数の脚を使ってその場で旋回、尻尾でガイガンの脚を払って転倒させる。
ガイガンの上に圧し掛かるデストロイア。
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 21:34:17.85 ID:YbiVmIxAO
集合体ならまだ希望が・・・!と思ったけど早くも押されてるな
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]:2011/10/17(月) 21:36:43.30 ID:W2HgbPsA0
思考が猪突猛進さやかベースのガイガンと、経験豊富な杏子ベースのデストロイアだからなぁ
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 22:01:42.27 ID:5C2dQhmf0
杏子「言って聞かせて解らねぇ、殴っても解らねぇ、バカとなりゃあ、後は殺しちゃうしか無いよねぇ?」

分けた多節槍を周囲に浮遊させる杏子。

QB(裏声)「ごめんなさい!許して!!」

まどか「似てないよ!キュゥべえ!」

杏子「・・・ナメてんのか、テメェ」

QB「いやいやとんでもない!ボクが謝るから!すんませんでした!マジすんません!
お願い!その子を許してあげてくれないかな!?ちょっとバカだけど、流石にもう解ったと思うから!!」

まどか「私からも謝るよ!ごめんなさい!お願いだからその子を殺さないで!!」

杏子「テメェには勿体ないダチだな・・・解ったよ。最後だぜ?さっさとあたしのシマから出て行け。二度と余計な真似すんな」

さやか「うるさい・・・お前みたいな奴に・・・負けるもんか!!」

まどか&QB「えぇーー!?」

KB「カッコいぃーー!惚れちゃいそうだぜ!!マゾヒストちゃん!!」

杏子「じゃあ死ね」

杏子の節で分かれた槍が真っ直ぐになり、さやかに突撃。

デストロイア「・・・」

デストロイアは口の中からエイリアンのように第二の口を伸ばし、ガイガンの喉元に打ち込むように噛み付く。

ガイガン「ギシィアアアアーーー!!」

そしてエネルギーを吸いながら、入れ替えるように、体液を注入、内部を溶かす攻撃を攻撃を行う。

ガイガン「グ・・・ガガ・・・!!」

ガイガンは口から泡を吹き始める。
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/17(月) 22:03:22.17 ID:Lb+xyIjAO
なんで集合体がミクロオキシゲン?
集合体からはレイの方じゃね?
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 22:08:49.71 ID:YbiVmIxAO
今ある人物にあやかってコイントスしたらガイガンが負ける面が出た


マギカ内にもメガネ掛けてちょび髭蓄えたコイントスが趣味の部長がいたりしてな
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 22:09:36.09 ID:5C2dQhmf0
>>664

別にレイだけじゃなく、ミクロオキシゲンも撃てる模様。
ソースはトレーディングバトル。
というか、レイ撃つまで無いと思われてる。その辺の描写忘れた・・・。
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/17(月) 22:14:44.16 ID:Lb+xyIjAO
それとミクロオキシゲンとガイガンのクラスターならクラスターのが強いだろ
一応はモスラを一撃で倒しかけた事も有る破壊力なんだし
光線に毒素とか関係無いしさ
完成体なら分かるけど
さやか虐めイクナイ
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 22:25:09.36 ID:5C2dQhmf0
杏子は槍を突き出し、身体を魔法で強化し、猛スピードでさやか目掛けて走る。

さやか「・・・っ!」

さやかは槍の穂先を剣先で受け止める。

杏子「っ!?」

さやか「負けない・・・!」

槍と剣の先の間で魔力の衝突の衝撃が起こる。

さやか「ガイガン!!」

ガイガン「ギシィヤァーーーイ!!」

ガイガンは目からギガリュームクラスターを発射、それはデストロイアの顔面に命中。
更に照射したまま左右に動かし、デストロイアの両肩の触手の関節に当てて焼き切った。
続いて腹部のブラデッドカッターを回転させ、デストロイアの脚の先端を数本切り飛ばし、脚で圧し掛かっているデストロイアを蹴り飛ばす。

デストロイア「クゥオオオオオオオオウゥ!?」

さやか「負けるもんかぁーーーっ!!」

さやかは剣を突き出して切り上げる。

杏子「はん、思ったよりはやるか」

2人の激しい打ち合いが始まる。

さやか「ガイガン、飛べ!!」

ガイガン「ギシィヤァーーーイ!!」

ガイガンが3枚の翼を広げて上空へ飛び上がる。
そして空中からギガリュームクラスターをデストロイアに向けて発射。

デストロイア「クオオオオオオオーー!!」

初めて悲鳴を上げるデストロイア。

さやか「ふん、あんたの怪獣、大した事無いじゃん!!」

だが、杏子は余裕の笑みを崩さない。

杏子「甘ぇ、超甘ぇ」

そして杏子は翼が無い相棒に命令する。

杏子「デストロイア、飛べ」
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 22:26:59.28 ID:YbiVmIxAO
熱源はデストロイアの進化を促す
だからまともにギガリューム・クラスターが当たっても・・・
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/17(月) 22:28:10.54 ID:n4lR1M8K0
集合体の身長が元設定の40メートルの倍の80メートルになっているのだけど、まさか完全体になると元設定120メートルの倍の240メートルになる……?
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/17(月) 22:28:38.99 ID:5E1+59Hg0
>>669
またガイガンの勝ちの目が一つ……
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/17(月) 22:32:36.22 ID:HvUUFmmIO
ゆま………まどかに手ぇ出したらほむほむさんに殺されてまうで


いや?触手プレイって言って喜ぶか?
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 22:33:55.68 ID:YbiVmIxAO
>>671
最も限界超えたバーニングゴジラの熱線のような桁外れの威力だと
そのまま吹き飛ばしてたりするけどね
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 22:36:34.83 ID:5C2dQhmf0
>>667

ミクロオキシゲンが物質を破壊する原理は、微小な水素原子が分子間へ入りこんで物質を破壊する現象、らしいのよ。
で、ギガリュームとイウムが付いているって事は光線じゃなく、粒子ビームかな?と思ったのでミクロオキシゲンに分解された、という描き方をした。
まぁ、両方光線化してて、単にデストロイアの方が押し勝った、って事でも良いけど。

>>669

粒子ビームは物理兵器なのでデストロイアにも効く、筈、というか、VSデストロイアでジュニアの火炎が効いてた。
多分、純粋な高熱しか吸収できないと思う。

>>670

ならないならない。元設定だと小さすぎるのででかくした。
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 22:38:40.44 ID:YbiVmIxAO
>>671
最も限界超えたバーニングゴジラの熱線のような桁外れの威力だと
そのまま吹き飛ばしてたりするけどね
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/17(月) 22:39:18.49 ID:oytGKXxMo
安定のさやか
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 22:41:15.00 ID:YbiVmIxAO
やっぱりしてたか
連投申し訳ない
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/17(月) 22:42:19.14 ID:CAgn732t0
ラスボスはゴジラかモンスターX、俺の占いは当たる
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/17(月) 22:43:23.53 ID:Lb+xyIjAO
>>669
成長促進は高温
光線などの超高温は普通に効くし破壊は出来る
群体だから全滅させにくいってだけだよ
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/17(月) 22:45:49.93 ID:Lb+xyIjAO
>>669
成長促進は高温
光線などの超高温は普通に効くし破壊は出来る
群体だから全滅させにくいってだけだよ
普通に集合体レベルならクラスターレベルなら群体の個体は破壊余裕だろ
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 22:50:01.11 ID:YbiVmIxAO
週末にでもVSデストロイアレンタルして復習し直すか
あとFWも
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 23:21:27.54 ID:5C2dQhmf0
デストロイア「コオオオオオオウ!!」

デストロイアの身体が赤く発光し、メキメキと音を立てて変形していく。

デストロイア「コオオオ・・・クゥゥゥゥゥゥゥウウ!!」

“完全生命体 デストロイア(飛行体)”

変身途中で声が変わり、1秒程で変身は完了。そして空へ飛び上がる。
頭部には長い一本角、ハサミと脚は全て無くなり、尻尾は長くなっている。長い触手には皮膜が張られ“翼”になっていた。

さやか「なっ・・・!?」

まどか「あの怪獣変身した!?」

QB「デストロイアは戦闘中に状況に応じて形態を変えられる特性を持っているんだ。
こんな能力はまさに戦闘用生物だね」

飛行体となったデストロイアは、堅い外殻を活かしてガイガンに体当たり。

デストロイア「クゥゥゥゥゥゥゥウウ!!」

ガイガン「ギシィヤーーーッ!!」

そして空中を縦横無尽に飛び回りながら、何度も何度も角や堅い翼、長い尻尾で攻撃する。
ガイガンが後ろを取ってギガリュームクラスターを撃っても、バレルロールで横に回避されて追い抜いてしまい、後ろからミクロオキシゲンを撃たれる。
撃たれた部分に損傷を受けるガイガン。

さやか「なっ!動きに付いていけない!!」

KB「ま、元々ガイガンは陸戦用だ。確かに飛行スピードは速いが、あんなちっこい翼じゃあ運動性は低い。
でかい羽根のある飛行怪獣相手に空中戦は不利って訳だ。解ってくれたかな?マゾヒストちゃん」

杏子「んな事も解らねぇとは、怪獣は良くても、使役者はイマイチのようだな!えぇ!?正義の味方(笑)さんよぉ!!」

その間も杏子の攻撃は止まない。

さやか「うわっ!!」

ムチのようにしなる、変幻自在の槍の杏子の攻撃に翻弄され、剣が跳ね上げられるさやか。大きな隙を晒してしまう。

杏子「終わりだよ!!」

杏子は大きく跳び上がり、多節に分かれた槍を真っ直ぐに戻して、さやかの心臓のある胸目掛けて突っ込む。
必殺のタイミング。

まどか「さやかちゃああああああぁん!!」

QB「さやかああああああああ!!」

まどかとキュゥべえの悲痛な叫び。

杏子「!?」

しかし、杏子は攻撃の軌道を逸らして着地。すぐさま上に跳んで木の枝に乗る。
そんな彼女のいた場所を多数の直径20センチ程度の水晶のような球体が通り抜け、外れたそれは意思があるように、そのまま杏子を追撃する。

さやか「・・・?」

目を閉じていたさやかが目を開ける。
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/17(月) 23:22:59.87 ID:HvUUFmmIO
ガイガンとレギオン。同じ宇宙怪獣なのにこの差はいったい
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 23:25:42.73 ID:YbiVmIxAO
水晶・・・だと?
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/17(月) 23:33:23.20 ID:CAgn732t0
>>683
オルガ「…」
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 23:34:45.80 ID:YbiVmIxAO
>>683
ドゴラ・ギララ「ああ、まったくだな」
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/17(月) 23:49:39.64 ID:5C2dQhmf0
目を開けたさやかに移る、魔法衣である白い豪奢なドレスを着た魔法少女。

さやか「あんた・・・来てくれたの?」

デストロイア「クゥゥゥゥゥゥゥウウ!!」

飛行するデストロイアの角がまるでビームサーベルのように伸びる。ヴァリアブルスライサー、角からミクロオキシゲンを放出して敵を切り刻む武器。それでトドメの一撃を咥えようと全速力で突撃する。
そんなデストロイアの真後ろから虹色の光線が撃ち込まれた。

デストロイア「クゥゥゥゥゥゥ!?」

全速力だった為、回避出来ずにまともに受けてしまう。

ガイガン「!!」

ガイガンはこれをチャンスと、腹部のブラデッド・カッターを回転させ、速度の落ちたデストロイアの皮膜をすれ違い様に切り裂いた。

デストロイア「クゥゥゥゥゥーーー!!」

地面に落下するデストロイア。全長130メートル、翼長160メートル、4万トンの巨体が落下していく。その真下にまどかとキュゥべえ。

まどか「きゃああああああ!!」

QB「\(^o^)/」

だが、落ちる途中のデストロイアに、ワイヤー付きのアンカーが打ち込まれる。
そのアンカーは銀色の機械獣の両手首から伸びていた。

スーパーメカゴジラ「ウオオオオーーン!!」

そのままスーパーメカゴジラは上半身を振るってアンカーを抜き、デストロイアを横に振り飛ばす。

杏子「ちっ・・・!いい加減にしやがれ!」

杏子は恐るべき動体視力で1つの水晶の軌道を見切って、槍で破壊する。
そして白の魔法少女に叫ぶ。

杏子「織莉子!」

織莉子「私の事、ご存知でしたか」

杏子「こんな嫌らしい武器使うのはテメェしかいねぇだろうが。ウザイ奴にはウザイ仲間がいるもんだねぇ」

織莉子「さやかさん、無事ですか?」

自分の周囲に浮遊する水晶を戻してさやかに声を掛ける。

さやか「あんまり無事でも無いけど・・・ありがと」
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県)[sage]:2011/10/17(月) 23:51:45.78 ID:W2HgbPsA0
>>683
レギオンさんは自衛隊の援護に加えて、地球上のマナをかき集めてようやく勝てるレベルですし
ゴジラ世界におけるスペゴジやオリジナルギドラ的なアレ
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/17(月) 23:56:06.14 ID:YbiVmIxAO
ビオランテとオルガ
大口対決、飲み込まれるのはどちらだ!
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 00:18:56.08 ID:7Qkajdh/0
織莉子「私が牽制します。あなたはその間に退いてください」

スーパーメカゴジラが着地して、目からレーザーキャノンを墜落したデストロイアに放つ。

デストロイア「クゥウウウウウウウウ!!」

杏子「ちっ!!」

杏子は被弾したデストロイアを集合体に戻し、その場を離れさせる。

さやか「悪いけど、それは出来ない。助けてくれた事には感謝するけど、こいつは絶対許せない」

剣を構えるさやか。ガイガンをスーパーメカゴジラの右の近くに着地させて、デストロイアへの攻撃態勢を取らせる。

織莉子「(・・・私の懸念通りになりましたね。此処はさやかさんを気絶させて・・・)」

水晶を杏子向けて飛ばそうとした瞬間、彼女に背後から躍り掛かる小さな影。

織莉子「!?」

織莉子は振り向き、その影向けて水晶を1つ放つ。

ガシャアアアアン!

その水晶球が粉砕された。その小さな影が着地する。それは手に魔法で精製したハンマーを持つゆまだった。

ゆま「キョーコを苛めるなーっ!!いっけー、ビオランテ!!」

ゆまの小さな身体から緑色の光が溢れ出る。小さな身体から出た光はあまりに、あまりに巨大な姿を形作っていく。
触手と数本の脚の先端を失っているデストロイアの盾になるように、山のように巨大な最大の怪獣が現出した。

ビオランテ(植獣タイプ)「ビャーオオオオオオウ!!」

さやか「なっ・・・!?この怪獣は、マミさんとほむらが倒した・・・」

織莉子「同じだと思わない方が良いですよ。
魔法少女に使役された怪獣には人間の知能と魔法少女の固有能力による援護がありますから」
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/18(火) 00:20:53.55 ID:dSFEtyTAO
どのスレみてもさやかはウザイな
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/18(火) 00:35:31.50 ID:2EtUgPVAO
すっかり忘れてたけどこの先メガギラス登場するんだよな
ガイガンとデストロイアのバトルですっかり頭から消えていた
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/18(火) 00:39:01.81 ID:8zJyHQLIO
>>691
はいはいアンチワロス
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/18(火) 00:40:45.43 ID:2EtUgPVAO
一瞬はいはいアンギラスに見えて一体何の事やらと
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/18(火) 00:46:28.52 ID:rqLtKhsV0
メガギラスって瞬間移動並の高速移動できたよな。
ゴジラですら捕えられない速さだったのに…捕えられるのか?
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 00:52:49.68 ID:7Qkajdh/0
さやか「やぁああああーーっ!!」

さやかが杏子に切り掛かる。

杏子「やっぱあたし狙いかよ!」

槍で弾き返し、反撃する杏子。

織莉子「(この状況・・・簡単には逃げさせてもらえないですね。
どちらかだけでも倒さなければ)」

織莉子は水晶を放ってさやかを援護しようとする。

ゆま「キョーコの邪魔しないでっ!」

だが、それらはゆまのハンマーで次々に砕かれる。

ガイガン「ギシィァァーーィ!!」

ガイガンがワイヤー付きクローのブラッディ・トリガーをデストロイア向けて射出。
しかし、ビオランテが触手を多数伸ばし、逆に全て絡め取られる。

ビオランテ「ビャオオオオオオオ!!」

そのまま触手を引っ張る。ガイガンも引くが、体重が30万トンと6万トンでは違い過ぎた。

ガイガン「ギシィッ!」

前に引き倒されるガイガン。そして這うように伸びて来た触手で巻かれていく。
同時にスーパーメカゴジラとデストロイアにも多数の触手が伸びる。
スーパーメカゴジラはホバー移動で避けながら、高速で襲い掛かる触手をレーザーキャノンとメーサービームで潰していく。
デストロイアに伸びた触手は、その周りで口を開き、薄緑色の液体を吐き出してデストロイアに浴びせた。

デストロイア「コォオオオオオオ・・・」

薄緑色の液体を浴びたデストロイアの失われた両肩の触手と脚の先端が生えて再生し、頭部に付いていた傷も元通りになった。

まどか「ビオランテの液を浴びたデストロイアが元に戻ったよ!?」

QB「ビオランテのバイオ樹液さ。傷を癒す効果があるけど、あんな再生までは無理だった筈・・・
使役者のゆまの固有能力は強力な回復魔法?それをバイオ樹液を通して使ったのかな?
それとボクは何時までこのまま?」

逆さ吊り状態のキュゥべえ。

まどか「私も縛られたままなんだけど・・・」
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 01:08:55.29 ID:7Qkajdh/0
杏子「やっちまえ、デストロイア!」

デストロイア「コォオオオオオオ!!」

デストロイアが地面に倒れて、ビオランテの触手で拘束されているガイガンに向かい、両肩の槍のような触手で攻撃。

ガイガン「ギシィアアアーーッ!!」

織莉子「ガイガンへメガバスター発射!!」

スーパーメカゴジラの口が開き、背びれが光ると虹色に輝く光線が発射され、それがガイガンを縛っている触手を焼いていく。
自由になったガイガンは、ブラッディ・トリガーを巻き戻しながら跳ね起き、右腕のカマでデストロイアに反撃。

ゆま「今だっ!縛っちゃえ!!」

ビオランテ「ビャオオオオウ!!」

ビオランテが、メガバスターを撃った事で触手への迎撃が一時的に止んだスーパーメカゴジラを触手で襲う。

織莉子「くっ!」

スーパーメカゴジラの手足や首に触手が巻き付き、噛み付いて躯体を引き千切ろうと力を込めていく。

さやか「させるかーっ!ギガリュームクラスター!」

ガイガンの単眼から放たれる赤い光線、それが拡散してスーパーメカゴジラを拘束する触手を焼き切った。
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/18(火) 01:09:52.38 ID:2EtUgPVAO
メガギラスって成長中に注ぎ込まれたエネルギーの元々の持ち主によって顔が変わるんだよな

太古には恐竜、現代ではゴジラのエネルギーを成長に使ったから爬虫類顔になったんだし
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東)[sage]:2011/10/18(火) 01:17:24.72 ID:mqr1NIgAO
>>682

杏子に悪ひろしな口調が移ってるwwww
タイプの違うインキュベーターまだまだ出して欲しいなぁ
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/18(火) 01:45:36.43 ID:ApJRLImb0
タイプの違うインキュベーターでちょっと思ったんだけど、人の造り出した人工生命がやがては人類に牙を剥くなんて話がよくあるじゃん
この世界のインキュベーターは感情がある訳だけど、中には危険な思想に目覚めてる奴もいたりしてとか思ったりした
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/18(火) 01:50:52.36 ID:2EtUgPVAO
そして対抗策の人工生命体を作り上げるも時既に遅く滅亡

はるか未来に新しい人類が繁栄した時両者が復活して激突する、と
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 01:56:24.74 ID:7Qkajdh/0
杏子「はん!だんだん、動きが鈍って来たぜ?疲れて来たんじゃねぇのか?」

さやか「うるさい!」

さやかはどんどん杏子のリーチの長い攻撃をさばき切れなくなって来る。

織莉子「(さやかさんへ援護する余裕が無いですね・・・それにしても・・・)」

ゆま「ええーいっ!」

ゆまのハンマーが織莉子の水晶を砕く。柄の短いハンマーは素早く振る事が出来る上、一発で破壊する威力を持っている。

織莉子「(この子強い・・・!私のこの武器と打撃武器のハンマーは相性が悪いですね・・・しかも・・・)」

相棒であるスーパーメカゴジラを見る織莉子。ビオランテの触手による攻撃に防戦一方の戦いを強いられている。
運動性が劣悪で格闘戦が大の苦手なスーパーメカゴジラにとって、触手で遠距離から、しかも多方向から格闘戦を挑んで来るビオランテは相性最悪の相手といえた。
こちらでもデストロイアと戦うガイガンを援護する余裕が無い。
一方でビオランテは触手や、そこからの溶解性のある放射樹液、更に回復用のバイオ樹液でデストイアに支援を行っている。
切断武器を持つガイガンが拘束攻撃を得意とするビオランテの相手を出来れば良いのだが、デストロイアが集合体、飛行体の2つの形態を使い分けてガイガンを翻弄している。

織莉子「(このままでは・・・)」

ゆま「でええぇーーいっ!!」

織莉子「!?」

余計な事を考えている場合では無かった。水晶を破壊せずに、小さい身体を活かし、その合間を抜けて真正面から、ゆまがハンマーを振り降ろして来る。

織莉子「(私とした事が・・・!)」

だが、急にゆまの動きが遅くなった。

織莉子「(これは・・・)」

これなら十分に回避できる。バックステップで下がり、ゆまから距離を取る。
瞬間、織莉子の後方から跳び上がり、ゆまに襲い掛かる黒い影。

キリカ「私の織莉子を傷付ける悪い子はぁああああ!!死刑!死刑!死刑ぃいいいいいいいい!!」

跳んだキリカが両手のカギ爪をゆまに振り下ろす。

ゆま「っ!?」

ゆまはそれをハンマーの柄で受け止める。

キリカ「すごいねっ!止めたっ!でも、次もあるよ!次々次次次っ!!」

ガガガガガガガガガガ!!

嗤うキリカの目にも止まらぬは速さのゆまへの連撃。

キリカ「どうしたの?反撃しないの?お嬢ちゃんは遠慮してるのかなっ?あははははははっ!!」

ゆま「(速過ぎるよっ!構える暇もない!)」

織莉子「悪く思わないで下さいね」

キリカに押されるゆまの背後へ水晶を飛ばす織莉子。

杏子「ええい!どけぇ!!」

キリカの固有能力により、自分が遅くなり相対的に早くなったさやかを槍で全力で突き飛ばす。

杏子「ゆまーっ!後ろだーっ!!」

杏子はキリカとゆまの間に割って入る。ゆまに代わってキリカと戦う杏子。
ゆまは背後に振り向いて水晶を迎撃、全て砕いた。

キリカ「久しぶりだねっ、あんこっ!!」

杏子「あんこじゃねぇ!きょうこだ!」

キリカ「今日こそ君のデストロイアを食べさせてもらうよっ!!」

杏子「またボコボコにされてぇか!?」
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 01:59:24.49 ID:7Qkajdh/0
ちょっと加筆



杏子「はん!だんだん、動きが鈍って来たぜ?疲れて来たんじゃねぇのか?」

さやか「うるさい!」

さやかはどんどん杏子のリーチの長い攻撃をさばき切れなくなって来る。

織莉子「(さやかさんへ援護する余裕が無いですね・・・それにしても・・・)」

ゆま「ええーいっ!」

ゆまのハンマーが織莉子の水晶を砕く。柄の短いハンマーは素早く振る事が出来る上、一発で破壊する威力を持っている。

織莉子「(この子強い・・・!私のこの武器と打撃武器のハンマーは相性が悪いですね・・・しかも・・・)」

相棒であるスーパーメカゴジラを見る織莉子。ビオランテの触手による攻撃に防戦一方の戦いを強いられている。
運動性が劣悪で格闘戦が大の苦手なスーパーメカゴジラにとって、触手で遠距離から、しかも多方向から格闘戦を挑んで来るビオランテは相性最悪の相手といえた。
こちらでもデストロイアと戦うガイガンを援護する余裕が無い。
一方でビオランテは触手や、そこからの溶解性のある放射樹液、更に回復用のバイオ樹液でデストイアに支援を行っている。
切断武器を持つガイガンが拘束攻撃を得意とするビオランテの相手を出来れば良いのだが、デストロイアが集合体、飛行体の2つの形態を使い分けてガイガンを翻弄している。

織莉子「(このままでは・・・)」

ゆま「でええぇーーいっ!!」

織莉子「!?」

余計な事を考えている場合では無かった。水晶を破壊せずに、小さい身体を活かし、その合間を抜けて真正面から、ゆまがハンマーを振り降ろして来る。

織莉子「(私とした事が・・・!)」

だが、急にゆまの動きが遅くなった。

織莉子「(これは・・・)」

これなら十分に回避できる。バックステップで下がり、ゆまから距離を取る。
瞬間、織莉子の後方から跳び上がり、ゆまに襲い掛かる黒い影。

キリカ「私の織莉子を傷付ける悪い子はぁああああ!!死刑!死刑!死刑ぃいいいいいいいい!!」

その跳んだ影の正体、キリカが両手のカギ爪をゆまに振り下ろす。

ゆま「っ!?」

ゆまはそれをハンマーの柄で受け止める。

キリカ「すごいねっ!止めたっ!でも、次もあるよ!次々次次次っ!!」

ガガガガガガガガガガ!!

嗤うキリカの目にも止まらぬは速さのゆまへの連撃。

キリカ「どうしたの?反撃しないの?お嬢ちゃんは遠慮してるのかなっ?あははははははっ!!」

ゆま「(速過ぎるよっ!構える暇もない!)」

織莉子「悪く思わないで下さいね」

キリカに押されるゆまの背後へ水晶を飛ばす織莉子。

杏子「ええい!どけぇ!!」

キリカの固有能力により、自分が遅くなり相対的に早くなったさやかを槍で全力で突き飛ばす。

さやか「うわぁっ!!」

杏子「ゆまーっ!後ろだーっ!!」

杏子はキリカとゆまの間に割って入る。ゆまに代わってキリカと戦う杏子。
ゆまは背後に振り向いて水晶を迎撃、全て砕いた。

キリカ「久しぶりだねっ、あんこっ!!」

杏子「あんこじゃねぇ!きょうこだ!」

キリカ「今日こそ君のデストロイアを食べさせてもらうよっ!!」

杏子「またボコボコにされてぇか!?」
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 02:13:03.49 ID:7Qkajdh/0
キリカ「前の私とは違うよ!出ておいでーっ!デスギドラ!!」

キリカから黒い光が溢れ出て、集結して結合、3つ首の黒い巨大な怪獣が顕現する。

デスギドラ「グアアアーーアーアアア!!」

杏子「ちっ!羽根が生えて、パワーが段違いに上がってやがる!!
こっちも手加減してる余裕はねぇ!!デストロイアの真の姿、真の力を見せてやる!!」

デストロイア「クゥゥゥゥウウウ!!」

飛行体のデストロイアの身体からバチバチとエネルギーが溢れ出る。

キリカ「先ずはその邪魔なでっかいのを燃やしちゃおうか!!かりゅーじゅーへきはー!!(火龍重撃波)」

デスギドラ「グアアーアア!!」

デスギドラの3つの口から、ビオランテに超高温、超巨大な火炎が吐き出される。
周囲の木々が一斉に燃えて一瞬で炭化する。

ゆま「あぁっ!!」


そのビオランテを庇うように、上空から巨大な影が飛び下りて火炎を受け止めた。
火炎が晴れると、そこには更に変身したデストロイアが姿を現す。

“完全生命体 デストロイア(完全体)”

デストロイア(完全体)「グァオオオオオオオオオオオウ!!」

強固な甲殻に覆われた全身、巨大な翼、太く強靭な脚、長大な尻尾。
それは身長120メートル、翼長210メートル、全長230メートル、体重8万トンに達する、デストロイアの最終形態、完全体生命体の完全体。
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 02:14:47.68 ID:7Qkajdh/0
今日はここまでです。
読んでくださった方、レス下さった方に感謝!
では、明日イカ娘見てから!
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 02:16:35.02 ID:7Qkajdh/0
と思ったけど、ちょっと修正。



キリカ「前の私とは違うよ!出ておいでーっ!デスギドラ!!」

キリカから黒い光が溢れ出て、集結して結合、3つ首の黒い巨大な怪獣が顕現する。

デスギドラ「グアアアーーアーアアア!!」

杏子「ちっ!羽根が生えて、パワーが段違いに上がってやがる!!
こっちも手加減してる余裕はねぇ!!デストロイアの真の姿、真の力を見せてやる!!」

デストロイア「クゥゥゥゥウウウ!!」

飛行体のデストロイアの身体からバチバチとエネルギーが溢れ出る。

キリカ「先ずはその邪魔なでっかいのを燃やしちゃおうか!!かりゅーじゅーへきはー!!(火龍重撃波)」

デスギドラ「グアアーアア!!」

デスギドラの3つの口から、ビオランテに超高温、超巨大な火炎が吐き出される。
周囲の木々が一斉に燃えて一瞬で炭化する。

ゆま「あぁっ!!」

ビオランテを庇うように、上空から巨大な影が飛び下りて火炎を受け止めた。
火炎が晴れると、そこから更に変身したデストロイアが姿を現す。

“完全生命体 デストロイア(完全体)”

デストロイア(完全体)「グァオオオオオオオオオオオウ!!」

強固な甲殻に覆われた全身、巨大な翼、太く強靭な脚、長大な尻尾。
それは身長120メートル、翼長210メートル、全長230メートル、体重8万トンに達する、デストロイアの最終形態、完全体生命体の完全体。
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 02:17:56.97 ID:7Qkajdh/0
また修正。何やってるの自分。



キリカ「前の私とは違うよ!出ておいでーっ!デスギドラ!!」

キリカから黒い光が溢れ出て、集結して結合、3つ首の黒い巨大な怪獣が顕現する。

デスギドラ「グアアアーーアーアアア!!」

杏子「ちっ!羽根が生えて、パワーが段違いに上がってやがる!!
こっちも手加減してる余裕はねぇ!!デストロイアの真の姿、真の力を見せてやる!!」

デストロイア「クゥゥゥゥウウウ!!」

飛行体のデストロイアの身体からバチバチとエネルギーが溢れ出る。

キリカ「先ずはその邪魔なでっかいのを燃やしちゃおうか!!かりゅーじゅーげきはー!!(火龍重撃波)」
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/18(火) 02:21:57.07 ID:fitL6MTKo


キリカェ…
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/18(火) 02:28:58.12 ID:2EtUgPVAO

デストロイアVSデスギドラ
悪役面二大怪獣決戦だ!

どちらもデスから名前が始まってるな
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/18(火) 06:12:06.39 ID:XyAlXxaAO
いつもどうりのうざ可愛いさやかちゃん
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/18(火) 06:52:52.41 ID:/0PYce8yo
お疲れ様でした
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2011/10/18(火) 08:59:59.38 ID:Uk6Y/iWT0
お疲れ様です。
最近このSSを見つけて読みふけってしまいした。
ゴジラがストーリーにしっかり絡んでくるのが待ち遠しいです。
続き楽しみにしてます!頑張ってください!
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]:2011/10/18(火) 10:35:26.31 ID:9qtKCOTO0
おつおつ
デストロイアって死んだのがあの形態だったってだけで、まだ進化するっぽいね
出てないからこれ以上はどうしようもないけど

杏子かわいいよ杏子
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/18(火) 16:49:19.00 ID:OFwusyDJ0
このss内現時点でのゴジラ本編予想
ゴジラ(54)〜地球最大の決戦ここまで変わりなし
怪獣大戦争〜メカ逆ヘドラ以外ほぼ言及なしおそらく本編同様
ゴジラ(84)ゴジラ複数存在なのでおそらくここで2代目と別個体(平成)が確認された
VSビオランテ現在展開的に死滅していない VSギド言及なし VSモスラあった場合バトラなし 
VSメカゴジこの作品の機体は破壊された模様 VSスペゴジ保留 VSデストロイア無し
2000、×メガギラス、×機龍、東京SOS、FW言及無しおそらく本編同様 GMK無し
こんな感じ?X星人と未来人がどうかわからん
あと機龍の量産って劣化版じゃね?
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/18(火) 16:55:17.02 ID:C4KF3eQDO
ゴジラがシェーやってたのってどの作品だったっけ?
716 :名無しNIPPER[sage]:2011/10/18(火) 17:20:13.78 ID:XyAlXxaAO
>>715ggr
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/18(火) 17:35:07.51 ID:C4KF3eQDO
>>716
そうだな、すまんかった。
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/18(火) 20:00:37.08 ID:Yzzch+vIO
>>716

いや、それぐらい教えてやれよ
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 21:26:06.95 ID:7Qkajdh/0
ロリこんばんは。イカ娘可愛い。

>>708

戦闘中は冷酷残忍に豹変しちゃう可愛いキリカです。

>>709

超好きな怪獣同士なのだぜ。

>>710

やっぱりさやかちゃんはうざ可愛くないと、と思うんだ。

>>714

そんな感じ。書いてくれてありがとう。
劣化というか、平成メカゴジラのコンセプトが別バージョンみたいな感じ。
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 21:28:32.63 ID:7Qkajdh/0
QB「デストロイアの完全体・・・まさか、見る事になるなんてね・・・」

まどか「デ・・・デストロイアがまた変身したよ!今度は物凄く強そう!」

QB「強そうなんじゃない・・・途轍もなく強いんだ。最上級の一体に数えられる、バランスで言えば最強の怪獣と言われている。
但し、使役者に凄まじい負担が掛かるけど」

まどか「ヘドラより強いの!?」

QB「一概にどちらが強いとは言えないね。ただ、ヘドラとの最大の違いは明確な弱点が無い事さ。特に熱には完全な耐性を持つどころか、吸収してしまう。
最も効果的な攻撃は冷気だけど、それとて効き目は他の怪獣と同程度、別にそれが弱点と言う訳じゃない。
しかも怪獣にも絶大な威力を発揮するオキシジェン・デストロイアーを光線化して発射する能力を持っている」

まどか「さやかちゃん達・・・負けちゃうの?」

QB「解らない。スーパーメカゴジラ、デスギドラ、ガイガンと上級の怪獣が3体だからね。
ただ言える事は・・・」

まどか「な・・・何・・・?」

QB「こんな事になるなら、さやかと契約するんじゃ無かったぁああああああああああ!!」

まどか「(だよねー)」

QB「クーリングオフを要求する!!」

とかやっているが、周囲はかなり危険な状態になっている。
さっきデスギドラが吐いた火龍重撃波で、周囲の木々が一斉に燃えて炭化したが、それがくすぶって、更に火が燃え広がり、火の手が、ゆまのツタで縛られているまどか達の方へ広がって来ている。
更にさっきから砕けた岩が近くに落ちたりしてもいる。

まどか「ね、ねぇ、キュゥべえ、このままじゃ私達・・・」

QB「うん、仲良くバーベキューだね。インキュベーターとバーベキューって似てるね!
あははははは!可笑しくねぇEEEEEEEEEEE!!
シニタクナーイ!シニタクナーイ!」

まどか「キュゥべえ、混乱し過ぎ!落ち着いて!!」
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage saga]:2011/10/18(火) 21:54:09.32 ID:7iBvRits0
キュウベェ混乱ワロタwww
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/18(火) 21:54:40.99 ID:4QAeyTfc0
落ち着けQBwwww
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/18(火) 22:00:05.41 ID:2EtUgPVAO
轟天号、新轟天号、スーパーX3、3式機龍を出撃
更に冷凍レーザータンク及び冷凍メーサー隊で取り囲んで頭冷やしてやれ


東宝特撮で冷凍攻撃使えるのって大抵人類の兵器だよね
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/18(火) 22:30:08.01 ID:10dq9RX70
ガイガン&メカゴジラ&デスギドラVSデスドロイア&ビオランテかよw
これだけで映画一本作れるレベルじゃねぇかwww
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/18(火) 22:33:13.94 ID:A41dwrRE0
結局デストロイア倒したの自衛隊だったね
そもそも映画じゃ本来デストロイア>ゴジラ>人類>デストロイアのはずがゴジラがバーニングフォームになって
ゴジラ>デストロイア<自衛隊<ゴジラになっちゃったからな
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/18(火) 22:39:08.92 ID:2EtUgPVAO
冷凍攻撃しこたま受けて落下して爆発しちゃったけど
落下した後も立ち上がって冷凍攻撃翌浴びながら
ゴジラと戦い続けるシーンも撮ろうとしたとか

あと胸が開いて攻撃を放つ案があったらしいなデストロイア
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 22:47:03.45 ID:7Qkajdh/0
青と白と黒、赤と緑の魔法少女と怪獣が激突する。

デスギドラ「グアアアアーーアアーーアアア!!」

デスギドラがデストロイアに突進して3本の首で、両腕と右肩に噛み付く。
メキメキメキ・・・と甲殻が軋み、黄緑色の血が滲み出て来る。

デストロイア「グゥオオオオオオオウ!!」

デストロイアは口からオキシジェン・デストロイアーレイを発射。至近距離からデスギドラの肩に叩き付ける。被弾した部分が分解され、赤い血が吹き上がるが、デスギドラは顎を離さず、デストロイアの血が流れ続ける。

さやか「うおおおおおっ!!」

さやかが両手に剣を持ち、デスギドラの背から肩の辺りを駆ける。迫るオキシジェン・デストロイアーレイ。それを横っ飛びで回避。
更にデスギドラの中央の首を駆け上る。
デストロイアの右肩に噛み付く、デスギドラの中央の首の上には、速度低下の影響を受けてなお、キリカと互角に打ち合う杏子。彼女目掛けて切り掛かる。

杏子「いい加減しつけぇんだよ!!」

キリカ「うわっと!!」

杏子がキリカを押し飛ばし、さやかの斬撃を受け止める。

キリカ「うわああああっ!」

キリカはデストロイアの背中側に落ちていく。
その下には口を開けてキリカを飲み込もうと待ち構えるビオランテの触手。だが、それが途端に力を失ったように落ちていく。

ガイガン「ギシィァァァーッ!!」

ガイガンの鎌に切り落とされた触手が地面に落ち、ガイガンは落ちるキリカを左の鎌の側面で受け止め、一旦、デストロイアとデスギドラから離れる。

キリカ「行くよっ!ガイガン!」

キリカはガイガンの左の鎌のカギ爪に掴まる。続いてその爪のブラッディトリガーが射出される。
その先にはデストロイアの頭部。キリカはブラッディトリガーのワイヤーがデスギドラと組み合うデストロイアの首に巻き付く直前に、途中で跳び降りる。
デスギドラの頭部でさやかと打ち合う、杏子の背中から強襲するが、さやかが杏子に突き飛ばされ、キリカの攻撃も受け止められた。
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/18(火) 22:59:55.55 ID:A41dwrRE0
小さき勇者のトトみたいに純粋な友情とか信頼で戦ってくれる怪獣とか出してほしい

あとX星人
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/18(火) 23:05:02.50 ID:sVesQX3/o
デスギドラの鳴き声のとこ見てたらOOのアーアアー♪が脳内で流れたでござる
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 23:12:34.33 ID:7Qkajdh/0
>>728

友情と信頼で戦う怪獣は、一応考えてる。
ただ、小さき勇者見た事無いのでそれっぽくはならない、と思う。

X星人は出ないなぁ。
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/18(火) 23:13:42.62 ID:2EtUgPVAO
同族(というか同種)対決とかも見てみたい
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/18(火) 23:17:15.68 ID:4QAeyTfc0
>>731
描写はないけど、ギドラ対決はあったよな
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/18(火) 23:24:16.71 ID:2EtUgPVAO
>>732
マミさんのキングギドラとキリカのデスギドラの戦いがあったらしいな

ただそういうのじゃなく純粋に同種の対決
アンギラス(初代)対アンギラス(FW)みたいな感じ
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 23:26:49.77 ID:7Qkajdh/0
キリカ「あぁーーっ!!もう面倒くさいっ!!さやさや!デスギドラ!!」

キリカは杏子と高速で打ち合いながら叫ぶ。

さやか「解った!」

さやかはバックステップしてデスギドラの背中に戻ると、デスギドラは全て顎を離し、翼を羽ばたかせて大きく斜め上にバックジャンプ。
中央の首が、頭部を振って杏子を振り落とす。キリカも落ちるが、それに右の首が伸びてキリカが掴まる。

杏子「くそっ!来いデストロイア!!」

彼女を受け止めようと動こうとするデストロイア。

さやか「させるかーっ!」

ガイガン「ギシィャーーーィ!!」

だが、ガイガンが後ろから全てのブラッディ・トリガーを射出し、デストロイアに巻き付けて拘束する。

デストロイア「グゥオオオオオオオウ!!」

杏子「しまった!」

杏子は地面目掛けて落ちていく。
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 23:27:17.11 ID:7Qkajdh/0

ゆま「こんのーっ!!しつこいっ!!」

織莉子「あなたには言われたくありません!」

巨大なビオランテの上で戦う、織莉子とゆま。水晶を次々に精製して撃ちだすが、やはりゆまのハンマーで砕かれていく。水晶が防がれるどころか、たまに懐に潜り込まれて打撃を受ける。
周りからビオランテの触手が、次々に織莉子に襲い掛かるが、スーパーメカゴジラのレーザーキャノンとメーサービームに潰される。

スーパーメカゴジラ「ウオオオオオン!!」

吼えて口からメガバスターをビオランテの頭部に撃つ。

ビオランテ「ビャーオオオオウ!!」

頭部に損傷を受けるが、一瞬で再生してしまった。
元来の強力な再生能力と生命力、ゆまの治癒魔法が加わり、恐るべき耐久力を持つに至ったビオランテ。

織莉子「(このままでは、こちらがやられますね・・・)」

ゆま「!!」

内心、冷や汗を掻いている織莉子。だが、彼女へのゆまからの攻撃が止んだ。
ゆまはビオランテの背から跳び下り、触手の一本へ降りると、その触手が伸びていく。
その先には地面へ真っ逆さまに落ちて行く杏子。
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/18(火) 23:34:46.08 ID:7Qkajdh/0
ゆま「キョーコー!!」

ビオランテの触手の先に乗ったゆまが、落ちて来る杏子を受け止める。
小さな身体でも魔法で身体強化しておけば、十分受け止められる。

キリカ「い・ま・だ♪かさいりゅーげきだーん!(火砕流撃弾)」

ジャンプして翼で滞空するデスギドラの右の頭部の上でキリカが叫ぶ。

デスギドラ「グアアアアーーアアアア!!」

3つの頭部の口を開いて光線化した火砕流、火砕流撃弾をビオランテの触手の上の杏子とゆまを狙って連続発射。生身の魔法少女なら一撃で消し炭になる。

キリカ「あーっはっはっはっは!逃げろ、逃げろー!消毒してやんよー!!」

デスギドラの上で腕を組んで高笑いするキリカ。

さやか「あれ?私達って正義なんだよね・・・?」

杏子「うおおおおおお!?大丈夫なのか、おい!?」

雨のように降ってくる火砕流撃弾。それを2人が乗る触手がビオランテ本体の方に戻りながら避けるが、避け切れなくなる。

ゆま「無理ー!お願い、ビオランテ!!」

ビオランテ「ビャーオオオオ!」

ビオランテの触手が次々に伸びて来て、火砕流撃弾を塞ぐ2人の盾になる。

ゆま「危なかった・・・」
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/18(火) 23:49:29.61 ID:dSFEtyTAO
自然破壊して正義はないだろう
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/18(火) 23:54:32.56 ID:2EtUgPVAO
なに、勝てば官軍だ
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/18(火) 23:58:13.18 ID:2R39rjPAO
つーか考えたら怪獣使って喧嘩とか迷惑極まりないな
被害デカすぎだろ
すでに焼け野原になっててもおかしくないレベル(笑)
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/18(火) 23:59:26.17 ID:2EtUgPVAO
キーべえが焼ければまさに・・・
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 00:08:28.33 ID:6c84Z/ae0
杏子「マジで死ぬかと思った・・・。で、テメェも調子ぶっこいてんじゃねぇ!!」

デストロイア「グゥオオオオオオウ!!」

デストロイアが振り向きながら、ヴァリアブルスライサーを振るい、拘束しているブラッディトリガーのワイヤーを切っていく。そしてガイガンに突進しながら翼を広げる。飛び上がってガイガンに突撃。

ガイガン「ギシィーーッ!?」

長い尾をガイガンの首に巻き付ける。そして上昇して尾だけでガイガンを持ち上げて飛ぶ。

デストロイア「グゥオオオオオオ!!」

そして尾を振り上げてガイガンを上に放り投げる。次に飛んでガイガンに追い付き、尾で横に殴り飛ばす。更に横に飛ぶガイガンの先に回って右肘をガイガンの顔面に打ち込む。

ガイガン「ギシィァアアアーーィ!?」

そして尻尾を振り上げ、ガイガンに叩き付けて地面に打ち下ろす。
地面に激突するガイガン。

杏子「トドメだ!」

触手から跳んで、地面に降りていた織莉子に槍を突き出しながら杏子は叫ぶ。

デストロイア「グゥオオオオオオオオオ!!」

上空からのフルパワーのオキシジェン・デストロイヤーレイ。それがデストロイアの口から地面に倒れているガイガンに撃ち出される。

織莉子「待っていましたよ」

杏子の槍を水晶で防ぎ、反撃しつつ言う織莉子。

スーパーメカゴジラがホバーで背面滑走、ガイガンの上に出る。
そして全身の装甲からオキシジェン・デストロイヤーレイを吸収。
オキシジェン・デストロイヤーレイといえど光線。ミクロオキシゲンを光線化したからこそ、吸収出来た。

スーパーメカゴジラ「ウオオオオオン!」

そして吸収したらプラズマ・グレネイドとして腹部から空中のデストロイアに撃ち返す。
デストロイアはそれを空中で羽ばたいて回避。巨体でありながら、動きは速い。
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/19(水) 00:09:55.91 ID:UuaQAXWAO
まどか「あぁ! みんな後ろを見て! 見滝原が……無くなってる!」
 
QB「うはww 上役に抹殺されるレベルww オワタ……」
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 00:13:46.86 ID:6c84Z/ae0
ゆま「もう!キョーコの邪魔しないでよ!放射樹液!!」

ビオランテ「ビャーオオオウ!!」

ビオランテが着地しようと隙を見せているスーパーメカゴジラ向けて、巨大な口を開くと、緑色に輝く液体が噴射される。

しかし、スーパーメカゴジラを守るようにデスギドラが降りた。

キリカ「ごーれつくらいしーん!!(剛烈駆雷震)」

デスギドラ「グアアアーーアアアーーアアア!!」

デスギドラが吼えると、地面が割れてマグマが高く噴き出し、それによって、放射樹液が蒸発していく。
デストロイアもビオランテの横に降り、ガイガンも起き上がる。再び対峙する魔法少女と怪獣達。
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/19(水) 00:42:28.08 ID:ImSxjVDa0
ほむほむはまだか!
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 00:57:49.31 ID:6c84Z/ae0
まどか「どうして・・・?ねぇ、どうして?敵じゃ無いのに、どうして魔法少女同士で戦わなきゃならないの?」

まどかの目に映るのは死闘を繰り広げる5大怪獣とそれを使役する少女達。もう木々は焼き尽くされ、地形は変わり、巻き添えを食らって周囲の道路はズタズタに破壊され、多数の鉄塔が倒れている。
当然、周囲に怪獣警報が出ていた。

QB「さやかが要らんケンカ売るからだよ!そしてそんなさやかとボクが契約しちゃったからだよ、ちくしょう!!」

まどか「ご、ごめん・・・」

KB「ははは!スッゲーな、おい!
スーパーメカゴジラに改造強化されたガイガン、進化したデスギドラ、最終形態のビオランテとデストロイア!5大強豪怪獣勢ぞろいだ!!
ちっきしょー、こんな豪華な面子のバトルなんざ、滅多に見られるもんじゃないぜ!運が良いな、テメェら!」

キーべえがまどか達の近くにやって来る。

QB「キーべえ、助けて!」

KB「助けられるンなら、助けてやっても良いけどよ、俺にどうしろってのよ?
非力なインキュベーターだぜ、俺。つか、何で一般人連れて来てンだよ?」

QB「うわああああああ!!そうだった!!こんな所にまどか連れて来るのを許可したってマミにバレたら殺されるぅううううううう!!」

KB「そいつに殺されるまでも無く、お前らもうすぐ死ぬけどな」

まどか・QB「え?」

KB「ほれ、もうすぐそこにマグマが流れて来てるぞ。さっきデスギドラが派手にマグマ噴出させてだろ?アレだ」

まどか「いやぁああああ!!キリカちゃんのバカーー!!ていうか、一般人が危ない目に合ってるんだから、5人の内、誰かが来てくれても良いと思うんだけどー!?」

QB「誰か助けてぇえええええええ!!」

必死にもがくまどかとキュゥべえ。

???「私にバレたら、何ですって?」

ズドン!ズドン!と銃弾が飛んで来て、まどかとQBを縛っていたツタに命中。ツタを切った。

マミ「此処は危ないわ!早く離れましょう!」

魔法少女に変身し、マスケット銃を持ったマミが歩いて来る。

まどか「マミさん!」

QB「マミ!」

KB「よお!相変わらず良い乳してんなぁ!」

マミ「怪獣の警報が出たから、慌てて来たけど・・・」

マミの目に映るのは争い合う魔法少女と、それの使役する激突する怪獣達。

マミ「どういう状況?移動しながら聞かせてくれる?こっちよ」

2人と2匹は歩き始める。

まどか「えっと、さやかちゃんが此処の魔法少女に戦いを挑んで、次に織莉子さんが加わって、もう1人の小さい此処の魔法少女の子が加わって、キリカちゃんが加わって・・・」

マミ「成る程、美樹さんが・・・って、此処の魔法少女って佐倉さんじゃない!美樹さん、彼女に戦いを挑んだの!?」

QB「うん、まぁ・・・」

まどか「あの赤い髪の娘、佐倉さんって言うんですか?」

マミ「ええ・・・美樹さんが佐倉さんに戦いを挑むなんて、無謀を通り越して愚かだわ」

まどか「あの娘、そんなに強いんですか!?でも、さやかちゃんも結構互角に戦ってましたけど・・・」

マミ「確かに、呉さんの速度低下の効果があるとはいえ、美樹さんがあそこまで対抗できているのは驚いたわ」

QB「さやかは今日の一戦で見違えるほど強くなっている。バカだけど戦闘センスは凄いよ」

マミ「でも私がさっき見た限りでは、佐倉さんはまだ切り札を切っていない」

まどか「切り札?」

マミ「彼女の固有能力よ。ともかく、暁美さんに連絡して。怪獣の使えない、今の私ではどうしようも無いわ」

まどか「はい!」
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/19(水) 01:01:47.54 ID:pkgZVfMAO
こんなにマミさんの登場が心強く思えたのは初めてだ
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[sage]:2011/10/19(水) 01:10:19.60 ID:4KamScJW0
と言うか、何だ、リュウさんがいたらバカヤローで済まないレベル
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 01:47:48.57 ID:6c84Z/ae0
今、私はバトラの背に乗って超音速の空中戦の真っ最中。

“翼竜怪獣 ラドン”

ラドン(新)「キィエエエエエエエーーン!!」
敵は中生代のプテラノドンが放射能で怪獣化したっていうラドン。身長70メートル、翼長150メートル。
最早、古代生物が生き残ってたり、それが放射能で変異したとか聞いたり、大きさが100メートル超えてても驚かなくなっている自分が怖いわ。
何でこんな所でこんな事してるかって言うと、さやかを探して見滝原の高層ビルが並ぶ中心街に来たのよ。
人が多い所ほど怪獣が出易いって聞くからさやかも来てると思ってね。で、そこにいたら、飛行怪獣が来るっていう警報が出たから、そこにいた私が戦ってる訳。
戦ってたらさやかが、あたしに任せて!とガイガンに乗って飛んで来ると思って、街に被害が出ないよう雲の上で適当に時間かけて相手してるんだけど、来ないし。
ていうか、織莉子とキリカは?さやかと合流出来たのかしら?

・・・まさかとは思うけど、見滝原を出て、佐倉杏子にケンカ売ってたりしないわよね?今までのループで最初よく衝突してたし。
でも、まさか怪獣使って争ってたりはしないわよね?
それにもし、そんな目立つ事してたら、織莉子とキリカが見付けて止めるわよね?
一緒になって戦ってたりは・・・うん、無い無い、有り得ない。
さっさとこのラドンを片付けて帰りましょう。今日の怪獣はラドンだけだと良いけど。
そうそう、ラドン族の、私が今戦っている種類は極稀に体色が赤くなって、生命力が大幅に上がって、口からの熱戦発射能力を得る個体もいるらしいわ。

ブルルルル・・・

ん?携帯?
私は今、超音速で飛ぶバトラの上にいるから、音が後ろに流れて携帯から鳴っても気付かないから、マナーモードよ。

着信:嫁

まどか?どうしたのかしら?

私はバトラの背中から飛び下りてスカイダイビングし、速度が時速200キロ程度で安定してから、電話に出る。
こうしないと超音速で飛んでたら、出ても音が流れて会話できないから。
時速200キロでも聞き難いけど、そこは身体能力の強化を使ってるわ。

ほむら「はい、もしもし?」

まどか「ほむらちゃん、今何処?」

ほむら「高度3万メートルくらいの高空よ」

まどか「えぇ!?そ、それはともかく早く来て!

ほむら「どうしたの?」

まどか「さやかちゃん達が、隣地区の魔法少女達と戦ってるの!」

・・・はい?

ほむら「・・・ごめんなさい、もう一度言ってくれる?」

まどか「さやかちゃんが、隣地区の魔法少女の子に戦いを挑んで、それで織莉子さんとキリカちゃんも加わって・・・」

ほむら「まさか、その隣地区の魔法少女って、佐倉杏子?」

まどか「え?うん、そうだよ。ほむらちゃん、知ってたの?」

あ、あ゛ぁあああああああああああーーーもう!!
何でよ!?人がどれだけ苦労して此処まで来たと思ってるのよ!?
今までもさやかは、仲間数人を道連れに自滅する事がよくあったけど、また!?またそういう展開なの!?

ほむら「解ったわ、直ぐに行くわ」

見ると、ラドンが落ちる私を見付けて飛んで来ている。そのラドンの体色が見る見る内に赤く変化していく。

“紅蓮翼竜 ファイアーラドン”

ファイアーラドン「キィエエエエエーーン!!」

わぁい滅多に見られない、ファイアーラドンだわー、嬉しくなーい。

ほむら「ごめんなさい、直ぐは無理かも知れないわ」

ファイアーラドン「キイエエーーン!!」

私に向けて熱戦を吐いて来る。時間停止、バトラを呼んで背中に乗って熱線の射線から移動。
時間停止を解除すると、熱線が何も無い場所を通り抜ける。
もう、この怪獣ほっといて行こうかな・・・。
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 01:51:13.10 ID:6c84Z/ae0
今日は此処までです。
高空で携帯って使えんのかな・・・?ほむほむは魔力バリア張ってるので高空でも大丈夫です。
読んでくださった方、レスくださった方、ありがとう!
また明日!
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/19(水) 01:57:31.82 ID:pkgZVfMAO
乙力光線
歌の力無しにファイヤー化するとはこのラドンやるな
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2011/10/19(水) 02:38:57.65 ID:SFknGu4Y0
お疲れ様です
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/19(水) 03:58:02.73 ID:ImSxjVDa0
乙!
どうしてさやかはトラブルばかり起こすのか
事態が収拾しても、さやかはいろんな所から怒られそうだな
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]:2011/10/19(水) 06:39:29.25 ID:8BIDZanE0
追いついたー!っていうか、キリカけっこう負けてるのね。
手始めにマミさんに負けて、仕方ないから隣町に行ったら杏子にフルボッコの流れだったのかしら
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/19(水) 07:15:51.25 ID:wFUHdP2IO
>>753

完全体に進化してなかったからじゃない?
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage]:2011/10/19(水) 13:56:57.21 ID:SnJu71iJ0
乙乙。VS世代だから燃えてくるわ。

そういやモスラがまだ出てないな(三部作版含む
スペゴジやカイザーギドラといった最強クラスの怪獣が未登場だし、それに対抗するために駆けつけるんかな?
とりあえず展開が楽しみだ。
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/19(水) 17:03:27.49 ID:LLCXXe71o
3万メートルって戦闘機の上昇限度越えてる高さからフリーダイビングとかほむほむマジほむほむ
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/19(水) 17:06:52.82 ID:ZoISW7+q0
>>603
ん?悔しかったのか?
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/19(水) 17:22:30.55 ID:AwbP/ZSy0
何気にほむほむ二連戦……相当ストレス溜まってるだろうなあ……
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/19(水) 18:14:23.32 ID:qQ1d5fl70
おいついた、面白いね
メカキングギドラとメカゴジはまあ仕方ないとして、やっぱパートナー、ペアが本編でいるやつそのとうりにしてほしいかな
あとおっさん分が足りない
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/19(水) 18:45:28.46 ID:pkgZVfMAO
パラボラ分もだ
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/19(水) 18:47:24.89 ID:xv9Nlc9H0
>>759
魔法少女が主役だからしかたない、でも搭乗者、パートナーが女ならいけんじゃない?
茜&機龍、イリス&綾奈(?)
まあゴジラ映画の大半はおっさんが主人公だもんなwwこれも魔法少女だししかたない
だがその内おっさん含め、主要キャラをだしてほしい
スーパーXシリーズとMOGERAならおっさんも活用できる!
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)2011/10/19(水) 19:14:43.02 ID:UuaQAXWAO
スーパーメカゴジラ
進化したデスギドラ
最終形態ビオランテ
最終形態デストロイヤ
 
5大強豪怪獣勢揃いだ! 
 
 
 
…あれ?
一匹足りないぞ?
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/19(水) 20:04:27.98 ID:pkgZVfMAO
>>762
多分出てくるだろう復活したマミさんのギドラ!
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 21:08:29.01 ID:6c84Z/ae0
ロリこんばんは

>>752

さやかちゃんだからさ

>>753

そういう感じ

>>755

自分もVSシリーズが一番好き。何と言っても怪獣がカッコいい。
モスラは、まぁ、出ると思う。

>>759
>>761

ゴジラの方の人間キャラは出す事を全く考慮して書いて無いので、うーん・・・。
おっさんは出しても自分が嬉しくないので無理だと思う。

>>760

パラボラ兵器かぁ・・・出て来て速攻蹴散らされる役しか思いつかない。

では再開。
昨日の終わりの方の修正した分から。駄目だ、早く寝ないと焦って書いたら、書きたいのが抜けてたり、ほむほむのナレの口調が変だったりした・・・。
後、今更だが、3人称のナレ部分が変わり難かったりはしないですか?
昨日の怪獣と魔法少女を絡めた戦闘って書くのメチャ大変だったけど、シーンとか動きが解り難かったりしないだろうか。
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 21:11:28.82 ID:6c84Z/ae0
まどか「どうして・・・?ねぇ、どうして?敵じゃ無いのに、どうして魔法少女同士で戦わなきゃならないの?」

まどかの目に映るのは死闘を繰り広げる5大怪獣とそれを使役する少女達。
木々は焼き尽くされ、周囲の道路はズタズタに破壊され、あちこちに光線による爆発のクレーターが出来、地形が変わっていた。
当然、周囲に怪獣警報が出ていた。

QB「さやかが要らんケンカ売るからだよ!そしてそんなさやかとボクが契約しちゃったからだよ、ちくしょう!!」

まどか「ご、ごめん・・・」

KB「ははは!スッゲーな、おい!
スーパーメカゴジラに改造強化されたガイガン、進化したデスギドラ、最終形態のビオランテとデストロイア!5大強豪怪獣勢ぞろいだ!!
ちっきしょー、こんな豪華な面子のバトルなんざ、滅多に見られるもんじゃないぜ!運が良いな、テメェら!」

キーべえがまどか達の近くにやって来る。

QB「キーべえ、助けて!」

KB「助けられるンなら、助けてやっても良いけどよ、俺にどうしろってのよ?
非力なインキュベーターだぜ、俺。つか、何で一般人連れて来てンだよ?」

QB「うわああああああ!!そうだった!!こんな所にまどか連れて来るのを許可したってマミにバレたら殺されるぅううううううう!!」

KB「そいつに殺されるまでも無く、お前らもうすぐ死ぬけどな」

まどか・QB「え?」

KB「ほれ、もうすぐそこにマグマが流れて来てるぞ。さっきデスギドラが派手にマグマ噴出させてだろ?アレだ」

まどか「いやぁああああ!!キリカちゃんのバカーー!!ていうか、一般人が危ない目に合ってるんだから、5人の内、誰かが来てくれても良いと思うんだけどー!?」

QB「誰か助けてぇえええええええ!!」

必死にもがくまどかとキュゥべえ。

???「私にバレたら、何ですって?」

ズドン!ズドン!と銃弾が飛んで来て、まどかとQBを縛っていたツタに命中。ツタを切った。
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 21:12:46.11 ID:6c84Z/ae0
マミ「此処は危ないわ!早く離れましょう!」

魔法少女に変身し、マスケット銃を持ったマミが歩いて来る。

まどか「マミさん!」

QB「マミ!」

KB「よお!相変わらずでけぇおっぱいしてんなぁ!揉ませろよ!」

マミ「殺すわよ?」

KB「おお、怖ぇ、怖ぇ」

まどか「(インキュベーターってこんなのばっかりなのかな・・・?)」

マミ「怪獣の警報が出たから、慌てて来たけど・・・」

マミの目に映るのは争い合う魔法少女と、それの使役する激突する怪獣達。

マミ「どういう状況?移動しながら聞かせてくれる?こっちよ」

2人と2匹は歩き始める。

まどか「えっと、さやかちゃんが此処の魔法少女に戦いを挑んで、次に織莉子さんが加わって、もう1人の小さい此処の魔法少女の子が加わって、キリカちゃんが加わって・・・」

マミ「成る程、美樹さんが・・・って、此処の魔法少女って佐倉さんじゃない!美樹さん、彼女に戦いを挑んだの!?」

QB「うん、まぁ・・・」

まどか「あの赤い髪の娘、佐倉さんって言うんですか?」

マミ「ええ・・・美樹さんが佐倉さんに戦いを挑むなんて、無謀を通り越して愚かだわ」

まどか「あの娘、そんなに強いんですか!?でも、さやかちゃんも結構互角に戦ってましたけど・・・」

マミ「確かに、呉さんの速度低下の効果があるとはいえ、美樹さんがあそこまで対抗できているのは驚いたわ」

QB「さやかは今日の一戦で見違えるほど強くなっている。バカだけど戦闘センスは凄いよ」

マミ「でも私がさっき見た限りでは、佐倉さんはまだ切り札を切っていない」

まどか「切り札?」

マミ「彼女の固有能力よ。ともかく、暁美さんに連絡して。怪獣の使えない、今の私ではどうしようも無いわ」

まどか「はい!」
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 21:14:23.22 ID:6c84Z/ae0
見滝原市、中心街、上空。

今、私はバトラの背に乗って超音速の空中戦の真っ最中。
私はバリアを張ってるから普通に呼吸できるし、空気抵抗も無いわ。

“翼竜怪獣 ラドン”

ラドン(新)「キィエエエエエエエーーン!!」
敵は中生代のプテラノドンが放射能で怪獣化したっていうラドン。身長70メートル、翼長150メートル。
最早、古代生物が生き残ってたり、それが放射能で変異したとか聞いたり、大きさが100メートル超えてても驚かなくなっている自分が怖いわ。
何でこんな所でこんな事してるかって言うと、さやかを探して見滝原の高層ビルが並ぶ中心街に来たのよ。
人が多い所ほど怪獣が出易いって聞くからさやかも来てると思ってね。で、そこにいたら、飛行怪獣が来るっていう警報が出たから、そこにいた私が戦ってる訳。
戦ってたらさやかが、あたしに任せて!とガイガンに乗って飛んで来ると思って、街に被害が出ないよう雲の上で適当に時間かけて相手してるんだけど、来ないし。
ていうか、織莉子とキリカは?さやかと合流出来たのかしら?

・・・まさかとは思うけど、見滝原を出て、佐倉杏子にケンカ売ってたりしないわよね?今までのループで最初よく衝突してたし。
でも、まさか怪獣使って争ってたりはしないわよね?
それにもし、そんな目立つ事してたら、織莉子とキリカが見付けて止めるわよね?
一緒になって戦ってたりは・・・うん、無い無い、有り得ない。
さっさとこのラドンを片付けて帰りましょう。今日の怪獣はラドンだけだと良いけど。
そうそう、ラドン族の、私が今戦っている種類は極稀に体色が赤くなって、
生命力が大幅に上がって、口からの熱戦発射能力を得る個体もいるらしいわ。

ブルルルル・・・

ん?携帯?
私は今、超音速で飛ぶバトラの上にいるから、音が後ろに流れて携帯から鳴っても気付かないから、マナーモードよ。

着信:嫁

まどか?どうしたのかしら?

私はバトラの背中から飛び下りてスカイダイビングし、速度が時速200キロ程度で安定してから、電話に出る。
こうしないと超音速で飛んでたら、出ても音が流れて会話できないから。
時速200キロでも聞き難いけど、そこは身体能力の強化を使ってるわ。

ほむら「はい、もしもし?」

まどか「ほむらちゃん、今何処?」

ほむら「高度3万メートルくらいの高空よ」

まどか「えぇ!?そ、それはともかく早く来て!

ほむら「どうしたの?」

まどか「さやかちゃん達が、隣地区の魔法少女達と戦ってるの!」

・・・はい?

ほむら「・・・ごめんなさい、もう一度言ってくれる?」

まどか「さやかちゃんが、隣地区の魔法少女の子に戦いを挑んで、それで織莉子さんとキリカちゃんも加わって・・・」

ほむら「まさか、その隣地区の魔法少女って、佐倉杏子?」

まどか「え?うん、そうだよ。ほむらちゃん、知ってたの?」

あ、あ゛ぁあああああああああああーーーもう!!
何でよ!?人がどれだけ苦労して此処まで来たと思ってるのよ!?
今までもさやかは、仲間数人を道連れに自滅する事がよくあったけど、また!?またそういう展開なの!?

ほむら「解ったわ、直ぐに行くわ」

見ると、ラドンが落ちる私を見付けて飛んで来ている。そのラドンの体色が見る見る内に赤く変化していく。

“紅蓮翼竜 ファイアーラドン”

ファイアーラドン「キィエエエエエーーン!!」

わぁい滅多に見られない、ファイアーラドンだわー、嬉しくなーい。

ほむら「ごめんなさい、直ぐは無理かも知れないわ」

ファイアーラドン「キィエエエエエーーン!!」

私に向けて熱戦を吐いて来る。時間停止、バトラを呼んで背中に乗って熱線の射線から移動。
時間停止を解除すると、熱線が何も無い場所を通り抜ける。
もう、この怪獣ほっといて行こうかしら・・・。
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 21:36:00.34 ID:6c84Z/ae0
6対4の激闘。数で言えばさやか達に分があるように思える、しかし・・・

さやか「ハァ、ハァ、ハァ・・・くそっ!」

ガイガン「ギシィ・・・」

さやかはガイガンの足元で地面に膝を付いて息を荒げ、ガイガンは右の鎌と尻尾の先端を失っている。
さやかもガイガンも、固有能力の強力な自己再生能力で身体を治しながら戦って来たが、それの使用も限界が来ていた。

キリカ「ハァ、ハァ、ハァ・・・あぁー、しんどー・・・」

デスギドラ「グアアア・・・」

既に敵の速度低下は使えなくなり、キリカはデスギドラの背中で大の字に寝転んでいる。
デスギドラも傷だらけになり、あちこちから血が流れている。

織莉子「ハァ、ハァ、ハァ・・・完全体のデストロイア、間違っても敵としては出会いたくありませんでした・・・」

スーパーメカゴジラ「ウオオオン・・・」

スーパーメカゴジラの肩に立つ織莉子の周囲を浮かぶ水晶も、数が減ってしまっている。
スーパーメカゴジラの各火器のジェネレーターの冷却が追い付かず、メガバスターとレーザーキャノンは無理な連続使用により、使用不可能になっていた。
3人ともソウルジェムの色が随分と薄くなっている。

杏子「へぇ、やるじゃんか。知ってるか?あたしに楯突いた奴は、普通今頃ミンチになってるんだぜ?」

一方、杏子はデストロイアの足元で槍を担いで余裕の笑みを浮かべている。

デストロイア「グゥオオオオオオオウ!!」

そしてデストロイアは無傷。

ゆま「3人とも、凄いね。私達相手に此処までやれるなんて、ちょっとびっくりしちゃったな」

ゆまはビオランテの触手の上で座っている。

ビオランテ「ビャーオオオオウ!!」

巨大な顎を開いてビオランテは威嚇するように吼える。こちらも無傷。
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/19(水) 21:42:13.45 ID:xTEFcwsIO
平成ガメラってゴジラシリーズの怪獣相手だとどのくらい強いんだろ
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/19(水) 22:08:26.63 ID:xv9Nlc9H0
ガンダムよろしく、おっさんが出てくるのは大概大歓迎なんだけどな
あとさ、マギカの上の人(Gフォースメンバーなら歓喜)はでないのか?
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/19(水) 22:13:28.74 ID:pkgZVfMAO
ショウさんをマギカのメンバーにしようぜwwwwwwwwwwww
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 22:18:58.47 ID:6c84Z/ae0
まどか、マミ、キュゥべえ、キーべえは十分離れた場所の高い山で戦闘の様子を見ている。

マミ「不味いわね・・・美樹さん達はそろそろ生命力が限界だわ」

まどか「どうして・・・?あの2人、全然消耗してないよ!怪獣も無傷だし・・・」

KB「んじゃあ、戦闘も一旦止まったし、退屈だから解説でもすっか。
先ず、実は生命エネルギーを送るのはソウルジェムから怪獣だけじゃなく、怪獣からソウルジェム、つまり使役する魔法少女に送る事も出来るんだよ。
が、怪獣は魔法少女から生命エネルギーを送られて生命を維持してる。だから、普通は意味ねぇ。よって大抵説明は省く。
んで、カギはあのゆまってガキが使役しているビオランテだ。あんまり見えねぇけど植物の怪獣であるビオランテは地面、大地から養分を吸い上げて自身のエネルギーにすることが出来るのよ。ま、常識だわな。
そして、ゆまの固有能力は、強力な治癒魔法、実質再生させる能力だ。あのマゾヒストちゃんと、おっぱいのねーちゃんの能力を合わせたもんだと思えば良い。が、その分生命力の消耗は激しい。
そこでビオランテの出番だ。ビオランテが地面からエネルギーを吸い上げて、余った分をゆまに送る。ゆまは殆ど消耗無しに戦い続ける事が出来るって寸法だ。
消耗しても直ぐ元通りってな。自分は勿論、杏子が怪我しても、直ぐに回復させられる。
そして怪獣の方も、ビオランテは元来の再生能力と、ゆまの強力な治癒魔法で一瞬で再生しちまう。触手もあれだけ潰されてもどんどん生えていってるだろ?
更に元々多少だが生命力の回復効果のあるバイオ樹液、こいつにゆまの治癒魔法の効果を付与してデストロイアに浴びせてやればダメージも傷も元通り、生命力も回復って訳だ。多めに浴びせてやりゃあ、デストロイアから生命エネルギーを杏子に送る余裕すら生まれる。
デストロイアの完全体は究極的な戦闘力も持つが、その分、使役者の杏子に掛かる負担は凄まじい。
それをゆまとビオランテが回復させてサポートする訳よ。所謂鉄壁の布陣って奴だ。解ってくれたかな?」

QB「所謂1つの詰み状態・・・」

まどか「じゃあ、さやかちゃん達はどうなるの!?」

KB「どうなるって、死ぬしかねーだろーよ。
散々杏子は警告したのに、それを無視した結果って訳だ」

マミ「何て事・・・」

まどか「お願い、キーべえ!さやかちゃん達を死なせないで!!」

KB「いいや、殺すよ?生かしとく理由も無いし。正義だとか、あの手の努力している人見てるとイライラすっからさー。
見滝原にはあのちっぱいイレギュラーとおっぱいのねーちゃんがいりゃあ、十分だろうしなぁ。
あぁいうバカな自己満足野郎は此処で殺しておいた方が、無難なんだよ。
ま、怪獣はこっちで回収しといてやるからよぉ、嬢ちゃんは此処で安心してあいつらが消し炭になるのを見ててくれ」

まどか「そんな・・・」

QB「外道流石キーべえ外道」
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/19(水) 22:22:19.18 ID:pkgZVfMAO
言わばあのビオランテは大地のエネルギーの変換器、か

正直映画のデスギドラより自然にダメージ与えてそうな
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]:2011/10/19(水) 22:25:47.21 ID:8BIDZanE0
セリフが完全に木原クンでワロタww
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 22:43:02.75 ID:6c84Z/ae0
>>774

CVが木原くンだから!
台詞も出来るだけ改変せずに使ってみた。
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 22:44:08.46 ID:6c84Z/ae0
まどか「で、でも、魔法少女同士で戦うのって、禁止されてるんでしょ?殺しちゃったりして良いの?」

KB「あ?キュゥべえ、お前説明してねーの?」

QB「あ、いや、えっと・・・」

KB「あー、良いって良いって。解ってねぇようなら、俺が教えてやる。
それぞれの地域にゃあ、仕切ってる魔法少女がいる。そいつが言わば怪獣狩りのルールだ。逆らう事は許されねぇ。
逆らおうってんなら、それはその地域をのっとりに来たと思われる。
大事な大事なテリトリーを侵しに来たんなら、ぶっ殺しても構わねぇんだよ。解るかなー?あいつら、既に死んでるぞ」

まどか「・・・」

KB「うっし!そうだな!此処はあいつらがバッサリ殺られるか、生命力が尽きてくたばっちまうか、賭けてみねぇ?」

マミ「あなたちょっと黙ってなさい!」

まどか「・・・そんな・・・やだ・・・やだよぉ・・・」

KB「ま、どうにかしたいってんなら、方法が無い訳じゃあ、無ぇ」

まどかを見るキーべえ。

QB「!?」
777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/19(水) 22:47:06.66 ID:W/xJigxLo
・・・・・・QBの片手落ち?
778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/19(水) 22:52:46.35 ID:xv9Nlc9H0
怪獣災害のみならず魔法少女の喧嘩に破壊されるのって
さらに一般人は魔法少女の存在知らないわけだから理不尽すぎ
マギカはこういう事態の対処策は練ってないのか
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/19(水) 22:58:10.39 ID:9TAj9NeAO
>>778まさかここまで馬鹿だとは思わなかったんだろWWWW
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/19(水) 22:58:46.72 ID:qCuUJz7IO
デスギドラ以上に自然にダメージ与えるって、何処かの蛾が鬼の形相で飛んで来るじゃないか
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 23:04:31.93 ID:6c84Z/ae0
杏子「さーて、問題です」

さやか「?」

杏子「ここら一帯の魔法少女で最強のあたしの固有能力は何でしょうか?」

キリカ「知らないね!」

杏子「だったら、教えてやるよ。このままぶっ殺しちまっても良いが、此処まで粘ったんだ。
滅多に見せない、あたしの能力を見せてやる」

杏子は槍を地面に突き立て、両手を合わせて印を結ぶ。

杏子「良い夢見ろよ?」

瞬間、さやか達の視界から杏子、ゆま、デストロイア、ビオランテの姿が消え、不可思議な空間が広がった。

織莉子「こ・・・これは!?」

織莉子が見渡す周囲はまるで空間に絵の具をぶちまけたような、サイケデリックな空と大地。
そこから歪な建物や植物が生えている。

織莉子「キリカ?さやかさん?」

見ればさやかとガイガン、キリカとデスギドラの姿も消えている。

スーパーメカゴジラ「ウオオオオン?」

スーパーメカゴジラが首を回して周囲を見渡すと、いきなり集合体のデストロイアが絵の具の池から現れた。

織莉子「っ!メーサービーム!」


スーパーメカゴジラの肩の砲から撃たれる、青白いビーム、それがデストロイア集合体に命中。デストロイア集合体は倒れる。

さやか「うわっ!ちょっと何すんのさ!?」

ガイガン「ギシィァーッ!?」

織莉子「さやかさん!?・・・とガイガン!?」

見ると倒れているのは、ガイガン。その近くにさやか。

織莉子「これは・・・幻覚!?」

さやか「マジ!?何ていやらしい手を使うんだよ!」
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/19(水) 23:05:53.99 ID:qCuUJz7IO
………いや、まてよ。

大地のエネルギーを吸い上げる=マナが減る=生態系のバランスが崩れる=ギャオス祭りヤッホーイ!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/19(水) 23:08:15.20 ID:pkgZVfMAO
エクセル・ダッシュ・バスター然り
ファイヤー・ヒート・アタック然り
あの巨大蛾の一番強力な技は体当たりだな
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[sage]:2011/10/19(水) 23:09:46.25 ID:4KamScJW0
>>780
時代設定だけなら鎧モスラ化してフルボッコだろうけど
世界観的にどうなんだろう・・・
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 23:15:39.68 ID:6c84Z/ae0
>>773
>>780

そんな世界規模で養分吸わないよ。まぁ、自然に回復出来る、くらい?
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/19(水) 23:18:26.61 ID:pkgZVfMAO
婆羅護吽「総攻撃は無けれども」
最珠羅「くにが荒れると言うならば」
波羅蛇麒「我ら護国の聖獣が」
晏麒羅「立ち上がらねば」
魏怒羅 「誰がやる!」

チャンチャン(拍子木)
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/19(水) 23:20:22.95 ID:W/xJigxLo
見滝原市が大丈夫かどうかというレベルを考えますとどうなんでしょうね。

守るべき対象の街を私闘で壊して回ってるわけですから・・・・・・・
喧嘩両成敗が適用されてしかるべき案件ではないのかなぁ・・・・・・・。
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/19(水) 23:23:04.35 ID:H1VSkR5go
人間守るのと大地を守るのがお怒りのようです
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/19(水) 23:26:32.44 ID:pkgZVfMAO
このSSは怪獣がどいつも100m前後になってるけど
初代ゴジラさえ100mでよく日本壊滅しなかったなと思ったが
考えてみると最初のゴジラの襲撃から10年そこらでマギカ発足出来る人類だ
映画と同じくらいの被害に留めることが出来たんだろう
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 23:29:49.34 ID:6c84Z/ae0
>>787

人が住んでない森林部だから。
道路とか電線とかがあるくらい。
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/19(水) 23:36:00.71 ID:qCuUJz7IO
平成ガメラ3だと渋谷でギャオスハイパーを二匹倒しただけで死者が一万人〜二万人出る。怪獣ってそれぐらいチート何だな
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/19(水) 23:37:19.88 ID:UuaQAXWAO
>>769
プラズマ火球→ギャオスや低級怪獣程度なら一撃で倒せる
三発程度で中級〜上級も余裕
ハイプラズマ火球→そこら辺の中級〜上級怪獣なら一撃
ウルティメイトプラズマ火球→強豪クラスでも一撃粉砕
バーニンクフィスト→内部から突き入れた手よりプラズマ火炎を爆発させる→強豪クラスも一撃粉砕
 
プラズマ火球自体が万物を溶かす灼熱の火炎をプラズマエネルギーで固めた物って設定だから当たれば強力な威力を誇る
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/19(水) 23:40:06.54 ID:xv9Nlc9H0
>>790
もし魔法少女同士の戦いで市街地破壊した場合、マギカに対応策はあるの?
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[sage]:2011/10/19(水) 23:48:15.07 ID:4KamScJW0
原作と違ってジェムがマギカ製だから
もしもの場合は召喚含めて機能強制停止とか?
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/19(水) 23:52:04.87 ID:6c84Z/ae0
ほむら「時よ、止まれ!」

時間停止!

バトラ「グギョオオオオオオオン!!」

そしてファイアーラドンに強化プリズム光線を発射!!

ほむら「そして時は動き出す」

ズバババババババ!!

と何発目かのクリーンヒット。

ファイアーラドン「キィエエエエエエエ・・・」

何度も何度も時間を止めてプリズム光線を撃ちまくって、ようやくファイアーラドンは力尽きた。
だって、お互いマッハ2以上で飛んでるのよ。超音速で動きながら、超音速の対象を攻撃するとか、どれだけ難しいか・・・。
実際、ラドンの熱戦なんて避けるまでも無く、当たらなかったしね。

そして、落ちていくファイアーラドンのグリーフを回収。
あー、疲れた・・・もう帰って良い?駄目よね・・・。

ほむら「バトラ、見滝原の森林部へ行くわよ!急いで!!」

バトラ「ガギョオオオオオン!」

一旦、急降下して適当な高さに降り、見滝原と隣地区の境界線がある森林部へ。
森林部へ差し掛かる、少し前あたりで何かが高速で飛んでいるのが見えた。
それもこちらを見付けたらしく、飛んで来る。

ほむら「今度は何?」

バトラに割りと良く似ている怪獣だった。

“超翔竜 メガギラス”

メガギラス「キィィィイイイイイイイ!!」

昆虫怪獣?頭部は昆虫のようでありながら、爬虫類のような口がある。背中には大きな2枚の羽根。そして前脚は大きなハサミになっていて、長い尻尾の先端には鋭い曲がった針。全長はざっと100メートル、翼長は160メートル程。
その怪獣が襲って来る。あぁ、もう!鬱陶しいわね!!

ほむら「バトラ!プリズム光線!」

バトラ「グギョオオオン!!」

角でエネルギーをスパークさせ、紫色の光線を敵の昆虫怪獣向けて発射。

メガギラス「キィィィィイイイ!!」

だが、羽根を高速で振動させ、着弾直前に避けられてしまった。

ほむら「速い!」

あの巨体でなんて運動性!怪獣って、本当に常識が通じないわ・・・。
でも、

ほむら「どんなに速くても私には関係無いんだけどね。時よ止まれ」

時間停止、そしてプリズム光線を念の為、数発発射。

ほむら「そして時は動き出す」

時間停止解除。

メガギラス「キィイイイイイイイイ!?」

直撃して、一撃で左右の羽根や左の前足が千切れて、二発で爆発する昆虫怪獣。よ・・・弱っ!

ほむら「速い分、脆いのね・・・」

でも、グリーフシードは結構大きいし、質も良い。さて、そろそろ回復しておきましょう。
そして先を急ぐ。
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/19(水) 23:52:47.38 ID:6qALxQuc0
>>792
あくまでガメラ世界な。
よく言われてるがガメラの怪獣はゴジラの怪獣と比べて脆すぎる。

ただ怪獣好きなら誰でも一度はゴジラvsガメラを妄想するよね。
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/19(水) 23:54:25.51 ID:pkgZVfMAO
ようやくメガギラスが出てきた!と思ったら一瞬で片付けられた!
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/19(水) 23:58:58.09 ID:6qALxQuc0
俺のメガギラスがぁぁぁぁぁ!!!
まあメガギラスって速さが武器だし、相性が悪すぎだったんだよね。
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)2011/10/20(木) 00:02:24.11 ID:FZ4PEy4eo
あんことゆまラスボスだろw
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/20(木) 00:03:25.20 ID:/+riPt3x0
>>793

もし市街地で無駄に暴れようものなら、マギカの魔法少女を含む暗殺部隊が来る。
問答無用で殺しちゃう。

>>797

原作だと避けて粘ってたけど、ゴジラの熱戦1、2発でやられてた。
時間停止を使えるほむほむからすれば凄く倒しやすい怪獣だと思った。
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/20(木) 00:04:12.66 ID:2QR5fj4AO
>>796
でも描写的に威力はそんな感じだよ
脆いって言ってもトン数的に脆いんじゃないかって言われてるだけで、実際の映像上では別に脆く無いしね
火炎弾の威力描写見てもゴジラ級レベルだし

802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 00:06:13.85 ID:VGccHqUAO
>>800
素早い相手は得意だけど硬い相手は不得手ってわけか
先のヘドラのような
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/20(木) 00:20:39.79 ID:1ZYYx2hD0
>>800
問答無用で[ピーーー]とかかずみ勢の登場の予感
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 00:21:11.51 ID:VGccHqUAO
一撃の重さで決める放射熱線
連射で手数を稼ぐプラズマ火球
こんなイメージ
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/20(木) 00:30:13.79 ID:2QR5fj4AO
>>804
ガメラの誤射されたノーマルプラズマ火炎弾で京都中心部が壊滅レベルの威力が有るんだぞ
手数を稼ぐだけじゃ無いと思う
806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/20(木) 00:34:55.50 ID:/+riPt3x0
>>802

そういう事。まぁ、ヘドラは特別硬いけど。
807 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/20(木) 00:37:18.22 ID:/+riPt3x0
>>803

むしろプレイアデス聖団を暗殺部隊にどうかなぁ、とか考えた。
808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 00:37:55.57 ID:rs4LRFMAO
この作品にガメラは出てないんだからガメラネタは自重しない?一応この作品はゴジラとのクロスなんだし。

俺の経験上ゴジラvsガメラはだんだんと荒れる。
809 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/20(木) 00:38:06.39 ID:/+riPt3x0
まどか「何!?何やってるの!?さやかちゃん達が・・・」

QB「同士討ちしてるし、杏子達に気付かないようになった!?」

さやかと織莉子が戦い、その2人を横から杏子が同時に攻撃、吹き飛ぶさやかと織莉子。
キリカがゆまに一方的にハンマーで打ちのめされる。
ガイガンのギガリュームクラスターがデスギドラに撃ち込まれ、デスギドラも三重渦撃砲でガイガンに反撃する。倒れる2体。倒れたガイガンをビオランテは巨大な口で持ち上げて、デスギドラに投げ付ける。
スーパーメカゴジラは正面にデストロイアがいるというのに気付かない。デストロイアのヴァリアブルスライサーで腹部を貫かれるスーパーメカゴジラ。

マミ「これよ、佐倉さんの固有能力、幻覚魔法。元々美樹さん達に勝ち目は無かったけど、益々・・・。
ちょっと!私の最強機械化巨大甲翼三頭機竜はまだなの!?」ギリギリ

QB「(真名決まったんだ・・・)きゅべえぇぇぇ・・・後1日くらい・・・」

マミ「1分でやりなさい!」

QB「無茶だよ!」

まどか「どうしよう・・・どうしよう・・・」

KB「あいつらを助けたけりゃあ、同じ魔法少女になるこった。嬢ちゃんには素質があんだろ?キュゥべえ、契約してやれよ」

QB「駄目だ!それだけは駄目なんだ!」

KB「あン?まぁ、テメェは慎重らしいからな。じゃ、俺と契約するか?
あんなスッゲー力、手に入れて見ねぇ?」

まどか「でも、私、織莉子さんと契約しないって約束して・・・」

KB「んな約束と、ダチ3人の命どっちが大事よ?此処で決断しねぇと後悔すっぞ?
ま、俺はどっちでも良いけどな」

マミ「というか、佐倉さんと千歳さんの2人を契約した所で止められるの?」

KB「解んねーぜ?怪獣か固有能力、どっちかすげぇのが当たりゃあ、可能性はゼロじゃねぇ。どうする?」

QB「駄目だ!まどか!」

まどか「私・・・契約・・・」

ほむら「それには及ばないわ」

真上に巨大な影が現れる。バトラ、ほむらの相棒。
そしてその背から1人の魔法少女が跳び下りてスタイリッシュ着地。

ほむら「待たせたわね」ファサ
810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 00:41:06.43 ID:VGccHqUAO
>>805
たしかにプラズマ火球自体も威力が高いけど
避けられたり無効化(消滅)させられてるから保険として何発か纏めて放ってるイメージ


それに三部作で一番印象に残ってるのが
レギオンとの最終対決の場に飛行形態で駆けつけ
そのまま歩行形態に移行しつつ振り向き
地面を滑りながら連射してるシーンだったから
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/20(木) 01:05:13.99 ID:/+riPt3x0
私はまどかとマミとキュゥべえと・・・ベージュ色のインキュベーターの元に着地する。

まどか「ほむらちゃん!」

マミ「暁美さん!」

QB「ほむら!」

KB「ん?噂のイレギュラーのご登場か」

ほむら「暁美ほむらよ。あなたは?」

KB「ここらのインキュベーターだ。キーべえっつって呼ばれてる」

ふーん。

ほむら「とりあえず、まどか、マミ、怪我は無いわね?」

まどか「うん」

マミ「ええ。でも、この状況、どうにか出来るの?」

出来るの?ですって?

ほむら「簡単よ」

KB「はぁ?おいおい、見て解んねーのかよ?上級以上の怪獣3体で一方的にやられてンだぜ。そりゃ、このバトラだっけか?
結構強いみてぇだが、戦ったって、結果は変わらねぇ。それが解らない訳じゃあねぇよな?どうするつもりだ?」

ほむら「さやか達は助ける。杏子達を戦闘不能にする。そして全員無事で戦闘を終わらせる」

マミ「出来るの!?」

ほむら「任せて。じゃあ、行って来るわ」

私はバトラに乗るとガイガン、スーパーメカゴジラ、デスギドラ、ビオランテ、そして始めて見る赤い怪獣の方へ飛ぶ。
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 01:05:50.15 ID:VGccHqUAO
そういやメカキングギドラの機械化がさらに進められたハイパーメカキングギドラってのがいたな
もう尻尾くらいしか生身の部分が残ってないような


ゴジラアイランドに
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/20(木) 01:07:41.77 ID:/+riPt3x0
今日は此処まで!
今日も読んでくれた方、レス下さった方にありがとう!
では、明日!
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 01:09:10.79 ID:VGccHqUAO

あのしっちゃかめっちゃかな戦いをどう終わらせるのか
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage]:2011/10/20(木) 01:12:03.62 ID:MKFVsn/m0
マミさんの様子から最強機械化巨大甲翼三頭機竜が完成すればなんとかなりそうだね。ジェバンニが何分でやらかしてくれるか。
最強機械化巨大甲翼三頭機竜なら、最強機械化巨大甲翼三頭機竜ならなんとかしてくれる・・・。

ごめん、最強機械化巨大甲翼三頭機竜って言いたかったんだ・・・。

>>810
>それに三部作で一番印象に残ってるのが
>レギオンとの最終対決の場に飛行形態で駆けつけ
>そのまま歩行形態に移行しつつ振り向き
>地面を滑りながら連射してるシーンだったから

( ゚д)人(д゚ )
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄)[sage]:2011/10/20(木) 01:42:22.61 ID:bFTjVDWAO
黒木特佐「・・・メーサー攻撃機隊は冷凍兵器モードで出撃準備せよ」
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[sage]:2011/10/20(木) 01:48:51.66 ID:xoF9s4sM0
さやか達→既に大怪我
杏子達→「戦闘不能にするわ」(ファサッ
・・・・・・これのどこが「全員無事」なんすか、ほむらさん。

まぁそれはともかく、>>1おつおつ!!
杏子達強すぎwwwそしてキーべぇカッコイイなオイwww
明日も舞ってるぜい
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2011/10/20(木) 02:52:24.91 ID:HJ+oF81c0
お疲れ様です
明日も楽しみにしてます!
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/20(木) 04:15:41.48 ID:eEMmYVFW0
お疲れ様〜、
この戦いにどの様に決着をつけるのか、色々想像しながら次回を待ってます!

あと遅レスになりますが、
>>730
友情と信頼で戦う怪獣に期待
本命はゴジラジュニア
ネタ的にはジェットジャガー



>>792
三発連射できるプラズマ火球は通常より威力が落ちてる設定だったはずではと思ってwikiで確認してみたけど、
ギャオス(一作目の成体)を一撃で倒した技がハイ・プラズマであって、通常のプラズマ火球だと小型ギャオスを一撃、ギャオス・ハイパー(成体)を倒すのには三発必要だったみたい
ハイ・プラズマは通常の120%以上の出力で、一作目では石油コンビナートの爆発のエネルギーを吸収して発射、二作目では周囲の高濃度酸素を利用して爆発力を増幅させたとの事だから、ゴジラが外部からエネルギーを吸収して赤色熱線を放つのと同じ様に考えるなら常時使用出来るものではないと考えた方がいいかも(熱線やら火球やらによる爆発なんかがあちこちで起こる訳だから使えるチャンスはそれなりにあるだろうけど)
バニシング・フィストも外部のエネルギー(作中ではイリスがコピーしたプラズマ火球)を吸収して放つ技なので、出力に関しては実はハイ・プラズマとそうは変わらないんじゃないかと思う(ただし突き刺してから爆発させる分だけ殺傷力は上がっている)
ガメラ最強の必殺技だと考えられるウルティメイト・プラズマもマナを集めてエネルギーに変換して放つ訳だし、結論としてはゴジラもガメラもどれだけ周りから効率的にエネルギーを集められるかで技の強さが変わるという事になるのかな
もっとも、バーニングゴジラは自身の内部の核エネルギーだけで地球を崩壊(核爆発orメルトダウン)させてしまう事が出来る訳だけど、あれはまた自分の命を削っている特殊な状態だからね

>>801
ガメラの怪獣が脆いって言われているのは通常兵器でもそれなりにダメージを受けているからじゃないかな?
その代わり、それを補うだけのスピード(ギャオスやイリスの機動力による回避)や特殊能力(レギオンの干渉波クローによるプラズマ火球無効やミサイルの誘導妨害、イリスの触手によるプラズマ火球弾き返し等)が充実してるんだと思う
820 :名無しNIPPER[sage]:2011/10/20(木) 06:12:31.97 ID:xP4bRj1AO
ガメラネタひっぱってくるのそろそろ自重しようぜ、この流れはそろそろ基地外が沸いてくる
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 08:17:05.73 ID:VGccHqUAO
確かに
ゴジラ、ひいては東宝怪獣が暴れるのが読みたくて来てるんだ


ガメラとかがあの中に入ると違和感がありまくるし
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]:2011/10/20(木) 09:54:18.44 ID:uvnzop8A0
おつおつ!
杏子とゆまのコンビは相性抜群で役割分担もきっちりしてるから強いね

あと、ガメラは自重したほうがいいと思うっていうのは賛成だわ
関係ないのにさすがに多い気がする
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/20(木) 10:36:18.27 ID:dXfdytK90
ゴジラもガメラもファン層がほぼ同じだから受けいれられてるけど、まどか☆マギカでいったら同じ魔法少女というだけでリリカルなのはの話を持ってくるようなもんだからな…
これは完全なるスレ違いになっちまう。

以下ガメラネタは自重の方針で。
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/20(木) 11:03:26.90 ID:qBpbvcVIO
どっちでもいいけど、自重自重言ってる自重廚も自重しろよ
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/20(木) 11:40:40.57 ID:fVoRRgZDO
ところで、この話ってゴジラシリーズ全作品が緩く繋がってるみたいだけど
そうすると
リトルはジュニアに成らず、三代目とバース島生活続行だったり
二代目は他の地球怪獣と共に怪獣島にいたりするんだろうか?

個人的には顎を裂かれた二代目アンギラスが、回復して今も元気だとうれしい
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 11:43:32.19 ID:VGccHqUAO
そういやゴジラの第二個体、いわゆる二代目ってしょっちゅう顔かたちが変わったよな
このSSの世界でも出現の度に変わってたのかな
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/20(木) 11:44:40.44 ID:qBpbvcVIO
>>825

マギカが殆ど捕獲してそう
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/20(木) 11:54:41.54 ID:2QR5fj4AO
荒れなきゃゴジラネタもガメラネタも良いんじゃない?
このスレはあの怪獣とあの怪獣ならどっちがつおいんだ?ってのも楽しみ方の一つだと思ってたんだが…
まあ作者さん(>>1)がどう思ってるのかで決めれば良いと思う
周りが勝手に決めるのも実際余計なお世話だろ
 
>>1さん的にはゴジラネタオンリーが良いんかね?
良かったら明言してくれたらそれに習うよん
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[sage]:2011/10/20(木) 12:02:14.04 ID:ZKq5GN1K0
>>827
同族と女房役、捕られたらものすごい怒りそう
特に同族への思いは、ゴジラ全個体通してすごいからな・・・
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 12:04:25.88 ID:VGccHqUAO
ベビーからリトルへの成長はゴジラのそばにいる程度で良かったけど
リトルからジュニアへ成長するには
バース島が自然核爆発で消滅するくらいのエネルギーが必要なんだよな
ましてやジュニアから本当のゴジラになるには先代のメルトダウンが必要だったんだし
仮に仲間に出来ても成長させることはかなり難しいんじゃないかと
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/20(木) 12:10:44.37 ID:cYV0s+LYo
成長っていうか吸収・進化に近い気もするけどね
普通に成長も出来なくもないけど長い年月がかかる上にいいとこジラレベルで頭打ちになるとか

それにつけても毎日更新とは恐れ入る
無理しないペースで頑張ってほしい
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 12:11:38.05 ID:VGccHqUAO
初代と二代目から見るにジラは人が最初から育てた方が強くなる珍しい怪獣
833 :名無しNIPPER[sage]:2011/10/20(木) 12:26:00.39 ID:xP4bRj1AO
>>828この流れでは荒れるんじゃないかと思ってレスした、不快に感じたならすまん
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/20(木) 12:43:56.43 ID:2QR5fj4AO
ゴジラに成長させたい! ↓
原子炉の近くで待機
 ↓
怪獣出たらワザとやられて原子炉に突っ込む
 ↓
エネルギー吸収
 ↓
ゴジラへ成長
 ↓
これは不可抗力です(笑)
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 12:48:29.92 ID:VGccHqUAO
登場する怪獣に平成のが多いのはやっぱり強力な技を持ってたりするからか

ただ個人的には昭和の肉弾戦主体の恐竜型怪獣も見たいなと
暴龍らしいアンギラス(初代)とか地熱光線吐けるバラゴン(初代)とかチタノザウルスとか

ゴジラよりも強くラドンよりも速いと宣伝されたバラン(初代)が一番見たい
実際体表の硬さは半端じゃないし

あと総進撃でキングギドラ相手に反撃の起点となった
ドロップキックをお見舞いしたゴロザウルスも
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/20(木) 15:15:43.60 ID:fVoRRgZDO
今のところ地球怪獣が前座扱いで寂しくはあるww

ただ、新しい個体が出現したとたんに狩られていっているのなら
経験値など関係なく、個々の能力が優れている怪獣(ヘドラとか)が強豪扱いされるのも
納得が行く気もする

つまり、経験積んでる俺の二代目アンギラスなら、偵察に行っても、三滝原から無事に帰って来てくれるはず!
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/20(木) 15:24:15.76 ID:pp9kJZ/IO
ssで>>1以外がID真っ赤にしてるのも珍しい…
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/20(木) 16:53:13.45 ID:F/sCXWfa0
>>827
魔法少女が一匹も倒すこともできないゴジラが複数存在する世界でそんなことしたらマギカ基地を片っ端から
ゴジラの集団が破壊して回るって事態になるだろ
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/20(木) 21:30:28.88 ID:/+riPt3x0
ロリこんばんは。
Figmaでさやかちゃん出るぜ!次はあんこちゃんだね!

>>817

地球怪獣で自然に怪獣に進化したものは、普通の野生動物と同じで、積極的に人間を襲ったりしない設定。むしろ、他の怪獣を襲って食べる。
エビラは漁船団を襲って、クモンガはたまに街にやって来る。

>>825

ゴジラ族の中でも4代目の種類のものは幼体がベビーで、それがリトルになり、ジュニアになり成体のゴジラになる。バース島に限らず、無人な色んな場所で暮らしてるよ。
2代目アンギラスのような温厚な怪獣は怪獣ランドにいるし、そこにゴロザウルスとか2代目バラゴンもいる。いっぱいいる。

>>831

今一番やりたいのがこのSS書く事なので大丈夫よ。

>>835

平成が多いのは、自分が好きだから!メインキャラの相棒にした怪獣はほぼ、自分が大好きな怪獣。
チタノザウルスとかバランも、自然に進化した怪獣だから、特に人類に敵対的じゃないとしてるのよ。

>>836

地球の怪獣は別に狩られていってる訳じゃなく、動物と同じように暮らしてる。モスラみたいに仲良くしてるのもいる。
ただ、人類によって変異してしてしまった怪獣は、人類を敵と見なして襲って来るし、魔法少女に倒されてマギカに回収される。

ガメラ云々だけど、談義は別にしてもらって良いけど、此処でやるよりガメラ板でした方が良いじゃね?と思うくらい。
後、このSS本編にガメラシリーズの怪獣は出さない!と思います。色々考えてるけど、ちょっと今は出しようが無い。
今は自分の構想どおりに話進めて良い?駄目と言われても、どうしようもありませんが。

では、再開。
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/20(木) 21:31:19.59 ID:/+riPt3x0
ほむら「派手にやったわねぇ・・・」

空から見て解る大惨事。道路はズタズタに寸断され、電柱と街灯は片っ端から倒され、木々は焼けて炭化し、地面は割れ、そこら中にクレーターが開いて、マグマが流れている。
まぁ、私には此処がどうなろうと知った事では無いけどね。

デストロイア「グゥオオオオオオオウ!!」

ガイガン「ギシィヤァァーーーッ!!」

スーパーメカゴジラ「ウオオオオーーン!!」

赤い怪獣、多分、杏子の怪獣が倒れたガイガンとスーパーメカゴジラの頭部や胸を踏み付けまくり、尻尾で殴りまくり、ビームサーベルみたいに伸ばした角で、切りまくっている。

ビオランテ「ビャーオオオウ!!」

デスギドラ「グアアアーーアアアアアア!!」

ビオランテがデスギドラの首と前脚を触手で縛って持ち上げ、何度も何度も地面に叩き付けている。

圧倒されてるじゃない・・・特にあの赤い怪獣、私が今まで出会った怪獣の中で間違いなく最強だわ。
途轍もない力を感じる。杏子の怪獣はきっと強いと思ってたけど、まさか此処までだなんて・・・。間違っても戦いたくない。
スーパーメカゴジラとデスギドラも凄いと思ったけど、世の中、上には上がいるものね。

さやかと織莉子が杏子にフルボッコにされてる・・・。流石安定のさやか。予想通りだわ。

キリカは、お持ち帰りしたくなっちゃう可愛い幼女と戯れてるわ。・・・ハンマープレイとは激しいわね。ボコボコにされてる。
あの幼女、えーっと、確かゆまだっけ?髪が緑色だけど・・・まさか、あの子が巨大なビオランテの使役者!?でも他にいないし・・・。

さて、そろそろ助けないと。私はバトラの召喚を解除、バトラは紫色の光の粒子と化して私に戻る。そして地面に立つ私。
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/20(木) 21:54:25.34 ID:F/sCXWfa0
魔法少女の存在知ってるか知らんが怪獣暴れてるのに何してんだ自衛隊…
場所は森林だろうがこんだけハデにドンパチやってたら二次災害が起きそうだな
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/20(木) 21:54:29.36 ID:/+riPt3x0
済みません、レスの安価ミスってました。

>>817

まぁ、生きてる=無事って事で。

>>835

平成が多いのは、自分が好きだから!メインキャラの相棒にした怪獣はほぼ、自分が大好きな怪獣。
地球怪獣で自然に怪獣に進化したものは、普通の野生動物と同じで、積極的に人間を襲ったりしない設定。むしろ、他の怪獣を襲って食べる。
チタノザウルスとかバランも、自然に進化した怪獣だから、特に人類に敵対的じゃないとしてるのよ。 エビラは漁船団を襲って、クモンガはたまに街にやって来る。
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/20(木) 22:05:15.39 ID:X9Vjk9mFo
そういえば、ミニラさんは・・・・・・いないのでしょうか・・・・・・。
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/20(木) 22:14:57.34 ID:/+riPt3x0
杏子の幻覚魔法は、発動時に対象に入らないと影響を受けないので、私は普通に見えている。さて、急がないと・・・いた!

杏子「さてっと・・・一応、聞いておくか。なぁ、あんた、何で何回も警告してやったのに、あたしに挑んで来たんだ?」

何回も警告してくれてたのね・・・。

さやか「黙れぇっ!お前なんかには、解らない!」

織莉子「さやかさん!いけません!杏子さん、待ってください!」

杏子「もう遅ぇ。じゃ、そろそろ殺すけど」

杏子は槍を多節に分けて、さやかの脚に巻き付けて引き倒す。

さやか「う・・・うわぁぁあああっ!!」

さやかが倒れ、剣が遠くに吹き飛ぶ。

杏子「今のが遺言って事で良いんだよな?」

杏子が槍を真っ直ぐに戻して、さやかに突撃。このままではさやかは胸を刺し貫かれて殺される。

織莉子「さやかさん!」

ほむら「時よ、止まれ!」

ほむら・ザ・ワールド!

静止した時間の中、私はさやかを大きく杏子から離す。

ほむら「そして時は動き出す」

時間停止解除。杏子の槍はさやかには当たらず、大きく地面を抉った。ちょっと・・・対人に使う威力じゃないでしょ・・・。さやかに当たってたら、五体がバラバラになってたわね。

杏子「なっ・・・!?」

さやか「あっ」

織莉子「ほむらさん?」

キリカ「う、ぐぐ・・・」

額から血を流し、腕を押さえてうずくまるキリカに、ゆまがハンマーを振り上げて殴りかかる。

ほむら「時よ、止まれ!」

時間停止!私はこんどはゆまをキリカから離す。

ほむら「そして時は動き出す」

時間を停止解除。今度はゆまのハンマーが地面にぶつかり、大穴を開ける。何でこうオーバーキルなのよ。

ゆま「えっ?」

キリカ「あ、あれ・・・?」

杏子「なっ・・・何しやがったテメェ!?・・・いねぇ!」

ゆま「キョーコ、後ろ!」

杏子「!?・・・そうか、あんた噂のイレギュラーって奴だな。成る程、テレポート能力か」

ほむら「さぁ、どうかしらね?」
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/20(木) 22:36:39.93 ID:GUmxc44h0
>>841
そういやあヘドラの時も自衛隊出なかったな
ゴジラ映画で大体中盤にある怪獣対防衛組織が好きだからなんか残念
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/20(木) 22:48:54.83 ID:/+riPt3x0
ほむら「さやか、織莉子、キリカ、生きてるわね」

さやか「何とかね」

織莉子「危ないところでした。私達が負ける未来しか見えませんでした」

キリカ「死ぬかと思ったよー」

ほむら「良かった・・・」

本当に、良かった。

ほむら「あなた達も怪我はないわね?」

私は2人の方を見る。

ゆま「え?うん・・・」

杏子「何なんだ、あんた?一体誰の味方だ?」

私は冷静な者の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵・・・って言いたい、凄く言いたい。
でも、私は・・・

ほむら「私はあなた達の味方で、あなた達を傷付ける者の敵。つまり、あなた達全員の味方よ、佐倉杏子、千歳ゆま」

杏子「何処かで会ったか?」

ほむら「ええ」

ゆま「私は知らないよー」

さやか「助けてくれてありがとう。でも、手伝う気が無いなら邪魔しないで、ほむら」

キリカ「私も止める気はないよっ!織莉子を傷付けようとした事、万死に値するっ!!」

織莉子「止めて、キリカ!さやかさん!」

ほむら「・・・杏子、ゆま、私達が悪かったわ、ごめんなさい、許してもらえないかしら?」

私は杏子に頭を下げる。

杏子「え?」

さやか「ちょ、ちょっと、ほむら・・・」

キリカ「ほむほむが頭を下げる事無いよっ!頭を上げて!」

織莉子「ほむらさん・・・」

ほむら「明日にでも改めてお詫びするわ。今日は見逃してもらえない?」

杏子「・・・あんたは関係ねぇだろ。それに今更助けて欲しいなんて虫が良すぎるんだよ。
そいつらはあたしを怒らせた。殺して詫びさせる」

ほむら「お願い、命だけは助けてあげて」

さやか「ほむら!こんな奴らに謝る事無い!悪いのはこいつらなんだから!」

ほむら「あなた達も謝りなさい」

織莉子「そうですね・・・済みませんでした、杏子さん、お許しください。キリカ、あなたも」

織莉子は並んで一緒に頭を下げてくれた。でも・・・

キリカ「嫌だよっ!一緒にこいつらを殺しちゃおう!!」

杏子「言ってんだろ、もう遅いんだよ。あんたも殺してやろうか?なら、寂しくないよな?」

ゆま「私達の邪魔をする奴は、許さないよっ!」

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

いい加減、頭来た。私は頭を上げる。
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 22:52:53.63 ID:VGccHqUAO
あーあ
知ーらないっと
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/20(木) 23:11:14.40 ID:GUmxc44h0
自分の中じゃビオランテは弱い印象がある
ゴジラをおしてたけど熱線撃たれたら一気に畳み掛けられてたし
849 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/20(木) 23:17:09.46 ID:/+riPt3x0
ほむら「確認するわ。あなた達はまだ争う気でいるの?」

さやか「当たり前だよ!こんな奴ら、許せない!」

ゆま「私だって許せない!」

・・・駄目駄目、まだ、後一度だけ・・・。

ほむら「最後よ?杏子、ゆま、私達を見逃して。さやか、キリカ、謝りなさい」

杏子「しつけぇんだよ!」

キリカ「ほむほむは放っておいて再開しちゃおうか!!」

私の中にあった最後の情けも消え去った。

ほむら「時よ、止まれ」

時間停止。そして私は、盾からある物を取り出す。

ほむら「あった、あった・・・とうとうコレを試す時が来たわ!うふふ、ふふふ、ほむふふふふふふふふ・・・」

あらいけない、笑いが漏れてしまったわ。静止した時間で1人笑うとか危ない人じゃない。
私が取り出したのは、様々な媚薬を調合して作った超強力な媚薬!名づけてほむほむX!!
あまりにも強力すぎて、まどニーの時にほんのちょっと使っただけでもトンじゃった。
これをまどかに使って弄ってたらすぐ壊れちゃって、その時は直ぐにループして逃げたわ。それくらい強力な媚薬よ。
フタを開ける・・・うっ!むせ返るほど強烈な甘い匂い!!
これは素手で触るだけでも危険なので、私はタンポンを取り出し、このショッキングピンクの粘性の液体を付ける。
これを・・・

ほむら「さて、先ずはあなたからよ、この元凶」

さやかの服に突っ込んで塗り塗り〜胸に塗り塗り、パンツの横から突っ込んでおまんまんに塗り塗り。

ほむら「次はあなたよ、杏子」

服の脇から突っ込んで無い胸に塗り塗り〜先っちょを入念に、下は脱がしておまんまんに塗ーり塗ーり。下を穿かせ直してと。

ほむら「さてキリカ、織莉子の前で盛大にイくと良いわ」

襟の部分からタンポンを突っ込んでたっぷり塗り塗り。そして下はショートスカートなので、下からパンツに突っ込んで塗りまくる。

ほむら「ゆま、幼女だからってお姉さん、容赦しないわよ」

ゆまのケープを外し、下も脱がせて下着も脱がせてスッパにした所で全身に塗りたくる。やべぇええええええええ!!超楽しいぃいいいいいいいい!!
で、ちゃんと服は着せてあげましょう。

ほむら「そして時は動き出す」
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 23:19:29.91 ID:VGccHqUAO
うわぁ・・・下手な破壊兵器よりえげつねぇ
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/20(木) 23:20:19.96 ID:UrjClrUUo
ゴクリ
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/20(木) 23:22:32.03 ID:9GK+nMPSO
これはひどいwwww
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/20(木) 23:23:51.71 ID:X9Vjk9mFo
AMEN・・・・・・・・・。
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/20(木) 23:23:51.70 ID:L6XV5WNAO
戦闘不能ってこういうことかwwwwww
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/20(木) 23:25:13.43 ID:tsmbdeHDO
ゆ、ゆまちゃんに変態の毒牙が…
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/20(木) 23:26:10.05 ID:UrjClrUUo
くそっこうなったら仕方がないゆまは俺が保護する!
857 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 23:26:41.09 ID:VGccHqUAO
よく見たら
>これをまどかに使って弄ってたらすぐ壊れちゃって、その時は直ぐにループして逃げたわ。


過去の時間軸でさらっとかなりまずい事やらかしてるwwwwwwwwwwwwwwww
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2011/10/20(木) 23:30:02.38 ID:iFTRb5aQo
なんて恐ろしい事を
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)2011/10/20(木) 23:31:48.20 ID:dS2aVCc70
なんというえげつなさ。
860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/20(木) 23:32:53.63 ID:fVoRRgZDO
アンギラス生存、怪獣ランド建設済みとか聞いて喜んでたら
すこい展開になっていた・・・
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 23:34:56.01 ID:VGccHqUAO
序盤の変態性が鳴りを潜めたなと思った矢先にこれですよ
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/20(木) 23:37:37.14 ID:dXfdytK90
えげつねえwwww
この場合怪獣たちどうなるんだwwwwww
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/20(木) 23:39:06.74 ID:+ugOXVSKo
>>862
精神リンクまではしてなさそうだが・・・・
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/20(木) 23:39:57.74 ID:2QR5fj4AO
怪獣もビクンビクンしたらきめぇwwww
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[sage]:2011/10/20(木) 23:41:11.79 ID:ZKq5GN1K0
大怪獣バトルが大乱交バトルに・・・
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 23:42:03.12 ID:VGccHqUAO
ビオランテが一番やべえ
触手ありでオマケに一番女性っぽいぞ!
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/20(木) 23:43:00.52 ID:/+riPt3x0
さやか「・・・!?」

杏子「か、身体が・・・」

キリカ「あ、熱いぃ・・・」

ゆま「で、でも、気持ち良いような・・・」

織莉子「ほむらさん、一体何を・・・?」

ほむら「まぁ、見てれば解るわ」ニヤニヤ

さやか「みゃあああああああ!?か、身体が・・・」

杏子「身体が、熱いぃいいいいいい!!」

キリカ「みゃああああああああ!?こ、これひゃ・・・」

ゆま「うきゅうううううううう!?にゃ、にゃんにゃにょおおおおおお!?」

怪獣達は助けようにもどうして良いか解らず、自分達の使役者を見て困っている。

杏子「て、てめへぇ・・・にゃ、にゃにしひゃがった・・・?」

ほむら「さぁ?それよりも身体中熱くて溜まらないなんでしょ?さっさと脱いだら?見ててあげるから」ニヤニヤ

キリカ「み、見ないひで、織莉子ぉぉ・・・あ、あ、あぁぁぁぁぁーっ!」

織莉子「キリカ・・・」

ぷしゅうううううううう

あ、イッた。ゆまより早かったわね。

ゆま「ぃにぃいいいいいいい!キョーコ、た、たひゅへて・・・!」

ぷしゅうううううううう

ゆまたんがイッた!

ほむら「ほむほむフラッシュ!!」

撮影撮影♪

杏子「て、てめへぇ・・・ひゃめ・・・みひぃぃぃぃぃぃぃ!?」

ぷしゅうううううううう

盛大にイッたわね。

さやか「あ、あらひは・・・い、いくもんひゃ・・・」

ほむら「へぇ、しぶといわね」

私はさやかの頬をぷにと突いた。

さやか「ぎにゃあああああああああ!!」

ぷしゅうううううううう

イッた、イッた。

ほむら「うふふふふふ、どう?全身が性感帯みたいでしょう?」ニヤニヤ

織莉子「楽しそうですね・・・」

ほむら「ええ、楽しいわよ!!さて、あなた達」ニタァー

私は手をワキワキと動かして4人に迫る。

ゆま「ひっ・・・!」

ゆまが怯える。あぁ、良いわ、その表情!お姉さん、ゾクゾクしちゃう!!

ほむら「この世のものとは思えない快楽を味合わせてあげるわ。ほむふふふふふふふふ・・・」

さやか・キリカ・杏子・ゆま「いやぁああああああああ!!」
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage]:2011/10/20(木) 23:46:21.43 ID:MKFVsn/m0
えげつねえなwwwwwwwwww
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/20(木) 23:47:47.43 ID:VGccHqUAO
こういう場合っていいぞもっとやれって言うべきなんですかね
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/20(木) 23:51:05.02 ID:+ugOXVSKo
変態ほむらは場合によっちゃスレの清涼剤だが場合によっちゃ濃いお汁粉にもなるな
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/20(木) 23:57:36.26 ID:cQqU8YfIO
まどかとマミも見てねぇ?これって。
てかキュウべえが凄い事になってそう(興奮的な意味で)
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/21(金) 00:08:51.21 ID:7pyHt1ak0
ほむら「さっきまでの気の強さは何処にイッたの?ほらほらほら」

私はさやかのおまんまんを弄りまくる。

さやか「あ、あんひゃ、だりぇのみかは・・・あうぁあああああああ!!」

ほむら「ほら、どうしたの?あんな凄い怪獣連れてて、こんな快楽に屈しちゃうの?」

杏子のちっぱいを揉み揉み。

杏子「も、もうひゃめ、ひゃめへ・・・うくぅうううううううう!!」

ほむら「織莉子以外に唇を許す気分はどう?」

キリカの唇に吸い付いて、彼女の口内を舌で舐め回す。

キリカ「いひゃ・・・ひゃめて・・・おりこいがいにわらひのくちびるは・・・い、いきゅうううううううう!!」

ほむら「さーって、メインデーッシュ!!いただきまーす!!」

ゆまのおまんまんに吸い付いて舌を出し入れ出し入れ。私は先に媚薬を中和剤を飲んでるから、大丈夫よ。

ゆま「ひょ、ひょんにゃとこ、なめひゃいやぁあああああ!あぁあああああああ!!」

織莉子「うわぁ・・・」

4人の意識が失われると、怪獣も光の粒子になって使役者の身体に戻る。
怪獣の意識も私達の意識が無くなると、気絶状態になるから、強制的に召喚は解除される。そして魔法少女への変身も。
怪獣が使役者を元に戻ったのを確認して、まどか、マミ、キュゥべえ、キーべえがやって来た。

まどか「やったね!ほむらちゃん皆無事・・・」

目の前には意識を失ってビクンビクンしているさやか、キリカ、杏子、ゆま。

まどか「無事・・・かな?」

マミ「多分・・・」

KB「あははははははっ!成る程な!面白い手を使うじゃねぇか!」

QB「4人が羨ましい・・・」

ほむら「魔法少女になるって、こういう事よ」ファサ

まどか「(どういう事なの・・・?)」
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/21(金) 00:21:30.37 ID:uf63gXHAO
ある意味ゴジラ以上の危険度
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/21(金) 01:12:29.07 ID:7pyHt1ak0
まどか「ほむらちゃん、今日もお疲れ様だね」

ほむら「まどかーまどかー」スリスリ

私はまどかに膝枕をしてもらってる。さっきまでマミ達がいた場所に来てる。
キーべえは帰ったかどうか知らないけど去って行って、気絶した杏子とゆまは、適当にこの地域の建物の屋上に置いといたわ。
織莉子とキュゥべえは近くで待っている。
今日は疲れた、本当に疲れたわ・・・。
そして、マミは並んで立つさやかとキリカと話をしている。

マミ「で、美樹さんが佐倉さんに突っかかってこうなったと?」

さやか「だって!あいつ悪い魔法少女なんですよ!あんな奴ほっといたら、怪獣で犠牲になる人が増えるじゃないですか!!」

キリカ「織莉子やさやさやを傷つける奴は皆敵だよっ!」

マミ「あぁもう!つべこべつべこべと!誰が悪いとかそういう話はしていないの!
どうして素直に地形を破壊してごめんなさいと言えないの!?暁美さんに謝れないの!?
物を壊したら、迷惑をかけたら謝る!当たり前の事でしょう!?」

地形を破壊してとか、普通有り得ないわね。

マミ「見なさい、あなた達が破壊した跡よ」

マミは広がる怪獣達が暴れた跡を指す。

さやか「で・・・でも、あんな奴がいるから、マミさんの家族は・・・!それに、犠牲者はいませんでしたし・・・」

マミ「私達の力は強大よ。使い方を謝れば、周りの者を巻き込んでしまう。
生物には限られた命があるの。犠牲者はいない?
この無駄な争いで、多くの動植物が命を落としたわ。私は博愛主義者ではないし、人間によって多くの種が絶滅させられている事は知ってる。
でもね、命の重さも知っているつもりよ。その重さが理解出来ないのなら、私があなたを[ピーーー]わよ」

マミがさやかを睨み付ける。

さやか「う・・・」

マミ「最もその前に自分で滅ぶかも知れないけどね。どうして私達はこの力を求めたのか、その力の意味を考えなさい。
不条理で危険な存在から、大切なものを守る為でしょう?
美樹さん、あなた言ったわよね?理不尽な暴力から、苦しみ人々を守りたいって。
ここの生物にとって、あなたはその理不尽な暴力に他ならなかったのよ。
私の家族を殺したカマキラスと同じなのよ」

さやか「!?私・・・私は・・・!うっ・・・うぅっ・・・」

マミ「泣けば許されると思ってるの?」

ほむら「マミ、もう良いわ」

私は立ち上がってさやかに近付く。

マミ「暁美さん・・・」

さやか「・・・」
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/21(金) 01:14:08.44 ID:7pyHt1ak0
私はさやかの正面に立つけど、彼女は私から目を逸らす。

ほむら「さやか、私を見て。私の目を見て」

さやか「・・・」

さやかが私を見る。

ほむら「さやか、あなたのどんな事があっても、自分の信念を貫く、その意志の強さは凄いと思うわ。
その意思の強さは、魔法少女にとって無くてはならないものよ。でも、視野が狭くなってしまってるの。」

私はさやかの両肩に手を置いた。

ほむら「あなたは純粋過ぎるの。もっと周りを見て、声を聞いて。そうすればきっと間違いも少なくなるわ」

さやか「あんたは・・・あたしを攻めないんだね」

ほむら「私にあなたを攻める資格なんてないわ・・・」

今まで、仲間を助けられず、見殺しにし、或いは手にかけた私に、さやかを攻める資格がある筈が無い。

ほむら「私はあなたを攻めない。ただ、死なないでいてくれて嬉しいわ」

さやか「何で・・・何であんたそんなにあたしに優しいのさ・・・?何でそんなに強いのさ・・・?
何となく解っちゃうんだよね・・・あんた、本当に私の事を想ってくれてる。
何が何でも諦めないって眼をしてる。何時も心のこもった言葉を喋ってる。
今だってそう、あたしが生きてて本当に喜んでくれてるんでしょう?何で、あたしなんかを・・・?」

ほむら「それはあなたが時空を超えて巡りあった仲間だからよ」

さやか「こんな時に・・・冗談は・・・うっ・・・ううう・・・ごめん、ごめんよ、ほむらぁ・・・
心配・・・かけてごめんなさい・・・」

さやかは私にしがみついて泣き始めた。私は彼女を優しく抱き返す。

キリカ「その・・・ほむほむ・・・ごめんよ、本当にごめん・・・」

キリカが私に頭を下げる。

ほむら「良いのよ。あなたが無事ならそれで」

キリカ「それと・・・助けてくれてありがとう」

ほむら「どういたしまして」

私はさやかを抱きながら笑顔で答えた。
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/21(金) 01:19:10.76 ID:7pyHt1ak0
今日は此処までです。今日は書いててめっちゃ楽しかった!
読んでくれた方、レスくださった方にありがとう!
では、明日!!
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/21(金) 01:19:45.57 ID:lKnz+zrEo
乙です
ほむほむマジいい女……変態だけど
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/21(金) 01:22:40.39 ID:uf63gXHAO

たしかにいいな・・・変態だが
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/21(金) 01:33:20.67 ID:Uxl/S3cco
ふぅ・・・
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/21(金) 01:35:52.48 ID:PPsCTNUDO
乙ギラス
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/21(金) 01:38:08.84 ID:jdkhwEsk0

ほむほむかっこいいな・・・変態だが

昨日デストロイアに襲われる夢見たのは間違いなくこのSSの影響
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/21(金) 01:42:04.02 ID:74rDLjYlo
>>875
本編8話のやり取りとは真逆か
もうやり直さない覚悟をしたほむほむはかっこいいな
変態は悪化したけど
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2011/10/21(金) 02:03:33.56 ID:V0fVY8Y60
乙デストロイア
884 :名無しNIPPER[sage]:2011/10/21(金) 02:26:02.65 ID:pwtMVwQAO
乙です
ほむほむかっこいいね、別の意味で攻めてたけどwwwwww
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/21(金) 03:54:30.82 ID:FbHLWxSAO
しかし強姦まがい(まがい……?)のことをされた件についてはどう思ってるんだろうか。
女同士とは言え、描写見るからに割と冗談じゃ済まされないレベ……いや、怪獣大暴走の事を考えれば強く出られる立場でもないけどもw
てかそもそも衝撃的過ぎて記憶が飛んでるかもしれんw
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2011/10/21(金) 04:07:37.14 ID:y0DPI7Me0
乙です
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]:2011/10/21(金) 05:38:52.79 ID:fZg+E+Ly0
後の催淫剤ギガホムXである。
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/21(金) 06:49:16.46 ID:4dWn3At80
そういえば、織莉子はすぐ謝ったから免れたけどもし徹底抗戦の構えだったら……ゴクリ
まあ、>>846で負ける未来しか見えてなかったらしいから無いとは思うけどさ
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/21(金) 06:54:52.42 ID:vPva+rDho
>>888
暴走を止められなかったのと胸がでかいって理由で攻められてれば……ゴクリ


流石のほむらさんもそこまで変態ではなかったようで……どっちにしろ変態だけど
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)[sage]:2011/10/21(金) 11:17:44.11 ID:501DfuHi0
乙ほむ
というか、ほむほむがキリカと接吻(しかもディー)するとは……まどか以外とそういうことするとは思わなかった…

あ、ここのほむらさんは変態でしたね
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage]:2011/10/21(金) 14:43:45.34 ID:l4iXOWfP0
これでもう杏子もゆまも迂闊な事はできないな。
ほむほむよくやった・・・変態だが。
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/21(金) 18:16:20.61 ID:hN8NgsRn0
>>1へ何個か意見…質問かな?
機龍とかメカゴジラを出さないまでも量産設定にするのはいかがなものかと思う
世界一の技術があればオキシジェンデストロイヤーの一つくらい再現できてもおかしくない
あと何度か言われてるが自衛隊は?怪獣退治はマギカに一任とかは流石に…
別にこのSSが嫌いなわけじゃなくて自分の中でモヤモヤすることを無くしたいからの意見
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/10/21(金) 19:13:47.28 ID:ZVUz7G5Do
>>892
>>205に「まぁ、読者の方も深く考えないで下さい。」とあるだろう
細かいことは全部ブルトンのせいなんだよ
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/21(金) 19:58:02.89 ID:hN8NgsRn0
>>893
確かに量産設定と世界一の技術についてはツッコミすぎかもしれんと思う、でも知りたい
だが自衛隊は深くもなにも出ないのがおかしいと
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/21(金) 20:16:59.10 ID:Uxl/S3cco
>>894
いかがなものかと思う
流石に…
こういう言い方はやめときな
二次なんだから作者の作る世界観をありのままに楽しもうぜ
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/21(金) 20:27:45.76 ID:hN8NgsRn0
>>895
すいませんでした
もう自分のレスは忘れてください
この際ROMります
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/21(金) 20:42:04.09 ID:MMAbWCZAO
魔法少女のコスト<<(まどかの因果級の壁)<<通常兵器のコスト
大量に出てくる怪獣に対して、毎回やられるの分かってる通常兵器なんか使わないだろ
住民の非難でもやらせてるんじゃないの?
またこの世界みたいに大量に出てくると分かってるなら一体作れるなら量産してもおかしくないだろ
映画の世界は何年かに一度位程度の出現率なんだから必要性が全く違うじゃん
それからな
 
魔法少女作れる方がずっとおかしいから
 
つまり、娯楽作品なんだからこまけー事気にし過ぎだよってこった
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/21(金) 21:38:12.13 ID:fj0lj4iE0
>>894
書こうとしてた事をほとんど897さんが書いてくれてた

他に考えたのは、マギカの機械系の技術を通常兵器に転用しようにも魔法少女システムによる怪獣使役でないと非常に効率が悪いとか(エネルギーの問題とか、人間の脳を必要とした昭和メカゴジラUやDNAコンピュータを使った機龍みたいな情報処理能力や伝達速度の問題とか)
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/21(金) 22:18:48.08 ID:DoRCtSfR0
>>892の言ってることでオキシジェンデストロイヤー作れるのかは気になるんだがどうなの?
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/21(金) 23:30:11.84 ID:7pyHt1ak0
ロリこんばんは。
アニマスは2クールに入ってから急激につまらなくなった・・・。

>>881

そんな夢見たとは、なんて裏山。

>>885

その辺の描写も一応やります。

>>887

あー!ギガホムxだっけか!そのSSのURL貼ろうとしたけど、タイトル忘れて無理だったのよ。

>>888

織莉子の巨乳を攻めさせてみたかったけど、“誰かに見られる”というシチュエーションも作りたかったし、こっちの方がキリカがより恥ずかしいと思って、止めた。

>>890

ほむほむはまどかが誰かとチュッチュするのは許せないけど、自分はまどか以外ともチュッチュしちゃう変態だから。

>>892

あー、その辺の描写はちょっとだけしたけど、足りなかったですね。
量産と言っても世界でメカゴジラや機龍は合わせて数十機くらい。そんな大量生産はしてない。
防衛隊が出て来たところで、足止めになるかならないか程度だし、魔法少女が出て来たら戦闘の邪魔になりかねない。
それにキリカや杏子みたいなタイプは、防衛隊がいても平然と巻き込んで攻撃する。
資金をそんな通常兵器を用意する防衛費よりも、どうせなら怪獣に破壊された後の復興費用に充てた方が良いという事で。

オキシジェンデストロイヤーは作れない。メカゴジラを造る技術があるのに何でオキシジェンデストロイヤーは作れないの?っていうのは、原作のまどか世界で、どんな願いでも叶えれるなら、何でその辺の素質のある子に口で言いくるめて宇宙エネルギーの解決を願わせないの?というのと同じ。

これで良い?

>>897

そんな感じで。

>>898

何と言ってもメリットは、ロボット怪獣にも意思と判断力を持たせられるのが大きいから。
また、燃料も要らないし、大損傷を受けない限りは整備も不要、待機状態で場所とらない。
でも、普通に操縦するロボット怪獣もいても良いよなーとも思う。

>>899

作れないけど、過去のオキシジェンデストロイヤー程のゴジラ滅殺級の威力は無いけど、再現は出来てる。それがデストロイア。

では遅くなったけど再開します。
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/21(金) 23:34:21.76 ID:7pyHt1ak0
さやホーム、さやルーム。

さやかは色がかなり薄くなった自分のソウルジェムにメガギラスのグリーフシードに近付ける。
メガギラスのグリーフシードから生命エネルギーが移り、さやかのソウルジェムは元のサファイアブルーの鮮やかさを取り戻した。

QB「これで君の生命力は完全に回復したよ。食事や睡眠でも徐々に回復は出来るけど、何時何があるか解らないからね」

さやか「これの色を保つのって凄く大事だもんね・・・。色が無くなったらあたし死んじゃうだし。
ほむらがこれくれて助かった・・・クモンガの一個じゃ大分足りなかったからね。
ほむらは、あのメガギラスまで倒してくれてたんだ・・・。本当、幾ら感謝しても仕切れないや」

QB「まだ結構、生命力は残ってるけど、報酬と交換するかい?生命力が多く残ってれば残ってる程、レートは高くなるよ」

さやか「ううん、良いよ。何があるか解んないし、空になるまで使ってキリカに返す」

QB「解った。交換する時はよく考えてね。グリーフシードは魔法少女にとってとても大事な物だ」

さやか「でも・・・だからってグリーフシードの為に他の人を怪獣に襲わせて育てるなんて・・・」

QB「佐倉杏子の事が許せないかい?」

さやか「・・・出来れば、あんな事は止めて欲しい」

QB「なら、彼女を説得するか、倒してあの地域もボク達のテリトリーにするしか無いね」

さやか「べ、別にあたしは、そんな倒して縄張りを奪おうとか・・・」

QB「何にせよ倒すのは君では勝ち目は無いと思って良い。彼女はこの辺りで最強の魔法少女だ。
ほむらの能力があったからこそ止められた」

さやか「あー・・・何だかなぁ・・・やっぱアレ?才能の違いとか・・・あるの?」

QB「確かにそれはあるね」

さやか「えーっ!ずーるーいー!ふこーへーだー!!」
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/21(金) 23:48:26.35 ID:7pyHt1ak0
QB「こればっかりは仕方ないよ。杏子は素質がある上に経験豊富なベテランだし、怪獣も途轍もなく強い。
でも、君の素質も相当なものだ。キリカの速度低下の援護と、君の自己再生能力があったとはいえ、彼女とあそこまで戦えていた。
君もガイガンも昨日の戦闘で見違えるほど強くなった筈だよ。そういった意味では、昨日の戦いは無駄じゃ無かった」

さやか「あ、あのさ・・・あたしにお咎めとか・・・無いの?契約破棄とか」

QB「無いよ。人的被害は無かったし、暴れた5人でも君と織莉子以外の戦果は桁外れだった。その辺で規約違反は大目に見てもらっている。
それに魔法少女同士の争いなんて珍しくも無いから、いちいち構っていられない。
とはいえ昨日のは流石に規模が大きかったけれどね。反省してるなら、ボクは何も言わないよ」

さやか「そう・・・何だ、ごめん、二度としない。謝って済む事じゃないと思うけど」

QB「うーん、ボクに謝られても困るけどね。
これからで昨日出した被害以上の被害を食い止めてくれればそれで良いよ」

さやか「解った、頑張るね。ところであの赤い怪獣何なの?戦闘中に変身しまくるし、最終形態はメッチャクチャ強いし」

QB「あの怪獣は完全生命体デストロイア。マギカが怪獣を倒す為に造った究極の戦闘生物さ。
そして最終形態である完全体は、全怪獣でも最強の内の1体だ。
デストロイアの適合者は極僅かだし、しかも完全体にして制御できるのは世界でも両手で数えられるくらいしかいないよ。
強力な分、使役者にかかる負担は凄い。でも、それを千歳ゆまと彼女のビオランテがサポートしていた。はっきり言って勝てなくて当然だよ。相手が悪過ぎた」

さやか「うげっ!あたしとんでも無いのに戦いを挑んでたんだ・・・織莉子やほむらが助けてくれなかったら・・・」

QB「間違いなく死んでるね。
でもさやかのガイガンだって戦闘用に造られたサイボーグ怪獣の強化タイプ、十分強い。
もっと自信を持って。君は素質もあるし、怪獣も強い。後は冷静さがあれば、1人でも十分戦えるよ」

さやか「そうだね・・・まどかに心配かけたくないし。あの子だけは契約させる訳にはいかない・・・」

QB「ボクも契約はするつもりは無いから、その分、君達に頑張ってもらわないとね」

さやか「うん、解ってる」
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/21(金) 23:51:27.00 ID:7pyHt1ak0
QB「こればっかりは仕方ないよ。杏子は素質がある上に経験豊富なベテランだし、怪獣も途轍もなく強い。
でも、君の素質も相当なものだ。キリカの速度低下の援護と、君の自己再生能力があったとはいえ、彼女とあそこまで戦えていた。
君もガイガンも昨日の戦闘で見違えるほど強くなった筈だよ。そういった意味では、昨日の戦いは無駄じゃ無かった」

さやか「あ、あのさ・・・あたしにお咎めとか・・・無いの?契約破棄とか」

QB「無いよ。人的被害は無かったし、暴れた5人でも君と織莉子以外の戦果は桁外れだった。その辺で規約違反は大目に見てもらっている。
それに魔法少女同士の争いなんて珍しくも無いから、いちいち構っていられない。
とはいえ昨日のは流石に規模が大きかったけれどね。反省してるなら、ボクは何も言わないよ」

さやか「そう・・・何だ、ごめん、二度としない。謝って済む事じゃないと思うけど」

QB「うーん、ボクに謝られても困るけどね。
これからで昨日出した被害以上の被害を食い止めてくれればそれで良いよ」

さやか「解った、頑張るね。ところであの赤い怪獣何なの?戦闘中に変身しまくるし、最終形態はメッチャクチャ強いし」

QB「あの怪獣は完全生命体デストロイア。マギカが怪獣を倒す為に造った究極の戦闘生物さ。
そして最終形態である完全体は、全怪獣でも最強の1体だ。
デストロイアの適合者は極僅かだし、しかも完全体にして制御できるのは世界でも一握りしかいないよ。
その分、使役者にかかる負担は凄いけど。でも、それを千歳ゆまと彼女のビオランテがサポートしていた。
はっきり言って勝てなくて当然だよ。相手が悪過ぎた」

さやか「うげっ!あたしとんでも無いのに戦いを挑んでたんだ・・・織莉子やほむらが助けてくれなかったら・・・」

QB「間違いなく死んでるね。それにさやかのガイガンだって戦闘用に造られたサイボーグ怪獣の強化タイプ、十分強い。
もっと自信を持って。君は素質もあるし、怪獣も強い。後は冷静さがあれば、1人でも十分戦えるよ」

さやか「そうだね・・・まどかに心配かけたくないし。あの子だけは契約させる訳にはいかない・・・」

QB「ボクも契約はするつもりは無いから、その分、君達に頑張ってもらわないとね」

さやか「うん、解ってる」
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 00:16:23.57 ID:+2AXQ9j00
翌日、学校。上も翌日って事で。

私はまどかの席へ。

ほむら「まどか、ちょっと良いかしら?」

まどか「うん、何?」

私はまどかと人気の無い教室に入った。

ほむら「あなたが私達魔法少女と同行している件だけど」

まどか「あ、ご、ごめん・・・迷惑だったよね・・・でも、何も出来ないって解ってても、何もせずにはいられなくて・・・ごめんなさい」

ほむら「良いの、攻めてる訳じゃないから。あなたがそうしたいのなら、私は止めないわ」

まどか「ほむらちゃん・・・」

ほむら「あなたが私達に付いて来たいなら、さやかに付いてて欲しいの」

まどか「さやかちゃんに?」

ほむら「私も彼女になるべく付いててあげたいけど、私は私で怪獣を倒さないといけないし、佐倉杏子の事でも行動したい。
だからあなたに、さやかがまた危険な行動に出る前に止めて欲しいのよ。昨日のことがあったから、そうそう迂闊な事はしないと思うけど」

まどか「でも、私の声は、さやかちゃんに届かないと思うよ・・・。同じ立場になってない、私が言ったって・・・」

ほむら「そこであなたにこれを渡しておくわ」

まどか「これ・・・拳銃?っぽいけど、何か違うね」

ほむら「単発型のワイヤー針スタンガンよ。対象に向けてトリガーを引けば、ワイヤーの付いた針が射出されて命中した対象の動きを止めるわ。気絶させる事も出来る」

まどか「こ、これをどうするの?」

ほむら「さやかが何か危険な事をしようとしたら、それで止めてちょうだい」

もう手段なんて選んでられないのよ。

まどか「えぇっ!?」

ほむら「連射型はかさばって使いにくいから、それを渡しておくわ。
しっかり近付いて撃てば外す事は無いから」

まどか「え、うん」

ほむら「それと日本じゃ実銃扱いだから、持ってるのを見付かったら、銃刀法違反で掴まるから気を付けてね」

まどか「ええええええええ!?」

ほむら「大丈夫、捕まっても私が直ぐ助けてあげるわ」

まどか「(そういう問題じゃないような・・・)」
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/22(土) 00:17:06.94 ID:zANUb1WU0
>>900
>それにキリカや杏子みたいなタイプは、防衛隊がいても平然と巻き込んで攻撃する。
なんか仲間を殺されて魔法少女を恨みながら怪獣に玉砕覚悟で突っ込む自衛隊員ってのが思い浮かんだ
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 00:40:42.05 ID:+2AXQ9j00
>>905

そういう事にならないよう、防衛隊は出て来ない。
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 00:44:29.86 ID:+2AXQ9j00
放課後、隣地区、公園。

私は、お詫びの品を持って佐倉杏子を探していた。
うーん・・・やっぱりそう簡単には見付からないわね。と思ってたら、頭に声が聞こえて来た。

KB「よう、イレギュラー、どうした?何か用か?」

見れば公園のベンチにベージュ色をしたネコが座ってこっちを見ている。

ほむら「(キーべえ?)」

KB「(俺じゃ無きゃ何なんだよ?)」

ほむら「(こんにちは)」

KB「(おうよ、こんにちは。で、どうしたよ?)」

ほむら「(佐倉杏子に会いたいのだけれど、何処に行けば会えるかしら?)」

KB「(杏子にか?あいつなら、今は商店街にいるだろ。付いて来な、案内してやる)」

隣地区、商店街。

KB「(その店だ。んじゃな)」

キーべえは去って行った。惣菜屋ね。杏子は私服にエプロンを付けて、惣菜屋で商品の陳列をしている。

ほむら「こんにちは」

杏子「!?テ、テメェは!?何しに来やがった・・・?」

ほむら「昨日言ったでしょう。お詫びをしに来たの。話もしたかったし。・・・あなた、何してるの?」

杏子「見て解るだろ、バイトだよ」

ほむら「まさか、あなたが働いてるなんて・・・これは天変地異の前触れかしら?」

杏子「ケンカ売ってんのか!?」

ほむら「てっきりグリーフシードと犯罪で生計を立てているのかと・・・」

杏子「よし、昨日の所へ行こうか。ぶっ殺してやる」

ほむら「冗談よ。怒らないで」

杏子「うぜぇ・・・」

ほむら「学校は行ってないの?」

杏子「認定試験受ける勉強はしてる。で、何なんだよ?」

ほむら「さっき行ったとおり、お詫びをしたいのよ」

杏子「・・・バイトが終わるまで1時間ちょっとあるから、駅前のゲーセンで待ってろ。
ダンレボ辺りに行くから、時間になったらその辺探せ」

ほむら「解ったわ」
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/22(土) 00:53:50.51 ID:BVq7yFFI0
>>905
もうそれで一本できそうだなというか×メガギラスがそんな感じだったな
このssの魔法少女創生期に実際あったかもな
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 01:46:01.66 ID:+2AXQ9j00
隣地区、駅前、ゲームセンター、18禁ゲームコーナー

ほむら「ぃよっしゃあああああああああ!!キタアアアアアアア!!」

私はゲームセンターで脱衣マージャンをプレイ中よ。
このゲームに、ピンクのショートツインテールで貧乳の美少女、まどか似のキャラがいるのよ。そしてその娘と打ってる訳なんだけど、とうとう勝った!!
これで・・・これで、まどかっぽい女の子が脱ぐのが見れる!うふふ、ふふふ、ほむふふふふふ・・・

ほむら「さぁ、早く見せて!私に全てを晒け出すのよ、まどかぁああああああ!!」

ポンポン

絶賛大興奮中の私の肩を誰かが叩いた。

ほむら「ちくしょう・・・!」

18歳未満はあの辺りに置いてあるゲームをプレイしては駄目と追い出されてしまったわ・・・。
止めるのなら、もっと早く止めなさいよ!!それか、見てからでも良いじゃない!!
あー、もう、この店バトラで破壊してやろうかしら・・・って、私、此処に何しに来たんだっけ?
そうそう、杏子に会いに来たんだった。確かダンスダンスレボリューションやってるとか言ってたわね。

もう時間だし、そこに行ってみましょう。

あ、いた。ダンスダンスレボリューションでコネクトをプレイ中だわ。

杏子「来たか。昨日はえらい目に合わせてくれたな・・・」

ほむら「私は何度も止めてくれるように言ったわ。それを無視し続けた、あなたが悪い」

杏子「確かにありゃあ、あんたを侮ったあたしに落ち度があった。
あんたの固有能力をテレポートだと思い込んだあたしのミスだ。
ありゃ、一体どんな能力だ?まさか、媚薬を転送したって訳じゃないよね?」

ほむら「私の能力は時間停止よ。時間を止めてあなた達に媚薬を塗り込んだ」

杏子「じ、時間停止だと!?とんでも無い能力持ってるな・・・つか、時間止めて媚薬塗り込むとか、えげつねぇ事しやがる。
ゆまなんて起きてから朝まで泣いて大変だったんだぞ」

ほむら「強大な力を持っている以上、その責任は持つべきね。ちょっとしたお仕置きよ」ファサ

杏子「くっそー、良いな、その能力・・・あたしのと代えてくれよ」

ほむら「あなたの幻覚も十分強力でしょう?」

杏子「魔法少女相手にはねー。視覚に頼る怪獣には良く効くけど、鼻が良い奴には殆ど効果は無いよ。
最も、先ず能力なんて使うまでも無く倒せるけどね」

ほむら「でしょうね。あなた自身の強さは勿論だし、あの赤い怪獣の強さは桁外れだわ」

杏子「ここらであたしとデストロイア、ゆまとビオランテに敵う奴なんていないと思ってたんだけどな・・・久々に負けた。
あんたは敵に回したくないね」

ほむら「昨日、言ったでしょう。私はあなた達の味方よ」

杏子「あんたに味方だと言われても、まだ肝心な事を聞いてない」

杏子がダンレボをプレイをしながらこちらを見る。

杏子「あんた何者だ?」
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 02:11:02.78 ID:V6koTVpDO
ギガほむX探して来た。
http://ssspecial578.blog135.fc2.com/?no=832&ul=5afca906b38b643d&mode=m
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 02:17:08.24 ID:+2AXQ9j00
ほむら「私の名前は暁美ほむら。見滝原に住む魔法少女よ」

杏子「そんな事を聞いてるんじゃない。聞けばあんたインキュベーターと契約してないそうじゃないか。それに未確認の怪獣を連れてるともね。
どうやって魔法少女になった?あんたの怪獣は何処から来た?」

ほむら「それはまだ秘密」ファサ

というか、後者の答えは私も知らない

杏子「ふーん、まぁ良い。一体、何が狙いなのさ?」

ほむら「私の目的はあなた達と共に希望ある未来を掴む事。だからお願いがあるの。
美樹さやかには手を出さないで」

杏子「さやかって誰だよ?」

ほむら「あなたに突っかかって行ったガイガンを使役していた魔法少女よ」

杏子「あぁ、あいつか。正直、まだ腹の虫が治まって無いんだよ」

ほむら「それは私から謝るわ、ごめんなさい」

私は再び杏子に頭を下げた。

杏子「そうまでするなんて、あんたにとってそいつは余程大事なんだな」

ほむら「ええ。でも、あなたも同じくらい大切よ」

杏子「はぁ?何でだよ?」

ほむら「大事な仲間だから」

杏子「昨日今日会ったあんたに、大切だとか仲間だとか言われてもねー」

ほむら「信用出来ないかしら?」

当然でしょうけど。

杏子「・・・あんたが敵じゃないって事は解ってる。敵だったら、とっくに時間止めて殺られてるだろうからね。
でも、あたしは本当に信用できる奴しか仲間だと思わない。会ったばかりの上に、正体を隠すあんたを一体どうやって信用できるのさ?」

ほむら「それはこれから行動で示すわ。先ずはお詫びにコレをどうぞ」

私は手に提げた大きなビニール袋を杏子に渡す。
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 02:20:22.68 ID:+2AXQ9j00
>>910

わざわざありがとう。
913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 02:21:12.91 ID:+2AXQ9j00
911のナレーションが足りなかった。



杏子「ふーん、まぁ良い。一体、何が狙いなのさ?」

ほむら「私の目的はあなた達と共に希望ある未来を掴む事。だからお願いがあるの。
美樹さやかには手を出さないで」

杏子「さやかって誰だよ?」

ほむら「あなたに突っかかって行ったガイガンを使役していた魔法少女よ」

杏子「あぁ、あいつか。正直、まだ腹の虫が治まって無いんだよ」

ほむら「それは私から謝るわ、ごめんなさい」

私はダンレボをプレイする杏子に後ろから頭を下げた。

杏子「そうまでするなんて、あんたにとってそいつは余程大事なんだな」

ほむら「ええ。でも、あなたも同じくらい大切よ」

私は頭を上げる。

杏子「はぁ?何でだよ?」

ほむら「大事な仲間だから」

杏子「昨日今日会ったあんたに、大切だとか仲間だとか言われてもねー」

ほむら「信用出来ないかしら?」

当然でしょうけど。

杏子「・・・あんたが敵じゃないって事は解ってる。敵だったら、とっくに時間止めて殺られてるだろうからね。
でも、あたしは本当に信用できる奴しか仲間だと思わない。会ったばかりの上に、正体を隠すあんたを一体どうやって信用できるのさ?」

杏子がダンレボをパーフェクトでクリアしてこっちを見る。

ほむら「それはこれから行動で示すわ。先ずはお詫びにコレをどうぞ」

私は手に提げた大きなビニール袋をプレイ台から降りて来た杏子に渡す。
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 02:26:30.75 ID:+2AXQ9j00
杏子「ふーん、どれどれ?・・・カップラーメンばっかりだな・・・」

ほむら「お詫びだし、私が貰って一番嬉しいものを渡そうと思って」

杏子「どんだけカップラーメン好きなんだよ・・・まぁ、保存食はありがたいな。貰っとくよ」

ほむら「それだけ?」

杏子「?」

ほむら「てっきり泣いて喜ぶものかと」

杏子「あんたじゃ無いんだし、それは無いだろ」

ほむら「いえ、食べるに困ってると思って」

杏子「あたしを仲間にしたいのか、敵に回したいのかどっちなんだよ!?
・・・ん?カップめんの間に何か入ってるな・・・グリーフシード?これは・・・」

ほむら「気に入ってもらえたかしら?」ファサ

杏子「ファイアーラドンのか!?これどうしたんだよ?」

ほむら「昨日、あなた達の所に行く前に戦ったラドンが変化したわ。それを倒したの」

杏子「これレアだから交換レート、メチャクチャ高いんだぞ。良いのか?」

ほむら「ええ、どうぞ」

杏子「ふーん、ちょっとは信用しても良いかもね。食うかい?」

杏子は私に開けたポッキーの箱を差し出す。

ほむら「頂くわ」
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/22(土) 02:48:35.16 ID:ek04Gnus0
>>910
ずいぶんと懐かしい奴をもってきたな
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 03:23:40.51 ID:+2AXQ9j00
時間かかりそうなので、今日は此処まで!
読んでくださった方、レス下さった方に感謝!
起きたら再開します。
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/22(土) 03:26:55.43 ID:BVq7yFFI0

ライダースレで見つけてその中から特にかっこいいと思ったもの
http://www.uproda.net/down/uproda384616.jpg
http://www.uproda.net/down/uproda384618.jpg
http://www.uproda.net/down/uproda384619.png
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 03:30:22.75 ID:Nm0G/cVDO

そろそろ、こっちの杏子が荒れてるというか、いつも通りな理由が気になってきたり
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)2011/10/22(土) 03:30:45.07 ID:fcXmlg9W0
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2011/10/22(土) 03:47:52.04 ID:ek04Gnus0
乙!
ほむらかなり太っ腹だな
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/10/22(土) 11:00:59.74 ID:9TXaogiSO
>>917
DVDボックスの中にちっちゃいポスター的な感じでこれと同じやつが入ってたな
922 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/22(土) 11:03:36.72 ID:NZWDvMZz0
>起きてから朝まで泣いて大変だった

ゆま…………(´;ω;`)
923 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 11:06:47.03 ID:+2AXQ9j00
おはようじょ!

>>918

荒れてる・・・かなぁ?

再開します。
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 11:10:35.36 ID:+2AXQ9j00
マミホーム

QB「やっと君のキングギドラが治ったよ。返すね」

QBの背中の模様が光り、金色の光の帯が飛び出て曲がり、マミの胸に吸い込まれていく。

マミ「・・・っ!・・・」

マミの胸に感じる少しの痛み。光が全て吸い込まれた。

QB「どうかな?」

マミ「・・・これは・・・なんていう力・・・」

胸の中心を手で押さえるマミ。

QB「上級怪獣のキングギドラを改造強化したからね。一体目だからその力は未知数だけど、大幅にパワーアップしてるよ」

マミ「一体目!?じゃあ、この怪獣、私専用!?私専用なのね!!」

目を輝かせるマミ。

QB「あ、うん、今はそうだね・・・で、名前なんだけど、メカキング・・・」

マミ「最強機械化巨大甲翼三頭機竜・・・これからもよろしくね」

QB「もうそれが名前で良いです」

翌日、通学路

さやか「ねえ!まどか!ほむら!仁美!聞いて!」

妙にご機嫌ねぇ。

さやか「昨日、恭介が退院したって!」

あぁ、そういう事ね。

まどか「へー、良かったね」

ほむら「そうね」

仁美「それは朗報ですわね」

さやか「よーっし!これはあたしも頑張っちゃうしかないねー!」

仁美「何を・・・頑張るんですの?」

ほむら「さぁね」

まどか「あはは・・・」
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage]:2011/10/22(土) 11:15:09.50 ID:eEh2IhWA0
まどかは違う意味で危険(という名の変態ほむらさん)と隣り合わせだなwwwwww
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 11:25:04.52 ID:+2AXQ9j00
夜、上条ホーム、門前

さやかがチャイムを鳴らそうとすると、恭介のバイオリンの演奏が聞こえて来た。

さやか「・・・」

さやかは満足そうに笑顔を浮かべて去ろうと振り返る。

さやか「ん・・・?うっ!」

歩道の道路側に杏子が立っていた。杏子が手に持っていた、うんまい棒を齧る。

杏子「あむ・・・会いもしないで帰るのかい?」モゴモゴ

さやか「お前は・・・何だよ、あたしを殺しに来たの?」

杏子「そんなビビらなくても大丈夫さ。あんたじゃあるまいし、こんな街中で暴れたりしない」

さやか「うるさい!」

杏子「あんたが何で魔法少女になったか気になってねー、大方ここの坊やの為ってか?」

さやか「キリカにグリーフシードを借りて、恭介の腕の怪我を治したんだ」

杏子「呉キリカにねぇ」

さやか「それでキリカにグリーフシードを返す為と、皆を守る為にあたしは契約した。
何よ、文句あるの?」

杏子「いいや、別に。ただ、あんた程度の力で皆を守ろうなんてお笑い種だね」

さやか「黙れっ!お前なんかに何が解る!?」

杏子「解ってねーのはそっちだバカ!魔法ってのはね、万能じゃないんだよ。
何もかも守ろうなんて不可能だ。・・・魔法少女にとって常識だぞ?巴マミの近くにいてそんな事も解って無かったのか?」

さやか「くっ・・・!」

杏子「何にせよ、あんたはここの坊やに惚れてる訳だ。惚れた男をモノにするなら、簡単な手があるじゃない」
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 11:36:35.71 ID:+2AXQ9j00
杏子「実質、あんたが腕を治してやったんだろ?そしてその為に戦ってる。魔法少女の辺りを適当にぼかして話せば良いじゃないのさ。
腕を治す為にキリカに大きな借りを作った。その借りを返さないといけないから支えて欲しいとかね。
皆を守る為に戦うんだろ?そのくらいの見返り求めなよ。話作るのが苦手だって言うんなら、あたしが話してやろうか?
こう見えてそういうのは得意なんだ。お安い御用さ」

さやか「あたしをあんたと一緒にしないで・・・」

杏子「?」

さやか「あたしはそんな事の為に魔法少女になったんじゃない。
あたしはこの力を絶対に自分の為に使ったりしない・・・見返りなんて求めない。
私利私欲の為だけに戦うあんたと一緒にするな」

瞬間、杏子の全身から強烈な威圧感と殺気が放たれた。

杏子「テメェ・・・今、なんつった?」

さやか「・・・!!あ、あんたは自分の為だけに魔法や怪獣を使う、最低な奴って言ったのよ。
何?違うって言うの?」

杏子「・・・テメェは死体決定だ。もう泣いて謝ったって許さねぇ」

さやか「!!」

杏子がまるで小型の肉食獣のような動きでさやかのに近付き、当身で気絶させる。
気を失ったさやかを担ぎ上げる杏子。

杏子「場所変えようか、此処じゃ人目につきそうだ」

口元に笑みを浮かべる杏子。
928 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]:2011/10/22(土) 11:39:01.34 ID:NZWDvMZz0
さやかェ…………
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 11:47:41.56 ID:+2AXQ9j00
まどか「今日は遅くなっちゃったなぁ・・・」

街を歩くまどか。

まどか「さやかちゃんは今日、怪獣を退治しに行ってないから良かったけど・・・」

カバンの中を見る。そこには銃型のワイヤー針スタンガンが入っている。

まどか「これどうしよう・・・?本当に使う時なんて来ないよね?あ、あれは・・・」

まどかの視界に、道路の向こうでさやかを担いだ杏子が写った。

まどか「さやかちゃん?・・・とあの時の子!?ど、どうしよう?どう見ても普通の雰囲気じゃないよ・・・」

???「だーれだ?」

慌てるまどかの目が、誰かに後ろから塞がれた。

まどか「ひゃん!?」ビクゥ

キリカ「正解は魔法美少女、まじかる☆キリリンだよーっ!
まどっち、こんな夜道で1人でいたら襲われちゃうぞー」

キリカがまどかの前に出る。

まどか「キリカちゃんお願い!」

キリカ「?」

まどか「さやかちゃんを助けて!」
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 12:06:02.89 ID:+2AXQ9j00
デストロイア(飛行体)「クゥゥゥゥウウウウウ!」

見滝原沖の上空を、デストロイア飛行体が魔法少女に変身した杏子と、気絶しているさやかを背に乗せて飛ぶ。

デスギドラ「・・・」

そのかなり後方に変身したキリカとまどかを乗せたデスギドラ。デストロイアを追う。

キリカ「くっそー、あんこの奴、さやさやをどうするつもりだろ?」

まどか「ごめんね、私、何も出来ないから・・・こうやって皆を頼るしか無くて・・・」

キリカ「良いって、そんなの!友達が困ってるんだから助けてあげるのは当然だよっ!てか、ほむほむ呼ばなくて良いの?
織莉子には連絡したけど、学校の用事で見滝原にいないし、見滝原をカラには出来ないから、マミマミには残ってもらってるけど」

まどか「うん、ほむらちゃん忙しそうだったし・・・私、何時もほむらちゃんに迷惑かけてるから・・・
(それに信用して、さやかちゃんを任せてくれたんだし・・・)」

キリカ「んー?ほむほむに迷惑かけるのは駄目でも、私は良いの?」

まどか「そ、そんなつもりじゃないよ!」

キリカ「あっはっは!冗談なのに。まどっちはからかい甲斐があるなぁ」

まどか「むー・・・」

キリカ「まー、いざとなったら呼ぼうか。困った時のほむほむ頼みってね」

まどか「うん」

キリカ「ん?デストロイアが着地したね」

キリカとまどかが見ると、見滝原からはかなり離れた1つの無人島にデストロイアが着陸した。
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 12:26:00.76 ID:+2AXQ9j00
ちょっと飯で外します
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 14:07:23.47 ID:+2AXQ9j00
再開



杏子は、気絶しているさやかを抱えて島に降りると、海の中へ投げ入れる。

さやか「ぶはっ!?ごほっ!ごほっ!な、何なの!?」

杏子「目ぇ覚めたか?」

さやか「こ、此処は!?」

杏子「見ての通り、無人島だよ。此処であんたを殺してやる」

さやか「・・・!な、何で・・・さっきは殺さないって」

杏子「あんたはあたしの逆鱗に触れた。言っちゃならねぇ事を言っちまった。
今は殺したいね、メチャクチャ殺したいね。やっぱ、あの時、きちんと殺しておくべきだったんだよなぁ・・・失敗失敗。
何やってんだかねぇ・・・あたし」

さやか「だ、だったら何で気絶している間に殺さなかったのよ・・・?」

杏子「無抵抗の相手を[ピーーー]なんて、んな目覚めの悪い真似、したく無いんだよ。
さぁ、さっさと変身してガイガンを呼べよ。好きなだけ抵抗してみせな」

杏子の後ろでデストロイアが飛行体から完全体に変身する。

デストロイア(完全体)「グゥオオオオオオオオオウ!!」

さやか「!!舐めるんじゃないわよ!」

さやかは変身。

さやか「ガイガァーーン!起動ぉおおおおおお!!」

さやかから青い光が溢れ出て、彼女の隣に巨大な姿を形作っていく。

キリカ「完全体のデストロイアとさやさやの青い光!」

まどか「戦闘が始まっちゃう!」

キリカ「急いでデスギドラ!」

デスギドラ「グアアアアアーーアアアア!!」

デスギドラは全速力で飛び、さやか達の真上辺りへ。

キリカ「まどっち、私に掴まって!跳び降りるよ!!」

まどか「え、うん!」

キリカにしがみつくまどか。キリカはまどかを抱き付かせたまま、その身をデスギドラから躍らせる。
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 14:38:40.62 ID:+2AXQ9j00
ガイガン「ギシィァァーーーィ!!」

顕現したガイガンが吼える。

杏子「これでお互い遠慮は要らないよね。いっちょ派手に行こうじゃない」

デストロイア「グゥオオオオオオオウ!!」

キリカ「ちょーっと待ったぁー!!」

さやかの後ろに、まどかを抱えたキリカが跳び下りて来る。

キリカ「あんこ、さやさやに何するんだよっ!?」

キリカが両手にカギ爪を現出させて杏子の前に出る。

杏子「キリカ、邪魔すんじゃねぇ!」

まどか「待ってさやかちゃん!」

さやかに駆け寄るまどか。

さやか「!?まどか、邪魔しないで!そもそもまどかは関係ないんだから!キリカもそこどいて!」

まどか「駄目だよこんなの、絶対おかしいよ!」

さやか「何がおかしいっていうのさ?こいつはあたしを殺そうとしてるんだよ!
悪い奴なんだよ!」

まどか「さやかちゃん!ごめん!」

まどかはカバンからワイヤー針スタンガンを取り出し、さやかに向けてトリガーを引いた。

さやか「あぐっ!!」

針はさやかに刺さって電流を流す。痺れて前のめりに倒れるさやか。
そして倒れた彼女のソウルジェムの真下に、堅い岩があった。

パキィン

岩に当たり、音を立てて、さやかのソウルジェムが割れた。
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 14:46:39.48 ID:ZUkyhH9DO
これは…最悪のSG破壊パターンッ!
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/22(土) 14:51:24.54 ID:r5ETpJeAO
ガイガン大暴走クルー?
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/22(土) 14:53:23.89 ID:IFyapa4bo
この世界のSGが壊れても死なないけどリンク切れて制御不能だっけか
まどかさん安定の間違いぶり
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/22(土) 14:57:36.11 ID:i7m8JxkFo
>>936
この場合ソウルジェム壊れたのは不可抗力だべ
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 15:09:14.92 ID:FveD4kUi0
でもこれだと石に躓いてSG壊す子も結構いそうだよな
939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 15:09:42.50 ID:+2AXQ9j00
さやかの変身が解除される。

ガイガン「ギジィアアアアアアアアアアア!!」

同時、さやかのガイガンが狂ったように咆哮を上げた。

まどか「え?ガイガンどうして消えないの!?」

キリカ「今のはまずかったよ、まどっち!!」

まどか「え・・・?」

杏子がさやかに駆け寄り、痺れているさやかをうつ伏せから仰向けにする。

まどか「止めて!」

杏子「ソウルジェムを見せろ!!」

さやか「あ・・・砕けてる!!」

杏子「やっぱりか・・・ガイガンが暴走しやがった!」

ガイガン「ギジィァアアアアアアアアア!!」

ガイガンはギガリュームクラスターを目の前のデストロイアに放つ。
まるでリミッターが壊れたような高出力。

デストロイア「グゥオオオオオオオ!?」

デストロイアの顔面に命中し、爆発して怯む。

ガイガン「ギシィァアアアアアーーーイ!!

ガイガンは空に高速で飛び上がり、陸の方へ超音速で飛び去って行った。

まどか「キリカちゃん、どういう事!?」

キリカ「怪獣を呼び出している状態で、ソウルジェムを壊しちゃうと、
怪獣が正気を失って制御を離れるんだよ!簡単に言って暴走する!!」

まどか「えぇっ!?暴走すると・・・どうなるの!?」

キリカ「怪獣への生命力供給も絶たれるから、自分でエネルギーを求めて暴れちゃう。ガイガンのエネルギーは・・・」

さやか「電気だよ・・・」

痺れて立てないさやかが言う。

まどか「じゃあ、一番近くの発電所が危ないって事!?」

キリカ「だろーね」

杏子の顔色が変わった。
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 15:27:44.30 ID:+2AXQ9j00
杏子「キリカ!さやかの事は水に流してやる!ガイガンを止めるのに協力しろ!」

キリカ「しょーが無いなー」

まどか「わ、私、なんて事しちゃったんだろ・・・どうしよう・・・」

杏子「あんたはキュゥべえをマミかイレギュラーにでも連れて来させろ!急げ!!」

まどか「う、うん!」

キリカ「デスギドラ、ガイガンを追うよ」

デスギドラ「グアアーーアアア!」

デスギドラがキリカ達の近くに降りようと島に近付こうとすると、海面が青白く光った。そこの海中から青白い熱線がデスギドラ向けて飛び出して来る。
寸前でデスギドラは羽ばたいて避ける。しかし、今度は青白く光った海面の左辺りがオレンジ色に光って、今度は赤い熱線がデスギドラ向けて放たれる。
流石にこれは回避しきれず、胴体に受けて、海にデスギドラは落下した。

キリカ「ちょ、まさか・・・」

杏子「おいおい、冗談じゃねぇぞ・・・」

ザバァアアアアアアアア!!

海面から現れる2体の怪獣。

“無敵の怪獣王 ゴジラ”

ゴジラ(VSスペースゴジラ)「グアアアアアアアアーーウ!!」

“新世紀怪獣王 ゴジラ”

ゴジラ(ミレニアム)「ガアアアアアアアアーーウ!!」

2体の怪獣の王が島に近付いて来る。

まどか「ゴ・・・ゴジラが2体も!!」

さやか「な・・・何で!?」

杏子「此処は奴らの住処だったらしいな・・・あたし達の怪獣を敵だと見なして襲って来やがった。デストロイア!速攻でカタつけんぞ!」

デストロイア「グゥオオオオオオオーーウ!!」

キリカ「まどっちとさやさやはどっかに隠れてほむほむとマミマミに連絡して!!」

デスギドラ「グアアアアアーーアアアアーーーアアアア!!」

海中からデスギドラが飛び上がる。
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 15:50:50.18 ID:+2AXQ9j00
ほむら「まだかしら・・・?」

私は夕食のカップラーメンが出来るのをワクワクしながら待っている。この時間が何とももどかしいわね・・・。
3分、何か出来そうで出来ないような時間。リアルまどかを目の前にしたら2回はまどニーでイける時間だけど、まどかの絵や写真なら1回が限度の時間。
まどか可愛いわ、まど可愛いわ、私の天使、私の嫁。
まどかの写真を眺めながらそんな有意義な事を考えていたら、3分経ったわ。

ほむら「いただきます」

箸を持ってフタを剥がした所で、私の携帯電話が鳴った。

着信:嫁

まどかね。カップラーメンは早く食べたいけど、嫁からの電話なら出ない訳にはいかないわ。

ほむら「もすもす、ひねもすー!はぁい、皆のアイドル、暁美ほむほむだよー!」

まどか「ふざけてる場合じゃないよっ!」

怒られてしまった・・・。

ほむら「ご、ごめんなさい、ちょっとしたお茶目なの・・・」

まどか「あ、うん、こっちこそごめんね。ちょっと大変な事になってるの!」

・・・すっごい嫌な予感がする。

まどか「あの・・・今、無人島でゴジラに襲われてるの!」

思った以上に厄介な事態だった。

まどか「それも2体!」

更に厄介だった。

まどか「それでさやかちゃんのガイガンが暴走しちゃったの!!」

もう勘弁してください・・・。
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 16:30:28.05 ID:+2AXQ9j00
私は詳しく事情を聞いて、折角のカップラーメンを置いたまま屋根に出る。
伸びたカップラーメンは杏子に食べさせて、私の分はさやかに弁償させましょう。
私は魔法少女に変身。

ほむら「出なさい、バトラ」

私から紫色の光が溢れ出て上空で集結、結合してマテリアライズ。巨大な羽根を持つ、甲殻に覆われた存在が現出する。

バトラ「グギョオオオオオオン!!」

私はバトラに跳び乗ってマミに連絡する。

マミ「暁美さん?」

ほむら「あなたも話は聞いた?」

マミ「ええ、とんでも無い事態になってるわね・・・」

ほむら「そっちにキュゥべえはいる?」

マミ「いるわ」

ほむら「解った、今すぐ行くわ」

電話を切って時間停止、マミのマンションに急ぐ。
着いたらマミのマンションの屋上に降りてバトラを私に戻し、マミの部屋のベランダを目指す。

マミホーム

窓から携帯電話を持つマミの姿が見えるわ。時間停止を解除する。窓をコンコンと叩く。

マミ「暁美さん!?」

QB「うわわっ!びっくりした・・・」

マミが窓を開ける。

ほむら「私がキュゥべえを連れてまどか達の所へ行くわ」

場所や方角は大体聞いてる。ゴジラ2体とデストロイアとデスギドラが戦ってれば直ぐ解るでしょう。

ほむら「あなたは暴走したガイガンを止めて。発電所に向かってるらしいけど、あなたなら解るでしょう?」

マミ「ええ、多分、佐倉さんの地域にある風力発電所だわ。場所は解るから任せて」

マミがキュゥべえの頭を掴んで渡し、私はキュゥべえの頭を掴んで受け取る。

QB「もうちょっと丁寧に扱ってよ!!」

私はキュゥべえを持ってベランダから屋上に登り、バトラを召喚して背に乗ると上空に飛び上がる。
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/22(土) 16:38:59.20 ID:WsggoAbE0
ようやくゴジラ登場か
これでゴジラの強さがどれくらいか分かるな
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/22(土) 16:55:58.20 ID:pqn67A4AO
結局、さやかのガイガンはガイガーン(笑)って事か
次はもう少しマシなの付けて上げてね
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 17:04:02.88 ID:2Xf4dmfk0
さやかのガイガン(笑)は何時の奴だっけ?
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 17:23:56.33 ID:+2AXQ9j00
>>944

ガイガンもちゃんと強いよ!

>>945

ファイナルウォーズ
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/22(土) 17:24:18.34 ID:pqn67A4AO
まどか「私はゴジラ!」
 
ほむら「バトラよ」
 
マミ「最強機械化巨(以下略」
 
杏子「デストロイアさ」
 
織莉子「スーパーメカゴジラね」
 
キリカ「デスギドラちゃん!」
 
ゆま「ビオランテだよ!」 
さやか「……ガ、ガィガン」 
 
何と言うイジメっ…!(笑)
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]:2011/10/22(土) 17:27:14.13 ID:pqn67A4AO
いや、ごめんなさい。
ガイガンも強いんだろうけど、他が強すぎる印象だからなぁ。
どうもガイガンはやられキャラにしか見えないんだよな。
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 17:27:24.13 ID:2Xf4dmfk0
>>947
じゃあもういっそのこと吹っ切れて
両手チェーンソーにしようぜwwww
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage]:2011/10/22(土) 17:29:48.63 ID:x9+PMF4AO
吹っ切れたら首切れたなんて事態に
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 17:39:14.39 ID:+2AXQ9j00
940修正。ゴジラはVSキングギドラ版に



杏子「キリカ!さやかの事は水に流してやる!ガイガンを止めるのに協力しろ!」

キリカ「しょーが無いなー」

まどか「わ、私、なんて事しちゃったんだろ・・・どうしよう・・・」

杏子「あんたはキュゥべえをマミかイレギュラーにでも連れて来させろ!急げ!!」

まどか「う、うん!」

キリカ「デスギドラ、ガイガンを追うよ」

デスギドラ「グアアーーアアア!」

デスギドラがキリカ達の近くに降りようと島に近付こうとすると、海面が青白く光った。そこの海中から青白い熱線がデスギドラ向けて飛び出して来る。
寸前でデスギドラは羽ばたいて避ける。しかし、今度は青白く光った海面の左辺りがオレンジ色に光って、今度は赤い熱線がデスギドラ向けて放たれる。
流石にこれは回避しきれず、胴体に受けて、海にデスギドラは落下した。

キリカ「ちょ、まさか・・・」

杏子「おいおい、冗談じゃねぇぞ・・・」

ザバァアアアアアアアア!!

海面から現れる2体の怪獣。

“無敵の怪獣王 ゴジラ”

ゴジラ(VSキングギドラ)「グアアアアアアアアーーウ!!」

“新世紀怪獣王 ゴジラ”

ゴジラ(ミレニアム)「ガアアアアアアアアーーウ!!」

2体の怪獣の王が島に近付いて来る。

まどか「ゴ・・・ゴジラが2体も!!」

さやか「な・・・何で!?」

杏子「此処は奴らの住処だったらしいな・・・あたし達の怪獣を敵だと見なして襲って来やがった。デストロイア!速攻でカタつけんぞ!」

デストロイア「グゥオオオオオオオーーウ!!」

キリカ「まどっちとさやさやはどっかに隠れてほむほむとマミマミに連絡して!!」

デスギドラ「グアアアアアーーアアアアーーーアアアア!!」

海中からデスギドラが飛び上がる。
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 17:39:57.47 ID:+2AXQ9j00
ゴジラ(VSキングギドラ)「グアアアアアーーウ!!」

ゴジラの背びれが発光し、デストロイアに向けて青白い熱線が放たれる。

デストロイア「グゥオオオオオウ!!」

デストロイアは口からミクロオキシゲンを吐き出す。放射火炎を分解し、お互い消滅。

杏子「飛べ、デストロイア!」

デストロイアは翼を広げて飛び上がる。そしてゴジラの首に尻尾を巻き付けると、引き倒して引きずり回す。だが、ゴジラは尻尾を島の岩に巻き付けて引き摺られるのを止める。すぐに岩が崩れ始めるが、デストロイアが動き始める前に、デストロイア向けて放射熱戦を吐き出す。

デストロイア「グゥオオオオオオウ!」

腹部にまともに受けたデストロイアは地響きを上げて地面に落ちる。
そして起き上がる前に、ゴジラはデストロイアの尻尾を掴んで、体格で上回るデストロイアを恐るべき力で持ち上げ、背中から地面に叩き付けた。

ゴジラ(VSキングギドラ)「グアアアアアーーウ!!」

デストロイア「グゥオオオオオオウ!」

圧し掛かろうとするゴジラをデストロイアはヴァリアヴルスライサーで切り付ける。
デストロイアはゴジラが怯んだ隙に起き上がり、両者は組み合って互角に戦う。
953 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 17:41:02.43 ID:ztTJIfkIO
ガイガンもマミさんみたいだよな、マミるし
954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 17:45:17.21 ID:2Xf4dmfk0
初代メカゴジもマミられてたけど・・・心配ないな
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 18:11:53.53 ID:+2AXQ9j00
デスギドラ「グアアアアアーーアアア!!」

ゴジラ向けて三重渦撃砲を吐き出すデスギドラ。

ゴジラ(ミレニアム)「ガアアアアアーウ!!」

命中して怯むゴジラ。デスギドラはゴジラに接近、後ろ脚で立ち上がって押し倒す。そのまま7万5千トンの体重を活かして圧し掛かる。

ゴジラ(ミレニアム)「ガアアアアアーー!!」

ゴジラの背びれが赤く激しく発光、凄まじい高熱を帯びるが、熱への耐性が高いデスギドラは平気で圧し掛かり続ける。
だが今度はゴジラを中心として、エネルギーの波動が爆発。体内放射、ゴジラ族だけが使える、格闘戦時の強力な切り札。

デスギドラ「グアアアアーーアア!?」

デスギドラの力が緩んだ隙にゴジラは横へ脱出。その体勢のまま口から赤い放射火炎をデスギドラに放つ。命中して爆発。

デスギドラ「グアアアアーーアアアアーーアア!!」

デスギドラは傷付きながらもその場で旋回、長大な尻尾をゴジラに叩き付ける。
そして上空に飛び上がって攻撃しようとするが、その尻尾をゴジラに掴まれる。

ゴジラ(ミレニアム)「ガアアアアアーウ!!」

キリカ「デスギドラのパワーを舐めるなー!!」

しかしデスギドラはそのまま上昇、ゴジラを掴ませたまま飛び上がる。

キリカ「てんどばくはつー!!(天怒爆突)」

デスギドラの身体の一部を爆発させる技。尻尾が爆発し、離したゴジラが地面に落ちて、5万5千トンの巨体が高くから落下した衝撃で地震に等しい衝撃が起こる。
地面に降りるデスギドラ。

キリカ「これでどうだっ!?気絶くらい・・・」

ゴジラ(ミレニアム)「ガアアアアアー!!」

だがゴジラは起き上がって来た。

キリカ「・・・してくれないよー」
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/22(土) 18:12:49.25 ID:WsggoAbE0
ゴジラぐぐってたらこんなランキング的なのが出た
通常熱線の強さバーニング>GMKゴジラ>FMゴジラ
戦闘力FMゴジラ>バーニング>GMKゴジラ
破壊力バーニング>FM>GMK
驚愕度初代>VSゴジ(マントル移動など)>その他
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 18:18:13.05 ID:ztTJIfkIO
GMKって何?
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/22(土) 18:19:11.98 ID:WsggoAbE0
>>957
白目ゴジラ
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 18:26:24.85 ID:+2AXQ9j00
ちょっと飯とかで外します
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 18:53:30.32 ID:ztTJIfkIO
>>958

ありがとう
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 20:12:26.44 ID:+2AXQ9j00
再開


杏子「くっそ、やっぱつえぇな、ゴジラ・・・」

キリカ「流石キング・オブ・モンスター・・・」

キリカの速度低下の影響を受けて尚、デストロイアとデスギドラを相手に互角に戦う2体のゴジラ。

さやか「アレ使えば良いだろ!あの紫の光線!」

杏子「バカ言ってんじゃねぇ!オキシジェンデストロイヤーレイは生命力の消耗が大き過ぎるんだよ!
ゆまに援護してもらえない状況でそうそう撃てるか!こんな事になるんだったら、ゆま連れて来りゃ良かった・・・」

ゴジラに生身で戦いを挑むのは危険過ぎるし、相手の底が解らない以上、幻惑魔法で勝負に出るのは危険だった。
しかもこちらの狙いがどちらかといえば時間稼ぎである以上、消耗が大きい行動は避けるべきであった。

さやか「あぁ、もう!こんな事になったのは、元はお前の所為だからな!」

杏子「うるせぇ、解ってる!だからこうやってテメェも守ってやってんだろうが!」

杏子が跳んでさやかの方に飛んで来る岩を槍で突き砕く。

まどか「止めてよ、2人とも!此処で争ったって何にもならないよ!」

さやか「これは、まどかが余計な事したからでもあるんだからね・・・あたしとガイガンが戦えれば、ここまで最悪な事にならなかったのに・・・!」

まどか「う・・・そ、それは・・・」

キリカ「止めなよ、さやさや!まどっちは悪くないよっ!」

キリカがまどかを抱えて吹き飛んで来た木を跳んで避ける。
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 20:30:18.89 ID:He01s4+SO
ガイガンが空気…
963 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 20:39:37.48 ID:+2AXQ9j00
ほむら「あれは・・・」

私がバトラの背中に乗って飛んでいると、銀色の機体が高速で飛行しているのが見えた。
織莉子の飛行形態のスーパーメカゴジラ!来てくれたのね!

ほむら「(織莉子)」

スーパーメカゴジラの首の上で立つ織莉子にチャントで呼びかける。

織莉子「(ほむらさん?)」

バトラをスーパーメカゴジラの横につける。

ほむら「(状況は聞いてる?)」

織莉子「(何でも杏子さんがさやかさんを攫って、この方角に飛んだとか)」

杏子が、さやかを・・・?それがこの事態の発端?手を出さないでって言ったのに・・・。
でも今はそれより・・・

ほむら「(そこでゴジラ2体に襲われてるらしいわ)」

織莉子「(ゴジラにですか!?)」

ほむら「(場所は解る?)」

織莉子「(ゴジラですか・・・心当たりがあります)」

ほむら「(!!助かるわ!あなたもバトラに乗って!)」

織莉子「(?解りました)」

織莉子がバトラに跳び移り、私は手を伸ばして彼女の手を握り、相棒の背に迎え入れる。

ほむら「スーパーメカゴジラを戻して」

飛行するスーパーメカゴジラが白い光の粒子と化して織莉子に戻る。

織莉子「どうするんですか?」

私と手を握り合ったままの織莉子。

ほむら「あなたに静止した世界を体験させてあげる。時よ止まれ」

時間停止。雲も波も止まって、空を高速で飛んでいるのに風さえも止む。
私と織莉子、バトラ以外の全ての時間が止まった。

織莉子「!!これがあなたの能力、時間停止ですか」

ほむら「ええ、その心当たりの場所を教えて。それと手を離さないで。手を離したらあなたの時間も止まってしまう」

織莉子「解りました」
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 21:20:37.77 ID:+2AXQ9j00
隣地区、風力発電所

発電所と周辺の避難は始まったばかり。このままでは暴走したガイガンにより多大な被害がもたらされてしまう。
風力発電所の風車のある大きな平原を走る一台の電気自動車。
その天井にはマミが片膝を立てて座り、マミの魔翌力で走る電気自動車は金色に光っている。
マミは電気自動車への魔翌力供給を止めて停め、立ち上がる。

マミ「・・・来たわね」

発電所前の大きな平原に立つマミの視界に写る青いサイボーグ怪獣。
猛スピードでこちらに飛んで来る。

マミ「初陣が後輩の暴走を止める事になるなんてね。仕方ないっか。
さぁ・・・出なさい!最強機械化巨大甲翼三頭機竜!!」

マミから眩い金色の光が溢れ出し、上空で集束、結合し、新生キングギドラを現出させる。

“機械化超怪獣 メカキングギドラ”

メカキングギドラ「ギシュウウウウウウウーーウ!!」

失った中央の首と両翼は完全に機械化され、胴体と膝、左右の首の付け根、尻尾の先端は装甲されている。
メカゴジラやMOGERAで培ったロボット怪獣の技術により生まれ変わったキングギドラ、メカキングギドラ。

マミ「・・・予想以上だわ」

驚くマミ。元々上級だったキングギドラが更にパワーアップし、最上級の怪獣に匹敵する力を感じる。

マミ「インフィニティ・マスケッツ・サモニング・バースト!!」

マミは両手にマスケット銃を精製し、周囲に多数の大型のマスケット銃が現出した。

メカキングギドラ「キシャアアアアアーーウ!!」

身長120メートル、全長200メートル、体重6万トンの怪獣に、
身長140メートル、全長300メートル超、体重8万トンに及ぶ大きさの怪獣が上方からぶつかり、軽々と地面に叩き落した。

ガイガン「ギシィァァーーーィ!?」

平原へ落下するガイガン。
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/22(土) 21:25:50.17 ID:MyOD7U7c0
マミさんのギドラ復活と一緒に俺ももしもしからPCに復帰だ!

メカギドラのスーツはあまりの重さに人が入って演じるのは無理と判断されたそうな
あと撮影前に落下してセット壊したり
966 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 21:45:43.12 ID:+2AXQ9j00
マミ「ファイア!」

マミの両手に持ったマスケット銃と周囲の大型化させたマスケット銃がガイガン向けて火を吹く。

ガイガン「ギシィアアアアーー!!」

次々に命中し、魔翌力弾の強烈な爆光が暗い平原を照らす。

メカキングギドラ「ギシュウウウウウウウーーウ!!」

メカキングギドラが上空から急降下して倒れたガイガンを踏み付ける。

ガイガン「ギシィァァーーィ!!」

ガイガンが広い単眼からギガリュームクラスターをメカキングギドラに発射するが、
メカキングギドラは後ろに跳んで回避する。巨体でありながらも動きは軽快であった。
その溢れ出るパワーが装甲や体表から閃光となって迸り、バチバチと稲妻のように走る。

マミ「レーザーバスター!アンチグラビティライトニング!ファイア!!」

メカキングギドラ「ギシュウウウウーウ!!キシャアアアアーウ!!」

中央のメカの首からメカゴジラのメガバスターやメーサービームのデータをフィードバックして造られた強烈なレーザー光線が発射され、
左右の首からは内部器官の改造により強化された引力光線、反重力光線が吐き出された。2種類、3本の強烈な光線が倒れるガイガンに掃射される。

ガイガン「ギシィァアアアアアア!!」

悲鳴を上げながらも、飛行して起き上がり、地面に立つガイガン。
攻撃を続けるメカキングギドラの胴体に、ギガリュームクラスターを撃つ。

メカキングギドラ「キシャアアアアーウ!!」

しかし、メカキングギドラは多少よろめく程度で攻撃の手を緩めない。
機械化された部分と装甲部分にはスーパーメカゴジラと同じく光線、ビーム攻撃への高い耐性を持つダイヤモンド・コーティングが施され、
防御力が大幅に向上していた。
967 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 21:54:15.36 ID:+2AXQ9j00
963の最初のナレ修正。キュゥべえ忘れてた。



ほむら「あれは・・・」

私はキュゥべえを盾に放り込んで、バトラの背中に乗って飛んでいると、銀色の機体が高速で飛行しているのが見えた。
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 22:20:07.79 ID:+2AXQ9j00
963修正。やっぱりこうで



ほむら「あれは・・・」

私はキュゥべえと一緒にバトラの背中に乗って飛んでいると、銀色の機体が高速で飛行しているのが見えた。
織莉子の飛行形態のスーパーメカゴジラ!来てくれたのね!

ほむら「(織莉子)」

QB「(織莉子!)」

スーパーメカゴジラの首の上で立つ織莉子にチャントで呼びかける。

織莉子「(ほむらさんとキュゥべえ?)」

バトラをスーパーメカゴジラの横につける。

ほむら「(状況は聞いてる?)」

織莉子「(何でも杏子さんがさやかさんを攫って、この方角に飛んだとか)」

杏子が、さやかを・・・?それがこの事態の発端?手を出さないでって言ったのに・・・。
でも今はそれより・・・

ほむら「(そこでゴジラ2体に襲われてるらしいわ)」

織莉子「(ゴジラにですか!?)」

QB「(場所は解るかい?)」

織莉子「(ゴジラですか・・・心当たりがあります)」

ほむら「(!!助かるわ!あなたもバトラに乗って!)」

織莉子「(?解りました)」

織莉子がバトラに跳び移り、私は手を伸ばして彼女の手を握り、相棒の背に迎え入れる。

ほむら「スーパーメカゴジラを戻して」

飛行するスーパーメカゴジラが白い光の粒子と化して織莉子に戻る。

織莉子「どうするんですか?」

私と手を握り合ったままの織莉子。もう片手でキュゥべえを掴み上げる。

QB「だからもうちょっと丁寧に扱ってよ!」

ほむら「あなた達に静止した世界を体験させてあげる。時よ止まれ」

時間停止。雲も波も止まって、空を高速で飛んでいるのに風さえも止む。
私と織莉子、バトラ以外の全ての時間が止まった。

織莉子「!!これがあなたの能力、時間停止ですか」

QB「凄い!世界が止まってる!!」

ほむら「その心当たりの場所を教えて。それと手を離さないで。手を離したらあなたの時間も止まってしまう」

織莉子「解りました」
969 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]:2011/10/22(土) 22:26:16.56 ID:dyjFSvGi0
ダイヤモンド・コーティングされているって事は、原作映画よりも熱線に対しての防御力は上がっている?

>>956
何気にバーニング以外のVSシリーズのゴジラの熱線も強力
対抗策だったスーパーXUのファイヤーミラーも最後は押し切られるし、より強力になったVSキングギドラ以降だと、
ギドラ→羽を穴だらけにされた上にマミられて海へ撃墜され仮死状態に
メカギドラ→やっぱり穴だらけにされる羽、これ以上あの熱線を喰らうとヤバいとかフラグを立ててから熱線を喰らって海の藻屑になる
モスラ&バトラ→鱗粉フィールドで熱線を反射して喰らい続けるのを回避
メカゴジラ→ダイヤモンド・コーティングで受け流す
スぺゴジ→フォトン・リアクティブ・シールドで反射(なくてもベースがゴジラだから普通に耐えそう)
といった具合に、スぺゴジは別格としても皆ゴジラの熱線対策には相性の良い反射素材を使っている訳で、どの怪獣もまともに喰らうのはヤバいみたい(しかも普通に連射してくるし)
そしてゴジラはそんな熱線を1万倍にして跳ね返されてもピンピンしてる防御力
970 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/22(土) 22:28:55.86 ID:MyOD7U7c0
どうでもいいけど
今更ながら>>956のFMゴジラってなんだよラジオかよ
FWの間違いだよな?
971 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)2011/10/22(土) 22:30:49.79 ID:+2AXQ9j00
平原に地響きを立てて倒れるガイガン。
マミは油断無くメカキングギドラを身構えさせたまま、一旦攻撃を止める。
帽子を振ってマスケット銃を現出、地面に突き立て、手にも一丁持ってガイガンの様子を見る。

マミ「これで生命力が切れて大人しく・・・」

ガイガン「ギシィアアアアーーィ!!」

再び立ち上がるガイガン。

マミ「なってくれなかったわね」

溜め息1つ。

ガイガン「ギシィァアアアーー!!」

ガイガンはブラッディトリガーをメカキングギドラでは無く、
マミに突き刺そうとカギ爪を射出して来た。

マミ「ふっ!はっ!」

マミはそれをマスケット銃を持ち替えながら次々に迎撃、着弾した4発の銃弾は、その質量では到底無理でも、魔翌力の爆発によって軌道を逸らせた。
マミはそのままマスケット銃を、ガイガンの装甲の隙間に使い捨てながら撃ち込んでいく。

マミ「身体が軽い・・・」

マミは用意したマスケットを使い切ると、両手にキャノン砲を現出させて撃ちだし、ガイガンの頭部に直撃させる。

ガイガン「ギシィイイイイイイイ!!」

ガイガンのマミの砲撃で動きが止まる。

マミ「もう何も怖くない!」

もう何も怖くないのポーズ。
972 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/22(土) 22:36:01.68 ID:MyOD7U7c0
マミさん南無三
973 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/22(土) 22:38:10.40 ID:+2AXQ9j00
>>969

そう。
で、原作映画だとどう見ても普通のキングギドラより弱いので、
こっちでは大幅にパワーアップしてる設定。
974 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/22(土) 22:40:42.91 ID:+2AXQ9j00
>>969

そう。
で、原作映だと、どう見ても前のキングギドラより弱いので、
こっちではキングギドラから大幅にパワーアップしている設定。
975 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/22(土) 22:53:48.67 ID:+2AXQ9j00
マミ「最強機械化巨大甲翼三頭機竜!バインドアーム!!」

メカキングギドラの胴体装甲の左上、右上、左下、右下のハッチが開き、
ワイヤーで繫がれたアームが射出され、それがガイガンの両腕両脚を掴んで拘束する。

メカキングギドラ「キシャアアアアアーーウ!!」

ワイヤーを通じて強烈な電撃がガイガンに送られる。ほぼ全身が機械化されているガイガンにとって効果的な攻撃だった。

ガイガン「ギシィァアアアーーィ!!」

マミ「仕上げよ!ギドラアーム!!」

メカキングギドラの胸部の大型ハッチが開いて、ゴジラクラスの怪獣の胴体を掴める巨大なアームが撃ち出されて、ガイガンの胴体を捕らえる。
メカゴジラのショックアンカーの強化版、マシンハンド。

メカキングギドラ「ギシュウウウウウーウウ!!」

ガイガン「ギシィァアアアアーーイ!!」

ガイガンは最後の抵抗とばかりに、メカキングギドラのメカの頭部にギガリュームクラスターを放つが、
メカキングギドラは首を逸らせてあっさりと避ける。

マミ「さて、仕上げよ。ティロ・・・」

マミのマスケット銃が大砲並みの大きさに変化し、更に左右に魔力で精製した大砲が現れる。

メカキングギドラ「キシャアアアアアーーウ!!」

メカキングギドラも頭部を並べてガイガン向けて口を開く。

マミ「フィナーレ・クロス・改!!」

マミの大砲銃と大砲が同時に火を吹き、メカキングギドラのレーザー光線、反重力光線が集束して発射される。
それらは全てガイガンの頭部で交差するように命中、頭部を粉々に粉砕した。
完全にガイガンの身体が力を失う。メカキングギドラが5本のアームを外すと、
ガイガンは前方に倒れ伏す。
そしてメカキングギドラはワイヤーを巻き戻し、マシンハンドを胴体に収納する。
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/22(土) 23:01:20.83 ID:+2AXQ9j00
ちょっと修正



マミ「最強機械化巨大甲翼三頭機竜!バインドアーム!!」

メカキングギドラの胴体装甲の左上、右上、左下、右下のハッチが開き、
ワイヤーで繫がれたアームが射出され、それがガイガンの両腕両脚を掴んで拘束する。

メカキングギドラ「キシャアアアアアーーウ!!」

ワイヤーを通じて強烈な電撃がガイガンに送られる。ほぼ全身が機械化されているガイガンにとって効果的な攻撃だった。

ガイガン「ギシィァアアアーーィ!!」

マミ「次、ギドラアーム!!」

メカキングギドラの胸部の大型ハッチが開いて、ゴジラクラスの怪獣の胴体を掴める巨大なアームが撃ち出されて、ガイガンの胴体を捕らえる。
メカゴジラのショックアンカーの強化版、マシンハンド。

メカキングギドラ「ギシュウウウウウーウウ!!」

ガイガン「ギシィァアアアアーーイ!!」

ガイガンは最後の抵抗とばかりに、メカキングギドラのメカの頭部にギガリュームクラスターを放つが、
メカキングギドラは首を逸らせてあっさりと避ける。

マミ「さて、仕上げよ。ティロ・・・」

マミのマスケット銃が大砲並みの大きさに変化し、更に左右に魔力で精製した大砲が現れる。

メカキングギドラ「キシャアアアアアーーウ!!」

メカキングギドラも頭部を並べてガイガン向けて口を開く。

マミ「フィナーレ・クロス・改!!」

マミの大砲銃と大砲が同時に火を吹き、メカキングギドラのレーザー光線、反重力光線が集束して発射される。
それらは全てガイガンの頭部で交差するように命中、頭部を粉々に粉砕した。
完全にガイガンの身体が力を失う。メカキングギドラが5本のアームを外すと、
ガイガンは前方に倒れ伏す。
そしてメカキングギドラはワイヤーを巻き戻し、マシンハンドを胴体に収納する。
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/22(土) 23:18:46.03 ID:+2AXQ9j00
マミ「さて、暁美さん達に合流・・・」

魔力で精製したティーカップとソーサーで放火後ティータイムを楽しむマミ。
ソーサーを地面に捨て、その手にマスケット銃を現出させる。
そしてそれを肩越しに後ろに向けてトリガーを引いた。
それはマミの後ろから迫っていた触手の口に飛び込み、魔力が喉の辺りで爆発し、触手の先端が千切れて落ちる。

マミ「とはいかないみたいね・・・」

まるで地震のような大きな振動。大地を割って山のように巨大な怪獣が出現する。

ビオランテ「ビャーーオオオオオオウ!!」

そして風力発電所の止まった風車の羽根の上から、小さな影が巨大なビオランテに跳び下りる。

ゆま「キョーコの留守を狙って来たの、巴マミ?」

マミ「違うって言っても、信じてくれなさそうね。逃がしてくれそうも無いし、第二ラウンドと行きましょうか」

メカキングギドラ「ギシュウウウウウーーウウ!!」
978 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/22(土) 23:19:34.27 ID:MyOD7U7c0
そろそろ次スレも考えておいた方がいいんじゃ…
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/22(土) 23:27:37.16 ID:+2AXQ9j00
>>978

うん、それは思ってた。
という訳でどなたか、宜しければ次スレ立てお願いします。
スレタイは「魔法少女まどか☆ゴジラ」で。
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/22(土) 23:34:50.33 ID:ztTJIfkIO
マミさんノリノリで頭粉々にしたけど大丈夫なの?
981 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/22(土) 23:44:40.66 ID:MyOD7U7c0
>>979
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1319294430/
はい

>>980
FWのガイガンだし大丈夫だろ、むしろ・・・
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/22(土) 23:52:48.76 ID:+2AXQ9j00
>>981

大丈夫だ、問題ない
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2011/10/22(土) 23:53:06.37 ID:HHQrc3te0
>>970
MじゃなくてWだったか悪い
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/22(土) 23:59:47.82 ID:+2AXQ9j00
>>981

ありがとうございます
985 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/23(日) 00:04:16.29 ID:3T7znjcao
魔法少女のチャントの範囲ってどれくらいなんだ?
互いに顔が見れる程度の距離でしか使えないのかな
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/23(日) 00:06:02.98 ID:3T7znjcao
魔法少女のチャントの範囲ってどれくらいなんだ?
互いに顔が見られる程度の距離でしか使えないのかな
987 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/23(日) 00:07:59.57 ID:T33Cj7z40
>>985

それくらい。
因みにチャントはバルドスカイってゲームで登場した会話ツール。
原理は違うけど、機能はこのSSと同じ。
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]:2011/10/23(日) 00:16:20.83 ID:T33Cj7z40
続きは上の新スレに投下しました。以降もそっちで
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]:2011/10/23(日) 00:19:16.61 ID:G96CtHtAO
埋めちまうか
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/23(日) 00:22:00.84 ID:1adYJNrIO
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/23(日) 00:22:29.50 ID:3T7znjcao
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga sage]:2011/10/23(日) 00:24:53.64 ID:E7nPqPyq0
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage]:2011/10/23(日) 00:44:31.93 ID:E9Bmz6u00
ついにゴジラが出てきたか・・・しかも二匹。
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/23(日) 06:23:32.97 ID:lkPsvovAO
埋め
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/23(日) 06:24:16.56 ID:lkPsvovAO
埋め
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/23(日) 06:24:55.68 ID:lkPsvovAO
埋め
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2011/10/23(日) 06:25:49.90 ID:lkPsvovAO
うわ連投スマソ
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/23(日) 06:32:17.06 ID:1famHKlu0
ゴジラ最高
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2011/10/23(日) 10:04:07.59 ID:d3/JedQDo
埋め
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]:2011/10/23(日) 10:08:33.35 ID:eLMGwza50
>>1000
なら、メカホムラがもすらーやっ!!
1001 :1001Over 1000 Thread
    /|\
     |::::0::::|    
    |`::i、;;|
    |;;(ヽ)|
    //゙"ヘヘ
    //   ヾ、
    ! !    l |
   | |     .! !
   .| |    ノ:,!      SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
   ヽ!   !ノ      http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
1002 :最近建ったスレッドのご案内★Powered By VIP Service
ヨンアとKARAの山口もえに似てる人可愛くない? @ 2011/10/23(日) 10:02:14.52
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1319331734/

A雑ミュータントスレ @ 2011/10/23(日) 09:45:00.61 ID:xnScWML3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1319330700/

ミ,,・∀・ミ 6 @ 2011/10/23(日) 08:34:56.28 ID:7nw8bwnro
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1319326496/

学校でうんこ漏らした  @ 2011/10/23(日) 08:01:38.55 ID:beD8xKE80
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1319324498/

心に影があるとアホ毛が伸びます @ 2011/10/23(日) 07:20:48.63 ID:2LAReJCGo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1319322048/

レッド「ポケモンマスターに俺 が な る !!」 @ 2011/10/23(日) 03:27:25.38 ID:7wjtMRT8o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1319308045/

梓「……っす」 @ 2011/10/23(日) 03:23:41.04 ID:T8y7/W6a0
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内定先の社員美人多すぎワロリンヌw @ 2011/10/23(日) 03:18:28.36 ID:kDISh0GDO
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