VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/18(水) 21:41:20.57 ID:cscN349X0<>前すれ→勇者「行動考えるのが面倒になったから安価のみで冒険しにいく」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1315002683

ということで2スレ目です。完走目指してがんばります
とりあえず前スレが1000行くまでそっちで書きます

注意
☆多量の厨二病的要素
エロがない
シリアスを軸としたストーリー
勝手な解釈
安価しだいで最悪無かったことにされるフラグ
理解しにくい文章(質問してくださればちゃんと解説します)
山○悠介並みのおかしい記述(上記に同じ)
誤字脱字
多発する安価ミス
キャラ紹介だけでかなり長くなるほどの厨二設定
注意だけでこんなに出てくること

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1326890480(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
<>勇者「行動考えるのが面倒になったから安価のみで冒険しにいく」妖狐「その2じゃな」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/18(水) 21:42:38.74 ID:cscN349X0<> キャラ紹介
前スレを読んだ方は飛ばしても大丈夫だと思います

勇者(男)
勇者として導かれた男、魔力がとても強く底なし無意識下で暴発することもあるそうで、子供の頃一度暴発したせいで周りに化け物と恐れられた過去を持っている。
それが原因で一度絶望の底まで堕ちたこともあった。
「自ら信じたものこそ正義」のモットーを胸に絶対の自信を持って行動しているが、それは昔否定された自らの正義を守るための口実でもある。(そのため欲望にも忠実)
今は勇者の命運を背負いながらも魔王が完全な悪者ではない確証を得るために旅をしている。
その理由は一度洞窟内で魔王と対峙し、それに邪悪な意思より純粋な意思を見出したためである。(決して魔王に惚れたとかそういう理由ではない)

妖刀リバーディウス
勇者が旅の途中に迷い込んだ洋館で手に入れた曰く憑きの剣
「神の悪意」を意味する「Livor of Deus」という文字が刻まれている
使い手から持っているだけでも魔力を吸い取り続け、それを力に変える
長い間魔力を吸い取り続けうちに魔力が自我となり、意思となり、人格さえも形成した。その結果使い手を選んだりたぶらかしたりするようになった。
魔力が少ないものが使ったりしたら魔力の代わりに生気を吸い取り一瞬で殺してしまう
また妖刀にたぶらかされたりして闇雲に敵を切ったり、力のみを求めたりしたらすぐ漬け込まれて自我を吸い取られ体をのっとられる。
これらが妖刀たる由縁である
使い手の癖に合わせた形の剣になることができ、さらに意思を持ったことにより使い手の要望を聞いて姿かたちを変えることも出来る。
勇者の膨大な魔力に惹かれ、勇者を持ち手として認める。
勇者が願ったことにより戦うとき意外少女の姿でいる。
しかし最近は勇者に盾として使われ、鍵として使われ、散々である <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/18(水) 21:43:18.52 ID:cscN349X0<> 妖狐(女)
勇者を助ける者として運命に導かれた
人を化かす程度の能力、幻覚やそれを使って人を操ることを得意とする。本人曰く幻覚を使って操るのは催眠術のほうに近いらしい
人をからかうのがすき
普段は狐の耳と九本の尻尾を有する人間離れした美しさを持つ美女
狐色の綺麗なストレートなさらさらの髪と毛並みのいい9本の尻尾、それにこれまた綺麗な和服を着ている
何百年も生きており、本当は妖怪ではなく孤神であり本名は「大月姫御命・禍神(オオゲツヒメミノコト・マガツカミ)」
本当の姿は美しい毛並みをした大きな九尾の狐、怒りなどの感情が頂点に達すると尻尾が黒くなり「純粋な感情の塊」の暴走が起こる。
しかし前回それを抑えることに成功した。その際は全身が白くなり別の人格のようなものが一瞬出てきた。
魔王の幼馴染であり、勇者と旅してる理由のひとつでもある

リリィ(女)
勇者の仲間として運命に導かれた小さな女の子
元はとある町の守護を司っていた一族の末裔、親が魔物と取引して町を守っていたのに町の連中には不幸を運ぶ家として逆恨みされていた。
親をが死んでもなお逃げ出さずに町を一人で守り続けてきたが、勇者たちと共闘して魔物を倒すと町に見切りをつけ勇者たちと旅に出ることを決意する。
無口であったが最近少しずつ喋るようになってきた(決してそうしないと存在が薄れるとかそういう理由ではない)
召還術に長けており、その場で魔獣を作り出したり呼び出したり出来る。
仲間の中で一番意志が固い。
何があっても勇者を守ると心に誓い、奔走する <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/18(水) 21:44:13.18 ID:cscN349X0<> 盗賊(男)
勇者の友人として助けるものとして運命に導かれた
元不良、肉体派、幸薄
ただいま現在進行形で昔助けた美少女に拉致監禁されている不幸なやつ、しかもその少女は失踪扱いでその子の父親に大変恨まれている。

魔法使い(女)
勇者の友人として助けるものとして運命に導かれた
元不良、盗賊とは幼馴染、他人をからかうのが好き、趣味は盗賊いじり。しかし嫉妬深い
魔法の才能と知識はそれなりにある。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/18(水) 21:44:34.43 ID:cscN349X0<> 女勇者
勇者と別に戦うものとして運命に導かれる。
剣士の家庭に生まれ子供の頃から剣士として育てられ、女らしさを学ぶ機会がなかった
そのためボーイッシュ、洋館の一件で勇者を好きになる。

僧侶(女)
女勇者の旅の仲間で幼馴染
しっかりもので丁寧な言葉使いをする
しかし邪教崇拝の邪教徒である。
頭はかなり良くパニックにはめったにならないためかなり頼りになる存在
でもたまに女勇者をからかったりもする。(しかも忘れた頃に)

弓兵(女)
女勇者の旅の仲間で幼馴染
口数が少なくクール
矢にて弾幕を張るのが得意
挨拶やお礼などはあまり言わないが義理深い

ネクロマンサー(女)
女勇者の旅の仲間で幼馴染
一言で言うならコギャル
これでも腕はかなり <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/18(水) 21:45:26.94 ID:cscN349X0<> 魔王(女)
幼い女の子の格好をしているがそれでも何百年も生きてる魔王
魔王に向いていないほど無邪気ではあるがそれでも統率力といざというときの威厳はある
父である先代魔王とは仲が悪いわけではないが少なくとも彼女は父が何かたくらんでいると思っている
ボクっ娘でどこまでも純粋な性格、しかし本心は分かりにくく勇者のことを好きなようだがそれすらも本心かどうかは微妙
妖狐とは幼馴染

部下(コア)(女)
魔王の部下にして幼馴染、妖狐とも幼馴染で昔は3人でよく遊んだらしい。
ちなみに龍神一族の出である。
魔王にツッコミが出来る唯一の人物でもある。
名前は「コア」だが魔王は立場上「部下」と呼んでいる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/18(水) 21:46:09.03 ID:cscN349X0<> 謎の老人
勇者たちを導いた老人
"魔王"に呪いをかけられたらしくどんなに老いても死ぬことが出来ない、また会話を成立させられないらしい
しかしそれは呪いをもろに受けずにかすった程度だったかららしく、もろに食らっていたら死ぬことは出来ず誰にも存在を認め

られず話しかけることも出来ず永遠を過ごす羽目になっていたという。



戦士
たまに出てくるネタ要因
元は勇者の仲間だったがいつの間にか消えた
喋り方は毎回変わる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/18(水) 22:38:15.19 ID:cscN349X0<> あらすじ

勇者たちは魔王が悪者じゃないということを確信するためと困っている人のために旅をしている

とある町にて盗賊に逆恨みをしている商人が現れて何が起こるかとひやひやしていたら
件の盗賊が、突然現れた盗賊の恨まれる原因となった商人の失踪したはずの娘に逆に拉致監禁されてしまった
盗賊を助けようと魔法使いは勇者たちを引き連れて魔女に助けを得るために会いに行こうとするが魔女の洞窟にて木人に襲われた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/18(水) 22:46:27.68 ID:cscN349X0<> 魔法使いが木人に向かって放った火の玉は木人を黒炭ににしたが動きは止まらない。
リリィ「一体目」ゲシッ
リリィが蹴りを入れた。
すでにボロ炭だったので蹴りを入れただけで崩れ去った。こういうときリリィは実に小回りがきく
勇者「そぉれ!」バキッ、バキッ、バキャ
俺は鉈のようになった妖刀を何度か振り下ろし、木人をバラバラにする。
次の木人が来たが、俺は即座に反応してその頭をぶつ切りにしてやった。

魔女「あら、結構強いじゃない。そうね、次は何でもてなしてあげようかしら」クスクス

>>11 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/18(水) 22:47:35.16 ID:DDTJM8jM0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/18(水) 22:47:44.59 ID:EqvtXsA00<> 吊り天井 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/18(水) 22:47:51.76 ID:DDTJM8jM0<> ゴーレム <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/18(水) 22:53:37.63 ID:cscN349X0<> ガラガラ
勇者「!?」
上から洞窟の一部と思っていた岩天井が落ちてきた。
妖刀「つり天井だにっ!」
妖刀が一瞬で反応して大きくなり天井に突き刺さって支えになる。

>>15

今日は寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/18(水) 22:54:49.21 ID:EqvtXsA00<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/18(水) 22:55:28.99 ID:DDTJM8jM0<> 召喚獣で支える <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/01/19(木) 01:57:22.93 ID:FQ8/VC+AO<> 乙
大月姫御命って
オオゲツヒメのミコトじゃなくて
オオゲツヒメミノコトなんだな、勘違いしてた
美しいから「美濃」こと、とかそういう感じ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/19(木) 06:49:42.41 ID:0orstfbA0<> >>16
その解釈は素晴らしいけどぶっちゃけゴロ、あと神話の名前そのままつけるのも何か躊躇った。
妖狐「ホントにぶっちゃけやがったの、テキトーに付けやがって」ゴゴゴゴゴ
ひぃ!?

リリィ「支えて!」
リリィが凛とした声で"命令"する
魔獣「うおおぉおお」
リリィのすぐ前に魔獣が現れてつり天井を支えた。
リリィ「今のうちに行って」
勇者「あぁ」
リリィの魔獣が支えているうちに勇者たちは吊り天井部分から逃れる
リリィ「もう、いいよ。ありがとう」
リリィが手を叩くと魔獣が霞み、一瞬にして消えた
ドオオオオン
そして吊り天井が落ちるとともに砂煙が舞う
魔法使い「走るよ」タッタッタ
よっぽど早く魔女に会いたいのだろうついに魔法使いが走り出した

魔女「ふーん、結構強いわね。そろそろあってあげてもいいかしら?」クスクス

>>19 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/19(木) 07:33:35.69 ID:3UU55JFV0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/19(木) 07:34:21.03 ID:3UU55JFV0<> 瓦礫の魔人を呼び出して最後に一押し <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<><>2012/01/19(木) 09:06:01.91 ID:74M5GuxH0<> 魔女「最後に一押しね」クスクス
魔女「さぁさぁおいでなさい。瓦礫の魔人、私の命に従いあの子達の実力を見極めなさい」
魔女の命令に従い勇者たちの目の前で瓦礫が変化し、魔人をかたどる

魔人「我を倒せば魔女への道を開いてやろう」
魔人がいきなり喋りだし勇者は驚くが魔法使いは当たり前だとでも言うように返答する
魔法使い「上等だね。見ているんだろう魔女、今すぐ行ってやるよ」
勇者「で、どうする?」

>>21 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/19(木) 09:55:21.57 ID:FQ8/VC+AO<> ハンマーとかで行動不能までボコボコにしてから復活出来ないように魔法で消滅させる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<><>2012/01/19(木) 10:09:20.08 ID:74M5GuxH0<> 勇者「よし叩き壊してばらばらにしてしまおう」
妖刀「ハンマーにでもなるかに?」(どうせ黙っていてもそう命令されるだろうに)
勇者「よし、なれ」
魔法使い「攻撃翌力倍増呪文、防御力低下呪文」
魔法使いが俺に攻撃翌力倍増呪文を敵に防御力低下呪文を唱える
魔人「小癪な、食らうがよい!」ドン!
魔人がこぶしを振り下ろす。しかしそこに的はいない
勇者「ここだ」
リリィが召還した魔獣に乗って頭上からハンマーを振り下ろす。
バキッ!
魔人の頭に亀裂が入る。防御力が弱まった体に攻撃翌力倍増のハンマーなど耐えられるわけもない。
勇者「まだまだぁ!」
魔人が反撃する暇も与えず攻撃しまくる。
そして
魔人「・・・」
妖刀「目標沈黙、勝利だにぇ♪」
勇者「楽勝だ」

魔女「…」

>>24 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/19(木) 10:14:15.84 ID:+sTBsmQAO<> 魔神がバラバラに崩れるが、元が瓦礫なのですぐまたくっつく <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/01/19(木) 10:22:14.49 ID:jpnpn5SAO<> 合体可変形機能を持って復活 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/19(木) 19:55:59.82 ID:0orstfbA0<> 魔女「そろそろ会いに行ってもいいかしらね?・・・あら?」

魔法使い「なにやってんの早く行くよ」
勇者「いや、待て」
岩「・・・・・・」ゴゴ、ズズ・・・
ばらばらになったはずの魔人の欠片である岩が集まり再び人の形に成る
魔人「・・・・・・」
魔人は無言で壁を殴った。そしてその岩を体につけると体の一部になった
魔人「」ニタァ
魔人「オオォオォオ」
魔人は狂ったように拳を振り下ろした来た。もちろん俺たちは避ける。
魔法使い「防御力低下呪文」

▼まじん は じゅもん を はねのけた

魔法使い「はぁ!?」

魔女「あら、暴走しちゃったわ。まぁ即席で作ったものね。ちょうどいいからあの子達が本気のこのこ相手にどこまでやるか見てみましょう」クスクス
魔女「まぁ、死にそうになったら助けるとしても、少しぐらいあの子たちに有利になるようにしてあげようかしら。このままやっても勝てそうにないものね」クスクス

>>27 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/19(木) 20:05:16.14 ID:3UU55JFV0<> あれ、これは安価ミス? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/19(木) 20:06:22.77 ID:/1XwocqNo<> 魔法使いが儀式術式を展開開始
その間勇者とリリィの魔獣が時間を稼いでいる所に戦士見参 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/19(木) 20:07:41.49 ID:/1XwocqNo<> ああ、そう言われてみるとそうかも

さてどうなる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/19(木) 20:14:32.28 ID:0orstfbA0<> 安価ミスではありません

岩(瓦礫)を取り込んで大きくなったり、場合によっては形を変えます。
合体しようにもその他の岩魔人はいないし

だめですか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/19(木) 20:17:03.24 ID:/1XwocqNo<> いいんじゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/19(木) 20:18:29.23 ID:3UU55JFV0<> こんなにも>>1と俺で意識の差があるとは思わなかった…!
可変型といえばゼータとかアッシマーとかキュリオスとかその辺だと思ってた
まあある意味間違ってはいないし、次の安価で変形させりゃ良いか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/19(木) 20:29:11.96 ID:jpnpn5SAO<> >>24だが問題ないぞ。
ちなみにイメージはゲッターだったんだ。
本文中で可変形してくれればもっと良いかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/19(木) 20:29:58.74 ID:0orstfbA0<> >>31
すまぬ、ガンダムは分からぬのだ・・・

すみません。元ネタが分からないと理解できない安価は少し詳しくお願いします。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/19(木) 20:34:18.33 ID:jpnpn5SAO<> 別にそのまま使わなくて良いんだぜ?世界観に合わせてアレンジしてくれれば。ゲッターは…まあ相手や環境に合わせて色んな形に変わるって事で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/19(木) 20:41:37.18 ID:3UU55JFV0<> ゼータ
http://img4.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/3c/d6/rsa19456/folder/267002/img_267002_2763672_0?1320922883

アッシマー
http://www.mpsnet.co.jp/HobbyNet/photos/bandai-102104L.jpg

キュリオス
http://www.ms-plus.com/images_item/24000/24879.jpg

ゲッター
http://pony-hp3.web.infoseek.co.jp/EX-GETTER3/EX-GETTER3_36.JPG

お好きなものをどうぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/19(木) 22:08:01.76 ID:0orstfbA0<> 魔法使い「勇者、リリィ、悪いけど少し時間を稼いで欲しい。」
勇者「何か・・・考えがあるのか?」
魔法使い「もちろんだね。儀式逆行術式であれの術式を解く。だけどかなり時間がかかる」
勇者「了解」
リリィ「・・・分かった」
魔人「うおおぉおおおぉおおぉぉぉぉぉ」
魔人がまたパンチを繰り出してくる。
リリィ「守る・・・心」
リリィが守る心を顕現させる
それは羽が生えた平べったい物体だった。
リリィ「行け」
リリィの呼び出した魔獣は魔人の拳につくと爆発した。
勇者「ふん!」
俺はハンマーで魔人の足元を崩そうとする。しかし
魔人は足で壁を崩し、その瓦礫を取り込んでまた大きくなった。
腕を大きくして爆発に耐えられるようにでもしたのだろうか、そのさらに大きくなった腕を振り下ろす。こいつも攻撃が単調だ楽に倒せるだろう
しかし今度は体を小さくして腕だけさらに大きくした。
ヒュン、バギン、ドゴン
また岩で大きくなる
勇者「リバーディウス、あれ、壊せるか?」
妖刀「無理だに、密度が大きすぎるにぇ」
リリィ「時間さえ稼げれば・・・いい」
それもそうだな
ヒュン
その太くしなる腕が魔法使いに伸びる。
勇者「まだ手は出させない。」
妖刀を盾にして防ぎリリィもそれほど大きくない魔獣で腕を押さえつけている。
魔法使い「もう少し」
はやくしないと・・・持たないかもしれない

「お待たせ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/19(木) 22:18:38.49 ID:0orstfbA0<> 「魔女ちゃんに呼ばれてきたよん。戦士だにゃ」

ちっきしょー、期待して損したあああああ
戦士、パラディンに転職した男、ウザい
戦士「さぁ、踊ろうじゃないの、そこな化けもん」
戦士「グランドクロス!」
戦士の放ったグランドクロスは魔人をたやすくぶっ飛ばした。
魔人は怒り、グランドクロスが当たらないように極限に体を平べったくして床に這い蹲り腕だけで攻撃してきた。
戦士「うにゃあ、そんぐりゃいでわっちから逃れると思ってるぅ?」
あぁ、相変わらずイライラする喋り方だ。しかし今のこいつは頼りに見える。

>>39 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/19(木) 22:22:05.91 ID:/1XwocqNo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/19(木) 22:30:50.28 ID:3UU55JFV0<> 実は体を平べったくすると同時に変化の準備をしていた
魔人が高機動形態に変化(ゲッターの画像の一番左みたいなやつ)

戦士の攻撃は全て避けられ、戦士が一方的にダメージを受ける
戦士は大防御+かばうでじっと耐える <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/19(木) 22:46:31.37 ID:0orstfbA0<> 戦士「とどめだぜよ」

戦士が十字架を高く掲げる。
戦士「神の雷(いかづち)!」
魔人の頭上に雷が落ちる。
あたる
そう思ったが違う。一瞬にして移動した。また変形している・・・
平べったいのが一瞬にして飛び、小さくなる。大きいと当てやすいと言うことでも学んだのか?
かなり小回りが利いている
戦士「こちょまかと・・・あたらにぃ、」

まぁ変な言葉はいつものこととして
戦士「がっ!」
後ろから拳が飛んできた。もろに食らってしまったがすぐに体勢を立て直し攻撃を当てようとするもすでにそこにはいない
勇者「後ろ!」
戦士「ぐあっ」
助けに行きたい、しかし魔人はちょこまかと動き、戦士に当たらず魔人を狙える自信がない。
リリィ「・・・」ギリッ
リリィもそれは同じようだ。戦士はずっと攻撃に耐え続けている。

魔法使い「出来た!そいつをこの魔法人の中へ、一瞬でもいい」

ついに儀式逆行術式が完成したようだ。

戦士の目が光る

戦士「最後に共闘できてよかったじょ」
なんでここでフラグ立てるんだあああぁあぁぁああぁぁぁあああああ!!!!!!!!??????

>>42 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/19(木) 22:57:11.58 ID:+sTBsmQAO<> 戦士魔法人の中へダッシュ
瓦礫の魔人もつられて魔法人に飛び込む
そして瓦礫のパラディン(味方)誕生 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/19(木) 22:57:34.94 ID:3UU55JFV0<> 戦士「このまま 帰ったんじゃ かっこわるいまま れきしに のこっちまうからな!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/20(金) 05:16:09.90 ID:DAkuUr1Q0<> 戦士「このまま 帰ったんじゃ かっこわるいまま れきしに のこっちまうからな!」

タラリラッタラー♪
せんし の フラグ が せいりつ した

ギャー、フラグ成立しやがった!
戦士のやつなんでこうもアホなんだ。・・・あ、最初からこうだった
とりあえず折っおこう。
勇者「やめろ、お前には無理だ!」
戦士「へ、その場合は任せたぜ」
・・・だめだ、さらに悪化しやがった
勇者「いや、俺がやる!」
戦士「何言ってんだお前、あれは俺の獲物だ」
お、少しずつ成功フラグに・・・
戦士「絶対死なねえからよ」
もうだめだこいつ・・・

戦士「さぁ、パーリィのはじまりだああぁぁぁああああ」

魔人「おおぉおおぉおおぉおぉぉぉぉ」
魔人は咆哮を上げる。
戦士「こっちだデカブツ」
戦士は魔人を魔方陣へと誘い込む。

結果
>>45 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/20(金) 06:45:25.27 ID:fQbM6T+AO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/01/20(金) 07:08:24.85 ID:Rziv+CnAO<> 見事誘導し術式成功。そして魔女が一行の前に現れる。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/20(金) 21:47:48.05 ID:DAkuUr1Q0<> 戦士はちょっとずつ後退しながら魔人に攻撃して挑発する。
魔人「ぐおおぉおぉおおお」
戦士「今らっちょ!」
勇者「変な掛け声だな」
魔人が魔法陣に入ったとたん戦士が叫ぶ
魔法使い「よくやったよ」

-彼のものの儀式に成功はない-

魔法使いが歌うように"詠唱"する

-幻想は夢に、魔法は妄想に、想像は現実に還れ-

その唄に合わせて魔法陣が光る

-狂気に包まれた世界に産まれ、堕ちたものよ。今その儀式を解こう-

-時計の針は巻き戻され、世界は逆さに回るだろう-

-さぁ、その儀式の跡をたどり零に戻れ-

-帰るのだ元の混沌へ、還るのだ岩と土に-

-岩で作られし人形よそなたに命は"ない"ここに存在を否定しよう。貴様は"いない"、ただの岩だ-

力強い「いない」という否定とともに魔人は崩れ去った。

勇者「すげえな、なんだ今の」
魔法使い「儀式逆行術式だよ。簡単な儀式なら消せる。・・・ただ成功するのは初めてだね。なんだか不思議な気分だ」

「それでも私の"子"を敗ったことは確かよ。」クスクス

魔法使い「・・・魔女ね」

魔女「その通りよ。奥に入って来なさい。"私"が待っているわ」
魔女の声は洞窟全体から響いているような不思議な声だった。
勇者「行くか?」
魔法使い「当たり前」
魔法使いが一本道となっている洞窟の奥をキッと睨みつける。
歩いていくと部屋があった。
洞窟内にしては広く綺麗な部屋だった。

部屋の情景
>>48 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/20(金) 22:16:17.13 ID:ckq5u3w+0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/20(金) 22:16:20.95 ID:nCshlZPAO<> お菓子の家 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/20(金) 22:16:21.47 ID:ckq5u3w+0<> 大量の魔道書、歴史の本といった本…と、それに紛れてBLや百合といった幅広いジャンルの同人誌が複数ある本棚がある
他には台の上に置かれた四角い水晶(見た目は完全にテレビ)、ハンモックに乗ってる寝袋、同じ服が大量に並んだクローゼットなど

綺麗だが趣味が奇抜な部屋 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/20(金) 22:17:03.55 ID:ckq5u3w+0<> 部屋の中に家があるのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/20(金) 22:23:26.21 ID:nCshlZPAO<> お菓子の家の内装 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/20(金) 23:25:14.76 ID:DAkuUr1Q0<> リリィ「いい匂い・・・」
部屋はお菓子で出来ていた。クッキーのたんすに綿飴のベッド絨毯も壁も天井すらも可愛らしくお菓子でデコレーションされていた。
ジェリービンズや金平糖を使った壁紙、ハウスウェアで作られた机や飴でできたイス、とにかく全てが美味しいお菓子で出来ていた。
そしてところどころにぬいぐるみや人形が置いてあった。もちろんそのぬいぐるみをお菓子で出来ており、目はジェリービーンズだったり金平糖だったり、鼻や口がクッキーだったりしている。
そして部屋の真ん中に唯一人間の等身大の女の子の人形が置いてあった。
人形?いや・・・これは

「その通り、人間じゃないけど人形でもないわ」

その言葉とともにお菓子のぬいぐるみたちがいっせいにこちらを向く
魔法使い「ようやく会えたね。魔女」
魔女「初めまして、私は魔女よ。・・・混沌の魔女」クスクス
人形・・・いや、魔女が立つ
年齢は分からないけどかなり幼い、人間離れしているほど透き通った白い肌、顔は幼いのに表情はかなり大人びている。
黒と白で彩られたゴシックロリータ調の服を着ており、どこか理解が不能な雰囲気を帯びている。
しかし、その顔は、表情や雰囲気こそ違うものの一瞬だけしか見れなかったあの盗賊をさらっていった少女に驚くほど似ている。
魔女「どうしたの?私に聞きたいことがあったんじゃなかったのかしら?」
色々と驚いて黙っていた俺たちに魔女が問いかける。

>>54 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/21(土) 00:02:22.21 ID:/tvNvD5T0<> エリザベートを知っているかどうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/21(土) 00:02:50.01 ID:/tvNvD5T0<> >>54 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/21(土) 00:03:23.04 ID:/tvNvD5T0<> ミスった、>>53で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/21(土) 00:33:47.06 ID:+3QPZ0h/0<> 勇者「その顔・・・エリザベートとの関係はあるのか?」
魔女「えぇ、それどころかあの子は私の子孫といっても差し支えないでしょうね。」クスクス
魔法使い「どういうことだい?」
魔女「そのままの意味よ。私が産み落とした子の子孫よ。もちろん人間だけどあの子は私の映し身といってもいいかもね」クスクス
勇者「どういうことだよ。意味わかんねえお前そんなに小さい子供じゃねえかよ」
魔女「そうよ。この小さい私が産み落として何十年も血を連ねていったのがあの子よ。半分は魔女」クックック
勇者「意味わからなすぎて頭がこんがらがるぞ」
魔女「それは私にとって喜ぶことね」
魔女「私は混沌の魔女、人の考えをかき乱して頭の中を混沌に満たすのは好きよ。もちろん世界そのものを混沌に落とすほうが面白いんだけどね?」クスクス
魔女は残忍に笑う。
勇者「分かりやすく・・・」
魔女「いやよ。思考の混沌にでも溺れていなさい」

魔女「あら?」

何が起こったか
>>58

寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/21(土) 00:37:14.71 ID:uO9Sch4M0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/21(土) 00:37:57.61 ID:uO9Sch4M0<> 魔女が戦士に拘束される <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/21(土) 00:38:26.26 ID:uO9Sch4M0<> 魔女が戦士に拘束される <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/21(土) 00:38:51.46 ID:MpWLmnez0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/21(土) 00:38:59.09 ID:uO9Sch4M0<> うおっ!ミスってた・・・すまん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/21(土) 15:02:46.19 ID:+3QPZ0h/0<> 魔女「どういうことかしら?」
魔女は戦士に押さえつけられて剣を喉に突き立てられている。まるで人質でも取るかのように
戦士「わいは意味の分からないことが何よりも嫌いで」
戦士「死にたくながぁ分かりやすく言ってもれおうず」
勇者「あ、バカッ」

クスクスクスクスクスクス

魔女は笑う。この異様な状況で
魔女「私に刃を向けるなんて、蛮勇ね」
戦士「黙り!」
魔女「あなたはもう下がりなさい。役目は果たしてくれたわ」
戦士「せちゅめいしろ」
魔女「消えなさい」クスクス
魔女がそういうと戦士の腕が膨れ上がる。
膨れ上がったところが破裂し、肉から形容できない"何か"が生えている異様なものが見えた。
戦士「ひ、ひああぁぁぁあぁっぁあぁぁっぁあぁ」
バキッ、グチャグチャ
その何かは伸びて戦士を頭から一飲みにすると腕だけが残り、光に包まれてクマのヌイグルミになった。
魔女「なに怯えているのあなたたち?これでもまだ綺麗なほうよ?」クスクス
魔女はそのヌイグルミを撫でながら笑った。
魔女「体全体からいろいろなものがでてきて、もしくは変容して"混沌"そのものになるよりはマシでしょう」クスクス
そんなことを言いながら笑うその姿に勇者たちは慄くしかなかった。

>>64 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/21(土) 15:26:26.02 ID:/tvNvD5T0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/21(土) 15:26:57.85 ID:/tvNvD5T0<> 実は戦士は混沌耐性カンストしてた為、ぬいぐるみ状態で動き出した
しかも性格がマシになってる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<><>2012/01/21(土) 18:28:18.11 ID:OhRBcx/AO<> 流石戦士だ!
ギャグ補正でなんともないぜ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/21(土) 21:40:32.08 ID:+3QPZ0h/0<> 勇者「戦士は死んだのか?」
魔女「いいえ、死んだわけではないわ。ねぇ?」
戦士(クマ)「もちろんだえ。このボクチンが死ぬはずが・・・ってなんじゃあこりゃぁあ!」
魔女の膝の上でクマが自らの手を見て驚愕している。・・・・少し羨ましいと思ってしまった
魔女「今思い出したけどあなた私の混沌世界から一度生還してるものね。混沌耐性カンストだってありえるわ」
戦士(クマ)「ふふん、思い知ったか貴様ら」
その姿で言うと可愛く見えるのでやめろ
魔女「混沌世界から帰って来たわけだし、もしかして混沌魔術も覚えていたりするんじゃないかしら?」
戦士(クマ)「ワイにそんな難しいことは分かりゃん」
魔女「まさか、あそこから生還すること自体難しいことよ」クスクス
戦士(クマ)「というか我は元の姿に戻れるんけ?」

魔女「>>68」

あえてギャグ補正から離してみたw <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/21(土) 21:53:33.41 ID:Gt4RE2BAO<> それは貴方の実力次第よ
混沌魔術を使いこなせれば戻れると思うわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/21(土) 21:55:44.42 ID:qIpv2aZDo<> 勿論。でも話が終わるまではそのままでいてね♪
・・・さて話を聞きましょう「勇者」とその仲間よ、そして私の愛しき「リバーディウス」。


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/21(土) 22:50:30.84 ID:+3QPZ0h/0<> 魔女「勿論。でも話が終わるまではそのままでいてね♪」クスクス
戦士(クマ)「えー、今すぐ戻してくださいよ魔女様ぁ」
魔女「こういうときだけ相手を上に見る人嫌いよ」
戦士(クマ)「ごめんなちゃい。黙ってましゅ」
魔女「クマの格好での上目遣いが可愛いから許すわ。出来ればずっとそのままでいてほしいぐらいよ」クスクス
男(俺は幼児体形でヌイグルミをナデナデして笑っているあんたのほうが可愛すぎて困る。)
リリィ「」ゲシッ
男「あいたぁ!ついに心まで読んでくるようになったか」
リリィ「」プイッ
魔女「・・・さて話を聞きましょう「勇者」とその仲間よ、そして私の愛しき「リバーディウス」。 」
妖刀「?あたしのことを知っているのかにぇ?」
妖刀が疑問の表情で人間の姿になって現れる。
勇者「以前の使い手じゃないのか?」
妖刀「んー覚えがないにー、こんな押しつぶされそうな魔力を持っている使い手から離れるとは考えにくいに上に忘れそうにもないにぃ」
勇者「離れるとは考えにくいって・・・捨てられたりとかは?」
妖刀「気に入った使い手があたしを手放そうとしたら呪ってでも手放させないにぇ?」
勇者「」
こえぇー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/21(土) 23:30:50.64 ID:+3QPZ0h/0<> 魔女「知ってるも何も私はそれの生みの親よ。」
皆「な、なんだってー」
魔女「私の魔術の粋を使って産み出した妖刀よ。ちなみに『神の悪意(Livor of deus)』と彫ってあるのは魔法を神のもたらした力だと信じているバカに対するただの皮肉、それ以外の意味なんて無いわ」クスクス
勇者「神はいないと?」
魔女「いるわよ。ただ人間にいいことをする神なんていないわ。結果的に人間に嬉しいことになることはあるかしらね。自分勝手で自由気ままで気まぐれで自分がやりたいと思っただけで世界の運命を動かす人知を超えた力を持つ存在、それが神よ」
魔女「つまり、人間にとってうれしい奇跡をもたらす善の塊である神なんて存在しないわ。その証拠に"神の力"はしばしば戦争にも使われるし、魔物が人間を滅ぼす力のひとつでもあるわ。
魔女「回復系を白魔法、攻撃系を黒魔法なんていって『神の力は白魔法のみ、黒魔法は悪魔の力』なんて正当化を図ろうとするのも滑稽ね」
魔法使い「何でこんなものを作ったんだい?」
妖刀「"こんなもの"は酷いにー」
魔女「決まってるじゃない。『人の魔力を吸い取り、最後は魔力が枯れて死ぬか力の虜になって発狂する』なんて人間界を混沌に堕としてくれそうじゃない?」クスクス
勇者「そうはなんなかったようだな」
妖刀「範囲が小さすぎたんだにー、せいぜい呪われた死人と殺人鬼が生まれただけだにぇ」
魔女「そうね。次は一発で大量の人の人生を狂わすようなものを作ろうかしら」クスクス
勇者「人間として勇者として全力で止めたいのだが」
魔女「冗談よ。さて、あなたたちが知りたいのは主に二つね」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 00:28:48.07 ID:tSea49bf0<> 魔女「私の魔術と盗賊の行方、違ったかしら?」クスクス
魔法使い「知っているのかい?」
魔女「知っているというより分かるといったほうが正しいわね」クスクス
魔女「まず魔術、とりあえずは人間視点から語りましょう」
魔女「人間は"魔法"として使うけどそれは子供がテレビをつけるのと同じ」
勇者「つまりは?」
魔女「子供は"電源"ボタンをつくとテレビがついて"チャンネル"をまわすといろいろな番組が映るとは知っていて使っているけど、その仕組みまでは分からない。人間が使っている魔法ってそういうものよ」
魔女「でもその仕組みさえ分かれば応用を利かして独自の魔術を作り出すことも出来る。つまりどんなことでも出来るわ。」
魔女「その境地に至ったものが魔女や魔術師よ。本質的には自らのうちに眠る世界を揺るがす力、ただそれは使いすぎると世界の均衡を崩したりすらしてしまう力、だからこそちゃんとした仕組みは誰も後世に伝えなかったの」
魔法使い「そんなことはどうでもいいね」
魔女「それもそうね」クスクス
魔女「魔術を使うのに難しいことは必要ないわ。"気づくだけ"でいいのよ。ただその気づくのに何十年、応用を利かすことが出来るようになるまでにまた何十年、すぐには絶対に無理ね」
魔法使い「もともと魔法を使っている時点で"気づく"ということにはならないのかい?」
魔女「ならないわね。"知っているだけ"よ。しかも表層だけね」クスクス
魔女「そうね。手っ取り早く気づくのは・・・私の混沌世界に落ちてみる?そうしたら自らの中の力に気づくわよ。私の魔術はすぐに使えるようになっているわね」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮城県)<>sage<>2012/01/22(日) 00:40:52.05 ID:ipSfj7rZ0<> 投下中にレスすんなとかいろいろ失礼なのは承知で質問がある
なぜ>>1は会話の間に一行あけないんだ?例えば>>71で

魔女「魔術を使うのに難しいことは必要ないわ。"気づくだけ"でいいのよ。ただその気づくのに何十年、応用を利かすことが出来るようになるまでにまた何十年、すぐには絶対に無理ね」

魔法使い「もともと魔法を使っている時点で"気づく"ということにはならないのかい?」

魔女「ならないわね。"知っているだけ"よ。しかも表層だけね」クスクス

魔女「そうね。手っ取り早く気づくのは・・・私の混沌世界に落ちてみる?そうしたら自らの中の力に気づくわよ。私の魔術はすぐに使えるようになっているわね」

みたいな感じで
こっちの方が見やすいしこの板全体の趣向だから読者とかが増えそうで良いと思うんだが……
前スレでこの話題になったのだったら謝る
長文失礼 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 00:51:47.69 ID:pTKj4PRD0<> こういった面においてなら別に板全体の趣向とかそういうのに拘わる必要は無いよね
合わせるかどうかは>>1次第だけど
少なくとも俺はこのままでも問題ないと思っている <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/22(日) 00:58:48.91 ID:ETWbO461o<> まあ>>1の好きなように書けばいいんじゃね?

ただ一行空けた方が読みやすいのは確かだな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 01:08:14.16 ID:tSea49bf0<> 了解いたしました。今まで気が回らずすいません
次からそうします <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 01:09:21.74 ID:tSea49bf0<> 魔女「そして二つ目ね。盗賊の行方、私の子孫が迷惑をかけているみたいね。」

魔法使い「迷惑?」ピクッ

魔女「さすが私の子孫ね。狂気だけは受け継いじゃったみたい」クスクス

魔法使い「今すぐ案内して」

有無を言わせない勢いで言う魔法使い

魔女「もちろんよ。でもあの子は魔術についてかなり深く知っている。しかも錬丹術を独自に混ぜ合わせてかなり強くな
っていると思うわ。やっぱり私の血かしらね。独学だとしたらたいしたもんだわ」

魔法使い「>>78」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/22(日) 01:14:41.99 ID:ETWbO461o<> ずいぶん嬉しそうだね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 01:14:48.47 ID:LNgwAPQY0<> テメェの御託はどうでも良いんだよ、早くあの気狂出せやコラ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 01:15:13.11 ID:pTKj4PRD0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 01:15:49.47 ID:pTKj4PRD0<> ……混沌世界とやらに落ちて戻って来るのにどの位かかるんだい? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/01/22(日) 01:16:16.31 ID:ojf4OxTAO<> あたし達じゃ勝てないって言いたいのかい!? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 01:24:16.60 ID:tSea49bf0<> 魔法使い「テメェの御託はどうでも良いんだよ、早くあの気狂出せやコラ」

リリィ「」ビクッ

勇者「性格変わってる・・・大きい声出すなよリアルにビビッた」

魔女「そう凄まなくてもね。でも、あのキツネがいないと案内できないわ。一応戦力だし」

勇者「そうだ、妖狐、あいつどうしているんだ?」

>>84 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 01:32:10.68 ID:pTKj4PRD0<> 妖狐「お主の後ろにおるわい」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 01:32:19.39 ID:LNgwAPQY0<> 妖狐は商人と意気投合し、酒場で飲み比べをしていた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 01:54:24.45 ID:pTKj4PRD0<> ところで>>1よ、出来れば落ちる時はアナウンスが欲しい

寝るタイミングが掴めない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 02:02:43.58 ID:tSea49bf0<> 出来るだけそうしています。
今日は次あたりで寝ます
ってか投下がかなり遅いときは、出かけているかただ単に書くのが遅いだけです。
遅くてすいません
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 02:29:03.36 ID:tSea49bf0<> 魔女「見てみる?魔女の秘密道具『ドコデモミエル〜』」タラリタッタラー
実際は誰でも使っているただの水晶だ。

ここでよく出てくる水晶について語っておこう。
魔力を通しやすい物質であるクリスタルに軽く魔方陣が刻み込まれており、魔法初心者でも誰にでも使える。
しかし魔力を持っている人間であっても魔方陣の力の引き出し方と魔力の使い方が分からなければもちろん使えない。
*初心者は魔方陣を使って魔法を使うため、最初に習う初歩の初歩である

魔女「じゃあ映してみるわね」

水晶<キャー、オレハ、オレハ・・アハハハハ、セカイガクズレル・・オレハオマエジャナイ・・シンショクサレル・・ヘヘヘコノセカイナンテ・・キエロキエロ・・コロセヨ、イッソコロセヨ
プツン
魔女「間違えて混沌世界映しちゃったわ、こっちこっち」

混沌つーか地獄じゃねーか

以下水晶より
妖狐「主なかなか話せる奴じゃのぉ」グビグビ

商人「私にはあれでも大切で大切でさらに大切を2乗した大切な娘なんですよ」ヒック、エグ、ヒック・・グビグビグビ

商人はかなりの泣き上戸だった

妖狐「ならよかったじゃないかや、見つかって」グビグビ

オイ、アイツラ、コレデ、ナンハイメ、ダヨ・・フツウダッタラ、トックニ、ツブレテイルゾ・・・シリアスナカイワシヤガッテ、ノミクラベニヒトシイゼ

商人「もうあの子はあなた方に任せますよ。見つかったことだし、酒もっとぉ」グビグビ

妖狐「それは嬉しいの、向こうが何してくるかも分からぬし、わっちも酒追加じゃー」グビグビ

商人「ならもっと飲みましょう。私のほうが飲めます。」

妖狐「よかろう、飲み比べといこうじゃないかや」

オーノミクラベガ、ハジマッタゾ・・ヤレヤレー

商人「もっともっと持ってきてください」

妖狐「この店の強い酒全部もって来い!金はわっちの連れの勇者が出すぞ」

オオオォォォォォオオ

水晶終わり

勇者「誰が出すかバキャロー」

リリィ「そこまで・・・ない」

魔法使い「来ないと思ったらあんなところで、しかもなんもよくない」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

勇者「とりあえず商人から襲われることはなくなった・・・な」

>>89

ということで寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 02:30:40.20 ID:LNgwAPQY0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/22(日) 02:37:29.87 ID:LNgwAPQY0<> ただし、盗賊のことについては強硬に否定する商人 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 13:36:26.26 ID:tSea49bf0<> 妖狐視点
少し前
妖狐(早くやつらのところに戻らねばの)

妖狐「うむ?」

あれは商人とかいうやつではないかや?
・・・ちょっとつけてみるかの

酒場にて

商人「この男について知りません?」

商人がマスターに詰め寄っている。
それにマスターは酒を出して適当に応答している。

マスター「さあねぇ、私はずっとここにいますから、そうですね・・・誰か情報提供お願いできませんかねぇ」

わっちはそれとなく商人の隣に座る

妖狐「おやじ、ちょいと強めの頼む・・・情報提供わっちでよろしければ、じゃ」

商人「あなたは・・・」

これは好機かや <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 15:58:58.83 ID:tSea49bf0<> 妖狐「わっちは自分が楽しければ何でもいいのでの、面白そうだし情報提供でもしようかと」

敵を騙すにはまず味方から売れっての・・・違ったかや?

商人「あなたに話すこともあなたから聞く事もありません」

妖狐「まぁそういうなや、おやじ、この店でいっちばん高いの頼む、こっちの男にもの」

商人「・・・・」



妖狐「ということで、別に盗賊は何も悪いことはしてないんじゃ」グビ、グビ

商人「それだけは違います。全てあいつのせいなんですよぉ」エグッ、ヒク

妖狐(・・・なんもいい情報は手に入れられなかったの)

そろそろ戻るかや・・・

>>93

盗賊視点
エリザベートに連れ去られた場所にて

盗賊「はぁ、なんとか動けるようになった・・・」

何とか金縛りが解けて自由になった。
逃げ出そうとする意思がなければいいってのは本当らしいな。

エリザベート「ようやく決心してくれた?ここでエリザベートちゃんと一緒に暮らすって」

エリザベートが天蓋つきのベッドで笑う。

盗賊「しねぇよ。今にチャンスは来る、それまではここにいてやる。」

起き上がって、絨毯にあぐらをかいて座る。

エリザベート「動いてるっていうことは、もうその気はないってことでしょ?じゃなきゃ動けないよ」

盗賊「・・・そうだな」

嘘だ。いつでもチャンスがあれば逃げ出す。ただ自らの本当の気持ちを隠すことなら十八番だ
昔から色々役に立った。

エリザベート「それに、君の仲間は絶対に見つけ出せないよ。だってここはエリザベートが作り出した世界、感知は不可なんだよ。そう、いつまでも一緒にいられる夢の世界だ」

だからわざわざ魔法使いを殺しに行こうとしたりしなかったのか、ここにいれば絶対に魔法使いは来ないから・・・
甘いぜ、あいつはいつでも悪態つきながら来てくれる。もちろん俺だってあいつが危険になればいつでも駆けつけるさ
俺たちが信じあう限り
それに妖狐だっている。この世界に入り込むのが無理ならあいつが何とかできるだろう。

エリザベート「こんどこそ、幸せにしてあげるよ 永遠に」

盗賊「・・・まずは飯がほしいな」

さぁガマン比べといこう。俺があきらめるのが先か、あいつらが来るまでにお前が俺を虜に出来るか

エリザベート「ほら、エリザベートちゃんが腕によりをかけて作った特性の料理だ!」

これ見よがしにエプロン姿を見せられても俺は勇者と違うからな!絶対屈し・・・な・・い
・・・・早く来てくれみんなぁ
もともと美人の設定とか卑怯だ畜生 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/22(日) 16:30:14.29 ID:g09ezKeAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 16:30:15.75 ID:pTKj4PRD0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 16:30:39.89 ID:pTKj4PRD0<> 空手家「この馬鹿弟子がぁッッ!!」

実はエリザベートの師匠だった空手家が世界の壁を粉砕して乗り込んでくる
盗賊を除いた周囲の全てが打撃の応酬や気弾の嵐によって跡形も無くなる程の熱戦・烈戦・超激戦が始まる
身体能力と格闘技術は空手家に、気功の扱いはエリザに分がある
盗賊もメサイアモードで何とか追いつこうとするものの、盗賊の最大MPは少ない為すぐ魔翌力不足を起こしてパワーダウン、ガス欠する <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 16:38:59.35 ID:tSea49bf0<> 師匠、魔法使いたちが助けるフラグ折らないでくださいwww

少し出かけてくるのでお待ちください。その後書きます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 16:43:51.16 ID:pTKj4PRD0<> 師匠ぶち破る→エリザ、盗賊を連れて撤退成功→世界の壁が更に強固に→魔法使いの出番

どやっ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 20:52:05.03 ID:tSea49bf0<> 盗賊「ご馳走様・・・」

美味しかった。
魔法使いなんて俺に無理やり作らせたことすらあったというのに、ハッ!
・・・やっべ、一瞬心許しそうになっちまった。この空間分からない程度に催眠術がかけられていそうだな。

エリザベート「おいしかったでしょ?次は風呂?あたしと。それとも寝る?わたしと。それとも エ リ ザ ベ ー ト ち ゃ ん ?」

誘惑すんなし、こんなのにやられる俺じゃない

エリザベート「なんか言ってよ・・・今までずっと離れてたっていうのに、寂しいじゃんかよ...」

耐えろ、たえるんだ。ここで折れたら俺はどんな顔して会えばいいってんだ。
-勇者「やっぱお前も男なんだなwwwww」-
そんなの嫌だわ!

エリザベート「エリザベートはずっと盗賊を見続けていたんだ。盗賊のことだけを考えていたんだよ。それなのに無視だなんて・・・酷いよ。」

無視、なんといわれようと無視、そうだこの間勇者に教えてもらった面白小話でも思い出すんだ。
世界は広い、広いは海、海は青い、青いは若い、若いは小さい、小さいはロリ
どこが面白小話だバッキャロー、話ですらなかった。ってか勇者の奴暇なとき何考えてるんだ。今更か

エリザベート「ねぇ、盗賊」

エリザベートが後ろを向いて固まっている俺の隣に座って体を預けてきた!
これはまずいこれはまずい
集中集中、あれだ、ムサイおっさんをイメージしろ!満員電車だ

エリザベート「こうなったら、こうだよ!」バッ、

盗賊「うわっ!おいっ!」

エリザベートが俺を押し倒してきて上に覆い被さるように乗っかっている。

エリザベート「これならどう?そそる構図でしょ?」

やっべーよ。俺大ピンチ
妄想力を極限まで高めるんだ。頭の中におっさんをイメージして強制賢者モードだ!
究極奥義"零精"(ゼロパワー)!

エリザベート「ふふ、こんな構図じゃ勃つしかな・・ってないだと・・」

盗賊「あっぶねー、俺はこんなんじゃ興奮しねえぞ」

エリザベート「時間の問題だよね。それにエリザベートちゃんのこんな姿見たらそのやせ我慢も終わりだな。」

エリザベートが自らの服を脱ごうとする。
助けは・・・助けはないんですか?

空手家「この馬鹿弟子がぁッッ!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 22:00:11.65 ID:tSea49bf0<> バッキイィィイイィイイン

部屋の、世界の、壁が破壊された。

エリザベート「・・・っ」バッ

盗賊「うわっ」

エリザベートが俺を抱きかかえて後ろに飛びのく
俺とエリザベートがいた場所は跡形もなく、いや、高級ホテルのような部屋全体が跡形もなく吹っ飛んだ。俺たちを除いて
そこは上も下も分からない真っ白な世界だった。
ただ"立っている"しかし立っているという感触はない。どことなく酔いそうだ。早く慣れないと歩くだけでバランス崩しそう

空手家「何故避けれた。完全に意識の外から攻撃したはずだ。」コオオオ

怒っているようには見えないがどことなくそんな感じがする。静かな怒りだ。
俺だったらすくんで動けなくなっているところだろうがエリザベートは普通に笑っている

エリザベート「そりゃあ、エリザベートちゃんが師匠の元で何年暮らしていると思ってるのさ?それよりどうして入れたの?」

空手家「愚問、貴様は我の弟子だ。どこに入り口を張るかなど分かる。それより我は人を守る力として長年教えてきたはずだぞ。なのにこれはどういうことだ?」

エリザベート「それでもエリザベートをいまだに弟子といってくれるのは嬉しいよ。ちゃんと自分の大切なものを守るために使っているし教えは守っているはずなんだけどね。大切な大切な愛しい人を。」

空手家「それもまた愚問だったな・・・思えば貴様は最初からその狂気の眼をしていた。弟子を止めるのもまた師匠の役目か」

エリザベート「そして弟子の役目は?師匠を超えるまで強くなること、だよね。魔術や錬丹術をマスターしたエリザベートちゃんに勝てるとでも?」

空手家「武道の道を行くものは一日たりとも鍛錬を怠らず精進すべし、我もさらに強くなった。」

盗賊「俺はどうすりゃいいの?ねぇ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 22:40:49.21 ID:tSea49bf0<> 空手家「ふんっ」

空手家が跳躍し、かかと落としを繰り出す。もちろんエリザベートは涼しい顔でよけた。
しかし空手家は体制を崩さずそのまま裏拳を繰り出す。

エリザベート「くっ」

裏拳は想定しきれていなかったのかエリザベートが吹っ飛ばされる。
そしててから魔法のようなものを出して床にぶつかる前にふわりと浮く、

エリザベート「挨拶はこんなもん?師匠」

エリザベートはそういいながら両の手のひらを上下に重ね、少しずつ離すとそこに大きな光の玉のようなものが出来ていた。
まるで光を凝縮したような・・・ってどっかで見たぞそれ

エリザベート「はあぁ、元○玉!」
盗賊「おいっ!」

それはだめだ。なんかもう、色々とだめだ
その・なんか・・・玉は空手家の前まで飛んでいって爆発した。

空手家「甘いぞ弟子よ!」

空手家はその爆風に紛れてエリザベートの前まで走ってきた。

エリザベート「師匠もね」

走ってきて間合いに入ったとたん。エリザベートがポケットから手を出した。その手には光が宿っていた。

エリザベート「気の力ってのはね。女でも屈強な男を昏倒させられんだよ」ブンッ

そのこぶしは空手家の顔面を捉えた・・・はずだがすでに空手家はいなかった。

空手家「正面はフェイクだというのは実践でかなり良く使われる手だ!」

空手家は後ろですでにこぶしを振り上げていた。

空手家「本当の一撃必殺の意味を教えてやろう・・・龍虎真激斬」

空手家がエリザベートの腰の部分を拳で叩く

エリザベート「カハッ!」

空手家「安心しろ。殺しはしない。必殺というより必倒かもな」

一瞬だった。俺が入る間なんてない。一瞬で勝負はついた。
弟子は師匠を超えることが出来なかったようだ。空手の技術も腕も師匠のほうが格段に上だったのだ

>>101 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 22:56:40.25 ID:pTKj4PRD0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 22:56:42.69 ID:LNgwAPQY0<> DO☆GE☆ZA <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 22:56:52.87 ID:pTKj4PRD0<> 壊された防衛システムが復旧し、ようやく発動
対空手家に特化した結界が貼られ、空手家は世界から追い出されて干渉不可能になる
エリザベートは盗賊を襲うような余裕はない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 23:07:52.99 ID:tSea49bf0<> 空手家「さて、あとは」チラッ

盗賊(こっち見た!?)
や、やられる!

盗賊「なんか、すんませんっしたー」
これぞ最終究極奥義、 DO☆GE☆ZA だ
とりあえず怖いときは反射的にしてしまう行動・・・だって怖いし

空手家「何を謝っておるのだ貴様は・・・ほら、この空間が崩れる前に出るぞ」

空手家がエリザベートを片腕で抱きかかえて黒い穴に足をかける。

盗賊「あぁ、怖かった」ボソッ

空手家「何か言ったか?」

盗賊「何も、」

そして俺も空手家を追って空間の穴へと飛び込む

>>105 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/22(日) 23:12:11.63 ID:f0mUcPrAO<> しかし出た瞬間、強敵来襲 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 23:12:13.77 ID:LNgwAPQY0<> そのまま三人は時空の彼方に掻き消えていった
きっと三人は異世界で仲睦まじく暮らしていることだろう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/22(日) 23:12:40.14 ID:f0mUcPrAO<> >>105
おい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/22(日) 23:12:41.74 ID:tbGNL2UAO<> 商人の目の前に出た <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/22(日) 23:19:33.07 ID:pTKj4PRD0<> kskから僅か2秒で取るもんだから困る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 23:37:35.47 ID:tSea49bf0<> 空手家「こ、これは・・・どういうことだ?」
盗賊「えっ?」

後ろで穴がふさがった。
色々な物が浮いている。そしてだんだんそれらは変容し、目がつき口が横に大きく開いた。
その口は徐々に曲がり渦を巻き、ものを吸い込んで消えた。
そしてまた何かが生まれた。
背景の模様一個を見ているだけでこんな気が狂いそうな光景だ
目が慣れるとよく見えるようになってくる。
俺の立っている床は、なんだ?肉?変容した人の・・・

盗賊「う、うわああぁぁぁああぁ」

空手家「うろたえるな想像を広げるな。これは少しでも心に産まれた想像をさらに現実的に恐怖的に解釈して具現化するようだ。」

空手家「心を無にしろ。想像はやめろ」

そう、ここは混沌だ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/22(日) 23:46:54.93 ID:tSea49bf0<> 魔女「あら、盗賊たちが映らなくなったわ」

勇者「へ、どゆこと?」

魔女「異世界に消えたわね。」

妖狐「つまりやつらは異世界にいったと?」

魔女「そこはきっと美しくて平和な世界ね」

妖刀「きっと三人は異世界で仲睦まじく平和に暮らしていることだろうにー」

勇者「元気でやれよ。多分届かねぇだろうが」

リリィ「お幸せに・・」

魔法使い「私も吹っ切れたよ。盗賊、また会おう」ポロポロ・・


盗賊「どっこが幸せだあああぁぁぁぁああぁぁあああ、ここは異世界じゃなくて異空間だぁ!」

>>112 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/23(月) 00:03:59.83 ID:HAAmHy62o<> 魔女迎えに行き無事帰還 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 00:04:08.08 ID:494FxVvB0<> 問題の盗賊もいなくなったことだし、これで心置きなく新たな冒険に出発! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/01/23(月) 00:04:09.68 ID:RPPEgL+AO<> 盗賊の妄想で環境激変 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 00:05:06.27 ID:/+Qc03uq0<> 魔女「さて皆の衆、冗談はさておき混沌世界に落ちちゃった盗賊達を助けに行ってみる?」
「丁度この世界に興味アリだったみたいだし。案内はこの熊にでもやらせなさいな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 00:06:41.73 ID:/+Qc03uq0<> 連投するには25秒必要なんだぜ

後は分かるな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/23(月) 00:14:13.04 ID:DIJ0LnqD0<> 勇者「問題の盗賊もいなくなったことだし、これで心置きなく新たな冒険に出発!」

盗賊「すんな!」

勇者「へぶっ!」

リリィ「何か飛んできた・・・」

勇者「なんだこの石、助けろって書いてあるけど・・・by盗賊?」

妖刀「なんだ、いたずらかにぃ」

妖狐「おぬしら助けに行く気は無いのかや?」

勇者「てか、いつからいた」

妖狐「ついさっきじゃ、決して>>1が間違えて前レスで書いたからとかそういうわけではないぞ」

勇者「あ・・・そう、助ける気ねぇ・・・助ける気?」

リリィ「ギャグパート・・いつまで?」

魔女「どの道あの世界に何も知らずにいたらすぐに気が狂うか混沌に飲まれるわね。ギャグパート関係なく」

盗賊「ちょ、助けて」

魔法使い「>>118」

今日はもう寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 00:15:32.88 ID:494FxVvB0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 00:16:22.34 ID:/+Qc03uq0<> 仕方ないねえ、待ってなよ盗賊(盗賊イジリおもすれー) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/23(月) 00:16:33.16 ID:HAAmHy62o<> 乙

あたしは行くよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/23(月) 00:16:37.10 ID:RPPEgL+AO<> さっき迫られてた時ずい分嬉しそうだったねぇ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/23(月) 05:47:22.34 ID:DIJ0LnqD0<> 魔法使い「仕方ないねえ、待ってなよ盗賊」(盗賊イジリおもすれー)

勇者「まぁなぁ、あれでも一応仲間だもんなぁ。ちょっくら行ってくっか」(異空間からでもツッコンでくる盗賊おもすれー)

妖狐「うむ、盗賊救出といこうじゃないかや」(充分楽しんだしの、おもすれー)

魔女「行くの?こんなところよ?」

魔女が水晶で混沌世界を映す。やっぱ地獄だよな、これ

勇者「あぁ、ついでに混沌世界とやらでの修行にもなんじゃねぇの?」ヤセガマン

魔女「確かになるわ。でも危険よ?」クスクス

魔女「でも決心は固いんでしょう?そういうことなら、クマちゃん案内よろしく頼むわ」

戦士(クマ)「その前に元に戻してくれよぉ」

魔女「戻りたいと念じてみなさい。」

クマ...もとい戦士は目を瞑って元に戻りたいと念じる。するとヌイグルミから手足が生えてヌイグルミの材質がだんだんと人間になっていく

戦士「真っ裸じゃねーか」ナミダメ

皆「うわぁ」

戦士「私の趣味でもボクのせいでもねーやい、どん引かないで」

魔女「そういえば、服と装備渡すの忘れてたわね。・・・なんだか寂しいわ。また後で戻ってきてね?」

戦士「もちろんだに」(もしかしてデレた?魔女、俺にデレた?)イヤッホオオオォォォイ

勇者(またヌイグルミか)

魔法使い(またヌイグルミだねぇ)

妖狐(またヌイグルミじゃな)

魔女「最後に忠告よ。気をしっかり持たないとすぐに混沌に飲まれるわ。逆にこの戦士は何も考えてなかったから生還したようだけれどね」クスクス

勇者「じゃあ行くか」

皆「おー!」

>>123 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 07:46:02.62 ID:/+Qc03uq0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 07:46:32.82 ID:/+Qc03uq0<> 無事に救出
エリザベートだけは自責の念から帰還を拒むが、盗賊には許された後空手家に半ば無理矢理引っ張られて帰還 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/23(月) 16:52:26.76 ID:DIJ0LnqD0<> >>123
それは後の結果になりますのでご了承ください

魔女「さて、混沌の門を開くわ。戦士、ちょっと来なさい」

戦士「ハーイ・・・っ!?」

返事をして近づいた戦士の体に穴が開く、穴から何か見えない磁力のような力が溢れ出し、勇者たちを捕らえた。
磁力のような力と形容するからには、捕らえたものを引っ張るわけで、俺たちは戦士の体に開いた大きな穴に吸い込まれる

魔女「これが混沌の門よ。安心しなさい戦士もすぐ行くわ」クスクス

魔女の声がだんだんと小さくなり俺らは穴に落ちたんだなと自覚する。
ドサドサッ
落ちた音はしたものの痛くはない。それは皆も同じのようだ。

勇者「皆大丈夫か?」

魔法使い「全然」

リリィ「別に・・・」

妖狐「戦士がまだのようじゃな。」

「俺はここだ」

その声とともに足元から横から真上からバラバラに目玉や口、手足や内臓などが現れて俺たちの目の前で立体パズルのように組み合わさってゆく

勇者「リリィ、見るな。グロすぎるわ」

実際俺も吐き襲うだ。リリィとともに後ろを向く

戦士「やな気分だにゃ。こんなに人がいるとたくさんのイメージが組み合わさって、さらにカオスな情景になるはずだから、あまり周りは意識するにゃよぉ」

こいつはアホか、そんなこと言ったら無意識に周りを意識しちまうだろうが、
ということで俺たちは一瞬無意識に周りを見渡してしまった。

周りの情景
>>126

ちなみに盗賊たちが落ちたのが混沌世界だった理由はエリザベートが使っていた魔法の根本は混沌魔術が基礎になっていたからです。魔女の家系の血っつーことで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/23(月) 17:04:29.27 ID:bnbRb7MAO<> デザインあ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 17:04:53.86 ID:494FxVvB0<> 酒池肉林 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 17:11:48.69 ID:DIJ0LnqD0<> また出かけてまいります。
多少お待ちください <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/23(月) 20:24:06.64 ID:DIJ0LnqD0<> まず目に飛び込んできたのは肌色の木、いや、肉で出来た木だ。足の幹、長く伸びた指の枝に女性の胸が実のようにたわわに実っている。
他に目を移せば女性の体が鈴なりに木に生っている。茂みはよく見ると陰毛に見える。

勇者「う、美しい」

これぞまさに肉林・・・ならば
足元を見る。少しにごった酒で満たされている。

戦士「飲むな!この世界のものを口に入れたら戻れなくなう」

妖狐「この威容過ぎる光景を見て美しいと思っておる時点ですでに正気は失っておるんじゃないかや?」

勇者「そんなわけないだろ。芸術的だ!」

そんなこといっている間にも女性器のような顔をして胸が大量についている四速歩行の生き物が通り過ぎていった。

リリィ「カオス・・・」

魔法使い「この空間誰の想像か、なんか分かる気がするねぇ」

勇者「何でそこで俺を見る。なんだおまいらまで!!」

皆「・・・・・・・・・」ジー

だから見るなよ。なんだ俺のせいだって言うのかちくしょう

戦士「たぶん酒はボクテン」

勇者「とりあえず盗賊たちを探そう。」

妖狐「>>130」



盗賊「なんだこれ、何でいきなりこんな空間になったんだ!」

俺の目の前をつながっている男女のような異様な何かが通り過ぎる

空手家「貴様の頭の中はどうなっている・・・」

盗賊「こんな想像微塵もしたことねーよ。俺をゴミを見るような目で見るな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/23(月) 20:32:01.26 ID:xtwPA1LO0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 20:32:03.13 ID:494FxVvB0<> ふぅ、やはりこの景色は勇者の想像のようじゃな。よくよく見ればどれも女勇者の特徴をよく捉えておる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 20:32:07.19 ID:/+Qc03uq0<> ん、向こうにいるのは盗賊と空手家かえ?
こんな世界だからえらくわかり易……誰かえ?あんな物(張り付けの十字架)を想像しておるのは <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/23(月) 20:49:28.76 ID:DIJ0LnqD0<> 妖狐「ふぅ、やはりこの景色は勇者の想像のようじゃな。よくよく見ればどれも女勇者の特徴をよく捉えておる」

勇者「え?そうなの?顔もついてないのに何故分かるの?」

どれも顔はついてない・・・ってちょっと待てそれじゃ俺がまるで身体しか見てないみたいじゃないか

妖狐「このラインとかかや」

魔法使い「この張りや大きさかねぇ」

リリィ「身長・・・」

勇者「お前らどんだけ見ているんだ」

妖狐「女ってのは他人の女の身体を意識してしまうものじゃからの」

リリィ「勇者・・・そんなに女勇者が」ボソッ

勇者「なんか言ったかリリィ?」

リリィ「・・・・」プイッ

勇者「?」

今思えばこんなところに女勇者の顔まであったらもう二度と本物の顔も見れなくなるかもしれない。

妖狐「何か・・・来るの」

勇者「へ?」

>>134 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 20:57:25.75 ID:494FxVvB0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/23(月) 20:57:35.20 ID:QlrQ+B+8o<> 体の部分部分がばらばらになりながら旋風となっている <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 20:57:37.44 ID:/+Qc03uq0<> エリザベートの夢の中
辺り一面が炎に包まれ、追っ手が迫る
混沌によって再現された追っ手らが勇者一行と盗賊一行にも襲い掛かる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 20:57:38.39 ID:494FxVvB0<> 山のように巨大なロリ魔王 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/23(月) 21:46:06.83 ID:DIJ0LnqD0<> 妖狐の声につられてそっちを見る。

勇者「うわああぁぁぁ!?」

ビュオオォオオォオオ
突風が吹く、旋風に乗って飛んできたのは、
指、足、胸、腕、内臓、舌、目玉、目玉、目玉、目玉、目玉、目玉、目玉
そしてそれらを囲むようにべたついた黒い髪が覆っている
つまり体の一部が旋風に乗り、渦を巻いて襲い掛かってきた。
すべての目玉がこちらにギョロリと向いた。それらは睨んでいるかのようだった。

「オマエモ コウナリカケテ イルンダ バケモノ、バケモノ!」

そうだ、この睨む目つきを俺は"知ってる"
幼いあの日、魔法の暴発によって魔物を撃退した俺が浴びせられた疑惑と恐怖の目つきだ

勇者「おれがああなりかけている?こいつらみたいに」

そうか、俺はこいつらと同じバケモノ

魔法使い「これはまずいね、爆発呪文!」

俺の目の前で体のパーツの旋風が爆発する。

戦士「お前は人間だ!お前の、人の形を思い出せ」

人の、俺の・・・形?

勇者「はっ、おれは!?」

妖狐「今主は体がバラけそうになっておったぞ。あれに何を言われたんじゃ?」

勇者「俺も・・・化け物になるって」ツゥ

思い出したらなぜか涙が出てきた。やはり俺はトラウマを振り切っていた気で実はまだ縛られているんだな・・・

リリィ「・・」ギュ

リリィが後ろから抱きしめてきた

勇者「リ・・リィ?」

リリィ「皆…恐怖は・・抱えてる。」

あぁ・・・そうか、そうだな、そうだったな

妖狐「その通りじゃ、わっちも絶対の恐怖の対象ぐらいおる。主だっていつもはあんなに元気じゃないかや」

勇者「すまん。こんなとこで泣いてる場合じゃなかった」キッ

俺は前を睨みつける。そこにはあの化け物どもがどっから現れたか何体もいた

早くこんな場所から盗賊たちを連れて出なきゃいけねえんだ

>>139

今日は何故かもう眠いです。
おやすみなさい
Zzz... <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 21:57:24.74 ID:494FxVvB0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/23(月) 21:57:39.59 ID:/+Qc03uq0<> 妖刀に属性付きの魔翌力を食わせて魔法刀を試みる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 05:46:35.18 ID:0+QD3CaC0<> 勇者「リバーディウス、ちょっと試してみたいことがあるな」

妖刀「なんだにぇ?」

勇者「属性魔法をお前に込めたらどうなる?」

妖刀「たぶん想像通りであっているにぇ」

勇者「なるほど」

妖刀「・・・にひっ、ゴチだにー」

魔力を食らい妖刀が変形する。

妖狐「ぐっ、こやつら・・・人の・・記憶を あ、ああぁぁ・・・ああぁああ」

こいつらに見つめられると俺のときのように動けなくなり嫌な記憶が無理やり掘り起こされるようだ
妖狐はすでに尻尾が黒くなりかけている。こいつらは俺のときと同じように人の記憶を・・・

勇者「リバーディウス、一発で決めるぞ」

妖刀「それでこの魔法かや」

駆ける

勇者「たぁっ!」

一体一体、切りつける。
そして

勇者&妖刀「誘爆、爆破斬!爆破っ」

「ギャア」

バケモノどもが爆発して弾け飛ぶ。

魔法使い「っ、アタイは・・・?」

リリィ「」ヒック、エグッ

戦士「」←気絶中

妖狐「はっ、・・・すまんの、危なかった。」

黒くなりかけていた尻尾の色が戻る。

妖狐「びゃっこ・・・・」ボソッ

妖狐が悲しげに視線を落として呟いたが俺は黙っておくことにした。
あんな人の最も忌むべき記憶を見せられたら誰だって精神を病みそうだ。
ってか戦士は一度来たんじゃなかったのか。
そこによく聞いた声が聞こえた

盗賊「おーい魔法使い、勇者、ようやく来てくれたか」

>>142 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/24(火) 07:03:32.23 ID:N6CB49KAO<> 盗賊、エリザベートといちゃいちゃしなから登場し魔法使いに罵詈雑言 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/01/24(火) 07:04:37.64 ID:N6CB49KAO<> ↑ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 17:07:02.09 ID:0+QD3CaC0<> 勇者「今日>>1の地元で初雪・・・というか初めて積もって>>1が狂喜乱舞しているから予定変更してちょっとした短い(はず)番外編をお送りするぞ。続はその後な」

妖狐「本編待っていた人には申し訳ないがの、謝罪させてもらう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/24(火) 17:20:13.01 ID:svJdpQSa0<> そういえば、前スレで行われた人気投票は結局どうなったんだ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 17:32:55.85 ID:0+QD3CaC0<> 番外編そのF
雪の町にて


とある町の宿屋

勇者「ん・・・朝か、 !?」

勇者「・・・おいリバーディウス、なにやってんだお前」

妖刀「うにぇ、もうちっと寝かしてくれにぃ」

勇者「違う、俺が言っているのは、何故俺のベッドの中でお前が寝ているんだということだ」

妖刀は人間(もちろん女)の姿になって俺のベッドの中で隣に丸まっていた。

妖刀「うに?人恋しくなっただけだにぇ」

勇者「嘘だ。元々無機物のくせに」ドキドキ

妖刀「うにー、もうちょっと寝ていたいに〜」ギュ

そう言いながら妖刀は俺を抱きしめた。

勇者「おい、やめ・・・」ドッキンドッキン

妖刀「ニヒヒ、お父さん、あたしを抱きしめてもいいんだにぇ?」

う・・・落ち着け!落ち着くんだ俺、い、今の状況を整理するんだ!なんだなんなんだ
それなりの体をしている美少女が俺に抱きついて寝ている。しかも本人は抱きしめられてもいいと言っている。

勇者「てか胸が当たっているから離れ・・・」ドッキンドッキン

妖刀「うにぃ〜」

あぁ、もうダメだ俺、可愛すぎる。
どうせ今日はなんも予定ねぇしな
ちょっとぐらいいいよな
ギュ〜


数分後

女勇者「勇者〜、この私が起こしに来てやったぜ。朝一番の寝ぼけた顔を見せやがれってんだぁ!」バタン

ドアを開いて女勇者が入ってきた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)<>sage<>2012/01/24(火) 17:53:48.26 ID:bAAQRyy60<> わあー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 17:53:50.27 ID:0+QD3CaC0<> >>144
一人しか投票しなかったから企画自体消えましたよww


女勇者「お、まだ寝てやがるな。ふ〜ん、そうだ寝顔を見てやろうか」ニッシッシ

女勇者はそう笑いながら膨らんでいるベッドに近づく

毛布とシーツに手をかけて、一気に引っぺがす

女勇者「ほーら、寝顔を晒しやぁがれー♪」

バサァ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 18:11:29.55 ID:0+QD3CaC0<> 女勇者「どういうことだ、おい・・・」

剥がしたシーツの下には・・・勇者ともう一人同じぐらいの妖刀の化けた女の子が、

女勇者「おい、起きやがれ」ゴゴゴゴゴゴ

妖刀「」ギュー

妖刀の方が無意識なのか抱きしめる力を強める。

女勇者「起きろゴラー!」

勇者「むにゃむにゃ」ギュ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/24(火) 19:46:56.78 ID:0+QD3CaC0<> 勇者「ん・・・?」

呼ばれた気がして目を覚ます。するとそこには修羅が・・・って女勇者あ!?

女勇者「くっくっく、なぁにやっているんだ?おい」

わぁ、大変↓だー↑

妖刀「んー、おはよ・・・・・お父さんが起きたなら抱き枕の役目は終わったにぇ。昨夜は楽しんでいただけて嬉しかったに」シュン

勇者「俺に不利な証言をして刀に戻るな!ちょ、てめっ、事態を収集してから消えろ」

妖刀「・・・・・・・」

勇者「だんまり決め込むな!女勇者ちゃん、俺は無実だぁ!」

女勇者「ま、いっか。でもさ、今度・・そんな気持ちになったら・・・あの、その、わたs
盗賊「勇者ー雪積もってるぞおおぉおおぉおおおぉおお」イヤッホオオオォォォオオォオォオオオ

女勇者「グヌヌ」ウルッ

盗賊「え、何故に涙目?」

勇者「?まぁいいや、飯でも食いに行くか」


女勇者「ハァ…」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 19:59:47.54 ID:0+QD3CaC0<> 朝食

勇者「で、何故女勇者がいるんだろうか」モグモグ

妖狐「偶然じゃよ。昨日よる散歩してたら偶然会ったのでな、主を驚かそうと黙っていたわけじゃが」ゴクゴク

妖刀「かなりビックリしたにー」バクバク

勇者「生きた心地がしなかったよ...」ハァ

盗賊「なぁ、俺なんか悪いことしたか?」バキバキ

魔法使い「さぁね。ただ、後で部屋に来な」パクパク

盗賊「へ?」

リリィ「食べ終わったら・・・外、出よ?」

妖狐「いいのぉ、せっかく雪積もったわけじゃしな。」

勇者「そうだな。オッケイ、行こうぜ」good

皆「おー!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 20:16:01.62 ID:0+QD3CaC0<> 勇者「見ろリリィ、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲だ」

リリィ「・・・大きい」

盗賊「完成度高けーなおい」

妖狐「・・・あれ犯罪にしか思えんのじゃが」

魔法使い「みなよ、おっきい雪だるまだよ」

勇者「おお、でっけえな。魔法使ったのか?」

魔法使い「もちろん、使えるなら使っておこうってね」

リリィ「私も・・・作った。」チョコン

勇者「手のひらに乗るほどの小さい雪だるまも作ってるリリィも可愛い」

リリィ「」カァ

妖刀「にぃ、冷たいにー」パタパタ

勇者「もしかして雪初めて?」

妖刀「初めて触れたにー、なんだか気持ちいいにぇ」

勇者「そうだろそうだろ、ホラ、背中に入れてやるぜ」

妖刀「キャ、よくもやったにー!待つにー!」

勇者「ほらほらこっちだ・・・そげぶ!」ドカッ、バタ

妖狐「む?」

女勇者「面白いことやってんじゃん。私たちも混ぜてもらうぜ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 20:24:32.53 ID:0+QD3CaC0<> 女勇者「特性雪玉だ!それっ」ヒュッ

弓兵「くらえ」ヒュッ

ドガッ

勇者「何故二人とも俺を狙うんだ・・・」

弓兵「私怨だ」

女勇者「狙いやすい」

勇者「いいだろう。ならば戦争だ。妖狐リリィ妖刀魔法使い盗賊、雪合戦じゃああああ」

盗賊「開幕だぜー」

妖狐「面白そうじゃな」

妖刀「うに?面白いことなのかにぇ?」

魔法使い「そういうことなら勝ちはもらいに行くよ」

リリィ「・・・勝つ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/24(火) 20:31:14.01 ID:5WtaIzsr0<> 妖刀を投石機に変化させてだな…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 20:42:05.65 ID:0+QD3CaC0<> 女勇者「望むところだぜ。ところで、人間以外に変身するのは無しだからな?」

弓兵「勇者、覚悟」

僧侶「やられていただきますよ。ただし楽しむのが第一優先事項ですからね」

ネクロマンサー「ってゅーか、ゎたしたちが負けるゎけないしぃー☆」


勇者「言ったな?くっくっく、全員戦闘準備よぉい」

妖狐「いつでもオッケーじゃ、しっぽも使って11個の雪玉、全段発射できるぞ」ニヤリ

盗賊「固めた雪だまを冷えた水につけると氷みたく硬くなると聞いた」

魔法使い「雪に埋めてやるよ」

妖刀「なるほどにぇ、これを投げ合うとは面白そうだにー」

リリィ「打ち倒す・・・」

女勇者「6対4とは卑怯だぜ」

勇者「はっはぁ、雪合戦にルールなどない!」ドォン

勇者「う
妖狐「撃てぇ!」

皆「そりゃあ!」

勇者「それ俺の合図・・・」

女勇者「撃ち落とせ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 20:48:01.30 ID:0+QD3CaC0<> 女勇者「キャ!」バシッ

弓兵「うわっ!」ドカッ

僧侶「あっと」ヒョイ

ネクロマンサー「あぁっ」バコッ

勇者「僧侶ちゃん、まさかの避け!?」

僧侶「昔から私ドッジボールで避けるのだけは得意でしたから」

妖狐「でもこれだと、やっぱり不利じゃな」

盗賊「じゃあこんなのどうだ?」

勇者「皆それぞれバラバラに分かれて一人ずつ狙う!」

女勇者「採用!」

妖狐「じゃあ10分後に始めようかや。」

盗賊「俺のは・・・」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 20:59:13.28 ID:0+QD3CaC0<> 勇者「まずはストック作りだ」

女勇者「さて獲物を探すぜ」

妖狐「くっくっくっくっく、始めにわっちの餌食になるのは誰かや?」

魔法使い「うーん、まずは盗賊かねぇ」

盗賊「何か寒気がした。味方にやられそうな嫌な予感がした」

妖刀「トラップに変身するのはダメかにぇ?」

僧侶「どこから狙ってくるのでしょうか」ドキドキ

リリィ「・・・行く」

ネクロマンサー「弱そぅな ぁの子から、たぉしちゃう☆」

10分後

魔獣(審判役)「始めぇ!」

ネクロマンサー「みぃつけたぁ」キャッハハ

リリィ「!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 21:08:48.98 ID:0+QD3CaC0<> ネクロマンサー「じゃぁね♪」ヒュ

リリィ「」ヒョイ

ネクロマンサー「避けた?後ろからこっそり狙ったはずなのにぃ?」

リリィ「・・・声が大きい」

ネクロマンサー「早く次の玉をぉ」アセアセ

リリィ「・・・じゃあね」

ドガドガドガドガドガドガドガドガドガドガ

魔獣(審判役)「十発命中、ノックアット確認、ネクロマンサー失格」

ネクロマンサー「」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 21:23:40.45 ID:0+QD3CaC0<> 勇者「僧侶ちゃん発見、覚悟」ヒュ

僧侶「え、あ、えーと来ないでください!」ヒョイ

勇者「避けた、だと・・・ってかこの流れ」

僧侶「あ!えーと反撃です。」ヒュヒュヒュヒュ

勇者「っ、がっ」ドカッ

僧侶「か、数撃てば当たる・・でしょうか?」

魔獣(審判役)「顔面命中、ノックアット確認、勇者"早速"失格」

勇者「うそ・・だろ」グハァ

妖狐「勇者がやられたようだな」

盗賊「フフフ・・・やつは我らの中でも最弱」

妖刀「僧侶ごときにやられるとは我らの面汚しよ」

リリィ「・・・」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 21:26:59.94 ID:0+QD3CaC0<> 魔法使い「盗賊死ねぇ」ヒュ

盗賊「やっぱきた!」ドカ!

魔獣(審判役)「命中、ノックアット確認、盗賊失格」

盗賊「ひでぇ・・」ガク <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 21:42:51.93 ID:0+QD3CaC0<> 弓兵「勇者め、勝手に死んだか・・・」

弓兵「まぁいい、とりあえずこうなったら団体でも勝つ」

魔法使い「獲物だねぇ」ヒュ

弓兵「そこだ!」ヒュ

ドガッ

魔法使い「まさかの空中粉砕かい」ヒュ

弓兵「そのとおりだ」ヒュ

ドガ

魔法使い「ふっふっふ、アタイには魔法があるんだよ。浮遊呪文」

ヒュ

弓兵「くっ」ヒョイ、ヒョイ

弓兵「くらえ」

魔法使い「どこに投げてるんだい?」

弓兵「木だ」

魔法使い「な!?」

木に雪玉が当たって振動を加えられた木が枝に乗っけていた雪を落とした。

魔獣(審判役)「有効、ノックアット確認、魔法使い失格」

魔法使い「あり・・かい」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 21:53:43.65 ID:0+QD3CaC0<> 女勇者「妖刀リバーディウス、見つけたぜ」

妖刀「なんだにぇ?"お母さん"」

女勇者「朝のことに対して決着をつける」

妖刀「に、ヒロインはあたしだにぇ」

女勇者「いや、私だ。なんたって女"勇者"なんだからな」

「それは聞き捨てならないねぇ」

妖狐「わっちたちもその決闘、混ぜてもらおうじゃないか」

リリィ「メインヒロイン・・・」

女勇者「4対1とは卑怯だぜ」

妖狐「いや、これは全員敵じゃ、生き残ったものがメインヒロインをはれる」


宿屋
勇者「お茶、美味いなー」のほほ〜ん


やっべぇ今日中に終わるかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 22:03:20.79 ID:0+QD3CaC0<> 女勇者「同じ運命を背負うものとしてメインヒロインは私に決まっているだろ。読者からの人気も高いし」

妖刀「相棒として、人格持った武器がメインヒロイン張るのもよくあることだに〜」

リリィ「道中助けられた女の子がヒロイン・・・よくある」

妖狐「ふ、キツネの耳と9本のしっぽ、長髪、わっちがメインヒロインに一番条件が近いんじゃないかや」

にらみ合いはまだまだ続く
全員の目から火花が

女勇者「」バチバチ
妖刀「」バチバチ
リリィ「」バチバチ
妖狐「」バチバチ


「まったまったー!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 22:10:56.61 ID:0+QD3CaC0<> 「ヒロイン争いならなんでボクがいないのさー」

妖狐「魔王じゃないかや。仕事しろ」

魔王「酷いよぉ。SS的に言ってボクが一番ヒロインに近いでしょ。魔王だもん。魔王だもん!」

部下「私もいますよ。参加する気は微塵もありませんが」

女勇者「う〜」バチバチ
妖刀「うに〜」バチバチ
リリィ「・・・・・」バチバチ
妖狐「ウルオ〜」バチバチ
魔王「む〜」バチバチ

魔獣(審判役)「あの、雪合戦は?」

部下「にらみ合い合戦になってます」

魔王「だったら雪合戦で決着つけなきゃね」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 22:22:54.76 ID:0+QD3CaC0<> 女勇者「くらいやがれー」ドガドガドガ

妖刀「こんなもん避けるのは容易だにぇ」ヒョイ

リリィ「不意打ち・・・」ヒュ

妖刀「にぃ!?、計ったかに・・・」

妖刀「とでも言うと思ったかにぃ?」

リリィ「え?・・・」

妖刀「隠し玉だにぇ」ヒュ

リリィ「くっ」タッ

ぎりぎりで避ける

女勇者「隙あり!」

魔王「読んでるよ。」ヒョイ

リリィ「死ね!」

魔王「ちっ、こっちからも」ヒョイ

魔王「お返しだよ」

リリィ「うわっ!」

妖狐「必殺・・・拡散弾」

ドカドカドカドカドカドカ

妖狐の放った拡散雪玉がたくさんの木々に当たり、皆仲良く降ってきた雪の塊に押しつぶされる羽目となった。

魔獣(審判役)「有効、ノックアット確認、女勇者、妖狐、妖刀、リリィ失格」

ヒロイン決定戦の結果は出なかったとさ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 22:38:09.38 ID:0+QD3CaC0<> 女勇者「結局皆全滅で勝ちは無しかー」

妖狐「それでも実に良き戦いじゃったと思うぞ」

妖刀「まぁこの続はまた後日にしようかにー」

魔王「あーあ、ボク何のために来たのかよくわかんないや」

部下「まぁまぁ、勇者様の顔も見れることですし」

リリィ「・・・少し不満」

妖狐「まぁこの後は飯じゃ、せっかくの引き分けじゃし、互いの健闘を肴にパーッとやろうじゃないかや」

4人「おっー!」

夕食の場にて

魔獣(審判役)「弓兵と僧侶が勝ち残ったため勝者チームは女勇者チーム」

5人「あの二人の存在すっかり忘れてたー!!」(引き分けとかかっこつけちゃったー)


さらにその夜

勇者「なんであんたら俺の布団にいるんだよ。想定してたから床に敷いたけどなんで増えているんだよ」
妖狐「くー」
魔王「くぅ」
妖刀「うにぃ」
女勇者「むにゃむにゃ」
リリィ「スゥ」

ま、たまにはこんな平和な日もいいか・・・ドキドキして眠れない。
後でこっそり盗賊のところに避難でもすっかな


番外編はこれでおしまいです。あぁ、もう少し縮めてもよかったかも
とにかく書けてよかったです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/24(火) 22:56:06.60 ID:0+QD3CaC0<> 続き、盗賊、エリザベートといちゃいちゃしなから登場し魔法使いに罵詈雑言


エリザベート「ほんとだようやく来たね、盗賊」

盗賊「まったく、おっせえんだよ。こんなわけわかんないところに、長い間閉じ込められていた俺の気持ちにもなってみやがれ」

エリザベート「その通りだよ。エリザベートちゃんがいなかったらもう正気を失っているかもしれなかったよ?」ニヤリ

魔法使い「・・・!」

盗賊「お前はいつもそうだよな。大事なときにはいつもいないで後からやってくる。だろ?」

エリザベート「なんて役立たず?」クスクス

盗賊「それに引き換えこいつはいつも俺のそばにいてくれると言ってくれた。お前のようなやつよりよっぽどこいつのほうがいいね」

なにを、盗賊のやつは何を言っているんだ?
盗賊はこんなことを言うやつだったか?
それに、空手家が見当たらないが

盗賊「魔法使い、お前もういらねえよ」

エリザベート「盗賊にはエリザベートちゃんがいるもんね。」キャッハハ

この、この盗賊はダレダ?

魔法使い「・・・盗賊・・>>168」

さて今日は寝ます
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/24(火) 23:00:59.24 ID:5ErgrpKn0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/24(火) 23:02:29.97 ID:svJdpQSa0<> GO TO HELL! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/24(火) 23:33:41.65 ID:vV8gT6/AO<> あんた盗賊じゃないね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/25(水) 06:23:38.21 ID:nJRC3e4L0<> 魔法使い「・・・盗賊・・GO TO HELL!」fuckyou

勇者「うわ、売り言葉に買い言葉・・・」

盗賊「may you die!」

魔法使い「地獄に行きな」

盗賊「死ね」

リリィ「いいの・・・?」

勇者「だって盗賊おかしいし、」

妖狐「どうしてそう思うんじゃ?」

勇者「だってここはあいつ(エリザベート)の世界、洗脳ぐらい容易いだろ。」

妖狐「・・・ふむ」

エリザベート「仲悪いんだね」クックック

魔法使い「もう盗賊なんて知らないよ!」プイ

勇者「お、おい魔法使い・・・」

魔法使い「勇者、頼んでいいかい?」

勇者「お、おう」

魔法使いはそういうとスタスタとどっかに行ってしまった。

エリザベート「キャハハ、これで盗賊と二人っきりだよね」

妖狐「で、主よ結局どうするんじゃ?」

勇者「>>172」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/25(水) 07:32:40.14 ID:HaiY9S4d0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/25(水) 07:33:14.13 ID:HaiY9S4d0<> どうって……ん?盗賊が2人……? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/25(水) 20:43:32.03 ID:nJRC3e4L0<> 勇者「どうって……ん?盗賊が2人……?」

盗賊「なぁにやってんだか、エリザベート」

妖狐「空手家がいなかったのはそういうことかや」

妖刀「洗脳(笑)」

勇者「揚げ足を取るときばっか出てくんな!」

魔法使い「まったく、苦労させられたねぇ、ようやく見つけたよ」フゥ

勇者「魔法使い!ホント頼りになるぅ」

魔法使い「それにしてもここはどうなっているんだい。結構探し回ったはずなのにあんたたちを見るとさっきと少しも時間が経ってないように感じるねぇ」

勇者「実際そんなに経ってない。もしかしてここは時間軸さえ混沌としているのか」

戦士「概ねそんなところだにぃ」

魔法使い「盗賊!その偽者を否定するんだよ。恐怖さえなければ、否定されれば、この空間では顕現できないはずだよ」

盗賊「消えろ偽者!お前はここにいられない俺の」

盗賊が拳を見せ付けて叫ぶと
偽者の盗賊は

>>175 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/25(水) 20:48:58.59 ID:98YxUlSC0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/25(水) 20:49:00.94 ID:OY9mZGPn0<> 簡単に本物の盗賊を組み伏せた、テラブザマwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/25(水) 20:49:20.53 ID:EiHvTZYAO<> 商人の姿になって襲いかかってきた! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/25(水) 21:11:51.78 ID:nJRC3e4L0<> >>173
訂正
×盗賊「消えろ偽者!お前はここにいられない俺の」
○盗賊「消えろ偽者!お前はここにいられない、俺が否定する限り絶対にだ!」


偽者の盗賊「俺が本物に決まっているだろ」
ボカン!
盗賊「うわぁ!」

簡単に組み伏せられた。

勇者「テラブザマwww 」

エリザベート「弱ぁい。偽者はあんたのほうよぉ?」クスクス

偽者の盗賊「当たり前だろ。こんな弱いのが本物なわけがねぇ」

盗賊「話が違う・・・」ムギュウ

>>179 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/25(水) 21:27:13.03 ID:DUjMRZTYo<>
ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/25(水) 21:27:22.94 ID:OY9mZGPn0<> そのまま偽物にマウントポジションを取られボコボコにされ、異空間中の笑いものになる本物盗賊 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<>sage<>2012/01/25(水) 21:31:46.73 ID:HaiY9S4d0<> 連投に要する時間は25秒。

俺の言いたい事は分かるな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/25(水) 21:48:35.47 ID:nJRC3e4L0<> 魔法使い「やれ!そこだ!そこだぁ、右ストレート」

偽者盗賊「それ。それ!」ドガッ、ボカッ

盗賊「ぶべらっ、ぼべらっ!魔法使いぃ、お前どっち応援して・・・」

魔法使い「ほら、反撃しろぉ」

勇者「やられてるほうの盗賊、がんばれぇ」

戦士「弱いほうの盗賊がんばっちょ」

盗賊「お前にだけは・・・ぶべらっ・・言われたく・・ぶびっ・・ない」

数分後

エリザベート「ウィナー、こっちが本物だよ♪」

魔法使い「だっさー」アッハハハハハハ

アッハハハハハハハ

そうして盗賊は皆の笑いものになったとさ

勇者「めでたしめでたし」

盗賊「めでたくねーよ!」

>>182 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/25(水) 21:50:04.90 ID:OY9mZGPn0<> もう偽者が仲間でいいや!本物は異空間にポイ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)<>sage<>2012/01/25(水) 21:50:10.40 ID:HaiY9S4d0<> 持ち直し
腕から大量の剣を生やしたメサイアモードの盗賊が偽物達を切り裂く
エリザベートも偽物だった
その偽物の根源は、盗賊を求めると同時に自分を悪い人間だと捉えているエリザベートの心の内だった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/25(水) 22:04:02.13 ID:nJRC3e4L0<> もう偽者が仲間でいいや!本物は異空間にポイ

勇者「勝ったからこっちが本物な、じゃあな弱いほうの盗賊」バイバイ

盗賊「おい〜おれだけバッドエンドかよ〜」シクシク

エリザベート「そうだよこっちが本物だよ♪そして本物の盗賊はエリザベートちゃんのほうが好きって言っているんだよ」

魔法使い「>>186」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/25(水) 22:04:27.69 ID:OY9mZGPn0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/25(水) 22:04:44.60 ID:DUjMRZTYo<> そうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/25(水) 22:24:14.48 ID:nJRC3e4L0<> 魔法使い「そうか」クルッ

魔法使いが別方向にすたすたと歩き出す。

勇者「おい、魔法使い・・・」

魔法使い「いくよ・・・弱い盗賊なんて盗賊じゃないね。」スタスタ

勇者「盗賊・・・」


エリザベート「これで、魔法使いは盗賊に興味をなくしたよね。さぁ、晴れてエリザベートちゃんのものになれるよ。もう偽者は消えていいよ」

偽者「」シュウウウウウ

エリザベート「どう?愛する人に弱いって言われて捨てられる気持ちは?」クスクス

エリザベート「エリザベートちゃんはずっと一緒にいてあげるよ。こんな思いはもう絶対にしないよ」

盗賊(くっそ、俺は・・俺は!)

盗賊「>>189」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/25(水) 22:26:22.30 ID:DUjMRZTYo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/01/25(水) 22:26:35.54 ID:HaiY9S4d0<> はっ、夢か。今は>>173だったな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/01/25(水) 22:33:35.69 ID:EiHvTZYAO<> 無限ループだと… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/01/25(水) 22:34:36.14 ID:HaiY9S4d0<> 混沌世界だから仕方ない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/25(水) 22:41:49.05 ID:nJRC3e4L0<> 勇者「どうって……ん?盗賊が2人……?」

盗賊(はっ、夢か。今はこんな状況だったな。ってか時間巻き戻ったんだろうか)

妖狐「空手家がいなかったのはそういうことかや」

妖刀「洗脳(笑)」

勇者「揚げ足を取るときばっか出てくんな!」

魔法使い「まったく、苦労させられたねぇ、ようやく見つけたよ」フゥ

勇者「魔法使い!ホント頼りになるぅ」

魔法使い「それにしてもここはどうなっているんだい。結構探し回ったはずなのにあんたたちを見るとさっきと少しも時間が経ってないように感じるねぇ」

勇者「実際そんなに経ってない。もしかしてここは時間軸さえ混沌としているのか」

戦士「概ねそんなところだにぃ」

魔法使い「盗賊!その偽者を否定するんだよ。恐怖さえなければ、否定されれば、この空間では顕現できないはずだよ」

>>194 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/25(水) 22:44:27.29 ID:DUjMRZTYo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/25(水) 22:44:35.24 ID:OY9mZGPn0<> 偽物にマウントポジションを取られボコボコにされ、異空間中の笑いものになる本物盗賊 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/01/25(水) 22:44:38.24 ID:HaiY9S4d0<> 今までの出来事は自分の扱いの悪さに思い悩んでいた盗賊の悪夢
決意改め、腕から大量の剣を生やしたメサイアモードの盗賊が偽物達を切り裂く
エリザベートも偽物だった
その偽物の根源は、盗賊を求めると同時に自分を悪い人間だと捉えているエリザベートの心の内だった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/25(水) 22:49:26.90 ID:EiHvTZYAO<> >>194も変わってないだと… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/25(水) 22:51:04.35 ID:nJRC3e4L0<> 盗賊「こんどこそぉ!」

偽者盗賊「それ。それ!」ドガッ、ボカッ

盗賊「ぶべらっ、ぼべらっ!ちくしょう・・・食らえ」

偽者盗賊「ヒョイ、死ねやぁ、」ドガ、ボカ

魔法使い「ほら、反撃しろぉ」

勇者「やられてるほうの盗賊、がんばれぇ」

戦士「弱いほうの盗賊がんばっちょ」

盗賊「お前にだけは・・・ぶべらっ・・言われたく・・ぶびっ・・ない」

盗賊「くっそぉ!」

数分後

エリザベート「ウィナー、こっちが本物だよ♪」

魔法使い「だっさー」アッハハハハハハ

アッハハハハハハハ

そうして盗賊は皆の笑いものになったとさ

勇者「めでたしめでたし」

盗賊「またこうなるのかー」

>>199 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/25(水) 22:51:22.90 ID:z4zCV6JAO<> 流石混沌世界…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/01/25(水) 22:51:40.72 ID:EiHvTZYAO<> もうやめようよ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/01/25(水) 22:51:56.89 ID:HaiY9S4d0<> また>>173から
無限ループに嵌った <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/25(水) 22:56:54.25 ID:nJRC3e4L0<> もうやめようよ!
実際もうやめたいぜ!
さて、どうやったらこの無限ループから抜け出せるか考えてみるか。

盗賊「この無限ループから抜け出すには・・・」

戦士「・・・>>203」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/25(水) 22:57:41.65 ID:DUjMRZTYo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/25(水) 22:57:44.12 ID:OY9mZGPn0<> 盗賊を見捨てる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/01/25(水) 22:58:05.60 ID:HaiY9S4d0<> 俺自身が覚悟を決めなくちゃなあ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/01/25(水) 22:58:14.60 ID:EiHvTZYAO<> とりあえずみんなで脱出 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/25(水) 23:03:03.17 ID:nJRC3e4L0<> 戦士「・・・盗賊を見捨てる」

盗賊「わけないよな?」

戦士「はい・・・」

妖狐「>>208」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/25(水) 23:03:57.56 ID:DUjMRZTYo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<>sage<>2012/01/25(水) 23:04:16.81 ID:HaiY9S4d0<> ムゲンループ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/25(水) 23:11:23.54 ID:nJRC3e4L0<> 妖狐「ムゲンループ」

盗賊「ち、ち、ちくしょおおおおおおおおおお」

勇者「なぁ戦士、ここは人の恐怖を具現化するって言ったよなぁ」

戦士「うにー」

妖刀「死ねっ」ゲシッ

戦士「いった!」

勇者「じゃあこの現状はもしかして盗賊の無限ループの恐怖が生み出してるんじゃないか?」

盗賊「じゃあ俺が無限ループを怖がらなければいいんだ!」
盗賊「無限ループなんざ怖くない恐くない怖くない恐くない怖くない恐くない怖くない恐くない怖くない恐くない」

>>211

今日は寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/25(水) 23:12:03.25 ID:DUjMRZTYo<> ksdk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/25(水) 23:12:04.37 ID:OY9mZGPn0<> それでもやっぱり盗賊はボコられる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/01/25(水) 23:34:02.34 ID:z4zCV6JAO<> もうやめてー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/01/26(木) 01:04:52.18 ID:LABLe8oAO<> >>211
おまえいい加減にしろよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/26(木) 02:04:14.46 ID:kFPKUD4T0<> この人は女勇者をやたら持ち上げるうえに盗賊嫌いだからなぁ
恐らくは前スレの>>441から現れて、そして>>656から女勇者推しが熾烈化
>>785から始まり>>832から加速する盗賊貶し
おまけに他の安価スレでも嫌いなキャラ徹底的に貶めたりとか似たような事してるし
女勇者関連が人気だと>>1は認識しているかもしれないけど、実際は8割方この人の独り善がりなんだよ
このスレの住民の中にはこの事に気付いている人がどれだけいるんだろうか
この人の所業に気付いていてかつ、他のキャラ・ヒロインが好きな人からすれば不愉快極まりない
>>180でも言ったように連投には25秒要るから、この人にkskさせるのを待ってから残りの人達で安価取るっていう手もある
まあ皆が皆健全な展開を推してる訳でも無いし、バッド推しの人なら寧ろ喜んで取らせるだろうけどね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/26(木) 05:20:48.43 ID:3U98LtwD0<> 魔女「実際もうやめて欲しいわね。盗賊嫌いはともかく無限ループは嫌いよ」
魔女「それと、一キャラだけを徹底するのも出来ればやめていただけないかしら、つまらないのよね」クスクス

盗賊は無限ループを否定し続けたが、それを口に出すことは逆に恐怖を知覚し増幅させていった。
そして
再びループしてまた偽者にボコボコにされた。
しかしまだ終わらずまたのループ

どのレスまで巻き戻ってしまったか
>>217 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/26(木) 07:35:22.69 ID:kFPKUD4T0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/26(木) 07:35:49.16 ID:kFPKUD4T0<> >>173……より少し前の時系列
魔法使いに見つかった所まで戻る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<><>2012/01/26(木) 09:18:22.40 ID:GMAUBVI40<> 魔法使い「盗賊・・・」ポロポロ

あぁ、またループしたのか・・・一日?でこんなにこいつの泣き顔見たくなかったな・・・

魔法使い「お願い、来てよ」

盗賊「あぁ、わかってる。ありがとうよ」

魔法使い「何が?」

盗賊「信じてくれて、だ」

と言ってもなぁ、どうするか

>>220 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)<><>2012/01/26(木) 09:29:04.43 ID:GMAUBVI40<> >>218
訂正
×あぁ、またループしたのか・・・一日?でこんなにこいつの泣き顔見たくなかったな・・・

○あぁ、またループしたのか・・・一日?で二回もこいつの泣き顔見たくなかったな・・・

安価下2
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/26(木) 09:41:32.51 ID:LABLe8oAO<> >>218がどこまでまき戻ったのかわからない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<><>2012/01/26(木) 09:50:00.77 ID:GMAUBVI40<> >>173で魔法使いが盗賊を連れてくる前、本物の盗賊を魔法使いが見つけたところです。
安価下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/26(木) 10:21:37.96 ID:uZkQ79nAO<> どうしょうと考えてると魔法使いの姿が変異、額に螺子繰れた双角が生え夜叉になり同じく変異して虎女になったエリザベートと格闘 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/01/26(木) 13:24:01.38 ID:qRFLRqP70<> >>220質問なら安価取るな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/26(木) 20:14:02.87 ID:3U98LtwD0<> 盗賊「あいつを諦めさせないとなぁ・・・どうしようか」ブツブツ

魔法使い「アタイは・・早くここから出たい」

盗賊「もちろんだ。早く出るために考えている」

魔法使い「違うんだよ・・・色々な意識が頭の中で回っている。色々な知識や考えが混沌とした様式を取っている。このままここにいるとアタイがアタイじゃなくなる気がするんだよ。アタイの思いも考えも何もかも・・・アァアァァアア」

魔法使いの体にいきなり変異が訪れた。
額に螺子繰れた双角が現れ、瞳の色が変わる。

盗賊「魔法使い・・・?」

盗賊はいきなり変わった魔法使いが正気がどうか確かめたくて、躊躇いがちに触れようとする。
そして触れた瞬間流れ込んできた。魔法使いの思いが、考えが、全て
それらは一瞬さまざまな渦となり盗賊の思考を混沌へと誘いそうになったが、盗賊はひとまずその思いを切り捨てる。

魔法使い「・・・」ダダダダ

夜叉となった魔法使いは元来た道を駆ける。

盗賊「魔法使い・・」

そして

盗賊「そいつは偽者だ!」(もう俺は微塵も偽者を恐れない!)

偽盗賊「」シュウウゥウ...

もう偽者を少しも恐れていない盗賊が"否定"すると偽者は一瞬で消えていった。

エリザベート「あれ?君も使えたんだね?ならエリザベートちゃんも変身しちゃおっかなー」

エリザベートは魔法使いを見ると虎のような獣人に変異した。

>>226

魔女「あら、早速一人目ね。混沌魔術を使えるようになるのは早くても外に出た後だと思っていたけれど、案外飲み込み早いじゃない」クスクス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/26(木) 20:16:38.94 ID:eQl5Pe75o<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/01/26(木) 20:18:51.12 ID:LABLe8oAO<> 魔法使いがエリザベートをたこなぐり <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/26(木) 20:57:04.84 ID:3U98LtwD0<> エリザベート「さぁ、来なy・・」

魔法使い「…」ボガッ

魔法使いがいきなりエリザベートを殴りつけた。

エリザベート「え?え?」

エリザベートは何がなんだか分からないうちに吹っ飛ばされた

魔法使い「」フシュルルルゥ

エリザベート「こ、来ないで!」

魔法使いは跳躍し、再び殴りつけた。
何度も吹き飛ばされ、何度も殴られる
そこまで・・・

エリザベートが反撃できるかどうか
>>229 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/26(木) 20:59:11.52 ID:uZkQ79nAO<> ほい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/01/26(木) 20:59:14.05 ID:eQl5Pe75o<> 「なんてね♪」逆に今度はエリザベートがタコ殴り <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/26(木) 22:16:47.71 ID:3U98LtwD0<> エリザベート「なんてね♪」

エリザベートがにやりと笑う。

手をかざすと、その手に見えざる力が集中する。

エリザベート「破!」ドガッ

魔法使い「カハッ!」

エリザベート「悪いねぇ。君の怒りが魔翌力の源泉のように私の魔翌力の源泉は嫉妬と欲なんだよキャハハハハ」

エリザベートはその虎のような体で瞬間的に加速し畳み掛ける
虎のような体から繰り出される筋力と混沌の魔翌力からなる感情から力への変換、そして錬丹術からなる気の力
今度は魔法使いがやられる番だった。

エリザベート「逃がさないよぉ。来なよ♪」

エリザベートは手をくいっと返す。それに引きずられるかのように宙に舞った魔法使いが戻ってくる。
それをまた殴る。さらに力を加えて

エリザベート「エンチャント、付加効果術、攻撃するたびに攻撃翌力が増える術だよ。オラァ♪」

魔法使い「カッ!」

エリザベート「キャハッ、弱いね。オラァ!」

さらに一発加える。これでノックダウン・・・した・・はず

エリザベート「・・・うそっ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/26(木) 22:22:33.59 ID:3U98LtwD0<> エリザベートの拳を押さえ、いや、押し戻して立ち上がる魔法使い

魔法使い「負けるわけには・・・いかない・・のさ。アタイは」

エリザベート(覚えてすぐじゃ混乱のような状態でコントロールできないはずの混沌呪文の変異を、もう理性が戻るまでコントロールできてる・・・)

魔法使い「アタイの魔法の源泉は怒りだけじゃないんだよ。むしろ真逆のプラスの心さ、信頼・・信頼してるからこそ大切なバカのために力を最大まで搾り出せる・・・」ハァ、ハァ

エリザベート「たとえコントロールできたって息上がってんじゃない!敵じゃないよぉ!」

エリザベートはまた拳を引き、気を最大まで出して攻撃をする。

魔法使い「混沌魔術ってのはこう使えばいいのかい?」

魔法使いが手を前に出すと混沌とした紋様の描かれた歪な形の盾、いやかなり大きな"壁"が現れる。

エリザベート「防がれた・・・」

魔法使い「諦めなよ・・・今のアタイに勝てるなんて思ってるんじゃないよ!」

今魔法使いの心を満たしているのはこの女に対する怒りと盗賊に対する"気持ち"だけだった

そしてエリザベートの心には初めて魔法使いに対する恐怖が芽生えつつあった。

エリザベート「>>233」

さて今日は寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<><>2012/01/26(木) 22:35:43.79 ID:xm1QMKiAO<> ハイダラー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/26(木) 22:37:11.84 ID:kFPKUD4T0<> …そうね、信頼してるのね。でも私は…誰かを信用することさえ許されなかった!
私だって……私だってねぇ!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/26(木) 23:21:13.36 ID:tjgnACqL0<> >>214
まぁ、ちょっと言われっぱなしなのもあれなので
まず女勇者についてね、推して何が悪い(キリッ
いや、本当はね女勇者はもっと後に出した方がいいと思ってたんですよ
別れてから冒険を3、4つくらいして、忘れた頃に魔王関連の何某かのイベントがあったら出してもいいかなぁ〜的な
自分もあそこで出てビックリして、そういう気配があったから回避する安価してみたりしたんですけど無駄でした、もっと深い再会にしたかったんですけどね
あそこの時点でもそんなに推すつもりもなかったんだけど、まさか催淫ガスにかかって勇者にチューするとはwww
これはもういくしかないかなと、それに勇者とイチャラブした時の魔王とリリィの反応が面白くて面白くて
まぁ、洋館では女勇者とイチャラブさせましたけど、別行動でかつたまにしか会わないはずですからねぇ
それ以降は女勇者関連で安価したの2回だけですよ?洋館の件を見ても流れ的に問題はないはず
本当に流れ無視して過剰に推すつもりならリリィの街でも今の街でも女勇者出してイチャラブさせまくりますからね
そんなわびもさびもないことしませんけど
独り善がりねぇ、うんそうかもしれない。ただ、3行も4行も長文書いてしかも連投で安価通すのいるけどあれも独り善がりじゃないですか?

次は盗賊か、嫌いじゃないよ?盗賊はたまたまズッコケが重なっちゃっただけ
そんな特定のキャラを貶したりした覚えはないけど、もしやってたなら多分そのキャラがそういう立ち位置なんでしょ戦士みたいな
メサイアモードとかね、あれはギャグでしょう、やられ芸。強いと見せかけて弱い弱すぎるみたいな
前スレ>>832は別に盗賊を貶すつもりでやったわけじゃありません、単に商人が盗賊に銃を突きつける理由は何か想像した結果です
それと、バッドを目指してはいません。自分もハッピーエンドを目指してる一員です

で、最後は無限ループか
自分も無限ループはしたくないですけどまさか夢オチとはね
>>185の時点で自分ももういい加減にしてことを収拾する方向に行くと思ったんですけど
まさか、巻き戻って無かったことにするとはそれならこっちもも一度やってその上で乗り越えてもらおうかと
これも独り善がりっちゃ独り善がりだけど夢オチも安易でしょ、こっちも流れでやってるんだから流れで解決してほしい

とこんなところだけどどうも>>1に拒否られたみたいだからここに参加するのはもうやめます、それじゃハッピーエンドを祈ってます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/27(金) 17:09:21.64 ID:VFqppk+x0<> エリザベート「…そうね、信頼してるのね。でも私は…誰かを信用することさえ許されなかった! 」

エリザベート「私だって……私だってねぇ!! 」

魔法使い「じゃあ信じればよかったじゃない!」

エリザベート「っ!」ビクッ

魔法使い「簡単なことだよ!身近な人を頼れば、信じればよかった。違うのかい!」

エリザベート「いなかったんだよ!このエリザベートには、あたしには信じられる人なんていなかったんだよ!!」ツゥ

そう叫ぶエリザベートの目からは一筋の涙が出ていた。
彼女だって愛されたかったのだ。誰かに、認めてもらいたかった・・・だからこそ不良から助けてくれた盗賊に好意を抱いた。初めて誰かに善意を持って触れられた気がした
誰かに必要とされたかった彼女はいつしか好意がゆがんだ愛情へと変わっていってしまう。
魔術を独学で習い、ついに至ったとき気づいてしまったのだ。全世界で自分の知識を狙うものがいると、身の回りが敵だらけになってしまったと
そのとき耐えられなくなった彼女の心は壊れた。頼るもののない深い悲しみと壊れた愛情、それが唯一の彼女の"力"の源泉となった

魔法使い「嘘だね!あんたにはっ、アタイたちには決してなかったものが、頼るべき人がいるじゃないかよ!!」

エリザベート「そんなのいるわけないじゃない!あたしの周りは、世界はすでに敵だらけなんだよ!!敵っ!敵っっ!今敵じゃない奴も皆いつかは敵になる!世界はいつだって敵だらけなんだっ!」

魔法使い「そんなわけはないよ!だって・・・あんたには・・あんなにあんたを心配してくれる父親がいるじゃないかっ、」

エリザベート「パ・・パ?」

魔法使い「そうだよ。アタイたちには物心ついた頃にはそんなのいなかった!それに弟子に本気で怒ってくれるあんなにいい師匠だっているじゃんか!何で頼らなかった?何で信じられなかったんだい!」

魔法使い「周りが敵だらけ!?違うね。自分で壁を作って見えなくなっちまっただけなのさ。アタイたちよりもあんたは頼れる人がいたはずなんだ。なのにあんたは・・・自分でそれらを否定しちまった。」

エリザベート「嘘だよ。あたしは・・・この世界はそんなに優しくなんかない。あたしに頼れる人なんていなかった。いなかった」ボロボロ

口では否定するもその目からは涙がとめどなく流れていた。
それを見て盗賊は思う。こいつは狂気になんか呑まれてない。ただ周りが見えなくなってしまっただけの不器用な子なんだな、と

魔法使い「たまには、人に頼ってみたって信じてみたって良かったんじゃないかい?」

エリザベート「あ、あう、あぁぁ、ああぁ、ぁあ」ポロポロ

エリザベートは泣く、色々な思いが、考えが、彼女を襲っていた。それに動揺し、恐怖した
そして

@彼女の心は不安定になり、彼女の心が作り出したこの空間は徐々に崩れだす
A彼女の心は暴走を起こし、手が付けられなくなってしまう。
Bその他(同レスで何か、そろそろ混沌世界はクライマックスにしたいの思うので、またかなり長引きそうなのは出来るだけお避けください。あと、ループや巻き戻しも)

>>237



>>234
不快な思いをさせてしまったようで申し訳ありません。
別に拒否をしたつもりではなかったのです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/27(金) 17:19:22.80 ID:S+pzAwmAO<> 盗賊活躍させたいから2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/27(金) 17:19:53.61 ID:EEf+qx2e0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/01/27(金) 17:20:18.01 ID:PUN8SPxAO<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/27(金) 17:20:19.00 ID:EEf+qx2e0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/27(金) 21:32:07.36 ID:VFqppk+x0<> @

エリザベート「あ、あう、あぁぁ、ああぁ、ぁあ」ポロポロ

エリザベートの泣き声がスイッチになっているかのように、世界が崩れていく

勇者「なんだよ。また世界の模様が変わっていくぞ・・・」

「違う、崩壊を起こしているんだ」

勇者「えっ?」

振り返るとそこにはあの空手家がいた。

空手家「エリザベートの"檻"が弱くなったのでな。脱出した。」

空手家「そんなことよりここを出るぞ。」

空手家はそう言いながら拳に「気」を集めて空中を穿ち、穴を開ける。

盗賊「エリザベート、早く来い」

エリザベート「-」ブツブツ

エリザベートはうずくまり、泣きながら何かブツブツ言っていた。

盗賊「エリザベート!」

エリザベート「ほって・・おいて」

盗賊「何馬鹿なこと言っていやがる!」

エリザベート「もういい。私はこの世界で終息する・・もうパパにも師匠にも・・グス・盗・・賊にも・・・合わせる顔なんて無いんだよ」ウッ、ウッ

盗賊「」ギリッ

盗賊「魔法使い・・・頼む」

魔法使い「・・・分かったよ。ホラあんたたち行くよ。」

勇者「でも、盗賊が」

魔法使い「聞いてなかったのかい?行くよ・・・私たちが盗賊を信頼しなくてどうするんだい。信頼することが正解への道しるべになるんだよ」

勇者「信頼・・・分かった。盗賊任せていいんだな?」

盗賊「早く行け、説得の時間をなくす気か!」

空手家「なら行くぞ」

勇者「あ、あぁ」

盗賊の勢いと空手家(物理)に押されて追い出されるようにこの空間から出る。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/27(金) 21:38:13.10 ID:PUN8SPxAO<> おい
空手家に(物理)ついてるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/27(金) 23:10:19.01 ID:VFqppk+x0<> シュウウウウウウウウ

周りが消えてゆく、少しずつ少しずつ崩れてゆく

盗賊「エリザベート、さっき魔法使いが言ったじゃねーか?お前には頼るべき人が、いや待ってくれている人がいるだろ!」

エリザベート「でもあたしは、やっぱり合わせる顔が無いんだよ」

盗賊「ばっかやろう。他人に許されているんだよお前は、それだけでも生きる意味がある。帰る意味がある」

エリザベート「生きる意味・・・?」

盗賊「当たり前だ。俺たちは皆同じく誰かに許されて生きている。俺にも魔法使いにもお前にも、その生存を望んでいる人がいる限り、生きる義務がある。必要がある。意味がある」

エリザベート「あたしは・・・許されているの?」

盗賊「もちろんだ・・当たり前じゃねえかよ・・・じゃなきゃとっくに、見捨てられてる頃だ。俺や、魔法使いみたいにな・・・」
盗賊「でも俺たちは互いに互いを必要としているから生きていけた。そしてお前だって必要とされているんだよ。」

エリザベート「でもあなたは・・・許してくれる・・はずが無い。こんなあたしが必要とされるわけが・・・無い。」

盗賊「ばか・・やろう」ギュ

エリザベート「えっ・・・?」

盗賊は真正面からエリザベートを抱きしめた。

盗賊「俺も魔法使いも、お前をすでに許しているんだよっ・・・お前も俺にとっては大事だ人の一人なんだ。だから、生きてくれ。だから」

盗賊「一緒にこの世界から、外の世界に出て行こう」

エリザベートの目に光が戻る。
そうだ出て行こう。この閉じこもった混沌の殻から美しい外の世界へと

エリザベート「でも、でも、ワアアァアアァアアアン」
エリザベートは盗賊にしがみつき、堰を切ったように泣き出す。

空手家「早くしろ!」

空手家が再び来てくれた。あぁ忘れてた今この世界崩れているんだったっけ
俺たちは空手家に力づくでこの世界から連れ出される。
そこは海の見える広大な丘だった。
そして目の前には今にも泣きそうで、しかし絶対に泣くもんかと強がりな表情をしている魔法使いがいる。
あぁ、帰ってきたんだな。このちゃんとした世界に
俺の腕にはちゃんとエリザベートがいる。まだ泣いているが、自殺するような心配もなさそうだ。
あぁ、ハッピーエンドだな。
そう思う。

盗賊「ただいま」


魔女,混沌世界編
完 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/27(金) 23:14:47.61 ID:EEf+qx2e0<> ループしたうえにボコボコにされ続けたせいか盗賊のメンタルが成長しているな

乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/27(金) 23:42:01.24 ID:VFqppk+x0<> 小ネタ
その@

魔法使い「魔法少女 いおら☆マギカ」

勇者「魔法使いのやつ、どうしたわけ?」

盗賊「最近とあるアニメにハマったらしい。」

勇者「へぇ、そのアニメとは?」

盗賊「魔法少女 まどか☆マギカ だとさ」



エリザベート「あたくし、盗賊さんのことお慕いしておりましたの」

魔法使い「アタイってホントバカ」バタッ

勇者「魔法使いいいぃいいぃい」

妖狐「一緒にいてやるよ。一人ぼっちは寂しいもんな・・・」ボカーン


魔女「混沌の魔女だけど、終焉の魔女ワルプルギスよ」キャハハハハ

勇者「俺、魔法少女になる」

リリィ「その必要は無いわ・・・」スタ

妖刀「君はその魂を代価にして何を願うんだい?」

勇者「神様でも何でもいい、今日まで理性と戦ってきたみんなを全てのハーレムを信じた男たちを俺は泣かせたくない、最後まで笑顔でいて欲しい、それを邪魔するルールなんて壊して見せる、変えてみせる、これが俺の祈り、俺の願い・・・。叶えて、インキュベーター!」

妖刀「その願いは・・・えと・・因果律に対する反逆だよ」(まったくわけがわからないよ)



やってみたかっただけ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 00:42:34.19 ID:pqEAtarQ0<> 番外編そのG
新たな旅立ち

勇者の家にて

「兄きー、可愛い義妹が帰って来たぜー・・・あれ、兄きは?」

家の扉が勢いよく開いて活発そうな女の子が入ってくる。

しかしそこに求めていた兄の姿は無い。い
るのはやつれた両親だけだった。

母「あら、妹・・・修行はうまくいったのですか?」

父「何年ぶりだろう・・・お前が世界を守るといって修行に飛び出していったのは。やはり血は繋がってなくとも兄妹か」

妹「なんだ。兄きも修行に出たのか」

母「違・・・違います」

母はその場で泣き崩れてしまった

父がそんな母に代わって説明する
_________________________________________________________________________________________________________________________________

妹「つまり兄きは勇者に選ばれたといって魔王を倒す旅に出たと。ふーん」

母「まさか妹も行ったりしませんよね?」

妹「え・・・?」

実は妹は行くつもりでいた。しかし彼女は気づいてしまった。母がどんなに傷ついているかと

父「行きたいなら行って来るといい」

母「あなたっ!」

父「私は昔あの子を否定した。あの子が魔力を暴走させたとき、私はあの子が傷ついているのを知っていながら叱り、押さえつけようとした。でもそれは間違いだった。だからこそ、妹には自分の信じた道をそのまま突き進んでもらいたい。と思う」

妹「父さん・・・」

父「行くのか?行かないのか?」

妹「私、行きたい。行って、兄きと肩を並べて戦いたい。」

母「分かりました。ならば中途半端は許しません。これをもっていきなさい。思い人のいる方向と歩んだ道のりを示してくれるでしょう。」

そういって母は見たことの無い綺麗な色をした宝石のはめ込まれている指輪を渡してくれた。
私はそれを人差し指につける。

母「思えばあなたは昔から兄の背中ばかり追ってきました。これもまた運命の導きなのかもしれません。精一杯隣で励まし、精一杯肩を並べて戦いなさい」

父「あ、そうだ勇者にあったら伝えて欲しい言葉がある。」

妹「何?」

父「あのときはすまなかったと、それと私たちは元気に暮らしている。お前も世界平和の前に自らの体調の平和も守っとけってな」

母「もう少しまじめな言葉は思いつかないのですか?」

父「ないな。私の性格はよく知っているでしょう?」

母「更正不可能ということはよく知ってます」

妹「ハハハッ行ってくるぜー」

そうさ、これは兄きに続く二人目の勇者の新たなる旅立ちだ


義妹の登場はちょっと早かった気もしますが、実際はただの伏線であって合流はまだ先です。まぁ、まだキャラとか髪型とかどんな攻撃するかとかぜんぜん決めてないんですが、どんなのがいいですかね?
もちろんどのタイミングでどんな登場の仕方をするかは安価しだいです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 01:05:28.37 ID:w0VS6WME0<> 刃の付いた無数の盾を魔翌力で操るなんてどうよ
盾同士をくっつけたり、全部放って猛攻したりとか
攻撃目標を指差して、ウインクしながら攻撃とか最高だろ
やられる方は恐ろしい事他ないだろうけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 01:12:36.23 ID:pqEAtarQ0<> >>246
なにそのチート能力
とりあえず妹が本編登場するまでにレスして出してくれた案から選ぶか自分が思いついたのを出すかですね
そういえば名前も妹でいいかどうかとかも悩みどころだな。それも本編登場までに決めときます



魔女の部屋にて

魔女「一件落着したみたいね」クスクス

どうも、ようやく語りに返り咲いた勇者です。
あの後特に事件はなく色々報告しなければと思い魔女のところまで戻ってきた。

魔女「私の見たところだと皆混沌魔術を秘めて帰ってきてるわ」

妖狐「ほぉ、それはホントかや?」

魔女「えぇ、ただいまのところそれに気づいて完全に使えているのは魔法使いだけね。盗賊が、ちょっと危険ね。その右腕」

メサイアモードのことかな

盗賊「でもあんまり修行にはなってなかったと思うぜ」

魔女「そうかしら?あなたは内面的に結構成長してるわよ。エリザベートもだけどね」クスクス

魔法使い「まぁ命を狙われる心配も無くなってよかったんじゃないかい?」

あのあとエリザベートは商人と合流した。商人は大泣きしながらエリザベートを抱きしめて「エリザベート、たとえお前が全世界から狙われようとパパがいる限り手出しは絶対にさせませんからね」と言ったそうだ。盗賊は許すどころか大いに感謝されてむしろありがた迷惑のレベルだったとか
その後あの二人と用心棒二人は行商の旅に出た。
「魔法使い!エリザベートちゃんは絶対に諦めないからね。それまで盗賊をしっかり守っておいてよ。」
と言い残し、満面の笑顔で消えて行ったそうだ。
ちなみに盗賊は次に会えるのをすごい楽しみにしてると言って魔法使いにツネられたりしていた。

魔女「よくよく考えれば、あなたたち混沌世界にはアクシデントでいったんだし、今度は修行として行ってみる?」クスクス

一同「遠慮しておきます」

魔女「クスクス、冗談よ。ところであなたたち、もう行くの?」

まだ話したい事や聞きたいことがあるか
>>249 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 01:16:14.84 ID:pqEAtarQ0<> すいません寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 01:18:55.88 ID:Z4wLCdvm0<> 髪型はツインテールが良いな
武器はこの際、先込め式の短銃なんて良いと思う
弾丸に魔翌力をこめて撃ちだすことにより色々な効果が出るというのも面白い
キャラは>>245を見る限り活発でおませなお兄ちゃん子ってところかな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/28(土) 01:18:56.17 ID:5jIvk5MAO<> 魔王の裏に居る存在 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 01:21:30.82 ID:Z4wLCdvm0<> おっと、失敬踏んでしまった
安価下でお願いします <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/28(土) 01:52:00.45 ID:OJTHhT6p0<> 一緒に来るかどうかを聞いてみる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 11:32:18.25 ID:pqEAtarQ0<> >>249
自分もツインテ考えてました。同じ考えしてくれた人がいるので髪型はツインテで決定にします。(ヨッシャー)
キャラも今のところはやんちゃなお兄ちゃんっ子で考えてます

勇者「いや・・・なぁ、お前も一緒に旅してくれないか?」

魔女「私かしら?」

勇者「あぁ、頼みたい」

魔女「残念だけど断るわ。私は旅の魔女じゃないもの。」

勇者「そうか。ならいいや、ありがと」

魔女「悪いわね。それに、私は生涯で唯一愛したあの人の眠るこの場所を離れる気は無いの、その代わり戦士を連れて行ってもいいわよ」

一同「えー」

戦士「不満か!どこかでい」

魔女「ギャグ補正という最強の自然回復術を心得ているから殺しても死なない最強の兵士よ」クスクス

皆(あながち間違ってないような気がしてきた)

勇者「それじゃ、俺たちは行くよ。戦士ついてこようとすんな」

戦士「冷たいこと言うんじゃないうお」

魔女「・・・一つ言い忘れていたことがあるわ」

勇者「え?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 11:51:19.58 ID:w0VS6WME0<> 安価>>250じゃないのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/28(土) 11:59:52.16 ID:wYMbluhAO<> >>254
>>251 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 12:03:18.63 ID:w0VS6WME0<> >>249の下は>>250だろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 12:13:55.10 ID:Z4wLCdvm0<> いや、自分も>>249の安価下でという意味で書いたんですが
私が踏んでしまったせいで場を混乱させてしまい誠に申し訳ない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/28(土) 12:33:30.41 ID:Qn2myZXAO<> ツインテガンナーか…ベタ過ぎね?

という事でショートでクロケット帽とオールドゴーグル装着のアルケミストでパワードスーツ装備を提案。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/28(土) 12:34:17.48 ID:Qn2myZXAO<> おうふ決まってたか失礼 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 13:17:18.84 ID:pqEAtarQ0<> すまん、>>251の下に>>252があったから迷った挙句つい

>>259
装備と武器はまだ決めかねてますので


魔女「ついでだからこの水晶で何か見てあげようかしら。」

勇者「なら、魔王の裏にいる存在を見てくれないか?」

魔女「・・・・・・・・・・・・ふぅ、無理ね。裏で強い意志を持って行動している何者かはいるけど、この世界じゃないところにいるのか、水晶には映らないわ」

勇者「そうか・・・やはり魔王の裏に何者かがいるって分かっただけでも進んだぜ」

魔女「私はこれ以上力になれないけど、一人だけ力になれる子を知っているわ。」

妖刀「どうせなら、あたしの性能を上げてほしいんだにぇ」

魔女「それは無理よ。あなたはすでに完成だもの」クスクス

勇者「で、力になれるやつっていうのは?」

魔女「私の知り合いの旅の魔女よ。ちゃんと連絡は取っておくわ。」

魔法使い「魔女って何人もいるのかい?」

魔女「何人も、と言うより何人か、ね」

勇者「で、どこにいるんだ?その魔女ってのは」

魔女「分からないわ。」

盗賊「え?分からない?」

魔女「旅の魔女って言ったわよね?今もまだ移動し続けているのよあの子。この広大な世界を自らの足で全て見て回りたいらしいわよ。魔女は総じて物好きね」

勇者「じゃあ運よく出会うまで待てと?」

魔女「そういうことよ。彼女は契約と獣の魔女、機嫌が悪かったらかなりの契約金取られるけど、かなり強い力を授けてくれるはずよ」

勇者「金?」

魔女「実際は金じゃないわ、何でも取るわよ。運が悪かったら大切な人の命とか記憶とか取られる可能性もあるわね。あの子気まぐれだから」クスクス

勇者「」ゴクン

魔女「あの子は常に体のどこかが動物の一部になっているのが特徴よ。」

勇者「動物の一部?」

魔女「そこの子みたいに耳やしっぽがついていたり、羽がついていたり、腕や足が動物になっていたりと気まぐれよ。馬の顔で驚かされたときもあったわね」クスクス

外見は混沌の魔女より混沌としていそうだな・・
驚いた魔女を見てみたいと思ったのは一瞬の気の迷いだろう。うん

魔女「と、私から伝えることはそれだけね。あなたたちが敵を履き違えないように願っているわ」クスクス

魔女は何を言いたかったのだろうか、それを問う前に俺たちは町から離れた場所に強制的に瞬間移動させられていた。

勇者「なんか・・・混沌とした一日だったぜ。」ドヤァ

妖狐「うまいこと言ったつもりかや!」ドガッ

勇者「あべしっ!」

感想述べたら殴られた。これは酷い

魔法使い「さぁ行くよ。もう少し東に行くと武器やら防具やらの冒険者に必須な物の名産地として知られている町があるらしいからね。」スタスタ

勇者「おい!?勝手に仕切るな」

次の町までどんな道(フィールド)が続いているか
(例えば草原とか、海辺とか)
>>262 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 13:26:26.01 ID:w0VS6WME0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 13:26:28.88 ID:Z4wLCdvm0<> 大砂漠

自分が不明瞭な指定をしてしまったせいでこんなことになり申し訳ない
他スレではそれが慣例なのでついついここも同じと考えてしまいました <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 13:26:31.52 ID:w0VS6WME0<> 砂漠 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/28(土) 13:27:24.67 ID:5jIvk5MAO<> 純白の砂漠 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 15:45:48.63 ID:pqEAtarQ0<> というわけで次の町へ行くところなのだが、

勇者「なんで大砂漠なんだ!」

それはどこを見渡しても真っ白でただっ広い大砂漠

魔法使い「こればっかりはしょうがないねぇ。避けて言ったら10倍ぐらい時間がかかっちまうさ」

盗賊「だとよ。暑いけど仕方がねえだろ」

いくら冬って言ったって太陽を遮る物が何も無いからな、地面からの放射熱も手伝ってかなり暑い

勇者「暑いのは大嫌いだ」

リリィ「・・・同じく」

妖狐「しょうがないのぉ、じゃあわっちが幻術で涼しいと思い込ませてやろうかや?」

勇者「おぉ、そんなことできるのか」

妖狐「ただ、思い込ませるだけじゃからな、暑くないからと水分補給は忘れるなや」

妖狐のしっぽがざわめく、あぁ、少し涼しくなってきた

妖狐「幻術で脳の暑さ寒さを感じるところに働きかけたんじゃ。」

勇者「寒いいいぃいぃいいいぃいぃい」ガクガクブルブル

妖狐「しまった。勇者のみ調整間違えたのぉ」

勇者「違う!わざとだ」

妖狐「かみまみた☆」

勇者「何の関係も無いだろ!」

妖狐「主などもう知らぬ」プイッ

勇者「え、何故拗ねられているの?」

妖刀「ネタには付き合うものだにー」

魔法使い「せっかくのネタを無視されるのは、悲しいものだねぇ」

勇者「え、俺のせいなの?」

戦士「うっきゃっきゃ、勇者のせいだな」

一同(やっぱ戦士ウゼェ)

勇者「いいかげんどっか行けー、突風呪文!」

勇者は突風呪文を唱えて戦士を吹き飛ばそうとした。
戦士は>>267 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 15:53:33.25 ID:w0VS6WME0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 15:53:59.85 ID:w0VS6WME0<> ぬいぐるみ形態になって敢えて飛ばされて砂漠を越えてしまった。アンラッキー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 16:12:32.71 ID:pqEAtarQ0<> 戦士はいきなりぬいぐるみの姿になった

戦士「これなら砂漠を越えたところまで飛んでいけるじょー」

ビュオオオォオォオオオ

戦士「じょーーーーーーーーー」ヒューン

そして見事戦士は砂漠を越えてしまった。

妖狐「ナイスかっ飛ばしじゃ、砂漠を越えたの」

勇者「ちくしょう、あいつにいい思いをさせちまったよ。アンラッキー」

盗賊「ウザいのいなくなったし俺はこれで良いと思うがな」

妖刀「誰一人としてあれのことを仲間と思ってないにぇ・・・」

勇者「当たり前でしょ」

盗賊「当たり前でしょ」

魔法使い「当たり前でしょ」

リリィ「・・・当たり前」

妖狐「当たり前じゃな」

妖刀「・・・これは酷いにぃ」

勇者「おい、あれ!」

勇者がいきなり前方を指差す。

妖狐(・・・ただの蜃気楼じゃろうが、面白いから黙って置いてみようかや)

何が見えたか
>>271


魔女「先代魔王のやつ、面白いことしてるじゃない」クスクス

勇者たちを追い出した後のことである
魔女は自らの部屋で薄気味悪く表情を歪めて笑っていた。
勇者たちがあの時魔王の影にいるものを見てくれと言って見てみたが、本当は見えていなくても知っていたのだ。
教えなかった理由はもちろん「おもしろそうだから」

魔女「前はよかったわ。魔物と人間が争い、混沌に満ちた世界だった。安息も平和も無い。怨嗟と混乱の時代、あぁ懐かしいわねぇ」クスクス

魔女「でもあれじゃだめ、魔物が一方的に人間を飼いならそうとしても完全な混沌には程遠いじゃない」

魔女「そおぉおだ、わたしも少し手を加えさせてもらおうかしら」

魔女「私は混沌の魔女、善にも悪にも染まらず、この世界を混沌に落とすためだけにいる。」

魔女「さぁ、始動しなさい、混沌の種、世界を染め上げ、飲み込みなさい。」

魔女「アーハッハッハッハ」

ぐにゃり

魔女の笑い声とともに世界が一瞬歪む

「あららあ、あいつ、ついに始めちゃったのねぇ。やっぱり混沌の性分は直んないのかしらぁ。」
「これは、あたしも動くしかないわねぇ」

それに気づいたのはもう一人の魔女だけだった。


某所、先代魔王と魔導師

魔導師「む、一瞬魔方陣の術式が揺らいだような気がしましたが・・・」

先代魔王「・・・気のせいだろう。」

魔導師「そうですね。この結界には何者をも入ることなどできませんものね」

事実、その魔方陣は"見た目上"何の変化も無いのだから <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/28(土) 16:16:10.21 ID:Qn2myZXAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 16:16:19.50 ID:w0VS6WME0<> 遥か彼方から近付いてくる見渡す限りの大軍 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/01/28(土) 16:17:10.99 ID:Qn2myZXAO<> 色とりどりな灯籠が輝く歓楽街 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 21:11:37.43 ID:pqEAtarQ0<> 色とりどりな灯籠が輝く歓楽街が見えた

勇者「かなりにぎやかそうな町だな!楽しそうだぜ。」

盗賊「賭場は!?賭場はあるのか?」イヤッホオオ

魔法使い「お金はあたいが管理するからね・・・」ハァ

勇者&盗賊「早く行ってみようぜええええええ」ダダダダダダダダダダダダダダダダダ

勇者と盗賊は走っていってしまった。

妖狐「あーあ、あれ蜃気楼なんじゃがのー」(棒読み)

リリィ「馬鹿っぽい・・・」

勇者「うおおおぉぉぉおおぉお、ぜんぜん近づかない!」

盗賊「走っても走っても、いつつくんだああぁああぁ」

バタ
走って数分、勇者たちは倒れた。

妖狐「なぁに、寝っ転がっているんじゃ・・・」

勇者「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・」

盗賊「ぜぇ・・ぜぇ・・ぜぇ・・・」

魔法使い「そりゃあこんな暑いとこで走ったらそうなるねぇ。ホラ、水だよ」

リリィ「やっぱり・・・バカ」

妖狐「クックック、面白いの、主ら」

妖刀「右に同じくだにぇ、ニッシッシ」

勇者「>>274」

盗賊「>>276」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 21:13:18.95 ID:w0VS6WME0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 21:13:41.85 ID:w0VS6WME0<> 全部だ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 21:13:57.05 ID:Z4wLCdvm0<> た、確かに今そこに桃源郷が… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 21:14:22.02 ID:w0VS6WME0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/28(土) 21:14:26.62 ID:5jIvk5MAO<> ちょっと待て。アレはなんだ。…………遺跡? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 21:35:26.57 ID:pqEAtarQ0<> 勇者「全部だ!」ゴキュゴキュ

盗賊「ちょっと待て。アレはなんだ。…………遺跡?」

盗賊「って、全部飲んでんじゃねえぞ!てんめぇ、俺の分はどうした!!」

勇者「ふっかーつ!」

盗賊「このやろー、マテー!!!」

勇者「元気じゃねーか」

勇者と盗賊が追いかけっこをやってバカやっている間妖狐たちはその遺跡を見ていた

>>281 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 21:38:54.90 ID:pqEAtarQ0<> >>278
安価は遺跡の外見で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/28(土) 21:44:38.70 ID:uFkvBundo<> ほいksksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 21:44:43.07 ID:Z4wLCdvm0<> 黄金色に輝き、所々宝石でカラフルに彩られた大ピラミッド <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 22:23:13.57 ID:pqEAtarQ0<> 妖狐「ふむ・・なんと言うか煌びやかなピラミッドじゃな。」

魔法使い「何かケバケバしいねぇ」

リリィ「綺麗・・・」

それは全体が黄金に輝いている天にも届くであろう巨大なピラミッドだった。
大きな入り口が開いていて宝石で縁取られていた。
しかしそんな外見とは裏腹に入り口からは禍々しい雰囲気が流れていた。
それなのに不思議と入りたい誘惑に駆られる

まるで禍々しい怖気が自分たちを闇の世界へと引きずり込もうと誘って(いざなって)いるようだった

妖狐「・・・・・勇者、これはどう思うかや?」

勇者「はーはっは、テメーなんかに捕まるかよ!」タッタッタ

盗賊「待ちやがれとっ捕まえてやる!」タッタッタッタッタッタ

リリィ「・・・聞こえてない」

妖狐「お主ら!わっちを無視するのかや!?」

勇者&盗賊「な、何でしょうか!?」ビクッ

妖狐「>>285」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/28(土) 22:29:59.65 ID:OJTHhT6p0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/28(土) 22:33:34.08 ID:Qn2myZXAO<> ちょっと中に行ってこい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/01/28(土) 22:33:35.43 ID:uFkvBundo<> 魔法使いが角出して睨んでおるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 22:59:27.35 ID:pqEAtarQ0<> 妖狐「魔法使いが角出して睨んでおるぞ」

魔法使い「いつまでも遊んでんじゃないよ」ゴゴゴゴゴ

勇者「ハヒィ!?ま、魔法使いが鬼になっている。隠喩でも暗喩でもなく鬼になっている」

盗賊「いや、水を全部飲んだ勇者が悪いし、ってか何故にいきなり変身!?」

魔法使い「ふんっ、あんたらここをどう思う?」

盗賊「・・・金の匂いがするぜ」

妖狐「見れば分かるわい」

勇者「入らないほうがいい。禍々しい、嫌な予感がするな」

盗賊「えー、俺には宝石の予感がするぜ」

勇者「俺の嫌な予感は絶対当たるんだ。やめたほうがいいって、それに次の町でかなりいい装備が帰るんだろ?少なくともその後がいい」

リリィ「どうするの・・・?」

>>289 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 23:10:59.28 ID:w0VS6WME0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/28(土) 23:14:47.32 ID:5jIvk5MAO<> 町で装備を整えてから突入 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 23:15:06.09 ID:w0VS6WME0<> まずは町を目指す <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 23:34:39.87 ID:pqEAtarQ0<> 妖狐「確かに・・・勇者が言うならやめたほうがいい気がするの・・・まずは町を目指すかや。」

魔法使い「実際もうすぐ砂漠を抜けるよ。この地図どおりだと・・・ねぇ」

盗賊「金、宝石、その他財宝はどうすんだよ!?」

勇者「世界を平和にしてからだ。」

盗賊「ちくしょおおおお」

魔法使い「どうしたんだい?・・・あんたそこまで財宝に目無かったかい?」

盗賊「何か吸い込まれるように興味が沸くんだよ。欲しくなるんだよ」

勇者「うるさい・・・行くぞぉ」

盗賊「くっそおおおお」


ピラミッドの脇に一体のスフィンクスがいた。
ハゲタカの翼とハイエナの胴体、鋭くとがったかぎ爪を持つスフィンクス
しかし何より異様なのは人間の顔が乗っているはずの場所に何も無いのっぺらぼうの顔がたたずんでいるということだ

その無貌のスフィンクスは最初は真正面を向いていたのにもかかわらず
勇者たちがピラミッドに背を向けた後、勇者たちが見えなくなるまでずっと勇者たちのほうを凝視していたのであった。


町につくまでに何かあるか
>>293 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/28(土) 23:35:13.05 ID:pqEAtarQ0<> 寝ます。おやすみなさい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 23:56:36.52 ID:/xZ479CI0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/28(土) 23:56:45.20 ID:5jIvk5MAO<> 若く、2割ほどの人が美少女と見間違えるレベルの女顔の、刀を携えた洋装の男と。
巨大な盾を持った他に取り分けて特徴のない男。
黒髪ロングのかなりツッコミセンスが冴える賢者風の美少女。
銀髪の複数の銃を担いだ男勝り気味な口調のツンデレ美少女。
のすんごい和気あいあいとしたパーティーと出会う。ちなみに全員同年代くらい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 23:56:45.70 ID:Z4wLCdvm0<> 巨大アリジゴクに勇者が足を取られ呑み込まれる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/28(土) 23:57:07.09 ID:w0VS6WME0<> 勇者一行は何事も無く歩を進める
だが、遠くにいる魔王姉(幼少期に家出した)と黒騎士(数年前位に拾われた)に目撃される
魔王姉は典型的王族口調で巨乳。黒騎士は顔を隠しているうえに喋らない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/29(日) 00:21:27.45 ID:VUEzgiyAO<> 砂しかないよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 08:15:20.54 ID:lRkArsin0<> シチュエーションに迷ってます。長らくお待ちください <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/01/29(日) 11:55:50.77 ID:bDE//KgAO<> 対象安価にしとくべきだが悩んだらコンマででも決めたら? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 12:14:24.03 ID:j5ha//+I0<> 町で出会ったんならまだしも砂漠のど真ん中だからなあ
出会うとなると難しいよな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/29(日) 14:02:40.07 ID:lRkArsin0<> 刀の少年「ねぇねぇ、あの町行ったらなにする?なにする?」

盾の男「俺は何でもいい」

黒髪の少女「あなたはそんな無愛想だからさえないのよ。もっと個性を持ちなさいな」

銀髪の少女「あたしはショッピングがしたいぞ。」

刀の少年「ボクは久しぶりに思いっきり遊びたいなー、なんかあるかな?」

黒髪の少女「言っておくけど遊園地は無いわよ。」

刀の少年「えー」

銀髪の少女「当たり前だろ。遊園地なんてどこもとっくに魔物に占拠されてるし」

刀の少年「そ、そんな・・・」

黒髪の少女「ウソ教えないでよ!遊園地占拠するってどんな魔物よ」

銀髪の少女「遊園地で無邪気に遊ぶ魔物が目に浮かんだぞ。」

刀の少年「う、ボクも見えてきた。」

黒髪の少女「洗脳されちゃダメだって!」

盾の男「すごい姦しい・・・ってかうるさい」




一方勇者たち
勇者「む、美少女の声と臭いがする。センサーが反応する」

勇者の鼻と耳がピクピク動いている。

リリィ「また出た・・・」

勇者「待ってろ俺の出会い!!!」

勇者は走っていってしまった。

妖狐「・・・後で女勇者に報告じゃな」

盗賊「異議なし」

>>303



結局無理やりにした。すまん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/29(日) 14:15:02.90 ID:KyEc8SLAO<> KSK <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 14:15:41.82 ID:j5ha//+I0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 14:15:51.38 ID:tx8LfDlS0<> 巨大アリジゴクに勇者が足を取られ呑み込まれる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/29(日) 15:13:18.14 ID:lRkArsin0<> 勇者「マイスイートハニーズ!!今行くぜええぇぇええぇ」

どうやら勇者は最近活躍が少なかったせいもあってただいま暴走中のようです。

勇者「うおっ!」

勇者の踏んだところが陥没した。
体は砂とともに徐々に中央へ寄せられる。

勇者「ヒトジゴク(アリ地獄型魔物)か!」

>>307 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 15:17:57.61 ID:j5ha//+I0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 15:27:44.37 ID:j5ha//+I0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 15:28:13.59 ID:j5ha//+I0<> 遺跡の地下まで続く地下空洞に引き摺り込まれた
空洞内はデッドライジング状態 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/29(日) 16:19:22.53 ID:lRkArsin0<> 勇者「くそっ、放せ!」
こいつの怖いところは足を引っ張ってくるところだがその腕は魔力のこめられた砂で形成されており、切ても切れない点だ。

ヒトジゴク「君は勇者なんだろう?勇者様に助けてもらいたいことがあるのさ。」

勇者「バカ言え、勇者に頼る魔物がいるか!油断させる気だろっ・・そうは・・いかねえぞ グッ」

どこまでも引っ張られ流される

ヒトジゴク「せめて抜け出してから強がったらどうだ?我々は平和に暮らしたいだけだ。穏健派なんだが、あれらのせいで大変な目にあっているんだ」

勇者「・・・グッ、この先には何があるんだ?」

ヒトジゴク「その目で確かめるがいい。ここは、地獄だ」

勇者「お、おい」
ドサッ
勇者「うわっ!・・・テテテ、これは!?」

ゾンビが大量に徘徊していた。見た目的には何かの遺跡のようだ。

勇者「まさかあのピラミッドの・・・ってか普通はミイラじゃないのか?」

勇者「まだ気づかれていないようだな。知能が無いと助かるぜ。」

>>311

勇者が遺跡の地下に落ちたとき、ピラミッド前にいた無貌のスフィンクスは"無い顔"を歪ませて笑っていた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/29(日) 16:27:46.47 ID:KyEc8SLAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/01/29(日) 16:36:30.41 ID:VUEzgiyAO<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 16:36:32.61 ID:tx8LfDlS0<> 勇者の御希望にお応えしてミイラが大量に襲い掛かってくる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/01/29(日) 16:37:34.11 ID:KyEc8SLAO<> 引きづりこまれる様子をたまたま目撃し、助けようと駆け付けたパーティーのうち銀髪の少女が勇者の真上から落下してくる。
その音にゾンビが反応し襲いかかってくるが、銀髪の少女が銃を使い冷静に撃退する。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/29(日) 17:07:47.62 ID:lRkArsin0<> ミイラ「・・・・・・・・・」

無言のミイラが大量に通路の置くから現れた。

この大きな部屋はミイラとゾンビであふれた

勇者「言ったけどさ、ミイラだって言ったけど出て来いなんて言ってねえよ」

ヒトジゴク「言ったも言ってないも出てきたもんはしょうがないだろ。ほれ、手を貸せ」

ヒトジゴクが俺が落ちてきた穴から姿を現した。それは全体が砂で出来たアリ地獄のような姿をしていた。

勇者「手を貸せって言ったって、くそ、リバーディウス!」

妖刀「うにー、寝ていたってのになんだにぃ。うにぃ、むにむに」

勇者「寝るな!鞘から離れろ!」

ヒトジゴク「何を遊んでいるんだが、来るぞ。・・・人間と共闘なんて何年ぶりだろうな」

勇者「お前が勝手に巻き込んだんだろが、せめて人の姿になれ、条件反射で切っちまいそうだ」

ヒトジゴク「こうか?」

ヒトジゴクは体を人の形にした。
屈強な体の男だった。

ヒトジゴク「では行くぞ」

ヒトジゴクはそう言いながら近くにいたミイラを殴りつけた。
圧縮させて固めた砂ってのは岩となんも変わらない。そのミイラは頭をひしゃげて倒れた。

勇者「くそっ、戦うしか選択肢はねえのかよ。逃げるはどうしたし」

ヒトジゴク「そんな選択肢があるなら我もそれをやっているわ」

>>316 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 17:20:17.04 ID:j5ha//+I0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 17:21:06.32 ID:j5ha//+I0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 17:21:09.21 ID:tx8LfDlS0<> 当分勇者の方は戦闘ばかりで進展無さそうなので残された妖狐達の方に視点変更 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 17:21:55.03 ID:j5ha//+I0<> 勇者が空気だな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/29(日) 17:24:26.28 ID:lRkArsin0<> そのころ
魔王城にて

部下「魔王様、お会いしたいという子がいますが」

自分の部屋でマンg・・勉強をしていたら部下がそんなことを言って入ってきた。

魔王「ん〜?入れていいよ」

部下「いいのですか?魔王様の命を狙う派閥という可能性は?」

魔王「たった一人なら大丈夫でしょ。部下もいることだし、ボクと部下なら大抵の魔物には負けないもん」

部下「ふふっ、そうかもしれませんね。では入れますよ」

魔物「って言うか全部聞こえていた私はどんな顔をしたらいいのだ・・・」

魔王「じゃあ ひょっとこ のような顔で」

魔物「・・・それはギャグで言っているのか?」

魔王「いや、まじめに」

部下「魔王様、いちいちからかうのはやめてくださいと・・・」

魔物「では、入らせてもらうぞ。ひょっとこの顔はしないがな」

がちゃ

魔王「してるじゃ・・・してなかった。落胆だよ!してよ。ツッコミ損ねたじゃないか!プンプン」

魔物「そう言われても・・・私に非はないぞ。」

魔王「ムゥ・・で、どうしたの?君あの洋館で味方していた魔物だよね?」

魔物「・・・勇者の居場所を吐いてもらおう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/29(日) 18:06:21.33 ID:lRkArsin0<> 妖狐「ここらへんで勇者が消えたのかや」

わっちたちは勇者が消えて場所に立ってみたが何も起こらず、どうしたものかと考えていたところじゃ。

盗賊「掘ってみるか?」スコップ

魔法使い「このサラッさらな砂だと掘っても無意味だろうねぇ」

リリィ「・・・勇者・・」

リリィは胸の前で手を組んで祈るように勇者の身を案じていた。

妖狐「・・・どうすればいいかや」


「あのー」

妖狐「む?なんじゃお主?」

「い、いや、あの・・その・・」モジモジ

わっちに話しかけてきたのは洋装を見にまとい、刀を持っている中性的な顔立ちの気弱そうな少年じゃった。
元々人見知りなのかそれともわっちの美しさに戸惑っておるのかの

少年「え、えーと何か困ってる・・・でしょうか?」

妖狐「あー、連れがこの砂の中に吸い込まれての。助け出したいのじゃが、少し困っておるのじゃ」

盗賊「というわけなんだがな・・・」

バッ

少年「うぅ・・・」

その少年は後ろにいた黒い長髪のお姉さんの陰に隠れてしまった。

盗賊「俺そんなに顔怖いのか?」

また泣きそうになっておるな。

リリィ「怖い・・・」ボソッ

盗賊「ガーン」ズーン

盗賊が膝を抱えてうずくまってしまった

魔法使い「よしよし、アタイがついているからね」

魔法使いが"笑いながら"盗賊の頭を撫でている。

少年「あ、あの>>322」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 18:07:30.18 ID:tx8LfDlS0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 18:10:43.85 ID:tx8LfDlS0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 18:14:19.18 ID:RHOHk9tDO<> そこの耳としっぽが生えてる人は魔物ですか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/29(日) 20:11:02.97 ID:lRkArsin0<> 少年「あ、あの・・・えーと、あの、そこの耳としっぽが生えてる人は魔物・・・なのですか?」

少し意外な質問じゃったが、ある意味想定内じゃな

妖狐「くっくっく、主にはどう見えるかや?」

少年「えっと、えっと・・・いい・・人?」

その質問に他の仲間も答えてくる

男「俺には魔物に見える」

黒髪少女「あなたは外見以外で人を判断しないのよ。」

銀髪少女「その通りだな。あたしにはもっと神聖な存在に見えるぞ」

妖狐「神聖は言いすぎじゃ。照れるじゃろうが」テレテレ

盗賊(わざとらしいな、おい)

妖狐「あぁん?」

盗賊「ビクッ!」

少年の仲間は、巨大な盾を背負っているどこも普通な男、わっちには及ばぬが綺麗な長い黒髪の僧侶風な少女、それと銀髪の沢山の銃を背負った少女
その中の黒髪の少女が仲間を代表して挨拶する

黒髪少女「私は僧侶よ。よろしくね、この二人とは幼馴染で当てもなくふらふらと冒険している冒険者よ」

銀髪少女「あ、あたしは銃士だ。とりあえず人助けをしたいと思っている。」

少年「ぼ、ボクは刀使い・・だよ。人助けの旅を・・・してる」

男「おい僧侶・・・俺は防御兵だ。このメンバーは防御が苦手とかで雇われたいわゆる雇われ兵だ。」

妖狐「よろしくじゃ、わっちは妖狐」

自己紹介中
____________________________________________________________________________________________________________
少年「で、え・・と、こっから砂の中に引きずり込まれた・・?」

妖狐「そうなんじゃよ。困ったもんじゃ」

@少年たちが再び穴を開けてくれる。
Aどこに繋がっているかが分かり、ピラミッドの正面から入る
Bその他(同レスで何か)

>>326 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/29(日) 20:14:10.00 ID:b9mzuJxU0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/29(日) 20:19:09.23 ID:b9mzuJxU0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 20:19:17.69 ID:tx8LfDlS0<> Aどこに繋がっているかが分かり、ピラミッドの正面から入る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/29(日) 21:23:10.25 ID:lRkArsin0<> 刀使い「え・・と、ボクに任せてもらっても・・・いいかな」

妖狐「ほう、何をやるんじゃ?」ワクワク

盗賊「こんなときにワクワクすんなよ。」

黒髪の僧侶「驚くわよ。この子の能力」

銃士「あたしも初めて見たときは驚いたもんだ。ホントすごい能力だ」

刀使い「じゃあ・・・えと・・いき、ますね」

-ボクと同じくこの星にて生まれし友人たちよ-

刀使いは太陽の日で暑く熱せられたであろう地面に手をやり、その思わず見惚れてしまいそうな優しげな顔で本当に愛しい者にささやくように"詠唱"する
その流れる唱(うた)は大地に共鳴し砂をふるわせる

-その素晴らしい生涯の記憶をボクに少しだけ垣間見しておくれ-

その詠唱が終わるとふっと意識が飛んだように目を閉じ、そのまま大の字に背中から倒れこんでしまった。

盗賊「お、おい大丈夫か?」

盗賊が急いで駆け寄ろうとするが魔法使いに止められた

魔法使い「あんたが行ったらまた気絶し返すよ」

盗賊「うわぁ、酷いやぁ」ポロポロ

妖狐「泣くでない。みっともない」

盗賊「くそぉ、くそぉ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/29(日) 22:29:54.93 ID:lRkArsin0<> 銃士「大丈夫か?」

数秒後刀使いが目を覚ますと同時に銃士が駆け寄る

刀使い「うん。ありがとね。」ニコッ

銃士「な、仲間として当たり前のことだろ」カアァ

僧侶「倒れるのも大丈夫なのもいつものことでしょ。毎回露骨よ」

刀使い「露骨って何が?」キョトン

銃士「あ、あれ、ああ、な、なんでもいいだろ、で、何が分かったんだよ」

銃士が慌てたようにまくし立てる。

妖狐「これはまた分かりやすいやつじゃのう」クッフフ

魔法使い「面白そうなこだねぇ」ニッシシ

盗賊「S心を刺激してんのは分かるが、やめろよ。からかうなよ。」

刀使い「あ・・あの、この砂漠のどこかにある・・・ピラミッド・・・の・・中に・・・流されて行ったらしいです」オドオド

妖狐「うむ、ご苦労じゃった。あとでご褒美をやろう」ヨウコ ノ ユウワク

妖狐は妖艶な目つきで見つめた

刀使い「え、えと・・・えと・・」カアァ

銃士「こらこらこら!なに言ってんの!!!」

妖狐「む?何の話じゃ?わっちはただお金を少しお礼としてやろうとしただけじゃがの」ニヤニヤ

銃士「あ、アハハハハハ、なんだそんなことかアハハハハ」

妖狐(おもしろいのぉ)ニヤニヤ

盗賊「だからやめろって・・・」

魔法使い「ならそのピラミッドの中に行ってみようじゃないかい」

刀使い「>>331」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 22:30:53.18 ID:j5ha//+I0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 22:31:23.87 ID:j5ha//+I0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 22:31:26.25 ID:tx8LfDlS0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 22:31:29.38 ID:j5ha//+I0<> ピラミッド……?あの浮翌遊要塞の事? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 22:32:13.64 ID:tx8LfDlS0<> 地下にいるのに飛んだら駄目だろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 22:33:17.20 ID:j5ha//+I0<> 正八面体の浮翌遊要塞が埋まってるって事でヨロシク <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 22:34:45.45 ID:tx8LfDlS0<> なるほど、刀使いはそこまで分かるのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/29(日) 22:58:44.00 ID:lRkArsin0<> 刀使い「ピラミッド……?あの浮遊要塞の事?」

妖狐「疑問形になっておるがさっきお主しピラミッドと自分で言っておったじゃないかや」

刀使い「ひぅ、ご、ご、ご、ごめんなさい。え、えとえと」

僧侶「ごめんなさいね。この子人見知りの上テンパると色々喋り間違えちゃうのよ。」

魔法使い「で、浮遊要塞とはどういうことなんだい?」

盗賊「」自主規制中
リリィ「」ポンポン

リリィは盗賊にとっくに慣れていたらしく魔法使いに代わりうずくまっている盗賊を励ましている

刀使い「え・・・と、あの要塞は人が作ったものでは・・・ない・・・と思います。」

銃士「え、魔物が作ったとか?」

刀使い「そこまでは、砂たちは記憶していなかったよ。」

どうやら仲間に対してはテンパらないようだ。

刀使い「今は"まだ"飛ばないけど元々は空中に浮いていたって、それが落ちてきたらしい。でもその時代にあんなものを作る技術人間は持っていなかったって」

妖狐「で、その中に勇者がいるのじゃな?今は飛んでないなら尚、都合がよい。」

そうこう言っている間にも無貌のスフィンクスの守るピラミッドの前に到着する。

妖狐「さて、着いたの。泣きべそかいて待っておれよ勇者」クフフ

盗賊「期待してやるな」

>>339 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 23:03:59.56 ID:3RJ/nnPS0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 23:05:05.68 ID:3RJ/nnPS0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/29(日) 23:05:11.64 ID:KyEc8SLAO<> 意外と戦闘能力が高かった刀使いが強固な扉を刀で瞬時に粉々に切り刻む <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 23:05:12.94 ID:j5ha//+I0<> 意気込んだ所で勇者とヒトジゴクに視点変更
ゾンビやミイラだらけの空間(侵略用の兵隊倉庫)から、鍵つきの扉から妖刀(鍵)を使って脱出
その先には遥か下まで続く階段
その周囲には、地上のソレよりも三回り程大きくて天井から突き出している逆さのピラミッドを中心とした地下帝国が広がっていた
そこには、労役と引き換えに命を得ている半死人達が作業の様に生活している
端っこには、寿命を得られなかった人間や、体質が合わずにゾンビ化した人の成れの果てが山積みにされている <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/29(日) 23:26:06.68 ID:lRkArsin0<> すいません今日は寝ます

ちなみにもうこの遺跡編の秘密の回答や黒幕なんかはもう決めちゃいました(ま、ぶっちゃけ黒幕のほうは安価で変更になる可能性もありますが)
どうぞ長くなりますがこれからもお楽しみください。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 23:27:25.13 ID:tx8LfDlS0<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/29(日) 23:27:53.30 ID:KyEc8SLAO<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/29(日) 23:29:01.06 ID:j5ha//+I0<> 乙

俺も黒幕は決めていたからちょっと複雑 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/01/30(月) 00:44:15.04 ID:1T1R2AHAO<> うめ <> !ninja<>sage<>2012/01/30(月) 12:38:53.19 ID:+cNjYlgKo<> うほ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/30(月) 19:38:04.67 ID:sBB1h8sN0<> >>334
すみません。実はピラミッド(遺跡)が出てきた時点で構想があったんです。
そんで持って無貌のスフィンクスを出した時点で、自分の中で決定してました。少なくとも黒幕が何をしようとしているかは変えるつもりはないです。
まぁ、マイナーなオカルトか怪奇小説に造詣のある方なら「無貌のスフィンクス(無貌の神)」っていうだけで半分くらい分かってしまうほどのネタバレになってしまいますがねw


.
ピラミッド前のには無貌のスフィンクスの像と二重で守っているかのように強固な扉が重々しく聳え(そびえ)立っていた

リリィ「魔力防御壁・・・気をつけて」

リリィが忠告する。この扉には魔力でコーティングされているらしい。

刀使い「そうだね。うん、ちょっと下がって・・・」

刀使いがそのやけに長い刀を構える。

刀使い「たぁ!」ズバァ!!

刀使い「えっ?」ガラガラガラ

リリィ「どういう・・・こと?」

扉が容易く崩れ落ちるが、刀使いとリリィは疑問の声を上げる。
皆は何に対して二人が疑問を抱いているか分からなかった。

銃士「なぁ、普通に切れたじゃねえか。何が不満なんだ?」

盗賊「俺にも分からんなぁ。どっちか教えてくれないか?」

刀使い「」ダッ

刀使いは再び僧侶の後ろに隠れてしまった。

刀使い「うぅ…」モジモジ

盗賊「いい加減慣れてくれよ・・・」

刀使い「ご・ご・ご・ご・ごめんなさい」

魔法使い「子供好きのクセして怖い顔してるのがいけないんだろうねぇ」

盗賊「今度からピ○チュウのお面でも付けるか・・・」

僧侶「どういうチョイスよ」

盗賊「子供が好きそうなチョイスだ」キラッ

僧侶「むしろキモイわよ」

盗賊「・・・・・・・ところでリリィ、どういうことなんだ?」

妖狐「逃げたの」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/30(月) 19:44:54.62 ID:6ps4GZ4AO<> マイナー?メジャーだろJk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/30(月) 20:12:56.32 ID:TEPGP4XH0<> …スマン、俺はさっぱり分からない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/30(月) 20:22:22.71 ID:sBB1h8sN0<> リリィ「このトビラ・・・魔力コーティングされて"いた"。だったら・・時間かかるはず」

刀使い「そう・・です。手応えが無さ過ぎるんです。・・魔力コーティング・・・されていた・・はず・・・なん・・ですけど」

リリィ「私には、刀を振り上げた瞬間・・・魔力が消えたように"見えた"」

刀使い「まるで・・・誘っているかの・・よう・・・なんです。」

リリィ「招き入れるかのように・・・誘導するかのように」

魔法使い「招き・・・入れる」ゴクリ

その時、開いた黒い空間がぱっくりと開けて獲物を待つバケモノの口に見えた。

妖狐「>>353」


妹の旅路
その@盗賊たちのいた村にて

おばちゃん「あー、勇者様ね。粘土をバカ食いしていたり変なロボットから村救ったりしていたわよ」

妹「粘土バカ食いってどういうことなのさ・・・」

おばさん「何かに取り付かれたかのように涙を流しながら一生懸命食べていたらしいわよ。」

妹(兄きのやつ何やってるんだよ・・・妹なんて名乗らなきゃよかった。恥ずかしぃ)

おばさん「まぁ、食べさせた私が悪いんだけどねぇ」アッハッハッハ

おばさん「あら、いない?」

妹(兄きがこれ以上奇行をする前に止めないと・・・)


>>348
うちの学校では知っているやつが一人もいなかったので・・・
嬉しい反面、やっべ、ネタバレになる・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/30(月) 20:30:36.74 ID:0Lbjp4gJo<> ksk
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/30(月) 20:31:55.46 ID:6ps4GZ4AO<> 誰も知らない?…荒巻先生もさぞかし嘆かれるな…
ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/30(月) 20:33:01.55 ID:0Lbjp4gJo<> では参ろうかの <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/01/30(月) 21:30:30.38 ID:wXqIzY/50<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/30(月) 21:40:39.81 ID:sBB1h8sN0<> 妖狐「では参ろうかの」

盗賊「ということだ。あんたらありがとな。」

魔法使い「うん助かったよ。ここまででいいさ、アタイらだけでいくから、あんたらはあんたらの旅を続けな。」

これ以上赤の他人に頼る必要は無い。ここからはあいつのほごsy・・仲間であるアタイらだけで行くべきだしねぇ

リリィ「バイバイ・・」

刀使い「>>357」



魔王城にて
魔王「勇者ちゃんの居場所を知ってどうするつもり?君、穏健派じゃないね。」

魔界は今派閥争いが起こっていた。魔物は人間に害をなすことも人間を食すことも必ずしも必要というわけではない。
魔物は弱い者いじめをするものがそうであるように、弱い"人間"を服従させるということに強い快感を得る、
そういう強い願望で人間界を侵略しようとしているのだ。
それだけならば魔物と人間は共存できるのではないだろうかと考えて
「人間側からよっぽどの何かをされなければ人間に危害を加えてはならない」
という命令を出したが、それはまだ若い何も分からなかった頃でそんな命令を聞く魔物はほとんどいなかった。
しかし今は威厳を出せるようになり、半分ぐらいの魔物が命令を守っている。

でもそれは半分、もう半分は命令を守るどころか、魔王を殺して新しい魔王をたてようとしている者がいる。
それが「穏健派」と「過激派」だ

魔物「なに、私はそんな派閥になんて興味無い。戦いを追い求めるのみだ」

部下「戦い・・・ですか。」

魔王「悲しいね。君は」

そう思った。満たされることの無い飢えに苦しみ、それでも尚、求める。それがどこか寂しく見えた。

魔物「何がだ?私は十分満たされている。」

魔王「いや、君は満たされてなんかいないんだよ。だって飢えているから、満たされないから満たそうとしているんでしょ」

魔物「なるほど、しかし私が満たされたらそこで終わってしまう。ならば飢えているしかない。ずっとだ」

魔王「なら番い(つがい)でも探せば?君だっていい年したメスじゃないか。戦いに飢えるならほかのものでも満たされていたほうがいいって」

魔物「こんな私に相手がいるものか、人間と魔物のハーフなどという血を引く私に」ギリッ

その表情は自らを恨むようでも悲しむようでもあった

魔物「だからこそ私は・・・私には・・・戦いしかないのだ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/30(月) 21:44:23.59 ID:0Lbjp4gJo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/01/30(月) 21:47:46.90 ID:ax3P19tAO<> いいや、僕たちも着いていくよ。ここに僕たちが探す伝説の武器の一つがあるような気がするんだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/30(月) 22:34:36.67 ID:sBB1h8sN0<> 刀使い「いいや、僕たちも着いていくよ。ここに僕たちが探す伝説の武器の一つがあるような気がするんだ」

初めて見たまっすぐな強い光を宿した瞳、それは一番小さい頃の記憶盗賊が自分を始めていじめっ子から庇った時の目に似ていた。
もちろん本人はそのときの記憶を少しも覚えていないらしいけど。

魔法使い「分かったよ。気をつけるんだよ」

盗賊「いいのかよ。」

妖狐「わっちやリリィも着いてるし、そこまで危険は無いじゃろ」フフン

刀使い「は、はい!よろしくお願いします」

妖狐「これこれ、いつまでもそんな硬くなっておるな。楽にしてよいぞ。わっちらは今から仲間じゃ」

僧侶「じゃあ皆さん。気を引き締めていきましょう」

そしてガード役の盾使いを先頭に妖狐が出した火の玉で照らしながら進むこととなった

しかし気づかなかった。後ろで壊れたはずの扉がいつの間にか完全に直っていることと無貌のスフィンクスが消えているということに。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/30(月) 22:37:05.44 ID:2ob7JEj70<> あれ……主役誰だっけ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/30(月) 22:37:40.90 ID:0Lbjp4gJo<> 刀使いに決まってるだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/30(月) 22:38:12.81 ID:TEPGP4XH0<> 女勇者に決まってるだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/01/30(月) 22:41:50.23 ID:6ps4GZ4AO<> 魔王さまですよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/01/30(月) 22:43:03.90 ID:ax3P19tAO<> ヘタレ系主人公の盗賊だろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/30(月) 23:18:25.85 ID:sBB1h8sN0<> >>359-363
勇者「俺だよ!出てきたばっかのモブキャラやヒロインズやヘタレ手下なんかに主人公の座を渡してたまるかちくしょおおおぉぉぉおおおぉおぉぉおおおぉおぉぉお」
リリィ「めげないで・・・人気投票再びやるよりマシ」ヨシヨシ
勇者「ちょっとまて、後半どういうことだ。オイ」





勇者「ざっとこんな感じだな」

キングクリm・・メンドクサイから倒した過程は飛ばすが、さほどの苦労もせずにゾンビとミイラの部屋からは抜け出した。

ヒトジゴク「さすが勇者というところか、我は正解だったようだな。」

妖刀「当たり前だにぇ。なんたってあたしが選んだ男だからにー」

勇者「うっせぇよ。それよりこの状況はなんなんだ?いつからだ?」

ヒトジゴク「さぁな、つい三日前にどこからか溢れ出しやがった。元々住んでいた俺たちは殺されたり住処を追われたりした」

勇者「三日前ってまさか・・・」

混沌の魔女と別れたあの日、偶然か?

ゾッ

背筋が凍るような嫌な予感がした。

とある言い伝えがある。
預言者曰く強い意志と運命の元生まれし者は、類稀なる奇怪な神の如き能力を持つ
実は勇者にもその"能力"がある。無尽蔵とも言える魔力のほかにだ
それは予感、特に危機を知らせる予感と自らの中で組み建てた"材料"を基にした予感は的中"する"
洋館の嫌な予感、老人に言われた言葉を材料にした勇者募集の”勇者”の予感、そして魔王の第一印象を材料にした予感
他にも色々だ。

勇者「混沌・・・カオス・・・無秩序・・・そして・・"魔女"」

頭の中で材料のみがぐるぐる回る。まだ答えは出ない。材料が少ないのだ

ヒトジゴク「何をブツブツ言っている。我は早くこいつらが現れた原因を解き詰めたい。」

勇者「あ、あぁ悪い」

>>367


砂漠で一日も経ってないだろってのは無しでw過程をすっ飛ばしただけです。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/30(月) 23:21:57.31 ID:2ob7JEj70<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/01/30(月) 23:24:34.60 ID:6ps4GZ4AO<> 魔王と魔物の会話の続き <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/01/30(月) 23:24:36.91 ID:0Lbjp4gJo<> その頃他の一行は落とし穴に落ちていた
だがその際刀使いは「ラッキースケベ」発動で妖狐の胸に顔を埋めていた・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/30(月) 23:24:37.00 ID:TEPGP4XH0<> 勇者が罠のスイッチを踏んでしまい個室に閉じ込められ上から棘突きの天井が下りてくる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/30(月) 23:25:48.51 ID:2ob7JEj70<> 主人公()の出番が終わってしまった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/30(月) 23:27:42.69 ID:TEPGP4XH0<> 主人公(仮)の出番が終わってしまった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/30(月) 23:38:38.78 ID:sBB1h8sN0<> 勇者「カッコとかつけるな、(仮)とかもうやめて」(泣)

すいません寝ます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/30(月) 23:40:44.10 ID:2ob7JEj70<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/01/30(月) 23:41:05.61 ID:0Lbjp4gJo<> 乙
そうだな・・・()とか(仮)とか失礼だよな、(元)だろそこは!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/30(月) 23:49:36.68 ID:2ob7JEj70<> 刀使いパーティのその他3人はもっと悲惨じゃね?
触れられもしないなんて <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<>sage<>2012/01/31(火) 02:59:38.44 ID:upLazmhAO<> 主人公(笑) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/31(火) 06:43:31.46 ID:nKRq+T9P0<> 勇者「うぉぉおおぉおおおおぉぉおぉぉおぉおおおぉお、どけー雑魚どもがああぁぁあぁぁぁ」

ズバッ、ドガッバキッ
勇者は進む、腹いせに邪魔するミイラやらゾンビやら倒しながら。

勇者「(元)とか(笑い)とかもういやだああぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁ。主人公は俺だぁああああぁあぁ」

妖刀「ホント>>1が人気投票再びやろうとしなくてよかったにぃ?酷い結果になっただろうに」

勇者「酷いのはお前だぁああぁああぁ。あ、あぁ時間がああぁあああぁああ」

カンペ「そろそろ場面変わってください」


リリィ「」チョイチョイ

妖狐「む、なんじゃリリィ?」

リリィが妖狐の服の裾を引っ張ってきた。

リリィ「ここ、怖い・・・黒魔術がしみこんでいる」

魔法使い「なるほどねぇ、さっきから感じていた違和感はこれかい」

僧侶「黒魔術ねぇ、私にはよく分からないなぁ。」

銃士「僧侶のクセして?」

僧侶「うるさいわよ」

妖狐「・・・む、行き止まりじゃな」

魔法使い「行き止まりって、一本道だったはずなんだけどねぇ」

僧侶「何か書いてあるわ」

その壁に見たことの無いような文字が彫られていた。

妖狐「何の文字じゃこれ?」

刀使い「ちょっとどいて・・・」

-ボクと同じくこの星にて生まれし友人たちよ-

-その素晴らしい生涯の記憶をボクに少しだけ垣間見しておくれ-

刀使い「この文字は忘れ去られた古代文字・・だと思う・・・・短いね」

銃士「で、なんて書いてあるの?」

刀使い「一言、『イア!イア!』」

ガタン!

「わぁああぁぁぁあ」

いきなり地面が開き、穴へと落ちていった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/01/31(火) 06:45:12.61 ID:nKRq+T9P0<> 妖狐「わっちが気絶とは・・・珍しいこともあるもんじゃ」

銃士「皆気絶してるよ。そういう術がかけられているのかもって、あっー」

妖狐「む?わっちを指差してなんじゃ?」

見ると刀使いが落ちた際に偶然わっちの豊満な胸に顔を埋めていた・・・

妖狐「かわいいのぉ」ムギュ

銃士「離れろよ!それあたしの・・・じゃないあたしたちの仲間よ!」

妖狐「起こしてしまうからもっと小さい声で頼むぞ」

銃士「起こすべきだろ!とにかく離れろぉ!はぁなれろぉ」

妖狐「ほれ、目を覚ましんす。」ニコッ

刀使い「あ、!?、いや、これは・・・えと・・その・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」カアァ

銃士「ちょっとー、なに顔赤らめてんだよー!刀使いちょっと来てよ」

刀使い「あ、あっとっと。ホントごめんなさい」

銃士「まったく何考えてんのよ。」

刀使い「フエェ、そ、そんなこと言ったって・・・何が起こったのかわからないよ」

僧侶「ホント正妻は大変ね。」

銃士「だ、だ、誰が正妻よ!あたしはただねぇ。あ、あ、管理よ。管理」

僧侶「管理ってなんのよ」ニヤニヤ

銃士「将来と未来のよ」

僧侶「あなたと刀使いの?」

銃士「そう・・・って違う!あー、あーもういいだろ!」

僧侶「」ニヤニヤ

妖狐「」ニヤニヤ

リリィ「そんな場合じゃない・・・早く勇者探さないと」

盗賊「それはそうと、何で俺たちあんな高いとっから落ちて無傷なんだ?」

上を見ると、相当高いところから落ちてきたことが分かる。光を照らしても天井が見えないのだ

リリィ「足元の魔方陣・・・」

見ると大きな魔方陣が描かれている。

魔法使い「なるほどねぇ。この魔方陣はここに無傷で降りてくるためのもんかい」

リリィ「早く行こう」

危険かもしれないけど、勇者はもっと危険なのだ。たった一人で、いや妖刀もいるからある意味二人?二人?二人っきり?

リリィ「」ダッダッダッダ

盗賊「リリィがいきなり走って行ったぞ!?」

早く行く必要がある。勇者ダメ、とりあえず早く合流しないと危険

妖狐「ふむ、やっぱりみな若いのぉ」

盗賊「おっさん臭いぞ」

妖狐「ぶち殺すぞお主」

盾使い「先走るな!ダメだ。こういう場所では慎重にだぞ」

>>380 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/01/31(火) 07:15:25.52 ID:2r3KifGAO<> KSK <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/01/31(火) 07:20:32.28 ID:2r3KifGAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/31(火) 07:20:59.18 ID:G//Rwfrx0<> 今度は大きな石球に追いかけられる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/01/31(火) 22:39:41.73 ID:XT9xZphx0<> 考えてみりゃ要塞の中にトラップっておかしいよな
味方が[ピーーー]る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/01(水) 00:35:48.49 ID:+vyLY5Jj0<> だから乗組員がミイラやゾンビなんだろ?
殺しても死なないし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/01(水) 05:14:54.68 ID:wwSuWq+J0<> 魔王城にて
魔物「だからこそ私は・・・私には・・・戦いしかないのだ」
魔物「人にも、魔物にも・・・交わることなど、出来ないのだから」ギリッ

魔王「それは違うよ。逆なんだよ。君はどっちにも交われる。」

魔物「それは私がハーフだからか?」

魔王「ううん。それも違うよ。」

魔王は諭すように優しく言う

魔物「ならばなんだと言うのだ」

魔王「心だよ。人も魔物ももちろん君だって、心の形は同じなんだよ。何も違いなんて無い。」
魔王「だから、人と魔物は交われるはずなんだよ」

ボクは遠い昔を思い出す。

 「人も魔物を同じ心を持っている。だから手を取り合える。愛し合える。そんな世界を俺は望んでいる。いや作ってみせる。だから君も・・・」

そうボクに約束してくれた人は初めて仲良くなった"人間"だった。
初めて心を教えてくれた人、初めて恋の気持ちを教えてくれた人
そして

初めて「永遠の別れ」を教えてくれた人

魔王「お願い、心に壁を作らないで・・・ボクの手を取ってよ。受け入れてあげる」ポロポロ

部下「…魔王様」

部下も知っている。ボクの遠い過去が未だにボク自身を縛り上げていることも、そのせいで散々苦しんできていることも
そして何度も涙を流していることを

魔物「"受け入れる"だと?この私をか、笑わせるな!私だって、私だってねぇ・・・うわああぁああぁぁぁ、"災厄魔法"『運命の業火』!!!」

全てを引き裂く運命の業火が魔王に襲い掛かる。それは全てを引き裂かれた魔物の悲しみでもあった。そして魔王への嫉妬でもあった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/01(水) 05:50:36.23 ID:wwSuWq+J0<> 盗賊「おい、待てよリリィ」

リリィ「…」ビュン

リリィが険しい顔して今度は逆方向に俺たちの横を走って通っていった。

盗賊「は?」

魔法使い「あ、あれだよ。」

魔法使いが指差す先に小さな丸いのがどんどん大きく・・・ってあれこっちに向かってきてる?
それは通路と塞ぐ大きさの石球だ。

盗賊「どうすんだよあれ」

刀使い「ぼ・・僕に任せて・・・ください。止めて・・・みるよ」

銃士「あ、あたしも援護するぞ」

刀使い「うん・・・頼むよ・・」

石 ゴロゴロゴロ

>>387 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/01(水) 07:22:27.96 ID:fggJC6wAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/01(水) 07:36:00.01 ID:fggJC6wAO<> ほいksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/01(水) 07:38:31.89 ID:jR2+auxO0<> なんと石球はストーンアルマジロだった
石アルマジロから地下帝国の事を聞く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/01(水) 22:22:26.95 ID:wwSuWq+J0<> 刀使い「ボクの後ろに隠れて・・・」

刀使いが剣を構える。

-お願い、君の潜在能力のすべてを引き出させてほしい-

-力を貸して・・・-

刀使いが刀に"語りかける"と呼応するように刀が光った。

刀使い「いくよ。名刀『天叢雲剣』(あめのむらくものつるぎ)」

刀使いが構える。

刀使い「ハアァ!!」ヒュ

石球が刀使いの間合いに入り、刀使いが剣を振り下ろす。
その瞬間石球が
バック回転を始めて間一髪で避けた。

石球「かなわんわぁ。ホンマかなわんわぁ。あんたら強すぎやでぇ。もちっと行ってたらバッサリ切れてしまってたで」

刀使い「ふえぇ??しゃ、喋ったよぉぉ」ビクビク

石球から声がして刀使いはビビッて隠れてしまった。

盗賊「ストーンアルマジロって魔物だな」

丸い石から手足が生えてアルマジロの姿になった。

石球「その通りやで、わては、せやな『アル』って呼んでもらおうかいな。」

そいつはけったいな・・・変な関西弁のような言葉で話す

魔法使い「なにがしたいわけだい?」

アル「このままだと殺されてしまうさかい、助けてくれなぁ!」

盗賊「お前攻撃してきたよなぁ。弁解の余地は無い」

リリィ「無い・・・」

アル「ま、待ってくれなぁ!わて、ここでずっと暮らしてきたさかい今ここで起こっていることを全てあんたらに喋れるで、だから助けてぇな」

妖狐「どうするんじゃ?」

リリィ「・・・大丈夫だと・・・思う」

刀使い「ぼ・・ボクも・・・」オドオド <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/01(水) 23:48:31.51 ID:wwSuWq+J0<> アル「じゃ、話すで、ここはな人類が生まれるよりもずっと前に作られた巨大な遺跡なんや」

リリィ「魔物・・・?」

アル「いや、魔物や無いで、わてらの子孫が移り住んだときにはもうおったらしいからな」

アル「この地下にはこれまた巨大な空間が広がっておってな・・・元は何かの帝国が築き上げられてた跡があったさかい。でもな、けったいなことに人間魔物その他既知の知的生命体とはどれも一致しない建築模様生活模様やったんや」

盗賊「は?ちょっと待って色々チンプンカンプンだ」

アル「つまり要約するとな。この地下に巨大な帝国跡があり、すでに知られている生き物以外の何かがすんでいた形跡があったということや。しかも人間のそれを遥かに超えるもんやった」

リリィ「超高度先史文明・・・」

アル「そう、それや、超高校生文明や」

僧侶「違うわよ。間違ってるわよ。」

盗賊「何だ?超高校生文明って」

魔法使い「超高度先史文明。何らかの理由で滅びた今より遥かに先の技術を持った文明が存在するという仮説の一つということだねぇ」

アル「つい最近までわてらはここでのんびりと過ごしておったんや、でも三日前な黒いローブの一団がここへやってきたんや」

僧侶「黒いローブの一団?」

アル「そうや、黒いローブを深々とかぶり、顔を完全に隠した一群やトラップの位置を完全に把握した風でな、地下の帝国跡地にぞろぞろと入っていったんや。そしてそこから奇怪でおぞましい化け物度もがあふれ出してな・・・わてら魔物は生きる場所も追われてしまったんや」

妖狐「そやつらが何者かは少しも分からなかったのかや?」

アル「そやつらのリーダー的なけったいな男はローブをかぶってなかったので、なんとかそやつだけは顔を見ることが出来たで。」

アル「浅黒い長身の男や、人間のな。確か、従えていた者共に『暗黒の王 ネフレン=カ』と呼ばれておったで」

銃士「で、その地下にはほかに何があったの?」

アル「せやな・・一番目を引いたのは祭壇や、生贄を捧げるために作ったように見えるんで印象的やったで」

リリィ「生贄・・・それで黒魔術の匂いが・・・」

アル「そうや、その祭壇の上にはのっぺらぼうのスフィンクス像があったで、まるで生贄を待っているかのようにな」

アル「わてが離せるのはそれぐらいや、じゃあな」

アルはそれだけ言うと逃げ出そうとする

妖狐「>>」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/01(水) 23:50:06.88 ID:wwSuWq+J0<> その頃どこかで

混沌の魔女「あら、これはどういうことかしら?」クスクス

「あなたを消し去りにきたのよ」クスクスクス

混沌の魔女を数人の女が取り囲んでいた。
もちろん混沌の魔女を追い詰められるのは同じ魔女しかいない。

「さすがに今回のは目に余るのよ。あなたぁ」

そう言って消し去ると宣言した魔女はドラゴンのそれと化した右腕を振り上げる。契約の魔女だ

契約の魔女「世界のバランスを守るために、という大義名分であなたを処刑するわぁ」クスクス

「気まぐれは確かに童(わらわ)たち魔女の性分じゃ、しかしのぉ世界を壊そうとするのは童が許さぬぞ?均衡の魔女としてな」

そういう彼女は世界のバランスを保つ命を授かった魔女であり秩序という概念が擬人化したような存在だ。

「そういうことだにゃ、お願いだから出来るだけ無抵抗で捕まってほしいんだにゃあ。さすがにここまでやっちゃああたしが自由を与えることはできなくなっちまったに」

そういう彼女は猫の獣人の姿をしている自由の魔女だ。

「・・・・・・・・・・・逃げることは無駄なり、おとなしくせよ。出なければ再び0に還ることとなるぞ」

目を伏せて言う彼女は、0を1に1を0に戻す還元の魔女

混沌の魔女「たった4人・・・それで私を捕まえるとは見くびられたものね。」クスクス

まだ混沌の魔女は笑う

契約の魔女「あらぁ、まだまだ来るわよぉ?魔女も魔導師もねぇ全員総動員であなたのお別れパーティをやるのよぉ」アッハハハハハ

均衡の魔女「童たちに一人で勝てると抜かしておるお主のほうが見くびっておらぬか?」

自由の魔女「うにゃあ、これ以上の自由は与えることは出来ないにゃ」

還元の魔女「混沌すらも1だいつかは0に還元される運命だ。諦めよ」

混沌の魔女「アーハッハッハッハ」

混沌の魔女は笑う、嗤う、狂ったように・・・



>>389で安価を忘れてました

妖狐「>>393」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)<>sage<>2012/02/01(水) 23:58:20.63 ID:0wOKw829o<> 踏み台 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/02/01(水) 23:59:01.84 ID:0wOKw829o<> kskst <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/02(木) 00:02:20.36 ID:ETxjt/3F0<> ……下の方から勇者の悲鳴が聞こえたわい。落下している様に声が遠ざかりおる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/02(木) 00:03:13.29 ID:P5Ar4VpAO<> 待て、道案内せよ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/02(木) 00:03:21.45 ID:+sFnhhAm0<> すいません今日はもう寝ます。
ところで皆さんはどのキャラが一番、しゅじんk・・・コホン、どのキャラが一番好きですか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/02(木) 00:04:15.24 ID:P5Ar4VpAO<> 一番は盗賊。だが刀使いと銃士が捨て難い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/02(木) 00:08:08.49 ID:ETxjt/3F0<> 1に盗賊、2に妖狐、3まで言えば空手家 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)<>sage<>2012/02/02(木) 07:46:38.46 ID:uiptRu6go<> みんな好きだが、強いてあげるなら妖狐と女勇者 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/02(木) 13:18:58.76 ID:mo1aLzU20<> 女勇者 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/02(木) 15:29:38.81 ID:6J/FRJMAO<> エリザベートちゃんと妖狐 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/02/02(木) 15:31:56.34 ID:9vw96OrGo<> 妖狐だな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/02(木) 15:45:16.01 ID:ETxjt/3F0<> ▽途中経過

1.妖狐  4票
2.盗賊  2票
2.女勇者 2票
4.エリザ、空手家、刀使い、銃士 1票 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/02(木) 16:30:03.67 ID:sHBkMe2DO<> キツネちゃんちゅっちゅもふもふ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/02(木) 19:24:37.37 ID:+sFnhhAm0<> 妖狐とリリィ、も一つあげるなら妖刀 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/03(金) 00:17:51.26 ID:q6Y5mSCb0<> 番外編そのG

追憶、妖狐の記憶

それはまだ妖狐が小さい頃、魔王と会う前の記憶であり、妖狐の一番昔の記憶である

山奥にある小さなキツネの集落、そこにはキツネの耳と尻尾が生えている人間姿のキツネもいれば二足歩行の獣人姿のキツネ、純粋な獣姿、いろいろなキ

ツネ族が住んでいた
そしてその一端に幼い妖狐が住んでいた。

妖狐「びゃっこ、白狐や、今日もまほーを教えてくりゃれ?」

白狐と呼ばれた妖狐と同じぐらいの男の子が振り返る。

白狐「また?ようこちゃん。そうだね幻術を教えてあげるよ。」

妖狐「またそれかや〜、わっちはもっと派手なのが使いたいんじゃ〜、こうバッーと、ドッカーンと強いやつじゃ」

その小さい腕をせいいっぱい広げてすごさを表す妖狐。
それに苦笑している真っ白な獣人姿のキツネ、それが白狐だった。

白狐「妖狐ちゃんには無理だと思うよ。きっと妖狐ちゃんには人を直接傷つけるような魔法は合わないんだよ」

妖狐「そんなことはないぞ。わっちはびゃっこと同じまほーを使いたいんじゃー」

白狐「そんなこと言ったって覚えられないじゃん。しょうがないことって世の中に結構あるんだよ?」

妖狐「!?わかったよ。もう白狐となんて遊ばないもん。ふんじゃ」プイッ

白狐は出来るだけ傷つけないように諭すように言ったが妖狐は逆に拗ねてしまった。

白狐「えぇ!?・・・じゃあその代わり魂現の魔法を教えてあげるよ。僕もよく使う魔法だよ」

妖狐「ほんとかや!?」ワサワサ

妖狐が小さい尻尾を揺らして喜びを表現する。その純粋な笑顔は見慣れている白狐であってもドキッとするものらしい。少し赤くなりながら答える

白狐「う、うん。これはね。自分の魂が現す姿に変身できるんだよ。今からやって見せるね。」

妖狐「はやくしてくりゃれ。早く、早く♪」

白狐「うん。それっ変身」

白狐は変身した。それは完全に人間だった。彼は人間の大人の男の姿になっていた。
ただ、顔は白い狐のお面を付けていて人間の顔は見えなかった

白狐「どう?これが僕の心の形なんだってさ。でもこのお面は取れないみたい。顔の上についているはずなのにな」

妖狐「すごい!すごいよびゃっこ!かっこいい」

妖狐ははしゃぐ、ただただ楽しかった。教えてくれてもくれなくともあの頃は一緒にはしゃいでいるだけで本当に楽しかった

白狐「へへへ、そうかな?じゃあこれから教えるよ。えっとね」

「妖狐ーごはんよー」

妖狐「あ、母上が呼んでいるでありんす。じゃあわっちはこれで帰るよ。じゃあね」

「あ、白狐くんも早く帰りなさいよ。気をつけてね」

白狐「うん。バイバイ。」

白狐は手を振って帰っていく。寂しいことなんか無い、また明日会えるんだから。そういつまでも思っていた


そして現在

妖狐「・・・・・・びゃっこ…いやな夢を見てしまったの・・何で…今更になって・・」

妖狐はその夢に驚いて目を覚ました。その頬には涙が伝っていた。他の人にはただの幸せな記憶に見えるが彼女にとってはこの上なく苦しい過去のしがら

みだった。

妖狐「・・・今更…まさか・・わっちは今も、今も・・強く会いたいと願っておるのかや。あんなやつに、許せないはずなのに…」ギリッ

妖狐の尻尾は先っぽが黒くなっていた・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/03(金) 00:19:33.01 ID:q6Y5mSCb0<> 今日は書けなかったため、もう少し後に出そうと書き溜めておいた番外編の内の一つを出して寝ます。

キャラ投票は今週いっぱいまでということで、途中経過を見ると勇者が一票も入って無いようですが、このままだと主人公交代も考えられますかね?クックックック

おやすみなさい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 00:55:35.03 ID:i6rWDwzN0<> 笑劇!預言者はホラ吹きだった! …になりかねないな

乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/03(金) 00:56:41.04 ID:UGyAvmamo<> 期待の新星刀使いと最強美少女エリザーベートちゃん!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<>sage<>2012/02/03(金) 03:01:34.92 ID:D+izAqkAO<> ギャグ担当のゆう…戦士に1票 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/02/03(金) 09:14:53.06 ID:k1+zqnFNo<> きつねさんににゃんぴょう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/02/03(金) 09:35:55.29 ID:hEeSUtZAO<> 可哀想な勇者にわたくしの一票を投じましょう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/03(金) 17:35:50.71 ID:q6Y5mSCb0<> 少し前、勇者たち

勇者「安価のせいで出番がもらえない・・・」タッタッタ

ヒトジゴク「そんなことはどうでもいい。ほら次が来るぞ」

ヒトジゴクが指をさした通路の奥から大量のゾンビやミイラがゾロゾロと出てきた。

妖刀「ニヒッ、また獲物だにぇ。ニヒヒッ♪」

勇者「ずいぶん楽しそうじゃねーかリバーディウス」

妖刀「ニヒヒッ♪あたしにとって獲物を斬り殺すことはどうしようもない快楽になるんだにー」

妖刀が実に楽しそうに言う

勇者「勇者の武器の言う台詞じゃねーよ」

一度言った台詞のような気がするが、まぁ気のせいだろう

妖刀「妖刀と相性がいい勇者っていう時点でおかしいんだに〜」

グッ、そう来たか・・・

勇者「まぁどうでもいいか。リバーディウス、西洋剣!!」

妖刀「うにっ♪」

パシッ

リバーディウスが宙返りしてファンタジーものによく出てくるような西洋風の剣に変身し、それを空中で勇者がキャッチする。

勇者「さぁ来い、死にぞこないどもが。たたっ切ってやるぜ。」

妖刀「たたっ切ってやるにー」

ヒトジゴク「待て、様子がおかしい・・・」

剣を構えて今にも飛びかかろうとした勇者をヒトジゴクが制止した。

勇者「本当だ。あいつら何を考えているんだ?」

そいつらは今まではなに一つ考えずに突っ込んできたというのに今は何を考えているのか動かずに止まっている。

妖刀「むしろ何も考えてないんじゃないかにぇ?」

ヒトジゴク「どっち道警戒すべきだな・・・気をつけろ」

そういって向こうにいる一団を睨む・・・しかし一瞬予感が告げた。

勇者「・・がう」

妖刀「うに?」

勇者「ちがう!前じゃない足元だ!!」ガバッ

ヒトジゴク「っ!?」

勇者「う、うわあああぁぁぁああああぁぁあぁあああああぁぁぁぁぁぁああああ」

飛び退いたがすでにとき遅く、足元の床が開いて落ちていってしまった。

くそっ、くそおおおぉぉおおぉぉぉぉおお <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/03(金) 17:37:37.91 ID:q6Y5mSCb0<> 妖狐「……下の方から勇者の悲鳴が聞こえたわい。落下している様に声が遠ざかりおる」

アル「言われてみればそうやな。あんさん耳ええなぁ。わても言われて初めて気付いたで」

刀使い「ねぇ・・・行くん・・だよ・・ね・?」オドオド

刀使いが恐る恐るといった風に確認してきた。

妖狐「もちろんじゃ。早く合流する必要もあるしの」

銃士「でもどうやって下に行くんだ?」


盗賊「床に穴でもあけてみっか?」

盗賊が懐から爆弾の数々を取り出して言った。

魔法使い「やめなよ。崩れたらどうするんだい?」

アル「崩すどころかなにやっても無駄やで、どの道人間の力でも魔物の力でも傷一つ付けられなかったんや」

僧侶「やったの?」

アル「あの不気味な人間たちを駆逐するために瓦礫の下に埋めようとしたんやけどな、何故か傷一つ付けられなかったで」

刀使い「あ…あの・・」

刀使いがおずおずと手を上げて意見を出す。

刀使い「>>416」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/03(金) 17:38:29.86 ID:vsH1h2eAO<> ゾンビより頭が悪いなんて…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/03(金) 17:50:19.93 ID:vsH1h2eAO<> さあksk! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 18:09:35.58 ID:S3zDqcN/0<> おしっこしたいんですけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/03(金) 18:48:45.48 ID:q6Y5mSCb0<> 刀使い「あ、あの・・・その・・お…おし…」モジモジ

妖狐「なんじゃ?もうちっとはっきり言うがよい」

刀使い「お、おし・・・おしっこ・・したいん…ですけど」

刀使いがモジモジしながら恥ずかしそうに消え入りそうな声で言う。

盗賊「おしっこ?しょうがない。俺と一緒に少し向こうでしてこようぜ」ニコッ

ダダッ

刀使い「う、うぅ」ビクビク

盗賊「」

魔法使い「・・・まったくアンタも懲りないねぇ」

盗賊「・・・いいよ。慣れたさ」

妖狐「といっても一人じゃちょいと不安じゃのう・・・どうするかや?一人で行くか誰かと行くかと」

刀使い「>>420」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/02/03(金) 18:55:01.04 ID:hEeSUtZAO<> いつまでも怖がってちゃダメだ!
盗賊さんと行きます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)<>sage<>2012/02/03(金) 18:56:02.81 ID:k1+zqnFNo<> kskst <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 18:56:22.29 ID:i6rWDwzN0<> ひ、一人で大丈夫です……(盗賊さんと話した時少し漏れちゃったのは内緒にしておこう…) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/03(金) 19:38:35.92 ID:WpLxf2JAO<> 盾使いどこ行った? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/03(金) 19:53:36.15 ID:q6Y5mSCb0<> 刀使い「うぅ・・ひ、一人で大丈夫です……」(盗賊さんと話した時少し漏れちゃったのは内緒にしておこう…)

妖狐(スンッ、この臭いは・・・黙っておいてやろうかの。勇者じゃったら思いっきりからかってやるがの)

妖狐「後で盗賊はお仕置きじゃな」ボソッ

盗賊「えっ?俺何かした?」アタフタ

刀使い「・・・じゃあ・・えと…失礼します。」パタパタ

刀使いはパタパタと少し離れたところに走っていった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/03(金) 20:54:16.40 ID:q6Y5mSCb0<> >>421
盾使いは無口なので基本喋りません。存在感すらありません。戦いのとき意外はいないも同然なのです。
周りに気を使って魔物などが来たらすぐ対応できるようにしてます。


刀使い「ここなら何かあっても大声出せば大丈夫だよね・・・」

それを少し離れた影から眺める人影があった

銃士「べ、別にあれだぞ。心配とかじゃなくてだな。あたしはただ、あれだ、あれ、弱い誰かを常に見守っていないと情緒不安定になるんだ。」

銃士「だからあたしは別に心配して様子を見に来ているわけじゃないからな・・」ブツブツ

刀使い「・・・」スルッ

銃士「えっ、なんで刀使いズボン脱いでるの?え、えっ?い、いやあたしは見たいとかなんか思ってないからな。目を放した隙に魔物が来たらあれだし・・・///」チラッ

チョロロロ

銃士「いや、あ、あたしはだな。別にだな///」ブツブツ

銃士「やばっ、戻ってくる。その前に戻らなきゃ。」タッタッタッタ

その後みんなの前で

刀使い「お・・・お待たせ・・」

銃士(やばいやばい・・・どうしよう目を合わせられない顔が見れない…///)カアァ

刀使い「どうしたの銃士、顔真っ赤だよ?」

銃士「-ッ!! ///」カアァ

ちなみに刀使いは見られたことには気づいてないようだ。

>>426 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 20:57:27.51 ID:i6rWDwzN0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 20:57:58.55 ID:i6rWDwzN0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 20:58:24.98 ID:i6rWDwzN0<> 「我が領域に汚物を撒き散らすとは……覚悟はよいな、小僧…!」
刀使いの後ろに、拳を握ってプルプルと肩を震わせている先々代魔王の元部下の黄金仮面が天井からスーッと降りてきた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/03(金) 21:39:56.73 ID:q6Y5mSCb0<> 「我が領域に汚物を撒き散らすとは……覚悟はよいな、小僧…!」

刀使いの後ろに、拳を握ってプルプルと肩を震わせている黄金の仮面を付けた『アヌビスの使徒』見たいなのが天井からスーッと降りてきた

盾使い「避けろ!!」ドォン、ガギィ

刀使い「うわぁ!?」

刀使いを押し退け、その黄金仮面の振り下ろした魔杖を盾使いが防ぐ、

刀使い「じゅ、銃士!」

銃士「ひぅ!!ご、ご、ご、ご、ごめん。あ、あた、あたしは///」ワタフタ

刀使い「戦闘モード!!!」

銃士「あ、あぁ!銃撃用意」

未だ現実に戻ってない銃士を刀使いがほぼ叫ぶように呼び戻す。

盗賊「ふっ、その黄金の仮面盗んでやるぜ。」

黄金仮面「我の物を大量に盗んでおきながらまだ言うか!ここに嫌な匂いのついた黒の人間どもを連れてきたのも貴様らだろう。今すぐ八つ裂きにして黒の奴らともども追い出してやる。」

妖狐「くふっ、お主ここの元主かや?」

黄金仮面「眠っていたのをわざわざ起こしておいてよくもヌケヌケと、ここは魔王様が我に託してくれた土地だというのに。何百年も前からなぁ」

妖狐「その魔王すでに引退しておるぞ。」

黄金仮面「・・・だとしても我はここの王だ!!出て行け人間ども」

妖狐「逆にここの案内を頼んでやろうかや」

黄金仮面「我を倒すことが出来たらだがなぁ。・・・貴様のようなやつに出来たらだが」

妖狐「」プチッ

盗賊&魔法使い(あ、あいつ終わったかも)

黄金仮面「数百年眠り、蓄えし魔力見せてやろう」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

妖狐「ふんっ、見てやろうじゃないかや」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

>>430 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 21:55:52.33 ID:i6rWDwzN0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 21:56:36.53 ID:i6rWDwzN0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 21:57:05.44 ID:i6rWDwzN0<> 互いの術と術がぶつかり合って空間湾曲
上下左右が滅茶苦茶になって大混乱
刀使いと盗賊と黄金仮面・盾使いとリリィと僧侶・銃士と妖狐と魔法使いに分かれてはぐれてしまう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/03(金) 22:59:38.34 ID:q6Y5mSCb0<> 黄金仮面「ハアアァァァァアア、さぁ、消え去るがいい!」

黄金仮面が魔杖を振る。

妖狐「お主ら、魔法を頼むぞ。鬼火!!」

妖狐の周りを小さな火の玉が囲む。妖狐が使える幻術以外の唯一の魔法だ。

魔法使い「アンタこそ消えなよ!!」

妖狐、魔法使い、銃士に盾使いそして黄金仮面、彼らの魔法は運の悪いことに空中でぶつかり空間のゆがみの特異点となった。

黄金仮面「おっと・・・長い間眠りすぎて加減忘れた。我は逃げるとする。」

盗賊「あ、逃がすかこのやろー」

黄金仮面「そういう貴様らも逃げなければまずいことになるぞ。感じゃない。事実だ」

リリィ「・・・あ、」

リリィが一瞬青ざめる。そして

盗賊「逃げろー!!!」

その特異点が一瞬にして広がり、全てを飲み込んだ。

そして彼らは皆はぐれてしまい、遺跡内のそれぞれに飛ばされてしまった

刀使いと盗賊と黄金仮面のいる場所
>>434

盾使いとリリィと僧侶のいる場所
>>437

銃士と妖狐と魔法使いのいる場所
>>440

遺跡の外や他の遺跡は無しでお願いします。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 23:05:06.95 ID:i6rWDwzN0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 23:06:18.49 ID:i6rWDwzN0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 23:06:50.36 ID:i6rWDwzN0<> 空っぽの宝物庫 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 23:07:20.29 ID:i6rWDwzN0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 23:08:05.17 ID:i6rWDwzN0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 23:28:57.01 ID:i6rWDwzN0<> 要塞下部の観測室 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 23:29:29.37 ID:i6rWDwzN0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 23:29:55.94 ID:i6rWDwzN0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 23:37:24.52 ID:S3zDqcN/0<> 牢屋 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 23:38:06.04 ID:i6rWDwzN0<> 金色白面の狐が当時の魔王を乗せて、正八面体の浮翌遊要塞と対峙している様子が描かれた壁画のある部屋 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/03(金) 23:41:02.34 ID:q6Y5mSCb0<> すいません今日は寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/03(金) 23:44:31.06 ID:i6rWDwzN0<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/04(土) 08:40:31.84 ID:4Mf7gICAO<> 黄金仮面の寝室 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 15:10:35.77 ID:C9f86L2c0<> 魔王城にて

それは小さい頃の記憶だった。
人間の父と魔物の母はとても優しくとてもいい両親だった。
しかし二人とも死んでしまってからは悲しみだけが残った。

「こいつ魔物なのに人間の血が入ってるんだぜ」
「何だよそれダッセー、人間なんかの子供を作るってどんな親だよ」キャハハハ
「きっとこいつも人間みたいに弱いんだろうな。おい何とか言ってみろよ。人間やろう」アッハッハ

魔界に居場所は無く人間の居場所にも行ったが

「うわー、魔物だ!」「囲んじまえ!」「よくも、父ちゃんを!」

魔物の血が混じっており完全なる人間の姿をとる魔法も覚えてない彼女は人間界にも居場所が無かった。
その時あいつに出会った。彼を唯一魔物と認め強くしてくれた"師匠"

「強くなれ、そうすれば誰も半魔だろうと文句は言わなくなる。ただ狩るためだけに生きるんだ。俺もそうだった。」

だから私は強くなった。戦いだけを求め、いつしか戦いでしか渇きを癒すことしか出来なくなっていた。


魔王「これが、君の背負った運命の業なの・・・?」

魔王「いいよ。ボクが受け止めてあげる。辛かったよね。そんなに一人で背負わなくてもいいんだよ。ボクにも分けてよ。その荷をさ」

ゴオオォォォオオオォォォオオオ

魔王を運命の業火が包む。

魔王「う、うぅうぅうう」

魔王は苦しむ。その気になれば防ぐことなど容易いだろう。しかし防がなかった。
理解したかった。彼女の苦しみを

魔物「何故だ、何故、お前は倒れない。防ごうとすらしない。」

魔王「君と同じなんだよ。ボクも人を愛し、愛されたかった。」

魔王は立ち上がる。その黒焦げの小さな体で

魔王「負い目に感じる必要なんか無い。ただ信じればいいんだよ。」

魔物「魔王・・・お前はいったい何が・・・したいんだ」

魔王「ボクの願いはたった一つだよ。人間と魔物が愛し合い、手を取り合える世界。それの実現だよ」

部下「魔王様・・・」

魔物「嘘だ!私は聞いたぞ。貴様が何度も過激派の魔物を町や勇者討伐に送り出していることを!!!」

部下「!!?それはっ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 15:11:41.29 ID:C9f86L2c0<> 盗賊たち

盗賊「・・・遺跡内だな。なんだここは」

黄金仮面「宝物庫のはずだがな。もちろん我のだ」

盗賊「我のは良いが空っぽだな」

そこは全体的に石でできた無機質な部屋だった。しかし何もない
今のところ起きているのは俺たちだけで、刀使いはまだ寝ている。

黄金仮面「貴様が盗んだのであろう。」

盗賊「ちげーよ。あぁ、娘の誘拐犯に間違えられヤンデレに監禁され解決したと思ったら、今度は墓泥棒の嫌疑かよ・・・」

黄金仮面「前途多難だな。ならばこの遺跡を荒らしたのは貴様らではないというのか?」

盗賊「当たり前だ。俺たちはここに入ったばっかりだし、それも仲間を助けるためというだけだ。」

黄金仮面「>>451」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 15:13:08.65 ID:C9f86L2c0<> リリィたち

まだここは遺跡内みたいだけど、はぐれたみたい

リリィ「起きて・・・」ユサユサ

とりあえず床に倒れている二人を起こさなきゃ
まだ力が入らない風の僧侶に手を貸して起こす

僧侶「う、んん...ありがと。ふぅ、なんかはぐれちゃったみたいね。ほら、あんたも起きなさい」

盾使い「・・・」

盾使いは起きると壁に寄り添って座った。まるで戦い以外では何もしないという意思表示のよう。

僧侶「ここは何かのモニター室みたいね。」

リリィ「モニター…?」

僧侶「ほら、この水晶で出来たスクリーンみたいなの、浮遊要塞って刀使いが言っていたからたぶんこれで外の様子とか見ていたのでしょうね。」

リリィ「今でも・・・使える・・かな・・・?」

僧侶「さぁ?使えるとしたら誰かいるはずだけど誰もいないなら、使えないかこの遺跡にいる人たちがここのことを知らないかでしょうから」

使えるなら、ここがどこかも勇者がどこにいるかも分かるかも

>>454 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 15:13:36.94 ID:C9f86L2c0<> 妖狐たち

銃士「ここは牢屋か・・・」

妖狐「・・・・・・・困ったのぉ女三人でこんなところに閉じ込められてしまったでありんす。」(せめて勇者がおればのぉ)

そこは狭い牢屋で明かりは壁についてる松明のみだった。(妖狐が点けた)

銃士「そうだな・・・こんなところでぶっ放すのも危険だもんなぁ」(せめて刀使いがいれば・・・ハッ、あたしは何を考えているんだ)

魔法使い「ここは魔法が使えないみたいだねぇ」(さて、盗賊抜きでどうやって壊そうかねぇ。)

3人「力技の使える男どもがいない・・・」ハァ

「こんなところにいた」

そこに現れたのは
>>457
(この三人のうち誰かに面識あるもので魔王以外でお願いします) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/04(土) 15:51:31.59 ID:k+NRleemo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/04(土) 15:52:02.73 ID:k+NRleemo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 15:55:33.55 ID:Y2SLU8bR0<> 嘘偽りであれば容赦はせぬぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/04(土) 15:56:19.50 ID:k+NRleemo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/04(土) 15:56:45.43 ID:k+NRleemo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 15:56:48.32 ID:Y2SLU8bR0<> とりあえず触ってみたらセキュリティに引っかかって警報が鳴った <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/04(土) 15:58:17.92 ID:k+NRleemo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/04(土) 16:01:07.39 ID:k+NRleemo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/04(土) 16:01:10.91 ID:4Mf7gICAO<> 戦士 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 16:01:14.44 ID:Y2SLU8bR0<> 戦死 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/02/04(土) 16:01:27.02 ID:y0seOvk5o<> 勇者 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 18:03:48.02 ID:C9f86L2c0<> 盗賊たち

黄金仮面「嘘偽りであれば容赦はせぬぞ」

盗賊「俺は嘘はつかねえよ。盗むどころかここにいる元凶を打ち倒してやろうとまでしてるぞ」(メンドクセェなぁ)

黄金仮面「よかろう。ならば、我も手を貸そう。」

盗賊「よっしゃあ仲間ゲットだぜぇ」

刀使い「ふえぇ、起きたら何でこの二人となのぉ」ビクビク

刀使い「うぅ、銃士ぃ、」ビクビク

盗賊(あぁ、こっちにもメンドクサイのがいたんだった・・・ホント前途多難だなぁ俺)

盗賊「>>464」


リリィたち

僧侶「とりあえず起動してみるわね。どうしたら起動できるかしら・・・あら?」

ビーッ、ビーッ

リリィ「警報………」

盾使い「誰も使っていないんじゃなかったのか?」

何が起こったか
>>467


妖狐たち

戦士「こんなところにいたのか、ヒーローの登場だい」

妖狐&魔法使い「なんだこいつ(かや)」

戦士「どう意味け!?」

銃士「何こいつ?」

妖狐「一言で言うと」

魔法使い&妖狐「うざい」

魔法使い「もう一言つけるなら変」

妖狐「さらに一言つけるなら役立たず。」

戦士「うにゃあぁぁぁああぁぁあ、誰が役立たずでぃいいいぃぃいい」

戦士「聖気、破壊覇!!」

戦士が十字架に魔力を集中させて牢の格子を破壊する

戦士「ほら、出なさい!行くわよ」

銃士(あぁ、変人だ)

>>470 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 18:29:34.14 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 18:30:50.97 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 18:32:18.86 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 18:32:50.26 ID:4hMVF10W0<> ほら、いつまでもそうしてちゃ銃士とも会えないぞ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/04(土) 18:40:43.48 ID:F419CsEAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/04(土) 18:41:11.31 ID:F419CsEAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 18:41:12.67 ID:Y2SLU8bR0<> 警備装置の機関銃に追い立てられる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/04(土) 18:41:20.24 ID:F419CsEAO<> 全身を真っ黒で重厚な鎧で守っている、金髪できめ細かい白い肌を持つ女が輝きを放ちながら現れる。それと同時に浮翌遊する大量の武器がリリィたちに襲い掛かるが盾使いが防ぎ全てをへし折る。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 18:43:31.14 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 18:43:54.08 ID:4hMVF10W0<> 金色白面の狐が当時の魔王を乗せて、正八面体の浮翌翌翌遊要塞と対峙している様子が描かれた壁画のある部屋 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/04(土) 18:47:00.70 ID:F419CsEAO<> 少々卑怯な手を使っても安価取れねぇ…… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 18:48:31.48 ID:4hMVF10W0<> どうしても取りたい時にksk連打は逆効果 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 19:35:41.59 ID:C9f86L2c0<> 盗賊たち

盗賊「ほら、いつまでもそうしてちゃ銃士とも会えないぞ?」

刀使い「ふえぇ・・・銃士ぃ」ビクビク

黄金仮面「我はイケメンの部類に入ると思うがな・・・」

盗賊「子供からみたら怖い顔らしいぞ、泣きそうだ。」

刀使い「怖いよぉ」ビクビク

盗賊(こりゃショック療法で直すか)

盗賊「聞けっ!」ガシッ

盗賊は刀使いの肩を掴む

刀使い「ひぅっ!」

盗賊「人はな、怖いものに直面したとき逃げてばかりじゃダメなんだ!!その怖い壁を乗り越えて見せろ!」

刀使い(近くで見るともっと怖いよぉ)ビクビク

黄金仮面「そんなに顔を近づけるからさらに怖がってるぞ」

盗賊「目を背けるな!目をつぶるな!目の前にいるものを怖がるな滑稽なピエロだと思え、笑え、逃げるな」

黄金仮面「自分で自分のことピエロって言ってるぞ。」

分かってるさ、自分でも支離滅裂な事言っているってのは、だって子供は好きだが説教なんてしたことねえし

刀使いは>>478 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 19:36:18.23 ID:C9f86L2c0<> リリィたち

盾使い「誰も使っていないんじゃなかったのか?」

僧侶「言ってる場合じゃないわね。」

ガチャガチャガチャ

リリィ「やばい・・・かも」

リリィたちを狙って大量の機関銃が壁から現れた。

僧侶「逃げる?」

リリィ「あれ、まだ・・・使える」

@逃げる
A叩き落す(手段も)
Bその他(同レスで何か)
>>481 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 19:36:58.22 ID:C9f86L2c0<> 妖狐たち

戦士「ほら、この通路の先に部屋があるじゃ」

魔法使い「だからなに?」

妖狐「これは壁画じゃな」

その部屋には魔力で保たれた壁画があった。
一番大きいのは金色白面の狐がかなり大きな化け物を乗せて正八角形の浮遊要塞と退治している絵だった。

戦士「どうだすごいっちょ?こり」

銃士「だからなんだと?」

戦士「あり?いや、これらの壁画を調べればここの連中が何をしてるか分かるよに?」

妖狐「わっちらは誰も読めないぞ?」

魔法使い&銃士「」コクコク

戦士「ふえぇ?なんのことぉ?」

全員「」イララッ

>>484 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 19:41:54.70 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 19:42:26.36 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 19:43:09.85 ID:4hMVF10W0<> 顔は怖いけど良い人だなと思う、顔は怖いけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 19:44:11.30 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 19:45:55.59 ID:4hMVF10W0<> 大盾に隠れながら、リリィは簡易召喚で、僧侶は神聖魔法で撃破し続ける <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 19:45:57.99 ID:Y2SLU8bR0<> 全力で@ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 19:46:19.11 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 19:48:16.16 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 19:48:22.45 ID:Y2SLU8bR0<> 戦士を半殺しにしてから他の部屋に行く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 20:29:42.12 ID:C9f86L2c0<> 盗賊たち

刀使いは、顔は怖いけど良い人だなと思う、顔は怖いけど
そして盗賊の顔を真正面に見据える。

刀使い「分かった・・・頑張るよぉ。」

盗賊「オッケ、いい面構えになったぜ」

黄金仮面「貴様は相変わらず恐怖の面構えだな」

盗賊「ほっとけ」

黄金仮面「さて、道案内でもしようか。して目的地はどこだ?」

盗賊「>>488」


リリィたち

盾使い「逃げたほうが懸命だ。俺の盾もこれじゃ無意味かもしれない。」

盾使いは二人を押し出すと自分も出て部屋の扉を閉め一目散に全力で逃げ出した。

リリィ「道・・・分からない」

あそこで道なんかが調べると思ったのに・・・

僧侶「あの部屋はもう無理ね。それにしてもどうしましょう。この階、まるで迷路みたいよ」

東西南北どっち行く?
>>491


妖狐たち

戦士「まぁ気にするなっちょ、テヘ」

全員「」イララァ

戦士「テヘペロ」

全員「」ブチッ

魔法使い「たたんじまいな!」

戦士「へ?」

全員「うおぉおぉぉおおぉぉお」

バキッ、ボコ、ドガドガ

戦士「何で・・・こうなりゅの?」ガクッ

そうして他の部屋へと行くが、そこにも壁画があった。
大きな魔方陣にたくさんに死体が転がっており異形の者共が群がっている。

妖狐「これは・・・」

魔法使い「儀式だねぇ。なんかの」

銃士「儀式?もしかしてここの連中がやっているのって」


「その通りそこに描かれていることをここに来た連中は再び繰り返そうとしている。」

そこに現れたのは
>>494 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)<>sage<>2012/02/04(土) 20:30:43.03 ID:y0seOvk5o<> ksksks <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/02/04(土) 20:33:00.14 ID:y0seOvk5o<> st <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 20:33:04.23 ID:Y2SLU8bR0<> どこだ?(刀使いへ振る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 20:37:27.36 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 20:38:52.43 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 20:38:54.28 ID:Y2SLU8bR0<> 西 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 20:38:59.64 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 20:39:14.76 ID:Y2SLU8bR0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 20:39:21.34 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 20:39:48.38 ID:4hMVF10W0<> 天真爛漫でありながら若干の気品を持ち合わせる、幼少期に家出した魔王姉。紅眼黒髪ロングにほどよく巨乳で、尊大な口調
武器は魔方陣から召喚する、赤い帯の巻かれた身の丈以上の大剣。黒マント装備

気迫と虚ろさを持ち合わせた、数年前に魔王姉に拾われた身元不明の黒騎士。灰眼白髪だが兜で顔を隠していて、全く喋らない男
武器はワイヤーフック2つと双槍と双剣と魔剣。全身黒鎧装備 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 22:06:44.71 ID:C9f86L2c0<> 盗賊たち

盗賊「どこだ?」(刀使いへ振る

刀使い「ふえぇ?・・・考えてなかったの?」

盗賊「まぁな・・・とりあえずあいつらと合流したいからなぁ・・・適当に歩き回るから罠とかあったら教えてくれ」

黄金仮面「>>499」


リリィたち

リリィ「西・・・」

僧侶「じゃあ西に行こうかしら、盾使い、行くわよ」

盾使い「あぁ」

@敵が現れる(どんな敵か)
A勇者たちと合流
B階段発見
>>502


妖狐たち

「その通りそこに描かれていることをここに来た連中は再び繰り返そうとしている。」

そう言って現れたのは綺麗な紅い瞳をした黒髪ロングに黒マントの女性だった。

妖狐「お主ら・・・何者じゃ?」

ちなみに後ろには黒い甲冑に身を包んだ黒騎士と白い甲冑の騎士が対称的に立っていた

妁眼の女性「クスクス、キツネよ、お主は長い間我が妹と仲良くしてくれたそうじゃないか」

妖狐「妹・・・・・・・・魔王の姉・・かや?生き別れになった」

魔王姉「生き別れとはロマンチックな言い回しをする」

妖狐「どこがじゃ、魔王はずっと主に会いたがっていたのじゃぞ」

魔王姉「そうだな。我はずっとあの子を置き去りにしてきた。家出したのはあの父親が怖かったからだ。奴は何かを企んでいた。」

妖狐「ならばなおさら戻るべきではなかったのかや!!」

白熱する妖狐、しかし魔王姉は飄々としていた。

魔王姉「うむ、我の力を充分蓄えたのでこの遺跡から出て魔王城に向かおうとしたがの、あの黒衣の人間たちのせいで閉じ込められてしまったのじゃ」アッハッハッハ

妖狐「お主仮にも魔王の血脈じゃろが。何とかできんのか!!」

魔王「出来ぬ」エッヘン

妖狐「威張るなや!!」

あぁ、確かにあの魔王と似ておる・・・

魔王姉「ここから出たいんだろ?我らは目的も同じじゃ、協力し合わぬか?」

>>505 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 22:08:44.43 ID:C9f86L2c0<> ×ちなみに後ろには黒い甲冑に身を包んだ黒騎士と白い甲冑の騎士が対称的に立っていた

訂正

ちなみに後ろには黒い甲冑に身を包んだ黒髪の黒騎士と白髪の騎士が対称的に立っていた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:12:41.36 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:13:14.33 ID:4hMVF10W0<> 此処を何処だと思っておる?罠しか有りはせん。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:13:45.26 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:14:19.72 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/04(土) 22:14:52.72 ID:F419CsEAO<> 1、伝説の武器を狙う女盗賊。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:15:21.76 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:18:25.07 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:18:45.21 ID:4hMVF10W0<> 協力開始。
まずは魔王姉の封印装置を解く事にする。(普通なら昏睡状態のものを平然と歩いている) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 22:26:07.95 ID:C9f86L2c0<> 魔王城にて

魔物「ほら見ろ、やはり貴様は嘘つきだ。何が人間と魔物が愛し合える世界だ。」

魔王「・・・ふぅ、それはボクじゃないよ。」

部下「え、本当ですか?」

魔王「あれ、言ってなかったっけ?最近過激派の連中がボクの名を使って行動しているのを」

部下「初耳ですよ!!」

魔王「えーと、ごめんちゃい?」

部下「可愛く言ったって何にもなりませんよ。別に怒ったわけではありませんし、何で私に黙っていたんですか?魔王様の名を語って暴れている人たちがいること」

魔王「すでに耳に入ってるとばっかり思っていたよ。言ったでしょ?ボクは平和な世界を作りたいんだもん。勇者ちゃんを倒すどころか守る側だよ」

魔物「平和・・・・」

魔王「その通りだよ。いつか君の両親みたいに魔物と人との間に垣根は無くなる。そんな世界を作るためにも君に協力してほしいんだ。」

魔物「…すれ…い?」

魔王「え?」

魔物「どう・・すればいい?」

魔王「ようやくその気になってくれたんだね」ニコッ

魔物「か、勘違いするなよ。私はただ父と母の望んだ世界を実現してみたいだけだ。貴様に協力するわけではない。」キッパリ

魔王「クスッ、ありがとう。じゃあ早速勇者ちゃんを助けに行ってほしいんだ。」

魔物「何?勇者をだと?」

部下「え?勇者様は手を貸さずに魔物と戦わせて強くするんじゃなかったんですか?」

魔王「いや、今勇者ちゃんたちが戦おうとしているのは、あの人数じゃ勝ち目が無いんだよ」

部下「どういうことですか?」

魔王「だって相手は"神"なんだから」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 22:51:28.24 ID:C9f86L2c0<> 盗賊たち

黄金仮面「此処を何処だと思っておる?罠しか有りはせん。」

盗賊「まじかよ。」

黄金仮面「マジだ。ほら、後ろ」

盗賊「うおぉ!?」

刀使いを押さえつけて床に転がる盗賊
盗賊がいたところには矢が刺さっていた

盗賊「ひえぇ」

刀使い「う、うぅ」(怖いよぉ)

盗賊「お前先頭行ってくれ。」

黄金仮面「適当にそこらへん周ればいいんだな?」

盗賊「あぁ」

数分後
>>510


リリィたち

女盗賊が現れた

女盗賊「お前ら、金目の物を置いていきな」

リリィ「・・・・・」

僧侶「何なのいったい」

@倒す
A言いくるめる
Bその他(同レスで何か)
>>513


妖狐たち

妖狐「分かった。魔王も主を連れて帰ることを望むじゃろうし、協力を仰ごう」

魔王姉「そうするがよい。じゃあまずは我についている封印を解いてもらいたい」

妖狐「封印じゃと?」

魔王姉「そのとおりだ。このままだと動きも鈍い上に魔術も使えぬ・・・」

魔法使い「その封印はどうやって解くんだい?」

魔法使いが自分の得意分野だと前に出てくる

魔王姉「>>516」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:52:18.10 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:52:56.55 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:53:33.25 ID:4hMVF10W0<> 地下帝国跡に落下しかけた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:54:11.66 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:54:28.06 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/04(土) 22:55:25.45 ID:F419CsEAO<> 盗賊の知り合いか聞く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:55:36.66 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:58:03.01 ID:4hMVF10W0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 22:58:29.50 ID:4hMVF10W0<> 黒衣の連中を2人程倒した後、甘くなったガードに魔術式解錠を施せばいい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/04(土) 22:58:48.27 ID:F419CsEAO<> 黄金仮面の仮面を取る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/02/04(土) 23:01:01.05 ID:FzeRYEAq0<> 連続安価やりすぎじゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/04(土) 23:02:11.35 ID:F419CsEAO<> >>518
sage忘れるなよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/04(土) 23:05:33.21 ID:4hMVF10W0<> 安価が遠くてkskが多いからそう見えるかもしれないけど、ID違うけど同じ人が何度も取った事例は前にもある
流石にそろそろ自重するけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/04(土) 23:34:37.27 ID:C9f86L2c0<> 安価が遠いのはすいません。こんな感じにして一気に書いておかないと勇者たちみたいに忘れ去られそうになるからしょうがないのです


勇者たち

勇者「う・・・ここは」

ヒトジゴク「起きたか?」

妖刀「かなり長い時間眠っておったにぇ。寝坊はお仕置きだに」

起きると妖刀が鏡(体の一部)を見せてきた

勇者「なんじゃこりゃあ!!」

顔面落書きされていた・・・

アル「あんさんかなりおもろい顔になってまんがな」

勇者「うっせえよ。ちくしょう、いたずらしやがって、ってかお前は誰だ」

妖狐の隣で笑っているアルマジロが気になる

アル「すんません。わて『アル』っちゅーます。あんさんらの仲間と少し縁があったんですわ。」

勇者「あっそう。で?」

アル「で、と言われてもなぁ。じつはわても逸れてしまってんがな。一緒にお仲間探そうやないか」

ヒトジゴク「つまりは別に貴様についていっても合流できるわけでは無いわけだな」

アル「何偉そうに言ってんのや、知ってるであんさんが勇者はんを仲間から引き離したのはなぁ」

ヒトジゴク「・・・・・・・・・・・・・・・」

アル「ちなみにここが地下帝国で黒衣の男どもが何かしておる場所だと言うことも知らないわけでは無いやろな?」

ヒトジゴク「・・・・・・・・・・・・・・知らなかった」

勇者「何?じゃあ今すぐ倒しに行かないと」

アル「いや、待つんや。わいらだけで行っても勝ちは見えんぞ。」

ヒトジゴク「何言っている。早く開放されたいだろ!」

アル「何言っとるんや、確実さが先やろ!」

二体が言い合っているとリバーディウスが上を指差す。

妖刀「あ、あれ見るにぃ!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 00:29:47.16 ID:LOxVMCqq0<> 盗賊たち

数分後

黄金仮面「しまった!」ガタン

盗賊「どけっ!」ドンッ

刀使い「わっ」

いきなり床が開き落ちそうになった。その下には家のようなものがいっぱい建っていた。
とりあえずとっさに刀使いは押しのけたが不甲斐なく俺らはぶら下がっている

盗賊「くそっ、おい、罠の位置分かるんじゃなかったのか」

黄金仮面「すまぬ、長い間眠っていたからな」

刀使い「あ、ありがとう。今・・引き上げるよ・・・」

盗賊「あ、あれは、おーい」

下に人影を見つける。それは

勇者「おーい、ようやく来たかこのやろー」

勇者だった。

盗賊「ホントようやくだ。今降りるからな。」

といっても。飛び降りるには高すぎる。どうする?
>>525


リリィたち

リリィ「もしかして・・・盗賊の知り合い・・?」

女盗賊「誰だいそれ?さぁ早く金目の物を出すんだよ」

そういえば魔法使い以外の女性と縁は無いって言っていたような

@倒す
A言いくるめる
Bその他(同レスで何か)
>>528


妖狐たち

魔王姉「黒衣の連中を2人程倒した後、甘くなったガードに魔術式解錠を施せばいい。」

魔法使い「二人程って、どういう意味だい」

魔王姉「知らぬ!とりあえず二人だ」ドォン

妖狐「だから無駄に威張るな!」

黒騎士「あの男たち二人の命が解除の鍵らしい。」

黒髪のほうの黒騎士が解説する。部下に説明させるのもあの魔王そっくりじゃな

妖狐「そうは言ってもの、その男たちがいる場所がどこにあるかも知れぬの」

魔王姉「なに、心配は要らぬ」

魔王姉「>>531」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)<>sage<>2012/02/05(日) 00:30:52.45 ID:tqZCGBmao<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/02/05(日) 00:31:46.40 ID:tqZCGBmao<> kskst <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 00:32:08.44 ID:mykLuIeM0<> みんなのズボンを繋ぎ合わせてロープ代わりに使う <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/02/05(日) 00:32:25.63 ID:tqZCGBmao<> kskst <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/05(日) 00:33:15.17 ID:kE1/F+VAO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 00:33:55.55 ID:mykLuIeM0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 00:35:12.47 ID:mykLuIeM0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 00:50:12.09 ID:Mud5DQfZ0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/05(日) 00:50:18.36 ID:kE1/F+VAO<> この遺跡の最下層周辺だ。
ついでに言うなら、そこに何やら神代の武具もあるみたいだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 00:51:06.55 ID:rHbAJmTa0<> この要塞に隠された司令室に集まっている筈だ、案内せい(フンス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/02/05(日) 01:08:20.74 ID:LOxVMCqq0<> 魔物「神だと?ふざけているのか?」

魔王「まさか、あの遺跡であいつらが召還しようとしているのは正真正銘"神"だよ。」

魔物「・・・神様だったら別に困ることは無いんじゃないか?それとも困るのは魔物か?」

魔王「違うよ。彼らが何者かはともかく彼らが呼び出そうとしているのは"邪神"なんだよね。しかもとびきりの」

部下「それってもしや、ずっと前の魔王様が存在そのものさえも揉み消そうとしたあの?」

魔王「うん。"魔王"さえも危険視するぐらいの存在だよ。この世すべてを混沌に落とそうとしたあの"邪神"は勇者ちゃんたちがいくら集まろうと倒せるもんじゃない。そうだね"封印"か"お帰りいただく"しかないね」

魔物「・・・・私はそれを倒すのに協力すればいいんだな?」

魔王「そうなるね。できれば召還される前に何とかできないかとも思うんだけど。これは無理そうかも」

部下「私も同行したほうがよろしいですか?」

魔王「ううん。部下にはボクと残って、過激派のリーダーを探すのを手伝ってほしい…釘をさせる相手だったら釘をさしておく必要があるしね。」

部下「分かりました。」

魔王「そういえば君名前はなんていうの?」

魔物「名前?名前なぁ・・・アリスとでも呼んでもらおう」

魔王「アリス?君にしてはかわいすぎる・・・」

魔物「何か言ったか?魔王」

魔王「あはは、なんでもないよ。アリスちゃん」

アリス「ふんっ、名前と実際が合わないなどよくあることだ」

部下「創作物ではあまりありませんが・・・」

アリス「メタ発言は禁止だ」

部下「えぇ!?って言うか早く行ったほうがいいのでは?」

魔王「あ、そうだね。頼むよ。それと君、いくら勇者ちゃんがかっこいいからって好きになったら許さないからね。」

アリス「な、なるか!!」

実は魔物は一瞬戦っていたときの勇者の顔を思い出した。
あのときには気づかなかったけど確かにかっこいい表情だった。
その考えを自分らしくないと捨てて新たな戦いに胸躍らせながら飛び立つのだった。

アリス「待っていろ戦いの地。ふふふ、魔物の血が騒ぐ、戦いはやはり楽しみだ」

フハハハハ



すいません今日はこれで寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 07:55:10.54 ID:LOxVMCqq0<> 盗賊たち

勇者「あれだ!!お前らのズボンを繋げ!!ロープを作るんだ」

盗賊「届くかアホー!!」

アホー、アホー、アホー

盗賊の声だけが反響する。

>>537


リリィたち

リリィ「そろそろ邪魔・・・」ゴゴゴゴゴゴ

女盗賊「そう思うなら、金目の物を」

リリィ「そんなのあったら換金してる・・・」

リリィの足元に魔方陣ができ、小型の魔獣が現れた

女盗賊「何それ!さてはあんた魔物だね。」

リリィ「」ブチッ

あ、なんか切れた・・・

リリィ「殺さない程度に噛み砕け」

女盗賊「死んじゃう死んじゃう。」

女盗賊は逃げ出した。

リリィ「逃がすな・・」

女盗賊「うわぁぁぁあ」

>>540


妖狐たち

魔王姉「この遺跡の最下層周辺だ。 ついでに言うなら、そこに何やら神代の武具もあるみたいだ」

妖狐:幻術用魔力カンスト
魔法使い:ラック値カンスト
銃士;攻撃力&素早さカンスト

妖狐&魔法使い「あんまり必要とは思えない」

銃士「あ、あたしは必要だな」(刀使いのためじゃないぞ・・・ただ冒険が捗るためであってだな・・)

妖狐「で、わっちらはそこがどこにあるか知らないのじゃが、案内を頼むぞ」

魔王姉「>>543」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)<>sage<>2012/02/05(日) 08:06:13.39 ID:tqZCGBmao<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/05(日) 08:29:16.10 ID:kE1/F+VAO<> KSK <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/05(日) 08:29:42.15 ID:kE1/F+VAO<> 盗賊の声につられて、なにやら長い蛇みたいな魔物が襲来 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/05(日) 08:42:37.56 ID:kE1/F+VAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 09:31:17.77 ID:rHbAJmTa0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 09:32:19.35 ID:rHbAJmTa0<> 女盗賊、逃走 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 09:33:08.23 ID:rHbAJmTa0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 09:37:58.39 ID:rHbAJmTa0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 09:43:56.39 ID:rHbAJmTa0<> 良かろう、この私が直々に案内してやる(ムン
目指すは主砲門付近。諸君、余に続け! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 11:31:16.44 ID:LOxVMCqq0<> 盗賊たち

アホー、アホー、アホー

盗賊の声だけが反響する。

そしてその声に釣られたのか禍々しい色をした大蛇形の魔物が現れた。

大蛇「キシェー!!」

盗賊「うおぉ!」

盗賊はそれに機敏に反応して体を捻り巻きつこうとする大蛇に振り返りあごの下らへんにタガーナイフを滑り込ませる。

盗賊「そりゃあ、素早さカンストなめんなよ。」ドヤァ

刀使い「すごい・・・すごいよ!!」

勇者「よっしゃあ、やったぜ盗賊」

盗賊「元はと言えばてめぇのせいだろが!!」

大蛇「ヒュー!!、ヒャー!!」

首を捌かれた大蛇が。のた打ち回りながら最後の力を振り絞って、叫ぶ

黄金仮面「まずいな・・・仲間を呼ぶぞ」

@魔物が現れる(どんなのがどれだけ)
A何も起こらなかった
Bその他(同レスで何か)
>>549 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 11:32:04.07 ID:LOxVMCqq0<> リリィたち

リリィ「"八つ裂け!"」

リリィが魔獣に"命令"する

女盗賊「うわああぁぁああお助けをおおおぉおぉぉぉ」

僧侶「もういいでしょ。見逃してあげなさいな」

リリィ「・・・」

女盗賊は逃げてゆく。

僧侶「あんなのはいいから早く皆を探しましょ」

リリィ「」コクン

僧侶「あら、この声・・・」

@盗賊たちと合流
Aその他(同レスで何か)
>>552

女盗賊視点

女盗賊「なんなのよあいつなんなのよあいつ子供のクセに」

女盗賊は逃げながらぼやいていた。

ボカッ
女盗賊「え?・・な、何っ、カハッ」ドサッ

いきなり女盗賊は後ろから殴り倒された。

「いつの間に入り込んでいたのか・・・」

「まぁいいだろ。生贄にぴったりだ」

そうして女盗賊は黒衣の男たちに引きずられて連れ去られてしまった。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 11:32:33.04 ID:LOxVMCqq0<> 妖狐たち

魔王姉「良かろう、この私が直々に案内してやる(ムン
目指すは主砲門付近。諸君、余に続け!」

妖狐「主砲門って何じゃ・・・」

黒騎士「好きな言い回しだ。気にしてやるな」

銃士「・・・大丈夫なのこの人」(色々と)

魔法使い「アタイはもう色々な奴を見すぎて、この人でも普通に見えるよ」

魔王姉「何をしている。さぁ早く行くぞ」ワクワク

心なしかワクワクしているように見える。

>> <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 11:37:18.52 ID:rHbAJmTa0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 11:37:46.17 ID:rHbAJmTa0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 11:38:18.23 ID:rHbAJmTa0<> 要塞の下部が開いて、大砲とも剣とも取れるような巨大な武器に巻きついているウロボロスが現れた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 11:38:49.25 ID:LOxVMCqq0<> >>546安価ミス

安価は>>555で
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/05(日) 12:27:28.05 ID:kE1/F+VAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/05(日) 12:27:55.95 ID:kE1/F+VAO<> ある王の指令により黒衣の男たちの内部に入って偵察活動をしていたが、バレて捕まり殺されかけた所をなんとか脱出し、遺跡から出て報告しようとしている、蹴り技を主に使う細身の男と遭遇 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/05(日) 12:30:22.05 ID:kE1/F+VAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/05(日) 12:38:22.25 ID:kE1/F+VAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 12:38:49.05 ID:mykLuIeM0<> 落とし穴に落ちる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 12:44:48.36 ID:LOxVMCqq0<> >>549
すいませんが要塞はまだ儀式も終えて無いし地下に半分潜ってます。

なので埋もれている状態で下部が開くというのは、ちょっと・・・
説明か再安価か
↓にてお願いします <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 12:49:43.48 ID:mykLuIeM0<> 下部がダメなら上部でも別に良いんではなかろうか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 12:51:32.22 ID:rHbAJmTa0<>       よ
砂――ううう――地
岩――さささ――盤
      い
    /  \パカッ
      | |

      蛇<やあ

地_______下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 12:55:16.75 ID:LOxVMCqq0<> つまり、無い知恵を絞って読解すれば

要塞の下に巨大な地価空洞がある。ということでおk?把握した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 13:00:49.15 ID:rHbAJmTa0<> 頭が砂漠に、尻が地下帝国に出っ張ってる状態ってわけよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 17:33:02.89 ID:LOxVMCqq0<> 要塞の中ではなく要塞のさらに下に地下帝国があるということ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 18:33:55.30 ID:rHbAJmTa0<> えっ


俺が言ってるのはその通りなんだけど、まさかそんな解釈で話が進んでいたとは思わなんだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<><>2012/02/05(日) 18:40:22.87 ID:/6mAoxvAO<> >>562
安価取ったからってでしゃばり過ぎだろ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 18:43:18.58 ID:LOxVMCqq0<> ここで>>1の注意書きに一つ追加

「>>1は安価の内容を斜め上の解釈で読み取ることがかなりあります。少しでもおかしく感じたら指摘をお願いします」

ってかこういうの何回目だろう・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/05(日) 18:44:19.74 ID:dcjoZ77po<> あんまり言うと悪いかと思って言わなかったんだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/05(日) 18:44:39.55 ID:kE1/F+VAO<> 基本的には>>1の想像に任せようぜ…………文句あるなら安価取る時もう少し詳しく書いとけ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)<>sage<>2012/02/05(日) 20:14:29.87 ID:3rJlCx7AO<> 1は、「安価は一行20文字以内で」みたいな制限つけたほうがいいと思う <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 21:02:53.97 ID:LOxVMCqq0<> 制限つけて大雑把な説明の安価でまた斜め上の解釈しちゃっても悪いのでそこらへんは制限しません。
かといって嫌がらせな量は自重してくださいねww

盗賊たち

ゴゴゴゴゴ

「シャアァァァアアァァァアアァアァァァァ」

何かが地表から現れたかのような大きな揺れの後、おおなき蛇の鳴き声がした

この蛇じゃない。このフロア全体から響いているような。

勇者「おい盗賊、こっちだ!!降りて来いよ!」

下から勇者が叫ぶ
しかしそこはかなりの高さ

盗賊「降りれるか!!」

勇者「待ってろ。今降ろすために>>573する」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 21:03:29.74 ID:LOxVMCqq0<> タッタッタッタッタ

「ハァ、ハァ、くそっ、生贄なんかに・・・されてたまりますかってんだ。見てろ、今に王都から・・ハァ、ゲホッ」

その男は血だらけになりながら尚、通路を走っていた。

「ゲホッ、誰かぁ、まともな奴は・・いねぇのか。」

バタッ

リリィたち

僧侶「あらこの声は・・」

リリィ「助けを・・・・・求めてる」

盾使い「こっちか・・・」

そこには一人の男が横たわっていた。動きやすい格好をしており、胸に小さく何かの紋章がついている・・・とある王都の紋章だ

僧侶「ちょっと、起きなさいよあなた。意識と記憶ととりあえず命はある?」

命があるかどうか聞いておきながら普通に起こしている。

男「うぅん・・・」

応急処置を施すとようやく男が起きる。

男「>>576」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 21:04:30.08 ID:LOxVMCqq0<> 妖狐たち

魔王姉「さぁ行こうぞ。目指すは下じゃ」

妖狐「下と言っても。階段はどこにあるんじゃ」

魔王姉「階段など必要ない。ここらへんじゃ!」

魔法使い「どういうことだい?」

魔王姉「ふふふ、我の魔力を見よ」バッ

魔王姉が振り返って大げさに両手を広げる。

ガタッバタン

妖狐「ただのトラップ故意発動じゃないかや!!」

落とし穴から落ちる落ちる。

銃士「いやぁー、落ちるぅー。だれぇかああぁぁああ」

銃士は涙を流し、誰かに懇願して落ちている。

魔王姉「ハッハッハ、近道だ!!」

そういう魔王姉は笑いながら真っ逆さまに落ちている。

妖狐「これ死ぬような高さの気がするが・・・」スタッ

妖狐は一瞬もとの姿に戻ると受身を取る。

魔法使い「浮遊呪文!」

銃士「うわぁーん」

魔法使いと銃士は魔法使いの魔法でふわりと浮いて降り立つ。

魔王姉「アッハッハッハ」ドオオォォオォオォオオオォオォオン

魔王姉は腕組みをして笑いながら真っ逆さまに頭から地面に突っ込んだ。

ちなみに黒騎士たちも難なく着地、そこは地下帝国の一部だった。

周りの様子
@黒衣の男が遠くに見える
A魔法陣のようなものが見える
B遠くに勇者発見
Cその他(同レスで何か)

>>579 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 21:15:52.00 ID:rHbAJmTa0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 21:16:20.17 ID:rHbAJmTa0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 21:17:47.08 ID:rHbAJmTa0<> 妖刀をロープにしてそっちに投げる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 21:18:28.75 ID:rHbAJmTa0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 21:37:40.86 ID:rHbAJmTa0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/05(日) 21:41:22.67 ID:LOxVMCqq0<> すいません寝ます
安価↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/05(日) 21:48:04.36 ID:kE1/F+VAO<> お前たちは誰だ……? 黒衣ではない。救援、か……? 血が足りないのか、目が良く見えないんだ……! 頼む、誰でも良い、下の奴らを止めてくれ……! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/02/05(日) 21:51:02.93 ID:tqZCGBmao<> ksks <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/05(日) 21:51:16.18 ID:rHbAJmTa0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)<>sage<>2012/02/05(日) 21:52:08.43 ID:tqZCGBmao<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/06(月) 06:06:34.40 ID:ile4tftr0<> 勇者「待ってろ。今降ろすために妖刀をロープにしてそっちに投げる」

妖刀「うにーっ、だからあたしは剣だにぇー用途は守ってくれだにー」

妖刀はぐちぐち言いながらもカギ爪付き投げ縄へと変身する。

意思を持ったロープのカギ爪は狙いを外すことなく狙いよく盗賊のすぐ横隣りへと突き刺さる。

妖刀「行くならとっとと行ってくれだにぇ。」

カギ爪が喋る。

刀使い「ひぃ、喋ったよぉ・・」ギュ

喋る"物"を見るのは初めてだったようで盗賊の服を掴んで怯えてしまった。

妖刀「・・・これは呪われているロープだにぇ〜、触れたら恐ろしい目にあうんだに〜」

刀使い「うわーん」ギュウゥ

盗賊「妖刀頼むから、からかうな。刀使い俺に掴まれ、一気に降りる。」

刀使い「うぅ」タジタジ

盗賊は刀使いを抱えながら器用にロープを伝って降りる。

盗賊「大丈夫か刀使い。」

刀使い「うん・・・」タジタジ

盗賊「黄金仮面!!お前も降りて来いよ」

言った瞬間

ドオオォォオオォォオオン

黄金仮面「普通に降りてきたぞ。」

盗賊「出来んなら最初から俺たち連れて降りてくれよ」

黄金仮面「言われなかったのでな。」

勇者「>>586」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/06(月) 06:07:39.29 ID:ile4tftr0<> リリィたち

男「お前たちは誰だ……? 黒衣ではない。救援、か……? 血が足りないのか、目が良く見えないんだ……! 頼む、誰でも良い、下の奴らを止めてくれ……!」

僧侶「あなたはあいつらの敵?」

男「その通りだ・・頼む・・・頼む。」

僧侶「・・・回復魔法」

シュウウゥゥゥウウゥゥウウ

男の傷が見る見る回復していく、そして男の顔から苦痛が消え、だんだん安らかな顔に変わってゆく

盾使い「何故最初からそうしなかった?」

僧侶「まず敵かどうか見極める必要があったじゃない」

リリィ「賢明…」

男「う、見る見る傷が治っていく、すばらしいあなたは妖精か…」

僧侶はその少し大げさな表現に少し笑って言った

僧侶「>>589」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/06(月) 06:08:44.13 ID:ile4tftr0<> 妖狐たち

魔王姉「ふむ、皆無事じゃな。では行こうかのアッハッハ」

頭から地面に突っ込んでいた魔王姉が出てくる。

妖狐「自由奔放さではあの魔王にも勝るやもしれぬ・・・」

その恐ろしさを垣間見た妖狐であった。

魔法使い「ねぇ妖狐のアネキ、あれ勇者と盗賊たちではないかい?」

妖狐「ふむ、本当じゃな。」

魔王姉「ほぉ、あれが妹の惚れた男かのぉ」

妖狐「・・・それについてはノーコメントじゃ。とりあえず脅かしてみるかの」

魔法使い「賛成だねぇ」ニッシッシ

と言うことで再開のついでに脅かすことにした

>>592 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/06(月) 07:31:19.68 ID:eqKtxbgs0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/06(月) 07:31:49.32 ID:eqKtxbgs0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/06(月) 07:33:25.22 ID:eqKtxbgs0<> それよりさっきの鳴き声だ。一体何が起きた? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/06(月) 07:34:04.21 ID:eqKtxbgs0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/06(月) 07:39:16.79 ID:eqKtxbgs0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/06(月) 08:49:05.13 ID:R9kAs8CAO<> …………多分、妖精なんかじゃないわ。ただの伝説の賢者の元弟子よ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/06(月) 09:02:10.15 ID:R9kAs8CAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/06(月) 09:02:37.99 ID:R9kAs8CAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/06(月) 09:09:11.58 ID:CPSweGvRo<> 特撮の10倍ぐらい激しい爆発が勇者に襲いかかる幻覚を見せる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/06(月) 22:12:10.10 ID:ile4tftr0<> リリィたち

僧侶「…………多分、妖精なんかじゃないわ。ただの伝説の賢者の元弟子よ 」

盾使い「さらっと嘘をつくな。」

僧侶「いいじゃない見栄張ったって、・・・本当は伝説の僧侶よ」

盾使い「まだ言うか」

男「?・・・あんた方は?」

リリィ「・・・主不在の勇者一行」

これはホント

男「あぁ、それではあんた方はあいつらを止めに来たのですか。助かりますよ」

僧侶「とりあえず、あなたは"何"?そして何があったのここで、"あいつら"は何をしようとしていたの」

僧侶がまくし立てる

男「はい、俺はとある王都にここのことを調べてこいと言われた偵察のはずでしたよ」

リリィ「はず・・・?」

男「こんな危険な任務だなんて聞いていませんでしたよ。ただの狂信集団だって聞いていたのに・・・平気で生贄を捧げているだなんて」

リリィ「」ピクッ

リリィが生贄と言う言葉について反応する。この中では一番黒魔術に長けたリリィだ。ならばこれは"本物"の可能性が高い

男「あいつらは、この世に冒涜的な怪物を…名伏しがたい"恐怖"そのものを顕現させるつもりなんですよ。"ここ"はそのために作られた遺跡、古代の古のもの共が作り上げた旧き智慧の遺跡」

最初はゆっくり話していたのが少しずつ早くなる。

男「誰もここを調べようとしなかったわけです。壁のところどころに生き物の怨念が取り付いている。おぞましい者がそこらじゅうを這い回っている気がする。」

男「あいつらが行っている"儀式"は本当におぞましい・・・ああ!いあ!恐怖の生贄!身の毛のよだつ黒魔術、」

何かに囚われているかのように、喋る。喋る

男「あれは幻覚か現実か、破壊の限り、混沌に陥る、魔女め…邪神が、古の怪物が、いあ!宇宙の外にっ、宮殿にっ魔王が、白知の、盲目の魔王が!原初の混沌が!くそっ、俺は何者だ、俺の名はランドルフだ。いや、俺じゃない。いあ!」

そしてついに恐怖に掻きたてられるように早口で脅えるように喋る

男「あれは、絶対に・・・絶対に、召還させてはならないっ!!這いよる混沌、無貌の神、混沌の野獣、闇に棲みつきさまよう者、混沌の使途、ナイアル・・テ・・プ」

ドサッ

男はそこまで言うと心臓発作でも起こしたかのように目を見開き、泡を吹いて胸をかきむしりながらその場に倒れた。

リリィ「・・・・」

リリィ「」フルフル

リリィが男に駆け寄って少し観察して首を振る。

僧侶「し、・・・死んでる・・の?」

リリィ「」コクン

盾使い「何が・・・あるってんだ」

リリィ「・・・こっち」スタスタ

リリィが歩き出す。まるで目的地が分かっているかのように
その先には勇者たちがいる。一度はぐれた仲間たちが再び集まろうとしている。

何事も無く勇者たちと合流できるか(まだ互いに知覚できる距離ではない。)
>>597 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/06(月) 22:12:56.57 ID:ile4tftr0<> 妖狐たち視点

妖狐「そうじゃ、特撮の10倍ぐらい激しい爆発の幻覚でも見せてやるかの」クフフ

魔法使い「おぉ、面白そうだねぇ」

魔王姉「では妹から聞いたそなたの幻術とやらをとくと見せてもらおうかのぉ」ワクワク

銃士「あたしとして早く行きたいんだが・・・」

妖狐「ではやっちまうかや」ザワザワ

妖狐の尻尾がざわつく



勇者視点

ようやく主役に返り咲けた気分だ。と、それはともかくとして

勇者「それよりさっきの鳴き声だ。一体何が起きた?」

蛇のような蚊の泣くような鳴き声とすごい音がした

盗賊「さっきの鳴き声は俺が倒した蛇型魔物だ。」

黄金仮面「何があったのかと聞かれればあれだ。」

黄金の仮面をかぶった二足歩行の犬のような魔物が一方を指差す。
そこには大砲とも剣とも取れるような巨大な武器に己の尻尾を噛みながら巻きついているいわゆるウロボロスの蛇が現れていた。

黄金仮面「ウロボロスの蛇と言うのは魔術的な意味がすごく強い。いくつかあげると、"死と再生"、"無限"、"循環"、"完全性"、"宇宙の根源"、"物質世界への顕現"等だ」

そういっている間にも"それ"は少しずつ下にずれてきている気がする

刀使い「うぅ・・・何が・・起こるの?」

勇者「…ついに"儀式"が始まるのか?」

ヒトジゴク「だろうな・・・何をするつもりかは知らぬが」

アル「急いだ方がええんでないでっか?」

勇者「そうだな・・・おし、行くか」

行こうとした時である。

俺の胴から音がする。いやこれは・・・足元!?

勇者「やべぇ!」

飛び退く、しかし遅かった。

ドオオォォォオオオォォオオオォオォォオオオン

勇者「ぎゃああぁぁあああぁぁあぁぁあああぁぁあああああ」

すごい爆発がして頭の中が真っ白になる。



妖狐「どうじゃ、驚いたかや?驚いたかや?」ワクワク

盗賊「一人で騒ぎ出しておかしいと思ったら妖狐か。加減忘れているぞ加減」

盗賊が呆れた風に言う。実際加減があまり出来てないのは知っておった。

リリィ「・・・ショック死してる。」

盗賊「強くやりすぎだろ!ショック死しちまったぞ!!!」

>>600 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/06(月) 22:15:56.00 ID:aOheGzOno<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/06(月) 22:16:09.67 ID:ile4tftr0<> 今日はこれだけしか出来ませんでしたが寝ます。
人気投票の結果発表は明日学校から帰ってきてからやりますので、投票してない人がいましたら最終投票は明日午後3時ごろまでで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/06(月) 22:16:56.21 ID:aOheGzOno<> ゾンビやミイラのお出迎え <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/06(月) 22:18:45.18 ID:aOheGzOno<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/06(月) 22:21:03.01 ID:R9kAs8CAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/06(月) 22:21:24.01 ID:I+zlIZ5AO<> 妖狐「なにこれからは刀使いが主人公になって新装オープンじゃ、問題ない」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/06(月) 22:21:36.54 ID:ZeleHSrV0<> 首を括るしかねえ・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/06(月) 22:21:59.98 ID:R9kAs8CAO<> 仕方がないから近くにあった棺桶の中に入れて引っ張ってく <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/06(月) 22:23:46.89 ID:aOheGzOno<> ショック死わろた、ただ合流してないはずのリリィがいるのは単なる間違いかそれとも合流後の話なのか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/07(火) 06:33:30.67 ID:uRKwRxUx0<> >>603
間違えた。そこヒトジゴクだ。


リリィたち

リリィ「こっち」

リリィ「・・・には敵」

わらわらとミイラやらゾンビやらの敵が群がっていた。
・・・感だけどこの先には勇者がいるはずなのに

盾使い「参ったな。戦闘要因がいない」

リリィ「・・・」

あまり魔力消耗したくないけど・・・

リリィ「行け・・」

魔法陣から小型の魔獣を召還する。
噛み付き飲み込み、最小限の動きで道を開く
ホント知性が無いとやりやすい

盾使い「・・・すごいな」

僧侶「あ、いたわ」

そこには皆がいた。
なぜか勇者が倒れていたけど。



勇者たち

妖狐「なにこれからは刀使いが主人公になって新装オープンじゃ、問題ない」

盗賊「人気投票のせいか・・・一票しか入らない主人公なんてなぁ。しかもお情け」

魔法使い「意義無しだねぇ。」

勇者(新鮮な死体)(あれ?ギャグ補正は?あれ、入るはずのギャグ補正が無い!?)

アル「かわいそうでんがなー。勇者はんの物語          完             」

勇者(新鮮な死体)(終わらすんじゃねぇー)

リリィ「!? ど、どうしたの?」

リリィたちが現れて勇者(死体)に駆け寄る。

妖狐「魔物にやられてしまったのじゃ。徹底抗戦してわっちらを庇っての・・」グスン

死体(あっさりと嘘つきやがった!?)

リリィ「どうにかして復活させないと・・・」

復活させる方法
>>607

結果
>>610 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 07:40:07.96 ID:kQ4y6+CM0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 07:40:35.48 ID:kQ4y6+CM0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 07:42:13.93 ID:kQ4y6+CM0<> 黄金仮面が秘薬を一滴勇者の口に垂らす <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 07:45:46.90 ID:kQ4y6+CM0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 07:46:21.70 ID:kQ4y6+CM0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 07:46:57.70 ID:kQ4y6+CM0<> 蘇生したが目覚めるまでに時間が掛かりそう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/07(火) 20:52:07.97 ID:uRKwRxUx0<> 妖狐「主さまたちよ、たくさんの投票をありがとの。>>1もすごく喜んでおったぞ」ワサワサ

妖狐「まずは一票だけ貰った6位以下じゃ。」


空手家、銃士、戦士、リリィ、妖刀


空手家「よく分からないが感謝」

銃士「投票ありがとね。でもさ、あたしが刀使いより下ってどういうわけだよ。あ、悔しいわけじゃないからな?ただ納得でき・・・」

妖狐「はい、タイムオーバーじゃ」銃士「おい待てまだ話は・・・」

戦士「うきききき、これで俺様も準レギュラーね」

リリィ「あ、あり・・がとう・・・」

妖刀「ニヒヒッ、あたしにもありがとだにぇ」



妖狐「次に2票獲得の2位じゃな。以下の4人じゃ」


盗賊、女勇者、刀使い、エリザベート


盗賊「サンキュ、これからも活躍するぜ・・・ところで、さっきっから魔法使いの目が恐い」

女勇者「ありがとうだぜ。これからも勇者との仲共々応援よろしくな」

刀使い「あ・・・あの・・僕なんかが・・い・・・いいのかな・・?・・・・・・・あ・・あり・・・がとう」モジモジ

エリザベート「ふふん、最強美少女エリザベートちゃんに入れてくれてありがとだよ。これからも盗賊を手に入れるために色々してみようと思うね」

妖狐「エリザベートと刀使いには再びの出番をプレゼントしようかや、安価しだいでは準レギュラーの座も可能かの」



勇者「さて、次は第一位だな」ヘヘン

妖狐「おや勇者や、何しに来たんじゃ?」

勇者「何を言う!聞けば俺は今まで上記のランキングに出てこなかった上に一票も入っていないと言うわけではないではないか!!」

勇者「つまりは一位ということではないか!!!!!」バァアーン

妖狐「クフッ、じゃあフタを開けてみるかや?」

ジャカジャジャカジャカー

デーン


一位 妖狐  6票


妖狐「ありがとうじゃ、と言うことでわっちが第一位なのじゃ〜」

勇者「嘘だあああぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁああ」デデーン

妖狐「これに>>1の一票も加えて7票じゃな」

勇者「加えんな!!俺少なくとも一票入ってたって聞いたのに・・・何故ランキングにいない!?」

妖狐「くふ、忘れておったの。勇者は一票じゃ」

勇者「なんじゃそりゃあぁぁああぁ」ズデーン

妖狐「しかもコメントを見るにお情けじゃな。0票より酷い」

勇者「・・・ちょっと棺おけの中で泣いてくる」


妖狐「それにしても、さっすがわっちじゃ。>>1も『自分の一番好きなキャラ』と言っていたしの、クフ」

妖狐「皆もよく投票してくれたの、わっちに投票してくれたやつ全員に"好きなだけわっちで妄想してよい権利"をやろう。クフフ、モフモフしていいんじゃよ?」ワサワサ

妖狐「それじゃ、また本編での」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 20:56:52.13 ID:kQ4y6+CM0<> 時すでにお寿司
とっくの昔に妄想済みだよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/07(火) 21:22:22.68 ID:uRKwRxUx0<> リリィ「どうにかして復活させないと・・・だれかっ、」

黄金仮面「任せるが良い。」

黄金仮面が勇者を抱きかかえる。

黄金仮面「秘薬だ。飛び切りのな」

勇者の口にすごく苦い流体が流し込まれる。

勇者(苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い苦い)

すっげー苦い、生き還ったが体が言うことを聞かない。しかも苦味は一向に収まらない

妖刀「これ、大丈夫なのかにぇ?ぜんぜん起き上がらないにー」

黄金仮面「大丈夫だ、問題ない。当分目は覚めないがちゃんと息はしている。」

アル「本当や、さっきまで消えていた生命反応が"視える"で!」

妖狐「ふむ、どうしようかの」

確実に魔術の"儀式"は進んでいる。あのウロボロスは結構下まで降りていっている。あれが地面についたらどうなるのか・・・・

リリィ「黒魔術のにおいが・・・・・濃くなった」

刀使い「あの…先に行くべきでしょうか?あの・・・儀式を・・・止めに」オドオド

今勇者は動けない。しかし連れて行っても邪魔になる。

どうする

>>615 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 21:23:41.46 ID:kQ4y6+CM0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/07(火) 21:32:33.13 ID:uveeXdgAO<> 戦士におんぶ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/07(火) 22:05:26.91 ID:uRKwRxUx0<> 戦士「この俺がおぶって行ってやろう。」

妖狐「うむ、頼むぞ戦士」

勇者(こ、断る!!!あぁ、声が出ない)

アル「ほら、こっちでんがな。早や、走れや」

勇者(く、屈辱だ。こんな屈辱な姿晒してたら次こそ一票も入らないぞ。)

刀使い「この先に・・・黒衣の・・男が・・黒魔術を?」ビクビク

銃士「大丈夫だよ刀使い。あたしが守r・・いや、なんでもねえ」

刀使い「なに?言ってよ。」

銃士「何も言ってねえよ。ほら走れ」

刀使い「・・・うん!」ニッコリ

見えた。黒衣の男たちだ
そいつらは

@生贄を捧げるところだった。すでに魔方陣は完成している
A魔方陣が光り輝いている。儀式の最後の行程の一歩手前まで行っている
B魔方陣が完成するところだ。まだ生贄は完全に捧げてない
>>619

どうする
>>622


その少し前

アリス「ここが魔王の言っていた勇者のいる場所か・・・マッピング呪文浸透完了だ。勇者の元まで急ごう」

呪文で遺跡内の構造を完全に把握し、勇者のいる場所へ向かう。



出来ればこの二つの安価は同じ人が連続でとらないでください。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/07(火) 22:05:59.65 ID:uRKwRxUx0<> 今日は寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 22:14:44.22 ID:kQ4y6+CM0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 23:05:39.14 ID:ng63vlXw0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 23:18:42.65 ID:kQ4y6+CM0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 23:19:20.56 ID:kQ4y6+CM0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/07(火) 23:20:48.49 ID:kQ4y6+CM0<> 兎に角急いで黒衣の連中をぶっ飛ばす <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/08(水) 06:38:55.04 ID:cfvXl1IF0<> そこは祭壇だった。
地面より少し高くなっている祭壇の上にそいつらはいた。
不気味な黒いローブ、そして不吉で無機質な気配、こいつらが黒衣の男か
そいつらは祭壇を取り囲むように立っており、祭壇には巨大な魔法陣が描かれていた。
そしてその真ん中には不気味で冒涜的な装飾の施された搾血機<<アイアンメイデン>>があり、その隣に古代エジプト人のような格好をした浅黒い長身の男が立っている。それが暗黒の王<<ブラックファラオ>>ネフレン=カだ

ネフレン=カ「ようやくこの時がきた。ついに我が大いなる神が顕現する。いあ!ニャルラトテップ、いあ!ジュブニグラス、世界は混沌に包まれ、我が愛しき古の時代をなぞる邪神の支配するときが訪れる。ニャルラトテップ万歳!」

黒衣の男たち『おおぉぉぉおぉぉおおぉおおおぉぉおおおおおぉおおおぉぉぉぉぉおおお』

ネフレン=カ「今、最後の生贄を捧げよう・・・」

間に合った。最後の生贄だけは助けられそうだ。

妖狐「待つんじゃ!貴様ら、何をしておる」

歓声がやむ

ネフレン=カ「・・・何だ貴様らは」

暗黒の王が無感情は瞳で迎える。それは邪魔された腹立たしさと言うより、目の前をハエが飛ぶようなウザったさを抱えたバカにした瞳だ。

盗賊「聞いて驚けこのやろう!俺たちはな勇者ご一行だ!!これ以上生贄なんて捧げさせねえよ」

ヒトジゴク「この遺跡はもともと我ら魔物が住んでいた場所、出ていってもらうぞ」

アル「せや、あんさんら人間は地上で暮らしてればええんや!!」

ネフレン=カ「・・・やれ、足止めだけしていれば十分だ」

暗黒の王が黒衣の男たちに命令する。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/08(水) 06:39:29.85 ID:cfvXl1IF0<> リリィ「人間なんて・・・魔獣で十分・・・っ!?」

リリィが魔法陣を出そうとしたが、なぜか途中でかっ消えてしまった。

魔法使い「リリィは下がってな。アタイたちがやるよ。爆発呪文!」

魔法使いが爆発呪文を唱える。

男たちは吹っ飛ぶがすぐに起き上がって襲い掛かってきた。

刀使い「う、うわぁ -君の力を貸しておくれ、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)- はぁ!」

刀使いが刀を振るう黒衣の男を切り裂いた。

黒衣の男「・・・・・」シャン

黒衣の男の一人が鈴のついた杓杖を振るう。するとあたり一面に見えない力が広がり何人かが壁に叩きつけられる。

黄金仮面「我には効かぬぞ!呪術呪文!」

黄金仮面が"呪い"をかける。黒衣の男が一人苦しみながら倒れていく、

妖狐「くっ、こやつら幻術が効いてるはずなのに・・・どうなっているんじゃ」

幻術が効いてる手ごたえはあるのに、何も変わらない。しかもなぜか巨大な狐の姿に変身できない

アル「ローリングアタックや」

アルが体を丸めて最初に会ったときの石の球になり、祭壇へと転がっていく。

しかし

黒衣の男「」シャン

黒衣の男の杓杖で飛ばされ祭壇には近づくことすら出来なかった。

アル「くっ、どうあっても邪魔させないつもりや」

魔王姉「ならもっと強い力をぶつければいいんじゃ。」

妖狐「出来るのかや?」

魔王姉「仮にも我は魔王の血脈じゃぞ。封印を解く条件は整った。あとは封印をしているガードそのものに魔術式解錠を施すだけじゃ。」

銃士「魔王の姉だと?何でそんなものがここに!?」

銃士が魔王姉に銃を突きつける。

魔王姉「よせ、我にそんな鉛弾は通じぬ。それはあいつらに使うが良い、それに我は今のところ味方じゃ」

銃士「ちっ、食らえ!」ダダダダダダダダ

黒衣の男たちに連射式を食らわす。

刀使い「銃士、危ない!」ダッ

ヒュン

銃士の耳元で刀が風を切る音が聞こえる。
ドサッ
黒衣の男が銃士を殺そうとした格好そのままに倒れる

銃士「あ、ありがと・・・」

銃士「あいつを狙えばいいんだよな」

暗黒の王に銃を向けて撃つ!
しかし

ネフレン=カ「守れ」

黒衣の男「ぐあっ」バタ

暗黒の王の直線上に黒衣の男が立ち"肉壁"となる

そうしてるあいだにも最後の生贄が捧げられようとしている。

盗賊「くそっ、どうあっても、儀式は止められないのか」ギリッ

>>627 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)<>sage<>2012/02/08(水) 07:12:58.00 ID:S2nGaVuIo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/08(水) 07:23:23.12 ID:Ndcql2hAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/08(水) 07:23:52.30 ID:Ndcql2hAO<> 突如、大量の火炎弾が勇者たちを避けるようにして飛んできたかと思えば、死んだはずのスパイの男が大量の仲間たちを引き連れて現れた。
死んだはずの男曰く、あれは自らと記憶を共有させた特殊なコピーだったらしい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/08(水) 07:40:50.27 ID:hCxNSLFy0<> それは噛ませフラグっぽいが大丈夫か <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/08(水) 20:08:01.07 ID:cfvXl1IF0<> 魔女の宴そのA

周りを見渡すとすでに結構な数の魔女に囲まれていた。
大抵の魔女ならすでに命すら諦めていただろう数だ。

混沌の魔女「あら、魔女ってこんなにいたのね。私あの子たちに数えるほどしかいないって言っちゃったわよ」クスクス

契約の魔女「当たり前じゃない。だってあなた魔女になってからめったに他の魔女に連絡とらないんだもん。寂しかったわよぉ?」クスクス

還元の魔女「この状況で余裕とはさすがだな。私だったらすでに覚悟している。」

混沌の魔女「たしかに、それが゛普通゛の反応ね。でも私は゛混沌゛の魔女よ。」クスクス

混沌の魔女が魔女たちでさえゾッとするほどの歪んだ笑みを浮かべる。

混沌の魔女「混沌とは゛無秩序゛を表すものよ。私には普通なんていう秩序は存在しえないわ」

自由の魔女「なるほどに、なかなかに面白い屁理屈だにゃあ」

契約の魔女「それでもねぇ、この世の最大の摂理、強さと数には勝てないでしょう?いくら無秩序を主張してもいくつかの秩序には絶対縛られているのよぉ?」

均衡の魔女「童たち魔女は互いに均衡を保てるように力のバランスが成り立っているのじゃ。多勢に無勢は圧倒的に無勢の不利じゃな、秩序の支配する"普通"なら」

混沌の魔女「クスクス、それならその秩序を破ったら私が本当の無秩序と混沌の魔女になるのよね?」クスクス

魔女たちが慄く、そして一拍置いて契約の魔女が叫ぶ

契約の魔女「今すぐ拘束して!指一本動かさせないで!早く!」

混沌の魔女「気付くのが遅かったわね。」クスクス

混沌の魔女「さよなら、次に会うときは最も美しい混沌に満ちた世界で会いましょう」クスクスクスクスクスクスクスクス

世界が歪み、混沌魔術に包まれる。

否定の魔女「やられた。解除、"この魔術は存在しない"」

否定の魔女がこの空間を形成した魔術を"否定"すると泡がはじけるように混沌世界が消え去った。

すでに混沌の魔女は手紙を一つ置いて消え去っていた。


- 私は混沌の魔女、これより世界を混沌に沈めよう。種は芽吹いた。すでに止める手段は無い。残された道は"魔女狩り"のみ -


均衡の魔女「・・・ふざけておる」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/08(水) 20:55:35.43 ID:cfvXl1IF0<> 契約の魔女「まったくねえ・・・魔女に魔女狩りをしてみろだなんて、イカれてるんじゃないのぉ?」クスクス

自由の魔女「なにいってるんだにゃ?魔女は皆イカれてるじゃないかにゃあ」

還元の魔女「イカれているのは貴様らだけだ。この快楽主義者どもが」

契約の魔女「やぁねぇ、ただ楽しいのが好きなだけよぉ」クスクス

自由の魔女「狂気の沙汰ほど楽しいって言うじゃないかにゃー、ニャハハ」

そんなことを言っている魔女たちの輪に"男"が入ってきた。

男「呼びましたかねぇ、姐さんがた?」

均衡の魔女「遅いぞ魔導師、すでに混沌の魔女は逃げてしまったではないか」

魔導師と呼ばれた男が「ヘッヘッヘ」と人懐っこい垢抜けた笑みで笑った。

唯一男性で魔女の境地にまでたどり着いた人間、いつもヘラヘラと笑っていて軽い印象を受ける

魔導師「すいませんねぇ、道が込んでいたもので」ニヘラ

均衡の魔女「嘘じゃ」

魔導師「あれ?ばれました?へっへっへ、ちょいと遊んでいたもんで遅れちまいました。」ヘラヘラ

還元の魔女「ハァ、どいつもこいつも・・・」

還元の魔女は頭に手をやる。

契約の魔女「それはともかくとして、あの子の暴走どうするのぉ?捕まえることはほぼ不可能よ。」

自由の魔女「・・・近いうちに魔女の会合を開く必要がありそうだにゃ、夜会<<サバト>>を開くと伝えてくれに」

均衡の魔女「うむ。しかしこの案件は思いのほか大変じゃ。・・・"ヴァルプルギスの夜"のほうが良い。」

ヴァルプルギスの夜、それが意味することは世界中の魔女を集めろと言う意味だ。多次元の魔女すら

魔導師「りょうっかいっす。」ヘラヘラ

本当にあの魔女は何をしようとしているのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/08(水) 22:13:05.67 ID:cfvXl1IF0<> 盗賊「くそっ、どうあっても、儀式は止められないのか」ギリッ

スン

リリィ(魔法の匂い・・・頭上?)

リリィ「・・・皆・・動かないで!」

リリィが忠告した。
そのときだ。
ゴオォ、ドンドンドン

頭上から火の玉が降りそそぐ、それは俺たちをうまく避けて黒衣の男たちを貫いた。

男「また会いましたね。どうやら間に合ったようです。」

その男は僧侶たちの目の前で新で言ったあの男だった。そしてその後から天井に開いた穴から降り立ってくる軍隊

僧侶「どういうこと・・・死んだはずじゃ?」

男「えぇ、あれは俺のコピーでしてね。彼が正気である限り記憶が共有できるんですよ。どうやら最後まで正気を保てなかったようですけど少なくともここの秘密と場所だけは分かりました。」

部下「隊長!奇襲成功のようです。」

男「そのようですね。では制圧と抹殺を」

男が命令する。しかし

シャン、シャン、シャンシャンシャンシャンシャンシャン

杓杖の鈴の音がする。

男「な、この音は・・・」

倒されたはずの男たちが起き上がっている。火の玉による煙で隠されていた暗黒の王ネフレン=カは無傷で立っていた。

ネフレン=カ「・・・・・生贄が一気に集まったな。しかし幸運だ。貴様らにとっては不運か」

部下たち「う、動けない・・・」

男「何をした・・・」

ちなみに俺たちも動けなくなっている。

くそっ

>>634 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/08(水) 22:18:34.57 ID:hCxNSLFy0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/08(水) 22:19:12.20 ID:hCxNSLFy0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/08(水) 22:19:41.21 ID:hCxNSLFy0<> ネフレン=カ「見せてやろう、古代の雷を」

ウロボロスの武器がこっちを向く。武器をよく見ると真ん中の宝石が輝いている
戦略兵器クラスの威力を持った魔動砲の試運転が始まる
天井が崩れないように出力は抑えたうえで、手頃な人に向けて放つ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/08(水) 23:24:21.39 ID:cfvXl1IF0<> ネフレン=カ「見せてやろう、古代の雷を」

ウロボロスが巻きついた武器がこっちを向く。
武器をよく見ると真ん中の宝石が輝いている
戦略兵器クラスの威力を持った魔動砲の試運転が始まった
天井が崩れないように出力は抑えたうえで、男の部下の一人向けて放つ

シュ、ドオオォォオォオオオオォン

悲鳴を上げる暇すらなかった。

ネフレン=カ「どうだ。すごい威力であろう。しかしすでにこれは意味を成さない。」

ネフレン=カ「なぜならばすでに神は召還する準備が整ったからだ。」

暗黒の王は初めて笑みを浮かべる。忌まわしい歪んだ笑いを

ネフレン=カ「生贄は十分に整い、儀式も完成直前だ。この移動要塞すらもういらない。」

ネフレン=カ「さぁ、完遂させよう。完成させよう。射出だ!」

ウィイイイイィィン

魔動砲から黒く禍々しいエネルギー砲が放たれる。

リリィ「濃縮された黒魔術の匂い・・・」

オォォオオォォオオオォオオオ

魔動砲が唸りをあげて黒魔術のエネルギーを"生贄"に降りそそがす。

それとともにウロボロスの蛇が降りてきて魔法陣を縁取る。

ネフレン=カ「さぁ、呼びかけに応えよ我らが無貌の神、ナイアルラトホテップ」

オオォォォオオオォォォォオオオォォォオ

生贄たちの魂を食らい祭壇の奥にたたずんでいた無貌のスフィンクスが立ち上がる。

盗賊「あれは・・・遺跡の前の・・・」

妖狐「魔王の先祖が封印したという・・・邪神・・かや」

人の何倍もの大きさを持ち、ハゲタカの翼、ハイエナのような胴体、異様なほどに鋭いカギ爪、そして無い貌

オオォォォオオオオォォオォォォオオオォォォオオオ

再び咆哮をあげる。

ネフレン=カ「さぁ、勇者一行とやらどうする?神は顕現なされたぞ。」

盗賊たちは>>638 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/08(水) 23:25:57.81 ID:cfvXl1IF0<> 今日はもう寝ます。

書くスピードが遅くてホント申し訳ありません <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/08(水) 23:48:38.60 ID:Ndcql2hAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/08(水) 23:49:05.42 ID:Ndcql2hAO<> 妖刀が一瞬の隙をついて、動けるようになったから皆で撤退する。
しかし、その途中で刀使いが神代の武器であり、かつて邪神を封印した『因果を切り割く刀』を見つけ、仲間を守るために、その刀を持って立ち向かう。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/08(水) 23:57:18.97 ID:hCxNSLFy0<> 封印するのか切り裂くのかどっちなんだ一体 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/09(木) 16:46:33.05 ID:HY/v9BKS0<> 妖刀(にぃ、刀になって勇者の背中で隠れてたおかげで金縛りはかけられなかったにぇ)

とりあえずこの金縛りはあの杓杖のせいだろうと推察するにぇ。
なら一瞬の隙をついて壊せば皆動けるようになるはずだにぃ。

どうやって
>>643 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/09(木) 16:59:50.00 ID:XSfzI7990<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/09(木) 17:00:24.06 ID:XSfzI7990<> kak <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/09(木) 17:04:09.45 ID:XSfzI7990<> 勇者と融合(ぶっ刺すから恐らく痛い)して無理矢理にでも意識を起こす
融合することにより身体能力向上、体の至るところから刀身を生やす事が出来る様になる。言わば全身凶器
この形態はそう長く持たないので速攻で壊しに掛かる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)<>sage<>2012/02/09(木) 17:11:14.79 ID:Ce9ut+CAO<> 体は剣でできている <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<><>2012/02/09(木) 18:33:09.84 ID:1nXfwgRAO<> >>629
還暦の魔女にみえた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/09(木) 22:22:27.34 ID:HY/v9BKS0<> すいません今日中には書けませんでした。寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/09(木) 22:23:51.43 ID:XSfzI7990<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/10(金) 22:49:45.28 ID:huPp+anf0<> 妖刀「お父さん、ちょっと面白い提案があるんだにぇ」

妖刀が俺以外に聞こえないような小声でそう呟く。

勇者「」

もちろん何も喋れない。

妖刀「合体だにー、合体すれば一時的だけど、強い力を手に入れることが出来るにぇ。この状況を打破できるんだにぃ」

勇者「」

喋れないけど心の中で同意する。
ちなみに「あなたと合体したい」という有名なフレーズを思い浮かべたのは秘密だ。

妖刀「じゃあ、行くにぇ」ニッシッシ

妖刀が変化して、俺に張り付くような形状になる。
そして

妖刀「ちょっとばかり痛いけど気にすんなだにー」

勇者「?」

グサッ

勇者「カハッ!」

全身に鋭い痛みが走り、ジワジワと熱を持って広がる

それは例えるなら全身を一気に大量の剣で刺されたような、そんな感じ

見ると肩やら腕やらから、腹やら指先やらからまで無規則に、悪く言えばめちゃくちゃに刀身が生えている。

それはまるで、混沌とした"人間刃"いや、"刃人間"だ

勇者「いってー!・・・お、喋れる」

妖刀「動くこともできるはずだにぇ。気付かれる前に早くあの杓杖を壊しにいくにー」

勇者「・・・」

暗黒の王はすでに俺のことを死んでると思って油断しているようでこっちは向いていない。

勇者「チャーンス」

ネフレン=カ「なっ!?」ドカッ

後ろっから暗黒の王に体当たりをかます。

勇者「破壊完了」シュウウウウ

妖刀「とっとと引くにぇ」

煙とともに刀身が引っ込む、タイムアップか早いな

妖刀「さっすが混沌魔法を身に宿してることだけはあるにぃ」

勇者「どおりでめちゃくちゃだったわけか・・・自己回復呪文」パアァ

盗賊「勇者!とりあえずいったん撤退しよう」

妖狐「おい、逃げるのかや?つまらないんじゃないかやー」

妖狐がブーブー文句を言うが今回ばかりは無視だ。
代わりに黄金仮面が説明する。

黄金仮面「今の我らが戦っても勝ち目は無いからな・・・」

刀使い「・・・あ、あの・・ここには…伝説の・・神代の武器があるの・・それを見つけられれば・・・」

地下帝国を走る俺たち、それを後ろから見ている暗黒の王は尚も冷たい眼をしていた。

ネフラン=カ「愚かなり、我と神を唯一止められるチャンスだったと言うのに・・・さぁ神よ、完全体となる儀式だ。此度は魔王の邪魔立てなどさせぬ、部下どもよ崇高なる生贄となるのだ。」

暗黒の王の呼びかけとともに黒衣の男どもが魔法陣内に並ぶ。それは今から死ぬと言われているのになんとも思っていないようだった。
フハハハハハハハ
オオォォォオオオォォオォオオォォオオオ
祭壇に響くのは暗黒の王と無貌のスフィンクスの笑い声と猛り狂う聲のみ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/10(金) 23:14:09.11 ID:huPp+anf0<> 銃士「ああっもう、どこにあんだよ神代の武器なんて」

勇者「妖刀・・・なんか分からないのか?」

妖刀「少なくともあたしの呼びかけに呼応する武器じゃないことは確かだにぇ」

妖狐「生き物だったら気配探れるんじゃがのぉ」

アル「わいも残念ながらそんな武器のことは聞いたことは無いでんがな」

ヒトジゴク「右に同じだ。あんたは?」

黄金仮面「知らぬな。」

リリィ「・・・」

盗賊「そういえば宝物を探す魔法って無かったっけか?」

魔法使い「アタイは習得して無いよ」

僧侶「盗賊の鼻はどうしたのよ」

宝の匂いをかぎつける"盗賊"ならではの秘儀

盗賊「習得して無いな」

刀使い「みんな・・・少し黙って・・・こっちに」

刀使いが何かを感じ取る。俺たちはそれについていくことにした。


@魔王姉がいた
A聖なる部屋が見つかる
>>652 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/10(金) 23:25:24.21 ID:ewGbtLnr0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/10(金) 23:25:52.99 ID:ewGbtLnr0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/10(金) 23:26:21.84 ID:ewGbtLnr0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/11(土) 00:24:12.20 ID:jD4IQwYI0<> すんません寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/11(土) 14:29:43.65 ID:jD4IQwYI0<> 刀使い「ここから・・・何かが呼んでるの。」


そこは一つのトビラだった。おそらくはその扉の向こうに何かあるのだろう


リリィ「ここだけ・・・・・黒魔術の匂いが…ない?」


綺麗な装飾が施され、なぜか神聖な感じがする。明らかに遺跡全体、地下帝国とも、雰囲気がぜんぜん違う。

しかし


妖狐「押しても引いても動かぬの」


盾使い「・・・・」グッ

盾使い「無理だな」


僧侶「一番の力持ちのはずの盾使いが無理なんて・・・」


魔法使い「結界かねぇ」


リリィ「」コクン


刀使い「ちょっと待って・・・・・・記憶・・見てみる」


刀使いが壁に手をやる。

数分後


刀使い「分かったよ・・・これを開くには、選ばれた人だから・・・えと・・・>>657が呼ばれている・・・みたい。>>660すれば開く・・・よ」
(出来ればこの二つの安価は同じ人が取らないでください)


その頃暗黒の王

ネフレン=カ「さぁ、これで・・・」

魔王姉「させぬぞ!!永久凍土呪文!!!」ゴオオォォオォォオオオォォオオオ

すさまじい冷気が暗黒の王を包む

ネフレン=カ「魔王のにっくき血族か。暗黒呪文、黒穴<<ブラックホール>>」

すべてを吸い込む空間の穴が開き、暗黒の深淵へと冷気を吸い込む。

ネフレン=カ「無駄だ、いくら魔王の血族と言えど、復活なされた神を倒すなど。」

魔王姉「封印をする手段はあるだろう?小僧どもが取りに行っている間、我は貴様を止めていればいい。行くぞ黒騎士ども」

魔王姉の雰囲気が変わる。

魔王姉(任せたぞ彼の武器を) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/11(土) 14:32:04.94 ID:HNmTzS6AO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/11(土) 14:33:39.86 ID:HNmTzS6AO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/11(土) 14:34:12.85 ID:HNmTzS6AO<> 刀を使いし者 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/11(土) 14:37:06.29 ID:HNmTzS6AO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/11(土) 14:37:32.98 ID:HNmTzS6AO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/11(土) 14:43:26.01 ID:FtYRIMFP0<> 心臓を3つ捧げる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/11(土) 15:15:29.04 ID:nsk20LwAO<> アステカかよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/11(土) 19:59:03.82 ID:jD4IQwYI0<> 刀使い「分かったよ・・・これを開くには、選ばれた人だから・・・えと・・・"刀を使いし者"が呼ばれている・・・みたい。心臓を3つ捧げるすれば開く・・・よ」


勇者&刀使い「・・・・・・・・・・・・・・」ジー


勇者と刀使いが互いに見つめ合って固まった。


勇者「・・・刀を使う者っていったら君だよね。早く開けなよ」


刀使い「ひぅ!?あ、あの・・・選ばれしものだし・・・"勇者"が行くべき・・じゃないかな」


勇者「いや、"刀使い"だし」


刀使い「いや、勇者・・さん・・・妖"刀"使っているし」


勇者&刀使い「・・・・・・」


魔法使い「二人とも何譲り合っているんだい?」


勇者&刀使い「だって心臓だけくりぬくなんてグロいこと出来ないよ。しかも三つも」


盗賊「勇者そんな弱点あったっけ?」


>>665 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/11(土) 20:01:41.55 ID:FtYRIMFP0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/11(土) 20:06:55.56 ID:nsk20LwAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/11(土) 20:06:58.28 ID:NaPzZXqDo<> 「・・・『心臓』とはハート、つまり心を合わせると言う事だ。勇者と刀使いで二人・・・あと一人必要だな」
今まで黙っていた盾使いが重い口を開いた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/11(土) 20:08:22.31 ID:FtYRIMFP0<> 魔法使いと盗賊が即興で、人造ゴーレム用の魔翌力炉を制作する
その魔翌力炉を僧侶が祝福し、リリィが炉心周りの受肉を担当する <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/11(土) 20:35:06.49 ID:jD4IQwYI0<> 「・・・『心臓』とはハート、つまり心を合わせると言う事だ。勇者と刀使いで二人・・・あと一人必要だな」


今まで黙っていた盾使いが重い口を開いた


刀使い「え・・・でもこの中に刀使っているのって」


魔法使い→魔法の杖

盗賊→素手orナイフ系統

妖狐→無し

リリィ→魔獣召喚者

盾使い→盾

僧侶→僧侶の杖

銃士→銃

ヒトジゴク&アル→無し

戦士→戦士の剣


戦士「ウチだねい。」


勇者「えぇ!?パラディンに転職したんじゃ・・・・・」


戦士「転職してもしばらくは使ってたのネ。あたしは今でも剣つかってりぃ」


知らなかった・・・


勇者「じゃ、やってみっか」


刀使い「う・・・うん」


戦士「へっへっへ、楽しみだな」


開いたかどうか
>>671 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/11(土) 20:38:24.50 ID:NaPzZXqDo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/11(土) 20:38:32.08 ID:HNmTzS6AO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/11(土) 20:39:12.00 ID:HNmTzS6AO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/11(土) 20:39:51.85 ID:NaPzZXqDo<> 開くが空だ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/11(土) 20:44:33.42 ID:FtYRIMFP0<> どうすんのこれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/11(土) 20:51:53.70 ID:NaPzZXqDo<> 安心しろ先は考えてる。・・・安価取れるかはしらん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/11(土) 20:56:08.64 ID:HNmTzS6AO<> こちらもどう展開させるか考えた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/11(土) 21:05:30.96 ID:jD4IQwYI0<> 勇者「心をあわせてお祈りでもすればいいんだな」


盾使い「あぁ、そんなところだ」


盾使いが肯定する。それを受けて俺たち三人は扉の前で手を合わせてお祈りのように心をあわせた


勇者(開け、選ばれし者なんだろ?さぁ俺たちの心臓受け取れ)


刀使い(僕たちに・・・・・力を・・・)


戦士(腹減ったぜよ・・・)


ガゴン


音がして扉が開く


皆『おおぉぉおおぉお』


歓声が上がる


勇者「すげえな、お前どうやってわかったんだ?」


盾使い「知らん。何故かそんな気がしただけだ。」


刀使い「もしかしたら・・・盾使いも・・呼ばれていたのかも…」


盾使い「さぁな。俺は物に魂が宿るなど信じて無いからな・・・」


盗賊「お宝お宝〜って、ねえじゃん」


盗賊が意気揚々として入り、声を上げる。


勇者「はぁっ!?・・・本当だ。どういうことだよ・・」


俺たちも入った。がそこには・・・何も無かった。


暗くてよく見えないが、確かに武器らしい物は影すら見つからない。


魔法使い「本当に・・何も無いねぇ」


そして最後に入ってきた刀使いが・・・


@刀使い「見えないの・・・?」
A刀使い「ほら・・・これだよ」
B刀使い「銃士・・・頼むよ」


>>678 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/11(土) 21:06:43.48 ID:FtYRIMFP0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/11(土) 21:07:39.92 ID:FtYRIMFP0<> 考えたとか言われても内容見なきゃ安心出来ないんですけどNE! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/11(土) 21:07:43.83 ID:NaPzZXqDo<> @A
「見えないの・・・?ほら・・・これだよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/11(土) 21:08:29.07 ID:NaPzZXqDo<> >>677
選択安価になったので無駄だったでござるの巻 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/11(土) 21:12:34.02 ID:FtYRIMFP0<> いやまぁ今回に限らず <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/11(土) 22:13:36.48 ID:jD4IQwYI0<> 刀使い「見えないの・・・?ほら・・・これだよ」


刀使いはそういいながら腕を広げる。もちろん刀使いの目の前には"何もない"


勇者「何言ってんだ?ここにあんのはせいぜい大昔に閉じ込められた空気ぐらいのもんだぞ」


そうからかい気味に言ってみると。刀使いは「その通り」と笑いながら繋げる


刀使い「ホントすごいよね・・昔の人って・・・これが神代の武器」


見渡してみるけどやっぱり何も見えない。


銃士「ねぇ、何を見てるの・・・?」


刀使い「確かにこれなら絶対に盗まれたり壊れたりしない・・・・神代の武器はこの空気そのものなんだよ。」


皆『えぇ!?』


刀使い「魔法の一種なのかな・・・それすらも分からないけど・・・・・"これ"は形の無い武器・・・」


妖狐「なるほどの、完璧な二重の紛失防止、それがあのトビラとこの武器かや、むりやりここに入られても武器は失われず・・・すばらしい仕掛けじゃないかや」


リリィ「・・・すごい。」


言われてから気づく、この部屋に満ちている切れるような鋭く、それでいて神聖な気配


それはまさに研ぎ澄まされた刀


刀使い「刀が・・・使い手を・・選ぶ」


刀が選んだ使い手は

@勇者
A刀使い
B盾使い
C戦士
Dアリス

>>684 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/11(土) 22:14:55.60 ID:nsk20LwAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/11(土) 22:15:51.66 ID:nsk20LwAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/11(土) 22:15:53.19 ID:NaPzZXqDo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/11(土) 22:16:11.23 ID:nsk20LwAO<> 5 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/11(土) 22:21:23.19 ID:HNmTzS6AO<> もう刀使いが主人公でいいよな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/11(土) 22:25:03.53 ID:nsk20LwAO<> 刀使い優遇過ぎwwwwwwすっかり主役なんですけど
勇者()
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/11(土) 22:41:27.20 ID:jD4IQwYI0<> >>686,687
勇者「これでいいんだよ!俺はこれ以上強くなる必要ねーし」
妖刀「ねーし、だにぃ」
勇者「大体本当にかっこいいやつってのはな、必要以上にかっこつけちゃいけないんだよ。魔王や女勇者ちゃんの前でだけかっこつけていればいいんだよ。」
妖刀「いいんだにぇ」
勇者「だいたい人気投票でもちゃんと投票してくれて人いるしぃ、まだ人気あるもん。」
妖刀「一票だけだけどにぃ」
勇者「これ以上否定すんなぁ!!!!」



刀使い「・・・」チャキ


刀使いが刀を高く掲げる。


勇者「」チャキ


戦士「?、??」チャキ


俺たちもそれに習って剣を掲げる


その"気配"は一人の男の刀に集まる。


刀使い「ボクが・・・・・選ばれし・・・」


刀使いの刀に、


それは言葉に表せない神聖な色を宿して光る。神剣となった。


妖刀「あたしとは正反対の位置に属する剣だにぇ・・・」


妖刀と神剣だもんな・・・そりゃ正反対だわな


刀使いはその光る剣を前に愛しいものを見るような表情で言った


刀使い「・・・これからもよろしくね・・天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)」


これであれと戦う準備は整ったわけか。


>>691


寝ます。おやすみなさい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/11(土) 22:44:39.21 ID:FtYRIMFP0<> そろそろバランスを考えようぜ
ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/11(土) 22:46:30.06 ID:nsk20LwAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/11(土) 22:46:32.75 ID:NaPzZXqDo<> それではここで視点変更で北国にいる女勇者 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/11(土) 22:48:10.48 ID:FtYRIMFP0<> 薄々気付いてはいたけどまたお前か <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/12(日) 11:40:43.47 ID:aemf6jj20<> ステータス

勇者:魔力カンスト、武器:魔力に比例して強くなる妖刀

盗賊:素早さカンスト

魔法使い:魔力カンスト:ほぼ全部の魔法覚えている。魔術に関して天才的な才能:混沌魔術一部習得済み

リリィ:召喚術最強クラス

妖狐:幻術最強クラス

刀使い:武器の潜在能力を最大まで引き出す力がある。

僧侶:普通

盾使い:防御力カンスト、特技:仁王立ちなど主に仲間防御系

銃士:命中最強クラス

戦士:幸運?カンスト、その他:?


バランス言うなら盗賊どうにかすべきだな・・・・何も考えて無いけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 12:11:16.88 ID:IzJDE06y0<> 勇者:魔翌力カンスト、正統派戦法 武器:魔翌力に比例して強くなる妖刀 融合アリ
盗賊:素早さカンスト、盗賊ってかほぼ暗殺者 メサイアモード強化or暴走フラグ立ってる
魔法使い:魔翌力カンスト、ほぼ全部の魔法覚えている それなりのだった才能が天才的に 混沌魔術一部習得済み
リリィ:召喚術最強クラス 混沌世界に触れたから化ける可能性あり
妖狐:幻術最強クラス
戦士:幸運?と混沌属性値カンスト、その他:?

刀使い:武器の潜在能力を最大まで引き出す力がある 地理把握能力アリ
僧侶:普通、回復要因 女勇者パーティの僧侶とキャラ被りの危険
盾使い:防御力カンスト、特技:仁王立ちなど主に仲間防御系
銃士:命中最強クラス

女勇者:能力そのものは勇者同等か下位互換
弓兵:命中と技巧が最強クラス
ネクロ:特殊過ぎて測定不能
僧侶(元祖):普通、回復要因 刀使いパーティの僧侶とキャラ被りの危険

魔王:究極火炎呪文を確認 低レベルの攻撃は通用しない
魔王姉:永久凍土呪文を確認 暗黒の王と邪神相手に渡り合える 召喚武器:赤帯巻かれたデカい大剣 スペック不明
魔王姉妹:性格から考察するに、姉が壊して妹が紡ぐスタイルだと思われる
黒騎士:魔王姉と肩を並べられる位の力はある ワイヤーフック×2、槍×2、剣×2、魔剣×1…武器大杉 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/12(日) 13:00:41.33 ID:aemf6jj20<> 刀使いの能力に追記、物の記憶を覗く力

女勇者パーティーと刀使いパーティーの僧侶の見極め方
女勇者パーティーの僧侶はお姉さんのような優しい性格をしているパーティの保護者役。それだけ、うん。どうしよう


とある北の地方


女勇者はそこで仲間を宿において、雪原の中一人立ち尽くしていた。


女勇者「約束どおり一人で来てやったぜ、本当に勇者たちを助けられる手立てがあるんだな。」


質問ではなく"確認"、その相手は自分を手紙でここに呼び出した魔女に


「もちろんよぉ。私は契約の魔女、約束だけは絶対に破らないと誓えるわぁ」クスクス


女勇者「!」ビクッ

女勇者「ど、どこにいる!?姿を現せ!」

契約の魔女「ここよ。ここ、そんな遠くにはいないわよぉ。」クスクス


近くにいないからと遠くを探す女勇者のすぐ後ろから声がする。人をからかうような幼い声が


女勇者「!?」バッ


驚いて飛び退く


女勇者「・・・おお・・かみ・・・?」


そこには白い狼がいた。雪の中に隠れる保護色のような純白の狼が


契約の魔女「白い狼は神の使いってねぇ。クスクス、勇者を助けたい、引いては世界を守りたい。私とあなたは利害が一致しているわぁ」


狼が人間の姿へと変身する。子供のような外見、ショートカットの白い髪、子供用のドレスのような服を見に着けている"魔女"しかし狼の白い尻尾は残っている。


契約の魔女「今この世界は魔王だけではなく『混沌の魔女』と言う脅威に晒されているのよぉ。」


契約の魔女はあの後すぐに混沌の魔女に対抗すべく、"契約者"となるべき人材を探していた。"あの子"を生け捕りにするためにいち早く戦える人材を育てる必要があった。勇者はすでに魔女たちに目をつけられているからそれ以外に

それで、もともとの能力も高く適正も高い女勇者に目をつけたのだった。


女勇者「そいつを倒す代わりに勇者を守れるほどの力を分けてくれる。とかか?」

契約の魔女「当たりぃ、なかなか感がいいじゃなぁい。好きよぉ、そういう子」クスクス


魔女が愛しいものを見る舐めるような目つきで女勇者を見る。ゾッとするがそれでも女勇者は目を逸らさず話を聞く


女勇者「で、何をしてくれるんだ?」


契約の魔女「魔女を倒せるのは魔女の力のみ、つまりは私の力をあなたに渡すのよ。比喩ではなくて実際にねぇ」クスクス

契約の魔女「私は契約の魔女、あなたが望む能力を与える代わりに"代償"を持っていく。」


魔女が耳まで裂けんばかりに口を歪める。


契約の魔女「さぁ、望みを言いなさぁい。どんな能力がほしいの?どんな力が欲しいの?あなたの心を食らってその望みを叶えてあげるわぁ」クスクスクスクスクス


女勇者「>>698」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 13:10:21.33 ID:IzJDE06y0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 13:10:46.83 ID:IzJDE06y0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 13:11:42.56 ID:IzJDE06y0<> 自分自身の全てに替えても、勇者を助ける力が欲しい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/12(日) 13:29:31.69 ID:aemf6jj20<> 女勇者「自分自身の全てに替えても、勇者を助ける力が欲しい 」

契約の魔女「クスクス、覚悟は分かったわ。でもねぇ、ちょっと違うのよ。」

女勇者「何がだよ?」

契約の魔女「"契約"って言ったでしょぉ?もっと具体的じゃないとだめなのよぉ。具体的に能力を言ってもらいたいわけよ。」

契約の魔女「剣術?魔法?技術?すばやさ?変身能力、召喚術、重力を動かす力気象を操る力・・さすがにここら辺与えちゃ神にとどいちゃうから契約違反ねぇ」クスクス

契約の魔女「それにあなたの全てなんて取ったら廃人になっちゃうわよぉ。クスクス、私契約なら同情なんてしないわよ」

女勇者「>>702」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 13:35:50.20 ID:IzJDE06y0<> ついでに商人パーティも

商人:能力平均頭脳明晰、メンタル面に難アリ 戦法:銃やその他道具を扱う〇〇えもん戦法。サポート兼回復役?
空手家:心技体全部がチート 格闘+気功 
女剣闘士:上の中ぐらい? あまり出番がなかったが戦士の姉とかいう設定があったり
エリザ:パラメータが術寄りの空手家 このパーティでは味方強化とかしてそう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 13:36:56.35 ID:IzJDE06y0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 13:43:50.23 ID:IzJDE06y0<> 魔王の血族が持つ、あの独特の魔翌力が欲しい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/12(日) 14:15:09.56 ID:yKcxjIsAO<> 刀使いパーティーの僧侶の方がツッコミが鋭い…………駄目か <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 14:24:27.42 ID:IzJDE06y0<> ツッコミが鋭いってのが良くわからないな
例を一つプリーズ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/12(日) 18:04:31.84 ID:aemf6jj20<> 女勇者「魔王の血族が持つ、あの独特の魔力が欲しい。」

契約の魔女「クスクス、魔王族の魔力や特性は性格と思いの"形"で決まるのよぉ。貴方が出会った子は相当"思い"が強かったから強く見えたのだろうけど、あなたはどうかしらねぇ?」クスクス


魔女は笑う、いやあざ笑った。


女勇者「なぁに、思いの強さなら私も負けちゃいねぇぜ。それはさっき示したはずだぜ。"強くなりたい"、守るために助けるために何よりも強く、強くなりたい何を引き換えてもだとな。」

契約の魔女「クスクス、いいわぁ、気に入ったわぁ。私も"何と引き換えても"あなたを強くしてあげるわよぉ。でも契約は後から解約できないからそのつもりでねぇ?」

女勇者「覚悟の上だぜ。」

契約の魔女「じゃあ行くわよ」


-我は魔女、神など地に引きずり落とさん力を持ちし悪魔の子なり-

-世界は一なり、一は全なり、そして全は我なり-

-今魔女の力を人の子に明け渡さん-

-その全を統べる力は一となり人の子に渡る-

-そして我は力と引き換えにその身を食らう-

-これが世の決めた輪廻なり-

-得るものと代償はともに膨大となりえ-

-それに喜ぶか絶望するかは己しだいなり-


魔女の詠唱が終わる。

"それ"が終わると同時に女勇者の意識が遠のく


魔女「クスクス、あなたが目覚めたとき、自分に与えられた力に溺れないことを願っておくわぁ。あなたが失ったものに気づくときはずっと先でしょうけど、それに気づいたときどんな反応をするのかも楽しみねぇ」

魔女「ま、与えられた力がどんなものかに気づくかどうかも分からないけどねぇ。その力が人間を滅ぼそうとしたことを忘れないでおきなさぁい」クスクス


魔女はいくつかの"忠告"をするとその場から消え去った。残ったものは助けも無く雪原の中に倒れた女勇者のみであった。


>>708

(勇者との再開はもう少し後にしないので今すぐ勇者たちを助けに行くというのはお避けください)

ちょっと出かけてきます。もしかしたら今日は書けないかもしれません <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 18:17:13.43 ID:IzJDE06y0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 18:17:44.53 ID:IzJDE06y0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/12(日) 18:19:41.66 ID:RZqQLR2ro<> アリス視点 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/12(日) 22:46:16.07 ID:aemf6jj20<> 遺跡内にてアリス視点

アリス「なかなか広いなここは・・・マッピング呪文がなければ迷っていた」

アリスはまだ地下帝国には行ってなく遺跡内を彷徨っていた。

アリス「む、なんだお前は」

ふと息抜きに止まっていると少し太りぎみな猫がすりよってきていた。

猫「んにゃ〜〜お」

それは白の地に紫の縞模様を走らせてニタニタと笑っている奇妙な猫だった。

アリス「狼の魔物である私に懐くとは奇妙な奴だな。まぁどうでもいいか、とっとと追いつかなければ」

アリスは狼の姿へと変身してさらにスピードをつけて走った。


アリス「・・・どういうことだ?下に行く道が無い。」

マッピング魔法で少しづつ地形と目的地を把握しながら進んだが、ここら辺にあるはずの下へ通ずる道が無かった。

「んにゃ〜〜〜お」

アリス「!?」

見るといつの間にか目の前に先ほどの奇妙な猫が尻尾を左右に揺らしながらニタァと奇妙に笑いながら床に伏せていた。

アリス「・・・お前いつの間に先回りをしていた…」

猫は立つと一瞬流し目でこちらを振り向き、ついて来いとでも言っているかのように前を向き尻尾を立てて歩き出した。

アリス「・・・・・・案内するとでも言うのか?」

猫「にゃーご」

アリス「いいだろう。少なくともここで立ち止まっているよりかはましかもしれない。」

少し歩くとまた猫が床に伏せてこっちを向きニタニタと笑った。
そこは何の変哲も無い床であり、下へ行く階段もなければ昇降機のような物も無い。

アリス「なんだ。やはり何も無かったか」クルリ

別に期待はしていなかったが少し落胆して他の道を探そうとすると、猫が行くなとでも言うように大きな声で鳴いた。

アリス「なんだ。わたしは遊んでいる暇など無いのだ。うわぁっ」

猫「」ニヤニヤ

アリスが猫に近づくと床が開き、猫ごと落ちていった。

アリス「そうか、これが地下の都への入り口か」ヒューン

アリスがたどり着いた先は

@勇者たちと合流
A魔王姉たちと合流
Bその他(同レスで何か)
>>712
今日は寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 22:53:01.76 ID:IzJDE06y0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 22:53:30.06 ID:IzJDE06y0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/12(日) 22:56:50.83 ID:IzJDE06y0<> 遠くに魔王姉達がいた
近くに眠りの魔女を起こすための白銀の笛と楽譜が落ちていたが、アリスにはそれが何なのかわからない
因みに眠りの魔女は、浮翌遊要塞の動力のクリスタルの中で丸まって眠り続けている <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/13(月) 06:02:05.27 ID:I6EWS63f0<> タッ

うまく着地する。ついでに人の形に変身する。
この姿はほとんどとったことなかったが、まぁこんなもんでいいか


アリス「スンッ、黒魔術の匂い・・・魔王が言っていたのはこれか?」


遠くを凝視すると、魔物と魔術師のような人間の男が対峙している。

いや、あの魔物は魔王の血族の匂いがするな。

魔王の独特の魔力のにおいはわかりやすいから間違いないな。しかしあいつとは魔術の特性が違う。本人じゃなさそうだ。


アリス「何だお前、まだ用か?」


猫がまたすりよってきた。さっきの例もあるので今度は注意深く観察する


猫「」タシッタシッ


猫が何かを叩いていた。


アリス「これか?」


それは人間がフルートとか呼んでいた物に似ていた。色は白銀で、色々穴やら何やらついていた。


アリス「しかし私は使い方を知らないからな・・・」

猫「にゃーお」タシッタシッ


今度は何かが彫られている石版を叩いていた。

楽譜か?もちろん私は読めない。


猫「にゃーお」タシッタシッ


猫は尚も二つを叩いている。


アリス「使えと言うのか?」


確かここから息を吹き込めばいいのだったな。使ってみるか?

>>716 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/13(月) 07:35:20.65 ID:Kjlihj0j0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/13(月) 07:35:46.59 ID:Kjlihj0j0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/13(月) 07:37:19.02 ID:Kjlihj0j0<> しかしアリスはド下手だった
アリスの演奏では目覚めない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/13(月) 18:29:47.60 ID:I6EWS63f0<> とりあえず、ここに口をつけて・・・舌の動きはどうするんだ?

えと、息を吹き込めばいいのか?


ピー


アリス「おお〜」

つい感嘆してしまう。


「おいおい、笛も吹けないのかいあんた?楽譜も読めないし俺の見込み違いってことかぁ?」ニタニタ


あの猫がニタニタ笑いはそのままにいきなり喋りだした。


アリス「な、何を言う、ちゃんと吹けてたではないか」

猫「あれで吹けてたってんなら子供だって大奏者だぜぇ〜」ニタニタ


猫は吹けないことを前々から見抜いていたかのように笑っている。


アリス「な、・・・というかお前は何故話せている。魔物なのか?」

猫「魔物ぉ?あんた面白いこと言うにゃぁ。まぁ笛は無能でも俺の封印を解くぐらいの魔力はあるんだもんにゃぁ。おかげで言葉までは取り戻せたぜぇ」ニタニタ

アリス「む、むの・・・お前はなんだ?何者だ?」

猫「おぉっと忘れてたぁ。俺ぁチェシャ猫ってぇんだ。なんな
ら当て字で『知者猫』としてもいいぜぇ」ニタニタ

アリス「お前が知者だと?笑わせるな」

チェシャ猫「知者だぜぇ。なんたって他のやつらとは"えらさ"が違う。魔物よりも猫よりも人間よりも魔女よりも、えらさがちがう。」ニタニタ

アリス「そんなことはどうでもいい。何故私をここに誘導した」


こういうめんどくさそうな奴は要件をとっとと聞いておさらばするのがいい。


チェシャ猫「その笛で女王様の封印を解いて欲しかったんだけどにゃあ、その下手さじゃあんたの仲間を頼ったほうがよさそうだなぁ」ニタニタ

アリス「仲間?・・・勇者たちか」

チェシャ猫「あぁ、そういうことだにゃあ」ニタニタ


先にこいつについて行って勇者たちと合流すべきか?

>>720 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/13(月) 18:38:45.59 ID:fFfS1NDAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/13(月) 18:46:09.88 ID:38LnemVAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/13(月) 18:46:35.12 ID:38LnemVAO<> そこにスパイの男たちの仲間の一人であり、マイペースに逃げてきた陽気で楽天家の、ギターみたいな楽器と刃が一緒になったような奇妙な武器を持った音楽家が登場 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/13(月) 18:57:58.52 ID:Kjlihj0j0<> キャラ増やしすぎじゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/13(月) 20:22:08.83 ID:I6EWS63f0<> すまん。考えてみたけどそろそろオーバーヒート(ネタ切れとも言う)

再安価か場面をもっと詳しく
>>725 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/13(月) 20:31:40.37 ID:Kjlihj0j0<> ですよねー
ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/13(月) 20:32:42.84 ID:Kjlihj0j0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/13(月) 20:37:23.82 ID:Kjlihj0j0<> 勇者達が魔王姉らと合流したのを見て、そっちに向かう
邪神は因果刀での一太刀を浴びせられるものの、封印前とは違ってすぐに耐性を得てしまう
だが傷の部分は確かな弱点になる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/13(月) 20:50:11.25 ID:I6EWS63f0<> おk
>>720には悪いですが

>>725で書かせていただきます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/13(月) 22:08:46.83 ID:I6EWS63f0<> 魔王姉VS暗黒の王


魔王姉「どうした?防戦に走っておるぞ。暗黒の王よ、まだ不完全な神を守るために精一杯だと言うのか?」

魔王姉は攻撃の手を止めない。彼女の得意とする怒涛の攻撃戦法、
それは一見ただの俗に言う「ゴリ押し戦法」だが、一度有利に戦況を持っていけば敵に攻撃の暇も回復の暇も与えない最強の戦法でもある。

遺跡内の埃や砂を混ぜたカマイタチの嵐を飛ばし、竜巻を起こす。
風に舞い、思わぬところから奇襲を仕掛けさらに永久凍土呪文による追撃に、究極飛来刃呪文による攻撃は正に「嵐」かつて嵐の魔王とまで呼ばれた彼女の特性である


暗黒の王「ふっ、この我が防戦一方だと?どうかな?」


暗黒の王が手をかざすと目前に黒い空間の穴が開く、それは魔王姉が放った攻撃をすべて吸い込んだ。


暗黒の王「人間はものを吸い込むブラックホールと対になる吐き出す穴があると考えたらしい。それがホワイトホールだ。」


魔王姉の背後に白い穴が開く、本当に混じり気の無い"白"そしてそこから先ほど吸い込まれた魔王姉の攻撃がすべて出て来た。

もちろん彼女が繰り出した攻撃は彼女自身へ帰ろうとし、彼女へ刃先を向ける。

しかし魔王姉はその場で跳躍した。


暗黒の王「無駄だ。貴様の繰り出した攻撃は貴様へと帰る。」


魔王姉「何、大丈夫だ。問題は無い」

黒騎士「」ヒュン


黒騎士が、命令されたとき以外動こうとしなかった黒騎士が動く。

そして次の瞬間魔王姉の繰り出した攻撃は全て消し去られていた。


暗黒の王「それだけか?それだけかぁ?」


暗黒の王は動じず、自身の周りに腕を広げ大きな穴を開けた、魔王姉が正直にそこに向かって攻撃をしてくると思い込んで


魔王姉「粋がるなよ。人間!!」バッ


魔王姉は刃の空気を溜めている手の平の向けている方向を変える。

その先には無貌の神が


魔王姉「我が狙っていたのは最初からそっちだ!!」


そう、魔王姉は狙っていたのだ。暗黒の王の注意が完全に自分に向くのを <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/13(月) 22:23:04.80 ID:Kjlihj0j0<> まさかとは思うけど因果を切り裂く刀を究極飛来刃呪文と解釈しちゃってたりする? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/13(月) 22:32:51.51 ID:I6EWS63f0<> ↑流石にそれは無いので、安心してください。



刀使い「うぅ、早く・・・倒しに行かなきゃ。」


刀使いはいまだオドオドとした喋り方だったが、その瞳には決意が宿っていた。


勇者「そうだな。こっちには神剣もある。準備としてはあいつを封印するには十分なはずだ。」


アル「期待してまっせ、勇者はんがた。じゃあ、わいは帰るさかいがんばってえな。」


ガシッ


ヒトジゴク「おい、何帰ろうとしてるんだ。貴様も来い」

アル「無理や、わい本当はめっちゃ怖いねん。怖いの嫌いやねん。」

ヒトジゴク「知るか、来いと言ったら来い」


ヒトジゴクに引っ張られている賑やかなアルとともに俺たちの一行は元来た道をたどっていた。


勇者「・・・・・あいた!」ドガッ


見えない壁に思いっきりぶつかってしまった。


勇者「いってぇ〜」


その向こうには激しい戦いを繰り広げている魔王姉と暗黒の王が。


魔法使い「物理結界だねぇ。魔術をもってしても力を持ってしてもびくともしない奴だよ」

妖狐「・・・何か手立ては無いのかの?」

銃士「どいて・・・あたしがこの魔銃で撃ってみる。」


銃士が背に背負っている大量の銃から魔術的アーティファクトのついている特殊な物を取り出して"壁"に向ける。


銃士「魔術中和弾装填・・・発射だ!!!」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/13(月) 22:54:10.75 ID:I6EWS63f0<> アリス「いた、あれが勇者たちだろ?」


アリスの指差す先には確かに魔王姉たちと合流しようとしている勇者たちがいた。


チェシャ猫「あぁ、そうだにゃ。俺の案内もいらなくなったにゃあ」ニタニタ

アリス「その通りだ。私は急ぐ」


ドガッ


アリス「っ、・・・・・・・」


チェシャ猫「見事に引っかかったにゃあ。どうだい意気揚々と走ってぶつかった気分は」ニタニタ

アリス「・・・ぶつかったわけではない。ただ立ち止まっただけだ」

チェシャ猫「プライドなんか真実の前じゃ何の役にも立たないぜぇ。」

アリス「・・・まぁいい。どうやったら向こうにいけるんだ?道はどこだ?」

チェシャ猫「道?」ニタニタ

チェシャ猫「あぁ、こっちでもいいし」ニタニタ


チェシャ猫が二本足で立ち上がり、右を指差す。


チェシャ猫「こっちだっていい」ニタニタ


リズムを取って足踏みしながら今度は左を指差す。


チェシャ猫「俺ならどっちから行くかって?近道するねぇ」ニタニタ


チェシャ猫がジャンプして宙返りしながら着地すると着地点に扉ができた。
しかし床に


アリス「?」


チェシャ猫「さぁ、入りなよ。楽しい悪夢のお茶会だぜぇ」ニタニタ


チェシャ猫がトビラをあけると、無理やり吸い込まれたる。

そして体が引き伸ばされ捻じ曲げられるような奇妙な感覚を持って勇者たちの目の前に床から吐き出されたかのように現れた。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/13(月) 23:37:04.74 ID:I6EWS63f0<> 勇者「なっ、!?」

バッ

いきなり床から美少女が出て来た!?
年は同い年ぐらいだろうか、灰色のショートカットになった髪に鋭い目つきと眼光、口から少し除く八重歯は狼のように鋭かった。
なんと言えばいいだろうか、全体的にかっこいいクールっぽさがにじみ出ていてそれでいてすっげー綺麗な美人、美しさとかっこよさを兼ね備えた最強の見た目だろうといったところか

その美少女は床から吐き出されるようにして出て来て一瞬浮いたが、重力に則って再び床にしりもちをついて落ちた。

アリス「いったぁ、お前、加減の一つぐらいしろ」


その美少女が地味に涙目で尻をさすりながら一緒に出て来た猫に文句を言った。


チェシャ猫「俺はちゃんと受身を取れたぜぇ」ニタニタ

アリス「そういう問題ではな・・・あ、」


その少女がこっちに気づき、猫に話しかけるのをやめて一瞬だけあわてて、すぐに立ち上がり毅然とした態度で話しかけてきた。


アリス「久しぶりだな勇者、勝手に死んで無いようで何よりだ」


何だその言い草はと思ったものの、その前に一つ気になることがある。


勇者「お前は・・・誰だ?」


チェシャ猫「あんた忘れられてるんだなぁ。印象薄かったのかぁ?」ニタニタ


アリス「・・・あ、こっちの姿出会うのは初めてだったからな」


美少女が合点したように手を叩き、変身する。
その姿は・・・狼の獣人


勇者「あの時の・・・魔物」


睨む、もしかしてまた俺と戦いに来たのか?


アリス「そうだな。前回はお預けを食らってしまったからな。早くお前と戦いたいぞ。私はお前と戦いたいがためにこんなところまで来たんだからなぁ。さぁ、早く始めよう、殺し合いを」

勇者「」ゴクッ

アリス「と言うのは冗談だ。私はただお前たちを助けに来たのだからな。」

勇者「冗談かよっ!しかも助けに来たのかよ!」

すっげー意外だった。まさか対峙した敵が助けに来てくれるとは・・・と言うより、

アリス「私の名は名乗っていなかったな。私はアリスと言う。よろしく頼むぞ・・・今だけだがな」


後から思い出したように「今だけだがな」を付け加える・・・というより


勇者「お前・・・女だったのか!!?」


アリス「あ、あた、当たり前だ!」


あの研ぎ澄まされた殺気といい、気配といい女には見えなかった。

くっ、我ながら情け無い・・・本気で悔し涙がっ

今思うとするどく凛とした美しい気配にすら感じる。先入観と第一印象って大事だなぁ。


勇者「>>734」
少し書き続けるのに疲れたので一度だけ安価挟むわ、その間休む・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/13(月) 23:40:08.18 ID:Kjlihj0j0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/13(月) 23:40:48.08 ID:Kjlihj0j0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/13(月) 23:47:46.18 ID:Kjlihj0j0<> 引き締まったボディライン…特に脚線美っ、最高だと思わんかね男児諸君 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/14(火) 00:01:20.56 ID:CKMbLXIE0<> すまん。書こうとしたら眠気に負けた。

また明日と言いたいとこですが、用事が立て続けにある上学年末考査のせいで勉強に追われる

そのため多くても一日に2回ほどしか書けない可能性があります。
おやすみなさい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/14(火) 05:24:14.11 ID:CKMbLXIE0<> 勇者「引き締まったボディライン…特に脚線美っ、最高だと思わんかね男児諸君」

皆『』ジトー


うおっ!なぜかジト目で見られた。誰か一人ぐらい共感してくれる奴はいないのか

盗賊→興味なさそう。刀使い→ガキ。盾使い→やっぱり興味なさそう。ヒトジゴク、アル、黄金仮面→魔物だし

考えれば共感してくれなさそうな奴はいねえわ。戦士はいつの間にか消えてるし、ホント自由人過ぎるだろあいつ


アリス「ば、バカッ、そんなどうでもいいことを大声で言うな。言われても嬉しいわけじゃないからやめろ」

リリィ「」ゲシッ

勇者「あうちっ!」


やっぱり蹴られた。


勇者「いてて・・・それにしてもどうしようかこの壁」


チェシャ猫「あぁ、この俺に任せなぁ。」ニタニタ


猫が俺たちの前に躍り出た。


盗賊「猫?」

チェシャ猫「チェシャ猫ってぇんだ。まぁ任せな」ニタニタ

妖狐「おぬしのような猫に何が出来ると言うのじゃ?魔翌力も感じぬがの」

チェシャ猫「魔翌力なんか必要ねえのさ。近道はこちらだよ」ニタニタ


チェシャ猫が壁を引っかく、すると引っかかれたところがチャックを引くように開いていく。


魔法使い「どうなっているんだい・・・」

チェシャ猫「面倒な説明はいらないね。さぁ」ニタニタ


俺たちは問答無用で重力にも似た力で穴に引っ張られる。


もちろんそれが通じているのは結界の中


勇者「ちゃんとあいつらの前に出るんだろうな?」

チェシャ猫「さぁにゃあ、俺はわからないにゃあ」ニタニタ


着地点
>>739 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/14(火) 05:25:49.50 ID:CKMbLXIE0<> この時間帯だと意味あんのか分からないけどage忘れ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)<>sage<>2012/02/14(火) 07:24:36.37 ID:rroD7F5Do<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/14(火) 07:41:19.62 ID:Ss78q5gv0<> 邪神の斜め後ろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/16(木) 04:13:21.12 ID:QLDMctOO0<> 魔王姉「我が狙っていたのは最初からそっちだ!!」


魔王姉の手から刃の嵐が吹き荒む、その標的は無貌の神へと


無貌の神「オ゙オ゙ォオ゙オ゙ォォオ゙オ゙ォオ゙」


まだ完全体ではなく動くことすらままならない神が咆哮する。

空気が震える。刃が震え、そのまま空気に溶けて消えてしまう。


暗黒の王「フハハハハ、無駄だ!人知を超えた存在である"神"がそんなちゃちな攻撃に遅れをとるものか!!」


どこぞの国では「神」という言葉を人知を超えた存在や、人の力ではどうしようもない存在を指して使う言葉だったらしい。


魔王姉「かくなる上はっ!う、ううぅぅうううううぅぅぅぅううう」


魔王の血族としての"本来の姿"に戻るという方法が残っている!

こいつだけは野放しにしておくわけにはいかない。魔物にとってすら危険な存在だからだ。

だからこそ先祖はこいつを自身のすべての力を持って封印したのだ。

そう、これは使命、絶対止めなくてはいけない自身の"醜い姿"を晒しても止めなくては・・・

魔王姉は誰にも見せたくはない忌まわしき禍々しい姿に戻ろうとしている。そこに魔物の気配と"声"


「その必要はない。よくもってくれた」


それはアリスの声、つまり勇者たちが来たのだ。


-お願い、僕の力を君の力を全部・・・-


刀使い「やああぁああぁぁああ!!!」


刀使いが渾身の力をこめて神代の剣を振り下ろす。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/16(木) 04:33:58.44 ID:QLDMctOO0<> 勇者たちが現れたのは邪神の斜め後ろ、もちろん瞬時には驚いて対応できなかったがアリスの一声で"それ"も解け、刀使いが死角から攻撃する。

俺たちが出てきたのはちょうど良く死角、完全体ではない邪神には感知はおろか気づくことさえ出来ない。


暗黒の王「!?…無駄だ!そんなただの剣で我が神がやられるものか。」

刀使い「本当に・・・ただの剣・・だと、思う?」


剣を手にしているときに刀使いにオドオドやビクビクなどはない。あるのは敵を斬るという"正義"だけ


無貌の神「おぉ、おおぉおおぉおおお」


斬りつけられた邪神がうろたえる。そう、ただの剣などではない。これは神代の剣だ

暗黒の王は唸る神を見て様子の違いにようやく気づく


暗黒の王「な・・これは、封印の神代の剣か!姿かたちも違うというのに」

アリス「なに、お前のような奴に気づかれないためだろう。どうする?もう手立ては残されていないぞ」

暗黒の王「ふ、ふふふ・・・ふはははははははは」


暗黒の王が"嗤う"、気が触れたかと思ったがこれは違う・・・まさか!


暗黒の王「タイムオーバーだ!!今神は完全体となった。貴様らに万に一つも勝ち目はない!」



無貌の神の"貌"が割れる。

地面が大きく揺れ、胴体は伸び、大きくなる。

石が擦れる音とともに四肢が動き出す。

のっぺらぼうの貌がひび割れて割れていき、顔のあった穴からは公転する星々と銀河を覗かせている。それは黒い楕円形の虚無 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/16(木) 05:10:17.69 ID:QLDMctOO0<> 勇者「なんだよこれ・・・」

勝てる気がしない。人目でそう思ってしまう"迫力"がこいつにはある。

魔王姉「今すぐそこから離れろ!!!」

魔王姉も叫ぶ、そうここは邪神のすぐ後ろだった。

チェシャ猫「任せろ」ニタニタ

再び空間がゆがみ、一瞬で魔王姉のいるところまでワープする。数メートルほどの距離だが邪神の前を通るよりかは建設的だ。

暗黒の王「無駄だ!逃げられるものか、さあ我が神よこやつらを食い殺せ。世界を手中に収めるのはそれからだ。」

暗黒の王が無謀にも神に向かってそう言う

無謀の神「我は"這いよる混沌"ニャルラトテップなり、我に命令する貴様は何者か」

無謀の神・・・ニャルラトテップは唸るような地獄のそこから響くようなおぞましい声で問う。

暗黒の王「我はネフレン=カ、暗黒の王<<ブラックファラオ>>にしてケフカ王の後継者だ。さあ、我の命令に従え 」

その瞳には冷静さはまったく無く、狂気だけが爛々と輝いていた。

ニャルラトテップ「・・・消え失せよ。」

ニャルラトテップが暗黒の王に顔を近づけてそう言う。

暗黒の王「は?・・・ああぁっぁああぁぁああぁか、神よっ神よぉ」

暗黒の王が邪神の貌を覗き込んだ瞬間、公転する星々が瞳に入ると同時に彼はその"小さな宇宙"に吸い込まれてしまった。
それは神の作りし宇宙を冒涜するような光景だった。
そう、冒涜的で名伏しがたい神、それが「無貌の神」、「野獣」、「這いよる混沌」、さまざまな名と形を持つ宇宙の外に棲みし邪神、ニャルラトテップなのだ。

ニャルラトテップ「愚かなり、我を人間ごときが使役しようとするなど、」

ニャルラトテップ「愚かなり、我が完全になるまでに逃げようとしなかったなど・・・」

二つ目の言葉は俺たちに・・・絶賛後悔中だ。

ニャルラトテップ「人間とはかくも愚かな存在だ。天上の神も愚かさでは負けぬがな・・・」

それは何に対していったのだろうか、神が神を愚弄するとは少し皮肉なものだな、だとしたらやはりこいつは神ではない?

ニャルラトテップ「どうだ?今なら逃がしてやるぞ。そして世界中に伝えるがいい。今から世界は混沌に呑まれることとなると」

"混沌"やはり黒幕はあの魔女か
感が確信へと変わる。大変な奴に相談したものだ

勇者「冗談・・・」

邪神に対して無理やり搾り出した言葉がそれだ。我ながらみっともないぜ
それほどにこいつは恐ろしい。
皆その存在を前に固まってしまっている。


逃げるという選択肢は取れないな。どうする・・・
>>745


色々混ぜちゃったり本当はこの化身には知性が無かったり、その他喋り方とか元ネタの設定色々無視しちゃってるけどいいよね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪)<>sage<>2012/02/16(木) 09:41:33.86 ID:dVzZzIhN0<> 味方の士気(テンション)を上げる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 10:14:55.77 ID:4rToK+P/0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 10:16:17.67 ID:4rToK+P/0<> 世界を混沌に呑み込んでどうしたいのか、何の為にそれを行うのかを聞く <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/16(木) 20:22:19.87 ID:QLDMctOO0<> 勇者「お前は・・・何故世界を混沌に落とそうとしているんだ?」


その問いは実は意味があるようで無い。どんな理由があろうにも倒すことには変わりない。

ただ、妖狐や魔王姉たちが策を考える時間に当てるつもりだ。


ニャルラトテップ「愚かなり・・・人間になど説明しても理解できぬわ。」

魔王姉「当たり前だ。人知を超えた存在ならばこそ"神"なのだからな。理解など人の知では無理か」

ニャルラトテップ「愚かなり、それを知りつつ逃げ出さぬなど。」

魔王姉「倒すべき敵を前に逃げ出すことはメタルスライム以下に情けない。我の全てを持って封印してやろう」

黒騎士「私どもは地獄まで付き添うまでだ。」

黒騎士その2「」コクン


魔王姉が不適に笑い、黒騎士二人もそれに応じる。


ニャルラトテップ「愚かなり・・・勇気と蛮勇、挑戦と無謀を履き違えるなど。」

勇者「蛮勇と無謀、試してみるか?」

ニャルラトテップ「愚かなり・・・どうしても我と相見えようとするのか、勝ち目すら無いというのに」



アリス「なに、勝ち目ならあるさ、だろう?チェシャ猫」


チェシャ猫「あぁ、もちろんだ」ニタニタ


チェシャ猫「>>749」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 20:34:22.73 ID:4rToK+P/0<> 黒騎士がいつのまにか二人になっていた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 20:48:14.66 ID:4rToK+P/0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/16(木) 20:48:53.11 ID:lDoUDqspo<> そのうちKUROKISI48になるんじゃないか?

安価は「あれはアバター、本物じゃないからな。本物なら一目見ただけで全員発狂してるぜ。先ずはあいつをこの世界の理に引きずり込む事だな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 20:49:34.30 ID:4rToK+P/0<> 魔翌力を込めて魔動砲をぶっ放せば良い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 20:53:45.74 ID:4rToK+P/0<> そうか、黒騎士には忍者の職歴もあったのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/16(木) 20:58:08.28 ID:QLDMctOO0<> 読み直してきた

黒騎士×2じゃなくて一方は「黒い鎧の男」だった。

・・・・・いつのまに脳内で変換されていたww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/16(木) 20:59:51.95 ID:lDoUDqspo<> >>752
別にそのままで良いのよ?訂正なら訂正でもいいが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 21:16:15.22 ID:4rToK+P/0<> 白い鎧と黒い鎧ね。白い鎧の方は安価に書かれていなかったから存在すら分からんかった

gdるからもうこのままでも良いんじゃないかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/16(木) 21:19:00.44 ID:QLDMctOO0<> チェシャ猫「あれはアバター、本物じゃないからな。本物なら一目見ただけで全員発狂してるぜ。先ずはあいつをこの世界の理に引きずり込む事だ」ニタニタ


アリス「だそうだ。つまりこいつは神の化身に過ぎない、あくまでも物理的な存在だ。違うか?這いよる混沌の化身"野獣"」


なるほど、正気はそれか、まぁ神なんて相手取れるわけが無いものな。


ニャルラトテップ「愚かなり・・・そんな小さなことで我に勝てると思うのか、」


チェシャ猫「勝てるね、何せこっちには魔女の笛があるからな」ニタニタ


チェシャ猫があの白銀のフルートを掲げる。


チェシャ猫「この笛を吹けば最強の味方を呼び出せる、さぁ誰か吹いてみろ」ニタニタ

誰が吹く?
>>758 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 21:20:39.27 ID:4rToK+P/0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 21:21:00.76 ID:4rToK+P/0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/16(木) 21:21:32.45 ID:lDoUDqspo<> 妖狐 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 21:22:06.55 ID:4rToK+P/0<> 妖狐 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/16(木) 22:02:56.63 ID:QLDMctOO0<> 妖狐「ならわっちが行こう。これでも吹奏系楽器は得意じゃ」


それは知らなかった・・・

妖狐が「ふむ」と頷いて笛を口にする・・・後で盗んで私用に取っておこう。

妖狐はとりあえず具合を確かめるように、「天国地獄」を楽譜も見ずに演奏する。あの運動会とかでよく流れるやつだ。

もちろんあの石に刻まれた魔女復活の曲ではない


勇者「何故その曲なんだ。早くしてくれ!」


邪神が魔女の復活はさせぬとばかりに攻撃を始めた。


>>763 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/16(木) 22:06:49.73 ID:TMuPTpxAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/16(木) 22:07:16.40 ID:TMuPTpxAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/16(木) 22:07:42.49 ID:TMuPTpxAO<> 僧侶は祈る。
ただひたすらに、愚直なまでに。
そしてそれは奇跡を起こす。
それは神の奇跡。天からの贈り物か。
僧侶の身体が光り輝き、十字架の形をした光の奔流が邪神に向かって放たれ、邪神の攻撃を打ち消しさらに片手を吹き飛ばす。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 22:12:42.34 ID:4rToK+P/0<> こ  れ  は  ひ  ど  い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/16(木) 22:20:33.97 ID:TMuPTpxAO<> 他の奴らはなんだかんだで活躍してるのに、僧侶だけが何もしてないって気がしたし、女勇者パーティーとの区別も付けたいからやってみた。後悔はしてない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/16(木) 22:29:52.56 ID:QLDMctOO0<> 僧侶は祈っていた。ことがうまく運び全ての人が無事に過ごせることを
ただひたすらに、愚直なまでに。 その願いは時として強い魔力を放ち、魔法を奇跡へと進化させる。
"それ"が起こったとき、彼女は神の・・・善なる神の存在を心から信じた瞬間だった。


僧侶の体が光り輝く、それは全てを跳ね飛ばす。"強者の光"


僧侶「皆に、お力を!!」

僧侶が胸の前で組んでいた手を前に突き出す。

ニャルラトテップ「ーっ」

邪神から声の無い悲鳴が迸り、自らの攻撃ごと吹っ飛ばされる。

しかしそれでも邪神は倒れるわけが無い。
代わりに

バタッ

銃士「僧侶、おい、」

刀使い「え、え?えぇ、しっかり、しっかりしてよ・・・ねぇ!」

僧侶は倒れてしまった。
刀使いは隣で涙を流している。
そしてその肩に手が乗せられた魔法使いだ。

魔法使い「大丈夫だよ。魔力を使い果たして・・・いや生命エネルギーの一部までも魔力に変換したね。そのせいで気絶して寝ているだけ、恐ろしい子だよまったく。」

よく見ると彼女はただ寝ているだけのようにも見えた。

刀使い「よかった・・・」ホッ

銃士「…」

魔法使い「とりあえずこの子はアタイが守る。あんたたちはそばにいてやりな。」

魔法使いは三人の前に歩み出て混沌魔術の応用で作った物理以外にも対処できる歪な壁を作り出した。

盾使い「・・・・・・俺の仕事だ」

その隣に盾使いが立った。さらに強力な魔法を使い、壁の防御力を高める。

魔法使い「フンッ、そりゃ悪かったね。」

魔法使いは悪びれる風も無くケロッと言う。

妖狐「♪〜、♪〜♪♪♪〜〜♪〜」

妖狐はウォーミングアップを終え、今度は楽譜を見て演奏する。

魔女の復活への捧となるその調べを奏でる。


邪神の邪魔が入るか、そのまま成功するか

>>769


今日は寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 22:30:29.69 ID:4rToK+P/0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 22:31:01.43 ID:4rToK+P/0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/16(木) 22:31:55.21 ID:lDoUDqspo<> そのまま成功、本体はチシャ猫でニヤニヤして話をしながら消失 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 22:32:05.06 ID:4rToK+P/0<> 演奏途中でなんと邪神が眠ってしまった

他の状況に大きな変化はない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/16(木) 22:33:54.21 ID:4rToK+P/0<> 猫を本体にしちゃうのかー
キャラ被りが加速するな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/16(木) 22:34:31.44 ID:QLDMctOO0<> 寝るといっておきながら寝る前に質問

>>769

本体はチェシャ猫って邪神の本体ってこと? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/16(木) 22:35:29.84 ID:lDoUDqspo<> 謎をのこして消えていくってのが原作的には正解なんだがな、謎めいた美形の青年なんて見たくないだろ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/16(木) 22:36:40.84 ID:lDoUDqspo<> >>772
そういうことかな?別に敵対してないってか暇潰しだった、いや意味すら意味がないんだな・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/16(木) 22:40:18.51 ID:QLDMctOO0<> おk

今度こそ寝る <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/17(金) 18:15:15.79 ID:3pLiB21ko<> キャラ被りについて考えてみた
あくまで私案、>>1にまかせるがね

・混沌の魔女→早く混沌になーれ、そのために暗躍するよ!
・這い寄る混沌→混沌に理由も動機も必要無い、それすら混沌を害するモノ。とりあえず勇者パーティーはオモロー、観察してよう
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/17(金) 19:38:23.10 ID:7/dyk9YP0<> >>776
すいません、すでに考えてあります。

書き終わるまでしばしお待ちを <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/17(金) 20:53:01.32 ID:7/dyk9YP0<> チェシャ猫が消える前に何を話させるか思いつかない。消えた後のことは考えてあるが

だ、誰かぁ、ヘルプゥ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/17(金) 23:52:24.91 ID:7/dyk9YP0<> 妖狐「〜♪」


妖狐の演奏が終わる。

しかし


勇者「・・・復活するはずの魔女とやらは?」


復活すると聞いていた魔女とやらが来ない。

どういうことだ?


チェシャ猫「ま、こんなものかぁ」ニタニタ

アリス「何?」


チェシャ猫がいつものニタニタ笑いを浮かべて呟く


チェシャ猫「実はな、それの本体俺なんだよ」ニタニタ

アリス「何だと!?」

チェシャ猫「それじゃ、じゃあな」ニタニタ


チェシャ猫が尻尾の先から解けるように消えてゆく


アリス「待て!」


アリスが無理やりにでも止めようとするが、


魔法使い「く、そいつはもういい、こっちに頼む!!」


ニャルラトテップ「オオォオオオォオオオォオ」


ガシャアアアン


魔法使いの混沌の盾が破壊された <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 00:06:38.04 ID:wUMr5pYH0<> 起こす手段は別になるかもしれんが、眠りの魔女はいるんだよな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 00:16:50.42 ID:Pbg68GvH0<> そいつが腕を上げる。全てを破壊する爪、俺たちは無意識に魔法使いたちをを守るように前に立ちふさがる。

しかしそのぐらいで防げるような攻撃じゃない。今までと違い本気で殺しにかかってくる。


アリス「腐敗呪文、ピンポイント!」


アリスの一時的に腐敗させる強力な呪文がその腕を貫こうとする。


だが


ニャルラトテップ「ウガアアアァァアア」


邪神が雄たけびを上げると霧散してしまう。


そしてその反撃ばかりに黒い波動が邪神からアリスやその他周りにいる人に向かう。



くそっ、もうだめか


邪神の爪はもう眼前に来て避けることすらできない。


俺は覚悟を決める。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 00:32:49.99 ID:Pbg68GvH0<> 勇者「宿屋・・・?」

そこは宿屋の一室だった。

俺は今その質素な部屋のベッドに横になっていた。つまり寝ていて今起きた状態だ。


勇者「いつの間に宿屋についていたのか・・・昨日何があったっけ?」


思い出そうとする。砂漠を歩いていて・・・それから

ぼんやりと思い出してきたのだが、


勇者「うぅ・・・頭が」


その後のことを思い出そうとすると頭痛がした。

なんか無理やり記憶に蓋をしているような、そんな感じでその部分を思い出そうとすると頭痛と共に思案が中断せざるを得なくなる。

昨日何があったのだろうか、思い出そうとしなきゃいけないことか?蓋がされているのなら触れないほうがいいのか?

少しボーっとしているが何も思いつかないし思い出せない。隣のベッドでは盗賊が寝ており隣の部屋からは妖狐の寝息が聞こえる。まぁ多分全員いるのだろうな。

まだ皆起きてきてないならもう少しボーっとして思案に暮れてるかな。もしかしたら自然に思い出せるかもしれないしどうでもいいことかもしれないものな。

ということでボーとしている。

>>785 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 00:34:08.60 ID:wUMr5pYH0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 00:34:51.14 ID:wUMr5pYH0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 00:36:27.95 ID:wUMr5pYH0<> おっとり無邪気な眠りの魔女ぺたぺたと裸足で歩いてくる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 00:49:24.65 ID:Pbg68GvH0<> すいませんかいていたらやっぱり眠気に負けました。

明日は10時〜お昼頃に来ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 10:36:42.52 ID:Pbg68GvH0<> まだ歩く気力も無くベッドの上でボーっとしていると真向かいにある扉が開いた。


「わはー、勇者さんだぁ〜、おきたんだねぇよかったよ〜」


それは白いパジャマを着てウサギのぬいぐるみを片手に抱いた半分眠たそうな顔をした女の子だった。

間延びした声で喋り、ほんわかとした印象を与えてくれる。


勇者「君は・・・誰だ?」

「ネムリは ねむりのまじょ、なんだよ〜よろしくねぇ〜」


その子…眠りの魔女はやはりおっとりとした口調で自己紹介をして裸足でぺたぺたと可愛くよってくる。


勇者「ここは、どこだ?」


@眠りの魔女「まち の やどや だよ〜」
A眠りの魔女「ネムリの、おうちだよ〜」 
B眠りの魔女「 その他(同レスで何か) 」

>>790 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 10:38:54.73 ID:Pbg68GvH0<> 安定のage忘れ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 10:44:17.60 ID:wUMr5pYH0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<><>2012/02/18(土) 10:45:13.27 ID:aBnKjHKAO<> 3
君の夢の中だよ〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 10:45:32.90 ID:wUMr5pYH0<> ネムリの、世界だよ〜 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 11:06:15.06 ID:Pbg68GvH0<> 眠りの魔女「きみの ゆめのなか だよ〜」

勇者「俺の夢の中?なんでだ?」

眠りの魔女「ゆめのなかが いちばんネムリの ちからを つかいやすいんだよ〜」


そういうと眠りの魔女はペタペタと俺のすぐ前まで歩いてきておでこにその小さな手をやる。


眠りの魔女「きみたちの きずついた こころを いやさなきゃ いけないからね〜」

勇者「傷ついたって・・・」

眠りの魔女「きのう のこと おもいだせる?」


思い出そうとして頭痛に阻まれることを思い出す。


勇者「いや・・・何があったんだ?」

眠りの魔女「じゃあ、お〜け〜だね〜、もうネムリの ようは おわったよ〜」

@勇者「聞きたいことがある(聞く内容は同レスで何か)」
A今度は本当に目を覚まし宿屋にいた。

>>795 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 12:03:20.73 ID:wUMr5pYH0<> kk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 12:03:48.77 ID:wUMr5pYH0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/18(土) 12:33:17.28 ID:iluqvoVAO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 14:21:28.82 ID:Pbg68GvH0<> 某所

そこに一匹の猫が寝るように伏せていた。
それはチェシャ猫だった。
そして後ろから誰かが近づいてくる足音が聞こえる。
チェシャ猫にはそれが誰か気配だけで分かった。
赤いドレスに、頭にちょこんと乗っけた王冠、そしてハートが先端についた杖を持った女性

全ての者が作り出した悪夢の世界に鎮座する女王

悪夢の魔女、赤の女王

チェシャ猫「やぁ女王陛下、ずいぶんと早起きじゃないか。ちっとも寝坊してない」ニタニタ

チェシャ猫が顔も上げずにそう言う。実際はものすごい遅い寝坊だ

赤の女王「早速皮肉かい、こやつの首を刎ねておしまい」

言った瞬間ポーンとチェシャ猫の首が飛ぶ、

チェシャ猫「酷いな女王様、俺はずっと待っていたんだぜあんたを」ニタニタ

首は首だけで喋り、体が融けるように消えて、首から生えてきた。赤の女王もそうなることを知っていてやったようだ

赤の女王「待ってる間好き勝手やってくれたじゃないか、斬頭の刑だよ。」

チェシャ猫「やだなぁ、暇だから遊んでいただけだぜぇ」ニタニタ

チェシャ猫「それに、殺すつもりなんてなかったぜぇ。あの邪神だって俺が作り出した偽者だしよう」ニタニタ

赤の女王「どうかしら?あれって本当に偽者?本当にあんたが作り出したもんかい?」

チェシャ猫「・・・・・・・・・・俺が作り出した偽者だぜぇ」ニタニタ

赤の女王「ま、いいわ。あなたの嘘は見分けるの難しいからやるだけ無駄ね。それにあの遺跡の存在はもう消えてしまって確かめようがない。」

チェシャ猫「そういうことだ。それにあんただって気になるだろ?」ニタニタ

赤の女王「悪夢に運命付けられた子、アリス。気にならないと言ったら嘘になるわね」

チェシャ猫「真っ赤な嘘は得意のクセにか?」ニタニタ

赤の女王「首を刎ねておしまい!」

再び首が飛ぶが、今度は体からも首が生えて二匹になった。

チェシャ猫『まま、ここのの空空間間でで俺俺をを殺殺そそううだだななんんてて無無理理だだががななぁぁ』ニタニタ

二匹がニタニタ笑いながら二重奏を奏でる。聞き取り難いことこの上なし

赤の女王「ま、いいわ。白の女王も目覚めちゃったことだし私も寝てるわけにはいかなくなったわ」

チェシャ猫「白の女王陛下は起きても半分寝てるがな、逆にあんたは年がら年中お祭り騒ぎなわけだが」ニタニタ

一匹が消えて元に戻る。

赤の女王「いいからついてきな。首を刎ねるよ」

チェシャ猫「あいよ。まったくわがままな女王様だ」ニタニタ

チェシャ猫は赤の女王を追ってこの悪夢の空間から出る。

赤の女王「悪夢は混沌を生み出す。更なる混沌に眠ってもらおうじゃないの、混沌の魔女」

そう、彼女は悪夢に鎮座する女王であり、人の夢が生み出し赤き混沌なのだ。

そしてそれの後ろを側近のようについていくのは魔女にも理解できない存在、猫を象った"怪物"チェシャ猫


かくしてここに混沌に対峙する悪夢が登場した。


遺跡編、完 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 14:48:41.72 ID:Pbg68GvH0<> 目を覚ます。頭痛がするな・・・

隣のベッドを見る。盗賊が寝ている。夢の中では意識しなかったが窓を開ける。町の中の宿屋みたいだ

今度こそ現実か・・・

ベッドの横には妖刀が立てかけられていた。

隣の部屋に行く、妖狐もリリィも魔法使いもグッスリだな。

皆寝ているのはともかくとして他の連中はいないんだな。ま、別に一緒に旅しようと思ってたわけじゃないしな。

あれ、記憶にある刀使いパーティや魔王姉ってどこであったんだっけ、アリスはずっと前に会ったはずなのに昨日あったような覚えがあるし・・・不思議なもんだ

まだ皆寝てるしどうしようかな

>>800 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 14:53:52.02 ID:Fi7Y9bdAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 14:54:18.10 ID:Fi7Y9bdAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 14:54:44.47 ID:Fi7Y9bdAO<> 外に出てみる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 16:26:38.66 ID:Pbg68GvH0<> まだ皆寝ているけどちょっと外にでてみるかな。まだ夢の中じゃないとも限らないし

そう思う。まぁ、起きたときに心配しないようにすぐ帰ってくるつもりだがな。


おっちゃん「おぉ兄ちゃん(あんちゃん)ようやく起きたか」ガハハハハ


宿から出ようとすると宿主のおっちゃんに話しかけられる。ガハハと笑って気さくそうな人だ。


勇者「あぁ、俺たちどれくらい寝ていたんだ?」

おっちゃん「ガハハ、丸二日寝ていたぞ。それほど疲労していたんだ。砂漠で倒れたあんたらを連れてきた帽子屋に感謝しな。」


おっちゃんに指差された帽子をかぶった背の高い男が帽子を脱いで挨拶する。


帽子屋「私はこの町でやってる帽子屋マッドの店主だよ皆は私のことをマッドハッターと呼ぶ。砂漠で君たちを見つけたときはまだ生きていたことに驚いたね。」


マッドハッターが自己紹介すると席に座って食事をしていた筋骨隆々の男が「お、旅人さんかい?」と立ち上がる。


男「じゃあこの町のことは知らないんだな?ようこそ、武器と防具と鋼鉄の町リールクレイブへ」

「何言ってんだ。ここは武器と防具と魔法の町だぞおっさん」


いかにも職人という風の女性が声を荒げる。


男「何言ってんだ、ここの武器も防具も鋼鉄だ」

女「はっ、この町の売りは魔器にありだぞ。魔法を込めて作られた魔武器や魔防具を求めて力技に自信がない女子供がやってくるんだ。」

男「なぁに言ってんだ。武器は魔法なんてせこいことせず鉄と力のみで作られ、使われるべきなんだ。」


その二人の仲裁にマッドハッターが口を出す


マッドハッター「まぁまぁ、ここは武器と防具と魔法と鋼鉄の町ということでいいじゃないか」

女「まぁそのとおりだもんな。」

男「おいちょっとまて、何で魔法が先なんだ『武器と防具と鋼鉄と魔法の町』だろ」

女「何言ってやがるここは『武器と防具と魔法と鋼鉄の町』だ認めやがれ」

男「なんだと、ちくしょーめい」


勇者「終わりそうもないな・・・」

マッドハッター「すまない。この二人はいつもこんなんだ」

勇者「まぁいいよ。さて、外に出てみるかな」


外にでる。そこはあの二人が言ったとおり武器や防具の店、魔法関連の専門店が立ち並んでいた。

少し通りを歩く、中を見てみたい気持ちはあるがそろそろ戻るかな。後で皆と一緒に来るとしよう。

宿屋の部屋に戻ると

>>804 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 16:31:11.45 ID:Fi7Y9bdAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 16:32:11.97 ID:Fi7Y9bdAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/18(土) 16:32:17.77 ID:h44nekWro<> みな起きていたがやはり憶えていなかった <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 16:32:55.72 ID:Fi7Y9bdAO<> 魔王様君臨 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 17:22:46.34 ID:Pbg68GvH0<> 盗賊「おぉ勇者、どこ行ってたんだよ。」

リリィ「心配・・・した」ギュ


よっぽど心配していたのかリリィが抱きついてきた。

こんなに心配していたのに少し驚いた。もしかして怖い夢でも見ていたのかもしれない。


妖狐「のぉ勇者、わっちゃあ昨日のことをちっとも覚えてないのじゃが何があったのかや?」


どうやら他の皆も覚えていないそうで不思議そうな顔をしていた。


妖刀「うに〜、あたしも何も覚えてないんだにぇ」


妖刀がようやくおきて柄から少女の形になって出てくる

妖狐も妖刀も覚えてないんじゃしょうがないか。


勇者「それが俺にもわからないんだ。砂漠で死に掛けていたのを助けられてらしい」


とりあえず知ってることだけ喋る。


妖狐「>809」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 17:24:47.35 ID:Fi7Y9bdAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 17:25:21.63 ID:Fi7Y9bdAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 17:25:47.18 ID:Fi7Y9bdAO<> 記憶消去魔術……? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 18:10:29.76 ID:Pbg68GvH0<> 魔王城にて

魔王「おかえり、アリスちゃん。」


命令で外に出ていたアリスちゃんが帰ってきた。しかし不思議なことにボクが出したはずの命令を思い出せない。


アリス「何故外に出ていたか思い出せない・・・」

部下「そうですか・・・実は私たちもなんですよ。」

アリス「ま、忘れたということはどうでもいいことなのだろう。私はこれから何をすればいい」

魔王「そうだね。思い出したらでいいよ。・・・ボクたちは今、反魔王派の過激グループのリーダーを調べているんだよ。」

部下「むかつくことに魔王様の名で各地で暴れまわっております。あなたにも調べるのを手伝ってもらいたいのです。」

魔王「ボクの命を最終的に狙っているらしいしね。」

アリス「分かった。今すぐ取り掛かろう。」



その頃

黒騎士「妹の元へ行かなくてよいのか?」

魔王姉「・・・ようやく封印から解けたのだ。もう少し世界を見て回りたいではないか」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 18:25:55.52 ID:Pbg68GvH0<> 妖狐「記憶消去魔術……かや?」


なるほど・・・


勇者「どう思う?リリィ、魔法使い」

魔法使い「この魔法はかなり高度になるよ。高度になればなるほど"痕"が残るもんさ」

リリィ「でも・・・痕も匂いもしない・・」

妖刀「あたしも何も感じないにぇ。考えすぎじゃないかにー?」

盗賊「砂嵐かなんかで気絶して記憶失っただけじゃないか?」

妖狐「皆都合よく行くと思うかや?」

盗賊「……」オテアゲ

勇者「でも魔法じゃありえないんだろ?」

リリィ「」コクン

思い出せないしもうどうでもいいか?

>>814 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 18:35:54.53 ID:wUMr5pYH0<> もう一度砂漠へ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 18:40:22.48 ID:Fi7Y9bdAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/18(土) 18:42:15.80 ID:iluqvoVAO<> 買い物 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 21:47:14.59 ID:Pbg68GvH0<> 勇者「そうだ、買い物でも行かないか、ここ武器や防具で有名らしいから、魔法関連もあるらしいぞ買ってやろうかリリィ」

リリィ「…うれしい」ギュ

金はいっぱいあるしな。


盗賊「・・・まぁ思い出せないことはしょうがないしな。そろそろこの愛用のナイフも刃こぼれしてきたもんなぁ」


勇者が買いに行くもの
>>818

盗賊が買いに行くもの
>>821

魔法使いが買いに行くもの
>>824

妖狐が買いに行くもの
>827

リリィが買いに行くもの
>>830


今の装備と、装備できるもの

勇者、武器「妖刀リバーディウス」防具「普通の服」アクセサリー「無し」

武器→妖刀があるから武器は必要なし、隠しナイフのような物はオッケー(ただし体のどこかに隠せる程度の大きさ)
防具→鎧全般、男物の服全般、盾は本人は必要ないと思っている。
アクセサリー→ほぼ全般


盗賊、武器「盗賊のタガーナイフ」防具「盗賊用動きやすい軽い服」アクセサリー「星降る腕輪(素早さアップ)」

武器→ナイフやメリケンサックなど近距離格闘武器全般、魔法関係不可
防具→鎧不可、男物の服全般、盾も小さく軽い物のみ、魔法関係不可
アクセサリー→魔法関係以外


魔法使い、武器「魔法使いの杖」防具「魔法使いの服、魔法使いのローブ」アクセサリー「魔法威力増幅のアーティファクト」

武器→杖全般、剣など力武器以外の魔武器全般
防具→鎧不可、女物の服全般、軽い盾
アクセサリー→ほぼ全般


妖狐、武器「無し」防具「特別な和服」アクセサリー「無し」

武器→護身用の軽く小さな物意外不可、というか持つ気無し
防具→今の服以外着る気無し、軽い盾
アクセサリー→ほぼ全般


リリィ、武器「無し」防具「魔法衣」アクセサリー「無し」

武器→護身用の軽く小さな物意外不可
防具→子供用服、重い鎧不可
アクセサリー→ほぼ全般 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 22:08:07.10 ID:Fi7Y9bdAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 22:08:34.31 ID:Fi7Y9bdAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 22:09:19.21 ID:Fi7Y9bdAO<> プレゼントの髪飾り <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/18(土) 22:11:17.33 ID:h44nekWro<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/18(土) 22:13:02.93 ID:h44nekWro<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/18(土) 22:16:33.86 ID:h44nekWro<> ジャマダハル <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 22:29:50.76 ID:Fi7Y9bdAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 22:31:53.68 ID:Fi7Y9bdAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/18(土) 22:33:12.97 ID:Fi7Y9bdAO<> 知識の魔女が書き印した、これまで誰も読解出来なかったがために安い値段の魔本 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/18(土) 22:34:08.84 ID:h44nekWro<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/18(土) 22:34:44.63 ID:h44nekWro<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/18(土) 22:35:28.44 ID:h44nekWro<> 珊瑚と夜光貝でできた簪 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/18(土) 22:39:27.75 ID:h44nekWro<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/18(土) 22:39:56.25 ID:h44nekWro<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/18(土) 22:41:42.80 ID:iluqvoVAO<> 百合を意匠化したブローチ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 22:55:54.99 ID:Pbg68GvH0<> 勇者「まずはちょっとプレゼントでも買っていってやりたいんだよなぁ。」

リリィ「・・・誰に?」

勇者「>>833」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/18(土) 22:57:43.75 ID:iluqvoVAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/18(土) 22:57:53.96 ID:h44nekWro<> リリィ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 23:16:38.80 ID:Pbg68GvH0<> 勇者「リリィ、お前にだ」

リリィ「…私に?」

勇者「あぁ、そうだな、この簪なんかどうだ?」

リリィ「うん」ギュ


リリィが抱きついてくる。そうかそんなに嬉しいか、ホント可愛いなぁ。


勇者「うん、似合う」

リリィ「ホント・・・?・・本当に…似合う?」テレテレ


珍しくリリィが照れる。


勇者「あぁ、本当によく似合うよ」

リリィ「・・・ありがと」ギュ


やばいくらい可愛い!

ちなみにその簪は魔力の込めた簪で運気が上がるそうだ。まぁ、それ以前に可愛らしいデザインだ。


勇者は

@他に何か買う(同レスで何か)
A買わない(盗賊に視点変更)

>837 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/18(土) 23:22:23.72 ID:Pbg68GvH0<> >>834

間違えた簪じゃない髪飾りだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/18(土) 23:54:47.69 ID:h44nekWro<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/18(土) 23:56:27.22 ID:wUMr5pYH0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 00:01:47.11 ID:Uc/kUTbX0<> 盗賊「お、これいい武器だな」


盗賊が目にしたそれは刺すことに特化したジャマダハルという武器

刀身とは垂直に、鍔とは平行になっており、手に持つと拳の先に刀身が来る様な造りになっている。

持つというより装着すると言ったほうが合う気がする不思議な形をした剣だ。


店主「お目が高いね兄さん。そいつは兄さんのような格闘タイプにはうってつけだよ。使い方としてはこぶしを前に差し出すことで相手をぶっさす!って感じだ」

盗賊「えらくアバウトな解説だな、おい」


しかし買う。

@他に何か買う(同レスで何か)
A買わない(魔法使いに視点変更)

>>841 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 00:04:32.09 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/19(日) 00:04:34.54 ID:HFoKFYDOo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 00:04:51.13 ID:+6R+e9Rp0<> 手裏剣複数と風魔手裏剣を買う <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/19(日) 00:05:04.95 ID:HFoKFYDOo<> @ダーツ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 00:25:22.39 ID:Uc/kUTbX0<> 盗賊「手裏剣などねえのか?」

店主「普通のはこちら、あと数は少ないが風魔一族のお墨付きもあるよ。買ってくかい?」

盗賊「あぁ、どっちも買おう。」

店主「ただし手裏剣を扱うのは難しいぞ。頑張れよ」

盗賊「あ、あぁ・・・」

@他に何か買う(同レスで何か)
A買わない(魔法使いに視点変更)

>>846 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 00:27:38.88 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 00:27:58.28 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 00:28:06.14 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 00:28:15.99 ID:c1n8J2sAO<> 希代の名工。伝説にも語りつがれる鍛冶師の子孫と言われる男が作りあげた、小手と刃が一緒になった武器。
それは決して壊れる事のなく、また斬れない物は存在しないという矛盾した性質を持つ。
当然のように高く、国一つが買えるクラスの値段。ただし、その鍛冶師の目にかなったならば、ただのような値段で渡される
ジャマダハルと一緒に両手装備でいける <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 00:29:10.54 ID:+6R+e9Rp0<> これには中二病も苦笑い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 00:33:11.93 ID:Uc/kUTbX0<> ツッコミ役の血が騒ぐので失礼覚悟で>>847に尋ねたい


決して壊れる事のなく、また斬れない物は存在しないという矛盾した性質を持つ。


どこら辺が矛盾してるんだ!?それとも俺がまたおかしな解釈しているだけなのか!? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 00:36:57.63 ID:c1n8J2sAO<> 鍛冶師が作ってる最中には刃と小手が分離していた訳であって、その時刃で小手を切ったらどうなったかという話。だから矛盾している <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 00:40:41.30 ID:+6R+e9Rp0<> で、それを実践したらどうなるのと <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 00:40:58.20 ID:Uc/kUTbX0<> なるほど、全てを斬れるけど自身は斬れないと。
把握、
そして失礼をすいません <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 00:53:37.93 ID:Uc/kUTbX0<> 盗賊「他にものすごく強い武器とかないのか?」

店主「もっと強いものですか?お客様に合うのだと先ほどのジャマダハル以上の物は・・・失礼ですが何故そんなに強い武器が欲しいのですか?コレクターには見えませんし、」

盗賊「俺は勇者の仲間として旅しているからな。それなりの武器が必要なんだよ。」

店主「勇者の仲間というのは本当なんですね?」グイッ

盗賊「あ、あぁ。本当だが」


店主はいきなり乗り出して怖い顔で念を押してきた。

そして盗賊の返事を聞くとウーンと唸った


店主「………ついてきて下さい。"お客様"」


盗賊「あ、あぁ」(いや、無ければ無いでいいんだけど・・・・)


店主はカウンターの裏にある床の蓋を開ける。それは階段だった。地下に通ずる階段


盗賊「!?」


地下は小さな工房になっていた。そしてその中で鉄を打ちつける渋い男


店主「鍛冶屋、勇者の仲間があの武器を欲しいといっているがどうする?」


盗賊(え、俺そんなこと言ってねえよ!?それになんかあのおっさん雰囲気こええし)


ピタと鍛冶屋と呼ばれた男の腕が止まる。

そして熱し続け打ち続け、形が固定した鉄を水で冷やしながらこちらを向かずに言葉を口にする。


鍛冶屋「>>856」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 00:57:20.83 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 00:58:49.49 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 00:59:10.97 ID:+6R+e9Rp0<> そんなケツの青いガキに扱えるかバカヤロウ、帰らせろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 01:07:48.87 ID:Uc/kUTbX0<> 鍛冶屋「そんなケツの青いガキに扱えるかバカヤロウ、帰らせろ」

盗賊「は、はぁ・・・」(いきなり連れてこられた上怒鳴られたけど、どうしろってんだよ…)

店主「ちょっと待てよ、もしかしたら彼なら扱えるかもしれないじゃないか、あんたの最高傑作を」

鍛冶屋「バカヤロウ、使える奴が限られている時点で最低の作品だ」

店主「使える奴が来るまでにと誰にも買えないようにしたんじゃなかったのか!?」

鍛冶屋「バカヤロウ、使える奴なんていねえよ。もうどこにもな。分かったら帰らせろ」

店主「でも、」

盗賊「いや、いい、俺はもう帰るから。失礼したぜ」


鍛冶屋「>>860」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 01:12:26.87 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 01:15:25.00 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 01:15:44.49 ID:+6R+e9Rp0<> 待てよ、酒買ってこい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 01:26:25.23 ID:Uc/kUTbX0<> 鍛冶屋「待てよ、酒買ってこい」

盗賊「ハァ!??」


いきなり酒要求ですか!?


店主「ほら、チャンスですよ」

盗賊「なんのだよ!?」

店主「彼の気が変わらないうちに早く」

盗賊「何がだよちくしょおおおおお」


しかしなぜか断れず買いに行く、そして戻ってきて


盗賊「ハァ、ハァ、買ってきてやったぞ。この町で一番高いとか言ってたしこれで文句ないだろ?」


鍛冶屋「>>864」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 01:27:58.68 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 01:28:58.32 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 01:29:28.98 ID:+6R+e9Rp0<> 次、木炭持ってこい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 01:39:28.10 ID:Uc/kUTbX0<> 鍛冶屋「次、木炭持ってこい 」

盗賊「またぁ!??」

鍛冶屋「ほれ、とっとと行けぇ!」

盗賊「なんでだああぁぁああ」タッタッタ


数分後


盗賊「疲れた。何で俺がこんなことしなきゃいけねえんだよ。俺ってホントお人よしなんだなぁ、不良やってたあの頃はこんなだったっけ?」


確かむかつく奴片っ端からシメてただけだったからなぁ


盗賊「おいおっさん、もって来たぞ、重かったしいい加減にしてくれよ。そろそろいいだろ?勇者たちのとこ戻りたいし」

鍛冶屋「>>868」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 01:44:23.76 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 01:44:42.70 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 01:44:50.11 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 01:45:25.33 ID:+6R+e9Rp0<> ……勝手にしろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 01:56:03.54 ID:Uc/kUTbX0<> 鍛冶屋「……勝手にしろ 」

盗賊「そうさせてもらうよ。あぁ、疲れた・・・」

鍛冶屋「・・・今は無理だがまた後で来い」

盗賊「え、何で?」


聞き返した頃には彼はすでに再び鉄を叩いて俺の声はおそらく聞こえない状況だろう。


盗賊「ま、いっか」


工房を出る

どうすっかな。


@他に何か買う(同レスで何か)
A宿屋に戻る(魔法使いに視点変更)

>>873 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 01:56:30.84 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 01:56:58.33 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 01:57:27.65 ID:c1n8J2sAO<> とりあえず魔法使い視点 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 02:02:03.79 ID:Uc/kUTbX0<> 魔法使い「店主、この本は何だい?ずいぶんと安いみたいだけど」


魔法関係の古本を扱う店「book of」にて安売りバーゲンセールの中の一冊に目が行って手に取る。

見たことが無いようななぞの言葉で全て記されている。


店主「それですか?魔女が書いたと伝えられる『叡智の書』なんですがね。学者やマニアにすら忌み嫌われて盥回しにされてきたんですよ。」

魔法使い「それまたどうしてだい?普通学者やマニアならのどから手どころか顔まで出して欲しがると思うけどねぇ」

店主「それが持つべき者以外が持つと呪われるだとか、解読できても発狂するだとか色々"噂"があるんですよ」

魔法使い「曰く憑きってわけかい。」

@本当に買う
Aやっぱりやめる

>>877 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 02:03:18.56 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 02:04:02.67 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)<><>2012/02/19(日) 03:25:26.05 ID:GuahmzvAO<> 安いんなら買っちゃえ☆ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 03:32:56.97 ID:Uc/kUTbX0<> というわけで買ったよ。


店主「気を付けてくださいよ。本当に呪いをかけられていたりしても知りませんからね。」

魔法使い「はいはい、分かったよ。ありがとね店主」

魔法使い「さて、後でじっくり解読に勤しもうかねぇ」


すでに魔法使いは噂も忘れて好奇心で胸を満たしているのであった。

@他に何か買う(同レスで何か)
A宿屋に戻る(妖狐に視点変更)
>>881 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 07:57:07.04 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 08:18:16.29 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 08:28:17.05 ID:e4N9g2WAO<> 何やら古ぼけた指輪がある……吸い寄せられるように購入 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 08:36:35.47 ID:Uc/kUTbX0<> 古物商にて

何か古ぼけて黒ずんだ指輪が目に入って吸い寄せられるように購入してしまった。

店主は暗い顔をした無口な男でどこかしら不吉な雰囲気を帯びていた。

おかげで何も説明を受けられないまま買うことになった。


魔法使い「ま、安いからいいんだけどねぇ」

@他に何か買う(同レスで何か)
A宿屋に戻る(妖狐に視点変更)
>>885 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 09:04:03.10 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 09:25:55.80 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 09:52:05.17 ID:c1n8J2sAO<> 自らの姿を自由自在に変える事が出来る魔法効果を持つ腕輪 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 10:07:06.05 ID:Uc/kUTbX0<> 魔法使い「ついでにこれも買っていこうかねぇ」


魔法使いが手に取ったそれは自らの姿を自由自在に変える事が出来る魔法効果を持つ腕輪だった。


魔法使い「混沌魔術と合わせて使ったらどうなるんだろうねぇ。」


ちょっと面白い想像をする。


さてこんなもんでいいかねぇ。

@他に何か買う(同レスで何か)
A宿屋に戻る(妖狐に視点変更)

>>889 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 10:07:40.75 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 10:07:44.11 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 10:10:21.50 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 10:10:47.28 ID:c1n8J2sAO<> 視点変更 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 10:20:56.46 ID:Uc/kUTbX0<> 妖狐「じゃあわっちはこれを買おうかの」


妖狐が買ったのは、珊瑚と夜光貝でできた綺麗な簪だった。


勇者「お、すげー似合うじゃん。」


美しい、美しいよ妖狐


妖狐「クフフ、わっちゃあ美しいからの、美しいものならば何をつけても似合うんじゃ」ワサワサ


妖狐の尻尾がワサワサと揺れ動く、これも可愛いわ。やっべぇモフモフしたい。


リリィ「」ジー


@妖狐は他にも買う(同レスで何か)
A妖狐の買い物は終わり、リリィの買い物に

>>894 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 10:27:16.82 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 10:33:31.01 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 10:36:31.50 ID:e4N9g2WAO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 10:41:06.34 ID:Uc/kUTbX0<> 勇者「さてリリィ、他に何か欲しいものあるか?」


妖狐の分も買ったし次はリリィだな


リリィ「いいの・・・?」

勇者「あぁ、何がいい?」

リリィ「・・・」ス


リリィが指差す。それは百合を意匠化したブローチで不思議な白い金属で出来ていた。


勇者「これだな?」

リリィ「」コクン


ちなみに白百合というのは魔術的な意味もあるらしい。

ブローチ自体もよく魔術的なアーティファクトや依り代として使われる。

この白い金属のことは知らないけど、この町だしそういう関係の物だろう

少し値ははったが買ってあげた。


リリィ「うれしい・・・」ギュ


リリィは抱きついて嬉しさを表現するとすぐに離して、ブローチをどこにつけようか色々つけては確かめて取ってを繰り返す。


リリィ「出来た・・・」


リリィが嬉しそうに見せてくる。可愛いなぁ〜

@他に何か買う(同レスで何か)
A買わない(宿屋に帰る)

>>898 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 10:46:28.42 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 10:47:09.69 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 10:47:36.83 ID:c1n8J2sAO<> 魔法の日記帳 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 10:56:49.43 ID:Uc/kUTbX0<> リリィ「・・・これも、いい?」


リリィが手に取ったのは「魔法の日記帳」とかいうもの


勇者「いいけど・・・これなんだ?ただの日記帳じゃないのか?」


店主「>>902」


そろそろ次スレかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 11:01:30.15 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 11:12:25.01 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 11:15:44.03 ID:e4N9g2WAO<> 女の子の日記帳は全て魔法の日記帳ですよ!
……冗談ですよ、そんなに怒らないで。書いた人以外読めない暗号化してくれる日記帳です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 11:28:10.64 ID:Uc/kUTbX0<> 店主「女の子の日記帳は全て魔法の日記帳ですよ!」

勇者「つまりはただの日記帳じゃねーか!!」

店主「……冗談ですよ、そんなに怒らないで。書いた人以外読めない暗号化してくれる日記帳です」

リリィ「いい?」


そんな目で見つめられたら買わないわけにはいかないじゃんかよ。


妖狐「そんなくだらないものなぞに金使いおって」プイッ

勇者「まぁいいじゃねえか。リリィだって女の子なんだしよ。それとも妖狐もなんか買って欲しいのか?」


妖狐「>>906」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 11:29:08.65 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 11:29:41.74 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 11:31:34.58 ID:+6R+e9Rp0<> 扇子じゃ、扇子を二つじゃ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 11:38:34.68 ID:Uc/kUTbX0<> 妖狐「扇子じゃ、扇子を二つじゃ」

勇者「扇子?どんなのが良い?」

妖狐「そうじゃな、>>910」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 11:50:40.44 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 11:52:41.64 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 11:58:16.37 ID:c1n8J2sAO<> 桜が描かれているのと、紅葉が描かれているやつじゃ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 12:23:21.62 ID:Uc/kUTbX0<> 妖狐「桜が描かれているのと、紅葉が描かれているやつじゃ 」


勇者「桜と紅葉な・・・おっちゃん、あるか?」


店主「人気だからねぇ、・・・」

>>914 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 12:40:57.78 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 12:43:08.13 ID:e4N9g2WAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 12:46:21.10 ID:e4N9g2WAO<> 鉄扇だと桜と紅葉のセットあるんですが…こちらの白羽扇なんてどうです? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 14:13:13.69 ID:Uc/kUTbX0<> 店主「そうですね・・・鉄扇だと桜と紅葉のセットあるんですが…こちらの白羽扇なんてどうです?」


げっ、高い!

店主が持ってきたのは、鋼鉄で作られた桜と紅葉の描かれた扇のセットに羽で出来た風系魔法が込められていそうな白羽扇、桜と紅葉のセットのほうが高い。


妖狐「そうじゃな、わっちに羽扇は似合わぬ、やはりそっちの桜と紅葉のほうをいただこうかの。」


値段見ろー、このやろー羽のほうが値段安いに決まってんだろが


妖狐「主様よ、これをわっちに買ってくりゃれ?」ワサワサ


首を傾けて上目遣いで言うな。しかも顔はしおらしいのに尻尾は元気にわっさわっさゆれてるし


勇者「買ってしまった・・・・・」 アリガトウゴザイマシター

妖狐「くふ、似合うかや?」ワサワサ

リリィ「」コクン

勇者「ホントお前は和風だな。値段を考慮してくれよ」

妖狐「わっちゃあ大和撫子じゃからの、値段より似合うかどうかじゃ」

勇者「お前は妖怪じゃねえかよ。雪女と同じ類だ。美しくても大和撫子なんて名乗らせねーよ。まだリリィのほうが大和撫子だ」ヨシヨシ


ここぞとばかりにリリィの頭を撫でてやる。どうだ少しは反省しやがれ。


妖狐「主よ・・・主はわっちを同じ生き物だと見てくれないのかや?」


げ、上目遣い。いや負けんぞ

勇者「あぁ、俺は人間でお前は化け狐だ。同じ生き物じゃねえ」

止めだ!さあ反省しろ、罪を数えろ



妖狐「それでも・・・それでもわっちは、・・・・・主のことが、一番好きなんじゃ」ナミダメ


勇者「!?」ズキューン



涙目で上目使いでその言葉、止めを指されたのは結局俺だった。もちろん妖狐は嘘泣きで


妖狐「自分でふっかけて負けた気分はどうじゃ?主よ。」ニヤニヤ


勇者「いつか倒す…」

妖狐「無理じゃな、主が女に弱い異常無理じゃ。」

勇者「・・・・・・・・ハァ、疲れた・・・もう宿に戻ろう。」

リリィ「・・・賛成」

>>918 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 14:30:55.48 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 14:31:29.62 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 14:33:11.98 ID:c1n8J2sAO<> 宿に帰る途中、気を失ってたせいか、加護があったせいか、昨日の記憶がうっすらとではあるが存在し周りの記憶が消えてるのに困惑し考える僧侶に話しかけられる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 15:04:59.77 ID:Uc/kUTbX0<> 俺たちが宿屋に帰る途中、後ろから肩を叩かれた


「あの〜、ちょっといいですか、勇者さんですよね。」


後ろに振り返ると一人の少女が立っていた。


勇者「あ、僧侶だっけ、どうしたの?」


そう挨拶する。すると彼女はまるで思い人にでも会ったかのように顔を輝かせた。


僧侶「私を覚えているの!?」

勇者「あぁ、だけどどこであったから覚えてないんだよなぁ。悪いな」

妖狐「わっちもどこで会ったかまでは思い出せぬの・・・リリィはどうかや?」

リリィ「」フルフル


リリィが首を横に振る。覚えてないようだ。


僧侶「昨日・・・二日前のことは覚えてないの!?」

勇者「それがさっぱり・・・」ハハハ

僧侶「そう・・・ですか」


自嘲気味に返す。彼女はそうとう落胆してる様子だった


妖狐「それがどうしたのかや?」

僧侶「私、うっすらですけど覚えているんです。少し、話を聞いてください」

勇者「な、なんだってー」

>>922



勇者の眠りの世界にて


眠りの魔女「わは〜、これはまずいのです〜このままだと おもいだしちゃ いけない きおくまで おもいだして しまいます〜」

眠りの魔女「あのきおく を のぞいたら、さいあく はっきょう しちゃうです〜」

眠りの魔女「これは さっきゅうに なんとか しないと いけないのです〜」アタフタ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 15:25:32.72 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/19(日) 15:25:59.60 ID:c1n8J2sAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 17:23:33.33 ID:e4N9g2WAO<> 実はまだ刀使いが目を覚ましていない事を涙ながらに訴える僧侶 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 20:04:18.43 ID:Uc/kUTbX0<> 僧侶「断片的なんですけど」


僧侶は遺跡のこと、暗黒の王が黒魔術を行おうとしたことなどを断片的に話した。


僧侶「関係あるかどうかも分からないんですけど、刀使いが・・・刀使いが、目を覚まさないんです。」ポロポロ


その場で泣き出してしまった


僧侶「盾使いも色々してくれたんですけど、何やっても無駄で、ずっとうなされてるみたいなんです。悪夢にうなされているみたいに、今は銃士が付きっきりで看病してくれてるけど、悪化したらどうしようって・・・・余計なことを考えてしまって」ポロポロ

勇者「それは気がかりだな・・・」

リリィ「今すぐ・・・行って・・あげようよ」

妖狐「何があるか分からぬし、一度皆と合流してからのほうが良いのではないかや?」

>>926 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 20:09:36.49 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/19(日) 20:10:14.49 ID:Nbx6Jis/o<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 20:10:51.76 ID:+6R+e9Rp0<> 集合は妖狐に任せて、先に勇者は僧侶について行く

邪神の真の封印方法、それは自らに邪神を取り込んだ後に出入口を完全に遮断する事だった
刀使いが神代の武器に選ばれた理由は邪神すら惹き寄せる程強力な感応能力があるからで、選ばれた時点で運命は決まっていた
そして銃士は封印の守護者に選ばれており、眠れる刀使いから離れられない代わりに大きな力を得た <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 20:55:29.82 ID:Uc/kUTbX0<> 妖狐「わっちは集めてくるでありんす。主は先に行ってやれ」

勇者「分かった頼む、行くぞリリィ」

リリィ「」コクン

僧侶「ありがとうございます。今から案内しますこっちの宿屋です。」


宿屋について

>>930


勇者の眠りの世界にて


眠りの魔女「・・・あのこには きついかもしれないのです〜」

眠りの魔女「いざとなったらネムリが てをかす ひつようが できるかもしれないな〜」


某所

赤の女王「・・・!?嘘ついたね、チェシャ猫」

チェシャ猫「どれのことだ?まだバレてないはずの嘘はざっと689ぐらいあるが?」ニタニタ

赤の女王「首を刎ねておしまい!!」

ザクッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 20:56:49.28 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 20:58:06.39 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/19(日) 20:58:48.29 ID:Nbx6Jis/o<> すやすやと寝ている刀使い・・・だが気配がおかしい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 21:00:27.67 ID:+6R+e9Rp0<> 苦い顔をしている盾使いと刀使いの傍で泣き疲れている銃士がいた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/19(日) 21:51:33.36 ID:Uc/kUTbX0<> 部屋の真ん中のベッドで刀使いがすやすやと眠っており、その隣でほんのりと赤くなりながら手を握っている銃士がいた。

銃士「あ、あんたたち久しぶり・・・どこで会ったかは知らないけど」

勇者「俺もだ。そんなことより刀使いの様子はどうだ?」

銃士「今は薬でグッスリ寝てる・・けど・・・」


何とか言いたいことは分かる。雰囲気が、気配が違うのだ。

例えるなら何だろうか・・・


「封じ込めている力が隙間から少しずつ漏れ出すような?」


響くような声がした

その声は

@眠りの魔女
Aチェシャ猫
Bその他(同レスで何か)

>>935


寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 21:53:43.75 ID:+6R+e9Rp0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/19(日) 21:53:51.74 ID:Nbx6Jis/o<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/19(日) 21:54:04.88 ID:e4N9g2WAO<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/19(日) 21:54:09.06 ID:+6R+e9Rp0<> 戦士(ぬいぐるみ) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/20(月) 04:35:16.62 ID:AM2bh72w0<> 「封じ込めている力が隙間から少しずつ漏れ出すような?」

勇者「えっ?」


頭の中に響くような声がした。

聞いたこともない声だったが言っていることには納得できた。

刀使いからは蓋を閉めて閉じ込めた"気"が蓋の隙間から漏れ出しているような気がしたのだ。

その時、周りの景色がぐるりと反転し、見た目は同じだがさらに異様な"部屋"になっていた。

今までいた人は皆いなくなり、いるのは俺と眠りの魔女、それに一匹の猫だけだった。


チェシャ猫「よう勇者、俺のことを覚えているかい?」ニタニタ

勇者「いや・・・それよりこの空間は何だ?」

眠りの魔女「ゆめの せかいだよ〜デイドリーム、はくちゅうむ〜」


なるほど眠りの魔女の力かじゃあこの猫は何だ?魔女のペット?


チェシャ猫「誰が魔女なんかのペットになるかよ」ニタニタ

チェシャ猫「本来ならなぁ、このまま忘れていて欲しかったんだがそうはいかなくなった。」ニタニタ

眠りの魔女「ちょっと〜、はなしが ちがうよぉ〜?」

チェシャ猫「安心しろ。俺もそこまでは思い出させやしねえ、ことの経緯(いきさつ)を思い出させるだけだ。」ニタニタ

勇者「ことの・・・経緯?」

チェシャ猫「ちょっと頭ん中かき混ぜさせてもらうぜ。」ニタニタ

チェシャ猫が俺のおでこに手をやる。ちょ、爪立てんな

>>940
(邪神の姿を思い出すことだけは不可) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/20(月) 06:48:03.70 ID:Ee35nSeAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/20(月) 07:19:45.37 ID:CnEtCdgAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/20(月) 07:54:14.25 ID:Ee35nSeAO<> 勇者記憶が戻る

一方雪原で倒れていた女勇者はエリザ一行に発見され床についていた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/20(月) 07:55:52.42 ID:Xc7u5Akd0<> 経緯を思い出す
刀使いが自身に何かを封じた事、第3者の手によって浮翌遊要塞が起動してそのまま空間転移したこと

ついでに眠りの魔女は浮翌遊要塞の動力の中にいて、起こされると現実まで塗り替えてしまう事を話す <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/20(月) 22:31:38.68 ID:AM2bh72w0<> 記憶がぐるぐる頭の中で回る。閉鎖的な遺跡、黒魔術・・・


勇者「はっ!?」


思い出した。ほぼ全てを・・・こいつが敵だったということも

チェシャ猫を睨む


勇者「チェシャ猫・・・今度は何を考えてやがる。」ギリ

眠りの魔女「それは おもいださせて よかったの〜?」

チェシャ猫「おっと、手が滑った。素で間違えた」ニタニタ

勇者「話を逸らすな!」

チェシャ猫「悪いね勇者、ありゃあ嘘だ」ニタニタ

勇者「うそだと?」

チェシャ猫「あぁ、本当はあのままあんたには知られず破壊するつもりだったんだがな。」ニタニタ

眠りの魔女「この おとこのこが むいしきに からだに ふういんしちゃったんだよ〜」


話が見えない・・・まぁ従っても嫌な予感はしないし


チェシャ猫「邪神を殺そうと思ったら、殺す前に封印されちまったわけだ。しかもあの少年はまだ未熟」ニタニタ

眠りの魔女「いまでも すこしづつ じゃしんの ちからが もれだしているんだよ〜」

チェシャ猫「このまま行ったら、良くても彼の体を乗っ取って邪神が復活する。悪けりゃ完全復活だ。しかも次は倒す手立てが完全に無くなる。タイムリミットは・・・いつだか分からんな、あいつの意志の強さを信じろ」ニタニタ

眠りの魔女「あのいせきは ちからを よわめる いみも あったの〜」


それってかなり絶望的じゃねえか・・・


勇者「今は倒す手立てがあるんだな?」

チェシャ猫「ある。しかし重要な役割を果たす奴が一人足りないな、こんな時に女王様はどこ行った。」ニタニタ

眠りの魔女「それがネムリ にも いばしょが つかめないの〜」


本当に大丈夫なんだろうな・・・こいつら <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/20(月) 23:06:18.77 ID:AM2bh72w0<> エリザベート


あれからエリザベートちゃん一行はそれなりに町を回り、行商を成功させて旅してた。


商人「いやぁ、胡椒は成功でしたね結構な値で買えました。次の町ではエリザベートに美味しいものを買ってあげましょう。」

エリザベート「本当!?じゃあエリザベートちゃんはやっぱり肉が欲しいよ。肉!」

空手家「体調管理はしろよ。でないと太る」

女剣闘士「女の子にそれは言っちゃだめだろ。オレがこのぐらいの年だったら絶対怒ってたぞ。」

エリザベート「大丈夫だよ。太ったら盗賊に振り向いてもらえないじゃん。エリザベートちゃんはエリザベートちゃんなりに考えているさ」

空手家「懲りないな・・・」

エリザベート「師匠の弟子だからね」

女剣闘士「意外とこの中で一番しつこいもんなぁ空手家は」

空手家「何のことだ?」


商人「まま、もうすぐ次の町ですよ・・・っと、なんということです!?あそこに人が倒れています!!」


お人好しとも言える商人が駆けていく、抱え起こしたのは女性だった。長いポニーテールの美しい女性


商人「急いで宿屋まで運びましょう。奇跡的に息はありますからっ」

空手家「俺が抱えて行く、商人、薬草は・・・」

商人「最後の一つです。今飲ませましょう」


商人が無理やり粉末状の薬草を飲ます。しかし血色は良くならない。急いで宿かなんかに連れて行く必要がある。




雪国の町の宿屋にて


暖炉の前

布団で暖炉の前を許可を持って陣取り、看病してすること数十分その少女が起き上がる。


女勇者「>>946」

少し脱線しないか心配に・・・これだけですが寝ます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 00:30:18.69 ID:asI0+Qlg0<> ごめん、別に>>1がやりたいように書けばいいとは俺も思うんだ。
ただね…、安価出される度にいちいち新キャラ出さないでほしい。
特にピラミッド編とか、ただそれだけ言いたかった。
できればこれ以上、キャラが増えないことを願おう。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 00:32:40.61 ID:CtgBO3I50<> 今いるキャラを十二分に活かそうぜ

ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 00:35:06.96 ID:CtgBO3I50<> ユ…ウ……シャ…ハ…ドコ…ダ……? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 06:53:02.93 ID:1GP/Y7Rt0<> >>1だが
そんなポンポン新キャラ出してたっけ?

ピラミッド編で安価以外で出した新キャラといえば「チェシャ猫」と「赤の女王」だけだし(覚えている限りでは)暗黒の王は死んで邪神はボスだからいいとして、

ヒトジゴクとアルもピラミッド編のみで出てくるだけだし、その後出てくるフラグも建ててないし出すつもりもない

>>942,943でも新キャラは出してないし自分としてはそんなに出している印象がない


すまん今は書けないけどそれだけ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/21(火) 07:06:28.23 ID:6oq+lEaAO<> 安価で出た分も含めて多いって意味じゃないか?
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 10:53:08.25 ID:CtgBO3I50<> いきなり魔王よりやばい邪神なんてものが出たりするからちょっと扱いに困ったり <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟・東北)<>sage<>2012/02/21(火) 12:38:00.02 ID:6oq+lEaAO<> 邪神は別に良いだろ、むしろ話が作りやすくなる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 16:34:53.00 ID:1GP/Y7Rt0<> 邪神はちゃんと考えて出していますので、ご安心を

今から書きます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/21(火) 17:19:12.66 ID:1GP/Y7Rt0<> 女勇者「ユ…ウ……シャ…ハ…ドコ…ダ……?」

空手家「・・・」ドガッ


いきなり空手家が女勇者を殴り、昏倒させた。


エリザベート「ちょっ、師匠!?何するのさ」


誰だって驚くよね。


空手家「気づかなかったのか?」


エリザベート「・・・あっ!」

商人「どうしたんです?この子」

エリザベート「>>955」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 17:25:56.08 ID:CtgBO3I50<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 17:27:23.89 ID:CtgBO3I50<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 17:37:21.88 ID:CtgBO3I50<> この子…魔翌力の器を無理矢理に広げた跡がある <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 17:50:52.01 ID:asI0+Qlg0<> >>947確かに、その時点でしか出してないキャラもいるけど、
いきなり安価でキャラ出されても俺の脳がついていけない…
ただ俺の脳が腐ってるだけだろうが
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/21(火) 19:27:06.21 ID:1GP/Y7Rt0<> エリザベート「この子…魔力の器を無理矢理に広げた跡がある」

女剣闘士「そんなこと出来るのか?」

商人「世界は広いですからね・・・でも無理やり広げられたからといって、こうなるんですか?」

エリザベート「広げられて開いたスペースに悪い者・・・精神体魔物なんかが入り込んだり、かな?」

空手家「これは・・・>>960」


次スレ立てておきました
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1329812575/ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/21(火) 19:28:21.47 ID:Tuotf2uQo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/21(火) 19:28:42.32 ID:Tuotf2uQo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 19:30:00.09 ID:CtgBO3I50<> (ずっと昔の)魔王…?いや、そんな筈は… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/21(火) 20:13:41.08 ID:1GP/Y7Rt0<> 空手家「これは・・・魔王…?いや、そんな筈は…」


一度感じたことがある魔王の血族の魔力の気配・・・だが


空手家「かなり歪められているな。」

女剣闘士「歪められているって?」

空手家「そうだな・・・まるで・・」

@エリザベート「穴を埋めるために無理やり穴に合わせて形を歪めたかのよう?」
Aエリザベート「長年置かれた鉄が錆びて完全に変わってしまったかのよう?」
Bエリザベート「その他(同レスで何か)」

>>964 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/21(火) 20:15:36.23 ID:Tuotf2uQo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/21(火) 20:16:19.40 ID:Tuotf2uQo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/21(火) 20:19:16.70 ID:Md87QtPAO<> 容器に氷の形じゃ入らないものを水にして入れ直した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 20:20:10.52 ID:CtgBO3I50<> 錆びついて性質が変わった物を、穴を埋めるために無理やり穴に合わせて更に形を歪めたかのよう? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/21(火) 20:48:37.08 ID:1GP/Y7Rt0<> エリザベート「容器に氷の形じゃ入らないものを水にして入れ直した」

空手家「そんな感じだな・・・」


空手家は女勇者の額に手をやった。そして少しだけ安堵の表情を浮かべる。


空手家「今に入れた水は安定するだろう。多分ただの拒否反応だすぐに順応する。」

商人「順応・・・ですか?」

空手家「多分この娘は自ら望んで氷を入れたのだろう。水にしてな、しかし唐突に入れたため水が大きく揺れて器から溢れた」

エリザベート「その溢れた水がさっきの?」

空手家「その通りだ。今は揺れが収まって安定するのを待つほかないな」

>>969 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(山陽)<>sage<>2012/02/21(火) 20:51:54.13 ID:Md87QtPAO<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 21:00:23.02 ID:CtgBO3I50<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 21:00:58.74 ID:CtgBO3I50<> それは安定させてはいけない代物だと言う事には気付かないまま、女勇者の仲間達に視点変更 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/21(火) 21:01:14.87 ID:Tuotf2uQo<> その時女勇者パーチー到着 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/21(火) 21:20:16.06 ID:1GP/Y7Rt0<> 数時間前


僧侶「女勇者・・・どこ行ったのかしら、心配ねぇ」


僧侶が本当に心配そうに言う。

今日起きたら女勇者がいなくなっていた。

書置きも無いし魔物や暴漢の線も考えたけど唯一の入り口を生真面目な女将さんが見張っていたのでありえないらしい。

それどころか一人で行き先も告げずに出て行ったらしい。

すぐ帰ってくるだろうと思ったけどさすがに遅い。


ネクロマンサー「でもぉ、たまには一人になりたいんじゃなぁい?ゎたしとかぁ、よくあるしぃ」

弓兵「貴様はありすぎるんだ。私は何かあったのではないかと気になる・・・僧侶」


僧侶が唸る。


僧侶「・・・皆で行ったら入れ違いになってしまうし、でも魔物なんかに襲われていたりしたら人数は多いほうがいいわね。・・・・・・・」

僧侶「こうしましょう。」

>>973 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/21(火) 21:24:54.07 ID:Tuotf2uQo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/21(火) 21:25:34.49 ID:Tuotf2uQo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/21(火) 21:26:48.14 ID:6oq+lEaAO<> ネクロマンサーに占ってもらおう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/21(火) 21:33:47.60 ID:1GP/Y7Rt0<> ネクロマンサーはネクロマンシー(死体使役術)や交霊、それかそれの関係しか出来ません。

再安価下2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/21(火) 21:35:42.91 ID:Tuotf2uQo<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)<>sage<>2012/02/21(火) 21:37:59.82 ID:6oq+lEaAO<> 交霊術で探す <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/21(火) 21:38:27.49 ID:Tuotf2uQo<> 置手紙して全員で探索 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/21(火) 21:58:39.66 ID:1GP/Y7Rt0<> 僧侶「ネクロマンサー、頼めない?」

ネクロマンサー「出番って感じぃ?てゅーか、交霊術で出来るかなぁ?と」

弓兵「いいからやれ」

ネクロマンサー「ゎかった人探しができそうな霊を呼び出しまぁす」

呼び出した霊の職業(もちろん生前の)
>>982 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/21(火) 21:59:37.93 ID:1GP/Y7Rt0<> 女勇者の精神世界


「おい、お前!お前が私を呼び寄せたのだな!」


契約した後、夢に落ちたはずの私に呼びかける声がする。


女勇者「お前は?」


「私は歴代魔王の中でも愛に生き、信念を貫いた最強の魔王だ!どうだ驚いたか慄いたか、ありがたいだろう。ついでにひれ伏せ」フフン


暗くて見えないが見えたなら、いいドヤ顔で腰に手をやっている少女の姿が拝めるだろうなと思った。そんな感じの言い方だ。


女勇者「呼び寄せたって言うならそうなんだと思うぜ。ただ、私は魔王の血族の魔力を欲しいとは言ったがまさか本当に魔王が来るとは思わなかったな」

「いや、心のどこかで望んだのだろう。だから私がお前に呼び寄せられたのだ!これからよろしく頼むぞ」

女勇者「あ、あぁ・・・そういえばお前のことはなんと呼べばいいんだよ?名前は?」

「そうだな、魔王はこの時代の子孫が受け継いでいるだろうしな・・・」

「>>985」

寝ます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 22:10:42.55 ID:94xYeeCC0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 22:11:41.40 ID:94xYeeCC0<> 伝説の傭兵 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 22:14:57.11 ID:94xYeeCC0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 22:15:31.15 ID:94xYeeCC0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/21(火) 22:16:58.94 ID:Tuotf2uQo<> マーちゃん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/21(火) 22:17:28.38 ID:94xYeeCC0<> ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/22(水) 05:01:16.52 ID:4M/lESRZ0<> ネクロマンサー「こんな感じぃ?」


現れたのは銀の甲冑に身を包み、どこぞの国の紋章を身につけた妙齢の騎士だった。


騎士「わしを呼び出したのはお主か?死して尚必要にされるとは嬉しいばかりよ。」


ネクロマンサーは黙る。こういうときに自分が喋るとダメになると分かるらしい。


僧侶「人探しを頼みたいのよ。」

騎士「人探しとな?わしは傭兵であるからして命令されればなんでもするが、人探しか・・・してその人物の特徴とは?」


見つけられたか
>>990







「マーちゃん、とでも呼んでもらおう」

女勇者「ハァ!?」

マーちゃん「なんだ?」

女勇者「いや、似合わないだろ」

マーちゃん「可愛く最強な私にはピッタリだろ。」フフン


ピッタリ・・・なのか?意味わかんねえぜ


マーちゃん「さて、名を名乗ったところで…まずはこの時代の勇者を取り込んで魔力の肥やしにでもしよう。」

女勇者「・・・勇者は私だぜ。」

マーちゃん「いや、ここにいても感じる。他の場所にいる勇者がとてつもない魔力を宿しているな。」ジュル


魔王・・・マーちゃんが舌なめずりをする音が聞こえる。


女勇者「どうするつもりなんだぜ?」

マーちゃん「喰らう。」

女勇者「・・・そうはさせないぜ。命令だ"勇者に手は出すな"」

マーちゃん「断ろう。勇者を喰らわせるつもりがないなら」

女勇者「ないなら?」

マーちゃん「その体を乗っ取る」

女勇者「・・・魔女め、こんな危険がついてるなんて聞いてないんだぜ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)<>sage<>2012/02/22(水) 05:12:28.63 ID:LnMOsD5Ho<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)<>sage<>2012/02/22(水) 05:12:55.69 ID:LnMOsD5Ho<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽)<>sage<>2012/02/22(水) 07:11:26.70 ID:d5oCNM+AO<> 曖昧過ぎて見つからないが大体の方向は分かる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/22(水) 23:37:13.01 ID:4M/lESRZ0<> 数分後


僧侶「見つけられた?」


目をつぶっていた騎士が顔を上げて一方向を睨んだのでそう思い、聞く


騎士「曖昧すぎて分からぬ。しかし方向はわかるぞ。東だ」

弓兵「なら早速行くぞ」


>>994

今日はこれだけ、すまん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/23(木) 01:22:26.02 ID:3q5s2ISR0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/23(木) 01:24:17.73 ID:3q5s2ISR0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/23(木) 01:29:39.34 ID:3q5s2ISR0<> 騎士が大体の方向を示しながら弓兵が眼で道を見出す
そして商人らと女勇者のいる宿屋がある雪国の街を見つける <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2012/02/23(木) 21:37:30.23 ID:/iO9wIhV0<> ネクロマンサー「じゃぁあ、ゎたしが探しに行くよぉ」


ネクロマンサーが騎士を連れて女勇者を探しに行こうとする。


弓兵「その"すばらしき"方向感覚でどこに行こうとしている。案内してくれ、私が探しに行く」

ネクロマンサー「ちょっとぉ、それどーゆー意味ぃ?」

弓兵「素晴らしき方向音痴には任せられないという意味だ。」

ネクロマンサー「もうブチ切れたぁ。逆にぃ」

弓兵「私が探しにいく、それでいいな?僧侶」

僧侶「それがいいわね。・・・やっぱりもう一人ぐらいついていきましょうか?それか皆で行く?」


騎士がいるとはいえ、一人じゃちょっと心細いものね。


弓兵「>>998」



女勇者の精神世界


マーちゃん「どうした、来ないのか?私に勝てたなら貴様の使い魔にでもなってやる。もともとそういう契約の元、呼ばれたのだ。」

女勇者「・・・私は願ってないぜ。魔力が欲しいと願っただけだぜ」

マーちゃん「同じことだ。それに、愛と信念の魔王が使い魔になるなどこれほど嬉しいこともなかろう。」

女勇者「魔王っぽくない二つ名だな。そっちから来いよこの私、お前と同じく愛に生きる勇者が相手だ。」


構える。剣でも魔法でも来やがれだぜ


マーちゃん「臆することなく先行を譲るとは男気のある娘だ。私も貴様のレベルに合わせてギリギリ勝てるレベルまで手加減してやろう。」


暗闇が照らし出される。どこまでも続く草原にたたずみ構えているマーちゃんの姿が見えた。

どんな姿をしているか
>>次スレ3つ目のレス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/23(木) 22:42:41.49 ID:3q5s2ISR0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/23(木) 22:44:32.19 ID:3q5s2ISR0<> ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/23(木) 22:45:49.23 ID:3q5s2ISR0<> 安心しろ、私なら見つけられるからついてくると良い。弓兵の真骨頂をお見せしよう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/23(木) 22:48:03.61 ID:3q5s2ISR0<> ume <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/02/23(木) 22:48:59.64 ID:3q5s2ISR0<> >>1000なら次は天空の城編 <> 1001<><>Over 1000 Thread<>                        _,,-‐'' ̄`''- 、,_
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                        |〕 常識は通用しねぇ  ||
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==三/ `ニ ー――-- 、..-''´    ゙ー‐ァ--―''" ̄`丶、 u  丶、ヽト、 ,.. --、
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<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】 @ 2012/02/23(木) 22:44:07.93 ID:/KG5UJ6W0
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桃香の魔王デュエル ただより高いものはない @ 2012/02/23(木) 22:01:00.96 ID:cL33gm0Ao
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弟が絶叫しながら風呂から全裸で走ってきた @ 2012/02/23(木) 21:53:45.22 ID:JAaG2mxR0
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【PS3】機動戦士ガンダムEXTREME VS.261【EXVS】 @ 2012/02/23(木) 21:51:15.71 ID:B+QvSM4uo
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