◆fN6DCMWJr.<><>2012/03/15(木) 03:42:48.19 ID:UfODe4qdo<>非常に長い期間が空いてしまいましたが、書かせていただく
◆ympjFNUtkYさんが代わりに書いてくれた話から続けます
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1258809519/
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259207599/
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1259497851
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1259680885/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1266164027/
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1331750567(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
<>唯「目指せ!ポケモンチャンピオン!」
◆3hqm7P36Pw<><>2012/03/15(木) 03:44:22.71 ID:UfODe4qdo<> で、前の酉は調べたら同じものを使ってる人がいたのでこちらの酉に変更します <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:46:01.01 ID:UfODe4qdo<> 2か月前 ホウエン地方 101番道路
和「・・・」ムクリ
和「ここは・・・どこ?」キョロキョロ
和「(周りは森で・・・私は整備されてない小道に倒れている)」
和「(えーっと、確か私は・・・唯の家のパーティーに呼ばれて・・・)」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:46:41.55 ID:UfODe4qdo<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ピンポーン ガチャ
憂「和ちゃん、いらっしゃい!」
和「お邪魔します。遅くなってごめんね」
憂「リビングに用意してあるけど、軽音部のみんなは今お姉ちゃんの部屋に集まって前哨戦だってパーティー始めちゃった」
和「まあ、軽音部らしいわね。これで全員?」
憂「あとは純ちゃんが来ればみんな揃うよ」
ジャー ガチャ
紬「トイレお借りしましたー。あ、和ちゃんこんにちは」
ゴゴゴゴゴ
和「こんにちはムギ・・・あら?地震かしら」
憂「本当だ。揺れてる、でもなんか変な感じ・・・」
紬「体の芯から揺れてるみたいな・・・」
和「ちょっと揺れ、長いわね」
憂「私、キッチンが心配なので行ってきます!」ダッ
紬「私はみんなに知らせてくる!パーティーに夢中で気づいてないかもしれないから!」タッ
和「じゃあ私は・・・玄関のドアを念のため開けておこうかな」
和「それにしても何なのかしら・・・この変な揺れ」ゴゴゴゴ
和「あれ、なんだか気が遠く・・・」フラッ <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:47:44.49 ID:UfODe4qdo<> 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
和「ここまでしか思い出せない・・・みんなは何処?」
和「怪我は無いみたい・・・他のみんなも無事だと良いけど」
和「(それにしても・・・この道の雰囲気、普通じゃない感じ・・・外国?まさかね・・・)」
「うわあああああああ!」
和「悲鳴?でも男の人の声ね」
「誰か助けてくれええ!!」
和「放っておくわけにもいかないわね」ザッ
和「大丈夫ですかー?」
オダマキ「おお、こっちだこっちだ!助けてくれ!」
ポチエナ「ワンワン!グルルルル」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:48:45.57 ID:UfODe4qdo<> 和「黒い・・・犬かしら?」
オダマキ「お嬢さん!そいつを追い払ってくれ!ポケモンもってるだろ?」
和「え?なんのことです?ポケモン?」
オダマキ「ま、まさかポケモン持ってないのか?!」
和「・・・とりあえず、この犬から助ければいいんですよね」
ポチエナ「ワン!ワン!」
和「よーしよし、私は敵じゃないからね」
オダマキ「お、おい!話しかけても」
和「静かに!」
オダマキ「は、はい」
和「・・・」ジー
ポチエナ「ワン!ガウ!」
和「・・・」ジー
ポチエナ「クウン」
和「ほら、怖くない」
ポチエナ「ハッハッハッ」
和「よしよし、遊びたかったのね」
オダマキ「まさか・・・私を襲ってきたわけじゃないのか?」
和「最初はじゃれついたつもりだったんでしょうけど、きっと貴方が大騒ぎしたからこの子も警戒しちゃったんですよ」
ポチエナ「ワン」
オダマキ「ああ、礼がまだだったな。助けてくれてありがとう。私はオダマキ。この近くの町でしがない研究者をやってる」
和「この辺に住んでるんですか?だったら聞きたいことが」
オダマキ「いやー、しかしポケモンもモンスターボールも無しでポチエナを手懐けてしまうとはなあ」
和「幼馴染に動物好きがいまして、私も・・・それより、『ポケモン』ってなんなんですか?」
オダマキ「なんだって?」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:49:45.68 ID:UfODe4qdo<> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オダマキ「というわけだ。ポケモンの説明はこんなものだな」
和「ありがとうございます。ですが正直言って信じられません」
オダマキ「私からしたら、君が言ってることが信じられないぞ。ポケモンのいない世界から来たなど」
和「そもそもポケモンって言われても・・・この子は珍しい犬としか思えませんから」
ポチエナ「くーん」
オダマキ「他にもたくさんの種類のポケモンがいると言っただろ。そうだ。だったらこれをあげよう」
和「なんですかこれ?」
オダマキ「さっき話したモンスターボールという道具だ。それをそのポチエナに投げてみなさい」
和「・・・こうですか?」ポイッ
ボンッ!コロコロコロ カチッ
オダマキ「ポチエナを捕まえたぞ!」
和「ま、まさかこんなことが・・・」プルプル
オダマキ「私の言うことを信じるかね?」
和「わかりました・・・」
オダマキ「君にもいろいろ事情がありそうだな・・・助けてもらった恩があるし、私の町に来ないか?」
和「でも、離れ離れになった友達を探さないといけないから・・・」
オダマキ「君の話が本当なら、今までに例を見ない出来事だ。友達がすぐ近くにいるとも限らないだろ?
探したいなら、それなりに知識を付けたほうがいいんじゃないか」
和「確かに・・・そうですね。ではお言葉に甘えて」
オダマキ「そうだ、君の名前を聞いていなかったな」
和「真鍋和です」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:50:43.54 ID:UfODe4qdo<>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
数日後
トウカシティ ポケモンジム
トレーナー「センリさん、女の子が用があると言って訪ねてきています。挑戦者ではないようです」
センリ「わかった。今行く」
ガチャ
センリ「いらっしゃい」
和「こんにちは」
センリ「君は、初めて会うね。私に何の用だ?」
和「オダマキ博士から手紙を預かってきました」
センリ「おお!オダマキからか。ありがとう、わざわざすまないね。
君はミシロタウンの人かな?」
和「いえ、この辺の者じゃないんです。ですがオダマキ博士にはお世話になったので・・・」
センリ「そうか。まあ深くは詮索しないよ」
和「オダマキ博士とは親しいんですか?」
センリ「古い友人だ。私はジョウト地方に住んでいたから最近まで疎遠だったが、私がこの地方でジムリーダーに
就任してからは色々と手伝ってくれている。この手紙もそのことだろう・・・ちょっとここで読ませてもらうよ」
和「はい、どうぞ」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:51:30.70 ID:UfODe4qdo<> ガサガサ
センリ「ふむ・・・家の手配を済ませてくれたか。あいつには世話になりっぱなしだな」
和「家?」
センリ「ああ、私の妻と息子はまだジョウトに住んでるんだが、今度ミシロタウンに引っ越してくるんだ」
和「そうなんですか(この世界にも単身赴任ってあるのね)」
センリ「このトウカに住んでもらってもいいんだが、今まで息子は都会で育ってきたからな。ミシロタウンの自然に触れてほしくてね」
和「嬉しそうですね」
センリ「そ、そうか?はは、まあ家族だからな。ところで」
和「はい」
センリ「この手紙には、君をサポートしてやるようにと書いてある」
和「え・・・」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:52:04.53 ID:UfODe4qdo<> センリ「私でよければ力を貸そう。旅を続けるんだろう?」
和「はい。とりあえずこのあたりで一番大きい町というカナズミシティに向かおうと思っています。友達を探しているので」
センリ「君の手持ちを見せてもらっていいかな?」
和「はい」
ボンッ
ポチエナ「ワン!」
和「この子だけです」
センリ「ポチエナか。最近捕まえた割にはよく鍛えられているな」
和「わかるんですか?」
センリ「これでも私はポケモンバトルのプロだからね。だがこれではこの先も旅を続けるのは難しいだろう」
和「でも、大体のポケモン知識はオダマキ博士から学びましたし・・・」
センリ「あいつから教わったのなら知識については問題ないだろう、だがあいつは研究者、バトルは専門外だ」
和「ではどうすれば・・・」
センリ「力を貸すと言っただろう。どうだ?しばらく私とバトルの訓練をしてみないか?」
和「いいんですか!?」
センリ「もちろん。オダマキもそのつもりで私に頼んだんだろう」
和「では、お言葉に甘えて・・・よろしくおねがいします!」
センリ「今日はもう遅い。ポケモンセンターでゆっくり休んで、明日から訓練を始めよう。優しくするつもりはないから覚悟しておけよ?」
和「はい!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:52:41.87 ID:UfODe4qdo<> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
訓練から2週間後
和「では、行ってきます。お世話になりました」
ポチエナ「わんわん!」
センリ「初めて会った時から随分と成長したな。これだけ鍛えれば、安心して冒険できるだろう」
和「はい。本当にありがとうございました」
センリ「ああ、気をつけろよ。この先のトウカの森を抜ければカナズミシティだ。友達が見つかると良いな」
和「ええ、きっと見つけてみせます、行くわよポチエナ」
ポチエナ「わんっ!」
ダッ <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:53:14.52 ID:UfODe4qdo<> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カナズミシティ
和「ポケモンセンターで聞いた話によると、この町で情報が集まりやすいのはポケモンジム、
トレーナーズスクール、そして大企業デボンコーポレーション本社」
ポチエナ「わんわんっ」
和「そうね、せっかくセンリさんに鍛えてもらった力試しも兼ねて・・・ジムに行ってみましょう」
カナズミシティポケモンジム
和「え、いないんですか?」
トレーナー「うちのジムリーダー、ツツジさんはトレーナーズスクールの講師もやってるからね。今はそっちにいるよ」
和「(もともとスクールにも行く予定だったし、丁度いいか)」
和「ありがとうございます、では行ってみます」
トレーナー「あちょっと!邪魔しちゃだめだよ!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:53:46.70 ID:UfODe4qdo<> カナズミシティ トレーナーズスクール
受付「見学希望の方ですか?今授業中ですので、お静かにお入りください」
和「はい」
ガチャッ
ツツジ「では次に、状態異常についてお話ししましょう・・・」
生徒「」カキカキカキカキ
和「(みんな真面目ね・・・夏期講習を思い出すわ)」
ツツジ「やけど状態になった場合は、攻撃翌力が減少し・・・」
生徒「」カキカキカキカキ
和「(でもやってることは私でも知ってる基礎的なことね。生徒も子供が多いし・・・)」
和「(ポケモン以外の授業はないのかしら?この世界の教育はよくわからないわ)」
ツツジ「それでは、抜き打ちで簡単なテストを行います」
ザワザワ エー ヤベー <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:54:20.70 ID:UfODe4qdo<> ツツジ「ちゃんと勉強してれば問題はいはずですよ。あら?」
和「(あ、目が合った)」ペコリ
ツツジ「見学希望の方ですね?どうぞ、あなたもテストを受けてみてください」
和「え、いや私は別の用事があって?」
ツツジ「もしかして、自信が無いんですか?その妙なメガネは伊達かしら?」
和「」カチーン
和「メガネは関係ないでしょう?それに、私の眼鏡を馬鹿にする人は許さない」
和「やってあげるわ!」
ツツジ「ふふふ、ではこちらの席にどうぞ」
ツツジ「テスト開始!」
バサッ カキカキカキカキ
和「(テストってどんなものかと思ったけど、やっぱり基礎的なことばかりね)」カキカキ
和「(この世界に来たばかりの私が出来るのに、この人たちにこんなテストやって意味あるのかな)」
ツツジ「(ふーん、少しは出来るみたいね。でもこのテストは半分とれれば良い方!
後半は初心者トレーナーでは難しい高度な問題がたくさんあるのよ)」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:55:04.71 ID:UfODe4qdo<> 和「」カキカキ
1時間後
ツツジ「そこまで!回収します」
和「・・・」
ツツジ「どうでした?見学者さん」
和「最後の方が難しかったわ・・・」
ツツジ「そうですか。でも気にしないでください。これから勉強していけばいいのです」
ピラッ
ツツジ「!?」バッ
和「何か?」
ツツジ「ちょっと、この場で採点させていただきます!」
ツツジ「84点・・・」
生徒「84!?」
生徒「入学もしてない人が、そんなとんでもない点数を!」
ザワザワザワザワ
和「あれ、もしかして高得点だった?」
ツツジ「・・・このクラスの平均点は、せいぜい45点ってところでしょう」
和「こんな簡単なテストで?」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:55:43.71 ID:UfODe4qdo<>
ツツジ「なっ・・・!一体どこでこんな知識を教わったんですか?」
和「ミシロタウンの、オダマキ博士って人だけど」
ツツジ「あの有名なオダマキ博士に?あなた一体何者なんです」
和「何者かは言えないけど・・・このくらい、数日間勉強すれば覚えられる内容でしょう」
ツツジ「ふん・・・あなたはこのトレーナーズスクールを馬鹿にしに来たんですね?」
和「そんなつもりじゃ・・・」
ツツジ「ジムに来なさい!ポケモンバトルでわからせてあげます!」
和「えー・・・」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:56:18.52 ID:UfODe4qdo<> カナズミシティ ポケモンジム
和「本当にあなた達を馬鹿にする気は無かったの」
ツツジ「ふーん?では一体何をしに?」
和「ジムリーダーのあなたに聞きたいことがあるから」
ツツジ「そうですか。でしたら、ポケモンバトルで私に勝ったら!なんでも話してあげます!」
和「戦わないとダメなの?」
ツツジ「あなたに悪気が無かったとしても、私はトレーナーズスクールの卒業生としてあなたを倒さなければなりません。
そしてあなたは私に聞きたいことがある。バトルで決着をつけるならお互いの利害が一致してるでしょう?」
和「そうかしら・・・何か流されてるような気が」
ツツジ「早くポケモンを出しなさい!それともその妙なメガネは飾りなのかしら?」
和「」ピキピキッ
和「メガネを馬鹿にするなって言ったでしょう!ポチエナ!」
ボンッ
ポチエナ「わんわん!」
ツツジ「あなたの手持ち数は?」
和「この子だけよ」
ツツジ「では、1対1でやりましょう。準備は良いですか?」
和「いつでもどうぞ」
ツツジ「名乗っていませんでしたね。私はカナズミシティジムリーダー、ツツジですわー!」
和「真鍋和です」ペコッ <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:56:44.58 ID:UfODe4qdo<> ツツジ「バトル開始!」
ボンッ
ツツジはノズパスを繰り出した!
和「何あれ石像?あーいうポケモンもいるのね」
ポチエナ「わんっ!」
ポチエナのかみつく!
ガブッ
ノズパス「・・・」
ツツジ「ノズパス!岩石封じ!!」
ドゴンドゴン!!
和「ポチエナ!!」
ポチエナ「きゃうん・・・」
ツツジ「これでポチエナの素早さが下がりましたね」
和「ポチエナ!離れて!」
ツツジ「遅い!もう一回岩石封じ!」
ドゴゴゴン!
和「ポチエナ!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:57:23.49 ID:UfODe4qdo<> ツツジ「ふふ、あと一撃ってところですね」
和「ポチエナ!砂かけ!」
ザシャア
ノズパスの命中率が下がった!
ツツジ「もう小細工しても遅いですよ?この私を相手によく頑張りました。ではとどめを・・・」
バンッ!
トレーナー「ツツジさん!大変です!」
ツツジ「今いいところでしたのに・・・何事です?」
和「・・・?」
トレーナー「デボンが、デボン本社が大変なことに!」
ツツジ「デボンが・・・!?和さん、勝負の途中ですいませんがちょっと失礼します!」
和「な、なに?どうしたの?」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:58:05.05 ID:UfODe4qdo<> ジムの外
ワー キャー
ツツジ「デボン本社から、火が・・・」
和「火事?消防車は来ないの?!」
トレーナー「ツツジさん、本当の予定だったら確か今頃デボン本社にいたはずですよね?」
トレーナー「危ないところでしたね」
ツツジ「まだ逃げ遅れた人がいるかもしれない!この町のジムリーダーとして救助を手伝わなくては!」
トレーナー「ツツジさん!危険ですよ!」
和「私も行くわ!」
ツツジ「一般人を巻き込むわけには行きません!ここにいなさい」
和「ダメよ。あなたとの決着も付いてないのに、勝手にどこかに行かれたらたまらないから」
ツツジ「・・・強情ですね。もう勝手になさい。どうなっても知りませんよ!」
ダッ
和「元々勝手にするつもりよ!」
ダッ <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:58:53.84 ID:UfODe4qdo<> デボンコーポレーション本社内
ツツジ「どうやらみんな避難したようですね」キョロキョロ
和「まって!なんかこのビルの中、変だと思わない?」
ツツジ「どういうことですか?」
和「外から見たらこのビル、ものすごく燃えてたのに・・・内部は全く燃えてない」
ツツジ「あ、言われてみれば・・・」
和「もしかして、誰かが人を払うために」
ツツジ「だとしたら大変ですわ!このデボン本社には泥棒が狙いそうな企業秘密がいくらでもあります!」
和「こんな大掛かりな泥棒なんているの?」
ツツジ「最近、2つの組織がこの地方で色々と問題を起こしてるんです。もしかしたら・・・!」
和「そういえばさっき、今頃デボン本社にいたはず、とかトレーナーの人が言ってたけど」
ツツジ「私は今頃、デボンの社長さんと会う予定でした」
和「え?じゃあ私とのバトルで予定をドタキャンしたってこと?」
ツツジ「いえ、もともと社長と会う30分ほど前に着く予定でした。遅刻は嫌いなので・・・
あなたとのバトルをしたあとでも十分間に合いました」
和「そうなんだ」
ツツジ「・・・はっ!そういえば避難した人たちの中に社長が見当たりませんでした!まさか逃げ遅れたんじゃ!」
和「!!その社長は何処にいるの?」
ツツジ「いるとしたら最上階の社長室だと思います!」タッ <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 03:59:29.06 ID:UfODe4qdo<> デボンコーポレーション 社長室
カガリ「社長さん?そろそろ教えてもらえないかな?」
マグマ団「・・・」
社長「だから・・・何度も言っているだろ!その部品はまだ開発中だと!」
ガチャンッ!
ツツジ「社長!」
社長「お、おお!ツツジ君!」
和「何か大変なところに来ちゃったみたいね」
マグマ団1「ツツジ?やべえこいつジムリーダーだ!」
マグマ団2「どうしましょうカガリさん!?」
カガリ「落ち着きなお前ら!アタシはジムリーダーなんかに負けないさ」
ツツジ「あら、ずいぶんと自信があるようですね?マグマ団さん?」
和「この人たちがマグマ団・・・!」
ツツジ「社長を解放しなさい!」
カガリ「嫌だと言ったら?」
ツツジ「この町のジムリーダーとして、あなた方を拘束します!いけっノズパス!!」
ボンッ!
カガリ「わかりやすくていいわ!ドンメル!」
ボンッ!
和「戦いが始まっちゃった・・・そうだ、この隙に社長を」
マグマ団1「させねえぜ!」
マグマ団2「あんたは弱そうだ、俺らが相手してやるぜ」
和「はあ・・・」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 04:00:14.57 ID:UfODe4qdo<> 和「私、あなた達のことよく知らないし、戦いたくないんですけど」
マグマ団1「俺たちを知らない?なら教えてやるぜ!俺たちはマグマ団!」
マグマ団2「ホウエンの人間とポケモンのために、陸地を増やすことを目指している正義の集団さ!」
和「(正義の集団は放火しないと思うけど・・・)」
マグマ団1「おっと、そろそろ戦わないとカガリさんに怒られちまう。いけっ!ポチエナ!」
マグマ団2「そうだな、いけっ!ポチエナ!」
和「戦うしかないみたいね・・・いけっ!ポチエナ!」
ポチエナ(マグマ団1)「わん!」
ポチエナ(マグマ団2)「わん!」
ポチエナ(和)「わん!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 04:00:45.57 ID:UfODe4qdo<> マグマ団1「おい全員ポチエナかよ!まぎらわしいな!」
マグマ団2「お前こそ!ポケモン変えろ!」
マグマ団1「なんで俺が!お前が変えろ!」
和「」ヒソヒソ
ポチエナ(和)「」ソーッ
和「今よ!」
ポチエナのふいうち!
マグマ団1,2「!?」
和「たいあたり!」
ポチエナの体当たり!ポチエナ(マグマ団1)は倒れた!
マグマ団1「あああ!お前卑怯だぞ!」
和「2対1で来たのはそっちじゃない・・・」
マグマ団2「はっ!もともとこいつは俺一人で余裕!お前は下がってろ!」
ポチエナ「がう!!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 04:01:34.85 ID:UfODe4qdo<> 和「行くよポチエナ!センリさんに比べれば、この人たちなんか・・・」
マグマ団2「ん、今こいつセンリって・・・」
和「すなかけ!」
ザシャアー
マグマ団2「くそっ早い!ポチエナ噛みつけ!」
ポチエナのかみつく!しかし攻撃は外れた!
和「まだまだすなかけ!」
ザシャッ ザシャッ
マグマ団2「攻撃が当たらねー!この野郎卑怯なことばっかりしやがって!」
和「私の手持ちはこの子しかいない。この子だけで強力なセンリさんのポケモンと戦っているうちに自然と私なりの戦い方が身についた・・・
様々な手を使い、こちらは最小限の被害で相手を倒す!卑怯だと言われても、これが私の戦い方!」
マグマ団2「くっ・・・!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 04:02:04.56 ID:UfODe4qdo<> 和「ポチエナ!どくどく!」
ポチエナ(マグマ)は猛毒を浴びた!」
マグマ団2「どくどくだと?ポチエナはそんな技・・・」
和「技マシンをもらったんです。それより、その子はもう限界じゃないですか?」
ポチエナ(マグマ)「くーん・・・」
マグマ団2「ポチエナっ!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 04:02:33.02 ID:UfODe4qdo<> カガリ「部下がやられたみたいね・・・あの子いったい何者?」
ツツジ「さあ?あなた方に教える筋合いはありません(私も良く知りませんけど)」
カガリ「ふーん」
マグマ団3「カガリさん!・・・この状況は!?」
カガリ「気にしないで。それより報告を」
マグマ団3「はい、研究室を調べたのですが、社長の言っている通り『部品』はまだ完成していないようです」
カガリ「なるほど。じゃあもうここに用はないね。お前ら!撤退するよ!社長さん、部品が完成したらまたもらいに来るわ」
マグマ団「はっ!」
ツツジ「待ちなさい!」
カガリ「ドンメル、ふんえん!」
ボオォオン!モワモワ
ツツジ「ああっ・・・視界が!」
和「大丈夫?!」
ツツジ「私は大丈夫ですが、マグマ団を逃がしてしまいました・・・。そうだ!社長は」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 04:03:31.50 ID:UfODe4qdo<> 社長「大丈夫だ。君たち、本当にありがとう」
ツツジ「ご無事でしたか、良かった」
社長「君たちのおかげだよ・・・そちらの人、名前を教えてもらえるかな?」
和「真鍋和です」ペコ
社長「ありがとう、マナベさん」
ツツジ「そうだ!火事だということを忘れていました!すぐ脱出しないと!」
和「それなんだけど、窓から見てみたらビルを覆ってた火は消えてたわ」
ツツジ「まさか、あれだけの火が?」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 04:04:06.88 ID:UfODe4qdo<>
和「あのマグマ団って人たちが消していったんじゃない?ビルを燃やすのが目的じゃなかったみたいだし」
ツツジ「ですが、悪者たちがそんなことをしていくものなのでしょうか・・・」
社長「とにかく、君たちには何かお礼をしないといけないな。何でも言ってくれ」
ツツジ「私は結構ですわ。街を守るのもジムリーダーの務めですので」
和「私も別に・・・あ、じゃあいくつか知りたい情報があるんですけど、いいですか?」
社長「もちろん良いが・・・そんなことでいいのか?」
和「はい(大企業の社長なら、私がこの世界に来た理由や唯たちがどうなったかも調べられるかもしれない)
和「(信じてもらえなくても、ここは本当のことを話したほうがいいわね)」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 04:04:47.96 ID:UfODe4qdo<>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
デボンコーポレーション 応接室
和「・・・というわけなんです。もちろん、とても信じてもらえないことはわかっています」
社長「うーむ、突拍子もない話だが、ツツジ君」
ツツジ「ええ、あなたが言ったお友達の名前の中に、ひとつ聞いたことのある名前がありました」
和「本当に?誰?」
ツツジ「・・・コトブキツムギ」
和「ムギを知ってるの?!」
社長「いや、直接の知り合いではないが、ちょっとした有名人でね」
ツツジ「彼女は別の地方のポケモンリーグチャンピオンですわ・・・30年前の」
和「!!」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/15(木) 04:06:42.56 ID:UfODe4qdo<> 今回はここまでです。読んでくれた方ありがとうございました
今週中には続きを書くます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/03/15(木) 07:26:58.76 ID:5Ry/iF5AO<> 乙乙。しかし何年ぶりだ
あと前スレ貼った方がいいんでない? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/15(木) 07:59:53.11 ID:bGYqEY4Wo<> 乙
かなり懐かしいな
是非完結させてくれ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sag<>2012/03/15(木) 21:34:08.20 ID:cAhA6BPB0<> 乙
ずっと待ってた
頑張って <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/16(金) 02:29:14.41 ID:lu4m4ajaP<> 前スレは>>1の一番下のhttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1266164027/
下に行くほど新しいスレです。わかりにくくてごめん <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/17(土) 03:07:43.54 ID:V6m1vZrdo<> うお、この話好きだったから続き嬉しい
もう一個好きだったけいおん×ポケのSSはいつのまにかなくなっちゃったからなあ <>
◆3hqm7P36Pw<><>2012/03/18(日) 21:10:08.97 ID:ZDmm+NGto<> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
和「なるほど・・・今ムギがどこにいるかはわからないってことですね」
社長「力になれず申し訳ない。だが、これから他地方の情報を調べさせよう。少しだがわが社も他地方と取引があるのでね」
和「そこまでしていただいでありがとうございます。
(この世界では地方の独立色が強いみたいね。実際は国のようなものなのかしら)」
社長「調べるのには数日かかるだろう。君にこれを渡しておこう。最新型のポケナビで、電話機能が付いている」
和「あ、ありがとうございます」
ツツジ「私からはこれを・・・ジムリーダーに認められた証、ストーンバッジです」
和「勝負の決着はついてなかったけど、いいの?」
ツツジ「ええ、私が認めれば勝敗に関係なくバッジを渡すことができますので。
ジムバッジを持っていればトレーナーとしての信頼度も上がりますから、これからの旅で少しは役に立つと思いますよ」
和「ありがとう」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/18(日) 21:10:44.88 ID:ZDmm+NGto<> カナズミシティ 郊外
和「さて、ムギの手掛かりをつかめそうなのは良かったけど・・・
ムギがいるってことは、唯や憂たちもこっちに来てる可能性が高い」
和「他のみんなも探さないと」
カガリ「仲間をお探し?」
和「!」バッ
カガリ「こんにちは。大丈夫、戦いに来たわけじゃないわ」
和「じゃあ何の用・・・?」
カガリ「あなたのことを報告したら、ボスが是非会いたいって。一緒に来てくれる?」
和「そんなこと言われて付いていくと思う?」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/18(日) 21:13:22.21 ID:ZDmm+NGto<> カガリ「私たちなら、あなたの力になれるかもしれないのに?」
和「私のことなんて何も知らないでしょ」
カガリ「いえ、色々教えてもらったわ。あなたの口から・・・社長さんにつけた盗聴器でね」
和「は!?」
カガリ「デボンコーポレーションはホウエンの情報を知り尽くしてるでしょうが、それは”表”の社会の話」
カガリ「私たちマグマ団のように裏社会の情報までは調べられないでしょうね」
和「そう・・・それで?」
カガリ「私たちに協力するんなら、お友達探しを色々手伝ってあげてもいいとボスは言っているわ」
和「・・・」
カガリ「それに、あなたがこちらに来た原因もマグマ団の目的と関係してるかもしれない」
和「目的?確か陸地を増やすとか言ってたけど、何の関係があるの?」
カガリ「私たちは、陸地を増やすためにあるポケモンを復活させようとしている。
あなたは知らないでしょうが、ホウエンに伝わる伝説のポケモン、グラードン」
カガリ「大昔、日照りを起こし海を蒸発させたとか、陸を盛り上げて大地を増やしたとか、様々な伝説が残ってるけど。
グラードンには地殻変動を起こす力があると私たちは考えているわ」
和「・・・!」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/18(日) 21:13:56.34 ID:ZDmm+NGto<> カガリ「ここまで話せば、頭のよさそうなあなたならわかるかしら?」
和「地殻変動ということは・・・そのグラードンは地震も起こすの?」
カガリ「可能性は高いわ」
和「(私がこの世界に飛ばされるとき、地震が起きていた・・・本当にポケモンが関係しているとしたら)」
和「わかった。まだ協力すると決めたわけじゃないけど、そのボスと話くらいはさせてもらう」
カガリ「歓迎するわ。アジトはここから少し遠いけど・・・あなた、飛行ポケモンは持ってる?」
和「持ってないわ」
カガリ「だと思った。このポケモンをあげるわ。ボスからのプレゼントよ」
ボンッ
ヤミカラス「カァーー!」
和「借りるんじゃなくて、くれちゃっていいの?」
カガリ「ええ、この子は別の地方から迷い込んできたみたいで。捕獲したけどレベルも低いから使う団員がいないの」
和「そうなんだ。ありがとう。・・・よろしくね」
ヤミカラス「カァ!!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/03/18(日) 21:15:23.25 ID:ZDmm+NGto<> 短いですが今日はこれで。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/03/18(日) 21:34:06.04 ID:mLuhDmnSO<> 懐かしいな
以前は風呂敷広げ過ぎて完結しないんじゃないかと思ったが <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/05(木) 22:02:12.28 ID:vDUv6M8go<> 次の土曜か日曜に続き書きます <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします <><>2012/04/11(水) 16:37:36.92 ID:gFk69LmH0<> 続きマダー( ´Д`) <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/04/14(土) 09:39:35.31 ID:jTe500av0<> もとはといえば一回やめてる。戻ってきただけ奇跡。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/04/14(土) 12:43:57.90 ID:PKTq5QJl0<> もとはといえば一回やめてる。戻ってきただけ奇跡。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/14(土) 23:28:22.36 ID:kzBsppASO<> ぶっちゃけ、話を広げ過ぎて収拾がつかなくなってるでは? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/04/15(日) 00:40:46.75 ID:ipG9tYBAO<> ぶっちゃけ>>1が書いた部分の続きからでいいのに <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/04/15(日) 14:53:58.61 ID:Y1emTVVAO<> 今までのスレが古すぎて見えない …orz
とりあえずまとめ
唯・澪(ロケット団) カントー
律 ジョウト
むぎ シンオウチャンピオン(30年前?)
憂はジョウト?
シロナ?←名前忘れた
がむぎの子供(養子?)
和(マグマ団?) ホウエン
梓と純はどこに飛ばされたんだっけ…
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/15(日) 15:32:36.40 ID:h2v5ZpJso<> >>49
http://www40.atwiki.jp/83452/pages/2460.html <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/04/15(日) 19:23:08.06 ID:023AcAoSO<> >>49
ポケモンリーグ後のムギのメッセージに純の名前はなかったから、純は登場しないんじゃないかな? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/04/15(日) 20:39:50.74 ID:SItEA3Yf0<> 唯「ポケモンマスターになるよ!」の続編ってどうなったんだ?
あれ読んで面白かったからポケモン再開した
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/04/15(日) 23:01:27.70 ID:Y1emTVVAO<> 何かネタバレになるかもだけど、
どっかで純が最後の鍵(?)になる話を観た気がするんだよな…
まぁ純は出ると予想(と言う願望ww) <>
◆3hqm7P36Pw<><>2012/04/15(日) 23:22:55.11 ID:xkXGv5oRo<> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現在
えんとつやま 頂上付近 ロープウェイ乗り場前
和「私がマグマ団に協力してる理由と経緯はこんなところよ」
憂「でも!マグマ団は悪い人なんでしょ?目的のために悪い人たちに協力するなんて!」
和「憂……」
憂「一緒にお姉ちゃんたちに会いに行こう?和ちゃん」
和「その口ぶり、まるで唯たちの行方を知ってるみたいだけど」
憂「知ってるよ!まだ会えてないけど、紬さん以外の居場所はわかってるの!」
和「……そうなんだ。唯たちは無事なのね。安心したわ」
憂「でも紬さんは……」
和「大丈夫。ムギもきっと無事だから……だけど今は」
ボンッ
グラエナ「がるるるる!!」
和「あなたとの勝負に専念するわ」
憂「どうして!?戦う理由なんてないのに!」
和「……グラエナ!!」
グラエナ「がうっ!!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/04/15(日) 23:23:27.23 ID:xkXGv5oRo<> 憂「うっ……ラキちゃん!まもる!」
ボンッ
ガキィーン
和「その技は連続で出すと成功率が下がっていく。守ってるだけじゃ私に勝てないわよ」
憂「どうしても戦わないとだめですか」
和「ええ」
憂「だったら、私が勝って和ちゃんの目を覚まさせる!」
和「その意気よ!!グラエナ、電光石火!」
シュン! ドカッ!
ラキちゃん「キィ……!」
憂「ラキちゃん!ちきゅうなげ!」
ブンッ グルンッ
グラエナ「!?」
ドシャアアア <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/04/15(日) 23:23:55.52 ID:xkXGv5oRo<> 和「へえ、いい技覚えてるじゃない。そのラッキー、レベルも意外と高いみたいね」
憂「もともとウツギ博士のポケモンだから」
和「それだけじゃない。憂の育て方が良いのよ。グラエナ!すなかけ」
ジャッ!ジャッ!
憂「ラキちゃん!」
和「確かラッキーはHPが高いのよね。命中率を下げてからじっくり倒させてもらうわ」
憂「戻って!ラキちゃん!チコちゃん、お願い!」
シュンシュン ボンッ
チコちゃん「ベイぃー!」
和「グラエナ!かみくだく!」
ガブッ!
チコちゃん「ベイっ……」
憂「ごめんね、チコちゃん、よく聞いてね……」ヒソヒソヒソヒソ
和「(私に聞こえないように指示を?)」
和「グラエナ!すなかけ!」
ザシャアアァ
チコちゃんの命中率が下がった!
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/04/15(日) 23:25:12.83 ID:xkXGv5oRo<> 憂「チコちゃん!つるのムチ!」
シュンシュン
和「外れね。すなかけを当てておいてよかっ……!?」
バシッ! グルグル ドサッ
和「うっ……!私自身につるのムチを!?」
グラエナ「がるっ!?」
憂「葉っぱカッター!!」
シュンシュン! バタッ
グラエナはたおれた!
憂「ごめんなさい、和ちゃん。でもこれで身動きできなくなったね。つるで完全に縛ったから他のポケモンも出せないよ」
和「はあ、はあ、憂らしくないわね、こんなこと」
憂「らしくないなんて、今の和ちゃんには言われたくないよ。ね、和ちゃん。私とちゃんと話そう?」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/04/15(日) 23:25:41.66 ID:xkXGv5oRo<> 和「あなたはここまでロープウェイで来たのよね」
憂「そうだけど、今はそんな話」
和「だったら私はどうやって来たと思う?」
憂「……!」
和「ヤミカラス!!」
ヤミカラス「カァ!!」
ヒュンッ
憂「うわ、空から!チコちゃん!」
和「遅い!つつく!」
ザクッ!
効果は抜群だ!チコちゃんは倒れた!
和「こういう時のために、ヤミカラスを上空で待機させておいたの」
憂「チコちゃんっ!」
和「さて……」
憂「……」ギリッ <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/04/15(日) 23:27:27.05 ID:xkXGv5oRo<> 和「負けたわ。降参」
憂「え?」
和「ありがとう憂。私のために戦ってくれて」
憂「え、なに?どういうこと?」
和「この2か月、マグマ団と行動して、いろいろ知ることができた。グラードンは、私たちがこの世界に来た事とは無関係だということもね」
憂「じゃあ、なんでまだマグマ団と?」
和「グラードンをマグマ団が、そして対をなすカイオーガはアクア団が復活させようとしている。
実現してしまえば、ホウエンは大変な被害を受けるわ。いくつかの町が完全に壊滅してもおかしくない」
憂「伝説のポケモンって、そこまですごいの……?」
和「うん。私はここまで知ってしまった以上、マグマ団とアクア団を止める義務がある。
それに、ホウエンの人たちに愛着も持っちゃったから、とても放っておけないのよ」
憂「それなら、最初からそう言ってくれれば私も協力したのに!」
和「憂を巻き込んで危険な目にあわせたくなかった。初めてこの世界で再開した時、あなたは明らかに初心者トレーナーだったし」
和「だけど、憂は私のためにジョウトからホウエンまで来てくれた。だから、悪いけどテストさせてもらったの」
憂「で、でも!私はずるい戦い方しちゃったし、和ちゃんが降参しただけで本当の勝負は……」
和「いいのよ。私が確かめたかったのは、憂の覚悟だから。例え相手が親しい人だろうと、自分の信念を守って戦う覚悟」
憂「覚悟……」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/04/15(日) 23:33:31.46 ID:xkXGv5oRo<> 和「私からお願いさせてもらうわ。憂」
憂「は、はい」
和「唯たちと合流する前に、私と一緒にマグマ団とアクア団を止めるために戦ってくれる?」
憂「……もちろん!和ちゃんと一緒に戦うよ!!」
和「ありがとう」ニコッ
憂「あ、和ちゃんやっと笑ってくれた……今までずっと怖い顔してたから心配だったよ」
和「ふふ、憂のおかげよ。あなたも無事で本当に良かった」
憂「う……」ジワッ
憂「う、うぇえん……和ちゃん」ギュゥ
和「よしよし、ごめんね。心配かけちゃって」ナデナデ
憂「ぐすっ、謝らないで、和ちゃん。元の和ちゃんに戻って良かったよぉ」ギュウウ
和「ふふ、そういえば憂、さっきの『覚悟』忘れないでね。親しい人と戦わなきゃいけないことが、本当にあるかもしれないから」
憂「……どういう意味?」
和「深い意味は無いわ。さあ、そろそろ行きましょう。作戦は移動しながら説明するわ」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/04/15(日) 23:35:15.01 ID:xkXGv5oRo<> 予定を大幅に遅れてごめんなさい
今回はここまでです。今後も投下するのは土日になると思います <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/04/16(月) 01:14:38.55 ID:7xUeEc8AO<> おつ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/04/16(月) 01:16:51.49 ID:7xUeEc8AO<> …そういえば町の名前は忘れたけど、次温泉の町だよな…
ちょっと息抜きに温泉回クルー?ww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/05/05(土) 14:17:46.78 ID:9gS8nmBE0<> ワロタww <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/05/10(木) 00:26:09.70 ID:jxPBWmZx0<> やっぱ>>1は>>1だったか <>
◆3hqm7P36Pw<><>2012/05/13(日) 23:49:35.84 ID:dmh8+CSIo<> 和「ところで憂、飛べるポケモンは?」
憂「ごめんなさい、持ってない……」
和「仕方ないわね。じゃあ私にしっかりつかまって。ちょっと頑張ってねヤミカラス」
憂「大丈夫なの?この子こんなに小さいのに」
和「短距離ならね。ほら、行くよ」
憂「う、うん」
ガシ ギュ
和「そらをとぶ!」
バサッバサッ <>
◆3hqm7P36Pw<><>2012/05/13(日) 23:50:09.05 ID:dmh8+CSIo<> 憂「た、高いよぉ」
和「すぐに着くからふんばってね」
憂「どこに向かってるの?」
和「ここの頂上よ。マグマ団は頂上に設置した装置でこの山を噴火させようとしてるの。それを止める」
憂「じゃあ、戦うの?」
和「そうなると思うけど、手を打っておいたから団員がいたとしても下っ端数人ってところかな。
主戦力は入口のあたりで今アクア団と交戦してるはず」
憂「アクア団も来てるの?!」
和「アクア団を知ってる?」
憂「前にちょっとあって……」
和「そうなんだ。とにかく、今回意図的にアクア団に情報を漏らしてマグマ団を襲撃してもらってるの」
和「まずは今のうちに装置を止める」
憂「うん」
和「そして、マグマ団とアクア団を再起不能にする」
憂「それはどうやって?」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/13(日) 23:50:34.82 ID:dmh8+CSIo<> 和「マグマ団とアクア団の戦力はほぼ同じ。そして、両方ともリーダーと幹部2人が主戦力になってる」
和「そして私達のレベルでは、リーダーや幹部クラスと戦ってもまず勝てないわ」
憂「じゃあどうするの?」
和「だから、マグマ団とアクア団で潰しあってもらうのよ。ちょっとずるいけどね」
バサッバサッ スタッ
和「ついたわ。団員は全員アクア団を迎え撃ってるみたいね。装置の周りにはだれ一人いない」
憂「和ちゃんすごい……ここまで誰とも戦わずに来れるんだもん」
和「ふふ、運が良かったのもあるわね。今回この装置を任されてたのはホムラって幹部だから。
彼は強いけどあまり細かいことには向いてないのよ」
憂「和ちゃんをマグマ団に誘った方の幹部じゃないんだね?」
和「ええ、もう1人のカガリはすごく頭も良いし、要注意人物よ。とにかく装置を止めて隕石を回収しましょう」
ピピピ ガチャッ <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/13(日) 23:51:05.91 ID:dmh8+CSIo<> 憂「隕石って、もしかしてあの時の……」
和「そう、ソライシ博士には悪いことしたわ。後で隕石を返して謝りにいかないと」
憂「良かった。やっぱり和ちゃんは悪い人になったわけじゃないんだよね」
和「そう、ね。そう言ってくれると嬉しいわ……よし、そろそろここから離れましょう。
アクア団はリーダーを含めた全戦力でここを攻撃したはずだから、ここにいるマグマ団はまず勝てない」
和「きっとアクア団は頂上の装置を奪いに来る。火山の噴火はさせないでしょうけど、
隕石のエネルギーを利用したこの装置は色々と使い道があるからね」
憂「えーっと、ここまで私何もしてないんだけど……」
和「ああ、ごめんね。憂の役目はここからよ。連絡手段は持ってる?」
憂「ポケギアってやつならあるけど」
和「じゃあ私のポケナビと連絡先を交換しよう。ここからは別行動になるから」
憂「えっ!和ちゃんとまた離れちゃうの?」
和「憂なら1人でも大丈夫よ。あの戦いであなたの実力はよく分かってる!」
憂「そんな……」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/13(日) 23:52:10.70 ID:dmh8+CSIo<> 和「憂、あなたはこれから『デコボコ山道』を使って山を下りて。
途中でマグマ団やアクア団と会うかもしれないけど、あくまでも何も知らない一般人を装ってね。
奴らは無害な一般人には手を出したりしないから大丈夫」
憂「う、うん。それで?」
和「そして、麓にある街、フエンタウンのジムリーダー、アスナに会ってえんとつ山が封鎖されてる状況を伝えて。
私は会ったことないけど、ツツジによるとアスナは私たちと同年代でいい娘らしいから、力になってくれるはずよ」
憂「わかったよ……怖いけど頑張ってみるね。そのあとはどうすればいいの?」
和「アスナにこれを渡して。デコボコ山道付近にある、マグマ団アジトのカードキーよ。
アクア団との戦いで疲弊し、ジムリーダーにアジトを発見されれば、もうマグマ団は組織として成り立たなくなるわ」
憂「そ、それで和ちゃんはどこへ行くの?」
和「マグマ団の組織が壊滅しても、リーダーは良くも悪くも意志が強い人だから、1人でも絶対に目的を果たそうとするわ。
グラードンの復活を、ね。私はそれを止めに行く。後は状況に応じて連絡を取り合いましょう」
憂「うん、じゃあ、また絶対会おうね?」
和「もちろんよ。じゃあ私、行くね……!ヤミカラス!」
ヤミカラス「カァー!」
バサッバサッ
憂「……よーっし!」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/13(日) 23:53:02.86 ID:dmh8+CSIo<> やば、一か月近くたっちゃった
今日はここまでです ゆっくりですが今度こそ完結できるように頑張ります <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/05/14(月) 04:37:12.53 ID:JW0crzqX0<> 乙
期待してるぞ。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)<><>2012/05/14(月) 21:33:16.34 ID:4P02TBnJ0<> 一ヶ月も空くと読み手のモチベも大分下がります。
書き手さんも御忙しいみたいですし、ここらで打ち切りにすれば良いのでは? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)<><>2012/05/15(火) 08:34:44.54 ID:sxTcPpWAO<>
乙です
続き待ってます
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/05/15(火) 09:30:02.50 ID:CT4MXD8H0<> 73が来なければ良いんじゃない? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/05/15(火) 14:16:00.67 ID:aFuWgbDAO<> >>73 余計な事いってんじゃねーよKS
誰もお前の事なんか聞いてないわ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/05/15(火) 15:43:30.23 ID:Sr0+p7Dfo<> 糞SSは読み手も糞だわ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/05/15(火) 20:49:12.00 ID:/x+06eXko<> >>71
頑張って、応援してる <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/05/15(火) 22:55:27.02 ID:eGtAxgISO<> どうやって纏めるんだろう <>
◆3hqm7P36Pw<><>2012/05/28(月) 00:26:45.86 ID:5Rsvugeao<> デコボコ山道
憂「よいしょっと」ピョンッ
憂「段差が多くて降りるのも大変だなあ……あとどのくらいで街につくんだろ」
憂「(和ちゃん、大丈夫かなあ……)」ボー
ザッザッザ
憂「(!?……足音?誰か近づいてくる!)」
憂「(とりあえず横の茂みに隠れよう)」ガサガサ <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/28(月) 00:27:15.59 ID:5Rsvugeao<> ホムラ「はあ、はあ……!アクア団め!」
マグマ団1「ホムラさん、他の班からの応答がありません。どうやらえんとつ山に配置された部隊は我々以外全滅したよう……」
ホムラ「うるせえ!んなことはアクア団のアオギリが来た時点でわかってる!とにかく早くボスに連絡をとらねえと!」
マグマ団2「しかし、先ほどからボスに通信を試みていますが……繋がる気配がありません。ボスはおくりび山の山頂にいるため電波が届かないのかと……」
ホムラ「馬鹿かてめえ!そんな時のためにあいつがいるんだろうが!ボスのお気に入りで伝令係の和が!」
マグマ団2「も、もちろんわかってますが、和さんの姿も見当たらないのです。すでにボスに報告に向かったのでは?」
ホムラ「ウヒョヒョ、だといいがなあ……あいつは前から怪しいと思ってたからなあ」
憂「(和ちゃん!疑われてるよー!)」
ホムラ「まあいい。どの道今はどうしようもねえ。しばらくアジトに待機だ」
マグマ団「はっ!」
ザッザッザ
憂「(行っちゃった……あの人たちが向かっていった方向にアジトがあるのかな?)」
憂「(ついていけばアジトの場所を突き止められるかもしれないけど……)」
憂「(ううん……!余計なことして和ちゃんに迷惑かけるわけにはいかないよね。今は自分の役目をちゃんとしよう)」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/28(月) 00:28:09.36 ID:5Rsvugeao<> おくりび山 入口付近
マツブサ「よお、和。何の用だ。えんとつ山の作戦は順調か?」
和「いえ。問題が発生し、お伝えに来ました」
マツブサ「そうか。お前の目論見通りアクア団に攻め込まれたか」
和「!?」
マツブサ「気が付いてないとでも思ってたのか?お前は、最初から俺たちに協力するつもりなんて無かった。
俺たちを都合よく利用することしか考えてなかっただろ?」
和「さすが……ボスですね」
マツブサ「まあ気にするな。別に怒っちゃいないさ。俺もお前を都合よく利用させてもらったからな。お互い様だ。
もともとお前はこの世界の人間じゃないからな。自分の世界に繋がる情報さえ掴めば、ホウエンの陸や海がどうなろうが興味ないだろう……」
和「……」
マツブサ「となれば、お前にとって俺たちの利用価値がなくなれば、今度はアクア団側に寝返るってことは簡単に予想できるぜ。
俺たちの情報という手土産を持っていけば連中は喜んでお前を迎え入れるだろうからな」
和「……そこまで予想しながら、なぜわざわざ私を放置してえんとつ山を捨てるような真似を?」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/28(月) 00:28:39.00 ID:5Rsvugeao<> マツブサ「ああ、ホムラはそろそろいらねえと思ってな。」
和「な……!!」
マツブサ「ホムラのやつは元々大地を増やすという目的なんてどうでもよく、ただバトルで暴れたいためにマグマ団にいたからな。
それでも実力は中々の物だから幹部として使ってやっていたが……そろそろ潮時だ。計画の最終段階が近い今、俺の理念に賛同できない奴はもういらねえ。
今回は、楽に奴を捨てられるいい機会だったんだよ。ありがとな」
和「ひどい人ね……!」
マツブサ「何言ってんだ。お前もホムラも、そして俺も。自分の目的のためにマグマ団をうまく利用してたじゃねえか。
世の中そういうもんだろ……?」
和「あなたの言っていることの全ては否定できないけど……とりあえず間違ってることが二つある」
和「私はアクア団に寝返ってなんかいない……それに、ホウエンがどうなってもいいなんて思ってない!」
和「ホウエン地方を守るために、私はアクア団もマグマ団も潰すつもりよ!」
マツブサ「……ほう」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/28(月) 00:29:13.47 ID:5Rsvugeao<> フエンタウン ポケモンジム
アスナ「やあ、お待たせ。マグマ団のことで話があるってことは……あなたがツツジさんの言ってた、和って人?」
憂「えーっと、わたしはそうじゃなくて、和さんの代理の憂と申します」
アスナ「ああ、そういえば代理の子が来るかもしれないって言ってたな。それで?」
憂「これをあなたに渡すように言われました。マグマ団アジトのカードキーです。あ、一応アジトの大体の位置も知ってます」
アスナ「なるほどなるほど……わかってきたよ。うんうん。私がマグマ団のアジトを潰せってことだね!」
憂「え、いや潰せまでとは和ちゃんは言ってなかっ」
アスナ「うんうん!確かにツツジも『マグマ団、アクア団と本格的に戦う前にジムリーダー達の招集をするべきです!』って言ったね!」
憂「はい、そうしてもらえると」
アスナ「だけど!えんとつ山にはアクア団も来てるんだろ?奴らの前にマグマ団のアジトを押さえないとね!」
憂「ちょ、ちょっと待ってください!一旦、和さんに連絡を取らせてください。アスナさんも、できれば他のジムリーダーの方に連絡を……」
アスナ「うん、わかったよ!」
憂「(危なっかしい人だなぁ……)」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/28(月) 00:30:52.53 ID:5Rsvugeao<> マツブサ「ところで、お前は何をしに来たんだ?まさか俺に戦いを挑むつもりか?」
和「まさか。あなたと正面から戦って勝てるなんて思ってません。
今頃、私の仲間がジムリーダーに協力を要請してる。アジトのカードキーを渡したから、ジムリーダー達にアジトを突き止められるのは時間の問題よ」
マツブサ「この俺を脅すつもりか?」
和「ええ。アジトが見つかれば、あなた自身の情報もジムリーダー達に知れ渡る。そうすれば警察にも……あなたは永遠にポケモンを使えなくなるわ」
マツブサ「ハッ!ジムリーダーや警察が怖かったら、大地を広げられるかよ」
和「そうでしょうね。でも、アジトに隠されてる潜水艇を失ってもいいの?」
マツブサ「……知ってたのか」
和「グラードンやカイオーガが眠ると言われている海底洞窟に行くには、潜水艇が必要。アクア団はカイナシティで『潜水艇そのもの』を奪おうとしてたみたいだけど……
マグマ団は潜水艇を自作し、『心臓部の部品』のみを奪う計画」
マツブサ「ああ……だから潜水艇を失うわけにはいかないと?」
和「違うの?」
マツブサ「ははははは!大違いだな!」
マツブサ「古臭いアジトも!!作りかけのポンコツ潜水艇も!欲しけりゃ全部くれてやるわ!!」
和「な……!?」
マツブサ「ホムラの奴と同様、アジトも潜水艇ももういらねえんだよ!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/28(月) 00:31:29.71 ID:5Rsvugeao<> マツブサ「グラードンとカイオーガを操る『あいいろのたま』と『べにいろのたま』を手に入れた以上、もうこそこそとアジトに隠れてる必要はねえ
まあ、カイオーガを目覚めさせる気はねえがな」
和「だ、だったら尚更潜水艇が必要でしょ?」
マツブサ「ああ必要だな。だが、デボンが作った『心臓部の部品』は、それをもとに設計されたカイナ造船所の潜水艇にしか使えないってことがカガリの調べでわかってな。
だからどっちも奪うことにした」
和「本末転倒ね……カイナシティはアクア団の縄張りで、潜水艇を奪うことが難しいから自作しようとしたんでしょ?」
マツブサ「ふふ、それがな、いるんだよ。アクア団にも……ホムラのような、バトルさえできればそれでいいって連中がな」
和「まさか、アクア団と内通して……!?」
マツブサ「その通り。これもお前のおかげなんだぜえ?アクア団のことを色々と調べてくれたからな。おかげで付け入るスキを見つけることができた」
和「っ…………!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/28(月) 00:32:05.59 ID:5Rsvugeao<> マツブサ「おっと、そろそろ本題に戻るか。お前が心配してくれなくても、アジトに残された情報は全部処分してある。まあ、ホムラ達のグループは知らねえだろうがな。
むしろ、アジトにアクア団のボスかジムリーダーでも来てくれたら喜ばしい限りだ」
和「どういうこと?」
マツブサ「えんとつ山の作戦開始後、アジトのコンピューターにアクセスして情報を取り出そうとすれば、爆弾が作動してアジト全体が崩れ落ちる仕掛けを作らせておいた」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/28(月) 00:33:17.54 ID:5Rsvugeao<> フエンタウン
憂「うーん、全然通じない……」
アスナ「こっちも、ツツジさんに連絡できないよ。忙しいのかな」
憂「他のジムリーダーさんには連絡できないんですか?」
アスナ「うむむ、できないことないんだけど、私は最近リーダーになったばかりの新人で、しかもドジっていろいろなミスをしまくってるから
同い年のツツジさん以外からは全く信頼されてないんだよねえ」
憂「そ、そうなんですか」
アスナ「そういうわけだから!とりあえず私がアジトに行ってみるよ!」
憂「どういうわけですか!?」
アスナ「事態は一刻を争うからね!大丈夫大丈夫、軽い偵察だから!」
タタッ
憂「待ってください!私も行きます!(この人だけじゃ不安すぎるよ……)」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/05/28(月) 00:34:15.62 ID:5Rsvugeao<> 次回に続く。 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)<>sage<>2012/05/31(木) 22:29:21.92 ID:BlNyTFsq0<> おおー
これ続き来てたのか
嬉しいな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)<><>2012/06/01(金) 22:22:16.77 ID:fchz0hEa0<> 続きが出たなんて・・・
もう最高だ!嬉しすぎてしねるwwww
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/06/01(金) 22:32:23.75 ID:t0vx2ksAO<> >>91
AGEんなしね <>
◆3hqm7P36Pw<><>2012/06/04(月) 00:00:38.27 ID:mTuwtIM9o<> 和「爆弾なんて……ハッタリでしょ?」
マツブサ「信じたくなけりゃそうすればいいさ。ん、どうした?体が震えてるように見えるが」
和「くそっ!!」カチャ
和「もしもし?憂??なんで……通じない!!」
マツブサ「お仲間に連絡か?良いこと教えてやろう。このおくりび山では電波が通らねえんだ」
和「!!」
マツブサ「この深い霧が原因だとか、ポケモンの怨霊が原因だとかいろいろ噂はあるがな……
とにかく仲間と話したければここから離れることだ」
和「……ヤミカラス!!」
ボンッ
和「そらをとぶ!!」
バサッバサッバサッ
マツブサ「はっはっは。仲間によろしくな!」
<>
◆3hqm7P36Pw<><>2012/06/04(月) 00:01:05.71 ID:mTuwtIM9o<> デコボコ山道
憂「この辺でマグマ団を見かけました」
アスナ「なるほど!それで、どの辺に向かっていったのかな?」
憂「やっぱり言わなきゃだめですか?」
アスナ「当然!ジムリーダーとしてアジトに乗り込まないとね!」
憂「……あっちの方向に歩いていきました」
アスナ「OK!ありがとう!じゃああなたはフエンタウンで待ってて!」
憂「あ、ちょっと!私も行きますから!」
アスナ「ダメだ!一般人の、しかも女の子を巻き込むわけにはいかない!」
憂「アスナさんだって女の子でしょう?っていうか、アスナさんだけじゃ正直不安なんです!」
アスナ「」グサッ
憂「あっ」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/06/04(月) 00:01:53.16 ID:mTuwtIM9o<> アスナ「ふ、ふふふ……言うねえ?私これでも結構繊細なんだよ?傷つくよ?」
憂「ご、ごめんなさい!今のはなんていうかそのあまりにも話が通じないからつい」オロオロ
ゴドドドドド
アスナ「私だってジムリーダーになったんだ!一人で戦えるよ!」
ドガドドドドドドド
憂「それはもちろんアスナさんは強いと思うけど、私が心配なのじゃそうじゃなくて」
ドドドドドドドドドドド
アスナ「……ねえ、さっきから明らかに尋常じゃない音が聞こえてこない?」
憂「うん……しかもアジトの方向から」
アスナ「よくわからないけど行かないと!」
ダッ
憂「あ、待って!」
タタッ <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/06/04(月) 00:03:17.03 ID:mTuwtIM9o<> 和「間に合えばいいけど……!ヤミカラス、急いで!」
ヤミカラス「カァー」
ヒュンッ
和「(私が甘かった……マツブサにあれほど読まれてたなんて)」
和「(次にマツブサが起こす行動は……いや)」
和「(とにかく今は憂と合流しないと……あの子のことだからジムリーダーと一緒にアジトに乗り込みかねない。
もちろん仮にそうなっても大丈夫なようにバトルして実力があると判断したんだけど……爆弾はポケモンの腕じゃどうしようもない!)」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/06/04(月) 00:04:13.97 ID:mTuwtIM9o<> マグマ団アジト(跡地)
アスナ「なんだ……これ。この瓦礫の山がアジト?」
憂「ついさっきの音はきっとアジトが崩れ落ちる音だったんだ……」
アスナ「こんな山の中に無理やり、アジトなんて作るから土砂崩れが起きちゃったのかな」
ガラッ
???「ううっ」
アスナ「誰かいるよ!」
憂「大丈夫ですか?」
アオギリ「おのれ……マグマ団め!!許さん!」
憂「!!アクア団のマーク!」
アスナ「お前!アクア団の団員か!」
アオギリ「団員?……フフフ、いや、私はアクア団『そのもの』だよ」
アオギリ「私はアクア団総帥、アオギリだ!!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/06/04(月) 00:04:52.85 ID:mTuwtIM9o<> アスナ「ええっ!なんでアクア団のボスが瓦礫の中から現れるの?」
アオギリ「貴様は……フエンジムリーダーだな」
アスナ「あ、私のこと知ってるの?新人なのに有名人なんだなーてへへ」
憂「(アスナさん……もうちょっと空気読んで!)」
アオギリ「えんとつ山での騒ぎを聞きつけてジムトレーナーと調査に来たってところか……フン」
アスナ「まあいいや!ジムリーダーとしてあなたの身柄を拘束する!」
アオギリ「私の身柄を拘束?私は忙しいんだ……マグマ団に報復しなければならないからな。おとなしく自分の街に帰れ」
アスナ「嫌だ!ジムリーダーとして、悪の組織のボスを放っておくわけにはいかない!」
アオギリ「そうか。穏便に済ませてやろうと思ったのだが……痛い目を見ないとわからんようだな!」
アスナ「バトルなら望むところだ!行けー!コータス!!」
ボンッ
コータス「ンボァー」
アオギリ「サメハダー!」
ボンッ
サメハダー「キシャアアア!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/06/04(月) 00:05:28.14 ID:mTuwtIM9o<> アオギリ「アクアジェット!!」
ビュン!バシャンッ!
効果は抜群だ!
アスナ「早いな……コータス!のしかかり!」
ズシーン!
サメハダー「シャッ……!」
コータスはさめはだで傷ついた!
アオギリ「フフフ……得意の炎技はタイプ不利で使えず……直接攻撃をすればサメ肌でダメージを受ける。貴様に勝ち目はない。
降参をお勧めする。今ならまだ見逃してやってもいいぞ?」
アスナ「ふん!それはこっちのセリフ!降参しても見逃すつもりはないけどね!」
アオギリ「いつまでその強気が持つかな?ところでそこのお前、戦わないのか?ジムリーダーがピンチだぞ?」
憂「あ……(二人の迫力に圧倒されちゃってた……)」
<>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/06/04(月) 00:05:55.42 ID:mTuwtIM9o<> アスナ「ダメだ!憂を危険に晒せないし、2対1なんて卑怯なことはジムリーダーとしてできない!」
アオギリ「2対1だろうと私は一向に構わんがな。まあ戦いたくないならそこでボーっとしていればいいさ。サメハダー!滝登り!」
バシャアアアア!
効果は抜群だ!
アスナ「くそお!コータス!」
アオギリ「まだ倒れないか……思ったよりタフだが、あと一発ってところだろう。サメハダー、アクアジェ」
憂「ラキちゃん!!」
ボンッ ジャシャアアア!
アスナ「ラッキーがコータスの盾に!?」
アオギリ「フフフ、ようやく参戦か。ラッキーとは、珍しいポケモンを持っているな」
アスナ「憂、だめだ!」
憂「だめなのはアスナさんだよ!私のことを心配したり、2対1がダメとか言ってる場合じゃないよ!」
アスナ「う……」
憂「私だって本当は戦いたくないけど、それでも戦わなきゃいけないときのために頑張ってきた!だから少しは信用してよ!」
アスナ「……一般人なんて言ってごめんね。うん!君は立派なポケモントレーナーだ!一緒に戦おう!」
憂「うん!」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/06/04(月) 00:06:55.91 ID:mTuwtIM9o<> 短いけど今日はここまでです <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/05(火) 06:58:35.71 ID:b4zxzr8DO<> あくまでも勝手な推測だけど、ムギはイッシュにいるんじゃないかな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/06/06(水) 16:47:12.51 ID:dCLM+WYAO<> 今度の新作の地方に期待 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage saga<>2012/06/10(日) 23:26:25.98 ID:mONtuJWko<> ガラガラガラ
アオギリ「!」バッ
アスナ「なんだ?また瓦礫から物音が……」
ガシャアアアア
ホムラ「うおおおあおあああ!!」
憂「……!さっき山道にいたマグマ団の人……」
アオギリ「なんだ貴様。生きていたのか」
ホムラ「アオギリィイイイィィ!!よくも俺らのアジトをぶっ壊しやがったな!」
ホムラ「ウヒョヒョヒョ……ぶっ殺す!!」
アオギリ「マツブサに捨てられたことがわからないのか。哀れな奴だな」
ホムラ「いけっ!!バクーダ!」
ボンッ
バクーダ「バオオオオン!」
アオギリ「愚かな男だ……」 <>
◆3hqm7P36Pw<><>2012/06/10(日) 23:27:40.80 ID:mONtuJWko<> アスナ「ちょっと!私達との戦いの途中でしょうが!」
憂「あ、アスナさん」
バサッバサッ スタッ
和「よかった、無事みたいね」
憂「!!和ちゃん!大変なんだよ、今」
和「ええ、大体察しがつくわ」
アスナ「和ちゃん?あなたがツツジさんの言ってた和って人か!」
和「あなたは、フエンジムリーダーのアスナさんね。憂が世話になってるみたいで、ありがとう」ペコ
アスナ「あ、いえいえこちらこそ」ペコ <>
◆3hqm7P36Pw<><>2012/06/10(日) 23:28:17.31 ID:mONtuJWko<> 和「って、呑気に挨拶してる場合じゃないわね。アスナさん、ツツジに連絡はした?」
アスナ「それが、何度電話しても出てくれなくて」
和「やっぱり……私もよ」
アスナ「何かあったのかな?」
和「おそらく、潜水艇の部品を奪うためにデボンを襲撃したマグマ団と戦ってると思う。マツブサは行動を急いでるはずだから」
アスナ「そんな!じゃあ助けに行かないと!」
和「もちろんそうしたいけど、まずはこっちをなんとかしないと」
アスナ「あいつら私達を無視して勝手に戦ってるんだし放っとけばいいだろ!」
和「そうはいかないの。ホムラは元々戦いさえできればマグマ団の目的なんてどうでも良いと考えてる。だからこそマツブサに裏切られた。
アオギリがそれを利用しないわけがないわ」 <>
◆3hqm7P36Pw<><>2012/06/10(日) 23:29:15.94 ID:mONtuJWko<> ホムラ「ウヒョヒョヒョヒョ!!」
ドゴォ!ボァ!
アオギリ「〜〜〜!〜〜〜!」
憂「……バトルの音でよく聞こえないけど、アオギリって人は何か言いながら戦ってるみたいだね」
和「ホムラを取り込むために説得してるのよ。おそらくホムラはすぐにアオギリ側につくわ。単純な男だからね」
アスナ「じゃ、じゃあどうすれば!」
和「落ち着いて!ジムリーダーでしょ?あなたは私達よりもずっと強いんだから、作戦の中心になってもらわないと」
アスナ「作戦?」
和「即興だけどアオギリとホムラを倒す作戦を考えたわ。アスナさん、それにはあなたの力が必要なの」
アスナ「……わかった。君なら信頼できそうだ。任せるよ」
和「もちろん憂の力も必要よ」
憂「うん!」
和「時間が無いから手短に話すわ。近くに来て」 <>
◆3hqm7P36Pw<>sage<>2012/06/10(日) 23:31:04.18 ID:mONtuJWko<> すいません今回はこれだけです
今月中、せめて7月中にはホウエン編を終わらせたい <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/10(日) 23:47:03.73 ID:jGPp5PNvo<> つまんねえしやる気ねえならやめちまえよ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/10(日) 23:49:06.38 ID:Lm3DhRTK0<> マジつまらんな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)<>sage<>2012/06/11(月) 06:33:26.15 ID:MkI4HTCAO<> 毎回思うけど、つまらんとか言う奴何なの?
こっちは楽しみに待ってるんだから飽きたのだったら書き込まずにいなくなれよ <>
なななし<>sage<>2012/06/11(月) 23:45:16.56 ID:B9hrOcODO<> 更新頻度が遅いって批判なら分かるけど、つまんないならここに来んな!批判すんな! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/06/12(火) 22:31:53.14 ID:tRxnG4mSO<> チマチマ投下せず、少し書き溜めてから投下すれば? <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<>sage <>2012/07/09(月) 21:30:41.86 ID:Vs7REQC40<> 作者さん、頑張ってくださいね!!
応援してますよ〜! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/14(土) 18:28:49.02 ID:SVRJ+EZ/o<> おいついた、おもしろいです、期待(;´д`) <>
銀色の魂・軽い魂<>saga<>2012/07/18(水) 01:14:24.87 ID:H3p52mJu0<> 続き!続き! <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/07/18(水) 01:28:37.72 ID:qpyY9gGSO<> いいから酉外せよ… <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/07/29(日) 00:50:56.59 ID:JjGAxagB0<> けいおん×ポケモンで一番期待してるSSだから頑張っていただきたい! <>