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HTML化した人:lain.
バーニィ「ザクで魔法に勝てるわけないだろ。」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 10:49:31.16 ID:lgCmb41C0
ポケ戦のバーニィがなのはSTSに飛ばされちゃうお話。

キャラ崩壊あるかも・・・・。選択肢とかで安価とります!

書くの初心者なんで目も当てられないと思ったらスレ閉じてください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1331948971(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/03/17(土) 11:02:32.85 ID:93sN3L03o
またバーニィ死んでしまうん?
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 11:03:24.24 ID:lgCmb41C0
宇宙世紀0079 サイド6

バーニィ「中立のコロニーって聞いていたのに・・・・。なんでモビルスーツがいるんだよ!」
ジオン公国軍による中立コロニー攻略戦のなか、ザクFZのコクピットの中で青年が文句を言う。
バーニアをふかしながらモニターに映るモビルスーツ・ジムコマンドに照準を合わせ、マシンガンを乱射する。
・・・が、当たるかと思ったそれはひらりとかわされて、こちらに反撃をしてきた。
バーニィ「うわっ!被弾したのか!?うわぁぁぁぁぁっ!」
背部のスラスターが機能しなくなり、バランスを崩したザクは人口の地面へと墜落した。
衝撃でザクに乗っていた青年は頭をぶつけて、気絶した。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 11:30:14.31 ID:lgCmb41C0
>>2
安価とかでBADEND一直線になったらミンチより酷くなります

???「うわっ!なんスか、あの光!?」
???「どうしたウェンディ?・・・・なんだ、あれは!」
ウェンディ「・・・・・ロボットっスね・・・。」
ノーヴェ「持って帰れば戦力になりそうだな。・・・・・行くぞっ!」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 11:40:25.17 ID:lgCmb41C0
バーニィ「うぅ・・・・・。いってぇ・・・。」
意識が戻って来た青年が自分の四肢があるのを確認し、ヘルメットを外す。
バーニィ「着地に失敗しちまって・・・ツイてないなぁ・・・・。」
モニターにはザクの破損箇所が表示される。動力パイプが切れてしまったせいか、動かすことが出来ないようだ。
バーニィ「とりあえず、外に出よう。味方が助けに来てくれると思うし・・・。」
コクピットハッチを開けて、外に出る。
おかしい。自分が居たのはコロニーのはずなのに、風景が全く違う。
そして・・・・。
バーニィ「誰だ!」
素早く拳銃を引き抜き、ザクの足のほうに向けた。
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 11:47:48.52 ID:lgCmb41C0
ウェンディ「うわっ!人が出てきたっスよ!」
ノーヴェ「なにっ!?男のようだが・・・、あいつ質量兵器を持ってるぞ!」
バーニィ「動くな!・・・・両手を挙げて出てくるんだ。」
ザクの物陰に隠れている人陰にそう言う。拳銃を持つ手が震える。
航空学校で戦闘については一通り教わっているが、実際に人に銃を向けるのは初めてだ。
銃撃戦になるかと心配したが、その不安もすぐに消え去った。
バーニィ「なんだ・・・ガキかよ・・・。」
出てきたのは自分よりも年下に見える二人の少女だったのだから。
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 11:57:16.02 ID:lgCmb41C0
ノーヴェ「ガキだとっ!お前っ!」
怒りを顔に浮かべた少女をよそに、ザクのハッチを開けて操作し始める。
連邦軍の兵士でなかったのを見てほっとしていた。
バーニィ「ここをこうして・・・。キーをセット・・・。」
番号を打っている青年の様子をまじまじと見る少女2人。
青年が作業を終え、後ろを見ると二人がまだ居る事に気づいた。
バーニィ「なんだよ。・・・ほら、こんなところに居ると危ないぞ。」
少し斜め下を見ながらそう警告する。連邦に見つかったらただでは済まされないからだ。
それよりも、その少女たちの身なりを見て驚いていた。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 12:04:26.38 ID:lgCmb41C0
バーニィ「その格好・・・。そんな格好でうろついてていいのか?」
少女たちの顔がとても整っていた事よりも、その体のラインがはっきり出ている服に目がいく。
まるでダイバースーツのように密着したその格好は、少女たちのアレの形やらがはっきりと強調
されるわけで・・・。とにかく19歳の青年には刺激が強すぎた。
ウェンディ「・・・・。この人、次元漂流者ってやつじゃないスかね?」
ノーヴェ「そうだな。まずは博士のもとに転送でもするか?」
自分の話を無視して、なにやらよく分からない話をする少女たちに若干のイラつきを覚えながらも
青年は味方からの連絡を待っていた。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 12:13:55.00 ID:lgCmb41C0
バーニィ「うわっ!連邦の攻撃か!?」
ザクのコクピットに戻ってから、衝撃が青年を襲った。
コクピットから急いで脱出すると、そこには・・・。
???「ようこそ、異世界の戦士君・・・。」
汚い白衣に身を包んだ科学者らしき人物と、先ほどの少女によく似た格好の女性が居た。
バーニィ「なにがどうなってんだよ・・・・。」
青年は立て続けに起こる不可解な現象に頭が混乱していた。


転送方法とかよくわからんから適当に想像しといてください。
ちょっと速攻でパスタ作ってくるので少し時間空きます。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 12:33:48.57 ID:lgCmb41C0
今戻った。人居なくて驚いているけど、書き始めたんだから完結まではちゃんとやるよ。

???「はじめまして、私はジェイル・スカリエッティ。ちょっとした研究をしているんだ。」
そう目の前の科学者は名乗ってきた。確かにここはなにかの研究所のような場所だ。
バーニィ「は・・・はぁ。」
スカリ「君は見る限りこの世界の人間じゃないようだから、悪い人間に捕まる前に保護したんだよ。」
目の前の人物はそう話す。確かに、最初の少女たちの格好だって、いきなり研究所にワープさせられていたと考えると、ここは異世界とみて間違いはないのかもしれない。味方に通信できなかったのも連邦軍が居なかったのにも説明がつく。
バーニィ「あの、俺はバーナード・ワイズマンっていいます。助けてくれてありがとうございました。」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 12:42:52.79 ID:lgCmb41C0
スカリ「・・・規模の大きい戦争をしていたのか・・・。それは災難だったねぇ・・・。」
青年は一通り宇宙世紀のことを話した。連邦政府にジオンが独立戦争を仕掛けたことやモビルスーツのことを。
バーニィ「まあ、仕方ないですよ。そうなってしまったらどうしようもないですし・・・。」
そう青年が言うと、スカリエッティは少し何かを考えてから口を開いた。
スカリ「実は私たちも戦争とまでは言わなくとも、争いをしていてね・・・。」
スカリ「先ほど君が見た少女たちが居るだろう?」
きわどい格好の少女二人組みを思い出してにやけそうになるが、理性で抑え込む。
スカリ「彼女たちと私は追われているんだよ。悪の組織『管理局』に。」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 12:50:23.24 ID:lgCmb41C0
バーニィ「管理局?」
治安局や警察みたいなものだろうかと思う青年。しかし、スカリエッティの言うことは違った。
スカリ「まあ、簡単に言うと暴力組織だねぇ。私たちのような研究者や、他の世界の人間を自分たちの
管理下に置こうとする組織だよ。彼らに逆らうものは暴力を持って鎮圧される。」
恐ろしい・・・。地球連邦が各コロニーに行った政策よりもひどいではないか。
それではただの独裁だ。と青年は管理局という組織に怒りを覚えた。
スカリ「まずはコレを見てくれ。」
研究所のモニターに映し出されたのは、白い服を着た少女だ。しかし、すぐ違和感に気づいた。
バーニィ「空を、人が空を飛んでるぞ!?」
画面の中の少女は、合成やワイヤーではなく空中に浮いていたのだ。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 12:50:45.73 ID:lgCmb41C0
バーニィ「管理局?」
治安局や警察みたいなものだろうかと思う青年。しかし、スカリエッティの言うことは違った。
スカリ「まあ、簡単に言うと暴力組織だねぇ。私たちのような研究者や、他の世界の人間を自分たちの
管理下に置こうとする組織だよ。彼らに逆らうものは暴力を持って鎮圧される。」
恐ろしい・・・。地球連邦が各コロニーに行った政策よりもひどいではないか。
それではただの独裁だ。と青年は管理局という組織に怒りを覚えた。
スカリ「まずはコレを見てくれ。」
研究所のモニターに映し出されたのは、白い服を着た少女だ。しかし、すぐ違和感に気づいた。
バーニィ「空を、人が空を飛んでるぞ!?」
画面の中の少女は、合成やワイヤーではなく空中に浮いていたのだ。
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 12:58:29.00 ID:lgCmb41C0
ミスって二回同じの書き込んでしまった・・。ごめんなさい。


バーニィ「な、なんだよこれは!?」
スカリ「驚いたかい?・・・それは、この世界にある魔法というものなんだよ。」
魔法・・・。おとぎ話の中に出てくるものだとばかり思っていたが、世界が違うとそれもまた違ってくるらしい。
スカリ「驚くのはまだ早いよ・・・・これだ・・・」
『ディバインバスター!』バシューン
バーニィ「これは!?」
画面の中の少女が、杖のようなものからビームを出した。そのビームは画面に映っていた機械のようなものを一瞬で破壊していく。
スカリ「これが彼らの力だよ。特にこの少女は白い悪魔と呼ばれていてね・・・。彼女たちはこの力を使って私と、私の家族を捕らえようとしているんだ。」
バーニィ「・・・・・・。」
青年の中で、一つの決心が生まれてきていた。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 13:04:31.38 ID:lgCmb41C0
バーニィ「俺は・・・俺がなにか協力できることはありませんか?」
スカリ「・・・いや、いいんだよ・・・。君は別の世界の人間だ。私たちの事に巻き込むわけには
いかない。」
バーニィ「助けてくれたお礼ですし、なによりそんな事許しておけないんです。」
そう青年はスカリエッティをまっすぐ見て言った。
スカリ「・・・・ありがとう、バーナード君。では、早速頼みたいことがあるんだけど、いいかい?」
青年は、自分が嵌められている事に気づかずにその頼みを聞くのであった。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 13:04:58.48 ID:lgCmb41C0
バーニィ「俺は・・・俺がなにか協力できることはありませんか?」
スカリ「・・・いや、いいんだよ・・・。君は別の世界の人間だ。私たちの事に巻き込むわけには
いかない。」
バーニィ「助けてくれたお礼ですし、なによりそんな事許しておけないんです。」
そう青年はスカリエッティをまっすぐ見て言った。
スカリ「・・・・ありがとう、バーナード君。では、早速頼みたいことがあるんだけど、いいかい?」
青年は、自分が嵌められている事に気づかずにその頼みを聞くのであった。
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 13:18:10.19 ID:lgCmb41C0
ウェンディ「ということで、今日一日よろしくっスよ。」
バーニィ「はぁ・・・。なんでこんなことになるんだよ・・・。」
青年は今、ミッドチルダの首都クラナガンに潜入している。・・・実際はショッピングなのだが・・・。
あの後、青年に任されたのは衣服の調達とクラナガンの偵察だった。
ウェンディ「まあまあ、いいじゃないっスか。これならただのカップルに見えるっスよ。」
バーニィ「俺たちの任務は偵察なんだからな・・・。」キャーッ!ヒッタクリヨー!
女の人の悲鳴が聞こえたと思ったら、前から男がひとりバッグを持って走ってくるのが見えた。
手にはナイフを持っていて、道行く人は手を出せずにいる。
バーニィ「ひったくりかよ・・・・。ん?あれは・・・・。」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 13:26:24.40 ID:lgCmb41C0
ひった「どけどけぇ!邪魔した奴はさすぞ!」
???「フェイトちゃん!あれ!」
???「ひったくり!?・・・・ちょっと行って来る!」
ひったくりは走りながら、前方に脇道があることに気づいた。管理局に見つかる前に、脇道に逃げ込もうと
したときだった。
突然視界が白くなって、前が見えなくなった。それが消火器の粉だと気づいたときには、ひったくりは
取り押さえられていた。
バーニィ「危ないとこだったな・・・。ふぅ・・・。」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 13:34:26.91 ID:lgCmb41C0
???「ちょっと話を聞きたいんやけど・・・。」
青年は後ろから声をかけられ、振り返ると茶色い髪をショートカットにした少女が立っていた。
バーニィ「あ、すみません。この犯人を警察に引き渡したいんだけど・・・・。」
???「私たちは管理局の者ですよ。それより、犯人を捕まえてくれたお礼をしたいんです。」
もう一人の金髪を伸ばした女性がそう言った。それよりも・・・この女性、管理局と言ったか・・・?
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 13:43:11.87 ID:lgCmb41C0
はやて「バーニィさんカップルで旅行しに来てたんか。・・・うちもいい人さがさんとなぁ。
フェイトちゃんにはなのはちゃんおるし。」
フェイト「ちょっと、はやてちゃん!」
カフェで簡単な聴取が行われた後、青年はウェンディとともに話を聞かされた。
機動六課という組織内の愚痴も聞かされたのだが、とりあえず出身は地球のオーストラリア。
ウェンディとはカップルで旅行しに来たと嘘をついた。
バーニィ「あ、あの。もうすぐ時間なんで・・・・。」
はやて「あぁ!?ごめん、長話につき合わせてもうて・・。」
研究所に戻る時間が近づいてきたので、カフェを出てから転送場所へと向かった。
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 13:52:01.84 ID:lgCmb41C0
スカリ「おかえり、バーナード君。どうだったかい?」
バーニィ「あ、これが今日の記録です。どうぞ。」
青年はネクタイに付けていた小型カメラをスカリエッティに渡してから、自分の部屋に戻ることにした。
バーニィ「どうした?」
部屋の前に、ウェンディによく似た容姿のノーヴェが立っているのに気づき、声をかけた。すると・・・
ノーヴェ「お前、ウェンディに何をした?」
そう不機嫌そうに問いかけてくるノーヴェ。
バーニィ「なんのことだよ?俺は何もしてないぞ。」
ノーヴェ「とぼけんなよっ!お前以外犯人が思いつかない!今日、ウェンディが帰ってきてからずっとニヤけているんだ。お前なんかしただろっ!」
青年はノーヴェに強制的にウェンディの部屋へと連れて行かれた。
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 13:58:47.60 ID:lgCmb41C0
ノーヴェ「ほら、入れよ。」
ノーヴェが扉を開け、青年は部屋の中に入った。すると・・・。
ウェンディ「・・・・・・・///」ニヘラーッ
バーニィ「」
バーニィ「おい、ノーヴェ、ウェンディになにかしたのか?」
ウェンディはもともとノリが軽かったイメージが強く、今のうわのそらでニヤけている状態は異常の
ように見えた。
ノーヴェ「なにかしたのはお前だろっ!なにか心当たりとかないのかよ!」
バーニィ「・・・・そうだ。今日の記録を見れば何か分かるんじゃないのか?」
ノーヴェとバーニィの二人は、研究室へと向かった。
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 14:05:30.68 ID:lgCmb41C0
スカリ「バーナード君、言い訳はあるかい?」
バーニィ「」
ちょうど研究室にいった時、スカリエッティは記録の閲覧途中だった。
バーニィ『そりゃあ、ウェンディのことは大好きで、世界で一番ですよ。』
はやて『おー、バーナードさん男前や。』
という映像がちょうど流れており、青年が研究室に入った瞬間空気が凍った。
そして、今の状況。
バーニィ「す、すいません!嘘とはいえ、こんなこと・・・」
スカリエッティ「素晴らしい。素晴らしいよ、バーナード君!」
バーニィ「え?」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 14:12:48.49 ID:lgCmb41C0
スカリ「この映像に映っているこの管理局員二人は、私たちを追っている部隊の主力なんだよ・・。」
バーニィ「は、はぁ・・・。」
あの年で?自分と変わらないぐらいだったのに主力だったのか・・・と思う青年。
スカリ「この記録の中で、重要な会話もいくつかあった・・・。バーナード君、君はよくやってくれた!」
ノーヴェ「お前、すごい奴だったんだな!見直したぜ!」
バーニィ「あ、ありがとうございます・・・。」
二人からほめられて、青年はすこし照れた。
スカリ「さて、バーナード君。君のこれからのことなんだけど・・・。」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 14:20:42.62 ID:lgCmb41C0
バーニィ「攻略作戦?・・・機動六課を・・・ですか?」
スカリ「ああ、そうだよ。・・・君の乗っていたロボットの修理が出来たんだ。あれなら機動六課
を制圧できるよ。」
そう言われ、困惑する青年。
バーニィ「ザク一機じゃ、さすがにあんな化け物に勝てませんよ。・・・それに・・・」
スカリ「君は、エースだったんだろう?」
バーニィ「えっ?」
スカリ「あの記録に入っていたよ。ウェンディに話していたじゃないか、君は元の世界ではエースパイ
ロットだったと・・・。」
ウェンディについた嘘だったのだが、こんなところで持ち出されるとは思わなかった。
青年はすぐに嘘だと言おうと思ったが、スカリエッティは言葉を続けた。
スカリ「頼む、君の力が必要なんだ。私たちの娘も協力する・・・。私たちを助けてくれ。」
バーニィ「・・・・・。」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 14:37:51.68 ID:lgCmb41C0
バーニィ「ふぅ・・・・調整はこんなもんかな・・・。」
ザクFZのコクピットから出た青年は、大きく伸びをする。
パーツの問題もなし、修理した所に異常もなかった。
???「あれが今度作戦に参加するロボットか・・・。」
ザクの横に集まっている人影の中の一人がそう話していた。
バーニィ「え、えーと。確か、チンク・・・だったっけ?」
チンク「バーナードといったな・・・。会うのは初めてだな。」
バーニィ「まあ、ウェンディとノーヴェ。それとトーレとしか話したことがなかったしな・・・。
これで全員なのか?」
チンク「いや、潜入して居る者もいる。が、これでほとんどだな・・・。」
メンバー全員を見て思う。容姿は似てないけど、全員家族なんだ・・・と。
まだここに来て間もないが、青年は確かに居場所を作っていた。
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 14:45:15.83 ID:lgCmb41C0
ウェンディ「ちょっといいっスか?」
バーニィ「あ、ああ。」
最近話さなくなっていたウェンディが突然声をかけてきたので驚く青年。
相変わらずきわどい格好の少女なのだが、やはり以前と様子が違う。
もじもじしていて大変目によろしくない。良い子は見てはいけません。
ウェンディ「ちょっと、こっちに来て欲しいんスけど・・・。」
バーニィ「え、おい。待てよ!・・・・・全く・・・。」
工具箱を置いてウェンディについていくバーニィ。
着いた先はなにかの部屋の前だった。




18禁展開とかはないよ!そんなの書ける技術ないし、第一ウェンディにフラグ立ったのは事故。
展開ミスった。
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 14:54:43.16 ID:lgCmb41C0
バーニィ「本当に、戦えるんだな・・・。」
青年は目の前の光景を見てそう言った。連れ込まれたのはトレーニングルーム。
ウェンディ達が訓練する場所だ。
巨大な盾を使って訓練をしている少女の姿を見て、やはり魔法という物はすごいな・・・。と青年
は思った。
バーニィ「ところで、いったいなんでこんなところに連れてきたんだよ?」
ウェンディ「・・・・・。」
バーニィ「おい、なんか言わなきゃわかんないぞ?」
ウェンディ「今から言うことを聞いて欲しいっス・・・。」



???「・・・・・・・・」●REC
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 15:14:27.04 ID:lgCmb41C0
バーニィ「そんな・・・・ウェンディ達が・・・。」
ウェンディ「そう、これは半分機械の体なんスよ。幻滅したっスよね・・・。」
バーニィ「・・・・。でも、家族を守りたいんだろ・・・?」
ウェンディ「・・・。」コクン
バーニィ「なら、俺は協力するよ。・・・・今日はもう遅いから、じゃあな。」
青年が部屋から出て行った後、人影が一つウェンディに近づいた。
???「ふふ、まんまと引っかかっていますね・・・。ウェンディ、上出来ですよ・・・。」
ウェンディ「でも、こんなこ「利用できるものは使わないと。」」
スカリ「聖王のゆりかごを起動することが出来ない私たちに出来ることは、使えるものを使うこと。
彼のロボットならガジェット20機分にはなるでしょう。」
ウェンディ「・・・・。」
スカリ「ウェンディ・・・。彼は次元漂流者だよ・・・。感情なんてものは捨てたほうがいい・・。」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 15:39:27.33 ID:lgCmb41C0
バーニィ「・・・・ここに来て、もう一週間か・・・・・。次は、地球に行くんだよな・・・。」
次の偵察の予定地は地球の海鳴市というところだ。
なんでも、そこには機動六課のメンバーの身内が居るらしい。しかし、なぜそんなところに偵察に行くのかが分からない。
青年のスカリエッティに対する不信感は高まるばかりであった。
ウェンディ「邪魔するっスよ。」
バーニィ「なんだ?今度の偵察のことか?」
ウェンディ「そのことなんスけど、今回はまた一緒に偵察に行くことになったっス。」
正直、ここに来て信頼できているのはウェンディだけだ。毎日、部屋に訪れてくるウェンディに嘘の自慢話をするのだ。
ウェンディ「今日はなんか話とかないんスか?宇宙で戦った話とか・・・。」
バーニィ「宇宙の話か・・・。宇宙の戦いってのは大変なんだぜ?無重力だから体勢を整えるのが難しいし、やられた奴なんて血とかがコクピットにふわふわ浮いちまう。・・・・腕が良いってのも、周りがどんどんやられていくから悲しいもんさ。」
ウェンディ「へぇ・・・。やっぱりバーナードさんの話はおもしろいっスね。」
バーニィ「そうか?こんなの女の子が聞く話じゃないんだぞ。・・・全く・・・。」

バーニィ「あと、俺のことはバーニィって呼んでくれ。そっちのほうが呼びやすいだろ?」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2012/03/17(土) 15:44:44.61 ID:/pfCa9SAO
ここでは投下中にはあまりレスしない感じだな、途中中断して様子見するって手もある

しかし異世界に来ても相変わらずバーニィマジ女誑しだな
てっきり白い悪魔にフラグ構築するかと最初思ってたがこうきたか
最後まで期待してるぜ?
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 15:56:30.98 ID:lgCmb41C0
海鳴市。
そこにある喫茶店『翠屋』に青年たちは来ていた。
バーニィ「ここが、白い悪魔の実家だってのか・・・。なんか、普通の喫茶店だな。」
ウェンディ「そうみたいっすね・・・・。期待はずれというか・・・・なんというか・・・。」モグモグ
バーニィ「普通じゃなかったらそれはそれで困るんだけどな。・・・・あれが白い悪魔の母親ねぇ
・・・・。」パシャパシャ
ウェンディ「」ビキビキ
バーニィ「うわっなにすんだよ!」
場所を移動して、今度は街中をぶらぶら歩いていたのだが・・・・・。
バーニィ「悪い、ちょっと待っていてくれ。」
ウェンディ「どうかしたっスか?」
バーニィ「腹が痛いんだ・・・。」
青年がそう言い、近くのコンビニに入る。店内の手洗いに行こうと思ったその時、青年の目にある物
が映った。犯罪者の指名手配の紙である。
バーニィ「なんだよ・・・・。これ・・・。」

次元犯罪者ジェイル・スカリエッティとそこには書かれていた。
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]:2012/03/17(土) 16:02:41.68 ID:gkXsijAAO
応援してる
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 16:16:51.39 ID:lgCmb41C0
>>31
見ている人がちゃんと居てくれてちょっと安心しました。応援と助言してくれてありがとう。
中断は出来ないんです。明日レーシックの手術受けてしまうんで・・・。
とりあえず、見てくれている人が居るみたいなので、安価とってみようかな。


コンビニから出た青年、その表情は曇っていた。
ウェンディ「ちょっと遅かったっスね。もしかして、また女の人の写真撮ってたんスか?」
バーニィ「違う!というかあれは任務の一環さ・・・。元の世界でもエースの仕事だったんだぜ?」
確かに、ザク強行偵察型という物もあったが、喫茶店で働く女性を撮る任務があったかは知らない。
それでも、青年は目の前でジト目をしている少女の機嫌を直そうと嘘をついた。
ウェンディ「まあ、そんなことはどうでもいいんスけどね。」
バーニィ「じゃあ、そういうこと言うなよな・・・。」
そんな他愛のない会話をしながら、任務の終了時間が迫ってきていた。
ウェンディ「今日の任務も終わりっスね。おつかれっス。」
臨海公園のベンチで、買ってきた缶コーヒーを口にしながら転送を待つ青年たち。
そこで、青年は先ほど見た紙についての話を切り出すことにした。
バーニィ「なあ、ウェンディ。・・・スカリエッティって犯罪者だったんだな・・・。」
ウェンディ「な、何を言ってるんすか!?そんなこと・・・。」
バーニィ「さっきコンビニで見た指名手配の紙に書いてあった・・・。」
ウェンディ「バーニィは・・・博士を裏切るっスか?」
ウェンディは本心なのか分からないが、少し悲しげな顔をしてそう問いかけてきた。

バーニィ「どうしようか・・・・。」

1.裏切って管理局側に情報を渡す。
2.それでも裏切らず機動六課と戦う。



安価先は>>40
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/03/17(土) 16:17:57.83 ID:KFrosBSI0
遠いな2
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2012/03/17(土) 16:20:16.22 ID:/pfCa9SAO
安価スレでもないのに下6とは強気なww

ではkskだな
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2012/03/17(土) 16:20:50.83 ID:/pfCa9SAO
ksk
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2012/03/17(土) 16:21:18.55 ID:/pfCa9SAO
ksk
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2012/03/17(土) 16:22:02.38 ID:/pfCa9SAO
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/03/17(土) 16:25:10.94 ID:stNRmlE3o
2
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 16:54:51.75 ID:lgCmb41C0
みんなありがとう。強気とかじゃなくて、どのくらい下にすればいいか分からなかった。
ごめんなさい。


バーニィ「俺は、戦うよ・・・。」
ウェンディ「バーニィ・・・。」
バーニィ「ウェンディたちが機械だって事を知ったときは驚いたよ。けど、それだけさ。みんな気持ちや自分の意思があるのも知っているし・・・。それに、俺があのまま助けられなかったらどうなっていたか分からなかったもんな。」
ウェンディ「じゃあ・・・・。」
バーニィ「俺は、ウェンディ達と戦うよ。・・・・大切なものを守りたいからな・・。」


スカリエッティの研究所に戻った青年たちは、まず研究室へと向かった。
スカリ「おお、今日の成果はぶほぁっ!!」ボカッ
トーレ「博士!・・・・・なぜこんなことを!」
青年は目の前の犯罪者を殴り、胸倉をつかんだ。
トーレが青年に攻撃しようとするが、ウェンディに阻まれた。
バーニィ「聞いたぜ?ジェイル・スカリエッティは次元犯罪者だって・・・。」
スカリ「グッ・・・。だから・・・裏切ろうというのかね?」
バーニィ「違う。・・・俺は、ウェンディ達に協力する。・・・だけど、もう隠し事は無しにしてくれよ?」
スカリ「バーナード君・・・・。」
スカリエッティは殴られて位置がずれたメガネをもとに戻しながら、フッと笑った。
スカリ「わかったよ・・。・・・それに、協力してくれないと困るのはウェンディだからね・・・。私の娘をこんなにした責任はとってもらうよ・・・。」

こうして、機動六課攻略作戦『ルビコン計画』が始まった。
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[sage]:2012/03/17(土) 16:56:17.97 ID:VU76cJ2Uo
面白いけど読みにくい
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 17:09:14.47 ID:lgCmb41C0
スカリ「バーナード君、機動六課を攻撃する上で問題なのは、火力と実質的な数の違いなんだ。」
バーニィ「というと?」
スカリ「向こうは管理局だから、人手不足といっても人数がたくさん居る。しかし、こっちはたったの
10人弱なんだ。まず数で負けてしまうよ。」
バーニィ「でも、ガジェットっていう機械が倉庫にあったはずじゃ・・・。」
前に見たドラム缶のような見た目をしたロボットは、100を上回る数だった。
しかも、ビーム装備や魔翌力の無力化など、一見すれば管理局相手に有利な条件の気がする。
スカリ「いや、ガジェットは毎回多数が瞬殺されてしまうんだ。しかし、改良型を開発する余裕や
技術もない。そこで・・・。」
バーニィ「ザクに積まれているコンピュータのデータを移植する・・・と。」
スカリ「そう、それで生まれたのがこれだよ!」
ドラム缶に腕が生えたような外見に、マシンガンなどをハリネズミのようにつけたガジェット。
名をオッゴという。既製のガジェットより生産コストが下がっているが、全体的な機動性と火力は
上がっている。まさに決戦兵器と呼べる物だった。
スカリ「あとの問題は火力だね。これでもまだまだ足りない。」
バーニィ「白い悪魔か・・・・。」
偶然なのか、宇宙世紀においても白い悪魔と呼ばれるモビルスーツがジオンからすれば脅威だった。
この世界でもやはりこちらにとっては悪魔以外の何者でもないようである。
スカリ「なにか策はないだろうか・・・・・。」
バーニィ「・・・・・・・。」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2012/03/17(土) 17:09:28.77 ID:/pfCa9SAO
>>42
テクニック的な意味だな?
まあ一行ごとに改行すると読みやすくはなるだろうな。特にケータイだとそう感じるかな?
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2012/03/17(土) 17:10:48.54 ID:q/94g3HHo
改行するだけでだいぶ良くなりそうだよな
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 17:17:13.66 ID:lgCmb41C0
>>42
ごめんなさい。・・・改行すれば読みやすくなりますかね?
ここから意識してみます。


ウェンディ「バーニィ、もうすぐクリスマスっスよ!」

地球の文化であるクリスマス。それは今まで研究所に居たときは気にも留めなかったであろうが、
ウェンディは海鳴市に行った時に見たクリスマスツリーなどが気になって仕方ないらしい。

バーニィ「そうだな・・・。でも、今はそんな場合じゃないだろ?」

そう言って作戦を考えるのに集中する青年に、偵察のときに買った雑誌を見せるウェンディ。
その雑誌にはクリスマス特集として、ツリーやサンタの形をしたバルーンなどの写真が載せられて
いた。

ウェンディ「どうっスか?今度偵察の時に・・・。」

バーニィ「だから、今はそれどころじゃ・・・・。待てよ・・・。これなら、いけるかもしれないぞ!」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 17:32:14.94 ID:lgCmb41C0
>>44
>>45
改行してみました。たぶんこれで読みやすくなるかと思います。
アドバイスありがとう。



スカリ「もう一度海鳴市に行きたいって?・・・バーナード君、今はそれどころじゃ・・・。」

バーニィ「悪魔を倒す手を思いついたんだ。・・・この場所の近くにウェンディと俺を転送できるか?」

地図にある倉庫の場所を指差す青年。その真剣な顔を見て、それが冗談ではないことが分かる。

バーニィ「それと、ガジェットの機関部をあるだけ用意してほしい。それがあれば、この作戦は成功する。」

スカリ「分かった・・・。出来るだけの用意はするよ。・・・・それじゃあ、二人とも準備はいいかい?」


海鳴市の倉庫。そこで一人の警備員があくびをしながらパトロールをしていた。

警備員「全く、時給がいいからって応募したけど、このバイトやらなきゃよかった・・・。おかげでクリスマス前のイベントに間に合わねぇ・・・・。」

勤務中なのだが、警備員は携帯の画面を見てため息をつく。
画面には、クリスマス前ビッグイベントという広告が映されていた。

警備員「・・・・あぁーあ。こんなバイトだから彼女も出来ずに大学生活を送っているんだ。・・・リア充ばくグフゥッ!」ドカッ

バーニィ「よし、いいぞ。」

ウェンディ「・・・・。」コクン
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2012/03/17(土) 17:43:17.14 ID:/pfCa9SAO
いい感じだな、思った以上に読みやすい。直ぐ改善できるのは簡単なようで難しいもんだ、やるな

さていよいよ佳境、期待してるぜ
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 17:48:04.19 ID:lgCmb41C0
クリスマス前日。

スカリ「ついにここまで来たね・・・。まさか君が来てからこんなにも戦力が整うとは思っていなか
った。」

バーニィ「俺はただ、助けてくれた礼をしただけで・・・。別に、そんなにすごい事はしちゃいない。」

謙虚に振舞っているのか、それとも素なのか青年は自分のした事の大きさよりも科学者たちの努力を
褒めた。

スカリ「まあ、戦力だけじゃなくて娘にも影響は与えているよ。もともと彼女たちには恋愛感情など無かった
はずなんだけど、君はウェンディを見事に射抜いた。・・・それはすごい事だよ。」

もちろん青年も気づいていなかったわけではない。しかし、そこで気持ちに応えないのは彼の中にある
考えがそれを踏みとどめているからだ。

スカリ「君は確かに異世界の人間だ。管理局に知られたら元の世界に戻されるかもしれないし、いつか
また次元漂流で帰ってしまうかもしれない。・・・でも、ウェンディの気持ちに少しぐらいは応えて
やってくれないかい・・・?」

バーニィ「そ、それは・・・。」

スカリ「彼女の初恋なんだ・・。親としては、それが少しでも叶ってくれるとうれしいんだがねぇ。
まあ、君がここに来てから私もこのようなことを考えるようになったんだけどね・・・。」

青年は考え込む。自分の境遇のこと・・・これからのこと・・・そして、一人の少女のこと・・・。

ウェンディ「バーニィ、ここにいるっスか?」

スカリ「ほら、迎えが来たよ。・・・・行ってあげてくれ。明日までの夢でもいい。これが、私からの
最後のお願いだよ。」

研究室から出て行く青年とわが娘を見て、科学者は生まれて初めての涙を流していた。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 18:04:57.97 ID:lgCmb41C0
11番目の戦闘機人の少女、ウェンディの部屋のベッドに二人が腰掛けている。

青年が初めて見たときこそ何も無い質素・・というよりただの寝るためだけの空間も、今は少し物が少ないぐらいで年頃の少女の部屋そのもののような部屋になっていた。

いざ二人きりで部屋に居ると、意識してなにも話せなくなるものだ。青年は先ほどから話をしようとしているが、結局
何も言えないでいた。

場に流れる沈黙・・・それを破ろうと、青年が口を開く。

バーニィ「な、なあ。ウェンディ」

ウェンディ「ひゃ、ひゃいっ!なんスか?」

バーニィ「あれ、初めて俺たちで偵察に行ったとき買ったやつだよな・・・。」

ハンガーにかかっている白いカーディガンとカットソー。それは、初めての任務のときにショッピングモールで買った物
だった。綺麗にアイロンがかけられているのか、シワ一つない状態で吊るされている。

バーニィ「俺さ、今まで女の子と買い物なんて行った事無かったから、正直焦ってたよ・・・。」

ウェンディ「え?・・・前は女の子にモテモテって言ってたっスよね?」

バーニィ「ああ、あれは嘘さ。・・・・本当の俺は・・・。」パシン

突然の事に目を見開く青年。頬が少しだけ赤くなっている。

バーニィ「・・・いってぇ・・・。いきなり何をするんだよ!」

ウェンディ「バーニィが嘘をついていたから。・・・・・前に博士にも言ってたっスよね?嘘は無しって。」

バーニィ「・・・・・・・。」

ウェンディ「・・・・・・・。」

バーニィ「・・・・・フッ・・・・。」

ウェンディ「・・・プクク・・・。」

バーニィ・ウェンディ「「ハハハハハハハハ」」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 18:18:43.37 ID:lgCmb41C0
ウェンディ「あの話を聞いたとき、本気で悩んでたんスよ!バーニィに相手もされないかって。」

バーニィ「悪かった・・・。ごめんな・・。俺はウェンディの気持ち、ちゃんと分かってるさ・・。」

そう言って少女の頭をなでる青年。すると、少女は頬を膨らませて青年を睨んだ。

ウェンディ「許さないっス。」

バーニィ「え?」

ウェンディ「あれだけ心配させておいて、ごめんの一言で許してもらえると思ってるっスか?」

そう詰め寄ってくる少女は、普段の気さくなイメージとのギャップがあったがとても可愛らしく見えた。

バーニィ「・・・どうしたら許してくれるんだよ?」

ウェンディ「・・・・キス・・・・・。キスをして。」

バーニィ「」

ウェンディ「嫌なんスか?・・・じゃあ、許さな・・・。」チュッ

バーニィ「キスとか、どこでそんなの覚えてきたんだよ!全く・・・・。」

ウェンディ「なんで額なんスか?」

バーニィ「・・・・唇は、明日な。・・・・絶対に生き残るぞ・・・。」

ウェンディ「了解っス。」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 18:34:37.29 ID:lgCmb41C0
クリスマス当日。

はやて「なのはちゃん。今日はクリスマスツリーが届くんやで!」

なのは「そうだね!エリオたちもはしゃいでるし、今日は訓練を早めに切り上げるの。」

局員A「八神隊長、ツリーの業者が来ましたよ。」

業者A「もう、作業を始めてもよろしいですか?今日は注文が多いもので・・・。」

はやて「そうやな、仕事の邪魔してもあかんし、もう取り付けてええよ。」

業者A「ありがとうございます。では、早速作業に取り掛からせていただきますね。」

一時間後。

はやて「立派なツリーとバルーンや!去年よりも大きいんちゃう?」

なのは「すごく綺麗なの!」

業者A「それでは、失礼します。」

はやて「ほんまありがとなぁ。お仕事がんばってや。」

機動六課の建物から離れた場所。

業者A「・・・・・・。」パサッ

トーレ「作戦開始だ、博士。」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 18:47:09.17 ID:lgCmb41C0
ザクのコクピット内で、青年が深呼吸をする。
転送に備えて、各計器類と各部の状態を確認した。あとは襲撃の時間が来るだけだ。

そんな時、誰かがコクピットハッチを叩いてきていることに気がついた。
まだ5分ほど時間があるし、ハッチを開けてその人物を迎え入れる。

バーニィ「何しに来たんだよ、ウェンディ。持ち場にいないと、もう時間なんだぞ?」

ウェンディ「博士が許してくれたっス。・・・・・それより、これからのこと・・・。」

バーニィ「ウェンディ・・・。・・・・・なんだよ、そんなことかよ・・。決まってるだろ、楽勝
さ。」

ウェンディ「でも!」

バーニィ「俺はエースなんだぜ?・・・・白い悪魔ぐらい楽に倒してみせるさ!」

ウェンディ「・・・・バーニィ・・・。」

不安そうな顔をする少女の額を、ピシッと軽く叩いてから青年は少女をコクピットから出す。

バーニィ『大丈夫、心配するなって・・・・。俺にもしものことがあったら、その小包を博士たちと
開けてくれ。・・・・じゃあな!』

そうスピーカー越しに声が聞こえた次の瞬間、ロボットはその場から消えていた。

残された少女が、自分の手に目をやる。そこには、小包と手紙が握られている。

ウェンディ「バーニィは・・・・嘘つきっスよ・・・・。」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 19:10:59.32 ID:lgCmb41C0
突如襲撃された機動六課。
クリスマスで油断していたこともあり、対応が遅くなったせいで大きな損害を受けていた。

はやて「何やて!?ティアナ達がやられたんか!?」

なのは「キャロとフリードも倒されたって!」

機動六課隊舎前

ヴァイス「なんだよこいつら!今までのガジェットとは全然違うぞ!」

シグナム「うろたえるな!・・・紫電一閃!」

紫電一閃を受けたオッゴが一機墜ちる。しかし、それをカバーするようにほかのオッゴが隊列を組み
直してくるのだ。そして、マウントされているミサイルポッドからの一斉射撃による弾幕が降りかかる。

ヴィータ「こんなもの、全部叩き落してやる!ギガントハンマーッ!」

ヴァイス「やめろ!そいつはっ!」

ミサイルが爆発した瞬間、黄緑色の煙が出てきた。それを吸い込んだその場に居た全員が倒れた。

はやて「なんなんや!?これは!」

ザフィーラ「主・・・・申し訳ない・・・。この煙は・・・・・。」バタッ

機動六課前に来たはやて達が見たものは、眠りにつく管理局員達だった。
ビームや実弾で来ると思っていたがゆえに、ガス攻撃への対策を怠っていた結果だった。

今までとは違う状況に困惑する局員たちの耳に、スピーカーを使った声が聞こえた。

スカリ『機動六課のみなさん。どうですか?この状況は。』

はやて「どうもこうもないわ!この卑怯者!こんなことしてただで済むと思っているんか?」

スカリ『もちろんただで済むとは思っていませんよ。・・・しかし、私の話に気をとられていいん
ですかねぇ・・・。』

はやて「なんやて!?」

フェイト「はやてちゃん!あれを見て!」

フェイトが指差す先に居たのは、ナンバーズだった。

はやて「こんな時に!・・・・なのはちゃん、ナンバーズはうちらでやる!なのはちゃんはここを死守
しといてや!」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 19:25:56.27 ID:lgCmb41C0
一人取り残されたなのは。
エースオブエースの異名を持つ彼女の能力は、優秀な者ばかりの機動六課でもトップクラスだった。
今まで渡り歩いてきた戦いの経験から、戦闘において負傷することも最近は無くなってきた。

だが、今彼女は予想もしなかった罠で窮地に立たされていた。

なのは「バルーンとツリーが、爆発した!?」

なのはが一人になるのを見計らったかのように突如爆発したツリーとバルーンは、バリアジャケット
を貫通して左腕を傷つけた。爆発したのはガジェットの機関部を流用した爆弾で、爆発は六課の半分
を飲み込んだ。

その爆発の中で左腕しか傷つかない彼女の能力は、やはり異常なものがあった。

そして、爆発の煙の中彼女は自分に近づいてくる巨大な人影に気がついた。

18メートルはあろうかという緑の巨人・・・・ザクだった。



もうすぐ物語も終わりです。そこで、最後にもう一度だけ安価をとろうと思います。

ザクの武装

1.ヒートホーク

2.爆弾(最近の某エクストリームでの武装)


安価先は>>58

夕飯を食べ終わったら、あとは完結まで一直線でいきます。
ここまで見てくれた人、本当にありがとう。
もう少しだけがんばります。
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]:2012/03/17(土) 19:26:59.17 ID:jxUVDkCAO
1
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/03/17(土) 19:30:15.00 ID:YFpgf/sSO
2
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2012/03/17(土) 19:45:10.35 ID:7I1nJFOZo
原作重視で1
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 20:07:57.58 ID:lgCmb41C0
ありがとう。続き書きます。

バーニィ「やったか!?・・・・グゥッ!」ドガァッ

コクピット内で安心していた青年を襲ったのは、激しい衝撃だ。
ディバインバスターを撃たれたと気づいた時には、ザクの左腕がごっそり無くなっていた。

バーニィ「な、なんてやつだ!・・・・・くそっ!」

左腕を負傷しているのにあの威力かと恐怖に駆られる青年。しかし、次の瞬間にはザクを突進させていた。

腕に持つ大きな斧、ヒートホークで物理的にダメージを与えることにしたのだ。

突進することは明らかに無謀。しかし、マシンガンなどを使わなかったのには理由がある。

周りを巻き込まないためである。今はクリスマスの真っ最中。機動六課の近くでもクリスマス一色なのだ。

少しでも被害を抑えるためにこの方法にした。爆薬だってなのはだけを巻き込むようにしたし、局員だって一人も死傷者は出ていない。

ディバインバスターを負傷しながら撃ったなのはは身動きがとれず、ザクのタックルに吹き飛ばされる。

瓦礫に叩きつけられたなのはにとどめをさそうとする青年は、先ほどよりも大きな衝撃・・・・・もっと直接的なものを受けて、操縦桿に叩きつけられた。コクピットに直撃を受けたのだ。

ザクのコクピットハッチの一部は溶けて、青年の座るシートの真横に着弾した痕があった。

バーニィ「はぁ・・・・はぁ・・。この・・・化け物め・・・・・。」

向かい合った白い悪魔と緑の巨人。お互いにもう残された力は少ない。

青年は操縦桿を握る手に力を込め、少女は力を振り絞って杖を構えた。

60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 20:20:35.84 ID:lgCmb41C0
青年は、突進をかけながら昨日の事を思い出した。


バーニィ『スカリエッティ、大事な話ってなんだ?』

スカリ『バーナード君。今回の作戦、君とウェンディは外れてくれないか?』

バーニィ『なんでだよ?』

スカリ『アルカンシェルというものを知っているかい?』

バーニィ『いや、知らない。』

スカリ『まあ、そうだろうねぇ・・・。私もこの兵器の名前を口に出すことがあるとは思わなかった。』

科学者の表情は真剣だ。いつものにやけた感じとは違う・・・。人が何かを必死に伝えようとする
表情だった。

スカリ『簡単に言えば核のようなものでね・・・。我々の計画がばれたみたいで、管理局のレジアス
・ゲイズという偉い人が、それを機動六課に撃ちこんで我々もろとも消し去ろうというんだ。』

バーニィ『そんな・・・・!?・・・でも、それじゃあ・・・。』

スカリ『いいんだよ。・・・・君たちには希望がある。私の全財産を使って二人で生きてくれ。』

バーニィ『・・・・・・・・。』

スカリ『今まですまなかった。これが私が君にしてあげられる礼だよ。』

バーニィ『俺は逃げない。・・・・・逃げたら、ダメなんだ。ナンバーズやスカリエッティ・・・・
大切な人たちを置いて逃げることはできない。』

スカリ『そうか・・・・。ありがとう・・・・本当に、ありがとう。』
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 20:32:47.09 ID:lgCmb41C0
ノーヴェ「ちくしょうっ!こいつら・・・・強い!」

はやて「なんなんや!?今までと動きが全く違う!」

ナンバーズを総動員しても、はやてとフェイトを抑えることぐらいしか出来ていない。

それほどまでの強敵なのだ。現に今消耗しているのはナンバーズで、はやてとフェイトは少し攻撃が
かすった程度で済んでいる。

ノーヴェ「レジアスの奴が出てくるまで、負けるわけにはいかないんだよっ!・・・あいつを倒せば
みんな救われる!」

はやて「レジアス中将を!?・・・・・待つんや!レジアス中将の身柄はもう拘束されとる!」

ウェンディ「え・・・・?」

はやて「今朝、質量兵器の所持で捕まったばかりや!部下もみんな取り押さえてる!」

ウーノ「そんな・・・・・。」

トーレ「それでは・・・。」

ウェンディ「・・・・・!」バッ

ノーヴェ「どこに行くんだ!ウェンディ!」



62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 20:47:14.61 ID:lgCmb41C0
青年は過去を振り返る。
ウェンディとの出会い、そして最初の偵察・・・・。
思えば、ここ最近は充実した毎日を送っていた。

バーニィ「こんな日が来るって分かってたんだけど・・・・・。ウェンディ、ごめんな?」

なのは「全力全開!スターライト・ブレイカー!」


ウェンディ「バーニィ!・・・・・あぁっ!」

どこかから聞こえた愛する少女の声。それを確認した青年は最後に微笑み、ピンク色の奔流に飲まれて
いった。


これが後にJS事件と呼ばれる事件である。
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2012/03/17(土) 21:05:22.74 ID:/pfCa9SAO
嘘だと言ってよバーニィィィィ!
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 21:06:00.94 ID:lgCmb41C0
12月25日。管理局。


フェイト「ナンバーズを更生施設に送ったのは確認したんだけど、あの話本当なのかな?」

はやて「あの話?」

フェイト「スカリエッティが機動六課を襲うときにいたあのロボットの操縦者とナンバーズが、レジアス
中将がアルカンシェルを撃ち込もうとしてたのを阻止しようとしていたって話。」

はやて「その話しなぁ・・・。今、その操縦者が撮ったディスクを確認しているところなんや。」



バーニィ『ウェンディ、君がこのディスクを見ている頃には、俺はもうこの世にいないと思う。

俺が渡した包みにはスカリエッティが手に入れたレジアスの計画のデータが入ったメモリーと、

地球に行ったときに見つけたある物の鍵が入ってる。ルビコン計画が失敗したら、ディスクと

メモリーを管理局に提出してくれ。・・・・ナンバーズとスカリエッティは捕まると思うけど

メモリーの記録を見れば罪も軽くなると思う。』

モニターの中の青年は、少しの笑顔を浮かべながら続けた。

『もし、俺が運よく生き延びたら・・・・その時は地球で一緒に暮らそう。・・・じゃあな。』

65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]:2012/03/17(土) 21:11:27.90 ID:gkXsijAAO
バーニィ…
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2012/03/17(土) 21:14:26.22 ID:cPOjSD4n0
ポケットの中の戦争とはよくいったものだ・・・
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/03/17(土) 21:19:40.35 ID:9O+/1SM4o
たった今見つけて追いついたってのに……

バーニィ……
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 21:23:30.06 ID:lgCmb41C0
画面が黒くなる。
ディスクの映像が終わった証拠だ。

記録を見ていた者が、再生プレーヤーに手をかける。

ディスクを取り出すと、厳重にしまってあったのだろうケースに戻す。薄汚れた包みと、空っぽの手紙入れもいっしょに。

???「ちょっと、また見てるんスか・・。ほら、ダメっスよ、それを見ちゃ。」

子ども「え?なんで見ちゃダメなんスか?」

???「なにやってるんだ?ん?・・・・・これは・・・、あの時の・・・。」

子ども「パパ!このディスクに映っているパパがかっこいいから見てるの!」

???「かっこいいって・・・。ダメっスよ!パパは私のものっス。」

???「ウェンディ・・・。」

子ども「むぅ〜。・・・・いいっス、私にはアルがいるんスから。」

ウェンディ「こんなにませた子に育って・・・。誰に似たんスかね・・・。」

子ども「あっ!そうだ、アルがパパの乗ってたロボットの話を聞きたいって言ってたっス!魔法より強かったんスよね?」

それを聞いた夫婦は、顔を見合わせる。金髪で顔の整った父親が、妻を抱き寄せながら言った。

バーニィ「前から教えてるだろ?愛は一番強い魔法なんだって。・・・・ザクが魔法にかてるわけないだろ。」


END
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/03/17(土) 21:26:51.27 ID:gwAb6RWz0
最後にスレタイ持って来るとか胸熱だぜ…
乙でした
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2012/03/17(土) 21:28:16.92 ID:9O+/1SM4o
ここでスレタイ回収とは……乙乙
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2012/03/17(土) 21:29:05.04 ID:cPOjSD4n0
そういえば小説版のポケ戦もバーニィ生存だったのを思い出した
小説版のその後はクリスとこんな感じになったりするのかなあ


72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]:2012/03/17(土) 21:29:55.46 ID:gkXsijAAO
乙ッ!!
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)2012/03/17(土) 21:36:01.79 ID:lgCmb41C0
ごめんなさい。
なんか、クロスもいまいちだったし最後のは蛇足だったと思う。

でも、OVAと小説だと小説の最後のほうが個人的に好きだし、書いてるうちにこのSSのバーニィは幸せにしようと思ったのでこんな終わり方になってしまいました。

分かりにくい表現になったところだと、最後にバーニィが渡した手紙のケースに入ってたのが、地球に行ったときにスカリエッティに頼まれて買っておいた家の鍵って設定です。

バーニィはガンダム見始めてから一番好きなキャラだからつい書いてしまった。

ヒロインがウェンディなのは単なる趣味です。言い訳しません。

最後らへんになってみている人多くて驚きました。途中アドバイスしてくれた人、すごく助かりました。

明日レーシック受けに行く不安も少し減った気がするし、あと一年でバーニィと同い年という割とどうでもいいこともある。

手術受けたらパソコンあんまり触んなくなると思うんで、SS書くのも最初で最後かな・・・。

とにかく、ここまで読んでくれた人本当にありがとう。
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2012/03/17(土) 21:37:32.61 ID:q/94g3HHo
乙乙
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2012/03/17(土) 21:38:14.90 ID:7I1nJFOZo


白い悪魔と戦って生きているとは・・・良かった
しかしこのスレを見て「バーニィ万能説」が急にわいてきたなwwどんな世界にでも合いそうだ

手術終わって回復したらまたなんか書くの期待してるわ
もう一度言おう>>1乙!
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[sage]:2012/03/17(土) 21:42:30.53 ID:/pfCa9SAO
おぉ……生きてたかバーニィ!小説版とは心憎いな!


手術上手くいくと良いな、また縁があったら作品頼むわ
ではまたな!>>1乙!
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage]:2012/03/17(土) 21:50:10.49 ID:cPOjSD4n0
ホント乙ですわ


バーニィは経験さえ積めば少なくともライデン級のパイロットになれてたと思うのになあ
極短な訓練期間に関わらず、ザクを修復させた整備手腕とアレックスに仕掛けた巧みなゲリラ戦術を思うと
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]:2012/03/18(日) 00:56:10.66 ID:ZmQfmGhBo
>>77
流石にそれはジョニーを過小評価し過ぎ

まあタイプが違うからな・・・経験積んでたらランバ・ラル路線じゃないか?
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]:2012/03/18(日) 02:52:40.54 ID:7lAQ+T+yo
せっかく綺麗に終わったのにこれだ
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]:2012/03/19(月) 21:04:28.40 ID:dJqI+W+r0
バーニィが主役でしかもなのはクロス…おまけに綺麗に完結とか…
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)2012/03/20(火) 12:31:34.67 ID:apde/qOAO
乙、面白かった
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県)[sage]:2012/03/24(土) 20:36:04.79 ID:LfNX0nVl0
乙。いいクロスだったし、無事完結してうれしかった。
また、思いついたら何か書いてくれ。
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/18(金) 14:10:05.70 ID:IV7x35yU0
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┃乙!               ┃
┃おもしろい。          ┃
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