雪<><>2012/10/23(火) 03:53:04.08 ID:2KRBKszSO<>暇だから前に書いたssでも投稿するかww
次レスから
あと、これは魔法少女まどか☆マギカの二次創作
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1350931982
<>まどか「ずっと一緒だよ」
雪<><>2012/10/23(火) 03:57:11.27 ID:2KRBKszSO<> …私はふと目が覚める。
目に映ったのは白い天井。
次に映ったのは白い壁。
そう、此処は病院。
私は時を戻した。
また失敗。
まどかを守ることが出来なかった…。
ほむら(今度こそ…)
私はそう心に言い聞かせ、ベットから這い出る。
小さい物置き場に置いてある眼鏡は掛けずに…
私は暁美ほむら。
私は大事な使命を背負っている。
そう、鹿目まどかを救うと言う使命が。
正確に言うと、鹿目まどかが魔法少女にならない世界に変えると言う使命。
そして失敗…
これまで何回も失敗してきた。
何回も繰り返し、どうしたらまどかを救ってあげられるのかも考えた…
しかし失敗ばかりで上手くいかない…
ほむら(だから今度こそは…)
私はもう一回、心に強く言い聞かせ、新しく通う学校に向かって言った。
<>
雪<><>2012/10/23(火) 03:58:45.99 ID:2KRBKszSO<> :学校
キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン
先生「はーい、皆席についてっ。これからホームルームを始めます」
先生「っとその前に…転校生の紹介です。暁美ほむらさん、入って」
私、暁美ほむらは、転校生として、このクラスに入ることになっている。
正直、このホームルームは何回も繰り返しているので、この学校自体、知らない振りをするのは難しい。
私はドアをくぐる。
そして教室からの、ざわめき
…………
前と何も変わらないこの繰り返しが、私には辛かった。
まどか「あれ?なんか見たことあるような…」
さやか「えぇ?あの転校生とまどかって知り合いなの!?」
まどか「あ、いや、知り合いじゃないんだけど…、夢で会ったような…」
さやか「………それヤバくない?」
まどか「うーん…あまり夢は覚えてないんだけどね…あはは…」(まさか…ね…)
私はその会話を聞いて驚いた。
夢で見た?私を?
一体どういう事なのかしら…
ふとまどかと目が合った。
が、いつもの繰り返し通り、目を避けられる。
…私はボーッとしていたらしく、先生に自己紹介を急かされてしまった。
だから私は自分の名前を黒板に書き込み、こう言った。
ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」
言いながらお辞儀。
そして私は席に付く。
…………
………
……
<>
雪<><>2012/10/23(火) 04:00:06.27 ID:2KRBKszSO<> …………
………
……
ホームルームが終わり休み時間。
私はまどかに近づき、話があると伝え、屋上に来てもらうように頼む。
まどか「え?話があるの…? う、うん…良いよ」
ほむら(ここまでは上手くいっているわ)
そして屋上へ。
まどか「それで、話って何かな…」
ほむら「………」
ほむら「鹿目まどか…あなたは今の自分が好きかしら」
まどか「え…うん。今の自分、好きだよ。どんくさくて…頼りないかもしれないけど…そんな自分で良いかなって」
ほむら「…今の自分で充分なら、決して変わりたいだなんて思わないことね。いい?」
私は、そう言った。
もちろん、魔法少女にさせないための言葉。
まどか「う、うん…よくわからないけど…そうするよ」
ほむら「そう、あなたはあなた。鹿目まどかは、鹿目まどかのままでいれば良い」
ほむら「ごめんなさい、時間を取らせてしまったわ」
そう言って私は踵を返す。
まどか「ほ、ほむらちゃん…?」
帰ろうとした私を止めるまどか。
私はまどかに振り向き、問う。
ほむら「何かしら?」
まどか「あ…やっぱり何でもない何でもない…呼び止めてごめんね」
ほむら「そう、分かったわ」
そして私は教室へ戻っていく。
まどか(…、やっぱり夢で会ったような…)
…………
………
……
<>
雪<><>2012/10/23(火) 04:02:05.20 ID:2KRBKszSO<> …………
………
……
やがて夕方になり、学校も終わり。
私はこれから魔女退治に向かわなければならなかった。
…………
だいぶ歩いた頃、私は魔女の結界を見つけた。
ソウルジェムを使い、魔女の結界に入る。
ほむら(ん?凄く静かだわ…)
私は結界の静けさに危険を感じた。
まどか「きゃーーー!」
さやか「な…何よこれ…!」
ほむら「え?まどかっ!?」
私は見た。まどかと…美樹さやかが魔女の手下に囲まれているのを。
私はすぐに懐から銃を出し、手下に向かって撃っていく。
ほむら「ふぅ…、あなた達、大丈夫かしら」
まどか「あっ、ほむらちゃん。 もしかしてほむらちゃんが…?」
さやか「げっ、転校生…」
ほむら「そうよ」
まどか「あ…、ありがとう、ほむらちゃん…」
ほむら「どういたしまして。此処は危険よ、早く帰りましょう」
私は冷静にそう言って、魔女へ向かう。
そして魔女退治成功。
結界が少しずつ消えていく。
魔女は弱い物だった。繰り返してるうちに、きっと慣れたのだろう。
そんな魔女退治を見ていた二人は、驚いてる様子だった。
まどか「か…かっこいい…」
さやか「うわー。なんか凄い…」
ほむら「…今のは忘れなさい。覚えていても仕方がないわ」
そう言い残して、私は立ち去る。
<>
雪<><>2012/10/23(火) 04:03:12.78 ID:2KRBKszSO<>
まどか「待って、ほむらちゃん!」
…また。私を呼び止めたのはまどか。
私はまどかに振り向き、問う
ほむら「何かしら?」
まどか「あの…、助けてくれてありがとう。本当は怖くて怖くて、どうして良いか分からなくて…」
さやか「あ…あたしも。ありがとう、転校生…」
ほむら「まどか…」
さやか「あ!今まどかのこと名前で呼んだでしょー!」
ほむら「え?あ…いえ、何でも無いわ、どういたしまして」
まどか「…………」
まどかが私をじっと見つめてくる。
ほむら「な、何かしら…、鹿目まどか」
まどか「うーん…。名前で良いよっ!」
ほむら「ま…まどか…?」
私はまどかにそう言われ、咄嗟に名前で呼んでしまった。
まどか「うん、まどか。私もほむらちゃんの事、ほむらちゃん、って呼んでるし、助けてくれたもん」
ほむら「そう…、分かったわ、まどか」
ほむら「二人とも、絶対に私見たいにはならないで」
まどか「うん!ありがとうほむらちゃん。」
最後に言ったまどかの言葉を聞きながら、私はここから立ち去った。
さやか「…………で、私みたいにって、何なの…?」
まどか「うーん…、魔法少女…とか?」
さやか「いやまさか…それは無いでしょ。」
さやかちゃんが苦笑いしながらそう言う。
でも私には、魔法少女に見えた。
まどか「服とか魔法少女ーって感じじゃない?」
さやか「ああ、それはあたしも思ったなーっ。(魔法少女か…)」
まどか「取り合えず、ほむらちゃんには感謝だよね」
さやか「うん。そうだね。今のあたしが生きてるのも、転校生のおかげかも」
…私、まどかは、そんなほむらちゃんの事が気になっていた。
夢の事も気になるし、それに…
…………
………
……
<>
雪<><>2012/10/23(火) 04:04:42.85 ID:2KRBKszSO<>
時が過ぎ、夜のこと。
私暁美ほむらは、いつものように結界を探していた。
そして見つける。
私は結界に入り、進んでいく。
すると…
マミさん「あらー、あなたがイレギュラーの暁美ほむらさんよね?」
突然、後ろからそう声をかけられた。
ほむら「巴マミ…?」
マミさん「何しに来たの?暁美ほむらさん。この結界は私が最初に見つけたのよ。帰ってくれる?」
以前、時を繰り返していたときは、巴マミがまどかを魔法少女にさせていた…
ここは、まどかと巴マミが会う前にやっておかないと…。
これも、まどかの為…
そう、まどかの…
私は意を決して、時間を止める。
するともちろん、巴マミ自体も止まる…
私は巴マミのソウルジェムを探し、見つける。
ほむら「ごめんなさい、巴マミ…」
私はそう言ってソウルジェムを奪い、少し離れた床に、ソウルジェムを置く。
そして床に置いたソウルジェムのすぐ近くに、スイッチ型の爆弾を置いた。
そして時を動かし、すぐに爆弾のスイッチを押す。
巴マミ「えっ?うっ………………………。」
私の目の前で、巴マミが倒れる…もとい、死ぬ。
ほむら「ごめん……ごめんなさいっ…巴マミ……」
私は泣いた。みずから魔法少女を[ピーーー]なんて始めてで、罪悪感が凄く残った…
それでも…
まどかの為に私は…
そうするしか無かった…。
巴マミをここに残し、魔女退治に向かう。
気持ちを切り替えて…。
…………
………
……
<>
雪<><>2012/10/23(火) 04:05:57.09 ID:2KRBKszSO<>
そしてどれだけの時がたっただろうか。
もうあと何日かでワルプルギスの夜だ。
…思い出したくもないけど、巴マミが結界の中で命を亡くした事により、まどかも今だ魔法少女にはなっていない。
キュウべぇの勧誘でも、まどかは私の注意を守ってくれていたから。
そして一つ…まどかに言いたい事があった。
ワルプルギスと戦う前に。
だから私は、まどかを呼んだ。
そう。私の家に。
まどか「お邪魔しまーす」
ほむら「どうぞ上がって、まどか」
まどか「うん。お邪魔します」
まどか「それで、話って何かな。悩みだったらどんどん聞いてね。私、ほむらちゃんの力になれたら良いなって、ずっと思ってたの。」
それを聞いただけで、私は泣きそうになる…。
ほむら「…まどか…聞いてくれる…?」
まどか「うん。良いよ、ほむらちゃん」
ほむら「私はね…ある指名を背負って生きてきたの…。それは一人の人間を守ると言うこと。私は一人の人間を守る為に、頑張ってきたのよ…」
まどか「へぇ〜、やっぱりほむらちゃんってカッコいいね。で、一人の人間って誰誰?」
ほむら「……………あなたよ、まどか…。私はあなたを守る為に頑張ってきたの…。だって私、未来から来たんだよ…?ごめんね…気持ち悪いよね…。でも本当なの…あなたを…、まどかを救うために何度も繰り返して繰り返して…、そして今があるの。だから絶対に魔法少女にはならないで…私みたいにならないで!お願いまどか…」
まどか「っ!?…ほむらちゃん…そう…、そうだったんだね…」
まどか「やっと全部分かったよ。ほむらちゃんが頑張ってきた事も、私の為に何度も繰り返してたことも…」
まどか「そんだったんだね…。ほむらちゃんありがとう…馬鹿な私を助けてくれて…。やっぱりあれは夢なんかじゃなかったんだ…」
そう言って、まどかは私を抱いてくれた…
ほむら「まどかあああぁぁ…!」
まどか「よく頑張ったね、ほむらちゃん。ありがとう。もうすぐでワルプルギスの夜だよね…? 頑張って…! 私、側で応援するから。」
ほむら「まどか…ありがとう、まどかっ…!」
…………
………
……
<>
雪<><>2012/10/23(火) 04:08:45.20 ID:2KRBKszSO<>
…………
………
……
私にも自信がついた。
これで精一杯ワルプルギスと戦って、勝つ…!
今日はワルプルギス当日。
もう、外は嵐でぐちゃぐちゃだった…
まどか「頑張れほむらちゃん!」
まどかの声を聞いて私は頑張れる。
ほむら「さぁ…行くわよ、ワルプルギス!」
ワルプルギス「アッハッハッハッハッハ」
私は時を止め、銃、鈍器、爆弾などをワルプルギスめがけて投げていく。
そして時を動かす。
すると投げつけた物が全部ワルプルギスに当たっていく。
ほむら「くっ…こんなんじゃ…!」
ワルプルギス「アッハッハッハッハッハ アッハッハッハッハッハ」
ほむら「うっ…ぐはっ…」
ワルプルギスの力は強すぎた。
私はせいだいに吹っ飛ばされて、がれきに打たれる。
ほむら「かはっ…、うっ…」
ほむら「ま…、まどか…、まだ私は、私は戦える…。折角ここまで来たのに…くっ…」
まどか「ほむらちゃん…!ほ、ほむらちゃん?」
また、ほむらちゃんが時を戻してしまうかもしれない。
ここまで来て…それも私の為にほむらちゃんは…
ほむらちゃん、ごめん…!
私はキュウべぇを呼んだ。
ごめんね、ほむらちゃん…。
私の為に頑張ってくれてたのに、ほんとうにごめん…
私は心の中で謝った。
そして…
<>
雪<><>2012/10/23(火) 04:09:48.78 ID:2KRBKszSO<>
キュウべぇ「やっと魔法少女になってくれる決心がついたのかい?鹿目まどか。」
まどか「うんお願い、キュウべぇ…!」
キュウべぇ「分かった。いくよ。その魂を対価にして、君は何を願う?」
まどか「私は*******************************」
キュウベェ「契**立だ*目*どか」
それと同時にほむらちゃんは時を戻したようだ…
その為、言葉が途切れ途切れに聞こえる。
ほむらちゃん、急に居なくなってごめんね…
でも…
「すぐにまた会えるよ。ほむらちゃん」
シュピーンと時が戻る。
やっぱり私一人ではワルプルギスには勝てない…
戦ってる途中で、まどかは何処かへ行ってしまった…
きっと嫌われたんだ…
それでも私は、諦めない。
何度繰り返す事になっても、必ずあなたを守って見せる…
まどか…
…………
………
……
目を開ければ白い天井。
次に映ったのは白い壁。
私はまた繰り返す。
まどかとの約束を果たすために。
そこへ、ふと聞こえた聞き覚えのある声。
?「おはよう、ほむらちゃん。」
ほむら「……………え?ま、ま…ど…か…?
まどか「うん。そうだよ。ほむらちゃん」
その声を聞きながら、目に映った綺麗なピンク色の髪、そして可愛く微笑むまどかの顔。
まどか「ごめんね…、約束を守ってあげられなくて…」
まどか「でもこれでずっと一緒だよ。一緒頑張ろうほむらちゃん」
まどか「私は。どんな世界でも、ずっとほむらちゃんと一緒にられますように…!」
<>
雪<><>2012/10/23(火) 04:10:38.20 ID:2KRBKszSO<> 〜〜〜〜end〜〜〜〜 <>
雪<><>2012/10/23(火) 04:11:41.20 ID:2KRBKszSO<> やべぇww誤字発見した
今だ→未だ <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/10/23(火) 06:36:34.99 ID:+xcDrglAO<> ほむらに似られたいまどか可愛い <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/23(火) 07:11:28.34 ID:+xcDrglAO<> 読んだ
続きが知りたいが心中ハッピーエンドしか結末が思いつかんな <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)<>sage<>2012/10/23(火) 18:28:47.39 ID:uED3J7fAO<> 完結なのか <>
雪<><>2012/10/23(火) 18:56:07.01 ID:2KRBKszSO<> >>15
うむ。すまんな、短くて。
<>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)<>sage<>2012/10/23(火) 19:12:45.49 ID:uOPS78gOo<> nani kore <>
雪<><>2012/10/23(火) 19:33:46.18 ID:2KRBKszSO<> 最後どうするか迷ったんだが、ほむらは絶句したまま何も言えずに終わり
みたいな感じにしたかったってのはある。
本当は
ほむら「まどか…?なんで…なんで契約なんか…、あれだけ注意したのに…!」
まどか「ごめんね…。でも、ほむらちゃんと一緒ならどんなに強い魔女でも倒せるって、そう思ったから」
まどか「それに…」
ほむら「それに…?」
まどか「あ、いや…その…ほ、ほむらちゃんとずっと一緒に居たかった…から…///」
ほむら「ま、まどか///」
まどか「てへへ…ごめんね…私の方が気持ち悪いよね…」
ほむら「そんなことないわ。凄く嬉しい」
まどか「ほんと…?」
ほむら「かわ…っ。…ほんとよ、私は嘘なんてつかないわ」
まどか「よかったぁ。ほむらちゃんって優しいよねっ」
そう言って、私に笑顔を向けてくる
それも、今まで見たことのない最高の笑顔で…
まどか…
もう誰にも頼らないと決めた私だけど、それはただの強がりで…
だからまどかと一緒に居られたら、それはどんなに嬉しい事なんだろうって、思ってしまうのでした。
まどか「じゃあ学校行こっか」
ほむら「ええ、行きましょ」
まどか「あ、そうだっ。手繋ごうよ、ほむらちゃん」
ほむら「まどか…?」
まどか「ほらほらっ//」
ほむら「まどかったら//仕方ないわね//」
まどか「えへへ//これから一緒に頑張ろうね、ほむらちゃんっ」
ほむら「ええ」
最高の笑顔で、私もそう答えたんだ。
〜〜〜〜end〜〜〜〜
<>
雪<><>2012/10/23(火) 19:34:53.56 ID:2KRBKszSO<> ↑これにしようか迷った <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/10/25(木) 03:07:36.08 ID:4dyNvG0no<> なにその名前欄 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)<>sage<>2012/10/26(金) 16:42:06.15 ID:yQsnurgro<> こんだけはしょるならマミのエピソードとか要らんかったな
まあ乙 <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県)<>sage<>2012/10/28(日) 02:06:35.78 ID:kFASJJg4o<> 乙!
>>10がいまいち読みにくかったな
多分言いたい事は分かるけどなんだか表現が変に感じた <>
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2012/12/23(日) 02:58:33.45 ID:u4MA2cb60<> もうすぐ2カ月 <>