◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2012/12/28(金) 21:00:14.96 ID:J7SybbLE0<>
こんばんは!

このスレッドは10ヶ月ほど前に未完のまま落ちてしまった

 「女「we are…」 幼女「てらーざ!」 姫様「ゴースト。」
(過去ログ)ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1320801541/

というSSの続きを保管する目的で立て直しました。

 いくら経っても多忙さから抜け出せそうにないので、
忙しい合間の休憩がてら細々と続けさせていただきます。

 今回こそ完結させる意気込みですが、

トリップを ド 忘れしたので>>5辺りまでは

トリップの確認testをさせていただきます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1356696014
<>女「we are…」 幼女「てらーざ!」 姫様「ゴースト。」 司書「おまたせしました」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/28(金) 21:01:39.88 ID:r+D/VSAuo<> おおまさかまた来るとは思わなんだ
地味に気になってたんだ

内容ど忘れしたが <>
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2012/12/28(金) 21:06:44.05 ID:J7SybbLE0<>
 よっし!

リーチ一発ツモりました!御無礼!

しかし晩餐の時間です。

 この後すぐに仕事がありますので、続きの更新は深夜…というより明日になります。

ご容赦ください

間〜が悪ィ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2012/12/28(金) 21:40:33.99 ID:hG9PlXyfo<> なんか終わってた気もする
待ってる <>
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2012/12/28(金) 21:48:28.86 ID:J7SybbLE0<>
 失礼、過去ログのURLを間違えていました。

訂正
 ↓
ttm://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1323180167/ <>
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2012/12/29(土) 21:39:52.14 ID:GlwNc5pE0<>
 こんばんは

 今日中に続きをポチポチと打ち込むつもりでありましたが、

なかなかその間が作れなかったので、

これまでのあらすじを代わりにポチポチやっていきます。 <>
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2012/12/29(土) 22:16:19.72 ID:GlwNc5pE0<>
―― 各話のあらすじ。 ――

「第一夜。―六文銭―」

 どこにでもあるような地方に住む老婆。

その地方に、都市部から帰省する老婆の子供と孫。

 間が悪く隣人の葬儀と帰省がかち合ったその日、

河のほとりで、幾つかの命が織り交ざる。


「第二夜。―十三回忌―」

 獣医を目指す青年と、それに反発する両親。

河原で出会った幼い少女と、2匹の犬。

 青年は自ら獣医を目指す理由を、その原点を、

心の奥に閉じ込めていた。


「第三夜。―輪廻―」

 遠い昔、いつかの王宮。

陰謀渦巻く国の中、姫と司書の強がりな約束が交わされた。

 「僕は・・・・・もう一度生きてみせる。」 「もう一度生きて、必ず君を見つけてみせる。」

『101回生きたねこ』が二人に永い夢を見せ、一時の死を与えた。


「第四夜。―私達は 幽霊を 語り合う。―」

 都市部に近い河原にて

3つの夜が、幽霊について語り合う。

 彼岸と此岸と境の河で、見せられる永い夢で、

何が起きたのかを知るために。 <> これから仕事
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2012/12/29(土) 22:26:25.24 ID:GlwNc5pE0<>
 はい、では続きの投下は、0時以降となります。

おやすみなさい。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/12(土) 10:24:47.44 ID:mav5XjwIO<> おいまだかよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/23(水) 20:38:11.51 ID:GMF5iUTIO<> まだか <> 書き溜め無し
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2013/01/29(火) 01:58:33.91 ID:A+lZ4r6T0<>
 もうしわけありません、ものすごく間が空いてしまいました。

このまま都合の良い時間があくまで様子を窺っていては埒が明きそうにないので、

今晩からは最低でも週2回の更新をします。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/01/29(火) 02:01:11.24 ID:RxfrkKHwo<> おいおい
まあ、復活しただけ有難いとするさ <> 書き溜め無し
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2013/01/29(火) 02:20:58.11 ID:A+lZ4r6T0<>
?「[うふふふふふっ!もっと、こちょこちょ、して!]」

少女「ぅ〜む………。」

 近くに置いてあった、『グレムリン』のようなぬいぐるみをぐにぐにと揉みながら、
病院の待合室で今しがたの事を思い返す。

 先ほど、川原で少年君がぶつかった白衣の男性はどうやら本当に医者だったようで、
怪我はないかを診るために、あれよあれよといつの間にかこの病院に居た。


少女「……なんだろう、ここに辿り着くまでに1年くらいかかったような気がす――」

?「[おもしろく、ないっ!]イー、カシャッ!イーッ」

少女「うわ…バッサリ言っちゃったよ。」


 触り方によって反応がまったく異なるという、中々に興味を引かれるギミックを宿したぬいぐるみを
再度両手でぐにぐにと押し込む。

<>
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2013/01/29(火) 02:34:55.72 ID:A+lZ4r6T0<>
?「[うふふふふふっ!もっと、こちょこちょ、して!]イー、カシャッ!」

少女「あぁ、コレは同じ反応になるのか。」

 半ば無心でぬいぐるみを揉み回し、時折押し込む力に強弱をつけたりしてみる。


少年「……っ……っ…」


 そんな私の隣で、長いすにお尻だけすえたようにして首がキョロキョロと落ち着かない少年君。
初めて病院に来たような少年君の身振りで、ぬいぐるみに指を押し込む力の強弱を止めて尋ねる。


少女「どしたの?病院ってそんなに珍しい?」

少年「えっう、ううん。いきなり連れて来られちゃって、ちょっと……怖いかな、ってだけだから…」

 確かに、知らない人に怪我の心配をされ、実際に軽い切り傷ををしていた上で、
突然病院に連れてこられれば私でも怖いかもしれない。

 でも――


少女「――動物病院なんだし、人の怪我でそれほど怖い話もないと思うけれど」


 ――そう、ここは動物病院
あの白衣のおじさん、医者は医者でも、動物のお医者さんでした。
<>
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2013/01/29(火) 02:49:46.32 ID:A+lZ4r6T0<>
 すいません、夜勤から帰ってきたばかりなので、

眠気が限界です。

まだたったの2レスですが、また次難なく投稿できるように、

書き溜め苦手を克服するつもりっです。 <> 書き溜め無理でした
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2013/02/05(火) 04:23:55.14 ID:GP1+FB4u0<>
すいません、
一週間前から体調を崩してました。

長時間液晶を眺めるだけでもクラクラしてしまっていたので
結局書き溜めはなしです。

ほそぼそと書いていきます。 <>
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2013/02/05(火) 05:03:07.76 ID:GP1+FB4u0<>
ぬいぐるみのお腹に当てた指をグッと押し込んでみる。

  ?  「[グァー...、グァー...、]イーッ、イーッ」

強く押し込みすぎているみたいで、反応がおかしな事になっている。

う〜む、コレはコレで中々......

獣医の先生「それはそうさ、ヒトを診るのは専門じゃないからね。」
 少 女 「っキャーーッ!!?」
  ?  「[モルスァ]」

黙々とぬいぐるみを押し調べようとし始めた時、
背後から突然声をかけられた。
声で少年君をおぶってここまで連れてきてくれた獣医さんだとわかったけれど、
反射的にちっちゃくなっちゃった身体から『グレムリン』がスポッと飛ばされてしまう。

 少 年 「おっと」

少年君は、胸に飛び込んだそのぬいぐるみをしっかりと両手で抱えた。
「[うふふふふふっ!もっと、こちょこちょ、して!]」なんて、
ぬいぐるみはその手の中で嬉しそうに手足とまぶたをイーカシャイーカシャ動かしていた。 <> 半角スペースは反映されないのか
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2013/02/05(火) 05:51:27.15 ID:GP1+FB4u0<>
  少 女 「お、脅かさないで下さい...」
獣医の先生「え?あぁ、ごめんごめん」

 「はぁ」と思わず声が出た。

  少 女 「あ、少年君ごめんね?」
  少 年 「?」
  少 女 「ぬいぐるみ」
  少 年 「...あぁ、はい」

 一瞬、なんのことかとわからなかったらしい少年君は
首をかしげたまま私にぬいぐるみを渡してくれた。

  少 女 「ん、ありがとう」
  少 年 「どういたしまして」

 少年君と二人、ちょっとだけ笑い合ってから先生に顔を向けた。

  少 女 「えっと、先生?」

 どういう要件なのか気になったので、そう声をかける。

 一応、少年君の手当はここに来てすぐにして貰っていたので、それ以外かも知れない。

 「救急箱を戻してくるついでに親御さんに連絡しておくよ」と言っていたからソレかな?
少年君は「い、いいですよ!全然!」と首をブンブン振っていたけれど、
「じゃあこの絆創膏をお父さんやお母さんに訊かれて答えられるかい?」と押し切られてしまっていた。
<> 半角スペースは反映されないのか
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2013/02/05(火) 07:29:23.06 ID:GP1+FB4u0<>
獣医の先生「あぁ、家の方に電話を入れておいたよ。ハイ、これ」
  少 年 「あ、ありがとうございます」

 やっぱり、少年君のお家に電話をかけていたみたい。
獣医の先生は少年君から借りていた学校の名札を返していた。

獣医の先生「それから...」
  少 年 「ん〜...あ、はい?」

 少年君が戻った名札の位置を直していると、
獣医の先生が説明しづらそうに話を続けた。

獣医の先生「学校への連絡だけれどね」
  少 年 「えっ」
獣医の先生「いやいや、お願いされてしまったから控えたはずなのだけれど、」

 「う〜む...」といいつつ、顎に手を当てて考えこんでしまう獣医の先生。

  少 女 「どうしたんです?」
獣医の先生「あぁ、うん。控えたはずなのだけれどね、先ほど学校の方から電話がかかってきてね」
  少 女 「学校から?先生ってウチの動物も診てくれてるんですか?」
獣医の先生「いや、私はこの学校まで足を運んだことはないよ」

 そうなんだ、
学校で話ができるかとちょっと期待しただけに残念だ。

獣医の先生「学校からの連絡なんだが、どうも少年君が怪我をしてしまった事を知っていたらしくてね。」
  少 年 「......?」
獣医の先生「すぐにコチラに来ると言って一方的に切られてしまったよ。」
  少 女 「...???」

 聞けば聞くほどわからない...
少年君が怪我したのはついさっきだし、
獣医の先生は学校に行ったことないって言ってるから
多分学校の電話番号も知らなかっただろうし...。

 と、3人でうんうん唸っていると――


―――バンッ!―――


体育科教師「少年ッ!大丈夫か?!」


 ――学校で何かと有名な先生が、
閉院中の動物病院の入り口を強く押し開けて侵入してきていた。

少年と少女「...あー」

 少年君と二人、同時に声を出す。


  少 女 「(――ロリコン先生...)」



――――――― <>
◆N1RGqRourg<>saga, sage<>2013/02/05(火) 07:38:14.18 ID:GP1+FB4u0<>
 はい、今回は以上です。

 ものを考えながら書くと
どうしても自分の頭のなかだけで情景説明がまわってしまって、
実際に出力する文章が駆け足になってしまうなぁ。

 セリフのレイアウトはこのような感じで今後統一してみます。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/02/05(火) 09:36:47.66 ID:FJaNpHTIO<> 乙
ちょっと見直さないとわからんな <>