VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 20:51:05.00 ID:BjUfHBjAO<>199X年、世界は核の炎に包まれた


「き、きさま使ったな!? 北斗神拳奥義、醒鋭孔を!!!!」


海は涸れ、地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかに見えた


「貴様には地獄すら生ぬるい……!」


だが、人類は死滅していなかった


「貴様の命は、あと一年だ」


僅かな水と食料を奪い合い、


「ジャギ、己の罪深さを噛み締めるがいい」


暴力が支配する世界に人々は生きていた

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376049065
<>ジャギ「極悪の華……か」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 21:06:23.17 ID:BjUfHBjAO<> 『……ジャギ』

「ん……」

『ジャギ』

「その声は……ケンシロウか」

『貴様の身体は、次の一撃でこの世から消え失せる』

「ほざきやが……っ!? なに!? 身体が……動かねえ!」


『この一撃は、貴様によって全てを失った俺の……』


「や、やめ……!」



『この俺の怒りだ!!!!』

――――ピキーンッ――――



ジャギ「いぎゃあああああああっ!? いでっ!? いでぇぇぇぇぇ!!」ビクッビクッ


「……お、おじさん?」

ジャギ「いぎぃぃ……ぐ……っ、うう……?」

タキ「だ、大丈夫?」

ジャギ「な、なんだテメ」


――ピキーンッ――


ジャギ「うぎゃあああああ!?」ビクッビクッ

タキ「わ、わ、たいへんだ! ど、どうしよう!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 21:12:02.92 ID:BjUfHBjAO<> ジャギ「っぎ……ぐくく………」ブルブル

ジャギ(これは間違いなく、北斗神拳奥義……醒鋭孔! そうだ、俺はケンシロウに醒鋭孔を突かれて……)

タキ「……おじさん? おじさん病気なの?」

ジャギ(おのれケンシロウ! 絶対に、絶対に許さんぞ……!)

タキ「ねえってば」トン


――ピキーンッ――


ジャギ「じゃぎぎぎぎぎぎぎィィィィ!?」ビクッビクッ

タキ「うわわわわ!?」ビクッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 21:16:05.86 ID:BjUfHBjAO<> ジャギ「いひ!? いひぃぃぃぃぃ!!」ガクガク

タキ「ごっ、ごめんなさい!」

ジャギ「〜ッ!! この糞ガキ!! よっぽど死にてえらしいな!!」ギラッ

タキ「ひ、ひいい!!」

ジャギ「八つ裂きにして」


――ピキーンッ――


ジャギ「ぐぎゃああああああああ!!!!」ビクッビクッ

タキ「あわわわわわ、た、たいへんだ! たいへんなことになった!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 21:22:28.33 ID:BjUfHBjAO<> …………


ジャギ「ひぃ……ひぃぃ…………」ブルブル

タキ「痛いの、おさまった?」

ジャギ(だ、駄目だ……攻撃はおろか、拳を握る事もままならねぇ!)

ジャギ(かろうじて歩けはするが、こんな状態でケンシロウに出くわしたりしたら……)

ジャギ「……おい」

タキ「! な、なに?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 21:27:49.37 ID:BjUfHBjAO<> ジャギ「…………俺はこの通り、病気なんだ。もはや旅を続ける事もままならん」

タキ「う、うん。なんとなくわかるよ」

ジャギ「坊主、もし近くの集落を知っていたら案内してくれないか? 今の俺には療養が必要だ……」

タキ「ぼ、ぼくの村でよかったら……」

ジャギ「……そこは水や食料はあるのか?」

タキ「……少しなら」


ジャギ(少し、か。まぁ、仕方ねえ)


ジャギ「早速案内してくれ」

タキ「う、うん」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 21:33:06.80 ID:BjUfHBjAO<> 〜トヨの村〜


「おかーさーん!」


トヨ「! この声は、タキ!」

タキ「おかーさーん!」タタタタ

トヨ「タキ! どこに行ってたの!?」

タキ「それよりお母さん、砂漠で病気の人を見つけたんだ!」

トヨ「病気?」

タキ「ほら、あそこ!」



ジャギ「……」ヨタヨタ



トヨ「!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 21:39:15.23 ID:BjUfHBjAO<> トヨ「タキ! あ、あれは悪党よ!」

タキ「悪党!?」

トヨ「あの凶悪な格好、間違いなく悪党よ!」



ジャギ「……警戒されているか。当然だろうな。まぁ、ババア一人ぐらいどうとでも……」



タキ「で、でも病気で……」

トヨ「それも私達を油断させる演技よ!」

トヨ「止まりなさい悪党!」チャキッ



ジャギ「!? ライフルだと!? 待っ、や、やめてくれ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 21:46:36.34 ID:BjUfHBjAO<> トヨ「子供達には指一本ふれさせないよ!」ギリッ

ジャギ「待ってくれ! そんなの当たったら死んじまう!」

トヨ「死にたくなければさっさとこの村から離れなさい」グッ

ジャギ「……ぐうッ! こ、このままでは……」

トヨ「…………」ググッ

ジャギ「……き、聞いてくれ! 俺は確かに悪党だ! 山ほど悪事もはたらいた!」

ジャギ「だが、俺は今、痛覚がむき出しになる病に冒されているんだ! もはや凶器を持つことも、拳を握ることもままならない!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 21:51:43.59 ID:BjUfHBjAO<> トヨ「やっぱり悪党じゃないか! そんな奴の言う事、信用できないね!」

ジャギ「こ、これが……」ブル…ッ


ジャギ「これが……その証拠だーッ!!!!」ズグッ


トヨ「なにを……」



――――ピキーンッ――――



トヨ「!?」

ジャギ「アがが……ッ!? ガが――――」ビリビリビリビリ


ドサッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 22:03:55.27 ID:BjUfHBjAO<> ジャギ「」ビクッビクッ

トヨ「……」ソー…

トンッ

ジャギ「――っ、っ」ビクンッビクンッ

タキ「白目剥いてる……」

トヨ「タキ、後ろにいなさい。気を失ったフリかもしれない」チャキッ

タキ「……もし本当に病気だったら、どうするの?」

トヨ「……タキ、この男に水や食料を分ける余裕は、私達には無いんだよ。バットも、食い扶持を減らす為に出ていってしまったろう」

タキ「……」

トヨ「……」


トヨ「……一晩」

タキ「……え」

トヨ「一晩だけ泊めて、明日になったら出て行ってもらおう」

タキ「……うん」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 22:06:45.95 ID:BjUfHBjAO<>


――1日目、トヨの村――



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/09(金) 22:43:37.57 ID:tTaz0XeAo<> 誰かがやるとは思ってたクロス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 23:49:27.35 ID:BjUfHBjAO<> …………

ジャギ「っぐ……こ……ここは……」

トヨ「気が付いたかい」

ジャギ「…………誰、だ」

タキ「ぼくのお母さんだよ。ここは僕らの家さ」

ジャギ「お前は確か…………タキ」

タキ「うん」

トヨ「どうやら病気ってのは本当らしいね」

ジャギ「信じるのか?」

トヨ「タキを人質に取るチャンスはいくらでもあったし、失神したフリをしてライフルを奪う事もできたろうに、本当に今の今まで寝ていたんだ。いい加減、警戒するのも疲れてしまったよ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/09(金) 23:57:03.22 ID:ycqyZCYDO<> ジャッカル襲撃前か? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/09(金) 23:57:22.52 ID:BjUfHBjAO<> トヨ「私はトヨ。この村で子供達の育ての親をしている」

ジャギ「……こいつら全員か?」

トヨ「みんな私のかわいい子供さ」

ジャギ「あんた、相当なお人好しだな」

トヨ「お人好しじゃなきゃ、お前さんを一晩泊めようなんて思わないだろうね」

ジャギ「……待て、一晩だと?」

トヨ「一晩だよ。生憎、見ての通り大家族でね、家計は火の車さ」

タキ「ごめんね、おじさん」

ジャギ「……」


ジャギ(……チッ) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/10(土) 00:15:55.07 ID:ixkVfeGAO<> ジャギ(醒鋭孔さえ突かれてなければこんな村……)

ジャギ(クソッ)


ジャギ「……わかった。一晩だけでも有り難い」

トヨ「ん、すまないね」

ジャギ「ただ、こっから一番近い集落を教えてもらいたい。明日出て行くのはいいが、アテもなく荒野をさまようのは勘弁だ」

トヨ「そうだねぇ、ここから東にいった所に村があったんだが……」

ジャギ「だが、なんだ」

トヨ「暴漢達に占領されて、今は立ち入る事ができない。あの村には水もあるというのに……」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/10(土) 00:26:44.53 ID:ixkVfeGAO<> ジャギ「水か。この村は無事みてぇだが、水は出ないのか?」

トヨ「随分前に井戸が涸れてね、それ以来人は去る一方さ。新しい井戸も掘ってはみたが、大きな岩盤に当たってね……女子供ではもうどうしようもなかったよ」

ジャギ「そりゃあついてねぇな」

トヨ「せめて男達が残っていれば、ねぇ……力を合わせれば、きっといつか……」

ジャギ「アンタらの貧窮具合は嫌ってほどわかった。いずれにせよ、ここにゃ長居できねえみたいだな」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/10(土) 00:33:11.50 ID:ixkVfeGAO<> 「お母さん、おなかすいた」

「ぼくもー」

トヨ「ああ、そうだね。そろそろ晩御飯にしようか」




ジャギ(コップ一杯の水に、豆の缶詰めを山分け、か……)


タキ「お母さん……」

トヨ「さ、母さんの事はいいから、みんな先に食べなさい」

「やー、お母さんもいっしょがいい」

トヨ「あらあら、嬉しいねぇ」


ジャギ「……ふん」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/10(土) 00:41:33.37 ID:ixkVfeGAO<> ……

ジャギ「これが新しい井戸ってやつか」


ジャギ(……岩盤にぶち当たってるな。確かにこりゃあ、あのババア一人じゃ一生かかっても無理だろうな)

ジャギ(それどころか、野郎が大勢いても何年かかるかわかったもんじゃない。この村は、終わりだ)


タキ「ジャギさーん!」タタタ

ジャギ「……なんだ」

タキ「ジャギさんは、明日また旅に出るんだよね」

ジャギ「あのババアが出てけって言うからな」

タキ「ぼくもいっしょに行っていいかな?」

ジャギ「あぁ?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/10(土) 00:47:52.90 ID:ixkVfeGAO<> タキ「この井戸、大きな石のせいで掘れないでしょ? だから、男の人をいっぱい連れてきて、穴をあけてもらおうと思って」

ジャギ「馬鹿か。何年かかると思ってんだ」

タキ「でも、なんとかしないと……お母さん、もうずっとお水飲んでないんだ」

ジャギ「……」



ジャギ「一宿一飯の礼に教えてやるけどな、この井戸は成就しねぇよ」

タキ「……え」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/10(土) 00:52:19.39 ID:ixkVfeGAO<> ジャギ「まず岩盤に穴をあける道具がねえ。それを使う男手もねえ。男手を雇う報酬も、養うだけの蓄えもねえ」

ジャギ「それに、この岩盤の下に水がある保証もねえ。ただ掘りゃいいってもんじゃねーんだよ、水源ってのは」

タキ「…………っ」


タタタタ…


ジャギ「……」


ジャギ「イライラさせやがるぜ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/10(土) 01:57:12.15 ID:ixkVfeGAO<> ジャギ「イライラだ? くっ……なぜ俺様が我慢なぞせねばならんのだ! 俺は誰だ? 北斗神拳伝承者、ジャギ様だ!」

ジャギ「欲しいものは奪う! 刃向かう奴は[ピーーー]! それを可能にする力が俺様にはあった!」

ジャギ「そう、全ては奴が……ケンシロウの所為だ! 奴さえいなけりゃ――」



――ジャギ


ジャギ「!」ビクッ


――お前の命は、あと1年だ


ジャギ「げ、幻聴……なっ!?」


ジャギ「あれは、死兆星!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 02:02:05.98 ID:lxKd1D91o<> 面白い

メ欄にsagaいれようぜ、制限解除されるから <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/10(土) 02:09:49.97 ID:ixkVfeGAO<> ジャギ「ば、馬鹿な……!?」


残された時間、己の罪深さを噛み締めるがいい――


ジャギ「…………」



俺は、死ぬのか……?

むき出しの痛覚に包まれたまま、無法の荒野をさまよい、


暴漢の襲撃で死ぬか、砂漠で野垂れ死ぬか

あるいは、無為の放浪の末、1年後に死ぬか……


ジャギ(この俺が死ぬか……)


ジャギ「ケンシロウの拳法で……!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/10(土) 02:11:14.15 ID:ixkVfeGAO<> あ、完全にサガ忘れてました

申し訳 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/10(土) 02:18:29.61 ID:ixkVfeGAO<> ジャギ「醒鋭孔ごときで、この、俺様が……秘孔封じを怖れると……思ったか!!」グッ

グアッ

ジャギ「見くびるな! ケンシロウ!!」ズグッ



――――ピキーンッ――――



ジャギ「ギギ……ッがぎギききィぃッ!!!?」ビリビリビリビリ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 02:21:18.77 ID:PMvo97JAo<> ジャギ様はどう生きてどう死ぬつもりなんだろうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/10(土) 02:23:20.36 ID:ixkVfeGAO<> ジャギ「アあぁッッ……!!!! がカカカカっ、っ、っ……!!」ガクガクガク


プシッ、ブシャッ――


ジャギ「――――! ――――!」ビクンッビクンッ



――――ピキーンッ――――



ジャギ「……ぁ」ガクンッ



ドサッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/10(土) 02:40:10.72 ID:ixkVfeGAO<>

『己の罪深さを噛み締めるがいい』

またあの忌々しい声が聞こえてきた

馬鹿め!

俺様がケンシロウごときの指図を受けると思ったか!

そう

たかがケンシロウごときに、俺様が負ける筈がない

そうだ

要は勝てばいい

勝てばいいんだ、何を使おうが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/10(土) 02:52:33.05 ID:ixkVfeGAO<> 例え、拳法勝負で勝てなくても、凶器を使おうが暗器を使おうが、勝てばいい

北斗神拳で勝てなくても、南斗聖拳で勝てばいい


――勝てばいい。それが全てだ――


ジャギ「…………」ムク


タキ「あ! 気が付いた!」

トヨ「心配させるんじゃないよ! 血まみれで倒れてるアンタを見た時は死んでるかと思ったよ!」

ジャギ「……だ」

タキ「え、なに?」

ジャギ「村作りだ」

トヨ「なにを、急に」

ジャギ「村を再建するぞ」



「この一面の荒野を俺様の国にしてやる」


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/10(土) 02:54:14.84 ID:ixkVfeGAO<> 次回から、ジャギ様がせっせと荒野を耕します

多分

では、おやすみなさい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 02:54:46.73 ID:T748+x8B0<> 乙
楽しみだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 02:55:17.24 ID:2meYQ5GrO<> おつー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 02:55:51.43 ID:h0MiVOyAO<> 乙乙。残りの時間をどう生きていくのか楽しみだ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 02:57:10.56 ID:PMvo97JAo<> 乙乙
どうなるんだ…戦える状態になればかなり腕っ節はたつけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 02:58:07.96 ID:aI1juMj3o<> 桑持てないだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 03:13:24.79 ID:5XM5Zq+do<> 農業用具似合うよねジャギ様 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 03:24:16.03 ID:y0mfUp/bo<> >>37
多分治したんやろ、自力で <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 11:40:58.96 ID:ZNj0BS1AO<> 知力はあるから子供達にやらせるんだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 14:20:22.83 ID:BtmuRO0Zo<> ジャギ好きだからめっちゃ楽しみ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 17:02:10.90 ID:KWy6PHGvo<> ジャギの恋人がチンピラにレイプされて殺される漫画のことかと思ったわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 18:37:42.25 ID:/MMzqg4dO<> 北斗の拳、それは北斗三兄弟の熾烈を極める戦いの物語り


…ん? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/10(土) 20:05:12.37 ID:eEDiX4Gz0<> >>42
タイトル的にあれの続きみたいな話じゃないのかこれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/12(月) 05:19:06.99 ID:uvrQP1L6o<> ジャギ様の村開拓日記か <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/19(月) 21:59:09.38 ID:1AfoiWHCo<> 待ってるヨー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/19(月) 22:53:42.99 ID:G/dm8qNCo<> ジャギ好き <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/21(水) 06:25:04.43 ID:RKCblNqAO<>


――二日目、井戸――



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/21(水) 06:48:16.60 ID:RKCblNqAO<> ジャギ「まずは井戸を貫通させる準備をしてもらう。ガキ共、とにかく石を集めて敷き詰めるんだ」

ジャギ「核の炎に焼かれた土は脆くて保湿性が悪い。せっかく水が出ても悪戯に消費するだけだ。だからこその水槽だ。崩れないように石を組んで水槽を作れ」

ジャギ「俺はその間に隣の村のモヒカン共をぶっ飛ばし、水と食料を奪ってくる。戻ってくるまでに水槽を完成させろ。いいな」

トヨ「そんな無茶な! ただでさえ満足に食べれていないのにそんな重労働……」

ジャギ「じゃあ、このまま干からびるか? 待っていても水は出ないし、まして食料なんか手に入らないぜ」
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/21(水) 06:53:09.26 ID:RKCblNqAO<> トヨ「……」

タキ「お母さん、やろうよ。ぼくらも、お母さんの力になりたいんだ」

トヨ「タキ……」

ジャギ「そうだぞガキ共。てめぇらが頑張る程、『お母さん』は楽になるんだ」


「……ぼくもやる!」

「わたしも!」

トヨ「みんな……」


ジャギ「ヤワな水槽を作るんじゃねぇぞ! もし崩れたりしたら食料も水もナシだからな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/21(水) 06:53:47.98 ID:RKCblNqAO<> 続きはまた夜に <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/21(水) 09:34:54.27 ID:m6rqIeOAO<> 乙。期待してる。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/21(水) 09:38:55.37 ID:ZzRhwFdfo<> 乙
続きが気になる期待 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/21(水) 12:04:34.83 ID:T/z4bi1Lo<> よっしゃ来たか! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/21(水) 22:21:31.53 ID:RKCblNqAO<> …………

グビッ、グビッ、グビッ

モヒカン「ぶはぁ〜」

モヒカン「お前、よく飽きねえな。俺ぁもう水は飲み飽きたぜ」

モヒカン「そりゃあ俺だって水よか酒の方がいいけどよ、無ぇもんは仕方ねーしな」

モヒカン「バーには『ウォリアーズ』が入り浸ってるからな……」

モヒカン「たまには水以外も腹に入れねーと力出ねえぜ」


「だったら砂なんてのはどうだ?」


モヒカン「なんだ……ぶべっ!?」ドカッ


――――ズザーッ

ジャギ「俺の奢りだ。遠慮せず腹一杯くらいやがれ」バキバキッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/21(水) 22:28:55.11 ID:RKCblNqAO<> モヒカン「な、なんだてめぇは!?」

ジャギ「俺か?」スッ

モヒカン「!? 胸に七つの傷!?」

モヒカン「お前、まさか『KING』や『GOLAN』を一人で壊滅させた……!」

ジャギ「……違う。そいつは俺じゃない」



ジャギ「そいつは俺の弟……憎き仇敵ケンシロウだ!!」クワッ



モヒカン「あのバケモンの兄だと……!?」

モヒカン「もしかして、そのケンシロウって奴より強いのか……?」

ジャギ「……なに!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/21(水) 22:34:29.75 ID:RKCblNqAO<> ガァシッ

モヒカン「いぎっ!?」グイッ


ジャギ「兄より優れた弟など存在しねぇ!!」

グアッ

モヒカン「だ、だぢげ……」

ブゥゥンッ


「あああああああっ!?」


……ドサァッ


ジャギ「……」ザッ

モヒカン「あ、わわわ」ヘタ…

モヒカン「あのバケモンに兄弟が……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/21(水) 22:38:04.11 ID:RKCblNqAO<> ジャギ「……」ザッ

モヒカン「た、助けてくれ!」

モヒカン「み、水ならやる! あ、アンタもこの水場を狙ってたクチだろ!?」

ジャギ「……水だぁ?」バキバキッ

モヒカン「しししし食料も、す、少しならある!」ドサッ

モヒカン「お願いだから見逃してくれ! 頼む!」

ジャギ「……」チラ


ジャギ「なんだこれは」

モヒカン「ひっ」

ジャギ「たったこれっぽっちか!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/21(水) 22:43:32.32 ID:RKCblNqAO<> モヒカン「ほ、本当にこれしかないんだ!」

ジャギ「たったこれだけで命を買おうとは、安い命だな」

モヒカン「今の時代、食料は貴重なんだ! アンタだってよく知ってる筈だ!」

ジャギ「あ?」

モヒカン「ひ!?」ビクッ




ジャギ「そうだ、今の時代、食料は貴重。あまりに貴重すぎる。お前らもよーく分かってるみてぇだな」

モヒカン「……そ、そう! こんだけ状態のいいパンなんか滅多に手に入らねえ!」

ジャギ「じゃあ、作ろうぜ」ポン




モヒカン「……は?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/21(水) 22:51:59.92 ID:RKCblNqAO<> ジャギ「無ぇから作るんだよ。簡単な話じゃねーか」

モヒカン「……え、と」

モヒカン「まさか、俺らが?」

ジャギ「お前らしかいねぇだろ。ガタイもいいし、土ほっくり返すのにピッタリだろうが」

モヒカン「アンタ、正気か?」

ジャギ「……何か言ったか?」

モヒカン「い、いえ!」



ジャギ「……確かに、この死んだ大地を耕すのは並大抵の事じゃねぇ。大抵の奴はそんな発想すら浮かばねーだろう」

ジャギ「だがな、より強化な戦力……軍、王国を築くには、まず食料問題を解決しなければならねぇ」 <> >>60訂正<>saga<>2013/08/21(水) 22:53:21.79 ID:RKCblNqAO<> ジャギ「無ぇから作るんだよ。簡単な話じゃねーか」

モヒカン「……え、と」

モヒカン「まさか、俺らが?」

ジャギ「お前らしかいねぇだろ。ガタイもいいし、土ほっくり返すのにピッタリだろうが」

モヒカン「アンタ、正気か?」

ジャギ「……何か言ったか?」

モヒカン「い、いえ!」



ジャギ「……確かに、この死んだ大地を耕すのは並大抵の事じゃねぇ。大抵の奴はそんな発想すら浮かばねーだろう」

ジャギ「だがな、より強力な戦力……軍、王国を築くには、まず食料問題を解決しなければならねぇ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/22(木) 00:36:27.34 ID:Y9d3SoRBo<> ジャギ様かっけー <> >>60訂正<>saga<>2013/08/22(木) 02:05:23.58 ID:YRZRq9/AO<> モヒカン「より強力な戦力……?」

ジャギ「そうだ。俺はこの通り一人でも強いが、一人でできる事には限度がある。せっかく村や街を占領しても、多方面からの攻撃を一人で守るなんてできやしない」

ジャギ「いくら強くても、向こうで食糧庫、こっちで居住区、なんて事になったら、たまんねぇわけだ」

モヒカン「……確かに」

ジャギ「逆を言えば、強い奴一人が占領しているような場所はそうやって戦力を削る事もできる。メシがなきゃあ戦えねぇからな」

モヒカン「だがよ、そうは言っても畑耕して実がなるまで相当時間がかかるぜ? そんな気長な事やってたら飢え死にしちまう」

ジャギ「確かに、農業するには時間も手間も根気もいる。この死んだ大地なら尚更だ」

ジャギ「だがな、俺やお前ら悪漢が略奪できる食糧にも限度がある。違うか?」

モヒカン「ぐ……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/22(木) 02:15:57.62 ID:YRZRq9/AO<> ジャギ「最初の苦節だけ堪えて、いずれ農民を取り込み、兵を募り集落を吸収し、勢力を拡大していく。お前らは最古参としてアタマを張る。どうだ、悪くない話だろ」

モヒカン「…………」

ジャギ「当面の食糧はこの水場をエサに、ノコノコやってきた賊から奪えばいい」

モヒカン「し、しかし、そんなにうまくは……」

ジャギ「何を諦める必要がある? 何を迷う事がある奪いとれ!」

ジャギ「今だってお前らはそうやってここでハイエナをやってきたんだろうが! それに少しの手間、未来への投資が加わるだけだ!」



ジャギ「食糧、資源、人材! 今を耐えた奴が微笑む時代なんだ!」



モヒカン「……! わ、わかった! アンタの話にのろう!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/22(木) 02:16:33.27 ID:YRZRq9/AO<> 続きはまた明日です
おやすみなさい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/22(木) 02:19:12.33 ID:7TLfx/6AO<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/22(木) 02:20:21.07 ID:Y9d3SoRBo<> 乙!楽しみにしてます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/22(木) 02:27:27.39 ID:lR7K9qplo<> 乙乙
カリスマのあるジャギ様……!
あきらかに解けてるし寿命とかヤバそう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/22(木) 12:43:22.49 ID:S0lrNKINo<> ジャギシティ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/22(木) 19:37:06.93 ID:S54HAw2c0<> 凄いな、これ上手く行ったら、悪党なのに何故か善良な民にも広く尊敬される君主ジャギ様に
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/24(土) 08:15:11.58 ID:vRr9DTauo<> ジャギ様さすがかっこいいぜサインください <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 02:31:12.46 ID:jj6C2guAO<> ………………

「タキー、そっち押さえて」

タキ「わかった」


「おいおいなんだ、全然進んでねぇじゃねえか」


タキ「あ、ジャギさま」

ジャギ「俺が戻るまでに完成させろって言ったろうが」

タキ「ご、ごめん……」

トヨ「無茶を言うんじゃないよ。こんな小さい子供ばかりで……」

ジャギ「……」


ジャギ「まぁいい。ガキ共、メシにするぞ。たらふく食ったらまた働いてもらうからな」

「ごはん……?」

「やったー! ごはんだ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 02:47:18.77 ID:jj6C2guAO<> ジャギ「ガキ共、食いながら聞け。組み石の作業をやって、お前らも闇雲に積めばいいもんじゃねぇと学んだ筈だ」

ジャギ「石を積むには大小様々の石を満遍なく敷き詰め組み上げる必要がある。俺は一切手を貸さねえ。しっかり身体で覚えろ」

「そ、そんな……」

「井戸ができる前に死んじゃうよ……」

トヨ「あんまり無茶を言うんじゃないよ! こんなにボロボロになっているのに、まだ働かせる気かい!」

ジャギ「弱音を吐くな甘ったれ。いいか、いずれこの技術はここに集落を作るのに必要になる。お前らはその先駆けとなり、知恵と技を身に付け、いずれやってくる移住者の指導をするんだ」

タキ「この村に移住者が……?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 02:55:50.93 ID:jj6C2guAO<> ジャギ「隣村の連中を懐柔してきた。いずれはここでの開拓事業に従事させるし、連中からの支援で当面の食糧難は回避できる」

トヨ「隣村って、あの悪党共が支配している水場かい!?」

ジャギ「ああ、飴と鞭で従わせた。裏切りはしないだろうが、井戸の完成が遅れれば見限られるかもしれんな」


ジャギ「いいかガキ共! お前らの頑張り次第で大人の労働力が手に入る! だが失敗すれば、水と食糧の支援が打ち切られるだろう!」

ジャギ「働け! 明日の朝からまた石組みだ! もとは井戸だったものをバラしたんだ! 組めないとは言わせねぇぞ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 02:59:06.66 ID:jj6C2guAO<>


――三日目、オアシス――



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 03:05:36.38 ID:jj6C2guAO<> ……

ジャギ「ほう、なかなか手つきが良くなってきたじゃねえか」

「…………」

「……うう」

ジャギ「やはり子供は飲み込みが早い。メシがかかっていれば尚更だ」

トヨ「も、もうやめておくれ……このままじゃ、本当に死んじまうよ……」

ジャギ「フフフ……死ぬだと? 人間この程度では死なん」

ジャギ「死ぬ程疲れていようが、身体は生を求める。生命とはそうやって鍛えるんだ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 03:12:23.93 ID:jj6C2guAO<> タキ「うう…………ぁ」グラッ

ドサッ

「タキ……?」

「タキ! おい、しっかり!」

トヨ「タキ!?」タタタッ


トヨ「タキ! しっかりして! タキ!」

ジャギ「あまり揺らすな。かえって悪くなる」

トヨ「子供達をこき使っておいて、どの口が言うんだい!!」

ジャギ「俺は死に関してはプロだ。黙って言う事を聞け……」スッ


ジャギ「熱中症だな。水を与えて日陰で休ませろ。他のガキも一旦休憩だ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 03:17:41.07 ID:jj6C2guAO<> ……

「……タキ」

「ねぇ……タキは大丈夫なの?」

トヨ「大丈夫。しばらく休めばよくなるよ」

「もう、僕やだよ……」

「私も……もう動けない……」

「う……ううぅ…………」

ジャギ「……」



ジャギ「ひとつ、お前らの意見を聞かせてくれ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 03:33:24.55 ID:jj6C2guAO<> ジャギ「簡単な質問だ。この作業を続けるか否か、だ」

ジャギ「お前らは働き、俺は約束通り水と食糧を集めてきた。労働力確保の見通しも立てた。いずれはここら一帯を畑にする計画も考えている。間違いなく困難を極めるがな」

ジャギ「お前らも、今まで体感した事がないほどの疲労に支配されているだろうが、安定した食糧と水には変えられないとは思わないか?」

ジャギ「思い出してみろ。豆一缶と僅かな水を皆で分け合う生活……モヒカンに怯える毎日を」

「…………」

「……グスッ」

ジャギ「俺は困難を強いるが、その困難に見合う明日を約束しよう。もし困難に耐えきったなら、お前らは平和だったころのように暮らせるだろう」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 03:41:20.14 ID:jj6C2guAO<> ジャギ「勿論、信じる信じないはお前ら次第だ。どちらか選べ」

ジャギ「無理強いはしない。もし、この作業をやめたいと言うなら俺は去ろう。その水と食糧で好きに生きるがいい」

トヨ「…………」



「ぼくは……たたかいます!」



トヨ「タキ……!」

タキ「僕は決めたんだ……お母さんに…………水を……」クラッ

トヨ「タキ! わかった、わかったから!」ギュ

ジャギ「ほう…………ガキのくせに骨があるようだな」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 03:46:14.45 ID:jj6C2guAO<> ジャギ「お前らはどうだ? やはり、もう労働は嫌か」

「…………」

「……もう、石を運ぶのは嫌だよ……」

「嫌だけど…………ごはん食べれないのはもっとやだ」

「悪党に襲われるのもいや……」

ジャギ「そうだろう!そうだろう! やはりメシは食いたいよな! 水も好きなだけ飲みたいよな!」


ジャギ「だったら俺についてこい! モヒカンどもなど、このジャギ様の敵ではないわッ!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/26(月) 03:46:55.09 ID:jj6C2guAO<> つづきはまた明日です
みなさまおやすみなさい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 03:48:16.93 ID:HGsd8g2AO<> 乙
ジャギは後継者の事も頭に入れてるんだろうか。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 04:19:12.42 ID:jkV8rN2to<> おつ
あの漫画でジャギへの印象だいぶ変わったな。後付けだろうけどwwww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 12:21:42.13 ID:pnslr00vO<> >>83
考えてはいないだろうけど話の流れ的にタキになるだろうな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/26(月) 14:31:44.26 ID:5upPdUSyo<> 乙、これは良いジャギ様 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/08/26(月) 19:02:02.27 ID:AjKeu5cT0<> >>84
原作者が「元は拳法の才能豊かな人物だった」
「ジャギは当て馬のために最初から兄弟の毒としてリュウケンが入れた」
とか言ってるから後付けしてないころからなんだか悲しい境遇な気もする <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 02:43:05.04 ID:3s5hoJ1AO<> ジャギ「フフフ……これで納得がいったろう。お前らが悩もうと状況はかわらん。俺の計画通りしっかり働きゃあ、いずれ安定した食糧にありつけるんだ。わかったな」

トヨ「あんたは……一体何が目的なの?」

ジャギ「村を作ると言ったろう。俺はその為にお前らを利用する。それだけだ」

トヨ「あんたは悪党なんだろ。誠実に村作りなんかする悪党が、どこにいるんだい」

ジャギ「悪党でも飯は喰わねばならん。それも毎日だ。食糧を巻き上げるのは容易いが、毎日毎日巻き上げるのは難しい。何せ食糧には限りがある」

ジャギ「見ろ、一面の荒野だ。どこ探したって自然の食材なんかねぇ。今地上にある食糧は、シェルターにあった僅かな食糧だけだ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 02:53:16.29 ID:3s5hoJ1AO<> ジャギ「もう一度言うが、奪うのは簡単だ。だが、雑魚共が必ず食糧をもってるとは限らねえし、いずれその食糧も奪えなくなる」

ジャギ「だったら、ここに腰を据えて農業やった方が賢いじゃねぇか」

「そうなの?」

ジャギ「賢いは言い過ぎだが、俺はそう決めた」

トヨ「…………」

ジャギ「信用しろとは言わねぇ。お前らも俺を利用すればいい。それと」



ジャギ「真の悪党は無駄な事はしねえ。俺は無駄が大嫌ぇなんだ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 02:59:32.92 ID:3s5hoJ1AO<> ……

ジャギ「……スゥ、ハー……」

ジャギ「……」…スッ



――ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッッッ



ジャギ「ハー……ッ」スッ

「……すげぇ」

「あっという間に壁が!」

タキ「ジャギさま、手伝わないって言ってたのに」

ジャギ「……お前らに任せてたらいつまで経っても完成しねぇだろうが」パンパン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 03:08:10.16 ID:XXGUybydo<> 二次創作上のジャギ様の頼りになる感は異常(ただし戦闘力は雑魚散らし以上の期待はできない) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 03:09:10.02 ID:3s5hoJ1AO<> ジャギ「それより、休憩中に覗き見たぁ……まだ働き足りねえようだな」

「!」

「や、やすんでくる!」

ジャギ「……チョロチョロしやがって。さて」カキッカキッ

タキ「なにするの?」

ジャギ「あ? おめぇもあっち行ってろ」

タキ「……」

ジャギ「……」


ジャギ(チッ、調子狂うぜ) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 03:37:46.73 ID:3s5hoJ1AO<> ジャギ(……「破壊」には二つの手段がある)

ジャギ「……」カキッカキッ

ジャギ(俺が志した北斗神拳。内部からの破壊を極意とする、裏。そして――)



―― 南 斗 邪 狼 撃 ――



タキ「!? えっ!?」

ジャギ「南斗聖拳。こんな使い方をする事になるとは思わなかったぜ」ズ…

ビキ……

ジャギ「ん?」


ブシャアアアアァァァァッ


ジャギ「ばわっ!? ぶば!?」バシャァァ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 03:53:19.34 ID:3s5hoJ1AO<> ジャギ「思ったより勢いが……ぶへっ」ベチャ

タキ「おーいみんな! 水だ! 水が出たよ!」


「水……!?」

「わ! 本当に水が出てる!」

トヨ「水って、一体どうやって……」

タキ「ジャギさまが、こう……石に手をズブって入れたら、石にヒビが」

ジャギ「拳法だ。言ったろう、俺は強いと……やっと収まってきたな」

ジャギ「あとは放っておきゃあ水がたまる。次は農地の準備だ。死んだ土を全部捨てて、土を交換するぞ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 03:56:53.17 ID:3s5hoJ1AO<>



「ジャッカル、新しく水源を引き当てた村があるそうです」

「……戦力は」

「ガキとババア、それと妙な格好をした男一人ですぜ」

「…………フ」



ジャッカル「野郎ども! 我々のオアシスが見つかった!」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/08/27(火) 03:57:30.08 ID:3s5hoJ1AO<> 迫りくるジャッカルの魔の手!?
みたいなところでまた次回 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 04:00:20.39 ID:5U3k2l0Uo<> ジャッカル……あぁ、あいつか
カーネル大佐とかウイグル獄長クラスでもなきゃよっぽど大丈夫だろ、たぶん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 04:36:27.32 ID:WT9hPtE9o<> 力関係だとシン、レイあたりの直下くらいかと思ってたわ。
あんま獄長に負けるイメージがなかったり。
カーネルにはなぜか負けそう。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 05:45:58.54 ID:iQVpH8xAO<> あの化け物を呼ばれたらジャギには勝ち目はない。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 07:04:00.50 ID:6hJWRDbDO<> 二次創作おけるジャギ様の信頼度は計り知れないものがある。

というか、何かと苦労人になるような・・・
原作の境遇からなのか、それとも兄弟がいろんな意味であれだからなのか・・・ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 11:23:25.76 ID:4ek8lS1Io<> ジャッカルを味方につけそう
ジャギ様は頭いいしな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 11:29:46.05 ID:OMxIsMwNO<> ジャッカルはよく覚えてるんだがリーダーだったやつの名前は覚えられない不思議 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 20:45:05.69 ID:Rh/D5RePO<> スロカスなら嫌というほど見ることになるんだけどな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/27(火) 23:16:43.46 ID:fdqhOEME0<> 旧劇場版だとジャッカル達はジャギの手下だったな。ジャッカル本人はジャギに殺されるが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/29(木) 03:15:31.69 ID:LoUXLBqGo<> とりあえず乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/31(土) 10:10:53.41 ID:vI0A6oiy0<> ぶっちゃけ六聖拳や北斗の兄弟のぞいたら
だいたいのやつらには普通に勝てそうだな

結果的にどこぞの天才と同じく
北斗と南斗のハイブリッドとかいう意味不明な拳法の使い手になってるし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/31(土) 11:39:22.30 ID:GzoPHh7Zo<> >>106
それに加えて手段を選ばない残忍さ
普通に強いよな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/31(土) 15:41:11.92 ID:5U2cyFl7o<> 他の兄弟がバケモノ過ぎるだけで拳法家としては普通に上から数えたほうが早いくらいに優秀だろうな
南斗と北斗の両方使えるってのもレアな存在だし
しかも自己流北斗使いの天才さん(これはこれで凄いが)と違って本当に北斗を学んできたんだし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/08/31(土) 15:46:24.15 ID:rrQm9SRfO<> 火器の使い方も上手いんだぜ?(小声) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/09/01(日) 16:50:37.29 ID:y0mJJGRuo<> >>106
ただ、そこらへんとはだいぶ差がありそうなんだよなー
シンに負ける開始時点のケンより下だし

なもんで、その間にだれか入ってきそうな感はある。 <> 以下、新鯖からお送りいたします<><>2013/09/02(月) 19:09:47.50 ID:hWOPN+Xa0<> 支援 <> 以下、新鯖からお送りいたします<><>2013/09/02(月) 19:10:15.32 ID:hWOPN+Xa0<> 支援 <> 以下、新鯖からお送りいたします<>sage<>2013/09/02(月) 19:48:04.39 ID:aBEeIGGAO<> ジャギ様はアンナ死んだときに
悲しみじゃなくて怒りを背負ったのが…

なんもかもリュウケンが悪い <> 以下、新鯖からお送りいたします<>sage<>2013/09/09(月) 17:07:53.24 ID:tGHwyyI9o<> 期待待機中 <> 以下、新鯖からお送りいたします<>sage<>2013/09/09(月) 18:20:35.72 ID:M99pEEZjo<> 北斗に出てくる奴は先代伝承者のせいで悪堕ちするのが多い <> 以下、新鯖からお送りいたします<>sage saga<>2013/09/10(火) 02:55:42.29 ID:dEqoOo0AO<>


――四日目、悪党――



<> 以下、新鯖からお送りいたします<>saga<>2013/09/10(火) 03:15:08.29 ID:dEqoOo0AO<> ……


ジャッカル「奴らの動きはどうだ」

「ガキもババアも総出で土いじりしてるぜ、ジャッカル」

「奴ら、こんな所で畑を作ろうとしてるみてぇだ」

ジャッカル「あの仮面野郎は」

「奴も一緒だ。地面ほっくりかえしてるだけで、目立った動きはねぇ」

ジャッカル「……」



ジャッカル(あの仮面野郎、恐怖でガキ共を使っていたんじゃねぇのか……?)

ジャッカル(…………臭うな)



ジャッカル「……」

「どうするジャッカル、やっちまうか?」

ジャッカル「夜まで待つぞ。引き続き見張っておけ」 <> 以下、新鯖からお送りいたします<>saga<>2013/09/10(火) 03:23:46.18 ID:dEqoOo0AO<> ザクッ、ザクッ、ザクッ

ジャギ「ふー…………おーい、ガキ共! 一旦休憩だ!」

「きゅうけい?」

「やったぁー」

「僕もうヘトヘトだよ〜」

「ねえ、水は飲んでもいい?」

ジャギ「ああ、好きなぐらい飲め。ただし、飲み過ぎて動けなくなったなんて事が無いようにな」

「やったー!」

トヨ「……まさか、本当に水が出る日が来るなんてね」

ジャギ「なんだ、信じてなかったのか」

トヨ「…………信じていた。そう言い切りたいけどね、心のどこかで諦めていた気もするよ」 <> 以下、新鯖からお送りいたします<>saga<>2013/09/10(火) 03:33:51.99 ID:dEqoOo0AO<> ジャギ「フン、タダで水を飲めると思うなよ。これから貴様らには死ぬまでこの村の開拓をしてもらう。どこへも逃げられんぞ」

トヨ「……」

ジャギ「わかったらテメェも水でも飲んでこい。休憩が終わったら俺は隣の水場へ行ってくる」

トヨ「今からだと、戻るのは夜明けになるんじゃないかい?」

ジャギ「そうなるな。せっかく出た水だ。ちゃんと見張っておけよ」



ジャギ「おいテメェら! いつまで水飲んでんだ! 休憩は終わりだ!」 <> 以下、新鯖からお送りいたします<>saga<>2013/09/10(火) 04:17:30.52 ID:dEqoOo0AO<> …………

「ジャッカル、仮面野郎がオアシスから離れていきやす」

ジャッカル「なに……?」

「特にエモノらしいものは持ってやせん。丸腰だ」

ジャッカル「……」



ジャッカル「フォックス、後をつけろ」

フォックス「はっ」

ホーク「ジャッカル、ちょっと慎重すぎんじゃねぇか?」

ジャッカル「…………」


バキィッ


ホーク「ぶっ!?」ドサッ

グリッ

ホーク「ぐぁ……!?」

ジャッカル「世の中には『狩る側』と『狩られる側』がいる。お前はどっちだ?」

ホーク「か……狩る側…………」

ジャッカル「さっきまではそうだったかも知れないな。だが今のお前は『狩られる側』だ」グリッ

ホーク「があぁ!?」

ジャッカル「わかったか。気付いた時には優位性は既に失われている。死にたくなけりゃオイタは控えるんだな」 <> 以下、新鯖からお送りいたします<>saga<>2013/09/10(火) 04:19:00.28 ID:dEqoOo0AO<> 動き出したジャッカル一味。次回、激突!?

今回はここまでです
また次回 <> 以下、新鯖からお送りいたします<>sage<>2013/09/10(火) 04:24:06.18 ID:F4we08MAO<> 乙 <> 以下、新鯖からお送りいたします<>sage<>2013/09/10(火) 08:17:05.36 ID:PmD6ewo7o<> おぅ……さぁ、どうなることやら
気になるぜ <> 以下、新鯖からお送りいたします<><>2013/09/16(月) 20:41:16.25 ID:sE/jOtqF0<> まぁ〜だぁ〜かぁぁ? <> 以下、新鯖からお送りいたします<>sage<>2013/09/19(木) 02:49:40.04 ID:Z5HmVzUiO<> なにこれ面白い
続き超期待してる <> 以下、新鯖からお送りいたします<>sage<>2013/09/22(日) 01:06:04.89 ID:vpKxiD0DO<> 俺の名を言ってみろー! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/09/24(火) 03:11:01.47 ID:FH5+JSG10<> てめえなんぞ知るかバカか〜! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/09/24(火) 04:25:37.12 ID:E/bPeM86o<> 知らねーよカス!

DD北斗は結構好きだったけどジャギの素顔何とかならんかったんかアレ……地味にSHOCKだったわ
ジャギ様自体はパンピーより弱かったり虐げられたりで不憫可愛かったけど <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/09/24(火) 20:06:21.45 ID:S4L/BE2Bo<> シンが古川さん以外認められなくてDDは挫折した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/09/28(土) 22:48:25.62 ID:PNWrbaLAO<> ……ブロロロ


ジャッカル「戻ってきたか」

「ジャッカル、仮面野郎は真っ直ぐ向こうのオアシスに向かってます」

ジャッカル「オアシスだと? 向こうは武装した連中が占領してる筈……水が無いわけでもないのに何故……」

「ヤツが周囲を警戒している様子はありやせん。命令通り、フォックスが尾行を継続してやす」

ジャッカル「…………」


ジャッカル(あの仮面野郎は手ぶらだった。手ぶらでこの荒野を歩くことがどれだけ危険か、ガキでも判断がつく)

ジャッカル(…………だが、ある程度短い距離の移動、「隣の安全な集落」へなら……まだわからなくもない)

ジャッカル「ヤツは向こうのオアシスの連中と手を組んでる可能性がある。いや、連中が寄越した勢力拡大の先兵と読んで間違いないねぇ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/09/28(土) 22:49:45.78 ID:brfoyo9tO<> きたか! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/09/28(土) 23:00:01.29 ID:PNWrbaLAO<> 「じゃあ、あの村を襲えば、向こうの連中が……」

ジャッカル「ああ。だが連中にはアシがねぇ。例え連中が手強くとも、バイクで逃げりゃあ関係ねえ」

ジャッカル「それに連中がこっちに援軍を寄越しても、今度は向こうがガラ空きだ。そうやって薄い方を襲ってりゃあ俺達は負けない」

「おお……!」

「流石ジャッカル!」

ジャッカル「2、3回襲撃と撤退を繰り返せば、連中はどちらかのオアシスを放棄する。俺達は晴れて念願のオアシスを手に入れるわけだ」

ジャッカル「行くぞ! オアシスは目の前だ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/09/28(土) 23:15:04.29 ID:PNWrbaLAO<> 「タキ〜、ちょっと休憩しようよ〜」

タキ「だめだよ。ジャギ様が戻ってきたら怒られるよ」

「ねー、おかあさん。あたし疲れたよ」

トヨ「そうさねぇ……」


ブロロロ…


トヨ「……ん?」


ブロロロロロロロロロロ

ブルンブルンッッ

ブロロロロウンッ

バウンッバウンッバウンッ

ブロンッブロンッ


「お、おかあさん!」

「あ、悪党だ!」

トヨ「みんな! 隠れるんだよ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/09/28(土) 23:57:55.47 ID:PNWrbaLAO<> タキ「お、おかあさん……」

トヨ「大丈夫。おかあさんがこのライフルで悪党を追い払ってやるからね」




トヨ「!? た、弾が無い!」

トヨ「そ、そんな!? まさか……ジャギが」


「よう、バアさん。みんなでかくれんぼかい?」

トヨ「あ、あぁ……」

ジャッカル「フフフ……」ニヤ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/09/29(日) 00:13:00.01 ID:FcTeGT9AO<> ジャッカル「おおっと、随分物騒なモン持ってるじゃねぇか」ザッザッ

トヨ「く、来るんじゃないよ!」ブンッ

バシッ

ジャッカル「もっとも、弾がなけりゃあ意味ねぇがな」グイッ

トヨ「ああっ!?」バッ

ジャッカル「フフ……いい村じゃねぇか。最近水が湧いたそうだし、ありゃあ畑でも作ってんのか? ご苦労なこった」

トヨ「あ、あんた達の狙いは……水かい!?」

ジャッカル「ああ、そうとも! 俺はそこいらのモヒカンと違って殺しを楽しむ趣味はねぇ。もっとも、ライフルぶっ放してくるような相手なら別だけどな」

ジャッカル「俺の狙いは水源の確保。それさえ達成できれば、バアさん達がいくら土いじりしていようが構わねえ」



「ほう? そりゃ本当だろうな」



ジャッカル「!? 誰だ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/09/29(日) 00:20:03.95 ID:FcTeGT9AO<> ジャギ「おまえら、今帰ったぞ」

タキ「! ジャギ様!」

ジャッカル「て、てめぇ、何故ここに……!?」

ジャギ「途中で親切なハゲ野郎がバイクを貸してくれてな。思ったより早く帰ってこれたぜ」

ジャッカル「フォックスの野郎、しくじったな!? 野郎共! 早くこいつを始末しろ!」

「ジャッカル! それが……」

「身体が……動かねえんだ!」

ジャッカル「なに!?」

ジャギ「そう焦るな。ゆっくり話し合おうぜ」

ジャッカル「……ッ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/09/29(日) 00:44:04.66 ID:q/3Y0Wtlo<> このくらいの相手ならまだまだ頼もしいジャギ様 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/09/29(日) 01:04:31.86 ID:FcTeGT9AO<> ジャギ「そう怖い顔をするな。俺はなにもてめぇらを脅そうなんざ思ってない」

ジャッカル「なに……?」

ジャギ「取引だ。俺はお前らに水を提供する。お前らは労働力を提供する。どうだ?」

ジャッカル「……俺達に土いじりをしろと?」

ジャギ「嫌ならどこへなり行くがいい。だが知っての通り、この時代にも様々な勢力が生まれつつある」

ジャギ「お前らがうまいこと立ち回って村をひとつふたつ占拠したとて、いずれ拳王軍のような大規模勢力の手が迫ってくるだろう」

ジャギ「そうしたらどうだ、また根無し草だ。お前らはその時が来てからまた居場所を探すのか? その時は今よりずっと空いてる水場なんか少なくなってるだろうな」

ジャッカル「……ぐ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/09/29(日) 01:06:33.43 ID:RLT/obnco<> >>137
デビルリバースあたりになるとちょっと怖い <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/09/29(日) 01:21:40.64 ID:FcTeGT9AO<> 果たしてジャギ様はジャッカルを引き込めるのか
次回も引き続きジャッカルとの交渉をお届けします

間があいてすみませんでした <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/09/29(日) 02:28:08.18 ID:k8ySzw4Go<> 乙−!
次回も楽しみにしています <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/09/29(日) 02:36:56.27 ID:XdnkedZuo<> おーつ!
まってたぜぇ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/09/29(日) 19:06:09.67 ID:j3IoMyAEO<> そのうち大魔法を習得してくれるから安心だな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/09/30(月) 22:03:59.97 ID:uI+38+YL0<> 羅漢撃は極悪の花だと全ての雑念を捨てたものができる技らしいからこのジャギ様なら威力が上がっててもおかしくないな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/10/02(水) 23:26:57.93 ID:0h6DkNYAO<> ジャギ「なあ、そんな堅く考えるな。お互い悪党だ。俺はお前らを利用し、お前らは俺を利用する。それでお互い幸せじゃねぇか。なあ?」

ジャッカル「…………」


ジャッカル(……確かに、こいつの言う事も一理ある)

ジャッカル(だが、この男、信用できるのか……?)

ジャッカル(何を仕掛けたかわからねぇが、駒共は全員身動きを封じられている。その気になれば、すぐにでも皆殺しにできるよう手を打ってるに違いねぇ……)

ジャッカル(……だが、俺を力でねじ伏せる素振りは今のところ見せていない)


ジャッカル(……本気で選ばせるつもりか?) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/10/02(水) 23:40:43.89 ID:0h6DkNYAO<> ジャッカル「…………」

ジャッカル(わからねぇ……仮面で顔を隠している所為か、奴が何を考えているのか……)

ジャッカル「…………ッ!?」ビクッ



――――ギラッ――――



ジャッカル(う……っ!?)


ジャッカル(違う……! 奴は……選択肢なんか最初から用意していねぇ!)

ジャギ「ようやく気付いたか」ニッ

ジャッカル「屈しろというのか!! このジャッカルに!!」ギリッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/10/03(木) 00:06:31.77 ID:E2Hk1ZEAO<> ジャッカル「わかったかだと……!? ふざけやがって!」

ジャギ「ふざけてなんかいねぇよ。これでノコノコ交渉に出ようとするマヌケだったらその場でテメェを殺し、モヒカンだけ使うつもりだった」

ジャッカル「……クソがッ!」ドゴッ

「ど、どうしたんだお頭……」

ジャッカル「俺達ぁはハメられたんだよ! 奴はとっくに俺達がここを狙っている事に気付いていた! 泳がされていたんだ!」

ジャッカル「あたかも気付いていないかのように、だがどこか違和感のある振る舞いで、俺達がいつハメられた事に気付くか試していたんだ……」

ジャッカル「そうして俺達はノコノコやってきた……こいつの術中にはまってな……ッ!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/03(木) 00:10:45.96 ID:CnF+GwvMo<> カッコイイ…! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/03(木) 00:39:34.22 ID:SBAuQp9AO<> 北斗一の頭脳派(確信) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/10/03(木) 00:50:47.39 ID:E2Hk1ZEAO<> ジャギ「ジャッカル、だったか。お前は実に『使えそう』だ。慎重すぎず、大胆すぎず、賢すぎず、間抜けすぎず、思い通りに動かせそうだ」

ジャッカル「悪党が……ッ!」

ジャギ「悪党同士の間に打算以外はいらねえ筈だ」

ジャッカル「…………」

ジャギ「ジャッカル、跪け」



ジャッカル「それしか、てめぇは選択肢を用意してねぇんだな?」




ジャッカル「だがな! 俺ぁてめぇの下につく気なんかこれっぽっちもねぇよ!!」グアッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/10/03(木) 00:59:42.15 ID:E2Hk1ZEAO<> ジャッカル「これがなんだか分かるか!? ダイナマイトだ!! こいつが爆発すりゃこんな建物軽く吹き飛ばせるんだぞ!」

タキ「ダイナマイト!?」

トヨ「馬鹿な真似はよしな! そ、そんな事したらアンタも粉微塵だよ!」

ジャッカル「黙ってろババア! いいか!? 俺がここを出るまで動くんじゃねぇぞ!」

ジャッカル「てめぇもだ! わかったな仮面野郎!」

ジャギ「……」


ツカ、ツカ、ツカ


トヨ「ジャギ!?」

ジャッカル「なっ!? てめぇ! とまらねぇか!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/10/03(木) 01:12:07.76 ID:E2Hk1ZEAO<> ジャッカル「わかってんのかてめぇ! 死にたくなかったら」


――――ピキーンッ――――


ジャッカル「はへっ!?」ビクッ

ジャギ「ん? どうした。出て行くんじゃねえのか」

ジャッカル「か、身体が!? ま、まさかお前、北斗……」ググ…

ジャギ「そうとも。俺は北斗神拳伝承者、ジャギ様だ!」

ジャッカル「!? ま、待て、悪かった。俺の負けだ。い、命だけは……」

ジャギ「おいおい、顔色が悪いぜ」グイッ

ジャッカル「ムガッ」



ジャギ「煙草でもふかして落ち着けよ」シュボッ



ジャッカル「〜〜〜〜!!!!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/10/03(木) 01:28:56.74 ID:E2Hk1ZEAO<> ジャギ「安心しろ、冗談だ」パチンッ

ジャッカル「」ドタッ

ジャギ「気絶しやがった。肝の小せぇ野郎だ」グリッ


ジャギ「おいババア!」ブンッ

ドサッ

トヨ「なんだいこれは…………食糧じゃないか!」

「ほしにくだ!」

「いっぱいある!」

ジャギ「それでたんまり料理を作れ。新しい戦力を歓迎するんだ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/03(木) 01:34:39.52 ID:YUmTzl1+o<> ジャギ様を脅かせるネームドキャラは多いけど、モブ含めた北斗世界全体から見ればほんの一握りだよな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2013/10/03(木) 01:39:15.48 ID:E2Hk1ZEAO<> 四日目にしてジャッカル一味を吸収したジャギ様

果たして明日は何が起こるのか

次回、五日目。ご期待下さい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/03(木) 01:42:27.05 ID:dSpvw/jEO<> 乙。次も期待させてもらうぜ!

ジャギに負ける神拳使いっているんだろうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/03(木) 01:44:04.32 ID:CnF+GwvMo<> おつ!ジャッカル殺されるかと思ったww
続き楽しみにしてます <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/03(木) 02:02:54.96 ID:liqeAFm3o<> おつー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/03(木) 02:05:17.07 ID:7sXdNVPUo<> デビルリバースさえいればあっという間に耕せるな! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/03(木) 03:02:51.39 ID:zJTEPyARo<> 乙です
こうもスムーズに進むとは予想外だったがこれからの発展が気になる
それと話しはずれるけど酉つけといたほうが良くない? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/11(金) 14:24:36.70 ID:N+x2PS/U0<> >>156
神拳っていうと北斗限定の無理ゲーにならないか……?

南斗やその他の拳法使いだったら勝てる相手は結構それなりにいるんじゃね
そもそも、レイやシンとかは108派ある南斗聖拳の中でもトップである六聖拳の伝承者だから本当に一握りの部類だし

実際、北斗三兄弟とジャギ以外にも北斗の修行をしてたキャラ(キムとか)はいたけど才能不足だかで破門されたわけで
圧倒的な三兄弟と比べると見劣りするってだけで、ジャギ自体の拳法の才能は悪くない方のはず、多分 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/13(日) 09:45:45.08 ID:GyPIWB5N0<> >>161

悪くないどころか達人級だよ、あの三人がおかしいだけ
設定だけ考えればアミバにならぶ逸材 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/13(日) 11:03:07.46 ID:UW4bNvqLo<> 考えてみればアミバも普通にすごいよな
我流である程度北斗神拳再現しちゃうんだから
偽りの天才どころか普通に天才だと思う <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/13(日) 20:29:06.74 ID:wfkviHqEo<> アミバとジャギの最強ダック見たいわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/13(日) 20:30:07.39 ID:/+Yg+T0YO<> ダックワロタ。確かにその二人そんな感じだが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/14(月) 09:36:20.74 ID:4KOIGY6Bo<> そういやアミバがラホモやレイと一緒にいるSSあったな
今どうなってんだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/14(月) 14:08:15.24 ID:ont7P46c0<> >>163

偽りの天才って偽物の天才っていみじゃなくて
コピー(偽りの技)の天才って意味じゃね? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/14(月) 15:20:47.15 ID:sgY6Vrako<> >>167
その発想はなかった
「俺は天才だ!」とか言う割にかませだし、単純に自称天才→偽わりの天才って風な解釈しかしてなかったわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/15(火) 10:43:23.19 ID:mxy1QjfXo<> >>168
相手がさらに上を行く天才だからな
そりゃかませにもなるってもんやで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/15(火) 11:19:11.64 ID:Z1g5Tzaj0<> >>169
たが北斗神拳の奥義に水影心っていうコピー技が有ってな?
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2013/10/17(木) 15:34:59.82 ID:4X1vIov90<> 偽りの人間性(才能は有るけど天才に相応しくない人間)とかいう意味もあるかもね

水影心を習得してたらアミバも更に上の段階に到達出来たかもだけど、どっちにしろ調子に乗って格上に挑んだ時点で死にそう
というか性格のせいで悲しみを背負って覚醒とか無理そう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/18(金) 09:33:29.45 ID:9Cxm8uk00<> >>171

俺は天才だ!天才なんだ!→確かに天才なんだろう、だが俺の方が上だ
っていう流れでプライド粉々にしてやれば多少はマトモになるだろ
ああいうタイプは折るのが一番だ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/18(金) 09:36:43.93 ID:ObXG+Ln/o<> >>172
と言ってもトキに牽制された時も、「顔叩かれたFuck!」「どいつもこいつもトキ!トキ!トキィ!!」だったしなぁ……
あの時トキが死ぬギリギリまでやっとけばそういう路線もあったのかな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/19(土) 10:28:55.95 ID:ucK920yQ0<> >>173

まあでもあの世紀末の中で、ケンシロウにさえ
「この拳のキレはトキ…!」とまで言わせた男を半殺しにできる奴なんて
そうそういないだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/19(土) 13:00:55.62 ID:eGY7wYYpo<> >>174
そこでジャギ様の出番ですよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/10/20(日) 11:41:26.08 ID:699eKaRv0<> >>175

アミバより早く死んだうえにケンシロウがアミバ程苦戦してないジャギじゃ勝てる気がしない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2013/10/27(日) 00:28:59.87 ID:nCovGqZJ0<> ケンシロウの目は節穴だからその場のノリで苦戦しちゃったんだと思う <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/11/06(水) 10:48:13.04 ID:MaXhfubv0<> >>176

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/11/06(水) 10:48:58.25 ID:MaXhfubv0<> >>176

ミスった

その理論だとジャギ〈〈〈ウイグルなんですが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage <>2013/11/06(水) 11:34:37.88 ID:7W/F8D8Bo<> ケンシロウ≧ラオウ>トキ>サウザー>ジュウザ=シュウ=レイ=シン=ユダ≧フドウ>>ジャギ
こんなもんか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2013/11/07(木) 00:33:39.81 ID:3Fc/llz60<> ジャギ戦のケンシロウは作中随一怒ってたから相当の強さだったわけで

それゆえジャギ様フルボッコだった説に一票 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/11/07(木) 13:54:32.15 ID:oICob6+X0<> ユクゾッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage <>2013/11/08(金) 13:52:14.97 ID:ffD5IeETo<> >>181
通常時でも寸分たがわず秘孔にぶちこめるんですが <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/11/09(土) 04:06:18.59 ID:MM74v271o<> ホントに強い奴はまず秘孔をやられないわけだけども
ぶち込まれたらオワタ式なのに、一応自分で治せたのってジャギ様以外って他に居たイメージがない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage <>2013/11/09(土) 08:27:46.68 ID:yI3LvGY+o<> アミバ(後ろ向きに歩くのを止めれたァワバ!)
ファルコ(致死の秘孔を滅殺して回避)
ラオウ(突きが浅くて回避) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/11/09(土) 15:31:14.26 ID:heQuFe9Eo<> シン倒して以降、初めて生きて帰ってこれる保証がないって言わしめた男だしな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/11/10(日) 04:33:31.86 ID:Zd1xpl3Wo<> アミバは言ってるだけで出来たかわからんしなあ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/11/10(日) 12:16:20.32 ID:/5nd7z3Yo<> アミバは今のゆとり教育なら最強になれた <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/11/13(水) 04:37:04.65 ID:M4qdPZoAO<> 保守 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2013/11/15(金) 16:36:30.63 ID:BOnZellF0<> 保守 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<><>2013/11/24(日) 17:30:44.39 ID:wOUd8i980<> 保守 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2013/11/30(土) 23:45:48.55 ID:QpNuRXADO<> 聞け!>>1!我が魂の叫びを!!
更新待ってます
期待あげ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2013/12/12(木) 15:58:56.13 ID:Irdbco340<> 保守
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/12/31(火) 01:16:57.57 ID:Yq3gSLEq0<> 保守 <> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>sage<>2014/01/12(日) 10:03:45.73 ID:p+eJJ5wB0<> 保守 <> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>sage<>2014/01/17(金) 07:25:57.70 ID:IuTAy9NEO<> ほしゅ <> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/02/01(土) 13:36:10.08 ID:6ybukbFp0<> ばわ! <> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>[sage]<>2014/03/07(金) 23:16:35.70 ID:2ifLLZOH0<> 保守
<> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<><>2014/03/10(月) 03:06:58.46 ID:E8f+BsVq0<> a <> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>sage<>2014/03/10(月) 04:40:38.73 ID:XTfFgzxrO<> あげて期待させたお前。俺の名を言ってみろ <> 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします<>sage<>2014/03/10(月) 07:46:33.31 ID:4H/mdT0AO<> なんだこれ…

…続きはまだなのか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 01:43:32.04 ID:YRAs2DTmo<> 待ってるよ <>