>>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:48:25.05 ID:B479hqiN0<>ゼハート「いきなり何を仰るのですかイゼルカント様」

イゼルカント「……実は私の息子のロミが現在月曜夕方午後6時、BSなら日曜夜七時にTV放送がされているガンダムビルドファイターズ、通称BFをとても気に入っていて毎週視聴しているのだが…」

ゼハート「自然な入りかつ無駄の無い宣伝、流石ですイゼルカント様」

イゼルカント「うむ。そのBFでは過去の作品のMSやオマージュキャラが毎週登場し活躍しているのだ。…その中に我らAGE勢も参戦し少しでもファン層の開拓やアピールに貢献したいと、そう私は考えたのだ」

ゼハート「なるほど…限りなく広い視野と作品の未来の事を純粋に想うそのお考え、流石イゼルカント様です」

イゼルカント「……」

ゼハート「……」




ゼハート「……実際はどういったお考えで?」

イゼルカント「息子に良い所を見せたい」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1386514104
<>ゼハート「ガンダムビルドファイターズに出たい?」 >>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:49:53.03 ID:B479hqiN0<> イゼルカント「BFのおかげでロミはとてもガンプラに興味を持って実際に購入し組み立てもしている。しかし生憎私はガンプラを作った経験がないのだ」

ゼハート「……」

イゼルカント「もし息子にわからない所を聞かれてそれに応えられないようでは父親として威厳がないし何より息子に嫌われたくない」

ゼハート「…」

イゼルカント「そこで密かにガンプラの特訓をしようと考えたのだがどうせならBFにこっそり出演して活躍して息子にサプライズで良い所を見せて『父さんカッコイイ!』なんていう風に尊敬されたい」

ゼハート(また随分と面倒な事をお考えに…)

イゼルカント「ゼハートよ…お前は本編で地球のMSクラブという部活に潜入し活躍していたな…その技術系由来の知識と技術を私に貸して欲しい」 <> >>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:50:49.54 ID:B479hqiN0<> ゼハート「……そういう事ならばこのゼハート・ガレット、微力ながらお手伝いさせていただきます。しかしお言葉ですがイゼルカント様、その計画の実現はかなり難しいかと」

イゼルカント「ふむ、聞かせてみよ」

ゼハート「はっ!……そもそも我々ガンダムAGE組は放送版権の都合上BFには出演できないという制約があるのではないか、と考えられています」

イゼルカント「そうなの?」

ゼハート「有志の推測ですが、可能性は高いかと。同じ理由でガンダム00の二期以降から劇場版も出演できないのではと考えられています」

イゼルカント「えーウソー」

ゼハート「イゼルカント様、キャラにボーボボの軍艦がお混じりになっています。……つまり我々AGE組はMS・ガンプラ含めそもそも出演すらできない可能性が現状極めて高いのではないかと思われます」

イゼルカント「……」

ゼハート「……」 <> >>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:51:51.72 ID:B479hqiN0<> イゼルカント「…………」

ゼハート「…………」

イゼルカント「……ゼハートよ、ビルドファイターズの本編を視聴したことはあるか?」

ゼハート「は、勿論ございますが…」

イゼルカント「あの作品には過去の作品キャラのそっくりさんが時折モブキャラクターとして出演しその作品に応じたガンプラを使いバトルを行っているシーンが多数存在する」

ゼハート「存じております」

イゼルカント「……」

ゼハート「……」





イゼルカント「それに紛れてこっそり…」

ゼハート「素晴らしい完璧な作戦です、流石イゼルカント様」

イゼルカント「うむ」 <> >>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:53:07.12 ID:B479hqiN0<> ゼハート「では早速ガンプラ作りの特訓を始めましょう。といっても私もガンプラ自体は未経験…どれほど役に立つかは」


???「クックック…そんなザマでガンプラの世界に脚を踏み入れようなどとよく考えられたものだなゼハート・ガレット」


ゼハート「!!?」

イゼルカント「……!」


???「失礼します」 ウィーン(←扉)


ゼハート「…!貴様は!ヴェイガンの汚いトトロことザナルド・ベイハート!」

ザナルド「クックッk…って誰が汚いトトロだ!! ……クックックッ…相変わらず出来もしない事ばかり挑もうとしているようだなゼハート・ガレット!貴様のような無能な男に何が出来る?ガンプラなら貴様より私のほうが上手く製作を指導できるぞ?」

ゼハート「何だと!?」 <> >>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:54:10.54 ID:B479hqiN0<> イゼルカント「ふむ…ザナルドよ、お前はガンプラ作りの経験があるというのか?」

ザナルド「はっ!実は私めはガンプラ作りには少々自信がありまして…セカンドムーンの大会でも好成績を収めた過去があります」

ゼハート「馬鹿な…貴様のような粗野な男にガンプラが作れるものか!ケンプファーのアンテナだって折ってしまいそうな指でデタラメを言うな!」

ザナルド「甘く見るな!私は今までガンプラのパーツを折った事など一度もないわ!ケンプファーごときでミスなどするものか!ノーマルケンプファーを購入してわざわざアメイジングに作り変えてやるわ!」

ゼハート「そうまでいうなら貴様のガンプラ、ここで見せてもらおう!」

ザナルド「ほぅ…いいだろう!その目でしかと見るがいい!」

ズラッ

イゼルカント「……!」

ゼハート「!!こ…これは…!!」 <> >>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:54:46.16 ID:B479hqiN0<> ザナルド「クックック…どうだ声も出まい、私のゾック、ゴック、ハイゴック、カプル、ゼー・ズールのクオリティには!映像でお見せできないのが残念というものだ!!」

ゼハート「……っ!なんというクオリティだ!?」

イゼルカント(うわーすごい手長短足ばっかり)

ザナルド「ククク…わかったかな?青二才のゼハート・ガレット君?」

ゼハート「クッ…まさかここまでのクオリティとは…」ガクッ

ザナルド「フフフ…スペースノイド限定のガンプラ大会でも私は何度も入賞し賞賛を得ている。ついた渾名は『ガンプラ界のテラフォーマーズ』よ」

ゼハート(その異名はひょっとして悪口では…)

ザナルド「未経験の貴様と私、その差は旧ザクとジンクスVほどの差があると、これで理解できただろう?」

ゼハート「……クッ!せめてそこはAGEのMSで例えるべきだろう…!」

ザナルド「フッフッフ…どうですかイゼルカント様…ゼハートなぞより私の方が指導員として向いていると思いますが…」

イゼルカント「うむ…素晴らしいクオリティだ…考えておこう」

ゼハート「ぬぅ…っ!」グヌヌ… <> >>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:55:36.68 ID:B479hqiN0<> ザナルド「いよっしゃァァァァッ!見たかゼハートめ!!フハハハハハ私の勝ちは決まったようなものだ!フハハハハハハ!」

ゼハート「チィッ!」

ザナルド「フハハハハ!…して、イゼルカント様、もしガンプラ練習に取り掛かるというのならば、それはいつ頃に始められるのですか?」

イゼルカント「うむ、今週は息子と妻とゼラと一緒に地球のアサヒ・動物園に行く約束をしているのだ。……どちらに頼むにしろ出来れば来週からが望ましい」

ゼハート&ザナルド「はは!」

イゼルカント「うむ、頼りにしているぞ2人とも」

ゼハート「……」

ザナルド「……」



イゼルカント「家族で地球すごい楽しみ」ワクワク <> >>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:56:31.36 ID:B479hqiN0<> 【翌日、地球・アキバタウン】


ゼハート「……ふむ、ここがガンプラコーナーというものか」

レイル「はい。情報によれば、この地球のアキバタウンという場所はガンプラ関係の商品が豊富だそうで…」

ゼハート「よし、ここでいくつか商品を買いファ・ザードに戻って早速特訓に取り掛かろう」

フラム「了解ですゼハート様。ザナルド様を見返してやりましょう」

ゼハート「あのクオリティを作る男だ。奴が指導員に選ばれてもなんら問題はないさ。しかし私も一度役目を任されそうになった身、ならばそれに全力で取り掛からねばなるまい」

フラム「流石ですゼハート様!」

レイル「俺達ゼハート様のそういう所好きです」

フラム「我々ガレット隊、全力で支援します!」

ゼハート「ああ、頼りにしているぞ」

フラム&レイル「は!」 <> >>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:57:11.35 ID:B479hqiN0<> ゼハート「ガンプラスターターキット、ニッパー、ヤスリ、スミ入れペン…ふむ、基本はこんなものか」

フラム「まずは素組みからですねゼハート様!」

ゼハート「ああ。いきなりイオリ・セイのようなガンプラを作ろうとしても失敗するのは目に見えている。訓練とは順序を立てて確実にこなして身につける事が重要だ」

レイル「よし、この調子で良いガンプラを作って我らAGE組もガンダムBF本編に頑張って出演しましょう!」

ゼハート「そろそろ3時だな…レジを通してファ・ザードに戻ろう。今日はダズがクッキーを焼いて待っている」

フラム「了解しました、レジはあちらです、さぁ参りま…」



???「何やら面白い話が聞こえたね…ガンダムAGE組の諸君」



全員「!!?」 <> >>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:58:16.81 ID:B479hqiN0<> レイル「誰だ貴様!何者だ!」

???「フッ…さぁ、誰だろうね…」

フラム「この声…どこの大御所なの…!?」

ゼハート「待て二人とも!……間違いない、その男は…」

2人「!?」


ゼハート「機動戦士ガンダム00セカンドシーズンラスボス、リボンズ・アルマーク!!」

リボンズ「フッ…はじめまして、AGEの諸君」

フラム&レイル「!!?」 <> >>1<>sage<>2013/12/08(日) 23:59:19.75 ID:B479hqiN0<> ゼハート「リボンズ・アルマーク!…イオリア・シュヘンベルグの計画によって人類の意思の統一を為す計画を支援する為に生み出された人造人間、しかし自我に目覚めその計画を乗っ取り自分が人類の指導者になろうとしたという…00シリーズの重要人物だ!!」

フラム「詳しいですねゼハート様」

ゼハート「なぜか口をついてスッっと出たのだ」

レイル「00のリボンズだって!?なんでこんなガンプラコーナーに!?」

リボンズ「フフッ…教えてあげる義理はないね。…ただ、考える事は皆同じ…という事さ」

フラム「…教えてくれるのね」

リボンズ「まぁね」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:00:29.33 ID:kghCyN1p0<> ゼハート「なんだと…という事はまさか!!」

リボンズ「フフッ……その通り、僕たち00二期組…というより僕らイノベイター組もBF本編に出場する事を狙ってここに来たのさ」

ヒリング「そういうこと♪」ザッ

リヴァイヴ「フフッ…」ザッ

レイル「……? 資料には00二期の敵はイノベイターではなくイノベイドというイノベイターの模造品と書いてあったが…」ピッピッ(←※端末)

フラム「あら、じゃあバッタモンなのね」


イノベイド組「」カチーン <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:01:29.33 ID:kghCyN1p0<> レイル「しかし…まさかライバルがいたとは…!」

ヒリング「あ〜ら?勘違いしないでくれる?アタシ達は別にアンタ達のライバルなんかじゃないわよ」ニヤニヤ

リヴァイヴ「ええ…ライバルとは実力や他の物…まぁ例えば作品の人気とかも、ですが…そういったものが近しいものを指す言葉…私たち00組とAGE組…あえて何がとは言いませんが、その差は大きく開いています。同格のように語るのはやめて欲しいですね」フフン

ゼハート「……なんだと?」ピクッ

レイル「クッ…なんて腹の立つ連中だ!」ムッカー!

フラム「ええ、すごく不愉快だわ…お前達、一体何が言いたいの!?」

リボンズ「フフッ…なぁに、さっき言ったように僕達も丁度君達と似たようなことを考えていただけの事さ。BFに出演したい、とね」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:02:01.35 ID:kghCyN1p0<> ゼハート「……それで、それがなんだというのだ」

リボンズ「フッ…僕自身は00一期から出演している身だ。『僕自身のみ』なら問題はないさ。しかし僕の象徴たるリボーンズガンダムは」

レイル「え?なんて?何ガンダム?」

フラム「聞き間違いかしら…」

リボンズ「僕の象徴たるリボーンズガンダムは二期のラスボス…君達AGE組と同じ理由で現状では出演できないのではと言われているのさ」

フラム&レイル(聞き間違いじゃなかった) <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:03:02.70 ID:kghCyN1p0<> リボンズ「版権契約というものは理解しているつもりさ…仮に事実ならどうしようもない。本来ならね。でも生憎と僕はそれがどうしても我慢できなくてね…だから君たちと同じ方法でBFに出演しようと考えたと、そういうわけさ」

ヒリング「さっすがリボンズゥ♪」

リヴァイヴ「どこまでも完璧な作戦ですね」フフッ

レイル「クッ…敵ながらなんて隙のない奴ら…!」

フラム「この先モブファイターがどれだけ出るのかわからないのに枠を一つ奪う気だなんて…!!」

リポンズ「フフッ…ついでにイオリ・セイのガンプラも倒して番組を乗っ取ってしまうのも悪くないね…そうすれば僕の能力と優位性を今度こそ世界中に知らしめられる」フフン

ゼハート「馬鹿な!主役を奪うだと!?そんな真似が許されるはずがない!!」

??「やめてよね」

リボンズ「フッ…本来出演できない作品に出ようとしてる時点で善悪を語る資格を失っていることに君達は気付いていないようだね」

ゼハート「……くっ正論を…っ!!」


レイル「誰だ今の」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:04:01.21 ID:kghCyN1p0<> リボンズ「……まぁ、そういうわけだから君達は今僕達にとって非常に邪魔な存在なんだよ」

ゼハート「何ィ…ッ!」

フラム「それはお互い様よ…!」

リボンズ「フフ…そう身構えなくてもいいよ。何もここで君達を消そうなんて考えてないさ。そんなことをしてもつまらないからね」

レイル「嘗めやがって…!」

ゼハート「やめろレイル」

リボンズ「フフ…どうだい、ここは公平を期してガンプラバトルでケリをつけないかい?」

ゼハート「何!?ガンプラバトルでだと!?」

リボンズ「ああ。そうだな…期限は3週間後、場所は僕達の本拠地、CB…でどうだい?」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:04:34.81 ID:kghCyN1p0<> ゼハート「……私の一存で決めるわけにはいかんな」

リボンズ「おや、そうかい…まぁ下等な人間しかいないAGE組の君達では例えガンプラバトルでも勝ち目はないだろうし、勇気が出ないのも仕方ないのかもね」

レイル「コイツ言わせておけば…!」

フラム「よしなさいレイル」

ゼハート「それはどういう意味だ…?」

リボンズ「フフ…僕達はすでに君達AGE組の人間をガンプラバトルで破っている…野良試合だけどね」

ヒリング「プッ」

リヴァイヴ「クスッ」ニヤリ

ゼハート「っ!?なんだと!?」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:06:10.21 ID:kghCyN1p0<> リボンズ「ふっ…僕らの後ろを見てご覧」

ゼハート「……?」



ゼハート「…っ!?ア、アレは!!?」


ゼハート「我らヴェイガンが誇る一騎当千のエリートXラウンダー部隊、『マジシャンズ8』!!?」

フラム「そんな!ガンダムAGE本編二期(通称アセム編)に登場した私の兄が率いるXラウンダー(NT的なもの)用特殊部隊の面々が全員正座して項垂れているなんて…一体何が!?」


マジ8「「「……」」」ションボリアン


レイル「お…お前達、一体何があったんだ!?」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:08:35.92 ID:kghCyN1p0<> ゼル「……クソッ…まさかオレの『メガロマックス蛇尾丸号』(ガンプラ名)がやられるなんて…っ!」
レイル「お前の名前からして噛ませ臭が酷いな」

グリン「クッ…まさか俺の『ジャスティス☆北斗』が負けるなんて…!」
フラム「…七つの傷でもあるのかしら」

ミンク「クッ…まさかアタシの『地獄トモエカツユ御前』がやられるなんて…!!」
ゼハート「癒されボイスを感じさせる名前だな」

レッシー「クッ…まさか私の『ブルーセイバー・ステイナイト』が不覚を取るなんて…!!」
レイル「割かし不覚を取りそうな名前してるが」

ザファー「畜生…俺の『フルーツポンチ侍タカティンG』がああも一方的にやられるだと…!」
ゼハート「フランスパン食べたくなってきた」

ネッド「……」
フラム「……なんか言いなさいよ」

レオ「このボクが純粋に…美しさで負けた…!!」
フラム&レイル「「火星に帰れ」」


リボンズ「フフッ…ここまで名前が並んでいるのに、果たしてマジシャンズ8の顔と名前が一致して頭に浮かんだ人間が全国に何人いるのかな?」

レイル「クッ…反論できない…!」

マジ8「」ガガーンッ <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:09:34.19 ID:kghCyN1p0<> リヴァイヴ「言っときますけどアナタも大概危ないですよ」

ヒリング「アンタ旧式MSに乗ったキノコみたいなおっさんに負けたおかげで印象に残ってる奴がまだコイツらに比べているってだけじゃん」

レイル「」ガガーーーーンッ ガクッ

フラム「レイル、しっかり!気を強く持って!!」

ゼハート「……」ムッ


リボンズ「そういえばヴェーダのデータにあったけれど、マジシャンズ8のリーダーは君の兄君だったようだね…」

フラム「ハッ…そういえばお兄様がいない…っ!兄さんはどこなの!?」

リボンズ「彼は中々頑張ったよ。彼の作った『ブルーアイズ=ホワイトダナジン』は中々強かった。そこは素直に認めよう」

ゼハート「強いぞー」ボソッ
レイル「かっこいいぞー」ボソッ <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:11:03.26 ID:kghCyN1p0<> リボンズ「それでも結局僕の敵ではなかったけどね…彼には敗者へのペナルティとして部下の分の責任も取ってもらった、それだけさ」

ミンク「クッ…隊長…!」

グリン「俺たちのせいで…!!」

フラム「!? 貴様ら…兄に何をしたの!!?答えなさい!!」

リボンズ「なぁに…ただの余興だよ。罰ゲームのようなものさ…具体的には彼にはカメラの前で10分間、ゆってぃの物真似を披露してもらった。ただそれだけだよ」

ヒリング「高画質でね」

ゼハート「なんだと!!?」

フラム「……っ!!そ…んな……」ガクッ

レイル「フラム!?しっかりしろ!!」

フラム「お兄様が…ゆってぃだなんて…」

ゼハート「いや、ゆってぃではないぞ」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:11:33.23 ID:kghCyN1p0<> ミンク「うぅっ…隊長……!!」

ゼル「ひでぇ事しやがる…!!」

ネッド(罰ゲーム扱いされてるゆってぃも相当気の毒じゃねぇのかコレ)

リヴァイヴ(ちっちゃいことは気にしてはいけません)

ネッド(コイツ直接脳内に…!?)


ゼハート「おのれ貴様らぁっ!!私の部下になんという残酷な仕打ちを!!」

リボンズ「僕達はこの映像データをヴェーダに保管している…いつでも地球圏の全国ネットに流す準備はできている。勝負を受ける気になったかい?」

ゼハート「……っ」

レイル「…ヴェーダもまさかこんな使い方されるとは思ってなかっただろうな」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:12:20.27 ID:kghCyN1p0<> ミンク「くっ…アタシらが不甲斐無いばっかりに…っ!」

レッシー「姐さん!私悔しいよ…!」

ゼル「……隊長は今や心に傷を負いモバゲーに打ち込むことでそれを癒す日々…っ!」

ゼハート「…ガンダムバトルロワイヤル?」

グリン「いいやア●ドルマスターシン●レラガールズだ」

レイル「アカンやつやそれ」

フラム「ああ…兄さん……っ!」

リボンズ「君達お笑い芸人の方が向いてるんじゃないか」

ヒリング「で、どうするの?受けるの?ん?」


ゼハート「……」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:14:01.06 ID:kghCyN1p0<> ゼハート「……」

ゼハート「……申し訳ありません、イゼルカント様…」

ヴェイガンズ「!!?」

ゼハート「……いいだろう。貴様との勝負、受けて立つ。私の部下達にした仕打ち、断じて許せるものではない。万 死 に 値 す る ! !」

マジ8「……ゼハート司令…っ」キュンッ

レイル「流石ゼハート様です!一生ついていきます!」

フラム「……ゼハート様…なんてお優しい…っ」ジワッ

リボンズ「君は本当に無駄に部下から愛されてるねぇ…」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:14:48.08 ID:kghCyN1p0<> ゼハート「私が勝てば映像データの一切の消去、さらにお前達にはこちらが提示する別のペナルティを受けてもらう」

リボンズ「いいだろう…ならばこちらが勝てばそれ相応のペナルティを君達に要求しよう
…そうだな、具体的にはヴェイガンの国民全員で日曜朝7時半からやってる特撮番組『キョ●リュウジャー』のEDのダンスを全国放送で踊ってもらおうか。勿論笑顔でね」

ゼハート「なんだと!?」

レイル「いい年してそれは地味に恥ずかしい…汚いぞアカレッド!」

リボンズ「フフ…何のことかわからないなぁ」

フラム「クッ…イゼルカント様はなんやかんやであの無表情で踊ってくださる気がするけれど…多分ザナルド様は大暴れするわね…っ」

ゼハート「……いいだろう。どのみち私が勝てば関係ない」

リヴァイヴ「おやおや」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:15:33.34 ID:kghCyN1p0<> ヒリング「尻尾巻いて逃げたっていいのよ?その代わりそっちの紫の女のアニキの映像はバラ撒いちゃうけどねー」

フラム「」ブチッ

レイル「よせフラム!」

ゼハート「…ならばこちらの要求も言おう」

リボンズ「フッ…なんだい?」

ヒリング「なぁに?コスプレでもしてあげようか?」クスクス

ゼハート「私が勝てば純粋種のイノベイターである刹那・F・セイエイの所に行きちょっと旬を過ぎた感が強い半沢●樹の大●田部長のモノマネをしながら『本当はバッタもんのイノベイドなのにイノベイター気取ってすいませんでした』と土下座しながら言って貰おう」

リボンズ「! ! ! ?」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:17:01.57 ID:kghCyN1p0<> ヒリング「ちょっとぉ!?ガチモンの罰ゲームじゃないの!!?」

リヴァイヴ「人のアイデンティティーをなんだと思ってるんですか!!?」

ヒリング「アンタほんとに人間!?この人でなし!」

フラム「黙れ」

ゼハート「我々ヴェイガンは冗談が好きではない…戦争も部活もプリン争奪戦もやるからには常に全力投球がモットーなのだ」

ヒリング「部活はアンタだけでしょうが!!エンジョイしてんじゃないわよ!!」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:17:44.93 ID:kghCyN1p0<> リボンズ「……ここまでの屈辱を受けたのは初めてだよゼハート・ガレット……いいだろう、その条件受けよう」

ヒリング「ちょっ…リボンズ!?」

ゼハート「では3週間後、1対1の真剣ガンプラ勝負だ」

リボンズ「フフフッ…なんなら僕は3対1でも構わないよ…それじゃあねAGE組の諸君……楽しみにしているよ。君達のキョ●リュウジャーダンスをね…」



リボンズ「それじゃあ…アデュー★」キュピーンッ <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:19:34.51 ID:kghCyN1p0<> ヒリング「ふふふ…アイツらぜったいコテンパンにしてやりましょうねリボンズ!」

リヴァイヴ「それにしてもリボンズ・アルマーク、貴方にしてはやけにつっかかりましたね」

リボンズ「……何、シャア・アズナブルのオマージュキャラである彼に、アムロ・レイへのリスペクトキャラである僕としてはやはりどうしても負けたくないという気持ちが湧いてきてね、それだけさ。まぁ僕が負けることはありえないけどね」

リヴァイヴ「なるほど」

リボンズ「あと……」

ヒリング&リヴァイヴ「?」

リボンズ「……彼の声を聞いてると何故かイライラするのさ。まるで大切な計画を重大な場面で邪魔した相手と話しているかのような、そんな感覚に陥るんだよ」

ヒリング「……」

リヴァイヴ「……」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:20:23.32 ID:kghCyN1p0<> 【ヴェイガン戦艦・ファ・ザード内】


ダズ「どうぞ、今日のは自信作です。しかしなんと…そのような事が…」

ゼハート「ああ…この3週間でモグモグ…どこまでできるかわからんが私のガンプラで奴等を打ち倒しゴクン…部下達の無念を晴らして見せる」サクサクモシャモシャ

レイル「しかし…敵はあのイノベイドモグモグ…そう簡単な話でもありませんね…このクッキー美味しいな」モッシャモッシャ

フラム「そうね…あ、ホントに美味しい…ですが兄達の無念を晴らす為にも我々は負けるわけにはいかないわ」ムグムグ

ダズ「紅茶のおかわりは?」

ゼハート「ありがとう、頼む。…よし、早速今日買ったガンプラで練習に取り掛かろう」

フラム&レイル「ハイ!」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:21:00.37 ID:kghCyN1p0<> ――こうしてゼハートは厳しい特訓の日々を強いられることとなった(語り:フリット・アスノ(老害))

バリの処理、パーツのハメを間違える、割とポッキリいく間接、地味にはまらないポリキャップ、不注意で折れるアンテナ、はみ出るスミ入れ、ムラの酷い塗装

どれも決して一筋縄ではいかなかった

しかしゼハートは驚くべき速さで技術を吸収し瞬く間にガンプラのクオリティを引き上げていき…気がつけばそのクオリティはプロモデラーに比肩するレベルにまで達していた

期限は…残り1週間に迫る時まできていた <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:21:47.14 ID:kghCyN1p0<> イゼルカント「入るぞ…ゼハートよ」

プシュゥゥゥッ ウィーン

ゼハート「イゼルカント様…!!申し訳ありません、作業中なので少し部屋が…」

イゼルカント「いやかまわぬ。今ザナルドの所に行って来たところだが……しかしほう…これは素晴らしいガンプラだな」

イゼルカント「私へのガンプラ指導を辞退してずっとこもっているので何をしているものかと考えたが…」

ゼハート「それは…申し訳ありません」

イゼルカント「よい。実は私は今回の顛末の全てを知っている」

ゼハート「!!?」


イゼルカント「ゼハートよ」

ゼハート「ハッ!」


イゼルカント「……責任は私が取ろう。今回の事、全てお前に任せる」

ゼハート「……っ!!ハッ!」 <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:22:43.98 ID:kghCyN1p0<> ザナルド「イゼルカント様!どこにおいでですか!?また塗装する前にガンプラを洗剤で洗って油を取る作業をお忘れになりましたな!!?何度目ですか全く!!」

イゼルカント「あ、やば それでは武運を祈るぞ。ヴェイガンの戦士ゼハート・ガレットよ」

ゼハート「ハッ!このゼハート・ガレット!必ずやそのお言葉に答えてみせます!」

ゼハート「……ここまで顔を立てられては、尚更負けるわけにはいかなくなったな……」


――ゼハートはプレッシャーに弱い真面目な男であった <> >>1<>sage<>2013/12/09(月) 00:27:02.42 ID:kghCyN1p0<> とりあえず、もし読んでる方がいればですが、一旦ココで区切ります
次続きを書くときに一部安価を入れる予定です
オヤスミナサイm(_)m <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/12/09(月) 00:32:33.22 ID:6768TcpUo<> ウルフ隊長とアセムとキオでいろんな人と一緒にほのぼのガンプラ作っててもらいたい
フリット?
知らんよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<><>2013/12/09(月) 03:15:37.49 ID:xC4OjV+u0<> 見てるぞ <> 名無しNIPPER<>sage<>2013/12/09(月) 05:13:29.20 ID:2waBzIrAO<> 乙
センスあるわww <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/12/09(月) 13:03:56.59 ID:VKDgY8Ci0<> ここで出てくるかな 設定だけのレギルスR <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/12/09(月) 21:54:22.02 ID:q64MZw9Io<> フラム好きなので、AGE勢を応援させて貰うぜ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/12/09(月) 22:54:49.48 ID:CgjuaKRBo<> 切れてたら間違いなくミホシさんがフラムのコスやるのにな。残念やね <> >>1<><>2013/12/24(火) 17:38:46.97 ID:WDKSnVbX0<> ブリング「準備はいいかデヴァイン・ノヴァ」

デヴァイン「ああ、ブリング・スタビティ。私は問題ない」

ブリング「よし、潜入作戦を始めるぞ」

デヴァイン「了解。ヴェイガンと言ったな…戦いとは戦場に立つ前から始まっている事を教えてやろう…!」

ブリング「レグナント(二人乗り仕様)のGN粒子の霍乱によってなんとかセカンドムーン内に侵入できたはいいが…」

デヴァイン「ああ、油断は禁物だ。早急にゼハート・ガレットのガンプラについての情報を集めてリボンズ・アルマークの勝利を磐石のものとせねば…!」

ブリング「ここまでは誰にも発見されていないな……上々と言っていいだろう」

デヴァイン「……しかし一国の首都コロニーとは思えぬ造りだな……よく何十年も戦争ができたものだ」

ブリング「逆に民衆に回す分を軍にでも回していたのだろう。全く人類とは愚かなものだ」

デヴァイン「ヴェイガンの首領はXラウンダーという特殊能力者だ。詳細は不明だが感知されぬように身長に動かねば……」

ブリング「了解した」 <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:42:43.36 ID:WDKSnVbX0<> 【セカンドムーンイゼルカント皇居内】



デヴァイン「ここから先は警備が厳しくなる……慎重に行くぞ……!」

ブリング「ああ、絶対に誰にも発見されるわけにはいかん、気をつけろ」

ゼラ「……」ペロペロ←アイスを頬張ってる




デヴァイン「コンピュータをクラックした。警備の者は……2分38秒後にここを通る」

ブリング「よし、このままこの先の柱の後ろに駆け抜けるぞ」

デヴァイン「了解」コクッ

ゼラ「……」コクッ <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:43:21.38 ID:WDKSnVbX0<> デヴァイン「今だ!走れ!」ダッ

ブリング「!」ダッ

ゼラ「……」ダッ


デヴァイン「……よし、上手くいったな」

ブリング「誰にも見つかってないか?」

ゼラ「……」フルフル

デヴァイン「……よし、このままゼハート・ガレットの所まで……」

ブリング「……」

ゼラ「……」

デヴァイン「……」

ブリング「…・・・」

ゼラ「……」ペロペロ



デヴァイン&ブリング「「!!!?」」 <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:44:08.92 ID:WDKSnVbX0<> ゼラ「……?」


デヴァイン(なっ……この子供は…!!)

ブリング(ガンダムAGE事実上のラスボスにしてフェザール・イゼルカントの強化クローン人間、ゼラ・ギンス!!?)

デヴァイン(いつからここに!!?全く気付かなかった!)

ブリング(まるで無機物のような不気味な雰囲気……何を考えてる!?)

ゼラ「……」ペロペロ

デヴァイン(というか、何故アサヒ・動物園のTシャツを着てソフトクリームを食べているんだ!?)

ブリング(わからん……!!全く読めん!!?)


ゼラ「……」ペロペロ <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:45:29.77 ID:WDKSnVbX0<> ゼラ「……」


【ゼラ・ギンスの回想】




イゼルカント『よいか、ゼラ・ギンスよ』

ゼラ『……』

イゼルカント『本編も終了し平和な世界を手に入れた我々は最早争う必要も無くなった』

ゼラ『……』

イゼルカント『よって、お前に新しい任務を与える』

ゼラ『!』

イゼルカント『うむ、お前の新しい任務、それは……』





イゼルカント『よく食べ、よく遊び、よく勉強しよく寝る事だ』 <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:46:29.72 ID:WDKSnVbX0<> ゼラ「……」


ゼラ「私の名前はゼラ・ギンス」

デヴァイン&ブリング「!!?」

ゼラ「私の任務はよく食べ、よく遊び、よく勉強しよく寝る事……」

デヴァイン&ブリング「……?」

ゼラ「……」

デヴァイン「……」

ブリング「……」



全員「……?」 <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:48:44.85 ID:WDKSnVbX0<> ゼラ「……!」


【ゼラ回想A】



イゼルカント『ロミやキオ達とよく遊び、色々学び大人になるのだ、ゼラ・ギンスよ』

ゼラ『任務了解。私の任務はよく食べ、よく遊び、よく勉強しよく寝る事』

イゼルカント『うむ。お菓子は食べ過ぎない事、喧嘩は程々に、友達を護る時は許す。門限は6時。よいなゼラ?』

ゼラ『任務了解。交戦規定了解。撤退時間了解』

イゼルカント『うむ』


イゼルカント『それと、念のためにこれをお前に授けよう』


スッ←防犯ブザー


ゼラ『……?』

イゼルカント『知らない人についていかないこと、怪しい人間を発見したら迷わずそれを使う事、これもお前に課す任務だ』

ゼラ『ゼラ・ギンス……任務了解』 <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:49:29.61 ID:WDKSnVbX0<> 【回想終了】



ゼラ「……」

デヴァイン「……」

ブリング「……」

デヴァイン(動かない…始末すべきか?)

ブリング(だが死体をどうする?それに奴は自我が薄いとも聞く……もしかしたら状況も何も理解していないのかも……)

ゼラ「よく食べ、よく遊び、よく勉強しよく寝る事」

デヴァイン&ブリング「!!?」ビクッ

ゼラ「……」

デヴァイン&ブリング「……?」←知らない人で怪しい人

ゼラ「!」


スッ←防犯ブザー


デヴァイン&ブリング「!!!!?」 <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:49:58.89 ID:WDKSnVbX0<> ヒ ゚ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ リ ッ ッ ッ


ヴェイガン兵「御用だ御用だ!!」

ヴェイガン兵「侵入者だ!!出遭え出遭えぇぇぇぇぇっ!!」

デヴァイン「しまった!!」

ブリング「囲まれた!!?」

ヴェイガン兵「カラーボール兵!前へ!!」

ザッ←全員カラーボール装備

デヴァイン&ブリング「!!!!!?」

ヴェイガン兵「てぇぇぇぇっ!!!!」


ワァァァァァァァァァッ 

パァァァンッ ビシャビシャビシャァッ <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:51:11.22 ID:WDKSnVbX0<> デヴァイン?「ぐっ……全身に喰らってしまった……退却だ!ブリング!」

ブリング?「了解だ!デヴァイ……デヴァイン?」

ヴェイガン兵「逃がすか!」

ヴェイガン兵「全員で取り押さえろ!!」

デヴァイン「イノベイターを嘗めるな!!」

ドガガッ

ヴェイガン兵「グワァッッ!?」

ヴェイガン兵「おのれ!!」


デヴァイン「このまま振り切るぞ!」

ブリング「了解!」 <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:52:10.40 ID:WDKSnVbX0<> ザナルド「何の騒ぎだこれは!!」

ヴェイガン兵「侵入者です!」

ザナルド「ナニィッ!!?どけ!!私が取り押さえる!!」

ズシーンズシーン

デヴァイン「!!?」

ブリング「なんだコイツは!!?人間か!!?」

ザナルド「ムンッ!!」

ドガガッ

デヴァイン「しまった!」

ブリング「ぐあっ!?」

ザナルド「今だ!取り押さえろ!!」


ワァァァァァァァァァァッ <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:53:33.97 ID:WDKSnVbX0<> デヴァイン「くっ……流石にこの数は……っ!」

ヴェイガン兵「ザナルド様!大変です!コイツらびっくりするほど美形です!!」

ザナルド「ぬわんだとぉっ!!?おのれチャラチャラしおって!!取り押さえて簀巻きにしてやれ!!」

ヴェイガン兵「オイ!カラーボール追加だ!全部叩き込んでやれ!」


デヴァイン&ブリング「くっ……ぐ あ あ あ あ あ あ あ あ っ ! ! ?」





ゼラ「……」ペロペロ <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:54:53.77 ID:WDKSnVbX0<> 【一方その頃……イノベイター(自称)本拠地・CB内】



レイル「進入成功だな、フラム」

フラム「ええ、上手くいったわねレイル」

レイル「ダレストの情報が正しければこのルートを真っ直ぐいけばリボンズ・アルマークの部屋の上に出る。いくぞ」

フラム「我らガレット隊は情報収集や裏工作・諜報活動が得意な部隊……この程度ならわけないわね」

レイル「ああ。戦いとは戦場に赴くばかりではない……我らヴェイガンは本編含め100年戦争の中では実は常に武力より裏工作に特化し画策し続けていた軍隊……このままアイツらのガンプラの情報を全ていただくぞ…!」

フラム「ええ……全てはゼハート様の為に……!」

レイル「しかし人の気配が無いな……てっきり大量のイノベイドがいるかと思ったが……」

フラム「油断してはダメよレイル……いくら我々でも相手はイノベイド……何が命取りになるかはわからないわ」

レイル「ああ、いくぞフラム……」 <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:55:23.38 ID:WDKSnVbX0<> 【CB内・通路】



レイル「カメラを一時的に騙してる。このままいくぞ」

フラム「よし、ここを真っ直ぐね……」



レイル「見えてきた。あの部屋の向こ……」

レイル「!?」

フラム「どうしたのレイル……」

フラム「!?」 <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:55:55.76 ID:WDKSnVbX0<> 謎のキグルミ「……」




レイル&フラム「……!?」 <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:56:46.04 ID:WDKSnVbX0<> レイル「な…なんだこの明らかに怪しいキグルミは……具体的には、千葉県船橋市を中心に活動する、「梨の妖精」という設定のゆるキャラ()に酷似した不気味なデザイン……」

フラム「何故かしら……見ていると不安になるわ……」





りぼっしー(謎のキグルミ)「ボッシーーー!!僕はりぼっしーだっしーーーー!!」(CV:蒼月昇(裏声))


レイル&フラム「!!!?」 <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:58:02.02 ID:WDKSnVbX0<> りぼっしー「テ ン シ ョ ン あ が っ て き た っ し ー ー ー ー ー ー ! ! ! !」グイングイングニャングニャン

フラム「!!!?」

レイル「うわっ動きも本物並みに気持ち悪い!!?」


りぼっしー「りぼっしーーー!!りぃぼっしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」グイングイングイングイン

フラム「」ガタガタ

レイル「う…うわっ…」ドンビキ



りぼっしー「りぼっしぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」 グニャァグニャァビタァンビタァン <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:58:31.78 ID:WDKSnVbX0<> りぼっしー「りぼっしぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」





りぼっしー「マ ヒ 汁 フ ゚ シ ャ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ッ ! ! ! ! !」

プシャァァァァァァァァッッッ

レイル&フラム「「ぐあああああああああああああああああああああっ!!!?」」ビリビリビリッ

ドサドサッ <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 17:59:18.91 ID:WDKSnVbX0<> りぼっしー「……」


ジィィィィィッ←ファスナー




リボンズ(りぼっしー)「フッ……僕達イノベイターも甘く見られたものだね……」

ドンッ <> >>1<>sage<>2013/12/24(火) 18:00:02.16 ID:WDKSnVbX0<> ゼハート「奴らから通信だと!?どういう事だ!?」

ダズ「はっ、……なんでも、奴らの本拠地に侵入したスパイを捕虜をにしたとのことで……」

ゼハート「なんだと!?」



ゼハート「……っ まさか……!!」 <> >>1<><>2013/12/24(火) 18:02:46.88 ID:WDKSnVbX0<> 一旦ここで切ります…遅筆で申し訳ないです
この前読んでくださってた方々、ホントにありがとうでしたm(_)m <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2013/12/24(火) 20:45:58.25 ID:ClsstGbJo<> 乙乙、気長に待っているのでマイペースに投下ください <>