大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 19:41:46.20 ID:R8CoI4fw0<>
このスレは"もんむす・くえすと!"の二次創作やで。

ストーリーなぞって進めていく安価・コンマ系や。

初心者ゆえに、文才・口調・間違い等々たくさんあるんやで。

安価は基本的自由やけどな"何々"で下1・再安価にする場合があるから気ぃつけや。

コンマは1ほど悪くて 9ほど良くて 0は"10"なんや ゾロ目は良くも悪くもやな…



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1396867306
<>【安価】もんむす「もんむす・くえすと!」偽勇者「いやぁぁぁ!!」 【コンマ有】 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 19:44:56.04 ID:R8CoI4fw0<>
……ここは、どこだ?

周囲は蛍光灯の明かりが溢れ、日本独自の雰囲気が満ちている。

これは、夢だな――― <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 19:47:02.67 ID:R8CoI4fw0<>
安価神「おい…」

    「おい…コラ、起きろ…」


何か、声が聞こえるけど……


1:気のせいだ

2:はい?



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 19:47:18.99 ID:Imbn53920<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 19:47:29.79 ID:DKTS18Mf0<> おうヒロインはマリエル様で一つ頼む <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 19:48:56.30 ID:DKTS18Mf0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 19:51:12.07 ID:R8CoI4fw0<> 『はい?』やね


「はい?」


と答えると、俺の前に現れたのは―――


安価神「やぁ!」


姿がわからん、正体不明の何かが現れた!


安価神「おっす、君はエロゲー好きかい?」

???「好きと言う言葉では表すことができない程神聖視してます」

安価神「おぉ…」
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 20:00:06.14 ID:R8CoI4fw0<>
安価神「んじゃ、理由は特にないが早々進めるために"もんむす・くえすと"の世界に行ってこい」

???「すんません、腹痛いんで帰っちゃ駄目っすか?」

安価神「駄目」

???「……」

安価神「じゃ先々進めよか」

    「とりあえず、名前:偽勇者 固定で」

偽勇者「ちょ」

安価神「はい、安価ドン!」


偽勇者の武器は?

1:はかぶさの剣
(某ドラゴンの武器、一度で2連撃)

2:氷魔閻(ひょうまえん)
(とある忍びの魔具、血飲みたがりだけど氷を操ることができるで)

3:魔剣ヘルフリード
(特撮系の魔剣、地獄最大の魔剣)

↓2

※装備類を選択にしたん、知らん武器でたら再安価率高いからや。ノベルあんま知らんしな(´・ω・`) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 20:00:49.17 ID:2kW167ZJ0<> 下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 20:03:08.59 ID:Imbn53920<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 20:06:35.82 ID:R8CoI4fw0<> 『はかぶさの剣』やね


安価神「はい、これあげる」

はかぶさの剣「」

偽勇者「何これ、すごく禍々しい…」

安価神「次、呪文ね」

    「呪文数はコンマ!」


コンマ一行で覚える数が決まるで!

↓2


ちょい、飯 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 20:07:16.87 ID:2kW167ZJ0<> 下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 20:07:32.40 ID:JsNswzdfo<> 0
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 20:08:46.67 ID:KRKBitTF0<> >>13
実行した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 20:11:15.71 ID:Imbn53920<> 10個覚えるのか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 20:11:20.60 ID:JsNswzdfo<> まぁ、はかぶさは2の主人公が持つものだし、多少はね? <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 20:37:05.30 ID:R8CoI4fw0<> 『10個』覚えるで!


安価神「ほぅ…」

    「幸先が良いな」

    「それでは、手始めに攻撃呪文を募集するか」


1:メラ系

2:ギラ系

3:イオ系

4:ヒャド系

5:バギ系


コンマ一行で呪文のランク決まるで


1.4.7:基本

2.5.8:中級

3.6.9:最上位

0(基本)


↓2〜4


※全部、某ドラなんはそっちのがわかりやすいやろ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 20:40:04.20 ID:LcIHDFOD0<> Ksk <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 20:45:22.12 ID:Imbn53920<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 20:46:01.78 ID:LcIHDFOD0<> あれば便利な
3イオ系だ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 20:53:46.60 ID:F6jHqIxyo<> 5 <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 20:57:10.71 ID:R8CoI4fw0<> 『メラミ』『イオラ』『バギ』やね


安価神「次や」


1:回復呪文

2:補助呪文

3:移動呪文

の何覚えるかも書いてくれたら楽やで


↓〜4

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 20:57:57.62 ID:Imbn53920<> 2 バイキルト <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 20:59:41.28 ID:5dkMNHAAO<> ベホマラー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 21:01:33.79 ID:J88T2vWho<> 補助 アバカム <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 21:03:10.59 ID:F6jHqIxyo<> リレミト <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 21:03:12.25 ID:YbQ2CF/F0<> メガンテ <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 21:05:57.53 ID:R8CoI4fw0<> 『バイキルト』『ベホマラー』『アバカム』『リレミト』やね


残り:攻撃補助呪文

↓〜3
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 21:08:03.53 ID:Imbn53920<> ラリホー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 21:11:50.06 ID:upof7Gj5o<> マホカンタ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 21:16:22.77 ID:LcIHDFOD0<> スクルト <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 21:20:08.38 ID:R8CoI4fw0<> 『ラリホー』は決まりや

マホカンタとスクルトは攻撃補助やないから再安価や


攻撃補助呪文

↓〜2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 21:21:49.56 ID:Imbn53920<> ジゴフラッシュ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 21:22:27.13 ID:F6jHqIxyo<> ルカニ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 21:24:00.97 ID:5dkMNHAAO<> メダパニ <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 21:27:27.33 ID:R8CoI4fw0<> 『ルカニ』『ジゴフラッシュ』やね、これで決まりやね


安価神「よし、ある程度決まったではよ行け!」

偽勇者「ちょい、待ってくれ」

安価神「なんや?」

偽勇者「鎧とかアクセとかないの?」

安価神「たびびとのふくなら許す」

偽勇者「しょぼっ!?」

    「もっとい―――」


ゲシッ


安価神「はよ」

偽勇者「ぬわーーっっ!!」


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 21:34:17.02 ID:R8CoI4fw0<>
―――【イリアス大陸:イリアスベルク】―――


ドサッ


偽勇者「……」

    「あまり痛くない」ムクッ

    「てか、何で俺がもんむす・くえすとの世界に来なきゃいけないんだよ…」

    「エロゲも普通の女の子が好きなのに人外ゲーなんて…」

    「はぁ…」

    「まず、どうしよ…」


偽勇者の行動やで


1:もんむすが現れた

2:その他




※R18はそのままENDやから、エロ書かんからな? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 21:35:36.77 ID:skJMcPFb0<> 1

どんなもんむすか安価で決められるの? <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 21:38:09.69 ID:R8CoI4fw0<> >>38

決められるで、ただし四天王クラスや魔王・ルカ等はやめてや!
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 21:38:59.76 ID:R8CoI4fw0<> ごめんやで

『もんむす』やね

誰、来たん?

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 21:39:33.36 ID:skJMcPFb0<> 大男の首の上から幼女の上半身が生えてるもんむす <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 21:39:50.48 ID:upof7Gj5o<> 王道を征く、スライム <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 21:49:22.31 ID:R8CoI4fw0<> 『>>41』やね、魔物やわー(棒)


偽勇者「あぁ、どうしよ」

    「寝る場所とか、トイレとかその他色々どうしよう、金もない…」

    「もう人生オワタ!」

???「オワタ!」

偽勇者「!?」

    (なんか、声が聞こえた気がするが誰だ?)

    (幼いっぽい声だから、こりゃいきなりですか…)

    (しかし、これだけ幼いとプチ系だな、よし余裕だ)

    「誰だ!?」グルッ

首上幼女「やっほー♪」

偽勇者「」


※首上幼女、詳しくは>>41やで
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 21:51:54.73 ID:R8CoI4fw0<>
首上幼女「どうしたの、お兄ちゃん?」グネッ

偽勇者(図体がでかい男かと思ったら、首の上は幼女でした)

    (てか、完璧化け物じゃねぇぁか!!)

首上幼女「?」


偽勇者が首上幼女に何言ったん?

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 21:52:55.10 ID:F6jHqIxyo<> うほ、いい男ロリ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 21:54:03.69 ID:WVwzaWZAO<> これって良く考えたら男の娘だよね <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 21:58:15.99 ID:R8CoI4fw0<> 『>>45』やね


偽勇者「うほ、いい男ロリ」

首上幼女「私、男じゃないもん!」グネッ

     「ま、丁度お腹が減ってたからいいや」

     「たべちゃおっと……♪」

偽勇者(来んな!」


1:こうげき

2:剣技:『粉砕の一撃』『滅・はやぶさ斬り』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:防御

5:逃げる


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 21:59:28.78 ID:WVwzaWZAO<> 4 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 22:02:18.99 ID:R8CoI4fw0<> 『防御』やね


首上幼女「じゃぁ、抱っこしてあげるね?」


【剛腕のハグ】


コンマ÷2

30以下で避けるで

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 22:03:03.56 ID:WVwzaWZAO<> よ <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 22:06:15.64 ID:R8CoI4fw0<> 『28』やね


偽勇者「危な!」サッ

首上幼女「もう、逃げないでよ」

     「抱っこしてほしくないの?」

偽勇者(いるか、身体が砕けるわ!)ジリッ

首上幼女「さっきから黙りんこちゃんね」

     「なら、キスしてあげるわ」ウィンク

偽勇者(げっ…)

    (こいつが、ポーズ取ると下の男の身体も同じポーズ取るから気持ち悪い…)


1:こうげき

2:剣技:『粉砕の一撃』『滅・はやぶさ斬り』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:防御

5:逃げる


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 22:07:25.53 ID:F6jHqIxyo<> 3ラリホー <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 22:08:13.92 ID:R8CoI4fw0<> 『ラリホー』やね

コンマ÷2

30以下なら成功や

下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 22:08:28.20 ID:Imbn53920<> てい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 22:09:01.32 ID:WVwzaWZAO<> こいつ仲間にできへん? <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 22:14:15.87 ID:R8CoI4fw0<> 『10』やね

>>55
後々、捌けずエタルかもしれんから今はなしやで。


偽勇者「ラ、ラリホー!」


偽勇者の ラリホー!


首上幼女「にゃ?」

     「何だか、眠くなって…」

     「だめだよ…」

     「ゴハンが、逃げちゃう…」

     「.....zzz」


首上幼女は 眠った!


偽勇者「ど、どうやら呪文はうまくいったみたいだな…」

    「あぁ、上手くできなかったらどうしようと不安だったんだ、良かった!」

    「しかし、この化け物どうしようか…」


1:倒す

2:その他(R18は基本なしやで)

下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 22:14:48.58 ID:Imbn53920<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 22:14:52.97 ID:skJMcPFb0<> 逃げる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 22:15:10.80 ID:/Gmatfpxo<> よくわからんし逃げよう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 22:16:22.55 ID:WVwzaWZAO<> それって誰かを仲間にするって行為自体できないってこと? <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 22:20:00.56 ID:R8CoI4fw0<> 『倒す』やね


偽勇者「……」

    「このままだと後々で、追いかけられたり、他の人が餌食になるよな…」

    「倒すしかねぇよな」グッ

    「▶攻撃」ピッ


偽勇者の 破壊の一撃!


偽勇者「恨むなら、化け物として生まれたことを恨めよっ!!」


ブォォン!


グシャ


首上幼女を ―した!


>>60

そやで、基本一人や(ルカが妖精ゲットしたように、妖精ゲットできるけどな) <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 22:24:53.78 ID:R8CoI4fw0<>
偽勇者「……」

    「何だこれ、俺は剣を振るうのは初めてだ」

    「なのに、長年愛用していたかのように手に馴染むし使いやすい…!」

    「あの化け物の身体も、簡単に裂けた!」

    「やった…!」

    「これで、少しは不安なく冒険ができるっ!」

    「しかも、俺の身体や服に血しぶきが付着したはずなのに、綺麗サッパリなくなってる!」

    「洗濯いらずだ、やっほい!!」

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 22:28:48.03 ID:R8CoI4fw0<>
偽勇者「……あっ?」


ヒューーーン…


偽勇者「今、何か空に黒いのが飛んでいったような…」

    「また、化け物か?」

    「しかし、あっちの森の方向に落ちたが…」

    「触らぬ神に祟りなしだ、ほっとこう…」


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 22:34:24.22 ID:R8CoI4fw0<>
―――――【???】―――――

ルカ「うう……」

   「どうしよう」

   「でも、放っておくわけにもいかないし……」


少しだけ悩んだ後、僕は――


【▶助けよう】ピッ

【見なかったことにしよう】


ルカ「いくらなんでも、ここで見捨てたら勇者失格だよな……」


――――――――――


……
………
…………
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 22:36:51.11 ID:R8CoI4fw0<>
偽勇者「さて、どうするか」

    「俺が戦えることがわかったのは嬉しいが問題は寝泊りだよな」

    「こんなところで野宿するも食糧がないしな…」

    「考えないといけないよな…」


偽勇者の行動

1:移動(何処いくん?)

2:その他

下 <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 22:37:51.13 ID:R8CoI4fw0<> ちと、風呂や

安価内なら↓やで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/07(月) 22:39:16.12 ID:WVwzaWZAO<> 妖精がいそうなところへ行き助けてもらう <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 23:31:55.91 ID:R8CoI4fw0<> 大阪|・ω・)<ただいや <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 23:36:09.11 ID:R8CoI4fw0<> 『>>67』やね、妖精やなくて精霊やわ。


偽勇者「そうだ、確か俺の記憶が正しければこのエロゲのクリア条件に精霊が深く関わっていたはず…」

    「あの主人公より先に、精霊をゲット出来れば…」ニヤァ

    「よっしゃ、精霊ゲットしたるで!」

    「目的決定、まずはイリアスポートだっ!」


ザッザッザッ……


………………
…………
……
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/07(月) 23:36:16.19 ID:skJMcPFb0<> おかえりや <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 23:54:30.02 ID:R8CoI4fw0<>
―――――【???】―――――

ルカ「ごちそうさま〜!」

アリス「ふむ、塩なしでも意外と美味かったな。大したものだ」


今日の夕食は、パン、味付けの薄い卵焼き、野草サラダ。

アリスの素直な賛辞は、けっこう嬉しかったりする。


アリス「これで、剣の腕も良ければよかったのにな……」


持ち上げた後で、やっぱり落としてくるアリス。


アリス「ところで…そのへっぽこ剣技はどこで教わったのだ?」

    「あまりにもひどくて、見ていられないのだが」


へっぽこ剣技…?


――――

―――――

――――――
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/07(月) 23:59:05.92 ID:R8CoI4fw0<>
――――――

―――――

――――


アリス「そう……そこで、足のバネを用いて斬り上げるのだ」

    「剣というものは、決して腕力のみで扱うものではない」

ルカ「こ、こうかな……?」

アリス「ふむ、なかなか形になっているようだな」


アリスに教わったこの技は、腕力はあまり必要としない。

僕のような小柄な戦士にも使える、素晴らしい技だ。


ルカは「魔剣・首刈り」を取得した!


……
………
…………
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:02:21.05 ID:zxtrZxzj0<>
―――【夜】―――


偽勇者「ヒックシュ!」

    「ふぅ、寒い…」

    「くっそ、直ぐに辿り着くと思って駆け出したのはいいが…」

    「全然、辿り着かん」

    「イリアスポートは、こんなに遠かったけかな?」

    「それにしても暗いな、薪を拾って焚火でもしたほうがいいかな」


偽勇者の行動



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 00:04:00.23 ID:yFwJ8dUAO<> 精霊があらわれた <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:06:17.49 ID:zxtrZxzj0<>
偽勇者の行動やないやん。

再安価や

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 00:07:08.32 ID:2KgVA6U7o<> 適当な木を探して焚き火をする、食べ物もついでに探す <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 00:07:24.89 ID:yFwJ8dUAO<> じゃあ>>37はいったい……安価なら下 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:09:30.54 ID:zxtrZxzj0<> 『>>76』やね


偽勇者「仕方ねぇ、そこら木々を集めて焚き火して暖をとろう」

    「ついでに、食べ物も探すか」


木々の集まり具合はどうなん?(コンマ)




ついでに、食べ物の集まり具合もどうなん?(コンマ)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 00:09:53.71 ID:BCdA2urM0<> ほい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 00:10:48.53 ID:yFwJ8dUAO<> あ <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:16:55.67 ID:zxtrZxzj0<> 木々の集まり具合『1』

食べ物の集まり具合『3』


偽勇者「ちっ…」

    「意外に焚き木に使えそうなのは落ちてないか」

    「食べ物は見つけることはできたがこれっぽっちじゃな……」

苺ぐらいの木の実「」

偽勇者「はぁ…」

    「……あ!?」

    「寝るためのテントも毛布もねぇ!?」

    「そして、ちくわもねぇ…」

    「あぁ……」

    「ん?」


誰か見つけたで


1:勇者A

2:もんむす娘

3:旅人


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 00:18:36.11 ID:yFwJ8dUAO<> 2 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:20:27.91 ID:zxtrZxzj0<> 『2』やね、どの娘なん?


1:スライム娘

2:ナメクジ娘

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 00:22:55.23 ID:BCdA2urM0<> これからはもんむす自由に決められないの?

安価なら2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 00:27:05.55 ID:A19Ox4jZ0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:31:58.15 ID:zxtrZxzj0<> 『ナメクジ娘』やね、まぁ基本ストーリーなぞりやしな、考えておくわ。


ナメクジ娘が現れた!


偽勇者「……貴婦人?」

    「いや、こんな夜中に堂々と歩く貴婦人なんていねぇ」

ナメクジ娘「あら、旅人かしら」

      「しかも洗礼を受けていない、美味しそうな男……」

偽勇者「美味しそうね…」

    「嬉しくないね」


1:こうげき

2:剣技:『粉砕の一撃』『滅・はやぶさ斬り』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:逃げる



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 00:32:48.49 ID:2KgVA6U7o<> 4 <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:34:56.87 ID:zxtrZxzj0<> 『逃げる』やね


コンマ÷2

40以下で逃げれるで

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 00:35:18.96 ID:BCdA2urM0<> や <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:38:51.15 ID:zxtrZxzj0<> 『48』やね、回り込まれたで!


ナメクジ娘「そんなに慌てないでよ」


【ネバネバ粘液】


ナメクジ娘は、糸引く粘液を浴びせてきた!


コンマ÷2

30以下で避けや!

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 00:39:16.48 ID:2KgVA6U7o<> あっ…(察し <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 00:39:21.20 ID:6mY9R1MR0<> てい <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:41:19.26 ID:zxtrZxzj0<> 『24』やね


偽勇者は、避けたで!


偽勇者「ひぃ、変なもん飛ばすな!」

    「気持ち悪い…」

ナメクジ娘「失礼ね、とても気持ちいいわよ」

偽勇者「知るか!」


1:こうげき

2:剣技:『粉砕の一撃』『滅・はやぶさ斬り』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:逃げる



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 00:41:52.14 ID:6mY9R1MR0<> ジゴフラッシュ <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:49:20.11 ID:zxtrZxzj0<> 『ジゴフラッシュ:7』成功やね

※一々面倒やから、↓+コンマ÷2でやっていくわ


偽勇者「ジゴフラッシュ!」


偽勇者は、はかぶさの剣を掲げた!

周囲はあやしいひかりで照らされる!


ナメクジ娘「痛っ!」

      「何よもう…」

      「あれ、男がいっぱい…?」


ナメクジ娘は、幻惑に包まれた!


ナメクジ娘「おちんちん、ネバネバにしてあげる……」


【ネバネバ粘液】


ナメクジ娘は、糸引く粘液を男の股間に浴びせてきた!

しかし、それは幻惑だ!
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:50:58.02 ID:zxtrZxzj0<>
偽勇者「よし、幻惑に包まれているな」

    「チャンスだ!」


1:こうげき

2:剣技:『粉砕の一撃』『滅・はやぶさ斬り』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:逃げる


コンマ÷2

30以下で成功や


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 00:51:44.46 ID:2KgVA6U7o<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 00:51:49.21 ID:BCdA2urM0<> 4 <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:55:17.83 ID:zxtrZxzj0<> 『こうげき:23』成功や


偽勇者の 破壊の一撃!


偽勇者「くらえっ!」


ブゥン


ナメクジ娘「っ!?」


1.4.7:即死

2.5.8:大ダメージ

3.6.9:掠り

0:再コンマ直下やね

コンマ一行やで

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 00:55:50.32 ID:BCdA2urM0<> はい <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 00:59:24.07 ID:zxtrZxzj0<> 『大ダメージ』やね


ズガァン!


ナメクジ娘「きゃぁぁぁぁ!!」


ナメクジ娘に大ダメージを与えた!


偽勇者「よっしゃ!」グッ

    「また当てれば勝てる!」グルッ

ナメクジ娘「ひっ!?」

      「誰か助けてぇぇ!!」ザザァ


ナメクジ娘が逃げ出した!


1:追撃

2:逃がす

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 00:59:36.40 ID:BCdA2urM0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 00:59:45.82 ID:2KgVA6U7o<> 2 <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 01:03:32.00 ID:zxtrZxzj0<> 『逃がす』やね


ナメクジ娘「ひぃぃ……」ザザァ


ナメクジ娘は、逃げ切った!


偽勇者「ふぅ、何とか追い払ったか」

    「しかし、何で逃がしたかな?」

    「まぁいいか」

    「もう、遅いし寝るか」


ブゥン…

ガッ!


偽勇者は、はかぶさの剣を地面に突き刺した!

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 01:09:20.65 ID:zxtrZxzj0<>
―――――【???】―――――


アリス「技を放つには、集中力が必要だ」

    「しかし拘束されていたり、精神が乱れていたりすれば集中が難しい」

    「つまり、拘束を含めたステータス異常時は「わざ」が使えんのだ」

    「意外に重要なので、注意しておけよ」

    「技に関しては、こんなものだな。理解したか?

ルカ「よし、完璧だ!」


――――

―――――

―――――― <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 01:14:09.75 ID:zxtrZxzj0<>
――――――

―――――

――――

アリス「では、今晩の特訓はこれで終わるとしよう」


こうして得るものも多く、本日の訓練は終わったのだった。


ルカ「アリス、寝袋は使わないのか……?」

アリス「余は、そんな窮屈なものなどいらん。これでいい」


アリスは、側の木にぎちぎちと巻き付いてしまう。

あれで一晩を過ごすのか……?

まぁ、本人が良いならいいとしよう。

僕は大人しく、自分の寝袋に潜り込んだ。


アリス「ところで、貴様」

    「その指輪はどういう由来のものなのだ……?」


……
………
…………
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 01:21:22.67 ID:zxtrZxzj0<>
―――――【朝】―――――


偽勇者「.....zzz」

    「ん....ふあぁぁ…」

    「快眠じゃねぇが、いちよう寝れたな」ゴキゴキッ

    「体中の骨が、鳴り響くぜまったく」

    「一人寂しくおはようさんっと…」

    「朝飯もねぇし、片づける焚き火もねぇしどうすっかな…」


偽勇者の行動(採用形式)

↓〜4まで募集や、ただしあくまでストーリーをなぞる形やからラスボスに会うやら精霊が現れたとかはやめてな?
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 01:22:13.74 ID:6mY9R1MR0<> 朝飯を探す <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 01:22:18.71 ID:zxtrZxzj0<> 大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜


安価内なら↓や <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 01:27:22.58 ID:BCdA2urM0<> 服なんか燃やして全裸になる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 07:44:46.39 ID:p7BgOF23o<> 朝飯を探しに川へ <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 15:55:33.32 ID:8FxB//do0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 16:00:01.45 ID:6mY9R1MR0<> いるー <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 16:01:05.46 ID:8FxB//do0<> 『朝飯』を採用やで

>>110
『服を燃やすなんてとんでもない!』や


偽勇者「ブツクサ言っても仕方ねぇし、朝飯でも探すか…」

    「と言っても、昨日探して小さい木の実が数個だけだし」

    「腹が膨れるところねぇかな」


ザッザッザッ… <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 16:04:34.19 ID:8FxB//do0<>
―――【川】―――


偽勇者「川だ!」

    「よっしゃ、これで乾きには心配せずに済む!」

    「贅沢をいえば、魚も泳いでいてくれたらハッピーなんだが…」

魚は、捕まえられるんかいな?(コンマ一行4より↑)

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 16:07:17.54 ID:FbpgPFH00<> そち <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 16:07:20.55 ID:6mY9R1MR0<> てい <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 16:10:00.52 ID:8FxB//do0<> 『4』やね、残念や


魚「」オッス

偽勇者「」ガッツポーズ

    「よし、すぐに捕まえてやる待ってろ御魚ちゃん!」ジャブジャブ

魚「」コッチクンナ!


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 16:13:34.92 ID:8FxB//do0<>
偽勇者「はぁ…はぁ…」

魚「」ワロス

偽勇者「全然、捕まんない…」

    「てか、掴んでもニュルって滑って逃がしてしまう」

    「くそっ、腹減った…」

魚「(^Д^)」プギャーwwww

偽勇者「」イラッ

    「自然破壊しちゃおかな…」ポゥ

魚「!」

<> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 16:19:24.17 ID:8FxB//do0<>
―――――【???】―――――


ルカ「ごちそうさまでした〜!」

アリス「ふむ、ごちそうさま」


こうして僕達は、朝食を終える。

朝食のメニューは、パンにサラダ、目玉焼き。

これで手持ちの食材は使い切り、残るはほしにくのみ。

今日の昼はほしにくで乗り切り、夕方にイリアスベルクに到着。

そこで宿を取って、一晩を過ごす___食材も買い入れ、問題なし。

実に完璧な計画だ……

……って、まだ村を出て24時間も経過していないわけだが。


―――――――――― <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 16:25:07.54 ID:8FxB//do0<>
偽勇者「あぁ、腹減ったよ」グギュ〜

    「手負いの獣は恐ろしい、空腹の人間はもっと恐ろしい…」

    「どうするかな、イリアスポートまでまだまだ遠いしど真ん中にあるイリアスベルクを目指すかな」


1:イリアスベルクを目指す

2:その他

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 16:37:45.87 ID:FbpgPFH00<> ふと気がつけば凪あすの呪いみたいに魚が偽勇者の腕にめり込んでた <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 16:50:33.13 ID:8FxB//do0<> 『>>122』やね、凪あすって全然知らんからググってみたけど分からんが分かったで。


偽勇者「それに、この腕もなんとかしねぇと…」

魚腕「」

偽勇者「いったい、いつこんなことになったんだ?」

    「なんで俺だけこんな目にあうんだよ…」

    「仕方ねぇ、町いって何か情報を集めないとな」

    「何か得ないとこれから先が不安でしょうがねぇ…」


………………
…………
…… <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 16:55:51.39 ID:8FxB//do0<>
―――――【イリアスベルク道中】―――――


偽勇者「……」ザッザッ

魚腕「」

偽勇者「……」ザッザッ

魚腕「」

偽勇者「あー、不安だ」

    「魚が腕にめり込んでるのに、痛みを感じない」

    「だけど何か違和感を感じる、すげぇ精神に来るものがある」

    「あぁ、早く精神を癒したい…」

    「あ?」


誰、見つけたん?


1:冒険者


2:もんむす

○マンドラゴラ娘

○ミミズ娘


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 16:58:29.50 ID:6mY9R1MR0<> 1 <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 17:08:52.41 ID:8FxB//do0<> 『冒険者』やね


冒険者「おや、君は…」

偽勇者「どうも…」

    (冒険者か、身なりだけは金かけてんな)

    (最終章までは、何の取柄もなくただのモブか魔物の餌役でしかなかった)

    (なんとも哀れな役…)

    (いや、今の俺よりは比較的マシか? 飢えることないし)

冒険者「やぁ、君も見たところ勇者を目指してるようだね」

    「ボクも勇者目指して、日々鍛錬しつつ頑張っているよ!」

偽勇者「そうっすか」

    「自分はまだまだ新米者なんで、これが中々大変で…」

冒険者「わかる、わかるよ君」

    「ボクも新米の頃は大変苦労したもんだよ」

    「そうだ、ボクはイリアスベルクを目指しているんだけど」

    「君も一緒にどうだい?」

偽勇者(一緒にか…)

    (飯、奢ってもらえるといいなぁ…)


1:一緒に行く

2:断る(別れる)

3:戦闘

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 17:10:39.95 ID:K0w4fZvT0<> 2 <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 17:12:24.13 ID:8FxB//do0<> 『2』やね


偽勇者「スイマセンが、遠慮しときますわ」

冒険者「ふむ、構わないが何故だい?

偽勇者「それは―――」


断る理由はあるん?

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 17:19:15.03 ID:TXlf3d4t0<> 冒険者は現在、2つの鼻の穴からそれぞれ違う人間の頭を生やしている(その頭はワイヤーのような鼻毛で鼻と繋がっている)化け物だから <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 17:19:19.69 ID:M97Zmq9do<> 呪われてるから <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 17:30:44.88 ID:8FxB//do0<> >>129
(´・ω・`)<さすがに下やなこれ。

『>>130』や


偽勇者「それは、呪われてるからだ」

冒険者「いっ!?」

    「ど、どんな呪いだ?」チャッ

偽勇者(構えるなよ)

    「いえ、他者には影響はないので落ち着いて…」

冒険者「あまりこっちに近づかないでくれ」

    「その呪いが影響なくても伝染する可能性はあるだろ」

偽勇者「……」

冒険者「伝染する可能性があるかもしれないのに一緒に居られない」

    「誘ったのはボクだが、失礼する!」ダッ


冒険者は逃げ出した!


偽勇者「そんなに、駆け出さんでも…」ハァ…

魚腕「」

<> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 17:35:12.63 ID:8FxB//do0<>
―――――【別イリアスベルク道中】―――――


アリス「……放置したのか。その方が賢明だな」

ルカ「あ……アリス。どこに行ってたんだ?」

アリス「もし戦闘が起きる可能性があれば、姿を隠す事にしている」

    「余は、貴様の手助けはせんと言っただろう」


――――

―――――

――――――

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 17:36:43.70 ID:TXlf3d4t0<> いきなり魚が腕にめり込んでいたのは有りで、さっきのは駄目

>>1の基準がようわからん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 17:39:50.71 ID:6mY9R1MR0<> >>126で冒険者の特徴がすでに出てるのにあきらかにおかしな安価だす方がおかしいだろ... <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 17:44:19.72 ID:TXlf3d4t0<> 偽勇者がいきなり呪われたんだから、冒険者もいきなりそういった感じになっても良い気がするけど <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 17:46:33.49 ID:8FxB//do0<>
――――――

―――――

――――


アリス「敵意を持っていない魔物にまで襲い掛かる野蛮人なのか……?」

ルカ「とんでもない、僕が戦うのは行く手を遮る魔物だけだよ!」


人と魔物の共存、それを阻む者が僕の敵である。

旅人に襲い掛かってくるような魔物なら、人と魔物の関係を乱す者として退治しなければならないが―――

そうでないなら、戦う必要はこれっぽっちもない。

アリス「どちらにしろ……さっきのアレは、貴様の手に負える相手ではない」

    「手を出せば、おそらく餌食にされていたぞ」

ルカ「そんなに強い魔物だったのか、さっきのアレ……?」


……
………
…………
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 17:48:28.93 ID:d3y7omU60<> 呪いを解かんといかんな
<> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 17:57:40.13 ID:8FxB//do0<>
―――――【イリアスベルク】―――――

偽勇者「意外と早く到着したな」


先程、冒険者に逃げられてから地道に歩いて数時間。

俺はイリアスベルクに到着した、しかし俺の腕は魚がめり込んでいる状態だ。

こんなもん普通にブラブラぶら下げて町を歩いていたら確実に牢屋行きだ。

仕方ないので、たびびとのふくのマント部分で腕を隠すことにした。

…マントは邪魔扱いされがちだがこういったトラブルには役に立つ。

尋ねられても、腕に怪我やら何やらで理由も簡単に作れるしな。


偽勇者「さて、町で何をするか…」

    「何か武具がほしいな、特に籠手みたいのがっ!」


1:青年と話す

2:町娘と話す

3:若者と話す

4:武器屋に行く

5:道具屋に行く

6:戦士Aと話す

7:戦士Bと話す

下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 17:59:20.79 ID:6mY9R1MR0<> 4 <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 18:13:07.87 ID:8FxB//do0<> 『武器屋』やね


チリンチーン♪


偽勇者「ちぃーす、お邪魔するよ」

店主「へい、らっしゃい」

   「ゆっくりしてけや」

偽勇者(居酒屋かよ)

    (にしても、素人眼じゃどれが良いか悪いかわかんねぇな)

    (それに金もねぇし、冷かし上等だな)

店主「……」

偽勇者「……」

    (さっきから、店主の視線が気になる)

    (もしかして、呪い持ちだとかバレた…?)

店主「よぉ、兄ちゃん」ポンッ

偽勇者「っ!?」グルッ

<> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 18:21:09.26 ID:8FxB//do0<>
店主「兄ちゃん、よく"呪われた"剣を装備できるな」

偽勇者「え、ん、あ、はい」


ビックリした、呪われたとか言われたから正にドンピシャで来たと思ったが…

なるほど、確かにこのはかぶさの剣は呪い武具の一つ"破壊の剣"だ。

呪われてるにはピッタリだが、何故気づけたんだ?


店主「実は、オレも武器屋初めて数十年ぐらいになるんだが武器を売りに来る旅人もいるんだ」

   「旅をして得た物、勇者を諦めた者、どこで手に入れたかわからん物とか色々な」


ほぅ、確かに武器屋は武器や防具を売買してる店、呪われた品ぐらい鑑定したに違いない。

で、それとこれとどう関係あるんだろうか?

<> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 18:31:06.96 ID:8FxB//do0<>
店主「で、稀に厄介な品も入ってくることがあるんだ」

偽勇者「厄介な品…?」

店主「あぁ、ここだけの話なんだが、危険すぎる武具はお縄になることがあるんだ」ボソボソ


……なるほど、自分は捕まりたくないからそれを処分してほしいとかそんなあたりか。

話は見えたが、気になることがある。

何故、俺ははかぶさの剣を装備してるのに何ともないんだ?

確か、この破壊の剣は動けなくする呪いが込められていたはず…

なのに、元気よく動き回れるのはおかしいが……


店主「で、ちと店でオマケするからこの呪われた剣をどうにかしてほしいんだ」

偽勇者「まぁ、いいけど」

    「どれどれ…」


皆殺しの剣「」オオォォォオオオオォォォ......


偽勇者「」

店主「な?いいだろ?」

   「オマケするからよ!」

   「たのむ!」


1:受け取る

2:断る

下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 18:32:34.01 ID:KbSL00W3o<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 18:32:39.15 ID:H1WmqtI/0<> 2 <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 18:40:46.71 ID:8FxB//do0<> 『1』やね


偽勇者「わかった受け取るよ」

店主「へへへっ、ありがてぇ!」


店主の猛烈なお願いに押されて受け取ってしまったが後悔が後を絶たない。

しかし、受け取らねばゲーム名物の無限ループになっていたと思う。


偽勇者は「皆殺しの剣」を手に入れた!


【皆殺しの剣】持つものに滅亡をもたらすと言われている。見た目は髑髏などがあしらわれておりいかにも禍々しい。
全体攻撃ができる魅力的な性能だが、守備力が0になる呪いがついている。


店主「じゃ、約束通り何かオマケするぜ」

   「何がいい?」


1:アクセサリー

2:鎧類

3:それ以外

下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 18:41:20.43 ID:H1WmqtI/0<> 腕の魚の力を増幅させ腕全体を魚型の大砲にする(コブラのサイコガンみたいなもん)機械寄生虫

ただし濁った水か腐った魚しか発射できない <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 18:44:03.05 ID:KxBaFyEU0<> 呪い耐性が付いている品 <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 18:48:40.58 ID:8FxB//do0<> (´・ω・`)<>>146、残念やけど↓や

(´・ω・`)<家は"何でもあり安価"や"安価絶対"やないで、あくまで「もんむす・くえすと!」をなぞった二次創作にDQ混ぜたもんやからな。

(´・ω・`)<やから、機械寄生虫・化け物人間みたいなありえんもんは今から全て↓や、ごめんな?
<> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 19:02:17.01 ID:8FxB//do0<> 『>>147』やね


何でもいいか、なら求める物は一つしかないな。


偽勇者「おやじ、少しでもいいから呪い耐性付いた品物をくれ」

    「俺的にやはり少し不安があるんだ」

店主「おやじじゃね、まだ20代だ」

   「まぁ、"ソレ"を持っていってもらうんだ、かまわねぇぞ」


よし、これで不安要素が少しはなくなる。

魔物と戦っている間に、呪いが発動したらヤバいからな。

少しでも対策していないと……


店主「わりぃが、呪い耐性が付いた品物はこれらしかないんだ」

   「どっちがいい?」


1:呪いのベルト

2:死の首飾り



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 19:03:40.17 ID:KbSL00W3o<> 両方もらおうとして両方さわった瞬間粉砕する <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 19:07:08.48 ID:6mY9R1MR0<> 1 <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 19:13:31.07 ID:8FxB//do0<> (´・ω・`)<その他やないから↓や

『呪いのベルト』やね


偽勇者「それじゃ、このベルトを…」


と言いながら店主の胸倉を掴む。

力を込め過ぎたのか、店主を壁際に張り付ける形になった。


ドンッ!


店主「ちょ!」

偽勇者「なぁ、店主さんよ」

    「俺は呪いの耐性がある品を頼んだんだがな」

    「少しでもいいからって言ったよね?」ギリギリ

店主「ま、待ってくれ!」

   「これは、ちゃんとした呪いの耐性なんだってっ!」

偽勇者「ほぅ、説明してもらうか?」
<> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 19:23:53.64 ID:8FxB//do0<>
店主「これは、呪われた品の反発を利用した方法なんだよ」

   「Aの呪いがBの呪いを押しのけようとしたり、Cの呪いがAとBを消去しようとしたりな感じで…」

偽勇者「それって、本当に効果あるんだろうな…?」

店主「なきゃ、呪いの武器をいつまでも持ってやせんよ!」


確かに…

この【皆殺しの剣】もハンパじゃなく強い呪いを持ってるのが良い証拠か…?

毒を以て毒を制すか、呪われまくりじゃねぇか。


店主「兄ちゃん、そろそろ降ろしてくれよ」イテテ

偽勇者「あ、あぁわかった」


俺は、武器屋のおやじを降ろしてやる。

そして、足元に落ちた呪いのベルトを装備する。


偽勇者は「呪いのベルト」を手に入れた!


【呪いのベルト】身に着けると装備者の身体を締めつけてくる。
拘束技に強くなる。


呪いのベルト「」


うんともすんとも言わない、なんか逆に怖いな…


まだ、この店に用ある?


1:ある

2:ない

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 19:25:15.67 ID:F0Tcxgqr0<> 1 籠手ほしいな <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga<>2014/04/08(火) 19:26:49.16 ID:8FxB//do0<> 『籠手』やね


ちょい、腹痛やから一旦休憩や <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 20:11:52.25 ID:sQN8YY0S0<>
そうだ、ついでに籠手もないか聞いてみるか。

ずっと腕を隠し続けるのも面倒だしな。


偽勇者「なぁ、おやじ」

店主「だから、おやじじゃねぇって…」

   「まだ、何かほしいのがあるのか?」

偽勇者「あぁ、籠手とかないか?」

店主「籠手ですかい?」

   「それは―――」


1.3.5.7.9:ある

2.4.6.8.0:ない


コンマ一行


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 20:12:33.32 ID:6mY9R1MR0<> てい <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 20:18:22.90 ID:sQN8YY0S0<> 『ない』やね


店主「それはないですねぇ…」

   「申し訳ねぇですわ」


ないのか、店の中の品物をグルッと見てみるが…

ふむ、確かにあるのは盾とか鎧だけだな。

フルプレートタイプがあればソコからもらったんだが…


偽勇者「ない、なら仕方ないな」

    「まぁ、戦力が増しただけマシか…」

    「じゃ、また縁があったら来るわ」ジャッ

店主「へい、また呪い品が入ったらその時もよろしく願います」


俺は、呪い回収者じゃねぇよ…



1:青年と話す

2:町娘と話す

3:若者と話す

4:見物終了(次のターン)

5:道具屋に行く

6:戦士Aと話す

7:戦士Bと話す


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 20:26:51.20 ID:KbSL00W3o<> 1 <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 20:32:53.07 ID:sQN8YY0S0<> 『青年と話す』やね


青年「モンスターどもめ、最近は好き放題じゃないか」

   「このままじゃ、人間は滅ぼされちまうんじゃないだろうな…?」

   「ちくしょう、誰か何とかしてくれよ……」

偽勇者「えらい、ネガティブだね青年よ」

青年「」ビクッ

偽勇者(あ、ビビられた)


青年に何聞くん?

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 20:34:35.28 ID:KbSL00W3o<> それにしてもいいからだしてるね <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 20:44:56.61 ID:sQN8YY0S0<> 『>>161』やね


偽勇者「それにしても青年よ、君も良い身体してるんだから訓練や特訓等して鍛えたらどうだ?」

青年「良い身体って言われても、モンスターどもはそれ以上に身体能力が高いんだ」

   「鍛えたからって、必ず勝てるわけじゃない」

   「あ、腕相撲なら自信あるぞ!」ムンッ


そんなに、モンスターの身体能力パネェのか、非力共即死確定だな。

それにしても、結構良い身体してんのになぁ、勿体ない。

もう少し、何かを中心的に鍛えればいい線いくぞコイツ。

あと、腕相撲なら俺も自信があるぜ。

そろそろ日が暮れそうだ…


1:町娘と話す

2:戦士Bと話す

3:見物終了(次のターン)


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 20:45:18.37 ID:KbSL00W3o<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 20:45:23.98 ID:6mY9R1MR0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 20:52:19.55 ID:sQN8YY0S0<> 『戦士B』やね


戦士B「グランベリアは魔物ながら、非常に騎士道精神に篤い」

    「女子供や老人はもちろん、戦意のない相手は絶対に斬らないのだとか」

    「そして、人間にも魔族にも並ぶ者がいないとされる剣技」

    「相手が魔物だけにおおっぴらには語れんが、憧れを抱く戦士も多いと聞く」

    「かく言う私も、ひそかに剣士の目標として憧れているのだ」

偽勇者「へぇ、そんなにすごいのか」

戦士B「あぁ、ヘタに挑戦したらどうなるかは火を見るより明らかだがな」


戦士Bに何聞くん?

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 20:53:17.96 ID:6mY9R1MR0<> グランベリアの所在について <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 21:01:10.69 ID:sQN8YY0S0<> 『>>166』やね


偽勇者「なぁ、そのグランベリアの所在って何処かわかるか?」

戦士B「わかるわけないだろう、もし知っていたら私はここに止まっていないさ」

    「それにグランベリアは今でも世界中を旅して強者を探しているそうだ」

    「もし、出会ったらサインでももらってくれよ?」


グランベリア…

魔物のクセに、エロ的な意味じゃなく剣士として有名とはマジ強いんだろうな…

もし、俺がグランベリアに出会ったらどうするんだろうな?

挑戦するか、それとも逃げるか?

この世界ではレベル的概念はない気がするし考える時間が必要のようだ。


偽勇者「そうか、それもそうだな」

    「ありがとうよ」ジャッ

戦士B「いいってことよ」


戦士Bの男らしい顔での笑顔…

ふむ、ヘタな奴良い顔だ


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 21:06:36.67 ID:sQN8YY0S0<>
―――――【イリアスベルク:目前】―――――


そして日が暮れ、イリアスベルクは目前。

その町並みは、ここからでも見える。

しかし、このまま町に入るわけにはいかないのだ―――

―――こいつがいるから。


ルカ「アリス……お前、人間の姿には化けられないのか?」


このイリアス大陸は全体的に魔物排斥の風潮が強く、イリアスベルクも例外ではないはず。

アリスが今の姿のまま町に入ったら、大騒ぎになってしまうだろう。


――――

―――――

――――――
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 21:09:59.28 ID:sQN8YY0S0<> ――――――

―――――

――――


ルカ「ああ、うん。良い感じだね」


これなら、破廉恥な格好の旅人ということで十分に通る。

こうして僕達は、イリアスベルクの町に入ったのだった―――


※ちょい、飯+風呂タイムや


偽勇者の隠れてる場所は何処なん?

↓3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/08(火) 21:27:22.98 ID:6mY9R1MR0<> 宿屋 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 21:33:13.19 ID:p7BgOF23o<> 路地裏の宿屋 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/08(火) 21:34:58.73 ID:KbSL00W3o<> 裏道のごみ捨て場 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 22:52:42.22 ID:Ge2l76Cd0<> ただいや、あと少しだけ続きしよか

『>>172』やね


なんだ……? 町の様子がおかしいぞ……?

通りには、旅人も商人も見当たらない。

夕刻とはいえ、本来なら人でごった返しているはずだ。

それなのに、人々は息を潜めたように屋内に閉じこもっているらしい。

それに、町全体が張り詰めた殺気のようなもので満ちている―――


ルカ「なんだ……? 何が起きてるんだ……!?」


ダダダダダッ


通りを駆け、町の中央広場に飛び出そうとして―――

なにか異様な気配に気付き、僕は思わず街路樹の陰に身を隠していた。


ルカ「あ、あいつは―――!」

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 23:04:52.99 ID:Ge2l76Cd0<>
偽勇者「げっ……!?」


大体、装備も手に入れ町にいる人々と会話して数時間。

そこらの裏道の路地で、何か旅で役立ちそうな物や売れそうな物を探している時―――

表通りあたりがやけに静かになったのを感じた。

何かイベントか、有名人が来たのかなと思い興味津々で顔を覗かしてみたら―――

超有名人なあの人が居た。


偽勇者「グランベリア……」


そういや、どっかの町でグランベリアが出現するんだっけか……?

現実世界でのストーリーの記憶がチグハグしてて思い出したくても思い出せない。

とりあえず、俺はすぐに裏道のゴミ捨て場に身を隠した。

魔物は鼻が良いと思ったからこそ、男特有の匂いを消すためにゴミ捨て場に身を隠したのだ。


偽勇者「さて、観察させてもらうぞ」

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 23:11:50.43 ID:Ge2l76Cd0<>
グランベリア「……なんと他愛ない」

       「この町に、強者は一人としておらんのか!?」


荒れ果てた広場に立つ、一人の魔剣士。


戦士A「く、くそ……」

戦士B「信じられん、なんて強さだ……」

戦士C「うぐぐ……」

冒険者「ボクの剣が……」


そして、相対している戦士が三人に冒険者が一人。

その周りには、屈強そうな戦士達が何十人も転がっている。

おそらく全員が、あの魔剣士一人にやられてしまったのだ。


グランベリア「残るは四人……お前達は、来ないのか?」

戦士A「くっ……!」


戦士三人と冒険者一人は、戦う前から魔剣士に圧倒されている様子。

どう見ても、彼等に勝ち目はなさそうだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 23:18:02.43 ID:Ge2l76Cd0<>
ルカ「あの魔剣士、もしかして……」


巨大な剣に無骨な鎧をまとった竜族の魔剣士―――

その噂は、田舎者の僕でさえ聞いたことがある。

魔王軍四天王の一人、魔剣士グランベリア―――

その剣の腕は、人間にも魔物にも並ぶ者はいないという。

たった一人で町を壊滅させたとか、一万人の軍隊を叩き潰したとか、武勇伝には事欠かない。

それほど有名で、それほど強い魔剣士が、このイリアスベルクを襲撃してきたのだ。

見たところ、供も連れずたった一人で―――


ルカ「ア、アリス……ど、どうしよう……」


ふと見ると―――

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 23:26:44.49 ID:Ge2l76Cd0<>
例によって、アリスの姿はない。

やっぱり逃げてしまったのだ。

あいつ、いつも偉そうなことを言っているが……

ひょっとして見かけ倒しで、めちゃくちゃ弱いんじゃないだろうか。

だいたいなんで最初の町に、こんな大物が出てくるんだ。

普通、最初の町なんて、もっとしょっぱい中ボスが相手だろう。

なんで僕の旅は、こんなにひどい事ばっかりなんだ―――

―――などと、ぼやいている場合ではない!


グランベリア「残るはお前達四人のみ……」

       「この町が我が手に落ちるのを傍観するか?」

       「それとも、敵わんと知りながら勇者としての責を果たすか?」

       「……さあ、どちらか選ぶがいい!」

戦士A「く、くそぉぉ……!」

戦士B「魔物なんかに、好きなようにさせてたまるかぁ!」



<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 23:31:28.47 ID:Ge2l76Cd0<>
四人のうち二人は、グランベリアに向かっていく。

残る戦士Cは、体が竦んでしまって動けない様子で、冒険者は何やら袋の中を探っているようだ。


グランベリア「その意気やよし」

       「しかし実力の伴わん気迫は、無意味と知れ!」


グランベリアの巨剣が、おもむろに炎に包まれた。


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 23:37:45.08 ID:Ge2l76Cd0<>
……
………
…………


偽勇者「あらら、終わったね」


ゴミ捨て場から、グランベリアのスピーチ的セリフを聞きながら俺は傍観していた。

いくらなんでも、いきなり四天王クラスとドンパチするのは馬鹿のすることだ。

先程の戦士三人と冒険者の一人が、グランベリアと対峙してるまでは良かったが―――

その中の二人が、グランベリアに立ち向かい攻撃を行うようだ。

その時、周囲に凄まじい熱気が吹き寄せやがった。

結構距離があるのに、これほどとは…… 呪われた魚腕が乾燥しそうだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 23:44:29.42 ID:Ge2l76Cd0<>
偽勇者「あっつ……!」


確か、記憶が正しければ魔王軍四天王はそれぞれ四属性の火・水・風・土を得意としてたな。

グランベリアは、見た目からも性格からも火の属性が得意だろうよ、判りやすい!


戦士A「てりゃぁ!」


それでも、熱気にひるまず、無謀にも踏み込んでいく戦士。

すると――― ふっ、とグランベリアの姿が消えた。


戦士A「ぐあっ……!」


次の瞬間、戦士は昏倒し―――

その背後に、グランベリアが立っていたよ!

やっぱ、強いねぇ…… 四天王さんよぉ!

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 23:51:20.95 ID:Ge2l76Cd0<>
……
………
…………


ルカ「なんだ、今の……?」


まさに、一瞬の早業。

目にも映らないほどの速度で間合いを詰め、戦士に一撃を食らわせたのだ。


戦士B「こ、この―――!」


動きを止めたグランベリアの背中に、もう一人の戦士は上段斬りを叩き込もうとしたが―――


グランベリア「遅いな……」


グランベリアは振り返って剣を構え、そして横一文字に振りぬく―――

戦士が剣を振り下ろすよりも、その動作の方が遙かに速かった。


ルカ「うわっ……!」


その剣圧は、なんと僕の隠れているところにまで届くほど。

激しい熱を伴い、僕まで焦げてしまいそうな程の熱風だ―――
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/08(火) 23:58:25.71 ID:Ge2l76Cd0<>
戦士B「ぐはっ……」


そんなものを間近で受ければ、ひとたまりもない。

戦士の持っていた剣は砕け散り、熱風を間近で受けた彼自身も倒れ伏す。


ルカ「す、すごい……」
偽勇者「すげぇな……」


―――強い。圧倒的な実力差だ。

あの戦士二人も、おそらく僕など比較にならないくらいの強者のはず。

それを、赤子よりも簡単にねじ伏せてしまったのだ。

正直ながら、憧れてしまうほどの強さだった。


戦士A「あぐ……」

戦士B「うぅぅ……」


しかも、倒れている戦士達にはまだ息がある。

また、周囲に転がっている戦士達も命までは落としていないようだ。

あれだけ実力差があると、殺さない方が逆に難しいだろうに―――

こうして残るは、怯えきった様子の戦士一人と何か策があるのだろうか落ち着いている冒険者一人のみとなった。



<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 00:15:10.77 ID:63ddCBGT0<>
グランベリア「さて、お前達はどうするのだ……?」

戦士C「ひ、ひぃぃ……!」


彼はくるりと背を向け、一目散に逃げていく―――

グランベリアは、それを追おうともしなかった。


グランベリア「その選択が、最も賢明だな」

       「だが、今後は勇者とも戦士とも名乗らぬ事だ」

冒険者「……」ジリッ

グランベリア「ふむ、お前はどうするのだ……?」

冒険者「そうですね、こうするよ!」


他の戦士達を倒されても尚残り続けた冒険者は、袋から長い剣を引っ張りだし―――


冒険者「ドラゴン斬り!」

ルカ「ま、まさか……!」


他の戦士達より速く、グランベリアの懐に確実に入った。


グランベリア「甘い」


また、グランベリアの姿が消えた。

そして―――


冒険者「はぅっ…」


冒険者は地に倒れ伏していた。


ルカ「そんな……」


冒険者は、先程の戦士達より実力はあっただろうに……

それを、またも容易くねじ伏せてしまった。

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 00:26:49.40 ID:63ddCBGT0<>
ルカ「ま、まずいぞ……この状況……」


どうやら、この町にいた強者は辺りに転がっている者達で全て。

もう、この町を守れる者はいないみたいだ―――


グランベリア「これで全てか!?」

       「ならばこの町は魔族が占拠するが、文句はないのだな!」


町全体に響くほどの声で、グランベリアは咆吼する。

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 00:34:22.29 ID:63ddCBGT0<>
偽勇者「おい、今こっちをチラリと見なかったか?」

    「もしかして、俺に気づいて強者と勘違いしてるのか?」

    「例え強くてもまだまだプロには程遠いぞ…」


グランベリアの咆吼も、町全体に響かせ終わっても―――

屋内にこもった住民達は息を潜めていました。

うん、怖いし例え出てきても瞬殺されるから意味ないしな。

賢い選択だが、悪い選択でもある。


ルカ「………………」


さて、どうするべきか。


1:グランベリアに立ち向かう

2:逃げる

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/09(水) 00:35:01.48 ID:TnxIhVKBo<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/09(水) 00:35:09.84 ID:aY2LY6cK0<>
1 <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 00:45:15.47 ID:63ddCBGT0<> 『グランベリアに立ち向かう』やね、皆はんまだ起き取ってくれたんやね


やるしかないのか、やるしかないのか!?

あぁ、剣をタダ同然でくれたおやじも住んでるし、恩を仇で返すのはさすがに人間としてどうかなと思うしね―――

やれば、いいだろうやれば!


偽勇者「しかし、顔を知られたら後々が面倒に……ん?」


何か足元に仮面が落ちていたが―――

そうだ、これを被っていれば顔を知られることはないぞ。

しかし、二種類もあるなどっちにするか―――


1:じゃしん

2:はんにゃ


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/09(水) 00:46:54.71 ID:aY2LY6cK0<> 2 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 00:49:35.85 ID:63ddCBGT0<> 『はんにゃ』やね


大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 19:26:24.30 ID:WGnjDwVB0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/09(水) 19:30:21.91 ID:DsizqQY/o<> いねえっつってんだろ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/09(水) 19:31:44.93 ID:Hojpoyns0<> おるよー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/09(水) 19:34:26.34 ID:aY2LY6cK0<> いる <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 19:35:18.32 ID:WGnjDwVB0<>
よし、般若っぽい面にしよう。

もう一つの面は罅割れていてすぐにでも壊れてしまいそうだからな―――


【般若の面】デザインは般若そのもの。案の定呪われているが最強の守備力を誇る。
呪いは【混乱】である。


うし、後ろ髪のほうも布で忍者巻きすれば隠せるだろ―――

それじゃ―――


偽勇者「戦ってやるよ……」

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 19:40:14.64 ID:WGnjDwVB0<> ……
………
…………


しかし、勇者たる者が__じゃなかった。

勇者を志している者が、ここで傍観していていいのか?

……断じて違う。

ここで名乗りを上げないようでは、勇者としても戦士としても失格だ!


【▶グランベリアに立ち向かう】ピッ

【やめておこう】


<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 19:42:48.94 ID:WGnjDwVB0<>
グランベリア「さて……この町は、我が手に落ちた」

       「後はこのまま―――」

ルカ「ま、待て……!」

偽勇者「待たれよ……!」


僕は勇気を振り絞り、物陰から姿を現した。

それと同時に反対側からも―――


――――――

―――――

――――
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 19:51:27.21 ID:WGnjDwVB0<>
俺は面倒くさいながらも、裏道のゴミ捨て場から姿を現した。

それと同時に反対側からも―――

童顔のガキが名乗り出やがった。

あー? いや違う、確かかなりの重要人物だったような……?

てか、ガキよ俺を見てビックリするな、目を見開くな。


グランベリア「……なんだ、少年と呪われし者よ」


グランベリアっていう四天王は、チラ見を除けば初めて俺とガキに視線を交互に向けた。

てか、やっぱり呪いに引かれて気づいたのか。

匂いか? 気配か?

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 20:00:09.34 ID:WGnjDwVB0<>
それにしても、こっちに視線を向いただけなのに―――

それだけで、圧迫感のようなものが押し寄せてやがる。

初心なのに、感じたってことはそれだけ四天王がすごいという証拠だな。

反対側のガキも―――


ルカ「あ……う……」


顔色が悪いが大丈夫かな…… 本当に危なそうだぞ。

足も笑い始めてるし―――


グランベリア「剣を持ち、戦う意志を持っている―――」

       「ならばお前達を、少年は戦士として、呪われし者は悪として扱う」

       「それで文句はないのだな?」

ルカ「あ、あるもんか……! 僕だって戦士だ!」

偽勇者「おい、俺は戦士じゃねぇ…… そしてちゃっかり悪として扱うな」

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 20:11:10.83 ID:WGnjDwVB0<>
腕の震えを勇気で押さえ、僕は剣を構えた。


―――――――――――――――――――――――――


おいおいおい、なんか違和感なく悪扱いされたぞ。

イラつきを押さえ、俺は剣を構えた。


グランベリア「分かった―――では、炎の魔剣士グランベリアが相手をしよう!」


これって、偽勇者・ガキVSグランベリアになるけどいいのか?


1:攻撃:『破壊の一撃』

2:剣技:『粉砕の一撃』『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:逃げる

コンマ÷2

30以下で成功や



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/09(水) 20:11:46.01 ID:aY2LY6cK0<> バイキルト <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/09(水) 20:12:25.18 ID:TnxIhVKBo<> 3 バイキルト ルカに <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 20:24:57.87 ID:WGnjDwVB0<> 『バイキルト:0.5』やね


偽勇者は、破壊の剣を掲げた!

偽勇者の力が満ちてくる……!


偽勇者(これが、バイキルトの力かぁぁぁ……!)

    (最高に『ハイ!』ってやつだアアアアア!)グワッ


ルカ「ぐ……!」


相対しているだけでも、全身に重圧がのしかかるような圧迫感だ。

凄まじい迫力に、僕は物怖じしてしまう。

それに、反対側にいるあの人(?)からも何かを感じる。

こう、魂を引きずり出されるような―――


グランベリア「さあ、かかって来るがいい!」


―――!?

今、僕はこんな時に何をしていた。

グランベリアの声が無ければ、どこか遠いところに連れていかれそうだった。



1:攻撃:『破壊の一撃』

2:剣技:『粉砕の一撃』『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト ×

『回復』ベホマラー

4:逃げる

コンマ÷2

30以下で成功や


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/09(水) 20:25:43.58 ID:DsizqQY/o<> はやぶさぎり <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 20:27:00.14 ID:WGnjDwVB0<>
はやぶさぎりなんて覚えてへんで。

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/09(水) 20:27:31.13 ID:aY2LY6cK0<> 滅・はやぶさ斬り <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 20:37:01.04 ID:WGnjDwVB0<> 『滅・はやぶさ斬り:6.5』やね、>>204はんはもしかしてこれ選んだんかいな? それやったらゴメンな!


俺は、破壊の剣を構えグランベリアに一歩踏み出す。


ズガァ!


その一歩が、とても重いのか石畳が砕け散った。

そして、俺は剣を構え、猛然と突進した―――


偽勇者の 滅・はやぶさ斬り!


グランベリアの姿が消えた!


ルカ「えっ……!?」

偽勇者「……むっ」


次の瞬間―――


コンマ一行6以上で―――

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/09(水) 20:37:55.96 ID:DsizqQY/o<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/09(水) 20:38:02.31 ID:T9/y2Qas0<> にゃ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/09(水) 20:44:31.12 ID:r2xpHZoB0<> ?? <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 20:46:10.53 ID:WGnjDwVB0<> 『6』やね


足元に、何かが突き出した……が!


ガキィン!


グランベリアの巨剣を、破壊の剣の2度目の斬撃で受け止める。


グランベリア「……ほう」

ルカ「す、すごい……!」


この"破壊の剣"は某伝説の剣よりも勝るらしいのだ。

いくら四天王の一撃でも、ヘッでもない。

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 20:50:10.62 ID:WGnjDwVB0<>
グランベリア「先程とは違うな、覇気や技量はともかく力は並の魔物以上だ」グググッ


素人だってことが気づきかけてる、流石だわ。

褒めてもらっても、嬉しくない―――と、次の行動に移らないとな。


1:攻撃:『破壊の一撃』

2:剣技:『粉砕の一撃』『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト ×

『回復』ベホマラー

コンマ÷2

30以下で成功や



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/09(水) 20:51:04.06 ID:aY2LY6cK0<> ジゴフラッシュ <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 21:04:11.27 ID:WGnjDwVB0<> 『ジコフラッシュ』やね、なんか成功率たかいね、少しキツめが良か?


偽勇者「魔物以上だろうが、何だろうが油断は禁物だ……」


偽勇者の ジゴフラッシュ!

周囲はあやしいひかりで照らされる!


グランベリア「むっ!」

ルカ「痛っ!」

   「今何か、チクッて……」

   「あれ、前がよく見えない?」

グランベリア「目くらましか」ザッ

偽勇者「卑怯とは言うまい?」

    「先程、俺を悪として扱うと発言したからな」

グランベリア「冗談を言うな」

       「戦いに卑怯も何もない」


グランベリアは、上段から斬撃を放った!


偽勇者「……!?」


防御の成功率や

コンマ÷2

30以下で成功や

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/09(水) 21:04:47.87 ID:AFNLoF0E0<> どや <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/09(水) 21:06:06.71 ID:TnxIhVKBo<> あっ…(察し) <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 21:13:20.66 ID:WGnjDwVB0<> 『43.5』やね


ドゴォン!


偽勇者「痛っ!」


偽勇者は10のダメージを受けた!


グランベリア「……何だと?」

ルカ「えっ……!?」


俺は今、グランベリアの斬撃をこの身で受けたが―――少し痛い程度だった。

正直、滅茶苦茶驚いているがたぶんこの呪いの装備シリーズのおかげだと思う。

あの店主が呪いは反発すると言っていたが―――

まさか、斬撃すらも反発したんじゃあるまいな……?


般若「」ドヤッ


<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 21:17:55.70 ID:WGnjDwVB0<>
しかし、それならそれでこの戦いは大いに有利に進められる。

こうなれば、ここで四天王の息の根を止めるのも良いだろう。

所詮は、人外の化け物だ―――人間と仲良しできるわけがない。

次の攻撃を、繰り出そうとしたが―――


―――――――――――――――――――――――


ルカ「てりゃぁ……!」


ガキに邪魔された。

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 21:30:17.88 ID:WGnjDwVB0<>

………………

た、助かった―――

グランベリアと戦うことになった時はどうしようと思ったけどあの人が屈強な戦士達よりも強いことが分かり―――

不覚にも安堵してしまった直後、怒りにも似た感情が湧いてきた。

他人を当てにし安堵する勇者など、この世のどこにいるのか。

敵わない事なんて、戦う前から分かっていたはずだ。

ここで屈してしまうよりは、討ち死にした方がよっぽどマシだ!

僕は震える足に喝を入れ―――凄まじいプレッシャーを放つグランベリアに剣を構えた。

グランベリアの前では、中途半端な攻撃なんて全く通用しないだろう。

ここで使うのは、あの剣技しかない―――!


ルカ「てりゃあ……!」


僕は全身全霊を込め、アリスに教わったあの技を繰り出した。

鋭く踏み込み、相手の懐に入りながら斬り上げる―――

いや、突き上げる感じだ。

剣先を水平に寝かせ、足のバネを用いて―――

そして、喉元に刃を滑り込ませるのだ!


グランベリア「……何だと? この技は……!」

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 21:36:44.31 ID:WGnjDwVB0<>
ルカは魔剣・首刈りを放った!

しかし、グランベリアはひらりとかわした!


ルカ「そ、そんな……!」

偽勇者「……」


ちっ、ガキが余計な手出しするからタイミングを逃した―――いや。


グランベリア「……なぜお前が、魔族の技を知っている……?」

ルカ「え……?」


これは意外と大チャンスかもしれん。

グランベリアの意識が、完全にガキの方に向いた。


グランベリア「踏み込みも稚拙ならば、突きも未熟」

       「だが、その技を知っていた事のみが気に掛かる」

       「お前程度の腕前で、偶然編み出したとも思えん」

       「その技を誰に教わったのか、教えてもらおうか」


俺は先程教えたよな、グランベリア―――

油断は禁物だってな……!!


偽勇者の ―――!
<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 21:46:09.62 ID:WGnjDwVB0<>
ルカ「…………………」


アリスの事は、決して言うわけにはいかない。

別にあいつをかばっているわけではなく、僕自身の誇りの問題だ。


ルカ「そんなの知って、どうするつもりだ……!?」

グランベリア「……知れた事よ」

       「その技を知っている以上は、かなりの使い手に違いない」

       「ぜひ、それほどの者と手合わせを願いたいと思ってな―――」

       「さあ、教えるがいい。その者は、お前の師匠か何かか?」

ルカ「……それは、言えない」

グランベリア「そうか、ならば―――」


グランベリアの 手加減!


ルカは46のダメージを受けた!


ルカ「あぐっ……!!」

グランベリア「一撃で命を奪わんよう、加減した」

       「さあ……喋ってもらおうか」

ルカ「う、ぐ……」


飯+風呂や

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/09(水) 21:47:30.31 ID:AFNLoF0E0<> おつー! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/09(水) 21:52:21.54 ID:HfFYesTs0<> 乙
こんだけ呪いのもの装備してたら悪もんだと思われるわな <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 23:22:23.31 ID:WGnjDwVB0<> ただいや、続き少しだけしよか


一撃で瀕死のダメージを受け、体が全く動かない。

これで加減したなんて―――やっぱりこいつ、強すぎる。


ルカ「それでも……言うもんか……」

グランベリア「……そうか。弱者に剣を振るうことは好かんが―――」


グランベリアが剣を振り上げた、その時だった。

反対側にいた人が、グランベリアに剣を振り下ろそうと―――


偽勇者の 破壊の一撃!

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 23:32:48.10 ID:WGnjDwVB0<> む
と思ったが、いや殺るつもりが―――


偽勇者「っ!?」


偽勇者の魚腕に"何か"が突き刺さった。


アリス「やれやれ……いつまで、下らんことをやっている気だ?」


お、俺の腕に"何か"が―――こいつ、何者だ?

てか、これって毛か……?

某幽霊族じゃあるまいにただの毛で腕が貫通する訳がない。


ルカ「ア、アリス……?」

グランベリア「そんな―――貴女様は!?」


グランベリアの顔は驚愕に染まり、数秒ほど立ち竦む。

そして―――おもむろにその場に片膝を突いた。


ルカ「え……? え……?」


いったい、どういう事なんだ……?

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 23:36:20.42 ID:WGnjDwVB0<>
マズいぞ、マズい。

あのグランベリアが、あの破廉恥女にひれ伏してるなんて―――

あの破廉恥女とグランベリアは何か繋がりが―――


アリス「グランベリア……貴様は何をやっている?」

    「いったい誰が、このようなことを命じたというのだ……?」

グランベリア「これは、私の独断でございます」


悪いけど、俺―――


1:逃げるわ

2:隠れるわ

3:動けないわ

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/09(水) 23:37:04.71 ID:aY2LY6cK0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/09(水) 23:38:23.58 ID:OWI0omB/0<> 3 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 23:47:13.07 ID:WGnjDwVB0<> 『隠れる』やね


悪いけど、俺隠れるわ。

魔剣士のグランベリアとこの破廉恥女が両方相手じゃどう頑張っても無理。

まだ、ガキだと余裕なんだがな―――


グランベリア「羽虫のようにうるさい勇者共を絶滅させんがため、イリアス神殿を―――」

アリス「退け、邪魔だ」


アリスは、きっぱりと断じていた。

ここまで頭ごなしに命令できるなんて、いったい―――


グランベリア「し、しかし……!」

       「これ以上、勇者なる連中を放置しておくのも……」

アリス「いいから退けと言っている」

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/09(水) 23:53:54.53 ID:WGnjDwVB0<>
アリス「貴様が暴れるから、名物の「あまあまだんご」が食べられんではないか」

グランベリア「そのようなものがお望みならば、この町を制圧した後にいくらでも作らせましょう」

       「ですので―――」

アリス「そんな趣のない観光があるか、ドアホめ」

    「ともかく……三度も同じ事を言わせるのが、貴様の忠義なのか?」

    「余は、退けと言っている」

グランベリア「……御意。それが貴女様のご意志ならば、ただちに」

       「それでは、失礼致します」


なんらかの移動魔法で、グランベリアは姿を消した。

つまり―――敵は、この町から撤退していったのだ!


グランベリアを追い払った!……アリスが。

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/10(木) 00:00:11.39 ID:3Jgqeh3m0<>
ルカ「や、やった……!」


いや、僕は何一つやっていない―――

―――が、それでも凄まじい脱力感に襲われた。

緊張の糸が切れ、その場にへなへなとへたばってしまう。

それにしても、アリスは―――


ルカ「アリス、お前……」

アリス「……………」


なぜか、切なげに視線を逸らすアリス。


ルカ「お前……けっこう偉かったんだな」

アリス「……それだけか!?それで終わりなのか!?」

    「貴様、本当にアホなのか……?」

ルカ「え……? なんで……?」


<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/10(木) 00:09:19.05 ID:3Jgqeh3m0<>
偽勇者「……あのガキ、アホなのか天然なのかはっきりしろよ」


まぁ、いいだろう。

グランベリアとの会話、そしてあのガキとの斜め上の会話で俺のことはすっかり忘れてくれてる。

それにしてもあの"アリス"っていう女―――

いや、普通にグランベリアと会話をしていたということは魔族か。

たぶん間違いなくアイツが―――

『魔軍司令』に違いない!

きっと、ヘルズクローとか地獄の業火とかできるに違いない恐ろしい―――

しかし魔軍司令だとするともっと上の存在がいるはずだ。

まったく、もんむす・クエスト!は地獄だぜ!


いちよう聞くんやけど、偽勇者はどこに隠れてるん?

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 00:12:29.66 ID:6WTR2xtw0<> 近くの建物の屋上 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/10(木) 00:14:05.21 ID:949FJIN4o<> 路地裏 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/10(木) 00:21:10.81 ID:3Jgqeh3m0<> 『路地裏』やね


しかし、どうしたものかね。

先程から、魚腕に刺さった毛が痛くて痛くて仕方ないのよ。

しかも、なんか取れないし―――


魚腕「」ビクビク


なんか、痙攣&変形してる―――ん?


青年「ど、どうなったんだ……?」

   「あの魔族、逃げていったのか……!」

おばさん「ほら、あの少年と女性だ!」

     「なんだかわからないけど、あの二人が追い払ってくれたんだよ……!」


<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/10(木) 00:28:18.29 ID:3Jgqeh3m0<>
屋内からわいわいと住民達が出てきて、僕達を取り囲み始めた。


ルカ「いや……僕達は、その……」


……ん? 少年と女性、あの二人?

確か、もう一人凄い実力の戦士が居るはずだけど―――


ルカ「いえ、僕ではなくもう一人の……」

青年「いやぁ、ありがとう!」

   「もう少しで、この町は魔物のものになるところだったよ!」

ルカ「だから、もう一人の戦士が……」

おばさん「お若いのに、すごいんだねぇ」

     「あんな強そうな魔族、どうやって追い払ったんだい……?」

ルカ「いえいえ……どうも……」


どうやら細かいやり取りまでは分からなかったらしく、アリスが魔族であることもバレていないようだし―――

もう一人の凄まじい"何か"を感じる男性のことは気づいていないらしい。

住民達はひとしきり僕達に礼を言うと、それぞれの日常に戻っていった。

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/10(木) 00:32:26.34 ID:3Jgqeh3m0<>
叩きのめされた戦士達や冒険者も命に別状はなく、ようやくイリアスベルクは平穏を取り戻したのだった。


アリス「ところでそこの住民A、ひとつ聞きたい事があるのだが」

住民A「住民Aって、俺の事?」

    「俺には――――っていう立派な名前が……」

    「……ああっ! 住民Aになってる!!」


あんま意味ないけど、この住民Aの"立派な名前"はなんなん?

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 00:33:33.94 ID:CjBP8GSa0<> サンタナ <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/10(木) 00:37:26.63 ID:3Jgqeh3m0<> 『サンタナ』やね


住民A「住民Aって、俺の事?」

    「俺には"サンタナ"っていう立派な名前が……」

    「……ああっ! 住民Aになってる!!」

アリス「貴様の素性など、心の底からどうでもいい」

    「『サザーランド』という宿を知っているか?」

住民A「えっと……そりゃ、西通りに出てすぐだ」

    「老舗のでっかい宿だから、すぐ分かるよ」

アリス「ふむ……聞いたか、ルカ!」

    「西通りに、今もあるという話だぞ!」

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/10(木) 00:42:07.53 ID:3Jgqeh3m0<>
ルカ「……老舗の宿ねぇ」


そういうところは、ほぼ間違いなく宿泊費が高いのだ。

そこの宿は、冒険者ではなくブルジョアジー向けの可能性が高い。


アリス「よし、西通りに行くぞ! 今晩の宿は決まったな!」

ルカ「はいはい……」


はしゃぐアリスに引き摺られ、僕は西通りへ向かったのである。


………………
…………
……

<> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/10(木) 00:59:53.41 ID:3Jgqeh3m0<>
……
………
…………


偽勇者「行ったか……」


あのアリスっていう魔族―――

食べ物系が好きなのか、大食いキャラなのか?

てか、人に道を聞いておきながらどうでもいいって失礼すぎるだろ。

しかし、今はそんなことはどうでもいい。

魚腕が変形し続けて、めり込んでいた魚が腕と一体化したのか―――



1:皮膚がなくなって変わりに鱗がビッシリと生えた。

2:手の甲に"モンスターの目"みたいのができた。

3:アイディア募集(変に設定が多いと再安価やで)

↓2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 01:00:25.61 ID:CjBP8GSa0<> 1 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/10(木) 01:02:29.22 ID:93nLVRZKo<> 3で
口とか鱗とかエラとかヒレとか魚の部位がほぼ全て腕に出てきてる <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/10(木) 01:05:23.22 ID:3Jgqeh3m0<> 『>>243』やね、今までで一番呪いっぽいかもしれんな。


大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/10(木) 01:39:17.81 ID:UPQYSIAu0<> 乙
片腕だけなら鬼の手みたいだな
魚だけど <> 大阪|・ω・)<doruman<>saga sage<>2014/04/10(木) 17:45:17.15 ID:GlqAZ64F0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> 大阪|・ω・)<
◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/10(木) 17:47:59.92 ID:GlqAZ64F0<> 大阪|;-ω-)<アホなことしてもた、どないしよ。 <> 大阪|・ω・)< ◆.ERIhla1zY<>saga<>2014/04/10(木) 17:50:18.63 ID:GlqAZ64F0<> 【ステータス】

【名前】:偽勇者

【兜】
○【般若の面:防255】デザインは般若そのもの。
史上最強の守備力を誇る兜であるが―――

【武器】
○【はかぶさの剣:攻110】:地獄の悪魔が人間への憎しみを集めて作ったらしい。
無数の骸骨を寄せ集めて、切っ先が斧のような剣の形に作り上げたような見た目からして既におどろおどろしい。
会心率が高くなり2回攻撃可能だが―――

○【皆殺しの剣:攻120】:持つものに滅亡をもたらすと言われている。
見た目は髑髏などがあしらわれておりいかにも禍々しい。
道具使用で【ルカナン】の効果・全体攻撃ができ魅力的な性能だが―――

【防具】
【旅人の服:防8】:青や水色の服に青いマントが付いているといったデザインである。

【アクセ】
○【呪いのベルト:???】:太古の呪われたベルトで常に―――

【攻撃】
『破壊の一撃』

【剣技】
『滅・はやぶさ斬り』
『粉砕の一撃』
『皆殺し』

【呪文】
『攻撃』「メラミ」・「イオラ」・「バギ」

『攻撃補助』「ラリホー」・「ジゴフラッシュ」・「ルカニ」

『補助』「バイキルト」

『回復』「ベホマラー」

『移動』「アバカム」・「リレミト」


【呪い】
○史上最強の守備力を誇る兜であるが、常に【混乱】する(般)

○会心率が高くなり2回攻撃できるが、呪いで動けなくなる(はかぶさ)

○高い攻撃力を誇り、全体攻撃できるが、守備力が0になる(皆)

○常に締めつける(呪)

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 17:50:19.12 ID:CjBP8GSa0<> 酉を今も内に変えたらどうだろう <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 17:51:30.33 ID:GlqAZ64F0<> >>249
大阪|´-ω-)<しかない、これでどや? <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 17:57:23.30 ID:GlqAZ64F0<>
魚腕が変形し続けて、めり込んでいた魚が腕と一体化したのか―――

口とか鱗とかエラとかヒレ等の魚の部位がごちゃ混ぜになった腕になっている。

部位がちゃんとした位置に出てきていればカッコいいのだが、これはアレだ―――

某悪魔男のデーモン並みにグロい、グロすぎる。

このもんむす・くえすと!の世界でもグロいもんむす等もいるがこの魚腕はそれ以上だ、ちくしょう…


魚腕第2「」グチュル…


いったい、誰が毛なんかで刺しやがったんだ……!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 18:03:13.74 ID:GlqAZ64F0<>
―――――【サザーランド】―――――


ルカ「なにこれ……どこのお屋敷?」


「サザーランド」は、予想以上に豪華な宿だった。

さて、その料金はというと―――


ルカ「えっと……お一人様一泊240万ゴールドぉ!?」


24時間で240万ゴールドと計算すると……

手持ちの500ゴールドでは、18秒の滞在費にしかならない。

もし僕が洗礼を受けていたなら、勇者料金でタダ同然だったというのに……


ルカ「アリス、これは住む世界が違いすぎる」

   「二人だと、九秒しかいられない計算になっちゃうよ」

アリス「なんと……」

    「こんなことなら、グランベリアに制圧させた方が良かったな」


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 18:11:22.54 ID:GlqAZ64F0<>
ルカ「おいおい……」


アリスが、ろくでもないことを呟いた時だった。


冒険者「すいません、ちょっと通していただけませんか……いたた」


高級宿の前で立ち尽くす僕達の横をすり抜け、一人の冒険者がフロントに入っていった。

彼は確か、グランベリアの懐に入ったが叩きのめされて地面に転がっていた冒険者だ。


冒険者「すいません、おかみさん。ボクは勇者です。勇者料金で一泊―――」

おかみ「馬鹿をお言い!」

    「揃いも揃って魔物にやられた分際で、何が勇者だい!」


威勢の良いおかみの啖呵が、外の通りにまで響く。




<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 18:22:03.55 ID:GlqAZ64F0<>
冒険者「うっ……! しかしボクは、洗礼を受け……!」

おかみ「あんたみたいなヘボ勇者が勇者と名乗っちゃ、本物の勇者が迷惑だよ!」

    「出ておいき!」

冒険者「く、くぅぅぅ……!」


おかみの怒声に圧倒され、冒険者は脱兎のように逃げ去ってしまった。

こうして冒険者を追い出したおかみは、ふと僕達に目を留める。

すると―――その不機嫌そうな顔が、たちまち和らいでいった。


おかみ「あら、あんた。この町の恩人じゃないか」

    「せっかくだから、ウチに泊まっていきなよ」

ルカ「いえ、でも……お金が……」

おかみ「そんなの、勇者料金でいいよ。お二人様で4ゴールドね」

    「残り479万9996ゴールドは、イリアス様につけとくよ」

ルカ「ど、どうも……」

   「でも、僕は洗礼を受けた勇者じゃないんですけど……」

おかみ「洗礼なんて関係ないよ」

    「勇者の資格は洗礼のあるなしじゃない、その振る舞いさ」

ルカ「お、おかみさん……!」


僕は、頭を殴られたような衝撃を受けた。

まさに、その通りだ。

洗礼がなくても、その振る舞いが勇者ならば―――僕は、立派な勇者なんだ!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 18:26:54.05 ID:GlqAZ64F0<>
アリス「……そうは言うが、貴様は一方的にやられただけではないか」

ルカ「ぐふっ!」


本当に、頭を殴られたかのような一撃。

心の声にまで突っ込んでくるなんて、さすがはアリス。


おかみ「そういうわけで……ほらほら、どうぞどうぞ!」

アリス「ふむ、貴様は見所のある人間だな」

    「ほらルカ、いつまでのけぞっている―――」

ルカ「はいはい、分かったよ……」

   「おい、引きずるな……!」

こうして僕達は、おかみの好意により高級宿「サザーランド」に一泊することになったのだった。


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 18:34:49.69 ID:GlqAZ64F0<>
……
………
…………


ルカ「お、落ち着かない……」


これまで見たこともないほど豪華な一室でたたずむ、田舎者の僕。

アリスはというと、皿に盛られたあまあまだんごをパクパクと食べている。


ルカ「……美味いか?」

アリス「……あまい♪」


どうやら、非常に満足な様子。

眼を細め、尻尾をぴこぴこと振りながらご満悦のようだ。


ルカ「おいおい、変身を解くなよ……宿の人、来ないだろうなぁ」

アリス「……ふぅ、美味かった。余は満足したぞ」


アリスは人の姿に戻ると、ベルをりんりんと鳴らす。

すると―――おかみが自ら、食器を下げに来てくれた。

どうやら、僕達はかなりのVIP待遇のようだ。


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 18:40:44.26 ID:GlqAZ64F0<>
さっき聞いたところによれば、ここのおかみは町の顔役の一人。

あのまま町が魔族に制圧されたら、特に困る立場の人だったらしい。


おかみ「当宿自慢のあまあまだんご、満足してくれたかい?」

アリス「甘さが際立ちながらも、だんごの風味を殺してはいない……」

    「まさに、あっぱれな味だ」

    「貴様が魔族ならば、公爵位を与えても良いほどだぞ」

おかみ「あはは……面白いこと言うね、お嬢ちゃん……!」

    「あはははははは……!」


なんだか知らないが、おかみにウケたようだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 18:45:18.34 ID:GlqAZ64F0<>
おかみ「でも……最近は、ハピネス蜜が不足しててねぇ」

    「このおだんごも、前ほど沢山作れなくなったんだよ」

    「ハピネス村もあんな事になって、男手が足りないから……」

    「まあ、仕方ないんだけどねぇ」


ハピネス村と言えば、このイリアスベルクから東にある小さな村。

養蜂が盛んで、この村で採れたハピネス蜜は世界中に輸出されている。


ルカ「ハピネス村で、何があったんですか……?」

おかみ「それがねぇ……あっ、そうだ」

    「あんた達が行って、何とかしてやりなよ」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 19:05:28.22 ID:wkoz+9mY0<>
おかみ「あんな強そうなな魔族を撃退したくらいなんだから、楽勝だよ」

ルカ「は、はぁ……」


僕が実力で撃退したわけではない以上、なんとも収まりが悪い。

それに実力でいえば、あの人の方がずっと高い。

これ以上、この話を引っ張れなくなってしまった。


おかみ「……じゃあ、おやすみ。ゆっくり休みなよ」

ルカ「はい、ありがとうございます!」


昨日の野宿とは打って変わって、今日はふかふかベッド。

高級すぎて少々落ち着かないが、それでも満足した気分でベッドに横たわったのだった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 19:23:39.80 ID:wkoz+9mY0<>
アリス「しかし、腹が減ったな……」

ルカ「おいおい、あまあまだんごを平らげたところじゃないか……」

   「あれだけの量を食べて、まだ食い足りないのか?」

   「……ってか、さっさと自分の部屋に戻れよ」

アリス「部屋に戻る前に、貴様に警告しなければならないことがあってな……」

ルカ「警告……?」


アリスが、僕に警告だって―――珍しいこともあるもんだ。

いつも魔物との戦闘になるとどこかに隠れてしまうアリスが僕に警告をするだなんて―――

何か良くない前兆でもあったのだろうか。


アリス「夕刻にグランベリアと貴様が対峙する時、もう一人の人間が居たであろう」

ルカ「ああ、あの人が何か……」


もう一人の人間。

グランベリアと対峙するため、物陰から姿を現したのと同時に出てきた戦士だ。

いや、本人が戦士ではないと否定していたからただの旅の者だろうか―――

しかし、それでもあの強さでは納得できない。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 19:33:35.03 ID:wkoz+9mY0<>
アリス「あの人間とは関わり合いにはなるな―――不吉な予感がする」

ルカ「お、おいおい……」

   「いきなり何を言っているんだ、不吉の予感がするだって……?」

   「あの人は、僕と同じで町を守るために出てきた凄腕だぞ」

アリス「呪われし者……」


まただ、薄らだけどグランベリアもあの人を 呪われし者 と呼んでいた。

確かに、不気味で恐ろしい装備をしていたがそれだけで―――


アリス「気をつけよ、あの呪いの数々は並ではない」

    「ヘタをすれば、私でも危ういかもしれんのだ」


アリスがここまで弱気な発言をするなんて―――

あの人は一体何者なんだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 19:41:03.55 ID:wkoz+9mY0<>
考え事をしていると、アリスはじっと僕の顔を眺め―――じゅるり、と舌なめずりをした。


アリス「洗礼を受けていない貴様の精は、なんとも美味そうだ……」

ルカ「お、おいおい……ちょっと待って……! うぁっ!」


あっという間にアリスはベッドに上がり、僕を尻尾で巻き上げてしまう。


ルカ「ダメだよ、こんな……!」

アリス「何を言う、これは特訓だ。貴様は快楽攻撃に弱いのだろう?」

    「快楽に耐えるすべを知らねば、貴様の冒険はいずれ無残な結末を迎えるぞ」

    「それでも良いのか……?」

ルカ「それは……イヤだけど……」

アリス「ならば特訓だ。余が与える刺激に耐えるがいい」

ルカ「そ、そんな―――」


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 19:41:54.63 ID:wkoz+9mY0<>
偽勇者のお泊り場所は何処になるん?(無一文やで)

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/10(木) 19:42:36.79 ID:SZ7xHyHN0<> 男子トイレ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 19:45:11.30 ID:Aho3FNRAO<> 腕がグロくなるって化け物人間安価禁止には引っかからないの? <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 19:55:02.46 ID:wkoz+9mY0<> 『男子トイレ』やね、昔のトイレってどんなんやろか…?

>>265
引っかからんよ、もんむす世界の男性の姿は皆普通やさかい。

それに、グロい腕は偽勇者の呪われた腕やし良くあるパターンやからな(某もののけ娘等)



―――――【イリアスベルク:男子トイレ】―――――


偽勇者「雨や冷たい風、それにこの腕を知られないためとはいえ―――」

    「こんな処で一晩過ごすことになるとは……」


俺はイリアスベルクにある男子トイレの個室にいる。

レンガ造りで、頑丈なため風を遮るには丁度いい部屋だが―――

流石に座っての睡眠は辛いものがある。

しかし、贅沢は言ってられない。

無一文の貧乏人は貧乏人らしく逞しく生きねばならないのだ。

食事のほうは、ちゃっかり隠れる時に売店のリンゴやパイをいただいた―――

久しぶりのまともな食事で、嬉しかった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 20:04:44.59 ID:wkoz+9mY0<>
しかし、これからどう"もんむす・くえすと!"の世界で過ごせばよいのだろうか。

基本的パターンだと、この世界の目的を終えれば元の世界に帰れるが―――

不安すぎる!

この世界の魔族や魔物は、快楽攻撃という名のエロ技を使用してくる。

ならば、楽しもうぜ! と思うだろうが、ヘタをすればエグい技もあるし、捕食もある。

人間の男性は、もんむす達の夫or餌でしかない。

気に入った男性を得るためならば、裏切りも平気で行うし信用できん。


偽勇者「くっそ… 普通にクリアすればいいのか?」

    「それでも、いろいろと目的なアイテムも―――」


偽勇者は―――


1:もう寝る

2:まだ考える

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 20:05:34.67 ID:CjBP8GSa0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 20:14:07.38 ID:wkoz+9mY0<> 『もう寝る』やね


ああ、今ここでゴチャゴチャ考えても仕方ない。

こうなれば、主人公より先に目的のアイテムやら何やら手に入れるしかない。

まずはそれを行ってから次の目的を考えればいい―――

じゃぁ寝るか。


偽勇者「……レンガの壁が冷たい」


これは、確実に関節に優しくないな。


―――――【イリアスベルク:男子トイレ外】―――――


いい男「……」

彼氏「どうしたんですか、早くトイレに入りましょうよ」

いい男「……いや、今日はダメだ―――諦めよう」

彼氏「それは、またどうして……?」

いい男「いやな予感がするんだ、いいか絶対近づいちゃダメだぞ」

    「人生に関わるかもしれないからな」

彼氏「そんな怖いこと言わないでくださいよ、わかりました」

   「絶対に近づきません!」

いい男「……いい子だ」

彼氏「……♪」


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 20:16:04.66 ID:wkoz+9mY0<>
飯休憩や


偽勇者か ルカか どちら視点で再開するん?


【偽勇者】

【ルカ】


↓3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/10(木) 20:16:45.85 ID:SZ7xHyHN0<> 偽 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 20:20:39.55 ID:Xm1CBvU80<> 偽 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 20:21:27.03 ID:CjBP8GSa0<> 偽 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 20:25:28.08 ID:CjJZ19rA0<> 仲間作れない設定が呪いと釣り合ってていい感じやね <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 22:14:23.49 ID:uL5XYkl60<> 『偽』やね


偽勇者「……ゆうべは、お疲れだったね」


体中の骨や関節等が物凄く痛い。

動かすたびにゴキゴキと音色を奏でてくれる。

石畳みの外で野宿するよりは座って寝るほうがマシではあるが―――

トイレで寝たせいで少し臭っていないか心配だ。

悪臭のする人物は無条件で嫌われるぞ。


偽勇者「普通なら、旅に出る準備をするが無一文だしな」

    「このまま外に繰り出すしかねぇ……!」


男子トイレの個室から出て、適当に町をブラつく―――

もちろん、この魚腕は旅人の服を利用して隠している。

前にもいったが、こんなもん露出する程俺は馬鹿じゃない―――

もし、そんな馬鹿がいるなら見物したいくらいだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 22:19:57.04 ID:uL5XYkl60<>
―――――【武器屋】―――――


アリス「これは良い品だな、これにしておけ」

    「今の資金でも買えるだろう?」

ルカ「これがぁ……?」


見たところ、もっさりしたシャツ。

確かに、多少は丈夫そうだが―――


店主「姉ちゃん、ずいぶん目が利くねぇ」

   「それは特別な製法で織られた防護服なんだ」

ルカ「へぇ、そうなんだ……」


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 22:39:21.14 ID:uL5XYkl60<>
……
………
…………


店主「まいどありぃ!」


何か、店主に上手く乗せられた気もするが―――

アリスの勧めもあった事だし、粗悪品を掴まされたという事はないはず。


店主「エンリカの防具は質が良いんだが、見た目が地味だからねぇ……」

   「なかなかさばけなくて、困ったもんだよ」

ルカ「エンリカ……? その人が作ったんですか?」

店主「いやいや。人名じゃなくて、村の名前だよ」


―――――――――――――――――――――――


他に用はないし、そろそろ町から出るか―――

別の町等に行って、魔物狩りやら宝探しでもやるか。 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 22:59:42.63 ID:uL5XYkl60<>
とりあえず町を出たところで、呪いの装備品を確認する。

どれも禍々しく姿形が恐ろしい一品で、それに宿る呪いも信じられないほど強い。

どれだけ強い力を持った者も、これらの呪いには無力である。

しかし、普通なら装備している俺もこの呪いの影響があってもいいと思うが―――

やはり、あの店主の言う通りで呪い同士反発し合っているのか。

ん、誰か近づいてくるな。


1:もんむす

○スライム娘

○ミミズ娘

2:怪しい商人



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 23:02:33.74 ID:CjBP8GSa0<> 2 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 23:12:32.43 ID:uL5XYkl60<> 『怪しい商人』やね


商人「おやおや、これはこれは」


俺以上に全身を布やサポーターで隠している怪しい人物。

引いている荷車には、沢山の品が置いてあるがどれも布を被せているので判別ができない―――

てか、背負ったりぶら下げたりもしているがこんな大荷物を一人で管理しつつ魔物が蔓延る大地を移動しているのか!

こいつ、何者だよ。


商人「ここまで呪われているのに平気な生き物も珍しいネ」

   「ぜひとも色々着せ替えしてみたいアルヨ!」

偽勇者「着せ替えって……ってか、呪われてるの気づいてる?」

商人「はいネ。私、呪い専門扱っている―――といいますネ、よろしくアル」


商人の名前はなんてーの?

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 23:13:08.32 ID:CjJZ19rA0<> ウラミ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 23:19:11.25 ID:uL5XYkl60<> 『ウラミ』やね。


ウラミ「はいネ。私、呪い専門扱っている"ウラミ"といいますネ、よろしくアル」

    「早速で、失礼するけどコレ装備してみてください!」

偽勇者「お、おいおい……!」


ウラミっていう、商人が自己紹介をそこそこに荷車に乗っている品物を一つ取り出して俺に装備しろと言ってやがる。

流れ的に、呪われてる品だろうが―――出来る限りまともに近い物にしてくれよ?


装備する武具どんなん?


1:鎧

2:盾

3:アクセ




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 23:19:41.73 ID:CjBP8GSa0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 23:43:51.50 ID:uL5XYkl60<> 『鎧』やね


ウラミ「えーと、装備してほしい物多すぎて困るネ、ちと待つよろしい」

偽勇者「あ、ああ、お構いなく……」


ウラミは、先程からアクセサリーやら何やら小さい小物を持たせたりして試しているが中にはどうやら偽物も交じっているらしく、目の前で怖したりしてる―――勿体ない。


ウラミ「在ったね、ちとでかいから苦労したネ」

    「この"鎧"を装備するよろしい」


どうやら、荷車から一際でかい品を引っ張りだしたようだ。

大きさからして鎧みたいだが―――

もし、可能なら着せ替え費として籠手をもらえると嬉しいんだがな。

この魚腕をいつまでも隠し通す自信がない。


どの鎧を引っ張り出したん?


【ゾンビメイル】

【まじんのよろい】

【さびついたよろい】



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 23:45:03.88 ID:3iccBXru0<> 【さびついたよろい】 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/10(木) 23:52:59.59 ID:uL5XYkl60<> 【さびついたよろい】やね、知ってて選んだんちゃう?>(・ω・|チラッ


ウラミが引っ張り出した品は、やたらめたら錆びついている鎧である。

これも呪われているのか―――

それともゴミを押し付けられたか?


ウラミ「おお、中々似合うネ」

    「どうね、着心地は?」

偽勇者「錆びてるせいか、耐久度に不満が……」

    「てゆうか、この鎧も呪われてるのか?」


というより、これも先程の小物のようにパチモンではないのか。

他の品物と違い、呪われてる感覚がしないぞ。


ウラミ「ああ、確かに呪われてるネ」

    「錆びの呪いだけどネ」

偽勇者「さ、錆びの呪い……?」

    「そのままだな、他にこうないの?」

    「素早さが0とかHPが常に1減るとか」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/10(木) 23:54:40.60 ID:CjBP8GSa0<> オリハルコンとみがきずな探さなきゃ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 00:06:00.32 ID:KKGzhx7M0<>
ウラミ「あるけどないネ」

偽勇者「……え?」

ウラミ「世界には、変わり者いっぱいネ」

    「呪いの品をコレクションする金持ちのコレクターもいるから、私の懐暖かいアル」

偽勇者「そ、そうか」

    「それは残念だ」


ここまで来たら全てを呪いで固めたかったけど、ないなら仕方ないアル―――あ、うつった!


ウラミ「その錆びついた鎧も、中々頑固でいろんな鍛冶屋や腕利きの修理屋が錆びを落とそうとして、努力したけど無駄になったりしてるアル」

    「実は、結構返品もされてて困ってるネ、取りに帰らないと信用を失っておまんま食い上げね!」

    「だから、その鎧と引き換えにお願い聞いてくれたらプレゼンするアル、どうネ?」


……錆びついた鎧でも全身を隠せるなら、丁度いい。

それに無一文だし、ゲームみたいに金は湧いたりしないのだ―――

やるしかねぇか。


偽勇者「OK」

商人「お互い合意したネ?」

   「じゃ、お願いアルけどいいネ?」


少し、喋り方はどうにかならんのか。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 00:10:56.95 ID:KKGzhx7M0<>
ウラミ「じゃお願いの要件は―――」


【イリナ山地の盗賊退治】ネ

【魔物の死骸集め】ネ

【魔物の恨み集め】ネ


どれか一つアルやで


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/11(金) 00:11:42.66 ID:itie67GS0<> イリナ山地の盗賊退治 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 00:13:11.51 ID:KKGzhx7M0<> 【イリナ山地の盗賊退治】やネ!


大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 20:35:21.74 ID:miDp47Fw0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/11(金) 20:35:41.00 ID:itie67GS0<> いる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/11(金) 20:35:51.49 ID:jjk33Z690<> いるような気が <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 20:37:35.10 ID:miDp47Fw0<> 【ステータス】

【名前】
○【偽勇者】

【武器】
○【はかぶさの剣:攻110】
地獄の悪魔が人間への憎しみを集めて作ったらしい。
無数の骸骨を寄せ集めて、切っ先が斧のような剣の形に作り上げたような見た目からして既におどろおどろしい。
会心率が高くなり2回攻撃可能だが―――

○【皆殺しの剣:攻120】
持つものに滅亡をもたらすと言われている。
見た目は髑髏などがあしらわれておりいかにも禍々しい。
道具使用で【ルカナン】の効果・全体攻撃ができ魅力的な性能だが―――


【防具】
○【般若の面:防255】
デザインは般若そのもの。
史上最強の守備力を誇る兜であるが―――

○【旅人の服:防8】
青や水色の服に青いマントが付いているといったデザインである。

○【錆びついた鎧:防26】
ボロボロに錆び付き、在りし日の姿をとどめていない鎧。
もともとは由緒正しい品だというが―――

【アクセ】
○【呪いのベルト:???】
太古の呪われたベルトで常に―――

【攻撃】
○【破壊の一撃】
破壊の剣での攻撃:単体

○【滅亡の一撃】
皆殺しの剣での攻撃:全体

【剣技】
○【滅・はやぶさ斬り】
破壊の剣での2回攻撃:単体

○【皆殺し】
皆殺しの剣での守備力無視攻撃:敵or味方単体

【呪文】

『攻撃』
【メラミ】
大きな火の玉を飛ばす:単体
【イオラ】
大爆発を起こす:全体
【バギ】
竜巻で切り裂く:1グループ

『攻撃補助』
【ラリホー】
敵を眠らせる:1グループ
【ジゴフラッシュ】
ダメージを与えると同時に100%の確率で【幻惑】状態にする:全体
【ルカニ】
敵の守備力を半分下げる:単体

『補助』
【バイキルト】
与えるダメージが2倍になる:単体

『回復』
【ベホマラー】
パーティ全員のHPを回復:全体

『移動』
【アバカム】
全ての扉を開くことが出来る。
【リレミト】
ダンジョン内部から一瞬にして脱出する。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 20:38:20.81 ID:miDp47Fw0<> 【呪い】
○会心率が高くなり2回攻撃できるが、呪いで動けなくなる(はかぶさ)

○高い攻撃力を誇り、全体攻撃できるが、守備力が0になる(皆)

○史上最強の守備力を誇る兜であるが、常に【混乱】する(般)

○どんな生き物でも錆びを落とすことはできない(錆)

○常に締めつける(呪)

【キャラクター】

サンタナ:イリアスベルクに住む住民A、働き口を探している。

ウラミ:呪い専門に扱っている商人、呪いの装備ならお任せあれ。
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 20:46:50.04 ID:miDp47Fw0<>
ウラミ「じゃお願いの要件は【イリナ山地の盗賊退治】ネ 」

偽勇者「盗賊退治……?」

ウラミ「最近、この辺で魔物の盗賊団が暴れているネ」

    「別にそこらの町が被害にあっても知らん顔アルが、お得意様が被害にあうのは勘弁ね」

    「盗まれた金は、私の金になる予定ネ! 予約済ヨ!」


こいつの懐事情はどうでもいいが―――

魔物の盗賊団か、珍しい。

魔物が徒党を組んで人間を襲うのは基本的パターンだが、盗賊で物を盗むのは初耳だな。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 21:00:30.15 ID:miDp47Fw0<>
ウラミ「盗賊団の数は数匹と聞いてるネ、2桁じゃなく1桁だからそこは安心するネ」

偽勇者「1桁か……」


10匹以上はいないことになるが、9匹はいる可能性はあるということ―――

まぁ、一度に斬ることができるから別にいいが魔物の種類とかは解からんのか?

数匹でも、ヘタに能力を持っていたり地の利を利用されたりしたらヤバいけど。


ウラミ「大丈夫ネ、あんたならできるヨ!」

    「それと、その鎧はその間貸してあげるネ」

偽勇者「……何?」


この錆びついた鎧を貸すだと?

商人が何のメリットを得るってんだ?


ウラミ「どうするネ、結局はお願いを叶えてくれたらそれはアナタの物だからいいヨ」


こいつにどんな企みがあるか知らんが、とりあえず【イリナ山地】に行くか。



イリナ山地に行くんやけど―――


1:【先行】

2:【後攻】




※大阪|・ω・)<錆びついた鎧は、某ドラ9とかと違ってフル装備設定やで。

それと、飯+αタイムや
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/11(金) 21:01:14.86 ID:itie67GS0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 23:03:33.37 ID:aiXTD2f10<> 【先行】やね


―――――【???】―――――


アリス「仕方ない、貴様にこの剣を貸してやろう―――」

ルカ「うげ……なんだこれ!?」

アリス「堕剣エンジェルハイロウ―――」

    「この世に一本しか存在しない、極めて貴重な剣だ」

    「今後の戦いでは、この剣を使うがいい」

ルカ「うぇぇ……? こ、これを……?」


―――――――――――――――


それで数時間ほど歩いて、イリナ山地っぽいところに到着する。

もし、ウラミの教えた道が正しければココに違いない。

しかし―――ここで一つ、大きな問題があった。

ウラミからもらう報酬に食べ物類等が入っていないことだ。

無一文なのに、食べ物を要求しないとか俺は馬鹿か―――

いや、大馬鹿だ。

こうなれば、魔物の盗賊団が盗んだ金目の物をいただいて転売して資金を得るしかない。

それにしても―――


偽勇者「盗賊が出てこない」



<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 23:06:21.97 ID:aiXTD2f10<>
盗賊退治に来たのに、盗賊団のアジトが分からない、盗賊が出てこないじゃ意味がないのだ。

出来る限りに今日中に退治したい。


【捜し回る】

【待つ】


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/11(金) 23:13:30.61 ID:itie67GS0<> 捜し回る <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 23:23:43.58 ID:aiXTD2f10<> 【捜し回る】やね


仕方ない、この広大な山地を、しらみ潰しに捜し回るしかない。

そして、苦労した分を魔物に叩きつけて退治してやる。


………………
…………
……


偽勇者「このほら穴……か?」


山地を、しらみ潰しで探すつもりがアッサリとそれっぽい怪しいほら穴を見つけた。

中は広く拠点としても悪くねぇ。

でも、盗賊団が今だ見つからないのが気に掛かるが―――


偽勇者「入るしかねぇだろ」


中を探索するため、洞窟へと踏み入ったのだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 23:31:06.81 ID:aiXTD2f10<>
中は意外に広く、アジトにしちゃ人影がない。

しかし油断は禁物だ―――

地の利は相手にあるのだ、広くても身を隠す場所はチラホラある。

不意打ちされたら、どうゆう結果になるか分からないしな。

ガチャリ… ガチャリ… と錆び付いた鎧を鳴らしながら進んでいく。


………………
…………
……

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 23:37:13.12 ID:aiXTD2f10<>
……
………
…………


―――――【イリナ山地】―――――


アリス「この広大な山地を、しらみ潰しに捜すわけにもいくまい」

    「どうするつもりなのだ……?」

ルカ「さあ……どうしよう……」


困惑しながら、歩いていると―――

突然、目の前に小さな影が飛び出してきた!


ゴブリン娘が現れた!


ゴブリン娘「やい、金目の物を置いていけ!」


目の前に現れたのは、ちっちゃくて可愛い子鬼モンスターだった。

ただ、抱えているハンマーは体格に不釣り合いなほどに大きい。

そしてアリスは、例によってどこかに消えてしまったようだ。


――――

―――――

――――――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 23:42:55.05 ID:aiXTD2f10<>
――――――

―――――

――――


ゴブリン娘「ラミアや、ヴァンパイアや、ドラゴンが相手なんだからぁ!」

      「オマエなんか、やられちゃえ―――!」


そう言い残して―――ゴブリン娘はたちまち逃げ去ってしまった。


ゴブリン娘を追い払った!


アリス「さて、アジトの場所が分かったようだな」


戦闘が終わり、アリスが戻ってきたようだ。


ルカ「ああ、でも……」


ヴァンパイアやドラゴンの話は聞いていたが、ラミアまでいるという。

ラミア―――下半身が蛇の、強力なモンスター。

中には弱い奴もいるが、極めて強力な個体も存在する厄介な魔物である。

目の前のアリスも、ラミア型のモンスターなのだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/11(金) 23:49:49.69 ID:aiXTD2f10<>
ルカ「ラミア、ヴァンパイア、ドラゴン……厄介な相手ばかりだな」

アリス「だから、よせと言っているだろう」

    「本当に無駄死にしたいのか、貴様?」

ルカ「僕だって、無駄死になんてするつもりはないよ」

   「でも、イリアスベルクの人達が困っているんだ」

   「それを黙って見過ごすなんて、勇者じゃない!」

アリス「……ドアホめ」

    「他人のために、己の命を危険にさらすとはな」

    「貴様は、つくづくドアホのようだ……」


アリスに呆れられながらも、僕はアジトの方向に進むのだった。

どんな強敵が待ち受けていようとも、勇者は屈したりはしないのだ!


――――

―――――

――――――
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 00:03:50.16 ID:tczJeqwA0<>
――――――

―――――

――――


ルカ「このほら穴……か?」


そこはただのほら穴に見えるが、確かに拠点としては悪くない。

ただ、周囲に盗賊団のメンバーが全く見当たらないのが気に掛かる。


ルカ「アジトだというのに、なんで周りに誰もいないんだ……?」

アリス「この中に、本当にドラゴンなどいるのか?」

    「どうも、そんな気配は……」


アリスはくんくんと鼻を鳴らし、そしておもむろに険しい顔になった。


アリス「貴様、このまま進むなら覚悟して行くがいい」

ルカ「どうしたんだ、アリス?」

アリス「余は、ここで待ち伏せる」

    「勝てぬと思ったら、逃げろ」

    「今回だけは、咎めはせぬ」

ルカ「おいおい、何だよそれ……」


ドラゴン、ヴァンパイア、ラミア―――

中で待ち受けているのは、そうそうたる強豪モンスターである。

しかし強敵が待ち受けていようとも、勇者は屈したりはしないと覚悟を決めたばかりなのに―――


ルカ「よし、行くぞ……!」


アリスをその場に残し、僕は決死の覚悟で洞窟へと踏み込むのだった。


アリス「呪われし者……」

    「人間でも、魔物でもない貴様は何なのだ……?」



偽勇者は、盗賊団を見つけ―――


1:てるで、そして追いかけ回してるわ。

2:てないわ、迷子やけども―――




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 00:07:14.40 ID:6VNUQZZk0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 00:09:07.08 ID:tczJeqwA0<> 『見つけてるで』やね


で、どのメンバー見つけたん?

1:ラミア

2:ヴァンパイア

3:ドラゴン


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 00:12:18.74 ID:OyyrKqgj0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 00:21:47.25 ID:tczJeqwA0<> 『ラーミア……いや、ラミア』やね


洞窟の中は、けたたましい音が響いている。

子供の泣き声、走る足音、鎧の音等が―――

まぁ、俺が出してる音なんだがな。


偽勇者「待て待て待て待て!」

プチラミア「……ふぇーん!」

      「誰か助けてー!」


俺は洞窟の中を探索していたらこのラミアの"子供"を見つけた。

そして追いかけている理由は、こいつが「水のラミア」とかほざいたからだ。

きっと、盗賊団メンバーの子供かもしれん、捕まえて人質にして退治してくれるわ。


プチラミア「ふぇーん!」


1:追い詰めるで

2:逃げ切られるで


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 00:22:17.80 ID:6VNUQZZk0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 00:28:48.47 ID:tczJeqwA0<> 『追い詰めるで』やね、鬼畜やねあんさん。


走るは走る、目の前の人質候補を逃がすまいと―――

右の穴に逃げ込もうならば、破壊の剣で通せんぼ。

左の通路に逃げるんらば、皆殺しの剣で行き止まり。

下の隙間に入るならば、メラミで加熱する。

そして―――


プチラミア「……ふぇーん!」

      「怖いー!」

壁しかない一方通行へと追い詰めた。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 00:39:11.23 ID:Mr3BbUAd0<> 一方通行じゃなくて袋小路じゃね
ロリを学園都市第一位の元に追い詰めたって意味でなければ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/12(土) 00:42:27.17 ID:kAedM0zU0<> 今更だが偽勇者の行動が悪者のそれだな <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 00:46:55.87 ID:tczJeqwA0<> >>315
やね、袋小路って脳内変換してや。


プチラミアが現れた!


偽勇者「さて、覚悟はいいか魔物よ」

    「見た目からして、ラミア系だが……」

    「予想していたより小さいがな」

    「さて、残りの仲間を教えてもらおうか?」


壁まで追い詰め、脅しに掛かろうとしたら―――

プチラミアの目から、さらにじわっと涙が溢れた。


プチラミア「ぐすん…」

      「ううっ……なんで、意地悪するのよ……」


意地悪するのよって訊かれても、答えは決まっている。

魔物だからだ―――

そして、これは意地悪ではない、退治を行うための第一歩だ。

俺は只々無言で―――

剣を構えることで答えた。



1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー



↓〜3
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 00:47:42.18 ID:6VNUQZZk0<> ジゴフラッシュ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 00:58:06.89 ID:OyyrKqgj0<> ルカニ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 01:02:55.23 ID:Mr3BbUAd0<> ジゴフラッシュ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 01:04:59.57 ID:tczJeqwA0<> 大阪|´・ω・)<『ジゴフラ』『ルカニ』やね、一つ被ったから

再安価↓や <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 01:07:40.78 ID:Mr3BbUAd0<> 多数決じゃなくて3回行動するのか
滅亡の一撃 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 01:24:21.54 ID:tczJeqwA0<> 『ジゴフラ』『ルカニ』『滅亡の一撃』やね


プチラミア「ふぇーん!」

      「もう、やだー!」


プチラミアが、背の低さを利用して俺の股を潜ろうとしたが―――

プチラミアの顔すれすれに破壊の剣を地面に突き刺す。


プチラミア「ひぃっ!」


そして、そのまま―――


偽勇者は 破壊の剣に力を込めた!

周囲はあやしいひかりで照らされる!


プチラミア「痛っ!」


ジコフラッシュは、相手に与えるダメージは低いが必ず【幻惑】状態になるメリットがある。

しかも、単体では全体なのは嬉しいことだ。

パワータイプが数千匹居たとしても幻惑で惑わすことができるのだからな。


プチラミア「ああ、ここ何処……?」

      「お家は何処!? ヴァンパイアガールー、パピー!」

      「ひぐっ…… えぐえぐ……」

      「誰も居ないし、怖いしもういやだ……!」

      「ふぇーん! ふぇーん!」


ふむ、やはりジコフラッシュ程度じゃ魔物の子供でもそこまでダメージはないか。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 01:33:54.59 ID:tczJeqwA0<>
偽勇者は ルカニを 唱えた!

プチラミアの 守備力を 半減した!


ならば、ルカニで相手の守備力を半減すればいい―――

これで、俺の勝ちは揺るがない。

しかし、ぐずぐずと鼻を啜りながら、泣く魔物はなんてうるさいことか。

これが将来は、男を餌として食い漁るのだから恐ろしいものだ。

まぁ、一番イラつくのはあのEDで裏切りに等しい行動だがな……!


プチラミア「うぇーん、うぇーん……」


……もう人質はいいや、まだ3匹残っているのだから。


偽勇者は 滅亡の一撃を はな―――


コンマ一行

下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/12(土) 01:34:29.88 ID:xLAnZ/y60<> 死ぬがいい <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 01:35:49.39 ID:tczJeqwA0<> 『88』ゾロやね……


1:アリス

2:ルカ

下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 01:36:40.64 ID:6VNUQZZk0<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/12(土) 01:36:49.33 ID:MW6cDdgXo<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 01:53:09.46 ID:tczJeqwA0<> 『ルカ』やね


偽勇者「今、楽にしてやる」


偽勇者は 滅亡の一撃をはなった!


プチラミア「ふぇーん!」


俺の一撃、魔物にかけたルカニ効果で即死は間違いないはず―――だったのに!

ガキに邪魔された。


ルカ「……くっ!」

   「お、重い……!」


ガキは俺の一撃を受け止め堪えている、てかなんだ不気味な剣は破壊の剣も逃げ出すぞ。

しかし、このガキはいきなり急成長してないか―――

ルカニ後で、余裕かましてはいたがこんな低レベルに受け止められるほど―――


ルカ「行くぞ! 魔剣・首刈り!」

   「うぉぉぉぉ……!」


偽勇者は 0の ダメージを受けた!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 02:03:48.83 ID:tczJeqwA0<>
ルカ「か、硬い……!」

偽勇者「……!」


その刃は、首元にがつんと命中したのだ。

しかし、刃は通らなかった。

錆びた見た目に反して意外に高い防御力に、まったくダメージを与えることができなかったのだ。

でも、相手には響いたようで二、三歩後ろに下がった。


偽勇者「……コハァァァ」


まだ、旅をして長くはないがこんなモンスターは初めてだ―――

直ぐに後ろにいる魔物の子供を抱き上げ、その場から逃げ出した!


偽勇者「―――」


あのモンスターも僕達が逃げ出したのに気付いたのか追いかけてきた。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 02:08:04.31 ID:tczJeqwA0<>

偽勇者「―――」


あのガキ……!

人間に向かって技をはなつなんて何考えてんだ―――

おかげで、今の衝撃で舌を思い切り噛んだじゃねぇか!

しかも、俺の獲物を持って逃げるなんて―――

てめぇの血は何色だぁぁぁ!

舌が痛くて、喋れない……!


1.4.7:追いつくで!

2.5.8:逃げられたで!

3.6.9:追いつくで!

0:再コンマ直下やね

コンマ一行

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 02:22:54.03 ID:6VNUQZZk0<>
てい <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 02:24:01.95 ID:tczJeqwA0<> 『3:追いつくで!』やね


大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/12(土) 03:03:00.13 ID:QE9lQMUxo<> これ偽勇者ラスボスちゃうか? <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 19:56:03.05 ID:AQhHlDLW0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 19:56:57.09 ID:6VNUQZZk0<> いる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 20:05:19.51 ID:m3fyZ3Iq0<> いない <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 20:07:59.14 ID:AQhHlDLW0<>
しかし、所詮はガキだ。

腕力も逃げ足も遅い遅い―――

さらにプチラミアの重みとあの不気味な剣を担いでいるんだ。

このまま逃げ切ることはできないのは明白である。

さあ、もうすぐで追いつく―――

が、顔に衝撃が走り壁をぶち破って転がっていた。


偽勇者「………………」


ぶち破った壁は丁度プチラミアを追い詰めた壁である。

ここまで打っ飛ばすとゆうことは相手はかなりの実力者になるが―――

それよりも、俺が生きてるということはこれも呪いの力の御蔭なのか。

転がったまま、顔に触れて確かめてみたがあまりぐちゃぐちゃにはなってないな―――

と考えている時点で、今の俺は余裕があるのかもしれない。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 20:22:35.35 ID:AQhHlDLW0<>
それにしても、この空間は何だろうか。

俺は起き上がり周りを確認する―――

もし、この空間が盗賊団の部屋の役割をしていたとしたら罠があるかもしれん。

流石に、壁と壁の間で押しつぶす罠だったらこの呪いの品々でも耐えれえるか分からんからな。


偽勇者「―――――?」


空間を確認してると、何か落ちているのに気が付く。

それは―――


1:宝玉みたいなの

2:白骨した旅人の遺体



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 20:22:59.64 ID:6VNUQZZk0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 20:33:01.06 ID:AQhHlDLW0<> 『宝玉』やね


それは、金色で綺麗な宝玉だ。

とても美しく、ズシリと重いがかなりの価値がありそうなアイテムである。


偽勇者「―――――!」


俺はとても感動した。

生きていた中でここまで価値がありそうな品を手に入れたことはない。

博物館やテレビで、価値がありそうな品々を見たり聞いたりしたが―――

自分自身で手に入れたことはないのだからな。

俺はすぐに洞窟からの脱出を最優先にした。

俺をブッ飛ばした奴やあのガキも気になるが万が一に負けてこの宝玉を奪われたら後の祭りだ。

盗賊の件をどうするか、ウラミの言い訳はどうするか考えながら―――


偽勇者「リレミト」


偽勇者は リレミトを 唱えた!


洞窟から脱出するのであった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 20:35:09.66 ID:AQhHlDLW0<> ちょい、飯+αタイムや。

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 20:48:56.26 ID:m3fyZ3Iq0<> 義理を通すかどうかの選択肢は無いのか
これも呪いかかってる? <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 21:23:25.20 ID:AQhHlDLW0<> ただいや

>>343
どの義理にもよるんやけども、基本的にルカが終わらすイベント意外なら選択肢は出てくるで。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 21:43:58.99 ID:AQhHlDLW0<>
僕は今、魔物の子供を抱き上げ逃げ出している。

勇者として敵を前にして逃げ出すとはどうかと思うが―――


プチラミア「ぐすっぐすっ……!」


僕の腕の中でまだ泣き止まない魔物の子供。

僕の信念より優先すべきはこの子をあのモンスターから守り通すことだ。

恥だろうが何だろうが構わない。


偽勇者「―――」


しかし、あのモンスターは既に追いついてきた。

僕以上に重量が在りそうなのに、なんて奴だ。

できれば、この子だけでも助けたいが―――

突然、すぐ横を黒い影が飛び出してきた!

そして、大きな打撃音が洞窟の中を響かせ後ろを振り向くと―――

アリスが居たのだ。


ルカ「……アリス!」

アリス「やれやれ、ニセ勇者と盗賊団の戦いは終わったと思ったが」

    「こんな処で油を売っているとはな」


現れるなり、アリスは暴言を吐く。

正直なところ、ドッと疲れが押し寄せてきたせいで反論はできなかった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 21:53:34.87 ID:AQhHlDLW0<>
アリス「……………」

ルカ「……アリス?」


アリスはまだ、あのモンスターを殴り飛ばした方角を見つめていた。

グランベリアを退かせる程の実力を持つアリスの打撃が通じていないのなら―――


アリス「ふむ、退いたか」


どうやら、一件落着したみたいだ。

何時もの、腕を組んだ姿勢に戻すアリス。

しかし、退いたとゆうことは―――


ルカ「まだ、あのモンスターは……」

アリス「あの頑丈さは並ではない、対して効いてはないであろうな」


アリスの打撃が対して効いていないなら正真正銘化け物だ。

何故、退いたかは分からないが、命拾いしたことは確かだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 22:01:19.62 ID:AQhHlDLW0<>
ルカ「あれ、そいつらは……」


アリスが、その背に連れていたのは―――


ヴァンパイアガール「ラミィ……!」

ゴブリン娘「ラミっち……!」

ドラゴンパピー「大丈夫なのかー……!」

プチラミア「皆……!」


僕の腕の中に居たプチラミアは、他の三人の元へと駆け出した。

因みに、この三人は盗賊団メンバーで上から―――


『風のヴァンパイア』

『土のゴブリン』

『火のドラゴン』


である。

プチラミアもたぶん『水のラミア』当りだろうか。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 22:15:39.51 ID:AQhHlDLW0<>
ルカ「ところで、他の団員はいないのか?」

ドラゴンパピー「いないのだ……」

ヴァンパイアガール「全部で四人だけ……」


ぐずぐずと鼻を啜りながら、魔物少女達は答える。

つまり、これで盗賊団全部ってことか。


ルカ「えっと……どうするべきだと思う、アリス?」


泣きべそ少女四人を前に、僕はどうしていいのか分からない。


アリス「余に聞くな、盗賊団を壊滅させたのは貴様だろうが」

    「売るなり殺すなり犯すなり食うなり、好きにするがいい」

ドラゴンパピー「そんなの……やだぞ……うわーん!」

ヴァンパイアガール「……ひぐっ……うぇぇぇん!」

プチラミア「うぇーん、うぇーん……」

ゴブリン娘「わーん、わーん……」


とうとう、四人は泣き出してしまった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 22:28:00.75 ID:AQhHlDLW0<>
アリス「ふむ、さすがニセ勇者サマはやることが立派だな」

    「こんないたいけな少女達を泣かせて英雄気取りとは」

ルカ「な、泣かせたのはアリスだろ……!?」

   「えっと、ともかく……」

   「とりあえず、イリアスベルクの人達に謝りにいこう」

   「いっぱい迷惑を掛けたんだから……分かったね?」

ドラゴンパピー「あやまるぞ……ぐすっ」


泣きながら、四人は頷いた。


アリス「なるほど、人間の町を引き回すというわけか」

    「もし、こいつらをリンチしろ、という事態になったらどうする?」

プチラミア「リ、リンチ……?」

ゴブリン娘「そんなの、やだよぅ……」

ヴァンパイアガール「ぐすっ……えーん、えーん……」

ルカ「……大丈夫、絶対にそんな事はさせないよ」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 22:53:16.20 ID:AQhHlDLW0<>
ルカ「リンチしようなんて奴がいたら、この僕が叩きのめしてやる!」


僕は決して、魔物を退治したいわけじゃない。

人と魔物が、平和に共存する世界を築きたいだけなのだ。

それに―――イリアスベルクには、アミラみたいな魔物も普通に馴染んでいたはず。

意外と、魔物に対する風当たりはそうきつくないのかもしれない。


ドラゴンパピー「お前、とってもいいやつ……」

プチラミア「……ぐすっ、ぐすっ……」


こうして僕とアリスは、泣きじゃくる四人を引き連れてイリアスベルクに戻ったのだった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 22:58:40.12 ID:AQhHlDLW0<>
―――――【イリアスベルク】―――――


ゴブリン娘「迷惑をかけて、ごめんなさい……」

プチラミア「もうしません……」

ヴァンパイアガール「すみません……」

ドラゴンパピー「ごめんなのだ……」


イリアスベルクの中央広場で、素直に謝る魔物少女達。


住民B「やれやれ、こんな少女達だったとは……」

住民C「今まで何度か見たけど、ただの下っ端だと思ってたよ……」

    「この子達が中心だったんだな」

サンタナ「誰なんだよ、ボスはおっそろしいドラゴンだなんて言い出した奴は……」

ルカ「えっと……」

   「そういうわけで、もう悪さはしないって言ってますが……」


なぜだか僕は、すっかり保護者のような気分だった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 23:07:24.82 ID:AQhHlDLW0<>
サザーランドのおかみ「反省してるみたいだし、許してやってもいいんじゃないかい?」

           「この子達も、生きていくために大変だったんだろうしね」

老人「二十年ほど前に切り開いた西の森林も、多くの魔物が住んでいたと聞く」

   「そんな風に魔物達のすみかを奪ったのは、我々の方かもしれんな」

道具屋の店主「実際のところ、この盗賊団による被害はそう大きくありません」

       「ドラゴンやヴァンパイアの恐怖に怯えていただけだったようですね」


どうやら、許してやるという方向で話が進んでいく。

僕は、ほっと胸を撫で下ろしたのだった。


サザーランドのおかみ「……まあ、そういうことだね」

           「これからは心を入れ替え、地道に働くんだよ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 23:09:18.81 ID:3O1QlCjAO<> だが裏切られた <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 23:13:30.34 ID:AQhHlDLW0<>
ゴブリン娘「ふぁ、ふぁい……」

ヴァンパイアガール「ありがとうございます……ぐすっ」

武器屋のおやじ「ドラゴンっ娘、火は吐けるのか?」

        「熱いのが吐けるのなら、うちで雇ってやるぞ」

サンタナ「!?」

運送ギルドの老人「そこのちっこいの、けっこう力がありそうじゃな」

         「倉庫整理からやってみるか?」

サンタナ「へあっ!?」


どうやら、町の人達も魔物少女達を受け入れてくれるようだ。

こうして、盗賊騒ぎは円満に収まったのである!


ルカ「うんうん、めでたしめでたし……だね」


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 23:24:27.70 ID:AQhHlDLW0<>
……
………
…………

偽勇者「ベホマラー」


偽勇者は ベホマラーを 唱えた!

偽勇者のキズが 回復した!


俺は洞窟で受けたダメージを回復しつつ、ウラミに対する言い訳を考えていた。

ウラミも呪いを専門にしてるとはいえ商人である。

他の商人とのパイプを持っている可能性は大である。

商人同士で俺をブラックリスト入りにし、例え金を手にしても買えないか必要以上の金額を請求するかもしれん。

俺は寝転がりながらウンウンと考えていると―――


ウラミ「おや、アンタ見つけたヨ」

偽勇者「―――!?」


ウラミが現れた!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 23:30:13.10 ID:AQhHlDLW0<>
偽勇者「ウ、ウラミ……」

ウラミ「何をそんなにビックリしてるネ」

    「少し失礼アルよ」

偽勇者「いや、スマン。少し疲れていたんだ」

ウラミ「そかそか」


なんでこんなところに、ウラミがいるんだ。

てか、まだ言い訳は思いついてないぞ―――

どうする俺? ライフカードは持っていないぞ!


ウラミ「いやいや、盗賊団壊滅ありがとうネ」

    「これで商売がしやすくなったヨ」

偽勇者「……ん?」


何を言っているんだ、ウラミは―――

俺が盗賊団を壊滅だと?


ウラミ「イリアスベルクで、盗賊団壊滅した話があったネ」

    「さらには、改心して町で働いていると聞いたヨ」

    「約束通り、その鎧は正式にアナタの物アルよ、ここにサインするヨロシイ!」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 23:37:17.91 ID:AQhHlDLW0<>
俺は脳みそが理解仕切る前に、ウラミが出した書類にサインする―――

"偽勇者"と。


偽勇者は 正式的に 「錆びついた鎧」を 手に入れた!


まぁ、ウラミが勘違いしてるのだろうが―――

勘違いした商人が悪いのであって俺は悪くないと結論する。


ウラミ「それじゃ、縁があればまた会うネ」


ウラミは立ち去った。


偽勇者「……ふう、これからどうするか」


一仕事終えた俺は、次はどこに行くか考え始める―――

手に入れたのは「錆び付いた鎧」と「金色の宝玉」である。

次は、食べ物を得たい。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 23:51:39.83 ID:AQhHlDLW0<>
―――――【イリアスベルク】―――――


ルカ「……ん?」


ドラゴンパピーは、くいくいと僕の腕を引いた。


ドラゴンパピー「お前には、とってもお世話になったのだ」

        「だから、これをあげるのだ」


ドラゴンパピーが差し出したのは、赤く綺麗な宝玉だった。


――――

―――――

――――――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 23:55:12.11 ID:AQhHlDLW0<>
――――――

―――――

――――


偽勇者の目的は何処にするん?(―は、既に攻略済みやから行かれへんで)

※:イリアスポート選ぶともう戻られへんから注意やで


1:ハピネス村

2:隠れ里エンリカ

3:イリアスポート

―:イリナ山地

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/12(土) 23:55:40.44 ID:xLAnZ/y60<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/12(土) 23:55:42.33 ID:6VNUQZZk0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/12(土) 23:59:38.63 ID:AQhHlDLW0<> 『イリアスポート』やね、ところで皆はんは"もんむす・くえすと!"プレイしたことあるん?


そうだ、イリアスポートに行こう。

次の目的に行くためにはどうしても海を越えて行かなければならない。

船を得るために交渉しなければならないしな。


ザッザッザッ…

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 00:10:46.96 ID:RnW3Bego0<>
―――――【???】―――――


ルカ「よし、ハピネス村に行ってみよう!」


「サザーランド」のおかみによれば、どうもその村で何かがあったようだ。


ルカ「やっぱり、何か大きな事件が起きてるんだろうな……」

アリス「ああ、様子を見に行く必要があるだろう」

    「ハピネス蜜が採れなくなるなど、大問題だ」

    「あまあまだんごが食べられんばかりか、各地の名品にまで影響が出るぞ」

ルカ「……………」


やはりこいつは、食い物のことばかり考えているようだ。

ともかく僕達は、ハピネス村目指して東に進んだのである。


――――――――――


偽勇者「やっぱ遠いな……」


俺は、イリアスポート目指して歩を進めているが中々たどり着けない。

方向オンチじゃないぞ? ただイリアスポートが遠いだけだ!


偽勇者「それにしても、腹が減ったな」

    「もう少し、リンゴやパイをパクっていればよかった」

そう、ブツクサ言いながら歩いていると―――



もんむすが現れた!

○スライム娘

○ミミズ娘

○ミツバチ娘


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 00:14:43.01 ID:QVwW74de0<> スライム
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 00:14:46.75 ID:u09QFSLQ0<> ミツバチ娘 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 00:23:01.54 ID:YdSQhUcBo<> 体験版ならプレイした <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 00:24:07.78 ID:YdSQhUcBo<> 体験版ならプレイした <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 00:38:35.14 ID:RnW3Bego0<>
スライム娘が現れた!


スライム娘「えへへ……美味しそうな旅人発見、たべちゃおっと……♪」


どうやら、相手は俺のことを餌と思っているようだ。

これだから、魔物共は―――

相手してやるよ。



1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:逃げる

コンマ÷2

30以下で成功や


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 00:44:06.47 ID:5pnkGJlj0<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 00:44:50.33 ID:5pnkGJlj0<> すまんラリホーや... <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 00:49:45.76 ID:RnW3Bego0<> 『ラリホー:23.5』やな、どっちも30以下やからOKや。


偽勇者「ラリホー」


偽勇者は ラリホーを 唱えた。


スライム娘「あれれ……眠くなってきたよ…….....zzz」


スライム娘を 眠らせた!


1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:逃げる

コンマ÷2

30以下で成功や



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 00:50:48.22 ID:yXxDjQ6+0<> 滅・はやぶさ斬り <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 00:55:36.94 ID:RnW3Bego0<> 『滅・はやぶさ斬り:11』やね


偽勇者は 滅・はやぶさ斬りを した!


偽勇者「食らえっ!」


破壊の一撃が スライム娘を 襲う!


スライム娘「.....zzz」


1.4.7:即死

2.5.8:大ダメージ

3.6.9:掠り

0:再コンマ直下やね

コンマ一行やで

↓〜2
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 00:56:15.22 ID:yXxDjQ6+0<> ↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 00:56:46.35 ID:u09QFSLQ0<> や <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 01:00:40.77 ID:RnW3Bego0<> 『大ダメージ×2』やね


スライム娘は大ダメージを受けた!

スライム娘は大ダメージを受けた!


スライム娘「い、痛いよー!」

      「もうやだー!」


スライム娘は目を覚ました!


どうやら、スライム娘は目を覚ましたようだ。

しかし、ダメージが大きすぎてご自慢の再生が間に合ってない様子―――

さて、最後だな。


1:殺す

2:逃がす


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 01:03:00.00 ID:IEIRc+jRo<> 2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 01:03:26.57 ID:QVwW74de0<> 2 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 01:10:33.50 ID:RnW3Bego0<> 『逃がす』やね


さて、十分痛めつけたし逃がしてやるか。


偽勇者「おい」

スライム娘「ひっ…… いや、ごめんなさい……」


どうやら、かなりの恐怖に包まれたのか全身をプルプル震えているようだ。

それに、再生が間に合ってない分なのだろうか、二ヶ所が大きく抉れている。


偽勇者「俺は今とても機嫌がいい、今回だけは逃がしてやる」

    「さっさと去れ!」


偽勇者は 地面に 破壊の一撃を 放った!


大きな音が響き渡った!


スライム娘「ふぇ〜ん!」


スライム娘は、ずるずるとその場から離れていった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 01:14:34.01 ID:RnW3Bego0<>
やれやれ、俺も随分と剣を振るうのに慣れたもんだ。

それにしても、やはり魔物娘共は人間を餌にしか思ってないようだ。

先程のスライム娘も、人間を襲うとどうなるかを仲間に広めるために逃がしたが―――

やっぱり、しっかり殺しておくべきだったか……?

俺は考えながら、イリアスポートに歩を進めるのだ。


1:もんむす娘が現れた!

2:イリアスポートに着いた?
(コンマ÷2=30以上)

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 01:15:09.92 ID:yXxDjQ6+0<> 2 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 01:19:27.89 ID:RnW3Bego0<> 『着いた:46』やね、イカサマしてへんやろね?>(・ω・|


―――――【イリアスポート】―――――


偽勇者「やっと、着いたぞ……!」


俺はかなりの時間をかけてイリアスポートに行きついた!

あのスライム娘から、魔物娘には出会ってはいないが、まぁいい。

セントラ大陸に向かうためには船がいるのだ。

誰でもいいから船を出してもらおう。


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 01:24:56.13 ID:RnW3Bego0<>
……
………
…………


―――――【ハピネス村:前】―――――


アリス「ところで貴様」

    「なぜハピネス村という名前なのか知っているか?」

ルカ「村人がみんな、幸せそうに暮らしているから……かな?」


ほのぼのした農園で、村人達が幸せそうに養蜂にいそしむ―――

そんな光景を、ハピネス村という名前から思い描いてしまう。


アリス「貴様は本当にドアホだな」

    「ハピネス村の名は、近くにあるハーピーの集落に由来しているのだ」

ルカ「なるほど、そうだったのか……」


――――

―――――

――――――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 01:45:04.61 ID:RnW3Bego0<>
――――――

―――――

――――


―――――【イリアスポート】―――――


偽勇者「到着したのはいいが……」

    「あまり活気がねぇな」

    「今日は休日か?」


出店等を期待したが、商人の姿はほとんど見られない。

通行人もまばらで、商業の要所とは思えないほどだな。

さて、どうするか―――


1:青年と話す

2:裕福そうな女性と話す

3:ごろつきと話す

4:少年と話す

5:武器屋に行く

6:道具屋に行く




遅くてゴメンな、プレイしながら書いてるから襲うなってまうねん。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 01:52:30.10 ID:1YdP5aXso<> 2 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 01:58:44.95 ID:RnW3Bego0<> 『2:裕福そうな女性』やね


裕福そうな女性「以前は、そこの店で各地の名品を売ってたんだけどね」

        「ナタリアの真珠やら、東方の陶器や書画やら、サバサの高級絨毯やら……」

        「今はさっぱり手に入らなくなったのよ」

        「諸国の珍味も、以前は何でもあったのに」

        「ナタリアの魚にサバサココナッツ、ヤマタイまんじゅうが懐かしいわ……」

        「これも全部、魔物仕業なのよ」


裕福そうな女性に何聞くん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 02:00:10.08 ID:yXxDjQ6+0<> その魔物を退治してこようか? <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga sage<>2014/04/13(日) 02:10:34.61 ID:RnW3Bego0<> 『>>387』やね


偽勇者「その魔物を退治してこようか?」


俺は、裕福そうな女性に話しかける。

まあ、ビビられるのは俺だがな―――


裕福そうな女性「まあ、退治していただけるの」

        「それはとても在り難いことだわ」

偽勇者「」


ビビってねぇ、てか普通に会話してるよ。


偽勇者「え、ええ任せてくれ」

    「これでも多少は腕に自信があるんだ」

裕福そうな女性「ええ、それだけ呪われた品々を身に着けてる時点でその自信は信じられますわ」


あ、この人ウラミが言っていた呪いの品をコレクションする金持ちのコレクターだ。


裕福そうな女性「それにしても、アナタの持つ品々は実に興味深いですわ」

        「是非とも買い取りたいですわ」


いや、今売ってしまったらこの先旅に影響が出るから無理だ。



1:青年と話す

2:教会に行く

3:ごろつきと話す

4:少年と話す

5:武器屋に行く

6:道具屋に行く

7:港に行く

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 02:11:21.85 ID:1YdP5aXso<> 5 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 02:21:13.39 ID:RnW3Bego0<> 『武器屋』やね


武器屋のおやじ「おう、いらっしゃい!」

        「世界各国の武器が手に入る「世界屋」にようこそ!

        「……航路が封鎖されているせいで、今の品揃えはイマイチだけどな」


店の中をぐるりと見てみたが、イリアスベルクと比べて特に良いものはなさそうだ。

それだけ、海を荒らしてる魔物の影響が大きいってことだな。

武器屋のおやじ「気に入ったものはないみたいだな」

        「特別料金で剣を研ぐサービスもやってるぞ」

        「ほら、剣を見せてくんな」

        「長旅で痛んでるだろ……?」

偽勇者「ほらよ」

皆殺しの剣「」コォォォォ

破壊の剣「」シュゥゥゥゥ

武器屋のおやじ「きゃぁっ! なにこれぇ!」


武器屋のおやじはすごくビビってる。


武器屋のおやじに何聞くん?

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 02:23:24.02 ID:yXxDjQ6+0<> もし厄介な呪われた一品があるなら引き取るぞ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 02:33:49.73 ID:RnW3Bego0<> 『>>391』やね


偽勇者「もし厄介な呪われた一品があるなら引き取るぞ」

武器屋のおやじ「え、マジ?」

        「なら頼むよ、実は近々品物点検の日時が迫っていて焦っていたところなんだ」

        「コレクター達はバレないよう店を持たない商人から買ってるしな」

        「えっと、確か一品だけ……これだこれだ」


そう言って、武器屋のおやじが出した品は―――


1:アクセ

2:盾

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 02:35:54.18 ID:yXxDjQ6+0<> 2 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 02:41:22.69 ID:RnW3Bego0<> 『盾』やね


あんさんは何が好みなん?

【破滅】

【嘆き】

↓ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 02:53:44.69 ID:RnW3Bego0<> 大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜


安価内なら↓やで
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/13(日) 02:54:21.37 ID:o1z20RsHO<> 嘆き <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 14:47:18.94 ID:+Mv+uwgf0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 14:47:57.41 ID:hjNmY87l0<> いたらどうする <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 14:49:27.59 ID:yXxDjQ6+0<> おるー <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 14:54:36.92 ID:+Mv+uwgf0<> 【嘆き】やね


そう言って、武器屋のおやじが出した品は―――

土偶のような顔がいくつも並んだデザインをした盾(?)である。


偽勇者「……これ盾なのか?」

    「すぐに割れそうだが大丈夫なんだろうな」


見た目が土で焼かれた土偶の出来損ないなのだ、直ぐに壊れそうで不安である。


武器屋のおやじ「この盾は【嘆きの盾】と言って、とんでもない力があるんだわ」

偽勇者「ほう…… どんな力だ?」

武器屋のおやじ「ズバリ言うと"ありとあらゆるダメージを半減"するらしいんだ」

偽勇者「おお! ……らしい?」


らしいとはなんだ、もう少しハッキリしてくれてもいいと思うが―――

あ、そうかあれを忘れていた。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 15:02:48.82 ID:+Mv+uwgf0<>
偽勇者「で、その呪いはどんな呪いなんだ?」


これは呪われた品だったんだ、とんでもない力の代わりに何を代償として支払わせるのか。


武器屋のおやじ「それが半減したダメージを味方に肩代わりさせるんだよこの盾は」

        「これを売りに来た戦士は「味方を殺してしまった……」とブツブツと呟きながら青い顔してたね」


なるほど、それはとんでもない盾だわ。

その戦士も味方想いの良い奴だったんだろうな―――

よし、その盾はもらった!


偽勇者「もらうぞ!」

武器屋のおやじ「ありがてぇ!」


偽勇者は【嘆きの盾】を手に入れた!


【嘆きの盾】:古代の魔物に倒された者たちの呪いが込められた盾。
装備する者を守るために、他人を犠牲にする危険な代物。
どこかから出土した土偶のような顔がいくつも並んだデザインをしている。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 15:19:31.39 ID:+Mv+uwgf0<>
さて、これでより守備力が上がったことになるが―――

どうやって装備しようか。


偽勇者「んー、くっついたりしないかな……ん?」


うんうん考えていると嘆きの盾が―――


嘆きの盾「」ウォォォン


腕にくっついた。

強く振っても、力任せに剥がそうとしても取れない。

手に持たずに済むから楽だが、まるで"竜神王の剣・弐の太刀"みたいに盾がくっついたな。

まあ、いいか。


武器屋のおやじ「へへっ、ありがとよ兄ちゃん」

        「アンタの旅の無事を祈るぜ!」


俺は手を振りながらその場を去ることにした。



1:青年と話す

2:教会に行く

3:ごろつきと話す

4:少年と話す

5:道具屋に行く

6:港に行く

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 15:19:59.65 ID:lCFWrC1q0<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 15:20:07.52 ID:yXxDjQ6+0<> 2 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 15:23:32.04 ID:+Mv+uwgf0<> 『ごろつき』やね


ごろつき「東の方に、キャプテン・セレーネの秘宝が眠る洞窟があるんだ」

     「一生遊んで暮らせるほどの金銀財宝があるらしいが……」

     「そこ、今は魔物の巣になってるんだよな」

     「財宝探索に行った奴は何人も知ってるが、戻ってきた奴は一人もいねぇ」

     「俺は、ちょっとゴメンだな」


ごろつきに何か聞くん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 15:24:23.50 ID:1YdP5aXso<> その秘宝ってなんなんだ? <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 15:27:29.15 ID:+Mv+uwgf0<> 『>>406』やね


偽勇者「その秘宝って何なんだ?」

ごろつき「さあな、誰も見たことがないから秘宝なんだろ?」

     「誰も戻ってきてないから、分かるわけがねえ」

偽勇者「それもそうか……」


1:青年と話す

2:教会に行く

3:少年と話す

4:道具屋に行く

5:港に行く


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 15:27:43.49 ID:yXxDjQ6+0<> 2 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 15:29:54.03 ID:+Mv+uwgf0<> 『教会』やね


神官「荒ぶる海が治まるよう、イリアス様に祈りを捧げておる」

   「ああ、イリアス様……我々を救い給え……」


神官に何聞くん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 15:30:12.44 ID:lCFWrC1q0<> 君は童貞かい? それとも処女? <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 15:35:54.76 ID:+Mv+uwgf0<> 『>>410』やね


偽勇者「君は童貞かい? それとも処女?」

神官「何を言うか、神官たる者童貞は当たり前じゃ」

   「が、最近は魔物が多く溢れているせいで」

   「若者はさっさと童貞を捨てておる、今と昔は変わったもんじゃな」


神官は、どこか遠い処を眺めるような顔になったので俺は静かにその場を離れることにした―――

頑張れ神官のおやっさん!


―:はまだ選べんで!

1:青年と話す

2:少年と話す

3:港に行く

―:秘宝の洞窟に向かう



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 15:36:20.37 ID:yXxDjQ6+0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 15:39:02.97 ID:+Mv+uwgf0<> 『青年』やね


青年「この辺の魔物は、イリアス大陸で最も強い」

   「イリアス神殿から最も離れた地域だから、当然だがな」

   「そして北に行くにつれ、魔物はどんどん強くなっていく」

   「最北に魔王城があるから、それも当然だがな」


青年に何聞くん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 15:40:50.03 ID:lCFWrC1q0<> 一発犯させてくれないか? <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 15:45:05.02 ID:+Mv+uwgf0<> 『一発犯させてくれないか?』か……


偽勇者「一発犯させてくれないか?」

青年「断る、俺はソッチ系じゃないからね」


青年は立ち去った。


―:はまだ選べんで!

1:少年と話す

2:港に行く

3:秘宝の洞窟に向かう


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 15:49:21.34 ID:lCFWrC1q0<> 1 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 15:54:38.70 ID:+Mv+uwgf0<> 『少年やね』


少年「魔物が船を通さなくなったせいで、お父さんの店が潰れちゃったんだ」

   「魔物は、僕達を苦しめてそんなに楽しいのかな……」

偽勇者「…………」


何とかしてやりたいが、俺も無一文だ。

スマン、少年よ。


少年に何聞くん?


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 15:55:32.95 ID:+Mv+uwgf0<> 【|・ω・)<決まり事やで>(・ω・|】

○ここは"何でもあり"や"安価は絶対"は通じへんで

○【もんむす・くえすと!】の二次創作及びストーリーをなぞる形や

○R-18系は基本的にENDや、ただしENDにならん回避できる形ならOKするかもしれん

○分かり易くするために、基本某ドラの呪文と装備品にしてるで

○まだ増えるかもしれん <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 15:56:38.64 ID:+Mv+uwgf0<> おっとスンマヘン、安価内なら……

↓やで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 15:57:25.33 ID:1YdP5aXso<> その魔物を退治してあげるよ。 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 16:02:28.65 ID:+Mv+uwgf0<> 『>>420』やね


偽勇者「安心してくれ、少年よ」

    「その魔物を退治してやるからな!」


俺は、少年が怖がらないようできる限りのパーフェクト笑顔で答える―――

頬がピクピク動く。


少年「本当に?」

偽勇者「ああ、本当だとも」

    「信じてくれ」

少年「ありがとう、おじさん!」

偽勇者「お兄さんです」


俺は、まだピチピチの若いお兄さんだ、おじさんではない!


1:港に行く

2:秘宝の洞窟に向かう

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 16:03:00.86 ID:yXxDjQ6+0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 16:06:56.65 ID:+Mv+uwgf0<> 『港に行く』やね


船乗り「商売人はまだいいさ、なんだかんだ言っても売るモノはあるんだから」

    「本当に商売あがったりなのは、俺たちだぜ……」

    「そういうわけで、ここ最近はずっと魚釣りの毎日なのさ」

偽勇者「そうか、大変だな……」


なんとか、この人達が安心して海に出られるようにしてやりてぇ……


船乗りに何聞くん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 16:09:08.05 ID:yXxDjQ6+0<> 海に生息してる魔物を倒したいから船だしてくれ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 16:24:44.06 ID:+Mv+uwgf0<> 『>>424』やね


偽勇者「海に生息してる魔物を倒したいから船出してくれ」

船乗り「お前、知らないのか?」

    「昨年から、ひでぇ嵐が原因で船を出すことができないのさ」

    「聞いた話じゃ、沖を出たところで激しい嵐に襲われるらしいんだ」

偽勇者「それでもいつもじゃないんだろ?」

船乗り「いや、いつもなんだよ」

    「どんなに晴れてても、船が沖に出ると嵐が襲ってくるらしい」

偽勇者「マジかよ……」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 16:28:36.61 ID:+Mv+uwgf0<>
船乗り「嘘のようで本当なのさ」

    「魔物の仕業だっていう、もっぱらの噂だな」

    「なんの嫌がらせなのか、よく分からんが……」


何の企みがあって、船の横断を邪魔するか分からんが―――

船が出せないせいで、この町の人達の生活も滅茶苦茶だ。

中には、店が潰れた処もある。

働き口を失うことは、どれだけ残酷なのか魔物には理解できんようだな。

所詮は、魔物―――

人間の敵だ。


1:寝床を探す

2:秘宝の洞窟に向かう

↓ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 16:29:43.75 ID:+Mv+uwgf0<> エラーはいやね、ageや!

安価内なら↓やで! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/13(日) 16:30:42.94 ID:lCFWrC1q0<> 1 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 17:11:43.80 ID:+Mv+uwgf0<> 『寝床を探す』やね


―――――【ハーピーの集落】―――――


ルカ「どうしようか、アリス……」

アリス「……余が知るか」


う〜ん、どうしたものか……

とりあえず男達がみんな無事なのなら、ハーピーを退治するというのも違う気がする。


村長「むむむ……いっそ、皆が家族! それでいいじゃろう!」


老婆に首を絞められながら、老人は高らかに宣言する。


………………
…………
……

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 17:17:02.86 ID:+Mv+uwgf0<>
……
………
…………


―――――【イリアスポート】―――――


偽勇者「そろそろ、夕刻だな……」


俺は空を見上げ、徐々に暗くなるのを眺めていた。

そろそろ寝床を探さないといけないが、俺は無一文である。

魔物のせいで、商売が滅茶苦茶になっているこの港ではタダで泊まることのできる場所はないだろう。

それに腹も減っているのも問題だ、近いうちに飢え死にするかもしれない。
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 17:24:12.23 ID:+Mv+uwgf0<>
偽勇者「はあ、どうすっかな」


俺はブラブラと、そこらをうろつくことしかできなかった。

が、俺の錆びついた鎧のマントをクイクイと引かれる。

俺が振り返ると―――


少年「ねえ、おじさん帰るところがないの?」

偽勇者「お兄さんです」


どうやら、先程の少年が俺のマントを引っ張っていたようだ。

何か用があるのだろうか?


少年「おじさん、帰るところがないなら僕が使っていた秘密基地を貸してあげるよ!」

偽勇者「ひ、秘密基地?」

少年「うん、こっちだよ!」


俺は、少年に手を引かれ付いて行くことになった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 17:32:18.43 ID:+Mv+uwgf0<>
―――――【イリアスポート:秘密基地】―――――


偽勇者「これは……」

少年「僕の秘密基地だよ!」

   「少しボロいけどね」


少し町外れの方角に進んだ場所に秘密基地という名のボロ屋があった。

いちよう、ボロいが一通りの家具は揃っているようだ。

ベッドもホコリ臭いがちゃんと寝れる。


偽勇者「いいのか、俺がここを使っても?」

少年「うん、いいよ」

   「僕は父さんの内職を手伝うのに忙しいから行く機会がないんだ」

   「それにおじさんは、海を荒らしてる魔物を退治してくれるんでしょ?」

偽勇者「しょ、少年よ……」


俺は、感動に震え少年を抱きしめる―――

のを堪え、頭を撫でた。


偽勇者「少年よ、ありがとう」

    「必ず魔物は退治してやるからな」


関係ないけど、この少年の名は何てーの?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/13(日) 17:32:49.70 ID:lCFWrC1q0<> ゲヘレゲス <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 17:33:48.37 ID:IkxFqNwAO<> フンドーシ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 17:37:59.43 ID:+Mv+uwgf0<> 『ゲヘレゲス』やね、奇妙な名前やね


ゲヘレゲス:イリアスポートに住んでいる少年、内職を行う父さんの手伝いをしている。 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 17:42:36.51 ID:+Mv+uwgf0<>
俺は少年:ゲヘレゲスにボロ屋を借り、一日の疲れを少しでも癒すのであった。

明日当りは、秘宝がある洞窟にでも向かってみるか。

うまくいけば、金貨の一枚は拾えるかもしれないからな。

それに可能な限り魔物も掃除すればいいし―――

明日は大仕事になりそうだ。


偽勇者「久しぶりのベッド、心地よい……」


俺はぐっすりと快眠した。


――――

―――――

――――――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 17:49:00.36 ID:+Mv+uwgf0<>
――――――

―――――

――――


―――――【ハーピーの集落】―――――


そして、夜遅くまで話し合いは続き―――


クィーンハーピー「それでは……」

         「ハピネス村から強引に男性をさらうことはしない、と誓いましょう」

村長代理「ふむ……」

     「我々も、村の男達をなるべく多くハーピーの里に婿に入れると約束しよう」

     「その代わり、産まれたハーピーの娘達も村で農作業を手伝って下され」


こうした友好関係を軸に、ハピネス村とハーピーの里との協定は結ばれた。

それからは、もうお祭り騒ぎ。

人もハーピーも関係なく、広場で食うわ飲むわ踊るわの大はしゃぎだ。

おばさん「これというのも、全部あんたの活躍のおかげさ」

     「ハピネス村一同を代表して、礼を言うよ」




<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 17:53:45.01 ID:+Mv+uwgf0<>
ルカ「いえいえ、勇者ならば当然のことです」


勇者というのは、肩書きではなく行動によって示すものなのだ。

ゆえに、断じて僕はニセ勇者ではない!


アリス「別に恩を売りたいわけではない……」

    「……が、余は甘いものが好きで好きでたまらん」

おばさん「よし来た、おいしいハピネス蜜をたっぷりプレゼントするよ」

     「今はこの壺に入った分しかないけど、どうぞ」

アリス「ふむ、決してこれを期待していたわけではないぞ」

ルカ「……アリス、お前……」


僕はただ、アリスの意地汚さに呆れるのみだった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 18:03:28.08 ID:+Mv+uwgf0<>
ルカ「でも……ハーピーの里に婿に行く男は、納得できるのかな?」


踊りの輪を眺めながら、僕は呟いてしまった。

まるで、村から生け贄に出されたようなものではないか。


おじさん「その心配は無用だよ、若い勇者君」

     「この一件で、我々とハーピー達は手を取り合うことになった」

     「今後は、深い絆ができるはずさ」

     「なにより、ハーピー相手のアレの味を知ってしまうと、もう人間の女なんて―――」

ルカ「おじさん……奥様らしき方が、クワを構えて迫っていますよ」


……やれやれ、本当にこれで良かったのだろうか。

しかしこれも、人間と魔物が手を取り合う第一歩なのだ。


ルカ「どう思う、アリス……?」

アリス「あまい……♪」


アリスは満足そうに、壺にたっぷり満たされたハピネス蜜を指ですくって舐めている。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 18:12:46.95 ID:+Mv+uwgf0<>
ルカ「ハーピーの側も、事情を説明して男を婿にもらったら良かったのにな……」


最初からそうすれば、こんな騒動にならなかっただろうに。


アリス「それでも婿が来なかったから、ああいう事になったのだろう。

    「貴様は、ドアホか」

ルカ「……………」


確かに、その通りだけど。


アリス「そもそもの原因は、人間側が魔物との婚姻を拒絶するようになったから」

    「それも、あの下らん教えがあるからではないのか?」

    「イリアス五戒のひとつ、「魔と交わるなかれ」―――あの馬鹿げた戒律がな」

ルカ「……そんな事言うなよ、アリス」

   「まるで、イリアス様の教えが悪いみたいじゃないか」


しかし―――その戒律のせいで、魔物との婚姻自体がタブー視されることになったのも事実である。

人間の側が拒絶してしまえば、魔物は無理にでも性交を強制するしかない。

そうしなければ子孫を残せず、滅びてしまうのだから―――



<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 18:24:34.09 ID:+Mv+uwgf0<>
ルカ「……おっと、いけない」

   「イリアス様のおっしゃる事に、疑念を挟むだなんて……」


疑念を振り払うように、首をぶんぶんと左右に振る僕。

その様子を眺め、アリスは深々と溜め息を吐いた。


アリス「まあ……強引に男をさらうなど、乱暴な手段であった事は確かだな」

    「ハーピーの女王も、やむを得ん事とはいえ迷いを振り払えなかったようだ」

ルカ「そうなのか……?」

アリス「当然だ。そうでなければ、ハーピーの女王たる者が貴様風情に負けるか」

    「心に迷いが生じ、貴様を本心から攻撃できなかったのだろうな」

ルカ「そうだったのか……」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 18:33:18.42 ID:+Mv+uwgf0<>
やはり、女王も本心では迷っていたのだ。

ともかく、この一件は解決したと思いたいものだ―――


――――

―――――

――――――

――――――

―――――

――――


―――そして、翌朝。


村長代理「お主達には、本当に世話になったのう」

おばさん「またハピネス村に来なよ、あんた達なら大歓迎さ」

クィーンハーピー「いくら事情があったとはいえ、我々は確かに間違っていました」

         「それを正せたのは、あなたのお蔭です」

         「あなたの旅が良きものとなることを、心より願っていますよ」

ルカ「皆さんも、頑張って下さいね!」


おそらく、人と魔物の信頼が試されるのはこれからだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 18:44:10.21 ID:+Mv+uwgf0<>
しかし僕は、友好関係が維持されることを信じている。


青年「ありがとな、また遊びに来いよ!」

若い女性「どうか、ご達者で……」

ハーピー「えへへ、また遊びに来てね〜!」

     「その時は、相手してくれると嬉しいな……♪」


こうして僕達は、ハーピーの里を後にする―――

―――かと思えば、アリスはクィーンハーピーに呼び止められていた。


クィーンハーピー「あの……ひとつ、お尋ねしてよろしいでしょうか?」

         「もしかして、貴女様は―――」

アリス「余は、旅のグルメ。大した者ではない」

クィーンハーピー「そ、そうですか……余計な詮索は無用でしたね」

ルカ「………?」


ともかく僕達は、ハーピーの里を後にしたのだった。

さて、次の目的地は―――


………………
…………
……

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 19:08:30.23 ID:+Mv+uwgf0<>
……
………
…………


―――――【イリアスポート】―――――


―――そして、翌朝。


偽勇者「んー、よく寝た」


俺は目覚めと同時に体を伸ばす。

心地よい音が体中からポキポキ鳴り出す、野宿より遥かにマシだな。

さて、確か今日は秘宝の洞窟に向かう予定だが確か方向は東だったな。

俺は準備をして、秘宝の洞窟に向かうのだ。


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 19:15:43.11 ID:+Mv+uwgf0<>
……
………
…………

ルカ「隠れ里エンリカってところに、ちょっと行ってみようか」


僕の故郷からそう離れていないのに、名前さえ聞いた事がないのだ。

いったい、どういう村なのだろうか―――


――――

―――――

――――――


―――――【道中】―――――


偽勇者「遠っ!?」


秘宝の洞窟は、意外にも距離があり中々辿り着けないみたいだ。

ごろつきから聞いたが、帰ってこないのって途中で諦めたのが大半じゃなかろうか?

俺がガシャガシャと鎧を響かせていると―――

魔物が現れたようだ。


どの娘が現れたん?


○ヒル娘

○ラフレシア娘

○ローパー娘

○ミミズ娘


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 19:16:57.06 ID:yXxDjQ6+0<> ミミズ娘
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 19:20:14.09 ID:+Mv+uwgf0<> 『ミミズ娘』やね


ミミズ娘が現れた!


ミミズ娘「あんた、旅人?」

     「ちょっと精液搾り取っちゃうけど、いいよね……?」

偽勇者「全く、魔物風情が……」


1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:逃げる

コンマ÷2

30以下で成功や



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 19:21:13.12 ID:yXxDjQ6+0<> 破壊の一撃 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 19:24:06.93 ID:+Mv+uwgf0<> 『破壊の一撃:6』やね


1.4.7:『大ダメージ』やな

2.5.8:『即死』やな

3.6.9:『ミス』やな

0:再コンマ直下やね


コンマ一行直下や!


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 19:29:27.44 ID:yXxDjQ6+0<> てい <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 19:33:09.28 ID:+Mv+uwgf0<> 『大ダメージ』やね


偽勇者は 破壊の一撃を 放った!


ミミズ娘は 大ダメージを 受けた!


ミミズ娘「痛っ!」

ミミズ娘「もう、あんたなんか巻き付いて、じゅるじゅるに搾っちゃうんだから……!」


ミミズ娘は 巻き付いてきた!


コンマ÷2

30以下で避けるで!


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 19:38:51.27 ID:fnQYKas80<> s <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 19:39:11.24 ID:QVwW74de0<> てや <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 19:43:30.88 ID:+Mv+uwgf0<> 『13.5』やね


偽勇者「遅いわ!」


偽勇者は ミミズ娘の巻き付きを 避けた!


ミミズ娘「避けないでよ……」

     「搾れないじゃない……」


1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:逃げる

コンマ÷2

30以下で成功や


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 19:46:54.18 ID:yXxDjQ6+0<> 破壊の一撃 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 19:49:53.94 ID:+Mv+uwgf0<> 『破壊の一撃:9』やね


1.4.7:『大ダメージ』やな

2.5.8:『即死』やな

3.6.9:『ミス』やな

0:再コンマ直下やね


コンマ一行直下や!




※もう少し工夫したほうがええな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 19:54:18.77 ID:QVwW74de0<> てい <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 20:00:42.28 ID:+Mv+uwgf0<> 『大ダメージ』やね


偽勇者は 破壊の一撃を 放った!


ミミズ娘は 大ダメージを受けた!


ミミズ娘「なんなの、これ……!」

     「人間に負けるなんて……!」


ミミズ娘は 戦意を 失った!


偽勇者「それだけ、人間を舐めてるってことだ」

    「さて、そろそろ息の根をとめようか?」

ミミズ娘「ひっ……」


ミミズ娘は、地面に穴を掘って逃げようとしている。


1:逃がす

2止め!

○:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

○:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

○:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 20:01:15.33 ID:lCFWrC1q0<> 破壊 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/13(日) 20:01:59.78 ID:8QeZPmIKO<> 2
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 20:06:52.17 ID:+Mv+uwgf0<> 『止め:破壊の一撃』やね


偽勇者「逃がすかよ!」


偽勇者は 破壊の一撃を 放った!


ミミズ娘「い、いやぁぁぁ!!」


ミミズ娘は 真っ二つになった!

ミミズ娘は 死んだ!


偽勇者「どこに行っても、魔物はいるものだな」

    「確実に始末しないとまた増えるから厄介だ」


俺は魔物を殺し、秘宝の洞窟に急いだ。


ちと、休憩しやす

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 20:34:19.61 ID:+Mv+uwgf0<>
偽勇者「ふう、遠い……」


イリアスポートから出かけて数時間、まだまだ秘宝の洞窟には辿り着けそうにない。

その場に座り、筒に入れた水を飲む。

飲み水は確保できたが、食べ物がないのが寂しい。

飲み水を飲み終わって一息ついた後に―――

また、魔物が現れた!


○ヒル娘

○ラフレシア娘

○ローパー娘

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 20:35:13.00 ID:yXxDjQ6+0<> ラフレシア娘 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 20:40:09.15 ID:+Mv+uwgf0<> 『ラフレシア娘』やね


ラフレシア娘が現れた!


ラフレシア娘「あははっ、ちょうど受粉の時期だったの」

       「ねぇ、繁殖を手伝ってもらえない?」

       「あんたの子種、私のめしべに受粉させてよ」

偽勇者「お断りだ、魔物を増やす手伝いなんて……」

    「反吐が出るわ!」


ラフレシア娘:HP250


1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:逃げる

コンマ÷2

30以下で成功や


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 20:46:22.09 ID:yXxDjQ6+0<> 滅・はやぶさ斬り <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 20:49:44.40 ID:+Mv+uwgf0<> 『滅・はやぶさ斬り:4.5』やね


コンマ×2の数字ダメージ


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 20:51:00.76 ID:yXxDjQ6+0<> てい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/13(日) 20:51:27.62 ID:QVwW74de0<> てや <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 20:57:46.24 ID:+Mv+uwgf0<> 『152ダメージ』やね、2回攻撃やから76づつにするで。


偽勇者は 滅・はやぶさ斬りを した!

破壊の一撃が 襲い来る!


ラフレシア娘は76のダメージを受けた!

ラフレシア娘は76のダメージを受けた!


ラフレシア娘:HP98


ラフレシア娘「やってくれたわね……!」


ラフレシア娘の 触手愛撫!


コンマ÷2

30以下で避ける


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 20:58:09.29 ID:5Ypu1WFK0<> やあ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 21:00:53.43 ID:+Mv+uwgf0<> 『14.5』やね


偽勇者「愚か者!」


偽勇者は、避けた!


ラフレシア娘「逃げるな!」

       「大人しく捕まりなさい!」


1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー

4:逃げる

コンマ÷2

30以下で成功や

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 21:01:20.34 ID:yXxDjQ6+0<> メラミ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 21:02:38.01 ID:+Mv+uwgf0<> 『メラミ』やね、呪文久々やね

コンマ×2+34のダメージ



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 21:04:19.76 ID:5Ypu1WFK0<> よ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 21:08:42.97 ID:+Mv+uwgf0<> 『186』やね、(+34)は弱点分の+と思ってな。


偽勇者は メラミを 唱えた!


偽勇者「燃えてみろよ!」


ラフレシア娘は186のダメージを受けた!


ラフレシア娘「きゃぁぁぁ!」

       「あ、熱い、誰か助けて!」


ラフレシア娘は戦意を失った!


偽勇者「あははははっ! 魔物が燃えているぞ!」

    「どうれ、どうしてくれようか?」


1:逃がす

2止め!

○:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

○:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

○:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/13(日) 21:09:29.86 ID:yXxDjQ6+0<> メラミ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 21:13:06.41 ID:+Mv+uwgf0<> 『メラミ』やね


偽勇者「メラミ!」


偽勇者は メラミを 唱えた!


大きな火の玉が、ラフレシア娘を襲う!


ラフレシア娘「―――!」

       「」


ラフレシア娘は 燃え尽きた!


偽勇者「ふむ、骨も残さずに燃えたか」

    「流石は植物系の魔物だ、よく燃えることだ」


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 21:30:43.50 ID:+Mv+uwgf0<>
―――――【隠れ里エンリカ:森】―――――


アリス「またダークエルフとはな」

    「集団でうろついているような連中ではないはずだが……」

ルカ「そもそも、ダークエルフって数は多くないんだろ?」

アリス「その通りだ」

    「本来、エルフというのは清純な種族」

    「しかしごく希に、魔素を蓄えてしまう者が出てくる」

    「俗に言う、「堕ちる」という現象だな」

    「そうなると、好色かつ堕落を振りまく存在となる」

    「他のエルフから疎外され、単身で行動するはぐれモンスターとなるのだ」

    「また、ダークエルフがさらに多くの魔素を蓄えれば、別の魔物に変質してしまうこともあるのだが……」

    「何にしろ、そうウロウロしている魔物ではないはずだ」

ルカ「へぇ……詳しいんだね、アリスは」

アリス「当たり前だろうが、余を誰だと思っている?」

ルカ「知らないと……」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 21:39:36.34 ID:+Mv+uwgf0<>
ともかく、こんな魔物が連続で襲ってきたら厄介極まりない。

早く目的地に辿り着きたいところだが―――


ルカ「でも、エンリカとやらはどこにあるんだ……?」

   「本当に、この辺なのか……?」


それから数時間。いい加減、歩き疲れた頃だった。

森の抜けたところで、小さな村を発見したのだ。


ルカ「あれが、エンリカか……!」


喜び勇んで、僕達はその小さな村へと入ったのだった。


………………
…………
……

※飯タイム+αや <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 23:47:24.72 ID:foUXip+M0<>
……
………
…………

ルカ「……不思議な村だったな」


懐かしさにも似た、異様な雰囲気。

そして、僕のことを知っていたミカエラ―――


アリス「どういう事だ……?」

    「あの村は、いったい……」

ルカ「どうしたんだ、アリス?」

   「村に入った時に、何か納得したんじゃなかったのか?」


一人で納得したり悩んだり、変な奴だ。


アリス「いったん納得したが、腑に落ちん点がまだまだあるのだ」

    「隠れ里エンリカとは、てっきりエルフの隠れ里かと思ったが―――」

ルカ「おいおい、あの村の人達はみんなエルフだなんていう気か……?」


確かに、そう言われても納得してしまいそうな雰囲気ではあったが。


アリス「いったんはそう思ったのだが……」

    「あのミカエラとかいう女、間違いなく―――」


アリスはぶつぶつ言っていたが、諦めたように溜め息を吐いた。


アリス「まあ何にしても、あの村では御馳走も期待できんだろう」

    「結局は無駄足だったな」


……結局、こいつは食べ物の事か。

ともかく、この一件はここまで。

気になる村ではあったが、今は特にやるべきこともない。

さて、次の目的地は―――


――――――――――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/13(日) 23:58:58.30 ID:foUXip+M0<>
そして、その夜の野営―――


ルカ「こうして勇者ハインリヒは魔王を打ち倒し、世界に平和が訪れたんだよ……」

   「……めでたしめでたし」


これは、今から五百年前の話。伝説の勇者ハインリヒの物語。

小さい頃から、絵本で何度も何度も読んだ話だ。


アリス「……どこがめでたいのだ、ドアホめ」


アリスは焼き肉の刺さった串をかじりながら、冷たく言い放った。

面白い話をしろと言われた挙げ句に、ドアホ呼ばわりとは……


アリス「余は魔族だぞ」

    「魔族に対して、昔の魔王が退治された話を嬉しげに語る馬鹿がいるか」

    「人間の王が魔物に殺された話を聞かされて、貴様は愉快なのか?」

ルカ「あ……確かに、そうだね……」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 00:03:56.38 ID:aNVJRj720<>
アリス「貴様は人間と魔物が共存する世界を築くなどと抜かすが……」

    「そこら辺のデリカシーに欠けているようだな」

ルカ「ご、ごめん……」


確かに、いくら昔の話とは言え、魔族のアリスが聞いて愉快な話でもなかったはず。


アリス「まあ……ハインリヒに倒された当時の魔王は、決して褒められるべき者ではなかったがな」

    「支配欲のままに力を振るい、多大なる破壊と混乱をもたらした―――」

    「人間の勇者に倒されたとて、自業自得かもしれん」


アリスは、実に意外な感想を口にした。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 00:12:36.50 ID:aNVJRj720<>
ルカ「自業自得か……意外に辛辣なんだな」

アリス「力で他者を支配しようとするなど、野蛮な行為だろうが」

    「蛮行には報いがある、当然の話だ」

ルカ「確かにそうだね」

   「今の魔王は、どうなんだろうな……?」


現在、魔物達を統率しているという魔王は、謎に包まれた存在である。

姿を見た人間はおらず、ほとんどの魔物でさえ会った事がないという噂だ。

ただ絶大な魔力を誇り、歴代の魔王の中でも最強という話だが……


ルカ「やっぱり、人間との全面戦争を宣言したんだから……悪党なのかなぁ」


こちらの話を聞いてくれる相手なら、対話も通じるだろうが―――

耳も貸さない悪党なら、退治するより他にない。

今のところ、その魔王が人間と魔族の仲を引き裂く元凶なのだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 00:27:17.61 ID:aNVJRj720<>
ルカ「「レミナの虐殺」も、その魔王の指示なんだろうし……」

   「やっぱり、ひどい奴なのかな。アリスはどう思う?」


魔族のアリスにしてみれば、自分達のご主人様のはずである。


アリス「……さあな」


アリスは、不思議な表情で夜空を見上げた。


アリス「ただ……魔王は、迷っているのだ」

    「人間が滅ぼすべき存在なのかどうか―――」

ルカ「アリス……魔王を知っているのか!?」

   「まさか、見たことがあるとか……?」


魔王を見たことがあるのは、魔王城にいる最高クラスの重鎮のみという噂。

それこそ、あの四天王くらいしか魔王の顔を知らないはずなのだが―――


アリス「ああ……魔王なら知っているぞ」

    「案外、貴様の近くにいるのかもな……」

ルカ「僕が……? そんなわけないだろ、僕は田舎育ちだよ」

   「魔物だって、つい最近初めて見たんだから」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 00:34:03.27 ID:aNVJRj720<>
―――――【道中】―――――


偽勇者「やっと、洞窟を肉眼で捉えることができるところまで来たな」

    「しかし、これ以上はさすがに疲れた」

    「ここらで野宿するか」


俺は、秘宝の洞窟まで歩を進めていたがやはり遠い!

ゲームみたいにパッパといけないのだ―――

ここは現実的じゃなくゲーム的にしてほしかった。

それと、最近は魔物が活発になってきている。

今扱える呪文では少しばかり不安があるし、呪いもある。

この魚腕も今は大人しいがいつ何が起こるか分かったものではない。


魚腕「」


それにしても、魔物を狩ったな。

合計―――


コンマ一行+2

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 00:34:55.35 ID:p1tRC1Emo<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 00:35:06.43 ID:uqmXTLZF0<> あ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 00:42:19.75 ID:aNVJRj720<> 『7匹』やね


合計7匹だ、意外に少ないが次は倍狩れるよう頑張らなくてはな。

それにしても、最近気になるのは、魔物と共存しようとする馬鹿な人間がいることだ。

何故、魔物と共存したがる? 魔物とのセックスが気持ちいいからか?

そんなもん、家庭崩壊の引き金だ。

魔物は、人間を餌か苗床としか考えていないし、人間の女から男を奪うビッチだ!

それに、サキュバス類は男を家畜としか考えてないし、位が高い魔物は皆、見下している。

後問題なのは、人間の男共が自分から身を捧げるようになってきてること。

俺はそんな馬鹿と出会ったらどうすればいい?

斬るか? 殺すか? 潰すか?

悪影響を生み出す癌は、消す方がいいか―――

待て待て俺よ待て、中には魔物の魔力やひ弱な住民が仕方なくで出す生け贄もあるじゃないか。

人間を殺すのは最後まで待てばいい。

出来る限りな……


どうするん?


1:呪文の訓練

2:寝る


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 00:44:49.59 ID:jFUC+ush0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 00:52:10.34 ID:aNVJRj720<> 『呪文の訓練』やね

どれを訓練するん?


○メラミ

○イオラ

○バギ

○ラリホー

○ベホマラー


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 00:53:09.63 ID:jFUC+ush0<> メラミ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 00:59:49.14 ID:aNVJRj720<> 『メラミ』やね


偽勇者「……俺の呪文は強化できるのか?」


今まで忘れていたが、あの安価神とかいう奴が授けたこの呪文の数々。

修業とか訓練とか色々鍛えるので、強化することはできないか?

何れは、超強敵と戦うのだより強くなるために強化できる試すのも良かろうて。

さて、どう鍛える?


どう鍛えるん?

可能で、呪文の訓練的意外は再安価にすんで。


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 01:01:13.44 ID:aNVJRj720<> エラーはイヤやね、ageや!

安価内なら↓やで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 01:02:11.49 ID:jFUC+ush0<> メラミ(火)とバギ(風)を同時に発動しメラミを強化できないか試してみる <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 01:07:15.10 ID:aNVJRj720<> 『>>494』やね

大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|;-ω-)<ERRORが多くて、しつこいわ……

大阪|´・ω・)<それと、こんなSSやけど皆はん、楽しんでくれてます?

大阪|´-ω-)<皆はんが楽しんでくれてるなら御の字なんやけどな

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜



精霊イベントの代わりは某ドラ作品から取ります宣言やで! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 01:07:45.96 ID:jFUC+ush0<> 乙 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 01:08:31.14 ID:aNVJRj720<> 【ステータス】

【名前】
○【偽勇者】

【武器】
○【はかぶさの剣:攻110】
地獄の悪魔が人間への憎しみを集めて作ったらしい。
無数の骸骨を寄せ集めて、切っ先が斧のような剣の形に作り上げたような見た目からして既におどろおどろしい。
会心率が高くなり2回攻撃可能だが―――

○【皆殺しの剣:攻120】
持つものに滅亡をもたらすと言われている。
見た目は髑髏などがあしらわれておりいかにも禍々しい。
道具使用で【ルカナン】の効果・全体攻撃ができ魅力的な性能だが―――


【防具】
○【嘆きの盾:防42】
古代の魔物に倒された者たちの呪いが込められた盾。
土偶のような顔がいくつも並んだデザインをしている。
あらゆるダメージを半減するが―――

○【旅人の服:防8】
青や水色の服に青いマントが付いているといったデザインである。

○【錆びついた鎧:防26】
ボロボロに錆び付き、在りし日の姿をとどめていない鎧。
もともとは由緒正しい品だというが―――

○【般若の面:防255】
デザインは般若そのもの。
史上最強の守備力を誇る兜であるが―――

【アクセ】
○【呪いのベルト:???】
太古の呪われたベルトで常に―――

【アイテム】
○【金色の宝玉】
イリナ山地で見つけた、綺麗な宝玉。
ズッシリと重いが、何かの役に立ちそうだ。
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 01:09:20.54 ID:aNVJRj720<> 【攻撃】
○【破壊の一撃】
破壊の剣での攻撃:単体

○【滅亡の一撃】
皆殺しの剣での攻撃:全体

【剣技】
○【滅・はやぶさ斬り】
破壊の剣での2回攻撃:単体

○【皆殺し】
皆殺しの剣での守備力無視攻撃:敵or味方単体

【呪文】

『攻撃』
【メラミ】
大きな火の玉を飛ばす:単体
【イオラ】
大爆発を起こす:全体
【バギ】
竜巻で切り裂く:1グループ

『攻撃補助』
【ラリホー】
敵を眠らせる:1グループ
【ジゴフラッシュ】
ダメージを与えると同時に100%の確率で【幻惑】状態にする:全体
【ルカニ】
敵の守備力を半分下げる:単体

『補助』
【バイキルト】
与えるダメージが2倍になる:単体

『回復』
【ベホマラー】
パーティ全員のHPを回復:全体

『移動』
【アバカム】
全ての扉を開くことが出来る。
【リレミト】
ダンジョン内部から一瞬にして脱出する。


【呪い】
○会心率が高くなり2回攻撃できるが、呪いで動けなくなる(はかぶさ)

○高い攻撃力を誇り、全体攻撃できるが、守備力が0になる(皆)

○あらゆるダメージを半減するが、味方に肩代わりさせる(嘆)

○どんな生き物でも錆びを落とすことはできない(錆)

○史上最強の守備力を誇る兜であるが、常に【混乱】する(般)

○常に締めつける(呪)

【キャラクター】

サンタナ:イリアスベルクに住む住民A、働き口を探している。

ウラミ:呪い専門に扱っている商人、呪いの装備ならお任せあれ。

ゲヘレゲス:イリアスポートに住んでいる少年、内職を行う父さんの手伝いをしている。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 02:41:37.92 ID:+P8Z88Ki0<> 乙
偽は魔物に色々恨み持ってるのか <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 19:30:57.39 ID:ewrrD9d50<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 19:31:23.18 ID:uqmXTLZF0<> いるな <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 19:39:07.03 ID:jFUC+ush0<> いる <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 19:41:41.24 ID:ewrrD9d50<> 『>>494』やね


そうだ、今までは呪文は一度づつ発動していた。

なら、同時に別の呪文を発動したら? かなりの訓練になるのではないであろうか。


偽勇者「やらずに後悔するより、やって後悔するほうがいいってか」


俺はいつも通りに呪文を発動する―――

一つ違うとすれば左手にメラミ(火)を右手にバギ(風)を発動しようとしてる。

どんな結果になろうが構うものか、魔物を一匹でも多く殺せるならどんな実験でもしてやるわ!


1.6:『大失敗』や

2.7:『失敗』や

3.8:新たな『攻撃呪文(系統別)』を覚えるで

4.9:『メラゾーマ』覚えるで

5.0:『メラゾーマ』と『バギマ』を覚えるで


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 19:42:16.31 ID:uqmXTLZF0<> ま <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 19:45:29.00 ID:jFUC+ush0<> また次回がんばろう... <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 19:48:39.71 ID:ewrrD9d50<> 『大失敗』やね


どんな結果になろうが構わない―――

そう思ったがやはり構わなくない時もある、呪文が暴走した。

バギの竜巻が、メラミの大きな火の玉を飲み込み巨大な炎の竜巻に変化した。

幸い、一瞬の出来事だが―――


???「何々、今の竜巻?」

???「危ないわね、誰よ?」


余計なもんを寄せ付けたらしい。


もんむすが現れた!

○ローパー娘

○ラフレシア娘

○ミツバチ娘

↓〜2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 19:49:27.91 ID:jFUC+ush0<> ラフレシア娘
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 19:49:53.04 ID:Os0KAZBpo<> ミツバチ娘 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 19:55:10.44 ID:ewrrD9d50<> 『ラフレシア娘』+『ミツバチ娘』やね


ラフレシア娘「あんたね、こんな処で火を撒き散らすのわ」

       「森に燃え移ったらどうするのよ?」

ミツバチ娘「全く、人間が少し力を付けると直ぐに調子に乗る」

      「子供そのものだわ」


くっ、こいつらがどうなってもいいが森に燃え移ったらどうするかは考えてなかった。

とりあえず、証拠隠滅のために退治してしまおう。


ラフレシア娘:HP250

ミツバチ娘:HP150



1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー


今回は相手2人やから、どちらを攻撃するか選択してな!


コンマ÷2

30以下で成功や

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 19:56:10.30 ID:Os0KAZBpo<> 3 ジゴフラッシュ ラフレシア娘 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 19:56:27.09 ID:jFUC+ush0<> ジゴフラッシュ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 19:56:59.46 ID:QtUl5P2q0<> イオラ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 19:57:24.25 ID:jFUC+ush0<> 全体攻撃も指定必要なの? <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 20:01:47.61 ID:ewrrD9d50<> 『ジゴフラッシュ:15』やね、ステータス表に全体って書いてるから大丈夫やで!


今までは、一匹ずつだったが今回は複数匹が相手か。

これは、状態異常で有利に持っていくしかねぇ!


偽勇者は 破壊の剣を 地に突き刺した!

周囲は あやしいひかりで 照らされる!


コンマ一行の数字ダメージ


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 20:02:23.02 ID:jFUC+ush0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 20:02:42.32 ID:Os0KAZBpo<> いい。 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 20:09:04.45 ID:ewrrD9d50<> 『2』やね


ラフレシア娘は2のダメージを受けた!

ラフレシア娘は幻惑に包まれた!

ミツバチ娘は2のダメージを受けた!

ミツバチ娘は幻惑に包まれた!


ラフレシア娘:HP248

ミツバチ娘:HP:148


ラフレシア娘「痛っ……くない?」

ミツバチ娘「虚仮威しね」


ラフレシア娘の 触手愛撫!

ミツバチ娘の 舐め回し!


コンマ÷2

40以下で避ける


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 20:11:10.89 ID:Os0KAZBpo<> アイヤー <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 20:18:57.91 ID:ewrrD9d50<> 『44.5』やな


ラフレシア娘「ほらほらぁ……」


ラフレシア娘は触手を伸ばし、偽勇者の体を愛撫した!

偽勇者は6のダメージを受けた!


ミツバチ娘「味見をさせてもらうわ……」


ミツバチ娘の舌が伸び、偽勇者の顔を軽く舐め上げてくる!

偽勇者は5のダメージを受けた!


偽勇者「うえぇぇ気持ち悪い!」


こんな魔物にしてもらってもうれしくない!


嘆きの盾「」


嘆きの盾の呪い!

ダメージを半減し反射した!

もんむす娘達は5.5のダメージを受けた!


ラフレシア娘:HP242.5

ミツバチ娘:HP142.5

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 20:21:05.83 ID:ewrrD9d50<> 【嘆きの盾】の半減ダメージは味方がいない時のみ相手に反射するで(某一方レーターの半減版と思えばええわ)


ラフレシア娘「きゃっ!」

ミツバチ娘「呪いの盾…… あんな物をどこで!」


1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー


今回は相手2人やから、どちらを攻撃するか選択してな!


コンマ÷2

30以下で成功や

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 20:21:33.37 ID:jFUC+ush0<> 滅・はやぶさ斬り ミツバチ娘 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 20:23:58.78 ID:ewrrD9d50<> 『滅・はやぶさ斬り ミツバチ娘:18.5』やね


コンマ×3=○÷2の数値を2回


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 20:24:35.92 ID:jFUC+ush0<> てい <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 20:30:37.91 ID:ewrrD9d50<> 『138』×2回やね


俺の盾に驚いてスキを見せたな。

それが命取りよ……!


偽勇者は 滅・はやぶさ斬りを した!

破壊の一撃が 襲い来る!


ミツバチ娘は138のダメージを受けた!

ミツバチ娘は138のダメージを受けた!


ミツバチ娘:HP-133.5


ミツバチ娘「こんな……馬鹿な……」


ミツバチ娘は戦意を失った!

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 20:30:43.19 ID:BqxbGEhR0<> y <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 20:31:49.89 ID:ewrrD9d50<>
ラフレシア娘「こ、このぉ!」


ラフレシア娘の 肉厚の花弁!


コンマ÷2

40以下で避ける

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 20:32:12.88 ID:0YHRHQfi0<> あ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 20:36:43.49 ID:ewrrD9d50<> 『44』やね


ラフレシア娘「これ、前戯っていうんだよね」


肉厚の花弁が、偽勇者の下半身を撫で回してくる!

柔らかくぬめった花弁で男性器を刺激された!

偽勇者は6のダメージを受けた!


嘆きの盾の呪い!

ダメージを半減し反射した!

ラフレシア娘は3のダメージを受けた!


ラフレシア娘:HP239.5


ラフレシア娘「きゃっ!」

       「それズルくない?」

偽勇者「知るか!」



1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー


コンマ÷2

30以下で成功や

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 20:37:29.36 ID:jFUC+ush0<> メラミ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 20:43:20.16 ID:ewrrD9d50<> 『メラミ:18』やね

コンマ×2+36のダメージ


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 20:45:16.71 ID:ewrrD9d50<> 食事+αや

安価内なら↓や <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 20:45:55.85 ID:jFUC+ush0<> てい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/14(月) 20:48:34.48 ID:Xqolrm3R0<> 敵を攻撃 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 22:14:54.24 ID:woKn4Z1Q0<> 『206』やね


偽勇者「メラミ!」


偽勇者は メラミを 唱えた!

ラフレシア娘は206のダメージを受けた!


ラフレシア娘:HP33.5


ラフレシア娘「や、やめてぇぇぇ!」

       「燃えちゃう!」

偽勇者「燃えろ!」


ラフレシア娘「こ、このぉ!」


ラフレシア娘の 肉厚の花弁!


コンマ÷2

40以下で避ける

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 22:15:40.46 ID:jFUC+ush0<> てい <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 22:18:58.05 ID:woKn4Z1Q0<> 『23』やね


偽勇者「同じ轍を踏まん!」


偽勇者は ラフレシア娘の肉厚の花弁を 避けた!


ラフレシア娘「い、いやぁ……」

       「死にたくない……」


1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『補助』バイキルト

『回復』ベホマラー


コンマ÷2

30以下で成功や

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 22:20:44.05 ID:jFUC+ush0<> 破壊の一撃 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 22:22:21.27 ID:woKn4Z1Q0<> 『破壊の一撃』やね、>>537ちと取りすぎちゃう?


コンマ×3の数字ダメージ


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 22:24:58.89 ID:Os0KAZBpo<> 頼む <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 22:24:59.36 ID:9F9jqh+30<> 縺昴i <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 22:34:09.38 ID:woKn4Z1Q0<> 『267』やね


偽勇者は 破壊の一撃を 放った!

破壊の剣が 唸りを上げる!


ラフレシア娘は267のダメージを受けた!


ラフレシア娘「助けて……」

       「誰か助けてぇぇ…」


ラフレシア娘は戦意を失った!


偽勇者「ああ、危なかった」

    「まさか、こんな近くに魔物がうろついていたなんて……」

    「んー?」


俺が一息つき蜂の魔物を見てみると―――

翅が裂けているせいか空を飛ぶことができず体を引き摺ってこの場を離れようとしている。


ミツバチ娘「知らせないと、この者は危険―――」

偽勇者「危険なのは魔物だろう?」

ミツバチ娘「くっ……」


俺は、スタスタとミツバチ娘の前まで歩を進めてコミュニケーションをとる。

魔物は恐ろしいのかどうかは知らないが、楽しそうな顔ではなかった。
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 22:38:01.58 ID:woKn4Z1Q0<>
さて、どうやらこの魔物は俺の呪われた装備品をチクるために逃げてるみたいだが―――

逃がすわけなかろうよ、目撃者は消すは基本だろ。


ミツバチ娘「何故だ」

偽勇者「……………」

ミツバチ娘「何故、そこまでの呪われた物を身に着けることができる」

      「そんなこと、人間にできるわけ―――」


魔物とのコミュニケーションは終わりにする。

止めはどれにするか―――


1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

↓〜2 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 22:40:01.86 ID:p1tRC1Emo<> メラミ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/14(月) 22:47:12.79 ID:Os0KAZBpo<> バギ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 22:54:42.80 ID:woKn4Z1Q0<> 『メラミ』『バギ』やね


ミツバチ娘「そんなこと、人間にできるわけ―――」

偽勇者「メラミ」


偽勇者は メラミを 唱えた!


ミツバチ娘「あ゛あ゛ぁぁぁ……!!」


魔物は悲鳴を上げながら、燃えていく。

さて、もう一匹は―――


ラフレシア娘「い、いや!」

       「来ないで!」


よっぽど、怖いのか俺から距離を取る。

なら、仕方がない。


偽勇者「バギ」


偽勇者は バギを 唱えた!


ラフレシア娘「な、何よこれ……」

       「い、いやぁぁぁぁぁ!!!」


竜巻が魔物を切り裂き引き裂く。

下級系だが、これだけ弱った魔物には丁度いいだろう。

蜂の魔物は、黒焼きになり―――

植物の魔物は、細切れになった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 22:57:29.74 ID:woKn4Z1Q0<>
戦闘を行ったせいで、眠気がなくなったようだ。

それに、他の魔物が寄ってこないとも限らない。

なら―――


偽勇者「秘宝の洞窟に向かうか……」


俺は、剣に付いた魔物の血を飛ばしながら歩を進めた。



――――

―――――

――――――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 23:02:32.78 ID:woKn4Z1Q0<>
――――――

―――――

――――


しばし夜空を眺めていたアリスは、不意に腰を上げた。


アリス「さて、剣の稽古をつけてやる」

    「あのヒョロヒョロ突きを見て、余は失望したぞ」

    「魔王から見れば、当たる方が難しいくらい情けない技だろうな」

ルカ「何も、そこまで言わなくても……」

アリス「さあ、剣を取れ!」

    「余が、本当の突きというのを教えてやろう!」


こうして今夜も、剣の特訓になだれ込んだのだった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 23:12:54.82 ID:woKn4Z1Q0<>
……
………
…………

アリス「そうだ……上半身を安定させろ」

    「踏み込みは深く、体の上下動は控えるのだ―――」

ルカ「こ、こうかな……?」


駿足で踏み込み、素早く突きを繰り出す―――なんとか使えそうだ。


アリス「ふむ……一応、形は覚えたようだな」

    「後は実戦でモノにするがいい」

ルカ「あ、ありがとう……凄い技だよ、これ」

アリス「疾風の魔剣を使いこなしたという「血塗れのフェルナンデス」が得意とした血裂雷鳴突き」

    「この技によって大地に撒かれた敵達の血は、大きな湖となるほどだったとか」

ルカ「すごく胡散臭くて、血生臭い技だな……」


血裂雷鳴突き―――

僕が使うときは、「血裂」の部分を省略して「雷鳴突き」としよう。


「雷鳴突き」を取得した!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 23:17:42.10 ID:woKn4Z1Q0<>
アリス「この技は、まさに雷鳴のような突き」

    「最も効果を発揮するのは、戦闘における初手だ」

    「つまり1ターン目に用いれば、凄まじい威力を発揮するのだ」

    「普通に斬るよりは強いが……」

    「チャンスを使ってまで行う価値があるかどうかは微妙だな」

ルカ「なるほど……分かったよ、アリス」

アリス「では、今日の稽古は終わるとしよう」

    「明日に備えて、とっとと寝るぞ」


こうして、本日の特訓は終わった。

確かな満足感を胸に、僕は眠りに就いたのである―――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 23:25:40.02 ID:woKn4Z1Q0<>
―――――【朝】―――――


ルカ「イ、イリアス様……!?」


目を覚ます僕を迎えたのは、柔らかな朝の光。

飛び起きたまま、周囲をきょろきょろと見回してしまう。


アリス「相変わらず、貴様は朝から騒がしいな……」

ルカ「ああ、イリアス様」

   「啓示を与えて下さって、ありがとうございます……!」

アリス「起き抜けに祈るな」

    「ジジ臭すぎるぞ、お前は……」

ルカ「イリアス様に感謝の念を捧げるのに、老いも若いも関係ないだろ」

   「さあ、アリスも一緒にどうだい?」

アリス「さわやかに祈りに誘うな!」

    「だいたい、余は魔族だぞ! 神に祈るか!」


やれやれ、朝から騒がしい奴だ。

こうして僕達は、再びイリアスポートへの旅路を進めたのだった。


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 23:40:10.01 ID:woKn4Z1Q0<>
―――翌朝。


偽勇者「ああ、やっと着いた」


あの晩からずっと歩き続けて今ようやく秘宝の洞窟に辿り着いた。

寝不足のせいか、少しばかり目が厳つい気がする。

それと腹も減ったる―――

いや、ここ数日は水しか口にしてないのになんで剣を振れる程の元気があるのだ。

おかしいだろ、しかし色々呪われるからには原因がどれか特定することができん。

俺は、思考を半分飛ばしながら、洞窟の中に足を踏み入れるのだ―――


………………
…………
……


謎コンマ

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/14(月) 23:40:35.04 ID:uqmXTLZF0<> はげ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 23:40:41.05 ID:jFUC+ush0<> あ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/14(月) 23:47:54.61 ID:woKn4Z1Q0<> 『4』やね


進む、進む、曲がる、進む……

秘宝の洞窟と言う割には床とか壁とか、けっこう整ってるんだな…

イリナ山地の洞窟とは大違いだ。


偽勇者「確か俺の記憶が正しければ罠がある」

    「しかし、四天王のひとりである―――誰だったか思い出せんが」

    「一つ残らず壊されてるから大丈夫だろう」


と、余裕を持って歩いていたら―――

どでかい柱が槍の如く俺を壁とサンドイッチにしやがった。

てか、壁にめり込んだ。


壁から出ようやん。


1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 23:54:01.11 ID:jFUC+ush0<> 破壊の一撃 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/14(月) 23:54:16.86 ID:BqxbGEhR0<> イオラ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 00:03:51.18 ID:5sFT5q/I0<> 『破壊の一撃』


俺はどでかい柱に破壊の一撃を叩きつける!

どでかい柱は壊れ、俺の身が自由になった。

決して、どうやって剣を振ったのかは聞いちゃいかんぞ。

てか、罠がまだ生きてるじゃないか―――

四天王がサボったなと思いながら歩を進めたらまた罠が発動したらしい。

トゲつきの鉄球が飛んできた!


1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/15(火) 00:08:53.88 ID:ONBzYqJv0<> メラミ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 00:15:57.16 ID:5sFT5q/I0<> 『メラミ』やね


トゲつきの鉄球が飛んできたことにより俺は咄嗟にメラミを唱えた!

しかし、トゲつきの鉄球は巨大で且つ俺のメラミは鉄を一瞬で蒸発させる程の熱は持っていない。

それでも勢いは弱まったのかスピードが落ちたような―――

気のせいだった。


1:攻撃:『破壊の一撃』『滅亡の一撃』

2:剣技:『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ


コンマ÷2

30以下で成功

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/15(火) 00:16:40.78 ID:6eaeW5uno<> イオラ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 00:23:59.91 ID:5sFT5q/I0<> 『39』やね、失敗や


俺は何を血迷ったかイオラを唱えた。

周囲を大爆発させたことでトゲつきの鉄球は―――

俺はイオラの大爆発に巻き込まれる形になり何処かにぶっ飛ばされることになった。

いちよう、ベホマラーで回復はしたが変に吹き飛ばされたせいで道が完全に分からなくなり―――

俺はしばらく彷徨うことになるのであった。


どっちに進むん?

【右の通路】

【左のドア】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/15(火) 00:26:12.95 ID:sb4JHfkso<> 通路 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 00:27:40.13 ID:5sFT5q/I0<> 【右の通路】やね

1.4.7:『宝箱』やな

2.5.8:『また通路』やな

3.6.9:『また通路』やな

0:再コンマ直下やね


コンマ一行直下や!

@3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/15(火) 00:31:41.42 ID:6eaeW5uno<> へい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/15(火) 00:32:07.52 ID:tLfG2IX20<> て <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 00:33:15.56 ID:5sFT5q/I0<> 『また通路』や


1.4.7:『怪しいドア』やな

2.5.8:『通路』やな

3.6.9:『宝箱』やな

0:再コンマ直下やね

@2

コンマ一行


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 00:39:07.00 ID:5sFT5q/I0<> 大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜

安価内なら↓や <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 00:53:50.44 ID:5sFT5q/I0<> 安価やないわ、コンマやスンマヘン。

コンマ一行↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/15(火) 00:56:15.77 ID:ONBzYqJv0<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/15(火) 02:31:08.26 ID:q8UiKfKio<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/15(火) 12:59:11.81 ID:g+VWx+Aio<> 逃がすコマンドが消滅
明らかに呪いで狂ってきてるんだよなぁ… <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 17:32:45.43 ID:whvQNbC50<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/15(火) 17:34:20.04 ID:ttLpdxuO0<> いるよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/15(火) 17:34:56.56 ID:HYCLAHun0<> ヌケニンの人か <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 17:35:25.46 ID:whvQNbC50<>
【現ステータス】

○:偽勇者

HP:#?%$
MP:――

攻撃力:230
防御力:323

みぎて:はかぶさの剣/
ひだりて:皆殺しの剣/嘆きの盾
あたま:般若の面
からだ:錆びついた鎧
アクセサリ呪いのベルト
アクセサリ


※なんで、剣と盾が同時装備できるんって気になる方は【ランタン・シールド】or竜神王の剣・弐の太刀と同じ現象や!
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 17:38:33.10 ID:whvQNbC50<> >>574
やで、ちょいアホして酉番晒してもうてん。


『怪しいドア:7』やね


俺は、迷子になりつつも洞窟を彷徨っていると―――

なんて、すごく『怪しいドア』に辿り着いた。

開けることはそう難しくないがどうするか。


【開ける】

【別ルートに行く】@2



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/15(火) 17:39:37.66 ID:k/CA6GyR0<> 君子危うきに近寄らず <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 17:43:24.71 ID:whvQNbC50<> 近づかないって意味やから【別ルート】でええな。


俺は唸りながら考えていたが開けるのはやめることにした。

俺がここに来た目的は、ここの財宝のためだ。

見るからに怪しい物に構う程アホではない。

道を引き返し、別ルートを進む。



1.4.7:『曲がり角:右』やな

2.5.8:『曲がり角:左』やな

3.6.9:『宝箱』やな

0:再コンマ直下やね

@1

コンマ一行


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/15(火) 17:44:03.43 ID:NEmpnv/U0<> あ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 17:54:11.69 ID:whvQNbC50<> 『宝箱:3』やね


アッチにスタスタ、コッチにスタスタと俺に体力の概念があるのかと不安を感じていたら―――

宝箱があった。

しかし、宝箱は長年の風化に耐えられなかったのかボロボロで中身が見えている。

その中身は―――


【盾】

【アクセサリ】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/15(火) 17:54:37.03 ID:ONBzYqJv0<> アクセサリ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 18:00:23.87 ID:whvQNbC50<> 『アクセサリ』やね


その中身は―――

アクセサリのようだ、しかしこれまた縁なのか呪われてそうなアクセサリである。

とりあえず、俺はそのアクセサリを極々当たり前のように手に入れて装備した。


【死の首飾り】

【死神の首飾り】



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/15(火) 18:06:04.89 ID:QgTpz3bAO<> 死神 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 18:14:33.43 ID:whvQNbC50<>
偽勇者は"死神の首飾り"を手に入れた!


【死神の首飾り:防6】:ドクロの付いた不気味な首飾り。
何故だが体が冷たくなってゆく。


ふむ、体が冷たくなったが別に苦痛はない。

呪いで命を落とさないのはいいことだ、呪い特有の強力な性能をフルに活用できるしな。

俺は風化した宝箱を踏み潰し、そのまま通路を進む。


1.4.7:『行き止まり』やな

2.5.8:『不気味な扉』やな

3.6.9:『宝箱』やな

0:再コンマ直下やね

@0

コンマ一行


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/15(火) 18:20:42.93 ID:ONBzYqJv0<> a <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 18:32:20.29 ID:whvQNbC50<> 『宝箱:3』やね、ざっくざくやな。


そのまま進んで行くと―――

また宝箱があった。

今度のは、先程の宝箱と違って鉄でできてるみたいだが鍵がかかってるようだ。

生半可な呪文じゃ効果が薄いし、威力があるとイオラよろしくまた吹っ飛ぶことになる。

剣技も、元々の威力が強い武器のため中の宝物も破壊してしまうだろう。

俺は諦めて先を急ごうかと立ち上がった瞬間―――


カチッ


鍵が開いた。

何とも都合がいい展開だな、おい。

再び宝箱の前に座り蓋を開けてみると―――


【武器】

【盾】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/15(火) 18:47:21.05 ID:ONBzYqJv0<> 武器 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 19:10:29.67 ID:khMgH3CR0<> 『武器』やね、なんでこんなに強化するんのは―――

某ドラ→某F×2→某ディスガイアン並に戦闘が変わるからや。


どの武器なん?

【弓】遠距離

【鞭】中距離


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/15(火) 19:26:37.98 ID:ONBzYqJv0<> 【弓】遠距離 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 20:08:14.84 ID:khMgH3CR0<> 『弓』やね。


再び宝箱の前に座り蓋を開けてみると―――

なんと黒い弓が入っていた。


偽勇者は"地獄の弓"を手に入れた!


【地獄の弓:攻130】:破壊力を宿した黒い弓


金銀財宝を期待していたので少しばかりガッカリである。

しかし、宝箱とはお金より物が入っていることが多いのでコレはコレで当たり前なことかもしれない。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 20:15:19.04 ID:khMgH3CR0<>
だが、俺は今両手に剣を一本ずつ持っている。

これでは、あまり弓を使うことはないな―――あ?


地獄の弓「」キリキリキリ…

嘆きの盾「」ウォォォン…


これは…… 盾と弓がくっついたのか。

確か、希に盾には高い攻撃力を持たせる為に他を取り付け複合化するタイプがあるにはあるが―――

これは盾の把手側に弓が呪いでくっついた単純な形だ。

あまり重さを感じないが、どこかに引っかかったりしないだろうな?

色々疑問を感じるが俺は歩を進める。

てか、出入り口は何処だ。

完全に迷ったぜ……


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 20:43:21.01 ID:khMgH3CR0<> 【名前】
○【偽勇者】

【ステータス】

HP:#?%$
MP:――

攻撃力:360
防御力:329

みぎて:はかぶさの剣/
ひだりて:皆殺しの剣/嘆きの盾/地獄の弓
あたま:般若の面
からだ:錆びついた鎧
アクセサリ:呪いのベルト
アクセサリ:死神の首飾り

【武器】
○【はかぶさの剣:攻110】
地獄の悪魔が人間への憎しみを集めて作ったらしい。
無数の骸骨を寄せ集めて、切っ先が斧のような剣の形に作り上げたような見た目からして既におどろおどろしい。
会心率が高くなり2回攻撃可能だが―――

○【皆殺しの剣:攻120】
持つものに滅亡をもたらすと言われている。
見た目は髑髏などがあしらわれておりいかにも禍々しい。
道具使用で【ルカナン】の効果・全体攻撃ができ魅力的な性能だが―――

○【地獄の弓:攻130】
破壊力を宿した呪われた黒い弓。
破壊力は素晴らしいが―――

【防具】
○【嘆きの盾:防42】
古代の魔物に倒された者たちの呪いが込められた盾。
土偶のような顔がいくつも並んだデザインをしている。
あらゆるダメージを半減するが―――

○【旅人の服:防8】
青や水色の服に青いマントが付いているといったデザインである。

○【錆びついた鎧:防26】
ボロボロに錆び付き、在りし日の姿をとどめていない鎧。
もともとは由緒正しい品だというが―――

○【般若の面:防255】
デザインは般若そのもの。
史上最強の守備力を誇る兜であるが―――

【アクセ】
○【呪いのベルト:???】
太古の呪われたベルトで常に―――

○【死神の首飾り:防6】
髑髏の付いた不気味な首飾りで―――

【アイテム】
○【金色の宝玉】
イリナ山地で見つけた、綺麗な宝玉。
ズッシリと重いが、何かの役に立ちそうだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 20:44:31.92 ID:khMgH3CR0<> 【攻撃】
○【破壊の一撃】
破壊の剣での攻撃:単体

○【滅亡の一撃】
皆殺しの剣での攻撃:全体

○【地獄の矢】
地獄の弓での攻撃:単体

【剣技】
○【滅・はやぶさ斬り】
破壊の剣での2回攻撃:単体

○【皆殺し】
皆殺しの剣での守備力無視攻撃:敵or味方単体

【弓技】
○【ニードルショット】
時々即死させる:単体

【呪文】

『攻撃』
【メラミ】
大きな火の玉を飛ばす:単体
【イオラ】
大爆発を起こす:全体
【バギ】
竜巻で切り裂く:1グループ

『攻撃補助』
【ラリホー】
敵を眠らせる:1グループ
【ジゴフラッシュ】
ダメージを与えると同時に100%の確率で【幻惑】状態にする:全体
【ルカニ】
敵の守備力を半分下げる:単体

『補助』
【バイキルト】
与えるダメージが2倍になる:単体

『回復』
【ベホマラー】
パーティ全員のHPを回復:全体

『移動』
【アバカム】
全ての扉を開くことが出来る。
【リレミト】
ダンジョン内部から一瞬にして脱出する。


【呪い】
○会心率が高くなり2回攻撃できるが、呪いで動けなくなる(はかぶさ)

○高い攻撃力を誇り、全体攻撃できるが、守備力が0になる(皆)

○破壊力を宿しているが、有らぬモノを射抜くことがある(地獄)

○あらゆるダメージを半減するが、味方に肩代わりさせる(嘆)

○どんな生き物でも錆びを落とすことはできない(錆)

○史上最強の守備力を誇る兜であるが、常に【混乱】する(般)

○常に締めつける(呪)

○体が冷たくなってゆく(死神)

【キャラクター】

サンタナ:イリアスベルクに住む住民A、働き口を探している。

ウラミ:呪い専門に扱っている商人、呪いの装備ならお任せあれ。

ゲヘレゲス:イリアスポートに住んでいる少年、内職を行う父さんの手伝いをしている。


飯+αタイム、今日は調子悪いなぁ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/15(火) 20:48:34.13 ID:Q3whCvv80<> いつまで続くんだこれ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/15(火) 22:55:46.05 ID:tLfG2IX20<> 洞窟のせいだな <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 23:11:55.03 ID:sdsBhFnx0<> >>594
さぁ、まだ前章の三分の一やからね。

……
………
…………


―――――【秘宝の洞窟:入口前】―――――


たまも「…………」


アルマエルマがうるさくて敵わんから「海神の鈴」を取りにきたのじゃが―――

えらい邪悪な者が潜んでいるようじゃ。

先程から、死の臭いと呪いの臭いが混合して鼻がヒリヒリするのう。


七尾「たまも様…… この洞窟の中はいったい……」

妖狐「私にはよく分かりませんが、何かとんでもないのが住んでますか?」


妖狐が七尾の影に隠れておる、情けないのう。

ともかく、洞窟の地下に潜るならば一悶着の覚悟をせねばな。


たまも「お主達、先に進むぞ」

七尾/妖狐「はっ……!」


ウチ達は、洞窟の中に歩を進めて行くことになったのじゃ。


……
………
…………
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 23:20:39.90 ID:sdsBhFnx0<> ………………
…………
……


アリス「……やめておけ、貴様では太刀打ちできん」


アリスは冷たく言い放った。


アリス「それにしても、これでは各地の名産品が楽しめんではないか……」

ルカ「……………」


いや、そんな事はどうでもいい。

このイリアス大陸から出られないのは、非常に困る。

目標は魔王退治。こんなところで足止めを食らうわけにはいかないのだ。


ルカ「さて、どうしよう……」


まさか、泳いでいくわけにもいくまい。

思わず頭を抱えた、そんな時だった。


???「手はあるわ、勇者様!!」


残念なラミアが現れた!
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 23:28:29.70 ID:sdsBhFnx0<>
アミラ「私はアミラ、残念なラミア」

    「潮風に吹かれ、たたずむヘビ」

ルカ「おいおい……」

   「お前、イリアスベルクに住んでたんじゃなかったのか?」

アミラ「私はアミラ、旅をするヘビ。略して旅蛇」

    「ダーリンに付き従い、時には先回りするの」

ルカ「そうか……それじゃあ」


その場を立ち去ろうとする僕を、アミラはすかさず止める。


アミラ「待ってダーリン、私はただウザいだけのキャラじゃないの」

    「ダーリンのために、お得な情報をゲット。いわば罪な情報屋」

アリス「よかろう、話だけは聞いてやろう」

アミラ「黙れ泥棒猫」

アリス「な、何を……! 貴様……!」


……おいおい、いったい何なんだよ。


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 23:31:35.92 ID:sdsBhFnx0<>
ルカ「その……情報とやらを、聞かせてくれないかな」

アミラ「ダーリンが聞くなら、私なんでも答えるわ」

    「例えばスリーサイズ。上から275・78・93」

ルカ「どこのサイズか見当もつかないし、聞きたくもないよ」

   「それより、セントラ大陸に渡る方法でもあるのか?」

アミラ「私が集めた情報によれば……」

    「この町を出て少し東に行ったところに、とある洞窟があるの」


――――

―――――

――――――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 23:42:13.80 ID:sdsBhFnx0<>
――――――

―――――

――――


ルカ「なるほど、それが本当なら―――」


あのキャプテン・セレーネが残した秘宝ならば、そんな不思議なアイテムがあってもおかしくない。

その「海神の鈴」を手にいれることができれば、セントラ大陸に渡ることが出来るはずだ!


アミラ「でも、その洞窟は魔物の巣窟になっているみたいよ」

    「多くの冒険者がキャプテン・セレーネの秘宝を求めて潜ったのだけれど……」

    「ほとんど人は、戻ってこなかったみたい……きゃっ! アミラこわい!」

ルカ「ぐっ……!」


つい斬りたくなってしまうが、今日は有益な情報を与えてくれたのだ。

僕はぐっと我慢した。


アミラ「アミラのうれしはずかし情報はここまでよ」

    「お役に立てたかしら?」

ルカ「ああ……微妙に腹が立つけど、すごく役に立ったよ」

アミラ「それでは、私は潮風の中に去るわ」

    「……なお、私のエロシーンはありません」

    「ラミアスキーの皆さん、怒らないでね」

ルカ「あったら怒るよ……」


アミラはそのまま、地面を這ってどこかに消え去ってしまった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/15(火) 23:50:12.84 ID:sdsBhFnx0<>
アリス「海賊の秘宝か……」

    「その中に美味いものはなさそうだし、あっても腐ってそうだな」

ルカ「食べ物の話はどうでもいいよ」

   「とにかく、その洞窟に行ってみよう」


こうして、予定にはなかった洞窟探索へと向かう事になったのである。

だがその前に、少し町で話でも聞いておくか―――



偽勇者の影響で少しばかり会話が変わってるけど、やっとくん?

【やるん】

【やらん】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/15(火) 23:51:55.47 ID:Q3whCvv80<> やるんや <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 00:05:03.61 ID:JQVALyaw0<> 『やるん』やね


1:裕福そうな女性と話す

2:ごろつきと話す

3:少年(ゲヘレゲス)と話す

4:武器屋に行く

5:港に行く

2名までやからな

↓ 〜2
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/16(水) 00:05:52.08 ID:SZAdCvcs0<> 3 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/16(水) 00:06:03.87 ID:jgLO8QGg0<> 1 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 00:18:55.33 ID:JQVALyaw0<> 『少年(ゲヘレゲス)』『裕福そうな女性』やね


少年「魔物が船を通さなくなったせいで、お父さんの店が潰れちゃったんだ」

   「魔物は、僕達を苦しめてそんなに楽しいのかな……」

ルカ「……………」


何とかしてやりたいけれど……


少年「でも、鎧を着たおじさんが退治してくれるって約束してくれたんだ!」

   「だから僕はお父さんの内職を手伝うんだ!」


人と魔物の共存を目指している僕にしては耳が痛い話だ……

しかし、人と魔物が仲良くする上で障害となるならば僕もその魔物を退治するだろう。


アリス「ならば、その約束は果たされんだろうな」

    「そこらの雑魚では、低級にも勝てんだろうしな」

少年「……」

ルカ「ア、アリス……」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 00:37:18.04 ID:JQVALyaw0<> 『裕福そうな女性』


裕福そうな女性「以前は、そこの店で各地の名品を売ってたんだけどね」

        「ナタリアの真珠やら、東方の陶器や書画やら、サバサの高級絨毯やら……」

        「今はさっぱり手に入らなくなったのよ」

アリス「食えんモノに興味はない」

裕福そうな女性「諸国の珍味も、以前は何でもあったのに」

        「ナタリアの魚にサバサココナッツ、ヤマタイまんじゅうが懐かしいわ……」

        「これも全部、魔物の仕業なのよ」

アリス「おのれ、魔物め……許さん!」


お前も魔物だろ……


裕福そうな女性「あら、貴方のその剣」


裕福そうな女性が剣を見つめている。


裕福そうな女性「貴方の剣、中々見た目が不気味でいいわね」

        「買い取ってロビーに飾りたいわ」

ルカ「いえ、これは売り物では……」

裕福そうな女性「そう? 残念だわ」


そう言い残し、裕福そうな女性はスタスタと港の奥に消えてしまった。


ルカ「この剣を見てビビらないなんて……」

   「相当に胆が据わってる女性だね」

アリス「コレクターだからな、当然だな」

ルカ「コレクター?」


アリスが、食べ物以外に興味を示すとは……明日は雨かな。


アリス「人間の中には、変わった物を集めコレクションする者がいる」

    「その中の一つが呪具コレクターだ」

    「呪具と言っても種類が幅広いからどこまでかは知らんが……」


驚いた、そんな危険な物を集める人がいるなんて―――

そんな物を集めていったいどうするつもりなんだろう。


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 00:46:42.53 ID:JQVALyaw0<>
ルカ「呪具を集めるなんて、危なくないのかな?」

アリス「そう心配することはない、所詮は人間だ」

    「呪具類等そう易々と見つからんし作れん」

    「反対に贋作やガラクタを掴まされるのがオチだ」


それを聞いて安心した、しかし何故そんな不吉な物を集めたがるのだろうか。

お金持ちの考えることは僕には分からないな。


アリス「貴様だけには言われたくないと思うぞ」

    「人と魔物の共存を目指すニセ勇者様よ」

ルカ「くっ……」


と、ともかく僕は次の目標に向けて歩を進めるのだ!



大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/16(水) 00:55:54.19 ID:ETFWGiLi0<> 乙
楽しんでるよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/16(水) 01:37:06.30 ID:TCVRibJSo<> 乙
旅を急いでも結局はすぐ追いつかれるのかな
だったら寄り道はきっちりしたほうが良さそうか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/16(水) 07:15:27.52 ID:CjPoRMjzo<> 寄り道しないほうが被害が少ないとも言える <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 19:00:28.84 ID:P9Q0Pcja0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー?

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/16(水) 19:02:26.50 ID:SZAdCvcs0<> いつからいると錯覚していた <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 19:09:49.27 ID:P9Q0Pcja0<> 自動的に『秘宝の洞窟』に向かうで!


………………
…………
……

―――【夜】―――


ルカ「意外に、距離があったんだな」

   「こんな事だったら、イリアスポートで一泊すれば良かったよ……」


秘宝の洞窟への道のりは短くなく、途中で野営するハメになってしまった。

数時間ほどで着くと思ったのに、大間違いだったようだ。


アリス「全く、無計画な奴め」

    「さて、剣を取るがいい。今夜も特訓だ」

ルカ「よし、がんばるぞ!」


そして就寝までの数時間、アリスを相手に修行に励むのである―――


……
………
…………
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 19:16:24.30 ID:P9Q0Pcja0<>
………………
…………
……


ルカ「はぁ、はぁ、はぁ……」


……もう、限界。

体力も気力もすっからかんだ。

今日は新しい技を教えてはもらえず、基礎訓練のみ。

もっとも、そんな次々と技を教わっても覚えきれるものではないが。


アリス「やれやれ……貴様の動きには無駄が多すぎるな」

    「その無駄が速度を鈍らせ、威力を殺し、技を駄する事になるぞ」

ルカ「そんな事言われても、剣を振るので精一杯なんだ……」

アリス「その動きに風を宿し、その身に土を宿し、その心に水を宿し、その技に火を宿す―――」

ルカ「………?」

アリス「それこそが、戦いの極意」

    「これを体得しなければ、魔王を討ち倒すことなど夢のまた夢だ」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 19:23:49.47 ID:P9Q0Pcja0<>
ルカ「その……悪いけど、なにがなんだか分からないよ……」


そんな禅問答みたいな事を言われても、非常に困る。


アリス「やれやれ、貴様はまず心を鍛えねばならんな」

    「……ほら。禅でも組んで、瞑想してみろ」

ルカ「うぇぇ……こういうのは苦手だなぁ……」


文句を言いつつ、疲れた体を引きずって座禅を組む。


アリス「ぶつくさ言うな」

    「堕天使エリゴーラは、瞑想で己の傷をたちどころに癒やしたという」

    「さすがにそれは眉唾だろうが、瞑想における精神統一で得るものは多いはずだ」

ルカ「……………」


ルカは静かに瞑想した……

ルカの体力が60回復した!
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 19:30:48.98 ID:P9Q0Pcja0<>
ルカ「ほ、本当だ……! 傷が治ったぞ……!」

アリス「な、なんだと……!?」

    「そんなわけあるか!」

    「貴様、どういう体をしているのだ……?」

ルカ「……変なのか?」

   「堕天使なんとかは、瞑想で傷を癒したってお前が言ったんじゃないか」

アリス「そんなの、普通に考えればデマカセの類だろうが!」

    「瞑想して怪我が治るなど、物理的におかしいぞ……!」

ルカ「で、でも……」


ルカは静かに瞑想した……

ルカの体力が60回復した!


ルカ「ほら、出来たじゃないか」

アリス「何それ、こわっ……」

ルカ「ちょ、ちょっと……引かないでくれよ……!」


なんだかよく分からないが、新しい技を覚えてしまったようだ。


「瞑想」を習得した!


アリス「わけの分からん奴だ……」


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 19:58:22.86 ID:P9Q0Pcja0<> そして翌朝。

僕達は秘宝の洞窟に到着し、その中に足を踏み入れたのである―――

――――

―――――

――――――


アリス「む……やけに狐の匂いがするな」


洞窟に踏み込むなり、アリスは鼻を鳴らして言った。


アリス「それにこの死の臭いはいったい……」

ルカ「狐の匂いって……どんな匂いなんだ?」

アリス「あぶらあげの匂い……」


……よく分からない。

あと―――


ルカ「その死の臭いってなんだ?」


別に死臭などの悪臭は臭ってこない。


アリス「……死の臭いは、悪臭ではない」

    「命が危険に晒される時に感じる危機感に似たものだ」

ルカ「それじゃ、このまま進めば……」

アリス「命が危ないかもな」

    「やめるか……?」


命の危険…… 今までの旅でも何度か危機に陥ったことはあったがその殆どが快楽攻撃だった。

しかし、今回はそんな甘いものじゃないかもしれない。

生きるか死ぬかの分かれ道なんだ。

だけど―――


ルカ「先に進むよ」

アリス「本当にいいのか?」

    「これは冗談で言ってるのではないぞ」

ルカ「分かってるよ」

   「でも、諦めたら荒れ狂った海を渡ることもできないし」

   「何よりも、海で暴れている魔物を止めることができないじゃないか」

   「海で暴れている魔物を止めることができないとイリアスポートの住民の生活が」

   「今よりもっと酷くなるかもしれない」

   「だから、僕は進むよ」

アリス「……ドアホが」


アリスは一言毒舌を吐くと、そのまま黙ってしまった。

とりあえず、先に進むとしよう。
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 20:04:22.89 ID:P9Q0Pcja0<>
ルカ「床とか壁とか、けっこう整ってるんだな……」

アリス「ここを秘宝の隠し場所とした海賊達が、改修したのだろうな」

    「罠が多く仕掛けられている可能性が高いぞ」

ルカ「ああ、注意しないと……」


ここに入って戻って来なかった冒険者達の中には、トラップでやられた人もいるのかもしれない。


ルカ「生還者はいないんだから、この洞窟には死体がゴロゴロしてるって事か」

   「なんか、幽霊とか出そうだな……」

アリス「ゆ、幽霊……!?」

ルカ「……ん? どうしたんだ?」

アリス「な、なんでもない……」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 20:12:05.43 ID:P9Q0Pcja0<>
アリスの態度が、僅かにおかしくなった気がする。

……なんだか、近いぞ。

普段の立ち位置とは違い、僕の間近にまで体を寄せてくる。


ルカ「なぁ……なんでそんなに近づいてくるんだ?」

アリス「そ、それは相対的に貴様が余に近付いているとも言える」


……わけが分からない。


アリス「だいたい、これくらいで余が怯えていると思わんことだ! ドアホめ!」


逆ギレされた……

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 20:22:12.62 ID:P9Q0Pcja0<>
アリス「いいか、そもそも幽霊などとは非科学的なものだ」

    「馬鹿な人間共が生み出した錯覚、無知蒙昧の産物に過ぎん―――」


今度は説教だ……ん?


ルカ「おい! 今、目の前を何か横切らなかったか!?」

アリス「ひいっ……!」


いきなりアリスは僕に飛び付き、尾を絡めてきた!


ルカ「う、うわっ! 巻き付くなよ……!」


尾を含めるとかなりのボリュームで、僕は思わずよろけてしまう。

それはともかく、確かに何か影のようなものが横切ったのだ―――
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 20:28:19.13 ID:P9Q0Pcja0<>
ルカ「やっぱり、何かいるみたいだぞ……」


僕はすかさず剣を抜き、警戒の構えを取った。


アリス「む、これは……幽霊ではないようだな」

ルカ「幽霊……?」

アリス「な、なんでもない! さっさと片付けるがいい!」


慌てた様子で、アリスはふっと姿を消してしまった。

アリスが隠れたという事は―――魔物か。


ルカ「おい、姿を現せ!」


通路の先にそう呼び掛けると、一体の魔物が姿を現した。


妖狐が現れた!


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 20:38:01.28 ID:P9Q0Pcja0<>
妖狐「わわっ! 邪悪な者があらわれた!」


どうやら向こうも、驚いているようだ。

妖狐―――その名の通り、狐の魔物である。

低級なものから位の高いものまでピンキリ。

高位なものほど、尻尾の数が多いということだが―――この子は、二本か。

おそらく、そんなに強力な魔物ではないはず。

それと、誰が邪悪な者だ失礼だな。


妖狐「ど、どうしよう……」

   「たまも様とはぐれちゃうし、人間まで来ちゃってるし……」

ルカ「なんだか分からないけど、人間に迷惑を掛ける魔物なら容赦しないぞ!」

妖狐「に、人間に「海神の鈴」は渡すなって、言われてるんだから!」

   「ここは通さないよ!」

ルカ「言われている、って……誰に?」

妖狐「ひ、ひみつ!」

ルカ「さっき言ってた、たまも様っていう奴……?」

妖狐「あうう……」


どうやら、図星だったらしい。

ルカ「とにかく、僕は先に進まなきゃいけないんだ」

   「邪魔をするなら、容赦はしない!」

妖狐「じゃあ、あたしと勝負だぁ!」


――――

―――――

――――――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 20:46:42.11 ID:P9Q0Pcja0<>
――――――

―――――

――――

妖狐をやっつけた!

妖狐は、可愛い子狐の姿となった!


子狐「………!?」

ルカ「ふぅ……これでもう悪さはできないな」


剣を納め、子狐の頭を撫でようとした時だった。


子狐「フー!」

ルカ「あいたっ!」


なんと子狐は、僕の手にガブリと噛み付いてきた。

そして、そのまま洞窟の奥に逃げ去ってしまったのである。

……なんて負けず嫌いな狐なんだ。


アリス「終わったか……」

    「しかし、妖狐が出没するとはな」

    「あれは、この洞窟に棲んでいる魔物ではないぞ」

ルカ「……ってことは、あの狐はヨソからやって来たのか?」


たまも様とかいう奴からはぐれた―――って言ってたな。

そいつらも、「海神の鈴」を探しに来たのか……?

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 20:54:16.82 ID:P9Q0Pcja0<>
アリス「やれやれ、あいつらめ……面倒な事をしおって」

ルカ「なんだか分からないけど、先に急ごうよ」


詳しくは分からないが、秘宝を狙っている魔物達がいるらしい。

そいつらに奪われる前に、「海神の鈴」を手にしなければ―――

こうして僕は、先へと進んだのだった。


………………
…………
……

……
………
…………


偽勇者「やっと出番か」


と訳の分からないことを発言しつつ俺は洞窟の中を迷うのだ。

たぶん、これも罠なんだろうな。

先程から同じ処をぐるぐる回っている気がするし―――

さて、どうするか。


1:もんむすが現れた!

○メーダ娘

○クモ娘

○ミミック娘


2:修行でもする



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/16(水) 20:55:39.74 ID:SZAdCvcs0<> 2

盆踊りの修行でもしよう。なんか役に立つだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/16(水) 20:58:05.84 ID:jgLO8QGg0<> また呪文が暴走するのか... <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/16(水) 20:59:40.76 ID:HqyqRtCFo<> もはや、さまよう鎧と変わらんな <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 21:08:10.57 ID:P9Q0Pcja0<> 『盆踊りの修行』やな


そうだ、盆踊りの修行でもするか。

最近この世界に馴染み過ぎて我が祖国の日本が薄れてきてる。

それに、歩いてばかりで運動がアンバランスだ―――

偶には、思いっきりやろう。


偽勇者「音楽はないが別にいいか」


偽勇者は踊り出した!



1.4.7:『覚えた』やな

2.5.8:『失敗』やな

3.6.9:『覚えた』やな


コンマ一行やな


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/16(水) 21:10:19.01 ID:jgLO8QGg0<> あ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 21:15:48.84 ID:P9Q0Pcja0<> 『覚えた:1』やな

何を覚えたんやろ?


1.3.5.7.9:攻撃系

2.4.6.8.0:攻撃補助系



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/16(水) 21:16:22.95 ID:b6uvpjvho<> アイヤー <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 21:26:39.80 ID:P9Q0Pcja0<> 『攻撃系:5』やな

で、どれなん?


1.4.7:死のおどり

2.5.8:地獄のおどり

3.6.9:マッスルダンス

0:再コンマ直下やね


↓2


飯+αや!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/16(水) 21:27:09.11 ID:RJx8Ed/00<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/16(水) 21:27:31.66 ID:SZAdCvcs0<> 盆踊りじゃねーのかよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/16(水) 21:43:48.92 ID:jgLO8QGg0<> マッスルダンス懐かしいwwww <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 23:00:18.03 ID:1Yy56dBI0<> 『マッスルダンス』やね


俺は踊る、踊る、踊る。

懐かしき日本の盆踊りを―――

甦れ、日本男子!


偽勇者はマッスルダンスを習得した。


【マッスルダンス】
呪いの効果を与える:1グループ


【呪い】
○呪いで動けなくなる(はかぶさ)

○守備力が0になる(皆)

○あらゆるダメージを半減するが、味方に肩代わりさせる(嘆)

○【混乱】する(般)

○常に締めつける感覚が襲う(呪)

○体が冷たくなってゆく(死神)


偽勇者が身に着けている呪いが周囲に撒き散らされる!


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 23:13:00.62 ID:1Yy56dBI0<>
……
………
…………


ルカ「でも、なんで魔物が「海神の鈴」を欲しがっているんだ?」

アリス「少し頭を使えば分かるだろう、ドアホが」

    「人間に渡さないようにするたえに決まっているだろう」

    「嵐を起こして航路を封鎖しても、そのようなアイテムで強引に渡られては意味がない」

    「それなら、人間の手に渡る前に奪っておこう―――そういうわけだ」

ルカ「……でも、タイミングが良すぎるよな」


聞いた話では、船が渡れなくなったのは去年くらいから。

それを行っている連中からすれば、「海神の鈴」は厄介なアイテムのはず。

それから一年も経って、僕達が洞窟に入るのと同じタイミングで奪いに来るのは変ではないか。


アリス「ふ……少しは頭を使っているようだな」

    「おおかた、この洞窟の奥底まで行ける人間はいない―――」

    「そう高をくくって放置していたのだろう」

ルカ「でも、洞窟の奥まで行けそうな人間が現れた……」

   「それが、この僕だったということか!」


そして悪者達は慌て、僕より先に「海神の鈴」を奪おうとした―――

これで全て辻褄が合う!


アリス「本当にドアホだな、貴様は」

    「ニセ勇者の分際で、自分を何様だと思っているのだ」

ルカ「そ、そんな……」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 23:20:48.54 ID:1Yy56dBI0<>
やっぱり、ひどい言われようだ。


アリス「連中は、余を気にしているのだ」

    「たまもかアルマエルマかは知らんが、面倒な事をしおって……」

ルカ「え……? たまもって奴、知ってるのか……?」


僕が目を瞬かせた、その時だった。


ルカ「……あれは?」


通路の真ん中に、なんと妖狐だった子狐が浮遊していた。

いや、あれは……巨大な蜘蛛の巣に掛かり、もがいているみたいだ!


ルカ「あれ、魔物の罠だろ……?」

   「なんで同じ魔物が引っ掛かってるんだ……?」

アリス「魔物が皆、仲間同士というわけではない―――」

    「お前達人間同士も、よく争っているようにな」

    「特に昆虫系の魔物は、同種といえども関係なく餌にする連中が多い」

    「あの妖狐が、間抜けだったということだ」


そう言い残し、姿を消すアリス。

その一方で、蜘蛛の巣の主は僕の前へと姿を現した!


クモ娘が現れた!



――――

―――――

――――――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 23:25:05.88 ID:1Yy56dBI0<>
――――――

―――――

――――


クモ娘「そんな、私が……!」


クモ娘は小さなクモの姿になった!

クモ娘をやっつけた!


クモ娘が封印されたのと同時に、蜘蛛の糸が消失してしまう。

目の前にあった蜘蛛の巣も消え、引っ掛かっていた子狐は地面に落ちた。


ルカ「よかったね、助かって……」


僕は、子狐の頭を撫でようとしたのだが―――


子狐「フー!」

ルカ「あいたっ!」


……またもや、噛まれてしまった。


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/16(水) 23:46:33.33 ID:1Yy56dBI0<>
そのまま子狐は、さらに奥へと逃げ去っていったのである。


アリス「……終わったか」

    「余計なことが好きなのだな、貴様は」

ルカ「余計……だったのかな、やっぱり」

アリス「ほう……意外に、ドアホでもないようだな」

    「貴様も理解している通り、あのクモ娘も食事をしなければ生きられん」

    「弱肉強食の掟を、ただ遂行していただけに過ぎんのだ」

    「それを悪と断じては、生きる事そのものが悪事となりかねん―――分かるな?」

ルカ「……分かってるよ、そんなの。でも……」


僕だって、それが分からないほど馬鹿じゃない。

生きるためには、他者を虐げねばならない―――そういう生き物もいるのだ。


アリス「もし食われかけている獲物を助けた結果、捕食者が餓死したら―――」

    「―――それは善行か?」

    「そうならば、草食動物は善、肉食動物は悪か?」

    「そう断じる者がいるならば、そいつこそ立派な悪だろうな」

ルカ「……………」


アリスの言葉に、僕は一言も言い返せなかった。


アリス「……まあ、それを理解しているなら構わんさ」

ルカ「え……?」

アリス「その矛盾を理解しつつも、目の前で虐げられる弱者を救う―――」

    「それこそが、人間というものなのかもしれん」

    「その行為を偽善と糾弾するのも、あまり賢いとは思えんな」

    「己の独善を振りかざし、悪びれもしない愚者よりはマシということだ」

ルカ「……難しいことは、分からないけど……」

   「同じような状況に合ったら、僕は迷わず弱い方を助けるよ」

アリス「ならばその信念、貫いてみせるがいい」

    「せいぜい、化けの皮が剥がれんようにな」

ルカ「ああ……僕は自分自身を信じるよ」


人と魔物が共存する世の中を築きたい―――

この信念は、決して化けの皮なんかではないはずだ!


ルカ「さあ、先に……」


呪いの余波がルカを襲う!


僕は先に進もうとしたら、目眩が起こった。

それに少し体が冷たくなってゆくような―――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 00:23:26.85 ID:DVcoldAL0<>
アリス「これは……!」


アリスは何か驚いたような顔をしてるが、もうどうでもいい気がする。

今はただ眠りたい気持ちでいっぱいだ。

僕は睡魔が誘うまま、目を閉じ―――

不意に、アリスの眼が異様な輝きを放った。


ルカの 呪いが 解除された!


ルカ「ん…… あれ?」


さっきまでの睡魔は何とやら、すっかり目が覚め体も暖かさを取り戻している。


ルカ「今のは何だったんだ? 急に体が冷たくなったけど……」

アリス「呪いだ」

ルカ「の、呪いだって?」


呪い―――イリアスポートでそうゆう話をしたが―――


ルカ「まさか、たまもって奴が僕に呪いを……」


アリス「ドアホめが、たまもならば一々呪いなどに頼らずとも貴様などに遅れは取らん」

    「大方、秘宝目当ての愚か者が呪具を秘宝と間違えて手を出してしまったのだろう」


確かに、何人かはこの秘宝の洞窟に向かったと話を聞いている。

しかし、呪いというものがここまで強力とは、もしアリスが助けてくれなかったらどうなっていたか。


ルカ「ありがとうアリス。 おかげで助かったよ」

アリス「勘違いするな、ドアホ」

    「貴様の化けの皮が剥がれる瞬間を、愚か者に邪魔されたくなかっただけだ」


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 00:41:31.24 ID:DVcoldAL0<>
アリスは視線を逸らし、鼻を鳴らしていた。

次の食事の時は、サービスしようかな―――

と献立を考えながらも、洞窟のさらに奥へと進んだのだった。


………………
…………
……

……
………
…………

―――――【宝物庫:前】―――――


たまも「今のは、呪いかのう」

    「それも、体温を低下させるモノじゃ」

    「ウチは平気じゃが、七尾は大丈夫か」

七尾「……私は大丈夫ですが、妖狐が気がかりです」

たまも「ふむ、ウチがさきさき進んでしまったばっかりに、妖狐を置いていってしまったか」

    「幸い、魔物には命を奪うまでの効果を発揮しないのが救いかのう」

    「「海神の鈴」を回収次第、妖狐を見つけて魔王城に帰るぞ」

七尾「分かりました」

たまも「後は、邪悪な者と出会わなければ、万事解決じゃ」


――――――――――


大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|;-ω-)<今回は安価・コンマが殆どなかったし、まだ秘宝が終わらん。

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/17(木) 00:59:34.35 ID:xOoZP2bz0<> 乙
マッスルダンス強すぎだろwww <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 18:28:49.87 ID:iaVpO6jh0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/17(木) 18:29:27.79 ID:miER3z1x0<> いる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/17(木) 18:30:42.64 ID:w+820lKg0<> おるよ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 18:31:42.01 ID:iaVpO6jh0<> 【ステータス】
名前:偽勇者

HP:#?%$
MP:――

攻撃力:360
防御力:329

みぎて:はかぶさの剣 [呪]/
ひだりて:皆殺しの剣 [呪]/嘆きの盾 [呪]/地獄の弓 [呪]
あたま:般若の面 [呪]
からだ:錆びついた鎧 [呪]
アクセサリ:呪いのベルト [呪]
アクセサリ:死神の首飾り [呪]

【そうび】
○【はかぶさの剣 [呪]:攻110】
地獄の悪魔が人間への憎しみを集めて作ったらしい。
無数の骸骨を寄せ集めて、切っ先が斧のような剣の形に作り上げたような見た目からして既におどろおどろしい。
会心率が高くなり2回攻撃可能だが―――

○【皆殺しの剣 [呪]:攻120】
持つものに滅亡をもたらすと言われている。
見た目は髑髏などがあしらわれておりいかにも禍々しい。
道具使用で【ルカナン】の効果・全体攻撃ができ魅力的な性能だが―――

○【地獄の弓 [呪]:攻130】
破壊力を宿した呪われた黒い弓。
破壊力は素晴らしいが―――

○【嘆きの盾 [呪]:防42】
古代の魔物に倒された者たちの呪いが込められた盾。
土偶のような顔がいくつも並んだデザインをしている。
あらゆるダメージを半減するが―――

○【旅人の服:防8】
青や水色の服に青いマントが付いているといったデザインである。

○【錆びついた鎧 [呪]:防26】
ボロボロに錆び付き、在りし日の姿をとどめていない鎧。
もともとは由緒正しい品だというが―――

○【般若の面 [呪]:防255】
デザインは般若そのもの。
史上最強の守備力を誇る兜であるが―――

○【呪いのベルト [呪]:???】
太古の呪われたベルトで常に―――

○【死神の首飾り [呪]:防6】
髑髏の付いた不気味な首飾りで―――

【アイテム】
○【金色の宝玉】
イリナ山地で見つけた、綺麗な宝玉。
ズッシリと重いが、何かの役に立ちそうだ。
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 18:32:35.63 ID:iaVpO6jh0<>
【攻撃類】
○【破壊の一撃】
破壊の剣での攻撃:単体:コンマ×2

○【滅亡の一撃】
皆殺しの剣での攻撃:全体:コンマ×2(順に-10ずつ)

○【地獄の矢】
地獄の弓での攻撃:単体:コンマ×4÷2

【特技】
○【滅・はやぶさ斬り】
破壊の剣での2回攻撃:単体:コンマ×3÷2=2回

○【皆殺し】
皆殺しの剣での守備力無視攻撃:単体:コンマ×5 or ミス

○【ニードルショット】
時々即死させる:単体:即死 or 1ダメージ

○【マッスルダンス】
呪いの効果をランダムに与える:1グループ:コンマ

≪効果≫
○呪いで動けなくなる(はかぶさ)
○守備力が0になる(皆)
○あらゆるダメージを半減するが、味方に肩代わりさせる(嘆)
○【混乱】する(般)
○常に締めつける感覚が襲う(呪)
○体が冷たくなってゆく(死神)

【呪文類】(弱点:+コンマ)
『攻撃』
○【メラミ】
大きな火の玉を飛ばす:単体:コンマ×2

○【イオラ】
大爆発を起こす:全体:コンマ×3:(順に-20ずつ)

○【バギ】
竜巻で切り裂く:1グループ:コンマ×2

『攻撃補助』
【ラリホー】
敵を眠らせる:単体:コンマ÷2=30以下

【ジゴフラッシュ】
低ダメージを与えると同時に100%の確率で【幻惑】状態にする:全体:コンマ一行

【ルカニ】
敵の守備力を半分下げる:単体:???

『補助』
【バイキルト】
与えるダメージが2倍になる:単体:???

『回復』
【ベホマラー】
パーティ全員のHPを回復:全体:コンマ×3÷2

『移動』
【アバカム】
全ての扉を開くことが出来る。

【リレミト】
ダンジョン内部から一瞬にして脱出する。
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 18:41:47.84 ID:iaVpO6jh0<>
……
………
…………


ルカ「ん……? あいつは……」


通せんぼするかのように、扉の前に立ちはだかる魔物が一匹。

そして、いつの間にかアリスはいなくなっている。


ルカ「お前、あの妖狐の仲間か……!?」


その尻尾は、なんと七本。

見るからに強そうで、これまの相手とは格が違う感じだ。


七尾「……ええ。私は七尾と申します」

ルカ「え……?」


こいつが、たまもという奴じゃなかったのか?


七尾「ここから先は宝物庫、ゆえに通すことはできません」

   「引き返すなら良し、それでも進むというのなら―――」

ルカ「ああ、力尽くでも進んでみせる!」


真の勇者ならば、ここで退きはしない!


七尾「分かりました……」

   「たまも様の側近、七尾の力を見せて差し上げましょう!」


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 18:49:09.48 ID:iaVpO6jh0<>
……
………
…………


偽勇者「………」


俺は、盆踊りを踊り終わり良い汗の後に色々と考え事をしていた。

呪文の強化や魔物の殺し方。

四天王や魔王などはどうするか―――

やはり、クリアするためには利用するしかない。

しかし、この世界では基本的に"主人公"に味方しその他はゴミなのだ。

主人公さえいれば、後は他者が死のうが生きようがどうでもいいからな。

さて、そろそろ現実を見るか―――

行き止まりに行きついた回数が2桁を越した!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 18:57:31.93 ID:iaVpO6jh0<>
偽勇者「またか」


なんでこう、何度も行き止まりに行きつくかな。

そろそろ怒るよ? とっても怒るよ?

少しイライラしている中で、ふと左腕にそうびされた"地獄の弓"が目に入った。


偽勇者「そういえば、これの威力を試していなかったな」


俺は適当に左腕を構えて弓を射るポーズを取った。

こうロケットパンチみたいな―――

すると、地獄の弓がキリキリと不愉快な音を奏でながら弦を引いていくではないか。

それに、変なエネルギーが集まり矢の役割をしている。

なるほど、目で見ても分かり易いことだ。


【放つ】

【放たない】



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/17(木) 18:57:52.63 ID:z9y8BdNJ0<> 放ちます <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 19:03:34.77 ID:iaVpO6jh0<>
それで俺はティーンと来たね。

これを行き止まりに放てば、道を作れるんじゃねぇってな!

そろそろ、彷徨うのも飽きたし洞窟だし壊してもいいよね。

俺は、行き止まりの壁に向かって―――

"地獄の矢"を放った!


………………
…………
……


1:攻撃
『破壊の一撃』『滅亡の一撃』『地獄の矢』

2:特技
『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』『ニードルショット』『マッスルダンス』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『その他』バイキルト・ベホマラー


↓〜3
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/17(木) 19:04:56.80 ID:miER3z1x0<> 地獄の矢 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/17(木) 19:07:00.58 ID:iDiem/vM0<> 破壊の一撃 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/17(木) 19:16:50.99 ID:AZ1puI4p0<> マッスルダンス <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 19:32:57.78 ID:iaVpO6jh0<> 『地獄の矢』『破壊の一撃』『マッスルダンス』やね

……
………
…………


たまもは、正面に立ちはだかる僕をまじまじと眺める。


たまも「ふむ……お主が例のルカか」

    「七尾を倒すとは、結構な腕前じゃのう」


たまもはちょこちょこと僕に近づき、周囲をくるくる回りながら、くんかくんかと匂いを嗅いできた。


たまも「かわいいのうー♪」

    「ウチの情夫にしてやってもいいぞ♪」

ルカ「だ、誰が……! そんな……!」

たまも「ふふっ……うい奴よのう」

    「寝床の上で、存分に可愛がってやりたいのう」

ルカ「……………」


視線を下に落とすと―――

たまもは、その手に鈴のようなものをぶら下げていた。


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 19:51:06.90 ID:iaVpO6jh0<>
いかにも古そうな、紐付きの鈴だ。


ルカ「まさか、それは……!?」

たまも「いかにも。これが「海神の鈴」じゃ」

    「セントラ大陸に渡られるのは面倒らしいから、もらっていくぞ」

    「正直、ウチはどうでもいいのじゃが……アルマエルマがうるさくてのう」

ルカ「アルマエルマ……?」

アリス「そいつも四天王の一人。風を起こして航路を封鎖している張本人だ」

ルカ「例の暴勇も、四天王の仕業だったってわけか……」

たまも「そういうわけで……」

    「この「海神の鈴」が欲しければ、どうするか分かっていような?」

ルカ「ああ……倒して奪えってことだろう?」


剣を抜こうとする僕―――その時宝物庫から凄まじい音が鳴り響いた!


たまも「やれやれ、面倒なことになってきよったのう」

    「今出ずによいものを……」

    「そう思わんかのう? ―――邪悪なる者よ」

偽勇者「………」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 20:06:17.37 ID:iaVpO6jh0<>
地獄の矢を放ち、行き止まりの壁を破壊したのはいいが、かなり土砂も積もっていたようだ。

土埃が凄くて前が見えない。

とりあえず、壊した先が何か部屋みたいだったから進んでみたが―――

何か魔物二人と男の子一人がいる。

んー、やっぱり助けたほうがいいのかな―――


たまも「そう思わんかのう? −−−邪悪なる者よ」

偽勇者「………」


おい、こら、邪悪はお前だろうが魔物風情が。

決めた、助けるついでにこの狐の魔物も倒そう。

俺は、弓を構え狐の魔物に向けて地獄の矢を放った!


地獄の弓「」キリキリキリ.....


はずが、矢は有らぬ方向に飛んでしまった。

矢が飛んでいったのは狐の魔物ではなく―――


【妖狐】

【七尾】



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/17(木) 20:07:19.20 ID:VMJsmPK70<> 七尾 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 20:42:21.41 ID:iaVpO6jh0<>
矢が飛んでいったのは狐の魔物ではなく―――

狐の魔物の傍らに居た狐に向かってだ。

しかし、まあ狐の一匹死んだところで何もあるまい。

さっさと、次の一手を行おうとしたら―――

狐の魔物が、地獄の矢を掴んで握りつぶしやがった。


たまも「……ウチを無視して、弱ってる者から倒すのは戦術として基本じゃ」

    「しかし、狐族の長として同族を目の前で殺そうとしたことは許し難し」


なんだ、この狐から物凄い力を感じ―――


たまもの体に大地の息吹が根付いた!


な、なんだこの狐!

こいつから強大なパワーを感じるんですけど!

俺は危機を感じすぐさま狐の魔物の脳天に破壊の一撃を叩き込んだ―――


しかし、たまもはダメージを受けない!


のに、どんな頭してるのか受け止められてしまった。 頭で。


偽勇者「……!」


たまも「大地のパワーを宿したウチの体は、悠久の巨山の如し」

    「殴ったり斬ったりなど、通用せんのじゃ」


な、なるほど、馬鹿な狐だそれならば俺の呪いを食らえ!


偽勇者は マッスルダンスを おどっ―――

大地の力が、たまもの拳に宿る!


たまもは たまもパンチを した!

偽勇者は948のダメージを受けた!


俺は、又もやどこかの洞窟で体験したかのように"みぞおち"に衝撃が走り―――

俺が破壊した壁をより破壊し転がっていく。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 20:58:14.20 ID:iaVpO6jh0<>
ルカ「す、すごい……」


僕は今とんでもない光景を目の当りにしている。

イリナ山地で、苦戦したあのモンスターが現れた時は危機を感じたが今は全く感じない。

たまもという狐の親玉の傍らに控えていた元:七尾の狐が狙われた時は助けるために飛び出そうとしたが、それは無駄に終わった。

たまもがモンスターが放った何かを握りつぶした後、何かを使用したのか―――

たまものちっちゃな体からパワーが溢れた。

そして、モンスターが続けて行った猛攻を頭で受け止めたのだ。

どんな石頭をしてるのか気になるけど、まったくの無傷は凄い。

これが四天王の実力とでもいうのか!


たまも「大地のパワーを宿したウチの体は、悠久の巨山の如し」

    「殴ったり斬ったりなど、通用せんのじゃ」


モンスターはそれを理解したのか、攻撃をやめ―――

踊り出したのだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 21:02:27.66 ID:iaVpO6jh0<>
何故踊り出したのかは定かではないが、そんなスキを四天王が見過ごすはずがなく―――


たまも「ほーれ!」


大地の力が、たまもの拳に宿る!


たまもは たまもパンチを した!

モンスターは948のダメージを受けた!


モンスターは壁の向こうへと打っ飛んでいったのだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 21:12:09.88 ID:iaVpO6jh0<>

偽勇者「……っ! ……っ!?」


俺は、打っ飛ばされて壁を何枚も破壊し、たぶん一番分厚い壁なのだろうかそこでクレーターを作成することにより止まることができた。

流石は、呪いの品々これでも何ともな―――


偽勇者「おろろろろろ……」


くない。 大量に血を吐き出してしまったようだ。

どうやら、衝撃の威力を殺しきれてなかったようで内臓がかなり傷ついたようだが。

それでもまだマシだけどな。 呪いでダメージを半分反射しなければどんなミンチになっていたか―――

もう呪いを手放すことができないな。

俺は、ベホマラーを何度か唱えつつ貫通した壁の向こうにいる狐の魔物を見ると―――


偽勇者「絶対に殺す」


そう負け惜しみを残しつつ、リレミトを唱え脱出した。






<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 21:13:19.64 ID:iaVpO6jh0<> 飯+α

凄く眠く頭が働かんから寝てるかもしれんで。

ごめんな!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/17(木) 21:37:51.78 ID:AZ1puI4p0<> おつ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/17(木) 21:49:38.08 ID:miER3z1x0<> 破壊の剣と地獄の弓は攻撃翌力に20も差があるのに敵に与えるダメージが同じなのは気になるな <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 23:06:52.31 ID:r57t2XiH0<> ただいや!

どっち視点から始めるん?

【ルカ】

【偽勇者】


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/17(木) 23:09:30.66 ID:mXLWhkXk0<> 偽勇者 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 23:22:18.70 ID:r57t2XiH0<>
―――――【秘宝の洞窟:前】―――――


俺は、憎ったらしい狐の魔物に負け惜しみの一言を言い残した後、リレミトで秘宝の洞窟を脱出した。

まだ、体が痛むので秘宝の洞窟から離れつつも回復呪文を唱えているのだが―――

全然、痛みが治まらない。


偽勇者「ゆ、油断した…… まさか、四天王があれ程強いとは」

    「これだけの装備を整えたから余裕と思っていたが全然じゃねぇか」

    「実力か? 俺の実力が合わないせいで負けたのか? くそがっ……!」


俺の目的の一つには、魔物を絶滅することだ。

ここで躓いていたら何もならないじゃないか。


偽勇者「意識が…… 遠のく……」


俺はここでリタイアしてしまうのか? ここで野垂れて魔物共の餌になるのか―――

それだけはイヤだ!



誰か近寄ってくるな

【ウラミ】

【サンタナ】

【イリアス】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/17(木) 23:23:21.66 ID:miER3z1x0<> ウラミ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/17(木) 23:25:46.51 ID:YKyBewTj0<> サンタナ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 23:33:22.41 ID:r57t2XiH0<> 『ウラミ』やね


ちくしょう…… ちくしょう……!

もっと俺に力があれば負けないんだ―――

絶対に手に入れてやる。 絶対に四天王共より強くなって滅ぼしてくれようぞ。

しかし、主人公でもない俺が運よく助かる確率は低い。

魔物がウロウロしてるんだ、無理なことだな。

俺が、秘宝の洞窟からある程度離れた位置で座り込み水を飲む。

そして、痛みを伴いながら睡魔に誘われるまま眠った。


偽勇者「もっと…… 力を……」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 23:35:06.83 ID:r57t2XiH0<>





ウラミ「呪いならアル。叶えてあげるネ」





<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/17(木) 23:56:44.86 ID:r57t2XiH0<>
俺以上に全身を布やサポーターで隠している怪しい人物。

どこかで見覚えが―――ウラミだったか?


ウラミ「今は寝るよろしネ、後は私に全て任せるヨ!」


何か色々な道具を持ちながら「任せるヨ」と言われても不安しかない。

まあ、魔物よりは信用な…… るか……


ウラミ「いいネ、いいネ!」

    「随分錆びついた鎧が馴染んでるヨ」

    「これなら、他の錆びた品々も馴染むし」

    「近々、これを使えば完璧ネ」

    「早く馴染め、そして合成するヨ!」


………………
…………
……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/17(木) 23:59:48.00 ID:miER3z1x0<> ドンドン人外になってくな... <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 00:00:13.28 ID:yAq8wrDi0<> 大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|´-ω-)<睡眠不足や〜ね〜

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/18(金) 00:13:26.22 ID:FhtsPammo<> おつ
かなり先に出たはずなのに依頼をぶん取られるとかな
この先も依頼を受けた所でどうせ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/18(金) 00:58:48.20 ID:B4VXXaIO0<> 乙
あの少年のお願いは叶えることができなかったか <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/18(金) 18:14:28.43 ID:mKba6piW0<> 荒々しいし生臭だし呪われまくってるけど、行動原理が基本的に義憤だから何か応援したくなる
多分、ルカさんが物凄くウザく感じるんだろうな… <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 20:06:49.62 ID:+122feCH0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/18(金) 20:07:36.99 ID:dH9xDaHN0<> おる <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 20:19:04.95 ID:+122feCH0<>





偽勇者は 錆びついた盾を 手に入れさせられた!

偽勇者は 錆びついた剣を 手に入れさせられた!







<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/18(金) 20:20:12.65 ID:iMZJKMTu0<> 磨けばすごそう(小並感) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/18(金) 20:23:20.19 ID:dH9xDaHN0<> ロト装備前が揃ったな... <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 20:33:51.94 ID:+122feCH0<>
……
………
…………


僕はたまもの一方的な戦いを見て唖然していた。

モンスターが壁の向こうへと打っ飛んでからすごく静かなのだ。

アリスは何時ものようにそこに居るだけだし、たまももモンスターを殴り飛ばしてから動かない。

いくらあの頑丈なモンスターでも無事で―――


たまも「何と!」

アリス「……っ!」


突然、アリスとたまもが口を開いた。

どうやらあのモンスターはあの猛攻でも無事みたいだ。

僕は剣を抜き、構える。

例え、無駄だと分かっていても自分の身ぐらい守れないようでは勇者失格である。

そして、モンスターを待ち構えたが―――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 20:34:54.94 ID:+122feCH0<>





偽勇者「■対に殺■」





<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 20:54:39.94 ID:+122feCH0<>
ルカ「くっ……!」


ハッキリと聞こえなかったが、並々ならぬ呪いが込められていたような気がした。

そして、モンスターはその場から姿を消した。


アリス「たまものフルパワーを受けて五体満足とは」

    「……まさに化け物だな」

たまも「………」


先程からたまもがずっと黙りっぱなしだが何かあったのだろうか?


たまもは474のダメージを受けた!


たまも「あたたたたっ!」


突然、たまもは頭を押さえ苦しみだした。

もしかして、先程の一撃が今頃になって―――


たまも「彼奴めが、最後の最後でイタチの最後っ屁などしおって」

    「痛いのじゃ!」


如何やらそこまで深刻ではないようだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 21:05:37.98 ID:+122feCH0<>
たまもが、蹲った体制から立ち上がると何もなかったようにこちらを振り向いた。

おでこに大きな絆創膏を貼っている以外は―――


たまも「さて、少し邪魔が入ったが「海神の鈴」が欲しければ、どうするか分かっていような?」

ルカ「ああ……倒して奪えってことだろう?」


剣を構えようとする僕―――その手首を、アリスががっしりと掴んだ。


アリス「……やめておけ。今の貴様がどうあがいても敵う相手ではない」

ルカ「で、でも……」


そんな様子を見て、たまもはにっぱりと笑う。


たまも「およおよ……魔王様は、その人間が随分とお気に入りのようじゃの……」


―――魔王様?

今、たまもは魔王様と言った。

アリスが―――魔王?

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 21:13:33.84 ID:+122feCH0<>
ルカ「アリス……お前……」

アリス「……………」

    「……今頃気付いたのか、ドアホめ」

    「余こそが魔王、アリスフィーズ16世だ」

ルカ「そ、そんな―――!」


最初に出会った時から、普通の魔族ではないとは思っていた。

グランベリアを追い払った時、かなりの上級妖魔だと分かった。

しかし、まさか魔王だったなんて―――

<> sage<><>2014/04/18(金) 21:15:25.38 ID:mAT0qsikO<> ルカって本編で重要人物なんですか?
無ければカットのほうが読みやすい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/18(金) 21:17:45.86 ID:mKba6piW0<> 原作の主人公です <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/18(金) 21:20:22.92 ID:dH9xDaHN0<> 何も知らずに読んでたのか... <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 21:22:05.89 ID:+122feCH0<>
たまも「ぬぅ……言ってはいけなかったのかの?」

    「ウチが、全く置いてけぼりではないか……」

    「ともかく、「海神の鈴」はウチが頂いていくぞ……ん?」


たまもの背後で、妖狐がくいくいとたまもの袖を引っ張る。


たまも「なんじゃ……? ふむ、ふむふむ……」

    「……そうか。あのルカに、命を救ってもらったのか」

    「それでは狐族の長として、礼をせねばならんのう……」


たまもはちょこちょこと僕の前に立ち、にっぱりと笑う。

……狐族の長の後にあの恐るべき猛攻を見た後では、この可愛らしい仕草も恐ろしく思える―――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 21:23:04.59 ID:+122feCH0<>
ちょい飯+α+何かや!
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/18(金) 22:05:06.46 ID:sXfQDv2io<> たまもって下手したらアリスより強いよな <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 22:11:35.66 ID:+122feCH0<> ただいや、「+α」はまだやけど。

>>692

原作の主人公やで、めちゃ重要ですわ。

出番多いんも、偽勇者との対比や色々必要やからや!

>>697

基本、四天王は魔王が持ってないチート的な何かを持ってるんや。

それにたまもの正体も―――や!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 22:21:32.54 ID:+122feCH0<>
たまも「礼として、何が欲しいかのう?」

    「おいしいあぶらあげか?」

    「特別に、うちのモフモフしっぽを触らせてやっても良いぞ……?」

ルカ「……………」

   「じゃあ、「海神の鈴」を……」

たまも「なんと、そう来たか……」


そうは言いつつ、予想通りといった顔だ。


たまも「しゃあないのう、ほれ」


そして、あっさりと「海神の鈴」を渡してきたのである。


「海神の鈴」を手に入れた!


ルカ「でも、いいのか?」

   「こんなにあっさり渡しても……」

たまも「別にウチは、正直どうでもいいかのう」

    「この洞窟の罠がアスレチックみたいで楽しかったから、つい奥まで入ってしまっただけじゃ」

ルカ「おいおい、そんな……まあいいか」


とりあえず、「海神の鈴」を手に入れたので良いとしよう。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 22:30:40.46 ID:+122feCH0<>
たまも「さて、どうする……ルカ?」

    「ついでに、ウチを退治してみるか……?」


無数の尻尾をぱたぱたと振りながら、たまもは言った。


ルカ「……………」


僕は―――


ルカ「……戦う理由はないよ」

   「僕が倒すのは、人と魔物が共存する世界の障害となる奴だけだ」

たまも「ふむ、殊勝な心がけよ」

    「しかし、いつかは戦うこととなろう」

    「なにせウチは、魔王軍四天王の一人じゃからのう」

ルカ「……その時は、その時だよ」


それでも今は、戦う理由などないはずだ。


たまも「では、さらばじゃ」


妖狐と七尾ともども、たまもはその場から消えてしまう。

その場に残ったのは、僕と―――複雑そうな表情のアリスだった。


………………
…………
……


<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 22:39:16.10 ID:+122feCH0<>
……
………
…………


俺は眠る、傷を癒すために―――

変わる、より強くなるために―――

俺が望むは、人間のみが支配する世界―――

魔物を全滅させ、人間が幸せに生きる世界を―――


ウラミ「起きるネ、早く起きるネ!」


俺はゆっくりと目を開く。

そして、起き上がり周りを確認する。

どうやら、ウラミ以外は何もいないみたいだ。


偽勇者「あー」

    「ウラミ」

ウラミ「あい?」

偽勇者「ありがとうな、御蔭で助かった」


俺は、変わらず怪しいウラミにお礼を言う。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 22:50:42.55 ID:+122feCH0<>
ウラミ「いいネ、いいネ」

    「こちらも、アナタの体を治療しながら呪いの品々の着せ替えしてたネ」

偽勇者「……………」


俺は助かってないかもしれん。

てか、装備が増えてる気がするんだが―――


【錆びついた剣 [呪]:攻35】
柄まで錆びきってる。
この武器は元々強力な武器だが―――

【錆びついた盾 [呪]:防御5】
錆び付いてボロボロになった正体不明の盾。
その正体は―――が装備したという???であるが―――


○どんな生き物でも錆びを落とすことはできない(錆)


なんだこの錆びのオンパレードは、呪われてる割にはしょぼいぞ。

俺はウラミを見るが、表情が分からん。

とりあえず、ウラミに何か聞くか。


ウラミに何聞くん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/18(金) 22:52:32.00 ID:dH9xDaHN0<> 呪いを強くすることはできないのか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/18(金) 22:52:32.74 ID:PQYDNpHU0<> つけるだけでパワーが2倍になるふんどしとかないのか <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 23:04:27.60 ID:+122feCH0<> 『>>703』やね


偽勇者「なあ、ウラミ」

ウラミ「あいネ」

偽勇者「呪いを強くすることはできないのか?」

ウラミ「私が呪いを増やすならばできますが、呪いそのものを強化することはできないネ」


俺は、視線を下に落とす。

これ以上強くすることができないならば、四天王には勝てん。

どうすればいいんだ―――


ウラミ「しかし、アンタは既に途轍もない呪いを持ってるヨ」

    「後は、それらを一つにするだけネ」


簡単に言ってくれる、強化できないなら何の意味も―――

ん? 一つにする?


偽勇者「それはどうゆうことだ!」

ウラミ「とても単純アルよ、究極の武器もパーツがバラバラだとガラクタ同然ネ」

    「アナタの呪いの力は、強力。 しかし、バラバラでは意味ないネ」


そうか、しかし一つにするにはどうすればいいんだ。
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 23:23:55.17 ID:+122feCH0<>
偽勇者「どうすれば一つにできる……?」

ウラミ「簡単だけど難しい。 間違えるとアナタ人間やめることなるヨ」

    「それでもよろしいカ?」

俺は―――


【▶やる】ピッ

【やらない】


俺は、初の四天王との戦いで惨敗した。

魔物共を全滅するには、まず四天王達を殺さなければ人間の未来は餌か苗床だ!

四天王を殺せるならば―――


偽勇者「構わない、それでも叶えたい野望がある!」

ウラミ「いいネ、いいネ!」

    「そう来なくっちゃヨ!」


そういいながら、ウラミは"壺"と"青色の宝玉"を手渡した。


偽勇者は青色の宝玉を手に入れた!

偽勇者は合成の壺を手に入れた!


それは、青色で綺麗な宝玉だ。

とても美しく、ズシリと重いがかなりの価値がありそうなアイテムである。

それと、見た目がただの壺は、やはりただの壺っぽい。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 23:26:10.26 ID:+122feCH0<>
ウラミ「どちらから聞きたいネ?」


【青い宝玉】

【合成の壺】



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/18(金) 23:27:58.07 ID:dH9xDaHN0<> 青い宝玉あと手持ちにある金色の宝玉についても <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 23:43:32.90 ID:+122feCH0<> 『>>708』やね


俺は、手持ちにある"金色の宝玉"を取り出した。


ウラミ「ほほう、既に一つ目を手に入れてるなんて……」

    「やはりアナタ、面白いヨ!」

偽勇者「教えてくれよ、この二つの玉はなんなんだ?」


色を除けば、全く同じな宝玉。

もし、何かの役に立つなら使いたい。


ウラミ「これは幻の金属ヨ」

偽勇者「ま、まぼろし〜?」


なんか急に胡散臭くなったな。

しかし、呪いは本物だし大人しく聞いておくとしよう。


ウラミ「そうネ、超硬度を誇る幻の金属ヨ」

    「……正式名所は分からんアルが」

    「そのもう一つある"銀色の宝玉"を見つけることが出来れば勇者になれるとかなんとか……」

偽勇者「胡散臭いぞ、おい」

ウラミ「仕方ないね、本を盗み読んだのは一年前で"サン・イリア城"に無断侵入してたから長く読めないヨ」


……侵入やら何やらは聞かなかったことにしよう、恩があるし。


ウラミ「壺も聞くね?」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/18(金) 23:44:36.89 ID:dH9xDaHN0<> 聞く <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/18(金) 23:52:00.79 ID:+122feCH0<>
よく分からんが、とりあえずサン・イリア城に行けば分かるだろう。

それと、この壺も聞くか。


偽勇者「そういえば、この壺はなんだ?」

    「見た目古びているが、ウラミが持っていたということはただの壺じゃないんだろ?」

ウラミ「それは、「合成の壺」ネ」

偽勇者「合成?」

ウラミ「そう、呪われた品々などを強化するために必要な壺ネ」

    「しかし武器は武器、防具は防具と同じ物にしか効果ないから気を付けるよろしい」

    「基本、呪われた品々が効果的ネ、普通の武器にはあまり効果ないみたいヨ」

    「試しに―――と―――を合成してみるね」


ウラミが渡したのは―――


【武器】

【防具】

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/18(金) 23:53:27.56 ID:dH9xDaHN0<> 武器 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 00:03:44.76 ID:GeXZYR2Q0<> 『武器』やね

>>712はん、ちと欲張りやで。


どれ渡したん?

【くさなぎの剣:弱】

【地獄の刃:マ】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/19(土) 00:08:06.75 ID:FGbtLvEq0<> 地獄 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 00:18:46.62 ID:GeXZYR2Q0<>
ウラミが渡したのは"地獄の刃"という俺が持っている"皆殺しの剣"を赤くしたような武器だ。


ウラミ「地獄の刃とその皆殺しの剣と合成してみるよろしい」

    「残したい方を先に入れるヨ。 間違えては駄目ネ」


俺は唸りながらも意を決して、合成の壺に"皆殺しの剣"と"地獄の刃"を突っ込んだ!

てか、よく入ったなおい! お、もう合成終わったのか?


合成の壺は武器を吐き出した。



大阪|・ω・)<中途半端やけど今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/19(土) 00:26:14.73 ID:tpSK6TvQ0<> 合成の壺がシレンみたい

乙 <>
◆p4a1U4MTk2<>saga<>2014/04/19(土) 01:15:25.70 ID:tyhcXHwL0<> 地獄の刃 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 14:08:11.22 ID:VrWaiT2I0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 14:08:42.48 ID:ROkzopBk0<> おる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 14:10:17.35 ID:sLmSaPCY0<> いるぞ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/19(土) 14:10:44.59 ID:FGbtLvEq0<> いつからいると錯覚していた? <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 14:21:56.75 ID:VrWaiT2I0<>
吐き出された皆殺しの剣は、見た目は何も変わってはない―――

しかし、何かが変わったような気はする。


ウラミ「皆殺しの剣が、地獄の刃を吸収し効果を得たようネ」

    「地獄の刃の効果は、傷付けた相手を痺れさせ1/4の確率で技を使えさせなくするヨ」

偽勇者「へえ、それが本当なら恐ろしく怖い剣に変わった訳だ」

    「全体を攻撃するだけでも反則なのにさらに状態異常とはね」

ウラミ「ちなみに、呪われた品々同士合成すると攻撃力や防御力をそのまま+されるネ」


俺は、新しく進化した皆殺しの剣を握りしめ確信した。

もしこのまま進化し続ければ、四天王などお恐るるに足らず―――

確実に勝つことができるぜ!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 14:24:57.40 ID:VrWaiT2I0<>
偽勇者は進化した"皆殺しの剣"を手に入れた!


他にウラミに聞きたいことはあるん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/19(土) 14:25:37.02 ID:I0VTGhJ+0<> つけるだけでパワーが2倍になるふんどしとかないのか? <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 14:31:22.32 ID:VrWaiT2I0<> 『>>724』やね


偽勇者「なあ、ウラミ」

ウラミ「あいネ?」

偽勇者「つけるだけでパワーが2倍になるふんどしとかないのか?」

ウラミ「馬鹿ネ、そんなもんあるなら人間は魔物の餌になってないネ」

    「リスクがあるから、強力になるヨ」

偽勇者「だよな……」


ノーリスクで手軽に2倍になるなら、苦労はいらないからな。


まだ、聞くことあるん?

【ある】

【ない】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/19(土) 14:32:26.82 ID:I0VTGhJ+0<> ある

つけるだけでパワーが3割増す入れ歯とかないの?

でもつける為には歯を全部抜かなきゃいけない。高リスクだ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 14:39:45.69 ID:VrWaiT2I0<> 『>>726』やね


偽勇者「じゃあ、つけるだけでパワーが3割増す入れ歯とかないの? 」

ウラミ「アナタ、脳にも傷が付いたか? そんなもんあるなら人間は魔物の餌になってないネ」

    「反対にそんなジョークアイテムがあるなら、逆に見てみたいネ」


ウラミに毒舌を言われた、さすがにふざけ過ぎたようだ。

あと聞くことがあれば、一つだけにするか。


まだ、聞くことあるん?

【ある】

【ない】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/19(土) 14:40:37.70 ID:tgXBsJuh0<> ある
魚腕について <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 14:47:43.98 ID:VrWaiT2I0<> 『魚腕』やね


そうだ、ウラミは呪い専門の商人だ。

この魚腕について知ってるかもしれないし、知らなければ知らないで知恵を借りることができるかもしれない。


偽勇者「なあ、ウラミ」

ウラミ「次は何ネ? 付けただけで何かが3倍になるパンツとかはないヨ」

偽勇者「いや、それはもういいんだ。 実は"この"呪いについて教えてほしいことがあるんだが……」


そういい、俺は片方の腕―――

魚腕を見せるために鎧を一時的にはずす。

しかし―――


魚腕はどうなってるん?(ついでに右腕か or 左腕かも決めてな)


【なくなっているん(腕ごと)】

【新たに進化しるん】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 14:49:02.33 ID:ROkzopBk0<> 左腕 【新たに進化しるん】
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 15:10:55.89 ID:VrWaiT2I0<> 『>>730』やね、左腕か分かったわ


しかし―――


魚腕第3「」ギュジュル


以前の姿はどこへいったのか、口とか鱗とかエラとかヒレ等の魚の部位がごちゃ混ぜになった左腕が新たな形に変貌している。

いや、これは変貌してるんじゃない崩れているんだ!

ドロドロに肉が溶け、赤い筋肉などが見え隠れしてる。

なのに、普通に動かせるし痛みもない。

どうなってやがるんだ―――


ウラミ「ほう、面白い腕してるヨ」

    「やはりアナタはレアものアル」

偽勇者「なあ、ウラミ」

    「この腕がどうなっているか分からないか?」

    「見た目はドロドロになっているが―――」

ウラミ「これは、細胞の破壊と再生を繰り返してる最中のようネ」

    「また形作り進化するネ」

偽勇者「うう……」


進化するも何も、何で今してるんだよ。

破壊と再生を繰り返してると言っても何も感じないから精神に来るわ、これ。



どう進化したん? 大きさは人間並みまでや。(能力付はボツ)


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 15:14:27.93 ID:RKWhb/ww0<> いったん人の並になったが手のひらに目と口があった <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 15:29:13.24 ID:VrWaiT2I0<> 『>>732』やね


俺は目を瞑りドキドキと心臓を高鳴らせながら進化とやらを待った。

そして―――


左腕「」

偽勇者「も、元に戻った―――?」


俺はチラッと左腕を見てみたら最初の普通の腕に戻っていた。

より悍ましい姿になると思っていたが、これ幸先がいいぞ!


左掌「」ギョロ


前言撤回だ、掌に目と口がある。


ウラミ「本当にアナタは、飽きないネ!」

    「ここまで呪われてる生き物は、世界でアナタだけ確実ヨ!」


俺は、ただ黙って落ち込むしか道はなかった。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 15:49:51.64 ID:VrWaiT2I0<>
俺は痛む、頭を押さえつつ深い溜め息をついた。


偽勇者「ああ、頭痛い……」

    「半分は優しさで出来ている薬を服用したい」

ウラミ「まあ、まあ、明日は明日の風で吹くね」


怪しい人物、ウラミに慰められるなんて―――

不幸だ。


ウラミ「そうそう、知ってるか?」

偽勇者「何が?」

ウラミ「イリアスポートで船が出るみたいネ」

偽勇者「」

ウラミ「船が出るなんて、とても久しぶりネ」

    「これは久々にアッチで商売できそうヨ」


俺はウラミの発言を頭の中で何度も繰り返してた。

イリアスポートから、船が出る? 魔物がいるのに?

そして、俺は立ち上げり装備を急いで整えた。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 15:53:50.71 ID:VrWaiT2I0<>
偽勇者「俺も乗るぞーーー!!!」

ウラミ「」ビクッ


俺は整えた瞬間に、声を上げ走り出した。

これは神が与えたチャンスである。

このチャンスを逃すのは馬鹿である、アホである、間抜けである。

今こそ覚醒しろ、俺の足よ!

そうして、今までに無い程の全力でイリアスポートに向けて走り出したのである。


ウラミ「アイヤー、もう見えないネ」

    「半死人のクセに、やはり人間やめてるヨ」

    「さて、私も商売道具を整えてアッチに行く準備するネ」


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 16:03:30.37 ID:VrWaiT2I0<>
……
………
…………


偽勇者「ぜえ…… ぜえ……」


俺は奇跡的にも丸一日をかけてイリアスポートに到着した。

何匹か魔物を轢いたような気がしたが、斬り捨てるよりマシだろう。

感謝しやがれ、魔物共よ。

疲労にも気にせず、周りを見渡し早速出る船を探し始める。

ついでに、イリアスポートで情報を得るため話をするのもいいだろう。


1:青年と話す

2:ごろつきと話す

3:コレクターと話す

4:サンタナと話す

5:武器屋に行く

6:道具屋に行く

―:港に行く

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 16:15:55.40 ID:ROkzopBk0<> 3 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 16:25:00.98 ID:VrWaiT2I0<> 『コレクター』やね


コレクター「相変わらず、珍品財宝は店には並ばないわ」

      「いくらお金があっても、使い道がないなんて……」

      「いっそ、セントラ大陸に移住しようかしら」

      「でもセントラ大陸の町には、魔物が多く出入りしてるっていう話なのよね」

      「そんなの、私にはちょっと耐えられそうにないわ……」

偽勇者「ん? 裕福そうな女性さんよ、名前欄変わってね?」

コレクター「こっちの方がわかりやすいでしょ?」


メタいぞ。


コレクター(裕福そうな女性)に何聞くん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 16:28:31.34 ID:X9o1y0/uO<> 呪いの装備を譲ってくれることはないだろうから
今現在の呪い装備と交換してもいいようなものはないか <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 16:37:10.63 ID:VrWaiT2I0<> 『>>739』やね


偽勇者「もしよければ、呪いの装備を譲ってくれることはないだろうか」

コレクター「私のコレクションを?」

偽勇者「ああ、俺の装備してる物と交換って選択もあるが……」

コレクター「んー」


1.3.5.7.9:いいわ

2.4.6.8.0:駄目ね


コンマ一行

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 16:38:17.54 ID:MsQpM5ao0<> や <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 16:46:38.15 ID:VrWaiT2I0<> 『駄目:4』やな


コレクター「ごめんなさい」

偽勇者「……理由があれば教えてほしいのだが」

コレクター「それは、愛着があるからよ」

偽勇者「愛着…… ですか?」

コレクター「ええ、そうよ」

      「アナタも呪いの品々を持ってるからわかると思うけど、店に並ぶことはまずないのよ」

      「可能な限りの手を尽くしつつ、苦労して手に入れた物はとても愛らしく感じるの」

      「だから、私が死ぬまでは手放す気はないの、ごめんなさいね?」

偽勇者「いえ、そうゆうことなら仕方ありませんよ。 では」


呪いの品々に愛着か、確か所有するだけでも捕まるんだっけか。

それを知らないのか、それとも知っていて言ってるのか―――

奇妙な人はいるもんだな。


1:青年と話す

2:ごろつきと話す

3:サンタナと話す

4:武器屋に行く

5:道具屋に行く

―:港に行く


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/19(土) 16:49:37.38 ID:S0wriYlq0<> 2 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 16:54:22.58 ID:VrWaiT2I0<> 『ごろつき』やね


ごろつき「えっ……? あの洞窟に入って、戻ってきたって……?」

偽勇者「ああ、戻ってきたぞ」

ごろつき「冗談きついぜ」


ごろつきに何聞くん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/19(土) 17:08:44.11 ID:vHZjND+J0<> 何か魔物で困ったことはあるか <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 17:19:00.79 ID:VrWaiT2I0<> 『>>745』やね


偽勇者「何か、魔物で困ったことはあるか」

ごろつき「んー、今のとこ俺自身にはないな」

     「強そうな魔物が出てきたら、逃げの一手だからな」

     「アッハハハハ!」

偽勇者「そうか、ならいいんだ」


今、ごろつきの逃げの一手を聞いたら、ある程度の戦士や一般市民は情けないと感じるだろう。

しかし、俺はそうは思わん。 ある意味では、このごろつきが正しいからな。

実力もないクセに、無理に戦おうとして結局は魔物の餌か苗床になるのがオチだ。

それならば、逃げて生き延びてくれたほうが遥かにマシだ。

力仕事で役に立つだろうしな。


1:青年と話す

2:サンタナと話す

3:武器屋に行く

4:道具屋に行く

―:港に行く

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/19(土) 17:22:32.24 ID:S0wriYlq0<> 1 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 17:33:41.62 ID:VrWaiT2I0<> 『青年』やな


青年「キツネって、モフモフしてて可愛いよな」

   「俺、すっかりキツネの虜だぜ」

偽勇者「……」


狐ねぇ、好むのはこの青年の勝手だが―――


偽勇者「エキノコックスには気を付けろ」

    「肝臓腫大を惹き起こして右上部の腹痛、胆管を閉塞して黄疸を呈して皮膚の激しい痒み、腹水をもたらす事もあるからな」

青年「」

偽勇者「次に侵され易いのは―――」

青年「やめてぇ!」


青年に何聞くん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/19(土) 17:37:08.83 ID:S0wriYlq0<> 尻の穴を見せてくれ。エキノコックスは自分以外の男に自分の尻の穴を見せることでしか発見できないんだ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 17:38:49.55 ID:VrWaiT2I0<>
(´・ω・`)< ↓ や <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 17:40:54.38 ID:ROkzopBk0<> キツネを好きになったきっかけは何なんだ? <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 17:57:41.52 ID:VrWaiT2I0<> 『>>751』やね


偽勇者「キツネを好きになったきっかけは何なんだ?」

青年「おお、聞いてくれるか」

   「俺がキツネを好きになったきっかけは、数日前にキツネを見かけたことから始まった」

   「それから俺はキツネとは何なのか研究し始めたのだ」

   「最初のステップでは、好物のあぶらあげを持ちつつキツネとのコミュニケーションを―――」


どうやら、長くなりそうだ。

立ち去るか?


【立ち去る】

【最期まで聞いてやる】



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/19(土) 18:02:12.37 ID:bAUrydxNo<> 最期まで <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 18:13:50.74 ID:VrWaiT2I0<> 【最期まで】やね


しょうがない、話を振ったのは俺だからな。

最期まで聞いてやるとしよう―――

他の者との会話は諦めるしかないがな。


青年「で、あぶらあげの誘惑に負けたキツネを優しく抱っこした時のモフモフ感がたまらんのなんの」

   「干したての布団など比べものならんし、腕の中で首を動かす仕草なんてもう―――」


今日中に終わるだろうな?


………………
…………
……

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 18:20:53.98 ID:VrWaiT2I0<>
……
………
…………

―――???分後


青年「とゆう訳で、九尾のキツネの尻尾にもふりたいんだよ、可能なら飼いたい!」

   「………もしかして、最後まで聞いてくれた?」

偽勇者「ああ、聞いてたよ。 キツネのマフラーや手袋とかも欲しいんだよな」

    「あとパジャマもキツネ製とか何とか」

青年「―――」

   「―――っ!」


青年は俯くと、爽やかな笑顔を向けてきた。

近い近い!


青年「ありがとう、僕のキツネの話を最期まで聞いてくれたのは君が初めてだ!」


初めてって、そりゃそうだろうよ。


青年「お礼に、家の整理をしていて奥から出てきた―――をプレゼントするよ!」


あー? これは―――


【武器】

【防具】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 18:25:09.16 ID:tYwdWJ0i0<> 【武器】 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 18:43:06.82 ID:VrWaiT2I0<> 【武器】やね

どれなん?


○「もろはのつるぎ」

○「まじんのかなづち」

○「だいあくまのムチ」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 18:44:29.91 ID:SLm8Wais0<> だいあくまの鞭 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 19:11:05.47 ID:VrWaiT2I0<> 【大悪魔の鞭】やね


青年「お礼に、家の整理をしていて奥から出てきた―――をプレゼントするよ!」


あー? これは―――


偽勇者は"大悪魔の鞭"を手に入れた!


偽勇者「いいのか?」

青年「君にあげるよ、どうせ処分するんなら必要な人にあげるのもいいだろ?」

   「それに、僕の話を最期まで聞いてくれたしね」

偽勇者「ありがとうよ……」


俺は青年に手を振りながらその場から去った。



自動的に港に行くになるで!

それと、ちょい休憩や!
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 22:59:20.72 ID:vT6zCeLt0<> 【ステータス】
名前:偽勇者
HP:#?%$
MP:――

攻撃力:360
防御力:334

みぎて:はかぶさの剣 [呪]/嘆きの盾 [呪]/
ひだりて:皆殺しの剣 [呪]/錆びついた盾 [呪]/地獄の弓 [呪]
あたま:般若の面 [呪]
からだ:錆びついた鎧 [呪]/
アクセサリ:呪いのベルト [呪]
アクセサリ:死神の首飾り [呪]

【魚腕】
第三:見た目は普通の腕だが、掌には目と口がある

【そうび】
○【はかぶさの剣 [呪]:攻110:】
地獄の悪魔が人間への憎しみを集めて作ったらしい。
無数の骸骨を寄せ集めて、切っ先が斧のような剣の形に作り上げたような見た目からして既におどろおどろしい。
会心率が高くなり2回攻撃可能だが―――

○【皆殺しの剣 [呪]:攻120:】
持つものに滅亡をもたらすと言われている。
見た目は髑髏などがあしらわれておりいかにも禍々しい。
全体攻撃ができ魅力的な性能だが―――
◆地獄の刃:麻痺:1/4の確率で技を使えなくする。

○【地獄の弓 [呪]:攻130:】
破壊力を宿した呪われた黒い弓。
破壊力は素晴らしいが―――

○【嘆きの盾 [呪]:防42:】
古代の魔物に倒された者たちの呪いが込められた盾。
土偶のような顔がいくつも並んだデザインをしている。
あらゆるダメージを半減するが―――

○【錆びついた盾 [呪]:防御5:】
錆び付いてボロボロになった正体不明の盾。
その正体は―――が装備したという???であるが―――

○【錆びついた鎧 [呪]:防26:】
ボロボロに錆び付き、在りし日の姿をとどめていない鎧。
もともとは由緒正しい品だというが―――

○【般若の面 [呪]:防255:】
デザインは般若そのもの。
史上最強の守備力を誇る兜であるが―――

○【呪いのベルト [呪]:???:】
太古の呪われたベルトで常に―――

○【死神の首飾り [呪]:防6:】
髑髏の付いた不気味な首飾りで―――

【アイテム】
○【旅人の服:防8】
青や水色の服に青いマントが付いているといったデザインである。

○【錆びついた剣 [呪]:攻35:】
柄まで錆びきってる。
この武器は元々強力な武器だが―――

○【大悪魔の鞭 [呪]:攻86:】
大悪魔が使用していたと噂される鞭。
グループの敵を攻撃するが―――

○【金色の宝玉】
イリナ山地で見つけた、綺麗な宝玉。
ズッシリと重いが、何かの役に立ちそうだ。

○【青色の宝玉】
呪い専門の商人:ウラミからもらった、綺麗な宝玉。
ズッシリと重いが、何かの役に立ちそうだ。

○【合成の壺】
呪い専門の商人:ウラミからもらった、見た目古びた壺。
武器は武器、防具は防具と同じ物を合成する壺。 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 23:01:51.18 ID:vT6zCeLt0<>
【攻撃類】
○【破壊の一撃】
破壊の剣での攻撃:単体:コンマ×2

○【滅亡の一撃】
皆殺しの剣での攻撃:全体:コンマ×2(順に-10ずつ)

○【地獄の矢】
地獄の弓での攻撃:単体:コンマ×4÷2

【特技】
○【滅・はやぶさ斬り】
破壊の剣での2回攻撃:単体:コンマ×3÷2=2回

○【皆殺し】
皆殺しの剣での守備力無視攻撃:単体:コンマ×5 or ミス

○【ニードルショット】
時々即死させる:単体:即死 or 1ダメージ

○【マッスルダンス】
呪いの効果をランダムに与える:1グループ:コンマ

≪効果≫
○呪いで動けなくなる(はかぶさ)
○守備力が0になる(皆)
○あらゆるダメージを半減するが、味方に肩代わりさせる(嘆)
○【混乱】する(般)
○常に締めつける感覚が襲う(呪)
○体が冷たくなってゆく(死神)

【呪文類】(弱点:+コンマ)
『攻撃』
○【メラミ】
大きな火の玉を飛ばす:単体:コンマ×2

○【イオラ】
大爆発を起こす:全体:コンマ×3:(順に-20ずつ)

○【バギ】
竜巻で切り裂く:1グループ:コンマ×2

『攻撃補助』
【ラリホー】
敵を眠らせる:単体:コンマ÷2=30以下

【ジゴフラッシュ】
低ダメージを与えると同時に100%の確率で【幻惑】状態にする:全体:コンマ一行

【ルカニ】
敵の守備力を半分下げる:単体:???

『補助』
【バイキルト】
与えるダメージが2倍になる:単体:???

『回復』
【ベホマラー】
パーティ全員のHPを回復:全体:コンマ×3÷2

『移動』
【アバカム】
全ての扉を開くことが出来る。

【リレミト】
ダンジョン内部から一瞬にして脱出する。


【呪い】
○会心率が高くなり2回攻撃できるが、呪いで動けなくなる(はかぶさ)
○高い攻撃力を誇り、全体攻撃できるが、守備力が0になる(皆)
○破壊力を宿しているが、有らぬモノを射抜くことがある(地獄)
○グループの敵を攻撃するが、呪いで動けなくなる(大悪魔)
○あらゆるダメージを半減するが、味方に肩代わりさせる(嘆)
○どんな生き物でも錆びを落とすことはできない(錆)
○史上最強の守備力を誇る兜であるが、常に【混乱】する(般)
○常に締めつける(呪)
○体が冷たくなってゆく(死神)
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 23:02:20.95 ID:vT6zCeLt0<> 【キャラクター】

サンタナ:イリアスベルクに住む住民A、働き口を探している。

ウラミ:呪い専門に扱っている商人、呪いの装備ならお任せあれ。

ゲヘレゲス:イリアスポートに住んでいる少年、内職を行う父さんの手伝いをしている。
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 23:03:01.04 ID:vT6zCeLt0<> 大阪|・ω・)<続きやるけど、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 23:03:35.06 ID:ROkzopBk0<> おる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/19(土) 23:06:56.93 ID:FGbtLvEq0<> 縺翫k <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/19(土) 23:08:37.04 ID:r15FiSCP0<> おるおる <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 23:17:27.92 ID:vT6zCeLt0<>
―――――【港】―――――


さて、イリアス大陸の外―――

つまり、セントラ大陸に行くための船は簡単に見つかった。

しかし、どうやって乗るのが問題だ。

俺は無一文だし、最近の勇者は弱者ばかりだからな。

例え、勇者だと名乗っても、魔物を退治してやると言っても無理だろうな。


偽勇者「どうすっかな……ん?」

アリス「―――」

ルカ「―――」

偽勇者「あの、2人どこかで見たような……」


あの船に乗っている子供一人に、女一人は確かにどこかで見かけたような気がする。

しかし、流石の不都合主義の脳だ。

原作プレイしたのに全く思い出せん!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 23:28:21.65 ID:vT6zCeLt0<>
しかし、そんなことは今はどうでもいいのだ。

どうやって船に乗るのかが問題で―――

ん?

船乗りが積み込みをしているな。

そうだ、乗れるとは違うが方法があったぞ―――


………………
…………
……

……
………
…………


船乗りA「ちくしょー 全く重てーぜ いったい何がはいってんのかな」

船乗りB「知ったことかーッ」

船乗りC「ほれーッ 急げ みんなー」


俺は、船乗りが積み込む荷物の中に、空箱を加えその中に入り運んでもらっている。

普通なら成功しないが、ここは現実ではない。

中身をチェックする機器は少なくてもこの港にはない。

少し酔うがな―――

そういえば、あの少年の姿は見なかったが仕事中だったのか?

待っててくれよ少年よ。

必ず、四天王を殺してやるからな!


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 23:38:17.66 ID:vT6zCeLt0<>
……
………
…………


そして、船上で過ごす夜。

こういう時でも、僕は特訓を欠かさない。

今日も、アリスの特訓を受けるのだ!


アリス「普通なら、戦闘中に高く跳ぶのは自殺行為」

    「動きが非常に読まれやすくなるからな」

    「しかし、この天魔頭蓋斬は違う」

    「捕捉不可能なほどの落下速度で、敵の頭蓋を粉砕するのだ」

ルカ「こ、こうかな……?」


マストの途中までよじのぼり、飛び降りながら剣を振り下ろしてみる。

アリスの指導を受けつつ、何度か繰り返しているうちに形になってきたようだ。


アリス「……ふむ。貴様は未熟だが、飲み込みは早いな」

    「形はだいたい、そんなものだ」

    「後は実戦で使いこなせるようになるがいい」


ルカは「天魔頭蓋斬」を習得した!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 23:53:29.53 ID:vT6zCeLt0<>
アリス「この天魔頭蓋斬は、「翼を持った死神」と恐れられたハーピー、デスレイアが好んだ技だ」

    「三百人もの頭蓋がこの技で叩き割られ、大地に脳漿が撒かれたのだという」

ルカ「……もっと、勇者らしい技を教えてほしいんだけど」


忌まわしい技ばかり覚えて、イリアス様に怒られないだろうか。


アリス「しかしこの技は、貴様が使う分には大きな問題がある」

    「説明した通り、この技は高所より発動する剣技だが―――」

    「―――実は、貴様は人間だから空を飛べんのだ」

ルカ「いや、知ってるよ……」

アリス「ゆえにこの技は、使用条件が少し厄介だ」

    「近くによじ登るようなものがないと使用できん」

    「SPが3以上あるはずなのに使えない場合、登るものがないと理解しろ」

ルカ「なるほど……」


地形によって左右される、なかなか厄介な技のようだ。


ルカ「……分かった。使用する場所には注意するよ」
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/19(土) 23:57:24.06 ID:vT6zCeLt0<>
アリス「…………」


アリスは、僕の指で光っている指輪に視線をやっていた。


アリス「……おい、ルカ」

    「すまないが、その指輪を余に見せてくれんか」

ルカ「アリス、これは食べちゃいけないよ」

アリス「貴様が余の事をどう思っているか、よくうかがえる言葉だな」

    「食ったり奪ったりはせん、少し気になることがあるのだ」

ルカ「じゃあ、指に付けたままでいいかい?」

   「肌身離さず付けているよう、死んだ母さんと約束したんだ」

アリス「ああ、それで問題ない……」





<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 00:08:48.84 ID:PuCtjNbP0<>
アリスは僕の手を取り、指にはまっている形見の指輪をまじまじと眺めた。

そして、軽く首を横に振る。

アリス「この指輪から感じる残留思念も、特別なものではなかったか」

    「貴様の秘めた力は、この指輪とは関係ないようだな」

ルカ「それ……七尾を倒したときの事か?」

   「眠りながら戦ったっていう……」


その時のことは、全く覚えていない。

ぐっすり眠っていたのだから、当然ではあるが。


アリス「貴様には自覚がないだろうが、あれは尋常ではない力だ」

    「こんな指輪一つで、獲得できるような力でもなかったな……」

ルカ「そんなに凄かったのか、眠っているときの僕って……?」

アリス「もしかしたら……貴様の祖先に、高位の魔族がいたのかもしれんな」

    「基本的に魔物は、その種族のメスしか子を産まんが……まれに例外がある」

    「突然変異的に、人間のオスが産まれる場合があるのだ」

    「そうして産まれたオスは、原則的に普通の人間と全く変わらんのだが……」

    「これまた例外的に、何らかの魔力が遺伝しているケースもあるという」

    「魔王である余ですら、数件しか聞いたことがないほどのレアケースだがな」
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 00:28:21.65 ID:PuCtjNbP0<>
ルカ「ぼ、僕の祖先に魔族が……?」


それはつまり、僕の祖先に魔姦の禁を破った者がいたという事になってしまう―――


アリス「ふん、あくまで類推に過ぎん」

    「それくらい、貴様の潜在能力は尋常ではないということだ」

    「あれほどの力を秘めているなら、とっとと発揮せんか……ドアホめ」

ルカ「そ、そう言われても……」


僕自身は全く覚えていないんだし、どうしようもないじゃないか。


アリス「貴様にあれほどの潜在能力がある以上、叩けばまだまだ伸びるはずだ」

    「これからの特訓はビシバシいくぞ」

ルカ「わ、分かったよ……」

   「ところで、アリス……この指輪から思念が感じられるって言ったよね?」

アリス「ああ……だが、別に特殊なものではない」

    「貴様に何らかの効力を及ぼすようなものでもないようだ」

    「母が子を想い、案じる思念が少しばかりこもっている―――」

    「間違いなく、貴様の母のものだな」
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 00:43:55.69 ID:PuCtjNbP0<>
ルカ「そうか、母さんの想いが……」


僕は、指輪をぎゅっと握り締めていた。


アリス「もしかして、貴様の母が魔族だったのではないかと考えたが……」

    「その指輪からは、魔素が全く感じられん」

    「持ち主だった者は、間違いなくただの人間だ」

ルカ「そ、そりゃ当然だろ!」

   「だいたい、母さんは病気で死んだんだしね……」


村に肺病が流行った時、母さんも感染してしまったのだ。

流行り病にかかる魔物なんて、聞いたこともない。


アリス「そうか、辛いことを思い出させてしまったな……」

ルカ「いや、気にしてないよ」

   「ところで、アリスの両親は……?」

アリス「……父は知らん。余の種族は、完全なる母系だからな」

    「おそらく、母上がどこぞで襲った男の精だろう」

    「その男が食われたのか、搾死させられたのかは興味がない」

    「……まあ母上の性格上、その男の命を奪ったとも思えんが」

ルカ「なんだか……すごくドライだな……」


………………
…………
……

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 00:53:34.12 ID:PuCtjNbP0<>
……
………
…………


―――――【船内:食糧庫】―――――


偽勇者「……」

    「もういいかな?」


俺は空箱に入り、昼寝した後出るタイミングを伺っていた。

そして、物音がしなくなったので箱の蓋を開け周りを確認した。

ここは食糧庫か、たくさんの食べ物が置かれている。

しかし、食べ物か―――

何時の間にか空腹の感覚が無くなっているせいで、食欲が全くないのである。

かなり不安だが、まあ思考を別に変えなければ―――

さて、どうするか。


【船内捜索】

【空き箱に戻る】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/20(日) 00:54:11.19 ID:cNLth7mF0<> 船内捜索 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 01:04:00.49 ID:PuCtjNbP0<> 『船内捜索』やね


少しばかり、船の中を探検するか。

もし、船員に見つかったら、ラリホーすればいいしな。


1.4.7:武器庫

2.5.8:食糧庫

3.6.9:甲板

0:再コンマ直下やね


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/20(日) 01:05:38.15 ID:Z6ZXmK/70<> ほい <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 01:18:26.71 ID:PuCtjNbP0<> 『食糧庫:5』やね


まずは食糧庫だな。

俺は扉を開け、名前を確認した。


『食糧庫』


俺は扉を閉めて、元の意味に戻った。


偽勇者「ここじゃないか」


食糧庫か―――

食欲はないが、何か探してみるか。


偽勇者が捜索して見つけたもん、どれなん?

○みがきすな

○食糧


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/20(日) 01:19:20.10 ID:cNLth7mF0<> みがきすな
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 01:33:12.50 ID:PuCtjNbP0<> 『みがきすな』やね、復活も近いかもしれんな……


俺は食糧庫で探索をしてから数十分だろうか。

キッチン…… いや調理場か?

よく分からんがその様な場所にあった。

ふむ、今作っているのはカレーかな。

でかい鍋に並々とスパイシーな香りがする。

いい匂いだ、こりゃ味付けが期待できる。

調理道具も錆びないよう鏡面状態まで磨き上げているし、いい仕事してるな、おい。

いったい、どんな道具で磨いているのか興味が湧いたので調べてみることにした。

確か、磨くのって石みたいなやつだがそんなもんは見つからない。


偽勇者「あれー、無いな」


そうブツクサしてると、何か砂のようなのが入った袋が見つかった。

砂?


偽勇者は"磨き砂"を手に入れた!


砂で、どうやって磨くんだろうか。

よく分からんがまだまだ沢山あるみたいだ。

鏡面の包丁を思い出し、俺も少しばかり欲しくなったので一番奥のをもらうことにした。

これで、武器を磨けばマシになるかな?

俺は調理場から出た。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 01:34:28.32 ID:PuCtjNbP0<>
大阪|・ω・)<眠いから今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/20(日) 03:37:53.80 ID:Udf+0Whio<> 乙 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 16:47:33.87 ID:hekS33x50<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/20(日) 16:48:30.43 ID:cNLth7mF0<> おる <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 16:50:32.07 ID:hekS33x50<> どこ行くん?

1.3.5.7.9:武器庫

2.4.6.8.0:甲板


コンマ一↓
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/20(日) 16:51:00.38 ID:cNLth7mF0<> a <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/20(日) 16:51:07.73 ID:hxUNm+6fo<> アイヤー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/20(日) 16:51:17.06 ID:FacQ0qh50<> おるよ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 16:59:09.86 ID:hekS33x50<> 『甲板』やね


調理場から出た俺は、甲板を求めて上に進んでいた。

そんなことしたら、船員に見つかるが構わない。

何故ならば、吐きそうだからだ。 俺は乗り物酔いするタイプなんだよ、ちくしょう。


偽勇者「ああ、潮風の匂いだ…… ウップ!」


この扉を開ければ甲板に出られる、そして俺は解放するのだ!

穢れし物をな!

しかし、俺は途中で停止してしまう。

甲板に男の子とあの魔軍司令の魔物が居たからだ!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 17:03:52.81 ID:hekS33x50<>
俺はすぐに、跳び出さずに壁を背にして様子を窺う。

相手は雑魚魔物ではなく、魔軍司令なのだ―――ヘタに跳び出せば秒殺されちまう。

スキを見つけて、一撃で殺す。

殺意を刃に乗せて確実にな!

……あの男の子は何故逃げないのだ。

それに何か会話をしてるみたいだ、魔物とどんな会話を……


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 17:18:21.99 ID:hekS33x50<>
……
………
…………


ルカ「なんだか……すごくドライだな……」

偽勇者(全く、所詮は魔物。)

    (確かに子は母だけいれば育つが、父親だってとても大切なのによ)


甲板にいる男の子と魔物の会話を盗み聞きしながら、心の中で愚痴をこぼす。

最初は、あの男の子が魔物の子とビックリしたが今はどうでもいいことだ。

魔物も偶には人間を生む、人間ならば温かく迎えてやるのが良い選択肢だ。

あの子が、人間として生きていくならば俺は出来る限り手伝ってやりたい。


アリス「母上は……先代魔王アリスフィーズ15世」

    「……しかし、今はもういない」

ルカ「そうか……」

偽勇者(母上が魔王? じゃあ、あの魔物が魔王!?)

    (魔軍司令ではなかったか、やはり記憶力が悪いな俺……)


あの魔物が言葉を吐いた内容を頭の中でまとめる。

アリスフィーズ15世=魔王はもういない、いいことだ!

そして、あの魔物は魔王の娘、強い訳だよ。

なら、あの魔物を消してしまえば世界は人間に傾くことだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 17:23:43.57 ID:hekS33x50<>
アリス「湿っぽい話になってしまったな」

    「さあ、特訓を再開するか―――」

偽勇者(特訓? あの男の子は魔王に特訓してもらってるのか!?)


俺は唖然したね、人間として生きるならば手伝ってやりたいと思ったのにこれだもんな。

しかし、男の子の心の中までは分からん―――

もしかしたら、某大ダイの魔剣士みたいに師を討つために特訓してる可能性もある訳だし……

俺がそう考えて時だ。

不意に、海が荒れ狂い始めたのだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 17:39:48.29 ID:hekS33x50<>
……
………
…………


先程まで静かだったのが嘘のように、辺りに暴風が吹き荒れる。


ルカ「これが、問題の暴風か―――」


通常の船なら、たちまち転覆してしまいそうなほどの暴風と大波。

しかしこの船は、ビクともしない。

舳先にぶら下げていた「海神の鈴」が、光を放っているのが見える。


ルカ「やった! さすが、キャプテン・セレーネの秘宝だ!!」

アリス「ふむ、人間の残した秘宝にしては大したものよ」

    「しかし―――」


アリスが、不穏な表情をした次の瞬間―――

不意に、一筋のつむじ風が船上を吹き流した。


ルカ「うわっ、なんだ……!?」


その風が過ぎた後―――舳先に、一人の美しい妖魔が立っていたのだ!


アルマエルマが現れた!


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 17:57:45.77 ID:hekS33x50<>
……
………
…………


しかし、不思議なことに暴風が吹き荒れているのにも関わらずこの船はビクともしてない。

この船を作った船大工は神だろ……

と感心していたら―――

不意に、一筋のつむじ風が船上を吹き流した。

そして、俺が見たのは―――

舳先に、一匹の凶悪でビッチそうな妖魔が立っていたのだ!


――――
―――――
――――――

――――――
―――――
――――


ルカ「お、お前は……!」


こいつがアルマエルマ、四天王の一人―――


アルマエルマ「なるほど……あなたが、例の人間ね」

       「ふふっ……アリスフィーズ様が気に入られるだけあって……美味しそう……」


ぺろり……と、アルマエルマは舌なめずりをする。

そして、アリスの方に視線をやった。


アルマエルマ「アリスフィーズ様」

       「魔物を傷つける勇者は、退治してもいいという御命令でしたが―――」

       「その御命令、確かに遂行してよろしいのでしょうか?」

アリス「……例外はない。余はあくまで、この人間を観察しているだけ」

    「特に肩入れもしなければ、特別扱いをしているわけでもない」
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 18:19:03.72 ID:hekS33x50<>
アルマエルマ「くすっ……そうは思えませんが、分かりました」

       「そういう事よ……ルカちゃん」

       「この海域は、通してあげないわ」

ルカ「……ルカ、ちゃん……」


なんだか拍子抜けするが―――それでも、敵であることに違いはない。

しかも四天王の一人、あのグランベリアと同格の相手なのだ。


ルカ「じゃあ、お前を倒して無理にでも通る!」


――――――――――


偽勇者「おいおい…… あの男の子、あの魔物と戦おうとしてるぞ」

    「それを止めないのか、あの魔王様はよ?」

    「それに何が魔物を傷付ける勇者は、退治してもいいだ腹立たしい」


それに、あの男の子―――いや、ルカという名の子はそれほど自信があるのか?

確かに、あの魔王に特訓してもらっていたのならば実力はあるだろう。

しかし、この暴風荒れ狂う場で満足した戦闘ができるものなのか―――

気になる。

小僧、君の実力を見させてもらうぞ!


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 18:37:27.87 ID:hekS33x50<>
アルマエルマ「ふふっ……勇気溢れる、若い冒険者……いいわぁ……」

       「ルカちゃん、どんな風に犯してほしい?」

       「手でシゴき抜いてあげようか? お口で吸い尽くすのもいいわねぇ」

       「それもいいけど、おっぱいで挟まれて搾り取られたい……?」

       「それとも……お尻の穴を試してみる?」

       「やっぱり、アソコで吸い尽くされたい……?」

       「この尻尾も、とってもイイわよぉ……?」

ルカ「ぐ……!」

偽勇者(何を悩んでいるんだ、小僧!)

アルマエルマ「き〜めた♪ 尻尾で遊んであげる……」

       「特別に、手も足も、魔法も使わずに相手をしてあげるわ」

       「せいぜいもがき抜いて、私を愉しませてね……」

       「遊び終えたら、涸れ果てるまで吸ってあげるから」

       「じゃあ……行くわよぉ♪」


やはり、さすがは四天王。

相対しているだけで、凄まじい威圧感だ。

軽い態度とは裏腹に、その実力は底知れない―――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 18:51:44.67 ID:hekS33x50<>
ルカ「行くぞっ! 雷鳴突き!」


ルカは雷鳴のように踏み込み、鋭い突きを繰り出した!

初手の一撃が会心のダメージを与える!

アルマエルマは―――のダメージを受けた!


偽勇者(ほう、雷鳴突きか)

    (まだ子供なのに、大したものだ)

    (さすがは、魔王が師をしてることのだけはある)


アルマエルマ「可愛がってあげるわ、ルカちゃん……♪」


アルマエルマの尻尾が、ルカの股間を優しく弄んできた!

ルカは―――のダメージを受けた!


アルマエルマ「少しでも気を抜いたら、尻尾が股間に吸い付いちゃうわ」

       「おちんちんを優しく包み込んで、精液を吸い取られちゃうのよ……くすっ♪」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/20(日) 18:54:42.54 ID:Z6ZXmK/70<> 名前聞いても原作主人公と思い出せないとかそうとう汚染されてきてますわ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/20(日) 18:56:07.48 ID:cNLth7mF0<> >何時の間にか空腹の感覚が無くなっているせいで、食欲が全くないのである
も人間やめちゃったんだなと思った <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 18:59:16.19 ID:hekS33x50<>
ルカ「でやっ!」


ルカの攻撃!

アルマエルマは―――のダメージを受けた!


アルマエルマ「おちんちんに、ネバネバ粘液プレゼント♪」


アルマエルマの尻尾から溢れた粘液が、ルカの股間をねてとりと濡らす!

ルカは―――のダメージを受けた!


アルマエルマ「ふふっ……少しでいいから、尻尾の快楽を味わってみたいでしょう?」

       「ほんのわずかでも、剣を止めればいいだけ」

       「それだけで、最高の快楽が味わえるのよ……くすっ♪」

ルカ「う、うるさい……!」

アルマエルマ「ふふ……想像しちゃった……?」

       「自分のおちんちんが、尻尾に包まれてるところ……」

       「柔らかいお肉でもぐもぐされて、いっぱい気持ち良くされてるところ……」

       「ルカちゃん、十秒もたずに射精しちゃうでしょうね……」

ルカ「ぐっ……!」


アルマエルマの言葉に、僕の心は乱されそうになる。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 19:14:30.47 ID:hekS33x50<>
ルカ「てやっ!」


ルカの攻撃!

アルマエルマは―――のダメージを受けた!


アルマエルマ「ほぉら、ドロドロにしてあげるね……♪」


アルマエルマの尻尾から溢れた粘液が、ルカの股間をねっとりと濡らす!

ルカは―――のダメージを受けた!


ルカ「てやっ!」

ルカの攻撃!

アルマエルマは―――のダメージを受けた!


アルマエルマ「おちんちん、弄んであげる♪」


アルマエルマの尻尾が、ルカの股間を優しく弄んできた!

ルカは―――のダメージを受けた!


ルカ「ぐっ……」


アルマエルマ「ふふっ……降参しちゃったら?」

       「私の尻尾で、精液いっぱい搾ってもらいたいでしょう……?」

偽勇者(どうやら、限界が近いようだな)

    (戦士同士などの誇りある勝負ならまだしも)

    (人を惑わす淫魔との勝負なら別によいだろう)


【ベホマラーを唱える】

【様子を見る】



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/20(日) 19:15:43.78 ID:cNLth7mF0<> ベホマラー <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 19:23:43.10 ID:hekS33x50<> 『ベホマラーを唱える』やな


偽勇者「……ベホマラー」


偽勇者はルカにベホマラーを唱えた……

ルカの体力が―――回復した!


ルカ「えっ……」


体力が限界まで近づいていたのに、急に力が湧いてくる。


アルマエルマ「ふふっ……若いだけあって体力もあるのね」

       「これは、搾り甲斐があるわぁ……」

       「可愛がってあげるわ、ルカちゃん……♪」


アルマエルマの尻尾が、ルカの股間を優しく弄んできた!

ルカは―――のダメージを受けた!


ルカ「てやっ!」


ルカの攻撃!

アルマエルマは―――のダメージを受けた!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 19:37:19.23 ID:hekS33x50<>
アルマエルマ「あはっ……ぐるぐる巻きにしてあげる♪」


アルマエルマの尻尾が、ぎゅるぎゅるとルカの体に絡みついてきた!

ルカは―――のダメージを受けた!

ルカの体は、アルマエルマの尻尾に巻き上げられてしまった!


アルマエルマ「ほぉら……つかまえた♪」

       「覚悟してね……たっぷり気持ち良くしてあげるから♪」

ルカ「ぐっ、やめろぉ……!」


ルカは激しくもがいた!

しかし、アルマエルマの尻尾から抜け出ることはできない!


アルマエルマ「ダメよ、ルカちゃん。いっぱい吸ってあげるから、大人しくしてるの……」


ルカの体は、アルマエルマの尻尾に巻き上げられている……


アルマエルマ「ほら、ほら、ほらぁ……♪」


ルカの体を巻き上げたまま、尻尾が股間をじっくり愛撫してくる!

ルカは―――のダメージを受けた!


アルマエルマの尻尾が、くぱっと口を開いた!


アルマエルマ「じゃあ……そろそろ、尻尾の穴でおちんちんしゃぶってあげる」

       「中、とっても気持ちいいんだから……覚悟してね、ルカちゃん♪」

       「ふふふっ……天国を見せてあ・げ・る♪」

偽勇者(不味いな、アナコンダの締め付けでも人は死んでしまうのに)

    (それ以上の大きさを持つ尻尾では助からんぞ)

    (この場合は―――)


【バイキルト】

【様子を見る】



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/20(日) 19:39:07.12 ID:Z6ZXmK/70<> バイキルト <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 19:47:09.45 ID:hekS33x50<> 『バイキルト』やね


偽勇者「……バイキルト」


偽勇者はルカにバイキルトを唱えた……

ルカの力が倍増した!


ルカ「えっ……」


まただ、今度は力が溢れてくる。

今なら、脱出できるかもしれない!


ルカ「うぉぉぉ……!」


ルカは激しくもがき、アルマエルマの尻尾から抜け出た!


アルマエルマ「あらら、逃げちゃうんだ……」

       「せっかく、天国を見せてあげようと思ったのに……」

ルカ「てやっ!」


ルカの攻撃!

アルマエルマは―――のダメージを受けた!


ルカ「ぐっ……!」


やはり、生半可な強さではない。

半端な攻撃は、まるで通用しないようだ。


ルカ「こうなったら、あの技を……!」


教わったばかりで、実戦では初使用。

不安は残るが、やるしかない!


アルマエルマ「ほぉら、気持ち良くしてあげる♪」


アルマエルマの尻尾が、ルカの股間を優しく弄んできた!

ルカは―――のダメージを受けた!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 19:51:09.34 ID:hekS33x50<>
ルカ「てやぁっ!」


会心の一撃!

アルマエルマは―――のダメージを受けた!


アルマエルマ「ほぉら、ドロドロにしてあげるね……♪」


アルマエルマの尻尾から溢れた粘液が、ルカの股間をねっとりと濡らす!

ルカは―――のダメージを受けた!


偽勇者(ほう、あの技を……)

    (今、この現状を打破することができるのか……?)

    (ならば、学ばせてもらおうか小僧)

    (貴様のあの技とやらを……)
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 19:58:27.13 ID:hekS33x50<>
ルカ「これでどうだ! 天魔頭蓋斬!」


ルカはマストによじ登り、そこから身を躍らせた!

強烈な一撃が、アルマエルマの脳天に迫る!


偽勇者(おお!)

アルマエルマ「……きゃっ!?」


しかしアルマエルマは、刃を両掌で挟んで受け止めた!


ルカ「そ、そんな……!」


渾身の一撃さえ、いとも簡単に防がれてしまった。

これではもう、他に打つ手などない―――


アルマエルマ「……あはっ、私の負けみたいね♪」

ルカ「え……!?」

アルマエルマ「約束したでしょう? 手も足も、魔法も使わないって……」

       「そのつもりだったのに、つい手を使っちゃったわ」

       「この勝負、ルカちゃんに勝ちを譲ってあげる」


―――僕の、勝ち?

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 20:06:47.01 ID:hekS33x50<>
アルマエルマ「そういう事でいいですよねぇ、アリスフィーズ様……?」

アリス「貴様がそれでいいなら、余の関知するところではない」

アルマエルマ「くすっ……そういうことよ。今回は、退いてあげる」

       「でも……次に会ったときは、本気で相手をしてあげるわ♪」


アルマエルマは人差し指を立て、それをれろり……と舐め上げる」


アルマエルマ「こんな風に、じっくりと犯して……泣き叫んでも、失神しても……」

       「徹底的にいたぶって、地獄の快楽を見せてあげるわ……」


偽勇者(……………)


れろれろと人差し指を舐め回し、ちゅばちゅばと口に含むアルマエルマ。

その動作は、僕の股間に妖しく響く。


アルマエルマ「じゃあ……楽しみにしていてね♪」


船上に、またも一筋のつめじ風が吹き―――

そして、アルマエルマは一瞬で姿を消してしまった。


アルマエルマを追い払った!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 20:07:23.08 ID:hekS33x50<>
ちょい休憩や。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/20(日) 20:12:05.18 ID:pOog1HGk0<> おや、ここで偽勇者とひと悶着あると思ったら
でも存在には気づいてそう、アルマエルマ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 23:35:45.31 ID:67qPbX/A0<> みなはん、ただいやー!

少しだけやけど、続きするで! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/20(日) 23:36:31.41 ID:hxUNm+6fo<> 了解 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/20(日) 23:36:49.50 ID:cNLth7mF0<> 待ってた <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/20(日) 23:46:07.95 ID:67qPbX/A0<>
ルカ「勝った……のか……」


アルマエルマが去った後、僕は船上で立ち惚けていた。


ルカ「この僕が……四天王を相手に……勝ったんだな……」


四天王の一人を撃退した―――

勝利の喜びが、じんわりと体を駆け巡っていく。


アリス「……両手両足、おまけに魔法を使わなかった相手に勝って、そんなに嬉しいのか?」

偽勇者(勝ったというよりは、勝たしてもらったようなもんだな)

ルカ「うぅぅ……」


確かに、ものすごいハンデ戦ではあったけど……


ルカ「アルマエルマが本気を出していたら、やっぱり僕は勝てなかったのか……?」

アリス「尻尾だけで戦っていた相手に、あれだけ苦戦したのだぞ?」

    「勝てる勝てない以前の問題だ、相手にもならん」

ルカ「……………」


ひどい言われようだが、実際のところ間違っていないだろう。

僕は、まだまだ強くならなければいけないのだ!

それにしても、体力が急に回復したり……

力が溢れてきたのはいったい……?


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 00:08:54.52 ID:b+K7h3J10<>
……
………
…………


同じ頃、魔王城。


アルマエルマ「ただいま〜♪」

       「ルカちゃんに、ボッコボコにやられて帰って来ちゃいました♪」

グランベリア「……何を言っている」

       「どうせ貴様の事だ、手を抜いたのだろう?」

たまも「でも、あのルカとかいうのは結構な素質を持っているようじゃ」

    「秘めたる潜在能力は、とてつもないと見たぞ」

アルマエルマ「うんうん。あれはきっと、とっても強くなるわよ♪」

グランベリア「以前に会った時には、剣をかじったばかりの素人にすぎなかったがな」

       「貴様達がそこまで言うなら、確かめてみるとするか……」

アルマエルマ「どこ行くの、グランベリアちゃん?」

グランベリア「知れた事よ。あらためて、腕を試す」

アルマエルマ「……行っちゃった」

たまも「厄介者の芽は、早いうちに摘む……のとは、違うようじゃのう」

アルマエルマ「そういうのとは、全く逆のタイプね……」

       「そう言えば、ルカちゃんの近くに怖いのが居たわ」

たまも「ほう? 怖い者とな」

    「それは魔王様のことかのう」

アルマエルマ「いいえ、刺激したすぐ爆発するようなとても怖い者……」

       「ヘタに刺激して大火傷したくないから、何もしなかったけど」

たまも「ふむ、アルマエルマがそこまで言うのならとんでもないのであろう」

    「それをグランベリアが刺激しないかどうかは別じゃがのう」

アルマエルマ「それと、エルベティエちゃんは?」

たまも「ウンディーネの洞窟にこもりっきりじゃ」

    「故郷の水が、性に合うのじゃろうな」

    「……ウチも、ちょっと里帰りしていいかのう?」

アルマエルマ「グランベリアちゃんも、私情で戦いに行っちゃったし……」

       「みんな、四天王の自覚に欠けるんじゃないかしら……?」

たまも「それは、お主もじゃろう」

アルマエルマ「……あははっ♪」


――――
―――――
――――――
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 00:20:00.33 ID:b+K7h3J10<>
――――――
―――――
――――


そして―――

アルマエルマ襲撃の翌日、僕達の乗った船はナタリアポートに到着した。

広大なセントラ大陸の南西部、伝統と自然が深く残るナタリア地方。

その最南部に位置する港町である。


ルカ「ここはもう、セントラ大陸なんだな……」


生まれて初めてイリアス大陸以外の大地を踏み、僕は感慨に襲われていた。


アリス「ふむ……ここはイリアスポートと違い、なかなか活気があるな」

ルカ「セントラ大陸の沿岸都市を繋ぐ港町だからかな」

   「イリアス大陸との貿易が途絶えても、こっちはそんなに影響ないみたいだね」
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 00:35:26.75 ID:b+K7h3J10<>
大通りには数々の店が並び、旅人がわいわいと行き交っている。

そして―――


――――
―――――
――――――


そして―――

あのビッチの魔物の襲撃の翌日、俺がタダ乗りした船はナタリアポートに到着した。


偽勇者「ここは、活気があるな」

    「これならば、良い物ありそうだ」


俺はナタリアポートを見学しつつ、うんうんと頷く。

船員達には悪いが、俺は無一文だ。

悪いことだと分かっていても止まれない理由があるんだ。


偽勇者「さて、次は何処に行こうかなっと」

    「あーん? 人魚?」

マーメイド「マーメイド手作り、焼きヒトデはいりませんか〜?」


なんだか珍味そうな食べ物を売っている女性は、どう見てもマーメイドだよな。

いんや、彼女だけじゃねぇや。

町のあちこちに、ちらほらとマーメイドの姿があるじゃねぇか。

人魚達は陸上での動きにも慣れているようで、尾ひれを器用に動かしてひょこひょこと歩いている―――


偽勇者「……………」

    「ちっ!」
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 00:44:53.34 ID:b+K7h3J10<>
そういや思い出した、俺の記憶が正しければ、ナタリアポートは人魚に馴染んだ港町。

この町では、人魚も住民として受け入れられているんだよな。

それでは、人魚を皆殺しにはできない。

ここでは、人魚も住民だからなぁ―――

魔物のクセに……


偽勇者「しかし、あの人魚は服がボロボロだな」

    「もしや、奴隷として働いてるのか?」

マーメイド「服がボロボロなのは、単に儲かってないからよ……」

      「可哀想に思うなら、買って行きなさいよ!」

偽勇者「…………」


魔物はどうでもいいが、確かに少し可哀想と感じてしまった。

裕福な人魚ならば、そう思わんのに―――

ちくしょう……

しかし、俺は無一文だ。

だから―――


【物々交換】

【買わない】



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/21(月) 00:46:07.50 ID:drwfxMXL0<> 物々交換 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/21(月) 00:52:00.60 ID:NYSVzVUu0<> 呪われて無い品持ってるっけ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/21(月) 00:52:57.36 ID:drwfxMXL0<> 旅人の服 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 00:58:14.25 ID:b+K7h3J10<> 『物々交換』やね


だから、物々交換にすることにした。


偽勇者「物々交換でいいなら……」

マーメイド「何と交換してくれるの?」


さて、何と交換するか。



※なんや、食糧庫でパクった果物にしようとしたけど"旅人の服"宣言があったからそれでいいん?

【いいよ】

【あかん】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/21(月) 01:09:00.52 ID:GyF3dczH0<> おk <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 01:09:50.73 ID:b+K7h3J10<> 『OK』やね


大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/21(月) 03:14:42.61 ID:LmFIvCTdo<> 長い間風呂にもロクに入ってない呪われた文無し浮浪者の男が着続けてた服とか需要あるのかな… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/21(月) 18:12:37.23 ID:UU7uC7Fn0<> 商人マーメイドが隠れ体臭フェチとかだったら… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/21(月) 18:27:54.36 ID:pCJpsUEGo<> なんか呪いで進化してそうだよね <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 19:06:50.44 ID:Bg+Ju4oq0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/21(月) 19:15:39.22 ID:GyF3dczH0<> うい <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/21(月) 19:19:33.46 ID:drwfxMXL0<> おる <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 19:19:58.78 ID:Bg+Ju4oq0<> 『旅人の服』や(旅人の服はもう脱いでること言わんとこ)


俺は、旅人の服を取り出すことにした。

長く着ているようで、鎧が手に入ってから使用してない服。

俺には不要だから物々交換に出してもいいだろう。


偽勇者「この"旅人の服"と交換でいいか?」

マーメイド「服か―――いいわよ、少し改良すれば着られるから」

      「焼きヒトデをおいくつ必要ですか?」

偽勇者(そんなに必要ないけど―――)


コンマ一行


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/21(月) 19:20:42.27 ID:V4oXXc22o<> 1 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 19:31:33.48 ID:Bg+Ju4oq0<> 『焼きヒトデ:7個』やな


偽勇者「それじゃ、1個でいいや」

マーメイド「そんな、悪いですよ」


人形がなんか慌てている。

ヒトデはそんなに食べるもんじゃないが、高齢者の方にはおやつとして食している者も多い。

但し、ヒトデは基本的に食用には適さないんだぜ。

体内にカドミウムや鉛などの重金属を多く含むこともあるからな。

それに食べれる部分は、中の卵・胃袋・消化器官程度で、味は薄味のウニミソだ。

それでも、食糧難だった昔は御馳走として食べられていたそうだ。


偽勇者「いえ、1個で……」

マーメイド「駄目! 最低でも7個です!」


「焼きヒトデ」を無理やり7個もらわされた……


偽勇者「こんなにどないせいってんだ」


俺は、焼きヒトデを仕舞いナタリアポートをブラブラ散歩する。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 19:40:05.55 ID:Bg+Ju4oq0<>
偽勇者「……それにしても、いやな町だな」

    「人間と魔物が、仲良く暮らしてるなんてよ」


俺が目指す、人のみが支配する社会。

ここは人魚に限定されてはいるが、とても腹立たしい光景だな……


………………
…………
……

……
………
…………


ルカ「あれ……マーメイド?」

マーメイド「マーメイド手作り、焼きヒトデはいりませんか〜?」


なんだか不味そうな食べ物を売っている女性は、どう見てもマーメイド。

いや、彼女だけではない。

町のあちこちに、マーメイドの姿があるのだ。

人魚達は陸上での動きにも慣れているようで、尾ひれを器用に動かしてひょこひょこと歩いている―――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 19:44:55.71 ID:Bg+Ju4oq0<>
ルカ「ど、どういうことなんだ……?」

アリス「旅の書物によれば、ナタリアポートは人魚に馴染んだ港町」

    「この町では、人魚も住民として受け入れられているとか」

ルカ「でも……あの人魚、服がボロボロじゃないか」

   「もしかして、悪い人間に奴隷にされてるとか……」

マーメイド「服がボロボロなのは、単に儲かってないからよ……」

      「でも、さっき物々交換で新しい服を手に入れたもんね♪」

      「あなたもついでに、買って行きなさい!」


「焼きヒトデ」を買わされてしまった……

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 19:53:21.07 ID:Bg+Ju4oq0<>
ルカ「……ともかく、ここは良い町だね」

   「人間と魔物が、仲良く暮らしてるなんて」


僕が目指しているのは、人と魔物の共存する社会。

ここは人魚に限定されているとはいえ、とても素晴らしい光景だ。


アリス「ところで、これからどうするのだ?」

    「目的地などのあてはあるのか?」

ルカ「とりあえず、ここから西にあるサン・イリア城に向かうよ」

   「そこのお城もイリアス信仰が非常に盛んで、旅の勇者を歓迎してくれるらしいんだ」

アリス「……ニセ勇者も歓迎してくれるのか?」

ルカ「こ、心は勇者なんだよ!」


サン・イリア城は教会都市であり、王様も偉い大神官様。

勇者に道を示してくれる賢者であり、ぜひ訪れておきたいところなのだ。


アリス「ふむ……あまり行きたくないところだな」

    「料理もマズそうだ……」


やれやれ、やっぱり食い物のことか……

……などと、呆れていた時だった。
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 20:02:42.54 ID:Bg+Ju4oq0<>
一人の美しいマーメイドが、僕に声を掛けてきたのだ。


マーメイド「あの……すみません」

      「そこの旅のお方、ちょっとよろしいでしょうか」

ルカ「は、はい……なんですか?」

マーメイド「そのような剣をお持ちしている事からして、ただものではないとお見受けしたのですが……」

ルカ「ええ……確かに、ただものではありません」


こんな剣を持ち歩いてる奴がただものだったら、そっちの方がびっくりだ。


マーメイド「腕に覚えのある冒険者とお見受けし、お願いがあるのです」

      「どうか、お話を聞いてもらえないでしょうか……?」


マーメイドが、そう切り出した次の瞬間だった。


ドオオォォォン!!


ルカ「な、なんだ……爆発!?」

マーメイド「きゃぁっ!!」


凄まじい衝撃が周囲を揺るがし、あたりは騒然となる。

広場の向こうにあった建物が、何の前触れもなく爆発したのだ。


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 20:09:59.41 ID:Bg+Ju4oq0<>
……
………
…………


偽勇者「あー? 誰かイオでも唱えたか?」


凄まじい衝撃が周囲を揺るがし、あたりは騒然となる。

広場の向こうにあった建物が、何の前触れもなく爆発したようだ。


青年「なんだ!? 何が起きたんだ!?」

おばさん「あそこは、人魚の学校じゃない! どうしたのよ……!」


どうやら、人魚の学校が爆発したようだ。

ナタリアポートの住民達も、爆発した建物へと集まり始めた。

俺も見学しに行こうっと!


――――
―――――
――――――

――――――
―――――
――――


アリス「火薬の匂い……爆弾によるものだな」

ルカ「ば、爆弾だって……?」


倒壊した建物から、大勢のマーメイドが這い出してきた。

駆けつけて来た兵士達が瓦礫を押し退け、負傷者の救出が始まる。



少し早いけど、飯+αタイムや! <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 22:17:15.28 ID:B0LYT+v40<>
僕達は人波に紛れながら、救出作業を見守るのみだった。


マーメイドの先生「よかった……みんな、大した怪我はないわね」

マーメイドの少女「おしっぽ、こげちゃった……」


漏れ聞こえる声からして、幸いにも死者は出なかったようだ。

やはり魔物だけあり、普通の人間より体が頑丈なのだろう。

僕がほっと胸をなで下ろした、その時だった―――

―――見慣れた顔が、群衆の中に混じっていたのだ。


ルカ「―――あいつは!!」


――――
―――――
――――――
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 22:26:48.75 ID:B0LYT+v40<>
――――――
―――――
――――


漏れ聞こえる声からして、残念ながら死者は出なかったようだ。

やはり魔物だけあり、並の人間より硬いじゃねぇか。

俺がのんきに焼きヒトデを齧りながら、野次馬根性してる時だった―――

―――見慣れてる顔が、群衆の中に混じっていたのだ。


偽勇者「ほほう、この犯人はあいつってことか」


俺は知ってる、この爆発事件の犯人を知ってる。

しかし、誰にも知らせない。

そのほうが面白いから、誰にも知らせない。

結局は解決されるなら、その解決されるまでを楽しもうじゃないか。

楽しまなきゃ損々、魔物ノ不幸ハ楽シイ―――

もっと、楽しませてくれよ。

ラザニア!

俺は、野次馬もそこそこでやめてその場を離れる。

この港町には、良いアイテムとかあるかな〜?


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 22:36:13.31 ID:B0LYT+v40<>
アリス「……どうした? ルカ……?」

ルカ「……………」


その男は、そのまま雑踏に紛れてしまった。

間違いない、あいつがさっきの爆発の―――


アリス「……どうした、ルカ。汗だらけだぞ」

    「さっきの薄汚く下品そうな男、貴様の知り合いか……?」

ルカ「知り合い……いや、違うよ」

   「向こうは、たぶん僕の事は知らないはずさ」

   「親父の……その、親友だった男だよ」


あの学校の爆発事件―――その犯人は、間違いなくあいつだ。

ラザロ、まだこんな事を―――


ルカ「……旅を続けよう、アリス」

   「僕達にはのんびりしている暇なんてないはずだ」


あんな奴を野放しにしないためにも、この世界を変えなければ―――


アリス「いや、今日はこの町で休むとしよう」

    「貴様、自分がどんな顔色をしているか分かっているのか……?」

ルカ「え……?」


そう指摘されて初めて、自分の状態に気付く。

顔は汗だらけで、息も乱れ、手はぶるぶると震えていた。





<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 22:45:05.45 ID:B0LYT+v40<>
ルカ「だ、大丈夫だよ……」

アリス「ドアホめ、そういう強がりは大丈夫な顔をしてから言え」

    「あの安宿で我慢してやる。しばらく休むぞ―――」

ルカ「でも……」


ぐずる僕を、アリスは半ば引き摺るように宿まで連れて行ったのである。


………………
…………
……

……
………
…………


ルカ「……ありがとう、アリス。もう良くなったよ」

アリス「ふむ。ところで、あの下品そうな男は何者なのだ?」

    「あいつを見てから、貴様の様子がおかしくなったのだぞ」

ルカ「あいつは……イリアスクロイツっていう狂信組織の幹部だよ」

   「……たぶん、今はあいつがトップのはずだ」

アリス「イリアスクロイツ……?」

    「名前からして、いけ好かん組織だな」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 22:54:13.73 ID:B0LYT+v40<>
ルカ「最低最悪の連中さ」

   「イリアス様の教えを変な風に解釈して、魔物の根絶を唱えてるんだ」

   「「魔と交わるなかれ」―――」

   「この戒律を、魔物との接触はいっさい駄目って解釈してね」

   「魔物と喋ってはいけない、魔物を見ることさえいけない―――」

   「魔物が人間の目に触れる事のないように、根絶してしまえ―――」

   「そんなことを言い出した、ろくでもない狂信者達だよ」

アリス「なるほど……貴様にしてみれば、目の仇だな」

    「人間と魔物の共存などとは対極の考え方だ」


そう―――人間の中にも、こういうろくでもない連中はいるのだ。

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 23:05:13.00 ID:B0LYT+v40<>
ルカ「だからイリアスクロイツは、イリアス様の教えを守るためと称して魔物根絶を主張してるのさ」

   「ただ主張するだけじゃなく、魔物を攻撃したり、魔物の集まる施設や場所を破壊したり―――」

   「そんな蛮行を平気でやってのける連中なんだよ」

アリス「なるほど……だから、人魚の学校が狙われたというわけか」

    「やれやれ……」

    「ろくでもない人間の中でも、さらにろくでもない連中というわけだな」

ルカ「……でもね、ほとんどの人達は、あんな連中の言うことに耳を傾けてないよ」

   「魔物排斥の思想が強いイリアスヴィルでさえ、急進的すぎるイリアスクロイツの主張は受け入れられてないんだ」

   「実際のところ、あいつらは無差別の破壊魔に成り下がってるわけだし」

アリス「人間の中でも、異端的な排斥思想を掲げた奴等というわけか」

    「その孤立が、さらに連中を狂気へと駆り立てるわけだな……」

    「……やれやれ、ろくでもない話だ」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 23:22:14.83 ID:B0LYT+v40<>
アリスは深々と溜め息を吐いた。


ルカ「人間と魔族の共存は難しいよ……」

   「人間にも、あんな連中がいるんだからね」

アリス「……なるほど」

    「それにしても、意外だったな」

    「アホそうな貴様が、ちゃんと世界の現実を把握していたとは」

    「エセ平和思想にかぶれたお花畑の頭だと思っていたぞ」

ルカ「失礼だな、僕だって無知じゃないよ……」


そう呟いた直後に、僕はふと思い立った。

「レミナの虐殺」が、魔物によるものではないのならば―――


ルカ「まさか……」

   「「レミナの虐殺」に、イリアスクロイツが関わってるとか……?」

アリス「冗談を言うな」

    「レミナに何万人の人間と魔物が住んでいたと思う?」

    「そいつらを皆殺しにできるほど、イリアスクロイツというのは強大な武力を持つ組織なのか?」

ルカ「……確かに、そうだね」


イリアスクロイツは、決して大きな組織ではない。

人間と魔物が険悪な関係の現在でさえ、決して民衆の支持を得ていないのだ。

一つの町の住民を丸ごと虐殺するなんて、とうてい出来るはずもないか。


アリス「ところで、話は変わるが……余は腹が減った」

ルカ「えっ……? うわっ!!」


アリスは唐突に、僕の体を尻尾で巻き上げてきた。

筋肉の詰まった蛇体で締め付けられ、衣服が引き剥がされてしまう。


ルカ「な、何をするんだ……!」

アリス「少し、腹ごしらえをさせてもらうだけだ」

    「それに、貴様の脆弱なココも鍛え直さねばならんしな……」


尻尾の先端が、剥き出しにされた僕のモノにちょんと触れた。


………………
…………
……
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 23:38:55.46 ID:B0LYT+v40<>
……
………
…………


偽勇者「魔姦してる馬鹿の気配がする……気がする」


俺は夜のナタリアポートから眺める海を眺めながら一人呟く。

やはりずっと一人旅してると寂しくなるものだな。

つまらんことを呟くとは、そろそろ幻覚も見るようになるか?

それにここは、人魚を受け入れてる港町だ。

魔姦を犯している奴なんて、生首を並べられるぐらいいるだろうよ。

俺は、立ち上がり暇つぶしを始めるのであった―――

夜の冒険は危ないからな―――

人間もあまりいないがな。


1:戦士C

2:サンタナ

3:武器屋

4:道具屋

5:???


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/21(月) 23:40:05.26 ID:3lx+16rQo<> サンタナ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/21(月) 23:40:06.09 ID:drwfxMXL0<> 4 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 23:47:04.64 ID:B0LYT+v40<> 『サンタナ』やね、覚えてるかなみなはん?


サンタナ「噂に聞いていたけど、イリアスクロイツってあれだけ過激にやるんだな」

     「せいぜい、わざとぶつかっていちゃもんつけるヤーさんみたいな連中だと思っていたよ」

     「働き口を見つけるためにここまで来た甲斐があったよ」

偽勇者「お前、イリアスベルクの―――」

サンタナ「決して、新人魔物に働き口を取られて逃げ出したわけじゃないよ!」

偽勇者「…………」


サンタナに何聞くん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/21(月) 23:49:34.00 ID:6NnglBWe0<> 呪われた品の情報はないのかどうか? <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 23:56:58.71 ID:B0LYT+v40<> 『>>852』やね


偽勇者「なあ、一ついいか?」

サンタナ「何だい?」

偽勇者「呪われた品の情報とか知らないか?」

    「恩は返せる時に返すからよ」

サンタナ「んー、別にいいよ」

     「アンタは、あの少年と一緒にグランベリアに立ち向かったの知ってるから」

偽勇者「―――っ!?」

サンタナ「えーとっ、僕の働き口情報によればこのナタリアポートでも黒い噂の店はあるみたいだね」

     「裏路地などにある可能性があるよ、流石に何時から〜何時まで営業してるは分からないけど……」

偽勇者「……いや、ありがとう」

サンタナ「おう!」


俺はいつか、こいつに必ず恩を返すことを決めて立ち去る……



1:戦士C

2:武器屋

3:道具屋

4:???


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/21(月) 23:57:52.30 ID:drwfxMXL0<> 2 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/21(月) 23:59:06.28 ID:B0LYT+v40<> 『武器屋』やね


営業してるん?


1.4.7:営業してるで

2.5.8:してへんで

3.6.9:合言葉やで

0:再コンマ直下やね


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 00:00:22.46 ID:xvuM/BCm0<> ん <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 00:10:03.10 ID:YZxybXJv0<> 『合言葉:6』やね


俺は武器屋に立ち寄ったが、扉が閉まっている。

まだ、明かりがあるから営業はしてると思うんだが―――


店主「すいません、今日は終了なんですよ」

偽勇者「そうか……」


店が終わってるなら仕方ない―――

と立ち去ろうとしたら、店の主が一言こう言ってきた。


店主「……あんたみたいなタイプなら裏だよ」

偽勇者「はっ?」


俺が振り向いた時には店主は店に引っ込んでしまった。

俺は裏が気になり始めたので武器屋の裏に回ることにした―――

怪しいドアがあった。

そして、声も聞こえてきた。


???「魔物排斥を掲げる過激派組織名を答えよ」

偽勇者「……合言葉か?」


俺は答えることにした―――


1:イリアスクロイン

2:イリアスクロイツ

3:シリアスクロイツ


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 00:10:48.85 ID:3O7iTBnBo<> 2 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 00:15:53.42 ID:YZxybXJv0<> 『イリアスクロイツ:2』やね


偽勇者「―――イリアスクロイツ」

???「……入りな」


怪しいドアが錆びついた音と共に開く。


???「ようこそ、闇店へ」

    「ここは、表では決して出会うことはない裏の商品を取り扱っている店だ」

    「で、どうするんだい?」


???に何聞くん?


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 00:18:06.27 ID:oE10IgCdo<> 呪われたしなをくれ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 00:24:52.40 ID:YZxybXJv0<> 『>>860』やね、がめついやっちゃ!


偽勇者「呪われた品があるなら欲しいのだが……」

???「ノンノンノン、ここは闇店だ」

    「表の店と違い、売り買いが行われてる」

    「見たところ、無一文のようだが……」

偽勇者「金はない」

???「だな、そこでだ」

    「闇店では金以外でも取引で成立することができる」

偽勇者「……取引?」

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 00:30:52.94 ID:YZxybXJv0<>
???「そう、取引だ」

    「闇とか名乗ってるだけあって、魔物の一部も取り扱っている」


俺は、店の品々を見てみると呪われてそうな品々がゴロゴロあると同時に内臓や骨なども置かれている。

もしかしてこれって―――


???「イエス、魔物の肉体の一部ね」

    「肉体の一部を加工して商品を作ったり、魔術系の者に売ったりしてるのさ」

    「しかし、四天王やら何やら動きがあるせいで商品不足で困ってるのだよ」

    「私の代わりに、取ってきてくれたら交換しようではないか」

偽勇者「交換ねぇ……」


【取引する】

【取引しない】

【何か聞く】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 00:31:36.16 ID:rCznygBT0<> 取引する <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 00:32:31.19 ID:YZxybXJv0<> 『取引する』やね

大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 00:59:14.71 ID:qglPGZSGo<> 乙
いい感じにぶっ壊れてきたな偽勇者 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 18:36:50.61 ID:iqFrkZWf0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 18:39:10.40 ID:rCznygBT0<> おる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/22(火) 18:40:46.79 ID:mOG9xhQU0<> おk <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 18:44:06.07 ID:iqFrkZWf0<>
偽勇者「わかった、その遣り取りで頼むわ」

???「話が分かるタイプでよかったぜ」

    「じゃぁ、早速―――を取ってきてもらうよ」


【イカ娘】

【魔物一部】



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 18:45:31.45 ID:ssyQ+ibAO<> 魔物一部 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 18:46:19.03 ID:iqFrkZWf0<> 【魔物一部】やね、いくつ必要なんやろ。

コンマ一行


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 18:47:08.80 ID:DgcpE24J0<> 1だったら楽でいいのになあ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 18:55:38.58 ID:PTVK/0Tu0<> >>872 真逆なんだが… <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 18:57:59.93 ID:iqFrkZWf0<> 【0(10)】やね


???「じゃあ、早速"魔物一部"を10個程度取ってきてもらうよ」

    「種類は問わず、近くの砂浜あたりに生息してる魔物でいいよ」

偽勇者「ああ、わかった」

    「取りあえず、取ってこればいいのだろう?」

???「イエス、頑張ってくれよ」


俺は闇店から出ると、ナタリアポートから出て近くの砂浜あたりを歩くことにした。

やはり夜になると、魔物も寝ているのかそれとも夜行性が少ないのか静かである。

この調子で、魔物一部が手に入るのか―――


もんむすが現れた。

○ナマコ娘

○貝娘

○ラミア



コンマ一行3以下の場合、もんむすは寝てるで。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 18:58:48.44 ID:rCznygBT0<> ラミア <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 18:59:04.32 ID:DgcpE24J0<> 三葉虫娘とかいねーの?

安価なら貝娘 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 19:01:26.17 ID:6Ubd48zX0<> もんむす10匹ぶんのめっちゃすごい呪いの装備が手に入ると思いたい <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 19:04:43.62 ID:iqFrkZWf0<> 『ラミア』やね

>>876
居らんね。


ラミア「あら……洗礼を受けていない旅人なんて、珍しい……」

    「この私が巻き付いて……」

    「じっくり締め上げて、いたぶり抜いてあげるわ……」

偽勇者「ラミアねえ、メジャーな魔物が出てきたもんだ」

    「それにいたぶるだと? やれるもんならやってみろ!」


ラミア:HP580


1:攻撃
『破壊の一撃』『滅亡の一撃』『地獄の矢』

2:特技
『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』『ニードルショット』『マッスルダンス』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『その他』バイキルト・ベホマラー


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/22(火) 19:05:22.15 ID:DgcpE24J0<> マッスルダンス <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 19:08:49.56 ID:iqFrkZWf0<> 『マッスルダンス』やね


偽勇者はマッスルダンスを踊った!

ラミアにコンマ一行の呪いが襲い掛かる!


1.6:呪いで動けなくなる

2.7:守備力が0になる

3.8:【混乱】する

4.9:常に締めつける感覚が襲う

5.0:体が冷たくなってゆく


コンマ÷2=30以下で成功


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 19:09:27.25 ID:rCznygBT0<> a <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 19:14:31.11 ID:iqFrkZWf0<> 『5:体が冷たくなってゆく/12.5 』やで


ラミアの体が冷たくなってゆく!

ラミアの動きが鈍くなった!


ラミア「気持ちいいんでしょ、ここ……」


コンマ÷2=40以下で避ける!


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 19:31:24.01 ID:rCznygBT0<> a <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 19:31:37.34 ID:PTVK/0Tu0<> ほい <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 19:42:17.59 ID:iqFrkZWf0<> 『0.5』やな


ラミアの尻尾愛撫!

ラミアは、股間に尻尾を絡めて弄んできた!

しかし、偽勇者は避けた!


偽勇者「それだけか?」

    「準備運動にすらならんぞ!」

ラミア「あら、言ってくれるじゃない」

    「なら、アナタを丸呑みにしてやるわ」


1:攻撃
『破壊の一撃』『滅亡の一撃』『地獄の矢』

2:特技
『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』『ニードルショット』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『その他』バイキルト・ベホマラー


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 19:43:22.63 ID:HPi1YdjOo<> 3 ルカニ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 19:48:08.77 ID:iqFrkZWf0<> 『ルカニ:31.5』やね、久しぶりの戦闘やからやり方忘れてたわ。


偽勇者「……ルカニ」


偽勇者はルカニを唱えた!

しかし、何も起きなかった……


偽勇者「あれ、何でだ?」

ラミア「何してるの? 命乞いしても無駄よ」

    「ほぉら……おちんちんを攻撃してあげる」


ラミアの尻尾愛撫!


コンマ÷2=40以下で避ける!

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/22(火) 19:48:28.34 ID:1v4oFHMk0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 19:49:04.33 ID:rCznygBT0<> a <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 19:55:35.48 ID:iqFrkZWf0<> 『17』やね


ラミアは、股間に尻尾を絡めて弄んできた!

しかし、偽勇者は避けた!


偽勇者「同じことしても意味はないぞ」

    「それとも、それしか出来ないのか?」

ラミア「言ってくれるじゃない」


1:攻撃
『破壊の一撃』『滅亡の一撃』『地獄の矢』

2:特技
『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』『ニードルショット』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『その他』バイキルト・ベホマラー


コンマ÷2=30以下で成功

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/22(火) 19:56:14.67 ID:DgcpE24J0<> 地獄の矢 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 19:56:18.73 ID:rCznygBT0<> 3バイキルト <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:02:04.04 ID:iqFrkZWf0<> 『地獄の矢:33.5』やね


偽勇者の攻撃!

弓を弾き絞り地獄の矢を放った!


ラミア「きゃっ!」


しかし、ラミアは避けた……


ラミア「危ないじゃない! 矢を人に向けて放っちゃ駄目なのよ!」

偽勇者「人じゃねぇだろ!」

ラミア「私を怒らせたわね」

    「もう、逃さない……!」


ラミアのヘビィロール!


コンマ÷2=40以下で避ける!



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 20:03:40.30 ID:rCznygBT0<> a <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 20:14:08.87 ID:HPi1YdjOo<> 判定が緩いような気がするが気にしない <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:14:24.61 ID:iqFrkZWf0<> 『15』やね


ラミアは、ぎゅるぎゅると巻き付いてきた!

しかし、偽勇者はスルリと抜け出た!


偽勇者「拘束系か、厄介な技してくるぜ」

ラミア「アナタを私の尻尾でぐるぐる巻きにして」

    「少しずつ締め上げてあげるわ」


1:攻撃
『破壊の一撃』『滅亡の一撃』『地獄の矢』

2:特技
『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』『ニードルショット』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『その他』バイキルト・ベホマラー


コンマ÷2=30以下で成功


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 20:16:58.54 ID:HPi1YdjOo<> 3 ラリホー <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:20:08.92 ID:iqFrkZWf0<> 『ラリホー:27』やね


偽勇者「……ラリホー」


偽勇者はラリホーを唱えた!

ラミアは、眠ってしまった!


ラミア「.....zzz」


ラミアの―――!

しかし眠っている。


1:攻撃
『破壊の一撃』『滅亡の一撃』『地獄の矢』

2:特技
『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』『ニードルショット』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『その他』バイキルト・ベホマラー


コンマ÷2=40以下で成功

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 20:20:36.76 ID:jx4Kjedc0<> レイプ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 20:21:01.24 ID:rCznygBT0<> バイキルト <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:22:08.69 ID:iqFrkZWf0<> 『>>899』
(´・ω・`)< ↓ や <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 20:22:32.25 ID:rCznygBT0<> バイキルト <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/22(火) 20:22:41.69 ID:73LFtS7O0<> 滅亡の一撃 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:24:31.07 ID:iqFrkZWf0<> 『バイキルト:12.5』やな


偽勇者「……バイキルト」


偽勇者はバイキルトを唱えた!

偽勇者の攻撃力が上がった!


偽勇者「いっきに決めてやる……」



1:攻撃
『破壊の一撃』『滅亡の一撃』『地獄の矢』

2:特技
『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』『ニードルショット』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『その他』バイキルト・ベホマラー


コンマ÷2=40以下で成功


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/22(火) 20:25:26.27 ID:73LFtS7O0<> 滅亡の <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 20:28:38.09 ID:B2oabOGe0<> 滅亡の一撃 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:31:15.74 ID:iqFrkZWf0<> 『滅亡の一撃:13.5』やね


偽勇者「唸れっ! 皆殺しの剣よっ!」


偽勇者は皆殺しの剣でラミアを切り裂いた!


コンマ×(2+2)




※+2はバイキルト効果やで。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/22(火) 20:31:46.63 ID:BbOUQNCb0<> あ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 20:32:06.71 ID:HPi1YdjOo<> アイヤーフコーノノロイネー <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:36:04.69 ID:iqFrkZWf0<> 『252』やね


ラミアは252のダメージを受けた!


ラミア「痛っ!」

    「よ、よくもやったわね!」

偽勇者「さすが、魔物だ。頑丈だわ」


ラミア:HP328


1:攻撃
『破壊の一撃』『滅亡の一撃』『地獄の矢』

2:特技
『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』『ニードルショット』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『その他』バイキルト・ベホマラー


コンマ÷2=30以下で成功

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 20:36:39.26 ID:rCznygBT0<> 滅・はやぶさ斬り <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:39:27.49 ID:iqFrkZWf0<> 『滅・はやぶさ斬り:13』やね


偽勇者「破壊しろっ! 破壊の剣よっ!」


破壊の剣の、暴力がラミアを襲うっ!


コンマ×(3+2)÷2=2回


↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 20:40:14.11 ID:DgcpE24J0<> あ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:45:22.90 ID:iqFrkZWf0<> 『27.5』やね


ラミアは27.5のダメージを受けた!

ラミアは27.5のダメージを受けた!


ラミア「今のはあまり痛くないわね」

    「そろそろ観念したらどうかしら?」


ラミア:273


ラミア「気持ちいいでしょ、ここ……」


ラミアの尻尾愛撫!


コンマ÷2=40以下で避ける!

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 20:45:39.57 ID:rCznygBT0<> a <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:49:31.47 ID:iqFrkZWf0<> 『28.5』やね


ラミアは、股間に尻尾を絡めて弄んできた!

しかし、偽勇者は避けた!


偽勇者「タフだな、このままじゃ面倒だぞ」

ラミア「なら、はやく巻かれなさいよ」

    「締め付けて、動けなくなったところを搾り尽くしてあげるから」


1:攻撃
『破壊の一撃』『滅亡の一撃』『地獄の矢』

2:特技
『滅・はやぶさ斬り』『皆殺し』『ニードルショット』

3:呪文
『攻撃』メラミ・イオラ・バギ

『攻撃補助』ラリホー・ジゴフラッシュ・ルカニ

『その他』バイキルト・ベホマラー


コンマ÷2=30以下で成功

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 20:49:57.30 ID:DgcpE24J0<> 破壊の一撃 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/22(火) 20:50:00.80 ID:lDrCU+N40<> 破壊の一撃 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:52:13.80 ID:iqFrkZWf0<> 『破壊の一撃:15』やね


偽勇者「粉々に破壊してやるっ!」


破壊の剣の、暴力がラミアを襲うっ!


コンマ×(2+2)


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 20:52:24.80 ID:rCznygBT0<> a <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 20:57:17.09 ID:iqFrkZWf0<> 『320』やね


ラミアは320のダメージを受けた!

ラミア:HP-47


ラミア「そ、そんな……」

    「私が人間風情に負けるなんて……」


ラミアは戦意を無くした!


偽勇者「手間を掛けさせやがって」

    「これで魔物の一部が少量しか取れなかったら最悪だな」

ラミア「魔物の一部を少量って…… まさかっ!?」


ラミアは何を想像したのか、後退る。

俺は、ただ黙って破壊の剣を構える。

戦意を無くしているせいか、それとも恐怖に支配されているのか。

ラミアの動きがやたら遅い。

<> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/22(火) 21:08:42.83 ID:E5ez4tn40<> もんむす好きだから期待 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 21:11:31.40 ID:iqFrkZWf0<>
ラミア「いや、いやっ!」


どうやら魔物にも恐怖はあるようで、少しずつ涙声になってるのがわかる。

俺はその動きを観察しつつ―――

破壊の剣で息の根を止めた。


ラミア「い、いやぁぁぁぁぁ!!」


これが、このラミアの最後の声になったのだ。


どれだけの一部を取ったん?


1.4.7:『1』やね

2.5.8:『5』やね

3.6.9:『10』やね

0:『20』やね

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 21:11:45.56 ID:rCznygBT0<> a <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 21:13:49.28 ID:V3lZ5H0Co<> ラミアって美味しいかな? <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 21:15:15.90 ID:iqFrkZWf0<> 『10:6』やね


俺は、ラミアから魔物一部を大量に得ることができた。

苦労して倒しただけあって、感動が湧いてくる。


偽勇者「さて、どうするか」


【まだ狩る】

【ナタリアポートに帰る】


<> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/22(火) 21:15:31.28 ID:E5ez4tn40<> 狩る!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 21:15:35.66 ID:HPi1YdjOo<> 帰る <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 21:22:17.16 ID:iqFrkZWf0<> 【狩る】やね


俺はナタリアポートに帰ろうとしたがふと思いその場で足を止めた。

せっかくだから、もう少し狩ってみたらどうだろうか。

魔物の一部も多ければ多いほど役に立ちそうだしな。

それに、ナタリアポートで人魚を殺せない欲求不満も発散させたいしな。

そして―――


もんむすが現れた!

○ナマコ娘

○貝娘

●スキップ(もんむすとの戦闘カットできるで、但し得られるもんは少ないけどな)


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/22(火) 21:22:49.17 ID:DgcpE24J0<> スキップ <> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/22(火) 21:23:02.35 ID:E5ez4tn40<> 貝!! <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 21:35:44.97 ID:iqFrkZWf0<> 『スキップ』やね


俺は、砂浜に居た魔物達を狩ることにした。

やはりどいつもこいつも、人間とは程遠い姿をしてやがる。

しかし、そんな姿でも人間を骨抜きにするんだから恐れ入る。


偽勇者の攻撃!


そういえば、人間の中にはその魔物達に喜んで身を捧げるアホ達がいるな。

こいつらは、何が悲しくて魔物の餌や苗床になる自殺的行動をとるのであろうか。


偽勇者はメラミを唱えた!


ナタリアポートでもそうだ。

永遠のショタになる悲しい男が登場するが本当にそいつは仕事をしているのか?

その男は魔物の浮気性も知らなそうだし、揉め事があってもベッドの上で解決ってか?

ふざけるなよ、そんな人間がいるから魔姦をする男が増えるんじゃねぇか!


破壊の剣の暴力が―――を襲う!


本当、ふざけるなよ。

もうそんな人間ハ殺シタ方ガ世ノ中ノタメジャネェカ?


偽勇者は 滅・はやぶさ斬りを した!

破壊の一撃が 襲い来る!


ああ、駄目だ駄目だ。

そんなこと考えちゃ駄目だ。

それは最後の結果に任せよう。

うん、人間殺すのよくない!


砂浜に大量の魔物死体が散らばっている。


1.4.7:『5』やね

2.5.8:『10』やね

3.6.9:『15』やね

0:『30』やね

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 21:36:14.44 ID:rCznygBT0<> a <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 21:39:11.37 ID:iqFrkZWf0<> 『44』ゾロ目やから、もうワンチャンスあるけどするん?

【するん】(コンマ一行)

【せえへん】(ノーカン)

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 21:39:29.14 ID:V3lZ5H0Co<> するん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 21:39:38.55 ID:HPi1YdjOo<> する <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 21:40:34.04 ID:iqFrkZWf0<> 『4』やね

10+5+5=20や


飯+αや!
<> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/22(火) 21:42:25.18 ID:E5ez4tn40<> これ面白いですね!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/22(火) 21:48:02.79 ID:nKOvMk7N0<> もんむすが町に侵入し逆レイプした後逃走したとしらせが <> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/22(火) 21:59:06.89 ID:E5ez4tn40<> なぬ!? >>939 <> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/22(火) 22:28:50.36 ID:E5ez4tn40<> 続きマダー? <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 23:27:23.38 ID:R2kEgJyd0<>
さて、そろそろ魔物の一部はこれくらいでいいだろう。

俺は、詰め込んだ魔物の一部を背負いながらナタリアポートに戻っていった。


――――
―――――
――――――

――――――
―――――
――――


―――――【ナタリアポート:闇店】―――――


???「おや、少しばかりお早いお帰りで」

    「取引品はどこに?」


俺は、集めた魔物の一部を店主の前に置いた。


???「おお、20個も取ってきたのか?」

    「精々、5個ていどと思ってたが―――やるじゃん」

偽勇者「伊達に呪いの品々を身に着けていないぞ」

    「で、次はそちらが出してもらう番だが……」

???「少し待て、ここまで仕事ができるとは思ってなかったからな」


俺は、店主が品を出すまで店の中を観察することにする。

ふむ、やはり一部でも臓物は気持ち悪いな。

<> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/22(火) 23:32:17.66 ID:E5ez4tn40<> ぞ、臓物!? <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 23:40:26.30 ID:R2kEgJyd0<>
店の品を一つ一つ観察していくと、何か変わった釜を見つけた。

こんな釜も表には出せないような品なのか―――と頭を悩ませていると……


???「待たせたね、さあ選んでくれたまえ」


どうやら、準備が出来たらしい。

どんな品があるかは少し楽しみだ。

店主が用意したものは、武器・防具と―――

銀色の玉があるな。


???「君は20個取ってきた、取引通り交換しようじゃないか」


さて、どれを選ぶか。


【武器】5個

【防具】5個

【銀色の玉】15個


数超えてへんかったら好きなだけ取ってええで。


<> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/22(火) 23:40:47.48 ID:E5ez4tn40<> 防具!! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 23:42:11.58 ID:rCznygBT0<> 銀色の玉 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 23:42:19.60 ID:R2kEgJyd0<> 【防具】やね

残り15個残ってるで。

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 23:42:59.45 ID:rCznygBT0<> 銀色の玉 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 23:47:32.17 ID:R2kEgJyd0<> 【銀色の玉】+【防具】で決まったな。


???「ほう、防具と銀色の玉を選ぶのか」

    「まあ、いいが防具はどれを選ぶんだ?」


○じゃしんのめん

○はめつのたて

↓ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/22(火) 23:48:59.46 ID:rCznygBT0<> はめつのたて <> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/22(火) 23:54:20.01 ID:E5ez4tn40<> はめつのたて <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 23:55:44.63 ID:R2kEgJyd0<> 【破滅の盾】やね


店主が用意した品で選んだのは―――この二品だ。


【銀色の宝玉】
ナタリアポートの闇店で物々交換した宝玉。
ズッシリと重いが、何かの役に立ちそうだ。

【破滅の盾】
邪悪な妖気を漂わせる不気味な盾で、強力な呪いを帯びている。
666匹もの魔物の魂を封じ込めた石がはめ込まれているが―――


ふむ、銀色の宝玉はともかくこの盾はユニークなデザインだな。

物凄く大多数に睨まれてる錯覚がするぞ。


???「どうやら、お気に入りを見つけたようだな」


???に何か聞くことあるん?


<> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/22(火) 23:57:31.75 ID:E5ez4tn40<> 恋人はいますか?(♂) <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/22(火) 23:59:21.79 ID:R2kEgJyd0<> 『>>953』
(´・ω・`)< ↓ や <> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/23(水) 00:00:08.69 ID:frIsbmj40<> じゃあ・・・ここんところ異変とか無いか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/23(水) 00:01:10.93 ID:Bo6C0l990<> この盾の効果は? <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 00:07:17.06 ID:qVvgHTZI0<> 『>>955』やね


偽勇者「そういや、異変とかなんか無いか?」

    「魔物関係なら掃除してやるぞ」

???「あー、特にないな」

    「精々、四天王がよくうろつくぐらいだな」

    「四天王がよく働いてる御蔭で商品の補充ができない有様よ」

偽勇者「そうか」


特に、今直ぐに解決しなくてはならないことではなさそうだ。


???「まだ、この店内で利用したいことがあるなら好きにしてくれ」

    「泥棒はやめてくれよな?」


さて、この店内で利用することなんてあるかな―――


【商品を買う】

【商品を交換】

【釜】

【店を出る】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/23(水) 00:08:43.09 ID:hXJTODTJ0<> 釜 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 00:09:56.81 ID:qVvgHTZI0<> 『釜』やね


大阪|・ω・)<今回はここまでや

大阪|・ω・)ノシ<ほなな〜
<> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/23(水) 00:11:48.16 ID:frIsbmj40<> おやすみー <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 01:38:14.77 ID:qVvgHTZI0<> 【ステータス】
名前:偽勇者

HP:#?%$
MP:――

攻撃力:360
防御力:334

みぎて:はかぶさの剣 [呪]/嘆きの盾 [呪]/
ひだりて:皆殺しの剣 [呪]/錆びついた盾 [呪]/地獄の弓 [呪]
あたま:般若の面 [呪]
からだ:錆びついた鎧 [呪]/
アクセサリ:呪いのベルト [呪]
アクセサリ:死神の首飾り [呪]

【魚腕】
第一:魚が偽勇者の腕にめり込んでる
第二:口とか鱗とかエラとかヒレ等の魚の部位がごちゃ混ぜになった腕
第三:見た目は普通の腕だが、掌には目と口がある

【そうび】
○【はかぶさの剣 [呪]:攻110:】
地獄の悪魔が人間への憎しみを集めて作ったらしい。
無数の骸骨を寄せ集めて、切っ先が斧のような剣の形に作り上げたような見た目からして既におどろおどろしい。
会心率が高くなり2回攻撃可能だが―――

○【皆殺しの剣 [呪]:攻120:】
持つものに滅亡をもたらすと言われている。
見た目は髑髏などがあしらわれておりいかにも禍々しい。
全体攻撃ができ魅力的な性能だが―――
◆地獄の刃:麻痺:1/4の確率で技を使えなくする。

○【地獄の弓 [呪]:攻130:】
破壊力を宿した呪われた黒い弓。
破壊力は素晴らしいが―――

○【嘆きの盾 [呪]:防42:】
古代の魔物に倒された者たちの呪いが込められた盾。
土偶のような顔がいくつも並んだデザインをしている。
あらゆるダメージを半減するが―――

○【錆びついた盾 [呪]:防御5:】
錆び付いてボロボロになった正体不明の盾。
その正体は―――が装備したという???であるが―――

○【錆びついた鎧 [呪]:防26:】
ボロボロに錆び付き、在りし日の姿をとどめていない鎧。
もともとは由緒正しい品だというが―――

○【般若の面 [呪]:防255:】
デザインは般若そのもの。
史上最強の守備力を誇る兜であるが―――

○【呪いのベルト [呪]:???:】
太古の呪われたベルトで常に―――

○【死神の首飾り [呪]:防6:】
髑髏の付いた不気味な首飾りで―――
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 01:39:29.81 ID:qVvgHTZI0<> 【アイテム】

○【錆びついた剣 [呪]:攻35:】
柄まで錆びきってる。
この武器は元々強力な武器だが―――

○【破滅の盾 [呪]:防62:】
邪悪な妖気を漂わせる不気味な盾で、強力な呪いを帯びている。
666匹もの魔物の魂を封じ込めた石がはめ込まれているが―――

○【大悪魔の鞭 [呪]:攻86:】
大悪魔が使用していたと噂される鞭。
グループの敵を攻撃するが―――

○【金色の宝玉】
イリナ山地で見つけた、綺麗な宝玉。
ズッシリと重いが、何かの役に立ちそうだ。

○【青色の宝玉】
呪い専門の商人:ウラミからもらった、綺麗な宝玉。
ズッシリと重いが、何かの役に立ちそうだ。

【銀色の宝玉】
ナタリアポートの闇店で物々交換した宝玉。
ズッシリと重いが、何かの役に立ちそうだ。

○【合成の壺】
呪い専門の商人:ウラミからもらった、見た目古びた壺。
武器は武器、防具は防具と同じ物を合成する壺。

○【磨き砂】
どんなものもピカピカに磨いてくれる強力な研磨材。

○【焼きヒトデ】
味は薄味のウニミソ。
食べれる部分は、中の卵・胃袋・消化器官のみ。

【攻撃類】
○【破壊の一撃】
破壊の剣での攻撃:単体:コンマ×2

○【滅亡の一撃】
皆殺しの剣での攻撃:全体:コンマ×2(順に-10ずつ)

○【地獄の矢】
地獄の弓での攻撃:単体:コンマ×4÷2

【特技】
○【滅・はやぶさ斬り】
破壊の剣での2回攻撃:単体:コンマ×3÷2=2回

○【皆殺し】
皆殺しの剣での守備力無視攻撃:単体:コンマ×5 or ミス

○【ニードルショット】
時々即死させる:単体:即死 or 1ダメージ

○【マッスルダンス】
呪いの効果をランダムに与える:1グループ:コンマ

≪効果≫
○呪いで動けなくなる(はかぶさ)
○守備力が0になる(皆)
○あらゆるダメージを半減するが、味方に肩代わりさせる(嘆)
○【混乱】する(般)
○常に締めつける感覚が襲う(呪)
○体が冷たくなってゆく(死神)
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 01:40:16.98 ID:qVvgHTZI0<> 【呪文類】(弱点:+コンマ)
『攻撃』
○【メラミ】
大きな火の玉を飛ばす:単体:コンマ×2

○【イオラ】
大爆発を起こす:全体:コンマ×3:(順に-20ずつ)

○【バギ】
竜巻で切り裂く:1グループ:コンマ×2

『攻撃補助』
【ラリホー】
敵を眠らせる:単体:コンマ÷2=30以下

【ジゴフラッシュ】
低ダメージを与えると同時に100%の確率で【幻惑】状態にする:全体:コンマ一行

【ルカニ】
敵の守備力を半分下げる:単体:???

『補助』
【バイキルト】
与えるダメージが2倍になる:単体:???

『回復』
【ベホマラー】
パーティ全員のHPを回復:全体:コンマ×3÷2

『移動』
【アバカム】
全ての扉を開くことが出来る。

【リレミト】
ダンジョン内部から一瞬にして脱出する。

【呪い】
○会心率が高くなり2回攻撃できるが、呪いで動けなくなる(はかぶさ)
○高い攻撃力を誇り、全体攻撃できるが、守備力が0になる(皆)
○破壊力を宿しているが、有らぬモノを射抜くことがある(地獄)
○グループの敵を攻撃するが、呪いで動けなくなる(大悪魔)
○あらゆるダメージを半減するが、味方に肩代わりさせる(嘆)
○どんな生き物でも錆びを落とすことはできない(錆)
○史上最強の守備力を誇る兜であるが、常に【混乱】する(般)
○常に締めつける(呪)
○体が冷たくなってゆく(死神)
○呪文/特技によるダメージを50ポイント増加させる(破滅)

【キャラクター】

サンタナ:イリアスベルクに住む住民A、働き口を探している。

ウラミ:呪い専門に扱っている商人、呪いの装備ならお任せあれ。

ゲヘレゲス:イリアスポートに住んでいる少年、内職を行う父さんの手伝いをしている。

???:闇店の店長、表には出せない商品を扱う。
<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 21:36:06.59 ID:1lxt7t6k0<> 大阪|・ω・)<みなはん、おるー? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/23(水) 21:36:35.19 ID:hXJTODTJ0<> おる <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/23(水) 21:37:43.51 ID:79uGrkauo<> います <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 21:42:05.79 ID:1lxt7t6k0<>
そういえば、先程見かけた釜が気になって頭から離れない。

もう一度その釜を見てみるが―――やはり表には出せないような道具には見えないな。

この釜に何の秘密があるのだろうか?


???「どうやらそれが気になるようだな」

    「それがどんな釜か知りたいか?」


【知りたい】

【知りたくない】




<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/23(水) 21:42:42.99 ID:79uGrkauo<> 知りたい <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 22:02:09.68 ID:1lxt7t6k0<> 『知りたい』やね


教えてくれるなら、知っておいて損はないな。

俺は店主に知りたいことを伝える。


???「そうかそうか、知りたいか」

    「よし、教えてやるぞ」

    「その釜が何故、表に出せない品物か」


――――――――――

昔々の大昔、とある緑色の小さな魔物が居た。

その魔物は他の魔物よりも非力で人間から虐められ、魔物からも仲間はずれにされていました。

しかしその非力な魔物は他の者が持っていない物を持っていました。

それは"錬金釜"と言う不思議な釜です、その釜に錬金したい物を入れるとあら不思議。

たった数秒で錬金物が出来上がるのです。

他の存在も錬金術を扱えますが、それには莫大な時間と大きな円などが必要なのです。

それで、その釜さえあれば今まで虐めてきた者に復讐することだって簡単です。

しかし、非力な魔物は心優しいために復讐などの愚かしいことに釜は使いませんでした。

それに甚く感動した龍の神様は、その心優しい魔物にご褒美として釜を強化してあげました。

それ以来、非力の魔物は"錬金釜のトロデ"と呼ばれるようになり、長く尊敬されましたとさ。

――――――――――

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 22:07:17.21 ID:1lxt7t6k0<>
偽勇者「すげぇ、胡散臭ぇ!」


何、その便利アイテムはよ。

便利すぎて怪しいし、何が復讐に使いませんでしただ。

絶対に、復讐などに使ったに決まっているだろうがよ。


???「信用してないな?」

偽勇者「いや、うん、信用できないでしょ」

    「便利すぎるし、錬金術とか詳しくないからよくわからん」

???「それなら使ってみるといい」

偽勇者「使うにしても、金ないし……」

???「金なんて、いらんよ」

    「錬金釜を使用したレシピをくれればいいよ」


う〜ん、無料なら使ってみるか―――?


【使う】

【使わん】


<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/23(水) 22:07:51.11 ID:hXJTODTJ0<> 使う <> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/23(水) 22:14:47.50 ID:frIsbmj40<> 使う <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 22:16:01.17 ID:1lxt7t6k0<> 『使う』やね


なら、試しに使ってみるか。

どのような組み合わせで使おうか?


1:【錆びセット】+【宝玉セット】+【磨き砂】

2:【その他】



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/04/23(水) 22:16:53.13 ID:Bjcj1K270<> 1 <> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/23(水) 22:16:53.62 ID:frIsbmj40<> 2 <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 22:24:29.65 ID:1lxt7t6k0<> 『1』やね


俺はとりあえず、ピーンと頭に浮かんだ物を迷わず釜―――

錬金釜にどんどん入れていく。

錆びついた剣・盾・鎧を入れ、金・銀・青色の宝玉を入れる。

そして、船の調理場でパクった磨き砂を加えて蓋を閉める。

釜は小さいクセに、この全てを難無くと入れることができたのだ。

もしかして、先程の昔話は案外嘘ではないかもしれない―――と考えているうちに出来上がったみたいだ。


チーン♪


電子レンジかよ!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 22:33:28.59 ID:1lxt7t6k0<> 俺は電子レンジみたいな音がなった釜の蓋を開けた。

そうすると、中から物凄い煙が噴き出した!


偽勇者「ぶっ!? 何これすごく煙たいんですが!?」

???「おお! 喜べ客人よ!」

    「どうやら、とんでもない品が完成したみたいだぞ!」

偽勇者「な、何!?」


とんでもない品? いったい思いつきで入れた物がどんな姿に変わったというんだ?

少しずつ煙が収まってきた。

俺は面白さ半分、怖さ半分で釜の中を覗いてみると―――

中は真っ暗だった!


偽勇者「中が真っ黒? 中身はどこにあるんだ?」

???「さあ、客人よ。その中に手を入れるんだ」

    「それならば、究極の武具を手に入れるだろうよ!」


俺は、店主に言われるままに釜の中に手を入れた。

そして、何かに触れる。

鎧みたいな物、剣みたいな物、盾みたいな物を―――

俺は導かれるようにその品々を釜から取り出すのだ!

<> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 22:41:47.59 ID:1lxt7t6k0<>
偽勇者は"ロトの剣"を手に入れた!

偽勇者は"ロトの盾"を手に入れた!

偽勇者は"ロトの鎧"を手に入れた!


ロトシリーズには 呪いが かけられていた!

偽勇者の身体を 蝕んでいく!

偽勇者は より強く呪われてしまった!

<> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/23(水) 22:42:18.89 ID:frIsbmj40<> ええええええええええええ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/23(水) 22:43:29.67 ID:CkHusxQqo<> ほえ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/23(水) 22:47:18.04 ID:hXJTODTJ0<> 装備者が元の世界に帰れなくなる呪いかな? <> ◆p4a1U4MTk2<>saga<>2014/04/23(水) 23:00:32.55 ID:frIsbmj40<> どうなってるのぉ?そして2スレ目も期待するからやってくれ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/23(水) 23:02:34.12 ID:hXJTODTJ0<> >>982 ageるなよ <> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/23(水) 23:03:21.45 ID:frIsbmj40<> >>983 ミスった。 <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 23:09:48.74 ID:1lxt7t6k0<>
○【ロトの剣 [呪]:攻158:】
太古の昔、かの勇者ロトが使っていたといわれる剣。
あらゆる魔を切り裂くというその大業物は、かつて―――を闇で覆い尽くした大魔王をも打ち倒したと伝えられるが―――

○【ロトの盾 [呪]:防39:】
太古の昔、かの勇者ロトが使っていたといわれる盾。
最強の盾のハズだが―――

○【ロトの鎧 [呪]:防149:】
太古の昔、かの勇者ロトが使っていたといわれる鎧。
その強靭な守備力はすべての鎧よりも硬く、魔法や火炎吹雪などの威力を抑え、身につけるものの体力を回復させ、マホトーンを無効化し、バリアや毒の沼から身を守ってくれるが―――
※兜・籠手は鎧に含まれてます。

○とある魔神によって血の祝福を受けてしまった、装備者を蝕んでいく(ロトシリーズ:列伝)


次スレ立てるわ。 <> VIPに変わりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/04/23(水) 23:12:46.54 ID:frIsbmj40<> 期待!!あとミスしてごめんなさい <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/23(水) 23:23:36.78 ID:1lxt7t6k0<>
【安価】ルカ/アリス「もんむす・くえすと!」偽勇者「いやぁぁぁ!!」2【コンマ有】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1398262942/ <> 大阪|・ω・)<
◆SWDJ6GNaZmX9<>saga<>2014/04/24(木) 00:21:03.76 ID:l6uS1YC20<> 1000レス目に何か装備品+アイテムがあるならそれ入手するで!

但し、某ドラ内+ドラ8までにしてや! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/24(木) 00:36:06.18 ID:eR1yPwV00<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/24(木) 20:02:18.35 ID:mug41uCLo<> 装備もいいけど特技もそろそろ習得したいな
凍てつく波動とか大防御とかみかわしきゃくとか覚えたい
火炎斬りも弱点をつきやすくていい

>>1000ならゾンビバスターで <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/24(木) 23:39:13.48 ID:NoLiyrz20<> もう2スレ目始まってるじゃないですかー
埋め <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/25(金) 10:59:46.84 ID:SVEFPrRn0<> うめうめ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/25(金) 12:45:55.78 ID:SEErrlFyo<> 星降る腕輪 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/25(金) 18:35:57.08 ID:/DQFQSMa0<> スーパーリング <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/25(金) 21:45:38.48 ID:f6EiwItQ0<> 埋め
>>1000ならはかいの鉄球 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/04/25(金) 22:43:26.06 ID:pANBst4n0<> うめ <> 大阪|・ω・)< ◆SWDJ6GNaZmX9<>saga sage<>2014/04/25(金) 23:18:17.66 ID:M+jpJqgv0<> |・ω・) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/04/25(金) 23:28:43.35 ID:pANBst4n0<> うめ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<><>2014/04/25(金) 23:49:16.15 ID:BUb9QRFB0<> 埋め <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/04/25(金) 23:49:20.50 ID:OVqo3wuFo<> 1000なら死のオルゴール <> 1001<><>Over 1000 Thread<>              /\
            /:::::/
     ,. - 、 /:::::/     . 、
   〃´⌒>':::::::/   ,. <::::::::〉
   {{. /:::::/ヾ>:'´::::::;>'"´
  く^>':::x=fム<´::::::>'"
 /:::::厶イ:::::::,.>'´}}
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<> 最近建ったスレッドのご案内★<><>Powered By VIP Service<>【安価】Fate/Create Stars【4】 @ 2014/04/25(金) 23:42:00.50 ID:cTFzBtfM0
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【咲】京太郎「ここが麻雀学園都市か……」莉子「51本場だよね……?」【安価】 @ 2014/04/25(金) 23:36:24.90 ID:437Cm10ao
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モバP「日菜子ー?」日菜子「すぅ……」 @ 2014/04/25(金) 23:36:20.97 ID:1D7cpFDbo
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まゆ「シャイニーフェスタ…ですかぁ?」 @ 2014/04/25(金) 23:36:19.23 ID:lmCbYA7N0
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【艦これ】提督「これより特別演習を開始するッッッ!!」【安価】 @ 2014/04/25(金) 23:21:43.77 ID:qna2FdWZo
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「きみは水死体」 @ 2014/04/25(金) 23:09:30.73 ID:wAj8B9tZ0
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希「ここが、うちの探偵事務所や!」真姫「それを言うなら私たちの、でしょ?」 @ 2014/04/25(金) 23:07:40.11 ID:KS8rRxn+o
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モバP「お休みなのに事務所に来てしまった」 @ 2014/04/25(金) 23:03:35.44 ID:p9lc2mEL0
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