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HTML化した人:dos
モバP「ガンスリンガーストラトス?」
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/09(月) 08:41:50.98 ID:U09sjGQDO
ガンスリンガーストラトスの競技人口を増やすためのステルスマーケティング的なSSです。

とはいっても初心者なんで間違えてたらご指摘お願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402270910
2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/09(月) 08:46:55.23 ID:S6q/7D6RO
リューシャとかいうCV楓さんなロシア人




一番好き
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 08:48:37.68 ID:U09sjGQDO
卯月「昨日ニュージェネレーションの三人でゲームセンターに行ったら見つけたんですよ!」

卯月「見てたら面白そうなんですけど……難しそうな印象があったんですよね……」

P「そんなことはない」

P「最初から車に乗れたり、料理が作れる奴なんていない」

P「結局はやるかやらないかだ!」

卯月「なるほど!」

卯月「でしたら、やってみます!」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 08:52:00.52 ID:U09sjGQDO
P「幸いあのゲームに必要なカードは13枚余っている」

卯月「な、なぜそんなに……」

P「聞かないでくれ」

卯月「そ、そうですか」

P「さっそくゲームセンターにいこうか」

卯月「はい!」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 08:56:22.34 ID:U09sjGQDO
〜ゲームセンター〜

P「さっそくやってみよう!」

卯月「はい!」

P「お金を入れる前にカードを買っておこう」

P「今回は贈呈しよう」

卯月「ねしか……ですか?」

P「そうだ!買う場所がわからないときは店員に聞こう!」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 09:01:01.75 ID:U09sjGQDO
P「まずはキャラクター選択だ」

P「キャラクター選択画面でカードをかざしてみるんだ」

卯月「登録画面になりましたね!」

P「ああ」

P「二回目からはお金を入れる前にカードをかざしっぱなしにしておこう」

P「キャラクター選択が終わるまではかざしっぱなしだ」

卯月「はわわ!キャラクターがいっぱい!」

P「インスピレーションで選ぶんだ!」

卯月「これだ!」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/09(月) 09:03:30.67 ID:ZOwLK7ljO
このPは間違いなく稼働初期からのプレイヤー
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 09:08:30.97 ID:U09sjGQDO
徹「戦う道しか、ないのなら!」

P「そのキャラは風澄徹」

P「一言で言えば、普通だ」

卯月「ふつ……!」ガビーン

P「初心者はこのキャラから始めるといい」

P「このキャラは使えば使うだけ強くなる」

卯月「いいキャラを選びましたね!」

P「ジョナサンとか選ばれなくてよかった」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/09(月) 13:29:09.67 ID:1uRFFtQgO
なんでやジョナサン強いしとりあえず高所制圧と前ブーで動けるから分かりやすいやろ!(ハンマーのAIM必須だけど)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/09(月) 15:53:52.62 ID:VgaJJuLVO
興味あったので寄ってみたけど
既に玄人っぽい小[ピザ]メガネのお兄ちゃん達が奇声を発しながら
ずっと筐体に張り付いて終わる様子がなかったので
大人しくスティールクロニクルやって帰ったわ。
取りあえず素人が玄人ギャラリーに囲まれてクスクス笑われながら遊べる雰囲気じゃない。
まあ、ある程度どのゲームもそうなんだろうけど
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]:2014/06/09(月) 16:58:32.61 ID:CUzQgcHv0
そういえば総選挙中にマッチングした人が幸子Pで戦闘開始時の挨拶に嫁の宣伝入れてたなぁ

キャラはまぁ…慣れと理解があればどのキャラでも大丈夫でしょ(AIMは除く)
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 17:11:52.88 ID:U09sjGQDO
結構やってる人いるんだなぁ……



マッチングしたらよろしくです。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 17:15:18.18 ID:U09sjGQDO
P「まずはチュートリアルだな」

卯月「はい!」

P「今回はかなり細かく説明してくれるから嬉しいものだ」

卯月「左のスティックで移動ですか……」

テクテク

卯月「おおお」

P「卯月は動かなくていいんだぞ」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 17:18:45.76 ID:U09sjGQDO
P「右スティックはターゲットの切り替えだ」

P「よい子のみんなは思ったように動かなくても、決してコントローラーは投げちゃだめだぞ」

P「絶対にだ!」ドーン

卯月「ふむふむ、照準を向けて……」バシュンバシュン

P「あぁ!スルーされた!」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 17:23:57.84 ID:U09sjGQDO
P「二丁の銃をそれぞれ使う」

P「ダブルスタイル!」ババーン

P「ハンドガンやマグナムなどの近距離向けの武装をもっているぞ」

P「ダブルを制するものが全てを制するのだ」

卯月「むむむ……」バシュンバシュン

卯月「指が痛くなりそうですね!」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 17:28:25.50 ID:U09sjGQDO
P「銃を横でくっつける」

P「ダボォスタイル!」

P「マシンガンやアサルトライフルなどの中距離向け武装だ!」

P「はっきり言って一番使いやすいぞ」

卯月「がががー」ガガガガガ

卯月「いっぱい撃てて楽しいですね!」

卯月「これなら牽制、ミリ殺し、自衛でもなんでもござれですね!」

P「お前初心者じゃないだろ」

卯月「変な電波が……」

P「電波か……」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 17:30:47.17 ID:U09sjGQDO
P「銃を縦にくっつけた」

P「タンデムスタイル」

P「ロケットランチャーやアンチマテリアルライフルなど高火力な武装が揃っている」

P「これで制圧!鎮圧!逆転だ!」

P「排除する!」

卯月「……」バシューン

P「無視はやめて!」ガビーン
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 17:35:08.58 ID:U09sjGQDO
P「卯月が何事もなかったように移動の説明をスルーしたから面倒なことに」

P「右のコントローラーにボタンがついてるだろ?」

卯月「ついてますね」

P「これがジャンプボタンだ」

P「一回おすと上に」

卯月「ほっ」ピョーン

徹「はっ」ピョーン

P「二回おすと横に飛ぶぞ」

卯月「はっ」ピョーンピョーン

徹「ふっ」シュゴー

P「疲れるだろ、それ」

卯月「はい……」ハァハァ
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 17:40:45.35 ID:U09sjGQDO
P「次は覚醒だな」

卯月「凛ちゃんがプロデューサーさんの背広の匂いを嗅いだ時みたいな感じですか?」

P「なにやってんだあいつは」

P「まあいい、左のスティックを二回押し込むんだ」

卯月「はっ」カチカチ

徹「世界を守るための力だ!」シュワァァァン

卯月「おぉ!かっこいい!」

P「こういうやつがタイプか」

卯月「いえ、プロデューサーさんのほ「未来は譲れない!」

P「なんかいったか?」

卯月「いえ、なにも」ムスー
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage ]:2014/06/09(月) 18:03:40.19 ID:cnpGxdO00
あと蘇芳さんも結構使いやすいと思う。
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 20:32:51.63 ID:U09sjGQDO
…………
……

P「チュートリアルが終わったな!」

卯月「てことは、全国対戦ですね!」

P「バカヤロー!」

卯月「ひゃあ!?」

P「いきなり全国に行くのはだめだ!」

P「まずはCPUと戦って慣らすんだ」

卯月「は、はい!」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 20:35:38.17 ID:U09sjGQDO
P「「動きながら撃つ」「適度な距離を掴む」」

P「これができるようになったら全国対戦だ!」

卯月「精進あるのみですね!」

P「あとはWikipediaを見るんだ」

P「必要なことはかかれている!」

P「初心者から上級者まで、みんな世話になるサイトだな!」

卯月「がんばります!」バシューン
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 20:38:12.47 ID:U09sjGQDO
二日後

卯月「プロデューサーさん!」

P「なんだ?」

卯月「動きながら撃てるようになってきました!」

P「やるじゃないか!」

卯月「それでなんですけど……ガンスリンガーストラトスのサイトがあるみたいで……登録しちゃったんですけど……」

P「……」

卯月「だ、だめでしたか?」

P「すばらしい!」

卯月「はぇ!?」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/09(月) 20:39:39.03 ID:aGWsQ/Ebo
登録しないとにっちもさっちも行かなくなるからね
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 20:40:49.88 ID:U09sjGQDO
P「サイトに登録することでいろんな武器を使えるようになる」

P「それだけじゃない!キャラクターの容姿を自分好みにかえられるんだ!」

P「他にもたくさんいいことはあるぞ!」

卯月「私のキャラクターも可愛くできるんですね!」

P「可愛く……?」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 20:53:22.12 ID:U09sjGQDO
P「さて、全国対戦、やってみるか?」

卯月「はい!」

…………
……

P「ゲームセンターについたぞ」

卯月「はい!」

卯月「早速入っちゃ「ばかたれぇ!!」はひぃ!?」

P「並んでる人がいるでしょうが!」

卯月「え、でも一台空いてて入らないみたいですし……」

P「あれは数人で一緒にやるために調整しているんだ」

P「この店は待ってる人は紙に書くシステムなんだ」

P「店ごとに違うからわからなかったら一度聞いてみるといい」

卯月「はぇー……」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 20:56:37.83 ID:U09sjGQDO
「あの、一人でしたら、どうぞ?」

卯月「い、いいんですか?」

「すぐ二台空くと思うんで……どうぞ」

卯月「あ、ありがとうございます!」フカブカー

P「譲ってもらえたのか、良かったな」

P「こういうことは少なくないからな、だから勝手に割り込んだりしちゃ駄目だぞ」

卯月「はい!思いやりが大事なんですね!」

P「ゲームはみんなで作らなきゃな!」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 21:01:36.12 ID:U09sjGQDO
マッチング中

P「最初の数回はCPU戦だ」

P「卯月の腕、見させてもらうぞ」

卯月「はい!」

戦闘を開始します!

…………
……
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 21:05:36.43 ID:U09sjGQDO
…………
……

P「……驚いた」

P「初めて二日目とは思えない上達具合だ」

卯月「えへへ」エヘェ

P「動きながら撃つことができてるし、距離感覚が素晴らしい」

P「そして群を抜いてAIM力がいいな」

P「だが、これからだ」

P「CPUは正直言って弱い」

P「対人戦になってから、当てられるかな?」

卯月「やってやりますよ!!」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 21:16:10.83 ID:U09sjGQDO
マッチング

卯月「マッチングしました!」

P「さて、コストを調整しよう」

卯月「コスト?」

P「卯月の今のウェポンなら1600コストだ」

卯月「あぁ、これですか」

P「三人のコストの合計+一人のコスト*2で9900以下になるように調整するんだ」

P「場合によっては二人+二人*2ということもある」

卯月「あ!ロボットさんが2落ちするみたいです!」

P「この場合だと」

ジョナサン 2100
レミー 1800
徹(卯月)1600
咲良 2300

P「で、2100*2+1800+1600+2300でちょうど9900だな」

卯月「なるほど!」

P「面倒だが、そのうちなれるさ」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 21:18:06.59 ID:U09sjGQDO
徹「僕らの世界には、未来が必要なんだ!」

卯月「はじまりました!」

P「頑張れ!」

卯月「はっ、とぉっ」バシュンバシュン

卯月「りゃっ」バシューン

卯月「てぇい」ピョーン

P「飛ばなくていいんだぞ」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/09(月) 21:19:10.04 ID:aGWsQ/Ebo
この辺りのコスト計算が楽しさであり難しさであるんだよな
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 22:39:59.76 ID:U09sjGQDO
headshot!!

卯月「なにやら右側にでましたよ!」

P「ヘッドショットだ」

P「頭のダメージが高く設定されているんだ」

P「うまくねらえば大ダメージだな」

quickdraw

卯月「また!」

P「クイックドローは構えてすぐ当てるのが条件だ」

P「これも大ダメージを与えられるぞ!」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 22:43:22.90 ID:U09sjGQDO
残りコスト
100
700

P「どっちもあと1人だな」

卯月「敵の徹さんがあとちょっとだ!」

P「よし」

P「やっちまえ!」

卯月「うりゃー」バシュシューン

WIN
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 22:46:13.81 ID:U09sjGQDO
卯月「やったぁ!勝ちましたよ」

卯月「えへ♪」ダブルピース

P「やったな!」

P「やればやるだけ奥が深まっていくゲームだからな」

P「初めは取っつきにくいが、やってしまえばどうということはないんだ」

P「卯月、楽しかったろ?」

卯月「はい!」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 22:48:12.25 ID:U09sjGQDO
P「マナーを守って、楽しくバトルだ!」

卯月「私たちの戦いはまだ始まったばかりですね!」



〜入門ランクの巻〜完〜
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 22:51:47.19 ID:U09sjGQDO
…………
……

P「あれから一ヶ月」

P「卯月がやたら布教したため」

卯月「はっ」バシュシューン

凛「へぇ」ドヒューン

未央「あっ、やぁっ」パンパン

幸子「ふふーん」ブシュゥゥ

P「やたら競技人口が増えた」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 22:54:10.79 ID:U09sjGQDO
P「挙げ句の果てに……事務所に筐体が……」

P「8つも」

ちひろ「奮発しました!」

P「ドリンク値下げしてくださいよ」

ちひろ「無理です」



P「とはいえ、フリープレイではない」

P「通常料金なのは、ちひろらしいな」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/09(月) 22:56:58.27 ID:U09sjGQDO
P「じゃ、折角だし、おれもやろうかな」

卯月「」ワクワク

凛「」ワクワク

まゆ「」ワクワク

幸子「」ワクワク

ちひろ「あ、じゃあ二人でやります?」

P「いいっすね」

ズコー
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/10(火) 07:22:01.00 ID:tsIf9JvYo
四台じゃなくて八台とか奮発しすぎだろ……銃のメンテ大変そう
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/10(火) 08:27:39.27 ID:M+XvLWyDO
卯月(プロデューサーさんと二人でやれば)

凛(「流石だな」とかいってもらえて)

まゆ(最後はPさんとタンデムスタイルに……)ニヤニヤ

P「悪寒が……」

ちひろ「久しぶりにやりますねー」

P「指動くかなぁ」

卯月(なんのキャラクター使うんですかね)
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/10(火) 08:42:38.52 ID:M+XvLWyDO
P「久しぶりだし……これでいっか」→オルガ

ちひろ「ならタゲ集めときますね」→ジョナサン

卯月「はわぁ……」

凛「ねぇ……二人の称号かっこよくない」

P→無限の可能性

ちひろ→トレイルブレイザー

卯月「初めて見るものばかりです……」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/10(火) 08:46:46.29 ID:M+XvLWyDO
P「ちひろさんその称号好きですね」

ちひろ「結構大変でしたから」

P「お、始まった始まった」

ちひろ「あー、しづねちゃん事務所に入らないかなぁ……」

P「おやすみジョナサン」バシューン

ちひろ「向こう編成事故ってますね」ドゴォ
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/10(火) 08:48:41.35 ID:M+XvLWyDO
…………
……

圧勝

P「まぁこのランクぐらいならね……」

ちひろ「指いたい……」

卯月「」
凛「」
未央「」

まゆ「ぴ、Pさん?」

P「どうした?」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/10(火) 08:50:55.18 ID:M+XvLWyDO
まゆ「どれくらいやってるんですかぁ?」

P「覚えてないなぁ」

P「多分、ガチャに使った金額くらいかなぁ」

まゆ「」

ちひろ「で、そのお金で私がやってたのでプロデューサーさんて同じくらいですね」

幸子「」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/10(火) 08:50:55.67 ID:pudqMjecO
称号がガチすぎんよーw
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/10(火) 08:54:20.75 ID:M+XvLWyDO
…………
……

卯月「プロデューサーさんが無双してから三日後」

ちひろ「第1回!チキチキガンスリンガーストラトス大会!」

未央「わぁぁぁ!」

P「」パフパフ

卯月「大会が開催した」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/10(火) 09:09:35.29 ID:M+XvLWyDO
P「みんなだいぶなれてきたろ?」

P「だからくじでチームを決め、4バーの楽しさを知ってもらおうと思ってね」

ちひろ「ちゃっちゃと始めましょう!」

P「初戦の組み合わせは!」デケデケ

P「これだ!」バァーン

卯月

未央
みく

P「チーム名は「ニュージェネレーションとおまけ」だ!」

みく「そのチーム名はなんなのにゃ!?」

P「対戦相手は……」

みく「まつにゃ!」

美嘉
莉嘉
里奈


P「チーム名は「ギャルズ」でいいか」

みく「また適当でしょそれ!」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/10(火) 09:11:41.09 ID:RlWDaPSsO
おまけェ……
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2014/06/10(火) 13:11:29.41 ID:pudqMjecO
唯キタ━(゚∀゚)━!!!!!
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/10(火) 17:51:10.02 ID:M+XvLWyDO
ちひろ「なお、かった方は1分だけプロデューサーさんに言うことを聞いてもらえます」

P「ふぁっ!?」

ゴゴゴゴ

卯月「本気でいきますよ」

美嘉「こっちも本気でいくよ★」

凛「負けるわけにはいかない」

莉嘉「Pくんの為にも、アタシ達の未来が勝つよ」

マッチング中です
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/10(火) 18:04:06.49 ID:M+XvLWyDO
編成

「ニュージェネレーションとおまけ」
卯月:徹1600
凛:アーロン1800
未央:司1600
みく:しづね1500

「ギャルズ」
美嘉:しづね1500
莉嘉:オルガ2000
里奈:セイラ2200
唯:茉莉2100
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/10(火) 20:29:59.63 ID:ovnpE4Mmo
主水師匠使いのアイドルはよ
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/11(水) 00:14:45.71 ID:tZS0yT3DO
ちひろ「ニュージェネは低コスト編成ですね」

P「対してギャルズは通常コスト……」

P「これはお互いのしづねが鍵を握っているかもしれないですねぇ」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 00:17:57.79 ID:tZS0yT3DO
P「さぁはじまった……おぉっと!?」

莉嘉「甘いよ」バシューン

未央「くっ」

P「いきなり司をぶち抜いたぁ!」

P「この一撃、目を見張るものがありましたねぇ」

ちひろ「こう、なんというか、油断したところを、ズバァァって……」

P「説明下手くそですね」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 00:24:09.21 ID:tZS0yT3DO
凛「ふっ、やっ」バシューン

P「凛は手堅くダウンをとっていますね」

美嘉「甘いよ★」ダシューン

凛「しまっ」

P「ハープーンが貫いた!」

美嘉「ついでに★」

みく「にゃっ!?」

P「2人飛ばした!」

P「寝ていた味方も起き上がり4vs2になった」

ちひろ「これはピンチですねぇ」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 09:02:55.99 ID:tZS0yT3DO
P「さあ劣勢のニュージェネ、どうなるんでしょうか!」

ちひろ(結構ノリノリよね)

未央「まだあきらめちゃだめだよ!」

司「排除する!」

P「ここで司が覚醒した!」

唯「やばっ!」

司「私が世界を変える!」

P「不用意な着地を見逃さなかった!」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 18:02:32.42 ID:tZS0yT3DO
未央「一人倒した!」

未央「つぎっ!」

莉嘉「甘いよ☆」バシューン

未央「な!?」kill

P「覚醒中の司に当てるか……」

美嘉「流石アタシの妹★」

美嘉「あっ」kill

みく「ふっふっふ……さっきのお返しにゃ!」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 18:07:46.43 ID:tZS0yT3DO
唯「リスポーンするよー!」

里奈「アタシ達もラインあげてくっしょ!」

莉嘉「はーい☆」

…………

凛「3vs2……今のうちに押し切るよ」

卯月「うん!」

みく「了解にゃ!」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 18:14:24.23 ID:tZS0yT3DO
ピピピピ

凛「アラート音……ホーミングミサイルか……」

ピピピピ

卯月「私にも!?」

みく「建物に隠れるにゃ!」

凛「……やりすごした、よし」

凛「いくよ」タッ

バシューン

凛「……へ?」kill

唯「お待たせ〜」

唯「ゆいが来たからには安心だね!」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 18:26:45.91 ID:tZS0yT3DO
未央「今もどったよ!」

唯「1人増えたところで!」

茉莉「こっからが本番!」

唯「有象無象が揃ったところで!」

P「いろんな意味でキャラが違うぞ!」

未央「くっ」

卯月「2人で抑えよう!」

未央「うん!」

凛「今戻るよ!」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 18:31:01.21 ID:tZS0yT3DO
…………

しづね「」コソコソ

みく「ふふふ……」

みく「アサシンらしく闇討ちにゃ……」

みく「この壁を超えれば、後衛の2人が!!」

しづね「」バッ

セイラ→しづね←オルガ

みく「にゃ……?」

莉嘉「……」バシューン

里奈「……」パスンパスン

みく「無言で撃つのはやめるにゃあ!」

美嘉「戻ってきたら……かわいそうなしづねちゃんがいた」

美嘉「唯!援護するよ★」

唯「ありがと!」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 22:37:04.71 ID:tZS0yT3DO
…………
……

みく「なんとか切り抜けたにゃ……」

みく「よし!こっからは逆転劇にゃ!」

唯「あ」

みく「にゃ」

唯「……」ドシューン

みく「無言で撃つのはやめるにゃあ!」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 22:43:37.32 ID:tZS0yT3DO
…………
なんやかんやあって終盤
……
残りコスト
100
6400

卯月「あと1人落ちたら終わり……」

卯月「向こうはあと四人倒せば……」

卯月「耐久力はまだ満タンにある……でも……」

P「諦めるな!」

卯月「!?」

P「お前らならできる!」

P「勝って帰ってこい!」

卯月「はい!!」

徹「世界を守るための力だ!」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 22:48:38.04 ID:tZS0yT3DO
凛「まだ終わってない!」

アーロン「レッツ!ショータイム!」

未央「諦めない!」

司「排除する!」

みく「やってやるにゃ!」

「損傷なし」

みく「こっちじゃなかったにゃ」

しづね「ご覚悟くださいませ!」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 22:52:01.51 ID:tZS0yT3DO
P「全員覚醒した!」

P「背水の陣……どうなる!」

里奈「くっ、やばくない?」

莉嘉「押し返せないよぉ」

美嘉「今助けに」

みく「させないにゃ!」バシューン

美嘉「っく!ハープーン……」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 22:55:17.43 ID:tZS0yT3DO
キィン

里奈「覚醒が溜まったよ!」

里奈「あげてくっしょ!」

莉嘉「もち!」

里奈・セイラ「レディ!」

オルガ「お仕置きの時間よ」

莉嘉「お姉ちゃんの敵!」

美嘉「妹が怖いよ★」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 22:57:23.25 ID:tZS0yT3DO
卯月「覚醒!?今の体力だと……」

卯月「みくちゃん!逃げて!」

みく「にゃ?」

バシューン

WIN

みく「あ」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/11(水) 23:00:43.00 ID:tZS0yT3DO
P「ゲームセット!かったのはギャルズだ!」

ギャル達「いえーい★」

卯月「ごめんなさい」

凛「ううん、私たちは頑張ったよ」

未央「だれも悪くないよ!」

みく「そ、そうだにゃ!」

卯月「負けちゃったけど……楽しかったね!」

凛「うん」

未央「またやりたいね!」

みく「にゃ!」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 23:02:48.98 ID:tZS0yT3DO
P「楽しくて」

P「ドラマが生まれて」

P「仲間が増える」

P「一度でもいいからやってみよう」

P「そうすれば、あなたも今日から」

みんな「ガンスリンガー!」


〜ステルスマーケティング編〜完
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/11(水) 23:04:57.12 ID:tZS0yT3DO
とりあえず普及用は終わりです。
明日から書きたかった奴書いていきます。
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/11(水) 23:18:01.75 ID:DEWkQtmio
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/11(水) 23:18:18.13 ID:qsWTBxujo
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]:2014/06/11(水) 23:21:11.17 ID:dLupiWfj0
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/12(木) 08:38:50.72 ID:hD9W9YzDO
P「……ん?」

P「あぁ……寝てしまったか」

P「昨日は結局8時くらいまでガンスリやって」

P「優勝チームと戦って……あれ?」

P「そこからの記憶がない……」

P「それに……ここどこだ……?」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/12(木) 08:53:16.46 ID:hD9W9YzDO
?「目が覚めましたか?」

P「ん……ああ」

P「っ!君は……」

?「僕ですか?」

徹「僕は風澄徹です」

P「……嘘だろ……?」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/12(木) 08:57:02.65 ID:hD9W9YzDO
……
事情説明中
……

P「というわけで、俺はこの世界の人じゃないんだ」

徹「なるほど」

P「理解がはやくて助かるよ」

徹「僕たちも色々とありましたから……」

P「あぁ……」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/12(木) 08:59:20.74 ID:hD9W9YzDO
P「服装から察するに……ここはフロンティアか」

徹「はい」

徹「そういえば、あなたの名前は……」

P「名乗ってなかったね、俺はモバPだ」

徹「もばぴー?」

徹(変な名前だな)

P「Pとでもよんでくれ」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 08:50:40.25 ID:ZQ6o+o5DO
P「どうすりゃ戻れるかなぁ……」

徹「うーん……

P「まぁ、適当に過ごしてりゃ戻れるか」

徹「随分と楽観的な……」

P「いいのいいの」

P「今までそうやってきたんだから」

1〜異世界との出会い〜
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 09:01:15.85 ID:ZQ6o+o5DO
九美「で」

P「やあ」

九美「風澄さんこの人だれですか!?」

P「かくかくしかじか」

九美「なるほど……簡単には信じがたいですが」

九美「」チラッ

P「」ボケー

九美「……嘘はついてなさそうですね」

九美「一応、調べさせてもらいますね」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 09:10:06.32 ID:ZQ6o+o5DO
………………
…………
……

九美「結果がでまし……!?」

九美「は、はわわわわ……!?」

九美「あの人にも適性があるなんて……!?」

……
…………

P「お茶おいしいねぇ……」ズズー

徹「ええ……」ズズー

ガチャ

鏡華「とおるっ!」バンッ

P「」ビクッ

徹「」ビクッ
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 09:17:36.36 ID:ZQ6o+o5DO
鏡華「ん?だれ?」

P「名前を聞くときは自分から名乗るべきだよ?鏡華さん」

鏡華「そうだったね」

鏡華「私は鏡華、徹くんのカノ……

鏡華「ん?」

鏡華「なんで名前を……?」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage ]:2014/06/13(金) 21:21:07.31 ID:f1/LVxbm0
茉莉はPaに欲しい
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 22:45:13.18 ID:ZQ6o+o5DO
P「あー……かくかくしかじかで」

鏡華「ふーん」

鏡華「敵では無さそうだし、大丈夫だね!」

P「大丈夫だよ、さあ、お茶でも飲みながら待とう」

85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 22:55:37.86 ID:ZQ6o+o5DO
ガチャ

九美「……」

P「あ、おかえりなさい」

九美「……あなたは、なにものですか」

P「……はい?」

九美「いったいあなたは……」

ピーピー

九美「……!?」

九美「まずいですっ!」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 23:05:18.95 ID:ZQ6o+o5DO
九美「みなさん戦闘の準備をお願いします!」

徹「このタイミングで……」

鏡華「すぐに終わらせて戻るよ!」

P「えっと、あと2人……」

しづね「じゃじゃーん!呼ばれて飛び出

シュンッ

九美「……」

九美「四人とも……がんばってください」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 23:07:48.15 ID:ZQ6o+o5DO
徹「……」

鏡華「……」

しづね「……」

P「……え?」

P「なんで俺が……?」

P「これって……迷子になる奴じゃ……」

P「い、いやだ……死にたくない……!」

ドサッ

P「ぶへっ」ガンッ
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 23:11:15.05 ID:ZQ6o+o5DO
P「あ、あれ?」

徹「……あなたにも、適性があったんですね」

P「え」

P「まじで?」

徹「そうでなければ、今ここには居ないですよ」

P「そうだよな……」

しづね「敵が来ます!」

ヒュンッ

ガンッ

ブヘッ

P「えぇぇ……」

徹「さぁ、行くよ!」

徹「未来を守るために!」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 23:14:04.48 ID:ZQ6o+o5DO
P「闘うのか……」

P「ん?」

P(目の前に見覚えのある画面が広がっている……)

P(ウェポンは……ハンドガンに、ボーラランチャーに……あとひとつ、なんだ?)

P「まぁいい……これだけあれば十分だ」

P「やってやるさ!」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 23:18:49.50 ID:ZQ6o+o5DO
八人の戦闘者は、互いに距離をつめていく。

武器を構えず、目を離さず、
ただ、ひたすらに前へ進んだ。

最初に銃を構えたのは、徹だった。

お互いに撃ち合った弾は、お互いの頬を掠めた。

二人がニヤリと笑ったのと同時に、全員が武器を構えた。
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/13(金) 23:46:32.14 ID:ZQ6o+o5DO
数多の銃声が飛び交い、風を切る。

ひとりは体をひねり、ひとりは飛び上がる。

――Pは、この状況に戸惑わなかった。

躊躇うことなく銃を向け、引き金を引く。

Pは躊躇が死を招くことを知っていた。
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/14(土) 10:08:30.70 ID:BJECDXUDO
視線の先には、もう一人の自分。

向こうも、こちらを見続ける。

そのままお互いに引き金を引く。
そして、お互いに必要最低限の動きで避ける。
そして

「「自分に向かって撃つなよ!」」

お互いに叫ぶ。
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/14(土) 10:17:27.78 ID:BJECDXUDO
「馬鹿なことやってないでちゃっちゃとお掃除してください!」

メイド服の少女、しづねは、火炎放射器を容易に扱い、文句を垂れている。

「すまない」

「謝らないでいいですから」

「よけてくださいね」

しづねはロケットランチャーを構えると、二人のPに向かって発射した。

「えぇぇぇ!?」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/14(土) 10:26:37.12 ID:BJECDXUDO
いわれるがままに避けるが、間に合わない。

「ぐぇっ!」

Pは爆風で吹き飛ばされる。

(容赦ねえな!……そういえば俺のタンデムって……)

ガシャン

「……キャノン砲かよ」

吹き飛ばされている中で、判断をする。

(鏡華が着地するな、ならいっそ)

不安定な空中で、体勢も整ってないままにキャノン砲を放つ。

常人ならあらぬ方向にでも飛んでいただろう。

Pは違った。

千回、一万回と繰り返した動作は、身体に染み着いていた。
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/14(土) 10:35:02.21 ID:BJECDXUDO
「きゃぁぁぁ!」

「鏡華さんっ!?」

攻撃をしてきた方を、一斉に見る。

(やりますね……)
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/15(日) 09:06:36.18 ID:xlrdTJeDO
ガスっ

「ぎゃぁぁぁぁ!」

「……」

(なんで頭から着地するんだろう……)

全員の目には、同情と落胆と、期待の思いが込められていた。

命がけの勝負は、続いている。


2〜期待と落胆〜完
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/15(日) 09:10:46.58 ID:xlrdTJeDO
…………
……

徹「あの、Pさん」

P「はい、なんでしょうか」

徹「あなたはなにものですか?」

P「?ただの人間だよ?」

徹「ただの人間は頭から着地してピンピンしていたり」

徹「吹き飛ばされながら完璧な狙いをつけたりできないですよ」

P「あー……」

P「しょうがない……ちゃんと説明しよう……」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/15(日) 09:14:45.13 ID:xlrdTJeDO
P「俺はアイドルのプロデューサーをやっていた」

P「100人以上のアイドルを1人でプロデュースしていた」

徹「ひゃ、ひゃく!?」

P「当然体力、耐久力は鍛えられているんだ」

徹「はぁ……」

徹「ただの人では無かったんですね」

徹「それで、AIMの方は」

P「ゲームのやりすぎだ」

徹「……それだけですか」

P「それだけです」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/16(月) 01:12:26.80 ID:FZNGBNaDO
徹「……まぁ、敵じゃないなら大丈夫ですね」

徹「これから何度も戦いに参加させられると思いますが、一緒に頑張っていきましょう」

P「あぁ」

P「これからは元の世界に戻る手がかりを探しながら、ってところかな」

P「まぁ、よろしく頼むよ」

3〜今までとこれから〜
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/16(月) 01:13:13.61 ID:FZNGBNaDO
書き方変えてくので嫌いな方は回れ右でお願いします。
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/16(月) 01:32:06.41 ID:FZNGBNaDO
1:柔軟な少女

「師匠、山の中で少女が倒れていました」

そう話す草陰稜の腕の中には、一人の少女が眠っていた。

二つの団子が特徴的な髪型をした少女は、気持ちよさそうに眠っていた。

真加部主水は、考えた。

道に迷っただけだろうか。
もしかしたら敵かもしれない。

しかし、稜の顔を見て、考えることをやめた。

しょうがないのぉ、何かあったらお主がなんとかするんじゃぞ
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/16(月) 01:43:32.34 ID:FZNGBNaDO
稜は、少女を自身の布団に寝かせ、心配そうな顔で見守っていた。

それから、2、30分程たったところだろうか。

「ん、んん……」

少女は目を覚ました。

「あれ、ここは……?」
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/16(月) 08:38:50.27 ID:FZNGBNaDO
「むさいおっさんと」

「こっちは……」

呟くのと同時に、少女は目にも留まらぬ速さで動き

稜の胸元に手を当てた。

「男かぁ……」

稜は傷ついた。

だが、主水は目を見張った。

――今の動きは……

――なかなか面白そうな奴を拾ってきたのう。
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/16(月) 08:47:36.17 ID:h+jxjfg/O
師匠ww
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/16(月) 08:52:30.61 ID:FZNGBNaDO
「ところで、お主は?」

「あたしは愛海!棟方愛海!」

「仲良くしてね!」

「主水さん!」

「稜君ごめんね、寝ぼけてただけだから」

少女―愛海―は謝りながら稜の元へと向かった。
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/16(月) 17:31:41.04 ID:FZNGBNaDO
――はて、名乗ったつもりはないが

かつての羅刹は今、土下座をする少女と共に慰めることにした。

「僕なんて……」

さて、この忍者。

やたら面倒くさそうだ。


1:柔軟な少女
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/16(月) 17:37:14.96 ID:FZNGBNaDO
2:柔順な少女


「「いただきます!」」

稜と愛海は料理を頬張る。

絶えず口に料理を詰め込む二人、よほどお腹がすいていたようだ。

――しかし、もっと落ち着いて食べればいいのではないか……?

「師匠?食べないならもらっちゃうよ?」

――前言撤回、急いで食べなくては。
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/16(月) 17:44:52.39 ID:FZNGBNaDO
「さて、鍛錬するかのう」

主水が言い放ったのは、食事が終わってしばらくしてからだった。

「はい!」

目を輝かせて返答する稜。

「頑張ってね!」

目をそらして応援する愛海。

主水は二人を道場に連れて行くことにした。
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/16(月) 17:53:36.50 ID:FZNGBNaDO
「も、もうむり……」

四肢を投げ出し肩で息をしながら、愛海は音を上げていた。

――ふむ、なかなかやるではないか

どの程度の能力があるのか、それを調べるためにひたすらに鍛錬を続けた主水だったが、愛海の能力は予想を遥かに上回っていた。

――鍛えがいがありそうじゃな

「き、きゅうけいしていい……?」

「かまわないぞ」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/17(火) 01:17:46.67 ID:fFeolqfDO
「今日はもう鍛錬を終わりにしようと思ってたんじゃが……休憩ということは、まだやるのかな」

「勘弁してください」

「かっかっかっ!冗談じゃよ!」

かつて羅刹と呼ばれた男は、今満面の笑みで笑っていた。



主水は笑い終えると、稜に質問した。

「稜、何故お主は顔を赤くしておるんじゃ?」

「えぇっ!?」

ぺたぺたと顔を触る稜と、稜の視線を見て主水は察した。
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/17(火) 01:22:39.29 ID:fFeolqfDO
「ふむ、稜よ」

「はいっ!?」

「男ならちらちらとみるでないぞ!許可を得てから、しっかりみるがよい」

「い、いやいやいや違います違います!愛海ちゃんを見てた訳じゃないです!」

「わしは、何を見てるかまでは言っとらんぞ」

「はっ!?」

「明日の鍛錬が楽しみじゃのう!かーっかっかっ!」

主水は、再び笑った


2:柔軟な少女
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/17(火) 11:20:10.30 ID:fFeolqfDO
間違えた、2:柔順だった。
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/17(火) 11:29:07.34 ID:fFeolqfDO
3:柔和な少女


「はっ!」

「甘いっ!」

目隠しをしたまま攻撃を防ぎ続ける稜と、ひたすらに攻撃を続ける愛海。

ルールは簡単、愛海が一発でもまともに攻撃を与えたら愛海の勝ち。

「あたれっ、うりゃっ!」

「はっ!」

だが、そう簡単には当たらない。
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/17(火) 11:40:53.58 ID:fFeolqfDO
――ふむ、どうしたものか

主水の脳裏を、先日の愛海の寝起きの動きがよぎる。

――あの動きができればいいんじゃが……

起きざまに、座ったまま行ったとは思えない速度。油断していたとはいえ、あの稜に攻撃を当てた。

――なんとかならないものかのう……

「いったんやめじゃ、今の動きじゃ、攻撃を当てられんぞ」

その言葉に、愛海はがっくりとうなだれた。

「本当に目隠ししてるの……?実は少し見えてるとか……」

「ちゃんと目隠ししてるよ……」
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/18(水) 23:46:02.58 ID:WsE6fkRDO
――奴の眠れる獅子を起こしたいのう

主水は、期待していた。ただの少女である愛海に。

「どれ、儂とたた「こんにちはー♪」「師匠、死人がでる可能性が」……そうじゃな」

突如現れた二人、徹と鏡華である。

「草陰君、手合わせをお願いしたい」

「いいですよ、手加減はしないからね」

「かっかっか!若いのう!」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/18(水) 23:56:13.50 ID:WsE6fkRDO
「私は見てるね!」

主水は隅に座る鏡華を目で追っていた。

座るのを確認し、徹と稜に視線を移そうとしたとき、主水の背筋に悪寒が走った。

――この気配は……。

主水は愛海に視線を向けた、そして驚愕する。

先ほどまで、ぐったりとしていた少女が、急に元気になり、目つきはまるで獅子のようだった。
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/20(金) 09:00:12.64 ID:y+0Z/+eDO
「柔らかい……柔らかい……2日ぶりの……」

――なにかよからぬことをつぶやいているのお……

「……いただきますっ!!」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]:2014/06/20(金) 09:11:08.87 ID:y+0Z/+eDO
一瞬

愛海の姿が見えなくなった瞬間。

巨大な風船が破裂するかのような音が響いた。

「なっ……!」

「……ほぉ、なかなかやるではないか」

「えっ、……なに?」

音が鳴り止む頃、鏡華の横でには主水と愛海がたっていた。
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]:2014/06/23(月) 23:45:37.85 ID:rz2kw3pDO
すみません、中途半端ですが切ります。



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