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dos
★
モバP「楓さんの誕生日を祝いたい」
1 :
nanagi
[saga]:2014/06/14(土) 00:10:46.28 ID:0swcBQgd0
※楓さんの誕生日を祝いたいだけの作品です
prrrr……ガチャ
ちひろ「はい、シンデレラプロダクションでございます」
モバP「お疲れ様です、ちひろさん」
ちひろ「あっ、プロデューサーさん、お疲れ様です! どうかしましたか?」
モバP「ちょっと確認したいんですが、明日って事務所来客ありましたっけ?」
ちひろ「明日ですか……ちょっと待ってくださいね。ええと……来客予定はありませんね」
モバP「ありがとうございます。あと、お願いがあるんですが……」
ちひろ「終業後に事務所を使わせてほしい」
モバP「えっ、なんで知って……」
ちひろ「プロデューサーさんの考えはお見通しです♪」
モバP「はは、ちひろさんにはかないませんね」
ちひろ「明日は幸い……と言っていいかわかりませんが仕事も詰まってませんし、私の方で手続きしておきますね」
モバP「よろしくお願いします」ピッ
モバP「さて、プレゼントの準備をするか」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1402672246
2 :
nanagi
[saga]:2014/06/14(土) 00:11:39.15 ID:0swcBQgd0
「「「楓さん、誕生日おめでとー!」」」
楓「ふふっ……ありがとうございます」
凛「これ、うちの店のお花だよ。おめでとう、楓さん」
楓「ありがとう凛ちゃん。あら、これは牡丹かしら」
凛「うん、そうだよ」
未央「花言葉は『王者の風格』や『高貴』なんだって」
卯月「『高貴』! 楓さんにぴったりだと思います!」
楓「卯月ちゃんも未央ちゃんもありがとう」
未央「いえいえ、かえねえさまのためならたとえ火の中水の中!」
卯月「もう未央ちゃんたら〜」
楓「ふふっ」
ありす「次は私の番です」
楓「ありすちゃん。あなたもお祝いしてくれるの?」
ありす「もちろんです。楓さん、誕生日おめでとうございます。私たちからプレゼントです」
楓「あら、みんなの寄せ書き」
ありす「私が主導して作りました」フンスッ
楓「ふふっ、ありがとう。大切にするわね」ナデナデ
ありす「あっ、頭をなでないでください!」
「「「(ありすちゃん可愛い)」」」
3 :
nanagi
[saga]:2014/06/14(土) 00:13:04.67 ID:0swcBQgd0
蘭子「ふふ……世紀末歌姫が生まれ落ちた日……祝福の鐘を鳴らさん……」
楓「蘭子ちゃん♪」ガバッ
蘭子「ふぇっ!?」
楓「蘭子ちゃんにお祝いしてもらえてとても嬉しい……でも、普通の言葉でも、聞きたいな?」
蘭子「あ……の……か、楓さん、お誕生日、おめでとう」
蘭子「これ、私が描いた……楓さんの絵です」
楓「ありがとう蘭子ちゃん!」ギュー
蘭子「く、苦しいですー!」
ちひろ「はいはい、プレゼントタイムはそろそろおしまいにしましょう。せっかくの料理が冷えちゃいますから」
モバP「よーし、ケーキの準備できたぞー」
楓「(ローソクの上でロース食う……ちょっと微妙かしら)」
モバP「さぁ、楓さん。一息でどうぞ」
楓「……ふぅっ」
「「「おめでとー!」」」
4 :
nanagi
[saga]:2014/06/14(土) 00:14:35.12 ID:0swcBQgd0
楓「わぁ……! これ、飲んでみたかったんです」
志乃「そう、よかったわ」
楓「さっそく飲んでみてもいいですか?」
志乃「もちろんよ。そのために買ってきたんだから」
楓「ありがとうございます、志乃さん」
志乃「前ワインを頂いたんだもの、当然よ」
美優「あら……よかったですね、楓さん」
モバP「うーん、渡すタイミングを逃してしまった」
凛「プロデューサー? どうしたの?」
モバP「うおわっ!? ……凛か」
凛「私で悪かったね。どうせ楓さんにプレゼント渡しそびれてたんでしょ」
モバP「なぜそれを」
凛「プロデューサーはすぐ顔に出るからね。わかりやすいよ」
モバP「ぐぬぬ……」
凛「……多分、そろそろチャンスが来ると思うよ」
モバP「え?」
凛「なんでもないよ」トコトコ
モバP「……なんだったんだ?」
5 :
nanagi
[saga]:2014/06/14(土) 00:15:47.76 ID:0swcBQgd0
モバP「結局渡せなかったな……」
楓「何を……ですか?」
モバP「そりゃもちろん、誕生日プレゼント……って、楓さん!?」
楓「凛ちゃんが、プロデューサーが待ってるって言ってたので、来ちゃいました」
モバP「(凛め……粋な事をしてくれるじゃないか)」
卯月「この料理おいしいですー!」
未央「あれ、しぶりんはどこいったのかなー?」
凛「ま、まぁまぁ。そろそろ抑えて」
志乃「そんな」
早苗「訳には」
瑞樹「いかないわよー!」
凛「ひぃ」
凛「(奈緒、加蓮……早く来て……お願い!)」
6 :
nanagi
[saga]:2014/06/14(土) 00:17:35.24 ID:0swcBQgd0
楓「ふぅ……夜風が気持ちいいですね」
モバP「そうですね」
モバP「(ドクン……ドクン……)お、落ち着け、心臓……」
モバP「(プレゼントを渡すだけでいいんだ、落ち着け)」
モバP「(すー……はー……)か、楓さん」
楓「はい、なんでしょうか?」
モバP「誕生日、おめでとうございます」
楓「ありがとうございます。また1つ、生きた証を刻んでしまいました」
モバP「……蘭子の真似ですか?」
楓「ふふっ、内緒です」
モバP「ははっ……実は、僕からもプレゼントがあるんです」
楓「わっ、本当ですか?」
モバP「ここで嘘をつく理由はないでしょう。はい、どうぞ」
楓「ありがとうございます。……開けてもいいですか?」
モバP「もちろんです」
ガサガサ……
楓「これは……オルゴール、ですか?」
モバP「はい。鳴らしてみてください」
楓「…………」
〜〜〜♪ 〜〜〜♪
楓「これって……!」
モバP「そうです。『こいかぜ』です」
モバP「貴女にこれを送りたくて、準備してました。喜んでもらえたなら、なによりです」
楓「あ、ありがとうございます! プロデューサー」
7 :
nanagi
[saga]:2014/06/14(土) 00:19:15.80 ID:0swcBQgd0
楓「…………」
楓「本当にプロデューサーは、私に新しいドキドキをくれますね」
モバP「楓さん?」
楓「昔の私だったら、ただ年をとって、日々を積み重ねていくだけだったかもしれません」
楓「でも、貴方が私に手を差し伸べてくれた」
楓「貴方にとっては、些細な事だったかもしれません」
楓「でも、私にとって、その手は、世界を変えてしまうくらいに眩しいものでした」
モバP「……僕は、ただ貴女に輝いてほしかった」
モバP「一目見た時に、確信したんです」
モバP「この人となら、トップアイドルを目指せるって」
楓「……その目標は、叶いましたか?」
モバP「まだまだ夢半ばです。ですけど、貴女となら」
モバP「絶対に、叶います!」
楓「ふふっ……なら、もっと頑張らないといけませんね」
楓「私も、プロデューサーと一緒に歩いていきたいですし」
モバP「もちろん。全力でサポートしますよ」
楓「……もっと踏み込んできてくれてもいいのに。……でも、そんなプロデューサーだから私は……」ボソッ
モバP「ん? 何か言いましたか?」
楓「ふふっ、なんでもないですよ♪」
凛「楓さーん! プロデューサー! 私だけじゃ手に負えないよ!」
楓「あらあら、凛ちゃんがピンチみたいですね」
モバP「ですね。戻りましょうか」
楓「はい。……プロデューサー」
モバP「なんでしょう?」
楓「これからも、高垣楓のプロデュース、よろしくお願いしますね♪」
8 :
nanagi
[saga]:2014/06/14(土) 00:20:27.99 ID:0swcBQgd0
シンデレラガールズを始めた理由は、楓さんを一目見た時でした。
その楓さんの誕生日、何かしたい! という事でこの作品を書きました。
以上、とても楽しく書かせていただきました。ありがとうございます。
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/14(土) 00:24:30.77 ID:tZvEEdFs0
乙!
10 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2014/06/14(土) 02:17:51.57 ID:11jw8jdr0
おつです
楓さんホントにかわいい
11 :
名無しNIPPER
[sage]:2014/06/14(土) 10:22:47.81 ID:zEjUtbdAO
乙楓さん誕生日おめ
蘭子ちゃんを標準語にする楓さん流石
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