◆Yo5CB0TFIQ<>sage<>2014/06/15(日) 22:00:26.06 ID:5SARZVkv0<>
P「うーん……」

響「どうしたんだ?プロデューサー。何か悩みでもあるのか?」

P「おっ?いいところに来たな。実は明日なんだが…」

響「明日?明日って○○スタジオで収録でしょ?」

P「ああ、そうだ・・・…」

響「明日は1日中、プロデューサーがそばに居てくれるから自分、嬉し…じゃなかった、楽しみにしてるぞ!」

P「響…実はその送迎なんだけど…」

響「え?」





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<>響「電車通勤……」
◆Yo5CB0TFIQ<>sage<>2014/06/15(日) 22:01:17.59 ID:5SARZVkv0<>
P「すまない!大事な打ち合わせが入ってついている事が出来なくなったんだ。本当にすまん!」

響「え……自分、い、いやそうだよね!プロデューサーは自分たちの為に頑張ってくれてるんだし、自分!一人でも大丈夫だぞ!」

P「ありがとう響」ナデナデ

響「もう!クシャクシャするのは反則だぞ!」

P「言ったら安心したよ。それじゃあ明日は一人で電車出勤で頼むな」クシャクシャ

響「え?……プ、プロデューサー。今何か言った?」
<>
◆Yo5CB0TFIQ<>sage<>2014/06/15(日) 22:04:11.79 ID:5SARZVkv0<>
P「スタジオまで電車で向かってくれと言ったんだが?」

響「デデデ…電車!?」アワワワ

P「ど、どうした響。震えているように見えるが、もしかして…?」

響「そ、そんな分けないぞ!自分、完璧だから電車なんて恐くないし。今日だって線路沿いを歩いて来たし、電車のことならなんでも知ってるぞ!自分、完璧だし!自分、完璧だからな!」ガタガタ

P(なぜ、ここまで動揺しているんだ?電車にトラウマでもあるのか?)

響「と、とりあえず今日は帰って明日の予習するね…」ブルブル

P「おい響!」

バタン!

P「タクシー使ってもいいんだぞ。って遅かったか…まあ、30分くらいだし大丈夫だろ」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/06/15(日) 22:04:40.71 ID:1vfyZnLG0<> あっ…(察し) <> ◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:05:16.10 ID:5SARZVkv0<> 我那覇家


響「ハム蔵??!た、大変なんだぞ!あ、明日自分、一人で電車に乗ることになって??」ギュ

ハム蔵「ジ!ジジジ??????」バタバタ

響「え?離せって?うぎゃー!ゴ、ゴメンちょっと力が入りすぎてたぞ!」

ハム蔵「ジジ!ジジ!」

響「いいから落ち着けって。わ、わかったぞ!深呼吸してから話すね」スゥー

ハム蔵「ジ!」

響「実は明日、電車で通勤しなきゃいけなくなったんだけど・・・
  自分、電車なんて生まれてから一度も乗ったことないぞ!?ね、ね?どうすればいいと思う?」

ハム蔵「ジジ!ジジジジ!」

響「わかった落ち着くぞ。うん、そっか友達に聞けばいいんだね。でも、こんなこと聞ける友達って……あ!貴音!」



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/15(日) 22:07:42.33 ID:pf+HwTPao<> R-18かどうか、それが問題だ <>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:11:56.33 ID:5SARZVkv0<>
ピッ

貴音「はい」

響「貴音!自分!自分だぞ!」

貴音「はて?自分とは誰の事でしょう。もしかすると危険な番号からかもしれません。このまま切ってしまった方がよろしいでしょうか?」

響「ゴ、ゴメン!じぶ、じゃなかった我那覇響だぞ!」

貴音「フフフ。冗談ですよ響。何か用事でしょうか?」

響「実は明日、電車に乗ることになったんだけど」

貴音「なんと??」

響「それで自分、乗ったことないから貴音に乗り方とか、マナーとかを教えてもらおうと思ったんだけど」

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/15(日) 22:14:18.81 ID:M0klpDEHO<> 電車乗らない人にとってはこわいよな <>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:15:11.46 ID:5SARZVkv0<>
貴音「響」

響「なに?」

貴音「ラーメンの話を…」

響「電車!」

貴音「ラーメ…」

響「電車!」

貴音「ラ」

響「電車!」

・・・…


我那覇家

響「結局、貴音も知らなかったみたいだし・・・と、とにかく明日は時間に余裕を持って行動するぞ!」
<>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:16:30.36 ID:5SARZVkv0<>
翌朝、

響「人、人が多すぎるぞ!なんで?こんなに人がいるんだ?」

ザワザワ

響「とにかく最初は切符を買わないと、ええと?あった券売機だぞ!」


響(やっと自分の番か)

響(ええと、最初にお金を入れて……あれ?)

響「ボ、ボタンがないぞ!?」
<>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:17:40.45 ID:5SARZVkv0<>
響「な、なんで?金額は表示されてるけど…ボタンがない…」キョロキョロ

女性「」ピッ、ガチャ

響(みんな、普通に買ってる…なんで?も、もしかて自分のだけ不良品でボタンがないのか!?)

??「チッ!」

響「!!」

響(後ろに人がいたんだ…早くしないと!)

響(でも、どこを押せば!?)

響「うーん?、と、とりあえず」

ピッ、ガチャ <>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:18:18.44 ID:5SARZVkv0<>
響「お、お先にどうぞ……」

男「あ、はい…?」

響(取り消しボタンの場所が分かって良かったぞ…)フゥ

男「」ピッ、ガチャ

響(普通に買ってる……)
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/15(日) 22:19:24.94 ID:V8k0bxtZO<> 最低でも羽田からモノレールか京急乗るんじゃないの? <>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:19:48.32 ID:5SARZVkv0<>

響「また、自分の番が回ってきたぞ……」ズーン

響(でも、どうせ買えないんだろうな……)

響「ちがう機械だけど、やっぱりボタンはない……ん?これは?」

響(呼び出し??)

ピッ、ガチャ!

響「!!」ビクッ

駅員「なにかご用でしょうか?」

響(そ、そんなところから出てくるのか!?)

<>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:22:30.83 ID:5SARZVkv0<>
響「…そんな所からでてくるんですね?」

駅員「はい?」

響「え、いや!?何でもないです……」

駅員「はあ…それでご用件は?」

響「ええと、切符が買えなくて……」モジモジ

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/15(日) 22:23:18.38 ID:MpiWnY20o<> 確かに初めてはキツい <>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:23:34.09 ID:5SARZVkv0<>
駅員「え!?タッチパネルの不具合ですかね!?」

響「タッチパネル!?…だったんだ……」

駅員「え!?」

響「え?あの、すいませんでした……」カァ…

駅員「いえ、ことらこそ失礼しました…」

バタッ

響(そうか、タッチパネルだったのか…時代はそこまで来てたんだな……)

響「お金をいれたけど・・・スタジオの駅が分からない…
  とりあえず500円分買っとくぞ」

ピッ、ガチャ
<>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:25:34.20 ID:5SARZVkv0<>
響「これが噂の自動改札機かぁ。
  ふふん〜!でも自分空港で使ったことあるんだぞ!」

ガチャ、バタン!

響「うぎゃ!?な、なんで!?」

駅員「すぐ確認します!」

・・・・・・

駅員「すいません、切符詰まりでした。
   機械の不具合でご迷惑をかけました」

響「い、いえ。じ、自分ビックリしたけど迷惑なんて思ってないから……」

響(良かった…自分のミスじゃなかったぞ)ホッ
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/15(日) 22:27:36.61 ID:ofnoYPUzO<> 500円分買うな?? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/15(日) 22:29:03.82 ID:fLj9RmSGO<> 運もない響… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/15(日) 22:42:39.43 ID:dAP0zBku0<> 通勤アイドル? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/15(日) 22:44:55.93 ID:qbfov/LyO<> まって
たかね以外にはきかないの? <>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:45:31.74 ID:5SARZVkv0<>
ウジャウジャ

響「人が多すぎる…ステージ上では分からないけど過去まれると威圧感があるな」

響(うっ、少し気持ち悪くなってきたぞ…)

響「でも、ここまで人が多いと島との違いをかんじるなぁ…ってなんだこれ!?」

警備員「エスカレートにはゆっくりお乗りください!!」

ウジャウジャ

響「ただのエレベーターになんでこんなに人盛りが!?」

<>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:52:03.21 ID:5SARZVkv0<> 響「正直、行きたくないけど…乗り場はその先だし…」

響(よし!覚悟を決めるぞ!)

ウジャウジャ

響(うぎゃ!?すごい圧迫感だぞ!)

サラリーマン「」

響(でも皆、涼しい顔してるし…都会の人はみんなこうんな感じなのか)

アナウンス「ただいま電車が参ります。黄色の線より内側に…」


<>
◆Yo5CB0TFIQ<>saga<>2014/06/15(日) 22:58:49.89 ID:5SARZVkv0<>
響(やっぱり凄い人の量だぞ…ホントに全員乗れるのか?)

シュゥゥ

響(な、なんだ!?人の列が急に割れたぞ!?)

響「え、え?どういう事?」

ゾロゾロ

響「!!」

響「す、すいません!」バタバタ

響(そ、そうか出てくる人の為に真中を開けたんだ・・・)





<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/15(日) 23:15:03.91 ID:/F0mG9R3O<> 今年の四月を思い出す…(遠い目) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/15(日) 23:21:48.90 ID:UiRaV7DRo<> >>13
歩いたんだろ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/15(日) 23:29:05.39 ID:dAP0zBku0<> 電車よりも速く走れたはず <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/16(月) 00:49:36.42 ID:YX5PwUhAO<> 地球は丸いからいつか絶対に辿り着くさーとか言っちゃう響カワイイ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/16(月) 02:00:43.09 ID:XYRDR10v0<> 乙 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/16(月) 02:01:58.80 ID:eFUoMpVK0<> 新宿駅で迷子になるSS思い出した <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/19(木) 11:47:03.96 ID:flOHUtfpo<> 空港から車かバスだったんだよ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/06/19(木) 13:39:47.06 ID:cycZUY8Ao<> はむぞうに聞けばよかったんじゃね <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/07/12(土) 23:46:29.91 ID:+gxJbeqV0<> まだかなー <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/11(月) 05:41:54.48 ID:ci1mZP6/o<> まだ? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/08/20(水) 09:29:40.73 ID:yAexyyAdO<> >>22
http://livedoor.blogimg.jp/takahide4069/imgs/b/7/b73cc382-s.jpg <>