VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 14:03:33.50 ID:4dLIRzA3O<>キャラ崩壊
パロディ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404882213
<>雪歩「うぅ…ここの会社のオーディションは苦手ですぅ」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)<>sage<>2014/07/09(水) 14:04:35.58 ID:Nwm7Gf0r0<> はええよっ! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 14:08:51.39 ID:4dLIRzA3O<> 765プロ事務所


真「うわっ、雪歩、なんでそんな部屋の隅に座り込んでるの?」


雪歩「グスッ…ヒグッ…きょ、今日はオーディションで…」


真「な、何で泣いてるの?雪歩はBランクなんだから、もうオーディションなんて慣れっこでしょ?」


雪歩「ち、違うの、真ちゃん……その……」


雪歩「きょ、今日受ける会社が怖くて……」


真「?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 14:15:07.09 ID:4dLIRzA3O<> オーディション待合室


真「へー、ここの会社のアイドル募集のオーディションに昔受けたことあるんだ」


雪歩「765プロの時に勝手に応募した友達とは違う子が前に応募してね……」


雪歩「真ちゃん、ありがとう。ついてきてもらって……ごめんね?」


真「今日の仕事は朝に終わったから大丈夫だよ。というか、何で怖いの?ここの会社?」


雪歩「そ、それはね……」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 14:22:12.61 ID:4dLIRzA3O<> オーディションの面接官が年寄りな人でね

ギロっとした目つきがとても怖かったの


それだけじゃなくて、


審査結果も口で言わないで、


札を挙げて結果を伝えるから


何だか人間味がなくて……


凄く怖くて……

<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 14:26:10.33 ID:4dLIRzA3O<> 真「う〜ん、目つきが怖いのは、確かに緊張しちゃうな。」


雪歩「それに寡黙な人だったから……何を考えてるかわかんなくてドキドキしちゃって」


真「でも、年寄りの人だったら、もう引退して他の人が審査するかもしれないよ」


雪歩「そ……そうかな……」


真「それに雪歩は昔、そのオーディションを一応全部やり遂げたんでしょ?今日も大丈夫だよ。」


雪歩「ま……前の時は、詩が書いてたから……」


真「詩?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 14:33:21.19 ID:4dLIRzA3O<> 私から見て真正面の壁に、詩が書いててね


その詩がいい詩がすごくいい詩でね


勇気が出てきて、最後までなんとかやり遂げることが出来たの


これが影響して、ポエム作りが好きになったりして… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 14:46:49.90 ID:4dLIRzA3O<> 真「へぇ〜、そうだったんだ…まだその詩が書いてあったらいいね!」


雪歩「うん!そしたらまた…頑張ってやり遂げそうなきがする」


受験番号72番、おぎっ……萩原雪歩さーん


真「ほら、雪歩!呼ばれたよ!」


雪歩「うっ、うん!がんばってくるね!」


真「うんっ!行ってらっしゃい!」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 14:51:07.21 ID:4dLIRzA3O<> 面接室前


雪歩「うん…大丈夫だよね。やっぱ、真についてきてもらって正解だった」


雪歩「もう何が来ても大丈夫。不安なんてないよ」


雪歩「スゥーッ……ハァーッ……よし!」



雪歩「し、失礼しますぅ!」ガチャッ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 14:51:58.22 ID:4dLIRzA3O<> 逵溪堤悄縺。繧繧 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 14:52:50.01 ID:4dLIRzA3O<> 真ではなく、真ちゃん <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 15:09:00.45 ID:4dLIRzA3O<> 老人「ハァーッ………、ハァーッ………、ハァーッ………、ハァーッ…………」ゼェゼエ


助手「ほら、来ましたよ先生。」



老人「ハァーッ…………うっ…ハァーッ…………」ゼェゼエ



雪歩「…………」



雪歩(不安ですぅ…………)ズゥーン



<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 15:17:20.44 ID:4dLIRzA3O<> 雪歩「ど、どうも、萩原雪歩ですぅ」


雪歩(なんでこの人引退してないんですか!?もう息切れまくりじゃないですかぁ!!)


老人「ハヒィーッ…ハァーッ!…………ハヒィーッ」ゼェゼエ


助手「はい、何です?」


老人「ハヒィーッ…ハァーッ!」ゼェゼエ


助手「よろぴくってさ」


雪歩(なんで息切れしてるのに陽気な態度なんですかぁ!?) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 15:21:16.69 ID:4dLIRzA3O<> 老人「ハッ……ハァーッヒィーっ!」ゼェゼエ


助手「では、萩原さん、こちらへ」



雪歩「はっはいぃ!」タタタ



老人「ハヒィーッ…ハァーッ!」ゼェゼエ



助手「では、曲を流しますので、パフォーマンスをお願いします」


雪歩(うぅ…大丈夫かなあの人…何処かに入院したほうがいいのに…)


雪歩「よ、よろしくお願いします」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 15:27:59.03 ID:4dLIRzA3O<> オイカケテーニゲルフリーヲシテ


雪歩(あ、あの時みたいに、鋭く睨みつけてないかなぁ……)チラッ


老人「…………………はヒィ」


雪歩(あ、あれって…睨んでるっていうか……その……ま、瞼がたるんでて、見ているのかさえわかんないよぅ)


老人「…………………ハヒィーッ」タルーン <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 15:33:57.57 ID:4dLIRzA3O<> ミライーガーハジマルゥー



雪歩「お、終わりですぅ」


助手「では先生、審査の結果を」


老人「…………ハヒィーッ!」


助手「え?…本当ですか?」


雪歩「あ、あの、なんて……?」


雪歩(というか何でわかるんだろぅ、この人) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 15:39:25.30 ID:4dLIRzA3O<> 助手「瞼のたるみで見えんかったって」


雪歩(何やってるんですかぁぁぁぁあ!)


助手「あちゃー、先生、もう今日は休みますか?」


老人「ハヒィーッ!ハヒィーッ!ハヒィーッ!………ハヒィーッ」ゼェゼエ


助手「セロハンテープで瞼を引っ張って見るからもう一回パフォーマンスしてって」


雪歩(もう休んでくださいぃぃぃ!) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 15:43:39.25 ID:4dLIRzA3O<> 助手「じゃ、曲流すよー」


1、2、3、ヴァイ!


雪歩(め…面接官は……)チラッ



老人「………………」ギョロッ


雪歩(うわぁぁぁぁぁあ!本当にセロハンテープで瞼引っ張ってギョロ目で見てくるぅぅぅぅぅう!)


老人「…………」ギョロギョロ



雪歩(こ、怖いですぅぅぅぅぅう!前の睨みつけより倍怖いですぅぅぅぅぅう!)ガクガク <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 15:49:53.45 ID:4dLIRzA3O<> 雪歩(こ、怖いようぅぅぅぅぅうまことちゃんんんんん!助けてまことちゃーん!!)ガクガク


助手(すごい揺れてるなあの子)


老人「………………」ギョロギョロ


タカミヘ!


雪歩「お、終わりましたぁ……」


助手「さぁ、終わりましたよ、先生、審査結果を」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 15:54:28.54 ID:4dLIRzA3O<> 老人「ハヒィーッ!ハヒィーッハァァァーー!」ゼェゼエ


助手「先生、ほら、パネルがあるから、結果を萩原さんに伝えて」


雪歩(結果を聞くのが怖いうえに、あの人も怖いようぅぅ……ん?)



雪歩(あ、あの審査員の後ろにある文字は)


雪歩(も、もしかして、あの時の詩!?) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 15:56:59.52 ID:4dLIRzA3O<> 雪歩(よ、よかったぁ、まだけされてなかったんだぁ!)


雪歩(内容は覚えてないけど、素敵なものだったのはわかってる!)


雪歩(あれを見て、緊張を吹き飛ばしますぅ!) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 16:02:22.23 ID:4dLIRzA3O<> 旅に出て

素敵な出会いをしよう

決してあなたは一人じゃない

敵なんていない

孤独じゃないよ

ロングシャツ着て

さぁ、行こう

レールに乗って

ルートをまっすぐに
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 16:04:42.83 ID:4dLIRzA3O<> 雪歩(うん、やっぱり素敵な詩……ん?)


雪歩(な、なんか、詩の最初の文字に丸が付けられてる)


雪歩(えっと……続けて読んだら……)













<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/07/09(水) 16:12:11.65 ID:HKheUAOQO<> ヒエッ… <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/07/09(水) 16:17:25.62 ID:V4EjGplc0<> 唐突なロングシャツ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 16:26:52.23 ID:P/A5+rLs0<> 雪歩「お……おびゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!」



助手「はっ……萩原さん!?どうしましたか!?」



雪歩「い、嫌ですぅぅぅぅぅう!殺されたくないですぅうぅぅぅぅぅう!」ダッ!


助手「は、萩原さん!待って!先生がまだ結果をいってないよ!」


雪歩「聞きたくないですぅぅぅぅぅう!」


助手「バッキャロウ!!!」


雪歩「!?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 16:33:19.80 ID:4dLIRzA3O<> 助手「先生を見ろぉ!!」


雪歩「………?」


老人「ハヒャーッ……ハッ……ハヒャーッ……ハヒッ!」ゼェゼエ



雪歩(め……面接官が……頑張ってパネルを持とうとして、私に結果を伝えようとしてる……)



雪歩(なのに……私ったら………)


助手「見たかい、萩原くん。」


雪歩「………はい」


助手「先生は言おうとしてるんではなく、パネルで伝えようとしてるんだから、『聞きたくない』はおかしいよ」


雪歩「あぁ、そこ」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 16:44:49.78 ID:4dLIRzA3O<> 助手「ほら、先生もノロノロしないで、後つっかえてんだから。」


雪歩(スパルタな人ですぅ……)


老人「ハヒィーッ………ハヒィーッ………ハァァァーー!持てんわい」ゼェゼエ


助手「あー、ほら、持てないなら無理しないで、休んでくださいよ。萩原さんの結果は僕が伝えますから」


雪歩(そ……そうです!!ゆっくり休んでくださいぃ!)

老人「ハヒィーッ………ハヒィーッ………まだ口があるわい……」ゼェゼエ


雪歩(えぇえぇえぇえ!?)


助手「先生……」ホロっ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 16:48:38.55 ID:4dLIRzA3O<> 老人「はぁっ…はぁっ………はフゥ…ふゴッ」ゼェゼエ


助手「おぉ…!パネルを口でくわえた!」


雪歩(うぎゃぁぁぁぁぁぁぁあ!ヨダレがダルんダルんですぅぅぅぅぅう!)


老人「ハヒィーッ………うっうっ……ジュルっ………ふうぅ!」ゼェゼエ


パネルを持ち上げた面接官。


雪歩「けっ……結果は?」 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<><>2014/07/09(水) 16:52:18.43 ID:4dLIRzA3O<> 『まぁまぁ。ギリ合格レベル』


雪歩「……………」


助手「……………」


老人「ハヒィーッ………ハヒィーッ………」ゼェゼエ



静寂が面接室を包み込んだ


終わろう <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)<>sage<>2014/07/09(水) 17:39:16.04 ID:rHhVMTk20<> ピューと吹くジャガー懐かしいなあ <>