VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/09/12(金) 23:46:08.22 ID:FXv6BGy30<>ジュージュー…

男「入らへんわ」


後輩「……駄目ですか」

後輩「熱々お鍋は、駄目ですか」ラクタン


男「駄目やなあ」ヤレヤレ


後輩「ではこれは」

コトッ


男「……ちくわぁ、やね」


後輩「はい」


男「ダメダメやな」


後輩「……ダメダメですか」

後輩「細いちくわは駄目ですか」ラクタン


男「駄目やなあ」ヤレヤレ




少女「……喫茶店の前で何をやっているんだろうか」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410533158
<>男「駄目やなー」 後輩「駄目ですか」 少女「……駄目なんだ」 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/09/12(金) 23:58:17.89 ID:FXv6BGy30<> 少女「学校帰り、ヨレヨレ制服。そんな私は見てしまう」

少女「喫茶の前の、困り顔。鍋を囲んだその男…」

少女「……これは気になります!」スタスタ




男「どうしたものか」


後輩「どうしましょうか」


男「…っと、向こうから嬢ちゃんがやってくるで」

男「お前の知り合いか」


後輩「いえ、全然…」


少女「こんにちは」ペコリ

少女「何をしてるんです?」


男「これか」

男「これは鍋やで、お嬢ちゃん」


少女「往来で鍋とは結構ですね。これまたどうして?」


男「なんや嬢ちゃん、己の行動にいちいち理由をつけるんか」

男「わいらはそんなことない。勝手なんや」


後輩「勝手に鍋を囲んで、そして勝手に断念したのです」


少女「はあ…」

少女 (分からない……!) <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/09/13(土) 00:08:09.60 ID:/NyIil6+0<> 男「そんな嬢ちゃんはどうなんや」

男「わしらは今まで喫茶の前におったけど、嬢ちゃんは何しとったんや」


少女「学校に行ってました。勉学です」


男「勉強か、そうか」

男「やったら、何でするんや勉強を」


少女「ええと…、将来のためです」

少女「生きていく上で知識は必要です。知は財産です」

少女「そして何より、学校は協調性を高める場です」


男「ほう」

男「それは食えるんか」


少女「えっ」


男「何を驚いてんねん」

男「生きていくということは、何かを食べていくということやで」

男「知ちゅうんは食えるんか、協調性は食えるんか」


少女「ま、まあ」


男「そうなんか。まずそうな名前やけどな」


少女 (人脈と知識で食べていくというのも、あながち間違いではない…)


後輩「それで」

後輩「あなたはどうして服を着ているんでしょうか」


少女「えっ」 <> ◆zWUJpBy5yc<>saga<>2014/09/13(土) 00:10:43.17 ID:/NyIil6+0<> 立てたばっかやけどスマン。
寝てから書く。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/09/13(土) 01:48:34.47 ID:y2FKaANdO<> なんj? <>