VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/11/23(日) 17:23:57.40 ID:IWjye3RAo<>【とある少女について】


私には、好きな人がいる。

片恋、片思い、一方通行。

色々な言い方ができるけれど、そんなに単純なものではない。


そして、人には言えない秘密もある。


「すいませーん、遅れましたー」


?「もう、遅いってば。今日は特に何もないけれど、なにかあった時にこれじゃあ困るからね?」


「以後、気をつけまーす」


悪の組織?から平和を守る超能力者だったりするのだ。


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ファンタジー、恋愛を含むオリジナルです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416731027
<>明日も布団で眠るためには。 VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/11/23(日) 17:26:20.87 ID:IWjye3RAo<>

「でもでも隊長、私は新入りなんでよく分からないんですが、そんなに頻繁に悪の組織って来るんですか?」


隊長「んー、そうね。わりとよく来るわよ?」


「そうですか。頑張らなきゃ駄目ですかね?」


隊長「当たり前じゃない、なんのためにあなたをここに引き込んだと思ってるのよ」


「ですよねー……」



私が自分の異変に気が付いたのはここ最近の話で、その日の朝は妙に体がダルかったのを今でも覚えている。



【主人公(女)の能力の属性】
炎、風、氷などの属性
安価下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/11/23(日) 17:28:58.37 ID:QDRo3jZ8o<> 生 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/11/23(日) 17:30:09.01 ID:IWjye3RAo<> 生ってどんな感じでしょう?
人の生死を操る的なものですか? <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/11/23(日) 17:30:53.81 ID:8mCslbEUO<> 風 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/11/23(日) 17:40:39.91 ID:IWjye3RAo<> ーーーー


「あれっ、なんか、だるい……」


目眩も吐き気もする。

ちゃんと布団をかぶって寝たし、窓も閉めてるし。


「はぁっ……、は、う……」


息が、できない。

まるで誰かに首を絞められているみたいだ。

私、このまま死ぬのかな。

心臓発作かな、よくあるみたいだし……。


隊長「見つけたわ! 早く! 救護班、こっち!」


誰だろう、窓が開いて、誰か入ってきた……。

んー、もうだめ、おやすみなさい……。



そんな感じで意識が途切れた後、私はこの組織に助けられたらしく、今に至る。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/11/23(日) 17:48:00.23 ID:IWjye3RAo<>

隊長「あなたはウチの切り札なんだから、しっかりしなさいよ!」


「あはは……」


私の能力は、人の生を操ること。

自分でもよくは分からないけれど、隊長いわく他人の生命力を高めたりするらしい。

私が能力に目覚めたあの日も、自分の能力で自分を殺そうとしていたかららしい。


隊長「今日はノイズも入ってこないし、なにもなさそうだから訓練でもしてったら?」


「えー……、私、運動音痴なんですけど……」


隊長「駄目よ、ここに来たからには、しっかり働いてもらいますからね」



一応、私は学生なんですけども。

お勉強とか色々あるんですけども。

まあ、こんな能力を持った私が普通の生活を送り続けられるのも組織のおかげですけどねぇ。 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/11/23(日) 18:09:50.23 ID:IWjye3RAo<> ーーー訓練室


「まずは平均的なメニューをこなせるようになりましょうってか……」


「腕立て伏せ10回、ね……」


運動にはあまり自信がない。

小学校中学校ときて、今現在も帰宅部である。


そんな私が、人を殺せますなんてね……。

もう失恋したも同然じゃないですか。


「はーあ……」


悩み多い乙女は大変ですとも。

とりあえず、初心者用メニューだけこなしたら帰ろうかな。



安価下コンマ
0〜30 :成功
31〜99:失敗 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/11/23(日) 18:11:03.34 ID:KggLVo5Po<> ふ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/11/23(日) 18:16:45.21 ID:IWjye3RAo<> 「げぼっ、ごほっ……」


ちょ、ちょっとこのメニューには無理がある……。


腕立て伏せ腹筋シャトルラン、学校の体力試験に用いられる基礎的な運動ばかりなのに……

平均でさえもこなせないとは……。


「新入りには武器の使用は認められていない。

なにより、新入りからランクアップするにはこの基礎テストをクリアする必要がある。」


んー、毎日ちょっとずつ頑張るしかないですよね。

とりあえず、今日はもう帰って寝よう。

隊長、ごめんなさい。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/11/23(日) 18:19:42.49 ID:IWjye3RAo<> 【敵の侵攻について】

毎日、1日の始まりに敵の侵攻判定があります。

初めは低確率ですが、徐々に確率が上昇していきます。

主人公が死んだらゲームオーバーです。


安価下コンマ
1 :敵の侵攻
それ以外:なし <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/11/23(日) 18:31:35.84 ID:i/YtJCVi0<> わ <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/11/23(日) 19:11:02.12 ID:IWjye3RAo<> 【とある少女の日常について@】


「んー、今日も平和な朝ですねぇ」


いつも通りの目覚めに、内心に安堵を抱く。

いつ敵が襲ってきて、一般人を守る立場になって、私が死んでしまうのかわからないのだ。

でも、敵の組織ってなんだろう。

自分の組織のこともよく知らないな。


今日は隊長にでも聞いてみようかな……。


とりあえず学校に行こう! <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/11/23(日) 19:12:26.71 ID:IWjye3RAo<> 「……、学校に、私と同じ立場の人間っているのだろうか?」


組織の規模は決して小さいとは言わない。

しかし、超能力者と呼ばれる者は多くはないはずだし、一般人はそんな人が存在するなんてことも知らない。

かくいう私も、初めは半信半疑でよくわからなかった。


隊長に聞く内容が増えたなあ。
<> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>saga<>2014/11/23(日) 19:14:41.38 ID:IWjye3RAo<> ーーー


「たーいちょ」


隊長「あら、どうしたの。今日は早いわね」


「あのですね」



【隊長に質問】
1.うちの組織について教えて下さい
2.敵の組織について教えて下さい
3.私の訓練に教育係りをつけて下さい

安価下 <> VIPにかわりましてNIPPERがお送りします<>sage<>2014/11/24(月) 03:34:07.66 ID:6Hd7ivUpo<> 1 <>