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HTML化した人:
Kastanie
★
女「こんなに寒い冬だから」
1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
2015/02/15(日) 13:09:43.86 ID:wIFTBDUYo
女「寒いね」
男「そうだな」
女「まあ、冬は寒いものだよね」
男「当たり前だ」
女「ああ、ボクの冷え切った体にちょうど良い肉棒は無いかな」
男「何を探してんだ」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1423973383
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
2015/02/15(日) 13:11:57.47 ID:wIFTBDUYo
女「だって、一肌が恋しくなる季節じゃないか」
男「だとしても今のはおかしい」
女「なら……体液?」
男「一肌から離れてるじゃねえか」
女「うーむ……じゃあ、精液」
男「やめろ、大して変わってねえ」
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
2015/02/15(日) 13:13:50.60 ID:wIFTBDUYo
女「上からでも下からでも受け付けるよ」
男「その舌の動きはなんだ」
女「なめる仕草」
男「お前、恥ずかしくないのか」
女「恥ずかしい……実はノーブラなんて」
男「誰も見ねえだろ」
女「恥ずかしい……実はノーパンなんて」
男「黙れ」
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
2015/02/15(日) 13:20:42.68 ID:wIFTBDUYo
女「ボクは寒い日でもノーパンだ。それくらいの覚悟さ」
男「その覚悟がどう作用するかわからん。もしそれが本当なら、風邪を引くぞ」
女「スースーして気持ちがいいよ……吹き抜ける今<かぜ>を感じる」
男「中二病かよ」
女「あっ……今風がボクのあそこを撫でた」
男「……いちいち言わんでいい」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
2015/02/15(日) 13:28:20.24 ID:wIFTBDUYo
女「ああ、そんな気怠そうな視線をボクにしないでくれ」
男「わかりゃあいいんだ」
女「濡れてしまう!」
男「ハァ!?」
女「垂れてしまうよ♪」
男「音符つけて言うことじゃねえ!」
女「感じてしまう」
男「真顔で言うな! むしろ怖い!」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/02/15(日) 14:01:59.24 ID:wIFTBDUYo
女「そうか! ボクがノーパンだから寒いんだ!」
男「ノーパンじゃなくても寒いっつーの!」
女「わからないよ? 僕がパンツを穿いたら……凄いよ?」
男「別に凄くねえよ!」
女「でもノーパンにもメリットはあるんだ」
男「……なんだよメリット」
女「スカートなら和式はしゃがんだらすぐにできる」
男「そんなメリットのためにノーパンにしねえよ!」
女「あとすぐにデキる」
男「うるせえ!」
女「あ、ヤレるだね」
男「言い直すな! そしてなぜ照れる!」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/02/25(水) 01:16:19.42 ID:FzD1oXYro
女「言い間違えるということは、つまり、全裸で街を歩いているくらいのミスだよ!」
男「どういうミスしたらそんなことが発生する!?」
女「例えば、スポーツ選手が『あれ……今日は体が軽い』と感じる時があるだろう」
男「確かに、調子が良いとそうなるって選手もいるな」
女「実は服を着ていないだけでした! というオチもありえるわけさ」
男「絶対にない!!」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/02/25(水) 01:17:24.86 ID:FzD1oXYro
女「まあ、どうであれ」
男「いきなり改まるな……」
女「ボクの人生において、まだ寒いところはたくさんある」
男「よくわからんが、お前の発言、なかなかサムいぞ」
女「ふふ、それは正解だね」
男(否定しろよ)
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/02/25(水) 01:18:15.50 ID:FzD1oXYro
女「恋を、してみたいな」
そう言って、寒さで赤くなった顔を上に向ける。
女「なんて、言ってみたりしてね」
ニコッとこちらに微笑んで、静かに歩みを進めた。
いきなり何を言ってるんだコイツは。
高校二年生の冬。
もうすぐ三年生になるというのに。
そういうのは一年の春にでも言えよ。
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/02/25(水) 01:19:53.12 ID:FzD1oXYro
男「まあ、遅くはねーんじゃねえのか」
一応、合わせておく。
女「そうだね。できれば体の相性が良い人がいいな」
いきなりかよ。性欲にあふれてやがる。
男「おいおい……」
もっと違うものがあるだろ、性格とか。
女「あとは……十分な長さ」
男「何のだ」
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
2015/02/25(水) 01:23:13.95 ID:FzD1oXYro
細々と書いていきます。
また後日。
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/02/25(水) 12:13:27.90 ID:p65mFZ8WO
長さって持久力のことだよなそうだよな
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/03/21(土) 03:45:27.54 ID:KEFjFZLHo
女「そんなの、これに決まってるだろ」
手で棒状の何かを表現するな。
女「ある程度の太さも必要だね」
男「やめろ、だんだん生々しくて若干引くぞ」
女「ん? そうかな? ボクは腕の『太さ』の話をしているだけなんだけどなぁ……?」
ニヤリと笑う。
やられた。
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/03/21(土) 03:45:57.37 ID:KEFjFZLHo
女「君は何を考えたのかな? ふふっ」
男「うるせえうるせえ」
女「じゃあ、静かに話すね」
男「耳元まで来るな」
女「それじゃあ、喋れないよ。これ以上ボリュームは下げられない」
『うるさい』とは言っても、音量的な大きさじゃねえ。
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/03/21(土) 03:46:30.64 ID:KEFjFZLHo
めんどくさいやつだ。
揚げ足をすぐに取ってきて、ニヤニヤしてくる。
ちょっと変なやつ。
……いや、だいぶ変だ。
男「そんなんで彼氏ができるのかねえ」
女「ふふ、今月中にできるといいな」
気が早いな。
女「赤ちゃん」
男「気が早いな!!」
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/03/21(土) 03:47:14.60 ID:KEFjFZLHo
とまあ。
こんな会話をした次の日。
冬休み明けの学校では、特にヤツは何もしなかった。
恋をしたいやつがずっと読書してるか? もしかして恋愛指南の本でも読んでるのだろうか。
そんなわけないか。
まあ、いきなりガツガツするのもあれだけども。
とことんわからんやつだ。
女「ふふ、読書している人を覗くのが趣味なのかな?」
見てたら変なこと言われた。シャクだ。
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2015/03/21(土) 03:48:28.55 ID:KEFjFZLHo
男「恋はどうしたんだよ」
女「ん、しているよ」
男「してる?」
いつの間に。
女「していると思えばしているのさ」
謎理論を唱えてやがる。
こいつ、入学当初からずっと恋(いつも通り)をしていたのか。
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/03/21(土) 03:49:51.48 ID:KEFjFZLHo
それではまた今度。
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/03/24(火) 00:13:14.10 ID:Tw2NQRFLo
おつ
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2015/04/03(金) 18:59:07.86 ID:oIS8/zILo
ほ
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