以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/18(水) 23:26:01.76 ID:ujjN7rBj0<>ユート「何か事情を知らないか?」

小鳥「照れてるのよ。だってあの2人はキ」

遊馬「小鳥」

小鳥「・・・」

遊馬「さあ?全然知らねえけどな?何かあったんじゃねえか?」

シャーク「いつからだ?」

ユート「数日前に集合した時からだったか・・・」

カイト「放っておけばいい。別に俺達が知る必要はない事だ」

遊馬「何でだよ!まさかカイトは知ってるんじゃねえだろな?」

カイト「どうだかな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426688761
<>ユート「遊矢と柚子の様子が最近おかしい」 遊馬「かっとビングだ!ユート!」 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/18(水) 23:31:24.37 ID:ujjN7rBj0<> 遊矢「・・・」

柚子「・・・」

シャーク「確かによそよそしい感じだな」

遊馬「絶対に何かあるぜ!」

小鳥「カイトは知ってるんだよね?」

遊馬「小鳥」

小鳥「・・・」

ユート「どう思う」

シャーク「どうって言われても俺達にはわからねえよ」

カイト「帰るぞ」

遊馬「いいや!この謎を解明するまで俺は帰らねえ!だよな小鳥?」

小鳥「うん!」

シャーク「しょうがねえ奴らだぜ」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/18(水) 23:36:42.84 ID:ujjN7rBj0<> 遊矢「今日は・・・」

柚子「うん」

遊矢「いい天気だよな」

柚子「これで6回目よ」

遊矢「あっ・・・そうか」

カイト「さてと」

シャーク「どこ行くんだ」

カイト「俺は帰る」

シャーク「ノリが悪い野郎だぜ」

カイト「・・・まるで亀だな。鮫じゃ無かったのか?」

シャーク「はあ?」

カイト「出歯亀だ」

シャーク「てめえ!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/18(水) 23:41:10.28 ID:ujjN7rBj0<> ユート「遊馬はどう思う?」

遊馬「俺に聞くなよ!喧嘩したんじゃねえのか?」

小鳥「知ってるくせに」

遊馬「小鳥」

小鳥「・・・」

シャーク「痴話喧嘩か?情けねえな。俺が言ってきてやるよ」

ユート「すまないな凌牙」

シャーク「おい!」

遊矢「凌牙さん・・・」

シャーク「ったく喧嘩しやがって」

柚子「え?」

シャーク「さっさと仲直りしやがれ」

遊矢「俺達は別に」

柚子「喧嘩なんか」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/18(水) 23:47:17.09 ID:ujjN7rBj0<> 遊馬「シャークが戻って来たぜ」

シャーク「喧嘩じゃねえってよ」

ユート「じゃあ何で」

遊馬「けどユートは何でそんなに気になるんだ?」

ユート「別次元で出会えた友だからだ。君だってそうじゃないのか?」

遊馬「ああ!」

シャーク「どうにも調子が狂うぜ。あいつら2人は」

小鳥「こっちの次元には居ないタイプだもんね」

遊馬「今度は俺が行ってくるぜ!」

小鳥「大丈夫なの?」

遊馬「任せろよ!」

シャーク「本当に大丈夫か?」

ユート「遊馬を信じよう」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/19(木) 00:10:11.22 ID:5awb/q150<> 遊馬「おーい!」

遊矢「今度は遊馬?」

遊馬「何かあったのか?ユートが心配してるぜ」

遊矢「ううん」

柚子「別に何も」

遊馬「そうか・・・」

遊矢「まさか心配して?」

柚子「遊馬くん達やユートに迷惑かけてたんだ・・・何かごめん」

遊矢「別に喧嘩してるわけじゃないんだ・・・遊馬には話しておくか?」

柚子「恥ずかしい事じゃないしね・・・」

遊矢「実は俺と柚子・・・キスしたんだ」

遊馬「キス!?マジかよ!驚きすぎて天までかっとビングしそうだぜ!」

柚子「だから何か恥ずかしいっていうか・・・何ていうか」

遊馬「わかったぜ。この事は内緒にしとくけどユートには言っていいよな?」

遊矢「うん」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/19(木) 00:34:24.66 ID:5awb/q150<> シャーク「何だったんだ?」

遊馬「ん?何でもないって」

小鳥「だって遊馬は」

遊馬「小鳥」

小鳥「・・・」

シャーク「まあ・・・何となく察しはついたぜ。帰るか」

ユート「・・・凌牙!後ろだ!!」

バンッ

シャーク「チッ!何だこいつらは!?」

小鳥「シャーク!」

シャーク「心配するな。腹を切られただけだ」

遊馬「このモンスターは!?」

ユート「甲虫装機エクサスタッグとエクサビートルだ・・・」

シャーク「大方デュエルモンスター次元からデュエリストにデュエルを仕掛けて来たんだろうぜ!」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/19(木) 00:41:18.07 ID:5awb/q150<> シャーク「やろうぜ遊馬!」

ユート「その腹では無理だ。ここは俺がデュエルしよう」

遊馬「タッグデュエルか!」

シャーク「仕方ねえな。譲ってやるよ。俺もユートのデュエルには興味があるしな」

スタッグ「ならば俺から行かせてもらうぞ!」

小鳥「喋るデュエルモンスター!?」

遊馬「マナと同じようなタイプだろうぜ!こいつは俺に任せとけ!」

ユート「なら・・・必然的にお前の相手は俺のようだ」

ビートル「フッ」

遊馬「かっとビングだ!」

スタッグ「甲虫装機の魔弓ゼクトアロー!」

シュッシュッシュッ

遊馬「弓を使いやがるのか!?」

ユート「俺達も始めるか」

ビートル「・・・」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/19(木) 00:46:46.04 ID:5awb/q150<> スタッグ「逃げきってみろ!俺の弓を!!」

ザクッ

遊馬「くっ!肩に・・・!」

ビートル「甲虫装機の魔剣ゼクトキャリバー」

ユート「こっちは剣か」

ビートル「フンッ!」

ガギギギッッッ

ユート「何という剣圧・・・!」

ビートル「・・・」

遊馬「とんでもねえぞ!こいつら!」

ユート「そのようだな・・・だが」

遊馬「負けるわけにはいかねえんだ!」

スタッグ「吹っ飛べ!九十九遊馬!」

ビートル「死ね」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/19(木) 00:54:23.58 ID:5awb/q150<> ビートル「ッ!」

スタッグ「避けやがったな・・・仲間に刺さっちまったじゃねえか」

ユート「遊馬!こいつを使え!」

遊馬「これはあいつの剣か?」

ビートル「甲虫装機の魔斧ゼクトホーク」

ユート「まだ隠し持っていたのか」

スタッグ「今度は逃がさんぞ!」キッ

遊馬「野郎!」

小鳥「避けるのよ遊馬!」

シャーク「あいつが避けるわけねえじゃねえか、そうだろ遊馬!」

遊馬「正面から叩き斬ってやるぜ!かっとビングだ!」

スタッグ「射ち殺してやる!」シュパッ

シュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッ

遊馬「かっとビングだァ!!!俺ーッッッ!!!」

スパンッッ

スタッグ「つ、九十九遊馬・・・!」ガクッ <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/19(木) 01:09:49.21 ID:5awb/q150<> ビートル「・・・」

ユート「勝利の方程式は全て揃った・・・」

ビートル「俺はお前の名を知らぬ・・・九十九遊馬の仲間か?」

ユート「名乗るほどもない・・・地獄を何度も見たきた男とだけ言っておく・・・」

ユート「だが冥土の土産に教えておこう!エクシーズ次元のユートだ!」

ビートル「だがこのデュエルは俺の勝ちだ」

ガリガリ

ビートル「このデッドラインを越えればお前は死ぬ」

ユート「デッドラインが何だと?」

ビートル「強がるな。お前では俺には勝てん・・・エクシーズ次元など聞いたこともないわ」

ユート「ならば教えてやろう!デッドラインなど幾度となく超えて来た!この反逆の牙でな!」

ユート「エクシーズ幻影拳!」

ピッ

ビートル「フッ・・・蚊ほども効かんわ」

ユート「それはどうかな」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/19(木) 01:18:22.64 ID:5awb/q150<> ビートル「何て事は無い。終わりだ!」

ブスッ

ビートル「次は九十九遊馬か・・・大した大口を叩きおって」

ユート「それはこっちの台詞だ。痛くも痒くもない」

ビートル「バカな!?刺し貫いたというのに・・・この!」

ズバッ

ビートル「しぶといデュエリストだ・・・だが首を跳ね落とせば」

ユート「死ぬと思っているのか?」

ビートル「貴様は不死身なのか!?」

ユート「さあな」

ビートル「ならば細切れにするまで!何度でも!何度でも!何度でも!」

ユート「・・・」

小鳥「う、動かないわよ。あのモンスター」

ユート「相手の恐怖心を増大させ精神をズタズタにする。それがエクシーズ幻影拳だ」

小鳥「じゃあ」

ユート「今ごろ奴は幻影の中で俺とデュエルし続けているだろうな」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/19(木) 01:25:36.60 ID:5awb/q150<> 遊馬「やったなユート!」

ユート「ああ」

シャーク「だが何でモンスターがいきなり」

ユート「誰かが遊馬を倒すために送って来たと考えられる」

遊馬「誰かが・・・まさか」

シャーク「融合次元やハートランドじゃねえだろうな!」

ユート「融合次元はプライドが高い。誰かと組む事はまずありえない」

小鳥「じゃあ」

遊馬「誰が相手でもデュエルをする!それがデュエリストだぜ!」

シャーク「そういうことだな」

小鳥「カイトにも報告しとかないとね」

シャーク「あいつの事だから何処かでこっそり見てんじゃねえか?」

遊馬「カイトは何だかんだ言って優しいからな」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/19(木) 01:35:50.15 ID:5awb/q150<> 遊矢「みんなに迷惑かけてたんだな・・・けど何か恥ずかしいって言うか」

カイト「・・・」

遊矢「カイトさん?」

カイト「男のお前が女の柚子をリードしてやらないでどうするんだ」

遊矢「えっ・・・じゃあカイトさんも」

カイト「知るか、お前達の事情何かに興味はない」

遊矢「柚子も俺と同じ気持ち?」

カイト「それを聞いてやるのがお前だ。恋人なんじゃないのか」

遊矢「・・・」

カイト「いつまでもウジウジするな。グズが」

遊矢「恥ずかしいのはお互い一緒だもんな・・・わかったよカイトさん!」

カイト「わかればそれでいい」

遊矢「まさか俺が帰って来るまで家の前で・・・?」

カイト「俺がそんなお人好しにみえるか?たまたまだ。またな」

遊矢「ありがとうカイトさん」

カイト「フン」 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage saga<>2015/03/19(木) 01:39:36.79 ID:5awb/q150<> 数日後

小鳥「久しぶりにいいデュエルだったね遊馬!」

遊馬「だろ?」

小鳥「ユートもかなり凄かったし」

遊馬「やっぱあいつはすげえよな」

小鳥「うん!」

遊馬「それでお前はいつデュエルするんだ?」

小鳥「と、当分先からな・・・?」

遊馬「小鳥」

小鳥「な、何?」

遊馬「先ずは腕立て伏せを100回やってみろ」

小鳥「100回!?」

遊馬「そうじゃなきゃデュエリストにはなれねえぞ」

小鳥「わ、わかった!私やってみる!」

遊馬「デュエリストは体力勝負だからな。鍛えなきゃ何も始まらねえぜ」





終 <> 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします<>sage<>2015/03/19(木) 02:38:33.27 ID:P0XD5jEDO<> カイトカッコいい <>